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オール安価でまどか☆マギカ 12 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/04/30(木) 01:12:47.43 ID:Ba680pQD0
このスレは、最初に何も決めず
安価で決めた主人公で、安価で決めた時系列で、
安価で決めた内容を方針として行き当たりばったりに進んでいく安価スレです。


★無効安価は自己判断で安価下
★混んでる時以外は基本的に連投・連続有り
★多数決は連続・連投無し
★多数決で同数に意見が割れた場合は指定内の最後のレス内容を採用
★主レスは安価先を指定する数字に含まない
★まどマギのほかに、無印おりマギ・かずマギ・漫画版まどマギ・TDS・PSP・劇場版のネタを含みます。
 逆に言えばそれ以外からのネタは出しません。
★「下2レス」と書いた時にはその1時間以内に2レス目がこなければ「下1レス」に変更します



・前スレ

『まどかマギカで安価練習』 :http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369643424/
『オール安価でまどか☆マギカ 2』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1370979872/
『オール安価でまどか☆マギカ 3』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1371835671/
『オール安価でまどか☆マギカ 4』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1372909496/
『オール安価でまどか☆マギカ 5』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1373645366/
『オール安価でまどか☆マギカ 6』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377690974/
『オール安価でまどか☆マギカ 7』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385884667/
『オール安価でまどか☆マギカ 8』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1397729077/
『オール安価でまどか☆マギカ 9』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409071003/
『オール安価でまどか☆マギカ 10』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417014605/
『オール安価でまどか☆マギカ 11』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424792933/


「さやか編」  1スレ目>>8から>>154まで
「中沢編」   1スレ目>>164から2スレ目>>150まで
「QB編」   2スレ目>>198から 4スレ目>>502まで
「Homulilly編」 採用箇所4スレ目>>535から>>686まで(未完)
「かずみ編」 4スレ目>>982から5スレ目>>879まで(Bad,未完)
「ユウリ様編」  5スレ目>>954から6スレ目>>792まで(BadEnd)
「恭介編」  6スレ目>>815から 7スレ目>>240(BadEnd+)
「Charlotte編」 7スレ目>>264から>>285まで
「キリカ編」 7スレ目>>309から>>704まで, 8スレ目>>475から9スレ目>>151まで
「アマネ(オリ主)編」7スレ目>>807から>>963まで,8スレ目>>130まで(GiveUp)
「メガほむ編」9スレ目>>181から(★現行)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1430323957
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【デレマス】ありす「センスオブヒューマア」 @ 2019/06/24(月) 20:50:54.73 ID:NsR9awVDO
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■ 萌竜会 ■ @ 2019/06/24(月) 20:49:42.65 ID:a9oPzJaT0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1561376982/

■ 萌竜会 ■ @ 2019/06/24(月) 20:49:24.16 ID:Y8UwD53B0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1561376963/

■ 萌竜会 ■ @ 2019/06/24(月) 20:46:13.87 ID:1RErqz2i0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1561376773/

■ 萌竜会 ■ @ 2019/06/24(月) 20:45:57.69 ID:IVCuwP7l0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1561376757/

■ 萌竜会 ■ @ 2019/06/24(月) 20:43:57.57 ID:UpfpZDeB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1561376637/

■ 萌竜会 ■ @ 2019/06/24(月) 20:43:28.55 ID:P2AXKZk60
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■ 萌竜会 ■ @ 2019/06/24(月) 20:41:41.41 ID:1RErqz2i0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1561376501/

2 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/04/30(木) 01:22:18.73 ID:Ba680pQD0
 システム関連
好感度
・物語をある一区切りのエンディングを迎えた場合に表示します。
・ある一定以上の好感度があると、主人公不在のシーンでも、そのキャラの視点のストーリーを覗けます。
 逆に、ストーリーを進める際に、好感度が低いと不利になることがあります。

セーブとロード、その他進行
・NormalEnd(ワルプルギスの夜を仲間を全滅させずに越える)以上で指定箇所からロードが可能。
・Normalは良し悪しの幅が広いので、詰んだ展開に入った場合にはその前に物語中一回のみセーブできます。
 ある一区切りがついたときに入るオートセーブはその回数には含みません。
・続きが用意されているのはGoodEndのみ。
・NormalでもGoodに非常に近い場合(ワルプル戦のみでEnd分岐した場合。NearGood)は
 GoodEndを見ることが出来(選択肢・こんな結末認めない)、GoodEndを経験した扱いになり、そこから再開可能。
・おなじくイベント条件などを見ることが出来るのもNearGood以上か、もしくはセーブなしでバッド行きなどもう続きを見ない場合のみ。

ワルプルギスの夜
・ワルプルを目標としたキャラで戦前の時系列を選択orカオスでもそれっぽい安価によりフラグ。
・一回沈め、その後耐え切ることにより乗り越えられます。ただしまどか抜きでの撃破は相当な鬼畜難易度。
・戦えない主人公の場合、一定好感度以上の魔法少女がいれば一時的に主人公と同様にそのキャラを動かすことが可能。
・撃破成功は最後に実績として載るだけで特にエンディングは変わらない。ただ、何かおまけとしていいことはあるかも。

 ※とか書いてますがギャグだとほぼ無視なんで、まあシリアスに進めるときのみ参考に
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/30(木) 02:03:14.62 ID:eLqCAN/Z0
ふにゅ
4 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 00:32:00.12 ID:arR6eoKq0


ほむら(…もう一回駅に行ってみようか。見滝原に帰るか帰らないかもそれから決めればいいんだし)



―風見野駅



 何周も歩いた駅周辺をもう一度ぐるっと回ってみる。
 ……しかし、見かけることはなかった。


ほむら(昼前から探してて疲れてきちゃった……)



【15時半】

1人気が少なく一般人から身を隠すには丁度いいかもしれない『山』
2なんだか嫌なことを思い出すなぁ…『病院』 にもう一度
3真面目に通ってないと思うけど… 『学校』
4自由安価
5帰宅
6まどかたちの訓練に向かう

 下1レス
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/01(金) 00:32:27.91 ID:H+BkKVEt0
6
6 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 00:41:04.38 ID:arR6eoKq0

 とりあえず、キュゥべえはいつも訓練に付き添ってたはずだ。
 あの様子、佐倉さんの居場所を知らずともきっと何かを知っている。まずそこを問いただしに行く価値はあるだろう。



―見滝原大橋



まどか「…! マミさ……」

まどか「…あ、ほむらちゃん。来てくれたんだ」

ほむら「…あれ?今日は一人なの?」

まどか「あぁ…、うん…… なんだかまだみたいで」

まどか「今日も予定あるのかなぁ…?」

ほむら「……あ、キュゥべえは?」

まどか「わからない… キュゥべえも今日は居なくて」

まどか「待ってたら来るかなぁって思って、一人で特訓してたんだけど……」

ほむら「……」
7 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 01:07:38.09 ID:arR6eoKq0

ほむら(とりあえず、キュゥべえがいないんじゃ仕方がない…)

まどか「ねえ、とりあえずわたしたちだけでも特訓しない?
    マミさんが来るまで二人でちゃんと頑張ってたって知ったら、きっと喜ぶよ!」

ほむら「えっ、う、うーん… 」

ほむら(佐倉さんに関しては手がかりも全くないし、街中で偶然会う確率なんてそうあるものじゃない…
    今はやれることはないのかな……?)

ほむら「そうだね…… じゃあ、やろっか」

まどか「何の訓練にしようか?」

ほむら「わたし今ちょっと疲れてて… 体力の要らない魔力操作がいいかな。
    ちょっと今魔力も不安定だったりするし…」

まどか「じゃあ、そうしようか」
8 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 01:13:31.32 ID:arR6eoKq0
―――――――
――――


【18時】


 二人で訓練していて、すっかり日が暮れてしまった。


まどか「とりあえずこのくらいにしよっか。あんまり遅くなると家の人も心配しちゃうでしょ?」

ほむら「あ… 私は一人暮らしだけど……
    そうね。まどかのご両親を心配させちゃいけないわ」

ほむら「それに、私も疲れてきたところだったから…」

まどか「わたしじゃあんまり教えてあげられることがなくてごめんね。
    むしろほむらちゃんにいっぱい教わっちゃって… ありがとうね」

ほむら「ううん、私も今日の特訓のお陰で少しずつまた使えるようになってきてると思うし…」

まどか「それならよかった。わたしの家、ほむらちゃんちとも結構近いんだ。途中まで一緒に帰ろう」

ほむら「うん」

9 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 01:22:25.27 ID:arR6eoKq0
―鉄塔近く


まどか「この辺って夜結構暗いね」

ほむら「そうだね、ちょっと不気味な感じ…」


 ――まどかと二人で歩いていると、魔力の波動を感じた。
 ……魔女? それとも魔法少女?


「やった、ラクショーでしょっ!」


 振り向いた先には…


「ていうかもしかして、さやかちゃん才能あるんじゃない?」

さやか「ね、キュゥべえ?」


ほむら「え………」

まどか「……さやかちゃん?」


 私にはどうにもできない、もうどうするつもりもない
 新たなる運命の犠牲者が―――


さやか「……!」


 ―――いつもどおりまた一人、こちら側に加わっていた。
10 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 01:28:16.75 ID:arR6eoKq0
------------------------
ここまで

次回から急展開
1日(金)20時くらいからの予定です
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/01(金) 12:22:38.71 ID:uLu0ae4GO
これはマミも杏子も魔女化したな、多分
12 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 20:28:52.94 ID:arR6eoKq0

ほむら「………… キュゥべえッ!」

ほむら「どうしてお前、契約を… まどかの契約さえ取れれば満足できたんじゃなかったの?
    それに、ちゃんとソウルジェムのこと話して契約したんでしょうね……」

 首根っこを掴んで持ち上げる。


 29日、この日にはまだ上条君の腕が治らないことは告げられていなかったはず。
 それなのに何故契約してるの?

 彼があそこまで自暴自棄になってしまってからならわかるけれど、
 ソウルジェムの真実を知ってまで契約に踏み切るだろうか…?
13 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 20:29:40.66 ID:arR6eoKq0

QB「ソウルジェムのこと? なんのことだい?」

ほむら「惚けないで…」

 掴む手に力が入る。

さやか「お、おいちょっとなんなんだよお前!
    キュゥべえが見えてるってことは魔法少女!?」

 美樹さんが私からキュゥべえを取り返し、キッと睨んでくる。
 …この『悪者』を見るような目は知っている……
 この不快感とイラ立ちは、感じたことがあるものと同じだった。

ほむら「こんな契約の取り方、巴さんもまどかも黙っていないわよ。
    わかっているの…?」

まどか「ほ、ほむらちゃん… 今のはキュゥべえがかわいそうだよ」

ほむら「かわいそう…? なんでこいつにそんなこと!
    私達、全部全部こいつのせいで……!」

さやか「なにわけわかんないこと言ってるのさ! 危険な奴…一体何企んでんの?」

さやか「ていうか、まどかと知り合い? まどかも魔法少女だったの?」

まどか「う、うん…」
14 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 20:30:13.95 ID:arR6eoKq0

さやか「まどかはあたしの友達なんだ。まどかにまで変なことしたらただじゃおかないからねッ!」

まどか「ほ、ほむらちゃんは危険な子じゃないよ……
    でも今のはちょっと、どうかと思う… どうしたの急に? あんな風に怒るのほむらちゃんらしくないよ」

ほむら「私らしくない… ですって…?」

まどか「あ…」

まどか「せっかくなんだし、キュゥべえとももう仲直りしようよ…!
    ほむらちゃんの知るわたしが契約して… 死んじゃったっていうのは、確かに元を辿れば契約が原因かもしれないけど…」

まどか「きっと後悔はしてないよ! 魔法少女になったことも、ワルプルギスの夜に挑んだことも… ねっ?」
    魔女と戦うことになって…… 悲しいけど、死んじゃうこともあるのかもしれないけど…」

まどか「でもそれをキュゥべえのせいだとは思わないから!
    だからほむらちゃんも、キュゥべえを恨まないであげてくれないかな…?」

まどか「…あっ! 紹介するね。こっちは美樹さやかっていうの。わたしの友達で…」
15 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 20:41:22.81 ID:arR6eoKq0


 ………やっとわかった。

 インキュベーターがこんなに堂々と『契約の時ソウルジェムの秘密を話す』という
 巴マミとの約束を破った理由。

 まどかがインキュベーターに対して何の恨みも抱かない様子で、未だに普通に頼っていた理由……
 まどかが特別優しいからじゃない。


 …考えたくは無かった。
 ……いや、もっと早くに考えるべきだった。


 このまどかは全ての真実を知らない。
 魔法少女が魔女になることも、ソウルジェムが魂だということでさえ。

 そして、ソウルジェムの秘密を知る人は、もう… 恐らく… 、
 ―――ここにはいないのだ。



ほむら「………ごめん、私… 先に帰ります」

まどか「えっ!? ちょ、ちょっと、ほむらちゃん…?」


 ……結局、まどかはまだ何も知らないままなんだ。
 だったらもうこのままでいい。

 きっとこれから経験した通りの運命を辿って、美樹さんは真実に気づき、魔女になってしまうだろう。
 それはもう、私が何かしたところで救えるものじゃない。
 今までまどかを救うだけですら無理だったのに、私に救うことなんかできない。それに、もうどうせ……



ほむら「ありがとう」

ほむら「……でも、もういいよ」

16 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 20:57:01.72 ID:arR6eoKq0
―自宅


 自宅まで走ってきて、電気もつけてない暗い部屋にの床に座り込んだ。


ほむら「……… 巴マミは結局どうなったの、インキュベーター?」

ほむら「どうせ用事なんかじゃないんでしょう、昨日だって…」

QB「マミは魔女になったよ」


 返ってくるかわからない問い掛けをすると、
 当然のようにインキュベーターは隣に居て、答えが返ってきた。
 こういうときばかり


QB「昨日杏子は、君から聞いた話をまどかに話す前、マミだけ呼んで話したんだ。
   まず、ソウルジェムの真実についてをね」

QB「まどかはソウルジェムのことをまだ何も知らない。
   そこを配慮して、まだまどかには話すべきじゃないと考えたんだと思う」


 …逆だ。巴マミにこそ話しちゃいけなかったのに。
17 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 20:58:10.73 ID:arR6eoKq0
--------------------
【訂正】>>16 7行目、こういうときばかり目の前に現れるのだから、本当に質が悪い…
18 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 21:22:52.10 ID:arR6eoKq0

QB「しかし、マミはそれを信じなかった。
   まあ、君のソウルジェムを奪ったときと違って実際に見たわけじゃないからね」

ほむら「…信じなかった? ならなんで……」

QB「しかし、やっとほむらから聞き出せた話だ。
   杏子にはそれをすぐ嘘だとは決め付けられなかった」

QB「だから、マミは自分自身の身でその場で実際に試してみることにしたんだ。
   その話が真実でないことを証明するためにね」

QB「結果は… もうわかっているだろう?」

ほむら「……」

QB「そして、杏子はそれを試す前に言われていた通り、魔女になったマミを倒して……
   まどかに君の事を話しにいった」

QB「今度はソウルジェムのことについては隠したり、一部話を捏造したりして
   君がまどかを救うために繰り返していたことや、君の今陥っている状況だけを伝えた」

QB「君がさっき言ったとおり、用事というのは杏子の嘘だね。
   マミはそのときからもう居ない。それをまどかはまだ知らないけれどね」


ほむら「そっか…… どうして… こんな…」


 すこしだけ何かを信じてみようと、やっと手を取ろうと伸ばしたら、なんでこんな―――
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/01(金) 21:27:11.89 ID:+ijcRoTFO
魔女化しないことを試すって…
マミさん何やったんだ?
20 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 21:57:09.79 ID:arR6eoKq0

 もう既に崩れていた。
 巴さんも佐倉さんも居なくて、まどかは何にも知らないまま。そして美樹さんまで何も知らずに契約して…


 この世界は、もう破綻していた。

 でもそれは…――


QB「どうして、か。それを君が言うのかい?」

QB「直接の原因を言うなら、君が杏子に話したことだよね」

ほむら「……ッ……!!」


 どうでもいいだなんて、関係ないだなんて言って…
 あんなにみんなを拒絶してたのも結局は私が傷つきたくないからだ。

 私にとっては違う人だとしても、それは私にとってだけの話で、根っこの部分は同じ。
 どの世界のみんなも紛れもなくみんな本物のその人たちだ。
 私の勝手な都合で踏み躙っていいものじゃないのに。


QB「そういえば、魔力を放出しきって魔女になる間際、
   マミも恨みながら『キュゥべえ、どうして』って叫んでいたよ」

QB「自分が知りたくて試した結果なのに。何故『どうして』なんて言うんだろう?
   君達人間はその言葉をよく使うよね。そちらのほうが僕には疑問なのだけど…」


 結局、私のやったことで縋ろうとしたものまで壊してしまった―――
 ――いや、最初から縋るべきなんかじゃなかったんだ。
 信じたところでいつかはこうなるなんてこと、もうわかっていたじゃない。
21 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 22:20:17.13 ID:arR6eoKq0

 今すぐに魔女になってしまったら、死んでしまったら…

 この世界の何処にも味方がいないのだと、すっと全てを諦めようとしてしまったあの時、私の傍に居たのはエイミーだった。

 まだ私にも味方がいて、そしてエイミーにとっても私が居なくなると生きていけない。
 それが引っかかってこうして私はこの世に留まっている。


 ならば、今ある大切なもの、エイミーと一緒に過ごすためだけに
 他の嫌な事からは全部逃げてしまって、最後が来るまでこのまま過ごそうと思った。



 最初から何も関わるべきじゃなかった。
 ここにいちゃいけないニセモノなのは私のほうだ。


ほむら(それがどうしたの…?
    また昨日までの生活に戻るだけじゃない)

ほむら(エイミーが居て、私が居る。それだけの閉じた自堕落な生活)

ほむら(きっとまた何も関わらずに、何も考えずに逃げていれば、魂も濁らせずに済むじゃない…)

ほむら(だって、私が居なくなったらエイミーは生きていけないよ?
    ご飯をあげたりお世話をしたり、誰がやるの?)

ほむら(ここで、こんなことで絶望する必要なんてないのに…―――)


 赤い目がまっすぐにこっちを見ている。
 相変わらずその顔にはなんの表情ものっていないものの、僅かに嗤ってるように歪んで見えた。


ほむら(どうして何もする気が起きないんだろう…)

ほむら(どうしてこんなに心が重いんだろう…)

ほむら(結局最期はこんな奴の見ている前で、こんな奴の言葉を聞きながら終るの?
    私も今まで見てきた魔法少女の例に漏れず、大概普通に絶望して終るのね)


ほむら「――――… 」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/01(金) 22:24:35.19 ID:SmCLDeSe0
メガほむ、絶望しないでくれ…
23 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 22:52:45.94 ID:arR6eoKq0

 ……嫌だ。

 こんなところで終わりたくない。


 走馬灯のように、楽しかった時間が思い浮かんでくる。


 ―――『今は時間がないけど… 時間が取れるようになったら、もっと強くなれるように自己鍛錬を頑張ってみましょうかね』

 ―――『私はまだ佐倉さんたちみたいにベテランじゃない。
     まだまだ未熟者だけど、だからこそきっとまだ限界じゃない。伸び代はあると思うんです』

 ―――『…ま、あんまり期待せずに期待しとくよ。せいぜいそれまでに死なないように頑張んな』

 ―――『はい』


 かつて未来を語ったこともあった。
 私が望んだのはこんな未来じゃない。


 私の未来をこんなところで、こんな風に終わらせたくなんてない。



 ……でも、どうすることもできない。
24 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 23:13:06.63 ID:arR6eoKq0

ほむら「 ……ねえ」

QB「なんだい?」

ほむら「あなたは、私をこの世界の人間じゃないと言ったわよね…」


ほむら「まどかの素質は、繰り返したことで平行世界の因果が交わったからだって… 言ってたわよね…」

QB「そうだね」

ほむら「…じゃあ、私が経験した世界はどこかにまだ残って続いているのよね?」

ほむら「かつて未来を誓ったあの二人も、まだどこかでちゃんと生きてるのよね?」

ほむら「……みんなの存在も、みんなが必死の思いで足掻いたことも、
   全部私自身の手で消し去ってしまったわけじゃないのよね?」

QB「なるほど、そういう風に考えることもできるかもね」

ほむら「じゃあもう一つ聞くけど、この世界の私はどこにいったの?」

QB「興味深い質問だね。君の魂は別の未来の世界から移ってきた。
   もしかしたら今の君の存在が完全にこの世から消えてしまったら現れることもあるかもしれないけど…」


 ……それなら、もう十分だ。


ほむら(……だったら私は安らかに消えていける。
    もうなにも恨まない。全てを恨んで魔女になったりはしない)

 少しだけ心が軽くなった気がした。
 ふっと笑いがこみあげてくる。


ほむら「残念ね、インキュベーター」

ほむら「私は、貴方の思い通りにはならない!!」


 変身して銃を取り出す。
 紫から輝きをなくし、黒く染まったソウルジェムに突きつける。

 インキュベーターの無表情が、少し驚きに変わったような気がした。
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/01(金) 23:14:34.26 ID:SmCLDeSe0
自害!?
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/01(金) 23:15:21.82 ID:GIQfxb3gO
BAD ENDか?
27 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 23:25:13.60 ID:arR6eoKq0

 セーフティを外して引き金に指をかける。


ほむら「……………っ 」


QB「……泣いているのかい?
   自殺するのに泣くくらいなら、身を任せて魔女になったほうが楽だと思うんだけどなぁ…」


ほむら(死にたくない。死にたくないけど、どうしようもできずに絶望するくらいなら……)

ほむら(でも、どうしてなのよ…! なんで私はその中に居られないの!?)

ほむら(でも、できることなら『戻りたい』…
    …また時間を戻してやり直したいんじゃない)

ほむら(私はここで終わりたくない。
    辛いことばかりだったけど楽しかったこともいっぱいあった、みんなが居るあの場所に戻れるなら…――)

ほむら(……)


 私はこの世界の人間じゃない。
 まどかの素質が高まったのは繰り返したことで平行世界の因果が交わったから。
 正確には時間遡行は今までのことを完全に消してしまったのではなく、
 まだこの宇宙のどこかにあの場所があって、そこからこの世界に移って来ただけ。

 私が繰り返した中で大切な人が何人も死んでしまった。
 死んでしまったことは戻らない。二度目なんてなくて、やり直しなんて効かない。

 けれどあの子たちは死んでない。


 私の魔法が“世界”に干渉が出来るのなら――
28 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 23:33:05.04 ID:arR6eoKq0

QB「…何をする気だい?」


 拳銃をしまい、盾に手をかける。


QB「また遡行するのかい?」

 
 私の魔法にはまだ伸び代がある。
 素の能力をどう応用させるかなんか自分次第だ。

 私の魔法で『世界を移ることができる』という一点だけに望みをかけた。
 未来から元の過去じゃなく、別の未来から別の未来へというのは試したことすらなかったけれど――


 これが私の『願い』で『希望』なんだから。
 出来ないことなんて無い。



 盾を廻して辿り着いた場所は……
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/01(金) 23:36:23.58 ID:SmCLDeSe0
どうなったんだ?
30 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 23:47:37.10 ID:arR6eoKq0
―自宅



ほむら「………!」

ほむら(……いつもの病院じゃない。自宅の… いつ?)


 デジタル式の時計の表示は、ワルプルギスの夜から二週間後……
 今まで辿り着いたことのない日付をさしていた。


エイミー「にゃ」

ほむら「…!」

 エイミーがベッドまで来ていた。
 さっきまでの世界のエイミーではない。でもここにもちゃんと居る。

ほむら(ここ… って……)

 エイミーが居るということは、全く知らない世界の未来ということでもない。
 私が行動を起こして、エイミーを保護した世界ということ…

 そして、ワルプルギスの夜を超えても世界は消滅していない。
 まどかも、恐らくもういないのだろう。


ほむら(私の魔法は私の願いどおりに動いてくれた…。
    でも、そうだ。ソウルジェムがかなり濁ったままだったわね……)


 時間は朝の7時。
 まず大慌てでソウルジェムを浄化して、それから着替えた。
 まずは久しぶりに学校に行ってみようと思った。
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/01(金) 23:50:13.74 ID:SmCLDeSe0
ワルプルから2週間後?
前回の時間軸ではない…のかな?
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/01(金) 23:56:42.80 ID:GIQfxb3gO
メガほむ、織莉子盾の中に入れっぱなしなんだけど…
あとさっきまでいた世界の杏子は魔女化したのかな、やっぱり
33 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/01(金) 23:56:54.78 ID:arR6eoKq0
―教室



「おはよう、暁美さん」

ほむら「…! おはようございます」


 いつも話していたクラスメイトたち……

 …そして、まどかの席と美樹さんの席と上条君の席は空席だった。


ほむら「……」


 なくしてしまったものは大きい。
 けれど、どこか懐かしい安心感があった。

 この世界で私にとって大切なものは、まだなくなってはいない。
34 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 00:15:35.31 ID:E2z5Fi+90

久しぶりに受ける学校の授業は、今まで受けたことのないもので、
新鮮で…… そして少しわからないところがあって戸惑った。

当たり前だ。空白があるのだから…


ほむら(空白… といえば、二週間っていうのは…)

ほむら(あの時世界を移ってから過ごした時間と同じ。
    時間のズレの分… ということなのかしら)

 それより過去に移ったとしたら、また新しく分岐して並行世界ができてしまう。
 これがこの世界の現在ということなのかもしれない。


―――――

 放課後、帰り道を一人で歩く。

 あの一緒に帰っていたグループでは今はもう志筑さんしか残っていないけど、
 今日一日で特に志筑さんとは関わることはなかった。
 帰りももう別で帰っている。


ほむら(………!)


 …歩いていると、魔女の魔力を察知した。


ほむら(知らない魔女だったら怖いけど…)

ほむら(これからそうとばかりも言ってられないわよね)

ほむら(私の魔法もどうなったかちゃんと確認しておきたいし) 

35 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 00:37:51.54 ID:E2z5Fi+90
―魔女結界



 結界に入って変身する。

 ……使う前から直感的にわかることもある。
 時間はもう止められない。盾を見てみると、どこへ流れ出てしまったのか砂がどこにもなくなっていた。
 砂が切れているんじゃない。これはもう砂時計じゃない。ただのよくわからない多次元空間を内包した盾だ。

 時間はもう戻さないし戻せない。それでいいと思っていた。
 だからこんな風に形が変わってしまったのだろう。


ほむら(ワルプルギスの夜を超えたときは、時間停止はどっちにしてももう使えない)

ほむら(でも、“魔法は使える”)


 魔力を集中する。
 飛び掛ってくる使い魔に時間遅延魔法をかけ、銃を一発撃ち込んで爆弾を投げつける。

 魔女にも魔法をかけて、撃ち込みながら死角に回り込み、
 魔法で爆弾を周りに仕掛けてから離れて爆弾の時間を調節し、爆破する。


 ――結界が消えてグリーフシードが降ってくる。

ほむら(停止がなくても、魔法をフルにつかって爆弾で戦えばなんとか……)


「おい、誰だ!? 人の縄張りで勝手に魔女狩ってる奴…――!!」

ほむら「――!」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 00:49:00.55 ID:SJhTReL20
杏子とゆまちゃん、来たか!?
37 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 00:57:31.17 ID:E2z5Fi+90

杏子「……… マジかよ」

ゆま「ほんとうにホムラ… なの!?」

杏子「確かに似た魔力の波長だとは思ったけどさ… まさかマジでって!?
   なんでお前がここにいるんだよ、マジでマジかよ!? あの、ほむらなのか?」

 『マジ』って言いすぎなことに苦笑してしまった。
 雰囲気でわかる。ただの他人じゃない、一緒に居た思い出のある佐倉さんだ。

杏子「な、なんだよ!笑うことないじゃんか!」

ほむら「すみません… でも、…はい。ただいまー… です」

ほむら「なんというか、戻ってきちゃいました」

ほむら「あの、詳しい話はこの後うちでしませんか?
    あれから料理も大分上手になったし、レパートリーも増えたんですよ。特に炒め物とか」

杏子「…… っわかったよ、本当に上達してんだろうな?
   前はケッコーひどかったぞお前の料理」

ほむら「でも残さずいっぱい食べてたじゃないですか…」

ゆま「でもゆまは好きだったよ、みんなでホムラの料理を食べるの」

ゆま「またみんなで一緒に食べられるならうれしいな」

杏子「それは料理自体の味の話じゃないだろ…
   まあとにかく、何があったか聞いてやるよ。あと、あれからのこっちの話もな」

ほむら「はい!」


 久しぶりに、本当に久しぶりに笑えた気がした。

 何人も死んでしまった、悲惨な運命を辿った世界だけど、
 それでも私はここに居たいと思った。

 これは最高のハッピーエンドじゃないのかもしれない。
 けれど、私は今十分幸せだ。




―END―
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 01:13:29.37 ID:SJhTReL20
メガほむ編、一応完結?
感想はまた後ほど
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 01:21:23.00 ID:uu/kmYg1O
乙でした

とりあえずメガほむが幸せそうで何より
メガほむ編の後日譚も読んでみたい
40 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 01:21:53.00 ID:E2z5Fi+90
――――――
――――――おまけ。


 体験した話や、自分の魔法についての話もして、
 あれからの縄張りの話もして…… 色んな話をした。

 髪飾りも返してあげた。あれはきっと大切なものだっただろうから。
 再会したとき佐倉さんは髪を下ろしていて、なんだか少し見慣れない感じがしていた。


 ワルプルギスの夜の後、魂が肉体に戻ったまま魔女化してしまった美樹さんと戦ったときのことを聞いた。
 一度気絶させたり回復魔法を使ってみたり、戻そうと試してみても戻らず結局殺すしかなかったそうだ。

 私のことも聞いた。
 私が時間遡行したことで意識もなく消滅することを覚悟していたが、世界はそのまま時を刻み続けた。
 私はその場で倒れてしまったらしい。
 過去に戻ったのだと理解したが、しかし美樹さんとの戦いに気を取られているうちにいつのまにか居なくなっていたのだそうだった。
 それから会うことはなかったようだが、前のインキュベーターの話からすると、きっとこの世界の私に意識が戻っていたんじゃないかと思う。

 また乗っ取ってしまったことになってかわいそうだけど、譲る気なんてもうない。でもまあ、ごめんね。私…。


 …そうして見滝原の魔法少女は居なくなった。
 織莉子たちもどこか遠いところに逃げたのか、姿も噂も聞くことはなくなっているそうだ。
 新しい魔法少女が契約したということもない。

 佐倉さんとゆまちゃんは風見野を離れ、
 魔女も多く思いいれもある見滝原に縄張りを変え、本格的に活動することにしていたのだそうだ。
41 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 01:23:08.58 ID:E2z5Fi+90

 あれから3日後。
 ゴタゴタと再会の喜びで完全に忘れていた存在が盾の中に居るんですけど… どうしよう、この人。

 …うん。そう、美国織莉子。

 ……といっても、この世界じゃ一応本人まだ生きてるし…


1ちょっと話してみる。
2(この世界に)放ってみる。
3魔法で元居た世界に送り返す。
4魔法で全然別の(崩壊した)世界に送る。
5SATSUGAIする。
6自由安価

 下1レス
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 01:25:57.32 ID:SJhTReL20
1のあと元の世界に戻りたいと言ったら送る
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 01:26:45.82 ID:uu/kmYg1O
3かな?
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 01:37:08.63 ID:SJhTReL20
話をするって魔法少女関連の話しですよね?
魔法少女狩りや裏切りとか自分がしたことを織莉子が知ったら精神的ダメージ、デカそうですね
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 01:45:00.18 ID:uu/kmYg1O
そういえばこの世界の織莉子の家、焼け落ちてて帰る場所ないのでは?
下手したら行く宛なくてメガほむに依存したりするかも
46 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 01:45:29.70 ID:E2z5Fi+90

 とりあえず、盾から引っ張り出してみる。


織莉子「いたたたた…… っ!?」キョロキョロ

織莉子「あ、貴女は誰ですか!? ここは……」

織莉子「ゆ、誘拐…ですか? 貴女、私に何を…」


 掴んだのは頭だったらしい。
 そのまま盾を逆さにして落とすように引っ張り出すと、床にどさっと落ちた。

 美国織莉子は痛そうに頭を押さえたあと、私を見て構えた。
 …相当警戒している。


織莉子「…目的は?」

織莉子「お金なら私のために払ってくれる人なんか居ませんよ…。
    それとも、貴女も“美国”に恨みがあるの?」


 うわあ、相当勘違いをされている…。
 落ち着いているように振舞おうとしているが、若干怯えが見える。


1自由安価
2別世界からさらってきました!と大胆に宣言。
3確かに恨みはあります、でも“美国”じゃなくてあなたにですけどね。とシリアスに話す。

 下1レス
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 01:50:45.04 ID:SJhTReL20
とりあえず事情を説明する
魔法少女のことを信じなければ変身して再度説明
その際、魔法少女の美國織莉子がやらかしたことを全部話す

ここはあなたが居た世界ではありません、元の世界に帰りたいですか?
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 01:54:40.86 ID:uu/kmYg1O


メガほむの織莉子への態度が普通ですね
憎しみは大分薄れているとか?
そこら辺どう思ってるんだろ?
49 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 02:05:26.07 ID:E2z5Fi+90

ほむら「これも誘拐… になるのかもしれませんね。でも普通の誘拐じゃありません。
    まず、今が何月何日かですが…」

 デジタル式の時計を指す。

織莉子「う、嘘…でしょう? そんなに長い期間……」

織莉子「…そんなに長い期間眠らせていて何もないなんてはずがありません!
    見え透いた嘘をついて、何を考えているんですか一体……!」

 美国織莉子は自分の身体に異常がないか見回した後、もう一度強い口調で私の言葉を否定した。

ほむら「嘘かなんてことは確かめてみればすぐにわかりますけど…」

ほむら「別にここに拘束したいわけじゃないし、なんならついでにあなたの自宅に行ってみても良いですけど…」

ほむら「でももうなくなってるんだっけ、この世界だと…」

織莉子「な、なくなってる… ですって…!?」



 …飛び出していっちゃった。
 行き先はわかってるし、追ってみよう。

50 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 02:15:45.34 ID:E2z5Fi+90
―高級住宅街



 ………元々美国邸があった場所は、今ではもう瓦礫すら綺麗に片付けられ、看板が立っていた。
 完全に空き地になっている。

 そんな場所の前で立ち尽くす美国織莉子。
 なんかもう、ここまでくると憐れな人に見えてきて憎しみすらわいてこない。


織莉子「……………」

ほむら「…これでわかりました?」

 頭から適当な布をかけてやる。
 このあたりは多分、美国織莉子を知っている人も多いだろう。目立ってしまっては面倒臭い。


ほむら「何があったのかこれから話しますから、ちゃんと聞いてくださいね」

ほむら「あなたには聞く義務があるのよ、美国織莉子」

織莉子「……」
51 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 02:17:34.78 ID:E2z5Fi+90
-----------------------
ここまで 途中でレスくるまで盾の織莉子とかわりとマジで忘れてたマジで。
次回は2日(土)17時くらいからの予定です
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/05/02(土) 02:24:49.24 ID:8Z4l4iKm0
乙です
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 15:42:23.15 ID:XRqb56rc0
美国邸跡地にある看板の内容って私有地につき立ち入り禁止かな?
家は消えちゃったけど土地の権利はまだ織莉子名義ならなんとかなりそう?
逃げた織莉子が既に手放してたら一文無しになっちゃうけど
54 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 17:51:01.18 ID:E2z5Fi+90

――――まず、魔法のことと魔法少女のことを話す。
そして、私が時間遡行をしていたこと… そのせいで時間にズレの生じた他の平行世界から連れてきたのだと…

 納得のいかないような顔をしているけれど……


織莉子「……私にそんな話を信じろというのですか」

ほむら「あなたがさっき言った通り、普通じゃ一ヶ月半も変わらない状態で保っておくのは無理でしょう?
    魔法でもないかぎり……」

織莉子「もしそれが本当だとして、これはどういうことです? ここでの私は死んでいるということ……?」

ほむら「一応まだ捜索中、みたいですよ」


 この世界で起きた火事のニュースを見せる。

 先日新型のスマホに買い換えたが、未だに操作は少し慣れない。
 購入した日には佐倉さんたちに見せて、色々と高度な機能に一緒に四苦八苦したりしていた。

 携帯を持たせてもらったのは早かったけれど、用途は入院中に親と連絡を取るくらいで、新しいものもねだらなかったので何年も使い続けていた。
 当然、ループが始まってからはそんなことを考える余裕もなかった。


織莉子「……」

ほむら「火を放ったのはこの世界のあなたですよ」

ほむら「では、次はこの世界のあなたについての話に移りましょうか」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 17:55:08.24 ID:cbQ9q5LwO
家の前で立ち話は目立つと思うよ、メガほむ
56 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 18:10:37.57 ID:E2z5Fi+90

 魔法少女になった、この世界の美国織莉子のことを話す。
 そして、この世界を滅ぼす少女――鹿目まどかのこと。
 私達との戦いの経緯と、裏切り…… 美国織莉子の策の結果について話した。

  救世の策は成功し、愚かな私たちは騙されて敗れた。完全に勝利したといえる結果だ。

 だからこうして世界は今も平和に続いて、私も残った大切な人との日々を送っていられる。
 ただ一人を犠牲にして……


 でもその行動や結果は目の前に居る美国織莉子とは無関係のことだった。
 彼女がやったことじゃないし、彼女の勝利ではない。まだ何にも救われていないままだ。


ほむら「ここはあなたが居た世界ではありません、元の世界に帰りたいですか?」

ほむら「もし戻ったら、同じことをしますか?」

織莉子「貴女は私を憎んでいるんじゃないのですか? どうしてそんなことを私に……」

ほむら「もちろん憎くないわけがない…!」

ほむら「………でも、今のこの世界があるのは、この世界のあなたの行動のおかげ… ですからね…」

ほむら「あなた達と私は敵同士で…… 悔しいけど、きっと、間違ってたとも言えないんでしょう」

ほむら「だから私はもう何も言いません。あなたが決めてください」

織莉子「……」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 18:18:22.43 ID:SJhTReL20
元の世界に戻ったとしても、既に契約済みで魔女化待ったなしのまどかがいるわけだからなぁ…
58 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 18:31:29.72 ID:E2z5Fi+90

ほむら「元の世界の鹿目まどかは、残念ながらもう契約している」

ほむら「彼女の知り合いの魔法少女は1人魔女になって、もう一人はどこに行ったかわかりませんが… もう駄目なんでしょうね。
    それをまどかはまだ知らないんですけど…」

ほむら「しかもその後親友まで契約してしまった。 …もう手遅れなくらいあの世界はボロボロです」

ほむら「今からあなたが何かしにいって救えるかもわからないんですし、
    そんなことをしたくないなら… 今から警察にでも行って名乗り出ればどうにかなるかもしれませんよ」

織莉子「……そんなことをしたら、この世界の私が殺しに来たりするんじゃないの…?」

ほむら「わざわざ行方くらまして逃亡したくらいだし、
    表向きに生きているってことになれば向こうとしては好都合じゃないですか?」

ほむら「まあ、もし鉢合わせたりした場合何が起こるかはわからないですが……」


 同じ人間が世界に二人。それって因果とか素質とかどうなってるんだろうか。
 鉢合わせた瞬間にどっちかが消えてしまったりということもまあ考えられる。
59 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 19:06:23.99 ID:E2z5Fi+90

織莉子「…ここで暮らし始めたところで、信頼できる人も味方も何もいないまま
    周囲からの嫌がらせに苦しむ、あの出口もわからない薄暗い日々がまた始まるだけ……」

織莉子「私はこの世界の私が羨ましい。
    何か目標を持って、信頼のできる味方と共にそれを成し遂げて…」

織莉子「そして、どこか知らないところで、誰にも“私”だと知られずに暮らしている…」

織莉子「……救世を成し遂げるというのは、その鹿目まどかを殺すということなのですよね」

織莉子「世界を救うためにそんな罪を犯さなくてはならないというのは残酷な話ですが、
    道を見失ったまま何の価値もない日々を過ごして、ただ終焉の時を待ち続けるよりは… 」

織莉子「そのような残酷な『道』でも目指しましょう。私の世界を存続させる、そのための刃となりましょう」


 ……道を見失ったという彼女に与えるにはあまりにも残酷な『目標』…。
 これで彼女は幸せになれるのだろうか。

 今の言い方からして、呉キリカも居ない。味方がいない。
 それを成し遂げた後はどうするつもりだろう……?


1自由安価
2わかりました、送り返しますよ。

 下1レス
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 19:26:32.54 ID:SJhTReL20
今の美国織莉子は何だか見ていられない…何も言うつもりはなかったけど

あなたは救世以外の道を選ぼうとしないのは何故ですか?
そこまで自分で残酷な道を進もうとする覚悟があるのなら、その覚悟を別の道で生かそうとは考えないんですか?

これまでいた友人があなたの父親のことで離れていったというのは、所詮上辺だけの友人だったに過ぎません
信頼できる友人が居ないなら、これから作ればいいじゃないですか?
誰かを傷つけ[ピーーー]程の覚悟を友人を作ることに振り向けばいいだけじゃないですか

…それに今のあなたを見てると、元の世界で救世をなしとげたとしても早々に魔女になるだけであなた自身が救われないと思います
誰にも認められない、誰も信じてくれない、誰も傍にいてくれない孤独と寂しさは私もよくわかります…私がそうでしたから
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 19:47:26.43 ID:cbQ9q5LwO

これってメガほむが織莉子の友人になるというフラグ?
62 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 20:06:52.80 ID:E2z5Fi+90

 今の美国織莉子は何だか見ていられない…何も言うつもりはなかったけど…


ほむら「あなたは救世以外の道を選ぼうとしないのは何故ですか?」

ほむら「そこまで自分で残酷な道を進もうとする覚悟があるのなら、
    その覚悟を別の道で生かそうとは考えないんですか?」

織莉子「…じゃあ、他になにをすればいいのよ。
    信頼していた人は全て私を裏切って離れていった。私にはもう何もないのに……」

ほむら「これまでいた友人があなたの父親のことで離れていったというのは、所詮上辺だけの友人だったに過ぎません。
    信頼できる友人が居ないなら、これから作ればいいじゃないですか?」

ほむら「誰かを傷つけ殺す程の覚悟を友人を作ることに振り向けばいいだけじゃないですか」

織莉子「これから…? 無理よ、そんな…。
    どこに行っても美国だというだけで人が離れていく。もし知らないで友達になっても…」

織莉子「…私はもう、傷つきたくはないんです」

ほむら「確かにこの世界の美国織莉子は、鹿目まどかを殺して世界を救い、幸せを手に入れたでしょう。
    ……でも、あなたは世界を救ったその先にある世界を目指してない」

ほむら「今のあなたを見てると、
    元の世界で救世をなしとげたとしても早々に魔女になるだけであなた自身が救われないと思います」

織莉子「……」
63 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 20:20:26.07 ID:E2z5Fi+90

ほむら「誰にも認められない、誰も信じてくれない、
    誰も傍にいてくれない孤独と寂しさは私もよくわかります…私がそうでしたから」

ほむら「世界を救ったところで何になるんですか?
    結局未来を諦めて逃げて、自分を粗末にしてるだけじゃないですか…」

ほむら「敵だったけど、酷い人だったけど…、
    この世界の美国織莉子は、目的を成し遂げる理由にもっと強い意志があった…。あなたにはそれがない」

ほむら「あなたとこの世界の美国織莉子は違うと思います……」

織莉子「…逃げているだけ… それもそうかもしれませんね」

織莉子「……甘えてちゃいけませんよね」

織莉子「この世界でもう少し頑張ってみることにします。
    いつか、ちゃんとした『道』を見つけられるように……」

ほむら「…はい。応援してますよ」

64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 20:28:22.73 ID:SJhTReL20
よかった、説得できたか…
とりあえずいきなりは無理だと思うけど、この織莉子とメガほむは友人になれそうな気がする
連絡先の電話番号を教えておきたいね、弱気になった時とか相談に乗りますよ?みたいな感じで
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 20:44:36.79 ID:i1o++fdi0
先にこのオリコとしっかり話し合えたらまた違った終わりになったかもな……
66 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 20:49:05.51 ID:E2z5Fi+90
――――――

 元の世界に送り返すことはせず、織莉子とは別れた。
 別れる間際、一応何かあったときのために連絡先を教えておいた。

 …そして1週間ほど経った。
 私も大分新しいスマホの使い方に慣れた。

 しかし、あれから連絡は来ていない。
 多分どこか、ここからそう離れていないところでなんとかやっているだろう……



 昼休み、2時間目に出た宿題を早々に学校で終わらせて、机に突っ伏した。
 ひんやりとした机に頬が触れる。机まで生あたたかかったら最悪だけど、幸いこの学校は全教室空調が効いている。

 制服が夏服になった。そして、夏休みも近くなってきた。
 学校内は涼しいけれど、外はもう相当暑い。

 そういえば、もうかなり昔のことにも思える2回目の世界で、
 まどかや巴さんと夏休みが来たら旅行に行こうと話していたことがあったけど、結局なしになってしまった。

 今度は佐倉さんたちを誘ってみようか。


ほむら「!」

 …ポケットから振動を感じて起き上がった。電話だ。


ほむら「…はい」

織莉子『……お久しぶりです。美国織莉子です』

ほむら「…! どうですか?そっちは… うまくやれてますか?」

織莉子『はい、あの後色々ありましたがなんとか…』

織莉子『ところで急な質問ですが… 貴女、何年何組ですか?』


ほむら(…え?)
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/02(土) 20:51:12.84 ID:tAotYDlr0
転校してくるのかな?
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 20:51:17.45 ID:SJhTReL20
おおっ、この展開は!
69 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 21:19:47.36 ID:E2z5Fi+90

 廊下のほうに、長いシルバーブロンドの髪の、背の高い女性が通るのが見えた。
 ―――…目が合った。


織莉子「……あら、聞く前に見つけてしまいましたわ」

 電話からも二重で声が聞こえた。

ほむら「…えっ!? …こ、ここに転校してきたんですか?」

織莉子「はい、前まで居た学校にはもう居られないので…。
    こちらに転校することになりました」

織莉子「ここでも教師はよそよそしいし、クラスでは避けられているんですがね……。
    気にせずに付き合ってくれる人をいつか見つけたいですね…」

織莉子「…とりあえず、同じクラスや学年での友人も作れればと思いますが、まずは貴女に挨拶をしたいと思いまして」

織莉子「………よろしくおねがいします」



 ……一旦バッドエンドを迎えた、その後の世界。
 この世界で失ったものは大きい。

 けれどこの世界に残ったもの、この世界に移ってきたものは
 私の生活を幸せに、そしてにぎやかにしてくれそうだ。



―おまけ・END―
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 21:25:32.36 ID:SJhTReL20
うん、おまけEND良かったです
このあとは杏子・ゆまとの打ち上げ話ですね
2週間鍛え上げたメガほむの料理スキルが今、試される!
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 21:33:38.35 ID:cbQ9q5LwO
乙でした

この織莉子ならメガほむと友人になれそうですね
理由をちゃんと話せば杏子とゆまとも友人になれるかも?
まぁ、最初は顔を会わせただけで険悪になりそうだけど

そういえば杏子とゆまは見滝原を縄張りにしたみたいですが、普段は何処に住んでるんですかね?
家なしなのはメガほむも知ってしまったから自分のアパートに居させてるとか?
72 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 21:39:28.39 ID:E2z5Fi+90
・主人公
 【暁美ほむら】(契約・生存)


 鹿目まどか(契約・死亡):他の世界の大事な人/他人
 美樹さやか(契約・魔女化):知人
 志筑仁美:知人
 中沢:友人
 上条恭介(死):知人+
 佐倉杏子(契約・生存):友人
 千歳ゆま(契約・生存):友人
 巴マミ(契約・死亡):苦手
 美国織莉子(契約・生存):敵だけど認められる部分はある
 呉キリカ(契約・生存):憎悪
 美国織莉子(未契約・生存):友人


 鹿目まどか(契約・生存):他の世界の大事な人/他人
 美樹さやか(契約・生存):他人
 佐倉杏子(契約・失踪):他人
 巴マミ(契約・魔女化):他人
 呉キリカ:警戒



私にとっての幸せな世界
73 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 21:46:28.42 ID:E2z5Fi+90
02周後 日記




16日(水) ほむら退院・ループ初日 一日目。エイミーを保護。織莉子を収納して退場させる。

17日(木) 朝、まどかと対面。まどかの契約を妨害するためQBを掴んでマミの家まで案内させた。
       マミとは話がこじれ、戦いを断固拒否した結果SGを狙われることに。 マミ好感度-10

18日(金)歩道橋で委員長の魔女の使い魔と交戦。立体駐車場で鳥かごの魔女の使い魔と交戦。公園で銀の魔女と交戦。
      一方学校ではマミとまどかが接触していた。放課後、まどかの家付近でマミにSGを奪われ一時死亡。

19日(土)

20日(日)夕方、マミの家で目を覚ます。まどか契約につきループ確定。 マミ好感度+5 まどか好感度+1
      土手にて落書きの魔女と交戦。


 ――これ以上の日記がない……。

74 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 21:48:54.19 ID:E2z5Fi+90
以後誰かが代わりに書いたメタ記録



21日(月)朝、学校に行くと登校中キリカを発見。放課後帰宅するまでつける。キリカのクラスと家を確認。
      夕食後、マミの家に寄り合宿について提案。マミにパトロールに誘われる。 マミ好感度+2
      マミから自分のために魔法を使うことについて話題を振られ、マミに反発。 マミ好感度-2

22日(火)ごろごろしながら11時起床。廃教会に寄り、その後周辺に聞き込みに行った。数年前にあった新興宗教のことを知る。
      キリカの家に見張りに行き、家族と暮らしてることを知る。夕食はチャーハンを作った。

23日(水)昼、マミとその仲間の様子を見に来てた杏子とばったり出会う。
      ソウルジェムの真実のことを話してみる。『マミに確認してきてからもう一度話す』ということに。
      放課後下校時間を狙って学校に行くと、マミと会った。キュゥべえの様子を聞いてすぐに別れる。
      エイミーの散歩に出かける。帰ろうとした頃杏子に会い、話すもマミとまどかを追い出すことを告げると
      決戦に持ち込まれそうになる。追い出すのはやめると言い戦いにはならなかったが、
      自分の知ってる杏子ではないのだと痛感し、ループの意味に疑問を持つ。
      自分の願いを後悔したほむらだが、心は捨てず、更なるループは続けなかった。 願いの力を失う。

24日(木)

25日(金)

26日(土) 数日間、現実逃避。

27日(日)

28日(月)駅でハコの魔女と交戦。魔法が使えなくなっていることに気づく。
      杏子にその原因を聞き、すべてを話す。
      放課後、杏子が秘密を1つ既に知っているマミにソウルジェムの最後の秘密を言うが、信じてもらえない。
      実際に試す、と魔力を放出しソウルジェムをわざと真っ黒にするマミ。
      杏子はとめられず、マミは最期にQBを恨んで魔女になった。
      自分が話したせいで魔女化に追い込んでしまったことを気に追いすっかり意気消沈した杏子は、
      まどかに『マミは今日は用事があるってさ』と話し、ほむらがまどかを救うためにループしたこと、
      魔女化やソウルジェムと魂の真実を伏せて一部嘘を交え話した。杏子はその後、行方をくらました。
      まどかはキュゥべえに案内してもらってほむらの家に行き、説得を試みる。
      まどかの優しさにその手を取るほむら。しかし、何も知らないのは2人だけ。既に破綻は起きた後だったのだった。

29日(火)杏子を探し回るほむら。しかし見つからず、まどかたちの居る訓練に行くことにした。
      マミもQBも訓練に来てなかった。仕方がなくまどかと二人で特訓。
      特訓後、まどかと一緒に帰っていると契約したさやかを発見。
      まどかが何も知らないことに気づき、家まで走って帰るとQBから全てを暴露される。
      そのまま絶望に飲まれそうになったが、ほむらは死にたいと思ってはいなかった…

      01周にてFailed Loopを迎えた世界、ワルプル2週間後に移る。
75 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 22:41:42.77 ID:E2z5Fi+90

 今回のエンディングに行く条件について。

 ちょっと普通に進めるにはかなり逸れたルートに入ったので、
 魔女化・戦死・自殺・ワルプル来襲(そこまでもった場合、強制で戦いに行く。敗北確定)までに全条件を満たせば良しとします。


このエンドに行く条件:

・まどかの素質が強くなった原因をキュゥべえから聞く
 ・時間操作をどこかで話す(というかもうバレる?)
・傷心状態を一度脱している
・この世界(2周目世界)の誰にも心を許してない



○このエンドの良し悪しについて。NearGoodENd〜GoodEnd?それ未満?
※クソ長い語りが入って痛うざいかと思われるのでささっと読み飛ばしてもOK


 問題はこれで幸せだと思えるかどうかで、
 本当はクーほむも目指そうと思えば目指せたレベルの幸せだというエンディングだと思います。
 何人も死んでるし、肝心のまどかも死んでいる。死亡人数とか結果だけ見ればNormalレベルとも考えられます。

 最終的にほむらの魔法は時間停止・遡行がなくなり、平行世界移動のほうにシフトしてしまいましたが、
 この魔法についても『これはアリか?』とは何度も思いました。
 でもクーほむは駄目になった世界に戻りたいと思ったこともないだろうから、それを希望とすればできないことはないんじゃないかという感じです。

 それに、このほむらは多分『数えるのを諦めるほど』は周回できないんじゃないかと思います。
 そこまでは多分どっかで心を捨てないとやってられないと思います。でも、前に書いたとおりこのほむらはそうはなれない。ならないうちに魔女化してしまう。
 このエンドはこのほむらに相応エンドなんじゃないかとも思えます。


 ……そう考えると、数周でまどかを救えたほうがこのエンドより良い結果なのかどうか…。
 あまりはっきりさせる気はありませんが、
・続きが用意されているのはGoodEndのみ。
 とルールに定めていました。一応希望者もいますし、続けられないことも無いので、このエンディングでも続きは用意しましょうかね。
76 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 22:44:57.69 ID:E2z5Fi+90

★セーブしました


1コンティニュー (二周目開始)
2セーブデータからロード
 ほむら編【おまけ後から再開。翌日へ】【指定場所からロード】
 キリカ編【ワルプル後から再開。翌日へ】【指定場所からロード】
 かずみ編【6日(水)朝】 ※Good・NearGood未クリア物語
  [獲得した補正:魔力コントロールLv2・格闘Lv1]
 Homulilly編【二周目の世界】 ※Good・NearGood未クリア物語
 QB編【ワルプル後から再開。翌日へ】【指定場所からロード】 ※暫定END
 中沢編【ワルプル後から再開。翌日へ】【指定場所からロード】
  [獲得した補正:成績関係の結果の補正が+18]
3新主人公を決めて新物語


 下3レス多数決
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 22:48:41.18 ID:SJhTReL20
2のほむら編オマケ後から再開
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 22:50:30.02 ID:z8SjTVdQ0
3 織莉子
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 22:51:14.17 ID:cbQ9q5LwO
↑↑
杏子たちに料理ふるまたり、みんなで海行きたい
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 22:57:38.73 ID:SJhTReL20
あ、今回のメガほむ編ではそれぞれのキャラの好感度一覧はないんでしょうかね?
前スレ>>362みたいな
81 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 22:57:49.26 ID:E2z5Fi+90
--------------------
ここまで
次回は5日(火)20時くらいからの予定です
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 23:04:35.99 ID:vuRBIDqU0
3優木沙々
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 23:11:19.40 ID:SJhTReL20
乙でした

自分は今回のENDはこのスレのメガほむらしいと思いましたよ
クーほむと違って心を凍てつかせなかったため温もりを求めた結果だと思います
まどかへの依存も高くなかったので、まどかへの想いを過去のモノと割り切り杏子とゆまへの今ある想いを優先したからでしょうし

メガほむ・杏子・ゆまの3人パーティー、時間停止がないとはいえかなり優秀なパーティーですよね
あとはメガほむがクロックアップを覚え、杏子がロッソを取り戻してゆまが経験を積めさえすれば…
あとこの3人組だと

杏子=旦那さん
メガほむ=嫁さん
ゆま=その子供

にしか見えないのですがww
織莉子がここに加わった場合何ポジになるのか…
84 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/02(土) 23:15:51.09 ID:E2z5Fi+90
------------------
好感度か… ほぼ見たとおりな感じですが一応のせときます。
数値については一部最後のほう一緒にいても描写省いてる場面も多かったので、続き開始から好感度増減値はリセットとします。
前回時点で死んでいる・魔女になった人の分は省きます。


○好感度一覧



・佐倉杏子  
暁美ほむら:友人
千歳ゆま:家族

・千歳ゆま
暁美ほむら:信頼
巴マミ:知人
美樹さやか:知人
佐倉杏子:家族

・美国織莉子
暁美ほむら:もう脅威とならない敗者
佐倉杏子:無関係
千歳ゆま:無関係
呉キリカ:大事

・呉キリカ
暁美ほむら:無関係/何か気に入らない
美国織莉子:愛
佐倉杏子:無関係
千歳ゆま:無関係

・美国織莉子 
暁美ほむら:友人


・鹿目まどか  好感度+1
暁美ほむら:友達
美樹さやか:親友
志筑仁美:親友
巴マミ:憧れ
佐倉杏子:仲間

・巴マミ 好感度-5
暁美ほむら:心配
鹿目まどか:後輩+
佐倉杏子:味方

・佐倉杏子
暁美ほむら:友達
美樹さやか:親友
志筑仁美:親友
巴マミ:憧れ
佐倉杏子:仲間

・呉キリカ
暁美ほむら:見覚えある人

・美樹さやか
暁美ほむら:危険な奴!
鹿目まどか:親友
志筑仁美:親友
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 23:30:23.10 ID:SJhTReL20
>>84
わざわざありがとうございます!
でも2週目時空の杏子がまどかのとダブってるような…?
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 23:51:13.68 ID:cbQ9q5LwO
メガほむの魔法が某作品の第2魔法みたいになっちゃうとは…
面白い解釈だと思うので、自分もありだと思いますね

杏子が旦那、メガほむが嫁、ゆまちゃんが2人の子供だと…?
なんつーか、お似合いですなぁ
好感度一覧、ゆまちゃんのもちょっと変かと
87 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/03(日) 00:20:38.04 ID:mjz4+JIo0
------------------------------
ありゃほんと。
>>84【訂正】です。

前回分と変わらないので訂正ってほどでもないですが、ゆまちゃん好感度内のマミとさやかの分は抜くつもりでした。

02周目杏子のほうは完全にまどかからのコピペミスです。
正しくはこちら

・佐倉杏子
暁美ほむら:知人/心配
鹿目まどか:知人
巴マミ:未練+
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/03(日) 02:54:09.16 ID:KOBoEq4N0
2週目次元のその後とかきになる。
ただのほむらさんになったあとまどさやとの関係とか
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/04(月) 19:09:40.57 ID:16B7fk+lO
次はメガほむ編の続きかな?
杏子が言ってた打ち上げをやりたいですね
メガほむが料理失敗しないと良いんだけどw
得意な炒めものとホットプレート買ってきて焼き肉とかなら盛り上がりそう
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/05(火) 16:47:50.31 ID:RIav1Lj/0
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 19:20:29.84 ID:DWGTGi4bO
メガほむ編の続きならやりたい事と確認したい事は

杏子が言ってた打ち上げ
クロックアップの習得
織莉子を杏子とゆまちゃんに紹介
杏子とゆまが何処に住んでるのか確認

他に何かあるかな?
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 20:44:35.65 ID:jXT4U6Bt0
>>91
杏子達と旅行も追加で
あとは杏子とゆまちゃんも学校に行かせたいが
杏子はあと1年ちょっとで義務教育でなくなるけど、ゆまちゃんは小学校行かないとマズいような…
93 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/05(火) 20:50:07.02 ID:TmoKUeH70
―教室



――この世界でワルプルギスの夜が来てから、もう三週間半ほども経った。

 佐倉さんたちと再会して、前回の世界からさらってきた美国織莉子ともちゃんと話をして…
 昨日からなんと、同じ学校に転入してきた。


教師「えっとそれじゃあ… 暁美さん。例題8の答えをボードにお願いします」

ほむら「! は、はい!」


 席を立って、電子ボードの前に立つ。


ほむら(え、えっと…… これでいい…んだっけ?)


 いくらか迷いながらも、答えを書いていく。

 …二週間分の空白があって一度ついていけなくなったのも、
 今ではなんとか取り戻して追いつくことに成功している…

 とはいってもやっぱり勉強はそこまで得意じゃない。
 これからはテストとかもループ中みたいにはいかないだろう。


ほむら(せめて大きなテストは終わった後だったからよかったけどね…)

ほむら(次のテストまでには時間があるから、ちゃんと復習しなきゃ)


 もし空白の二週間なんかにテストがあったら目も当てられない結果になっていた。
 その期間のことは、先生もクラスメイトも未だに心配してくれている。
94 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/05(火) 21:07:53.19 ID:TmoKUeH70

―キーンコーンカーンコーン…


 授業が終わった。
 これからお昼の時間だ。


ほむら(織莉子さん、どうしてるかな?)

 クラスになじむのにはまだ時間がかかるかもしれない。

ほむら(様子を見に行こう)

ほむら(…もし一人だったら一緒に食べよう)


織莉子「あ… 暁美さん」

 教室を出て織莉子さんのクラスに様子を見に行こうと歩いていると、
 その途中で出会ってしまった。
 向こうもこちらに向かおうとしていたのだろうか。

織莉子「よかったら、お昼一緒に食べませんか?」

織莉子「あ、先約がなかったらで良いのですが…」

ほむら「はい。私もそちらに向かおうと思っていたところです」

ほむら「どこで食べましょうか?」

織莉子「…出来れば、あまり人の居ない場所が良いのですけれど……」
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 21:08:47.06 ID:jXT4U6Bt0
屋上かな?
96 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/05(火) 21:38:19.92 ID:TmoKUeH70

ほむら「こことか… どうでしょうか?」

織莉子「ここなら人もあまり通りませんかね…。じゃあここにしましょうか」


 人気の無いところといっても殆ど使わない階段なんかは蒸し暑く、埃っぽく、そこで食べる気にならない。
 屋上や屋外に出ると暑い。

 そして色々考えた後、最上階の、人通りの少ない廊下の更にその行き止まりのような場所に辿り着いた。
 座れるようになっているものの、行きづらさからあまり人が通ることはなかった。


 ――屋上、か。
 まどかたちとそこで食べていたこともある。

 鹿目さんも美樹さんもいなくなって、今はどうなっているだろう。誰も居ない?誰か使ってる?

 でも今も、あの場所は彼女達の場所だという意識がある。
 屋上の扉を開けたら、今も変わらず鹿目さんたちが居るような―――

 ……そう思っているのと同時に、最近志筑さんが教室で一人で食べていた姿も思い出していた。
 実際に扉を開けて景色を確かめたくはない。実感してしまう。


織莉子「…ごめんなさいね、なんだか教室に居づらくて」

ほむら「え? 謝らないでくださいっ。これからも一緒に食べましょう!」

織莉子「そう言ってくれると助かりますわ。嬉しい」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 21:41:48.83 ID:HsvEwTiwO
暑いなら屋上は行きたくはないか
まどかとさやかがいなくなって仁美ボッチか…
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/05(火) 21:42:57.85 ID:RIav1Lj/0
恭介もいないんだよな
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 21:46:53.01 ID:jXT4U6Bt0
仁美にとっては最悪の状況だよな
親友2人と想い人を失ってその原因は分からずじまいなんだし
仁美=お嬢様ってことでまどかとさやか以外に親しくしてた、気軽に声をかけてくれる友人とかいないイメージがあるんだよね
100 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/05(火) 21:54:44.05 ID:TmoKUeH70

 弁当を取り出す。
 以前はお昼を適当に自販機や購買で済ましていたけれど、今はちゃんと作っている。


ほむら(織莉子さんはどんな…)

ほむら「……もしかして、そのお弁当って…」

織莉子「あ、自分で作ったものです」

織莉子「今日は… ちょっと失敗してしまったけれど… 」

 失敗してしまったと言っているけれど、なかなか手間のかかっていそうな内容だった。
 そもそも見た目が少し崩れてしまっただけだ。決して料理の腕自体は低くない。


ほむら「料理とかするんですね!」

織莉子「まあ、少しね…。あまり自慢できるものでもないけれど」

織莉子「前はあまり自分で作ったこともなかったし…」



1自由安価
2料理の話題
3近況の話題

 下1レス
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 21:57:38.20 ID:jXT4U6Bt0
2のあと最後に3
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 21:58:03.20 ID:HsvEwTiwO
3
103 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/05(火) 22:52:48.21 ID:TmoKUeH70

ほむら「私も最近料理を始めてみたんですよ」

ほむら「私もまだやっと右も左もわからない初心者からは脱却できたかなって、ところくらいなんですけど…」

織莉子「まあ! 何か得意料理はありますか?」

織莉子「私は最近お菓子作りにハマっているの。結構難しいんだけれどね…」

ほむら「私は、炒め物ならちょっと自信があります」

ほむら「シンプルですけど、意外と奥が深いんですよ」

 共通の話題が一つ見つけられた。
 今まで趣味の合う人が居なかったので嬉しい。


ほむら「…ところで、最近どうですか? なにしてました?」

織莉子「あれから数日保護してもらって、今は仮説住宅で過ごしています」

織莉子「嫌がらせも少なくなったし、前よりは平和に過ごせていますわ」

織莉子「……この世界に来て良かったと思います
    あのまま一人であの家にいて、魔法少女になって人を殺めることを生きる目標とするより、貴女に出会えてよかった」


 …こうして別世界にでも連れてこない限り、本来の運命ではありえない道だ。
 でも、これも“美国織莉子”の一つの可能性だったんだろうか。
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 23:11:30.14 ID:HsvEwTiwO
屋敷の火事は放火といったところで落ち着いたのかな
放火に気づいて身の危険を感じて行方をくらましてた、警察にはこんな感じで話したっぽい?
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 23:16:50.62 ID:jXT4U6Bt0
警察からは火事の日から今までどこにいた?と突っ込まれそうだけどね
屋敷の跡地をどうするのか気になるけど、建て直さず土地を売っちゃいそうだな、この織莉子
106 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/05(火) 23:38:11.70 ID:TmoKUeH70

 ………午後の始業5分前のチャイムが鳴る。

 教室から結構離れた場所に来ちゃったから、そろそろ早めに戻らないと。


織莉子「明日からも、お昼この場所で一緒に食べませんか?」

ほむら「はい」



――――――

「じゃ、掃除終了! 私が表提出しとくよ。解散」

ほむら「お疲れ様です、さようなら」

「ん、暁美さんも。さようならー」


 …午後の授業を終えて、放課後。
 掃除当番をささっと終わらせて、帰宅する。


ほむら(今日は遅くなっちゃったからもう帰るしかないけど…)

 昨日放課後織莉子さんと一緒に帰ろうと誘ってみたけど、
 一緒に居るところを見られたら被害が及ぶかもしれないと断られた。

 私のためといったって、あんなに気にしなくてもいいと思うけど…


ほむら(……私が軽く考えすぎなのかな)

ほむら(…私の周りに居る人はそんなことで離れていったりしないって思いたいけど…)




【15時半】

1自由安価
2帰宅
3校内
 a教室
 b屋上
 c職員室
 d図書室
4基礎魔法
 肉体強化(1日につき効果の弱い順に10・20・30消費)
 ――【現在不使用】
5魔女狩り
6メール(杏子・織莉子)

 下1レス
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 23:42:14.14 ID:jXT4U6Bt0
杏子にメールしたあと夕飯の買い物

話したいことがあるので夕食時に来てくれませんか?
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 23:47:57.85 ID:HsvEwTiwO
杏子とゆまちゃんは縄張りを見滝原にしてから、風見野から見滝原に移り住んだのかな?
109 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/05(火) 23:54:06.31 ID:TmoKUeH70

ほむら(『話したいことがあるので夕食時に来てくれませんか?』と…)

 佐倉さんにメールを送る。

ほむら(…夕飯の買い物に行こう)

ほむら(今日は…)


今日のメニュー
・自由安価

 下1レス
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 23:56:34.01 ID:jXT4U6Bt0
ぶりの照り焼きと野菜炒め、なめこと豆腐の味噌汁

どうせなら炒めもの以外も上手くつくれるようになりたい、色んな種類の料理を作ってみよう
あと佐倉さんが来るから多めに作ろう
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 23:57:11.99 ID:HsvEwTiwO
親子丼
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/06(水) 00:06:22.01 ID:B3uCjRQUO
栄養のバランスを考えたメニューだなぁ
113 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/06(水) 00:24:53.77 ID:Q/ZDE6fH0
―スーパー



ほむら(…今日は和食にしよう。
    どうせなら炒めもの以外も上手くつくれるようになりたい、色んな種類の料理を作ってみよう)

ほむら(ぶりの照り焼きと野菜炒め、なめこと豆腐の味噌汁……
    えーと、じゃあ買うものは… )

ほむら(佐倉さんが来るから多めに作らないとね)



―――――

―自宅



ほむら「ただいま」

エイミー「にゃ」


【16時半】

 ……佐倉さんたちが来るまでにはまだ時間がある。
 それまでなにしていよう?



