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【ガルパン】アンチョビ「2人暮らし」
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1 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/13(月) 01:39:30.66 ID:L0YuDTIA0
ジリリリリリリリリリ
アンチョビ「zzz....」
ジリリリリリリリリリ
アンチョビ「....ぅ」
アンチョビ「んむぅ....」ノソノソ
アンチョビ「....うるさい」カチッ
アンチョビ「zzz....」
アンチョビ「....」
アンチョビ「っ!?」チラ
アンチョビ「9、9時ぃ〜!?」
アンチョビ「マズいマズいぞ〜!?もう講義始まってるじゃないか!!!」
アンチョビ「早く用意しないと....」チラ
アンチョビ「....」
アンチョビ「そ、そうだった....」
アンチョビ「前期はもう終わったんだった....」ヘナヘナ
アンチョビ「これじゃ驚き損だ....」
私はアンチョビ、今年の3月に高校を卒業し大学に入学したばかりの女子大生だ。
高校時代はドゥーチェ・アンチョビとして日本中に名を轟かせた私も今はただの大学1年生。
しかしそれが嫌だとかつまらないとかそういうことは全くなく、むしろ自由気ままな1人暮らしを楽しんでいる。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1486917570
2 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/13(月) 01:40:11.99 ID:L0YuDTIA0
アンチョビ「誰だ休みなのに目覚ましなんてかけたやつは!!!」プンスカ
アンチョビ「私だぁ〜....」
アンチョビ「『夏休み初日からだらけるわけにはいかない!!!』って思ったんだけどなあ....」
高校時代と比べれば大学の講義開始は遅い、そして時間割も自由だ。
結果、講義のある日でもかなりゆとりのある朝を過ごしている。過ごしているのだが、
アンチョビ「いざ起きてみるとなんというかその....」
アンチョビ「もったいない気分....」
アンチョビ「でももう完全に目、覚めちゃったなぁ....」
アンチョビ「....」
アンチョビ「しばらく布団でグダグダして
ピンポーン
アンチョビ「....」
3 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/13(月) 01:40:48.90 ID:L0YuDTIA0
アンチョビ「宅配便なんて頼んだ覚えはないしそれ以外の訪問者なんてあるはずはない」
アンチョビ「つまりこのチャイムはセールスかなにか
ピンポーンピンポーン
アンチョビ「....正解だから鳴ったってわけじゃないよな?」
アンチョビ「....」
ピンポーンピンポーンピンポーン
アンチョビ「....」
アンチョビ「....わかったわかった出る、出ればいいんだろ!」
アンチョビ「ったく、せっかく無為な時間を過ごそうと思ったのに....」
アンチョビ「はいはいどなたですか〜」ガチャリ
???「うげっ!?」バタン
アンチョビ「ん?」
???「ちょっと何するんスか姐さん!!いきなり開けないでくださいよ!!!」
アンチョビ「いやそれは朝っぱらからチャイムを連打された私のセリフだ!」
???「朝っぱらって....、太陽の位置見てくださいよ」ユビサシ
アンチョビ「おぉ〜高いなぁ〜」
アンチョビ「それはさておき、なんでお前がここにいるんだ?」
アンチョビ「ペパロニ」ジロ
ペパロニ「お久しぶりッス!」ビシッ
4 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/13(月) 01:42:46.42 ID:L0YuDTIA0
アンチョビ「あのなぁ....」
アンチョビ「ろくに連絡もしてこないのになんでいきなり....」
ペパロニ「いやぁ〜まあまあ込み入った話は上がってからにしましょう!ささ、入って入って!」テクテク
アンチョビ「家主は私だ!!!っていうか勝手に入るんじゃない!!!」
ペパロニ「姐さんの部屋なんて半分、いや8割方私の部屋みたいなもんじゃないッスか〜」
アンチョビ「どういう理屈でそうなるんだ!」
アンチョビ「....」
アンチョビ「(まあ見られて困るものなんてないしかまわないか....)」
アンチョビ「それにしてもうちに来るなら連絡くらいしてくれ、そしたら私も準備してだな
ペパロニ「お、これ私たちの写真じゃないッスかぁ〜!!」
アンチョビ「ばっ!?お前、それは違うからっ!?」バシィ
ペパロニ「何スか姐さ〜ん、もしかして1人暮らし寂しいんスかぁ〜?」ニヤニヤ
