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【ガルパン】アンチョビ「2人暮らし」
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45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 14:46:08.34 ID:lHkPlY68O
いい雰囲気
46 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/24(金) 23:56:50.78 ID:2X/PQlFm0
アンチョビ「しかしよく食べたな....」
ペパロニ「本当ッスね....」
アンチョビ「こんなに腹一杯食べたのも久々だ....」
ペパロニ「喜んでもらえて私も嬉しいッス」ニッコリ
アンチョビ「あの量は有難迷惑なんだが....」
ペパロニ「それは....申し訳ないッス....」シュン
アンチョビ「....」
アンチョビ「作っちゃったものはしょうがないからな」ニコ
アンチョビ「お前も悪気はないんだし別にいいさ」
ペパロニ「姐さん....!」
アンチョビ「そして何よりあれはうまいからな」ニコニコ
ペパロニ「ね、姐さんっ!」ガバッ
47 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/24(金) 23:58:43.80 ID:2X/PQlFm0
アンチョビ「コラコラペパロニ、そんな抱きついて....」ニコニコ
ペパロニ「....」スポン
アンチョビ「夜とはいえまだ暑いんだから密着したら....ってなんでシャツを脱がせようとするんだ!」
ペパロニ「姐さん!」バサッ
アンチョビ「ちょっ!?いきなりズボンを下ろすな!お前は小学生か!」
ペパロニ「姐さん!」ガバッ
アンチョビ「下着まで!?」
ペパロニ「姐さん!姐さん!」バサバサ
アンチョビ「や....やめろって////」スッパダカ
ペパロニ「....」ヌギヌギ
アンチョビ「私たち女同士だぞ....////」アセアセ
ペパロニ「....」スッパダカ
アンチョビ「それにこういうことはお互いがもっと
ペパロニ「さ、姐さんお風呂はいりましょう!」ペカー
アンチョビ「....」
アンチョビ「は?」
48 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/25(土) 00:00:43.59 ID:VNB0N52c0
ペパロニ「私、今日一日だけでも姐さんにいっぱい助けられたッス....」
アンチョビ「知ってる」
ペパロニ「だから今から....」
ペパロニ「お背中を流させてもらうッス!!!」
アンチョビ「....」
アンチョビ「にしてももうちょっとやり方ってものがあるだろ....」ヤレヤレ
ペパロニ「だってこうでもしないと姐さん絶対断るじゃないスかぁ〜」
アンチョビ「当り前だ....1人部屋の風呂は狭いんだぞ....」
ペパロニ「それでも私は姐さんの背中を流したいんス....今日一日の恩返しッス....」
アンチョビ「その気持ちは嬉しいんだがお前明日以降もここに泊まるんだろ?」
ペパロニ「そうッスよ?」
アンチョビ「だったら毎日恩返しすることになるぞ?」
ペパロニ「当り前じゃないッスか!泊めてもらう代わりに毎日ご飯作って背中流すんス!」
アンチョビ「えぇ....」
アンチョビ「(でもよく考えたら意外と魅力的だなこれ、背中流しはさておき....)」
ペパロニ「さ!早速行きましょ!」ピュー
アンチョビ「はぁ....」
アンチョビ「ったく....」スタスタ
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/02/25(土) 14:28:25.72 ID:Kmp6tMZIO
この純粋に仲良い感じ好き
50 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/26(日) 21:03:27.95 ID:fe19ZH640
カポーン
アンチョビ「....」
ペパロニ「....」ゴシゴシ
アンチョビ「....」
アンチョビ「....なあ」
ペパロニ「....なんスか?」ゴシゴシ
アンチョビ「狭くないか?」
ペパロニ「....いえいえ」ゴシゴシ
アンチョビ「....」
アンチョビ「しょーじきに言ってみろ」
ペパロニ「....」ピタ
ペパロニ「めちゃくちゃ狭いッス」
アンチョビ「だろ〜?」
アンチョビ「私散々言ったじゃないかぁ〜」
ペパロニ「1人暮らしのアパートってここまで狭いんスね....」
ペパロニ「私たちのドゥーチェだった姐さんも今じゃこんな暮らしを....」
アンチョビ「憐みの視線を向けるな!」
51 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/26(日) 21:04:15.45 ID:fe19ZH640
チャプン
アンチョビ「はぁ〜....」
ペパロニ「....」
ペパロニ「姐さん」
アンチョビ「ん?」
ペパロニ「私ら姐さんがいるときは戦車道のみんなでよく風呂入ってたじゃないスか〜」
アンチョビ「んー、そうだな」
ペパロニ「その時はなんとも思わなかったんスけど」
ペパロニ「こう、狭い風呂で二人くっついて入ってると」
ペパロニ「なんか恥ずかしいッスね////」
アンチョビ「あらためて言うと余計恥ずかしくなるからやめてくれ....」
52 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/26(日) 21:04:56.59 ID:fe19ZH640
ペパロニ「それもこれも姐さんの風呂が狭いのが悪いんスよ!」
アンチョビ「私が止めたのにお前が無理やり入ってきたんだろ!」
ペパロニ「姐さんが!」ムニ
アンチョビ「ペパロニが!」ムニ
2人「....」
ペパロニ「ま、まあ入っちゃったもんは仕方ないッスね....」
アンチョビ「そ、そうだな....」
2人「////」
アンチョビ「そろそろあがるか....////」
ペパロニ「賛成ッス....////」
53 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/26(日) 21:05:43.18 ID:fe19ZH640
アンチョビ「これでわかっただろ?」
ペパロニ「何がッスか?」
アンチョビ「うちの風呂は2人で入るのには適してないってことだ」
ペパロニ「姐さん私をバカにしてるんスか?そのくらいさすがにわかってるッスよ!」
アンチョビ「じゃあ明日以降は
ペパロニ「姐さん、私を嘘付きにする気ッスか?」
アンチョビ「お前この期に及んで何言ってるんだ....」
アンチョビ「風呂はゆっくりして一日の疲れを癒す場のはずなのに狭くてそれどころじゃなかっただろ?」
アンチョビ「それに....その、あれだ」
ペパロニ「恥ずかしいんスか?」
アンチョビ「そうそう....////」
ペパロニ「むぅ....」
54 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/26(日) 21:08:41.49 ID:fe19ZH640
アンチョビ「恩返しなんていいから明日以降は2人別々に....」
ペパロニ「姐さん」
ペパロニ「きっと慣れるッス!」ニッコリ
アンチョビ「」
ペパロニ「安心して欲しいッス!羞恥心に負けず明日からも頑張るんで!」
アンチョビ「そうじゃないんだ....」
ペパロニ「私は一度した約束は守る女ッスよ!見くびらないでください!」エッヘン
アンチョビ「お前は変なところで頑固なんだよなぁ....」
ペパロニ「あ!そういえばもうエアコンつけていいんスよね?」
アンチョビ「あぁ、あんまり温度下げるなよ〜」
ペパロニ「了解ッス!!」スタスタ
アンチョビ「はぁ....これじゃなおさら疲れるなぁ....」
ペパロニ「ふぁ〜〜〜〜!!!!す〜ずしぃ〜〜〜〜〜〜!!!!」
ペパロニ「姐さんもそんなところいないで早く浴びましょうよ〜!!!」
アンチョビ「あいつはなんであんなに元気なんだ....」
55 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/28(火) 22:03:56.05 ID:4aq53aQz0
ペパロニ「はぁ〜やっぱエアコンいいっスね〜!」キャッキャ
アンチョビ「涼しくなって嬉しいのはわかるがそんなにはしゃぐとまた汗かくぞ〜」
ペパロニ「昼間の間溜めといた欲望を一気に開放してるんスよ!」キャッキャ
アンチョビ「そんな大層なもんじゃないだろ....」
ペパロニ「この欲望を完全に解き放つには....」
アンチョビ「には?」
ペパロニ「風呂上がりのデザートとかないんスか?」
アンチョビ「あるわけないだろ〜」
ペパロニ「ですよね〜」
アンチョビ「お前も昼間に見ただろ?うちの冷蔵庫の惨状を」
ペパロニ「いや〜あの時は冷蔵庫だけ見てあまりの酷さに閉じちゃったんで」