1自由安価
2基礎魔法
 肉体強化(1日につき効果の弱い順に10・20・30消費)
 ――【現在不使用】
3魔女狩り
4メール(杏子・織莉子)
5ステータス確認

 下1レス
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/06(水) 00:26:10.94 ID:25JO3VRk0
5
115 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/06(水) 01:25:41.55 ID:Q/ZDE6fH0

ほむら 魔力[100/100] 状態:正常
GS:3つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[100/100]
・落書き[100/100]
・ハコ[100/100]


爆弾所持数:45



◆ステータス

[魔力コントロールLv4] :技と消費魔力に関係する。上限は6だが、Lv4以降非常に上がりづらくなっているため新人が短期間で4以降伸ばすのは現実的ではない。
             5はベテラン、6はほぼクーほむ用。
[体術Lv1] :コンマ補正+4 レベル上限無し

[射撃能力Lv3]  :コンマ補正+12 レベル上限無し

[剣術Lv0] :レベルMAXで多量に魔力をつぎ込めば、上限無視のレベルの底上げが可能。一般人の基準LVは0。ほむらのレベル上限は3。


◆コマンド一覧

コマンド一覧・ステータス

・時間停止:時間を止める【使用不可】
・時間遡行(魔力-15)【使用不可】
・世界移動(魔力-20) 今まで繰り返して出来た平行世界に移動する。但し時間の移動はできない。
・クロックダウン(1ターンにつき魔力-6) :単体の時間を減速する。爆弾にかければ起爆までの時間も操れる。
・射撃
 a拳銃(強化用魔力-5)(残弾:25)
 bショットガン(強化用魔力-5)(残弾:10)
 cレーザーガン(魔力-10) :拳銃から魔力を直接発射。もう弾を盗めないほむらの苦肉の策。
・爆撃 :爆弾を投げつける。注意して余裕を持って使わないと自分に被害が及ぶ危険有り。
・打撃【体術Lv1】
 体術
 盾で殴りつける
・その他盾の中に入ってるもの
 a日本刀(強化用魔力-15) :【剣術Lv0】現物なので耐久力はあんましない。更にすぐ刃こぼれする。
・自分の負傷を回復(部位・範囲によって消費変動) 【ほむらの基準:両腕使用可能再生で-100程度】
・他人の負傷を回復(部位・範囲によって消費変動) 【ほむらの基準:軽症回復で-100程度】
・肉体強化
 a部分強化+体術【体術Lv1】(魔力-5) :攻撃・防御の際に魔力で部分強化し、破壊力と防御力を高める
 b肉体強化(魔力-1) :この戦闘中に体術をLv2に底上げ。
 c肉体強化(魔力-2) :この戦闘中に体術をLv3、剣術をLv1に底上げ。敵の邪魔が入るとキャンセルされる可能性有り。


取得済み基礎魔法
・肉体強化Lv1→次レベル・Lv2(MAX)
 1肉体強化(弱・消費10)
 2肉体強化(中・消費20)
 3肉体強化(強・消費30)
・自己再生
 現在の状態:正常
・他者再生
・結界Lv1(対象:単体)→次レベル・Lv2(MAX)
116 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/06(水) 01:30:48.83 ID:Q/ZDE6fH0

ほむら(……そういえば、もう時間停止がないから盗みは難しいわね)

ほむら(今までどおり爆弾は自作できるし有効な手段だけど、
    簡単に使える武器類がなくなったら、また攻撃手段を考えておきたいわね…)

ほむら(…できれば現物を消費しない魔力での攻撃のほうがいいけれど、燃費が悪くなるのはしょうがない)



1自由安価
2基礎魔法
 肉体強化(1日につき効果の弱い順に10・20・30消費)
 ――【現在不使用】
3魔女狩り
4メール(杏子・織莉子)

 下1レス
117 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/06(水) 01:32:19.02 ID:Q/ZDE6fH0
---------------------
寝落ちてた…
ここまで
次回は9日(土)20時くらいからの予定です
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/06(水) 05:10:30.02 ID:25JO3VRk0
このあと杏子達が来た時に話すことを考える

以前話した自分を加速させる魔法(クロックアップ)を修得するために佐倉さんに相談してみようかな?
それと時間停止がなくなったこれからの戦い方で何を伸ばせばいいのか佐倉さんに意見を聞いてみよう
あと織莉子のことも佐倉さんとゆまちゃんにちゃんと話しておこう
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/07(木) 18:28:49.00 ID:tNfHwntl0
ループしまくってQBが諦めるほどの因果を集中させようぜ
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/07(木) 18:29:26.55 ID:tNfHwntl0
こんな風に
http://i.imgur.com/aCe4mjI.jpg
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/07(木) 23:19:50.08 ID:i0hARzax0
魔法少女の浅古小巻が登場したらどんな反応するかね?
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/07(木) 23:20:28.66 ID:PJzjdq3D0
>>115
GSなんですが今いる世界に来てから魔女1体倒してるから4つでは?
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 01:33:47.48 ID:2XnEL7UXo
>>120
これ詳細なに?
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/08(金) 05:56:26.02 ID:h4o81+sF0
魔法少女の浅古小巻が登場したらどんな反応するかね?
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/08(金) 06:05:53.05 ID:h4o81+sF0
124 》
すいません、ページ更新したら何故か二重投稿してしまいました。
126 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/09(土) 20:18:11.41 ID:hBcCSt+G0
----------------------------
はじめる前に【訂正】です

GS:4つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[100/100]
・落書き[100/100]
・ハコ[100/100]
・[100/100]
127 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/09(土) 20:51:27.49 ID:hBcCSt+G0

ほむら(佐倉さんたちが来たら、今日は何のお話をしよう)

ほむら(……前とは戦闘スタイルを変えなきゃいけなくなったし、
    ちょっとこれからのことを相談してみようかなぁ…)

ほむら(時間減速と爆弾は強力な手だけど、それにしたってやっぱり私自身の力を伸ばさないと上手く活かせないんだろうし)

ほむら(…あ、あと織莉子さんのことも、事情を知らないまま偶然出会っちゃったりしたら厄介なことになりそう。
    話しておいたほうがいいよね)



ほむら(……後1時間くらいしたら作り始めよう)


 【17時】

1自由安価
2基礎魔法
 肉体強化(1日につき効果の弱い順に10・20・30消費)
 ――【現在不使用】
3メール(杏子・織莉子)
4なにもせず待つ(時間経過→18時)

 下1レス
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/09(土) 20:52:24.54 ID:8U8w1xWu0
エイミーと散歩
129 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/09(土) 21:00:18.18 ID:hBcCSt+G0

ほむら「ちょっとおさんぽに出ようか」

エイミー「にゃ」



 首輪をつけてあげて、抱き上げて家を出る。
 あまり遠いところには行けないので近所だけになるけど、どこに行こうかな?


1公園
2駅前のほう
3通学路のほう

 下1レス
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/09(土) 21:01:24.59 ID:8U8w1xWu0
2
131 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/09(土) 21:35:46.33 ID:hBcCSt+G0

 駅のほうに歩いてきた。

ほむら(この時間は大分混雑している。気をつけないとね…)


 景色はまだ明るい。
 最近日が伸びてきたんだなぁと思う。

ほむら(期間限定、マンゴーのソフトクリーム… かぁ。新しく出たのかな?)

ほむら(今度佐倉さんたちも誘おうかな?)

ほむら(織莉子さんはこういう人がいっぱい居るところは嫌がるかなぁ…)

 見たことのなかったものが増えて、
 今まであったものがいつのまにかなくなっている。

 ちゃんと時間が経っているのだと実感する。
 ここ数ヶ月で、季節感も麻痺してきていたところだった。

132 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/09(土) 21:57:59.81 ID:hBcCSt+G0
―自宅


ほむら「ただいまー」


 繁華街あたりを一通り歩いて帰って来た。


ほむら(少し涼んでから作り始めようっと)


 電源を入れて、パソコンが立ち上がるのを待つ。


―――――


ほむら(…よし、作ろう)


 漸くキッチンに立つ。
 テーブルに置いたパソコンにはレシピが表示されている。


ほむら(味噌汁って基本だろうけど作ったことないなぁ…。
    でも、基本的に材料を入れて味噌を溶かせばいいんだよね…?)


ほむら(えーと、ブリのほうは……まずタレが、しょうゆとみりんと… えーと、分量は…)

ほむら(たれは作ったけど、次は… レシピ確認してこよう。えーと… えーと……)


ほむら(野菜炒めなら得意料理! この献立に合う味付けにしよう)


・・・・・・・・・・・


 下1レスコンマ判定 ぶりの照り焼き
 0~99

 下2レスコンマ判定 野菜炒め
 0~99

 下3レスコンマ判定 なめこと豆腐の味噌汁
 0~99


※1〜29=30(食えるライン) 0=100

補正:Lv2中級者(出来が50未満の場合コンマ+10、他の補正が付かない場合に出来コンマ+5)
   [アルティメット炒め物]発動コンマ+20 対象:野菜炒め
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/09(土) 22:00:01.75 ID:8U8w1xWu0
ほい
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/09(土) 22:01:58.67 ID:7h6dN+vfO
円環の野菜炒め!
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/09(土) 22:04:14.51 ID:8U8w1xWu0
ほむ
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/09(土) 22:06:43.91 ID:8U8w1xWu0
照り焼き=80
野菜炒め=87
味噌汁=56

味噌汁は普通くらい、それ以外は上出来かな?
137 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/09(土) 22:21:54.73 ID:hBcCSt+G0

 ピンポーン
 チャイムが鳴った。


ほむら「はい、いらっしゃい」

杏子「おう。いい匂いしてんな」

ゆま「ねえねえ、今日はなにー?」ワクワク

ほむら「今日の献立はぶりの照り焼きと、なめこと豆腐の味噌汁、そして野菜炒めだよ」

ゆま「おー!」

杏子「マジで料理の腕あがってるから驚いたよ、とくに炒め物」

杏子「ゆま、最初は野菜なんて我慢して嫌々食べてたんだぜ? 残さないように言ってたけど」

ゆま「ほむらの作る炒め物はおいしいから大丈夫!」

ほむら「わぁ、そう言ってもらえるととてもうれしいわ」
138 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/09(土) 22:42:56.00 ID:hBcCSt+G0

 ぶりの照り焼きは身がふっくらとしていてとても美味しいし、野菜炒めも成功だった。
 主菜、副菜のほかに汁物もついていて今日の夕食は充実している。


ほむら(もし何か失敗しちゃったら、って少し思ったけどその心配もなかったわね)

 もし失敗しちゃったって言っても、佐倉さんなら『まずい』といいながら食べる。
 捨てたりしたら絶対怒るだろうし、失敗しても隠しておけないのだ。


杏子「この魚うまいな、飯が進む。ご飯おかわり」

ほむら「はい」

ゆま「あ、ゆまもー!」


 ……よく食べる二人の食べっぷりは見ていて気持ちがいいし、嬉しい。
 まずは話は後にして食事を楽しんだ。

139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/09(土) 22:53:39.40 ID:8U8w1xWu0
ゆまちゃんはともかくおかわりそっと出しって知ってるかい、杏子?
まぁ知らないんだろうなぁ…
普通にご飯をよそうメガほむ、良い嫁っぷりですねー
もう結婚しちゃえよ、お前らwwwwww
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/09(土) 23:00:09.96 ID:7h6dN+vfO
マジで夫婦だなぁ
141 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/09(土) 23:27:19.08 ID:hBcCSt+G0
―――――


杏子「ごちそうさん」

ゆま「ごちそうさまー! …あ、そうだ、ちょっとまってね」


 食べ終わると、携帯を取り出して今日撮った写真を見せてくれた。
 ゆまちゃんは最近カメラで気になるものを撮ることにハマっていた。

ほむら「かわいい!」

ゆま「でしょー? おひるに道にいたネコさんだよー」

ゆま「あとよくわかんない写真があったんだけど…キョーコ、これなに?」

杏子「なんだ?…あたしは知らないぞ」

ほむら「真っ暗? 間違って撮っちゃったのかも……」


 ……そして、相変わらず佐倉さんのほうはあまり電話とメール以外の機能を使おうとしていなかった。



ほむら(……なんだか平和だなぁ)

 伝えたいことや解決したい議題を話すだけじゃなくて、
 こうしていつのまにかなんでもない話がはじまってるなんて…。

ほむら(全くの他人の状態の佐倉さんの冷たさは知っている。この佐倉さんとも最初はそうだった)

 少し前まで居た世界の『佐倉杏子』と出会ったときは、それも忘れて同じものを求めて縋ったから衝撃を受けてしまった。
 それでも根は変わらずなんだかんだで心配してくれたりすることも知っているけれど……

ほむら(私達は、魔法少女の知り合いとか仲間以上の友人になれてるのかな)
142 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/10(日) 00:05:42.41 ID:RHvPu/KP0

ほむら「…あ、そうだ。ちょっと相談したいことがあるんですけどいいですか?」

杏子「相談?」

ほむら「はい。……時間停止がなくなったっていうのは前に話しましたよね。
    それで結構戦闘スタイルが変わっちゃうから、相談したくて…」

杏子「でも魔女は倒せてただろ? 前より手間はかかるだろうけど」

ほむら「時間減速があるからまだなんとか戦えますけど、ちょっと不安で」

ほむら「爆弾もいっぺんには投げられないし、銃弾も補給できなくなりますし…」

杏子「あれは?前使ってた刀」

ほむら「それも折れたら終わりだし、あんまり得意じゃないんですよね…。重たくて」

ほむら「今まで時間停止でなんとかなっていたおかげで強い魔女相手にもすぐに勝つことができたけど、
    その反面、一人で戦い始めてからは便利な能力に頼りきりだったせいで私自身の力が鍛えられる機会もなくなってて」


 魔法少女歴は3ヶ月と少しになるけれど、これはほとんど巴さんの特訓の賜物だ。
 魔力のコントロールも一人前以上にまで鍛えられたし、銃を使い始めてからは射撃も教えてもらって、おかげでまともに使えるようになった。


ほむら「…これからなにを伸ばしたらいいと思います?」

杏子「とりあえず今苦手だと思ってるものは克服したらいいんじゃないか? 自覚はあるだろ?」

ほむら「あぁ… 体力と立ち回り……ですか?」

杏子「まあどっちもこれから戦ってるうちに自然と鍛えられると思うけどな。
   体力に自信がないなら、日常的に鍛えるようにすればいいんじゃない? そっちは家の中でもある程度はできるしな」

杏子「あとは現物使わない攻撃方法といったら魔力をそのまま攻撃に使うくらいしか思いつかないな。
   専用の武器じゃないから消費は多くなると思うが…」

ほむら「一応ビーム状に放出するっていう案は考えたんですけどね……。
    あとは弾が切れたら爆弾しかないのかなぁ…」
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/10(日) 00:38:57.90 ID:S+x9Ac2k0
とりあえずlv1の体術を伸ばせばいいのかな?
肉体強化での底上げも効くし
右手に銃、左手の盾で体術…ってガンカタもどき?
144 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/10(日) 00:59:44.17 ID:RHvPu/KP0

杏子「時間停止ができなくなったっつってたけど、他は使えんの? 時間遅くするやつとか」

ほむら「はい、そっちは使えます」

杏子「よくわかんねえな、お前の魔法は…。前までの時間停止は取り戻せないの?」

ほむら「時間停止はあんまり思い通りにはならないというか、殆ど盾に頼っていたというか……
    元々1ヶ月を過ぎて砂が落ちきったら使えない仕組みになっていたんです」

ほむら「今はもう完全に仕様が変わって遡行と停止の機能自体なくなってしまいました」

杏子「じゃあ時間遅くしまくって止めるとか」

ほむら「一つの物に集中してなら出来ないことはないかもしれませんけど、前の時間停止ほど保ってられないと思います…」

ほむら「範囲を広げて更に効果を大きくしたら、かなり消費がきつくなりそうですよね…。
    頑張れば… 将来的には……。範囲を広げることも出来ないことはない、かなぁ……」

ほむら「前に言ってた加速の操作と、どっちが簡単でしょうかね…。
    そういうのってどうすれば出来るようになるんでしょう?」

杏子「どっちも実際に出来るかは保障できないけど、とりあえずそういうのは
   魔力のコントロールが鍛えられれば自然と色んな応用が利かせられるようになるもんだ」

杏子「それもきっと使ってりゃ自然に身に付くだろう。どのくらいでできるようになるか、まではさすがにわからん」

杏子「……あたしより長く魔法少女やってる奴に聞けばもーちょい目安がわかったかもしれないが…」

ほむら「あ… ちなみに、佐倉さんってどのくらいでしたっけ?」

杏子「1年くらいだ。ベテランだと思ってるが、あたしだってこれでカンストかはわかんねえ」

ほむら「カンスト…」

ゆま「あ、それゆま覚えたんだよ! かうんとすとっぷのことだよ!9がいっぱい並んだすっごいやつ!」

杏子「…あー、や、レベル上限? 的な…」

ほむら「! なるほど」


 …レベルとか言っているあたり多分ゲーム用語だろうけど、そういえばいつもよくゲームしてた… ゲーセンだけど。
 電話とメール以外にもゲームならやるかもしれない。それはそれで費用がすごいことになりそうなのが怖いけど。

 とりあえず、体力・体術は積極的に伸ばして、魔力のコントロールも伸ばしつつ、
 時間減速と在庫武器や魔力レーザーを組み合わせて使いつつ立ち回り、隙を見て爆撃で大打撃を与える… という感じだろうか。


 もし普通にやっても倒せないくらい強い敵と戦うことになったら、クロックダウンからの時間停止も考えるけれど…
 普段は使わない必殺技みたいなものになりそうだ。
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/10(日) 01:22:42.56 ID:S+x9Ac2k0
つまりクロックアップは意図的に覚えようとしても魔翌力コントロールがLV5にならない限り習得できないってこと?
146 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/10(日) 02:04:31.03 ID:RHvPu/KP0

 話は次の話題に移る…


ほむら「あ、あと私、もう一つ言っておかないといけないことがあって…」

杏子「なんだ…?」

ほむら「…この世界に、別の世界の美国織莉子が来ています」

杏子「…はぁ…?別の世界のって、どうしてだよ」

ほむら「この世界でワルプルギスの夜を倒した後ループして……
    もう美国織莉子の危険はわかっていたので、契約する前に盾に収納してきたんです」

ほむら「それがずっとそのままだったことに気づいて……
    なんとかしようと思ってとりあえず話をして、状況を話して…」

ほむら「そうしたら、元の自分の世界に戻って鹿目まどかを殺すよりもこの世界に居ることを選びました」

ほむら「今は、行方不明扱いになっているこの世界の美国織莉子代わりに保護されて、
    見滝原中学に転入しています」

ほむら「…だから、街で見かけたりしても敵意は向けずに
    あの美国織莉子とは全く別の人と思ってくれませんか?」

杏子「……本当に大丈夫なんだろうな?」

杏子「もうまどかも居ないし大丈夫ってのはわかってるんだけどよ…、
   結局根は同じだろ? 散々えぐいことしてきた挙句裏切ったっつう印象があるからなぁ……」

杏子「…無害ですって顔して澄ましてても中々信じられないよな」

ほむら「……あの人もかなり追い詰められて自分の生き方とかを見失っていたんです。
    そんなときに契約を持ちかけられて、世界が滅ぶなんて未来を見て… だから救世を目標にして心の拠り所としていたってところもあるんです」

ほむら「それで振り切れてあんな風になってしまったんじゃないかなって…
    まあ、この世界の美国織莉子がやったことを擁護する気はないですけど……」
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/10(日) 02:08:47.62 ID:S+x9Ac2k0
一度杏子とゆまに織莉子と会う場を設けたいね
148 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/10(日) 02:28:09.80 ID:RHvPu/KP0

杏子「…… 意外だな、もっと恨んでるかと思ってた」

ほむら「なんだかんだで私がこの世界に戻ってこれたのも、
    今こうしていられるのも美国織莉子の行動のおかげですから」

ほむら「あの二人が犯した罪は決して許されるものじゃないけれど…
    特に織莉子みたいな意志や罪悪感も無しにたくさんの人を殺していっただけの呉キリカとかは今も許せないとは思うんですけど…」

ほむら「…今思うと美国織莉子に関しては間違ってるとばかりも言えないんじゃないかなって思っているんです」

杏子「そうか。まあ、それもそうだな。
   あたしだって、あのまままどかにこの世界を滅ぼされてたほうが良いとは思ってねえ」

杏子「とりあえず、今近くに居る美国織莉子は、あの美国織莉子とは違うってことだな?
   それなら一応… 別として考えておくよ」

ほむら「はい…」


 とはいっても、やっぱりまだ嫌な印象はあるだろうな…。
 一度ちゃんと会ってもらったほうが整理がつくだろうか?
149 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/10(日) 02:34:13.40 ID:RHvPu/KP0


杏子「結構話してたな、もうこんな時間か」

ゆま「えー、もうかえるの?」

杏子「そんな経たないうちどうせまた来るだろ? じゃ、そろそろ行くわ」

ほむら「あ、はい。お気をつけて」


――― 二人が帰ると一気に静かになった気がした。


ほむら(……さて。私も明日の準備とかエイミーのお世話とかやらないと)



―EX・1日目終了―


ほむら 魔力[100/100] 状態:正常

GS:4つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[100/100]
・落書き[100/100]
・ハコ[100/100]
・[100/100]


・肉体強化
 ――【現在不使用】

所持品(盾)
・武器
 拳銃(デザートイーグル50AE) 残弾:25
 ショットガン(レミントンM870) 残弾:10
 日本刀
 爆弾×45
 ゆまちゃんからの手紙
・その他
 なし

◆ステータス

[魔力コントロールLv4] [体術Lv1] [射撃能力Lv3]
150 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/10(日) 02:38:35.18 ID:RHvPu/KP0
-------------------
ここまで
次回は12日(火)20時くらいからの予定です
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/10(日) 03:20:54.30 ID:w/+jXMOBo
織莉子になんか区別付けられるアクセサリーかなんか渡したほうがいいかもね
152 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/12(火) 21:13:36.16 ID:aikgDCd00
---------------------------
遅れましたが、そろそろ始めます。
暫くの間火曜は開始が遅くなるかもしれません。
153 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/12(火) 21:52:58.63 ID:aikgDCd00
―翌日


 今日は少し早めに起きた。

 珍しく朝食を食べて、少しゆっくりしてから出る。
 ただし二度寝はしないように。

 朝をバタバタせず過ごせるのは気分が良い。
 今日は良いスタートを切れそうだ。そう思って家を出た。


ほむら(えっと、今日の授業は…)

ほむら(忘れ物はないよね。折角時間があったのに忘れ物したんじゃ最悪だわ)


 思い返してみるけれど、大丈夫だろう。必要なものはちゃんと入れた記憶がある。

 …いつもの通学路。なんてことのないいつもの風景。
 荷物のことを考えた後はなんにも考えずに歩いていた。


ほむら「―――!」

154 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/12(火) 21:59:52.99 ID:aikgDCd00

ほむら「…………」


 何かを感じて振り返ったけれど、別に怪しいものは何にもない。
 いきなり立ち止まったせいで、後ろを歩いていた人とぶつかりそうになる。
 その人も全く見覚えの無い人だ。さっさと先を行ってしまった。


ほむら(いきなり立ち止まるなんて、危なかったわね。気をつけなきゃ…)

ほむら(それにしても…… …やっぱり気のせいかしら?)





???「……………」
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/12(火) 22:02:46.62 ID:EHIIDx6v0
誰だ…?
また不穏な雰囲気が…
156 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/12(火) 22:20:12.27 ID:aikgDCd00
―教室



ほむら「おはようございます、みんな」

「ん、おはよー」

「はよー」


 教室に入って、いつも話してくれる人たちに挨拶をする。

 込み入った話をすることはないけれど、
 クラスメイトとなんてことのない会話ができることも幸せなことだと思う。



1自由安価
2この時間には行動しない
3教室内の他の人(安価指定)に安価内容で何か話す
4昼休みの行動(安価内容)

 下1レス
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/12(火) 22:21:25.33 ID:sL3R0nfko
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/12(火) 22:36:07.89 ID:5kGG2chjO
織莉子とキリカが戻って来たとか?
159 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/12(火) 22:42:32.10 ID:aikgDCd00

 午前の授業が終わる。
 今日もまた昨日の場所に向かった。


ほむら「こんにちは」

織莉子「! こんにちは、暁美さん」


 隣に腰掛け、荷物を置いてお弁当を取り出す。

 人が滅多に来ない、静かな場所だ。
 出来るだけ人目につかない場所として選んだけれど、結構居心地は良い。


ほむら「あ、もしかしてその水筒って…」

 ふわりと良い香りがした。

織莉子「ええ、この水筒の中身は紅茶なの」

ほむら「紅茶好きなんですか?」

織莉子「ええ…、一応」


 織莉子さんの今日の昼食は紅茶と合いそうなサンドイッチだった。
 なんというか、優雅な昼食だ。

 巴さんとまどかと3人で食べたとき、巴さんが水筒で紅茶を持って来ていたのを思い出した。
 もしかしたら気が合ったかもしれない。


ほむら(……正直、向こうのはちょっとかっこつけてるというか… 無理してる感があった気もするけれどね……)



 ウインナーを齧りながら、そんなことを思っていた。



1自由安価
2世間話

 下1レス
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/12(火) 22:54:58.40 ID:EHIIDx6v0
2の後最後に知り合いの魔法少女に別世界の織莉子がこの世界にいることを伝えたと話す
一応あの織莉子とは別人だと認識してくれたようだが、まだ納得できてないというか…釈然としていないようです
一度直接会って話す機会をもうけてみますか?
あと髪型を変えてみるとか、何かアクセサリーを身に付けるとか、パッと見この世界の織莉子と違いが分かるようにしてみてはどうでしょうか?

安価ではないけど、マミさんと織莉子じゃ素が違うからなぁ…
マミさんはなんちゃって感があるけど、織莉子は正真正銘のお嬢様だし
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/12(火) 22:59:52.26 ID:5kGG2chjO
マミさんと織莉子か
確かにこの二人なら気が合ったかもなぁ
162 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/12(火) 23:41:20.53 ID:aikgDCd00

――少し他愛の無い世間話をして過ごす。
  ああそうだ、最後に昨日のことも伝えよう。


ほむら「…昨日、知り合いの魔法少女に“別世界の織莉子【あなた】”がこの世界に来たことを伝えました」

ほむら「一応あの織莉子とは別人だと認識してくれたようですけど、
    まだ納得できてないというか…釈然としていないようです」

織莉子「! ……やっぱり、良くは思えませんよね…
    この世界の私は恨まれて当然のことをしたのですから」

織莉子「別世界とはいえ、私の可能性の一つですもの。全く別の存在とは思えませんよね…」

ほむら「一度直接会って話す機会をもうけてみますか?」

織莉子「で、でも… 何を話したらいいのでしょう」

ほむら「あ、そのときは私も一緒に居ますから!
    それに、別にわざわざ話し合いとかするわけじゃなくて…」

ほむら「ただ私の友達として、普通に一緒に集まってもらうだけで構いません。
    何も会った事がないよりは、織莉子さんの持つ雰囲気とか色々感じてもらえるかなって」

ほむら「そうすれば警戒心とかも薄まって、いつかは別の人として自然に接することができるかなって、思うんです」

ほむら「あと髪型を変えてみるとか、何かアクセサリーを身に付けるとか、
    パッと見この世界の織莉子と違いが分かるようにしてみてはどうでしょうか?」

織莉子「…なるほど、じゃあ少し考えてみますわ」



ほむら「…もう少しでお昼休みも終わりですね」

織莉子「そうですわね、そろそろ戻りましょうか?」



1自由安価
2さようなら

 下1レス
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/12(火) 23:47:11.94 ID:EHIIDx6v0
そういえば織莉子さんが今住んでる仮設住宅って屋敷の跡地にあるんですか?
それとも別の場所なんですか?
164 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/13(水) 00:15:55.17 ID:UpnEmaZt0

ほむら「そういえば織莉子さんが今住んでる仮設住宅って屋敷の跡地にあるんですか?
    それとも別の場所なんですか?」

織莉子「別の場所です。……本心を言うと、もうあの住宅街には戻りたくはないわね」

織莉子「前のあの場所は、もう色んな人に知られてしまっているし…。
    近所の人からも疎まれていました。きっと、みんな戻ってきてほしくないと思っているはずです」

織莉子「……とはいっても、いつまでも仮設住宅には居られないけれどね…」

織莉子「せめてもう少し色んなことが自由に出来る歳になれば、今よりは悩むこともなくなるのかしら」

ほむら「…きっと、織莉子さんも幸せな未来を掴むことが出来ますよ。
    大人になってからの未来だって、まだいっぱいあるんですから!」

ほむら「私もそのためのサポートは出来るだけしますから」

織莉子「…ありがとう、こうして一緒に居てくれるだけでも嬉しいわ」

織莉子「では、午後の授業も頑張りましょう」

ほむら「はい」


 廊下で別れて、自分のクラスに戻った。

165 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/13(水) 00:30:32.41 ID:UpnEmaZt0
―放課後



早乙女「さようなら! みんな、また明日ね!」


 帰りのHRが終わって、チャイムが鳴る。
 


ほむら(佐倉さんたちと織莉子さんの話せる機会…… いつにしようか?)


 やっぱり当人同士だけとかだと何は話していいかわからないだろうし、気まずいようだ。
 さっき話したみたいに、いつものように佐倉さんたちを誘う時に織莉子さんも加える形でみんなで集まるのがいいだろうか。




【15時】

1自由安価
2帰宅
3校内
 a教室
 b屋上
 c職員室
 d図書室
4基礎魔法
 肉体強化(1日につき効果の弱い順に10・20・30消費)
 ――【現在不使用】
5魔女狩り
6メール(杏子・織莉子)

 下1レス
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/13(水) 00:38:04.74 ID:Th+/djLf0
校門の外でこっそり織莉子を待って人気がないところで話しかける
私としては教室に行って声をかけても良かったんですけど、織莉子さんに気を遣わせてしまうと思ったので…
さっき話したことですけど、会ってくれるならなるべく早いほうがいいと思うんです
私の家で明日とかはどうでしょうか?話した後一緒にみんなで御飯食べませんか?
167 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/13(水) 01:20:37.33 ID:UpnEmaZt0

 校門から外に出て、少し離れた道で織莉子さんを待つ。
 交通の邪魔にならないように隅のほうに立つ。


織莉子「…!」

 少し待っていると、校門から出てきた織莉子さんと眼が合った。



―――――



織莉子「えっと…、何か話が?」

 生徒たちの人通りが少なくなるまで歩いたところで話を始める。

ほむら「私としては教室に行って声をかけても良かったんですけど、
    織莉子さんに気を遣わせてしまうと思ったので…」

ほむら「さっき話したことですけど、会ってくれるならなるべく早いほうがいいと思うんです」

ほむら「私の家で明日とかはどうでしょうか?話した後一緒にみんなで御飯食べませんか?」

織莉子「ええ、構いませんわ。でも、ご飯までご馳走になってしまっていいの?」

ほむら「料理を知り合いに食べてもらうのは好きですから」

織莉子「そう、じゃあ楽しみにしています。学校が終わってすぐ行けば良いかしら?」

ほむら「はい」



【15時半】

1自由安価
2帰宅
3校内
 a教室
 b屋上
 c職員室
 d図書室
4基礎魔法
 肉体強化(1日につき効果の弱い順に10・20・30消費)
 ――【現在不使用】
5魔女狩り
6メール(杏子・織莉子)

 下1レス
168 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/13(水) 01:22:09.17 ID:UpnEmaZt0
------------------------------
ここまで
次回は15日(金)20時くらいからの予定です
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/13(水) 01:33:22.35 ID:Th+/djLf0
体術と魔翌力コントロールの訓練をしたいので、杏子に付き合ってくれないかとメール

魔翌力コントロールはともかく、体術の方は組手の相手がいてくれた方がいいはず…
となると近接型の佐倉さんに相手をしてもらいたいなぁ…この後付き合ってもらえるかどうか連絡してみよう
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/13(水) 01:35:01.62 ID:Th+/djLf0
乙でした

朝メガほむを見ていた(?)のは何者なのか…
また血なまぐさい事にならない事にならなければいいのですが
171 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/15(金) 21:07:44.10 ID:IMT8v0SX0

ほむら(私の苦手なもの… 身体を使うことにもそろそろ取り組んでみようか)

ほむら(…でも、何すればいいんだろう? 巴さんから教えてもらったのは簡単な護身術みたいのだけだし……)


 魔力コントロールの訓練ならともかく、体術の方は組手の相手がいてくれた方がいいはず…
 となると近接型の佐倉さんに相手をしてもらいたいなぁ…この後付き合ってもらえるかどうか連絡してみよう。

 歩く速度を落としてメールを打つ。

ほむら(『体術と魔力コントロールの訓練をしたいので付き合ってくれませんか』と…、送信…… )



―――
 家に着いて着替えた頃、丁度返信がきた。


ほむら(……えーと… )


 『見滝原大橋の下で集合な』
 ……だそうだ。
172 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/15(金) 21:25:05.21 ID:IMT8v0SX0
―見滝原大橋の下



ほむら「すみません、わざわざ…」


 私のような人を相手しても、きっと佐倉さんにとっては何の得にもならないだろう。


杏子「来たか。まあ、ゆまのついでだ。
   とりあえず今お前がどんだけの力を持ってるのかもわかんないしな。どんなもんかは見てやるよ」

ほむら「は、はい!」

杏子「じゃあ、まずは体術のほうだ。ちょっと試しにやってみろゆま。今日の相手はほむらだ」

ほむら「! …えっ、ゆまちゃん?」

 体格差とかかなりあるし、本気でやるのはちょっと気が引けるけど…

杏子「ああ、手加減とかしなくていいぞ。どんなもんか見たいんだから」

ゆま「ゆまだってつよくなったんだからっ!」

ほむら「じゃ、じゃあ本気でいきますけど…」

杏子「じゃあ、準備が出来たらはじめるぞ」


杏子「…準備オッケー? 地面に押さえたほうが勝ちな。よーい… ―――ドンッ」

173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/15(金) 21:27:13.22 ID:lDoJJP0C0
ゆまは近接もできるから近接が苦手なメガほむは分が悪そう
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 21:28:06.90 ID:U396DbD50
武器がハンマーだから
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 21:32:05.50 ID:FuXJ0hO2O
なんかあっさりとゆまちゃんに負けそうなんだが…
176 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/15(金) 21:45:09.05 ID:IMT8v0SX0
――――――
――――

――


ほむら「」

ゆま「えっ… ゆまのかち?」


 ……瞬殺だった。
 駆け引きとかそんなものまるでない。本当に楽しくない試合だろうと自分でも思う。

 本当に抵抗できない。押さえつけようとしてくる力に、自分の腕力では全くビクともしなかった。
 もちろん、動きも悪かったのだと思うけれど……


杏子「……いや、手加減とかしなくていいんだって…。ゆまもそんなに弱くないから」

ほむら「あの… これで本気です…」

杏子「えー……」

杏子「あー、でもそうだったな。確かに前ケンカしたときモロにケンカ慣れしてなさそうだなーとは思ったけどさ…」

ゆま「……」


 …思えばゆまちゃんも近接で闘う魔法少女。
 最初から持っているものが違いすぎたか―――


杏子「マジで1からか… じゃあ、うん… なんかすぐ死にそうだから…な。基本的なとこはゆっくりと指導してやるよ」



 どうしよう、佐倉さんがこれまでにないほど優しい。いくら友達になったとはいえそうそう人のために何かしようとしないのに。
 ……というか…、なんか憐れみ的なものを感じる…。

177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 21:48:56.38 ID:FuXJ0hO2O
ようじょ相手に瞬殺されたか、やっぱりwwwwww
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/15(金) 21:54:18.52 ID:lDoJJP0C0
ゆまは近接主体の杏子から教えを受けてたんだから、弱いわけないよね…
病院でのシャル戦で出来てたゆまの中でのメガほむのヒーロー象が音を立てて壊れてそうw
179 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/15(金) 22:24:46.85 ID:IMT8v0SX0

――――――
――――


ほむら「――――………… あれ? あれっ?訓練は?」

ゆま「よかった、ほむら死んでなかった…!」ポロポロ

 何故かゆまちゃんが泣いている。

杏子「途中で倒れるからビックリしたぞ!」

ほむら「あっ、そうだ。なんか途中でくらくらしてきて、視界がかすんで、それで…… わーっ、すみません!」

杏子「そんな無理してまでやろうとするな、どうして倒れる前に何も言わねえんだ!」

ほむら「すみません……」

杏子「なんかさ…… 多分筋力と体力が少なすぎるんだよ。
   だから思ったとおりの立ち回りもできないし、バテるの早すぎて回避とかもなかなか続けられないんじゃね」

杏子「言っちゃ悪いけど、魔法少女っていうかそのへんの一般人と変わらない… いや、一般人より弱いかなー。
   なんていうの? なんか素が弱すぎるんだよ」

杏子「体術よりまずは筋トレでもしたらいいんじゃないか。もしくは前にやってたみたいに魔力で肉体を強化してから闘い方を訓練するとか」

杏子「つまり闘い方以前なんだよ。だから…、話はそれからだ」


 ……初心者ながらに体術を鍛えるということを漠然と考えていたけど、
 まだスタート地点にすら立てていなかったとは…
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/15(金) 22:40:00.08 ID:lDoJJP0C0
肉体強化して訓練しても、肉体強化をしていない時に同じ動きとかしようとしても身体がついていかないイメージが
根本的に体力を付けないとマズいよね、やっぱり
181 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/15(金) 22:54:38.06 ID:IMT8v0SX0

ほむら(……悔しい)

ほむら(最初の世界での転入初日を思い出す…。あのときと似たような気持ちだ)

ほむら(確かに私は体術だけで闘うわけじゃないけど、でも……
    攻撃を躱わすとか、そういうのが下手なのは絶対どんな魔法少女でもまずいし…)

 今思えば、巴さんが教えてくれたのは“力の弱い女の子でも使える”ような内容だった気がする。
 最初から私に合ったトレーニングだけをして、合わないところは捨てて伸ばしやすいところを伸ばすようにしたんだ。

ほむら(でも、時間停止ももう使えないしきっとこのままじゃ駄目だ…
    もう体力はずっと強化に頼るようにしてしまうか…、でもせめて魔力を使わないでも身体の弱くない普通の人並みにはならないと…)



ほむら「…あ! 魔力操作の訓練のほうはどうしますか?」

杏子「今の状態で集中できるのかよ?
   …ていうか、お前多分魔力操作はそこそこは出来たよな? 今更あたしが教えるようなことあるかねぇ」

杏子「初心者のうちならともかく、ある程度からは手っ取り早く上手くなれる秘策みたいなのは無いんだよ。とにかく経験積むことだ」

ほむら「それもそうですね…。とりあえず頑張ってみることにします」

ほむら「…そういえば、ゆまちゃんはどう? 前よりなにか出来るようになった?」

ゆま「うん、ゆまも“いちにんまえ”だって!」

ゆま「一度にいっぱいの人を治すことができるようになったし、
   さやかおねえちゃんみたいに眠らせるのとかもできるようになったんだよ!」

ほむら「すごい…、ゆまちゃんは成長してるのね。私も頑張らないと……」

 あの1ヶ月から、止まっていた時間を動かす為に……
182 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/15(金) 23:01:30.18 ID:IMT8v0SX0

ほむら「今日はありがとうございました」

杏子「お礼は飯でいい」

ほむら「わかりました。じゃあ…… あ、でも今から何か作るのはちょっと疲れが…」

ゆま「ゆまがなおそーか?」

杏子「いややめとけ、疲労まで全部魔法で治してたら今日動いた分もなかったことになっちまう」

ほむら「それは困りますね…。その辺に食べに行きますか」



―――――
183 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/15(金) 23:16:25.12 ID:IMT8v0SX0
―ファミレス


 駅の近くのファミレスに入った。


杏子「まずは肉!肉食おう。ステーキかハンバーグか… 迷ったときはどっちもでいいか!」

杏子「あー、パフェもいいな。いちごパフェかチョコパフェか… 迷ったときはどっちもだな!」

ゆま「ゆまもパフェたべたいなぁ」

ほむら(海老ドリアにするかチキンドリアにするか… 迷ってもどっちもは食べられないから悩むなぁ)

ほむら(『どちらにしようかな』で決めよう。あ、でもあれってはじめたときからどっちになるかわかってるや…)

 更に付け足して『なのなのな』とか言い出したり、挙句鉄砲やら撃ちだしたりするからもうわけがわからない。
 結局散々悩んで決めたのだった。

ほむら(どっちも食べられるのは… 羨ましいけれどね…)
184 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/15(金) 23:31:38.24 ID:IMT8v0SX0

 私とゆまちゃんの注文品は揃ったけれど、
 まだ佐倉さんの頼んだサイドメニューがぽつりぽつりと届けられてくる。
 店員とかに聞かれても変に思われないような世間話をしていた。

 やっと全部届いたところで明日のことを話す。


ほむら「…明日、うちに集まって晩ごはんを食べるって約束を織莉子さんとしたんですけど… 佐倉さんたちは大丈夫ですか?」

ほむら「話を聞いただけだとまだ納得できない部分があると思います。
    だから、出来るだけ早くみんなで集まって話せる機会があればと思うんですけど…」

杏子「……お前とその織莉子の関係ってどんな感じなんだ?」

ほむら「織莉子さんは今頼れる人とか心の拠り所とかがなくて… だから私が支えてあげたいと思ってます」

ほむら「まあ、友人として…」

杏子「…そうか。一応仲良いわけね…」

 かつての宿敵… とは違う存在とはいっても、それと仲良くなっていると聞かされても変な感じがするだろうなぁと思った。
 そういうのも実際に会ってみれば少しずつ解消していけるのかな。



1自由安価
2世間話に戻る

 下1レス
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 23:32:28.42 ID:A0k86K1+0
2
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/15(金) 23:39:27.98 ID:lDoJJP0C0
今杏子とゆまがどこに住んでるのか聞いときたいね
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 23:41:06.00 ID:U396DbD50
>>154
188 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/16(土) 00:25:09.21 ID:11C1Cjii0

 それからはまた世間話に戻って、普通に食べ終えて出た。


杏子「んー、食った食った」

ゆま「おいしかったね!」

ほむら「では、また明日の放課後…… 16時くらいにうちに来てください」

杏子「ああ… じゃあな」

ゆま「またね、ホムラ!」

ほむら「はい、おやすみなさい」



―EX・2日目終了―


ほむら 魔力[100/100] 状態:疲労

GS:4つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[100/100]
・落書き[100/100]
・ハコ[100/100]
・[100/100]


・肉体強化
 ――【現在不使用】

所持品(盾)
・武器
 拳銃(デザートイーグル50AE) 残弾:25
 ショットガン(レミントンM870) 残弾:10
 日本刀
 爆弾×45
 ゆまちゃんからの手紙
・その他
 なし

◆ステータス

[魔力コントロールLv4] [体術Lv1] [射撃能力Lv3]
189 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/16(土) 01:15:16.10 ID:11C1Cjii0
―翌日


 ぐっすり寝て、目覚ましの音と共に起きた。
 身体の色んなところの筋肉が重怠く痛い。…久しぶりに筋肉痛だ。



ほむら(きっと痛くなくなる頃には少しは強くなってるんだから… 我慢、我慢)

ほむら(!)


 電話が鳴る。
 織莉子さんからだ。


ほむら「はい、もしもし…?」


織莉子「――暁美さん? あの、助けてほしいの…!」

ほむら「えっ!?」

織莉子「今おかしな迷路みたいな場所に居るの! それで、戻れなくなっちゃって…」

織莉子「よく見てみると、道の先には変な化け物もうろうろしてて……
    これは…貴女の言っていた魔女の仕業なの…?」

ほむら「い、今どこに…!?」

織莉子「××橋より少し東にある駐車場のあたり… 」

ほむら「今からすぐに向かいます!」


 電話を切って、肉体強化をかけて走る。
 今歩いている場所からそう遠くない。


ほむら(こんな時、時間停止があればすぐに………)

ほむら(お願いだから、無事でいて――!!)



 肉体強化
1弱・消費10/24h)
2中・消費20/24h)
3強・消費30/24h)

 下1レス
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/16(土) 01:22:15.54 ID:OmOAEmCTo
2
191 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/16(土) 01:51:52.69 ID:11C1Cjii0
―鎧の魔女結界



 結界の入り口を見つけて入る。

ほむら(どこに居るの…?)

 肉体強化をかけた上の出せる全速力で走る。
 元々疲労していることもあってさすがに足が痛い。けれど、気にしている場合でもなかった。


使い魔「――!」

ほむら「っ!」

 小さい兵隊のような使い魔だ。

ほむら(……でも使い魔の数はかなり少ない。孵化したて…?)

ほむら(これなら相手をせずに横を走っていったほうがよさそうね。早く織莉子さんを見つけないと……!)


 …使い魔の数が少ないのは危険が少なくて良いが、
 昨日も朝何か嫌なものを感じた。こう続くと何か引っかかる。

ほむら(例えば、これも誰かを狙ったものだったとか…――――)

ほむら(でも、だとしたら何のために…?)


 故意にグリーフシードを再孵化させて、たとえば始末などを考えるならば、
 わざわざ結界の入り口から入らせるようなことはしないだろう。

 次に考えられるのは、私が来るのもわかっていてこれから戦闘に持ち込むつもり…とか…?
 …いや、最初から私と戦いたいだけなら、織莉子さんを巻き込むようなまどろっこしいやり方をしなくても良さそうだけど……


ほむら(…考えすぎかな。ちょっと昨日と続いただけで偶然だよね)

192 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/16(土) 02:10:13.83 ID:11C1Cjii0
--------------------
ここまで
次回は19日(火)21時くらいからの予定です
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/16(土) 04:06:17.81 ID:kweql/fuo
これは来たのか
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/16(土) 06:21:28.26 ID:VhC7zgmC0
寝落ちてた…

乙でした
んー?織莉子から電話だと…?
アニメ本編だと電話ではなく念話を使ってたんで結界内は繋がらないイメージがあるんだけど
結界内では繋がらない、の場合だと明らかに罠だけど現時点の織莉子が敵になったとしたら今までのは全部演技だったのか、はたまた操られるか何かかな?
操られてるとしたら洗脳だけど、洗脳だとすればあいつが来たということか
195 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/16(土) 11:11:46.43 ID:11C1Cjii0
------------------
結界内での電話は一応うちのスレではQB編で前例(2スレ目>>910)もあるので、電波は届くということにします。

アニメのお菓子の魔女戦のときなら、マミの番号は知らないとセリフにありました。
あと念話が使える場合なら電話よりそっち使ったほうが便利そうな気が…
196 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/19(火) 21:56:42.24 ID:PbQ8iEpM0

ほむら「織莉子さん!」

織莉子「……! …あ、暁美さん…?」


 一度通り過ぎそうになってから立ち止まって戻る。
 道の隅に織莉子さんが丸まっていた。


織莉子「私…、助かったのね…?」

ほむら「まだ待ってください」


 立ち上がろうとした織莉子さんをとめる。
 無視してきた使い魔が曲がり角から顔を出し、近くに寄ってくる。前と後ろに二匹……


ほむら「まだ、この使い魔を倒す仕事が残ってますから!」


 それに、無事に外まで送り届けてからじゃないと気が抜けない。まだ道中にも数匹無視してきたのが居る。

 織莉子さんを防護結界で囲み、戦闘態勢に入る。
 守るべき人が居るんだから、いつもの魔女退治とは違う。



ほむら 魔力[100/100] 状態:正常(中強化) 使用中魔法:【結界Lv1(織莉子)】

GS:4つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[100/100]
・落書き[100/100]
・ハコ[100/100]
・[100/100]


敵:鎧の魔女の使い魔 ×2

装備
1拳銃(強化用魔力1ターン-5)(残弾:25)
2ショットガン(強化用魔力1ターン-5)(残弾:10)
 3レーザーガン(魔力-10) :銃身に魔力を溜め直接発射。※銃系武器装備時のみ
4日本刀【剣術Lv0】(強化用魔力-15)
5素手【体術Lv2】:装備なし、主に盾で殴ることで攻撃。

追加(1〜5に加えて選択可能なもの、安価が6か7だけの場合は装備はなしで体術とする)
6クロックダウン(1ターンにつき魔力-6) :単体の時間を減速させる。
7クロックストップ(魔力-70・効果時間3秒):単体の時間をほぼ動けないくらい減速させる。

 下1レス
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/19(火) 21:58:17.17 ID:3GlQISsvo
198 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/19(火) 22:29:59.25 ID:PbQ8iEpM0

 拳銃を取り出して、魔力を込める。


使い魔「―――!」

ほむら(二匹といっても、囲まれてるんだ…! 一匹目に多く時間は掛けられない。早く倒さないと)

ほむら(一発外すとどうしても隙が出来る…… この距離なら、近づいて撃ったほうが寧ろ確実…!)


ほむら「えいっ!!」

 強化をかけた脚力を利用して一気に近づく。

 近づくのは怖い。けど、大丈夫…。今は普通の魔法少女みたいに動けるんだから。何か攻撃してくる前に撃てる!
 一度ぎゅっと瞑ってしまった目を開け、間近で使い魔の胴に銃口を向けて魔力を発射する。


 …ジュッと音がして、使い魔の身体が穴が開き崩れる。


ほむら(あと一体… こんなに使い魔に近づかれて、織莉子さんは絶対怖いよ!)

ほむら(私が助けてあげなきゃ…!)



 二匹目の使い魔を目で捉える。


装備:拳銃

1発砲(強化用魔力1ターン-5)(残弾:25)
2レーザーガン(魔力-10) :銃身に魔力を溜め直接発射。※銃系武器装備時のみ

追加
3クロックダウン(1ターンにつき魔力-6) :単体の時間を減速させる。
4クロックストップ(魔力-70・効果時間3秒):単体の時間をほぼ動けないくらい減速させる。

 下1レス
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/19(火) 22:34:14.46 ID:ee7COdho0
3
200 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/19(火) 22:47:25.56 ID:PbQ8iEpM0

 使い魔の動きを減速させる。
 これで遠距離からでも狙いやすくなった。

 両手でしっかりと拳銃を構える。

ほむら(よく狙って……)



装備:拳銃

1発砲(強化用魔力1ターン-5)(残弾:25)
 +下1レスコンマ判定
 0~62 2発で撃破
 63~92 3発で撃破
 93~99 4発で撃破
(+12補正込み)

2レーザーガン(魔力-10) :銃身に魔力を溜め直接発射。※銃系武器装備時のみ
 +下1レスコンマ判定
 0~92(+12補正込み) 撃破

 下1レス
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/19(火) 22:48:08.19 ID:3GlQISsvo
202 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/19(火) 23:15:02.22 ID:PbQ8iEpM0

 1発、2発と見事に命中する。
 
ほむら(よし!)


 これでとりあえず、近くの使い魔は倒せた。
 防護結界を解く。


ほむら「近くに居るのは倒せましたよ。じゃあ、行きましょうか!」

織莉子「は、はい…!」



――――――――
―――――――


 人の前でかっこよく戦って勝つ、というのはなかなか気分が良いことに気づいた。
 鹿目さんや巴さんも、私を助けてくれたときはこんな風に誇らしい気持ちになったんだろう。

 その代わり、プレッシャーもすごかったけど…。


織莉子「はぁ…………、やっと、無事に外に来られたのね…」

 外に出てやっと一息。

ほむら「大丈夫でしたか?」

織莉子「ええ、おかげさまで…」

織莉子「………でも、すっごく怖かったわ…」

織莉子「一人でいたとき、曲がり角の先を覗くとすぐ化け物が見えて…
    いつ気づかれるのか、こっちに来ないかってすごく不安で………」

織莉子「人生で一番怖い思いをしたと思うわ……」

ほむら「もう大丈夫ですよ」

織莉子「はぁ……。 ところで今は……」

織莉子「わっ、遅刻してしまいますわね…」

ほむら「そうですね、今からだと… でも1時間目には間に合いますよ」


ほむら(…また中に入って魔女を倒しに行くと1時間目にも間に合わなくなりそうね)

ほむら(でもやっぱり魔女を放置はまずいかな… どうしよう?)


1倒す
2後回し

 下1レス
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/19(火) 23:17:50.99 ID:ee7COdho0
織莉子を学校に行かせてから1
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/05/19(火) 23:23:24.55 ID:IBRtF85W0
杏子ら呼べないかな
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/19(火) 23:27:38.53 ID:ee7COdho0
倒すか見逃すかの選択肢だったから倒すという安価にしたんだけど
杏子達に連絡するという選択肢はないし、自由安価もなかったからなぁ
206 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/19(火) 23:41:39.21 ID:PbQ8iEpM0

ほむら(あの結界も、何か引っかかるところはあったわけだし…)

ほむら(また後で倒すとして、念のため無事に学校まで送り届けてからにしようか)


ほむら「じゃあ、行きましょうか」

織莉子「はい」


――――学校に着いてから別れて、来た道を戻っていく。

ほむら(これは一時間目は殆ど犠牲になるわね…)

 けど、放置したせいで誰か食べられちゃったりしたらと思うと、気にせず学校には行ってられない。
 そう言ったら織莉子さんもわかってくれた。



0~30
31~60 
61~80
81~99

 下1レスコンマ判定
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/19(火) 23:44:10.33 ID:ee7COdho0
ほむ
208 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/20(水) 00:40:30.94 ID:+wKTMntv0
―鎧の魔女結界


 さっきのまま、同じ場所にある結界に入った。

 古い神殿のような結界… 使い魔は少ない。
 入り口から最深部にかけて少しずつ増えていくが、その殆どは無視して奥に進めた。
 敵が近接系の攻撃しか持たないなら、わざわざ近寄る必要も無い。


ほむら「ここが結界の最深部…」


 最深層まで降りると、砕けた柱が浮遊しているような場所に辿り着いた。
 魔女は一体、大きい人型のものが堂々と立っている。



ほむら 魔力[85/100] 状態:正常(中強化)

GS:4つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[100/100]
・落書き[100/100]
・ハコ[100/100]
・[100/100]


敵:Virginia


装備:なし【体術Lv2】(近接・魔力-0)

・時間停止:時間を止める【使用不可】
・時間遡行(魔力-15)【使用不可】
・世界移動(魔力-20) 今まで繰り返して出来た平行世界に移動する。但し時間の移動はできない。
1クロックダウン(1ターンにつき魔力-6) :単体の時間を減速する。爆弾にかければ起爆までの時間も操れる。
2クロックストップ(魔力-70・効果時間3秒):単体の時間をほぼ動けないくらい減速させる。
3射撃
 a拳銃(強化用魔力-5)(残弾:23)
 bショットガン(強化用魔力-5)(残弾:10)
 cレーザーガン(魔力-10) :拳銃から魔力を直接発射。もう弾を盗めないほむらの苦肉の策。
4爆撃(爆弾所持数:45) :爆弾を投げつける。注意して余裕を持って使わないと自分に被害が及ぶ危険有り。
5打撃【体術Lv2】
 体術:主に盾で殴るくらい
6その他盾の中に入ってるもの
 a日本刀(強化用魔力-15) :【剣術Lv0】現物なので耐久力はあんましない。更にすぐ刃こぼれする。
・自分の負傷を回復(部位・範囲によって消費変動) 【ほむらの基準:両腕使用可能再生で-100程度】
・他人の負傷を回復(部位・範囲によって消費変動) 【ほむらの基準:軽症回復で-100程度】

 下1レス
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/20(水) 00:41:55.21 ID:gA35KdRT0
1のあと4
210 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/20(水) 01:09:25.20 ID:+wKTMntv0
【訂正】 クロックダウン1ターン分の魔力が抜けていました。 >>208時点で79です。
-------------

Virginia「!」ギョロッ

ほむら「……っ!?」


 頭部のプレートのような部分からぎょろりと瞳が覗く。
 鋭い腕が上がり、こちらに振り下ろされる―――


―――ドシャァアアァァッ…


ほむら(―…なんとか避けられたけど、危なかった…! 咄嗟に減速使えてよかった…)

ほむら(これだけの巨体… 足だけでも壊せれば)


 足元目掛けて爆弾を投げつける。
 巨体だけあって、さすがに回り込まれるような移動にはついていくのが難しいようだ。
 …まあ、減速の分と肉体強化のおかげでもあるんだろうけど……


 ガタン――

 3つほど投げつけたところで、派手な音を立てて倒れた。

 バシィッ

ほむら「わっ!」

 倒れてもなお腕を振り回して狙ってくる。
 一旦離れて様子を見る。移動はできないから、悪あがきのようなものなんだろう、けど…

ほむら(あまり近づきたくはない感じ……。
    減速しているとはいっても、近くで避け続けられる気はしないかも…)



ほむら 魔力[73/100] 状態:正常(中強化) 使用中魔法:【クロックダウン(1ターンにつき魔力-6)(Virginia )】

GS:4つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[100/100]
・落書き[100/100]
・ハコ[100/100]
・[100/100]


敵:Virginia(転倒)


装備:なし【体術Lv2】(近接・魔力-0)

・時間停止:時間を止める【使用不可】
・時間遡行(魔力-15)【使用不可】
・世界移動(魔力-20) 今まで繰り返して出来た平行世界に移動する。但し時間の移動はできない。
1クロックダウン(1ターンにつき魔力-6)解除 :単体の時間を減速する。爆弾にかければ起爆までの時間も操れる。
2クロックストップ(魔力-70・効果時間3秒):単体の時間をほぼ動けないくらい減速させる。
3射撃
 a拳銃(強化用魔力-5)(残弾:23)
 bショットガン(強化用魔力-5)(残弾:10)
 cレーザーガン(魔力-10) :拳銃から魔力を直接発射。もう弾を盗めないほむらの苦肉の策。
4爆撃(爆弾所持数:42) :爆弾を投げつける。注意して余裕を持って使わないと自分に被害が及ぶ危険有り。
5打撃【体術Lv2】
 体術:主に盾で殴るくらい
6その他盾の中に入ってるもの
 a日本刀(強化用魔力-15) :【剣術Lv0】現物なので耐久力はあんましない。更にすぐ刃こぼれする。
・自分の負傷を回復(部位・範囲によって消費変動) 【ほむらの基準:両腕使用可能再生で-100程度】
・他人の負傷を回復(部位・範囲によって消費変動) 【ほむらの基準:軽症回復で-100程度】

 下1レス
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/20(水) 01:12:49.75 ID:gA35KdRT0
4
212 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/20(水) 01:46:55.22 ID:+wKTMntv0

 離れた場所から爆弾を投げつけていく。
 あとは壊しつくすのみ、とはいえ決定打となるような攻撃はこれしかない。


 破壊されていくたびに悲鳴が上がる。
 敵ながらかわいそうな気がしてきた。


ほむら(苦しみ悶える反応を見ながら、一発一発投げ続けるというのも… なんだか…)

ほむら(シュールな絵な気がしてきた…かも…)


 …織莉子さんの居る前じゃなくて良かった。
 うん、正義の味方っぽいかっこよさはない。

 時間停止のあったころなら一片にトドメをさせたけど、今はわざわざ魔力を使って調整しないと同時にはできない。
 もうちょっと一気にトドメをさせるような強力なものが欲しいところだけど…


 ……8個ほど投げたところで、魔女はただの破片と化した。
 元々崩れていたような結界も本当に消え去り、元の駐車場の風景に戻った。


ほむら(…グリーフシードがない)

ほむら(使い魔も少なかったし、やっぱりこれは……)


 成長した使い魔が産んだグリーフシードが孵化したというわけじゃない。
 前にやってみたことがある、故意に使用済みのグリーフシードを再孵化させたときと同じ……


ほむら(誰を狙って……。やっぱり、織莉子さんのことを…?)

ほむら(……でも、何故…? 誰が…)



ほむら 魔力[67/100] 状態:正常(中強化)

GS:4つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[100/100]
・落書き[100/100]
・ハコ[100/100]
・[100/100]

爆弾所持数:34
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/20(水) 01:48:27.79 ID:COgpophTo
いや手口と動機からして織莉子ってわかるだろ
214 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/20(水) 01:56:53.07 ID:+wKTMntv0
-----------------
次回は22日(金)20時くらいからの予定です
215 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/22(金) 20:27:05.15 ID:ijTFr7UY0

 スマホを取り出して、連絡帳から友人の名を探す。
 私のほかに見滝原に居る魔法少女…――佐倉さんにも念のため聞いておく。


杏子『…なんだ?』

 電話をかけて数コール後、電話がつながった。

ほむら「少し聞きたいことがあるんですが、使った後のグリーフシードはどうしてますか?」

ほむら「その辺に捨てたりとかは… してませんよね? 特に、今朝とか…」

杏子『なんだ急に。さっき起きたとこだし、グリーフシードなら普通にキュゥべえに回収させてるけど?』


ほむら「やっぱり……」

 ……これがただの偶然や思い過ごしだったらよかったのに。
216 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/22(金) 21:06:29.62 ID:ijTFr7UY0

ほむら「…今、この見滝原に私達以外の魔法少女が居ます」

杏子『は? どういうことだ?』

ほむら「今朝、通学路で魔女結界が発生しました。
    中に使い魔も少なく、魔女を倒してもグリーフシードを落とさない… 使用済みを故意に孵化させたものです」

杏子『ふうん、朝の通学路か。使用済みのグリーフシードを再孵化させるには人通りが多くて絶好の場所だな。
    数人食わせりゃまた魔女がグリーフシードを孕むからな』

杏子『まあ、手間かかるし魔力で判別できなくて紛らわしいからあたしはそんなことしないが…』

杏子『そんな手段を契約したての新人が使うとは思えない。また厄介事になるかもな』

ほむら「そうなんですか? それは勉強になります、けど…」

杏子『…けど?』

ほむら「いや…… それならそうなんでしょうか」

ほむら「とにかく、気をつけてください。相手も人の犠牲を顧みない魔法少女のようですから」

杏子『ああ、自給自足手持ちの再利用だけで満足するならまだ許してやらなくもないが、
   喧嘩を売ってきたらきっちり追い返してやるさ』


 再利用のために人を襲わせる魔法少女もかなりはた迷惑だけど……。
 これからうちの生徒が大勢犠牲になるのはちょっと見過ごしておけない。
217 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/22(金) 22:18:26.49 ID:ijTFr7UY0

ほむら「そうですね… ただ、あまり頻繁に失踪が続いたりしたら騒がれるかもしれませんね。
    あまり派手にやっていたら、周りから粛清をされてしまうのも仕方がないと思いますよ?」

杏子『それもそーだな』


 魔法少女じゃない織莉子さんもいるんだし、これじゃ安心できない。
 今朝みたいなことはもう起きて欲しくない。


ほむら(今朝…… あれが狙われたんじゃないならそのほうがいい。
    確かに、佐倉さんから聞いた通りならしっくりくる。私が考えていた疑問点もなくなった)


 私が到着するまで時間はあったはずなのに『本人』は出てこず、織莉子さんは何もされなかった。
 私も結界に入って魔女を倒し終わるまで何もされなかった。

 それこそ、『通りかかった人を結界に入らせるのが狙い』だったということなんだろう。
 理由は、魔女に再びグリーフシードを孕ませるため…――


ほむら(私も気をつけないと…。今回の私の行動は相手の邪魔してしまったことになる)

ほむら(目障りだとは思われたかもしれない……)


 通話を終えて、肉体強化を解いて学校に向かう。

ほむら(あいたたたた…… 筋肉痛が戻ってきた…)

 ……

★肉体強化(中)分 魔力-2


ほむら 魔力[65/100] 状態:疲労

GS:4つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[100/100]
・落書き[100/100]
・ハコ[100/100]
・[100/100]
218 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/22(金) 23:01:30.96 ID:ijTFr7UY0
―昼食・お昼休み



織莉子「今朝は本当にありがとうございました」

ほむら「いえいえ、当然のことですよ! 折角、助けられる力があるんだもの」


 魔女を倒した後、教室に入る頃には一時間目が終わる頃だった。
 普段あまり遅刻や欠席をしないからか、病弱だからか、怒られるより心配されて… 逆に少し困った。

 そして、昼食と休み時間が一緒になったお昼休みの時間、またいつもの場所に来ていた。


ほむら「ああ、それより… 暫く気をつけてください。また新しい魔法少女が見滝原に来ていて……」

ほむら「もしかしたら、またああいうことがあるかもしれません。もしまた何かあったら、すぐに連絡してください」

織莉子「ええ… わかりました。私には何もできないのが悔しいけれど、暁美さんも気をつけてくださいね」

織莉子「今の私には、自分よりも貴女を失うことのほうが怖い」

ほむら「ありがとうございます、でも織莉子さんが何かしようとか思わなくていいんです!」

ほむら「もし巻き込んでしまったら、そのほうが悲しいですから」



 連絡してと言われても、またあんなことがあると思ったら不安だろうな…
 それに、結界に捕らわれたせいで契約に追い込まれるということも考えられる…

 早く対処したいところだけど……


1自由安価
2世間話

 下1レス
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/22(金) 23:08:39.44 ID:c4zYhkiy0
さり気なくソウルジェムの指輪がないかを確認してみる

この織莉子さんがあの織莉子みたいに私達を騙してるだなんて思いたくはないけど…
正体不明の魔法少女に魔法をかけられて操られてる可能性もあるかもしれないし
あとでキュウベェを呼び出してこの織莉子さんが契約してるかどうか、私達以外の魔法少女が見滝原にいるかどうか聞き出してみようかな?
220 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/22(金) 23:56:30.79 ID:ijTFr7UY0

 ちらりと織莉子さんの手先に視線を移す。

織莉子「?」

ほむら(まさか…… とは思うけど)

 …白い、綺麗な指をしている。
 ただ、それだけだった。


ほむら(契約はしてない。…いや、この世界で対決した美国織莉子の周到さを考えるならば、
    もし契約していて悪意があれば、指輪くらいは隠す可能性は高い… けど…)

ほむら(…私を頼りにしてくれているのに、真っ先に疑ってしまってごめんなさい。
    この織莉子さんがあの織莉子みたいに私達を騙してるだなんて思いたくはないけど… )

ほむら(正体不明の魔法少女に魔法をかけられて操られてる可能性もあるかもしれないし…)

 …しかし、そうだとしても現時点で願いになりそうなものは思いつかない。
 もし魔法で操るにしても、美樹さんの2回目の契約の時、キュゥべえは『本人が心から願わないと契約は成立しない』と言っていた。
 もとからある気持ちを願うよう誘導はできても、魔法で思い通りに契約させることはできないはずだ。

ほむら(まあ、あとでキュゥべえに話題を振れば契約しているかどうかはすぐにわかるはずね)

 ただの一般人のまま使い捨ての駒のように操る、というのも相当厄介だけれど…

ほむら(私達以外の魔法少女が見滝原にいるかどうかも聞き出してみよう。
    特別な理由が無い限りはこれもすぐにわかるでしょう)

ほむら(…特別な理由…。…そうね、普通に戦えば解決する縄張り争いであることを祈ろう。
    前みたいなことはもうこりごり…)



織莉子「あら、そろそろ教室に戻らないとね」

ほむら「お互い午後からも頑張りましょうね」



1自由安価
2さようなら

 下1レス
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/22(金) 23:58:21.22 ID:c4zYhkiy0
午後の授業の間にテレパシーでキュウベェを呼んでみる
222 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/23(土) 00:16:34.38 ID:pi2wFHNV0

―――――

 授業終了のチャイムが鳴る。


ほむら(あと一時間かぁー……)

ほむら『… ねえ、インキュベーターって今ここに居たりする?』



 下1レスコンマ判定
0~40 返事有り
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/05/23(土) 00:17:59.05 ID:wirpwj7D0
ほむ
224 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/23(土) 00:36:39.89 ID:pi2wFHNV0

QB『どうしたんだい?』

ほむら『ちょっと聞きたいことがあって』

QB『なにかな?』

ほむら『この学校に織莉子さんって居るでしょう? 彼女は… 今、魔法少女だったりするの?』

QB『オリコさん? 美国織莉子とは別の人かい?』

ほむら『……あなたがどの美国織莉子のことを言っているかはわからないけど、
    この学校に転入してきた美国織莉子さんのことよ』

QB『ややこしいなぁ… 最近君が別の世界から連れてきたという美国織莉子のことかい?』

ほむら『ええ…』

QB『彼女に魔法少女の素質は無いよ。
   君みたいに魂ごと置き換わったのならまだしも、彼女はこの世界に存在しないはずの人間だからね。いわば異物だ』

QB『この世界に美国織莉子の因果は一つだけ… 君達と因縁のある、この世界の美国織莉子だけだ』

ほむら『……なんだ、なら契約のしようがないわね』

QB『まあ、もしこの世界の美国織莉子を殺したりしてしまったら別かもしれないけど…』

ほむら『……そんなことをする意味がないわよ。私はもうあの人たちとは関わりたくない』


 別の世界から連れてくれば魔法少女の素質がなくなるなら好都合だ。
 それに早く気づいていれば、まどかを救おうとしていたときもそれで解決しようとしたかもしれないけど… まあ、それは過ぎたことだ。
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/23(土) 00:46:29.32 ID:MKt3wbnM0
キュウベェ、何気なくまどかの素質をなくせる方法を開示してるような…
226 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/23(土) 01:15:28.56 ID:pi2wFHNV0

QB『そうも言っていられないんじゃないかな』

ほむら『……どういうことよ』

QB『あの織莉子たちはこの世界に別の世界の自分が来たなんて事情を知らないんだから』

QB『メディアとかでも報道されているだろう? 今頃不思議がっていると思うよ。
   事情を知らないせいで起こす必要の無い争いが起きてしまうかもしれない』

ほむら『それは… 困るわね……』

QB『もし今後会う機会があれば、早く説明してあげたほうがいいんじゃないかな』

ほむら『そうね… そうすればもう無関係よね。
    あの人たちも静かに暮らしたいだけだろうし、もう争う理由はないんだもの』

QB『でも、契約されるのが心配だったなら何故わざわざ連れてきたんだい?
   また同じように自分達が被害を被るかもしれないと思っていたわけだろう?』

ほむら『別に織莉子さんのことを疑っているわけじゃないの。ただ…
    今見滝原に、私と佐倉さんとゆまちゃんのほかに別の魔法少女が居るでしょう?』

ほむら『その魔法少女に操られて、とかそういう可能性もなくはないんじゃないかなって』

QB『別の魔法少女?』

ほむら『今朝、通学路に使用済みのグリーフシードを再孵化させたばかりの結界が現れた。
    もちろん、私も佐倉さんたちもそんなことはしていない』

ほむら『となったら、他の魔法少女の仕業でしょう? …もうわかっているのよ、居ることは。
    縄張りを狙っている魔法少女が居るんじゃないの?』

QB『それは僕にはわからないな。
   まあ、よっぽど強い魔法少女じゃなかぎり君達3人なら大丈夫だろう』

ほむら『褒めてくれてありがとう、全く適当なことを言って…』

QB『セリフの前半と後半が合っていないよ。
   それより、そろそろ次の授業が始まるみたいだよ』

QB『僕もちょっと行ってくるよ。
   近くに居る魔法少女のことなら知っておかなければならないからね』

ほむら『そう、いってらっしゃい。何かわかったら報告してね』


 …インキュベーターはふわりと窓を抜けて消えていってしまった。


ほむら(次の授業は…… と…)
227 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/23(土) 01:36:36.27 ID:pi2wFHNV0
―放課後


 最後の授業と帰りのHRを終えて、一気に教室がにぎやかになった。

 帰ったらいよいよ佐倉さんたちと織莉子さんを呼んでの話し合い兼食事会がある。
 晩ごはんの材料を買ってまっすぐ帰ろう。


ほむら(今日のメニューはどうしようかな…?)



