「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」

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398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/23(水) 23:48:40.08 ID:bV5+JgDlo






電話の向こうの声は、なんだか疲れているように聞こえた。






「まぁ、とりあえず。咲にも参加してもらおうかしら」



そう言って、部長の電話は切れた。

参加?

私は首をかしげる。




東京から帰って来たその日。

お姉ちゃんと話し合った通り麻雀部の皆にもう一度話を聞こうと、部長に電話を掛けたときの事だ。

399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/23(水) 23:53:20.33 ID:bV5+JgDlo


1日、東京に滞在したからたった二日ぶり。

にもかかわらず、部長はなんだか変わった様子だ。



まあ、とにかく、明日。

明日に、もう一度話し合おう。

それは二日前のあの時とは全く違う心持ちで、部長のことを言えない「変わった様子」だ。

この数日間、私の心向きはころころとしている。

困惑、驚愕、疑心、恐怖、逃避、諦観──ただ光を失い続けた心が、いまは影もできないほどに全方位的な明るさに満ちている。

京ちゃんは、居るんだ。



それを今、私は疑わない。

400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/23(水) 23:57:05.48 ID:bV5+JgDlo




「おはよーだじぇ、咲ちゃん」

「おはようございます」


学校までの道でいつものように、優希ちゃんと和ちゃんと出会う。


「おはよう」


しかし、気のせいだろうか。

昨日の部長と同じように、僅かに疲れているように思える。


「ねえ、今日は何かあるの? 部長には、参加って言われたんだけど」

「あー……今日はっていうか今日もってゆーか」

「まあ……行けば、分かりますよ」

「?」

401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 00:04:09.33 ID:CR2fpizZo




それは確かに、行けば『何かがある』と分かるような光景だった。




「うわ……」


部室に入り絶句する私に、


「おう、おはよーさん」

「おっはよー」


染谷先輩と部長が挨拶し、


「おはようございます」

「おはよーだじぇ」


和ちゃんと優希ちゃんが挨拶を返しながら横をすり抜ける。

先ほどの様子からしても、二人は知っていたのだろう。

私はただ一人、困惑している。

402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 00:07:56.11 ID:CR2fpizZo



「何ですか、この……紙の山は」



部室の机の上のみならず、床一面にも紙の束や冊子が詰め込まれた紙袋がいくつも並んでいる。


「いやあ、こんなに多くなるとは私も思わなかったんだけどね」


部長が少し疲れたように笑う。


「まあ、とりあえず見てみぃ」


そう促す染谷先輩に、戸惑いを残しながらも紙の山から1枚のプリントを手に取る。
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 00:13:13.33 ID:CR2fpizZo


目を通すが、何でもないただの授業参観のお知らせだ。

授業参観の後に懇親会があり、可能なら参加してください、というよく見るもの。

これがなんなのだろう、紙の束はもしかして全部こういったものなのだろうか、そう思ってなんともなしに日付を見る。


「──え?」


2年前。

それにも驚くが、それ以上にその下に書かれた学校名に目を見開く。




そこに記されているのは、私の通っていた中学校の名前。

404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 00:18:07.73 ID:CR2fpizZo


プリントの下、紙の束や冊子を見る。

全て同じ中学校の名前が記されている。

中には、見覚えのある装丁の冊子もあった。


「こっちは高校のもので、そっちが中学校のもの」


混乱しながら部長を見ると、部長が言う。


「高校の方はなんとかなるとしても、中学の方はどうしようもなくてね」

「それで、同じ中学校だった子とかに声をかけたんだけど、伝言ゲーム的に話が広がったらしくて」

405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 00:23:45.17 ID:CR2fpizZo


染谷先輩がため息をつく。


「今の1、2、3年どころか、兄弟姉妹の残ってた資料まで持ってこられてのう。親の、と言われた時には流石に笑ったわ」

「一昨日はマシだったけど、昨日は酷かったじぇ。部長が慌ててストップかけて、それからもしばらくは止まらなかったし」

「咲さんと同じ学年のものだけを分けるだけで、1日かかりましたしね」


優希ちゃんと和ちゃんが、積み上がっている『中学校のもの』を見ながら思い出したように笑っている。


「いやあ、思わぬところで私の人望の厚さを垣間見たわね」

「なんとも物理的な厚さじゃな」

「もう少し纏まっていてくれれば良かったのですが」

「のどちゃん、その言い方だとなんだか部長の人望が散らかっているみたいだじぇ」


部長たちの会話から、断片的に情報を得る。

一昨日から集まってきていた、ということは、つまり。


「あの後から、集めてたんですか?」


あの、roof-topでの話し合いの、すぐ後から。

406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 00:37:55.83 ID:CR2fpizZo


