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あすみ「絶望を見せてあげるよ」 -
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1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/17(月) 19:00:38.62 ID:Hor9pOlj0
即興の思いつきで書く。
ネタが切れたら、やめるわ。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1347876038
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
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クリスタ「かわいいだけじゃだめですか?」 @ 2025/07/19(土) 08:45:13.17 ID:AK1WfFLxO
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八幡「新はまち劇場」【俺ガイル】Part1 @ 2025/07/19(土) 06:35:32.67 ID:BGCulupRO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1752874532/
【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 @ 2025/07/18(金) 23:44:57.84 ID:Xc8IdKRvO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1752849897/
どかーんと一発 @ 2025/07/18(金) 21:10:10.35 ID:CEsRuBor0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752840609/
冒険者育成学校 @ 2025/07/18(金) 01:36:01.28 ID:PkrtUMnv0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1752770160/
たてづらい部!! @ 2025/07/17(木) 23:24:46.15 ID:o3A0TqwG0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752762285/
ゼンレスゾーン淫夢要素ゼロ @ 2025/07/16(水) 18:57:50.86 ID:RQSyJ1Qxo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752659870/
【ギルデッドエネミー】ウルフ「まるでじゃんけんだ」 @ 2025/07/16(水) 01:49:20.03 ID:ryYxoR/vO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1752598160/
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/17(月) 19:00:58.99 ID:Hor9pOlj0
あすみ「皆簡単に捕まえられちゃってみじめね」
ほむら「……」
まどか「……」
マミ「……」
さやか「……」
杏子「……離せよ」
あすみ「離せって言われるくらいなら、最初から捕まえないよ。だったら、あなたから最初に絶望させてあげるよ」
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/09/17(月) 19:03:53.64 ID:fS7CWQXdo
続けたまえ
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/17(月) 19:08:57.77 ID:Hor9pOlj0
杏子「あたしからやろうってのか? 上等だよ。
長い事、魔法少女やってんだ。簡単に絶望するとでも、思ってんのか?」
あすみ「威勢だけは、良いみたいね……」ジロリ
あすみ「……口内炎」
杏子「」ピクッ
あすみ「その八重歯で噛んだ口内炎の痛みを、思い出させてあげるね」ニヤリ
杏子「テメェ……本気か!? それだけは止めろ!! やめてくれ!!」
まどか(……うわ〜)
ほむら(……地味)
さやか(杏子……動揺しすぎじゃない?)
マミ(あの佐倉さんが、口内炎程度でうろたえてる……)
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/17(月) 19:16:13.98 ID:Hor9pOlj0
杏子「まて!! マジで待ってくれ!!」
あすみ「嫌だね。
口の中に大きな大きな口内炎が出来た痛みと、物が食べられない絶望感を味わえ!!」キュピーン
杏子「う……うぅぅ〜……痛い……超いてぇ……。痛てぇ〜よぉ……」ガックリ
まどか(……そこまで痛がるかな〜)
ほむら「あなたうろたえすぎよ……」
さやか「たかが口内炎の痛みじゃない……」
マミ(佐倉さんの人生のトラウマって、その程度だったの?)
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/17(月) 19:22:18.95 ID:Hor9pOlj0
あすみ「あーっはっはっは。いい気味ね!!」
あすみ「痛みを消せる魔法少女でも、口内炎に勝てないなんて……なんて滑稽なのかしら!!」
杏子「……てめぇは、後で絶対に[
ピーーー
]!! ぶっ殺してやるからな!!」
あすみ「怖い事言うじゃない。でも、その程度で相手を殺そうとするなんて、随分と短気ね」
杏子「うるせぇ!! この痛みが……お前に解るのか!!」
さやか「それは普通に解ると思うよ……」
あすみ「さて……次は、あなたにしようかな?」
ほむら「……?」
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/17(月) 19:28:56.13 ID:Hor9pOlj0
ほむら「私が簡単に絶望するとでも思うかしら?」ニヤリ
あすみ「簡単に出来る。そう言い切ってあげるよ」ニヤリ
ほむら(何度も何度も……数え切れないほどループしてきた私)
ほむら(私は簡単に絶望するほど、弱いメンタルじゃないわ)
あすみ「……小学六年生の時。京都の修学旅行……お風呂の時間」
ほむら「」ピクリ
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/17(月) 19:38:19.77 ID:Hor9pOlj0
あすみ「集団でお風呂に入る。そして見えるのは……クラスメート達の成長しつつある乳房」
ほむら「……ッ」ギリッ
あすみ「みんなブラジャーをしているのに、あなたはブラジャーが必要無い」
ほむら「……うるさい!!」
あすみ「下着がどうとか、男子の目が気になるとか……。
だけど、そんな会話になるとあなたは蚊帳の外……」
ほむら「……黙りなさい!!」
あすみ「その挙句、暁美さんは良いよね〜小振りだからまだ考えなくて、何て気の利かない一言」
あすみ「おまけに、仲間のスタイルは抜群だったり……。
遺伝だから、胸が小さいのはどうにもならないもんね〜」
ほむら「……」ドヨーン
まどか「……」ドヨーン
さやか「まどかまで被害を受けてる!?」
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/17(月) 19:45:09.87 ID:Hor9pOlj0
マミ「胸だけで、女の器は決まらないのよ!!」
さやか「そうだ!! 胸だけで価値は測れないのよ!!」
杏子「お前らは黙ってやれ。いや、マジで」
まどか「酷いよ……。そんなのって無いよ!!」
ほむら「あ、あなただって……変わらないじゃない!!」
あすみ「そう思えるのも、今だけだよ?」
あすみ「だって、年下の私でも“B”カップあるんだもん」
ほむら「」ガーン
まどか「」ガーン
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/17(月) 19:45:50.46 ID:N617V6RHo
期待通りでよし
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/09/17(月) 19:55:01.83 ID:u4luolRI0
スレタイでセフィロス思い出した
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/17(月) 20:00:20.29 ID:Hor9pOlj0
あすみ「まぁ、スタイル抜群とまでは成長しなくても、平均位にはなれるかな〜」
ほむら「……」ズーン
まどか「……」ドヨーン
杏子(アタシもアタシだけど、コイツ等もコイツ等だな……)
さやか「あんたさ、同じ魔法少女を落とし入れて、何になるっていうのよ!!」
マミ「……」
あすみ「簡単だよ……楽しいからね」
マミ「楽しい?」
あすみ「そうだよ。他人の不幸は蜜の味って言うよね?
