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唯「カードデッキ……?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/11/30(金) 23:59:04.75 ID:P0JuMxLG0
龍騎×けいおんSS

戦わなければ生き残れない!

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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2012/12/01(土) 01:07:24.38 ID:CUOmxTfAO
彡 *・∀・ミ モファ
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 01:32:13.68 ID:fQbs5U7y0
梓が部室に入ると、案の定誰も居なかった。
仕方が無いので、一人で練習する事にした。
何時も通りの日常が、この一瞬によって終止符が打たれる。

鏡の中から憂が現れる。驚愕し、唖然とする梓。
鏡の中から現れた憂は、黙々と部室を破壊していった。
梓は止める余裕も無く、ただ呆然と立ち尽くしていた。

その梓に鏡像の憂が異様な雰囲気を漂わせながら接近して来る。

鏡像の憂は、紺色の板状のケースを差し出し、「お前は今から仮面ライダータイガだ。戦いに勝利し、お前の望みを叶えろ」とだけ言って再び鏡の中へ消えて行った。

梓は夢でも見ているような感覚だった。

何不自由無い平凡な日常を過ごして来た中で、突然の意味不明な出来事に即座に適切な対応が出来ず、現状を受け入れられないでいた。

しかし、そんな事も束の間、唯達が部室の中へ入って来た。

唯は呆然とし、紬は驚愕の表情を浮かべ、律は怒りを露わにした。

この時、梓は初めて自分が置かれている状況に気が付いた。
彼女はハメられたのだ。

続いて、掃除当番で遅れて澪がやって来た。
彼女も疑いたくないのは山々だったろうが、もうどうしようも無かった。

更に事は発展し、和や顧問のさわ子まで現れた。

弁解のしようなどまるで無かった。

その事件の噂はやがて学校中に知れ渡り、梓は学校に来られなくなった。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 01:45:17.90 ID:fQbs5U7y0
そして軽音部は廃部になり、部員も皆バラバラになった。

ただ、共通意識としては皆、梓を憎んでいた。

唯は総てに失望していた。
律は「今度会ったら殺す」と口癖の様に言っていた。
澪は気持ちを切り替え、勉強に専念していた。律とも未だ、多少の関係を保っている様だ。だが、やはり内心では軽音部員だった頃が忘れられない様だ。

その元・部員の中で唯一、梓に声を掛けた者が居た。

彼女の名は、琴吹紬。
絶望し切った梓に近寄り、彼女を慰めようとした。

そして彼女は、彼女にとって最大である秘密を梓に打ち明けた。
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 01:52:31.13 ID:fQbs5U7y0
彼女もまた、梓と同じ仮面ライダーであった。

彼女は梓の目の前で自身のカードデッキを見せた。
紬は梓に共闘する様要請するが、「考えておく」と言われ、ニッコリと微笑みつつその日は帰った。
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 01:56:28.82 ID:37qe5cZho
>>2
こんなとこいないで更新してください
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 02:04:31.22 ID:fQbs5U7y0
翌日、律は紬に呼び出され彼女の家へ行った。

紬は、目の前で死んだライダーのカードデッキを保護していた。
紬はそれを律に渡し、直後に鏡の中から憂が現れた。明らかに通常の憂とは雰囲気が違う。

紬は、律に協力を要請した。
律自身は、梓の意味不明な言い訳の意味をこれで理解出来た筈だが、何故だか梓を未だに許せずに居た。

然し、意志を固め遂に律は契約を交わした。
彼女は、仮面ライダーシザース。
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 02:10:44.77 ID:fQbs5U7y0
紬達は、徐々に軍勢を増して言った。

紬は、澪の場合は直接口で頼んでも必ず断り続けられると踏み、そこで敢えて律にモンスターに襲われたフリをさせ、無理矢理澪を契約へと導いた。

紬としては、出来るだけ知り合い同士の方が良いと考えたのだろう。
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 02:25:55.56 ID:fQbs5U7y0
唯は人間の愚かさに失望し、破壊衝動に駆られつつあった。

