ルルーシュ「K-1ファイターになろうと思うんだが」CC「はっ？」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) ：2011/07/30(土) 00:37:16.96 ID:ErRkmwGd0

ギアスネタです
世界はルルーシュがクロヴィスを影から指示して
エリア11に平和をもたらし
テロ活動も沈静化して
学園メンバーは平和に暮らしてるっていう妄想をしながら書きました。(黒の騎士団も結成してないです)

1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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ワイ184cm95kgと嫁168cm50kg、某ファミレスへ入店→ ＠ 2025/07/28(月) 22:22:36.42 ID:7E/br4lG0
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【グラブル】ガイゼンボーガ「吾輩の、騎空団の一員としての日常」 ＠ 2025/07/28(月) 19:56:02.26 ID:1M+emLR40
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天龍「イキスギィ！イクイク！ンアーッ！枕がデカすぎる！」加賀「やめなさい」 ＠ 2025/07/25(金) 19:40:58.85 ID:LGalAgLLo
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（安価＆コンマ）コードギアス　薄明の者 ＠ 2025/07/23(水) 22:31:03.79 ID:7O97aVFy0
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2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 00:39:32.76 ID:ErRkmwGd0

ルル「k-1ファイターになろうと思う」

CC「さすがに年かな、耳が悪くなったみたいだ」

ルル「不老不死の魔女が何を！」

CC「あのなルルーシュ」

ルル「なんだ」

CC「ボケるんならもうちょっと面白い事を言え」

ルル「CC！間違ってるぞ！」

CC「わかった、わかった」

ルル「俺は本気だ！」

CC「かってに頑張ってくれ、私は寝る」


ルル「そこでだCC！」

CC「今度は何だ？」

ルル「協力しろ！」

CC「断る」

ルル「なっ･･･おい！」

CC「しつこいぞ、ルルーシュ」

ルル「くっ」

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 00:41:36.07 ID:ErRkmwGd0

――

CC「むにゃむにゃｚZZ」

ルル「ふぅうううう　ふぅうううう」

CC「むにゃｚZZ　･･･ｚZZ」

ルル「はぁはぁはぁはぁはぁ」

CC「･･･」

ルル「ふんぎっぎぎぎぎ」




CC「おい」

ルル「ぜぇ　はぁ　ぜぇ　はぁ」

CC「おい！」

ルル「ん、なんだ、寝るんじゃなかったのか？」

CC「うるさくて眠れん、筋トレなんて外でやれ」

ルル「ここは俺の家だ」

CC「関係ない、男が女々しいことを言うな」

ルル「ふっ　なら俺にも条件がある」

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 00:43:57.69 ID:ErRkmwGd0

CC「条件？」

ルル「ああ、人ははるか昔から力の強いものにしたがうものだ」

CC「それで？」

ルル「そこでシンプルに腕相撲でけりをつけようと思う」

CC「男と女でか？」

ルル「う、うるさい！」

CC「まぁいいよ、やってやる」(これで勝てばさすがに無謀だと気づくだろ)

ルル「そうこなくては、なんならハンデをつけようか？」

CC「なめた事を、すぐに後悔させてやるよ」

ルル「では今から準備をする」




ルル(ふっバカめっ)

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 00:47:03.08 ID:ErRkmwGd0

CC「準備？」

ルル(台座の高さに合わせたベストフォーム、そして腕の角度、勝利のための全ての計算はできている)

CC「おい、まだか？」

ルル「準備運動中だ、怪我をする可能性があるからな」

ルル（･･･あいつはウォーミングアップも知らないのか？　これは余裕だな、だが！）

ルル「よし、準備完了だ」(万が一にも負けはゆるされない、そのための準備も怠れない)