晩ごはん
・自由安価

 下1レス
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/23(土) 01:38:54.24 ID:MKt3wbnM0
以前大成功だった牛肉と長ネギの炒めもの+もやし追加
きんぴらごぼう
豆腐とワカメの味噌汁
229 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/23(土) 01:57:02.76 ID:pi2wFHNV0

ほむら(以前大成功だった牛肉と長ネギの炒めもの… あれをみんなにも振舞いたいな。
    もやしも追加したら更に良いかもしれない)

ほむら(それから、きんぴらごぼうと、豆腐とワカメの味噌汁…… これだけあれば満足な夕飯になりそうね)

ほむら(特に織莉子さんとは料理の話題もしたんだし、良い意味で驚かせてあげたいな)


 スーパーまでの道を歩きながらメニューを考えていた。


――――――
――――



ほむら「ただいま〜」

エイミー「にゃ」

 材料を買って帰って、冷蔵庫に入れる。

ほむら(16時くらい、放課後すぐ、と言ったけど特に時間指定はしていないけど…)

ほむら(まあ、少し待っていれば来るかしら)


 ピンポーン

ほむら(あら、来たみたい)

 3人が来るまで少し休もう、とソファに腰掛けたところでチャイムが鳴った。


ほむら「はーい」

杏子「よう、もう来てんの? その、美国織莉子は」

ほむら「まだですよ。というか、私も今さっき帰ってきたところです」

杏子「そうなのか」

ほむら「とりあえず上がってください」

杏子「ああ、じゃあ適当に待ってるか」
230 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/23(土) 02:11:36.98 ID:pi2wFHNV0

ゆま「こんにちはエイミー!」

エイミー「にゃ」

ゆま「あっ、そうだ! また写真とったんだよー」

杏子「ああ、あん時のあれか。あー、どうすんだっけ…?」

ゆま「ゆまがやる!」

ほむら(本当にゆまちゃんのほうが色々覚えるなぁ…)

ほむら「えーと、どれどれ…? わあ、きれいなお花だね!」

ゆま「うん!」


 ……雑談しながら待っていると、チャイムが鳴った。


ほむら「織莉子さん来たみたい」

杏子「……!」


織莉子『こんにちは。一旦家に帰って身支度をしていたら少し時間がかかってしまったのだけれど… もしかしてみなさんもういらしてます?
    お待たせしてしまったかしら?』

ほむら「あぁ、そんな待ってませんから!時間の指定とかもしてないし!」

ほむら「まあ、確かに他の人たちはすごい早く来たんですけど…
    今開けますね」ガチャ

織莉子「はい、おじゃまします」


ほむら(……えっ!)

織莉子「?」
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/23(土) 02:27:38.57 ID:jDu+sea80
この世界のオリコか?
232 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/23(土) 02:28:05.18 ID:pi2wFHNV0

ほむら「あ、あのー…髪型は…」

織莉子「この世界の私と変えたほうがいいと思って、髪を下ろしてみたけど… 似合わないかしら…」

ほむら「ああいや、似合わないってことじゃないんですけど…」

ほむら「帽子… 被ってるんですね…」

織莉子「あぁ、はい。できるだけ顔を隠したいと思って…」

ほむら「なるほど……」


 ……理由はわかったけど、
 よりにもよって変身後の髪型と同じな上に帽子着用で全身を白系でまとめてこなくても。


杏子「よ、よう… 話は一応聞いてる」

織莉子「よろしくおねがいします。えっと…」

杏子「…佐倉杏子だ。こっちはゆま」

ゆま「うん…、よろしくね」

ほむら(元から織莉子さんのことを話したときは結構微妙な反応だったけど、
    この外見も相まってかなりぎこちない感じになってるなぁ…)

織莉子「あ、よかったらこれを。デザートにでも…」

杏子「ん? …もしかして菓子か?」

織莉子「はい、一応私の手作りなんですが…」

ほむら「わぁ、わざわざありがとうございます!」

ほむら「えっと、織莉子さんはお菓子作りが得意なんですよ!
    後でいただきましょう!」

杏子「……ほう」

ゆま「…ほう」


 あ、お菓子でちょっとだけ持ち直した。
 わかりやすいなぁ… この二人。
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/23(土) 02:32:32.81 ID:MKt3wbnM0
帽子ってまさかバケツみたいなやつか?
麦わら帽子みたいな鍔の大きい帽子の方が良い気がするけど
234 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/23(土) 02:37:32.46 ID:pi2wFHNV0
------------------------
ここまで
帽子のデザインについては想像にお任せしますが、バケツは逆に目立ちそうだ…

次回は25日(月)20時くらいからの予定です
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/23(土) 02:45:33.55 ID:MKt3wbnM0
乙でしたー

いっそのこと大胆なイメチェンを織莉子に勧めてみるのはどうですかね?
イメージカラーの白は正反対の黒に、銀髪を金髪にしてみたりしたら…
駄目だ、それじゃ変なメー◯ルにしかならないw
236 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/25(月) 20:33:41.46 ID:0Sep49HM0

織莉子「それにしても、暁美さんの知り合いって聞いてはいたけれど… こんなに小さな子も魔法少女なのね」

織莉子「今朝結界に取り込まれて化け物を実際にこの目で見たけれど、いつもあんなのと戦っているのよね……」

杏子「……」

ゆま「う、うん でもキョーコがいてくれるから大丈夫…!」

 そのゆまちゃんを契約させたのはこの世界の美国織莉子だということを、織莉子さんは知らない。
 気まずい空気に織莉子さんも何か感じ取ったのか、はっとした表情をする。


 ここは私がちょっとフォローを入れて、別の話題に持って行こう。
 もしくは、みんなで何かしようか…?


・自由安価

 下1レス
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/25(月) 20:37:07.47 ID:KSEy4Bib0
話の前にちょっと一息つきませんか?
飲み物と織莉子の持ってきたお菓子を準備する
238 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/25(月) 21:13:25.85 ID:0Sep49HM0

ほむら「話の前にちょっと一息つきませんか?
    丁度良い時間ですし、デザートいただきましょうか!」

杏子「そうだな、腹も減ってきたところだ」

織莉子「そうですわね…」


 織莉子さんの持って来た御菓子の箱を開けると、ふわりと紅茶の良い香りが漂った。
 紅茶のシフォンケーキらしい。

ゆま「いいにおいー」

ほむら「うちいつも水とお茶くらいしか飲み物置いてなくて、なんか悪いんですけど…
    麦茶じゃ合わないかな… お水持っていきますね」

 それも市販品だ。料理は最近上達しはじめたけど、飲み物に関しては未だに全く気を使ってない。
 ペットボトルの天然水を冷蔵庫から持って来る。
 こういうときのために何か洒落たものがあったら、とは思うけど… そういう機会もそうそう無い。
239 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/25(月) 21:35:40.42 ID:0Sep49HM0

 切り分けて、お皿に盛る。


ほむら「いただきます…。 あ、おいしい…!」

 まず香りが良い。食感が良い。甘さも絶妙だ。

杏子「へえー、上品な味だな。これ手作りなのか? すげーな」

ゆま「ふわふわでおいしいね」

織莉子「お口に合ったようで良かったですわ」

ほむら「織莉子さん本当にすごいですよ、お店のにも引けを取りませんって。さすがです!」

織莉子「そう言ってもらえると嬉しいです。暁美さんのお料理も期待していますね」

ほむら「は、はい…! 頑張りますね」
240 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/25(月) 21:53:02.31 ID:0Sep49HM0

杏子「…」

ゆま「なかよさそうだよね、二人…」

ゆま「ちょっと、二人のはなしについていけないのがさみしいかも。
   ゆまたちはいつも、つくってくれたものを食べるだけだから…」

ゆま「ね、キョーコもそう思ってるんでしょ?」

杏子「いいんだよ、あたしは食べる専門で」

杏子「作るのって面倒じゃんか… あたしそんな器用じゃないし」

ほむら「そうですか? 魔力のコントロールとか、あんなの器用じゃないと
    佐倉さんみたいに上手にはできないと思うんですけど…」

杏子「え、いきなり入ってくるなよ。それとこれとは別だ。そんなのただの慣れだ!」

ほむら「料理も慣れだと思いますよ。まあ、物凄いプロとか目指してるんだったら才能もあるかもしれませんけど…」

ほむら「最初の頃は私、絶対佐倉さんより下手だったと思いますし」

杏子「はぁ? そんな…… あー、いや。それはそうだったかもしれないが…」

織莉子「えっと、暁美さんの最初の頃というのは一体どんなものが……?」

杏子「結局アンタも入ってくるか。
   ああ…そういえば最初家に呼ばれた時、具の無い変などろどろのカレーを出されたな…」

ほむら「!」
241 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/25(月) 22:09:23.86 ID:0Sep49HM0

杏子「あとちょっと焦げ臭かったけど、多分あれ鍋の底真っ黒に焦げ付いてたろうな」

ほむら「う、確かにあのカレー食べきった後鍋を洗うのがすごい大変でしたけど……」

織莉子「ふふ……っ」

杏子「それから、あたしが注意するまで米も野菜も肉も全部洗剤で洗ってたよな」

織莉子「え…?」

ほむら「!! ちょっと、なんでいつのまにか暴露大会になっているんですか!?」

ほむら「あ、でももう大丈夫ですから。そのときとはもう違いますから!」

織莉子「そ、そうですよね!」


ほむら(…どうなるかと思ったけど、少し雰囲気がよくなってきたかな……?)

ほむら(あの美国織莉子とは違う。それに素質もないから契約する心配もない… もう疑う必要もないんだよね…?)



 ケーキを食べ終えて、丁度良くおなかが満たされた夕方……
 やっと気まずい空気を脱して普通に話せるようになってきていた。


1自由安価
2世間話

 下1レス
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/25(月) 22:12:59.35 ID:KSEy4Bib0
今度佐倉さんが料理作ってみませんか?
カレーならゆまちゃんも手伝えると思いますよ
ゆまちゃん、やってみない?
243 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/25(月) 23:00:05.36 ID:0Sep49HM0

ほむら「今度佐倉さんが料理作ってみませんか?
    カレーならゆまちゃんも手伝えると思いますよ」

杏子「えっ? いやいやなんであたしが料理なんか」

ほむら「きっと私の最初の頃よりはマシでしょうから大丈夫でしょう? カレーくらいは」

ほむら「佐倉さんは私の料理をちゃんと冷静に分析できているんですし、ねっ」

杏子「うわあこいつ絶対さっきの根に持ってやがる…」

ほむら「ゆまちゃん、やってみない?」

ゆま「やる! キョーコがおりょうりしてるとこ見たことないから見てみたいな!」

杏子「自分で作るより買ったり人に作ってもらうほうがうまいからいいんだよ。面倒くさくないしな」

ゆま「でもたまには! ねっ?」

杏子「…いや、そんなに作る気ないしそんなにすげーもんとか作る気ねえからな?
   あとどんなもんが出来ても知らないし残すなんてそんなのあたしが許さない。 つうかカレーとか作るのいつ以来だ…?」

織莉子「…? もしかしてお二人はご姉妹なのですか?」

ゆま「キョーコはゆまの家族だよ!」

杏子「まあ… そうだな。家族だな」

織莉子「まあ、そうだったのですか」


 …織莉子さんはこの言葉をどう受け取っただろうか。


ほむら「ふふ、では今度期待してます」

杏子「こうなったら泥舟に乗ったつもりで期待してろ」

ほむら「沈むの確定ですか…」



 あと少し経ったらそろそろ作り始めよう。
 それまで……


1自由安価
2世間話

 下1レス
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/25(月) 23:08:31.80 ID:KSEy4Bib0
2をしながら杏子にテレパシー
今日キュウベェと話した事を後で話したいと告げる
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/25(月) 23:09:20.73 ID:ezWvCLyWO
トランプでもしませんか?
246 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/25(月) 23:51:02.14 ID:0Sep49HM0

織莉子「でもそうね… 私も今でもたまにミスをやってしまうことがあるのよ」

織莉子「うっかりヤケドしちゃったり手を切っちゃったり… お料理って難しいですよね」

ほむら「そうですね…」

 それは料理が上手とか下手とかというより… おっちょこちょい?

ほむら(あっ…、そうだ)

ほむら『今日キュゥべえと話したことを後で話したいんですが良いですか?』

杏子『ああ、構わないけど?』


ほむら「では、私はそろそろ夕食の準備をはじめますね」

ゆま「はーい。 エイミー、あそぼ!」

織莉子「可愛い猫さんね。エイミーっていうのね」

エイミー「にゃ」



ほむら(さて…!)

ほむら(前は一人だったけど、やっと出来た得意料理をみんなに食べてもらえるんだから… 焦って失敗しないようにしないと!)

ほむら(きんぴらごぼうも、レシピさえ検索すれば基本は炒め物のコツが使えるはず。慌てることはない…よね)



・・・・・・・・・・・・


下1レスコンマ判定 牛肉と長ネギの炒めもの+もやし追加
 コンマ補正(基礎値90)
 1~50 加点無し
 51~99 +加点

下2レスコンマ判定 きんぴらごぼう
 0~99

下3レスコンマ判定 豆腐とワカメの味噌汁
 コンマ補正(基礎値56)
 1~50 加点無し
 51~99 +加点


※1〜29=30(食えるライン) 0=100

補正:Lv2中級者(出来が50未満の場合コンマ+10、他の補正が付かない場合に出来コンマ+5)
   [アルティメット炒め物]発動コンマ+20 対象:牛肉と長ネギの炒めもの+もやし追加、きんぴらごぼう
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/25(月) 23:52:06.21 ID:KSEy4Bib0
ほい
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/25(月) 23:52:40.99 ID:ezWvCLyWO
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/25(月) 23:54:23.60 ID:KSEy4Bib0

すごい出来だな…
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/25(月) 23:59:38.26 ID:KSEy4Bib0
牛肉と長ネギの炒めもの+もやし
21+10+20=51

きんぴらごぼう
99+20=119

味噌汁
60++5=65

炒めものと味噌汁は加点付きできんぴらごぼうは大成功以上?
脇役がメインよりもいい出来になるとはww
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 00:07:06.39 ID:Jjixrz/RO
きんぴらだけ突き抜けた出来?
252 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/26(火) 00:07:09.72 ID:ORWZEPi+0
------------------
ここまで まさか初のカンストがきんぴらとは。
ちなみにカンスト後は判定無しで大成功(=プロレヴェル)です。

次回は28日(木)20時くらいからの予定です。
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 00:10:46.69 ID:prcPUTUo0
乙でした

この後きんぴらごぼうがメインの食事になりそう
メガほむとしては意外な結果かも?

ところでカンストした料理はその後大幅な補正が付くとかあるんですかね?
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 00:11:55.08 ID:Jjixrz/RO

今日は終わるの早いね
255 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/28(木) 20:39:05.55 ID:CnxUUVXh0


ほむら「できましたよー!」

ゆま「わーい、今日もおいしそう! いいにおい!」

ほむら「ふふ、今日はちょっと自信があるの」

杏子「おお、できたか!」

織莉子「本当良い匂いね。お皿運ぶの手伝うわ」


 みんなのほうを見てみると、ゆまちゃんはエイミーと遊んでいて、
 佐倉さんと織莉子さんは【下1レス】をしていたようだった。



下1レス
 夕飯ができるまでの間、2人がやってたこと。
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/28(木) 20:44:26.33 ID:eOgCnliP0
2人はエイミーと遊んでいるゆまちゃんを見ている内に【家族】の話をしていたようだ
257 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/28(木) 21:17:04.81 ID:CnxUUVXh0

 みんなのほうを見てみると、ゆまちゃんはエイミーと遊んでいて、
 2人はエイミーと遊んでいるゆまちゃんを見ている内に【家族】の話をしていたようだ。

杏子「…ああ、まあとにかくさ。
   別にお前の親父さんのことで気にしてるような奴はここにいないし、お前もあんま気にしないでいいんじゃねーの」

杏子「自分は自分で堂々としてればいいんだよ」

織莉子「そう、ですね…。私も怯えているだけじゃなく、佐倉さんみたいに強くならないといけませんね…」


 ……考えてみれば、三人とも家族を失っている。
 料理をしながらだったので内容は殆ど聞いていなかったけれど、ちゃんと分かり合えれば良い理解者になれるかもしれない。


ゆま「ゆまも手伝うよ!」

ほむら「ありがとう、でも気をつけてね?」

ゆま「うん!」
258 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/28(木) 21:39:46.81 ID:CnxUUVXh0
――――――

 みんなでテーブルを囲む。


杏子「いっただきまーす! はぐ はぐ もぐ…… うめー!」

ゆま「もぐ… あっ、いただきます! …!これおいしいね!」パクパク

ほむら「ああ、きんぴらごぼうは初めて作ったんだけど、すごい上手にできて」

織莉子「いただきます。 …そうね、このきんぴらごぼうとても美味しいわ!
    食感も味付けも炒める時間なんかも、全てのバランスが絶妙だわ」

織莉子「それに、こっちの牛肉とネギともやしの炒め物も…
    きっと、素材の味や香りを最大限に活かすような調理が出来ているのね… 何かコツはあるの?」

ほむら「はい、実は前にちょっとレシピをパソコンで調べた時にとても参考になるページがヒットしまして…
    織莉子さんにも後で教えますよ!」

杏子「味噌汁も前よりうまくなってる気がするぞ」

ゆま「ホムラ、どんどんお料理が上手になってくね〜。
   これだったら、お店で食べるよりもホムラに作ってもらいたいかも!」


 結果は非常に好評だった。
 失敗しないようにと得意料理と得意分野の料理で固めたおかげもあるけれど、思っていた以上に上手く行った気がする。
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/28(木) 22:03:37.23 ID:UjZTedUdO
好評で何より
260 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/28(木) 22:08:47.18 ID:CnxUUVXh0

杏子「ごちそーさん!」

ゆま「ごちそうさまー」

織莉子「ご馳走様でした」

ほむら「お粗末様でした」


 多く炊いていたご飯が綺麗に空になった。
 良い食べっぷりは見ていて気持ちが良いし、なにより嬉しい。


ほむら「織莉子さん、ちょっと来てください。さっき言ってたサイト教えます」

織莉子「ええ、気になりますわ」

ゆま「なになにー?」

杏子「お前が見ても楽しくないと思うぞ?」

ゆま「えー、ゆまも見るもん!」


 ―――前に参考にしたあのページを織莉子さんに見せて、
 ……結局、ゆまちゃんは最初はページの中の写真に反応していたものの、
 やっぱりつまらなくなったのか途中で佐倉さんのほうに戻っていた。



織莉子「今日はありがとうございました。お夕飯ごちそうさま。とても美味しかったです。
    それに、暁美さんのご友人とも色々と話すことができてよかったわ」

杏子「まあ、話せる機会があってよかったかもな。
   じゃー、あたしらはまだ魔法少女のことで話すことがあるから」


 織莉子さんと別れる前に何か話すことは…

1自由安価
2さようなら

 下1レス
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/28(木) 22:11:04.50 ID:t96zEWl7o
「庶民の味」をこんなにも
気に入るとは思わなかった
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/28(木) 22:12:10.49 ID:eOgCnliP0
今朝のこともあるしちょっと心配なのでみんなで織莉子を送っていかないかと提案
魔法少女絡みの話は送った後でしませんか?
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/28(木) 22:15:24.59 ID:UjZTedUdO
↑↑
これって織莉子の感想?
庶民というより家庭の味じゃないかな?
264 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/28(木) 22:30:09.96 ID:CnxUUVXh0

ほむら「それにしても… 私の料理なんて所詮『庶民の味』だろうし、
    織莉子さんはもっと美味しいものをいっぱい知っているだろうから… こんなにも気に入ってもらえるとは思ってなかったです」

織莉子「ええ?そんな。本当に暁美さんの料理は美味しかったもの。
    お世辞ではなく、本当にプロが作ったものと比較してもそう変わらなかったと思うわよ」

ほむら「ほ、本当ですか!?」

ほむら「そ、そんなに褒められると照れますね… うん、ちょっと感動…」

杏子「あたしは全然舌とか肥えてない庶民代表だけど、今日のは特にうまかったと思うよ」

杏子「それにあんたの作ったケーキもうまかったな。また来てくれるなら歓迎だ」

織莉子「はい、機会があればまた作りますわね。
    一人でティータイムをするより、こうして集まったほうが楽しいもの」

ほむら「そうですね、またみんなでこうして集まりましょう!」

織莉子「では、また明日。暁美さん。
    みなさんも、また今度」

ほむら「はい、また明日。お気をつけて」
265 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/28(木) 23:36:15.24 ID:CnxUUVXh0

ほむら「……じゃあ、さっき言っていたことを話しましょうか」

ほむら「織莉子さんの魔法少女の素質について、なんですが……
    どうやら今織莉子さんは素質がなくなっているみたいです」

杏子「なくなってる? それはまたどうしてなんだよ」

ほむら「どうやら一つの世界に同じ人間の素質は一つのみ… ってことみたいです」

ほむら「この世界の美国織莉子が死んだりしたら、織莉子さんのほうに素質が移るようなことは言っていましたし」

杏子「ふーん……? ああ、別に何かの仕業ってわけじゃないんなら素質なんか無い方が良いけどな」

ほむら「はい… それは私もそう思います。
    インキュベーターからしつこく勧誘されたり、契約で不幸になることがないならそれが一番ですから」

ほむら「あと、私達以外の見滝原に居る魔法少女については、キュゥべえも知らないようでした」

ほむら「一応何かわかったら報告するようには言いました。
    相手がインキュベーターなのでちゃんとした報告が期待できるかはわかりませんけどね…」

杏子「キュゥべえの奴もわからないか。
   …なるほどね、キュゥべえから聞いた話ってのはこれだけか?」



1自由安価
2以上です、さようなら

 下1レス
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/28(木) 23:39:44.43 ID:eOgCnliP0
キュウベェを呼んで何か情報があったか聞いてみませんか?と提案

今ここで呼んで何か情報があったか聞いてみますせんか?
…あんまり顔を会わせたくはないですけど、嘘がつけないよう答えをはっきりと求めればきちんと答えてくれますから
それと織莉子さんのことで無駄な争いを避けるために、元からこの世界にいる織莉子達にキュウベェからメッセージを頼もうと思ってます
私達ではどうやっても接触できないと思うので…
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 00:36:54.12 ID:C1fA4TiHO
スレ主さん、寝落ち?
268 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/29(金) 01:14:42.78 ID:LUw7LR1q0

ほむら「とりあえず、今ここでキュゥべえを呼んで何か情報があったか聞いてみませんか?」

ほむら「…あんまり顔を会わせたくはないですけど、
    嘘がつけないよう答えをはっきりと求めればきちんと答えてくれますから」


QB「心外だね、僕がいつ嘘をついたんだい?」


ほむら「…………」

杏子「……いたのかよ」

ゆま「そうやって急に出てくるのこわいと思う…」

QB「君達が僕を必要としているようだったから話に入っただけじゃないか」

ほむら「…都合の悪いことを言わずに事実を誤認するように誘導するのも立派な嘘っていうのよ…… 人間の世界ではね」

QB「そんなつもりはないんだけどなぁ。聞かれなかったから答えなかっただけ、だよ。
   それに、答えたくないこと、っていうのも君達だってよくあることだし仕方ないよね?」

QB「それより、僕も丁度君に伝えようと思ってここに来たところなんだ」

QB「今、この世界の織莉子たちが見滝原に来ている。
   けど、君が言っていた朝グリーフシードを再孵化させたっていう魔法少女は彼女たちではないようだね」

QB「そっちの魔法少女の件はまだわかっていないよ」

ほむら「それはまた面倒な状況になってきたわね……。それで、事情は話してくれたの?
    どうせ、再び見滝原に来たのは織莉子さんのことを怪しんででしょう?」

QB「そのことならもう僕から話したよ。
   それから、明日の放課後に工業地帯の鉄塔の下に来て欲しいって」

 ……どことなく前に呼び出されたときのことを思い出すなぁ。

ほむら「……一人で?」

QB「人数の指定はしてなかったよ」

ほむら「そう……」

杏子「じゃああたしらも一緒に行く。いいな?」

QB「良いんじゃないかな」


1自由安価
2さようなら

 下1レス
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 01:21:41.95 ID:gLC+nYEh0
キュウベェにこの世界に織莉子が2人いることで歪みや不都合が起きてないか、起きる可能性はあるのか?と尋ねる
270 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/29(金) 01:48:28.42 ID:LUw7LR1q0

ほむら「また何か話したいことがあるってことよね……。
    それも、今度はみんなに話しても大丈夫なこと……」

ほむら「……この世界に織莉子が2人いることで歪みや不都合は起きてない? 起きる可能性はある?」

QB「君が勝手に別の世界から持って来た『織莉子』は異物だ。この世界に同じ人が2人いること、それ自体が歪みといえるね」

ほむら「…じゃあそれ以上は起きないって考えていいの?」

QB「まあ、僕だって全ての事象を知り尽くしているわけじゃないから
   これから君達が何をしても何も起きないとは断言できないけど、そう思って構わないんじゃないかな」

QB「歪みというものは発生したままで良いはずがない。それ以上に予想外の歪みが生じたとしても…」


QB「歪みはいつか必ず修正されるよ」


ほむら「…………」

杏子「…おい。まさかそれって……」

ほむら「…ちょっと待って。今のは、この世界に持って来た織莉子さん自体が歪みだと…… そう言ったの…?」

QB「うん」

ほむら「それが、修正されるっていうのは……」

QB「織莉子たちにも言ったけど、この世界から消えるんじゃないかな? 存在するはずのないものだしね」

ほむら「…………」

QB「織莉子たちにも、だから心配することはないと伝えておいたよ」
271 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/29(金) 02:20:42.93 ID:LUw7LR1q0

杏子「おい!」

杏子「お前は本当に… 人の命を駒かなんかとしか思ってないのか!?
   どんな事情であれ人一人消えるってのに、それをそんなあっさりとなんでもないように言いやがって」

ほむら「……あなたにとっては契約も取れないエネルギーにもならない存在だものね…。
    地球人を利用価値でしか見ていないあなたらしいわ」

ゆま「消えるって… どうなっちゃうの?
   もといたところに帰るの? …それとも……死んじゃうの?」

QB「消えるとどうなるか… 元の世界には美国織莉子という存在が空白になっていたわけだからね。
   歪みの修正と考えると、またずっと居たこととして再編されるかもしれないね」

QB「でも死ぬというのをどういう意味で捉えるかによってその質問の答えは変わるんじゃないかい?
   意識や記憶の連続を生と認識するのなら、恐らく『死ぬ』のだろうね」

ほむら「……いつ? 消えるのはいつ?」

QB「そこまでは僕にはわからないよ。 
   織莉子の予知ならわかるかもしれないね。明日聞いてみたらどうだい?」

ほむら「……わかったわ。これ以上は明日美国織莉子に直接聞いてみましょう」

ほむら「予知… 便利な能力ね。
    場合によってはあなたよりも詳しく事情をわかっていることさえあるもの……」

QB「わかった。それじゃあ、僕もそろそろ行くよ。まだもう一人が見つけられていないからね」

ほむら「そうだわ、そっちも問題ね…… ああもう、なんでこんな時にそんな問題まで加わるのかしら」

272 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/29(金) 02:21:21.41 ID:LUw7LR1q0

杏子「明日の話っていうのがこれから消える織莉子のことなのか、
   それとももう一人の魔法少女のことなのか…… いや、もう見滝原から逃げてるのに見滝原の事情に首を突っ込む義理もないか」

杏子「つうかさ、これから消える… って、あいつになんて説明すればいいんだよ……」

ほむら「大人しく元の世界に帰れってことなんでしょうか…。
    せっかく、この世界に居場所が出来ていたところなのに」


ほむら「それとも……」


 この世界で生きていく権利を、元からこの世界に居た存在から殺してでも奪い取る……
 素質と同じと考えるなら、それで上手く行く可能性は高い。

ほむら(いや、同じ世界に2人いるのが問題なら、殺さなくても住む世界を交換すれば良いかもしれない…けど…)

ほむら(でも、追い出すのだって… そうまでするのはあまりにも酷い。
    敵対していたとはいえ、あの人だってこの世界に元から居て、必死に戦ってやっと幸せを勝ち取ったのに)

ほむら(……まずは私達だけで考えていてもしょうがない。
    織莉子さんが何と言うか… ね……)




―EX・3日目終了―


 ★浄化しました


ほむら 魔力[100/100] 状態:正常

GS:4つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[65/100]
・落書き[100/100]
・ハコ[100/100]
・[100/100]


・肉体強化
 ――【現在不使用】

所持品(盾)
・武器
 拳銃(デザートイーグル50AE) 残弾:23
 ショットガン(レミントンM870) 残弾:10
 日本刀
 爆弾×34
 ゆまちゃんからの手紙
・その他
 なし

◆ステータス

[魔力コントロールLv4] [体術Lv1] [射撃能力Lv3]
273 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/29(金) 02:33:44.95 ID:LUw7LR1q0
―――


 またあの続きだ。

 どこだろう、ここは…


 外… 陽射しが眩しい

 誰かと話している。


「――――xxxxxxxxxxxxxxxxx」

「xxって、xxxxxxxxxxxxxxxxxxね…xxxxxxxxxxxxx」

「――――……… 」


 よく聞き取れない。

 それでも相手の顔ははっきりとわかった。
 これがいつなのかもわかった。

 随分と鮮明になっている
 このおかしな映像は……
274 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/05/29(金) 02:35:24.75 ID:LUw7LR1q0
--------------------
ここまで
次回は1日(月)20時くらいからです。
275 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/01(月) 20:56:16.01 ID:OKN0Iini0
―翌日



ほむら「おはようございます」

「おはよ、暁美さん」

「おはよー」


 教室に入って、いつもどおりみんなと挨拶をして、 自分の席に座る。
 チャイムが鳴るまで時間がある。なにをして過ごそうか。



1自由安価
2この時間には行動しない
3教室内の他の人(安価指定)に安価内容で何か話す
4昼休みの行動(安価内容)

 下1レス
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/01(月) 21:02:22.97 ID:fwEAfvhR0
久しぶりに中沢に話しかける
277 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/01(月) 21:09:37.00 ID:OKN0Iini0

ほむら「中沢君、おはようございます」

中沢「おはよう、暁美さん」



 話の内容
1自由安価
2世間話

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278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/01(月) 21:15:21.91 ID:sKCOnamCO
2
279 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/01(月) 22:28:40.99 ID:OKN0Iini0

ほむら「あ…、そういえばこの席も、そろそろ席替えになりますね」

中沢「そういえばそうか。もう夏休みも近いもんなぁ、時間が経つのは早いな」

ほむら「そうですね…」

中沢「もう夏休み、か…」

中沢「……しかし、二年もはじまったばかりの時にあんなことが起きるなんてな…」

中沢「上条も… 行方不明になったと思ったら、あんな風に発見されるし……」

ほむら「……」

 私はあれのその後は知らない。
 ニュースになったり、私の居ないうちに集会で話したりしていたのだろうか。

中沢「このクラスさ… 本当、短い間に居なくなりすぎだよな……」

 まどかや美樹さんは、あのワルプルギスの夜の時、
 災害に巻き込まれて亡くなったということになっていた。

ほむら「…うちのクラス以外にも、たしか先輩に2名居ましたよね……」

 …それから、巴さんと… 呉キリカも一応そういうことになっている。
 呉キリカは実際には生きているけれど。生きて、しかも… 今この街に居る。

中沢「…沈んでる場合じゃないけど、みんなのこと忘れたくはなくってさ」

中沢「このまま時間が経って、みんな何もなかったように過ごしていくんだろうなと少し思っちゃって」


 中沢君も、普段は平気そうにしているが、
 友人が悉く死んでしまったのだから相当ショックなものだろう。

ほむら(志筑さんもあれから一人でいることが多いし、何より元気がなさそうに見えるしね…)

 でも、結界内で死んでしまったら誰にも気づいてもらえない。
 魔法少女以外の人にこうして忘れないでいてもらえているのはきっと、幸せなことなのだろう。
280 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/01(月) 22:54:56.94 ID:OKN0Iini0
―昼食・お昼休み



 午前の授業が終わり、いつもどおり約束の場所にやってきた。


織莉子「暁美さん、こんにちは」

ほむら「…こんにちは」


 昨日あんな話を聞かされてしまって、どんな顔をして会えばいいか正直迷っていた。
 折角仲良くなれると思ったところなのに…。本人も、少しずつ幸せになろうとしているところなのに。


織莉子「…あの…… どうかされました? 少し、元気が無いように見えるのだけど…」

ほむら「 ああ、いえ! 今日もお弁当おいしそうですね!」

ほむら(こんな話、いきなりされても困るよね…
    せめて、今日あの美国織莉子から聞いて、何かもっとわかってからでも……)


1自由安価
2世間話

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281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/01(月) 22:58:50.35 ID:fwEAfvhR0
料理などの世間話をしながらさり気なく織莉子の様子で何かおかしいところがないか伺う
282 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/01(月) 23:49:42.58 ID:OKN0Iini0

織莉子「ええ… ありがとう。暁美さんのもおいしそうよ。暁美さんお料理上手ですものね」

織莉子「昨日は本当にありがとう。楽しい時間を過ごさせてもらったわ」

織莉子「それに少しだけ、私を私と見てくれる、何も気にしないでくれる友達も作れるのかもしれないって思えたの」

ほむら「あっ、そうだ。昨日はあれからどうでした? 何事もなかったですか?」

ほむら「…なにか、おかしなこととか!」

織莉子「ええ、見てのとおり私は無事ですわ」

ほむら「それはよかった。ぜひまた…… ! あ、じゃなくて…いや、じゃないわけじゃないけど…」


ほむら(どうしよう、さりげなくなにかなかったかとか異変とかを伺おうとしてたのに
    私のほうがおかしい感じになってきた…)


織莉子「……? あの、やっぱり何かあったんじゃ…」


ほむら(でも、今この流れで言えるわけないじゃない。悪いけど実はもう無理なんだよなんて)


ほむら「………あの。きっと、後で重大な話をすると思います」

ほむら「もっとちゃんとわかったら話します」

織莉子「はぁ…… はい、わかりました」

織莉子「何か悪いことが起きているのですね? どうか暁美さんもご無事でいてください」

織莉子「貴女は… 私の大切な友達ですから」

ほむら「…… はい」



 ……と、昼食を食べ終わりってから時間も経ち、
 そろそろ昼休みも終わる時間になっていた。


1自由安価
2さようなら

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283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/01(月) 23:52:26.38 ID:fwEAfvhR0
そういえば最近誰かに見られてるような気がするとか、変な夢をみたとか、そういったことはありませんか?
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/01(月) 23:55:14.83 ID:InzKna40O
授業中正体不明の魔法少女の事について何か新しい情報がないかどうかキュウベェを呼んで聞いてみる
285 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/02(火) 00:06:13.57 ID:Ulv9z4A10

ほむら「あっ、あと… 最近なにか気になるようなこととかはありませんか?
    誰かに見られてるような気がするとか…」

織莉子「いえ、そういうのはありませんわね」

ほむら「変な夢をみたとか、そういったことでもいいんですけど…」

織莉子「夢… 夢は、これでも最近よくなってきたんです。暁美さんに出会って心が落ち着いてきたからかしら。
    深く眠れるようになった気がします」

織莉子「少し前… 特にこの世界に来るまでは、よく悪夢みたいなものを見ていたのよ。
    といっても、現実とそう変わらなかったかもしれないけどね…」

ほむら「変なことがなければいいんです。でも、何かあったらすぐ言ってくださいね」

織莉子「わかりましたわ」



 廊下で別れて、自分のクラスに戻った。
286 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/02(火) 00:08:27.85 ID:Ulv9z4A10
--------------------------
今日は進みが遅くてすみませんが、ここまで

次回は2日(火)21時頃(少し遅れるかも)からの予定です。恐らく終了は遅め。
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/02(火) 00:13:26.58 ID:fsOuC69V0
乙でした
明日終了は遅めですか…社会人にはキツイですなぁ
眠気という悪魔に打ち勝たねば!
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/02(火) 21:55:32.46 ID:Ulv9z4A10
―放課後



ほむら(『今学校終わりました』っと……)


 学校を終えて、佐倉さんにメールを打ってから帰宅する。
 今日は“美国織莉子”のところに行く前に一旦私の家で待ち合わせることにしていた。


ほむら(話をするだけ、とはいっても… やっぱり緊張するなぁ)

 あの“美国織莉子”は、いつも会っている織莉子さんと同じ人だけど全然違う。
 身に纏う、優雅で上品で… そしてそれに加わる、冷たく鋭い雰囲気。
 普通の人にはない、強い意志の生み出す威圧感があった。

 あれにはなかなか慣れなかった。一時期、味方同士になった時もだ。



ほむら「佐倉さん」

 アパートに帰ると、玄関の前にはすでに二人が立っていた。

杏子「今帰ってきたところか」

ほむら「はい。すぐ準備しますから、二人も中に入ってください」
289 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/02(火) 22:22:40.22 ID:Ulv9z4A10

ほむら「おまたせしました。行きましょう」


 重い教科書類を置いて、荷物を整理してからみんなで家を出る。



杏子「…なあ、あの昨日の織莉子にはあのことは言ったのか?」

ほむら「いえ… まだです。
    よくわからない部分のあるうちに話すより、今日の話を聞いてからのほうが良いかなって…」

ほむら「それに…。やっぱりどんなふうに言えばいいのかわからないよ……!」

杏子「…そうだよな」

ゆま「………オリコおねえちゃん、なんていうかな」

ゆま「…どうしたいって言うかな」

ほむら「わからないけど… 織莉子さんの決断に任せようかと思う」

ほむら「この世界の美国織莉子を退けてでもこの世界で生きたいと言ったら、できる限り協力したいと思います。
    でも、それを望まなかったら……」

ほむら「…私も余計なことはせずに、受けいれようと思います」

杏子「……でもさ、織莉子やあたしたちがどう決断するのかも、この世界の織莉子はもう知ってんのかね」


 工業地帯に足を踏み入れた。
 もう美国織莉子は近い。


1自由安価
2行こう

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290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/02(火) 22:25:10.39 ID:fsOuC69V0
とりあえずキュウベェを呼んでみる
いたら織莉子とキリカが既に来ているか、あと例の魔法少女について何か新しい情報がないか聞く
291 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/02(火) 22:56:33.58 ID:Ulv9z4A10

ほむら「……キュゥべえ、来てる?」


 ・・・・・・・・。
 返事はない。


杏子「…あいつが魔法少女同士の話し合いを監視しないとは思えないけどな。
   あっちのほうについてるんじゃないのか?」

ほむら「そうでしょうかね…。まあ、返事がないなら仕方がないです」



1自由安価
2行こう

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292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/02(火) 23:01:53.42 ID:fsOuC69V0
2
293 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/02(火) 23:43:32.05 ID:Ulv9z4A10
―鉄塔


「……来たわね」

ほむら(えっ………?)


 鉄塔の下で、堂々と立つ一人の人影があった。
 …しかし、何故だかそれを美国織莉子だとは思えなかった。


「お久しぶり、3人とも?」


 髪を切った。
 そのくらいの変化なら、月日が経てばよくあることだ。

 ――しかし、“雰囲気”が
 前に知っていたものとは違っていた。


 長かった髪は身の動きを邪魔しないショートになり、あの真珠のようにしっとりとした輝きはなくなっていて、
 服装は普通にどこでも売っていそうなラフなものになっていた。

 …目の前に居るのは“美国”の娘なんかじゃない。極普通の同い年の少女だ。
 鋭さだけが残されているが、高貴な雰囲気はもうない。

 道を歩いていても、誰も“美国織莉子”だと思わないだろう。


ほむら「…あなた誰ですか?」


 わかっている。けれど、こう聞かずにはいられなかった。


織莉子「もう忘れたの?それとも初めまして…じゃあないでしょうけど。まあいいわ、私は美国織莉子よ」

杏子「随分イメージ変わったな。あたしも一瞬誰だかわからなかったぜ」

織莉子「長い髪もお洒落な服も、汚れるし動きづらいし、おまけに“私”が自由に過ごしにくいし。
    田舎では邪魔にしかならなくてね…」

織莉子「まあ、褒め言葉として受け取っておくわ」
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/02(火) 23:48:10.83 ID:fsOuC69V0
織莉子は同い年ではなく1つ上では?
295 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/03(水) 00:06:30.00 ID:JUHVvQgK0
【訂正】>>293 同い年→同年代
--------------


ほむら「それで、どういった用件でしょう? 呉キリカのほうはどちらに?」

ほむら「万が一話しの間に奇襲とかされたらって思うと怖くて落ち着いて話もできません。
    近くにいるなら姿を現してくれませんか?」

織莉子「…キリカ。万一の時には私が指示をするわ」

キリカ「ハーイ」

 深くフードを被った女が物陰から出てくる。
 それからフードを脱ぐと、こちらと目が合った。

 呉キリカのほうは特に外見も雰囲気も変わったところはない。
 強いて言えば、前の世界で見てた呉キリカには無かった雰囲気を久しぶりに感じて少しびっくりした程度だ。

 普通の人じゃない。魔法少女の、それも
 いざとなったら私達をすぐにでも躊躇いなく切り刻める。そんな、私の知っている呉キリカだ。
296 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/03(水) 00:50:27.00 ID:JUHVvQgK0

織莉子「……あなたたちが別世界の私をここに連れてきたっていうことは、インキュベーターから聞いた。
    暁美ほむら、あなたが何か新しい能力を得てこの世界に戻ってきたということも…」

織莉子「けれど肝心なことを聞いてないのよ。そこまで詳しくは知らないって言ってるしね」

織莉子「だから色々事情を知りたい、とインキュベーターも…」

 美国織莉子がそう言うと、インキュベーターが鉄塔の上からひょこりと降りてくる。

杏子「…やっぱ居たか」

織莉子「…それで、何故別の世界から私を連れてくるなんてことをしたの?
    しかも仲良くするなんて一体何がしたかったのよ」

ほむら「……私達からそれを聞くために呼び出したんですか?」

織莉子「それだけじゃない。あなたの傍にいるもう一人の私の未来について…
    一番の忠告はインキュベーターがもう話してしまったようだけど、詳しくは識らないようだから話してあげる」

織莉子「けれど、完全にあなたたちと無関係になる前に教えて。
    こんなこと、直接聞かない限り私の予知をもってしてもわからないんだから」
297 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/03(水) 01:20:35.35 ID:JUHVvQgK0

ほむら「……私は、あのワルプルギスの夜の後、また時間を遡って別の世界に行きました」

ほむら「そこで、またあなたたちに振り回されるのも嫌だったので…
    原因となるその世界の“あなた”を盾に収納して、一切干渉されないように封印した」

ほむら「…それで、ループをやめてこの世界に戻ってくるときに忘れてここまで来てしまった……
    この世界に別世界のあなたを持って来た理由は、それだけです」

織莉子「…何故仲良くなったの? 別の人とはいえ私となんてもう関わりたくないはずでしょう。憎くないの?」

織莉子「それとも、後で利用でもしようと思っていたの?」

ほむら「いいえ。盾の中に入れたままだったことに気づいてから、最初はすぐ元の世界に返すことも考えていました。
    私の生きる世界じゃなければ、あなたがどうしてても関係ないと思っていたので」

ほむら「でも、見てられなくなったんです。
    このまま帰してもし無事に救済の魔女の誕生を防いだところで、あなたのように幸せにはなれないとわかって」

ほむら「それに、この世界には未来がある。…そう、あなたの救ってくれた未来が。
    だからそんな役目を背負いに帰る必要も無い。この世界で一緒に生きる手助けをしようと思った…… 」

ほむら「……そんなところです」


 少しだけ、美国織莉子の表情が鋭さを増した。

織莉子「……この世界で生きる未来は、私が戦って手にしたものよ」

織莉子「それを、そんな役目を背負う必要が無いなんて。
    他人が築き上げたもので、何もせず未来を手に入れようとするなんて虫のいい話だと思わなかったの?」

 ……怒っている。珍しく、感情を表に出している。
 ずっと私達を冷静に冷徹に翻弄してきたけれど、思えばこの美国織莉子にとっても、あの役目が辛くないはずがなかった。


ほむら「……次はあなたが話してください」

ほむら「織莉子さんは、いつまでならこの世界に居られるの?」
298 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/03(水) 01:41:33.46 ID:JUHVvQgK0

織莉子「……あと3日よ。それまでに元の世界に帰しなさい」

織莉子「じゃないと本当に存在自体が消えてしまうわ。あなたと過ごした思い出も」

織莉子「元の世界に戻せば、あなたならまた遭いにいける。
    そちらの二人だって、この世界にもう一人の私を連れてきたように盾に入れていけば遭える」

ほむら「……前の世界…」


 今どうなっているだろうか。

 鹿目さんは。新しく契約した美樹さんは。
 あの世界の時系列でワルプルギスの夜が来るのはまだ時間がある。

 …たとえ美樹さんが魔女になって、ひとりになってもまどかは戦いに行く。
 そして魔女になり、世界を滅ぼす。

 何も知らないまま。


ほむら「…あなたと同じ役目を背負わせるつもりですか?」

 折角、そんなことしなくてもいい自分の幸せを掴みかけてたのに。
 それに、心から願わない限り契約できない。今の織莉子さんがそのために契約出来るだろうか…?

織莉子「それが“私自身”の運命なら仕方がないことです。
    それに、消えてしまってもまた私と同じ運命を辿るだけ…」

織莉子「消えるか、帰るか… はたまた代わりにあなたがその世界の鹿目まどかを始末してあげるという選択も有りでしょう」

織莉子「期限は短いですよ。よく考えなさい」
299 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/03(水) 02:18:06.24 ID:JUHVvQgK0

ほむら「……」

杏子「……なあ」


―――!

キリカ「!」

 佐倉さんが一歩踏み込み、ソウルジェムから槍を出して美国織莉子の喉元に向ける。
 呉キリカは構えて物凄い形相で佐倉さんを睨んでいるが、美国織莉子はいつもどおりの冷静な無表情だ。 


織莉子「………」

杏子「お前を殺したらどうなる? そこんとこ言及ないけど……
   この世界に2人居ることが“歪み”の原因なら、要は1人にしちまえばいいって話だろ?」

杏子「…まあ、殺るとしても本人の意見は聞いてからにするけどな」

 そう言って佐倉さんは槍を収める。

織莉子「たとえ元々居た人を殺しても、その人がこの世界のその人だということは変わらない」

織莉子「問題は同じ人間が2人居ることじゃない。『異物』が居ることだ と、そう言っていたわね。インキュベーター」

QB「うん、そうだね」

杏子「…………っはぁ、マジか。読みが外れたな、ほむら」

ほむら「…そう…」

ほむら「……わかったわ。とりあえず、早く話し合わないと。話しづらいとか言ってる場合じゃない」

ほむら「3日…。 思ったより時間がなかったわね…」



1自由安価
2例の魔法少女について

3帰宅(1人)
4帰宅(佐倉さんとゆまちゃんも一緒に)

 下1レス
300 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/03(水) 02:24:14.28 ID:JUHVvQgK0
--------------------
ここまで
次回は5日(金)20時くらいからの予定です
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/03(水) 04:55:03.28 ID:9Dq5o2Ek0
彼女が消えてしまうのは、既に決まってしまった未来なんですか?
彼女が『異物』というなら、その『異物』という前提をなくすことは出来ないの、インキュベーター?

最後に例の魔法少女について何かわかったことがないか質問

302 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/05(金) 20:34:45.07 ID:IA5mIi8J0

ほむら「……彼女が消えてしまうのは、既に決まってしまった未来なんですか? 」

織莉子「ええ、少なくとも現時点では確実に。
    決まってしまった未来でなければ、残りの日数まで明確に言えないでしょう?」

織莉子「その決まった未来が視えてしまったからこそ言っているの」

ほむら「でっ、でも! じゃあ、その未来を変えることは!」

ほむら「彼女が『異物』というなら、その『異物』という前提をなくすことは出来ないの、インキュベーター?」

QB「前提をなくす、か。さまざまな条理を覆してきた君達らしいけど……」

QB「僕にはわからない。その手段も、そもそもそんなことができるのかもね。
   生憎、前にも言ったけど、僕だって全ての事象を知り尽くしているわけじゃない」

QB「僕だって、前に起きたことのあるケースから推測してるに過ぎないんだ。
   だから『無い』と断言することはできないけど…」
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/05(金) 20:39:47.22 ID:u16SLCV60
前に起きたことのあるケースってなんだろ?
そこんとこ詳しく聞きたいね
304 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/05(金) 20:43:16.50 ID:IA5mIi8J0

ほむら「前提を覆す……
    ! なら、織莉子さん自身の契約では?」

ほむら「この世界に居る間は素質がないけど、一旦元の世界に戻って契約してもらえば…!」

QB「元からその世界に居たということにして改変するということかい?
   世界の再編なんて、とてもじゃないけどそんな願いはできない」

ほむら「『できない』。今度は断言したね…。
    今回頼ることはできないけど… それって、たとえまどかであっても無理なことなの?」

QB「…おっと、断言はよくなかったね。
   訂正しよう。出来る人は居たけれど、まどかほどの素質を持った人は他に居ない」

ほむら「………」

 魔法少女の契約でも普通できないようなことが私達に出来るだろうか?
 しかも、あと3日で……
305 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/05(金) 20:51:10.53 ID:IA5mIi8J0

ほむら(…無理…… なのかな)

ほむら(まどかなら出来るとしても、未契約のまどかはもう居ない。
    それに、もし居ても、見ず知らずの私達のために心からそれを願わせるなんてできないし…)

ほむら(……)

織莉子「勿論救うことが出来るなら私もそのほうがいいとは思うけれど、
    決まっている未来を変えることは難しいことよ」

織莉子「その方法すらわからないどころか、世の理に逆らうことなら尚更…」

織莉子「残念だけど、私達には他の世界の自分だからといって
    そこまで世話を焼いてあげる義理もないし、私は協力しないからね」

織莉子「…私に出来るのは決まった未来を教えることまで。確かに忠告は伝えたわよ」


ほむら「…… ありがとう、ございました」

織莉子「……」

 そうだ、こうして教えてくれただけでも感謝しなくちゃ。
 何も知らないまま突然消えて別れを迎えてしまったら、後悔してもしきれなかったから。
306 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/05(金) 21:31:06.69 ID:IA5mIi8J0

ほむら「……じゃあ、例の魔法少女について何かわかったことはある?」

QB「いや、まだないよ。相手のほうも意図的に僕から隠れているのかもしれないね」

織莉子「……例の、というのは前にインキュベーターが聞いたグリーフシードの件の?」

ほむら「もしかして、何か視えたりしてませんか? この見滝原に知らない魔法少女の姿が…」

織莉子「確かにそれらしき人は視えたわね。
    私達とは関わらないみたいからあまり詳しくはチェックしてないけど」

 インキュベーターから意図的に隠れようとしても、相手も予知のほうは盲点だろう。
 こいつの未来予知から逃れることはそうそう出来ない。

ほむら「視えた特徴だけでも教えてくれませんか? 外見でも、力でも…」

織莉子「…短い銀髪の、小柄な子だったわね。
    力は… そうね、確か何かを振り回して戦っていた…フレイルだったかしら?それ以外はわからないけど…」

ほむら「……意図的に隠れることができるなら、彼女もあなたたちと同じように
    何か厄介な能力を持っていそうですね…」

織莉子「厄介、ね…。まあここで何が起きようと私達にはもう関係ないわ」

ほむら「…そうですね。情報の提供は感謝します」
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/05(金) 21:39:05.34 ID:u16SLCV60
よりにもよってあすみんか…
308 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/05(金) 21:45:59.19 ID:IA5mIi8J0

織莉子「それでは、私達はもう行かせてもらうわ。そろそろこの場所にも人が来る。
    ここで話し合うならあまり目立たないようにしなさい」

織莉子「キリカ、行きましょう」

キリカ「うんっ」


QB「……僕もまた調査に戻るとするかな」

QB「意図的に隠れているなら、それは後ろめたいことをしているからに他ならないからね」

QB「丁度、前の織莉子みたいに…」

ほむら「…ちょっと待って」

ほむら「あなたは、何故その謎の――銀の魔法少女が
    あなたから逃げ続けられたと思う?」

QB「闇雲に探し続けるより、いくらか推測を立てておいてもいいかもしれないね」

QB「そうだなあ… 一つは、未来予知だね。織莉子と同じ能力だ」

ほむら「その未来予知を能力として持つ魔法少女と契約した心当たりはあるの?」

QB「未来予知の力自体はそこまで珍しい能力ではないけれど、今周辺で活動している魔法少女では心当たりはないね」
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/05(金) 21:55:30.97 ID:u16SLCV60
インキュベーターは情報を共有化してるのに心当りがないというのはおかしくない?
意図的に話そうとしていないのか、ほむらみたいにこの世界で契約してないということなのか…??
310 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/05(金) 22:13:28.17 ID:IA5mIi8J0

ほむら「二つ目は?」

QB「時間遡行。君のように、未来で僕と接触する場所を知っていたから避けることができた」

QB「契約した心当たりはないけど、それも君の場合と同様」

QB「…といってもこの場合はそう長く逃げ続けることはできないだろう。
   精精初対面の時を遅くする程度だ。じきに見つかるだろうね」

ほむら「どちらも身近に居る人を元にした考えね。ちなみに三つ目は…」

QB「実はもう会っている場合かな」

ほむら「…というと」

QB「本当は会っていたけれど、その記憶が消された。記憶改竄の能力だ」

QB「心当たりならいくつかあるよ。すぐ隣の町にも居た。
   もしくは、契約した記憶さえも消されている場合かな」

ほむら「…そんなことできるの?
    私達だけ騙すのならともかく、あなたは一つの個体だけ洗脳すれば済む話でもないでしょう?」

QB「結界の範囲内でのみ効力が持続する魔法…とかならできなくはないかもね」

ほむら「なるほど、そういうのもあるのね…」

QB「まあ、この中のどれかだと決め付けないほうがいい。
   一つの能力ではないかもしれないし、思い込みというものは危険だ」

QB「まだ色々試してみることにするよ」

ほむら「わかったら報告よろしくね」
311 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/05(金) 22:47:59.71 ID:IA5mIi8J0

 …珍しくインキュベーターが味方側についている。
 いや、あいつは間違っても味方になどならないか。
 どちらに対しても、自分に利益のあることにだけ協力する。向こうが何か提案してきたら乗るかもしれない。

 美国織莉子たちが去り、インキュベーターが消え、私達3人だけが残された。
 彼女が言ったとおり、ここの人通りもぽつりぽつりと増え始めてきた。



【18時】

1自由安価
2帰宅(1人)
3二人にも家についてきてもらって話し合い

 下1レス
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/05(金) 22:48:39.92 ID:u16SLCV60
3
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/05(金) 22:54:21.28 ID:AQxi0/m90
むむん
314 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/05(金) 23:27:36.97 ID:IA5mIi8J0
―自宅



ほむら「……とりあえず、織莉子さんとはまた話し合うとして…
    謎の魔法少女について聞けたのは収穫でしたね」

杏子「そうだな、しかし企みの内容も何もわからないままなのは変わりないぜ」

ゆま「また、いやなことが起こるのかな…」



 【19時】

 話の話題
1自由安価
2銀の魔法少女について
3織莉子について
4前提をなくす、そのための手段について

 下1レス
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/05(金) 23:29:36.15 ID:u16SLCV60
2のあと2人に暫くの間ここに泊まらないかと提案
バラバラになるより3人でまとまっていたほうがいいと思うんですがどうでしょうか?
316 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/06(土) 01:01:41.45 ID:PRwXVvNe0

ほむら「…どう対処すれば良いと思いますか?」

杏子「よくわからなすぎるんだよなぁ… 手がかりもなにもないし。
   あれから再孵化させたっぽい魔女も見てない」

ほむら「私もです。あれから通学路や他の場所でそういうのは見てません。
    まあ、被害者が出ないというのは良いことなんですけど…」

杏子「キュゥべえの報告待ってても暴けるのいつになるかわからないしな」

ほむら「そうですねぇ…」

ほむら「正体も目的もわからず、いつ仕掛けてくるかわからないし、
    私としては、バラバラになるより暫くの間3人でまとまっていて生活したほうがいいと思うんですが… どうでしょうか?」

杏子「え、さすがにいきなり住処に襲撃かけるか…? まだそこまでしなくてもいいと思うが」

ほむら「いや、前みたいにいきなり誰かが死んだりしたらと思うと…… なんか怖くて」

杏子「正体も目的もわからないからこそ、あまり受身でいるのはよくないんじゃないか?
   いつのまにか相手のペースだ。何かこそこそと変なことやってるみたいだしな…」

杏子「ここはまず一箇所に固まるより別行動で相手を探ったほうがいいんじゃないか?」

ほむら「でも……」

杏子「ゆまだってもう一人前だ。そう簡単にやられたりはしないさ」

ゆま「う、うん! もし悪いことしてたら、ゆまがせーばいするんだから!」



 話の話題
1自由安価
2織莉子について
3前提をなくす、そのための手段について
4さようなら

 下1レス
317 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/06(土) 01:29:03.00 ID:PRwXVvNe0
-----------------------
ここまで
次回は9日(火)21時くらいからの予定です。火曜は開始終了ともにやや遅め予定です。
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/06(土) 05:32:04.91 ID:FQ5fnsT90
3のあと2
319 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/09(火) 21:57:37.95 ID:cBkUQsdK0

ほむら「…ところで、佐倉さんは、織莉子さんを救う手段ってあると思いますか?」

ほむら「その、前提をなくす、そのための手段って…」

杏子「……まあ無謀だろうな」

杏子「あたしたちが3人集まったところで、
   普通に考えれば世界の決まりごとを覆すようなことができるとは思えねえ」

ほむら「…やっぱり……」

杏子「……たださ、あたしたちは魔法少女だから」

杏子「頑張れば本当に全員幸せになれるような、
   愛と勇気が勝つストーリーってやつを信じたい気持ちは… まあわからなくもないんだ」

ほむら「佐倉さん……」

杏子「…あたしだってそんなのあるのかはわかんないよ?
   どうしたらいいのかなんて検討もつかないし」

杏子「……でも、諦めたくないんだったら
   とことんやってみるしかないんじゃない?」

ほむら「……はい…」

杏子「…つっても、出来たら奇跡なんだ。考えなしにそれに賭けたりはしないほうがいいと思うぞ。
   このままならあと3日で消えちまうのは決まってるんだから」

杏子「……覚悟はしておいたほうがいい」



 話の話題
1自由安価
2さようなら

 下1レス
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/09(火) 22:07:22.94 ID:BkSP7t+I0
キュウベェを呼び出して来たら質問

さっき『前に起きたことのあるケースから推測してるに過ぎないんだ』と言ってたけど、前に起きたことのあるケースって何?
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/09(火) 22:30:13.09 ID:cBkUQsdK0

ほむら「……そうですね…」


 私にも見当もついていないのが現実…… ただ意気込んでいるだけじゃ何もできない。
 私達だけの力じゃ難しいことは確かだ。


ほむら「せめてまずインキュベーターの知識でも借りられたら…」

杏子「でもあいつはさっき銀の魔法少女の調査に行ったばっかだろ。
   話が聞けるのは明日以降になるんじゃないか?」

ほむら「…ああ、そういえばそうだった。
    待ってる時間は… ないですよね……」


 あと3日と言ったけれど、もうあと数時間で明日になってしまう。
 本当に行動を起こすなら、悠長に構えている時間はない。

 私達だけでも…
 でも、どうすればいいんだろう……


【20時】

 話の話題
1自由安価
2さようなら

 下1レス
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/09(火) 22:36:58.24 ID:BkSP7t+I0
とりあえず明日織莉子さんに今日知ったことを話そうと思います
あと私一人で元の世界に一度戻ってみるつもりです
あの世界がまだ滅んでなければいいんですけど…
最悪の場合私がこの世界の織莉子のように向こうの世界の鹿目さんを…

323 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/09(火) 23:47:38.84 ID:cBkUQsdK0

ほむら「とりあえず明日織莉子さんに今日知ったことを話そうと思います」

杏子「…そうだな」

ほむら「あと私一人で元の世界に一度戻ってみるつもりです。
    あの世界がまだ滅んでなければいいんですけど…」

ほむら「最悪の場合私がこの世界の織莉子のように向こうの世界の鹿目さんを… 」


 ぎゅっと拳を握る。一度縋ったあの優しい笑顔が浮かんだ。
 ……既にあの世界は破綻している。まどかが魔女になって、織莉子さんも消えてしまうよりは………


杏子「そうか… 」

ほむら「…それと、私がこの世界から消える間、この世界の私のこと見ててくれませんか?
    眠らせておくだけでも良いので……」

ほむら「放っておくと、なにしろ記憶が飛び飛びなので… 軽くパニックになってしまうかもしれません」

ほむら「また病院に駆け込まれて入院とかになったら困りますしね」

杏子「わかった。じゃあ、また明日ここで待ち合わせでいいか?」

ほむら「はい」
324 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/10(水) 00:25:17.77 ID:QSRwB7OH0

 3日という短い時間制限に気持ちが焦る。
 けれど、今すぐには出来ることが思い浮かばなかった。

 佐倉さんとゆまちゃんを途中まで送って、
 ついでに帰りに簡単に夕飯を買って帰宅した。



 ……エイミーのお世話をしながら考える。

 前提を覆す方法の一つは、インキュベーターから聞いた。
 最初からこの世界にどちらの美国織莉子も居たこととして世界を再編すること……

 ただ、どうすればそんなことが出来るのかはわからないけれど。

ほむら(…でも、その場合…… どうなっちゃうんだろう。
    どちらもこの世界に居たら、確実に過去は変わる)

ほむら(最悪二人ともまどかの殺害を目指して、私達とは敵対していたということにもなりかねない)

ほむら(私達全員の記憶を持ち越したまま… なんて、うまくいくのかな…)

ほむら(……いや、今はまだ、それを考える以前の段階ね…)


【22時】

1自由安価
2寝る(翌日へ)

 下1レス
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/10(水) 00:50:48.41 ID:fj9Gdvmz0
寝るまで爆弾作り
326 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/10(水) 02:00:42.83 ID:QSRwB7OH0

 エイミーのお世話を終えた後、少しだけ爆弾を作ってから寝ることにした。


――
――――…
 



【23時】

手製爆弾+4
爆弾所持数:38




―EX・4日目終了―



ほむら 魔力[100/100] 状態:正常

GS:4つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[65/100]
・落書き[100/100]
・ハコ[100/100]
・[100/100]


・肉体強化
 ――【現在不使用】

所持品(盾)
・武器
 拳銃(デザートイーグル50AE) 残弾:23
 ショットガン(レミントンM870) 残弾:10
 日本刀
 爆弾×38
 ゆまちゃんからの手紙
・その他
 なし

◆ステータス

[魔力コントロールLv4] [体術Lv1] [射撃能力Lv3]
327 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/10(水) 02:01:57.29 ID:QSRwB7OH0
-------------------------
ここまで 寝落ちてた…
次回は12日(金)20時くらいからの予定です
328 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/12(金) 20:34:56.22 ID:Wxwc5/3a0
―翌日



 教室に入って、いつもどおりみんなと挨拶をして、 自分の席に座る。
 チャイムが鳴るまで時間がある。なにをして過ごそうか。



1自由安価
2この時間には行動しない
3教室内の他の人(安価指定)に安価内容で何か話す

 下1レス
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/12(金) 20:38:45.59 ID:37a0ApPa0
織莉子さんに話す内容のことを考える
全部話した方がいいよね?でもどう切り出せばいいのか…
330 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/12(金) 21:17:09.94 ID:Wxwc5/3a0


 織莉子さんに話す内容のことを考える。


ほむら(全部話した方がいいよね?)

ほむら(でもどう切り出せばいいのか…)

いつもどおり、お昼には会うことになっている。

ほむら(…その場で、昨日聞いたことを今度こそ全部…)

ほむら(……今度こそ、ちゃんと大事な話があるって言って会ってすぐ話そう)



ほむら(…織莉子さんに話すとき、他には何か考えておくことは……)

1自由安価
2なし

 下1レス
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/12(金) 21:22:06.31 ID:37a0ApPa0
お昼には話さず放課後家に呼んで話すのはどうだろうか?
せっかくのお昼に食事が喉を通らなくなるようなことを話すのは…
332 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/12(金) 22:24:39.66 ID:Wxwc5/3a0

ほむら(……いや、大事な話があることは伝えるとして、内容は放課後に回そうか?)