アンチョビ「違う!!!これは、この写真はだな....」
アンチョビ「ま、毎日お前らを呪うために使ってたんだ!!!!」
ペパロニ「へ〜....」
ペパロニ「その割にはずいぶん綺麗に飾ってありますね〜」ニヤニヤ
ペパロニ「最近の呪いは小洒落たコルクボードに写真を貼るんスねぇ〜、やっぱ女子大生は違うな〜うん!」ニヤニヤ
アンチョビ「っ....///」
5 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/13(月) 01:43:52.65 ID:L0YuDTIA0
アンチョビ「もういい!!お前帰れ!!!!」ペシペシ
ペパロニ「そんな〜困るッスよ〜」
ペパロニ「この荷物見てくださいよこ・れ!」クルリ
アンチョビ「なんで遊びに来るだけなのにこんな大荷物なんだ....」
ペパロニ「それがですねぇ」
アンチョビ「お前のことだからどうせ余計なものばっかり持ってきたんだろ?」
ペパロニ「酷いな〜姐さんは、この中には必要なものしか入ってないんスよ?」
ペパロニ「着替え、パジャマ、歯ブラシ、タオル、お財布....」
アンチョビ「....」
アンチョビ「ん?」
ペパロニ「どうかしました?」
アンチョビ「いや、気のせいならいいんだが....」
アンチョビ「な、なんだか旅行みたいな荷物のような
ペパロニ「そりゃそうッスよ」
アンチョビ「は?」
ペパロニ「私しばらくここに泊まるんで、よろしくお願いしま〜す!」ペコリ
アンチョビ「....」
アンチョビ「はああああああああああああああああああああ!?!?!?!??!?!?」
6 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/13(月) 01:47:01.17 ID:L0YuDTIA0
・ガルパンSSです
・アンチョビとペパロニがこんな調子で日常を過ごすだけです
・特に事件や問題が発生することはありません
よろしければお付き合い下さい
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/13(月) 02:51:27.49 ID:9Ruq+o72o
ぺパロニ本命だがまほもあり得るな、誰だろうと思ったがやはりか!
期待
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/13(月) 04:10:24.25 ID:6USsWOVO0
ペパチョビ期待
9 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/15(水) 18:27:19.92 ID:brlJGILV0
アンチョビ「....」プンスカ
ペパロニ「姐さ〜ん、そんな顔しないでくださいよ〜」
アンチョビ「....」プンスカ
ペパロニ「せっかく大好きな後輩が会いに来たんですから素直に喜んで
アンチョビ「な ん だ っ て ?」プンスカ
ペパロニ「なんでもないッス....」シオシオ
アンチョビ「....」
アンチョビ「....はぁ」
アンチョビ「まあ来てしまったものはどうしようもないな」ヤレヤレ
アンチョビ「私1人用の部屋だから2人じゃ狭いかもしれないが我慢してくれ」
ペパロニ「さっすが姐さん!」ギュー
アンチョビ「やめろ!午前中から汗かきたくないんだ!!」グイグイ
ペパロニ「まあまあそう遠慮しないで!!!」ギュウギュウ
アンチョビ「あっつい!!!!」グイグイ
10 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/15(水) 18:27:51.27 ID:brlJGILV0
ペパロニ「あっつ....」ダラダラ
アンチョビ「だから言っただろ....」ダラダラ
ペパロニ「なんか冷たいものないッスか〜?」ダラダラ
アンチョビ「ほら、自業自得なんだからこれで我慢してくれ」ゴト
ペパロニ「麦茶....」
ペパロニ「もっとこう、女子大生らしいものとかないんスかぁ〜しみるっ!」ゴクゴク
アンチョビ「せっかく人が出してやったのに....」
アンチョビ「....」
アンチョビ「女子大生らしい冷たいものって何だ?」
ペパロニ「私女子高生なんで知らないッス」
アンチョビ「....」
11 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/15(水) 18:28:20.86 ID:brlJGILV0
アンチョビ「しかしなんでまた突然うちに泊まりに来たんだ?」
ペパロニ「なんかこの前カルパッチョが姐さんそろそろ夏休みかもねーって言っててー」
アンチョビ「ふむ」
ペパロニ「それで来たんスよ!」ピース
アンチョビ「思考するとかそういう概念はないのか....」
ペパロニ「ガイネン?」
アンチョビ「....まあいい」
