神父服「………」

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587 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:47:43.72 ID:6vEQqwDO
さてさて次回は
【カミサマと本の話】

【鬼と子供の話】

のどちらかをお送りします
588 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:49:17.27 ID:6vEQqwDO
>>586
マジですかそんなになるのか…
随分長いこと書いてたんだな自分wwww
589 :金目鯛 ◆KINMEGsDV2 [sage_saga]:2010/03/04(木) 00:53:10.80 ID:GQwy3iAo
投下始めたのは9月28日からだけどな

次回も期待してる
590 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:57:49.99 ID:6vEQqwDO
もったいないお言葉ありがとうございますww
次回もよろしくー


それでは(・∀・)ノシ
591 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/03/13(土) 14:07:42.96 ID:siagyADO
ぼーっとしていたらいつの間にか土曜日だったでござる


今日投下しようと思う
【かみさまと本の話】を投下予定です
592 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 22:42:57.01 ID:g7dN.ADO
ぼーっとするレベルが半端ないっすね
593 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/03/13(土) 23:08:17.14 ID:siagyADO
>>592
水曜日はここのコト覚えてたんだけどなww


今から投下するわ
594 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:14:19.43 ID:siagyADO
【カミサマと本の話】


幼女「ううーむ、困ったのう、困ったのう」チラッ

男「………」

幼女「どうしようかのう、困ったのう、助けてほしいのう」チラチラッ

男「………」(こっちみんな)
595 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:21:15.17 ID:siagyADO
幼女「〜〜〜ッええい!やってられっか! おいそこの若造!!」

男「………」(おまえの方が若造だろ…)

幼女「こう見えて齢五千年越えです」

男「!! なん…だと……?!」

幼女「ふっふっふ やっと目をあわせたな?」

男「あ」
596 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:26:00.59 ID:siagyADO
幼女「お主実はロリババァ萌えだな?」

男「まぁ好きだけど二次元にかg、……じゃなくて。
ええと、俺に何か用ですか?」

幼女「うむ 突然で済まぬが、お主みたいないかにも本の虫っぽいメガネ男子にやってほしい事があるのじゃ」

男「ねぇ頼み事しようとしてるんだよね?」
597 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:31:13.07 ID:siagyADO
幼女「本を探しておるのじゃ」

男「本、………絵本ですか?」

幼女「見た目で判断するでない! ……そうじゃな、ジャンル的には『歴史書』かのう」

男「歴史書………えっ 読めるの?」

幼女「だから見た目で判断するでないと言っておろうが!」
598 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:36:08.75 ID:siagyADO
幼女「おそらくこの街に落ちているはずなのじゃが、
あまり外に出ないのでどこに何があるのかわからんのだ。
本は本のある場所に集まるであろう?」

男「まぁ、そうだね。 本だし」
(………落ちている? 言い間違いかな)
599 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:43:04.88 ID:siagyADO
幼女「そこで、お前に本の集まる場所へ案内してもらおうと思ったのじゃ」

男「はぁ……」
(つまり本探しってことでいいのか?
自分のことロリババァって言ったりあまり外に出たことないとか…変な子だなぁ)

幼女「……本当に困っておるのじゃ、助けてくれ」

男「…う」
(――なんかマジっぼいな。………まぁ、暇だし)
600 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:51:06.54 ID:siagyADO
男「……いいよ、暇だし。俺でよければ」

幼女「そ、そうか! かたじけないのう!」

男「いえいえ、構わんよ」
幼女「よろしくたのむぞ!……えっと」

男「ああ、タカムラでいいよ」

幼女「そうか、うむ、よい名前じゃのう! ――我はヤマヤミじゃ


…………して、タカムラ。」

タカムラ「ん?」

ヤマヤミ「この、"うるとらみらくるまうんてんぱふぇ"とはなんじゃ?」

タカムラ「………」
(ちょうどお昼だし、
 まずは腹ごしらえでもするか)
601 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:56:09.49 ID:siagyADO
ヤマヤミ「うう……ひどいめにあったわ…」

タカムラ「だから残しなさいって言ったじゃないか」

ヤマヤミ「だってケーキじゃぞ?!ケーキが刺さっておるのじゃぞ?!」

タカムラ「もうそれ百回聞いた」

ヤマヤミ「まだ十回しか言っておらぬが?」

タカムラ「………あ、ついたー」

ヤマヤミ「これ逃げるな」
602 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 00:06:01.62 ID:OyndbIDO
ヤマヤミ「おおー、すごいのう、大きいのう! ここは何じゃ?」

タカムラ「…本屋だよ」(本屋知らないのか…?)

ヤマヤミ「本屋か!聞いたことあるぞ! 人間が手で筆で書いた本を製本して売っておるのじゃろ?」

タカムラ「………うん、まぁ、間違ってはないかな」
(なんか解釈が某即売会みたいでイヤだ)
603 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 00:10:50.50 ID:OyndbIDO
タカムラ「えーと、歴史書は……三階か」

ヤマヤミ「すごいのうすごいのう! 色とりどりだのう!目移りしてしまうのう!!」

タカムラ(すごいはしゃぎっぷりだ)

ヤマヤミ「我が読まされる本もこうカラフルだといいのにのう…」

タカムラ(読まされる?………勉強?)
604 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 00:17:02.03 ID:OyndbIDO
チーン

タカムラ「着いたよ、三階…どしたの」

ヤマヤミ「………この匣はダメじゃ、気持ち悪い」

タカムラ「エレベーターで酔っちゃったのか…」

ヤマヤミ「案ずるな、すぐに、治る…うぅ………」フラフラ

タカムラ「酔いやすい人って大変だな」

ヤマヤミ「噂は聞いておったがまさかこれほどとは……もう二度と乗らぬ!」

タカムラ「えっ はじめて乗ったの?」
(どんだけ箱入りなんだよ)
605 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 00:21:45.25 ID:OyndbIDO
タカムラ「歴史書って言っても結構あるもんだなぁ………
て、もしかしてこれ全部調べるつもり?」

ヤマヤミ「………」

タカムラ「…ヤマヤミ?」

ヤマヤミ「………ぬ、」

タカムラ「どうした、吐きそう?」

ヤマヤミ「――タカムラ、次の場所へ行こう」

タカムラ「え?」
606 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 00:23:54.16 ID:OyndbIDO
ヤマヤミ「ここにはない」
タカムラ「…いやないもなにもまだ探してもないk」
ヤマヤミ「行くぞ」

タカムラ「はいっ」
(なんか妙な威圧感が)
607 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 00:30:49.42 ID:OyndbIDO
ヤマヤミ「本屋というものはここだけなのか?」

タカムラ「いや、小さいけどあと三軒あるよ。
……でもここにないなら小さい書店には置いてないかな」

ヤマヤミ「ふむ。 そうか…」

タカムラ「あと本がある場所は、図書館かな」

ヤマヤミ「としょかん?」
608 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/03/14(日) 00:38:29.56 ID:OyndbIDO
 さて本日はこの辺で!

次回は多分木曜日
またボーッとしたらごめんねww


(´・ω・`)おやすみさよなら
609 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 00:39:22.44 ID:ZhCG0sDO
おやすみ
610 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/19(金) 23:08:45.13 ID:L0fZzADO
復活した!

明日書きに来るよ
611 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/03/20(土) 19:56:47.95 ID:U6kmEQDO
頭痛治った!でもなんか気持ちわりぃ!

くきわかめたべてげんきだす!!