ほむら(せっかくのお昼に食事が喉を通らなくなるようなことを話すのは…)

ほむら(あの世界に行くのは少し遅くなるけど、
    もう何度も一緒に食事ができないって考えると……)


 いつのまにか1時間目が始まって、終わる。


 ………午前の授業終了のチャイムが鳴るまで、
 授業中もずっと織莉子さんに話す内容を考えていた。


――――――
―――――
333 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/12(金) 23:10:01.20 ID:Wxwc5/3a0
―――

―???
【午前】


キリカ「織莉子、何作るの?お菓子? おっ、その型は!」

織莉子「ええ、クッキーを焼こうと」

キリカ「やったー! 最近織莉子のお菓子食べてなかったからうれしいな!
    あれ?でもここオーブンなくない?」

織莉子「今回はトースターを使うのよ。温度調節が難しいから、ちょっと堅くなるかもしれないけど…」

キリカ「へぇー。ま、織莉子のつくったものならなんでも美味しくいただくけどね」
334 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/12(金) 23:51:13.30 ID:Wxwc5/3a0

織莉子「さて、あとは焼くだけだけど…… この時間が一番肝心ねえ…」

キリカ「お、メープルシロップ使ったんだ〜!おいしそう!」

織莉子「ちょっと私も使ってみようと思ってね」

織莉子「……ところで、今日の放課後また見滝原の魔法少女達ともう一人の“織莉子さん”が集まるみたいよ」

キリカ「やっとアレを話すのかな?」

織莉子「そうね……
    ……――昨日の昼も気にしていた様子ではあったけどね、彼女」
335 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/13(土) 00:03:57.38 ID:5odhEh9d0

キリカ「暁美ほむら?」

織莉子「彼女のことばかり詳しく知ってしまうのも、なんだか変な気分ね」

織莉子「……そう、それこそ“友人”のように。
    私は今彼女の良いところも悪いところも知ってしまっている」

キリカ「でもあんな奴カケラでも好意とか感じないでよ。私が嫉妬で狂ってしまうから」

織莉子「当たり前よ。勿論好きなわけがないわ」

織莉子「…あれは私の友人じゃないから」






織莉子「……ごめんなさい。これ、やっぱりちょっと堅いわね…。今度リベンジしよう」

キリカ「甘くておいしいから私としては無問題だよ」
336 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/13(土) 01:07:32.02 ID:5odhEh9d0
―――

―昼食・お昼休み


 授業中は色々と考え事ばかりが頭の中を廻ってたが、チャイムが鳴って考え事も一旦中止となった。
 残り僅かな昼食の時間だ。


織莉子「暁美さん、こんにちは」

ほむら「こんにちは」


 いつもどおり約束の場所で、普通に挨拶をして。
 まだ織莉子さんは何も知らない。私は普通に振舞えているだろうか。


ほむら「………、」

ほむら(いつ切り出そう…
    重大な話があるんですって、まずはそれだけ言わないと…)

織莉子「ところで、暁美さんは何か趣味とかありますか?」

ほむら「趣味ですか? えーと… 私はないかなあ…
    強いていえば、お料理かな…」

織莉子「そうですか…。
    最近、何か新しいことでも始めてみようかなと思って」
337 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/13(土) 01:17:03.31 ID:5odhEh9d0

織莉子「よかったら、何か一緒に探してみるのはどうでしょう?」

ほむら「なるほど、あ、これから… ですか?」

織莉子「…あっ、ごめんなさい、忙しいですよね」

ほむら「…い、忙しいというか…」

ほむら「あっ、あの! ……今日、放課後重要な話があります。
    放課後… うちに来れますか?」

織莉子「ええ… 大丈夫よ。重要な話って…昨日言っていた話よね」

ほむら「はい…」
338 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/13(土) 01:27:17.35 ID:5odhEh9d0

 ……昼食を食べ終わった頃、織莉子さんが何か包みを出した。
 お菓子だろうか。


織莉子「昼食が終わったら一緒に食べようとクッキーを焼いてきたの。どうぞ召し上がって」

ほむら「わあ、わざわざありがとうございます! いただきます」


 空気が重くなりかけていたところで、丁度タイミング良く明るくしてくれた。
 未来の話題が出てくるたびにいたたまれない気持ちになる。
 残り僅かだから全力で楽しまなきゃ、楽しませなきゃ、と思うと逆になんて言えばいいかわからなくなってくる。
 
 メープルの香りだろうか。甘い良い香りがする。
 今だけは悲しい話は全て忘れよう。


1自由安価
2世間話

 下1レス
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/13(土) 01:46:17.36 ID:nkivCpvUO
2
340 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/13(土) 02:24:25.65 ID:5odhEh9d0

ほむら「織莉子さんお菓子上手ですよね。
    お菓子作りってコツは何かありますか?」

織莉子「コツ… ですか。分量や時間を正確にすることかしら。
    一番良い分量や時間を追求して調整していくの。そうすれば、次からは失敗も少ないわ」

織莉子「あとは…、混ぜ方とか一つでも結構変わってしまうのよね」

ほむら「なるほど〜… 私も今度やってみようかな?」

織莉子「ええ」



 ……おやつの時間も終えて一息、そろそろ昼休みも終わる時間だ。


1自由安価
2さようなら

 下1レス
341 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/13(土) 02:28:13.26 ID:5odhEh9d0
-----------------------
ここまでです
次回は15日(月)20時くらいからの予定です。終了早め予定。
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/15(月) 08:11:29.76 ID:MSjqPR0OO
2
343 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/15(月) 20:42:56.61 ID:CIe+LQ2z0

ほむら「−−……あ。そろそろですね、午後の授業」

織莉子「あら本当… じゃあ戻りましょうか。午後も頑張って」

ほむら「はい。…では… また放課後に」


 廊下で別れて、自分のクラスに戻った。



―放課後




ほむら(『今学校終わりました』)

ほむら(『放課後、織莉子さんも家に来ます』
    『まだ何も話していないので注意してください』…と)


 下校のチャイムが鳴る。
 佐倉さんにメールを打ってから学校へ出て家に向かった。
344 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/15(月) 21:13:47.12 ID:CIe+LQ2z0
―自宅


【16時】


ほむら「……みんな揃いましたね」


 あの食事会の時のメンバーだが、今は緊張した空気が漂う。

織莉子「それで、重要な話とは……?」

織莉子「魔法少女じゃない私にも関係があるようなことなんですよね。一体何が……」

 織莉子さんが真っ先に心配したのは、この街の大勢が傷つくような事態のようだった。
 それが優しいとも思えて、でも少しだけこの世界の織莉子のことも思い出させた。


ほむら「昨日、キュゥべえとこの世界のあなたから聞きました」

ほむら「…織莉子さんのことでです」

ほむら「……織莉子さんは、このままだと… この世界には居られない……そうです」
345 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/15(月) 21:44:56.99 ID:CIe+LQ2z0

織莉子「………え?」

ほむら「すみません、このままだと… というか、方法は探したいんですけど、何も手がかりがなくて……」

ほむら「昨日聞いて、あと2日しかないんです…!」

織莉子「ちょ、ちょっと待って… どういうこと?
    この世界に居られない…… ということは、元の世界に戻るしかないということ?」

杏子「ほむら、落ち着け。 ……そうだな、このままこの世界に居ると2日で存在が消えちまうらしい。
   それで、回避したければ元の世界に戻るしかない… んだとよ」

織莉子「……… 」

ほむら「元の世界の鹿目さんはもう契約してしまいました。
    でも… もしまだ魔女化してなかったら、私が…」

ほむら「私が<鹿目さん>を… なんとかします」

織莉子「待って、でも…… なんとかって、それは」

織莉子「元は私が犯すはずだった罪を、暁美さんが代わりに背負うっていうの? 私のために…」
346 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/15(月) 22:35:19.44 ID:CIe+LQ2z0

織莉子「暁美さんは最近悩んでいるようでした…。
    聞いたのは昨日と言ったけれど、一昨日からもう知っていたんですよね?私がここに居られないことは」

ほむら「はい… 」

織莉子「みなさんは私より早くこのことを知っていて、考えていてくれたんだってわかりました」

織莉子「元々ここは私の世界じゃない。異世界に来るなんて普通ありえないこと… だから、長くは居られないのもまたしょうがないのでしょう。
    この世界に来てからのことは、短い夢のようなものだったのかもしれません」

織莉子「…けれど、諦めたくない。この夢を手放したくないとも思ってしまうけれど……
    それは過ぎた願いよね。… わかっています」

ほむら「……」

織莉子「もし元の世界がもう滅んでいるのなら、このままここで残りを過ごします」

織莉子「でも… 滅させないために、貴女に…友達に、そんな罪を犯させてしまうのは…!」

織莉子「それに、相手は魔法少女でしょう?それもとても強いはず…
    もし負けてしまったら…… 無事な保障はない!」
347 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/15(月) 23:00:06.90 ID:CIe+LQ2z0

ほむら「いいえ、織莉子さんが契約する必要こそありません!」

ほむら「私は…… 実は一度やっているんです」

ほむら「ここでこの世界のあなたから鹿目さんを守っていた私が言うのはおかしいことかもしれませんが…
    あの世界の鹿目さんはもう手遅れです。魔女になって世界を滅ぼしてしまうのは鹿目さんだって望んでいないこと」

ほむら「私が現実を認めずに鹿目さんの素質を増やし、あの世界を作ってしまったこと、
    その上契約を防げなかったことの責任でもあるんです」

織莉子「そ、それでも…… それを貴女だけに任せたくはないわよ…」




1自由安価
2とりあえず現状の調査だけしに行ってくる、と前の世界に旅立つ

 下1レス
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/15(月) 23:15:57.66 ID:H+6eIZj30
1
とりあえず前の世界が今どうなっているかこれから確認してきます
もし前の世界が滅んでいたらすぐに戻ってきます
佐倉さんとゆまちゃんは昨日話した通り私の身体の事をお願いします

あと杏子に確認してから杏子の番号を織莉子に教える
私の留守中に例の銀の魔法少女絡みで何か会った時のために教えておきたいんです
349 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/15(月) 23:57:28.72 ID:CIe+LQ2z0

ほむら「とりあえず前の世界が今どうなっているかこれから確認してきます。
    もし前の世界が滅んでいたらすぐに戻ってきます」

織莉子「え、ええ…確認だけよね?」

ほむら「はい。とりあえず後は確認してから話しましょう」

ほむら「佐倉さんとゆまちゃんは昨日話した通り私の身体の事をお願いします」

杏子「わかった。こっちで見とくからとりあえず行って来い」

ほむら「…それから、私の留守中に例の銀の魔法少女絡みで何かあった時のために
    佐倉さんの番号を織莉子さんに教えたいと思うんですがどうでしょうか?」

杏子「いいけど、やり方わかんないからほむらからやってくれ」

ほむら「はい」

 まあ、そうだろうと思っていた。
 織莉子さんに佐倉さんの連絡先を送る。

 それから、変身して盾に手をかけた……


ほむら「行ってきます」



 そして、盾を廻した。


―――――――
―――――
350 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/16(火) 00:19:27.21 ID:ZTfpRY770
―02世界


 眠りに落ちるように目の前が真っ暗になって、
 意識が身体から出て行くように軽くなった感覚がした。

 私は今幽霊のようにどこかを漂っている。そんな錯覚がした。……いや、あながち錯覚でもないかもしれないが…。





ほむら「――――………」

ほむら「………!」



下1レスコンマ判定
0~30
31~60 
61~90
91~99 

下2レスコンマ判定
0~20 
21~60
61~90 
91~95 
96~99
351 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/16(火) 00:21:17.50 ID:ZTfpRY770
-----------------
ここまで
次回は19日(金)20時くらいからの予定です
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/16(火) 00:32:41.07 ID:LD5d6RiE0
まだ滅んでなければいいんだけど!
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/16(火) 00:40:02.03 ID:3f+q+lYDO
しかし、織莉子の為にまどかを[ピーーー]ほむら…
本来なら有り得ないどころの話じゃないな

さて、コンマはどうなるか
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/16(火) 00:51:40.14 ID:LD5d6RiE0
安価は07と03か
予想だとまどかとさやかが魔女化してるかどうか、だと思うんだけど低い目が吉と出るか凶と出るか
355 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/19(金) 20:36:40.94 ID:j34GyV0x0
―自宅


 目の前にあるのは見慣れた机と、見覚えのあるプリント。
 手にはシャーペンを持っている。

 自宅だ。宿題をしていたところらしい。

ほむら(…携帯……)

 机の隅に置かれた携帯を手に取る。前に使っていた携帯だ。
 中身を確かめてみる……

ほむら(アドレス帳にまどかの名前がある……)

 この世界の私になってからも、まどかは気にかけてくれていたのだろう。
 そうしたら、私ならきっと縋ってしまう。そして、また私と同じ運命を繰り返すかもしれない―――

ほむら(……メールを見てみよう。えっと……
    …魔女退治の待ち合わせのメールがいくつかある)

ほむら(やっぱり、私は…… 着実に元の運命を辿っているのかな…
    それとも、もう契約してるの?)

ほむら(あとは普通に雑談とかみたいね…)

ほむら(…美樹さんのアドレスはない。
    初対面から私の印象は最悪だっただろうし、単純にあまり仲がよくないのかもしれないけど…)

ほむら(美樹さんはどうしてるのかしら)


【17時】


・自由安価

 下1レス
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/19(金) 20:38:45.43 ID:zBkI6uBD0
キュウベェを呼んでこの世界について色々と質問する
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/19(金) 20:38:53.30 ID:3gEmV2EDO
メール履歴を見て、大丈夫そうなら今日は行けないと返事
待ち合わせ場所に身を潜めて待つ
358 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/19(金) 20:49:31.64 ID:j34GyV0x0

ほむら「キュゥべえ、居る?」

ほむら「………」

ほむら「…色々と聞きたいことがあるの… 少し重要な話よ。今話しておいて損はないと思うけど……」


ほむら(………返事はない、か)

ほむら(まさか、厄介事が起きてる真っ最中とかじゃないでしょうね……)



・自由安価

 下1レス
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/19(金) 20:51:24.56 ID:zBkI6uBD0
>>357
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/19(金) 20:53:30.33 ID:t5aMsgrhO
携帯見たなら今が何日か確認したのかな?
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/19(金) 20:57:42.99 ID:zBkI6uBD0
あ、そっか
今が何日でワルプルまであと何日か確認必須だよね
携帯を見たからそこら辺は確認してますよね??
362 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/19(金) 21:23:21.06 ID:j34GyV0x0

ほむら(待ち合わせのメールがあるのは一番近い日は… 休日か。
    そっか、学校がある日はその場で話せるもんね……)

ほむら(今日は12日(火)、平日だけど家に居るということは
    今日は魔女狩りはしていないのかしら)



 下1レスコンマ判定
奇数
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/19(金) 21:25:03.67 ID:t5aMsgrhO
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/19(金) 21:25:29.33 ID:zBkI6uBD0
ほむ
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/19(金) 21:28:31.45 ID:zBkI6uBD0
12日ということはワルプルまであと5日か
366 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/19(金) 21:35:11.54 ID:j34GyV0x0

ほむら(……12日の火曜日? まさか…)


 3周目のことを思い出す。
 あの時、学校が終わってから魔女狩りには行かなかった。それは何故か。

 …美樹さんが用事があったからだ。
 そして、そこからだった。元々居心地の悪かったその世界が更に破綻していってしまったのは。


ほむら(この日、やっぱり本当は何かあったんじゃ…?)

ほむら(同じ日付でも同じ状況じゃないかもしれないから、わからないけど…)



・自由安価

 下1レス
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/19(金) 21:40:33.44 ID:zBkI6uBD0
さやかを探す
368 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/19(金) 21:55:59.61 ID:j34GyV0x0

ほむら(美樹さんを探しにいこう…!)



 どこに行く?
1公園
2通学路
3駅
4病院
5繁華街
6歩道橋
7土手
8鉄塔
9廃工場
10立体駐車場
11自由安価

 下1レス
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2015/06/19(金) 21:57:15.12 ID:nN802ueu0
まどかに電話して聞く
370 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/19(金) 22:20:56.37 ID:j34GyV0x0

ほむら(鹿目さんなら知ってるかなぁ…)

 まどかに電話をかけてみると、数コール後に出た。


ほむら「あの… 鹿目さん?」

まどか『ほむらちゃん? どうしたの?』


 いつもどおりの声だ。特に慌てている様子も、沈んでいる様子もない。
 まどかにはまだ何も起きていないらしい。

ほむら「えっと… 美樹さんってどこにいるかわかる?」

まどか『さやかちゃん? んー、もう用事終わってるかなぁ? ごめん、わかんないや』

ほむら「そうですか…」

まどか『ちょっとわたしからメールしてみるね。ほむらちゃんが会いたがってたって』

ほむら「うん… じゃあ、お願い」



1自由安価
2通話終了

 下1レス
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/19(金) 22:27:36.91 ID:zBkI6uBD0
きゅうべぇが近くにいるかどうか聞く
372 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/19(金) 22:45:20.82 ID:j34GyV0x0

ほむら「ところで、キュゥべえってそっちの近くに居る?」

まどか『ううん、居ないよ』

ほむら「そう……」


 …じゃあ、やっぱり美樹さんのところにいるのかしら?



1自由安価
2通話終了

 下1レス
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/19(金) 22:46:07.74 ID:zBkI6uBD0
2
374 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/19(金) 22:51:23.78 ID:j34GyV0x0

 …通話を終えた。
 連絡が来るまでどうしようか?



【17時半】

1自由安価
2何もせず待つ

 下1レス
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/19(金) 22:55:39.25 ID:zBkI6uBD0
織莉子の家がどうなっているか見に行く
376 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/19(金) 23:18:37.33 ID:j34GyV0x0

ほむら(この世界には長い間“美国織莉子”が居なかった。今家がどうなっているか見に行ってこよう)



―高級住宅街


ほむら(……まだそのまま残っているみたい)

ほむら(まあ、まだ1ヶ月も経っていないものね)

ほむら(でも、落書きはあるし窓は割れたままだし、なんだか廃墟みたい…
    これじゃ侵入し放題だし、何より景観を壊すとかの理由で近所から苦情は多いだろうなぁ)


ほむら(…!)

 まどかから電話だ。
 美樹さんから返事が来たんだろうか。


ほむら「はい。美樹さんから連絡きました?」

まどか『うん、用事終わったから公園に来てって』

ほむら「公園ね…、わかりました。ありがとうございます」


 織莉子さんの家が少し気になりながらも、早速公園に向かうことにした。
 ……織莉子さんをこっちに戻すときには、片付けを一緒に手伝ってあげよう。
377 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/19(金) 23:22:39.98 ID:j34GyV0x0
―公園



 公園に行くと、美樹さんがベンチに座っているのが見えた。
 こちらを確認すると、立ち上がった。


ほむら「こんばんは、美樹さん……」

さやか「……で、あたしに用って何?」


・自由安価

 下1レス
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/19(金) 23:26:02.08 ID:3gEmV2EDO
いえ、胸騒ぎがしたんです
なんとなく美樹さんに会わなきゃいけないような…
何かありませんでしたか?
379 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/19(金) 23:41:32.65 ID:j34GyV0x0

ほむら「いえ、胸騒ぎがしたんです。
    なんとなく美樹さんに会わなきゃいけないような…」

さやか「はぁ?」

ほむら「何かありませんでしたか?」

さやか「別に? 何?用それだけなの?」

ほむら「え、まあ… ええと、はい……」

さやか「…………」

ほむら「……うぅ」

さやか「……あんたそれ、本気であたしのこと心配して言ってるの?」

さやか「なんかさ。…なんか、そんな風には考えられないんだよね」

ほむら「…そ、それってどういう……」

さやか「わざわざまどかを通して連絡してもらって、ここまで来てもらって悪いんだけどさ…
    なんか、違和感があるっていうか」


ほむら(……鋭いな、美樹さん…。ごまかしは通用しないか)

ほむら(確かに私は美樹さんを心配して呼び出したわけじゃない。
    ただ、この世界で大きな動きが起こる原因がこの日にあるかもしれないことを思い出したから、会おうとしただけ… だ)

ほむら(このままだと、この人なら私が“昨日までの私でないこと”まで気づきかねない。
    どうしようか…?)


1自由安価
2さようなら

 下1レス
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/20(土) 00:25:23.59 ID:2krCSDNDO
平行世界の自分であること、未来を知っていること、昨日までとは別人であることのみを明かす
魔女化を伏せてまどかのSGを壊さなければ不味い事になると説明する
381 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 00:41:49.19 ID:nFezRyQK0

ほむら「……美樹さんには誤魔化しきれませんね」

ほむら「私は、昨日までの私とは別人です。
    別の世界から来て… 未来を知っているんです。だから、本当に悪いことが起こることを知っている……」

さやか「! …何かおかしいと思ったら、“あの”あんただったのね!
    この世界に戻ってきたの!?」

さやか「じゃあ悪いことってなんだよ。そのために戻ってきたってわけ?」

ほむら「……はい、私が伝えたいことは……
    鹿目まどかのソウルジェムを壊さなければ不味いことになる… ということです」

さやか「…それは、別世界に居るあんたに関係あんの?」

ほむら「… あります」

 私自身じゃないけれど、だからこそ既に破綻しまくったここに再び戻ってきた。

 ……結局は私も、私と私の身の回りの人の居る“私の世界を守る為”にこんなことを言っている。
 あの世界の美国織莉子のことを責められたものではない。あの人も、全ては自分の世界を守る為だったのだから。
 …ただ、多くの犠牲を出し、騙してきたそのやり方には反感を覚えないわけではないけれど……
382 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 00:47:38.20 ID:nFezRyQK0

さやか「その理由は? それだけで『はいそうですか』って従えるわけないじゃない」

さやか「今ワルプルギスの夜に戦うための戦力が必要なんだよ。それはわかるよね。
    だって、ワルプルギスの夜のことはあんたの話から知ったんだから」

さやか「それとも、あたしたちじゃ勝てないから無駄なことはやめろって言うの?」

ほむら「……」


1そうです
2自由安価

 下1レス
383 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 01:01:40.94 ID:nFezRyQK0
----------------------------
ここまで
次回は20日(土)17時くらいからの予定です
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/20(土) 16:54:16.40 ID:82Y4Z9N90
…そういう事ではないんです
私がいる平行世界ではワルプルギスの夜を倒す事は出来ました
私にもこの世界のワルプルギスの夜を倒さなくてはならない理由が出来たんです
ただ…
385 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 17:51:58.43 ID:nFezRyQK0

ほむら「…そういう事ではないんです」

ほむら「私がいる平行世界ではワルプルギスの夜を倒す事は出来ました。
    私にもこの世界のワルプルギスの夜を倒さなくてはならない理由が出来たんです」

ほむら「ただ… 」

さやか「ただ? ただなんなのさ。
    なんだか知らないけどさぁ、あんたの都合で勝手にそんなこと言われても困るんだよ!」

さやか「倒さなきゃならないんだったら、尚更まどかを失うわけにはいかないでしょ!」

さやか「あたしたちはこの街のみんなを守るために、ワルプルギスの夜に立ち向かわなくちゃならない。
    だから最後までちゃんと戦うって決めたの…!」

ほむら「で、でも…」

さやか「ほら、さっきから曖昧な言葉ばっか!どうせ言えない理由でもあるんでしょ!
    急にわざわざ戻ってきて、何か変なことでも企んでるんじゃないの!?」

ほむら「………っ 」


 ……美樹さんの言葉が胸に突き刺さって、言葉が詰まった。
 駄目だ。それに、全てを知ったところで美樹さんが納得するはずもない。

 ………でも、なんだろう。
 そう言っている美樹さんが、やたら必死なように思えた。



1自由安価
2さようなら

 下1レス
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/20(土) 18:20:00.47 ID:9rFZqrV9O
2
387 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 19:08:38.53 ID:nFezRyQK0

ほむら「……そうですね。納得できないでしょうね」

 ……私がそうだったように。
 美樹さんも鹿目さんの親友なのだから。諦めることなんてできないのはよくわかる。


さやか「もしあんたが何か企んでるんだったら、絶対に変なことはさせない」

さやか「…信用できるもんか。
    元はまどかのことを助けようとしてたといっても、あんたは一度もうあたしたちを捨ててるんだから…」

ほむら「…… 」
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/20(土) 19:11:30.60 ID:82Y4Z9N90
>>あんたは一度もうあたしたちを捨ててるんだから…

何か文が変なような?
389 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 19:21:51.14 ID:nFezRyQK0

 …この世界に来て久しぶりに聞いた優しい声。まどかの姿が頭に浮かぶ。
 この世界のまどかは生きている。
 これから、まどかを……

ほむら(本当なら美樹さんとも敵対なんてしたくない。
    たとえこのままなら魔女になるとわかっていても、またまどかを私自身の手で殺すなんて、やりたくない……)

ほむら(けれど、織莉子さんのことも浮かぶ。今の私の友達……
    織莉子さんを救うには……… )


【20時】


 …美樹さんと別れて歩き出した。
 もうすっかり夜中だ。


ほむら(二人ともまだ魔女化してないことがわかった。
    細かい状況はわからないけれど、一応それだけでも収穫か……)

ほむら(でも、美樹さんからは警戒されてしまったな…)

ほむら(……もう、あの二人とは“敵同士”になっているんだ)

 じきにさっき話したことも鹿目さんに伝わるだろう。
 一体、鹿目さんはどう思うだろう。鹿目さんなら、それを聞いても私を信じようとしてくれるんだろうか…。

ほむら(………)


ほむら(…佐倉さんたち、今頃どうしてるだろう。そろそろ帰らないと遅くなっちゃうな……)
390 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 19:42:54.06 ID:nFezRyQK0


 あれから自宅に戻って、この世界で目を覚ましたときと同じように机に向かって…
 それから一旦私たちの世界に帰ってきた。


織莉子「! 暁美さんが目を覚ましたわ」

杏子「お。おかえり、結構長かったな。滅んではなかったんだな?」

ほむら「ただいま… はい、滅んではいませんでした。
    まだあの世界の鹿目さんも美樹さんも魔女化はしてませんし、特に何も起きてないようでした」

杏子「そうか、ならまだ一応余裕はありそうだな」

ほむら「ただ、ちょっと気になることがあるんですけどね……」

ほむら「あちらの世界は、ワルプルギスの夜が来る5日前の12日でした。
    前に体験した世界では、丁度その日あたりからなんですよね…… 美樹さんが魔女化したりしたの…」

 何かあったかはわからなかった。
 でも、今からじゃ聞くこともできないだろう……。
391 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 20:40:44.57 ID:nFezRyQK0

織莉子「とりあえず、これを食べて。近くで夕食を買ってきたの」

ほむら「あ、ありがとうございます」

 …渡されたのはコンビニのおにぎりだった。
 テーブルにはその残骸がある。待っている間に夕食を済ませていたらしい。

織莉子「私、これを開けるのに結構苦戦してしまったのよ……
    でも、これって良い発想よね。海苔もパリッとしたままにできるし」

 織莉子さんからしたら、むしろこういうのは珍しいのかもしれない…


織莉子「………ねえ、まだ余裕はあるのよね。
    だったら、私も元の世界に戻ってから考えたいわ」

織莉子「元の世界で、鹿目まどかという人を直接見て…
    それからでも遅くはないと思うの」

ほむら「こ、これから救おうと思うんですか…?」

織莉子「大丈夫そうだったら…。
    だって、暁美さんの友達なんでしょう? 佐倉さんから聞いたわ…」

織莉子「だったら尚更貴女に殺させて生き延びたら、きっと私は後悔すると思うの」

織莉子「もうこの世界の私みたいに“世界を滅亡させる巨悪”とは思えないから」

ほむら「私の友達じゃないですよ…。私の友達はもう死んでしまったんです」

織莉子「それでも同じ人だということには変わりはないでしょう?」

ほむら「…でも、もし私が何もしなかったせいで織莉子さんが死んだら私が後悔します!」

 さきほどの美樹さんの強い眼差しが思い浮かぶ。
 結局、どちらも自分の大切なものを守りたいだけなのに。
392 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 20:50:07.30 ID:nFezRyQK0

杏子「でも、消えるのが明後日ってことは、どの道明日の夜には行くんだろう?」

ほむら「そう、ですけど…」

織莉子「なら、それから考えましょうよ。今は… 何も考えないで残りの時間を楽しみたいわ」


 時間はどんどん過ぎていく。
 あと数時間したら日付が変わって、ベッドに入って目を覚ましたらもう朝で。
 たった3日なんてあっという間に過ぎてしまうんだろう。


ほむら「……それもそうですね」


 だったら、こんな話をしているよりも、楽しい話をしているほうがいい。



――――――
―――――
393 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 21:11:10.20 ID:nFezRyQK0
―――

―???



QB「やあ、まだ見滝原に居るんだね? 織莉子」

織莉子「………! 何か用?」

QB「気づかなかったのかい?
   午前中にも一度ここに寄ったよ。お菓子作りに夢中で気づかなかったのかな」

織莉子「……」

QB「昨日話し合いが終わってから、ずっと銀の魔法少女について探っていたんだ」

織莉子「…そう。その報告なら、暁美ほむらたちにでも言ってきたら?」

織莉子「あと、前にも言ったけれど私はその件について協力するつもりは無い」

織莉子「もう少しで見滝原を去る私達には関係のないことよ」

QB「結果は、なにもそれらしき魔法少女は見つからなかったよ」

QB「情報が操作されている可能性も疑って、
   一度見滝原と周辺地区に居る個体を全て一斉に撤退させてから自害させて、全ての個体の更新までした」

QB「けれど、それでも何も見つからなかったんだ」

織莉子「…は? 何が言いたいの?普通そういうのはせめて何かわかってから報告するものでしょ?
    愚痴なら余所でやってきて――」

QB「…ねえ、織莉子」

QB「本当にその銀の魔法少女というのは実在するのかい?」
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/20(土) 21:18:27.10 ID:82Y4Z9N90
どういうことだ?
395 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 21:31:38.23 ID:nFezRyQK0
―――


―自宅

【1時】


 あれからお菓子を買い足して、色んな話をして、遊んで…
 まるで修学旅行の夜みたいに、夜更かしをした。きっとこんなことが出来るのは最後だと思うから。


ほむら「さすがにそろそろ眠気限界です〜… 目覚まし3つくらいセットしときましょう」

ゆま「スー…… スー…」

杏子「ゆまなんか眠そうにしながらも粘ってたけど、結局すぐ寝ちゃったよなー」


 ごろんと床に寝そべる。
 うちに4人も寝泊りできるような準備はない。あるのは一人分のベッドとソファくらいだ。


ほむら「織莉子さんはベッド使ってきても良いんですよ?」

織莉子「……いえ、ここで構いませんわ。…私も、みんなと一緒がいい」


ほむら(多分床で寝るなんて初めてだろうなぁ…)


 こうしてみんなして床で寝るというのもだらしないけれど、1日くらいなら良い思い出になるかもしれない。




1自由安価
2おやすみなさい

 下1レス
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/20(土) 21:34:27.75 ID:82Y4Z9N90
明日、いえもう今日ですけど学校休んじゃいましょうか?
お昼と夕飯、みんなで作ったりしませんか?
397 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 21:45:58.97 ID:nFezRyQK0

ほむら「明日、いえもう今日ですけど学校休んじゃいましょうか?
    お昼と夕飯、みんなで作ったりしませんか?」

織莉子「楽しそう。でも… 暁美さんは良いの?」

ほむら「私がそうしたいから提案してるんです。みなさんがよければそうしちゃいましょう」

杏子「あたしは構わないよ、聞くまでもないかもしれないけど」

織莉子「じゃあ…、そうね。サボってしまいましょうか」

ほむら「では、みなさん…… おやすみなさいっ」

ほむら「あ、目覚ましも取り消しとかないとっ」



―EX・5日目終了―



ほむら 魔力[80/100] 状態:正常

GS:4つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[65/100]
・落書き[100/100]
・ハコ[100/100]
・[100/100]


・肉体強化
 ――【現在不使用】

所持品(盾)
・武器
 拳銃(デザートイーグル50AE) 残弾:23
 ショットガン(レミントンM870) 残弾:10
 日本刀
 爆弾×38
 ゆまちゃんからの手紙
・その他
 なし

◆ステータス

[魔力コントロールLv4] [体術Lv1] [射撃能力Lv3]
398 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 22:10:23.65 ID:nFezRyQK0
―翌日 自宅

【9時】


ほむら「ふぁ〜ー……っ 」

 伸びをして、固まった身体をほぐす。

ほむら(さすがにちょっと身体痛い…)


杏子「ぐかー……zzz」

ほむら(佐倉さんはぐっすり寝てるなぁ…)

ゆま「キョーコー、みんな起きたよー」

杏子「あと10分……zz」

織莉子「あら… そうだったわ、ここで寝ていたのね。おはようございます」

ほむら「おはようございます。身体痛くなったりしてませんか?」

織莉子「ええと、少しね…… でも、これもきっと思い出になるわよ。
    軽くストレッチでもしてきましょう」

ほむら「私も付き合います!」
399 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 22:11:36.15 ID:nFezRyQK0

ゆま「見てみてー!ここまでついた!」

ほむら「さすがに若いと身体が柔らかいね」

杏子「何老人みてーなこと言ってんだよ」

杏子「あたしだってそれくらい!」

ゆま「おおっ オリコは?」

織莉子「私は一応バレエを習っていたから……」

 結局その後みんな着いてきたけれど、
 “軽く”というのはどこにいったのか、いつのまにか身体の柔らかさを競いはじめていた。


ほむら「いたたたた…… どうやったらあんなにできるんだろう…」


 ……そして、私の身体の硬さを思い知ることとなった。
400 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 22:23:37.11 ID:nFezRyQK0

【10時】


ほむら「ストレッチのおかげで完全に目が覚めましたね」

杏子「たまには悪くないかもな」

ほむら(まだ午前中… これから何をしようかな?)


1自由安価
2早めに昼食の準備

 下1レス
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/20(土) 22:25:30.18 ID:82Y4Z9N90
キュウベぇを呼んで銀の魔法少女について何かわかったことがないか聞く
402 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 22:37:35.27 ID:nFezRyQK0

ほむら「そういえば、昨日はなにもありませんでした? 銀の魔法少女のこととか…」

杏子「あぁ、まだ何も動きはないな」

ほむら「そうですか。一応何かわかったことがないか、キュゥべえ呼んでみましょうか?」

杏子「……って言ったときには来るのがあいつだけどな」

ほむら「話したいことがあるときはね。
    『呼んでなかったから姿を出さなかった』なんて言われたら嫌だしちゃんと呼んどきましょうか。インキュベーター、居るなら出てきて」


 …………。


ほむら「居ないんでしょうか?」

織莉子「ところで、キュゥべえ?インキュベーターってどんな感じなの?
    目の前に来ても、私には今は見えないのよね… 不思議だわ」

ほむら「白いイタチみたいな、耳毛の生えた変な奴ですよ」

織莉子「えぇ…?」

杏子「まあ、元の世界戻ったら会うことになるかもな」




1自由安価
2早めに昼食の準備

 下1レス
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/20(土) 22:54:55.44 ID:q5UJv8dRO
2
お昼はカレーにしませんか?
晩御飯は私が腕を振るいますから、佐倉さんとゆまちゃんで作ってみましょう
私と織莉子さんは手伝いに廻るという事でどうでしょうか?
404 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 23:12:16.43 ID:nFezRyQK0

ほむら「お昼はカレーにしませんか?」

ほむら「晩御飯は私が腕を振るいますから、佐倉さんとゆまちゃんで作ってみましょう」

ほむら「私と織莉子さんは手伝いに廻るという事でどうでしょうか?」

織莉子「ええ、私は構いませんわ。楽しみです」

ゆま「うんっ キョーコ、がんばろうね!」

杏子「あー、ついにこのときが来たか…」

杏子「もうこうなったらどんなんが出来ても知らねえぞ」

ゆま「ゆまがついてるからだいじょーぶだよ!」

ほむら「わぁ、ゆまちゃん頼もしい!」

ほむら「…まぁ、大丈夫ですよ。いざとなったら私と織莉子さんがついてますから。
    そんなにひどいのは出来ませんよ」

ほむら「最初の頃の私の作ったようなのは」

杏子「まだ根に持ってんのかよ」

ほむら「じゃ、ちょっと近くのスーパーに買出し行ってきましょう!
    丁度にんじんが少なくなってたんです」
405 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 23:26:56.82 ID:nFezRyQK0
―スーパー



ほむら「にんじんは… あった!後は何か安いのとか何あるんだろう……?」

ゆま「ホムラ、チラシもってきたよ!」バーン

ほむら「ありがとう、ゆまちゃん! えーっと…?」

織莉子「あら、これ安売りって書いてあるわよ」

ほむら「あ…ちょっと高いです。それは別のスーパーのほうが安いんですよ」

織莉子「安売りって書いてあっても安くないこともあるのね…。じゃあ、これは…?」


 ……チラシを見ながら安いものを見つけるだけなのに、織莉子さんと一緒だと新鮮だ。
 多分普段は縁のないことだろう…。
406 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 23:34:20.94 ID:nFezRyQK0
―自宅


 スーパーをゆっくり回って買い物してから家に戻った。


ほむら「結局色々買っちゃいましたね」

ゆま「ね、ね、つくりはじめる?」

杏子「ああ、腹減ったしな。まずは飯炊くか…」




・・・・・・・・・・・・

 で、どんなものが出来たかというと……

下1レスコンマ判定 カレー
 0~99

※1〜29=30(食えるライン) 0=100


補正:手伝い有(出来が50未満なら50に引き上げ、50以上なら出来コンマ+10)
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/20(土) 23:36:25.24 ID:2krCSDNDO
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/20(土) 23:39:51.84 ID:1RTWeU4Z0
補正ありで50か
409 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/20(土) 23:52:58.82 ID:nFezRyQK0

杏子「あった、カレーのルー!」バーン

杏子「これを… あー、作り方忘れたなー。ああ、そうだ。鍋に入れるんだ」ドボン

杏子「点火」

ほむら「えっ、ちょっ!」

織莉子「ルーは最後ですし、そもそもまだルーしか入れてませんが…!」

杏子「いや、とりあえずルーから作ろうと思って」

ほむら「い、いやでもお水は入れましょう。このままだとただのカレー粉の焦げたのになってしまいます」

杏子「あ、レトルト買い置きしてあるじゃん。これ入れたらいいんじゃね?」

ほむら「いやいやいやいや……」

織莉子「まだ間に合います。具材を炒めましょう」

杏子「わかった、具材な!結局はうまいものを入れればうまくなるんだよ!」

ほむら「…………な、何カレーを作りたいんでしょうか?」

杏子「好きなものカレー?」


―――――
410 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/21(日) 00:08:36.76 ID:7huY1pNT0

ほむら「これで完成…… ですね…」

杏子「腹減った… 最初からレトルト食ってれば間違いなかった気がする……」

杏子「…あれ?ん?ちょっと待て!箱の裏にレシピなんて書いてあったのかよ!」

ほむら「それは、まあ…」


 終始目を離せなかったが、最後に味見して調整しつつなんとか料理にできた。
 これはちょっと… 佐倉さんに任せるのは大変かも。


ゆま「おいしいのができたかなぁ…」

ゆま「ゆま、じゃがいもの皮むくのとかがんばったんだけど……」

杏子「カレーの味がついてれば多分いけるから大丈夫だよ」

ほむら「いやまあ、味見したから大丈夫だと思うよ…」

織莉子「ご飯よそいましたよ」

杏子「よっしゃー食おうぜ」
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/21(日) 00:09:12.25 ID:hlFRvxUd0
杏子…
せめてカレー粉の箱の作り方位読もうよ
食材が無駄になるような作り方は食べものを粗末に扱うのと一緒だよ?
412 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/21(日) 00:39:03.11 ID:7huY1pNT0

 見た目は普通。
 具材は、シーフードカレーなのか、野菜カレーなのか、何カレーなのかわからないけれどかなり欲張り……
 味は、その具材が主張してるせいかルーの味ではなくなっているものの、そこそこ。アレンジだといえば別に悪くない程度。

 …そんなカレーだった。
 フォローがなければどうなるかは、考えたくは無い。


織莉子「みんなの力を合わせて作った…って感じですわね」

ほむら「本当に… ここにいるみんなの力が平均されたみたいな出来になってますよね」

杏子「やっぱりあたしは作るのは向かないわ… これからもほむらが作ってくれよ」

杏子「やっぱそれが一番おいしいって」

ゆま「ゆまはお手伝いならやるよ!」

ほむら「ゆまちゃんありがとう。じゃあ、これからも手伝いお任せするかも」

ゆま「うん!」
413 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/21(日) 00:52:12.87 ID:7huY1pNT0

 昼食を食べ終わって少しのんびりしていると、いきなり部屋の隅から白い姿が覗いた。

ほむら「…!」

杏子「!」

ゆま「キューベー!」

QB「やあ、4人とも。といっても、そっちの織莉子には見えていないんだったね」

織莉子「…? キュゥべえが来ているのですか?」

ほむら「はい…
    なんの用?銀の魔法少女のことがわかったの?」

QB「うん、報告しに来たんだけど…」

QB「“銀の魔法少女”なんてものは最初からいないよ」

ほむら「…!?」

杏子「どういうことだ?」

QB「まったく、まんまと騙されてしまった。
   織莉子が未来予知の力で知ったということなら、真実だと信じてしまいやすくはあるからね…」

QB「考えてみれば、“銀の魔法少女”の存在に関する情報は全て織莉子からしか聞いていない。
   通学路にグリーフシードを放った魔法少女が別に居るということも、その魔法少女の詳細も……」

QB「まんまと架空の魔法少女に釣られてしまったというわけだ」

ほむら「架空の… まさかあれは嘘だったの!?」

QB「うん。あれは、織莉子がついた嘘の魔法少女だったんだよ」
414 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/21(日) 00:54:07.62 ID:7huY1pNT0
----------------
ここまで
次回は22日(月)20時くらいからの予定です
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/21(日) 01:05:41.83 ID:KaLmGd3Q0
乙でした
織莉子は本当に嘘ついたのかな?
キュウベェがお得意の情報捜査で何か企んでる可能性が高い気がするが
ところで350の2連続のコンマ判定は何だったんですかね?
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/06/21(日) 01:11:01.45 ID:uimyX+TX0
乙です。続き楽しみにしてます。
417 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/21(日) 01:23:52.57 ID:7huY1pNT0
---------------
>>350コンマ判定は、まだ今後ネタバレ可能性あるので詳しくは書けませんが、
下1レスが
まどか・さやかの状況判定(無事か、魔女化してるか、イベントの進み具合)
下2レスが
その世界のほむらの状況判定(契約か未契約か、現在地、誰と一緒にいるかなど)
でした。
下1レスでまどか魔女化の場合は下2レスの判定を飛ばし、ほむらは瓦礫の下で死んでいる設定(それでも世界移動は成功するが身体がゾンビのようになってて驚く)
418 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/22(月) 20:47:01.24 ID:XEJKZpQA0

ほむら「でも… どうして?わざわざそんなことをする理由がわからない!」

杏子「そうだよ、説明しろ!全部わかってるから、ここに報告しに来たんだろう!?」


―――


―???
【5日目】


QB「…ねえ、織莉子」

QB「本当にその銀の魔法少女というのは実在するのかい?」

織莉子「………何を言ってるのかわからないけれど、私が嘘をついていると言いたいの?」

QB「そうだね、本当に実在しなかったら」

QB「もっとも、僕は“銀の魔法少女”の存在に関わる情報を最初から君からしか聞いていない」

織莉子「……私がそんなことをする理由がないじゃない」

QB「君に関してはまだ疑問があるんだよ。2つ……」

QB「まず一つ目の疑問。今ここで僕と会うのは、君が望んだことなのかい?」
419 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/22(月) 20:54:11.41 ID:XEJKZpQA0

織莉子「……!」

QB「君がまどかを殺す計画を立てていたとき、君が魔法少女殺しと繋がっていることはなかなか見抜けなかった。
   君の企みがわかってからも、君たちのことは探そうと思っても探せなかった」

QB「僕に見られていたせいで後に不都合な事態を招くのを避けるように、僕と会わない未来になるように、
   念入りに行動を調整して、先回りして逃げ回っていたんだろう?」

QB「君は頭がいい。君が本気でそういう計画を練れば失敗することは無い。
   だから、本当に君が僕に用があるときしか会えなかったんだよ」

織莉子「…ええ、そのときはね。でも、今は逃げ回る理由もないじゃない」

QB「本当にそれだけかい?」
420 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/22(月) 21:15:18.72 ID:XEJKZpQA0

QB「一週間前に君達が住処から姿を消してから、僕は君たちのことも探していたんだ。
   けれどそのときは見つけられなかった。2日前からなんだ、段々と接触や監視に成功するようになってきたのは」

QB「君は、今日午前中に僕が居たことも、ここで僕と会うことも知らなかった。
   また僕に用があるってわけではないよね。知っていたなら、僕がどんな用件で君に会いに来たのかもわかっているはずだからね」

QB「今、君の未来予知は正常に働いているかい?」

QB「君の未来予知は、本来なら1ヶ月先くらいなら大まかには見通せる力がある。
   特に、自分が関わることとなれば、意識しなくても視えてしまう」

QB「なのに君は知らなかった」

QB「何かしらの理由で、力が弱まっているか……
   “読める範囲”が極端に短くなっているんじゃないのかい?」

キリカ「………! お前、邪魔だッ!ここに来るな、帰れ!!」

織莉子「よしなさいキリカ。…今ここで何しても無駄よ」

QB「そうだね、君は冷静で助かるよ」

QB「そして、今のは図星かな?なら、その理由は何か」
421 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/22(月) 21:25:26.47 ID:XEJKZpQA0

QB「2つ目の疑問だけど、本当にこの世界に残るのは君のほうなのかい?」

織莉子「…どういうこと! お前が言ったんじゃない、あっちの私は放っておいても消えるって……
    前例があって知っているんでしょ?」

QB「『前例に基づいて考えているだけで、全ての事象を把握しているわけではない』とも言ったはずだよ」

QB「僕は確かに、別の世界から連れてきた人が、世界に留まれず消えてしまったという前例を見た。
   君もそういう未来が視得たと言った。だから僕も最初はそう信じて疑わなかった」

QB「けれど、君の未来予知は日を増すごとに弱まっているよね」

QB「ほんの少し前までは、まだもう少し先の自分の未来をわかっていたはずだよ」

QB「しかし午前の君達の会話を聞いた限り、変わらず正常に視えている未来がある……」

QB「今君が“自分の未来”の代わりに視えているのは“あっちの君の未来”だ」

織莉子「…何を、言っているのよ」

QB「まだ猶予がある以上、完全に置き換わってはいないのだろうけどね…」

QB「恐らく君は、あっちの君の消滅の日と言った2日後……
   その時以降の自分の未来が視えていないんじゃないのかい?」
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/22(月) 21:27:10.73 ID:PRE+AhpF0
えええええええええ
423 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/22(月) 21:37:57.37 ID:XEJKZpQA0

織莉子「……憶測に過ぎない話ね。馬鹿馬鹿しいわ」

織莉子「用が済んだならさっさと帰ったら!?」

QB「憶測といえばそれまでかもしれないけれど、僕なりに考えた結果だよ。
   君は普段が完璧すぎたんだ。だから少し気になってしまったんだ」

QB「自分の未来が視えづらくなっている他の理由を君がわかっていて教えてくれるならいいけど…」

織莉子「………ッ、」

QB「わからない、というのなら憶測でも話してみる意味はあるだろう?」

QB「これをほむらたちにも相談してこようと思う。
   ここから考えられる君たちの行動も伝えるけど構わないね?」

QB「『こういうこともあるかもしれない』くらいは言っておかないと」

織莉子「………待ちなさい!」

QB「…」
424 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/22(月) 22:10:15.12 ID:XEJKZpQA0

織莉子「…それなら、そもそも今回がその前例に反する原因は何だというの?」

QB「そうだなぁ、考えられる仮説としては、
   『君が“美国織莉子”を放棄したから』…ということかな?」

織莉子「……」

QB「君は殆どキリカ以外の誰とも関わらず、ずっと2人だけの世界で暮らしている…
   名前も過去も、今まで持っていたしがらみを全て捨ててしまった」

QB「君は世間ではもう美国織莉子ではないし、もし本人だとバレても困るからね」

QB「魔法少女の素質は因果で決まる…というのは話していないかもしれないけど、
   君の因果は今限りなく少なくなっているはずだ。まだ契約していなかったら、僕のことも視えていないくらいに」

QB「その状態で、君という存在が被ってしまった。
   しかも、彼女は今世間でも君の代わりに美国織莉子だと認識されている…」

織莉子「あれに、飲まれたということ……?」

QB「まあそうなるかな」

QB「…まあ、僕に未来はわからない。勿論ほむらたちもだ。
   信じるかは自由。ただの憶測だからね」

QB「これをほむらたちに話したところで、“あちらの君”を帰さなかった結果、
   消えてしまったら… という可能性を考えれば信じきるのは危険だろう」

QB「でも、君にとってはどうかな?
   君はもう『どちらがこの世界に残るのか』、その真実を知っている」

QB「君の性格を考えると、これから相手の判断次第で自分が消える可能性があるなら
   任せて放ってはおかないよね。…君の識る未来が『自分が居ない未来』ならば」

QB「勿論、前に君が言った通り『あちらの君が消える未来』が真実なら
   こんなのは“馬鹿馬鹿しい話だ”と放っておけばいい」

QB「それで、君達は『放っておく』のかい?『行動する』のかい?」
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/22(月) 22:16:06.34 ID:PRE+AhpF0
結局使用済みGSを羽化させたのは誰だったんだ?
426 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/22(月) 22:41:35.65 ID:XEJKZpQA0

織莉子「…納得がいかないわよ!」

織莉子「折角… お前がいなければ上手く行くはずだったのに!
    このままあるべきところに、元の場所に帰ってくれるだけでよかった!」

QB「……ならどうするんだい? やっぱり殺しにいくかい?彼女達を」

QB「これから深い絶望に陥る望みの薄い2人が残るより、
   ほむらたちが残ってくれるほうが僕としては都合が良いんだけどね。代わりにまた一人候補も増えるし」

QB「それに、どのみち君が居なくなればキリカが魔女になることは確かだよね?」

キリカ「貴様…!」

織莉子「…ふざけるな!!」

織莉子「こんなの…! ふざけないでよ……――――!」



――――――

―――



―EX・−4日前

【朝】
427 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/22(月) 22:43:50.73 ID:XEJKZpQA0


キリカ「ねえねえ、今日の朝ごはんはー?」

織莉子「食パンがまだ残っていたはずよ。でもマーガリンもないしバターもないか…
    あー、食品の在庫が切れてきた……」

キリカ「うん、別にぜーたく言わないって。全然!
    私は織莉子と暮らせるだけで今が一番幸せだからね!」


 …ワルプルギスの夜撃破と救済の魔女の素体の殺害を同時に達成した後、
 私達は遠く離れた地に逃亡し、田舎で二人平和な日々を送っていた。

 私は行方不明のままだけれど、キリカのほうも大規模な自然災害(ワルプルギスの夜)に巻き込まれて
 死んでしまったと思われており、既に居ないものとされている。
428 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/22(月) 23:00:16.54 ID:XEJKZpQA0

キリカ「生活費が切り詰めてるなら水だけで過ごすことも苦ではないっ!」

織莉子「そう言ってくれるのは嬉しいけど… 別にお金は気にしなくても大丈夫よ?
    それより買い物が遠いことのほうが問題ね。買い溜めておけないものもあるから」

織莉子「ま、周りになにもないの気にいってるんだけどね…」

 少し苦労をすることも多いけれど、一切世間に縛られず、何にも気にすることもない。
 殆ど遊んで暮らしているようなもので、大分気楽な生活だ。

キリカ「じゃあ今日買い物出かける? やったー、デートだ!オシャレしていこーっと」

織莉子「そうね、午後行きましょうか。ついでに…」


 気楽な代わりに、人が極端に居ないこのあたりに魔女は出ることはそうそう無い。
 だから、人の居るところに買出しをするときについでに“それ”も供給する。

―――キィン、と独特な感覚がして、
頭の中にまだ経験したことのない記憶が流れ込んで目の前に浮かぶ。

 町に行って会える魔女の姿が浮かぶ。

織莉子(場所は駐車場、敵はやや大型で近接系か……)

織莉子(――っ!)

 ――視えたものの分析を始めたところで、別の何かが一瞬被って視えた気がした。

キリカ「え?どうかした!?なんか変な未来視えたの!?」

織莉子「…いえ、今日は駐車場で『岩の魔女』という魔女が出るみたい。
    その魔女は―――」


織莉子(気のせいかしら)

織莉子(慣れないことして疲れてるのかしら? そういえば2日前にも“何か”変な感じがしたんだっけ……)
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/22(月) 23:11:17.45 ID:5f28oE+GO
何がおきてるかよくわからないけど、おまえがいなければ上手く行くはずだったって…
キュウベェ、何をしたんだろ?
430 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/23(火) 00:01:37.63 ID:Dd/glna80
―EX・0日前


織莉子(……まただ。また、視えた。“あの映像が”)


 初めて予知に何かが混じってから4日がたった。
 最初ただのちらつきのように感じたものは、次にはどこかの景色を映した写真のようになり、ついには短い映像となった。

 日に日に別の場所の映像だけが映る頻度や長さが増え、はっきりとしてきている。
 その景色はビルの立ち並ぶ都会の街並みで、ここに来る前にずっと見てきた景色だった。

 忘れるはずが無い。……見滝原だ。
 どういうわけか、この山に囲まれた田舎からは遠く離れた見滝原が視えている。


 そして……


キリカ「織莉子、最近調子悪いの?」

織莉子「……わからない。わからないのよ」

キリカ「………」

織莉子「何かがおかしい。でも、わからないの」

 今までキリカには何にもないように振舞ってきたけれど、やっぱり気のせいじゃない。
 確かに自分の予知できる未来が少なくなっている。

織莉子「見滝原に行きましょう。そうすれば、何かわかるかもしれない」

キリカ「えっ?なんで?」

織莉子「聞いてくれる?相談したいことがあるの…――――」
431 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/23(火) 00:23:51.84 ID:Dd/glna80
.―EX・1日目



 ついに見滝原に戻ってきた。
 もう自分とは関係の無くなったはずの場所… またここに来るなんて。


キリカ「あんまし変わってないね、このくらいしか経ってないと」

織莉子「そうね……」


 この場所での宿を探すついでに、予知情報を待ちつつ漠然と歩いている。


キリカ「で、どう!? 何か視えそう!?新しい情報」

織莉子「……」

 意識を集中させる。

織莉子(ここも、映像の中に見えたっけ……)

織莉子(…!)

 ―――目の前に映像が浮かぶ。
 “おかしいほう”の映像は音は無く短い。…誰かの姿が視えた。


織莉子(………!? なんで)

織莉子(こいつの姿が……)


 映像はえらく断片的でうっすらと姿が見えるだけだった。
 何を意味しているのかは解らない……

織莉子(もうこの世界には居ないはずなのに――)

織莉子(――…暁美ほむら)
432 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/23(火) 00:26:00.11 ID:Dd/glna80
--------------------
ここまで
実はおまけはこっちの織莉子がメインといっても良いくらいの話です。
安価なしパートは回想終了まで続きます。もうちょっとお待ちください。
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/23(火) 00:39:40.07 ID:tbzx5E0G0
乙でした

うーん、メガほむが連れてきた織莉子がこの世界で希薄だった『美国織莉子』として認識されてしまったということでしょうか?
その為元からいた織莉子が消えるとは…皮肉というかなんというか
まぁ、まだどっちの織莉子が消えるのか確定していないのでどうなることやら

ところで次回は何日なんでしょうか?
434 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/23(火) 00:46:59.41 ID:Dd/glna80
---------------
次回は26日(金)20時くらいからの予定です
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/23(火) 00:52:21.50 ID:iChLsx6NO
乙です
また血なまぐさい戦いになる予感が…
織莉子さんの方がこの世界で美国織莉子として認識されてるなら、織莉子さんを殺害しても意味がないんだけどね、もう
織莉子自身がメガほむ達と再会したときそう言っちゃってるし
436 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/26(金) 20:10:10.23 ID:II3gD7Ba0

織莉子(見滝原、暁美ほむら…… 何故これが視えたのかも、何を意味するのかもわからない)

織莉子(でも、もうこの世界には居ないはずなのに何故――)

織莉子(……まさか、彼女はまだこの世界に生きているの?)


キリカ「織莉子、何が視えたの!?」

織莉子「……“暁美ほむら”を調べましょう」

キリカ「えぇっ? あいつが視えたの?なんでまたあいつが?」

キリカ「あれってもうあの時時間遡行して、“脅威とならない敗者”になったんじゃないの?」

織莉子「それもきっと、調べればわかるわ」

織莉子「もしかしたら、今になって
    何かまた私達に立ちはだかるのかもしれない……」
437 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/26(金) 20:12:09.26 ID:II3gD7Ba0

織莉子「とりあえず、今日はもう泊まりましょう。
    下調べをした中ではこのあたりが…… ――――!!」

 “視えたもの”に、思わず歩みを止めた。
 横を歩いていたキリカが振り返る。

キリカ「…織莉子?」

織莉子「……… 」

 どういうことなのかわからない。
 調子が悪いのだろうか。こんなことは初めてだった。


 視えた景色は“灰色”。

 ―――今まで見えていたはずの一週間後の未来が、
 灰色に消えて視えなくなってしまっているのだ。
438 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/26(金) 20:15:34.81 ID:II3gD7Ba0
―EX・2日目



【朝】

キリカ「織莉子は待ってて!私が行ってくるよ」

キリカ「調子悪いんでしょ? 何かあったら困るって!」

織莉子「……じゃあ、“絶対にその場で行動はせずに報告すること”…これだけは約束して」

キリカ「うん!わかってるって、あれだ。社会人のキホンだ!」

キリカ「…って、なんだっけ? えっと、チンゲン菜だか小松菜だか」

織莉子「ほうれんそう、ね」

 フードを深く被って外に出る。

 暁美ほむらを調査すること自体は簡単だ。
 もう自宅も通学路もわかっている。それをこっそり見てくればいい……
439 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/26(金) 20:18:15.81 ID:II3gD7Ba0

――まず暁美の家を見て周った。
カーテンが開かれている… 確かにまだ人が住んでいる気配がある。

 少しすると家からご本人が出てきて、簡単に見つけることができた。


ほむら「―――!」

ほむら「…………」

 通学路を遠くからつけていくと、その途中で何かを感じたのか振り返られはしたものの、
 こちらの存在には気づいていない様子だった。

キリカ「……………」
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 20:19:24.95 ID:GdNqFiW/0
>>154
441 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/26(金) 20:20:50.99 ID:II3gD7Ba0

 学校まで辿り着いたのは、やや早い時間だった。
 校門を潜ったのを見届け、周辺をぐるりと歩いていた。

キリカ(久しぶりだな、なつかしー。あんまり思い出ないけど)

キリカ(思うとつっまんない時間を送ってたなー)

キリカ(織莉子と出会うまでは死んでたね。生まれてすらなかったんだね、私は)


キリカ「――――― え」
442 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/26(金) 20:44:22.56 ID:II3gD7Ba0

 調査に行ったキリカからの報告の第一声は、
 暁美ほむらのことよりまず最初に『今織莉子が居た』だった。


織莉子「………そう。ちゃんと行動せずに連絡してくれたのね。感謝するわ」

キリカ『だって今の織莉子と違うし… あれってヤッパ偽者なのかな?』

織莉子「私に変装した何者かが見滝原中学校に通っているということになっているなら、
    世間でも何かニュースになっているはず… こちらでも調べてみるわ」

キリカ『でも一体目的はなんなのさ? なんで織莉子の姿借りてるわけ!許せないんだけど!』

織莉子「何を企んでいるのかはわからないけれど…
    私を罠に嵌めるつもりか、それとも“失踪した美国織莉子”という立場を利用したいのか…」

織莉子「もしかしたら、インキュベーターに誘導されて私に私怨を持つ者が契約したという可能性もある」

織莉子「キリカは引き続き、そいつと暁美ほむらを調査してくれる?」

キリカ『うん!』

織莉子『気づかれたり危なくなったらすぐに逃げて、まだ交戦は避けてね』

キリカ『オッケーオッケー、私は逃げ足も速いよ!』
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/26(金) 20:47:13.31 ID:Gfgs6yLM0
あの時の視線はキリカだったのか
444 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/26(金) 21:11:49.88 ID:II3gD7Ba0
【深夜】


寝る前、ベッドの中で今日のことを考える。

 あれから調べると、『美国織莉子が見つかり無事保護された』というニュースは見つかった。
 けれど、肝心な、何故見滝原や暁美ほむらが私の予知に出てきているのかはわからないままだ。

織莉子(まずはその偽者…… そして、暁美ほむらについて調査するにしても、
    あまり長く放っておいておける問題でもない…)

織莉子(一週間後から先の未来が視えないという異常事態…)

織莉子(ただ妨害を受けているだけなのか、それとも自分が死ぬということなのか。
    未だにそうなる原因も視えないけれど、タイムリミットはかなり短い)

織莉子(でも、段々とわかってくる情報もある)

織莉子(日に日に多く入ってくる、誰の視点かもわからぬ謎の映像…… 今はあれが頼りね)
445 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/26(金) 21:31:02.01 ID:II3gD7Ba0

 目を瞑る。
 照明を消した部屋の中、暗闇…… そこに、ここではない景色が浮かぶ。


 どこかの家の中、暁美ほむらと、他に佐倉杏子が居るのが視えた。
 声は聞こえないけれど、極普通の日常の風景だ。
 ワルプルギスの夜を倒す以前より、更に距離が近い気がする。魔法少女の付き合いというより、ただの友達同士だ。

 しかしこの二人が揃っているということは、
 暁美ほむらは魔法少女で、やはり戻ってきている…? ぼんやり考えた。
 これも二人の未来なんだろうか。いや、というより私の知らない今の二人って感じかしら。

織莉子(でもこんなものを見て何になる?
    二人が何をして遊んでいようが、私には関係ないわ…… 好きにしていればいい)

 ブツリ、ブツリ。
 無音だった映像に、ノイズのように何かの音声が混じる。でも言葉は聞き取れない。

 ザザ……
 二人がこちらを見て微笑んだ。
 そしてはっきり“こちらに向かって”呼んだ。『織莉子さん』『織莉子』―――と。
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/26(金) 21:36:27.04 ID:Gfgs6yLM0
ゆまちゃんはスルーなのか…
447 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/26(金) 21:44:44.53 ID:II3gD7Ba0
―EX・3日目


【朝】


織莉子(………)

 朝起きてからもずっと考えていた。

 あの未来は…… あの偽者の視点だ。あの二人が居たということは、恐らくもう一人の子供も居るだろう。
 見滝原の魔法少女たちに“織莉子”と思われて、しかも親しげにしている。

 …でも、何故あいつの未来が見えたのか。

織莉子(あれが何なのかはわからないし、何を企んでいるのかもわからない)

織莉子(けれど、このままでは確実に自分達がどうにかされてしまう…)

織莉子(既に相手のペース……。悠長には構えていられない)

織莉子(今すぐ正体を知る必要がある…!)
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/26(金) 21:49:01.05 ID:7LC2S7/cO
鎧の魔女けしかけたのは織莉子かな?
この流れだと
449 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/26(金) 21:59:28.16 ID:II3gD7Ba0

 グリーフシードの手持ちを探る。
 使えるものと、使えないもの。

 ワルプルギスの夜の前、インキュベーターに出来るだけ接触しないようにしていた期間が長かった。
 あれから半分ほどは回収させたものの、使えないものもまだいくつか手元にとってあった。

織莉子「…キリカ。偽者が今暮らしているところはわかっているわね?
    案内してくれる?」

キリカ「えっ、ついに強襲しにいく?」

織莉子「いいえ、始末ではなく調べるためよ。それに家を直接は狙わないわ」

織莉子「詳しいことは移動中に念話で伝えるけど……
    これは、あの偽者は思ったより厄介な人なのかもね」

 “使えないもの”の中からグリーフシードを一つ掴む。
 前に倒した、インテリアにもならなかった魔女のグリーフシード。

織莉子「魔法少女としての力……闘い方やこの未来予知まで真似られるのか、それともそこは違うのか」

織莉子「出来るだけ怪しまれない方法で、それだけでも知りたい」
450 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/26(金) 22:45:27.84 ID:II3gD7Ba0
―駐車場


 仮設住宅から少し離れた、通学路の途中にグリーフシードを孵化させた。
 無理矢理入り込ませるのではなく、あくまで途中に結界を設置しておくだけ。
 最悪敵意があるとは思われないはず…


キリカ『今入ったよ!』

織莉子『ええ……』


 私は外を見張り、キリカには偽者をつけさせに行かせた。
 あとは普通に戦ってくれればそれでいい。それを見られればよかった。


キリカ『! 織莉子、あいつ助け呼んでるみたいだけど!』

織莉子(――――!?)

織莉子(……そんな)
451 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/26(金) 22:46:05.64 ID:II3gD7Ba0

「――暁美さん? あの、助けてほしいの…!」

ほむら「えっ!?」

「今おかしな迷路みたいな場所に居るの! それで、戻れなくなっちゃって…」

「よく見てみると、道の先には変な化け物もうろうろしてて……
    これは…貴女の言っていた魔女の仕業なの…?」

ほむら「い、今どこに…!?」

「××橋より少し東にある駐車場のあたり… 」

ほむら「今からすぐに向かいます!」
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 22:47:39.17 ID:GdNqFiW/0
>>213
453 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/26(金) 22:58:54.94 ID:II3gD7Ba0

 しかしその人は魔法を使わず、変身すらせずに電話をかけて助けを呼んだ。


キリカ『どうしよ?暁美まで向かってくるかも!』


織莉子(どういうこと…?)

織莉子(あのメンバーの中に居たから
    見滝原の魔法少女達からは普通に仲間だと思われているのだと思っていたけれど……)


 助けを求めれば駆けつける存在…… この見滝原の魔法少女を上手いこととりこんでしまっている。

 あれだけ対立していたはずの人なのに。特に暁美ほむらなんて一番恨んでいるはずなのに……。
 その上あの3人が、魔法少女でもない人と親しげにして一緒に居る?

 これも相手の魔法の力の影響なんだろうか…?


織莉子『……ッ、やられたわ。まさか私達の行動も相手は識っていたということかしら…』

織莉子(変身せず助けを呼んだのは相手の余裕?
    とにかく、こんなことでは自分の力は見せないということ…)

織莉子『……撤退して。これが気づかれているなら逆にこちらが罠に嵌められかねない』
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/26(金) 23:02:28.61 ID:Gfgs6yLM0
深読みしすぎの織莉子の勘違いぶりが…
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/26(金) 23:31:05.64 ID:7LC2S7/cO
この時点だと杏子とゆまとはまだ顔合わせすらしてないんだけどね
未来が見えるというのも考えものだな
456 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/26(金) 23:31:23.26 ID:II3gD7Ba0

織莉子(私達には何も術がないの…? でも、こんなことで諦めたくは無い)

織莉子(相手の力の正体もわからないまま直接対決しにいけばまた仲間まで呼ばれ、相手の思う壺)

織莉子(時間がない中、予知から得られる情報だけに縋って待っているしかないのか……)


 キリカが結界の外に戻ってきた。


キリカ「ねえ、織莉子…
    もしかしたら見間違えかもしれないけど…、あれもアイツのごまかしかもしんないけど…」

キリカ「……あいつ、魔女の口付けがあった」

織莉子「……え?」


 結界を“設置した”だけ。確実に入ってくれる保障はどこにもなかった。
 契約してないというのなら、なおさら入ってこない確率のほうが高い。


織莉子(……ごまかし、かしら。
    助けを呼んだときに、魔女の口付けがないと不自然だと思われるから……?)


 でも、ごまかしでも魔法を使うなら魔力を練る必要があるはず。
 そんな動作があったら見逃さないはずだし、魔力で気づける。

 私達の行動を知っていて、最初からマークをつけて近づいてきた…?
 いや、いくら知っていても鎧の魔女の結界のマークまで視えていたとは思い難い。


 本当にあれが未契約で、思い悩んでいることがあるから魅入られたのだとしたら……
 それは… 何かしたのは暁美ほむらのほうだということ?


織莉子(でも、だとしたら何でわざわざ“私”となんて仲良くなんてするのよ)

織莉子(彼女が何がしたいのかも、何が起きてるのかも… ……わからないわ)
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/26(金) 23:39:20.84 ID:Gfgs6yLM0
へー、あの時の織莉子さんには魔女の口づけがあったんだ
魔女に魅入られるほど精神的に弱ってたのか?
メガほむも気づいてなかったしそんな様子はなかったんだが
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/26(金) 23:43:14.59 ID:7LC2S7/cO
魔女の口付けがあったらアニメの仁美みたいにアレな性格になるんじゃ?
よく冷静に電話できたなぁ
459 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/27(土) 00:10:08.67 ID:lLZi86qv0
>>458 仁美がアレな性格になったのはハコが精神汚染魔法を使うからじゃないでしょうか
   一応結界に入るところまではふら〜っと入って、後でハッと気づいて電話した感じです
----------------

【夕方】

 ホテルに戻る頃には疲れきっていた。

 見滝原に戻ってきた初日と同じ宿ではない。インキュベーターとの接触を避けるために何度か変えてきた。
 ころころと環境が変わるのが落ち着かなくて、疲れを増大させる。本当に落ち着いている暇もない……


キリカ「最悪暁美もあの偽者も、他のヤツ全員出てきてもぶッ倒すから!」

キリカ「私達が負けるわけないじゃん! 織莉子と私のコンビだよ?」

織莉子「ええ…… そうね」

織莉子(あの場所に帰るために、負けるわけにはいかない……)



 ――………また目の前に映像が浮かぶ。私じゃない、“アイツ”の未来だった。
 また更に鮮明に見えるようになっていた。
460 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/27(土) 00:22:33.72 ID:lLZi86qv0

 またあの続きだ。大体いつなのかもわかる。
 一ヶ月くらい後…? やや遠い未来のビジョンだった。


 どこだろう、ここは…



 外… 陽射しが眩しい。
 いつもの見滝原の景色ではなかった。

 誰かと話している。


「――――xxxxxxxxxxxxxxxxx」

「xxって、xxxxxxxxxxxxxxxxxxね…xxxxxxxxxxxxx」

「――――……… 」


 よく聞き取れない。

 それでも相手の顔ははっきりとわかった。
 またここの魔法少女たちと一緒に居た。


 自分のは見えない。4日後から消え去ってしまったまま。

 随分と鮮明になっている
 このおかしな映像は……

 私は消えて、こいつはその後も存在する。

 何が起きて、何が原因でこうなっているのかはわからないけれど、
 今決まっている未来ではそれだけが真実なのだと認識した。
461 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/27(土) 01:01:06.99 ID:lLZi86qv0

 そして漸く気づいた。――自分自身があれになるのだと。
 自分の未来はこれから、あいつに取って代わられるのだと。

 相変わらずほむらとの会話も聞こえた。だとしたらあの存在は、あれはもしかして敵の魔法少女なんかじゃなく……



QB「やっと見つけたよ、織莉子。やっぱりここに来ていたんだね」

織莉子「…!?」

キリカ「………!」


織莉子(何故こいつがここに…! もうそれほどまでに“私の未来”が、存在が小さくなっているの?)


QB「ほむらから伝言だよ」

織莉子「伝言……?」

QB「もうこの見滝原に居る“もう一人の君”の存在を知っているだろうけど、心配することは無い」

QB「彼女は、ほむらがこの世界に戻ってくるとき、前の世界から連れてきたんだ」

織莉子「暁美ほむらは何故この世界に戻ってきたの?」

QB「これ以上まどかを救うために時間を戻しても意味がないと気づいたそうだ」

QB「そして、絶望しそうになったところをこの世界に“戻りたい”と願ったら、
   時間停止や遡行と引き換えに世界を移動する力を手に入れたらしい」

織莉子「…そんなことがあるのね」

QB「人の思いの力だよ。僕が言うのもなんだけどね」
462 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/27(土) 01:32:59.34 ID:lLZi86qv0

QB「もう一人の君のほうはじきに消える」

QB「暁美ほむらのように魂を移動しているわけじゃなく、今この世界には全く同じ存在が二つあるわけだからね」

織莉子「……」

 消える? 私ではなく、向こうが?