希望を振りまく魔法少女が居て、絶望をばら撒く魔法少女が居ないのは、おかしいよね?」
あすみ「だったら……私がなれば良い。単純な話でしょ?」ドヤァ
マミ(……その割には、絶望のレベルが低い気が……)
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/17(月) 20:36:13.23 ID:Hor9pOlj0
あすみ「次は……青いアンタよ」
さやか「この正義の魔法少女さやかちゃんが、簡単に絶望するわけが……」
ほむら「有るわね」
まどか「さやかちゃん、ああ見えて繊細だし……」
杏子「多分、ダメっぽい」
マミ「正直……ちょっと」
さやか「皆、酷すぎない!?」
あすみ「ハハ、仲間にまで期待されてないのね。
だったら……絶望してしまう痛みを……あなたに植え付けてあげるね!!」
さやか「痛み……?」
あすみ「……親不知」
さやか「」ピクリ
あすみ「……生理二日目」
さやか「」ピクリ
あすみ「……そして、便秘一週間」
さやか「」ピクリ
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海・関東)
[sage]:2012/09/17(月) 20:39:29.76 ID:M5V67uAAO
シリアスじゃないあすみんも可愛い
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/17(月) 20:53:36.66 ID:Hor9pOlj0
あすみ「……この三つが混ざった時の痛み。
あなたは、耐えられるのかしらね……」キュピーン
さやか「ぐぅ……い……痛い……痛いよぉ〜」グズグズ
さやか「おなかいたい〜……歯がいたい〜……」ポロポロ
杏子「……そりゃ、痛いっちゃ痛いけど」
ほむら「ある意味では拷問ね……」
まどか「想像するだけで嫌な感じだよ……」
マミ(鳥肌が立つわ……)
あすみ「どう? 痛いでしょ?」
さやか「痛いけど……耐えてやる!! これ位じゃ、あたしは負けない!!」
あすみ「あ、そう。
でもね……無理に強がると、仲間もダメージを受けちゃうのよね!!」
さやか「……!?」
あすみ「受けてごらん!!」
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/17(月) 21:04:23.30 ID:Hor9pOlj0
あすみ「これを付けて」ミミセンソウチャク
あすみ「これで黒板を爪で引っ掻いたら……」ギィィーガリガリガリガリガリ
さやか「うぁぁぁ……ダメぇぇぇ!!」
杏子「ヤバいって!! 本気でヤバいってぇ!!」
マミ「止めてぇ!! もう止めてぇぇ!!」
ほむら「…………」ブルブルブル
まどか「酷すぎるよぉ!! 頭が痛いよぉ!!」
あすみ「あなたが強がるから……仲間が苦しむのよ!! 良い様ね!!」
さやか「……」ブルブル
ほむら「……」ガクガク
まどか「……」ガタガタ
杏子「……」ピクピク
マミ「……もう、止めなさい!!」
あすみ「嫌よ。それに、次はあなたの番だからね!!」
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/17(月) 21:28:38.01 ID:Hor9pOlj0
マミ(……どうすれば良いの? 丸で手の内が読めないわ……)
あすみ「……しまむら」ボソリ
マミ「」ピクリ
あすみ「あなた、先日しまむらに買い物に行ったよね?」
マミ「それが何なのよ!! しまむらくらい、皆行くじゃない!!」
あすみ「……マネキンと同じ服!! しかも上下おそろいでね!!」
マミ「」ズーン
あすみ「それがクラスの友人と一緒に服を買いに行った時の話だったら、尚更ショックを隠せなかったでしょうね!!」
まどか(……これはキツイよ)
ほむら(……流石に同情するわね)
さやか(……ナチュラルにツキが無いね)
杏子「服位で、そこまで落ち込むなっての……」
マミ「センスが悪いって思われたら……皆ユニクロにするしか無いじゃない!! 貴方も!! 私も!!」
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/17(月) 21:45:29.84 ID:Hor9pOlj0
あすみ「アーッハッハッハッハ……。ホント、ちょろいわね!!
