クウェンサー「…あれ?」ヘイヴィア「どこだここ?」ぐだ子「…誰?」 安価あり

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79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 18:12:06.78 ID:TLpO1Wc00
これはリオのぐだ子だな(確信)
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/19(月) 18:52:53.86 ID:K2+SyQrK0

ぐだ子「うわ!!何この砂嵐!?」

マシュ「座標にズレが生じたのでしょうか、なぜかドクターとの通信も繋がりません」

ダヴィンチ「ふむ、これは困ったね」

エウリュアレ「もーなんなのよこの砂嵐、服に砂が入っちゃうじゃない」

黒ひげ「デュフフ!拙者この視界が悪い中でラッキースケベするべきだと思うんですがマスターはどうですかな?」

ぐだ子「いいねそれ」

邪ンヌ「[ピーーー]わよ黒ひげ」

マシュ「先輩もボケてないでください」

宮本武蔵「いやすごいねこれ…」

宮本武蔵「…そういえば新しく来たあの2人は?」

クウェンサー「おーい!そこにいるのか!!」

ダヴィンチ「お、どうやら私たちから少し離れた場所に飛ばされたようだね」

ぐだ子「あれだけ暴れていれば飛びそうだしね」

マシュ「先輩…」

エウリュアレ「あら、でもなんかあの2人の後ろに変な影が…」

クウェンサー「た、助けてくれー!」

ヘイヴィア「殺されるー!」

マシュ「! 先輩敵性反応です! 姿は見えませんが彼らの背後から何かがきます!!」

邪ンヌ「あいつらサーヴァントのくせに逃げてるの?全くだらしないわね」

ぐだ子「全員戦闘準備!!視界が悪いけど頑張って!!」

マシュ「はい!」

ダヴィンチ「うむ」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/19(月) 18:54:07.12 ID:K2+SyQrK0
マシュ「戦闘終了ですマスター」

ぐだ子「今の最後に出てきたのって鎧の騎士だったような」

ダヴィンチ「本当かい?近くで戦っていたからわからなかったよ」

宮本武蔵「にしても結構手強かったね」

邪ンヌ「視界が悪かったから倒すのに時間が掛かったわ」

エウリュアレ「あーあー、もう服が砂まみれで嫌だわ」

ぐだ子「とにかあくみんなお疲れ様!よし少し進んでみようか」

黒ひげ「あのーマスター殿?」

ぐだ子「ん?」

黒ひげ「あの2人はどこへ行ったでこざるか?」

ぐだ子「……あれ?そういえばいない…」

ダヴィンチ「まさかとは思うが、あのまま走って逃げたのか!」

宮本武蔵「そしてこの砂嵐、迷ったかもね」

エウリュアレ「めんどくさいわねあの新入りたち」

マシュ「急いで探さないと!」


2時間後


クウェンサー「……」

ヘイヴィア「……」

百豹「……」

クウェンサー「は、はろー…」

ヘイヴィア「えーと…ナマステ?」
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/19(月) 18:56:14.25 ID:K2+SyQrK0
安価
百豹にあった2人、どうする?
>>84
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 18:58:24.55 ID:izADcKicO
とりあえず敵意がないことを示し状況説明(仲間とはぐれたんです的な)
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 19:17:40.81 ID:5zZtNdNSO
互いが互いを囮にして逃げ出す
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 20:07:21.62 ID:7c84L0Mf0
それっぽい
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/19(月) 23:13:43.43 ID:nqRUvwjZ0
百貌「貴様ら何者だ! もしやあの太陽王の手のものか!」

?「百貌様どうしますか」

百貌「殺せ!片方は生かして情報を吐かせる!」

クウェンサー「ちょっっと待ってくれ!」

百貌「待てと言われて待つ者がいるか!」

ヘイヴィア「オイ俺たちは敵じゃねぇ!!ただちょっと砂漠の真ん中で迷っただけだって!」

百貌「問答無用!」

ヘイヴィア(まじぃ!俺たちでどうにかならねぇぞこの人数!)

