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木山春生「あの子達を救う為なら・・・・・私は、何だってする!!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 14:27:07.71 ID:YgBNmcse0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 14:29:06.22 ID:YgBNmcse0
アニメ:とある科学の超電磁砲11話(初春をランボルギーニに乗せたトコ)から、物語は始まります。

これhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm9174570の冒頭あたりです。
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 14:32:35.81 ID:YgBNmcse0



木山「これが幻想御手(レベルアッパー)の治療用プログラムだ」スッ


初春「これが・・・・・?」


木山「ああ、これを発動させれば今眠ってる1万人の患者達はちゃんと目を醒ますよ・・・・後遺症も無く」


初春「それが本当だとは信じられません!第一、臨床実験すら行なっていないんでしょう!?」



木山「ふっ、手厳しいね」



木山「まぁ、そもそも・・・・・・・・君に渡す気など無いのだが」パキッ!



初春「・・・・えっ?」


初春「え、ちょっと!!治療用プログラムはもうそれしか無いんじゃ・・・・!」


木山「そうさ。先ほどアンチスキルが私の自宅にあるデータを誤って破壊してしまったからね」


木山「要するに・・・・治療法は私の頭の中にだけ、在るということだ」


初春「貴女は何を・・・・・!!」



木山「黙って訊きたまえ。君の行動と、私次第で患者達は目を醒ますのだから・・・・・」


初春「何を言って―――・・・・?」




   木山春生は全てを話した。


   己が研究員であり教師だったこと、誘爆実験の加害者であること、生徒達が被害者となったこと。


   樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)の申請は降りない。統括理事会がグルであること。





   それでも諦めず、子供達だけは、絶対に助け出すという意思を―――――


4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 14:36:27.82 ID:YgBNmcse0

初春「・・・・・・そんな・・・・ことが」


初春「で・・・でも!幻想御手と今回の件はどう関係が!?」



木山「・・・・当初、樹形図の設計者に代わる演算装置が必要だと考えたのさ。あの子達の治療法を解明する為に」


木山「幻想御手の製作過程を創造するのは容易かった。事実、今は私の頭の中にある」



木山「だが、幻想御手を用いた演算で治療法を解明出来るかどうかは賭けに等しいと思っていたことではある。私程度が作れるものだからね」

木山「それに、早々にしてアンチスキルが駆けつけるというこの状況・・・・・・最早、時間をかけて研究出来る安住の地など、この都市には無いだろうさ」


初春「じゃあ、どうするつもりなんですか・・・・?」



木山「幻想御手の治療用プログラムは私が壊した・・・・どういうことか解るかい?」


初春「・・・・?」


木山「1万人を治療すると判断するなら、学園都市は私を生かして捕らえるしかないだろう」


木山「もしくは・・・・樹形図の設計者を使う・・・・しかないな?」


初春「!!!」



木山「大勢の被害者が出た以上、樹形図の設計者の使用は多いに有り得る」


木山「そうなれば、あの子達も・・・・施しを受けられる可能性だって・・・・」


初春「そこまで考えて・・・・」


木山「だからこそ、私はこの後も逃げ続ける必要がある・・・・学園都市の意向が確認出来るまでは」



木山「申し訳程度に言っておくが、前者の方法が早期に潰されたから後者に移行したまでだ」


木山「年端もいかない君に、重荷なのはわかる・・・・が、諦めるつもりなどなくてな」


初春「・・・・・」


初春「木山さんの考え・・・・解らないでもありません」


初春「寧ろ、協力したいとさえ思っています」



木山「・・・すまないね」

 

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 14:40:47.50 ID:YgBNmcse0

初春「この後、アンチスキルに話を伝えればいいんですね?」


木山「その通りさ。だが・・・・最悪のケースも有り得る」


初春「この状況に於いても、事件を有耶無耶に抹消する方向で学園が動く・・・・ですか」


木山「そうだ。君の意見は戯言として処理されるだろうな」



初春「その場合、もう手の打ちようは・・・・・・・」


木山「その対策だって用意しているよ。あまり気乗りはしないのだがね」



初春「・・・・ッ!?木山さん!!前方!!!」


木山「・・・・・アンチスキル」





アンチスキル『そこのランボルギーニ!速やかに停車しなさい!!!』





木山「上からの命令があれば迅速に動く、・・・・か」


初春「木山さん!早く逃げないと・・・・」


初春(いや・・・でもどうやってこの状況から・・・・!)


木山「逃げ延びる方法と、『最後の手段』を兼ねて用意したものがあるんだ。心配は要らないよ」


初春「でっ・・・・でも!あっちは銃を!!」


木山「君は、君が出来ることを頼む」


木山「私には・・・・・・『副産物』があるんだ」



木山「少しだけ眠っていてくれ」スッ


初春「何をs―――・・・・・」


 
    ・・・・・――――バチンッ!!!



木山「・・・・少しだけ・・・・」


初春「っ・・・・・・――――・・・・・――・・・・―・・・」カクン



6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/11/10(土) 14:46:04.98 ID:cK3fbi300
…ほう
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 14:46:59.48 ID:YgBNmcse0

木山「さて、と」ガチャ・・・



黄泉川『木山春生だな!?手を頭に回して大人しくするじゃん!!』



木山(出来れば戦闘は避けたいからな・・・・・弁明くらいしておくか)


木山「あー・・・・一応言っておくが」


アンチスキル『従わない場合は発砲するぞ!!』


木山「・・・・もういい」コォォオオオ・・・!


アンチスキル『!!?』



木山「喰らえ」



   ・・・・・・―――――ズドォオ゛ンッ!!!!!



アンチスキル『ぎゃッ゛!!!?』ボチュッ!!




   とてつもない威力の爆風が、大人数の武装兵を吹き飛ばした。


   ある者は脚が吹き飛び、ある者は木っ端微塵の肉片と化す・・・・・




鉄装「・・・がッ・・・・ぁ!」


鉄装「せん・・・ぱ・・・・い・・・・・・・?」


黄泉川「おい、鉄装・・・・無事・・・・か・・・・?」


鉄装「先輩っ!無事――――・・・・・・・・・・ぇ・・・?」




    先輩と称される女性は・・・・・・頭部が半分が吹き飛んでいた。


    もう痛覚が無いのだろう。血と脳漿がこぼれ落ちるにも関わらず、後輩の隊員の心配をしている。




鉄装「せ・・・・先輩ッ!!や゛っ、嫌ァぁ゛あぁァア゛ア゛ア!!!!!」


黄泉川「何言って・・・・」ボタッ・・・ベチャ・・・


黄泉川「・・・・・ぁ・・・・?」ドチャッ


鉄装「ひっ・・・・・ぁ!・・・・・先輩!!?先輩ッ゛!!!!」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 15:03:24.35 ID:VYwDbiW1o
グレート
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 15:56:25.51 ID:yRK4arQso
おおう、木山先生が覚悟完了しているな
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/10(土) 16:04:06.45 ID:ROsvBEIQo
ここSSアリなの?
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 16:26:25.89 ID:YgBNmcse0
>>10ここに来て3ヶ月くらいだけどSSありみたいだよ。
ダメってことなら安価振るけど。


>>9てんてーはまだ覚悟完了してませんよ。
これから先、色んな意味で覚悟完了します。
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/10(土) 16:28:02.68 ID:ROsvBEIQo
ああ、間違えた。
ここSS板だったな。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/10(土) 16:29:52.91 ID:wvIWJ63Ho
混乱したじゃねーか
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 16:48:56.52 ID:YgBNmcse0

鉄装「あっ・・・ぁ・・ぅ!・・・・・・おぇっ!!ぼっ・・・うげぇっ!!」ゲボッ・・・ビチャ・・・


木山「君、大丈夫かい?」


鉄装「せんっ・・・・せんぱ・・・・・・い・・・・」



木山「大丈夫じゃなさそうだな・・・・折角拾った命だ。大切にし―――・・・・」


鉄装「・・・・貴様ッ!!貴様ァアアア――――・・・・」ジャキッ!



木山「話を訊かない娘だ」ヒュィンッ!



鉄装「・・・・――――アアア!っ・・・・・・・ぁ・・・?」


鉄装「・・・ぁ・・・・・・ぱッ!!?」パシュゥゥゥ・・・!



   鉄装と称された若い隊員。


   敵意を見せた瞬間、木山の手から生み出された光学レーザーによって、首を斬り飛ばされた。



鉄装「・・・・!・・・・・・―――・・・・・―・・・・」ゴトン


木山「気が良いものではないな・・・・学園の狗とはいえ・・・」


木山(即席ではあったが、能力を複数使用すればレーザー兵器さえ作り出せる・・・・悪くない)


木山(これなら、最後の作戦も・・・・・・・・・・・ん・・?)





御坂「アン゛タぁああ゛あ゛あッ!!!何してんのよ!!!!」


木山「・・・・!・・・・・・・第三位か」


御坂「こっ・・・・答えなさいよ!!!」




   唐突に現れた御坂。


   初春の安全確認が優先だったはずだが、この凄惨な景色を見て我を忘れる程に激昂した。




木山「・・・・初春君を追って来たものだと思ったのだが」


御坂「ういは・・・?・・・ぁ・・・初春さんはどこなの!!?」


木山「混乱してるようだな・・・・・まぁ、無理もない」


木山「君の後ろにある車の中で寝てるよ。気絶させただけさ」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/11/10(土) 17:01:42.76 ID:e5LswqPAO
黄泉川が、死んだら一方通行を誰が引き取るのかな?
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 19:11:06.30 ID:YgBNmcse0

御坂「気絶・・・・本当でしょうねぇ!?」


木山「嘘を吐くメリットは無いと思うが?」



木山「それに、私は彼女に協力を求めている立場だからね」


御坂「はぁ!?」


木山「そういったこともあって君を手に掛けたくはない。第三位ともなれば、加減も何も出来やしない」



御坂「協力がどーのってのは知らないけどさ・・・・そこに散らばってる死体は何よ!!?」


御坂「加減ですって!?ふざけんなッ゛!!!」



木山「・・・・ここで彼らを殺さなかった場合、アンチスキルは数を増やして私を追っただろう」


木山「アンチスキルでは歯が立たないと知らしめておけば、今後無駄な死傷者は出ない」


木山「私としても、目的を遂行するに当たって被害は最小限に留めるつもり―――・・・」



御坂「ふざけるなって!!言ってんだろうがぁ゛あ゛あ!!!!」バンッ!バヂバヂヂ!!!!




   御坂が放つ電流が木山に襲い掛かる――――・・・・が、全て地上に飛散する。



   予め、御坂の能力は想定出来ていた。ならば己の周囲に磁界を張り、地上に飛散させればいいだけのことであった。




御坂「っ!!?」


木山「何を驚いている?電撃能力レベル3程度でもこのくらいは出来て不思議じゃないだろう?いや、レベル2でも可能か」




御坂「それなら!これでも喰らっ―――・・・・!?」ガクン!!



   電撃が逸らされるなら別の手を――――――・・・・と、意気込んだその時、足場が崩れた。


   御坂と木山を囲むよう円を描き、コンクリートに切れ込みを入れそのまま自由落下する。
   


   木山は念動力(サイコキネシス)を駆使し地上に降り立つ。御坂はコンクリートの支柱へ磁力を使い留まった。



木山「友人を巻き込むことなどお構いなしか・・・・早計だな」スタッ



17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/11/10(土) 19:14:56.18 ID:23Dzv0f00
>>15
木原君
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 19:33:13.13 ID:YgBNmcse0

木山「初春君には申し訳ないが、加減は抜きだ」


御坂「うるっさい!!!!」


木山「アンタは!!五体満足で帰さ――――・・・・・・・・・・・えっ?」ヒュッ



   突拍子もなく、目の前にアルミ缶が現れる。そう、テレポートだ。


   見覚えがあった・・・・・・・・・・・この戦闘法・・・・まさか・・・・・




木山「量子加速の・・・・・爆弾さ」




   ・・・・・―――――ズドゥウンッ!!!!




木山「・・・・・意外だな」


木山「蓋を開ければ、呆気ないもの――――――・・・・・・・・・・・ッ!!?」




   ドクン・・・・ドクン・・・・・・・・・・・・頭の中に、胎動の音が鳴る。




木山「なんっ、だ・・・・これは・・・・・!」ガクッ


木山「がァ゛ッ!!?いぎっ・・・・ぎゃああぁ゛あ゛あ゛あ!!!!」




   頭が痛い、叩き割られるように痛い・・・・・頭痛などと、生易しいものではなかった。


   脳裏のよぎる猛獣(バケモノ)の姿。胎児のようではあるが異形にも程がある。


   これは・・・・・AIMの集合体?まさか、意思を持った・・・・?




木山「ぁ・・・・ぁあァっ!!!ぐっ・・・・ぅ!」ビクッ・・・ビクンッ



   ぎゃbiッぴgぎiiiiiyyyyy!!!!!!


   ダセ!!出せ!!Dあshえ!!!!堕せ!!!!生み堕とSえぇeえエエエ!!!!!



   バケモノが脳内で雄叫びをあげる。出さなければ脳が破壊される程の痛みと一緒に・・・・・。




木山(しまった!!・・・・・・こ・れは・・・・・・想定、外だ・・・!!!)

19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 19:40:59.30 ID:YgBNmcse0


猛獣『堕せ!堕sだfせ!堕せ!堕dfさせ!堕せふぁdf!出せ!が!gあDあshえェェ!!!』
  


   己の血管という血管が浮かび上がる、今にも破裂して血飛沫を上げていまいそう・・・・・・・だが、


   ここで、止めるわけにはいかない――――



木山(う・・・るさい・・・・五月蝿いぞッ゛!!!このバケモノが!!!!)ブルッ・・・


猛獣『d堕せ!堕sだfせ!出堕せ!!!』


木山(お前は・・・・誰にぃ゛・・・・・歯向かっている!!!)ガクガク


猛獣『早くt!堕せ!!!』


木山(子供達を助けるまではなぁ゛!!!私にィ゛い!!!)



木山(従えッ!!下賤がぁぁ゛あ゛あぁ゛ぁ゛あ゛あッ゛!!!!)



猛獣『・・堕・・・せ!・・・・・・・d・・・・・・・・――――・・―――・・・・―・・』



木山「ッ・・・・ぐ!!」


木山(収まった・・・・?)



   脳裏で暴れていた猛獣は、暗闇の中に引き下がった。また出てくるかもやしれないが、それでも一時は退いた。


   これで・・・・・まだ戦える。あの子達を助けに行けるんだ。



木山「・・・・ん・・っ?」ポタッ・・・


木山「血・・・・?」ポタッポタッ



   一瞬の出来事とはいえ負担が大き過ぎたのか、痛みが強烈過ぎたのか、左目から血の涙が零れた。




木山「気にすることでもない・・・・か」

20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 19:58:49.79 ID:yRK4arQso
AIMバーストを抑え付けるとは。
そのうち身体にガタが来そうだが、スレタイ通りなんだろうなぁ。
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/11/10(土) 20:06:21.24 ID:e5LswqPAO
>>18
そうだな木原君がいたな
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/11/10(土) 20:08:02.04 ID:e5LswqPAO
↑間違えた、>>17
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/10(土) 20:10:50.17 ID:hACPDGf90
>>18
3行目誤字かな?
がんばって、見てるよ
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 20:36:06.71 ID:YgBNmcse0

木山(もう行こう・・・・・こんな所で寝転がってる暇はない・・・・)



    ・・・・・――――――バヂンッ!!!



木山「がっ゛!!?」バチュッ!!


木山「ぁ゛・・・・ぎぃッいい゛いぃ゛い゛い!!!」



御坂「なぁーに・・・勝手に自滅してくれちゃんてのよ・・・・」



   まさかの事態・・・・・先ほど放った爆弾を喰らって尚、第三位は立ち上がっていた。


   不意に撃たれた電撃が太腿に直撃し、少量の肉が爆ぜ、その箇所は黒焦げになっている。



御坂「コッチは砂鉄の盾が間に合わなかったら死んでたってのに・・・・・アンタは、嬲って殺すッ゛!!!」



   この娘が馬鹿で本当に助かった。こちらが疲労し切っていると思い込んでるからこそ、大技を使わなかったのだろう。

   今の一撃が噂に聞く超電磁砲(レールガン)だったら、間違いなく死んでいたはず。




   痛みなどどうでもいい、次の攻撃を回避することが優先。磁力浮上によって己の体を滑走させる――――!




御坂「死んだフリかゴラァア!!!その程度のスピード、アタシから見りゃ鈍いのよ!!!」バンッ!バヂッ!


木山「ッ!ぐっ!!」ビスッ!バシッ!



   滑走する己の周囲に磁界を広げた。


   これで電撃は撃ち落とせるが・・・・爆ぜる大地の石片が次々と直撃する。



25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 20:39:50.02 ID:YgBNmcse0

木山(速度を上げないと・・・・攪乱しきれない!!)



木山(更に重ね掛け・・・・・!)


木山(身体重量を限りなくゼロに!!!)キィィィ!!


木山(更に!加速度に耐え切れるよう身体強化ッ!!)ィイイン!!!



御坂「なっ!!?」




   木山は、高速の支柱を縫うように、凄まじい速度で滑走―――!


   それは目で追えるような速度では無かった。加速を増し、今や時速数200kmに達しているのだから。




御坂(でもこの速度なら!ランダムでも障害物を剃り立たせてやれば衝突で自滅する!!)バチ・・・


木山「・・・・!・・・・」



御坂「コンクリでも!!喰らえぇぁあああ!!!」バヂヂヂッ!!!!

   


    ――――ヒュパンッ!!!!




木山「何を言ってるんだ?」



御坂「・・・・えっ?」


御坂「なんで・・・・後ろに」プシッ・・・



   御坂は何が起きたのか理解が出来ていない。


   それもそうだろう。今し方まで目の前を滑走していたはずの木山が、十メートル背後に居たのだから。




木山「私を気にしてるのかい?可愛い子だ」


木山「まぁそれよりも、お腹を気にしたことはあるかな?」


御坂「はっ?・・・・・ぁ・・・・・・・えっ!?」プシュッ!ブシュゥウウ!!



   お腹に・・・・・一メートル四方のコンクリート刺さっている。


   刺さっているというよりは、胴体は二分割にしてるといったほうが正しいだろう。

26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 20:43:19.04 ID:gDNb8CIN0
御/坂か
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 20:45:48.97 ID:YgBNmcse0

木山「痛々しい光景だな・・・・・私を嬲るだとか言ってた気もするが、そこは置いておこう」


木山「少しレクチャーしてあげよう」




御坂「っ゛!?が!!っとがぁ゛あお゛ぼっ゛!!!」ブシュゥウウウ!!!!




木山「君が見ていただろう滑走していた私はだね、光の屈折を利用した幻影さ」


木山「実際に滑走していたのは最初の五秒くらいだよ」




御坂「いぎぃっ゛!!?ぎぃあ゛ああぁ゛ああ゛あ゛あ゛あ!!!!」ドサッ・・・ボタボタ・・・




木山「それの後は自身をテレポートさせ背後に回っただけさ」


木山「ついでにさっきコンクリートを刺し込んだわけで―――・・・・」



御坂「いっ!嫌ぁあ゛あ!!!わ゛たっ私の゛体がぁあ゛あ゛あ!!!!!」ビクッ・・・ビクン



木山「・・・・――――――って、聞いてないか」


木山「ま・・・・最後は一息に殺ってあげよう」



木山「ほら」ヒュンッ



御坂「ぁあ!・・・・・ぁ゛・・・・・あ?」カランッ! 



木山「さよならだ」


御坂「ぐら・・び・・・と・・n」



   ・・・・・・―――――ズドォオンッ!!!!!



御坂「おぼぇっ!!!!」グチャッ!!

28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 20:51:14.49 ID:YgBNmcse0
ちょっと休憩する
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 20:56:06.51 ID:ZeHCBgNDO
パネぇ…多才能力者ってやっぱ反則だよな…
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 21:15:58.98 ID:VYwDbiW1o
そらそうよ
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 21:19:34.17 ID:wO0j3/SIO
じゃんけんで一つの手しか出せない奴相手に全手出せるもんなあ。
超チョキだって相性でどうにかなるし。
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 21:21:34.37 ID:Hd93MliIO
御坂がバカすぎて違和感しかない
まああえてそういう描写にしてるんだろうけど
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 21:22:43.11 ID:YgBNmcse0
>>23間違ってました。木山じゃなくて御坂だった。


それとなんだけど、上条と黒子は出演させたほうがいい?
出そうと思えば問題無く出せるので。
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 21:25:58.58 ID:ZeHCBgNDO
上条さんはともかく御坂を潰した以上は黒子の敵討ちは必須ではないかと
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 21:26:06.60 ID:yRK4arQso
[ピーーー]つもりで戦うならこうなるか……
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 21:33:08.71 ID:9s4zudbDO
最後、御坂をどうやって○ったのかさっぱりわからない
字の文を入れる手法ならば、説明不足があってはいかんね
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/10(土) 21:34:50.83 ID:hACPDGf90
コンクリで御/坂からの量子加速で爆破だと思うが
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/10(土) 21:35:04.38 ID:KUGk20e70
>>36

お前馬鹿だな
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 21:38:27.69 ID:yRK4arQso
>>36
>御坂「ぐら・・び・・・と・・n」

って言ってるから、初撃と同じ量子加速アルミ缶爆弾かと。

黒子出てきてもほぼ死亡確定してるから微妙だ……。
それより味方として木原那由他でも出して欲しい。
この木山となら目的の為に手を組んでもおかしくない気がするし。
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 21:39:11.07 ID:YgBNmcse0
磁力浮遊で滑走→更に加速し攪乱→光屈折で滑走映像(これと同時にテレポにて御坂の背後へ)→テレポでコンクリぶっ刺し→量子加速爆弾

だけどわかりにくいかぁ。
もう少し考えてみるよ。
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/10(土) 21:42:31.98 ID:Q06ujVwAo
話の都合上出す必要がないなら出さなくてもいいんじゃない?
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 21:44:06.68 ID:YgBNmcse0
それもそうだね。
黒子まで殺すのは気が引けるから構想通りに進めてみます!

風呂入ってから描くぜ
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 22:09:09.71 ID:h7eL4gxIO
上条さんは要らん
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 22:54:19.40 ID:Q/FdBj/SO
badでもハッピーでも、上条×木山になるなら是非とも出て欲しい、と個人的には思うでござるよ

ってあそこの頬に十字傷のお兄さんが
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/10(土) 22:57:34.33 ID:YgBNmcse0
>>39残念ながら俺、小説読んでないんだよ・・・・
時系列的に織り交ぜたいのは山々なんだが、口調とかキャラ崩壊しそうだから諦める。すまん。
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 23:21:33.77 ID:VYwDbiW1o
むしろSSでくらい木山先生には思い切り殺りまくってほしいと思う(小並感)
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 23:22:36.99 ID:VYwDbiW1o
>>40
あ、普通に読んでれば理解できると思うよ 少なくとも俺はできた
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 23:23:51.35 ID:ZeHCBgNDO
特に変顔百面相の女は確実に仕留めてほしい
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 23:29:30.11 ID:yRK4arQso
>>45
そうか残念だが仕方ないね。

>>48
テレスティーナのことなら同意。
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/11/10(土) 23:45:39.04 ID:T8PKiTgAO
もう一方さんが死ななければなんでもいいや…
木山さん恐すぎだよ
51 :ハッピーDEATH☆ ◆BSAxzTP1SQ [saga]:2012/11/10(土) 23:48:20.35 ID:Vfn6VfVo0
師匠の新スレだ!
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/11(日) 00:32:11.49 ID:flEgG13B0

―三日後、第七学区:スラム―


浜面「おーい、入るぞー」コンコン


木山「ああ、構わんよ」


浜面「お邪魔しまーs・・・・・・・・・ちょっ、オイ!!?」



木山「ん?どうした?」クルッ


浜面「いやコッチ向くな!!何でまた脱いでんだよ!!?」


木山「何でって・・・・太腿の包帯を取替えようとだな」


木山「それに暑かったし」


浜面「じゃあ何で『構わんよ』なんて言葉が出てくんだアンタは!?」



   ここは第七学区のスラム街。そしてこの男は浜面仕上。

   
   幻想御手を稼働させる前から、この男に住居や設備の下準備を行わせていた。勿論チップを握らせてのことだ。




木山「小言の多い奴だな君は・・・・・・とりあえずお茶でも飲んでいくか?」


浜面「いいからさっさとズボン履けって!!」




   この街を選んだ理由としては、身を隠すには最適であるから、


   また、使いっ端をさせる人間が豊富な点で選んだ。金さえ渡しておけば口も堅い。




木山「ということで、お茶を煎れてくれないか?」


浜面「えっ、俺が煎れる側!?」



   スキルアウトというからに、もっと粗暴な人間の集まりだと思っていた。

   
   しかし、接してみるとやはり子供だなと思う面もある。



   ただ・・・・幻想御手の一件があったのだから、私の素性は秘密にしている。少し申し訳ない。



浜面「しゃーねーな・・・・・インスタントでいいんだろ?」


木山「アイスで頼む」


浜面「へいへい」コポコポ・・・
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 00:39:09.95 ID:oaqXZ9+DO
浜面ならカーチェイス強そうだな
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/11(日) 00:59:46.70 ID:flEgG13B0

浜面「ほらよ」コトッ


木山「すまないね。荷物は玄関に置いたままにしておいてくれ」



浜面「・・・・ってか、怪我はどうなんだよ?」ゴクッ


木山「転んだだけだ。そんな深手じゃないさ」


浜面「あのなぁ・・・・バレバレな嘘つかないでくんねーかな?」


木山「クライアントの事情に深入りし過ぎるなと・・・・この街で学ばなかったのかい?」


浜面「そりゃまぁそうだけどさ。アンタ、三日前なんてあれだけ吐血してたじゃ――――・・・・」



木山「報酬が足らないなら3割増しでも構わんよ?」クピッ




   本来なら私の素性くらい解ってそうなものだ。私は幻想御手の首謀者であり、アンチスキルと第三位を殺したのだから。


   だが、三日経った今でさえニュースで報道されていない・・・・・。




浜面「だから!そんな意味で言ってるんじゃなくて!!」


木山「気を使ってくれるのは嬉しいのだがね・・・・・」



木山「第一線が在るということを、考えてほしい」


浜面「・・・・チッ」



木山「君の煎れた珈琲は、美味しいな」クピッ



浜面「・・・・・」


浜面「どーせ今日もそう言うだろうと思ったさ・・・・・ほら」ゴトッ




   浜面仕上は、素っ気ない小包みをテーブルに置いた。




木山「なんだいコレは?」ゴソゴソ


浜面「アンタは武闘派にゃ見えねーからな」


浜面「・・・・銃と弾だ。似つかわないが必要なら使ってくれ」


木山「ふふっ、気が効くな君は・・・・・・お守りにはなりそうだ」チャキッ

55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/11(日) 01:24:08.68 ID:flEgG13B0
とりま今日はここまでにしときます。
明日夕方からまた投下で。
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 01:26:08.00 ID:oaqXZ9+DO
乙でした。
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/11(日) 18:17:37.00 ID:flEgG13B0