投下致します
612 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 20:13:25.79 ID:U6kmEQDO
≫【カミサマと本の話】


タカムラ「てなわけでここが図書館ですが」

ヤマヤミ「おお……! 先程の建物より大きいのう」

タカムラ「国立だからね」

ヤマヤミ「こくりつ?」

タカムラ「国が運営してるんだよ、………多分」

ヤマヤミ「いい加減だのう」

タカムラ「悪かったな。 ―――とにかく、ここなら歴史書いっぱいあると思うよ」
613 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 20:21:39.96 ID:U6kmEQDO
ギイィ…バタン


ヤマヤミ「おお…おおおお! これはすごいのう!書物がたっっくs「しー!」
ヤマヤミ「?!」

タカムラ(騒いじゃ駄目だろ)

ヤマヤミ(な、なぜじゃ?)

タカムラ(―――なんでって…ここ図書館だし、うるさくしたら怒られるだろ)

ヤマヤミ(し、叱られるのはイヤじゃ)

タカムラ(なら声は抑えて)

ヤマヤミ(うむ、わかった)

タカムラ(さ、行こう)
614 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 20:36:54.67 ID:U6kmEQDO
タカムラ「………と言っても、俺図書館はあまり行かないから場所の把握とか出来てないなぁ」

ヤマヤミ「ぬ、そうなのか? 本の虫なのに?」

タカムラ「頼むから虫扱いしないでくれ。
―――図書館ってレンタルしか出来ないからなぁ。
俺、本はきちんと買う派なんだ」

ヤマヤミ「ほほう―――ここは貸し出ししかしておらぬのか、なるほど」

タカムラ「そ。だからもしここで見つかったら借りなきゃ読めないよ。
……そうだ。歴史書の場所聞くついでにカード作ろっか」
615 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 20:37:04.02 ID:U6kmEQDO
ヤマヤミ「それがあれば借りれるのか?」

タカムラ「うん。 さ、カウンターに行こう」

ヤマヤミ「うむ、カード作るぞ!」

タカムラ「しっ!」

ヤマヤミ「あぅ…」
616 :修正 [sage]:2010/03/20(土) 20:40:39.69 ID:U6kmEQDO
ヤマヤミ「それがあれば借りられるのか?」

タカムラ「うん。 さ、カウンターに行こう」

ヤマヤミ「うむ、カード作るぞ!」

タカムラ「しっ!」

ヤマヤミ「あぅ…」
617 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 20:51:06.21 ID:U6kmEQDO
??「―――えっ 本当ですか? ……はぁ、わかりました。発見次第捕獲致します。 それでは」

タカムラ「――あの、すみません」

??「はいこんにちは。 ……あら? 今日はお休みなんですか?」

タカムラ「はい、姉が店番してるので」

??「そうですか。 ……ん?」

ヤマヤミ「…………」
618 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:04:25.30 ID:U6kmEQDO
タカムラ「あ、そうそう。すみませんこの娘のカードを」

ヤマヤミ「い、いいいっ」
タカムラ「胃?」

ヤマヤミ「いいいいばらき! お主ななななぜここにおおおおるのじゃ?!」

イバラキ「―――これはこれはヤマヤミ様。 こんな所で逢うとは珍しいこともあるものですねぇ。 それも、就業時間真っ只中に」

タカムラ(知り合いだったのか)
619 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:05:32.73 ID:U6kmEQDO
ヤマヤミ「お!お主こそなぜ下界におるのだ?!」

イバラキ「月に一度の下界視察ですよ。 今回の当番が私だっただけです
―――私より、貴方です。
先程上司より連絡がありましたよ、早く戻ってください」

タカムラ(……げかい…?)

ヤマヤミ「い、イヤじゃ!帰らぬぞ!」

イバラキ「何故です?」

ヤマヤミ「探し物をしておるのじゃ! しまった!」

タカムラ「………」
620 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:16:44.08 ID:U6kmEQDO
イバラキ「探し物?」

ヤマヤミ「いっいやなんでもないなにもさがしてなどおらぬぞ?!」

タカムラ「え、本探してるんだよね」

ヤマヤミ「バッ! タカムラ空気を読まぬか!」
621 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:17:02.77 ID:U6kmEQDO
イバラキ「本? ……!!ま、まさかヤマヤミ様、あれを下界に落とされたのですか?!」

ヤマヤミ「ちがうそんなことは…そんなことはしておらぬぞ? ちょっと手が滑っただけで」

イバラキ「詳しく話を聞く必要がありますね…。
さぁ、私と一緒に帰りますよ!」

ヤマヤミ「タカムラ、逃げるぞ!」

タカムラ「え、え?」
622 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:27:05.33 ID:U6kmEQDO
イバラキ「逃がしはしません!」

タカムラ「わぁイバラキさん超足速い」

ヤマヤミ「くぅ! これでも食らうがいい!」

ブンッ

タカムラ「ちょっヤマヤミ何投げて―――にんにく!?」

イバラキ「当たるか!!」
バッ
623 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:31:54.55 ID:U6kmEQDO
タカムラ「……避けちゃったぞ」

ヤマヤミ「ぬうぅ、やはり鬼は素早いのう」

タカムラ「あははイバラキさんは美人で全く鬼って感じじゃ、
…………おかしいな後ろから追いかけて来る人の頭に角が見えるんだけど」
624 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:35:50.78 ID:U6kmEQDO
ヤマヤミ「イバラキー角が出てきておるぞー隠さなくてよいのかー」

イバラキ「今は貴方の捕獲が優先です! 止まりなさい!!」

ヤマヤミ「仕方ないのう…これだけは使いたくなかったが…」

ごそごそ

タカムラ「?」

ヤマヤミ「はい。タカムラも一緒にの。あの角で待ち伏せるぞ!」

タカムラ「―――!! こっこれは…!」
625 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:43:57.53 ID:U6kmEQDO
イバラキ「ふふふ…そこにいるのはわかっていますよ、観念して出てきてください!」

ヤマヤミ「………」

ザッ

イバラキ「観念したようですね。 さぁ、私と一緒にえ」

ヤマヤミ「鬼はー外!」

バラバラバラ

イバラキ「!!」
626 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:44:40.60 ID:U6kmEQDO

タカムラ「お、おにはーそとー」

バラバラバラッ

イバラキ「ひっ ひいぃ!節分でもないのに豆をぶつけないでえぇっ!!」


ヤマヤミ「鬼は外鬼は外おにはそとおおおぉ!!」

ビシバシベシベシッ

イバラキ「きゃうぅっ や、やめてくださいぃ!!ひぇーん!」

タカムラ「…………」
627 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:55:50.76 ID:U6kmEQDO

* * * 数分後 * * *


イバラキ「うう…ひ、ひどいですぅ…あんまりですよぅヤマヤミさまぁ…!」

タカムラ「…幼女が大人を泣かした……」

ヤマヤミ「はぁ、はぁ、……どうじゃ、……ぜぇ、思い知ったか、……はぁ、我の、力を、……ゲホッ」

タカムラ「すんごい疲れてるじゃないか」
628 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:56:04.06 ID:U6kmEQDO
イバラキ「うぅ…わかりました捕獲しません……ですが!
アレはきちんとご自身で探してくださいよ?!
私は一切関わりませんからね?!」

ヤマヤミ「わかっておるわい!まったく、口煩い奴じゃのう!!
行くぞタカムラ!」

タカムラ「え? まだ図書館探してないけど」

ヤマヤミ「ここにもない。次へ行くぞっ」

タカムラ「……うん」
(どういう仕組みでわかるんだろう)
629 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/03/20(土) 22:00:09.60 ID:U6kmEQDO
はい、本日はここまで
次回は月曜にしようかなと思ってる

