【VIPService】「安価で女装ギャルゲー風SS」

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安価で女装ギャルゲー風SS - SS速報VIP 過去ログ倉庫

1 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/18(木) 00:44:51.04 ID:XJXEqXmE0

私立SS女学院。それは名誉あるらしいどっかのお嬢様学校。

主人公の貴方は女装してこの学院に転入する事になりました。

そして貴方はこの学院で暮らしていかなければなりません。

女学院と言うからには通う生徒は全て女子、それも上から下から右から左の十人十色千差万別。

この学院で誰と出会い誰とどのような関係を持つのか。どのような生活を送るのか。どのような運命を辿るのか。

全てはプレイヤーである貴方たちの選択次第。

貴方は一生徒として学生生活を無事送れるのか、それとも誰かと……？

このスレは安価と時々コンマを使用したギャルゲー風安価スレです。
安価を使用する都合上恐ろしく進行が遅れる場合があります。
質問等はゲーム進行中以外の時にお願いします。

【警告！】このスレはオリジナルキャラクターを使用して進行します。
【警告！】また、稚拙ながら地の分があるので、それらが苦手な人は注意してください。

1スレ目兼大雑把な説明書http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1342692003/
前スレhttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1348837560/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1350488690

1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

スイカバー＠ 2025/06/16(月) 23:54:53.05 ID:7An/VCwoo
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1750085692/

全レスゾーンゼロ＠ 2025/06/16(月) 17:23:39.88 ID:/JulHR0so
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1750062219/

バームくんへ＠ 2025/06/11(水) 20:52:59.15 ID:9hFPsRzXO
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749642779/

秘境＠ 2025/06/10(火) 00:47:53.81 ID:BDVYljqu0
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【安価】上条「とある禁書目録で」鴻野江「仮面ライダー」【禁書】＠ 2025/06/09(月) 21:43:10.25 ID:qDlYab/50
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749472989/

ツナ「（雲雀さん？！）」雲雀「・・・」ﾋﾞｼｮﾋﾞｼｮ＠ 2025/06/07(土) 01:30:36.87 ID:AfN9Rsm0O
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749227436/

【安価コンマ】障害走を極めるその5【ウマ娘】＠ 2025/06/06(金) 01:05:45.46 ID:RaUitMs20
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貴様たちの整備のお陰で使いやすくしてくれてありがとう＠ 2025/06/04(水) 20:56:21.03 ID:QjuK6rXtO
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749038181/

2 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/18(木) 00:45:21.03 ID:XJXEqXmE0

プレイヤーの皆さま、こんにちは。

私、このゲームを進行させて頂きます、進行システムプログラムです。
気軽にシステムさんとお呼びください。

このゲームは簡単に言うと、ヒロインと主人公の感情値を上げてクリアしよう、そんなゲームです。
期限はゲーム時間でだいたい40週間。その間に、特定のキャラクターといい感じな関係になってください。

【！】システムさんが作ったQ＆A。

Q、やっちゃいけない事ってなに？
A、スレを荒らす事と他のプレイヤーの迷惑になる事とシステムさんにえっちな質問をする事。

Q、安価が無効になる事ってあるの？
A、安価先のレス内容が選択肢、進行状況と一致しない場合、無効になる事もあります。
　　その場合、安価の下、または上のレスで進行させて頂きます。

Q、性格って何？
A、主人公の性格です。性格によって、発生する選択肢が変化します。自由行動が制限される事もあるので、頭に入れておいてください。

Q、システムさんってなに？
A、設定上15歳の女性型進行システムプログラムです。ドジっ娘と言うかバカ娘です。好きな食べ物は甘いものだそうです。

Q、って言うかなんで女装主人公なの？
A、そっちの方がえっちい、だそうです。

3 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/18(木) 00:45:55.33 ID:XJXEqXmE0

【！】システムさんでもよく分かる！　簡単な登場人物紹介。

・主人公：貴方　性格：熱血・空虚　誕生日：11月25日
このスレの主人公。名前は伏せられているので代わりに「貴方」「――」と表示される。
相手を慰めたり宥めたりする時は抱きつく癖があるもよう。ただし、本当に親しい相手にしかやらない？
大財閥の御曹司。今は亡き妹がいた。その妹の死がきっかけとなり、主人公は完全な【空虚】となったらしい。
断りも入れずヒロインにキスをかまし、相手を怒らせたが、翌日に仲直りしてしれっとその相手（後述）と恋人関係になった。
状況が状況だった為公開告白になり、恋人関係になった事は周知の事実に。それでも、所謂幸せの絶頂と言うやつ。

・ヒロイン：眼鏡　【眼鏡を掛けた貴方の恋人】
貴方のクラスメイト。眼鏡を掛けている。いじめられた過去を持ち、以来人を信用するのを恐れていた。
主人公を信頼する事は、彼女にとって勇気のいる行動だった事だろう。心は弱いが意志は強い女の子。
なんやかんやあって主人公と恋仲になった。ただ、人がいる前では少々ガードが固いか。

・ヒロイン：鉢巻　【頭に鉢巻きを巻いたスポーツ少女】
貴方と同学年。いつも頭に鉢巻きを巻いている。ヒロインポジションを捨てる代わりに友人ポジションを獲得したか。

・ヒロイン：不思議　【西洋人のような風貌のミステリアスな少女】
貴方と同学年。屋上で空を眺めるのが好き？　友人ポジションにすらつけなかった。

・ヒロイン：愛　【愛を唱える異様な少女】
一年生。本人曰く愛を求めている。一切登場しなかったヒロイン一号。

・ヒロイン：会長　【正義を信じる生徒会長】
三年生。なんでもできそうな生徒会長。扱いがモブと同等に。こんなはずではなかった。

・ヒロイン：帽子　【帽子を深く被った謎の下級生】
一年生。深く帽子を被っている。一切登場しなかったヒロイン二号。一号と合わせてちびっ子軍団は不遇。

・その他：先輩　【学院生徒が憧れる『お姉様』】
三年生。主人公同様女装した男性。女装生活で困った時や聞きたい事がある時はこの人に頼ろう。

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/18(木) 00:49:00.87 ID:3tU2lo57o

>>1乙

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/18(木) 00:59:12.71 ID:0MYBO197o

>>1乙

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/18(木) 01:01:43.62 ID:Kj2PbLEW0

>>1乙

7 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/18(木) 21:56:04.07 ID:XJXEqXmE0

こんばんは、システムさんです。
えっと、まあ、なんというか、すみません。遅れた上に今日は再開できません。
明日、明日こそ再開します。明日の同じ予定時間に、どうかお願いします。

8 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/19(金) 19:56:03.62 ID:8XvGxQkM0

こんばんは、システムさんです。昨日は本当にすみませんでした。
なんか>>7って、借金取りから逃げる時の文句みたいですね。その内、夜逃げします。
あ、システムさんは逃げませんよ。逃げたところでシステムさん、他になーんにもできませんから。

そんな事より、さっそく直後のレスで天気判定。

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 19:56:43.61 ID:0JXfqmqdo

ほい

10 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/19(金) 20:27:37.99 ID:8XvGxQkM0

開始前に、ゲーム時間で明日から夏休みに入るので、夏休み中の説明をさせていただきます。
説明と言っても、普段の休日となんら変わりありません。
ただ、絶対の決まりとして、行動は【朝】【昼】【夕方】の三回限りです。きっかりです。
休日もそうしようかとおもっていたのですが、なんか、ほら……ですね。
あ、いつももそうなのですが、「部屋で過ごす」行動は、「何もしない」とは別物の選択です。
ただ、何も起こらないと何事も無く過ごすだけで……。

あと、夏休み中の帰省について。これは主人公にもできます。
まあ、帰省と言うか、ほにゃらら休み中は必ずできる長期外出です。
簡単ですね。いつものように学生寮受付に行って、外出したい日付を二つ以上記入するだけです。
例1：「８/７、８/８、８/９」「８/７～８/９」「８/７　８/９」←これらはすべて、８/７から８/９の三日間を希望する、と判断します。
このように、通常とは異なる記入の仕方になりますね。

上のように記入された場合、その休み中にどこに行くか、と言うのを記入する必要があります。
「帰省」「自宅」「家」「実家」など、要するに家に帰ると記入した場合はすんなり通ります
が、その他の場所、例えば「海」「山」などの場合は、保護者または監督者の許可のサインが必要となります。
平たく言えば、保護者か先生に「海行かせろ」と言ってサインをもらう、です。これは責任能力があると認められる証なので、どうしても必要です。
サインをもらえなくても保護監督者同伴が確定するのなら、海や山などの場所に行く事ができます。
……でも、ヒロインと行くのならば、やっぱりサインをもらうのが望ましいですね。

以上、ちょいと面倒ですが、夏休み中に可能な行動をざっくり説明させてもらいました。
無いとは思いますが、何か質問等、ありますでしょうか？

11 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/19(金) 20:37:04.89 ID:8XvGxQkM0

忘れていました。夏休みの宿題です。
夏休み中は「宿題をする」と言う選択が新たに加わります。それを選択する事で、宿題を進行する事ができます。
逆にそれをやらないと、一切進みません。当然ですね。
今の主人公の状態ですと、大体18回選択されれば夏休みの宿題は完了するでしょう。
毎日同じペースが続けばたった６日で終了です。クラスの女子って、そんな奴がいませんでした？
なお、あと何回選択すれば良いかは、選択肢の隣に書いておくので、計算不要です。時々ミスります、絶対ミスります。

そんな感じですかね。長期の休みは常に、宿題と言う学校の悪魔に削られるものなのだそうです。
これを含めて、質問……は、まあこれは無いでしょうかね。

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 20:42:04.54 ID:cSrwWJVwo

二週目はまだかいのう、ばあさんや

13 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/19(金) 20:50:00.68 ID:8XvGxQkM0

いやですねえおじいさん。今度ばあさんなんて言ったら刻んでタヌキに食わせますよ？
冗談抜きにして、二週目はそもそも、あり得ないと言う意見がシステムさんの中で既にでてるんですよね。
だって、一周目はこのままだと四ヶ月かかる計算になりますし、システムさんは昨日の体たらくですし……。
それに付きあわせた結果がこのしょうもない妄想と言うのが、申し訳なくて。
別に、応援や支援を誘おうとかそう言う気持ちは無くて、純粋にシステムさんの判断ですね。

まあ、現段階ではそう言う判断を下していますが、実際問題一週目クリアしないと話にならないんです。
それで、二週目ですが……システムさんの計算ですと、上の通りあと一ヶ月ほどかかると思われます。
その中にこちらがわの都合も含まれているのだから、まるで馬鹿ですね。

14 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 21:00:42.96 ID:8XvGxQkM0

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

データがセーブされています。

前回セーブしたデータの続きから始めますか？

↓１～３まで多数決　始めるor始めない

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 21:01:42.99 ID:i+Jg6nOL0

始める

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 21:03:29.23 ID:0JXfqmqdo

きゃらめる

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 21:03:55.85 ID:3DxSDs8SO

とあるシステムさんの安価スレ

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 21:05:43.74 ID:3DxSDs8SO

質問。宿題やんない、終わらなかったらどうなんの？
後、遊びにいく際の監督者、保護者て今お願いできるやつは誰？また、お願いする手順は？

19 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 21:06:45.29 ID:8XvGxQkM0

始める１：始めない０：べたつくのでシステムさんは苦手です１：なんかとなんかが交わってもシステムさんはアホのままです１

前回の続きから再開します。

４番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

４番のデータを再開します。

20 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 21:07:27.35 ID:8XvGxQkM0

□―――――□
｜貴方の部屋｜　７/18（月）
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今日は終業式。いよいよ一学期が終了し、明日からは夏休みだ。
しかし、今日は特別何かをするわけではない。体育館で終業式をやって、教室で先生の注意を受けて、帰るだけだ。
その後は、晴れて自由の身……まあ、宿題などの課題もあるし、外出許可願と言う縛りもあるので、完全な自由ではないが。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生の尞内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、自由行動

↓2

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 21:08:37.37 ID:3DxSDs8SO

眼鏡Ksk

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 21:08:43.87 ID:i+Jg6nOL0

23 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 21:14:51.06 ID:8XvGxQkM0

1、食堂に行く

貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・階段｜
□,――――――――――□

貴方は食堂に向かう途中の階段に着いた……が、眼鏡がいない。
いつもと言うほど慣れた訳ではないが、彼女はここで貴方を待っている。

いないと言う事は……どう言う事なのだろう。

待っているばかりだと貴方を縛る事になるからと、気を利かせて先に行ったのだろうか？
その解釈は、ちょっと自分勝手すぎるか。
或いは、眼鏡に何かあったのかもしれない。単純に寝坊したとか……。

なんだか、不安である。

貴方は

1、待つ
2、食堂に行く
3、眼鏡の部屋に行く
4、自由行動

↓1

24 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 21:15:14.10 ID:0JXfqmqdo

25 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 21:25:54.89 ID:8XvGxQkM0

3、眼鏡の部屋に行く

貴方は眼鏡の部屋に行く事にした。

ここで待ってもいいのだが、やはり、待つよりも動く方が性に合っている。
それに心配なのであれば、何よりも先ず確認を急ぐべきだ、と貴方は思う。

……もしかしたら今もベッドで夢見心地、と言う事もあるし。

□―――――――――,□
｜二年生学生寮内・６階｜
□,―――――――――□

貴方は眼鏡の部屋の前に着くや否や、すぐさまその扉を軽くノックした。

鍵が閉まっているだろうから、流石に進入する事はできないだろう。
暫く待っても、返事は無い。貴方はもう一度、扉をノックする。今度は、ちょっと強く。

と、二度目のノックをした途端に扉が開いた物だから、少し驚いた。

扉を開けて出てきたのは……具合が悪そうな眼鏡。
沈んだ顔が、貴方と見合う。

眼鏡「……おはよ」

この感じは……貴方は思い出す。そう言えば、眼鏡にとってそろそろアレの時期か。
なるほど、貴方があそこに行った時眼鏡がいなかった理由は、アレで行動が遅れた所為だったのだ。

眼鏡「迎えに来てくれたの？」

貴方「え？　はい、まあ……そう言う事になりました」

眼鏡「……ありがと」

言いながら、眼鏡は貴方に抱きつく。貴方は軽く受け止めて、そっと背中に手を回す。

眼鏡「行こう？」

貴方としては、このまま部屋に留まって欲しいくらいだ。
こんなに具合が悪いのなら、無理をしないでほしいと言うのが、貴方の本音。
しかし、眼鏡が大丈夫と言うのだ。口では言わないが、目が語る。

それならば……貴方は、時々気を利かせて、眼鏡のしたいようにさせるのが一番だろう。

貴方「はい……ゆっくり行きましょう」

貴方は眼鏡を支えながら、食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、今はやめておこう

↓2

26 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 21:27:11.15 ID:i+Jg6nOL0

27 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 21:28:19.58 ID:3DxSDs8SO

具合悪そうだが何かできることないか

28 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 21:37:31.69 ID:8XvGxQkM0

1、自由行動「具合悪そうだが何かできることないか」

貴方は眼鏡を見ながら思う。彼女はいつも、この時期になるととても苦しそうだ。
そして、恋人と言う関係になったからか、いつも以上に心配である。
そうなると……貴方の心に、何かできないだろうか、と言う意思が沸いてくるのだ。

貴方「眼鏡さん……私に、何かできる事はありませんか？」

貴方「無理しないで、なんでも言ってください」

貴方の言葉に、眼鏡は箸を止める。

眼鏡「……じゃあ、一緒にいて？」

貴方を見る事も無く、いつものように空っぽの器を見つめながら答えた。
ただ、それだけの事を。

貴方「お安いご用です」

貴方ははっきりと、眼鏡の手を握って言った。

眼鏡「……あと、私の荷物持って」

貴方「やりましょう」

眼鏡「私が良くなるまで、迎えに来て」

貴方「やりましょう」

……なんでもかんでも引き受けたが、大丈夫だろうか。
とりあえず、眼鏡の具合が良くなるまでは、寝坊はできないだろう。

貴方は眼鏡と一緒に朝食を食べた。

29 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 21:40:23.00 ID:8XvGxQkM0

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

一度眼鏡と別れた貴方は、部屋に戻って、鞄を用意して、眼鏡を待とうとしたところで考える。

眼鏡は具合が悪い。だと言うのに、貴方は迎えに来させるのか。
今日だけは、貴方から出向いても良いのではないか？

貴方は

1、待つ
2、迎えに行く
3、自由行動

↓1

30 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 21:40:53.71 ID:i+Jg6nOL0

31 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 21:52:30.16 ID:8XvGxQkM0

2、迎えに行く

貴方は眼鏡を迎えに行く事にした。

やはり、眼鏡に無理はさせられない。
それに、食堂で眼鏡と「迎えに行く」と約束したのだ。
それは明日以降の話なのだろうが……一日くらい、前倒しにしたって構わないだろう。

貴方は鞄を持って、部屋を出た。

□―――――――――,□
｜二年生学生寮内・６階｜
□,―――――――――□

眼鏡の部屋の前に着いた貴方は、扉をノックしようとして、少し考える。
ここでノックすると、ただでさえ行動が遅れて急いでいるだろうに、更に眼鏡を焦らせる事になる。

貴方は出した手を引っ込めて、扉の隣で待機する。

その内、勢いよく扉が開き、のろのろと眼鏡が出てくる。
そして、貴方と目が合った。

眼鏡「……なにしてんの」

貴方「迎えにきました」

眼鏡「言ってくれたら、早く出たのに」

貴方「さっき来たので、大丈夫です」

眼鏡は小さく息を吐き、貴方に近寄って、貴方の手を取る。

眼鏡「ありがとう」

貴方「どういたしまして」

貴方は眼鏡と一緒に校舎に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・入口｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事はあっただろうか？

1、自由行動
2、今はやめておこう

↓2

32 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 21:53:56.18 ID:3DxSDs8SO

気分はどうだいマイハニー

33 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 21:54:23.29 ID:i+Jg6nOL0

34 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 21:58:04.01 ID:8XvGxQkM0

2、今はやめておこう

いや、今、話しかけるのはやめておこう。
今の眼鏡に、酷な真似はできない。

貴方は眼鏡と手を繋ぎながら、黙って一緒に登校した。

□――――――――□
｜学院校舎内・２-Ａ｜
□――――――――□

貴方と眼鏡が教室に着いた時、教室には既に多くの生徒が登校してきていた。
最終日と言う事で、最後ばかりはきっちり締めたいのだろう。
時計を見ると、そこそこ危ない時間だったので、あまり関係ないかもしれない。

貴方と眼鏡はそれぞれ席に着き、鞄を置く。

そのまま、ホームルームが始まるのを待った。

35 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 22:12:46.96 ID:8XvGxQkM0

□――――――――□
｜学院校舎内・２-Ａ｜
□――――――――□

終業式をさくっと終えて、一旦教室に戻り、先生の注意の時間。

先生１「夏休み中はー……まあ、怪我しないように、無茶しないように」

先生１「犯罪は以ての外で、夏休みだからってはっちゃけないように。分かりましたか？」

先生のありがたい注意に、生徒たちは元気良く「はーい」と答える。
その内、何人が内心悪巧みをしているのだろうか。考えるのは、止めておこう。

先生１「教室に物を置いて行っても良いけど、カビが生えるのが嫌な人は持って帰りなさい」

先生１「それと、夏休み中に子供だけで外出する場合は、先生か保護者の方に一言言っておく事！」

先生１「これはみんなの安全を守る為だから、絶対に守るようにしてください！」

先生１「あと、家に帰ると嘘を言ってどこかに出かけたりしない事！」

先生１「どこに行くと言っても、学院側はみなさんの家に連絡を必ず入れます」

先生１「嘘を言っていると分かったら、停学もあり得るので、絶対にやめてください」

いつになる先生が真面目なので、流石に生徒もふざけてはいられない。
誰もが先生をじっと見て、話を真摯に聞いている。

先生１「……それと、恋人ができたからと言って、浮かれない事。分かりましたか」

と思いきや、先生は貴方を睨みつつ、そんな事を言う。
誰の事を言っているのか分かっているだけ、生徒たちは笑いを堪えつつ「はーい」と答える。

先生１「以上、先生の注意を終わります。あとは各自、配ったプリントをよく読んでください」

先生１「と言う事で、解散」

36 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 22:16:32.18 ID:8XvGxQkM0

号令を受けて、生徒たちは散り散りになる。

貴方も今から自由の身だが、さて、どうするか。
時間は、まだ10：00過ぎ。昼には少し早いか。

これから寮に帰っても良いし、校舎に残って何かをしても良いだろう。
眼鏡の事を考えるのなら、一緒に帰る方が一番だが……。

貴方は

1、寮に帰る
2、眼鏡と一緒に寮に帰る
3、自由行動

↓1

37 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 22:17:12.06 ID:i+Jg6nOL0

38 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 22:17:39.72 ID:3DxSDs8SO

先生に夏休みどっか行くときに監督者としてついてきてほしい。連絡先も教えてくれ

39 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 22:21:35.62 ID:8XvGxQkM0

2、眼鏡と一緒に寮に帰る

貴方「眼鏡さん。一緒に帰りましょう」

眼鏡「ん……」

目に見えて、大丈夫では無い。こんな人を、放っておくのは無理だ。

貴方は眼鏡の分の荷物も持ちつつ、一緒に帰る事にした。
……結構、辛い。

□――――――――□
｜学院校舎内・入口｜
□――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、今はやめておこう

↓2

40 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 22:22:48.29 ID:i+Jg6nOL0

何か習い事をしてた事はないか

41 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 22:24:30.33 ID:5cCFoZDzo

↑

42 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 22:27:37.68 ID:8XvGxQkM0

1、自由行動「何か習い事をしてた事はないか」

貴方「眼鏡さんは、何か習い事をしていた事は？」

眼鏡「ない……」

……だそうだ。眼鏡は苦々しい顔をして答えた。

貴方は他に、眼鏡と話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、もういいや

↓2

43 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 22:28:39.73 ID:i+Jg6nOL0

44 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 22:29:34.92 ID:3DxSDs8SO

そんなに辛いならおんぶしようか

45 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 22:37:36.42 ID:8XvGxQkM0

1、自由行動「そんなに辛いならおんぶしようか」

貴方「そんなに辛いのでしたら、おんぶしてあげましょうか？」

貴方はつい、そんな事を申し出る。

眼鏡「……両手塞がってて、そんな余裕もないくせに」

見抜かれていた。その通り、貴方にそんな余裕はまるで無い。
そもそも、人一人を持ち上げる力があるかどうかという貴方が、両手を使えない状態で眼鏡を背負えるかと言ったら……。

今、この環境に溶け込める肉体が恨めしい。

眼鏡「気持ちだけ、受け取るわ」

貴方「……ごめんなさい」

眼鏡「……元気になったら、やってもらう」

それでは意味が無い気もするが……まあ、眼鏡がしたいと言うのだから、好きにやらせておこう。
おんぶくらいなら、貴方でもできるはずだ……そう思いたい。

貴方は他に、眼鏡と話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、もうやめておこう

↓2

46 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 22:40:22.62 ID:i+Jg6nOL0

47 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 22:41:20.33 ID:5cCFoZDzo

48 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 22:46:16.92 ID:8XvGxQkM0

2、もうやめておこう

そろそろ、話しかけるのもやめておくか。
眼鏡の気分も、多少は紛れたと思……いたい。
それに、あまり触り過ぎて病人扱いするのも、その人に悪い。

貴方は眼鏡と一緒に寮に戻った。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

寮に戻り、眼鏡を部屋に送っていた後、貴方は自分の部屋に戻る。
鞄を置いて、ベッドに腰掛けつつ、一息吐いて考える。

昼まで時間があるが、何をしよう。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、誰かの部屋に行く
3、寝る
4、自由行動

↓1

49 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 22:48:04.99 ID:i+Jg6nOL0

50 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 22:54:26.47 ID:8XvGxQkM0

1、部屋で過ごす

貴方は部屋で過ごす事にした。

暫くして、気が付くと、時計は12：00過ぎを示していた。
気が付くと、と言うより、腹時計に従ったのが近いか。

食堂に行ってもいいし、部屋で過ごしても良い。
寮の外に出るのも良いだろう。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、寮の外に出る
4、学生寮受付に行く
5、自由行動

↓2

51 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 22:55:31.55 ID:3DxSDs8SO

たまには3

52 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 22:55:47.60 ID:i+Jg6nOL0

53 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 22:57:25.76 ID:8XvGxQkM0

3、寮の外に出る

貴方は寮の外に出る事にした。

□――――――――――□
｜学院敷地内・学生寮前｜
□――――――――――□

貴方は学院の敷地内であれば、どこにでも行く事ができる。

貴方は

1、校舎に行く
2、広場に行く
3、他の学生寮に行く
4、校舎裏に行く
5、噴水に行く
6、やっぱり部屋に戻る
7、自由行動

↓2

54 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 22:58:07.17 ID:i+Jg6nOL0

55 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 23:01:06.59 ID:5cCFoZDzo

56 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 23:02:18.22 ID:8XvGxQkM0

3、他の学生寮に行く

他の学生寮に行こう。

貴方は一年生と三年生の学生寮の両方に、尋ねられる部屋がある。

貴方は

1、愛の部屋に行く
2、先輩の部屋に行く
3、やっぱりやめた
4、自由行動

↓1

57 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 23:02:51.56 ID:i+Jg6nOL0

58 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 23:13:05.93 ID:8XvGxQkM0

2、先輩の部屋に行く

貴方は先輩の部屋に行く事にした。

□―――――――――,□
｜三年生学生寮内・３階｜
□,―――――――――□

たしか、３０１８……貴方は記憶を振るい、久々に訪れるこの場所を確認する。
先輩の部屋は、たしか、ここだったはずだ。

貴方は扉を軽くノックして、反応を待つ。

いくらかして、部屋の扉が開かれる。

先輩「はい……あ、――さん」

貴方「こんにちは、先輩さん。お久しぶりです」

先輩「本当に……あ、ごめんなさい。人を待たせているの。よければ、ここで話してくれるかしら？」

人を待たせている……と言う事は、「男」の話は、今はできない、と言う事か。
先輩にも都合があるので仕方ないが……そう言う話は、できないか。

貴方は

1、自由行動
2、貴方「遊びにきました」
3、貴方「では、また後できます」

↓2

59 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 23:13:47.01 ID:5cCFoZDzo

ｋｓｋ

60 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 23:13:48.77 ID:5818fMTdo

61 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 23:14:10.03 ID:i+Jg6nOL0

62 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 23:14:19.24 ID:3DxSDs8SO

何があるんですか

63 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 23:20:15.57 ID:8XvGxQkM0

3、貴方「では、また後できます」

貴方「そうですか……では、また後で来ます」

先輩「そう？　ごめんなさい。明日は予定がないから、――さんが良ければ、明日に来てくれるかしら」

貴方「分かりました。それでは、失礼します」

先輩「ええ。さようなら」

貴方は先輩と別れ、未だ気まずさを感じるこの場所から急いで離れた。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

一度部屋に戻った貴方は、ベッドに腰掛けて考える。

これ以上、何をした物か。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、寮の外に出る
3、学生寮受付に行く
4、寝る
5、自由行動

↓1

64 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 23:20:57.83 ID:i+Jg6nOL0

65 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 23:26:55.84 ID:8XvGxQkM0

2、寮の外に出る

貴方はまた、寮の外に出る事にした。

□――――――――――□
｜学院敷地内・学生寮前｜
□――――――――――□

貴方は学院の敷地内であれば、どこにでも行く事ができる。

貴方は

1、校舎に行く
2、広場に行く
3、校舎裏に行く
4、噴水に行く
5、やっぱり部屋に戻る
6、自由行動

↓2

66 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 23:27:20.73 ID:3DxSDs8SO

突撃

67 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 23:28:13.29 ID:i+Jg6nOL0

68 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 23:32:33.98 ID:8XvGxQkM0

3、校舎裏に行く

貴方は校舎裏に行く事にした。

□―――――――――□
｜学院敷地内・校舎裏｜
□―――――――――□

何週間振りかに訪れるこの場所だが……相変わらず、空気が淀んでいる。
梅雨の時期に比べれば大分マシなのだが、それでも、常人には近寄りがたい場所。
貴方にとっても、少々嫌な思い出がある事から近寄りたくない場所でもある。

その中で佇む、帽子。

本当に、久々にその姿を見た。あまりに衝撃的過ぎて、一瞬、幽霊かと思った。

そして、動揺が行為にも出て、その辺のゴミを蹴飛ばした。
結果、物音によって、帽子は貴方に気付く。

貴方「うっ」

やってしまった、とも思ったが、やってしまったのなら仕方が無い。
貴方を睨む帽子と、貴方は目を合わせる。

貴方は

1、貴方「こ、こんにちは」
2、貴方「久しぶりね」
3、自由行動

↓2

69 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 23:33:27.03 ID:3DxSDs8SO

帽子の帽子を剥いでみる

70 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 23:33:27.44 ID:5cCFoZDzo

ｋｓｋ

71 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 23:33:37.49 ID:i+Jg6nOL0

72 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 23:40:59.13 ID:8XvGxQkM0

2、貴方「久しぶりね」

貴方「久しぶりね」

貴方は、見かけだけでも冷静に努める。
内心では何を言ったらいいのかを誤魔化す為、そんな切り込み方をしてみた。

帽子「……なんの用だよ」

貴方「用、と言うか、気が向いたから来たのだけれど……」

そうして、見つめ合い（方や睨み）、暫くして、帽子は走って逃げた。

貴方「あっ」

貴方は急いで追いかける……が、見失った。校舎に逃げ込まれたようだ。
相変わらず、逃げ足の速い子だ。校舎に探しに行っても良いが、どれだけ時間が掛かる事か。

……まあ、返事があっただけ、良しとしよう。

貴方は諦めて、大人しく部屋に戻った。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、一日を振り返った。

73 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 23:41:24.90 ID:8XvGxQkM0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/15・金）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/16・土）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/13・水）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/17・日）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/11・月）

↓2

74 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 23:41:39.98 ID:5cCFoZDzo

ｋｓｋ

75 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 23:42:08.82 ID:0JXfqmqdo

76 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/19(金) 23:42:11.11 ID:i+Jg6nOL0

77 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 23:43:26.19 ID:8XvGxQkM0

１番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

78 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 23:47:31.70 ID:8XvGxQkM0

お疲れさまでした。

最近、なんか短くてごめんなさい。この分なら二日分進行できそうなのですが、できなくて歯がゆいです。
やったとして、そうなるとシステムさんが命の珠を持っている状態になると言う……16レスすると必然的に死にます。
そんな知らない人には伝わらないネタはさておき、次の再開の予定ですね。

次の再開は10月20日の21：00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

79 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 23:47:57.80 ID:5cCFoZDzo

乙

80 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/19(金) 23:48:08.75 ID:0JXfqmqdo

乙

81 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/19(金) 23:59:06.12 ID:8XvGxQkM0

>>18
遅れてすみません。

宿題が夏休み終了までに完了しなかった場合、その分だけ夏休み終了後の放課後に拘束されて、できなかった分やらされれます。
放課後にやる分は、夏休みにやる一回分とカウントします。
「残り回数８」みたいな感じに表示された状態で夏休みが終了した場合、八日間、放課後に居残りです。
強制です。いやですよね？　夏休みに頑張りましょう。そう言う事です。
でも、夏休みに嫌な思い出を背負うのは宿命ですが、ゲームの中まで追われたくないですよね……。

監督者、保護者ですが、ぶっちゃけ身元がしっかりしている成人なら誰でもいいです。
主人公の実家にいる使用人女でも良いと言う事ですよ。適当ですね。
実家に頼らない、と言うのであれば、監督者は学院だと先生１、先生２、先生３ですね。
ただ、その三人に頼る生徒は他にもいるでしょうから、予定も合わない事もあるでしょう。
前もって予約、と言うのも不確定なので通用しません。どこに行くか、しっかり予定を立ててから、頼む事にしましょう。

望ましい順番としては　予定を立てる → 先生に頼む → サインもらう → 受付に外出許可願提出　……ですね。

82 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/20(土) 00:00:49.39 ID:6QLNZ0VSO

サンクス。ちなみに、宿題をやらず、補講？から逃亡したらどうなんの

83 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/20(土) 00:12:22.15 ID:1MBoVCVh0

にがさん、お前だけは……。
と言う事で、逃げられません。セーブする場所は気を付けましょう。
まあ、冗談抜きにして、本当に逃げられないのでおとなしく受けましょう。

それでも逃げる方法としては、放課後になる前に校舎から脱出するか、そもそも校舎に行かない事ですが、そこまでやるくらいならお縄に付いた方が早いです。
そして、お縄につくくらいなら宿題やった方が良いです。

あ、>>81の「サインもらう」、と言うのは「こう言う人が同伴します」と言うサインの事ですね。ややこしいわボケって話です。
これは勝手に進むので、みなさまは気にしなくていい事ですね。

84 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/20(土) 00:15:49.32 ID:6QLNZ0VSO

サイン偽装したらイケる？

85 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/20(土) 00:18:00.82 ID:1MBoVCVh0

やって怒られても知りませんが、できるんじゃないでしょうか？
確認されて、偽装発覚、下手すりゃ停学と言うコンボが待ち受けているのは言うまでもありませんが。

86 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/20(土) 00:29:20.95 ID:6QLNZ0VSO

サンクスっした

87 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/20(土) 19:36:14.63 ID:1MBoVCVh0

昼寝したら寝過しかけたそうです。こんばんは、システムさんです。
今日の進行分から長い間夏休み仕様です。が、特別大きく変わったりしませんね。ちょっと変になるだけです。

88 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/20(土) 20:36:11.26 ID:1MBoVCVh0

直後のレスで天気判定

89 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/20(土) 20:36:55.79 ID:Sqeno0tlo

ほい

90 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 21:01:15.76 ID:1MBoVCVh0

91 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/20(土) 21:02:01.86 ID:J0qgfpLP0

始める

92 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/20(土) 21:02:16.71 ID:Mlh7ECJ2o

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ♪

93 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/20(土) 21:08:09.07 ID:6QLNZ0VSO

ｱﾝｱﾝ

94 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 21:11:41.97 ID:1MBoVCVh0

始める１：始めない０：合いの手ですか？１：トルネコ3のアイアンアントが仲間にするとそんな名前です１

前回の続きから再開します。

１番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

１番のデータを再開します。

95 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 21:12:13.43 ID:1MBoVCVh0

□―――――□
｜貴方の部屋｜　７/19（火）
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。夏休みの初日だと言うのに、幸先の悪い。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

今日から夏休みだ。いまいち実感は沸かないが、そうらしい。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。

貴方は眼鏡を迎えに行く約束をしている。
あの日の時の眼鏡は、朝食を食べて昼食を抜かすスタンス。迎えに行った方が良いだろう。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする（あと18回）
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2

96 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/20(土) 21:13:08.24 ID:Mlh7ECJ2o

97 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/20(土) 21:13:22.65 ID:J0qgfpLP0

98 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 21:22:40.67 ID:1MBoVCVh0

3、宿題をする

貴方は宿題をする事にした。

厄介な事は早い内に片付けるのが一番だ。
後回しにすれば、どうせ間に合わなくなるのが目に見えている。

とは言え、あまり根を詰め過ぎるのも体に悪い。
夏休みは一ヶ月以上もあるのだ。量からして、それほど面倒な物でも無い。
休憩を挟みつつゆっくりやっても、夏休みの余裕は十分に残るはずだ。

【！】夏休みの宿題を進行しました。残り17回で完了。

一段落ついたところで、貴方は一休みがてら机の前を離れて、ベッドに倒れ込む。
時計を見ると、12：00ちょっと前。

今から食堂に行けば、ちょうど昼食だろう。
もちろん、昼食を食べずに勉強を続けても良い……が、朝食を抜いた事で、頭に栄養が回らない。
休憩ついでに、昼食を食べた方が、作業効率的に考えて良いのだろうが……。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする（あと17回）
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2

99 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/20(土) 21:23:41.94 ID:J0qgfpLP0

100 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 21:33:16.38 ID:1MBoVCVh0

10分経過したのでシステムさん判断で>>99で進行します。

101 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 21:37:04.59 ID:1MBoVCVh0

1、食堂に行く

貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

夏休みに入ったと言う事で、食堂にも多少の変化があるかと思ったが、そんな事は無かったらしい。
明らかにたった今起床したと思われる生徒や、少しやつれた顔の生徒など、相変わらず人は様々だが。
この光景も、いずれは各々帰省や外出などで寂しくなっていくのだろうか。
まあ、夏休みが終わりに近づけばいずれ活気も戻ってくるので、何かを感じる事も無いが。

そんな事を考えつつ、昼食を取りに行った貴方は

直後のレスのコンマで判定
358…鉢巻　149…不思議　2670…誰とも会わなかった

102 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/20(土) 21:38:50.89 ID:J0qgfpLP0

103 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/20(土) 21:39:55.28 ID:Sqeno0tlo

ちょ、眼鏡スルーか

104 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 21:45:41.10 ID:1MBoVCVh0

コンマ「9」

貴方は、たった今食堂に入ってきたのだろう不思議と会った。

不思議「あ、こんにちは、――さん」

貴方「不思議さん。こんにちは」

不思議「早いのですね。ご一緒しても良いかしら？」

貴方「ええ、もちろん」

不思議「ありがとう。では、後で」

貴方は一度不思議と別れ、二人分の席を確保する。
その内、プレートを持った不思議と合流し、貴方は不思議と一緒に昼食を食べる事にした。

貴方は不思議と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

105 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/20(土) 21:47:07.36 ID:J0qgfpLP0

テスト大丈夫でしたか

106 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/20(土) 21:47:20.03 ID:Sqeno0tlo

↑

107 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 21:56:07.33 ID:1MBoVCVh0

1、自由行動「テスト大丈夫でしたか」

貴方「そう言えば、不思議さんは、期末テストは大丈夫でしたか？」

不思議「期末テスト……？　ああ、はい。無事、突破しました」

まあ、無用な心配か。不思議は見た目からして、如何にも優等生。
或いは特別待遇か、留学生か……とにかく、見かけは優秀そうなのだ。
これでテストが駄目だった、と言う印象が思い浮かばない。

それでも、人は見かけになんとやらと言う事で、落とす人もいるのだろうが。

不思議「でも、国語関連が、少し……」

貴方「苦手なのですか？」

不思議「はい。理解しようと、努力はしているのですが」

しょんぼりとしつつ、お浸しを食べる。嫌に哀愁漂う姿だ。

しかし、そうか。国語が苦手とは、ますます外国人らしい。

不思議「この夏休みも、国語の宿題で悩みそうです」

貴方「……頑張りましょう、お互いに」

そんな話をしながら、貴方は不思議と一緒に昼食を食べた。

108 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 21:59:21.77 ID:1MBoVCVh0

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

昼食を食べて、部屋に戻った貴方は、そのまま部屋で過ごした。

暫くして、時計を見る。19：30ちょっと前。気付けば、夕食の時間だ。

休憩も取った事だし、昼食を食べて多少のエネルギーは確保したし、そろそろ宿題を再開しても良いか。
もちろん、時間に従って夕食を食べても良い。
外に出るのは雨が降っているので論外。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする（あと17回）
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2

109 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/20(土) 22:00:00.83 ID:J0qgfpLP0

110 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/20(土) 22:03:43.50 ID:8hvxi1J80

６．眼鏡の部屋に行って、約束を破ったことを謝罪

111 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 22:12:52.79 ID:1MBoVCVh0

6、自由行動「６．眼鏡の部屋に行って、約束を破ったことを謝罪」

貴方は、はっと、気付く。気付くと言うか、思い出したと言うか。

朝、貴方は憶えていたと言うのに、ふとした事ですっかり忘れてしまっていた事に。
眼鏡を迎えに行くと約束したのに、それをすっぽかした事に。

貴方「……やばい」

部屋の中で、貴方は一人呟く。

いや、呟いている場合ではない。
貴方は跳ねるようにベッドから立ち上がり、部屋を飛び出した。

□―――――――――,□
｜二年生学生寮内・６階｜
□,―――――――――□

貴方は眼鏡の部屋の前に着くや否や、急いで扉をノックした。

反応を待つ。十秒、二十秒、三十秒……いい加減、出てきてもおかしくないのに、反応が無い。
貴方はもう一度、扉をノックする。しかし、やはり、返事は無い。

……怒っているのだろう。たかだか一日前の事すら憶えていない貴方に呆れたのかもしれない。
恋人との約束さえ守れない貴方に幻滅したのかもしれない。
今の貴方には、この扉が、酷く、厚く硬く大きく、そんな壁のように思えた。
拒絶を示した無言の返答のように思えた。

貴方は、縋るように、もう一度扉をノックする。もちろん、返事は無い。

……貴方は

1、部屋に戻る
2、もう少し待ってみる
3、自由行動

↓1

112 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/20(土) 22:13:13.32 ID:J0qgfpLP0

113 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 22:24:33.63 ID:1MBoVCVh0

2、もう少し待ってみる

貴方は、もう少しだけ待ってみる事にした。

もしかしたら、開けてくれるかもしれない。貴方がまだここにいると思った眼鏡が、開けてくれるかもしれない。
彼女の心根は優しいから、貴方を無視した事を後悔して、怒りながらも、開けてくれるかもしれない。

……希望的観測も良いところ。だけど、貴方に何をしろと言うのだ。
この扉を蹴破って闖入するか？　そんな事をしたら、ますます嫌われる。
悲しいかな、その上貴方には、鍵のかかった扉を破壊するだけの能力を持たない。

祈りながら、待つしかできない。

少しだけ待って、反応は無くて、それでも、もしかしたら、もしかしたらと思い続け、待ち続ける。
「もう少し」は継ぎ接ぎのように繋がれ、長い時間となる。貴方は、どれだけ眼鏡の部屋の前で待っていたのだろう。

だけど、その扉は、閉ざされたままだった。

貴方は溜め息を吐く。今日はもう、駄目なのだろう。今日はもう、眼鏡は貴方を許さないのだろう。
仕方が無い、約束を破ったのは貴方。頼りたい人間に裏切られたら怒るのは、人の常。
また明日、明日の朝こそ、眼鏡を迎えに行こう。そして、その時に、謝ろう。

そうして、立ち去ろうとしたその時。

眼鏡「…………なにやってんの？」

貴方が向かおうとした階段の方から、眼鏡の声がした。

貴方は思わず顔を上げる。そこにいたのは、正しく、顔色の悪い眼鏡。

貴方「え……あ……えー……？」

貴方は一瞬で、状況を飲み込んだ。
最初から。貴方がこの場所を訪れた最初から、眼鏡は部屋にいなかったのだ。
今はなんの時間だ？　夕食の時間だ。夕食の時間に夕食を食べるのは当然だ。
夕食を食べに食堂にいるのなら、部屋にはいないのは当然だ。

反応が無いのは当然だ。部屋にいなんだから反応するわけが無い。

あまりの馬鹿らしさに、貴方の体は力が抜けそうになる。
そこを堪え、貴方は頭を振って、眼鏡と見合う。

114 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 22:32:52.41 ID:1MBoVCVh0

貴方「眼鏡さん」

眼鏡「ん……？」

貴方「すみませんでした」

貴方は先ず、頭を下げた。あの日を思い出す構図だ。

眼鏡「…………なんで？」

貴方「昨日、約束したのに……眼鏡さんを迎えに行くって、約束したのに」

貴方「私、つい忘れてしまいました。それで、朝、行かなくて、ごめんなさい」

正直に、言うしかない。ここで誤魔化したところで、貴方の謝罪は何になる。
貴方はぎゅっと目を瞑り、眼鏡の言葉を待つ。

眼鏡「……とりあえず、顔上げて」

眼鏡に言われ、貴方は目を開き、顔を上げる。
変わらず、眼鏡の顔は苦いまま。それがポーカーフェイスとなって、怒っているのか、呆れているのか、分からない。
不安が募るとはこの事か。みぞおちの辺りが、不気味に寒い。

そんな貴方を置いて、眼鏡は自分の部屋の扉の前に立ち、鍵を開ける。

眼鏡「入って」

言われたなら、貴方は従うしかない。
貴方は黙って、眼鏡の後に続いた。

□―――――□
｜眼鏡の部屋｜
□―――――□

貴方は椅子に座り、眼鏡はベッドに腰掛け、向かい合う。

眼鏡「……さっきの話だけどね」

貴方「はい」

眼鏡「私、冗談のつもりで言ったのよ？」

貴方「はい……え？」

115 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 22:38:53.99 ID:1MBoVCVh0

眼鏡「辛いから、荷物は持ってもらったけれど、迎えに来てって言うのは、冗談」

眼鏡「してもらったら、嬉しかったけれど」

冗談。眼鏡の顔は……渋いままなので、顔では判断できない。
声も調子が低いので、判断できない。貴方は、言葉を信じるしかない。

信じるのなら、これ以上の救いは無い。貴方はただ空回っただけと言う事にもなるが、十分な救い。

眼鏡「でも、反省しているなら、ちょうど良いわ」

眼鏡は突然、腕を広げる。その格好は、まるで、何かを迎えるように。

眼鏡「ん」

眼差しが貴方に「こっちにこい」と訴える。

眼鏡「ん」

鳴いて、貴方に指図する。何かをしてほしいらしい。
具体的な事は分からないが、何を望んでいるかぐらいは、分かる、か？

貴方は

1、自由行動
2、…………？

↓2

116 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/20(土) 22:39:49.85 ID:J0qgfpLP0

抱きしめる

117 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/20(土) 22:40:51.90 ID:Sqeno0tlo

↑

118 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 22:50:00.90 ID:1MBoVCVh0

1、自由行動「抱きしめる」

貴方は眼鏡に近付いて、抱きついた。
正解だったのか、眼鏡も貴方を抱き返す。

再び、この体を自らの両腕の中で抱えられる事が嬉しくて、貴方はつい、強く抱きしめた。

眼鏡「……いたい」

貴方「あっ。ご、ごめんなさい」

眼鏡「いい」

眼鏡は貴方の腹部で、深く呼吸をする。

眼鏡「……これで良い」

眼鏡がそう言うのなら、良いのだろう。
貴方はほっとしつつ、でも、ちょっとだけ、腕の力を緩めた。
やっぱり、優しく扱いたい。

眼鏡「……誤解させて、ごめんなさい」

抱かれながら、眼鏡は貴方に何故か謝罪する。
誤解させた。確かにそれは事実だが、それでも、約束と取ったのなら、貴方はそれを守るべきだったのだ。
守れなかった時点で、悪いのは貴方。でも、眼鏡が自分で悪いと言っているのだから……おあいこだ。

貴方「私こそ、ごめんなさい」

もしかしたら。眼鏡は本当に、貴方に来てほしかったのかもしれない。
だけど、貴方を傷付けまいと、そう嘘を言って、貴方をフォローしたのかもしれない。
……流石にそれは、考え過ぎか。

貴方は暫く、眼鏡を抱きしめた。

119 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 22:59:00.81 ID:1MBoVCVh0

どれだけそうしていた事か。

長い間お邪魔するのも、眼鏡に悪いだろう。精神的な事を考えても、やはり、体を休めた方が良い。
と言う事で、貴方は部屋に帰る事にした。

貴方「……では、また明日」

眼鏡「うん」

しかし、わざわざ立ち上がり見送ってくれる眼鏡を、貴方は止めない。
嬉しいからという理由で。こんなところで、貴方は所詮エゴイストと理解する。
そんな事でこの喜びを汚す事も無いので、その理解をどっかに投げる。

部屋から出ようとする貴方の制服の袖を掴み、眼鏡は貴方を引きとめる。

眼鏡「……ん」

振り向くと、眼鏡は目を瞑り、口を出していた。

……人がいない所では、本当によく甘える女だ。

貴方は

1、口付け
2、頬にキス
3、額にキス
4、自由行動

↓1

120 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/20(土) 22:59:22.71 ID:J0qgfpLP0

121 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 23:05:01.50 ID:1MBoVCVh0

1、口付け

貴方は望み通り、眼鏡に口付けをした。

熱が入るといけないので、負荷にならない程度の、短いキスだ。
それだけで、性的な感覚に見舞われた。貴方がそう言う事に関して初だから、だろうか。

眼鏡「ん……ふ」

離れる時、甘い音の吐息が貴方にかかる。
捕らわれそうになる心から魅惑の霧を払い、貴方は微笑む。

貴方「……おやすみなさい」

眼鏡「うん、おやすみなさい」

挨拶を澄ませて、貴方は眼鏡の部屋を出た。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

部屋に戻った貴方は、体を強張らせていた緊張を解きつつ、ベッドに倒れ込む。

そのまま目を閉じ、今日一日の事を振り返った。

122 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 23:05:28.98 ID:1MBoVCVh0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/18・月）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/16・土）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/13・水）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/17・日）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/11・月）

↓2

123 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/20(土) 23:05:42.08 ID:J0qgfpLP0

124 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/20(土) 23:05:51.28 ID:Sqeno0tlo

125 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/20(土) 23:08:01.87 ID:1MBoVCVh0

２番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

126 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/20(土) 23:11:46.24 ID:1MBoVCVh0

お疲れさまでした。

今日進行して気付いたのですが、普通に考えて、飯は飯で食えって話ですよね。
システムさんが何を言いたいかと言うと、夏休み中の生活を
【朝食】（強制）→【朝】→【昼食】（強制）→【昼】→【夕食】（強制）→【夜】
みたいにした方が、それらしいのでは？　と言う話なんです。だって、飯食うか宿題するかの選択なんて、人生で一度だってしますかって言う……。
でもそうすると、平日なんて目じゃないくらい進行が遅れると言う……。

まあそんな事より、次の再開は10月21日の21：00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

127 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/20(土) 23:13:31.10 ID:Sqeno0tlo

乙

128 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/20(土) 23:18:43.40 ID:Mlh7ECJ2o

乙テム

129 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/21(日) 14:54:40.52 ID:bVbm0n6s0

こんにちは、システムさんです。
突然ですが、今日は進行できなくなりました。
もしかしたらできるかもしれませんが、そう言う場合は十中八九できません。
明日の同じ時間に再開します。ごめんなさい。

130 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/22(月) 19:56:56.57 ID:iVoRlTz+0

こんばんは、システムさんです。
大切な事を言い忘れていました。夏休み中の先生との会い方です。

部屋にいる状態からだと、「寮の外に出る」→「校舎に行く」→「自由行動」で「職員室に行く」。
または、自由行動で直接「職員室に行く」でも可です。
それ以外に、各々好きな所にいたり、見回りしていたりします。その時に遭遇しても、大丈夫です。
つまり、必ずしも職員室にいるわけではないので、まあ……どうしようもありませんね。

131 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/22(月) 20:33:55.55 ID:iVoRlTz+0

直後のレスで天気判定

132 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/22(月) 20:53:41.31 ID:uH5FoLXSO

にゃー

133 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/22(月) 20:59:46.54 ID:iVoRlTz+0