ペパロニ「未確認の冷凍庫には奇跡的に何かあるかな〜って思ったんスよ〜」
アンチョビ「残念ながら奇跡は起こらないんだ....」
アンチョビ「あるとしたら....」パカッ
ペパロニ「?」
56 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/28(火) 22:04:27.77 ID:4aq53aQz0
アンチョビ「ペパロニ、口」
ペパロニ「あ〜」アーン
アンチョビ「ほいっ」ポイ
ペパロニ「ぁっ!」
アンチョビ「ハハッ!こんな時だけ一人前に女の子しやがって〜」
ペパロニ「えぇはんほれあんふは?(姐さんこれ何スか?)」フガフガ
アンチョビ「氷だよ氷」アハハ
ペパロニ「ほぉぃ?」
アンチョビ「味はしないが冷たいからまあいいだろ」
ペパロニ「....」ガリッ
ペパロニ「....」ボリッ
ペパロニ「....これは」
ペパロニ「デザートではないッスね」
57 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/28(火) 22:04:55.41 ID:4aq53aQz0
アンチョビ「さすがにわかるか」
ペパロニ「私を何だと思ってるんスか!」プンスカ
アンチョビ「え〜?アホ」
ペパロニ「うぅ....悔しいけどそれは正解ッス....」
アンチョビ「悔しいんならもっと勉強しろ」
ペパロニ「出来ればしてるッス!」
アンチョビ「嘘つけ」
ペパロニ「勉強しようと机に向かうじゃないスか〜」
アンチョビ「そうだな」
ペパロニ「そして教科書広げるじゃないスか〜」
アンチョビ「そこまでいけばもうすぐだろ?」
58 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/28(火) 22:05:52.43 ID:4aq53aQz0
ペパロニ「その後瞬きするんスよ」
ペパロニ「次目を開けたら朝ッス」
アンチョビ「それはお前のやる気の問題じゃないのか?」
ペパロニ「しかも椅子の上にあったはずの体は布団の中ッス!」
アンチョビ「ガッツリ寝てるじゃないか!お前それ勉強する気0だろ絶対!」
ペパロニ「私は怪奇現象じゃないかと疑ってるんスよ....!」
アンチョビ「....その犯人ははっきり写真に映るだろうし何なら今私の前にいるぞ」
ペパロニ「この部屋幽霊出るんスか!?」
アンチョビ「お前だって言ってるんだ!!!」
ペパロニ「やっぱそうッスよね〜」
アンチョビ「お前の学習意欲のなさは筋金入りだからな....」
ペパロニ「つーかアンツィオ生なんて大体そんなもんじゃないッスかぁ〜?」
アンチョビ「特に戦車道生はな....」
59 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/02/28(火) 22:06:23.74 ID:4aq53aQz0
本日はここまで
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/01(水) 04:04:53.88 ID:nntfI3bQo
面白い
61 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/03(金) 01:37:40.73 ID:buuxR3m60
ペパロニ「私姐さんの後継いでついこの前までアンツィオを率いてたんスけど」
アンチョビ「知ってる」
ペパロニ「集団の上に立つのって大変なんスね〜」
アンチョビ「どうしたいきなり?」
ペパロニ「いや〜これ最後の戦車道大会の前の話なんスけど」
ペパロニ「最後くらいは練習しとこうと思ってあいつらに」
ペパロニ「『合宿するか!!』って言ったんスよ」
ペパロニ「そしたらみんなすっげーやる気になっちゃって」
アンチョビ「アホだがそういうとこはあいつらの強みだな」ニコ
ペパロニ「練習そっちのけでみんなで計画立ててたら」
ペパロニ「いつの間にか大会当日になってたんスよ!」
アンチョビ「ぶっ!!!!」
アンチョビ「強みが弱みになってるじゃないかぁ!」アハハッ
62 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/03(金) 01:39:03.49 ID:buuxR3m60
ペパロニ「いやーあん時はビックリしたッスよ〜」
ペパロニ「カレンダーみたら2日前なんスもん」
アンチョビ「ふふっ....ふぐっ....」クスクス
ペパロニ「誰か確認しろって話ッスよね〜」アハハ
アンチョビ「まず隊長のお前がっ....ふっ....確認しろっ!!!」ゲラゲラ
ペパロニ「私どころか珍しくカルパッチョも気づいてなかったッスからね〜」アハハ
アンチョビ「お前らと長くいすぎたせいかもな....」
ペパロニ「まあ何が言いたいかっていうと」
ペパロニ「こんだけアホなあたしらを率いてた姐さんって」
ペパロニ「すごかったんだな〜って」
アンチョビ「....」
アンチョビ「....ペパロニ」
63 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/03(金) 01:40:35.86 ID:buuxR3m60
ペパロニ「はい?」
アンチョビ「....」
アンチョビ「....お前も」
アンチョビ「や〜〜〜〜っと分かってくれたか!」ガシッ
アンチョビ「そうだよ!そうなんだよ!!!」ユサユサ
ペパロニ「うぉっ!?」ガクガク
アンチョビ「大変だったんだよ!!!!」ユサユサ
ペパロニ「ちょっ!?姐さんっ!?酔う!!酔うッス!!!」ガクガク
アンチョビ「おぉ、すまんすまん、つい当時のことを思いだしちゃってな」
ペパロニ「(よっぽどキツかったんスね....)」
アンチョビ「私も1年近くお前らを率いてたわけだが....」
アンチョビ「めちゃくちゃ大変だったんだ!!!」
ペパロニ「あの頃は迷惑いっぱいかけたッス....」
アンチョビ「そもそもな、リーダーってのはどんな集団でも大変な仕事なんだ」
ペパロニ「そりゃあそうッスね」
アンチョビ「で、お前らはどうだ?」
ペパロニ「うーん....」
ペパロニ「あほッス!」
アンチョビ「そうなんだよ....」
64 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/03(金) 01:41:10.05 ID:buuxR3m60
アンチョビ「まあ自分で言うのもなんだが私はそこそこ常識はあったし頭も回る方だったと思う」
アンチョビ「少なくともアンツィオの中ではな」
ペパロニ「それを否定するやつはいないッスよ!」
アンチョビ「しかし、隊長の次はもうお前だったんだよ....」
ペパロニ「あはは〜!」
アンチョビ「隊長の次がもうアホって!」
ペパロニ「しかも姐さんの後はその私が隊長ッスからね〜!」
ペパロニ「我ながらよく務まったと思うッス!」
アンチョビ「務まってたのか本当に....」
ペパロニ「ま〜私は頭よくないし、アホなんでとても姐さんみたいにうまくはいかなかったッスけど」
ペパロニ「みんな楽しんでくれてたっぽいんで最低限は出来てたんじゃないッスか?」アハハ
アンチョビ「....なるほどな」
65 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/03(金) 01:44:32.02 ID:buuxR3m60
アンチョビ「(私が卒業してからの半年間のことはほとんど知らないが)」
アンチョビ「(ずいぶん隊長らしい顔になったじゃないか)」フフッ
アンチョビ「....少しは成長したのかもしれないな、お前も」ニコニコ
ペパロニ「マジッスか!私大人になりました!?」
ペパロニ「いや〜姐さんにそう言ってもらえると嬉しいッス!」
ペパロニ「そっか〜私成長したかぁ〜ま〜隊長だったしな〜し当たり前かぁ〜」ニヤニヤ
アンチョビ「台無しだ....」
ペパロニ「も〜姐さん厳しいッス!でもそれがいい!」
アンチョビ「ったく....」
ペパロニ「あはははっ!」ケラケラ
アンチョビ「....」ニコニコ
66 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/03(金) 01:45:11.86 ID:buuxR3m60
アンチョビ「(....しかし)」
アンチョビ「(大学に行かないってことは戦車道も続けないんだよなぁ....)」
アンチョビ「(せっかくの成長を生かせないのは....)」
アンチョビ「うーん....」
ペパロニ「何スか?」
アンチョビ「ん?あーいや、なんでもない」
アンチョビ「そういえばさっき言ってた合宿はどうなったんだ?」
ペパロニ「それはッスね〜」
ペパロニ「かなりの時間をかけて作った合宿計画は」
ペパロニ「私たちが作ったとは思えないほど完璧なやつができたんスよ」
アンチョビ「どんだけ時間かけたんだよ....」
ペパロニ「でも大会終わっちゃったし私らも引退なんでお蔵入り寸前だったんス」
アンチョビ「そりゃそうだろうな」