クウェンサー(しかも相手はなんとなくサーヴァントだし…なんか女の人を連れ去ろうとしてる)

ヘイヴィア(まずい現場を目撃しちまってるし、生きて帰ることは到底…)

クウェンサー&ヘイヴィア((…1人は情報吐かせるために生かす!?))

百貌(なんだ?こいつら急に黙って顔を見合わせ始めた)

クウェンサー「…なぁヘイヴィア、俺ちょっと良い考えが浮かんだんだけど」

ヘイヴィア「奇遇だな、俺の方も良いアイディアがある」

百貌「な…!貴様らまさか我々を倒す術を持って」

ヘイヴィア「おらぁ!」

パン

クウェンサー「喰らうかよ!!」

つハンドアックス
カチ!

ヘイヴィア「マジかよ!!」

ズガァァァン!!

?「「「うわぁぁぁぁ!!!?!?」」」

ヘイヴィア「テメェ!爆弾投げるならそっちだろうが!!」

クウェンサー「そんなことしたらあの捕らえられた人も爆発の巻き添えくらっちまうだろ!そっちこそ銃口向けるなら向こうだろうが!!」

ヘイヴィア「奇遇だな俺も同じ理由で向こうに向けてねぇんだわ!平和的にどっちかがくたばった方が人質の身も保身もできるからな!」


クウェンサー「本当にお人好しだな俺たちは」

ヘイヴィア「ナイト様の悪癖がこっちにも移っただけだろ」

?「な、なんなんだ?」

百貌「か、勝手に殺し合いをはじめた…」
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/19(月) 23:35:12.72 ID:nqRUvwjZ0
?「ひゃ、百貌様どうしますか?」

百貌「ど、どちらか片方を[ピーーー]しかないが…今あの2人の間に割って入れば巻き添えを食らうかもしれない」

ヘイヴィア「オラオラオラ!!」

パンパンパン

クウェンサー「痛!肩撃つなよ!!」

ヘイヴィア「そう言いながら怪我した腕で爆弾投げんなテメェ!!」


?「…と、とにかくこの騒音でスフィンクスが来る前に2人共殺しましょう」

百貌「そうだな、見た所太陽王や獅子王、あそことも違うようだしな」

百貌「どちらも殺せ!」

ヘイヴィア「そろそろきてくれる頃だろ…!!」

マシュ「はぁぁぁあ!!」

?「ぐは!!」

黒ひげ「へいへーい」

?「おぼ!?」

百貌「な、なんだこいつらは!!」

宮本武蔵「ほいほいっと」

百貌「っく…!」

宮本武蔵「ありゃ掠ったか」

ぐだ子「2人ともー!」

ヘイヴィア「あぁ!?なんでここが…って気付くかそりゃ視界悪くても爆発音もすりゃ」

クウェンサー「よし、なんとかうまくいったね」

ヘイヴィア「あぁ」

百貌「貴様ら、仲違いしたフリをしていたのか!!」

クウェンサー「伊達に戦場走ってないからね」

ヘイヴィア「そーそー、全てはあいつらを呼ぶためだったってわけさ」

クウェンサー(まぁ誰も来なかった時はマジでやるはずだったけど…)

ヘイヴィア(最初からやる気だったけどな)

邪ンヌ(…こいつらの怪我、全部演技だと思えないわね)
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/19(月) 23:35:55.12 ID:nqRUvwjZ0
続きは明日書きます
多分
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:52:31.49 ID:rusab1ky0
おつ
規制文字対策のsagaと
明日になってID変わった時の為に酉入れた方がいいぞ
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/20(火) 13:04:47.03 ID:849ZiYJ30
ぐだ子「なんとか追い払えたね…」