うーん……心配性かもしれませんが、しばらく反応が無かったのは嫌な予感がしますね。
昨日の今日で申し訳ありませんが、今日もなし、と言う事でお願いします。
もしくはシステムさんへの天罰なだけかもしれませんが……。
明日、明日の21：00にこそ、何があろうと再開します。天気判定は今日のを使用します。

……実は、今日の進行は>>126のようにやろうと思っていたんですね。だから、ちょっと人がいないと困るかなって。
もしかしたら、こちらの方が良いのかもしれませんし、これが良かったら、普段の休日も以降これで行こうかと考えていたんです。

134 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/22(月) 21:00:35.07 ID:vdbSXc5do

今北

135 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/22(月) 22:46:57.93 ID:iVoRlTz+0

はぐっ……ちょっと離れたら、まさか来るなんて……。
あー、じゃあ、やりますか？　みなさまが良ければ23：00まで待って、二人くらいいたなら再開します。
でも、進行は昨日と同じになりますかね。

136 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/22(月) 23:00:13.72 ID:iVoRlTz+0

反応はありませんがageたらどうにでもなるものです。そう思いたいです。

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

データがセーブされています。

前回セーブしたデータの続きから始めますか？

↓１～３まで多数決　始めるor始めない

137 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/22(月) 23:00:46.34 ID:urmgOj/C0

始める

138 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/22(月) 23:01:01.16 ID:vdbSXc5do

かしめる

139 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/22(月) 23:02:04.46 ID:yHSQb4wwo

始めましょうか

140 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/22(月) 23:03:51.27 ID:iVoRlTz+0

始める２：始めない０：ら、らめぇと言った方が良いのでしょうか？１

前回の続きから再開します。

２番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

２番のデータを再開します。

141 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/22(月) 23:04:19.11 ID:iVoRlTz+0

□―――――□
｜貴方の部屋｜　７/20（水）
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

今日は夏休みだ。宿題を考えなければ、貴方は自由に行動する事ができる。

貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。

貴方は眼鏡を迎えに行く約束をしている。
昨日、あれは冗談だったと判明したものの、

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする（あと18回）
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、学生寮受付に行く
7、自由行動

↓2

142 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/22(月) 23:05:13.88 ID:urmgOj/C0

143 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/22(月) 23:05:25.98 ID:vdbSXc5do

144 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/22(月) 23:07:35.13 ID:iVoRlTz+0

なんですかね、今のレス。ガタガタです。
読点で終わった最後の分は、本来こう続きます。

昨日、あれは冗談だったと判明したものの、それでも迎えに行った方がいいのだろう。
眼鏡も、そうしてくれたのなら嬉しいと言った事だし。

そして、宿題はあと「17回」です。しれっと増えてました。

145 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/22(月) 23:08:44.78 ID:vdbSXc5do

OK、落ち着こうか

146 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/22(月) 23:08:49.27 ID:iVoRlTz+0

4、他の人の部屋に行く

貴方は他の人の部屋に行く事にした。

さて誰の部屋に行こう？

1、眼鏡
2、鉢巻
3、不思議
4、愛
5、先輩

↓1

147 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/22(月) 23:09:07.25 ID:urmgOj/C0

148 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/22(月) 23:10:43.80 ID:yHSQb4wwo

149 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/22(月) 23:16:34.20 ID:iVoRlTz+0

1、眼鏡

貴方は眼鏡の部屋に行く事にした。

□―――――――――,□
｜二年生学生寮内・６階｜
□,―――――――――□

眼鏡の部屋の前に着いた貴方は、扉を軽くノックする。

ちょっとして、ゆっくりと扉が開く。眼鏡は、思ったより早く、部屋から出てきた。
もしかしたら眼鏡は、貴方が来たたった今、食堂に向かおうとしていたのかもしれない。

眼鏡「本当に来たのね……」

貴方「私は、約束しましたから。迷惑でしたか？」

眼鏡「ううん」

眼鏡は小さく首を振って、そして貴方の手を掴む。

眼鏡「行こう」

貴方「はい」

貴方は眼鏡と一緒に食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

相変わらず、生温かい視線に包まれつつ、貴方と眼鏡は朝食を受け取り、適当な椅子に座る。

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

150 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/22(月) 23:17:35.74 ID:urmgOj/C0

もしよければ一緒に宿題をしませんか

151 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/22(月) 23:22:21.36 ID:iVoRlTz+0

今日はちょっと早めに五分経過したので、システムさん判断で>>150で進行します。

152 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/22(月) 23:30:31.21 ID:iVoRlTz+0

1、自由行動「もしよければ一緒に宿題をしませんか」

貴方「そうだ。もし眼鏡さんがよろしければ、一緒に宿題をしませんか？」

味噌汁を一口飲んだところで、貴方はそんな提案をした。

テスト勉強とは異なり、二人でやっても作業効率はあまり変わらないような気もする。
しかし、二人でやる事が大事なのだ。そこに、結果など不要なのである。

眼鏡「……今は、遠慮しておくわ」

貴方「それは」

どうして？　と、尋ねようとしたところで、貴方は察する。
眼鏡は今、不調だ。できない事もないのだろうが、宿題どころではないはずだ。
また、貴方と一緒に宿題をやっても、教え合う事はできず、互いに別の所をやって、結局一人でやっても変わらない状態となる。

恐らく眼鏡は、加えて、自分の所為で貴方に迷惑をかけるのではないかと考えていると思われる。
それは貴方の想像に過ぎないが……何にしても、眼鏡がそう言うのなら、貴方はそれを尊重しよう。

貴方「……分かりました。では、元気になったら、と言うのでどうでしょう？」

眼鏡「うん。それなら、良いわ」

【！】貴方は眼鏡と一緒に勉強する事になりました。宿題終了まで続きます。

そんな約束をして、貴方は眼鏡と一緒に朝食を食べた。

153 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/22(月) 23:33:07.37 ID:iVoRlTz+0

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

眼鏡と別れた貴方は、部屋に戻り、そこで過ごした。

暫くして、貴方は時計を見る。時間は、昼頃を示していた。

ベッドに寝転がっていた貴方は起き上がり、考える。

昼食を食べに行っても良いが、部屋で過ごしても良いし、宿題をしても良い。
晴れているので、外に出かけても良いだろう……暑いのを我慢すれば。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする（あと17回）
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、学生寮受付に行く
7、自由行動

↓2

154 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/22(月) 23:33:52.95 ID:urmgOj/C0

155 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/22(月) 23:34:33.11 ID:vdbSXc5do

156 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/22(月) 23:40:46.91 ID:iVoRlTz+0

3、宿題をする（あと17回）

貴方は宿題をする事にした。

眼鏡とは約束したが、もしかしたら、眼鏡は裏でちまちまとやっているのかもしれない。
或いは貴方より優秀と思われる彼女は、貴方よりも大分進めているのかもしれない。

……合わせるべきなのは、貴方なのでは？

考えるのは無駄と言う話だが、一度思うと付き纏うのは不安と言う物。
貴方は頭を振り、鞄から筆箱を取り出した。

【！】夏休みの宿題を進行しました。残り16回で完了。

一段落ついて、貴方はペンを置き、背伸びをする。
ついでに時間を確認する。……19：00ちょっと前。

あと少しすれば夕食の時間だ。お腹も空いている気もするし、食堂に行っても良いだろう。
このまま勉強しても良いし、気分転換に外を歩くのも良い。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、宿題をする（あと16回）
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、学生寮受付に行く
7、自由行動

↓2

157 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/22(月) 23:41:41.03 ID:vdbSXc5do

158 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/22(月) 23:42:08.91 ID:urmgOj/C0

159 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/22(月) 23:45:58.15 ID:iVoRlTz+0

1、食堂に行く

貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

食堂に着いた時、貴方は初めて、人が少なくなった事を実感した。
明らかに、いつもの休日より少ないのだ。今日がたまたまそうと言うだけかもしれないが。
その中のどれくらいが、夏休み終了まで帰ってこないのだろう。貴方の知り合いは、どれだけいるのだろう。

……いたからと言って、だからどうと言う話か。

そんな事を考えつつ、夕食を取りに行った貴方は

直後のレスのコンマで判定
12…眼鏡　45…鉢巻　78…不思議　3690…誰とも会わなかった

160 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/22(月) 23:46:19.01 ID:urmgOj/C0

161 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/22(月) 23:54:34.91 ID:iVoRlTz+0

コンマ「1」

貴方は、今、食堂に入ってきたのだろう眼鏡と会った。
昼食は抜いても、夕食は食べる。その基準は、一体なんなのだろう。

そんな事はさておき、貴方は眼鏡に話しかける。

貴方「眼鏡さん」

眼鏡「あ……うん」

食堂まで来たとは言え、不調なのは変わらず。貴方への返答も、小さく鳴くだけ。
……もしかしたら、夕食の時も迎えに行った方がいいのだろうか。
いや、眼鏡はそれを言わなかったのだから、そこはただの余計なはず……。

貴方「大丈夫ですか？」

眼鏡「うん。一緒に、良い？」

貴方「もちろんです」

眼鏡はちょっとだけ、苦しそうな顔を崩して笑う。

眼鏡「じゃあ、先に座ってて。探す」

貴方「分かりました。では、また、後で」

あの眼鏡を一人で行かせるのは不安だが、貴方がついて行ったところで、何が変わると言うのか。
プレートを持っている貴方がついて行っても、邪魔になるのは明白だ。

貴方は眼鏡の言葉に従い、先に空いている席を見つけた。

暫くして眼鏡と合流し、一緒に食べる事にした。

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

162 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/22(月) 23:56:07.20 ID:urmgOj/C0

163 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/22(月) 23:56:34.18 ID:vdbSXc5do

今日のメニューについて語り合う

164 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/23(火) 00:04:01.32 ID:w6ApParp0

1、自由行動「今日のメニューについて語り合う」

貴方「時に眼鏡さん。こ漬け物は程良くしょっぱくて良いですね」

眼鏡「そうね」

貴方「ご飯と良く合います」

眼鏡「うん」

貴方「大根のお味噌汁も、温かさが身に沁みます。ちょっと、味が薄いですが」

眼鏡「うん」

貴方「焼き魚の切り身は……美味しいですね」

眼鏡「そうね」

貴方「ところで眼鏡さん」

眼鏡「なに？」

貴方「今って、朝でしたっけ？」

眼鏡「夜よ」

眼鏡は調子が悪いので、夕食について語り合う事はできなかった。普段でもできないとは、言ってはならない。

そんな話をしながら、貴方は眼鏡と一緒に夕食を食べた。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

眼鏡と別れた貴方は、部屋に戻り、ベッドに倒れ込む。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

165 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/23(火) 00:04:37.62 ID:w6ApParp0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/18・月）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/19・火）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/13・水）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/17・日）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/11・月）

↓2

166 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/23(火) 00:04:51.36 ID:vkxG7wD40

167 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/23(火) 00:05:04.55 ID:RNW4rJ9eo

168 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/23(火) 00:06:17.81 ID:w6ApParp0

３番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

169 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/23(火) 00:09:50.59 ID:w6ApParp0

お疲れさまでした。

一時間ですって、一時間。早く終わった代わりに馬鹿みたいに短いです。進行した気になりません。
そんな事より、今日は付き合ってくださって、本当に感謝しています。
なにかお礼の一つでもしたいのですが、ドアホでマヌケなシステムさんはなにをしたらいいのか……進行する事しか能のない女は嫌ですね。

明日は>>126の順番に進行してみたいと思います。できればお付き合いしてくれると、嬉しいです。
それでどちらが良いか、と言うのを決めたいと思います。

次の再開は10月23日の21：00を予定しています……って、これ予告する必要あるのでしょうか。

それではみなさま、お休みなさいませ。

170 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/23(火) 00:12:50.10 ID:RNW4rJ9eo

乙
お構いなく

171 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/23(火) 00:13:09.66 ID:vOOP0glEo

乙

172 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/23(火) 22:48:09.62 ID:KDwrxzEXo

ん？今ドアホでポンコツなシステムちゃんはなんでもするって(ry

173 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/24(水) 00:40:28.87 ID:XNvrIPw60

すみません。本当にすみません。今日は再開できません。ごめんなさい。

174 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/24(水) 00:42:09.76 ID:XNvrIPw60

あ、忘れてました。システムさんです。
10月24日の同じ時間にお願いします。ごめんなさい。

175 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/24(水) 21:38:51.01 ID:XNvrIPw60

すみません遅れました。システムさんです。今日は再開します。

ゲームを再開します。

データがセーブされています。

前回セーブしたデータの続きから始めますか？

↓１～３まで多数決　始めるor始めない

同時に直後のレスで天気判定

176 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/24(水) 21:40:26.46 ID:BTfG0yKZ0

始める

177 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/24(水) 21:45:03.06 ID:Ar4yYWfSO

やめて！　ラーの翼神竜の特殊能力で、ギルフォード・ザ・ライトニングを焼き払われたら、闇のゲームでモンスターと繋がってる城之内の精神まで燃え尽きちゃう！
お願い、死なないで城之内！　あんたが今ここで倒れたら、舞さんや遊戯との約束はどうなっちゃうの？
ライフはまだ残ってる。これを耐えれば、マリクに勝てるんだから！
次回、「城之内死す」。デュエルスタンバイ！

178 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/24(水) 21:45:14.89 ID:QvnWJkUzo

うるせーしね

179 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/24(水) 21:46:51.47 ID:XNvrIPw60

始める１：始めない０：やめてほしいのはこっちです１：お断りします１

前回の続きから再開します。

３番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

３番のデータを再開します。

180 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/24(水) 21:47:18.72 ID:XNvrIPw60

□―――――□
｜貴方の部屋｜　７/21（木）
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの作業を終えた貴方は、食堂に向かおうとして、考える。

貴方は眼鏡を迎えに行く約束をしている。
冗談とは言え、迎えに行けるのであれば、行った方が良いのだろう。

貴方は

1、眼鏡を迎えに行く
2、食堂に行く

↓1

181 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/24(水) 21:47:38.23 ID:QvnWJkUzo

182 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/24(水) 21:48:32.34 ID:BTfG0yKZ0

183 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/24(水) 21:52:29.21 ID:XNvrIPw60

1、眼鏡を迎えに行く

貴方は眼鏡を迎えに行く事にした。

□―――――――――,□
｜二年生学生寮内・６階｜
□,―――――――――□

ここに来るのにも、随分慣れたものだ。
貴方は眼鏡の部屋の前に立ち、その扉を軽くノックする。

少し間を置いて、部屋の扉が開く。

眼鏡「……おはよう」

貴方「おはようございます。迎えに来ました」

まだ、調子は戻らないらしい。なんとなく、眼鏡のアレの期間が分かってきたような気がする。

眼鏡「……ありがと」

ぼそっと言って、眼鏡は、貴方の手を掴む。要するに、繋ぐのを要求しているのだ。
貴方は普段持つ笑顔に混ぜて、小さく微笑み、眼鏡と手を繋ぐ。

貴方「行きましょうか」

眼鏡「ん」

貴方は眼鏡と一緒に食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

184 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/24(水) 21:52:57.89 ID:BTfG0yKZ0

185 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/24(水) 21:56:26.22 ID:Ar4yYWfSO

体調はいかがっすか

186 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/24(水) 22:01:53.09 ID:XNvrIPw60

1、自由行動「体調はいかがっすか」

貴方「眼鏡さん、体調はいかがですか？」

眼鏡「……悪い」

まあ、悪いのは見れば分かる。どの程度悪いのか、どこが具体的に悪いのか。
それを聞きたかったのだが……まあ、聞いたところで貴方に何ができると言う話でもある。
理解ができない事と、実際問題どうにもできない事、二つの意味で。

眼鏡はちまちまと、朝食のパンを千切って食べる。

眼鏡「…………はあ」

時々溜め息を吐いて、痛みを堪える。
そんな様子の眼鏡に対して、何もできない事が歯痒く、悔しい。
貴方に限らず、誰もがどうにもできないのだろうが、それでも。

貴方にできる事、本当にできる事と言えば、眼鏡に付き添ってやる事だけだ。

貴方「辛かったら、我慢しなくていいですからね？」

眼鏡「うん」

そんな事を考えながら、貴方は眼鏡と一緒に朝食を食べた。

187 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/24(水) 22:05:08.42 ID:XNvrIPw60

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

眼鏡を部屋に送った後、部屋に戻った貴方は、椅子に腰かけて考える。

今日は夏休みだ。貴方は自由に行動する事ができる。

部屋で過ごしても良いし、学院敷地内であれば外に出ても良い。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。

ただ、貴方は眼鏡と一緒に宿題をすると言う、仮ながら予定がある。
先に進めるべきか、もしくは追い付くべくやっておくべきか……悩むところ。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、宿題をする（残り16回）
3、寮の外に出る
4、他の人の部屋に行く
5、学生寮家付けに行く
6、自由行動

↓2

188 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/24(水) 22:06:23.18 ID:BTfG0yKZ0

189 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/24(水) 22:06:27.02 ID:QvnWJkUzo

190 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/24(水) 22:13:21.55 ID:XNvrIPw60

2、宿題をする

まあ、変な事は考えず、嫌な物は前以て片付けるに限る。
眼鏡と宿題する予定も、宿題する事が主では無く、眼鏡と一緒にいる事が目的である事は否めないのだし。
先に進めている貴方に眼鏡が「すごーい、かっこいー」なんて……。

あり得ない想像をする自分を嘲笑しつつ、貴方は夏休みの宿題を進めた。

【！】夏休みの宿題を進行しました。残り15回で完了。

一段落ついたところで、貴方は時計を見る。
時間は、昼時を示していた。

ちょうど良い、貴方は一旦宿題を中断して、食堂に向かった。
眼鏡はあの日の時は昼食を抜くスタンスだから、迎えに行かなくても良いだろう。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方が食堂に着いた時、食堂には、あまり人が来ていないように見えた。
今朝も思ったのだが、やはり、夏休み初日から帰省している人が多いのは確かなようだ。

……だからって、貴方には関係の無い事だが。

昼食を受け取った貴方は

直後のレスのコンマで判定
159…鉢巻　248…不思議　3670…誰とも会わなかった

191 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/24(水) 22:13:29.86 ID:QvnWJkUzo

192 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/24(水) 22:16:22.51 ID:XNvrIPw60

コンマ「6」

貴方は、誰とも会わなかった。

まあ、こんな日もある。貴方は一人で昼食を食べた。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

部屋に戻った貴方は、机の上に放ったままの宿題を見つつ、考える。

このまま宿題を続けてもよいが、気分転換に外を出歩いても良い。
気分転換を考えるだけなら、部屋にいるだけでも良いのだが、やっぱり、外だろう。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、宿題をする（残り15回）
3、寮の外に出る
4、他の人の部屋に行く
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2

193 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/24(水) 22:16:57.41 ID:BTfG0yKZ0

194 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/24(水) 22:17:00.51 ID:QvnWJkUzo

195 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/24(水) 22:24:52.21 ID:XNvrIPw60

2、宿題をする

やっぱり、貴方は宿題をする事にした。
このまま机にほったかして、何かをすると言うのは、心がもやもやする事だろう。
……片付けろと言われたら、その通りであるのは考えない。

とは言え、残しておいて良い物ではないし、さっさと始末するに限る。

貴方は深く呼吸して、再び宿題に取り掛かった。

【！】夏休みの宿題を進行しました。残り14回で完了。

集中力が途切れてきた頃、貴方はあくびをしつつ時計を見る。
19：00過ぎ。少し遅れたが、夕食の時間だ。

貴方は都合の良い言い訳を発見した事を喜びつつ、食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

夏休みの食堂は……言うまでも無いか。

寂しくなった食堂を歩きつつ、夕食を受け取った貴方は

17…眼鏡　38…鉢巻　56…不思議　2490…誰とも会わなかった

196 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/24(水) 22:25:18.65 ID:BTfG0yKZ0

197 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/24(水) 22:32:34.62 ID:XNvrIPw60

コンマ「5」

貴方は、先に食事を始めていた不思議を発見した。

貴方は誘われるように、不思議に近寄って話しかける。

貴方「こんばんは、不思議さん」

不思議「も？」

箸を銜えつつ、不思議は振り返る。

貴方「……お邪魔でした？」

不思議「もぐ……あ、ごめんなさい。こんばんは、――さん」

貴方「隣、良いかしら？」

不思議「はい、どうぞ」

貴方は不思議の隣に座り、一緒に食べる事にした。

貴方は不思議と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

198 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/24(水) 22:32:52.35 ID:QvnWJkUzo

199 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/24(水) 22:34:07.45 ID:BTfG0yKZ0

宿題がどれ位出来ているか

200 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/24(水) 22:42:10.78 ID:XNvrIPw60

1、自由行動「宿題がどれ位出来ているか」

貴方「そう言えば、不思議さんは、どれくらい宿題ができていますか？」

不思議「宿題、ですか？　まだ、あんまり」

不思議は恥ずかしそうに、笑いながら答えた。

不思議「私なりにノルマを設定して、それにならって進めていますから……」

不思議「私、ゆっくり進める性格なんです」

人差し指を立てて、不思議は言う。人差し指は……何だろう。癖なのだろうか。

不思議「では、――さんはどれくらい？」

貴方「私は、まあ……そこそこに。夏休みを堪能する為に、頑張って進めています」

不思議「うふふ、せっかちなんですね。でも、良いと思いますよ」

不思議「後腐れ無く楽しむには、邪魔な物を取り払う。満喫した休暇の過ごし方の基本ですね」

そんな話をしながら、貴方は不思議と一緒に夕食を食べた。

201 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/24(水) 22:45:01.33 ID:XNvrIPw60

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

不思議と別れ、部屋に戻った貴方は、机の上に放ったままの宿題を見つつ、考える。

このまま宿題を続けても良いが、気分転換に外を出歩いても良い。
気分転換を考えるだけなら、部屋にいるだけでも良いのだが、やっぱり、外だろう。
特に今の時間は、夜風が涼しい。当たり過ぎて風を引きかねない事を除けば、良い気候だ。

と言うか、三食食べて、満腹気分。集中力も落ちてきたところで、ちょっぴり眠たい。
まあ、「おねむ」の時間にはまだ早いし、暇潰し程度に進めるのも悪くは無い。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、宿題をする（残り14回）
3、寮の外に出る
4、他の人の部屋に行く
5、学生寮受付に行く
6、自由行動

↓2

202 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/24(水) 22:46:27.82 ID:BTfG0yKZ0

203 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/24(水) 22:47:00.81 ID:QvnWJkUzo

連続で宿題選び続けると寝落ちして無駄な時間を過ごしたとかのトラップありそう

2

204 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/24(水) 22:53:48.78 ID:XNvrIPw60

2、宿題をする

貴方は宿題をする事にした。

一日を宿題に費やす事になるが、たまにはこんな日も悪くない。
テスト勉強の休みの日なんか、ずっと勉強したりして……あれは眼鏡がいたから乗り切れたようなものか。
まあ、その気分でやれば、どうにでもなるだろう。

貴方は一つ気合いを入れて、宿題を始めた。

……のは、最初の内だけ。疲労、満腹感、飽きから来る、睡眠欲に抗い続け、代償にちっとも集中できなかった。
気合いは時間が過ぎるにつれて呼吸と共に逃げて行き、最後に残るのはだらけた心だけ。
それでも宿題を続けた結果、あまり進まなかった、と言うのが現状だ。

自分が勤勉な人間ではないとは言わないが、そんなに集中力の続く人間ではないのは確か。

これ以上続けても、明日に響くだけだろう。
ただ、夜更かしを覚悟すれば、どうにかなるかもしれない。
……と言う、貴方の希望だ。

貴方は

1、夜更かし覚悟で続行
2、今日は止めておこう
3、自由行動

↓1

205 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/24(水) 22:54:41.02 ID:QvnWJkUzo

206 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/24(水) 22:57:44.66 ID:XNvrIPw60

2、今日は止めておこう

貴方は、今日の所はこのへんで勘弁してやる事にした。

流石に、眠い頭に鞭を打ってまで進めたい物でも無い。
また後日、ほどほどに頑張れば良いのだ。

貴方は宿題を片付けて、ふらふらとベッドに倒れ込む。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

207 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/24(水) 22:58:13.46 ID:XNvrIPw60

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/18・月）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/19・火）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/20・水）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/17・日）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/11・月）

↓2

208 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/24(水) 22:58:28.20 ID:QvnWJkUzo

209 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/24(水) 22:58:52.09 ID:YbVyF+8to

210 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/24(水) 23:00:00.72 ID:XNvrIPw60

４番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

211 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/24(水) 23:04:33.49 ID:XNvrIPw60

お疲れさまでした。

本当に、今日はすみませんでした。今日はというか、ここ最近ずっとです。
性懲りもなく、今日も遅れたし……ごめんなさい。

さてそんな暗い話はまた別の所に置いといて、>>126の通りに進行するとこんな感じになりました。
三回しか行動できない普段と、どちらが良いと言えば、「今日と同じであれば」今日の進行ですよね。
ただ、今日はたまたまシステムさんが追い詰められたからやけに調子が良かっただけで、明日以降は普通にのろのろやります。絶対します。
まあ、やってみないと分からないのですが……みなさまはどちらが良いですか？

またまたさておき、次の再開は10月25日の21：00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

212 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/24(水) 23:05:47.92 ID:QvnWJkUzo

乙テム

213 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/24(水) 23:05:53.65 ID:YbVyF+8to

乙

214 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/25(木) 20:11:06.77 ID:cjaR39+k0

こんばんは、システムさんです。
まあ……どっちでも構わないって感じですかね。できたのなら、意見が欲しいのですが。
とりあえず、今日は増し増し進行で行きます。

直後のレスで天気判定

215 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/25(木) 20:11:24.37 ID:LRzh/SkJo

はぁ？

216 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/25(木) 20:21:48.50 ID:cjaR39+k0

いや、「はぁ？」と唐突に申されても困ります。

>>203
言うの忘れていました。もう判明していますが、いぐざくとりぃです。
主人公も肉体は一応人間ですから、長時間の同じ作業はさすがに飽きます。
実際、一日で2回がせいぜいです。無理すれば、要するに夜更かし覚悟で進めたなら強引に3回できます。
……が、その代償に明日の朝の行動は不能になるでしょう。言うまでも無く痛手です。

2回宿題をやって、後はなんかして過ごす。これが攻略的に良い過ごし方でしょう。
全部が全部、それで正しいと言うわけではありませんが……。

217 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 21:00:56.55 ID:cjaR39+k0

218 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/25(木) 21:01:57.33 ID:ozNtXwEKo

キャメル

219 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/25(木) 21:02:44.59 ID:IcJPzhhz0

始める

220 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/25(木) 21:08:46.56 ID:LRzh/SkJo

ぐぬぬ

221 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 21:11:10.16 ID:cjaR39+k0

始める１：始めない０：ラクダですかタバコですかムサイ級ですか１：システムさんのぐぬぬコラ１

前回の続きから再開します。

４番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

４番のデータを再開します。

222 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 21:11:37.19 ID:cjaR39+k0

□―――――□
｜貴方の部屋｜　７/22（金）
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの作業を終えた貴方は、食堂に向かおうとして、考える。

貴方は眼鏡を迎えに行く約束をしている。
冗談とは言え、迎えに行けるのであれば、行った方が良いのだろう。

貴方は

1、眼鏡を迎えに行く
2、食堂に行く

↓1

223 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/25(木) 21:11:58.98 ID:ozNtXwEKo

224 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 21:20:23.26 ID:cjaR39+k0

1、眼鏡を迎えに行く

貴方は眼鏡を迎えに行く事にした。

□―――――――――,□
｜二年生学生寮内・６階｜
□,―――――――――□

眼鏡の部屋の前に着いた貴方は、扉を軽くノックする。

少しして、ゆっくりと、部屋の扉が開く。

眼鏡「おはよう」

出てきたのは、貴方が普段見る、澄ました顔の眼鏡。
ただ、本調子とはいかないらしい。それでも、とうとうアレともおさらばしたようだ。

貴方「はい、おはようございます」

その事に触れると怒るだろうから、貴方は敢えて触らず、いつも通りに接する。

眼鏡「……今日まで、ありがとう」

貴方「お安いご用ですよ」

眼鏡「明日からは、また、階段で待つから」

貴方「そうですか？　また、私が迎えに行っても良いんですよ？」

眼鏡「結構、恥ずかしいのよ？」

階段で待たれるのも、結構気恥ずかしいのだが……。
まあ、互いに迎えに行った方が、どちらかと言えば気が楽なのだろうか。

貴方は眼鏡と一緒に食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

225 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/25(木) 21:21:20.09 ID:ozNtXwEKo

それじゃあライトにしりとりと行きましょう

226 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/25(木) 21:22:52.82 ID:IcJPzhhz0

↑

227 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 21:27:36.63 ID:cjaR39+k0

1、自由行動「それじゃあライトにしりとりと行きましょう」

貴方「それでは、ライトにしりとりといきましょう」

眼鏡「食べてる時くらいにはしりとりから離れなさいよ……」

その通り。黙って食え、と言うほどではないが、食事中くらいはしりとりから離れるべきか。
貴方がいくらしりとりジャンキーとは言え、常識を欠いて良い理由にはならない。
相手となるはずの眼鏡も、あまり乗り気ではないようだし……。

貴方「はい……」

貴方は諦めて、朝食を食べる事にした。

眼鏡「……しりとり」

貴方「あ、ずるい」

眼鏡「なによ、いつもあなた先行じゃない。はい、しりとり！」

貴方「えー、り、り、りす」

眼鏡「すり」

貴方と眼鏡はしりとりをしつつ、一緒に朝食を食べた。

228 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 21:29:26.15 ID:cjaR39+k0

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

眼鏡と別れ、部屋に戻った貴方は、椅子に座って考える。

今日は夏休みだ。貴方は自由に行動する事ができる。

部屋で過ごしても良いし、学院敷地内であれば外に出ても良い。
厄介な物は先に片付けると言う事で、宿題をしても良い。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、宿題をする（残り14回）
3、寮の外に出る
4、他の人の部屋に行く
5、学生寮家付けに行く
6、自由行動

↓2

229 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/25(木) 21:30:13.48 ID:IcJPzhhz0

230 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 21:39:51.24 ID:cjaR39+k0

10分経過したので、システムさん判断で>>229で進行します。

231 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 21:48:06.48 ID:cjaR39+k0

2、宿題をする

貴方は宿題をする事にした。

昨夜は飽きと眠気に負けて途中で止めてしまったが、今日こそ、切りの良いところまで進めるのだ。
一応、ある程度は進めたので、本当に切りの良いところで止めるとするのなら、いつもより早く終わるのではないか？

そんな事を考えながら、貴方は宿題と筆箱を用意して、気合いを入れて机に向かう。

……と言うところで、貴方の部屋の扉が軽くノックされる。

入れた気合いが空中に散っていくのを感じつつ、貴方は立ち上がり、扉に向かう。
待たせない内に、さっさと扉を開ける。そこにいたのは、鞄を持った眼鏡。
なんだか以前もこんな光景を見たが、それはさておき貴方は尋ねる。

貴方「眼鏡さん。どうしたのですか、突然」

眼鏡「どうしたのって、一緒に宿題。自分で言ったんじゃない」

確かに、その約束はしたが……まさか、本当に来るとは思わなかった。
今朝だって、特別何かを話したわけではない。

眼鏡「……迷惑だった？」

眼鏡は、上目遣い気味に貴方を見上げて、尋ねる。

……そんな卑怯な言い方があろうものか。

貴方は

1、貴方「そんな事はないですよ」
2、貴方「今は、ちょっと……」
3、貴方「明日から、と言う事でどうですか？」
4、自由行動

↓1

232 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/25(木) 21:48:34.60 ID:ozNtXwEKo

１

233 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 21:59:31.01 ID:cjaR39+k0

1、貴方「そんな事はないですよ」

貴方「そんな事はないですよ」

貴方は優しく、微笑みかける。

貴方が思っていた以上に、眼鏡は楽しみにしていたのではないか？
眼鏡がただ勤勉か、真面目なだけかもしれないが……それでも、貴方と一緒に宿題をする事を望んでいるのだ。
と、思いたい。

眼鏡「……じゃあ、やる？」

貴方「はい。私はもう、準備を済ませていますから」

貴方が準備を済ませておいたのは、単純に貴方が一人で宿題をしようとしただけなのだが……。

眼鏡「ん」

眼鏡は一言ならず一鳴き答えて、貴方の部屋に入った。

貴方は、眼鏡と一緒に宿題をする事にした。

【！】夏休みの宿題を進行しました。残り13回で完了。

一段落ついたところで、貴方は時計を見る。

12：00ちょっと過ぎ。気付けば、もうお昼の時間である。

貴方「眼鏡さん。お昼の時間です」

眼鏡「んー？　……あー……んー」

眼鏡は時計を確認して、背伸びをする。
そうして体を解しつつ気を抜いて、眼鏡は貴方に尋ねる。

眼鏡「……じゃあ、一旦食堂に行く？　それとも、今日はここで止めておく？」

貴方は

1、昼食食べて再開
2、今日はここで終わり
3、自由行動

↓1

234 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/25(木) 21:59:49.43 ID:ozNtXwEKo

235 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 22:03:51.72 ID:cjaR39+k0

1、昼食食べて再開

貴方「では、お昼を食べて、その後また再開と言う事で、どうでしょう？」

眼鏡「ん。じゃ、食堂に行きましょう」

貴方「はい」

貴方と眼鏡は宿題を一時中断して、食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

236 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/25(木) 22:04:46.39 ID:IcJPzhhz0

237 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/25(木) 22:05:25.33 ID:b/6Qd9ySO

宿題をもっと早く終わらせる方法はないもんだろーか

238 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 22:16:45.67 ID:cjaR39+k0

1、自由行動「宿題をもっと早く終わらせる方法はないもんだろーか」

貴方「ねえ、眼鏡さん」

眼鏡「なに？」

貴方「宿題を、もっと早く終わらせる方法はないものでしょうか？」

眼鏡「……横着ねえ」

貴方「言ってみただけですよ……」

内心、本気で思っていたとは言えない。

眼鏡「他人の宿題を写せば良いんじゃないかしら？」

そして出てくる、あくどい案。

眼鏡「余程頭の良い人の物じゃないと、ばれるかもしれないけれどね」

貴方「さすがにそこまでして楽したくはありませんよ……」

眼鏡「それでいいのよ」

眼鏡は小さくふんと息を吐いて、ご飯を一口食べた。

……まあ、夏休みの宿題は、眼鏡と一緒に頑張って進めればいいか。

貴方は眼鏡と一緒に昼食を食べた。

239 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 22:25:35.07 ID:cjaR39+k0

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

部屋に戻った貴方と眼鏡は、慣れた動作で椅子に座り、宿題を再開した。

これも、テスト期間中に培ったキャリアと言うか、癖と言うか。
考えないと気付かないが、もしかしたら、この癖は視覚化された眼鏡との日々なのかもしれない。

【！】夏休みの宿題を進行しました。残り12回で完了。

眼鏡「んー……」

貴方「あー……」

一段落ついて、貴方と眼鏡は、同時に背伸びをする。

貴方「進みましたかねー……」

眼鏡「さあ……私はまだ、結構あるけど」

そう言えば、眼鏡は思った通り、それなりに宿題を進めているようだった。
アレに苦しみに耐えながら、ちまちまと進めていたのだろうか。

貴方「そう言えば、夕食の時間です」

眼鏡「そー……」

眼鏡「じゃあ、今日の所は、この辺で止めておきましょうか。まだ、夏休みは一杯あるし……」

それも良いだろう。昨日の経験から、貴方はこれ以上に宿題を進める事ができない。
無駄、と言うほどではないが、やらないのと比べるとドングリの背比べ。
精神的負担を考えると、やらない方が無難だが……。

貴方は

1、夕食食べた後再開
2、今日はお終い
3、自由行動

↓1

240 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/25(木) 22:26:26.00 ID:ozNtXwEKo

241 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 22:30:38.72 ID:cjaR39+k0

2、今日はお終い

貴方「そうですね。また明日、頑張りましょう」

眼鏡「ん。じゃあ、片付けて……その後、食堂に行きましょう」

貴方「はい」

貴方と眼鏡は机に散らした道具を片付けて、食堂に向かった。
眼鏡はいつも通り、鞄を持って食堂に行って、そのまま部屋に戻るらしい。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

242 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/25(木) 22:31:17.04 ID:LRzh/SkJo

243 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/25(木) 22:32:20.61 ID:IcJPzhhz0

244 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 22:36:51.34 ID:cjaR39+k0

2、特にない

考えてみたが……頭が疲れて考えがまとまらないのか、特に思い浮かばなかった。
思えば、なんだか眼鏡も口数が少ないように感じる。いつも通りとは、言ってはいけない。

貴方は眼鏡と一緒に夕食を食べた。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

眼鏡と別れた貴方は、部屋に戻り、ベッドに腰掛けて考える。

一日中宿題で、体が固まったように思える。気分転換に、外に出るのも良い。
部屋で過ごしても良いだろうが、気分転換と言えばやはり、外だ。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、寮の外に出る
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、自由行動

↓2

245 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/25(木) 22:38:32.11 ID:IcJPzhhz0

246 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/25(木) 22:39:45.80 ID:b/6Qd9ySO

外に出てコーヒーサーバーと豆と冷蔵庫と天然水3本、本数冊買ってこよう

247 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 22:43:31.58 ID:cjaR39+k0

外って……どこですか？　購買に冷蔵庫が売っている学校を見てみたいものです。
……まあ、売ってたりするのですが。
とりあえず、この場合の「外」は「学院の外」と取ります。
主人公は外出許可を取っていない上にそもそも時間的に外出できないので、安価は無効となります。

有効でない安価が選択されました。

>>244の選択肢から↓1で改めて選択してください。

248 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/25(木) 22:44:14.87 ID:IcJPzhhz0

249 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 22:45:11.33 ID:cjaR39+k0

2、寮の外に出る

貴方は寮の外に出る事にした。

□――――――――――□
｜学院敷地内・学生寮前｜
□――――――――――□

貴方は学院の敷地内であれば、どこにでも行く事ができる。

貴方は

1、校舎に行く
2、広場に行く
3、他の学生寮に行く
4、校舎裏に行く
5、噴水に行く
6、やっぱり部屋に戻る
7、自由行動

↓2

250 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/10/25(木) 22:48:29.12 ID:fU4Qz1DDO

251 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/25(木) 22:48:45.65 ID:IcJPzhhz0

252 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/10/25(木) 22:49:00.76 ID:fU4Qz1DDO

自[ﾋﾟｰｰｰ]る

253 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 22:53:48.91 ID:cjaR39+k0

1、校舎に行く

貴方は校舎に行く事にした。

□――――――――□
｜学院校舎内・入口｜
□――――――――□

夏休み中の、しかも夜と言う事で、校舎内に人の気配は窺えない。
校舎の明かりが点いている事から、いないと言う事は無いのだろうが……。

そう言えば、短冊は既に撤去されているようだ。
時間があればもう少し見る事ができたのだろうが、まあ、他の人の願いを除き見ると言うのは、楽しいがあまり良い気分ではない。

貴方は

1、自由行動
2、やっぱり戻る
3、部屋に戻る

↓1

254 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/25(木) 22:54:19.54 ID:b/6Qd9ySO

散歩

255 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 23:05:35.61 ID:cjaR39+k0

1、自由行動「散歩」

貴方は適当に、校舎を歩き回る事にした。

夜の校舎と言うのも、おどろおどろしい事から夏の夜としては乙な物ではないか？
他の人にオススメする事は、絶対にないだろう。

先生３「あら？　――さん？」

暫く校舎を歩いていると、貴方は、先生と遭遇した。
夜の校舎を歩く、と言う事で少々悪い事をしている気分になっていたからか、一瞬身構えてしまった。
冷静に考えれば、校舎の玄関は開放されていたので、生徒たちはこの時間も自由に出入りしていいはずなのだ。

……たぶん。

先生３「どうしたの、こんなところに？　また、迷子かしら？」

貴方「いえ、ちょっと、散歩と言いますか……」

先生３「散歩？　それなら、外の方が良いと思うけど……」

先生３「でも、もう外も暗いし、用が無いのなら、寮に帰りなさいね」

先生３「良い子はお休みの時間なんだからね？」

そう言われた手前、これ以上の徘徊は続けられないか。
一先ず誤魔化して、再び徘徊するのも悪くないが、そこまでして続けたいかと言えば……。

貴方「分かりました……ところで、先生はどうして？」

先生３「私は、先生だもの。見回りよう」

先生３「夏休み中だからって、気は抜けないのよ。見回りは、しっかりしなくちゃ」

この人が見回りをしたところで、不安は拭えないような気もする。
まあ、役割を与えられていると言う事は、それなりに信用されていると言う事。
つまり、結構できると言う事なのだ。そう言う事に、しておこう。

先生３「じゃあ、あまり遅くまで歩かないように。さようなら」

貴方「はい。さようなら」

貴方は先生と別れた後、ちょっとだけ校舎を歩いて、部屋に戻った。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

256 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 23:06:05.22 ID:cjaR39+k0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/18・月）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/19・火）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/20・水）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/21・木）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/11・月）

↓2

257 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/25(木) 23:06:15.40 ID:LRzh/SkJo

258 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/25(木) 23:06:35.49 ID:IcJPzhhz0

259 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/25(木) 23:07:41.56 ID:cjaR39+k0

５番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

260 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/25(木) 23:10:23.72 ID:cjaR39+k0

お疲れさまでした。

そう言えば、夏休みの予定の立て方について。
選択肢には現れませんが、自由行動にて「夏休みの予定を考える」的な事を書いていただければ、そう言う状態に入れます。
まあ、今は宿題を終わらせるのが先決と考える人が多いと思うので、後々説明しましょうか。

次の再開は10月26日の21：00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

261 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/25(木) 23:10:47.55 ID:LRzh/SkJo

乙テム

262 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/25(木) 23:20:03.84 ID:ozNtXwEKo

乙

263 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/26(金) 19:28:07.97 ID:YVsCz4VU0

こんばんは、システムさんです。
昨夜、ちょっぴり夏休みの予定について触れましたが、何も主人公一人で考える事はないんですよ？
ヒロインと一緒に相談すると言うのも、手だと思います。と言うか、彼女がいるんだからしなさい。
まあ、どっきりとかサプライズと言うのなら止めませんが……それで予定が合わなかったら笑いの種にすらなりませんからね。

あと、宿題を進めようとするのも結構なのですが、時にはヒロインといちゃいちゃしてもいいんじゃないでしょうか？
このデータの恋人はほったらかしたら甘えてくる子なので今は大丈夫なのですが、まあ、一応……。

と、言う事で開幕からシステムさんからの説教げふんげふん……アドバイスでした。

264 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/26(金) 20:31:03.53 ID:YVsCz4VU0

直後のレスで天気判定

265 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/26(金) 20:31:42.43 ID:SqxxeS2Po

266 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/26(金) 21:00:05.72 ID:YVsCz4VU0

267 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/26(金) 21:02:37.78 ID:6xMcCCrw0

始める

268 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/26(金) 21:03:01.54 ID:SqxxeS2Po

めぇー

269 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/26(金) 21:03:26.57 ID:UzoPEjC6o

始めぇーる

270 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/26(金) 21:04:22.67 ID:YVsCz4VU0

始める２：始めない０：ヤギが紛れ込んでいますね１

前回の続きから再開します。

５番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

５番のデータを再開します。

271 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/26(金) 21:04:48.96 ID:YVsCz4VU0

□―――――□
｜貴方の部屋｜　７/23（土）
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの作業を終えた貴方は、食堂に向かおうとして、考える。

眼鏡の体調は戻った事だし、貴方にこれ以上の責務は無いと考えて良い。
しかし、それでも、別に眼鏡を迎えに行っても良いのではなかろうか？
一種のサプライズと言う事で、一度やってみたい気もする。

貴方は

1、眼鏡を迎えに行く
2、食堂に行く

↓1

272 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/26(金) 21:04:59.37 ID:SqxxeS2Po

273 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/26(金) 21:12:38.06 ID:YVsCz4VU0

1、眼鏡を迎えに行く

貴方は、眼鏡を迎えに行く事にした。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・階段｜
□,――――――――――□

そう考えていたのだが、それは眼鏡の部屋に向かう途中の階段まで。

眼鏡「おはよう」

さも当然のように、眼鏡はそこで待っていた。

別に不思議な事ではない。いや、行動の早さについて説明願いたい気もするが、それは置いておくとして。
眼鏡は確かに、調子を取り戻したのだ。昨日は、それを告げる為に、わざわざ貴方を部屋で待っていたのだろう。
そして、調子が戻った事を伝えたのならば、後は普段通り。

それは即ち、こうして、貴方を待つと言う事。
普段から貴方よりも行動が早い眼鏡ならば、こうする事も考えられた。

貴方のサプライズは、少々詰めが甘かったのだろうか……。

眼鏡「なに、考えてんの？」

貴方「いえ、別に」

眼鏡「そう？　じゃあ、行きましょう」

貴方は、眼鏡と一緒に食堂に向かった。
当初の予定とは違うが、結果は同じなので、良しとしよう。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

274 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/26(金) 21:13:40.61 ID:6xMcCCrw0

どこかに遊びに行ったりしないか

275 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/26(金) 21:14:11.57 ID:lX5P1Cw3o

↑

276 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/26(金) 21:27:20.93 ID:YVsCz4VU0

1、自由行動「どこかに遊びに行ったりしないか」

貴方「ところで眼鏡さん、一つ相談なのですが」

眼鏡「うん」

貴方「夏休み、一緒にどこかに遊びに行ったりとか、しませんか？」

眼鏡「遊びに……？　それって、つまり、海とか、山とか？」

眼鏡「普段行けないような場所にちょっと遠出して、泊まりがけ、とか？」

貴方「まあ、そう言う事になりますね。眼鏡さんが嫌なら、近所を歩くだけでも良いのですが……」

貴方「やっぱり、誘うなら、どこか遠くに行くのも良いかと思って」

眼鏡は箸を置き、口元に手を添えて、考える仕草をする。
普段よりも長い思案の末に、眼鏡は、ふうと息を吐く。

眼鏡「今はまだ、考えなくて良いんじゃないかしら？　宿題の事は考えないでおくとしても」

眼鏡「行く場所も考えないといけないし、もし海に行って、入るなら、水着とか買わないと……」

眼鏡は横目に、貴方の体を下から上に見つめる。
そして、今度は悲観的な溜め息を吐いた。水泳の授業の時を思い出したのだろうか。

眼鏡「でも、行くとしたら、私はどこでもいいわ。できれば静かな所が良いけどね」

眼鏡「あなたと一緒なら、ね」

そう言って、眼鏡は箸を取った。

眼鏡は、静かな所に行きたいらしい。静かな所とは、人があまりいない所だろうか。
それとも、あまり動かずにいられる場所？　両方もあり得るか。
眼鏡と一緒に出かける場合は、場所を慎重に選ばなければなるまい。

……眼鏡曰く、貴方と一緒ならどこでもいいらしいが、そこに甘えてはいけないのだ。

そんな話をしながら、貴方は眼鏡と一緒に朝食を食べた。

277 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/26(金) 21:37:35.52 ID:YVsCz4VU0

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

一度眼鏡と別れて、部屋に戻った貴方は、一先ず宿題と筆箱を用意して、眼鏡を待つ。
とりあえず、眼鏡は来るだろう。どちらかの宿題が終わるまでは、毎日、こうして貴方は眼鏡を待つのだ。
たまには、眼鏡の部屋でやっても良いような気もする。今度、提案してみても良いかもしれない。

暫くしない内に、貴方の部屋の扉が軽くノックされる。

貴方はさっさと立ち上がり、部屋の扉に向かって、開ける。
そこにいるのは、鞄を持った眼鏡。

貴方「待っていました」

眼鏡「ん」

貴方「さ、入ってください」

眼鏡「うん。お邪魔します」

部屋に入った眼鏡は、貴方が座る予定の椅子とは別の椅子に座り、鞄から宿題を取り出す。

貴方は予定通り、眼鏡と一緒に宿題をして過ごした。

【！】夏休みの宿題を進行しました。残り11回で完了。

そして、ふと気付けば、お昼の時間。お腹も、少し空腹を訴える。

貴方「眼鏡さん。お昼です」

貴方はちょいちょいと眼鏡をつついて、時間を知らせる。こんな時計があったような、なかったような。

眼鏡「うん……うっく」

眼鏡「はー……。じゃあ、ご飯食べて、その後続ける？　それとも、もう止める？」

貴方は

1、昼食食べて続行
2、今日はここまで
3、自由行動

↓1

278 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/26(金) 21:38:18.31 ID:SqxxeS2Po

279 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/26(金) 21:41:06.99 ID:YVsCz4VU0

1、昼食食べて続行

貴方「うーん……では、昨日と同じく、お昼を食べた後再開しましょう」

貴方「やっぱり、宿題は先に終わらせておきたいですから」

眼鏡「……ん。じゃあ、食堂に行きましょ」

貴方「はい」

貴方は宿題を一時中断して、眼鏡と一緒に食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

280 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/26(金) 21:42:05.57 ID:lX5P1Cw3o

踏み台

281 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/26(金) 21:43:31.83 ID:6xMcCCrw0

植物園とかどうですか

282 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/26(金) 21:56:35.17 ID:YVsCz4VU0

1、自由行動「植物園とかどうですか」

貴方「さっきの話の続きなのですが」

眼鏡「さっきの？　……ああ、遊びに行くって言う」

貴方「はい。植物園とか、どうですか？　場所が場所ですから、絶対に静かですよ？」

眼鏡「……私が言ったのは、そう言う、マナー的な意味で静かな場所じゃないんだけど」

眼鏡「でも、良いんじゃないかしら。日頃の疲れやら何やら、そう言うので癒すって言うのは」

眼鏡「一つ問題があるとすれば、私がまるで植物に興味が無いって事だけね」

貴方「……致命的な問題です」

眼鏡「良いのよ。言ったじゃない、どこでもいいって」

つんとした顔で、あっけらかんと眼鏡は言う。
貴方への遠慮も多少は含まれているだろうが、恐らく、本心からの言葉だ。
眼鏡は確かに、貴方とであればどこに行くとしても構わないのだ。

……だが、眼鏡に心から喜んで欲しい。そう言う、見栄張り的な欲望が、貴方の心から拭えない。
まあ、深く考えずに、雰囲気の良さそうな静かな場所に誘えば済む話なのだが……。

眼鏡「静かな場所って言ったけど、それに囚われなくても良いのよ？」

眼鏡「海でも、山でも……どこか近所でも」

貴方「……頑張って探します」

そんな話をしながら、貴方は眼鏡と一緒に昼食を食べた。

283 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/26(金) 22:06:41.26 ID:YVsCz4VU0

