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セイバー「魔法少女?」ほむら「聖杯戦争?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/05(月) 01:26:21.38 ID:EDbrBa6Q0
セイバー「ここは・・・」

見知らぬ天井、ここはどこかとあたりを見渡す。

セイバー「ん、これは・・・」

すぐ側におかれたテーブルの上には見滝原中学と書かれたパンフレット。

セイバー「一体どうなって・・・」

こういうやつかいてくれる人居る?

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1352046381
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VIPでTW ★5 @ 2024/03/29(金) 09:54:48.69 ID:aP+hFwQR0
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小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
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満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
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旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
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にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
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にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/05(月) 01:43:44.90 ID:EDbrBa6Q0
セイバー「あの場所へ行くはずのにどうしてこんな場所に・・・」

看護婦「先生!患者さんが!」

セイバー「?」

医師「君、大丈夫かい?」

セイバー「一体どうなっているんです?」

医師「君は交通事故にあってずっといしきを失っていたんだけど・・・」

医師から説明を受けるセイバー。

セイバー(何がどうなっているかさっぱりわかりません・・・たしかに私はシロウに別れを告げたはず)
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/05(月) 01:47:01.31 ID:u1968s9S0
ほほお
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/05(月) 01:55:52.23 ID:EDbrBa6Q0
医師「記憶喪失、なのか?」

セイバー「あの」

医師「おぼえてないかもしれないけど君の家族は残念ながら事故でみんな亡くなってしまったんだ」

セイバー「?」

医師「本当に覚えていないのか・・・」

医師「詳しい検査を行うから少しそこで待っていてね」

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/05(月) 02:14:53.18 ID:EDbrBa6Q0
セイバー(本当にここは一体どこで冬木では無いのに私はここにいるんでしょうか・・・)

医師「アルトリア・ペンドラゴン、それが君の名前だね」

セイバー「!、はい」

医師「それで見滝原中学の二年生」

セイバー「?」

医師「覚えていないようだね。それで仲の良い同級生にさやかちゃん、まどかちゃん、仁美ちゃんがいるんだけど」

セイバー「すみません、記憶にありません」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/05(月) 02:42:04.93 ID:EDbrBa6Q0
いくつかの質問をされるセイバー、だがそのほとんどか知らない事だった。

医師「どうやら、完全にと言う訳じゃ無くて一般常識以外の事以外を忘れているようだね」

医師「眠っている間に一通り検査はして脳波に異常は見られなかったから多分事故のショックで一時的に記憶を失っている、僕はそう思ってる」

セイバー「は、はい」

医師「明日から軽いリハビリをして行こうとおもうんだけどそれが終わったら学校に行こうか」

セイバー(どうしてこんな事に・・・)

7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/05(月) 02:58:42.05 ID:EDbrBa6Q0
数週間後

早朝、学校に行くには少し早い時間。

まどか「アルトリアちゃん遅いね」

さやか「だねー。ま、そろそろ来るんじゃない?」

仁美「アルトリアさん大丈夫かしら心配ですわ・・・」

さやか「それにしても記憶喪失かー、アニメとかで良くあるけど実際身近で起こると身に染みるっていうか・・・」

仁美「たしかにそうですわね」










さやかちゃんの口調がつかみにくいでこざる。
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/05(月) 03:19:53.42 ID:EDbrBa6Q0
セイバー「お待たせしました」

まどか「おはようアルトリアちゃん」

さやか「おはよ、アルトリア」

仁美「おはようございますわ、アルトリアさん」

セイバー「おはようございます」

セイバー「・・・」

まどか「ほら、早く学校行こ」

セイバー「そうですね」

セイバー(私は本当にここにいていいんてしょうか・・・それにシロウ・・・)

親しく話しかけてくる三人、だがセイバーの心は他の事で一杯だ。

さやか「そう言えばまどかリボン変えた?さてはママにモテる秘訣でもきいたか?」

まどか「そんな事ないよ・・・アルトリアちゃん何か言ってよー」

セイバー「え、あ、それくらいじゃ駄目な気がします」

9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/05(月) 03:32:22.59 ID:EDbrBa6Q0
さやか「ほほう、しばらくしないうちに言うようになったなー。このこのー」