木山「無骨というか、無駄に戦闘的というか、高価な品と見受けるが・・・・コレの実用性はどうなんだい?」


浜面「それは俺の仲間が置いてった余りモンさ。俺の小遣いじゃ買えねーよ」



浜面「まぁ、誰も使わないってか・・・・使いにくいから渡したっていうか」


木山「甲斐性無しめ」




   Taurus(トーラス)社製/Raging Bull(レイジング・ブル)


   全長:267mm、重量:1430g、作動方式:ダブルアクション、454カスール弾仕様、装弾数:5発


   http://livedoor.blogimg.jp/el250a3-1111/imgs/c/f/cf42d5f6.jpg




   『無骨』、『戦闘的』、まさにその言葉がピッタリな大型リボルバーであった。


   浜面仕上が『使いにくい』といった理由もよくわかる。




浜面「手ブラよりかマシだろ。それより使い方わかるのか?」
   

木山「んー・・・・・」チャキッ,カチャ


浜面「ダブルアクションだから撃鉄を起こす必要は無い・・・・・・・・・・って、何やってんの?」


木山「分解しているのだよ」パキッ,コトッ


木山「動作不良は困るからね・・・・・構造を理解すれば、使い方もわかるさ」カチッ,チャキッ


浜面「あぁ・・・・そう・・・・」

58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/11(日) 18:39:41.44 ID:flEgG13B0

木山「レイジング・ブル、・・・・か」



    左右の側面に刻印されたTaurus Raging Bullの文字を眺めながら、玩具を弄るかのように分解していく。


    動作不良など本当はどうでもいいのだが、浜面との会話を遮断するのに都合が良いからである。


    

木山(能力でハッキングしてみても、本件に対する学園の意向は一切見えないな・・・・)


木山(このままスラムに身を置くことは容易だろうが、ワクチンを作る程の施設は準備不可能)


木山(もう、直接動いたほうが早いか)



木山(テレスティーナ=木原=ライフライン・・・・・AIM拡散力場制御実験の第一号者)


木山(試験データこそ抹消されているが、暴走能力の法則解析用誘爆実験と同類だろう)


木山(テレスティーナがどの立場にあるかは解らないが、彼女が試験データを所持していれば・・・・若しくは頭の中にあれば)


木山(敵だろうと味方だろうと、試験データの情報は必ず吐かせる・・・・)






浜面「なぁ、黙々と分解してるところ悪いんだけど・・・・いい加減に名前くらい教えてくれないか?」


浜面「偽名でもいいからさ。名前がないと呼び辛い時あるし」


木山「・・・・・それもそうだな」シュー・・・フキフキ



木山「じゃあ『先生』と呼びなさい」



浜面「えっ?アンタ、先生なの?」


木山(あっ・・・・しまった)


木山「いや、『先生』というのはだね・・・・」


浜面「でも教師にゃ見えないってか」


木山(失礼な奴だ)



木山「・・・・人生の『先生』ということだよ」


浜面「ぶぷーっ!何それ!自分で言って恥ずかしくね!?」


木山「もういい・・・・好きに呼べ。今日から報酬は3割引きだがな」


浜面「えっ」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/11/11(日) 18:39:50.33 ID:I0RE6o0AO
象でも撃ちに行くのかい?
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 18:55:29.37 ID:N9p+xXrIO
神浄「今『何でもする』って言ったよね(意味深)」
木山「…!」

みたいなストーリーかと
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 19:04:36.96 ID:oaqXZ9+DO
浜面は先生に銃あげたのに軽口叩いて3割引…不幸じゃね?
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/11(日) 19:15:59.28 ID:flEgG13B0


   清掃し終えたレイジング・ブルを組み直す作業に入った。

   
   ハッキングで知りたい情報は一通り手に入ったのだから、後はどのように攻めるかである。




木山(子供たちの救出もそうだが・・・・根本的な解決としては、闇を全て消し去るしかない)


木山(具体的にやるとすれば、統括理事会と主要の研究員の抹殺だろうな)シャキッ,パチッ


木山(だが、それを実現させるためにはLevel5を相手にすることに・・・・いや、狗を全て・・・・か)


木山(体は持つのだろうか・・・・・第三位相手で血反吐を吐くほどの消耗・・・・)



木山「・・・・・・・・・・・・」



木山(いや、子供たちの救出を優先しよう)


木山(それまでは死ねない・・・・・絶対に、死ぬわけにはいかない)カシャッ



木山(兎に角はテレスティーナが居るだろう第五区研究所だ)チャッ,チャッ,チャキッ・・・


木山(あそこは昨日今日でテレスティーナの声紋認証が確認されている)


木山(・・・・データが手に入れば、ワクチンが作れる可能性は充分にあるんだ)シャー-・・・




木山「浜面君・・・・明日は、早朝から車の準備を」バチンッ!!



浜面「ん、了解」

63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 19:28:42.16 ID:MJwEzbhqo
うろ覚えだけど、子供達の方はカエル医者の助力もあって既に確保してなかったっけ?
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/11(日) 19:34:22.14 ID:cWDwugjg0
子供を救うために
別の子を…業が深いぜ
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/11(日) 19:50:15.35 ID:flEgG13B0
>>63
そうだよ
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/11(日) 19:52:57.69 ID:flEgG13B0
あっ、『救出』ってのが別の施設に隔離されてるみたいな解釈起こしてしまうか・・・ミスった。

67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 19:56:26.56 ID:MJwEzbhqo
ああ、昏睡状態からの救出って意味だったか。
隔離施設からの救出かと思った。
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/11(日) 21:33:31.87 ID:flEgG13B0

―第五研究所―


浜面「俺はここで待っていればいいのか?」


木山「ああ、私は少し用事があるのでね。二時間ほどで戻れると思う」


浜面「おっけ」


木山「それと・・・・物騒な輩が現れた場合はアジトに戻ってくれ。いいね?」


浜面「・・・・了解だ」









フレンダ『ねぇー麦野ぉー、結局ヒマなんだけど』


麦野『コッチだって暇だっての。大体現れる日時が不確定ってんだからさ・・・・やってらんないわよ』


滝壺『しりとり・・・・する?』



   三人の少女が無線機を使い、年頃らしい口調で会話していた。


   仕事中ではあるのだが、暇続きで少し弛み気味である。



麦野『嫌よ。この二日で何回したと思ってんの』


フレンダ『同感って訳よ――――・・・・・・・・・!!?』





木山「・・・・・・・」スタスタ





フレンダ『・・・・コッチに現れた』ボソッ


麦野『オーケー。急遽そっちに向かうわ。念の為に滝壺は準備して』


滝壺『わかった』


69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 21:35:27.99 ID:oaqXZ9+DO
やっぱアイテムが研究所にはよく似合う…フレンダ逃げてー
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 21:41:45.96 ID:MJwEzbhqo
自分が助かる為なら敵に情報提供もしちゃうフレンダさんならきっと生き残れるはず
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 21:47:25.05 ID:oaqXZ9+DO
…でもむぎのんがすぐ駆け付けちまうんだぞ?
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/11(日) 21:48:10.09 ID:flEgG13B0

木山(研究員がまるで見当たらない・・・・罠か?)


木山(だとすれば、恐らくは――――・・・・)




  ――――ガコン!!!




木山「!?」


木山「シャッターを封鎖・・・・・待ち構えていたか」




   ・・・・・・――――プシュゥゥゥウウウウ!!



   シャッターが閉じると同時、白い気体が撒き散らされる。





木山(これは!・・・・ガス!?)



木山「・・・・・・―――・・・・・――・・・・―・・・」ドサッ・・・
   





フレンダ「・・・・・・」ゴソゴソ



フレンダ「効いた・・・・・かな?」スタッ




   木山の頭上に位置する排気口で待ち構えていた金髪の少女。その容姿には似つかわしくないガスマスクを装備していた。





フレンダ「おーい、寝てるー?」



木山「・・・・・・・・・・・・・」



フレンダ「・・・・効いたってワケね」

73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/11(日) 21:59:01.80 ID:flEgG13B0

フレンダ「きゃっはー!やった!これで報酬総取りぃ!!」


フレンダ「多才能力(マルチスキル)とは言え、結局人間ってワケよ!」


フレンダ「よしよしよし・・・・生け捕りってことだし・・・・」


フレンダ「念の為、両脚くらいハスっておこうかな」チャキッ!




     これまた容姿に似つかわしくない、物騒な拳銃を取り出す。


     ナイフでアキレスを確実に斬るのもアリだが、念には念を込めて離れた位置から狙撃することにした。




フレンダ「そんじゃま・・・・ごめんねっ♪」



     ――――バンッ!!バァンッ!!!



フレンダ「・・・・あれ?」


フレンダ「おかしいな?」




     おかしい・・・・ちゃんと狙ったはずなのだが、銃弾は床に着撃していた。




フレンダ「ちゃんと狙ったのに・・・・」パンッ!パンパンッ!!


フレンダ「ん?・・・・・ちょっ、何で!!?」パンパン!パンッ!!パンッ!!




     おかしい!おかしい!!有り得ない!!!


     脚に一切当たらない・・・・・炸薬の破裂音と共に、ガンッ!、という床に着撃する音だけが虚しく響いた。




木山「床を撃つのは、楽しいかい?」スッ・・・


木山「お嬢さん・・・・?」


フレンダ「!!!??」バッ!




     少女が振り返った背後には・・・・目を真っ赤に充血させた女性が立っていた。
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/11(日) 23:27:39.90 ID:flEgG13B0

フレンダ(有り得ない・・・・!!)


フレンダ(私が見てた木山春生は幻覚だったとしても、ここは密閉空間ってワケよ!?)


フレンダ(視認出来ない位置へのテレポートなんて自殺行為じゃ・・・・!!)


フレンダ(てゆーかコイツ、ガスマスクも無いのに・・・・!)



木山「どうした・・・可愛い顔が引きつっているぞ?」


フレンダ「えっ!?はぁっ!!?」



   さぞや驚いただろう。先程まで装着していたガスマスクがテレポートにより足元に転がされていたのだから。



木山「少し、お喋りをしようか」


フレンダ「・・・ぁ゛・・・・・来ないで・・・・」ガクガク




     そして何故自分はこのガスで密閉された空間で倒れていないのか。


     混乱しながらも木山の背後に位置するシャッターに目をやると、大きな穴が空いていた。これが原因であるとやっと理解した。



     木山春生は、侵入時から己の姿を光屈折によって消していた。更に幻覚の自身を作り出し先導させる。


     視認出来ない密室へのテレポートだが、これは至って単純な仕組みで透視能力(クレアボイアンス)を使い空間を把握。




木山「状況を思い返すに、君は能力者じゃないな・・・・もしくは防御系の能力とみた」


木山「テレスティーナの居所を素直に話せば、失神させるくらいで済むが・・・・どうする?」


フレンダ「いやっ、誰よソレ!!?私は本当に何も知らない!!」



木山「時間稼ぎなら無駄だよ。君の仲間らしき女の子が扉一枚先で固まったままだ」


フレンダ(滝壺のこと・・・?)




木山「精神干渉はあまり使いたくなくてね・・・・吐かないのなら、体に訊くとしよう」バヂンッ!!


フレンダ「がァっ!!!?」ボチュッ!!



      放たれた高圧電流が、フレンダの指先を爆ぜた・・・・・・・

     

フレンダ「ひっ・・・ぎ!!・・・・止めて・・・知らないの・・・!」ボタボタ・・・

75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/11(日) 23:31:42.67 ID:flEgG13B0

フレンダ「アンタが襲撃に来るかもって以外!何も聞いてない!!!」


フレンダ「本当に・・・・!」ブルブル・・・


木山「・・・・・ッ!!」




    木山春生は躊躇していた・・・・・・・幼い子供をこれ以上痛めつけたくないと。


    ついでに言えば、大きな能力使用も控えたいと考える。




木山「ならば、次の質問をしよう・・・・・君は『アイテム』だったな」


フレンダ「・・・!・・・」


木山「ハッキングで得た情報は主な構成員は君と、滝壺と、麦野」


木山「原子崩しは置いておくとして、滝壺の能力は何だ?アレだけ情報が出なくてな」


フレンダ「ッ!!」


滝壺「ッ!!」



フレンダ「それっ・・・・は・・・・」


フレンダ「・・・・・言え・・・ない」


滝壺「ふれんだ!!」



木山「・・・・・そうか。喋りたくないか」


フレンダ「ぅう゛ッ!!!」ビクッ!



    木山春生は、恐ろしいほど冷酷な目で見下ろす。



    怖い・・・・今までの人生で一番恐ろしい・・・・・・あの、麦野よりも恐ろしいと感じた。






麦野『解析は!!?』


滝壺『あと10秒!!』


麦野『クッソが・・・・!』


滝壺(かべ越しじゃ・・・時間が・・・!)
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 23:31:54.21 ID:MJwEzbhqo
透視テレポートやべえなww 便利すぎる。
そしてフレンダ……。
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 23:32:39.23 ID:oaqXZ9+DO
フレンタ/゛か…
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 23:34:49.98 ID:MJwEzbhqo
あれそういや絹旗なんでいないん?
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 23:42:53.05 ID:/DUU5VYSO
にしても>>1が禁書SSやるのは珍しいな…なにゆえ
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/11(日) 23:45:15.65 ID:flEgG13B0
あっ絹旗の存在をガチで忘れてた!!
多分、御坂vsの時に研究所にいなかったからだなw仕方ないから絹旗ちゃんは封印しよう、そうしよう。


>>79それ訊かないでくれ。
そのうち解ると思うから。
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 23:45:26.02 ID:oaqXZ9+DO
>>78 そういや…でも原作でも居なかったような
構成からいないのはあれ?だけど
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 23:50:37.11 ID:MJwEzbhqo
>>80
VS御坂の時は、絹旗は別の研究所を防衛してたはず。

アイテム構成員からも外すの?
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/11(日) 23:53:22.89 ID:flEgG13B0

木山「ん・・・・もう少しで第四位が到着するな」ィィイン・・・


フレンダ(麦野・・・!)



木山「あと5秒で吐いてくれ。さもなければ死ぬことになるが」


フレンダ「・・ぅ゛・・・・う!!」



木山「あと3秒」


フレンダ「ッ〜〜!!!」





麦野『滝壺!!ヤツの位置を教えろ!!!直進する!!』


滝壺『むぎのから14時!10度高く撃てば、ふれんだに当たらない!!!』


麦野『待ってな!!フレンダァア゛ア!!!!』




木山「・・・・1秒」


フレンダ「教・・・え・・・・・・」



麦野「オラァア゛アア゛アッ!!!!」バシュンッ!!!!




フレンダ「・・・・・・ないって、わけよ」



木山「ゼロ」




   ・・・・・・―――――ドパァアン゛ッ!!!!




フレンダ「!!!?」


木山「!!?」



   麦野沈利は、高出力で己をロケットのように突出させながら、幾重の壁を原子単位で崩壊させ到着する。


   それくらい可能だとは解るが、この位置まで特定出来るとは・・・・・想定していなかった。




麦野「フレンダから離れなァ゛・・・!!」
   

麦野「じゃねぇとブチ殺すぞッ゛!!!糞ババア!!!!」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/11/11(日) 23:54:05.39 ID:ogBHIBTio
絹旗は布束を取り押さえる為に別の研究所に行ってたんじゃなかったっけ
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/12(月) 00:01:27.64 ID:MSCufroc0
いや、やっぱ出そう。
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 00:32:40.32 ID:/U8NHVoIO
上条はいらない
いても、体内テレポか錯覚による四角からの攻撃で終わりじゃね?
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 00:37:09.86 ID:kbSHIMMqo
この場に絹旗いないのは構わないけど、アイテム構成員ではあって欲しいかな。
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 00:37:18.35 ID:juJiFtAto
いや、三角からの攻撃でもいける!
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 00:38:17.46 ID:tj5nCw+DO
>>86 だろうなぁ、てか御坂にやっていた死角からのグラビトンで圧勝だろうよ
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage saga]:2012/11/12(月) 00:38:57.65 ID:KrfMLs4xo
>>89
ぜ、前兆の予感
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) [sage]:2012/11/12(月) 00:39:16.44 ID:HXFKl3eOo
主人公補正は全てを超越するんだよ
ただこのSSの主人公は先生なんだ
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/12(月) 00:43:35.95 ID:MSCufroc0

フレンダ「麦野っ!!」



木山「意気込んでくれているところに悪いのだが・・・・・こちらに人質がいることを忘れないでくれ」


麦野「・・・・ッ!!」



木山「この子の命が惜しいなら、テレスティーナの居所を吐いてもらえるかい?」


麦野「調子コイてんじゃ・・・・!」



フレンダ「ダメ!知ってても言ちゃ――――・・・・」



木山「少し黙ってくれるかい?」シュパンッ!




   耳を削ぎ落された・・・・・凄まじい激痛、叫びを上げずにはいられないほどの痛みだった。




フレンダ「い゛ッ!!?あぁあ゛あぁ゛あ゛あ゛あ!!!!」



木山「早い内に病院に連れて行けば簡単にくっ付くんだ。慌てないでくれ」


麦野「テメェ゛・・・は!・・・・・・ァ゛!!」




木山「質問を変えよう・・・・・」


木山「テレスティーナの“居所を知っている” か?」


麦野「・・・・・!・・・・・・」



麦野「・・・・知ってるわ」



木山「そうか。ならば――――・・・・」


麦野「待ちなさい。次はこっちが質問する番よ」


木山「・・・・・」



麦野「アンタの目的は何?」




麦野(今の回答なら、コレを見ているテレスティーナもまだ許容するはず・・・・)


麦野(絶対に・・・・・間に合わせなさいよ・・・・!!)
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/12(月) 00:44:56.77 ID:MSCufroc0
>>91えっ?
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 00:45:44.58 ID:TbEwZbfSO
えっ
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 00:47:11.30 ID:kbSHIMMqo
>>93
なん……だと……
ここまで無双だったけど、ということは……?
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/12(月) 00:51:29.01 ID:MSCufroc0
とりま今日はここまでにしときますー。
構想は十分なんだけど書き溜めがないんだよ。
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 00:52:39.52 ID:TbEwZbfSO
乙。木山てんてーには頑張って欲しいんだよ
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 01:05:11.64 ID:tj5nCw+DO
乙でした〜!
木山先生と浜面のコンビに勝手に期待してます。
99 :ハッピーDEATH☆ ◆BSAxzTP1SQ [saga]:2012/11/12(月) 01:10:51.32 ID:S8QnrFm00
師匠乙!
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/12(月) 01:37:26.96 ID:JFDVLpuL0


フレンダがけずられてく…
まあこのまま無双してくと
学園都市制圧までとまんねぇ〜
みたいな流れに
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/12(月) 01:54:49.10 ID:MSCufroc0
ラストに投下しときます
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/12(月) 02:04:14.44 ID:MSCufroc0

木山「話しても構わないが・・・・・後ろの滝壺もこちらに出しなさい」


麦野「・・・・・」


麦野「わかったわ」パシュンッ!!




   大きめの粒機波砲を撃ち出し、背後のシャッターに風穴を空けた。

   
   人がギリギリ通れそうな穴から、滝壺がよそよそと入ってくる。




木山「・・・・・・」


木山「AIM拡散力場の制御実験というものを知っているか?」



滝壺「!!?」


フレンダ「!!」


麦野「!!・・・・・・・聞いたことくらいはあるけど」



木山「その第一号被験者が―――――・・・・・」



    位置は・・・・間違いない、この真下ですね・・・・・・。



木山「・・・・・――――――子供たちは眠りから醒めないんだ」



    慎重に・・・・慎重に発火させて・・・・・・・・。



木山「私は、テレスティーナが持つだろう試験データを使ってワクチンを―――――――・・・・・」



     ボッ・・・・・――――――――シィイ゛イ゛イン゛ッ!!!!



     右手の人差し指に窒素を限りなく収集。左手で極限まで結合させた窒素の塊を流動によって摩擦熱を発生。


     これで窒素レーザーの完成である・・・・後は、天井の鉄板を切り裂くだけ!!

     
    
麦野「!?」


木山(何の音――――・・・・・!!?)
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/12(月) 02:10:44.70 ID:MSCufroc0


絹旗「おらァ゛っ!!!」ヒュッ!!!!




    ドゴォッ!!!!―――――――――メ・・・キィッ!!ベキッ・・・!!




木山「ッ゛!!?がぁ・・・・あ゛!!!!」ミシッ・・・ゴキャッ!!


    

    木山春生の頭上から降ってきた・・・・・絹旗最愛が、首筋に強烈な蹴りを叩き込む―――――!




木山「ぁ゛ばッ!!!」ドガンッ!!



麦野「そのまま抑え込め!!絹旗!!!」


絹旗「はいっ!!」ガシッ!




   確実に骨が粉砕しただろう右肩と鎖骨。凄まじい威力は体全体に分散され、臓器や筋肉までにダメージを与える。


   それにも関わらず右腕を捻り上げた。




木山「ぎゃ・・・・ッ!!いがぁああ゛っああ゛あがぁあ゛ぁああ!!!!!」ミシィッ・・・・!!

     

麦野「ナイスよ絹旗!!!」



木山「がぁ゛っ!あア゛ぁ゛っあぎ!っ゛あう゛ぅ゛ッ!!」




絹旗「かなりピンチでしたね・・・!」


麦野「アンタの情報を抹消しておいて正解だったわ」


フレンダ「まったくその通り・・・って、わけよ・・・」ボタボタ・・・


滝壺「ふれんだ!大丈夫!!?」ダッ



麦野「さぁって・・・・」


麦野「ブチコロシ確定・・・・ね!!!」



104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/12(月) 02:12:42.05 ID:MSCufroc0
よし寝る
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 02:16:22.45 ID:TbEwZbfSO
お疲れってわけよ
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 02:17:39.33 ID:tj5nCw+DO
超乙でしたよ
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 02:17:56.61 ID:kbSHIMMqo
乙ー

軌道修正して絹旗来たか。
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/12(月) 06:46:14.01 ID:GwWlFuHE0


こうなるのか
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 14:33:21.58 ID:01EqBcu50
絹旗死んだな
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/12(月) 18:43:00.84 ID:MSCufroc0

滝壺「殺しちゃだめ・・・・生け捕りなんだよ、むぎの?」


麦野「関係ねぇんだよォォォオオ!!!この売女だきゃァ細切れにしてやんねーとなァ!!!!」


絹旗「落ち着いてください麦野!!それよりフレンダを・・・」


麦野「チッ!!」


麦野「・・・・絹旗、速攻で病院まで運んで頂戴・・・・耳も一緒に持って」


フレンダ「あっ・・・・アタシの耳はどこに」


滝壺「きぬはたが踏んでる」


絹旗「えっ!?」


フレンダ「ちょっ、止めてよ!」


絹旗「すいませんフレンダ・・・・でもほらっ、断面はまだ綺麗だし・・・」ベチャァ・・・・


麦野「あははっ!もう笑わせないでよアンタ達!」


フレンダ「お願いだから早く病院に!!!」



麦野「滝壺はコッチに残ってなさい。足で纏いになっちゃうから」


滝壺「うん。わかった」




   その時、室内音声が鳴り始めた。



テレスティーナ『貴女達、よくやってくれたわぁ』


麦野「はいはいどうも」


テレスティーナ『ちょっと苦戦してたようにも見えたけど、隠し球用意してるあたり流石はプロじゃない』



木山(やはり・・・・・ここに居たか・・・!)

111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 19:49:45.98 ID:TbEwZbfSO
単なる通信の可能性もあるよ木山てんてー
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/12(月) 19:50:42.94 ID:MSCufroc0

テレスティーナ『もう暫くで輸送班が到着するから、それまで木山春生の拘置を頼むわね』


麦野「ああ、わかったよ」


テレスティーナ『それと・・・・・生け捕りという条件なの理解してるかしら?』


麦野「うるっせぇ・・・」


テレスティーナ『殺さない程度に好きにして構わないってことよ』


麦野「ははっ!わかってるじゃねーか!!そうこなくっちゃねぇ!?」




テレスティーナ『私はゆっくり眺めさせてもらうから。それじゃあまたね』ブツッ・・・





絹旗「私はフレンダを送迎するので交替を。麦野」



麦野「オー・・・・ケィ!!!」ドガッ!!


木山「ばがッ!!?」ゴスッ!!



麦野「能力なんて使われたらたまったモンじゃないからねー。痛みを与え続けなくっちゃ」


麦野「オラ゛ッ!オラオラ゛!!どうしたァ゛!!?」


木山「ッ゛!!・・・ぼっ!?ぉ・・・べェ゛っ!!!」ドッ!ヒュッ!ガスッ!!



麦野「お得意のなんちゃらスキルっての使ってみろよ!!アバズレぇぇ゛え゛え゛え!!!!」


木山「あ゛っ・・・・!・・ッぎ!!・・・・!!・・・・・ん゛ゥ!!!?」ゴシャッ!メキィ!!バキャッ!!




   次々と、重い一撃が腹や顔面に突き込まれる・・・・・・・!


   臓器が破裂しそうだ・・・・・口からは血が溢れ、床を赤く染め始めた。

113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/12(月) 19:56:49.41 ID:MSCufroc0

麦野「あー・・・・そういや、殺さなけりゃなんでもやっていいんだっけか!?」


麦野「それじゃッ!両足切断なんてどうかにゃーん!!?」


滝壺「出血多量で死ぬよ・・・・?」


麦野「あぁ!?同情でもしてんのかテメェ!??断面焼いときゃ血も出ねーってなァ!!!」



麦野「フレンダにやったことの・・・・1000倍返しだ・・・・よ゛ッ!!!」シュィン!!



   ――――――シュパンッ!!!!