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

眼鏡と一緒に部屋に戻った貴方は、再び宿題に取りかかる。

眼鏡「さー、頑張るわよ」

貴方「はいっ」

互いに気合いを入れて、机に齧りついた。

【！】夏休みの宿題を進行しました。残り10回で完了。

眼鏡「うー……」

切りの良いところまで進んだらしい眼鏡が、軽く背伸びをして、体を解す。
貴方と言えば、それを一瞥しただけで、未だ宿題に没頭していた。
貴方の苦手とする場所で、少々、手こずっているのだ。

眼鏡「……あ。七時前」

貴方「むー……」

眼鏡「ねえ、――さん」

貴方「……よし、できたっ」

やっとこさ乗り越えて、貴方は持っていたペンの叩きつけるように机に置いて、椅子の背もたれに寄り掛かり寛ぐ。

貴方「あ、ごめんなさい。なんですか？」

眼鏡「ううん、七時前だって言っただけ」

眼鏡に言われて、貴方は時計を見る。時計は、確かに19：00ちょっと前を示していた。
なんと都合のいい、ちょうど良い時間である。
このままこれを片付けて、そのまま食堂に向かえば、夕食の時間だ。

眼鏡「今日はこの辺にして、夕食にする？　まだ、続ける？」

このまま続けても良いが、正直、大して進められそうにない。
一昨日の経験が心に沁みついているのだろうか、いまいち気が進まないのだ。
そんな甘ったれた事を言えるかと言えば……まあ、そんな事はさておきとして。

貴方は

1、夕食を食べて続行
2、今日はお終い
3、自由行動

↓2

284 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/26(金) 22:07:16.93 ID:9BdUlnyao

285 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/26(金) 22:07:29.27 ID:SqxxeS2Po

286 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/26(金) 22:13:23.13 ID:YVsCz4VU0

1、夕食を食べて続行

貴方「続けましょう。踏ん張りどころです」

眼鏡「……やる気まんまんね。じゃあ、そうしましょう」

貴方と眼鏡は宿題を一旦中断して、一緒に食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

287 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/26(金) 22:13:48.17 ID:SqxxeS2Po

288 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/26(金) 22:16:21.31 ID:6xMcCCrw0

どこか行きたい所とかないんですか

289 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/26(金) 22:31:26.82 ID:YVsCz4VU0

1、自由行動「どこか行きたい所とかないんですか」

今日一日……と言えるほどではないが、貴方は眼鏡が、どこに行きたいかを考えた。
しかし、これと言った良い場所は分からず。

ここは思い切って、眼鏡に情報を求める事にした。

貴方「眼鏡さん。どこか行きたい所とか、ありませんか？」

眼鏡「行きたい所？　……特には、ないけど」

眼鏡「んー……じゃあ、海」

貴方「海、ですか」

眼鏡「せっかくなら、海に行きたいわ。うん。私、山より海が好きだから」

軽く笑って、眼鏡は言う。眼鏡は海が好きと言ったが、実際は……。
山は虫やら爬虫類やら一杯居て嫌だから、と言う理由なのではないか、と思う。

眼鏡「それに……ここ数年、海、行ってないのよ。だから、行くとしたら、ね」

どうやら、眼鏡は海に行きたいらしい。

行きたいらしいと言うか、貴方に尋ねられたから答えただけかもしれない。
外出と学院に籠る事を天秤にかけたら、学院に籠る方を選ぶのかもしれない。

ではなくて、本人からの注文があったのならば、良さそうな海を探しておく事にしよう。

眼鏡「でも、海行くと焼けちゃうし、泳ぐと疲れるし、暑いし……」

……隣で聞こえる呪詛めいた愚痴は、聞かない事にしよう。

そんな話をしながら、貴方は眼鏡と一緒に夕食を食べた。

290 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/26(金) 22:38:37.30 ID:YVsCz4VU0

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

部屋に戻った貴方と眼鏡は、それぞれ椅子に座り、宿題を再開した。

眼鏡「頑張るわよ」

貴方「はい」

貴方は一昨日の失敗を恐れず、気合いを入れて、シャーペンを持った。

……と言う根性が続いても、肉体はついてこられない。
次第にシャーペンを持つ手は重くなり、ついでに、瞼も重くなる。
頭を振って眠気を吹き飛ばすも、一時の効力さえ無い。すぐに、睡魔が襲いかかる。

眼鏡「む……」

眼鏡は……頑張っているが、貴方と同じく、限界が近いように見える。
あと暫く放っておけば、自然に船を漕ぎ始めるのでは、と思う。

眼鏡の事を考えたなら今日の所は止めた方が良いのだろうが……。
あと少しくらい、頑張ってみせても良い。

その結果、明日に響こうが……構うかもしれないが、仕方が無い。

貴方は

1、続ける
2、止める
3、自由行動

↓2

291 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/26(金) 22:39:24.23 ID:6xMcCCrw0

292 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/26(金) 22:39:47.78 ID:lX5P1Cw3o

293 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/26(金) 22:52:20.43 ID:YVsCz4VU0

2、止める

いや、無茶はいけない。貴方は明日に響いても構わないかもしれないが、眼鏡はどうなのだ。

貴方「……今日は、もうお終いにしましょーか」

貴方はぼんやりと机を見つめながら、眼鏡に言った。
既に、貴方の目は宿題から外れている。完全にやる気を失った表れか。

眼鏡「……そうね」

眼鏡は、少し長く息を吐いて、同時にシャーペンを置く。

眼鏡「ちょっと、疲れたわ」

確かに、いつも以上に、声に生気が感じられない。
貴方にも言える事だが、今の今まで、その手は惰性で動いていたに等しいだろう。
……宿題とは、そこまで頑張るべき物かと言えば、違うだろうと思う。

眼鏡「……片付けるの、面倒」

貴方「そう言わないで、やりましょう」

貴方と眼鏡は、のろのろと机の上を片付け始める。
たった教科書をしまうと言う動作だけで、二分近く要した。完全に、もう駄目。

宿題と筆箱を鞄にしまった眼鏡は、椅子から立ち上がって……貴方の方に顔を寄せる。

眼鏡「大好き」

耳元で、そんな事を囁いてきた。くたびれた声で、息を吐くように。耳に息が掛かり、ゾクリとした何かが体を走る。
貴方が何か反応するよりも先に、眼鏡は顔を話す。ちょっと、眠たそうだった。

眼鏡「言いたくなったのよ……おやすみなさい」

貴方「……おやすみなさい」

何か、気の利いた事が言えなかったのかと思う。まあ、言えなかったのだろうと思う。
貴方はそれだけ言って、眼鏡を見送った。

眼鏡を見送った貴方は、ふらふらと歩き、ベッドに倒れ込む。

そのまま目を閉じ、まるで気絶するように意識を手放した。

294 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/26(金) 22:52:47.00 ID:YVsCz4VU0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/18・月）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/19・火）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/20・水）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/21・木）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/22・金）

↓2

295 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/26(金) 22:53:16.05 ID:6xMcCCrw0

296 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/26(金) 22:53:32.38 ID:lX5P1Cw3o

297 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/26(金) 22:54:50.98 ID:YVsCz4VU0

１番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

298 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/26(金) 22:59:00.47 ID:YVsCz4VU0

お疲れさまでした。

最後の選択肢で続けるを選んでいた場合、明日の朝の行動までが不能になる代わりに、
宿題が一回分進んで、あと、眼鏡がお泊りします。それだけです。

次の再開は、一日開けて10月28日の21：00を予定しています。明日は久しぶりの、システムさんのメンテナンスデーなのです。
本当は先週の金曜日を予定したのですが、いろいろあってずるずると……。

それではみなさま、お休みなさいませ。

299 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/26(金) 22:59:35.91 ID:9BdUlnyao

乙

300 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/26(金) 23:00:28.72 ID:lX5P1Cw3o

乙

301 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/26(金) 23:01:20.14 ID:SqxxeS2Po

乙テム

302 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/28(日) 18:30:07.44 ID:4feus4Jl0

こんばんは、システムさんです。
メンテナンス中に変な電波を受信して、

DIO「貴様、何者だッ！」津那美「鬼退治の桃さんだよ」

と言うクロスオーバーSSを思いつきました。新連載したからと言って片一方を知っている人がどれだけいる事かと言う話です。
加えて言うのならシステムさん、ジョジョはあまり知りません。有名だから知っている、くらいですね。
上のだけでもいいですから、誰かやってくれないでしょうかー……ちらちら。

303 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/28(日) 18:55:14.05 ID:4feus4Jl0

って、そんな事はどうでもよくて、本当に言いたい事をすっかり忘れていました。

一昨日言った通り、パッと見悪い選択肢のように見える物も、実際のところはなんて事なかったり、逆に良かったりします。
まあ、普通に悪い状況になる事も多々あるのですが……。
ヒロインの感情値が高い状態だと、よっぽど相手を侮辱したり貶めたり嘗め腐った事をしない限りは、大体いい方向に転びます。
惚れた弱みと言うか、恋は盲目と言うか、そう言う事ですね。

あとついでに直後のレスで天気判定よいしょ

304 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/28(日) 18:55:52.14 ID:j61mHvMEo

ほい

305 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/28(日) 19:07:55.39 ID:4feus4Jl0

ちょっと早いですが、この時間を無駄にするのもなんなので、今あたりから再開しますか？
19：20くらいまで反応待って、二人以上確認できたなら、やってみたいと思います。

306 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/28(日) 19:22:54.69 ID:4feus4Jl0

まあそら予定したって言う時間から二時間も早いのに誰がいますかって言う話ですよね。

それはさておき、では予定通り21：00に再開ですね。
それまでに質問とか、提案とかあったらいいなあなんて思ったり……。

307 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/28(日) 19:23:33.51 ID:tonCi80zo

[田島「チ○コ破裂するっ！」]

308 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/28(日) 19:26:47.43 ID:ZD7Tywkb0

どこかに出かける際に下調べなどは必要か

309 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/28(日) 20:03:53.63 ID:4feus4Jl0

>>307
いつかの自慰安価はその内やりますから、期待して待たないでください。

>>308
必要だったり、必要で無かったり……それは選択次第ですね。主人公が良く知る場所であるならば、下調べは不要となります。逆に、見知らぬ土地であるなら、下調べが無いと迷子になる事もあります。
下調べをしていなくても、コンマの判定次第でなんか辿りつけたりします。土地勘が良いと言うやつですね。
だとしても、まあ、下調べしておく事に越した事は無いでしょう。行動一回の消費で完了します。

310 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/28(日) 20:32:48.15 ID:4feus4Jl0

・力は女性並み。
・英語が得意で、歴史が苦手。
・歌が上手い。
・犬派。
・雨上がりの晴れた空が好き。
・アイスはカルピス味とかさっぱりした感じのが好き。
・青色が好き。
・子供の頃の夢は不老不死。
・セミロング好き。
・ジャズが好き。
・絵が上手い。
・コーヒーが死ぬほど好き。
・全動物の中では鷹が好き。
・驚異のしりとりジャンキー。
・将棋に関しては主人公補正バリバリ。

唐突ですが、上記のこれ、なんだと思います？
今の主人公の、判明と決定している限りの性質を並べると、こうなりました。忘れているなにかがあるのでしょうが……。
なんと言うか……「どうでもいい情報のつくだ煮」って感じですね。

311 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/28(日) 21:00:34.18 ID:4feus4Jl0

312 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/28(日) 21:01:29.53 ID:ZD7Tywkb0

始める

313 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/28(日) 21:06:56.50 ID:tonCi80zo

314 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/28(日) 21:08:53.13 ID:4W7odJSSO

　　 _＿＿＿
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　｜:::::::｜
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〈＿ﾄ､_二二_ノ_〉
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　　〔＿][＿〕

315 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/28(日) 21:10:22.84 ID:4feus4Jl0

始める１：始めない０：その他１：だ、誰……？

前回の続きから再開します。

１番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

１番のデータを再開します。

316 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/28(日) 21:11:23.95 ID:4feus4Jl0

□―――――□
｜貴方の部屋｜　７/24（日）
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの作業を終えた貴方は、食堂に向かった。
眼鏡は……また、貴方をあの階段で待っているのだろう。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・階段｜
□,――――――――――□

食堂に向かう途中の階段で、貴方は眼鏡と合流した。
貴方に気付いたらしい眼鏡は、何食わぬ顔で貴方に歩み寄る。

眼鏡「おはよう。――さん」

貴方「はい、おはようございます」

一つ二つ言葉をかわして、貴方は眼鏡と一緒に食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

317 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/28(日) 21:11:51.74 ID:tonCi80zo

318 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/28(日) 21:12:33.28 ID:ZD7Tywkb0

319 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/28(日) 21:25:08.58 ID:4feus4Jl0

2、特にない

特にない……と言うわけではないが、だとすれば、また夏休みの外出の話をするのか？
我ながら思うが、昨日の今日で話す事でもない。
眼鏡の希望は、できるだけ「静かな」「海」と言う事で、話が付いている。
その上で、更なる希望の何を聞けと言うのだろう。

貴方は眼鏡と一緒に朝食を食べた。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

一度眼鏡と別れた貴方は、先に宿題と筆箱を用意して、眼鏡を待つ。

暫くしない内に、貴方の部屋の扉が軽くノックされる。
貴方はさっさと扉に向かい、開けた。客人は勿論、鞄を持った眼鏡だ。

眼鏡「お待たせ」

貴方「いいえ。入ってください」

眼鏡を部屋に招き入れて、扉を閉める。

眼鏡が椅子に座るのを見てから、貴方も片方の椅子に座る。

貴方は眼鏡と一緒に宿題をした。

【！】夏休みの宿題を進行しました。残り９回で完了。

集中を解き、貴方は頭を振って気だるさを飛ばす。
同じく、眼鏡もメガネを外し、眉間のあたりを摘まんで擦り疲れを解す。

ついでに、貴方は時計を確認する。ちょうど、12：00。
さっき確認した時から一時間ほどだから、狙い通りだ。

貴方「お昼にしましょう」

眼鏡「んー……そうね」

眼鏡「……今日は、もう止めておく？　それとも、お昼食べて、まだ頑張る？」

メガネをかけつつ、貴方に尋ねる。

貴方には予定が無いので、このまま続けても良いだろう。
ただ、一昨日、昨日と、貴方と眼鏡はずっと宿題ばかりで、部屋に籠りっぱなし。
健康云々は言わないが、心に悪い。

たまにはゆっくりするのも、大切なのだ。
まあ、貴方はまだまだ余裕がある。眼鏡も付き合ってくれるようだし、続けようと思えば続けられるだろう。

貴方は

1、お昼食べて続行
2、今日はもうお終い
3、自由行動

↓2

320 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/28(日) 21:25:22.65 ID:ZD7Tywkb0

321 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/28(日) 21:25:37.33 ID:j61mHvMEo

322 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/28(日) 21:27:46.08 ID:4feus4Jl0

1、お昼食べて続行

貴方「では、お昼食べて、その後、頑張りましょう」

眼鏡「ん」

貴方と眼鏡は宿題を中断し、一緒に食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

323 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/28(日) 21:28:53.72 ID:tonCi80zo

324 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/28(日) 21:29:03.43 ID:ZD7Tywkb0

今日は泊まり込みでやりますか

325 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/28(日) 21:36:39.75 ID:4feus4Jl0

1、自由行動「今日は泊まり込みでやりますか」

貴方「ところで眼鏡さん。一つ提案があります」

眼鏡「うん」

貴方「今日は、泊まり込みで宿題をしませんか？」

眼鏡「……えー……」

レンズ越しに、眼鏡は不満げな眼差しを貴方に送る。

貴方「駄目ですか……？」

眼鏡「駄目じゃないけど」

続けようとした言葉を、喉に詰まらせたような顔をして、眼鏡は、言葉を切った。
そして貴方に向けるのは、呆れる表情。ちょっと冷たい。

眼鏡「良いわよ、別に」

……怒らせてしまったのだろうか？

貴方「あの、嫌なら嫌と、言ってくれても良いですよ……」

眼鏡「宿題、終わらせるんだから、良いの」

眼鏡「……もう」

そんな話をしながら、貴方は眼鏡と一緒に昼食を食べた。

【！】今日の夜までの行動が固定となりました。今日の選択は全て宿題をするとなります。

326 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/28(日) 21:44:40.99 ID:4feus4Jl0

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

部屋に戻った貴方と眼鏡は、気が変わらない内に宿題を再開した。

【！】夏休みの宿題を進行しました。残り８回で完了。

疲れが表情に出てくる頃、貴方はペンを置き、少し休憩をしていた。
眼鏡も、切りの良いところまで進んだのか、椅子の背もたれに寄り掛かって寛いでいた。

眼鏡「……そろそろ、食堂に行きましょうか」

眼鏡の言葉で、貴方は時計を見る。

19：30。確かに、時計はそう示していた。
もう、そんなに経っていたとは。まるで気付かなかった貴方は、一瞬、自分の目を疑った。

とは言え、時間がそう示しているのなら、そうなのだろう。

今日、眼鏡は貴方の部屋に泊まる。やましい理由は無く、単純に、宿題を進める為だ。
泊まりがけで、今日は宿題と戦うのだ。ああ、提案しておいて何だが、げんなりする。

とりあえず、今日は、それなりに進めるまでは寝られない事を覚悟した方が良い。
その為には、一先ずの休息と、エネルギーの補給である。

貴方と眼鏡は宿題を中断して、食堂に向かった。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

327 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/28(日) 21:46:01.71 ID:4W7odJSSO

甘いものが食べたい……

328 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/28(日) 21:46:03.75 ID:ZD7Tywkb0

329 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/28(日) 21:46:54.17 ID:j61mHvMEo

>>327

330 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/28(日) 21:56:53.17 ID:4feus4Jl0

2、特にない

話すべき事は、特にない。
貴方と眼鏡はこの後、宿題と言う相手と戦う。戦士に、無駄口はあり得ないのだ。
……なんて、既に、疲れが見え始めているだけである。

貴方は眼鏡と一緒に夕食を食べた。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

部屋に戻った貴方と眼鏡は、それぞれ椅子に座り、シャーペンを持つ。
そして、同時に溜め息を吐く。
今、目の前にある教科書に書かれている文が、まるで魔法の呪文のように思える。
辛い、読みたくないと、体が拒否反応を示しているのだ。

眼鏡「……せっかくなんだから、良いところまで進めるわよ」

眼鏡「あんた、私を誘ったんだから。絶対、もう、寝たら起こすからね！」

……そんな事を言われて、甘ったれた事を抜かせるものか。

貴方は気持ちを切り替え、いっそ宿題を終わらせる気迫で挑んだ。

【！】夏休みの宿題を進行しました。特殊状態につき、残り６回で完了。

貴方「ぐわー……」

だらしなく凭れかかり、天井を仰ぎつつ、貴方は汚いガチョウのような声を出した。
まあ、こんなやる気のないガチョウがいたら見てみたい物である。逆に、やる気のあるガチョウとはなにか。

そんな事はどうでも良くて、貴方はようやく、気が済むところまで進める事ができた。
所謂、意地になっていたのだろう。気付けば、だいぶ進んでいた。
そして、時計は、日を跨いだ事を告げていた。

眼鏡は眼鏡で、貴方より早く終わったようで、先にダウンしていた。
ベッドの上で、すやすやと寝息を立てている。

ただ、ダウンと言うのは正しい表現で、机の上には彼女の宿題やら何やらが散らかしっぱなし。
弱みを見せたがらない彼女が、こんなだらしない面を見せるのは非常に珍しいと言える。
或いは、貴方がそれだけ信用されているのか、貴方ならば見せても構わないと思っているのか。

眠い目を擦りつつ、体を起こして、貴方は

1、もう寝る
2、眼鏡を起こす
3、宿題を片付けてあげよう
4、セクハラ
5、自由行動

↓2

331 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/28(日) 21:57:40.11 ID:j61mHvMEo

そっと布団を掛け直してあげる

332 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/28(日) 21:58:02.98 ID:ZD7Tywkb0

↑

333 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/28(日) 22:08:20.57 ID:4feus4Jl0

5、自由行動「そっと布団を掛け直してあげる」

よく見たら、眼鏡は少ししか掛け布団を被っていない。
余程眠かったのか、それとも寝相で散らかしたのか。
貴方に遠慮して、少しだけ拝借したのかもしれない。

何にしても、夏とは言え、夜は冷える。
せめてお腹は隠してあげないと、風邪を引いてしまうかもしれない。

貴方は重い体を持ち上げて、横たえる眼鏡の許へ向かう。

まったく、こんな無防備な顔をして。可愛い人だ、だからこそ、悪い虫が寄り付かないように守らなければならない。
まず、病気から守る事にしよう。貴方は眼鏡を起こさないようにして、そっと、布団を掛け直してやった。

眼鏡「ん……」

もぞり、と、布団の中で眼鏡が動く。よもや起こしたかとも思ったが、そんな事は無かったらしい。
変わらず、すうすうと寝息を立てている。

思えば、転入当初、この人のこんな顔を見る事ができるようになるなんて、思いもしなかった。
それどころか、手を繋いだり、恋人になったり、キスをしたり。

……本当に、よく、分からない物だ。

眼鏡「……くう」

まあ、今は、彼女を眠らせてやろう。貴方に付き合わせて、随分と遅く起きさせてしまったのだから。
だから、撫でたいのは、今は我慢するのだ。

貴方は部屋の電気を消して、のそのそと、布団に潜り込む。

貴方「おやすみなさい。眼鏡さん……」

恋人と向かい合い、貴方は、目を閉じた。
疲れと眠気に侵略されまくった貴方が意識を手放す、あっさりとしていて、容易かった。

334 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/28(日) 22:18:38.34 ID:4feus4Jl0

――が寝息を立て始めた頃、眼鏡は、静かに目を開けた。

彼がベッドに入ってきた拍子に起きてしまったのだが……彼は、それに気が付かなかったようだ。
そのまま、自分が寝ているものと思い、眠りに落ちていった。

薄明かりに照らされて見える時計は、既に日付が変更した事を告げていた。
彼の生活からして、そんな時間まで起きていた事はないだろう。
よって、この眠りは、早速ながら熟睡の段階だ。多少の事で有れば、何かをしても起こすまい。

眼鏡は体を静かに起こして、――を見下ろす。

眼鏡「――、さん……」

愛しい人の名を呟く。

たかだかその行為がトリガーとなったか、呼吸が、熱くなった。
とんとんと、心臓が早鐘を打つ。下腹部が呼応するように、鳴いた。

気付かれない。気付かれない、と、思う。
大丈夫、大丈夫。そう、自分に言い聞かせて、眼鏡は、ゆっくりと、顔を近づける。

眠る無防備な彼の唇に、軽く、唇を当てた。キスと言うより、接触。
ただそれだけで、眼鏡の体には電気が走るようだった。
彼に黙って、こんな事をするのだ。悪い事をしているようで、そのくせ、興奮する。
人間の性とでも言うべき心情に、我ながら軽蔑する。

でも、まあ、嬉しいのは誤魔化せない。

彼の顔は、美しい。凡そ、自分など似合わない。
その人が、自分にだらしない姿を晒す。自分に欲情する。自分を求めてくれる。
嬉しくて……可愛いと思う。愛しいと思う。だから、大好きなのだ。

……だから、この続きは、彼が起きている時にしたいのだ。

眼鏡「……おやすみ、――さん」

彼が言ったように、眼鏡も、囁くように言った。

そして、再び、まどろみに身を委ねた。
ただし今度は、恋人の温もりを傍にして。

335 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/28(日) 22:19:17.44 ID:4feus4Jl0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/23・土）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/19・火）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/20・水）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/21・木）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/22・金）

↓2

336 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/28(日) 22:19:36.13 ID:ZD7Tywkb0

337 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/28(日) 22:19:47.69 ID:j61mHvMEo

338 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/28(日) 22:20:54.24 ID:4feus4Jl0

２番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

ゲームを続行しますか？

続行するのならば、安価先のレスで天気判定を行います。

↓2

339 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/28(日) 22:21:21.39 ID:ZD7Tywkb0

しない

340 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/28(日) 22:22:47.73 ID:tonCi80zo

おやすみ

341 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/28(日) 22:28:23.11 ID:4feus4Jl0

お疲れさまでした。

今日のように、【朝】【昼】【夜】と連続で宿題をした場合、【夜】の選択時点で二回分進行します。
別に、恋人と一緒に宿題やったから張り切ったとか、そう言うわけではないんですね。
その代わり、明日の朝の行動が不能になるわけです。どちらが良いかと言うのは……まあ、判断に任せます。

え？　そう言う事は先に言えよこのポンコツって？
……システムさんね、情報は秘匿して、プレイヤーが苦しむ様を見るのが好きなんですよ嘘ですごめんなさい許して下さい。
でも、いろいろチャレンジして、情報はそうして獲得してほしいとは思っています。
そのくせ、質問されたらぺらぺらしゃべりますけどね。

と言うか、ヒロインサイド書くの楽しいです。
あ、眼鏡ちゃんは主人公といちゃつく時、いつも「可愛い」「嬉しい」「大好き」「愛してる」と思っています。
そんな情報要らんわって話ですかね。

さて次の再開ですが、10月29日の21：00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

342 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/28(日) 22:31:15.00 ID:j61mHvMEo

乙

343 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/28(日) 22:33:37.43 ID:tonCi80zo

乙テム

344 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/29(月) 20:01:23.93 ID:XiX6yoc+0

こんばんは、システムさんです。

やる事ないのでさっそく天気判定

345 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 20:16:47.98 ID:FalQU7+co

やー

346 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/29(月) 20:30:56.55 ID:ZOtsrTzI0

あー……昨日一昨日あたりに、システムさんは朝の行動が不能になるとか何とか言いましたが、すまんありゃ嘘でした。
ここで初めて登場夜更かしの起床判定です。あまりに昔過ぎてシステムさんでさえ忘れていました。システムなのに。
忘れている方、知らん方は、一スレ目の108を参照してください。ちなみに、概要説明だけです。

直後のレスのコンマで起床判定
89…通常　237…朝食は食べ損ねる　1456…昼までぐっすり　0…？？？

347 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/29(月) 20:53:12.32 ID:ZOtsrTzI0

あれ？　なんかID変わってますね。一応言っておくと、両方システムさんです。

改めて、直後のレスのコンマで起床判定
89…通常　237…朝食は食べ損ねる　1456…昼までぐっすり　0…？？？

348 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 20:54:56.38 ID:FalQU7+co

ほい

349 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 21:00:33.88 ID:ZOtsrTzI0

350 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/29(月) 21:01:05.90 ID:Ehs0X8DQ0

始める

351 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 21:01:39.09 ID:FalQU7+co

始めぇる

352 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 21:03:08.92 ID:49iEWhQSO

始ウェル

353 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 21:04:58.14 ID:ZOtsrTzI0

始める１：始めない０：「ぇ」が要らないですね１：遠のきましたね１

前回の続きから再開します。

２番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

２番のデータを再開します。

354 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 21:08:03.07 ID:ZOtsrTzI0

□―――――□
｜貴方の部屋｜　７/25（月）
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
いつものように止めようとして、貴方は気付く。

貴方の視界の下、胸元にあるのは、眼鏡の、後頭部だろうか。
貴方の背中に回されているのは、眼鏡の手。
腰に絡みつくように乗せられているのは、眼鏡の足。

まるで貴方を抱き枕とするように、眼鏡は眠っていた。
熟睡しているらしく、目覚ましで起きないばかりか、穏やかに寝息を立てている。

とりあえず腕は動かせるので、頑張って伸ばし、喧しい目覚ましは止める。

そしてようやく、貴方は、どうして眼鏡がここにいるのかを考える。
思い出すのは一瞬。貴方は納得し、次に、どうするか考える。

目覚ましが鳴ったと言う事は、いつもの行動をして、朝食の時間。
折角起きたのだから食べても良いのだが、眠い。
そしてベッドから起き上がるには、貴方に纏わりつく眼鏡の体を剥がさなければならない。
名残惜しいのはどうでもいいとして、その拍子に、眼鏡を起こしてしまうかもしれない。

こうしてぐっすり眠っているのを起こしてしまうのは、どうなのだろう。

貴方は

1、眼鏡を起こす
2、もう一度寝る
3、自由行動

↓2

355 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/29(月) 21:08:47.50 ID:Ehs0X8DQ0

356 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 21:09:24.05 ID:FalQU7+co

357 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 21:21:01.27 ID:ZOtsrTzI0

1、眼鏡を起こす

貴方は眼鏡を起こす事にした。

こうして貴方が普段通りに起きたのも何かの……なにか。
とにかく、そう言う事だ。どうせなら、眼鏡も起こしてやろう。

貴方「眼鏡さん、朝ですよ」

軽く揺するようにして、眼鏡を起こしにかかった。
鳴くように呻いて、眼鏡は貴方の胸元でもぞもぞと動く。
暫くして、眼鏡はゆっくりと顔を上げた。

眼鏡「…………うー？」

なんとまあ、見た事も無い寝惚け眼である。
起き抜けの表情はあどけない子供のようだ。朝の本調子でない頭で見るのは非常にもったいない。
目を擦る代わりに何度も瞬きをして、まだまだ眠たい脳みそは現状把握に勤しんでいる事だろう。

貴方「朝です」

もう一度、貴方は現在の時刻をざっくり伝える。

それが覚醒要因になったのか、眼鏡の顔はだんだんと引き締まっていく。
ついでに、自分が今、どんな体勢かを認識したらしい。慌てて、貴方から離れた。
とは言え、シングルベッドでは逃げ場にも限度がある。
大して離れる事はできず、せいぜい貴方から手と足を離すくらいしかできない。

眼鏡「…………おはよ」

とりあえず、眼鏡はそう言った。

貴方「はい、おはようございます」

眼鏡を起こしたところで、貴方は

1、とりあえず、いつもの行動開始
2、自由行動

↓2

358 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/29(月) 21:21:28.75 ID:Ehs0X8DQ0

359 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 21:25:45.42 ID:49iEWhQSO

深いキス

360 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 21:40:54.12 ID:ZOtsrTzI0

2、自由行動「深いキス」

貴方は、眼鏡の頬に手を添える。
眼鏡はいつもの事と思ったのか、何かしらの反応を示したり、拒否したりはしない。

それを好機と見て、貴方は、すかさず体を寄せて、眼鏡とキスをした。

そりゃあ予想外だっただろう。眼鏡は目を見開き、開いた手で貴方の胸を一度叩く。
だが、受け入れた。その目は「しょうがないなあ」と語りながら、ゆっくり、閉じた。
貴方の胸を叩いた手は、蕩けた証明なのか、くねくねとその周辺を撫でる。

無言の許可も降りたところで、貴方は、先ほどから感じまくっている愛情のままに眼鏡を貪った。

舌を這わせ、眼鏡の唇をこじ開ける。と言っても、眼鏡は受け入れるつもりだったようで、あっさりと侵入できた。
歯に触れて、次に触れるのは、眼鏡の舌。ちょいと触れて、その舌先を、互いに弄ぶ。考える事は一緒だった。

触れるか、離れるか、儚い繋がりをたっぷり味わった次に、いよいよ絡み合う。
久々の眼鏡の舌は、少々苦くて、しょっぱい。起き抜けなのだから、仕方が無い。
嫌悪感を催す味なのに、相手が彼女と言うだけで、とても愛しいものに思える。

いや、それでさえ、エロスの対象なのだ。

眼鏡「ふ、ふ……」

眼鏡の鼻息が荒い。ただ小刻みで、時折声が混じる。いやらしさが増す。

暫く、互いの口内を味わう。舐め尽す。満足行ったところで、貴方は、静かに離れた。

眼鏡「は……」

眼鏡の口から不満げに零れる吐息。大層甘い音だった。
互いに目を開き、顔を見合わせる。眼鏡の目は貴方を睨み、口はへの字。
でも、頬は赤い。キスの間の事を考えると、満更でもないはずだ。

眼鏡「……歯磨きくらい、させてよ」

貴方「我慢できなくて」

眼鏡「恥ずかしいのよ」

貴方「ごめんなさい」

眼鏡「……反省してないでしょ」

貴方「はい」

眼鏡「もう」

そんな具合に、貴方は眼鏡と一緒にいちゃいちゃした。

361 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 21:49:22.67 ID:XiX6yoc+0

気付けば、朝食の時間はとっくに過ぎていた。
その事に気付いた理由が、なんか感じる空腹感と言うのから、貴方と言う人はどうしようもない。

まあ、食べ損ねてしまったのなら仕方が無い。朝食は諦めるとして、次の事を考えよう。

眼鏡「歯磨き粉って、これ？」

貴方「はい、それです」

今、洗面台から歯磨き粉を突き出す眼鏡の事も含めて。

予定としては、眼鏡と一緒に宿題する事になっている。
飽くまで予定だし、そんなに必死にならずとも良い事だ。
つまりはこのまま眼鏡とイチャイチャしても良いのだし、ぶっちゃけ眠いから二度寝しても良い。

外は……雨が降っているので、まあ、無しか。

眼鏡「にふぁーい」

貴方「え？」

眼鏡「にふぁーい！」

苦いらしい。……なんだか、新鮮な会話だ。同棲生活と言うか、新婚生活と言うか。

……ではなくて、貴方は

1、宿題をする（あと６回）
2、寮の外に出る
3、学生寮受付に行く
4、自由行動

↓2

362 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/29(月) 21:50:08.47 ID:Ehs0X8DQ0

363 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 21:50:47.27 ID:+6RflzNGo

364 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 21:53:36.10 ID:ZOtsrTzI0

2、寮の外に出る

貴方は寮の外に出る事にした。

雨が降っているが……まあ、なにかあるだろう。

貴方が外に出ると、眼鏡を部屋において行く事になるが、どうしよう。
連れて行くとして、なんと説得するか。

貴方は

1、一人で外に行く
2、眼鏡と二人で外に行く（誘い文句良ければ記入）
3、自由行動

↓1

365 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 21:56:18.29 ID:+6RflzNGo

2
篭りっぱなしでしたし、外の空気ぐらい吸いましょう
生憎雨ですけど

366 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 22:05:53.20 ID:ZOtsrTzI0

2、眼鏡と二人で外に行く

貴方は立ち上がり、洗面所に向かい、身を乗り出すようにして覗き見る。
貴方の歯ブラシで歯を磨く眼鏡の後姿。鏡越しに、顔が見える。
歯ブラシの往復に合わせて頬が膨らみ、まるで餌を頬張るハムスターを思い出す。
ちょっと間が抜けていて、彼女らしからぬ顔を微笑ましく思いつつ、貴方は話しかける。

貴方「ねえ、眼鏡さん眼鏡さん」

眼鏡「んー？」

鏡越しに貴方を見つめ、眼鏡は返事する。それでも変わらず、手は忙しない。

貴方「外、出ませんか？」

眼鏡「んー……？」

ニュアンス的に、嫌そうだ。そりゃそうだ、雨の日に外に出るメリットが見つからない。

貴方「最近、部屋に篭りっぱなしでしたし、たまには、外の空気ぐらい吸いましょう」

貴方「生憎雨ですけど……まあ、そんな日も良いと思いませんか？」

眼鏡「んー……」

眼鏡は歯を磨きつつ、悩むような顔をする。

そのまま待つ事……とりあえず、眼鏡が歯を磨き終わる頃。
口を濯ぎ、吐き出し、水を止めて。

眼鏡「良いよ」

眼鏡はようやく、返事を出した。

貴方「分かりました」

貴方は頬笑み、着替える為に体を引っ込める。

この後、眼鏡を部屋まで見送って、その後、外に出る事になるだろう。
貴方は眼鏡と一緒に外に出る事にした。

367 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 22:07:59.79 ID:ZOtsrTzI0

□――――――――――□
｜学院敷地内・学生寮前｜
□――――――――――□

貴方は学院の敷地内であれば、どこにでも行く事ができる。
とは言え、今日は眼鏡もいる。あまり、変な所に行くのは止めておいた方が良いだろう。

眼鏡「雨、結構強いわね」

貴方「そうですねえ……思った以上でした」

そんな事を話しつつ、貴方は

1、校舎に行く
2、広場に行く
3、他の学生寮に行く
4、校舎裏に行く
5、噴水に行く
6、やっぱり部屋に戻る
7、自由行動

↓2

368 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/29(月) 22:09:00.68 ID:Ehs0X8DQ0

369 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 22:11:01.63 ID:+6RflzNGo

ベランダがあればベランダで
無ければ窓の前

370 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 22:11:21.73 ID:49iEWhQSO

眼鏡と雨を眺めて風情を楽しむ

371 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 22:13:06.89 ID:ZOtsrTzI0

もう外に出ちゃいました。それとも部屋に戻りますか？

1、部屋に戻って>>369
2、>>367の選択肢から改めて選択　例：「２、２」「２の１」「23」「２・４」

↓2

372 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/29(月) 22:13:55.86 ID:Ehs0X8DQ0

373 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 22:14:05.36 ID:ZOtsrTzI0

おっと失礼。

1、部屋に戻って>>369
2、>>367の選択肢から改めて選択　例：「２、２」「２の１」「23」「２・４」
3、自由行動

でした。改めて↓1でお願いします。

374 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/29(月) 22:15:31.72 ID:Ehs0X8DQ0

375 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 22:17:13.71 ID:XiX6yoc+0

って言うか、窓の前に行って何すりゃいいんでしょう……外を眺めればいいのでしょうか？

376 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 22:18:20.28 ID:+6RflzNGo

ぼーっとゆっくり黄昏てみたり

377 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 22:24:35.86 ID:ZOtsrTzI0

6、やっぱり部屋に戻る

貴方「提案しておいて何ですが……部屋に戻りましょうか」

眼鏡「おい」

貴方「だって、こんな激しいとは思わなくて……」

眼鏡は呆れた様子で、貴方を睨む。
ただ、それもいつもの事。眼鏡は溜め息を吐いて、黙って頷いた。

貴方「ごめんなさい」

眼鏡「ん。早く、戻りましょう」

貴方と眼鏡は、余計に濡れない内に、部屋に戻る事にした。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

一先ず、近い貴方の部屋に避難する貴方と眼鏡。
眼鏡の荷物も置きっぱなしで、あと散らかしっぱなしで、ちょっと……生活感に溢れている。

そんな光景をスルーして、貴方は、窓に着目する。

貴方「……外の空気は吸った事ですし、窓から眺めるとかどうですか？」

眼鏡「窓から……ねえ。まあ、濡れるよりマシだけど」

眼鏡「そうね、たまには、良いかもね」

そんなわけで、貴方と眼鏡は椅子を移動させて、窓際にて外を眺める事にした。

これが中々、天気の仕業かセンチメンタルな気分になる事に気が付く。

378 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 22:30:30.87 ID:ZOtsrTzI0

ぼんやりと、そうして過ごして暫く。

しとしとと言うには激しい雨に和み、風情を感じつつあった貴方と眼鏡。
状態としては、すっかり気を緩めていたと言っても良いだろう。

そんな時、突如、貴方の部屋のどこかから、不気味な振動音が聞こえ始める。
先に気付いたのは眼鏡だった。眼鏡はぴくりと何かに反応し、続いて貴方も、振動音に気付く。

眼鏡「……なに？」

声を潜めて、眼鏡は貴方に尋ねた。

貴方「な、なんでしょう」

正体不明の音に、貴方と眼鏡は、揃って警戒する。

さっぱり分からない貴方。しかし、貴方の部屋から聞こえると言う事は、貴方の部屋にある物が原因。
貴方の部屋にあるものと言う事は貴方の私物なのだから、記憶を探れば何かは分かる、はず。

ぶぶぶぶぶと、一定のリズムで聞こえる低い振動音。何かに包まれているのか、くぐもって聞こえる。
貴方の部屋に、そんな物、あっただろうか？

1、自由行動
2、…………さっぱり分からん

↓2

379 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/29(月) 22:31:35.26 ID:Ehs0X8DQ0

380 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 22:42:01.59 ID:XiX6yoc+0

システムさん判断で>>379で進行します。

381 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 22:50:33.80 ID:XiX6yoc+0

2、…………さっぱり分からん

考える、記憶を探る、思い出す…………さっぱり分からない。
この音の正体が何なのか、貴方には、さっぱり分からなかった。

首を傾げ、しかし、それでも一応音の正体を探る。
そんな無意味とも言える行動をして、その内、不気味な振動音はぴたりと止んだ。

貴方「な、なんだったんでしょう……」

結局、最後まで分からなかった貴方は、呟きがちに眼鏡に言う。

眼鏡「……携帯電話、じゃない？」

貴方「え？」

眼鏡「携帯の、バイブレーション。あんな音、出すじゃない」

言われてみたら、確かに……出していたような、出していなかったような。
貴方はあまり携帯電話に触れないので、正直、よく覚えていない。

眼鏡「って言うか、携帯、持っていたのね……」

貴方「まあ、一応」

その存在自体、貴方でさえ忘れていたくらいだが。

しかし、そうか、携帯電話だったか。
貴方の携帯は今、トランクに封印……ではなく、しまってある状態だ。
それならば、音がくぐもるのも不思議ではない。
その上、押し入れに突っ込んである。むしろ、音が聞こえた事が奇跡とも言える。

では無くて、貴方の携帯のバイブレーションが作動したと言う事は、誰かが貴方の携帯に連絡を入れたと言う事。
貴方の携帯に着信を入れられる人物は、「実家」の人間のみのはずだ。
あちらからは滅多に掛かってこないだけ、なにか、重要な用でもあるのだろうか。

貴方は

1、無視しちゃおう
2、出てみる
3、自由行動

↓1

382 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/29(月) 22:51:11.05 ID:Ehs0X8DQ0

383 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 22:51:18.10 ID:49iEWhQSO

へし折ってみようか

384 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 23:04:33.79 ID:XiX6yoc+0

2、出てみる

貴方は、出てみる事にした。……或いは、誰かが危篤であるのかもしれない。
そんな時、変な意地を張って、後悔はしたくない。そんな状況、一生にあるかどうかだろうが。

貴方は押し入れからトランクを出して、トランクを開けて、携帯を取り出す。

眼鏡「なんてとこにしまってんのよ……」

眼鏡からも、そんな突っ込みが入る。
普段使わないのだから、邪魔にならないようにしまっておいただけなのだが……。
ただ、もし使う事があって、その度にこんな工程を踏むのは面倒かもしれない。
それだけ、ここにいる間は「実家」との繋がりを断ちたいと言う気の表れでもあるが。

さておき、貴方は着信を確認する。一通のみ。先ほどの、電話だ。
画面には「実家」としか表記されていないので、相手が誰なのか、詳しくは分からない。
とりあえず、貴方は電話してみた。

使用人男「はい。――でございます」

2コールの内に出てきたのは、使用人男。掛けてきたのは彼だったらしい。

貴方「久しぶり……でもないね。どうしたの？」

使用人男「――様。旦那様が、――様はいつお帰りになられるのか、と」

その役目を、自ら果たさずに使用人に任せたか。
忙しいとは言え、言い訳にするには、人として冷たい。

使用人男「言伝も預かっております」

貴方「うん」

使用人男「決着をつける、と」

つまり、あの日の話の続きをしようと言うのだ。
貴方の未来、貴方と眼鏡の関係を賭した、決着。

つい、電話を強く握る。あの人は、好き放題、貴方の惚れた相手を貶してくれた。
あの時は、怒りに震えこそしたが、何もできなかった。
今度ばかりは、そうはさせない。彼女はもう、貴方の、恋人だ。

あの日の決着をつける。実家に帰る必要が出てきた。
一応、貴方に予定は無いので、その気になれば明日からでも大丈夫だ。
……あの人から逃げるつもりで、ボイコットしても良い。その結果どうなるか、知った事ではない。

貴方は、後ろで貴方を見つめる眼鏡を、ちらりと見る。
……彼女も当人だ。連れて行く事を、考えた方が良いか。

貴方は

1、帰る
2、帰らない
3、自由行動

↓１～３で多数決　同数の場合、↓1を優先

385 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 23:05:51.76 ID:+6RflzNGo

帰るのではない、向き合う

386 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 23:06:13.64 ID:49iEWhQSO

ああ、わかった。あのクソ野郎に、「吠え面かきやがれ」と伝えてくれ

387 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/29(月) 23:06:26.72 ID:Ehs0X8DQ0

388 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 23:07:51.20 ID:XiX6yoc+0

なんかもうアレなので、安価範囲内のレス全部採用します。
そもそも自由行動あるのに、同数とか……そんなの、せっかくなんだからみなさん思い思いのレスするってもんですよね。

389 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 23:16:13.92 ID:XiX6yoc+0

1、帰る

帰る。帰るが、ただ帰るだけではない。
あの人と、父と、向き合うのだ。この現実と、向き合うのだ。
事象と、向き合うのだ。逃走も敗走もしない。決着をつけて帰る。

貴方「うん、分かった」

貴方は明るく、電話口に向かって言った。

貴方「あのクソみたいな人に、「吠えヅラかきやがれ」と伝えてよ」

使用人男「かしこまりました」

貴方「わざわざ、ありがとう。それじゃあ、元気で」

貴方は通話を切り、緊張を解すように息を吐いた。
言ってしまった。恐らく、使用人男は貴方の言葉通りに伝えるだろう。
明確な悪意と宣戦布告を、父は、どう取るだろうか。

どうにでも、取ればいい。やっちゃったなら、やり切るだけだ。
彼女だけは、守り通す。

眼鏡「……どうしたの？」

貴方の大切な人は、心配そうに、貴方に尋ねる。

貴方「……実家に、帰る事になりました」

眼鏡「……いつ？」

貴方「いつにしましょうか。明日か、来週か……夏休み中のいつかですね」

眼鏡「そう……」

眼鏡は、何かを言いたいようだ。だけど貴方の言葉をなにか、待っているようにも見える。

貴方は

1、自由行動

↓2

390 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 23:17:01.75 ID:+6RflzNGo

明日って今さ

391 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 23:17:21.25 ID:49iEWhQSO

一緒にきてくんねーか？

392 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 23:26:04.60 ID:XiX6yoc+0

1、自由行動「一緒にきてくんねーか？」

貴方「……もし、眼鏡さんが良ければ、なんですけど」

貴方「一緒に、来てくれませんか？」

躊躇いがちに、貴方は言った。
無茶な願いか。だけど、眼鏡もこの一見の柱の一つだ。
眼鏡を抜きにして語るのは、眼鏡に対して失礼だ。

だから貴方は、眼鏡と顔を見合わせて、そうお願いした。

眼鏡「行くわ」

待ってましたと言わんばかりの、即答だった。

眼鏡「行く」

駄目押しなのだろうか、眼鏡はもう一度言った。

貴方「……ありがとうございます」

これで、もう、完全に後ろには退けなくなった。
この人まで連れて行くのだ。貴方は、その結果の責任を背負わなければならない。

あの人は、眼鏡をコテンパンに貶した。本人を目の前にしても、それは変わらない。
そして眼鏡は酷く傷付くだろう。貴方は、それを、癒さなければならない。
その為には、何を捨てるのだろう。地位、家、名、誇り、容赦、家族の情。
貴方には、どれまでを捨てる覚悟があるだろう。

……分からない。その時まで来なければ。

眼鏡「なら、いつ帰るか、決めなくちゃね」

貴方「そうですね」

眼鏡「電話している時のあなたの口調、新鮮だったわ」

貴方「そうですか？」

眼鏡「意外とクレイジーなのね」

貴方「結構言われます」

どの時が来ても、貴方は、眼鏡の手を離さないのは確かか。

393 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 23:29:47.15 ID:XiX6yoc+0

散らかったままの机の上を片付けて、窓の外を眺めつつ休んで。
そして、気付けば昼食の時間になっていたので、貴方と眼鏡は食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

394 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 23:32:24.05 ID:49iEWhQSO

父と対峙した時、何を言われても、負けないと、自分を信じると約束してくれ

395 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/29(月) 23:33:50.08 ID:Ehs0X8DQ0

↑

396 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 23:49:07.77 ID:XiX6yoc+0

1、自由行動「父と対峙した時、何を言われても、負けないと、自分を信じると約束してくれ」

貴方「……眼鏡さん」

眼鏡「なに？」

貴方「……あまり、言いたくない事です。私の父は、あなたを、あまり良く思っていません」

眼鏡「……そう」

貴方「恐らく、眼鏡さんが来た場合、容赦ない言葉の刃を浴びせるでしょう」

貴方「私は眼鏡さんを守ります……でも、眼鏡さんは、傷付く事でしょう」

貴方「身勝手なのは、重々承知しています。その上で、お願いです」

貴方「私の父と対峙した時、眼鏡さんが何を言われても負けないと……」

貴方「私を信じると、約束、してください」

貴方「私は、あなたを守りますから……！」

眼鏡「良いわよ」

あっさりと。人の話をちゃんと聞いていたのかと思うほど、眼鏡は、あっさりと答えた。
あまりにも淡白過ぎて、貴方は一瞬、自分の耳どころか目さえ疑った。

しかし、眼鏡はやはり、あっさりと答えていた。

眼鏡「――さんのお父さん。酷い人なのかしら」

貴方「……子供の私でさえ、思います」

眼鏡「私、将来その人と付き合っていかなきゃいけないのよ？」

眼鏡「会って、ちょっと嫌味を言われたくらいで、へこたれないわ」

貴方「嫌味なんて、そんな優しい物じゃあないんですよっ……！」

眼鏡「でしょうね。あなたが、そう言うんだから」

眼鏡「……それでも、私、あんたと一緒にいるなら、地獄行きでも付き添う覚悟よ」

眼鏡「私ねえ、心は弱いけど、折れないわよ」

まるで日常会話の延長のようだった。
眼鏡は、そんな調子で言って、また、ご飯を食べた。

……侮っているのは、どちらだ。眼鏡か、貴方か。
眼鏡は貴方が思う以上に、強い人なのだ。弱いが、強いのだ。
そして、貴方が想像する遥か以前に、貴方と共にいる事で吐きかけられる悪意全てを受ける覚悟を完了している。
そうでなければ、さも当然と言わんばかりに、あんな事を言えるものか。

貴方「……頼もしい、限りです」

眼鏡「そりゃ、どーも」

覚悟やらなにやら、足りていないのは、貴方の方なのかもしれない。

貴方は、眼鏡と一緒に、昼食を食べた。

397 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/29(月) 23:55:33.17 ID:XiX6yoc+0

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

昼食を食べて、満腹感に包まれながら、貴方は眼鏡と一緒に自分の部屋に戻る。

ちょっと寝不足であるのが祟り気味だが、体調はよろしい方。
外に行けたなら文句は無いが、まあ、それはさておき。

気分を取り戻したところで、改めて、宿題を始めても良いだろう。
机の上には、眼鏡の宿題と合わせて放置状態。今すぐにでも再開できる。

昼寝、と言う選択肢もあるし……眼鏡と戯れると言う選択もある。

そして、実家に帰る日を決める。
或いは、その為に学生寮受付に行って、外出許可願を出す。
今の貴方に予定は無いので、いつでも、それこそ明日からでもいい。
眼鏡も、予定する日がそんなに遠くなければ、明日からと言っても良いだろう。