「まあ、声だけね」


部長が頬をかく。


「咲がいなくなってからも、わしらは少し残っててのう」

「……口では信用すると言っていたものの、私たちにはまだどこか咲さんの言葉を軽んじている部分があったのかもしれません」

「咲の問いかけに何一つ、答えることができなかったのはまだしも、その事実に愕然としとったからな」


──自分たちの記憶が穴だらけで、しかもその事実に言われるまで気づかなかった。

──10年や20年前ならまだしも、まだ1年と経って居ない記憶が。


「あんなに混乱したのは、算数が数学になったとき以来だったじぇ」

「混乱している最中。咲さんの言っていたことが、本当かもしれない──信じているはずだったのに、あの時、そう思ってしまった」


──先輩たちの言葉に、思う。

──それで混乱することなど、なんら恥ずることはないだろうに。

──それでも、私のために恥じてくれるのだという。


「それで、話し合ったんです」



「私達も、知らなければいけない、と」



和ちゃんが、言う。

407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 00:48:18.18 ID:CR2fpizZo


「で、まずは資料を集めよう、ってね」


部長が手近なプリントを手に取って、ひらりと持ち上げる。


「調べようにも、何を調べたらいいのかすら分からなかったから、調べられるものを集めましょう、って」

「こんなに集まったのは、予想外じゃったけどな」

「咲ちゃんが来てくれたのは、かなり助かるじぇ」

「最初は咲に内緒でやろーかなーとも思ったけど、そー言うものでもないしね」



「というわけでまあ、咲も手伝ってくれないかしら」



そう言って、部長は私にプリントを差し出してくる。

私の──京ちゃんの中学校の名前が入っているプリントを。





「私たちが、『須賀京太郎』くんを知るために」



408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 00:49:29.88 ID:CR2fpizZo





チッチッという時計の秒針が進む音に、時折紙の擦れる音が混じる。


この音は嫌いではない。正確に言えば好きだ。


自分も紙をめくりながら、そんなことをふと思う。


409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 00:57:25.50 ID:CR2fpizZo


皆が資料に集中して数分が経った。

私が今確認しているのは、私と京ちゃんの所属していた三年間分の資料だ。

三年分と言っても、なにせ持ってきた資料が数十人分になるので、生半な量ではない。

複数人が持ってきた為被りも多いのだけど、それをまた分別する手間や返すべき資料の再分別をする手間を考えて、資料ごとではなく山ごとに各自が確認することになった。

どこに手がかりがあるか分からないため、関係なさそうなものも端から端まで。

本を読み慣れているおかげか、辛くは無いのだが、大変な作業だ。



と、思っていると──


「……優希? ……ああ、もう」


見ると、優希ちゃんが紙の山に顔を突っ伏して寝ていた。

昨日もこの紙の山を選り分けて、しかも次々と来る人達の対応までしていたというのだから、疲れも有るのだろう。


感謝しかない。

優希ちゃんにも、和ちゃんにも、染谷先輩にも、部長にも。

跡がつかないようにとだけ、優希ちゃんの顔の下にベッドの上にあった枕を差し込む。

410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 01:06:41.18 ID:CR2fpizZo


見終えた紙束を、取り上げた側と反対に置く。

当然だけど、どれも見たことがあるはずのもので、目を通しているだけで懐かしさが漂う。

三者面談のお知らせ、予防接種のお知らせ、全校ハイクの日程と予定、最近不審者が目撃されています──この紙の束はそうした告知のものがまとめられていた。

私はこうしたものは年末の大掃除や年度の切り替わりに捨ててしまっているので、よく取っておいたなぁと思う。

次の冊子を手に取る。

411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 01:18:32.95 ID:CR2fpizZo