そう言ってさやかは後ろからセイバーに抱きつこうとする。

セイバー「さやか、やめてくださいッ!」

まどか「さやかちゃん、やめたげなよー」

仁美「オホン」

ワザとらしく咳払いをする仁美。

さやか「あははは」

セイバー「・・・」

こうして賑やかに朝の時間はすぎて行く。

10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/05(月) 03:33:54.20 ID:EDbrBa6Q0
目玉焼きのくだりは飛ばしていいよね?
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/05(月) 04:03:33.68 ID:EDbrBa6Q0
和子「今日は転校生を紹介します」

ほむら「暁美ほむらです」

教壇のすぐ側に立つ転校生、ほむら。
何故かセイバーは睨まれた気がした。

和子「暁美さんの席は・・・」

和子の言葉が終わる前にほむらは歩きだし、当たり前と言う顔で空いている席に座る。

和子「皆さん、仲良くしてあげてね」

〜中休み

案の定クラスメイトに質問攻めにあうほむら、セイバーはぼんやりと窓の外を見ていた。

セイバー(どうして睨まれたのでしょうか・・・)
12 : ◆sklyUXlgyQ :2012/11/05(月) 04:08:52.49 ID:EDbrBa6Q0
睡魔に襲われて寝落ちする前に寝ます。
一応酉付けます。
再開は14時過ぎか22時過ぎを予定してます。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/05(月) 04:16:20.23 ID:1A/+ZcRDO
おつ
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/05(月) 04:19:15.26 ID:3ze3KiXIo
おつん
15 : ◆sklyUXlgyQ [sage]:2012/11/05(月) 23:36:41.21 ID:EDbrBa6Q0
ちょいアクシデント重なって遅くなったけど再開。まさか自転車が故障するとは・・・。










ほむら「ごめんなさい、私、昼休みには保健室に行って薬を飲まないと駄目なの」

クラスメイトA「だったら一緒に行こうか?」

ほむら「大丈夫、保険委員の人にお願いするから」

そう言って席を立ち、まっすぐまどかの方へ歩くほむら。

ほむら「保健室まで連れて行ってくれないかしら」

まどか「え?あ、うん」

教室を出て行く二人。

さやか「ねえ、あの転校生、アルトリアとまどかの事ガン見してなかった?」

セイバー「私は単に外国人が珍しいからではないでしょうか?」

仁美「それもそうですわね・・・。でもまどかさんは?」

さやか「うーん・・・」

しばらくして二人が戻ってきた。

セイバー「このことはあとでまどかを交えて話をした方がいいでしょう」

さやか「じゃ、放課後ね」
16 : ◆sklyUXlgyQ [sage]:2012/11/05(月) 23:41:49.55 ID:EDbrBa6Q0

〜放課後


さやか「ねえ、あの転校生、アルトリアとまどかの事ガン見してなかった?まあ、アルトリアのほうは説明付くけどさ」

まどか「?」

まどか「夢であった・・・ような?」

さやか「ほほう、運命の人とか?」















風呂空いたので行ってきます

17 : ◆sklyUXlgyQ [sage]:2012/11/06(火) 00:39:53.21 ID:1mrnJHMa0
ただ今帰還ー。


まどか「え?そ、そんなわけないよ・・・ほむらちゃん女の子だし」

仁美「昔に会っているのを忘れたいただけではないでしょうか?それがたまたま昨日、夢に出ただけではないかと」

セイバー「そうですね、意外と昔の事は覚えているものですし」パクパクモグモグ

まどか「そう、かなあ?」

さやか「偶然にしちゃ出来すぎじゃない?」

セイバー「偶然なんてよくあることです」パクパクモグモグ

まどか「・・・」

さやか「・・・」

仁美「・・・本当にアルトリアさんはたくさんお食べになるのですね」

セイバー「とても美味しいですから」パクパクモグモグ
18 : ◆sklyUXlgyQ :2012/11/06(火) 01:41:00.24 ID:1mrnJHMa0