貴方は

1、宿題をする（残り６回）
2、昼寝
3、寮の外に出る
4、学生寮受付に行く
5、自由行動

↓2

398 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/29(月) 23:56:38.98 ID:Ehs0X8DQ0

399 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 23:57:16.99 ID:+6RflzNGo

400 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/29(月) 23:57:26.41 ID:49iEWhQSO

父と対峙した時、倒す、言い負かすためのカード、切り札、非常事態の時のための準備

401 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 00:05:37.45 ID:CeqBZ/bg0

4、学生寮受付に行く

貴方は学生寮受付けに行く事にした。

家に帰る事が決まったのならば、後は帰る日を決めるだけだ。

……なんて、身構えるばかりでは、気に悪い。
そんな事を抜きにして……と言うわけではないが、「決戦」前に、眼鏡とデートすると言うのも良い。

どちらにしても、眼鏡も一緒に学生寮受付に連れて行かなければならないのだが……。

貴方一人で外出すると言うのならば、眼鏡を部屋において行っても大丈夫だろう。

貴方は

1、一人で行く
2、眼鏡と一緒に行く
3、やっぱやめた

↓1

402 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/30(火) 00:07:39.11 ID:jbWfvnTg0

403 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 00:16:19.34 ID:CeqBZ/bg0

2、眼鏡と一緒に行く

貴方「眼鏡さん。これから受付に行くのですが、一緒に来てくれませんか？」

貴方の提案の意味を、眼鏡は、瞬時に察してくれた。
多少のすれ違いはあるかもしれないが、まあ、ついてこいと言う意味には変わりないはずだ。

眼鏡「うん」

ただ、返事はそう言って頷くだけ。

緊張している様子も無くそうなのだから、本当に……。
逆に、和みさえする。

そんな事を思いながら、貴方は眼鏡と一緒に学生寮受付に向かった。

□――――――――――□
｜二年生学生寮内・受付｜
□――――――――――□

貴方は受付で外出許可願の書類を受け取る。
書類を読む。希望する日付を記入するようだ。

長期の外出をする場合は、希望する日付を複数記入しなければならない。
連続して記入するか、「～（ニョロ）」を付けて記入するかした方が良いだろう。

父は忙しい人だから、前以って連絡していなければ、貴方が帰宅したその日には家に帰ってこないだろう。
その事を考えると、帰る日を連絡しないのであれば、少なくとも二日分は希望した方が良い。
あの人の予定など知った事ではないから、父が帰って来た日を狙って帰宅と言うのは、無理。

さて、そう考えると……。

希望する日付　現在：７/25（月）　一週間後：８/１（月）
↓2で記入or記入しない　複数日の記入の仕方は>>10を参考の事

404 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/30(火) 00:19:28.14 ID:jbWfvnTg0

7/26 8/1

405 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 00:30:10.93 ID:CeqBZ/bg0

10分経過したのでシステムさん判断で>>404で進行します。

406 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 00:34:50.52 ID:CeqBZ/bg0

貴方は書類に希望する日付を記入した。

７月26日（火）～８月１日（月）。
ちょっと長めだが……まあ、万が一の事態を考えた時、あって困る事はない。
それに、余った日数は、眼鏡との観光に回しても良い。
観光と言うか、場所によっては貴方の案内になりそうな気もするが。

おっと良く見ると、書類は夏休み仕様。長期外出を望む場合はチェックを入れなければならないらしい。
これは後で入れておくとして、問題は、その下。

長期外出のチェックを入れた場合、どこに行くか、記入しなければならないらしい。
生徒の安全など、まあそんな物をいろいろ考えた場合、確かに必要な項目だ。

面倒だが、仕方が無い。

貴方は

どこに外出するか　例：「家」「海」
↓1で記入

407 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/30(火) 00:35:38.36 ID:CdYh+MkSO

海、家、山、海外

408 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 00:39:40.78 ID:CeqBZ/bg0

貴方は書類に、どこに外出するか記入した。

海。家。山。海外。せっかくなら、色々な場所に行きたい。
問題があるとすれば、七日間ではスケジュールがきちきちになる事。
体力が続くかどうか。そもそも予定さえ定まっていない事だが、どれも、どうにでもなるだろう。
……もしかしたら、おフザケと受け取られて落とされるかもしれないが。

本当にこれで提出する？

↓１～３まで多数決　出すor出さないor書き直し

409 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/30(火) 00:41:42.11 ID:I+Ev8CpNo

書き直し

410 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/30(火) 00:43:23.45 ID:jbWfvnTg0

書き直し

411 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/30(火) 00:44:24.79 ID:jZTkgLpLo

書き直し

412 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 00:46:07.73 ID:CeqBZ/bg0

出す０：出さない０：書き直し３

どこを書きなおしますか？

1、日付
2、行くところ
3、全部

↓2

413 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/30(火) 00:46:30.11 ID:jbWfvnTg0

414 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/30(火) 00:46:58.36 ID:jZTkgLpLo

415 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 00:50:26.80 ID:CeqBZ/bg0

やっぱり、貴方は書き直す事にした。

日付……も、一週間は長いと思うが、こっちもこっちで色々用があるので、仕方が無い。
帰省としては短い方なので、あっさり認めてもらえる事だろう。

対して、外出する場所は……ちょっと、無茶があるか。
一度やってみたい、と言う気もするが、用が用なので、ふざけている場合ではないのも確か。
夏休みはまだまだあるし、その内、一つ一つやれば良いだろう。

と言う事で、貴方は外出する場所を記入し直す事にした。

どこに外出するか　例：「実家」「海」
↓1で記入

416 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/30(火) 00:51:27.76 ID:jbWfvnTg0

実家、海

417 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 00:54:01.77 ID:CeqBZ/bg0

いや、あの、できたなら一つずつやってほしいんですけど……。

418 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/30(火) 00:55:10.93 ID:jbWfvnTg0

実家に変更で

419 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 00:56:55.61 ID:CeqBZ/bg0

貴方は書類に、どこに外出するか記入した。

実家。海。家に帰るのは決定として、やはり、海は外せない。
以降、外出許可が降りるとも限らないし、たっぷり時間を取って、纏めて行きたいものだ。
父が帰ってくるのが遅れるかもしれないし、その間に、遊びに出掛けても構わないだろう。

本当にこれで提出する？

1、出す
2、出さない
3、書き直し

↓2

420 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/30(火) 00:58:02.37 ID:I+Ev8CpNo

421 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/30(火) 00:58:25.93 ID:jbWfvnTg0

422 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 01:06:26.20 ID:CeqBZ/bg0

1、出す

最終決定としては、これで良いだろう。
貴方は最後に、長期外出のチェックを入れて、眼鏡も同じように記入するよう指示する。

眼鏡「……海？」

貴方「はい」

眼鏡「海？」

貴方「海ですよ？」

眼鏡「……まあ、良いけど。たぶん弾かれるわ」

言いながら、眼鏡も同じように記入する。

書類の記入を終えた貴方と眼鏡は、受付に提出する。

結果、弾かれた。

理由。「海」と共に「実家」と記入されているのが問題らしい。
流れとしては実家に帰り、その時に保護者と一緒に海に行く。なんら、問題は無い。
ただ、そう記入して、実家に帰らず直接海に行く生徒がいるらしい。
実家に帰省すると記入すると、長期外出許可のサインが不要である事を悪用した、違反行為をする生徒がいたらしい。

その為、こうした記入方法だと、「実家に帰省」と同時に記入されていても、保護者か監督者のサインが必要になったとかなんとか。
まったく、あくどい先人は余計な事をしてくれた物だ。
眼鏡も「言わんこっちゃない」と言う目で見てくるし……。

あと一回くらいなら、外出先の記入欄に書き込めるだろう。

貴方は

1、書きなおす
2、諦める
3、自由行動

↓1

423 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/30(火) 01:09:07.47 ID:jbWfvnTg0

424 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 01:10:35.98 ID:CeqBZ/bg0

1、書きなおす

貴方は外出先の部分だけ、書き直す事にした。

さて、どう書き直そう。

どこに外出するか
↓1で記入

425 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/30(火) 01:13:23.56 ID:jbWfvnTg0

実家

426 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 01:18:07.74 ID:CeqBZ/bg0

貴方は書類に、どこに外出するか記入した。

実家。妥協の結果、大体無くなった。
が、一番の目的はどうしても外せないので、こうする以外ないだろう。

眼鏡「最初からそうすれば良いのに……」

言いながら眼鏡も同じく書き直す。「友人の家に宿泊」と書いてあった。
貴方と眼鏡の関係が周知の物となっても、外に言う時は友人止まりらしい。
まあ、それで良いだろう。

貴方と眼鏡はようやく受付に書類を渡して、部屋に戻った。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

貴方の部屋で過ごしていた貴方と眼鏡は、暫くして、夕食の時間になったので、食堂に向かった。
しれっと眼鏡が貴方の部屋に居着いているが、気にしない事にしよう。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓1

427 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/30(火) 01:23:58.10 ID:jbWfvnTg0

428 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 01:30:03.97 ID:CeqBZ/bg0

2、特にない

まあ、特にない、だろうか。
今になって、ちょっとばかり寝不足である事が響いてきたのだろうか。
考えが、いまいち纏まらない。まるで靄が掛かったみたいだ。

今日は余計な事はせず、早い内に寝た方が良いだろうか。
明日からは、実家に帰る予定がある事だし。

貴方は眼鏡と一緒に夕食を食べた。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

部屋に戻り、貴方はベッドに腰掛けて、眼鏡も続いて貴方の隣に腰掛ける。

眼鏡「あふ……」

我慢していたのか、突然、あくびをした。
眼鏡はいつもこのくらいの時間に寝ているのか？
それとも、貴方と同じく、昨日の無理な宿題続行が効いているのか。

眼鏡「……ねえ。今日も、泊まって行っていい？」

ふと、眼鏡はそんな事を言ってきた。

眼鏡「……駄目？」

貴方に寄り掛かるようにして、俯きがちに、眼鏡は言う。

貴方は

1、いいよ
2、だめ
3、自由行動

↓1

429 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/30(火) 01:31:14.54 ID:CdYh+MkSO

肩抱いて、好きにしていいよ

430 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 01:37:54.20 ID:CeqBZ/bg0

3、自由行動「肩抱いて、好きにしていいよ」

貴方はそっと、眼鏡の方に手を回す。形として、そうして抱き寄せる。

貴方「好きにしていいよ」

もう、さっき、素の貴方を晒した。もう、今更……特に二人きりの状態で、猫を被る必要はない。
ただ、ちょっと違和感がある。眼鏡に対してはすっかり「ですます口調」で馴染んだようで、口がもぞもぞする。

眼鏡「……ありがとう」

眼鏡「じゃあ、一回、部屋に戻るわ。鞄とか、置いて来るから」

貴方「分かりました」

眼鏡「あ、戻った」

貴方「あ……つい、癖で」

眼鏡「ふふ。楽な方で、いいよ」

柔らかく、眼鏡は微笑む。どうして彼女は、唐突に優しくなるのだろう。
普段から優しいと言えばそうなのだが、口調とか、顔とか、そう言う問題で。
これ以上、どうして好きになれと言うのか。

そんな事に貴方が悩んでいる間に、眼鏡は、一旦部屋に戻っていった。

……とりあえず、貴方も宿題を片付けておこう。
今日一日、いつでも再開できるようにと机の上に出しっぱなしだったが、埃を被っただけで終わった。

431 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 01:48:10.21 ID:CeqBZ/bg0

時間もそこそこ経ち、貴方と眼鏡の眠気も良い感じになってきた。
あと少しすれば、船を漕ぎ始める頃合いだ。

一度、自室に戻った眼鏡は、わざわざ寝巻に着替えて、その状態で、貴方の部屋まで来たのだ。
彼女からすれば相当恥ずかしい事だったろうに、そうしてでも、貴方と寝たかったのか。
……貴方に着替えを見られるくらいなら、それくらいの恥は甘んじて受けると言う事でもあるのかもしれない。

眼鏡「……はふ」

口元を隠して、眼鏡は小さくあくびをする。これも、何度目だろう。ちなみに、貴方も結構やった。

貴方「そろそろ、寝ますか」

眼鏡「そうねー……」

言いながら、貴方と眼鏡はまるで動きやしない。
眠いのは確かだが、眠くて体を動かしたくない。既に、体が睡眠状態に入っているのかもしれない。

とは言え、そうしているわけにもいかない。
重たく感じる体を持ち上げて、貴方は部屋の電気を消しに、眼鏡は、そのままベッドに向かう。
貴方が部屋の電気を消すと同時に、眼鏡は、ぼふんとベッドに倒れ込んだ。そう言う音が聞こえた。

外からの薄い明かりを頼りに、貴方はベッドに向かう。
そして、眼鏡にぶつからないように、そっとベッドに潜り込んだ。

眼鏡「……ねえ、――さん」

貴方「……はい」

眼鏡「……私ね……あなたが大好きだから……」

……なんだかんだで、眼鏡も、貴方の父の事を気にしているのだろう。
何でもないように装ってはいるが、いざ明日からと言うのを考えたら……。
弱音を零したいのも、逃げ出したいのも、今の一言に集約させたのだ。
そうする事で、貴方を愛している事を再認識して、貴方の為に、頑張ろうと思っているのだ。

……そうだったらいいな、なんて。

貴方は

1、自由行動

↓2

432 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/30(火) 01:49:14.47 ID:FcnNxGyo0

私も大好きですよ

433 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/30(火) 01:50:26.50 ID:I+Ev8CpNo

↑

434 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 01:57:38.70 ID:CeqBZ/bg0

1、自由行動「私も大好きですよ」

貴方「私も大好きですよ」

思いの外、普段通りに言えたと思う。眠気なぞ無いように、すらっと。

言って、自分の顔が熱くなるのを感じた。
手を繋いでも、キスをしても、一緒に寝ても、「大好き」と言う言葉には、一生慣れないと思う。
言っていて恥ずかしいけれど、その事を、嬉しくも思える。

大好きと言える。そんな事ができる自分がいる事を、嬉しく思う。
もちろん、眼鏡に対して、そう言う感情を抱ける事もだが。

さて、貴方の告白に対し、そろそろ眼鏡からの言葉が来てもおかしくは無い。
……と、思うのだが、まるで来ない。

不思議に思った貴方は、目を凝らし、耳を澄ます。

……眼鏡、既に眠っているではないか。
なんと言う事だ、貴方の返事を聞く前に、夢の世界へと招待されてしまっていたのだ。
自分は言いたい事を言って、貴方の告白は全く聞いていなかったのだ。
意外と、とんでもない女だ！

……なんて、思えるものか。眠いのだから、仕方が無い。そう、貴方だって。

貴方も目を閉じて、夢の世界に旅立つ事にした。

その前に、今日一日の事を振り返る。

貴方「おやすみなさい、眼鏡さん」

435 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 01:58:06.31 ID:CeqBZ/bg0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/23・土）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/24・日）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/20・水）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/21・木）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/22・金）

↓1

436 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/30(火) 01:58:17.03 ID:I+Ev8CpNo

437 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/30(火) 02:00:05.24 ID:CeqBZ/bg0

３番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

438 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/30(火) 02:02:02.23 ID:CeqBZ/bg0

お疲れさまでした。

いやー、久しぶりに長引きましたね。「システムさんの頭がフットーしそうだよお」とかそういうレベルじゃない状態になりかけました。
まあ、フットーと言うか、システムさん的にはオーバーヒートとか言うのでしょうが……。

次の再開は10月30日の21：00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

439 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/30(火) 02:03:48.26 ID:I+Ev8CpNo

乙

440 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/30(火) 20:28:17.34 ID:CeqBZ/bg0

こんばんは、システムさんです。

ごめんなさい、今日は再開できません。もうそろそろでエンディングだと言うのに……。
明日の同じ時間に再開します。付き合ってくれたら嬉しいです。欲を言えば、お願いします。

441 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/30(火) 21:23:42.83 ID:SDPMo4pbo

システムちゃんの[ﾋﾟｰｰｰ]をめでたくエンディングさせてやろうか

442 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/31(水) 19:47:05.58 ID:YQKrifn00

>>441
そ、そんな事言われても、あの、その……ごめんなさい。

こんばんは、システムさんです。

443 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/10/31(水) 20:35:30.40 ID:YQKrifn00

直後のレスで天気判定

444 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/31(水) 20:42:35.33 ID:wl0kpXq9o

ほい

445 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 21:00:39.99 ID:YQKrifn00

446 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/31(水) 21:01:15.22 ID:tl/jfH2b0

始める

447 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/31(水) 21:02:11.63 ID:1ESX4VVSO

よい子の皆～！システムさんの安価で女装ギャルゲーがはっじまっるっよ～！

448 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 21:11:30.67 ID:YQKrifn00

10分経過したので、経過時点の状態で集計します。

始める１：始めない０：良い子はこのスレに来ないですね１

前回の続きから再開します。

３番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

３番のデータを再開します。

449 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 21:12:25.32 ID:YQKrifn00

□―――――□
｜貴方の部屋｜　７/26（火）
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。

そして、目に入る眼鏡の顔。ただし、眼鏡は既に目を覚ましていた。

眼鏡「おはよう」

貴方と向かい合うようにして寝転がりながら、そんな事を言う。
その余裕と、平然とした態度から、眼鏡は貴方よりも大分早い内に起きていた事が分かる。

貴方「……おはようございます」

とりあえず、貴方は返事して、ついでに目覚ましも止める。

眼鏡「目覚めのキスとおはようの抱っこ、どっちが欲しい？」

まるで何事も無いように、普段通りの澄ました顔で、そんな甘ったるい事を言ってきた。
その様子から、貴方が起きるより前より、そう言う事を計画していた事も分かる。
所謂、やってみたかったと言うやつなのだろう。

貴方は

1、目覚めのキス
2、おはようの抱っこ
3、とりあえず歯を磨かせてほしい
4、どっちもいらね
5、自由行動

↓2

450 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/31(水) 21:13:12.95 ID:tl/jfH2b0

451 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/31(水) 21:13:34.25 ID:1ESX4VVSO

どっちもやで

452 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 21:24:15.95 ID:YQKrifn00

5、自由行動「どっちもやで」

貴方「……どっちもいやです」

起き上がりつつ、貴方は眼鏡のアプローチを突っぱねた。

眼鏡「え……」

貴方からは見えないが、恐らく眼鏡は今、悲しい顔をしているだろう。
漏らした声が、眼鏡の心と表情を語っていた。

眼鏡「……ごめん」

貴方「はい」

眼鏡「……部屋、戻るわ」

貴方「分かりました」

眼鏡は、やや急ぎ気味に、部屋から出て行った。

……自分は、何か間違った事を言っただろうか？
ただ、気分じゃなかったから要らないと言っただけなのに。
それとも、昨日は貴方からしたくせに、今日眼鏡が誘ったら断った、と言う事に怒っているのだろうか。

とりあえず、口の中が気持ち悪い。貴方は洗面台に向かって、顔を洗い、歯を磨く。

その後は髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

そう言えば、今日も雨か。予定としては今日から「実家」に帰る事になっている。
なんだか、縁起が悪い。そんな事を考えながら、貴方は食堂に向かった。

453 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/31(水) 21:24:54.98 ID:1ESX4VVSO

どっちもしたいのつもりが…ｵｳﾌ安価↓

454 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/31(水) 21:25:48.78 ID:tl/jfH2b0

関西弁で書くから

455 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 21:28:26.16 ID:YQKrifn00

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・階段｜
□,――――――――――□

食堂に向かう途中の階段で、貴方は、眼鏡と会わなかった事に気付く。

いつもは、ここで眼鏡が待っているのに。
貴方の部屋から自分の部屋に戻って、着替えて、それで手間取っているのだろうか。
或いは、さっきの事で怒っているのかもしれない。

もし後者であるなら、下手に触れば、余計に怒らせるだけだろう。
かと言って、謝罪しないとそれはそれで、彼女は怒る。
ついでに、どうして自分を怒らせたか、自分の何が悪かったかを把握していないと、それでもまた怒る。
飽くまで怒らせている、と言う仮定の話だ。

単純に手間取っているだけならば、ここで待っていてやるのも良いだろう。
貴方が迎えに行ってやるのも良い。

貴方は

1、一人で食堂に行く
2、ここで待つ
3、眼鏡の部屋に行く
4、自由行動

↓1

456 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/31(水) 21:29:42.83 ID:tl/jfH2b0

やり直しはしないのか
３

457 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 21:33:25.07 ID:YQKrifn00

いや、とりあえず安価をとってから、聞こうと思っていました。

……ほ、ほげー。関西弁なんて、聞いていないですよ。そんな、まどろっこしい。
関西弁と言えば、TRICKでも「橋」と「箸」のイントネーションが同じで間違えた、と言うのがありましたね。
そんな事はどうでもよくて、どうしましょう。

1、書きなおしじゃアホンダラ
2、続けんかいドアホ

↓2

458 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/31(水) 21:33:33.78 ID:wl0kpXq9o

459 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/31(水) 21:33:51.00 ID:tl/jfH2b0

460 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 21:43:14.92 ID:YQKrifn00

>>452書き直し分その1

貴方「どっちも、でお願いします」

貴方は至ってにこやかに、貪欲に走った。

眼鏡「どっちかっつってんでしょうが」

眼鏡は至って冷静に、ぴしゃりと言った。

眼鏡「もう」

言いながらも、眼鏡は起き上がり、貴方に向けて両腕を広げて突き出す。
前と同じく、抱き着きを要求する構えだ。

貴方は寝転がっている状態なので、抱っこと言える格好をするのは、少し難しい。
起き上がった方が、確かに楽だ。と言う事で、貴方も起き上がり、その勢いのまま、眼鏡に突撃した。

眼鏡「わ」

貴方の突進に驚きつつ、眼鏡は貴方を受け止める。
貴方も貴方で、眼鏡が倒れると危険なので、さっと眼鏡の背中に腕を回して抱き寄せる。
貴方と眼鏡の体格差では珍しく、貴方が眼鏡に見下ろされる状態だ。

眼鏡「……えっち」

傍目には、貴方が眼鏡の胸に顔を押し付けているように見える事だろう。
傍目どころか、眼鏡にもそう見えたらしいが。

貴方「事故です」

眼鏡「……顔上げて」

貴方の言い訳をさらりとスルーして、眼鏡は貴方に指図する。貴方も、それに従う。
確かに、眼鏡を見上げると言うのは、あまりした事が無い。膝枕の時くらいだろうか。
いつもとは違う光景だからか、眼鏡が、なんだか、大人びて見えた。

461 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 21:57:53.43 ID:YQKrifn00

後は、流れる動作だった。
眼鏡が目を瞑り、顔をこちらに寄せるから、貴方もそれにならって続くだけ。

とん、と、柔らかいものに触れる。眼鏡の唇だ。貴方は口を軽く開いて、推測して眼鏡の唇に吸い付く。
逆に、貴方の唇も吸われる。しゃぶり合って、具合の良いところを探して、標的は唇から口内に変わる。

眼鏡「ん、ちゅ……」

そして、貴方は気付く。眼鏡の口の中は、ものすごく爽やかだった。
ほんのり香るハッカの匂いは、貴方が嗅ぎ慣れた物。歯磨き粉だ。
眼鏡は貴方より早く起きていた。貴方が起きるまでの間に、歯を磨いていたのだ。
その後、また、ベッドに戻って貴方の隣に寝転がった事から察するに……。

その歯磨きは、朝の通常行動ではなく、貴方とキスする為の準備であるのではないか。
昨日、「歯磨きくらいさせろ」と言っていた事と合わせても、間違いない。

対して、貴方の口の中は……言っちゃうと汚い状態。眼鏡だってそれは分かっているはずなのだ。
なのに、眼鏡は、貴方の口の中を、何でも無いように舐め回す。
自分と眼鏡の状態の違いに気付くと、いつもの行為でさえ、違う物に思える。
そして感じるこれは……羞恥心か。自分も、綺麗な状態で、キスをしたい。
だから待って、と言いたい。言いたいだけだ、口は塞がっているのだから、仕方が無い。

眼鏡「ぷふ」

一通りの辱め……貴方にとっての、を受けて、貴方は開放された。

眼鏡は満足げに、口元から垂れた互いの唾液の混じり汁を舐め取る。

眼鏡「ごちそうさま」

……貴方は、敵わないと思った。同時に、次は貴方からしてやろうとも思った。

462 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 22:07:13.14 ID:YQKrifn00

意識の覚醒は済ませたくせに、いつまでそうしているつもりだったのだろう。
気付けば、朝食の時間はとっくに過ぎていた。貴方と眼鏡は、未だベッドの上だと言うのに。

とりあえず、貴方は眼鏡を説得して、離れる。
そして、ようやく顔を洗って、歯を磨き、髪を梳かして、眼鏡の許に戻った。

眼鏡「おかえり」

眼鏡は眼鏡で、貴方が離れている間にベッドを整えていてくれたようだ。
これがまた几帳面なもので、貴方から見ても文句が無いほど。

貴方「はい、ただいま戻りました」

椅子に座る眼鏡に言いつつ、貴方は外を見る。

今更になって気にしたが、雨だった。
予定としては、今日から貴方と眼鏡は、貴方の「実家」に帰る事になっていると言うのに。
縁起が悪いと言うか、「嵐」の前兆と言うか……とにかく、嫌な気がする。

眼鏡「それじゃあ、私、部屋に戻るわ。荷物、纏めないといけないから」

荷物、とは、貴方に同行するに当たり、「実家」で過ごす間の着替えやら何やらの用意だろう。
期間にして一週間はあちらで過ごすのだから、当然と言えば当然だ。

貴方「分かりました。では……」

貴方と眼鏡は今日から外出しても良いのだが、別に、今日すぐに向かわなければいけないわけではない。
今日はのんびり過ごして、明日か、明後日か、そのあたりに出発しても構わない。

貴方はいつから実家に帰ろう？

1、今日のお昼を食べてから
2、明日の朝から
3、明後日の朝から
4、自由行動

↓1

463 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/31(水) 22:07:42.95 ID:1ESX4VVSO

464 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 22:10:20.27 ID:YQKrifn00

……ちょ、ちょっと安価近すぎましたかね。念の為、念の為確認します。
なんのために一週間の外出期間（行き先「実家」のみ）を確保したのか分からないので。

1、今日のお昼を食べてから
2、明日の朝から
3、明後日の朝から
4、自由行動（要するに日付と時刻の決定とか）

を、↓１～３で多数決　同数の場合↓3を優先

465 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/31(水) 22:10:53.29 ID:tl/jfH2b0

466 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/31(水) 22:11:39.84 ID:wl0kpXq9o

467 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 22:13:45.14 ID:YQKrifn00

多数決なので、決定ですね。せっかく安価取ったのに、捻じ曲げて、ごめんなさい。

468 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 22:18:29.05 ID:YQKrifn00

1、今日のお昼食べてから

貴方「今日のお昼を食べてから、出発しましょう」

眼鏡「うん。じゃあ、お昼に」

貴方は眼鏡を見送った後、椅子に座り、考える。

そうなると昼まで暇だが、やる事が無いわけではない。眼鏡が言った通り、荷物を纏める必要がある。
まあ、貴方は「実家」に帰るわけだから着替えなどは必要ないのだが……。
いろいろと、持って行った方が良い物とかあったり無かったり、そのへんは実際に荷造りしないと分からないか。

その必要が無いと考えるのであれば、宿題をしても良いし、部屋で過ごしても良い。
外……は、生憎の雨なので、ちょっと遠慮しておこう。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、宿題をする（あと６回）
3、寝る
4、他の人の部屋に行く
5、寮の外に出る
6、自由行動

↓2

469 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/31(水) 22:19:26.66 ID:tl/jfH2b0

470 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 22:25:46.54 ID:YQKrifn00

なにか足らないと思っていたら、正しくはこうでした。

1、部屋で過ごす
2、宿題をする（あと６回）
3、荷造りしよう
4、寝る
5、他の人の部屋に行く
6、寮の外に出る
7、自由行動

改めて↓1でおねがいします。

471 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/31(水) 22:26:30.00 ID:tl/jfH2b0

472 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 22:36:03.92 ID:YQKrifn00

3、荷造りしよう

貴方は荷造りする事にした。

備えあれば憂いなしと言うし、やっておいて悪い事は無い。
どうせ、他にやる事も無いのだし……。

貴方が必要と感じた物は、結果的にはトランクケースの半分にも満たなかった。
と言うか、この量であれば、貴方が普段外出用に使っているバッグで事足りる。

……まあ、そのバッグを「実家」に持って帰って、忘れてきたらえらいこっちゃと言う事で。
それにしても、この学院に来た時に持ってきた物より、「実家」に戻る時に持っていく物の方が少ないとは。
一時の帰省だから、と言う理由はあるものの、なんだか、不思議な気分だ。

荷物も纏めたところで、時計を見ると、ちょうどお昼時。
貴方はトランクケースを部屋の隅に置いて、食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・階段｜
□,――――――――――□

食堂に向かう途中の階段で、貴方は、眼鏡と会った。

貴方「眼鏡さん。荷物、纏まりましたか？」

眼鏡「ええ。ちょっと、多くなっちゃった。そっちは？」

貴方「想像以上に少なかったです」

眼鏡「まあ、自分の家に帰るわけだから、着替えは必要ないものね」

そんな話をしながら、貴方は眼鏡と一緒に食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか。

1、自由行動
2、特にない

↓2

473 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/31(水) 22:37:08.70 ID:tl/jfH2b0

474 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 22:46:53.74 ID:YQKrifn00

10分経過したのでシステムさん判断で>>473で進行します。

475 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 22:58:29.21 ID:YQKrifn00

2、特にない

考えてみたが、話すべき事は特になかった。
まあ、そう言う連絡的な物は、人の居る場所ではしない方が良いと言うのが定石と言うかなんと言うか。

それにしても、日を追うにつれて、どんどん食堂から人がいなくなっていく気がする。
貴方と眼鏡も、今日から一週間はこの学院を離れるのだが……。
普段賑やかな光景を目にしていただけあって、こうして露骨に人が少ないと、寂しく感じる。

そんな事を考えながら、貴方は眼鏡と一緒に昼食を食べた。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

一度眼鏡と別れた貴方は、部屋に戻り、制服から私服に着替える。
念の為、部屋の窓をちょっとだけ開けてから、トランクケースと傘を持って寮の入口に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・入口｜
□,――――――――――□

貴方が寮の入口について、暫くしてから、眼鏡はやってきた。
……所謂、めかしこんだ姿で。とは言っても、大した変化はない。
ただ、ちょっとだけ、お洒落にしてみたと言うだけだ。

上手い事行ったのか、普段の眼鏡よりも、大人しい印象を受ける。
もっとも、普段の眼鏡より大人しくなったら、それはもはや地味と言う領域であるとは思う。

眼鏡「お、お待たせっ……」

ただし、今の本人は汗を浮かべている為、大人しい感じはしない。
いつもより少し重い荷物を持って、蒸し暑い中を駆け足で来たのだから、仕方ないが。

貴方「大丈夫ですよ。さあ、行きましょう」

眼鏡「はあ、はあ……うん」

476 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 23:03:00.85 ID:YQKrifn00

□―――――□
｜貴方の地元｜
□―――――□

電車に揺られる事……良い時間。貴方と眼鏡は、ようやく目的地に着いた。

学院とは違って、この辺りでは雨が降っていないようだ。

眼鏡「へえ……ここが、――さんの」

貴方「はい。私が育った街です」

眼鏡「あなたと、妹さんが迷子になった街ね」

貴方「む……」

眼鏡「冗談よ。……穏やかな場所ね」

話もそこそこに、貴方は

1、自由行動
2、家に向かう

↓1

477 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/31(水) 23:03:33.80 ID:tl/jfH2b0

478 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 23:14:48.37 ID:YQKrifn00

2、家に向かう

貴方は家に向かう事にした。

荷物を持ったまま歩き回る訳にも行くまい。また、雨に振られるのもごめんである。

貴方「それでは、ついてきて下さい。家まで案内します」

眼鏡「ええ、お願いするわ」

貴方は眼鏡と一緒に「実家」に向かった。

□――――□
｜貴方の家｜
□――――□

眼鏡「――さん」

貴方「はい」

眼鏡「でかい」

貴方「そう思います」

使用人用の出入り口をくぐり、貴方は敷地内に入る。続いて、遠慮がちに、眼鏡も入る。

貴方「ようこそ、私の家に」

先に行っておかないと、初めて見るだろう富豪の世界に圧倒されて、歓迎どころではなくなるだろう。
貴方は踏み石の上を歩き、眼鏡も続き、玄関の前に立ち、家の鍵を開けて、扉を開ける。

479 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 23:22:10.24 ID:YQKrifn00

使用人男「お帰りなさいませ」

出迎えるのは、もちろん、使用人男。
この人の楽しみは本当に、貴方を迎える事しかないのだろうかと思うくらいに、行動が早い。

貴方「ただいま。さあ、入ってください」

貴方は振り向き、眼鏡に手を差し出す。
呆けるのもそこそこにしたらしい眼鏡は、緊張した様子で貴方の手を取り、家の中に入る。

眼鏡「……お、お邪魔します」

使用人男「はじめまして。私、――様のお世話を仰せつかっております、使用人男と申します」

眼鏡「ご、ご丁寧にどうも。私は、SS女学院で――さんと同じクラスの……」

そこまで言って、眼鏡ははっとした顔をする。と思いきや、覚悟を決めたような、引き締めた顔をして。

眼鏡「……――さんと、正式なお付き合いをさせて頂いています。眼鏡です」

そう言った。きっぱりと、そう言った。使用人相手でも、自分の存在をアピールした。
こうする事で、眼鏡は、貴方と一緒にいる意思を明確にしたのだ。

使用人男「……では、貴女が……そうでございますか」

合点が行ったらしい使用人男は、何度も小さく頷いて、そして、ちらりと貴方に、優しい眼差しを送った。
察するべき意味としては、「おめでとう」と言う感じか。それとも「やっちゃったね」と言う感じか。
まあ、彼は貴方を祝福している。その事は分かる。

さて、一先ずの挨拶を終えたところで、貴方は

1、部屋に行こう
2、父の事を聞く
3、自由行動

↓1

480 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/31(水) 23:23:29.36 ID:tl/jfH2b0

481 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 23:30:10.73 ID:YQKrifn00

2、父の事を聞く

貴方「ところで、お父様は？」

貴方は、恐らく不在だろう父の事を尋ねた。

使用人男「はい。――様のお帰りに合わせてお戻りになられると申されておりました」

使用人男「明日には、お帰りになられるでしょう」

やはり、貴方の予想通りだ。先に連絡をしていなければ、帰りは遅れる。
貴方が戻ってきたと連絡が入れば、すぐに帰ってくるのだろうが、それでも、明日まで余裕がある。
それまでに……まあ、色々としておこう。

貴方「ありがとう」

父の事を聞いたところで、貴方は

1、自由行動
2、部屋に行こう
3、……使用人女がいる

↓1

482 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/31(水) 23:31:17.07 ID:tl/jfH2b0

483 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 23:42:45.19 ID:YQKrifn00

3、……使用人女がいる

貴方は、実に厄介な人物を発見した。使用人女だ。
あの人に捕まってしまったら、眼鏡諸共、貴方はいじられる事だろう。
そうなる前にさっさと退散したい所だが、退散する先にあの人がいるのだからどうしようもない。

使用人女「お？　ありゃ、坊っちゃんお帰りなさい」

とかなんとか、考えている間に見つかってしまった。
状況から考えて、洗濯の最中だったのだろうが、その職務を放棄して貴方の方へと歩いてくる。

そして眼鏡に気付いたらしい、貴方の隣を、訝しげに見つめる。
その所為か、何かが貴方の服の袖をそっと掴んだ。

使用人女「あ……女連れ」

貴方「変な言い方しないでください」

使用人女「はー……へー……」

貴方「じろじろ見ないでください」

使用人女「また、可愛い女の子を選びましたね。この人ですか？　眼鏡ちゃんって言うのは」

貴方「だったら、何ですか」

使用人女「いーえ。若いんですから、避妊はしないと駄目っすよ？」

貴方「使用人女さん」

使用人男「うおっほん！」

一人の女を、二つの長が睨みつける。
流石にやりすぎた事を悟ったらしく、使用人女の顔は、ちょっと青ざめる。

使用人女「じょ、冗談ですよ冗談……坊ちゃんもカシラも、そんな恐い顔しないでください」

使用人男「戻りなさい。後で、話があります」

使用人女「そ、そんな、カシラ……はーい」

使用人男の睨みにより、ようやく、邪魔な人が消えた。悪い人ではないのだが、邪魔である。
ふと眼鏡を見ると、俯き、顔を赤くしている。
……避妊など、余計な事を言ってくれたものだ。

貴方は

1、部屋に戻る
2、自由行動

↓2

484 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/10/31(水) 23:43:14.42 ID:tl/jfH2b0

485 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/31(水) 23:48:25.90 ID:wl0kpXq9o

486 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/10/31(水) 23:58:39.57 ID:YQKrifn00

1、部屋に戻る

貴方「……では、部屋に行きましょう、眼鏡さん」

眼鏡「あ……うん」

貴方「あの人の言う事は気にしないでください。ああ言う人なんです」

眼鏡「大丈夫よ、うん」

本当に大丈夫だろうか。
男の家の、男の部屋に招かれて、さっきの言葉を聞いた手前でその状況を意識しない方が難しい。
ましてや貴方と眼鏡は恋人の関係。一歩間違えたなら、そうなりかけた事さえある。

……余計な事をしてくれたのはもちろんだが、そう考えると、釘を刺してくれたとも考えられる。
そう言う事に、しておいてやろう。あの人との付き合いは長くなるだろうから、確執は、無いに限る。

貴方「……眼鏡さんの為に、客間の用意をしてくれる？」

使用人男「かしこまりました」

貴方「ありがとう。では、眼鏡さん。こちらです」

眼鏡「ん……」

貴方は眼鏡と一緒に自室に向かった。

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

たかだか二ヶ月とちょっと。たったそれだけの間、離れていて、貴方の感覚はすっかり変わった。
具体的には、この世に生を受けてからの十数年は、この部屋を使って生きてきたはずだ。
だと言うのに、今はなんだか、他人の家のように感じる。

貴方の部屋であるが、貴方の部屋では無い。
今の貴方にとって、「貴方の部屋」は学院にあるのだろう。

眼鏡を部屋に招き入れて、貴方は懐かしい椅子に、眼鏡は、これも懐かしい貴方が使用していたベッドに腰掛けた。
互いの荷物は、部屋の入口に放置している。

貴方は

1、自由行動

↓2

487 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/10/31(水) 23:59:24.62 ID:ueDVH5NBo

488 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/01(木) 00:06:19.15 ID:+4Zkx3ho0

眼鏡の隣に座る

489 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/01(木) 00:13:42.59 ID:jZysjNOD0

1、自由行動「眼鏡の隣に座る」

貴方は椅子から立ち上がり、眼鏡の許に向かう。
そして、眼鏡の隣に座るように、ベッドに腰掛けた。

眼鏡「どうしたの？」

貴方「なんだと思います？」

眼鏡「なんでもないんでしょう」

貴方「正解です」

眼鏡「ふふ……」

きゅっと、眼鏡は、貴方の手を握った。

眼鏡「学院と同じ。殺風景な部屋ね」

貴方「そうですか？」

眼鏡「殆ど、何も無いじゃない」

貴方「……そうかもしれませんね」

そんな話をしながら、貴方は眼鏡と一緒に過ごした。

490 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/01(木) 00:22:25.40 ID:jZysjNOD0

使用人男「――様、眼鏡様」

暫くして、扉の向こうから、使用人男が貴方を呼んだ。

使用人男「ご夕食の用意ができました。それから、客間の用意も」

貴方「わかった。ありがとう」

使用人男「失礼します」

貴方「……ご飯にしますか、眼鏡さん」

眼鏡「うん。頂くわ」

貴方は眼鏡と一緒に、食堂に向かった。

□―――――――□
｜貴方の家・食堂｜
□―――――――□

以前この家に帰ってきた時はあっさりスルーしたが、改めてみても、やはり、なんと言うか、ケバい。
装飾や飾り付けの事なのだが、それも含めて、食事も。
普通の表現では、煌びやかや、輝いていると表現するのだろう。

だが、学院の生活に慣れた貴方からすれば……派手すぎる。

眼鏡「……どうしよう。私、作法に自信無い」

貴方「気を抜いてください。大丈夫ですよ」

とりあえず、貴方は眼鏡と一緒に夕食を食べた。

そう言えば使用人女の姿を見ないが……まあ、どうでもいいか。

491 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/01(木) 00:29:46.80 ID:jZysjNOD0

食事を終えて、貴方と眼鏡は、貴方の部屋に戻り、荷物を持って、客間に向かった。

□―――――――□
｜貴方の家・客間｜
□―――――――□

眼鏡「……やっぱり、あの学院おかしいわ」

客間に入った眼鏡は、ぽつりと呟いた。

貴方「どうしてですか？」

眼鏡「だって、生徒一人の部屋が、あなたの家の客間と同じくらいの大きさって、どう言う事なのよ」

貴方「まあ、確かにあの寮の部屋は広すぎる気もしますが……」

眼鏡「……まあ、いいわ」

一人納得した様子の眼鏡は、部屋を見渡し、窓をチェックし、満足したのか、ベッドに腰掛けた。

眼鏡「良い部屋ね」

貴方「良かったです。私の部屋は……憶えていますよね？」

眼鏡「うん。大丈夫」

貴方「……では、用があったら、来てくださいね」

眼鏡「うん……おやすみなさい、――さん」

貴方「おやすみなさい、眼鏡さん」

492 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/01(木) 00:32:02.05 ID:jZysjNOD0

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

自室に戻った貴方は、ベッドに向かい、倒れ込む。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

直後のレスのコンマで判定。
奇数で成功。偶数で失敗。

493 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/01(木) 00:32:20.90 ID:+4Zkx3ho0

494 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/01(木) 00:38:38.29 ID:jZysjNOD0

コンマ「0」

……ふと、貴方は目が覚めた。
誰もが寝静まったと言うべき時間、真夜中。

普段、こんな事が無いだけに、嫌な予感がする。
それとも……明日帰ってくるだろう父親の影に怯えているのだろうか。
もしかしたなら、引き裂かれてしまうかもしれない貴方と眼鏡の未来を憂いているのだろうか。

貴方は

1、部屋の外に出る
2、ベランダに出る
3、寝る

↓2

495 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/01(木) 00:39:08.07 ID:+4Zkx3ho0

496 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 00:39:23.08 ID:XfrNSBhSO

497 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/01(木) 00:42:01.30 ID:jZysjNOD0

1、部屋の外に出る

貴方は、部屋の外に出る事にした。

なんだか、深夜の探検をしている気分になる。
……あの頃とは違って、あまり、夢中にはなれないが。

部屋を出た貴方は

1、客間に向かう
2、家の外に出る

↓2

498 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 00:42:33.10 ID:iifjW/80o

499 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/01(木) 00:42:57.72 ID:+4Zkx3ho0

500 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/01(木) 00:47:57.09 ID:jZysjNOD0

1、客間に向かう

貴方は客間に向かった。

□―――――――□
｜貴方の家・客間｜
□―――――――□

貴方の家で、今、使用されている客間は、眼鏡が使っている一室のみ。

貴方は、その部屋の扉を、軽くノックした。

期待はしていない。だって、恐らく、眼鏡は眠っている。
そこを起こす事になるのだから、期待してはいけない。
ああ、迷惑な話だ。

その迷惑な話に、眼鏡は、付き合ってくれるようだった。
扉の鍵が解除され、続いて躊躇いがちに扉が開き、眼鏡が顔を見せる。

眼鏡「……――さん」

貴方「こんばんは」

眼鏡「……どうしたの？」

貴方「ちょっと、起きてしまって……」

貴方は

1、貴方「入っても良いですか？」
2、貴方「外を歩きませんか？」
3、自由行動

↓2

501 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 00:48:28.56 ID:iifjW/80o

502 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/01(木) 00:48:44.89 ID:+4Zkx3ho0

503 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/01(木) 00:54:52.87 ID:jZysjNOD0

2、貴方「外を歩きませんか？」

貴方「外を歩きませんか？」

眼鏡「外？　こんな時間に……どこまで」

貴方「庭を、歩くだけです。本当に外まで出ると、見つかってしまうので」

眼鏡「見つかるって……」

眼鏡は小さく溜め息を吐いた。

眼鏡「良いわ……行きましょう」

貴方「ありがとうございます」

貴方は眼鏡と一緒に、外を歩く事にした。

□――――――□
｜貴方の家・庭｜
□――――――□

建物自体も広いが、貴方の家の敷地面積を広げている一番の要因は、間違いなくこの庭であると貴方は思う。
だからと言って、自慢できるほど広いわけでもない。ただ、思うだけだ。

そのおかげで、こうして宵の散歩をできるのだから……まあ、たまには良い。

眼鏡「……月が、見えないわ」

貴方「そうですね」

空を見上げつつ、貴方と眼鏡は言う。
雲に隠れて、月が見えない。ただ、雲を抜けて差す月明かりによって、そこにあるのが分かる。

眼鏡「……話したい事が、あるの？」

貴方「……話したい事ですか。どうでしょう」

分からない。話したい事があるのか、話すべき事なのか。

貴方は

1、自由行動
2、話したい事は、無い

↓2

504 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 00:55:55.20 ID:xebaSFmLo

なんとなく不安になったことを話せ

505 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 01:01:53.77 ID:XfrNSBhSO

ちょっと恐い。あのハゲ親父に何されるか、何言われるか……正直震える

506 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 01:02:32.26 ID:iifjW/80o

>>504

507 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/01(木) 01:15:49.84 ID:jZysjNOD0

貴方「……ちょっとだけ、恐いんです。父が……父に何をされるのか、何を言われるのか」

貴方「私は、恐いです。正直に言います……体が、震えるんです」

貴方は眼鏡に自分の手を見せてやった。同時に、自らの手を確認して、本当に震えている事を認識した。
恐怖。感じているのは、この世に存在する言葉で該当するのは、恐怖。

貴方「勝てる気がしないんです。あの人の下で育ったから、あの人を理解しているから」

貴方「あの人の正しさを理解してしまっているから……自分の幼さが、見えているのです」

貴方「今の私では、あの人を説き伏せる事ができません。その結果……」

貴方「私は……眼鏡さんと離れたくありません。一緒に……いたいのです……！」

心を吐き出して、貴方は、震える手に温もりを感じた。
見ると……眼鏡が、貴方の手を握っていた。いや、この優しさは、包んでいたと言う方が正しい。

眼鏡「分かってもらえるわ」

眼鏡「あなたが、お父さんを理解しているなら、お父さんもあなたを理解している」

眼鏡「それとね……私もいるのよ。それじゃあ、不安かしら」

そうだ。以前は、貴方一人で挑んで、木端微塵に負けた。負け「かけた」。
明日は、眼鏡もいる。隣に、彼女がいる。
凡そ、こう言う事に関しては貴方よりも賢いだろう眼鏡がいる。

それでも不安だから、こうして手が震えるのだろう。
でも……落ち着く。

貴方は

1、自由行動

↓１～３

508 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 01:17:16.46 ID:XfrNSBhSO

眼鏡にしがみつく

509 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/01(木) 01:18:38.44 ID:+4Zkx3ho0

眼鏡に抱きつく

510 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 01:19:21.10 ID:xebaSFmLo

ありがとうとか言ってみる？

511 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/01(木) 01:27:10.99 ID:jZysjNOD0

貴方は、眼鏡に抱きついた。愛しさのあまり、救いを求めるあまりに。
ずっと、この手の中にあればいい。この腕の中に収まればいい。
この一瞬か、その中で思うのはそればかり。

だから、固く、強く、いつもの優しさなど捨てたのかと思うほど強く抱きしめる。
いや、その行為はもはやしがみ付くと言ってもいいのだろう。
もう、貴方は、何も考えていなかった。

貴方「ありがとう」

そのくせ、こうしてぽつりと感謝の言葉を零す。良くできた、口だ。

貴方「ありがとう……」

時に、バグる事もある。

眼鏡「……苦しい」

貴方「……ごめんなさい」

言いながら、貴方は一向に腕の力を緩めない。そればかりか、尚、強く。

眼鏡「……もう、いい」

諦めたらしい眼鏡は、貴方の胸の中で、呟く。

眼鏡「好き」

眼鏡も、貴方の背中に手を回して、強く、抱きしめる。

眼鏡「好きよ……」

言う度に、その力は強くなっていく。

眼鏡「好きだから……」

貴方「……ありがとう」

貴方と眼鏡は、薄暗い月明かりの下、抱き合った。

512 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/01(木) 01:27:39.05 ID:jZysjNOD0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/23・土）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/24・日）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/25・月）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/21・木）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/22・金）

↓2

513 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 01:27:52.75 ID:iifjW/80o

514 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/01(木) 01:29:31.38 ID:+4Zkx3ho0

515 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/01(木) 01:31:02.59 ID:jZysjNOD0

１番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

516 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/01(木) 01:35:13.15 ID:jZysjNOD0

お疲れさまでした。

自由行動安価のみって、やめた方が良いですかね……いくら投げっぱジャーマンと言っても、それはさすがに……ねえ？
でも、もう少し自由行動安価で引っかき回してほしいと思う反面、みなさんは初回プレイなんだから決められたルート通りに歩いてみたいでしょうし……。
って言うか、正直言っちゃうと、ステータス的にはもうエンディングに行けるんです。ステータス的には。
もうそんな状態なのに、今更そんな愚痴言われたってどうすりゃいいのさって、思っちゃいますよねー。

そんな事はさておき、次の再開は、一日空けて11月２日の21：00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

517 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 01:35:30.61 ID:xebaSFmLo

乙

518 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 01:37:11.84 ID:iifjW/80o

乙テム

519 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/01(木) 12:02:20.48 ID:XfrNSBhSO

自由最高やん

520 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/02(金) 19:24:17.24 ID:DAu2FT1b0

>>519
その通りではあるのですが、システムさんはこのスレの進行の内に学んだ事があるのです。
過ぎた自由は束縛されているのと同じである、と……ある程度の筋道があった方がやりやすいのは確かだと思います。

と言う事でこんばんは、システムさんです。
いよいよ最終回（仮）。ラスボスたる父親をぎゃふんと言わせる事ができるのでしょうか。
こちらもこちらで理不尽を用意してますので、頑張ってください。

ちなみに父親の性格や存在ですが、主人公の性格と、その他拾い得た情報から人物を構成しました。
つまりは、こちらの想像で勝手に作ったのですが……これで良かったのか、不安ではあります。
とは言え他の簡易キャラメイクで作られたキャラクターも全部こっちで勝手に性格付けたので、何を今更と言う話ですね。

