このスレッドはSS速報VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

僕っ娘「青春を探した、僕らの何気ない夏の日」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:42:08.93 ID:5spZmz8E0

僕っ娘「ありえないよね」

ハーフ「なにが」

僕っ娘「いやあ、最近おばあちゃん家に遊びに行ったんだけどね」

ハーフ「ああ、そういやお盆だったわね」

僕っ娘「だから、親戚もたくさん集まったわけなんだよ。で、僕の親戚、全員年上なんだ。そうしたら、例外なく始まったよね、毎年恒例の年下いびり」

ハーフ「いや、あんたの家の夏の恒例行事なんか知らないけど」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473338528
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

蘭子「混沌電波第202幕!(ちゃおラジ第202回)」 @ 2020/09/29(火) 08:20:27.24 ID:68aDfsUJO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1601335227/

【モンスター娘のお医者さん】スカディ「変態でも医療行為してくれますか?」 @ 2020/09/28(月) 22:53:12.55 ID:NxatYvMV0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1601301192/

【Fallout 3】59号はVaultを飛び出した父親を探しに出かけるようです part3 @ 2020/09/28(月) 22:09:11.69 ID:c5QevZleo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1601298551/

【咲】京太郎「十年の時が経っていた…」【安価】 @ 2020/09/28(月) 18:17:04.45 ID:XDIcYJ+Ko
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1601284624/

那須与一「茄子が採れました」 @ 2020/09/28(月) 09:30:53.27 ID:SNooEBKoo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1601253053/

小宮果穂「ドーナツのクズ、メロンパンの車」 @ 2020/09/27(日) 23:34:37.64 ID:PHaCgA4wO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1601217277/

【ダンガンロンパ】俺「安価でコロシアイ学園生活を生き残る」part8 @ 2020/09/27(日) 22:48:45.98 ID:9hMoGA+QO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1601214525/

今オススメの安価スレを教えてくれ @ 2020/09/27(日) 21:49:15.50 ID:nKXvh9kw0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1601210955/

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:42:40.54 ID:5spZmz8E0

僕っ娘「いやあ、僕っ娘ちゃん!彼氏はできたかい?え?まだ?ガッハッハッ!それはいかんなあ!僕っ娘ちゃんの年頃の女の子に、彼氏の一人もいないようじゃあ!青春せんとな!ワシらんときはな!………」

僕っ娘「ね?」

ハーフ「ね、ていわれても、いや大体いいたいことはわかるけど」

僕っ娘「僕はそのとき、鈍器を握りしめていたよ」

ハーフ「ビールの空き瓶ね」

僕っ娘「彼氏の有無で決まる青春なんて、スローイング!&バイバイ!だ!」バイバイ

ハーフ「狭いから暴れないでよ」

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:44:00.74 ID:5spZmz8E0

僕っ娘「ハーフは青春についてどう思うんだい?もちろん僕の意見に賛成だよね」

ハーフ「私は「やっぱり!ハーフならそう言うと思っていたんだ!」

ハーフ「しゃべらせろ」

僕っ娘「そもそも青春ってどういう定義なのか、曖昧じゃないかい?」

ハーフ「あー、あれよあれ、なんかこうブワーッとした、あれね」

僕っ娘「わからないならわからないって素直に認めなよ」

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:44:34.73 ID:5spZmz8E0

運動娘「オイース、おーだらだらやってんなー」ガチャ

僕っ娘「やっ、部活あがりかい?」

運動娘「そうそう、いやー疲れた疲れた」

ハーフ「あんたらは当たり前のようにウチに上がり込むわね。許可をとりなさい許可を」

僕っ娘「僕達、顔パスだからね」

ハーフ「顔パンしたい気分ね」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:45:12.47 ID:5spZmz8E0

運動娘「いやーしかし、せっかくの夏休みだってのにハーフの部屋でだらだらだら、貴重な青春がもったいねーぞ」ピコピコ

僕っ娘「でたな青春お化け!!」

運動娘「あー?」ピコピコ

僕っ娘「じゃあ青春を具体的に説明してみるがいい!さあさあ!」

運動娘「青春なー、私の場合はこうやってハーフの家でゲームすることだなー」ピコピコ

僕っ娘「情けないっ………それが君の答えなんだね………!」

ハーフ「なんでちょっとドラマチックなのよ」

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:45:48.25 ID:5spZmz8E0

僕っ娘「ここに一冊の本があるよ」

ハーフ「うん」

僕っ娘「本屋に並べてあった本だよ。ここの帯を見てほしい」

ハーフ「ええと?『この夏一番の青春!』ふうん、青春の教科書みたいなものなのかしらね」

僕っ娘「だろう、だからこそ僕はこの本を読んで青春を勉強しようと思う」

ハーフ「結構ね。存分に勉強しなさいな」

僕っ娘「そういうわけだから、静かにしていてくれ給え」ゴロン

ハーフ「家帰って読めよ」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:46:38.68 ID:5spZmz8E0