CC「待ちくたびれたよ、でははじめるか」

ルル「待て！」

CC「今度はなんだ？」

ルル「呼吸を整えるのを忘れていた」

CC「そんなもので結果が変わるとでも？」

ルル「いや、念のためだ、よし！」

CC「やっとか、ではいくぞ」

ルル「カウントは任せたぞ」

CC「３･･･２･･･1･･･」

ルル「スーーーッッ･･･フゥウウウウ」

CC「０！」

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 00:49:19.94 ID:ErRkmwGd0

ルル「うぉおおおおおおおおおおおおお」「ベストスタート！これはきまった！！！」

CC「･･･」

ルル「ふん･･･ぐぐぐ」

CC「･･･」

ルル「ぁぁあああああああああああああ」

パタン

CC「･･･」

ルル「･･･ばかな、戦略が戦術に敗れるなど･･･あってはならない」

CC「ばかか？」

ルル「計算は完璧だった！スタートも！俺に敗因はなかった･･･」

CC「そうか、とりあえず外でやれよ」

ルル「待て！CC！」

CC「今度は何だ、負け惜しみなら聞かないぞ？」

ルル「いや、その」

CC「ん」

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 00:51:38.03 ID:ErRkmwGd0

ルル「その腕っぷし、俺のために役立ててもらおう」

CC「ものの頼み方を知らんようだな」

ルル「くっ･･･俺に･･･武術を教えてくれ」ボソッ

CC「よく聞こえない」

ルル「俺の師匠になってくれ！！」

CC「それが師へ対する言葉使いか？」

ルル「くっ･･･　俺の師匠に･･･なって･･･ください」

CC「ふふっよく言えたな、とりあえず外でやれよ」

ルル「･･･！！！」

CC「じゃあ私は寝る」

ルル「お、おいCC！」

CC「ｚZZ」



ルル「こ･･･の･･･魔女がぁあああああああああああ」

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 00:54:55.89 ID:ErRkmwGd0

―翌日の早朝―

ルル「というわけで今日のレッスンを始めよう」

CC「おいルルーシュ」

ルル「なんだ？」

CC「そんな事のためにわざわざこんな時間に起こしたのか？」

ルル「そんな事とはなんだ！　これは大切な！」

CC「･･････････ふむ、ではお前に武術の手本を見せてやろう」

ルル「･･･！！　ついにやる気になったか！」

CC「まぁな、まずは適当な的を用意しろ」

ルル「ふん、甘く見てもらっては困るな」

CC「？」

ルル「そう言うと思ってすでに準備していた」

CC「･･･そうゆうところは流石だな」

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 00:56:54.55 ID:ErRkmwGd0

ルル「見よ！秘密特訓用かかしを！」



CC「･･････」

ルル「どうした？驚いて声も出ないか？」

CC「サンドバックとか用意できなかったのか？」

ルル「あんなもの、重すぎて運べるわけがないだろう！」キリッ

CC「そ、そうか」

ルル「では手本を見せてもらおうか」

CC「いや、その前に」

ルル「なんだっ？」

CC「かかしをこうゆうふうに並べてもらおう」

ルル「3体の距離が近いな･･･この並びにはなんの意味が･･･」

CC「頭より体を動かせ」

ルル「まったく、えらそうに」

CC「師匠の言うことが聞けないのか？」

ルル「くぅ」

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 00:58:35.75 ID:ErRkmwGd0

――

ルル「準備できたぞ、CC！」

CC「おそかったな」

ルル「くっ････　　まぁいい、さっそく手本を頼む」

CC「いいだろう、しっかり見ておけよ、ルルーシュ」

ルル「ふっ、肉眼で見るのはもちろん、あらゆる角度にカメラを設置した、準備は完璧だ」

CC「そ、そうか」

CC「ではいくぞ！」

ルル「･･･」ゴクリ

CCは助走をつけて飛び、空中で回し蹴りを放った。
その瞬間空中に３体のかかしの頭が一斉に飛ぶ
華麗な着地を決め、ルルーシュのほうを振り向くと同時に飛んだ頭が落ちた。

ルル「こ･･･これは･･･」

CC(ちょっと大人気なかったかな)

ルル｢空中で回し蹴り･･･なびく髪と合わさって完璧な弧を描いていた･･･まさかこれほどとは｣

CC「感想はいいから同じ事をやってみろ」

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2011/07/30(土) 01:00:19.84 ID:upZPNDCAO

スレタイで笑うなんてクドシャア以来だ

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:00:25.61 ID:ErRkmwGd0

ルル「ふざけるな、できるわけないだろう！」

CC「では諦めるか？」ニヤリ

ルル(しまった･･･！！これはCCの作戦か･･･！　おのれぇえ)

CC「諦めるなら私は睡眠の続きをするよ」

ルル「ま、待て！CC！」

CC「ん？」

ルル「やればいいんだろう･･･！！やれば･･･！！」

CC「･･･」

ルル「しっかり見ておけ！」

CC「期待してないがな」

ルル「うるさい！　めにものみせてやる」

CC「まぁ、がんばれ」


ルル「･･････よし･･･！！いくぞ！」

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:02:59.14 ID:ErRkmwGd0

ルルーシュは助走をつけて飛ぶが、滞空時間が短かかったため、蹴りのフォームに入る頃には着地してしまった。
そして、くの字に曲がった足はかかしを狙うが、その途中　グキッ　と音を立て　失速する
さらに軸足がみだれ、その場で転倒してしまうのだった