木山「・・・・あ゛・・・・っ?」




   両太腿から下の感覚が消えた・・・・・・・




木山「ぅ・・・ぅう゛ッ!!いやぁ゛ああ゛あ!!いっ゛!!あがぁあ゛ああっ゛ぁ゛あ゛!!!!」



麦野「ゲェーハハッハハァァ゛ ア゛!!!芋虫みてぇだ!!このガバマン!!!」


麦野「こりゃアレだな!?どっかの国の性奴隷みてぇじゃねえの!!」



麦野「お似合いだぜ肉便器さんよォ!!!?お次は焼きゴテでつるっつるのパイパンにしてやんよォォ゛オ゛ッ!!!」


木山「んぶぉッ!!!」ズドッ!ドガッ!ベキィ!!
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 19:57:43.51 ID:TbEwZbfSO
中々なゲスのんww
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/12(月) 19:58:49.57 ID:MSCufroc0
いや、原作でもこれくらいやってる人ですし
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 20:02:36.49 ID:TbEwZbfSO
あれ、結構あったっけ?むぎのんのこーいう感じの直接的な描写。
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/12(月) 20:08:57.58 ID:I00rm4hQ0
ビームをさんざんぶっぱなしてる人だし

違和感なす
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/12(月) 20:09:40.05 ID:Avao64WV0
浜面に処女の焼けるにおいを(以下省略)したお方です
未遂で終わったけどさ
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/12(月) 20:16:26.38 ID:MSCufroc0
ちょっと煙草買ってくる

いやーしかし禁書は書きやすくていいわぁ。
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 20:18:40.65 ID:TbEwZbfSO
出たー>>1恒例の煙草タイムだー
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 20:44:11.69 ID:340ywEkMo
原作からしてテキトーだからな禁書は 二次創作でも好きにできる
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/12(月) 21:59:47.91 ID:MSCufroc0

木山(ぃ・・・・痛い・・・・・・・・・・演算が・・・・・出来・な・・・い・・・・・)



麦野「よぉーっし・・・・そんじゃ、お医者さんプレイと洒落込むかにゃーん?」


麦野「パンツの前に、その薄汚い白衣を脱がせてあげましょうねー」ガシッ




テレスティーナ『・・・・・――――言い忘れてたのだけど』ピッ



麦野『あぁん?イイところなんだから邪魔しないでくれる?』


テレスティーナ『殺さなければ何でもアリとは言ったけど、頭部へのダメージだけはダメよ』


テレスティーナ『それが今回の目的なのだから』


麦野「あー・・・要するに、首から下はオッケーってことよね?」




木山(攻撃っ、が・・・止んだ・・・・今のう、ちに・・・・・演算・・・を・・・・・・・・)




木山春生は考える。どの演算を優先すべきか。第四位に不意打ちが通るか。


   攻撃が止んだとは言え、この激痛じゃ連発は不可能、ましてや大技は撃てる状況じゃない。


   1mmでも体を動かせば、折れた骨や臓器が一斉に悲鳴を上げるだろう。




木山(痛みが・・・・痛覚・・が・・・・邪魔をす、る・・・・・・)




   初檄を躱されたら確実に殺される。次は無いだろう。


   しかし演算に裂く時間は無い。最初の演算で全てが決まる・・・・・・・・・・と思った、が




木山(いや・・・・痛みが、邪魔なら・・・・・・・・消せばいい)




   単純に考えれば神経終末を引き千切ればいい。他にもまだマシな方法があるだろうが、考えてる時間は無い。

123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/12(月) 22:05:03.96 ID:MSCufroc0

テレスティーナ『心臓が止まるのも問題だけれどね・・・・それが無ければ大丈夫』


テレスティーナ『それとなんだけど、隠し球の子の分の報酬も付けたほうがいいのかしら?』


麦野「そうねぇ。振り込んで貰えると有難いわ」




木山「・・・・・・・」



   能力のメスを体内に入れ、己の体を操作する。それは最早、人の所業と言えるだろうか。


   いや、元よりこの戦いの終末に、人として生きる結果など見定めていなかった。



木山(量子変速と精神干渉系で、体内の細胞及び神経系統を調べ尽くせばいい・・・・・・!)


木山(・・・・解る・・・・己の体の隅々が手に取るように)キィィィ・・・



木山(出来る・・・やる・・・・・・・・やるしかない!!!)ィィイイインッ!!!



    ――――――――パンッ!


    体の中で何かが弾けた・・・・・想像を絶する激痛が脳にまで響き渡る!!!




木山「・・・ぉ・・う゛・・・・・ばァがっ゛!!!」ゴブッ!!ベチャッ!!!



麦野「!!?」


滝壺「!!?」


テレスティーナ『ちょっと!!?アンタ何したの!!!』



麦野「違ぇよ!!私は何もして――――・・・・・」




   頭部の血管と皮膚が割れ、血が吹き出した。夥しい血が床に飛散し海のように広がり渡る・・・・。


   予想外だった。演算をミスしたのだろうか?


   いや、問題無い・・・・・今は、痛覚の一切が消えたのだから。

124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 22:37:03.02 ID:tj5nCw+DO
あれ、なんだろ…ちょっと怖いよ?
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/12(月) 22:44:27.05 ID:MSCufroc0

木山(よし!!痛覚は消えた!!!)



   第四位が私とフレンダの位置を特定して突入してきたのは、本人の能力ではないだろう。


   あの滝壺の能力と考えるべきだ。恐らくだが透視能力(クレアボイアンス)やその系統ではない。


   『私の位置が確実に』が解っていたのなら、粒気波動砲で撃ち殺すことが出来たはず。私の位置は把握出来ていない。

   滝壺から私より遠い場所に居た麦野本人の位置は詳細まで掴めていた。ということは・・・・AIMの観測及び追跡だ。



木山(重量軽減!!磁力滑走!!!)ヒュンッ!!!



麦野「何ッ!!?」




   AIMの観測及び追跡だけなら、滝壺か麦野をテレポートで殺害していれば問題は無かった。


   だが、『干渉』まで持つとすれば、一人を殺って次までのロスが致命になる。


   まずは干渉出来ないほどの速度で攪乱すればいい。麦野の攻撃も避けられる。




木山(痛みは無いが、血が足りない・・・・フラフラするな・・・・)ヒュヒュンッ!!



テレスティーナ『ソイツを止めなさい!!!』


麦野「掴まれ!!!」


滝壺「お願い!」ガシッ!




   麦野沈利は滝壺を掴み、ロケットのように高速移動を開始した。


   止まれば殺られると判断したのだろう。



126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 22:48:57.20 ID:tj5nCw+DO
先生無双で滝壺無念か…?
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/12(月) 22:51:21.04 ID:MSCufroc0


木山「うらァ゛ア゛っ!!!」ゴヒュッ!!




   大気中の素粒子の性質を変化させ真っ黒に着色。それを風力操作で吹き飛ばす――――!




麦野「うっぜぇ゛ッ!!パリィんだよボケがぁぁ゛あッ!!!」


麦野「滝壺!!位置を観測しな!!!」


滝壺「わからない!!速すぎる!!」




    盲ましには成功・・・・・・脚を斬り落とされた場所に戻る!




木山(焼きこげた断面を分子単位で除去!脚を結合!!)キィィィ・・・


木山(流れた血も回収する!!)ィィィイインッ!!!




    脚の断面を念動力(サイコキネシス)で無理矢理接合し、神経をも結合させる!


    海のように広がっていた血をで回収し、体内へブチ込む。更に流動操作で体内へ循環!


    絹旗の蹴りに寄ってひしゃげた肩や折れた骨も、念動力で無理矢理もとの形状へ戻す!




滝壺「むぎの!右にいる!!」


麦野「よし!!・・・・・・ぇ・・・・・・なっ!?どうなってやがる!!?」


   
    体のパーツを回収してはいるが、治癒しているわけではない。


    破損箇所を念動力で繋いだり押さえ込んでいるだけなのだから、ツギハギのように怪我の切れ目が目立つ。




木山(血が戻って意識はハッキリした)


木山(足先までの感覚も大丈夫。完全に神経は繋がったな)ヒュヒュンッ!!



麦野「このバケモンが・・・・!!」ヒュッ!!

128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 22:56:01.06 ID:tj5nCw+DO
え、素粒子の変質…?まさか未元物質?ていとくんレベルアッパー使ったん?
129 :ハッピーDEATH☆ ◆BSAxzTP1SQ [saga]:2012/11/12(月) 22:56:28.00 ID:S8QnrFm00
>>124
師匠のSSなんだからこれぐらいが普通
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage saga]:2012/11/12(月) 23:05:57.85 ID:KrfMLs4xo
つかレベル3程度に見えないぜ
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/12(月) 23:38:58.06 ID:mt/DuDpe0
これを勝ち進んで
対 垣根
対 一方通行
対 ヒューズ
対 ☆
対エイワス

木山てんてーはどこまで人外になっていくんだろ
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 00:03:51.23 ID:f8hctdVSO
ぶっちゃけ一方さんあたりで詰みそう。
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 00:05:49.47 ID:IjuliUX/0
>>128
細かいことは気にしないでくれ。原作ですら説明がつかない現象のほうが多いから・・・・
今後は更にブッ飛ぶからこんなこと気にしないほうがいい。うん。気にしないほうがいいと思う。
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage saga]:2012/11/13(火) 00:05:56.48 ID:QMYaq5hJo
>>132
戦う必要なくね?
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 00:10:11.68 ID:IjuliUX/0

垣根「第二位をカツアゲなんていい度胸してんなぁ」

スキルアウト「すっ!すんません!これあげますから許してください!!」

垣根「何それ?」

スキルアウト「レベルアッパーっす!」

垣根「へー面白そうだな」


―幻想御手発動後―

垣根「痛っ!なんか頭チクッとした・・・まぁいいや」




みたいなことがあったと思えばいいよ。
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 00:10:59.66 ID:f8hctdVSO
levelアッパーつかったら昏睡しちゃうよ垣根さん
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 00:13:30.33 ID:E4ICNsnDO
>>136 ていとくんに常識は通用しねぇんだよ
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/11/13(火) 00:16:20.92 ID:0kiqOibAO
床にブチまけられた血そのままぶっこんだら感染症とかヤバいっすよてんてー

まぁ綺麗にしてからぶっこんだんだろうけども
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 00:37:18.54 ID:IjuliUX/0

麦野「治癒?・・・・いや、何だって同じか」


麦野「消し飛ばせば終わりなんだからよォォオオオッ!!!」ボッ!ボボッ!ボシュッ!!



  特大の粒機波砲を次々と打ち出すものの、時速200kmで縦横無尽に駆け回る木山を、そうやすやすと捉えることは出来ない。



木山(どうも面の攻撃には適していないようだな・・・・)ヒュヒュッ!


麦野「ケツ振ってんじゃねぇぞ!!アバズレがぁあッ!!!!」




テレスティーナ『木山先生、お話を聞いてくださるかしら』ピッ


木山「・・・・なんだ?コッチは忙しいのだが」


テレスティーナ『貴女の目的は大体検討が付いてるのだけど・・・・私が所持している第一号被験結果(ファーストサンプル)でしょう?』


木山(やはり持っていたか・・・・!!)


テレスティーナ『大人しくその子達に捕まえられてくれれば、貴女の元生徒達を回復に導いても良いのだけど?』


木山「・・・・・」


木山「お断りだ」


テレスティーナ『はぁ!!?』



木山「少しばかり裏の組織を侮っていたよ。甘えなんて出すものではないな・・・覚悟していたつもりだったのだが」


木山「貴様達の目的が私の脳だということは理解していたさ。だからこそ、元より生きて帰るつもりもない」



テレスティーナ『貴方が欲しいこのデータは、私の手にあることを理解しているのかしら?壊されたくなければ―――・・・』


木山「やってみろ。貴様の脳を弄り回してデータを得るまでだ」


テレスティーナ『こ・・・のッ!・・・・・・・だぁれに!!クチ訊いてんだァッ!!!?』


木山「尤も、貴様の脳からデータを得た後は・・・・・一族郎党殺し尽くす、それをよく覚えておけ」


木山「 あの子達が受けた痛みの、万倍の苦痛を以ってね 」


テレスティーナ『ッ゛!!!』ゾクッ・・・!



テレスティーナ『もういいわ!!脳さえ残っていればいい!!ソイツを殺し―――・・・・』


麦野「売り残れは黙ってろ!!」


麦野「コイツァ゛!!ブチ殺し確定なんだよォォ゛オ゛オッ!!!!」

140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 00:49:29.96 ID:E4ICNsnDO
さすがむぎのん自虐的ぃ…売れ残りなのか高翌嶺の花なのかは言わんけど
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 01:05:08.67 ID:IjuliUX/0

麦野(速度が速過ぎる・・・・!)


麦野(それならッ!拡散支援半導体(シリコンバーン)で落とす!!!)



麦野「死ねァァ゛ア゛ッ!!!」バシュッ!!!!



木山「!!?」バスッ!!


 
   カード状の『アイテム』が、まるでショットガンのように弾け飛んだ―――!



木山(なんだ今のは!!?)




   飛散した光線が白衣を目掛ける!!


   今の一撃で脚に二箇所の細い穴が空いたものの、痛覚が無いので撃ち落とすことは叶わない。


   撃ち穿った箇所は『この世から消えた』ので二度と回復はしないものの、念動力による自動修正で血すら流ない。


   


木山(アイテムは非常に厄介だが・・・・テレスティーナを捕らえることが先・・・・!)


木山(私の位置を特定出来たところで、追えなければ同じだ!!)キィィイイン!!




   木山は再び煙幕を部屋中に充満させる。


   それと同時、透視によるテレポートで隣の部屋に移動。これを繰り返し行く先全てに煙幕を張った。




麦野「チッ・・・・滝壺!位置を!!」


滝壺「10時!20メートル先!」


麦野「オーケー!!」ドパァン!!




   行手が見えないので常に能力を使用しながら前方の壁を崩す・・・・・・が、  


 

麦野「クッソ!また煙幕か!!」


滝壺「テレポートした!4時30メートル先!」



麦野「ざっけんじゃねぇぞッ!!」
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 01:06:03.39 ID:f8hctdVSO
滝壺が輝くのは珍しいな
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 01:14:16.26 ID:E4ICNsnDO
存在希薄も偏光能力も効かないからなぁ…もはや滝壺に落ちたようなものかグハァ
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/13(火) 01:19:35.83 ID:qHQy8r1b0
高翌嶺の花って規制かかってんのな
滝壺さんこういうときに活躍してなんぼの能力だしなあ
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/11/13(火) 01:21:26.80 ID:f8hctdVSO
高嶺の花
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 01:34:25.94 ID:IjuliUX/0

滝壺「むぎの!落ち着いて!!」


麦野「ふゥ゛ーッ・・・・ふゥ゛――――ッ・・・・・・・・っの売女がァ!」




木山「ふむ・・・・やはり移動に苦労しているようだな・・・・・」ィィイン・・・


    透視で麦野達の位置を把握する。様子を察するに視界と壁に手こずっていた。


    この透視能力の距離限界は約30メートル・・・・・・だが、テレスティーナの姿が見当たらない。



木山(施設の敷地は広大だが・・・・・・車で脱出か?もしくは屋上でヘリの可能性も・・・・・)




麦野「・・・・・滝壺ぉ・・・・・アンタのおかげで冷静になれたわ」


滝壺「?」


麦野「私達まで移動する必要はないのよね・・・・よく考えたら・・・・」


麦野「ヤツが止まった地点を教えな!!ぶっ放しまくってやるよォォ゛ォオ゛オ゛!!!!」




木山(第四位はまだ止まってる・・・・少し探りを入れてみるか)ィィィイイ・・・!



   一万人の能力の中に数人居た音響系能力。それを複合させ最大限にまで引き上げる。


   床に手を当て、広大な施設全ての音響反射を掴む―――!



木山(・・・・・!・・・・・・・!!・・・・・・走ってる音・・・・屋上付近!!)


木山(いける!間に合う!!)




滝壺「きやまは止まってる・・・・腕を20度上げて」


滝壺「撃って」



   ・・・・・・・―――――――ボシュゥ゛ウン゛ッ!!!!



木山「ッ!!?」ジュッ!!!



    移動しようと動いた瞬間・・・・・50cm径の特大粒機波砲が靡く後髪を消し飛ばす――――!



滝壺「外した!腕を3cm右に!!」


麦野「死ねェ゛ア゛ア゛ア!!!」ボシュッ!ボシュンッ!!!
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 01:52:59.92 ID:IjuliUX/0

木山(次が来る!!)シュィィン!!!



   磁力滑走によって部屋を駆け回る。やはりというか、次々に粒機波砲が床を突き破った。


   次第に数は減り、止んだものの動きを止めるわけにはいかない。テレポートした先でも狙われるだろう。




滝壺「きやまは、まだ滑走している・・・・一旦きゅうけい」


麦野「よし・・・・止まったら教えな」





木山(クソ!やはり狙っているか・・・!)ィィイン!


木山(屋上までテレポートは不可能・・・・・いや、捕獲時の一瞬を狙われる可能性が高い)


木山(アイテムを先に仕留めるべきか・・・・!)



    しかし、それは容易ではない。


    透視能力で第四位の位置こそ見通せるものの、そこまで貫通させる攻撃手段を持ち合わせていなかった。




木山(一瞬で仕留める方法は・・・・!?)




    炎撃?念力?水撃?いや無理だ。貫通しない。たとえ即興の超電磁砲を放っても原子崩しで応対される可能性が高い。


    AIM観測でこちらの予備動作は筒抜けであることからガードは余裕のはず。ならばそれを越える攻撃を・・・・。




木山(何か手段は・・・・・・・ん?)ゴツッ・・・



   
   腰のホルダーに差していた戦闘的な拳銃に目を向ける。




木山(レイジング・ブル・・・・・・いや、どう考えても・・・・)


木山(・・・・・いや、待てよ・・・?)ヒュンッ!シュイン!


木山(能力を複合させれば・・・・!)

148 :ハッピーDEATH☆ ◆BSAxzTP1SQ [saga]:2012/11/13(火) 02:27:45.26 ID:bCp6mha40
ハッピーなら木山先生に勝てるんじゃない?
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 02:37:52.68 ID:IjuliUX/0
ラストニ投下して寝る
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 02:45:20.87 ID:IjuliUX/0

木山(銃弾自体の威力は元々高い・・・・・・)



   銃弾とは炸薬の爆発力を弾頭に掛けて発射する。しかしそれでも大部分のベクトルが霧散しているのが事実だ



木山(念動力と流動操作と量子変速を組み合わせれば、弾包に霧散しているベクトルをより一点へ集中させることは可能)


木山(ついでに破裂音も量子化して威力を高めて・・・・)



   確か、超電磁砲の試験結果はコイン5g、初速1020m/s。威力が3000ジュール未満。


   まぁ、あの雷撃を纏ってこその威力なのだろうが。



木山(454カスールの初速は500m/s程・・・・・擬似ベクトルで何倍にまで膨れ上がかは想定するだけ無駄だな)


木山(弾頭は確か17gだったか?・・・・・そうだ、重量軽減の逆で重さを増やせばいい)チャキッ



    やる・・・・やってみる価値は多いにある。取り出した銃弾の弾頭を貫通力を高めるために先端を削って尖らせた。


    その弾頭の重量を500gまで引き上げ、材質も強化・・・・擬似的なベクトル操作により一点へ向かうよう入力。



木山(よし、これを撃てば・・・・・・・・あっ)ィィイイン!




   見落としていた。銃弾の『初速』とは弾頭の重量在りきでの話である。当然、弾頭が重くなれば初速は大きく下がってしまうので意味が無い。


   擬似ベクトル操作で初速は膨れあがるだろうが、これでは心許なさ過ぎる・・・・・。



木山(弾頭を重くしたまま初速を殺さない方法・・・・)


木山(重さを無くせば・・・・・って、私は馬鹿か)


木山(・・・・・いや、重さを『無意味』にすればどうだ?)




   それがあった。弾頭からマズルまでのバレルを真空化すればいいのだ。空気による抵抗の一切を消しされる。重さなど関係ない。


   空力操作、念動力、量子変速でいとも簡単に真空を生み出せた。



木山「これだッ!これなら最大限の力を生み出せる!!」キィィイイン!!!


木山(バレル内の真空化を固定・・・・・・あとは銃弾を込めて・・・・!)チャキッ



木山「ふふっ、私は天才だな」バチンッ!!


木山「超真空砲撃(レジスタンスバースト)とでも名付けようか・・・・・!!」

151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 03:14:02.53 ID:IjuliUX/0

木山「奴らもこちらが静止するのを待っている・・・・、か」ヒュヒュンッ!


木山「・・・・リスクは高いがやるしかあるまい」スタッ




滝壺「きやまが止まった!」


麦野「よし、方向を・・・・」ククッ・・・




木山(あちらも構えた・・・・・フェイントを交えつつ狙うとしよう)ヒュッ!ヒュン!




滝壺「また動いた・・・・!」


麦野「焦らなくていい・・・・・しっかり、次で殺れるよう指示を」



滝壺「・・・・・腕を貸して」ギュッ




   滝壺は麦野を右腕を握り、フロントサイトのように指の間から狙いを定めた。




麦野「なるほど。直接狙うわけね」


滝壺「うん・・・・・わたしの合図で撃って。むぎの」


麦野「任せなッ!!」




木山(二人が接近した・・・・・今が好機!!)ジャキッ!!




   黒光りするレイジング・ブルを、二人に向ける・・・・・・狙うは第四位の胴体。




滝壺「・・・・・・」ググッ・・・



滝壺「むぎの、撃っ―――――・・・・・・!!?」ゾクッ・・・




滝壺「ガードして!!!」



麦野「ちィっ!!!」ブゥン!!




木山「・・・・死ね」チッ
152 :ハッピーDEATH☆ ◆BSAxzTP1SQ [saga]:2012/11/13(火) 03:29:32.24 ID:bCp6mha40
師匠乙乙乙乙乙乙乙!!!!!
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 04:02:48.90 ID:IjuliUX/0

   引き金を引くと同時、ノッチ音が―――そして、撃鉄が弾倉へくい込む―――雷管を叩く。


   それに呼応して炸薬が爆発―――能力によって弾頭一点のみに凝縮された力が―――放出!!!



   真空のバレルを無抵抗で通過・・・・・―――――パァアン゛ッ!!!!!




麦野「ッ゛!!!」


――――――ドガァァア゛ア゛アン゛ッ!!!!!


滝壺「ッ!!!!」






木山「ッ゛!!?」ボッ!!




   私が銃を撃った瞬間、後方へ吹き飛んだことは解るが・・・・・まさか・・・・・



木山「・・・とんでもない威力だな」フラッ・・・



   擬似ベクトルにより凝縮され力は初速3000m/sまで増幅し500gの弾頭を打ち出した。その威力や2250000ジュール。


   完結に言えば超真空砲撃(レジスタンスバースト)は、対戦車ライフルの約100倍の威力となった。


   これが原因でバレルから撃ち出された瞬間に衝撃波が発生。当たり前のことく後方へ吹き飛ばされたわけである。




麦野「っ・・・・が!!・・・・ァ!!」フラッ・・・


麦野(吹き飛ばされた・・・?)


麦野(原子崩しの盾は全てを分解するはず・・・一体何が・・・!)



   
   弾頭は狙いである麦野から少し反れていた。着弾点は滝壺の脇腹付近。

 
   勿論、原子崩しの盾に着弾し弾頭は消え去ったものの、分解された原子となったモノの勢いは止まらなかった。




麦野「たき・・・つ・・・ぼ・・・・?」


滝壺「・・・む・ぎ・・・・の・・――――・・・・・――・・・・―・・」




   その衝撃を真正面から受けた滝壺は、木っ端微塵・・・・・・胴体が皮膚一枚で繋がっている状態となっていた。

154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 04:04:23.07 ID:IjuliUX/0
因みに、レールガンと比較すると威力は800倍なんだよね・・・・
実は対戦車ライフルのほうがレールガンより強いっていう。

よし寝よう。
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 06:03:46.30 ID:E4ICNsnDO
乙でした〜
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 07:58:50.86 ID:2SWxWc0IO


文系の俺は作者の心情でも考えとく…
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 11:01:05.61 ID:f8hctdVSO
乙。滝壺風穴あいちゃったかーww

まさか、実はこのライフルがやりたいがために禁書SSを…?
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 17:45:17.94 ID:IjuliUX/0
いや、こんなん序の口だよ。
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 17:56:55.46 ID:f8hctdVSO
まぁ、おらは木山てんてーと>>1の能力の応用力と話が見られればそれで
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/13(火) 18:07:47.96 ID:GIjB313D0
こりゃあ上条さん死ぬな
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/13(火) 18:14:25.40 ID:lQGNHcS40
レベル5全員 冷蔵庫になるかもねぇ
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 18:36:34.56 ID:wfKpDypIO
木山電機学園都市店オープン
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 19:19:31.83 ID:IjuliUX/0
飯食ってから投下します。

それまでコレでも聴いててください。さっき作った。
【木山春生がfortissimo-the ultimate crisis- を歌ってくれました】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19346946
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/11/13(火) 19:30:59.25 ID:zTXIzeku0
声優つながりか
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 19:31:20.47 ID:f8hctdVSO
>>1の配慮とサービスが憎いねー…くー!
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 19:32:52.58 ID:OTdMccyK0
>>161
第一位、第二位、第七位には勝てないんじゃね
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 19:53:10.18 ID:IjuliUX/0
>>164
原曲はfripsideですよ。木山てんてーとは別人。
声はSoundEngineFreeで弄ったら出来ます。

因みに、茅原実里、島谷ひとみなんかも木山てんてーに化けます。
あと、いとうかなこもソレっぽくなるね。
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 19:54:41.99 ID:f8hctdVSO
>>1すげー。

ながもんにもできんのか…
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 20:08:59.84 ID:IjuliUX/0

麦野「おい・・・・滝壺・・・?」


滝壺「――――――・・・・・――――・・・」


麦野「返事・・・・しなさいよ・・・・・」



   木山が撃ち放った弾丸は、床や壁の鉄材に直径1m程の穴を生み出していた。


   その先に、立ち尽くす第四位と、砕け散った滝壺が確認出来る。



木山(外したか・・・・!)


木山(だがAIM追跡が死んだのなら―――――・・・・・)



麦野「・・・・殺す」キィィインッ!



   ボッ!ボッ!ボシュッ!ボシュッ!ボシュンッ!!!ボシュンッ!!!!



木山「ッ!!!」



   粒機波砲を何発も撃ち込み更に穴を拡大させ、ロケットながらの勢いで木山に迫る!!