運動娘「あっ、やられた」ドロロン

ハーフ「じゃあ交代ね………ちょ、なに続けようとしてんのよ、約束がちがう……おい!」

運動娘「わはは、ゆるせ〜ゆるせ〜」ピコピコ

僕っ娘「………」ムクッ

ハーフ「あら、読み終わったの?相変わらず速読ね」

僕っ娘「これが、こんなのが青春なら、僕はいらない………」

ハーフ「何があったのよ」

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:47:09.61 ID:5spZmz8E0

僕っ娘「砂糖のように甘い恋愛ストーリー………なめくじみたいな粘着質な交際………挙句の果てには獣のように身体を貪りあう始末…………これが青春なら、僕はいらない………」

ハーフ「あー、まあこれも、青春の形のひとつだから」

僕っ娘「あげる」

ハーフ「あ、うん、どうも…」

僕っ娘「………」ゴロン

ハーフ(ふて寝した)

運動娘「ああー!またやられた!」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:47:51.86 ID:5spZmz8E0


ハーフ「もう日が暮れるわよ、そろそろ帰らないと」

運動娘「………」ピコピコ

僕っ娘「………」

ハーフ「ほら、外見て外、綺麗な夕景よ。涎垂れそうなくらい綺麗。だからもう帰りましょう?」

運動娘「………」ピコピコ

ハーフ「ほら、ゲームをやめて。外の世界に飛び出すの。そして帰りなさい」

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:48:20.41 ID:5spZmz8E0

運動娘「………」ピッ

ハーフ「そうそう、電源を落としてね」

運動娘「………」ノビー

ハーフ「うんうん、長時間ゲームしてたものね、身体もこわばるわ」

運動娘「………」ゴロン

ハーフ「………」

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:49:02.31 ID:5spZmz8E0

カナカナカナ………

ハーフ「夕日が綺麗ね」

僕っ娘「………」

運動娘「………」

ハーフ「………」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:49:43.70 ID:5spZmz8E0