ルル「ぐぉおおおおおお」ピクピク

CC「ぷっぷぷ」

ルル「こ･･･股関節がぁああ」ピクピク

CC「ぷっぷはははははははは」

ルル「わ、笑うな！！！」

CC「す、すまない、しかし、最低の醜態だな」

ルル「くっ･･･言い返せない」

CC「なぁルルーシュ」

ルル「なんだ」

CC「お前だってわかってるんだろう？　自分には向いてない、不可能だと」

ルル「･･･」

CC「もうやめたらどうだ？」

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:07:19.64 ID:ErRkmwGd0

ルル「たしかに俺には向いてないのかもしれない･･･だが！」

CC「？」

ルル「もうやめたんだ、向いてないからやめたり、可能性がないから諦めるのは！」

CC「･･･ルルーシュ」

ルル「だから俺は･･･！例え1％以下の可能性だろうと･･･！　k-1ファイヤーを目指す！！」

CC(0％だと思うが･･･黙っておいてやるか)

ルル｢だからCC･･･協力してください」

CC「やけに素直だな」

ルル「k-1ファイターになるためなら恥なんて感じない、プライドも捨ててみせる！」

CC「股間を押さえながら転げまわってる時点でプライドも何もないだろう」

ルル「･･･」ピクピク


CC「だが、協力はしてやるよ」

ルル「し、CC！！」ぱぁぁ

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:09:12.12 ID:ErRkmwGd0

――



CC「というわけでだ、今後のトレーニングメニューを考えてやったぞ」

ルル「どんな試練も乗り越えてみせるさ」

CC「その意気だ、まずは朝起きてからの筋力トレーニング」

ルル「早起きは得意だ、これは楽勝だな」

CC「腕立て　腹筋　背筋　スクワット　各50回」

ルル「おいCC！」

CC「なんだ？」

ルル「0が一つ多いんじゃないのか？」

CC「いや0は一つしかないんだが」

ルル「･･･」

CC「次に朝のランニング10キロ」

ルル「おいCC！」

CC「なんだ？」

ルル「筋トレが終わった頃は昼になってると思うんだが」

CC「お前、k-1ファイターなめてるのか？」

ルル「い、いや･･･続けてくれ！」

CC「うむ、昼は全力ダッシュでピザ屋往復だ」

ルル「なぜピザ屋なんだ？」

CC「ついでに昼食を頼もうと思ってな」

ルル「だが、この辺にピザ屋は･･･」

CC「それがどうかしたか？」

ルル「いや･･･忘れてくれ」

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:10:57.32 ID:ErRkmwGd0

CC「やりすぎはよくないからな、夜は休憩だ」

ルル「たしかに、運動哲学でもオーバーワークはよくないとされてるな」

CC「よくわかってるじゃないか」(遊び相手がいないのも退屈だしな･･･)