もっともっと、絶望を味あわせてあげるよ。最後は……あなたよ!!」
まどか「……もう止めてよ」
あすみ「いーやーだ。
あんたみたいに、平凡な暮ししてた人間が魔法少女になるって事が、一番嫌いなのよ」
まどか「……」
あすみ「その愛情を受けて育ちましたって顔が、何よりも嫌いなの」
あすみ「だから……あなたには極上の絶望を味わってもらうの!!」
まどか「……」ビクビク
あすみ「……あなた最近、学校で表彰されたみたいね?」
まどか「」ピクリ
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/17(月) 21:59:39.88 ID:Hor9pOlj0
さやか(……あれか)
ほむら(あれね……)
マミ(あれは確かに恥ずかしいわね……)
杏子「……?」
あすみ「全校生徒の前で、壇上に上がって表彰状を受け取る。
だけど、あなたはあろうことか……全ての人間の前で、盛大にすっころんだ!!」
まどか「////」カァーッ
あすみ「ご丁寧に、パンツを全生徒、全職員に思いっきり見せびらかしてしまったのよね……」
あすみ「大人ぶって穿いた黒いレース付きのパンティーを、思いっきり見せびらかしてしまう失態を見せてしまう」
あすみ「鹿目さんって大胆なのね……まどかちゃんがあんな下着着けるんだ……そんなエロい目で見てくる男子生徒」
あすみ「あなたの大人しいイメージが一転してしまったわね?」
まどか「//////」
杏子(……まどかに黒いパンティーは、確かにイメージと違うわな)
あすみ「パンツだけでも恥ずかしいのに、そんな勝負パンツを見せびらかす何てね。あなた、持ってるのね」ニヤニヤ
まどか「//////」
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/17(月) 22:05:59.46 ID:Hor9pOlj0
一旦止める。明日まで残ってたら、続きも書く。
乗っ取りたければ、構わないよ。
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/17(月) 22:08:09.57 ID:QxQPdxRio
ほのぼの支援
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/17(月) 22:08:47.70 ID:QxQPdxRio
この板で乗っ取りはNGだから。乙
HTML化依頼スレッド Part5
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1344511790/
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/09/17(月) 22:13:47.59 ID:u4luolRI0
>>22
ちょっと何言ってるか わかんないですね
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/17(月) 22:15:45.57 ID:QxQPdxRio
>>23
この板で乗っ取りはNGだから。もし飽きたとかでスレを落としたいなら、上のスレで依頼するのを忘れないでね
それと
>>21
で書き忘れてたけど、乙
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga sage]:2012/09/18(火) 22:22:23.35 ID:9SjPBtRpo
あすみ「見たけりゃみせてあげるよ(震え声)」
杏子「やめてくれよ……(絶望)」
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/19(水) 21:20:58.11 ID:DlHL/cLO0
仕事中に何個か考えたので再開。
27 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/19(水) 21:34:53.07 ID:DlHL/cLO0
ほむら(……どうしましょう)
ほむら(このままだと、ソウルジェムが穢れ……無いにしても、捕まってるのも癪に障る)
ほむら(どうにかして、拘束を解かないと始まらないわ)
ほむら(だけど……魔翌力で拘束されてたら、力付くでは外せない……)
ほむら(絶望……絶望……絶望と希望は表裏一体……)
ほむら(……イチかバチかで、希望を与えてみるわ)
あすみ「次は誰に絶望を見せようかな〜」ケラケラ
ほむら「ねぇ? そんな事よりも、これ外してくれないかしら?」
あすみ「……何言っちゃってんの? バカなの? 外す訳が無いじゃん」
ほむら「今外してくれたら……遊園地に連れて行ってあげるわ?
東京○ィズニー○ンド……行きたくないかしら?」
あすみ「……」
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/19(水) 21:41:16.75 ID:DlHL/cLO0
杏子「お前アホか!!」
さやか「そんな子供だましで、通用するわけがないでしょ!!」
マミ(暁美さん……それは流石に無理でしょ)
まどか(ほむらちゃん……そんなのじゃ私でも引っかからないよ)
ほむら「……○ッキーやミ○ーに、会いに行きたくない?」
あすみ「……////」モジモジ
杏さやまどマミ(……めっちゃ食いついてるー!?)
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/19(水) 21:57:54.66 ID:DlHL/cLO0
あすみ「バババババカな事言ってんじゃないよ!! べ、別にグー○ィーに会いたくなんか無いもんね!!」
マミ(……すごい動揺してる)
ほむら「……そうなの? てっきり○ーさんが好きかと思ってたんだけど……」
あすみ「そそそ、そんなんじゃ無いもん!! 可愛いぬいぐるみなんか、欲しくないもんね!!」
さやか(ボロが出てる……)
まどか(……私も○ィズニー行きたいなー)
杏子(こんなガキに捕まった自分を殴りたい……)
ほむら「あら? それとも……シーの方が良かったかしら?」
あすみ(…………正直行きたい!! でも……ここで折れたら……)
あすみ(身の回りの人間を不幸にしたいなんて願った魔法少女が、○ィズニーに行きたい何て言ったら……)
あすみ(……笑われちゃう!! イメージが……崩れちゃう!!)