アンチョビ「大体お前3年生だろ、夏は忙しいんじゃないのか?」
ペパロニ「やだなあ姐さん、戦車道はもう引退ッスよ?大学に入って半年なのにもう忘れちゃったんスか?」ニヤニヤ
アンチョビ「世間の高3は受験勉強が忙しいんだ!」
ペパロニ「あぁ、そのことッスか....」ウツムキ
アンチョビ「(あのペパロニがシュンってなってる....何かあったのか?)」
ペパロニ「....私は大学に行けないんスよ、弟たちもいますしお金はかけられないッス」ウツムキ
アンチョビ「そうだったのか....」
ペパロニ「はい....」
12 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/15(水) 18:32:10.28 ID:brlJGILV0
アンチョビ「....」
アンチョビ「....ん?」
アンチョビ「1つ確認なんだが」
アンチョビ「お前進学するほどの頭あったか?」
ペパロニ「ないッス!」ペカー
ペパロニ「そもそも進学なんて考えたこともないッス!!」ペカー
アンチョビ「(この野郎....)」
アンチョビ「お前が深刻そうな顔するから何かあったのかと思っただろ!」プンプン
ペパロニ「私そんな顔してたッスか?お腹すいたなーくらいしか考えてなかったんスけど」
アンチョビ「お前が憂いを帯びた顔するのはそれくらいしかなかったなそういえば....」
アンチョビ「でももうこんな時間か、お前のせいで朝も食べ損ねたし」
アンチョビ「早めの昼食作るか!」
ペパロニ「いっえ〜い!」
ペパロニ「そうだ、材料あるなら私に任せて欲しいッス!」マクリー
アンチョビ「お、いいのか!だったらお言葉に甘えておこうじゃないか!」
ペパロニ「成長した私に腰抜かさないでもらいたいッスね〜」ニヤリ
アンチョビ「....言うようになったじゃないか」フフン
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/16(木) 04:03:49.10 ID:199APj77o
プンスカしつつも受け入れるドゥーチェかわいい
14 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/16(木) 20:14:25.07 ID:zA1Heh040
アンチョビ「いやー腰が抜けた抜けた」
ペパロニ「本当っスよ、もう抜けるどころかぶっ飛んでったッス」
アンチョビ「確かになー」
ペパロニ「まさか冷蔵庫の中が空っぽとは夢にも思わなかったッスよ」ジロリ
アンチョビ「有言実行するとはお前も成長したんだな、うん」ウンウン
ペパロニ「私の成長関係ないッス姐さん」
ペパロニ「どっちかって言うと姐さんが退化してるような....」
アンチョビ「たっ、たまたまだって言ってるだろ!」
アンチョビ「大体お前が連絡してれば買い物ぐらい行ってたんだ!」
ペパロニ「本当ッスかぁ〜?」ニヤ
アンチョビ「本当だ!」ビシ
15 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/16(木) 20:15:45.94 ID:zA1Heh040
ペパロニ「にしても何もなさ過ぎッスよ?冷蔵庫どころか家じゅう空っぽじゃないっスか〜」
ペパロニ「パスタくらい置いててくださいよ〜」
アンチョビ「あのなあ、私は夏休みに入った直後なんだぞ?」
アンチョビ「つい昨日まで試験で忙しかったんだ、家のことなんてしてる暇あるわけないだろ....」
ペパロニ「大学生って遊んでるだけじゃないんスね....ますます行く気が失せました」
アンチョビ「0がマイナスになっただけだろ....」
ペパロニ「にしても缶詰1個は酷いッス!」
アンチョビ「....まあそれは認める」
ペパロニ「しかもイタリアとか全く関係ないサバの味噌煮!アンツィオ魂はどこに行ったんスか!?」
ペパロニ「そんなの食べる女子大生姐さんくらいッスよ!」
アンチョビ「お前が女子大生の何を知ってるっていうんだ!」
アンチョビ「女子大生だってサバの味噌煮やサンマのかば焼きの缶詰食べるんだよ!」
ペパロニ「....」ジー
アンチョビ「....たぶん」メソラシ
ペパロニ「はぁ〜、今んとこ姐さんの女子力私らの写真を大切に貼ってるとこでしか発揮されてないッス」
アンチョビ「それはもういいだろ!」
ペパロニ「ま、夕食は何か買いに行くってことで」
アンチョビ「さすがにこれじゃ何も出来ないからな....」
16 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/16(木) 20:18:05.66 ID:zA1Heh040
アンチョビ「そういえばお前、戦車道の方はもういいのか?」
ペパロニ「え?さっき引退したって言ったじゃないスか」
アンチョビ「いや、一応元隊長だろ?まだ後輩たちも勝手が分かってないだろうし」