しかし、これは中々厳しい作業だ。

始めて少ししか経っていないけれど、気づく。

生徒の名前が載っている資料というのは、あまり多くない。

しかし、多くの無関係な資料の間に挟まっている学級報や校内紙で生徒の名前が出ていたりするので、気が抜けない。



手にとった冊子は結構厚く、和紙で簡単に装丁されていて、一文字『心』と書かれている。

見た覚えが有るような無いような、と思いながらページをめくると、


「……あぁー」


小さく、呻くような声が思わず出る。





詩集。





それだけで、分かる人は分かるだろう。

思春期の始まりに、こんなものを作らせるなど、なんと残酷なことだろうか。

少しばかり大人になった今、そう思わずにはいられない。

しかも、学年でまとめているものだから、その被害は結構な広範囲だ。
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 01:27:54.15 ID:CR2fpizZo

しかし、こういうものをこそ見なければならない。

学年の全クラス。

つまり私も、京ちゃんも、この中にいる『ハズ』だから。



並ぶ言葉の青臭さに、恥ずかしさに耐えながらページをめくる。

最初から、一文一文を丁寧に確認する。



何処に手がかりがあるか分からない。

それは、京ちゃんの存在が、必ずしも私の知る通りではない可能性があるからだ。

これは部長たちが私の居ない間に出した答えの一つ。

私も、それに了承した。
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 01:35:44.37 ID:CR2fpizZo



『私の知っている京ちゃんではないかもしれない京ちゃんの可能性』。



おかしな話だけど、それがなんらおかしくはないことを、私は知っている。

ちょっと前の私なら、受け入れられなかったことだろうけど。

でもただでさえ、現状でさえ、今の京ちゃんは私の知っている京ちゃんではないのだ。

それを、今の私は理解している。




何故なら、私の知っている京ちゃんは、皆に忘れられてはいないのだから。


414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 01:39:54.47 ID:CR2fpizZo


知っている名前がちらほらと出てきて、ちょっと感動しつつ、その内容に悶たくなる衝動を耐えつつ、ページをめくる手は止めない。


その手が止まったのは、私のクラスのページに差し掛かった時だった。

左のページ一枚に、クラスと、皆で話し合って決めた見出し。

見出しには『絆』と書かれている。


無意識に止めていた呼吸を、ゆっくりと、深く再開して、一層慎重にページをめくる。



あ……お……か……こ……



五十音順に並んだ名前は、もちろん知った名前ばかりだ。

うろ覚えだったクラスメイトの記憶も、名前を見て、文字を見てはっきりとした輪郭を持つ。



さ……

415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 01:42:37.11 ID:CR2fpizZo



その後を、ゆっくりと目で追う。



ページの上下に、ひとりずつの手書きの詩。


それが見開きで、4人分。



私の知っている通りなら、さ行は6人だ。

何かの時に出席番号順で並んで、ちょうど一列がぴったりさ行で埋まって話のネタになっていた。



あの時、京ちゃんは何番目だったっけ。

416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 01:44:50.13 ID:CR2fpizZo



目を通す。


ページをめくる。



後ろのほうだった気がする。

4番目?5番目?一番後ろ?



目を通す。



違和感。

確かに、違和感がある。




でも──



左上に視線を移す。







…………た。

417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 01:45:20.58 ID:CR2fpizZo





──『須賀京太郎』は、見つからない。




418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 01:48:49.73 ID:CR2fpizZo


ほう、と息を吐く。

分かっていたことだ。

そんな簡単に見つかるようなら、私はあれほどの焦燥に駆られることもなかったはずだ。


気を取り直す。


期待はしていた。

でも、その期待が外れたところで、落ち込みはしない。




一度諦めた私には、分かっている。


諦めることの気楽さを、落ち込むことの安心を。


諦めることの恐怖を、虚無感を、失望を。


落ち込むことの苦しみを、停滞感を、焦燥を。


419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 01:50:38.35 ID:CR2fpizZo


もう一度冊子を見直してみる。

さ行の名前は右上から始まり、一二三四。

ページをめくり、五。



やはり、どこか違和感がある。



次を探そう、と考える思考と、この違和感の原因を調べた方が良い、という感覚に迷いながら、名前を確認していく。

再度、ページをめくり、右下を確認して、ああそうか、と気がつく。

先程は気付かなかったが、右上が空白になっている。

420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 01:52:23.22 ID:CR2fpizZo


なんだ、と思いつつも納得した。


5人しか居ないのに、偶数分のページが使われていたことに、無意識ながら違和感を感じていたようだ。

先生が間違えたのかな。


そう考えながら、空白部分に目をやって。

421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/24(木) 01:53:09.95 ID:CR2fpizZo






そうだ、京ちゃんは5番目だった。


それを思い出すと同時。


422 :今日はここまでなのよー [saga]:2016/03/24(木) 01:56:49.45 ID:CR2fpizZo





「──え?」
















────── 須賀 京太郎






私は、その名前を見る。



423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 02:09:09.32 ID:jVGr6X4DO

軽く?ホラーである
気付きと当てはめで存在が確定する?