麦野「テメェだきゃァ゛ア゛ア!!!ブ!チ!殺!すッ゛!!!」バヒュン!!



木山「子供が相手だろうと、情けをかけるのは止めたのでな」


木山「・・・・・仕留めてやる」



    木山春生は、電子と量子を用いた二重のシールドを展開!確実に受け流せるよう斜形にシールドを張る。


    直撃コースの粒機波砲が、ジャリィィィッ!!、と音を鳴らし斜めに逸れた。



木山(逸らせた!!あと少し近づけばテレポートで・・・・・!)



   先ほど撃った超真空砲を再度作る時間は無い、それならテレポートで滅殺すればいい。



木山「消えろッ!!」ィイィンッ!!



    パシュッ!と、床の鉄材が麦野の脚を捉える。いや、正確には狙いからズレた。


    麦野は脚が消え去ったことなど意にも介さず、更に加速し迫り寄る―――!



木山(ッ!!外した!!?)
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 20:14:26.28 ID:IjuliUX/0

麦野「らァああ゛あァァ゛ア゛アッ!!!!」バシュ!バシュッ!!


木山「こっ・・・の!!」



麦野「死ねェェエ゛エ゛エ゛!!!!!」



    互いの距離が近づくにつれて、粒機波砲はズレが少なくなる。


    先ほどまで完全に反れていたはずが、いつの間にか白衣の尾を捉え、髪を捉え、肩を捉えた!



木山「っ〜〜!!!」バスッ!ゾリッ!!


木山(来い・・・来い!来い!来い!!!)



    近距離まで来たなら、策はある。



麦野「らぁぁ゛ぁああ゛あああ゛ァ゛ア゛アッ゛!!!!」


木山「うぅ゛あぁあ゛ああア゛ア゛ア゛ッ!!!!」



   粒機波砲を限界まで撃ち尽くす。その数や、木山全身を覆うほどの密度で放たれている!


   反らすにも限度がある・・・・・肩は削がれ、脇腹をも抉った。

   
   だが、木山春生もそんなことは意に介さない、血も流れない、痛みなど無いのだから・・・・!



木山(まずは前方に真空を生み出す!)キィィィ・・・!!



右手を真空空間の手前に構え、量子変速によって大気中にある酸素以外を除去。殺傷効率を高める為に分解した鉄片を混入。


   念動力でその大気を圧縮、更に流動操作と量子加速をよる極限まで圧縮。


   その圧縮した塊に着火すれば、脅威的な爆風を起こし・・・・・



   
麦野「――――――!!!!!」



木山「・・・・・真空爆破」ィィイインッ!!!



   ―――――――ズドゥオ゛ン゛ッ!!!!!



麦野「ぼべッ!!!!?」



    鬼のような形相をしていた麦野は、胸から上が木っ端微塵に爆ぜ散った―――――!!!
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 20:56:11.97 ID:IjuliUX/0

木山「・・・・はぁ・・・・ッ!・・・・・・・は・・・・・ぁ!」


木山(殺った・・・・・、か)


   かなり追い込まれたものの、どうにか第四位を倒せた。


   しかし、こちらも相当な深手。脚には2本の穴がぽっかり空いており、肩は骨ごと消え去っている。


   また、脇腹に至ってはプリンを掬いとったかのように半径30cm程が消え去っていた。能力を解けば、一瞬で血が溢れ、私は崩壊するだろう・・・・。



木山(まぁいい・・・・それよりもテレスティーナを)



    トクン・・・・・トクン・・・・・・・・・



木山(探知・・・・しな・・・い・・・・・と・・・・・?)



    トクン・・・・・ドクン・・・・・ドクンッ!!



木山(なっ!?・・・・・こん・な・・・・時・・に・・・・・!)




   闇の中に引き込まれた・・・・・・ここは、どこ・・・?


   それにしては異空のようで気持ちが悪い・・・・・。



魔人「ぁあ゛ぁAくぁあqあがぁあ゛あああ゛ああ!!!!!」


木山「ッ!!?」



    そこには悪魔のような人外の生物がいた。昔読んだ西洋書物の挿絵に記載されていたデーモンのようだ。


    コイツは・・・・・まさか、あのAIMの猛獣?前は赤ん坊のような感じだったはず。


    成長したのか・・・・・私が受けた攻撃(AIM)を糧にして!?



魔人「あがァああぁあっがgぃいいい!!!!」ヒュッ!!


木山「ぅぼぉッ!!!」ズドンッ!!!



    腹部に強烈な拳を見舞われた。凄まじく痛い・・・・未消化物を催しそうなくらい・・・・!



木山「かッ・・・・は!・・・・ァ・・・・」



    痛い?・・・・・まさか、ここは心象風景・・・か?
172 :名無しNIPPER [sage]:2012/11/13(火) 20:56:20.80 ID:MRrrmPpAO
虎の子滝壺がいないのに何故麦野は木山の位置を把握出来るんだ?
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 21:06:06.19 ID:IjuliUX/0
>>172
真空砲で空いた穴から視認したの
174 :名無しNIPPER [sage]:2012/11/13(火) 21:17:02.19 ID:MRrrmPpAO
煙幕テレ歩で距離を取ればじっくりやれたのに
時間がなかったのかな?
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 21:20:19.45 ID:IjuliUX/0
魔人「さっsさっと!!出しやgれェエェ゛エエ゛!!!」


木山「んぅッ!!」ゴスッ!!ガッ!!ベキッ!!



   何のつもりだ・・・・・・AIMの塊如きが・・・・!



木山「お前は!!従っていろッ゛!!」ボゥッ!!


魔人「がァt!!」ドガン!!!



木山(爆風が効いた!?)



    それよりも能力が使えたことにも驚いた・・・・いや、ここは脳内なのだから当然か・・・



木山「子供達を助け出すまでは・・・・邪魔するなァア゛ア゛ッ!!」


魔人「ぁgお゛ッ!!?」ドシュッ!!


木山「AIMの産物如きがッ!!二度と出て来るんじゃない!!!」



魔人「s・・・・そ゛んな、テメェの都合dぇえ゛え!!!」


木山「ッ!!」ドガッ!!



   魔人は恐ろしい形相で私の首を捻りあげた。こいつに与えたはずのダメージが消えている。


   確かに、イメージすればどうにかなるのかもしれないが・・・・何故ここまで必死になって体外へ出ようとする?



木山「っ・・・ぐ・・・・!」ギギッ・・・!



魔人「お前の都合で・・・・・俺tちを・・・・一生閉じ込めるのか!!!?」



木山「!!?」



魔人「kッ・・開放されたい!!だけなのにィィイ゛イ゛!!!」ギギギッ!!!


木山「ぁ゛・・・!・・・・が・・・・・ッ!!?」



   この魔人は・・・・・・産物じゃなかった。


   私が生み出した・・・・・一万人の・・・・・犠牲者達だ。



魔人「オマエwO殺しテ!!!ココカラ出てやる!!!」ググッ・・・!!


木山(そんな・・・私のせい・・・・・・・・・なの・・か?)
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 21:55:27.65 ID:IjuliUX/0

魔人「死っネ゛・・・死ね!!死ねよテメェ゛ぇえァア゛アア゛アア!!!!!」ギギッ!!


木山「・・・・!!・・・・ッ!!・・・・ぅ゛!!!」



    ―――――ゴキャッ!!!!



木山「・・・・・・ッ・・・・・・ぁ・・・・・・」



   期間限定なんだから、少しくらい待ってくれてもいいじゃないか・・・・・・犠牲者(おまえたち)


   幻想御手用のワクチンを作動させてやれば・・・・・・・目を醒ますのだから・・・・・・



木山「・・・・・・・・」


魔人「ぎッヒ!!!殺った!!!殺ったぁああぁあ!!!!」



   ・・・・・・・お前たちの思うところも、間違いじゃないのかもしれない・・・・・・


   ワクチンを作動させても目覚めない可能性だって・・・・・・十分にある・・・・・、な



   生徒達数人と、被害者一万人を秤にかければ・・・・そんなこと誰にだって・・・・・・




木山「・・・・・・・・・・・・・・・っ」ピクッ



魔人「・・・・・あ?」

  


   いや・・・・・違うな。誰しもが一万人を選ぼうとも・・・・・・・私だけは子供たちを選ぶ。


   ははっ・・・・解りきったことだった、簡単なことだった。

   

   私の私利私欲、あの子達が可愛いんだ。絶対に助けるまでは死ねないんだ。


   学園の闇がどうのこうの以前に、あの子たちだけが大事だ。闇なんて二の次さ。




木山「おい・・・・」ガシッ


魔人「!!?」


木山「逆らうなぁあ゛あ゛ッ゛!!!」グチュ!!ブチィッ!!!



    魔人の腕を握った。骨ごと潰して肉片にしてやった。

   
    見かけ倒しにも程があるぞ?デカイ図体の割にアタフタしているサマが滑稽じゃないか。
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/13(火) 21:58:49.26 ID:IjuliUX/0
ちと所要が出来たから今日はここまでm(_ _)m
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 22:10:15.76 ID:f8hctdVSO
乙。こっそり自分の中で魔人の名前をネウロかジェニファーとつけてみた
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/14(水) 21:14:34.16 ID:ssWrDBcK0

魔人「あgぎゃ゛ぁあAばあぁ゛ぁあぁ゛あ゛あ゛あ!!!!!」


魔人「死ッ!死ねェ゛ぇあ゛!!!」ドゥンッ!!




   出血する腕を再生しつつ、半狂乱で爆風を見舞う・・・・・・・・、が




木山「どこをみているんだ?ウスノロ」ヒュッ


魔人「!!?」



木山「ァああ゛ぁア゛ア゛アッ゛!!!」シュッ!!


魔人「ぎぃ゛ッ!!?」ドチュ!!!




   極限まで強度を高めた手刀をヤツの体内に付き込む。


   そのまま体内で爆破の準備を開始――――




木山「木っ端微塵にッ!!消え去れ!!!」ィィインッ!!!




   ―――――ズドゥオンッ!!!!



魔人「ぉぱッ!!!!?」ドパンッ!!!






   霧散した肉片が・・・暗闇の中に消えていった・・・・・・


180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/14(水) 21:20:46.82 ID:ssWrDBcK0


   ――――――――ふと、目が醒めた―――――ああ、現実に戻れたのか。




木山「第四位達に比べれば、なんのことはないな・・・」



木山「・・・・・・・ん・・・?」ボタッ・・・



   なんだ?体が動かない・・・・・・いや、それよりもこのヌメっとした感触は・・・・・?



木山「っ!!!?」ベチョッ・・・ボタッ・・・・


木山「っ・・・・ぁ・・・・!」




   体中の至るところから血液が流れだし、床一面が血の海となっていた。



   沢山の風穴からは夥しい血が。抉られた脇腹からは臓器ごと、脚は太腿から切れ落ちている・・・・・

 



木山(しまった!!今ので能力が解除されて・・・・・)




    かなりマズイ・・・・・が、痛覚は無い。能力は使える!


    即座に念動力を発動、脚を回収、分離した神経も結合、臓器もブチ込む。


    血液もひとつ残らず回収、流動操作で循環!!
   



木山「はァ゛――――ッ・・・・・・・・危なかった・・・!」


木山(目醒めるのが遅れていれば・・・・・死んでいたな)




    どうにか命を長らえたものの、第四位によって消滅させられた円形が目立つ。


    ぽっかりと空いた穴がこうも沢山あると、まるで私は人間チーズのようだ・・・・・。

181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/14(水) 21:40:28.48 ID:ssWrDBcK0

木山(・・・・それよりもテレスティーナを!!!)


木山「・・・・!・・・・・」キィィイイン・・・




   音響反射を用いて施設中をくまなく探す・・・・・


   ・・・・・・誰も居ない・・・・・・屋上付近で感じた足音は、もう何処にも。



   恐らくはヘリで脱出したのだろうが、その羽音すら響かない・・・・・・・もう何処かに逃げ果せたか。




木山「クソッ!!!」ガンッ!!


木山「あと一歩のところだったのに・・・・・!!!」




   だが、終わったことは仕方ない。次の準備を整えるべきだ。


   今となっては、一番の問題がここである。




木山(もはや寝ることすら許されない体だ・・・・能力が解除されれば死ぬのだから・・・・)




   能力の源は脳で行う演算処理、それを継続的に行うのであればエネルギーの補給が必要不可欠。


   しかし、賢蔵や結腸、盲腸が消し去った体では食事を摂っても意味がない・・・・・。





木山「どうすれば・・・・・」


木山「・・・・!・・・・・」




木山「そうだ!『アレ』を使えばいい!!」

182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 21:42:02.49 ID:2T/C69MSO
肉体再生系はなかったのか…
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/14(水) 21:42:45.29 ID:ssWrDBcK0
肉体再生系はかなりレアみたいだからね。流石に治癒は無理です。
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 21:43:47.19 ID:2T/C69MSO
つっちーは微妙にすげぇって事か
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/14(水) 22:09:03.18 ID:ssWrDBcK0

木山「少々グロテスクだが・・・・使わざるを得ないだろう・・・・」


麦野「―――――」



   『アレ』とは、先ほど真空爆破で胸から上を木っ端微塵にした・・・・・・第四位、麦野沈利の死体である。



木山「運が良いな。胸から下が残っていてラッキーだった」


木山「・・・・・賢蔵から盲腸は・・・・このあたりか?」ヒュパッ!!


麦野「―――――」サクッ,スパッ



   第四位の遺体を、レーザーを使用し断面を傷つけないよう鋭利に切り裂く。


   ・・・・・あった。目的の臓器はまだ新鮮なままだ。



木山(・・・・あとは水流で洗浄して・・・・)ジャパジャパ


木山(大きさは異なっているのだろうが、無理矢理にでも神経結合させてみるしかあるまい)グチョグチョッ


木山「よし。感覚は問題ない・・・・・神経は繋がったか」



木山(・・・・・ついでだし、滝壺の死体も使おう)



    超真空砲撃で空いた穴の先にある、滝壺の遺体に目を向けた。


    あっちは胴体が吹き飛んだだけだから、使える皮膚や筋繊維も結構ある。



木山(こんな穴だらけの体じゃ、浜面が質問攻めすることが目に見えているからな・・・・)


木山「皮膚や筋肉を少しもらうぞ」シュパッ


滝壺「―――――」サクッ,スパッ



木山(ちょっと待て・・・・・血液が違ったら不味いか?)



    それは当然のことであった。仕方ないので水流操作にて死体から奪った皮膚の血液を1ミリ残らず絞り捨てる。


    そして、私の体内に結合させたのち、私自身の血液を浸透させた。



木山「少々皮膚が白くて違和感もあるが・・・・この際文句は言えないな。だいぶ元通りになったから良しとしよう」



    さながらセルフネクロマンサーと言ったところだろうか。つくづく私は人間を捨てたのだなと実感してしまう。


    だが大したことじゃない。これでまだ戦えるなら、あの子達を救い出せるなら・・・・・私は何だってするのだから。
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 22:11:55.48 ID:2T/C69MSO
血液以外の、適合性は結構あ……

木山てんてーは肉体変化を持ってンだよ!
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/14(水) 22:17:20.91 ID:ssWrDBcK0
ブラックジャック本人がコレの皮膚verやってたからイケルかなって(笑)

ただ、念動力やその他能力を用いて無理矢理に神経を結合させてるだけなので、能力を解いたら崩壊します
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage saga]:2012/11/14(水) 22:19:01.92 ID:z6obx51Zo
これじゃ、生徒が救われても....
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/14(水) 22:19:13.80 ID:WtmGknRY0
上条さんに触られたら死ぬな
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/14(水) 22:20:09.92 ID:ssWrDBcK0
>>188このSSの主人公は木山てんてーだから心配するんじゃない!
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 22:21:53.60 ID:a4cMNwTDO
刹那に生きてるなぁ…浜面良かったね、気に掛けてもらえたよ!
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/14(水) 22:24:17.78 ID:hFY8IuJz0
拒絶反応ってそんなに早く出るものだっけ?
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) [sage]:2012/11/14(水) 22:28:04.29 ID:lQCtPqT+o
血液は即座にでるけど、他は一週間とかじゃなかったけなぁ
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 22:34:33.88 ID:B5Py63mPo
時系列がよくわかんないけど、無傷の妹達を一人奪ったらなんとかならんかね?
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage saga]:2012/11/14(水) 22:47:06.11 ID:z6obx51Zo
>>190
安心して見るから続きを!
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/14(水) 23:03:33.98 ID:WKpwe1uAo
>>187
あんなリアルゲコ太以上のチートキャラを基準にしちゃあ…

197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/14(水) 23:13:07.13 ID:ssWrDBcK0
ごめん、ちょっと書き溜めてから明日投下します。

それまでコレでも聴いてください。
『【とある科学の】木山先生がParadise Lostを歌ってくれました。』
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19355997

今回のは少し地声っぽくなってしまったけど
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 23:14:17.90 ID:2T/C69MSO
いいじゃないか。地声風とか更にいいジャマイカ
199 :ハッピーDEATH☆ ◆BSAxzTP1SQ [saga]:2012/11/14(水) 23:42:23.60 ID:VIYl3DDt0
はるなま
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/11/15(木) 17:43:46.62 ID:X054jVj00
床に落ちた血液回収してたら感染症で死にそう
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/15(木) 18:30:14.45 ID:iET8dQeR0

浜面「・・・・・・・遅っせぇ」


浜面(研究所から出てたビームみてぇなの・・・・・巻き込まれたんじゃ・・・・)



木山「待たせたね」スッ


浜面「おわっ!?アンタどこから――――――・・・・って!!!?」



木山「ん?」



浜面「血だらけじゃねぇか!!!」


木山「あー・・・・・」




    白衣は血塗だらけ、穴も沢山、髪の毛を削られたこと、・・・・気にかけるのを忘れていた。


    浜面は当然のように心配している。




木山「軽い切り傷程度しか負っていないから心配するんじゃない」


木山「・・・・殆どは返り血だよ」



    白衣の穴から除いているのは、無理矢理塞いだ傷の断面だけなのだから。



浜面「おいおい・・・・・・つっても先生、相当無理してんだろ」


浜面「酷い顔してるよ・・・・」




    浜面の言う通りだった。私は凄まじく疲労している。


    血は少々失った(削り飛ばされた)ことも一つの要因ではあるが、能力を過度に使ったことが顔に現れていた。


    痛みこそ無いものの、疲労による気だるさが全身を駆け巡る。




木山「・・・・君の手にあるものを頂けるかな?私に用意してくれたのだろう?」


浜面「あぁ、缶コーヒーね・・・・」ヒュッ



    今はエネルギー補給を早く行いたい。無理にでも食べて飲んで回復させないと・・・・



木山「ありがとう。とりあえず車を出してくれ」パシッ


202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/15(木) 18:32:12.23 ID:iET8dQeR0

木山「帰り道の途中で食料を買い込んでもらえないか?お腹が減ったんだ」バタン


浜面「インスタントでもいいか?」バタン


木山「いや・・・出来れば手料理が食べたい。消化が良いものを食べたいな」



木山「君は料理出来るかい?」


浜面「少しくらいは出来るけど。先生は作れないのか?」


木山「自炊は苦手なものでね・・・・それと、適当な店で白衣を買ってきてもらえないか?」


浜面「ドンキに売ってあったな。つーか、私服じゃダメなのか?」


木山「なんだかね・・・・気持ちの問題なのだろうけど、こういった時はしっくり合う気がするのだよ」



浜面「・・・・・まぁ、先生が何と戦ってるかは訊かないでおくけどさ」


木山「それは助かるね・・・・・・そういえば、君に貰った銃が役に立った」


木山「銃弾をもう1ケース用意しておいてくれ・・・・コーヒー頂くよ」カシュッ,グビッ


浜面「了解だ」



木山「・・・・・甘いな」


浜面「つーかソレ温くなっちまってたろ?すまないな先生」


木山「・・・・・・・」


木山「ああ、そうだな」



木山(・・・・・味覚はあるが、熱いのか冷たいのかさえ解らなくなってしまった・・・・・)


木山(外気の温度もわからない・・・・・ヒトじゃなくなってしまったような気さえするな・・・・・)



浜面「先生、辛いモノとかでも大丈夫?鍋なら簡単に作れそうだからさ」


木山「辛いものはあまり――――・・・・・いや、やっぱり大丈夫だ」


木山(どうせ『辛い』という刺激は伝わらないのだろうし)



浜面「?・・・・・・本当に?」


木山「嫌いではないよ。君は好きなのかい?」


浜面「まぁキムチ鍋とかたまに作るし・・・・好きっちゃ好きなのかも」


木山「そうか・・・・・じゃあソレを頼む」
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/15(木) 18:33:37.60 ID:iET8dQeR0
ちょっと飯タイム
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 18:34:54.09 ID:ZUT9LEhSO
>>1もキムチ鍋かい?(笑)

木山てんてーボロボロな体でよく…
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 18:47:30.91 ID:D6xeMgRDO
はまづらは滝壺の存在すら知らずに進むか。
もし滝壺の死体を見ても(おっ、好みなのにもったいねえなぁ。(−人−)南無)
くらいの反応かな。
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2012/11/15(木) 19:08:11.54 ID:Ad1iQ17d0
浜面は死なないといいな…
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 19:10:40.48 ID:hfsaTgMto
キムチ鍋と聞くとステマを疑ってしまう…
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/15(木) 19:11:11.66 ID:CZJtLMSEo
もうサムゲタンの話はいいから!
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/15(木) 20:10:36.81 ID:iET8dQeR0

浜面「じゃあ台所借りるぜ」


木山「ああ、腕によりをかけてくれ」


浜面「おう」スタスタ



木山(さて・・・・・今後の課題は、睡眠欲求と能力の持続性か)




木山(眠気を封じ込めるだけならウリジンやグルタチオンなどの睡眠物質を抑制させればいい)


木山(身体に負担が掛かるドラッグだが、エネルギー補給で事足りるだろう)




木山(能力の持続性は・・・・・いや・・・・いっそ脳の集中力を爆発的に増強&持続型のほうが望ましいか)


木山(神経伝達物質(ノルアドレナリン、ドパミン、アドレナリン)の大量精製を促す方向で・・・・って、覚醒剤どころのレベルじゃないな)


木山(だが戦闘を行う数時間だけなら、即死は無いはず)




木山(浜面に買出しに行かせるか・・・・・・精製薬剤をメモしておこう)カキカキ


木山(他に考えることは・・・・戦闘方法くらいのものか?)


木山(雑魚が大人数ならば問題は無いが、アイテム以上に強力な能力者が現れた場合・・・・1位や2位が現れる可能性は高いな)


木山(まぁ、超真空砲撃の威力を高めておくくらいで大丈夫だろう)


木山(念動力で炸薬を凝縮し初速を高めれば、今回以上の威力が多いに期待出来る)



木山(一応、特殊弾も作っておこう・・・・・最高威力の炸薬を使用してみるか)




210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/15(木) 20:28:08.26 ID:iET8dQeR0

浜面「なぁー、先生」グツグツ


木山「どうしたんだい?」


浜面「アンタまだ戦うんだろ?それなら使い易い銃を仕入れようか?」


浜面「あんな重いリボルバーよりか、グロックとかのほうが使い易いだろうし」



木山「・・・・いや」



木山「このレイジングブルが気に入った」



木山「構造がシンプルで頑丈だからね」


浜面「そうか?ってかそんなんよく扱えたな・・・」



木山「明日は買出しを頼むよ。炸薬から薬剤まで沢山あるから忙しくなるぞ」


浜面「うーい、了解」



木山「ああ・・・それとなんだが、銃は念の為にもう1丁欲しい」



木山「454カスール並みに強烈な銃弾が撃てる拳銃をもう1丁仕入れてくれ。早急に」



浜面「おいおい無茶言うなよ。そんな珍しい銃なんてそうそうあったモンじゃ―――・・・・」


木山「300万渡しておこう。釣りは取っておくといい」


浜面「すぐ用意します!」
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/15(木) 21:07:56.89 ID:iET8dQeR0
―二日後―

木山(まだ・・・・テレスティーナは現れないか)カタカタ


 
   ハッキングで痕跡を探るものの、未だに研究所やその他施設に踏み入った形跡が見られない。


   恐らくは次の手段を用意しいる最中なのだろうが・・・・・



浜面「先生、銃を仕入れてきたぜ」ガチャッ


木山「早かったな」



浜面「・・・・・なぁ、目のクマが前より酷いことなってるけどちゃんと寝てるのか?」


木山「ん?・・・・・・寝てるに決まっているじゃないか。過労で倒れるのはゴメンだからね」



    気遣われるのも面倒だから嘘をついた。


    睡眠抑制剤のおかげで眠気は一切無いものの、無理に体を誤魔化していることは顔に現れるらしい。



木山「それより、銃を見せてくれるかい?」


浜面「あぁ・・・・・早期に仕入れることが出来るモンがあまりなくてさ・・・・」ゴトッ


浜面「デザートイーグル50A.Eだ」


浜面「454カスールよりか劣るけど、それでも強い威力じゃある」


   イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ社製:デザートイーグル50A.E
   http://livedoor.blogimg.jp/el250a3-1111/imgs/4/c/4cdf21e6.jpg


   作動方式:ガス圧シングルアクション  重量:2053g   装弾数:8発   仕様弾薬:50Action-Express



木山「少し重いな・・・・・・だが、悪くない」チャキッ


浜面「カドは取ってるからジャムることはないはず・・・・・・女性でも慣れたら片手で連射出来るぜ」


浜面「ってか、ソレ自体はそんな高くなかったから200万は返しておくよ」


木山「早くて良い仕事をしてくれた礼だ。貰っておきなさい」


浜面「でも―――・・・・」



木山「若いうちから畏まるんじゃない。仕事が終わったらパーッと遊びに出かけるといい」



木山「人生は・・・・楽しむものだよ」



浜面「先生にそう言って貰えるなら、有り難く受け取っておくよ」
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/15(木) 21:10:00.77 ID:PqPbWJk+0
トゥーハンドKiyamaが見れるのか
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/15(木) 21:13:12.93 ID:iET8dQeR0
もう判ってる人も多いと思うんだけど、今回はニトロ要素入れまくりです。
ヴェドゴニアとか天使の二丁拳銃的なイメージでやってます(笑)
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 21:19:07.27 ID:ZUT9LEhSO
最高じゃね?やばくね?
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/15(木) 21:20:08.74 ID:CZJtLMSEo
それはさっぱり分からんけど期待
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/15(木) 21:22:14.04 ID:iET8dQeR0
ニトロ作品はいいぜ。小説ですらメッチャ熱い。
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/15(木) 21:23:28.44 ID:38Mb4yb00
カオヘとシュタゲしかわからない…
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/15(木) 21:29:28.41 ID:jNWOQopV0
燃(萌)えません凍えます
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/15(木) 21:31:24.33 ID:iET8dQeR0
ニトロ5pb作品はやったことも観たこともないんだよ・・・いとうかなこは好きだけど。
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/15(木) 21:33:49.70 ID:38Mb4yb00
カオヘは名作になりそこねた名作
シュタゲは神作
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/15(木) 21:50:01.31 ID:iET8dQeR0


浜面「なぁソレ・・・・・どーやってんの?」


木山「・・・・あぁ、大したことじゃないよ」ィィイン・・・




   受け取った50Action-Express弾の弾頭を貫通性を高めるために斬撃を用い、シュィィン!と音を鳴らしながら削り尖らせる。


   浜面はその様子をマジマジと見ていた・・・・・・・正直、能力を隠すのも面倒だったから。




浜面「先生、能力者だったのか」


木山「まぁね、今の君なら深く突っ込みそうにないなと思った次第さ」


浜面「あまり嬉しくない言葉だな・・・・」



浜面「けどさ、能力持ちなら銃なんて必要なのか?」


木山「私はレベル3か4程度さ。銃と能力を組み合わせたなら、格上の能力者をも倒せたりするのだよ」


浜面「格上って・・・・・いや、なんでもない」



木山「相手が幾ら強力で、数で押し寄せてこようとも・・・・・策を弄せば勝機はある」ィィイン・・・


浜面「ははっ、今後の参考にするよ」



    ピーッ・・・・・ピーッ・・・・・!