カナカナカナ………

ハーフ「………」

僕っ娘「………」

運動娘「………」ポリポリ

ハーフ「帰れよ」

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:50:21.59 ID:5spZmz8E0

ゴハンヨー

運動娘「うっひょー!!ごはんだー!!!」バタバタ

僕っ娘「おばさぁーん!今日のご飯なにぃー!?」バタバタ

ハーフ「おぉい!!帰れよ!!!三日連続で同じ釜の飯たかってんじゃねえーよ!!!」

オォーイ!…………

14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:51:00.76 ID:5spZmz8E0


運動娘「今日、外遊び行こうぜ」

僕っ娘「あついから、やだよ」

運動娘「いいじゃねえかよー、たまにはパァーッとプールではしゃいだりしてさー」

僕っ娘「僕はインドア派なんだ。そして、そのことに誇りをもっている。だから出ない」

運動娘「ケチな奴め、だったら、あれだ。青春しに行こうぜ!」

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:51:53.63 ID:5spZmz8E0

僕っ娘「せ、いしゅ、ん……?」ピク

運動娘「おう、青春、青春」

僕っ娘「馬鹿め!青春なんてものはないと、昨日決断を下したのだ!」

運動娘「ええー?ほんとうかよー、案外そのへんに転がってるかもしれねーぞ?僕っ娘がいつも正しいとは限らないからなぁ〜」

僕っ娘「いいだろう!だったら外へ探しに行こうじゃないか!そして青春なんて概念が存在しない現実を、その小麦色した顔に叩きつけてやる!いくぞ!!」バタバタ

16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:52:37.19 ID:5spZmz8E0

ハーフ「ただいまー……うおあ!?急に飛び出すな!びっくりしたー……」

無口「あやうく死亡事故」

運動娘「よう、さっそくで悪いけど外遊び行こうぜ!」

ハーフ「別にいいけど……なによ急に」

運動娘「青春探しに行くんだよ、そんでアイス買って公園とかいこうぜ」

ハーフ「はあ?あんたの青春はこの部屋にあるんじゃなかったの?」

運動娘「細かいことはきにするなよ!青春なんてその日の気分だ!」

17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:53:18.17 ID:5spZmz8E0

シャワシャワシャワシャワシャワ………

僕っ娘「あっつ、帰りたい」

ハーフ「まだ出たばっかじゃない」

無口「今日なにするの」

ハーフ「さあ、どうせ行き当たりばったりでしょ」

運動娘「いつも通りだな!はっはっはっ!」

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:53:44.28 ID:5spZmz8E0

無口「………」キョロキョロ

ハーフ「どうしたのよ、挙動不審ね」

無口「僕っ娘がいない」

ハーフ「はあ?……ほんとね」

運動娘「あ。あいつ交番に入っていったぞ」

ハーフ「なにやってんのよ」

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:54:13.44 ID:5spZmz8E0

僕っ娘「はぁ〜……すずしい………」

おまわり「ははは、外は暑いからね」

ハーフ「すいません!ご迷惑おかけして………」

おまわり「いやいや、いいんだよ。暑いからね、熱中症にならないように涼んでいきなさい」

僕っ娘「涼んでいくといいよ」

ハーフ「ほんとあんた神経図太いわよね」

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:54:52.81 ID:5spZmz8E0

ハーフ「邪魔じゃないですか?」

おまわり「平気だよ。今から昼休憩だからね」

運動娘「お!にいちゃんそば喰うのか?私にもくれ!」

おまわり「こらこら」

無口「わっぱみせてください」

おまわり「こらこら」

21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:55:34.51 ID:5spZmz8E0

僕っ娘「ははあ、みんなくつろいじゃって。だめだね。公共の場を私物化しちゃあ」

ハーフ「歯を食いしばるといいわ」パキポキ

僕っ娘「ぼ、ぼぼ僕は、ちゃんと理由があって交番を訪れたのさ!」

ハーフ「ふうん、なによ理由って」

僕っ娘「探し物だよ」

おまわり「うん?なにを落としたんだい?」

僕っ娘「青春って落ちてませんでしたか?」

ハーフ「前歯は折るわ」

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:56:13.92 ID:5spZmz8E0

僕っ娘「勘弁してください!!前歯だけは、前歯だけは勘弁してください!!商売道具なんです!!」ドゲザ

ハーフ「ドブネズミか」

おまわり「あっはっはっはっはっ!!!」

僕っ娘「…」キョトン

ハーフ「……そんなにこれの醜態が面白かったですか?」

僕っ娘「おい!」

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:56:58.00 ID:5spZmz8E0

おまわり「いやいや、はっはっはっ!!そうかそうか!!青春を探しているのか!!」

運動娘「気でも狂ったのか?にいちゃん」ズルズル

無口「あ」カチャカチャガチャン

おまわり「いいや、正気だよ。はは、うん、青春の落とし物はなかったよ」

僕っ娘「ああぁー!!!残念だったなぁぁあー!!!!せっかく交番まで足を運んだのになぁぁあー!!!!探し物目的で交番の敷居を跨いだのになぁぁあー!!!!!」

ハーフ「まだ三文芝居をつづける気?」

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:57:34.11 ID:5spZmz8E0

ハーフ「お邪魔しました」

おまわり「うん、またきてね」

運動娘「また来るぞ!」

無口「はずして下さい」

僕っ娘「ええー…もうずっとここにいようよ……」

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:58:19.96 ID:5spZmz8E0

おまわり「僕っ娘ちゃん」

僕っ娘「はい?」

おまわり「青春、きっと見つかるから大丈夫だよ」

僕っ娘「分かってないですねぇ、絶対に見つかりませんよ」