67 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/03(金) 01:45:39.89 ID:buuxR3m60
ペパロニ「そしたらあいつらが気ぃ利かせて」
ペパロニ「私らの送別会を合宿とくっつけちゃったんスよ〜」
アンチョビ「えぇ....」
ペパロニ「私ら引退したはずなのになぜか戦車道の練習させられまくりの送別会だったッス....」
ペパロニ「しかも完璧な計画だったんでもうきつくてきつくて....」
アンチョビ「お前が音を上げるレベルってどれだけ過酷なんだ....」
ペパロニ「しかも2泊3日ッスよ?」
アンチョビ「ぶふっ!そんな長い送別会聞いたことないわっ!!!」ゲラゲラ
ペパロニ「まー自業自得なんスけどね、楽しかったし別にいいッス!」
アンチョビ「幸せな頭してんなー」
ペパロニ「どうもッス!」
アンチョビ「褒めてないぞー」
68 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/03(金) 01:46:06.38 ID:buuxR3m60
本日はここまで
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/03(金) 04:19:00.30 ID:g1K5as3do
ペパチョビに癒される
70 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/05(日) 01:26:24.74 ID:O17V/+yN0
アンチョビ「さて、もういい時間だな」
ペパロニ「久しぶりなんでいくらでも話せちゃうッス!」
アンチョビ「まあ確かにな」
アンチョビ「でも焦らなくても明日以降もいるんだろ?」
ペパロニ「もちろんッス!」
アンチョビ「じゃあそろそろ寝るか」ニコ
ペパロニ「了解ッス」ビシ
アンチョビ「で、その寝場所についてなんだが....」チラ
ペパロニ「ベッド、は....」
アンチョビ「お察しの通り私にシングル以上の大きさは必要ないからな....」
ペパロニ「どこからどう見てもおひとりさま用ッスね....」
アンチョビ「1人暮らしだからもちろん予備の布団なんてものはない」
ペパロニ「つまり....」
71 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/05(日) 01:27:02.94 ID:O17V/+yN0
ペパロニ「どちらかは雑魚寝ってことッスね....」ゴクリ
アンチョビ「....ああ」
アンチョビ「....」
アンチョビ「いやちょっと待て、なんで『どちらか』なんだ?」
アンチョビ「ここ私の部屋だぞ?普通私がベッドだろ!」
ペパロニ「何言ってるんスか?客を堅い床の上に寝かせるって言うんスか!」
アンチョビ「お前は勝手に押しかけてきたのであって私は招待したわけじゃない」
アンチョビ「よってお前は客ではない!居候だ!居候は床だ!!!」
ペパロニ「なんてこと言ってくれるんスか!せっかく姐さんを慕ってわざわざこんな遠くまで来たのに!!!」
アンチョビ「だーめーだー!!!」
アンチョビ「泊めてやってるだけでもありがたいと思え!」
ペパロニ「そんなぁ〜....」
72 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/05(日) 01:28:40.50 ID:O17V/+yN0
アンチョビ「よっこいせ」スック
アンチョビ「ほら」ポイ
ペパロニ「これは?」
アンチョビ「枕」
ペパロニ「うへー、姐さんのお尻の温もりが」
アンチョビ「このタオルケットはいらないのか?ん?」
ペパロニ「あー心地よい手触り!これならいい夢が見られそうッス!」サワサワ
アンチョビ「調子いいやつだなぁ」フフッ
ペパロニ「姐さんの脅迫のせいッス」ボソボソ
アンチョビ「んん〜?」ニヤリ
ペパロニ「あー姐さんのお尻最高!チュッチュ!」チュッ
アンチョビ「うぇ....」
ペパロニ「姐さんがやらせたんスよ!」
73 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/05(日) 01:29:38.13 ID:O17V/+yN0
アンチョビ「真っ暗でいいか?」
ペパロニ「いいっスよ」
アンチョビ「あいあい」
アンチョビ「じゃ、消すぞー」カチッ
ペパロニ「....」
アンチョビ「....」
ペパロニ「姐さん」
アンチョビ「お前なあ、そういうのは電気消してもうちょい時間経ってから」
アンチョビ「『姐さん、起きてる?』って感じで話し始めるもんだろ〜?」
ペパロニ「だって時間経ってからだと姐さん答えてくれるんスかぁ〜?」
アンチョビ「まあ寝たふりして無視だな」
ペパロニ「ほら〜予想通りじゃないッスかぁ〜!」
アンチョビ「そんな普段通りの調子で喋ってたら電気消した意味なくなるだろ!」
アンチョビ「せめて寝る前なんだからもうちょっと声落とせ!」
ペパロニ「姐さんの方が騒いでるじゃないスか〜」
アンチョビ「っ....」
74 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/05(日) 01:30:12.59 ID:O17V/+yN0
本日はここまで
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/06(月) 03:02:14.68 ID:g3qgDqW2o
なんていうか仲いいなぁ
この感じがいい
76 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/07(火) 23:36:31.87 ID:4NUNoI8P0
アンチョビ「....それで?」
ペパロニ「?」
アンチョビ「何か話があるんじゃないのか?」
ペパロニ「姐さんやっぱり話し足りないんじゃないッスかぁ〜♪」
アンチョビ「お前が話しかけてきたんだろ!」
アンチョビ「何もないならもう寝るぞ!」
ペパロニ「ごめんなさいって姐さ〜ん!」
アンチョビ「うるさい!寝ろ!」
ペパロニ「も〜」
アンチョビ「ったく....」
ペパロニ「....ふふっ」
アンチョビ「....」
77 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/07(火) 23:37:24.66 ID:4NUNoI8P0
ペパロニ「楽しいっス」
アンチョビ「....」
アンチョビ「....そうか」
ペパロニ「久しぶりに姐さんと過ごして」
ペパロニ「いっぱい喋って」
アンチョビ「....」
ペパロニ「こんなこと毎日やってたんスね、去年は」
ペパロニ「退屈しないはずッスよ」
アンチョビ「....まあな」
ペパロニ「まだ1日しか経ってないのにすごく長く感じたッス」
78 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/07(火) 23:39:08.11 ID:4NUNoI8P0
ペパロニ「楽しい時間は早く過ぎるなんて嘘っぱちッスね」
アンチョビ「....」
アンチョビ「....そうだな」
ペパロニ「なんだ〜!」
ペパロニ「姐さんもなんだかんだ言ってやっぱり楽しかったんスね〜!」
ペパロニ「素直じゃないな〜も〜!」
アンチョビ「ちっ....////」
アンチョビ「は、早く寝るぞっ....////」
アンチョビ「明日も早いんだ!」
ペパロニ「え〜休みなのにぃ〜?」
アンチョビ「お・や・す・み!」
ペパロニ「ふふっ」
アンチョビ「なんだよ!」
ペパロニ「なんでもないッス〜、おやすみなさ〜い」
アンチョビ「....」
79 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/07(火) 23:45:56.13 ID:4NUNoI8P0
チッ チッ チッ チッ
アンチョビ「....」パチリ
アンチョビ「....」チラ
アンチョビ「ペパロニ」
アンチョビ「ここに来た本当の理由はなんなんだ?」
ペパロニ「....」
ペパロニ「....」スウスウ
アンチョビ「....」
アンチョビ「....もう寝たのか」
アンチョビ「....」フフッ
アンチョビ「....」
アンチョビ「(あのペパロニが訳あって来るはずないよな)」
アンチョビ「(まったく、気まぐれに付き合わされるこっちの身にもなってほしい)」
アンチョビ「....」
アンチョビ「....zzz」スウ
ペパロニ「....」チラ
ペパロニ「....」
80 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/07(火) 23:46:24.88 ID:4NUNoI8P0
本日はここまで
81 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/07(火) 23:54:00.78 ID:4NUNoI8P0
ここまでで半月以上かかりましたが一応初日なのでご容赦ください....
