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安価で女装ギャルゲー風SS part11 -
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1 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/27(日) 22:56:30.23 ID:LWb6SF/z0
私立SS女学院。それは名誉あるらしいどっかのお嬢様学校。
主人公の貴方は女装してこの学院に転入する事になりました。
そして貴方はこの学院で暮らしていかなければなりません。
女学院と言うからには通う生徒は全て女子、それも上から下から右から左の十人十色千差万別。
この学院で誰と出会い誰とどのような関係を持つのか。どのような生活を送るのか。どのような運命を辿るのか。
全てはプレイヤーである貴方たちの選択次第。
貴方は一生徒として学生生活を無事送れるのか、それとも誰かと……?
このスレは安価と時々コンマを使用したギャルゲー風安価スレです。
安価を使用する都合上恐ろしく進行が遅れる場合があります。
質問、文句等はゲーム進行中以外の時にお願いします。
【警告!】このスレはオリジナルキャラクターを使用して進行します。
【警告!】また地の分があるので、それらが苦手な人は注意してください。
1スレ目
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1342692003/
二代目開始
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352642422/
前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1357379788/
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1359294990
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
Twitter
]: ID:???
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】
ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。
■ 萌竜会 ■ @ 2025/07/15(火) 00:40:24.35 ID:LBAUOkqwo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752507623/
■ 萌竜会 ■ @ 2025/07/15(火) 00:39:16.20 ID:qbAcbrETo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752507555/
猫饅頭 @ 2025/07/14(月) 19:14:21.34 ID:1knELuPaO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752488061/
(安価&コンマ)コードギアス・・・ @ 2025/07/13(日) 22:27:49.60 ID:9f2ER2kw0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1752413269/
KU-RU-KU-RU Cruller!Neo @ 2025/07/13(日) 21:55:45.76 ID:YIcI6tEGo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752411332/
ひたむきに! @ 2025/07/13(日) 20:04:58.82 ID:YMv4024Yo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752404698/
今日の疑問手 @ 2025/07/13(日) 19:07:12.02 ID:ZqmtXqZ3o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752401231/
旅にでんちう @ 2025/07/13(日) 13:03:56.58 ID:cdEpW45FO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1752379436/
2 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/27(日) 22:56:56.68 ID:LWb6SF/z0
プレイヤーの皆さま、こんにちは。
私、このゲームを進行させて頂きます、進行システムプログラムです。
気軽にシステムさんとお呼びください。
このゲームは、簡単に言うと、ヒロインと主人公の感情値を上げてクリアしよう、そんなゲームです。
期限はゲーム時間でだいたい40週間。その間に、特定のキャラクターといい感じな関係になってください。
【!】システムさんが作ったQ&A。
Q、やっちゃいけない事ってなに?
A、スレを荒らす事と他のプレイヤーの迷惑になる事とシステムさんにえっちな質問をする事。
Q、安価が無効になる事ってあるの?
A、安価先のレス内容が選択肢、進行状況と一致しない場合、無効になる事もあります。
その場合、安価の下、または上のレスで進行させて頂きます。
Q、性格って何?
A、主人公の性格です。性格によって、発生する選択肢が変化します。自由行動が制限される事もあるので、頭に入れておいてください。
Q、システムさんってなに?
A、設定上15歳の女性型進行システムプログラムです。ドジっ娘と言うかバカ娘です。好きな食べ物は甘いものだそうです。
Q、このスレで正直に愚痴りたい事ってある?
A、システムさん自身に対して山ほどあります。
3 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/27(日) 22:58:01.02 ID:LWb6SF/z0
【!】システムさんでもよく分かる! 簡単な登場人物紹介。
・主人公:貴方 性格:温和・怠惰 誕生日:8月25日 特殊設定:『超能力・心』『異形の子』
このスレの主人公。名前は伏せられているため「貴方」「――」と表示される。分かり易く言うと二代目。
心を読む超能力『読心』の持ち主にして『アザーティ』の子供。人間として平和に生きる為、学院にやってきたようだ。
虚弱(後述)を「日常の象徴」とし、自分の平和の維持する目的にしている節がある。
暇な時に絵を描く習性がある。最近、自分がものすごくドヘタクソだと認識した。
・ヒロイン:虚弱 【よく貧血で倒れる虚弱な生徒】 誕生日:7月24日
貴方のクラスメイト。いつも貧血に苦しんでいる。保健室にいる事が多いようだ。背がでかい。最近、主人公によく懐く。
主人公の読心能力により、吸血鬼の血族である事が判明した。自分の生まれに苦しんでいるようだが、誰にも理解はさせない。
夜な夜な外を出歩き、散歩をする事が多い。
・ヒロイン:鉢巻 【頭に鉢巻きを巻いた少女】
三年生。いつも頭に鉢巻きを巻いている。名前だけ知った。未遭遇、情報なし。
・ヒロイン:愛 【愛を唱える異様な少女】 誕生日:10月17
二年生。本人曰く愛を求めている。独特の考えを持ち、主人公の相談役として一役買っていた。
・ヒロイン:男装【転入生にして男装の麗人】
二年生。何故か男装をしている。主人公にアタックを繰り返すも、無残にあしらわれ時には胸を揉まれる。いいぞもっとやれ。
・ヒロイン:銀鎖 【狭義では厨二病に属される変な生徒】
一年生。銀色のチェーンを腰にぶら下げている。黒魔術研究所に所属している。
その実態は得体の知れない怪物「闇」を退治する闇祓い。夜になるとパトロールを開始する。
主人公が『アザーティ』であると唯一知る人間である事から、今後の活躍が期待できる……かも?
・その他:先輩 【儚げな雰囲気の美人】
三年生。主人公同様女装した男性。女装生活で困った時や聞きたい事がある時はこの人に頼ろう。
4 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/27(日) 23:18:48.28 ID:LWb6SF/z0
6、広場に行く
貴方は、広場に行く事にした。
□――――――――□
|学院敷地内 ・ 広場|
□――――――――□
広場には、思ったより多くの生徒がいた。その大半が、友人と一緒にお弁当をつついている。
そのどれもこれもが、仲良さそうに、きゃっきゃうふふと……今の貴方にとっては、へこんでしまう光景だ。
貴方は頭を振って、適当なベンチに腰掛けようとする。
しかし、そのどれもが、昨日の雨の所為で若干濡れていた。ああ、へこんでしまう。
貴方はハンカチを取り出し、大雑把に拭いてから、そこに腰掛けた。
貴方「ふぅー……」
日差しが暖かい。恐怖で凍えてしまった貴方の心を、少しだけ温めてくれる。
……まあ、現実逃避に過ぎないのだろうが。
貴方は
1、ここで過ごす
2、校舎裏が気になる
3、自由行動
↓2
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/27(日) 23:19:29.94 ID:6tsPakxXo
2
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/27(日) 23:19:48.91 ID:OGi6TqrSO
校舎裏に行く
7 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/27(日) 23:25:54.22 ID:LWb6SF/z0
3、自由行動「校舎裏に行く」
……貴方は、校舎裏に行ってみる事にした。
以前、変なモノがいると言って、ビビって帰ってきてしまったが……。
昼時の今なら、余計なモノも大きくは出られまい。闇も、昼にはそんなに活動しないと聞いたし。
貴方はベンチから腰を上げ、校舎裏に向かった。
□―――――――――□
|学院敷地内 ・ 校舎裏|
□―――――――――□
貴方「……臭っ!」
校舎裏に入った貴方は、つい、叫んで鼻をつまんだ。
以前立ち寄った時は、ただただ空気が淀んでいただけだった。
しかし今は、とても臭い。カビと、湿気すぎた空気が、ものすごく鼻につく。
きっと、振り続けた雨の所為だろう。誰も手入れをしないこの場所は無法地帯。
何もかもがやりたい放題である。
その上、何も無い。完全に無駄足である。
貴方は堪らず、その場から退散した。泣きっ面に蜂。最悪である。
結局、貴方の心は晴れないまま、解決策も思い付かないまま、昼休みを終えてしまった。
8 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/27(日) 23:29:52.05 ID:LWb6SF/z0
□――――――――'□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□,――――――――□
休み時間。貴方は、ちょっとした野暮用で廊下を出歩いていた。
その用事も終え、教室に帰ろうとした貴方の前に、とんでもない組み合わせが現れる。
先生2「お前、反省していなかったらしいな」
銀鎖「反省? はて、なんの事でしょうか」
できるなら会いたくない人、ベスト1、ベスト2が揃っている。
気のせいか人が少ない。他の生徒も、できるなら関わりたくないのだろう。
とりあえず、貴方は
1、話を聞く
2、すたこら退散
3、自由行動
↓2
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/27(日) 23:30:41.66 ID:CSUjk5V20
1
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/27(日) 23:30:44.40 ID:6tsPakxXo
1
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/27(日) 23:30:51.69 ID:OGi6TqrSO
まず様子を見る。助けが必要そうなら助けに行く
12 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/27(日) 23:46:40.29 ID:LWb6SF/z0
1、話を聞く
貴方は、話を聞く事にした。一応、銀鎖は一週間くらい付き合っていた相手だ。
見捨てる事など、できない。
それに、どうして銀鎖が先生に絡まれているのかが気になる。
まさかとは思うが、先生が、言われも無いいちゃもんをつけているとも限らない。
その時は……まあ、どうにかしよう。
貴方「先生、こんにちは」
先生2「ん? ああ、お前か。なんだ」
先生は、ぎろりと貴方を睨みつけた。相当機嫌が悪いらしい。
ただ、機嫌の悪さだったら貴方も負けていないので、怯みはしない。
貴方「一体、何があったんですか?」
先生2「お前には……いや、ついでの指導だ」
先生は一度溜め息を吐いてから、もう一度銀鎖を睨みつける。
先生2「以前、お前にそのシルバーのチェーンを付けてくるなと注意したはずだ」
銀鎖「ああ、そんな事もありましたね」
先生のガン飛ばしにも、厳しい言葉にも一切臆せず、銀鎖はあっけらかんと返す。
しかし、貴方は思う。ああ、やはりあのチェーンは校則に触れていたのか。
先生2「ア?」
貴方「せ、先生落ち着いて……」
銀鎖「なんでしたっけ? 「アクセサリーの類の過剰な装飾を禁ず」?」
先生2「それは、明らかに校則に違反している。以前は注意で済ませたが、今回は没収だ」
銀鎖「お断りです」
先生2「アン?」
銀鎖「これは私の牙です。これが無くなれば、私は戦えなくなります。絶対に渡しません」
銀鎖「それとも、死にたいのですか、先生?」
貴方は心の中で「どうかそのへんで言葉を終わらせて」と祈っていた。
銀鎖の発言は、全く間違っていない。銀鎖はあれを使って、闇と戦っているのだろう。
チェーンを失ってしまえば、銀鎖は戦えなくなる。その間だけ、人の命が危ぶまれる。
それをどう説明しろと言うのだ!
先生2「…………子供の、遊戯に、付き合っている暇はないんだよ」
先生2「よこすんだ、銀鎖」
先生の声音が、嫌に低くなった。ああ、分かる、ものすごく怒っている。
貴方がなんの事情も知らなければ、銀鎖を説得していた事だろう。
しかしなまじっか事情を知っているばかりに、どうする事もできない。まさかの板挟みである。
貴方は
1、銀鎖を説得する
2、先生を説得する
3、黙っている
4、自由行動
↓2
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/27(日) 23:48:21.95 ID:OGi6TqrSO
先生!実はそれ、彼女の大事な人の形見なんです!
それを取り上げたりするなんて人情がない最低な大人だと思います!
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/27(日) 23:50:08.28 ID:CSUjk5V20
↑
15 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 00:02:13.49 ID:WD022OQP0
4、自由行動「先生!実はそれ、彼女の大事な人の形見なんです! 略」
ああしかしこのままでは埒が明かない。貴方は思わず、口を出してしまった。
貴方「せ、先生! 実は、それは彼女の大事な人の形見なんです!」
貴方「それを取り上げたりするなんて、人情が無い最低な」
先生2「人情で世間を生き抜けるかァ!」
貴方「大人だと……思い……」
先生2「お前は黙っていろ、――」
貴方「はい」
貴方は口をつぐんだ。そうさ、だって貴方は無関係。口出しする事が間違っているのだ。
それと、あんな剣幕で先生に叱られてしまっては……もう何も言えない。
なんたって、先生の怒声で、周囲で見守っていた生徒のほとんどが体を震わせ、中には涙目になっている生徒もいるのだ。
げに恐るべし、先生。
先生は貴方に怒鳴った後、銀鎖に向き直り、じっと睨みつける。
銀鎖も、全く怯む事無く、その視線を受け止める。もっと恐ろしい相手と戦っているのだから、全然びびらない。
そうして、じっと互いに睨み合い、見つめ合い、その末に、先生が口を開く。
先生2「……振り回すなよ」
ただ、その一言を言い残して、先生はその場を離れた。
先生2「お前ら授業だぞ! さっさと教室に戻れッ!」
周囲で見守っていた生徒に、そんな感じで怒鳴り散らしつつ。
貴方「……良かったですね、銀鎖さん」
銀鎖「ええ、全くです。無理解と言うのは、愚かしいものですね」
銀鎖を理解するのが大変なだけなのではないか。
新たな争いの火種になりそうなので、貴方はその言葉を飲みこんだ。
そんな感じで、休み時間のちょっとした事件は幕を下ろした。
またいつか勃発しそうな気もするが……そんな事にはならないように、祈る。
16 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 00:04:35.87 ID:WD022OQP0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
放課後。生徒たちは寮に帰ったり、部活に参加している生徒はそれに向かったり。
各々、自分の目的に沿って自由に行動している。
貴方は帰る準備をしながら、考えていた。
今日は、リレーの練習も二人三脚の練習もない。
クラスメイトは、用があるとか言って帰っていった。
貴方は
1、寮に帰る
2、保健室に寄る
3、世界「愛」クラブに行く
4、黒魔術研究会に行く
5、自由行動
↓2
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 00:05:09.29 ID:S+QJJLSq0
2
18 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 00:15:31.03 ID:WD022OQP0
10分経過したのでシステムさん判断で
>>17
で進行します。
19 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 00:19:29.78 ID:WD022OQP0
2、保健室に寄る
貴方は、保健室に寄っていく事にした。
□――――――――'□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□,――――――――□
保健室に向かう途中の廊下で、貴方は虚弱と会った。
貴方「虚弱、さん」
虚弱「――……さん」
見合うや否や、互いに名を呼び、そして固まった。
傍から見ればなんと滑稽だろう。しかし貴方にとっては、まるで笑えない。
どうしよう、何を言おう。どうしよう、なんて言えば良い。どうしよう。どうしよう。
貴方は慌てて、何かをしようと考える。だけど、考えがまとまらない。そして、余計に慌てる。
だが、様子を見る限り、それは虚弱も同じであるようだ。
虚弱の目は泳ぎ、何度も貴方を見つめては視線を動かし、見つめては動かし。
そうして、何かを言おうとするが、その度に口を閉ざす。
……弁解の余地は、あるのかもしれない。
貴方は
1、自由行動
2、黙っている
↓2
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 00:20:24.92 ID:xHtbtYMSO
あー、体調はいかがっすか
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 00:24:16.19 ID:S+QJJLSq0
↑
22 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 00:35:52.37 ID:WD022OQP0
1、自由行動「あー、体調はいかがっすか」
貴方「あー……体調は、いかが、ですか?」
違う。そんな事が言いたいんじゃない。いや、気になる事なのだけれども。
虚弱「うん、その……ふつう。たぶん」
虚弱は歯切れ悪く、しかしそう返した。
そしてまた、互いに黙る。
居心地の悪い空気が漂う。
どれだけそうしていたのか、貴方には、きっと虚弱にも、分からない。
虚弱「……じゃあ」
その空間を終わらせたのは、虚弱の、その言葉だった。
貴方との決別を表すようで、なんだか、気持ち悪い。
しかし、どうして……どうして貴方に止められる。
こんな時、貴方が、こんな性格でなければと、深く思ってしまう。
貴方「……はい」
貴方は鳴くように返事して、虚弱を見送ってしまった。
……ここにいる意味は、もうない。貴方は、寮に戻る事にした。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は、鞄を置き、ベッドに倒れる。
ああ、明日、登校したくない。このまま、まどろみに消えてしまいたい。
そんなネガティブな事を考えながら、貴方は目を閉じ、今日一日を振り返った。
23 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 00:36:24.49 ID:WD022OQP0
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/18・土)
2.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/19・日)
3.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/15・水)
4.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/16・木)
5.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/17・金)
↓2
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 00:36:42.28 ID:S+QJJLSq0
3
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 00:38:38.20 ID:xHtbtYMSO
↑
26 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 00:40:03.41 ID:WD022OQP0
3番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
27 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 00:43:10.36 ID:WD022OQP0
お疲れさまでした。
楽しい! 日常のすれ違いって超楽しい! 書いてて超楽しい! システムさんは今日、つくづく思いました!
戦闘とかマジなんだよってレベルで楽しいです。
えっと……そうですね、初めての喧嘩でしょうか。青春にはよくある事ですね。
まあ、データにつき一回は必ず何かしらの衝突を起こすように仕組んでいます。頑張って乗り越えてください。
さて次の再開は、1月28日の21:00を予定しています。
それではみなさま、お休みなさいませ。
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 00:44:29.82 ID:xHtbtYMSO
乙。システムさんが楽しそうで何より。
ちなみにシステムさんどっかの他安価スレにいたりしてる?
29 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/28(月) 00:58:47.72 ID:WD022OQP0
>>28
あんまり見ませんが、基本的にROM専です。人がわいわいやっているのを見るのが好きですね。
まあ……会話に溶け込めるかどうか不安、と言うボッチ特有の思考もあるんですけどね。
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 01:02:03.65 ID:xHtbtYMSO
そうかー…いい安価しそうだから惜しいな
まぁこっちが忙しいし、しゃーないか
31 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/28(月) 20:22:56.99 ID:WD022OQP0
開幕スーパーどうでもいい助言タイム。
以前「どうにもできない状況の時には黙っているのも吉」と言いましたが、もちろん駄目な時もあります。
じゃあどうすりゃいいんだよって話ですが……まあ、とりあえずは粘ってみてはいかがでしょう?
三回くらい粘って状況が好転しなかったら、諦めても良いんじゃないでしょうか。
と言う事でこんばんは、システムさんです。
ついでに直後のレスで天気判定ほい
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 20:25:24.94 ID:EUje5N1go
ほい
33 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 21:00:08.04 ID:WD022OQP0
予定した時間になりました。
ゲームを再開します。
1.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/18・土)
2.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/19・日)
3.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/20・月)
4.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/16・木)
5.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/17・金)
データがセーブされています。
最後にセーブしたデータの続きから始めますか?
また、思い出の部屋に行く事ができます。
思い出の部屋に行きますか?
↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 21:00:40.60 ID:s2PpDFOY0
始める
35 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 21:02:00.60 ID:xHtbtYMSO
せんせー帽子ちゃんが息してませーん
36 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 21:10:50.16 ID:WD022OQP0
10分経過したので経過時点の状態で進行します。
始める1:始めない0:思い出の部屋0:彼女は無視されてなんぼです1
前回の続きから再開します。
3番のデータを読み込んでいます。
読み込みが完了しました。
3番のデータを再開します。
37 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 21:12:07.55 ID:WD022OQP0
□―――――□
|貴方の部屋| 6/21(火)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
……雨が降っている。まるで、今の貴方の気分を表しているようだ。
貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、雨が降っている事も合わせて、今の貴方にそうする理由はない。
……正直、今日はもう学校に行きたくないが……甘えていられない。
貴方は
1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動
↓2
38 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 21:12:31.66 ID:s2PpDFOY0
1
39 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 21:14:20.46 ID:EUje5N1go
2
40 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 21:22:59.07 ID:WD022OQP0
2、虚弱の部屋に行く
貴方は、虚弱の部屋に行く事にした。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
虚弱の部屋の前に着いた貴方は……少し躊躇ってから、部屋の扉をノックして反応を待つ。
……少しして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現す。
虚弱「…………おはよ」
貴方「おはよう、ございます」
虚弱は、怯えたような眼差しで、貴方を見つめる。
なにに対して恐れを感じているのか……きっと、貴方が思う所と一緒だろう。
虚弱「…………あ、あの、ね……」
虚弱「き、昨日は……ごめん、ね。――さん、が……私の為にって、してくれたのに……」
虚弱「私……勝手に、怒って……ごめんなさい」
虚弱は、掠れそうな声で、細々と、貴方に謝罪した。
今にも折れてしまいそうなその体から、懸命に、言葉を絞り出す。
辛いだろうし、恥ずかしいだろうし、嫌われるのが恐いだろうし、だけどそれらを乗り越えて、虚弱は貴方に、頭を下げた。
貴方は
1、自由行動
↓2
41 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 21:23:55.60 ID:xHtbtYMSO
私こそごめんなさい
42 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 21:24:31.92 ID:s2PpDFOY0
↑+こっちも頭下げる
43 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 21:29:09.43 ID:WD022OQP0
以前そうやって被せ安価認めてしこたま怒られた経験があるので、その安価は無効にします。
ええ、危険性が伴うならなんだって厳しくします。
有効でない安価が選択されました。
安価は無効となります。
↓1で改めて自由行動をしてください
44 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 21:30:35.82 ID:xHtbtYMSO
いやアレは完全に悪意と歪めがあったからで、今回のは同調、ベクトルが同じだから大丈夫だと…安価↓
45 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 21:31:20.04 ID:EUje5N1go
私の方こそ、ごめんなさい
+こちらも頭を下げる
46 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 21:42:13.23 ID:WD022OQP0
1、自由行動「私の方こそ、ごめんなさい+こちらも頭を下げる」
貴方「私の方こそ、ごめんなさい」
そう言って、貴方は反射的と言っても良いほどの動きで頭を下げた。
しかしそれは、貴方の中に明確な謝罪の意思があるからこその動作である事は、言うに及ばず。
きっと虚弱は、許しが欲しいのだろう。だけどそれは貴方も同じ。貴方だって、虚弱に許してほしい。
何よりも先ず、貴方は謝罪して許してほしい。この一見は、貴方の無神経さが引き起こした事だから。
虚弱「…………分かった。許すから、許して?」
貴方「もちろんです。だって、本当に、私が悪いから……」
虚弱「ううん……ちゃんと言わなかった、私が悪いの」
虚弱「昨日、ね。本当に、気分が悪かったの。だから、遅れると思って……――さんに迷惑かけたくなかった」
虚弱「これはね、私の、親切だから……無茶をせずに、受け取って欲しい……」
そう。虚弱はただ、貴方の事を考えて言うばかりだ。
その気持ちを押しのけて、貴方は虚弱の為と言って押し通っていた。
貴方だって、虚弱に優しくしたい。その為には、虚弱の優しさを受け入れなければならない。
やり過ぎはいけない。何事もほどほどに、と言う事なのだ。
虚弱「……食堂、行こう?」
貴方「はい。行きましょう」
貴方は虚弱と一緒に、食堂に向かった。
いつの間にか、手を繋いで。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
47 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 21:43:13.36 ID:s2PpDFOY0
2
48 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 21:52:50.05 ID:WD022OQP0
10分経過したのでシステムさん判断で
>>47
で進行します。
49 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 21:56:35.25 ID:WD022OQP0
2、特にない
貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
一度部屋に戻った貴方は、鞄と傘を持って校舎に向かった。
さっきはさっき、今は今である。こんな晴れやかな気分は久々だ!
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
貴方が教室に着いた時、教室にはあまり生徒がいなかった。
今の貴方にとって、そんな事はどうでもいい事である。
貴方は自分の席に着き、鞄を置く。
今朝、虚弱は貴方に一緒に行こうと誘ってこなかった。
その事から、今日も遅刻する気まんまんだと言う事が分かる。
同時に教室に来ない事も教えていて、つまり今日は保健室行きである事が予想できる。
さて、そうすると貴方は
1、教室で過ごす
2、自由行動
↓2
50 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 21:57:14.45 ID:s2PpDFOY0
1
51 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 21:58:18.66 ID:EUje5N1go
絵の練習
52 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 22:03:54.31 ID:WD022OQP0
2、自由行動「絵の練習」
する事も無いので、貴方は絵の練習をして過ごした。
少しだけ、絵を描くのが上手くなったような気がする……?
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
休み時間。次の授業の準備を終えた貴方は、さてどうするかと考えていた。
また今朝のように絵の練習をしても良いのだが……。
貴方は
1、自由行動
2、のんびり過ごす
↓2
53 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 22:04:44.79 ID:s2PpDFOY0
2
54 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 22:14:52.53 ID:WD022OQP0
10分経過したのでシステムさん判断で
>>53
で進行します。
いやもう怠慢とかじゃないくて本当に主人公の性質的にできる事が無いんですよ……。
55 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 22:20:55.57 ID:WD022OQP0
2、のんびり過ごす
貴方はのんびり、教室で過ごした。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
お昼休み。生徒たちは昼食を求めて食堂に向かい、その他自分の目的に合わせて行動している。
今日は雨が降っているから、外に出られない分だけ食堂に向かう生徒が多いだろう。
さてこれからどうしようかと考えていた貴方に、男装が話しかけてきた。
男装「こんにちは、麗しい姫様。貴方に会えない時間は、とても心苦しいものでした!」
また、喧しいのがやってきた。慣れてきたとは言え、この鬱陶しく感じる演技はやめて欲しい。
貴方「こんにちは、男装さん。どうしました?」
男装「この僕と、お昼をご一緒しませんかと、ね?」
お昼一緒に食べようと誘いに来たらしい。用件を伝える時だけダイレクトだから、分かりやすくていい。
さ、今の貴方に用事は無いし、一緒に食べても大丈夫だろう。
もし他にやりたい事があるのならば、断っても大丈夫そうだ。
貴方は
1、いいよ
2、だめ
3、自由行動
↓2
56 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 22:21:42.66 ID:EUje5N1go
1
57 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 22:21:51.86 ID:s2PpDFOY0
1
58 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 22:26:32.37 ID:WD022OQP0
1、いいよ
貴方は男装と一緒に昼食を食べる事にした。
貴方「はい、いいですよ」
男装「では、お手を拝借」
男装は貴方の手を取り、一丁前にエスコートをするつもりのようだ。
なんとなく複雑な心境である。
貴方「ええ……お願いします」
貴方は男装に引かれ、食堂に向かった。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 食堂|
□――――――――□
貴方は男装と、何か話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
59 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 22:27:02.26 ID:EUje5N1go
2
60 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 22:27:19.64 ID:s2PpDFOY0
2
61 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 22:28:51.34 ID:WD022OQP0
ちったあ何か話してやりましょうや……爆処理じゃないんですから……。
62 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 22:33:25.39 ID:WD022OQP0
2、特にない
貴方は男装と一緒に昼食を食べた。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
休み時間。次の授業の準備を終えた貴方は、この時間の間どうしようかを考えていた。
いつも通りにのんびり過ごしても構わないのだが……。
貴方は
1、自由行動
2、のんびり過ごす
↓2
63 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 22:34:17.48 ID:s2PpDFOY0
絵を描く
64 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/28(月) 22:34:42.88 ID:tl5yCsFgo
1 2−Aを訪ねる
65 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 22:34:47.99 ID:EUje5N1go
絵を描く練習
66 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 22:38:05.87 ID:WD022OQP0
1、自由行動「2−Aを訪ねる」
貴方は、2年A組の教室を訪ねても良いか、と考えていた。
確かあのクラスは、愛のクラスである。今の時間ならば、教室にいるかもしれない。
しかし、わざわざ行動するのは面倒だ。もしかしたら居ないかもしれないし……。
それなら、放課後まで待って、世界「愛」クラブの部室に行った方がまだ効率的と言える。
その他色々考えた結果、貴方は
1、2-Aに行く
2、行かない
3、自由行動
↓2
67 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 22:38:38.33 ID:EUje5N1go
2
68 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 22:39:03.33 ID:s2PpDFOY0
2
69 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 22:44:12.88 ID:WD022OQP0
2、行かない
貴方は、行かない事にした。そうさ、用があるなら放課後に訪ねればいいのだ。
放課後、世界「愛」クラブ部室にいる事は確定しているようなものだし、今行く理由は無い。
そう言うわけで、貴方は休み時間をのんびり過ごした。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
放課後。生徒たちは寮に帰り、部活動があるものは各々それに向かい、居残りたい生徒は居残って、あとなんかいろいろ。
貴方は帰る準備をしつつ、これからどうしようかを考える。
今日は雨が降っている為、リレーの練習はない。もちろん二人三脚の練習もない。
リレーはともかく、二人三脚には不安が残る。あと一週間で、どうにか形にできるだろうか?
先ほど考えた通り、世界「愛」クラブに行くのが良いだろうか。
愛ならば、用が無くても迎えてくれそうだ。
貴方は
1、寮に帰る
2、保健室に寄る
3、世界「愛」クラブに行く
4、男装の所に行く
5、自由行動
↓2
70 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 22:44:36.57 ID:tl5yCsFgo
3
71 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 22:44:54.55 ID:EUje5N1go
3
72 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 22:51:29.53 ID:WD022OQP0
3、世界「愛」クラブに行く
貴方は世界「愛」クラブに行く事にした。
思えば、行くのは久しぶり……でもないか。
寮の食堂で愛にはいつでも会えるし、行く必要はそんなに無いものと考えていた。
□――――――――――――――□
|学院校舎内・世界「愛」クラブ部室|
□――――――――――――――□
部室前に着いた貴方は、電気が点けられている事を確認してから、扉を軽くノックする。
愛「はーい。どうぞー」
愛の、独特ののんびりとした声を聞いてから、貴方は扉を開き、部室内に入る。
貴方「お邪魔します」
部屋に入った貴方を迎えるのは、相変わらず髪が爆発した愛の姿。
ただ、いつもより抑え気味であるように見えなくもない。
また先輩が、お昼休みくらいに髪を梳かしに来たのだろうか。前にそんな事があったような気がする。
愛「ああ、――さんでしたか。また、何か相談事ですか?」
そう言えば、以前ここに訪れた時は、虚弱について愛に相談した時だったか。
なんだか体の良い相談所として扱っている気がしないでもないが……。
愛「まあ、ごゆっくりどうぞ。あ、座ってください。お茶飲みます?」
貴方「じゃあ、頂きます」
愛「それで、今日はどう言った御用件でしょう?」
貴方はどうして、世界「愛」クラブに来た?
1、自由行動
2、特に理由はない
↓2
73 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 22:52:26.59 ID:xHtbtYMSO
相談に
74 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 22:52:40.24 ID:tl5yCsFgo
1 もっと仲間を増やしたい
75 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 22:54:37.07 ID:WD022OQP0
い……意味が分かりません。
仲間って、なんの仲間?
↓2
76 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 22:57:17.31 ID:tl5yCsFgo
世界「愛」クラブの部員
77 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 22:59:57.19 ID:EUje5N1go
友達の輪的な意味での
今度誰か誘ってお茶会しないか
78 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 23:05:49.06 ID:WD022OQP0
もっと意味が分からなくなりましたね……どう纏めたらいいんでしょうか、これ。
「もっと友達を増やしたいので今度お互いに誰かを誘ってお茶会しないか?」って事で良いんでしょうか?
79 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 23:07:45.83 ID:EUje5N1go
そういう事で
80 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/28(月) 23:07:52.01 ID:WD022OQP0
まあそんな事聞かれたってしらねーよって話ですよね。とりあえずこう解釈したのでこれで進行します……。
81 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 23:12:02.11 ID:Kq7Y5jZzo
ほんと頭が硬いっていうか柔軟な思考ができない頭でっかちな問題ばっかりできて解決ができないタイプだな
82 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/28(月) 23:20:47.31 ID:WD022OQP0
1、自由行動「もっと友達を増やしたいので今度誰かを誘ってお茶会しないか?」
貴方「用、と言うより提案なのですが……」
愛「提案? ふむふむ、どのような提案でしょう?」
貴方「単刀直入に言うと、友達を増やしたいんです」
愛「ずばり来ましたねー。なるほどなるほど」
貴方「互いに友達を増やす為に、親睦も兼ねて、互いに誰かを誘って今度お茶会でもしませんか?」
愛「素晴らしいお話です! 友情とは、即ち愛の代表とも言えます! とても、良い話です」
貴方「でしょう? ですから……」
愛「でも、無理ですね」
冷たく、言われた。あまりもあっさりしていたので、思わず「聞き違いか?」と思ったが……。
愛「申し訳ありませんが、破綻しています」
もう一度、愛は普段と同じテンションで、冷たく言った。
貴方「……な、何故?」
愛「お恥ずかしい話ですが、私には友人と呼べる人はいません。ええ、そうでしょう」
愛「敢えて、私の交友関係に線引きをしたならば、友人のラインを越えている人は極僅かです」
愛「更に言うと、その中に――さんが知らない人はいません。いえ、むしろ――さんの方が親しい、とも言えるでしょうね」
愛「虚弱さんは友人と言うにはあまりにも関係が希薄ですし、先輩さんは友人ですが、彼女さんの事を考えると……」
愛「そんなわけで、私は誰一人として――さんに紹介する事ができないのです」
愛「「互いに誰かを誘う」と言う第一目標をクリアする事さえできない。ですから、破綻していると言う事です」
……なんだか、ものすごく触ってはいけない所に触れてしまったような気がする。
愛「申し訳ありませんが……そのお話は、他の方に提案されては如何でしょう?」
貴方は、なんとも言えなかった。
83 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/28(月) 23:28:43.99 ID:WD022OQP0
世界「愛」クラブの部室で過ごしていた貴方は、もうすぐ19:00になろうとしている事に気付いた。
愛「おや、もうこんな時間ですか。雨も止んできましたし、そろそろ帰りましょうか」
貴方「そう、ですね……」
愛「……先ほどの事ですが、お手伝いできなくてすみません」
貴方「い、いえ。こちらこそ、なんか、その……」
愛「ああ、私の事なら、気にしないでくださいな」
愛の髪の先っちょが、ぴょんと跳ねる。
愛「友人は居ませんが、私の事を助けてくれる人は沢山います。なんと素晴らしい、愛の心でしょう!」
貴方「……ふふ。そうですね。その人の良さは、友達の数では語れませんよね」
愛「必ずしも、そう言う事では無い、と言う事です。では、帰りましょうか」
貴方「はい」
貴方は愛と一緒に寮に帰った。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は傘を置き、鞄を置き、ベッドに倒れ込んだ。
そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。
84 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 23:29:17.31 ID:WD022OQP0
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/18・土)
2.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/19・日)
3.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/20・月)
4.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/16・木)
5.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/17・金)
↓2
85 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 23:29:52.95 ID:s2PpDFOY0
4
86 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 23:31:25.63 ID:EUje5N1go
4
87 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 23:33:13.38 ID:WD022OQP0
4番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
88 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/28(月) 23:37:44.89 ID:WD022OQP0
お疲れさまでした。
じゃあもうシステムさんの我が儘プレイで構いませんね。
もうみなさまの安価の解釈間違えたとしても文句言わないでくださいね。
もう被せ安価禁止とか無くて良いですね。もうどうでもいいですね。嫌いな人は出て言ったら良いんじゃないですか?
と言うかこのスレもういらないんじゃないですか? もうね、もう……。
……トラウマって、知ってますか? その結果、過敏になる事って、あると思います。
すみませんが、明日は無しでお願いします。少し、頭を冷やしてきます。
1月30日の21:00に再開を予定しています。
みなさま、お休みなさいませ。
89 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/28(月) 23:39:44.24 ID:EUje5N1go
乙
90 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/29(火) 01:26:11.23 ID:3wXnENeG0
今回は解釈難しかったし、慎重にやって正解だったと思う。
91 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/30(水) 20:39:50.84 ID:SV2KC+T50
いろいろ考えましたが、何が悪いのか結局分かりませんでした。
前例を参考にして考える事しかできないのは当然で、バカじゃあるまいし誤解が無いように努めるのは当たり前だと思っていました。
所詮システムさんはプログラムですし、頭が固いのは当たり前と言いますか、仕組まれた通りにしか行動できないのは当然と言いますか。
でもみなさまがシステムさんが悪いと言うのならそうなのでしょう。
システムさんはただ頑張っただけなのに。
みなさまに楽しんでもらいたくて、みなさまからの安価の解釈を間違えたくなくて、分からない時は相談していただけなのに。
「自分で考えろ」と言われたら、そりゃどうにだって考えられます。誤解を起こしたくないだけだったのに。
……とりあえず、一昨日の事から学んだ通りにやってみようと思います。
直後のレスで天気判定
92 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 20:41:35.15 ID:AeG75dKIo
ほい
93 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 21:00:31.78 ID:SV2KC+T50
予定した時間になりました。
ゲームを再開します。
1.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/18・土)
2.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/19・日)
3.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/20・月)
4.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/21・火)
5.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/17・金)
データがセーブされています。
最後にセーブしたデータの続きから始めますか?
また、思い出の部屋に行く事ができます。
思い出の部屋に行きますか?
↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先
94 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:01:17.02 ID:0qvtLP7I0
始める
95 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:06:57.09 ID:LVD6bXGt0
始める
96 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 21:07:49.28 ID:SV2KC+T50
多数決なので決定しました。
前回の続きから再開します。
4番のデータを読み込んでいます。
読み込みが完了しました。
4番のデータを再開します。
97 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 21:08:23.57 ID:SV2KC+T50
□―――――□
|貴方の部屋| 6/22(水)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
……雨が降っている。まるで、今の貴方の気分を表しているようだ。
貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、雨が降っている事も合わせて、今の貴方にそうする理由はない。
貴方は
1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動
↓2
98 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:08:36.07 ID:0qvtLP7I0
2
99 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:10:00.69 ID:AeG75dKIo
2
100 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 21:15:25.20 ID:SV2KC+T50
2、虚弱の部屋に行く
貴方は虚弱の部屋に行く事にした。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックする。
昨日は、重い気持ちでここを訪ねた。それに比べて、今日は何と晴れやかな事だろう。
少しして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現す。
虚弱「……ああ……おはよう、――さん」
どことなく、今日は調子が良さそうに見える。見えるだけで、実際の所は分からない。
だってぐったりしているのもいつも通りで、声がはきはきしていないのもいつも通り。
貴方「はい、おはようございます」
虚弱「……ごはん?」
「朝食に誘いに来たのか?」と尋ねているようだ。
貴方は
1、自由行動
2、いえす
3、特に理由はない
↓2
101 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:15:54.11 ID:AeG75dKIo
2
102 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:15:56.10 ID:0qvtLP7I0
2
103 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 21:21:21.47 ID:SV2KC+T50
2、いえす
貴方「はい、ご飯です。行けますか?」
虚弱「んー……いけるぅ」
ご飯食べている場合ではなさそうな様子だが、本人が食べられると言うのだから大丈夫なのだろう。
貴方は虚弱と一緒に朝食を食べる事にした。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
104 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:22:20.83 ID:0qvtLP7I0
2
105 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:24:42.86 ID:AeG75dKIo
2
106 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 21:29:27.53 ID:SV2KC+T50
2、特にない
貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 階段|
□,――――――――――□
虚弱「……今日、ね……一緒に、行かない……?」
部屋に戻る途中の階段で、虚弱はそんな事を言ってきた。
一緒に登校しないか、と言う話だろう。
昨日の今日と言う事もあって、虚弱も恥ずかしいらしく、少し顔を赤らめている。
今の貴方に、これからの用はない。一緒に登校されても大丈夫だろう。
むしろ、虚弱の誘いを断るだけの理由が貴方にあるものか、と言う話だ。
貴方は
1、行く
2、行かない
3、自由行動
↓2
107 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:30:07.57 ID:0qvtLP7I0
1
108 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:30:14.09 ID:AeG75dKIo
1
109 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:31:54.53 ID:gK83Sht6o
1
110 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 21:40:01.03 ID:SV2KC+T50
1、行く
貴方「も、もちろんです。行きましょう、一緒に」
貴方は戸惑いながらも、即答に近い程の早さで答えた。
虚弱「……良かった」
貴方「それじゃ、えっと……入口で待ち合わせしましょう」
本当なら、虚弱の部屋まで迎えに行きたいところだ。
しかし、虚弱にだってペースと言う物がある。貴方が迎えに行って、それの所為で虚弱のペースを乱してはいけない。
心配も行き過ぎると「お節介」とか「有難迷惑」とか言われてしまうものだと、学んだばかりだ。
その内、改めて誘えば良いだろう。
虚弱「うん……分かった……」
そんな約束をして、貴方は一旦虚弱と別れた。
部屋に戻るまでの足取りが、不思議と軽かったのは……気のせいだろうか。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
一度部屋に戻った貴方は、鞄と傘を持って、待ち合わせ場所である寮の入口に向かった。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 入口|
□,――――――――――□
入口に着いた貴方は、そこで暫く虚弱を待つ。一〇分や二〇分は待つつもりだ。
暫くして、虚弱がふらふらと揺れながら姿を現す。
虚弱「……待った……?」
貴方「いいえ、そんなに」
待ったと言っても、たかだか五分程度である。だから、そんなに不安げな眼差しを向けないでほしい。
貴方「さ、早く行きましょう。遅刻したら、大変です」
虚弱「……うん」
貴方は虚弱と一緒に登校する事にした。
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
111 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:41:37.47 ID:0qvtLP7I0
2
112 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:41:47.05 ID:t1pJUkUSO
今度出かけたりしてみないか
113 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:42:21.68 ID:gK83Sht6o
1 寒さ対策について聞く
114 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 21:45:20.34 ID:SV2KC+T50
1、自由行動「今度出かけたりしてみないか」
貴方「そうだ。今度、どこかへ一緒に出かけませんか?」
傘を差し、並んで歩く虚弱に、貴方は唐突に提案した。
虚弱は首を傾げ、なんとも不思議そうな眼差しを貴方に向ける。
虚弱「…………なんで?」
そんなに、貴方が外出しようと提案する事が不可解なのだろうか……?
貴方「何故って、それは……」
貴方は何故、そんな提案をしたのだろうか?
1、自由行動
2、なんとなく
↓2
115 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:47:06.96 ID:gK83Sht6o
2
116 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:47:53.88 ID:AeG75dKIo
2
117 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:52:19.59 ID:LVD6bXGt0
虚弱は外出するの嫌いじゃなかったっけ・・・?
118 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 21:54:39.01 ID:SV2KC+T50
2、なんとなく
貴方「なんとなくです」
そう、貴方はなんとなく虚弱を誘ったのだ。
……本当に、誘う気があるのか、と言う話だ。
いや、誘う気があるのは本当だし、なんとなく誘ったと言うのも本当である。
ただ、一緒に外出したいと言う気持ちばかりが先行したと言うかなんと言うか……。
虚弱「……ごめん。遠慮、する……」
ああ、断られてしまった。そらそうだ。
でも、一度悩んでくれたような様子はあった。遊園地の時に比べれば大分マシになったと言える。
返答さえ良ければ……貴方がどうして誘ったのか、ちゃんとした理由があったのなら、出かけてくれたのだろうか?
まあ、その前に、貴方は一度一人で外出した方が良いのかもしれない。
なんたって貴方は、一度だって外出した事が無い。外の様子など、まるで分からない。
虚弱「……ごめんね」
貴方「気にしないでください。残念ですが、仕方ないです」
貴方は他に、虚弱と話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、もういいや
↓2
119 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:56:19.79 ID:0qvtLP7I0
2
120 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 21:58:23.29 ID:gK83Sht6o
2
121 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 22:06:35.72 ID:SV2KC+T50
2、もういいや
貴方は虚弱と一緒に登校した。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
貴方と虚弱が教室に着いた時、教室には既に殆どの生徒が登校してきていた。
時間を確認すると、かなりきわどい頃合い。ギリギリセーフと言う感じだ。
虚弱を見るなり、クラスメイト達はぎょっとした表情をする。
時間内に虚弱が来た事が、そんなに珍しいのか。……前にも、こんな事を思ったような気がする。
貴方と虚弱はそれぞれ自分の席に着き、貴方は鞄を置いて、虚弱は机に突っ伏す。
そのまま、ホームルームが始まるのを待った。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□――――――――□
休み時間。貴方は、ちょっとした野暮用で教室を出ていた。
その用も済み、貴方は教室に戻ろうとしていた時である。
先生2「まったくあいつは……校則と教師をなんだと思っているんだ……!」
先生1「そら、……でくのぼーじゃない?」
珍しい組み合わせ、なのだろうか。その二人が、廊下を歩きながら話していた。
二人とも教師で、同じ二年生担当と言う事で、何かと交友はあるのだろう。不思議な事ではない。
どうやら、銀鎖のあの一件について、先生2が愚痴っているようだが……。
貴方は
1、話しかける
2、教室に戻る
3、自由行動
↓2
122 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 22:07:50.66 ID:0qvtLP7I0
1
123 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 22:08:33.05 ID:AeG75dKIo
1
124 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 22:08:39.19 ID:gK83Sht6o
何か、いじめがあったんですか?
125 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 22:18:25.93 ID:SV2KC+T50
1、話しかける
貴方は、二人に話しかける事にした。
貴方「先生、おはようございます」
先生1「ん? ああ、――さん。はい、こんにちは」
先生2「……――か。なんの用だ」
なにやら、先生2の貴方を見る視線が妙に痛々しい。
あの一件で、とんだ不評を買ってしまったらしい。貴方は貴方でとんでもなく頑張ったと言うのに……。
貴方「その、何を話しているのかな、と思って……」
先生2「盗み聞きか、感心しないぞ」
先生1「どうどう。なんだっけ……そうそう。銀鎖さん。説明、要らないよね?」
先生1「その事で、これがもううっさいのなんのってね……やれ最近の娘はとか、やれ教育がどうとか」
先生1「人の事を、言えるのかって話だよねェ……」
先生2「おいッ!」
先生1が、何やら不穏な笑みを浮かべたと思いきや、即座に先生2が反応する。
……触れてはいけない何かがあるらしい。
先生2「お前、その事は黙っていろと何度も……!」
先生1「聞いた聞いた……耳にタコができるくらい聞いた」
なにやら、先生2には並々ならぬ過去があるらしい。
触れて良いものかどうかはさておき、貴方としては何が何でも触れたくないものだ。
とりあえず、銀鎖が先生2に大層恨まれている事だけは分かった。
そんな感じで、貴方は休み時間を過ごした。
126 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 22:21:46.17 ID:SV2KC+T50
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
お昼休み。生徒は昼食を求めて食堂に向かう。そうでない生徒もいるが、今日は比較的少なめだ。
今日は雨が降っているため、外に出られない分だけ食堂に向かう生徒が多いだろう。
虚弱は鞄からお弁当箱を取り出し、食事を始めた。何度でも言うが、本当に小さいお弁当である。
貴方は食堂に向かっても良いし、自由に行動しても良い。
ただし、外に出るのだけはごめんである。
貴方は
1、食堂に行く
2、虚弱と話す
3、世界「愛」クラブに行く
4、銀鎖を探す
5、自由行動
↓2
127 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 22:22:05.18 ID:0qvtLP7I0
2
128 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 22:22:41.01 ID:AeG75dKIo
2
129 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 22:22:56.17 ID:Lhl48dvT0
4
130 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 22:23:13.22 ID:gK83Sht6o
4
131 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 22:24:58.97 ID:SV2KC+T50
2、虚弱と話す
貴方は虚弱と話す事にした。
さて、何について話そう?