仁美「さて、そろそろおけいこにいかはくては」

席を立つ仁美、その後三人は席を立ちファーストフード店を後にする。

〜CDショップ

まどか「♪」

?「助けて」

まどか「え?」

?「助けて、まどか・・・」

フラフラと歩き出すまどか。

セイバー「まどか、どうしました?」

まどか「助けてって声が聞こえたの」

セイバー「?」

セイバー(僅かですが魔翌力の気配を感じます。気をつけなければ)
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/11/06(火) 01:44:17.86 ID:tFSx/fHb0
saga をメールの所に入れたら文字変換フィルターとれるよー
20 : ◆sklyUXlgyQ :2012/11/06(火) 02:00:15.21 ID:1mrnJHMa0

さやか「あれ、二人してどうしたの?」

まどか「あのね・・・」

[事情説明中]

さやか「なるほどねー、いってみようよ」

セイバー「ですが!」

さやか「何?」

セイバー「危ないかもしれません」

まどか「でも!」

真剣な表情で言うまどか。

まどか「行かなきゃいけない気がするの」

セイバー「仕方ありません、行きましょう」

セイバー(いざとなったら守らなければ)

まどかに案内されるように歩いて行く。

そのうち三人は人気の無い改装中のエリアにはいりこんだ。
21 : ◆sklyUXlgyQ :2012/11/06(火) 02:15:29.63 ID:1mrnJHMa0
まどか「あっ!」

床に何かぬいぐるみのような生き物がいるのを見つけ、まどかは抱き上げた。

まどか「この子怪我してる!」

セイバー(一体誰がこんな事を)

その時。

セイバー(いきなり魔翌力が膨れ上がった?!)

それと同時に周りが奇妙な空間へ変わって行く。

さやか「一体どうなってるの!これ」

気がつくと周りを黒い茨と綿の塊に口ヒゲをつけたような化物に囲まれていた。
22 : ◆sklyUXlgyQ :2012/11/06(火) 02:19:49.64 ID:1mrnJHMa0
疲労が限界なので寝ます。
ゆっくり完結までやるよ!
23 : ◆sklyUXlgyQ [sage]:2012/11/06(火) 16:14:15.34 ID:1mrnJHMa0
あれ?ipod更新したやつなんか変な誤字がある・・・。
ちょいと時間出来たのでミニマム投下
24 : ◆sklyUXlgyQ [sage]:2012/11/06(火) 16:31:51.64 ID:1mrnJHMa0
セイバー「二人とも、下がって!」

セイバー(エクスカリバーが使えるかどうかわかりませんが・・・やるしかありません!)

身構えるセイバー、ゆっくりと化け物たちはその輪を狭めていく。





ほむら(本当はあそこでキュゥべえとの接触をさせるべきではないのだけど・・・)

ほむら(アルトリア・ペンドラゴン、私がいたどの時間軸にも存在しなかった人間。まだ私の知らない可能性だからそちらとの接触は必要最低限を除いて避けるべき)

足元にできた血だまりを踏みながらほむらは歩く。

ほむら(いつもと同じならマミがまどかたちを助けに来てくれるはず。念には念を入れて結界に入っておきましょう)

そして彼女はセイバー達のいる空間に入る。





?「危なかったわね」

セイバー「?!」

?「でも、もう大丈夫」
25 : ◆sklyUXlgyQ [sage]:2012/11/06(火) 16:33:16.97 ID:1mrnJHMa0
再開は22時半過ぎの予定です
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/11/06(火) 18:43:25.79 ID:MPSysKTm0
>>23 多分誤字じゃなくて、スレの変換文字フィルターかと。
問題ある単語じゃなくても
魔力 → 魔翌力 
みたいな感じで、文字が勝手に変換されることがある。
だから sage じゃなくて saga を入れると問題なくなる。
両方使いたいときは sage saga と言う風にすればOK
27 : ◆sklyUXlgyQ [sage]:2012/11/06(火) 23:11:01.08 ID:1mrnJHMa0
>>26 そうなのか・・・