アンチョビ「引退直後の夏休みくらいはサポートしてやるのかと思ったんだが....」
ペパロニ「....」ポケー
アンチョビ「それともそんな必要ないくらいしっかりしてるのかあいつらは?」
ペパロニ「うーん....」ポチ
ペパロニ「うぉっ!?なんかとんでもない量の着信が来てるッス!?」
アンチョビ「やっぱりな....」ヤレヤレ
ペパロニ「でも姐さん、私はもう引退した身....」
ペパロニ「いつまでもあいつらを甘やかすわけには
プルルルルルルルル
アンチョビ「鳴ってるぞ?」
ペパロニ「....」
17 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/16(木) 20:20:10.62 ID:zA1Heh040
ペパロニ「まったく、仕方ない後輩たちッスね〜」ニコニコ
アンチョビ「(この上なく嬉しそうだ)」
ポチ
ペパロニ「もしもし、早くも私が恋しく
カルパッチョ『やっと出た!ペパロニあなた戦車庫の鍵はどこにやったんですか!!!』
ペパロニ「へ?カルパッチョ?」
カルパッチョ『いつもの場所に鍵がないから練習ができなくて困ってるってさっき呼ばれたんです!!!』
ペパロニ「へぇ〜そりゃ災難だったな夏休みに」
カルパッチョ『最後の練習の時に鍵片づけたのあなたでしょう!!!!』
ペパロニ「私?」
カルパッチョ『はい』
ペパロニ「....」
ペパロニ「忘れてた、たぶん私の部屋にあるから勝手に入って持ってってくれ〜」
カルパッチョ『....』
ペパロニ「ごめんごめん〜」
18 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/16(木) 20:21:47.29 ID:zA1Heh040
カルパッチョ『....帰ってきたら覚悟しておきなさい』ブチッ
ペパロニ「....」ビクッ
アンチョビ「なんだったんだ?」
ペパロニ「あ、うーん、簡単に言うと」
ペパロニ「ここに泊まる日数が増えたって感じッスかね?」アハハ
アンチョビ「....どうしてそうなるんだ」
ペパロニ「元隊長には色々事情があるんスよ....」ウツムキ
アンチョビ「私も一応元隊長なんだが....」
アンチョビ「そもそもお前、いつまでいるつもりだったんだ?」
ペパロニ「姐さん、旅行でホテルに泊まるときは予約を取る、当り前のことッス」
アンチョビ「そりゃあホテルの部屋が埋まってたら泊まるところがないからな」
ペパロニ「でも姐さんの部屋は埋まらないんスよ」
ペパロニ「だから予約なしでいくらでも泊まれる」
ペパロニ「つまり計画なんか立てなくても問題なしッス!」
アンチョビ「よくこれで隊長が出来てたな....」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/17(金) 16:33:37.20 ID:zgAjZoHyO
なんて計画的な無計画…!
20 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/18(土) 00:43:39.30 ID:m4ARpHnb0
ペパロニ「姐さ〜ん」
アンチョビ「....なんだ〜」
ペパロニ「この部屋暑くないッスか〜?」
アンチョビ「....気のせいだ」
ペパロニ「私も最初はそう思ってたんスけど」
ペパロニ「....そこの室温計30度超えてないッスか?」
アンチョビ「....」
アンチョビ「故障中だ」
ペパロニ「....」キョロキョロ
アンチョビ「....」
アンチョビ「なんだ」
ペパロニ「いや、別になんでもないッス」キョロキョロ
アンチョビ「....」
21 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/18(土) 00:44:24.80 ID:m4ARpHnb0
アンチョビ「気のせいならいいんだが」
アンチョビ「お前が探してるのはこれだったりするか?」ヒョイ
ペパロニ「....探してるってわけじゃないッスけど一応聞いときます」
ペパロニ「それはエアコンのリモコンッスか」ニコ
アンチョビ「正解」ニコ
ペパロニ「へ〜最近のリモコンはこう、なんていうかあれッスね〜、あれ」アハハ
アンチョビ「何の変哲もないただのリモコンだけどな〜」アハハ
ペパロニ「もうちょ〜っとだけ近くで見せてもらってもいいッスか〜?」アハハ
アンチョビ「狭い部屋の中だ、十分近いじゃないか〜」アハハ
ペパロニ「それもそうっスね〜」アハハ
ペパロニ「....」ダラダラ
アンチョビ「....」ダラダラ
22 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/18(土) 00:45:02.29 ID:m4ARpHnb0
ペパロニ「よこせ!!!!」バッ
アンチョビ「させるか!!!!」ヒョイ
ペパロニ「チッ....」
アンチョビ「....やっぱり狙ってたか」ニヤリ