今後はもう少しサクサク進めます
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/08(水) 14:41:18.42 ID:D/54l3K2o
乙
どんな理由でぺパロニさんは来たのか
83 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/14(火) 23:55:52.76 ID:U2TM7gnP0
アンチョビ「zzz....」グーグー
アンチョビ「zzz....」グーグー
アンチョビ「zzz....んが」パチリ
アンチョビ「....」
アンチョビ「朝か....」
アンチョビ「おーいペパロニー朝だぞー」チラ
アンチョビ「ん?」
アンチョビ「....」バサッ
アンチョビ「....いない」
アンチョビ「....」
アンチョビ「こんな朝っぱらからどこいったんだ....?」
アンチョビ「....」ムム
アンチョビ「ま、そのうち帰ってくるだろ」チラ
アンチョビ「って荷物もない!?」
アンチョビ「....」
84 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/14(火) 23:56:24.05 ID:U2TM7gnP0
アンチョビ「あんなこと言ってたのにもう帰ったのか....」
アンチョビ「そうか....」シュン
アンチョビ「....」
アンチョビ「もうちょっといると思ってたからちょっと寂
ガチャリ
ペパロニ「おー姐さんやっと起きたんスか〜!」
アンチョビ「ペパロニぃ!?」
アンチョビ「お、お前こんな時間からどこ行ってたんだ!」
ペパロニ「朝の散歩ッスよ〜、この辺全然知らないんで見ときたくて」ニカ
アンチョビ「あー、なるほどな....」
85 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/14(火) 23:57:50.07 ID:U2TM7gnP0
ペパロニ「あれ?姐さんなんで私の寝てたとこに座ってるんスか?」
アンチョビ「うぇっ!?いや、これはだな!」
アンチョビ「おおお前が散らかしっぱなしでどっか行くから片づけてやろうと思ったんだ!!」
ペパロニ「な〜るほど〜!さすが姐さん!後輩の面倒見がいいッス!」
アンチョビ「お前らのせいでよくなったようなもんだ....」
ペパロニ「あ、充電しとかないと....」ガサゴソ
アンチョビ「あっ!!!」
ペパロニ「ちょ、いきなり大声出してなんスか!?」
アンチョビ「え、ああ、お前の荷物クローゼットにあったんだなって....」
ペパロニ「いる間ずっと床に出しっぱなしってわけにもいかないんでいれさせてもらったッス!」
アンチョビ「そかそか」
ペパロニ「何かまずかったッスか?」
アンチョビ「いやーそんなことはないぞー」
86 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/15(水) 00:00:03.98 ID:UB74cbQm0
アンチョビ「(そんなところに隠してたのか....)」
ペパロニ「?」
アンチョビ「まーあれだ、どっか行くときはなるべく言ってくれ」
ペパロニ「了解ッス!」ビシ
アンチョビ「....」ニコ
ペパロニ「....!」
ペパロニ「あ、もしかして心配
アンチョビ「さー朝飯だ作るぞー!」
アンチョビ「(またバカにされるのは勘弁だ!)」
ペパロニ「あ〜姐さん!朝飯はもちろん昨日の残り食べてくださいよ〜!」
アンチョビ「忘れてた....」
アンチョビ「(賑やかな朝だ....1人暮らしには堪える....)」
87 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/15(水) 00:00:31.79 ID:UB74cbQm0
1週間休んだので再開しました
88 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/19(日) 16:32:24.28 ID:wSqtq7O60
ペパロニ「爽やかな朝ッス!」
アンチョビ「そして安定のケチャップ味」
ペパロニ「これぞアンツィオの朝食っスね」
ペパロニ「懐かしさで箸がもっと進んでもいいんスよ?」
アンチョビ「別にアンツィオ時代も朝これ食べてたわけじゃないだろ....」
ペパロニ「....まあそうッスね」テヘ
アンチョビ「ま、朝からこんだけ食べてればそんなに時間はかからないだろ多分」
アンチョビ「昼は適当にアレンジしてくれないか?」
ペパロニ「私にお任せッス!」
アンチョビ「おお、頼れるな!」
ペパロニ「一応アンツィオの前隊長っスからね!」フフン
アンチョビ「よく言う」フフッ
89 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/19(日) 16:32:51.05 ID:wSqtq7O60
ペパロニ「そういや私、ここらへん散歩してきたじゃないスか〜」
アンチョビ「らしいな」
アンチョビ「どうだ?この辺は」
ペパロニ「う〜ん....」
ペパロニ「一言で表すなら....」
アンチョビ「うむ」
ペパロニ「これといって魅力のない街って感じッスかね」ペカー
アンチョビ「お前人が住んでる街に対して容赦ないな....」
ペパロニ「私も歩いて回れる範囲をチラッと見てきただけッスから細かいことはわかんないッスよ?」
アンチョビ「それは....確かにそうかもしれないが....」
ペパロニ「だったら姐さんが教えてくださいよ、ここら辺の魅力」
ペパロニ「もう半年近く住んでるんだし何かあるんですよね、あんなこと言うなら〜」
アンチョビ「ん、ん〜....」
90 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/19(日) 16:33:21.23 ID:wSqtq7O60
アンチョビ「コンビニとスーパーがある!」
ペパロニ「一つ目からそんなのが出て来るってことはやっぱり何もないんじゃないスかぁ〜」ニヤニヤ
アンチョビ「そうだよ!そんなこととっくに知ってるわ!」
アンチョビ「大学に入る前の部屋の下見の段階で薄々気づいてたわ!」
ペパロニ「まあ私も昨日ここに来る段階で気づいてたッス」ニッコリ
アンチョビ「(わざわざ早起きして散歩する必要あったのか?)」
アンチョビ「特に何もない街だがこれでいいんだこれでさ」
アンチョビ「私は勉強やら戦車道やらをするためにここに来たんだからな」
アンチョビ「この集中できる環境はむしろ恵まれていると言える!」フンス
ペパロニ「にしても海の上のはずの学園艦より何もないのはどうなんスか....?」
アンチョビ「....日本の闇だ、触れるな」ハァ
ペパロニ「世知辛い世の中ッスね....」ハァ
91 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/19(日) 16:33:52.40 ID:wSqtq7O60
本日はここまで