では再開します

?「あら、キュゥべえを助けてくれたのね」

足音を立てながらこちらに向かって歩いてくる、少女。

?「ありがとう、その子は私の大切な友達なの」

まどか「私、呼ばれたんです。頭の中に直接この子の声が」

セイバー(念話のようなものでしょうか・・・一方的に話しかけると言うのはおかしい気がしますが)

?「ほー、なるほどね」

?「その制服、貴方達も見滝原の生徒のようね。2年生?」

セイバー(とても落ちついていると言う事は相当に場数を積んでいる?)

さやか「あ、あなたは」

?「そうそう自己紹介しないとね――――


――――でもその前に」

少女は笑顔で言うと手にしていた卵型の宝石を宙へ投げた。

?「ちょっと一仕事片付けちゃっていいかしら?」
28 : ◆sklyUXlgyQ [sage]:2012/11/06(火) 23:25:31.80 ID:1mrnJHMa0
そう言った途端、少女の体をきらびやかな光が包みこんだ。

光がやむと少女の服装は見たことのない、強いて言うならアニメで見るような魔法少女のような服装に変わっていた。

?「はっ!」

突如、中に無数のマスケット銃が現れ、少女の号令と共に一斉に発砲した。

セイバー(まるでゲート・オブ・バビロンのようですね・・・)

まどか「す、すごい・・・」

周りの化け物が倒されると周りの空間は揺らめくように元に戻った。

セイバー(それよりも・・・)

セイバー「誰だ!」

カツッ

?「魔女は逃げたわ、仕留めたいならすぐに追いかけなさい。今回は貴方に譲ってあげる」

ふと気が付くと、少し離れた場所に、転校生である暁美ほむらが立っていた。

ほむら「私は――――

?「飲み込みが悪いのね。見逃してあげるって言ってるの」

しばらくの沈黙

?「お互い、余計なトラブルとは無縁でいたいと思わない?」

ほむらは何かを言いかけようとし、それからくるりと背を向け、その場から去った。



29 : ◆sklyUXlgyQ [sage]:2012/11/06(火) 23:34:40.77 ID:1mrnJHMa0
〜少し離れた場所

少女の手から暖かな光が降り注ぎ、キュゥべえと呼ばれた生き物の体を癒していく。

QB「ありがとうマミ、助かったよ」

マミ「お礼はこの子たちに、私は通りかかっただけだから」

QB「どうもありがとう、僕の名前はキュゥべえ」

まどか「貴方が私を呼んだの?」

QB「そうだよ、鹿目まどか、美樹さやか、それとアルトリア・ペンドラゴン」

名前を呼ばれ、セイバーはびくりとする。

さやか「なんで、あたしたちの名前を?」

セイバー「どうして知っているのです?」

QB「僕、君たちにお願いがあって来たんだ」

まどか「お、お願い?」

セイバー「お願い、とは?」

QB「僕と契約して、魔法少女になってほしいんだ」
30 : ◆sklyUXlgyQ [sage]:2012/11/06(火) 23:40:02.66 ID:1mrnJHMa0
キリがいいのでここで切ります。
やっとこさ第一話分のストーリーが終了。
なんかセイバーがどんどん空気になってる不思議。
最終話までやる予定だから多少はしょっても一カ月かかりそうな予感・・・。
イレギュラーであるセイバーの活躍にみんな期待してね!
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/07(水) 17:11:18.43 ID:J+etLYOv0
おつ
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/07(水) 17:33:23.40 ID:hWNxCk/Mo
33 : ◆sklyUXlgyQ [sage]:2012/11/07(水) 23:42:16.70 ID:ouIWqakC0
では再開ー