ペパロニ「姐さん、今夏真っ盛りの午後2時ッス」
アンチョビ「知ってる」
ペパロニ「この部屋、エアコンついてるッス」
アンチョビ「私の部屋だ、それも知ってる」
ペパロニ「なんで付けないンスか!?これじゃ戦車の中と変わんないッスよ〜....」ダラダラ
アンチョビ「麦茶と塩は出しといたから熱中症対策は万全だ!」グッ
ペパロニ「そういう問題じゃないッスよ〜....」ダラダラ
ペパロニ「姐さん暑くないンスかぁ〜?」ダラダラ
アンチョビ「あのなあペパロニ....」
23 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/18(土) 00:47:14.26 ID:m4ARpHnb0
アンチョビ「暑いに決まってるだろ!!!私の口から言わせるな!!!余計暑くなるんだ!!!」ダラダラ
ペパロニ「まあ姐さんの顔みりゃ分かりますけど....」
アンチョビ「じゃあ聞くなよ....大声出したらますます暑い....」ダラダラ
ペパロニ「普段より人口密度高くなってるんだからおとなしくつけましょうよ〜」ダラダラ
アンチョビ「真夏とはいえまだ7月だぞ?」
アンチョビ「この時期の昼間から付け始めたら夏終わるまで延々付ける羽目になるんだ....」
アンチョビ「そんなことしたら電気代が....」
アンチョビ「だから我慢してくれ....せめて夜までは....」
ペパロニ「そんな顔されたらこの暑さに対する怒りのやり場がないんスけど....」
ペパロニ「しっかしその髪型暑そうッスね〜、大学に入ってもま〜だウィッグ付けてるんスか?」
アンチョビ「これは地毛だ....」グデー
ペパロニ「ツッコミに覇気がない、これは重傷ッスね....」
24 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/18(土) 00:50:20.13 ID:m4ARpHnb0
ペパロニ「こんなんで普段どうやって過ごしてるんスか〜」
アンチョビ「大学がある日は大抵この時間部屋にいないし」
アンチョビ「いても静かに太陽をやり過ごしてるんだ」
ペパロニ「そうなんッスか?」
アンチョビ「ああ、そうだ」
アンチョビ「理不尽な暑さをから逃げる方法なんて存在しない」
アンチョビ「じっとして耐え忍ぶしかないんだ....」
ペパロニ「なるほど〜」
アンチョビ「なのにお前が来て騒ぐから私まで体力消耗しちゃったんだ....」
ペパロニ「それは申し訳ないッス....」
アンチョビ「わかればいいんだわかれば、お前だって嫌でもこの状況に対応しなきゃいけないんだからな....」ハハ
ペパロニ「まあ、そうッスね....」
ペパロニ「(帰ってカルパッチョに怒られるよりは姐さんと暑さ我慢してる方がマシか....)」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/18(土) 18:48:40.26 ID:S3KvGR28o
良い
26 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/18(土) 22:48:04.91 ID:m4ARpHnb0
ペパロニ「....」
アンチョビ「....」
ペパロニ「....姐さん」
アンチョビ「....なんだ?」
ペパロニ「暇ッスね」
アンチョビ「まあな」
ペパロニ「....」
アンチョビ「....」
ペパロニ「普段この部屋で何してるんスか?」
アンチョビ「勉強したりパソコン触ったり」
アンチョビ「あとは本読んだり戦車道について考えたりって感じだな」
ペパロニ「へー」
アンチョビ「....」
27 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/18(土) 22:48:49.60 ID:m4ARpHnb0
アンチョビ「なんだよ」
ペパロニ「いやー高校の頃と何も変わってないなーと思って」
アンチョビ「悪かったな成長がなくて」
ペパロニ「なんでそういうひねた受け取り方するんスかぁ〜」
アンチョビ「....そういう意味で言ったんだろどうせ」
ペパロニ「違いますよ〜、姐さんはやっぱり姐さんだな〜って」
アンチョビ「....そうか」
ペパロニ「そうッス!」ニコ
アンチョビ「近い!」グイグイ
ペパロニ「私らの距離なんて前からこんなもんッスよぉ〜」ペタペタ
アンチョビ「暑苦しいからや〜め〜ろ〜!」グイグイ
28 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/18(土) 22:49:21.91 ID:m4ARpHnb0
ペパロニ「夏の暑い日でも冬の寒い日でも私らこうしてたじゃないッスかぁ〜」ペタペタ
ペパロニ「久しぶりに姐さんの温もり肌で感じさせてくださいよ〜」ペタペタ