ダヴィンチ「彼らも聖都だとか言っていたね。いったいこの時代で何が起きているのやら」

マシュ「ハサン…山の翁がこの女性を攫おうとしていたのも阻止しましたし、何よりも2人が無事で安心しました」

ヘイヴィア「いやーそんな褒めなくてもいいぜマシュ」

クウェンサー「こんなの日常茶飯事だし、遮蔽物があれば応戦できただろうしね」

黒ひげ「とか言いながら霊基修復中の彼らであった」

ヘイヴィア「へ、余計なお世話だ…ってそういえばあんたらの名前聞いてなかったな」

邪ンヌ「は?あんた仲間の名前も知らずにレイシフトして来たの?」

ヘイヴィア「初めて会った時に個室に入れられて着いたらバケモンに追われて逸れてたんだぞ。それこそマスターに言えよ」

クウェンサー「そうそう、マスターが悪い」

ぐだ子「は?」

ダヴィンチ「ぐだ子ちゃん落ち着いて令呪を下ろしたまえ、こんなところでリソースを使っては後々支障が出てしまう」

エウリュアレ「全く強引よねこのマスター…」
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/20(火) 13:20:32.16 ID:849ZiYJ30
挨拶済ませた後

クウェンサー「そういえばこの女性はどうする?」

ぐだ子「起こした方がいいんじゃない?この地の人だろうし何かと聞きたいこともあるしさ」

ダヴィンチ「だったらこの杖で1発、おい起きたまえ君」

ニトクリス「う…うーん?」


ヘイヴィア「なぁクウェンサー?俺あんなあからさまに獣耳つけた女にはあんまり良い思い出がねぇんだけど」

クウェンサー「奇遇だな俺もだ。色々とヤバイ目にあってるからな…メイドの傭兵だのエリートだの…」

黒ひげ「えー拙者はアレも良いと思うでござるがなぁ〜」

クウェンサー「いやいやティーチさんそれはリアルじゃなくて、あくまで2次創作物でならありだと」

ヘイヴィア「それにあの女、見るからにめんどくさそうじゃね?」

ニトクリス「……うん?」
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/20(火) 13:54:19.84 ID:849ZiYJ30
ダヴィンチ「まだ起きないな〜」

コンコン

黒ひげ「確かに見た目たわわで拙者のストライクゾーンに入らないでござるが、猫耳はよくね?」

ヘイヴィア「いやいや、こんなあざといのだと絶対めんどくさいやつだって。スタイル良くても中身だろ女は」

クウェンサー「そうそう、また健全な青少年の俺らはスタイルも重視するけど」

ヘイヴィア「とにかく俺たちはめんどくさいって方に賭ける」

黒ひげ「ならば拙者はお淑やかで可愛らしい方に賭ける!」


ニトクリス「……」

ぐだ子「これ起きてね?」

ダヴィンチ「うむ、眉を曲げて怒っている」

エウリュアレ「しかもこれ自分がどういった風に起きれば印象が良くなるかとか思ってるんじゃないの?」

宮本武蔵「めんどくさっ!」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/20(火) 13:55:20.90 ID:849ZiYJ30
安価
ニトクリスはどういった風に起きるか
>>95
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/20(火) 13:56:45.50 ID:849ZiYJ30
やべ今気づいたらエミヤ入れるの忘れてた!!
会話に参加せずに温かい目で端から見ている設定で次から出します!!

安価は一個下げで96
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 14:22:18.14 ID:xrl27TRQ0
眠り姫を起すのは王子様のキスと相場が決まってる、と言う訳でエミヤさんマスター命令です、ニトクリスちゃんとキスしなさい
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 14:26:34.04 ID:l5vKeezv0
安価↑
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/20(火) 14:44:29.27 ID:849ZiYJ30
エミヤ「君たちは何を話しているんだ」