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/03/19(日) 17:42:02.31 ID:ovueMkaGO
実に期待しておる
93 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/20(月) 22:38:19.10 ID:uMjmOyse0
ペパロニ「....」ポケー
ペパロニ「....」
ペパロニ「ん....」ゴロン
アンチョビ「....おい」
アンチョビ「まだ午前中だぞ」
ペパロニ「んーふわぁ」
ペパロニ「早起きしちゃったんで眠いんス」ネムネム
アンチョビ「早起きしてそれじゃ世話ないな」
ペパロニ「だってこの部屋何もないんスもん〜」ゴロゴロ
アンチョビ「小説ならそこにあるぞ?」
ペパロニ「今そんなの読んだら余計寝ちゃうッスよ〜」ゴロゴロ
ペパロニ「そもそも私本読まないし〜」
アンチョビ「知ってるが一応勧めてみただけだ」
94 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/20(月) 22:40:20.25 ID:uMjmOyse0
アンチョビ「テレビでも見るか?」
ペパロニ「平日の午前中なんて大した番組やってないんじゃないスかぁ〜ふわぁ〜」ネムネム
アンチョビ「たぶんそうだろうなー」ピッ
アンチョビ「通販」ピッ
ペパロニ「時代劇」ピッ
アンチョビ「ワイドショー」ピッ
2人「....」
ペパロニ「やっぱりぃ〜」
ペパロニ「これで心置きなく寝られるッス」ゴロゴロ
アンチョビ「まあ....仕方ないな」
95 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/20(月) 22:41:03.49 ID:uMjmOyse0
ペパロニ「姐さんも諦めて寝ましょ〜」ゴロゴロ
アンチョビ「え〜私はたっぷり寝たから眠くないぞ?」
ペパロニ「どうせ暇なんスから英気を養って夜に備えるんスよ〜」ゴロゴロ
アンチョビ「お前は夜に何をするつもりだ」
ペパロニ「ささ、隣どうぞ」ゴロン
アンチョビ「ったく怠けやがって....」ゴロン
ペパロニ「おやすみなさいッス」
アンチョビ「おはようの時間帯だぞ....」
ペパロニ「zzz....」グー
アンチョビ「はやっ!?どんだけ眠かったんだ....」
アンチョビ「(まーこいつの言う通り暇なのは間違いないしな)」
アンチョビ「(私に付き合わせて無理に起こす必要もないか)」
96 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/20(月) 22:41:43.46 ID:uMjmOyse0
アンチョビ「ぐー」スヤスヤ
ペパロニ「zzz....」スヤスヤ
97 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/20(月) 22:42:18.82 ID:uMjmOyse0
本日はここまで
98 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/24(金) 18:33:24.70 ID:n9MiLqCe0
アンチョビ「んがー」スヤスヤ
アンチョビ「ぐわー」スヤスヤ
アンチョビ「ふがっ」パチリ
アンチョビ「んぅ....」ゴシゴシ
アンチョビ「....」
アンチョビ「....」チラ
アンチョビ「2時!?」
ペパロニ「あー姐さん遅いッスよ〜」
ペパロニ「早く一緒にこれ消費してください!」
アンチョビ「すまんすまん〜」
99 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/24(金) 18:33:58.69 ID:n9MiLqCe0
ペパロニ「はい姐さんの分」スッ
アンチョビ「おーサンキュー」
アンチョビ「....」
アンチョビ「アレンジとかは....」
ペパロニ「食べてのお楽しみッス!」
アンチョビ「そ、そうか」
アンチョビ「じゃあいただきます」ペコリ
ペパロニ「いただきます!」ペコリ
アンチョビ「あむっ」
アンチョビ「....」モグモグ
アンチョビ「ほう、これは....」
アンチョビ「....粉チーズだな」
ペパロニ「正直何かをナポリタン風にするならまだしも」
ペパロニ「これを別の料理にするのは難しいッス」
100 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/24(金) 18:36:38.00 ID:n9MiLqCe0
アンチョビ「まあケチャップドバドバの麺料理だしそこまで大きく味は変えられないか....」
ペパロニ「結局粉チーズかけるだけに落ち着きました....」
ペパロニ「私の腕が及ばず申し訳ないッス....」
アンチョビ「お前ができないなら誰にもできないだろ?」
ペパロニ「そんなことないっすよ!」ヘヘ
アンチョビ「いやいや絶対そうだろ、お前の料理は本当に美味いんだ」
ペパロニ「えっ、あ、ありがとうございます....////」カァー
アンチョビ「どうしたんだ?いきなり黙って」
ペパロニ「だって姐さんがいきなり....////」
アンチョビ「?」
101 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/24(金) 18:39:20.79 ID:n9MiLqCe0
アンチョビ「そういえばなんで先に食べてなかったんだ?」
ペパロニ「え?せっかく2人でいるのに一緒に食べないのはなんか寂しいじゃないッスか〜」
ペパロニ「一緒に食べた方がおいしいに決まってるッス!」
アンチョビ「なんだなんだ〜?夫婦みたいなこといいやがって〜」ツンツン
ペパロニ「ふ、夫婦....////」カァー
アンチョビ「ちょ、本気で照れるのやめろ!」
アンチョビ「こっこっちまで恥ずかしくなるだろ////」カァー
ペパロニ「姐さんのせいッスよぉ....////」
アンチョビ「ったく....////」
ペパロニ「....////」
アンチョビ「もー!洗い物するぞ洗い物!」
ペパロニ「....」
ペパロニ「了解ッス////」ポッ
アンチョビ「なんだその間は〜!!!」
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/25(土) 11:57:13.59 ID:XcOuPKmD0
アンツィオSSはやっぱりいいな
103 :
全知全能の神未来を知る金髪王子様の須賀京太郎様
[二次元美少女達は金髪王子様の須賀京太郎様の嫁]:2017/03/25(土) 12:11:22.56 ID:0sbE9dhi0
ようこそ恋ヶ崎女子で一本一周年ナナ様カード復刻シール無しで4枚全員配布頼む
艦これは明石【守銭奴】
大淀様【考え無しにゲーム開発した人】
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/26(日) 14:26:07.96 ID:XdN2xKZco
良い!