アンチョビ「せめてエアコンつけてからにしろ....はっ!?」
アンチョビ「お前さては、私を暑がらせてエアコンを....」ギロリ
ペパロニ「?」
アンチョビ「素かぁ〜....」
ペパロニ「何がッスか?」
アンチョビ「いやー、うん、なんでもない、ただ近づくな」
ペパロニ「も〜姐さん冷たいッス!」
アンチョビ「本当に冷たいならどれだけよかったか....」
ペパロニ「姐さん、私の言った冷たいってのは心の冷たさであってそれで部屋は涼しくならないッスよ?」
アンチョビ「冗談だよ冗談!」
29 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/18(土) 22:51:28.41 ID:m4ARpHnb0
ペパロニ「しかし本当姐さん変わんないッスね、半年のブランクが全く感じられないッス」
アンチョビ「まだたった半年だからな、進学するだけでそんなに変わることもないだろ」
ペパロニ「大学卒業するころには面影ないくらい変わってるつもりッスか?」
アンチョビ「うーん....」
アンチョビ「うーん?」
ペパロニ「自分でも思い浮かべられないんスか....」
アンチョビ「私はな!先のことなんて考えないんだ!」
ペパロニ「どういうことッスか?」
アンチョビ「来るべき時に迅速な判断さえできれば、予測や予定なんてものいらないんだよ!」
ペパロニ「おぉ〜、よくわかんないけどなんかすごいッス姐さん!」
ペパロニ「これでこそアンツィオのドゥーチェって感じッスね!」
アンチョビ「わかってくれるか!それでこそペパロニだ!」
アンチョビ「(ペパロニ相手なら困った時でも言葉に勢いさえつければ誤魔化せるから楽だ)」
アンチョビ「(カルパッチョ相手ならこうはいかないからな....)」
ペパロニ「よし!私も姐さんを見習ってその日以降の予定は全て立てずに生きるッス!」
アンチョビ「いやそれは立ててくれ頼むから....」
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/19(日) 20:45:35.87 ID:p/eCTDDDo
勢いだけのぺパロニさん好き
31 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/19(日) 21:21:45.56 ID:IQ1wZrIL0
アンチョビ「....」
ペパロニ「zzz....」スヤスヤ
アンチョビ「....」
アンチョビ「....」ユサユサ
ペパロニ「ぅぅ....」スヤスヤ
アンチョビ「....」
アンチョビ「....起きろ」ギュッ
ペパロニ「んっ....」パカッ
ペパロニ「zzz....」スヤスヤ
アンチョビ「(口を開けたか、賢いじゃないかペパロニ)」ニヤリ
アンチョビ「それじゃあ当然」グイッ
ペパロニ「zzz....んぐっ....!?」
ペパロニ「ぅっ!?」バッ
アンチョビ「おお」
32 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/19(日) 21:22:37.27 ID:IQ1wZrIL0
ペパロニ「んぷはぁっ!?!?!?」
アンチョビ「おはようペパロニ」ニヤニヤ
ペパロニ「ハーッ!ハーッ!」ゼエゼエ
ペパロニ「おはようございまッス!姐さん!」ペカー
アンチョビ「....」
ペパロニ「暑くても意外と眠れるもんッスね〜」
アンチョビ「そ、そうだな!」
ペパロニ「さて、晩ご飯の買い物でも行きましょう!」スック
アンチョビ「そうだな」
ペパロニ「フンフ〜ン♪」テクテク
アンチョビ「....」
アンチョビ「(気づけよ!?)」
アンチョビ「(これじゃ私が本気で殺しにかかってたみたいじゃないか!?)」
ペパロニ「姐さ〜ん?早くしてくださいよ〜」
アンチョビ「あぁ、今行く!」テクテク
33 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/19(日) 21:35:12.27 ID:IQ1wZrIL0
アンチョビ「それで?今日は何を作ってくれるんだ?」
ペパロニ「姐さん、それを今言っちゃったらつまらないッスよ〜」
アンチョビ「確かにそうだな、じゃあお前が手に取っていくもので当てて見せよう!」
ペパロニ「私はこの半年間でそ〜と〜成長してるんスよ」
ペパロニ「いくら長い付き合いの姐さんでも当てられるかはわからないッス!」
アンチョビ「そこまで言われたら当てるしかないな!」
ペパロニ「望むところッスよ!」
ペパロニ「一応姐さんの家で調味料の類は確認して来たんスけど」
ペパロニ「あれなら買うのは材料だけで大丈夫だと思うッス」
アンチョビ「おぉ、やるじゃないか!」
ペパロニ「インスタントとか出来合いの総菜とかしか食べてないであろう姐さんが久々に食べる手料理ッスからね!」
アンチョビ「だからあれはたまたま空っぽだっただけだって言ってるだろ!