 ……嘘だ。それともハッタリ?
 しかし、インキュベーターは嘘はつかない。
 真実を誤認するように誘導はしても、こんなに堂々と真実と間逆のことは言わない。

 本当にインキュベーターはそう思っているんだ。
 だったら… そう思っていてもらおう。

織莉子「識っているわ。あるときからいきなりあちらの私の未来が消えているからおかしいと思っていたの」

織莉子「それから、彼女達と会って話がしたい。明日の放課後、工業地帯の鉄塔の下に来てくれるように伝言頼めない?」

QB「わかった、伝えておくよ」

QB「…ああ、それと。今朝通学路にグリーフシードを孵化させたのは君達かい?」

 素直にもう一人の私の正体を探ろうとした… と言おうとしたけれど、
 いつものように予知で探る余裕がなかったことを怪しまれてしまう。

 本当ならあんな直接的な手段は使わない。予知のほうが正確で安全だった、のに……


織莉子「知らないわね」


織莉子(…これからは、予知にばかりも頼ってはいられないわね)

織莉子(でも、明日の忠告でこの世界から帰ってくれれば……)
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/27(土) 01:47:10.61 ID:wBJzA0Ih0
なるほど
織莉子サイドの話を読むとメガほむ達と邂逅したあの時点で織莉子さんの方が消えると嘘で塗り固めていたのか
あとは織莉子がわざわざあすみんの事を口にした理由が気になる
464 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/27(土) 02:10:28.50 ID:lLZi86qv0
――――――
―――

―EX・5日目



織莉子「今日が終わればもう感動のお別れであの私は帰って、丸く収まるはずだった……
    このままお前が余計なことに気づかなければ上手く行くはずだった!」

織莉子「今からアイツをこの世界から帰らせずに、私が因果を取り戻すのは絶望的……」

織莉子「もうみんなあっちを美国織莉子だと信じきってる。
    私が今から表に出てきたところで、私の方が偽者にされるでしょうね」

織莉子「私が持っていたはずのものを、今はあっちが全て代わりに持ってるから…!」

QB「棄てたのは君のはずだよ。君にとっては全て足枷にしかならなかったはずだ」


QB「―――ブッ」

 インキュベーターが真っ二つに割れて、赤が飛び散る。
 いつの間にかキリカが変身していた。


キリカ「そうだよ?いらないよ。君の足枷になるものなんか」

キリカ「全部、全部、全部全部全部全部全部全部全部 ね」

キリカ「君の足枷になるのならたとえ別世界の君であっても容赦なく切り刻むよ…!」

織莉子「…私が持っていたはずのものを、今はあっちが全て代わりに持ってる と言ったけれど…それは間違いだったわね」

織莉子「キリカ…… 貴女だけはずっと、私だけの大切な友達。いつも傍に居てくれた」

織莉子「嬉しいわ。貴女のためにも、この私が!この世界に残らなくてはならない!」


――――――
―――

――
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/27(土) 02:20:29.83 ID:CEvbZ9k30
こうなったら、未契約織莉子を元の世界に返すのじゃなくて
契約織莉子とキリカを未契約織莉子の世界に飛ばすのもありかな
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/27(土) 02:30:17.18 ID:wBJzA0Ih0
織莉子も哀れだが自業自得なんだよな
キュウベェの口から『これが人間の言う天罰というやつじゃないかな?』みたいな嫌味を聞かされて欲しい
467 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/27(土) 02:51:35.28 ID:lLZi86qv0
―EX・6日目


【13時】


QB「それで、あの二人にいくつスペアを潰されたことか……
   なんとか逃げてきたけどね」

ほむら「……話は大体わかったわ。嘘だった、と」

ゆま「オリコが別なところにいかなくてすむのはうれしいけど、でも…」

杏子「あっちがかわいそう… か?
   だがあいつら、きっとすぐ襲ってくるぞ。あっちの事情がバレた以上あとは直接対決しかないだろう」

杏子「それにもうこれ以上相手にとって良い状況になることはないんだ。
   こんな話聞いたらバラけたりは絶対しないしな。機を待ったところで意味もない」

ほむら「そうですね…… でも、出来れば他の住人とかに迷惑かかるのは嫌です」

ほむら「最悪、家ごと壊されたり、一般人を人質にされたりなんてこともありそうですから」


 まどかの時は、世界がかかっていて、結果的に多くの人の命もかかっていた。
 その目標自体は、正義の行動だといっても間違ってはいなかった。

 でも、きっと規模や善悪なんて関係ない。“自分の世界が壊される”ことに変わりはないのだから…
 その気持ちを、昨日まどかを殺すことを覚悟して理解した。


織莉子「……… 私は、帰らなくて済む…の?」

ほむら「はい。消えるというのも嘘だったんです。このままなら消えるのは、あっちの… 元からこの世界に居た美国織莉子……」

織莉子「……それを、向こうは許しはしないでしょうね」

ほむら「……」


QB「気をつけた方がいい」

QB「向こうの織莉子は、自分の未来が見えづらくなる代わりにこっちの織莉子の未来が見えやすくなっている。
   もうリミットはあと1日。本来の未来予知にかなり近い精度でこっちの織莉子の未来を視ることが出来るようになっているはずだ」



1自由安価
2場所移動
 a路地裏
 b歩道橋
 c土手
 d鉄塔
 e廃工場
 f立体駐車場

下1レス
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/27(土) 02:53:46.66 ID:QKAYvwSF0
盾に収納
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/27(土) 02:55:59.38 ID:wBJzA0Ih0
キュウベェに質問
向こうの織莉子は織莉子さんの視点で未来を見ている
織莉子さんを再び盾に入れて時間を止めてしまえば、向こうの織莉子は未来視が出来なくなるんじゃないの?
470 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/27(土) 03:09:52.95 ID:lLZi86qv0
------------------
ここまで
次回は29日(月)20時くらいからの予定です
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/27(土) 03:24:36.38 ID:wBJzA0Ih0
乙でした

いよいよクライマックスかな?
戦いになった場合未来予知が出来にくくなってる織莉子を重点的に狙えば倒しやすいのかな?
織莉子を倒せばキリカは自滅するだろうし
個人的には2人の織莉子が対面して消え行く織莉子に織莉子さんが何かしらキツイ言葉をかけてほしい

それにしても織莉子さんを盾に入れてこの世界に連れてきたことでこんなことになるとは意外でした
このまま織莉子が消えてキリカが自滅すれば、メガほむはまどか達の仇を討ったことになるんだよなぁ
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/27(土) 03:49:17.36 ID:5cVqUniWO
…寝落ちてた

乙です
織莉子さんの方がこの世界の美国織莉子と認識されてるんだから、一旦元の世界に避難させてから逃げ回れば、戦わずに織莉子は消えるんじゃね?


473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/28(日) 02:31:11.40 ID:kosERSwQ0
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/29(月) 12:40:49.45 ID:gLJjsIM/O
織莉子を盾に入れるならエイミーも一緒に入れないとね
475 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/29(月) 20:51:10.15 ID:FFJY7erq0

ほむら「とりあえず、前の世界から持って来たときのように
    盾の中に入っていれば完全防御になります」

ほむら「一見狭そうに見えますけど、実は中は見た目よりずっと広いんですよ。
    この中に入ってもらますか?」

織莉子「そういえば、ずっとその中に入っていたのね。
    足から入ってけば良いのかしら…?」

ほむら「はい!」


 片足入れると、吸い込まれるように足が中に入っていく。
 前の世界で盾の中に収納したときは恨みしか感じていなかったのに、不思議なものだ。
476 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/29(月) 21:17:10.17 ID:FFJY7erq0

 盾の中にもう片足を入れる前、織莉子さんが口を開いた。


織莉子「…私は、最初にこの世界の私を羨ましいと思った。
    その生活を手にできたのは、あの人たち自身の行動の結果なのだと思う」

織莉子「その結果を横から来た私に奪われたら、きっと絶対に許せないだろうなって気持ちもわかるの」

織莉子「だからこそ、こうなってしまったのが悲しいと思うわ… 元は同じ運命を辿っていた者として」

ほむら「…冷たいことを言うと、こうなってしまったのもあの人たちの行動の結果でもあるんです。
    望む生活を手にしたことで、因果が薄まって破滅を招いたというのは皮肉な話だと思いますが…」

ほむら「あっちの織莉子さんは、きっと、こういう対処の仕方に慣れすぎてしまったんです。
    問題が起きたときに、誰かを騙したり、殺したりして切り抜けるっていう…」

ほむら「……私も気持ちはわかりますけどね」

 私も状況次第では似たようなものになっていたかもしれない。
 目的が間逆だっただけで、私達の本質は似たところがあった。

 けれど、完全にそうなってしまったら、きっと…


ほむら「…収納が終わりました! 早くここから離れた場所に……――!」

「へえ、何処に行くんだい?」

ほむら「―――!!」 


 玄関を出ようとドアを開けると、思わず後ずさって変身し、身構えた。
 その姿が、既に目の前に来ていた――
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/29(月) 21:19:51.85 ID:GKfBKaoG0
ヤバイな、今までキリカの速度低下に対処できたことないし死ぬかも
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/29(月) 21:20:14.15 ID:Uq9HceFD0
間に合わなかったか
479 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/29(月) 21:34:01.17 ID:FFJY7erq0

ほむら「………!!」

キリカ「いきなり変身か。こんなところで戦う気かい?」

ほむら「…こんなところで戦う気じゃなければ、どこに移動したいの?」

ほむら「尤も、移動中にあなたたちが奇襲してこないとは思えないけど……」

キリカ「信用ないねェ。ここで戦ったりすれば、警察呼ばれたり騒ぎになると思うけど」

キリカ「あんまり目立ちたくないんだよね。一応死んでることになってるんだから、調べられたらマズいし。
    だからこうしてドアぶち破って家ごとメチャクチャに切り刻んでやりたい気持ちを我慢してたんだよ?」

ほむら「…… じゃあ、」
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/29(月) 21:35:18.53 ID:GKfBKaoG0
杏子とゆまが空気だな
481 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/29(月) 21:55:46.33 ID:FFJY7erq0

織莉子「……まずは話をしましょうよ」


 この世界の美国織莉子も、呉キリカの後ろに立っていた。

織莉子「今、別世界の私は盾の中にでも入ってるのかしら?」

織莉子「ある時から意識が途絶えているのよね…。
    というより、視てみても暫くずっと全く同じ時間で意識が止まっている感じかしら」

ほむら「…!」

織莉子「つまり、暁美ほむら。貴女を狙えば殺せるということね」

 …そうだ、盾の中に入れているということは、今私が命を預かっているということなんだ。
 私がやられれば盾の中に入った織莉子さんも消えてしまう……


杏子「で、あたしらはそのおまけとでも思ってんの?」

杏子「狙わせねえよ。おまけじゃ澄まさないからな…」

ゆま「そうだよ
   ほむらの前にはキョーコがいて、隣にはゆまが居て守ってるんだからね!」

織莉子「そう、良い友情ね」

織莉子「でも、そっちが意識がないお陰でむしろやりやすくなったわ。
    意図せずに介入されるのが一番鬱陶しいのよ」
482 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/29(月) 22:50:03.49 ID:FFJY7erq0

織莉子「私もまだ数秒先くらいなら視えるの」

織莉子「もう暁美ほむらは時間停止を使えない。キリカの強さは知ってのとおりよね?」

杏子「…なんだよ、諦めて帰れって頼みにきたのか?」

織莉子「一応、ね」

織莉子「元々私がこの世界に居た。私はこの世界で生きてきた。この世界の、未来を救った!
    なのに、何故いきなり現れたやつに大人しく奪われなきゃいけない!?」

織莉子「だって、そんなのは理不尽じゃない!!」

織莉子「折角“美国”から解放されたのに、その結果がこれなんて
    私は幸せになってはいけないとでもいうの…?」

織莉子「そっちが帰れば済む話よ。消えるわけでもなく、元居た場所に戻るだけ。それが一番自然な解決じゃない…!」

ほむら「…一応、一方的に襲いにかかるんじゃなくて話をする気はあったんですね。
    もし奇襲でもしてきたら、同情の気持ちも一片もなくなっていたところでしたけど…」

織莉子「…ええ。一応、聞いておくわ」

織莉子「私は自分の命を、自分の未来を守るために戦うの。
    あなたたちが受けいれない限り、そのために戦うのはしょうがないこと。でも、あなたたちが受けいれれば戦わなくて済むことなのよ……!」


織莉子「……そっちの私を、自分の世界に帰してくれない?」



1自由安価

2安価内容で提案
3安価内容で質問

4二人の意見を聞く
5織莉子さんの意見を聞く

 拒否
6「あなたが視えているとおりです。帰る気はありません」
7「かわいそうですけど、もうあなたのことを信じられません」
8「あなたに殺された人たちも命乞いもできずに理不尽に殺されていきました。因果応報じゃないですか?」


 下4レス中多数決(セリフは各選択肢により態度が若干変わるので1つのみ選択)
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/29(月) 23:49:05.93 ID:Uq9HceFD0
1
答えを出す前に、でもひとつ言わせて欲しいと前置きしてから8のセリフに近い事を言う

理不尽とか言ってましたけど、あなた方にそれを口にする資格はあるんですか?
あなた方に殺された人たちも理不尽に殺されていきましたよね?
まどかも、美樹さんも、上条くんも名も知らない魔法少女達も、何も悪いことをしてなかったのに…
彼らに理不尽な死を与えて未来を奪っておきながら、虫が良過ぎるとは思わないんですか!?

あなたの予知の力を、まどかをキュウベぇから守ることに向けてくれていたら、守ることが出来たかもしれなかったのに…
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/29(月) 23:50:01.70 ID:GKfBKaoG0
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/29(月) 23:51:17.72 ID:VzpWosCDO
2
…私なら、あなたを『今盾の中にいる美国織莉子』の世界に送る事は出来ますよ?
あの世界では既に鹿目まどかは契約していますが、そのけじめは勿論私がつけます

…正直あなた達は憎いですけど、だからといって僅かな可能性を捨てて戦うのはこの世界の鹿目さんにあなた達がやった事と同じです
それに、あなた達は強い…戦って、万に一つでも佐倉さんやゆまちゃんが無為に死んでしまうのは私も嫌です
可能性があるのなら、私は賭けたいですよ
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/29(月) 23:54:38.04 ID:1WWufiSLO
483の後、485
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/29(月) 23:55:01.00 ID:GKfBKaoG0
488 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/30(火) 00:26:23.91 ID:x54OiVfh0

ほむら「答えを出す前に、でもひとつ言わせてください」

織莉子「……」

ほむら「理不尽とか言ってましたけど、あなた方にそれを口にする資格はあるんですか?
    あなた方に殺された人たちも理不尽に殺されていきましたよね?」

ほむら「まどかも、美樹さんも、上条くんも名も知らない魔法少女達も、何も悪いことをしてなかったのに…」

ほむら「彼らに理不尽な死を与えて未来を奪っておきながら、虫が良過ぎるとは思わないんですか!?」

キリカ「な… 君達、織莉子のおかげで平和に暮らしてられるってのに今更文句言うのか!」

キリカ「織莉子のやり方は間違ってなかった!あれは救世のための仕方の無い犠牲だっただけ!それとこれとは別だ!」

杏子「駄目だこいつ… 救いよう無いな。罪悪感まるで無しか」

織莉子「…いいえ、そういうことじゃないわ、キリカ。
    そうね、確かに救世の為とはいえあまりにも多くの命を奪った」

織莉子「奪われる側からすればどんな事情も関係ない。『しょうがなかった』なんていって諦められない。
    自分の番が回ってきた時にだけ嘆くのは虫が良すぎるというのは確かにそうなんでしょう」

織莉子「でも、だから諦めろというのなら私は…」
489 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/30(火) 00:43:48.09 ID:x54OiVfh0

ほむら「…私なら、あなたを『今盾の中にいる美国織莉子』の世界に送る事は出来ますよ?
    あの世界では既に鹿目まどかは契約していますが、そのけじめは勿論私がつけます」

織莉子「……そんなことをしてもどうにもならないわ。
    その世界に行けば、私はただの別世界の異物… そちらの代わりにはならない」

織莉子「そっちの私がこの世界の私を上書きできるからといって、逆が可能になっているわけではないわ」

織莉子「それに、私が自分の世界を棄てる理由も無い。そちらの私が自分の世界に帰れば済むことよ」

織莉子「受けいれるか、受けいれないか…… 戦わないか、戦うか… それだけ」

織莉子「やはり、受けいれてくる気はないようですね……」



1自由安価

2安価内容で提案
3安価内容で質問

4二人の意見を聞く
5織莉子さんの意見を聞く

6拒否


 下4レス中多数決
490 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/06/30(火) 01:13:14.72 ID:x54OiVfh0
----------------
ここまで
次回は3日(金)20時くらいからの予定です
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/30(火) 20:04:47.86 ID:Qdrxkvpp0

朝見つけて1スレ目から読んできちゃった
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/02(木) 23:38:53.16 ID:Bwu00aEa0
2
もう一度>>485の後半の内容を話した上で提案してみる

あなたがこの世界で『美国織莉子』として認められなくなった以上、ここで盾の中の彼女を元の世界に返したとしても無駄だと思います
インキュベーターから聞きましたが、自分の未来が視えなくなったあなたは確実にこの世界で『美国織莉子』でなくなっている
もし彼女を殺したとしてもそれはこの世界の『美国織莉子』を害しただけで、この世界で『美国織莉子』でなくなったあなたはどのみち消滅すると思いますよ?

確かにあなたはこの世界を救ったけれど、この世界で『美国』を捨てたあなたはもう『美国織莉子』として存在出来ない
この世界に来た織莉子さんが『美国織莉子』として認められたのは、彼女が『美国』を受け入れて逃げずに向き合ったからですよ
あなたが救世を志したのは世界を救いたかったからじゃない、あなたがさっき言ったように『美国』から逃げて解放されたかっただけじゃないですか

先程話した彼女の世界にあなたを連れて行くというのは、あなたが消滅するのを防ぐ唯一の方法だと思いますよ?
並行世界に行ってもいきなり消滅することはないでしょう、彼女もいきなり消えたりしなかったわけですから
あなたは否定していましたけど、元の世界で空白になっている『美国織莉子』に再びなるしか消滅せずにすむ方法はないと思いますよ?

(その場合は向こうの呉キリカをどうするか考えないといけないんだけどね…
正直助ける義理はないけど、契約してなければ今目の前にいるのとは違って常識が多少あるかもしれないし)
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/02(木) 23:53:05.72 ID:mmWryHIY0
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/03(金) 17:51:32.41 ID:LCM5asXK0
↑2やな
キリカさんは契約してなけりゃまともだし
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/03(金) 18:41:44.94 ID:foF5wi0T0
>>299で片方を消しても意味が無いとQBも言ってるしな
496 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/03(金) 20:26:17.81 ID:etREek+o0

ほむら「ち、違う…!」

ほむら「正直あなた達は憎いですけど、可能性があるのなら私はそれに賭けたいと思ってますよ!」

ほむら「憎いからといって僅かな可能性を捨てて戦うのは
    この世界の鹿目さんにあなた達がやった事と同じですから……」

織莉子「貴女も自分の都合で向こうの世界の鹿目まどかを殺すことを考えている…」

織莉子「貴女は向こうの世界の鹿目まどかがまだ生きていることを知っている。
    知っていて、魔女にならないことに賭けずに殺そうとしているんじゃない」

織莉子「貴女に私のことを言う資格はある?」

織莉子「立場さえ違えば貴女も私と同じことをやった。…同じなのよ、私と貴女は」

ほむら「……それはわかってます。いいえ、今回のことで考えてみてわかったんです。あなたの気持ちも。
    まどかのことは“仕方なかった”。失敗した場合の代償が大きすぎる、それ以前に自分の世界を壊すから…」

ほむら「魔女になる未来を知っていて、魔女にならないほうになんてかけられないのはわかります」

ほむら「でも、あなたたちのことは違う! 助けられるのなら助けたいとは思ってます」
497 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/03(金) 20:31:49.31 ID:etREek+o0

ほむら「それに、あなた達は強い…戦って、
    万に一つでも佐倉さんやゆまちゃんが無為に死んでしまうのは私も嫌です」

織莉子「…そう思ってくれるのなら、早く向こうの世界に行って帰しきて頂戴」

織莉子「私が消えるのは、因果が弱まった状態で『同じ存在』が出来てしまったから」

織莉子「同じ存在が二人は世界に居られない。そうなればどちらかが消えなければならない」

織莉子「しかしこのままだとこの生存競争に勝つのはそちらのほう……
    そちらの私さえいなくなれば、再び元の私だけになれば元通りになるのよ」

織莉子「まだ完全に代わっていない、異物が異物であるそのうちに……!」

ほむら「…本当に、あなたの言うとおり織莉子さんを戻せば消えないんですか?
    もし、もう駄目だったらどうするつもりですか?」

ほむら「原因については私もインキュベーターから聞きました。
    もし彼女を殺したとしてもそれはこの世界の『美国織莉子』を害しただけで、
    この世界で『美国織莉子』でなくなったあなたはどのみち消滅するのなら…」

織莉子「私はまだここに居る。私の未来はまだある。それは完全に代わってはいないというなによりの証明よ。
    元々この世界の私は私だけ、存在の強いもう一人さえこの世界から消えれば私は…」

織莉子「それに、もしそうだとしたら私は打つ手なしということじゃない…」

織莉子「もしそうだとしても、私はそうでない可能性に賭けるわ。
    貴女もさっき言ったとおり可能性があるほうに賭けるのならとりあえず帰してくれるわね?」

ほむら「え!」

ほむら「い、いや…」

織莉子「…??」
498 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/03(金) 20:44:02.52 ID:etREek+o0

ほむら「あなたは否定していましたけど、
    元の世界で空白になっている『美国織莉子』に再びなるしか消滅せずにすむ方法はないと思いますよ?」

織莉子「…それを本気で言っているの?
    今回の例はあくまで例外、他の世界の自分を取って代わるということの難しさをわかってない」

織莉子「向こうの世界で因果を取り戻すだけでなく、
    今から『美国織莉子』の因果を減少させることなんて出来ない。どう考えたって不可能なのに」

キリカ「うるさい! さっきから… 貴様、適当なことを言って織莉子を惑わすな!!」

キリカ「しかも私まで消えるじゃないか!」

ほむら「それは…… 二人とも乗っ取れるようになんやかんや頑張っていただいて」

織莉子「それはさすがに頑張ればなんとか出来る問題じゃないでしょう…」

ほむら「ほら、別世界に行ってもいきなりは消えないなら数日なら大丈夫ですよ。元より増えたじゃないですか」

キリカ「絶対ふざけてる…! やっぱこいつ切り刻んでやろうよ!私もう我慢できないよ!」

キリカ「助けられるなら助けたいとか言って、全然助ける気ないじゃんか!」
499 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/03(金) 20:55:26.63 ID:etREek+o0

キリカ「つべこべ言わず元の世界に戻せよ!それか散ね!」

杏子「お前ら、黙って聞いてればあれも駄目これも駄目!それがものを頼む態度か!」

キリカ「あんたがメチャクチャなこと言うからだろ!こっちが頼んでるのは最初から一つなのに!」

杏子「…そっちの織莉子が生きるか死ぬかはこっちの判断一つだってことを忘れてるんじゃないのか?
   戦うのはそっちにとってもリスクだと考えてるだろう?」

杏子「だからこうして頼んでんじゃないかと思ってたが……
   どうせ無駄に殺したくないということよりそっちが重要だろう? お前らは薄情だからな」

キリカ「なんだと!」

杏子「今盾の中に居る織莉子をこの世界から帰すことも含めて…… 協力してほしいと頼むのなら、やらんこともない」

杏子「まあ、織莉子ともちゃんと話はするけどな」

織莉子「…!」

織莉子「もー、キリカ謝りなさいよ… さっき結構過激なこと言っちゃったじゃない…」

キリカ「う、うん… ごめんよ。○ねとか言っちゃって」

キリカ「……協力… してください。お願いします」

織莉子「ええ、私からも… 協力してくれるのならまあ、無駄に戦わずお互い無傷なほうがいいものね」

織莉子「……私は最初からちゃんと頼んでた気がするんだけど…」



杏子『“してください”だってよ、しおらしいぜ。ちょっと新鮮だけどどうするよ?』テレパシー

杏子『織莉子を向こうに戻すこと、お前は抵抗あるみたいだったじゃん』

ほむら『まあ、ここで無理矢理襲ってこないなら最終的には織莉子さんの意思かなぁとは思いますが…』

ほむら『佐倉さんはどう思いますか?』

杏子『ちょっと期待させて断りたくなってきた』

ほむら『え…?』

ゆま『キョーコ、いじわるはよくないよ…』



1OK
2だが断る

 下3レス中多数決
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/03(金) 21:02:54.17 ID:z9u3FtAVO
↑この選択肢の意味がいまいちわからない…
織莉子とキリカの協力を受け入れるか否かの選択肢なのかな?
501 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/03(金) 21:15:46.33 ID:etREek+o0
----------------------
織莉子とキリカからの協力の申し出を受けいれるか否かの選択肢です。
つまり、とりあえずは一旦盾の中の織莉子を元の世界に帰らせて様子を見ることになります。
それでこの世界の織莉子が取って代わられずに済む(消えない)ようならそのままで過ごします。

ここから再安価
下3レス中多数決
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/03(金) 21:28:22.24 ID:hsBdxGc50
うーん、条件付きで1かな?
元の世界に返す前に織莉子さんの考えを聞いてからにしたいし
もっともオリキリがいきなり襲ってこないように、2人のSGを机の上においてからとかしてから盾から出したい

条件付きが駄目なら2で
杏子が織莉子さんの名前を出した途端、織莉子の態度が変になったのが気になるし
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/03(金) 22:08:14.33 ID:z9u3FtAVO
質問への回答ありがとうございます
安価は2で
戻しに行ってる間にほむら達が教われる気がするので
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/07/03(金) 22:16:03.56 ID:fvMxmll50
2
嘘をついてる味だぜ
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/03(金) 22:17:28.12 ID:foF5wi0T0
この二人には嘘付かれ続けて信用できないしな
506 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/03(金) 22:54:56.43 ID:etREek+o0

ほむら「だが断ります」

織莉子「え」

キリカ「…はぁーーーッ!? なにそれ!ちゃんと頼めば協力してくれるって言ったじゃん!」

杏子「え…… まぁあたしは確かにそう言ったよ? でもねぇ… 連れがこう言ってるものでねえ」

ゆま「ホムラまでいじわるはひどいよ、さすがにかわいそうじゃ…」

ほむら「だって考えてみてくださいよ。戻しに言ってる間、私無防備なんですよ?その間に襲われたら困りますよ」

織莉子「貴女を襲ってどうするのよ…… ちゃんと戻してくれればもう本当に戦う理由はなくなるのよ?」

ほむら「『戦う理由はもうない』……その言葉、何度も聞きました」

ほむら「これまであなた達には散々騙されてきました。もうどんな言葉も信じられません。
    だから本当に困ったときにも助けてもらえないんですよ。恨むなら今までの自分の言動を恨むことですね…」

織莉子「くっ……… だからって最後の最後で上げて落とすなんて…」



キリカ「死ねェ!」


―――ビュンッ
 鋭い刃が佐倉さんの首を刈り取りにかかる

 辺りを包む魔力。速度低下の能力…… 呉キリカは既に戦闘態勢に入っていた。


杏子「ッ… と! さすがに今の攻撃は予測できてたぜ」

 攻撃の回避と同時に佐倉さんも変身する。
 一筋血が飛んだものの、回避したおかげで傷口は深くなさそうだ。
507 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/03(金) 23:07:53.79 ID:etREek+o0

キリカ「余裕で喋ってる時間すらあげない!」

キリカ「織莉子のためならと恥を忍んで頼んだのに!殺してやる!」

 私とゆまちゃんも変身する。
 これは、もう後には退けなそうだ。


 喋ってる間にも猛攻は続き、佐倉さんは防戦一方でやや押され気味だ。


織莉子「あくまで私達は、どこまでも戦わなくてはいけない運命なのね…」

織莉子「それなら仕方ないわ。…――徹底的に排除する!」




ほむら 魔力[80/100] 状態:正常

GS:4つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[65/100]
・落書き[100/100]
・ハコ[100/100]
・[100/100]


仲間:
杏子 状態:負傷(小)
ゆま 状態:正常


敵:美国織莉子 呉キリカ


装備:なし【体術Lv0】(近接・魔力-0)

・時間停止:時間を止める【使用不可】
・時間遡行(魔力-15)【使用不可】
・世界移動(魔力-20) 今まで繰り返して出来た平行世界に移動する。但し時間の移動はできない。
1クロックダウン(1ターンにつき魔力-6)解除 :単体の時間を減速する。爆弾にかければ起爆までの時間も操れる。
2クロックストップ(魔力-70・効果時間3秒):単体の時間をほぼ動けないくらい減速させる。
3射撃
 a拳銃(強化用魔力-5)(残弾:23)
 bショットガン(強化用魔力-5)(残弾:10)
 cレーザーガン(魔力-10) :拳銃から魔力を直接発射。もう弾を盗めないほむらの苦肉の策。
4爆撃(爆弾所持数:38) :爆弾を投げつける。注意して余裕を持って使わないと仲間や自分に被害が及ぶ危険有り。
5打撃【体術Lv0】
 体術:主に盾で殴るくらい
6その他盾の中に入ってるもの
 a日本刀(強化用魔力-15) :【剣術Lv0】現物なので耐久力はあんましない。更にすぐ刃こぼれする。
・自分の負傷を回復(部位・範囲によって消費変動) 【ほむらの基準:両腕使用可能再生で-100程度】
7他人の負傷を回復(部位・範囲によって消費変動) 【ほむらの基準:軽症回復で-100程度】


 下1レス
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/03(金) 23:18:43.53 ID:hsBdxGc50
キリカに2
509 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/03(金) 23:47:12.13 ID:etREek+o0

ほむら(まずはあの素早さを止めないと―――)


ほむら「――!?」
―――ザンッ

織莉子「それも既に見切っていた… ということよ」


 時間を減速させようとした直前、左肩から水晶の刃で深く切りこまれた。
 
ほむら「ぐっ… ごぽ……」

杏子「…!?」

キリカ「よそ見してる余裕があるか!」ガンッ

杏子「ぐっ…!」


ほむら(切断されたせいで魔力が…――!)

織莉子「これで…… !」

ゆま「やぁああぁああッ!!」

 美国織莉子の後ろから、ゆまちゃんがハンマーを振り上げた。
 予知したのか美国織莉子はそれを受け止める。

ゆま「ゆまだっているんだから、強くなったんだから…!」

織莉子「私達も強くなったのよ。新人の子供に負けたりはしない…!」
510 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 00:07:55.55 ID:sGYxKTxX0

ほむら(やっぱり、“速度低下”の効果が大きい… 駄目だ、このままだとゆまちゃんも…)

ほむら(私がなんとかしないと…)

 ゆまちゃんと戦っている隙にソウルジェムを拾い、盾を反対側の腕に装着しなおす。

ほむら(う…… でも、痛くて集中できな… そうだ、痛覚を…!)

 痛覚を切り、的を絞り全力で時間を減速させようとする。

――その直前、身体が強引に掴まれ宙を舞い、そして後ろを走っていた車に叩きつけられた。
痛覚を切っているから衝撃も感じなかったけれど…


運転手「ぐばッ… な、なんだあああ!? 何が起き…何なんだよこれぇ…!何なんだよあんたらは!」

織莉子「痛覚を切ったか… やはり、貴女から排除しないといけない!」

ゆま「…!ごめん、ごめんねホムラ!」

 ゆまちゃんの攻撃に代わりに当たるように引っ掴まれたんだ。
 またも直前に邪魔が入った。それも、関係ない人にまで迷惑をかけて…

ゆま「あと車の人も、こうげきするつもりじゃ…」

ほむら「ゆまちゃん、いいから…!」


ほむら(でも距離は空いた、この隙に、美国織莉子がこっちにまで来るまでに!
    減速を… かけさせて…… もらうわよ!)
511 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 00:25:08.00 ID:sGYxKTxX0

ほむら『佐倉さん、私が呉キリカの時を止めます! やっちゃってください!』

杏子『ああ!』

 1秒

キリカ「…!そうか、だが、そんなの私には無意味だ!」

杏子「なっ、動いた……!?」

杏子「あの中を、本気の減速の中を、普通に動けるだと!」



織莉子「…ッ!」

ほむら(美国織莉子の動きが見るからに遅くなった… 速度低下の範囲を狭めてあっちも全力を出したのね…!)


 2秒


ほむら『ゆまちゃん、今よ、ハンマーを投げて…!!』

ゆま「えっ? う、うん!」


 3秒……


――ブンッ
織莉子「がッ…!!」


 美国織莉子が血を吐く。結構なダメージにはなったはずだけど…



キリカ「たったのそれだけの時間で良かったよ、はは…… は…」

杏子「――――」

 佐倉さんの動きが止まる。

キリカ「私の勝ちだ! 私の方が長い!! やった…!!」

 そして、真っ二つに斬られ、切り刻まれていった……
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/04(土) 00:26:44.96 ID:TauvhI/60
決着が付く前に勝利を確信するのは負けフラグ
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 00:28:06.95 ID:ddFgyAQT0
杏子がやられた!?
514 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 00:40:52.92 ID:sGYxKTxX0
【訂正】 >>511 佐倉さんの動きが止まる。 ←端から見ればどっちもほぼ止まってるので訂正
「呉キリカが動いた。佐倉さんだけが止まっている――」で
--------------


ゆま「杏子――――!!」

ほむら「まだ、また私も減速を…!」

ほむら(!)

ほむら(駄目だ、魔力がない……)

ほむら(でも、それは相手も同じことじゃあ…)


キリカ「これで魔力を回復する隙も生まれた… そっちはどうだい?」

ほむら「…!」

キリカ「死んでくれてもいいけど、私達の魔力の肥やしになってくれたっていいんだよ!?」

ほむら「…ゆまちゃん、冷静になって。気を強く持つのよ」

ほむら「まだ私がいる。それに、織莉子さんを守らなきゃ……」

ゆま「うん……」

織莉子「よくやったわ、キリカ! でもまずは、暁美ほむら… 彼女をどうにかしないと」

織莉子「魔力を回復する隙も与えず仕留める…!」

キリカ「うん!」


 物凄い勢いで近づいて、刃を振り下ろしてくる。


ほむら(無理だ…… 避けられない)

ほむら(そんな………)
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 00:46:48.08 ID:q5vw2d1GO
バッドエンドか
516 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 01:11:07.53 ID:sGYxKTxX0

 地面が遠ざかっていく。

 鉄道が見える。
 アパートの屋根が見える。


 私は今、飛んでいる…―――?

ほむら(死んじゃったのかな… 身体が軽い。私今幽霊になってるの?)

ほむら(なんて。魂はソウルジェムの中にあって、私は人間じゃなくって…
    ソウルジェムが壊れたなら魂ごと壊れるんだから、死んだ後残るはずも無いよ)


 やがて地面に着地する。
 感覚は感じない。

 私達が戦っていた場所が遠くに見える。まだ私以外の人は居る…――


ほむら(…違うよ!感覚がないのも身体が軽いのも私が“切った”からだ!)

ほむら(ゆまちゃん、私のことをあえて攻撃で吹き飛ばして……)


 私の魂であるソウルジェムは、ひどく黒く濁りながらもちゃんと手の中にあった。
 それを、片腕でやりづらいながらもグリーフシードを出して浄化する。

ほむら(…どうしよう?)



ほむら 魔力[100/100] 状態:痛覚遮断 負傷(戦闘不能・箇所:左腕を肩から欠損、胸までの切れ目、全身打撲)

GS:3つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[0/100]
・落書き[50/100]
・ハコ[100/100]
・[100/100]

1世界移動(織莉子さんだけでも送らなきゃ。向こうの世界に移動)
2自分の負傷を回復(部位・範囲によって消費変動) 【ほむらの基準:両腕使用可能再生で-100程度】
 aほぼ全回復(魔力-220)
 b左腕ほぼ回復、負傷(小)へ(魔力-200)
 c左腕使用可能、負傷(小)へ(魔力-150)
 d左腕使用可能、負傷(中)へ(魔力-120)
 e左腕以外の負傷を全て直す(魔力-120)
 f左腕は治さず負傷(小)へ(魔力-100)
 g左腕は治さず負傷(中)へ(魔力-70)
3ゆまにテレパシー
4自由安価

 下1レス
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 01:17:07.02 ID:ddFgyAQT0
3
518 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 01:33:57.39 ID:sGYxKTxX0


 そうだ、ゆまちゃんは… ゆまちゃんはどうなったの!?


ほむら『ゆまちゃん! ゆまちゃん…!大丈夫!?』

『……』

ほむら『ごめんね、本当なら私が守るべきだったのに!』

ほむら『魔力は回復したから、今から身体も治してちゃんと私も戦いに行くから……』

『……』

ほむら『だから、死なないで……』

ほむら『私の大切な人、これ以上いなくならないで……!』

『……』


 ……沈黙だけが重く響いた。
 祈るように、返事を待つ。
519 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 01:37:46.48 ID:sGYxKTxX0

『……』

ほむら『……』

『……』

ゆま『いいから… ほむらはにげてよ…!』

ゆま『ゆまだって、たいせつな人に死んでほしくないから!』

ほむら『!』


 そうか、ここは速度低下の範囲外なんだ。
 だから、ゆまちゃんからの返事も遅くなった…?


ほむら(とりあえず、まだ生きている… それだけでも、希望が持てる)



ほむら 魔力[100/100] 状態:痛覚遮断 負傷(戦闘不能・箇所:左腕を肩から欠損、胸までの切れ目、全身打撲)

GS:3つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[0/100]
・落書き[50/100]
・ハコ[100/100]
・[100/100]

1世界移動(織莉子さんだけでも送らなきゃ。向こうの世界に移動)
2自分の負傷を回復(部位・範囲によって消費変動) 【ほむらの基準:両腕使用可能再生で-100程度】
 aほぼ全回復(魔力-220)
 b左腕ほぼ回復、負傷(小)へ(魔力-200)
 c左腕使用可能、負傷(小)へ(魔力-150)
 d左腕使用可能、負傷(中)へ(魔力-120)
 e左腕以外の負傷を全て直す(魔力-120)
 f左腕は治さず負傷(小)へ(魔力-100)
 g左腕は治さず負傷(中)へ(魔力-70)
3更にゆまに安価内容でテレパシー
4自由安価

 下1レス
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 01:44:12.88 ID:ddFgyAQT0
2cのあとかけてこの場から急いで離れる
521 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 01:59:16.53 ID:sGYxKTxX0

 大量の魔力をかけ、グリーフシードで浄化しながら身体を再生していく。


ほむら 魔力[100/100] 状態:痛覚遮断 負傷(戦闘不能・箇所:左腕を肩から欠損、胸までの切れ目、全身打撲)

GS:1つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[0/100]
・落書き[0/100]
・ハコ[0/100]
・[100/100]


 再生の分と魔力の充填で2つ使い切ってしまった。残るはあと1つ……


ほむら(この場所から離れないと……!)

ほむら(ほんとは助けに行きたい。けど、ゆまちゃんの行動を無駄にしちゃいけないんだ……)


 立ち上がって、戦っていた場所から遠くへと逃げていく。

ほむら(移動手段… タクシーかバスでもあれば…… どうにかして駅にでも着ければ電車を使って逃げることもできる…)
522 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 01:59:43.86 ID:sGYxKTxX0

 大量の魔力をかけ、グリーフシードで浄化しながら身体を再生していく。


ほむら 魔力[100/100] 状態:正常

GS:1つ
・[0/100]
・[0/100]
・銀[0/100]
・落書き[0/100]
・ハコ[0/100]
・[100/100]


 再生の分と魔力の充填で2つ使い切ってしまった。残るはあと1つ……


ほむら(この場所から離れないと……!)

ほむら(ほんとは助けに行きたい。けど、ゆまちゃんの行動を無駄にしちゃいけないんだ……)


 立ち上がって、戦っていた場所から遠くへと逃げていく。

ほむら(移動手段… タクシーかバスでもあれば…… どうにかして駅にでも着ければ電車を使って逃げることもできる…)
523 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 02:04:00.54 ID:sGYxKTxX0
訂正、負傷(小)です。何度もすみません
------------


 外が騒がしい。サイレンの音が鳴り響いている。

ほむら(パトカー… 警察?)

 誰かが通報したのだろうか。
 駅から遠くないアパートの前であんなことが起きたんだ。それは目立つだろう…
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 02:13:57.88 ID:svYbD1Y0O
なんつーか、もう滅茶苦茶な展開だなぁ
525 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 02:15:10.86 ID:sGYxKTxX0

 手を上げ、少し駆け寄って呼び止める。


ほむら「すみません! そこのアパートの住人です!
    家の前で事件があって逃げてきました、助けてください…!」

警察官「何ですって…!?」

ほむら「と、とにかく、早く…… 追われてて怖いんです、乗せてください! 話は後でしますから」

警察官「わ、わかりました!どうぞ!」

526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 02:28:06.87 ID:svYbD1Y0O
オリキリが強すぎてどうにもならないな
スレ主はヒントも何も出さないから、勝てる展開が予想できない
1ヶ月後の未来とかあったけど、何も意味なかったのなら出さなくていいよ
伏線や設定練るのも良いけどさぁ、正解が分かりにく過ぎ
もう飽きた、寝る
527 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 02:46:47.89 ID:sGYxKTxX0
――――
―――


 ごく普通の中学生、ということで油断してくれたのだろうか。
 見た目や態度のせいもあるかもしれない。そこまで疑われたりすることもなく保護してくれた。

 話しをして、それで、まだ警察署に居る。


ほむら(今頃、もうゆまちゃんは…… やられちゃったのかな)

ほむら(じゃあ、あの人たちも街では血眼になって探し回ってるのかな……)

 それもこの世界の美国織莉子が消滅するまでだ。
 でも、呉キリカはその後も私を探すだろうか。復讐のために。いや、探しているうちに魔女になるかもしれない。

 学校とかも、暫くは通えないなぁ…。


ほむら(……あと、証言から無関係な織莉子さんまで疑われるかも…)

ほむら(そしたら、かわいそうだなぁ…)


 ……涙が溢れる。やっと色々と考える余裕が出てきて、起こったことが現実味を持って心に圧し掛かった。
 私は、また大切な人を二人も失ってしまった。

 織莉子さんは守れたけれど、それでも…
 もう前みたいにみんなで楽しく笑うことはできない。


ほむら(………)




―BADEND.

コンティニュー?(クリア後のおまけなんでBAD回避まで基本何回でもOK、戦闘は本気でやりたいが後味悪いの嫌なので)
1はい
 a>>467から(違う安価をすることにより戦闘時の条件がちょっと変わるかも)
 b>>482から(違う安価をすることによりおりキリへの対処が変わるかも)
 c>>499から(受けいれてしまおうか、同条件での戦闘をやりなおすか)
2いいえ、最初に起きた結果を受けいれます

 下4レス中多数決
528 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 03:28:29.95 ID:sGYxKTxX0
----------------
ここまで

ヒントを書くなら、
戦闘は条件違いで攻略法が2つありますが、
今回の場合は多分織莉子から狙ってカウンターされるような攻撃はあえて選ばず通常攻撃でいったほうが上手く行くかも。
あとは>>481とか>>482とかがヒントになるかなぁ… >>482のほうはヒントとしては微妙かもしれないけど
それでもこの戦闘の難易度が高いことには変わりはないですので、戦闘を避けたいなら織莉子たちに協力すればOKです

次回は4日(土)17時くらいから、来たらやる予定です
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 05:48:14.91 ID:Mk+sY+5T0
>>467からで
これってバトルより話し合いの方がいいのか?
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 08:28:34.99 ID:h1KLa43v0
467
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 09:27:02.72 ID:ddFgyAQT0
1aからで
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/07/04(土) 12:09:52.97 ID:mnfyzYAs0
1aから
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 13:36:52.55 ID:ddFgyAQT0
467からの再開か
とりあえず織莉子さんは盾の中に入れないほうが良さ気だね
安価はどうしよう?このまますぐ逃げたほうが良いのかな…
534 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 17:06:49.03 ID:sGYxKTxX0
-----------------------
>>467から再開
-----------------------

―EX・6日目


【13時】


QB「それで、あの二人にいくつスペアを潰されたことか……
   なんとか逃げてきたけどね」

ほむら「……話は大体わかったわ。嘘だった、と」

ゆま「オリコが別なところにいかなくてすむのはうれしいけど、でも…」

杏子「あっちがかわいそう… か?
   だがあいつら、きっとすぐ襲ってくるぞ。あっちの事情がバレた以上あとは直接対決しかないだろう」

杏子「それにもうこれ以上相手にとって良い状況になることはないんだ。
   こんな話聞いたらバラけたりは絶対しないしな。機を待ったところで意味もない」

ほむら「そうですね…… でも、出来れば他の住人とかに迷惑かかるのは嫌です」

ほむら「最悪、家ごと壊されたり、一般人を人質にされたりなんてこともありそうですから」


 まどかの時は、世界がかかっていて、結果的に多くの人の命もかかっていた。
 その目標自体は、正義の行動だといっても間違ってはいなかった。

 でも、きっと規模や善悪なんて関係ない。“自分の世界が壊される”ことに変わりはないのだから…
 その気持ちを、昨日まどかを殺すことを覚悟して理解した。


織莉子「……… 私は、帰らなくて済む…の?」

ほむら「はい。消えるというのも嘘だったんです。このままなら消えるのは、あっちの… 元からこの世界に居た美国織莉子……」

織莉子「……それを、向こうは許しはしないでしょうね」

ほむら「……」


QB「気をつけた方がいい」

QB「向こうの織莉子は、自分の未来が見えづらくなる代わりにこっちの織莉子の未来が見えやすくなっている。
   もうリミットはあと1日。本来の未来予知にかなり近い精度でこっちの織莉子の未来を視ることが出来るようになっているはずだ」



1自由安価
2場所移動
 a路地裏
 b歩道橋
 c土手
 d鉄塔
 e廃工場
 f立体駐車場

下1レス
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 17:18:20.56 ID:ddFgyAQT0
4人で、あとついでにキュウベェも一緒にすぐにここから離れる
536 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 17:29:26.24 ID:sGYxKTxX0

ほむら「とりあえずすぐにここから離れましょう。インキュベーター、あなたも一緒に」

QB「構わないけど、どこにいくんだい?」

ほむら「そうね、どこに逃げようか…?」



場所移動
 a路地裏
 b歩道橋
 c土手
 d鉄塔
 e廃工場
 f立体駐車場
 gその他(安価指定)

 下1レス
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 17:30:41.47 ID:ddFgyAQT0
538 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 17:45:02.40 ID:sGYxKTxX0

ほむら「とりあえず駅に行きましょう!
    そこからなら電車で遠くに逃げることもできるし、なんとかなるんじゃないでしょうか…!」

杏子「あいつらが消えるまで逃げ回るってことか……
   だが、ヤツもこっちが視えている。捕まらずに逃げ切れればいいが…」




―見滝原駅


【13時半】



 駅に着いた。ここからどうする…?



1ここから電車で場所移動
2ここで待機
3自由安価

 下1レス
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 17:48:09.98 ID:ddFgyAQT0
人気のないところで織莉子を盾に入れてから徒歩で隣の駅に移動
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 17:52:34.98 ID:UUghU9LtO
駅から電車に乗ったと思わせるのかな?
541 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 17:58:20.00 ID:sGYxKTxX0

杏子「電車か、それか新幹線にでも乗るか?」

ほむら「それも考えたんですが… 車内は密室、そこでわざと車両を止められて戦闘にでも持ち込まれたりしたら…」

ほむら「とりあえず、人気のない場所で織莉子さんに盾に入ってもらって、隣の駅まで徒歩で歩いていきましょう」

織莉子「わかりました。人気の無い場所… この地下ならどうでしょう?
    地上のデパートは賑わっているものの、地下は寂れていたはずです」

杏子「見滝原がここまで成長する前の名残だな」

ほむら「地下なんてあったんですね。わかりました、そちらに行きましょう」



――地下は一昔前の雰囲気の漂う、微妙に営業しているのかわからないような店が並んでいた。
  確かに人気はない。その片隅で変身し、織莉子さんに盾に入ってもらった。


ほむら「では、行きましょうか」

杏子「ああ」
542 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 18:15:18.48 ID:sGYxKTxX0
―道中



「さて、このあたりなら大分人目にもつかないと思うけどどうかな?」


ほむら「……来ましたか。というか、つけてたのね。いつから…?」

杏子「へえ、そっちも人目とか気にするんだ? てっきり、周りの被害とかどうでもいいもんだと思ってたよ」

キリカ「騒ぎが大きくなるのはこちらとしても不都合なんだ。
    一応死んでることになってるんだから、通報されて調べられたらマズいし」

ほむら「…まあ、場所が変えられただけでも良いとしましょうか」

杏子「やるんだろ? 構えれば?」
543 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 18:19:10.58 ID:sGYxKTxX0

織莉子「……まずは話をしましょうよ」


 この世界の美国織莉子も、呉キリカやや後ろに立っていた。

織莉子「今、別世界の私は盾の中に入っているのよね」

織莉子「意識が途絶えているわ。
    というより、視てみても暫くずっと全く同じ時間で意識が止まっている感じかしら」

ほむら「…!」

織莉子「つまり、暁美ほむら。貴女を狙えば殺せるということね」

 …そうだ、盾の中に入れているということは、今私が命を預かっているということなんだ。
 私がやられれば盾の中に入った織莉子さんも消えてしまう……


杏子「で、あたしらはそのおまけとでも思ってんの?」

杏子「狙わせねえよ。おまけじゃ澄まさないからな…」

ゆま「そうだよ
   ほむらの前にはキョーコがいて、隣にはゆまが居て守ってるんだからね!」

 佐倉さんが私の前に出て、ゆまちゃんが隣について言った。


織莉子「そう、良い友情ね」

織莉子「でも、そっちが意識がないお陰でむしろやりやすくなったわ。
    意図せずに介入されるのが一番鬱陶しいのよ」
544 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 18:20:26.07 ID:sGYxKTxX0

織莉子「私もまだ数秒先くらいなら視えるの」

織莉子「もう暁美ほむらは時間停止を使えない。キリカの強さは知ってのとおりよね?」

杏子「…なんだよ、諦めて帰れって頼みにきたのか?」

織莉子「一応、ね」

織莉子「元々私がこの世界に居た。私はこの世界で生きてきた。この世界の、未来を救った!
    なのに、何故いきなり現れたやつに大人しく奪われなきゃいけない!?」

織莉子「だって、そんなのは理不尽じゃない!!」

織莉子「折角“美国”から解放されたのに、その結果がこれなんて
    私は幸せになってはいけないとでもいうの…?」

織莉子「そっちが帰れば済む話よ。消えるわけでもなく、元居た場所に戻るだけ。それが一番自然な解決じゃない…!」

ほむら「…一応、一方的に襲いにかかるんじゃなくて話をする気はあったんですね。
    もし奇襲でもしてきたら、同情の気持ちも一片もなくなっていたところでしたけど…」

織莉子「…ええ。一応、聞いておくわ」

織莉子「私は自分の命を、自分の未来を守るために戦うの。
    あなたたちが受けいれない限り、そのために戦うのはしょうがないこと。でも、あなたたちが受けいれれば戦わなくて済むことなのよ……!」


織莉子「……そっちの私を、自分の世界に帰してくれない?」



1自由安価

2安価内容で提案
3安価内容で質問

4二人の意見を聞く
5織莉子さんの意見を聞く

 拒否
6「あなたが視えているとおりです。帰る気はありません」
7「かわいそうですけど、もうあなたのことを信じられません」
8「あなたに殺された人たちも命乞いもできずに理不尽に殺されていきました。因果応報じゃないですか?」


 下4レス中多数決(セリフは各選択肢により態度が若干変わるので1つのみ選択)
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 18:24:06.42 ID:ddFgyAQT0
5
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 18:33:06.02 ID:UUghU9LtO
織莉子を会わせるのは危ない気がするけど前回と違った展開を見たいので5
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/04(土) 18:35:09.57 ID:TauvhI/60
5
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 19:32:29.17 ID:Mk+sY+5T0
5
549 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 19:47:36.84 ID:sGYxKTxX0

ほむら「断って今すぐに戦ってもいいところですが、こうして頼んできた以上、
    私達の織莉子さんの意見を聞かずに進めるわけにもいきませんからね…」

織莉子「…! それは、応じてくれる気はあるということね?」

ほむら「はい…私は。最終的には織莉子さんの意見を尊重しますけど」



――――――

 織莉子さんを盾から出して、状況を説明した。


織莉子「……あれが、この世界の、もう一人の私……」

ほむら「…どう思いますか?」

織莉子「元々のこの世界の私にそう頼まれたら、返すのが筋なんでしょうね」

織莉子「ここは居心地が良いけれど、私の世界ではないから。
    私がこの世界に残るということは、奪ったことになってしまいますから…」

織莉子「それに、私のわがままのせいで戦いになって、みんなが傷ついてしまったらそれが私は一番悲しい」

ほむら「わかりました。 ……それで悔いはありませんね?」

織莉子「………」

織莉子「…ない。ないわ」

織莉子「だって、また会いに来てくれるんでしょう?」

ほむら「はい!もちろん、会いにいきます!」

ほむら「たまには佐倉さんたちも連れて行きます!」

ほむら「きっと、いっぱい楽しいこともできるから…!
    だから、“さようなら”にはしません!」
550 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 20:03:17.64 ID:sGYxKTxX0

「どうやら、話がまとまったようね」

「……そちらの私」

織莉子「…!」

「話には聞いていたけれど、実際に会ったのは初めてだわ」

「きっと、もう会うことはないだろうけど……」

織莉子「…私もよ。」

「私も、道を間違わなかったら貴女みたいになっていたのかしら」

「…いいえ、違うわね。私が変わってしまっただけね」

織莉子「……貴女のことを聞いたとき、羨ましいって思ったわ。
    “美国”に縛られず、気を許せる友達がいて、私からすれば夢のような生活を送っている…」

織莉子「私も貴女になりたかった、と思った」

「今は思わないわね?」

織莉子「ええ。むしろ、貴女をかわいそうだと思う」

「ふっ…… きっと、私なんかより貴女が残ったほうが良いのでしょうね」

「でも、私はこの世界で幸せだから。貴女とは違うけれど、幸せを手に出来たから」

「手放すわけにはいかないわ。私が手に入れた、私の世界だもの」

「だから、返してもらうわね」

織莉子「…ええ」


「さようなら」

「私は絶対に…… 貴女を“羨ましい”とは思わないわ」

551 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 20:22:20.72 ID:sGYxKTxX0
―――

―02世界
土手


 世界移動の魔法を使うと、今度は自宅ではなかった。
 暗闇から、目を覚ますと、気づいたら土手に居た。立って、歩いていた。


ほむら(なんでこんなところに居るんだろう…?)


 とりあえず、盾から織莉子さんを出してあげる。

織莉子「ここは、土手……? 家からは近いわね」

織莉子「そういえば、家はどうなっているのかしら。長い間空けていたけれど…」



【15時】

1自由安価
2とりあえず家まで送り、別れる
3場所移動
 a公園
 b通学路
 c駅
 d病院
 e繁華街
 f歩道橋
 /土手[現在地]
 g鉄塔
 h廃工場
 i立体駐車場
4メール・電話(まどか)

 下1レス
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 20:23:16.73 ID:kM8qAvuao
3a
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 20:24:27.49 ID:ddFgyAQT0
家まで送った後まどかに連絡
異常がなければ織莉子にまどかといつ会うかを聞いた後一旦帰る
554 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 20:31:53.99 ID:sGYxKTxX0

織莉子「でも、どうしてこんなところにいたんでしょう?
    ここに一体何を……」

ほむら「この世界のことも探らなきゃいけませんし、少し回ってみましょうか」



―公園



下1レスコンマ判定
0~30
10の倍数(30以上)
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 20:32:56.61 ID:ddFgyAQT0
ほむ
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 20:34:16.96 ID:UUghU9LtO
惜しい
557 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 20:35:07.14 ID:sGYxKTxX0

 特にここには何も無いようだ。


【16時】

1自由安価
2とりあえず家まで送り、別れる
3場所移動
 /公園[現在地]
 a通学路
 b駅
 c病院
 d繁華街
 e歩道橋
 f土手
 g鉄塔
 h廃工場
 i立体駐車場
4メール・電話(まどか)

 下1レス
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 20:35:39.19 ID:ddFgyAQT0
>>553
559 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 20:52:20.06 ID:sGYxKTxX0

 あまり連れまわすのも悪いし、とりあえず織莉子さんだけでも送ろうか。


ほむら「すみません、あまり遅くなるといけないし家まで送りますよ」

織莉子「え?いいの?でも…」

ほむら「もし何かあったら連絡しますから。あとは任せてください」



――高級住宅街の中の、“美国”の表札のある汚れた家。
元は住宅街の雰囲気に合った綺麗な家だったのだろうけれど、長い間放置されており、庭の植物も枯れている。


織莉子「ま、まずはお掃除が大変そうですわね…」

ほむら「わ、私も手伝いますから!」


―――――

私も手伝って、なんとか住めるぐらいには綺麗にした。
これで、一旦本当にお別れだ。


ほむら「織莉子さん、あの世界のあなたは美国を棄てることで幸せになりましたが、
    あなたは逃げずに受けいれた上で、新たな自分の道を歩み始められました」

ほむら「きっと、場所が変わっても、またどこでもやっていけると思います」

ほむら「あなたをあなたとして受けいれてくれる人もいつか見つけられます!」

ほむら「だから、この世界でも幸せになってください。
    私や佐倉さんやゆまちゃんもいますから!」

織莉子「はい。…じゃあ、また会いましょう。暁美さん」

ほむら「はい、…また!」
560 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 20:56:46.81 ID:sGYxKTxX0

【18時】


 織莉子さんと別れた。


下1レスコンマ判定
0~20
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 20:58:28.65 ID:UUghU9LtO
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 20:58:47.95 ID:ddFgyAQT0
ほむ
563 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 21:16:37.78 ID:sGYxKTxX0

 鹿目さんに連絡してみよう。無事だろうか。
 電話帳から名前を探して、電話をかける……


ほむら「あ、もしもし。鹿目さん…?」

まどか『ほむらちゃん! 見つかったの!?』

ほむら「……え?」


ほむら(見つかった?なんのことだろう)

ほむら(なんて答えるのが正解だろう。なんのこと?なんて言ったら怪しまれるかもしれないし…)


 暫く無言でいると、まどかが心配そうに聞いてくる。


まどか『ほむらちゃん? 大丈夫?見つかってないの?何かあったの?』

ほむら『あっ、い、いえ!えっと…』



1なんでもないです、と言って切る
2事情を話す
3見つかったよ、アレねアレ、うん、と適当に言っておく
4自由安価

 下1レス
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 21:18:50.63 ID:ddFgyAQT0
4
美樹さん、ですか?
565 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 21:23:42.73 ID:sGYxKTxX0

ほむら「美樹さん、ですか?」

まどか『そうだけど、どうかしたの? さっきから様子がおかしいけど…』

ほむら「美樹さんは… まだ見つかってないわ」

まどか『じゃ、じゃあ、何か…』


1そちらも見つかってないみたいね、それが確認したかっただけだから、じゃあ。と言って切る
2事情を話す
3自由安価

 下1レス
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 21:24:42.74 ID:ddFgyAQT0
まどかにこれまでどこらへんを探したか聞く
567 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 22:05:14.32 ID:sGYxKTxX0

ほむら「これまでどこらへんを探したのか聞こうと思って…」

まどか『どこらへんっていうか… わたしはとりあえず一通り1周探したところだけど…』

ほむら「1周? そ、そうですか… なら、またもう一度最初から探してみるつもりですか?
    あ、最初はどこから回ったんですか?そこからどう移動して…」

まどか『……さやかちゃんの家の前で別れるとき、
    場所が被らないようにルートを決めて反対から回って探すって話したよね…?』

ほむら「え、あ、そうだった! そうだね」

まどか『…ねえ、もしかして、別の世界から戻ってきたほうのほむらちゃんなの?』

まどか『昨日話したのもそうだったんでしょ? さやかちゃんから聞いたの。
    それから連絡がつかなくなっちゃったんだけど……』

まどか『さやかちゃんが、わたしになにかするつもりかもしれないから気をつけろって……』

ほむら「………」

まどか『あれから何があったの? 戻ってきたのは、何かあったからなんでしょ?』

まどか『わたしにできることなら手伝うから!』
568 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 22:34:41.05 ID:sGYxKTxX0

ほむら「……じゃあ、死んでと言ったら死んでくれるの…?」

まどか『え……』

ほむら「いいえ、それは最終手段だと思ってるから……
    織莉子さんもそうはしたくないと言っているし… 私もしたくないの!」

まどか『…なにもわからないのにそれは聞けないけど……』

まどか『でも、わたしはほむらちゃんは悪い人じゃないと思ってるから』



1とりあえず状況はわかったので帰ろう、佐倉さんたちも待たせてるし
2それより今は美樹さんを早く探したほうがいいと思います(手伝う)
3それより今は美樹さんを早く探したほうがいいと思います(忠告だけして帰る)
3美樹さんはもう諦めてください(忠告だけして帰る)
4自由安価

 下1レス
569 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 22:36:44.64 ID:sGYxKTxX0
----------
【番号訂正】

1とりあえず状況はわかったので帰ろう、佐倉さんたちも待たせてるし
2それより今は美樹さんを早く探したほうがいいと思います(手伝う)
3それより今は美樹さんを早く探したほうがいいと思います(忠告だけして帰る)
4美樹さんはもう諦めてください(忠告だけして帰る)
5自由安価

下1レス
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 22:39:31.49 ID:ddFgyAQT0
3
元の世界の方も気になるしね
571 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 22:47:38.23 ID:sGYxKTxX0

ほむら「それより今は美樹さんを早く探したほうがいいと思いますよ」

まどか『! ねえ、もしかしてさやかちゃんになにがあったかも知ってるの?』

ほむら「それはわからない… けど、このままだと悪いことがおきますよ」

ほむら「では、私は今日は帰ります。人を待たせているので」

まどか『う、うん… じゃあ、このあとはこの世界のほむらちゃんに代わるんだよね?』

ほむら「ええ、悪いけど、美樹さんを探すのはまたそっちに任せて」


 …電話を切った。
 とりあえず、今はもう帰ろう。私の世界に。
572 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/04(土) 23:49:17.32 ID:sGYxKTxX0
―――

―小さな公園


【18時半】


ほむら「……………――あれ、ここは…」


杏子「やっとお目覚めか。ここはあの近くにあった公園だ。
   ずっと道端にいるわけにもいかなかったからな」

ゆま「おかえり、ほむら!」

ほむら「そうだ、あの2人は……?」


織莉子「………長かったわね。感動のお別れでもしていたのかしら」

ほむら「!」

織莉子「未来は変わった。一応貴女が帰ってくるまで待っていたけれど… 確かに返してきたようね」

織莉子「いきなり全てが元通りになった、とはいえないけれど、
    これで私は私だけ… これから少しずつ戻っていくでしょう」

織莉子「けれど、何故貴女はすんなりと頼みを聞いてくれたの?」

織莉子「貴女は私たちのことを恨んでいるのだと思っていたのに、
    ワルプルギスの夜の後この世界に帰ってきた貴女からはあまりそういう感情を感じられない」

ほむら「……あなたたちのことは今でも恨んでますよ。大嫌いです」

ほむら「でも、まどかを救うことに固執していた時には恨みしかありませんでしたが、
    今はここに帰ってこられたのも、佐倉さんたちが無事に生きてられるのも貴女達のおかげだということを理解してますから」

ほむら「それに、今回のことで私も少しだけあなたたちの気持ちもわかったんです」

ほむら「だから、あなた達の行動も間違いではなかったと認められるようにはなった」

織莉子「……そう」
573 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/05(日) 00:14:14.67 ID:voCNqkKd0

ほむら「これからどうするんですか?」

織莉子「帰るわ」

ほむら「織莉子さんの代わりに、学校に通ってみるのはどうです?」

織莉子「お断りするわ」

織莉子「もう貴女たちの顔なんか見たくないもの」

織莉子「本当に貴女たちは私の前に現れては予想を裏切って立ちはだかる…… 気に食わないわね。
    そもそも『私』となんて友達になったのも…… 」

織莉子「だから、こんなところに居るのは真っ平ごめんよ」

ほむら「そうですか。まあ、あなたたちはそれが一番幸せなんでしょう」

織莉子「ええ、誰も私を私だと思わなくてもいい。それでも、私をわかってくれる人はすぐ近くに居るから」

織莉子「じゃあ、もう二度と関わらないことを願うわ」

キリカ「よっしゃ、じゃーひさしぶりに家に帰ろっか!」

キリカ「あ、あとね
    私も、君の事はずっと気に食わなかったよ!」


 2人の姿が遠ざかっていく。
 もうこれで本当に、見ることはないのだろう。


ほむら「……最後の最後でただの悪口ですか。しかも私にだけ」

杏子「こっちだってもう関わりたくないっての…」

杏子「これでひと段落ついたな。帰るか!腹減ったしな!」

ゆま「ゆまも、ほむらのご飯がたべたいな〜」

ほむら「ああ、そういえば今日は私が夕飯作るって言ってましたね…」

ほむら「織莉子さんは居ないけれど…」

杏子「あっちのまどかとワルプルギスの夜の一件が終わったら、
   今度また一緒にあっちで食べればいいさ」
574 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/05(日) 00:46:11.11 ID:voCNqkKd0
―――
―電車内


キリカ「予知の調子はどうだい?」

織莉子「まだ本調子とはいかないけれど、
    明日から先の未来も、灰色じゃなくて続いている… それは感覚でわかるの」

織莉子「でも… そうね。既に視えていたもう一人の私の未来も、消えたわけではないの」

織莉子「それも、“感覚”だけれど…
    予知が視えるわけじゃない。けれど、どこかにその未来はあるのよ。一週間後も、1ヵ月後も…」

織莉子「あの私も、遠い世界の果て、別の世界で生きているわ」

キリカ「じゃあ、滅ばないんだ? あっちの世界は」

織莉子「どうせ、暁美ほむらが何かするのでしょうね。
    殺害するか、それとも今度こそ本当に救ってしまうのか……」

織莉子「私はドラマでよくあるご都合主義みたいのなんて嫌いだから、殺害したほうに賭けるけど」

キリカ「暁美ほむらか… そーだね、私もそう思う。織莉子もそう言ってるし」

織莉子「……」

キリカ「どうかしたかい?」

織莉子「貴女って、やたらと暁美ほむらのこと嫌ってるわよね… 最後の最後にまで悪口言ってたし」

キリカ「…まあね、私ああいうタイプ嫌いだし」

キリカ「昔の自分みたい…だったのに、目標を持って、仲間も作れて…
    全部自分の力で行動して、ちゃんと自力で変われてた…… だから嫌い」

織莉子「?」

キリカ「あーあ、もうやだねあいつら! 私もこんな“願い”しなければよかったなっ」

織莉子「ええっ?」

キリカ「……私は織莉子の全てを、織莉子として受けいれてる」

キリカ「だから、帰ったら、そろそろ私のことも全て話さなくちゃね。多分…… 織莉子なら受けいれてくれると思うから」

575 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/05(日) 00:52:27.38 ID:voCNqkKd0
-----------------------
ここまで
そろそろエンディングが近いですがその前にもうちょっとあります

次回は6日(月)20時くらいからの予定です
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/05(日) 01:00:23.89 ID:qbOqDjJv0
乙でした
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/07/05(日) 01:02:30.12 ID:K9nD8HOh0
おつかれさまー
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/05(日) 14:30:35.60 ID:0mrhpkYV0
確か原作開始前のほむら0〜2ループ目ぐらいまでの世界って
ワルプル襲来済、まどか死亡かつ世界が滅んでないはずだよな
その世界の織莉子とキリカは高確率でワルプル襲来、見滝壊滅時点で死亡していると思うし
どっちの織莉子も穏便に移住できる可能性があるんじゃないかな

未契約織莉子を盾に入れて連れて行って、QBが見えればその世界の織莉子死亡を確認できるはずだし
ほむら0〜2ループ目の世界に行って織莉子死亡済を確認できれば、妥協点に成り得るのでは
元のほぼ詰んだ世界に帰ったり、ここでオリキリと戦うよりはずっといい気がする
579 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/06(月) 21:04:56.99 ID:yzoKzwXY0
他の世界から来た人が元から居た自分を殺しても成り代われないように、死んでも因果はなくならないのです。
死んでから契約によって甦ったまどかやさやかの素質が消えてないのもそういうことです。
---------------

――――(8日目)
―――02世界

―15日(金)



 あれから翌日、また鹿目さんと美樹さんの様子を確かめにあの世界へ移動した。
 しかし、『早くさやかちゃんを探さなくちゃいけないから』と忙しそうに見滝原中を駆け回っていたため会うことはできなかった。

 ――美樹さんを助けることができれば、鹿目さんの魔女化を防ぐことにつながる。本当にそうだろうか。
 『誰かを救うことなんてできない』そういう思いも私の心にあったのかもしれない。
 もし美樹さんを見つけたとして彼女の心を救う説得をすることが私なんかにできるだろうか。

 まどかは強い子だった。
 親友の美樹さんが魔女になっても、先輩の巴さんが自分や仲間を殺そうとしても、現実を受け止めていつも冷静で居た。


 だから、私も『救う』なんて考えはやめた。
 結局、鹿目さんが美樹さんを救えても救えなくても、その現実を受けいれるしかないんだろうと思っていた。
580 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/06(月) 21:45:34.90 ID:yzoKzwXY0


 最後に一度、美樹さんからまどかに電話があった。


―――

さやか『ごめんね、あの時あたしを励ましてくれたのに』

さやか『仁美と恭介、付き合うことになったんだって。 ……今日仁美が告白して』

さやか『一昨日、あたしも告白したらどうかって… 一日待つって言ってたけど、そんなの無理だった』

さやか『魔女になるあたしは恭介の傍にいられない。でも一度決めたことを放棄するわけにはいかない。
    だったら人間としてじゃなくても、魔法少女としての使命は果たさなきゃいけないって』

さやか『そう思おうとしてたけど、やっぱりあたしには無理みたい』

さやか『まだまだ魔女を倒さないといけないってわかってる』

さやか『ワルプルギスの夜を一緒に戦って、みんなを救わなきゃいけないってわかってる』

さやか『まだまだやらなきゃいけないことはたくさんあって
    それに、あんたのことも守らなきゃって思ってた。でも』

さやか『あたし、弱いんだ。あんたみたいに強くないし、正しくもいられないの』

さやか『そんなあたしがすっごく嫌いで、苛立つけど、どうしようもできないの』



まどか「さやかちゃん…、わたし、あの時のはそんなつもりで言ったんじゃないの!
    ただ、わたしたちが契約したのは意味がなくなんかないって言いたかっただけなの……!」

まどか「辛いんだったらやめていいから。それが呪縛になるんだったらやめていいから!
    だから、魔女になんてなったら意味ないよ!」

まどか「ワルプルギスの夜も…、わたし一人でもなんとかする! 絶対に責めたりなんかはしない」

まどか「わたしは、そんなことより、さやかちゃんが無事だったことが嬉しい……!」


さやか『……ありがとう』

さやか『でもね、そういうことじゃないんだよ』
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/06(月) 21:49:56.98 ID:UV5yLtDV0
1レスに何分かかるんだよ
582 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/06(月) 21:54:11.38 ID:yzoKzwXY0

まどか「え………」



さやか『まどか、キュゥべえから聞いてやっとあいつの言ってた意味がわかった!』

さやか『絶対にあいつの口車に乗せられて自分のソウルジェムを砕いたり、あいつに渡したりなんかしちゃ駄目だよ!
    死にたくなかったら……!!』

まどか「えっ、え!? それはどういうこと!?」

さやか『本当だったら、あたしがまどかを守らないといけないんだけど…ごめん。でも、絶対に暁美ほむらには気をつけて』

さやか『それと、あたしは魔女にはならないよ』


まどか「さやかちゃん!教えて、それはどういうこと?なにをするつもりなの!?」

まどか「ねえ、さやかちゃん……!!」


――――そこで電話は終わった。

 二人は、既にキュゥべえから巴さんがどうなったのか、魔法少女がどうなるのかを聞かされていたらしい。
 それを知って美樹さんは落ち込んだけれど、鹿目さんの説得によって立ち直った。 ……ように見えた、けれど、それは強がりだったみたいだ。


…その後まどかは、美樹さんの死体と、砕けたソウルジェムを見つけたらしい。

583 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/06(月) 22:20:57.10 ID:yzoKzwXY0

―――
そしてその翌日。
私は今、まどかからの連絡を受けて、
織莉子さんも一緒に、みんなで話し合うことになっていた。



ほむら「………そうですか、やっぱり…
    結局、美樹さんは魔女になってしまったんですね」

まどか「………」

ほむら「でも、美樹さんにそこまで言われてどうして私に会ってくれる気になったんですか?」

ほむら「私がなにをしようとしに来たのかも、わかってしまったのに。
    …会ったら危険かもとは思わないんですか?」

まどか「……わからないよ。どうしてほむらちゃんたちがそんなことを言うのか!
    どうしてわたしにソウルジェムを砕いてほしいなんて… 死んでほしいなんて思うのか」

まどか「だから、今日はそれも全て聞きに来たの!」
584 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/06(月) 22:38:12.73 ID:yzoKzwXY0

ほむら「……私の新しい友達を守るためなの。
    あなたと別れてから私、また友達ができたんだよ」

織莉子「…はじめまして。美国織莉子といいます。よろしくおねがいします」

まどか「よ、よろしくおねがいします」

まどか「…あれ? でも、それってこの世界の人じゃないんじゃ…… なにか関係があるの?」

ほむら「元はこの世界の人だったけど、盾の中に入れたまま私たちの世界に連れてきてしまったの。
    でも織莉子さんはここに帰らなくちゃいけない」

ほむら「…ここが織莉子さんの世界で、私達の世界にも美国織莉子は居るから。
    その人がその世界で生きるために、返さなくちゃいけないの」

まどか「それが、どうしてわたしに……?」

ほむら「あなたも魔法少女が魔女になることを知ったから理解できると思うけど…、
    以前佐倉さんから聞いた私の過去の話、あれが全てじゃないの」

ほむら「ワルプルギスの夜との戦いでまどかが死んでしまった、というのは佐倉さんの優しい嘘。
    本当は、あなたは最初のループ以外では魔女になってしまったのよ」
585 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/06(月) 22:51:28.67 ID:yzoKzwXY0

ほむら「私が繰り返すほどに、まどかは強くなっていった。
    そして、その強さは魔女になったときにも……」

ほむら「今ではもう、あなたは魔女になったらこの世界を滅ぼしてしまうほどになっているの」

まどか「え…、そんな……」

ほむら「巴さんも佐倉さんもいなくなって、美樹さんもいなくなってしまった。
    あなたは、この話を聞いても、まだ一人で戦おうと思う?」

まどか「じゃ、じゃあ、わたしにいなくなっていうのはわたしが魔女になって世界を滅ぼしちゃうからなんだよね…?」

まどか「それがわかっていれば大丈夫だよ、絶対に魔女になる前にはソウルジェムを砕くから!」

まどか「わたしが戦わないとこの街は滅んでしまうし、わたしの友達や家族もみんな死んでしまうから。そんなのは嫌なの…」

ほむら「…無理だよ」

ほむら「……魔女になるときってね、思うように身体が動かなくなっちゃうの」

ほむら「それに、砕こうと思っていても間に合わず、いきなり魔女になってしまうこともあるの」

まどか「で、でも…… じゃあ、ギリギリじゃなくてもっと前から気をつけてれば…」
586 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/06(月) 23:17:54.93 ID:yzoKzwXY0

 『救う』なんて考えはやめる。
 だったら、全力でまどかに『頼む』しかない!