ルル｢k-1ファイターになるためならば、この試練、甘んじて受けようじゃないか｣

CC「期待はしてないが、がんばるんだな」

―翌日―

CC「ふぁーあzZZ」

CC「ん、外から小型犬の鳴き声のようなものが」

ルル「ふぅうううーーーー11、　くぅううううううーーーーー12」

CC「･･･見なかった事にしよう、んこれは朝食？」

CC「ルルーシュめ、自分の事で精一杯なくせに」

CC「こんないじらしいとこを見せられては一肌脱いでやるしかないか」

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:13:03.56 ID:ErRkmwGd0

ルル「くぅうううううーーーー16！！」ぜぇぜぇ

CC「おいルルーシュ」

ルル「くぅううー･･･！！」バタッ

CC「足を押さえてやる、いくらか楽になるぞ」

ルル「そうか、･･･ところで今のは1回とカウントしてもいいのだろうか？」

CC「どっちでもいいんじゃないか？」


―数時間後―

ルル「ぜぇぜぇぜぇぜぇぜぇぜぇぜぇぜぇ」

CC「まさかやり切るとはな、もう昼だが」

ルル「無茶を言う、計算では夜までかかる可能性もあったんだ」

CC「やりながら慣れたんだよ、どんどん早く出来るようにならないと、とてもk-1ファイターにはなれんぞ」

ルル「そうだな、しかし肺が･･･これほど圧迫されるとは･･･」

CC「おいおい、次はランニングだぞ」

ルル「CC！」

CC「ん」

ルル「俺が死んだら･･･ナナリーの事を頼む！」

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:15:35.01 ID:ErRkmwGd0

CC「おおげさすぎないか」

ルル「いや、現在の体調とランニングでの疲労を考えると、可能性はある」

CC「あまり無理はするなよ？」

ルル「ふん、CC！！　俺を誰だと思ってる」

CC「今その台詞を言うのはナンセンスだな」

ルル「減らず口を･･･　行ってくる！」




CC「死ぬなよ･･･ルルーシュ」

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:17:33.42 ID:ErRkmwGd0

――


CC「遅いな、ルルーシュ」そわそわ

咲世子「まだ出発してから10分しかたっていませんが」

CC「そ、そうか」

咲世子「気になるのならご同行してはいかがでしょうか？」

CC「べ、別に気になってるわけではないのだが、死なれても困るしな」

咲世子「ではCC様、こちらのKMTをお使いください」

CC「KMT？」

咲世子「ナイトメアチャリと言います、40段速で最高速度は150キロ出ます」

CC「･･･他のはないのか？」

咲世子「他の物となりますと、こちらの型の古いママチャリしかありませんが」

CC「いいものがあるじゃないか、借りるぞ」

咲世子「しかしこちらのママチャリ、古いものなので走行すると不快な音がなりますがよろしいでしょうか？」

CC「･･･わけのわからない自転車よりはいいよ、行ってくる」

咲世子「いってらっしゃいませ、CC様」

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:20:15.89 ID:ErRkmwGd0

ルル「ぜぇーはぁあーーひぃいー　ぜぇえはぁあーひぃいいー」

子供「お母さーん、あのお兄ちゃんなんか変だよ？」

母親「見ちゃいけません！」

ルル(く、こんな屈辱･･･　いや、プライドは捨てたはずじゃ･･･)

ギィーコ　ギィーコ　チリン　チリン

CC「邪魔だ、道の真ん中で」

ルル「はっはっ、あ、すみま、ぜぇ　ぜぇ　せん」

CC「ぷっ　私だよ　ルルーシュ」

ルル「ぜぇえ　はぁあ　･･･！！」ギロッ

CC「なんだ、その顔は、せっかく人が渇を飛ばしにきてやったというのに」

ルル「ぜぇ　ぜぇ　冷やかしに来たの間違いじゃないのか？」

CC「まったく、失礼なやつだ、それよりとっとと足を動かせ」

ルル「あ、ああ」ぜぇ　ぜぇ

CC「もっと足をあげろ」ギィーコ　ギィーコ

ルル「ぜぇえ　はぁあー　ひぃいー」

CC「ペースが落ちてるぞ」ギィーコ　ギィーコ

ルル「ぜぇーーはぁああーーひぃいーー」

CC「･･･」ギィーコ　ギィーコ

ルル「ぜぇ　ぜぇ　CC！」

CC「ん？」ギィーコ　ギィーコ

ルル「その自転車の音、なんとかならないのか？」ぜぇ　ぜぇ

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:21:43.39 ID:ErRkmwGd0

CC「私だって恥ずかしいんだ、我慢しろ」

ルル「ぜぇ　ぜぇ　ぜぇ」(反論する気力も･･･もう)

CC「ほら、もっと足を動かせ」

ルル「ぜぇ　ぜぇ　ぜぇ」タッタッタッ

CC「そうだ、その調子だ、ルルーシュ」

ルル「ぜぇ　ぜぇ　ぜぇ」(頭が･･･ぼーっとしてきた)