マミ「私は巴、貴方達と同じ、見滝原の3年生」

マミ「そして、キュゥべえと契約した魔法少女よ」





〜見滝原市内、某マンション

セイバー「ん・・・」

体を起こし、周りを見渡してからそっと床に足をつける。

セイバー「ここは・・・そう言えばそうでした」

セイバー「あれが夢ならいいのですが・・・」

QB《おはよう、アルトリア》

セイバー「ど、どこから!」

QB《やだなーテレパシーで話しかけてるだけじゃないか。僕はまどかの家にいるよ?》

セイバー「本当に心臓に悪いです」
34 : ◆sklyUXlgyQ [sage]:2012/11/07(水) 23:57:54.30 ID:ouIWqakC0
〜回想、マミハウス

セイバー「失礼します」

まどか「素敵なお部屋・・・」

マミ「一人暮らしだから遠慮しないで、ろくにおもてなしの準備も無いんだけど」

かわいらしくまとめられたマンションの一室、そこで巴マミと言う少女は一人暮らしをしている。

お茶の準備をするマミ、すぐにお茶の用意は終わり、買い置きしてあったらしいバームロールが切り分けられる。

まどか「マミさん、すっごく美味しいです」

さやか「めっちゃうまっすよ」

セイバー「とても美味しいです」パクパクモグモグ

マミ「ありがとう」

マミ(すごい速さで食べてるわね・・・)

マミ「キュゥべえに選ばれた以上、貴方達にも人ごとじゃないからね。ある程度の説明は必要かと思って」

さやか「うんうん、何でも聞いてくれたまえ」

セイバー「それは助けてもらった人間が言う言葉ではないかと」パクパクモグモグ

マミ「うふふ」

マミ(もうひときれ切り分けてあげましょうか)

セイバーに厚めに切ったバームロールをもうひときれ切り分けるとマミは卵型の宝石を取り出した。



35 : ◆sklyUXlgyQ [sage]:2012/11/08(木) 00:09:36.56 ID:8j24OOIX0
まどか「うわー綺麗」

セイバー(キレイというと綺麗じゃないマーボー豆腐好きの神父を思い出しますが・・・)パクパクモグモグ

マミ「これはソウルジェム、キュゥべえに選ばれた女の子が契約によって生みだす宝石よ」

マミ「魔翌力の源であり、魔法少女である証でもあるの」

セイバー(確かに強い魔翌力を感じます)パクパクモグモグ

さやか「契約って?」

QB「僕は君たちの願いを何でも一つかなえてあげる」

さやか「え――――

セイバー「何の代償もなしにそれはあり得ませんね」

セイバー(聖杯ですら、死闘の末にやっと手に入るもの・・・契約も何らかの大きなものが代償に違いありません)

まどか「アルトリアちゃん?」

QB「なんだってかまわない、どんな途方もない奇跡だって起こしてあげられるよ」

セイバー「とても胡散臭いですね。何の代償もなしに奇跡が起こるなんてありえません」

QB「君はとても変わったことを言うね。そんなに僕が信じられないのかい?」

セイバー「ええ」
36 : ◆sklyUXlgyQ [saga]:2012/11/08(木) 00:12:37.68 ID:8j24OOIX0
く、ウィンドウズなのに魔翌力って出るのかよちくせう
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/08(木) 00:14:17.67 ID:xlgbOEZzo
いや、ホームページ側の問題だから
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/08(木) 00:20:27.88 ID:OX00kEeao
目欄にsagaで回避できる
39 : ◆sklyUXlgyQ [saga]:2012/11/08(木) 00:27:52.65 ID:8j24OOIX0
QB「たしかに僕は一つだけ願いをかなえるけれどその代わり出来あがるがソウルジェム」