1、自由行動
2、やっぱりやめた
↓2
132 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 22:27:18.50 ID:AeG75dKIo
画家を目指そうと思っているんだ
と言う冗談
133 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 22:28:46.20 ID:0qvtLP7I0
↑
134 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 22:40:53.58 ID:SV2KC+T50
1、自由行動「画家を目指そうと思っているんだ と言う冗談」
貴方「虚弱さん、虚弱さん」
虚弱「むー?」
虚弱は口をもぐもぐと動かしながら、貴方へと振り向く。
また随分悪いタイミングで話しかけたと思いながら、貴方は話を続けた。
貴方「私、画家を目指そうと思っているんです」
ここで一つ質問である。食事中、友人に突然こんな事を言われたら、どう思うだろう。
ちなみに貴方ならば、失礼を承知で「こいつはトチ狂ったんじゃなかろうか」と思う。
言っておくが、冗談である。
ただ、冗談にしてはそれを本気とさせる材料も結構揃っている。中々に真実味を帯びていると言っても良い。
たとえば、虚弱をモデルに絵を描いたり、虚弱に絵を描いている所を見られたり。
小さい事であるが、積み重なればなんとやら。
果たして虚弱の反応は如何に。
虚弱「……………………む?」
理解ができなかったのか、首を傾げた。台無しである。
貴方「いえ、ですから、画家を……」
虚弱「もぐ……良いと思う。頑張って……?」
冗談が台無しになった上、応援までされてしまった。しかも虚弱、思いの外本気である。
貴方「……と言う、冗談だったんです……」
虚弱「……なーんだ。残念……」
貴方「まさか、本気にされるだなんて思ってもいなかったもので……」
そんな話をしながら、貴方は虚弱と話して過ごした。
135 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 22:44:08.30 ID:SV2KC+T50
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
休み時間。次の授業の準備を終えた貴方は、さてどうするかと考えていた。
外は雨。憂鬱な天気である。こんな日にはちょっと出歩く気分にすらならない。
元よりそんな事をする人間でないと言うのは、言わないお約束だ。
さて、そうなるとどうするか。
虚弱は……ああ、ぐったりしている。起きているのだろうが、ぐったりしている。
話しかけても大丈夫だろうが、無理はさせないようにしよう。
貴方は
1、自由行動
2、のんびり過ごす
↓2
136 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 22:44:32.65 ID:0qvtLP7I0
2
137 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 22:45:20.23 ID:Lhl48dvT0
顔を突いて起こす
138 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 22:46:06.46 ID:gK83Sht6o
2
139 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 22:47:41.40 ID:Lhl48dvT0
>>137
すみません、顔を突くというよりフニフニするでした。
140 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 22:57:19.41 ID:SV2KC+T50
1、自由行動「顔を突いて起こす」
貴方は、つい、虚弱の頬に人差し指をぷにっと押し付けた。
理由? そんな物が一々必要あろうものか。強いて言うなら起こす為だ。
とにかく、貴方は虚弱の頬をつついたのだ。
いや本当は顔のどこでも良かったのだけれど、頬以外をつつくと嫌がるかなと思ったと言うか。
手頃だったのがほっぺただったと言うか、頬が柔らかそうだったのでついやっちゃったと言うか。
で、想像通り虚弱の頬は柔らかくって、これぞ「人肌」と言うような感じで、なんと言うか、柔らかい。
虚弱「んむ……」
さてそんな貴方の奇行に、虚弱もついつい目を開く。
二度三度瞬きして、貴方が自分の頬をつついている事を知り、貴方を訝しげに見つめる。
虚弱「なに……これ?」
貴方「自分でもよく分かりませんが、起きましたか?」
虚弱「起きてた」
貴方「ああ、では余計なお世話でしたね」
虚弱「そうでもない。けど……」
こうしている間にも、貴方は虚弱の頬をぷにぷにとつつく。
虚弱が顔を顰めたので、流石にもう止めておいた。
虚弱「普通に、やって?」
貴方「確約できません」
虚弱「もう……」
そんな感じで、貴方は虚弱で遊んで過ごした。
141 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 23:00:19.24 ID:SV2KC+T50
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
放課後。生徒たちは寮に帰ったり、自分が所属する部活に向かったり、そうでないものは自由気ままにやりたい放題。
帰り支度をしながら、貴方はこれからどうしようか考える。
今日は雨が降っているため、リレーの練習も二人三脚の練習もない。
体育祭まで残り三日もないと言うのに、大丈夫なのだろうか。
虚弱はのんびり、帰る準備をしている。
貴方は
1、寮に帰る
2、虚弱を一緒に帰ろうと誘う
3、男装の所に行く
4、黒魔術研究会に寄っていく
5、自由行動
↓2
142 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 23:00:37.63 ID:0qvtLP7I0
2
143 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 23:00:41.18 ID:gK83Sht6o
2
144 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 23:10:28.49 ID:SV2KC+T50
2、虚弱を一緒に帰ろうと誘う
貴方は、虚弱を一緒に帰ろうと誘う事にした。
貴方「虚弱さん、一緒に帰りませんか?」
虚弱「うーん……いいよ。帰ろ」
なんともあっさり、虚弱は承諾した。
とは言え、承諾は承諾。貴方は虚弱と一緒に帰る事にした。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 入口|
□――――――――□
虚弱「雨、すごいねー……」
貴方「そうですね……体育祭、大丈夫でしょうか」
言ってから、貴方はしまったと思う。だから、虚弱の前で体育祭の話は駄目だと言うのに。
虚弱「だいじょぶ。毎年、なんだかんだで晴れてるから」
しかし、虚弱は思ったより気にしていないようだった。
内心ホッとしつつ、貴方は傘を差し、虚弱と並んで寮に向かった。
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
145 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 23:11:29.57 ID:0qvtLP7I0
2
146 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 23:12:07.36 ID:t1pJUkUSO
雨好き?
147 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 23:19:51.70 ID:SV2KC+T50
1、自由行動「雨好き?」
貴方「虚弱さんは、雨、好きですか?」
虚弱「ぜーんぜん。うっとーしいし濡れるし、暗いしじめじめしてるし、きらーい」
虚弱は驚くくらいにすらすらと、雨に対する苦情を言った。
そこまで言わなくても良いじゃないかと、空も泣いているように思える。
貴方「ああ、まあ……」
虚弱「あと……お散歩、できないから……」
そして、ぽつりと、虚弱は零した。
ああ、きっと、虚弱が雨を嫌う理由はこれが一番だろう。
彼女にとっては唯一の楽しみと言っても差し支えない、夜の散歩ができないのだ。
嫌う理由としては十分である。
虚弱「やっぱりね、晴れてる方がいいよ……ちょっと雲が多いくらいで……」
そしてこの一言である。悲壮感が溢れていると言わざるを得ない。
なんだかんだで、彼女は日の光を苦手としているだけで、嫌いではないのだ。
虚弱「じゃあ、――さんは? どんな天気が好き?」
貴方は、どんな天気が好きだろうか?
1、自由行動
2、晴れ
3、曇り
4、雨
5、雪
6、嵐
↓2
148 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 23:20:48.56 ID:0qvtLP7I0
2
149 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 23:20:51.34 ID:AeG75dKIo
暴風が吹いてなければどんな天気でも
150 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 23:28:20.42 ID:SV2KC+T50
1、自由行動「暴風が吹いてなければどんな天気でも」
貴方「私は、暴風さえ吹いていなければ、どんな天気でも好きですよ」
虚弱「ぼーふー……?」
貴方「はい……大っ嫌いです。風だけは」
虚弱「傘、壊れる?」
貴方「それもありますし、歩くだけでも一苦労ですし、色々転がってきて危ないですし」
貴方「風が強い日には、何が何でも外に出ないつもりです」
虚弱「あはは……」
貴方は他に、虚弱と話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、もういいや
↓2
151 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 23:28:53.69 ID:0qvtLP7I0
好きな季節
152 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 23:33:29.71 ID:AeG75dKIo
↑
153 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 23:39:38.19 ID:SV2KC+T50
1、自由行動「好きな季節」
貴方「では好きなモノ繋がりと言う事で、好きな季節は何ですか?」
一体どこに繋がりがあるのかと問い詰められたら、正直言ってぐうの音も出ない。
虚弱「うーん…………やっぱり春、かな」
貴方「それはまたどうして?」
虚弱「うん……一番、過ごしやすい」
ああ、虚弱にとってはそれが一番の判断材料だろう。
夏は暑い、却下。冬は寒い、虚弱からは特に寒いのが苦手と言う話は聞かないが、たぶん嫌なのだろう。
秋は春に比べて肌寒く、残暑が厳しい場合もある為、その点で負けたのだろう。全て貴方の推測である。
虚弱「――さんは、どの季節が好き……?」
貴方はどの季節が一番好きだろうか?
1、春
2、夏
3、秋
4、冬
5、自由行動
↓2(できれば理由も添えて)
154 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 23:40:42.62 ID:t1pJUkUSO
夏
155 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 23:41:39.03 ID:0qvtLP7I0
4
156 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 23:51:02.88 ID:SV2KC+T50
4、冬
貴方「うーん……冬ですね、私は」
貴方「冬と言えば、時期的にはクリスマス、お正月、少し間を開けて節分にバレンタインデー」
貴方「世界的に、賑やかな時期とも言えます。その空気が好きなんだと思います」
貴方「そうして、みんなが揃ってはしゃいでいる間は、平和な事でしょうから」
虚弱「へー……行事自体には、興味、無いの?」
貴方「興味の有無に関わらず、付き合わなくちゃならないんですよね……これが」
貴方「でも、大体はお目出度い事ばかりですから、そんなに苦じゃありません」
苦でない事と面倒でない事は、必ずしも一緒ではない事を一応言っておく。
貴方「天気次第では、雪と言うおまけつきですから」
まあ、雪は降っている時は楽しくて、降った後は悲惨の一言に尽きるが。
嫌いではないのだが、歩くのが大変で非常に面倒である。好きか嫌いかで言えば、嫌いじゃない程度か。
そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に下校した。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 階段|
□,――――――――――□
学生寮の階段で、貴方と虚弱が別れる時、虚弱は貴方の制服の袖を引っ張って引きとめた。
虚弱「おでこ」
ああ、あれをやるらしい。
大人しくさし出しても良いが……さて、どうしよう。
貴方は
1、自由行動
2、「はいどうぞ」
↓2
157 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 23:51:56.48 ID:0qvtLP7I0
2
158 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 23:52:12.97 ID:AeG75dKIo
2
159 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 23:56:59.36 ID:SV2KC+T50
2、「はいどうぞ」
まあ、余計な真似はしない方が良い。貴方は大人しく、髪をかきあげて額を出し、虚弱に突き出した。
貴方「はい、どうぞ」
虚弱「んー」
程なくして、虚弱の唇が貴方の額に、ぴたりとひっつく。
最近やっていなかったからか、慣れていたはずのこの感覚が、また恥ずかしく思える。
別に嫌というわけではない。ただ、こんな事をされると、勘違いしてしまうと言うか……。
虚弱「ん……ばいばい」
貴方「はい、また明日」
貴方は虚弱を見送った後、キスされた場所に軽く触れる。
……危うく、惚れてしまうではないか。貴方も一介の男と言う事なのだろうか。
虚弱はただ、貴方が女性であると思っているか、こういう事をしているだけだと言うのに。
ちょっとだけ自分に対する嫌悪感を覚えつつ、貴方は自分の部屋に戻った。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は傘を置き、鞄を置いて、ベッドに倒れ込んだ。
そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。
160 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/30(水) 23:57:26.42 ID:SV2KC+T50
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/18・土)
2.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/19・日)
3.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/20・月)
4.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/21・火)
5.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/17・金)
↓2
161 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 23:57:37.32 ID:0qvtLP7I0
5
162 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/30(水) 23:59:00.19 ID:AeG75dKIo
5
163 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/31(木) 00:01:40.32 ID:FTCjqMBc0
5番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
164 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/31(木) 00:02:39.47 ID:FTCjqMBc0
お疲れさまでした。
次の再開は1月31日の21:00を予定しています。
それではみなさま、お休みなさいませ。
165 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 00:04:39.79 ID:HWCUpviOo
乙
166 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 20:24:27.22 ID:FTCjqMBc0
直後のレスで天気判定
167 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 20:25:24.38 ID:HWCUpviOo
hoi
168 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/31(木) 21:01:03.76 ID:FTCjqMBc0
予定した時間になりました。
ゲームを再開します。
1.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/18・土)
2.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/19・日)
3.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/20・月)
4.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/21・火)
5.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/22・水)
データがセーブされています。
最後にセーブしたデータの続きから始めますか?
また、思い出の部屋に行く事ができます。
思い出の部屋に行きますか?
↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先
169 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 21:02:51.32 ID:tG0Qwoe30
始める
170 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 21:02:51.36 ID:CafxU5nSO
はじゃめ…始めりゅ
171 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/01/31(木) 21:05:02.03 ID:FTCjqMBc0
多数決なので決定しました
前回の続きから再開します。
5番のデータを読み込んでいます。
読み込みが完了しました。
5番のデータを再開します。
172 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 21:05:39.69 ID:FTCjqMBc0
□―――――□
|貴方の部屋| 6/23(木)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
うん、いい天気だ。
貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由はない。
貴方は
1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動
↓2
173 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 21:06:16.36 ID:tG0Qwoe30
2
174 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 21:06:54.71 ID:HWCUpviOo
2
175 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 21:14:29.22 ID:FTCjqMBc0
2、虚弱の部屋に行く
貴方は虚弱の部屋に行く事にした。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
この場所に来るのも、なんとなく慣れたような気がする。
ここ最近は毎朝ずっと尋ねているので、その所為だろう。
そんな事を考えながら貴方は部屋の扉を軽くノックして、反応を待つ。
少しして、扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現す。
虚弱「……――さん……。おはよ……」
貴方「おはようございます。ご飯、食べられますか?」
虚弱は首を落とすような感じで頷いた。気を失うみたいで、ちょっと心臓に悪い。
貴方「じゃあ、行きましょう」
虚弱「ん……」
貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
176 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 21:18:08.82 ID:tG0Qwoe30
2
177 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 21:25:15.46 ID:FTCjqMBc0
10分経過したので
>>176
で進行します。
178 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 21:26:17.99 ID:tG0Qwoe30
なんでsageてんの?
179 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 21:29:10.98 ID:FTCjqMBc0
2、特にない
貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
一度部屋に戻った貴方は、鞄を持って校舎に向かった。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
貴方が教室に着いた時、教室にはあまり生徒がいなかった。
いつもの事と思いながら、貴方は自分の席に着き、鞄を置く。
今朝、貴方に一緒に登校しようと誘ってこなかった事から、今日は具合が悪い事が分かった。
たぶん、保健室に行くのだろう。
貴方は
1、教室で過ごす
2、世界「愛」クラブに行く
3、銀鎖を探す
↓2
180 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 21:30:36.73 ID:f8G2fZ0Jo
2
181 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 21:30:42.84 ID:FTCjqMBc0
訂正
1、教室で過ごす
2、世界「愛」クラブに行く
3、銀鎖を探す
4、自由行動
この選択肢で改めて↓2
182 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 21:30:53.67 ID:tG0Qwoe30
1
183 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 21:32:09.56 ID:f8G2fZ0Jo
2
184 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 21:39:22.93 ID:FTCjqMBc0
2、世界「愛」クラブに行く
貴方は世界「愛」クラブに行く事にした。
今からだと充分な時間とは言えないが、ちょっと話すくらいならできるだろう。
□――――――――――――――□
|学院校舎内・世界「愛」クラブ部室|
□――――――――――――――□
世界「愛」クラブの部室に着いた貴方は、電気が点けられているのを確認してから、扉を軽くノックする。
愛「どうぞー」
調子の軽い愛の返事が聞こえたので、貴方は扉を開いて部室に入る。
と言うか、朝っぱらからいるのか。本当に、時間があればいつでもいるような気がする。
貴方「お邪魔します」
愛「おや、――さんですか。おはようございます」
貴方「はい。おはようございます」
愛「まあ、まあ、座ってくださいな。今、お茶をお出しします」
愛はテーブルに置いてある急須を取り、少し体をずらして、隣にあるポットからお湯を注ぐ。
……いつも思うが、どうして電気ポットがあるのだろう。良く見たらエアコンもあるし……。
愛「それで、今日はどう言った御用件でしょう?」
貴方は
1、自由行動
2、特に理由はない
↓2
185 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 21:42:06.20 ID:tG0Qwoe30
2
186 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/01/31(木) 21:42:36.80 ID:tG0Qwoe30
2
187 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 21:43:22.80 ID:tG0Qwoe30
安価下で頼む
188 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 21:44:13.52 ID:FTCjqMBc0
連投は無効とします。
安価は無効となります。
↓1で
>>184
の選択肢から改めて選択してください。
189 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 21:45:15.92 ID:CafxU5nSO
遊びにきた
ちなみに何でこんな環境いいのか聞きたい
190 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 21:58:56.80 ID:FTCjqMBc0
1、自由行動「遊びにきた ちなみに何でこんな環境いいのか聞きたい」
貴方「いえ、用とかは無くて……ただ、遊びに来ました」
愛「そうですか。無事と言うのは平和な証。平和であれば愛も共にあります。いい事ですねー」
なかなか強引なこじつけだと思うが、まあ宗教と言うのは得てしてそう言う物である。
いや、愛の思考はどこか宗教めいているが、宗教と一緒にするのはどうかと言う話か。
だって……教祖含めて信者は一人しかいないし……。
そんな事はさておき、貴方は先ほどから気になっていた、この部屋の充実ぶりを尋ねる事にした。
貴方「……ところで、どうしてこの部屋は、こんなにも電化製品が揃っているのですか?」
貴方「元々部室にあった備品とも思えませんし……」
愛「あー、それはですね、学院長が工面してくれたのですよ」
貴方「学院長?」
愛「はい、租茶ですが」
貴方「あ、はい。ありがとうございます」
愛からお茶を受け取り、それを啜りつつ、貴方は考える。
学院長。謎起き人物と言って差し支えない。なんたって、貴方を迎え入れたとんでもない人である。
いや、まあ……そら素性は隠したが。転入当初から、男だとばれていると言う不安が拭えない。
貴方の直感が訴えているのだから、そうなのだろうと思う。
しかし、貴方に対して何らかのアプローチを取ってこない事を考えると……。
いや、この話は措いといて、学院長が工面とはどう言う事だろう?
愛「簡単に言ってしまうと、学院長は私の考えに共感してくださったのですー」
貴方「共感?」
愛「はい。私の、愛を探求すると言う思考に、共感して下さったとかなんとか」
愛「学院長のお口添えで、この部室は用意され、ここにある電化製品も用意されたと言う事です」
愛「言っちゃうと、露骨な贔屓ですね。でも、それもまた愛情だと私は考えます」
貴方「なるほど……」
学院長は……カルトが好きな、ちょっとした狂人なのだろうか……。
そんな不安を覚えつつ、貴方は新たな真実を知った。
191 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 22:00:40.48 ID:FTCjqMBc0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
休み時間。次の授業の準備を終えた貴方は、これからどうしようかと考える。
どうしようかと言っても、どうしようもない。やる事が無いのだから。
今日は外が晴れているので、ちょっくら外に散歩しに行っても良いが……。
ああ、何を言っても偏にめんどい。
貴方は
1、自由行動
2、のんびり過ごす
↓2
192 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 22:01:16.92 ID:tG0Qwoe30
2
193 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 22:01:47.34 ID:CafxU5nSO
そういえば銀鎖はどうしてるだろうか
194 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 22:10:09.65 ID:FTCjqMBc0
1、自由行動「そういえば銀鎖はどうしてるだろうか」
……そう言えば、銀鎖はどうしているだろうか。
今日もまた、人のいなさそうな場所で人知れず闇を葬っているのだろうか。
銀鎖曰く、昼間に闇が活動する事は少ないそうだから、今の時間はパトロールだけか。
それとも、また先生に捕まっていたりして。そうしたら、また一騒ぎあるか。
もう少し素直な態度であれば、あんな風に怒りを買う事も無いだろうに。
昼間に銀鎖が戦う姿は、一体どんなものなのだろう。
そう言えば、貴方は銀鎖と口付けもしているし、彼女の裸も見てしまっている。
どちらも状況が状況だっただけに仕方なかったと考えられるし、第一あまり気にしてはいない。
ただ……思えば、やる事はやっちゃっているなあと考えるくらいだ。
銀鎖の体は、どうしてあんなに傷だらけにならなければならないのだろう。
……余計な事は考えない方が良い。まさか、会いに行くわけじゃあないんだから。
…………まあ、気が向いたら、会ってやっても良いかもしれない。
そんな事を考えながら、貴方は休み時間を過ごした。
195 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 22:12:31.49 ID:FTCjqMBc0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
お昼休み。生徒たちは昼食を求めて食堂に向かったり、外で昼食を食べたり、教室で昼食を食べたり。
それぞれ、好きな所で昼食を食べている。その他の生徒は知らん。
虚弱は教室にいないが、きっと保健室にいるだろう。
貴方は
1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、銀鎖を探す
4、自由行動
↓2
196 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 22:13:22.53 ID:tG0Qwoe30
2
197 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 22:14:00.67 ID:HWCUpviOo
2
198 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 22:21:15.64 ID:FTCjqMBc0
2、保健室に行く
貴方は保健室に行く事にした。
□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□
保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に用件を伝える。
どうやら、虚弱はベッドで横になっているらしい。
先生曰く「さっきまで起きていた」そうだから、今話しかけても大丈夫だろう。
問題は虚弱の具合だが……まあ、大丈夫だと思う。
思う思わないの想定で人の体の調子を決め付けるのはどうかと言う話かもしれないが……。
虚弱が昼食も食べずにベッドで寝ている事を考えると、話しかけない方が良いのかもしれない。
いやしかし、具合が悪い時は得てして精神も弱っている場合が多いとかなんとか。
こういう時こそ人の温もりと言うのはありがたいのだとどこかで聞いた事があるようなないような。
……まあ、厳密に言うと貴方は人間じゃないんだけどね。
貴方「いかんいかん……」
貴方は頭を振って、こんがらがった挙句へこんだ思考を取り払う。
さて、貴方は
1、虚弱に話しかける
2、やめておく
3、自由行動
↓2
199 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 22:21:59.36 ID:tG0Qwoe30
2
200 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 22:23:24.81 ID:HWCUpviOo
2
201 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 22:24:21.45 ID:f8G2fZ0Jo
こちらも暫く横になっている
202 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 22:31:11.81 ID:FTCjqMBc0
2、やめておく
色々考えたが……やめておく方が無難か。
こうして、優しさが先行して時折臆病になってしまう癖は、治した方が良いのだろうか。
貴方としては、優しさが行き過ぎて他人の迷惑になってしまう方がよっぽど恐ろしい。
そのあたりのバランスが上手く取れたのなら、貴方もこんなに悩む事が無いのだろうが……。
自分の不器用さに苦悩しつつ、貴方は保健室を後にした。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
休み時間。次の授業の準備を終えた貴方は、これからどうしようかを考えていた。
……さっきも同じような事を考えた気もするが、まあ気にしない。
と言っても、何をしたらいいのだろう。ずばり、面倒だから何もやりたくない。
なんとなくデジャブを覚える思考の展開だが、人間の考える事なんて大体そんなもんである。
さて、貴方は
1、自由行動
2、のんびり過ごす
↓2
203 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 22:32:39.71 ID:CafxU5nSO
kskst
204 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 22:33:06.26 ID:HWCUpviOo
寝る
205 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 22:33:33.01 ID:tG0Qwoe30
2
206 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 22:42:39.81 ID:FTCjqMBc0
1、自由行動「寝る」
貴方は、ちょっとの間だけ寝る事にした。
別に大して眠いわけではないし、寝たところで何の足しにもならないだろうが……。
何もしないで過ごすより有意義であると考えよう。
貴方は一旦背伸びして、体を解してから、机に体を預けて、そのまま目を閉じた。
程良いまどろみの中、「授業中も寝てたらどうしよう」なんて思ったが、そのまま寝てしまった。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
放課後。生徒たちは寮に帰ったり、所属する部活の活動に参加したり、あとなんか色々適当に過ごしている。
今日は、リレーの練習は無いらしい。メンバーが口を揃えて「口惜しや」と言っていた。
帰る準備をしながら「これからどうしようか」と考えていた貴方にクラスメイトが話しかけてきた。
*「あの、――さん。これから、リレーの練習をしませんか?」
*「体育祭まであと一日もありませんし、頑張らないと……」
今の貴方にこれと言って用事はないし、練習をしても大丈夫だろう。
参加したからには体育祭に勝ちたいと言う思いもある事だし、練習するべきだと思う。
貴方は
1、練習する
2、練習しない
3、自由行動
↓2
207 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 22:43:18.39 ID:tG0Qwoe30
1
208 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 22:43:27.92 ID:HWCUpviOo
1
209 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 22:47:24.24 ID:FTCjqMBc0
訂正。
>*「あの、――さん。これから、リレーの練習をしませんか?」×
>*「あの、――さん。これから、二人三脚の練習をしませんか?」○
あんまり意味無いかもしれませんが一応↓1で再安価します。
1、練習する
2、練習しない
3、自由行動
210 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 22:48:03.04 ID:tG0Qwoe30
1
211 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 22:48:04.45 ID:HWCUpviOo
1
212 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 22:52:55.26 ID:FTCjqMBc0
1、練習する
貴方「分かりました。悔いの無いよう、最後まで頑張りましょう」
*「は、はい。足手まといにならないよう、頑張ります」
貴方はクラスメイトと一緒に二人三脚の練習をする事にした。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 入口|
□,――――――――――□
一度部屋に戻り、体操着に着替えた貴方は、いつも通り待ち合わせ場所に向かう。
貴方が到着してから少しして、クラスメイトもやってきた。
*「お、お待たせしました……」
貴方「いいえ。さ、頑張りますよ。時間がありません」
*「はい、よろしくお願いしますっ」
貴方はクラスメイトと一緒に二人三脚の練習を始めた。
直後のレスのコンマで判定
123…駄目 4567…なかなか 890…良い感じ
213 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 22:53:24.55 ID:HWCUpviOo
ほい
214 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 22:53:36.64 ID:tG0Qwoe30
s
215 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 22:59:53.76 ID:FTCjqMBc0
コンマ「5」
貴方「ふー……。大分、マシになったでしょうか?」
*「はぁ、はぁ……そ、だと思います……」
度重なる失敗から学んだか、貴方とクラスメイトの息はようやく合ってきた。
手遅れな感じはあるが、ぐだぐだなまま体育祭に挑むよりはずっとましである。
貴方「あともう少し休みましょう。それから、練習を続けます。大丈夫ですか?」
*「ひゃい……頑張りますっ!」
貴方とクラスメイトは、その後も二人三脚の練習を続けた。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
練習を終えた貴方は、体操着のままベッドに倒れ込む。
……体育祭まで、あと二日も無い。だと言うのに、二人三脚の調子がこのままで良いのだろうか。
良いのだろうかと言っても、できないものはできないのだから仕方が無い。無い物ねだりと言うやつである。
……全ては本番に任せるしかない。
願わくば、明日も晴れてくれたら良いのにと思いながら、貴方は目を閉じ、今日一日を振り返った。
216 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 23:01:15.45 ID:FTCjqMBc0
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/18・土)
2.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/19・日)
3.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/20・月)
4.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/21・火)
5.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/22・水)
↓2
217 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 23:01:44.64 ID:tG0Qwoe30
1
218 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 23:01:59.61 ID:HWCUpviOo
1
219 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 23:04:14.40 ID:FTCjqMBc0
1番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
220 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/01/31(木) 23:06:25.15 ID:FTCjqMBc0
お疲れさまでした。
sage進行だったのは実験です。前以って言うと実験にならなくなるので黙っていました。
勝手な真似をしてすみません。次から普通に戻します。
次の再開は2月1日を予定しています。
それではみなさま、お休みなさいませ。
221 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 23:07:37.77 ID:HWCUpviOo
乙
222 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/31(木) 23:53:49.47 ID:h9BvRPTCo
深夜坑道内の?
223 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/01(金) 20:01:11.48 ID:qSDXbndr0
たかだか10分足らずの睡眠で深夜に目が覚める事がある物でしょうか。とりあえずこのスレではありません。
まとまった仮眠をしない限り深夜行動は発生しません。平日なら基本的に放課後、休日ならどの時間でも大丈夫です。
以前に言ったと思ったのですが、聞かれたと言う事は言わなかったのですね。すみませんでした。
たしかに、常識で考えられる程度だと思っていたので説明しなかったと思います。すみませんでした。
直後のレスで天気判定
224 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 20:55:44.98 ID:n3zWXE0p0
晴れないと体育祭の練習が・・・
225 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 21:00:22.81 ID:qSDXbndr0
予定した時間になりました。
ゲームを再開します。
1.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/23・木)
2.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/19・日)
3.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/20・月)
4.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/21・火)
5.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/22・水)
データがセーブされています。
最後にセーブしたデータの続きから始めますか?
また、思い出の部屋に行く事ができます。
思い出の部屋に行きますか?
↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先
226 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 21:02:22.16 ID:gJnvZoQj0
始める
227 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 21:06:51.58 ID:gpHI+7gSO
こないだ天ぷら蕎麦が美味いピザ屋を見つけたんだが一緒にどうだ
228 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 21:10:11.87 ID:n3zWXE0p0
始める
229 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 21:11:47.73 ID:qSDXbndr0
始める2:始めない0:思い出の部屋0:お断りします1
前回の続きから再開します。
1番のデータを読み込んでいます。
読み込みが完了しました。
1番のデータを再開します。
230 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 21:12:21.24 ID:qSDXbndr0
□―――――□
|貴方の部屋| 6/24(金)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
……雨が降っている。体育祭はもう明日と言うのに、間の悪い。
時期的に仕方が無いとは言え、せめて最後に一度練習したかった。
貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、雨が降っている事も合わせて、今の貴方にそうする理由はない。
貴方は
1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動
↓2
231 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 21:13:27.89 ID:gJnvZoQj0
2
232 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 21:13:34.77 ID:gpHI+7gSO
たまには3
233 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 21:21:33.26 ID:qSDXbndr0
3、男装の部屋に行く
貴方は男装の部屋に行く事にした。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・4階|
□,―――――――――□
男装の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。
以前来た時も、こうして朝食を食べようと誘いに来た時だったか。
あの時は、朝っぱらからとんだセクハラをされて大変だった。
彼女の常を知っていたとしても、貴方にとっては心臓に悪いので是非とも止めてもらいたい。
その分の逆襲は、彼女の胸を揉む事によって済ませた事にするとして。
……と言うか、こうしていたらまたセクハラされるのではなかろうか。
ノックしてから気付き「今からでも逃げられるか?」なんて考えていたのも数秒の事。
いつまでたっても返事はないし、男装も出てこない。
……もしかして、部屋にいないのだろうか。既に、食堂に向かっているとか?
確証はないが、ここまで待っても反応が無いと言う事は、そう考えて差し支えないだろう。
念の為、もう一度ノックしてみる。やはり、反応はない。
やはり、先に食堂に言っているようだ。寝坊している、と言う事はあるまい。
貴方が遅すぎたか、それとも今日は男装が早かったのか。
人の行動と言うのは毎日定まっているわけではないので、こう言う事もあるだろう。
貴方は男装に会えない事に肩を落としつつ、セクハラされない事にほっとしつつ、食堂に向かった。
そのまま貴方は、一人で朝食を食べた。
234 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 21:25:56.99 ID:qSDXbndr0
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は、鞄と傘を持って校舎に向かった。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
貴方が教室に着いた時、教室には既に多くの生徒が登校してきていた。
念の為時間を確認すると、いつも通りの時間。今日も今日で、早めに登校する生徒が多かっただけらしい。
早めに登校する事は悪い事ではないが、「もうそんなに時間が経ったのか」と焦るからやめてほしいものだ。
早く登校するなら、いつもそうしたら良いのにと思いつつ、貴方は自分の席に着き、鞄を置く。
虚弱はまだ教室には来ていない。今日は保健室に行くのだろうか、それとも教室に来るのだろうか。
確率から言って、保健室に行くと考えられる。実際の所は、知らん。
貴方は
1、虚弱を待つ
2、男装を探す
3、自由行動
↓2
235 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 21:26:55.25 ID:gJnvZoQj0
1
236 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 21:27:37.32 ID:VWP+gFIso
1
237 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 21:37:39.82 ID:qSDXbndr0
1、虚弱を待つ
貴方は虚弱を待つ事にした。
ホームルームが終わっても、虚弱は教室に姿を現さなかった。
と言う事は保健室にいるのだろう。まさか、雨の日に外でぶっ倒れている、なんて事はないはずだ。
……無いと思いたいのだが、拭えない一抹の不安は何なのだろう。
それだけ心配なら、ずっと虚弱に付いてやればいいのにと、自分でも思う。
まあでも、貴方のまず間違いなく考え過ぎだ。
貴方は虚弱に触れ過ぎた。その分だけ、虚弱に心を奪われているに過ぎない。
心配なら、後で保健室に行って確認すれば良い。それこそ、過保護と言う話なのだろうけれど。
そんな事を考えながら、貴方は一時限目の準備を始めた。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
休み時間。次の授業の準備を終わらせた貴方は、椅子に凭れかかる。
貴方の視界の隅には、残念そうに外を眺めるクラスメイト達の姿が映る。
彼女たちは、貴方と同じくリレーの選手に推薦された生徒たち。
体育祭は明日だと言うのに、練習もできないこの状態に歯痒さを覚えているのだろう。
それは、貴方も同じ所である。ああ、練習が面倒なのはもちろんだ。
貴方の判断の第一材料は、全て面倒か面倒でないかで判断されていると言っても過言ではない。
しかし引き受けた以上は、それはそれ、これはこれである。
……まあ、どれだけ駄々をこねても、雨が止む事は無い。
貴方にできるのは、せいぜいてるてる坊主でも作ってみる事くらいだ。面倒だが。
貴方は
1、自由行動
2、のんびり過ごす
↓2
238 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 21:39:36.68 ID:gJnvZoQj0
2
239 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 21:41:44.63 ID:n3zWXE0p0
クラスメイトにリレーのコツとか聞いてみる
240 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 21:54:32.82 ID:qSDXbndr0
1、自由行動「クラスメイトにリレーのコツとか聞いてみる」
貴方はクラスメイトに、リレーのコツを聞いてみる事にした。
貴方「ねえ、***さん」
*「あ、――さん。はい、なんですか?」
貴方「突然なのですが、リレーって、コツとかはあるのでしょうか?」
*「こ、コツですか?」
貴方「ほら、体育祭は明日じゃないですか。今のままだと、少し不安があると言うか」
貴方「少しでも失敗の可能性を減らしたくて……何か、良い話を知りませんか?」
*「コツと言われましても……私、運動はそれほど得意なわけではありませんから」
ああ、それは貴方がよく知っている。なんたって、二人三脚の相方なのだから。
貴方の運動神経が比較的上等なものとすると、彼女は言わば中の下である。
……知識ならば運動神経など必要ない、と言う事でクラスメイトに聞いたのだが、失敗だったのだろうか。
*「……素人目なのですが、私は今の――さんでも十分だと思いますよ」
*「元々、――さんは運動神経が良い方ですし、勘が良いのか把握するのが早いと思うのです」
*「リレーに関しても、他の人より飛び抜けていると言いますか……」
*「あの、お役に立てなくてごめんなさい……」
貴方「ああ、いえ。唐突に聞いた私が悪かったと思います。ありがとうございました」
……話を聞くに、今の貴方の状態でも十分だと言う。
しかし、貴方にその自覚はまるでない……のは、当然か。
その後、他のクラスメイトにも同じ質問をしてみたが、あまり良い返答は得られなかった。
後になって「そもそもリレーのコツって何?」と自分でも思ったが、どうせ分からないので深く考えない事にした。
241 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/01(金) 21:57:16.02 ID:qSDXbndr0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
お昼休み。生徒たちは昼食を求めて食堂に向かう。そうでない生徒もいるが、極めて少ない。
今日は雨が降っている為、外に行けない分だけ食堂に向かう生徒が多いだろう。
そう言えば、今日は金曜日。食堂では「週替わり定食」が販売されている。
しかし、雨が降っている事と合わせて、入手は困難だろう。諦めた方が無難か。
虚弱は教室に来ていない。たぶん保健室にいるので、心配する必要はないだろう。
貴方は
1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、世界「愛」クラブに行く
4、自由行動
↓2
242 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 21:58:12.98 ID:gJnvZoQj0
2
243 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 21:58:45.17 ID:W8nnSbDTo
2
244 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 22:09:56.23 ID:qSDXbndr0
2、保健室に行く
貴方は保健室に行く事にした。
□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□
保健室に着いた貴方は、ソファでお弁当をつついている虚弱を発見した。
どうやら、保健の先生は席を外しているようだ。職員室にでも行っているのだろうか
保健室に入ってきたのが貴方だと知るや、虚弱は手招きして貴方を隣に座るように誘う。
仕方が無いので、貴方は虚弱の隣に座る。
虚弱「……おはよう」
貴方「こんにちは、です」
虚弱「そうだね。ふふ……」
どこか嬉しそうにはにかむ虚弱の横顔に、貴方はちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、ドキッとした。
妙に高鳴った鼓動は、貴方が「素顔」を解放した時の高揚によく似ている。
満たされていく欲求に昂ると言うか、なんと言うか……。
あまり、考えたくない事だ。貴方は頭を振って、勘違いを振り払う。
貴方「今日は元気そうですね?」
虚弱「うん。ちょっと、楽かもしれない」
貴方「なによりです」
虚弱「ありがと……あーん」
謎の言葉と共に、虚弱はおかずを一品、小さく取って貴方に差し出す。
……あーんって、「あーん」か。食べろと言うのか。
既に虚弱は、何口か食べている。つまり、これは、虚弱の口が付いた箸と言う事だ。
良いのだろうか。いや、良いのだろうかって、じゃあ何が駄目だと言うのだ? いやもう何もかもが駄目だろう。
虚弱「お腹いっぱい?」
首を傾げて、虚弱は貴方に尋ねる。
貴方「いえ、そんな事は無いのですが……」
貴方は
1、……食べる
2、……流石にまずい
3、自由行動
↓2
245 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 22:11:07.18 ID:W8nnSbDTo
1
246 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 22:12:19.03 ID:VWP+gFIso
1
247 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 22:25:30.25 ID:qSDXbndr0
1、……食べる
貴方は三秒ほどの間に悶々と考え、考え、そりゃもう考えて、結論を出した。
貴方「い、いただきます」
言葉を噛みかけながらも、貴方は一言断って、箸の上のおかずを食べる。
ひたすら無心のままを心がけ、心がけ、心がけ心がけ心がけ虚弱が使っている箸虚弱の口が付いた場所虚弱と間接キス。
もう、ちょっとさっぱりした味が付けられた野菜炒めの事など、まるで考えられない。
貴方は、今、虚弱と間接キスをしてしまったのだ。その事実ばかりが、貴方の頭を駆け巡る。
いや、キスと呼ぶにはあまりにも行為的に掛け離れている。だからこれはキスではないのだ、うん。
しかし微量ながら唾液の交換は行われるわけで、下手すればキスよりも淫靡に感じるそれは貴方にとっては刺激が強すぎると言うか。
ああ、もう、貴方は今、最低なのかもしれない。
虚弱「……おいしい?」
貴方「あ、はい。……美味しいです」
虚弱「良かった……」
またもはにかむ虚弱を見て、先ほどの行為と合わせて、貴方の鼓動は一際強くなる。
虚弱「……手作りじゃあ、無いんだけどね」
そう言って、虚弱はおかずを小さく取って、食べた。
貴方「あっ」
虚弱「……むう?」
貴方「い、いえ。なんでもないんです」
……貴方が口を付けた場所に、虚弱も口を付けた。
大した事ではない、うん、大した事ではない。うん。なんだ貴方は、小学生か。
貴方は今女の子で、虚弱は女の子で、箸を借りて食べるくらい、女子高生の間ではよくある事で。
だから、頼むから、貴方の生命の源よ、静かになって欲しい。
貴方は昼休みを悶々としながら、時々虚弱から「あーん」されながら、過ごした。
248 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 22:31:09.56 ID:qSDXbndr0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
休み時間。貴方は珍しく、ぐったりしていた。
先ほどのあれは、なんだったのだろう。分からない、まるで。
……もしくは、貴方は心のどこかで、理解するのを嫌がっているのかもしれない。
貴方は自分の胸に触れる。
肉の上からでも分かるくらいに、強く、ゆったりと動いていた。
貴方「はあ……」
貴方は溜め息を吐いて、机の上に突っ伏す。
なんだか、やる気が無くなってしまったような気がする。
……貴方は
1、自由行動
2、このまま過ごす
↓2
249 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 22:31:45.90 ID:gJnvZoQj0
2
250 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 22:32:16.58 ID:W8nnSbDTo
2
251 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 22:39:45.40 ID:qSDXbndr0
2、このまま過ごす
貴方はこのまま、休み時間を過ごした。次の授業も身に入らなかったと言うのは、秘密だ。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
先生3「明日は体育祭です。みなさん、今日は早めに寮に戻って、明日に備えてゆっくり体を休めてくださいね」
先生のありがたい忠告を受けて、放課後。
生徒たちは先生の言葉通り寮に帰ったり、部活があるものはそれぞれ部室に向かったり。
今日は雨が降っているので、リレーの練習も二人三脚の練習も無い。
悔しそうに外を眺める生徒もいたが、その内諦めて寮に帰っていった。
さて帰り支度をしながら、貴方はこれからどうしようかと考えていた。
先生の言葉通り、寮に帰ってゆっくりするのも良いだろう。と言うかそうしたい。
貴方は
1、寮に帰る
2、保健室に寄る
3、黒魔術研究会に行く
4、自由行動
↓2
252 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 22:40:24.99 ID:9N4iZnLU0
2
253 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 22:41:28.51 ID:W8nnSbDTo
1
254 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 22:45:44.34 ID:qSDXbndr0
1、寮に帰る
貴方は先生の言葉通り、真っ直ぐ寮に帰る事にした。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は傘を置き、鞄を置き、ベッドに腰掛けた。
さて、帰ってきたのは良いが、どうしよう。
やはり、明日に備えてゆっくり休むべきか。それが目的で帰ってきた節があるし。
貴方は
1、部屋で過ごす(部屋で休むでもある)
2、外に出る
3、学生寮受付に行く
4、寝る
5、自由行動
↓2
255 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 22:46:44.88 ID:gpHI+7gSO
しっかり休む
256 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 22:46:57.14 ID:9N4iZnLU0
1
257 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 22:52:26.67 ID:qSDXbndr0
1、部屋で過ごす
貴方は下手に行動せず、部屋で過ごす事にした。
もしかしたら、誰か人が来るかもしれない……と言うのは、建前である。
貴方はベッドに横になりながら、部屋で過ごした。
夕食を食べた貴方は、部屋に戻り、ベッドに倒れ込む。
結局、誰も来なかったが、貴方が体を休む事ができた……気がする。
明日の体育祭は、本調子で行けそうだ。
問題は天気だろうか。雨が降らなければ良いのだが……。
まあ、心配したって仕方が無い。明日は明日。どうにかなるだろう。
貴方はそのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。
258 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 22:53:17.57 ID:qSDXbndr0
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/23・木)
2.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/19・日)
3.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/20・月)
4.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/21・火)
5.貴方 温和・怠惰 [Bir: 8/25] (6/22・水)
↓2
259 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 22:53:47.08 ID:9N4iZnLU0
2
260 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 22:54:26.91 ID:W8nnSbDTo
1
261 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 22:54:40.14 ID:n3zWXE0p0
2
ステータスって今どうなってます?
262 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 22:56:15.58 ID:qSDXbndr0
□―《ステータス画面》――――――――――――
|
| 名前:―― ――(貴方) / 現在:6/24(金)
|
| 性格:温和・怠惰 / 誕生日:8月13日
│
│ 肉 体 …[■|■|■|■| | ]
│ 知 識 …[■|■|■|■|■| ]
│ 技 術 …[■|□| | | | ]
│ 第六感 …[■|■|■|■|■| ]
│
│ 特殊設定:『超能力・心』『異形の子』
│
│
│ [虚 弱]…感情【31/50】【好き】[Bir: 7/24]
│
│ [ 愛 ]…感情【13/50】【友好】[Bir:10/17]
│
│ [鉢 巻]…感情【5/50】【未確認】
│
│ [ close! ]…感情【???】【???】
│
│ [銀 鎖]…感情【14/50】【友好】
│
│ [男 装]…感情【12/50】【友好】
│
□────────────―――──――─‐
263 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 22:57:26.68 ID:qSDXbndr0
1番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
264 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 22:57:41.38 ID:gpHI+7gSO
あれ、最後誰だっけ。会長だっけ先生だっけ先輩だっけ
息してない子がいた気はしたが
265 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/01(金) 22:58:30.14 ID:qSDXbndr0
お疲れさまでした。
次の再開は2月2日の21:00を予定しています。
それではみなさま、お休みなさいませ。
266 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/01(金) 22:59:18.91 ID:VWP+gFIso
乙
267 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 19:00:29.65 ID:+Zhxtcvg0
直後のレスで天気判定
268 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 19:24:41.59 ID:kgchhVn80
ステータス画面のBirってのは何?
269 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 19:31:10.83 ID:PpR8sBq9o
バースデイのDirに決まってんだろ言わせんな恥ずかしい
270 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 19:31:55.77 ID:PpR8sBq9o
タイプミスしちまったよ恥ずかしい
Dir→Bir
271 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 19:35:46.23 ID:+Zhxtcvg0
既に説明してくださった方がいますが、「Birth day」の略です。
全部入れようとすると冗長になって、「誕生日」だとなんかダサかったので。
ただ、やっぱり「Bir」だけだと分かりづらいですね。せめて「Birth」にするべきでした。
272 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 20:54:28.36 ID:t4P3GpCY0
システムさん曰く「結構チョロい方」の眼鏡に、自分が男だと言った日の終了時の状態が
[眼 鏡]…感情【26/50】【信頼】で感情値がギリギリ。
虚弱がチョロくないとすると31じゃ足りないのかな。
273 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 21:01:34.46 ID:+Zhxtcvg0
ぎりぎりなのは主人公の感情値ではなく眼鏡の感情値の事です。
ステータス画面で表示されているのは主人公→ヒロインの感情値の表示です。一応言っておきます。
274 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 21:02:13.03 ID:+Zhxtcvg0
ゲームを再開します。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/24・金)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/19・日)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/20・月)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/21・火)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/22・水)
データがセーブされています。
最後にセーブしたデータの続きから始めますか?
また、思い出の部屋に行く事ができます。
思い出の部屋に行きますか?
↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先
275 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 21:02:52.90 ID:kgchhVn80
始める
276 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 21:08:06.02 ID:t4P3GpCY0
始める
277 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 21:09:20.48 ID:+Zhxtcvg0
多数決なので決定しました。
前回の続きから再開します。
1番のデータを読み込んでいます。
読み込みが完了しました。
1番のデータを再開します。
278 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 21:10:00.56 ID:+Zhxtcvg0
□―――――□
|貴方の部屋| 6/25(土)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
……いい天気だ。体育祭と言う日を祝福するような快晴。
日差しが強すぎて、ぶっ倒れる生徒がいるのではないだろうかと思ってしまうくらいだ。
貴方は歯を磨き、制服ではなく体操服に着替える。
今日は体育祭。最終的に向かうのは校庭なのだが、一先ずは教室に集合するらしい。
集合時間は09:00。それまでに生徒たちは各々の教室に集まればいいそうだ。
貴方は食堂に行っても良いし、時間まで部屋で過ごしても良い。
他の人の部屋に行って、様子を窺うのも良いだろう。
どれもせずに、先に教室に向かっても良い。
貴方は
1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に向かう
6、自由行動
↓2
279 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 21:10:36.27 ID:kgchhVn80
2
280 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 21:16:41.43 ID:t4P3GpCY0
2
281 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 21:22:59.47 ID:+Zhxtcvg0
2、虚弱の部屋に行く
貴方は虚弱の部屋に行く事にした。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックする。
暫くして、部屋の扉はのんびりと開き、虚弱が姿を現した。
虚弱「……――さん。……おはよ……」
貴方「はい、おはようございます」
虚弱「……晴れた、ね」
貴方「ええ、快晴です。途中で天気が崩れると言うような事が無ければ、申し分無いでしょうね」
虚弱「……じゃあ、行こ」
貴方「はい」
貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
体育祭の日だからこそ、朝はしっかりと食べておくべきである。
そう考えるのは皆同じであるようで、加えて誰もが、来るその時間に備えて神経を研ぎ澄ましていた。
中々緊張感があると言っても良い空間で、貴方と虚弱だけがなにやら別世界のようでもあった。
そんな事は措いといて、貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
282 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 21:24:09.26 ID:kgchhVn80
応援よかったら頼みます
283 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 21:34:00.25 ID:+Zhxtcvg0
10分経過したので
>>282
で進行します。
284 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 21:42:25.76 ID:+Zhxtcvg0
1、自由行動「応援よかったら頼みます」
貴方「虚弱さん……お願いがあります」
虚弱「…………ん?」
虚弱は口に入れた物を噛み砕きながら、首を傾げ、貴方をじっと見つめる。
貴方が虚弱に話しかける時、いつも虚弱は何かを食べている気がする。まあ、気のせいだろうが。
貴方「もし、虚弱さんが良ければ、でいいんです。私の事、応援してください」
貴方「いえ、その、大声を出してほしいとか、そう言う事ではないんです」
貴方「ただ、なんと言うか……私が勝つのを、祈っていてほしいと言いますか……」
虚弱は、体育祭に出られない。虚弱はただ、保健室の窓からみんなが騒ぐその様子を見つめるだけ。
その上で、貴方はこんな願いを押しつける。貴方にしては珍しい、自分勝手だ。
考え方が悪いだけで、要するに友達に「応援してほしい」と頼んでいるだけだ。何の問題もない。
虚弱は貴方をじっと見つめ、口の中の物を嚥下し、小さく頷いた。
虚弱「……分かった。応援する」
虚弱「……だから、勝って……。……約束」
貴方「……もちろんです。虚弱さんに応援された手前、負けられません」
虚弱の前で、良い格好したい。その心理は、どこかで聞いた事がある。
しかし、今はそんな事、どうでも良い。
虚弱「……頑張って」
この応援があれば戦える。
貴方は心と体に、勝利する意思を刻み込んだ。
今日一日、張り切れそうな気がする。
そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。
285 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 21:52:04.29 ID:+Zhxtcvg0
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は、必要な物を入れた鞄を持って校舎に向かった。
どうやら虚弱は、後でゆっくり登校するらしい。で、教室には行かず、保健室に直行するそうだ。
今日はいつもより時間があるので虚弱についていっても大丈夫だが……。
次に虚弱と会う時は、勝利を提げて持って行きたいのだ。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
先生3「体育祭でーす!」
妙に、先生のテンションが高かった。ホームルームに該当する時間、貴方たちは先生から説明を受ける……はずだった。
先生3「みんな、張り切っていきましょー。目指すは優勝、二位じゃいけません!」
*1「ヤーーーーーー!」
先生3「運動バカのB組には負けないぞー!」
*2「ヤーーーーーー!」
先生3「無茶しない範囲で頑張るぞー!」
*3「ヤーーーーーー!」
先生3「しゅつじーん!」
*4「先生、まだ時間じゃありません!」
先生3「あっ、そっか……じゃあ、時間まで待機!」
先生の言葉に合わせて、鬨を上げるクラスメイトたち。
……今更気付いたが、行事が好きなクラスであるようだ。
しかし、先生の言葉は呑気ながら、クラスメイトたちの心を鼓舞したのは間違いない。
そして、貴方の心も盛り上げていた。
286 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 21:59:16.40 ID:+Zhxtcvg0
□――――――――□
|学院校舎外 ・ 校庭|
□――――――――□
時間が経つのは妙に早く、予定通り全校生徒が校庭に集められた。
生徒の誰もが殺気立っていると言うか、緊張を張り巡らせていた。
戦意は衰える事を知らず、むしろ他の生徒の殺気に当てられ、更に神経を刺激する。
生徒の垣根の向こうを見渡すと、早々ながら生徒の保護者たちが入場しているのが見えた。
各々席を確保し、自分の娘を探しているのが見える。既にビデオカメラを回している気の早い父親もいた。
そうして待っている内に、全校生徒の前に代表の先生が現れた。
なんだか長ったらしい言葉を以って、開会の宣言がなされる。
そんな感じで、SS学院の体育祭は今、開始した。
貴方が出場する種目は二人三脚とチーム対抗リレー。
二人三脚は午前の部、リレーは午後の部で行われる種目だ。
朝食を食べてエネルギーは確保済み。ついでに虚弱の応援も確保済み。
今の貴方に、「面倒臭い」と言う心以外に死角はないと言っても過言ではない。
実況「さー始まりましたSS学院第――回体育祭。実況は私、アナウンス部の実況が務めさせて頂きます」
実況「梅雨の時期にも負けず晴れてくれましたね、快晴です。良い天気です!」
実況「念の為、てるてる坊主を20体ほど作って、現在実況テントに吊るしてあります。たぶん晴れます!」
実況「去年も同じ事をやったので、たぶん晴れます!」
まだ競技も始まっていないのに、実況の方はは一人で随分と盛り上がっていた。
実況テントの方を見てみると、骨組みの下に何やら白い物体が何個もぶら下がっている。
アレが全ててるてる坊主だとしたら、ちょっとしたホラー。
さて……貴方が出場する種目まで、少し時間がある。
行われていく競技を見ても良いし、貴方が知っている人がいないか探すのも良い。
貴方は
1、知り合いを探す(キャラクター名記入)
2、自由行動
3、競技を見る
↓2
287 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 22:00:29.00 ID:Z/d5y7e0o
銀鎖
288 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 22:00:55.76 ID:kgchhVn80
3
289 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 22:15:16.48 ID:+Zhxtcvg0
3、競技を見る
貴方は競技を見る事にした。もしかしたら、知り合いが出場しているかもしれない。
実況「最初の種目は、手軽な100m走! 素早く終わるだけに、選手たちの勝負は一瞬です!」
実況「出場する選手は所定の位置に着いてください!」
最初の種目は100m走。貴方は出場しないが、その手軽さから、誰か知り合いが出場しているかもしれない。
そう思って探すが……特にいなかった。
*「位置に着いて……よーい!」
空砲が鳴り響き、同時に姿勢を低く構えていた選手たちが、一斉に走り出す。
実況「おーっと! やはり飛び出したのは鉢巻! 最初の組み合わせの中でも飛び抜けた実力を持つ彼女!」
実況「未だにその脚は健在、他の選手をどんどん引き剥がしていく! 誰も追い付けない!」
実況「なんて事を言っている間に鉢巻一着でゴール! 実況任されているのに何も言えなかった!」
……実況の言葉通りだった。鉢巻きを巻いた生徒は一瞬で飛び出し、真っ直ぐに駆け抜け……。
ただ一人にも追い付く時間を与えず、そのまま、独走した。
圧倒的な脚力。圧倒的な実力。それが彼女、鉢巻。
名前と顔しか知らない彼女は、そんな人だったらしい。
貴方「なんじゃありゃ……」
しかし鉢巻は……あまり嬉しそうではない。彼女を祝福する人たちに向けるのは、固い笑顔。
……まあ、貴方が気にする事ではないか。
そんな感じで、貴方は競技を見ていった。
290 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 22:25:54.89 ID:+Zhxtcvg0
実況「次の種目はー……えー……二人三脚! 相方との相性が求められます!」
実況「二人三脚に出場する選手は、所定の位置に着いてください」
実況のアナウンスで、貴方は腹を決める。
いざ時間がくると、頑張ろうと言う気持ちより、面倒だと思う気持ちの方が強い。
それが貴方と言う人間の根っこなので、仕方ない。
まあ、今更逃げられないし、貴方は大人しくクラスメイトと共に所定の位置に着く。
*「き、緊張します」
貴方「大丈夫ですよ。あれだけ練習したんですから」
思い返せば、そんなに練習していないような気もする。
しかし、それは他の生徒も同じだろう。貴方たちが特別不利と言うわけではない。
条件は極めて平坦。だから、気にする事はない。
銀鎖「……おや、あなたですか」
そう思っていた貴方の背中に、あまり聞きたくない声が這って頭に響く。
貴方「……銀鎖さん。銀鎖さんも、二人三脚に……?」
銀鎖「ええ。一つくらい出ないと、ここでの生活に支障が出ますから」
銀鎖「慣れ合わない程度に付き合っておく。必要な経過です」
そう言う彼女の相方は……銀鎖が腕を折っていた時、銀鎖にご飯を食べさせていた彼女。
やたらめったら銀鎖にひっついているのは……あまり考えたくないが、そう言う事なのだろうか。
銀鎖「敵同士となったら、容赦はしませんよ」
……こんな事を言われてしまったぞ、貴方。
1、自由行動
2、「頑張ってください」
3、笑って過ごす
4、「こちらもそのつもりです」
↓2
291 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 22:27:17.28 ID:kgchhVn80
4
292 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 22:27:40.89 ID:Z/d5y7e0o
4
293 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 22:27:57.00 ID:PpR8sBq9o
4
294 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 22:38:01.62 ID:+Zhxtcvg0
4、「こちらもそのつもりです」
容赦はしない、と言うのは、貴方の肌に合わない。そう言う事は、あまり好きではないのだ。
しかし、今日と言う日に限っては違う。貴方には、勝利しなければならない理由ができた。
貴方は不敵に笑って見せ、自信に溢れた様を見せつけるように言い放つ。
貴方「こちらも、そのつもりです」
銀鎖「では、後ほど」
そう言って、銀鎖は係の生徒の誘導に従い、自分の位置に着く。
貴方「……頑張りましょう」
*「はい! ……ばっちこいです!」
クラスメイトも、腹を括ったようだ。
「位置について、よーい……」
貴方とクラスメイトはしゃがみ、構える。
見据えるのは、カーブを越えて向こうにある白いゴールテープ。
最高潮まで高まった神経は、空砲の音を聞き逃さない。
貴方とクラスメイトは、殆ど同時に足を踏み出した。
ルール:チャンスは三回。その間に銀鎖ペアのコンマを上回れ。補正でややこしくなるけど頑張る。
直後のレスのコンマで貴方、*ペアの判定。00は100として扱う。上限無し。
『技術レベル』補正−10、『怠惰』補正−5、『直感』補正+5、『調子良好』補正+5、『張り切り』補正+5、合計+10をコンマの数値に加算。
このレスのコンマで銀鎖ペアの判定。00は100として扱う。上限無し。
『一方的な好意』補正+5、合計+5をコンマの数値に加算。
295 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 22:39:22.46 ID:kgchhVn80
s
296 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 22:49:39.27 ID:3Qh8UDcL0
ほい
297 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 22:51:08.55 ID:+Zhxtcvg0
>>294
の主人公側の補正は+10じゃなくて±0でした。すみません。
298 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 22:51:54.80 ID:+Zhxtcvg0
貴方、*ペア「46+0」 銀鎖ペア「62+5」
貴方とクラスメイトのペアは、出遅れる事も、逆に飛び出す事も無く、選手の群れの中に埋もれた。
普段の練習と変わらない、そんな出だしだったのだ。
悪い事など無かった。強いて言うなら、貴方とクラスメイトの相性が、そもそも悪かっただけ。
そして貴方とクラスメイトを残し、銀鎖のペアは、すたこらさっさと群れを抜けていく。
実況『一番は1年C組ペア、二番は3年C組ペア、三番は3年A組ペア!』
実況『誰が抜けると言う状況でも無く、誰もが一等になる可能性を秘めている!』
実況『それとも今、選手たちの間で駆け引きが行われているのか、誰が出るのか、いつ出るのか!』
実況『二人三脚と言う状況で、そんな高度な駆け引きはあるのだろうか、それは選手しか知らないィ!』
やけに喧しい実況が、貴方の耳に残る。
銀鎖は一位。あれだけの啖呵を切って負けるのは、恥ずかしい。
それだけではない。貴方は、応援されているのだ。
保健室の窓から校庭を覗き、きっと彼女が、貴方の姿を探している。
貴方は焦らず、しかし呑気に構えず、クラスメイトと呼吸を合わせつつ、その上で引っ張っていく。
クラスメイトに調整する余裕は無さそうだ。緊張か、疲労か。
だから貴方は、頑張らなければならない……!
直後のレスのコンマで貴方、*ペアの判定。00は100として扱う。上限無し。
『技術レベル』補正−10、『怠惰』補正−5、『出遅れ』補正−5、
『直感』補正+5、『調子良好』補正+5、『張り切り』補正+5、合計−5をコンマの数値に加算。
このレスのコンマで銀鎖、*ペアの判定。00は100として扱う。上限無し。
『飽きた』補正−5、『一方的な好意』補正+5、合計±0をコンマの数値に加算。
299 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 22:52:52.07 ID:ZCHsxR8SO
勝てるのさ
300 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 22:53:25.93 ID:kgchhVn80
s
301 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 22:54:19.84 ID:kgchhVn80
もう無理か
302 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 23:03:06.14 ID:+Zhxtcvg0
貴方、*ペア「7−5=2」 銀鎖ペア「80+0=80」
そう思うのに、そう思う度、貴方とクラスメイトの歩調は合わなくなり、崩れていき。
やがて、足が縺れていくのを感じる。周囲から取り残されるのを感じる。
珍しく、貴方が頑張ったと言うのに。貴方がやる気を出したと言うのに。
現実と言うのは、かくもこんなにえげつない物なのか。
もしかしたら、貴方の事が嫌いなのではないだろうか。
そんな被害妄想さえ、一瞬の間で巡らせてしまう。
実況『選手たちは未だ固まったまま膠着しています! 誰が飛び抜けてもおかしくない!』
実況『一位の1年C組ペアも出だしに比べて足が落ちてきた! 逆転を狙うなら今か、今なのか!』
実況『後ろにも真横にもぴったり付かれているが、トップを走るペアに動きはない!』
実況はそう言うが、貴方からすれば、銀鎖からの距離は果てしなく遠いものに思える。
少なくとも、既にばて始めているクラスメイトを引き摺って走って勝てるほど、貴方に余裕はない。
ああ、勝てない。
隣で聞こえる、上がってきた呼吸が、終わりを告げているようだった。
……彼女の応援に、答えられそうに、無いかもしれない。
直後のレスのコンマで貴方、*ペアの判定。00は100として扱う。上限無し。
『技術レベル』補正−10、『怠惰』補正−5、『不利』補正−5、『疲労』補正−5
『直感』補正+5、『調子良好』補正+5、『張り切り』補正+5、合計−10をコンマの数値に加算。
このレスのコンマで銀鎖、*ペアの判定。00は100として扱う。上限無し。
『飽きた』補正−10、『一方的な好意』補正+5、合計−5をコンマの数値に加算。
303 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 23:05:08.51 ID:kgchhVn80
s
304 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 23:18:15.16 ID:+Zhxtcvg0
貴方、*ペア「51−10=41」 銀鎖ペア「14−5=9」
……だからと言って、諦めるのは癪である。
貴方「頑張って、もうすぐです!」
貴方はクラスメイトに、精一杯声をかける。
クラスメイトは答えないが、脚の動きを以って、応えてくれた。
実況「おっとゴール間近に来て動きがあった! 集団の中から、幾つかラストスパートをかけて来たぞ!」
義務ではない。約束ですらない。ただ、応援されたから勝ちたい、それだけである。
その儀式が、一体人に何の力を齎すのかは、まるで分からないし、知った事ではない。
ただ、貴方の体に、虚弱の祈りが届いているような気がするだけだ。
実況「特に目立った動きが無かったペアが、突如勢いを増して戦闘集団に食らいつく! 並ぶ!」
どうやら、並んだらしい。周囲の様子を窺っている暇など、今の貴方には無かった。
クラスメイトに気を配り、その為に動きを調整し、しかし遅れないように走り。
そんな事をしているのだ、見えるはずが無い。
実況「そして、その中でトップを争うのは……1年C組と2年C組! まさかの同クラス対決!」
実況「他のクラスも追い抜こうと必死だ! 誰でも勝てる、誰でも勝てる! しかし誰も譲らない!」
実況「勝つのは、誰だ、勝つのは、どのクラスだ! テープを着るのはどっちだ、誰だ!」
200mに及ぶ競争を制したのは……
実況「最初からトップを飾っていた、銀鎖、***ペアだアアアアー!」
貴方たちでは、無かった。
305 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 23:28:47.29 ID:+Zhxtcvg0
*「は、あ……! はあっ、はぁ……!」
クラスメイトの荒い呼吸を聞きながら、貴方は、ぼんやりとしていた。
……勝てなかった。ただ、その事実が、貴方の心を覆い尽くす。
練習が足りなかった。相性が互いに悪かった。貴方が不器用過ぎた。貴方がもう少し頑張っていれば。
勝てなかった理由は、いくらでもある。そのどれかを、補うだけの時間が無かっただけ。
しかし……悔しい。貴方だって、珍しく頑張ったのだ。
頑張った事に対して悔しいと考えるのは、いつ以来だろうか。
銀鎖「残念でしたね」
額に汗を浮かべながら、しかしけろりとした様子で、銀鎖は貴方に話しかける。
貴方「……手を、抜きましたか?」
銀鎖「そうしようと思いました。でも、手を抜くと面倒なだけなので、やめました」
銀鎖「まあ、この勝負は私の勝ちですね。『ダークサードウォーカー』……」
嫌味と不気味な単語を残して、銀鎖は相方と共に邪魔にならない場所に避難していった。
ダークサイドウォーカー。その意味は、『暗闇側を歩く者』、だろうか。
なるほどね、『アザーティ』なんて大っぴらに言えないから隠したと。こっちも嫌がらせじゃないか!
……なんて思いながら、これは銀鎖なりのジョークだったのかもしれないと、思う。
へこんでいる貴方に対して、銀鎖はもしかしたら、慰めてくれたのかもしれない。
そう考えるのは、いくらなんでも人が良すぎるだろうか。
*「……ご、ごめんなさい……私が、もう少ししっかりしていたなら……」
貴方「負けてしまったなら、仕方ありませんよ。くよくよする必要はありません」
そう言う貴方が、一番負けた事に衝撃を受けていると言うのは、秘密である。
……虚弱に、どうやって言い訳しよう。今のところ、頭はそれでいっぱいだった。
306 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 23:34:06.04 ID:+Zhxtcvg0
実況「ただいまの種目を持ちまして、午前の部を終了します。午後の部は13:20に再開します」
実況「それまでは自由時間、御家族の方々とゆっくり朝食を食べるなり、お話するなり自由に行動して構いません」
実況「尚、昼食を用意していない保護者の方は、是非とも食堂に寄って行ってください。たぶん美味しいです」
ようやく、体育祭午前の部が終わった。
二人三脚の事をまだ引き摺っている貴方だが、この時間で心を切り替えよう。
さて、どうしよう。貴方は朝食を食べたが、午後の部にあるリレーの事を考えて改めてエネルギー補給をしたい所である。
昼食を食べなくても大丈夫であるが、その場合どうするかが問題である。
まあ、のんびり休むのが妥当か。
貴方は
1、一人で昼食
2、誰かと昼食(誰か記入)
3、何もせずゆっくり
4、自由行動
↓2
307 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 23:34:47.65 ID:kgchhVn80
1
308 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 23:35:20.56 ID:ZCHsxR8SO
今回の主人公の保護者ってどんな感じなんだっけ
安価↓
309 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 23:36:28.42 ID:PpR8sBq9o
2 虚弱
310 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 23:43:33.75 ID:+Zhxtcvg0
2、誰かと昼食「虚弱」
貴方は虚弱と一緒に昼食を食べる事にした。
虚弱は保健室にいると言う。探す必要が無いのはありがたい。
まさか移動しているわけが無いので、貴方は真っ直ぐ保健室に向かった。
……問題は、お弁当が無い事なのだが……。まあ、適当に購買で買って行けばいいか。
□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□
保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に用件を伝える。
体育祭の日だからこそ保健室は忙しい……はずなのだが、今のところ怪我人らしい生徒は見当たらない。
それはそれで良い事なので、貴方はソファでお弁当を食べている虚弱の許へと向かう。
貴方「こんにちは、虚弱さん」
虚弱「……うん……」
貴方「隣、失礼します」
虚弱「うん……」
貴方は虚弱の隣に座り……その後は、良く考えていなかった。
とりあえず、購買で購入したコンビニおにぎりの袋を開けつつ誤魔化し、考える。
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
311 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 23:46:54.16 ID:kgchhVn80
一位になれなかった事を謝罪
312 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/02(土) 23:47:02.07 ID:ZCHsxR8SO
弁当どんなん?
313 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 23:53:08.05 ID:+Zhxtcvg0
1、自由行動「弁当どんなん?」
貴方「今日のお弁当、どんな感じですか?」
貴方は誤魔化しついでに、そんな質問をしてみた。
虚弱「……いつもと同じ」
貴方「あはは……体育祭仕様とか、無いんですね」
虚弱「……カツとか、スタミナ弁当とか?」
貴方「そうそう」
虚弱「そんなん食べたら……吐く」
ああ……確かに、どちらもタンパク質豊富な味の濃い料理だ。
以前も、虚弱はそう言った物を食べると「吐く」と言っていた。本当に駄目らしい。
貴方「美味しいですか?」
虚弱「……うん」
そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒にお昼休憩を過ごした。
314 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/02(土) 23:58:39.31 ID:+Zhxtcvg0
休み時間もそろそろ終わろうと言う頃。
遅れない内に自分の席に戻ろうとした貴方の手を引っ張って、虚弱は貴方を引きとめる。
貴方は振り向き、何があったのかを認識する。で、どうして虚弱がそうするのか、分からなくなる。
貴方「虚弱さん……?」
虚弱は目を閉じ、貴方の手を、強く握りしめる。
虚弱「……次こそ、勝てるように」
そんな願いを、貴方の手に籠めた。
今の今まで、貴方が黙っていようとしていた事だが……虚弱も気にしていたのだ。
貴方が負けたのは、自分の応援が足らなかったから。そんな事さえ、考えているのでは無いか?
貴方は、虚弱に無用な心配をさせてしまったらしい……。
貴方「……今度こそ、勝ちます」
虚弱「うん……頑張ってね」
貴方「行ってきます」
虚弱の応援を手に握り締め、虚弱の視線に後押しされつつ、貴方は体育祭午後の部に向かった。
315 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 00:00:41.54 ID:F8xq5Nfy0
すみません、今日は、ここで中断させてください。
2月3日、明日の21:00に再開します。本当にすみません。
316 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/03(日) 00:01:28.30 ID:vMkfwE6do
乙
最近重いね
317 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 21:00:40.78 ID:F8xq5Nfy0
実況「さあさあ、さーあさあさあ始まりました体育祭午後の部! ここからが本番と言っても過言ではありません!」
実況「なんかもうわっけ分かんない種目が盛りだくさん! 出場する種目が無い生徒も、ばっちり楽しみましょう!」
実況「ちなみに私、ずっとここで実況しているだけです。でもエネルギー使うので、がっつり食べてきました」
そう言えば、実況している生徒は、ずっとあの席で叫んでいているような気がする。
他の誰にも交替せず、たった一人で一日中大声を出しているのだ。
それでも喉が嗄れていないのは……彼女の天才性の表れなのかもしれない。
貴方はこれからチーム対抗リレーに出場する予定だ。
それまでは暇なので、行われていく種目を見ても良いし、誰か知り合いを探すのも良い。
貴方は
1、知り合いを探す(キャラクター名記入)
2、自由行動
3、種目を見る
↓2
318 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/03(日) 21:01:49.76 ID:QWP53sVy0
1 愛
319 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/03(日) 21:05:25.71 ID:vMkfwE6do
↑
320 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 21:12:36.04 ID:F8xq5Nfy0
1、知り合いを探す「愛」
貴方は、愛を探す事にした。
その場で周囲を見渡し……発見した。全校生徒が集まって尚、愛の髪は異常なまでの存在感を放っている。
ああ、そう言えば愛は、何かしら種目に出る度にえらい目立っていたような気がする。
そして、愛は思った以上に多くの種目に出ていたような気がする。かなり活躍していたような気もする。
それはさておき、愛は自分のクラスの生徒と仲良さそうに話していた。
何を話しているのかは、口の動きからも察する事ができない。
世間話などいくらでもできるから、体育祭についての話でもしているのだろうか。
あれで友達ではない、だなんて、信じられない。
愛と言う女性の心根の良さを象徴しているのだろうが、もうそれだったら友達で良いんじゃないかと思う。
もし一人でいるようだったら、ちょっと話に行っても良いかと思ったが……。
今、貴方は必要ではないらしい。まあ、どうしても用があると言うのなら、話に行っても良いのだろうが……。
貴方は
1、自由行動
2、やめておこう
↓2
321 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/03(日) 21:14:04.11 ID:QWP53sVy0
2
322 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 21:25:10.82 ID:F8xq5Nfy0
10分経過したので
>>321
で進行します。
323 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 21:34:41.91 ID:F8xq5Nfy0
2、やめておこう
いや、やめておこう。愛にだって、プライベートと言う物がある。
貴方が一々介入しては、気が休まる時が無いだろう。
愛の姿を確認し、どこか楽しそうだと分かっただけ、良しとしよう。
貴方は行われていく種目を見つつ、体を休めた。
実況「次のー……種目は……リレー! チーム対抗リレーです! 来ました、目玉の一つ!」
実況「出場する選手は、所定の位置についてください!」
どうやら、時間が来たらしい。貴方は一呼吸してから、立ち上がり、チームが並ぶ場所に向かう。
実況「この学院の体育祭は、クラスによってチームが分けられるぶっちゃけ不公平な構成です」
実況「したがって、上級生になるほど有利になります、通常は!」
実況「しかぁし、リレーとはメンバーの実力の他に、メンバーとの団結が物を言います!」
実況「二人三脚や騎馬戦同様、盛り上がりの強い種目と言えます!」
そう。今日の貴方は、一人ではない。
受け取るバトンがあり、渡すバトンがある。
信頼と期待を背負っている。それを理由として、貴方は頑張らなければならない。
……非常に面倒だが、その分だけ、心地良さを覚える。
だから貴方は、勇んでチームの中に混ざれるのだ。
324 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 21:36:42.22 ID:F8xq5Nfy0
その場で行われるくじ引きの結果、貴方のチームは最初に走る組み合わせの中に入った。
やたらクラスが多い分だけチームも多く、何度かに分けてやらなければならないらしい。
……もう、出席番号の奇数偶数で赤白分けたら良いのにと思う。
そんな事を思っている間に、最初の組み合わせのメンバーは、誰もがトラックの上に立ち、構える。
カーブを曲がって100m先には、バトンを繋ぐ相手が構えている。
その100m先には更にバトンを受け取る選手。更に100m先には更にバトンを受け取る相手。
その次が、貴方だ。そして、貴方がバトンを渡す相手こそ、リレーのアンカー。
既にリレーは始まり、次は、いよいよ貴方にバトンが渡される。
目の前でバトンが繋がれるのを見て、緊張しつつ、どこか興奮を覚える。
実況「さあ、今まで大体団子状態! しかし本番はここから、アンカーに繋ぐバトンを最初に受け取るのは誰だ!
貴方に向かって、選手の集団が走ってくる。練習と違う、威圧感のある光景に、思わずたじろぐ。
しかし、怯まない。今度こそ、勝つのだから。
実況「バトンが、第五走者に――――」
*「――さん、お願い!」
クラスメイトの願いと共に、貴方にバトンが差し出される。
実況「渡ったー!」
直後のレスのコンマでバトンを受け取る判定。
12345678…成功 90…失敗
325 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/03(日) 21:37:28.19 ID:ctWqKqfKo
どうだ
326 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/03(日) 21:37:44.96 ID:QWP53sVy0
s
327 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 21:44:40.11 ID:F8xq5Nfy0
コンマ「9」
貴方の手に収まったバトンは……右手から左手に渡される時に、無残にも、すっぽ抜けて行った。
貴方「あ」
*「あ」
実況「うおーーーっとぉ! 2-C第五走者、まさかのバトンパスをミス! イエローカラーのバトンは、変な所へすっぽ抜けた!」
実況「この場合、既に第五走者はバトンを受け取っているので、拾いに行くのは第五走者の――さん! 急げ、後ろから何人も追ってくる!」
そんな事、言われなくても分かっている。
貴方は心の焦りを抑え、バトンを拾いに行く。
何と言う事だ、ここに来て、こんなイージーミス。練習でも幾度かあったが、練習によって解消できている物と思っていた。
やはり貴方の手が、不器用だから……いや、そんな後悔と責任の押し付けは後でもできる。
バトンを拾った貴方は、急いでトラックに戻り、リレーに復帰する。
今のミスで、だいぶ抜かれてしまった。ここから、貴方は追い抜く事ができるだろうか。
……できる、できないの話ではない。やらなければ、ならないのだ。
貴方だって、運動は得意な方。ここでこれを言いたくないが、ぶっちゃけ人間じゃない。
その自尊心と否応無しの自己評価が、貴方の心を震わす。
直後のレスのコンマで勝敗の判定。00は100として扱う。上限無し。
『練習の成果』補正+5、『団結』補正+5、合計+10をコンマの数値に加算。
328 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/03(日) 21:45:28.70 ID:vMkfwE6do
ほい
329 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 21:48:58.16 ID:F8xq5Nfy0
すみません。『肉体レベル』補正+5を忘れていました。コンマはそのまま採用します。
330 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 21:50:49.24 ID:F8xq5Nfy0
いや、違う、そもそも間違えていました。正しくは以下の通りです。何度もすみません。コンマはそのまま使います。
直後のレスのコンマで貴方の判定。00は100として扱う。上限無し。
『肉体レベル』補正+5、『怠惰』補正−5、『張り切り』補正+5、合計+5をコンマの数値に加算。
331 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 22:03:31.61 ID:F8xq5Nfy0
コンマ「70+5=75」
走り続けた貴方は、集団の中に戻り、その上で何人か抜いた。通常なら、大した成果である。
しかし、これでは駄目。ようやく、貴方のミスは帳消しと言ったところ。
実況「とんでもないミスから復帰した2-C、――! しかし、一位になるにはまだほど遠いぞ!」
ここから、頑張らなければならない。貴方の目の前には、まだいくらか走っている生徒がいる。
誰もが自分の足に自信を持つ、もしくは貴方のように推薦された生徒だろう。抜き去るのは、ただではいかない。
だったら、諦めるか? 貴方一人の種目であれば、そうしていただろう。
しかし今回は、チームのメンバーとの種目。そうやすやすとは投げ出せない。
そして、貴方を応援してくれる人がいる。そう簡単に、諦めるわけにはいかない。
貴方の足は、オーバーワークと言えるほどに高く上がり、強くトラックを蹴る。
その度に体は押し出され、他の選手との間を開けようとする。それはやがて溜まり、明確な差となって現れ始める。
実況「な、なんと! 失敗を乗り越え飛び出すのは2-C、――!」
実況「一時期ビリッケツ候補が、どうして先頭集団に齧りついているんだ、おい!」
そんな事を言われても、貴方にだって分からない。
ただ、怠け者の気が強い貴方がどうしてここまでするのか。それを強いて言うとしたなら……。
良い格好、見せたい。そんな感じだ。
実況「いよいよリレーも終盤、遂にアンカーに、バトンが渡されます! 最初に受け取るのは誰だ、誰だ!」
貴方は最後の力を振り絞り、アンカーに向かって全力で走る。
実況「アンカー、受け取れ、懸命なバトン!」
貴方が渡したバトンは……
直後のレスのコンマでバトンを渡す判定。
1234567…成功 890…失敗
332 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/03(日) 22:04:21.27 ID:vMkfwE6do
ほい
333 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/03(日) 22:04:26.83 ID:QWP53sVy0
s
334 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/03(日) 22:04:40.58 ID:ctWqKqfKo
今度こそ
335 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 22:16:24.00 ID:F8xq5Nfy0
コンマ「7」
*「受け取った!」
無事、アンカーに渡された。
同時に、周囲でもバトンが渡され始める。貴方のクラスが一歩先んじたとは、言い難い。
だけど、しっかりと繋がれた。まだ、勝ち目はある。
実況「アンカー、バトンを受け取る! 自分が、最後だ、もう後は無い! だから悔いの無いよう走る!」
バトンを渡した貴方は、他の選手の邪魔にならないようにさっさとトラックから外れて、座り込む。
あそこまで全力で走ったのは、いつぶりだろうか……と思ったが、冷静に考えたら二人三脚の時だって全力だった。
しかし、なんと言うか、限界までやった。もうやだ、動きたくない。
肝心な時に失敗するし、貴方はもしかしたら、プレッシャーに弱いのかもしれない。
そんな事を思いつつ、貴方はアンカーの方を見る。
実況「アンカー、誰もが走る、みんなの想いを乗せて、バトンと共に握り締め、走る!」
アンカーのクラスメイトは、一所懸命に走っている。その姿に、さっきまでの自分を重ねて見る。
ああ、貴方はさっきまで、あんな姿だったのか。あの、面倒臭がり屋な貴方が。
誰かのために、頑張っていたらしい。なんて、おかしな話だ。
そんな貴方に、まだ一つ、仕事が残っているとするなら……。
貴方「頑張れー!」
アンカーのクラスメイトに負けず、懸命に応援する事だ。
実況「我先にゴールテープを引き千切らんと、足を上げて腕を振る! 誰もが一様に!」
実況「しかしその栄光は一人のもの! 一つのチームのもの、それを得るのは、誰だ!」
実況「ゴールテープを切ったのは…………!」
直後のレスのコンマで勝敗の判定。00は100として扱う。上限無し。
『練習の成果』補正+5、『団結』補正+5、『失敗』補正−5、合計+5をコンマの数値に加算。
その後、今までの採用されたコンマの数値を加算する。
このレスのコンマで他のクラスの判定。00は100として扱う。上限無し。
『団結』補正+10、合計コンマ+10をコンマの数値に加算した後、今までのGMのレスのコンマを加算。
ルール:リレーにおける互いの今までのコンマの数値を全て合計し、高い方の勝利とする。
336 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/03(日) 22:17:45.60 ID:QWP53sVy0
s
337 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/03(日) 22:20:04.43 ID:QWP53sVy0
100とか出されると普通に無理だな
338 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 22:35:32.13 ID:F8xq5Nfy0
貴方チーム「60+5+19+70+27=181」 他チーム「100+10+22+11+61=214」
……ゴールテープを切ったのは、貴方のクラスではなかった。
ただ、その事実だけが、実況を通じて貴方の耳に入ってきた。
……貴方の所為、なのだろう。きっと。貴方がミスをしなければ、貴方がちゃんとバトンを受け取っていれば。
貴方がバトンを拾ってから、抜いたのは一体何人だ? ちゃんと受け取っていれば、それだけ進めたのに。
貴方のクラスは、勝てたと言うのに。
悔しい。腹立たしい。憎い。自分自身に対して、これだけ敵対的な感情を抱くのは、初めてかもしれない。
*1「……負けちゃった、ねえ……」
*2「くー、あと少しだったのに!」
*3「まあ、しょうがないよ。うん、頑張った」
……どうして、誰も貴方を責めないのだろう。貴方の所為で負けたようなものだ。
そうして、いっそ責めてくれたら、気が楽なのに。
*1「あのね……――さん。こう言う事もあるよ。でね、結果が全部じゃないよ」
*1「結果が全部だったら、正しい評価なんてされない。私だって、ホントは失敗しかけたんだから」
*1「……頑張ったって言うのは、良い事なんだよ?」
*2「そうだ、良い事言った!」
*3「ちょっと黙ってよ? ね、空気読も?」
チームのメンバーが、貴方を慰めてくれる。遠回しに貴方の責任だと、言っているようなもの。
……と言うのは、貴方が思う事である。きっと、今の貴方は、慰めずにはいられないくらいへこんでいるのだろう。
後悔や、自分自身に対する怒りに震えているのが、丸分かりだったのだろう。
たとえばの話である。貴方が逆の立場だったら、貴方はどうする?
きっと、慰めた。それと同じ事を、彼女たちはしただけ。
貴方「……ごめんなさい、私の所為で……」
*1「うん。謝るのは大事だ」
貴方「……ありがとうございます」
*1「どういたしまして」
339 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 22:48:55.84 ID:F8xq5Nfy0
実況「これで、全ての種目が終了しました。みなさん、頑張ったと思います」
いよいよ、体育祭が終わろうとしている。後は、最終得点の発表を待つだけ。
ラスト五種目からは得点が隠されたので、途中まで上位にいたチームはドキドキしている事だろう。
貴方のクラスと言えば、あんまり勝てなかったので、勝利は絶望的である。
でも、クラスメイトの誰もが晴れやかな顔だ。別の言い方をすれば、正直どうでも良さそうな感じ。
結果より、経過を重視していると言うか……「楽しかったからいいや」と言う人が多いらしい。
実況「得点全部言っていくと大変なので、一気に見ちゃいましょう! 練習したんですが、全部言うのは無理でした!」
実況「ブラインド、外してくださーい!」
実況のボケに会場がちょっとだけ笑いに包まれつつ、その中で得点を隠す板が外されていく。
貴方のクラスは……上位どころか、逆に下の方にいた。
まあ、最初の内から、結構下位の所をうろうろしていたから、予想できる結果と言えばそうだ。
「得点の下二桁がぞろ目!」なんて言っているクラスメイトもいる。楽しむのが得意なクラスだ、本当に。
実況「優勝は2-A! ……ですよね、ハイ!」
実況の宣言を聞いた2-Aは、喜びに包まれた。2-Aと言えば……愛のクラスである。
ああ、思えば愛はかなり活躍していた。見かけによらず、運動も得意であるようだった。
得点の大部分は彼女の活躍に寄る物らしく、周囲の生徒は、愛を褒め千切っていた。
実況「優勝した組に、みなさん拍手を!」
そして送られる、拍手の雨。もちろん、貴方も送る。
これで、世界「愛」クラブに部員が増えると良いな……。そんな事を思いながら。
きっと貴方は、暫く今日の事を引き摺るだろう。怠け者の分際で、いいとこ見せようとしたからこうなる、なんて。
まあでも、周囲がこうして楽しんだのなら……貴方の後悔も、高い授業料だったと考えよう。
同時に、次から頼み事はちゃんと断る事にしよう、そう心に刻んだ。
虚弱に応援してもらったのに負けてしまったのには、流石に後悔してしまうが……。
その後は閉会式をやって、何事も無く、体育祭は終了した。
340 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 22:58:47.29 ID:F8xq5Nfy0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
先生3「みなさん、楽しかったですかー!」
*1「ヤーーーーーーーー!」
帰りのホームルームに該当する時間の事である。
教室に戻った貴方たちなのだが、先生のテンションが異常に高い。
そして、クラスメイトたちも、異常にテンションが高い。自分たちが敗北した事など、全く気にしていない様子である。
先生3「負けて悔しいかー!」
*2「ヤーーーーーーーー!」
先生3「でも頑張ったもんねー!」
*3「ヤーーーーーーーー!」
先生3「来年は勝つぞー!」
*4「先生、来年はきっとみんなクラスがバラバラです!」
先生3「だったらみんな、勝てるよう頑張るぞー!」
「ヤーーーーーーーーー!」
……なんか、悩んでいる貴方がバカらしくなってきた。
クラスメイトの何人かは、今日の事を悔やむ人もいるだろう。流石にいて欲しい。
しかし、誰もが、こうして、なんかもう楽しんでいる。
その中で、貴方一人だけがくよくよしていたら、それこそみんなに悪いと言う物。
先生3「解散!」
そうして、貴方にとっての学院最初の体育祭が終了した。
341 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 23:00:36.66 ID:F8xq5Nfy0
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は、体操着のままベッドに倒れ込む。
今日は、もう、本当に疲れた。体も心も、両方である。
今日一日は、もう動きたくない。
そんな事を思いながら、貴方は体の力を抜き、ベッドの中に感覚を沈めていく。
そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。
342 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 23:01:18.61 ID:F8xq5Nfy0
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/24・金)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/19・日)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/20・月)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/21・火)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/22・水)
↓2
343 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/03(日) 23:01:52.03 ID:QWP53sVy0
2
344 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/03(日) 23:09:01.75 ID:vMkfwE6do
2
345 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 23:11:17.48 ID:F8xq5Nfy0
2番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
346 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/03(日) 23:15:00.08 ID:F8xq5Nfy0
お疲れさまでした。
体育祭イベントはもう少し圧縮すべきですね。どう考えても時間が掛かり過ぎです。
種目の方式も変える必要がありますね。最後の00で勝負が決まるなんてクソゲーありえません。
と言うか虚弱の応援は呪いかなんかなんでしょうか。
次の再開は2月4日の21:00を予定します。
それではみなさま、お休みなさいませ。
347 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/03(日) 23:16:59.68 ID:vMkfwE6do
乙
348 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/03(日) 23:29:00.27 ID:F8xq5Nfy0
>>272
言うのを忘れていました。告白イベントA(男だと告白する方)には、ある種の地雷が配置されています。
ヒロインの感情値が高ければ高いほど、男だと告白した時により嫌われる、と言うもの……特大な地雷ですね。
感情値が高ければ高いほど逆に更に好きになるヒロインもいますし、見分けるのは難しいでしょう。
>>308
返信、遅れました。こちらでもまだ把握していません。
親の片方が『アザーティ』だと判明しているだけで、それが父親なのか母親なのかさえ分かりません。
349 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/04(月) 00:15:03.56 ID:C58IhuAjo
多分どっちだとしてももうかたほうはたべられてるんじゃないkな
350 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/04(月) 20:05:09.23 ID:yNJZFmth0
>349
某混沌さんみたいなパターンもありますから、捕食済みと考えるのは早計ですね。
捕食済みだとシリアス、某混沌パターンだとコメディと言う感じでしょうか。
後々、どうでもいいところで決定するでしょう。
直後のレスで天気判定
351 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/04(月) 21:02:17.40 ID:yNJZFmth0
反応が無かったので、今日は再開しないと言う事でお願いします。
と言うか、天気判定の時くらいは上げるべきでしたね。
2月5日の21:00に再開したいと思います。
それではみなさま、お休みなさいませ。
352 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/04(月) 21:02:37.25 ID:KLR8bN4E0
s
353 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/04(月) 21:04:45.18 ID:KLR8bN4E0
遅かったか・・・
354 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 19:28:54.86 ID:/VLxWvW/0
直後のレスで天気判定
355 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 19:32:44.22 ID:mctZJFVw0
s
356 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 21:01:04.43 ID:/VLxWvW/0
予定した時間になりました。
ゲームを再開します。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/24・金)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/25・土)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/20・月)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/21・火)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/22・水)
データがセーブされています。
最後にセーブしたデータの続きから始めますか?
また、思い出の部屋に行く事ができます。
思い出の部屋に行きますか?
↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先
357 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 21:01:48.45 ID:rkPtvmtw0
始める
358 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 21:01:58.24 ID:Qa2oRlvao
始める
359 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 21:03:32.42 ID:/VLxWvW/0
多数決なので決定しました。
前回の続きから再開します。
2番のデータを読み込んでいます。
読み込みが完了しました。
2番のデータを再開します。
360 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 21:04:44.74 ID:/VLxWvW/0
□―――――□
|貴方の部屋| 6/26(日)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。
貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。
今日は休日だ。貴方は自由に行動する事ができる。
昨日の体育祭のおかげか、少し体が筋肉痛で痛む。
まあ、その内勝手に治まるだろう。大して気にする必要はない。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。
貴方は
1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、自由行動
↓2
361 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 21:05:45.00 ID:rkPtvmtw0
1
362 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 21:05:52.42 ID:Qa2oRlvao
1
363 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 21:08:31.79 ID:/VLxWvW/0
1、食堂に行く
貴方は食堂に行く事にした。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
今日の食堂は、朝だとしてもいつもより人が少なかった。
昨日の疲れを未だ引っ張り、部屋で休んでいる人が多いのだろうか。
朝食を取りに行った貴方は
直後のレスのコンマで判定
123…虚弱 569…愛 478…男装 0…誰とも会わなかった
364 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 21:09:21.98 ID:XUbJc3HAO
ほい
365 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 21:09:37.43 ID:rkPtvmtw0
s
366 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 21:25:26.80 ID:/VLxWvW/0
コンマ「8」
男装「――さん!」
貴方はばったり、男装と会った。昨日の今日だと言うのに、普通に元気そうである。
元気なのは良い事だし、男装がどうなろうとぶっちゃけ知ったこっちゃないので、貴方普通に返す。
貴方「男装さん。おはようございます」
男装「おはようございます。ああ、勝利の栄光を持ってあなたの所に行く事ができたら良かったのに」
勝利の栄光とか、朝っぱらからこの人は何を言っているのだと、一瞬だけ思った。
恐らく、体育祭の事だろう。
要するに、貴方からさえも勝利をぶんどって貴方に捧げるとか言うわけのわからない事をしようとしていたという事だ。
男装「今の僕に、あなたと一緒にいる権利はありません。いつか、その権利を取り戻しましょう」
男装「それでは、またいつか……」
そう言って、男装は勝手に向こうに行ってしまった。
その後ろを取り巻きがぞろぞろと歩いていったので、なんとなく台無し感が漂う。
……まあ、一緒に食べる気が無いと言う事なら仕方が無い。
どうせ、明後日か明後々日当たりにいけしゃあしゃあと話しかけてくるのだろう。
貴方はあまり気にしない事にして、一人で朝食を食べた。
367 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 21:27:48.57 ID:/VLxWvW/0
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋で過ごしていた貴方は、昼食の時間になった事に気付く。
朝食を食べた上、あまり動いていないからかそんなにお腹が空いていない。
昼食を食べる必要性は、それほど無さそうだ。
雨が降っている事を考えると、外に出るのは億劫。まあ、どうしてもと言う時だけか。
さて、貴方は
1、部屋にいよう
2、他の人の部屋に行く
3、学生寮受付に行く
4、寝る
5、自由行動
↓2
368 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 21:28:32.39 ID:rkPtvmtw0
4
369 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 21:31:59.64 ID:Qa2oRlvao
4
370 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 21:38:02.99 ID:/VLxWvW/0
4、寝る
貴方は、やる事も無いので寝て過ごす事にした。
まだ昨日の疲れが完全に取れているとは言えないし、妥当な選択だろう。
……また、真夜中に目が覚めそうな気がする。
そうと決まったわけではないが、習慣付いてしまっているような気がして、少し嫌だ。
夜は夜でぐっすり寝て、普通の生活をしたい物である。
そんな事を思いながらも、貴方は布団の中にいそいそと潜り込み、あっと言う間に眠りに落ちた。
目を覚まし、部屋で過ごしていた貴方は、夕食の時間になった事に気付く。
流石にお腹が空いてきたような気がするので、大人しく食堂に向かうのが良いだろう。
相変わらず、外では雨が降っている事だし……と言うか、一日中降っているじゃないか。
昨日の反動だと言うのだろうか。少しは止め。止んだところで外には出ないが。
貴方は
1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、自由行動
↓2
371 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 21:38:57.12 ID:rkPtvmtw0
1
372 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 21:40:51.16 ID:K/lgh5iSO
1
373 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 21:46:07.03 ID:/VLxWvW/0
1、食堂に行く
貴方は食堂に行く事にした。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
流石に夜ともなれば、食堂に来る生徒は多いらしい。それでも、いつもより人が少ないような気がする。
体育祭ではしゃぎ過ぎた生徒は、未だに部屋に閉じこもってとこに伏しているのだろうか。
そんな、変な心配をしつつ夕食を受け取った貴方は
直後のレスのコンマで判定
2369…虚弱 1478…愛 5…男装 0…誰とも会わなかった
374 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 21:46:39.95 ID:Qa2oRlvao
ほい
375 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 21:46:44.14 ID:/VLxWvW/0
1、食堂に行く
貴方は食堂に行く事にした。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
流石に夜ともなれば、食堂に来る生徒は多いらしい。それでも、いつもより人が少ないような気がする。
体育祭ではしゃぎ過ぎた生徒は、未だに部屋に閉じこもって床に伏しているのだろうか。
そんな、変な心配をしつつ夕食を受け取った貴方は
直後のレスのコンマで判定
2369…虚弱 1478…愛 5…男装 0…誰とも会わなかった
376 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 21:47:02.26 ID:K/lgh5iSO
ふむ
377 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 21:48:49.08 ID:/VLxWvW/0
む……最近、本当に重くて嫌ですね。一応、新しい方はちょっとだけ修正したやつを投下したのですが。
すみませんが、コンマは
>>374
を使用します。
378 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 21:56:04.01 ID:/VLxWvW/0
コンマ「5」
貴方は、懲りずに男装と会った。男装も貴方に気付くと、なんとも呆れたような、しかし嬉しそうに笑い、貴方の方へと歩いてきた。
男装「今朝、あんな事を言ったというのに、日が変わらない内にまた会ってしまうなんて……」
男装「運命と呼ぶには、あまりにも滑稽ですね。僕は、恥ずかしい」
男装「しかし、偶然と片付けるには、悪戯が過ぎる! そう、思いませんか?」
貴方「まあ、確かに……」
同じ寮の中で生活しているのだから、同じ日に二度、三度会うくらい別に何でも無いと思う。
そう言いたい所だが、男装がここまで喜んでいるのなら、余計な事を言うのは無粋だ。
男装「恥を忍んで言います。僕と、一緒に夕食を食べませんか?」
貴方「ええ、いいですよ」
正直、朝の男装の宣言だって、貴方にとっては非常にどうでも良い事なのだ。
だから、この頼みを断る理由は無い。あるとすれば、男装の気持ちを異常なまでに汲んだ時だけだ。
そんな感じで、貴方は男装と一緒に夕食を食べる事にした。
貴方は男装に、何か用があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
379 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 21:57:08.69 ID:Qa2oRlvao
食堂で好きなメニュー
380 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 21:57:24.52 ID:rkPtvmtw0
昨日は何に出てたんだ
381 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 22:02:16.51 ID:/VLxWvW/0
男装が出場した種目ですが、ずっと前にちょっとだけ「100m走に出る」と言っていたと思います。
主人公の知識レベルからしてその事を憶えているはずなので、聞く必要はないと言う「設定」です。
他にも体育祭の種目はありますから、どうでもいい情報として聞いてみるのも良いでしょう。
一応、忠告として言わせてもらいましたが、それでも聞きますか?