梓と同じ軽音部員であっただけで、彼女に全く被害が及ばなかった訳では無かった。

過去のトラウマを引き摺り起こされる苦痛は、彼女にとってはとても耐え難い物だった。

思い出に浸るなどとは言えないが、彼女は元・軽音部室へ行く事にした。
彼女もまた、軽音部員だった頃が忘れられないのだ。それ故に、日々のストレスは過酷な物であった。

澪は律と一緒に行動している為、被害はある程度軽減出来たが、唯にはそれが無い。
和は生徒会のせいで多忙、憂は憂で深刻な状況に陥っている。
詰まり、唯は無防備で修羅場に突っ込んでいるのだ。
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 02:38:51.74 ID:SybrSBkDO
これ前に完結したやつじゃんwwww
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 02:39:24.56 ID:fQbs5U7y0
荒廃した元・軽音部室、奇妙な程の静寂が漂う。

どうにもならない現実を目の当たりにし、絶望した彼女は止め度無く溢れる涙をこらえられずにはいられなかった。

唯は泣きながら駆け出し、何かから逃げる様に、元・軽音部室を後にした。
その直後、誰かとすれ違った気がしたが、周囲に人気は無かった。

誰も居ない静寂に包まれた廊下とド真ん中に、拾ってくれと言わんばかりに、ぽつんと黒い板状のケースが落ちていた。

唯は気になって近付いてみた。これが何なのかよく判らないので、拾い上げて暫く眺めていた。
直後、突如巨大な蜘蛛型のモンスターに襲われ、訳も判らず強制的に鏡の中の世界へと連行された。
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 02:49:26.67 ID:fQbs5U7y0
鏡の奥の世界へと辿り着くと、何時の間にかアーマーの様な物を全身に纏っていた。

眼前には、先程の巨大な蜘蛛の怪物と黄色い蟹の戦士が戦っていた。

黄色い蟹の戦士が巨大な蜘蛛にトドメを刺したかと思うと、爆発と伴に発生した発光するエネルギー体を戦士の背後の黄色い蟹の怪物が捕食した。
その後、黒いコウモリの騎士がこちらに近付いて来る。
そして、2人の戦士が戦いを始める。

しかし、「時間切れか…」と言って黄色い蟹の戦士が鏡の世界から離脱する。

唯には何が何だか理解出来ていなかった。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 02:50:41.78 ID:fQbs5U7y0
>>10 どれの事を言うておるのだ?
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 03:00:11.28 ID:SybrSBkDO
どれも何も2つくらい同じの建てて最終的に完結した(逃げた)じゃなかった?
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 03:01:19.34 ID:fQbs5U7y0
黒いコウモリの騎士、仮面ライダーナイト。その正体は秋山澪である。その事を、唯はまだ知らない。

ナイト(澪)「まだ契約をしてない奴が居たなんてな。
今ならまだ間に合う。お前のそのカードデッキをよこせ」

龍騎ブランク(唯)「ふぇ……?」

サ---ッ

ナイト(澪)「時間切れか…一旦ここを出るぞ!!」

龍騎ブランク(唯)「へ……?出るって、どうやって?」

ナイト(澪)「来た道を戻れ!!」

2人は鏡面世界から離脱した。

唯「えっ」

澪「なっ」

変身者の顔を見て、互いに驚く。
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 03:52:32.41 ID:fQbs5U7y0
>>14 だからどうやっつうの?
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 03:58:21.04 ID:fQbs5U7y0
唯「え……?さっきまでの黒いのって、澪ちゃんだったの……?」

澪「未契約状態のライダーって、お前だったのか……?」

唯「じゃあ、さっきまでのって……」

澪「……」

唯「あの黄色いのは、誰……?」

澪「判らない……」

唯「……」

澪「……」

2人共、長い沈黙が続く。
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 04:04:21.30 ID:fQbs5U7y0
澪「そうだ、カードデッキを今の内に…」