黒ひげ「あ、エミヤ殿ようやく会話に混じって来たでござるか」

エミヤ「混じるとは言っていない、ただ女性がいる場でそのような会話は失礼ではないか?」

クウェンサー「えぇー!じゃあエミヤさんは猫耳つけた女性はめんどくさいと思いますか」

エミヤ「なぜ私に振るのだ…しかし、獣耳とは私も色々と因縁があるのが否めないからな。英霊となってから同じようなので面倒なのは何人もいた覚えはあるが…」

ヘイヴィア「ほら、ティーチさん見てくれよ!エミヤさんだってこう言ってるんだからやっぱりめんどくさいんだって!」

黒ひげ「えぇー!エミヤ殿はもう少し女性に理想を見るべきでござるよ!」

エミヤ「なんだってそうなる、私の経験がこの女性と無縁だというのに」

エミヤ「まったく、ほらマスター早くその女性を起こしてk」

ぐだ子「そうだ!」

エミヤ「な、なんだね急に…」

ぐだ子「令呪一画使って命ずる、エミヤはその女性と接吻しろ」

エミヤ「…は?」
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/20(火) 14:45:06.04 ID:849ZiYJ30


ダヴィンチ「こらぐだ子ちゃん!そんな面白いことに令呪使うとか、良いぞ(ダメでしょ)」

マシュ「ダヴィンチちゃん、言葉と心が逆です」

エミヤ「わ!く、くそ体が勝手に跪いて!!」

エウリュアレ「うわ本当にやる気なの?」

宮本武蔵「エミヤのバカ!なんとか抗いなさい!」

邪ンヌ「……///」

エミヤ「そ、そう言うのなら私の体を抑えてくれたまえ!!ク…!マスター、貴様正気か!!」

ぐだ子「えーだってー、女性経験が豊富なエミヤがこの女性のめんどくさそうなところも受け入れそうだしー、そもそも杖で叩いても意地でも起きないんだしここは王子様のキッスで!」

エミヤ「何を言っているんだ君は!く…!ティーチと2人も早く私を止めるんだ!!」

黒ひげ「これはこれで清純でござるなぁ」

クウェンサー「え、何やってんすかエミヤさん」

ヘイヴィア「寝ている女性にキスとか…うわぁ…」

エミヤ「見入るな引くな理解したまえ!! うぁぁ!も、もう少しで顔に…!!」

ニトクリス「…何やってるんですかこの無礼者!」

エミヤ「ぐぉ!?」

ニトクリス「こ、このニトクリスと口づけとは不埒にも程があります!それに私はめんどくさくはありません!!」
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/20(火) 15:05:57.22 ID:849ZiYJ30
ぐだ子「あちゃーダメだったか」

ぐだ子「とりあえず失敗したし令呪中止で」シュ

マシュ「令呪って中止すれば戻ってくるものじゃないような…」

ダヴィンチ「さすが人類最後のマスター」


ニトクリス「あ、あなた達は私をファラオ、ニトクリスと知りながらこの狼藉を働いたのですか!!」

ニトクリス「あとこれは獣耳などではなくホルスを表した魔術触媒であって、性格も……」

ニトクリス「めんどくさくはありません!」

黒ひげ「勝った!」

ヘイヴィア「いや自分で言う奴ほどめんどくさい奴だって!」

黒ひげ「獣耳着けた女性の言い分が正しくないと言うでござるか!」

クウェンサー「待ってくれ、あれは魔術ナンタラだって言ってたし獣耳じゃなくてただのコスプレイヤーだ!ティーチさんが言うのならそれこそコスプレイヤーだって自分を隠すものだろ!」

ヘイヴィア「そうだそうだ!俺たちはそんなコスプレイヤー達にひどい目にあってるんだから間違いねぇ!」

黒ひげ「う、うぐ…ひどい目は分からないが確かに!」

黒ひげ「それならば直に聞くのが一番でござるな!」


黒ひげ「ちょいとそこのお方、本当にめんどくさくないでござるか?」

ニトクリス「しつこいです!」

黒ひげ「へぶ!?」

ニトクリス「頭にきました…ここまでの不敬を働くのですからあなた達が薬で眠らせて神殿の外に連れ出したのですね!」

エウリュアレ「いや、それ私たちじゃないわよ」

ニトクリス「冥界の鏡よ出でませい!この者たちに我が恥辱を千倍…いいえ、万で返して下さい!」

宮本武蔵「あー!何だかめんどくさいことになってきたじゃない!何やってんのよ男どもは!」

邪ンヌ「でもこっちの方が手っ取り早いわ、良い加減男共にイライラしていたし鬱憤ばらしに相手になるわ」

マシュ「マスター!戦闘準備を!」

ダヴィンチ「相手は古代エジプトの魔術女王だ、気をつけ給え!」

ぐだ子「うん!」


クウェンサー「んじゃ俺らは端っこで…」

ヘイヴィア「この2人を引っ張るのも楽じゃねーな」

エミヤ「」

黒ひげ「」
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/20(火) 15:23:07.82 ID:849ZiYJ30
ニトクリス「ね、寝起きで半分しか力が出せませんが…」