1、言う
2、別の事を話す(話す内容記入)
↓2
382 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 22:03:41.64 ID:Qa2oRlvao
2
>>379
383 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 22:04:10.79 ID:rkPtvmtw0
↑
384 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 22:17:23.47 ID:/VLxWvW/0
1、自由行動「食堂で好きなメニュー」
貴方「男装さんは、校舎の方の食堂で好きなメニューって、何かありますか?」
男装「食堂で好きなメニューですか? そうですね……」
男装「うーん……まだ食べた事が無い物もありますし、食べてみたい物も幾つかありますから……」
男装「今は、これと言って決められませんね。ただ、強いて言うとしたら、唐揚げ定食が一番美味しかったと思います」
貴方「ほう、唐揚げ定食ですか」
男装「揚げ物の定食はあと数種類ありますが、唯一手が伸びたのはそれでした」
男装「使っている油が良いのか、思ったよりあっさりしていましたから、あれなら女の人でも手を出し易いと思います」
今、男装の心の奥底から「カロリーが気になる」と言う声が聞こえた気がした。
貴方自身の名誉のために一応言っておくと、『読心』は使っていない。加えて言うなら、貴方の想像に過ぎない。
しかし、男装の発言は遠回しにそう言っているように聞こえる部分もある。
男装の女性的な部分を垣間見た気がして、なんとなく、ほっとした。
貴方「そうなんですか……私はあまり食堂を活用しないので、よく知らないのですが……」
そんな話をしながら、貴方は男装と一緒に夕食を食べた。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。
そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。
385 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/05(火) 22:22:55.17 ID:/VLxWvW/0
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
深夜。貴方は、ふと、目を覚ました。
寝惚けた目を擦り、目を凝らして目覚まし時計を見る。うわあ、見事に深夜だ。
明日は振替休日だから夜更かしはしても大丈夫なのだろうが、なんとなく、嫌な気分になる。
普段なら、眠気を取り戻すついでの散歩目的に外に出るかどうかを悩む所だが……。
外では、絶好調に雨が降っている。これは、明日まで響く事だろう。
ではなくて、この中を歩いていくだなんて、冗談ではない。
……まあ、そんな冗談ではない事をしている人がいると言うのを、貴方は知っているのだが……。
貴方からすれば、このまま布団の中で眠気が戻ってくるを待っていたい。是非ともそうしたい。
貴方は
1、寝る
2、……外に出る
3、自由行動
↓2
386 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 22:23:54.51 ID:Qa2oRlvao
2
387 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 22:24:02.80 ID:rkPtvmtw0
2
388 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 22:28:27.98 ID:mrxclwiY0
別にいいのだけれど
>>289
「最初の種目は100m走。貴方は出場しないが、その手軽さから、誰か知り合いが出場しているかもしれない。
そう思って探すが……特にいなかった。」
男装は全く目立たなかった or 当日欠席?
389 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 22:34:04.65 ID:/VLxWvW/0
2、……外に出る
……貴方は、外に出てみる事にした。
本当はすごく嫌である。だって、夜。だって、雨。だって、闇。
本当は寝るべき深夜に、雨が降っていて変な化け物が出るかもしれない外に、どうして進んで出なければならないのだ?
馬鹿じゃないのかと。いや、もう、バカだと罵っても貶しても飽き足らない。そんな事しないけど。
……無知は罪と言うが、知り過ぎる事もまた罪なのだと、今更になって思い知る。
余計な事を知ったばかりに、貴方は余計な心配ばかりするのだから。
万が一というのが考えられる限り、貴方の不安は尽きない。
闇と戦っているどこかの誰かがピンチに陥る、的な……そんな万が一。
もし、それが本当になってしまった場合、それこそ、貴方の平和は崩れ去る。
ああもう、貴方の平和って一体何なのだ!
貴方の直感曰く、今日は何も無さそうだと言うが……不安な物は不安。
貴方は、念の為私服に着替えて、傘を持って外へ出た。
□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□
外では、どえらいくらいに雨が降っていた。地面に叩きつけられた雨粒が「バチバチ」と音を立てているのだ。
ああ、戻りたい。怠けた心と貴方の勘に従って、何も無いと考えてさっさと部屋に帰りたい。
貴方は
1、あっちに行く
2、こっちに行く
3、部屋に帰る
4、自由行動
↓2
390 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 22:35:24.95 ID:Qa2oRlvao
1
391 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 22:36:06.88 ID:rkPtvmtw0
1
392 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 22:42:59.69 ID:/VLxWvW/0
1、あっちに行く
貴方はあっちに行ってみる事にした。
適当に散歩していたが、特に何事も無く、結局寮の前に戻ってきてしまった。
……状況は何も変わらなかったが、先ほどと比べて、不安は薄れたような気がする。
雨の中とは言え、散歩が気分転換になったのだろうか。
もしくは、貴方の予想通り、元々今日は特に何も無かったのだろうか。
そうなると、貴方は完全に無駄足を踏んだわけなのだが……それは考えない事にしよう。
これ以上、こんな激しい雨の中にいるのはごめんだ。ちょっとだけ寒いし。
貴方は大人しく、部屋に戻る事にした。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は、私服から寝巻に着替えて、ベッドの中に潜り込む。
そして「これからは余計な心配だけはしないぞ」と心に深く刻んで、そのまま目を閉じ、眠りに落ちるのを待った。
393 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 22:43:35.76 ID:/VLxWvW/0
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/24・金)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/25・土)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/20・月)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/21・火)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/22・水)
↓2
394 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 22:44:12.37 ID:rkPtvmtw0
3
395 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 22:44:54.44 ID:Qa2oRlvao
3
396 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 22:47:06.50 ID:/VLxWvW/0
3番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
397 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/05(火) 22:51:26.14 ID:/VLxWvW/0
お疲れさまでした。
途中のアレ、すみませんでした。以降はこんな事が無いよう、気を付けます。
一週目には無かった振替休日ですが、一昨日に初めて「運動会って振替休日あったじゃん!」と気付きました。
厳密に言うと、土日のどちらかを潰した場合、ですね。と言う事で、明日の月曜日はおやすみ扱いです。
次の再開は2月6日の21:00を予定しています。
それではみなさま、お休みなさいませ。
398 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/05(火) 22:52:05.68 ID:Qa2oRlvao
乙
399 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/06(水) 01:47:38.73 ID:Lo2EVhWn0
先週最初から読み始めてやっと追いついた・・・・
400 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 19:38:03.09 ID:bhXE1yv30
>>399
よくもまあこんなへんぴなスレに目を付けて見るに堪えないレスに付き合ったものです。
なんのおもてなしもできませんがとりあえず天気判定でもどうぞ。
と言う事で、直後のレスで天気判定
401 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 19:51:57.21 ID:8/7MpQLSO
HAHAHA
402 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 21:00:29.37 ID:bhXE1yv30
予定した時間になりました。
ゲームを再開します。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/24・金)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/25・土)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/26・日)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/21・火)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/22・水)
データがセーブされています。
最後にセーブしたデータの続きから始めますか?
また、思い出の部屋に行く事ができます。
思い出の部屋に行きますか?
↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先
403 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 21:03:43.28 ID:TzYfik/Y0
始める
404 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 21:05:35.43 ID:8/7MpQLSO
ハラショー
405 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 21:06:21.55 ID:K4WBxJFD0
始める
406 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 21:08:01.49 ID:bhXE1yv30
始める2始めない0:思い出の部屋0:ありがとうございます1
前回の続きから再開します。
3番のデータを読み込んでいます。
読み込みが完了しました。
3番のデータを再開します。
407 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 21:08:44.13 ID:bhXE1yv30
□―――――□
|貴方の部屋| 5/27(月)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
うん、いい天気だ。
貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。
今日は月曜日だが、体育祭が土曜日あったため、振替休日となっている。
そんなわけで、貴方は休日同様自由に行動する事ができる。
体の調子は、すっかり元通りと言って差し支えないだろう。
元々それほど悪くは無かったし、貴方は何かと回復が早い方だ。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。
貴方は
1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、寝る
7、自由行動
↓2
408 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 21:10:03.87 ID:K4WBxJFD0
1
409 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 21:12:56.50 ID:6En/vXD4o
1
410 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 21:16:43.82 ID:bhXE1yv30
1、食堂に行く
貴方は食堂に行く事にした。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
今日の食堂は、休日であるにも関わらずいつもより人が多いように思えた。
今日は月曜日、本来なら学校がある日と言う事で、勘違いして焦っちゃった生徒もいるようだ。
来てしまったものは仕方ないとして、大人しく朝食を食べているもちらほらと窺える。
朝食を取りに行った貴方は
直後のレスのコンマで判定
23478…虚弱と愛 169…男装 50…誰とも会わなかった
411 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 21:17:35.50 ID:K4WBxJFD0
s
412 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 21:21:59.58 ID:bhXE1yv30
コンマ「0」
貴方は、誰とも会わなかった。
まあ、そんな時もある。貴方は一人で朝食を食べた。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋で過ごしていた貴方は、昼食の時間になった事に気付く。
食堂に行っても良いが……別に、お腹が空いているわけではない。
しかし、特別に用があるわけでもないし、気が向けば食堂に行っても良いだろう。
貴方は
1、部屋にいよう
2、他の人の部屋に行く
3、学生寮受付に行く
4、寝る
5、自由行動
↓2
413 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 21:23:00.04 ID:K4WBxJFD0
1
414 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 21:28:11.33 ID:TzYfik/Y0
4
415 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 21:34:42.23 ID:bhXE1yv30
4、寝る
貴方は、少し昼寝する事にした。
やる事も無いし、折角の休日なのだから、ゆっくり過ごしても良いだろう。
と言う事で、貴方はベッドに横になり、そのまま目を瞑る。
暫くそうしている内に、貴方はいつの間にか、意識を失うように眠っていた。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
夕暮れ頃に目を覚まし、部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ夕食の時間になる事に気付いた。
お腹は空いたような気がするが、そんなに必要としていないような気もするし……。
まあ、何をしても大丈夫だろう。大丈夫なだけで、できるのならゆっくり過ごしたい。
貴方は
1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、寝る
6、自由行動
↓2
416 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 21:35:41.29 ID:K4WBxJFD0
1
417 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 21:45:29.92 ID:bhXE1yv30
10分経過したので
>>416
で進行します。
418 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 21:48:20.91 ID:bhXE1yv30
1、食堂に行く
貴方は食堂に行く事にした。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
休日と言っても、流石に夜ともなれば食堂に来る生徒は多いらしい。
中には未だ疲れが取れていない生徒もいるようだが、明日になれば調子も取り戻すだろう。
まあ、貴方には関係の無い事だ。夕食を取りに行った貴方は
直後のレスのコンマで判定
579…虚弱 168…愛 234…男装 0…誰とも会わなかった
419 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 21:49:14.83 ID:K4WBxJFD0
s
420 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 21:57:04.41 ID:bhXE1yv30
コンマ「3」
貴方は、先に夕食を食べている男装を発見した。いつも通り、取り巻きに囲まれている。
プライベートなど完全に失せている状態でも、にこやかな笑顔を浮かべる。
その様子には、もはやある種の優雅ささえ窺える。
せっかくなので話しかけようかとも思ったが……周囲には、取り巻きが多すぎる。
貴方が割って入る隙間は無さそうだし、そうしてまで男装と話そうとは思わない。
男装に対して急ぎの用は思い当たらないし、話したい事があれば後日、男装を訪ねればよいだろう。
と言う事で、貴方は無理をせず、一人で夕食を食べた。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。
そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。
421 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 21:58:31.69 ID:bhXE1yv30
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
深夜。貴方は、ふと目を覚ました。
やっぱり、夜中に起きるのが習慣付いてしまっているのだろうか……なんだか、やだ。
今日は雨が降っていないから、別に外に出る事に対しての抵抗は無い。
しかし明日は学校なので、今日は十分な睡眠が欲しい所である。昼間に十分に取ったと言うのは、言わないお約束。
これと言って貴方の直感もうんともすんとも言わないし、このまま眠り続けるのが特だろう。
さて、貴方は
1、寝る
2、外に出る
3、自由行動
↓2
422 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 21:59:40.54 ID:K4WBxJFD0
2
423 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 22:01:11.44 ID:TzYfik/Y0
2
424 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 22:07:53.96 ID:bhXE1yv30
2、外に出る
貴方は外に出る事にした。
貴方の直感がなんとも言わなくとも、何かあるかも知れない。
まあ、こう言う考え方をした時、特に何も無いのがいつもの事である。
貴方としては何も無い方が良いので、文句はないが……。
□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□
とりあえず、寮を出た貴方。夏を控えた夜ではあるが、少し肌寒く感じる。
昼間との温度差があり過ぎる所為だろう。
今日の夜空は、雲が少ない。欠けた月が良く見える。
だからって、なんともないのだけれど。
貴方は
1、あっちに行こう
2、こっちに行こう
3、部屋に帰る
4、自由行動
↓2
425 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 22:08:43.76 ID:K4WBxJFD0
2
426 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 22:14:31.97 ID:TzYfik/Y0
2
427 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 22:18:53.90 ID:bhXE1yv30
2、こっちに行こう
貴方はこっちの方に行く事にした。
暫く散歩してみたが、特に何事も無く寮の前に戻ってきてしまった。
最近、なんとなく運が悪いような気がする。
虚弱が散歩していたり、どっかで闇と戦っている人がいたり、むしろ深夜の方が誰かと会い安いと思うのだが……。
まあ、タイミングが悪いと言う事もあるだろう。
会ったところで、どうせ何も話さないまま別れるのだろうし……。
そんな事を思いながら、貴方は自分の部屋に戻った。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は、あくびをしながらベッドの中に潜り込む。
そのまま目を閉じ、眠りに落ちるのを待った。
428 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/06(水) 22:19:51.63 ID:bhXE1yv30
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/24・金)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/25・土)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/26・日)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/21・火)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/22・水)
↓2
429 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 22:20:24.25 ID:K4WBxJFD0
4
430 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 22:22:50.05 ID:TzYfik/Y0
4
431 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 22:25:01.11 ID:bhXE1yv30
4番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
ゲームを続行しますか?
続行するのならば、安価先のレスで天気判定を行います。(五分経過まで)
↓3
432 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 22:26:14.45 ID:K4WBxJFD0
続行
433 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 22:26:26.53 ID:TzYfik/Y0
続行する
434 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 22:33:00.45 ID:8/7MpQLSO
続行ヤッチマイナー
435 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 22:34:37.03 ID:bhXE1yv30
5分経過時に安価先にレスが無かったので、今日はここで終了とします。
お疲れさまでした。
流石に↓3はやりすぎでした。でも、↓2でやって続行したとして、そうなるとまた凄く時間が掛かったと思います。
と言うか、最近本当に重いですね。嫌ですね。重いのはこちらだけなのでしょうかね。
そんな事はおいといて、次の再開は2月7日の21:00を予定しています。
それではみなさま、お休みなさいませ。
436 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 22:36:03.53 ID:bhXE1yv30
と、思ったらありました。おかしいですね、確認した時にはなかったのですが。
やっぱり、ゲームを続行します。
437 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 22:37:42.53 ID:bhXE1yv30
□―――――□
|貴方の部屋| 6/28(火)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
うん、いい天気だ。
貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由はない。
貴方は
1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動
↓2
438 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 22:39:03.70 ID:8/7MpQLSO
2
439 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 22:39:20.10 ID:K4WBxJFD0
2
440 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 22:50:47.84 ID:bhXE1yv30
今確認したら、主人公って25日からずっと生理である設定のはずでした。すっかり忘れていました。
図らずもそんなに問題は無かったのですが、忘れていたのは問題です。本当にごめんなさい。
で、本題はここからで、今更ながら主人公がアレだと言う事にして、改めて選択肢を選んでもらいたいと言う事です。
一応、今日がアレ最終日と言う事になっています。以下、修正です。他の人の部屋に行けなくなっているのは仕様です。
貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。
今日で、貴方のアレだと言う設定は終了する。
貴方の元々の生活が、なんと言うかテンションが低めなので、苦労はしなかったが……。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方はアレである設定なので、無闇な行動は控えるべきか。
貴方は
1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、先に校舎に行く
4、自由行動
↓2
441 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 22:52:13.22 ID:K4WBxJFD0
1
442 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 22:52:28.00 ID:8/7MpQLSO
1
443 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 22:54:46.90 ID:bhXE1yv30
1、食堂に行く
貴方は食堂に行く事にした。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
食堂はいつも通り、様々な顔色の生徒でごった返していた。
殆どの生徒は体育祭の疲れも取れた様子で、誰も彼もが調子を取り戻したと言う感じ。
そんな中、貴方は
直後のレスのコンマで判定
25…虚弱 678…愛 19…男装 340…誰とも会わなかった
444 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 22:55:25.43 ID:K4WBxJFD0
s
445 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 23:03:51.54 ID:bhXE1yv30
コンマ「3」
貴方は、誰とも会わなかった。
会わなかったというより、誤魔化すのが面倒だから知り合いと会わないよう避けていたと言うのが正しいのだが……。
貴方はほっとしつつ、一人で朝食を食べた。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は、鞄を持って校舎に向かおうとしたところで、少し考える。
貴方がアレと言う事は、そろそろ虚弱もアレの時期である。たぶん。
先月がそうだったから、個人差と言う事で貴方との差を勘定に含めても、虚弱も恐らく……。
とすると、先月の様子から考えて、きっと虚弱は普段よりも苦しんでいる事だろう。
加えて今日は良い天気。虚弱を始末するつもり満々である。
まあ、まだまだ虚弱がアレで無い可能性もあるが……。
遅刻覚悟で迎えに行くべきだろうか。いくら虚弱でも、弱っている時に貴方の善意を無碍にはするまい。
しかしそうすると、問題があったりなかったり。
貴方だってアレと言う事で、あまりばたばた動き回ると怪しまれる。かもしれない。
あまりに大きな遅刻をすると、後々の行動に響くかもしれない。
色々考えた結果、貴方は
1、普通に校舎に向かう
2、虚弱を迎えに行く
3、自由行動
↓2
446 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 23:04:29.38 ID:8/7MpQLSO
1
447 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 23:04:35.35 ID:K4WBxJFD0
2
448 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 23:16:39.68 ID:bhXE1yv30
2、虚弱を迎えに行く
貴方は虚弱を迎えに行く事にした。
その他諸々の危険性と、虚弱を見捨てる罪悪感を天秤にかけると……どうしても、虚弱の方が重くなってしまう。
いやまあ虚弱を見捨てると言うか、貴方にそんな義務は無いのだから見捨てるという言葉には語弊があって……。
別に何も考えていないわけではない。危険性と言うのも、あまりにも「多少」すぎる。
ばれるかもしれないと言うのなら、貴方がばれないように努めれば良いわけで。
それくらいならカバーできそうだと思ったからこその判断である。
貴方のいつもの直感も、それほど文句を言っていない。問題は無いだろう。
と言う事で、貴方は鞄を持って虚弱の部屋に向かった。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
虚弱の部屋の前に着いた貴方は、扉を軽くノックして反応を待つ。
いくらなんでも、未だ食堂から部屋に戻っていない、なんて事はあるまい。
暫くして、部屋の扉がいつも以上にのんびり開き、いつも以上に具合が悪そうな虚弱が姿を現した。
虚弱「……うー……?」
もはや何かを話す余裕さえ無いらしい。目の下には、クマらしきものが見える。
そんなに体にとって毒か、太陽。毒なのだろう、太陽。
貴方「おはようございます。大丈夫ですか?」
虚弱「…………あうー……」
どうやら、駄目らしい。なんと言ったのかは分からないが、見りゃ分かる。
貴方「一緒に行きましょう。置いていく方が心配ですから」
虚弱「…………うん」
暫く黙り、虚弱はこくりと頷いた。
案外、すんなりと説得に成功したものだ。強引に善意を押し付ければ、説得も楽なような気がする。
善意の押し付けなど貴方の趣味ではないから、絶対にしないが。
とにかく、貴方は虚弱と一緒に登校する事にした。
□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□
貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?
虚弱は具合が悪いので、あまり話せそうにはないが……。
1、自由行動
2、やめておこう
↓2
449 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 23:17:25.47 ID:8/7MpQLSO
何か自分にできる事はないか
450 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 23:18:05.33 ID:K4WBxJFD0
↑
451 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 23:29:45.94 ID:bhXE1yv30
1、自由行動「何か自分にできる事はないか」
虚弱「うー……」
虚弱はいつも以上にぐったりした様子で、普段以上におぼつかない足取りで、貴方と並んで校舎に向かう。
もうすっかり慣れた物と思っていたが……やはり、この姿は心苦しい物がある。
怠惰な貴方の中にある正義感とでも言うべき親切心が、何か助けになれないものかと考える。
貴方「大丈夫ですか? 何か、私にできる事はありませんか?」
そして、遂には尋ねてしまう。こう言う行動をする時、貴方は本当にバカなんじゃないかと思う。
誰かを助けようとする時、何をしたら良いかなんて自分で考えるべきではないだろうか。
その上、相手は虚弱だ。「あまり話せそうな様子ではない」虚弱が相手なのに、わざわざ話し掛ける。
そう考えると、貴方は親切心でできたバカなんじゃないかと、本当に思う。
他人を罵るのは苦手だし嫌いな貴方だが、自分自身はいくらでも罵れる。
まあ、考え方を変えよう。自分で考えた結果、下手な真似をするくらいだったら、確認する方がまだマシだと。
さて、貴方の質問に対し、虚弱は……首を振って答えた。
貴方にできる事はない、と言う事だろう。認めたくない無力感を教えられてしまった。
確かに、貴方にできる事など何一つないだろう。だって、貴方は虚弱の助けになれないのだから。
だったら何ができる? せいぜい、こうして周囲に生徒がいないくらいに遅い時間になっても付き添ってやる事くらいだ。
貴方は今、それをしている。それで充分ではないか。いや、これ以上すれば、それはただのお節介になりかねない。
やり過ぎ注意。そう言う事だ。
歯痒いが……仕方が無い。
これ以上話しかけるのは、やめておいた方が良いだろう。
貴方は虚弱と一緒に登校した。
452 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 23:38:12.14 ID:bhXE1yv30
□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□
校舎に到着し、貴方と虚弱は真っ直ぐ保健室に向かう。
貴方と虚弱が保健室に着いた頃、既に一時限目は始まっていた事だろう。ものの見事に遅刻した。
貴方は虚弱の代わりに、保健の先生に事情を説明した後、虚弱をベッドに寝かせる。
虚弱「……ありがと……」
貴方「どういたしまして」
本当は、もう少し頼って欲しい。正直、自分は頼りないわけではないだろうと自負している。
もし、もしである。貴方と虚弱が、なんの気兼ねもしなくていい仲だったとしたら。
今朝思った「自分は何もできない」のような、遠慮染みた判断なんてしないだろう。
そうできないのは……虚弱が今一歩踏み込んでくれないからか、貴方が踏み込まないからか。
虚弱が貴方に一歩踏み出す時、それは、虚弱自身がノスフェラトゥだと告白した時か。
貴方が虚弱に一歩踏み出す時、それは、貴方が『醜い肉塊』だと告白した時か。
それとも、男だと告白した時か。それとも……更に先が、あるのだろうか。
貴方「ゆっくり、してください……」
虚弱「…………ん」
虚弱の鳴くような返事を聞いた後、貴方は保健室を後にし、急いで教室に向かった。
遅刻は免れなかったが、あまり怒られなかったのはラッキーだったと言えよう。
453 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 23:40:52.78 ID:bhXE1yv30
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
お昼休み。生徒たちは昼食を求めて食堂に向かう。
そうでない生徒も多く、晴れの日と言う事で、その殆どは広場に行く生徒だと思われる。
貴方は一応アレの設定なので、無闇に歩き回る事はできない。
昼食を食べに行くくらいは……大丈夫だろうか?
貴方自身、そんなにお腹が空いているわけではないのだが、それはそれ。
貴方は
1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、自由行動
↓2
454 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 23:41:32.41 ID:K4WBxJFD0
1
455 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 23:53:59.11 ID:bhXE1yv30
10分経過したので
>>454
で進行します。
と言うか、
>>431
から↓3のレスって普通に5分オーバーしていますね。なんで見間違えたんでしょうね。
最近色々あったから頭がイカレポンチになっているせいでしょうか。
始めてしまったものは仕方ありませんが、あと二回くらい10分経過が云々って言うのになったら、中断します。
456 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/06(水) 23:57:49.82 ID:bhXE1yv30
1、食堂に行く
貴方は食堂に行く事にした。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 食堂|
□――――――――□
貴方が食堂に着いた時、食堂には思ったより生徒がいなかった。
やはり、校舎の外に出る生徒もそれなりに多いのだろう。
貴方は適当に商品を注文し、空いている席を探す。
直後のレスのコンマで判定
234…男装発見 678…鉢巻発見 1590…席見っけ
457 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/06(水) 23:58:24.78 ID:K4WBxJFD0
s
458 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/07(木) 00:05:06.05 ID:gQbatP/N0
コンマ「8」
貴方は遠くに、鉢巻を発見した。
頭に鉢巻きを巻いた生徒なんて一人しかいないだろうし、印象的だから忘れられない。
どうやら友人と昼食を食べているようだが……なんかものすごくがっついて食べている。
一気に口に突っ込んで、両頬に溜めて、見るからに美味しそうに食べている。
……まあ、だから何だと言う話だ。
鉢巻は貴方の事を知らないのだから、話しかけられても困るだろう。
それに、友人が一緒にいるのならば、貴方に居場所は無いだろう。
加えて、くどいようだが、貴方はアレ。あまり他人と話さない方が良い。
異常の理由から、貴方は再び、空いている席の捜索を始めた。
もし鉢巻と話したければ、まず彼女と会う事から始めなければならないだろう。
とりあえず、お昼休みは食堂にいる……かもしれないと言う事が判明した。
その後、貴方は空いている席を発見し、一人で昼食を食べた。
459 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/07(木) 00:08:07.25 ID:gQbatP/N0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
休み時間。貴方は教室で過ごしていた。
と言っても、何もできないのだから仕方が無い。
下手に何かをして、気付かぬ内にボロが出たら笑いの種にもならない。
こうしてぐったりした様子を装って過ごすのが一番とは限らないが、他にどうすればいいのか分からないのも事実。
まあ、どうしても何かをしたいと言うのならば、やっても良いのかもしれないが……。
貴方は
1、自由行動
2、このまま過ごす
↓2
460 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/07(木) 00:08:36.56 ID:6bQd/3KSO
考え事してる
461 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/07(木) 00:08:45.10 ID:WUeBcjn20
2
462 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/07(木) 00:14:17.90 ID:gQbatP/N0
2、このまま過ごす
貴方は特に何もせず、このまま教室で過ごした。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
放課後。生徒たちは寮に帰ったり、所属する部活動に向かったり、友人とおしゃべりなり何なりして時間を潰したり。
如何にも放課後の穏やかな時間における青春と言う感じ。
帰る準備をしながら、貴方はこれからどうしようかを考える。
アレだという事を考えると、真っ直ぐ寮に帰るのが無難だろうか。
その後は余計な真似もせず、明日が来るのを待った方が良いだろう。
体育祭の練習から解放されたと言うのに、また別の事に気を使わなければならないとは……。
貴方の運命と言うのは、常に何かしらに振り回されているように感じる。
貴方は
1、寮に帰る
2、保健室に寄る
3、広場に寄る
4、自由行動
↓2
463 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/07(木) 00:15:02.15 ID:WUeBcjn20
2
464 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/07(木) 00:17:38.81 ID:6bQd/3KSO
2
465 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/07(木) 00:29:33.37 ID:gQbatP/N0
2、保健室に寄る
貴方は保健室に寄る事にした。
保健室ならば、アレな貴方が寄り道しても何の問題も無い。むしろ、正しい事と言える。
なんて、そう言い訳しつつ、貴方は鞄を持って保健室に向かった。
□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□
保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に用を伝える。
どうやら虚弱はベッドで横になっているらしい。
先生が聞いた話によると、今日は少し遅く帰るとかなんとか言っていたらしい。
そこまで具合が悪いのだろうか。先月なんて参考にならないじゃないか。
そんな事を思いながら、貴方は考える。
貴方に与えられた選択は三つくらい。
一つ。Uターンして寮に帰る。無難。
二つ。ちょっと様子を見る。様子を見るだけで、何もでき無さそう。
三つ。虚弱が帰るまで一緒にいる。やっても良いけど、虚弱がなんと言うか。
さて、貴方は
1、帰る
2、ちょっと様子を窺う
3、付き添う
4、自由行動
↓2
466 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/07(木) 00:30:55.95 ID:WUeBcjn20
2
467 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/07(木) 00:38:43.73 ID:ZLsH/QP/0
2
468 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/07(木) 00:44:40.78 ID:gQbatP/N0
2、ちょっと様子を窺う
貴方はちょっとだけ様子を窺う事にした。
一言先生に断りを入れてから、虚弱が使用しているベッドに向かい、閉じられたカーテンを少しめくる。
今朝と殆ど変わらず、胸の上で両手を組んで虚弱は横たわっていた。
今は目を覚ましているのだろう。放課後になってまで眠っていた事など、今まで無かったと思う。
貴方には気付いていない……とは思う。
とりあえず、こうしている限りは、それほど具合が悪そうには見えない。
少なくとも、日が暮れる前には寮に帰る事だろう。
さて……虚弱の様子も窺った事だし、貴方は何もできないのだからさっさと退散しよう。
歯痒い事には歯痒いが、何もできないのは事実なのだから諦めるしかない。
貴方は保健室を後にして、寮に帰った。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は鞄を置き、ベッドに倒れ込んだ。
そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。
469 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/07(木) 00:45:23.64 ID:gQbatP/N0
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/24・金)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/25・土)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/26・日)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/27・月)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/22・水)
↓2
470 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/07(木) 00:45:55.36 ID:6bQd/3KSO
ksk
471 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/07(木) 00:47:33.83 ID:ZLsH/QP/0
5
472 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/07(木) 00:50:00.79 ID:gQbatP/N0
5番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
473 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/07(木) 00:52:21.77 ID:gQbatP/N0
お疲れさまでした。
なんかもう駄目駄目ですね。前からですが。最近は極めて駄目な気がします。
でも、思い返すとどっこいどっこいな気もします。どうしようもありませんね。
さて、既に言っていますが、次の再開は2月7日の21:00を予定しています。念の為、もう一度言っておきます。
それではみなさま、お休みなさいませ。
474 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/07(木) 00:55:27.92 ID:ZLsH/QP/0
夜遅くまでお疲れ様でした
475 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/07(木) 21:41:07.18 ID:gQbatP/N0
こんばんは、そしてすみません、今日は再開できなさそうです。
明日の21:00に、今度こそ再開したいと思います。すみませんが、お願いします。
476 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 19:47:42.14 ID:vc1opJfJ0
直後のレスで天気判定
477 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 19:50:04.66 ID:rje5WPASO
スラッシュ
478 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 21:00:07.34 ID:vc1opJfJ0
予定した時間になりました。
ゲームを再開します。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/24・金)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/25・土)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/26・日)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/27・月)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/28・火)
データがセーブされています。
最後にセーブしたデータの続きから始めますか?
また、思い出の部屋に行く事ができます。
思い出の部屋に行きますか?
↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先
479 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 21:00:39.91 ID:zzIhmZY30
始める
480 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 21:01:03.02 ID:rje5WPASO
テトロドキシン
481 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 21:05:29.85 ID:ba/Yw7CH0
始める
482 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 21:06:58.09 ID:vc1opJfJ0
始める2:始めない0:思い出の部屋0:毒には気を付けましょう1
前回の続きから再開します。
5番のデータを読み込んでいます。
読み込みが完了しました。
5番のデータを再開します。
483 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 21:07:39.90 ID:vc1opJfJ0
□―――――□
|貴方の部屋| 6/29(水)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
うん、いい天気だ。
貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由は無い。
貴方は
1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動
↓2
484 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 21:08:00.08 ID:zzIhmZY30
2
485 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 21:14:24.52 ID:ba/Yw7CH0
2
486 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 21:21:21.69 ID:vc1opJfJ0
2、虚弱の部屋に行く
貴方は虚弱の部屋に行く事にした。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。
暫くして、扉はゆっくりと開き、ぐったりした様子の虚弱が姿を現す。
虚弱「……――……さん…………」
貴方「おはようございます。ご飯、食べられますか?」
虚弱は上目がちに貴方をじっと見つめ、やがて頷いて答えた。
貴方「じゃあ、一緒に行きましょう? 大丈夫ですか?」
虚弱「…………だいじょぶじゃなーい……」
結構、余裕がありそうである。
そんな虚弱の様子に貴方はちょっとだけ笑いつつ、虚弱を支えながら一緒に食堂に向かった。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?
もっとも、今の虚弱には、あまり話す余裕がなさそうだが。
1、自由行動
2、やめておく
↓2
487 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 21:21:46.82 ID:zzIhmZY30
2
488 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 21:23:13.17 ID:rje5WPASO
2
489 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 21:31:49.08 ID:vc1opJfJ0
2、やめておく
まあ、話すのは止めておくべきだろう。だってほら、貴方の隣にいるのはこんなにぐったりした人なのだし。
見ると、箸で掬う分のご飯が、いつにも増して少ない。味がするのか疑問に思うくらい少ない。
こうして様子を見る事ができただけ、良しとしよう。
貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 階段|
□,――――――――――□
貴方「本当に、大丈夫ですか? 今日は、休んだ方が……」
虚弱「…………行く……」
一旦部屋に戻る途中の階段で、貴方は虚弱を見ながら考えていた。
この人を放っておきたくない。貴方の厄介な親切心が、ドでかい花火のように炸裂する。
虚弱は今まで一人でこの問題を解決してきた。たぶん、貴方は必要ないのだ。
貴方がいてもいなくても、それほど変わりはない。それは間違いないだろう。
だからと言って放っておいて良いとは限らない。いや、そんな事は許されない。
昨日のように、誘ってしまえば良いのだ。断る隙も与えず、ごり押しで。
でもそんな事をすると、これから毎朝迎えに行かなければならないような気がする。
虚弱はそんな事を求めていないだろうが、貴方の気分として。
どうしよう。貴方は、虚弱に付き添って行くべきだろうか?
そうした場合、間違いなく遅刻するだろう。ああ、また怒られる。
貴方は
1、「今日も一緒に行こう」
2、……やめておこう
3、自由行動
↓2
490 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 21:32:58.63 ID:zzIhmZY30
1
491 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 21:37:22.48 ID:vc1opJfJ0
すみません、22:10まで中断させてください。次の安価から再開します。安価下
492 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 21:38:14.47 ID:rje5WPASO
もうずっと一緒にいこう
493 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 21:38:16.45 ID:djDmzBE9o
1
494 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 22:16:59.81 ID:vc1opJfJ0
3、自由行動「もうずっと一緒にいこう」
……置いて行くより、ずっと良い。そうに違いない。
貴方「虚弱さん」
貴方はいつに無く、真剣な声音で虚弱を呼ぶ。
虚弱「…………なに?」
首を傾げ、虚弱は貴方を見つめ返す。
貴方「色々考えましたが……決めました。やっぱり、虚弱さんを放っておくとはできないみたいです」
貴方「ずっと、一緒に行きましょう。そうした方が、私の気分も楽です」
虚弱は、ひたすらに貴方に迷惑をかけたくないと考えている。それを利用すれば良い。
虚弱に断られる方が迷惑である事を主張すれば良いのだ、こんな感じに。
貴方に迷惑をかけるだろう。だから断る。しかしそれは貴方の心に不安を生む。
それらを考えに考え、虚弱は……。
虚弱「…………今日みたいな日だけ、お願い……」
そう、妥協した。
少し物足りない。しかし、十分だ。
貴方「分かりました。不肖私、頑張ります……なんて」
そんな感じで、貴方は虚弱と一緒に登校する事に決まった。
きっと、虚弱の具合が悪い時は、虚弱から誘ってくる事だろう。貴方はそれに従えば良い。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は、鞄を持って虚弱の部屋に向かった。
どうにか粘って、虚弱の部屋に迎えに行く、まで約束を押し込んだ。やればできる物である。
虚弱の部屋は一階下。降りる過程なら、どうせ変わらない。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
虚弱の部屋の前に着いた貴方は、扉を軽くノックする。
少しして扉が開き、虚弱が姿を現した。一日に二度も見る事になるとは思わなかった。
貴方「お待たせしました」
虚弱「…………待ってない」
貴方「そうですか? だったら、良かった」
虚弱「…………行こ」
虚弱はふらふらとしながら貴方に近付き、貴方の手を取って握る。
たったそれだけの一連の行為に、無駄にどきりとしてしまったのは、何故だろうか。
貴方「……はい」
貴方は虚弱と一緒に校舎に向かった。
□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
まあ、今の虚弱に話しかけるのは、可哀想と言うものかもしれないが……。
1、自由行動
2、やめておこう
↓2
495 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 22:17:21.79 ID:zzIhmZY30
2
496 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 22:18:01.30 ID:djDmzBE9o
2
497 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 22:24:09.96 ID:vc1opJfJ0
2、やめておこう
いや、やめておこう。急ぎの用というわけでもなし、虚弱が回復してからでも問題はないだろう。
その虚弱が回復する頃、と言うのは、要するに来週の事だという事は考えないようにする。
貴方は虚弱と一緒に登校した。
□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□
校舎に到着するなり、貴方と虚弱は保健室に向かう。
保健室に着いた貴方は、保健の先生に事情を簡単に説明しつつ虚弱をベッドに連れていく。
*「まあ……朝っぱらから手を繋いで登校なんて、お熱い事ねー」
手を繋いでいる事をそんな風に茶化された事は気にせず、貴方は虚弱をベッドに寝かせる。
貴方「じゃあ、ゆっくりしてください……」
虚弱「うん…………あり、がと……」
貴方「どういたしまして」
繋いだ手を、名残惜しくも離して、貴方は保健室を後にした。
498 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 22:26:51.26 ID:vc1opJfJ0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
お昼休み。生徒たちは昼食を求めて食堂に向かい、遊びを求めて他の所に向かい、用事があるから教室を離れる。
そんな生徒たちの様子を眺めつつ、貴方はこれからどうしようかを考える。
今の貴方に、これと言って用事は無い。自由に行動して大丈夫だろう。
貴方は
1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、屋上に行く
4、自由行動
↓2
499 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 22:27:18.46 ID:zzIhmZY30
2
500 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 22:31:24.54 ID:rje5WPASO
3
501 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 22:42:21.32 ID:vc1opJfJ0
3、屋上に行く
貴方は屋上に行く事にした。
□――――――――□
|学院校舎外 ・ 屋上|
□――――――――□
屋上には、それなりに生徒がいた。学年を問わず、屋上で過ごす生徒は多いらしい。
空からは、容赦無しに太陽からの熱線が浴びせられている。赤外線はお肌の大敵だと言うのに、良くやるものだ。
貴方からすれば、屋上にはあまり良い印象が無い。それは、どっかの誰かの所為なのだろうか。
ついでに言うと、そのどっかの誰かは、相変わらず銀色のチェーンを腰に提げ、腕に包帯を巻き……。
……ついでに、片足にギプスを嵌めて、杖で体を支えてフェンス越しに学院敷地を見下ろしていた。
邪推するまでもない。また怪我をしたらしい。
「一撃でも食らったら死亡じゃないのか」なんて思いながら貴方は頭に手をやって、大きな溜め息を吐いた。
周囲は、あまり気にしていないようだ。気にした方が負け、と言うかなんと言うか。
……貴方は
1、銀鎖に話しかける
2、教室に戻る
3、自由行動
↓2
502 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 22:44:07.62 ID:rje5WPASO
1
503 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 22:44:09.07 ID:zzIhmZY30
2
504 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 22:50:46.85 ID:vc1opJfJ0
2、教室に戻る
貴方は銀鎖に見つかる前に、教室に帰る事にした。
彼女の事は、嫌いではない。ただ、厄介だと心の奥底から思う。
まあ、彼女も彼女で、きっと貴方に話しかけようとは思うまい。貴方とは違い、なんだか毛嫌いしているようだから。
少し、嫌な関係だ。改善できたら良いのだが……。
なんて、無駄にそう考えてしまうのは、貴方の悪い癖だろう、たぶん。
貴方は逃げるように屋上を立ち去り、教室に戻ってそこで過ごした。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
休み時間。貴方は、教室で過ごしていた。
なんたって、やる事が無い。いやまあ、貴方としてはそちらの方が嬉しい。
退屈な事が嫌いなわけではないので、このまま過ごしても良いのだが……。
貴方は
1、自由行動
2、このまま過ごす
↓2
505 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 22:51:36.96 ID:zzIhmZY30
2
506 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 22:51:40.59 ID:rje5WPASO
勉強する
507 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 22:57:15.51 ID:vc1opJfJ0
1、自由行動「勉強する」
貴方は、ちょっとだけ勉強する事にした。
十分足らずの勉強で何の足しになるものかとも思うが、勉強の場合はやらないよりマシである。
問題はなんの勉強をするかであるが……次の授業の予習でもするのが妥当だろう。
と言う事で、貴方は次の授業の予習をして過ごした。
少しだけ頭が良くなった……気がする?
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
放課後。生徒たちは寮に帰る。部活に向かう。用がある所に行く。自由に過ごす。
などなど、それぞれ別々に放課後を過ごしていた。
帰る準備をしながら、貴方はこれから何をしようか考える。
今の貴方に、これと言った用事は無い。体育祭が終わったので、練習から解放されるのは非常に嬉しい。
寮に帰っても良いし、用があるのならば校舎に居残っても良い。
貴方としては、真っ直ぐ寮に帰りたいものだが……。
貴方は
1、寮に帰る
2、保健室に行く
3、世界「愛」クラブに行く
4、自由行動
↓2
508 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 22:57:57.57 ID:rje5WPASO
3
509 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 22:58:08.77 ID:zzIhmZY30
2
510 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 23:04:40.70 ID:vc1opJfJ0
2、保健室に行く
貴方は保健室に行く事にした。
□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□
保健室に着いた貴方は、保健の先生に軽く用を伝える。
虚弱はベッドから起き上がり、今から下校しようとしていた所らしい。
まさかこの調子で、どこかへ寄り道なんてしないだろう。
貴方「気分はどうですか、虚弱さん?」
貴方は虚弱に近寄りつつ、そう尋ねる。
虚弱「…………わるい……」
虚弱は貴方を見上げて、首を傾げる。
虚弱「…………どうしたの?」
何の用か、と尋ねているらしい。
貴方は
1、自由行動
2、特に理由は無い
↓2
511 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 23:06:17.93 ID:zzIhmZY30
2
512 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 23:15:05.97 ID:vc1opJfJ0
10分経過したので
>>511
で進行します。
513 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 23:22:15.26 ID:vc1opJfJ0
2、特に理由は無い
貴方「いえ、まあ……特に用は無いのですが……」
虚弱「ふーん…………」
貴方「虚弱さんは、今から帰るんですか?」
虚弱「ううん……もう少し、ここにいる……」
貴方「そうですか……。一人で帰れますか?」
虚弱「…………子供じゃない……」
虚弱は頬を膨らませていじけた素振りを見せる。
その姿を微笑ましく思いながら、貴方は虚弱を宥め、保健室を後にした。
欲を言えば虚弱と一緒に帰りたかったが……まあ、仕方あるまい。
貴方は一人で下校した。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は鞄を置き、ベッドに倒れ込んだ。
そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。
514 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 23:22:51.83 ID:vc1opJfJ0
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/24・金)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/25・土)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/26・日)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/27・月)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/28・火)
↓2
515 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 23:23:40.89 ID:zzIhmZY30
1
516 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 23:26:40.91 ID:ba/Yw7CH0
1
お疲れ様でした
517 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/08(金) 23:27:24.02 ID:zzIhmZY30
ステータス
518 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 23:28:00.69 ID:vc1opJfJ0
1番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
519 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 23:28:37.53 ID:vc1opJfJ0
お疲れさまでした。
次の再開は2月9日の21:00を予定しています。
それではみなさま、お休みなさいませ。
520 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/08(金) 23:44:07.82 ID:vc1opJfJ0
失礼しました、見落としていました。コマンド確認「ステータス」
□―《ステータス画面》――――――――――――
|
| 名前:―― ――(貴方) / 現在:6/29(水)
|
| 性格:温和・怠惰 / 誕生日:8月13日
│
│ 肉 体 …[■|■|■|■| | ]
│ 知 識 …[■|■|■|■|■| ]
│ 技 術 …[■|□| | | | ]
│ 第六感 …[■|■|■|■|■| ]
│
│ 特殊設定:『超能力・心』『異形の子』
│
│
│ [虚 弱]…感情【33/50】【好き】[Birth: 7/24]
│
│ [ 愛 ]…感情【14/50】【友好】[Birth:10/17]
│
│ [鉢 巻]…感情【6/50】【未確認】
│
│ [ close! ]…感情【???】【???】
│
│ [銀 鎖]…感情【14/50】【友好】
│
│ [男 装]…感情【13/50】【友好】
│
□────────────―――──――─‐
521 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/08(金) 23:52:16.65 ID:vc1opJfJ0
ちょうど良いので説明させていただきます。
技術レベルの所に付いている白い四角がありますよね?
↓これ
技 術 …[■|□| | | | ]
これは以前に説明した「限り上昇」の表示です。現在「絵を書く事に限り技術レベルを2とする」状態になっております。
他にいくつか「限り上昇」になった場合、技術レベル自体が上昇する時があります。頑張るかどうかは、みなさまにお任せします。
以上で説明を終わります。
522 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 02:05:57.46 ID:UIUdrs690
1週目の今頃は主人公が眼鏡と一緒に期末テスト(7/11〜7/14)の勉強をしていたけど
主人公の知識レベルだと無勉強でも余裕ですか?