木山「!!」


浜面「なんだこの音?」




    ハッキングに組み込んだ自動感知が作動した・・・・・テレスティーナがどこかの施設に現れた証拠だ。




木山「浜面、車の準備を・・・・・」カシュッ,カシュッ,カシュッ



木山「3分で出発するぞ」ジャキッ!



浜面「オーケー」

222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/15(木) 21:59:16.81 ID:iET8dQeR0
ちょっと投稿ゆっくり目になります
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/15(木) 22:16:03.09 ID:rB7uD7Cuo
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/15(木) 22:18:16.03 ID:iET8dQeR0

浜面「だいぶ山奥まで来たけど・・・・コッチで合ってるのか?」


木山「ああ、もう少し進んだところに研究施設があってね。ほら、山頂付近に見えてきただろう?」


浜面「あー・・・・なんかあるな」



木山(こんな人気の無い山奥の研究所・・・・・恐らくは強力な能力者を雇ったか)


木山(雑魚相手になら覚醒薬を使う必要もないのだろうが・・・・・)




    昨日、早急に作成した神経伝達物質大量分泌薬・・・・・・リスクは覚醒剤の比ではない。


    テレスティーナの姿さえ確認出来たなら、使うことも良しとするのだが。




浜面「俺はどのあたりで待っていればいいんだ?」


木山「そうだな―――――・・・・・・・・・!!?」ゾッ・・・!



木山「止まれ!!!」


浜面「ッ!!?」



   ―――――――ドガァア゛ン゛ッ!!!!!



浜面「・・・・なんだ今の・・・・!!」


 
   研究所の方向から、眩い光りが目の前の道を消し飛ばした――――!



木山(まさか・・・・視力強化ッ!!)キィィイン!!




    研究所の屋上・・・・・誰か居る・・・・・あれは・・・・・


    ・・・・・・・・・・・・・・第二位、垣根提督!!!




木山(ここから先は、戦場になると・・・・・警告か)




木山「浜面、街まで戻りなさい・・・・・巻き込まれるぞ」ガチャッ・・・バタン


浜面「幾らなんでも!!アンタじゃ勝て――――・・・・・・」



木山「早く行けッ!!!!」
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 22:40:53.94 ID:ZUT9LEhSO
な、なんだってー

あ、でも木山てんてーも未元物質持ってんだったか
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/15(木) 22:45:05.30 ID:iET8dQeR0
未元物質は精製出来ないよー。
量子(粒子)を扱えるってだけ。
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/15(木) 22:47:01.74 ID:iET8dQeR0

浜面「・・・・・」


浜面「絶対に、帰ってこいよ」


木山「当たり前だ。まだ死ぬわけにはいかないのだからな」


浜面「絶対だぞ!!!」







木山(・・・・・よし、これで巻き込むことはないか)


木山「行こう・・・・!」ヒュィンッ!!




   大気中に磁力線を張り、空を滑走して研究所まで向かう。


   垣根帝督・・・・・奴さんはこちらの様子を伺い、ニヤニヤとしている最中だ。




垣根「よぉ、器用なモンだな。多才能力者(マルチスキル)」


木山「・・・・君と殺り合う前に、教えてほしい」


木山「テレスティーナは、ソコ(研究施設)にいるのか?」


垣根「いーや、あの女はもうここにゃ居ねぇよ。巻き込まれちまうからな」


木山(クソ・・・・もう油断する気はないと)



木山「それなら私は早々に帰りたいのだが・・・・君に用事は無くてね」


垣根「残念ながらそうはいかねぇよ。仕事だからな」



垣根「それに・・・・第2.5位のお前を、みすみす逃す理由があるか?」



木山「!!?」


木山(2.5位・・・・何のことだ?)



垣根「何も知らねぇって顔だな・・・・まぁいいわ」



垣根「殺らせてもらうぜッ!!多才能力者ァア!!!」バヒュッ!!




   第二位は六枚の輝く羽を展開し、喜々とした表情で戦闘体勢に入った―――――!

228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/15(木) 23:14:36.81 ID:iET8dQeR0

木山「・・・・・・困ったな」ヒュヒュンッ!




   相手の特性上、何を放って来るか解らない。死角に転移しつつ本音を漏らした。


   更に、小型ケースに入れてた分泌薬を、ラムネのようにガリッ!と噛み砕き飲み込む。




木山(速攻で・・・・・・・)


木山(・・・・・殺る!!)ィィインッ!!



    ―――――――パシュッ!



    空中に漂う第二位の姿を目掛け、己の白衣の一部をテレポートで撃ち込んだ――――・・・・・が、




垣根「ここはな・・・・・お前が知る空間じゃねぇんだ」ボソッ




   第二位の座標にテレポートは成功したのだが、刺さることはなくヒラヒラと撃ち放ったはずの白衣は落ちていく。


   目視していた姿は、未元物質による幻であった・・・・・・・・・その本体が、私の耳元で囁く。




木山「知っていたさ」ジャキッ!


垣根「!!?」




   反応速度が速い!顎先に銃を突きつけられた!?――――否、木山春生は、第二位が真横まで接近していることなど最初から知っていた。



    透視能力(クレアボイアンス)・・・・・・これが本体を見定めた要因である。




木山「死ね」ガン!ガン!ドガァンッ!!!


垣根「ごがッ!!?」ガッ!ゴッ!バキッ!!




   デザートイーグルの銃口から50A.E弾(超真空砲撃)をヤツの顎先へ撃ち込む。


   その強大な衝撃波が二人の距離を突き放した――――――!

229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/15(木) 23:33:17.55 ID:iET8dQeR0

垣根「ッ〜〜!!!!」



垣根「・・・・・――――とんでもねぇ威力だなァおい!!!」バサッ!




   大してダメージが対して通っていない第二位は、吹き飛んだ先の空中で身を翻しコチラを見据えた。

  
   顎先から少し血が流れている程度・・・・・予想はしていた。自動防御系の物質を全体に張っていたのだろう。




垣根「想定外(未知)だぜテメェ!!血ィ流す程なんてよぉ!!!!」



木山「!!?・・・・・・え・・・・?」




   いや、それよりも、私の胴体に・・・・・・巨大な羽が突き刺さっていた!!




木山「なっ!?・・・・・!」




   いつ刺された?まるで解らなかった!!―――――だが問題無い。痛覚なんて無い!!




木山「ァあッ!!!」ズリュッ!!!



垣根「なんだそりゃ!?血も出ねぇとは随分なバケモンじゃねぇか!!!」ヒュッ!!



木山「・・・・・!・・・・・・」ヒュッ!ヒュヒュンッ!!




    コイツ(第二位)はヤバイ・・・・・!



    羽を抜き去ると同時に、テレポートで逃げに徹する。今はそれ以外に策が思い浮かばない。

230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/15(木) 23:35:01.76 ID:iET8dQeR0
煙草がなくなった。買ってくる
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 23:35:49.45 ID:ZUT9LEhSO
俺ぁ>>1の肺が心肺だよ
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/15(木) 23:37:20.34 ID:clxFAB8q0
煙草の吸いすぎで心肺停止
233 :ハッピーDEATH☆ ◆BSAxzTP1SQ [saga]:2012/11/15(木) 23:49:36.93 ID:PviTEb/d0
煙草はやばいぜぇ
あれ吸ったら脳みそが小っさくなるとかゴキブリの殺虫剤成分が入ってるとか
234 :ハッピーDEATH☆ ◆BSAxzTP1SQ [saga]:2012/11/15(木) 23:50:13.41 ID:PviTEb/d0
師匠!禁煙をおぬぬめします!
235 :ハッピーDEATH☆ ◆BSAxzTP1SQ [saga]:2012/11/15(木) 23:51:19.72 ID:PviTEb/d0
ハッピーはね・・・師匠思いのいいやつだからさ、師匠には長生きしてほしいんだ
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 23:54:16.40 ID:ZUT9LEhSO
わかったから、オメーはいちいちレスする度にage進行にすんな。連投すんな。自分が>>1じゃないスレではコテと酉を外すマナーをいい加減覚えてレスしろや。

あっちとはノリが違うんだからいい加減空気読め。
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/15(木) 23:59:08.51 ID:clxFAB8q0
>>236
無駄だSO
発狂IOより質悪いし脳みそちっちゃいしゴキブリ以下
だから何言っても無駄だよ
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/16(金) 00:00:21.57 ID:jpTs1pUn0
とりあえずハッピーは今後一切連投するな。あとマナーは守ること。
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 00:02:48.60 ID:Hh6nq3eIO
コイツは2chも製速も構わず荒らし回ってるコテだから無視すんのが吉
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 00:03:03.32 ID:/6ovKZwSO
あー、正直>>1のスレで空気悪くなる事は言いたくなかったんだが、流石にちょっと度が過ぎるからつい言っちまった。
スマソ
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/16(金) 00:03:43.75 ID:EnW5HUOj0
なんで規制とかされないの?管理人無能なの?
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/16(金) 00:04:12.00 ID:EnW5HUOj0
スレチか
すまん
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/16(金) 00:31:32.87 ID:jpTs1pUn0

垣根「いつまでも飛び回ってようが!!攻撃は届かねぇぞ!!?」


木山「それは君も・・・・!・・・・同じ、だろう!!」ヒュッ!ヒュンッ!!



垣根(空間転移は少々面倒だが・・・・・・距離限界は30mほどか?)



垣根「これならどうだ・・・・」バサァッ!!!


木山「!?」




   羽が大きく振りかぶられ、全方位に強大な風をまき散らした。




木山(まさか――――・・・・・!)



垣根「・・・・・3秒後に爆発する粒子なら」




    ――――――ズドォオオンッ!!!!!!




木山「ッ――――!!!!」




   直径500mに渡り、強大な爆発が――――!



   悪い予感が的中したおかげで念動力のバリアは間に合った・・・・・・・・ものの、目の前にまで迫り寄られた。



244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/16(金) 00:39:50.43 ID:jpTs1pUn0

木山(マズッ――――・・・・!)


垣根「あばよ」ヒュインッ!!!


木山「ッ゛!!!!」スパンッ!!!



木山「ぁ!・・・・・パっ――――・・・・・・」




   驚異的な速度で迫った第二位は、そのまま首を狙い、翼にての一閃を見舞う。


   二人が背を向けあった時・・・・・木山春生の首と胴体は斬り離されていた・・・・・・。




木山(呼吸っ―――出来な・・・・・!)




   能力が解除されてしまった。継ぎ接ぎの体が崩れ、血が零れ出しそうに――――・・・・・・




木山(・・・・・・・・・演算が・・・・優先ッ!!!)ィィイイイン!!!




垣根「思ったほどでも・・・・・ないか・・・・」クルッ


垣根「っ゛!!!?」



   垣根帝督は自身を疑う。何かが音を立てている・・・・・・・ズリュ・・・ジュル・・・ズリュッ・・・・!


   飛散した肉片や血がフヨフヨと念動力によって浮かんだまま、首を繋ぎ、臓器が入り込み、脚が繋がり・・・・元に戻った。




垣根「なっ!ナニモンだ・・・・・・・テメェ!?」




木山「はッ゛!!・・・・・ぁ゛・・・・・・ぁあ・・・・」グチュッ・・・ジュリュ…!


木山「人間であることを、捨てたのでね・・・・!」



木山「正真正銘の・・・・化け物さ・・・!!」


245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 00:42:36.60 ID:/6ovKZwSO
木山てんてーの執念オソロシイww
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/16(金) 00:44:24.93 ID:j147X+4v0
がんばれ木山てんてー
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/16(金) 01:01:16.04 ID:jpTs1pUn0

垣根(意味が解らねぇぞ!!?)


垣根(・・・・・だが、木っ端微塵に消し飛ばせば!!!)



木山(次が来る・・・・!)




   ――――ドクン―――――ドクンッ!――――




木山「!!?」


木山(これは・・・・何がっ・・・・)




   ――――ドクンッ!――――ドクン゛ッ!!―――ドクンッ゛!!!ドクン゛ッ!!!!




木山(まさか・・・・・薬が今頃効いて・・・・・)




   激しい鼓動が体内を響き渡った。



   それは心臓より手の先、脚の先、そして脳の奥底まで激しく波打つ――――!




木山「・・・ぁ゛・・・・・!」ドクン・・・!


木山「ははっ・・・・!・・・・・ひッ゛!!・・・・・・いぎッ!!!」ドクン・・・!!



垣根「あ?」



木山「げひィ゛ッ!!ゲェ゛ぇエーッ゛ハハ゛ハァ゛ア゛アアぁぁ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!!!!」ゴゥンッ!!!!




   目の充血が更に濃い赤へと変わる。


   瞳孔が一気に開き、顔面の血管は浮き彫りとなり、口角が歪に笑みを浮かべる。




   それはもう木山春生ではなかった・・・・・・完全な化け物へと変貌を遂げた・・・・・。




木山「邪魔ァア゛すんじゃねェ゛ッ!!!能力者如きがよォ゛ォオオ゛オオ゛!!!!!」



木山「ゲェ゛ェエエ゛ッ゛ハハ゛ァ゛ァ゛ア゛ッ!!!挽肉ゥ゛!!!決定だぜェェ゛エ゛エ゛エ!!!!!!」
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/16(金) 01:01:57.50 ID:jpTs1pUn0
今日はここまでー
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 01:02:39.54 ID:/6ovKZwSO
乙ー。毎度毎度終わりかたが壮絶wwww
250 :ハッピーDEATH☆ ◆BSAxzTP1SQ [saga]:2012/11/16(金) 01:28:19.45 ID:XOXTxLcc0
師匠乙!
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/16(金) 04:27:33.05 ID:jpTs1pUn0


垣根(なんだコイツ・・・・・!!)


木山「ははっ!あっははぁ゛はぁああ゛あ゛あ゛あ!!!!」ヒュヒュヒュィン!!!




   テレポートのラグが尋常じゃないほどに短い。木山の位置を感知した時には二つ先の座標に移動している。


   更に移動距離が大幅に上がっていた・・・・・100m・・・・いや、200mを越えるか・・・・?




木山(最高だ!!最高に頭が冴え渡っているッ!!)


木山(あの餓鬼をミンチにする方法が!!考えるよりも先に行動へと移っているッ!!!)



木山「さて・・・・」ヒュッ!!


垣根「!!?」


木山「・・・・っと」ドガァンッ!!




   まさかの正面に転移してくるとは思わなかった。


しかもそこから銃弾を撃ち放つなど・・・・・簡単に防御が間に合ってしまう。




垣根「なんのつもりだァ゛!!?」ガィンッ!!




   羽根での直接防御であれば、この程度の威力なら完全に防ぎきれる。


   コイツは俺を舐めてるのか?ムカついたぜテメェ・・・・!




木山(ふむ・・・・やはり、羽根を使用すれば超真空砲撃を完全に防ぐか)



   やはりあの羽根が邪魔だ。それさえ無ければ殺るくらい簡単なのだから――――・・・・・



木山「ほれっ!」ドガンッ!!


垣根「!?」


   ――――――なんだ?弾が打ち出されていない?


垣根「がッ!!?」ドガッ!!



   額に弾頭が衝突した・・・・・何故?・・・・・いや、何が起きた!?
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/16(金) 04:31:01.15 ID:jpTs1pUn0

木山「ハハァ゛ッ!!どうした!?止めてみなァァ゛ア゛!!!!」ガガンッ!!トガァッ!!


垣根「ゴっ!?ぐ!!ぁばッ!!」ドッ!ドガッ!バキッ!!




   当然ながら、木山は普通に銃弾を撃ち放っているワケではない。


   弾頭がバレルから抜けた瞬間、弾頭自体を垣根の頭付近にテレポートさせ、四方八方から狙い撃つ!


   有り得ない精度と反射神経、人間では確実に不可能な技である。




木山(D.Eを装填)カシュン!!




   デザートイーグルの空になったマガジンを、腰のホルダーに付けていた予備マガジンとテレポートで交換。


   体回りに微電流を流し、ヤツを殺す為に必要なモノの位置全てを把握している。




垣根「いい加減にィ゛!!!」


木山「・・・・!・・・・」



垣根「しろやァ゛ッ!!!!」バサァッ!!!!




   羽根を広げた!そこから撃ち放たれるは、太陽光を変質させた殺人光線。


   全方位360度に向けて射出を今こそ―――――・・・・・!




木山「オマエがな」



垣根「!!??」



   羽根を広げた瞬間、俺の胸元にテレポート・・・・これを狙ったのか!!?



垣根「まっ・・・待て!!!」

253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/16(金) 04:35:03.46 ID:jpTs1pUn0


木山(右手には再装填済みのデザートイーグル、左手には更に改良を重ねた弾を込めたレイジングブル)キィィイインッ!



木山「さっさとッ゛!!!」ジャキッ!!


   ――――ドガァァ゛ア゛アン゛ッ!!!!


垣根「がぁッ゛!!!?」ドチュッ!!!




   HNIW:CL-20という史上最強の炸薬を圧縮した特殊弾が、レイジングブルより放たれ、第二位の胸板を貫く!!!


   だが胸板を貫いただけであり背中まで貫通はしていない。しかし銃口ごと突っ込める穴が空けば十分だった。




木山「あの世にぃ゛ッ゛!!!」バキュッ!!


垣根「おボぇ゛ッ!!?」バキィッ!!



   レイジングブルの銃口をそのまま胸板に突き込み、デザートイーグルの銃口を歯を叩き割って口内に突き刺し――――・・・・!



木山「逝きやがれぇ゛ぇえ゛え゛えェェ゛ッ!!!!!」


 
   ガンガンッ!!ガガガンッ!!ドガァンッ!!ドガガガガンッ!!!ズドガァンッ!!!!


   衝撃波をものともせず、ありったけの弾丸を撃ち尽くすッ!!!



垣根「――!―――!!――――!!!!!!」ビクンッ!ビグンッ!!




   強固な防御能力がほぼ通っていない体内への超真空砲撃、一発喰らった時点でアウトだった。


   垣根帝督という男の、頭が爆ぜ散った、胴体が爆ぜ散った、その衝撃波で赤い花火のように血の雨が降り注ぐ。


   木山春生は、その血をシャワーのように浴び、興奮し快感を得ている・・・・・。



木山「はァ゛――――ッ・・・・・・・ははっ!・・・・ひギッ!」ペチャ・・・



木山「汚っねぇ花火だなァ゛・・・・!」


254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/16(金) 10:11:51.24 ID:NHs7A2/Do
先生やべえな
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage saga]:2012/11/16(金) 11:24:20.02 ID:eDzcjq0Vo
一方さグハァ
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 13:05:37.19 ID:kgjsvj9IO
木山てんてーと一方さんって戦う必要ある?
この頃ってまだ暗部入ってないよね?
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/16(金) 13:07:31.02 ID:qQI7sOc6o
>>256
妹達に手を出さない限り接触はないだろ
まあ、能力で一方通行に勝つのは無理な気がするが…
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 13:10:34.85 ID:/6ovKZwSO
そげぶさんに一方さんの頭撫でさせ続けて、後ろから銃でズドンなら…
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/11/16(金) 14:47:38.40 ID:bMGKYL960
俺もこんなてんてーと出会ってたらなあ・・・
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/11/16(金) 17:00:19.79 ID:JalzAOM8o
てか、本編でも良くわからないのが、能力開発されていない体で能力が使えるのはなぜ?脳波ネットワークができてるだけでしょ?
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/16(金) 18:05:31.28 ID:jpTs1pUn0
>>260
そもそも能力開発の理論自体おかしいから気にしないほうがいい
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2012/11/16(金) 18:23:15.94 ID:YOuNtEAE0
ん?今なんでもするって言ったよね?
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2012/11/16(金) 18:29:13.99 ID:mOxuKtl90
このとき一方さんってまだ実験中だよね?
どうにかして出てくるんだろうか
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 18:37:53.32 ID:Wgko5PkIO
>>262
帰って、どうぞ
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/16(金) 19:05:27.46 ID:jpTs1pUn0

木山「ふゥー・・・・・・・・」


木山「んん?・・・・ぁ゛あ〜〜〜?」




   第二位だったモノの腰から脚にかけた肉体が、地面に落ちていた。


   これはミスだった。丸ごとミンチにするつもりが壊し残しがあるなんて。




木山「全く、私としたことが・・・・・っと」ガシッ



木山「オラ゛ァ!!オラオラオ゛ラオ゛ラオ゛ラ゛ァッ゛!!!!」グチョッ!!ベキッ!ベチッ!!




   脚を掴み、残った肉片を木々に叩き付けまくる。


   驚異的な力で振り回された肉片は、骨を砕き、肉を砕き、飛沫を上げ、森を赤く染めた。


   その行為には、何の意味も無いはずなのに・・・・・・。




木山「ひぎッ!!ぎゃ゛ハはっ!!!げぇえ゛えッハハはハハハァ゛ァ゛ア゛ア!!!!」ボガッ!!ベシッ!!ブチュッ!!



木山「ッヒヒィィ゛イ!!もっともっとォ゛!!ひぎーって!ひぎィイ゛イってさせてやんよォ゛オ゛オ゛!!!」グチャッ!!ドチュッ!!



木山「ひぎッ!・・・・・・って・・・・・?」


木山(あ・・・・れ・・・・・?)



木山(呼吸が出来な・・・・・・・・・・・この感じ・・・心臓が・・・)



木山(・・・・止・まっ・・・・た・・・・?)


266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/16(金) 19:23:10.84 ID:jpTs1pUn0

浜面「・・・・・・・・」


浜面(早く・・・・・帰って来いよ・・・・)




   浜面はアジトで待機していた。


   遅い・・・・幾ら何でも遅い・・・・・・もう5時間は経っている。




浜面「・・・・・・」



木山「ただ・・・い・・・ま・・・・・」ガチャッ



浜面「先生っ――――・・・・・・・・!!?」


木山「・・・・・どうした?」



浜面「どうしちまったんだ・・・・・何があったんだよ・・・・」



   驚くのも無理はない。木山春生は頭から脚の先まで血に染まって赤一色となっている。


   
   いや、それよりも・・・・顔が歪に口角を上げ邪悪な笑みを、顔面の血管は浮き彫りとなり、初めて会った時の面影は殆ど消えていた。




木山「ごぼォっ!!!」ゲホッ!!ベチャッ!!


浜面「おい!!!?」



木山「大丈夫、薬が切れたの反動だ・・・・次期に収まる」


木山(血なんて念動力で戻してやれば――――・・・・・・・・っ!?)




   木山は目を疑う。今、己が床に吐き出した血は・・・・汚れたオイルのように真っ黒に変色していたのだから。


   なんだこれは?覚醒薬を使用したから?能力使用のオーバーロード?




木山(こんな状態じゃ循環させても意味が・・・・!)


267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/16(金) 19:26:59.77 ID:jpTs1pUn0

浜面「先生!病院に行こう!!」


木山「・・・・いや、君に頼みがある」



木山「○○病院で血液を買ってきてくれ。A型RH+を4ℓほど頼む」


木山「金はそこの棚にあるから・・・・・」



浜面「そんなんでどうにかなるわけねぇだろ!!!」


木山「信じろ・・・・私はまだ、死ねないんだから・・・・・」


木山「早く・・・・・」



浜面「・・・・・わかった」タタッ




木山「・・・・・・」



木山(体内の臓器はどうにか動いているはずなのだが・・・・)




   恐らくは先程の覚醒薬が原因だろう。頭が冴えるだけでなく、イメージが無限に広がり能力限界値までも底上げした。


   要は、限界値(レッドゾーン)を越えたその先(オーバーロード)の状態を維持し続けた歪なのだろう。


   血がオイルのように真っ黒に汚れてもおかしくない。




木山(別にいいか・・・・血なんて入れ替えれば問題あるまい・・・・)



木山(残る敵だって、もう少ないはずだ・・・・)



268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 19:29:50.16 ID:/6ovKZwSO
入れ替えたらしんぢゃうよ木山てんてー。

そういやなんで冥土の病院行かないんだっけ?
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage saga]:2012/11/16(金) 19:54:41.31 ID:eDzcjq0Vo
>>268
捕まるやん
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/16(金) 19:55:52.02 ID:jpTs1pUn0

浜面「先生!!買ってき――――・・・・」ガチャッ!