オチは見えたぜ


おやすみさよなら!
630 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/03/22(月) 20:28:31.19 ID:0a5FusDO
月曜日だね
投下しますよ


≫現在【カミサマと本の話】投下中
631 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 20:36:28.44 ID:0a5FusDO


ヤマヤミ「まったく…イバラキのせいでとんでもない目にあったわ!」

タカムラ「二人はどういう関係なんだ?」

ヤマヤミ「ん? ……ああ、あやつは我の秘書じゃ。 まぁ、数人の内の一人じゃがの」

タカムラ「え? …………ひ、秘書?」
632 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 20:42:49.05 ID:0a5FusDO
ヤマヤミ「ハッ! い、言い換えると世話役じゃ!せわやく!ワッハッハッ!
さぁタカムラ次は何処に行くのじゃ?!」

タカムラ「あ、うん、そうだね…本屋にも図書館にもなかったから、あとは…」

??「姉さんだよ 姉さんだよ」

ヤマヤミ「?!」 びくっ キョロキョロ

タカムラ「あ、姉さんから電話だ」

ヤマヤミ「?! それ着信音?!」
633 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 20:47:42.83 ID:0a5FusDO
タカムラ「もしもし」

姉『あ、タカムラ。 あのさ、夕飯なにがいい?特に希望ないならオムライスにするけど』

タカムラ「夕飯? うーん……今から帰るから、待っててー」

姉『は?』

ピッ

タカムラ「ヤマヤミ、次に行こうか」

ヤマヤミ「? う、うむ」
634 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 20:51:54.07 ID:0a5FusDO
* * * * * *


タカムラ「ついたよ」

ヤマヤミ「……"小野古書店"? 古書?」

タカムラ「古本屋だよ。人が読み終わった本やいらなくなった本を買い取って売ってるんだ」

ヤマヤミ「ふむ、りさいくるというやつじゃな?」

タカムラ「んー…ちょっと違うかな」
635 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 20:54:54.06 ID:0a5FusDO
タカムラ「ま、とにかく入って入って」

ヤマヤミ「な、なんじゃなんじゃ。まるで自分の家みたいに…」

タカムラ「そうだよ」

ヤマヤミ「ぬ?」

カランカラン

タカムラ「ただいま姉さん」

姉「おかえりーホントに早かったな」
636 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 21:27:27.65 ID:0a5FusDO
ヤマヤミ「!!」

タカムラ「丁度家に用があったから」

姉「ふーん? ―――ん、誰?」

タカムラ「ヤマヤミ。 なんか本を探してるみたいなんだけど、見つからないんだ」

姉「本屋と図書館は?」

タカムラ「なかった」

姉「ふーん」
637 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 21:31:06.82 ID:0a5FusDO
姉「ジャンルは? 絵本?」

ヤマヤミ「………」

タカムラ「歴史書らしいよ」

姉「ふーん……えーと、ヤマヤミ? どんな本を探してるの?」

ヤマヤミ「―――それじゃ」

姉「え?」

ヤマヤミ「おぬしが……今、持っておるものじゃ」

タカムラ「……え?」
638 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 21:34:18.13 ID:0a5FusDO
タカムラ「え、え? 歴史書だよね?」

ヤマヤミ「そうじゃ」

姉「ホントにこれなの?」

ヤマヤミ「うむ」

タカムラ「でも、これ……



……って、ナニコレ。」

姉「……じいちゃんの、日記?」

タカムラ「姉さんなんで疑問系なの」
639 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 21:42:48.59 ID:0a5FusDO
姉「今日倉庫に行ったら落ちてたの。
面白そうだから店番しながら読んでたんだー」

ヤマヤミ「! よ、読んでしもうたのか?」

姉「え、うん……けど日記というより年表みたいで読んでてあまり面白くなかった」

ヤマヤミ「そうか…」

タカムラ「……ヤマヤミ、なんでじいちゃんの日記探してたの?」

ヤマヤミ「!」
640 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 21:48:04.27 ID:0a5FusDO
タカムラ「ヤマヤミ」

ヤマヤミ「う……。 ………は、話せぬ……」

タカムラ「……」

姉「え? え? 何これどういう状況?」

タカムラ「姉さん、ちょっとそれ貸して」

姉「え、ああ、はい」

タカムラ「ありがと」
641 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 21:53:09.39 ID:0a5FusDO
ヤマヤミ「……」
(やはり黙っているのは不味いかのう、散々つきおうてもらったしのう…しかし、でも、ううん、………)

タカムラ「ヤマヤミ」

ヤマヤミ「! ……な、なんじゃタカムラ」

タカムラ「はい」

ヤマヤミ「…………へ?」
642 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 21:56:38.74 ID:0a5FusDO
タカムラ「どうぞ」

ヤマヤミ「………」

タカムラ「見つかってよかったな」

ヤマヤミ「………。
…………………う、うぅ」

タカムラ「え、ちょ、ヤマヤミ」

ヤマヤミ「うっ、うぇ、た、タカムラぁ〜〜〜ッ!
ごめんなさい〜〜!」

姉「……弟が幼女を泣かせた……!!」

タカムラ「誤解だ!」
643 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 22:05:45.72 ID:0a5FusDO

* * * * * *



タカムラ「ホントに一人で帰るの?」

ヤマヤミ「じゃから子供扱いするなと言うとるじゃろ!
………一人で大丈夫じゃ、心配するな」

タカムラ「そっか」

姉「遠慮しないでいいんだよ? タカムラじゃ頼りないけどないよりはマシだよ?」

タカムラ「姉さん酷い」
644 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 22:15:43.60 ID:0a5FusDO
ヤマヤミ「姉上殿。 おむらいすというもの、すっごく美味じゃった!」

姉「いーえー。 また来てね、ヤマヤミちゃん」

ヤマヤミ「………」 チラッ

タカムラ「……またな、ヤマヤミ」

ヤマヤミ「……! うむ!
我に任せておけ!
見たところ目立った罪状はないから、大丈夫じゃ!」
タカムラ「? うん、よろしく」
(何が?)
645 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 22:21:57.06 ID:0a5FusDO
ヤマヤミ「じゃあの!」

カランカラン

姉「ありがとうございましたー」

タカムラ「………」

姉「? どうしたタカムラ」

タカムラ「いや、変な一日だったなぁと思って。
自分のことロリババァって言う幼女に会ったり、
その子が書店見るの初めてだったり、
その子が散々探してた本がうちのじいさんの日記だったり…」

姉「―――あ、あれ多分日記じゃないよ」

タカムラ「え?」
646 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 22:28:58.80 ID:0a5FusDO
姉「中身読んだけど、活字だった。
あとじいさんが死んだの一昨年だったでしょ?
本の最後に"××××年、自宅の寝室で死亡"って書いてあったけど、日記だったら死ぬ時はさすがに書けないし」

タカムラ「………」

姉「もしかしてじいさん以外が書いたのかなーって思ったけど、本人以外には書けないようなことも書いてあったよ」

タカムラ「………つまり、どういうこと?」
647 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 22:35:40.88 ID:0a5FusDO
姉「あの子が言った通り、あの本は"じいちゃんの歴史書"だよ」

タカムラ「……」

姉「あの子は、神様だったのかもね」

タカムラ「?」

姉「有名でもなんでもない人の"歴史書"を探してたし。
そんなもの集めるの、神様くらいしかいないでしょ」

タカムラ「………」




タカムラ「なるほど」
648 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 22:39:54.62 ID:0a5FusDO
 人の一生は一冊の本。

つまり世界は、無数の本で溢れているのです。






おしまい
649 :金目鯛 ◆KINMEGsDV2 [sage_saga]:2010/03/22(月) 22:40:27.74 ID:OOEfy.oo
650 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 22:41:44.02 ID:0a5FusDO
読んでくださりありがとうございます
お疲れ様でした
651 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/22(月) 22:52:54.21 ID:0a5FusDO
あと350か まだまだだなー

次回は今のところ未定です

ええ、ネタがないんです

何か浮かんだら書きに来るよ!