唯「えっ、でも……」

澪「良いから早く!!取り返しの付かない事になるぞ!!」

唯「何で、そう焦るの…?」

澪「……モンスターが、お前に目を着けてる…」

唯「じゃあ、だったら尚更…!!」

紬「…あら?2人で何してるの…?」

澪「!!」

唯「ムギちゃん…?」

澪「ムギ…!!」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 04:24:14.08 ID:fQbs5U7y0
迫り来る紬に戸惑いを隠せない2人。

唯「…何、どういう事なの…?」

澪「……アイツは、仮面ライダーゾルダだ」

唯「仮面…ライダー…?」

紬「正義の為に鏡の中の怪物を倒す者の事よ」

唯「ほぇ……?」

紬「澪ちゃんは仮面ライダーナイト。私と組んでるの」

唯「そうなの、澪ちゃん…?」

澪「あぁ、一応はな…」

紬「だから、唯ちゃんも契約して、私達の仲間に入らない?」

澪「止めろよ…」

紬「何故そう頑なになるの…?」

澪「ムギ…お前も気付いてると思うが、ライダー同士は戦う運命にある筈だろ…?」

唯「そうなの、ムギちゃん?」

紬「ええ。まぁね…。いわゆる、獲物の取り合いって奴かしら…?」

唯「そんな…何でみんな仲良くしないの…?」

紬「残念だけど、それは無理なのよ…お互い覚悟の上だし…、それに、そういう物でしょ…?」

唯「そんな、何で…?」

紬「私は、今の唯ちゃんみたいなライダーが死んで行くのを何度も見た事があるわ…」

唯「」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 04:25:45.03 ID:fQbs5U7y0
睡魔が物凄い勢いで襲い掛かって来てる。
今更襲いかもしれないが、一旦終了。おやすみ。
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 04:56:11.99 ID:BIf3Lka3o
どうしてこう龍騎はアニメと組まされやすいのか
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/12/01(土) 08:22:43.55 ID:Obe3SzXE0
どうせまた破綻だらけで安易なキャラ崩壊ばっかりでつまんないしグダグダになるだけだろうし
こういうスレの乱立は迷惑だからやめて
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/12/01(土) 08:22:43.54 ID:Obe3SzXE0
どうせまた破綻だらけで安易なキャラ崩壊ばっかりでつまんないしグダグダになるだけだろうし
こういうスレの乱立は迷惑だからやめて
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 11:24:13.69 ID:fQbs5U7y0
>>22-23 そんで、どうせと?
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 11:41:28.98 ID:fQbs5U7y0
仮面ライダーゾルダこと琴吹紬は、唯に契約を促し協力を要請する。

唯は、モンスターの脅威から人を守る為という純粋な正義の為に、澪の反対を押し切り契約した。

然し、彼女達はまだライダーバトルの真の恐ろしさを知らなかった。
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 11:48:15.09 ID:fQbs5U7y0
律「どういうつもりだよ?澪とか唯とか、私達の周辺の人間ばかりに契約を促すなんてさ」

紬「知り合い同士の方が、都合が良いじゃない?その方が楽しいし」

律「そうかもしれねぇけどよ、獲物の取り分が減るのは困るんだよね」

紬「世の中何でも早い者勝ちよ。その為には手段を選ばない…」

律「そうだけどよ…。それで、私にどうしろっての?」

紬「今に判るわ…」

律「……」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 12:05:40.01 ID:fQbs5U7y0
律「だけどよ。今となっては私達、仲間なんて呼び合える間柄でもないだろ?どうやってくつもりだよ?」