あすみ(だけど……私も年頃の女の子だもん!! 可愛い物が好きなの!!)
あすみ(親が居ない私が、○ィズニーに行けるチャンス何て、全く無いけど……もし罠だったら……でも……でも)
杏さやまどマミ(さっきから、すっごいモジモジしてる……)
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/19(水) 22:12:39.79 ID:DlHL/cLO0
ほむら「そうね……。その後は、お台場観光でも良いわね? ○ジテレビ……」
あすみ「……!?」
あすみ(○ジテレビだって!? ○チャピンや○ックに、会えるかもしれない!!)
あすみ(いいや、落ち着け……神名あすみ落ち着け!! そんな事で動揺してどうする!!)
あすみ(絶望を与える魔法少女が、○チャピンや○ックに抱き着いて良いのか!? いい訳が無いのよ!!)
あすみ(これは罠だ!! あの黒髪の女が、私を落とし入れようとしてるんだ!!)
マミ「そう言えば、お台場シティって行った事無いわね」
さやか「一回行きましたけど、あそこすっごい大きかったですよ。後、入り口にガ○ダムが有りましたね」
まどか「え〜、良いなぁ」
杏子「あの等身大って奴だろ? ちょっと見てみたいな」
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/19(水) 22:27:49.48 ID:DlHL/cLO0
あすみ「……そ、そ、そんな言葉じゃ騙されないもんね!!」アセアセ
ほむら「あら、そう……。こう見えても、私は○ティッチのグッズを集めてるのよ?」
杏さやまどマミあすみ「……」
ほむら「だって……可愛いじゃない」ニコリ
あすみ「……あ、あほー!! お前なんか、ダンプに跳ねられて、そのまま豆腐の角に頭をぶつけちゃえー!!
うらやましくないんか無いもんね!! うわーん!!」ピュー
ほむら「逃げられたわ……」
杏子「お、拘束が外れたな」
さやか「意外だったね……あんな事で動揺するなんて」
マミ「魔法少女って言っても、やっぱり所詮は子供なのよね……」
マミ(私も実は、○ナルドのぬいぐるみを集めてるのよね……)
まどか「ほむらちゃん、さっき言ってた事って本当?」
ほむら「そうね……少なくとも、○ティッチグッズを収集してるのは、本当ね」
一同(……意外だ)
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/19(水) 22:35:18.59 ID:DlHL/cLO0
杏子「まぁ……趣味は人それぞれだけどよ。
良く、あんな言葉でアイツを丸め込めたな……」
ほむら「簡単よ」
杏子「言いくるめるって事がか?」
ほむら「違うわ。感じ取れたのよ……同種の匂いって物をね」
杏子「どういう意味だ?」
ほむら「キャラとのギャップよ。クールでミステリアスな雰囲気を出しながらも……実は可愛い物に目が無い。私の様にね」キリッ
まどか(カッコ付けて言うセリフじゃないよ、ほむらちゃん)
さやか「確かに、ほむらがぬいぐるみを抱く姿は想像できないよね……。マミさんやまどかはともかくとして……」
33 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/19(水) 22:40:54.16 ID:DlHL/cLO0
マミ「とにかく、今回は暁美さんの機転で助かったわ。
でも……また襲われるとも限らないから、注意をしておく事に越した事はないわね」
ほむら「そうね。今回みたいに、上手く行くとは限らない。でも……あの子は、また私の元に来るわ」
杏子「言い切れるのか?」
ほむら「……何となくね」
さやか「ま……今日のところは、解散にしますか」
まどか「そうだね。明日も学校だし」
ほむら「ええ。また、明日会いましょう」
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/19(水) 22:42:12.46 ID:DlHL/cLO0
本日分は、ここまでです。
何か、皆すげぇ乙女になってしまった……。
これも、キャラ崩壊って奴だろうか。
35 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]:2012/09/19(水) 22:45:20.46 ID:rKEWKgCto
ほむらも昔のこと考えれば
東京にいたときは家族とたまの休みに行ってたとおもうと
36 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2012/09/20(木) 02:51:42.18 ID:rub+NPm6o
病弱だったし、むしろ行きたかった側なんじゃね?
37 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/23(日) 19:17:37.41 ID:1b9p1gVU0
二日ぶりに、投下します。
38 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/23(日) 19:26:53.82 ID:1b9p1gVU0
あすみ(……昨日は不覚をとってしまった)トボトボ
あすみ(……まさか、私を誘惑してくるなんて思っても居なかった)トボトボ
あすみ(……こうなれば、奥の手を使おう)
あすみ「出てきなさいよ、珍獣!!」
QB「何の様かな? 神名あすみ」
あすみ「……手っ取り早く要件を言うわ。見滝原の、黒髪の魔法少女の弱点を教えなさい!!」
QB「暁美ほむらの事かい?」
あすみ「名前何て知らないわよ。兎に角、そいつに一泡吹かせないと、気が収まらないのよ」
QB「まったく……。訳が分からないよ。そもそも、魔法少女は魔女を狩る者だろう?」
あすみ「知らないわよ、そんな事情。私は、アイツのお陰で恥をかかされたのよ」
QB(……完全に自業自得じゃないのか?)