CC「まだ先は長いぞ、もっとペースを上げろ」

ルル「ぜぇ　ぜぇ　ぜ･･･」ドタッ

CC「･･･あ」

ルル「･･･」ひゅー･･･ひゅー･･･

CC「･･･」

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:23:34.40 ID:ErRkmwGd0

―夜―

ルル｢･･･！！｣

CC「目が覚めたか」

ルル「俺はいつから寝ていた？」

CC「夕方頃だったか、ランニングの途中で倒れてな」

ルル「また醜態を･･･」

CC「気にするな、それに関しては私もひどかったからな」

ルル「聞かせてもらおうか」

CC「お前を荷台に乗せながら、騒音の出る自転車で帰宅したんだが、周りの注目の的だったよ」



ルル「･･･聞かないほうがよかった」

CC「弱音か？」

ルル「いや、ここまで来たら、最後までやりきらなければ意味はない！」

CC「ルルーシュ･･･お前はもう十分よくやった」

ルル「だが･･･目的は達成していない」

CC「･･･そうだな」

ルル「心配するな、明日は完走してみせるさ！」

CC「し、心配なんて！」

ルル「ふっ　ところで今日くらいベットを使ってもいいだろ？」

CC「それとこれとは話が別だ」

ルル「ま、まぁいい　風呂にはいって寝るとするか」

CC「ずいぶん早いんだな」

ルル「それだけ本気という事だ」

CC「あ、夕飯用意するのを忘れるなよ」

ルル「お前というやつは･･･！」

23 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:26:08.32 ID:ErRkmwGd0

―深夜―

ルル「ん、ぐ･･･いたた･･･あああああああああああああ！！！！！！」

ナナリー「お兄様！？」

ルル「いだだだだぁ、あああああああああ！！！！！」

ナナリー「大丈夫ですか？　お兄様！！」

ルル「ナ、ナナリー　心配するな　ぁ　ぁああああああああ！！！！」

ナナリー「お兄様！！　どうしよう　私･･･」

咲世子「ナナリー様、心配はいりません、足をつったようです」

ナナリー「咲世子さん、お兄様は大丈夫なんですか？」

咲世子「問題ありませんよ、なれない運動をしたせいでしょう、ここをこうすればっっ！」

ルル「うっ･･･　咲世子さん、すまない」

ナナリー「お兄様、大丈夫ですか？」

ルル「ああ、心配ないよ、ナナリー」

ナナリー「でも、あんなに苦しそうなお兄様の声を聞いたのは、CCさんとしゅーちプレイをなさってた時以来で」

ルル「ナナリー！　そんな言葉、どこで覚えた？」

ナナリー「え、リヴァルさんが教えてくださったんですが」

ルル「またあいつか！！　ナナリー、そんな言葉は忘れるんだ」

ナナリー「え、お兄様はそうゆうのが好きって聞いたんですが」

ルル「いいかいナナリー、リヴァルの言うことなんて、ちゃんと聞く必要はないんだよ」

ナナリー「そうなんですか？」

ルル「ああ、それより起こしてしまってすまない、おやすみナナリー」

ナナリー「･･･はい、おやすみなさい、お兄様」

24 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:29:09.23 ID:ErRkmwGd0

―朝―

ルル「ぐぅうううううーー　39！」

CC「むにゃむにゃ･･････！」

ルル「うぉおおおおおーーーー40ぅ！」

CC「おい、もう少し静かにできないのか、ここまで聞こえるぞ」

ルル「はぁ　はぁ　高いところから偉そうに･･･！！」

CC「それより今日も朝食を頼むよ」

ルル「はぁ　はぁ　もうすこしで　はぁ　終るから　はぁ　待っていろ！」

CC「ん、ずいぶん早いな、ずるしたんじゃないのか？」

ルル「はぁ　はぁ　人聞きの悪い！　深夜からやってたんだ」

CC「なかなか頑張ってるじゃないか、はやく終らせてこいよ」

ルル「はぁ　はぁ　簡単に言ってくれる･･･！」



CC(それにしても･･･ほんとよく頑張ってるな)キュン

ルル｢うぉおおおおおおおおおおおおおおおおお　50！！！｣

CC(見てて飽きないやつだ)

25 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:34:10.11 ID:ErRkmwGd0

ルル「ふぅ、またせたな」

CC「遅い！」

ルル「汗をかいたからな　シャワーをあびてた」

CC「まったくお前は･･･」

ルル「ふてくされるな、トーストをピザ風にトッピングしてやったぞ」

CC「･･･！！！！」

ルル「昨日は世話になったしな、その礼だ」

CC「ふ、なかなか気が利くじゃないか」

ルル「素直に嬉しいと言ったらどうだ？」

CC「ああ、感謝してるよルルーシュ」

ルル「ふっ　どういたしまして」

CC「そういえば、今日はなんで深夜になんてはじめたんだ？」

ルル「昨日、足をつってナナリーを心配させてしまってな　　体調管理の大切さを知った」

CC「期待どおりのなさけない理由だな、ロリコンぼうや」

ルル「ぐっ･･･俺はロリコンじゃない！　シスコンだ！」

CC「何が違う？」

ルル「全然違うだろう、赤の他人と可愛い妹とは」

CC「まぁ、たしかに」

ルル「わかればいい、そろそろランニングの時間だから、食べ終わったら準備しとけよ」

CC「一緒に来てください、だろ？」

ルル「くっ　お前というやつは･･･！」

CC「ふっ　心配しなくても同行してやるよ、お前は見てて飽きないしな」

ルル「褒め言葉として受け取っておこう！」

CC「ああ、そのほうがお前のためだ」

ルル「･･･」

26 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:36:24.86 ID:ErRkmwGd0

―昼頃―

CC「またせたな、ルルーシュ」

ルル「遅すぎるぞ！CC！！　俺が早く開始した意味がなくなるじゃないか！」

CC「お互い様だ、それに、私にもいろいろあるのだ」

ルル「･･･ところでCC、なんだその格好は」

CC「動きやすいようにと咲世子から借りた、日本の体操服というものらしい」

ルル(咲世子、なんであんなものを･･･！！)