木山「ああ、すまないね」


浜面「・・・・ぁ・・・・?」


木山「・・・・この体が不思議か?」



   ついさっき、血を洗い流すためにシャワーを浴びた。今は下着だけの状態である。



浜面「なんだよ・・・・その傷・・・・」



   いつもは白衣の下に隠れていた沢山の継ぎ接ぎの傷を見て、浜面は驚愕していた。



木山「脚や首や臓器を吹き飛ばされたものでね・・・・・能力で無理矢理繋げているんだ」


木山「神経終末系を引き千切っているから痛覚は無い―――・・・・・」



浜面「・・・・死ぬのか・・・・アンタ」


木山「・・・・幸いにも私の心臓は動いてくれている。だからこうして戦って生きてられるのだよ」


浜面「その後は・・・・?」


木山「冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)を知っているかい?」


木山「彼は心臓が停止した直後の患者くらい御手の物ってレベルの名医でね。戦いが終われば治療してもらうさ」



浜面「絶対に、死なないんだよな・・・・?」


木山「信じられないなら冥土帰しに相談してみるといい。一言返事でYesが帰ってくる」


浜面「・・・・・それなら、いいんだ」




   半分嘘で半分本当だった。私の心臓は、第二位と殺りあった後に停止した。


   今、この体が動いているのは、念動力で無理矢理心臓を動かしているから、人として機能している。




木山「さて、血をくれ」


木山「最後の戦いに備えないとな・・・・・」



   ペースメーカーみたいなものだと考えれば、特におかしなことでもない。


   さながら操り人間(マリオネット)みたいで笑えてくる・・・・いや、私の顔は既に歪んでるから笑えないんだったか。
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/16(金) 20:00:29.45 ID:j0WO71JBo
>>268
冥土だと完治するまでずっっっっと病院監禁しちゃうんじゃね?
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/16(金) 20:06:23.63 ID:jpTs1pUn0
まだ指名手配されてないからどうにか病院には行けるけど、
冥土が軟禁しそうだし抜け出すにも病院破壊しないといけないし、
どのみち戦う度に体が壊れまくるから治療してもらっても意味ねぇなっていうね。
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 20:09:53.35 ID:1Ebx8mbDO
意識が飛んだら終わりか…タイトロープにしても最早ロープがストローの袋レベルじゃないか?
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 20:16:48.97 ID:/6ovKZwSO
なるほど
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2012/11/16(金) 22:19:53.37 ID:etgRjLuH0
人口心臓とかないのかな?
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/16(金) 23:43:13.37 ID:jpTs1pUn0

浜面「で・・・・コレ、飲むのか?」



   輸血パックテーブルに下ろしながら訊いてみた。



木山「まさか・・・・飲んでも消化してしまうじゃないか」


浜面「体内に直接入れるとか・・・・?」


木山「半分正解だな」


木山「・・・・・というか、見たいのか?少々グロテスクだと思うが」


浜面「・・・・・」


浜面「見ておくよ」


木山「物好きだな君は・・・・まぁいい」



木山「ふッ!」ドスッ!


浜面「おい!!?」



   木山は、輸血用パックに付属している点滴用の針を心臓の辺に刺した。



木山「心配するな・・・・・血を流入しているだけさ」


木山「これと同時に汚れた血を排除してやればいい」パシュッ!


浜面「ちょっ、マジか・・・・!」



   手首に斬撃で切れ込みを入れる。


   そこからバケツへ向かって汚れきった黒い血を排出。




木山「このまま循環させてやれば・・・・どうにかなるだろう」


浜面「先生、人間辞め過ぎだよ・・・・」



木山「車みたいなものだと思えばいい。オイルが汚くなったら交換するだろう?」


木山「人間と車の仕組みは何気に似ているのだよ。そう考えれば大したことではない」


浜面「・・・・ポジティブ過ぎんぞ」



木山「それよりご飯を何か作ってくれ。頭が働かないと死んでしまうからな」

277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 00:02:31.90 ID:jaaqdhPDO
先生、人間やめるってよ
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/17(土) 00:03:40.43 ID:DVWJjexRo
まだやめてないつもりでいたの?
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 00:04:06.64 ID:tMiW+JaSO
だが俺はそんな人間やめた木山てんてーを愛で見守りつづける
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/17(土) 00:50:00.33 ID:FvvB1rde0

木山「ふぅ・・・・・ご馳走様」


浜面「珈琲は?」


木山「頂くとしよう」


浜面「ほいよ」コポコポ


木山「ありがとう」グビッ



浜面「・・・・つーかさ」


木山「?」


浜面「最後の戦い――――って言ってたけど、次は誰が相手なんだよ」



木山「・・・・そろそろ、全部話してもいい頃合だな」




   木山春生は話した。


   子供達を救いたいこと、その為に得た能力、代償として犠牲になった生まれた1万人のこと。




浜面「・・・・嘘だろ」


木山「残念ながら・・・・全てが本当のことだ」



浜面「じゃあ、幻想御手の犠牲くらい・・・・黙ってりゃ良かったじゃねぇか!!」



木山「言われてみればその通りなんだが・・・・・君なら、最後まで仕事をまっとうしてくれるような気がした」



木山「それに・・・・黙っていることが“嘘”になるのか“騙す”のか、それは別ものなのだよ」


木山「ここで黙ったままだと、君を“騙す”ことになっていた」



浜面「だとしても・・・・俺が裏切ったらどうするつもりだったんだよ!?子供達だって助けらんねぇぞ!!」


木山「汚い大人は嫌いだ・・・・私自身、そうは在りたくないものでね」


木山「君はまだ“子供”だから、裏切るなんて微塵も思ってはいない」



浜面「・・・・褒められた気がしねぇよ」


281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/17(土) 00:54:27.64 ID:FvvB1rde0

木山「最後の仕事を頼みたい・・・・」スッ…コトッ


浜面「なんだ?このケース」


木山「この中に、幻想御手解除用のワクチンプログラムと作動方法を記載したメモがある。至って簡単だ」



木山「もし私が死ぬようであれば・・・・・これを使い患者達を助けてやってくれ」


木山「100%の確率ではないが、目覚める可能性は大いにある」



浜面「・・・・誰が相手なんだよ次は」


木山「学園都市最強の・・・・・第一位」


浜面「はぁ!!???」



木山「心配するな。今日殺った相手は第二位だ」


木山「因みに、三位と四位も既に殺ってる」


浜面「マジかよ先生・・・・・すげぇな」



木山「その第二位が気になることを言っていたものでね。恐らくは第一位が出てくる」


木山(第2.5位という格付け・・・・・・恐らくはそういったことなのだろう)



浜面「第一位か・・・・・・いや、二位を殺れたんなら勝てるんじゃ・・・?」


木山「当然勝つに決まっているだろう?負けるつもりなど初からないさ」


浜面「バシッっとキメちまってくれよ先生!!」



木山「ま、テレスティーナが動きを見せるまでは休憩だ・・・・・」


木山「それまでは美味しいものを食べさせてくれ」



282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/17(土) 01:01:17.57 ID:FvvB1rde0
とりま今日はこんなもんで
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage saga]:2012/11/17(土) 01:01:28.61 ID:KpkC4ZQoo
おつ
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 01:02:02.97 ID:tMiW+JaSO
乙んP
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/17(土) 01:03:19.89 ID:DVWJjexRo


さすがに一方さんは無理じゃねーか?
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/17(土) 01:58:00.36 ID:2ojeWL0Zo


そういえばイギリスの歌手に麻薬のやり過ぎで血液総入れ替えするハメになった奴がいたような・・・
何でもその後「これでまた麻薬がやれる」とか抜かしたみたいだがwwww
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/17(土) 02:04:01.53 ID:2ojeWL0Zo
すまん、訂正
歌手じゃなくてギタリストだわ
確かストーンズのキース
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/17(土) 02:17:54.71 ID:FvvB1rde0
やっぱいたのかw
木山せんせーだけじゃなかったんだね・・・・
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 03:12:48.98 ID:4zZQvm0o0
俺は人間をやめるぞ!浜面――――ッ!!!!!
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 04:41:08.33 ID:gyMs8/1IO
どうせならていとくんの脳を回収してネットワークにつなげればよかったのに…
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/11/17(土) 13:42:25.58 ID:ev3K6i1AO
一方通行はマジで無理ゲー
多才能力持ちでも反射効かなきゃなぁ…
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 13:53:51.80 ID:RhOM9jUIO
反射で反射されない物質(酸素とかその辺)に攻撃翌力を持たせる
こんなの垣根しか出来ん芸当だしな

魔術だから反射効きませーん(笑)とかいう思考停止技もあるけどもう能力者なっちゃったし
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/17(土) 14:14:22.13 ID:/CzI24HUo
>>292
本人は能力開発受けてないしいけるんじゃね?
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 14:14:55.23 ID:/CzI24HUo
下げ忘れたすまん
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 14:28:17.35 ID:kIOd3WR+o
一方通行は正面から普通に戦うなら空気をどうこうされることに弱そう
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 16:10:20.81 ID:zRSedaFuo
木原神拳のような路線をマルチスキルで……どうやるんだ?
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 16:20:48.41 ID:tMmFcUFNo
美琴の能力で疑似木原神拳を使ったSSもあったし、
「一方通行に詳しい木原だから出来る」の部分さえクリアすれば、他のスペックは代替可能じゃね?
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/11/17(土) 16:28:07.76 ID:P2bC9BxEo
へー
光の速さで腕を動かせるんだー
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 16:32:59.25 ID:WgpwzTQro
木原神拳が通用するということは一方通行の反射には攻撃が膜に当たってから引くことができる程度のタイムラグがあるはずなので高速の攻撃をすればなんとかかんとか
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/17(土) 17:33:34.06 ID:FvvB1rde0

―2日後―


浜面「体調はどうなんだ?」


木山「体が体なもので万全とは言えないが・・・・・」


木山「血がしっかり馴染んだようでな。戦うに支障は無いと言えるよ」



   ・・・・・・・ピンポーン



木山「・・・・・」


浜面「誰だろ?」


木山「浜面、この場所を誰かに教えたか?」


浜面「そんなわけないじゃん・・・・・・・・って、まさか!!」



木山「私が出る。伏せていなさい」スタスタ


浜面「あぁ・・・・」





木山「・・・・どちら様かな?」ガチャッ



10031号「初めまして、ミサカ10031号と申します。と、ミサカは挨拶してみます」


木山「・・・・・・」


木山「要件を伝えろ」



10031号「まず、テレスティーナ所長より言伝がありまして」


10031号『本日23:00、第20学区ドームにて待つ。楽しい余興を観戦させてもらおうじゃないか』


10031号「とのことです」



木山「・・・・出向いてあげよう」



10031号「ありがとうございます。と、ミサカはお礼の言葉を述べます」



木山「では、あの外道に『遺言とお祈りを済ませておけ』と、伝えてくれ」


301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/17(土) 17:37:58.09 ID:FvvB1rde0

10031号「申し訳ありませんがそれは無理です。と、ミサカは意向に沿えないことを申し訳なく思います」


10031号「命令上、このまま帰るわけにはいかないもので」



木山「・・・・君一人で、私をどうにか出来るとでも?」



10031号「テレスティーナ所長が提案した攻撃方法は、非常に高い確率で木山春生を殺せるとの計算結果が出ています」


10031号「ミサカ単独で銃と能力を用いたとしても、勝率は0.002%です」



10031号「ですが、この方法なら勝率は0.04%まで引き上がるとの―――」


10031号「―――結果が出てお」



    
    ・・・・・――――ズドゥオ゛ンッ゛!!!!!




木山「・・・・・・」




   10031号は手に握っていた手榴弾のレバーをそっと離し、木っ端微塵に吹き飛ぶ。


   この実験体が手榴弾を握っていることなど最初から解っていたので、余裕を持って念動力のバリアを張り対処した。




木山「・・・・殺してやる」



木山「必ず・・・・殺すッ゛!!!」




302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/17(土) 17:45:48.23 ID:DWhUECby0
もしか木原戦?
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 17:50:52.84 ID:tMiW+JaSO
自爆とはやってくれる
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 17:51:42.69 ID:zRSedaFuo
美琴死んだから実験中止された、なーんて甘いことはなかったか……。
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/17(土) 17:56:29.61 ID:FvvB1rde0
飯食ったら投下しますー
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/17(土) 19:35:33.24 ID:FvvB1rde0
―第20学区ドーム―


テレスティーナ「やぁーっと来てくれたわねぇ・・・・退屈だったわ」


一方通行「・・・・・」



木山「上等な護衛じゃないか」



   ドームの最上部に位置するVIP席から、外道が高々と見下ろして戯言を吐かしている。


   その外道の隣で、学園都市第一位である一方通行(アクセラレータ)が気だるそうにコチラを見ていた。



テレスティーナ「上層部がこの子を護衛に回してくれるなんて、私も正直驚きよぉ?」


木山「それなら、この寄せ集めは何の意味がある?」


木山「・・・・貴様以外から観れば、茶番もいいところだ」


シスターズ「・・・・・」ジャキッ




   先程死んだ10032号を除く9968人の妹達(シスターズ)が、観客席を埋め尽くしている。


   1対9968――――――――普通に考えれば絶望的な数字だろう。




テレスティーナ「それは同感ね。でも・・・・ほら、貴女って子供に優しいトコロあるじゃない?」


テレスティーナ「特段、“実験に巻き込まれた子供達”に・・・・ね!」


テレスティーナ「だからもしかすると!!情が湧いて死んでくれるかなぁぁぁッってさぁ!!?」



木山「・・・・・・今では、そうでもない」ボソッ



テレスティーナ「そんじゃ観せてもらおうかしら!!最高の余興をッ!!!」


テレスティーナ「やっちまいなァ!!!シスターズ!!!」



シスターズ『第一隊!行きます!!』



   どのタイミングで一方通行が乱入するや解らない以上、長期戦は望ましくないと言えるだろう。


   それなら早い段階で覚醒すべきだ・・・・・あのゴミ女を、一刻も早く殺すためにも。



木山「・・・・・・」ガリッ,ゴクッ



木山「来い」
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/17(土) 20:24:29.27 ID:FvvB1rde0

10033号「はぁぁああッ!!」バヂヂヂ!!

10034号「はぁぁああッ!!」バヂヂヂ!!

10035号「はぁぁああッ!!」バヂヂヂ!!

10136号「はぁぁああッ!!」バヂヂヂ!!


    ドームの中央にポツリと立つ私の上空から、約100人程が帯電しつつ降下。


10137号「撃て!!!」ガガガガ!!!

10138号「Shoots!!!」ドドッ!!!

10139号「Shoots!!!」ガンッ!ガンッ!!

10141号「Shoots!!!」ガガガガ!!!

20000号「Shoots!!!」パンパン!!パンッ!!



    残る全てがハンドガンやマシンガン、アンチマテリアルライフル、果ては対戦車ライフルまで撃ち放ってきた。


    誤射を考慮した配置・連携を見るに、流石は統率が取れた部隊だなと関心してしまう。



10033号「空中部隊!!放てッ!!!」


シスターズ『らあァあ゛ア゛ッ!!!』バヂヂッ!ドパンッ!!!



木山「・・・・殺るなら、もう少し捻るべきだがな」ヒュンッ!!



   もともと立っていた場所に高酸素圧縮爆弾を設置した後、ドームの天井付近までテレポートしバリアを展開。



10033号「――――えっ?」


    ――――――ズドォォォオオンッ!!!!!


10394号「ぎぃ゛っ!!?」バスッ!!

10467号「ぉ゛ぼッ!!!」ボチュンッ!!

11256号「んぶッ!?や・・・いぎぃ゛い゛いッ!!!!」ドチュッ!!



   強大な爆発により、彼女達が乱射した弾が予想とはあら方向に飛散する。凶弾が大勢の肉と骨を突き破った。



11122号「対象はどこに!!?」


木山「――――ここだよ」・・・キュパンッ!!!



   乱戦に持ち込めば統率が乱れるだろう。彼女達が陣取っていた観客席にテレポートした後、烈風による斬撃を放つ。


11121号「―――ぱッ!!??」ブシュゥウ!!

11254号「いぎゃァああ゛ああ゛!!!!」ドチャッ!!

308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/17(土) 21:13:01.72 ID:FvvB1rde0

テレスティーナ「巻き込まれる心配が無いって素晴らしいわねぇ・・・・本当に感謝してるわ」


テレスティーナ「因みに、貴方から見てあの女は強いのかしら?」



一方通行「うるっせェンだよ・・・・ババアは黙ってろ」


テレスティーナ「なっ゛!!?」



一方通行(デタラメな数の能力こそ使っちゃいるが、各々の強度は4っつーとこかァ?)


一方通行(応用しての攻撃も見て取れるンだが・・・・余裕で弾けるってェレベルだわ)


一方通行(コイツが俺を一夜にしてLevel6に引き上げるたァ、思えねェんだけどな・・・・)







13040号「いやっ!止め―――」


木山「・・・!・・・」ドンッ!!!


13040号「でッ!!!?」ボチュンッ!!



15222号「助け・っ・・・・痛・・・ぃ・・・!」


11129号「しっかりしなさい!!ミサカ15222号!!!」


木山「ッ――――!!!」ヒュィンッ!!


11129号「しっか―――――ぱっ!!?・・・・・・ぁ゛・・・」ブシュゥゥウウ・・・!!



木山(私は・・・・何で・・・・!)


木山「っ!?」ドガッ!!



19421号「ゴム弾が当たった!!」


シスターズ『全員撃てぇぇえ―――っ!!!』ガガガガ!!!



木山(節制はマズイな・・・・)



木山「らぁ゛あァァ゛アア゛アッ゛!!!!」ヒュゴッ!!!



17233号「あッ゛!!?」スパンッ!!ブシュゥウ!!

11889号「がっ!?がが!!ッが!!!」ドチュッ!!ブシャァア!!!

12434号「ぅ゛・・・ぁ・・・・!」ドサッ・・・
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/17(土) 22:06:04.33 ID:FvvB1rde0

木山(こうなると・・・・解っていたことなのに・・・・!)



   この数分で1/3は殺しただろうか。怪我人を含めれば過半数以上かもしれないが、重傷を負ってまで立ち上がる者さえいた。



木山「クソがッ!!!」ズドンッ!!


11919号「ぎゃァッ!!!」ボチュッ!!



木山「答えろ!お前達はそんなに死にたいのか!!」


木山「実験体だろうと!人間なら痛いだろうが!!」



木山「感情だってあるだろう!!死にたくない奴は道具を捨てて逃げ延びてみろッ!!!」


シスターズ『・・・・・』




   叫んだのち、シスターズの攻撃が止んだ。




19999号「ミサカ達は・・・・実験のために作られてるのですから」


13303号「寧ろ何故、ミサカ達を気遣っているのかと・・・・ミサカは疑問を投げ返してみます」


11897号「貴女にも何か目的があるから、こうやって殺し合っているのでは?と心中を察してみました」



14214号「今立ち上がっているミサカ達は、敗走することはありません・・・・決して」



木山「・・・・・・」



木山「はっ、ははっ・・・・そうだったな・・・・」


310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 22:26:50.25 ID:tMiW+JaSO
だが止まるわけにはいかない…止まれないんだぁ!


なんて胸熱
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 22:27:18.78 ID:gsjQkPHIO
これは実験凍結直前ってことでいいんだよね?

もし脳に損傷を受けたあとだったらジャミングってのも考えたけど黒翼だされたら無理ゲーか…
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/17(土) 22:39:46.65 ID:FvvB1rde0

木山(こんなことの為に感情を希薄にして生み出され)


木山(そんな風に育てられた・・・・・子供だったんだ)



  ――――ドクン―――――ドクン!



木山(それなら・・・・・教えてあげよう)


木山(まだ間に合うかもしれない)



  ――――ドクッ!――――ドクンッ!――――ドクンッ!!



木山(それでもダメなら・・・・・痛みもなく殺してあげよう)



  ――――ドクンッ!!――――ドクンッ!!!――――ドクンッ゛!!!!




木山「おい・・・・お前たち・・・・!」ドクン・・・


木山「私はぁ、子供達を助けるまで・・・・・死ねないッ゛!!!」ドクンッ!



シスターズ『・・・!・・・』



木山「私の前にィ゛ッ!!立ち塞がる奴ァァ゛ア゛!!!」ゴゥンッ!!!!



木山「全員挽肉ゥ゛ゥウ゛ッ!!!!決定だァァ゛アア゛アア゛!!!!!」



   目の充血が更に濃い赤へと変わり、血管は浮き彫り、口角が歪み邪悪な笑みを浮かび上げた。


   シスターズの誰もが思っただろう。もう、この人は人間じゃない・・・・。



木山「こんな風にィ゛ッ!!」ィィンンッ!!ギュギキギキギッ!!!



   念動力によって大気中の酸素を掌の中に圧縮!!量子加速で超凝縮―――――それを真空爆撃の要領で・・・・・


   
木山「な゛ァア゛あッ゛ッ!!!!」ボッ!!



   ――――――――ズドォオ゛ゥ゛ウ゛ンッ゛!!!!!!!



シスターズ「―――――ッ゛!!!?????」



   たった一撃の爆撃によって、ドームに巨大な穴を穿ち・・・・直線上の遥か向こうにある山肌を消し飛ばした。
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/17(土) 22:41:26.75 ID:FvvB1rde0
>>311そだよ
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/17(土) 23:06:58.87 ID:FvvB1rde0

テレスティーナ「・・・・何・・・今の・・・・」


一方通行(ほォ・・・・ちったァ出来そうじゃねェか)







木山「さぁってお前ら!!授業を始めるッ゛!!!」


シスターズ『!!?』



木山「今のを見てだな、私に勝てる可能性が0.000001%でも残ってるとか思った子」


木山「・・・・・いるなら返事しろ」



シスターズ『・・・・・・・・』フルフル



木山「よぉーし流石っ!!」


木山「先生は鬱陶しい餓鬼や馴れ馴れしい餓鬼が大ッ嫌いだ!!!」


木山「その点、素直な糞餓鬼はまだ可愛げがあっていい!!」



10011号「ありがとう御座います。とミサ」


木山「黙れ」バキッ!


10011号「痛っ゛!!?」ドガッ!!


木山「授業中に無断で喋る馬鹿は嫌いだ」


10011号「っ・・・ぁ・・・・・・ごめんなさい」


木山「で、次が本題だ!!」




木山「・・・・勝てないと解ってまで死に急ぐ子は、そのまま立っていなさい」


シスターズ『・・・!・・・』


木山「怖くて逃げ出したい子は、今すぐこの場から離れること・・・・5秒で決断してほしい」


シスターズ『・・・・・・・』



木山「誰も逃げ出さないのか?」



シスターズ『・・・・・・』コクッ

315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/17(土) 23:28:53.66 ID:FvvB1rde0

木山「・・・・最後に訊かせてもらう」



木山「命ある限り、私の前に立ちはだかるのかい?」


15552号「はい」


16588号「命令ですから、当然です」



木山「私が今、お前たちに背を向けた場合は?」


10499号「ミサカは躊躇せず撃ちます。と、ミサカは答えます」



木山「・・・・わかった」



木山「お前たち全員を殺す・・・・出来る限り苦しませず、殺してあげるから」


シスターズ『・・・・・・・』



木山「全員そこに並びなさい!」


シスターズ『はいっ!!!』


木山「順番が来たら各自名前を伝えること・・・いいね?」


シスターズ『はいっ!!!』



19999号「ミサカ19999号です!」


木山「言い残すことは?」


19999号「ありません」


木山「やってみたかったことは?」


19999号「・・・・普通の、洋服というものを着てみたかったです。と、ミサカは本心を吐露します」


木山「そうか・・・・覚えておくよ」



   私は、19999号をしっかり見つめて、心臓を破壊した。



19999号「・・・ぁ゛・・・りが・・・・・・・・ぅ」ドサッ・・・




木山「っ・・・・次!!」



15552号「ミサカ15552号です!」
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 23:38:12.14 ID:tMiW+JaSO
そんなブラッディなきんぱち…木山てんてーの道徳の授業は嫌だww
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 23:39:41.92 ID:zRSedaFuo
木山先生の特別最終講義か……というかまさかの2万人全滅コースかこれは?
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 00:05:54.22 ID:Eg6X+hP+o
何かものすごくシュールなブラックジョーク見てる気分だ
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 00:11:41.61 ID:5A76LfN50

12661号「前に飲んだ、オレンジジュースをもう一度飲んでみたかった・・・・です」


木山「ぉ・・・覚えておく・・・・必ず!!」ドスッ!!


12661号「ッ!!!・・・・ぁ・・・・」ドサッ!!!



木山「っ・・ぅ゛!・・・・・次ぃ!!!」


18703号「ミサカ18703号です」


木山「ぉ゛・・・・お、思い残した・・・ことは・・・・?」


18703号「思い残し・・・・か、どうかは解らないのですが」


18703号「貴女は不思議な人ですね」


18703号「もっと早く出会っていれば、何かが変わったのかもと・・・・ミサカは思います」


木山「っ〜〜!!!」


木山「心配、無い・・・・また会えるから」ドスッ!!


18703号「・・・・・・・ま・た・・・・です、か・・」ドサッ・・・






テレスティーナ「何よ!!何が起こってるの!!?」


一方通行「精神干渉かね・・・・・つーか、もう終いにしよォや」


テレスティーナ「はぁっ!?」



一方通行「大体よ、アイツは何が目的でここに来てんだ?」


テレスティーナ「木山はこのファーストサンプルが狙いで・・・・」


一方通行「そりゃどーも」パシッ


テレスティーナ「えっ?今何を・・・・って!!返しなさ」


一方通行「黙れっつってンだろーがボケ」バキッ!


テレスティーナ「ぁぱッ!!!?」ゴシャッ!!!


一方通行「大体俺はオマエの護衛じゃねーっつンだよババア」


テレスティーナ「は・・・・歯ば・・・ッ!!」



一方通行「さて・・・・始めようか」スッ

320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 00:21:09.55 ID:iqoy/afMo
一方通行もこのシュールな光景を見て思う所があったか?
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/18(日) 00:24:24.92 ID:e4+DDqQTo
シュールすぎるだろwwwwww
なんだよこれwwwww

木山先生……
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 00:58:51.10 ID:5A76LfN50

一方通行「オイ!多才能力者(マルチスキル)!!!」


木山「・・・・・なんだ」




   一列に並べて28人殺した終えた直後、第一位が動く。




一方通行「このババアが何か言いたいンだと」




    顔面が膨れ上がって歯が折れているテレスティーナが、血を吐きながらよそよそと顔を出した。




テレスティーナ「・・ぃ゛・・・・一番手前っ、にいる・・・・シスターズ」


12998号「ミサカですか?」


テレスティーナ「そっ、そう・・・・」



一方通行「受け取れ」ヒュッ


12998号「っ?」パシッ


テレスティーナ「ソレを、一方通行の・・ぉ・・・・自宅まで運べ」


テレスティーナ「そし、て・・・・・他のシスター・・ズは・・・・研究所に戻・れ」



12998号「それでは任務を遂行します」タタタタ・・・


シスターズ『私達は帰ります』スタスタ



木山(もう・・・・殺さずに済むのか・・・?)