だが写真だの須賀家だのでは京太郎でてこなかったよな
あの時とは咲の心持ちが違うから?
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 02:10:17.78 ID:CiCQ0GXLo

いつもいつも切り方がいい意味でひどい
続きはよ
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 03:40:17.78 ID:k3n2IRINO
続き期待
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 07:28:17.80 ID:x4gng0Oko
乙です
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 08:21:56.08 ID:vGsaf2A9o
一体何が起きているんだ……?
乙です
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 08:31:13.09 ID:TNZNt+kCo
認識されることで存在が確立するとかなんとかみたいな話……?
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 12:33:21.17 ID:sSKv/TulO
乙です
>>88と同様に存在した場所は残ってるのに存在だけが削り取られてるな
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 17:18:43.91 ID:u0FABINvo
京太郎やその痕跡は消えたんじゃなくて、認識できなくなってるのかね。
だとするとモモ以上のステルスだなあ。
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 20:10:54.76 ID:IT/vleqno

ということは京ちゃんは消えたのではなく…
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 23:21:56.74 ID:YhGp0wyAO
乙です

いないかもと思うといない
いると思えばいる?
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/25(金) 20:53:42.66 ID:y614Y/wSO
乙乙
素直に見守ろう…
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/03/25(金) 22:13:39.08 ID:rb9fu6XN0

シュレディンガーの京太郎
清澄の環境的に消えたままでいたくなったから姿を消した
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/10(日) 21:41:45.45 ID:LcjYBZIP0
待ってます
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/17(日) 04:08:46.02 ID:qwqlcN4eo
今日の夜辺りにちょい更新か来週土か日にまとめて更新する所存〜
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 04:46:33.17 ID:2dydZFGwO
やったぜ。
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 11:15:43.16 ID:Z+NTjOg8o
よっしゃ
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/23(土) 17:35:00.93 ID:UgdK5KBUO
待つ
440 :まとめてと言うほど進められなかったけどとりあえず。アホほど眠いので短いにも関わらず寝落ちしたらスマヌ [saga]:2016/04/23(土) 20:28:33.43 ID:iAKyAZZHo



「あ、えっと」


混乱する。

視界がおかしくなっているような感覚。

でも、文字はそうとしか読めない。そうだとしか思えない。



   須賀京太郎



そこには、確かにそう書いてある。

441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/23(土) 20:29:33.09 ID:iAKyAZZHo

「あれ……?」


探していた、探している名前だった。

けれど、あるのは喜びではなく。



「え、なんで?」



疑問。

442 :ID加速中 ◆QdSnJBTTyA :2016/04/23(土) 20:30:15.80 ID:1u4F3rNs0
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆警告☆閉鎖★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
★                                                                        ☆
☆                    このスレは2chから閉鎖処置を受けました                          ★
★                                                                        ☆
☆              今後 書き込みを行ったものは アクセス禁止 の対象になります。                 ★
★                                                                        ☆   
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443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/23(土) 20:31:07.94 ID:iAKyAZZHo


そこには、なんの問題もなく京ちゃんの名前がある。

名前どころか、京ちゃんの書いた詩までしっかりと。



にもかかわらず、何故私はこれほど驚いているのだろう。

そこに書かれているのが当たり前の文字に。

須賀京太郎という普遍的な存在に。

私は、これほど迄驚いている。



「さっきは、無かった……?」





無かった?


京ちゃんの名前が?


本当に?