39 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/23(日) 19:40:59.42 ID:1b9p1gVU0
あすみ「……カクカクシカジカ」
QB「ホジョキンウマウマ……と言う訳なんだね」
あすみ「そう。だから、あの黒髪クソビッチの吠え面を拝みたいの」
QB「残念ながら、それに協力は出来ないよ」
あすみ「どうして? 上手くいけば、あの女を魔女にしちゃえるのよ?
アンタには都合の良い話でしょう?」
QB「確かにそうかもしれない。だけど、納得できない部分が多々あるんだ」
あすみ「……?」
QB「大体、魔法少女達にはもれなく僕と言う、超絶プリティーなマスコットがいるじゃないか!!
それなのに、何故あんなぬいぐるみを集めるのだい!!
あんな○ィズニー程度に、僕の可愛さが劣っているのか知りたいよ!!」
あすみ「よし、潰そう」
40 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[saga]:2012/09/23(日) 19:53:16.54 ID:R074neGSo
べぇさん、体のストック全消去されるぞ……
41 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/23(日) 20:24:40.24 ID:1b9p1gVU0
あすみ(くそ……あの役立たずの珍獣め)トボトボ
あすみ(あの女の弱点を、何とか探さないと……)
あすみ(ん……? アイツは?)
タイ焼き屋「毎度ー」
杏子「ありがとなー」
あすみ「やいやい、そこの赤毛!!」
杏子「あん? お前は、昨日の小さい魔法少女じゃねぇか」
あすみ「ここで会ったなら、お前から絶望させてあげるよ!!」ヘンシン
杏子「あー……まだ懲りて無いのかよ」ヤレヤレ
あすみ「うるさい!! 喰らえ!!」
42 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/23(日) 20:43:34.13 ID:1b9p1gVU0
ズドォォーン……。
モーニングスターが地面に埋まりこみ、周囲に土煙が舞う。
あすみ(やったか……?)
杏子「生憎だが……外れだ」
あすみ「……!?」
杏子「……そいつは残像だ」
あすみ(コイツ……何時の間に変身してたの!?)
杏子「魔法少女には、敵が多いからな」
杏子2「何時でも戦闘が出来るようにしないと……」
杏子3「生き残ることが出来ないのさ」
杏子4「残念だが……アタシを狙った事が外れなんだよ!!」
あすみ(……しかも、四人に分身していたなん……って、あれ?)
43 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/23(日) 20:52:57.71 ID:1b9p1gVU0
あすみは、もう一発モニングスターをぶん投げた。
杏子「ぐはぁっ……!!」
本物の杏子に見事命中した。
杏子「何で……本物を見分ける事が出来たんだ……!?
これが……お前の能力なのか……!?」
あすみ「……簡単だよ。
アンタの右手に持ってるタイ焼きまでは、分身で作れなかったみたいだね!!」
杏子「くっ……アタシとした事が……しくじった」
あすみ(……コイツ、多分バカだ)
杏子「こうなりゃ……」タイヤキパクリ
あすみ「そんなマネして、何になるっていうの?」
杏子「よし、治った!!」
あすみ「……そこは魔法で治せ。どこぞの海賊王じゃないんだから、食って治すな」
44 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/23(日) 21:06:51.66 ID:1b9p1gVU0
杏子「さて……これで条件は五分だ」
あすみ(急に雰囲気が変わった……)
杏子「アンタの武器はモーニングスター。アタシの武器は槍。
どっちも似たり寄ったりだろ?」
あすみ「ふーん……。やっと本気で戦う気になった?」
杏子「……ゴチャゴチャ抜かしても、お互い地獄に落ちる身だろ?
アンタ……ちょっと先に行って待ってなよ!!」
あすみ「……上等」
45 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/23(日) 21:38:44.89 ID:1b9p1gVU0
杏子は改めて槍を構え、あすみを一直線に睨みつけた。
その瞳はさっきまでとは、全く異なる。例えるのなら、草食獣を捕食する肉食獣の様。
あすみの背筋に、冷たい汗が一滴だけ流れ落ちた。
杏子が一歩足を踏み出した瞬間には、槍の切っ先が目前に迫っていた。
あすみ(……速いっ!!)
ブン、と鋭い音が空を切っていた。
あすみは身を反転させ、槍の軌道から消えていた。そのまま勢いをつけ、遠心力でモーニングスターを振り回す。
あすみ「そおぉぉぉい!!」
ガキィ、と今度は金属のぶつかる音が鼓膜を揺らす。
杏子は辛うじて防いだものの、ガード越しでも弾き飛ばされた。
倒れはしなかったが、大きくバランスを崩してしまっていた。
杏子(一発が随分と重たいじゃねぇか……)
あすみは、更に追撃の一手を繰り出す。杏子の頭上から、モーニングスターを振り落した。
ドン、と鉄球を地面にめり込ませて、土煙が再び舞った。
あすみ「……チィ。外したか」
杏子「そう、何発も振り回せる訳でも無さそうだな」
杏子は、口元をニヤリと吊り上げた。余裕がまだ有るのか。或いは、ハッタリなのか。
ただし、言える点は一つだけある。
その目は、全く笑っておらず、あすみを真っ直ぐに射抜いていた。
46 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/23(日) 22:07:30.83 ID:1b9p1gVU0
あすみは、直感で気が付いていた。
あすみ(……真っ向から戦うと……勝ち目はまず無い!!)