木山「・・・・なんの真似だ?というか今のは何だ?」


一方通行「アレな。オマエが欲しがってるファーストサンプルってヤツだ」


木山「!!?」



一方通行「付き合ってもらおうぜェ・・・・・絶対能力進化(レベル6シフト)によォ」



323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 01:05:15.67 ID:5A76LfN50
とりあえずこんなもんで。明日が恐らくはラストです。
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/18(日) 01:06:50.10 ID:V7OJDd+20
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 01:07:56.13 ID:1ZBnuuxSO
あらま。乙。一方さんをどうくだすか…>>1のお手並みを見させていただくぜ
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 03:03:24.99 ID:5A76LfN50
少し投下しとく
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 03:07:15.19 ID:5A76LfN50

―波止場―


木山「・・・・・・・・・・・」


一方通行「ま・・・・この辺なら暴れ散らかしても何の事はねェな」




   コンテナが積み上げられた港、街中で殺り合うよりは確かにマシだろう。




木山「さっき教えてくれた君の住所・・・・・偽りは無いんだろうな?」


一方通行「オマエ馬鹿か?嘘だろうが本当だろォが、どのみちこっから帰れねェなら同じだろうが」


一方通行「大体、嘘考えるのが面倒だってハナシだ」




  絶対能力進化実験。それに私が充てがわれたというハナシで、コイツからしてみればテレスティーナは餌、妹達は見極めだとか。


  第一位様は最強じゃ飽き足らず、無敵になりたいとかトチ狂ったことを吐かした。




木山「そうか、それならもういい」



一方通行「聞かれっぱなしってのも癪だな。オマエは何の為に殺し回ったのか教えてくんねェか?」


一方通行「まさかとは思うんだけどよォ、眠ったガキ共助けたいだけってことは―――」



  妹達が見極めとは恐れ入った。最初から充てがってくれていれば一人も殺さず済んだだろうに。


  最後に殺したミサカ13442号の思い残しは 『もう少し生きてみたかった』 だった。




328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 03:17:27.00 ID:5A76LfN50


一方通行「――――ねぇよなァ?」



木山「クチを閉じろ糞餓鬼」


一方通行「・・・・あ゛?」




  もうダメだ。殺す為だけの思考が理性を圧迫する。


  ここに来る途中、テレスティーナを潰れたミミズみたいにセブンミストの壁に叩きつけてきたが、それでも理性が保てないとは。




木山「確実な情報を訊くために、暴走手前の理性を保っていてね・・・・」


木山「これが結構キツくてなぁ・・・・・・・もう殺していいかい?」




  もうダメだ。挽肉にするだけじゃぁ気が収まらねぇよ・・・・・。


  速攻でグチャグチャに殺して、どうにか蘇生して、もう一辺ブチ殺したい気分だ・・・・!




一方「はっ・・・・誰にクチきいてると思っ」


木山「ぎひィっ゛!!!決定だァあ゛あ゛ァア゛アッ゛!!!!!」ゴゥンッ!!!!



木山「肛門からハラワタ引き摺り出してぇっ!!!そのまま口にブッ込んでよォ゛ォオ゛オ!!!!」



木山「腸の綾結びジンクス固めの刑ってなア゛!!!ヒぎーって!!ひぎィ゛ーッ!!って豚みてえに泣かせてやんぜッ゛!!!!」ジャキッ!!


329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/18(日) 03:48:30.47 ID:W6GDsImDO
最高だア
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 06:41:45.34 ID:1ZBnuuxSO
もう木山てんてーがァィゥェォン使い出したらどっちがどっちかわからんなww
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 15:23:39.21 ID:5A76LfN50

木山「うらァ゛アァ゛アァ゛ッ゛!!!」



   ホルスターに装備している二丁拳銃を、テレポートで掌に収める。


   ドガガガンッ!!!バガンッ!!ガンガンッ!!ガガガンッ!!!ドガガガンッ!!!


   第二位を殺った時の要領で、バレルを抜けた弾頭を一方通行の頭付近に直接転移させ四方八方からブチ込むッ!!




木山「まだまだァ゛ッ!!!」




   バガンッ!!ガンガンッ!!ドガガガンッ!!!ドガガガンッ!!!ドガガ!!ガンッ!!!


   弾切れなんてロスにならない。回転式弾倉のレイジングブルでさえ転移で弾を装填すればいいのだから。


   衝撃波だけで一方通行の周囲はコンクリートが爆ぜ散っているようにも見えた。




木山「あーマッズイなぁ、もう挽肉になっ―――――・・・・・・・・・!!?」



一方通行「けほッ・・・・・衝撃波で酸素無いってのはそこそこ苦しかったンだけどよ」


一方通行「・・・・・で、終わりか?」




    立っていた位置から一歩も動いていなかった。


    全弾とも圧縮ヘキサニトロ特殊弾だというのに・・・・・流石にこれは予想外だ。




一方通行「調子コイてくれたテメェはぶち殺すこと決定なンだがなァ・・・・・・一撃で死なれちまうと」


一方通行「この怒りをよォ゛!!どこにぶつけりゃァいいんだァア゛ア!!!?」ドガンッ!!!



    地面に脚を蹴りつけただけで、コチラに向かって隆起が発生し大地が爆ぜる――――!



木山「!!」ドッ!!!



    念動力でこの程度は無傷で防げる―――――だが、流石に体ごと宙に飛ばされた。



一方通行「よォ゛・・・・!」


木山(なっ!??)



     宙に飛ばされた私の目の前まで迫っていた。どんな速度で飛んで来んだコイツ!?
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 15:26:13.14 ID:5A76LfN50

一方通行「憂さ晴らしするにまだ死なれちゃ困るからよ・・・・・手加減してやンぜぇぇえ゛!!!!」


一方通行「おらぁあァ゛ッ!!!」ヒュッ!!!


木山「っ゛!!!?」ドゴッ・・・・メキィ!ブチュッ!!



   本人曰く手加減した拳は胴体にのめり込み、数十メートル背後のコンテナまで吹っ飛ばされた。



木山「ばがッ゛!!!!」ドガンッ!!


木山「・・っぐ・・・・・・・・・・ぉぶェ゛っ!!!」ゲボッ!!ビチャッ!!




   なんだ・・・・今の威力は・・・・・・・肉体強化と念動力を防御に回したはずが、まるで役に立っていない。


   これがベクトル操作か・・・・・・内蔵が破裂したどころか、そのまま背中から突き破れそうなほどだった。




木山(ムカツクが、一旦策を練るしかない・・・・・!)




   臓器が木っ端微塵だろうがなんだろうがどうでもいい。


   痛みが無い以上能力使用は無制限だ。念動力で無理矢理形を戻せばいいだけ!




一方通行「おー・・・・スゲェなオマエ。超速再生ってのは本当みてぇだなァ」


一方通行「ちょこまかされンのも面倒だからよォ・・・・・・こんなのはどうだァァ゛ア゛ッ!!?」ブンッ!!



    地面に落ちている砂利をつかみ取り、思いっきり投げつける!!



木山(やばい!!!)ヒュヒュンッ!!!



    まるで超威力のショットガンの用に、私の背後にあったコンテナが穴だらけになった。



一方通行「オイオイ!?さっきまでの威勢はどうしたァ!!?愉快にケツ振ってンじゃねェぞ年増ア゛!!!」



木山(超速移動は可能みたいだが、テレポートは流石に出来ないようだな・・・・・)ヒュッ!


一方通行「あン?」パキュン!



     試しに奴の座標へ弾丸をテレポートさせてみたが、こちらの座標へ戻ってきた。



木山(!!?・・・・・・・転移まで弾くとは、本格的なマズイ)
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 15:29:10.30 ID:5A76LfN50

木山(転移攻撃が弾かれるようでは・・・・レーザーも無理だろうな。電撃など以ての外だろう)




   超真空砲撃を弾くあたり、どんなに高い貫通力・パワーをも反射すると考えるきだ。


   どうすればいい?正の攻撃がダメなら負の攻撃が弱点だと思われるがそんな方法は・・・・・。




木山(例えば掃除機のような吸引で・・・・・って、馬鹿か私は)ヒュッ!ヒュン!


木山(弱い負(マイナス)だとダメージにすらならない。そもそも接近した時点で即死攻撃が待ち構えている)


木山(強力なマイナスの攻撃を遠距離から仕掛ければ勝機はある)




   ふと、散らばったコンテナの方に目を向けると・・・・・・・解決の糸口が転がっていた。




一方通行「逃げてばっかじゃ飽きちまうからよォ・・・・・もう殺していいかァ!?」


木山(これだ!!)パシッ!!




   落ちていた鉄パイプを拾う。コイツならダメージを与えることが出来るかもしれない。


   パイプの中に炎のプロペラを生み出す。一枚じゃ足りない十枚あればいいか?




木山「おぉお゛おお゛ァ゛アッ!!!」ィインッ!!ギュォンッ!!!




   炎のプロペラをパイプ内で高速回転開始。凄まじい熱量で鉄が赤を帯びた。


   ブロペラの回転と炎の酸素消費によって、片方の穴からジェット並みの噴流が、片方の穴からはそれに伴う吸引が発生する!




木山(コレを噴流以上のパワーで投げつけてやりゃぁいい!!)


334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 15:32:22.29 ID:5A76LfN50

木山「死ぃい゛い゛いッ!!ねぇえ゛あ゛ァ゛ッ!!!」ブンッ!!


一方通行「は?なんだそりゃ?」




    熱を帯びたパイプを槍投げだァ?


    ンなもん結局反射されるに決まってるっつー――――――・・・・・・




一方通行「がア゛ッ!!!?」バチュンッ!!!




   鉄パイプは先端が一方通行太腿に触れた瞬間、確かに反射されてる。


   しかし、パイプが反射されたと同時、太腿にぼっこりと穴を穿ち血飛沫を上げた―――!




一方通行「ひぎィ゛っ!!いッがああぁ゛あ!!!」ブシュゥウウウ!!!


一方通行(ぃ゛・・・痛ェ゛・・・なんだコイツは!!?)



木山「ゲェェエ゛ーハハハァア゛ァッ!!!モヤシが豚みてぇに鳴いてやがんぜッ゛!!!」


一方通行(今の赤熱はまさか・・・・!!?)



木山「さぁーってぇ・・・・・そうと解れば、テメェは穴だらけのチーズみたいにすっか・・・・それとも」


木山「おクチとアナルにパイプぶち込んでッ!!直腸貫通祭りでも始めっかァア゛アァ゛!!?」



木山「どっちか決めな!!第一位クンよぉお゛お゛!!!」

335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 15:34:36.75 ID:5A76LfN50
要するに、投げつけたパイプ自体(プラス)と、パイプの穴に発生した超吸引(マイナス)の同時攻撃ってことです。

夕方から投下します。
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/11/18(日) 17:32:52.75 ID:nTIDPp7L0
木山先生って暴走しかけても頭良いんだな
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 17:47:29.59 ID:a98Ev1F2o
実際人間ってそんな感じなイメージがある 頭がおかしくなっても頭がいい
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/18(日) 19:58:01.77 ID:y6eXFfcfo
パイプの接地面はプラスで空洞部分がマイナスって事?
もしそうなら木原くんのパンチとは別物だから一方通行にはきかんよ。
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/11/18(日) 20:04:10.88 ID:yer6kqCYo
>>335
意味わかって言ってる?^^:;
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 20:10:13.51 ID:PxRHWZjIO
これって衝突のプラスベクトルと吸引のマイナスベクトルは別個に存在しているよな……
木原クンのはプラスベクトルを衝突の一瞬にマイナスに転じるから、反転させられた結果命中している訳で。
別個に独立してるベクトルなら反射されんだろ。
流体力学理論とカオス理論から成る不規則な空気の動きを一定数以上操作してプラズマ作ってんだから、二種類位じゃ……
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 20:27:06.95 ID:ZW3/DdCNo
展開的に適当にこじつけでもしないと木原くん呼ばない限り無理ゲじゃね?
まぁSSなんだしそこら辺目をつぶれよ
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/11/18(日) 20:41:43.58 ID:yer6kqCYo
>>341
科学ではこうなるってドヤ顔で説明しときながらそれが間違えてるんですけど…
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/18(日) 20:45:53.70 ID:y6eXFfcfo
浜面のデザートイーグルを片手で連射できる発言=はまづらだから仕方がない
未元物質の混じった空間で垣根の胸元にテレポート=垣根だから油断しても仕方がない

ギャグ物で何でもアリなら能力の誤解釈もネタの一部だけど、科学的に解説してるSSで「SSだから」何でもかんでも認めろってのは違うと思う。
あと気になってたけど作者はSSの知識だけでこれ書いてない?
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/18(日) 20:53:26.39 ID:qxBoqMGQo
じゃあやり直して先生死亡エンドなら満足?
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 21:02:52.86 ID:XgH9Ih5IO
自分から離れて行くベクトルは反射しないようにすればいいだけだよな…
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/11/18(日) 21:55:58.48 ID:ssfUTcrAO
>>345木原くんにも楽勝だね
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 22:12:38.91 ID:5A76LfN50
おおう寝てた。

このパイプ理論無理なのかwww
まぁあんま気にしないでください。どのみちエンドは>>1の中でもう決まっています。
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage saga]:2012/11/18(日) 22:14:21.21 ID:W2S5peeuo
マイナスベクトルがプラスに変換されて一方通行がやられたって解釈した僕は文系です。
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 22:16:39.61 ID:5A76LfN50
>>343
デザートイーグルだけど。初見で撃った俺でさえ『あっ、これ連射余裕』って思ったよ。
リボルバー式のS&W686ののほうがまだ反動デカイ。
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 22:41:35.60 ID:8VnabaEIO
誰か厨房並の頭しか持ち合わせてない俺にも分かるように説明してくれ…
つまり、パイプが反射されても、空洞の吸引される力のベクトルはそのまま一方に当たるわけではなく、パイプと一緒に反射が適用されたってことでおk?
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/18(日) 22:47:10.63 ID:5m2/wGdqo
一方通行戦を書くとどの作品でもそれ無理厨が沸くから気にせず続き書いてくれ
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 22:47:18.50 ID:5A76LfN50

木山「おらおらぁ゛!!どんどんいくぜッ!!!」


一方通行(マジィ!!!)ヒンュッ!!




   転がっていたパイプ10本程を細工し、念動力によって次々と襲いかかる。


   出血している太腿を再生促進しつつ、高速移動で回避する・・・・しかし、木山が操るパイプも速い。




一方通行「ッ!!」チュィンッ!!


木山「ははっ!惜しい惜しい!!もう少しでカマボコにストロー刺したみたいになってたなァァ゛ア゛!!?」



一方通行(痛みがどーこーの言ってる場合じゃねェな!!)


一方通行「しゃら臭ェ゛ンだよ!!ボケがァ゛ッ!!!!」ドガンッ!!!




     大地を爆ぜさせ、周囲にまで迫ったパイプを吹き飛ばす!

  
     が、ヘシ曲がったものや折れたものもあるが、そのまま襲い来るものが殆どだった。




木山「ざぁんねん!ペナルティでもう20本追加だッ!!!」ヒュヒュッ!!


一方通行(考えろ考えろ考えろ考えろ!!)


一方通行(腹から叩いて木っ端微塵に粉砕すりゃあいいが数が多過ぎる)


一方通行(そもそも俺の反射神経で回避しながら叩けるとは思えねェ・・・・)


一方「・・・・それなら・・・・上げてやりゃあいいンじゃねェのか?」



  そうだ。無理矢理にでも上げちまえばいい。神経伝達信号の速度をデタラメに上げりゃいいんだ。


  電子のベクトルを加速させりゃァいいんじゃねェか!!やったことがなかろうがンなもん関係ねェ!!!




一方通行「やってやらァ゛あ゛あ゛ッ!!!!」キィィ!!!!


一方通行(己の体内を手に取るよう理解出来るッ!!そうだ、動態視力も上げちまえばいいンだ!!!)


一方通行「電子のベクトルを加速ッ!加速ッ!!加速っ゛!!!!」ィィインッ!!!



木山(なんだ?様子がおかしい・・・・)



一方通行「はっ、ははっ・・・・見える景色が・・・・違ェなこりゃ!!最ッ高だぜぇぇッ゛!!!!!」
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 23:04:23.04 ID:5A76LfN50

一方通行「らァア゛アア゛ァッ゛!!!」バシュンッ!!!



   ――――――――パンッ!



木山(なに!!?)




   囲んでいたパイプ全てが一瞬にして叩き壊された。


   それだけじゃない、私の目の前にまで迫って――――――――




一方通行「死ねやッ゛!!!」


木山「ッぅ゛!!!」ヒュンッ!!!



   
  テレポートには間に合ったものの、ヤツの手刀が頬を掠めた。


  それだけで体内の血が逆流するなんて・・・・・!




木山「くっそ・・・・!」ヒュヒュッ!!


一方通行「おっしいなァ・・・・あと0.01秒触れてりゃ爆散する自信あったンだけどよ」


木山「体内の電気信号を加速させたか・・・・」


一方通行「ご名答だぜ、流石は研究者っつーとこかァ?」


木山「それが出来んのはテメェだけと思ってんじゃねぇぞっ!!!」キィィイ!!!




  電気を扱える時点でそのくらい余裕だ!生体電流を感知する!あの時のように体内を把握!!


  抵抗を減らして電動効率を極限まで上げてやりゃあいいんだよッ!!!




木山「はァ゛―――――ッ・・・・!」ィィイインッ!!!!


木山「来いよ、ウスノロモヤシ君」



一方通行「インテリが吐かしてンじゃねぇぞッ!!!?」ヒュンッ!!!

354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 23:13:25.17 ID:CccMBZh5o
ようは吸引力のすごい例のあれを電源いれた状態で吸い込み口をぶつけるてことか
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 23:17:54.71 ID:I7K/OgGDO
>>354
そこら辺の話は一旦終わりでよくね?
木山っちも一方さんも頭の回転半端なくて滅茶苦茶強い人外ってことで万事解決さ♪

356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 23:22:06.13 ID:ycbqcbxIO
ジェットエンジンに吸い込めば殺せるな。お手軽すぎて何で垣根が使わなかったか不思議。
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 23:22:48.17 ID:CccMBZh5o
>>355
マジレスじゃなくてツッコミを期待したんだけどな…
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 23:25:50.65 ID:I7K/OgGDO
>>357
期待に添えなかった…スマン……orz

あんましその話題掘り下げると>>1がやる気なくすかと思って……
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 23:42:02.48 ID:CccMBZh5o
>>358
かまわんよ
掘り返すつかむしろ>>1に「ダイソンやないかーい」と軽い気持ちでつっこんでほしかったり
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 23:53:27.54 ID:5A76LfN50

木山「せぇああ゛あ゛ぁあ゛ぁ゛っ!!!!」


一方通行「オらァァ゛ァ゛ア゛アッ!!!!」



   木山春生はパイプを槍のように使い、且つ念動力で別のパイプを襲いかからせた。


   一方通行はそれを躱しつつも拳や蹴りを見舞おうと凄まじい速度で接近戦を行う。



一方通行「シィィイ゛ッ!!!」ヒュパッ!!


木山(危なっ!!?)シュンッ!



木山「背中がお留守だボケぇ゛!!!」バシュッ!!!


一方通行(ンの野郎ッ!!?)ザッ!


   パイプを躱すために地に伏せつつ、脚を狩ろうと蹴りを放つものの、木山の反射神経もデタラメに高い。



木山「ちょこまかしやがって・・・!」


一方通行(一旦離脱!!)ダンッ!



  大地を蹴り横へ移動するつもりが、焦ってそのまま空へと跳ね上がってしまった。



一方通行(ヤバッ、空はマズイ!!身動きが・・・・)


木山「なぁーに焦ってんだぁ゛!!ぶっ殺しちまうぞぉお゛ぁ!!?」



一方通行(やべェ!やべェ!やべェ!やべェ!やべェ!!!)


一方通行(俺も空を動けりゃ・・・・!)



   いや・・・・出来るんじゃねェか?


   今俺に降り掛かるエネルギーさえありゃ利用出来る。俺に降り掛かるモノ・・・・風力!重力!これだッ!!!



一方通行「おぉぉおお゛お゛お゛お゛おァ゛ッ!!!!」ィィイインッ!!!


木山「!!?」



一方通行「ぎゃはっ!やっぱ出来ンじゃねェか!!!」ヒュヒュンッ!!


木山「その程度で喜ぶたぁ!!可愛いいモンだな第一位クゥウン!!!?」


一方通行「減らず口もここまでだっつーンだ・・・・ババアが!!!」

361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 23:56:23.08 ID:5A76LfN50
>>354>>356
要するにソレ。正と負が同時に当たるならイケそうな気がしたんだけどねw
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/18(日) 23:57:39.27 ID:5A76LfN50
ちょっと煙草買ってくる
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 00:02:28.78 ID:I8FAJYGDO
>>359
良い意味でですが>>1にもある意味マジレスされて、ツッコミ…ありませんでしたね

>>362
行ってらっしゃい
この続きの展開と最後に期待。

364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 00:44:34.91 ID:+qj+yCLK0

木山「ゴタゴタ言ってねぇでさっさと来な」


一方通行「上等だよボケが・・・・だが、まだ死ぬンじゃねェぞテメェ?」


木山「は?」


一方通行「もっと!もっともっと!!もっとよォォ゛オ゛オ!!俺を“越え”させてくれやッ!!!!」



木山「・・・・くだらねぇ・・・くらだねぇんだよ!!糞餓鬼ぃ゛い゛ッ!!!」


木山「なぁにが“無敵”だ!!!くだらねぇチンケな理由で・・・・・何人、何千人を見殺しに・・・・!」



一方通行「テメェの目的とやらのほうが、よっぽどチンケだっつーンだよ・・・・」




   たかだか数人救うためにブチ殺しまくってよ・・・・・ンなくだらねー幻想、焼き尽くしてやるよ。

 
   鉄パイプ程度の安い想いなンざ!!消し飛ばしてやんぜッ!!




一方通行「らぁァアア゛アァ゛ァアア゛ァ゛ァッ!!!!!!」ヒュゴゥッ!!



   この手で感じる力、空気、風、重力―――ここに広がる大気を圧縮する!



木山「!!?」


一方通行「圧縮圧縮ゥ゛!!!大気を圧縮ゥッ゛!!!」ギュキギキキィィイン!!!!!



   超圧縮した気体による原子の分解――――それより生まれ出た、電子と陽イオンからなる気体



木山「・・・・プラズマ・・・・か・・・?」


一方通行「今のテメェが持てる全ての手段を消し飛ばす・・・・・摂氏1万度の超光熱だァァ゛ア゛!!!」


一方通行「越えてみやがれッ!!!俺は!!!更にそれを越えて無敵になるンだ!!!」



一方通行「そうすれば・・・・無敵になれば・・・・誰も逆らえねェ」


一方通行「そうすれば・・・・誰も・・・・くだらねぇ幻想なンざ抱かねェ」



木山「お前・・・・」



一方通行「犠牲の無い世界がッ゛!!!作れるだろォがよォォ゛オ゛オオ゛オ゛!!!!!」バシュンッ!!!!

365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 01:08:34.07 ID:+qj+yCLK0

木山「お前のこと、勘違いしていたよ」



   青白い超光熱が襲い掛かる―――――!



木山「だがなぁ゛!!!」


木山「ここで立ち止まるわけには!!!いかないんだぁぁ゛あぁ゛ぁ゛あ゛あっ!!!!!」キィィインッ!!!



   電子は分離すればいい!陽イオンは量子変速で!超光熱はパイロキネシスで御せばいいっ!!


   操る!操りきってみせる――――――!!



一方通行「まだまだァァア゛ア゛アア゛アッ゛!!!!」


木山「うらァぁああ゛あぁ゛ぁあ!!!がぁあぁあ゛あ゛あ゛ああ゛っ!!!!」ギュギギッギギギィィイ!!!!


   幾重にも重ねたバリアでさえ貫通しかけている超光熱。顔が焼ける。肌が溶けそうだ。


   だが出来る!操れる!!いや、更なる力に変えてやればいいっ!!!



木山「ぉぉおお゛お゛お゛ぁ゛っ!!!うらぁ゛ぁああ゛ぁアあ゛あ゛!!!!!」ゴゴゴゴッ!!!



一方通行「・・・・・・」


一方通行「・・・・マジかよ」



   プラズマなる超エネルギーを操りきった。それだけじゃない。エネルギーは次第に木山の目の前に収束し、廻り始める。



木山(出来る・・・私なら出来る!!!)


  
   収束したプラズマを用いれる全ての能力で加速、加速、加速――――加速っ!!!!

   
   目の前で廻り凝縮されたエネルギー内に銃弾をひとつだけ加えると、強大な爆発が起きそうになる。


   それでも持てる能力(ちから)にて押さえつけてやれば――――――――禍々しい物質の出来上がりだ。



木山「ふゥ――――――ッ・・・・・」ジャキッ



   その物質を撃ち出すようなイメージで、レイジングブルの銃口に構える。



木山「次は・・・・君が越える番だ」パァンッ!!!


366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 01:23:55.00 ID:+qj+yCLK0


一歩通行(なンだ!?何が発射された!!?)


    パシュンッ―――――と、音を立て、迫り来る小さな物質。

   
    だが問題はないはず。どんな凄まじいベクトルだろうが反射は出来る。



一方通行「ッ゛!!!?」ゾクッ・・・!!




    悪寒が背筋に走る、思わず右手をソレに向けた。


    ソレが手に触れる――――解析開始――――なんだコレは・・・・ベクトルが無い・・・まさか




木山『 反物質砲 (アンチマター) 』



一方通行(やべェ!!コイツはヤバイ!!!)




  触れた瞬間に対消滅を引き起こし、消滅させた後にエネルギーを放出(爆発)させる“反物質”を撃ち放たれた。


  回避すべきだった。だがもう襲い、掌が消滅しかけている。このままだと俺自信さえ・・・・・。




一方通行「ッ゛!!!!」

  
    ――――――ズドゥォオオオオオオンッ!!!!!―――――――

木山「ッ゛!!!!!」


  
    空中で発生した強大な爆発が海を割る。


    確実に殺った・・・・・対消滅を引き起こした証拠だ。

367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 01:38:16.20 ID:+qj+yCLK0

木山「っ―――――!!!!」



   凄まじい爆風と衝撃波がビシビシと大気を震わせ続けた。



木山(終わったか・・・・)


木山「・・・・・!!!?」


 
   一方通行は空に浮かび続けていた。背中に黒い渦が羽根のように生えている・・・・いや、それはどうでもいい。


   有り得ないだろ・・・・どうやって対消滅を防いだと・・・・!