CC「･･･？何か問題があるのか？」

ルル「いや、むしろ素晴らしいと思う　特にブルマはエリア11･･･いや日本の誇れる文化だ」

CC「初耳だな、まぁいい、とっとと行くぞ」

ルル「人を待たせといて偉そうに！」

27 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:38:15.25 ID:ErRkmwGd0

―夕方―
ルル「ぜぇーはぁーぜぇーはぁー」

CC「ペースを上げろ、日が暮れるぞ」ギィーコ　ギィーコ

ルル「もっと気の利いた事は言えないのか？」ぜぇ　ぜぇ

CC「気の利いた事？」

ルル「そうだ、応援したり、励ましたり」ぜぇ　ぜぇ

CC「キャラじゃないな、カレンにでもやらせればいいだろ」

ルル「た･･･　たしかに･･･！！」ぜぇ　ぜぇ

CC「む」

ルル「明日からはカレンを･･･」ぜぇ　ぜぇ

CC「おい、ルルーシュ」

ルル「あいつなら　一緒に　走ってもくれそうだ」ぜぇ　ぜぇ

CC「･･･」

ルル「騒音もないしな」ぜぇ　ぜぇ

28 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:39:55.80 ID:ErRkmwGd0

CC「ル、ルルーシュ」

ルル「ん、なんだ」ぜぇ　ぜぇ




CC「が、頑張れ！」ギィーコ　ギィーコ

ルル「うるさくてよく聞こえないな」ぜぇ　ぜぇ




CC「頑張れー　ルルーシュ！」カァー//

ルル「CC･･･お前･･･」ぜぇ　ぜぇ

CC「フレーフレー//」

ルル「熱でもあるんじゃないか？」ぜぇ　ぜぇ

CC「･･･」




ルル「ん？　お、おいCC、まて！」

ガスッ　ドスッ　ボカッ

29 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:42:40.54 ID:ErRkmwGd0

―夜―

ルル「う･･･ここは？」

CC「やっと気づいたか、今日もランニングでダウンだな」

ルル「くっ　またか」

CC「毎回運ぶほうの身にもなってほしいものだな、それに2日もピザをたべていない」

ルル「すまない、感謝している」

CC「ふん、お前の面倒を見るのももう慣れたよ」

ルル「頼りになるな」


CC「あたりまえだろ、私はCCなのだから」くすっ

ルル「･･･？」

30 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:45:30.27 ID:ErRkmwGd0

―深夜―

ルル「運動した日のシャワーは最高だな･･･」

咲世子「ルルーシュ様、お着替えを用意しときました」

ルル「ああ、ありがとう咲世子さん」

咲世子「それと、運動後にはマッサージをすると、疲労回復効果も高いのでいかがですか？」

ルル「お願いします」

咲世子「はい、ではそこでうつぶせになってください」

ルル「ん、こうかな」

紗夜子「では、いきますよ」

ルル「ああ」




紗夜子「篠崎流秘伝整体術奥義！！！！！！！」

ルル「ん、ちょ･･･！！！咲世子さん？」

紗夜子「ていやっっ！！！！！」




この日の夜　この世のものとは思えないような、壮絶な断末魔が学園に響き
後に、アッシュフォード学園七不思議の１つとして語り継がれてゆくのでした。

31 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:47:10.19 ID:ErRkmwGd0

―朝―

CC「ふぁーあｚZZ」

CC「ん、今日はうっとおしい奇声が聞こえんな」

ガチャ

ルル「起きたかCC」

CC「今日はトレーニングしないのか？」

ルル「甘く見てもらっては困るな」

CC「･･･まさか、もう終わったのか？」

ルル「ふっ俺を誰だと思ってる？」

CC「まさか子供以下の体力のお前がな」

ルル「体力も多少ついただろうが、それだけじゃない」

CC「？」

ルル「運動後のケアで疲れを残さず必要最低限の睡眠、そしてもっとも効率のいいペース　それらを過去の失敗を元に分析した」

CC「お前らしいよ」

ルル「今日こそはやり切ってみせる！」

CC「そうかい、とりあえず朝食を頼む」

ルル「いいだろう、ただし食べ終わったらランニングだからな！」

CC「わかっている」

32 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:48:49.70 ID:ErRkmwGd0

ルル「紗夜子さん、例の物は？」

咲世子「用意できてます」

ルル「ありがとう、さっそく使わせてもらいます」

咲世子「取り扱いの注意はお聞きになりますか？」

ルル「説明書があれば自分で確認しますよ」

咲世子「ではこちらをどうぞ」

ドサッ



ルル「なんだ･･･この量は」

紗夜子「KMS(ナイトメアシューズ)は複雑な作りですからね」

ルル「やっぱり要点をまとめて説明してもらえるかな？」

咲世子「かしこまりました」

33 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:50:57.54 ID:ErRkmwGd0

――


CC「ルルーシュ、準備はできたか？」

ルル「ああ、行くか」



CC「･･････おいルルーシュ、なんだその足についてるものは？」

ルル「新型のシューズだ、革靴しかもってなかったからな」

CC「そ、そうか」(とても靴には見えんが･･･)

ルル｢ではいくぞ！CC！｣

CC「そうだな」



ルル「ルルーシュ！発進する！」

ギュィイイイイイイイイイイイイ！！！！　ドシューーーーー




CC「･･･」(靴というよりスケートだな　ていうか何キロでてるんだ？)