QB「この石を手に入れた者は魔女と戦う使命を背負わされるんだ」

まどか「魔女?」

セイバー「先ほどの化け物の事ですか?」

QB「より正確にいうならアレは魔女の使い魔だ。魔法少女が希望から生まれるのだとすれば魔女は呪いから生まれるから生まれた存在なんだ」

QB「魔法少女が希望を振り撒くように魔女は絶望をまき散らす。しかもその姿は普通の人間には見えないからタチが悪い」

QB「不安や猜疑心、過剰な怒りや憎しみ。そう言う災いの種を世界にもたらしてるんだ。

マミ「理由のはっきりしない殺人事件はかなりの確率で魔女の呪いが原因なのよ」

マミ「形のない悪意となって人間を内側からむしばんでいくの」

さやか「どうしてそんなヤバい奴がいるのに誰も気が付かないの?」

QB「魔女は常に結界の奥に隠れ潜んで、決して人前には姿を現さないからね」

セイバー「つまりは結界に入って魔女を倒すのが魔法少女の役目、そうですか?そして先ほどの場所が結界・・」

QB「おおむねそれで間違いじゃないよ」

マミ「貴方達、あれでも結構危ないところだったのよ」

マミ「アレに飲み込まれた人間は、普通は生きて帰れないから」

まどか「マミさんはそんな怖いものと戦ってるんですか?」

マミ「そう、命がけよ」
40 : ◆sklyUXlgyQ [saga]:2012/11/08(木) 00:41:20.40 ID:8j24OOIX0
※当スレ主は初スレでびくびくしてるので取り扱いにはお気を付けください



マミ「だから貴方達も慎重に選んだほうがいいわ」

マミ「キュゥべえに選ばれた貴方達にはどんな願い事もかなえられるチャンスがある。でもそれは死と隣り合わせなの」

セイバー「やっぱり・・・」

セイバー(でもそれだけでは納得がいきません・・・もっと何か大きな代償があるはず・・・)

マミ「そこで提案なんだけど3人ともしばらく私の魔女退治に付き合ってみない?」

まどか・さやか「え?」

マミ「魔女退治がどういうものか、その目で確かめてみるといいわ」





マミ『その目で命を掛けてかなえたい願いがあるのかどうかじっくり考えてみるべきだと思うの』

セイバー「・・・」

着替えながら昨日の事を思い出すセイバー。

セイバー(魔力といい、この街はどうなっているのでしょうそれに・・・)

セイバーは両手を握ったり開いたりしてから鏡を見る。

セイバー「たったあれだけで無数の少女の願いをかなえる存在ですか・・・」
41 : ◆sklyUXlgyQ [saga]:2012/11/08(木) 00:43:45.49 ID:8j24OOIX0
ここで切りますー
セイバーQBに疑問を持つの巻と言う事です。
うまくほむほむに絡めさせることができたらそれはとっても嬉しいなって。
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/08(木) 15:57:52.55 ID:0gxWVNvDO
>>1
面白そう
期待してる
43 : ◆sklyUXlgyQ [saga]:2012/11/08(木) 16:22:47.92 ID:8j24OOIX0
ちょっと時間ができたので小ネタ

マミ「本当によく食べるのね・・・」

セイバー「マミ、貴方まで・・・まあ、否定はしませんが」パクパクモグモグ

マミ「あの、その、体重とか気にしたりしない?」

さやか「アルトリアはなんか知らないけど食べても食べても太らないんだよなー(必要なところにもないけど)」

セイバー「さやか、いまなぜか貴方を殴らなけらばいけない気がしました」

さやか「な、なんの事かなー」

マミ「よかったら夕食も食べて行かない?(高カロリーな夕食でぷくぷくと太らせてあげるわ)」

まどか「でも、おうちに帰らないとパパとママ心配させちゃうし」

さやか「あたしもパス、そろそろ帰らないと親がうるさくいいそうだし」

マミ「そう・・・(貴方達は標的じゃないからいいわ)ペンドラゴンさんは?」

セイバー「私は一人暮らしなので」

マミ「じゃあ、二人ともまた明日」
44 : ◆sklyUXlgyQ [saga]:2012/11/08(木) 16:32:20.59 ID:8j24OOIX0
〜さやまど帰宅後

マミ「さて、ペンドラゴンさんは何が食べたいのかしら?(どんなローカロリーな物でも高カロリーに変えてあげるわ)」

セイバー「お任せします」

マミ「そうね・・・」

マミ(チーズとホワイトクリームたっぷりのグラタンと揚げもの、怪しまれないように野菜とソーセージとマヨネーズ、無論カロリーハーフじゃないものたっぷりのポテトサラダにしましょう)