あとちょっとだからもうしばらくお付き合いください


おやすみさよなら
652 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/03/25(木) 21:01:57.33 ID:MyFwRwDO
Thursdayです
木曜日です

何か出来たので置いていきますね
653 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 21:03:30.32 ID:MyFwRwDO
 私の世界はいつだって私の目の前にあった。
小さな画面に熱い視線を送りながら、手元のスイッチを押すだけで広がっていく線路。
行き着く先などなく、駅から駅また駅更に駅……といったように、道は繋がり果てなどない。
そこには現実と違って限界なんてない。
だから私は頭を下げて小さな液晶画面を見つめて、遠く離れた何処かの誰かにメッセージを送った。


我ながら、私の世界はとても小規模だと思う。
654 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 21:04:15.24 ID:MyFwRwDO








【世界と私と友人の話】










655 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 21:08:43.33 ID:MyFwRwDO

「すごいね」

急に暗くなったと思えば、頭上から声が聞こえた。
少し低めの、けれどよく通る音。
……他校に通っている友人だ。

「よくそんな早く打てるね、現代っ子みたい」

「……現代っ子だよ。 ちなみに、アンタもね」
656 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 21:10:05.02 ID:MyFwRwDO
「私、年齢詐称してるらしいから。本当は三十路過ぎらしいよ」

「らしいって何よ、らしいって」

「懐メロ歌ってたら男子に言われた。
"お前ホントは三十路過ぎてるだろ"
……だって。 失礼しちゃうよね、リンゴの唄をフルで歌ってただけなのに」

そう文句を言いながら、友人は私の隣に腰掛ける。
赤いベンチに、紺のセーラー服を着た女学生と、緑色のブレザーを着た女子高生が仲良く並んだ。
657 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 21:11:48.56 ID:MyFwRwDO

「……しいなりんごの?」

「違う、もっと古い」

「………。 ……選曲が渋すぎたんだよ」

「そうかなぁ」

「そうだよ」
658 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 21:14:50.82 ID:MyFwRwDO
適当に言葉を返しつつも視線は携帯電話から逸らさず、文字列を形成していく私の隣で、友人は足をぷらぷらと揺らしながら、目の前の池を見つめる。
しばらくそのまま微動だにしなかったが、人差し指を動かしながら、ひーふーみー…と、公園の池に棲んでいる鯉を数えだした。
またその数え方が今時ではなく、もしかしたら本当に年齢詐称しているのかも、と疑ってしまう。

だが私は、ひーふーみー以上の数え方がわからないので、その先を言える友人がちょっとすごいと思った。
659 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 21:15:35.76 ID:MyFwRwDO
「――ねぇ、公園の鯉減った?」

「さぁ……気のせいじゃないの?」

携帯の画面に映る『ログインしますか?』という文字を押す。
今日は何かイベントあったっけ?
660 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 21:15:58.45 ID:MyFwRwDO
「いや、絶対減ったよ。赤が六匹黒が七匹だったのに、赤が四匹になってる」

「岩陰に隠れてるんじゃないの?」

掲示板をチェックする。
特に気になる話題は、……『お菓子の工場で働いてる河童だけど何か質問ある?』が少し気になる。
元ネタが懐かしいな、と思っていると同じことが案の定スレッドに書き込まれていた。
661 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 21:16:24.09 ID:MyFwRwDO
「岩陰に? ……あー、一匹隠れてた。あと一匹足りない」

「………」

ブログを覗く。
相変わらずこの俳優のブログは面白い。
画像はどこから拾ってきているのだろう?
662 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 21:19:00.81 ID:MyFwRwDO






「……ねぇ」

「………」

「ねーねー」

「………」

「にゃおーんわんわんどるるるる」

「〜〜〜っあああもうっ うるさい!何なの!!」
663 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 21:20:47.38 ID:MyFwRwDO
私は携帯から目を離した。

「―――やっと顔上げた」

「え」
664 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 21:21:21.85 ID:MyFwRwDO
友人が笑う。
紺のセーラー服の襟と赤いスカーフと、真っ黒な髪が風でひらひらと踊っていた。

「たまには顔をあげて周りを見ないと。
―――本当の世界は、もっとずっと広いんだから」

「………」

「あと私が寂しい」

「何言ってるの」
665 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 21:22:54.93 ID:MyFwRwDO
友人は立ち上がり、背伸びをしながら振り返った。

「ね、明日か明後日デートしようよ」

「デート……って、ただ遊びに行くだけでしょ」
666 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 21:23:30.29 ID:MyFwRwDO
「デートだよ。私、あなたの私服姿がみたいなぁ」

「何度も見てるじゃない…。
……ま、いっか。何処にいくの?」

私もベンチから離れて、彼女の背中についていく。
携帯に視線を落とそうとしたけれど、なんだか面倒になってしまい、閉じてしまった。
そのまま携帯を鞄の隙間へ滑り込ませた。
667 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/25(木) 21:25:47.06 ID:MyFwRwDO





私の世界はとても小さい。
だけど明日は、ほんの少し大きくなっているかもしれない。

世界はきっと、小さな世界の積み重ねで大きくなるのだろう。

……子供たちから餌をもらって、育っていく公園の鯉みたいに。



おしまい
668 :金目鯛 ◆KINMEGsDV2 [sage_saga]:2010/03/25(木) 21:26:04.72 ID:KDeeU1go
669 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/03/25(木) 21:28:51.70 ID:MyFwRwDO
>>668
Thank you
670 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/03/25(木) 21:40:33.64 ID:MyFwRwDO
次回はまた未定!
書きたくなったら書きに来るよ!

おやすみさよなら
671 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/04/09(金) 03:26:18.60 ID:pqcdOgDO
おまえらが忘れた頃にやってくる
それが私だ!