ほむら「お願いだから、ワルプルギスの夜と戦うのはやめて!」

ほむら「私の友達を、この世界に戻しても安心して暮らせるようにしてほしいの!」

まどか「…っ」

ほむら「それに、“逃げよう”っていうのは、私が最初にあなたに頼んだことでもあるんだ……
    でも、あなたは一人でワルプルギスの夜と戦って死んでしまった」

ほむら「そのあとも、ワルプルギスの夜と戦って、私の目の前で魔女になった……。
    あなたに頼まれて、魔女になるところだったあなたのソウルジェムをこの手で砕いたこともある!」

ほむら「もう、あなたを私の見てきたあなたと同じ気持ちにさせたくない」

ほむら「私を『救う』と思って、私のわがままを… 今度こそ聞いてくれないかな……」

まどか「で、でも… それじゃあみんなを見捨てることになるのは嫌だよ……
    わたしならみんな助けられる可能性もあるのに……」

織莉子「私からもお願いします。いえ、本来なら私が頼むことね… ここは私の住む世界なのだから」

織莉子「みんなを助けられたかもしれない、けれど、
    寧ろあなたの大好きなこの世界の人を、あなたの手で壊してしまう可能性もあるのよ」

織莉子「少しの間しかいなかったけれど、向こうの世界の私は未来を予知する能力を持っていた。
    その私が、絶対に貴女はワルプルギスの夜と戦うと魔女になると言っていた」

織莉子「そして、“貴女”が魔女になるところを何度も見てきた暁美さんも言っている…」

織莉子「『見捨てる』というのは残酷な決断だと思います。心苦しいのはわかります…」

織莉子「でも、私や暁美さん、そしてこの世界に居るほかの人を『救う』と思って決断してくれませんか?」
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/06(月) 23:26:03.74 ID:xLgoCxf40
そういえばこの世界のまどかがどんな願いで契約したかまだ知らないんだよね
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/06(月) 23:30:59.31 ID:5BowGI+jO
メガほむの世界だと一応魔翌力コントロールの訓練をすることでワルブル戦は乗り越えてたよね?
あの訓練を応用することは出来ないのかな?
589 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/06(月) 23:38:29.02 ID:yzoKzwXY0

 少しの間、沈黙が流れる。


まどか「………… わかりました」

まどか「ワルプルギスの夜とは戦いません…… 逃げます」


 拳を強く握って、震えている。
 みんなのため、と言われても見捨てることは辛いのだろう。


ほむら「ありがとうございます……!ありがとうございます…!」

まどか「できるだけ、家族や友達もつれて遠くに逃げようと思う…」

まどか「本当なら知り合いだけじゃなくて全員救いたいけど…… それは無理だから」

まどか「ほむらちゃんたちからの頼み、わたしもできるだけ聞いてあげたいんだ」

まどか「…それに、わたしはみんなを助けたいけど、みんなを壊してしまいたくもない」

ほむら「………よかった」

まどか「! えっ?ほむらちゃん…泣いてるの?」

ほむら「これで織莉子さんが助かると思って……
    それに、“ワルプルギスの夜を超えても無事なまどか”がいると思うと……!」

まどか「! そっか…
    ごめんね、今までいっぱいほむらちゃんを悲しませてしまったんだね…」

ほむら「鹿目さんが謝ることじゃないよ……」

ほむら「本当にありがとう。これで私は『救われた』」

織莉子「私も救われました…。本当にありがとうございます」
590 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/06(月) 23:58:22.99 ID:yzoKzwXY0

ほむら「ワルプルギスの夜の時、二人はどこに逃げるんですか?」

まどか「ちょうど予定日は日曜だから、
    朝早くから近くの都市に出かけるってこともできるかな…?」

ほむら「そうですね、それだったら家族や友達をさそっても不自然じゃないかもしれません」

まどか「うん、それで、この世界のほむらちゃんも誘うつもり」

織莉子「私は、ワルプルギスの夜が去った後はきっと街が壊れているだろうから、
    これを機に少し離れたところに引っ越してしまおうかと…」

織莉子「といってもいきなりは無理なので、当日はホテルにでも泊まろうかと考えていますが」

ほむら「そうなんですか、見滝原とはお別れなんですね…」

ほむら(“私”はどうするつもりだろう…? あまり離れないといいけど…)

ほむら「ワルプルギスの夜の後みんな少し離れてしまうかもしれないけど、また会いに行きますね」

織莉子「ええ」

まどか「うん!」



 とりあえず、これでしばらくお別れになる。
 別れ際、ふと今まで聞けてなかったことを聞いてみた。


ほむら「そういえば、鹿目さんの願いって何だったの…?」

まどか「わたしはね、家族みんなが幸せでありますようにって願って契約したの」

ほむら「そうなんだ…、まどからしいなあ……」


 だったら、きっと大丈夫だ。
 その願いどおり、まどかの家族はきっと無事にまどかと一緒に幸せになってくれるだろう。
591 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/07(火) 00:00:40.80 ID:EbQJjv8A0
--------------------
ここまで
今回は安価出せなかったけど、次は安価に戻ります。

次回は10日(金)20時くらいからの予定です
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/07(火) 00:03:44.66 ID:0YtT9Abl0
乙でした

織莉子、引っ越すならそれまでに連絡先をしっかり確認しておきたいですね
最低限この世界での携帯の番号は抑えておきたいところ
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/07/07(火) 00:06:00.78 ID:YhEpmSjP0
乙でしたー
594 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/10(金) 20:33:46.47 ID:d3/raCyj0


――――あれから、一ヶ月が経った。


 あちらの世界では、
 ワルプルギスの夜の当日、まどかはあの日約束したとおり
 家族と志筑さんやあの世界の私、接点のあった中沢君などを連れて朝から少し離れた場所にピクニックに行っていた。
 しかしそれからすぐには見滝原に戻れず、今は見滝原の隣町のほうに居るらしい。

 残念ながら、あれから私は会っていない。
595 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/10(金) 20:53:35.94 ID:d3/raCyj0

 無事だという連絡だけは聞いたものの、お互い色々と忙しくて会う約束などもとれなかった。
 というのも、私のほうはあれから東京の実家に帰っていて、随分距離が離れてしまったのだ。

 今は前に少しだけ通っていた中学校にまた通っているらしく、
 両親と病院とまどかしかなかった連絡帳にも、少しずつ名前が増えている。うまくやれてるということだろうか。

 織莉子さんも、前に言っていたとおり見滝原から離れて違う場所に引っ越した。

 今、見滝原には何も無い。人も、建物も、全て壊れてしまった。
 運よくどこかに出かけていた人も、もう戻れる家はもうなくなってしまった。
 もし戻ったとしても、何も無い場所では暮らせない。再び人が住めるようになるにはどのくらいかかるかわからない。
596 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/10(金) 21:28:39.53 ID:d3/raCyj0

 こちらの世界では相変わらずだった。

 学校に通って、佐倉さんたちと会って。魔女を狩って…
 少しずつ体術の特訓もして。

 …ただ、織莉子さんは再び行方不明扱いになっていた。
 噂ではまた学校で裏でいじめられでもして自殺したんじゃないかとか言われていた。


 そして、なにより夏休みがやってきた。
 時間に余裕が出来たので、佐倉さんと織莉子さんを誘ってキャンプに行くことにした。

597 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/10(金) 21:44:39.78 ID:d3/raCyj0
―海


 眩しい陽射し。青い海。
 あんまり行ったことないけど、夏といえばこれだ!


【9時】



杏子「すげー、海だー! 海なんて何年ぶりかな〜」

ほむら「あぁ、そっか。あの県は海がないんだっけ…
    山は周りにたくさんあるから海の近いところを選んだんだけど、正解だったみたいだね」

ゆま「うん! ゆまも海なんて行ったことないからすっごい楽しみだよ!」


ほむら(二人ともはしゃいでるなぁ)


ほむら「ゆまちゃん、海行ったことないんだ。私もあんまりないけど…」

ゆま「……海行きたいって言っても、いつもおかあさん反対してたから…」

杏子「……」

ほむら「そうなんだ…」


 なんだろう、海嫌いだったのかな……?
598 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/10(金) 21:58:00.27 ID:d3/raCyj0

ほむら「織莉子さんも、来てくれてありがとうございます!」

織莉子「いえいえ、呼んでくれて嬉しいわ。こちらこそありがとう」

ほむら「そういえば、この世界ではみんなバラバラになってしまいましたよね…
    新しい場所での生活はどうですか?慣れました?」

織莉子「なんとか、ね…。友達を作ることはまだ難しいけど……」




・自由安価

 下1レス
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/10(金) 22:18:25.68 ID:tmYp7o580
今回のキャンプは楽しみましょう!
お昼に作る料理も今日のために色々と準備してきたんです
楽しみにしていてくださいね
600 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/10(金) 22:41:28.88 ID:d3/raCyj0

ほむら「今回のキャンプは楽しみましょう!」

ほむら「お昼に作る料理も今日のために色々と準備してきたんです
    楽しみにしていてくださいね」

織莉子「やっぱり、キャンプといえば自炊ですわよね。今から楽しみですわ」

ほむら「はい、そう思ってホテルとかではなくキャンプにしたんです。
    前のお別れパーティは途中になってしまったし、仕切りなおしてこういう機会が欲しかったので…」


杏子「おーい、話してないで泳ごうぜ!」

ゆま「わーい!」

ほむら「あっ、私も今行きます! 行きましょう!」

織莉子「ええ!」
601 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/10(金) 22:55:20.86 ID:d3/raCyj0

 水の冷たい感触が気持ちいい。


織莉子「ところで、みんな可愛い水着よね。暁美さんと選んだの?」

ゆま「うん、ホムラと選んだんだよ。かわいいでしょー?」

ほむら「水着の選びがいもあったんですよ。私だと似合わないものも佐倉さんだと似合うから」

杏子「そういうもんかね?」

ほむら「佐倉さんて…… 意外とスタイルいいし」

 よく動くから引き締まっているんだろうか。
 痩せていても、健康的に見える。 … 私と違って、貧相ではないし。

杏子「そうか? あんまり気にしたことないけどな」

杏子「あたしより、織莉子のほうがスタイルいいんじゃないの?」

ほむら「あ、はい。それはまあ… 羨ましいですよね」

織莉子「えっ そうかしら? 照れるわね…。まあ、ありがとうございますわ」
602 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/10(金) 23:34:14.63 ID:d3/raCyj0

杏子「ふーっ、泳ぐの自体久しぶりだけど、なんとかなるな!」

ゆま「わー、キョーコ浮き輪なしで泳げるんだ!すごい!」

ゆま「泳ぎ方教えてー」

ほむら「わ、私も気になります。泳げないから…」

 3人とも浮き輪を買って使っていたけれど、佐倉さんは自分で泳ぎ始めていた。
 私とゆまちゃんは完全に泳げない。

杏子「よし、まずは顔に水をつけることからな! そんで…」

杏子「…いや、あいつに聞いたほうがいいかもしれないな。
   というかその泳ぎ方あたしにも教えてくれよ」

 しかし、更に完璧な人が居た…

ほむら「やっぱり、織莉子さんはスイミングとかもやってたんですか?」

織莉子「ええ、一応ね。運動は得意だから…」

 そう言って結局勉強も得意でおまけに料理も得意なのだから本当にすごい。
 友達になってから発見した長所は多かった。
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/10(金) 23:37:52.70 ID:6+pmA+hfo
本当におりこ(う)さんだ(^^)
604 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/10(金) 23:45:22.53 ID:d3/raCyj0
―――――


 教えてもらったおかげもあって、ゆまちゃんも少し泳げるようになっていた。

ゆま「みてみて! けっこう進めたよ!」

 佐倉さんも、持ち前の運動神経でこの短時間でも色々と覚えていた。 

杏子「やっぱ身体動かすのはいいな、小難しいこと考える必要もないし」


 で、私は…

ほむら「」


杏子「て、ちょっ 溺れた!? ここ結構浅いのに!」

織莉子「落ち着いて、ここ足つくわよ!」


 ……最近体力はやっと前よりマシになってきたけれど、
 持ち前の運動神経の悪さは変わらなかった。


 ・・・・・・・。


杏子「初日の午前でへばってる場合じゃないぞ…? まだまだこれからなんだから」

ほむら「そ、そうだね… よし、ちょっと休んだからもう大丈夫! これでも前と違って体力は上がりました!」

ほむら「それに、海の定番であるアレもちゃんと用意してきたんだよ!」

ゆま「なになにー? 気になるー!」


アレ
・自由安価

 下1レス
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/10(金) 23:50:00.16 ID:abIo7u3DO
スイカ
606 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/11(土) 00:19:46.78 ID:TByL/KFH0

ほむら「スイカです!」

杏子「おお! スイカ割りか!」

ほむら「お昼前だし丁度良い時間ですよ! さっそく割って食べましょう!」


・・・・・・


ほむら「海を見ながらスイカを食べるのも、良いですねえ…」

杏子「甘い! 良いスイカ選んできたな」

ゆま「おいし〜ね〜!」

織莉子「本当に夏って感じね。こっちでは、夏休みに入ったばかりだけど…」

ほむら「喉の渇きも癒されますね」



話題
1自由安価
2お昼の時間移行(メニュー自由安価)

 下1レス
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/11(土) 00:53:16.15 ID:ChMWHILq0
スイカも風物詩ですけど花火も持ってきました
夜は花火をしましょう!
608 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/11(土) 01:00:15.60 ID:TByL/KFH0

ほむら「スイカも風物詩ですけど花火も持ってきました。
    夜は花火をしましょう!」

織莉子「花火も良いですわね」

ゆま「楽しそう!」

ほむら「さて、そろそろお昼の準備をしましょうか!
    今日は【下1レス】の用意をしてきたんですよ」

ゆま「ゆまも手伝うね」

織莉子「ええ、みんなで手伝いましょうか」

杏子「あたしも… 準備と片付けくらいなら手伝ってやるよ」
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/11(土) 01:03:16.39 ID:ChMWHILq0
お昼はバーベキューです
ちょっとズルいですけど盾の中にバーベキューに必要なものとか入れて来ちゃいました
610 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/11(土) 01:26:30.10 ID:TByL/KFH0

ほむら「お昼はバーベキューです。
    ちょっとズルいですけど盾の中にバーベキューに必要なものとか入れて来ちゃいました」ゴソゴソ

杏子「ほー、魔力使うわけでもないしいいんじゃね? 便利なもんは有効活用しないとな」

ほむら「その他にも色々な荷物入れてますからね。車とか使えない代わりと思えばしょうがないかな」

杏子「うん、用意が良いにこしたことはないな」

ほむら「ということで、まずはこれのセットと火の準備を手伝って!」

杏子「はいよ」

ほむら「じゃあ、私達はまず手を洗ってきましょうか」

織莉子「ええ」

ゆま「そういえば手がちょっとべたべたするね」

杏子「あたしも後で洗ってこようかな」
611 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/11(土) 01:40:00.66 ID:TByL/KFH0
――――


 横で見てあげながらゆまちゃんにも包丁の使い方を教えてあげた。


織莉子「そうそう、上手よ。 …佐倉さんよりもゆまちゃんのほうが料理出来るようになるかもしれないわね…」

ゆま「キョーコもいつか料理できるようになるかなー?」

ほむら「やらない人はいくつになってもやらないからね… 年とかあんまり関係ないかもしれないよ」

ゆま「でももしかしたら、ゆまができるようになってたらキョーコもくやしくなってはじめるかも」

ほむら「あはは…、 完全にゆまちゃんが料理をマスターしたら、ゆまちゃんに任せそうな気もするけどね…」


ほむら「さてと、具材の準備は整ったから、焼いてこうか」

ゆま「こっちのふくろに分けてあるぶんは?」

ほむら「そっちは、後のお楽しみです。やきそばも用意してるんですよ」

杏子「おー、いいねえ。シメはそうこなくっちゃな」
612 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/11(土) 01:42:47.57 ID:TByL/KFH0
-------------------
ここまで
次回は11日(土)20時くらいからの予定です
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/11(土) 01:44:29.85 ID:ChMWHILq0
乙でした
614 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/11(土) 19:33:47.36 ID:TByL/KFH0
--------------------
すみません、今日は中止にします。
次回は15日(水)20時くらいからの予定です
615 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/15(水) 00:50:40.52 ID:bJgjN+Xy0
-------------------------
すみません、ちょっと15日(水)も時間がとれそうにないです
間が空いてしまいますが、次回は17日(金)20時くらいからの予定とします
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/15(水) 22:47:06.64 ID:5nov0p1DO
忙しそうだな
無理はしないでほしい
617 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/17(金) 01:06:16.84 ID:PBo2oaSI0
-----------------
度々すみません、17日の開始遅くなりそうです
23時あたりの開始を予定としておきます
618 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/17(金) 23:22:34.76 ID:PBo2oaSI0

ほむら「良い匂いがしてきましたね!」

杏子「お、そろそろこれとか良い頃かな。たただき!」

織莉子「こういうのも楽しいわね」

杏子「ゆま、野菜も食べるんだぞ」

ゆま「う、うん。わかってるよ!」



――――――
―――――
619 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/17(金) 23:27:39.57 ID:PBo2oaSI0

ゆま「ふ〜っ おなかいっぱい!おいしかったー!」

杏子「肉もいっぱい食えたし、とうもろこしもうまかったな!」

織莉子「最後の焼きそばもおいしかったわ。
    こういう料理ってあまり食べることがなかったから少しあこがれていたの」

ほむら「B級グルメの代表ですからね… 気に入ってもらえてよかったです」


 話しながら片付けを終えた。
 照り付けてくる陽射しも少しずつ傾いてくる。


ほむら「そろそろテントのセットをしましょうか」

織莉子「ええ、暗くならないうちにしたほうが良さそうね」
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/17(金) 23:40:03.94 ID:YzGgsU180
ここをキャンプ地とする
621 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/17(金) 23:59:29.81 ID:PBo2oaSI0

ゆま「えー じゃあ、海ともおわかれ…?」

ほむら「まあ、ちょっとの間ね。また明日いこう!」

織莉子「テントの設置の仕方とかわからないけど、説明書もあるわよね?」

ほむら「ええ、大丈夫です。持って来ましたから、見ながら組み立てましょう!」
622 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 00:09:22.86 ID:LIDtrFfg0

 【17時】

 説明書を見ながら、なんとか組み立て終えて、一息つく。


ほむら「テント組み立てるの、けっこう大変でしたね… ちょっと休みたいかも…」

杏子「でも、お前にしては体力持ってるほうじゃないか。
   前までだったら、キャンプどころじゃないくらいすぐバテそうだったけどな」

ほむら「それは…確かに。私も一応強くなったんだね」

ほむら「佐倉さんたちのおかげかな」

ゆま「最初のとき、びっくりしたんだから…」

杏子「ああ、あん時いきなり倒れたもんな」
623 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 00:28:15.31 ID:LIDtrFfg0

 休むついでに、話は昔のことに移っていった。


ほむら「退院して、学校に行って… 魔法少女になって」

ほむら「1ヶ月をループして… この世界に来て、また戻ってきて」

ほむら「思えば、結構経ったんだよね」

ほむら「2年生の春が終わって… きっと、すぐ夏も過ぎるんだろうな。
    来年になったら、受験のことも考えなきゃいけないし勉強も忙しくなるかな」

ほむら「ループしてたときには、考えられないことだった」


ほむら「佐倉さんたちに出会う少し前…あの世界に来たとき、
    一度全てを棄ててしまいそうになった」

ほむら「繰り返しても誰も救えなくて、誰も私の話を信じてくれなくて…
    だったらまどか以外の仲間も、自分も棄ててしまおうって」

ほむら「自分の中でなにかが振り切れそうになった…… けど、振り切れなかった」

ほむら「あの時振り切れてしまっていたら、こんなに幸せになれていたかわからない」

ほむら「……いや、もしかしたらいつかはまどかを救えて、ちゃんと最初の目的を達成できたかもしれないけど…」

ほむら「…でも、少なくともこういう未来を手に入れることはできなかったと思う」
624 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 00:42:04.93 ID:LIDtrFfg0

ほむら「もし違う未来の自分が居たら、その私からしたらこの未来は幸せではないと思うかもしれません」

ほむら「でも、私はこの未来でよかったと思ってるんです」

ゆま「ゆまもよかったと思う!」

ゆま「こうしてホムラとあって、なかよくなれてしあわせだもん!」

杏子「まあ…… そうだな、あたしも、ずっと一人で適当に過ごしてるよりは良かったかな」

ゆま「あ! キョーコがめずらしく素直だよ」

杏子「な、なんだよ」

ほむら「佐倉さんも、変わらないところは変わらないままだけど、少し丸くなったよね…」
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 00:44:50.90 ID:qf0l8F780
お腹まわりがとか?ww
626 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 00:55:47.60 ID:LIDtrFfg0

織莉子「もし違う未来だったら… というのは私もです」

織莉子「私の場合は、本当に違う未来を辿った存在に会ったけれど……」

織莉子「あちらはあちらで幸せなのはわかるけれど、私はこの未来で良かったと本当に思うの」

織莉子「…でも、これも暁美さんがいないとまずありえないはずの話よね。本当に、感謝しているわ」

ほむら「い、いえ、きっかけは本当にたまたまでしたから…
    もしあのままずっと忘れたままだったらと思うとゾッとしますし!」

織莉子「盾から私を出した後、受けいれてくれたこともよ。
    あの時受けいれてくれたから、貴女や佐倉さん、ゆまちゃんと友達になれたのだもの」

627 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 01:10:05.72 ID:LIDtrFfg0

 すこししんみり話していると、少し眠たくなってきた。

ゆま「ホムラ、ねむいの?」

ほむら「ん、疲れてたし、ちょっと休んでたらね…」

杏子「夕飯もまだだぞー?」

織莉子「夕食の前に少し仮眠をとっても良いんじゃないかしら?」

ほむら「じゃあ、そうします」

杏子「お、そういえばさ、盾に色々な荷物入れてるって言ってたな。他に何入れてるんだ?」

ほむら「【下1レス】とか入れてますね」

杏子「よし、じゃああたしらはちょっとそれで遊んでるか」



・入れてるもの
 下1レス
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 01:12:26.14 ID:qf0l8F780
トランプ
629 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 01:26:35.98 ID:LIDtrFfg0

杏子「トランプか、良いもの入れてきたな」

ほむら「とりあえず定番をと思って…… おやすみなさい」グー



ゆま「で、なにしてあそぶの?」

杏子「トランプといえば【下1レス】やるぞ! 実は【下1レス】は得意なんだ」


・トランプといえば
 下1レス
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 01:27:35.64 ID:qf0l8F780
ババ抜き
631 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 01:30:47.08 ID:LIDtrFfg0

杏子「トランプといえばババ抜きやるぞ! 実はババ抜きは得意なんだ」

ゆま「ババ抜きならゆまもわかるよ!」

織莉子「楽しそうですね、やりましょうか」




・誰が負けた?
 下1レス
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 01:32:35.89 ID:qf0l8F780
杏子
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 01:33:31.13 ID:cpJv7Kc0O
自信満々だった杏子
634 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 01:48:19.93 ID:LIDtrFfg0

――――…

織莉子「どれを引きましょうかね…… 」

杏子「さあ? どれでもいいけど?」

織莉子「では、これで… ! 上がりです!」

杏子「ちっ、一番は譲ったか! さすがに織莉子は手ごわかった」

ゆま「つぎはキョーコがとる番だよ」

杏子「わかってるわかってる」

杏子「どれにしようかな… っと」

ゆま「……… 」

杏子(さすがにゆまはわかりやすいな。勝てるだろう)

杏子「これにしよう…  なッ!?」

ゆま「ふふふふふ」

杏子「やるな! だが… 」シャッフル

杏子「ここからが勝負ってもんよ!」ザッ

ゆま「えーと… えーと…… これ!」ヒョイ

ゆま「やったー!あがりー!」

杏子「そんなバカなー!」


ほむら(うーん、うるさい……)モゾモゾ
635 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 01:58:50.89 ID:LIDtrFfg0

ほむら「…んーっ、そろそろ夕飯の支度をしましょうか」

ほむら「……ん? あれどうしたんですか?」


杏子「こんなのってないよ…、あんまりだよ…」イジ

ゆま「多分運が悪かっただけだよー」


織莉子「得意だったらしいババ抜きで3連戦3敗しちゃって」

ほむら「……あー」


杏子「まあでも、弟子のゆまがここまで強くなったのは良いことか。ついにあたしを超えるとはな」

ゆま「ババ抜きの弟子ではないとおもうけど…」

杏子「織莉子はあれだな、なんかの影響で未来予知の力が目覚めつつあるんだろう」

織莉子「いやあ… それはどうでしょうね……」ニガワライ


ほむら「まあまあ、コンロのセットしましょう。夕飯は【下1レス】の用意してきましたから!」

杏子「よし!」

ゆま「あ、立ち直った」


・夕飯
 下1レス
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 02:01:27.81 ID:qf0l8F780
お昼はバーベキューでしたので晩御飯はエビやイカ、ホタテといったシーフードメインのカレーライスです!
具材は予め切ってタッパーに入れてきたので、鍋のお湯が沸いたらカレー粉と一緒に入れるだけです
どっちかというと飯盒で炊くご飯の方が上手く炊けるか心配ですね…
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 02:02:03.39 ID:cpJv7Kc0O
カレースープとチャーハン
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 02:03:45.96 ID:qf0l8F780
>>637
うおい
シェフ大泉の料理じゃないか、それwwwwww
639 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 02:30:21.59 ID:LIDtrFfg0

織莉子「あら、カレーならこの間のリベンジになるわね」

杏子「いや、あたしはもうやらないぞ!」ブンブン

ほむら「お昼はバーベキューでしたので晩御飯はエビやイカ、ホタテといったシーフードメインのカレーライスです!」

ほむら「具材は予め切ってタッパーに入れてきたので、鍋のお湯が沸いたらカレー粉と一緒に入れるだけです」

ゆま「それなら簡単だね!しっぱいなし、だね!」

ほむら「どっちかというと飯盒で炊くご飯の方が上手く炊けるか心配ですね…」

織莉子「普段家では、何も考えず炊飯器のスイッチを押すだけですものね…」

杏子「あたしの家ではずっと炊飯器なんてなかったから鍋だったけどな。
   買った後も、炊飯器より鍋で炊くほうがうまいから結局鍋に戻したっけ…」

ほむら「だったら安心できますかね。
    普通の鍋とはちょっと違うかもしれないけど、炊飯器しか経験のない私達よりは上手くできるでしょう」

ゆま「シーフード楽しみだなあ♪」
640 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 02:31:16.96 ID:LIDtrFfg0
-------------------
ここまで そろそろ眠気が有頂天
次回は18日(土)17時くらいからの予定です
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 02:32:31.94 ID:qf0l8F780
乙でした
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 17:03:37.07 ID:1Lc1y/3TO
具材は熱湯の鍋に入れるんじゃなくて、炒めたほうが良くないか?
643 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 17:42:01.35 ID:LIDtrFfg0

ほむら「……さて、あとはこっちは水の沸騰を待って具材を入れれば良いだけですね」

ゆま「どきどき、いつ沸くかなぁ」

ほむら「ご飯もおいしく炊けるといいなぁ」

ほむら(前のカレーの記憶が甦ってちょっと怖いけど、まあ今回はああ言ってたし)

ゆま「あ、お水ぽこぽこしてきたよ!ほむら!」

ほむら「うん、そうだね! 沸くまでもう少しかな」


―――――
644 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 17:49:25.09 ID:LIDtrFfg0

ほむら「できましたよー!」

ゆま「いいにおいだね」

ほむら「ご飯も、ちょっと周りのとこが茶色くなってるけどおいしそうに炊けてるね」

杏子「おこげだろ、これがうまいんだよ」

織莉子「炊飯器だとこうはできないものね」

ほむら「お皿とコップ渡すから、風で飛ばされないように持っててね」

ゆま「はーい!」

ほむら「では、よそっていきますよ」
645 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 18:20:12.87 ID:LIDtrFfg0

 みんなの分をよそい終えて、私もテーブルにつく。

 魚介類がごろごろと入っている贅沢なカレー。
 そして、飯盒で炊いた炊きたてのごはん。おこげもとりあえずみんなに均等に入れておいた。


ゆま「エビさんおいし〜い!」パクパク

ほむら「魚介のエキスが入って良い味になってますね。…あ、おこげもおいしい」

杏子「超うめー! ホタテとかそうそう食えないからな、味わって食わないと」

織莉子「自然の中でおいしいものを食べられるなんて、ステキですわね」

織莉子「それに、こうやってみんなで食べる食事というのがとても楽しいわ」

ほむら「私も普段は一人暮らしですからね、やっぱり誰かと一緒だと良いですよね」
646 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 18:46:17.27 ID:LIDtrFfg0

杏子「でも、こっちだと今家族と暮らしてるんだろ?」

ほむら「ええ、まあ… でも、一緒に食事とかはしないで元の世界に帰っちゃいますね」

杏子「……どうだった?会うの自体久しぶりだろ?」

ほむら「どう、というか… まあ、正確には私の家族じゃありませんしね。
    変な風に思われないようにというのに必死であんまりなんとも…」

杏子「ああ、そっか」

ほむら「でも、とりあえず元の世界でお盆あたりには一度会いにいこうかと」

杏子「そうだな、無事にやれてるってことくらいはちゃんと伝えに行ったほうがいい」

織莉子「暁美さん、退院したばかりなんでしょう?
    退院後新しい生活でどうしてるか、心配な気持ちはあると思います」

ほむら「そうですね」


【20時】


1話題
2次の予定(花火)へ

 下1レス
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 18:52:20.98 ID:qf0l8F780
インスタントですけどコーヒーとポット持ってきました
お湯が沸いたら飲みませんか?
ゆまちゃんは冷えてるジュースをどうぞ(ゴソゴソ
648 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 19:12:06.75 ID:LIDtrFfg0

ほむら「インスタントですけどコーヒーとポット持ってきました。
    お湯が沸いたら飲みませんか?」

杏子「本当気が効くな」

織莉子「将来良いお嫁さんになれますわよ、きっと」

ほむら「そ、そうでしょうか?」テレ

ほむら「ゆまちゃんは冷えてるジュースをどうぞ」ゴソゴソ

ゆま「やった、ありがとう!」
649 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 19:42:31.92 ID:LIDtrFfg0

―――
虫の音が響いている。
夕飯を食べ終わってから、ティータイムへと移った。


ほむら「熱いので気をつけてくださいね」フーッ フーッ

杏子「おう。…って、お前すごい冷ましてるな」

ほむら「かくいう私が猫舌なんです」

ゆま「コーヒーっておいしいの?
   においはいいにおいなんけど、にがいんだよね…?」

ほむら「うーん、佐倉さんとかみたいにミルクと砂糖をいっぱい入れてればあんまり苦くもないと思うけど…」

杏子「あたしはあんまり苦いより甘い味のほうが好きなんだよ」

杏子「それより、せっかくティータイムなら何かお菓子が欲しくなるな」

ほむら「! もちろん持ってきてますよ、寝る前のお楽しみのお菓子!」

織莉子「本当に用意良いわね」

ほむら「【下1レス】です!」ゴソ


お菓子
・下1レス
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 19:45:24.59 ID:qf0l8F780
クッキーの詰め合わせ
651 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 20:11:46.42 ID:LIDtrFfg0

ほむら「クッキーの詰め合わせです!」

杏子「コーヒーにはぴったりだな」

ゆま「わぁ、いろんなクッキーがある!」

織莉子「たくさん種類があるのも良いわね。じゃあいただくわね」パク

ゆま「このチョコのおいしいね」

杏子「こっちのナッツのもいいな」
652 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 20:28:48.79 ID:LIDtrFfg0

杏子「あー、満足だー」ゲプゥ

織莉子「見て見て、星が綺麗に見えるわよ」

ほむら「わぁ、本当だ。綺麗…」

杏子「見滝原のほうだと星全然見えないもんな」

織莉子「街の明りが多いですものね…。その代わり、展望台からの景色は綺麗なんですよ」

織莉子「…その景色も、この世界ではもう見ることが出来ないけれど……」

ほむら「そういえばそうなんですよね…」

ほむら「…あ、そうだ。お昼前にも話したけど、花火やりましょうよ!」

ほむら「線香花火はもちろん、他にも色々と用意してきましたから!」
653 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 20:37:54.17 ID:LIDtrFfg0

 バケツを用意して、線香花火に火をつける。
 パチパチと小さく火花が飛び、段々華やかになっていく。けれど、最後には落ちて消えてしまう。


ほむら「あっ…」ポト

杏子「落ちるときがこう、切ないな」

ゆま「でもきれいだね、花火」

織莉子「綺麗で、儚くて…… 切ないけど、それが良いのかもしれませんね」

ほむら「そうですね……」
654 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 20:57:26.54 ID:LIDtrFfg0

 続いて、用意したのはねずみ花火。


ほむら「こ、これって… 火をつけるのがなかなか勇気いらない?」

杏子「え、お前いつも爆弾とか使ってるじゃん」

ほむら「それは… そうですけど」

ほむら「……よし、じゃあ、これを爆弾と思って火をつけよう!」

杏子「それなら大丈夫なのかよ! そっちのが絶対危ねえわ!」

ほむら「点火っ!」ボッ


 シュルシュルシュルシュル


ほむら「わわっ、こいつ動きますよ!」ササッ

杏子「そりゃ動くだろ」

ゆま「これおもしろいね」
655 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 21:35:15.49 ID:LIDtrFfg0

 最後に打ち上げ花火。
 暗い夜空に上がって、花が咲く。


杏子「おおー!」

織莉子「線香花火もネズミ花火も良いですが、最後にこれは見ごたえありますね」

ゆま「きれいー」

ほむら「ね、綺麗ですねー…」



 一日の最後に花火を楽しんで、それからその日は寝た。
 最初は少し話していたものの、疲れていたのもあって、すぐにぐっすりと眠りについてしまった。
656 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 21:39:51.37 ID:LIDtrFfg0
―――…

【1時】


杏子「……寝た?」

ゆま「………」

織莉子「………え、ええ…」

ゆま「……ゆまはねてるよ」

杏子「絶対起きてるだろ」

ゆま「ねごとだよキョーコ」


ほむら「zzz…zzz……」スヤァ…


ゆま「ホムラからの返事はないね?」

織莉子「暁美さんは寝てるみたいですね」

杏子「お前らも早く寝ろよ」

ゆま「キョーコも寝ないと」

織莉子「ええ」

杏子「おやすみ。また朝な」
657 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 21:44:07.07 ID:LIDtrFfg0
―その少し後


杏子「……………」

ゆま「…………うーん…」

織莉子「………どうしたの?」

ゆま「あしがかゆい…」ボリボリ

杏子「虫に刺されたんじゃないか?」

織莉子「塗り薬、持ってきましたよ」

杏子「これで今度こそ寝られるな」

ゆま「うん、今度こそおやすみー」
658 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 22:00:46.24 ID:LIDtrFfg0
―そのまた少し後


ゆま「……………」

織莉子「……………」

杏子「…………… ふぇ…」

織莉子「……ふぇ?」

ゆま「…ふぇぇ?」

杏子「ふぇっぐしゅん!」

ゆま「うるさいよキョーコー」

杏子「仕方ないだろ、今鼻のあたりをコバエが飛んでたんだよ」

杏子「ていうかなんでお前ら起きてんだよ」

ゆま「薬は塗ってもやっぱかゆくてー」

織莉子「い、今のは暁美さんもおきたんじゃ…」

ほむら「zzz…zzz……」スヤァ…

杏子「…起きてないっぽい?」

ゆま「うーん…… うん。だいじょうぶ、多分」


 しかし、そのときほむらから不意に飛び出した寝言!

ほむら「【下1レス】」


杏子「!?」

ゆま「!?」

織莉子「!?」


・寝言
 下1レス
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 22:06:46.69 ID:4Ev4c8LuO
モ、モンテスキュー!
660 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 22:21:24.48 ID:LIDtrFfg0

ほむら「モ、モンテスキュー!」

杏子「!?」

ゆま「!?」

織莉子「!?」


杏子「…おきてね?こいつおきてね?」

織莉子「しかし、今の言葉… 一体なんの意味が……」

ゆま「…起きてる?」

ほむら「zzz……zzz……」スヤァ…

ゆま「おきてないみたいだよ?」

杏子「いや、寝たふりかもしれんし」

ゆま「で、でもおきてたらそんなこと言わないと思うけど…」

織莉子「モンテスキュー… モンテスキューといえば法の精神…権力分立? このキーワードを元に考えると…」ブツブツ

杏子「いや、なんも意味はないと思うぞ多分」

ゆま「みんな、ねようよー」

杏子「よし、じゃあとにかく寝るからな。絶対朝まで喋るなよ」

ゆま「はーい」

織莉子「その、暁美さんが喋った場合は…… モンテスキューとか」ボソ

ほむら「…zzz…zzz……」スヤァ…

杏子「……寝言はしょうがない」

ゆま「…じゃあ、今からしゃべる言葉はぜんぶねごとってことだね?」

杏子「おい」


 夜にこんなやりとりがあったことは、ほむらは知る由もないことだった。
661 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 22:43:31.44 ID:LIDtrFfg0

【7時】

ほむら「んー…っ、よく寝た。なんか宿題してる夢を見た気がするくらいよく眠れた!」

ほむら「あぁ、宿題といえばまだ残ってるの結構あるんだったなぁ… 計画的にやらないと」

ほむら「みなさんはよく眠れましたか?」

ゆま「うん、ばっちりだよ」

杏子「ぐっすり寝てたからな」

織莉子「ふふ… ええ、そうですわね」

ほむら「それは良かったです。それでは、荷物をまとめたらまた最後に海に行きましょうか!」
662 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 23:26:03.75 ID:LIDtrFfg0
―海岸


【8時】


ほむら「水が冷たくて心地よいですね〜」

杏子「そうだな、寝起きは暑かったからな」

織莉子「あら、さっそくみんな浮き輪なしなのね」

杏子「せっかくだし、自分で泳いだほうが気持ちがいい。
   …けどまあ、ほむらは気をつけろよ?」

ゆま「おぼれないようにね〜?」

ほむら「こ、今回もちゃんと足がつくところに居るので大丈夫ですよ!」

ほむら「溺れたら慌てずに立てばいいんだ…… 溺れたら慌てずに立てばいいんだ…!」ブツブツ

ほむら「……よし、うん大丈夫!」

織莉子「え、ええ。それなら良いけど……」
663 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 23:35:08.63 ID:LIDtrFfg0
――――――
――――――


 お昼まで遊んで、それからシャワーを浴びてこの地を後にした。

杏子「zzz…」

ゆま「zzz…」

織莉子「zzz……」


 ……新幹線の中ではさすがに疲れていたのか、みんな眠っていた。

ほむら(楽しかったなぁ……)

 撮った写真を見返しながら、思う。
 きっとこの思い出は、後になってもずっと私の人生の宝物になるだろう。
664 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/18(土) 23:44:22.68 ID:LIDtrFfg0
―駅

 新幹線から降りて、ここからは織莉子さんとは別れる。
 これから私は佐倉さんとゆまちゃんを盾に入れて、元の世界に戻る前に一度東京の実家に帰らなくてはいけない。


ほむら「ここでお別れですね」

織莉子「ええ、貴女達と一緒に行けてとても楽しかった。また遊びに行きましょうね」

ほむら「あ、じゃあ次は冬にスキーとかどうでしょうか?」

織莉子「良いですわね」

杏子「スキーか、ほむら転んで大変なことにならないように気をつけろよ?」

ほむら「あはは、そうだね… ちょっと心配になってきた」

ゆま「おりこはなにをやっても上手そうだけどね」

織莉子「一応スキーも経験はあります。そのときは教えてあげますよ」

ほむら「それなら助かります」
665 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/19(日) 00:17:55.90 ID:CK4Eu4iz0

ほむら「では……また。お元気で」

織莉子「ええ、みんなも」

杏子「おう、またな」

ゆま「またね、オリコ!」


 別れても、また会える。
 冬を待たずとも、またすぐに会おう。夏休みは長いのだから。


 全てが始まった一ヶ月を超えて、波乱のあった一週間も超えて、今ごく普通の日々を生きている。
 これが私の幸せだと自信を持って言える。

 これからもずっと……



―END―
666 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/19(日) 00:29:05.94 ID:CK4Eu4iz0
――メガほむ編 After Story終了

・主人公
 【暁美ほむら】(契約・生存)


※☆は前回ENDからの変更点です

 鹿目まどか(契約・死亡):他の世界の大事な人/他人
 美樹さやか(契約・魔女化):知人
 志筑仁美:知人
 中沢:友人
 上条恭介(死):知人+
 巴マミ(契約・死亡):苦手
 美国織莉子(契約・生存):敵だけど認められる部分はある
 呉キリカ(契約・生存):憎悪

 ☆佐倉杏子(契約・生存):親友
 ☆千歳ゆま(契約・生存):親友
 ☆美国織莉子(未契約・生存):親友


 ☆鹿目まどか(契約・生存):知人+
 ☆美樹さやか(契約・死亡):他人
 佐倉杏子(契約・失踪):他人
 巴マミ(契約・魔女化):他人
 ☆呉キリカ:他人
 


END:一時の別れ
667 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/19(日) 00:30:00.85 ID:CK4Eu4iz0
・日程



−6日目 02世界の織莉子が来る。 おりキリ:織莉子が何かの感覚を感じ取るが、まだ気にかけず放置。

−5日目 

−4日目 おりキリ:初めて予知がダブる。

−3日目 

−2日目 おりキリ:日に日に別の場所の映像だけが映る頻度や長さが増え、はっきりとしてくる。
          別の場所が見滝原だということに気づく。
     
−1日目 
668 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/19(日) 00:31:49.96 ID:CK4Eu4iz0

0日目 おまけ部ラスト、織莉子が転校してくる。
    おりキリ:自分の予知できる未来が少なくなっていることに気づき、キリカに相談。
          明らかな異変と感じ、見滝原に再び赴くことにする。

1日目 お昼を織莉子と食べ始める。放課後、杏ゆまを家に呼んで夕食。
    おりキリ:漠然と見滝原を回りつつ予知情報を待っていると、ほむらの姿がはっきり見える。
         音はなく、おかしいほうの映像だった。ほむらを調査することに。
         一週間後に前に見えていたはずの自分の未来が灰色に消えてしまっていることに気づき、焦る。

2日目 放課後、訓練をする。明日織莉子と杏ゆまを呼んでみんなで話すという約束をとりつける。
    おりキリ:朝、キリカがほむらをつける。放課後、この世界に来た織莉子を発見。ニュースを確認。
         誰かが何かを企み変装していると判断。
         深夜就寝前、ついに映像だけでなくノイズ交じりに声が入る。
         見滝原の魔法少女の顔と、そして自分のほうを見て『織莉子』と言ったのが聞こえた。
         この未来の映像は今日見た“美国織莉子”の未来だ、と気づく。

3日目 昼休み、織莉子の素質についての話を聞く。放課後、織莉子を含めてのお話・食事会。
    おりキリ:もう一人の織莉子の力の正体を暴くべく、仮設住宅近くの必ず通学で通る道に魔女を放つ。しかし、助けを呼ばれる。
         これにより見滝原の魔法少女をとりこんでいるということ、余裕を見せ付けていることを認識する。
         ……夕方あたり、更に鮮明に見えるようになったもう一人の未来を見て、重大な真実に気づく。
         その後、キュゥべえに見つかりおりキリが織莉子の存在理由、そして本来ならばこの世界に来た側の織莉子が消えるということを知る。
         報告を受け、もう一人魔法少女が居るということにして使用済みグリーフシードをばら撒く。
         (正体を知りたいがためにGSを再孵化させたとばれれば、予知に頼る余裕がないのがばれるため)
         放課後、会って話す約束をとりつけることに。
669 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/19(日) 00:33:04.87 ID:CK4Eu4iz0

4日目 放課後 会って話す。このままだとこの世界に来た織莉子が消えるため、元の世界に戻せと忠告される。(キュゥべえ同伴)

5日目 織莉子と話し合う。
    前回の世界の同時刻、12日(火)の17時に出る。
    この世界でのほむらは未契約で、たびたびまどかたちの戦いについていったりしていた。
    ほむらが別世界に移ったことを聞かされ、まどかはあの後もほむらを気にかけていたのだった。さやかとの仲は微妙。
    マミが居なくなった数日後、まどかとさやかはやっとQBから真実を聞いた。
    魔法少女は魔女になる、それを知ったさやかは、普段は正義の味方として明るく振舞いながらも
    自分がもう人間ではない存在になってしまったのだとどこかで自暴自棄になっていた。
    そんなとき、明後日仁美が恭介へ告白すると聞かされる。


    キュゥべえは、予知がある割りにはおりキリの行動がキュゥべえ一匹まけないくらい鈍りすぎていることを指摘。
    本当にもう一人の魔法少女が居るのかと問い詰める。
    <過去回想>
    全てを知ったキュゥべえ、ほむらたちのところに行こうとするが、阻まれおりキリに何度も殺される。

6日目 最後の一日、学校休んでみんなで一緒に過ごすことに。お昼は杏子がカレーでとんでもないものを見せる。
    お昼後、なんとか逃げ出したQBがほむらたちに報告に来る。

    おりキリ:なんとか報告させないようにQBを追い殺し続けていたが、スペア交代の隙を突かれて逃げられる。
         QBが報告しに来る予知を確かめ、仕方ないと決着をつけに向かおうとする。
         しかし、ある時から同じ時間しか映さなくなったことを予知し、ほむらの盾の中の停止空間内に入っていることを知る。
         ターゲットをほむらに。ほむらの家に向かう。
670 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/19(日) 00:33:33.83 ID:CK4Eu4iz0
    
7日目 “消える”予定の日
    14日(木)

8日目 15日(金)



1ヶ月ほど後 学校は夏休みに突入していた。ここからおまけのおまけ。
671 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/19(日) 00:34:55.40 ID:CK4Eu4iz0

○イベント一覧
ほぼ日程表どおりだけど、重要な動きがあるところや行動によって変化する箇所を抜粋


 視線 フラグ:2日目
登校中、誰かの視線を感じる。
予知にほむらが視えたことでキリカがつけて来たのであった。

 謎の魔法少女 フラグ:3日目
登校中、織莉子が魔女に襲われる。
しかし、その魔女はどうにもおかしくて……

 再会 フラグ:4日目
前と同じようにおりキリに呼ばれ、話す。
向こうの世界から連れてきた織莉子のこと、そして『銀の魔法少女』のことを話す。

 真相 フラグ:5日目
『銀の魔法少女』について考えられる方法全てを試して探したQB。
おりキリについてQBが疑問に思ったことを突っ込み、話しに行く。
問い詰めると、思いも寄らぬ真相が… (おりキリ視点での回想)

 二人の『織莉子』の未来 フラグ:6日目
拒否
6「あなたが視えているとおりです。帰る気はありません」
7「かわいそうですけど、もうあなたのことを信じられません」
8「あなたに殺された人たちも命乞いもできずに理不尽に殺されていきました。因果応報じゃないですか?」

6→きっぱりとそれだけ言い放ち戦いを始める。勝ったらその後の処遇は選択肢。
7→「これまであなた達には散々騙されてきたので」
   勝ったらその後は別の世界に飛ばし、最後に数日だけ時間を与えてサヨナラ。おりキリどちらも別世界で消滅。
8→情けは無用。勝ったらその場でソウルジェムを砕く。
672 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/19(日) 00:47:37.97 ID:CK4Eu4iz0

 VS『美国織莉子・呉キリカ』 フラグ:おりキリからの頼みを拒否したら

特にほむらの能力がキリカと相性がな上、キリカのほうが減速を専門としているので力は上。
カウンターを食らった上に耐え切られると割と目も当てられない。
クロックダウン・クロックストップはキリカにかけても更にこちらの速度も落として相殺されるため通用しない。

味方側織莉子が居る場合:
意図せずに味方織莉子の予知が混じるのが隙となる。キリカは相変わらず全力でせめて来るのでかなり手ごわいが、
予知による攻撃カウンター(こちらが攻撃しようとした瞬間に直前に攻撃が来るアレ)時に失敗率が設定される。
敵織莉子に必殺技が通用すれば一気に倒せるが、リスクを考えると通常攻撃でも良いかもしれない。
ただし、味方織莉子を守れなかった場合は敗北

味方側織莉子が盾の中や別世界など不在、または意識がない場合:
数秒しかない予知を絶えずガンガン使って短期決戦の猛攻を仕掛けてくる。一定時間攻撃を耐え切れば織莉子は勝手に自滅(魔女化)してくれる。
必殺技系がカウンター100%なため、相手の魔力が切れるまで通常攻撃で堅実に攻めていくか、こちらからは動かず守りに徹するのが攻略法。
ただし、その後は魔女織莉子とキリカのことも忘れてはいけない。



 おりキリ最後の数日間 フラグ:おりキリに勝利後、別の世界に飛ばす
エンディング後に回想。ほむらたちが知るはずもないお話。
二人は一通り見滝原を回り、それから短い間住んでいた田舎に行った。
ゆったりと互いへの感謝を伝え、懺悔をし、最後に手を握ったままどちらも消えてしまう。
673 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/19(日) 00:49:06.23 ID:CK4Eu4iz0
○エンディング一覧


 これからずっと先の未来も フラグ:おりキリを撃破か逃亡、味方側織莉子がこの世界に残る
・織莉子さんは新しい世界でずっと幸せに暮らすことが出来、悪い人たちはいなくなりました。めでたしめでたし。

 一時の別れ フラグ:おりキリと戦わず頼みを受けいれる
・またすぐに会いに行きます。
…ある意味では戦闘で負かすよりもおりキリが敗北を認識することになるかもしれない。

 優しい世界 フラグ:織莉子から話を聞いた後にどちらも共存できる方法を見つけ出す
ちょっとご都合な気がしなくも無いが全員にとって最高のハッピーエンド
スレ主も気づいてないような設定の穴を突いたような発想が必要になる


BADEND フラグ:ほむらか仲間が死んじゃったか魔女になっちゃった。
           一回幸せなエンディングを迎えたおまけでこんなのってないよ、ひどすぎるよ(無制限コンティニュー可)
674 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/19(日) 01:09:39.77 ID:CK4Eu4iz0
○好感度一覧


・佐倉杏子 好感度↑↑
暁美ほむら:親友
千歳ゆま:家族
美国織莉子:親友
美国織莉子:厄介
呉キリカ:危険

・千歳ゆま 好感度↑↑
暁美ほむら:親友
佐倉杏子:家族
美国織莉子:親友
美国織莉子:悪いことしないで!
呉キリカ:悪いことしないで!

・美国織莉子 好感度↑↑
暁美ほむら:親友
佐倉杏子:親友
千歳ゆま:親友


・美国織莉子
暁美ほむら:無関係/認めたくないけど、凄い
佐倉杏子:無関係
千歳ゆま:無関係
呉キリカ:大事
美国織莉子:無関係/認めたくないけど、羨ましい

・呉キリカ
暁美ほむら:無関係/認めたくないけど、羨ましい
美国織莉子:愛
佐倉杏子:無関係
千歳ゆま:無関係
美国織莉子:無関係/織莉子とは別人


・鹿目まどか 好感度↑
暁美ほむら:友達
暁美ほむら:支えてあげたい
美樹さやか:親友

・美樹さやか 好感度↓↓
暁美ほむら:あんまり良く思えないなぁ…
暁美ほむら:警戒−
鹿目まどか:親友
志筑仁美:親友…だけど


※好感度はafter開始からリセット
675 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/19(日) 01:14:07.02 ID:CK4Eu4iz0

★セーブしました


1セーブデータからロード
 ほむら編【After1後から再開。新展開】【指定場所からロード】
  [獲得した補正:(料理)Lv2中級者 アルティメット炒め物]
 キリカ編【ワルプル後から再開。翌日へ】【指定場所からロード】
 かずみ編【6日(水)朝】 ※Good・NearGood未クリア物語
  [獲得した補正:魔力コントロールLv2・格闘Lv1]
 Homulilly編【二周目の世界】 ※Good・NearGood未クリア物語
 QB編【ワルプル後から再開。翌日へ】【指定場所からロード】 ※暫定END
 中沢編【ワルプル後から再開。翌日へ】【指定場所からロード】
  [獲得した補正:成績関係の結果の補正が+18]
2新主人公を決めて新物語


 下3レス中多数決
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/19(日) 01:22:37.07 ID:LDXvnOcco
そろそろ2
677 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/19(日) 01:22:56.83 ID:CK4Eu4iz0
-----------------
お疲れ様でしたー
思えばもう今まで結構やってきてますね
ほむら、キリカ、QB、中沢、さやか…… うまいことENDに行った主人公達だけでも集まればもう無敵な気がする

次回は23日(木)20時くらいからの予定です
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/07/19(日) 02:00:27.08 ID:Mt/+A60U0
2
乙でした
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/19(日) 14:03:02.06 ID:HFLWq1/DO
しかし改めて見ると、マジでメガほむ編長かったなあ…
俺は割と最近からだけど、去年9月からだからもう10ヶ月やってたのかww

しかし、次は誰にしようか
たるとはともかく、すずね勢や小巻も多分大丈夫だろうし
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/19(日) 19:04:51.81 ID:IRb9Zg4G0
スレ主さんに安価した方々、お疲れ様でした
メガほむ編、一応完結ですね
織莉子さんは元の世界に返さず、オリキリに勝つ展開に持って行きたかったなぁ
ちょっとリベンジしてみたかったかも

次回からは新キャラか…誰がいいかなぁ

>>679
小巻はともかくメガほむ編開始の時のリストにないすずね勢は無理じゃね?
スレ主さんがあれからすずね読破してOKなら大丈夫だろうけど
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/19(日) 20:11:39.24 ID:kl1CqsdA0
まどか
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/19(日) 20:22:19.59 ID:ZqGpQIUz0
メガほむ編で一切いいところなかったからマミさん主人公にしたいな
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/19(日) 20:23:46.03 ID:kl1CqsdA0
確かにいいとこ無しだったな
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/21(火) 12:48:32.49 ID:SRAHF0F40
うまいことENDに行った主人公達集めても
本気ワルプル撃破は無理じゃないかな

しかし、優しい世界エンドってどうやればよかったんだろうな
"織莉子は一旦元の世界に戻れば契約できる"と"世界間移動しても消滅しないほむら"がキーになりそうだが
世界間移動する度にその世界のほむらを乗っ取っている事実を話すのはリスクが大きそうだ
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/21(火) 16:45:43.08 ID:hT+QZEfl0
あれはソウルジェム移動してるだけだから
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/22(水) 20:13:48.38 ID:pbv11AB/0
織莉子が二人いるという矛盾によって片方が消されるのなら
織莉子が一卵性双生児の双子かつ片方はずっと世間的には隠されていたor
二人で入れ替わりながら表向きは"一人の美国織莉子"として振る舞っていた
と織莉子の願いで改変すれば、織莉子が二人存在しても矛盾がなくならんかな
ニコの契約の願いでカンナが生まれて、ニコとカンナが同時に存在できるのなら
織莉子の契約の願い次第で織莉子二人分の居場所ぐらい作れるのでは
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/22(水) 21:26:11.78 ID:A78FHA060
なるほど
688 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/23(木) 20:14:06.74 ID:ceiHyjYZ0
新主人公


・まどか☆マギカ登場キャラ
・おりこ☆マギカ(無印)登場キャラ
・かずみ☆マギカ登場キャラ
・上記作品中のモブ
・オリキャラ
・百江なぎさ
・神名あすみ

↑のキャラから一人選択。
同キャラ2回以上選択も可能。


 下3レス
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 20:15:22.34 ID:GVtTq1TDO
仁美
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 20:18:36.23 ID:LtrLkLa7O
マミ
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 20:18:56.87 ID:q9bX6wFW0
百江なぎさ
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/23(木) 20:19:01.99 ID:XCtWhTG10
まどか
693 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/23(木) 20:38:39.74 ID:ceiHyjYZ0
時系列・設定選択


主人公
【百江なぎさ】


1叛逆世界(ほむら結界の中):叛逆開始頃
2叛逆後再編世界:ただの小学生
3アニメ本編世界:もしあの時に魔女化してなかったら
4アニメ本編前世界:なぎさが魔法少女だった頃。物語が始動するよりかなり前。
5Chaos:時系列も世界観も気にするな、で色々詰め込むとんでも世界。多分ギャグ寄り

6安価内容設定

※細かい設定が不明なところが多いので、
 5以外、特に3・4だとかなりオリジナル要素が強くなると思われます……苦手な人は注意してください。


 下3レス
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 20:40:56.20 ID:q9bX6wFW0
3
本編開始前に魔女化する直前何者かに助けられた
「魔女になるのはイヤですけど、私を助けてくれた誰かに恩を返すまでは[ピーーー]ないのです!」
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 20:41:31.10 ID:4HnyU9ky0
3
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 20:42:05.07 ID:LtrLkLa7O
694
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 20:42:45.97 ID:suIzPYxio
698 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/23(木) 20:47:35.01 ID:ceiHyjYZ0
コマンド一覧・ステータス設定

主人公
【百江なぎさ】


・武器
トランペット+シャボン:遠距離攻撃の飛び道具。トランペットからシャボンを吹き出して攻撃する。


 これでいい?
1OK
2だめ(希望の武器を自由安価で)


 下3レス中多数決
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 20:48:29.39 ID:KCgTHkYmo
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 20:49:42.30 ID:GVtTq1TDO
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 20:50:37.98 ID:suIzPYxio

願いと固有魔法はなんだろうな…
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 20:52:09.43 ID:q9bX6wFW0
なぎさちゃんの固有魔法は公式でも不明のままだからねぇ
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 20:56:44.07 ID:GVtTq1TDO
確かお菓子の魔女の設定みたいなので、病気の親にチーズケーキを食べさせてあげたかった、みたいな話は聞いた事がある
ソース見当たらないから十中八九ただの噂だけど
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 20:57:12.05 ID:suIzPYxio
そういえば、素質の大きさも不明だよな
お菓子の魔女は強いから、その素体のなぎさも強いと考えていいのかな
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 21:01:02.87 ID:q9bX6wFW0
シャボン玉だけだと戦闘キツくないかな?
せっかくラッパなんだから、高い音を衝撃波にして敵を怯ませるのなんて良かったのでは?
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 21:04:04.47 ID:GVtTq1TDO
すまん、今検索してみたらガイドブックに書いてあったみたいだな>ソース
正確には「死病を患う母親のために限定販売のチーズケーキを手に入れる」らしい
これ踏まえるとどんな能力がいいんだろう
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 21:07:54.93 ID:q9bX6wFW0
叛逆で持ってたトレイの蓋を開けたらチーズケーキが乗ってる、それを食べたら病気も怪我も治るとか?
708 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/23(木) 21:25:39.29 ID:ceiHyjYZ0

・シャボンストーム(魔力-5):シャボン玉を吹いて攻撃。
・シャボンブラスター(魔力-40):ストームの上位版。更にたくさんのシャボンをぶつける。
・シャボンバースト(魔力-15):たくさんのシャボン玉で敵全体を囲い、一斉に破裂させて攻撃。
・シャボン結界(魔力-10):大きなシャボンに敵を閉じ込める。

・ハッピースイーツ(魔力-10):微回復効果のあるお菓子を出せる。ただし、チーズだけは出せない。



[魔力コントロール]

下1レスコンマ一桁判定
1 Lv1
2,3,4 Lv2
5,6,7 Lv3
8,9 Lv4 (技を一つ追加)
0 Lv5 (基礎魔法をプラスする)
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 21:27:03.70 ID:q9bX6wFW0
です!
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 21:27:28.02 ID:KCgTHkYmo
うりゃ
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 21:31:42.46 ID:LtrLkLa7O
Lv5か
712 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/23(木) 21:48:08.50 ID:ceiHyjYZ0

※新設定
・多分魔法少女歴は一年くらいだと思われます。ベテランかな?


基礎魔法
・自分の負傷を回復(部位・範囲によって消費変動) 【なぎさの基準:足一本再生で-100程度】
・他人の負傷を回復(部位・範囲によって消費変動) 【なぎさの基準:足一本再生で-100程度】



追加魔法(一つ選択)
1トランペットとシャボンに関わる攻撃系必殺技
2トランペットとシャボンに関わる補助魔法
3固有魔法のスイーツに関わる魔法

 下2レス
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 21:51:17.35 ID:q9bX6wFW0
2かな?
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 21:52:36.89 ID:LtrLkLa7O

705にあるような魔法がいいな
715 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/23(木) 22:02:47.61 ID:ceiHyjYZ0
コマンド一覧・ステータス


・シャボンストーム(魔力-5):シャボン玉を吹いて攻撃。
・シャボンブラスター(魔力-40):ストームの上位版。更にたくさんのシャボンをぶつける。
・スクリームトランペット(魔力-30):トランペットから衝撃波のような高音を出し、前方への貫通吹き飛ばし&周囲の敵を怯ませる攻撃。
・シャボンバースト(魔力-15):たくさんのシャボン玉で敵全体を囲い、一斉に破裂させて攻撃。
・シャボン結界(魔力-10):大きなシャボンに敵を閉じ込める。

・ハッピースイーツ(魔力-10):微回復効果のあるお菓子を出せる。ただし、チーズだけは出せない。


基礎魔法
・自分の負傷を回復(部位・範囲によって消費変動) 【なぎさの基準:足一本再生で-100程度】
・他人の負傷を回復(部位・範囲によって消費変動) 【なぎさの基準:足一本再生で-100程度】


◆ステータス

[魔力コントロールLv5]
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 22:06:34.93 ID:q9bX6wFW0
メガほむみたいに肉体強化はないんだな
717 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/23(木) 22:14:09.71 ID:ceiHyjYZ0
―見滝原総合病院



なぎさ「お母さん、今日もお見舞いにきましたよ」

母「なぎさ…… いつもありがとうね」

なぎさ「…病気になんて負けないで。きっと、いつかまた元気になるから……」

 そっと手を握る。

母「なぎさの手、あたたかいね……」

なぎさ「うん…」

母「こうやって毎日来て、いつも手を握っていてくれる。これだけで、お母さん本当に元気になれる気がするわ」

なぎさ「うん…… はやく元気になってね」


 この手に隠し持っているのは薄紫色のソウルジェム。
 キュゥべえと契約してから、もう一年ほど経つ。

 …… その間、ずっとこうしてお見舞いに来ている。
718 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/23(木) 22:32:05.99 ID:ceiHyjYZ0


 魔力の治癒を終えると、少しだけ顔色が良くなった。


なぎさ「……今日もお菓子を置いておくから、食べてくださいなのです」

母「うん。本当にありがとう」

なぎさ「じゃあ…、また明日来ます!」

母「うん、明日ね」


なぎさ(でも、本当はまた、あのチーズケーキを食べさせてあげたかったなぁ…)


 ……私が契約した願いは、余命わずかな母に“ひとつきり”のチーズケーキを食べさせてあげることだった。

 それで私は、いろんなお菓子を生み出す魔法を手にした。

 キャンディも、ショートケーキもチョコレートケーキも、シュークリームだってドーナツだって出せる。
 でも、“ふたつめ”のチーズケーキだけは出せなかった。
 『チーズケーキ』どころか、チーズそのものや、チーズが使われているものも、なにがあっても出せなかった。

 なぎさも、お母さんも、チーズがいちばん大好きなのに。

 なんで一つきりなんて願いにしちゃったんだろう。
 今思うとちょっと後悔している。

719 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/23(木) 22:47:25.26 ID:ceiHyjYZ0

 でも、こうしてお見舞いをして一年。

 魔法と、少しだけ元気が出るお菓子のおかげで、元々言われてた余命よりもずっと長く生きている。
 おいしゃさまも驚いていた。
 だから、きっといつかは病気なんか治って元気になったっておかしくない!


――………そう、信じていたのに。


 異変が起きたのは、その翌日だった。
720 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/23(木) 22:54:23.07 ID:ceiHyjYZ0

 魔力を使っても、お菓子をあげても、良くならない。ずっと、元気がなさそうにしている。

 お母さんは日に日に弱っていった。
 でも、私の力ではどうにもならなかった。


なぎさ「キュゥべえ、お願いがあるのです…!」

QB「どうしたんだい?」

なぎさ「なぎさと、もう一度契約してください!叶えてほしい願いごとがあるのです!」

なぎさ「なぎさを病気を治せる魔法少女にしてください!
    やっぱり、チーズケーキももっと作れるようにしてください…!」

QB「それは無理だよ。もう君は契約している。多重契約は出来ない」

なぎさ「おねがい、なぎさはどうなってもいいから……!」

なぎさ「お母さんを助けてあげて………!」

QB「それは…… 僕の力の及ぶことじゃない」
721 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/23(木) 23:05:40.31 ID:ceiHyjYZ0

 ……ついに、お母さんは…… 死んでしまった。
 なぎさは、なんにもできなかった。魔法少女になったのに、なんにも助けられなかった。


 せめてもしチーズケーキもいっぱい食べさせられてあげられてたら。もっと元気付けてあげられたかもしれない。

 もし治癒魔法がもっと得意な魔法少女だったら。
 もしかしたら、最初からおかあさんの病気を治してと願っていれば、こんなことにはならなかったのかもしれない。


 なぎさのちっぽけな魔法なんかじゃ、苦しい時間を増やしただけだったのかもしれない……
 こんなんじゃ、契約した意味もなかったのかな。


 後悔ばかりが心を埋め尽くしていた。
 手から落ちたソウルジェムは、薄紫なんかじゃなくて、真っ黒の色だった。汚い色。私の心の中の色みたい。

 そしてわかってしまった。きっと今、なぎさの何かが終わろうとしている……
 でも、なぎさもお母さんのところにいける。そう思うと、なんだかうれしく思えた。

 そして……――――
722 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/23(木) 23:22:36.49 ID:ceiHyjYZ0

『待って』

『たしかに、あなたはお母さんを助けられなかった。けれど、その前にいっぱいあなたと話したり、笑いあったりする時間ができた』

『チーズケーキも一つだけど食べることができたし、
 他のお菓子だって、なぎさが持って来てくれたものなら十分なごちそうだったと思うよ』

『きっと、お母さんはなぎさと過ごせて嬉しかったと思うよ』

『だから、全部が意味がないなんて思わないで』



なぎさ「…………!?」

なぎさ「誰なのです…!?」


 一気に夢から覚めたように現実に引き戻されて、目を見開く。
 誰も居なかった。


なぎさ(……でも、今の言葉…)

なぎさ(意味がなくなんてなかった…… お母さんもそんなふうに思ってくれるのかな)

 床に落ちたソウルジェムを拾ってみてみると、いつもの綺麗な薄紫色に戻っていた。

なぎさ(誰か、なぎさを心配して助けてくれた人がいる、ということなのです…?)