対魔女であれば、魔翌力に任せた力押しで倒す事も十分に可能である。だが、相手が魔法少女になると、話は別問題である。
魔法少女相手なら、魔翌力の大きさ以上に、戦闘経験が豊富さが重要な要素を占める。戦闘経験が多ければ、それだけ戦い方の引き出しを増やすことが出来るのだ。
杏子(あの武器は、一発の重さは有る分連射は利かない……。おまけにアイツ固有の魔法は、多分精神面に影響する類だ)
そして、杏子もその例に漏れず、あすみの戦闘スタイルを見極めていた。
杏子(だったら……スピードで攪乱させて……一気に貫く!!)
あすみ(だけど……やるしかない!!)
お互いに、腹は決めた。
武器を握りしめる手にも、自然に力が籠る。
そして……両者同時に、地面を蹴り相手に向かい特攻を仕掛けた!!
47 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/23(日) 22:19:31.64 ID:1b9p1gVU0
渾身の力で振るったモーニングスターは、空を切っているに過ぎなかった。
あすみ(……消えた!?)
我が目を疑いたくなる光景だったが、事実標的は目の前から消えていた。
もっとも、それは杏子も同じであった。
杏子(……こりゃ)
ただ、邪魔が入ったという点に関しては、理解が出来ていた。
杏子「……また邪魔すんのか?」
そう呟いて、杏子は後ろに視線を向けるように振り替える。
あすみ「……何時の間に!?」
そして、あすみもゆっくりと後ろを振り向いた。
二人の視界に見えていたのは、背中合わせになった標敵の間に入る、暁美ほむらの姿だった。
ほむら「いい加減にしなさい、二人とも……」
ほむらは、冷淡な声で二人に告げた。
48 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/23(日) 22:20:48.54 ID:1b9p1gVU0
とりあえず、今日はここまでです。
話が、すごい変わってしまった……。多分、戻る予定です。
49 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[saga]:2012/09/23(日) 22:28:29.37 ID:R074neGSo
別のとこ来ちゃったかと思った
乙
50 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/27(木) 22:31:51.01 ID:hMA6N75DO
今見つけた
面白い
51 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/29(土) 02:39:16.21 ID:68IYMD750
続き投下します。
そこまで、長くなりませんが。
52 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/29(土) 02:53:59.60 ID:68IYMD750
杏子「また、邪魔するのか?」
ほむら「前にも、言った筈よ? 私は冷静な人間の味方で、無駄な争いをする馬鹿の敵だとね」
あすみ「……だったら、私はアンタの敵になるのかな?」ジャキ
ほむら「無駄よ……神名あすみ。あなたは私に勝てない」
あすみ(……私の武器が盗られた!? 何時の間に!?)
ほむら「少なくとも、あなたの固有魔法は、私の魔法と相性は最悪。
これ以上、無駄な争いをしたくなければ……それを持って大人しく引き下がりなさい」
あすみ(しかも……武器とぬいぐるみが入れ替わってる!?)
杏子(そして、おまけに私の槍も、ロングプ○ッツ野沢菜味と入れ替えられていた……)
53 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/29(土) 03:07:25.72 ID:68IYMD750
あすみ「……私は、アンタ達みたいに馴れ合ったりしたくない!!
私は……自分の為だけに契約したんだ!!」
杏子「……そんなセリフ、ぬいぐるみを抱きしめながら言っても、決まってねぇぞ」
あすみ「……くっ!!」
ほむら「そろそろ、素直になるべきよ。
美人もそうじゃ無い人も、体系が大きくても小さくても、可愛い物の前では素直になれる。
これは、女の子の特権なのよ?」
杏子(アタシは別に、そうじゃ無いんだけどね……)モシャモシャ
あすみ「……」プルプル
ほむら(まだ、落とすには厳しいようね)
ほむら「そろそろ行きましょう、杏子」
杏子「おう。後さ、水持ってねぇか?」
ほむら「無いわ」
杏子「……一気に食ったら、口の中パサパサになっちまった」
ほむら「そんな事、知った事じゃないわ」
54 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/29(土) 03:41:46.65 ID:68IYMD750
杏子「しっかし、意外だな」
ほむら「何が?」
杏子「ほむらがさ、随分とあのあすみって奴に肩入れしてるじゃん」
ほむら「……そう思う?」
杏子「正直な。普通に考えれば、襲ってきた奴だぜ?