521 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/02(金) 20:30:20.93 ID:DAu2FT1b0

直後のレスで天気判定

522 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 20:42:29.78 ID:QlW3ZQxNo

523 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 21:00:39.70 ID:DAu2FT1b0

524 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/02(金) 21:02:01.47 ID:m0EI87xc0

始める

525 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 21:02:46.53 ID:cIA9k+5jo

オーメル

526 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 21:11:35.47 ID:DAu2FT1b0

10分経過したので、経過時点の状態で集計します。

始める１：始めない０：その他１

前回の続きから再開します。

１番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

１番のデータを再開します。

527 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 21:12:25.76 ID:DAu2FT1b0

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜　７/27（水）
□――――――――――□

貴方は、たった今外を走っていた車のエンジン音で目を覚ます。
貴方は起き上がり、なんだか周囲がいつもと違う事に気付く。

そして、貴方は昨日、眼鏡と一緒に実家に帰ってきた事を思い出す。
そうだ。ここは、貴方の家の、貴方の部屋だ。

どうにも、寝惚けている。
一先ず、貴方はベッドを抜け出して、私服に着替えて部屋を出た。

部屋を出た貴方は、その時、ばったり眼鏡と会った。

眼鏡「あ」

貴方「あ」

互いに立ち止り、顔を見合わせる。

貴方「おはよう、ございます」

眼鏡「お、おはよ……」

貴方「…………せ、洗面所ならあちらです」

眼鏡「そっ、そう。ありがとう……」

貴方「……一緒に行きましょうか」

眼鏡「そうね。うん、一緒に行きましょう」

貴方と眼鏡は、ぎこちないまま一緒に向かった。

528 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 21:14:24.26 ID:DAu2FT1b0

いつもの行動を終えて、眼鏡と一緒に朝食も食べ終えた後の事。

使用人男「――様」

そっと、使用人男が貴方に耳打ちする。

貴方「……どうしたの？」

使用人男「旦那様は、昼過ぎにお帰りになられるそうです」

貴方「そう。ありがとう」

貴方は使用人男を下がらせて、眼鏡に追い付き、並んで歩く。

眼鏡「なに？」

貴方「父は、昼過ぎに帰ってくるそうです」

眼鏡「……わかった」

それまでは、自由時間。悪く言えば、処刑までの待ち時間のようなものだ。
正直、良い気分ではない。

とりあえず、貴方は眼鏡と別れて、自室に戻った。

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

部屋に戻った貴方は、椅子に腰かけて、考える。

昼過ぎ。父が言うその時間は、昼食の時間を過ぎてからの事だ。
決戦の時間は、昼食を食べてからと言う事になる。最後の晩餐じゃあるまいし。

その時間までは、余裕があるのだ。気を紛らわせる意味でも、何かをしていた方が良い。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、宿題をやる（あと6回）
3、部屋の外に出る
4、ベランダに出る
5、寝る
6、自由行動

↓2

529 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/02(金) 21:16:49.66 ID:m0EI87xc0

530 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 21:17:21.24 ID:cIA9k+5jo

531 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 21:17:43.16 ID:1bKur/xSO

父に何を言うか、どういう方向性をもって潰すか考える

532 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 21:19:44.11 ID:DAu2FT1b0

3、部屋の外に出る

貴方はとりあえず、部屋を出る事にした。

ここにいても、何も始まらなさそうだ。

部屋を出た貴方は

1、外に出る
2、庭に出る
3、妹の部屋に行く
4、客間に行く
5、やっぱやめた
6、自由行動

↓2

533 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/02(金) 21:20:57.21 ID:m0EI87xc0

534 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 21:30:07.14 ID:DAu2FT1b0

10分経過したのでシステムさん判断で>>533で進行します。

535 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 21:35:50.65 ID:DAu2FT1b0

4、客間に行く

貴方は客間に行く事にした。

□―――――――□
｜貴方の家・客間｜
□―――――――□

現在、この家で使用されている客間は、眼鏡が使っている一室のみ。

貴方はその部屋の扉を軽くノックして、反応を待つ。

眼鏡「はい」

ちょっと上ずった返事が聞こえ、続いて扉が開く。

眼鏡「……あ」

そして、貴方を確認するや否や、部屋から出しかけた顔を引っ込めた。

眼鏡「――さん……なに？」

恥ずかしいようで、どこか嬉しそうに、眼鏡は尋ねる。

貴方は

1、自由行動
2、特に理由は無い

↓1

536 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/02(金) 21:37:25.26 ID:m0EI87xc0

>>531

537 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 21:46:37.89 ID:DAu2FT1b0

1、自由行動「>>531」＝「父に何を言うか、どういう方向性をもって潰すか考える」

貴方「父は……昼過ぎに帰ってきます。その後、私と眼鏡さんは呼ばれて、父と話しあう事になるでしょう」

貴方「その時に、父に何と言うか、どう言った方向性に潰……説き伏せるか、考えたいと思って」

眼鏡「今、潰すって言いかけたでしょ」

貴方「……私一人だと、思い浮かばないような気がするのです」

貴方「でも、眼鏡さんと一緒なら、何かしらの対抗策が思い付くのではないかと……」

眼鏡「……分かったわ。私だって、何か言われるでしょうから」

眼鏡「入って」

貴方「……ありがとうございます」

眼鏡「良いのよ。頑張るわよ」

貴方「はい」

貴方は眼鏡と一緒に、父への反論をありったけ考えた。

貴方「父は先ず、私と眼鏡さんの関係を否定してきますから……」

眼鏡「愛とか、そう言う言葉は、通用しないんでしょう……」

538 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 21:56:34.16 ID:DAu2FT1b0

暫くして、客間の扉が軽くノックされる。

使用人男「眼鏡様。ご昼食の用意ができました」

そうやら、もうそんな時間になっていたらしい。思っていたより、時間は無かったのだ。
貴方と眼鏡は顔を見合わせる。眼鏡の顔には、焦りが浮かんでいた。

……だが、時間が無いのであれば、仕方が無い。
後は、本人が帰ってくるのを待つだけだ。

貴方と眼鏡は、一緒に昼食を食べに行った。

昼食を食べた後、貴方と眼鏡はサロンにて寛いでいた。
いや、緊張を忘れようとしていた。

昼食から一時間余り。使用人女が、サロンに入ってきた。

使用人女「旦那様がお帰りになられました」

少々元気が無さそうな声で、とうとう、その時が告げられた。

貴方に緊張が走る。ちらりと眼鏡を見ると、眼鏡の顔は、険しく、強張っていた。

使用人女「坊っちゃんと眼鏡様をお呼びです。旦那様の執務室にどうぞ」

貴方「……分かりました。行きましょう、眼鏡さん」

眼鏡「……うん」

貴方と眼鏡は立ち上がり、執務室に向かおうとする。
足が重い。未だかつて、体育祭の練習の時ですら、こんな事にはならなかった。
心因性……つまり気のせいとは、体に及ぼす影響が大きすぎる気がする。

行きたくはない。だが、行かなければならない。
眼鏡と一緒にいる為に、認めてもらうのだ。あの人に、何が何でも。

眼鏡「……うふ、ふ。ここにきて、恐いわ」

眼鏡は、険しい顔のまま、不敵に笑った。
そう見えるだけで、目には、怯えの色が見える。
顔が、それ以外の表情を知らないから、そうするしかないのだ。
眼鏡は、恐いのだ。

貴方は

1、自由行動
2、貴方「……逃げましょう」

↓2

539 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/02(金) 21:57:44.83 ID:m0EI87xc0

手を握る

540 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 22:00:30.35 ID:1bKur/xSO

手を握って、不敵な笑い、大丈夫。負けやしねぇ。もう俺は怖くないしな

541 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 22:09:18.84 ID:DAu2FT1b0

1、自由行動「手を握って、不敵な笑い、大丈夫。負けやしねぇ。もう俺は怖くないしな」

貴方は眼鏡の手を握り、そっと自分の方へと寄せる。
そして、にやりと、不敵に笑って見せた。あまりした事は無いが、これで良いはずだ。

眼鏡「――……さん」

貴方「大丈夫。負けやしません。もう、僕は怖くないですよ」

貴方ははっきりと、言い張った。

怖くないはずが無い。何を怖れているのかはさておき、怖れているのは確かだ。
だから、歩くのを躊躇うのだ。
父は……いつも通りだからどうでもいい。本当に怖いのは、眼鏡と離れる事。
貴方が最も怖れるのは、それ、だと思われる。

だが、怖くない。恐くない。今更になって、感情を取得するものか。
貴方は産まれてこの方空っぽなのだ。だから、今も空であれ。
その上で、貴方は、いつも纏う衣を忘れない。
熱くあれ。そして、恐れを持たない空であれ。

貴方はぎゅっと、眼鏡の手を握る。

貴方「大丈夫です」

眼鏡「……うん。大丈夫よ。ごめんなさい。怯えて」

貴方「僕は、嬉しいです」

使用人女「いちゃつくのは結構ですけど、早く行かないと怒られますよ？」

……つくづく、空気と言う物をまるで読まない女だ。いや、今のは、敢えて読まなかったのだろう。
その意図は……言葉通りであると、受け取っておこう。

貴方「……行きましょう」

眼鏡「うん……」

貴方と眼鏡は、一緒に父の所へと向かった。

542 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 22:16:55.05 ID:DAu2FT1b0

□――――――――――□
｜貴方の家・父の執務室｜
□――――――――――□

貴方は何も言わず、執務室へと闖入する。宣戦布告は、こちらから仕掛けるのだ。

父「……来たか」

父は貴方を睨み、そして、貴方の隣の眼鏡を睨む。
その視線は品定めをする眼だった。腹立たしい、その眼で、何を見ると言うのだ。

貴方「三週間振りですか、お父様」

父「座れ」

眼鏡を見切ったらしい父は、もう一度貴方を睨み、座るように指図する。

貴方「……大丈夫ですか？」

眼鏡「ええ」

眼鏡はきゅっと、貴方の手を強く握る。手に籠めた力は意志の強さに比例する。
眼鏡の場合は、特にそうだろう。この力強さは、まだ、大丈夫。

貴方は父に言われた通り、眼鏡と手を繋いだまま、執務室中央のソファに座る。
父と、向かい合う状態だ。

父「貴女が、眼鏡さんか……そうか……」

父「何か、言いたい事はあるか？」

この男、自分が上である事を飽くまで見せつけてくれる。
裁く権利はこちらにあると、見せびらかすような態度だ。

貴方は

1、自由行動
2、黙っている

↓2

543 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/02(金) 22:21:22.93 ID:m0EI87xc0

交際を認めてもらいたい

544 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 22:24:51.10 ID:cIA9k+5jo

↑

545 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 22:45:07.92 ID:DAu2FT1b0

1、自由行動「交際を認めてもらいたい」

貴方「僕が言いたい事はただ一つです。眼鏡さんとの、交際を認めてもらいたい」

貴方は父の目を睨みつけて、強く、言った。
それ以外に言いたい事などあるものか。

父「駄目だ」

だが、父は、頑固だった。まったく、考える素振りも見せず、貴方の要求を一蹴した。
まるっきり想定の範囲内だ。前回帰って来た時も、同じ事を言われた。今回も言われると分かっていた。

それでも、腹立たしい。

父「眼鏡さん……失礼だが、貴女は息子に不釣り合いだ」

父「私は上に立つ者として、他の何かを疎かにしても人を見る目だけは培ってきた」

父「貴女は……息子と共にこの家を支えるには、名が弱すぎる。心が、弱すぎる」

父「人としての質が無いのだ。……分かって頂けるか」

また、家の話。分かる。「家」が無ければ、貴方は存在しないし、存在できない。
そして、貴方の子の為にも「家」は必要なのだ。
だけど、貴方の心は、どんな時であっても「家」よりも優先されてしまうのか。
……されて、しまうのだ。その為なら、何でも傷付ける。

貴方「そこまで……！」

父「黙れ。……貴女が諦めてくれたのなら、息子は私が選んだ相手と結婚する」

父「貴女とは違う。家も、名も、質も、揃った相手だ」

父「……他に、何か言うか？」

父は、言いたいだけ言って、また貴方を睨んだ。
眼鏡に抵抗の意思は無いと見たらしい。事実、貴方の手を握る眼鏡の手は……ただ、垂れさがるようだった。

貴方は

1、自由行動
2、……黙っている

↓2

546 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 22:46:18.57 ID:ceyvpg0Uo

家も、名も、質もいらない
愛だけでいい

てきな

ｋｓｋｓｔ

547 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 22:56:05.95 ID:DAu2FT1b0

10分経過したのでシステムさん判断で>>546で進行します。

548 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 22:56:36.55 ID:cIA9k+5jo

眼鏡の心は自分の支えになってくれる
眼鏡に支えられながらも自分が眼鏡を引っ張り上げる

549 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 22:57:11.56 ID:QlW3ZQxNo

kskも適用されるの？衝撃の展開だね
まあシステムちゃん判断が効いてるなら大丈夫なんだろうけど

550 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 22:57:26.55 ID:DAu2FT1b0

あー……進行しますって言ったけれど、kskstなんですよねー……どうしましょう。
やっても良いですか？　五分くらい反応無かったら再安価します。

551 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 22:58:33.12 ID:QlW3ZQxNo

良い展開になるならGOサイン
秘密なら一応再安価要求

552 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 22:59:56.65 ID:DAu2FT1b0

ぶっちゃけちゃうと進展しません。ただ、黙っている人の鬱憤が溜まります。

553 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 23:01:59.88 ID:ceyvpg0Uo

だめじゃん

てか意見出しだから採用しないでくれると助かる

554 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 23:03:04.75 ID:DAu2FT1b0

分かりました。では再安価と言う事にします。騒がせてすみませんでした。

1、>>548
2、自由行動
3、黙っている

を、↓2で改めてお願いします。

555 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/02(金) 23:04:16.65 ID:m0EI87xc0

556 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 23:05:34.01 ID:cIA9k+5jo

557 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 23:18:31.60 ID:DAu2FT1b0

1、自由行動「眼鏡の心は自分の支えになってくれる眼鏡に支えられながらも自分が眼鏡を引っ張り上げる」

貴方「……眼鏡さんの心は、僕の支えになってくれるのです」

貴方「眼鏡さんの心は、眼鏡さんにしか持ち得ません。僕は、それにしか支えられません」

貴方「眼鏡さんに支えられながら、僕が眼鏡さんを引っ張ります」

貴方「僕が、眼鏡さんを、お父様が満足行く人へと上げてみせます。それでも、駄目なのですか」

父「ああ、駄目だ。この娘がお前に並ぶ人間になるまで、一体どれだけの時間が掛かるのだ？」

父「お前は一体、どれだけの時間をかけるつもりだ？　眼鏡さんが付いてくる保証はあるのか？」

父「全て、この場に提示できないのだよ。私を説得するのに必要な要素であるにも関わらず！」

父「……私は、そんな悠長な事を待っているくらいなら、完成している人間を揃える」

父「眼鏡さんがお前に並ぶまでにかかる時間よりも、遥かに早く……用意できる」

貴方「でも、僕は眼鏡さんで無ければ」

父「支えるだけならば、友人と言う関係で良いだろう。眼鏡さんを使用人として雇っても良い」

父「心もまた、それで揃う。必ずしも、彼女がお前の妻になる必要はないのだ」

父「考えろ。彼女に何を背負わせようとしているんだ？　彼女に、この家が背負えるのか？」

父「私はな……だから、言っているのだよ。……エゴは、醜いぞ」

父「他に、言えるか？」

貴方は

1、自由行動
2、…………黙っている

↓2

558 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 23:26:22.04 ID:1bKur/xSO

ははっ何をたわけた事抜かすのやら。
眼鏡が人として欠けてる？じゃあテメーみてーなロボ人間はどうなんだよ？仕事ができりゃあいいのか？家柄がよけりゃいいのか？ちげーだろ。

例えどんなに客観的に価値があるもんでも、自分にとってはゴミである事もある。逆もだ。
あんたと、俺は価値観が違う。あんたが良しとするもんでも、俺にはクソだ。
そんで、俺は俺の大事なもんは俺が決める。俺の価値観で。お前がガタガタ抜かすんじゃねーよクソッタレ

559 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 23:28:43.96 ID:1bKur/xSO

リロードしてなかった………安価↓

560 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 23:29:26.61 ID:DAu2FT1b0

10分経過したのでシステムさん判断で>>558……えっ、これ言うんですか？
……まあ、これで進行します。

561 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 23:30:17.81 ID:1bKur/xSO

えっ…多分おとっちゃん「ハァ？」ってなる事受け合いだよ？

562 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/02(金) 23:31:39.10 ID:m0EI87xc0

再安価なしか

563 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 23:39:14.93 ID:DAu2FT1b0

だって、再安価して、それで別のになったら「なんで皆書かないの？」って事になっちゃいますから……。
別のでいいのなら、システムさんはそれでもいいですが……。
システムさんヒント。どうにもできない時はおとなしく黙りましょう。

まあ、とりあえず多数決でもしますか。

↓１～３で多数決　再安価or続行

564 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/02(金) 23:40:02.17 ID:m0EI87xc0

再安価

565 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 23:40:21.38 ID:QlW3ZQxNo

>>564

566 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 23:42:12.26 ID:mhYSlvL1o

再安価

567 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 23:43:36.56 ID:DAu2FT1b0

多数決なので、決定ですね。では、再安価です……。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　せっかく書いたのに……。

1、自由行動
2、黙っている
3、念の為>>558

↓1

568 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/02(金) 23:44:26.10 ID:m0EI87xc0

569 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 23:45:23.02 ID:1bKur/xSO

書いたやつがきになるな

570 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/02(金) 23:55:44.15 ID:DAu2FT1b0

2、…………黙っている

貴方は、もう、駄目だと思った。
どう足掻いても、この人を説得できない。この人は、固すぎて、貴方にとって正しすぎる。
対して、貴方の言葉は、子供の駄々に等しい。エゴ、その通りだ。

貴方は、遂に、黙った。

眼鏡「……確かに、私は、できた人間ではありません」

そして、入れ替わるように、今まで黙っていた眼鏡が口を開いた。

貴方「…………眼鏡さん」

しっかりと、父を見つめていた。その表情に怯えも、恐怖も、怒りも無く。
あるのは、どうにかしてでも認めてもらうと言う、ただその意志のみ。
貴方と繋ぐ手は、震えている。だけど、強く、握っている。

失っていない。

眼鏡「その為に、――さんを不幸にしてしまうだろう、その未来も見えます」

眼鏡「私は、そう言う人間です。価値で言うなら……圧倒的に、足りていません」

眼鏡「言葉通り……不釣り合いです。この人と、私は」

眼鏡は、貴方と繋いだ震える手を、貴方の手と共に、父に見せる。

眼鏡「……でも、彼は、私とこうしても良いと認めたのです」

眼鏡「彼の眼は、――さんの眼は、私を認めてくれたのです。共に居ても良いと、言ってくれた」

眼鏡「それでは、不足なのですか？　自分の、この家を継ぐ自分の子供の目を、信じられないのですか？」

眼鏡「――さんは、私なら、ついて来られると言っているのです。私なら、並べると」

眼鏡「私は、思います。それは盲目故の誤りではありません。彼の目は、いつも、正しく見ている」

眼鏡「ただ一つの色眼鏡も無く、私を、見たのです！　あの時もっ……！」

眼鏡「お願いです。認めてください。自分の子供の未来を、信じるのなら……」

眼鏡「何が何でも、追い付きます。格は及ばずとも、質は……ですから、お願いです」

眼鏡「私は…………――さんを、愛しているのです」

言い切った眼鏡の眼には、今にも溢れそうな、涙が溜まっていた。
しかし、それは根性の為せる姿なのか。一滴たりとも、頬には流れ落ちない。
堪えている。泣いてはいけないと、眼鏡は……弱さを見せてはいけないと、堪えているのだ。

眼鏡「お願い、します」

そして、眼鏡は、頭を下げた。姿勢が姿勢なら、そのまま土下座になりそうなほど、頭を下げた。

……貴方は

1、頭を下げる
2、眼鏡を起こす
3、自由行動

↓2

571 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/02(金) 23:56:49.47 ID:m0EI87xc0

572 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/02(金) 23:59:30.05 ID:cIA9k+5jo

573 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 00:10:50.67 ID:ellHakZs0

1、頭を下げる

もう、ここまで来たなら何でもしてやろう。この人が、ここまでしたのだから。
貴方も、慌てながらも、頭を下げた。ただ、何も言わず、祈って。

ちらりと、眼鏡を見る。玉のような涙の粒を、落としていた。
見るだけで悲しくなる、美しい横顔だった。その顔は、貴方の為に伏せられ、泣いている。

父「……顔を上げなさい。眼鏡さん」

言われて、眼鏡は顔を上げる。貴方は何も言われていないので、頭を下げたままだ。

父「……――は幸せだろう。生まれた時から、自分と言う感情を持たない」

父「誰から浴びせられても、誰に触れていても、何に触っていても、感情が欠落していた」

父「その為に……自分の異質さを悟ったこの子は、人の衣を着た。人に見える感情の衣を」

父「……その分際で、女を泣かすのだ。これ以上の喜びは、そうそうあるまい」

父「私は、さっきも言った通り、人を見る目だけは培ってきた。だから、分かる」

父「貴女は、そんな――を見て尚、この子の為に泣く」

父「――は、貴女の為に、持たない感情を奮わせる。妹の死にさえ、涙を流さなかったこの欠落者が」

父「……そんな相手を、持つ事ができた」

父「情を入れたなら、別れが辛くなる。それでも、眼鏡さんは構わないのか？」

眼鏡「はい。もう、手遅れです」

父「そうか。――、お前はどうなんだ」

貴女は

1、自由行動

↓2

574 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 00:13:29.85 ID:DyyvxQaxo

構いません
死が二人を分かつまで添い遂げます

575 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 00:14:20.33 ID:GtZD76VSO

問題ない。一緒の墓にはいるからな

576 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 00:25:48.56 ID:ellHakZs0

1、自由行動「問題ない。一緒の墓にはいるからな」

貴方「……問題ありません。一緒の墓に入るのですから、どうなろうといつも一緒です」

父「……顔を上げて言え」

貴方は顔を上げて、改めて言う。

貴方「僕と眼鏡さんは一緒の墓に入ります。別れなんてあり得ません」

父「…………そうか」

父は、目を瞑り、天井を仰ぐ。
それも一瞬の事で、すぐに姿勢を戻し、貴方と眼鏡を睨みつける。

父「私は、正しい事をやってきた。今まで、ずっと。私の行いに間違いはない」

父「それは私の父も、祖父も、曾祖父も、同じだった。我が一族は、そう言う一族だ」

父「だから、私は私が思う正しい事に倣って、決定を下す」

一際強く、眼鏡が貴方の手を握った。
その横顔は悲しい涙を流す。それなのに、どうしてこんなに勇ましい。
覚悟を決めているからだろう。……だったら、たぶん、貴方も同じ感じだ。

貴方は、眼鏡の手を強く握り返す。
一生、一緒に、死んでも、同じ墓に。言った傍で、離れ離れはごめんだ。

父「……時に聞くが、――と眼鏡さんは、大学に行きたいか？」

貴方「……え？」

父「答えろ」

……どうして、今、そんな気の抜けた質問をするのだろう。
貴方は眼鏡と顔を見合わせる。眼鏡にも分からない……いや、今、ピンと来たらしい。

眼鏡「……大学卒業まで待てます」

父「お前は？」

貴方「えー……？」

貴方は

1、大学行きたい
2、学院卒業したら家業を継ぐのだ
3、自由行動

↓1

577 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 00:26:38.78 ID:I9vDQgbxo

578 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 00:40:31.60 ID:ellHakZs0

1、大学行きたい

貴方「大学は……行きたいです」

ただでさえ肩身が苦しいのだ。大学は少しでも良いところに進んで、少しでも自由を得る。
そうして名を得て、そうすれば、眼鏡を守れる。焦るくらいなら、機を待つのだ。

父「分かった。では、大学卒業後に式だ」

貴方「は？」

父「愛が深いと言うのなら、それを証明しろ」

まるで、意味が分からない。

眼鏡「……若くして結婚して、苦しめって」

貴方「え？」

父「どうせ、時期に私は権限を失う。苦しむのは、お前たち二人だ」

父「自分の選択がどのような事になるか、自分たちの目で見て行け」

父「認めよう」

……こんな、実感の無い喜びがあるものか。
あまりにも、あっけない。あまりにも、拍子抜けだ。
あの父が、言っちゃえば「女の涙」に負けたと言うのか？

眼鏡「ありがとうございます！」

父「礼など、要らない。私は貴女に、酷い事を言ったのだから」

……父も、一介の男だと言う事なのだろうか。
そりゃあ、そうだ。なんだかんだで、貴方を愛しているのだから。
結局自分の子供を愛してしまう人が、男でないはずが無い。

父「……励め、――。彼女にここまで言わせたのだから、誠心誠意、愛せ」

貴方「……言われなくても」

579 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 00:46:59.33 ID:ellHakZs0

父の執務室を離れ、もう一度、サロンに戻った貴方と眼鏡。

気が抜けるとは、こう言う事を言うらしい。貴方と眼鏡は、魂が抜けたようだった。
何が起きたのか分からないまま、こうして、ぼんやりと過ごしている。

現実を認識していないわけではない。あまりのあっけなさに、手ごたえを感じていないだけだ。
あと、あの父が、まだ裏に何か企んでいるのかと、警戒しているのもある。
気が抜けているが、気を抜いたわけではない。

……だが、呆けているのは、事実。

眼鏡「……ねえ、――さん」

貴方「はい」

眼鏡「……結婚、だって」

貴方「……はい」

眼鏡「突然よね」

貴方「……そうですね」

眼鏡「どうして、いきなり認めたのかしら」

貴方「……分かりません、全く」

眼鏡「……はあ」

眼鏡は、長く大きい溜め息を吐いた。

眼鏡「……一緒のお墓、入る？」

貴方「入りますよ」

眼鏡「……そっか。入れるんだ、私」

眼鏡「縁起悪いのに、嬉しい」

眼鏡「あなたが、好きでよかった」

580 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 00:50:06.00 ID:ellHakZs0

使用人女「坊っちゃん。よろしいですか？」

貴方「……嫌です」

使用人女「私が怒られるんですからやめてください。旦那様が、お呼びです」

ぴくりと、気が緩んでいた貴方と眼鏡に緊張が走る。

使用人女「呼ばれているのは坊っちゃんだけです……何の用でしょうね」

知った事か……だが、呼ばれたのならば、行くしかあるまい。

貴方は

1、行く
2、行かない
3、自由行動

↓1

581 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 00:50:22.12 ID:DyyvxQaxo

582 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 00:58:03.48 ID:ellHakZs0

1、行く

貴方はやる気無く立ち上がり、父の執務室に向かう。

貴方「……行ってきます」

眼鏡「行ってらっしゃい」

使用人女「じゃあ、私は眼鏡さんとお話していますね」

……嫌な予感がするが、止める権利は無い。
まあ、眼鏡の口を開かせる事ができるのならやってみたらいい。
その難度に、明るく遠慮ない彼女も泣きを見たらいいのだ。

使用人女「あ、今の内に奥様って呼んだ方が良いですか？」

貴方「使用人女さん」

使用人女「良いじゃないですか、それくらい。早く行ってください」

全く、あの女は雇われていると言う自覚があるのだろうか。
昔からそうだが、本当に、どうしてあの人は……。そんな来尾を思いながら、貴方は父の執務室に向かった。

□――――――――――□
｜貴方の家・父の執務室｜
□――――――――――□

貴方「今度は、何用ですか？」

父「……お前にだけは、話そうと思っていた。座れ」

言われずとも、貴方は勝手に、さっさとソファに座る。

父「……意志が、強いな。彼女は。あれほどの精神力は、私の知る糸を手繰ろうともそうそう会える人材では無い」

父「だが、それ以上に、彼女はお前を愛していた。……信じられんだろうが、父として、それほど嬉しい事は無い」

父「私は、これ以降も、お前にとって嫌な父で有り続ける。私の父が、祖父が、曾祖父がそうであったように」

父「……覚悟しろ。その上で、彼女を愛するのだ。今のお前なら、できる」

貴方は

1、自由行動

↓1

583 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 01:00:34.29 ID:DyyvxQaxo

当たり前です

584 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 01:09:29.13 ID:ellHakZs0

1、自由行動「当たり前です」

何を今更、言っているのだ。

貴方「当たり前です」

さっき、ほんの五分も経たない前に、あれほど眼鏡への愛を晒したと言うのに。

それとも、ただ、その惚気を聞きたかっただけなのだろうか。
貴方を愛しているこの父親ならば……あり得ない事ではない。

父「……時に、だな。面白い事がある」

父は、滅多に見ないようないやらしい笑みを浮かべる。

父「眼鏡さんだが……お前の母の若い頃にそっくりだ」

父「娘が父親にそっくりな人間に惚れると言うのは聞いた事があるが、まさかよりにもよってお前がな！」

貴方「……笑い事じゃないですよ」

父「安心しろ。私にも愛する女がいる。その手前で、息子の相手を奪えるものか」

父「……私が愛せたのだから、お前にも愛せる。不安など、無い」

……要するに、先達として、後輩を励ましている訳だ、この人は。

貴方は、ようやく理解する。
貴方が今、こうしているように、きっと、父もそうだったのだろう。
たが、父は、貴女とは違って恋をしていない。それでも、貴方の母を愛した。

貴方「……だから、当たり前です」

父「ああ」

暫く、父と話して、執務室を出た貴方。

さて……どうするか。

1、サロンに戻ろう
2、自室に戻ろう
3、……小さい馬がいる
4、自由行動

↓2

585 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/03(土) 01:10:36.37 ID:Jh8bBI9f0

586 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 01:11:02.33 ID:GtZD76VSO

587 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 01:22:41.70 ID:ellHakZs0

3、……小さい馬がいる

貴方は、廊下の遠くに、とちとちと歩く小さい何かを発見した。
いや、何かと言うか、アレは……馬。小さい馬がいる。
そして嫌な事に、貴方はあの馬に見覚えがある。

貴方「……ガミジン？」

貴方が帰れと言って、帰っていったソロモンの魔神が、一体どうしてこんなところにいるのだろう。

とりあえず、貴方に悪意は持っても害は齎さない事を知っている為、貴方は話しかける事にした。

貴方「……何をしているんですか」

ガミジン「む？　……ああ、童。久しいな。もっともお前にとっては、だが」

貴方「私にとっては？」

ガミジン「見ていたよ、貴様を……言っただろう。俺は、望みを叶えるまでは帰れんのだ」

貴方「とんでもないストーカーですね」

ガミジン「やかましい。……だが、俺はもう必要なくなったのだ。お前の願いが叶ったからな」

ガミジン「あの娘……お前が恋した相手だ。ようやく、結ばれたのだよ」

ガミジン「祝うよ。おめでとう。そして、さようならだ」

貴方「やっと帰るんですね」

ガミジン「ちょっとは惜しめ……ははは、貴様はそう言う人間だったな」

ガミジン「まあ、まだ帰らんさ。貴様から離れるだけだ。次は……そうだな、召喚者の所に行くか」

ガミジン「ようやく、正式な召喚者が分かったのだ」

ガミジンはとちとちと歩き、家の玄関に向かう。

ガミジン「さらばだ。心が悪魔に支配された人間よ。いや、その悪魔すら飲み込んだ男」

ガミジンの後ろ姿を見ながら、貴方は

1、そのまま見送る
2、呼び止める
3、自由行動

↓1

588 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 01:23:40.39 ID:DyyvxQaxo

一言別れを告げる

589 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 01:23:48.87 ID:GtZD76VSO

たまには遊びにこいよ。茶菓子くれぇ出してやる

590 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 01:35:18.98 ID:ellHakZs0

3、自由行動「一言別れを告げる」

貴方「ガミジン」

貴方「……Good By」

ガミジンは、尻尾を立てて、二、三度振って、貴方の別れに応えた。

そのまま、ガミジンは……閉まっている玄関で、止まった。
……開けられないらしい。

貴方「何をしているんですか、もう……」

ガミジン「済まんな」

貴方は扉を開けてやり、今度こそガミジンを見送った。

……ソロモン七二柱の魔神の一体、ガミジン。
言うほど、悪い魔神では無かった。悪質なキャッチセールスのようだったが。

……正式な召喚者が見つかった。

貴方「……あ」

貴方は気付く。正式な召喚者……は、恐らく、SS女学院の「黒魔術研究会」の内一人、もしくは二人だ。
つまり、もしかしたら、その内会うかもしれないと言う事。
別れの言い損ではないか。

まあ……良いか。

彼も彼とて、生きている人間と二度会う事は無いと思っているだろう。

その内再会して、驚かせてやるのも、面白い。

……魔神と友人であると言うのは、何かしらの自慢になるだろうか？

そんな事を思いながら、貴方は自室に戻った。

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

自室に戻った貴方は、ベッドに腰掛け、考える。

今日は、なんだか疲れた。このまま、眠ってしまおうかとも考える。

貴方は

1、寝る
2、部屋の外に出る
3、自由行動

↓2

591 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/03(土) 01:40:15.07 ID:Jh8bBI9f0

592 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 01:43:05.75 ID:GtZD76VSO

眼鏡んとこいく

593 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 01:52:43.30 ID:ellHakZs0

3、自由行動「眼鏡んとこいく」

貴方は、眼鏡がいるだろうサロンに行く事にした。
父に呼ばれて一回は離れたが、今、彼女は、アレと一緒にいる。
正直、不安である。

貴方は頬を叩き、意識をしっかり覚醒させてから部屋を出た。

□――――――――□
｜貴方の家・サロン,｜
□――――――――□

サロンに入った時、何故か、眼鏡と使用人女が貴方を出迎えた。
そして、眼鏡はもじもじとしていて、使用人女はその後ろで、実に嬉しそうにニヤついている。

眼鏡は可愛いから良いとして、後ろは、ついツッコミを入れたくなる。

使用人女「ほら、ほら」

しかも、なんか、眼鏡に指示している。

眼鏡「あ、あの……」

眼鏡「おっ……お帰りなさいアナタ」

その言葉を聞いた瞬間、貴方は全ての意図を理解した。
あの女、眼鏡に変な事を仕込みやがったのだ。
そして、眼鏡はノリノリである。その所為で、攻める事ができない。

眼鏡「お風呂にする？　ご飯にする？　それとも、わ……」

眼鏡「わ……、わ……」

眼鏡「わ……ワ・タ・し……」

若干、竜頭蛇尾状態になっているがはっきりと言い切った。
その瞬間、眼鏡は顔を真っ赤にした。哀れなほど体をプルプルと震えさせて、恥ずかしさを堪えている。
一方後ろは……いや、もう、あれを見たら怒りしか沸いてこないから見ない事にする。

貴方は

1、お風呂
2、ご飯
3、貴方「……何をしているんですか」
4、自由行動

↓1

594 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/03(土) 01:53:58.48 ID:Jh8bBI9f0

595 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 02:03:54.30 ID:ellHakZs0

3、貴方「……何をしているんですか」

貴方「……何をしているんですか」

とりあえず、貴方は冷静に対処する事にした。

眼鏡「うぐ……」

貴方「いえ、眼鏡さんは悪くないのですが、使用人女さん」

使用人女「あー、そりゃ私ですよねー……あっはっは」

貴方「あっはっは、じゃないですよ。人の頑張りを後ろで小馬鹿にするのは、いくらなんでも許されませんよ」

使用人女「むふー、案外満更でも無かったくせに、坊っちゃんは恥ずかしがり屋さんですね」

使用人女「それに……惚れた女の勝負をほったらかすって、男としてどうかと思いますね」

貴方「しれっと正論吐かないでください」

使用人女「そんなんだからお嬢様って言われて違和感ないんですよ」

貴方「給金減らしますよ」

使用人女「冗談ですよ……半分だけ。はいはい、お邪魔虫は退散します」

言いながら、使用人女は貴方の隣を通り過ぎて行く。……本当に、減らしてやろうか。

使用人女「……大切にするにしても、仕方を間違っちゃいけないっすよ」

貴方「……はい」

使用人女「では」

使用人女がサロンから出て行って、残るのは、貴方と眼鏡のみ。

眼鏡「……お、お風呂とご飯と私、どれにする？」

……そして、まだそれを引っ張る眼鏡。

貴方は

1、お風呂
2、ご飯
3、眼鏡
4、自由行動

↓1

596 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 02:05:13.39 ID:DyyvxQaxo

597 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 02:13:16.31 ID:ellHakZs0

3、眼鏡

まあ、眼鏡は言って欲しいのだろう。
せっかく恥を捨てたのだから、と言う意味も含めて、もう一度、貴方の愛を確認したいのだ。

だから、貴方は。

貴方「眼鏡さんです」

そう言って、眼鏡を抱き寄せて、そっとキスした。

眼鏡「んっ……」

もうここまでの流れは手慣れたもので、目を瞑っていてもできるようになったのだ。
ここからは、いつも通り問題で、貴方はただ唇を重ねるだけ。

……さっきの今で、これ以上を進もう物なら、それは肉欲と同じだ。
そうする愛もあるのだろうが……今はまだ、ここ止まり。
唇を重ねて、何秒経ったか。貴方は、離れて、目を開ける。

眼鏡「……ありがとう」

貴方「どういたしまして」

眼鏡「改めてすると、恥ずかしいわね」

貴方「そうですねえ……」

眼鏡「……私ね、本当に嬉しいのよ。本当に……」

眼鏡「……後は、私の家族に紹介するだけね」

貴方は、しまったと、心の底から思った。
……まだ、貴方にとって緊張するイベントが残っていたか。

眼鏡「結婚を前提にお付き合いしていますなんて言ったら、お父さん泡噴いちゃう」

それは……大変だ。

598 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 02:16:55.66 ID:ellHakZs0

夜。

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

自室にて眠っていた貴方は……不思議な夢を見た。

妹が、出てきたのだ。
ここ暫く、思い出す事でしか見る事ができなかった妹の姿。

だけど、貴方は動けなかった。動けないまま、妹を見る。

『良かったね、お兄様』

『私の分まで、あの人を、幸せにしてあげてくださいな』

『おやすみなさい、お兄様。また、会おうね』

そのまま、貴方の夢は、途切れた。

599 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 02:17:24.36 ID:ellHakZs0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/26・火）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/24・日）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/25・月）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/21・木）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/22・金）

↓1

600 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/03(土) 02:18:06.45 ID:Jh8bBI9f0

601 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 02:19:30.41 ID:ellHakZs0

４１番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

602 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/03(土) 02:25:44.04 ID:ellHakZs0

お疲れさまでした。

うおおおーい！　ここにきてやっちまいましたーい！　41番って普通のメモカじゃないですか！
と、最後の最後にテンションがつい上がっちゃう間違いをしてしまいました。それがシステムさんクオリティ。もうこんなの嫌です……。

そんな事はさておき、ラスボス、あっけなく陥落しました。
ちょっと言っちゃいますとね……主人公が何を言おうと、説得できないようにしていたんですよ。
ただ、主人公がなにも言わないと、眼鏡が特に何も言わずお願いしますって言っちゃうんですね。
それで、説得できず、GAMEOVER……だから、主人公の言葉は、何が何でも必要なんです。
一定数だけ反論したら、後は父親がホイホイ材料投げるので、眼鏡がそれを拾って泣き落としです。
どうですか、主人公の行動事態では何もできない究極の理不尽。クソゲーの極みですね。

まあ、とにかく、おめでとうございます。ガミジンとか、妹（故人）とか、登場させられて良かったです。
あ、ガミジンですが、ずっと主人公の近くにいました。何度か登場の機会があったのにスルーされまくってカワイソス状態でした。

さて、次の再開ですが、11月３日の16：00または21：00を予定しています。本番は夜の方です。

それではみなさま、お休みなさいませ。

603 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 02:27:53.21 ID:DyyvxQaxo

乙

604 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 02:40:22.86 ID:GtZD76VSO

乙

605 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/03(土) 14:19:08.69 ID:HGh9XV3n0

はあーいこんにちは、システムさんです。
こちらで用意された難関を乗り越えて、後はひたすらいちゃコラするだけとなりました。

初期からの設定として、主人公の設定がある程度固まってきた場合、それらからイベントを作成して、最終障害とする事を決めていたんですね。
今回の場合は、「大財閥」の「御曹司」と言う、僅かながらではありますがそう言う設定が出てきたので、利用させてもらいました。
富豪特有の、決められたレールの上からどうやって抜け出すか、と言う障害でしたね。

とは言え、楽なもんです。だってくどいですが、父親は主人公を愛していました。
主人公だけの言葉は聞きませんが、主人公を愛する人の言葉は喜んで聞きます。聞きました。

……こんな話の流れで、良かったのかな、とは思います。
全てを否定させるべきだったのか、最初から肯定させるべきだったのか。父親って、難しいですね。

さあそんな哲学的な事はさておき、早速直後のレスで天気判定です。よいしょ。

606 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 15:01:31.81 ID:DyyvxQaxo

ほい

607 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/03(土) 16:00:57.74 ID:HGh9XV3n0

608 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 16:01:29.94 ID:HGh9XV3n0

おっと、sageを外していませんでした。このレスを含まず続行。

609 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/03(土) 16:12:38.12 ID:HGh9XV3n0

10分経過したので、システムさん判断で……まあ、夜に再開と言う事で。
天気判定はそのまま使用します。

610 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/03(土) 18:44:27.66 ID:HGh9XV3n0

今気が付きましたが、なんかまたIDが変わっていますね……なんなんでしょう。

そんな事はあれで、すみませんが、今日は進行できなくなりました。
明日の同じ時間に、お願いします。

611 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 19:19:42.22 ID:DyyvxQaxo

了解

612 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 21:50:32.29 ID:HGh9XV3n0

あのー……今日進行できなくなったと言った手前あれですが、戻ってこれました。
と言う事で、もしみなさまがよろしければ、再開したいと思います。

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

データがセーブされています。

前回セーブしたデータの続きから始めますか？

↓１～３まで多数決　始めるor始めない

613 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 21:50:57.74 ID:+AINx4V8o

嘘つきはポンコツの始まり

614 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/03(土) 21:51:12.92 ID:GBwD8aCN0

始める

615 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 21:56:35.64 ID:DyyvxQaxo

ザメル

616 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 21:58:06.62 ID:HGh9XV3n0

始める１：始めない０：あの、その、その通りだと思います、はい１：何かの呪文ですか？

前回の続きから再開します。

番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

このデータはエンディングに進む事ができます。

エンディングに進みますか？

↓１～３まで多数決　進むor進まない

617 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/03(土) 21:58:58.12 ID:GBwD8aCN0

進まない

618 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 22:01:55.55 ID:HGh9XV3n0

読みこんだデータは4番のデータです。もうなんか、ごめんなさい……。このレスを含まず続行。

619 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 22:03:35.12 ID:DyyvxQaxo

まだ進まない

620 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 22:06:57.92 ID:a2no0MHd0

進まない

621 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 22:07:37.63 ID:HGh9XV3n0

進む０：進まない３

４番のデータを通常通り再開します。

622 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 22:08:25.27 ID:HGh9XV3n0

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜　７/28（木）
□――――――――――□

貴方は、降り頻る雨の音で目を覚ます。
そして起き上がり、周囲を確認する。

……ここは、貴方の家だ。大丈夫、忘れていない。

貴方はベッドから抜け出して、私服に着替える。

なんだか、不思議な夢を見た。どんな夢だったか、おぼろげにしか憶えていないが……。
妹が、何かを言っていたような気がする。それしか、憶えていない。
……これでは貴方が駄目な兄貴のようではないか。

貴方は頭を振り、部屋を出た。

部屋を出た貴方は、そこで、眼鏡と会った。
会った、と言うか、眼鏡がそこで待っていたと言うのが正しいような気もする。

眼鏡「おはよう」

昨日の今日だと言うのに、眼鏡はもう、調子を取り戻したらしい。
そのあっさりとした精神は、嫌いではない。

貴方「はい。おはようございます」

貴方は眼鏡と一緒に、いつもの行動を終えて、朝食を食べた。

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

眼鏡と一度別れ、部屋に戻った貴方は、椅子に腰かけて考える。

父は、朝早くに出て行ったようだ。貴方と眼鏡の為に、時間を作ったのだろう。

この家に来た理由とその問題は、既に果たした。
貴方と眼鏡は、もう、何にも縛られず自由と言っても良い。

……自由と言っても、何をしたものか。
とりあえず、外は雨が降っているので、出られないと考えて良いだろう。
別に、出ても構わないのだが……それで何をするかと言う話だ。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、宿題をやる（あと６回）
3、部屋を出る
4、自由行動

↓2

623 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/03(土) 22:09:21.77 ID:GBwD8aCN0

624 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 22:11:53.52 ID:DyyvxQaxo

625 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 22:18:06.42 ID:HGh9XV3n0

2、宿題をやる

貴方は宿題をやる事にした。
こんな事もあろうかと、寮から持ち出しておいて正解だった。

やる事が無くなった時の最終手段ではあったが……自分の家でやると、特別捗るかもしれない。
と言う事で、貴方は宿題を進めた。

【！】夏休みの宿題を進行しました。残り５回で完了。

一休みがてら、昼食を食べて、部屋に戻ってきた貴方。

さて続きでもしようかと椅子に座り、気付く。
さっき、貴方は一人で宿題をしたが……そう言えば、眼鏡は？
貴方と眼鏡は、夏休みの宿題を一緒にする事になっているが、眼鏡は持ってきているのだろうか。
……勝手に進めて、怒られたりしないだろうか。

貴方は

1、宿題やめた
2、一人で宿題
3、眼鏡と一緒に宿題
4、自由行動

↓2

626 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/03(土) 22:20:23.84 ID:GBwD8aCN0

627 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 22:25:35.00 ID:a2no0MHd0

628 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 22:35:19.55 ID:HGh9XV3n0

3、眼鏡と一緒に宿題

貴方は眼鏡と一緒に宿題をする事にした。

貴方の部屋でするか客間でするかだが……わざわざ眼鏡に来てもらう必要な無いだろう。

貴方は必要な分だけを持って、部屋を出た。

□―――――――□
｜貴方の家・客間｜
□―――――――□

貴方が、眼鏡が泊まっている客間前に着いた時……何やら、賑やかだった。
賑やか、と言うほどではないが、何やら楽しげな話し声が聞こえる。

とりあえず、貴方は客間の扉を軽くノックして、返事を待つ。

ちょっとして、扉が開き、眼鏡が出てくる。

眼鏡「あっ」

そして、そんな声を上げた。
如何にも気を抜いていたと言うような声で、普段の眼鏡からは想像できないだけに、変な予感がした。

眼鏡「――さん。どうしたの？」

貴方「いえ、一緒に宿題をしないか誘おうと思っていたのですが……」

そこまで言って、貴方はつい、客間の中を見てしまった。
そして、使用人女の姿を確認した。部屋の隅で頭を抱えているが、あれは……隠れているつもりなのだろうか。

貴方「……あの人は何をしているんですか？」

眼鏡「え？　使用人女さん……の事よね」

貴方「あの人、今、仕事中のはずなのですが」

眼鏡「えっと……「将来の坊っちゃんのお嫁さんと、じっくりお話したい」って言って」

使用人女「そーですよー。ガールズトークの邪魔しないでください」

いけしゃあしゃあと、うずくまった状態であの人は何を言っているのだろう。
そもそも、もうガールズと言う歳でも無いくせに。

貴方は

1、貴方「仕事に戻ってください」
2、貴方「……仕方ないですね」
3、貴方「眼鏡さんは、あの人をどう思いますか？」
4、貴方「なんの話をしていたのですか？
5、自由行動

↓1

629 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/03(土) 22:36:37.11 ID:GBwD8aCN0

630 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 22:48:21.36 ID:HGh9XV3n0

3、貴方「眼鏡さんは、あの人をどう思いますか？」

貴方「眼鏡さんは、あの人をどう思いますか？」

使用人女の事は一先ず置いといて、貴方は眼鏡にそう尋ねた。

眼鏡「……嫌いじゃあ、無いわ。なんでもかんでも素直に言ってくれるから」

眼鏡「少し遠慮なくて、ずばり触ってくるけれど……悪い人じゃない」

……眼鏡にとっては、そのくらいが一番良いのかもしれない。
嘘偽り無く、言いたい事はずばずば言ってくる遠慮ない人間。
人としての信用は無いだろうが……後ろが無いだけ、悪意も無いと信じる事はできる。

案外、相性は良いのだろうか。

眼鏡「……でも、仕事をサボられるのは、困るわね」

使用人女「あ、裏切り者！」

貴方「うるさいっ。大体、いつからここにいたんですか。どれだけサボったんですか？」

貴方「早く、仕事に戻ってください。本当に、御給金減らしますよ」

使用人女「はーい……もう分かりましたよーだ。まったくもう、若い内からケチンボだとハゲますよ」

使用人女「冗談ですよ。もー……眼鏡様、また後で」

眼鏡「はい……仕事を終わらせてからですよ？」

もう、はこちらの台詞である。本当にあの人は……仕事が終わった後なら何も言わないと
言うのに。
それにしても、短時間の間に、随分と眼鏡の信用を勝ち得たものだ。
できるはずが無いと思っていたのだが……なんだか、悔しい。

眼鏡「……それで、宿題？」

貴方「あ、はい。そうそう、一緒にどうですか？」

眼鏡「いいわ。持ってきていて良かった」

変なのが挟まったが、貴方は目的通り、眼鏡と一緒に宿題をやった。

【！】夏休みの宿題を進行しました。残り４回で完了。

631 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 22:52:26.43 ID:HGh9XV3n0

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

夕食を食べた貴方は、ベッドに腰掛けて、考える。

ここのところ、のんびりしていたらしい。
まさか、たったあれだけ進めた程度で、集中力が切れるとは。
とりあえず、眼鏡に迷惑かけたくは無いので、眼鏡との宿題はやめておいたが……。

……父との話も付いたし、もうそろそろ、気を抜いても良いのかもしれない。
せっかく家に帰って来たのだ。もう少し、寛ぐのも悪くない。
程度から見て、宿題も後少しと言う所だ。この分なら、学院に戻ってから進めても、なんら問題はないだろう。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、宿題をする（あと４回）
3、部屋を出る
4、寝る
5、自由行動

↓2

632 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/03(土) 22:53:05.08 ID:GBwD8aCN0

633 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 23:01:01.33 ID:DyyvxQaxo

634 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 23:03:30.48 ID:HGh9XV3n0

3、部屋を出る

貴方は部屋を出る事にした。

ここにいたら、このまままどろみに誘われそうだ。

部屋を出た貴方は

1、自由行動
2、客間に行く
3、サロンに行く
4、やっぱり部屋に戻る

↓2

635 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/03(土) 23:04:29.90 ID:GBwD8aCN0

636 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 23:14:57.32 ID:HGh9XV3n0