ながら投下です


>>「友人と俺の話」
672 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/09(金) 03:30:30.31 ID:pqcdOgDO
俺「うん、やっぱりうまかっちゃんは高菜味だよな。
デスブログのせいで食べるのが恐ろしいぜ…。
さて、いただきまs」


 ピンポーン

俺「ん?」

ピンポーン

俺「誰だこんな夜中に…」

ピンポーン

俺「はいはい今出ますよっと」
673 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/09(金) 03:37:41.72 ID:pqcdOgDO
 ガチャ

俺「どちらさまですか?」

??「私だ」

俺「なんだ友人またお前か」

友人「また騙されたな」

俺「いや騙してないし騙されてもねぇよ?」

友人「取り敢えず入りたいからチェーン外して、つかなんでチェーンしてんの?」

俺「お前には警戒心とかはないのか?」

友人「羞恥心ならもってる…かな」

俺「いみわからん」
674 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/09(金) 03:41:40.96 ID:pqcdOgDO
友人「なんでもいいから早く入れてよ。オレは招かれないと入っちゃいけないんだぜ」

俺「吸血鬼かお前。
………はぁ、わかったよ」

ガチャガチャガチャン

俺「ほら、外したぞ」

友人「おっじゃまっしまーすっ」

俺「おー……ん?」
675 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/09(金) 03:48:46.93 ID:pqcdOgDO
友人「どうした?」

俺「お前靴は?」

友人「くつ? ……あー、そういや履いてねぇや」

俺「はぁ?」

友人「大丈夫俺の足は便座の蓋並みに綺麗だから」

俺「便座の蓋のどこらへんから「綺麗」というイメージが出るのかわからん。
……とりあえず、風呂場で足洗ってこい」

友人「悪行なんてしてないし! 階段で女の子のスカートの中を見たことがあるけど悪行にカウントされないって信じてるし!」

俺「そっちじゃねぇよそのままの意味だよ早く足洗ってこい」
676 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/09(金) 03:57:46.32 ID:pqcdOgDO
友人「うう…相変わらず冷たい……」 バシャバシャ

俺「いつも通りの対応だろうが、むしろ俺は良心的だ。
深夜に突撃してくる知人を自分のテリトリーに招き入れているんだからな」

友人「足洗ったぞー」

俺「おー、綺麗になったか?
なら部屋に入っていいぞー」

友人「……なんか犬猫扱いされてる気分だ」

俺「ムカついた?」

友人「いやちょっとぞくぞくする」

俺「さすが変態」
677 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/09(金) 04:03:22.85 ID:pqcdOgDO
俺「まったく、お前のせいでラーメンがいい感じにのびてしまった。
どうしてくれる」

友人「……いい感じならいいんじゃない?」

俺「ですよねー。うん、うまい」 ずぞぞぞ

友人「俺にもちょうだい」

俺「鍋にまだ残ってるから勝手によそって食え」

友人「え、余ってんのか? 鍋にいくつ入れたんだよ」

俺「5、てか全部」

友人「胃袋も相変わらずだな」
678 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/09(金) 04:08:12.06 ID:pqcdOgDO
俺「そういやお前、何しに来たの?」

友人「え」

俺「いや、今深夜だろ? 何か用があるんじゃないのか?」

友人「いや、特に?」

俺「え、ただ遊びに来ただけ? なにそれきもい」

友人「キモいって言うな。
まー遊びに来ただけなのは確かだけどよ
手土産もあるしいいだろー」

俺「……てみやげ?」
679 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/09(金) 04:13:56.77 ID:pqcdOgDO
俺「手土産らしきものは見当たらないが」

友人「見当たらない? ……ふふふはは!愚か者めが!! オレの四次元ポケットの力を見せつけてやる!」 ごそごそ

俺「いやパーカーの腹についてるポッケじゃん全然四次元じゃないじゃん」

友人「たらららったら〜。 びーる!」 ドン!

俺「何か入ってる気はしてたけど瓶は予想外だった!
しかもあたたかい、アタタカイヨー!」
680 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/09(金) 04:20:55.60 ID:pqcdOgDO
友人「拙者の懐で温めましたで候」

俺「いや懐って胸だよな腹ではないよな」

友人「でも温かいと不味いよな、コップと氷取ってくるわ信長様」

俺「我が家同然だな。あと俺信長様じゃないから」

友人「べっ べつにあんたの名前呼んだんじゃないんだからね?! これは語尾なんだからっ信長様っっ」

俺「なぁお前もう酔ってるの?」
681 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/04/09(金) 04:24:34.78 ID:pqcdOgDO
ごめん寝る
眠気きた…もうこないと思ってたのに…

この調子でぐだぐだ会話が続くと思う


おやすみさよなら( ゚Д゚)ノシ
682 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/09(金) 07:22:07.08 ID:h92SnMDO
おっと久々の更新
683 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/04/12(月) 03:55:26.67 ID:pooSCYDO
あつい…あつすぎる…
外雨降ってるからかな…あつくてもう爆発したいアイス食いたい


かくよー


≫現在【友人と俺の話】投下中
684 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/12(月) 03:59:56.08 ID:pooSCYDO
友人「はいどうぞ政宗様」

俺「ありがとう小十郎」

友人「あ、つまみ忘れた」

俺「あー…チョコパイでいい? それともブラックサンダーにする?」

友人「甘いもんしか選択肢ないのか」

俺「ごめん甘党だから……仕方ないからなんか作るわ」

友人「おー」
685 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/12(月) 04:05:16.63 ID:pooSCYDO

〜〜〜数分後〜〜〜


友人「おーこれウマイな」

俺「そーか? 肉焼いただけだぞ。味付けは柚子胡椒な」

友人「柚子胡椒スゲーウマイウマイ」 ぱくぱく

俺「持って帰るか? 柚子胡椒」

友人「いや、オレ料理しないし今後もしないからいいわ」

俺「あ、そう」
686 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/12(月) 04:10:44.60 ID:pooSCYDO
友人「しっかしアレだよな、お前と飲むのも久しぶりだよなー」

俺「あー…そうだなーなかなか休みとか合わないしなぁ。 お前サービス業だし」

友人「休み不安定だからなー。 悪くないけど」

俺「……ホントに何もないのか?」

友人「えぇ? 何が?」

俺「いや、靴履き忘れるとか普通ありえないだろ……
酔ってんのかと思ったけど、そんな感じには見えないし…、………あれ?」

友人「ん?」
687 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/12(月) 04:13:55.67 ID:pooSCYDO
俺「………お前、飲んでるよな?」

友人「? 飲んでるよ?」

俺「その割には顔、赤くなってないな…お前、飲んだらすぐ顔が赤くなってたのに」

友人「えっ なにそれ初耳」

俺「……それに、さっきから酒、減ってないし」

友人「…………」
688 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/12(月) 04:18:21.98 ID:pooSCYDO
俺「……なぁ、おまえ、」

プルルルルルルッ

俺「っ!」 ビクッ

友人「電話だぞー。 つまんねー着信音だな」

プルルルルルルッ

俺「うっせー」 ピッ

俺「……もしもし? うん、うん。…ああ、今俺んちに、…………は?」




俺「―――――死んだ?」
689 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/04/12(月) 04:23:25.03 ID:pooSCYDO
俺「え、でも……」 チラッ

友人「……」

俺「あ、いや、なんでもない。 ……うん、うん。 わかった。 じゃ」 ピッ

友人「……なんだった?」

俺「…おまえ、もしかして、……死んだの?」

友人「うん」
690 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/04/12(月) 04:27:18.92 ID:pooSCYDO
俺「…え、……マジで…?」

友人「マジ、マジ。 本気と書いてマジ。」

俺「………なんで」

友人「んー…その辺曖昧なんだよなぁ…。
あ、そうだお前俺の変わりに聞いといてくれよ、俺の死因」

俺「………」
691 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/04/12(月) 04:32:08.73 ID:pooSCYDO
友人「なんだよ何呆けてんだよー! ほら飲もうぜ!せっかく来たんだからよ!」

俺「……」(……もしかして、これは夢か?)