34 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:52:34.22 ID:ErRkmwGd0

――


ルル｢ふはははは、まさかこれほどのものとは･･･！｣

スザク「やあ、おはようルルーシュ」

ルル「ん、スザクか、めずらしいな、こんなところで会うなんて」

スザク「それは僕の台詞だよ、それになんだい？その足の」

ルル「新型のシューズだ、ちょっと体を鍛えててな」

スザク「鍛えてるって･･･それ効果あるのかい？」

ルル「もちろん！　今ならスザク、お前より早く走れるぞ」

スザク「走るというより滑ってるよね」

ルル「たいしてかわらないだろう、どうだ、ここは一つ競争でも」

スザク「のぞむところだ！！」

35 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:54:59.35 ID:ErRkmwGd0

ルル「ではいくぞっ！」ギャィイイーーー

スザク「くっ、はやい！」

ルル「どうしたスザク、まだKMSの性能は半分もだしてないぞ？」

スザク「どうやら僕も本気を出したほうがよさそうだな」

ルル「負け惜しみを･･･！」

スザク「負け惜しみかどうか、すぐにわかるさ！」ドスッ　ドスッ

ルル「そ、それは！･･･重り？」

スザク「つけたほうが鍛錬になるからね、ここからが勝負だ！」

ルル「のぞむところだ、リミッター解除！」ゴゴゴゴゴ



スザク「な、なんだそのスピードは･･･！」

ルル「ぐぉおおお、スピードが出すぎて体にも負担が･･･！」

スザク「負けるか！　うぉおおおおおおおおおおおおおお」

ルル「ば、ばかな　KMSの最高速度は100キロ近くだぞ」



スザク「君に負けるのは･･･僕のプライドが許さない･･･！！」

ルル「生意気を言うなぁあああ」

スザク「ルルーシュゥウウ！」

ルル「スゥザクゥウウ！！！」

36 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 01:57:40.98 ID:ErRkmwGd0

――

CC「で、これはどうゆう状況なんだ？」

スザク「競争中にルルーシュが小石でつまずいてしまって」

ルル「･･･醜態だ」

CC「なるほどな、スザクご苦労だった、後は任せてもらおうか」

スザク「でも、こうなったのは僕のせいだ」

CC「しつこい」

スザク「そんな、まだ二言目じゃ」

CC「しつこい」

スザク「･･･わかったよ、ルルーシュ　お大事に」

ルル「ああ、またここで競争しような」

スザク「どうせまた僕が勝つけどね」

ルル「ふっ、言っとけ」

37 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 02:00:11.55 ID:ErRkmwGd0

――


ギィーコ　ギィーコ

CC「まったく、おまえはいつもいつも」

ルル「すまない、感謝している」

CC「歩けないやつをほっとくわけにもいかんしな」

ルル「ふ、素直に言ったらどうなんだ」

CC「何をだ？」

ルル「心配だったってな、俺に死なれたら困るんだろう？」

CC「乗せてもらってる分際で偉そうに･･･」

ギィーコ　ギィーコ

38 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 02:02:40.33 ID:ErRkmwGd0

―夜―

ルル「今日もランニングがクリアできなかったわけだが」

CC「今日もじゃなく　これからもだろ」

ルル「CC、お前は何がいけないと思う？」

CC「まず自分の足で走れ」

ルル「KMSは自分で走ってると言わないとでも？」

CC「お前だって気づいてるのだろう？」

ルル「うっ、それは･･･」

CC「ふん、根性無しのへたれめ」

ルル「言わせておけば･･･！」ガバッ

ドサッ



CC「･･･私に力で勝てるとでも？」

ルル「くっ･･･」

CC「･･･あまり私を失望させるな」

ルル｢･･･すまなかったな｣

39 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 02:04:00.53 ID:ErRkmwGd0

―朝―

CC「むにゃむにゃ」ｚZZ

ルル「おい、CC！」

CC「あ、そんな強引に///･･･」ｚZZ

ルル「はぁ？　おいCC起きろ！」

CC「ん、んんー」

ルル「やっと起きたか、朝食を食べたらランニングへ行く、準備しておけよ」

CC「ｚZZ」



ルル「おいCC！」

40 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 02:05:38.24 ID:ErRkmwGd0

―30分後―


CC「まったく、強引なやつめ」

ルル「そうゆうのも好きなんだろう、　夢に見るくらい」

CC「･･･！！ば、ばかっ！」

ルル「まんざらでもないようだな、それよりとっとと準備しろ」

CC「童貞が偉そうに、ところで今日はずいぶん早かったな」

ルル「トレーニングの成果がでてきたのだろう」

CC「そうだといいな」ぬぎぬぎ

ルル「お、おい　　CC！」

CC「なんだよ」ぬぎぬぎ

ルル「こ、こんなところで着替えるな！」

CC「ならお前が出て行け」

ルル「まったくお前は･･･！　外で待っている」

ガチャバタン



CC「･･･そんなんだからいつまでたってもボウヤなんだよ」

41 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 02:07:53.36 ID:ErRkmwGd0