おまわり「あはは」

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:58:52.84 ID:5spZmz8E0

僕っ娘「あっついわ、おい」

ハーフ「私にキレないで神にキレなさいよ」

カップル「」イチャイチャ

運動娘「ひゅー、お熱いねぇ」

僕っ娘「」ニヤァ

ハーフ「何ニヤついてるのよ」

27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 21:59:24.91 ID:5spZmz8E0

僕っ娘「あのカップル、どう思う?」

ハーフ「どうって……そのへんにいる量産型のカップルでしょう」

僕っ娘「そうだね……取るに足らないただのカップルAさ………だが、僕には、彼らの今の心境が手に取るようにわかる!」

運動娘「いい気分なんじゃないのか?」

無口「または興奮」

28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 22:00:06.03 ID:5spZmz8E0

僕っ娘「甘いね。この天気を考えてみるといい」

ハーフ「快晴じゃない」

僕っ娘「そうさ、とんでもなく快晴さ……ゆえに!今日はとんでもない真夏日!」

僕っ娘「見ろ!あのカップルの汗の量を!互いが、滝のような汗を流している!」

ハーフ「そうね」

僕っ娘「とう」ベチャ

ハーフ「おい!!汗まみれの手で触るな!」

29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 22:01:03.73 ID:5spZmz8E0

僕っ娘「ね?気分は良くないだろう?ちなみに僕はちょっと傷ついた」

ハーフ「あ……ごめん……」

僕っ娘「そう!汗まみれの手で触られるのは誰だって不愉快!あのカップルは互いにこう思っているはずさ!

『チッ、汗まみれ身体を密着させてくんなよ……クソブスが……』

『最悪……臭いもきついし、気持ち悪いし……はやくシャワー浴びたいわ……』ってねぇ!」

運動娘「なるほど!じゃあ、あいつらは表面上は仲良くやっていて、腹の中は互いを罵っているのか!」

僕っ娘「然り!」

無口「真理をみた」

ハーフ「なにが真理よ」

30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 22:01:32.90 ID:5spZmz8E0

僕っ娘「だってそうじゃないか!なんかあのカップル見ていて痛々しいし……………!!!」ダッ

ハーフ「は?なに急に走り出してるのよ」

運動娘「……!!」ダッ

無口「」ダッ

ハーフ「はぁ?なによみんなして……意味わからないわ」

カップル男「ちょっといいか」

ハーフ「駄目です、さようなら」ダッ

カップル男「まてこらぁ!!!」

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 22:02:13.80 ID:5spZmz8E0

ミーンミンミンミンミン……

僕っ娘「スイカおいしいなあ」シャクシャク

無口「ハーフは逃げ切れただろうか。種飛ばし」プッ

僕っ娘「いや、もうあれは駄目さ。残念だけど、ご臨終だね」プッ

ハーフ「ぶち殺すぞ」ハァハァ

僕っ娘「ハーフが黄泉から帰ってきた!蘇った!」

無口「HAHAHA」

32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 22:02:39.63 ID:5spZmz8E0

ハーフ「はぁっ……はぁっ……」

僕っ娘「おぉ?珍しくハーフが弱っているぞ!今がチャンスだ!種ビーム」プッ

ハーフ「」ビキィィ

運動娘「ばあちゃんがもう一個すいか食べていいって!お!おかえりハーフ!」

33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 22:03:19.96 ID:5spZmz8E0

ハーフ「ほんと薄情よね、あんたたち」シャクシャク

無口「誰しも我が身が大事」シャクシャク

運動娘「でも私はちゃんと心配してたぜ?いいやつだろ〜、褒めろよ」シャクシャク

ハーフ「埋めるわよ」

僕っ娘「許してはもらえないだろうか」

ハーフ「駄目よ。庭に飛ばした種の数、全部調べるまでは許さないわ」

34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 22:03:47.01 ID:5spZmz8E0

リンリンリンリン………

僕っ娘「はぁ〜、毎年思うんだけどさ、夏の夜の匂いって、いつも同じなんだよね」

ハーフ「確かにそうね」


35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 22:04:19.22 ID:5spZmz8E0


リンリンリンリン………

ハーフ「で、結局青春は見つかったの?」

僕っ娘「いいや、全然見つからなかったよ」


36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 22:04:56.65 ID:5spZmz8E0

僕っ娘「だから明日もみんなで探しに行かないとね!」

ハーフ「………くさいセリフを吐くのね」

僕っ娘「なんだって!?」

運動娘「おーい風呂沸いたってー。先はいるかー?」

ハーフ「僕っ娘を先に入れてあげて。今、とても臭いから」

僕っ娘「なんでだよ!なかなか骨身に染みるいい言葉だったろう!」

エ、ナンデクサインダ?
ソレガサッキネ…
ベツニ、クサクナイッテバ!


僕っ娘「青春を探した、僕らの何気ない夏の日」 終わり

37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/09/08(木) 22:05:43.42 ID:5spZmz8E0

生意気僕っ娘は可愛い、ゆえにオチがなくても許される
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/08(木) 22:07:34.50 ID:II1XMLe00

面白かったよ
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/08(木) 22:17:29.40 ID:+hfcjVvP0

良き良き
16.13 KB   
VIP Service SS速報VIP 専用ブラウザ 検索 Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)