105 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/27(月) 00:06:17.72 ID:2QJV036L0
ペパロニ「満腹満腹〜」
アンチョビ「なんだかんだ口に入れれば美味いな〜」
ペパロニ「私の料理ッスからね」エッヘン
ペパロニ「さってっと....」
ペパロニ「....」
ペパロニ「あぁ〜〜〜〜」ゴロン
アンチョビ「あのなあ、お前さっきまで寝てたのにまだ寝るのか?」
ペパロニ「う〜〜〜〜ん....」パチリ
ペパロニ「....」
ペパロニ「眠くないッスね!」
アンチョビ「じゃあなんで寝転んだんだよ....」
106 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/27(月) 00:06:54.34 ID:2QJV036L0
ペパロニ「姐さんって、この部屋に半年近く住んでるわけじゃないッスかぁ」
アンチョビ「そうだが?」
ペパロニ「ぶっちゃけ暇な時って何してるんスか?」
アンチョビ「なんでだ?」
ペパロニ「いや私、ここに来てまだ1日半ッスけど」
ペパロニ「すげー暇ッス」
ペパロニ「姐さんがいるから辛うじて意識保ててますけど」
ペパロニ「ここにずっと1人とか失神する自信あるッスよ?」
アンチョビ「うーん....」
アンチョビ「一応言っとくが私だって四六時中暇なわけじゃないんだぞ?」
107 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/27(月) 00:08:19.24 ID:2QJV036L0
アンチョビ「今は夏休みだから割と暇に見えたかもしれないが」
アンチョビ「普段は大学に戦車道にバイトに色々あるから」
アンチョビ「ずーっと家でダラダラしてるわけじゃない」
アンチョビ「家にいても勉強とか何かしらすることがあるしな」
ペパロニ「へ〜、大学生のことは私にはわかんないッスねぇ〜」ポケー
アンチョビ「まーそうだろうな〜」ポケー
ペパロニ「....」ポケー
アンチョビ「....」ポケー
ペパロニ「....あれ?」
ペパロニ「姐さん今なんて言いました?」
アンチョビ「あ?『まーそうだろうな〜』って言った」
アンチョビ「戦車の乗り過ぎで耳遠くなったか?」
ペパロニ「その前ッスよその前の前!」
108 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/27(月) 00:08:48.10 ID:2QJV036L0
アンチョビ「『普段は大学に戦車道にバイトに色々あるから』」
ペパロニ「バイトしてたんスか!?」
アンチョビ「何驚いてるんだ?大学生なんてみんなしてるぞ」
ペパロニ「いやこっち来てから一切そんな素振りなかったじゃないスか!」
アンチョビ「たまたまシフト入ってなかっただけだ」
ペパロニ「へーあの姐さんがバイト....」
アンチョビ「アンツィオにいた頃も似たようなことしてたろ....」
ペパロニ「いやー姐さんも大人になったんだなーと思って」
アンチョビ「何目線だよ」
ペパロニ「それで、どこでしてるんスか?」
アンチョビ「あーそれはカ」ハッ
アンチョビ「....」
ペパロニ「カ?」
109 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/27(月) 00:09:21.70 ID:2QJV036L0
アンチョビ「カ、カラオケだ!」
ペパロニ「カラオケボックス?そんな店この辺にはなかったような....」
アンチョビ「うん、お前は来たばっかりだからな!しょうがない!わかりにくい所にあるんだ!」
ペパロニ「じゃああとで連れてってくださいよ!」
アンチョビ「まかせろまかせろ!暇なときにな!うん!今度行こうな!」
ペパロニ「今暇ッスよ?」
アンチョビ「ふわぁ眠くなってきた一緒に昼寝しようそうしようおやすみ!」バタリ
ペパロニ「?」
ペパロニ「まあ姐さんがそう言うなら....」ゴロン
アンチョビ「.....」
アンチョビ「(こいつに知られたら....)」
アンチョビ「(知られたら....!)」
110 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/27(月) 00:10:13.58 ID:2QJV036L0
本日はここまで
111 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/30(木) 21:48:51.32 ID:mQ34cI+r0
ペパロニ「逆転の発想ってあるじゃないッスか」
アンチョビ「....」
ペパロニ「姐さん?」
アンチョビ「お前からそんなに知的な言葉が出るとは思わなかったから驚いてたんだ」
ペパロニ「逆転の発想ってそんな難しい言葉ッスか?」
アンチョビ「小学生レベルだろうな」
ペパロニ「私小学生以下!?」
ペパロニ「さすがに酷いッスよぉ〜....」
アンチョビ「ふふっ....冗談だよ」クスリ
アンチョビ「それで?」
ペパロニ「はえ?」
アンチョビ「逆転の発想の話!」
ペパロニ「あ〜忘れてたッス!」ケラケラ
アンチョビ「やっぱり小学生以下じゃないか....」
112 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/30(木) 21:49:21.69 ID:mQ34cI+r0
ペパロニ「この部屋は暑い」
ペパロニ「それは昨日も散々議論したッス」
アンチョビ「またその話か?」
ペパロニ「部屋の壁にある白い箱のスイッチさえ姐さんが押してくれればすべては解決するんス」
ペパロニ「でもなぜか姐さんはそれを良しとしない」
アンチョビ「電気代って言ってるだろ」ハァ
ペパロニ「だから私はこう考えたんス」
ペパロニ「部屋が暑いならば」
ペパロニ「部屋から出ればいいんじゃないかと!」バーン
アンチョビ「....」
アンチョビ「それ逆転の発想って言うのか....?」ジー
ペパロニ「よくわかんないけどそれっぽいから言っただけッス」ペカー
アンチョビ「ああ、なんとなく分かってた....」
113 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/30(木) 21:50:39.83 ID:mQ34cI+r0
アンチョビ「一応言っとくけどな」
アンチョビ「部屋が暑いってことはお前、外ももちろん暑いぞ?」
ペパロニ「ちっちっち、それがそうとも限らないんスよ!」
アンチョビ「?」
ペパロニ「この狭いアパートの一室」
アンチョビ「狭くて悪かったな」
ペパロニ「熱気がこもってるッス!」ビシッ
アンチョビ「....」
アンチョビ「窓は開けてるぞ?」
ペパロニ「この小さい窓じゃ不十分なんスよ!」
アンチョビ「小さくて悪かったな」
ペパロニ「ってことでお散歩行きましょ!散歩!」
アンチョビ「お前、朝も行ったんだろ....よく飽きないな....」
ペパロニ「この部屋にいる方が飽きるんスよぉ....」
アンチョビ「....」
114 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/03/30(木) 21:52:17.31 ID:mQ34cI+r0
アンチョビ「....」チラ
ミーンミーンミーンミーン
アンチョビ「....絶対暑いだろこれ」
ペパロニ「....姐さん」ギロリ
ペパロニ「忘れてしまったんスか!」
アンチョビ「はぁ?」
ペパロニ「ノリと勢いッス!」
アンチョビ「そんなこともう忘れた」ニッコリ
ペパロニ「物は試しッスよ!」
アンチョビ「卒業から半年も経ってすっかり
ペパロニ「ささ、行きましょ!」ズリズリズリズリ
アンチョビ「ひっ引きずるなぁ〜!!!尻が!尻が破れる!!!」ズリズリ
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2017/04/05(水) 23:35:19.33 ID:wQ9cBQKn0
すっごく面白い
続きのんびり待ってます
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/07(金) 00:46:26.33 ID:HoGeNfpp0
夏場に黒のマントしてたドゥーチェなら暑さぐらい余裕余裕
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/10(月) 21:26:22.24 ID:oA0w0x1ao
まだか