紬「そうかしら?私は信頼出来る仲間が沢山居ると思うけど、因みにりっちゃんを含めてね」

和「律、あなたもライダーだったのね…」

律「和…!?」

紬「和ちゃんは仮面ライダーガイ、防御力には中々優れてる。信頼出来そうでしょ?」

律「……まぁな…」

和「それで、律はどいつと契約してるのかしら?」

紬「りっちゃんは仮面ライダーシザースよ、ボルキャンサーと契約してる。
澪ちゃんから見れば、りっちゃんは既に死んだ事になっているわ」

和「仮面ライダーシザースって…。あなた…!!」

紬「……大丈夫よ、前の様にはならないから」ヒソヒソ

律「な、何て…?よく聞こえなかったけど…」

紬「りっちゃんは気にする事は無いわ」

律「然し、既に死んだ事になってるって…あんまり気分の良い物じゃないな…」

紬「そうかしら?死んだと思われていた人物が実は事件を陰で暗躍していた…中々格好良いじゃない?」

律「そうか…?」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 12:19:02.67 ID:fQbs5U7y0
律「それで、お前らはどうするんだよ?」

紬「私は引き続き別の誰かに契約を契約を促そうと思うわ。和ちゃんは唯ちゃんの方を当たって」

和「判ったわ」

紬「それと……」

律「…?」

恵「どうも」

律「あ、澪の事ストーカーしてた先輩だ!!えと、名前なんつったっけ…?」

和「曽我部恵さんよ」

恵「ストーカーなんて人聞きの悪い事言わないで。秋山さんの一ファンとして、彼女を愛しているだけよ」

紬「(こればっかりは言い逃れ出来ないと思う…)」

和「(いや、あれはどう考えても…)」

律「(というより、その“愛”とやらが異常なんだろ…)」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 12:38:44.06 ID:fQbs5U7y0
梓はクラスメイトから苛められ、親にもキツく叱責され、余りのストレスにヤケになって家を飛び出した。
そして今、まるで浮浪者の様に街路をふらつき、さ迷っている。

梓「憂の奴絶対に許さない…、私をこんな目に遭わせて…。
私一人だけで何もせず死ぬ訳が無い、死ぬ前に必ず憂に復讐してやる…。
軽音部の連中もみんな私を見放した…。だったら、私がみんな纏めて道連れにしてやる…」

周囲の人垣が梓を軽蔑した様な目で見ている。梓は、もう何の苦痛も感じなくなっていた。

デストワイルダー「ガルルルル…」

デストワイルダーが物欲しそうな目で梓を睨んでいる。

梓「判った判った。この辺の連中全部、あんたの好きにして良いから…」

途端にデストワイルダーは、その言葉を待っていたと言わんばかりに歓喜し、早速獲物にかぶりついた。

周囲には悲鳴が湧き起こっている。
今の梓にとって、これ程興奮させられる物は無かった。

梓「ククク、愚民共めが…」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 14:03:43.42 ID:fQbs5U7y0
憂「(梓ちゃんが暴走してる、このままじゃ危ない…!!)」

偶然そこに居た憂は、一旦陰に隠れ、病む無く変身した。

ライア(憂)「(梓ちゃんの好きにはさせない…!!)」

梓「おっと、漸く敵ライダーのお出ましか。それじゃあ、そろそろ私も働くかな…。変身ッ!!」バッ

タイガ(梓)「久し振りだなぁ…。最近はモンスター狩りもサボってたしね…」

ライア(憂)「(梓ちゃん…)」

タイガ(梓)「どうしたの?かかってこないんだ…?」

ライア(憂)「……」

タイガ(梓)「じゃあ、面倒臭いけどこっちから行くかな…!!」STRIKE VENT

タイガ(梓)「うあぁぁぁっ!!」ガキィン!!

ライア(憂)「フンッ」

ライア(憂)「(流石に戦い慣れてる…。この程度の攻撃、なんて事無い…!!)」

タイガ(梓)「んぁ?何だよ…」

ゾルダ(紬)「……」SHOOT VENT

ライア(憂)「(不味いっ……!!)」スッ

ゾルダ(紬)「フンッ」ドゴオォッ!!