なぎさ(誰かはわからないけど…… だったら、なぎさも諦めちゃ駄目なのです)

なぎさ(人が死ぬということは、……やっぱり、悲しいのです)

なぎさ(助けてくれた誰かに恩を返すまでは、死んではいられないのです!)
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 23:24:14.69 ID:LtrLkLa7O
まど神さま?
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 23:27:31.29 ID:q9bX6wFW0
事情を知ってるみたいだし、まど神様っぽい?
でもこのあとキュウベェがいらん事のたまいそうだなぁ…
「あれ?SGが真っ黒だったのに何で君は魔女にならなかったんだい?」みたいに
725 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/23(木) 23:39:59.46 ID:ceiHyjYZ0
―あれから数日



「なぎさちゃん、またね!」

なぎさ「うん、さようならなのです!」


 あれから何日か経って、少しだけ落ち着いた。学校でもこうして友達と話せて… 一応普通を取り戻せていた。
 私を助けてくれた誰か…… あの人の言葉が大きいかもしれない。


なぎさ(あれは誰だったのでしょうか……)

なぎさ(またちゃんと会ってみたいのです。お礼を言わなくちゃ……)




【15時】


1自由安価
2帰宅
3よりみち
 a公園
 c駅
 d病院
 e繁華街
 g土手
4魔女退治

 下1レス
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 23:43:24.98 ID:q9bX6wFW0
3d
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 23:44:09.49 ID:KxV2D5rn0
さて原作前のどの時点から開始だろうか
この病院が見滝原で一年以上も魔法少女として活動してたのなら
マミと杏子には面識がありそうなものだが…
安価下
728 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 00:04:00.38 ID:gp1YI7tZ0
―病院


なぎさ(あのときと同じように病院に行けば会える確率が高い気がするのです)

 一通り回ってみる。

なぎさ(ここは、前お母さんが居た病室…… 今は誰もいない)

なぎさ(……あの人、私とお母さんのこと知ってたみたいだったけど、病院の人だったりするのでしょうか)

なぎさ(病院のひと……)

なぎさ(魔法 ……少女?)

看護婦「? あら、なぎさちゃん…」

なぎさ「あ! な、なんでもないのですっ!」

看護婦「え!?」
729 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 00:22:41.47 ID:gp1YI7tZ0

なぎさ(やっぱり、病院の人じゃないかもしれないのです)

なぎさ(でも、なぎさのことを見てくれて…… 見守ってくれていた)

QB「やあ、なぎさ。またここに来ていたんだね」

なぎさ「あ、キュゥべえ…!」

QB「まったく、不思議なものだね…… 君はあの状況からどうして助かったのか、僕にもわからない」

QB「でも、最近たまに起きるんだよね。こういうことが。一体なんの力が働いているんだろう……?」

なぎさ「え? なぎさだけじゃなかったの?」

QB「いくつかこういうことが報告されているよ」

なぎさ「じゃあきっと、すごく優しいヒーローみたいな人が活躍してくれているのです」

QB「ヒーロー、ねえ」
730 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 00:48:52.99 ID:gp1YI7tZ0

なぎさ「魔法少女を助けてくれるヒーローみたいな人…… 憧れちゃうのです。
    なぎさもその人にちゃんと会って、いつかはその人みたいに誰かを助けてあげたいのです」

QB「……君は確かに“人”に会ったんだね」

なぎさ「? どういうことです?」

QB「ソウルジェムの濁りを取り除くだけじゃなく、心を絶望から救えなくては意味がない。
   確かに、それを救うことは人にしか出来ないことだ」

QB「しかし…… …いや、僕ももう少し探ってみるかな」

なぎさ「……難しいことを言っているのですね」



 キュゥべえの話は、よくわからなかった。
 けれど、難しいことは関係ない。助けてもらったから恩返しがしたい。なぎさの思いはただそれだけなのですから。


 なぎさはいつしか、その人に憧れ、追い求めていた……
731 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 01:00:59.25 ID:gp1YI7tZ0


 あれからすぐの話、なぎさに後輩が出来た。
 ……といっても、とても年上のお姉さんだけど。


 そのお姉さんにも、なぎさの恩人の話をした。
 とても興味をもってくれたみたいだった。マミみたいな後輩が… 仲間ができたことが、とても嬉しい。


――――――

マミ「なぎさちゃん。今日のおやつはチーズケーキを用意しているの」

なぎさ「! なぎさの一番の大好物です!」


 学校が終わると、いつも家で一人だった。
 でも、これで寂しくない。マミも、こんな広いおうちに一人なんてきっと寂しかったと思う。


なぎさ「いっただきます、なのですっ ……おいしい!」

マミ「よかったわ」


 お菓子作りの得意なマミ。お菓子を作る魔法を持つなぎさ。
 年齢は離れているけれど、すぐに私達は親友になっていった。
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 01:10:31.85 ID:x/aWoCOy0
魔法少女の『後輩』のマミさんか…
733 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 01:14:53.65 ID:gp1YI7tZ0

 出会ってから数ヶ月が経つ頃には、マミはリボンから色んなものを作れるようになっていた。

 一人で戦った時に魔女に負けてしまって、人を守れなかったということがあったらしい。
 それでもっと強い武器を作るために、リボンから銃を作ったのがきっかけだった。


―魔女結界


マミ「ティロ・フィナーレ!」

マミ「やった、勝ったわ!」

なぎさ「うん!すごいのです、マミ!」

マミ「じゃあ、勝利を記念して…… こういうのはどうかしら?」

 くるくると巻かれたリボンが何かの形を作る。
 ……マミは、いつのまにか紅茶まで出せるようになっていた。

なぎさ「紅茶なんて出せるようになったのですね」

マミ「ええ、なぎさちゃんがお菓子を出して、私が紅茶を出す…… なかなか良いと思うんだけど」


 それで、本当はなぎさに作れないチーズケーキだって作れちゃうのだから、ちょっとずるいと思う。
 …まあ、とにかく、リボンをそのまま攻撃につかっていた頃よりも、すごくパワーアップしていた。
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 01:20:55.89 ID:Wu8eXihx0
さらにここに杏子が加わるんだろうな
それにこの時点だとあすなろもまだみらいさえいない時期だろうから
干渉できれば大幅に話が変わりそうだが無理なんだろうな
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 01:22:10.60 ID:Wu8eXihx0
あ、みらいじゃなくてミチルだったか…
736 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 01:33:11.36 ID:gp1YI7tZ0
基本動かせる舞台はアニメ本編の時系列なので、このあたりはダイジェストですね……
---------------------------------

――そして、マミと出会ってから一年が経つ頃。
また新しい仲間が加わった。


 こちらも、やっぱり年上のお姉さん。でも、マミよりは一つ年下みたい。
 弟子になりたいって言ってきたときはちょっと驚いたけど、嬉しかった。


 もちろん、杏子にもなぎさの恩人の話をした。


杏子「……その人には、まだ会えてないの?」

なぎさ「はい、残念ながら……」

マミ「どこに居るのかしらね…。キュゥべえの話しからして、まだ魔法少女を救っているみたいだけど…」

杏子「……もしかして、それって神様なんじゃないかなぁ」

なぎさ「えぇっ? 神様…ですか?」

杏子「ずっと見守ってて、ピンチになったら現れて助けてくれるんでしょ? しかも正体は謎…」

杏子「……と、とにかく… すごいかっこいいな!」

なぎさ「! はい!」
737 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 01:52:23.75 ID:gp1YI7tZ0


 特訓をして、みんなでおやつを食べて、魔女退治をして……
 ここまでみんな無事に過ごせていた。魔女になることも、死んでしまうこともなく……。


 ……けれど…、それから数ヶ月。杏子との関係が少しずつすれ違っているのを感じていた。
 もちろんマミもなぎさも心配してた。でも、理由を聞いても話してはくれなかった。


 真相は後になってからわかる。
 杏子の家族が一家心中をした。
 杏子が魔法少女だということが、家族にバレたせいらしい。

738 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 01:54:46.48 ID:gp1YI7tZ0
―――

『………杏子ちゃん』

杏子「………」

『杏子ちゃん!』

杏子「なんだよ、うるさいなぁ…! 誰だよ!姿を現せ!」

『それは………』

杏子「あんた…… 本当に神様なの?」

杏子「だったら、全部なかったことにしてよ。あたしが契約したこともさ」

杏子「できるでしょ?あんたは神様なんだから、そのくらい」
739 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 02:07:48.35 ID:gp1YI7tZ0

『ごめん……』

杏子「何謝ってんの……?」

杏子「ていうか、出てくるの遅すぎるんだよ。今から何しろってわけ?」

『家族のこと、杏子ちゃんのせいじゃないよ…… だから、そんなに思いつめないで。
 それに、なぎさもマミさんもみんな杏子ちゃんのこと大事に思ってるよ』

杏子「………あんたも結局奇麗事しか言えないんだね」

『ごめん、でもそんなつもりはないの! 本当に杏子ちゃんに幸せになってほしくて…』

杏子「……放っといてくれ」

『……ソウルジェム… 綺麗にしておくね』

杏子「……出来ることはこのくらいってわけか。神様なんてそんなものなんだな…」


―――
740 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 02:17:08.02 ID:gp1YI7tZ0

 なんとか無事見つかったけれど、結局別れてしまった。
 一人減ってしまった。また二人になった。少し前まえでは三人でテーブルを囲っていたのに。


 ……私と同じように、杏子も“恩人”と喋ったらしい。
 神様でもなんでもない。ただの人と同じだ、って言っていた。


 確かに、万能の存在ではないのかもしれない。
 でも、その人に私は助けられた。あの日抱いた憧れは、今でも変わらなかった。



 それからまた数ヶ月経って、マミと出会ってから二年…… 契約してからは三年。
 それだけ時間が経っても、今でも私は思っている。


――杏子のことは救えなかったけれど、もし絶望しそうになっている魔法少女がいるのなら、あの恩人のようにその心を絶望から救いたいと。
741 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 02:21:22.75 ID:gp1YI7tZ0
------------------------
ここまで
次回からやっとこさ安価で動かすターンです。
ここまででなぎさちゃんいくつだよとか突っ込まないでください

次回は24日(金)20時くらいからの予定です
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 07:46:14.83 ID:x/aWoCOy0
なぎさちゃんは小◯1年の時に契約して、今は4年位?と脳内補完しました
これなら原作に近い年齢の筈!
743 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 20:39:57.86 ID:gp1YI7tZ0


―――キュゥべえ、叶えてほしいことがあるの。

―――希望を願った魔法少女が絶望して魔女になってしまうなんて、そんなことはもう嫌なの。

―――だから、救ってみせる。わたしの手で……

―――…わたしの願いは……

744 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 20:47:23.54 ID:gp1YI7tZ0
―25日


【16時】

 学校が終わって、今日もマミと魔女を探しに行っていた。


なぎさ「あっ、このメモ帳かわいいです〜」

マミ「あら本当。おそろいで買っちゃいましょうか?」


 ………と、ついでにデパートでお買い物も。
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 20:52:23.00 ID:x/aWoCOy0
25日というと、ほむら転入日かな?
746 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 21:02:37.78 ID:gp1YI7tZ0

なぎさ(………!)


 不意に魔力を感じた。
 この近く。発生したばかりの魔女……


なぎさ「マミ! 魔女の気配なのですよ!」

マミ「ええ、でも買い物もゆっくり楽しめないなんて……」

なぎさ「でも待ってくださいなのです。これは、他の魔法少女の魔力もあるのですよ。
    なぎさたちが行ったら横取りになっちゃうでしょうか?」

マミ「そういわれてみればそうね……。
   でも、私達のほかに魔力ってことは、新しい魔法少女かしら?」

マミ「やっぱり、挨拶ついでに手伝いに行くのはどうかしら」


なぎさ「う〜ん……」


 新しい魔法少女がどんな人かはわからない。
 みんながなぎさたちみたいな魔法少女なわけじゃないし、敵だと思われてしまったり、余計なお世話だって思われてしまうかもしれない。

 どうしようか?

1手伝いに行く
2様子を見にいく
3新しい魔法少女に任せる

 下1レス
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 21:04:19.06 ID:x/aWoCOy0
2
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/24(金) 21:04:50.63 ID:t3vC5J4O0
1
749 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 21:11:29.04 ID:gp1YI7tZ0

なぎさ「新しい魔法少女がどんな人かはわからないのです。
    敵だと思われてしまったり、余計なお世話だと思われてしまうかもしれません」

なぎさ「とりあえず様子を見に行きましょう。もし苦戦しているようだったら、手伝うのです!」

マミ「ええ、わかったわ! 魔力の方向は…… あっちかしら?」

なぎさ「あっちは確か…… 改装中のフロアなのです! 」
750 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 21:22:55.25 ID:gp1YI7tZ0
―薔薇園の魔女結界



マミ「大変、人が結界の中に居るわ!それに、使い魔がすぐそこまで迫ってる……!
    新しい魔法少女はこっちに来てないの? 助けてあげないと……」

なぎさ「これは仕方がないのです!変身……!」


なぎさ「『シャボン……ッ 」

 息を吸い込み、一気に吹き出すとシャボン玉が敵全体を覆うように浮かぶ。


「え?え?なにこれ…!? シャボン玉?」
「わ、わからないよ!ちょっと綺麗だけどどっから……」


なぎさ「 ……バーストッ!』」


 そして、一気に破裂させる。
 シャボンの破裂とともに使い魔が消え去る。
751 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 21:30:24.37 ID:gp1YI7tZ0

「消えた……?」
「わたしたち、助かったの?」


なぎさ「大丈夫だったのです!? 怪我はないのです?」

「は、はい! あなたたちは…?」

なぎさ「わたしたちは、魔法少女なのです!」

「魔法少女……?」

マミ「ちょっと待って、あなたが抱いてるの…… キュゥべえが見えてるってことは、あなたは」

「え?」

QB「そうだよ、この子も魔法少女の素質があるんだ」

QB「僕はきみたちにお願いがあって来たんだ」

QB「まどか」

まどか「えっ?」

QB「さやか」

さやか「あ、あたしたちの名前を知ってるの?」

QB「僕と契約して魔法少女になってほしいんだ!」
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 21:35:10.15 ID:x/aWoCOy0
なぎさちゃんは魔法少女が魔女になることを知ってるんだよね?
だったら魔法少女になることは反対すると思うんだが
753 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 21:40:28.24 ID:gp1YI7tZ0

さやか「ええ!? あたしたちが? ……今見たのみたいに?」


 今さっき新しい魔法少女の魔力を感じたところで、また候補……。
 でも、一つ気になるところがある。


なぎさ『…マミ、気づいているのです? この、まどかっていう人のほう…』

マミ『……ええ、とても強い素質がある』


まどか「え? いきなりそんなこと言われても…… まだよくわからないし…」

マミ「あ! その話はまた後でするとして… 新しい魔法少女のほうは?」

なぎさ「そういえば… 戦っているような魔力は感じないのです!」
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 21:43:44.82 ID:XsF8KGwhO
久しぶりにクーほむ来るかな?
755 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 21:49:15.56 ID:gp1YI7tZ0

「…………」

 そう話して気づいた。後ろに見たことのない人が立っている。
 恐らく魔法少女。
 長い黒髪をなびかせて、少し不機嫌そうな表情をしていた。


マミ「……魔女は逃げてしまったみたいね。そっちを追ってなかったってことは……
    ずっとこの近くに居たなら助けてほしかったわ」

「……貴女達が来たから」



 初対面で仲良くしたいのに、なんだか硬い空気……
 なんて言って挨拶しようか。


・自由安価

 下2レス
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 21:53:47.76 ID:x/aWoCOy0
はじめまして
見滝原の管理者で魔法少女の百江なぎさなのです!
こっちは私の友達で魔法少女の巴マミさんなのです
あなたのお名前を教えて欲しいのです
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 21:59:21.31 ID:XsF8KGwhO

追加であなたが先に来ていたようですので手を出すつもりはなかったのですが、目の前で一般人が襲われてたので見過ごせませんでした
と、現状も話す
758 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 22:11:40.13 ID:gp1YI7tZ0

なぎさ「はじめまして
    見滝原の管理者で魔法少女の百江なぎさなのです!」

「貴女が管理者……?」

なぎさ「む。小さいけど、魔法少女歴は長いのですよ!」

「……そう」

なぎさ「こっちは私の友達で魔法少女の巴マミさんなのです」

マミ「初対面で責めるようなこと言ってごめんなさい、さっきのことは忘れて。よろしくね」

なぎさ「わたしたちも、あなたが先に来ていたようですので手を出すつもりはなかったのですが、
    目の前で一般人が襲われてたので見過ごせなかったのです」

なぎさ「ところで、あなたのお名前を教えて欲しいのです」

ほむら「……私は暁美ほむら。新しくこの街に越してきた魔法少女よ」

なぎさ「ほむら、よろしくなのです!」

ほむら「……」

ほむら「……… ええ」
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 22:21:54.99 ID:xaMwAr8v0
なぎさが魔法少女が魔女になることを知っているとするなら
なぎさが隠してない限り、マミと杏子も魔女化について知っていることになるな
760 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 22:22:20.25 ID:gp1YI7tZ0

マミ「あなたたちに少し話したいことがあるの。魔法少女のことについて……」

マミ「お時間、取れるかしら?」

さやか「はい、あたしは大丈夫っすよ。まどかは?」

まどか「わたしも大丈夫」

なぎさ「ほむらは?」

ほむら「え」

なぎさ「ほむらは来るのですか?」

ほむら「……行って良いなら行くけれど」

なぎさ「じゃあ、行きましょう!」



QB(あの二人、僕がボロボロなのに気づいてるのかなぁ……)
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 22:23:35.03 ID:XsF8KGwhO
キュウベェ、ザマァwwwww
762 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 22:26:57.63 ID:gp1YI7tZ0
―道中


なぎさ「みんな、マミと同じ見滝原中学校に通っているのですね」

さやか「そうだね、みんな同じ制服だ。マミさんは何年生?」

マミ「ええ、自己紹介が遅れたわね。私は3年生よ」

さやか「じゃあ先輩だ。あたしとまどかは2年生。
    …あと、そっちのほむらも転校生で同じクラスなんだ」

ほむら「……」

 大人しそうな魔法少女。
 また仲間が増えたのは嬉しい。けれど……
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 22:28:53.49 ID:x/aWoCOy0
クーほむ、久しぶりだなぁ…ほんと
もっとも現段階ではクールが息をしてないけどww
なぎさという予想外のイレギュラーにどう対処していいかわからない、といったとこかな?
764 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 22:37:24.32 ID:gp1YI7tZ0

マミ『……キュゥべえ。今見滝原には3人も魔法少女が居るわ』

マミ『なぎさちゃんも私もベテランで、二人で何年もこの街を守ってきた。
   暁美さんだって新人ではないのよね?』

マミ『正直、戦力は十分よ。これ以上魔法少女を増やす必要性が見当たらないのだけど……』


 新しく契約して増えるのは別。こちらに巻き込んでしまいたくない。
 マミも同じ考えみたいだ。


QB『契約できるならそのほうがいいじゃないか。もしもということもあるかもしれないしね』

マミ『もしも、ね。グリーフシードがいきわたらないくらい魔法少女が居た方が好都合とでも?』

QB『僕としてはチャンスは逃せないからね。それに、君も気づいているだろう?
  まどか… あれは相当の大物だ』
765 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 22:46:17.37 ID:gp1YI7tZ0

なぎさ『人を獲物みたいに言うのは関心しないのです』

QB『ベテランである君達よりも強くなれる素質を秘めているよ。
   今後、君達だけでは立ち向かえない敵…… ワルプルギスの夜が現れたとしたら、そのときやはり戦力は多い方が良いんじゃないかな?』

マミ『だからって、関係ない人まで巻き込もうとは考えていないわ』

QB『まあ、確かにまどかに戦う義務はない。あとは彼女が決めることだ』

QB『彼女がもし契約したいと言ったら、君達は強硬手段を使ってでも契約を阻止しようと思うのかい?』ボロッ

なぎさ『……そういえば、なんでそんなにボロボロなんです?魔女にやられたです?』

QB『………』
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 22:54:52.06 ID:xaMwAr8v0
なぎさがいるから、マミはQBに依存していない様子
QBは本編よりやりにくいだろうな
767 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 22:59:10.07 ID:gp1YI7tZ0
―巴宅



マミ「来てくれてありがとう。早速話をするわね」

マミ「私達は、キュゥべえと契約して魔法少女になった」

QB「うん、僕は魔法の使者なんだ」

なぎさ「さっきあなたたちを襲った、魔女や使い魔を倒すのがわたしたち魔法少女の使命なのです」

さやか「へー、かっこいー!」

まどか「すごい、人助けをしているんですね…。 でも、怖くないんですか?」

マミ「怖いこともあるけれど、仲間も居るし、人の命を救うんだと思えば頑張れるわ」

さやか「ヒーローみたいですね!」


ほむら「……そんなんじゃないわ」

ほむら「いいえ、少なくとも私は。魔法少女は、そういうものじゃない」
768 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/24(金) 23:47:36.43 ID:gp1YI7tZ0

ほむら「魔法を使うたびに魔力が減る。回復するには魔女を倒すと手に入るグリーフシードが必要となる」

ほむら「魔女を倒すためにも魔力を使うけれど、勿論それ以外に自分のために使ったり、悪いことに使う人だって居るでしょうね。
    だって、人間ってそんなものでしょう? 善人も居るけれど、そうでない人もたくさんいる。普通の世間と変わらずにね」

ほむら「魔女を倒すのは、本来魔法少女にとっては魔力を手に入れる手段でしかないのよ」

さやか「………や、でも! マミさんたちみたいに良いことに使うことはできるじゃん?」

さやか「少なくともあたしは悪いことには使わないよ。あんたがどうだかは知らないけどね……」

マミ「そのことだけど、もう魔女と戦うにも戦力は足りてるから心配しなくていいのよ」

なぎさ「私達これでもベテランなのですよ! 今新しく魔法少女を増やす必要もないのです!危険ですし!」

さやか「え」

まどか「そ、そうなの……?」

なぎさ「はい、そういうことはこの道のプロな私達にどんと任せておけば良いのです!」
769 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/25(土) 00:01:18.79 ID:Qr8ZJrvy0

ほむら「………」

QB「…確かに今は戦力が足りているかもしれないね。
   でも、いきなり3人だけじゃ立ち向かえないくらい強い敵が現れることもあるかもしれないよ」

QB「それにね、何も僕は無償で戦ってほしいと頼んでるんじゃないんだ」

QB「魔法少女になってくれるなら、代わりにどんな願いも叶えてあげよう」

QB「叶えたい願いがあるなら、僕が聞いてあげられるよ」

さやか「へぇー、何でも叶えられるの? 何でも?」

QB「うん、だから君も叶えたいことがあれば……―」

なぎさ「待って待って、キュゥべえはこう見えてケチだから1度しか叶えてくれないし、訂正もききません。
    願い事も本当に願っていたとおりの結果にはならないかもしれないのです」

QB「確かに叶えられるのは1度きりだけど、ちゃんと望みは叶えるよ」

なぎさ「その上こっちが契約したせいで困っている時にも、なんにも助けてくれないのです。
    契約したらそれっきりでアフターケアがなってないのです」

QB「ちょ、ちょっと… そういう風にネガティブに捉えるように誘導するのはやめてほしいな」


ほむら「……鹿目まどか。貴女には忠告したはずよね。こういうやつが現れても耳を貸すな、と…」

まどか「えっ? …………あ、もしかしてこれ、あの時言ってたこと?」

さやか「ああ…… なるほどね、でもいきなりそれはただの怪しいヤツっていうか電波にしか思えないよ?」

ほむら「そ、そうなの……?」ガーン
770 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/25(土) 00:11:17.34 ID:Qr8ZJrvy0

マミ「とりあえず聞いておくけど、あなたたちは何か叶えてほしいことがあったりするの?」

まどか「わたしはとくにないけど…… もしわたしでも役立てることがあるなら、やってみたいと思います」

なぎさ「役立てることならきっといっぱいあるのです。でも、こちらは足りてるので他のことに励めばいいのです」

なぎさ「魔法少女にならなくても人の役に立つことはいくらでもあるのです。ゴミ拾いとか、ボランティアとか!」

マミ「難しい問題よね、頑張って呼びかけてもポイ捨てはなくせないのだもの。少し歩けばゴミはいくらでも見つかる。
   きっと街を綺麗にしてくれる人が足りていないのね」

まどか「はぁ…… まあ、そう言われて見ればそうですね」


QB(なにこれすごくやりづらい)
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/25(土) 00:11:38.23 ID:W+B1ueqa0
む?
この周回のほむらはクーほむになって初めての周回なのか?
772 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/25(土) 00:32:49.86 ID:Qr8ZJrvy0

さやか「あたしは…… あたし自身に願いはないけど…」

なぎさ「? それって…?」

さやか「……キュゥべえ、願い事って自分のための事柄じゃないとだめなの?」

さやか「誰かのための願いで契約するってことはできるの?」

QB「できるよ。そういう願いで契約した人も少ないわけじゃない」

マミ「でも、あまり感心はしないわね」

マミ「あなたはその人の願いを叶えたいの?それともその人の願いを叶えた恩人になりたいの?」

マミ「似ているけれど、全然違うことなのよ」

さやか「……そこまで言われると、ちょっとわかんなくなってきたかも…」

さやか「まだ、色々考えないといけないのかもしれません」

マミ「ええ、早まって契約しても後悔しか残らないわよ。そういう人も知っているし」

マミ「…こちらは本当に足りているから、中途半端な気持ちでこちらの世界に来られてもね…… 逆に困っちゃうかな、私達」

さやか「そ、そうですか… わかりました、ちゃんと考えます。中途半端にはしない!」

ほむら「振り切ればいいってものでもないけれどね……
    一時的に迷いを無理矢理振り切って覚悟したつもりになるような人は一番迷惑よ」

さやか「うっわ、きっついなあんたは……」

ほむら「事実だから言っているだけよ」
773 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/25(土) 00:37:06.21 ID:Qr8ZJrvy0

マミ「……さて、私は伝えられることは伝えたかしらね」

まどか「はい、帰りはゴミ拾いしながら帰ります」

マミ「なぎさちゃんと暁美さんはどう?」

ほむら「最後に、魔法少女になっても良いことはないと忠告しておくわ」

ほむら「……あと」

ほむら「……貴女達も話が通じるみたいで良かった」

マミ「?」



なぎさは…


1言いたいことは言った
2自由安価

 下2レス
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/25(土) 00:38:58.47 ID:GiYDlR2d0
まどかの声が神様に似てる
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/25(土) 00:47:09.76 ID:jOQpb+DDO
ちなみにほむほむは、魔法少女になってどれくらいなのです?
三年経ってないなら私のほうがベテランなのです、何でも知ってるので何でも聞くのですよ(何でもを強調)
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/25(土) 00:50:29.58 ID:W+B1ueqa0
契約についてはだいたい話しましたが、まだ伝えていないこともあるのです
あとキュウベェが2人のところに個別に来て、契約を勧めてもその場で即断はしないで欲しいのです
さっきも言いましたがキュウベェは願いを叶えてはくれますがアフターケアを全くしてくれないので、一度契約したら破棄することも契約し直すことも出来ません
願いが望んだ形と違って契約違反だといってもなんだかんだ言うだけで何もしてくれません、私の時がそうだったのです
777 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/25(土) 00:57:40.50 ID:Qr8ZJrvy0

なぎさ「ちなみにほむほむは、魔法少女になってどれくらいなのです?」

ほむら「ほむ……?」

なぎさ「あだ名なのです!
    三年経ってないなら私のほうがベテランなのです、“何でも”知ってるので“何でも”聞くのですよ」

ほむら「……あまり気にしたことがなかったけれど、そうね…… 私ももう貴女と同じくらいね」

マミ「じゃあ、私より先輩なのね。私は二年くらいなの」

ほむら「そう」

なぎさ「本当にベテランぞろいなのです!怖いものなしなのですよ!」

さやか「この中に入るのは勇気いるなぁ、足引っ張っちゃいそうだね」

さやか「今日はありがとうございました。おかげで助かりました」

まどか「魔法少女、頑張ってください。わたしはわたしで出来ることを探すことにします」

なぎさ「はい! そちらも頑張ってくださいなのです!」
778 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/25(土) 01:12:44.16 ID:Qr8ZJrvy0

ほむら「私もそろそろ……」

マミ「あ、待って。今日倒せなかった魔女、今日は遅いから明日の放課後にでも探そうと思うの」

マミ「あなたも一緒にこない?」

ほむら「私が居なくても、きっと倒せるわ」

マミ「それはそうだけど…… 同じ街の魔法少女として、互いにどんな戦い方をするのかとか知っておきたいじゃない」

マミ「連携が必要になるときもあるかもしれないのだし」

マミ「…まあ、無理にとは言わないけど……」

ほむら「……」

ほむら「……そうね、じゃあ明日… 放課後に」

マミ「校門で待ち合わせでいいかしら?」

ほむら「ええ」



・最後に何か言うことは……

1自由安価
2さようなら

 下2レス
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/25(土) 01:15:56.19 ID:W+B1ueqa0
とりあえず連絡先を教えてほしいのです、と言って全員の電話番号とアドレスを交換したいと申し出る
交換できたら、これで連絡が取れやすくなったのです、『何か聞きたいことがあったら』連絡して欲しいのです、と『何か〜』の部分を強調
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/25(土) 01:21:16.00 ID:HZi9kIcHO

緊急時に備えてまどかとさやかにも自分達の連絡先を教えておくべきかどうかと提案する
781 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/25(土) 01:44:06.90 ID:Qr8ZJrvy0

なぎさ「とりあえず連絡先を教えてほしいのです」

ほむら「……電話番号を書けばいいかしら?」

なぎさ「なぎさも携帯持ってるので、通信でオッケーなのですよ。
    全員と電話番号とアドレスを交換しましょう」


――――……
★ほむらの連絡先を入手しました



なぎさ「緊急時に備えて、まどかとさやかにもなぎさ達の連絡先を教えておくべきでしょうか?」

ほむら「契約してもらうためにわざと魔女を孵化させたり、ということも考えられなくはないわね」

マミ「じゃあ、明日みんなの分の連絡先を教えておいてもらえる?」

ほむら「ええ」
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/25(土) 01:50:07.95 ID:W+B1ueqa0
うーむ
契約のためにわざと魔女を羽化させたり、とか何気にキュウベェをディスってるのにマミさん賛同してるね
クーほむが口を滑らせたくさい?
これまで描写ないけどマミさんキュウベェに不信感持ってる?
783 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/25(土) 01:52:41.66 ID:Qr8ZJrvy0

なぎさ「これで連絡が取りやすくなったのです、『何か聞きたいことがあったら』連絡して欲しいのです」

ほむら「……じゃあ、貴女達のことを聞きたいのだけど」

なぎさ「なんです?」

ほむら「貴女が契約したのは三年前よね」

なぎさ「はいです」

ほむら「ずっと見滝原に居たの?巴さんと知り合ったのはいつくらい?」

なぎさ「生まれてこの方ずっと見滝原に居るのです!
    マミはなぎさが契約してから1年くらいの時に新しく魔法少女になったのです」

ほむら「それからずっと一緒に居るの?」

なぎさ「はいです。後輩で、仲間で、親友なのです!」

ほむら「そう……」

マミ「暁美さんも遠慮しないでいいのよ。これから一緒の街で暮らすんだし」

ほむら「……… ええ」

なぎさ「じゃあ、なぎさもそろそろおうちに帰るのです」

なぎさ「明日は帰りにお菓子も食べましょう、なのです!」

マミ「ええ、魔女退治が終わったらお茶会にしましょう」
784 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/25(土) 02:01:51.26 ID:Qr8ZJrvy0
―帰り道



なぎさ「ほむほむー」

ほむら「……」

なぎさ「ちょっと聞いて欲しいことがあるのです」

ほむら「……何かしら」

なぎさ「なぎさがあこがれている魔法少女について… なのです」
785 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/25(土) 02:08:30.95 ID:Qr8ZJrvy0

なぎさ「名前はわかりません。姿を見たこともありません。そもそも、魔法少女なのかもわかりません」

なぎさ「昔友達だったある人は、その人を神様だといいました」

なぎさ「でも、神様でもなんでもなくて、ただの人と同じだともいいました」

ほむら「………?」

なぎさ「……その人は、なぎさを助けてくれました」

なぎさ「なぎさが本当に苦しくて悲しくて悔しくて、絶望しかかっていたときに、その心を救ってくれました」

なぎさ「なぎさの恩人なのです」

なぎさ「だから、なぎさもその人みたいに人の心を救える人になりたいと思っているのです」

ほむら「…そう。立派な人がいるのね」
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/25(土) 02:25:51.46 ID:W+B1ueqa0
何気にクーほむが魔法少女歴がなぎさと同じ3年位だと言ってるけど、それが本当なら36回はループをしてるってことか
787 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/25(土) 02:27:28.84 ID:Qr8ZJrvy0

なぎさ「その人は、他の人のところにも現れて同じように助けているみたいなのです」

なぎさ「ほむほむは、会ったことや聞いたことはありますか?」

ほむら「いいえ、知らないわね」

なぎさ「そうですか…… いつか直接お礼がしたいのに」

ほむら「キュゥべえに聞いてみたらどうかしら」

なぎさ「キュゥべえもわからないみたいなのです」

ほむら「わからない…?」

なぎさ「はい…… だから、魔法少女かどうかもわからないのですが」

ほむら「…私もその話は少し気になるわね」

ほむら「まだこのあたりに居るのなら、もしかしたらまた会えるかもしれないわよ」

なぎさ「そうですね。 またいつか、今度はちゃんと会えるといいのです」


 それから、ほむらとは途中で別れた。
 ほむらも、あの話に興味をもってくれたみたい。

 今はまだ心を開いていないかもしれないけど、いつかもっと仲良くなれるといいな。
788 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/25(土) 02:32:43.25 ID:Qr8ZJrvy0
----------------------
ここまで
次回は27日(月)20時くらいからの予定です
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/25(土) 02:38:41.99 ID:W+B1ueqa0
乙でした
なぎさというイレギュラーにクーほむ戸惑ってるみたいですね
なぎさが間に入ってるためかマミさんも友好的で契約にも否定的と理想的な状況にクーほむもどう対応すればいいかわからないんじゃ?
あとはマミさんと杏子が魔女化を知ってるかどうかだけど…
790 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/25(土) 02:39:57.83 ID:Qr8ZJrvy0
あととりあえずこれだけ出しておきます
----------------
―25日終了―


★浄化しました


なぎさ 魔力[100/100] 状態:正常

GS:3つ
・[85/100]
・[100/100]
・[100/100]


◆ステータス

[魔力コントロールLv5]
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/25(土) 02:43:16.44 ID:93bnmbD6O
乙でした

魔翌力コントロールlv5にしては技の消費魔翌力が結構多いような?
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/25(土) 03:03:47.38 ID:ZqbzpGKE0

キリカ編では、ほむさや杏子でワルプル戦を凌いでるから
もう戦力的にはワルプル戦でも特に問題はなさそうだな…織莉子契約または他のイレギュラーな事態が起きない限りは
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/27(月) 18:07:33.43 ID:7kZzNJ/80
25日のほむら視点もちょっと読んでみたいかも
794 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 20:27:18.71 ID:ThaQhXaL0
―――

―――……私の願いは

―――全ての魔女を、生まれる前に消し去りたい

―――過去も未来の、全ての魔女を…… この手で……!



「やめて!」
795 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 20:32:38.44 ID:ThaQhXaL0

「貴女がそんなことをする必要はなかったのに……」

『ごめんね』

『わたしは全ての魔法少女を救いたくて、この願いをした』

『でもね、まず、一番に救いたいと思ってるのはあなたのことなんだよ』

『わたしが、精一杯悩んで出した答えなの。わたしは幸せだよ』

『だから、ほむらちゃんもこの答えを…… この未来を、否定しないでほしいな』

「…………」


(もう、なんで…… 本当に愚かよ、貴女は……)

(まどかが救われないのに、こんな未来で私が救われるわけないじゃない……)

「私が求める未来はこんなのじゃない…… こんなの、絶対に認めないわ」
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/27(月) 20:35:08.04 ID:XIhomS9d0
本編のラストを認めず時間遡行したのか?ほむら
797 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 20:37:57.89 ID:ThaQhXaL0
―26日

【16時】


なぎさ「こんにちはーなのですっ マミ!ほむら!」

マミ「こんにちは」

ほむら「……ええ」

なぎさ「じゃあ、早速昨日の魔女を探しにいきますか!」



1公園
2通学路
3廃ビル
4駅
5病院
6繁華街
7歩道橋
8土手
9鉄塔
10廃工場
11立体駐車場

 下1レス
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/27(月) 20:39:01.02 ID:XIhomS9d0
6
799 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 20:50:06.82 ID:ThaQhXaL0
―繁華街


なぎさ「あっ、みてみてマミ!今日はクレープが安い日なのです!」

なぎさ「お茶会のときにはクレープを出すからみんなで食べようなのです!」

マミ「あら、いいわね」

ほむら「出す? 貴女が焼くの?」

なぎさ「いえいえ。ハッピースイーツ、なぎさの魔法なのです」

マミ「なぎさちゃんは、チーズ以外ならどんなお菓子でも魔法で出しちゃえるのよ」

ほむら「……戦闘には向きそうにない魔法ね」

なぎさ「むー、確かにそうですけど… その代わり、それ以外の部分は強いのですよ」

ほむら「そう」



 下1レスコンマ判定
0~20使い魔
21~30魔女
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/27(月) 20:51:00.03 ID:XIhomS9d0
です!
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/27(月) 20:51:39.88 ID:FGriNn/+O
802 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 21:06:57.48 ID:ThaQhXaL0

なぎさ「ストップストップ、今使い魔の魔力を感じたのですよ!」

マミ「ええ……! 行きましょう!」

なぎさ「あ、ほむほむは使い魔と戦うのがイヤならどうしてもとは言わないのですが……」

ほむら「いいえ。いいわよ、今はチームで行動しているのだし…… 3人居ればすぐ済むわ」



―薔薇園の魔女結界



マミ「ここは……昨日の魔女の使い魔ね」

なぎさ「ちゃっちゃと倒して、元凶を倒しに行きましょう!」




なぎさ 魔力[100/100] 状態:正常
GS:3つ
・[85/100]
・[100/100]
・[100/100]


敵:Anthony ×8
  Adelbert(大) ×3
  Adelbert(小) ×4


1シャボンストーム(魔力-5):シャボン玉を吹いて攻撃。
2シャボンブラスター(魔力-40):ストームの上位版。更にたくさんのシャボンをぶつける。
3スクリームトランペット(魔力-30):トランペットから衝撃波のような高音を出し、前方への貫通吹き飛ばし&周囲の敵を怯ませる攻撃。
4シャボンバースト(魔力-15):たくさんのシャボン玉で敵全体を囲い、一斉に破裂させて攻撃。
5シャボン結界(魔力-10):大きなシャボンに敵を閉じ込める。

 下1レス
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/27(月) 21:07:42.90 ID:Jb3hKd63o
804 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 21:22:10.47 ID:ThaQhXaL0

 すう、と大きく息を吸い込む。

 そして……、
 一気に吹きだしてシャボンで広範囲を包み込む!


 パチン、と指を鳴らせばシャボンがはじける。と同時に敵もすべていなくなった。


なぎさ「……っと、やっつけたのです。次に行きましょう♪」

ほむら「変わった攻撃だけど、広範囲への攻撃ができるのは便利そうね」

なぎさ「はい! 最初はコントロールが難しかったけれど、
    今はもう仲間が居ても安全に使えるくらいきちんと操れるようになったのです」


☆速攻撃破 時間-0

なぎさ 魔力[85/100] 状態:正常
GS:3つ
・[85/100]
・[100/100]
・[100/100]



マミ「じゃあ、次はどこを探しましょうか?」



【16時半】

1公園
2通学路
3廃ビル
4駅
5病院
・繁華街[現在地]
6歩道橋
7土手
8鉄塔
9廃工場
10立体駐車場

 下1レス
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/27(月) 21:23:10.74 ID:Jb3hKd63o
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/27(月) 21:23:21.71 ID:XIhomS9d0
3
807 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 21:34:14.69 ID:ThaQhXaL0
―病院


マミ「病院で魔女が発生したらたくさんの命が危険にさらされる…… ここには居ないことを祈るけれど」

なぎさ「そうですねえ…」



 下1レスコンマ判定
0~20使い魔
21~30魔女
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/27(月) 21:35:26.33 ID:XIhomS9d0
です!
809 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 21:49:47.12 ID:ThaQhXaL0

なぎさ「ここには居ないみたいなのです。次行きましょう」

マミ「ええ。次、どこ行きましょうか?」

なぎさ「うーん、じゃあ次は……」

ほむら「……」

なぎさ「さっきから大人しいですが、ほむほむは何か意見がありますか?」

ほむら「………こっちに行ってみましょう」

なぎさ「! はいなのです」
810 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 21:53:25.63 ID:ThaQhXaL0
―廃ビル



なぎさ「あっ、魔女の魔力を感じるのです!」

ほむら「この結界のマーク、昨日の魔女のようね」

マミ「あら、ビンゴってわけね。ありがとう、暁美さん」

ほむら「……ただの勘よ。感謝してもらうことじゃない」

811 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 22:02:54.69 ID:ThaQhXaL0
―薔薇園の魔女結界


 最深層までの道中、それぞれ使い魔を撃破しつつ受け流しつつ進んできた。
 それだけでもみんなの腕前はうかがえる。間違いなくこの三人は無敵だ。


なぎさ「あの奥に構えてるのが魔女かな〜? まだこっちに気づいてないみたいだけど……」

マミ「そうね、足元の薔薇ばかり見てるわよ。どう仕掛ける?」

ほむら「一撃目は私がやる。その間に二人は魔女の後ろに回りこんで」

マミ「了解したわ」

なぎさ「頑張ってくださいなのです!」
812 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 22:09:42.86 ID:ThaQhXaL0

 一撃目、ほむらの攻撃で爆発が起こる。
 その爆風で足元の薔薇が吹き飛ぶ。

 そのすぐ後にまた追撃、魔女の足元の椅子が爆発で砕ける。
 魔女がバランスを崩した。



なぎさ 魔力[85/100] 状態:正常
GS:3つ
・[85/100]
・[100/100]
・[100/100]


敵:Gertrud(転倒)
  Anthony ×6
  Adelbert ×2
  Adelbert(幼)×2


1シャボンストーム(魔力-5):シャボン玉を吹いて攻撃。
2シャボンブラスター(魔力-40):ストームの上位版。更にたくさんのシャボンをぶつける。
3スクリームトランペット(魔力-30):トランペットから衝撃波のような高音を出し、前方への貫通吹き飛ばし&周囲の敵を怯ませる攻撃。
4シャボンバースト(魔力-15):たくさんのシャボン玉で敵全体を囲い、一斉に破裂させて攻撃。
5シャボン結界(魔力-10):大きなシャボンに敵を閉じ込める。
6マミに指示
 a「一緒に行くよ!」:同時に攻撃
 b「縛って!」:拘束を頼む

 下1レス
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/27(月) 22:10:49.87 ID:XIhomS9d0
4
814 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 22:35:59.44 ID:ThaQhXaL0

 大きく息を吸い込み……

 シャボンを吹き出すっ!


 シャボンが敵全体を囲うように浮かんでいる……

なぎさ「さてっ、お前はもう包囲されているのです!」


マミ「ティロ・フィナーレ!」

 ぱちん。


 マミの大砲が直撃すると同時に、一斉にシャボンを破裂させた。

Gertrud「.................. . . . . !!」

 魔女がうめき声をあげ消えていく。
 そして、結界も消えて、グリーフシードだけが残った。
815 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 22:57:09.39 ID:ThaQhXaL0

なぎさ「やったのですよー!」

マミ「ええ、大勝利ね」

なぎさ「お疲れさまなのです、みなさん魔力はどうですか?」

ほむら「私はあまり使ってないから、グリーフシードは持ってっていいわ」

マミ「私も少し魔力は減ったけれど、3人も居たから戦いやすかったわね」

なぎさ「よしよし、ソウルジェムの穢れは心の穢れなのです。浄化するのですー」


 ★なぎさ・マミ分を浄化しました


ほむら「心の穢れ……ね」

なぎさ「ん。ほむほむ、爆発の魔法もすごかったし、銃の扱いも上手でかっこよかったのです!」

なぎさ「射撃の腕はさすがにマミより上かな〜?」

マミ「わ、私もまだ頑張るわ! ……良かったら、暁美さんも教えてくれないかしら?」

ほむら「えっ? ……私が教えられることなんてないわよ。貴女も十分ベテランじゃない」

なぎさ「なぎさも遠距離系の武器だけど、なぎさのシャボンはそういう射撃とはちょっと違うのです」

なぎさ「同じように銃を使ってる魔法少女が居たら、そっちに習ったほうが良いと思うのです」

ほむら「……そうかしら」

なぎさ「あぁー、戦ったらおなかがすいてきたのですっ
    はやくお茶会をしようなのです!」


なぎさ 魔力[100/100] 状態:正常
GS:4つ
・[85/100]
・[100/100]
・[100/100]
・薔薇園[55/100]
816 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 23:17:32.69 ID:ThaQhXaL0
―マミの家



なぎさ「みなさん、ご希望のクレープを言うのです」

マミ「待ってました! 私は苺がいいかなぁ」

ほむら「……こんなことに魔力を使ってていいの?」

なぎさ「なぎさのお菓子はすこーしだけ体力が回復するのです」

なぎさ「それに、元々これは人を喜ばせるための魔法」

なぎさ「使い方は間違っていないのですっ」

ほむら「……じゃあ、バナナでお願い」

なぎさ「了解なのですっ、なぎさは苺にしようかなぁ……
    はいっと、出来たのですっ」

ほむら「ありがとう……」

マミ「今日のお菓子もおいしいわ、さすがなぎさちゃんね」
817 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 23:26:43.57 ID:ThaQhXaL0

なぎさ「では、話し合い兼反省会をはじめますのです」

ほむら「反省会?」

なぎさ「最初はその日の戦闘でのマミへのアドバイスを言ってたんだけど、
    最近ではほとんどただの雑談会になっているのです」

ほむら「そう……」

なぎさ「ほむほむも、思ったことでも聞きたいことでも
    なんでも言って良いのです」


1自由安価
2マミに話を振る
 a今日の魔女退治について
 bなにか意見はないか
 c雑談
3ほむらに話を振る
 a今日の魔女退治について
 bなにか意見はないか

 下2レス
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/27(月) 23:31:27.93 ID:x/VAeIJdo
3a
魔女を簡単に見つけられたけれどなにか方法があったのか?
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/27(月) 23:32:12.12 ID:XIhomS9d0
3bのあとほむらにさやかの事を聞く
昨日さやかはまどかと違って契約の願いについて具体的なことを言ってきたのです
さやかの願いについて何かこころあたりはありますか?
820 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 23:47:03.42 ID:ThaQhXaL0

なぎさ「それで、何かない?」

ほむら「……アドバイスは思い浮かばないけれど、そうね…」

ほむら「貴女達はキュゥべえについてどう思ってるの?」

なぎさ「キュゥべえについて? うーん……
    魔法少女の契約を誘導する使者だけど、こちらの都合はあまり考えてくれません」

なぎさ「なぎさはキュゥべえのせいでちょっとひどいめに合ったので、許せないと思ってるのです」

ほむら「そう。それなら私もよ。今は詳しくは話せないけれど、私や私の元仲間も酷い目にあったから」

なぎさ「よし、被害者の会結成なのです」
821 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/27(月) 23:57:12.83 ID:ThaQhXaL0

マミ「私は…… 良く言えば命の恩人なのかしらね」

マミ「……私が契約したのは事故で死にかけているときだったから。助けてってお願いしたの」

マミ「まあ、あのまま死んでしまうよりはよかったのでしょう。
   なぎさちゃんとであったり、色んな楽しいことが出来たものね」

ほむら「……」

マミ「でも、契約したらそれだけでもう普通には暮らせなくなってしまうじゃない?」

マミ「……下手したら、あの時死んでいたほうが良かったって思うような最期を遂げる可能性だってあるのだし」

マミ「あの時は何も考えられなかったし、自分が助かるのなら契約するしかなかった」

マミ「そういう弱っているときにつけこんで…… っていうのは、卑怯な誘い方ではあるわよね」

ほむら「……そうね」
822 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/28(火) 00:06:19.99 ID:/oEKi5Nu0

なぎさ「うーん、これ以上被害者を増やしちゃいけないのです」

なぎさ「昨日さやかはまどかと違って契約の願いについて具体的なことを言ってきたのです」

なぎさ「ほむほむは同じクラスでしたね」

なぎさ「さやかの願いについて何かこころあたりはありますか?」

ほむら「……彼女とあまり話したわけじゃないからなんとも」

なぎさ「そうですか…… それなら仕方ないです。
    何か具体的な願いがありそうだから、そこをつけこまれそうで心配なのですけどね……」

ほむら「……… そうね」
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/28(火) 00:06:25.67 ID:nzeMhbzF0
マミは魔女化の事実を知らないくさい?
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/28(火) 01:04:54.94 ID:nzeMhbzF0
寝落ち?
825 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/28(火) 01:24:59.05 ID:/oEKi5Nu0

ほむら「……ところで、今日一緒に戦って少しお互いの力はわかったけれど、
    まだ詳しくは話してないわよね」

ほむら「確認しておきたいのだけど、良いかしら?
    まず、私が使う武器は拳銃…… まあ、それ以外にも重火器類なら色々と」

なぎさ「ほう、確か盾から出してましたねー。あの中がマジカル武器庫になってるのでしょうか?」

ほむら「……まあ、そうね」

ほむら「苦手な魔法は回復魔法。身体能力もあまり高い方ではないから、体術もあまり自信がないわ」

ほむら「そのあたり、得意な人が居れば教えてもらおうかと思っているのだけど……」

なぎさ「ほう、でも体術はあまり得意な人がいませんね……。 まあ、苦手なところもじっくり伸ばしていきましょうなのです」

なぎさ「あと、なぎさも回復はあまり得意ではありません。後輩のマミのほうが得意なのです。
    そのあたりは多分修行不足というよりも、願いが関係していると思うのです」

ほむら「わかったわ。そうね、仕方がないかもしれないわね」

なぎさ「なぎさは、見てのとおりトランペットを吹いてシャボン玉を出して攻撃してます。
    あと、お菓子を作る魔法を使えますよ。チーズは出せないのですが……」

マミ「私も武器として使ってるのは銃。リボンから色々なものを作ることができるの」

ほむら「……そう」
826 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/28(火) 01:40:15.22 ID:/oEKi5Nu0

ほむら「じゃあ、私はそろそろ行くわ」

なぎさ「あっ、本当だ。結構もう時間が遅くなっているのです。じゃあ、なぎさも帰るのですー」

マミ「ええ、さようなら。また明日も集まりましょうよ」

マミ「昨日は十分に買い物ができなかったし、明日はみんなでデパートに買い物に行くのはどうかしら?」

なぎさ「わぁ、良いアイデアなのですー」

ほむら「私はそういうのは……」

マミ「まあまあ、良いじゃない。戦いや特訓以外でも仲良くしていけば」

なぎさ「あ、もしかしてショッピング自体好きじゃなかったです?」

なぎさ「それならしょうがないのです。また明後日、なのです」

ほむら「……明後日?」

なぎさ「明後日には特訓をしようなのです。なぎさは体術は得意じゃないですが… マミが見てくれるのです」

マミ「私? ええ、もちろんいいけど……」

なぎさ「じゃあマミ、また明日! 行こうなのですー」

マミ「ええ、またね。二人とも」
827 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/28(火) 02:14:08.90 ID:/oEKi5Nu0
―帰り道



ほむら「貴女達はいつもこんな感じなの?」

なぎさ「はい、こうして一緒に魔女退治に行ったり、特訓したり、
    遊んだり話したりしているのです」

なぎさ「お互い、一人で家に居ても暇ですから」

ほむら「そう…… 互いに心の支えになっているのね」

なぎさ「ほむらも、暇だったり寂しかったりしたら一緒に居ようなのです。別に、特に目的がなくても大歓迎なのです」

ほむら「暇な時はないし寂しいと思うこともないわ」

なぎさ「ええ、そうなのですかー?」

ほむら「……けれど、魔法少女としては仲間にならないこともない」

ほむら「魔女退治の時や、もし一人の時や貴女達二人で戦ってる時にピンチになったら呼びなさい」

なぎさ「おお、孤高のヒーローみたいなのです」

なぎさ「けど、孤高じゃなくてなぎさもマミも居ますから、もっと頼って良いのですよ。
    三人みんなでヒーローしましょう!」

ほむら「……」



なぎさ「それでは、ばいばいなのです!ほむほむ!」

828 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/28(火) 02:15:46.41 ID:/oEKi5Nu0
―――

 振り子の音が一定のリズムを刻んで響く
 。時計を模したソファ。おおよそ人が生活するのには適さない無機質なアジト。真っ白い電子の壁には資料が映っている。

 この部屋にベッドは無い。


ほむら「………」

ほむら(こんな硬いソファで寝たから変な夢を見たのかしら)

ほむら(……でも、どんな夢だったのか覚えてないわ)


ほむら「!」


ほむら「……ソウルジェム… 魔女と戦ってから浄化してなかった気がするけれど……」
829 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/28(火) 02:18:49.75 ID:/oEKi5Nu0
―26日終了―


・ハッピースイーツ(-10)

★浄化しました


なぎさ 魔力[100/100] 状態:正常
GS:4つ
・[75/100]
・[100/100]
・[100/100]
・薔薇園[55/100]


◆ステータス

[魔力コントロールLv5]
830 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/28(火) 02:19:37.92 ID:/oEKi5Nu0
-------------------
ここまで
次回は31日(金)20時くらいからの予定です
831 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/07/31(金) 15:41:46.62 ID:Q1kz3bX00
-------------------
すみません、本日の予定を取り消します。
次回は3日(月)20時くらいからの予定です。
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/03(月) 20:58:53.77 ID:Ut77JLbG0
来ないね
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/03(月) 22:00:17.56 ID:8CVntBIDO
来てるかなーと思ったら来てなかった
最近忙しいのかね?
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/03(月) 22:21:40.22 ID:Ut77JLbG0
今日はもう来ないかな?
835 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/04(火) 00:05:49.41 ID:6oHkEZmb0
---------------------
すみません、今帰ってきました
今日はめちゃくちゃ眠いので飯食って寝ます
忙しいのはもう終わったので明日からは大丈夫です

次回は4日(火)20時からの予定です
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/04(火) 00:07:45.65 ID:/9S+/0uK0
お仕事お疲れ様でした
明日を楽しみにしております
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/04(火) 00:37:52.41 ID:lCz/JcX70
もう何年もこんなスレ続けてて空しくならない?
仕事の合間の貴重な時間を費やすほどの価値はこのスレにある?
他にやるべきことはないの?

将来を見越して身になることを学んだほうが良いとか思わない?
成功を掴んだ同級生いたりとかしない?羨ましくならない?

自分が楽しければ良いとか思ってる?
その考えが他人に迷惑かけてるとか思わない?
両親に今の自分は恥ずかしくないと胸張って言える?

ってこの前言われて凹みました(自己紹介)
838 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/04(火) 20:08:14.37 ID:6oHkEZmb0
---------------------
>>837
自分はむしろ仕事の間に趣味にうち込む時間がないと耐えられない性格なのでそれはあまり気になりませんね
仕事が終わってまで身になることばかりやろうとしても疲れてしまいますし
他を犠牲にしてまでやるのは良くないと思いますが、そうでなければ問題ないんじゃないでしょうか? 頑張ってください
839 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/04(火) 20:12:29.05 ID:6oHkEZmb0
―27日
デパート


なぎさ「お待たせなのですー、マミ」

マミ「こんにちは、じゃあ行きましょうか。どこから回る?」

なぎさ「まずはこの前の文房具屋さんに行こうなのです」

マミ「そうね、今度こそあのメモ帳を買いましょうか」
840 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/04(火) 20:24:32.57 ID:6oHkEZmb0
―デパート 文房具屋


マミ「あら、二つ買うの?」

なぎさ「ほむほむはああ言ってたけど、ほむほむの分も買ってあげたいなって思って……」

なぎさ「買い物は好きじゃなくても、やっぱりみんなでおそろいが良いですから」

マミ「そうね、暁美さんも仲間だものね。なら私もお金を出すわ」

なぎさ「いつかは、ほむほむとも一緒に遊べるといいなぁ」



発言or行動
1自由安価

 次に回る場所
2カフェ
3ハンバーガー屋
4雑貨屋
5CDショップ
6服屋
7その他(自由安価)

 下2レス
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/04(火) 20:35:11.28 ID:/9S+/0uK0
マミにさやかのことについて話しながら5に行く

ほむほむはあまり誰かと関わり合いを持とうとしない気がしました
同じ魔法少女である私達ともあまり関わりを持ちたくないような印象をうけたのです
さやかについてもあまりほむほむが関わらないような印象を受けたので、明日にでもさやかに直接会ってみようと思うのです
キュウベェの犠牲者をこれ以上増やしたくはないのです
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/08/04(火) 20:56:30.34 ID:2eM/NTMq0
843 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/04(火) 21:10:35.56 ID:6oHkEZmb0

なぎさ「……でも、ほむほむはあまり誰かと関わり合いを持とうとしない気がしました」

なぎさ「同じ魔法少女である私達ともあまり関わりを持ちたくないような印象をうけたのです」

マミ「大人しそうな子だし、まだ知り合ってすぐだものね…。やっぱりすぐに信用するのは難しいのかしら」

なぎさ「さやかについてもあまりほむほむが関わらないような印象を受けたので、
    明日にでもさやかに直接会ってみようと思うのです」

なぎさ「キュゥべえの犠牲者をこれ以上増やしたくはないのです」

マミ「じゃあ、私が明日放課後会ってくれるように美樹さんに話してみるわ」

なぎさ「お願いするのです」
844 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/04(火) 21:15:15.21 ID:6oHkEZmb0

 CDショップの前を通ると、聞き覚えのある音楽が聞こえてくる。
 モニターには人気歌手が映っていた。

なぎさ「あ!そうそう、最近新曲が出たのですよー
    まだ初回限定版が置いてありますねー、これは買いでしょうか」

マミ「あら、好きなの?」

なぎさ「はい、一応」



 下1レスコンマ判定
0~40
41~70
71~80
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/04(火) 21:16:17.03 ID:sXmXZArDO
とう
846 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/04(火) 21:33:40.02 ID:6oHkEZmb0

マミ「こういうのも良いけど、私はやっぱり……」

 マミは人気歌手のCDの並ぶコーナーを抜け、Jポップのコーナーも抜け、奥へ進む。

なぎさ「……英語でしょうか? マミの聞いている音楽はむずかしくてよくわからないのです」

マミ「ふふ、私これは歌詞ももう覚えちゃったわ」サールティーローヤーリー

なぎさ「ちなみにどういうことを歌った歌詞なんです?」

マミ「それは……」

マミ「………」

なぎさ「…」

マミ「ごめん、私も実はよくわかってないの。まあでも、考えるより魂で聴くのよ」

なぎさ「…うーん、そうなのでしょうか」

なぎさ「……あら?あっちにさやかも居るのですよ。あっちはクラシックのコーナーなのです。
    ……ちょっと意外ですね。普通に流行のJポップを聴いてるのはなぎさだけなのでしょうか」

なぎさ「丁度いいです、話しに行きましょう」
847 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/04(火) 21:45:03.70 ID:6oHkEZmb0

なぎさ「おーい、さやかー!こんにちはーなのです!」

さやか「! なぎさちゃんとマミさん。買い物?それともパトロール中?」

なぎさ「今は普通にショッピングにきてるのですよー」

さやか「そうなんだ」

なぎさ「それより、クラシックが好きなのですか? ちょっと意外なのですが」

さやか「ていうより、あたしの友達が好きなんだよね。
    だから、あたしも結構影響されて詳しくなっちゃったりしてるんだけど」

さやか「意外っていうのはよく言われるなあ」アハハ


・自由安価

下2レス
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/04(火) 21:52:20.22 ID:/9S+/0uK0
さやかにクラシックが好きな人のこと、この間の契約に関しての質問について聞いてみる
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/08/04(火) 22:09:47.64 ID:2eM/NTMq0
850 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/04(火) 22:28:56.67 ID:6oHkEZmb0

なぎさ「友達ってどんな方なのです?やっぱりお嬢様なのでしょうか?」

さやか「いや、男だけど…… まあ金持ちな家の人ではあるかな」

なぎさ「よし、ならばこれを機に更に仲良くなって結婚すれば将来安泰なのです。頑張ってくださいね」

さやか「は、はい!? いやいや、急になに言ってんの!あたしはともかく向こうは絶対そんな気ないからね!?」

なぎさ「……冗談なのですよ」

マミ「あらあら、それは美樹さんはまんざらでもないってことで良いのかしら?」

さやか「ちょ、意地悪な捉え方しないでくださいよ」


なぎさ(……否定はしないのですね)
851 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/04(火) 22:41:07.88 ID:6oHkEZmb0

なぎさ「ところで、契約の願い事について聴きたいのですが……、
    “誰かのための願い”って言ってましたね?」

なぎさ「もう具体的な願い事があるのなら、教えてほしいのです」

マミ「そこを突いてキュゥべえがしつこく狙ってくるだろうから気をつけないと。
   それに私達に出来ることなら手伝うわよ」

さやか「……あー、じゃあ、怪我を治す魔法とかってあります?」

マミ「回復は得意なほうよ。誰か大事な人が怪我しているの?」

さやか「はい。交通事故にあって、今入院してるんすけど……」

さやか「……だから、CDもそのお見舞いに買っていこうと思ってるんです」

マミ「その友達がクラシックの好きな人なのね」

さやか「はい」

マミ「じゃあ、これからお見舞いなら私達も連れて行ってくれない?
   魔法で治せないか試してみるから」
852 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/04(火) 22:48:36.94 ID:6oHkEZmb0
―病院


さやか「すみません、ショッピング中だったのにつき合わせちゃって……」

なぎさ「良いのですよ、目当てのものは買えたし、好きなCDも買えましたから」

さやか「ここが病室です」

なぎさ「かみじょう…… すけさん?」

さやか「きょうすけ、って読むよ。恭介、お見舞いに来たよー、今日は友達も一緒なの」


「いらっしゃい、どうぞ入ってきて」
853 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/04(火) 23:00:26.50 ID:6oHkEZmb0

恭介「さやかの友達かぁ、はじめまして。
   さやかから聞いてると思うけど、僕は上条恭介。さやかの幼馴染なんだ」

マミ「初めまして、私は巴マミ。美樹さんの先輩なの」

なぎさ「私は百江なぎさなのです!マミのお友達で、さやかともいろいろあって知り合ったのですよー」

恭介「よろしく」

マミ「ええ、よろしく」

なぎさ「よろしくなのですー」


マミ『…さすがに視線を感じるわね。やっぱ、気になるかしら…… コスプレか何かだと思われているのかなぁ』

なぎさ『一般人の前で変身を見せるわけにもいかないですから、しょうがないのです。耐えるのですよ!』
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/04(火) 23:05:23.06 ID:/9S+/0uK0
え?
変身して病院内歩いたの?ww
855 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/04(火) 23:36:48.90 ID:6oHkEZmb0

マミ「交通事故で入院しているのよね…… 少し、腕を見せてもらえないかしら?」


 マミが腕を診る。
 痛々しく包帯を巻かれた腕にそっと手を触れて、魔力を通す。

 ……お母さんに治癒魔法をかけていたのを思い出すなぁ。


恭介「………あまり見て気持ちの良いものでもないですよ」


なぎさ『どうなのです? 治せそうなのです?』

マミ『……一応できる限りやってみたけど、わからないわね…』


 そっと手を離す。


マミ「ひどい怪我なのね」

恭介「はい、……今はまだ手を動かせないし、痛みも感じないくらいです」

さやか「でもきっといつかよくなるよ!」

恭介「うん、早くよくなると良いんだけど……」



 発言or行動
1自由安価
2さようなら

 下2レス
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/04(火) 23:40:20.32 ID:/9S+/0uK0
こっそりさやかに後で話があるから時間はありますか?と告げる
OKならマミと別れた後さやかに連絡する
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/08/05(水) 00:21:48.72 ID:Fh3+OBi30
858 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 00:27:59.50 ID:/CsLszyW0

さやか「じゃん。CD、今日も買って来たんだー」

恭介「いつもありがとう。後で聴いてみるね」

なぎさ「なぎさからは、お菓子の差し入れなのです!シュークリームが入っているですよー」

恭介「なぎさちゃんもありがとう!」



―――――少しだけど、元気になってくれるといいなぁ。


さやかと一緒に少し世間話をして、それから病室を出た。

859 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 00:31:00.86 ID:/CsLszyW0
―公園


さやか「……それで、どうしたの?」


 マミと別れた後、テレパシーでさやかを呼んで誘った。
 夕方の公園、空が綺麗に夕日に染まっている。人はもうすくない。


・自由安価

 下1レス
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/05(水) 00:57:55.90 ID:DmO8wdfJ0
さやかの願いは恭介さんの腕を治したい、ですか?
確かに契約で願えばその想いは叶うと思いますが、魔法少女の契約は自分が人であることを捨てることなのです

…私は自分の願いでお母さんを助けることができませんでした
お母さんが死んだあの時、契約したことも、契約をした時の願いを後悔しました
でも、こんな自分でも誰かの心を救ってあげたいと思っているのです、あの時絶望に包まれた私を救ってくれた恩人のように
誰かの心を救うのに魔法少女である必要はありません、さやかには人のままで恭介さんを支えてあげて欲しいのです

最後にソウルジェムの秘密を話し、自分たちが動く死体のようなものであることを告げる
ただ、マミと杏子が魔女化の事実を知らないなら魔女化のことはまだ話さない
861 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 01:05:33.19 ID:/CsLszyW0

なぎさ「さやかの願いは恭介さんの腕を治したい、ですか?」

さやか「うん…… 今日ので治ってればいいんだけど」

なぎさ「…感覚がなく動かないというくらいだから、治っていればすぐに気づけるんじゃないかと思います。
    ……でも、あれだけ一緒に居てもそういう素振りはなかったのです」

なぎさ「たぶん、まだ……」

なぎさ「……確かに契約で願えばその想いは叶うと思いますが、
    魔法少女の契約は自分が人であることを捨てることなのです」

さやか「……どういうこと?」

なぎさ「…私は自分の願いでお母さんを助けることができませんでした。
    お母さんが死んだあの時、契約したことも、契約をした時の願いを後悔しました」

なぎさ「でも、こんな自分でも誰かの心を救ってあげたいと思っているのです、
    あの時絶望に包まれた私を救ってくれた恩人のように」
862 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 01:18:27.41 ID:/CsLszyW0
なぎさ「誰かの心を救うのに魔法少女である必要はありません、
   さやかには人のままで恭介さんを支えてあげて欲しいのです」

なぎさ「この宝石…… ソウルジェムは、魔法少女の魔力であり、私達の命そのものでもあります」

なぎさ「つまり、離れたり壊れたりしたら、死んでしまうのです。
    もう命が抜けて、動く死体のようなものですから……」

さやか「え……、なにそれ? キュゥべえそんなこと一言も言ってなかったのに」

なぎさ「だから、なぎさもマミもキュゥべえを良く思ってないのです。むしろあれは…私達人間の敵のようなものですから」

なぎさ「キュゥべえは魔女を倒すために魔法少女になってくれと言うけれど、本当は魔女を生み出しているのはキュゥべえです。
    本当は、契約した魔法少女の末路が魔女なのです」

さやか「なにそれ…… 騙されてたらと思うとゾッとするわね。
    みんな、そんな目に遭わされてたなんて……」

なぎさ「それから、今言ったことは普通の魔法少女が知らない“ごくひじこう”なので
    なぎさとマミ以外には絶対に話さないでください」

なぎさ「このことは心の中に秘めておいて、もう魔法少女なんてものには関わらないことです」
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/05(水) 01:26:03.72 ID:DmO8wdfJ0
マミ以外、ということは杏子はしらないのか…
はたまた今杏子が今は仲間じゃないからあえて名前を出さなかったのか、どっちだ?
864 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 01:30:42.06 ID:/CsLszyW0

さやか「…うん。本当は根本から今すぐ原因が治せるなら…… ってちょっと思ってたけど、
    さすがにそこまでして契約しようとは思わないわ」

さやか「そもそも他にも困ってる人は居るのにあたしだけそんな奇跡なんて使って叶えるなんてずるいしね。
    恭介のこと、腕が治るまで一緒に支えてあげるよ」

なぎさ「はいなのです! 今回は効果がなかったけど、またマミと一緒にお見舞いして回復魔法をかけてみますから」

なぎさ「それに、なぎさ特製回復効果のあるお菓子も差し入れます。このなぎさとマミのダブル回復魔法が効かないはずがないのです!」

なぎさ「きっと早く治ります!今日のことだって無駄なんてことはありません。
    治りを早めるためのさぽーとは全力でしていくので安心すると良いのですよ!」

さやか「うん、本当にありがとうね」

なぎさ「でもでも、もし他にもどうしても叶えたいことができたら、相談すると良いのですよ。
    連絡先は渡しておきますから」

なぎさ「それじゃ、ばいばーい!なのです!」



なぎさ(さやかもわかってくれたみたいだし、これで当分は大丈夫かな?)