118 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/11(火) 02:35:07.44 ID:MCF6IbI00
ジージージージー
ペパロニ「いやーカラッと晴れた青い空!」
ペパロニ「でっかい入道雲とのコントラストが綺麗ッス!」
ペパロニ「耳に入る蝉の声!」
ペパロニ「熱で揺らめくアスファルト!」
ペパロニ「これぞ日本の夏!」
ペパロニ「万歳!」
ミーンミーンミーンミーン
アンチョビ「....」ダラダラ
アンチョビ「意地張るな」ダラダラ
ペパロニ「....」
ペパロニ「こう天気が良いと空と同じく気分も晴れるッス!」ダラダラ
ペパロニ「部屋に籠ってるなんてもったいないッスよ!」ダラダラ
119 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/11(火) 02:36:41.59 ID:MCF6IbI00
シーシーシーシー
アンチョビ「....」ダラダラ
アンチョビ「タオル使うか?」ダラダラ
ペパロニ「感謝します」フキフキ
ペパロニ「....」フキフキ
ペパロニ「....」フキフキ
ペパロニ「だぁ〜〜〜〜止まんないッス!!!!!!」ダラダラ
ペパロニ「暑っっっっっい!!!!!」
アンチョビ「当り前だ」
ペパロニ「いやーわかってはいたんスけどねー」
アンチョビ「....はぁ」
アンチョビ「まあ部屋にいても暇だから外に出るってのはわかるんだが」
アンチョビ「何度も言ってるようにこの辺何もないからな」
ペパロニ「....」ダラダラ
120 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/11(火) 02:37:11.50 ID:MCF6IbI00
ペパロニ「コンビニ行きましょ」ニッコリ
アンチョビ「特に用もないのにこの暑さの中
ペパロニ「私たちは」
ペパロニ「コンビニに行くために」
ペパロニ「外に出たんス」
アンチョビ「(初耳)」
ペパロニ「よぉ〜っし!コンビニまで競争ッス!!」
アンチョビ「....」
アンチョビ「私もう女子高生じゃないから
ペパロニ「....」グイグイ
アンチョビ「....」
ペパロニ「....」グイグイ
アンチョビ「真顔で手を引くな」
121 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/11(火) 02:37:40.85 ID:MCF6IbI00
ペパロニ「....」グイグイ
アンチョビ「手汗、お互い手汗凄いからやめろ」
ペパロニ「....」グイグイ
アンチョビ「分かったから、真顔から泣きそうな顔になるのもやめろ」
ペパロニ「....!」パァッ
アンチョビ「その代わり歩きな、後先考えずに体力使うとコンビニから帰ってこられなくなるぞ」ニコ
ペパロニ「イェーイ!!!!」
ジージージージー
2人「....」ダラダラダラダラ
アンチョビ「....ちょっと急ぐか」
ペパロニ「....そうしましょう」
ミーンミーンミーンミーン
122 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/11(火) 02:39:06.05 ID:MCF6IbI00
お待たせしてしまい申し訳ありません
ネタのストックはまだまだあるのでもうしばらくお付き合いください
書いてほしいネタなども随時募集中です
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/11(火) 03:21:07.29 ID:TeYNJguqo
よっしゃ来た!!!
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/12(水) 00:34:06.49 ID:Eg/g6iZ8o
ひとまず乙
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/13(木) 05:03:28.51 ID:gOxbqnS2o
ペパロニさん可愛い
126 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/14(金) 00:37:47.96 ID:bx4OoxL70
ウィーン
アンチョビ「....」タラリ
ペパロニ「....」タラリ
ペパロニ「一度クーラー効いたとこ入っちゃうとあとが辛いッスね〜....」
アンチョビ「これで分かっただろ」
アンチョビ「クーラーは悪、よって昼間からクーラーは付けない」
アンチョビ「証明終了だ」
ペパロニ「ショウメイとかなんとか難しい言葉使って私を混乱させるのはズルいッス!」
アンチョビ「お前本当に高校生か....?」
アンチョビ「ってお前のアホに付き合ってる場合じゃないんだった!」
アンチョビ「早く食べないと溶けるぞ!」
ペパロニ「おっとそうだったッス!」
127 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/14(金) 00:38:16.79 ID:bx4OoxL70
ペパロニ「カァーッ!」
ペパロニ「夏はやっぱこれッスねぇ〜」ガジガジ
アンチョビ「アイス食べて出す声じゃないな....」ガジガジ
アンチョビ「ん〜冷たい!」
アンチョビ「味のない氷より味付いた氷の方がいいな」
ペパロニ「当り前じゃないッスか、味ない方取る人なんていないッスよ?」
アンチョビ「い、いるかもしれないだろ!」
ペパロニ「私アホなんでわかんないッス〜、姐さん教えてください〜」ニヤニヤ
アンチョビ「ほら、あれだ!」
アンチョビ「糖尿病の人とかだ!」
ペパロニ「あー溶ける溶ける」ガジガジ
アンチョビ「砂糖とかあんまり取らない方がいいからきっとそうだろ!」
ペパロニ「姐さん溶けちゃいますよ?」
アンチョビ「....ぶー」ガジガジ
128 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/14(金) 00:39:01.74 ID:bx4OoxL70
ペパロニ「エネルギーチャージ完了!」
アンチョビ「気持ち涼しくなったな」
ペパロニ「つーことでさっきやれなかった競争を....」
アンチョビ「やらんでいいっ!」ペシッ
ペパロニ「あいてっ」
アンチョビ「ことあるごとに走ろう走ろうってお前は小学生か!」
ペパロニ「一応女子高生やってるッス」
アンチョビ「ならもうちょっと肩書きにふさわしい振る舞いをだな....」
ペパロニ「んなこと言ってる姐さんだって女子大生っぽい振る舞いとは言えないッス!」
アンチョビ「あん?」
ペパロニ「第一私たち、真夏の真っ昼間から棒アイス齧りながら歩いてるんスよ?」
ペパロニ「どう考えても女子大生じゃなくて小学生寄りの夏休みッス!」
アンチョビ「本当だ....気づかないうちに私までペパロニと同レベルまで堕ちてたのか....」
アンチョビ「お前の知能は伝染するのかもしれない....」
ペパロニ「伝染....」ゴクリ
129 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/14(金) 00:40:35.06 ID:bx4OoxL70
ペパロニ「なんかカッケ―ッスね!」ペカー
ペパロニ「テンション上がったんで走って帰るッス!」ダッ
アンチョビ「えぇ....」アゼン
テクテク
アンチョビ「ったく....曲がり角くらい止まって確認し クルリ
ペパロニ「ぁ....」ゼーハー
アンチョビ「....」
ペパロニ「姐さん....おんぶ....」ゼーハー
アンチョビ「....」
アンチョビ「....帰るぞ〜」テクテク
ペパロニ「夏を....思う存分....体感....できました....」ゼーハー
アンチョビ「体張り過ぎだろ....」
ペパロニ「私肉体派なんで....」ゼーハー
アンチョビ「走り出した場所からこの曲がり角まで大した距離ないぞ」
ペパロニ「....寄る年波には勝てないんス」ゼーハー
アンチョビ「おい女子高生」
130 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/14(金) 00:41:57.09 ID:bx4OoxL70
本日はここまで
2か月書き続けまだ2日目、筆が遅くてすみません
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 07:19:06.90 ID:5yO+g9UmO
中身が濃ければ問題ない
乙乙