444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/23(土) 20:32:22.96 ID:iAKyAZZHo


口がだんだん言葉を失うのがわかる。



そうだ、何を言っているのだろう。

さっきは、無かったはずなのに、だなんて。

それではまるで、京ちゃんのことを探して──






──そう、私は、探していたのだ。




「──ぁあっ!」

押さえつけられていたものが弾けるかのように、声が飛び出す。

445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/23(土) 20:34:33.90 ID:iAKyAZZHo


「んえ?!」


優希ちゃんがびくりと起き上がる。


「ど、どうしたんですか、咲さん」


和ちゃんが驚いた顔でこっちを見た。

和ちゃんだけでなく、部長も、染谷先輩も。


「あ、じゃなくて、えっと」



言葉が出ない。

こういう時には何と言えば良いのだろう。

とにかく、伝えることを。

伝えなければいけないことを。




「きょう、」





「京ちゃんの、名前が、あった」


446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/23(土) 20:35:43.15 ID:iAKyAZZHo


「え!?」


部長たちの喫驚した声が重なる。


「ほ、本当ですか、咲さん」


皆が、足元を埋める紙の群生にもどかしそうにしながら、駆け寄ってくる。

優希ちゃんだけは、事態を飲み込めずきょとんとしている。


「これの、ここに」


私の示す詩集に、部長が片眉を上げる。


「あれ、コレなら私も確認したんだけど」

「見落としとったんじゃろ。とにかく、今は認識が先じゃ」


染谷先輩の言葉に、皆が顔を寄せ詩集へと視線を落とす。

ページの、右上。

指さされた箇所を見て、皆は──

447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/23(土) 20:36:53.52 ID:iAKyAZZHo




「──何も、ありませんね」


和ちゃんが、ポツリと言う。



「えっ」



和ちゃんの言葉に、自分の指先を見る。

そこには、先程から変わらず京ちゃんの名前がある。



「無いわね」

「……無いのう」


しかし、部長と染谷先輩まで、和ちゃんと同じことを言う。

448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/23(土) 20:38:15.32 ID:iAKyAZZHo


「これ……ここ、だよ?」


指先を、紙面に押し付ける。

しかし、和ちゃんたちは目を凝らすばかりで、そこには何も見えない様だった。


「どういうこと……なのかしら」


部長が、困惑したように呟く。


「どうかしたのか?」


優希ちゃんがとてとてと近寄ってくる。


「優希ちゃん……ここに、京ちゃんの名前が……」

「んー?」


私の指先を覗いて、


「なーんもないじぇ?」


やはり、言う。


「だって……ここに……」

449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/23(土) 20:39:30.31 ID:iAKyAZZHo


言葉が、尻窄みになる。

憮然として、靄がかった思考だけがノロノロと回る。

指先が、須賀京太郎をなぞる。


「そんなこと言っても、やっぱり……あ、ホントだ」

「え?」

450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/23(土) 20:40:16.97 ID:iAKyAZZHo




「確かに、京太郎の名前があるじぇ」




451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/23(土) 20:41:39.30 ID:iAKyAZZHo



今、優希ちゃんはなんて言った?



「え、本当にか?」

「優希、本当ですか?」

「いや、だってここに書いてあるじぇ」


優希ちゃんの言葉に、皆が再び顔を寄せる。

私は、思考がついていけず座り込んだままだ。




「まあ、そうよね」




皆と顔を寄せたまま、部長がそう言う。


やはり、部長たちには見えな──

452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/23(土) 20:43:17.95 ID:iAKyAZZHo



「咲達の学年の詩集なんだから」



453 :本日終わり。 [saga]:2016/04/23(土) 20:43:43.89 ID:iAKyAZZHo









「須賀くんの名前があるのは当たり前よね」





454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/23(土) 20:45:54.68 ID:Td9Ydmp+o
部員たちの記憶も元に戻ってる…?
咲ちゃんだけリーディングシュタイナー持ちかなにかかな?
乙でした
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/23(土) 21:01:55.71 ID:fJ/VHpy4o
乙です
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/23(土) 21:23:24.68 ID:BG5EIZG1o
乙です
続きに期待
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/23(土) 21:52:38.59 ID:v8btuqC80
乙です
続きが気になって仕方ない
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/23(土) 22:54:07.48 ID:3AkKiDQNO
ぞゎぞゎするわ
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/23(土) 22:54:50.78 ID:A7bH3BlzO
寝落ちったか
乙です
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/24(日) 00:39:12.27 ID:hRwyw0zdo
寝落ちも何も名前欄見なよ
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/24(日) 18:08:39.48 ID:S9cp+IXAO
乙です