タイガ(梓)「ぐわあぁっ!!」ドサッ
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 14:23:08.97 ID:fQbs5U7y0
憂はミラーワールドから離脱し、砲撃から逃れた。
梓はギリギリの所で、ストライクベントで召喚した爪でガードした。が、ダメージは大きい。

タイガ(梓)「痛てて…。何するんですか、ムギ先輩…。先輩のせいで、獲物取り逃がしちゃったじゃないですか…」

ゾルダ(紬)「彼女は私達の裏切り者よ。敢えて最後まで残しておいて、その後徹底的に痛ぶり尽くすのよ」

タイガ(梓)「何ですか、それ…?殺したいから殺す、それだけで充分じゃないですか…」

ゾルダ(紬)「あなたはまるで判ってないわね。私達はそんな野蛮な真似はしないのよ」

タイガ(梓)「正義なんて、元々美しい物じゃないですよ」

ゾルダ(紬)「そう。……で、どうするの?私達と組むの?組まないの?」

タイガ(梓)「組むも組まないも無いですよ…。最終的にライダーってのは、互いに殺し合う物なんですよね?だったら、私は殺したい奴を殺す…それまでですよ」

ゾルダ(紬)「そう。まぁ、でもまだあなたを殺す時では無いわ…。また今度会いましょう。」スッ

紬もミラーワールドから離脱した。

タイガ(梓)「ククク……」

タイガ(梓)「そこに居るのは判ってるんですよ。堂々と出て来たら…?」

ブレイド「……」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) :2012/12/01(土) 20:22:21.20 ID:fQbs5U7y0
仮面ライダーブレイド。何処ぞの滑舌悪いライダーとは、名前は一緒だが何の関係も無い。

ガルドサンダーと契約した、赤色の忍者の様なライダー。

タイガ(梓)「あなたもムギ先輩の仲間?それとも……さっきのピンク色のエイのライダーの仲間…?」

ブレイド「……」

タイガ(梓)「パッと見、さっきのエイの奴に似てる気がしたんだけどな…。ま、どっちにしても[ピーーー]けど?」

ブレイド「……」スッ SURVIVE

タイガ(梓)「何それ?私とやる気?容赦しないけどね」

ブレイド「……」パアァァッ

カードをかざした直後、黄金の光に包まれ、最強の“13人目のライダー”と化した。

仮面ライダーオーディン。

タイガ(梓)「変わった……!?何だコイツ、全然違う姿に……!!どういう事だ!?」

オーディン「フンッ」

オーディンの意志に通じて、空中から大量の金色の羽が飛び散り、途端に火花を散らして破裂した。

タイガ(梓)「ぐわぁぁっ!!」

オーディン「まだ戦う時では無い…。13人目のライダーである、この私と」

そう言って黙ってオーディンは立ち去ろうとする。

タイガ(梓)「ハァ…ハァ…どうなってやがるんだ…。……オイ待てよ!!お前、憂なんだろ……?」

オーディン「……」

オーディンは黙って頷き、金色の羽を纏ってどこへともなく消えて行った。

そして梓は発狂し、召喚してあった爪でその辺の地面や壁やフェンスを引っ掻きまくり、大声で嘆いた。
そこには只、罵声とも断末魔とも言えない残響音だけが虚しくこだましていた。
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 20:25:00.25 ID:fQbs5U7y0
saga抜けてた。

[ピ---]→殺す

ま、誰でも判るよな
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 20:37:12.59 ID:fQbs5U7y0
やはり誰も見ていないな。
安心した。
これで心置きなく止められる。
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 22:13:17.86 ID:czV1EH//o
じゃHTML化依頼出しとくね
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 22:19:26.25 ID:fQbs5U7y0
なかなか良い退屈凌ぎになった。
もう充分に楽しんだ。
さようなら。
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 22:20:32.19 ID:fQbs5U7y0
流石に3度目ともなると、誰も見ないか
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 05:40:03.56 ID:H/VrHqkDO
もう一生来ないでねウザいから
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:51:16.01 ID:nnocdOuSO
面白くないのでもういいです
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