俺(目が覚めたら俺一人で、試しにこいつにメール打っても返ってきて、それから)

友人「残念ながら夢じゃねーんだよなー」

俺「心を読むな」

友人「ごめん」
692 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/12(月) 04:38:47.76 ID:pooSCYDO
友人「―――でも、そうだな。 夢と思える内に帰るか」

俺「え?」

友人「もしかしたらこれはお前の夢で、オレは出演したに過ぎないかもしれない。
死んでから、化けて出た。とかじゃなくてな」

俺「化けって…」

友人「そういうことだろ? つーことで帰るわ。あ、そのビール飲みきれないなら冷やしとけよ。また来るから。 じゃなー」
693 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/12(月) 04:41:09.68 ID:pooSCYDO
俺「え、ちょま」

バタン

俺「………」

俺「………寝よう」

(寝て起きたら、わかることだよな)
694 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/12(月) 04:53:20.71 ID:pooSCYDO

〜〜〜翌日〜〜〜

俺「うん、わかった。じゃあ今から出るから…30分くらいには着くと思う。 おー、じゃ、あとでな」

ピッ

俺「……夢じゃ、なかったな」


―――友人、お前、交通事故で亡くなったそうだぞ。
心中で呟きながら、スーツに腕を通した。
身支度を終え、玄関へ向かう途中に、昨日友人が持ってきたビールを冷蔵庫へ閉まった。

「また来るからな」と言っていたから、近いうちにひょっこりと現れるだろう。

おしまい
695 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/04/12(月) 04:55:26.40 ID:pooSCYDO
次回また未定
書きたくなったら来る


おやすみんみん
696 :金目鯛 ◆KINMEGsDV2 [sage_saga]:2010/04/12(月) 18:12:58.28 ID:2pFBnKUo
697 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/04/29(木) 20:41:58.20 ID:R3d3yoDO
久々にきたわよー


早速書きます


≫【少女とべとべとさんとパティシエの話】
698 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 20:49:59.55 ID:R3d3yoDO
 小さい頃から、私のあとをついてくる人がいる。
一定の距離をおいて、私の後ろを歩いているのだ。
なぜだか不思議と顔は見えない。
英国紳士みたいな姿をしている、多分、男性。

一度、「どうしてついてくるの」と尋ねてみたことがあったが、「待っているのさ」としか言わなかった。

大きくなった今でも意味がわからない。


彼は、何を待っているのだろう?
699 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 21:01:32.33 ID:R3d3yoDO
とにかくいつでもどこでも、気が付いたら後ろをついてきているので、
私は彼を「べとべとさん」と名付けて、たまに話しかけて過ごしていた。
べとべとさんは意外にも私の問い掛けに応えてくれる。
「今日はいい天気ですね」と言えば
「そうだね。 でも降水確率90%だったから、傘持っていった方がいいよ」
………といった風に、お母さんみたいな事も言ってくる。
700 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 21:07:07.60 ID:R3d3yoDO
そんなこんなで、私は割りと毎日楽しく過ごしていた。


―――そんなある日、私は交通事故に遭う。


周りがざわめく中で、私はべとべとさんを探した。
身体中痛くて、目玉しか動かすことが出来ない。

べとべとさんを探す。


べとべとさんは、急に私の視界に現れた。
701 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 21:12:09.64 ID:R3d3yoDO
私の頭上から、私を見下ろすべとべとさんの顔は真っ黒で、やっぱり見えなかった。
いつも後ろをついてきたべとべとさん。
その彼が、今は私の前にいる。


ああ、そっか、なるほど。


少女「……べとべとさん、これを待っていたの?」

べとべとさんはゆっくりと、そうだよ。と言った。
702 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 21:17:50.55 ID:R3d3yoDO
べとべとさんは続ける。

「―――けれど、君と話す内に、もう少しここにいたくなった。
君の見る世界が見たい。
君の語る世界が聞きたい。
君の味わうものを味わいたくなった。
……いやはや、欲というものは恐ろしい。
どんどん湧いて際限がない。



……そこで、どうだろう。私と取り引きをしないか?」

少女「……とりひき…?」
703 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 21:35:40.92 ID:R3d3yoDO
べとべとさん「何、社会の様に難しい事ではないよ。
取り引き次第によっては、私は君に"猶予"を与えられるのさ。
……ああ、失敬。 もっとわかり易く言おうか。
つまりだね、」

少女「……どうすれば、いいの? ……いやだ…死にたくない……。 ……助けて、べとべとさん…」

べとべとさん「……最期まで人の話は聞くものだよ。」

少女「死にたくない……いたいよ…怖いよ……。 たすけて、助けて、

 なんでも、あげるから…」
704 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 21:38:21.17 ID:R3d3yoDO
べとべとさん「……何でもあげる、なんて女の子が口にしてはいけないよ。
まぁ私は紳士だから、どこぞの馬鹿の様に乙女の純潔を戴くような真似は一切しないよ。安心しなさい」

少女「………」

べとべとさん「ああ、駄目だよ。まだ目を閉じてはいけないよ。

………そうだなぁ…





 ―――では、君の"舌"を戴こうかな。」
705 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 21:48:06.00 ID:R3d3yoDO

___________________


少女「………というお話だったのさ」

べとべとさん「突然何を言い出すんだね」

少女「いえ、ただあの日の事を思い出しまして」
706 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 21:51:38.11 ID:R3d3yoDO
べとべとさん「それより! 早く学校へ向かわなくてよいのかね?」

少女「今日はお休みですよ、ゴールデンウィークです」

べとべとさん「なんと、もうそんな時期なのか…」

少女「べとべとさん曜日にしか興味ありませんもんね、テレビっこなんですからまったく」
707 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 21:54:45.10 ID:R3d3yoDO
べとべとさん「最近は特撮が熱い」

少女「聞いてませんよ」

べとべとさん「つれないなぁ。 あの日以来こうして肩を並べて歩けるようになったというのに。
ああ、あの頃の君はどこに行ってしまったのかね?」

少女「常に見てるんだからわかるでしょう? ストーカーさん」

べとべとさん「ストーカーではない! あんな奴等と一緒にしないでくれ!吐き気がする!!」
708 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 21:58:26.71 ID:R3d3yoDO
少女「似たようなものじゃないですか」

べとべとさん「うう…乙女が私を苛める……」

少女「あんまりうるさいと出掛けませんよ? 一日中部屋の中でゴロゴロして、三食納豆食いますよ」

べとべとさん「それは嫌だな。 …ふむ、ならば大人しく待っていよう」
709 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 22:04:26.61 ID:R3d3yoDO
〜〜〜数分後〜〜〜

てくてくてくてく

べとべとさん「……戸締まりはしただろうか…。 いかん、なんだか不安になってきたのだが」

少女「大丈夫ですよ。 毎日言ってますよねそれ」

べとべとさん「君は心配にならないのかね?! 最近は物騒なんだぞ? 外出中に勝手に家に入られてベッド下に斧を持った男が家主が帰ってくるまで待機したりする世の中なんだぞ?!」

少女「………」
(また洒落怖か何か読んだな…?)
710 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 22:10:43.32 ID:R3d3yoDO
べとべとさん「……あ! 君、ここだ、ここだよ!」

少女「……ケーキ屋さん?」

べとべとさん「前々から食べてみたかったのだ! ここのケーキはとても美味しいのだそうだぞ。
ささ、早く入ろう!」グイグイ

少女「わかったわかった わかったから押すな」
711 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 22:17:29.80 ID:R3d3yoDO
カランカラン

店員「いらっしゃいませ」

べとべとさん「店内もいい感じだ、期待が高まるな!」

少女(うるさい…)
「えーと、おすすめのものをお願いします。 あ、ここで食べます」

店員「店内でお召し上がりですね、かしこまりました。
お飲み物はいかがなさいますか?」

少女「えーと…じゃあ、ブラックコーヒーで」

店員「かしこまりました。少々お待ちください」
712 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 22:23:05.05 ID:R3d3yoDO
べとべとさん「ブラックコーヒー……」