そんな奴をフォローするとすりゃ、よっぽどのお人好しか聖人だけだろ?」
ほむら「どうかしらね。強いて言えば……」
杏子「……?」
ほむら「聖者になれなくても、生きている方が良いって事よ」
杏子「ブルーハーツのTRAIN−TRAINか」
ほむら「よくご存じね?」
杏子「まぁ……死んだ父親が若い頃好きだったらしくてさ。ガキの頃聞かされてたんだよ」
55 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/29(土) 03:53:20.87 ID:68IYMD750
ほむら「随分とパンクな神父だったのね」
杏子「それは否定できねぇ」
ほむら「私は、何度かループしている時に聞いてね。正直、心が折れそうになった時に、何度も救われたわ」
杏子「年と趣味が疑われるぞ?」ニヤニヤ
ほむら「良いじゃない……。私がぬいぐるみを抱きながら、ブルーハーツを聴いているって、可笑しいかしら?」
杏子「……想像したら、すげぇシュールだわ」
ほむら「良いじゃない……好きなんだから」ムスー
56 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/29(土) 03:55:35.02 ID:68IYMD750
とりあえず、ここまで。
話の方向が、めちゃくちゃだわ。
人にやさしくと終わらない歌は、聴いてみる価値があると思う。
57 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/29(土) 07:34:04.56 ID:WOkjSCgAO
情熱の薔薇を脳内再生しながら偶然開いたよ
シンクロニシティ
58 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/29(土) 08:22:57.80 ID:9T1UrRTDO
話の方向がめちゃくちゃ→新たな世界が広がる←今ここ
59 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]:2012/09/29(土) 08:24:25.48 ID:IFIfVUZio
話がめちゃくちゃで面白い……
彼岸島か!
言うほどめちゃくちゃでもないぞ
60 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]:2012/09/29(土) 08:25:45.76 ID:ZHwiZPnMo
ギャグ系SS好きよ
61 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/29(土) 17:48:02.65 ID:68IYMD750
続きを書きます。
どういう展開になるのかは、自分でも解らないねー。
62 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/29(土) 18:02:32.49 ID:68IYMD750
あすみ(私は……どうしたかったんだろう)
あすみ(絶望を振りまくつもりで契約した……)
あすみ(……にも関わらず、他の魔法少女に言いくるめられた……)
あすみ(我ながら、情けないわ……)
ほむら《神名あすみ……聞こえるかしら》
あすみ《アンタ……テレパシーで呼びかけるなんて、何のつもり? リターンマッチの要求かしら?》
ほむら《違うわ。魔女が現れたから、手を貸して欲しいの》
あすみ《……敵対している人間に対して、手を貸せですって? 何の冗談?》
ほむら《簡単よ。私達では敵わない魔女だから、あなたの力を貸して欲しいの》
あすみ《……》
ほむら《退屈しのぎでも、グリーフシード目的でも構わないから……。お願い、力を貸して!!》
あすみ《……取り引きとして、受け入れるだけよ。勘違いしないでね》
ほむら《ありがとう……》
63 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/29(土) 18:13:53.25 ID:68IYMD750
あすみ「ここが魔女の結界ね……。何か薄っぺらい紙見たい……」
ほむら「……来てくれたのね。助かったわ」
あすみ「一人だけなの?」
ほむら「残念ながら……皆魔女の呪いにかかってるわ。体は無事だけどね」
あすみ「そう……魔女はこの奥って事ね」
【幻想】の魔女。性質は【安楽】。
マミ「……オチャカイ……タノシイワ」
さやか「……キョウスケノバイオリン」
杏子「……リンゴクウカイ」
まどか「鮫の話しようぜ」
あすみ「なるほどね……幻を見せつけて、精神を侵食する魔女」
あすみ「しかも……」
一発モーニングスターをぶん投げたが、魔女の本体をすり抜けて、壁にめり込んでいた。
あすみ「魔女自体も幻みたいな物だから……物理攻撃は通用しないのか」
あすみ「私しか倒せないって理由も納得できるわね」
まどか「鮫は良いよぉ〜」
64 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/29(土) 18:26:09.31 ID:68IYMD750
あすみ「あら、魔女も気が付いた見たいね。だけど……私にそれは通用しないわ」
魔女「ケラケラケラケラ……」
あすみ「趣味の悪い笑い声……。見せる幻も、楽しい思い出ばかりか……気に入らないわ。
夢を見てる間に楽に死なせるとかってのも、下らな過ぎる」
あすみ「残念ながら……私の能力は、精神を侵す物。生憎、他の精神攻撃は受け付けないの」
あすみ「さて……遊びましょうか、マヌケな魔女さん」キュピーン
あすみ「それにしても……」
マミ「ケーキモアルノヨ……」
さやか「……マタキケテウレシイ」
杏子「ウンマイボウハビーフアジニカギル……」
まどか「[
ピーーー
][
ピーーー
]団は、永遠に不滅なんだよ!!」
あすみ「一人だけ、見てる幻が完全におかしいわね……」
65 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/29(土) 18:56:30.49 ID:68IYMD750
あすみは能力を開放し、魔女と視線を交錯させた。
流れ込んでくるのは、魔女が取り込んできたであろう、数々の幻達。
あすみ(……これが、魔女の見せている幻か……)
あすみ(バイオリン……ケーキ……お菓子……それと……これはスルーしておこう)
あすみ(向こうが楽しい思い出だったら……アンタの精神を、絶望で侵してあげるよ……)
そして、本能的に言葉を口走らせていた。
あすみ「私の……サヨナラ勝ちだよ!!」
あすみは、魔女に向けて絶望の幻、悪夢を植え付けていく。
あすみ(心霊写真……道路では跳ねられて絶命した猫……涼宮ハルヒの憂鬱……エンドレスエイト!!)