アンチョビ「私だって毎日そんなの食べてるわけじゃない!」プンスカ
ペパロニ「の割には調味料があんまり減ってなかったような〜?」ニヤニヤ
アンチョビ「ぐっ、偶然だ!」
ペパロニ「へぇ〜」ニヤニヤ
34 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/19(日) 21:38:28.42 ID:IQ1wZrIL0
アンチョビ「も〜!早く買い物を始めてくれ!」
ペパロニ「は〜い」
アンチョビ「まずは野菜コーナーだな」
ペパロニ「ここでは....」
ペパロニ「これとこれッスね」ヒョイヒョイ
アンチョビ「玉ねぎとピーマンか、ふむふむ....」
アンチョビ「普通だな」
ペパロニ「普通ッス!」
アンチョビ「次は肉コーナーか」
ペパロニ「ここじゃこれだけッス」ヒョイ
アンチョビ「ソーセージ....」
アンチョビ「そして....、麺コーナー?」
ペパロニ「あとはこれッス!」
35 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/19(日) 21:38:56.09 ID:IQ1wZrIL0
アンチョビ「パスタ....」
ペパロニ「こんな感じで買い物は終わりッス」
アンチョビ「へ?これで終わりか?」
ペパロニ「そうッスよ?じゃあ私は会計してくるんで!」
アンチョビ「おぉ、いってらっしゃい」
ペパロニ「姐さんはその間に、これらを使って何を作るか!」
ペパロニ「考えながら待っててください!」
アンチョビ「わかったから早く並ぼうなペパロニ、人多いんだし....」
ペパロニ「了解ッス!」ビシッ
アンチョビ「....」
アンチョビ「(この材料であれ以外が出て来たらそりゃ驚くんだが....)」
アンチョビ「(あいつのことだからどうせ....)」
36 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/19(日) 21:39:24.80 ID:IQ1wZrIL0
本日はここまで
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/20(月) 01:13:24.76 ID:vXBSieOJO
ペパロニ特性例のアレ食べたいなぁ
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/21(火) 02:28:00.64 ID:SxnCgRKQo
仲良しで素晴らしい
39 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/22(水) 21:32:53.96 ID:kAB4VNEv0
ペパロニ「ふんふ〜ん♪」カチャカチャ
アンチョビ「....」チラ
ペパロニ「ふ〜ん♪」チャキチャキ
アンチョビ「....」スック
アンチョビ「....」ノソノソ
ペパロニ「ん、どうしたんスか姐さん?」
アンチョビ「いや、私もなんか手伝おうかと思って....」
ペパロニ「も〜いいッスよ、泊めてもらうんだからこれくらいしないと申し訳ないッス!」
アンチョビ「そうか?」
ペパロニ「何遠慮してるんスかぁ〜、私らの仲っスよ?」
アンチョビ「それはそうだがお前はもう少し遠慮を覚えような!」ニヤリ
ペパロニ「したしきなかにも....何でしたっけ?」
アンチョビ「じゃ、私はお言葉に甘えておとなしく待ってるからな〜」スタスタ
ペパロニ「したしき....したきし....したじき....?」ブツブツ
40 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/22(水) 21:33:24.03 ID:kAB4VNEv0
アンチョビ「ふぅ....」ポス
アンチョビ「....」
アンチョビ「(さっき偵察に行ったときのペパロニはピーマン、玉ねぎ、ソーセージを食べやすい大きさに切っていた)」
アンチョビ「(そして今)」
ペパロニ「ふふふ〜ん♪」ジュージュー
アンチョビ「(おそらくあいつはそれらをフライパンで炒めている)」
アンチョビ「(部屋中にケチャップの香りが広がっていく)」
ペパロニ「お待たせしました姐さ〜ん!」テクテク
ペパロニ「これがペパロニ特製〜」ゴトッ
アンチョビ「(うーん....)」
アンチョビ「(私の予想は当たってしまったか....)」