少女「…べとべとさんが騒がしいのでお仕置きです。
一緒にケーキを頼んであるから、まだいい方でしょう?」

べとべとさん「むぅ…手厳しいなぁ。 仕方ない、連れてきてもらっただけでもよしとするか。
ああ〜それにしてもケーキはまだだろうか、楽しみだ!」

少女「まだ頼んでから三分も経ってないですよ」
713 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 22:30:19.83 ID:R3d3yoDO
〜〜〜数分後〜〜〜

店員「お待たせ致しました」

べとべとさん「きた! ささ、早く!早く食べてくれ!!」

少女「慌てないでくださいよ…。 まずはブラックコーヒーからですよ」コクコク

べとべとさん「え、ちょ、まっ…〜〜〜〜ッ!!!!」

少女「ふぅ」

べとべとさん「っうぅげえぇええええ苦い熱い!! せ、せめて冷まして…!」

少女「味解りませんし、舌の感覚はありませんから、平気ですよ?」コクコクコク

べとべとさん「あばばばば」
714 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 22:35:03.29 ID:R3d3yoDO
カチャン

少女「ごちそうさま」

べとべとさん「ひー、ひー…ううぅぁあ口の中が痛い熱い苦い!」

少女「お疲れさまです」

べとべとさん「うぅっ 酷い、あんまりだ!」

少女「何がですか? ……まぁ、次はお待ちかねのケーキですから。機嫌なおしてください」モグモグ

べとべとさん「ふん! 仮にも私は紳士だがね!例え相手が女性でも怒るときは怒なにこれおいしい」
715 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 22:40:11.25 ID:R3d3yoDO
少女「でしょうね。 すごく甘い匂いがします」モグモグ

べとべとさん「ちょっとまってなにこれ本当においしい」

少女「でも甘いってどういうものでしたっけ…」モグモグ

べとべとさん「このまろやかなくちどけが何とも…ああ食べ終わるのがもったいない…。 君、もう少しゆっくり食べてくれ」

少女「今日は買い物もありますからダメですよ」モグモグモグモグ

べとべとさん「ええええちょっとまってもう少し味わいたいからあああ」
716 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 22:43:59.61 ID:R3d3yoDO
ゴックン


少女「ごちそうさま」

べとべとさん「うう…少女ヒドイ……。 しかし美味しかった…」

少女「そうですか、……なら幾つか買って帰りましょう」

べとべとさん「!」パアァッ

少女「兄さんに」

べとべとさん「!!」
717 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 22:47:59.05 ID:R3d3yoDO
 * * * * *

店員「ありがとうございました。 またお越しくださいませ」

カランカラン


べとべとさん「ああ実に美味であった…! また行こう」

少女「そうですね、べとべとさんがイイコだったらまた行きましょう」

べとべとさん「! 本当かい? よし、私今日から夜更かししないぞ?!」

少女「……」
718 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/04/29(木) 22:53:05.97 ID:R3d3yoDO
少女「……さて、買い物して帰りましょう」

べとべとさん「今日は白菜が安かったぞ。 私は鍋が食べたい」

少女「作るのは兄さんですから兄さんに言ってください。
……でも、そうですね。
最近また寒くなってますし、言うだけ言ってみましょうか」

べとべとさん「やったー」

少女「そうと決まったら急がないと。タイムセールももうすぐです」


719 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/04/29(木) 22:54:44.14 ID:R3d3yoDO
さて
本日はここまで
まだパティシエ出てきてないけど
明日にでも続き書きに来るよ


おやすみさよならんらん
720 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/05/05(水) 05:51:18.13 ID:x4VMKcDO
現在「少女とべとべとさんとパティシエの話」投下中


――――――翌日。


少女「ケーキ、兄さんに喜んでもらえてよかったです」

べとべとさん「うむ。兄さんは甘いもの大好きだものな。
でもブラックサンダーの箱買いはどうかと思うのだが」

少女「あれで何故太らないんでしょうね…。
さて、今日はどうしましょうか」
721 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/05/05(水) 05:54:28.26 ID:x4VMKcDO
べとべとさん「今日もあのケーキ屋に行きたい」

少女「……」

べとべとさん「………」

べとべとさん「……私、ちゃんとイイコにしてたよ?」

少女「……わかりました。 でもさすがに昨日の今日では気が引けますね」

べとべとさん「誰か呼べばいいのさ!」

少女「簡単に言わないでください」
722 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/05/05(水) 05:59:14.79 ID:x4VMKcDO
べとべとさん「一人でもいいではないか、私がいるだろう?」

少女「貴方人じゃないじゃないですか。 ……まぁ、いいですけど。私が勇気出せば済む話ですからね」

べとべとさん「実にたくましいなぁ」

少女「誰のせいですか」
723 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/05/05(水) 06:02:27.82 ID:x4VMKcDO
少女「それでは昼食が済んだら行きましょうか」

べとべとさん「おお、それがいい。 今日は何にするんだい?」

少女「そうですねー…久々にオムライス作ろうかな、と」

べとべとさん「!! グリンピースは!抜いてください!!」

少女「好き嫌いはダメですよ」
724 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 00:51:30.84 ID:imxPfvA0
べとべとさん「ひどい」

少女「いやだって冷凍のミックスベジタブルからグリンピースだけ除けるの面倒じゃないですか」

べとべとさん「…まぁ、いいか。 私にはケーキたんが待っているのだからな」
725 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 01:01:15.35 ID:imxPfvA0
〜〜〜昼食後、外出中〜〜〜

てくてくてくてく

べとべとさん「ケーキ♪ ケーキ♪ ケ・エ・キ〜♪」

少女「…べとべとさんっていくつなんですか?」

べとべとさん「私かい? そうだね…969年くらいは生きているかな? 途中からきちんと数えていないからわからないけど、だいたいそのくらいだと思うよ。
……どうしていきなり私の年齢を気にするのかね?」
726 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 01:09:20.43 ID:imxPfvA0
少女「いえ、ただ私より遥かに年上に見えるのにケーキですごく喜んでるので、もしかしたら年齢は低いのかと思いまして」

べとべとさん「何を言う。ケーキはすばらしいものだぞ? 見た目も美しい味も素晴らしい。
まるで美しい女性のようだ!」

少女「うわ…。 あ、着いたー」

べとべとさん「うわ?! 今うわって言っただろう! ひいたのか? ひいたのか?!」
727 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 01:28:16.88 ID:imxPfvA0
 * * * * * * * * * * * * *

店員「ね、パティシエさんパティシエさん」

パティシエ「ん?」

店員「昨日変わった女の子が来たんですよー」

パティシエ「変わった…?」

店員「ええ。 うちで今おすすめしている、『凶悪!激甘モンブラン』を頼まれたんですけど、」

パティシエ「それ『栗と南瓜のモンブラン』のことだよね 変な名前付けないでよ悲しくなる」

店員「泣かないでください。
 で、あのモンブラン食べると誰でも変な顔するんで、注文した人を観察するのが
 最近の私の密やかな楽しみだったんですけど、」

パティシエ「変な顔?! 変な顔ってどういうこと?! 俺のケーキそんなに酷いの?!」
728 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 01:39:50.66 ID:imxPfvA0
店員「いや、幸せそうな顔ですよ」