あすみ(アイドルのゴシップ記事……地元で起きた殺人事件……まだまだ行くよ!!)
あすみ(……ジョニー黒木の七夕の悪夢……橋本真也の急死……アイルトンセナの死亡事故!!)
あすみ(……バトルロワイヤル……はだしのゲン……殺し屋一!!)
あすみ(……山村貞子……銀狼怪奇ファイル……となりのトトロの都市伝説!!)
あすみ「これで……仕上げるよ!!」
あすみ(もう、何も怖くない……あたしってホントバカ……一人ぼっちはさみしいもんな……)
あすみ(……魔女を生み出すなら……皆死ぬしか無いじゃない!! 貴方も!! 私も!!)
魔女「……ア……アアア……ウワァァァァ!!」
連続する悪夢に、魔女は断末魔の悲鳴を上げ始めた。狂ったように悶え、怯えたように泣き叫ぶ。
あすみ「絶望のお味は口に合うかしら?
これが私の魔法……終わらぬ悪夢【エンドレス・ナイトメア】!!」
66 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/29(土) 19:28:08.41 ID:68IYMD750
魔女「ァァァァ……」
次第に魔女の叫びは小さくなり、虚ろな目付きであすみをジッと睨んでいた。
あすみ「私に夢を見せよう何て、百年早いのよ。グリーフシードからやり直してきなさい!!」
そして、魔女の結界はひび割れていく。
あすみ「……一番相手に絶望を与える勝ち方だから、私はこのセリフが気に入ってるのよ」
あすみ「私の……サヨナラ勝ち!!」
あすみの一言と同時に、結界は完全に崩落していた。
空が見え、景色が元に戻っている。地面には、魔女のグリーフシード。
そして、幻を見せられていた四人の魔法少女が眠っていた。
ほむら「お疲れ様。それに……ありがとう」
そう言いながら、ほむらはグリーフシードを拾い上げて、あすみに手渡した。
あすみ「例には及ばないわ……。目的が一致しただけよ」
強がって言うものの、あすみは緊張の糸が解けて、地面に座り込んでしまった。
同時に、寝ていた四人は順番に目を覚ましていく。
杏子「……あれ? 何でこんな所で寝てんだ?」
さやか「おっかしいなぁ……。恭介のバイオリン聴いてたような気がして」
マミ「私達……確か魔女退治していた筈だったけど……?」
まどか「ミスチルは三橋美智也の事だよ!!」
ほむら(まどかだけ、まだ幻の中の様ね……)
67 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/29(土) 19:34:29.24 ID:68IYMD750
一連の事情を説明中……。
ほむら「……そう言う訳で、私がお願いしたの」
杏子「……面目無い」
さやか「何か……ごめん」
マミ「魔女に簡単に踊らされて……魔法少女失格ね……」
まどか「……私達の事……助けてくれたんだね」
あすみ「……只の気まぐれだよ。グリーフシードのストックも作りたかったし」ツーン
ほむら「手を貸してくれたのは事実だわ。改めて例を言わせてもらうわね。
ありがとう……神名あすみ」
あすみ「……////」プイッ
68 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/29(土) 19:48:44.44 ID:68IYMD750
あすみ「私は……馴れ合うつもりなんか最初から無いもん。
ただ、人の不幸を見たいだけで……楽に死なせるような生ぬるい魔女にムカついただけ」
ほむら「……」
あすみ「だから……次会うときは、容赦しないよ!!」
あすみ「今度こそ、絶望を見せてあげるよ」
そう言って、あすみはその場から一目散に退散した。
まどか「あ……行っちゃった」
杏子「全く……。素直に例くらいは受け取れっての」
さやか「でもさ。最初会った時より、トゲは無くなった気がするなー」
マミ「きっと、根は良い子なのよ。そうじゃ無かったら、私達を見捨ててる筈でしょうから」
ほむら「……そうね。
私達も、帰りましょうか」
ほむらの一言に、全員の首は縦に動いた。
神名あすみ。不幸を祈り契約した、魔法少女。
次に現れた時は、敵か味方か定かでは無い。
しかし、心の根底には、優しさの欠片が残っているのかもしれない。
69 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
:2012/09/29(土) 19:50:38.60 ID:68IYMD750
以上で終わります。
少々短いですが、無理やりまとめました。
急ごしらえなので、セリフや展開に不自然な点が多いと思いますが、目をつぶってください。
何か、補足などがあればお答えします。
70 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/29(土) 20:21:45.70 ID:rec6cgQIO
×例
○礼
71 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/29(土) 21:11:48.63 ID:VZW8Q/JIO
まどかwwwwww
72 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/09/29(土) 21:47:21.78 ID:bdifaFTDO
乙
まどかェ…
73 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]:2012/09/30(日) 00:18:06.32 ID:4SSLa57No
>>54
なんてこった。
杏子の親父さんって、オレらと同年代だったのか。
考えてみリャ、近所の同年代の連中の多くが小中学生の子供を育ててるんだもんな。
38.41 KB
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