マミ「じゃ、作ってくるからちょっと待っててね」

マミ(もちろん私のはローカロリーに作るけどね)

セイバー「私もお手伝いしましょうか?」

マミ「お客さんをキッチンに立たせるわけにはいかないもの」

セイバー「そうですか」

マミ(さて、マミ’Sキッチンの始まりよ。今日のお題はぷくぷく太る高カロリーの食事。ふふ、腕が鳴るわ)

QB(君たちは本当に訳がわからないよ)

〜数時間後

マミ「出来たわよー」

マミ(超高カロリー夕食がね)
45 : ◆sklyUXlgyQ [saga]:2012/11/08(木) 16:36:57.93 ID:8j24OOIX0
セイバー「ではいただきます」

マミ「いただきます」

マミ(計 画 通 り)

数分後

セイバー「ごちそうさまでした」

マミ「お粗末さまでした」

マミ(なんであの量をこんな短時間で食べられるの?)

セイバー「ではそろそろ帰らなければ・・・」

マミ「食後のデザートはいかがかしら」

セイバー「はい」

マミ(いつか絶対に太らせてあげるわ・・・)

小ネタ1 マミの嫉妬終わり
46 : ◆sklyUXlgyQ [saga]:2012/11/08(木) 16:39:10.50 ID:8j24OOIX0
自分で書いててアレだけどマミさん黒い・・・。
ちなみにマミさんは4人分作りました。
まあ、結果は腹ペコ王の勝ちと言う事で。
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/08(木) 16:58:25.58 ID:XN4wGmCd0
おつ
48 : ◆sklyUXlgyQ [saga]:2012/11/08(木) 23:18:02.52 ID:8j24OOIX0
続き


〜通学路

セイバー「おはようございます。まどか、さやか、仁美」

仁美「おはようございます。アルトリアさん」

そう言ってにこやかに歩き出す仁美、セイバーは歩く速度をやや早め、まどかに近づく。

QB《なんでぼくにだけあいさつしないんだい?アルトリア・ペンドラゴン?》

セイバー《この上なく胡散臭いからです》

QB《やだなー、僕は君たちの願いをかなえようとしているだけなのに。まったく訳がわからないよ》

まどか「どうしたのアルトリアちゃん?怖い顔して」

セイバー「いえ、何でもありません」

QB《それにしても君は不思議だね。やり方を教えていないのにテレパシーができるなんて》

さやか《わたしもさーさっき教えてもらったばっかりなんだけどたまに口に出しちゃいそうになるんだよねー》

QB《まあ、多少適正はあるからね。もしかしたら君はこういう能力に特化した魔法少女になるのかもしれないよ?》

セイバー《まだ契約すると決めたわけではありません》

QB《釣れないなあ》


〜教室

さやか《つぅかさ、アンタ、のこのこ学校まで付いてきちゃってよかったの?》

QB《どうして?》

さやか《昨日言ったでしょう?昨日のあいつ、このクラスの転校生だってアンタ命狙われてるんじゃないの?》
49 : ◆sklyUXlgyQ [saga]:2012/11/08(木) 23:26:24.19 ID:8j24OOIX0
セイバー《おそらくテレパシーの範囲内にマミがいるからでしょう。それに学校には人の目があるから下手な真似は出来ない、と》