虚弱の誕生日が近いから、欲しい物も、プレゼント買う店の場所も調べなきゃいけない上に、テスト勉強は少し忙しいかも
523 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/09(土) 16:27:40.91 ID:8ixv20Er0
>>522
仕様上では余裕とは言い切れません。
コンマを使用し、そこに補正を加算する事になっていますから。ぶっちゃけ補正ありきです。
一応、知識レベル分の補正を前以って言いますと、知識レベル補正「+20」の÷2と言う事で、コンマに+10しか加算されません。
と言う事で、勉強はしておいた方が良いでしょう。仕様上。
と言うか、そう言えば期末テストなんてものがありましたね……。すっかり忘れていました。
見直したらちゃんと「6/28(火)にテスト宣告」って書いてあったし……もう、なんかもう最近アレ過ぎて駄目ですね。
下手にクールを気取ろうとしたら駄目な部分だけ残ったと言うか……。
524 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/09(土) 16:42:59.84 ID:8ixv20Er0
へこむのは後回しにして、久々のシステムマジックでどうにかします。
本来テスト期間の宣告をされるはずだった6/28(火)から6/29(水)まで、勉強可能だと判断できる時間を抽出します。
その中から、望む時間を選択してください。選択された時間を、勉強したと言う扱いに変更します。
【注!】その場合、そうする事によって上昇・減少した感情値は、変動する前の数値に戻ります。
以下の中から、望む変更点を選択してください。
尚、
>>507
で行われていた「勉強する」自由行動は、学力補正+1とします。
1、6/28(火)・昼(
>>456
) 感情値の変動:無し。ただし鉢巻の「居場所」の情報を消失。 得る学力補正:+2
2、6/28(火)・放課後(
>>462
) 感情値の変動:無し。ただし遠い目で見れば有り。 得る学力補正:+4
3、6/29(水)・昼(
>>498
) 感情値の変動:無し。ただし銀鎖の「怪我」の情報を消失。 得る学力補正:+2
4、6/29(水)・放課後(507) 感情値の変動:無し。ただし遠い目で見れば有り。 得る学力補正+4
5、不要
↓1〜3 21:30まで募集します。空白は「5、不要」扱いとします。
525 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 16:44:30.37 ID:8ixv20Er0
sage外すの忘れていました。もう本当に、重ね重ねすみません。このレスから見て↓1〜3でお願いします。
526 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 16:56:45.08 ID:aghEQSOH0
5
527 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 17:24:58.19 ID:UIUdrs690
1
528 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 17:26:37.85 ID:nq3kXhLSO
4
529 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/09(土) 17:32:24.80 ID:8ixv20Er0
了解しました、今からそのように書き変えます。お騒がせしてすみませんでした。
真面目にやろうとすればするほど駄目になるって、完全にドツボに嵌っていますね。
530 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/09(土) 17:54:07.24 ID:8ixv20Er0
念の為、変更した部分を貼っておきます。
>>453
の所。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
お昼休み。生徒たちは昼食を求めて食堂に向かう。
そうでない生徒も多く、晴れの日と言う事で、その殆どは広場に行く生徒だと思われる。
貴方は一応アレの設定なので、無闇に歩き回る事はできない。
昼食を食べに行くくらいは……大丈夫だろうか?
貴方自身、そんなにお腹が空いているわけではないのだが、それはそれ。
そう言えば、今朝のホームルームで、期末テストが二週間ほど先に控えている事を告げられたらしい。
その証拠に、自分の成績に不安を感じている貴方のクラスメイトは、教室に残って勉強をしている。
貴方は遅刻をしたので知らなかったが……まあ、貴方の学力であれば、勉強しなくても大丈夫だろう。
……と言うのは怠惰な部分が露骨に出ているだけで、実際は不安だらけである。
不足しているとは言えないが、充分とも言えない。基本的に、これからは勉強した方が良いだろう。
続いて
>>456
の所。
3、自由行動「勉強」
貴方は早速、勉強する事にした。不安は予め解消しておくに限る。
と言うか、期末テストと言う事は、一つでも落としたら補習があると言う事ではないか。
冗談ではない。努力を怠った結果、更なる努力を必要とされるのなら、最初から一定数努力した方が良いに決まっている
そんなわけで、貴方はお昼休みを使ってテストに備えて勉強を始めた。
【!】貴方の学力が上がった。0+2=2。現在学力補正「2」
531 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/09(土) 17:58:18.30 ID:8ixv20Er0
>>507
のところ。どうでもいいところですが、テスト勉強に変更しました。
1、自由行動「勉強する」
貴方は、ちょっとだけ勉強する事にした。
十分足らずの勉強で何の足しになるものかとも思うが、勉強の場合はやらないよりマシである。
問題はなんの勉強をするかであるが……テストに出そうな問題でもやるのが妥当だろう。
と言う事で、貴方はテストに備えて勉強して過ごした。
【!】貴方の学力が上がった。2+1=3。現在学力補正「+3」
同じく
>>507
のところ。
5、自由行動「寮に帰って勉強」
貴方は寮に帰る事にした。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻ってきた貴方は、予定通りテストに備えて勉強する事にした。
正直、乗り気ではないが……やらなくてテストを一つでも落としたら、馬鹿である。
補習なんて事になれば、夏休みを潰される事間違い無し。
せっかく、憂いなくのんびり過ごせる期間を、補習なんて無粋な物で潰されて堪るか。
と言う事で、貴方は鞄から必要な道具を取り出し、テーブルに広げる。
どの教科から手を付けるかが問題だが……まあ、適当に選んでゆけば良いだろう。
貴方は勉強をして過ごした。
【!】貴方の学力が上がった。3+4=7。現在学力補正「+7」
勉強が一段落ついたところで、貴方は休憩のために椅子を離れ、ベッドに倒れ込む。
そのまま目を瞑り、今日一日を振り返った。
532 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/09(土) 18:00:01.59 ID:8ixv20Er0
以上で、修正を終わります。本当に申し訳ありませんでした。
それとは別に、ついでに直後のレスで天気判定
533 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 18:29:12.10 ID:2Yd4WJXIO
ほい
534 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 21:00:30.55 ID:8ixv20Er0
予定した時間になりました。
ゲームを再開します。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/29・水)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/25・土)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/26・日)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/27・月)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/28・火)
データがセーブされています。
最後にセーブしたデータの続きから始めますか?
また、思い出の部屋に行く事ができます。
思い出の部屋に行きますか?
↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先
535 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 21:02:20.81 ID:Yi99MsVe0
始める
536 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 21:05:08.45 ID:nq3kXhLSO
羽曳野市
537 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 21:07:01.47 ID:UIUdrs690
始める
538 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 21:07:51.26 ID:8ixv20Er0
始める2:始めない0:思い出の部屋0:その他1
前回の続きから再開します。
1番のデータを読み込んでいます。
読み込みが完了しました。
1番のデータを再開します。
539 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 21:08:52.10 ID:8ixv20Er0
□―――――□
|貴方の部屋| 6/30(木)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。
貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、雨が降っている事も合わせて、今の貴方にそうする理由はない。
貴方は
1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動
↓2
540 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 21:09:19.57 ID:Yi99MsVe0
2
541 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 21:09:43.93 ID:nq3kXhLSO
2
542 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 21:14:51.07 ID:8ixv20Er0
2、虚弱の部屋に行く
貴方は虚弱の部屋に行く事にした。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。
暫くして、部屋の扉がゆっくりと開き、虚弱が姿を現した。
虚弱「…………おはよー……」
貴方「はい。おはようございます」
今日もまだ、虚弱の具合は悪いらしい。この様子では、今日も貴方は付き添う事になるだろう。
もちろん、そうする事に文句など無い。と言うか、貴方が提案した話なのだから、文句を言えるわけが無い。
貴方「ご飯、食べられますか?」
虚弱「うー……」
変に唸って、虚弱は頷く。
貴方「じゃあ、行きましょう」
貴方は虚弱を支えつつ、一緒に食堂に向かった。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
もっとも、今の虚弱には、あまり話す余裕がなさそうだが。
1、自由行動
2、やめておく
↓2
543 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 21:15:41.28 ID:Yi99MsVe0
2
544 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 21:19:59.15 ID:nq3kXhLSO
おぶった方がよかったりする?
545 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 21:27:58.73 ID:8ixv20Er0
1、自由行動「おぶった方がよかったりする?」
貴方「今日、一緒に行きますか……?」
虚弱「……うん……」
どうやら、今日は一緒に行くらしい。と言う事は……。
貴方「そうですか……。おぶった方が、良いですか?」
虚弱をおぶさると言うのは、いつぞやを思い出す。
あの時は確か……あの時も、虚弱がアレの時か。
虚弱「……………………むう」
虚弱「……お願い、していい?」
随分長く悩んだ末に、虚弱は、首を傾げて貴方に尋ねた。
貴方「がってんです。任せてください」
虚弱「ひひ……――さんタクシー再びだ……」
貴方「無料サービスですから、専用車ですね」
そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。
546 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 21:36:00.30 ID:8ixv20Er0
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
一度部屋に戻った貴方は、鞄を持ってもう一度虚弱の部屋に向かう。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
虚弱の部屋の前に着いた貴方は、扉を軽くノックしてそのまま待機する。
暫くして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現す。
……と思いきや、バランスを崩したのか、そのまま貴方の方へと倒れてきた。
貴方「おっと」
すかさず虚弱の体を受け止めて、支える。
今まで軽い軽いと何度も言っていたが、唐突に支えなければならないとなると、やはり人並みの重さを感じる。
人並みの重さ。人と同じ生命の塊。ふと、そんな事を考えてしまった。
貴方は頭を振って、そんな考えを散らす。
貴方「大丈夫ですか?」
虚弱「むふー…………」
ああ、分かった。これはわざとだ。
虚弱は貴方の腰に腕を回して抱き付き、甘えるように顔を埋める。
貴方「あー、もう……びっくりしたじゃないですか」
虚弱「へへへ……」
貴方「もう。さ、行きましょう。これ以上遅刻したら、怒られちゃいますから」
虚弱「おー…………」
貴方は虚弱と一緒に校舎に向かった。
□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□
貴方は虚弱を背負いながら、校舎に向かう。
そんな姿を見た周囲の生徒は、何やらひそひそと話している。
そう言えば……この学院の生徒は、どこぞの先輩のおかげで、女性同士の「お付き合い」に敏感になっているようだ。
貴方と虚弱が、そういう風に噂されなければ良いが……。
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
まあ、今の虚弱に話しかけるのは、可哀想と言うものかもしれないが……。
むしろ、何か話していた方が、気分が紛らわせるかもしれない。
1、自由行動
2、やめておこう
↓2
547 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 21:37:18.80 ID:Yi99MsVe0
2
548 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/09(土) 21:43:29.37 ID:1zyZ7kHE0
れっつぱーりー
549 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/09(土) 21:44:17.16 ID:1zyZ7kHE0
ミス 安価2
550 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 21:53:23.13 ID:8ixv20Er0
2、やめておこう
……いや、やめておこう。貴方は虚弱をおぶって行く事だけに集中すれば良い。
貴方は虚弱と一緒に校舎に向かった。
□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□
校舎に着くなり、貴方は虚弱をおぶったまま保健室に向かう。
保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に事情を説明する。
*「……なんか、日に日に進展していくわね、あなたたち……」
そんな事を言われたが、貴方は気にしない。空いているベッドに向かい、そこに虚弱を寝かせる。
貴方「じゃあ、私は行きますね」
虚弱「うん…………頑張ってね」
貴方「……はい。そうします」
虚弱に言われては、頑張らずにはいられない。
貴方は珍しく気合いを入れて、保健室を後にした。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
貴方が教室に着いた時、教室には既に生徒の殆どが登校してきていた。
今日は貴方が虚弱を背負って言ったので、遅刻を免れたらしい……これからずっと、そうすれば良いのではなかろうか?
まあ、それは虚弱の気分次第である。貴方は自分の席に着き、鞄を置く。
そのまま、ホームルームが始まるのを待った。
551 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 21:58:00.88 ID:8ixv20Er0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□――――――――□
休み時間。貴方は、教室で過ごしていた。
なんたって、やる事が無いのだから仕方が無い。そう言う言いわけがあると、非常に楽でいい。
そう言えば、貴方は何かやりたい事でもあっただろうか……?
貴方は
1、自由行動
2、特にないや
↓2
552 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 21:59:11.78 ID:nq3kXhLSO
購買で何か暇潰しになるもの買ってこよう
553 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 22:00:07.27 ID:Yi99MsVe0
勉強
554 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 22:04:55.46 ID:8ixv20Er0
1、自由行動「勉強」
勉強。そう、勉強だ。貴方は勉強をしなければならない。
なぜって、夏休みを押し潰すだろう補習を回避する為だ。
十分足らずの勉強では何の足しにもならないだろうが、やらないよりましである。
貴方は休み時間を使って、ちょっとだけ勉強して過ごした。
【!】貴方の学力が上がった。7+1=8。現在学力補正「+8」
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
お昼休み。生徒たちは食堂に向かったり、他いろいろしたり。
今日は雨が降っている。外に行けない分だけ、食堂に向かう生徒は多いだろう。
今の貴方に、これと言って用事は無い。自由に過ごしても大丈夫だろう。
と言っても、外に行くのだけは個人的な理由でお断りしたい。
貴方は
1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、勉強する
4、自由行動
↓2
555 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 22:06:04.21 ID:nq3kXhLSO
軽食で済ませて勉強
556 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 22:07:35.87 ID:Yi99MsVe0
↑
557 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 22:13:59.24 ID:8ixv20Er0
1、自由行動「軽食で済ませて勉強」
まあ、腹が減っては何とやら。小腹が空いてきたような気もするし、ちょっとくらいお腹に入れておこう。
その後、時間があれば、テスト勉強に時間を費やす。
ちょっと効率が悪いような気もするが……まあ、どうにでもなろう。
昼食をちょっと食べた貴方は、教室に戻ってちょっとだけ勉強した。
【!】貴方の学力が上がった。8+1=9。現在学力補正「+9」
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
休み時間。貴方は、教室でのんびり過ごしていた。
雨の所為か、今日はぐったりしたい気分である。
そう言えば、貴方はなにかやりたい事があっただろうか……って、さっきもそんな事を考えたような気がする。
貴方は
1、自由行動
2、特にないや
↓2
558 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 22:14:53.39 ID:Yi99MsVe0
2
559 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 22:20:01.91 ID:nq3kXhLSO
仕方ない、勉強しよう
560 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 22:20:32.36 ID:Whiy7TRIo
1 図書館へ行く
561 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 22:26:54.44 ID:8ixv20Er0
1、自由行動「仕方ない、勉強しよう」
仕方ない、勉強しよう。
……この思考、なにかデジャブを感じると思ったら、絵だ。
休み時間にする事が、絵の練習から勉強に変わっただけ。
貴方は、自分で思っていた以上に単純な人間なのかもしれない。
なんて、そんな事を思いつつ、貴方は勉強して休み時間を過ごした。
【!】貴方の学力が上がった。9+1=10。現在学力補正「+10」
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
放課後。生徒たちは寮に帰ったり、部活に向かったり、各々自分の用事や勝手に沿って行動している。
帰る準備をしながら、貴方はこれからどうしようかを考える。
テスト勉強のために、真っ直ぐ寮に帰るべきだろうか?
貴方は
1、寮に帰る
2、保健室に寄る
3、世界「愛」クラブに行く
4、自由行動
↓2
562 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 22:27:11.12 ID:Yi99MsVe0
2
563 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 22:28:12.28 ID:Whiy7TRIo
3
564 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 22:35:45.90 ID:8ixv20Er0
3、世界「愛」クラブに行く
貴方は世界「愛」クラブに行く事にした。
□――――――――――――――□
|学院校舎内・世界「愛」クラブ部室|
□――――――――――――――□
部室前に着いた貴方は、部屋の電気が点けられているのを確認してから、扉を軽くノックする。
愛「はい、どーぞ」
愛ののんびりした声を聞き、貴方は扉を開けて部屋に入る。
貴方「お邪魔します」
愛「おや、――さんですか。どうも、こんにちは」
おやまあ、愛の髪の毛は今日もまた炸裂していらっしゃる。
なんとなく控えめに見えるので、今日も先輩が髪を梳かしに来たのだろう。
貴方「はい、こんにちは」
愛「どうぞ、座ってください。今、お茶を用意します」
貴方「いえ、お構いなく」
愛「さて、今日はどんな御用ですか?」
愛は急須から湯呑にお茶を注ぎつつ、貴方に尋ねる。
貴方は今日、どんな用が有ってここに来ただろう?
1、自由行動
2、特に理由は無い
↓2
565 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 22:36:12.28 ID:Yi99MsVe0
2
566 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 22:36:36.17 ID:nq3kXhLSO
一日体験入部してみたい
567 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 22:58:16.25 ID:8ixv20Er0
1、自由行動「一日体験入部してみたい」
貴方「いえ、一日だけ、体験入部をしてみたいと思いまして」
貴方は椅子に腰掛けつつ、愛にそんな提案をしてみる。
愛「そうですかー? 別に構わないのですが、何分この部はなにもしないものですからー……」
愛「恐らく、一日体験入部だけでは、一日を無為に過ごすだけだと思いますよ?」
愛「まあ、のんびり過ごせると言えばそうなのですがねー」
愛「それでも構わないと言うのでしたら、どうぞご自由に」
貴方「で、では、お言葉に甘えて」
貴方は、世界「愛」クラブに一日だけ体験入部する事にした。
……と言う事になってから、一時間は過ぎただろうか。
愛も、貴方も、特に何をする事も無く、何を話す事も無く、のんびりお茶を啜っているだけ。
これで良いのか? これで部活の体を成しているのか? そんなわけがない。
大体、愛を求めているのではないのか? 愛についての話はしないのか?
愛「あ、おかわりしますか?」
貴方「あ、頂きます」
……まあ、あまりにも居心地が良いので、馴染んでしまっている貴方も貴方なのだが……。
貴方は
1、自由行動
2、……まあ、いっか
↓2
568 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 22:58:45.43 ID:Yi99MsVe0
2
569 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 23:00:00.73 ID:nq3kXhLSO
あの、愛について語るとか、紙にしたためてみるとか、こう…活動!みたいなのはしないんですか?
570 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 23:07:37.84 ID:8ixv20Er0
1、自由行動「あの、愛について語るとか、紙にしたためてみるとか、こう…活動!みたいなのはしないんですか?」
貴方「あの……この状況に馴染んでしまっている分際で非常に言い辛い事なのですが……」
愛「はい、どうぞ?」
貴方「その……愛について語るとか、なんと言うか、紙にしたためてみるとか……」
貴方「活動らしい活動と言いますか、そう言うのは、しないんですか?」
貴方は堪らず、尋ねてしまった。だって、これが本当に部活動なのか、疑わしいにも程がある。
こんな部活の設立が認められて、尚且つこうして続いているその事実が、貴方の常識を大幅に狂わせるのだ。
愛「……では、尋ねます。貴方にとって、愛とはなんですか?」
愛はきっと、貴方を見つめている事だろう。
髪の毛に遮られて分からないが、視線を感じる。
いやに鋭く、いやに鈍く、いやに優しく、いやに恐ろしい。
そんな、混沌とした眼差しを、感じる。
貴方は
1、自由行動
2、「……分からない」
↓2
571 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 23:08:55.76 ID:Yi99MsVe0
2
572 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 23:10:53.49 ID:nq3kXhLSO
愛の種類によるが、広義では無償で何かを大切にする心だと思いますが
573 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 23:32:27.01 ID:8ixv20Er0
1、自由行動「愛の種類によるが、広義では無償で何かを大切にする心だと思いますが」
貴方「愛、と言う物には、幾つかに分類できると思います……」
貴方「その種類によりますが、深く考えずに言うと、広義では無償で何かを大切にする心だと思いますが……」
愛「なるほど、素晴らしい意見です。無償で無限、良い響きですね、私も好きですよ」
愛「では、広義ではそう言われている他に、一体どんな愛があるでしょう?」
愛「踏み躙る愛もありましょう。破壊する愛もありましょう。代償を求める愛もありましょう」
愛「おや、矛盾してしまいましたね。当然です、私は反対の事を言っただけですから」
愛「しかしそれらは確実に存在します。ええ、愛と呼ぶに相応しいほど、純粋にして衝動的です」
愛「このように……世界、人、それぞれの中に、いくらでも、無限に「愛」は存在します」
愛「決して相容れない、正反対のものもあります。そんな時、広義だとか狭義だとか、それこそ愛の無い話だと思いませんか?」
愛「耳あたりの良い話だけ受け入れるだなんて、それこそ愛の無い話だと……思いませんか?」
愛「このように、愛について語るのは、非常に難しい事なのです……」
愛「そして……これは持論なのですが、愛について知る場合は、語るよりも感じる方が効率的だと思うのです」
愛「このようにして……互いの時間を共有します。ほっこりします。それも愛です」
愛「つまり、こうしてただお茶を飲むだけでも、立派な活動なのでーす」
貴方「……小難しい事を言って、実はのんびりしたいだけなのではないのですか?」
愛「むっ、失敬な」
……愛は、話しあう事によって発生する争いを回避したいように見える。
悪い事ではない。ただ、互いに意見をぶつけ合う事で、新たな発見もあり得るだろう。
それを放棄して……愛が目指す真の愛が、見つかるものだろうか?
まあ、貴方としても、争いなんてまっぴらごめんである。
貴方「お茶を飲むだけと言うのには、賛同します」
愛「それが活動かと言ったら、甚だ疑問ですがねー」
ああ、自分で言ってしまったよ。
そんな感じで、貴方は愛と一緒に放課後を過ごした。
574 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 23:37:50.62 ID:8ixv20Er0
愛「おや、もうこんな時間ですか」
のんびりしていたと思いきや、愛は突然、ある一点を見てそう呟く。
まあ、どこを見ているかなんて、貴方にはまるで分からないのだが……。
たぶん、時計を見ているのだろう。示している時間は、19:00前。
愛「そろそろ、帰りましょう。遅くなると、大変です」
貴方「そうですね。雨も止みましたし」
愛「ああ、先に帰って結構ですよ。私は、まだ少しやる事があるので」
何もやらないと言うこの部で一体何をやると言うのだろう。
ポット片付けとか? ……まあ、所詮一日部員の貴方が首を突っ込む事ではないか。
貴方「そうですか。では、お先に失礼します」
愛「はい。また明日、会いましょう」
貴方「はい、さようなら」
貴方は世界「愛」クラブを後にし、寮に帰った。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
寮に帰った貴方は、傘を置き、鞄を置いて、ベッドに倒れ込む。
そのまま目を瞑り、今日一日を振り返った。
575 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 23:38:21.51 ID:8ixv20Er0
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/29・水)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/25・土)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/26・日)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/27・月)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/28・火)
↓2
576 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 23:40:08.48 ID:Yi99MsVe0
2
577 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 23:40:12.90 ID:UIUdrs690
2
578 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 23:41:29.29 ID:8ixv20Er0
2番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
579 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/09(土) 23:43:28.44 ID:8ixv20Er0
お疲れさまでした。
愛ちゃんの事を書くと毎回長引きます。だんだん自分でも何を言ってんだか分からなくなります。
「愛」についてと言うのは、システムさんには重すぎる命題なのかもしれません。やるんじゃなかったのかもしれません。
システムさん、復活します。クール気取ったら事故ばっか起きたので、あほらしくなりました。
さて次の再開ですが、一日空けて2月11日の21:00を予定しています。
それではみなさま、お休みなさいませ。
580 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/09(土) 23:44:34.68 ID:1zyZ7kHE0
乙ー
581 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/09(土) 23:48:12.91 ID:UIUdrs690
乙でした。
582 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 19:24:10.95 ID:nVQfQa7E0
こんばんは、システムさんです。
これを言うのも一週間ぶりですか。システムさんにとっては、やっぱりこれを言わないと始まった気がしませんね。
と言う事で早速直後のレスで天気判定
583 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 19:28:48.53 ID:9Na4ByxSO
バックギャモン
584 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 20:42:08.57 ID:+nSkrExA0
もうすぐ体育の授業が屋内プールになるけど、特殊テープって先輩にもらいに行かなきゃいけないんだっけ?
それとも自動で手に入る?
585 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 20:59:35.86 ID:nVQfQa7E0
おっと気付きましたね特殊テープ。
前以って言っちゃいますと、特殊テープ的な対策法は先輩ポジションの人が授けてくれます。
特にあの人、自分が体験者ですから……。
586 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 21:00:11.50 ID:nVQfQa7E0
予定した時間になりました。
ゲームを再開します。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/29・水)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/30・木)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/26・日)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/27・月)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/28・火)
データがセーブされています。
最後にセーブしたデータの続きから始めますか?
また、思い出の部屋に行く事ができます。
思い出の部屋に行きますか?
↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優
587 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 21:00:39.88 ID:0xkSNbzu0
始める
588 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 21:03:04.02 ID:4DAXwBnco
始める
589 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 21:03:36.33 ID:nVQfQa7E0
多数決なので決定しました。
前回の続きから再開します。
2番のデータを読み込んでいます。
読み込みが完了しました。
2番のデータを再開します。
590 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 21:04:04.60 ID:nVQfQa7E0
□―――――□
|貴方の部屋| 7/1(金)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
うん、いい天気だ。
貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由は無い。
貴方は
1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動
↓2
591 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 21:04:13.54 ID:0xkSNbzu0
2
592 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 21:06:21.05 ID:4DAXwBnco
3
593 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 21:06:21.97 ID:L0XhRkNIO
2
594 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 21:13:18.29 ID:nVQfQa7E0
3、男装の部屋に行く
貴方は男装の部屋に行く事にした。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・4階|
□,―――――――――□
とりあえず、貴方は男装の部屋の目前まで来たが……。
そこには、既に十人以上の生徒が待機していた。言わずもがな、男装の取り巻きである。
同じ二年生であるにも関わらずこれほどまでのファンを獲得しているのは、よく考えると恐ろしい事に思える。
男装のルックスから考えたならば、おかしい事ではないのだが、それにしても……。
それはさておき、この状況では、男装を尋ねるなんて不可能だろう。
可能不可能は考えなかったとしても、この集団の中に混ざり込み、視線を浴びつつ部屋の扉をノックするだけの度胸は、貴方にはない。
もとい、そうした場合の労力を考え、やろうと考える人間ではない。
非常に残念であるが……諦めるのが妥当だろう。
思えば、朝食の時間に男装と会えたとしても、一緒に過ごせない事が多いような気がする。
男装にも計画と言うのがあるだろうから、仕方ない事と言えば仕方ない事だろう。
もし、男装と話をしたければ、積極的に男装と関わる必要があるのかもしれない。
貴方は考えを改めつつ、一人で食堂に向かい、一人で朝食を食べた。
595 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 21:16:06.92 ID:nVQfQa7E0
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
一度部屋に戻った貴方は、鞄を持ち、校舎に向かおうとして、ちょっと考える。
虚弱の事、どうしよう。今朝は、虚弱とは会えなかったから、彼女の具合を知る事はできなかった。
虚弱を迎えに行くべきか、それとも余計な真似はしないべきか。
なんとなく、今日は一人で行かせても大丈夫な気がするが……。
貴方は
1、大丈夫だろう
2、心配だ
3、自由行動
↓2
596 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 21:16:48.56 ID:0xkSNbzu0
2
597 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 21:18:05.56 ID:4DAXwBnco
2
598 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 21:27:35.19 ID:nVQfQa7E0
2、心配だ
やっぱり、心配だ。貴方は虚弱の部屋に行く事にした。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。
虚弱の行動パターンからして、今頃はまだ部屋を出ていないはずだ。
暫くして、扉がゆっくりと開き、ぐったりした様子の虚弱が姿を現した。
虚弱「……おー……おはよう…………」
貴方「おはようございます。今日は、比較的調子が良さそうですね」
虚弱「うーん…………でも、だめ……」
貴方「だったら、一緒に行きますか?」
虚弱「…………うん、折角だから……」
せっかくだから、一緒に行くそうだ。
付き合わせるのが悪い、と考えている様子だった以前と比べると、またもや大進歩である。
慣れてしまえばなんとやら、なのだろうか。兎にも角にも、僥倖である。
貴方「ふふ。じゃあ、一緒に」
虚弱「んー……」
貴方は虚弱と一緒に登校する事にした。
□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
まあ、今の虚弱に話しかけるのは、可哀想と言うものかもしれないが……。
むしろ、何か話していた方が、気分が紛らわせるかもしれない。
1、自由行動
2、やめておこう
↓2
599 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 21:29:22.80 ID:0xkSNbzu0
2
600 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 21:34:42.47 ID:+nSkrExA0
ぬいぐるみとか好きですか?
601 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 21:46:31.90 ID:nVQfQa7E0
1、自由行動「ぬいぐるみとか好きですか?」
貴方「時に虚弱さん、たとえばぬいぐるみとか、好きですか?」
貴方は虚弱の気分を紛らわせようと、その上であまり負担にならなさそうな会話を振ってみる。
虚弱「ぬーいぐーるみーいぃ…………?」
貴方「ぬいぐるみです」
虚弱「うー……………………嫌いじゃない、かも?」
嫌いではない、と言う事は、正直言って好きでも無い、と言う事だ。
あまりにも短絡的かもしれない。虚弱は、答えを見つけるまで大分悩んだようだし。
虚弱「…………どちらかと言えば、好き」
やはり、そう言う認識らしい。
虚弱の誕生日はそろそろ近いが、もし虚弱にプレゼントをあげるとして、ぬいぐるみのチョイスは抜かした方が良いかもしれない。
たとえば、可愛らしいぬいぐるみを貰って喜ばない女の子はいないと思うが……。
他にプレゼントの候補が思い浮かばなかった時の、ベンチ入りと言う事にしておこう。
これ以上、虚弱と話すのは止めておこう。気分は誤魔化せただろうが、やはり辛そうだ。
貴方は虚弱と一緒に登校した。
□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□
校舎に着いた貴方と虚弱は、真っ直ぐ保健室に向かう。
保健室に着いた貴方は、保健の先生に軽く事情を説明する。
先生も貴方と虚弱のこれに慣れたようで、半分聞き流していた。
貴方は使用していないベッドに向かい、そこに虚弱を寝かせてやる。
貴方「よっ……と。では、私は教室に行きます」
虚弱「うん……ありがと」
貴方「どういたしまして」
貴方は一度、虚弱に微笑みかけ、急いで保健室を後にした。
遅刻したと言うのは、言うまでもない。
602 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 21:49:16.54 ID:nVQfQa7E0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
お昼休み。生徒たちは昼食を求めて食堂に向かう。
そう言えば、今日は金曜日、食堂では「週替わり定食」が販売されている。
それと合わせて、食堂に行く生徒は多いだろう。購入は諦めた方が良いかもしれない。
今の貴方に、これと言って予定はない。食堂に向かっても良いし、自由に過ごしても良い。
貴方は
1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、男装の所に行く
4、屋上に行く
5、自由行動
↓2
603 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 21:50:26.14 ID:0xkSNbzu0
2
604 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 21:53:07.78 ID:4DAXwBnco
4
605 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 22:00:50.87 ID:nVQfQa7E0
4、屋上に行く
貴方は屋上に行く事にした。
□――――――――□
|学院校舎外 ・ 屋上|
□――――――――□
屋上には、既にそれなりの数の生徒がいた。
各々、仲良しの生徒と一緒に屋上でお弁当を食べたり、会話に花を咲かせたり。
二人ほど、屋上から眼下を見下ろしている生徒もいる。
その内一人は……腰から銀色のチェーンを垂らし、腕に包帯を巻いている誰かさん。
今日は一体どんなファッションセンスで来たのだろう。左足をギプスで覆い、杖をついている。
……どうやら、怪我をしたらしい。「一撃もらったら死亡」じゃないのか。
しかも片足だなんて……戦闘では大きな障害となるだろう。
戦えないレベルではないのが、なんとなく嫌らしい。いっそ戦闘不能ならば、致し方無しと貴方が手を貸せるのに。
そんな事にもやもやしつつも、貴方は考える。
話しかけるべきだろうか……間違いなく、面倒だろう。それに、周囲には人が多い。
いくら銀鎖が日頃そう言う事を口走って呆れられているとは言え、やはり「夜」についての会話は、やめておくべきだろう。
貴方は
1、話しかける
2、やめておく
3、自由行動
↓2
606 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 22:01:48.08 ID:0xkSNbzu0
1
607 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 22:08:34.84 ID:+nSkrExA0
1
608 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 22:17:08.36 ID:nVQfQa7E0
1、話しかける
貴方は銀鎖に話しかける事にした。
貴方「ご機嫌如何ですか、銀鎖さん?」
真っ直ぐ銀鎖に向かい、その後ろから話しかける。
瞬間、周囲の空気が驚きの色に染まったような気がした。
銀鎖に話しかける人がいる、と言う事実に驚いたのだろう、たぶん。
銀鎖「……見ての通りですよ。脚をやられました」
銀鎖は振り向かず、貴方の問いに答える。
常々こう言う発言をしているようだから、ちゃんと相手が貴方だと分かっているのかどうかが、本当に不安である。
銀鎖「あなたはどうですか? ――せんぱい」
貴方「特に何も無く。普通ですよ。あとその「せんぱい」って呼び方はなんですか?」
銀鎖「そうですか。お望み通り平和を享受しているようで、何よりです」
随分、皮肉交じりに言ってくれる。まさか、銀鎖は貴方の事を憎んでいるのだろうか。
自分を越えるほどの戦う力を持っておきながら、平和を望み戦わない、そんな貴方に。
……そんなわけ、ないか。銀鎖は、それすらどうでも良いようだから。
貴方は銀鎖に、何か用があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
609 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 22:17:47.43 ID:0xkSNbzu0
2
610 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 22:20:04.31 ID:4DAXwBnco
1 その哀れな姿はどうしたんだ?
611 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 22:25:00.78 ID:+nSkrExA0
銀鎖を煽るためにわざわざ「屋上に行く」を選んだのかwwwwww
612 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 22:28:00.19 ID:nVQfQa7E0
1、自由行動「その哀れな姿はどうしたんだ?」
それにしても、無様と言うかなんと言うか……。哀れみすら覚えるほどである。
もちろん、そんな事、口が裂けても言えない。
脚をやられた深く理由を聞きたいが、やられたもんはやられたのである。
「闇に折られた」。それ以外の理由も、事実も、存在しないだろう。
それとも、どうやって脚を折られたのかを聞くのか? それこそ悪趣味と言うものだ。
貴方「次からは、気を付ける事ですね」
銀鎖「言われなくとも、そうします。こちらとしても不便ですからね」
その後、貴方は銀鎖を二言三言交わし、屋上を後にした。
613 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 22:36:36.07 ID:nVQfQa7E0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
休み時間。教室で過ごしていた貴方を訪ねる人物が一人。
先輩「――さん、少し、いいですか?」
他の誰でも無い、先輩である。
扱い的には学院のプリンス、唯一のカップルの片割れ。そんな人が、自分のクラスに訪れた。
それだけで、貴方のクラスはざわついた。
貴方「は、はい。なんでしょうか?」
その空気に触発されて、貴方も緊張する。
怠け者の貴方でも、空気を読む時は読むのである。
先輩「ええ。明日か明後日のお昼、私の部屋に来てもらっても良いですか?」
先輩の一言に、教室は更にざわついた。
それはさておき、貴方は考える。自分の部屋に招く、それほどの理由があるのだろう。
たとえば……「男」である事に関する話。言うなれば、先達からのアドバイスである。
それ以外の理由は……あまり考えたくないものだ。
明日か明後日ならば、貴方にこれと言っての用事はない。
申し出を受けても大丈夫だろう。
貴方は
1、明日のお昼に行く
2、明後日のお昼に行く
3、お断りする
4、自由行動
↓2
614 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 22:37:13.07 ID:0xkSNbzu0
1
615 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 22:37:27.55 ID:9Na4ByxSO
嬉しい!ありがとうございます!ダキッ
616 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 22:38:55.15 ID:4DAXwBnco
1
617 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 22:41:10.71 ID:nVQfQa7E0
嬉しくて抱きつくのは結構ですが選択肢にある通り時間を指定してくださいな。
有効でないわけではないですが選択肢的に困る選択がされました。
非常に残念な話ですが安価は無効となります。
この場合、安価下の
>>616
で進行します。
618 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 22:48:06.25 ID:nVQfQa7E0
1、明日のお昼に行く
貴方「わ、分かりました。では、明日のお昼に、お伺いします……」
先輩「ふふ、そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ。私の部屋……分かりますよね?」
貴方「はい……4031号室、ですよね?」
先輩「正解です。では、また明日。お待ちしています」
貴方「はい、また、明日……」
……妙に緊張してしまうのは、やはり、あの人が美人に分類される人だからだろうか。
男だと言う明確な証拠がない以上、貴方には女性としか認識できない。
そんな人に、部屋に招かれたら、どう思うだろう?
とにかく、貴方は明日、先輩の部屋に行く事になった。忘れずに、憶えておこう。
【!】7/2日のお昼に、先輩の部屋に行く事になりました。
*1「――さん! 先輩さんと、ど、ど、どう言う関係っ?」
*2「ただ事で無いのは火を見るより明らかです!」
*3「正直に吐くと、後が楽だよ! ね?」
……とりあえず、この状況をどうにかしなければなるまい。
貴方は一つ溜め息を吐き、懇々と説明して休み時間を潰した。
619 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 22:51:53.45 ID:nVQfQa7E0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
放課後。生徒たちは寮に帰ったり、部活に向かったり、広場で遊んだりと、各々自由に過ごしている。
帰る準備をしながら、貴方はこれからどうしようかを考える。
今の貴方に、これと言って特に予定はない。強いて言うとしたら、テストに備えて勉強するくらいか。
貴方は、成績は優秀だが、それでも十分とは言えない。油断大敵、勉強はしておくべきだろう。
何より、補修などと言う面倒な物で、夏休みが消えないために。
貴方は
1、寮に帰る
2、保健室に寄る
3、黒魔術研究会に寄る
4、自由行動
↓2
620 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 22:53:00.71 ID:9Na4ByxSO
3
621 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 22:53:06.52 ID:0xkSNbzu0
2
622 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 22:59:03.67 ID:nVQfQa7E0
2、保健室に寄る
貴方は保健室に寄る事にした。
□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□
保健室に着いた貴方は、虚弱の許へと向かう。
保健の先生は、席を外しているようだった。この時間にいないと言うのは、珍しい気がする。
他のベッドは使用されていないので、今は貴方と虚弱の二人きり、と言う事である。
虚弱は、ベッドに腰掛けるようにして座っていた。
しかし様子を見る限り、今すぐ帰ろうと言うつもりはないらしい。
虚弱「――さん……」
貴方「調子はどうですか、虚弱さん」
虚弱は首を横に振って答える。やはり、調子が悪いらしい。
もう少し校舎に残ってから、寮に帰るつもりなのだろう。
貴方「そうですか……」
時期的には、既に夏。太陽が沈むのも、遅れてくる頃だ。
虚弱にとっては、辛い時期なのかもしれない。
ここにいても、貴方には何もできなさそうだが……。
貴方は
1、自由行動
2、帰る
↓2
623 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 23:00:00.54 ID:0xkSNbzu0
趣味とか興味のあるものとか
624 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 23:00:19.68 ID:9Na4ByxSO
虚弱を待って一緒に帰る
625 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 23:09:32.04 ID:nVQfQa7E0
1、自由行動「虚弱を待って一緒に帰る」
まあ、考え方を変えれば良い。何もできないだけである。
逆に考えるのだ、何もする必要はないじゃないかと。
貴方「じゃあ、虚弱さんが良くなるまで、待ちます」
虚弱は顔を上げて、貴方を見つめる。その眼には、罪悪感がありありと浮かんでいた。
貴方「やっぱり一緒に帰りたいですから、私が。迷惑ですか?」
虚弱「迷惑じゃ……ない……」
貴方「よかった」
最近、気付いた事がある。虚弱は、「そうしたい」と言われると弱い。
責任は虚弱ではなく自分にあると、明確に言っている頼み事には、滅法弱い気がする。
根拠の無い推論ではあるが……心に留めておこう。
もちろん、それを悪用して虚弱の意思を無視するのはいけない事である。
虚弱の意思を汲んだ上で、その上で貴方は、どうするべきかを判断するのだ。
貴方「ちょっと、隣に失礼します」
虚弱「ん……」
虚弱が鳴くように答えるのを聞いて、貴方は虚弱の隣に腰掛ける。
さて……虚弱の気分が晴れるまで、何かしらをするべきだろうか?
もちろん、余計な真似はしないに限る。
貴方は
1、自由行動
2、やめておこう
↓2
626 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 23:10:03.05 ID:9Na4ByxSO
手を握る
627 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 23:10:19.79 ID:0xkSNbzu0
趣味とか興味のある物とか
628 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 23:20:23.40 ID:nVQfQa7E0
1、自由行動「趣味とか興味のある物とか」
貴方「虚弱さん、趣味とか興味がある物とかってありますか?」
虚弱「……趣味……?」
虚弱は首を傾げて、貴方を見つめる。
虚弱「…………前に、言わなかった、け……?」
そう聞かれて、貴方はどきりとする。そうだっただろうか。いや、貴方の記憶には、ない……。
何度思い出しても、そう。もしかしたら、どこかの会話の中で、知らない内に教えてもらっていたのかもしれない。
虚弱「ま、いーや……。……お散歩と、雲、見る事……」
その返答を聞いて、貴方はピンときた。その二つなら、確かに覚え事がある。
お散歩と言うのは、夜にする散歩の事だろう。これは聞いた事はないだろう。
しかし虚弱の行動とバックスクリーンから考えて、夜の散歩が趣味化している事は考えられない事ではない。
雲を見る事が好きだと言うのは、いつだったか聞いた事がある。あれはどんな時だっただろうか……?
虚弱「あとねー……きょーみ……きょーみ…………?」
興味、と言う問いの答えを捻りだすのに、随分苦労している。
虚弱「…………ごめんね、分からないや……」
貴方「いえ、大丈夫ですよ。知りたかっただけですから」
どうやら、今の虚弱には、これと言って興味があるものは無いらしい。
少し寂しい気もするが、誰だって何にも興味が無い時がある。そんなもんである。
貴方は虚弱と、そんな話をしながら放課後を過ごした。
629 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 23:34:08.62 ID:nVQfQa7E0
どれだけ時間を経っただろうか。夕焼けによって景色が赤く染まり始めた頃、虚弱は腰を上げた。
虚弱「……帰ろ?」
どうやら、具合が良くなったらしい。
確かに、ほんの少しだけ顔色が良くなったような気がする。
貴方「もう、大丈夫なんですか?」
虚弱「うん…………ちょっと、お腹痛い」
はにかみながら、虚弱は下腹部を摩る。
貴方「分かりました。だったら、早く帰らないといけませんね」
虚弱「……うん」
貴方と虚弱は、遅くならない内に保健室を後にした。
貴方は虚弱と一緒に帰った。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 階段|
□,――――――――――□
虚弱「じゃあ……ばいばい、――さん」
寮の階段にて、五階に到着した虚弱は、貴方にそう言った。
きょじゃくの部屋は五階、貴方の部屋は六階であるから、当然である。
貴方「はい、さようなら。気を付けてくださいね?」
虚弱「……すぐそこだから、大丈夫だよ……」
貴方「念の為、です」
虚弱「……今日は、ありがとう。朝、迎えに来てくれて……嬉しかった」
こうして相手を真正面に感謝する事に慣れていないのか、虚弱は恥ずかしそうに、もじもじしながらそう言った。
いじらしさを覚えるその姿は、貴方にも恥ずかしさを覚えさせる。
貴方「当然です。友達ですから」
虚弱「……また、ね」
貴方「はい。また、明日」
貴方は虚弱と別れ、部屋に戻った。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は、鞄を置いて、ベッドに倒れ込む。
……虚弱って、女の子としては可愛らしい部類だと思う。
身長は、正直言ってめちゃくちゃ高いけれど……そんな事は気にならないくらいに。
ところで、貴方のこの胸の高鳴りは、一体何なのだろう?
最近、虚弱と触れあう度に、こんな風になってしまう。
……深く、考えないようにしよう。貴方は目を閉じ、今日一日の事を振り返った。
630 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 23:35:09.17 ID:nVQfQa7E0
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/29・水)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/30・木)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/26・日)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/27・月)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/28・火)
↓2
631 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 23:35:17.44 ID:0xkSNbzu0
3
632 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/11(月) 23:36:57.66 ID:+nSkrExA0
3
ステータスお願いします
633 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 23:39:36.35 ID:nVQfQa7E0
コマンド確認「ステータス」
□―《ステータス画面》――――――――――――
|
| 名前:―― ――(貴方) / 現在:7/1(金)
|
| 性格:温和・怠惰 / 誕生日:8月13日
│
│ 肉 体 …[■|■|■|■| | ]
│ 知 識 …[■|■|■|■|■| ]
│ 技 術 …[■|□| | | | ]
│ 第六感 …[■|■|■|■|■| ]
│
│ 特殊設定:『超能力・心』『異形の子』
│
│
│ [虚 弱]…感情【34/50】【好き】[Birth: 7/24]
│
│ [ 愛 ]…感情【14/50】【友好】[Birth:10/17]
│
│ [鉢 巻]…感情【6/50】【未確認】
│
│ [ close! ]…感情【???】【???】
│
│ [銀 鎖]…感情【14/50】【友好】
│
│ [男 装]…感情【13/50】【友好】
|
□────────────―――──――─‐
付属情報
【!】現在学力補正「+9」
【!】7/2(土)のお昼に、先輩の部屋に行く。
634 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 23:40:59.00 ID:nVQfQa7E0
3番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
635 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/11(月) 23:43:01.99 ID:nVQfQa7E0
お疲れさまでした。
最後の方、なんか雑になっちゃいました。すみません。
次の再開は2月12日の21:00を予定してます。
それではみなさま、お休みなさいませ。
636 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 01:24:17.07 ID:lG27vwDr0
読み返してみたけど、虚弱の好きなものは
淹れたての、紅茶の香り。寝てる時間、夜。
好きな色はくらーい感じの、もやもやした青色
好きな動物はアルマジロ
好きな本は百万回生きたねこ
本当は、晴れてる日の雲を見るのが好き
星には興味なし(好きか嫌いで言えば好き)
音楽はあまり聞かない
百万回生きたねこの「ねこ」が好きなだけで、ふつうの猫は特に興味ない。
いったい何をプレゼントすればいいんだ…
637 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 19:47:26.09 ID:k8KfIqE50
あー……改めて考えると、情報が全然出ていませんね。意図的に出してないと言うのもあるのですが。
たしかにこの程度の情報では、何が欲しいのかまるでわかりませんね。
と言うか、よくもまとめてくれたものです。非常に分かりやすいですね、これ。
システムさんからしても、正直チェックするのが楽だから本当にありがたいです。
感謝ついでに、直後のレスで天気判定ほい
638 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 19:48:55.67 ID:UEhNnrB20
s
639 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 19:50:06.88 ID:0g4Pvp9SO
100万回生きたねこ
640 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 21:00:21.39 ID:k8KfIqE50
予定した時間になりました。
ゲームを再開します。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/29・水)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/30・木)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 1・金)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/27・月)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/28・火)
データがセーブされています。
最後にセーブしたデータの続きから始めますか?
また、思い出の部屋に行く事ができます。
思い出の部屋に行きますか?
↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先
641 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 21:00:36.49 ID:UEhNnrB20
始める
642 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 21:02:49.29 ID:bXvIhVm9o
始める
643 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 21:04:40.55 ID:k8KfIqE50
多数決なので決定しました。
前回の続きから再開します。
3番のデータを読み込んでいます。
読み込みが完了しました。
3番のデータを再開します。
644 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 21:05:30.26 ID:k8KfIqE50
□―――――□
|貴方の部屋| 7/2(土)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
うん、いい天気だ。
貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。
今日は休日だ。貴方は自由に行動する事ができる。
今日、貴方はお昼に、先輩の部屋に行く事になっている。
それまでは暇なので、忘れずに行動すれば問題はないだろう。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできる。
貴方は
1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、自由行動
↓2
645 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 21:06:11.01 ID:UEhNnrB20
1
646 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 21:06:52.21 ID:TJtZnKJ2o
1
647 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 21:09:39.46 ID:k8KfIqE50
1、食堂に行く
貴方は食堂に行く事にした。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
休日の食堂は、平日の朝よりも人が少なかった。
休日はゆっくりと寝たい人が多いのだろう。
朝食を取りに行った貴方は
直後のレスのコンマで判定
347…愛 169…男装 2580…誰とも会わなかった
648 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 21:10:07.61 ID:UEhNnrB20
s
649 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 21:16:29.37 ID:k8KfIqE50
コンマ「1」
貴方は、既に食事を始めていた男装を発見した。
相変わらず周囲に取り巻きは多いが、今日はいつもより少ない気がする。
今日なら話せそうだと、貴方は男装への接近を試みる。
貴方「おはようございます、男装さん」
男装「はは……ああ、――さん。はい、おはようございます」
貴方「お話し中、ごめんなさい。一緒に食べても、良いでしょうか?」
男装「もちろん! みなさんも、構わないね?」
*1「ええ、もちろんですとも!」
*2「どうぞ、こちらに座って!」
取り巻きは道を開き、貴方を空いている席へ導く……男装から遠い場所なのは、きっと意図的だろう。
貴方は苦笑いが浮かぶのを我慢しつつ、そこへ座る。
何はともあれ、貴方は男装とその他大勢と一緒に朝食を食べる事にした。
貴方は男装に、何か用があっただろうか?