10分経過したので、システムさん判断で>>635で進行します。

637 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 23:26:31.36 ID:HGh9XV3n0

3、サロンに行く

貴方はサロンに行く事にした。

□――――――――□
｜貴方の家・サロン,｜
□――――――――□

サロンに着いた貴方だが……今は、誰もいないらしい。

使用人女「おや、坊っちゃん」

部屋に戻ろうとした貴方に話しかけてくるのは、いつもの彼女。
またサボろうとしていたのかと思い、振り返る。……今は、ちゃんと働いていたらしい。

使用人女「一人でこんなところで、何を？　あ、また徘徊ですか」

貴方「いいえ……はい、そんな感じです」

使用人女「あー……冗談です。なんとなく、来たんでしょ？」

使用人女「坊っちゃんは昔から、そうするのが好きでしたからね」

使用人女「それはそうと……眼鏡様ですが、手放しちゃ駄目ですよ？」

突然、声を潜めたと思いきや……言ってくるのはそんな事。

使用人女「あんな可愛い子、他にいませんからね。うへへ……坊っちゃんにデレデレです」

使用人女「坊っちゃんの昔の事、洗いざらい聞かれました。もう、全部」

貴方「話したんですね」

使用人女「ええ。私が知る事ならぜーんぶ。大層、嬉しそうでした」

使用人女「……坊っちゃんがそんな風に思われるなんて、私は嬉しいですよ」

使用人女「言うとまた給料減らされると思ったのですが……私にとって、坊っちゃんは弟みたいなものでした」

使用人女「どうか、お幸せに。さーて、仕事仕事」

そして、使用人女は、また仕事に戻っていった。
今日の間は……真面目に勤めるだろう。明日からは、元通りになるだろうが。

貴方は、自室に戻った。

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

638 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 23:27:36.80 ID:HGh9XV3n0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/26・火）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/24・日）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/25・月）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/27・水）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/22・金）

↓2

639 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/03(土) 23:28:22.01 ID:GBwD8aCN0

640 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 23:28:30.67 ID:DyyvxQaxo

641 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/03(土) 23:29:33.63 ID:HGh9XV3n0

１番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

642 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/03(土) 23:33:09.21 ID:HGh9XV3n0

お疲れさまでした。

一言言っておくと、これ以上眼鏡の感情値は上がりません。ええ、もう限界です。50/50状態です。
ラブラブです。羨ましいですね。

さて露骨に嫉妬したところで、再開する時に、なんか変な確認がありましたよね？　そう、エンディングがどうのって奴です。
まあ、要するに、事実上ようやくクリアってわけです。先に言っておきます、おめでとうございます。
あ、データさえ残っていたなら、この後もずっとイチャコラできるので……まあ、その判断はみなさまに任せます。

次の再開は、11月４日の21：00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

643 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 23:34:43.10 ID:DyyvxQaxo

乙

644 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 23:35:52.69 ID:+AINx4V8o

乙

645 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 23:36:46.56 ID:+AINx4V8o

どうせならエンディングのセーブデータは別枠に作ってくれれば良いのに
ああ、課金ですかそうですか。乙テム

646 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/03(土) 23:50:13.99 ID:HGh9XV3n0

>>645
作っても良いですよ。だって、問題ないですから。
と言うか、データは残すので、ぶっちゃけセーブ・ロード画面から名目上消えるだけって言う……。
クリア後は「思い出の部屋」なんつって、クリア済みのデータの続きをできるモードも用意している予定です。
選択されるかどうかは……まあ、その時と言う事ですが。

647 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/03(土) 23:51:28.97 ID:+AINx4V8o

良いですね、思い出の部屋

648 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/04(日) 19:21:29.57 ID:ptBCsA1t0

こんばんは、システムさんです。

二週目をやるとして、の話なのですが、追加しても良い要素かどうか、悩んでいるモノがあるのです。

まず一つは、『女主人公による百合モノ』。
まあ、実はこれは、このスレを立てた当初から考えていた事なんですよ。
でも、二つばかり問題があって……一つ、システムさんが乙女心なんざ何一つ分からない事。
それはシステムさんがどうにかなりゃあ済む問題なのですが、もう一つが……ちょっとスレタイを見てくださいよ。
……そう言う事なんです。

もう一つは、『ヒストリーモード』。
簡単に言っちゃうと、クリアしたデータをロードして、その翌年、新年度から新たな主人公で開始するモードです。
学院の情報を全て引き継いだ状態での開始となるわけです。いわゆる「２」みたいな感じです。
これは楽しい、と思ったのですが、また問題があって……めちゃくちゃネタばれになる事なんです。
学院情報の引き継ぎは、ヒロインたちのデータの引き継ぎも意味します。
その結果、まあ……何も知らないプレイヤー側からすればヒロインたちに不自然な事がいくつかありまして……。
それが、ネタばれになってしまうんです。色々と。
それを含めて、「ヒストリー」と言う事にしても良いのですがねー……。

649 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 19:35:01.96 ID:uyyQppv7o

ヒステリーモードォ？

650 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 19:59:38.37 ID:EKrElkQPo

ちょっと何言ってるかわからないけど
強くてニューゲームじゃいかんの？

651 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/04(日) 20:21:15.82 ID:ptBCsA1t0

>>649
はいはいどうせシステムさんはいつだってヒス起こしてますよーだ。べー。

>>650
こっちで勝手に悩んでそれにみなさまを巻き込んでるだけですね。
強くてニューゲーム、と言うと……感情値やら何やら引き継いだ状態で、もう一度やり直すって事になりますかね。
初期状態から何故かヒロインがベタ惚れデスカ……悪い気分じゃないですが。

直後のレスで天気判定

652 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 20:27:10.42 ID:RXh45AxFo

653 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 21:00:31.19 ID:ptBCsA1t0

654 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 21:01:29.41 ID:uyyQppv7o

＞＜

655 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 21:02:06.11 ID:Pgh1vjzSO

ミカエル

656 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/04(日) 21:02:29.20 ID:b5/5WO+Z0

始める

657 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 21:04:13.44 ID:ptBCsA1t0

始める１：始めない０：＾＾；１：天使様に用はないですね１

前回の続きから再開します。

１番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

このデータはエンディングに進む事ができます。

エンディングに進みますか？

↓１～３まで多数決　進むor進まない

658 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/04(日) 21:04:27.90 ID:b5/5WO+Z0

進まない

659 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 21:04:55.41 ID:Pgh1vjzSO

しゅしゅまにゃい

660 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 21:14:57.79 ID:ptBCsA1t0

10分経過したので経過時点の状態で集計します。

進む０：進まない１：その他１

１番のデータを通常通り再開します。

661 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 21:15:26.20 ID:ptBCsA1t0

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜　７/29（金）
□――――――――――□

貴方は、ふと、目を覚ます。起き上がり、外を確認する。
朝だった。じりじりとした熱い日差しが貴方の起き抜けの目を刺激する。

貴方はベッドを抜け出て、私服に着替えて、部屋を出る。

部屋を出た貴方を待っていたのは、眼鏡。

眼鏡「おはよう」

少々眠たそうな顔で、しかし眼鏡はいつも通りの調子で言った。

貴方「はい、おはようございます」

どうやら、眼鏡は貴方の家に慣れてきたようだ。
今までだって寛いでいたと言えばそうだが、どこか遠慮していたように思える。
これも、使用人女のおかげなのかもしれない……いや、飽くまで「かもしれない」である。

なんて、そんな事を考えながら、貴方は眼鏡と一緒にいつもの行動を終えて、朝食を食べた。

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

眼鏡と一度別れ、部屋に戻った貴方は、椅子に腰かけて考える。

今日の天気は晴れ。どうせなら、眼鏡と一緒に外出しても良い。
いつまでも家に籠っているのも、体に悪いと思われる。
どう見ても快晴であるから

貴方は

1、部屋で過ごす
2、宿題をやる（あと４回）
3、部屋を出る
4、自由行動

↓2

662 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/04(日) 21:16:13.55 ID:b5/5WO+Z0

663 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 21:18:26.91 ID:Pgh1vjzSO

眼鏡さーん！遊びにいこうず！

664 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 21:20:07.89 ID:ptBCsA1t0

最後の一文以下がどっかにすっぽ抜けましたね。何故でしょうね。正しくは以下の通りです。

どう見ても快晴であるから、雨の心配は無いと見て良い。
これで雨が降ったら……いや、それは考えないでおこう。

665 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 21:30:55.40 ID:ptBCsA1t0

4、自由行動「眼鏡さーん！遊びにいこうず！」

貴方は眼鏡と一緒に外に遊びに行く事にした。

どこに遊びに行くかは決めていないが、貴方はここの生まれでここの育ち。
迷う事はまずないだろう。その後、眼鏡が喜びそうな場所に連れて行けばいい。
外泊さえしなければ、遠出するのも良いかもしれない。

とりあえず、眼鏡の許可を取らなければ話にならない。

貴方は眼鏡が泊まっている客間に向かった。

□―――――――□
｜貴方の家・客間｜
□―――――――□

眼鏡が泊まっている部屋に着いた貴方は、その扉を軽くノックする。

眼鏡「はーい」

軽快な声がして、続いて、扉が開く。

眼鏡「あら、――さん」

貴方「眼鏡さん。遊びに行きませんか？」

眼鏡が出てくるや否や、貴方は間髪入れずに誘った。

眼鏡「……急ねえ。本当に」

眼鏡は小さく溜め息を吐いて、貴方を見上げる。

眼鏡「良いわ。せっかく遠くに来たんだから、観光くらいはしておきたいもの」

眼鏡「それに……近くの道くらいは、憶えておいた方がいいでしょう？」

眼鏡「私も、ここに住むかもしれないから……」

貴方「そ、それは……」

恥ずかしいなら、余計な事は言わなければ良いのに。
眼鏡が照れるように俯くものだから、意味を悟った貴方も、自然に動揺してしまうではないか。

使用人女「朝からアツいですねぇ、ひゅうひゅう」

使用人女「冗談ですよ。私が他の使用人たちに知らせておきますから、楽しんできて下さいね」

……一体、どこから沸いてくるのだろう。
まあ、貴方と眼鏡が出かけると、誰かに言っておく手間が省けたのは、良しとしよう。
それでも茶化したのは許さないが。

貴方「……行きましょうか」

眼鏡「う、うん。じゃあ、着替えるから……」

とりあえず、貴方は眼鏡と一緒に出かける事にした。

666 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 21:34:58.30 ID:ptBCsA1t0

□―――――――□
｜貴方の家・,門前｜
□―――――――□

使用人男に見送られ、貴方と眼鏡は、軽装で外に出る、

照り付ける日差しは、思った以上に厳しいものだった。
あまり日向は歩かず、日陰か、屋内にいた方が良いかもしれない。

眼鏡「あつ……」

手で太陽を隠しつつ、眼鏡は空を見上げる。

眼鏡「いい天気」

貴方「そうですねえ」

まあ、悪い気候では無い。暑いが、それは夏ならば当然だ。

さて、どこに行こう？

1、自由行動
2、貴方「眼鏡さん、どこか行きたい所はありますか？

↓2

667 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/04(日) 21:35:38.44 ID:b5/5WO+Z0

静かな海

668 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 21:37:39.09 ID:RXh45AxFo

うえ

669 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 21:39:15.12 ID:ptBCsA1t0

超判定。このへんに海などあったか。と言うか、ここは海の近くか。

直後のレスのコンマで判定。
偶数なら貴方の地元は海の近く。奇数なら、電車乗り継ぎ。

670 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/04(日) 21:39:52.35 ID:b5/5WO+Z0

671 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 21:43:01.59 ID:ptBCsA1t0

ついでに安価しておけば良かったです。
静かな海は貴方の家の私有地か、単純に穴場か、何故か人が少ないのか。

1、私有地
2、穴場
3、何故か人が少ない
4、自由（他の可能性ください）

↓2

672 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/04(日) 21:43:25.14 ID:b5/5WO+Z0

673 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 21:47:06.03 ID:ZVRH6Xj7o

674 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 21:49:11.02 ID:ptBCsA1t0

1、自由行動「静かな海」

貴方「……眼鏡さん。海、行きませんか？」

眼鏡「海？」

眼鏡は、大層驚いた様子で尋ね返した。

眼鏡「海って……ここからだと、遠いんじゃない？」

貴方「そうですね。電車、乗り継ぐでしょう」

貴方「でも、良いところを知っているんですよ。静かで、人が少なくて」

そこは、言わば穴場と言うべき場所だった。貴方が発見したのは、凡そ偶然と言っても良い。
貴方の思い出に残る光景と同じならば、今もあそこは静かで、美しいままだろう。

貴方「前に、眼鏡さんが行きたいと言っていたから……」

眼鏡「……そ、そんな言い方、ずるい」

眼鏡「分かったわよ……ありがと」

言って、眼鏡は、貴方の手をそっと握る。貴方もまた、優しく握り返す。

眼鏡「日帰りじゃないと、困るわね」

貴方「大丈夫ですよ」

たぶん。不慮の事故などが起こらなければ。

貴方は眼鏡と一緒に、海に向かった。

675 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 22:03:04.14 ID:ptBCsA1t0

□――――□
｜穴場の海｜
□――――□

電車に揺られ、乗り継ぎ、揺られ、そうして貴方と眼鏡は、海に着いた。

静かな町だ。悪く言ってしまうと、寂れた地域。
だからこそ立ち寄る人は少なく、雑誌やテレビなどにも取り上げられない。
この時期であっても、あの海岸を使うのは地域住民だけだろう。

眼鏡「わあ……！」

貴方の予想も、思い出もそのままで、確かにそこは、静かな海だった。

人影は少なく、ちらほらと、犬と散歩に来た老人か、海水浴に来た地域住民か。
あまりに人が少ないため、監視員の姿すら見えない。逆に、ありがたいと言えばその通り。

だが、貴方が言う静かとは、そう言う意味では無い。
波が、どうしてかいつも穏やかなのだ。もちろん、雨の日、嵐の日は大層荒れる。
晴れの日は、例え風が強くとも、この海岸だけは穏やかなのだ。

それは今日も変わらず。まるで楽器が音を鳴らすように、波が打ち寄せる。

眼鏡「……綺麗」

また、嬉しい事に、海は綺麗なままだった。
人が集まらないのが主な原因なのだろうか、砂浜にはゴミの影すら見えない。
砂浜から水平線まで、どこからどこへ辿って見ても、この海岸は綺麗。

ここからでは良く見えないが、恐らく、水も透明な事だろう。

眼鏡「本当に、こんなところがあったなんて……」

貴方「気に入ってくれましたか？」

眼鏡「……文句なんて、言えないわ」

それは、良かった。

ただ一つ問題があるとするならば、ここは人が全く来ないため、「海の家」的な物が一つも無い事だ。
商売として成り立たないから仕方が無いのだが……。

水着はおろかサンダルも買えないし、昼食は海から少し離れた場所で取らなければならない。
……まあ、穴場である代償と思えば、安いものだと思う。

眼鏡「ねえ、もっとあっちに行きましょうよ！」

眼鏡は波打ち際を指差し、貴方を誘う。
喜んでくれるのは嬉しいが、まさか、こんなアクティブになるとは思わなかった。
意外と、アウトドアな人間なのかもしれない。現場に着いたらテンションが上がる人は、良くいるだろう。

貴方は

1、行く
2、自分はここで待つ
3、自由行動

↓2

676 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/04(日) 22:04:03.09 ID:b5/5WO+Z0

677 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 22:05:36.92 ID:ZVRH6Xj7o

678 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 22:18:17.19 ID:ptBCsA1t0

1、行く

眼鏡「えいっ」

貴方の返事を聞く前に、眼鏡は靴を脱ぎ、走って行った。

貴方「ま、待ってください……」

貴方も急いで靴を脱ぎ、砂浜に降りる。

眼鏡「あつ、あつっ！」

貴方「あっち！」

ぎらぎらと差し込む日差しに、そりゃあ砂浜も熱くなる。
裸足の貴方と眼鏡には、その熱が直接襲いかかる。耐えられない事も無いが、そうする理由は無い。

眼鏡「あはは……！　置いてくわよ！」

貴方「あつつ……」

砂浜に苦しめられつつ、眼鏡と貴方は、波打ち際に到達する。
常に動く水の塊のおかげで、打ち寄せる際はひんやりとしていて、心地良い。

眼鏡「水が透明……こんなの、初めて見た」

眼鏡はしゃがみ、寄ってきた海水を手で掬う。指の隙間を通り抜け、掬った水は眼鏡の手から零れて行く。

眼鏡「……冷たい。ここで泳げたら、気持ちいいのかしら」

眼鏡のその言葉を聞いて、水着くらいは、持ってくるべきだったかと思う。
しかし、そこまですると、学院の保護者同伴が必要と言う決まりに抵触するか？
と言うか、こうして保護者も無く海に来て良かったのだろうか。
いや、海に入るわけではないし、泊まりがけでも無いから、大丈夫なはず……。

眼鏡「――さん」

貴方「は、はい」

考えに浸っていた貴方を、眼鏡は呼ぶ。急いで反応した貴方に対して、眼鏡は、よろけるように抱き着いてきた。
そのまま、何も言わず、眼鏡は貴方を抱き締める。

貴方は

1、自由行動
2、何もしない

↓2

679 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/04(日) 22:19:46.14 ID:b5/5WO+Z0

抱きしめ返す

680 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 22:19:56.48 ID:uyyQppv7o

>>679

681 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]：2012/11/04(日) 22:20:48.98 ID:2fE1tFwAo

押し倒す

682 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 22:32:14.03 ID:ptBCsA1t0

1、自由行動「抱きしめ返す」

貴方は何も言わず、そっと、眼鏡を抱き締めた。

互いに何も言わないため、聞こえるのは、静かな波の音。時々犬が吠える声。

眼鏡「……これって、デートなのかしら」

貴方「……そうなのでしょうか？」

眼鏡「なんか、不思議。恋人同士のデートの前に、婚約なんて」

言われてみれば、その通りだ。貴方は眼鏡と付き合ってから、それらしい外出をした事が無い。
それどころか、眼鏡と一緒に外出したのはこれが初めてで、その理由が、父に交際を認めてもらうため。
そのはずが、何故か、婚約まで話が飛んで行ったのだ。

……まあ、口約束なだけで、正式な婚約では無い。とは言え、父に認められた以上、それは事実だ。
デートより先に婚約……一体、どんなカップルだ。

眼鏡「……ふふ。こうしているだけで、私、幸せなのに。結婚だって」

眼鏡「私を幸せで殺すつもりなのかしら？」

貴方「……嫌ですよ。死んでしまったら、幸せであるはずが無い」

眼鏡「意地でも生きるから、大丈夫よ……」

そして、貴方と眼鏡はまた、黙り、抱き合う。
静かな場所である所為か、まるで、貴方と眼鏡だけの空間であるように思える。
波が寄せる音も、雰囲気を盛り上げるための音色にしかなり得ない。

ただ……太陽は、嫉妬の塊だった。

貴方の肌に、じんわりと、汗が滲む。眼鏡がこうする以上、我慢しようと思っていたが……。

眼鏡「……暑い！」

我慢しきれず、眼鏡はぱっと、貴方から離れてしまった。
見ると、眼鏡の額、頬、首筋、いたるところに、玉のような汗が浮かんでいた。

眼鏡「外じゃ、駄目ね！」

はたはたと手で仰ぎ、火照った体を冷やす眼鏡。
果たして顔の赤らみは、ただ暑いだけか。
きっと貴方も同じなので、深く突っ込まない事にしよう。

683 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 22:41:45.97 ID:ptBCsA1t0

一通り、波打ち際でいちゃつ……遊んだ貴方と眼鏡は、休憩がてら、靴を脱いだ場所まで戻った。
途中の砂浜の熱を耐え、駆け足気味に、貴方と眼鏡は移動する。

眼鏡「はー……やっぱり、暑いわねえ」

未だかつて見た事が無いほど、眼鏡の顔は健康的に紅潮していた。
荒い呼吸の所為か、エロスな何かを感じるが……貴方は頭を振って、それを払う。

足が乾くのを待ちつつ、貴方と眼鏡は、海を眺める。

眼鏡「やっぱり、綺麗」

貴方「私も、驚きます」

眼鏡「……楽しい」

貴方「それは良かったです。提案した甲斐がありました」

貴方「そろそろお昼ですが、どうしましょう」

足が乾き、付いた砂を払いつつ、貴方は眼鏡に尋ねる。

眼鏡「そうねえ……もう、私は満足したから戻っても良いけど」

眼鏡「せっかくここまで来たんだから、ここで何か食べてみたいわ」

眼鏡「でも、それらしいお店が見つからなかったら嫌だし……それなら、戻った方が良いかもね」

眼鏡はあらかた、考えるべき予定を提示した。
今日のところはもう家に帰るか、この海の近くで昼食を食べるか。
前者を選択して何も無く帰るか、後者を選択して暑い中を歩き回るか。
そう言う選択でもあるわけだ。

貴方は

1、家に帰ろう
2、この辺りで昼食
3、自由行動

↓2

684 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 22:43:09.42 ID:ZVRH6Xj7o

685 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/04(日) 22:43:22.97 ID:b5/5WO+Z0

686 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 22:52:31.55 ID:ptBCsA1t0

2、この辺りで昼食

貴方「今から家に帰るとなると、時間が掛かりますし……お店を探すのに同じくらいかかると考えると」

貴方「……探しましょうか、お店」

眼鏡「そうね。早く見つかったら、ここに戻ってきて、また遊べるかもしれないから」

眼鏡「……水分補給を忘れずにね」

貴方「そうですね」

貴方と眼鏡は靴を履き、日陰を歩きながら店を探した。

直後のレスのコンマ一の位で判定。
12…見つからなかった　345…時間が掛かったが見つかった　6789…すぐ見つかった　0…目の前にあった

同時にコンマ十の位で判定。
147…冷やし中華始めた店　258…良くあるファストフード店　369…寂れた日本食の店　0…怪しい店

687 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 22:52:57.84 ID:RXh45AxFo

せい

688 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 22:53:26.73 ID:RXh45AxFo

あらら

689 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 23:03:11.58 ID:ptBCsA1t0

コンマ一の位「4」　十の位「8」

時間はかかったが、貴方と眼鏡は、ようやく飲食店を見つけた。
……何の変哲もない、良くあるファストフード店だったが。
このまま歩き回るよりはマシと、貴方と眼鏡はさっさとその店に入る事にした。

外と比べて、冷房をブン回している店内は、恐ろしいほどに涼しかった。
いや、この程度ならば、むしろ寒いと感じるほどだ。
外との差に、過剰な開きを感じているわけではない。本当に、寒いのだ。

却って体に悪そうな環境であるが……涼を求めてか客は多い。
それでも、満席と言うほどではないので、前以て席を確保する必要はないだろう。

このファストフード店はハンバーガーをメインに据えたファストフード店。
味は……お粗末と言うほどではない。

さて、貴方は

1、ポピュラーなハンバーガー
2、季節のハンバーガー
3、変な感じのハンバーガー
4、何故かあるサンドイッチ

↓1

690 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/04(日) 23:05:00.89 ID:b5/5WO+Z0

691 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 23:05:03.96 ID:Pgh1vjzSO

さん

692 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 23:05:11.60 ID:ZVRH6Xj7o

693 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 23:17:49.48 ID:ptBCsA1t0

2、季節のハンバーガー

貴方は、どうせならと、季節のハンバーガーをチョイスした。
見た目は……正直言って粗雑な感じだが、内容と容量は申し分ない。
と言うか、使っている素材から考えて、不味くなりようが無いと思われるが……。

眼鏡「じゃあ、私は……これ」

そう言って眼鏡が選択したのは……変な感じのハンバーガー。
何を説明したらいいのか、分からないくらいに、変。むしろ、変と説明する方が正しいと思ってしまうほどだ。
まさか、眼鏡がそれを選択するとは思わなかった。

眼鏡「美味しくなかったら、――さんに食べてもらう」

貴方「……押しつけないでくださいよ」

眼鏡「うふふ」

笑って誤魔化されたが……まあ、商品として出されているのだ。
不味かったとしても、食べられない事は無いはず……。

商品を受け取った貴方と眼鏡は二人用の席に座り、食事を始める。

南国をイメージしたと言うトロピカルバーガー。
詰まっているのはいつもの肉に、レタス……そしてマンゴー。それにアボガドソースとか言うのが掛けられている。
太陽とか嘗めた事を言って突っ込まれている卵も、不安を加速させる。
しかし、素材それぞれは不味くは無いので、大丈夫なはず。

貴方は一口齧り……複雑な気持ちになった。不味くは無い。ひたすらに不協和音だった。
しょっぱいくせに、甘み、苦味、酸味……食材それぞれがやりたい放題だった。
腹立たしいのが、アボガドソースのおかげかどれもこれも舌触りがマイルドである事。
そして、何故か肉以外の味が控えめになっていた事。これの所為で、一口に不味いとは言い切れないのだ。
マンゴーとか入っているくせに。

眼鏡「……イケるわ、これ」

一方、眼鏡が注文した変な感じのハンバーガーは、案外美味しいらしい。
眼鏡は一口齧り、もう一口食べて、飲みこんで、そう評価した。

……互いにチャレンジャーであったのに、扱いの差は歴然だった。

貴方と眼鏡は、互いに食べさせあったりして、一緒に昼食を食べた。

眼鏡の言う通り、確かに美味しかった。
伊達に、レギュラーメニューに掲載されているわけではないらしい。

694 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 23:20:52.37 ID:ptBCsA1t0

とりあえず、お腹は満腹になった貴方と眼鏡は、お腹が冷えない内にさっさと店を出る事にした。

そして襲う、夏の太陽。今はこの日差しですら暖かく感じるが、直に鬱陶しく思うのだろう。

眼鏡「……どうしようか、これから」

貴方「そうですねえ」

もう一度あの海に戻るっても良いが、眼鏡はもう満足したらしい。
あとは、腹ごなしも兼ねて散歩をするなり、もう家に帰るなり……。
或いは、また別の場所に行っても良いだろう。

貴方は

1、自由行動
2、海に戻る
3、散歩をしよう
4、家に帰る

↓2

695 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 23:21:51.54 ID:ZVRH6Xj7o

696 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/04(日) 23:21:57.54 ID:b5/5WO+Z0

697 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 23:22:03.65 ID:Pgh1vjzSO

坂の上の廃教会行こう

698 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 23:33:18.09 ID:ptBCsA1t0

3、散歩をしよう

貴方「……散歩、しませんか？」

眼鏡「良いわね。さっきも歩いて、ちょっと疲れたけど……」

眼鏡は貴方の手を取り、引っ張り寄せる。

眼鏡「行きましょう」

貴方「はい」

貴方は眼鏡と一緒に、食後の散歩をする事にした。
もちろん、熱にやられないよう、日陰を歩いて。

どこからどこまで行っても、本当に、この街は活気と言う物が無い。
単純に人がいないだけなのだが……海も近いと言うのに、観光地としていないだけでこんなにも街は寂れるのか。
ただ、道を歩くと、余所者が珍しいのか、地域住民らしき人たちが貴方と眼鏡をじろじろと見る。

……或いは、一見して女性同士が腕を組んで歩いているのがいけないだろうか。
今の貴方はスカートでは無いが、万が一を考えて、女性らしい服装にしている。
だったら、誰が貴方を男と思うだろうか。この程度で女装がばれたら、既に学院にはいられないのだ。

……何を一人、誇っているのだろう。

眼鏡「……学院で過ごしていると、こう言う場所が、なんだか良く思えるわ」

眼鏡「あそこは騒がしいから……でも、逆になった時、同じように思うんでしょうね」

眼鏡「私、静かな所が好きだけれど……人がいない所は、好きじゃない」

眼鏡「我が儘だと思うけどね。私……寂しがり屋なんだわ」

ぽつりぽつりと、眼鏡は語った。

……別に、眼鏡は人が嫌いなわけではない。恐れているのだ。
だけど、温もりは欲しい。恐い。寒い。その反動で、こうして貴方に、触ってくるのだろうか。
いや、眼鏡は単純に、貴方に甘えているだけか。でも、そう思っているらしい。

貴方は

1、自由行動
2、何も言わない

↓2

699 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 23:40:37.54 ID:uyyQppv7o

700 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/04(日) 23:43:42.34 ID:b5/5WO+Z0

701 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 23:43:46.78 ID:ptBCsA1t0

10分経過したのでシステムさん判断で2で進行します。

702 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/04(日) 23:52:32.58 ID:ptBCsA1t0

2、何も言わない

貴方は何も言わず、眼鏡の言葉を聞いた。

ただ、突然の告白に言葉が出てこなかっただけかもしれない。

眼鏡「だから、ね。あなたが一緒にいてくれると、私は嬉しいわ」

貴方の隣で、なんて事無さそうに眼鏡は言った。
そんなに堂々とされると、なんだか、貴方だけが恥ずかしくなってしまう。

そんな、眼鏡の話を聞きながら、貴方は眼鏡と一緒に散歩した。

暫くして、町を一周したらしく、貴方と眼鏡は駅に戻ってきていた。
日はまだ高いが、時間をみると、昼下がり。
このまま油断をして留まるか、まだ遊びに出かけて、戻ろうとした頃には暗くなっているだろう。
門限の事も考えると……って、ここは学院では無いのだから、門限の事は考えなくても良いのだ。

まあ、眼鏡も一緒にいる事から、あまり無茶はできないが……。
それに、使用人たちを心配させるのも悪いし、帰るのは、日が暮れない内の方が良いだろうか。

貴方は

1、自由行動
2、家に帰ろう

↓2

703 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/04(日) 23:54:30.96 ID:ZVRH6Xj7o

寄り道しながら帰宅

704 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/04(日) 23:54:33.27 ID:b5/5WO+Z0

705 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/05(月) 00:06:18.44 ID:kHgjHHML0

2、家に帰ろう

貴方「……そろそろ、帰りましょうか」

眼鏡「うん。楽しんだわ……あと、暑い」

貴方「今度は、海水浴で来ましょうね」

眼鏡「……うん」

貴方と眼鏡は、家に帰る事にした。

□――――□
｜貴方の家｜
□――――□

貴方の家に帰って来たのは、日が落ち始めたその頃。
周囲はまだ明るいが、そう言って油断していると、あっと言う間に暗くなる頃だ。

使用人男「お帰りなさいませ、――様、眼鏡様」

貴方「うん、ただいま」

眼鏡「た、ただいま……戻りました」

使用人女「あ、お帰りなさい坊っちゃん、眼鏡様。楽しかったですか、外」

貴方「はい、楽しかったですよ」

使用人女「いいなあ、私も休みほしいなーっと」

その気になれば永遠の休暇をくれてやる事もできるが……正当な理由が無い為、それはできない。
貴方も貴方で、彼女を首にする気は無いので、飽くまで考えるだけだ。

眼鏡「じゃあ、私、部屋に戻るから」

貴方「はい。では、夕食後に」

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

眼鏡と別れ、部屋に戻った貴方は、ベッドに腰掛けて考える。

今日は楽しかったが……暑さに体力を奪われまくり、疲労感は尋常ではない。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、宿題をする（あと４回）
3、部屋を出る
4、寝る
5、自由行動

↓2

706 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/05(月) 00:07:11.95 ID:OM7LL/XSO

栄養ドリンク、コーヒー、緑茶をもってこさせて宿題やる

707 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/05(月) 00:07:58.57 ID:MqxlBMbI0

↑

708 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/05(月) 00:18:21.95 ID:kHgjHHML0

2、宿題をする

貴方は宿題をする事にした。

頬を叩き、気合いを入れる。……と、宿題を始める前に、貴方は部屋を出る。

出た時、ちょうど良く目の前に使用人女がいた。
挙動がおかしい……貴方は用件を伝えるついでに、呼び止めた。

貴方「すみません、使用人女さん」

使用人女「は、はいっ。なんですか坊っちゃん」

今の驚きようから、またなにか悪巧みしていた事が分かる。

貴方「栄養ドリンクと、コーヒーか緑茶を持ってきてくれませんか？」

使用人女「コーヒーか緑茶なら今すぐ用意できますが、栄養ドリンクっすか？」

使用人女「……眼鏡様とイイコトするなら、精力剤の方が効きますよ？」

貴方「その栄養はまだ要らないので、普通の栄養ドリンクを持ってきてください」

使用人女「冗談ですよ。でも、栄養ドリンクなんて買いに行かなきゃ……」

貴方「行ってください」

使用人女「……冗談ですよね、坊っちゃん」

貴方「僕はあなたと違って冗談は好きじゃないですよ？」

使用人女「ぐ……わ、分かりましたよう、まったく」

貴方「眼鏡さんの所に行くなら、仕事を終わらせてからにしてくださいね」

使用人女「くっ……」

……カフェインと栄養の確保をしたところで、貴方はようやく、宿題と向かい合った。
途中運ばれるそれら飲料で体力を補給しつつ、貴方は宿題を進行した。

【！】夏休みの宿題を進行しました。特殊状態につき残り２回で完了。

切りの良いところまで宿題を進めたところで、貴方は宿題を止めた。
そのままベッドに向かい、力無く倒れ込む。

そして目を閉じ、今日一日を振り返った。

709 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/05(月) 00:19:30.22 ID:kHgjHHML0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/28・木）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/24・日）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/25・月）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/27・水）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/22・金）

↓2

710 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/05(月) 00:19:43.61 ID:MqxlBMbI0

711 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/05(月) 00:19:47.14 ID:Y4iD3mTXo

712 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/05(月) 00:21:19.72 ID:kHgjHHML0

２番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

713 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/05(月) 00:25:44.28 ID:kHgjHHML0

お疲れさまでした。

特に書くべき事は……無いですね。
えっと……システムさん、以外にこのスレのガミジンを気に入ってます。主人公の部屋に人形として飼われるルートもありました。

次の再開は11月５日の21：00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

714 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/05(月) 00:25:58.99 ID:Y4iD3mTXo

乙

715 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/05(月) 00:28:24.62 ID:OM7LL/XSO

俺も実はシステムさんのガミジン好き。出来れば飼って、助言だとか、愚痴聞いてくれたりとかしたかった……乙。

716 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/05(月) 19:09:43.39 ID:kHgjHHML0

こんばんは、システムさんです。
ごめんなさい、今日は再開できなくなりました。
明日の同じ時間に再開します。ここ最近多くて、本当にすみません。

717 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/05(月) 19:11:36.58 ID:TGPfCy6uo

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ♪

718 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/06(火) 19:31:14.93 ID:cI4x59gN0

こんばんは、システムさんです。

やる事ないので直後のレスで天気判定

719 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/06(火) 20:00:07.85 ID:8HAeo4Gto

ほい

720 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 21:00:13.46 ID:cI4x59gN0

721 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 21:01:34.33 ID:wLU3yzzr0

始める

722 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 21:11:36.93 ID:cI4x59gN0

10分経過したので経過時点の状態で集計します。

始める１：始めない０：

前回の続きから再開します。

２番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

このデータはエンディングに進む事ができます。

エンディングに進みますか？

↓１～３まで多数決　進むor進まない

723 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/06(火) 21:13:01.74 ID:8HAeo4Gto

煤まな板

724 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 21:13:13.52 ID:wLU3yzzr0

進まない

725 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/06(火) 21:18:22.46 ID:YTdcQO1Qo

引き伸ばし

726 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 21:20:36.67 ID:cI4x59gN0

進む０：進まない２：その他１

２番のデータを通常通り再開します。

727 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 21:21:17.99 ID:cI4x59gN0

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜　７/30（土）
□――――――――――□

貴方は、降り頻る雨の音で目を覚ます。
貴方は起き上がり、外を確認する。雨雲の所為で外は薄暗く、一見昼過ぎにも見える。
……が、流石に昼まで眠っているわけが無いので、朝だ。

貴方はベッドを抜けて、私服に着替える。

そろそろ外出期間も終わる。８月１日までには、学院に帰らなければならない。
この家で、やっておきたい事があるのならば、しておいた方がいいだろう。

とりあえず、貴方は、朝食の為に部屋を出た。

部屋を出た貴方を待っていたのは、眼鏡。

眼鏡「おはよう」

貴方「はい。おはようございます」

貴方は眼鏡と一緒にいつもの行動を終えて、朝食を食べた。

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

眼鏡と一度別れ、部屋に戻った貴方は、椅子に腰かけて考える。

今日は雨が降っている為、外に出るのはやめておいた方が良いか。
ただ、雨の日の散歩と言うのも悪くは無い。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、宿題をやる（あと２回）
3、部屋を出る
4、自由行動

↓2

728 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 21:22:03.15 ID:wLU3yzzr0

729 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/06(火) 21:22:09.66 ID:YTdcQO1Qo

730 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 21:26:59.82 ID:cI4x59gN0

2、宿題をやる

貴方は宿題をやる事にした。

貴方の目測が誤っていなければ、今進めて残り僅かか、あと一押しと言う感じだろう。
それならば、この家にいる間にやりきってしまうのも手ではある。

どうせ外は雨だ。家に籠るのならば、そうした方が良い。

そんな事を考えつつ、貴方は宿題を進めた。

【！】夏休みの宿題を進行しました。残り１回で完了。

昼食を食べて、部屋に戻った貴方は、机にほったらかした宿題を眺めつつ考える。

量から考えて、やはりあと一回か、二回か……どちらにしてもそれほど残ってはいまい。
これくらいならば、今日中に終わりそうだし、さっさと進めてしまっても良い。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、宿題をやる（あと２回）
3、部屋を出る
4、自由行動

↓2

731 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 21:28:20.33 ID:cI4x59gN0

宿題はあと１回で終了でした。これだからコピペで済ませるのはアレなんですよ。何度も見直したのに……。

1、部屋で過ごす
2、宿題をやる（あと１回）
3、部屋を出る
4、自由行動

改めてこのレスから↓1でお願いします。

732 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 21:29:07.82 ID:wLU3yzzr0

733 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 21:35:55.75 ID:cI4x59gN0

2、宿題をやる

貴方は続けて宿題をやる事にした。

この量で有れば、やはり今日中……いや、夜までには終わりそうだ。
ならば、学院に戻る時には後腐れなく、すっぱり終わらせて戻りたい。

……なんだか宿題をやる為に実家に戻ってきた、みたいな感じになっているが、気にしない。

貴方は最後にするべく気合いを入れ、集中して宿題をすすめた。

【！】夏休みの宿題を進行しました。宿題が完了しました！

夕食を食べて、部屋に戻ってきた貴方は、ベッドに倒れ込んで考える。

ようやく、宿題が終わったのだ。こんなに嬉しい事は無い。
嬉しいかどうかはさておきとして、これから夏休みが終わるまでの一ヶ月間は、そう言った悩みに苛まれずに済む。
それだけで、夏休み開始当初から頑張ってきた甲斐があると言う物。

宿題が終わった喜びに浸るのもそこそこに、貴方は

1、部屋で過ごす
2、部屋を出る
3、自由行動

↓2

734 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 21:37:19.06 ID:wLU3yzzr0

735 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 21:46:22.80 ID:cI4x59gN0

10分経過したのでシステムさん判断で>>734で進行します。

736 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 21:48:34.10 ID:cI4x59gN0

2、部屋を出る

貴方はとりあえず、部屋を出る事にした。

部屋を出た貴方は

1、客間に行く
2、サロンに行く
3、庭に出る
4、自由行動

↓1

737 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 21:49:12.99 ID:wLU3yzzr0

738 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 22:08:56.79 ID:cI4x59gN0

3、庭に出る

貴方は庭に出る事にした。

外は雨が降っているが、別に敷地内から出るわけでもないし、取り分け激しい雨でも無い。
傘を差せば、問題無いだろう。

□――――――□
｜貴方の家・庭｜
□――――――□

貴方が庭に出た時、雨に紛れて、ビニール製の何かが動いた。

何事かと思う前に、貴方はその正体をよーく見る。
なんて事は無い、ビニール製の何かは単なるレインコート。
それを着ていたのは、使用人男だった。

こんな日ではあるが、庭の手入れをしていたのだろうか。
こう言った事に関して、彼は手慣れているので、風の日は無理でも雨の日程度なら、通常と同じ作業効率を見せてくれる。
とは言え、無視してどこかに行くのも不安の種になりかねないので、貴方は話しかける事にした。

貴方「何をしているの？」

使用人男「む……――様。いえ、少し庭が気になりまして、チェックをしていたのでございます」

貴方「ふうん。何か、あったかい？」

使用人男「いいえ。歳を取ると、心配性になっていけません」

貴方「そんな事は無いよ……風が強くなってきたら、屋敷に戻るんだよ」

使用人男「かしこまりました……――様」

散歩代わりに、庭を一周でもしようかと離れようとした時、使用人男に呼び止められ、貴方は止まる。
使用人男が貴方を呼び止める事なんて、滅多に無い。その所為か、つい足を止めてしまった。

使用人男「……差し出がましい事と存じますが、眼鏡様の事です」

使用人男「……大切になさってください」

貴方「急に、どうしたの」

使用人男「この身はもう長くないでしょう。その前に、伝えておこうと思いまして」

貴方「そんな事を、言わないでよ」

使用人男「――様が当主となられるまでは、意地でも生きてみせましょう。念の為でございます」

貴方「……分かっているよ。決まっているじゃないか、そんな事」

貴方「僕があの人を大切にしなかったら、誰が僕を支えてくれる……？」

ある種の、依存なのかもしれない。だけど、眼鏡以外に支えられるその光景が、まるで見えない。
まあ、見えちゃったりしたら、たぶん、眼鏡は怒るのだろうが……。

貴方「心配無用。だから、あなたも長生きしてよ」

使用人男「かしこまりました」

そんな話をして、貴方は使用人男と別れ、庭を歩き回った。

……この屋敷のみんなは、意外と眼鏡の事を気に入ってくれているらしい。
眼鏡が肩身の狭い思いをする、と言う事はなさそうだ。

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

部屋に戻った貴方は、ベッドに向かい、倒れる。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

739 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 22:09:23.64 ID:cI4x59gN0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/28・木）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/29・金）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/25・月）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/27・水）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/22・金）

↓2

740 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 22:11:02.64 ID:wLU3yzzr0

741 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/06(火) 22:18:11.21 ID:8HAeo4Gto

742 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 22:19:37.51 ID:cI4x59gN0

３番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

ゲームを続行しますか？

続行するのならば、安価先のレスで天気判定を行います。

↓2

743 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 22:20:44.70 ID:wLU3yzzr0

続行する

744 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/06(火) 22:21:01.52 ID:YTdcQO1Qo

する

745 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 22:26:24.29 ID:cI4x59gN0

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜　７/31（日）
□――――――――――□

貴方は、ふと、目を覚ます。起き上がり、外を確認する。
快晴……と言えるほどではないが、晴れている。
まあ、雲があろうが無かろうが、晴れの日は大体暑いので関係無いだろう。

貴方はベッドを抜け出て、私服に着替えて、部屋を出る。

部屋を出た貴方を待っていたのは、眼鏡。

眼鏡「おはよう」

貴方「はい、おはようございます」

貴方は眼鏡と一緒にいつもの行動を終えて、朝食を食べた。

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

眼鏡と一度別れ、部屋に戻った貴方は、椅子に腰かけて考える。

宿題は全部終わったので、貴方は何も悩む事無く遊ぶ事ができる。
眼鏡は……もしかしたら終わって無いかもしれないので、もし宿題をしているのであれば、誘わない方が良いか。
と言うか、勝手に終わらせてしまって良かったのだろうか。
……まあ、黙っていればばれる物では無いので、どうにでもなるだろう。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、部屋を出る
3、自由行動

↓2

746 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/06(火) 22:26:46.15 ID:YTdcQO1Qo

747 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 22:27:25.31 ID:wLU3yzzr0

748 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 22:29:29.46 ID:cI4x59gN0

2、部屋を出る

とりあえず、貴方は部屋を出る事にした。

部屋を出た貴方は

1、客間に行く
2、サロンに行く
3、庭に行く
4、自由行動

↓1

749 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 22:30:30.01 ID:wLU3yzzr0

750 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 22:35:44.19 ID:cI4x59gN0

1、客間に行く

貴方は客間に向かった。

□―――――――□
｜貴方の家・客間｜
□―――――――□

今の貴方の家で、使用している客間は眼鏡が使っている一室だけ。

貴方はその部屋の扉を、軽くノックして反応を待つ。

眼鏡「はーい」

間もなく、眼鏡の軽い返事が聞こえ、続いて扉が開いた。

眼鏡「あら。――さん。どうしたの？」

貴方は

1、自由行動
2、特に用は無い

↓2

751 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 22:36:50.68 ID:wLU3yzzr0

宿題が終わっているかどうか

752 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 22:46:31.54 ID:cI4x59gN0

10分経過したのでシステムさん判断で>>751で進行します。

753 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 22:51:07.25 ID:cI4x59gN0

1、自由行動「宿題が終わっているかどうか」

貴方「いえ、眼鏡さんは、もう宿題を終わらせたのかなと思って」

眼鏡「宿題って、夏休みの、よね？　あと半分くらいだと思うけど」

眼鏡「だって、一応あなたと一緒に進める事になってるから……どうして？」

……これは、もしかしたらやってしまったのかもしれない。
ここで正直に「終わらせちゃいました」と言って、眼鏡は怒らないだろう。
怒らないだろうが……一体何をするのだろう？
案外、あっさり流してくれるかもしれない。と、言うのはあまりにも楽観し過ぎか。

貴方は

1、正直に言う
2、誤魔化す
3、自由行動

↓1

754 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 22:51:39.40 ID:wLU3yzzr0

755 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 23:00:47.05 ID:cI4x59gN0

1、正直に言う

貴方「実は……先に、終わらせてしまいました」

眼鏡「何を？」

貴方「あの……宿題を」

眼鏡「そう。良かったじゃない」

あっさり、眼鏡は流した。いや、実際は腸がぐつぐつ音を立てているのかもしれない。

貴方「……怒ってないんですか？」

眼鏡「私と一緒に宿題やる約束を持ちかけたのに、勝手にさっさと終わらせちゃった事について？」

貴方「その通りです……」

眼鏡「怒って欲しいなら、怒るけど」

眼鏡「私はむしろ、宿題の事で貴方に気を使わなくて良くなったから良いわ」

眼鏡「これで、ふらっと貴方の部屋に行っても、何かの邪魔をする可能性が一つ減ったもの」

眼鏡「でも……それだったら、私にも怒る権利はあるわね」

眼鏡は口元に人差し指を添えて、薄く、にやりと笑った。
あまりにも不敵、それで悪戯っぽくて、見た事が無い顔なだけに、嫌な予感がする。

眼鏡「じゃあ、こっちきて」

眼鏡は扉を更に開き、貴方を招き入れるような仕草をする。
入れ、と言う事だろう。

貴方は

1、入る
2、入らない
3、自由行動

↓1

756 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 23:02:02.59 ID:wLU3yzzr0

757 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 23:12:54.12 ID:cI4x59gN0

1、入る

貴方は大人しく従い、客間に入った。

ここで断っても、何かをされる事は無いだろう。眼鏡はそう言う人間だと思う。
これは、要するに貴方に謝罪する意識があるかどうかと言う、軽いテストのようなものだ。
眼鏡にその意図があるかどうかはさておきとして、貴方はそう思おう。

眼鏡がこの部屋に泊まって今日で五日目か。ほんのり、眼鏡の匂いがするような気がする。
この部屋に眼鏡が泊まっていると言う意識から生まれる気のせいだろう。

眼鏡「そこに座って」

扉を閉めつつ、眼鏡はベッドを指差す。言われた通り、貴方はそこに腰掛ける。
眼鏡は貴方の隣に座り、何やら、位置を調整している。

具合の良いところを見つけたのか、ぴたりと止まる。
と思いきや、ふらりと体を倒し、貴方の膝の上に倒れ込んだ。
いや、この体勢は、膝枕。そう、正しく膝枕だ。

貴方の膝の上で、具合の良い所を探す眼鏡。
良い場所を見つけたのか、二度三度、貴方の太股に顔を擦り付けて、ようやく落ち着く。

眼鏡「……お昼までずっとこれね」

これは、随分な刑になりそうだ。

しかし、眼鏡を膝枕にする事は何度かあったが、こちらがされる事は一度も無かった。
この状態は、ある意味珍しいとも言える。新感覚だ。

眼鏡「んー……」

貴方はお昼まで、眼鏡の膝枕となった。

758 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 23:15:12.29 ID:cI4x59gN0

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

眼鏡に解放され、一緒に昼食を食べて、部屋に戻った貴方は、一先ず椅子に座って考える。

眼鏡の急造されたハリボテの怒りを鎮めた所で、何をするか。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、部屋を出る
3、自由行動

↓2

759 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 23:16:05.90 ID:wLU3yzzr0

760 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/06(火) 23:21:25.56 ID:PJoKrNlIO

761 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 23:23:26.20 ID:cI4x59gN0

3、部屋を出る

とりあえず貴方は部屋を出る事にした。

部屋を出た貴方は

1、客間に行く
2、庭に行く
3、自由行動

↓2

762 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 23:23:58.18 ID:wLU3yzzr0

763 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/06(火) 23:29:01.79 ID:VQ6icRHSO

暇潰しにヴァイオリンでも弾く

764 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 23:39:27.61 ID:cI4x59gN0

3、自由行動「暇潰しにヴァイオリンでも弾く」

貴方は、暇潰しにヴァイオリンでも弾く事にした。

貴方の記憶が正しければ、確か、どっかにしまってあったはずだ。
問題はどこで弾くかだが……まあ、自室で弾けばいいか。

とりあえず、貴方はヴァイオリンを探した。

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

ヴァイオリンを発見した貴方は、楽器の調子をチェックする。
随分離れていた為、保存環境が良くともおかしくなっている事もある。
が、この楽器は無事だったらしい。貴方の目で見る限りには、以上は見当たらない。

貴方はヴァイオリンと弦をそれらしく構える。
弾く曲は……馴染みの曲でいいだろう。結構久々なものだし、慣れた曲で腕慣らしだ。

貴方は目を閉じ、弾く曲の全体をイメージしつつ、弦を動かした。

貴方にヴァイオリンの覚えはあっただろうか？

1、上
2、中
3、下

↓1

同時に直後のレスのコンマで判定。
12……ドヘタクソ　3456…普通　789…上手い　0…天上の調べ

765 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 23:40:08.81 ID:wLU3yzzr0

766 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/06(火) 23:48:51.45 ID:+GNmNbRYo

どっちかでよくね

767 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 23:51:36.98 ID:cI4x59gN0

2、中　コンマ「1」

眼鏡「ちょっと、――さん！」

貴方が心地良く弾いている所に、貴方の部屋に闖入するのは眼鏡。
突然の来訪者に、貴方は演奏を止めて、振り返る。

貴方「眼鏡さん。どうかしましたか？」

眼鏡「どうかしたじゃないわよ、この、ドヘタクソ！」

眼鏡に怒鳴られ、貴方はびくんと体を引き攣らせる。
眼鏡の後ろ、部屋の扉の向こうを見ると、使用人たちが、大変気分が悪そうな顔をして貴方の部屋を覗いていた。
否、貴方を見ていた。