マミ《ふふ、正解よ》

QB《本当に君の観察力には驚かされるよ》

セイバー《おはようございます。マミ》

マミ《おはよう、ペンドラゴンさん》

まどか《お、おはようございます》

マミ《ちゃんと見守ってるから安心して、それにあの子だってペンドラゴンさんの言うとおり人前で襲ってくることなんかしないだろうし》

さやか《なら、いいんだけど・・・》

その時、ちょうどほむらが教室に入ってきた。

さやか《げ、噂をすれば・・・》






〜回想、マミの家


さやか「あーえっと、あの転校生も魔法少女なの?マミさんと同じ」

マミ「そうね、魔法少女に間違いないわ。彼女はかなり強い力を持っているみたい」

50 : ◆sklyUXlgyQ [saga]:2012/11/08(木) 23:35:19.17 ID:8j24OOIX0
さやか「それなら――――

セイバー「意見の違いと・・・不信感ですか」

マミ「ええ、彼女はキュゥべえを狙っていたものきっと新しい魔法少女が生まれるのを阻止しようとしていたんだわ・・・悲しいけれど」

まどか「え」

さやか「なんで?」

セイバー「それは当然、何らかのメリットがあるからでしょう。それがなんなのかはわかりませんが」

マミ「ええ、そうよ。否定はしない、いいえ、出来ないわ」

マミ「魔女を倒すとペンドラゴンさんの言うとおり見返りがあるの。だから時と場合によっては手がらの取り合いになって、ぶつかることもあるのよね」

さやか「つまりアイツはキュゥべえがまどかに声かけるって最初から目星をつけてて、それで朝からあんなに絡んできたってわけ?」

マミ「たぶん、そう言う事でしょうね」

51 : ◆sklyUXlgyQ [saga]:2012/11/09(金) 00:11:42.94 ID:4Ig3GDfg0




〜教室

セイバー《出来る限りかかわらないようにしてください、いざとなれば私が》

さやか《あたしがぶっ飛ばしてあげるから》

マミ《そうね、美樹さんはともかくとしてペンドラゴンさんと私が付いているんだから大丈夫。安心して》

さやか《ともかくってゆーなー!》

〜授業中

セイバー(さっぱり何が何だか・・・あとで本屋に寄りましょうか・・・)

一応、黒板の文字を書き取りつつセイバーは視線をまどかにやった。

セイバー(やっぱり、ほむらの事を見ていますね)

セイバー《まどか》

まどか《どうしたの?アルトリアちゃん?》

セイバー《やっぱり、ほむらの事が気になっているのですね》

まどか《う、うん》

セイバー《昼休み、私が話を聞いてみましょう。そのことはあとで話します》

まどか《あ、え、うん・・・》
52 : ◆sklyUXlgyQ [saga]:2012/11/09(金) 00:31:06.86 ID:4Ig3GDfg0

セイバー《ほむら、聞こえていますか?》

ほむら《・・・》

セイバー《昼休み、実習棟の屋上で待っています。そこで、少し話したいことがあります》

ほむら《・・・》

セイバー《沈黙は肯定とみなします》

ほむら《わかったわ・・・》





〜昼休み、実習棟屋上

ほむら「それで、話と言うのは何?」

ほむら(出来る限りかかわりたくはなかったのだけど仕方ないわね・・・)

セイバー「キュゥべえについてです」

ほむら(昨日私がキュゥべえを襲った理由を聞きそうね・・・適当にはぐらかすわ)

セイバー「キュゥべえはなぜ他人の願いをかなえるのですか?そして、なぜソウルジェムと言う形で魂を分離させるのですか」

ほむら「!?」

ほむら(どうして――――
53 : ◆sklyUXlgyQ [saga]:2012/11/09(金) 00:38:59.57 ID:4Ig3GDfg0
引きも兼ねて今日はここで切ります。

54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 17:09:00.26 ID:QqIPZMhi0
おつ
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2012/11/14(水) 21:33:43.26 ID:xS5F0zun0

楽しみにしてる
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/11/23(金) 01:25:21.42 ID:zm2lUDB80
もう更新しないのかな?
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:54:17.76 ID:9VC0nx6ao
続き希望
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 09:56:11.24 ID:lZmXUmG6o
続き書いてくれ…
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/25(火) 17:17:13.41 ID:Cscz97Ql0
続きないのー?
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/25(火) 17:32:32.92 ID:YzaeLi8Eo
あげんなカス
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/12/25(火) 21:11:17.05 ID:OOboOhKG0
そりゃなぞってるだけだから飽きる罠
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