取り巻きの妨害を受けなければ、きっと話す事ができるだろう。
貴方は
1、自由行動
2、特にない
↓2
650 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 21:19:17.46 ID:UEhNnrB20
友達にプレゼントを贈る時のアドバイスとか
651 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 21:19:32.34 ID:TJtZnKJ2o
↑
652 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 21:36:42.38 ID:k8KfIqE50
1、自由行動「友達にプレゼントを贈る時のアドバイスとか」
貴方は取り巻き連中の隙を突き、男装に話しかけた。
貴方「あの、男装さん」
男装「ん? なんでしょう、――さん?」
貴方「なんと言いますか、友達にプレゼントを贈りたいと思っているんです」
男装「プレゼント! あなたのような方から贈り物を貰えるなんて、その人はなんと羨ましい事でしょう」
貴方「それで……どうしたらいいのでしょう。そう言った事は、不慣れで……」
男装「ふむ……アドバイスが欲しいと言う事でしょうか?」
貴方は黙って頷いた。にこにこと笑う取り巻きたちの視線が嫌に痛い。
女性の扱いに慣れている男装ならば、なんかそう言った事にそれなりのセンスを持っていると期待しての質問だ。
男装「やはり、その人が欲しいと思うものを渡すのが一番ですが……」
男装「季節に合った物や、ちょっとしたお土産をあげるのも良いと思いますよ?」
男装「ちょっと危険ですが、手作りの物をプレゼントしても、場合によっては好印象でしょう」
男装「やはりプレゼントと言うからには、物の価値より籠められた気持ちが大事だと思います」
男装「気を付けるべきは、露骨に「好きな物はなに?」だとか、「趣味は?」と尋ねない事ですね」
男装「たとえば、誕生日が近付いてきているなら、本人はそれだけ意識してしまいます」
男装「変に期待されるのも、困りますからね」
男装「……お役に立てましたか?」
貴方「あ……は、はい。とても。ありがとうございました」
男装「よかった。頑張ってください」
男装は優しく微笑んで、再び取り巻きとの会話に花を咲かせた。
思いの外、男装は良いアドバイスをくれた。なるほど、季節の物やちょっとしたお土産か。
手先が恐ろしく不器用な貴方に、手作りの品などあり得ないが、それ以外は勉強になっただろう。
貴方は男装とその他諸々と一緒に朝食を食べた。
653 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 21:44:23.81 ID:k8KfIqE50
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋で過ごしていた貴方は、お昼頃になった事に気付く。
そう言えば、貴方はこの時間に、先輩の部屋に来るように言われているのだった。
少々面倒に思うが……無視して良い事は一つもない。
一応、上級生のお誘いであるわけだし。
貴方は念の為、もう少し待ってから、先輩の部屋に向かった。
□―――――――――,□
|三年生学生寮内・4階|
□,―――――――――□
先輩の部屋の前に着いた貴方は、緊張しつつ部屋の扉をノックする。
別の学年の寮と言うだけで緊張するのに、更に上級生の寮に一人突入である。緊張しない理由が無い。
少しして、部屋の扉が開き、先輩が姿を現した。
先輩「ああ、――さん。お待ちしていました」
先輩は柔らかく微笑み、貴方を迎える。
流石先達と言うべきか、周囲に人がいない時でも女らしさを忘れない。
こんな環境で過ごしていれば嫌でも女性らしさが身に染み付くと言う物なのだろうが、思わず感心してしまう。
先輩「どうぞ、入ってください」
貴方「はい……お、お邪魔します」
貴方は先輩の部屋にお邪魔した。
654 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 21:54:12.26 ID:k8KfIqE50
□―――――□
|先輩の部屋|
□―――――□
先輩「どうぞ、座ってください。コーヒー、飲めますか?」
貴方「あ、はい。飲めます……でなくて、お構いなくっ」
言いながら、貴方は先輩の言葉に従い、奥の方にある椅子に座る。
先輩の部屋は……正直に言うと、女性らしさの欠片もない部屋だった。
いや、女性らしさどころか、人間らしささえない。なんと言うか、寂しい部屋だった。
まるで、人の真似をしようとして、そのくせ不完全であるような、そんな……。
先輩「お待たせしました。どうぞ」
先輩の声で、貴方は考えを散らす。失礼な事は、考えない方が良い。
先輩は貴方の前に、小さなコーヒーカップを差し出す。芳ばしい香りが、貴方の鼻を刺激した。
貴方「これ……良いコーヒーですね?」
先輩「ああ、分かりますか?」
貴方「はい。私も、少し嗜んでいますから……頂きます」
先輩「はい、どうぞ」
先輩の断りも得て、貴方はちみっと、コーヒーを口に流し込み、味わう。
貴方「……美味しい」
先輩「良かったです」
貴方はもう一口飲んで、もう一度、今度は深く味わう。
……正直、飲んだ事もない味だ。まあ、貴方がコーヒーを淹れるのがドヘタクソなのも原因だが。
655 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 22:08:18.25 ID:k8KfIqE50
そうして、コーヒーについて暫く話した後、貴方は本題に入る。決してコーヒーの美味しさについ忘れてなどいない、決してない。
貴方「ところで……今日、どうして私を……?」
先輩「ええ。そろそろ、プールの授業が始まるでしょう?」
そう言えば、そんな物もあった。この学校は、プール開きが随分遅いのだと思ったものだ。
先輩「正直に言ってしまうとね、「もっこり」しちゃうのよ、股間が」
貴方「…………ああ……」
先輩「一度水着に着替えたらよく分かります。本当に……」
そう言って、先輩はちょっとだけ困ったような顔をする。嫌な思い出でもあったのだろうか?
しかし、先輩が貴方を部屋に招いた理由がこれで分かった。
来るプールに備えての、何らかの打開策を貴方に授けようと言う事らしい。
なるほど、確かにそんな話、人がいる前では絶対にできない。
貴方「どうしたら、良いのでしょう……?」
先輩「そこでこれです」
その一言と共に、先輩はテーブルの下から何やら変な物を取り出す。
見る限りは……テープ、だろうか? 肌色のテープのような物を貴方に見せてきた。
貴方「これは……?」
先輩「特殊テープです。名付けて「誤魔化しテープ」とでも言いましょうか」
先輩「これを「もっこり」部分に押しつけるように張ると、「もっこり」が誤魔化せると言う優れ物です」
先輩「見た目的にも、なんの問題もありません。それは、私の今までの学校生活を以って保証します」
先輩の言葉を、疑おうなどとは思えない。そのテープ、別に納得できない物ではないからだ。
たとえば、劇団などで使用されるのだろう。何かしら、用途はあるはずだ。
先輩「私の分は、十分に確保しています。少なくとも、この夏はやり過ごせるくらいには」
先輩「ですから、受け取ってください。「先輩」としての務めを認めると思って」
何やら意味深な言葉だが……貴方に、断る理由はない。
貴方「分かりました。ありがたく、使わせて貰います」
貴方は、先輩から特殊テープを貰った。
【!】特殊テープを獲得しました。これでプールに入っても大丈夫だぞ!
656 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 22:16:58.58 ID:k8KfIqE50
貴方「ところで、このテープは、先輩自ら用意したんですか?」
受け取った特殊テープをスカートのポケットに突っ込みつつ、先輩に尋ねてみた。
先輩「いいえ。私がお世話になった人が、くれたのです。さっき私が言った事と、似たような事を言って」
先輩は嬉しそうに笑って、貴方の質問に返す。
貴方「なるほど……その人は、今、お元気なのでしょうか?」
先輩「はい、元気だと聞いています。ふふ、最近、恋人もできたようですから」
恋人、と言うからには、若い人なのだろうか。御老人と言う可能性もあるが、それは考えない方向で。
せっかくだ、貴方は先輩に、なにか用があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
657 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 22:17:36.91 ID:UEhNnrB20
2
658 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 22:20:41.91 ID:TJtZnKJ2o
女装していて苦労した話など
659 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 22:40:07.84 ID:k8KfIqE50
1、自由行動「女装していて苦労した話など」
貴方「先輩さんは、女装をしていて、苦労した事はありますか?」
先輩「苦労? ……そうですね、強いて言うとしたら、遠出する時も、女性らしく振る舞わなければならない事でしょうか」
先輩「どこで誰の目が光っているかも分かりませんから、いつだって気を抜けません」
先輩「そうそう、ずっと前の事ですが、「男の人みたい」と言われた事があったんですよ」
先輩「あの時は、本当に肝が冷えました」
貴方「それはまた……大変でしたね」
先輩「本当に」
くすくすと薄い笑いを浮かべて、先輩はコーヒーを一口啜る。
やはり、女装すると言う無茶を行う異常、何かしらの苦労は少なからず存在するらしい。
どんな障害があっても想定の範囲内ではあるが……乗り越えられるかどうか、不安である。
特に、貴方の場合は変なところで不器用だから、その分だけ心配だ。
先輩「たぶん、他にも色々あったのだろうけれど……その度に、助けてもらっていたと思うので」
貴方「それは、お世話になったと言う人にですか?」
先輩「いいえ。今は、この地球上の誰よりも大切な人にです」
なるほど、先輩の恋人と言う眼鏡の事らしい。
こう言った事を臆面も無く言えるのだから、大した肝の持ち主だ。ある意味バカップルである。
その後、ちょこちょこ惚気話を聞きながら、貴方は先輩と一緒に過ごした。
貴方「……そろそろ、お暇します。いつまでも、お邪魔しているわけにもいかないので」
それから、二時間近くは過ぎただろうか。流石に居過ぎたと思った貴方は、立ち上がりつつ先輩に伝える。
先輩「そうですか? 分かりました。気を付けて、帰ってくださいね」
貴方「気を付けても何も、すぐそこですよ?」
先輩「念の為です」
貴方「ふふ。分かりました」
そうして、部屋の扉のドアノブに手を掛けたその時。
先輩「……一つ、予言しましょう」
貴方を引きとめるように、先輩は唐突に言った。
貴方は振り返り、先輩を見つめる。悪戯っぽく、美しくも怖気を感じるような笑いを浮かべていた。
先輩「――さんは、きっと、この学院で恋人を作るでしょう」
そして言った予言は、正直シャレにならない事だった。
貴方「……なんですか、それ?」
先輩「ですから、予言です……不思議な因果で結ばれたような」
先輩「いつか、分かるでしょう。さようなら、――さん」
貴方「……憶えておきます。お邪魔しました」
貴方は、先輩の部屋を後にした。
貴方がこの学院で恋人を作る……そんな、馬鹿な。
男である事を秘匿しなければならない立場で、恋人など作っている場合か。
……ああ、作っちゃった人もいたか、そう言えば。
妙な真剣身を帯びた話に身を震わしつつ、貴方は自分の部屋に戻った。
660 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 22:42:25.07 ID:k8KfIqE50
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋で過ごしていた貴方は、夕食の時間になった事に気付く。
そう言えば、今日は図らずも昼食を抜いてしまったから……お腹が空いた。
まあ、妙に緊張してしまった為に疲れた事を考えると、部屋で過ごしても良いかもしれない。
貴方は
1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、学生寮受付に行く
6、寝る
7、自由行動
↓2
661 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 22:42:43.06 ID:UEhNnrB20
1
662 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 22:43:23.23 ID:bXvIhVm9o
5
663 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 22:48:30.61 ID:k8KfIqE50
5、学生寮受付に行く
貴方は学生寮の1階にある受付に行く事にした。
□――――――――――□
|二年生学生寮内 ・ 受付|
□――――――――――□
貴方は受付で外出許可願の書類を受け取る。
この学院では、受付にて「外出許可願」なる物を提出すれば、希望した日付に外出する事ができるらしい。
正直「なんでこんな面倒な手順を踏まなければならないのか」とつくづく思う。
しかし、生徒の安全と、学院側が負う責任を考えると、当然の処理なのだろうとも思う。
とりあえず、貴方は書類に目を通す。
記入する必要があるのは、名前等の学生情報以外には外出を希望する日付くらいか。
貴方は
希望する日付 現在:―/―()
↓2で記入or記入しない
664 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 22:52:22.99 ID:k8KfIqE50
なんで現在の日付書いてないんでしょうね。バカだからですね。すみません。
希望する日付 現在:7/2(土) 一週間後:7/9(土)
↓2で改めて記入or記入しない
665 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 22:56:30.99 ID:UEhNnrB20
記入しない
666 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 23:02:07.08 ID:lG27vwDr0
許可願もらっておいて外出しないのってあり?
一応 7/3(日)
でもお店の場所は、先輩(一週目主人公)に聞けばいいと今気づいた。
667 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 23:05:21.24 ID:k8KfIqE50
貴方は書類に希望する日付を記入した。
7月3日(日)。
明日である。明日は、これと言って予定もないので、一日中外出しても大丈夫。
もちろん、貴方にそんな元気はない。雨降ったら絶対に外出ない……と言うのは冗談で、結局はその時の気分次第だろう。
外出許可願を提出した場合、必ず外出しなければならない、と言う事もないようだし。
本当にこれで提出する?
↓1〜3まで多数決 出すor出さないor書き直し
668 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 23:06:01.88 ID:0g4Pvp9SO
dust
669 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 23:07:17.48 ID:bXvIhVm9o
出す
670 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 23:07:31.18 ID:UEhNnrB20
出す
671 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 23:11:25.84 ID:k8KfIqE50
出す2:出さない0:書き直し0:dust=ゴミ=ゴミ箱行き扱い1
貴方は記入し終えた外出許可願を受け付けに渡した。
これで、貴方は明日、外出する事ができる。
そう言えば、外出するのはこの学院に来て初めてか……面倒だと思う裏腹、結構楽しみである。
せっかくなので、貴方は食堂に向かって、夕食を食べて過ごした。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。
そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。
672 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 23:12:09.79 ID:k8KfIqE50
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/29・水)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/30・木)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 1・金)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/27・月)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/28・火)
↓2
673 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 23:12:31.20 ID:0g4Pvp9SO
一応言うと、出すのつもりが誤変換された
安価↓
674 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 23:13:01.89 ID:UEhNnrB20
4
675 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 23:13:03.48 ID:bXvIhVm9o
1
676 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 23:14:57.76 ID:k8KfIqE50
4番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
677 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/12(火) 23:19:52.18 ID:k8KfIqE50
お疲れさまでした。
そんな感じで、先輩から特殊テープをもらいました。どこかで見覚えがありますね、不思議ですね。
それと
>>666
にある問いについての返答ですが、主人公が言っている通りですね。
最初期の頃は強制的に外出していましたが、途中から外出するかどうかを選択できるようになりました。
ただし注意として、夜になったら時間切れで外出できなくなります。念の為、言っておきます。
それと
>>673
。分かっていましたとも、ええもちろん。
さて、次の再開は2月13日の21:00を予定しています。
それではみなさま、お休みなさいませ。
678 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 23:26:27.07 ID:lG27vwDr0
お疲れ様でした
679 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/12(火) 23:27:39.33 ID:TJtZnKJ2o
乙
680 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/13(水) 19:52:09.62 ID:B/hPtoyO0
こんばんは、システムさんです。
非常に言い辛い事なのですが、今日は再開しないと言う事でお願いします。
ちょっとゲームマスターがへこたれちゃって……本当にごめんなさい。
明日、明日の21:00に、必ず再開します。もしお付き合いして下さるのでしたら、お願いします。
681 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 19:06:42.97 ID:1flKfg2U0
昨日はサーバーが落ちていたみたいですね。おかげでシステムさんがトンズラぶっこいたみたいになっていますね。いやですね。
ついでに言うと、昨日は世間ではバレンタインデーでしたから、一昨日のお詫びも兼ねて拙いながらもおまけを投下しようと思っていました。台無しですね。
まあ、世の中そんな事もあります。それに他のスレの方々だって同じでしょうから、一人被害者面していられませんね。
と言う事でこんばんは、システムさんです。
早速ですが、直後のレスで天気判定よいしょ
682 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 19:15:07.79 ID:5tFy7uzSO
ブロッソメイル
683 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 21:00:12.71 ID:1flKfg2U0
予定した時間になりました。
ゲームを再開します。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/29・水)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/30・木)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 1・金)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 2・土)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/28・火)
データがセーブされています。
最後にセーブしたデータの続きから始めますか?
また、思い出の部屋に行く事ができます。
思い出の部屋に行きますか?
↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先
684 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 21:00:26.57 ID:7/rRZ0CB0
始める
685 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 21:02:22.45 ID:5tFy7uzSO
┳┻|
┻┳|
┳┻|ヘ_∧
┻┳|゚∀゚)
┳┻|⊂ノ
┻┳|J
686 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 21:04:16.54 ID:bbdWM3+10
始める
687 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 21:05:47.80 ID:1flKfg2U0
始める2:始めない0:思い出の部屋0:ナズェミデルンディス!1
前回の続きから再開します。
4番のデータを読み込んでいます。
読み込みが完了しました。
4番のデータを再開します。
688 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 21:06:58.96 ID:1flKfg2U0
□―――――□
|貴方の部屋| 7/3(日)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。
昨日、余計な事を考えなければよかったかもしれない。貴方には何の責任も無いが、そう思ってしまう。
とりあえず、貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。
今日は休日だ。貴方は自由に行動する事ができる。
今日、貴方は外出する事ができる。しかし雨が降っている事を考えると……正直、億劫だ。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で過ごす事もできる。
どちらもせずに、外に出る事もできるが、雨を振っている事を考えると、やめておいた方が良いか。
貴方は
1、食堂に行く
2、外出する
3、朝食を食べた後に外出する
4、部屋にいよう
5、他の人の部屋に行く
6、寮の外に出る
7、学生寮受付に行く
8、自由行動
↓2
689 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 21:07:16.34 ID:7/rRZ0CB0
1
690 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 21:17:50.86 ID:1flKfg2U0
10分経過したのでシステムさん判断で
>>689
で進行します。
691 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 21:19:36.21 ID:1flKfg2U0
1、食堂に行く
まあ、焦っても仕方が無い。もしかしたら、お昼頃になれば雨もやむかもしれない。
そんな期待をしつつ、貴方はとりあえず食堂に行く事にした。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
休日の食堂は、平日の朝よりも人が少なかった。
休日はゆっくりと寝たい人が多いのだろう。
朝食を取りに行った貴方は
直後のレスのコンマで判定
257…虚弱 148…愛 369…男装 0…誰とも会わなかった
692 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 21:19:49.25 ID:7/rRZ0CB0
s
693 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 21:34:19.94 ID:1flKfg2U0
コンマ「5」
貴方は、たった今食堂に入ってきたらしい虚弱と会った。
虚弱「うわーん……」
何やら悲しげな呻き声のような物を上げながら、貴方に突進してくる。
しかし、貴方が朝食を乗せたプレートを持っている事に気付くや否や、虚弱はぴたりと止まり、今度は拗ねたような顔をする。
一体、どうしたと言うのだろう。ここまで表情が変化する虚弱を、貴方は見た事が無い。
様子を見る限りでは、元気である感じ。どうやらアレは治まったようだ。
貴方「おはようございます、虚弱さん」
虚弱「……うん」
虚弱は顔を逸らし、しかし頷いて返す。
どこかいじけているように見えるが、その理由がまるで分からない。
しかし、貴方の目に狂いはないはずだ。自己評価が高いのかもしれないが、間違った事が少ないのは事実。
貴方「……どうかしたんですか?」
虚弱「……なんでもなーい」
理由を聞こうと思ったが……いじけたまま虚弱はかわし、そう誤魔化す。
あまり気にしていないように見えるから、彼女にとっては踏ん切りがついた事なのだろう。
貴方の何に対して文句があったのか、知りたかった所だが……まあ、諦めるとしよう。
虚弱「一緒に食べよ……?」
貴方「ええ、良いですけれど……」
虚弱「うん、じゃあ、先に……行ってて。後で、会う」
貴方「分かりました……大丈夫ですか?」
虚弱「むう……だいじょーぶ」
ちょっぴりむくれたように見せて、すぐに笑って見せて、虚弱は貴方と別れた。
虚弱と一度別れた貴方は、空いている席を確保して、虚弱と再び合流する。
貴方は虚弱と一緒に朝食を食べる事にした。
貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
694 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 21:35:38.72 ID:5tFy7uzSO
今日の朝ご飯、やたらとゴージャスじゃね?
695 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 21:36:39.73 ID:7/rRZ0CB0
↑
696 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 21:39:49.92 ID:bbdWM3+10
虚弱がいじけている理由は、金曜日の放課後に
貴方「はい。また、明日」
と言って別れたくせに、土曜日に一度も接触しなかったからかな?
697 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 21:47:53.10 ID:1flKfg2U0
1、自由行動「今日の朝ご飯、やたらとゴージャスじゃね?」
貴方「今日の朝ご飯、なんだかやたらゴージャスじゃありませんか?」
虚弱「……そーかな……? よくわかんない」
……虚弱に大してこの話題は、間違いだったかもしれない。
虚弱にとって、ご飯とは。
栄養の摂取でも団欒のきっかけでも無く、苦手な物を如何に回避するかを問われる場。
どこから顔を出すか分からないニンニク、たまに香草。あぶらっこい料理。味の濃い料理。
それらをひょいひょいと回避する結果、虚弱が食すメニューは極めて貧相なものになる。
あと、この学食の料理はゴージャスな事も珍しくないから、高い確率で感覚が麻痺する。
こっちは抜きにしても、虚弱と話す時は、ご飯について話しても仕方が無いかもしれない。
そんな事を思いながら、貴方は虚弱と一緒に昼食を食べた。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋で過ごしていた貴方は、昼食の時間になった事に気付く。
ずっと待ってみたが、一向に雨が止む気配はない。
せっかく外出許可願を出したが、今日の外出は諦めた方が良いかもしれない。
さてそうとなれば、どうするか。
朝食を食べたから、そんなにお腹は空いていない。雨が降っているから、外に出たくない。
いきなり部屋で過ごすのが一番と言う結論ができてしまった。どうしようもない。
まあ、決めてかからず、じっくり考えよう。
貴方は
1、外出する
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、自由行動
↓2
698 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 21:49:26.49 ID:7/rRZ0CB0
3
699 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 21:51:44.34 ID:bbdWM3+10
3
700 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 21:55:09.69 ID:1flKfg2U0
これちょっと重要な事なので、進行中ですが
>>696
について言っておきます。
こちら側が勝手に書いた事で、ヒロインが怒ったりいじけたり、喜んだり悲しんだりする事はありません。
ヒロインのリアクションは、全てプレイヤーの選択によって決定します。それ以外は、今まで無かったと思いたいです。
そんなわけで、金曜日に「また明日」と言っておきながら会わなかった、と言うのは関係ないですね、全く。
誤解を招いてしまったようですが、未然に防げたので良しとしてください。
701 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 21:57:25.25 ID:1flKfg2U0
3、他の人の部屋に行く
貴方は他の人の部屋に行く事にした。
さてどの人の部屋に行こう?
1、虚弱
2、男装
3、銀鎖
4、先輩
5、やっぱやめた
6、自由行動
↓2
702 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 21:58:09.46 ID:7/rRZ0CB0
1
703 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 22:02:45.83 ID:bbdWM3+10
1
的外れな推測してすいませんでした!
704 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 22:05:56.24 ID:1flKfg2U0
1、虚弱の部屋に行く
貴方は虚弱の部屋に行く事にした。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
虚弱の部屋の前に着いた貴方は、扉を軽くノックして反応を待つ。
少しして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現した。
虚弱「……――さん?」
貴方「こんにちは。少し、良いですか?」
虚弱「良いけど……どうしたの?」
貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?
1、自由行動
2、特に理由はない
↓2
705 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 22:06:28.48 ID:7/rRZ0CB0
2
706 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 22:12:34.48 ID:bbdWM3+10
虚弱と一緒にテスト勉強がしたい
707 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 22:24:12.85 ID:1flKfg2U0
1、自由行動「虚弱と一緒にテスト勉強がしたい」
貴方「虚弱さんと一緒にテスト勉強をしようと思って……もし、迷惑でなければ」
貴方は持ってきていた筆箱と勉強道具を虚弱に見せるように持ち上げて、そう提案する。
テスト勉強。大事な事である。しかし、貴方とて分からない事の一つや二つ、あるものだ。
そんな時、誰かと一緒に勉強する事によって、その効率を上げる事ができる。
具体的には、互いに苦手な場所を教え合ったり、得意な所を教え合ったり。
虚弱「べんきょー……? うん、いい、けど……」
虚弱「じゃあ、入って……」
案外、すんなり承諾した。少しくらいは考える物と思ったが……。
それだけ、貴方は信頼されていると言う事だろう。
とりあえず、貴方は虚弱の部屋に入った。
□―――――□
|虚弱の部屋|
□―――――□
虚弱の部屋は……なんと言うか、スマートに整っていた。
物は少ないが、全く無いわけではない。それなりのインテリアを置きつつ、必要な物を最低限に。
それが、手の届きやすい場所、見つかり易い場所に置いてある。完全に、生活に特化している空間だ。
それもこれも、虚弱の昼間の特性が原因だろう。
必要な行動を少なくするために、不必要な物を限界まで削っている。そんな部屋。
虚弱「座ってて……いま、用意する」
虚弱は貴方を椅子に座るよう促し、自身は鞄の方へと向かう。
鞄から必要な物を取り出そうと言うのだろう。貴方はそれを見つめつつ、遠い方の椅子に座る。
虚弱「……ところで、――さんの得意な教科と苦手な教科って、なあに?」
貴方「あれ? 言った事、ありませんでしたっけ?」
虚弱「うん……たぶん」
虚弱は自分の記憶が怪しいようだが、確かに言った憶えはないような気がする。
貴方の得意な教科と苦手な教科は、何だっただろうか?
1、自由行動(得意な教科と苦手な教科の同時記入。)
2、両方ともこれと言って無い
↓2
708 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 22:25:37.45 ID:7/rRZ0CB0
国語 英語
709 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 22:25:59.66 ID:5tFy7uzSO
得意保健体育
苦手数学英語
710 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 22:35:22.86 ID:1flKfg2U0
1、自由行動「得意保健体育 苦手数学英語」
貴方「得意な教科は保健体育で……苦手なのは、数学と英語です」
虚弱「あらー……じゃあ、英語はぜつぼー的だねえ……」
そう言えば、虚弱も英語が苦手だと言っていたか。
いや、言ってはいなかったが、授業態度で示してくれた。まさか中学の内容から分からないとは、思わなかった。
虚弱「じゃあ……数学からやろーか。少しなら、教えられると思う」
貴方「分かりました。どうかお願いします……」
虚弱「むふー。任されたー」
虚弱は胸を張るようにして、鼻から大きく息を吐く。
正直、授業に出ていない虚弱に一体何が教えられるものかと、思ったりする。
口に出すといじけられるだろうから、貴方は考えない事にした。
貴方「えっく……す……。ど、どうして数学って、こんな変な記号が出るんでしょう……!」
虚弱「……ほーら、ほーら、もっと記号が襲ってくるぞー……」
こんな感じで、貴方は虚弱と一緒にテスト勉強をした。
不思議と捗ったように思えたが……恐らく気のせいだろう。
【!】貴方の学力が上がった。9+5=14。現在学力補正「+14」
711 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 22:43:10.67 ID:1flKfg2U0
虚弱「うー……。今日は、このくらいにしておこー」
貴方「そうですね。無茶はいけませんから」
そろそろ日も落ちると言う頃、貴方と虚弱は、勉強を終わらせた。
勉強道具を片付け、貴方は部屋の扉の方へ向かう。
貴方「今日は、ありがとうございました。苦手意識、克服できた気がします」
虚弱「良かったねー。また、勉強したいと思ったら、来て良いよ」
虚弱「……朝以外でね」
貴方「ふふ、分かりました。では、失礼します」
虚弱「うん、ばいばい」
貴方は虚弱の部屋を後にした。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋で過ごしていた貴方は、夕食の時間になった事に気付いた。
結局、雨はずっと振っていた。外出の予定がぱーである。
それはさておき、これからどうしよう。
貴方は
1、食堂に行く
2、部屋にいよう
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、自由行動
↓2
712 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 22:43:46.05 ID:7/rRZ0CB0
1
713 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 22:53:50.68 ID:1flKfg2U0
10分経過したのでシステムさん判断で
>>712
で進行します。
714 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 22:56:45.47 ID:1flKfg2U0
1、食堂に行く
貴方は食堂に行く事にした。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
休日と言えども、夕食の時間ともなれば流石に来る生徒は多いらしい。
生徒の中をくぐりながら、夕食を受け取った貴方は
直後のレスのコンマで判定
1458…虚弱 237…愛 69…男装 0…誰とも会わなかった
715 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 22:56:59.44 ID:7/rRZ0CB0
s
716 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 23:00:55.16 ID:1flKfg2U0
コンマ「4」
貴方は、先に夕食を食べていた虚弱を発見した。
今朝とは違い、なんと行動の早い事か。これが一番調子の良い時の虚弱の行動力。
要するに一般人レベルなのだが、なんとなく感動的。
そんな事は措いといて、貴方は虚弱に話しかける事にした。
貴方「虚弱さん」
虚弱「む? あ、――さん。また会ったね」
貴方「そうですね。隣、良いですか?」
虚弱「うん。一緒に食べよ」
貴方は虚弱のお言葉に甘えて、一緒に夕食を食べる事にした。
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
717 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 23:01:59.67 ID:7/rRZ0CB0
好きな季節
718 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 23:04:20.46 ID:1flKfg2U0
一応言っておきますと好きな季節は聞いています。安価下
719 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 23:05:29.16 ID:bbdWM3+10
好きなお菓子とか
虚弱の好きな季節なんだっけ・・・?後で見直しておこう
720 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 23:15:12.68 ID:1flKfg2U0
1、自由行動「好きなお菓子とか」
貴方「虚弱さんは、好きなお菓子ってありますか?」
虚弱「好きなお菓子?」
虚弱は夕食のおかずをもしゃもしゃと咀嚼しながら、首を傾げて貴方を見つめる。
虚弱「うーん……ポップコーン?」
想像の斜め上を行くジャンキーな返答が来た。
虚弱「塩味がいい感じ」
貴方「……食べて、大丈夫なんですか?」
虚弱「うん。まだ大丈夫なところ。バターとかつけられるとげろってなる」
貴方「そうですか……本当に、好きなお菓子がポップコーンで良いんですか?」
貴方「なんか、ほら……ケーキとか、マカロンとか、お洒落なお菓子があるじゃないですか」
念の為、貴方はもう一押し尋ねる。虚弱の場合、適当で答えている事が多いような気がする。
好きな動物が「アルマジロ」だって、きっとその時の感覚で答えたに違いない。可愛いと思っているのは本当だろうけど。
虚弱「そう言われてもー……じゃあ、マシュマロ」
念を押したら「じゃあ」と来たものだ。貴方は、これ以上の追及を止める事にした。
虚弱「じゃあね、――さんはどんなお菓子が好き?」
貴方はどんなお菓子が好きだろうか?
1、自由行動
2、これと言ってない
↓2
721 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 23:16:18.41 ID:7/rRZ0CB0
和菓子
722 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 23:26:14.34 ID:1flKfg2U0
10分経過したのでシステムさん判断で
>>721
で進行します。
723 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 23:32:38.94 ID:1flKfg2U0
1、自由行動「和菓子」
貴方「私は、和菓子が好きですね。なんと言うか、あの控えめな味と食感がたまりません」
虚弱「あー、和菓子。それ、言っておけば良かった」
やはり、虚弱はなんとなくで答えているらしい。しかし、なんとなくではあるが、好きな物には違いないだろう。
つまり、ポップコーンは好きで、マシュマロも恐らく好きだろう。和菓子も好き。
今の気分の中で最も食べたいのが、ポップコーンだった、という感じだろうか。
貴方「ね、良いですよね」
虚弱「見た目も綺麗だよね」
貴方「そう、そこなんです。やっぱり、他のお菓子と一線を画すのはそこなんですよ」
貴方「その芸術的な見た目から感じられる風情と情緒が、日本と言う国を象徴するようで……」
貴方「……おほん。まあ、素人の意見なんてどうだっていいんです。和菓子が好きなんです」
虚弱「うんうん、続き、聞いてあげるよ?」
貴方「にやにやしないでくださいっ。もう……」
そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に夕食を食べた。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。
そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。
724 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 23:33:10.51 ID:1flKfg2U0
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/29・水)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/30・木)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 1・金)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 2・土)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/28・火)
↓2
725 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 23:33:47.38 ID:7/rRZ0CB0
5
726 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/15(金) 23:34:24.37 ID:bbdWM3+10
5
727 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 23:36:31.39 ID:1flKfg2U0
5番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
728 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/15(金) 23:39:06.65 ID:ZdW1386J0
乙でーす
729 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/15(金) 23:40:36.18 ID:1flKfg2U0
お疲れさまでした。
先ほど軽く説明しましたが、ヒロインは主人公の行動、要するにプレイヤーの選択以外でのリアクションをそんなに起こしません。
ですから、プレイヤーのみなさまが「また明日」と言って、会わずにすっぽかしたらちょっとは怒ります。
でも、こちら側がレスを水増しゲフンゲフン……レスを飾るために書いたセリフ、行動などでは、何も言いませんししません。
まあ、そう言う理不尽さがあったらもしかしたら面白いのかもしれませんね……クソゲーの予感がぷんぷんしますけど。
さて次の再開ですが、2月16日の21:00を予定しています。
それではみなさま、お休みなさいませ。
730 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga sage]:2013/02/15(金) 23:47:33.45 ID:1flKfg2U0
……厨房から、甘ったるい匂いが漂ってくる。
どうしようもないくらいのこの匂いは、紛れもないチョコレートの物。
台所で、一体何が行われているのか。確認したい所だが、それはできない。
貴方にとって愛しの人に、「今日一日は絶対に台所に入っちゃダメ」と言われているから。
と言っても、確認せずとも一目瞭然と言うか、一「臭」瞭然と言うか、一般常識で考えて明らかと言うか。
とにかく、厨房なんぞ行かなくても、そこで何が行われているのかは分かるのである。
今日は、バレンタインデー。世間一般では、そう言う扱いの日だ。
女の子が、想い人や、どうでも良い男子や、果てには友人の同性にまで、チョコレートをばら撒く、そんな日。
ざっくばらんに言うと、女性が男性にチョコレートをプレゼントする日と言う事だ。
ある意味「女の子の日」だそうで、貴方は毎年、台所から蹴り出されるのが恒例となってしまっている。
まあ、好きな人に贈り物をしたいと言う気持ちは分からなくもなくて。
こう言った、どうでも良いような日だとしても、周囲に乗せられて、ついでに想いも乗せてしまう気持ちも分からなくもない。
そうした結果、愛が重すぎて墜落してしまう事もしばしば。
……話が脱線してしまった。とにかく、バレンタインなのだ。
厨房では、女の子が格闘しているのだ。そう言う事なのだ。
貴方にできるのは、こうやって新聞を読みながら、時が来るのを待つだけなのだ。
前もって言っておくが、彼女のチョコレートは、実に美味しい。
彼女自身、チョコレートは好きな方だ。味も結構こだわるタイプ。
そのこだわりは自身が作るチョコレートにも適応され、高い理想に沿った固形物を生み出さんと苦心している。
ただ、今年はちょっとした不安要素がある。
もちろん、不安に思う気持ちより、期待の方が強いのは言うまでもない。
「……まだかなー」
「……男は黙って待て」
「分かっていますよ、お父様。だから、うろうろしていないで座ったらいかがですか?」
「……うむ……」
……期待しているのは貴方だけではないのも、ついでに言っておこう。
731 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga sage]:2013/02/15(金) 23:48:16.38 ID:1flKfg2U0
「できたー!」
暫くして、厨房から、屋敷中に響かんばかりの歓声が聞こえた。
状況と言葉から察するに、ようやくチョコレートができたらしい。
その声を聞いた貴方と父は、思わず顔を合わせる。
そうした父の顔に、安堵と期待が浮かんでいるように、きっと貴方の顔もそんな感じだろう。
されど男たるもの、はしゃいではいけない。らしい。
その事を芯まで叩き込まれている貴方は、一度だけ父と頷きあって、至って冷静に努める。
平静を装うように新聞を読むふりをして、甘さに塗れた愛の塊が訪れるのを待つ。
ぱたぱたと、小さな足が廊下を駆ける音が聞こえる。
それは貴方がいる部屋の前で止まり、少し時間を置いて、部屋の中に入ってきた。
「お待たせ、あなた」
入ってきたのは、貴方が自慢とする最愛の妻。
学生時代から愛用している眼鏡が特徴的な、すっかり「格」と「質」が身に付いたその人。
未だに若さを失っていないように見えるのは、バカップル気分が抜けない貴方の贔屓眼だろうか。
そうやって褒めると、彼女は決まって「あなたは逆に渋くなった」と返す。嬉しいようで、ちょっと複雑。
ただ、歳を重ねた分だけ、新たな魅力が増えた事も感じていて……とにかく、大好きな人。
その人が笑顔と共に貴方に差し出したのは、ハート型に固められたチョコレートが二つ。
妻のこだわりで、型は自分で作ったもの。だから、形はほんのちょっといびつ。
しかし、素人の手であれば十分に形ができていて、むしろその歪みが手作り感を出していてとても良い。
「お義父様の分も、ご用意いたしました」
「うん……」
父は照れた様子で、それでも威厳を保とうと、顔は険しくしたまま。
そんな不器用な様子に妻共々笑ってしまう。
「また、上手になったね」
「頑張ったもの。当然よ」
妻は胸を張って、貴方の言葉を受け止めた。
732 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga sage]:2013/02/15(金) 23:49:11.74 ID:1flKfg2U0
さて……彼女からチョコレートを受け取る前に、する事がある。
「それで……」
「ええ、大丈夫よ。ばっちり」
貴方の催促を最後まで聞く事も無く、妻はウインクと共に、それを察する。
その言葉に、貴方はようやく心の底から安心する。
安心と同時に、今度は別の意味で、どきどきし始める。緊張しているのだ。
貴方の人生の中で、バレンタインと言う日を一番楽しみにしたのは、もしかしたら今日かもしれない。
いや、今日だと、はっきり言える。今年は、いつもとは違うから。
そんな貴方の様子と、ついでに貴方の後ろで今か今かと待ち構えている父を見かねて、妻は小さな溜め息を吐く。
「ほら、入ってきなさい」
そして振り向き、彼女を呼んだ。
呼ばれたその子は、おずおずと部屋に入ってくる。
その手にはプレート、その上には、形が異なる二つの物体。両方とも、材質は同じ物である。
「お……おとうさま、おじいさま。わたしのチョコレート、食べてくれますか……?」
恥ずかしそうにそう尋ねるのは、この世で唯一の、貴方と妻の間に生まれた愛の結晶。
正しく貴方の血を引き、正しく妻の血を引いた、貴方と妻の最愛の娘。ついでに言うと、父にとって最愛の孫娘。
少し引っ込み思案な所は、妻の性格に似たのだろう。目の色は、貴方の物である。
恥ずかしがり屋な貴方の娘ではあるが、恥ずかしがっている理由は、元来の性格の為だけではない。
なにせ娘が持っているチョコレートは、彼女が人生で初めて作ったバレンタインチョコ。
娘が、「父親である貴方の為に作った」初めてのチョコである。ここ、重要。
人生初の挑戦で、それを贈る相手は大好きなお父様。それ故に、緊張しているに違いない。
貴方と父がそわそわしている理由はこれであった。楽しみにしているのもあったが、心配な事もあって。
安全は十分に考え、妻だって同行させた。しかし、不安は不安である。気が気でなかったとは、正にあの事。
しかし、娘はその問題を突破してみせた。そして持ち帰った品は、貴方へのプレゼント。
父親として、これほどまでに喜ばしい事はない。
ちなみに、愛娘の質問に対する答えは……。
「食べるよ!」
「もちろんだとも!」
二人とも、こんな感じ。
普段とまるで性格の違う、言わば「キャラ崩壊」を起こしている貴方と父に、妻は呆れるように笑う。
「えへへ……」
そして、貴方と父の答えに、照れるように、だけど嬉しそうに笑う娘を見て……。
きっと世界一甘いだろうそのチョコレートを食べる前に、頬が緩み切って落ちてしまうのではないかと、貴方は思った。
733 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga sage]:2013/02/15(金) 23:49:54.13 ID:1flKfg2U0
バレンタインはとうに終わりましたが、まだ間に合うと思って緊急投下。
スレの残りを埋めるのに使おうと思っていましたが、間に合うと思って投下。
そんな一日遅れのバレンタイン、システムさんからのチョコレート代わりです。邪魔、だなんて言わないでくださいな。
ホワイトデーのお返しは、このスレにお付き合いする事を希望します……なんちゃって。
734 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 00:12:00.69 ID:H0igh6FB0
一週目主人公が幸せそうで何より
乙でした
735 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 00:52:05.95 ID:UpJta6N5o
乙
736 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 15:09:53.71 ID:H0igh6FB0
虚弱の好きな季節を探すために前スレを探していたけど、季節の話をしたのはこのスレの
>>153
だった…
好きな季節は春
737 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 19:00:21.91 ID:S7t66yUi0
>>736
昨日の進行が終わった時点で言おうと思っていたのに、すっかり忘れていました。
システムさんの方でも探したと言うのに、本当にシステムさんは自分の努力を無駄にするのが得意ですね。
それはおいといて、わざわざありがとうございました。
と言う事でこんばんは、システムさんです。
スーパーどうでもいいお話なのですが、システムさんはこのスレにおいて、目標が一つ二つや四つくらいあるのです。
その内の一つが、「1スレ400KB」。スレの容量が400KBを超える事を目標にしていたりします。
まあ、突破できない事もしばしばですが。話す事が無くなってきたらもうどうしようもありませんね。
早速ですが直後のレスで天気判定
738 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 19:02:28.02 ID:0PLm1nEDO
AA進行でいいじゃないですか
739 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/16(土) 20:24:39.31 ID:S7t66yUi0
AA進行だったら容量なんて簡単に重くなっちゃうじゃないですか……なるんですよね?
まあ、システムさんは容量が欲しいんじゃないんです。「これだけ頑張った」と言う明確な証が欲しいだけでして。
その一つが容量だったというだけなんです。ね、女々しい考えでしょう?
もしAA進行やるとしたら、せっかくなので既存作品のキャラクターでやりたいですよね。
一からオリキャラのビジュアル作るのが面倒なのもありますしね……やらないですけど。
740 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 21:00:16.69 ID:S7t66yUi0
予定した時間になりました。
ゲームを再開します。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/29・水)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/30・木)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 1・金)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 2・土)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 3・日)
データがセーブされています。
最後にセーブしたデータの続きから始めますか?
また、思い出の部屋に行く事ができます。
思い出の部屋に行きますか?
↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先
741 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 21:00:42.35 ID:5OwqjMnj0
始める
742 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 21:00:44.69 ID:zCbJIGUSO
ババロアを食べてベルギーチョコを味わい、マロングラッセの風味を確かめ、生クリームたっぷりクレープにかぶりつき、チーズケーキで〆る
743 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/16(土) 21:01:06.54 ID:z0zreN0yo
始める
744 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 21:01:34.59 ID:zCbJIGUSO
誤爆した
745 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 21:01:54.12 ID:S7t66yUi0
始める2:始めない0:思い出の部屋0:贅沢ですね、太りますよ?1
前回の続きから再開します。
5番のデータを読み込んでいます。
読み込みが完了しました。
5番のデータを再開します。
746 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 21:02:32.04 ID:S7t66yUi0
□―――――□
|貴方の部屋| 7/4(月)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。
貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、雨が降っている事も考えて、今の貴方にそうする理由は無い。
貴方は
1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動
↓2
747 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 21:03:45.35 ID:5OwqjMnj0
2
748 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 21:04:10.33 ID:UpJta6N5o
2
749 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 21:05:12.47 ID:z0zreN0yo
4
750 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 21:09:11.03 ID:S7t66yUi0
2、虚弱の部屋に行く
貴方は虚弱の部屋に行く事にした。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
虚弱の部屋に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。
暫くして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現す。
虚弱「……――さん。おはよう……」
貴方「はい。おはようございます」
昨日の夕食の時とは打って変わって、虚弱は見事にぐったりしている。
本当に悪い時と比べればマシな方であるが、ぐったりはぐったり。
虚弱「ごはんー……」
それでも朝食を食べる元気くらいはあるらしい。
もしかしたら、貴方が迎えに来たからかもしれない。だとすると、無理をさせているようでちょっと罪悪感を覚える。
貴方「ええ、一緒に行きましょう」
考えても仕方ないので、貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
751 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 21:09:52.15 ID:5OwqjMnj0
2
752 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/16(土) 21:10:14.95 ID:z0zreN0yo
2
753 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 21:19:46.20 ID:S7t66yUi0
2、特にない
貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 階段|
□,――――――――――□
虚弱「ねえ、――さん……今日、一緒に、行かない?」
部屋に戻る途中の階段で、虚弱は唐突にそう提案した。
一緒に学校に行かないか、と言う事らしい。
貴方から誘う事は多くても、虚弱から誘われる事は……結構あった。
でも、ここ最近は貴方から誘うばかりだったような気がする。久しぶりだけれど、なんとなく新鮮な気分。
虚弱「……今日はね、結構調子良い……」
正直言って薄幸な笑みを浮かべて、虚弱は貴方を見つめる。
確かに、今日は比較的調子が良さそうだ。雨雲で、太陽が隠れているからだろうか。
貴方「言いませんでしたか? 私、いつだって虚弱さんと一緒に行く気まんまんなんですよ」
そう、貴方は以前、虚弱にそう宣言した。忘れるはずもない。
虚弱は驚いたような顔をして、それから、また笑った。
虚弱「……ありがと」
貴方「どういたしまして」
とりあえず、貴方は虚弱と一緒に登校する事にした。
754 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 21:24:05.32 ID:S7t66yUi0
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
虚弱と別れ、一度部屋に戻った貴方は、鞄と傘を持って虚弱の部屋に向かった。
癖と言うものか、貴方の性格と言うものか、虚弱を部屋まで迎えに行く事を言ってしまったのである。
今までそうしていたのだから、今更変える必要もないと言えばそうであるが。
優しさがたたって心配性でもある貴方からすれば、1階の入口で待つよりはずっとましでもある。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックする。
少しして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現した。
貴方「お待たせしました」
虚弱「うん……じゃあ、行こう?」
貴方「そうですね。遅れると、大変です」
貴方は虚弱と一緒に、校舎に向かった。
□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
755 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 21:26:16.62 ID:5OwqjMnj0
2
756 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 21:28:43.79 ID:H0igh6FB0
アクセサリとかに興味ある?
757 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 21:28:43.79 ID:H0igh6FB0
アクセサリとかに興味ある?
758 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 21:29:49.43 ID:H0igh6FB0
何故か2回分クリックされました。ごめんなさい!