一方通行「カカッ・・・・・越えた・・・・越えたぜェ゛・・・・!!!」


一方通行「俺は、更に俺を越えたッ゛!!!!」




   よく見てみると、奴の右腕が肩から消し去っている。


   まさか、あの瞬間にベクトル操作で右腕を切除した!!?




木山「殺ってやる・・・・!」ガリッ,ゴクンッ



   覚醒薬をもう一つ噛み砕き飲み込む。この最強を殺すには・・・・・これしかない。


   私が、更に私を越えるしか勝機は無いだろう・・・・死ななければ問題ではないんだ。




一方通行「さいっこうだぜェ・・・・!」


一方通行「今の俺は、間違いなく無敵に近い!!!逆らえる人間なんざ居ねェ!!敵もクソもねェ゛ェエ゛エ゛!!!」ゴゥンッ!!!



木山「お前が相手にしている私は、“人外”だがな・・・」



木山「それを、忘れるな・・・!」ドクンッ・・・!


368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 01:40:00.62 ID:+qj+yCLK0
今日はこんなもんで、ラストは明日ですね
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage saga]:2012/11/19(月) 01:49:13.17 ID:uWZBUZTto
おつ
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 01:49:31.55 ID:B4iAVgACo
乙ー
木山先生と一方通行、二人共すごいことになってますな
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/19(月) 01:51:37.59 ID:VM4r9XXYo


もうラストかー
木山先生には体完治させて教え子と幸せな日々を送る権利があると思います
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 18:48:46.08 ID:jxIPJ2Gxo
あるわけないだろ何人殺したと思ってんの
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 19:04:29.18 ID:+qj+yCLK0

一方通行「ここで続けちまうと都市ごと消し飛ばしちまうからなァ・・・・・・ついてこい」ヒュンッ!


木山「同感だ・・・・・」ヒュッ!



    私と一方通行は、数百キロ沖合まで飛び出した。






    互いに、ここなら最後の一撃を決めることが出来るだろう。



一方通行「さて・・・・・終わりにしようじゃねェか、人外(マルチスキル)」


木山「終わるのは君だがな・・・・無敵(アクセラレータ)」




一方通行「それは、コイツを受け止めてから言ってみろや・・・・!」チャプン・・・!



    海面に左手を付け、トンッ、という音と共に・・・・・広大な範囲へ能力が広がった。



木山(何をするつもりだ・・・・?)


一歩通行「ぁ゛・・・ぁあ・・・・・・・ぁあ゛ァアア゛ァアア゛ア゛アッ!!!!」ゴゴゴ・・・・!



    この広大な海に降り掛かる重力と波のベクトルを圧縮し黒翼へと繋げ―――――天へ突き延ばす。

    ベクトルが奪い取られた海面は波一つたっていない。



一方通行「―――――!―――――!!―――――!!!!!」ィィイインッ!!!!



    その渦状の羽根は、天を越え宇宙まで突き上がる!



一方通行「ぁ・・・・ッあ゛・・・・・見つけたぜ・・・・!」


木山(コイツ!!まさかっ!!!?)




   ゴ・・・・ゴゴッ・・・・・ゴゴゴッゴゴォォオ゛オオ゛オオ゛オォッ!!!


   大気圏を突き破り宇宙まで伸ばしたベクトルで巨大な隕石を掴み、それをこの星へ落下させる!!!



一方通行『  天座失墜 ―フォーリンダウン・レイディバグ―  』



一方通行「これでテメェの幻想は終いだァァ゛アッ!!喰らいやがれェェ゛エ゛エ゛ェッ゛!!!」
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 19:07:08.87 ID:+qj+yCLK0

木山「とんでもないな君は・・・・・」ドクンッ・・・!


木山「ぁ゛・・・・・あ゛・・・・・ぁぁあ゛あぁぁあ゛ぁ゛ぁああ゛あ゛あ゛っ゛!!!!!」ズズズズ・・・!!



   
    ドクン!ドクンッ!!ドクンッ!!!破裂しそうな鼓動が脳に響きわたる!!!


    海水を水流操作と念動力で掻き集め、頭上に直径数キロにも及ぶだろう球体を作り出す。




木山「はぁぁあ゛ぁ゛ぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!」キィイイィンッ!!!



    ギュギギギギュ!!ギギュィイ!ギギュィイイイギイインッ!!!!

    その大水球を圧縮に圧縮を重ねる―――加速し回転させ更に圧縮―――極限にはまだ遠い。



木山「私はまだ死ねないっ゛!!!」ギュッ・・・ギギィッ!!



    水球は直径1メートルまでに圧縮された。まだだ!まだ足りない!


    センチ・・・・ミリ・・・・マイクロ・・・・・・ナノ・・・・



木山「どんな身勝手な我侭だろうと!!あの子達を助けるッ!!!」ギギッ・・・・ギュギギッ!!!



    フェムト・・・・・・・・ゼプト・・・・・・・ヨクト・・・・


    力の奔流に圧縮された物体が、黒い歪を生み始めた。



一方通行(なんだアレは・・・・!?)


木山「教師が生徒を諦めるなんて!!!出来るわけがないんだぁ゛ぁあ゛あぁ゛っ゛!!!!!」




    限界を越えた更なる限界、人智を越えた能力使用、体がバラバラに吹き飛びそうだ。


    だが、完成した―――――生まれ出たのは暗黒物質――――それを己の羽根に変えて。




木山『  暗黒天使 ―ブラックホール・フェアリーズ―  』



木山「光りさえ呑み込むブラックホールだ・・・・・終わりにしよう」



    バギギィンッ!!!―――――歪んだ音と共に、木山春生の背に歪んだ羽根が生まれ出る!!!
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 19:11:05.27 ID:+qj+yCLK0
木山先生最終形態
http://livedoor.blogimg.jp/el250a3-1111/imgs/0/2/02d0a238.jpg
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/19(月) 19:12:32.90 ID:7GJ3pNQ40
>>375

これ何?
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 19:13:16.40 ID:+qj+yCLK0


一方通行「ッ゛ウ゛!!!?」




    羽根より広域に渡り、歪んだ時空領域が包み込む。


    シュバルツシルト半径に入った海水、大気、生物、全てが飲み込まれるッ!!!




一方通行「ォオオ゛アァ゛ア゛ァ゛ァッ゛!!!!!?」ギュゴゴッ!!!



    巨大な隕石が、羽根と化したブラックホールの重力に吸い込まれた―――――!



一方通行(反射が適応されねェだと!!?)



木山「無駄だ・・・・そこにベクトルこそ存在するも、半径内の重力は光速を超えている」


木山「私が、この世界を変えよう・・・・・安心して逝くといい」



一方通行(・・・・・デタラメな・・・・女だ・・・・)





    ・・・・・・・・――――――ズドゥオオ゛ォオ゛オオ゛オ゛オ゛オォ゛オ゛オゥン゛ッ゛!!!!!



    木山春生以外の全てを、海を、生物を、一方通行を飲み込み限界に達したブラックホールは爆発した。

378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 19:15:02.70 ID:+qj+yCLK0
>>376
一方通行も黒翼あるんだから、木山先生も羽根生やしていいかなって。

もう少し続きます。

因みに、フォーリンダウンレイディバグとフラックホールフェアリーズは装甲悪鬼村正です。
ただ言わせたかっただけですw
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 19:16:10.56 ID:+qj+yCLK0
煙草買ってくる。
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 19:17:11.64 ID:8e3rhn/SO
いてら
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 19:27:13.28 ID:+qj+yCLK0


木山「・・・・・・・・・」




   チャプ・・・・・チャプッ、と海面から顔を出しながら、もの想いに耽った。


   早く、あの子達を助けに行こう・・・・・・・。




木山「私の負けだな・・・・・帰っていいか?」



一方通行「・・・あァ・・・・もういいわ」



    同じく海面に顔を出しながら、一歩通行が口を開けた。



一方通行「この域まで来りゃァよ・・・・・もう誰も逆らおうなンざ思わねェだろ・・・・」


一方通行「オマエ以外は・・・・」


木山「あぁ、そうだな」




    一方通行が生きていることには心底驚いた。


    彼は、ブラックホール内の特異点に落ちた時、無限の重力に対応出来るほどの力を見出した。




一方通行「シャワー浴びてェ・・・・肉食いてぇ・・・・」


木山「では・・・・・街に戻ろう」



一方通行「・・・・つーかよ」


木山「ん?」


一方通行「どっちに行けば日本に着くンだ?」


木山「・・・・・・」



木山「・・・・さぁ?」

382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/19(月) 19:57:06.59 ID:GUIaeecI0
ちょw

二人ともなごみすぎw
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/19(月) 20:01:37.23 ID:R3JiktGjo
                           
                    おれは今このSSをほんのちょっぴりだが体験した
                  い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは禁書のSSを読んでいたと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったら暗黒大河(スラッシュダーク)だった』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    因果覿面だとか自在操作矢だとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 20:37:43.33 ID:+qj+yCLK0
>>383

木山『これは英雄の物語ではない。英雄を志す者は無用である』
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 20:39:10.13 ID:+qj+yCLK0

―病院―
    

木山「いや・・・・何と言うか、すまないね」


一方通行「義手でも付けときゃ不自由はしねェ」


木山「そう言ってもらえると助かるよ」



木山「・・・・・・」


木山「今後、どうするんだい?」


一方通行「とりあえず、この街のゴミ共から片付けて・・・・」


一方通行「そんで世界まで飛び立ってよォ、今よりマシなモン作り上げようと思ってる」



木山「一生、日が当たることはないぞ?」


一方通行「ンなことァ解ってるっつーんだ」


一方通行「・・・・・ところで、オマエはどーすんだ?」


木山「清掃活動に参加したいところだが・・・・先約があってね」


木山「先に休ませてもらうよ」


一方通行「・・・・そうか」



一方通行「達者でな」


木山「君こそ」



木山「・・・・それじゃあ、あの子達のところに行くよ」


386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 20:43:38.35 ID:+qj+yCLK0


冥土「よく一晩でプログラムを作り上げたものだ・・・・」



冥土「あとは、君がENTERを押すだけだよ?」


木山「・・・・解っている」



冥土「後押しみたいにはなるが・・・・あの子達は、そのワクチンが失敗だったとしても恨んだりはしない」


木山「っ・・・・!」


冥土「それとも・・・・」


木山「いや、大丈夫だ・・・・・押すに決まっている・・・・!」




    もし、あの時みたいにあの子達に何かあったら・・・・・と思ったら、指が震えた。


    けれど、それとはまた違う感情も、指を震わせていた。




木山「・・・・!・・・・」カチッ


木山(頼む、みんな・・・・目を醒まして・・・・)



木山「・・・・お願いだ・・・!」




生徒「・・・・・・・・・・」


枝先「・・・・・・ん・・・」



木山「っ!!!」



生徒「あれ・・・ここは・・・・?」


生徒「・・・ぅ・・・・ん・・・」



木山「おまえ・・・た・・・ち・・・・!」




   声が震える・・・・・思わず嬉しくて、涙が零れた。


   考える前に、子供達の傍に駆け寄っていた。



木山「あぁ・・・・・・・・・よかった」

387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 20:45:42.37 ID:+qj+yCLK0

枝先「ここは・・・・?」


木山「枝先!ごめんね!!長い間待たせ――――」



枝先「ひぃっ!!?」


木山「・・・・・えっ」



生徒「どうしたの・・・・・うわっ!!?」


生徒「きゃぁっ!!」


生徒「誰・・・・ですか!?」



木山「・・・・・・・」




   あぁ・・・・・・当然か。私の髪の毛は切れたり焼け落ちたまま、顔は酷い火傷だし、薬物の副作用で顔は歪んでいるんだった。


   血の涙が頬にも伝っているんだ・・・・・怖がらないほうが不思議というもの、だよ・・・・なぁ・・・・・。




木山「怖がらせて・・・・ごめん・・・ね・・・・」ダッ!!




   馬鹿だ私は・・・・解りきっていたことなのに。あの子達の笑顔をもう一度見たいだなんて。


   あてもなく、どこに行きたいわけでもなく、屋上まで逃げてしまった。




木山「馬鹿だ・・・・馬鹿だ、私は・・・・!」


木山「あの子達が目を醒ましただけで、十分なのに・・・・」



木山「・・・・悲しい、なんて」




   それに、あの子達が笑ったところで何も変わるわけじゃないのに・・・・・。



388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 20:49:49.80 ID:+qj+yCLK0

木山「・・・・・・」


木山「十分なんだ・・・・これで満足出来た」


木山「これ以上喜ばしいことなんて―――」




生徒「先生!!」ガチャッ


枝先「先生!先生っ!!」


木山「!??」


枝先「さっきはゴメンなさい・・・・先生」


生徒「驚いたりしてごめんなさい!!先生でしょう!?」



木山「・・・・・・・」
   



   この子達は・・・・・なんで私のことなんか解ったのだろう。


   血の涙を零してしまいそうで、また怖がらせてしまいそうで、振り向くことが出来なかった。




生徒「ねぇ先生!何か言ってよ!」


枝先「先生だよね!?木山先生でしょ!!?」


木山「・・・・・・・・・」


木山「・・・・その、『木山先生』というのは・・・・木山春生のことかな?」


生徒「そうだよ!先生のことだよ!」



木山「あいにく、私は君たちの先生じゃないし、人違いだ」


枝先「ごめんなさい!驚いたことに怒ってるよね!?謝るから・・・・・先生、こっちを―――」



木山「私は怒ってなんかいないよ・・・・・・さっき、嬉しいことがあったものでね」

389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 20:52:37.51 ID:+qj+yCLK0

生徒「僕の目の前にいる先生が木山先生だよ!こっちを向いてよ!!」


木山「・・・・木山春生という女性のことは知っている。愛想が無くて、子供が好きな人だったな」


木山「だが・・・・心苦しいことを言わせてもらうと・・・・」



木山「彼女はもう居ないんだ・・・・・もう亡くなっている」



枝先「止めてよ!!そんな嘘言わないでよ木山先生!!」


木山「残念だが、嘘じゃない・・・・・彼女は死んだ」


木山「君たちの知っている先生は死んだ」


生徒「やっ、やめてよ・・・・先生・・・・!」


枝先「・・・・ひぐっ・・・・・そんなこと、言わないでよ先生ぇぇ・・・・」グスッ



木山「君たちの目の前にいる私は・・・・・・人殺しなんだ。何千という人を殺した」


木山「沢山の血を浴びて、体はもうボロボロで、人間ですらないのが・・・・・私なんだ」




    そう、私の体はもう死んでいる。脳だけで生きている状態だ。


    冥土帰し曰く、首から下を総入替えしない限り生きる道はないと――――そこまでして生きる価値など私にあるはずがない。




生徒「うっ・・・!・・・ぅぁあぁ・・・ぁぁああぁん!!!」ポロポロ


木山「間違っても、君たちの先生になれるような・・・・・・ことはない・・・・」




木山「・・・・・」ピッ・・・プルルルル・・・プルルル・・・


木山『もしもし、私だ』


木山『もう治療は終わった・・・・プログラムを作動させてくれ』


木山『・・・・今日までご苦労だった・・・・・ありがとう、浜面』



木山『そうだな、料理を作って待っていてくれ・・・・』ピッ


390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 20:55:26.16 ID:+qj+yCLK0

木山(すまない、浜面・・・・)



木山「君たち、病室に戻りなさい」


木山「・・・・私は、もう行かなければならないのでね」


生徒「待ってよ!どこに行くんだよ!?」


枝先「行かないで先生!!ずっと居てよ!!」



木山「時間が無いんだ・・・・・すまないね・・・」タンッ!



生徒「待って!!戻って来て!!先生ぇぇえ!!!」


枝先「木山先生!!木山先生ぇぇ!!!!」




   飛び出す間際、最後だけもう一度・・・・・と、少しだけ振り返る。


   みんなの顔を目に焼き付けた後、私は夕日に向かって飛び出した・・・・・あの子達の目の前で崩れるわけにはいかない。




木山(殺してしまった妹達に・・・・・会いに行かないといけないんだ・・・・)


木山(罪も無く殺した者達へ、謝りにいかないと―――――)



   背後から、ずっとあの子達の声が聞こえる・・・・・ごめんね、みんな。



   空高くまで飛び続けると、風切り音だけが耳に入るようになった。



391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 20:55:50.07 ID:U3KaxxaDO
>>381

ほのぼのさすな馬鹿野郎www
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 20:59:21.23 ID:+qj+yCLK0

木山(すまない、浜面・・・・・私は、悪い大人だったんだ)


木山(私は君に、嘘をつき続けた)


木山(もう、悪い大人に騙されないでくれよ・・・・)




   ああ、歌が聴こえる・・・・・・このあたりなら、あの子達の目につくまい。




木山(ほんとうに、ありがとうでいっぱいだ)




木山(一方通行、君になら・・・・・あんしんして行く末をまかせられる・・・・)



木山(レイジング・ブル・・・・・おまえは最高の相棒だったよ・・・・)



木山(はまづら・・・・・みじかい間だったけど、楽しかった・・・・)



木山(わたしの可愛いせいとたち・・・・・さいごに、嬉しい言葉をかけてくれたね・・・・愛していた)




   体が徐々に解れ出す・・・・血が飛散し、皮膚は剥がれ、脚の感覚が消えた。


   やがて、目の前が真っ暗になる。





木山「あぁ・・・・」




木山「私は、幸せだ――――――・・・・・・」




393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 21:00:41.50 ID:+qj+yCLK0
これにて、本編は終わりとなります。
今まで拝読してくれた皆さん、有難う御座いました。
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 21:01:36.93 ID:awxpHbsDO
木山先生……
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/19(月) 21:02:05.36 ID:bNwaIbFz0
・・・   
本編は


乙でした
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 21:02:34.98 ID:8e3rhn/SO
乙!いいビターendだ
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/19(月) 21:06:04.36 ID:VM4r9XXYo


終わりかぁ…
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 21:10:22.98 ID:+qj+yCLK0
いやー、なんつーかね。もっと悲惨なエンドを考えつつ進行してたんだけど。
俺の中ではこれが限界だった。

舞弥スレも書いてるから本当に思うのだけれど、虚淵すげーわ。
FATEZEROみたいな終幕が決まったものをよくあそこまで悲惨に出来たなと・・・。
終幕が決まっていないこのてんてースレでさえビターだったことを考えるとマジスゲーって思った。


でも今回は俺なりにとても満足です。
ニトロからセリフを引用出来たし本当に楽しかった。



てか今更なんだけど、パイプ理論で一方通行殺れたみたいです(笑)
http://www12.atwiki.jp/index-index/pages/12.html
デフォ反射ならあのパイプで殺れるじゃん!ダイソン超すげぇ!!
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 21:13:48.07 ID:X+ZuFcMwo
>>398
おつ
やっとダイソンの名前出したか
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 21:18:35.90 ID:U3KaxxaDO
本編は終了…ってことは別視点エピソードが?
wwktk
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 21:20:38.31 ID:+qj+yCLK0
>>400
ここから続きを少しだけ描くことも出来るよ。
その場合今より凄まじく悲惨なことになるけど・・・・・
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/19(月) 21:21:46.49 ID:bNwaIbFz0
>>401
遠慮します
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 21:23:25.79 ID:U3KaxxaDO
>>401

構想がすでにあるならむしろお願いします
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 21:23:32.31 ID:8e3rhn/SO
是非お願いします。
405 :名無しNIPPER [sage]:2012/11/19(月) 21:24:51.15 ID:Vis6S4in0
全力で遠慮します
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/19(月) 21:37:55.58 ID:VM4r9XXYo
お願いします
キツかったらそっ閉じします
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 21:40:26.02 ID:jxIPJ2Gxo
これそんな悲惨か?みんな普通に目覚めてるし
続きでどうなるかは知らんけど
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 21:41:40.63 ID:dC8ou2vs0
キャラが死ぬんだろ
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 21:44:26.98 ID:+qj+yCLK0
蛇足みたいなモンだからあくまで聞き流す程度で。

以下、本編とは関係ありません。


―――――――――ーーーーーー


木山「・・・・・・ぅ・・・」

木山「・・・・ここ、は・・・?」


木山(なんだ?体が動かない・・・というか、違和感が・・・・)


  木山は己の体に目を向けた。ベッドに縛られている。


  それに裸だと?・・・・なんだ?・・・・・体が小さくなってる・・・・?

  
???「やぁ、目覚めたかね?」


木山「ッ!!??」


木原幻生「何年ぶりだろうねぇ・・・」


木山「お前!!!何故ここに・・・・というか、どうなっている!!」


木山「何故私は生きてる!!?」



幻生「自殺を謀った君をね、暗部に狙わせたのさ・・・・君の脳ミソがほしくてね」


木山「な・・・っ・・・?」


幻生「君の能力は解除されたが・・・・脳内には記憶がある。多才能力を使った記憶が」


幻生「そこで・・・・君の脳ミソを『別の人間』に移植し、じっくり研究しようと考えた次第さ」


木山「ふざけるな!!今すぐ離せッ!!!貴様を殺してやる!!!」


幻生「はっははっ、能力が使えないのは不便だねぇ・・・・木山君」


幻生「まぁそこで騒いでるがいいさ・・・・・『その体』の提供者・・・というか、無理矢理攫ったのだがね」


木山「貴様・・・・!・・・・人間をまたモルモットのように・・・・!」


幻生「長らえた命を、その提供者に感謝したまえ・・・・」


幻生「枝先絆理ちゃんに・・・・・ね」


木山「・・・・は?」


幻生「体が小さいとは思わないのかね?君の『元教え子』の体だよ・・・・ははっ、アッハハハ!!!」



木山「・・・っ・・・ぁ・・・うッ゛ぁあぁっ!!?」



木山「いやぁああぁ゛ああぁ゛ぁぁあ゛あ゛あ゛あ!!!!!」
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/19(月) 21:46:11.20 ID:+qj+yCLK0
まぁこんな感じで徐々に木山先生が崩壊する話でした。
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/19(月) 21:49:29.29 ID:MwkZCuRi0
良かった投下されないで
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 22:02:10.14 ID:TZOol6o6o
さらにその続きで一方さんが助けに来ると妄想しておく
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 22:03:32.59 ID:8e3rhn/SO
読みたかったな…>>1のやりたいように、やりたいだけやってもいいのよ?
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/19(月) 22:09:58.73 ID:xaxT3ozj0


期待しま

415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [sage]:2012/11/19(月) 22:10:49.11 ID:+qj+yCLK0
いやぁ、今回は満足してるからこれにて終了です。
思い残しがあるとすれば・・・・


一方通行『因果応報ォオ゛ッ!!天罰覿面ェェエ゛ェ゛エ゛ェ゛!!!!!』

滝壺『邪悪、断つべし!』


とか言わせたかったくらいだね。
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/19(月) 22:44:42.25 ID:R3JiktGjo
大層乙であった

そういえばレイジングブルもヴェドゴニアで出てたなぁ
そんじゃマイヤSSの方も楽しみに待ってますん
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/19(月) 22:49:24.01 ID:qfMecODDO
頼む…
ハッピーエンドバージョンも…
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 23:10:43.54 ID:+qj+yCLK0
                 ____
               '´        `丶
               /                \
            /     r           ヘヽ
              ,'     ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l〈
          |     |              |│
          |     |            _ト,L_
          |   -=┴:┬: ァ : :7T:7下:/「:、 : !\
          |ノ   厶イ:/! /-孑'´|/ |/二jハ:リ│    >>1が描くSSにハッピーエンドなんてあるわけないんだよ!
.           /     l: j,斗テ圷   弋iナ小/ ,|
          |      |Vヘ弋)ン      `´ i:|∨|
            j/      ,'| ''       '    '': |: ' |
           /     /.:|丶、   f^ーァ'   イ: :|: : |    - 3
        /     /|: :|(ヽl> `_ー_. イ:!:| : |: ハ
          /     /-|: :|(>、` ー‐┴' ∧L| : !/: : '.
.         /     ∧. |: :l \      ノ/ } |: :|ヽ: : :i
        /     / ハ.|: :ト.、 \ー‐ / ,/ |: :| ∧: :|
.      ,′     /    |: :l \   \/  /  i|: :l/ '; :|         ./゙)
. \ __ |    /     l|: :|   \ /\/  |i /l   |│        / 'ー--っ_
    }`ト、|,   /    l|: :|    〈=-O-〉   |: | |. │|         __xく  -‐=彡'
 \ | l| \   |     ||: :|    /\__∧  |: | |.  W    /\ l|  '´ ̄
    | l|   |\j     ||: :|   ./   ∧ l   |: | |  八    /\ │ レ'
    | l|   |  }ヽ     ||: :|  /   / | |   |: |ノ    }   /   |  | |

419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 00:14:50.85 ID:BKMvIHTDO
まあ、せんせーが奪った命の家族や恋人にしてみれば、生徒たちを逆恨みしても
おかしくないくらいの「下手な」方法をえらんでしまったわけだし…

正直、せっかく助けた生徒全滅エンドを予想してたから、むしろ意外なくらいだ。
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 00:28:45.66 ID:BMjD20/A0
>>419
ああ、言われてみればそのエンドもしっくり来るし陰鬱な方向に持っていけそうだね。
それもアリだったなー。

今回このエンドに持っていったのは、喪う人がいるから引き立つモノもあるかなーと思っての流れでした。
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 16:48:09.41 ID:IVCzJ7Tso
先生は目的を達成した

Happy End
422 :ハッピーDEATH☆ ◆BSAxzTP1SQ [saga]:2012/11/20(火) 18:44:50.21 ID:MbDkmixW0
師匠ま乙ら!
新作に期待
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]:2012/11/20(火) 19:30:46.53 ID:4fA03hHX0
木山テンテー乙。ゆっくり休んでくれ
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/11/20(火) 23:45:31.23 ID:eTJ5ywXAO
一方通行さんが生きていたので安心しました。
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 21:29:09.76 ID:K36FUhPe0
>>424
まぁ、一方さん殺ったらこのエンドに出来なかったから
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE [saga]:2012/11/22(木) 20:38:02.79 ID:S7wvzdtv0

新しいスレ立てました。

【木山春生-the professional-】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1353582736/l50

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