途中から気付くのは咲と一緒だけど、認識した途端記憶が改竄された?
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 11:12:54.39 ID:FS5nWOdDO
探してて、見つからない、指示されても見えなかった、という過去が失われたか
咲は疑問を持って記憶統合できたけど
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/12(木) 07:26:03.36 ID:+mlsU2QlO
まつ
464 :生存戦略ー [sage]:2016/05/21(土) 02:02:43.69 ID:4UF78s/8o
会社の飲み会が無ければ26、あったら27辺りに更新予定

しかしすっかりギリギリ月1更新に……
モチベーション上げの為に、なんか面白い咲SSあったら教えてくだされ
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/21(土) 02:21:03.54 ID:oNs0+AIJo
最近だとみやながけとかオススメ
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/29(日) 11:12:19.54 ID:HMHt7HFEo
待ってます
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/05/30(月) 21:18:15.97 ID:OkTMCbVD0
月一更新にはまだ間に合う! イソグンダー
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/31(火) 23:56:10.31 ID:pzqbIs1ao
よし、今日は27日だな!
・・・色々ギリギリデスね。

朝早いんで中途半端になるかもしれぬ
後日まとめて見たほうが良いかもしれぬ
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/31(火) 23:57:17.94 ID:pzqbIs1ao


今、部長が、信じられないことを言った気がした。


「そりゃあ居るじゃろ、京太郎の中学じゃし」

「だじぇ」

「そうですよね、普通のことです」


今、皆が、信じられないことを言った気がした。

まるで、京ちゃんの事を思い出した──いや、忘れたことなどなかったのような。



──この数日など無かったかのような言葉。
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/31(火) 23:59:46.64 ID:pzqbIs1ao

和ちゃんが、私を見る。


「それで、須賀くんがどうかしたんですか?」





これは。


──これは、信じて良いのだろうか?





どこか、異様だ。

いや、私の知る限りでは、ここ数日ずっと異様ではあるのだけど。

けれどもこれは、今までと何かが違う。



私の、望んでいた言葉だったはずなのに。





──何故か、背筋が、凍る。

471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/01(水) 00:01:35.81 ID:hFArNs2bo




                                 



472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/01(水) 00:02:46.12 ID:hFArNs2bo




「──京ちゃんを、思い出したの?」


私は、言う。


「思い出した?」

「何を言ってるの、咲」



「まるで須賀くんが忘れられてるみたいに」



部長の言葉が、頭の中を掻き回す。

部長の反応は、正常であるはずなのだ。

昨日までそこにいた人ひとりが、忘れられるなんて無い。





でもその正常は、数日前に失われている。


473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/01(水) 00:04:28.05 ID:hFArNs2bo

反射的に、言いかける。


「だって、さっきまで……」



言いかけて、それよりも聞かなければいけない亊に気づく。

部長たちが、もし本当に思い出したのなら。



「じゃあ、京ちゃんが居なくなったことは……?」



部長は、なんとも無しに言う。

「ああ、そうね。須賀くんは居ないわね」

それは、あまりにも軽い言い方で、思わず語気が強くなる。
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/01(水) 00:06:12.23 ID:hFArNs2bo


「そんな、まるで出掛けてるみたいに」

「出掛けてるってどーいうことだ、咲ちゃん」


優希ちゃんが、怪訝そうに言う。




「きょーたろーなんて、最初からいなかったじぇ?」









「……?」

475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/01(水) 00:08:41.66 ID:hFArNs2bo


優希ちゃんの言葉が、理解できない。

いや、なんと言ったのかは分かる。



京ちゃんは、最初からいなかった。



……ええと、どういうことなのだろう。

先ほど優希ちゃんは、京ちゃんがいるのは普通のことだと言ったばかりだ。

でも、今は、最初からいなかったのだと言う。

何か、意味があるのだろうか?

隠喩? 文字通りではない意味が、隠されている?

476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/01(水) 00:09:45.43 ID:hFArNs2bo


混乱する私を置いて、和ちゃんも続ける。


「そうですよ、麻雀部には、須賀くんなんて人は居ませんよ?」


477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/01(水) 00:13:21.79 ID:hFArNs2bo





「また……忘れたの? 京ちゃんを、知らないの?」


ええと。

また、振り出しに戻った?


「いやいや、京太郎が入部してくれたお陰で咲が来てくれたんじゃから、冗談でも知らんとか言えんわ」

「そうですね。色々と、部活では支えてくれていますし」



???