眼鏡「はあ……知らなかった。――さん、特定の楽器を使うと音痴なのね」

貴方「そ、そんな酷いんですか？　これでも、普通くらいだと思っていたのですが……」

眼鏡「……典型的な、どうしようもない音痴の台詞ね」

眼鏡「本当に、びっくりしたわよ……突然、鉄板に鉄の爪を突き立てたような嫌な音が聞こえるから」

眼鏡「客間を出て確認したら、貴方の部屋の前で使用人さんたちが集まってるじゃない」

なるほど、だから貴方の部屋の入口には使用人たちがいるのか。
なんて、納得している場合では無い。ヴァイオリンを奏でて金属音とは、どんな技術があったらできるのか。
……実際にやっちゃったらしいのが、貴方であるのだが。

眼鏡「これは没収！」

眼鏡は貴方かヴァイオリンをひったくり、後ろに隠す。

眼鏡「他の楽器は良しとしても、もう二度と、金輪際、ヴァイオリンだけは弾かないで」

貴方「……はーい」

一言抗議するくらいは、と思ったが……意識の無い音痴ほど厄介な物は無い。
特に、貴方の場合は、その内被害すら出かねないほどらしいから……仕方が無い。
貴方は諦め、大人しく従った。

768 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/06(火) 23:55:36.07 ID:cI4x59gN0

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

夕食を食べて、部屋に戻った貴方は、ベッドに腰掛けて考える。

まさか貴方が、無意識の音痴だったとは……いや、昔はまともに弾けていたはずなのだ。
暫くぶりだっただけで、ブランクがあったのだ。それか、ヴァイオリンに問題があったのだ。
……なんて、言い訳すればするほど悲しいもの。

ただ、昔はまともだったはずなので、練習次第ではどうにか元通りになるか……？
その時は、恐らく、一人で練習する事になるだろうが……とりあえず、人が大勢いるこの家では、できないだろう。

そんな事を考えつつ、貴方は

1、部屋で過ごす
2、部屋を出る
3、寝る
4、自由行動

↓2

769 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/06(火) 23:57:28.62 ID:wLU3yzzr0

770 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/07(水) 00:00:22.89 ID:pdaL6j8SO

使用人にコピルアック使用の最高のコーヒーとケーキを用意させよう。眼鏡も呼ぼう

771 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/07(水) 00:18:01.35 ID:gGqIoaFj0

4、自由行動「使用人にコピルアック使用の最高のコーヒーとケーキを用意させよう。眼鏡も呼ぼう」

貴方は、食後にちょっとしたお茶会をする事にした。
と言っても、客は眼鏡だけで、飲み物も紅茶では無くコーヒーだが。
それと夜なので、大量に飲むのは控えた方が良いだろう。

貴方は使用人を呼び、コーヒーとケーキを用意し、眼鏡を呼ぶように伝えた。

眼鏡「……あのね、――さん」

暫くして運ばれてきたコーヒーとケーキに対し、眼鏡は、苦い顔をして言った。

眼鏡「私、二度くらい、苦い飲み物は苦手だって言ったわよね。特に、コーヒーって」

眼鏡「それは、私の記憶違いなのかしら。それとも昼のヴァイオリンの所為で生まれた記憶障害？」

眼鏡「おとぼけたあんたの頭がすっとぼけて忘れただけ？　どれか一つ、選んでも良いけど」

眼鏡「結果と返答の次第によっては、私はどれだけこのコーヒーが高級でも、あんたにぶっかけるわ」

その時、貴方は如何にも「しまった」と言いたげな顔をしたのだろう。
すっかり、忘れていた。眼鏡は苦い飲み物が苦手で、その中にはコーヒーが含まれている事を。

恐らく、この度再三。仏の顔も何とやらで、限度の回数だ。

眼鏡「……まあ、一口、挑戦してみるわ。もしかしたら、今なら、飲めるかもしれないし」

そう言って、眼鏡は一口、コーヒーを啜った。

眼鏡「……………………味が無いわ」

正に苦い顔をして、ただ一言に感想を詰めた。

貴方「そうですか？　これ、コピ・ルアックって言って、貴重なコーヒー豆から作ったのですが」

眼鏡「じゃあ、私の口にはどのコーヒーも合わないわ。苦味しか感じない」

貴方「あはは……まあ、このコーヒー豆はどちらかと言えば香りを楽しむものですから」

眼鏡「飲んだだけ損じゃない、私」

そんな話をしながら、貴方は眼鏡と一緒にお茶会を楽しんだ。

眼鏡は、コーヒーの香りとケーキによって、どうにか機嫌を治してくれたらしい。
……貴方はどうとも思わないが、もしジャコウネコのフンから取れた豆だと言ったら、眼鏡はどうしただろう。

772 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/07(水) 00:18:44.34 ID:gGqIoaFj0

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

眼鏡を見送った貴方は、部屋に戻り、ベッドに倒れる。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

773 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/07(水) 00:19:15.33 ID:gGqIoaFj0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/28・木）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/29・金）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/30・土）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/27・水）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/22・金）

↓2

774 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/07(水) 00:19:28.97 ID:IWtgt96g0

775 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/07(水) 00:22:19.10 ID:M6BUVt0go

776 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/07(水) 00:23:43.99 ID:gGqIoaFj0

３番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

777 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/07(水) 00:30:18.04 ID:gGqIoaFj0

お疲れさまでした。

最後、間違えました。コピ・ルアックは豆の名前ですね。
まあ、そんなのより修正するべき場所はいくらでもあるのですが。

>>766
たしかに、そうですよね。
安価で決定するのは本人の意識、コンマで決定するのは実際の腕前なのですが……。
それだったらどちらかに寄せた方が良いですよね。じゃあ、どちらに寄せるかと言う話ですが。
……時と場合によってとりかえっこで、両方やっても良いですね。

次の再開ですが、一日開けて11月８日の21：00を予定しています。
明日はちょっとできなさそうで……もしかしたらできるかもしれませんが、期待するだけ無駄でしょう。
明日の20：30までにシステムさんのレスが無ければ、まず再開しないので、良ければその時にちょろっとチェックしてください。

それではみなさま、お休みなさいませ。

778 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/07(水) 00:53:07.10 ID:M6BUVt0go

乙

779 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/07(水) 15:23:01.17 ID:gvF7fXN3o

っていうかコンマせっかく2つあるんだから両方使えばいいじゃない

780 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/07(水) 23:46:43.21 ID:gGqIoaFj0

>>779
そうしても良いのですが、一応進行方法が安価時々コンマなので……。
それにコンマは、主人公の行動によって発生する不確定要素の決定に使う、とシステムさん側で決めているんです。
だからこそ主人公の決定は最初から安価だけにしろよと言われたらその通りで、ぐうの音も出ません。
って言うか、なんであの時コンマを含めたんでしょう。まるで分かりません。

781 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/08(木) 19:10:13.77 ID:uy5i0BEW0

こんばんは、システムさんです。
昨日は再開できませんでしたが、予定通りと言えば予定通りです。

782 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/08(木) 20:31:32.44 ID:uy5i0BEW0

直後のレスで天気判定

783 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/08(木) 20:34:33.15 ID:vYLTKU0fo

784 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 21:00:32.52 ID:uy5i0BEW0

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

データがセーブされています。

前回セーブしたデータの続きから始めますか？

また、そのデータはエンディングに進む事ができます。

エンディングに進みますか？

↓１～３まで多数決　始めるor始めないorエンディング　同数の場合↓3を優先

785 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/08(木) 21:01:23.23 ID:YiAeNrQU0

始める

786 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/08(木) 21:04:20.73 ID:fGFTn+dSO

はめる。エンディングには！進まねぇ！ﾄﾞﾝｯ

787 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]：2012/11/08(木) 21:05:54.13 ID:rIOHw57mo

はじめる
エンディングは行かない

788 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 21:09:00.54 ID:uy5i0BEW0

始める２：始めない０：エンディング０：何をはめると言いますか？１

前回の続きから再開します。

４番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

４番のデータを再開します。

789 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 21:09:34.47 ID:uy5i0BEW0

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜　８/１（月）
□――――――――――□

貴方は外を走る車のエンジン音で目を覚ます。起き上がり、外を確認する。
雲が目立つが、晴れていた。日差しが絶えず襲ってくるよりはマシだろうか。

貴方はベッドを抜け出て、私服に着替えて、部屋を出る。

部屋を出た貴方を待っていたのは、眼鏡。

眼鏡「おはよう」

貴方「はい、おはようございます」

眼鏡「今日、学院に帰らないとね」

そう言えば、今日で一週間目。学院に帰らないといけない日だ。

眼鏡「なんだかんだで、一週間、早かったわ」

貴方「……そうですね」

貴方は眼鏡と一緒にいつもの行動を終えて、朝食を食べた。

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

眼鏡と一度別れ、部屋に戻った貴方は、椅子に腰かけて考える。

今日で、外出の期間は終了する。眼鏡の言葉通りこの一週間、早かったように思える。

学院の門限を守るとして、それならば、昼過ぎ位に家を出たら良いだろう。
今すぐ出発しても良いが、眼鏡の事を考えるとそれは止めておくべきか。
眼鏡だって、色々と準備が必要だろうし、屋敷の人間に挨拶だってしたいはずだ。

貴方はそもそも持ってきた荷物が少ない上に、対して中身の物を取り出したりしなかったから、準備の必要はないと思われる。
強いて言うなら、この家から必要な物を持っていくくらいか。……そんなもの、あっただろうか？
と言うか、今の貴方はつくづく暇と言える……？

貴方は

1、部屋で過ごす
2、部屋を出る
3、一応準備
4、自由行動

↓2

790 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/08(木) 21:10:42.24 ID:qEHGNTrfo

791 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/08(木) 21:11:02.12 ID:YiAeNrQU0

792 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/08(木) 21:11:34.75 ID:fGFTn+dSO

コーヒー淹れる道具類、豆一式持ってく。おとんに挨拶してく

793 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 21:13:38.86 ID:uy5i0BEW0

2、部屋を出る

貴方は部屋を出る事にした。

部屋を出た貴方は

1、客間に行く
2、サロンに行く
3、庭に行く
4、やっぱり部屋に戻る
5、自由行動

↓2

794 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/08(木) 21:15:17.83 ID:YiAeNrQU0

795 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/08(木) 21:18:52.39 ID:qEHGNTrfo

796 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 21:30:51.86 ID:uy5i0BEW0

2、サロンに行く

貴方はサロンに行く事にした。

□――――――――□
｜貴方の家・サロン,｜
□――――――――□

覗いてみる限り、サロンには誰もいないようだ。
まあ、元より応接室の意味を持つこの部屋だ。寛ぐ為の部屋では無い為、誰もいないのは当然と言える。
一応、この家での役割としては談話室なのだが、今の時間だと、使用人たちは仕事の最中だ。

しかしながら、余所の者を招き入れる場所であるからか、広くも清潔に保たれ、何より余計な物が一つも無い。
それは貴方の部屋も同じなのだが……貴方の部屋は殺風景で、こちらは事務的と言う感じ。
何より、環境のおかげだろうか、寛ぎ易いのだ。
今日は来客の予定は無さそうだし……別にここで過ごしても構わないだろう。

貴方はのんびり、たまに来る使用人と軽い会話をしつつそこで過ごした。

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

昼食を食べて、部屋に戻った貴方は、椅子に腰かけて考える。

予定としては、昼食後に学院に帰る事になっている。
とは言え、今すぐ帰らなければならないわけではない。
もう少しここにいて、それから学院に帰っても良いだろう。
危ない時間になってきたならば、どんな作業の途中でもほったらかして帰るつもりで。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、部屋を出る
3、帰る
4、自由行動

↓2

797 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/08(木) 21:32:44.10 ID:YiAeNrQU0

798 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/08(木) 21:34:28.72 ID:fGFTn+dSO

>>792

799 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 21:48:56.03 ID:uy5i0BEW0

4、自由行動「>>792」＝「コーヒー淹れる道具類、豆一式持ってく。おとんに挨拶してく」

せっかくなので、貴方はコーヒーを淹れる為の道具一式と、コーヒー豆それぞれを持っていく事にした。
思えば、貴方はコーヒーが好きであるが、学院にそれらの道具を持ってきていなかった。
「死ぬほどコーヒーが好き」を自称する人間として、それはどうなのだろう。
ジャンキーと言うほどでは無いので、必要無いと言えば必要無いが、持って行って悪い事は無い。
……眼鏡には出せないから、別の物を用意する必要があるが。

貴方は早速厨房に赴き、コーヒーを淹れる道具一式と、様々な種類のコーヒー豆を頂く事にした。

厨房から部屋に戻る途中、貴方は、父親と会った。
たった今帰って来たのだろうか。先ほどまではいなかった事を考えると、そうなのだろう。
せっかくなので、ついでに挨拶していく事にした。どうせ、学院ではこちらから電話する事もないだろう。

貴方「お帰りなさい、お父様」

父「ああ。……それは何だ」

貴方「学院に持っていくのです。まだ、揃えていなかったので」

父「そうか」

貴方「今日、僕は学院に戻ります」

父「そうか。気を付けろ」

貴方「はい」

とても親子の会話とは思えない、淡白な言葉の交換。
貴方とあの人では、これで十分だ。今までこれだったのだから、これからもこれで十分。

貴方は父親と別れ、部屋に戻った。

□――――――――――□
｜貴方の家・貴方の部屋｜
□――――――――――□

部屋に戻った貴方は、拝借した道具をトランクケースに詰め込みつつ、考える。

時間にはまだ余裕があるが、さて、どうするか。
眼鏡も準備が終わっただろうし、この時間からだったら、学院に戻ろうと言っても大丈夫か。
時間を逆算すると……17：00くらいまでは、家にいられるはずだ。
それまで、外を歩いても良いし、家で過ごしても良い。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、部屋を出る
3、学院に戻る
4、自由行動

↓2

800 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/08(木) 21:50:17.73 ID:YiAeNrQU0

トランプなども持って行く

801 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/08(木) 21:53:59.52 ID:qEHGNTrfo

↑＋秘蔵のレトロゲーも

802 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 22:05:06.63 ID:uy5i0BEW0

4、自由行動「トランプなども持っていく＋秘蔵のレトロゲーも」

貴方は今後の学院生活も考えて、トランプなどのパーティーゲームを持っていく事にした。
ついでに、貴方秘蔵のレトロゲーの数々も。

トランプなどは、昔、妹と一緒に遊んだ物があるはずだ。
たしか、あの子が気に入っていた物以外は、まだ家のどこかにある。
トランクケースの大きさから考えて、ボードゲーム等は持ち出せないだろうが、トランプくらいなら、ポケットにでも突っ込める。

その他には、レトロゲーム部活動に向けての、別のゲームの調達か。
レトロゲーム部活動の為に一度それなりのゲームを送ってきて貰ったものの、貴方がお気に入りとするゲームは無かった。
……まあ、貴方が隠すように保管していたのが悪いと言えば悪いのだが。

思い立ったがなんとやら、貴方は家の中を隈なく探した。

思ったより手間取ったが、なんとか、目的の物の入手に成功した。

それら全部をトランクケースに詰め込むと……ちょっと、はみ出しかけた。
パズルゲームの如く組み立て直し、なんとか収納に成功したが……あと小物が一つ入るか、と言う感じか。
なんだか、意味も無く荷物が増えてしまった。
貴方が普段外出用に使うバッグを持ってこなくて良かったとつくづく思う。

さて、時間をみると……もう、16：00過ぎ。
そろそろ、眼鏡に声をかけておいた方が良いか。
それとも、もう学院に戻ってしまうか？　予想外の出来事も想定して、余裕のある行動をしても、無駄では無いと思われる。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、部屋を出る
3、学院に戻る
4、自由行動

↓2

803 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/08(木) 22:06:03.23 ID:YiAeNrQU0

804 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/08(木) 22:06:35.52 ID:qEHGNTrfo

805 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 22:19:44.61 ID:uy5i0BEW0

3、学院に戻る

考えた結果、貴方は学院に戻る事にした。
トランクケースは後で取りに行くとして、眼鏡に声をかけて、使用人の誰かに伝えて……。

思ったより、早めに行動しようとして良かったかもしれない……。

玄関には、貴方と眼鏡、見送りに来た使用人男と、茶々を入れに来たと思われる使用人女。
父は見送りに来なかったが……来られたら、それはそれで貴方が困っただろう。

使用人男「それでは――様、眼鏡様、お気をつけて……」

貴方「うん。じゃあ、みんなも元気で」

使用人女「眼鏡様。また、会いましょうね。次に会えるのは、冬ですかね？」

眼鏡「そうでしょうね。その時までに、首にならないよう頑張ってください」

使用人女「うへへ……頑張ります。あ、眼鏡様耳貸してくれます？」

使用人女に言われ、眼鏡は、そっと顔を近づける。
変な事を吹き込んでいないか貴方が心配する外で、使用人女の耳打ちに、眼鏡は、小さく笑った。

眼鏡「……うん。参考にさせてもらいます」

使用人女「私も頑張りますから、眼鏡様も頑張ってくださいね」

一体何を言われたのか、気になる所だが……聞かない方が良いか。

それにしても、女性同士と言う事もあるのだろうか、たった一週間の間に、本当に仲良くなった。
眼鏡の過去から考えると、女性を信用する事は大層珍しい事なのではないか？
それなのに、貴方よりも易々と仲良くなって……本当に嫉妬してしまう。

まあ、使用人女の明け透けな所は、貴方も嫌いでは無い。
腹に何を抱えていようが、何でもかんでも吐きだしやがるのだ、あの人。

貴方「では、行ってきます」

使用人男「行ってらっしゃいませ、――様」

使用人女「行ってらっしゃいませ、坊っちゃん」

貴方「はい。……行きましょう、眼鏡さん」

貴方と眼鏡は、貴方の家を後にした。

806 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 22:27:16.31 ID:uy5i0BEW0

貴方と眼鏡は、電車の中で揺られていた。
吐き気を催すようで、心地良いようで、微妙な感じが気持ち悪い。

そんな中、眼鏡は貴方に話しかけてきた。

眼鏡「ねえ、――さん」

貴方「はい。なんですか、眼鏡さん」

眼鏡「良い人たちだったわ、貴方の家の人」

貴方「そう思ってくれたのなら、良かったです」

そこで、話は一旦終わる。

また、貴方と眼鏡は電車に揺られる。
と、不意に、貴方の手に触れる暖かく細い何か。
何か、と言うか、眼鏡の手だった。

ふいっと、そっぽを向きながらも、貴方の手を探し、触れようとした眼鏡。
良く見ると、どことなく、眼鏡の顔は照れているように見えなくもない。

貴方は

1、自由行動
2、何もしない

↓2

807 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/08(木) 22:28:16.39 ID:YiAeNrQU0

手を握る

808 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/08(木) 22:28:23.74 ID:fGFTn+dSO

眼鏡の手を握って、こっち向かせて深いキス

809 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 22:40:51.35 ID:uy5i0BEW0

1、自由行動「眼鏡の手を握って、こっち向かせて深いキス」

貴方は、答えるように、眼鏡の手を握った。
眼鏡の手は、ぴくりと反応して、しかし、落ち着くように力を抜いた。

……今なら、人の目は少ないし、行けるだろうか。

貴方「眼鏡さん」

眼鏡「なに？」

貴方「ちょっと、こっち向いてください」

眼鏡「ん……？」

眼鏡が振り向いたその瞬間に、貴方は、一思いに眼鏡の唇を頂いた。
今、眼鏡がどんな顔をしているか。貴方は目を瞑っているが、想像するのは難しくない。

恐らく、驚いた顔をしただろう。だが、周囲に人がいない事を確認して、そして眼鏡の顔は、蕩けた。
だから、貴方を受け入れる姿勢を整えた眼鏡は薄く口を開き、貴方の舌を誘惑する。
その誘いに、貴方は容易く乗ってやった。

眼鏡「んふっ……ちゅ、ん」

最初は、ただ、キスをしようと思っただけだ。……いや、まあ、こう言うキスの事を言うのだが。
だけど、これは、貴方の想定していた物よりも、激しい。
貴方にその意思が無いと言う事は、これは、眼鏡の仕業だ。

なら、止めたら良いじゃないかと、自分でも思う。
だけど自分からやっておいて、自分から降りるなんて、男と言う生き物がすたる。
そして何より、気持ち良くて、止められないのだ。その時点で、男もクソも無い。

眼鏡「ふ、う……」

一度、眼鏡は口を離す。名残り惜しいが、望むのなら、仕方が無い。

眼鏡「続きは、戻ってから」

顔を赤らめ、いやらしく息をして、眼鏡は、貴方の口に人差し指を当てて、そう言った。
……貴方は、犬か。

貴方「……はい」

犬、で、いい。
いや、違うのだ、ここは飽くまで公共の場であるからで、あと周囲の目があるからで。
だから、今はやめるだけなのだ。

一人そんな言い訳しつつ、貴方は電車に揺られた。

810 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 22:51:55.19 ID:uy5i0BEW0

□―――――'□
｜街・学院前｜
□,―――――□

眼鏡「……戻ってきたわね」

貴方「そうですね」

時間は、18：00ちょっと過ぎ。凡そ、予定通りである。

眼鏡「じゃあ、あの……」

眼鏡は、少し言い淀んで。

眼鏡「後で、部屋で……」

ぼそっとそう言って、眼鏡は、先に行ってしまった。

……貴方も、少し遅れて寮に戻った。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

一週間。たったそれだけで、何故か、懐かしく思える。
同時に、やっぱりここは、貴方の家では無い事を思い知らされる。
なんだかんだで、帰る家は、あそこなのだ。

感慨深い何かを感じつつ、貴方は部屋の窓を閉めて、トランクケースの中身を崩す。
色々と持ってきたから、しまう場所とかを考えなければなるまい。
だが、これで貴方の部屋にはまた色々と物が増えた。
……学生生活とは、こうも物が増えるものなのだろうか。

811 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 22:58:10.94 ID:uy5i0BEW0

荷物を纏め終えて、トランクケースもしまった貴方は、椅子に座って一息吐く。
持ってきたゲームの類は暇な時に部室に持って行くとして、コーヒーの道具と豆はお勝手代わりのあそこに置いて……。

そんな事を考えていた時、貴方の部屋の扉が軽くノックされる。

この音は、さっきの話と照らし合わせて、眼鏡だろう。
貴方は急いで立ち上がり、部屋の扉を開ける。

そこにいたのは、やっぱり眼鏡。ただ、様子がおかしい。
何がおかしいと、具体的には言えないが……おかしい。
貴方がどうしたのか、尋ねようとした時、眼鏡は、そっと貴方の首元に手を伸ばす。

眼鏡「そろそろ夕食の時間だけど、ご飯にする？　お風呂にする？」

言いながら、眼鏡はつつーと、貴方の首筋をなぞる。

眼鏡「それとも……私？」

……家を出る前、使用人女に言われていたのは、これか？
いや、この行動は、貴方のキスの所為だろうから、違うと思われる。
なら……これは、眼鏡が自分で考えた誘惑行為か。

貴方は

1、ご飯
2、お風呂
3、眼鏡
4、自由行動

↓2

812 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/08(木) 22:59:01.12 ID:YiAeNrQU0

813 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/08(木) 22:59:48.91 ID:fGFTn+dSO

じゃあ、お風呂で眼鏡を頂きます

814 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 23:12:12.44 ID:uy5i0BEW0

一つ聞きますが……入浴シーン、ほしいですか？
いやまあ、そんなの欲しいって言うに決まってますが、一応。

815 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/08(木) 23:14:33.29 ID:YiAeNrQU0

欲しい

816 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/08(木) 23:14:58.67 ID:vYLTKU0fo

欲しい

817 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 23:16:01.55 ID:uy5i0BEW0

ジョセフのアレですね。「次にお前は～～～と言うッ！」みたいな。分かりました、やります。

818 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 23:17:51.27 ID:uy5i0BEW0

4、自由行動「じゃあ、お風呂で眼鏡を頂きます」

なら、貴方は、貴方に攻めさせてもらおう。例えば。

貴方「じゃあ、お風呂で眼鏡さんを頂きます」

と、にっこり笑いながら言ってみるとか。

眼鏡「……貪欲」

言いながら、眼鏡は嬉しそうに、にやりと笑った。
彼女がもっと大胆で、狡猾で、いやらしい女だったなら、舌舐めずりをするのではないかと思うほどに。

眼鏡「一つ、約束してもらっていい？」

貴方「どうぞ」

眼鏡「……エッチは、まだ、駄目よ？」

……それは、保証はできない。だけど、守らなかったら……どうなるだろう。
その時、たとえば、一線を踏み越えて、彼女が体に子を宿すとする。
貴方と眼鏡、二人して退学か。その後の未来は考えても、明るいようには思えない。

眼鏡の言い付けは、守っておいた方が、良さそうか。
ただ、貴方の意志でどれだけ欲望を抑えつけられるか、実際にならないとまるで分からない。

貴方「が、頑張ります」

だから、貴方は張り切りつつ、そう答えた。単純に、ヘタレである。

眼鏡「ん」

眼鏡は鳴くように言って、貴方の部屋に入った。

819 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 23:25:16.71 ID:uy5i0BEW0

貴方の部屋の浴室にて、貴方は待機していた。
眼鏡の言い付けとして、眼鏡の着替えは覗かず、腰にはタオルを巻く事。
貴方はそれをしっかり順守し、今か今かと風呂場を温めつつ待機していたのだ。

そして、時は来た。浴室の戸が、ゆっくり、開かれる。鏡越しに、貴方はそれを見ていた。
入ってきたのは、バスタオルで体の前面を隠した、眼鏡。
メガネを外した彼女が照れている顔と言うのは、思えば見た事が無い。その所為か、新鮮に見える。

眼鏡「……お待たせ」

貴方「は、はい」

眼鏡「……こっち、向かないの？」

貴方「向いて、良いんですか？」

眼鏡「うん……良いよ」

貴方は、口に溜まった唾を飲み込み、気を落ちつけてから、眼鏡に向き直る。

眼鏡「う……」

ただ、やっぱり眼鏡も恥ずかしいのは抑えられないようで、バスタオルで更に体を隠すように、体を小さくした。
その姿はいじらしくて、困る事に、逆にいやらしい。

眼鏡「……もう」

これは、一体、どうしたら良いのだろう。

とりあえず、貴方は

1、自由行動
2、体を流そう

↓2

820 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/08(木) 23:26:10.28 ID:qEHGNTrfo

821 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/08(木) 23:26:11.59 ID:YiAeNrQU0

眼鏡の体を洗う

822 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/08(木) 23:26:13.70 ID:vYLTKU0fo

この前の胸を弄られた事について。主に技術的な意味で

823 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 23:40:38.42 ID:uy5i0BEW0

1、自由行動「眼鏡の体を洗う」

貴方は、眼鏡の体を洗う事にした。

貴方「……体、洗います。こっちに来てください」

眼鏡「……ん」

眼鏡は、飽くまで体をバスタオルで隠しつつ、貴方と場所を入れ替える。貴方が眼鏡の背中を流す並びだ。
自分で体を洗うと、バスタオルを手放す事になる。結果、眼鏡の裸体は貴方に晒されるのだ。
そうなるくらいなら、貴方に洗うのを任せた方が良いと、判断したのだろう。

貴方は体を洗うタオルに、ちょろっとボディーソープを垂らし、よく泡立てる。

貴方「い、いきます」

眼鏡「ん……」

眼鏡の返事も得たところで、貴方は、そっと、眼鏡の背中に泡の塊をひっ付けた。

眼鏡「んっ」

ぴくんと、眼鏡は体をよじらせる。貴方は構わず、眼鏡の背中を優しく擦り、泡まみれにしてやった。
その最中、貴方は思う。柔らかい。あと、皮膚の上から分かるくらい、薄い。
これが、女の子の肌らしい。貴方も大差無いとは言え、他人のを見ると、それが良く分かる。

……それと、小さい。小さく、感じる。
この身体で、一体、何を耐えてきたのか。貴方に想像できるはずもない。
ただ、一枚服の下の姿は、これほどまでに小さい。それだけで、彼女の人生は、あまりにも過酷であった事が分かる。

貴方が守ってやるべきか、彼女を、支えるべきか。
ふと、そんな事を考える。

背中を十分に擦ってやったので、貴方は

1、次は前だ
2、次は自分だ
3、自由行動

↓2

824 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/08(木) 23:42:32.12 ID:YiAeNrQU0

825 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/08(木) 23:42:44.39 ID:vYLTKU0fo

前はどうします？

826 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/08(木) 23:48:28.16 ID:uy5i0BEW0

3、自由行動「前はどうします？」

貴方「前は、どうします？」

貴方は、タオルを揉んで泡立てつつ、眼鏡に尋ねる。
勝手にそこに手を伸ばしたら、流石に怒られるだろう。いくら貴方でも、無断でそれをするほどバカではない。

眼鏡「自分で」

と、そこで、眼鏡は言葉を切った。何かあったのだろうかと眼鏡を見るが、特に異変は見られない。
どうしたらいいのか分からないので、とりあえず貴方は、タオルを揉んで泡立てる。

眼鏡「……私が――さんを洗ってあげるから、――さんが私を、洗って？」

鏡越しに、眼鏡は、そう言った。

貴方は

1、自分は自分で洗う
2、自分は自分で洗うが、洗わせてもらう
3、自分で洗ってもらう
4、自由行動

↓2

827 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/08(木) 23:49:32.92 ID:YiAeNrQU0

眼鏡の言う通りに

828 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/08(木) 23:49:43.88 ID:qEHGNTrfo

↑

829 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/08(木) 23:50:02.20 ID:fGFTn+dSO

じゃあ、お互いがお互いを手で、全身くまなく洗いましょう

830 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 00:04:11.25 ID:N/e4ul+Q0

4、自由行動「眼鏡の言う通りに」

貴方「……分かりました」

貴方は眼鏡の言う通りに、眼鏡の体を余すことなく洗う事にした。

もしゅもしゅとタオルを揉みつつ、泡まみれのそれを、眼鏡の体の前に回す。
緊張すると、覚悟と手が鈍る。貴方は余計な事を考える前に、ひと思いに、眼鏡の体を擦った。

眼鏡「あっ」

途端に、眼鏡の口から零れる甘い声。

反応してはいけない。貴方は無心で、眼鏡の体を擦り続ける。

眼鏡「そ、こ……やあ……」

眼鏡「だめ、もう少し、優しくしてっ……」

言われたので、貴方は、ゆっくり手を動かした。

眼鏡「んっ……は、あ……。ね、え……わざと……？」

貴方「な、何が、ですか？」

眼鏡「……そこ、私の胸よ」

貴方「し、知ってます……」

しかし、こうしなければ、眼鏡の体を洗えないのだ。仕方が無い事なのだ。
そう言い訳しつつ、貴方は未だ、眼鏡の体を洗う。

眼鏡「いつまで、同じところっ……はうっ」

ここはもう十分らしいので、貴方は、下半身に移った。
大腿部を始めとして、膝、ふくらはぎ。一旦こっちを向かせて、両足の甲と裏、指の間。
全部を、言うなれば奉仕するように、或いは舐め回す代わりにするように、擦り尽くした。

そして……ここも、やるのだろうか。

眼鏡「……没収」

と、貴方の視線がその部分に釘付けになっている事に気付いたらしい眼鏡が、貴方の手から泡だらけのスポンジを引っ手繰った。

眼鏡「もう、駄目」

見ると、眼鏡の顔は、ものすごく恥ずかしそうに、紅潮していた。
浴場だから、と言う理由では、ここまで赤くなったりしない。
貴方の、所為か？

眼鏡「次、私」

貴方「……優しくしてください」

眼鏡「やだ」

831 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 00:17:27.03 ID:N/e4ul+Q0

眼鏡に背中を向けて、貴方は、半ば覚悟しつつ、半ば期待しつつ、眼鏡の手を待った。
泡立ったタオルを揉む音が止むと、ひたりと、貴方の背中に生温かい物が付く。
それが、少し強く、しかし丁寧に、貴方の背中を上に下にと往復する。

言うなれば、痒い所に手が届く状態か。隅から隅まで、貴方の背中は、眼鏡の手によって洗われて行く。

貴方「上手ですね」

眼鏡「ありがと」

そして次に、眼鏡は貴方の腕を擦る。ここもまた強めに、しかし優しく、擦り続ける。
もう片方の腕も同じようにして、次に脇と、脇腹。くすぐったかったが我慢して、貴方はふうと息を吐く。
いよいよ前かと身構える前に、眼鏡の手が、貴方の脇腹から生え出て、貴方の胸を鷲掴みにした。

貴方「なっ」

次に、もう片方の手が、同じように生え出て、貴方の胸元に当てられる。
理解するのが早かったのか、遅かったのか、眼鏡は、もしや、貴方を恨んでいたのでは？

眼鏡「私が我慢したんだから、できるわね？」

それは質問では無く、命令だった。
加えて言うのなら、貴方の返事を聞く前に、眼鏡は行動を開始した。

タオルの上から、貴方の胸を揉む。タオルを持っていない手は、直に揉む。

貴方「あっ、ちょっと、私、そう言う趣味は」

貴方「やっ、あ、くすぐったい。ま、待って、待ってくださ」

貴方「あっ……や、ちが、これは、そう言うのじゃ……あうっ」

貴方「だ、だめ、そこ、そこはまだだめです……」

貴方「いやああああああ…………あんっ」

貴方は、語ると貴方が涙なさんざんな目にあった。
これが貴方に対する報復なのか、正しい値なのかと言われたら……正直、頷けるだろう。
前向きに考えるとするなら、眼鏡のおかげで、貴方は綺麗になった……。

832 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 00:27:04.71 ID:N/e4ul+Q0

体に付いた泡を流し、頭も洗った貴方と眼鏡は、一緒に浴槽に入る事にした。
浴槽の大きさの関係で、膝を抱える感じで、向き合わなければ入れないが……。
眼鏡は変わらずバスタオルを付けているし、貴方も腰にタオルを巻いたままだ。
だから、大丈夫と言えば、大丈夫。

眼鏡「……あったかい」

貴方「そーですねえ……」

一日の疲れを、ざっと洗い流してくれるようだ。
……まあ、貴方の疲れは、大体がさっきの行動によって発生した物なのだが。

眼鏡「……さっきは、ごめんなさい」

貴方「いいですよ……大丈夫です」

さっきのは、貴方も悪いと言えば悪いので、お互い様と言う事にしておく。
と言うか、思い出したくも無いので、できれば触って欲しくない。

眼鏡「……――さん」

貴方「はい」

眼鏡「私、眼鏡は、病める時も健やかなる時も、夫――を愛する事を誓います」

眼鏡「……結婚、してください」

貴方は

1、自由行動

↓2

833 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 00:28:30.35 ID:Dya3r5fF0

喜んでと言って抱きしめる

834 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 00:35:52.75 ID:qnEcsgxSO

喜んで。私、＿＿も、病める時も健やかなる時も、例え死を迎えても、妻、眼鏡さんを永遠に愛する事を誓います。

835 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 00:45:25.43 ID:N/e4ul+Q0

1、自由行動「喜んで。私、＿＿も、病める時も健やかなる時も、例え死を迎えても、妻、眼鏡さんを永遠に愛する事を誓います。」

貴方「喜んで」

貴方は間髪入れずに、答えた。
何を迷う必要がある。貴方は既に眼鏡を愛している。眼鏡は貴方を愛していると言う。
なら、貴方が帰すべき答えは殆ど一つではないか。

……強いて、付け足すとするのなら。

貴方「私、――も、病める時も健やかなる時も、例え死を迎えても」

貴方「妻、眼鏡さんを永遠に愛する事を誓います」

一緒の墓に入ると言った事と合わせて、こう言うのが正しいか。

貴方が返した宣誓に、眼鏡は、微笑みながら、涙を流した。

眼鏡「嬉しい、です」

言いながら、眼鏡は涙を拭う。ただ、既に濡れている手でそうしても、拭えているのかどうか、分からない。
それでも、眼鏡は両目の涙を拭って、一度深呼吸して。

そして、少し身を乗り出して、目を閉じた。
指輪交換は無いが、宣誓の後と言えば、キスと言う事か。

貴方は

1、キス
2、自由行動

↓1

836 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 00:46:30.41 ID:Dya3r5fF0

837 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 00:58:12.10 ID:N/e4ul+Q0

1、キス

貴方は体勢を変えて、眼鏡と同じように体を寄せて、そっと、キスをした。

電車の中でやったようなキスでは無い。ただ、唇を重ねただけの行為。
だけど、今、眼鏡が求めているのは、こう言うものだろう。

……そんなキスを、一体貴方は、どれだけやったのだろうか。
十秒、二十秒、その程度で済めば良いくらいだ。或いは、ほんの一瞬だったのかもしれない。
それだけは無いと言うのは分かるが……どんなに長くても、一瞬のように感じられた。

貴方は唇を離して、眼鏡と見つめ合う。
また、眼鏡の目から涙がこぼれた。

眼鏡「……えへへ。また、泣いちゃった」

眼鏡「ごめんなさい。嬉しくて……つい……」

貴方「……嬉しい涙なら、いくらだって、流しても良いと思います」

眼鏡「……うん」

貴方は、眼鏡と一緒にお風呂に入った。

風呂から上がり、着替えた貴方は、同じく着替えた眼鏡を見送っていた。
風呂に入っていた時間は思ったよりも長かったらしく、夕食の時間は終了していた。
ただ、そんな物どうでもいいくらい、得難い物を得られた。夕食くらいじゃ、何食分積んでも手に入れられない。

貴方「では、また明日」

眼鏡「うん。おやすみ」

眼鏡「……アナタ」

恥ずかしそうに顔を伏せつつ、眼鏡は、言った。

眼鏡を見送った貴方は、ベッドに向かい、倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

838 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 00:59:41.88 ID:N/e4ul+Q0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/28・木）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/29・金）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/30・土）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/31・日）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/22・金）

↓2

839 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 01:00:35.49 ID:Dya3r5fF0

840 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 01:02:11.60 ID:ZI061MENo

841 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 01:04:40.43 ID:N/e4ul+Q0

１番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

842 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/09(金) 01:08:29.48 ID:N/e4ul+Q0

お疲れさまでした。

あれですね。このスレ、一日と同じです。
スレの始めは穏やかで、だんだんと時が進み日が落ちる（＝スレが進む）と、ピンクタイムに入ります。
時々、昼からやらかす時もありますが……。

あと、エロゲーじゃないからそういう表現はしないと言ったのに、この体たらくです。
もう、解禁しちゃえば良いじゃんってシステムさんでも思います。やりませんがね！

さて次の再開ですが11月９日の21：00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

843 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 01:09:59.23 ID:zEHsOcEjo

乙テム

844 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/09(金) 19:37:54.16 ID:N/e4ul+Q0

こんばんは、システムさんです。
システムさん的には、エンディングに進めるようになったら、あっさりエンディングに進むものと思っていました。
このスレの内に一週目は終わるかな、なんて思ったりしたのですが、とんだ見当違いです。
それとも、とりあえずは最後までやりたいって言う気持ちがあるのでしょうかね。下見や様子見の意味で。

845 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 20:11:44.31 ID:3MyKV8FGo

眼鏡派だけが残ってるんだよきっと

846 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 20:13:54.52 ID:zEHsOcEjo

そもそも>>1が眼鏡大プッシュだったことを忘れてはいけない

847 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 20:16:05.10 ID:ZI061MENo

正直こういうのでそういう一人のキャラだけ贔屓するとかはやめて欲しい
まあ、次の周回からでいいけど

848 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/09(金) 20:36:07.37 ID:N/e4ul+Q0

>>846
眼鏡ちゃん大プッシュなのはシステムさんで、真の>>1たるゲームマスターは会長プッシュです。

>>847
ふへへ……システムさんは贔屓は大好きですが、可愛い女の子はもっと好きです。
女の子を可愛くするためなら、システムさんはどのキャラでも尽力しますよ。
まあ、何を可愛く感じるかは人によってまちまちなので、システムさんは本当にキャラに合った可愛さを押し出すだけですね。

みなさまが付き合ってくれる限りシステムさんは頑張るので、エンディングに進まない事に文句はありませんけどね。
さてそんな愚痴はポイして直後のレスで天気判定

849 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 20:36:27.49 ID:eTj38WR4o

ほい

850 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 21:00:39.29 ID:N/e4ul+Q0

851 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 21:01:28.70 ID:tTFGu9Ef0

始める
進まない

852 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 21:12:35.79 ID:N/e4ul+Q0

10分経過したので経過時点の状態で集計します。

始める１：始めない０：エンディング０

前回の続きから再開します。

１番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

１番のデータを再開します。

853 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 21:13:12.40 ID:N/e4ul+Q0

□―――――□
｜貴方の部屋｜　８/２（火）
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は寝惚けたまま起き上がり、周囲を見る。

……ああ、そうか。学院に戻ってきたのか。
あなたは改めてそれを認識して、あと、うるさい目覚ましを止めてベッドを抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの作業を終えた貴方は、食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・階段｜
□,――――――――――□

食堂に向かう途中の階段で、貴方は眼鏡と合流した。
ただ、普段と比べて、なんと言うか……しおらしいと言うのが正しいか。

眼鏡「おはよう。――さん」

貴方に近寄り、でも、やっぱりいつも通りに眼鏡は挨拶した。
貴方の気のせいだったのだろうか。まあ、そうだろう。

貴方「はい、おはようございます」

もし、眼鏡に何らかの変化があったとして、だからと言って貴方に何だと言うのだ。
その内に、じっくり気付いてやればいい。慌てるのはただの間抜けか。
今はあまり深く考えず、貴方は眼鏡と一緒に食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

食堂が何やら騒がしい。いつもの喧騒とは違い、なにやら不穏な空気だ。
雰囲気としては、葬式の遺産相続の話し合いの場に近いか。
……どんな雰囲気かはさておき、一体何があっただろう……？

もしかしたら、盗み聞きができるだろうか。

直後のレスのコンマで判定。
3456789で失敗。120で……。

854 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 21:13:39.27 ID:eTj38WR4o

ほい

855 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 21:15:56.96 ID:N/e4ul+Q0

コンマ「7」

貴方は聞き耳を立ててみたが、喧騒に掻き消されて、よく聞こえなかった。
ただ、食堂の生徒たちはある一定の話題をしている事は分かった。
……まあ、話の本筋は全く見えないままであるが、仕方が無い。

貴方は諦めて、眼鏡と一緒に朝食を食べる事にした。

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

856 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 21:16:49.99 ID:tTFGu9Ef0

857 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 21:21:17.29 ID:eTj38WR4o

ちょっぴり懐かしい感じですね

858 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 21:33:15.29 ID:N/e4ul+Q0

1、自由行動「ちょっぴり懐かしい感じですね」

貴方「ちょっぴり、懐かしい感じですね」

ご飯を噛みながら、貴方はぽつりと言った。

眼鏡「懐かしいって、学院が？」

貴方「はい。この食堂の騒がしさと言うか、賑やかさと言うか」

貴方「たった一週間、離れていただけですが……懐かしく思えます」

貴方「戻ってきた、と言う感じがします……」

眼鏡「……私は、あまり分からない感覚ね」

そうだろう。貴方が感じている懐かしさの理由は、貴方がここに馴染んでいると言う事だ。
馴染んだ、と言うより、「貴方」がより形成された場所、と言うのが良いのだろうか。

「貴方」と言う人間は、この学院に来て改めて生きる事を始めたと言っても良い。
空っぽな心が、満たされつつある。だから、ここに情を持つ。
状態としては、この学院が第二の生まれた場所、故郷なのだ。

懐かしさの理由は、たぶん、それ。

それを持つ事ができたのは……眼鏡のおかげなのだろうか。

貴方「家は、静かすぎました」

眼鏡「そう？　結構、騒がしかったと思うけど」

そんな話をしながら、貴方は眼鏡と一緒に朝食を食べた。

859 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 21:37:49.45 ID:N/e4ul+Q0

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

眼鏡と別れ、部屋に戻った貴方は、椅子に座って考える。

さて……やる事が無くなった。宿題が終わった事で、義務としてやるべき事が無くなってしまった。
これから、何をしたら良いものか。

せっかくの夏休みだし、どこかに出かける予定でも立てるのはどうだろうか。
今度は、本格的な海水浴に行くとか。場所はあの穴場の海でも良いし、別の場所でも良い。
問題としては水着の調達だが、まあ、どうにでもしよう。
宿題と言うしがらみから解放された貴方は、本格的に、自由なのだ。

まあ、今すぐ急いでやる事でもない。夏休みを満喫するために忙しくなっては、本末転倒と言ってもいい。
ゆっくりのんびり、過ごすのも悪くはないだろう。
今日は晴れだし、久々の学院を、懐かしみつつ散歩しても良いか。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、寮の外に出る
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、自由行動

↓2

860 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 21:39:14.61 ID:tTFGu9Ef0

861 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 21:44:29.67 ID:eTj38WR4o

862 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 21:45:46.82 ID:N/e4ul+Q0

863 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 21:46:40.67 ID:tTFGu9Ef0

864 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 21:47:19.61 ID:eTj38WR4o

865 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 21:57:45.40 ID:N/e4ul+Q0

5、噴水に行く

貴方は噴水に行く事にした。

□――――――――□
｜学院敷地内・噴水｜
□――――――――□

貴方が噴水に着いた時、そこには二つの人影があった。
片方は先生１、もう片方は、先生２。なんの変哲も無さそうで、貴方にとっては珍しい組み合わせだ。
だが、その雰囲気は重く、近寄りがたい。他に誰もいないのは二人の所為なのだろうか。

先生１「……いつまで悩んでんのさ」

遠くを見ながら、先生１は先生２に、気だるそうに言った。
先生２は、両手で顔を覆いつつ、俯いて、何も言わない。

先生１「過ぎちゃった事は仕方ないよ。次からどうするか、じゃない」

珍しく前向きな事を言うが、それでも、先生２は何も言わない。
ただ、俯くだけ。

……何があったのだろうか。先生２が、なにかやらかしてしまったとか？
今まで見た事も無く、そして想像できないほど先生２はへこんでいる。
相当、拙い事をやってしまったらしいが……。

先生１「そりゃあさ、悪いよ、あんた。じゃあ、悪い悪いで、悲観していても始まらないわ」

先生１「慰めて欲しいなら、他所に行ってよ。そう言うの、面倒だから嫌よ」

どうやら、貴方が割って入って良い空気ではなさそうだが……。

貴方は

1、話しかける
2、放っておいた方がいいか
3、自由行動

↓1

866 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 21:58:26.80 ID:tTFGu9Ef0

867 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 22:07:04.93 ID:N/e4ul+Q0

2、放っておいた方が良いか

放っておいた方が良いか。

話しかけて良い雰囲気では無いのはもちろんだが、何より、先生２だ。
今、貴方が話しかけて、それで、どうあの人に接すれば良い。

そもそも、何があったのか貴方は分からないのだから、介入する余地はないのだ。
それでも突撃するなら先ず事情を知らなければならないが、どうやって知ったらいい。
本人に聞けばいいのか？　そんな事をしたら、一体、何をされるか分かったものではない。

心情的、被害的に考えて、触らない方が良い。
あの人のカウンセリングは、先生１に任せておくとしよう。

貴方は噴水での事を見なかった事にして、そそくさと部屋に戻った。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

部屋に戻った貴方は、お昼までそこで過ごした。

お昼になったので、貴方は食堂に行く事にした。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・階段｜
□,――――――――――□

朝だろうが昼だろうが、眼鏡は勿論、そこにいた。

三食ずっと、あそこで待つつもりなのだろうか。貴方が来なかったら、どうするつもりなのだろう。
そんな事を考えながら、貴方は眼鏡と一緒に食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

868 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 22:08:14.62 ID:tTFGu9Ef0

今度は水着を買って海に行きませんか

869 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]：2012/11/09(金) 22:15:51.67 ID:tyJzRC1/o

眼鏡の宿題の進捗状況を尋ねる

870 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 22:26:31.66 ID:N/e4ul+Q0

1、自由行動「眼鏡の宿題の進捗状況を尋ねる」

貴方「ところで、眼鏡さんは今、どれくらいまで宿題が進んでいますか？」

眼鏡「まだ、半分……って、これは前にも言ったじゃない」

そうだったか？　言われてみたら、一昨日辺りに一度尋ねた気がしないでもない。
貴方が勝手に宿題を終わらせて、怒られるか怒られないか、様子見にそんな事を聞いたような……。

眼鏡「まだまだ終わらないけど、夏休みは一杯あるし、焦らないわ」

眼鏡「夏休みが終わるまでには間に合うから、一週間か二週間は遊び倒しても平気だもの」

あっさりと、言ってくれる。
まあ、貴方も夏休みの宿題を、ほんの一週間ちょっとで終わらせてしまったから、人の事は言えないか。

眼鏡は、まだ夏休みの宿題を終わらせていないが、終わらせる目処は立っているらしい。
少し悪い気もするが、眼鏡の部屋に遊びに行ったり、眼鏡と一緒に遊びに出かけたりしても大丈夫と言う事か。
もっとも、眼鏡が宿題より貴方をとってくれたら、の話だが。

そんな話をしながら、貴方は眼鏡と一緒に昼食を食べた。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

眼鏡と別れ、部屋に戻った貴方は、椅子に座って考える。
さて、何をしようか。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、寮の外に出る
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、自由行動

↓2

871 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 22:27:38.18 ID:tTFGu9Ef0

872 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 22:29:15.36 ID:eTj38WR4o

873 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 22:33:38.52 ID:N/e4ul+Q0

1、部屋で過ごす

貴方は部屋で過ごす事にした。

する事も無いし、たまにはそうしても良いだろう。

気が付けば、夕食の時間だ。貴方は食堂に行く事にした。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

食堂に向かう途中の階段で、貴方はやっぱり眼鏡と会った。
もう驚くまい。貴方はなんて事無いように、眼鏡に話しかける。

貴方「眼鏡さん。こんばんは」

眼鏡「こんばんは。行きましょう」

貴方「はい」

もう、慣れた物である。既に仮ながら婚約を済ませた貴方と眼鏡にとって、この程度は障壁にもならず。
欲を言えば初々しさと言う物を失いたくはなかったが、慣れる事も大切である。

そんな事を考えながら、貴方は眼鏡と一緒に食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

874 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 22:34:51.33 ID:tTFGu9Ef0

875 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 22:37:12.53 ID:eTj38WR4o

料理の腕について

876 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 22:48:14.86 ID:N/e4ul+Q0

1、自由行動「料理の腕について」

貴方「眼鏡さんは、料理とかできますか？　腕の程とか……」

眼鏡「料理……あまり、自信は無いわね。家庭科の授業くらいでしか、やらないから」

まあ、普通の学生はそうだろう。
特に、こんな学院で過ごしていたら、料理の腕など付くはずもない。
なんたって、休日は三食、平日でも朝と夜があって、昼食は学食がある。