パティシエ「最初からそう言ってよ…ああ寿命縮まるかと思った。 俺の心臓ミジンコ並みなんだからあまり驚かせないで」

店員「どんだけチキン野郎なんですか。 で、話戻りますけど、」

パティシエ「うん…」(チキン野郎って言われた…)
729 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 01:41:13.64 ID:imxPfvA0
店員「その女の子、全然表情が変わらなかったんですよー。 ひとりで無言でぱくぱく食べて、ケーキお持ち帰りして帰って行きました」

パティシエ「…? 表情が顔に出にくい人とかじゃないの?」

店員「そういうのはリアルであまり存在しませんよ。 これだからDTは…」

パティシエ「?! どどどどどど童貞ちゃうわ!!!」

店員「やだー私DTって言っただけなのにー。 なに暴露してんですかー。きゃーきゃー」

パティシエ「もうやだこの店員」
730 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 01:51:31.01 ID:imxPfvA0
パティシエ「まぁ、ともかく…別に普通なんじゃないかな?」

店員「ですかねー? んーでもなんか気になるんですよねーあの女の子…」

パティシエ「なんだ、恋でもしたの?」

店員「まさかぁ。 相手は高校生ですよ?」

パティシエ「だよね…しかも女のk」

店員「女の子は小学校低学年くらいが一番おいしいんですよ。 高校生では熟れ過ぎです」

パティシエ「ほんとにいやだこの店員」
731 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 02:01:51.05 ID:imxPfvA0
カランカラン

パティシエ「あ、お客さん来たよ」

店員「はいはいでは行ってきます!」



店員「いらっしゃいませー… あっ」

少女「…? こんにちは」

店員「こんにちは! 昨日も来てくださいましたよね?」

少女「はい。 ここのケーキ、気に入っちゃいまして」(べとべとさんが)

店員「ホントですか? ありがとうございます! ぜひうちの店長にも言ってやってください、両手広げてくるくる回りながら喜びますよ、きっと」
732 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/07/29(木) 02:06:59.80 ID:imxPfvA0
少女「え?」

店員「今呼んできますねー。 大丈夫ですよ今お客さんいませんから。ではー」

少女「え、え?」

べとべとさん『ほう、あの甘美なケーキを作った者に会えるのか。一体どのような人間だろうねぇ、清楚系美女だといいなぁ』

少女「……」
733 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/07/29(木) 02:15:31.26 ID:imxPfvA0
がたんがたん

少女「?」

べとべとさん『なんだか騒がしいな』

少女「なんでしょうか…? ちょっと見てみます?」

べとべとさん『そうだね。 厨房がどんな感じなのかも気になるしな!」ワクワク
734 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/07/29(木) 02:16:00.30 ID:imxPfvA0



店員「いいじゃないですか店長でしょう? たまには出てきてお礼くらい言ったらどうです?
『私のような豚野郎が作ったケーキを食べてくださり、更にお持ちかえりして下さりありがとうございますうぅぅ』
みたいな感じでいいですから! ほらっ」

パティシエ「なんなのその例文まるで俺ドエムじゃないか! じゃなくて女の子の前に出るのとか緊張して爆発するかもしれないからマジ勘弁して俺死ぬ死んじゃう」

店員「私の前は平気でしょうに」

パティシエ「君は女の子じゃないだろう」

店員「しつれいだ!」
735 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/07/29(木) 02:25:34.01 ID:imxPfvA0
店員「確かに私は生物学上オスですが心は乙女です。 その証拠に見てくださいよこの衣装、私懇親の手作りですよ? 素晴らしいメイド服でしょう?」

パティシエ「そんなんだからうちはリピーターが少ないんじゃないかあぁぁ!」

店員「それがヒキコモリ属チキン科の店長に代わって接客している幼馴染に対する態度ですか? ホント仕様がないですねこれだから粗チンは…」

パティシエ「シモネタはやめろ! 俺はケーキをつくっているんだぞ?!綺麗で繊細でかわいらしい、乙女の心のような食べ物を作っているんだぞ?!」

店員「何言ってるんですか…乙女の心って……ちょっとひく、吐きそう」

パティシエ「吐かないで!」

少女「……」

べとべとさん『……』

べとべとさん『なんたるカオス』
736 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/07/29(木) 02:29:44.28 ID:imxPfvA0
べとべとさん『なんだか取り込み中のようだね。 少し待ったほうがいいんじゃないかい?』

少女「……あのー、注文いいですか?」

店員「あ」

パティシエ「あ」

べとべとさん『このカオスの中普通に突き進むなんて……流石だな乙女は…』
737 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2011/04/26(火) 05:28:53.76 ID:N5JIqzyDO


 * * * * * *


店員「いやぁ、大変お見苦しいものを見せてしまって申し訳ありませんでした。あ、コレ、サービスですので良かったら召し上がって下さい」

少女「はあ……」

べとべと『おお……! ――ふふふ。乙女よ、覗いてみて正解だったな。いいことあったぞ!』

パティシエ「…………」 オドオド
738 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2011/04/26(火) 05:35:54.20 ID:N5JIqzyDO
少女「……」 ぱくぱくもぐもぐ

店員「……」
(やっぱり表情変わらないわこのコ)

べとべとさん『ふむ、和と洋のコラボレーションも素晴らしいな。クリームと餡は本当に良い組み合わせだ……発見者に賞状贈りたい』

パティシエ「…………」 ソワソワ
739 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2011/06/20(月) 03:03:26.69 ID:A2ai3y7DO
――――数分経過。


べとべとさん「ごちそうさまでした!」

少女「ごちそうさまでした」

店員「ウフフ、おそまつさまでした」
(最後まで表情変わらなかったわねー)

パティシエ「! おっ おお、お、おそまつさまでした!」

店員「どもってんじゃねぇよ」
(すみません。うちの店長あがり症なんで……)
740 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2011/06/20(月) 03:16:49.04 ID:A2ai3y7DO
パティシエ「ヒィ! ごっごごごめんなさい! ああっ またどもっちゃったよ! どうしようどうしよう、えっと、ごめんなさい!」

べとべとさん「ケーキの腕は素晴らしいのに……」

少女「……」
(そんなこと言っちゃダメですよべとべとさん。……あ、見えないし聞こえないんでしたっけ。じゃあ、大丈夫なのでしょうか?)

店員「ハイハイ。店長、うるさい☆」 べちん!
(……うーん……)
741 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2011/06/20(月) 03:35:39.87 ID:A2ai3y7DO
 * * * * * *





少女「ふぅ……」 カチャン
(べとべとさん、そろそろ帰りましょうか)

べとべとさん「むう……。名残惜しいが、長居しても仕方がないものな。お茶も飲み終えてしまったし……ケーキの追加注文してくれないし」

少女(べとべとさんのために、食べることはとても大切だと承知しています。でも、体重がありますから、こればかりは……)

べとべとさん「うむ。乙女たるもの可憐で包み込めるものでいなくてはならないからな。
      いくら少女という存在が甘いものでつくられるといっても、糖類の過剰摂取はいけない。ぶよんぶよんになってしまう」

少女「……ぶよんぶよん……」
742 :金目鯛 ◆KINMEGsDV2 [sage_saga]:2012/09/19(水) 11:58:14.41 ID:c2znh7Hqo
結局ここはもう書かないのか?
743 :スカイメンソール ◆MorPhoC88A [sage_saga]:2012/09/19(水) 14:45:01.74 ID:kFgXeh46o
スーツってまだいるんですか?
744 :金目鯛 ◆KINMEGsDV2 [sage_saga]:2012/09/19(水) 21:28:47.79 ID:c2znh7Hqo
言われてみると最近見ていないな
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