ペパロニ「ナポリタンッス!」
アンチョビ「だろうな!」
41 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/22(水) 21:33:57.00 ID:kAB4VNEv0
ペパロニ「え?分かってたんスかぁ!?」
アンチョビ「買ったもの見ればすぐわかるわ!!」
ペパロニ「えぇ〜!?姐さんそんなところが成長してたんスねぇ〜!!」
アンチョビ「高校時代でも絶対わかる自身があるぞ....」
ペパロニ「どうッスかね〜?」
ペパロニ「他の戦車道生にもよく振る舞ってるんスけど」
ペパロニ「あいつら口に入れるまで分かってないこともあるッスよ?」
アンチョビ「それはあいつらがおかしいんだ!」
ペパロニ「そうだったんスかぁ〜!」
アンチョビ「(相変わらずアンツィオはアホばっかりだな....)」
アンチョビ「(それの親玉がこいつなんだが....)」
ペパロニ「まあまあ姐さん、冷めないうちに食べちゃってください!たっぷりあるんで!」
アンチョビ「....そうだな」
ペパロニ「それじゃあ!」
二人「いただきま〜す!」
42 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/22(水) 21:36:55.69 ID:kAB4VNEv0
アンチョビ「(高校時代に飽きるほど食べたんだが....)」パクリ
アンチョビ「....」モグモグ
アンチョビ「(うまいんだよなぁ....)」モグモグ
ペパロニ「どうッスか?」ニコニコ
アンチョビ「....」
アンチョビ「....うまい」
ペパロニ「でっしょ〜!いや〜そう言ってもらえると作った甲斐があるッス!」
ペパロニ「たくさんあるんで存分に味わってください!」ガツガツ
アンチョビ「ああ!任せろ!」ガツガツ
アンチョビ「....」モグモグ
アンチョビ「うん、うまい!」
ペパロニ「宿代代わりにじゃんじゃん食べてください!」
アンチョビ「たっぷり食べなきゃ割に合わないからな!」
ペパロニ「私の分まで食べちゃダメッスよ!?」
アンチョビ「気を付けた方がいいぞ〜!」ケラケラ
ペパロニ「も〜姐さん!」ケラケラ
43 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/22(水) 21:37:21.30 ID:kAB4VNEv0
アンチョビ「....」モグ
ペパロニ「....」モグ
アンチョビ「なあペパロニ?」
ペパロニ「何スか?」
アンチョビ「このナポリタンが一向に減らないのは、私が少食になったからじゃないよな?」
ペパロニ「違うと思うッス」
アンチョビ「じゃあどうしてだ?」
ペパロニ「それは....」
ペパロニ「久々に姐さんに食べてもらえるってことでテンションの上がった私が」
ペパロニ「ついいつもの感じで大量に作っちゃったからッス!」アハハ
アンチョビ「早く食べようが食べまいがどっちみち冷める運命だったんだな....」ゲンナリ
ペパロニ「夏場でも何日かは持つと思うんで残りは明日に回しましょう....」ゲンナリ
アンチョビ「....ちなみにどのくらい残ってるんだ?」オソルオソル
ペパロニ「そうッスね〜....」
ペパロニ「明後日くらいまで毎食食べれば....」
アンチョビ「やけに麺を買うなぁとは思ったんだよ....」
ペパロニ「言ってくださいよ....」
44 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/22(水) 21:39:33.42 ID:kAB4VNEv0
アンチョビ「まーでも」
アンチョビ「久しぶりにあったかいご飯が食べられたのはよかったかな」ニコ
ペパロニ「姐さん....!」
アンチョビ「私は明日もお前のあったかいご飯が食べたい、だからナポリタンの残りは....」
ペパロニ「電子レンジ使えば明日もあったかいッス」
アンチョビ「くそぅ....」ギリリ
ペパロニ「文明の利器があってよかったッスね〜」
アンチョビ「こんな時ばっかり気づきやがって....」
ペパロニ「姐さんと私は一心同体、ついでに食事も同じってことで絆が深まるんスよたぶん」
アンチョビ「そんな絆いらん!」
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