――


CC「待たせたな」

ルル「かまわないさ、今日は時間がたっぷりある」

CC「ん、あの変な靴じゃないんだな、今日は」

ルル「過ちを認める事、それもまた強さという事だ」

CC「そうか、いつもは期待してなかったが、そろそろクリアできてもおかしくはないしな」

ルル「いつになく素直じゃないか」

CC「少なくともトレーニングに関してはいつも正直なんだが」

ルル「･･･と、とりあえず行こうか」

CC「ふっ　いいだろう」

42 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 02:09:19.11 ID:ErRkmwGd0

―夕方―

ルル「ぜぇ　はぁ　ぜぇ　はぁ」

CC「･･･！！」

ルル「や、やっと･･･」ぜぇ　はぁ

CC「頑張ったな、ルルーシュ　ちょっと感動したぞ」

ルル「お前のおかげでもあるかもな」ぜぇ　はぁ

CC「ふっ　素直じゃないのはどっちなんだか」

ルル「だが、今日は･･･ここまでのようだ」ぜぇ　はぁ

CC「もうすぐ夜だしな　さすがに時間がかかりすぎだ」

ルル「それでも、成し遂げた事に意味がある！」ぜぇ　

CC「だが、歩きの児童に追い越されるのはさすがにどうかと思うぞ」

ルル「言うな！　明日は勝ってみせる！！」




CC「児童にか？」

ルル「･･･」

43 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 02:11:38.47 ID:ErRkmwGd0

―夜―

CC「お腹へった･･･」

ルル「そればっかりだな、お前は」

CC「誰かさんのせいで昼をぬいたからな」

ルル「言うと思ったよ、　咲世子さん」パチッ

咲世子「お呼びでしょうか」

ルル「ああ、例のものを頼む」

咲世子「かしこまりました、ただいまお持ちします」

CC「―？」



ガチャ

咲世子「お待たせしました」

CC「こ、この香りは･･･！」

44 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 02:13:44.18 ID:ErRkmwGd0

咲世子「ブリタニア１の呼び声高いトミノピザに、CC様の好みに合わせて最高のものを特注で作っていただきました」

CC「ピ、ピザ････！！！！！！！//////////」

ルル「おいおい、はしゃぎすぎだ」

CC「ひ、久しぶりなんだ、しょうがないだろう･･･/////」タラー

ルル「わかったからヨダレをふけ」

CC 「生意気な･････････ぁあ　ピザ//////」

ルル「まったく･･･　咲世子さん、ありがとう」

紗夜子「では、私はこれで」シュッ



CC「も、もう食べてもいいのか？////」

ルル「分けるからちょっと待て、俺の分にもタバスコをかけられてはたまらないからな」

CC「は、はやくしろっ/////」

ルル「はいはい」

45 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) ：2011/07/30(土) 02:16:37.18 ID:ErRkmwGd0

―深夜―

CC「･･･なぁルルーシュ」

ルル「なんだ、起きてたのか？」

CC「今日は嬉しかったぞ」

ルル「ふっ　可愛いところもあるんだな」

CC「調子にのるな、お前こそ･･･」

ルル「ん？」

CC「そろそろカッコいいところの一つでも見せたらどうだ？」



ルル「･･･それも、そうだな」



とりあえずここまで
またある程度たまったらのせます
読んでくれた人ありがとう

46 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/07/30(土) 03:23:29.55 ID:gi5xHflQo

乙です。ギアスのSS久しぶりに見たな。とても面白かったんで、期待してますよ〜

47 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/07/30(土) 04:00:38.24 ID:UPXZcJxDO

そういうをそうゆうってするのやめてほしい

48 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/07/30(土) 04:44:19.63 ID:ErRkmwGd0

>>47
つっこみどうも、次から気をつける

49 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/07/30(土) 18:59:41.00 ID:1lS1v3gDO

とりあえずスレタイで吹いた

ちゃんと完結させろよ

50 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2011/07/30(土) 19:17:23.78 ID:hWRui+/ro

[たぬき]の〜で食っていこうと思うＡＡに通ずるものを感じた
とりあえずちゃんと完結まで読みたい

51 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]：2011/08/01(月) 11:27:54.36 ID:FnLk6Kdro

乙ー
スレタイで吹いたわｗｗ

52 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]：2011/08/06(土) 19:55:56.91 ID:IDIiTRTB0

面白かった

53 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2011/08/06(土) 21:25:23.99 ID:TGPKOkmM0

ギアスとか久しぶりにみたな
乙〜

54 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]：2011/09/13(火) 01:29:59.31 ID:SzT38X/Jo

乙です
続きあるなら待つか

55 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2011/10/27(木) 22:49:50.38 ID:0cm2oaPFo

待つぜ