ええと、つまり?

478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/01(水) 00:17:49.15 ID:hFArNs2bo


「咲、どうしたのよ。私たちが須賀くんを知らない事がそんなに変?」

「咲さんは、須賀くんと中学から一緒だったのだから気になるのも仕方ありませんよ」

「須賀くんって、咲の知り合いなの? 中学の時からの付き合いだってことは知ってるけど」

「そういえば、咲ちゃんと京太郎のなれ初めとか聞いたことないじぇ。普通なら接点無さそうな二人はどーやって仲良くなったんだ?」

「確かに不思議じゃのう」

「中学校からなのに仲良いわよねえ。やっぱり須賀くんから声をかけたのかしら」

「京太郎って、どういう奴なんじゃ?」

「須賀くんって、誰?」

「先輩の知り合いかー?」

「そういえば、須賀くんは?」

「きょーたろーなら多分その辺に居るじぇ」

「そーじゃな」

「そういえば、須賀くんの話題なのに咲が黙ったままだけど」

「……大丈夫ですか? 咲さん、具合でも悪いんですか?」
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/01(水) 00:21:52.19 ID:hFArNs2bo



確かに、具合は悪かった。



「……ううん、大丈夫。……ねえ、和ちゃん」



「和ちゃんは、皆は、京ちゃんの事を──知っているの?知らないの?」


和ちゃんは、不思議そうな顔で、きょとんとして、首をかしげる。






「ええ、須賀くんの事なら知っていますけど──須賀くんって、どなたでしょうか?」

480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 00:26:31.59 ID:4jBSCMufO
正しい記憶と見えないチカラがごちゃごちゃになってる感じか
怖い
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/01(水) 00:27:18.82 ID:hFArNs2bo



──なに、これ。



事象がもはや、悲しいとか、嬉しいとか、苦しいとかを超越していた。

言い表す言葉が見つからない。

矛盾? とんち?

理解できない、に気分の悪さを足したかのような。

そう、言うなれば、自分で作った造語が答えのなぞなぞを聞かされているような感じ。

482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 00:46:41.65 ID:Orp2oSvCO
こわっ
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/01(水) 00:49:04.04 ID:hFArNs2bo



知っている。

知らない。




京ちゃんは居る。

居ない。




ふと、同じ感覚を思い出す。

それは、つい先ほどの──

484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/01(水) 00:52:15.01 ID:hFArNs2bo



バサリ。



485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/01(水) 00:56:20.74 ID:hFArNs2bo


よろけて手をついた先で、紙の山が崩れる。

ざさっと、広がる紙の中から、数枚の小さめの紙が滑り出た。

それは写真で、少年たち──今の私とそれほど変わらないが──がユニフォームを着て、並んでいる姿。



一目で分かる。

ハンドボール部のメンバーの写真。

そして、その中には、チームメイトと肩を組んで笑う少年の姿。




──京ちゃんの姿。

486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/01(水) 01:21:02.98 ID:hFArNs2bo
ここから進めるとちょっと切りづらいので今回はここまで
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 05:48:53.85 ID:3h2hI26co
乙!
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 06:32:46.46 ID:9DPwFasrO
おつ
得体の知れない気味の悪さにゾッとした…
続き待ってる
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 06:40:43.64 ID:eHTHaxp+o
こわい
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 10:43:02.56 ID:xZGoEixxO
乙です
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 11:36:16.91 ID:ZIq/SqRAO
ハイライトが付いたり消えたりしてそう
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 12:35:15.27 ID:JinF0QDPo
何らかのスタンド攻撃を受けているぞッ!
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 12:56:50.53 ID:nerSq6KAO
乙です

知ってるけど知らない
知らないけど知ってる
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 22:28:06.56 ID:ibMrD0J60
誰かお客様の中にスタープラチナをお持ちの方はいらっしゃいませんかーーーッ!
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 23:15:58.63 ID:9bUAt9M5o
持ってるけどスタープラチナって何だっけ?
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 23:19:55.42 ID:q3QVmNJLo
ttp://media.g-cores.com/uploads/image/32dff5a4-766f-4b4b-9344-15fb454c3496_watermark.jpg
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/02(木) 00:00:34.91 ID:zSezFc990
照さん!
無敵のスタープラチナでなんとかしてくださいよォーーーーーッ!!
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