759 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 21:41:16.26 ID:S7t66yUi0
1、自由行動「アクセサリとかに興味ある?」
貴方「虚弱さんは、アクセサリーとか、そう言った装飾品に興味はありますか?」
虚弱「アクセサリー……? ……なきにしもあらず?」
貴方「何故、そこが疑問形なんです……?」
虚弱「御守り代わりみたいな感じで……ペンダントみたいなのとか」
貴方「なるほど。ちょっとした想いを籠める感じですか」
虚弱「……うん。あと、私、派手なのは似合わないと思うから……」
虚弱「お洒落とか、しないし……だから、飾る意味では、あんまり興味はないかな……」
貴方「そうですか……。ちょっとのお洒落をすれば、きっと見違えると思うのですが」
虚弱「外にも出ないし……誰かに見せるわけじゃないし……」
虚弱「「ある」か「ない」かで言えば……ないと思う。嫌いじゃ、無いけど」
虚弱は、アクセサリーにはあまり興味はないらしい。
ただ、それは、必要性を考えた上での判断である可能性がある。
虚弱が零した一言「外にも出ないし、誰かに見せるわけじゃない」。
裏を返せば、外に出るならするし、誰かに見せるならお洒落したいと言う事ではないか?
虚弱の都合上、言わば「服を買うための服が無い」みたいな感じになっているだけで。
本当は、普通の女の子として過ごしたいに違いない。
色々覚悟して諦めてしまった今でも、女性的な興味は失われていないのだろう。
思わぬところで虚弱の顔の裏を知った気がする。
貴方は他に、虚弱と話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、もういいや
↓2
760 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 21:42:09.33 ID:5OwqjMnj0
2
761 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 21:42:47.79 ID:zCbJIGUSO
どこか、遊びにいけるとしたらどこに、どんな感じの服装で行きたいか
762 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 22:02:12.58 ID:S7t66yUi0
1、自由行動「どこか、遊びにいけるとしたらどこに、どんな感じの服装で行きたいか」
貴方「もし、もしの話ですよ?」
虚弱「おー……」
貴方「どこかに遊びに行けるとしたら、どこに、どんな感じの服装で行きたいですか?」
虚弱「……なに、その質問……?」
貴方「あれですよ、「タイムマシンがあったらどうする?」みたいな話です」
虚弱「なるほどー……。タイムマシンがあったら、どこに行きたい、か……」
貴方「違います。どこかに遊びに行くとして、どこに、どんな感じの服装で行きたいか、です」
虚弱「……あ、そっか。ごめんごめん……えっとね……」
虚弱「…………イギリスの、曾お祖父ちゃんのお家。一度、行ってみたい……」
ああ、急に話が重くなってしまった。イギリスの、虚弱の曾祖父。
虚弱の記憶を読み取った時に、虚弱の血に蔓延るノスフェラトゥの因子が、その顛末を否が応にも語った。
虚弱の母の、その父の、その父が、吸血鬼だったらしい。虚弱が言うイギリスの曾祖父とは、その吸血鬼の事だろう。
虚弱は一体、その男の住んでいた場所に行って、何を思うと言うのだろう。
何故その血を残したのか、恨む為? 見た事の無い曾祖父への憧れの為?
邪推してしまう。しかし、いくら考えようと、分かるまい。
虚弱はただ、曾祖父の家に行く。そう願っているだけだ。
貴方「……曾お祖父さん?」
貴方は知らない振りをしなければならない。貴方の、なんかいろいろの為に。
虚弱「うん……私が生まれる前に……死んじゃったって……。結構、当たり前だけど……」
吸血鬼は、眠らない。「退治」されてしまったのだろう。
貴方「……そうですか。すみません、変な事を、聞いてしまって……」
虚弱「ううん。だいじょーぶ……会った事の無い人のためになんか、怒らないもん……」
虚弱「……それでね、服装、だっけ? …………うーん……」
虚弱「とりあえず、「清潔な格好」を努めたいかな……?」
貴方「ああ、清楚な格好と言う事ですね」
虚弱「そうそう、そのとーり……」
「清潔な格好」と言うのが、吸血鬼殺し特化のザ・復讐スタイルで無い事を祈らずにはいられない。
虚弱「……じゃあ、――さんはどこに、どんな服装で行きたい?」
貴方は、どこに、どんな服装で行きたいだろう?
1、自由行動
2、これと言ってない
↓2
763 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 22:03:22.44 ID:5OwqjMnj0
2
764 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 22:03:48.74 ID:UpJta6N5o
気候に合わせたうえでなるべく動きやすい服装
765 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 22:14:10.22 ID:S7t66yUi0
1、自由行動「気候に合わせたうえでなるべく動きやすい服装」
貴方「わ、私ですか?」
虚弱「うん」
まさか、返されると思っていなかった貴方は、自分の気持ちを振り返りつつ考える。
貴方「……うーん……特に、どこかに遊びに行きたいと言う願望はありませんね」
貴方「ただ……その日の天気、気候に合わせた上で、なるべく動きやすい服装が良いです」
貴方「ええ、服装のチョイスを間違えて痛い目を見る方が、よっぽど面倒ですからね!」
結局、貴方の行きつく所はそこだった。
どこかに遊びに行くのはめんどい。でももし行くとしたら、こんな格好。
面倒な事は嫌うが、もっと面倒な事にならないためには努力を怠らない、それが貴方。
……まあ、そんな事を抜きにして、単純に思い付いただけなのだが。
虚弱「おー、なるほど……理論派だね……」
貴方「いえいえ。せっかく遊ぶのなら、下らない事で気分を害したくないだけです」
虚弱「……そう言うトコロに気が回る女の子は、モテると思うよ……」
貴方「あはは……」
あんまり、嬉しくない一言である。
そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に登校した。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
貴方と虚弱が教室に着いた時、教室には既に貴方たち以外の全ての生徒が登校してきていた。
しかし、虚弱が時間内に間に合う事に慣れたのか、クラスメイトたちはちらりと貴方と虚弱を見て、視線を戻す。
虚弱がぞんざいに扱われているようで、ちゃんと受け入れられているような気がしないでも無い。
とりあえず、貴方と虚弱はそれぞれ自分の席に着き、鞄を置く。
そのまま、ホームルームが始まるのを待った。
766 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 22:25:47.32 ID:S7t66yUi0
□―――――――――――□
|学院校舎外 ・ 屋内プール|
□―――――――――――□
四時限目。七月に突入した、と言う事で、ようやくのプール開き。
正直、遅くないかとは思うが……学院側にも、色々と都合があるのだろう、きっと。
今日の体育、と言うか、プールは合同授業らしい。
二クラス分の生徒たちが入っても、それでも広さが余るのには感服さえする。
今日の貴方は、先輩から貰った特殊テープをさっそく用いての挑戦。
先輩の言葉通り、気になる「もっこり」が完全に誤魔化せている。と思う。素晴らしい!
*「まあ……――さん、結構筋肉質なのですね?」
貴方「ええ、まあ……」
*「ふふ、結構的で、とても良いと思いますよ?」
……筋肉で、ばれるかと思った。
ひやひやしたが、どうやら問題はないらしい。ほっとするが、ちょっとばかりプライドが折れてしまいそう。
今日は雨が降っている分だけ、ちょっとばかり肌がじめじめする。
そんな時、水を浴びる事ができたのならとても心地良いだろう。
それだけに、見学する生徒は可哀想である。
たとえば虚弱。虚ろな眼差しを、プールの水面に向けている様は、哀しさを覚えずにはいられない。
授業の開始まで、まだ少し余裕がある
貴方は
1、虚弱に話しかける
2、愛に話しかける
3、男装に話しかける
4、自由行動
↓2
767 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 22:26:09.96 ID:5OwqjMnj0
1
768 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 22:26:34.62 ID:UpJta6N5o
1
769 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 22:34:43.22 ID:S7t66yUi0
1、虚弱に話しかける
貴方は、虚弱に話しかける事にした。
貴方「虚弱さん」
虚弱「……――さん」
貴方「どうですか、水着?」
虚弱「……似合ってると思う」
貴方「そうですか? ありがとうございます」
正直嬉しくない言葉だが、虚弱に言われると褒められている感じがし始めるのは、何故だろう。
なんとかは盲目、と言う言葉を思い出してしまう。
貴方「本当に……入れないんですか?」
虚弱「……今日は、入れない事は、無い……。ただ……」
貴方「ただ?」
虚弱は体育座りの姿勢に顔を埋めて、言った。
虚弱「……とんかちー」
貴方「……とんかち?」
顔を埋めたまま、虚弱は頷く。「とんかち」、どう言う意味だろう?
偶然の一致など無いだろうから、きっと工具の事。別名ハンマー、金鎚。
……ああ、なるほど。
つまり、虚弱は泳げないらしい。それは確かに、体の調子が多少良かったとしても授業を休まざるを得ない。
貴方「それは、また……残念な話ですね」
虚弱「がっくしー……」
プール初日で、虚弱の意外な弱点を知ってしまった貴方なのであった。
770 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 22:37:52.03 ID:S7t66yUi0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
お昼休み。生徒たちはちょっとばかりはしゃぎ疲れた顔で食堂に向かう。
そうでない生徒も多いが、その人たちがどこに行くのかは分からない。
今日は雨が降っているので、外に出られない分だけ食堂に向かう生徒が多いだろう。
虚弱は鞄からお弁当箱を取り出す。いつも通り、ここで昼食を食べるらしい。
今の貴方に、これと言って予定はない。自由に過ごす事ができるだろう。
貴方は
1、食堂に行く
2、虚弱と話す
3、自由行動
↓2
771 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 22:39:00.84 ID:5OwqjMnj0
2
772 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 22:40:22.83 ID:UpJta6N5o
2
773 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 22:41:37.32 ID:S7t66yUi0
2、虚弱と話す
貴方は虚弱と話す事にした。
さて、何について話そう?
1、自由行動
2、テストへの意気込み
3、夏休みの予定
4、やっぱやめた
↓2
774 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 22:42:02.68 ID:5OwqjMnj0
3
775 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 22:42:03.20 ID:UpJta6N5o
3
776 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 22:52:53.91 ID:S7t66yUi0
3、夏休みの予定
貴方は、夏休みの予定について話す事にした。
貴方「虚弱さんは、夏休みの予定って、何かあります?」
虚弱「夏休み……? えっと…………7月の29日に、一週間くらい家に帰る……」
貴方「き、帰省すると言う事ですか?」
虚弱「……うん……たぶん? ……本当はもっと前から帰りたかったんだけど、パパの予定が合わなくて……」
虚弱「ママは、体が弱い方だから、迎えに来られなくて……だから、それくらい」
貴方「そうなんですか……寂しい気がしますね」
虚弱「ふふ、だいじょーぶ。すぐ、戻ってくるから……」
虚弱は軽く微笑み、そして、弁当箱のおかずを口に放った。
……一瞬、虚弱が離れて行ってしまう事に心の寂しさを覚えた。
しかし、よく考えると、虚弱がどこかへ行ってしまうヴィジョン自体が描けない事に気付いた。
だって虚弱、体が弱いからあまり遠くに出歩かないし……
貴方「……あ、でも、29日って事は虚弱さんの誕生日、過ぎていますよね?」
虚弱「そー。だから、パパもママも、「悔しいっ」だって……」
貴方「あはは……仲、良いんですね」
虚弱「うん……ふつうだと思うけどね」
虚弱「……――さんは、夏休み、どうするの?」
貴方は、夏休みに何か予定があるだろうか?
1、自由行動
2、今のところは特にない
↓2
777 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 22:54:02.97 ID:5OwqjMnj0
2
778 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 22:54:11.11 ID:zCbJIGUSO
不肖、この私、虚弱と一緒に過ごせたらと考えてます
779 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 23:04:52.13 ID:S7t66yUi0
1、自由行動「不肖、この私、虚弱と一緒に過ごせたらと考えてます」
虚弱と一緒に過ごしたい。
……なんて、あほうかと。それは予定ではなく、希望ではないかと。
加えて言ったら、貴方は一体何を考えているのかと。馬鹿かと。
うん、まあ、嘘ではない。叶うのなら虚弱と一緒に過ごしたいと言うのは、本当に思っている。
だけど虚弱にだって予定はあるだろうし、プライベートがあるだろう。それらを侵害する権利など、貴方にはない。
と言うか、貴方は男なのだ、最近ちょくちょく忘れそうになるけど。
男の貴方が、虚弱と一緒に居て良いものだろうか。いや、そんな事を言い始めたらこんなところに居る事自体が間違っているのだが。
ああ、なんだか好意の所為で思考がこんがらがってしまっている。
話を纏めると、言っちゃって大丈夫なのか、と言う話。
虚弱にとって、貴方は女の子。まかり間違って「同性愛者」だと誤解されては目も当てられない。
男だと言えば問題は無くなるが、取り返しのつかない新たな問題が発生してしまう。
そう言う話でも無くて!
言っても……大丈夫だろうか?
貴方は
1、言っちゃう
2、言わない
3、自由行動
↓2
780 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 23:05:56.65 ID:5OwqjMnj0
2
781 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 23:07:46.49 ID:H0igh6FB0
2
782 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 23:10:58.15 ID:S7t66yUi0
あ……これ入れるの忘れました。
1、言っちゃう
2、言わない(夏休みの予定について記入しても良い)
3、自由行動
念の為↓2で改めてお願いします。念の為。
783 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 23:11:34.02 ID:5OwqjMnj0
2 特になし
784 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 23:15:39.12 ID:H0igh6FB0
↑
785 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 23:22:08.14 ID:S7t66yUi0
2、言わない
……まあ、言うべきではないだろう。色々考えて。
そんな事は建前で、実は貴方、心の中ではへたれただけだったりして。
そんな事、あるかもしれない。深くは考えないが。
虚弱「……――さん……?」
心配そうに貴方の顔を覗き込む虚弱を見て、貴方は思う。
やっぱり、言うべきではない。虚弱との【信頼】関係は、互いに何かを秘匿している事で保たれている物である可能性も否めない。
それを崩したくないと思うのは、臆病なのではない。きっとそうだ。
貴方「ああ、ごめんなさい。少し、思い出していたものですから」
貴方「考えてみましたが、私の方は、今のところこれと言って予定はないですね」
虚弱「ふーん……そうなんだ……」
貴方「夏休みはのんびり過ごす、と言うのが、予定かもしれませんね」
虚弱「それ、予定じゃない……」
貴方「何を言ってるんですか。私が今、テスト勉強を頑張っているのは、夏休みを満遍なくのんびりする為なんです」
虚弱「……それを自慢げに言われても……」
そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒にお昼休みを過ごした。
もしかしたら、とんでもない選択をしてしまったのかもしれない。
だけど、きっと、後悔はするまい。
貴方の直感曰く、正直言ってどうでも良い事らしいから。それを、信じる事にする。
786 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 23:35:25.80 ID:S7t66yUi0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
休み時間。貴方は、教室でのんびり過ごしていた。
虚弱「――さーん……」
そんな貴方の背中に、覆い被さるようにして抱き着いて来るのは……またもやこそこそしていた、虚弱。
貴方「わっ……もう、虚弱さん。なんですか、いきなりー?」
こうして、悪戯するのも珍しいもの。偶にするくらいなら、許してやろう。
そんな寛大っぽい心で受け入れつつ、とりあえず貴方は尋ねてみる。
虚弱「うーうん……なんでもなーい」
貴方「なんでもないならこんな事しませんよ。まったく……」
そう言いながら、虚弱を振り払う事も、嫌がる素振りも見せない貴方。
自分を受け入れた事を悟った虚弱は、甘えるようにして、貴方の首元に顔を埋める。
虚弱「えへへ……」
……一体、どうした事だろう。唐突、と言えば唐突。
まあ、何も無いのだろう。そんな気がする。
とりあえず、貴方は
1、自由行動
2、好きにさせる
↓2
787 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 23:36:02.01 ID:UpJta6N5o
軽くなでなで
788 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 23:36:51.47 ID:5OwqjMnj0
↑
789 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 23:46:40.95 ID:S7t66yUi0
1、自由行動「軽くなでなで」
とりあえず、貴方は肩らへんにある虚弱の頭に手を乗せて、軽く撫でてやった。
ちょいとばかり無理のある体勢だが、軟体生物みたいな貴方には余裕の一言に尽きる。
虚弱「おー……サービスいいね……」
貴方「ええ。せっかくです。持ってけドロボーです」
虚弱「……押し売り……」
貴方「あ、失礼な」
どうやら、この行為は気に入ってくれたらしい。
頭を触られる事を嫌う人もいるらしいので、正直慣れ慣れしいかとも思ったが……。
貴方はそうして、休み時間を過ごした。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
放課後。生徒たちは寮に帰ったり、所属する部活に向かったり、用はないけど居残ったり、自由に過ごしている。
帰る準備をしていた貴方に、虚弱が話しかけてきた。
虚弱「――さん。一緒に、帰らない……?」
どうやら、そう言う事らしい。
今の貴方に、これと言って用事はない。誘いを受けても、大丈夫だろう。
貴方は
1、一緒に帰る
2、断る
3、自由行動
↓2
790 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 23:47:27.39 ID:5OwqjMnj0
1
791 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 23:47:44.94 ID:UpJta6N5o
1
792 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/16(土) 23:51:44.96 ID:S7t66yUi0
1、一緒に帰る
貴方「はい、一緒に帰りましょう」
虚弱「……良かった」
貴方の返事を聞くや否や、虚弱はほっとした表情を浮かべ、柔らかい笑みを見せる。
図体に似合わず人懐っこい笑い方をするものだと、今になって気付く。
貴方「では、少し待っててくださいね…………はい、お待たせしました。帰りましょう」
虚弱「……うん」
貴方は虚弱と一緒に帰る事にした。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 入口|
□――――――――□
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
793 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 23:53:16.97 ID:5OwqjMnj0
2
794 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/16(土) 23:54:10.71 ID:H0igh6FB0
これから夕食まで一緒に勉強しませんか?
795 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 00:01:02.03 ID:SiLvL3X20
1、自由行動「これから夕食まで一緒に勉強しませんか?」
貴方「そうだ。もしよければ、これから夕食まで、一緒に勉強しませんか?」
貴方「来るテスト勉強に備えて。他の教科も、安心とは言えませんし」
虚弱「……――さんが良ければ、私は、良いよ」
虚弱「……――さんの部屋で」
貴方「わ、私の部屋ですか」
虚弱「だって……昨日は私の部屋でやったから。駄目?」
駄目、と言う事はないが……と言うか、駄目な理由が無い。
部屋だって片付いているし、変な物もないし……大丈夫なはずだ。
貴方「……分かりました。私の部屋で、ですね」
虚弱「がんばろー」
なんとも気の抜けた言葉だろうか。
とりあえず、貴方はこの後、虚弱と一緒に勉強する事になった。
貴方は他に、虚弱と話したい事がああっただろうか?
1、自由行動
2、もういいや
↓2
796 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 00:01:49.50 ID:W2MIHFLb0
2
797 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 00:02:31.38 ID:1JwT/ecSO
おかし持ってってもいいですか
798 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 00:11:28.59 ID:SiLvL3X20
1、自由行動「おかし持ってってもいいですか」
お菓子を持って行っても良いか?
貴方は、虚弱に尋ねようとして、口を閉じる。
今から勉強をすると言うのに、そんなやる気の無い一言を言ったら、どう思われるだろう。
虚弱ならばどうとも思わないだろうが……不真面目な印象を与えるかもしれない。
それに、勉強にも多少の支障がでるかもしれない。
頭を働かせるのに糖分は必要かもしれないが、時間はそれ以上に大切なのである。
別に今、集中力を欠いているわけでもないし……貴方は、必要ないと言って良い。
虚弱も虚弱で、そんなにお菓子は食べないだろう。
更に言うなら、自分の部屋で勉強すると言うのに、「持って行く」とは何事か。
貴方は一体どこに行こうとしているのだろう。まさか、お菓子を買いに行くのか?
寮の1階に購買があるらしいが……正直、面倒だ。これは完全に私情である。
色々考えたが、それでも貴方は
1、言う
2、言わない
3、自由行動
↓2
799 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 00:11:56.63 ID:W2MIHFLb0
2
800 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 00:12:00.06 ID:1TcxdENro
2
801 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 00:17:38.91 ID:SiLvL3X20
2、言わない
……いや、やめておこう。口は災いの元。下手な事は言わないに限る。
でも、お菓子、ちょっと惜しかったかもしれない。
もしかしたら、虚弱に喜ばれたのかもしれない。
虚弱の好きなお菓子はポップコーンもしくはマシュマロだと言う。後者はともかく前者は流石に売っていないだろう。
マシュマロを用意したとしても、結構お腹に溜まるから虚弱はそんなに食べないだろう。和菓子は絶対売ってない。
あと、虚弱は小食。夕食に響くから食べないと言う可能性高し。
結論。止めて良かった。
さて、貴方の中で一つの提案が消えたところで、貴方は他に、虚弱と話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、もういいや
↓2
802 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 00:19:43.90 ID:JRxP7D7j0
2
803 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 00:26:00.10 ID:9eDXsWqO0
ビデオゲームとかボードゲームとかに興味ある?
勉強前に話す話題じゃない気もするけど…
804 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 00:33:40.96 ID:SiLvL3X20
1、自由行動「ビデオゲームとかボードゲームとかに興味ある?」
貴方「虚弱さんは、ビデオゲームとかボードゲームとか、そう言った物に興味、ありますか?」
虚弱「ゲーム? ……うーん、あんまり、ないかな」
虚弱「昔、暇な時、やったくらい……最近は、特に……」
貴方「そうですか……」
虚弱「……でもね、チェス、得意」
貴方「チェス、ですか」
虚弱「うん……そこそこできるよ」
どうやら、虚弱はあまりゲームと呼べるゲームはしないし、興味も特にないらしい。
しかし、チェスだけは、得意らしい。そこは、外国の流れを汲むだけの事はある。ちょっとこじつけ。
とりあえず、虚弱を接待する場合は、チェスを用意するべきだと言う事は分かった。
そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に帰った。
805 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 00:41:12.15 ID:SiLvL3X20
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に着いた貴方と虚弱は、とりあえずそれぞれ椅子に座る。
貴方「では、やりましょうか。時間はたっぷりありますから、ゆっくりやりましょう」
虚弱「うん」
貴方は、虚弱と一緒に勉強を始めた。
今日は、虚弱と貴方が苦手だと言う英語だ。
貴方はともかく、虚弱は本場イギリスの曾孫なのだからちょっとくらいどうにかなっているべきだと思う。
……まあ、貴方だって元を辿った出身はアメリカと言えばアメリカだけれど。
虚弱「……ねー、――さん。なんでアルファベットってあるんだろーね……」
貴方「人類発展の象徴でしょう……そう思いましょう」
……あまり、勉強にならなかったような気もする。
【!】貴方の学力が上がった。14+4=18。現在学力補正「+18」
勉強を続けていた貴方と虚弱は、夕食の時間が迫っている事に気付く。
虚弱「ごはーん。もう勉強おーしまい」
貴方「そうですね。約束の時間ですし、今日はこのくらいにしておきましょう」
虚弱「英語、駄目かもしれないね……」
貴方「その時は……その時です」
来るテストに若干の不安を残しつつ、貴方と虚弱は片付ける。
まあ、時間はまだまだたくさんあるし……どうにかなるだろう、そう信じたい。
貴方「じゃあ……せっかくなので、一緒に行きましょうか」
虚弱「うん。行こ」
片付けを終えた貴方と虚弱は、食堂に向かって夕食を食べた。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
虚弱と別れ、部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。
そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。
806 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 00:41:46.27 ID:SiLvL3X20
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/29・水)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/30・木)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 1・金)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 2・土)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 3・日)
↓2
807 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 00:42:20.66 ID:JRxP7D7j0
1
808 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 00:42:28.13 ID:1TcxdENro
1
809 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 00:43:59.07 ID:SiLvL3X20
1番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
810 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 00:48:08.49 ID:SiLvL3X20
お疲れさまでした。
前の時も思ったのですが、感情値の上限が50じゃ足りねえってレベルじゃないです。
どどーんと100くらい設定すれば良かったです。そうすると、今度は本気で時間がかかってやばいってわけなんですけど。
一つ言わせてもらうと、ちょっともったいない事が起きてる、とだけ。
さて次の再開ですが、2月17日の21:00を予定しています。
それではみなさま、お休みなさいませ。
811 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 00:48:37.03 ID:1TcxdENro
乙
812 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 01:13:56.14 ID:9eDXsWqO0
夜遅くまでお疲れ様でした。
そろそろ覚悟を決めて虚弱に男性であることを告白した方がいいのかな…
感情値の上限「50」で順調にいくと夏休み中に終わっちゃうから秋・冬のイベント
(学園祭・クリスマス・初詣・バレンタイン)
がまったく登場しないという罠。
ゲーム開始時期が秋だったら↑のイベントも出番あると思うんだけどシステムさんとしてはそれは無しな感じ?
813 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/17(日) 01:38:26.59 ID:SiLvL3X20
>>812
有りか無しかで言えば、天啓です。「その手があったか!」と思いました。
開始時期は秋と言うより、夏休みが終わって間もなくでしょうかね。ちょっと、考えてみます。
この主人公が終わった時に追加されていなかったら、システムさんがバカだから諦めたと言う事にしてください。
そうなったら、多分、しれっと上限値が100になっていると思います。嘘ですごめんなさい。
814 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/17(日) 19:01:46.40 ID:SiLvL3X20
こんばんは、システムさんです。
今日は特に何も無いので、早速直後のレスで天気判定ほい
815 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 20:23:21.57 ID:9eDXsWqO0
「もったいない事が起きてる」
ってことは、「今の虚弱との関係だとこれ以上感情値が上がらない」
みたいなことになってるのかな
816 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/17(日) 20:31:59.38 ID:SiLvL3X20
ええまあ、はっきり言うとそんな感じです。
正直、催促しているようでこういう事はあまり言いたくなかったんですけどね……。
かと言って、無駄にさせ続けるのもアレな話ですし、一応ほのめかしたのです。もろ言ってるようなものでしたが。
うーん……虚弱は結構人懐っこいキャラですから、感情値が上がりやすいのは普通なのですが……。
ちょっと、上がるのが簡単すぎるのかもしれませんね。だからと言って、今更どうにもできませんけど……。
817 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 21:00:08.39 ID:SiLvL3X20
予定した時間になりました。
ゲームを再開します。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 4・月)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/30・木)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 1・金)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 2・土)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 3・日)
データがセーブされています。
最後にセーブしたデータの続きから始めますか?
また、思い出の部屋に行く事ができます。
思い出の部屋に行きますか?
↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先
818 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 21:00:31.78 ID:ofo9lnof0
始める
819 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 21:04:17.34 ID:9eDXsWqO0
始める
820 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 21:05:23.38 ID:SiLvL3X20
多数決なので決定しました。
前回の続きから再開します。
1番のデータを読み込んでいます。
読み込みが完了しました。
1番のデータを再開します。
821 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 21:06:00.36 ID:SiLvL3X20
□―――――□
|貴方の部屋| 7/5(火)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
うん、いい天気だ。
貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由は無い。
貴方は
1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動
↓2
822 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 21:06:13.09 ID:1TcxdENro
2
823 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 21:06:22.76 ID:ofo9lnof0
2
824 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 21:06:57.31 ID:1TcxdENro
ステータス
825 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 21:11:26.57 ID:SiLvL3X20
2、虚弱の部屋に行く
貴方は虚弱の部屋に行く事にした。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。
少しして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現す。
虚弱「――さん……おはよ」
貴方「おはようございます、虚弱さん。食堂、行きませんか?」
虚弱「……行く」
今日は昨日と違い、あまり余裕はなさそうだ。とすると、今日は恐らく保健室に行くのだろう。
なんとなく、虚弱の調子の判別ができようになってきた気がする。
とにかく、貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
826 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 21:11:58.60 ID:ofo9lnof0
2
827 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 21:13:39.53 ID:1TcxdENro
2
828 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 21:20:49.98 ID:SiLvL3X20
2、特にない
貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
虚弱と別れ、一度部屋に戻った貴方は、鞄を持って虚弱の部屋に向かった。
半ばごり押し気味に約束を取り付けたわけだが、約束は約束。貴方は虚弱と一緒に校舎に向かう。
虚弱にとっては迷惑かもしれない。それが、貴方が不安に思う一つ。
だけど行って迷惑がられるより、行かずに悲しまれる方が貴方にとっては嫌なのである。
そんな言い訳を引っ提げて、貴方は部屋を出た。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
再び虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックする。
少しして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現す。
虚弱「……――さん」
貴方「一緒に行きましょう。虚弱さん」
虚弱「…………うん」
虚弱の様子を見る限り、迷惑そうではない。ほっとしつつ、貴方は虚弱と一緒に登校する事にした。
□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
829 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 21:21:37.00 ID:1TcxdENro
ステータス
830 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 21:21:55.25 ID:ofo9lnof0
2
831 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 21:22:57.56 ID:SiLvL3X20
唐突の要求にも応える、それがコマンド確認「ステータス」
□―《ステータス画面》――――――――――――
|
| 名前:―― ――(貴方) / 現在:7/5(火)
|
| 性格:温和・怠惰 / 誕生日:8月13日
│
│ 肉 体 …[■|■|■|■| | ]
│ 知 識 …[■|■|■|■|■| ]
│ 技 術 …[■|□| | | | ]
│ 第六感 …[■|■|■|■|■| ]
│
│ 特殊設定:『超能力・心』『異形の子』
│
│
│ [虚 弱]…感情【37/50】【好き】[Birth: 7/24]
│
│ [ 愛 ]…感情【14/50】【友好】[Birth:10/17]
│
│ [鉢 巻]…感情【6/50】【未確認】
│
│ [ close! ]…感情【???】【???】
│
│ [銀 鎖]…感情【14/50】【友好】
│
│ [男 装]…感情【13/50】【友好】
│
□────────────―――──――─‐
・その他の情報
【!】貴方の学力が上がった。14+4=18。現在学力補正「+18」
832 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 21:31:11.33 ID:SiLvL3X20
2、特にない
貴方は虚弱と一緒に登校した。
□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□
校舎に着いた貴方と虚弱は、真っ直ぐに保健室に向かう。
保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に事情を説明する。
*「はーい、いつもありがとうね、――さん」
聞き慣れたらしい保健の先生は手をひらひらと振って、虚弱を早くベッドに寝かせるように指示する。
言われずとも、貴方はベッドに向かい、虚弱をベッドに寝かせてやる。
貴方「よし、と……じゃあ、私は教室に行きます」
虚弱「うん……頑張ってね……」
貴方「はい。ゆっくり、休んでください」
そんな感じに言葉を交わして、貴方は保健室を後にした。
いつも通り多少の遅刻はしたが、問題はない。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
休み時間。次の授業の準備を終えた貴方は、これからどうしようかと考える。
先ず考えつくのはテスト勉強だが、この短い時間で勉強したところで、一体何の足しになるか。
塵も積もれば山となると言うが、これならやらない方がまだマシである。
さて、貴方は
1、自由行動
2、のんびり過ごす
↓2
833 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 21:32:03.90 ID:ofo9lnof0
2
834 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 21:32:48.22 ID:1TcxdENro
絵の練習
835 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 21:38:59.42 ID:SiLvL3X20
1、自由行動「絵の練習」
貴方は久しぶりに、絵の練習をする事にした。
まあ、絵の練習だってこの短い間にやったところで何の足しになるかと言う話でもあるが……。
一応、貴方は絵が下手だと言うのを自覚できた事を考えると、プラスになっているのは確かだろう。
貴方はいつも通りノートを取り出し、絵の練習をして休み時間を過ごした。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
お昼休み。生徒たちは食堂に向かったり、長い休み時間を外で過ごしたり、自由に過ごしている。
今の貴方に、これと言って予定はない。自由に過ごす事ができる。
強いて言うならテスト勉強をするくらいか。
貴方は
1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、広場に行く
4、勉強する
5、自由行動
↓2
836 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 21:39:47.76 ID:ofo9lnof0
2
837 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 21:41:33.73 ID:1TcxdENro
2
838 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 21:47:03.94 ID:SiLvL3X20
2、保健室に行く
貴方は保健室に行く事にした。
□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□
保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡潔に用件を伝える。
虚弱はソファの上で、お弁当を食べていた。
虚弱は貴方に気付くと、手を振って、貴方を自分の傍に来るように呼ぶ。
貴方は
1、自由行動
↓2
839 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 21:47:48.05 ID:ofo9lnof0
虚弱の隣に座る
840 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 21:53:17.93 ID:9eDXsWqO0
↑
平日は放課後に勉強すると学力「+4」(誰かと一緒だと+5?)
だから勉強するなら昼休みよりは放課後の方がいいのかな
841 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 22:00:00.84 ID:SiLvL3X20
1、自由行動「虚弱の隣に座る」
貴方は、大人しく虚弱の隣に座った。
貴方「思ったより、元気そうですね……」
虚弱「うん……ふつう」
貴方「なら、良かった。お弁当も食べられないくらいだったら、どうしようかと思っていました」
虚弱「その時は……――さんに、食べさせてもらおうかな……」
貴方「私に、ですか? 構いませんが……無理はいけないですよ?」
虚弱「……無理してまで、ご飯食べないよ」
貴方「あー……それもそうですね」
そんな感じで、貴方は虚弱といろいろ話しつつ、一緒にお昼休みを過ごした。
842 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 22:06:27.30 ID:SiLvL3X20
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□――――――――□
休み時間。貴方は、ちょっとした野暮用で教室を出ていた。
その用事も済み、教室に戻ろうとしていた時の事。
銀鎖「別に、必要の無い世話なのですが……」
愛「そう言わずに。お節介を恐れて愛などあり得ませーん」
なんとも、珍しい組み合わせと遭遇した。
そう、銀鎖は、いつの間にやら脚を怪我していたらしい。
杖を使って歩いている所を、愛に見つかり、彼女からの猛烈なお節介を受けている。そんな感じだろう。
しかし、愛も愛で、杖を突いている人の補佐には手慣れているらしい。邪魔になっているようには見えない。
その所為か、銀鎖は強く払う事もできず、愛のお節介を甘んじて受けていると。
それにしても、夜には変なものと戦って、時には人の命なんかどうでもよさげな外道銀鎖。
そんな人でも、参ってしまう人はいるらしい。貴方の目には、銀鎖が押されているように見える。
貴方は
1、話しかける
2、放っておいてもいいだろう
3、自由行動
↓2
843 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 22:08:37.26 ID:ofo9lnof0
1
844 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 22:10:33.81 ID:1TcxdENro
1
845 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 22:22:16.63 ID:SiLvL3X20
1、話しかける
貴方は二人に話しかける事にした。
貴方「こんにちは、愛さん。銀鎖さん」
愛「む? ああ、――さん! はい、こんにちは」
銀鎖「……貴方の知り合いですか? どうにかしてくださいよ、鬱陶しいこの人……」
銀鎖がこんなにも怯むとは……その対象が、まったく以て人畜無害な髪の毛の塊と言うのだから、笑いが止まらない。
銀鎖が最も弱い相手は、もしかしたら究極的な優しさなのかもしれない。
貴方「銀鎖さん。一応年上なんですから、そんな失礼な言葉遣いをしてはいけませんよ?」
銀鎖「と言うか、あなた、目の前が見えていないんですか?」
愛「はい、見えていませんよ?」
銀鎖「それでよく人を助けようと思えましたね……」
愛「うーん、確かにそうですね。困った人がいると、ついつい反応してしまうのです」
銀鎖「えー…………」
ずっとこうして見ているのも良いが……まあ、そろそろ助けてやっても良いか。
前が見えない愛に補助を任せるのは、確かに何らかの不安が伴う。
まあ、愛だってそう言う生活には慣れているだろうから、それこそ無駄な世話かもしれないが。
貴方は
1、「愛さん。後は私に任せてくれませんか?」
2、「そんなに嫌なら自分でどうにかしたらどうですか?」
3、「いやー……大変ですねー」
4、自由行動
↓2
846 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 22:23:18.49 ID:ofo9lnof0
1
847 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 22:24:33.03 ID:1TcxdENro
1
848 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 22:36:23.59 ID:SiLvL3X20
1、「愛さん。後は私に任せてくれませんか?」
貴方は、銀鎖を助けてやる事にした。
貴方「愛さん。後は私に任せてくれませんか?」
愛「む……仕方ありません。確かに、私が付き添うよりかは、安全でしょう」
銀鎖「ほら、早く離してください……全く」
愛が銀鎖の腕を離すと、銀鎖は鼻を鳴らして憤慨を表す。
ああ言いながら、自分からは突き離そうとしない所を見ると……意外にも、愛の事を受け入れていたのかもしれない。
愛「それでは、彼女の事をお願いします」
貴方「はい。任されました」
銀鎖「……あなたは、有難迷惑と言うものを知るべきだと思いますよ」
そう言い残して、銀鎖は貴方を残しその場を去ろうとする。
愛「そうですね。空回る善意は、嫌われがちです。だから私は、手の届くものにしか手を伸ばしません」
愛「お気を付けて、銀鎖さん」
銀鎖「……ふん……」
貴方「ああ、待って……では、失礼します」
愛「はーい」
貴方は急いで銀鎖を追っかけ、銀鎖の補助をして休み時間を過ごした。
849 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 22:40:33.72 ID:SiLvL3X20
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
放課後。生徒たちは寮に帰ったり、所属する部活に向かったり、各々自由に放課後を過ごしている。
怪しげな儀式を行おうとしている生徒もいるが、見ない事にする。
帰る準備をしながら、貴方はこれからどうしようかを考える。
今の貴方に、これと言って予定はない。強いて言うなら、テスト勉強をするくらいか。
貴方は
1、寮に帰る
2、保健室に寄る
3、世界「愛」クラブに行く
4、銀鎖を探す
5、自由行動
↓2
850 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 22:40:56.97 ID:ofo9lnof0
2
851 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 22:41:56.98 ID:1TcxdENro
2
852 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 22:49:21.69 ID:SiLvL3X20
2、保健室に寄る
貴方は保健室に寄る事にした。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□――――――――□
保健室に向かう途中の廊下で、貴方は虚弱と会った。
虚弱「――さん」
貴方「虚弱さん。ちょうど良かった、一緒に帰りませんか?」
虚弱「あ……ごめん。今日は、ちょっと……用があって」
虚弱「まだ、帰れない……」
虚弱は残念そうに目を伏せて、貴方に謝罪する。
貴方「ああ、良いんです。大丈夫です、なら、仕方ありませんから」
虚弱「……ごめんね」
貴方「ええ……ちょっと、残念です」
虚弱「……じゃあ、ばいばい」
貴方「はい。気を付けて、帰ってくださいね?」
虚弱「もう、大丈夫だもん……」
その後、二言ほど話して、貴方は虚弱と別れて寮に戻った。
何か物足りない気がするが……まあ、気のせいだろう。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は鞄を置き、ベッドに倒れ込んだ。
そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。
853 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 22:49:51.86 ID:SiLvL3X20
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 4・月)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (6/30・木)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 1・金)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 2・土)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 3・日)
↓2
854 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 22:49:59.71 ID:ofo9lnof0
2
855 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 22:52:41.07 ID:1TcxdENro
2
856 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 22:54:02.51 ID:SiLvL3X20
2番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
857 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 22:56:34.64 ID:SiLvL3X20
お疲れさまでした。
銀鎖ちゃんもね、悪い子じゃないんですよ。ただちょっと荒んでるせいでウザいだけなんです。
という、親の贔屓目です。実際、システムさんから見てもあんまり魅力がないと言うか。
え? 他のキャラだって目くそ鼻くそ? あーん、そんな殺生な事言わんといてくださいな。
さてそんな一人芝居はさておき、次の再開ですが、2月18日の21:00を予定しています。
それではみなさま、お休みなさいませ。
858 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 22:57:45.73 ID:1TcxdENro
乙
859 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/17(日) 23:03:25.84 ID:SiLvL3X20
>>840
まあ、大体そんな感じです。勉強する場合も、結局行動数1消費なので放課後や休日にやった方が効率だけは良いです。
誰かと一緒に勉強すれば、好感度も上がって一石二鳥。ボーナスタイムのジャックポッドです。
ちなみに仕様の都合上、基本的に+3は無いです。
860 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/17(日) 23:03:46.22 ID:9eDXsWqO0
乙でした
放課後に保健室で告白しようと思ったら選択肢がなくて見事に阻止された
861 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 00:23:43.18 ID:Nc2VJaUDO
あーん!シス様が一人芝居!
乙テム
862 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 20:10:12.58 ID:9CEOoukZ0
プレイヤーが行おうとしている事を一つ一つ予測し、潰す……それが! システムさんに与えられた権利にして役職!
はい、嘘です。単なる事故です。あとシス様って言われると、スターウォーズを思い出します。
こんばんは、システムさんです。
ついでに直後のレスで天気判定
863 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 20:14:11.82 ID:98C0y+8N0
s
864 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 20:30:22.60 ID:ZYn7QoaE0
虚弱はアクセとかぬいぐるみもそんなに好きじゃないし
花束とかお揃いの小物とかは友達に上げるものじゃない気がするし…
今のところ有力なのは食べ物(ポップコーン等)だけ?
865 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/18(月) 20:41:40.15 ID:9CEOoukZ0
今のところ、たしかにそれが一番ですが……ポップコーンをもらって喜ぶ女の子っていますかって言う……。
まあ、相手の欲しい物や好きな物をあげたいと言う気持ちは分かりますが、何もそれに引きずられる事は無いと思います。
やっぱりそう言う日は、気持ちこそ一番のプレゼントですから。余程センスが悪かったり雑なものをあげなければ、喜ばれますよ、きっと。
ゲスな話ですが、疎まれがちな子はちょいと優しくするとコロっと……ね。
866 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 21:00:03.94 ID:9CEOoukZ0
予定した時間になりました。
ゲームを再開します。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 4・月)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 5・火)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 1・金)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 2・土)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 3・日)
データがセーブされています。
最後にセーブしたデータの続きから始めますか?
また、思い出の部屋に行く事ができます。
思い出の部屋に行きますか?
↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先
867 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 21:00:28.19 ID:98C0y+8N0
始める
868 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/18(月) 21:01:55.53 ID:JczpNNfRo
始める
869 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 21:03:47.52 ID:9CEOoukZ0
多数決なので決定しました。
前回の続きから再開します。
2番のデータを読み込んでいます。
読み込みが完了しました。
2番のデータを再開します。
870 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 21:04:19.32 ID:9CEOoukZ0
□―――――□
|貴方の部屋| 7/6(水)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
うん、いい天気だ。
貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由は無い。
貴方は
1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動
↓2
871 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 21:04:25.78 ID:98C0y+8N0
2
872 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 21:04:53.99 ID:JczpNNfRo
3
873 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 21:07:46.89 ID:ZYn7QoaE0
男装は会いに行っても取り巻きがいるんだよね…
874 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 21:08:53.13 ID:9CEOoukZ0
3、男装の部屋に行く
貴方は男装の部屋に行く事にした。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・4階|
□,―――――――――□
男装の部屋に向かっていた貴方は、その目的地の目の前に、人だかりができているのを発見した。
別に、何らかの事故が発生したわけではない。いつかの通り、男装の取り巻きが「出待ち」をしているのだ。
よくもまあ飽きもせずにやるものだと思う。
逆に、貴方が初めて男装の部屋に行った時、どうして取り巻きがいなかったのかが不思議でならない。
まあ、そんな時もあったのだろう。そして、今日はその日ではないと言う事だ。
さて、問題はここからである。以前は面倒臭い事を考えて帰ってしまったが、今日はどうしよう。
面倒なのには変わりないが、何かあるかもしれない。ないかもしれない。
取り巻きが居る事を考えると、変な話はできないだろう。
貴方は
1、自由行動
2、やめておく
↓2
875 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 21:09:38.23 ID:98C0y+8N0
2
876 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 21:15:06.94 ID:ZYn7QoaE0
せっかく来たんだからすこし話をしていく
877 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 21:28:15.62 ID:9CEOoukZ0
1、自由行動「せっかく来たんだからすこし話をしていく」
貴方は、取り巻きの中に突撃していく事にした。
せっかく来たのだから、少し話をしていくのも良いだろう。
これから昼食だと言うのに、わざわざ男装が時間を作ってくれるかどうか、謎であるが。
貴方「あの、ちょっと通して……」
*1「嫌! 私、昨日も一昨日も後ろだったんだから……!」
貴方「いえ、あの、私は男装さんのファンでは……」
*2「なら後にしませんか? ここを通るのは大変でしょう?」
貴方「ええ、それは皆さんが道を塞いでいるからで……」
*3「きゃー、男装さーん!」
そんな風に貴方が四苦八苦している間に、男装は部屋から出てくる。
それと同時に、貴方の周囲から黄色い声が、静かに上がった。「騒いではいけない」マナーを守っているようだ。
男装「やあ、おはよう。今日も、誰も美しい」
*4「そんな……」
*5「男装さん! さ、食堂に行きましょう!」
*6「くっ……明日まで我慢……明日になれば……!」
そして、貴方を置いて、男装の取り巻き集団は、男装を連れて食堂に行ってしまった。
……頑張ったが、乙女の水面下戦争には勝てなかった。そう言う事だろう。
朝から、妙に疲れてしまった。次から、朝に男装の部屋に行くのは止めよう。そうしよう。
そう心に誓って、貴方は一人、とぼとぼと食堂に向かった。
878 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 21:33:39.49 ID:9CEOoukZ0
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
朝食を食べ、一度部屋に戻った貴方は、鞄を持って虚弱の部屋に向かった。
たとえ朝っぱらからへこたれても、虚弱を迎えに行くのは忘れない。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。
少しして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現した。
虚弱「……――さん。おはよ……」
貴方「おはようございます、虚弱さん……ちょっと、具合悪いですか?」
虚弱「……うん、まあ……悪い」
虚弱が自らそう言うのだから、間違いないだろう。
貴方「そうですか……じゃあ、ゆっくり行きましょうか」
虚弱「…………おねがいします……」
貴方は足取りが重い虚弱を支えつつ、一緒に校舎に向かった。
□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
もっとも、今の虚弱に話しかけるのは可哀想かもしれないが……。
貴方は
1、自由行動
2、特にない
↓2
879 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 21:34:26.26 ID:98C0y+8N0
2
880 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 21:36:29.77 ID:ZYn7QoaE0
好きな花とかありますか?