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/14(金) 11:23:57.13 ID:QeQeEc210
夏ぐらいに完結すればタイムリーになるぞ
133 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/16(日) 01:28:29.66 ID:QV1K98Y80
ガチャリ
ペパロニ「....」
ペパロニ「私らどのくらい家空けてましたっけ」
アンチョビ「一応寄り道はしてないがノロノロ歩いていったからな〜」
アンチョビ「3、40分ってとこじゃないか?」
ペパロニ「....」
ペパロニ「まあ短時間でも部屋閉め切って放置してればこうなるッスね」
アンチョビ「うわ....」
アンチョビ「もぁってするなぁ....」
ペパロニ「もぁってしますねぇ....」
2人「....」
134 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/16(日) 01:28:59.33 ID:QV1K98Y80
ペパロニ「時に姐さん」
アンチョビ「ん?」
ペパロニ「今何時ッスか?」
アンチョビ「ん〜っと....」チラ
アンチョビ「4時半」
ペパロニ「なるほど」
ペパロニ「姐さん、あちらをご覧ください」スッ
アンチョビ「窓がどうした」
ペパロニ「閉まってるんスよ」
アンチョビ「そりゃあ戸締りしたからな、だから蒸し風呂になってるんだろ」
ペパロニ「姐さん、私の背中を触ってみて欲しいッス」
アンチョビ「やだよ、どうせ汗だくだろ?私だってそうだ」
ペパロニ「....」
ペパロニ「聡明な姐さんならもうわかったはずッス」ニヤリ
アンチョビ「....」
135 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/16(日) 01:30:05.63 ID:QV1K98Y80
アンチョビ「....」
アンチョビ「暑いからっていつまでも玄関先にいてもしょうがないぞ〜」テクテク
ペパロニ「あ゛っ!ちょっと最後まで聞いてくださいよ〜」タッタッ
ペパロニ「私が言いたいのは」
ペパロニ「早めに風呂入ってそのまま快適なクーラー生活を送りましょうってことッス!」ドヤ
ペパロニ「既に窓も閉まってますし、何より私ら汗だくッス!」
ペパロニ「さっさとサッパリしちゃいましょう!」ウズウズ
アンチョビ「なんでこんな時だけ回りくどい言い方するんだよ....」
アンチョビ「というかな、元からそのつもりだ!」
アンチョビ「私だってもう限界だ!暑い!!!ほら早く脱げ!!!!」ヌギヌギ
ペパロニ「了解ッス!」スポーン
136 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/16(日) 01:33:40.54 ID:QV1K98Y80
カポーン
ペパロニ「痒い所はございませんか〜」ゴシゴシ
アンチョビ「それは頭洗う時に言うことだろ〜」
ペパロニ「そうでしたっけ〜」ゴシゴシ
アンチョビ「そうだぞ〜」
ペパロニ「汗いっぱいかいたんで念入りに洗っときますね〜」ゴシゴシ
アンチョビ「お〜う頼む〜」
アンチョビ「私が終わったら交代してやるからな〜」
ペパロニ「ありがとうございます〜」ゴシゴシ
137 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/16(日) 01:34:08.51 ID:QV1K98Y80
チャプン
ペパロニ「あれ?そういえば姐さん」
ペパロニ「今日は一緒に入るの何も言わなかったッスね」
ペパロニ「むしろ姐さんから誘ってきたような....」
アンチョビ「....」
ペパロニ「もしかして私の肌が恋しくなっちゃったんスか!?」
アンチョビ「違うわ!!!」
ペパロニ「え〜じゃあなんでなんスかぁ」
アンチョビ「昨日の感じからして、別々に入ろうって言ってもどうせ聞かないだろ」
ペパロニ「そりゃあペパロニに二言はありませんから!!!」ドヤァ
アンチョビ「入る入らないで無駄な時間使うより2人ですぐ入った方がお互い得だと思ったんだ」
ペパロニ「あの短時間でそんなこと考えてたんスかぁ〜!」キラキラ
アンチョビ「ああ!」
ペパロニ「やっぱり姐さんは凄いッスね!!!」ズイ
アンチョビ「ふふんそうだろうそうだろう!」
ペパロニ「よっ!アンツィオの誇り!」ズイ
アンチョビ「あんまり寄るなただでさえ狭い浴槽がなおさら狭い狭い狭い狭い」ギチギチ
138 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/16(日) 01:34:38.42 ID:QV1K98Y80
ペパロニ「あ゛ぁ〜すずじ〜」
アンチョビ「さっきのサウナとは大違いだぁ〜」
ペパロニ「あ、風呂上がりといえば牛乳飲んでいいッスか!」
アンチョビ「いいぞ〜」
ペパロニ「やったぁ!」
アンチョビ「ただあとのことはよく考えてから飲めよ」
ペパロニ「?」
アンチョビ「牛乳飲んだせいで腹が膨れたから晩飯食べられないとか言ったら」
アンチョビ「ここから叩き出す」ニッコリ
ペパロニ「今日も水が美味い!」プハーッ
アンチョビ「よろしい」
139 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/16(日) 01:40:10.25 ID:QV1K98Y80
本日はここまでです
基本的に1回で1エピソードを心がけていますが今日は多めでした
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/16(日) 13:31:37.12 ID:hfslLNMZO
乙乙
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/04/29(土) 19:45:16.71 ID:at94ArNYO
まだか
まだなのか?
このままではペパチョビ不足で干からびてしまう!
142 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/30(日) 00:17:34.31 ID:FL+A1bON0
ペパロニ「やっと食べ終わったっすね〜」スリスリ
アンチョビ「思いのほか早かったな〜」スリスリ
ペパロニ「まあ2人がかりで毎食詰め込んだッスからね〜」
アンチョビ「そう考えれば当然か〜」
ペパロニ「そうッスね〜」
アンチョビ「....」
ペパロニ「....」
ペパロニ「相変わらず暇ッスね」
アンチョビ「お前うちに来てから」
アンチョビ「『暑い〜』か『暇〜』しか言ってないだろ」
ペパロニ「まあ〜」
ペパロニ「そうかもしれないッスね〜」ゴロン
143 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/30(日) 00:19:50.03 ID:FL+A1bON0
アンチョビ「おいおいおいおい!床に寝転ぶな!」
ペパロニ「んぇ?なんスかいきなり?」
アンチョビ「お前今の自分を見てみろ」
ペパロニ「....」チラリ
ペパロニ「このパジャマ可愛いッスね」ニコ
アンチョビ「そりゃ私が選んだからな、本当は人に貸す用じゃないんだぞ」
ペパロニ「ありがとうございます〜」
アンチョビ「じゃなくて!」
アンチョビ「入浴後、ポカポカ心地よい体温」
アンチョビ「食後すぐ、満腹」
ペパロニ「そりゃあそうなるッスよ」
アンチョビ「それで転がったら絶対そのまま寝ちゃうだろ?」
144 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2017/04/30(日) 00:21:55.65 ID:FL+A1bON0
ペパロニ「いや〜今楽しくお喋りしてるとこじゃないッスか〜....」
アンチョビ「片目閉じてるぞ....」
ペパロニ「私も女子高生ッスからねぇ〜、色気を出すためのウィンクってやつッスよ〜....」ムニャムニャ
アンチョビ「馬鹿なこと言ってないでほら、立って」ヨイショ
ペパロニ「む〜」スック
アンチョビ「なんですぐ隣にベッドがあるのにわざわざ床で寝るんだよ....」ンショ
ペパロニ「冷たいんで〜....気持ち良いんスよ〜....」ムニャ
アンチョビ「はいはい、ベッドで寝ような〜」
ペパロニ「了解ッス....」ゴロン
ペパロニ「あ〜床より柔らかい....」ムニャ
アンチョビ「何をいまさら....」
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