……改めて考えたならば、女性として、これほどまでに危険な領域は無いのではないだろうか。

眼鏡「掃除とか、選択は、普通くらいだと思うけど」

貴方「ああ……それは、生徒が自分でやらなければいけませんからね」

眼鏡「……あのね、――さん」

眼鏡「お味噌汁くらいは、美味しいのが作れるように頑張るから……」

気を使わせてしまったのだろうか。貴方の家では、別に料理を自作しなくても良いのだが……。
まあ、眼鏡がやりたいと言うのであれば、それで良いのだろう。
貴方も、眼鏡のお味噌汁は飲んでみたい。

貴方「はい。頑張ってください」

眼鏡「頑張る」

将来を、楽しみにしておこう。

そんな話をしながら、貴方は眼鏡と一緒に夕食を食べた。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

部屋に戻った貴方は、ベッドに腰掛けて考える。
さて、何をしよう。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、寮の外に出る
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2

877 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 22:49:40.13 ID:tTFGu9Ef0

878 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 22:50:26.52 ID:eTj38WR4o

879 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 22:52:12.63 ID:N/e4ul+Q0

2、寮の外に出る

貴方は寮の外に出る事にした。

夜風に当たると言うのも、なかなか乙なものではないだろうか。

□――――――――――□
｜学院敷地内・学生寮前｜
□――――――――――□

貴方は学院の敷地内であれば、どこにでも行く事ができる。

貴方は

1、校舎に行く
2、広場に行く
3、他の学生寮に行く
4、校舎裏に行く
5、噴水に行く
6、やっぱり部屋に戻る
7、自由行動

↓2

880 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 22:52:51.35 ID:eTj38WR4o

881 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 22:54:52.35 ID:tTFGu9Ef0

882 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 23:00:41.30 ID:N/e4ul+Q0

5、噴水に行く

貴方は噴水に行く事にした。

□――――――――□
｜学院敷地内・噴水｜
□――――――――□

貴方が噴水に着いた時、やはり、先生はそこにいた。
ただし、今は一人だ。

貴方「こんばんは、先生」

先生１「ん？　ああ、――さん。最近見なかったね」

貴方「はい。ちょっと、家に帰っていました」

先生１「そう。楽しかった？」

貴方「はい。良い気分転換になりました」

気分転換と言うか、身分転換と言うか。

先生１「そりゃ、良かったね……」

先生は、噴水の縁に腰掛けて、じっと校舎を見つめている。

今なら、昼の事を聞けるだろうか？
しかし、その件の中心は先生２だと思われる。その人に黙って、他人から話を聞いて、良いものか。

貴方は

1、尋ねる
2、とりあえず、噴水の縁に座る
3、帰ろう
4、自由行動

↓1

883 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 23:01:06.68 ID:eTj38WR4o

884 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 23:10:11.38 ID:N/e4ul+Q0

2、とりあえず、噴水の縁に座る

とりあえず、貴方は本来の目的である寛ぐ事を優先して、噴水の縁に座った。

流れる水の音を聞きながら、空を見上げる。
夏の夜風に吹かれながら、星を見る。
学院の街頭の明かりに掻き消されて、良く見えないが……美しいものだ。
ちらちらと瞬くあの星は、今この瞬間も生きているのだろうか。そんな事を考える。

先生１「――さんさあ」

貴方「はい」

先生１「頑張り過ぎちゃ、駄目よ。悪い事じゃないけど、駄目だよ」

先生１「たまには止まって、ゆっくりしたらいいよ。転んで怪我したら、大変だから」

……何の事だかさっぱり分からないが、こうして唐突に話しかけてきたのだから、大切な話なのだろう。

貴方「……分かりました」

先生１「今は分からないわ。憶えておきなさい」

貴方「分かりました」

先生１「面倒だから、愛しのハニーにも伝えておいてよ」

貴方「……分かりました」

愛しのハニーとは、眼鏡の事だろう。自分が受け持ったクラスの生徒なのだから、それくらいやれと言いたい。
まあ、貴方は眼鏡と一緒にいる事が多いので、手間を省いて効率を良くしたと言えば、その通り。
ただの横着も、やり方によっては認められると言う良い例である。絶対に、真似したくないが。

先生１「……大変よね、才能持ちは」

何の事かは分からないが、本当に分からないので、貴方は何も言わない事にした。

貴方はそんな話をしながら、噴水で寛いだ。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込む。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

885 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 23:11:26.57 ID:N/e4ul+Q0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（８/ １・月）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/29・金）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/30・土）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/31・日）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/22・金）

↓2

886 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 23:11:44.08 ID:tTFGu9Ef0

887 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 23:19:15.68 ID:ZI061MENo

４

888 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 23:20:48.70 ID:N/e4ul+Q0

４番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

ゲームを続行しますか？

続行するのならば、安価先のレスで天気判定を行います。

↓2

889 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 23:22:03.92 ID:tTFGu9Ef0

続行する

890 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 23:27:15.26 ID:ZI061MENo

ぞこう

891 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 23:28:44.06 ID:N/e4ul+Q0

いやー……↓2まで行くのに七分は、まあ、いつもの事とは言え続行するの厳しくないですかね。
まあ、安価まで届かず10分経過なんてザラですけど……。

892 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 23:30:27.78 ID:qnEcsgxSO

先生は中ニ病が再発したのだろうか

893 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 23:33:08.69 ID:N/e4ul+Q0

□―――――□
｜貴方の部屋｜　８/３（水）
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの作業を終えた貴方は、食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・階段｜
□,――――――――――□

食堂に向かう途中の階段で、貴方は眼鏡と合流した。

眼鏡「おはよう」

貴方「おはようございます、眼鏡さん」

挨拶をかわしたところで、貴方は昨夜の事を思い出す。

貴方「そうだ。先生から伝言です。頑張りすぎるのはだめ、だそうですよ」

眼鏡「……なに、それ？」

貴方「分かりませんが……大切な事だと思いますよ」

眼鏡「憶えておくわ」

そんな話をしながら、貴方は眼鏡と一緒に食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

894 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 23:33:48.07 ID:tTFGu9Ef0

895 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) ：2012/11/09(金) 23:34:25.43 ID:tyJzRC1/0

896 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 23:34:43.22 ID:eTj38WR4o

味噌の種類について語る

897 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 23:38:05.03 ID:N/e4ul+Q0

2、特にない

伝えるべき事はさっき話してしまったし、特に話す事はないだろう。

もしあったとしても、思いだした時に後で言えば良いだろう。

貴方は眼鏡と一緒に昼食を食べた。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

眼鏡と別れ、部屋に戻った貴方は、椅子に座って考える。

今日も今日とて、貴方は暇である。何をしたらいいのか分からないくらい、暇である。
散歩は……少しとは言え昨日やったし、部屋でのんびり過ごすのも昨日やったし……。

物足りないならもう一度寮の外に出ても良いし、部屋で過ごしても良いか。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、寮の外に出る
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、自由行動

↓2

898 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2012/11/09(金) 23:38:31.35 ID:zEHsOcEjo

899 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 23:38:34.44 ID:tTFGu9Ef0

900 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 23:42:51.67 ID:N/e4ul+Q0

1、部屋で過ごす

貴方は部屋で過ごす事にした。

思えば、こうして何かに追われる事もなくのんびり過ごすと言うのは、無かったかもしれない。
この夏休みの間は、ずっとそうしてゆっくり過ごすのも、悪くないかもしれない。
……適度に、外に出るのが前提だが。

昼食の時間になったので、貴方は食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

途中の階段で眼鏡と合流しつつ、貴方は眼鏡と一緒に食堂に到着する。

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

901 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 23:43:17.87 ID:zEHsOcEjo

902 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 23:44:09.18 ID:tTFGu9Ef0

今日も一緒に入ります？

903 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 23:44:21.67 ID:eTj38WR4o

今までに食べたパンの枚数

904 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 23:52:45.62 ID:N/e4ul+Q0

1、自由行動「今日も一緒に入ります？」

貴方「眼鏡さん、眼鏡さん」

眼鏡「ん？」

貴方「今日も一緒に入ります？」

眼鏡「なにに？」

貴方「お風呂に」

貴方がそう言った途端、眼鏡は静かに箸を置いた。
そして、ゆっくり貴方の方を向き、にっこりと笑って言った。

眼鏡「人がいるところで、そう言う事言うの、止めてくれる？」

慣れないくせににこにこと笑って、不気味さしか感じない。
そして、目が笑っていない。全然笑っていない。不気味である。
いや、そう言う顔を、作っているのだ。誤魔化しではなく、貴方を脅しているのだ。

不気味と不気味を掛けると、恐怖になるらしい。
とりあえず、貴方は何も言わずに、頷いておいた。

眼鏡「ありがとう」

眼鏡は首を戻し、箸を持って再び食事を始めた。

……恥ずかしがり屋である事は知っているが、そんなに嫌か。
まあ、ある種のプライベート情報である事から、別に変な事ではないが……。
人前でも、もう少し、貴方に甘えて欲しいと思う。

一緒に入るかどうかの答えは聞きそびれたが、たぶん、ノーだ。

貴方は内心がっくりしつつ、眼鏡と一緒に昼食を食べた。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

眼鏡と別れ、部屋に戻った貴方は、椅子に座って考える。
さて、何をしようか。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、寮の外に出る
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、自由行動

↓2

905 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 23:53:28.25 ID:eTj38WR4o

906 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 23:54:02.91 ID:tTFGu9Ef0

907 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/09(金) 23:55:39.24 ID:N/e4ul+Q0

3、他の人の部屋に行く

貴方は他の人の部屋に行く事にした。

どの人の部屋に行く？

1、眼鏡
2、鉢巻
3、不思議
4、愛
5、先輩

↓2

908 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 23:56:37.92 ID:eTj38WR4o

909 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/09(金) 23:56:45.17 ID:tTFGu9Ef0

910 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/09(金) 23:56:58.31 ID:qnEcsgxSO

しぇんぷぁい

911 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) ：2012/11/09(金) 23:58:23.61 ID:iCCMxCxu0

912 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) ：2012/11/09(金) 23:58:58.19 ID:iCCMxCxu0

913 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/10(土) 00:05:29.91 ID:8Xz8PcqS0

5、先輩

貴方は先輩の部屋に行く事にした。

□―――――――――,□
｜三年生学生寮内・３階｜
□,―――――――――□

三年生の学生寮に来る時は、いつも緊張する。恐らく、慣れる事は無いだろう。

貴方は一度深呼吸をして、扉を軽くノックして、反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開く。

先輩「はい……あっ、――さん」

貴方「こんにちは、先輩さん」

先輩「――さん……どうしたの？　待っていたのに、ずっと来なくて」

先輩「部屋にもいないから、心配していたのよ？」

……そう言えば、夏休み初日あたりに、先輩の部屋に訪れて、先客がいて、その翌日に改めて尋ねるはずが……。
ああ、そんな事もあった。あって、それなのにすっかり忘れていた。

貴方「あの……ごめんなさい」

先輩「本当よ、もう……。センパイとして、注意しなくちゃいけないわね」

先輩「目上の人との約束は、破ってはいけません。分かりましたか？」

貴方「……はい、分かりました」

忘れっぽい体質の貴方にとって、耳に痛い言葉である。
どうにかしないといけないが、貴方次第と言うのが、また不安。

先輩「それで、どうしたの？」

貴方は

1、自由行動
2、特に用はない

↓2

914 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/10(土) 00:07:21.96 ID:epS6oIO6o

遊びましょう

915 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/10(土) 00:08:19.46 ID:yeM+HuPW0

↑

916 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/10(土) 00:16:41.43 ID:8Xz8PcqS0

1、自由行動「遊びましょう」

貴方「用、と言うほどでは無いのですが……遊びに来ました」

先輩「せ、センパイを待たせて、その用件が遊びに来ただけ？」

貴方「だ、駄目ですか？」

先輩「……ううん。こうなったら、遊び倒すわ。覚悟しなさい、――さん」

……貴方は、とんだ地雷を踏んだ気がする。
もしかしたら、適当な用件を作って、それを言った方が良かっただろうか。
いや、そんな事、貴方が許せるはずが無い。

貴方は、先輩の部屋へとお邪魔した。

□―――――□
｜先輩の部屋｜
□―――――□

久々に訪れる部屋だが、何も変わった事はない。
ただ、テーブルの上にある宿題らしき物が、生々しいと言うかなんと言うか。

先輩「あ、ごめんなさい。今、片付けるわ」

なんだか、悪いタイミングで尋ねてしまったらしい。
とは言え、来てしまったものは仕方なし。先輩も一見気にしていないようなので、無闇に触らない方が良い。

先輩「さて、何で遊ぼうかしらねー……うふふふふ」

先輩が部屋の隅っこで不気味に笑っているが、これも、触らない方が良いだろう。

貴方は、先輩と遊ぶ事にした。

ところで、貴方は先輩と何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

917 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/10(土) 00:18:51.06 ID:yeM+HuPW0

918 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/10(土) 00:20:24.25 ID:epS6oIO6o

将棋とか出来ます？

919 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/10(土) 00:29:03.57 ID:8Xz8PcqS0

1、自由行動「将棋とかできます？」

貴方「先輩さん先輩さん」

先輩とスピードと言うトランプゲームをしている途中で、貴方は先輩に尋ねる事にした。

先輩「なあに？」

貴方「先輩さんは、将棋ってできますか？」

先輩「将棋？　私、強いわよ！」

異様に張り切って、先輩はそう答えた。その様子から、随分自信がある事が分かる。

貴方「なるほど……腕に覚えがあると」

先輩「ええ。将棋で近所の子供たちをばったばったと千人斬した事だって有るんだから」

それは、あまり自慢にならないような気もする。
そもそも、近所の子供がそんなにいるものか。内、どれくらいが、何度再戦しているのだろう。
或いは、何人が再戦を強要されたのだろう。

……言うと、先輩の誇り的な物が崩れるような気がしたので、黙っておく事にする。

貴方「そうですか。ところで先輩さん」

先輩「なにかしら？」

貴方「これでもう二十戦目なのですが」

先輩「だって、会長は付き合ってくれないんだもの。――さんは謝罪の代わりに、私に付き合うのです」

920 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/10(土) 00:41:20.35 ID:8Xz8PcqS0

腕が疲労で上がるのを拒否し始めた頃、そろそろ、夕食の時間。
貴方は今が好機と、このスピード地獄から抜け出そうと考える。

貴方「そろそろ夕食の時間なので、今日は、このくらいで……」

そう言った貴方の腕を、がしっと掴むのは先輩の右手。
まるで意味が分からない貴方は、思わず先輩を見つめる。

先輩「遊び倒すのよ」

貴方「夕食……」

先輩「遊ぶの！」

貴方「はい」

貴方は諦めて、先輩と遊び続ける事にした。
まさか、拒否権すら無いとは、思わなかった。

暫くして、先輩の部屋の扉がノックされる。

先輩「あら、誰かしら……ちょっと待っててね」

ちょっとの解放に貴方は喜びつつ、今の内にできる限り体を休めようとする。
……この学院では、貴方が来るまで唯一の男子だった先輩。
そのくせ、美貌は生半可な女性では太刀打ちできないくらいで、その所為で、一歩退かれる事が多かったと言う。

寂しいに、違いない。貴方にはいまいち分からないが、そうだろう。
その結果、その反動が、そのツケが、貴方に回されている。何分の一か、自業自得であるが。
貴方に気を許してくれているだけ、ありがたい話だとは思うが……。

921 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/10(土) 00:43:56.58 ID:8Xz8PcqS0

会長「こんばんは、――さん」

休憩していた貴方に話しかけてくるのは、……確認すると、会長だった。

貴方「会長さん。こ、こんばんは」

どうしてここにいるのか、なんて考えている余裕は無く、貴方は脊髄反射的に返した。

会長「ずっと、先輩に付き合っていたの？　大変でしたね……」

先輩「な、何よ……だって、会長が付き合ってくれないのが悪いのよ」

会長「私たちは受験生なのよ。夏休みだって、遊んでいる時間は無いの」

先輩「ふんだ……いいもん。――さんと遊ぶから」

会長「――さんだって、来年は受験生なのよ。先輩の我が儘に付き合わせるのは悪いわ」

そうだそうだ、もっと言ってやれ。貴方は心の中で野次を飛ばした。
願わくばこのまま先輩を説き伏せ、貴方を解放してくれたらいいなと考えていた。
いや、その未来は見えたも同然。その途端、会長が女神か何かのように映ったり映らなかったり。

会長「……じゃあ、私も遊ぶわ」

その映像は、一瞬で砂嵐と化した。

先輩「本当？」

会長「その代わり、静かなゲームに限り、よ」

先輩「……やったわね、――さん」

貴方「あはは……そうですね」

貴方は何の気も無く、だた、返した。遊びに来ただけが、こんな事になるなんて。
夏休み初日に、ちゃんと、尋ねておくべきだった。後悔先に何とやら。

貴方は会長と先輩と一緒に、遊んだ。

922 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/10(土) 00:44:36.29 ID:Q/FdBj/SO

え、3人で将棋？

923 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/10(土) 00:51:52.17 ID:8Xz8PcqS0

静かなゲームに移行したものの、貴方の体は、疲労で一杯。
ただ機械的に、時々人間としての判断を下しつつ、ゲームを進めているだけだ。

それでも、先輩は楽しんでくれたらしい。あと、会長も。

その時間も、終わりは来る。若干、貴方が望んでいた節もある。

会長「さて……そろそろ、私は降りさせてもらうわ」

先輩「えー……ど、どうして」

会長「だって、もう、十時半過ぎよ。いい加減、眠いわ」

先輩「……分かったわ。――さん、付き合ってくれて、ありがとう」

貴方「へ？　え、あ、ど、どういたしまして……」

良く分からないが、先輩の気は済んだらしい。
解放された事を知った貴方は……特に何も思わず。ただ、息を吐いた。

会長「じゃあ、失礼するわ。行きましょうか、――さん」

貴方「は、はい。先輩さん、さようなら」

先輩「ええ、さようなら。また、来てね？」

今日の事があった以上、次からは気軽に来られないような気がする。
とりあえず、何かしらの用件は引っ提げてから尋ねる事にしよう……。

そんな事を考えつつ、貴方は会長と一緒に先輩の部屋を後にした。

924 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/10(土) 00:58:14.50 ID:8Xz8PcqS0

会長「……ごめんなさい。あの子が、迷惑かけて」

寮の廊下を歩きつつ、会長は貴方に言った。

会長「意外と、寂しがり屋なのです」

会長「そんなあの子が、どうしてか、あなたと言う気を使わなくていい相手を見つけました」

会長「だから、つい、嬉しくなってしまったのね。後で、きつく言っておきます」

なんだか、会長は先輩のお母さんのようだ。いや、立場的には、妻か。

貴方「そんな、先輩さんはなにも悪くありませんよ」

そもそもの理由を作ったのは貴方であるから、そう言うしかない。
ただ、正直に言ったら貴方が怒られるので、今は、黙っておく。

会長「……幻滅、しないであげてください」

会長「見た目より、ずっと心は幼い人なのです」

貴方は

1、自由行動

↓1

925 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/10(土) 01:01:37.56 ID:epS6oIO6o

言われるまでそんな言葉出てきませんでしたよ、安心してください

926 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/10(土) 01:09:36.23 ID:8Xz8PcqS0

1、自由行動「言われるまでそんな言葉出てきませんでしたよ、安心してください」

貴方「幻滅、と言いましたか……」

貴方は、誰に答えるわけでも無く、ぽつりと言った。

会長「……はい」

貴方「言われるまでそんな言葉、出てきませんでした。安心してください」

幻滅なんて、するものか。そもそも、幻滅するほど、貴方は先輩と言う人間を知らない。
ただ見た目が美しい女性のようで、実際は男性で、ずっと一人で寂しくって。
貴方が居て、それで喜んで、貴方の為に色々と教えてくれて、そして今日、寂しがり屋で、その結果自分勝手になる事もあると知っただけ。

幻滅する要素が、どこにあると言うのだ。

会長「ありがとう。先輩が聞いたら、喜びます」

会長「……言いませんけれど、ね」

貴方「そうしてください。人伝とは言え、本人に伝わるのは恥ずかしいです」

会長「では、さようなら、――さん。節度ある、良い夏休みを」

貴方「はい」

貴方は会長と別れ、自分の部屋に戻った。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

部屋に戻った貴方は、ふらふらとおぼつかない足取りでベッドに向かい、そのまま倒れ込む。

そして目を閉じ、今日一日を振り返った。

927 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/10(土) 01:10:06.53 ID:8Xz8PcqS0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（８/ １・月）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/29・金）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/30・土）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（８/ ２・火）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/22・金）

↓2

928 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/10(土) 01:11:20.76 ID:ciVRP7XQo

929 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/10(土) 01:11:27.32 ID:epS6oIO6o

930 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/10(土) 01:12:52.78 ID:8Xz8PcqS0

１番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

931 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/10(土) 01:15:24.93 ID:8Xz8PcqS0

お疲れさまでした。

なんか……催促したみたいになってごめんなさい。って言うか催促しましたすみません。
それなのになんか変な展開にしてすみません。最後なんかほぼオートで進んで自由安価だけとかほんとごめんなさい。

ところで学院になにやら不穏な空気が漂っていますが、気にせず行きましょう。眼鏡ちゃん関係ないので。

次の再開は11月10日の21：00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

932 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/10(土) 01:15:41.54 ID:ZrRXn29Ko

乙テム

933 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/10(土) 01:16:51.72 ID:epS6oIO6o

乙

934 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/10(土) 23:24:28.40 ID:eFRaMayS0

あの、こんばんはシステムさんです。
すみません、今日は特に理由も無く、単純のこちらの失態です。
明日の同じ時間に再開します。本当にごめんなさい。

935 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/10(土) 23:25:33.85 ID:epS6oIO6o

了解

936 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/11(日) 19:04:12.86 ID:euB3YCKB0

こんばんは、システムさんです。
昨日はすみませんでした。初めてですね、完全にこちらの失態で再開できないと言うのは。
理由が無いと言うのだから救えません。本当に、もう……。

937 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 19:06:23.29 ID:zXSMEaZDo

失態だらけのシステムちゃんが今更何を
HAHAHA

938 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/11(日) 20:41:57.03 ID:euB3YCKB0

いえ、昨日はシステムさんの中でも飛びぬけていて……って、もうこの話はやめます。
いつまでも暗い話はシステムさんの心情的にも悪いですし、言われてみたらその通りなので。
この一件はプログラムに刻みますが気にしない事にしました。

さて直後のレスで天気判定

939 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 20:48:24.05 ID:wORzAu16o

ほい

940 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 21:00:27.63 ID:euB3YCKB0

941 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/11(日) 21:02:19.15 ID:B8g37/uE0

始める

942 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 21:03:30.50 ID:wORzAu16o

占める

943 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 21:05:01.96 ID:zXSMEaZDo

ゆっさゆっさ

944 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 21:06:43.64 ID:euB3YCKB0

始める１：始めない０：エンディング０：占めないでください１：揺れている物によってはシステムさん、拗ねます１

前回の続きから再開します。

１番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

１番のデータを再開します。

945 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 21:07:14.02 ID:euB3YCKB0

□―――――□
｜貴方の部屋｜　８/４（木）
□―――――□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの作業を終えた貴方は、食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・階段｜
□,――――――――――□

食堂に向かう途中の階段で、貴方は眼鏡と合流した。

貴方「おはようございます、眼鏡さん」

眼鏡「おはよう、――さん」

眼鏡「あなた、今日も綺麗ね」

なにやら唐突に、眼鏡はそう言ってきた。
軽く貴方に頬笑むその顔に、「裏」や「意図」と言うのは感じられない。

眼鏡「羨ましい」

貴方「……ちょっと複雑ですが、ありがとうございます」

男なのに、女として見て美しいのはどうなのだろう。昔からそうとは言え、気になる。
貴方の美しさ、眼鏡に与えられる物なら、貴方から引っこ抜いて与えてやりたいものだ。
ただ、貴方は眼鏡の容姿に不満は一つだって無いので、どうでもいい話である。

貴方は眼鏡と一緒に食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

946 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/11(日) 21:07:46.43 ID:B8g37/uE0

947 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 21:17:36.00 ID:euB3YCKB0

10分経過したのでシステムさん判断で>>946で進行します。

948 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 21:22:07.19 ID:euB3YCKB0

2、特にない

話すべき事は……うん、無いはずだ。
もしかしたらあったかもしれないが、それは昼か、夜辺りにでも伝えたらいいだろう。
もし眼鏡に伝えるべき事があって、それが火急の用だったなら……それは、どうしようか。

そんな事を考えながら、貴方は眼鏡と一緒に朝食を食べた。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

眼鏡と別れ、部屋に戻った貴方は、椅子に座って考える。

今は夏休み。貴方は宿題と言うしがらみが無いため、自由に過ごす事ができる。
部屋で過ごしても良いし、今日は天気が良いので寮の外に出ても良い。
遠出したいのならば、その予定を立てても良い。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、寮の外に出る
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、自由行動

↓2

949 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/11(日) 21:24:23.17 ID:B8g37/uE0

950 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 21:27:15.37 ID:wORzAu16o

951 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 21:28:10.67 ID:euB3YCKB0

3、他の人の部屋に行く

貴方は他の人の部屋に行く事にした。

どの人の部屋に行く？

1、眼鏡
2、鉢巻
3、不思議
4、愛
5、先輩

↓2

952 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/11(日) 21:30:13.46 ID:B8g37/uE0

953 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 21:31:46.32 ID:wORzAu16o

954 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 21:38:29.84 ID:euB3YCKB0

4、愛

貴方は愛の部屋に行く事にした。

□―――――――――,□
｜一年生学生寮内・４階｜
□,―――――――――□

久しぶりに訪れるものですっかり記憶に自信が無くなっているが、たぶん、この部屋のはずだ。
間違っていたら、その時は二度と明確には思い出せないだろう。

貴方は部屋の扉を軽くノックして、反応を待つ。

……が、反応は無い。

まさか、夏休みの間も、あの世界「愛」クラブ部室に行っているのか？
正直言って部活動として半分認められていないあの部の為に、朝からあそこにいるのか？
誰が来るかも分からないのに？

一体、何がどうしてそこまで愛を動かすのだろう。

いや、その原動力が「愛」と本人が明確に言っているのだが……。

そう言えば、貴方は世界「愛」クラブに行かなくて久しい。
愛とも、夏休みに入るずっと前から、暫く会っていない。
良い機会だし、校舎に行って、世界「愛」クラブ部室まで行くのも悪くないかもしれない。

とりあえず、貴方は部屋に戻る事にした。

955 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 21:41:27.39 ID:euB3YCKB0

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

部屋で過ごしていた貴方は、ふと時計を見る。
12：00。昼時だ。言われてみたら、なんか、お腹が空いた気がする。

貴方はお腹に従い、食堂に向かった。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

途中の階段で、貴方は眼鏡と合流し、一緒に食堂に到着。

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

956 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/11(日) 21:43:08.68 ID:B8g37/uE0

また海に行きませんか

957 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 21:52:08.04 ID:euB3YCKB0

10分経過したのでシステムさん判断で>>956で進行します。

958 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 21:58:12.44 ID:euB3YCKB0

1、自由行動「また海に行きませんか」

貴方「ねえ、眼鏡さん。また、海に行きませんか？」

眼鏡「海？」

貴方「はい。今度は、水着も持って行って。あ、眼鏡さんが嫌と言うなら、見るだけでも良いのですけど」

眼鏡「ううん。私は、別に。そうね……あの時は、ちょっと満足しきれなかったから」

眼鏡「改めて行っても良いわね」

眼鏡「……でも、そうすると、水着買わなきゃいけないわ」

眼鏡「水着……」

ぽつりと呟き、眼鏡は、ちらりと貴方を見て、深い溜め息を吐く。

眼鏡「……分かったわ。だったら、水着、買いに行くわよ」

眼鏡「どうせ、――さんは持ってないんでしょう？」

眼鏡「今度の土曜日か、日曜日の十時から、水着、買いに行きましょう？」

貴方は

1、土曜日に行く
2、日曜日に行く
3、明日行く
4、いや、水着はちょっと……
5、自由行動

↓2

959 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/11(日) 21:59:11.06 ID:B8g37/uE0

960 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 22:03:25.07 ID:wORzAu16o

961 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 22:10:44.79 ID:euB3YCKB0

1、土曜日に行く

貴方「では、今度の土曜日しましょう。その日は、私も暇ですから」

たしか、そのはずだ。記憶を探っても、その日の貴方に予定は無い。
他に予定が割りこむ可能性もあるが、まさか眼鏡との約束以上に優先すべきなんてそうそうある物ではない。

眼鏡「じゃあ、今週の土曜日に、寮の入口で待ち合わせ」

【！】８月６日の行動が固定されました。

眼鏡「……思えば、デートね」

貴方「……そうですね」

眼鏡「そうか、デート……」

眼鏡「……ふふ、楽しみ」

……ここまで楽しみにされると、外出許可願を出し忘れて外出できませんなんて冗談は決してやってはいけないか。
忘れない内に、さっさと出してしまおう。

貴方は眼鏡とそんな約束をして、一緒に昼食を食べた。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

眼鏡と別れ、部屋に戻った貴方は、椅子に座って考える。

今は夏休み。貴方は宿題と言うしがらみが無いため、自由に過ごす事ができる。
部屋で過ごしても良いし、今日は天気が良いので寮の外に出ても良い。
遠出したいのならば、その予定を立てても良い。

貴方は土曜日に眼鏡と外出する予定があるため、外出許可願を出す必要がある。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、寮の外に出る
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、自由行動

↓2

962 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 22:11:41.53 ID:/DUU5VYSO

Ksk

963 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 22:12:04.40 ID:wORzAu16o

964 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/11(日) 22:12:07.13 ID:B8g37/uE0

965 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 22:13:46.14 ID:euB3YCKB0

4、学生寮受付に行く

貴方は学生寮受付に行く事にした。

□――――――――――□
｜二年生学生寮内・受付｜
□――――――――――□

貴方は受付で外出許可願の書類を受け取る。
書類を読む。希望する日付を記入するようだ。

貴方は眼鏡と外出する予定がある。
その日付通りに記入する？

1、眼鏡と約束した日付を記入する
2、別の日を記入する

↓1

966 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/11(日) 22:14:02.78 ID:B8g37/uE0

967 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 22:19:49.97 ID:euB3YCKB0

1、眼鏡と約束した日付を記入する

貴方は用紙に、眼鏡と約束した日付通りに記入した。

これで、８月６日（土）は、眼鏡と外出する事ができる。

貴方は記入し終えた外出許可願を受け付けに渡し、部屋に戻った。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ夕食の時間である事に気付く。

貴方は少し待ってから、食堂に向かった。
早すぎると、階段に眼鏡がいない可能性がある。
先に向かって、貴方が眼鏡を迎えると言う事もしていいが……。

それを毎日、毎回続けられる自信は無い。
そう考えると、それをあっさりやってくれる眼鏡は、すごい人なのだろう。
単純に、貴方の行動が遅いだけかもしれないと言うのは、考えない。

□――――――――――'□
｜二年生学生寮内・食堂｜
□,――――――――――□

途中の階段で眼鏡と合流した貴方は、一緒に食堂に到着。

そのまま夕食を受け取り、一緒に食事を開始した。

貴方は眼鏡と、何か話したい事があっただろうか？

1、自由行動
2、特にない

↓2

968 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/11(日) 22:22:41.66 ID:B8g37/uE0

969 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 22:23:43.21 ID:wORzAu16o

好きな刺身

970 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 22:33:28.78 ID:euB3YCKB0

1、自由行動「好きな刺身」

貴方「時に眼鏡さん。眼鏡さんは、一体どんなお刺身が好きですか？」

眼鏡「今日の夕食が焼き魚だからって、あんまりな話題だわ」

貴方「白身魚を見ていたら、つい……」

眼鏡「お刺身ねえ……そもそも、私、そんなに知らないし、そんなに食べないのよね」

眼鏡「お刺身と言えば、魚のお刺身よね。マグロとか、ブリとか、カツオとか、フグとか」

眼鏡「それ以外だと、馬刺し……あれって、お刺身なの？」

貴方「少なくとも焼き肉ではないですね」

眼鏡「大体は、お造りで出てきて、どれがどれだか分からない内に、美味しいって食べちゃう」

眼鏡「だから……どの種類が美味しいとは具体的に言えないけど、魚のお刺身は好きね」

眼鏡「……まあ、魚のお刺身以外、食べた事無いんだけど」

貴方「こんにゃくとか、知りません？　たけのことか」

眼鏡「初めて聞いたわ。そんなのも、刺身なのね。その定義が分からないわ」

貴方「切って並べたナマモノなら何でも刺身ですよ、きっと。なんちゃら「刺し」って言ったら大抵刺身です」

眼鏡「……お刺身の話をしていたら、食べたくなっちゃった」

そんな話をしながら、貴方は眼鏡と一緒に夕食を食べた。

□―――――□
｜貴方の部屋｜
□―――――□

眼鏡と別れ、部屋に戻った貴方は、ベッドに腰掛けて考える。

さて、何をしよう。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、寮の外に出る
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2

971 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/11(日) 22:34:24.58 ID:B8g37/uE0

972 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 22:34:45.76 ID:wORzAu16o

ほんの軽目に筋トレ

973 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 22:41:20.02 ID:euB3YCKB0

6、自由行動「ほんの軽めに筋トレ」

貴方は制服の裾をめくり、自分の腹を見る。
非常に柔らかい。突けば筋肉らしき物に触れるが、柔らかい。ぷにぷにとした感触だ。

次に、袖をまくり、自分の二の腕を見る。
まあ、華奢だ。力を籠めても、やっぱり、柔らかい。

男として、少し、恥ずかしい体だと思う。

……少しくらいなら、筋肉をつけても大丈夫か？
そうだろう、オリンピックに出場する女性選手など、一般の男性も真っ青な筋肉を持っている。
たとえ貴方が多少の筋肉を得たとしても、不思議に思われる事は無い。

やり過ぎると流石に怪しまれるだろうが、そこまでやるつもりは毛頭ない。
まあ、ほんの軽めにするくらいなら、運動不足の解消にもなって良いだろう。

貴方は、自分が思い付く限りの筋トレをして過ごした。
少しだけ、体力と筋力が上がった気がする。気がする、だけだ。

全身に程良い疲労を感じながら、貴方はベッドに倒れ込む。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

974 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 22:41:48.68 ID:euB3YCKB0

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

１．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（８/ ３・水）
２．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/29・金）
３．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/30・土）
４．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（８/ ２・火）
５．貴方　　　　　熱血・空虚　[Bir：11/25]　（７/22・金）

↓2

975 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/11(日) 22:42:25.30 ID:B8g37/uE0

976 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 22:47:58.82 ID:wORzAu16o

977 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 22:48:41.64 ID:euB3YCKB0

１番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

978 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 22:54:00.66 ID:euB3YCKB0

お疲れさまでした。

あれ、まだ時間に余裕があるのにこんなに早くやめてしまうのか、と思ったそこのあなた、思っていないあなた、どうでもいいあなた。
ようやくスレが残ったのです。システムさんはやりますよ、ついにやります。かつてあった自慰安価、その進行！
その前に、そんなもん見たくもない人のために新スレを立てて、その後にやりましょう。

……まあ、システムさんはその状況をまるで考えていないので、今からそれを考えなければいけないと思うと、精神プログラムがきりきりと痛みます。

さて次の再開ですが、11月12日の21：00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

979 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 22:54:36.24 ID:C42N2wN5o

980 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 22:55:20.37 ID:wORzAu16o

乙

981 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 22:55:23.52 ID:zXSMEaZDo

乙テム
調子にのってシステムちゃんも公開[田島「チ○コ破裂するっ！」]してもいいのよ？

982 ： ◆EEWQeQ.ZIg [saga]：2012/11/11(日) 23:04:30.66 ID:euB3YCKB0

>>981
はいはいらめえらめえ。需要が無い事をやる時ほどやるせない物は無いですよ。
まあ、主人公の自慰なぞ誰に需要があるのだと言えば、その通りです。

さて、次スレです。part数付けないとなんか詐欺っぽいので、復活させました。
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352642422/

983 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/11(日) 23:18:47.19 ID:euB3YCKB0

スレの空白を作るためにちょっとした小ネタです。

こちら側で想定していた、言わばデフォルトの主人公は二通りあったんですね。

一つは性格が臆病・温和。引っ込み思案で、自分を強く出す事ができない気弱な少年です。争いを好みません。
基本的にじれったいので、ヒロインから呆れられたりする事もあります。
性格の都合上、「漢気」を見せる事は殆どできません。が、愛する人の為なら、頑張るかもしれません。
いつの日か、自分の手で人を守る事を夢見たり、やっぱり、諦めたり。

もう一つは温和・空虚。穏やかな性格で、人に優しいです。でも、主人公は他人の模倣をしているだけです。
空虚な性格は基本的に機械的で、口調も、なんだか人と同じ人形と喋っているみたいです。
他人に優しくするのは、人がそれで喜ぶから。どうしてそれが「優しい」のかまるで理解していません。
いつの日か、その意味が理解できる日が来るのか、待っていたり、いなかったり。

こんな感じです。どっちも温和な性格ですが、女装系の主人公って、温和な人が多くありませんか？
システムさんの気のせいであるなら、それでいいのですが。

まあ、システムさんは上の二つを、主人公に向いているとは思えません。
特に上なんか、行動が大きく制限されるからハードモードです。
攻略物語って言うより、主人公の成長物語です。……このスレ、最初からそう言うゲームだと言ったら、その通りですが。

あ、次か、次のレス位から、自慰安価始めます。
時間めちゃくちゃ掛けるので、明日くらいにまた覗きに来る事を推奨します。

984 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 23:19:23.07 ID:zXSMEaZDo

全裸待機

985 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/11(日) 23:20:52.44 ID:euB3YCKB0

おっとその前に、オカズの指定くらいはしますか。

キャラクターの名前を書くか、システムさん任せにするか、選択してください。

1、自由（キャラクター記入。ヒロインでもサブキャラでもモブでも良し）
2、システムさんに任せる

↓1

986 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 23:22:26.60 ID:zXSMEaZDo

鉢巻でも良いの？鉢巻

987 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/11(日) 23:25:05.09 ID:zXSMEaZDo

あれ？これ本編とかに絡まないよね？
先輩選んだらいつのまにか主人公がホモに走ってたとかないよね？

988 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/11(日) 23:28:19.34 ID:euB3YCKB0

絡みませんよ、ぜーんぜん絡みません。ただの「ありえたかもしれない話」「本来ならあった話」です。
分岐点が同じなだけで、今とはまるで無関係の話です。今が正史と取るか、この安価が正史と取るかは、自由ですがね。

989 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/12(月) 00:44:50.99 ID:08NGhIkj0

7、自由行動「オナる」

いつもの行動を終えたところで、貴方はいよいよ、体の異変を認めた。
半ば呆れつつ、貴方は、顔を伏せて見下ろす。

スカートを突き上げ、その形を以って激しく己を主張する、貴方の性器。
体育の授業などの事も考えて貴方は女性用の下着を着用している。
その所為で、昂った一物は下着からはみ出し、こうして、醜く蠢いているのだ。

おかしい。朝の勃起は生理現象だ。それだけに、暫くすれば治まるもの。
なのに、こうして、今もまだ、脈打つ。

……理由は、分からないわけではない。

貴方とて、所詮は一介の男だ。女性の裸に反応しなくとも、性欲は溜まる。
意識しようと意識しまいと、貴方が男で、睾丸を持ち、男性器を持つ限り、無限に沸くのだ。
そして溢れた欲望は、時に、こうした形を取って具現化する。厄介な、ものだ。

性欲が溢れた、と言う事は、このまま待って勃起が静まったとして。
その後貴方は、女性の巣窟である校舎に向かうのだ。
その時、再びこの愚か物が目覚めないとも限らない。そうなったら……考えるまでも無い。

そんな理由で退学になるくらいなら、貴方はここで、このバカを静めてやる。
今になって暴れ出した、自分の欲望を全て吐き出させる。……言っていて、恥ずかしい。
やり方を知らないわけではないし、初めてするわけでもない。だから、大丈夫。

貴方は朝食を犠牲にして、自慰行為に耽る事にした。

990 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/12(月) 00:46:10.31 ID:08NGhIkj0

貴方はベッドに腰掛けて、再び自分の性器を見下ろす。

そのまま、両手でスカートを、そっとめくるようにして持ち上げる。
正体を現す、いきり立った怪物。血が巡り、薄い桜色になったそれは、しかし醜い。

それにしても、この格好。スカートを持ち上げて、自分の性器を露出させると言う格好。
……変な気分になる。女装した姿で、露出。

貴方「はあ……はあ……」

呼吸が深く、熱くなる。このままでは、変な嗜好に、目覚めてしまう。
貴方は頭を振り、さっさと行為を済ませる事にした。

片方の手でスカートを持ち、もう片方の手で、性器を握る。

貴方「ん……」

久方ぶりに触るからか、それとも、暫くこう言った事をしていなかったから。
性器を、触れた場所を始まりとして、つんとした快感が体を巡る。驚くほど、敏感だ。
……激しく扱いたら、きっと、気持ちいい。

生唾を飲み込む。自慰行為による快感を、知らないわけではない。
だけど、今、触れただけで、貴方の体は予想外の反応を示した。
その状態で襲う快感は、体験上のものでは到底及ばない。

貴方は軽く、指を動かす。滑らかに、いやらしく。
自分の体は、凡そ女性に近いもの。そう言う物として、見る事ができる。
触られる快感だけでなく、視覚による快楽さえ得ようとする。貴方はとても、貪欲だった。

貴方「は、あ。あっ、あっ」

貴方は今、喘いでいた。

991 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/12(月) 00:47:48.01 ID:08NGhIkj0

形容し難い快楽に溺れながら、貴方は、考えていた。
貴方は知っている。自慰行為の際、ただ性器に刺激を与えるだけでは真の快感は無い。
言わば、ネタ。性器を扱きながら、いやらしい物を見る、想像するなどの手段を以って、更なる快感を得るのだ。

自分の手だけでは、物足りない。たとえその手が女性と変わり無くても、所詮、自分の手。
この上の快楽を得るために、貴方は、探した。自分の頭にある、そう言った対象。
そして、ふと、思い付いたのは、鉢巻の姿。

貴方「ひゃ、う、あう、あっ」

一度考えてしまえば止まらない。
鉢巻の足。鉢巻の太股。鉢巻の尻。鉢巻の腰。鉢巻の胸。鉢巻の手。鉢巻の口。
彼女の裸。いつもの鉢巻から服をはぎ取り、それを、想像する。
貴方と鉢巻は近しい人間だ。思い浮かべるのは、容易い。

貴方「鉢巻、ひゃんっ、ああっ！」

鉢巻『どうかな、――さん……初めてだから、分かんないけど、上手くできてる？』

貴方の性器を、慣れない手付きで扱く鉢巻。肉付きがいいその手は温かく、柔らかい。
しかし勘は良く、貴方の顔を見ながら貴方が悦びそうな所を探し、当て、そこを攻める。
その度に貴方が震え、仰け反る姿を見て、鉢巻は、嬉しそうに笑う。

貴方「気持ち、い、ですっ。もっと、も、っと……！」

鉢巻『えへへ……そっか、気持ちいんだ。じゃあ、もっと、早くしてあげる』

鉢巻の手が、尚早く、貴方を刺激する。壊さない程度にきつく握り、貴方から欲望を絞り出す。
貴方の声は、もはや、声では無い。吐息のように吐き出される、欲望だった。
それと同時に、貴方の性器から、先走った液体が漏れ出る。

鉢巻『へ、変なの出てきた……！　にゅちにゅち、言ってる……なんか、えっちだね』

言いながら、鉢巻は一度だって手を緩めない。鉢巻の手に塗れた汁が滑りを良くし、更に、貴方を快感へ導く。
喘ぎ声に掻き消される事もなく、その音は、貴方の耳にも届く。
弄ばれている証明であるその音に羞恥心を感じ、なのに、快楽は止め処なく、際限無く、貴方を悦ばせる。

貴方「そんな事、言っちゃ……んく、いやっ……！」

鉢巻『――さんの、熱い……びくびくしてる』

992 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/12(月) 00:49:14.23 ID:08NGhIkj0

そうした行為も、貴方の限界によって終わりを告げる。
睾丸より奥の方から感じる、震える感覚。
性器が遠く、感覚が無くなるような錯覚と共に、貴方は射精の気配を感じた。

貴方「鉢巻しゃん、でる、でますっ！」

鉢巻『で、でるって、射精するの？　待って、今出たら後始末が……』

だけど、やっぱり、鉢巻は手を休めない。混乱して、手を止めると言う選択肢が取れないのだろう。
その間にも、扱かれる性器から感じる快感に、貴方は喘ぎ、昇ろうとする。

貴方「が、がまんできないっ！　やっ、れるっ！　あっ――――」

貴方が限界に達するその瞬間。

鉢巻『も、もうっ！』

鉢巻は手を離し、貴方の性器を、口に含んだ。
手とは異なる、暖かく、柔らかく、包むような空間。
突如与えられた別の快感を味わう間もなく。

貴方「あああああああっ」

貴方は、鉢巻の口の中で射精した。

鉢巻『んぶっ！』

一体、どれだけの量が吐き出されているのだろう。
何度も、何度も脈打ち、その度に、性器の中を熱い欲望が通っていく。
それにすら刺激を感じ、次の欲望が吐き出され、それを、繰り返す。

鉢巻の口の中に、貴方の精液が満たされるのを感じた。
だけど、それでもまだ、容赦なく流れ続ける。

貴方「はっ、あっ、あっ、あ……」

鉢巻『ん、ぐ、んく、んく……』

鉢巻は、口から精液が吐き出されないように、飲み続けた。

993 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/12(月) 00:51:09.06 ID:08NGhIkj0

貴方の射精が終わったのは、どれくらいだろう。
最高の快楽に飲まれ、時間の感覚など、失ってしまったようだ。

鉢巻『ん……く。……――さん、出し過ぎ』

一滴も残さず、鉢巻は、貴方の精液を飲み干した。
口元を拭いながら、鉢巻はじとっとした眼差しで、貴方を見つめる。

貴方「気持ち、良かった、です」

感じるのは、絶頂へのエクスタシーと、満足感。今の貴方を支配するのは、それだけ。

鉢巻『……そっか。だったら、いいや』

そう言って、鉢巻は、貴方の前から、消えた。

すっかりだらけた性器を握りながら、貴方は、天井を仰ぐ。
聞こえるのは、外で降り頻る雨の音だけ。気付けば、虚しさが、残る。

貴方の精液は、鉢巻が飲み干した……はずも無く、行き場も無く、空中を踊り、貴方の上に降りかかったのだ。
どれだけの勢いで出されたのか、貴方の顔まで飛び散ったそれが、物語る。

次に襲う、途轍もない、罪悪感。

確かに、この学院には「ネタ」が溢れるほど存在する。だけど、それは、あまりにも下衆だ。
貴方は、そう言う目で見ていたのだ。そう言う目で、見たのだ。
相手が誰であったとしても、許される事では無い。

……どう言う顔で、会えば良いだろう。

貴方は暫く、そうしてぼんやりしていた。
その内、このままでは校舎に行けない事に気付き、念の為シャワーを浴びた後、予備の制服に着替えた。

時間は、校舎まで間に合うギリギリ。貴方は急いで、校舎に向かった。

994 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/12(月) 00:57:47.99 ID:08NGhIkj0

オチ。

眼鏡「……――さん、なんか、臭う」

貴方「えっ」

……ゲロ吐きそうです。まあ、システムさん吐く物なんて正直くらいしかないんですけど。
書いてる途中は、そりゃ楽しいです。書き終わった時、「えっ、これ出すの？」って思いました。
でも、これ以上のモノを書くには時間を掛けないといけないし、書ける保障もないし。
これ以上逃げたらシステムさんの信用がた落ちだし……まあ、それは既に最低値って言うのは言っちゃいけないお約束ですが。

まあ、システムさんのエロ表現なんて地の文ありじゃこの程度ですよ。
ぶっちゃけ、セリフと擬音だけで構成した方がまだエロいレベルです。
だから腐女子って廃棄物なんですよ、ホント。……もう、自己嫌悪しかできません。

と言うか、それ以上の問題としてスレ、残ってしまいました。さっさと埋めてしまいます。
自由帳？　なんの事だかさっぱりです。システムさんとしてはさっさとこれを電子の海へ消し去りたいです。
……まあ、一日くらいは、待ちますか。感想的な物を聞くために。あと、天気判定のために。

995 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/12(月) 00:59:26.71 ID:by0bkmwYo

色々とお疲れ様

996 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/11/12(月) 01:11:51.12 ID:S8XBXGG80

乙

997 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/12(月) 01:19:32.90 ID:ABzIB9Cso

さあ、初夜のこともｵﾅｼｬｽ

998 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/12(月) 01:21:45.02 ID:ej7E0Dheo

乙テム
その調子で、目指せ安価で女装エロゲー風SS

999 ： ◆EEWQeQ.ZIg [sage saga]：2012/11/12(月) 19:44:08.73 ID:08NGhIkj0

>>997
初夜って今の主人公のですか？
……エンディングに行ってからですね。話はそれからです。

>>998
やめてくださいしんでしまいます。

こんばんは、システムさんです。何度見ても、気持ち悪いですね。
システムさんにとって、これで天秤にかけてつり合いが取れるのはリョナくらいだと思います。

どうでもいい小話ですが、オカズにしたのは「体操着姿の鉢巻」です。
手コキなのは最初だからです。最初は手です、鉄則です。回数を重ねるとハードになったりならなかったり。
本当は太ももに挟むとかしたかったんですけどね。

さて直後のレスで天気判定

1000 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/11/12(月) 19:47:50.78 ID:by0bkmwYo

ほい

1001 ：1001 ：Over 1000 Thread

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北斗晶似のBBAとヤってきたったｗｗｗｗ＠ 2012/11/12(月) 18:16:38.13 ID:b322HW7IO
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剣心「魔法少女でござるか……？」【安価進行】＠ 2012/11/12(月) 18:10:51.61 ID:v/g9My3p0
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ストーカーされてるのだが＠ 2012/11/12(月) 17:48:59.12 ID:mF4Xudck0
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芳佳｢う…ここは…？｣レイナ｢女王の都､ガイノスよ｣＠ 2012/11/12(月) 17:43:56.07 ID:BjDCAyxDO
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P「ハグ屋？」＠ 2012/11/12(月) 17:38:31.60 ID:poexhmpIO
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AVに詳しい奴来いや＠ 2012/11/12(月) 17:34:16.40 ID:4dTTqHuKo
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