881 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 21:47:20.36 ID:9CEOoukZ0
1、自由行動「好きな花とかありますか?」
貴方「虚弱さんは、好きな花ってありますか?」
虚弱「…………ない」
どうやら、虚弱の好きな花は無いらしい。
今は具合が悪いので、適当に答えているだけかもしれないが……。
そう考えると、やはり、今に何かを尋ねたりするのは間違いだったかもしれない。
今度、虚弱の調子が良い時に、改めて聞いてみたら良いだろう。
その時こそ、虚弱の本当が聞けるかもしれない。
これ以上、虚弱に話しかけるのは止めておこう。
貴方は虚弱と一緒に登校した。
□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□
校舎に着いた貴方と虚弱は、真っ直ぐに保健室に向かう。
少し遅れてしまった……既に授業は始まっているだろう。
保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に事情を伝える。
その後、空いているベッドに向かい、虚弱をベッドに寝かせてやる。
珍しく、もう一つベッドが使用されている……が、他人の事にあまり触らない方が良いだろう。
虚弱「……ありがと……」
貴方「どういたしまして。先生、後はお願いします」
*「分かったから、早く教室に行きなさい。虚弱さんを免罪符にするのは許しませんよ」
貴方「そんな事しませんよ……では、失礼します」
虚弱「ん……」
貴方は保健室を後にして、急いで教室に向かった。
既に授業は始まっていたが、ちょっと注意されただけで見過ごされた。
遅刻常習犯として、既に飽きられているらしい……。
882 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 21:50:40.72 ID:9CEOoukZ0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
お昼休み。生徒たちは食堂に向かう。そうでない生徒もいるようだが、どこに行くのかは分からない。
今の貴方に、これと言って予定はない。自由に過ごしても大丈夫だろう。
貴方は
1、食堂に行く
2、保健室に寄る
3、男装を探す
4、自由行動
↓2
883 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/18(月) 21:51:18.41 ID:JczpNNfRo
1
884 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 21:52:28.68 ID:TFSW3XsQ0
2
885 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 21:52:33.17 ID:naE9k//qo
1
886 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 21:57:15.75 ID:9CEOoukZ0
2、保健室に寄る
貴方は保健室に行く事にした。
□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□
貴方が保健室に着いた時、久しぶりに保健の先生は席を外していた。
その代わり、もう一つのベッドは今朝のまま、使用されている状態である。
他人の事ながら、果たして大丈夫なのかが気になるが、まあ、女の子だから色々あるのだろう。
虚弱が使用しているはずのベッドのカーテンが閉じられている事を見ると、今朝と変わらず、なのだろう。
今朝の様子から考えて、少し話すくらいの事はできそうだ。
虚弱を休ませようと思うなら、大人しく教室に戻った方が良い。
貴方は
1、虚弱に話しかける
2、教室に戻る
3、自由行動
↓2
887 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 21:57:52.88 ID:98C0y+8N0
2
888 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 21:58:20.89 ID:JczpNNfRo
2
889 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 22:03:55.27 ID:9CEOoukZ0
2、教室に戻る
貴方は教室に戻る事にした。
話したい事があったとしても、わざわざ今にやる必要はないだろう。
また後で、もしくは、明日にでも大丈夫なはずだ、たぶん。
教室に戻った貴方は、そこでのんびり過ごした。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
休み時間。次の授業の準備を終えた貴方は、これからどうしようかを考える。
と言っても、やるべき事もなければ、やりたい事も特にない。
何かをするとしても、飽くまで暇潰しと考えるのが良いだろう。
貴方は
1、自由行動
2、のんびり過ごす
↓2
890 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 22:04:27.87 ID:98C0y+8N0
2
891 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 22:11:18.23 ID:ZYn7QoaE0
2
892 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 22:15:59.16 ID:9CEOoukZ0
2、のんびり過ごす
貴方は特に何をする事もなく、教室でのんびり過ごした。
なんだかんだで、貴方にとってはこれが一番である。
人生これで良いのかと考えると、不安しか思い浮かばないのは若気の至りと言う事で。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
放課後。生徒たちは、各々の目的に沿って自由に行動している。寮に帰宅2割、部活6割、その他2割。そんな感じ。
校庭では、運動系の部活が青春の汗を流している声が聞こえる。爽やかでいいもんだ。
帰る準備をしながら、貴方はこれからどうしようかを考える。
今の貴方に、これと言って特別な用事は何も無い。
強いて言うなら、テスト勉強をするくらいか。
貴方は
1、寮に帰る
2、保健室に寄る
3、屋上に行く
4、男装を探す
5、自由行動
↓2
893 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 22:16:13.71 ID:98C0y+8N0
2
894 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/18(月) 22:16:25.80 ID:JczpNNfRo
3
895 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 22:26:10.79 ID:9CEOoukZ0
3、屋上に行く
貴方は屋上に行く事にした。
□――――――――□
|学院校舎外 ・ 屋上|
□――――――――□
放課後の屋上に来るのは初めてだが、思った以上に生徒の数は多かった。
いわゆる暇な人が立ち寄るのだろう、友人と一緒にベンチに座って、話に花を咲かせると言う光景がそこらかしこに見える。
少々強いながらも心地良い風が吹く事から、単純に居心地が良い場所なのだろう。
その中に、一際空気が違う人がいるのは、気のせいだと思いたいものだ。
そこにいるのは、銀鎖。標準装備の銀色のチェーンが、夕日に照らされてやや赤く光を反射する。
屋上から学院敷地内を見下ろすのは、夜中のパトロールの延長なのだろう。今になって理解する。
足の怪我は……まだ、治っていないらしい。
いつ折られた物かは分からないが、腕の件から考えてそろそろ治りそうな物である。
さて……貴方は
1、自由行動
2、触らぬ闇に祟りなし
↓2
896 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 22:27:20.29 ID:98C0y+8N0
2
897 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 22:29:49.86 ID:JczpNNfRo
2
898 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 22:31:55.94 ID:ZYn7QoaE0
何故「屋上に行く」を選んだんだwwww
899 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 22:35:39.89 ID:9CEOoukZ0
2、触らぬ闇に祟りなし
貴方は、見つからない内に屋上を後にした。
日本ではよく言う、触らぬ神に祟りなしと。
彼女になぞらえて言うならば、「触らぬ闇に祟りなし」と言ったところか。
多少語弊があるものの平和主義万歳な貴方にとって、銀鎖は正直言って触れたくない相手。
困っているなら助けてやるが、触る必要が無い場合は極力避ける。
そんな感じで、貴方はそそくさと屋上を去ったのである。
□―――――□
|学院敷地内|
□―――――□
ふと、貴方は屋上の方を見上げる。
既に、そこに銀鎖の姿は無かった。闇を発見したのか、それとも、寮に帰ろうとしているのか。
……もう少し、彼女に優しくしてやるべきだろうか。
面倒だけれど……「異常」な事が寂しい事なのは、貴方だって良く知っている事なのだから。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
部屋に戻った貴方は鞄を置き、ベッドに倒れ込んだ。
そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。
900 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 22:36:15.69 ID:9CEOoukZ0
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 4・月)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 5・火)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 1・金)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 2・土)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 3・日)
↓2
901 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 22:36:29.80 ID:98C0y+8N0
3
902 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 22:38:16.59 ID:JczpNNfRo
1
903 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 22:40:09.82 ID:9CEOoukZ0
1番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
904 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/18(月) 22:44:42.18 ID:9CEOoukZ0
お疲れさまでした。
せっかくなんだから、何かしらアクションを起こしたって良いじゃないですか……。
ほら、ありがちな孤独を気取った寂しがり屋なパターンかもしれませんから、ちょっと触ったらすぐにコロッと……あれ、どっかで聞いたような。
ところで、「何か話したい事はあっただろうか?」と言っていますが、できる行動は会話ばかりではありませんよ?
いつかのように、さりげない行動で労わってやるなり支えてやるなり。
さて次の再開ですが、一日開けての2月20日の21:00を予定しています。
それではみなさま、お休みなさいませ。
905 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 23:00:39.08 ID:naE9k//qo
乙
906 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/18(月) 23:10:50.91 ID:ZYn7QoaE0
乙でした
今日(7月6日)のまとめ
朝 男装との接触に自分が失敗する
登校中 安価内容を自分が失敗する
昼 虚弱と会話しない
休み時間 何もしない
放課後 銀鎖と会話しない
感情値の増減 男装・銀鎖は接触してないから多分なし 虚弱は頭打ち
新しく得た情報 なし
…明後日は「2」番のデータから7月6日をやり直した方がいいかもしれない
907 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 19:57:48.18 ID:kakOOmsJ0
やり直すのは自由ですが、今までも実質的に一日を無駄にしてきた日もあるっちゃありますし、深く考えずとも良いと思います。
一日をふいにしたところで、時間はまだまだ、腐るほど余っているわけですから……。
まあ、そう言う事はシステムさんがどうこう言える話じゃないんですけどね。
こんばんは、システムさんです。
それとついでに、直後のレスで天気判定
908 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 20:04:14.30 ID:dXDIhsDX0
乾燥警報が出る位暑い
909 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 20:42:24.39 ID:IgUIuXTk0
やり直すより日にちを先に進めてイベント起こした方がいいかもね
910 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 21:00:01.40 ID:kakOOmsJ0
予定した時間になりました。
ゲームを再開します。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 6・月)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 5・火)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 1・金)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 2・土)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 3・日)
データがセーブされています。
最後にセーブしたデータの続きから始めますか?
また、思い出の部屋に行く事ができます。
思い出の部屋に行きますか?
↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先
911 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 21:00:44.20 ID:hLu1y9et0
始める
912 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 21:01:59.30 ID:IgUIuXTk0
始める
913 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 21:03:09.45 ID:kakOOmsJ0
多数決なので決定しました。
前回の続きから再開します。
1番のデータを読み込んでいます。
読み込みが完了しました。
1番のデータを再開します。
914 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 21:04:03.16 ID:kakOOmsJ0
□―――――□
|貴方の部屋| 7/7(木)
□―――――□
貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。
そして窓に近寄り、天気を確認する。
うん、いい天気だ。
貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。
そう言えば、今日は七夕。何か特別な日でも無いが、そう言う事になっている日。
こう言う時、何らかのイベントがある事が多いが、今はテストに備えて勉強する期間でもある。
学院側だってそれを認識しているわけだから、わざわざ生徒たちの集中を阻害するような事はしないだろう。たぶん。
貴方は食堂に向かう事もできるし、部屋で休む事もできる。
二年生のォ内であれば、他の人の部屋に行く事もできる。
先に校舎に向かう事もできるが、今の貴方にそうする理由は無い。
貴方は
1、食堂に行く
2、虚弱の部屋に行く
3、男装の部屋に行く
4、部屋にいよう
5、先に校舎に行く
6、自由行動
↓2
915 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 21:04:23.38 ID:hLu1y9et0
2
916 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 21:05:00.65 ID:IgUIuXTk0
2
917 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 21:10:56.84 ID:kakOOmsJ0
2、虚弱の部屋に行く
貴方は虚弱の部屋に行く事にした。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして、反応を待つ。
少しして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現した。
虚弱「あー…………おはよ、――さん」
貴方「おはようございます。気分、どうですか?」
虚弱「うん、まあ……ふつう、かな」
貴方「良かった。食堂、行けますか?」
虚弱「……行く」
虚弱は、貴方に寄りかかるようにして立つ。しっかり立てるくせにこうするのは、虚弱なりの甘え方なのだろうか。
貴方に掛かる負担は少なく、その事から寄りかかっているように見せているのが分かる。
それを考えると、やっぱり、甘えているのだろう。
勘違いしてはならないのは、友達として、甘えているのである。
そう、だから、うん。そう言う事なのだ。
貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。
□――――――――――'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,――――――――――□
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
918 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 21:12:24.34 ID:hLu1y9et0
2
919 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2013/02/20(水) 21:12:25.30 ID:sC8azMdDo
1 今朝はオムレツにしようか?
920 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 21:16:11.43 ID:IgUIuXTk0
この食堂のオムレツにバター(虚弱がダメっぽい)が入ってないことを祈るしかない
921 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 21:18:36.44 ID:kakOOmsJ0
あー……そうか、そうでしたね。言った事ありませんでしたね。
寮の食堂は、生徒自らメニューを選べません。そうしないと、食が偏ってしまう生徒がいますからね。
選べるのはその量と、アレルギーの場合は拒否できると言うだけです。と言うのは建前で、そうしないと面倒だからですね。
有効でない行動が選択されました。
安価は無効となります。
>>917
の選択肢から改めて選択してください。
↓2
922 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 21:20:10.33 ID:hLu1y9et0
2
923 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 21:20:39.99 ID:r78QCRfSO
好きな音楽聞いた事あったっけ?ないなら聞く聞いた事あったら↓
924 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 21:25:42.34 ID:kakOOmsJ0
好きな音楽は聞いた事ありますね。「ですめたる」と見せかけて「特にない」と答えました。
それに対して主人公は「演歌」と答えました、趣味が渋いですね。
と言う事で、これについて話す必要は一応無いと思われます。安価下
925 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 21:28:46.15 ID:IgUIuXTk0
(朝飯食べるときに)隣に座ってもいいですか?
本当は放課後の演劇(確か1週目はあったはず)に誘いたいけど、主人公がそのこと知らないから無理だよね
926 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 21:32:06.25 ID:kakOOmsJ0
仲の良い友達と一緒に朝食食べる時、隣座るのは当然だと思うのですが……。
グダってきましたね。しかしシステムさんは妥協しません。本当にこれを言いますか?
1、言う
2、他の事にする(安価先に記入)
↓2
927 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 21:32:30.72 ID:hLu1y9et0
2 特にない
928 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 21:33:36.40 ID:sC8azMdDo
1
929 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 21:36:18.67 ID:IgUIuXTk0
対面に座ってるのかと思ってました…恥ずかしい
930 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 21:45:39.54 ID:kakOOmsJ0
1、自由行動「隣に座ってもいいですか?」
朝食を受け取り、貴方と虚弱は、空いている席を発見し、まず虚弱がそこに座る。
虚弱「あー……重かった」
貴方「ええっ……あんまり、乗ってないのに……?」
虚弱「……重かったもん」
貴方「あはは……あ、隣、座っても良いですか?」
貴方は、何気なく、そう尋ねた。
それが、虚弱にはどうしてか不思議だったらしい。目を丸くして、貴方を見つめる。
貴方「えっ、あの……何か、変な事を言いましたか……?」
虚弱「変な事、って言うか……うん、まあ、変だけど」
虚弱「……今更、じゃないかな……?」
虚弱に言われて、貴方ははっとする。
そうだ。貴方は虚弱と一緒に朝食を食べる時は、大体隣に座っていたじゃないか。
スペースの関係上、虚弱と向かい合って座る事もあったが、割合で言えば隣に座るのが一番多かったはず。
そのほとんどは、あまり意識する事無く、流れで隣に座ると言う事ばかりだった。
それが、今になって、どうしてこんな事を口走ったのだろう。
貴方「……そうですね……何故でしょう。まあ、あれです。礼儀は大事と言う事で」
貴方はそう言って誤魔化したが、自分の中の微妙な変化が、妙に引っかかった。
まるで、貴方の中の何かが変わろうとしている事を、伝えているような。
一度思うと、嫌な感じの不安が付きまとって仕方が無い。
虚弱「……そうだね。じゃあ、どーぞ……」
貴方「はい、失礼します」
まあ、今は考えない事にする。虚弱と一緒にいる時間なのだ、変な事は考えたくない。
どうせ、思春期とは多感な時期だ。なんか微妙に変わっても不思議じゃないのである。
そう片付ける事にする。
貴方は虚弱の隣に座って、一緒に朝食を食べた。
931 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 21:54:43.09 ID:kakOOmsJ0
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
虚弱と別れ、一度部屋に戻った貴方は、鞄を持って虚弱の部屋に向かった。
この動作もすっかり慣れた物であると、我ながらついつい笑ってしまう。
慣れてしまえば、怠惰な心もそこまで反応を示さない。やったもん勝ちとはつまりこの事である。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
再び虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックする。
少しして、部屋の扉が開き、鞄を持った虚弱が姿を現した。
貴方「お待たせしました」
虚弱「うん……行こう」
貴方は虚弱と一緒に、校舎に向かった。
□――――――――――□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□――――――――――□
虚弱「あちーい……」
寮から出るなり、虚弱は手で太陽を隠しつつ呟いた。
もう、夏も本番である。太陽だって、これでもかと言うくらいに自分を誇示する。
虚弱にとっては、正に生き地獄と言ったところか。
貴方「しっかりしてください。校舎に着けば、まだマシです」
虚弱「おー……」
そんな調子で、貴方は虚弱と一緒に校舎に向かう。
貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、特にない
↓2
932 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 21:55:45.49 ID:hLu1y9et0
2
933 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 21:58:54.43 ID:IgUIuXTk0
下敷きか何かで虚弱を扇いであげる
934 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 22:06:24.46 ID:kakOOmsJ0
1、自由行動「下敷きか何かで虚弱を扇いであげる」
日差しにやられてぐったりしている虚弱を見て、貴方はピンと閃く。
自分の鞄をごそごそとかき回し、取り出すのは一枚のクリア下敷き。プラスチックで頭を擦ると静電気が発生するアレ。
それを使い、虚弱を優しく仰いでやる。
日差しはどうにかできなくても、多少の暑さは誤魔化せると思ったのだ。
虚弱「あう……?」
貴方「涼しいですか? 暑そうにしているから……」
虚弱「……うん。ありがと……」
貴方「はい。どういたしまして」
虚弱「……左うちわとは、正にこの事……」
貴方「失礼を承知で言いますが、裕福な暮らしをしている人の姿ではないと思います」
とりあえず、虚弱の気分だけは誤魔化せたようだ。
貴方は他に、虚弱と話したい事があっただろうか?
1、自由行動
2、もういいや
↓2
935 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 22:08:18.70 ID:hLu1y9et0
2
936 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 22:16:34.69 ID:IgUIuXTk0
七夕について
937 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 22:17:00.07 ID:kakOOmsJ0
10分経過したのでシステムさん判断で
>>935
で進行します。
938 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 22:24:10.99 ID:kakOOmsJ0
2、もういいや
貴方は虚弱を煽ぎながら、一緒に登校した。
□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□
校舎に着いた貴方と虚弱は、真っ直ぐ保健室に向かう。
保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に事情を説明した。
先生も手慣れて来たようで、ちらりと虚弱を見ただけで、後は頷いて流していた。
貴方はベッドに向かい、そこに虚弱を寝かせてやる。
貴方「じゃあ、ゆっくりしてください。無茶は、いけませんよ?」
虚弱「分かってる……――さんも、ね……」
貴方「了解しました」
そうして、虚弱と別れ、貴方は保健室を後にした。
今日は運良くホームルームに間に合ったので、遅刻は免れたとさ。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
休み時間。次の授業の準備を終えた貴方は、さてこれからどうしようかと悩んでいた。
まあ、特にやる必要のある事など無いので、適当に過ごしても良いのだが……。
貴方は
1、自由行動
2、のんびり過ごす
↓2
939 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 22:26:10.74 ID:hLu1y9et0
絵を描く
940 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 22:28:08.70 ID:IgUIuXTk0
クラスメイトに今日は何か学校で七夕のイベントがあるのか聞く
941 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 22:40:32.34 ID:kakOOmsJ0
1、自由行動「クラスメイトに今日は何か学校で七夕のイベントがあるのか聞く」
そう言えば、先ほどから教室が「七夕」だの「七夕」だの、兎にも角にも七夕の話ばかり聞こえる。
その言葉の端々に、「放課後」や「恒例」と言った言葉も聞こえる。
……なにやら、嫌な予感がする。
貴方は念の為、クラスメイトに訊く事にした。
貴方「すみません、今日って、学院で何かあるのですか?」
*「学院で何か……とは?」
貴方「ええ、たとえば……七夕にまつわるイベントとか……。何やら、皆さんがそれで騒いでいるようですから」
*「ああ、それですか。この学院には、毎年7月7日に「七夕の会」と言う催し物があるのです」
七夕の会。また、何やら如何わしい宗教のような名前が出てきた。
貴方「「七夕の会」?」
*「はい。御存じないのですか?」
貴方「すみません……恥ずかしながら」
*「でしたら、僭越ながら私が御説明致しましょう。えっとですね……」
その後、貴方はクラスメイトから懇切丁寧な説明を受けた。
簡単に言うと、放課後の18:00くらいから、体育館で「七夕の会」という物が行われるらしい。
生徒たちは自由参加。生徒会進行の下、演劇部の演劇、天文学部のプラネタリウムなどの演目が行われるとか。
要するにちっちゃい文化祭みたいな物である。生徒たちからの人気は、結構あるんだとか。
貴方「なるほど……そんな物が」
*「この日は、一切の部活動を中断しても構わないと言う決まりなんです。相当、このイベントに入れ込んでいます」
貴方「みたいですね。ちょっと、面白そうです」
*「はい。きっと、楽しいですよ」
新たな情報を得つつ、貴方は休み時間を過ごした。
942 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 22:42:48.49 ID:kakOOmsJ0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
お昼休み。生徒たちは食堂に向かったり、校舎から出て広場に向かったり、校庭で遊んだりと、自由に過ごしている。
まとまった休み時間と言うのは、どうしてこうも特別に解放感があるのだろうと思ったり思わなかったり。
今の貴方に、これと言って用事はない。自由に過ごしても構わないだろう。
貴方は
1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、屋上に行く
4、世界「愛」クラブに行く
5、自由行動
↓2
943 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 22:43:47.87 ID:hLu1y9et0
2
944 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 22:45:40.88 ID:UZtGlvs+o
4
945 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 22:54:47.51 ID:kakOOmsJ0
4、世界「愛」クラブに行く
貴方は世界「愛」クラブに行く事にした。
□――――――――――――――□
|学院校舎内・世界「愛」クラブ部室|
□――――――――――――――□
世界「愛」クラブ部室に着いた貴方は、部屋の電気が点けられている事を確認して、扉をノックする。
愛「ふぁーい」
変にくぐもり、間延びした声を聞いて、「本当にいつでもいるな」と思いながら、貴方は部室に入る。
貴方「お邪魔します」
貴方が部室に入った時、愛は、昼食を食べていたようだ。
愛の目の前にあるテーブルの上には、随分質素に思える中身のお弁当が置いてある事から、間違いないだろう。
あと、エアコンが点けられている。部屋が涼しいのは、正直廃品だと思っていたアレのおかげだろう。
愛はその髪の毛の所為で蒸れるに違いない。真夏日に冷房も点けずにいたら、いつか絶対熱中症でぶっ倒れる。
学院長が彼女にエアコンをプレゼントしたのは、そう言う事を考慮してだろう。今、気付いた。
愛「まう? ――さんですか、こんにちは」
貴方「はい、こんにちは」
思えば、髪が膨張していない愛を見るのは久々な気がする。
こちらが普段の愛だと言うのは重々承知しているが、なんと言うか……あっちに見慣れると、今の姿が不自然に思える。
愛「ちょっとすみませんね。今、お茶を入れますー」
貴方「ああ、お構いなく」
そんなテンプレートな挨拶もしつつ、貴方は愛に向かいあう形で座る。
愛「それで、このままでよろしければお聞きしますが、今日はどう言った御用でしょう?」
貴方はどうして、ここに来たのだろうか?
1、自由行動
2、特に理由はない
↓2
946 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 22:55:58.03 ID:hLu1y9et0
2
947 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 23:02:06.10 ID:IgUIuXTk0
昼食食べ終わった後一緒に期末の勉強しませんか?
948 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 23:16:45.03 ID:kakOOmsJ0
1、自由行動「昼食食べ終わった後一緒に期末の勉強しませんか?」
貴方「用、と言うほどではないのですが……」
貴方「愛さんがお昼食べ終えたら、一緒にテスト勉強をしませんか?」
貴方は、持ってきた教科書とノートと筆箱を見せつつ、愛に尋ねる。
見せたところで、愛には見えないのだろうが……。
愛「テスト勉強! ですかー」
愛はふらふらと体を揺らしつつ、なにやら悩む仕草をしている。
愛「……わっかりました。でしたら、今すぐしてしまいましょう」
貴方「あ、いえ。ゆっくりでいいんですよ。愛さんだって、お昼ご飯を食べたいでしょうし……」
愛「お弁当はいつだって食べられます。それこそ、次の休み時間にでも食べます」
愛「しかし、――さんとのお勉強は今しかできません!」
愛「……それに、テストに対して、少しばかりの不安があるから、誰かと一緒に勉強をしたいのだと推察します」
少しばかり、図星を突かれた。確かに、貴方はテスト勉強に対して、若干の不安を覚えている。
貴方は、優秀な方だ。優秀なだけで、完璧ではない。どこかに、穴の一つや二つはあるはずだ。
愛「それならば、時間は多い方が良いのです。さ、時間がもったいないですよー」
言いながら、愛はどこからか、教科書と筆箱とノートを取り出した。
貴方が見せた教科書と同じ物を取り出したところを見ると……もしかしたら、実は見えているのかもしれない。
貴方「……では、お言葉に甘えて」
なにやらごり押してしまった気がして、釈然としないが、貴方は愛と一緒に勉強する事にした。
愛「ふむふむ……でしたら、このような考え方をするとよいでしょう。たとえば……」
貴方「おお……分かりやすいです」
……愛は、勉強を教えるのが上手かった。そればかりか、貴方と同じくらいか、下手すれば貴方以上に成績が優秀。
愛がこの学院に入れたのは「一発芸」で学院長に気に入られたからだと勝手に思っていたが……。
本当は、実力で入口をこじ開けたのかもしれない。
とにかく、愛との勉強は、思った以上に為になった。
【!】貴方の学力が上がった。18+3=21。現在学力補正「+21」
貴方は愛と勉強して、お昼休みを過ごした。
949 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 23:20:53.35 ID:kakOOmsJ0
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
休み時間。貴方は、教室で過ごしていた。
特にするべき事が無いと言うのは、極めて良い物である。
……そう言えば、貴方は何か、しなければならない事があっただろうか?
貴方の記憶にはないが、一度思うと、なんとなく気になる。
大切な事や、しなければならない事は、無かったと思うが……。
どうだっただろう。貴方は
1、自由行動
2、思い出せないからいいや
↓2
950 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 23:21:37.65 ID:hLu1y9et0
2
951 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 23:26:01.43 ID:Er9M0pARo
虚弱を七夕の会に誘うとか?安価下
952 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 23:32:46.96 ID:kakOOmsJ0
10分経過したので、システムさん判断で安価下もしくは上で進行します。
安価先にあるレスには「安価下」と書かれているので、採用しないと言う事でお願いします。
この場合、安価上の
>>950
で進行します。
953 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 23:34:21.52 ID:IgUIuXTk0
3日前ぐらいまで見てみたけど分からない…(見落としてるだけ?)
システムさんあとで教えてくれますか?
954 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 23:41:17.92 ID:kakOOmsJ0
2、思い出せないからいいや
頭を絞っても思い出せなかったので、貴方は諦めた。
忘れている、思い出せないと言う事は、どうでもいいと言う事である。そう考える事にする。
そんな感じで、貴方は教室で過ごした。
□――――――――□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□――――――――□
先生3「今日は、みんなが待ちに待った七夕の会の日です。参加したい人は、18:00までに体育館に来てくださいねぇ」
ホームルームの時に、先生がそんな事を言ってきた。七夕の会の宣伝らしい。
そんな事をせずとも、楽しみにしている生徒は多いようなので、同じ数だけ体育館に詰め寄るのだろう。
生徒たちは、放課後の七夕の会に備えて、寮に帰ったり、前以て体育館に向かう生徒もいたり。
妙に浮ついた学院の雰囲気から、生徒たちがどれだけ楽しみにしているのかがよく分かる。
それだけに、貴方の期待値も上がってしまうので、自ら敢えて下げておく。
され、帰る準備をしつつ、貴方はこれからどうしようかを考える。
今の貴方に、これと言って予定はない。自由に過ごしても大丈夫だろう。
強いて言うなら、テスト勉強をするくらいか。
七夕の会に行く場合でも、その時間になるまでは自由に過ごせる。
開始予定時刻の18:00前くらいに、行くか行かないかを判断すれば良いだろう。
貴方は
1、寮に帰る
2、保健室に寄る
3、世界「愛」クラブに行く
4、自由行動
↓2
955 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 23:42:17.46 ID:hLu1y9et0
2
956 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 23:43:37.73 ID:IgUIuXTk0
2
957 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/20(水) 23:51:00.34 ID:kakOOmsJ0
2、保健室に寄る
貴方は保健室に寄る事にした。
□―――――――――□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□―――――――――□
保健室に着いた貴方は、保健の先生に用を説明する。
虚弱は、まだベッドに横たわっているらしい。
本人曰く、「まだちょっと気分が悪いから」だそうな。
外では未だお日様が照っている。虚弱にとって毒の空間は、夏になると長引くのだ。
*「あまり、無理をさせないようにね」
そんな釘まで刺されつつ、貴方は考える。
どうしよう……虚弱の気分が悪いなら、大人しく帰るべきだろうか。
貴方だって、無理をさせるつもりはない。嫌がられるのは、貴方にとっても嫌だ。
貴方は
1、虚弱に話しかける
2、やめて寮に帰る
3、自由行動
↓2
958 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 23:51:42.93 ID:hLu1y9et0
2
959 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/20(水) 23:59:26.50 ID:IgUIuXTk0
寮に帰って勉強して、17:30くらいにもう一度保健室に様子を見に来る
これはさすがにずるい?
960 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/21(木) 00:02:04.89 ID:yRUL8ZKN0
ずっこいですが別に良いですけど、たぶんその頃には虚弱ちゃん帰ってると思います。
念の為確認しましょう。もうこの際グダグダとか気にしません。
これでいく?
1、行く
2、やっぱ帰る
3、別のやつで行く(自由行動記入)
↓2
961 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 00:04:04.73 ID:Gu/Gunrc0
2
962 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 00:05:35.60 ID:havNbE3t0
寮に帰って18:00前まで勉強
虚弱が寮にいるならその時寮で誘えばいいよね
963 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/21(木) 00:14:45.13 ID:yRUL8ZKN0
3、自由行動「寮に帰って18:00前まで勉強」
貴方は、寮に帰る事にした。今は、ゆっくりさせてやろう。
貴方は保健室を後にした。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
寮に帰った貴方は、どうせ暇なのだから勉強する事にした。
鞄から勉強道具を取り出し、テーブルの上に広げる。
数学と英語は頑張ったので、もういいだろう。もうやりたくない。
と言う事で、今日は別の教科に手を伸ばす事にした。
貴方は勉強をして、放課後を過ごした。
【!】貴方の学力が上がった。21+3=24。現在学力補正「+24」
さて……そろそろ、18:00。七夕の会が始まる頃だ。
一年に一度の行事。せっかくなので、参加してみても良い。
参加と言っても、どうせ見世物を見るだけだろう。貴方はのんびりしているだけで良いのだ。
貴方は
1、七夕の会に行く
2、行かない
3、自由行動
↓2
964 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 00:16:05.36 ID:Gu/Gunrc0
3 虚弱の部屋に行く
965 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 00:17:42.82 ID:havNbE3t0
↑
連続で取ってるけどこのスレでは大丈夫?
966 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/21(木) 00:26:36.45 ID:yRUL8ZKN0
3、自由行動「虚弱の部屋に行く」
貴方は、虚弱の部屋に行く事にした。
□―――――――――,□
|二年生学生寮内・5階|
□,―――――――――□
まさか一日に三回も立ち寄る事になるとは思わなかった虚弱の部屋だが、貴方は構わず部屋の扉をノックして反応を待つ。
……しかし、いくら待っても反応はない。念の為もう一度ノックして待つが、やはり反応はない。
今、部屋にはいないのだろうか? もしかしたら、七夕の会に向かっているのかもしれない。
虚弱は保健室にいたから、そのまま保健室で過ごし、時間がきたら直に向かう……そんな感じ。
18:00くらいの時間になれば、日も十分に落ちる。虚弱も元気になってくる時間だ。
回復に合わせて行動している可能性も、あり得ない話ではない。
もしそうなら、貴方は完全に無駄足を踏んだ事になる。
無駄足と言っても、たかだか数分のロスである。気にする事ではない。
さて……そうしたら、どうするか。
貴方は
1、七夕の会に行く
2、部屋に戻る
3、自由行動
↓2
967 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 00:27:33.70 ID:Gu/Gunrc0
1
968 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/21(木) 00:38:44.42 ID:yRUL8ZKN0
10分経過したのでシステムさん判断で
>>967
で進行します。
あとこのスレで毎回違うIDの人が安価取れると思っているんですか。そうですか。そら大層な挑発と皮肉と勝手に受け取ります。
割と真面目に話をすると、二人以上確認できるなら連投以外は同IDが安価取得連続なんて気にしません。気にしてたらこのスレ回りません。
969 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 00:41:27.66 ID:pMw87lGeo
うわぁ
いたたたたた
970 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 00:43:30.22 ID:havNbE3t0
>>968
不愉快な思いをさせてしまい大変申し訳ありませんでした
皮肉のつもりも挑発のつもりもありませんでしたが、もっと考えて質問するべきでした
本当に申し訳ありません
971 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/21(木) 00:56:25.55 ID:yRUL8ZKN0
1、七夕の会に行く
貴方は七夕の会に行く事にした。
□―――――――――□
|学院校舎外 ・ 体育館|
□―――――――――□
生徒会長「――――生徒会からの注意を終わります。では、演劇部演じる「織姫と彦星」を、どうぞ」
貴方が体育館に入った時、既に七夕の会は始まっていた。
生徒会からの注意を話していたらしいが、どうせ「騒ぐな」「はしゃぐな」「暴れるな」みたいな感じだろう。
それさえ守っていたなら、文句は言われないはずだ。
貴方は適当な椅子に座り、そのままじっと待つ。
体育館のカーテンは閉じられ、点けられている灯りは舞台上のライトのみ。降りた幕から、その灯りが零れている。
雰囲気を出しているその中で、舞台の幕が上がり、手の込んだ舞台装置が現れる。
ナレーション「もしも夜空の向こうに世界があるとしたなら、それは星々の世界」
ナレーション「そこにいるのは、織姫と言う美しい機織りの娘」
スピーカーを通して、心地良いトーンで語られるナレーション。
演劇部と言っていたが、開幕から中々レベルの高い仕上がりになっている。
これは期待できるだろう。
ナレーション「その娘に惚れた、彦星と言うもう一人の娘」
……娘。確かに、そう言った。言い間違いだろうか?
周囲からはひそひそと声が聞こえる事から、貴方の聞き間違いでないのは確かだ。
しかし、劇はそのまま進んでいく。
「ああ織姫。私は、あなたが欲しい。機織るその白く美しい手で、私を抱きしめて欲しい!」
出てくるのは、セリフから察するにきっと彦星。
しかし、スカートを履いている事と衣装があまりにも女性的な服装である事から、違和感は更に高まっていく。
「彦星、だめよ。私は、女、あなたも女。共に成る事はできない、許されないのです……!」
「織姫。私の気持ちを、受け取って欲しい、織姫ェ!」
「あっ、彦星駄目よ彦星、まだお昼でピンクタイムには……」
……正直、見るに堪えない。貴方は、そっと席を立った。
972 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/21(木) 01:09:46.82 ID:yRUL8ZKN0
ナレーション「こうして、織姫と彦星は常識を打ち破り幸せに暮らしましたとさ……」
そんなナレーションの言葉で劇は締められ、幕が下ろされる。
……ひどい。最初の貴方の評価を返してほしい。
要するに織姫も彦星も女で、同性愛を取り扱って、コメディタッチにして。
結婚に反対する親をスコボコにしてハッピーエンドと言う、従来の話の影も形もない仕上がりだった。
一体どこの誰に影響を受けたのだろう。話としては、二流三流どころかお下劣と言って良い。
しかし、演技だけは評価できた、演技だけは。
謎なストーリーに付いてこられない生徒も多かったようだが、最終的には、どこか納得した表情の生徒が多い。
もちろん、貴方は納得していない。たぶん、女性特有の回路に何かが共鳴したのだろう。
生徒会長「えー……SS女学院伝統の、演劇部演じる「織姫と彦星」。お楽しみいただけたでしょうか」
幕が下ろされた舞台脇では、生徒会長らしきなんだか影が薄い人が、御満悦な表情でそんな事を言っている。
隣にいる生徒会長の補佐役っぽい人の「生徒会長、鼻血がまだ……!」と言う声がマイクを通して聞こえるが、気にしない事にする。
……こんなのが学院の伝統なのだろうか。
いや、「七夕」もしくは「牛郎織女」の話を軸にして演劇を作る。それが伝統なのだろう。
その結果、如何な魔改造が為されても伝統は伝統。そう言う事だと思いたい。
生徒会長「おっと失礼……。劇の次は、天文部作のプラネタリウム、お楽しみ下さい」
劇の次は、自作のプラネタリウム。こればかりは、どのようにも改造できまい。そう祈りたい。
しかし、プラネタリウムまで生徒が作ってしまうとは……どれだけの手間をかけたのだろう。
この力の入れようは異様とも言えるが……普通ならロマンチックな七夕、だからこそなのだろう。
体育館の明かりが消され、カーテンも閉められ、完全に真っ暗になった状態。
そうした状態が数十秒続き、流石に不安になった生徒たちがひそひそと話し始めた頃。
突如、天井に、見事な星の川が発生した。
流れる天の川と、その周辺に散らばる星の数々。大小様々なそれを、光の強さ込みでよくも演出している。
体育館は、歓声に包まれた。それもすぐに静まり、生徒たちは、星の渦の鑑賞に集中し始めた。
劇はアレだったが、プラネタリウムは……見事なものだ。
先ほどとのギャップ含め、思わず、感嘆の溜め息を漏らしてしまう。
……プラネタリウムの明かりと、目が慣れてきた事で、少しなら周囲が見えるようになってきた。
貴方は
1、誰かを探す(誰か名前記入)
2、自由行動
↓2
973 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 01:10:50.83 ID:Gu/Gunrc0
1 虚弱
974 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/21(木) 01:20:57.86 ID:yRUL8ZKN0
10分経過したのでシステムさん判断で
>>973
で進行します。
975 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/21(木) 01:30:14.12 ID:yRUL8ZKN0
1、誰かを探す「虚弱」
貴方は虚弱を探す事にした。きっと、ここにいるはずである。
貴方は人の邪魔にならないように歩きつつ、周囲を見渡し、虚弱を探した。
そして、発見する。天井を見上げ、そこに映る星をじっと眺めていた。
ありがたい事に、端っこの椅子に座っていた。あそこならば、話しかけられそうである。
貴方「……虚弱さん」
貴方は虚弱に歩み寄り、声を潜めて話しかける。
虚弱「ひゃっ」
プラネタリウムの光景を見るのに集中していたのだろう。虚弱は小さく、息を呑むような悲鳴を上げて、貴方の方を見る。
虚弱「……な、なんだ、――さん」
そして、貴方だと分かると、ほっと胸を撫で下ろす仕草をする。
貴方「ごめんなさい、驚かせて」
虚弱「ホントだよ……来たんだ」
貴方「はい……せっかくなので」
本当は、最初から虚弱と一緒にいたかったのだが……。
あの劇を一緒に見てコメントと反応に困るくらいだったら、こうして後で遭遇した方がマシだろう。
貴方「……すごい、ですね」
貴方も天井を見上げて、ぽつりと、呟く。
虚弱「うん……すごい」
虚弱も、呟くように返す。
虚弱「……――さんと見られて、よかった」
虚弱「友達、だから……見たかった」
見上げながら、ぽつりぽつりと言葉を繋ぎ、最後に虚弱は、柔らかく微笑む。
貴方は
1、自由行動
2、プラネタリウムを見る
↓2
976 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 01:31:31.94 ID:Gu/Gunrc0
私も虚弱さんと見れてよかった
977 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 01:37:29.62 ID:TKQ7xu1SO
↑+手をさりげなく恋人繋ぎ
978 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/21(木) 01:48:36.38 ID:yRUL8ZKN0
1、自由行動「私も虚弱さんと見れてよかった +手をさりげなく恋人繋ぎ」
貴方「私も」
貴方は虚弱の手を取り、包み込むようにして軽く握る。
貴方「虚弱さんと見られて、よかった」
虚弱「……うん」
虚弱も、貴方の手を握り返してくる。包み込むように、指を絡めて。
ちょっと、汚い事をした。虚弱が、貴方の手と指を絡めるようにして手を繋ぐように、誘導した。
だって、貴方だって、先の芝居を見せられたら、ちょっとくらい当てられちゃう。
願わくば、ナチュラルにこんな事ができるようになったらいいなと、思ってしまう。
でも、今日と言う日くらい、自分に素直になったっていい。
虚弱「……星は、綺麗。この時期になると、天の川が見えるようになるから」
虚弱「……それが目当てで、抜け出す人も、多いんだよ?」
なかなか、お得なようで変な情報を聞いてしまった。
夜は変な物がいっぱい出るから、貴方としてはあまり出歩いて欲しくないものだが……。
虚弱「……あ、アンタレス発見」
そんな感じで、貴方は虚弱と一緒にプラネタリウムを鑑賞した。
979 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/21(木) 01:52:53.08 ID:yRUL8ZKN0
見続ける事五分ほど。穏やかなBGMと共に映されていた天体は消え、代わりに体育館の明かりが付けられる。
プラネタリウム終了のお知らせだ。
五分間とは言え、馬鹿にはできない。ずっと上を見上げていたら、首が固まって、痛い。
虚弱「あー……首、いたーい」
虚弱は首を動かしながら、そんな事を言う。周囲でも、似たような事をしている人が多い。
こうしてみると、やっぱり、虚弱は普通の女の子だと思う。
生徒会長「今年も素晴らしいプラネタリウムでしたね。天文部のみなさん、ありがとうございます」
生徒会長「これにて、七夕の会を終了致します。生徒のみなさん、お疲れさまでした」
生徒会長「なお、毎年恒例の短冊の方も、体育館の外の方に設置してあります」
生徒会長「願い事を書いて願い事箱に入れると、回収した生徒会の方で笹に付けて、後日一週間の間校舎の入口に飾らせてもらいます」
会長「よろしければ、短冊に書いて行って下さいね」
毎年恒例の七夕の会は、まだまだ終わらないらしい。
最後の演目は、生徒全員が参加できる、短冊に願いを書くコーナー。
……まあ、折角だから、やっても良いだろう。
貴方は
1、折角だから書いていく
2、虚弱を誘って書いていく
3、部屋に戻る
4、自由行動
↓2
980 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 01:53:25.40 ID:Gu/Gunrc0
2
981 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 01:54:28.74 ID:TKQ7xu1SO
2
982 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/21(木) 02:02:16.78 ID:yRUL8ZKN0
2、虚弱を誘って書いていく
貴方「虚弱さん、短冊、一緒に書きませんか?」
虚弱「うん。誘おうと思ってた」
虚弱は椅子から立ち上がり、繋いだ手で貴方を引っ張る。
虚弱「行こ」
こんなにはしゃぐ虚弱は、見た事が無い。元気な虚弱も、見た事が無いと思う。
貴方「急がなくても、短冊は消えませんよ、たぶん」
そうして、貴方は虚弱と一緒に体育館の外に出る。
外には、かなりの数の生徒がたむろしていた。
目的は、もちろん短冊。なかなか人気のようで、書いている人も多い。
生徒会のメンバーは、この数を回収した後せっせせっせと短冊に飾らなければならないらしい。
生徒会に入ると言う選択肢を思い付かなくて良かった。そう思いながらも、貴方も短冊とペンを取り、何を書こうか考える。
虚弱「……うーん……どうしようかな……」
虚弱は、短冊に何を書くか悩んでいるようだ。
貴方は
1、自由行動
↓2
983 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 02:03:38.06 ID:Gu/Gunrc0
ksk
984 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 02:14:05.74 ID:Gu/Gunrc0
連投ありなら
平穏な日々が続きますように
985 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 02:21:06.48 ID:TKQ7xu1SO
虚弱と恋人になれるように
986 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/21(木) 02:26:02.96 ID:yRUL8ZKN0
う、うげー。もうあと1レスで終わるからもうこの際連投だけど
>>984
でいいやと思っていましたが……。
1、
>>984
2、
>>985
どっちが良いか↓1でお願いします
987 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 02:27:24.41 ID:Gu/Gunrc0
1
988 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/21(木) 02:28:10.86 ID:yRUL8ZKN0
貴方は短冊にこう書いた。
『平穏な日々が続きますように』
……我ながら、芸の無い願い事だとつくづく思う。
だけど、これが貴方の願い。他の何より、強く願うのは恒久的な平穏。
少なくとも、貴方が生きている限り、貴方の周囲で。叶うのなら、全ての生命が生き抜く限り、全ての世界で。
まあ、こう言う物はままごとみたいな物である。
叶ったらラッキー、程度に考えれば良い。その割には、重い願いを託したものだけれど。
小馬鹿にしつつ、貴方はちょっとだけ、「叶いますように」と念を籠める。
そして、優しく、短冊を願い事箱に突っ込んだ。
虚弱「よいー……しょ。書けた」
どうやら、虚弱も書けたらしい。覗き見は趣味ではないが……気になる。
虚弱はぶつぶつと何かを呟きながら、短冊に願いを籠めるような動作をする。
虚弱「よいしょっと」
そして、願い事箱に短冊を入れた。
虚弱「……叶うと、良いなあ」
貴方「まあまあ。自分の努力があってこそですよ」
どの口が言ったものかと、自分でも思ってしまう。
貴方「それでは、帰りましょうか」
虚弱「うん」
貴方は虚弱と一緒に寮に帰った。
□―――――□
|貴方の部屋|
□―――――□
虚弱と別れ、部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。
そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。
989 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/21(木) 02:28:41.42 ID:yRUL8ZKN0
一日を終了します。
これまでの行動を記録します。
データをセーブする位置を決定してください。
1.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 6・月)
2.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 5・火)
3.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 1・金)
4.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 2・土)
5.貴方 温和・怠惰 [Birth: 8/25] (7/ 3・日)
↓2
990 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/02/21(木) 02:29:16.03 ID:Gu/Gunrc0
3
人少ない時は↓1でもいいんじゃない?
991 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/21(木) 02:41:20.95 ID:yRUL8ZKN0
10分経過したのでシステムさん判断で
>>990
で進行します。
3番に貴方のデータをセーブしています。
セーブが完了しました。
これまでの行動をシステムにセーブしています。
セーブが完了しました。
992 :
◆EEWQeQ.ZIg
[saga]:2013/02/21(木) 02:42:29.17 ID:yRUL8ZKN0
お疲れさまでした。
今日は散々な進行でしたね。主にシステムさんの所為で。
各所の言い訳と謝罪と返答は後で行います。
次の再開は2月21日の21:00を予定しています。
それではみなさま、お休みなさいませ。
993 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/21(木) 02:52:30.19 ID:yRUL8ZKN0
はい次スレです。こっちをさっさと埋めて、次スレで天気判定と明日の進行を行いたいと思っています。
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361382526/
994 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/21(木) 03:09:29.49 ID:yRUL8ZKN0
さて、恒例と化した言い訳と返答と反省の時間です。順番に行きます。
>>949
の「しなければいけない事」について。
特になんでもありません。やらなければならない事を忘れている事もありません。あったら適当にほのめかすかナビゲートします。
いつもいつも「次の授業の準備が終わった貴方は、これからどうしようか考える」じゃあ芸が無いと思ったから、ちょっと変えてみただけです。
こうして、何か行動するように誘導させたかっただけです。改めてみると紛らわしいですね。誤解させてすみません。
>>960
の「虚弱ちゃん帰ってる」発言の後の虚弱が部屋にいないアレについて。
システムさんの言葉を鵜呑みにしたみなさまが悪い……と言うのは嘘です。
「帰ってる」発言した後で、保健室から直接行けばいいじゃんと気付いただけです。発言がうろうろしてすみませんでした。
>>968
の暴言について。
システムさん的には冗談で言ったつもりなのですが、伝わりませんでした。
でも冗談だとしても言って良い事と悪い事がありました。ごめんなさい。
本当に真面目に言うと、連投でなくて、他に人もいないようでしたら、同じ人が何度も安価を取るのも止む無しと考えています。
あと、ほんのちょっとだけ「皮肉かこのやろう」と思いました。心が汚れててすみません。
>>990
について。
今回は自由行動のみだったんで、それで↓1はなんぼなんでもめちゃくちゃだろうと思って↓2しました。
結果的に判断ミスでした。システムさんはまだまだそう言うところが詰めが甘いです。
これくらいでしょうか。システムさんが説明不足な所為でまたぐだぐだになって、すみませんでした。
最後に、システムさんから愚痴らせてください。前以って言います。鬱陶しいです。
>>1
に「進行中は質問しないでね」って書いてあるんだから、進行中は質問しないでくださいよ、マジで。
進行が止まってしまうし、その分だけ長引いちゃうし、後で返答しようと考えていても無視しているようで心苦しいし……。
まあ、本当に大切な事かもしれないですし、質問しても良いですけどね。本当に大切な事だったらすぐ答えます。
でも「これは後でもいいな」と思ったら、後回しにしてください。スレの見た目とシステムさんの心のために。お願いします。
995 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/21(木) 03:34:52.68 ID:yRUL8ZKN0
思い出しました。
>>986
について。
コンマにすれば良かったです。そりゃ安価任せになったら自分の奴を選びますからね。
そう言う意図が無かったとしても、やはり公平平等にコンマでやるべきだったと思います。
996 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/21(木) 03:35:59.13 ID:yRUL8ZKN0
これで気兼ねなく埋められます。ついでなので気付いたところを修正。
>>979
の最後の生徒会長のセリフが、会長になっていました。癖が抜けていません。
997 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/21(木) 03:37:20.26 ID:yRUL8ZKN0
埋め
998 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/21(木) 03:38:05.30 ID:yRUL8ZKN0
ペンコンがうまくいかない毎日。
999 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/21(木) 03:40:08.84 ID:yRUL8ZKN0
今期アニメではラブライブにハアハアしてます。如何にシステムさんでも気持ち悪いですね。
1000 :
◆EEWQeQ.ZIg
[sage saga]:2013/02/21(木) 03:40:49.24 ID:yRUL8ZKN0
1000なら次のスレも400KB突破。
1001 :
1001
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