なぎさ(まどかははっきりとした願いはないみたいだし、ゴミ拾いやボランティアで納得してくれている)

なぎさ(あとは、明日ほむらにも二人のことは気にかけるように言っておこう)



―27日終了―


・ハッピースイーツ(-10)

★浄化しました


なぎさ 魔力[100/100] 状態:正常
GS:4つ
・[65/100]
・[100/100]
・[100/100]
・薔薇園[55/100]


◆ステータス

[魔力コントロールLv5]
865 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 01:33:03.50 ID:/CsLszyW0
-----------------------
今は仲間じゃなくて、さやかが会った事もないので出さなかっただけです。
あとは、ほむらのことも現段階だと真実を知っているかわからないから、ほむらとの会話ではそれらしいことは言わないようにしてます。

ではここまで
次回は5日(水)20時くらいからの予定です
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/05(水) 02:18:27.82 ID:DmO8wdfJ0
乙でした

なぎさだけでなくマミと杏子も魔女化の事を知ってるみたいですね
豆腐メンタルとよく言われるマミが事実を知った時にどんな事を思ったのやら
なぎさが上手く説得できたのかな?
867 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 19:51:23.92 ID:/CsLszyW0
―28日


『件名:』
『本文:昨日の帰り、さやかには魔法少女のことを全部話しておいたのです。
    さやかはわかってくれたみたいなのです。
    でもまだなにがあるかはわかりません。
    連絡先は渡しておきましたが、マミもまだ気にかけてやってくださいなのです』

『件名:Re:』
『本文:了解よ。
    それから、今日は暁美さんにいつもの見滝原大橋に集合って言ってあるわ』

『件名:』
『ところで、……暁美さんにはどうする?』

『ソウルジェムのこと、暁美さんは知っているのかしら。
 これから一緒に居る仲間として、ずっと隠しておくわけにもいかないとは思うのだけど……』
868 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 19:52:22.80 ID:/CsLszyW0

なぎさ「………」


『私なんかは、元は契約してなければ死んでいたのだからいいわ。
 それに、契約した結果がどうであれ、無事生き延びられるだけ儲けものだと思えたもの。
 そもそも詳しいこと何も聞かずに契約したから、
 多少の衝撃はあってもなぎさちゃんからの説明はそういうものとして受けいれられた』


なぎさ(マミと出会ったときか…… 懐かしいな)
869 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 19:55:09.24 ID:/CsLszyW0
―――
―――二年前

新しく契約した子が居ると聞いて、私はその子の面倒を見ることにした。
といっても、年齢は上だったけど。

しかし、どうやら弱ったところに付け込んで何の説明もなしに契約したらしい。まったく、キュゥべえめ……。


なぎさ「まず、私たち魔法少女は魔法の力を使って魔女を倒す使命があるの」

マミ「なんだか、まるでアニメの世界ね……。まだ実際に見てないし信じられないのだけど…」

なぎさ「まあ、どのみち魔女退治は必要になるのです。
    なんといっても、魔力を回復するには魔女を倒してグリーフシードを手に入れないといけませんから」
870 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 19:59:27.02 ID:/CsLszyW0

なぎさ「そして、これが魔力のみなもとであり、私達の魂であるソウルジェム」

マミ「魂?」

なぎさ「契約と同時に、魂はこちらに移し変えられてしまうのです」

マミ「だから死なずに済んだのかしら…… あれ、でもそれだったら契約した時点で私助かったんじゃないの?」

なぎさ「ありゃ、そこに気づいてしまいましたか」

なぎさ「そうです、ソウルジェムが離れたり壊れたりすると身体を操れなくなってしまう代わりに、
    ソウルジェムさえ無事なら身体がどんなめにあっても生きていられるのです」

マミ「ひどい、騙されたわ……それって、本当は別にもう一つ願いを叶えられたということでしょう?
   キュゥべえ、願いを追加してよ。当然私にはその権利があるはずよ」

QB「無理だね。一度契約したら、もう願いを変えることはできないし追加もできない」

なぎさ「まるで悪徳業者、詐欺師なのです」

マミ「普通の人に見えないし法で裁けないから質が悪いわ」
871 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 20:12:02.92 ID:/CsLszyW0

なぎさ「それから、このソウルジェム。魔力を切らしてしまわないように浄化しないと駄目なのですよ。
    真っ黒にしてしまうと自分が魔女になってしまいますから」

マミ「ちょ…ッ もう、私一体どうなっちゃったのよ。魔女に、なるの?一体何に生まれ変わらされてしまったわけ?」

マミ「つまり私達に同族の後始末をしろっていうの?一体キュゥべえはなんのためにこんなことやってるのよ」

QB「君達が魔女になり希望が絶望に転移したときのエネルギーを回収するためだよ。これも宇宙を救うためなんだ」

マミ「意味わかんないわ… とりあえずとんでもないものに騙されたってことはわかったけど……」

なぎさ「まあ…… 気持ちはわかりますが、ソウルジェムさえ浄化していれば普通に暮らせますから。
    現にこうしてなぎさも魔女にならずに暮らしているのです」

マミ「それもそうね……
   まあ、後悔したところでやっぱり死にたいとは思わないし、生きてるだけマシかなぁ」

なぎさ「そうです、寿命が延びてラッキーだと思って!」
872 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 20:14:44.03 ID:/CsLszyW0

 とりあえず 一から話して、そのときにすべて話してしまった。

 最初は契約したから仕方なしで続けていた魔法少女だけど、すぐにマミの心に変化はあった。
 魔女を倒すことで人を救うことができる。それに気づき、生き延びるためという以外にも少しずつやりがいを感じてきたのだ。

 そんなとき、実際にマミは魔女に負け、目の前で子供を救えず死なせてしまった。
 自分が魔女に勝てないとどうなるかというのを見てしまったのだ。
 人を助けるということに重点を置いて魔女退治をし始めたのはその頃だった。
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/05(水) 20:16:48.71 ID:DmO8wdfJ0
なぎさという存在のおかげで豆腐メンタルにならなかったのか
874 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 20:22:42.37 ID:/CsLszyW0


『佐倉さんに話したときは、苦渋の決断だった。
 何の信念も覚悟もなく、何も知らないまま魔法少女になった私と違って、佐倉さんはこの世を救おうとしてた』

『でも、きっと話さないでいたら、
 何年もそうして生きていくほど考え方は固まって、事実を知ったときの絶望が大きくなる』

875 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 20:23:29.47 ID:/CsLszyW0

―――
―――一年前


杏子「あたしを、二人の弟子にしてほしいんだ!」

マミ「……弟子?」

杏子「二人とも強いしかっこいいなーって思って。
   あたしまだ契約したばっかでよくわからないこと多いし、色々教えてもらいたいんだ」

杏子「それで、いっぱい魔女を倒してもっと人助けしなきゃ!」

なぎさ「ああ、そういうことなら大歓迎なのですよー
    ちなみにこっちの子は後輩で私がこの縄張りの管理者で一番の先輩なのです」

マミ「……ええ」

杏子「えっ」
876 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 20:24:05.62 ID:/CsLszyW0

 杏子はキュゥべえから基本は聞いていた。
 魔女と戦うことを受けいれて契約していた。
 街の平和を守るために戦う…… そう志して魔法少女になったタイプの人だった。


マミ「……もー、なんでさっきいきなり口塞いだのよ」

なぎさ「マミには最初になぎさが全部説明しちゃいましたが、本当は普通の魔法少女は知らないのです!」

マミ「え…… 」


 マミが一度口を滑らせようとした。
 ソウルジェムの真実も、普通にみんな知ってることだと思っていたのだと思う。
877 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 20:29:23.18 ID:/CsLszyW0

なぎさ「それに、あの純真さを見てると……」

なぎさ「自分がいずれ、倒さなければいけない悪だと思っていたはずの魔女になる。
    しかも、自分が殺してきたのは元魔法少女だったなんて…… そんなこと……」

マミ「……そうね、耐えられるかどうか。この事実は彼女の信念すら否定しかねないわね」

なぎさ「……話したほうが良いとおもいます?」

マミ「………私にはわからないわ。私だったら、どうだろう。
   やっぱり、とてもショックだと思うけど」

マミ「でも、きっと話さないでいたら、
   何年もそうして生きていくほど考え方は固まって、事実を知ったときの絶望が大きくなる」

マミ「受けいれられなかったら、いずれ魔女になるなら生きている意味すらないと思うかもしれない。
   最悪……、自分だけじゃなくて他の魔法少女も………」

マミ「……そんな気がするわ」

マミ「言うなら今、早いうち…… だと思うわ」

マミ「どの道今耐えられなかったら、後になっても耐えられない気がする」
878 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 20:38:27.65 ID:/CsLszyW0

マミ「佐倉さん、大事なお話があるのだけど、ちょっといい?」

杏子「え、何?急にあらたまって」

なぎさ「魔法少女について、重要な真実を教えるのです」

なぎさ「……でも、杏子にとってとても辛い真実だと思います。覚悟はいいですか?」

杏子「……でも二人は知ってるんでしょ?」

杏子「魔法少女について重要なことっていったらやっぱ知っとかなきゃいけない気がするし、
   二人は受けいれてるなら、あたしだって一緒に受けいれるよ」

なぎさ「ありがとうございます。それでは言いますけど……」


――――
―――
879 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 20:41:33.93 ID:/CsLszyW0

杏子「マジかよ…… じゃあ、あたしがなったのは正義の魔法少女なんかじゃなくて…」

杏子「………」

マミ「で、でも魔女を倒すことで人を救えてるのは事実よ!」

杏子「でも自分がなるんじゃ意味ないじゃん。魔女が増えているのは自分のせいのようなものなんだよ?
   どうしよう…… 魔女になる契約なんてしたって知ったら、神様や父さんは赦してくれるのかな……」

なぎさ「ま、まだ魔女じゃないのです! まだできることはたくさんあるのです!」

マミ「……じゃあ、佐倉さんが魔女になったら、私がすぐに仕留めてあげる。
   絶対に繁殖させたり他の人に迷惑はかけないから」

マミ「だから、もし私やなぎさちゃんが魔女になったときもお願いね。
   そうして仲間内で倒していけば、私達は誰も一般人を殺さずに済むわ」

マミ「魔法少女になってしまったことはもう仕方ない。だったら、できることをやらなきゃ」

マミ「私達のやってることは、確かに直接的に人を救っている。
   私達が居ることで、救える命もある。だから……もうちょっと頑張っていきましょう?」

マミ「正義の魔法少女であるために……、ね?」

杏子「…… うん…」
880 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 20:47:20.89 ID:/CsLszyW0


『だから、話したのよね。とてもショックを受けていたけれど……
  そのときはなんとか納得してくれた』

『でも、まさかあれから後あんなことになるなんて、ね……』



なぎさ(あのとき心配していたことが、本当になってしまった。
    いや、心の裡ではあれからもずっと不安を抱えていたのかもしれない)

なぎさ(杏子のお父さんは赦さなかった。
    でもきっと、あの時杏子は赦されないのを仕方ないと諦めてもいたんだろう)

なぎさ(だって、実際に“魔女”なんだから。それを知ってしまっていると、何も言い返せない)

なぎさ(…私達と別れてああいう風になってからは、ある意味悩みも吹っ切れただろうか。
    あれから杏子のことでたまに聞こえてくるのは、悪い噂ばかりだった)
881 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 20:59:03.44 ID:/CsLszyW0

『暁美さんは、なぎさちゃんと同じくらい長いのよね。
 彼女にも彼女がずっとしてきた魔法少女としての生き方があるはず。
 真実を知ったら、一体どう思うかしら……』


画面ををなぞり、下にスクロールしながら色んなことを思い出した。
しかし……



『件名:Re:』
『本文:マミ………


 メール本文長いよ(^−^;)
 明日会ったとき考えよう』



いくらなんでも長い!
メール一件を読み終わる頃にはちょっと疲れていた。
882 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 21:24:10.16 ID:/CsLszyW0
【16時】
―見滝原大橋



なぎさ「こんにちは、なのです!マミとほむほむ!」

マミ「こんにちは」

ほむら「……こんにちは」

なぎさ「訓練の前に、これをあげるのです!」

 
 昨日買ったメモ帳を取り出す。
 買うとき、レジでプレゼント用にラッピングもしてもらった。

ほむら「私に? 何故……」

なぎさ「これは昨日マミとおそろいで買ったものなのです!
    ほむらも私達の仲間なのですから、みんなでおそろいが良いと思って!」
883 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 21:27:10.00 ID:/CsLszyW0

ほむら「でも、私は…」

なぎさ「さあさあ、今更いらないといわれても困ってしまいますのですよ。
    あって困るものでもないと思いますから、受け取ってください」

 プレゼントを手渡すと、少しの間躊躇してから、ゆっくりと手を伸ばし受け取ってくれた。

ほむら「……ええ、ありがとう」


 …そして、少しだけ笑った。



なぎさ(…さて、訓練に移ろうか、その前に何か話をしようか……)


1訓練へ
2その前に自由安価

 下1レス
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/05(水) 21:34:48.42 ID:DmO8wdfJ0
マミに昨日さやかと話した事をほむらにも話すべきかどうか、とテレパシーで伝える



885 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 21:45:48.17 ID:/CsLszyW0

なぎさ『……マミ。マミは昨日さやかと話した事をほむらにも話すべきだと思いますか?』

マミ『……少し様子を見てからでも良いかもしれないわね。
   暁美さんがどんな願いで契約して、どんな信念を持って魔法少女をやっているのかがまだわからないもの』

なぎさ『そうですね… ほむらは、あまりそういう自分のことを人に喋りたくないんじゃないかとも思えるのです』

なぎさ『もし、打ち明けてくれるくらい心を開いてくれたら、その時は話すことも考えましょう』

マミ『ええ、そうね……』
886 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 21:57:50.74 ID:/CsLszyW0

ほむら「……今日は訓練をするのよね」

マミ「ええ、あのとき言っていた体術の訓練と、それから私の射撃も少し見て欲しいんだけど……」

なぎさ「じゃあ、まずは体術からやっていきましょうなのです」

なぎさ「相手もいることですし、二人の実力がどんなものかちょっと体術での模擬戦闘をやってみるのですよ」

マミ「勝ち負けの判定は?」

なぎさ「相手を押さえ込んだほうの勝ちってことで」



・どっちが勝った?
下1レス
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/05(水) 22:06:06.83 ID:DmO8wdfJ0
マミ
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/05(水) 22:06:59.11 ID:UMvYBb8sO
マミ
889 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 22:14:54.74 ID:/CsLszyW0

なぎさ「それでは位置についてー ファイッ」


ほむら「………」

マミ「………」


なぎさ(うーむ、両者ともじりじりと間合いを取っていますねー…
    今はまだ動いた負ける…ってことかな?)
890 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 22:18:37.10 ID:/CsLszyW0

ほむら(相手の隙……なんてものはわからないけれど、とにかく…
    適当に仕掛けて勝てるような自信はない)

ほむら(嫌な緊張感ね…… マミはいつになったら仕掛けてくるの?)


マミ(相手も様子見ってところね…… どんなことを考えているのかしら?)

マミ(体術に自信がないとは言っていたけれど……)


なぎさ(…動きませんねえー)
891 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 22:35:02.03 ID:/CsLszyW0

マミ(暁美さんはこれ以上待っていても隙を見せない。鋭くこちらを捉えている。
   ならば…… こちらから行くしかないかしら!)

ほむら「!」


なぎさ「あっと、マミが動いた!」


 マミが仕掛けに行く、しかしほむらは避けた。
 次にほむらが攻撃を入れようとする、しかしそれもマミは避ける。そして直後にほむらが少し距離をとる……

 しばらくは避けあいだった。


なぎさ(……さて、どうなるのでしょう?)
892 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 22:44:57.46 ID:/CsLszyW0

ほむら「!」


なぎさ「おっと、マミの黄金の足技が炸裂だっ ほむら、バランスを崩したーッ!」

なぎさ「あっ、立て直しました… が、間に合わないィー!」


ほむら「くっ……」

マミ「はい、勝負有り! これで勝ちよね?」


・・・・・・・


なぎさ「マミおめでとうー 観戦そこそこ楽しめたよ!」

マミ「なぎさちゃんも実況お疲れ様」

ほむら「おめでとう、それで何かアドバイスをいただけるかしら?」

マミ「うーん、戦ってみた感想は……
   確かに、あまり強くはないようね。互角より少し下ってところかしら」

マミ「反射神経は良いけど、身体を動かすのがいくらか遅れてるような…… あと攻撃を仕掛けるのが苦手な感じかしら。
   最初のこう着状態も、本当はタイミングがよくわからなかったんじゃない?」

ほむら「ええ、まあ……」

マミ「まあ、私もそこまで体術ができるわけじゃないんだけどね。
   近接主体で戦うんじゃなければ十分な気もするけど」

ほむら「そうね… 別に困ったことはあまりないけれど」

ほむら「まあ、何でも出来ないよりは出来たほうが良いでしょう」
893 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 22:59:31.44 ID:/CsLszyW0

なぎさ「それもそうですねー。ベテランなのに慢心しない向上心はグッドなのですー」

ほむら「私はそんなに強くないわ。無駄に年月ばかりが過ぎているだけ」

なぎさ「そんなのことはないと思いますけどね」

なぎさ「じゃあ、何か目標はあるのですか? 誰かに勝ちたいとか、どこまで強くなりたいとか」

ほむら「……あるといえばあるわ」

なぎさ「とても強い人が目標なのですね。それじゃあ、頑張らないといけませんね!」

ほむら「……」
894 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 23:18:45.82 ID:/CsLszyW0

あれから一時間ほど体術の特訓をした。
どちらかが教わるというよりは、互いに研究しているような感じだった。

……なぎさは、楽器でなぐるわけにもいかないので体術には手をだしていないけれど。


その後射撃の訓練もしていた。
私もマミの持って来た特訓用のモデルガンを少し使わせてもらったけれど、あまり上手く使えなかった。

―――――……
895 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 23:24:58.27 ID:/CsLszyW0

【18時半】

なぎさ「ぐぬぬぬぬ… なかなか思うようにいかないものですね」

なぎさ「でも、マミも銃を使い始めたばっかのときはこのくらいだったよね。
    なつかしいなぁ、それがこんなに立派な銃使いになるなんて」

マミ「ええ…… やっぱり、一番大事なのは日々の努力なのよね」

なぎさ「マミは努力の天才だからねえ」

マミ「暁美さん、今日は教えてくれてありがとう」

ほむら「いえ、こちらこそ」

マミ「回復のほうは教えられないけれど、多分それも魔力のコントロールが上がればもう少し上達するかも」

マミ「なんて、あなたより経験の低い私が言うことでもないけど」

なぎさ「ああ、回復といえば。ほむらにも昨日のことを話しておくのですよ」

ほむら「昨日のこと?」
896 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 23:39:02.27 ID:/CsLszyW0

マミ「美樹さんの願いについて、具体的なことを聞けたの」

マミ「美樹さんには大事な幼馴染が居て、その人は今事故で入院しているの。
   バイオリニストを目指していたのだけれど、怪我で腕が動かなくなっちゃって……」

ほむら「……つまり、それを治すのが願いということね」

マミ「私が回復魔法をかけたけど、すぐに治せなかった。
   でも、これから頻繁に通ってまだ治りを早めるための努力はしていくつもりよ」

なぎさ「マミの回復だけじゃなくて、なぎさのお菓子も回復効果がありますしね。
    さやかも昨日説得して納得してくれたのです」

ほむら「………」
897 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/05(水) 23:51:14.47 ID:/CsLszyW0


ほむら「……無駄よ。悪いけれど、貴女たちの魔法じゃ治せないと思うわ」


なぎさ「え…!?」

マミ「ま、まだわからないじゃない! そんな、だって…… 無理だったらどうすればいいのよ!」

ほむら「基本的に、治癒が一番かかりやすいのは自分、そして次に他の魔法少女。
    そうでなくても傷が新しければ見込みはあるけれど…… ただの魔力の応用の回復で治すのは難しいのよ」

ほむら「そのとき治せなかったものが、魔法をかけ続けていれば治るなんてことはない」

ほむら「せめて、彼女に期待させるようなことを言うべきじゃなかったわね」

ほむら「期待してたところで後でキュゥべえに無理だと告げられたら…… 」
898 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/06(木) 00:00:02.33 ID:sOGCGtjh0

なぎさ「そんな…… それは絶対なの?」

ほむら「絶対よ。まだそれでももしかしたら…… なんて望みを抱いているとしたら
    やらなくてもわかることはあるの。貴女達も、信じているだけでなんとかなるとは思わないことね」

なぎさ「で、でも… 説得は……したから」

ほむら「なんて言ったの?」

なぎさ「それは……… 」

なぎさ「……」

ほむら「……とにかく、今説得できていても、魔法でも治せないことを知ったら考えが変わる可能性はある。
    出来ればそれはずっと隠しておきたいけれど…… それが可能かしらね」



1自由安価
2さようなら

 下1レス
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/06(木) 00:04:18.96 ID:WMy1qx5b0
今すぐさやかに連絡を取ってみる
900 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/06(木) 00:27:04.57 ID:sOGCGtjh0

なぎさ「今すぐさやかに連絡を取ってみます!」


 さやかに電話をかけて、数コール……

なぎさ「……… !もしもし!さやか!」

さやか「なぎさちゃん、どうしたの?」

なぎさ「【下1レス】」
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/06(木) 00:29:30.82 ID:WMy1qx5b0
今日、キュウベェがさやかのところに来たりしてませんか?
902 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/06(木) 00:31:51.63 ID:sOGCGtjh0

なぎさ「今日、キュゥべえがさやかのところに来たりしてませんか?」

さやか「ううん、今日は来てないけど」

なぎさ「そうですか……」ホッ

さやか「大丈夫だよ、来ても相手にしないからさ」

なぎさ「はい…… 絶対に契約しちゃだめですよ」



1自由安価
2通話終了
3通話終了、解散

 下1レス
903 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/06(木) 00:49:12.22 ID:sOGCGtjh0
----------------------
ここまで
次回は7日(金)20時くらいからの予定です
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/08/07(金) 18:00:46.45 ID:skPwelIX0
ksk
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/07(金) 18:33:12.73 ID:pRH0PvK50
さやかに明日以降お見舞いに行くなら自分も行きたいので連絡してほしいと頼む
電話が終わったらほむらに明日一緒に上条のお見舞いに行かないかと誘ってみる
906 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/07(金) 20:18:19.46 ID:tyFzEq/s0

なぎさ「そうだ。あと、明日以降お見舞いに行くならなぎさたちも行きたいので連絡してほしいのです」

さやか「うん、わかった! じゃ明日行こ。
    今はなぎさちゃんとマミさんの魔法が頼りだからね……。本当、ありがとうね」

なぎさ「それは……、」

 …本当は治せないんだ。

なぎさ「…… はい、明日会いましょうです」

さやか「ん、じゃあ、ばいばい。明日ね」


 ―――通話を終了した。
907 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/07(金) 20:38:51.53 ID:tyFzEq/s0

ほむら「まだ契約していないみたいね」

なぎさ「明日! …明日、さやかに会います。
    回復は出来なくても、今はさやかの傍についていないと心配すぎます!」

なぎさ「それに、どうしても叶えたいことができたら契約する前に連絡するようにも言ってあります…!」

なぎさ「ほむほむも、明日一緒に上条さんのお見舞いに行ってくれませんか?」

ほむら「結局のところ、こちらがなんと言おうと相手が契約する気になれば防ぎようがないのよ。
    こちらにはその上条君の腕を回復する手立てがない。叶えたいなら美樹さやかが契約するしかないという状況は変えられない」

ほむら「本人が契約に納得してしまったら、後は実力行使くらいしか手段がないことは覚えておいて」

なぎさ「それを防ぐために説得をするんです!」

ほむら「私が居たところで…… 私には説得なんてできないわ」

ほむら「私には、人の思いを変えることなんて…… 私にはできない」

なぎさ「そんな!」


1自由安価
2さようなら

 下2レス
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/07(金) 20:52:33.76 ID:pRH0PvK50
それでもなぎさはさやかを説得することを諦めたくはないのです!
まだやってもいないうちから諦めるなんて、魔法少女以前の問題なのです

それにさやか本人を説得するだけでなく、魔法少女の契約のことを上条さんに話して説得するという方法もあると思うのです
さやかの契約でしか治せない怪我だとしても、上条さんがそれを望まないならさやかも契約しないでしょう
自分の腕と引き換えに、下手をしたらさやかが死ぬかもしれない戦いの道に身を投じるなんて上条さんが知ったら、絶対に反対すると思うのです
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/07(金) 20:54:28.57 ID:lpnbQ3pzO
910 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/07(金) 21:07:51.36 ID:tyFzEq/s0

なぎさ「それでもなぎさはさやかを説得することを諦めたくはないのです!
    まだやってもいないうちから諦めるなんて、魔法少女以前の問題なのです」

ほむら「…やってなくともわかることがある。自信がないの、少なくとも私には」

なぎさ「ほむほむは、何故そんなに諦めているのです?」

ほむら「それは…… 前にもこういうことがあったからよ。説得しても、その心に届かなかったことが……」

ほむら「別に、貴女達にまで説得しに行くなと言うつもりはない。ただ、私を連れて行く意味はないということ」

なぎさ「……わかりました、ほむほむは何か過去にあったのですね。だから自分に自信をなくしてしまっている」

なぎさ「だったら、見せてあげます。人が人を救えるということを、ほむほむにも見せてあげます。
    だから、そのためについてきてください」
911 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/07(金) 21:15:08.62 ID:tyFzEq/s0

なぎさ「それにさやか本人を説得するだけでなく、
    魔法少女の契約のことを上条さんに話して説得するという方法もあると思うのです」

なぎさ「さやかの契約でしか治せない怪我だとしても、上条さんがそれを望まないならさやかも契約しないでしょう」

なぎさ「自分の腕と引き換えに、下手をしたらさやかが死ぬかもしれない戦いの道に身を投じるなんて
    上条さんが知ったら、絶対に反対すると思うのです」

ほむら「……」

なぎさ「私は人の言葉によって絶望から救われたことがあるのですよ! 人が人を救えないことなんて絶対にないのです」

ほむら「………わかったわ。見せて頂戴、今回は信じてみることにするから」

なぎさ「はいなのです!」
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/07(金) 21:18:50.53 ID:lpnbQ3pzO
マミさんが空気…
913 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/07(金) 21:24:32.47 ID:tyFzEq/s0

なぎさ「それから、学校でもさやかとまどかのことは気にかけておいてくださいね」

なぎさ「この中で二人の一番近くにいるのはほむほむなのですから」

ほむら「ええ」

マミ「暁美さんは、もっと自分に自信を持って良いと思うわ。実力にしてもなんにしても、色々と謙遜しすぎだから」

ほむら「そうかしら。 ………でも、これだけ失敗続きなら自信をなくすのも仕方が無いことね……」

なぎさ「大丈夫ですよっ、それより諦めてたら成功するものも成功しません」

なぎさ「明るく考えてみましょうなのですよー」

ほむら「……」

ほむら「……じゃあ、また明日」

なぎさ「また明日なのですよ、マミー!」

マミ「ええ、また明日」




―28日終了―




なぎさ 魔力[100/100] 状態:正常
GS:4つ
・[65/100]
・[100/100]
・[100/100]
・薔薇園[55/100]


◆ステータス

[魔力コントロールLv5]




なぎさ「さてさて、と…。 こんなところかな……」


マミ
 [魔力コントロールLv5]  [体術Lv3] [射撃能力Lv20]

ほむら
[魔力コントロールLv5] [体術Lv2] [射撃能力Lv25] [???]
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/07(金) 21:27:58.87 ID:pRH0PvK50
あれ?
クーほむの魔翌力コントロールLv6じゃないんだ?
それにしてもなぎさちゃんのステータスが魔翌力コントロールだけなのが寂しいなぁ…
915 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/07(金) 21:36:00.84 ID:tyFzEq/s0
―29日
病院



なぎさ「おまたせなのです、みんな!」

さやか「これで揃ったね。お見舞いいこっか」

マミ「ええ、行きましょう」

さやか「それにしても、アンタまでついてくるなんてね。アンタも回復魔法が使えるの?」

ほむら「いいえ、私は回復は得意じゃないわ」

なぎさ「ほむほむはなぎさがさそったのですよ! 仲間でお友達ですから」

さやか「そうなんだ? なんかあんたって、学校では一人で居ること多いけど…… ちゃんと友達居たんだね」

ほむら「……」

なぎさ「ちょっ ああこらこら!そういう地味にグサッとくる発言をするんじゃないですよ!」
916 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/07(金) 21:44:51.31 ID:tyFzEq/s0
―病室


さやか「お見舞いに来たよー」

なぎさ「こんにちはーなのです!」

マミ「こんにちは、上条君」

ほむら「……はじめまして。私はこの間同じクラスに転校してきた暁美ほむらよ」

恭介「今日はたくさんつれてきたね。これだけ居るとにぎやかだなあ」

さやか「恭介、調子どう?」

恭介「なんだか一昨日あたりから少し体調が良いんだ」

さやか「そっか! その調子で怪我全部治そう!」

恭介「うん」


ほむら『ねえ、どう切り出すの……?』

なぎさ『えっと……』


・自由安価

 下2レス
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/08/07(金) 22:54:11.29 ID:skPwelIX0
ksk
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/07(金) 23:08:06.13 ID:pRH0PvK50

とりあえず世間話をした後、さやかに頼んで席を外してもらってから、上条に魔法少女の契約と真実とさやかに素質があることを話す
その間キュウベェが余計なことをしないようにマミとほむほむにはさやかと一緒にいてもらう
上条と2人なったら自分たちが魔法少女であると話してから、上条の前で変身して治療をしてから話し始める

上条さんの腕、一昨日なぎさとマミが魔法で治療したのですが、それでも完治しなかった以上私達2人の魔法では治るのは難しいと思うのです
魔法少女の素質があるさやかが上条くんの腕を治すという願いで契約すれば治るでしょう
でも、その代わりにさやかは人でなくなり、こんな石ころの体になり戦いの中で命を落とすか、魔女になるという結末が待っている道に身を落とすのです
さやかには魔法少女の真実を話しましたが、私達の治療でその怪我が治る可能性が低いとわかったら、魔法少女の真実を知ってでも契約してしまう可能性が高いのです
キュウベェ…いや魔法少女の契約者はそういった心の隙をついて契約を促して契約させて、最終的に魔女になるよう追い込んでいくのです

上条さん、私とマミは既に契約しているのでその事実を受け入れていますけど、さやかには私達と同じような道に踏み込んでほしくはないのです
私はお母さんを助けることが出来ずに死なせてしまいました……魔法少女になっても助けることが出来なかったのです
なんであんな願いで契約したのか、どうしてお母さんの病気を治すという願いで契約しなかったのか、後悔ばかりが募って魔女になってしまうはずだった私の心を救ってくれた人がいました
その時わかったんです、人の心を救うのは人であって、魔法は手段の一つに過ぎないのだと

突然こんなことを言われて混乱すると思うのです
でも一度契約してしまえば終わり、人に戻ることは出来ないのです
こんなこと私が言うのは筋違いかもしれませんが、さやかには人のままで上条くんを支えてあげてほしいと思っているのです

最後に魔法少女の事実を知ってるかどうかわからないほむらの前では今話したことを絶対に話さないでほしいとも言う
919 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 00:35:43.85 ID:R2dR0u910

なぎさ『後でなぎさが上条君と1対1で話してみようと思うのです』

なぎさ『その間にキュゥべえが余計なことをしないように、マミとほむほむはさやかと一緒にいてください』

ほむら『……わかった。健闘を祈るわ』

マミ『じゃあ説得のほうはなぎさちゃんに殆ど任せちゃうことになるわね……。
   でも、信じてるわ!応援してるから、頑張ってね!』

なぎさ『はいなのです』

920 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 00:47:37.80 ID:R2dR0u910

 それから世間話をした。

 今日はどんなことをしたとか、
 自分がいなくなってからのクラスの話をほむらから聞いたりとか…… いろんなことを話した。


さやか「今日は楽しかったね。また来るからね!」

恭介「うん、僕も色んな人と喋れて楽しかった。みんなも大歓迎だよ」

なぎさ「……あの、ちょっと上条さんと1対1で話したい話があるので、みなさんちょっと休憩室のほうに行っててくれませんか?
    なぎさもあとからそちらに行きますので」

さやか「? うん、わかった。じゃあ待ってるよ」

マミ「それじゃ、私達は行きましょうか」

ほむら「……」
921 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 00:58:54.02 ID:R2dR0u910

………


恭介「どうしたの? 1対1で話したい話って」

なぎさ「いきなりすみません。でも、重要な話があって」

恭介「?」

なぎさ「急ですが…… わたしは魔法少女なのです!」

恭介「…… う、うん、それはすごいや! どんな魔法が使えるのかな?」

なぎさ「あー!信じてないですね?あからさまに子供あつかいしないでください!」

なぎさ「まあいいや、それなら見せるしかないのです。へーんしんなのです!」キュピィン

 身体が光り、腕に、身体に、足に、次々と衣装を纏い、変身していく。
 今回は特別に優雅で可憐なステップ付きだ!


なぎさ「魔法少女なぎさ誕生。 へっへーん、これでどうなのです?」

恭介「へぇー、すごいなぁ。 僕もね、魔法少女って良いなって思ってたんだよ」

恭介「お○ゃ魔女とか初期のプリ○ュアならわかるんだけどね……
   でも最近はチェックできてないんだよね。それはなんていうの?」

なぎさ「むむむむ…… なんていうとかはないのです。なぎさはなぎさです!」



なぎさ(どうやらまだ最近のおもちゃすごいくらいにしか思ってないみたいなのです!
    どうやったら魔法をわかってもらえますか?)

下2レス
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 01:16:57.64 ID:NDbYJC7LO
マミさんが空気…
923 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 02:06:40.24 ID:R2dR0u910
---------------------
あまり進んでないけど今日はここまでよ
ちょっと人少ないのかな まあまったりやっていきましょう

次回は8日(土)17時くらいからの予定です
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 11:59:23.40 ID:jxuqzC8n0
部屋にある刃物(カッターとか果物ナイフ)を使って自分の指を切って、それを魔法で治してみる

どうですか?いきなり手のキズを治したのは魔法で治したからなのです
一昨日も上条さんの腕もそれとなく魔法をかけたり、なぎさが魔法で出したお菓子を食べたから体の調子がすこしは良くなってるはずなのです

それでも信じてくれなかったらこの場は一時退散して今晩また会いに来るので窓を開けておいて欲しいと頼んでおく
925 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 17:10:37.51 ID:R2dR0u910

なぎさ「……恭介さん、この部屋にカッターや果物ナイフなどの刃物はありますか?」

恭介「あるけど、危ないから何か持ってきてくれたなら今度マミさんたちに切ってもらおうか」

なぎさ「ま、また子供あつかいされたっ!」


なぎさ(自分に傷をつけて魔法で治すことで信じてもらおうかと思いましたが……
    ここはしょうがないですね、一旦退きましょうか)

なぎさ(今度はマミにも協力してもらったほうが良いでしょうか?)


なぎさ「……わかりました、今晩また会いに来るので窓を開けて待っててくれませんか?」

恭介「うん、待ってるよ」

なぎさ「はい、それでは」
926 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 17:22:17.80 ID:R2dR0u910
―休憩所


なぎさ「おまたせなのです」

マミ「早かったわね」

さやか「じゃあ帰ろうか」


ほむら『……ちゃんと話せたの?』

なぎさ『それは… 信じてもらうのが難しくて』

なぎさ『でもまた夜に会いにいく予定です』

ほむら『あなたの魔法でお菓子を出したり、シャボン玉を吹いたりしても
    手品だと思われてあまり魔法と思ってくれないかもしれないわよ。どうする気?』


・案

 下2レス
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 17:39:40.34 ID:jxuqzC8n0
今晩上条さんの部屋に行って魔法少女になった後、上条さんを連れてビルとビルの間を空中散歩してみるつもりです
魔法少女の危険性を理解してもらうために実際に魔女や使い魔との闘いの場に連れて行く、というのは危険すぎるので無理なのです
空中散歩なら数分で済みますし、とても人間には不可能なことなので私達が魔法少女だと信じてくれるでしょう
それから病室で話をすれば良いと思うのです、こんな案はどうでしょうか?
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 17:44:33.84 ID:N7Z8BEe0O

マミにテレパシーで上条に話す際にほむらにも真実を話すべきかどうか聞く、も追加
929 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 17:51:01.79 ID:R2dR0u910

なぎさ『今晩上条さんの部屋に行って魔法少女になった後、
    上条さんを連れてビルとビルの間を空中散歩してみるつもりです』

ほむら『それは… 一般人からしたらなかなかにスリリングな体験になるかもね』

なぎさ『はい。魔法少女の危険性を理解してもらうために実際に魔女や使い魔との闘いの場に連れて行く、
    というのは危険すぎて無理なので、このくらいが丁度良いかと思って』

ほむら『ええ、そうね。それは私もおすすめしない』

なぎさ『空中散歩なら数分で済みますし、
    とても人間には不可能なことなので私達が魔法少女だと信じてくれるでしょう』

なぎさ『それから病室で話をすれば良いと思うのです、こんな案はどうでしょうか?』

ほむら『良いんじゃないかしら?』

なぎさ『はい!じゃあこれでがんばってみます!』
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 18:06:14.37 ID:jxuqzC8n0
ところで恭介が『魔法少女って良いなぁ』とか言ってるけど、この恭介はPSP版みたいな魔法少女属性持ちなのかな?
931 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 18:07:19.69 ID:R2dR0u910

 テレパシーをマミだけに向けなおす。

なぎさ『マミ。上条さんに話すときほむらにも真実を話すべきでしょうか?』

マミ『上条君には全て話すつもりなのよね。
   周りはこれで暁美さん以外みんな知ってるということになるけど……』

マミ『もしこれが成功して美樹さんが契約を諦めてくれたら、
   もっと暁美さんは私達に心を許してくれる気がする』

マミ『そうしたら、そろそろ話してもいいかもしれないわね』

マミ『ずっと一人だけ隠しておくのは、本当に信頼してないことになると思うから』

なぎさ『わかりました。じゃあ、絶対に美樹さんを契約させないようにしなきゃいけませんね!』
932 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 18:14:43.75 ID:R2dR0u910
―夜


恭介「そろそろ寝ようっと」

恭介「……さやかからもらったCD、今日はどれを聴きながら寝ようかな?」


 ヒュンッ… タタタタッ……


恭介「いっぱい持って来てくれるから飽きないね。良い友達を持ったものだ」

恭介「でも、やっぱり早く僕もまた弾きたいな。
   今日は良い夢が見れるといいな。せめて夢の中だけでもバイオリンを弾いていたい」


 タタタタ……


恭介「………外が騒がしいな」

なぎさ「こんばんはーなのです!」

恭介「」
933 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 18:25:00.62 ID:R2dR0u910

恭介「えっ! なんでここに!? ていうかここ何階だと…… あれ、僕は知らぬ間に寝落ちてたんだろうか」

なぎさ「今晩会いに来るって言いましたよ。忘れちゃったのですか?
    もう、窓開けといてって言ったのに、ばっちりカーテンまで閉めるなんてひどいのですよ」

恭介「そういえば言ってたような気はするけど…」

なぎさ「また子供あつかいして適当に話にのっておいたのですね!」

なぎさ「ちなみに鍵は魔力で開けましたよ。あとこれ見てください」

恭介「……リボン?地面から続いている……」

なぎさ「これはマミからの支援なのです。これも魔法ですよ。
    これのおかげでグンとここまで来やすくなったのです」
934 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 18:33:51.17 ID:R2dR0u910

恭介「魔法が有りの世界か…… 素晴らしい。バイオリンの次に良い夢かも」

恭介「いやまてよ、それなら僕が自由に動けても良いはずだ」

恭介「それじゃあ魔法少女なぎさちゃん、魔法でちょちょっと怪我を治してくれないかな」

なぎさ「魔法はそんなに万能じゃないのです。そして今はそれが一番の問題なのです。目を覚ますですよ」

恭介「そんな、夢の中でまでそんなこと言わないでくれ」

なぎさ「……まあ、夢と思っていても良いです。今はそれでもいいから、この体験と話を心に留めておいてくださいね」

なぎさ「少し外に出ましょうか。
    怪我を治してあげることはできないけれど、久しぶりに外を散歩したら気持ちが良いと思うのです」
935 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 18:45:06.82 ID:R2dR0u910
―屋上


 夜の暗闇と、それを色とりどりに照らす街の明り。
 幻想的な夜に、幼女にお姫様だっこされて色々喚きながらビルとビルの間を飛び回る男子中学生というシュールな図が出来上がっていた。


なぎさ「どうでしょう、この景色!今わたしたち空中を散歩しているのですよ!」

恭介「ちょっ 降ろして降ろして!怖いから!」

なぎさ「ちょっとスリリングすぎましたかね? でも、力を抜いてみてください。こちらに預けてくれて構いませんから」

なぎさ「それに、多分今から負った怪我ならちゃんと治せます!」

恭介「いやいやいやいやそういう問題じゃないって」

なぎさ「夜の見滝原も綺麗ですよ。ずっと同じ病室からの景色だけじゃ、飽きてしまうでしょう」

恭介「……… 本当だ。綺麗だ…」
936 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 18:50:36.71 ID:R2dR0u910
―病室


恭介「死ぬかと思った……」

なぎさ「でも、すごかったでしょう? 頼まれたらまた一緒に散歩に行ってもいいのですよ」

恭介「いろんな意味ですごかったけど、二度目はちょっと… 遠慮しとく」

なぎさ「じゃ、ちょっと非日常的な体験をしたところで本題に入りますよ」

恭介「本題?」
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 18:52:11.01 ID:N7Z8BEe0O
ようじょにお姫さま抱っこされるだと……
上条、ちょっと代われ
938 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 18:53:32.55 ID:R2dR0u910

なぎさ「上条さんの怪我のこと、さっきも治せないといいましたが……」

なぎさ「一昨日なぎさとマミが魔法で治療したのですが、
    それでも完治しなかった以上私達2人の魔法では治るのは難しいと思うのです」

恭介「ああ、マミさんも魔法少女なんだっけ」

なぎさ「魔法少女の素質があるさやかが上条くんの腕を治すという願いで契約すれば治るでしょう」

恭介「さやかもか」

なぎさ「ああ、さやかはまだ魔法少女じゃないのです。
    わたしたち魔法少女は、契約をして魔法少女になるのです」
939 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 19:05:43.49 ID:R2dR0u910

なぎさ「契約をすれば、願いを一つ叶えてもらえます」

なぎさ「でも、その代わりにさやかは人でなくなり、
    こんな石ころの体になり戦いの中で命を落とすか、魔女になるという結末が待っている道に身を落とすのです」

恭介「ん、ちょっと待って。その宝石がどうしたんだって?」

なぎさ「わたしたち魔法少女の魂がこの石ころ… ソウルジェムに変えられてしまいます」

恭介「…えーと、そうすると何か問題なの?
   今しゃべっているのはなぎさちゃんだし、その宝石じゃないよね? 見たところ普通の人に見えるけど…」

なぎさ「問題ありまくりですよ! 魂がソウルジェムということは、身体に魂はもう宿ってない。
    魂が抜けた身体、それは死体同然!つまりほぼほぼゾンビなのですよ!」

940 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 19:10:34.89 ID:R2dR0u910

なぎさ「さやかには魔法少女の真実を話しましたが、
    私達の治療でその怪我が治る可能性が低いとわかったら、魔法少女の真実を知ってでも契約してしまう可能性が高いのです」

恭介「ゾンビねえ…… いや全然そんな風には思えないけどな。普通に暮らす分に問題なさそうだし」

恭介「捉え方の問題じゃないか? 魂が消えちゃうわけじゃないんでしょ?」


なぎさ(もう、そこで否定的に思ってもらえなきゃ困ります。
    そんなに魔法少女に夢を持ちたいんでしょうか、この人……)
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 19:14:13.93 ID:jxuqzC8n0
ちょっと気楽に考え過ぎじゃないか、恭介…
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 19:14:48.76 ID:jxuqzC8n0
ちょっと気楽に考え過ぎじゃないか、恭介…
943 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 19:14:58.16 ID:R2dR0u910

なぎさ「と、とにかく、キュゥべえ…いや魔法少女の契約者はそういった心の隙をついて
    契約を促して契約させて、最終的に魔女になるよう追い込んでいくのです」

恭介「でも、願いを叶えてくれるならいいじゃないか。みんな願いを叶えてもらってるんでしょ?
   さやかが僕のために契約っていうよりも、僕が契約したいくらいだ」

なぎさ「さすがにそれは無理なのですよ」

恭介「わかってる、少女の聖域は侵せない。無粋なことを言った」

なぎさ「もう」
944 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 19:26:22.87 ID:R2dR0u910

なぎさ「上条さん、私とマミは既に契約しているのでその事実を受け入れていますけど、
    さやかには私達と同じような道に踏み込んでほしくはないのです」

なぎさ「私はお母さんを助けることが出来ずに死なせてしまいました……魔法少女になっても助けることが出来なかったのです」

恭介「どうして…… 願いが叶わなかったの?」

なぎさ「お母さんの病気を治すことを願えば治ったでしょう。
    でも、なぎさは全然違う願いで契約してしましました」

なぎさ「なんであんな願いで契約したのか、どうしてお母さんの病気を治すという願いで契約しなかったのか、
    後悔ばかりが募って魔女になってしまうはずだった私の心を救ってくれた人がいました」

なぎさ「その時わかったんです、人の心を救うのは人であって、魔法は手段の一つに過ぎないのだと」
945 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 19:38:58.54 ID:R2dR0u910

なぎさ「突然こんなことを言われて混乱すると思うのです」

なぎさ「でも一度契約してしまえば終わり、人に戻ることは出来ないのです」

恭介「使命を終えたら戻るとかじゃないのか」

なぎさ「こんなこと私が言うのは筋違いかもしれませんが、
    さやかには人のままで上条くんを支えてあげてほしいと思っているのです」

恭介「えーと、つまり、さやかに契約するなって言ってほしいってこと?」

なぎさ「まあ、そうですね…」

恭介「でも、さやかは腕を治そうとしてるのか……」

なぎさ「……まさかとは思いますけど、幼馴染より自分の願い優先とか言いませんよね。見損ないますよ」

恭介「いやまあ、気持ちはうれしいけど…
   僕に関係することで契約しようとしてるとなると、何か起きたときは僕のせいってことになるよね」

恭介「そう思うと、やっぱしてほしいとは思えないよ。腕のことは僕の問題だから」
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 19:42:36.47 ID:jxuqzC8n0
恭介には魔法少女が魔女になる=死、ということがよくわかってないのでは?
947 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 19:42:41.83 ID:R2dR0u910

なぎさ「最後に、魔法少女の事実を知ってるかどうかわからないほむらの前では今話したことを絶対に話さないでください」

恭介「って、暁美さんも関わってるのか」

なぎさ「暁美さんもです。頼みましたよ」



なぎさ「では… おやすみなさい。 とうっ」

恭介「帰りも窓から帰ってくのか」




 シャボンに身体を包み、ふわふわと下降して着地する。


なぎさ「………」

なぎさ「…本当に、頼みましたよ」




―29日終了―




なぎさ 魔力[100/100] 状態:正常
GS:4つ
・[65/100]
・[100/100]
・[100/100]
・薔薇園[55/100]


◆ステータス

[魔力コントロールLv5]



・仲間

マミ
 [魔力コントロールLv5]  [体術Lv3] [射撃能力Lv20]

ほむら
[魔力コントロールLv5] [体術Lv2] [射撃能力Lv25] [???]
948 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 19:56:16.91 ID:R2dR0u910
―30日 マミの家


なぎさ「一応、話しておきました」

なぎさ「最初夢だと思っていたみたいだし、まだちゃんと信じてくれたかはわからないのと、
    あまり深刻に考えていないところが心配ですが……」

マミ「確かに、信じ難い話ではあるわよね。こんなの……
   魔法少女になってからだって、最初は実感わかなかったもの」

マミ「やっぱり、一般人に私達のことを理解してもらうのは難しいのかしら」

なぎさ「ところで、ほむほむは誘えなかったのです?」

マミ「なんだか、今日は用事があるそうよ」

なぎさ「そうですか……」


【16時】


1自由安価
2ほむらに連絡
3さやかに連絡

 下2レス
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 20:08:55.66 ID:jxuqzC8n0
さやかを見張って、さやかが恭介のお見舞いに行くなら尾行する
恭介がさやかに昨日話したことを話すかどうか聴力を強化してこっそり聞いてみる
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 20:14:06.64 ID:PeQEr5icO
ほむらの用事って病院でのシャル戦?
なぎさちゃんが魔女化してないからシャルはいないはずなんだが
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 20:15:10.16 ID:PeQEr5icO
あ、安価↑でお願いします
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 20:18:24.67 ID:jxuqzC8n0
30日は病院でのシャル戦か
クーほむが病院に行ってもシャルロッテがいない、もしくは別の魔女がいたら疑問に思うかな?
流石になぎさ=お菓子の魔女とまでは考えつかないと思うけど
953 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 20:19:08.48 ID:R2dR0u910

なぎさ「さやかに上条さんのお見舞いに行くときは連絡するように頼んでありますが、
    予想外のことがおきてたら困るのです」

なぎさ「様子を確認したいと思うのですが、さやかはどこに居ると思いますか?」

マミ「本人に聞く?」



1本人にどこにいるか聞く
2自宅に行ってみる
3デパートに行ってみる
4病院に行ってみる
5自由安価

 下1レス
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 20:21:42.55 ID:JZywTm63o
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 20:22:13.71 ID:jxuqzC8n0
4
956 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 20:27:15.72 ID:R2dR0u910

なぎさ「とりあえずおうちを訪ねてみましょう」

マミ「美樹さんはマンションだったわね」

 連絡帳の住所欄を確認しなおす。

なぎさ「そのマンションなら知ってるのですよ。行ってみましょうか」
957 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 20:35:13.98 ID:R2dR0u910
―美樹宅



なぎさ『マミ隊員、部屋の電気はついてないようです』

マミ『そうね、まだ帰ってないのかしら』

なぎさ『うーん…… それはわからないのですが…… 窓、ちょっとだけ開けてみますか?潜入OK?』

マミ『ちょ、怪しいことしてるみたいじゃないの。そういう犯罪じみたことはちょっと』

なぎさ『それもそうですな』


さやか「こんにちは、なにしてんの?」

なぎさ・マミ「ぎゃーッ!」
958 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 20:39:42.01 ID:R2dR0u910

さやか「ごめんごめん、おどろかすつもりはなかったんだけど」

なぎさ「い、今帰りですか?」

さやか「うん、それがさ……」


・・・・・・。


なぎさ「そうですか、今日は行かないほうがいいとほむらが?」

さやか「うん、『理由は聞かないで、もし私を信用してくれるのなら従って』だそうだよ」

なぎさ「ふーん、謎めいてるなぁ。なんだろう?」


マミ『一人で説得しに向かったのかしら……』

なぎさ『いや、あそこまで説得イヤがってたのにそれはないと思いますけどね』
959 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 20:45:45.58 ID:R2dR0u910

さやか「あ、二人は何の用だったの?」

なぎさ「そんなー様子を見に来ただけですよ、怪しいことはしてません!潜入しようとか思ってませんから!」

マミ「その弁解が怪しいわよ……」

さやか「はぁ、まあここまで来てくれたんだし上がってく?」



1お言葉に甘えて
2悪いけど他にやりたいことができたましたので

 下2レス
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 20:47:07.67 ID:uZHJpclDO
マミは2、なぎさは1
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 20:48:00.41 ID:jxuqzC8n0
ほむらがわざわざ病院からさやかを遠ざけたのが気になるので病院に行ってみようと思うのです
962 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 20:51:07.58 ID:R2dR0u910

なぎさ「悪いけど他にやりたいことができたましたので」

なぎさ「ほむらがわざわざ病院からさやかを遠ざけたのが気になるので病院に行ってみようと思うのです」

マミ「そうね、それは気になるし」

マミ「そういうことだから美樹さん、また今度ね」

さやか「はい、また今度」
963 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 21:04:20.44 ID:R2dR0u910
―病院


ほむら「!」

なぎさ「ほむほむ、やっぱりここに居たのです」

マミ「美樹さんから話を聞いたの。ここで何してるの?」

ほむら「何も…… してないわ」

なぎさ「そんな、わたしたちも仲間なのですから、遠慮なく言うといいのです」

ほむら「本当に何もしてないのよ」

ほむら「強いて言うなら…… ただの魔女探しの途中だから」

なぎさ「水臭いですね、それならなぎさたちも誘ってくれればよかったのに」

ほむら「別にいつも一緒に居る必要はないでしょう。
    そちらも、貴女達だけで魔女退治に行くことだってあるでしょう?」

ほむら「たくさんいれば分け前が減ってしまうし」



1自由安価
2とりあえず今回はついていきますよ
3それでは魔女退治頑張ってください

下2レス
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 21:07:00.48 ID:bxKFYaJNo
前にも魔女の居場所を当てたことがあったし今回も何か掴んでるのかもしれない
ここは2で
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 21:11:36.79 ID:jxuqzC8n0
よく考えたら今さやかが護衛なしなのです
来たばかりで申し訳ないけどマミにはさやかの見張りにってもらい、なぎさはほむらに付いて魔女狩り
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 21:14:50.99 ID:jxuqzC8n0
>>見張りにってもらい

見張りに行ってもらい、です
すみません
967 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 21:56:44.22 ID:R2dR0u910

なぎさ「そうですね、みんなは多すぎるかもしれません」

なぎさ「なぎさはほむらについていきます。
    一度断ってきちゃったけど、やっぱりマミはさやかのとこに行っていてください」

なぎさ「私達の誰かがいれば、キュゥべえも近寄りにくくはなると思うので」

マミ「わかったわ、じゃあそちらもがんばって」

なぎさ「はいなのです」
968 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 21:58:51.37 ID:R2dR0u910

なぎさ「ほむらはどこを回りましたか?」

ほむら「まだここだけよ」

なぎさ「そうですか、なら次は……」


 行く場所
1公園
2通学路
3駅
・病院[現在地]
4繁華街
5歩道橋
6土手
7鉄塔
8廃工場
9立体駐車場

 下1レス
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 22:00:31.08 ID:jxuqzC8n0
6
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 22:01:00.82 ID:PeQEr5icO
8
971 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 22:02:40.69 ID:R2dR0u910
―土手



なぎさ「ここにはいるかな?」


 下1レスコンマ判定
0~10魔女
11~20使い魔
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 22:03:01.13 ID:jxuqzC8n0
です!
973 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 22:16:45.04 ID:R2dR0u910

ほむら「使い魔の魔力…… ね」

なぎさ「倒しますか?」

ほむら「折角上手く行っているところもあるのだから、
    もしこんな使い魔なんかを放置したせいで二人に危険が及び契約したら悔やみきれないわ」

なぎさ「それもそうですね、倒しましょうか」



―銀の魔女結界


なぎさ「こいつは見たことがありますから任せてくださいね」

なぎさ「錆を纏った使い魔で鈍足ですが、こいつは近づくと錆を振りまいてくるのです。
    かかると動きにくくなりますから注意ですよ」

なぎさ「また、錆を全て振り落とすとタイヤのような形に変形します。
    そうなるととても素早く動いてきます。でも、一直線な動きしかしてきません」

ほむら「……了解よ。さすがにこの地に長く居るのね」



なぎさ 魔力[100/100] 状態:正常
GS:4つ
・[65/100]
・[100/100]
・[100/100]
・薔薇園[55/100]



敵:Dola(錆)×5
  Dola(変形)×2


1シャボンストーム(魔力-5):シャボン玉を吹いて攻撃。
2シャボンブラスター(魔力-40):ストームの上位版。更にたくさんのシャボンをぶつける。
3スクリームトランペット(魔力-30):トランペットから衝撃波のような高音を出し、前方への貫通吹き飛ばし&周囲の敵を怯ませる攻撃。
4シャボンバースト(魔力-15):たくさんのシャボン玉で敵全体を囲い、一斉に破裂させて攻撃。
5シャボン結界(魔力-10):大きなシャボンに敵を閉じ込める。
6ほむらに指示

 下1レス
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 22:18:12.36 ID:jxuqzC8n0
4
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 22:18:33.94 ID:JZywTm63o
976 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 22:30:36.46 ID:R2dR0u910

 トランペットからシャボンを吹いていく。
 全ての敵にいきわたるように調整できるのも、魔力コントロールが鍛えられてるおかげだ。


ほむら「……」

 ほむらも使い魔を小銃で狙う。
 敵には命中させ、しかも無数に浮かぶシャボンには当たらないように神経を研ぎ澄ませて狙っているのが横に居てわかる。


なぎさ「バースト!」

 ぱちんと指を鳴らし、爆裂させる。

977 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 22:43:02.69 ID:R2dR0u910

なぎさ「はい、おそうじ完了なのです」

なぎさ「それにしても、ほむらはさすがですね!さすがにマミよりもさらに1年長くやってるだけあります」

ほむら「そうかしら」

ほむら「……ふと思ったのだけど、魔法少女歴3年というのは長いのかしら」

なぎさ「長いと思いますよ?あ、まあ自分で言うのもなんですけど」

ほむら「たしかに魔法少女しては長いかもしれない。この世界が恐らくとても寿命の短い世界だから」

なぎさ「まあ、そうですね。魔法熟女なんかはちょっとイヤですけどね」

ほむら「でも、他の職業では3年ほどではまだ新人。銃の扱いにしても、3年ではまだやっと扱いに慣れてきた程度よ」

ほむら「私なんかよりずっとすごい銃使いは、魔法少女じゃなければたくさん居るわ。私はまだまだ」

なぎさ「えっと… ほむらは、プロのアスリートを目指しているのでしょうか?」

ほむら「そういうわけじゃないけれど」

なぎさ「なら謙遜しなくてオッケーだと思いますけどね。その前に私達普通の少女ですから!」

ほむら「…… それも、そうなのだけどね」



【17時半】


 行く場所
1公園
2通学路
3駅
4繁華街
5歩道橋
・土手[現在地]
6鉄塔
7廃工場
8立体駐車場

 下1レス
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 22:46:11.22 ID:jxuqzC8n0
1
979 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 22:48:49.64 ID:R2dR0u910
―公園


なぎさ「さて、他にはこの街にどんな魔女が隠れ潜んでいるのでしょーか…!」



 下1レスコンマ判定
0~10魔女
11~20使い魔
980 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/08/08(土) 22:50:41.76 ID:h9I+ySK80
d
981 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 23:16:09.04 ID:R2dR0u910

なぎさ「……と、ここにはいないみたいですね」

ほむら「ところで聞きたいのだけど、間近で魔女狩りに行ったのはいつ?」

なぎさ「ほむほむと一緒だったときですよ」

ほむら「ここって、魔女が少なくないかしら」

ほむら「今日だけじゃなくて、この間から夜私は魔女を探しに行っていた」

ほむら「けれど、見つかった魔女が少なすぎるような気がするの」

なぎさ「そうですか? なぎさは他の都市のことを知らないのでなんともいえませんけど…」

ほむら「……魔女が育ちやすい条件なら、ここは満たしているはずよ」


なぎさ(……もしかしたら、私を助けてくれた『誰か』が関係しているのでしょうか?)

なぎさ(ああいうことは前にもあったって言っていた……)
982 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 23:24:18.25 ID:R2dR0u910

なぎさ(魔女になる人が少ないのなら、魔女の数が少ないのもあたりまえのこと……)


なぎさ「そうだったのですか…… じゃあ、他の都市に比べると少ないのでしょうかね。
    今ほむほむはグリーフシードに困っていますか?」

ほむら「いえ、まだ手持ちはあるけれど……
    今言ったことは気にしないで、少し聞いてみたくなっただけ」

なぎさ「はぁ……それなら良いのですけど、困ったときは言ってくださいね。
    では、そろそろお父さんが帰ってきますので……」


ほむら「…… 待って。もう一つだけ良いかしら?」
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 23:36:43.88 ID:jxuqzC8n0
まど神様が魔女化間近の魔法少女を救ってたら、そりゃ魔女が少なくなってGSも手に入りにくくなるよな
984 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 23:36:57.10 ID:R2dR0u910

ほむら「この間、まだ浄化していないはずのソウルジェムが綺麗になっていたことがあった」

ほむら「これは決して記憶違いなんかじゃない」

ほむら「あなたは、前に絶望しそうになったとき『誰か』に助けてもらったと言った……」

ほむら「それと関係しているの?」

なぎさ「……! 来てくれたのですね? ほむほむのもとにも」

なぎさ「確かに『あの人』は、なぎさの心を救ったとともに、ソウルジェムも浄化してくれました」

ほむら「……不思議なことが起こるのね、この街では」

ほむら「誰なのかしら、その人は…… いえ、むしろ、本当に人なのかしら…?」

なぎさ「……」



1自由安価
2さようなら

 下1レス
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 23:46:47.86 ID:h9I+ySK80
じゃあグリーフシードが無くても浄化されるなら問題ないよね

まどかの声が神様にそっくりだった
986 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/08(土) 23:47:16.22 ID:R2dR0u910
---------------------
次スレでございます
つ『オール安価でまどか☆マギカ 13』
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439045180/
987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/08(土) 23:48:54.15 ID:jxuqzC8n0
前にも言いましたけど、あの人はただの人かも知れませんし神様かもしれません
ただ、あの時絶望したなぎさを救ってくれたことだけは確かなのです
できればもう一度会ってはっきりとお礼を言って、お名前を知りたいのです!

988 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/09(日) 00:06:53.98 ID:48cZIjNj0

なぎさ(そっか、魔女化から救うばかりでは、結局いつか魔力が回復できなくなって駄目になる)

なぎさ(でも、『あの人』はソウルジェムを浄化することすらできる…… それって)

なぎさ(……本当に、魔法少女の救世主のような存在だ)


なぎさ「なぎさは話したことがありますが…」

なぎさ「優しい声でした。まどかみたいな感じの……」

ほむら「……」

なぎさ「もしまた話せる機会があれば、ちゃんと話したいです」

なぎさ「まだお礼も言ってないし、何も知りませんから」

ほむら「……そうね」

ほむら「この街に『その人』はまだ居るようね。
    ……いつか、はっきりこの目で見てみたいものね」

ほむら「鹿目さんに似た優しい人、私も気になるわ」






―30日終了―



なぎさ 魔力[100/100] 状態:正常
GS:4つ
・[50/100]
・[100/100]
・[100/100]
・薔薇園[55/100]


◆ステータス

[魔力コントロールLv5]



・仲間

マミ
 [魔力コントロールLv5]  [体術Lv3] [射撃能力Lv20]

ほむら
[魔力コントロールLv5] [体術Lv2] [射撃能力Lv25] [???]
989 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/09(日) 00:09:26.93 ID:48cZIjNj0
----------
戦闘結果と浄化報告忘れてました

戦闘後で 魔力[85/100]

30日終了時では浄化して 魔力[100/100]です
990 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/09(日) 00:46:57.76 ID:48cZIjNj0
―1日


 朝、携帯を見るとメールが届いていた。
 昨日マミが居る間にはキュゥべえは現れなかったということ、
 それから、今日はお見舞いに行くということが書かれていた。


さやか「今日も来てくれてありがと!じゃ、行こうか」


 私達の魔法じゃ治らないことをさやかはまだ知らない。
 インキュベーターはずっとさやかの元に来てない。

 でも、それが逆に心配だった。この事実を利用しないとは思えなかったから。
 普通、私達に何か対策される前に出来るだけ早くさやかに事実を伝えるんじゃないかと思えたのだ。


なぎさ(何か、機を狙ってるんでしょうか……?
    変なことを企んでいたら承知しないのです……)
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/08/09(日) 00:52:01.63 ID:yAy/1G2Q0
あれ?
これまでは31日があったはずですが…?
992 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/09(日) 01:02:05.87 ID:48cZIjNj0
>>990 【訂正】1日ではなく31日です 内容(イベント)には間違いはないので日付だけ脳内補完してください
----------
―病室


さやか「恭介、今日もみんなで来たよー」

「……うん、入って」


なぎさ(……なんだろう。なんか、声が暗いような……)
993 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/09(日) 01:08:51.24 ID:48cZIjNj0

さやか「恭介、今日もCDだよー。昨日帰りに買ったんだけどさ、中古だけどとてもレアなの!」

さやか「驚いたね、小さな店でも掘り出し物ってあるものだねー」

恭介「………」

マミ「どうしたの? 何かあったの?」

恭介「……悪いけど、もういいから」

さやか「え?」

恭介「もうCDは持って来なくていいから」

さやか「え?え? ごめん、何か怒らせるようなことしちゃった?」

恭介「……ッ、聴きたくないって言ってるんだよもう!」

恭介「自分で弾けもしない曲なんて!」

さやか「え…… 」
994 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/09(日) 01:21:08.74 ID:48cZIjNj0

さやか「大丈夫だよ、恭介の腕は絶対に治るから! ね?」

さやか「この前だって調子良かったんでしょ? 大丈夫、これからちょっと時間はかかるかもしれないけど、元通りになるよ!」

なぎさ(………)

恭介「医者からもう治らないって言われたんだ」

恭介「そりゃこれまでは、身体の怪我も、腕も怪我もいつかはちゃんと治るって思ってた。だから平気だった」

恭介「でも…… もう…… 絶対に僕の腕は治らないんだよ。奇跡がない限り」

恭介「……魔法でも治らないんだよ」

なぎさ「!? ちょっと待って、落ち着いて上条さん!」

さやか「お、落ち込まないでよ!奇跡?魔法? 急に何を言うかと思ったら…… 」

さやか「……治るよ、絶対に。信じて」

恭介「さやかは何を根拠にそう言いはるんだい?」

恭介「……気休めはもういい」
995 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/09(日) 01:41:02.01 ID:48cZIjNj0

恭介「この前夢を見たよ」

恭介「その世界には魔法があって、ここにいるみんなが魔法少女となにかしら関係してた」

さやか「え……!?」

恭介「その世界ではビルとビルの間を飛んだり、怪我を負っても魔法で治せたりするんだ」

恭介「でもそんな世界でも僕の腕だけは治らないって、説明される夢だった」

恭介「さやかが僕の腕を治すために魔法少女になろうとしてるんだけど、
   それを止めてって言われるんだ」

恭介「笑っちゃうような夢だろう。夢でまでそんな都合の悪い設定なんて。
   勝手に知り合いまで登場させて気持ち悪いかな」

さやか「……所詮それはただの夢でしょ、関係ないよ」

恭介「そうだね、それでも君の言葉よりも嫌に現実味のある夢だった」

さやか「………」

恭介「……変な話したね。別にそんな夢はどうでもいいんだ」

恭介「とにかく、もうそういう風に根拠もないのに治る治るって言わないでくれ。
   こんな僕はもう放っといてくれ。さやかと話してると逆に辛いんだよ」

恭介「悪いけど…… もう出てってくれないか」



1自由安価
2病室を出る

 下2レス
996 : ◆xjSC8AOvWI [age saga]:2015/08/09(日) 01:54:26.34 ID:48cZIjNj0
----------------
ここまで
次からは次スレのほうになるかな

次回は11日(火)20時くらいからの予定です
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/09(日) 16:16:13.92 ID:O1MT9bzWo

まど神らしき方が濁りきりそうなソウルジェムを連れて行くんじゃなくて
濁り自体を浄化出来てる辺り、叶えた願い自体違うなこれ
どうなるのか楽しみ
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/08/09(日) 20:05:18.77 ID:k5VVgUkB0
うめ
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/08/09(日) 20:07:09.98 ID:k5VVgUkB0
うめ
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/11(火) 19:06:26.15 ID:txblxEKV0
つづく
1001 :1001 :Over 1000 Thread
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       -ァ,        ≧=- 。     -ァ,        ≧=- 。      -ァ,        ≧=- 。   SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
       イレ,、                                                      http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
初投稿なので安価で行こう @ 2015/08/11(火) 19:01:05.58 ID:gPiA+XGx0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439287265/

(安価)八幡「雪ノ下をとにかくいじめる」 @ 2015/08/11(火) 18:20:48.23 ID:+cOOgM4E0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439284848/

男(右手首に違和感・・・!) @ 2015/08/11(火) 17:45:35.30 ID:os7rMl+G0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439282735/

陣内「ニンジャスレイヤーか・・・見て見よ」 @ 2015/08/11(火) 17:29:52.89 ID:qJObgsiI0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439281792/

彡(゚)(゚)「コロシアイ学園生活?」 @ 2015/08/11(火) 17:18:12.05 ID:qnUhC7xGO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439281092/

「ちゅ〜するの〜」八幡「やめて」 @ 2015/08/11(火) 16:22:09.63 ID:VNtYADkR0
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ミリP「一途な女の子ガシャ?」小鳥「はい」 @ 2015/08/11(火) 16:17:02.79 ID:w8ie/joE0
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魔王「へぷしっ」 側近「魔王様、かわいい!(大丈夫ですか!?)」 @ 2015/08/11(火) 15:58:40.46 ID:eM+3GqjE0
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