エウリュアレ(ぜ、絶対本気だったわよあれ…!後半スフィンクス来てたし!!)

スフィンクス「…grrrrrrrr」

ダヴィンチ「ま、まずい…さすがに神獣が相手じゃこっちが消耗するだけだ」

マシュ「せ、先輩!」

宮本武蔵「うほほーい!斬っても斬ってもなかなか倒れなくて倒しがいがあるわね!」

邪ンヌ「何度も憤怒の炎に焼かれると良いわ!」

スフィンクス「gaaaaaaaaーー!」

ニトクリス「ひぃぃ!ファラオ、オジマンディアス様から預かった神獣がー!」


マシュ「…あの2人は元気ですね」

エウリュアレ「馬鹿だからでしょ」

ダヴィンチ「元々この中でも随一に強いからね彼女らは」

ぐだ子「グダグダだね」
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/20(火) 16:00:59.07 ID:849ZiYJ30
ダヴィンチ「それでも完全に倒しきれていない、あれは宝具を使わないと何とかならないはず」

マシュ「でも、この場で宝具を使っても他のスフィンクスが来て数で押されます!」

ぐだ子「逃げるって手もあるけど…唯一の逃走用宝具使えるのが伸びているしなぁ」

黒ひげ「」

エウリュアレ「あれが男だったら魅了できるのに…っ!」


宮本武蔵「なかなか消えないなぁ」

邪ンヌ「さすがに疲れて来たんだけど…」

クウェンサー「頑張れー」

ヘイヴィア「応援してっから」

邪ンヌ「あいつら本当に戦わないわね!!うざったいし!!」

スフィンクス「ugaaaaaaaa!」
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/20(火) 21:18:32.84 ID:UequancS0
2人の設定としてはヘビオブ3巻までので
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/21(水) 00:03:41.88 ID:cF/xkEd70
明日続き書きます
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/21(水) 09:21:51.36 ID:mjtY5QJwO
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/29(火) 14:32:23.42 ID:FbwFGysS0
あげ
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/22(土) 07:08:33.81 ID:NGxK6GXlO

マシュ「マスター!これ以上は削りきれません!」

ダヴィンチ「そうだね…致命打になるものがこのメンバーには無さそうだ…!」

ぐだ子「そんな…それじゃここでおしまいだっていうの!」

エウリュアレ「本当にムカつくわね…!」

スフィンクス「grrrrrrr……」

ヘイヴィア「弱ってるけどアレで倒せないんだな」

クウェンサー「スフィンクスって確か謎かけとかしてくるんだよな。だったらパワーで押し切ろうとするとダメなんじゃないの?」

ヘイヴィア「だったら謎かけがくるまで持ち堪えんのが正解か?人語喋ってねーからくるとは思えねーけど」

ぐだ子「なら…こっちから謎かけした方がいいかな?」

ヘイヴィア「こっから謎掛けとか斬新だな。んでどんな内容でいくんだ?」

クウェンサー「アレだろ?スフィンクスの謎かけって朝は4本、昼は2本、夜は3本の生き物はなんだで人間だーってやつだろ?それに近いの出題すれば良いんじゃないの?」

ぐだ子「なら、朝は1枚、昼は4枚、夜は再び一枚みたいな?」

ヘイヴィア「ちなみに答えは?」

ぐだ子「ダブった概念礼装」

クウェンサー「それ何にでも例えられるから問題としては無理じゃないの?」

宮本武蔵「ちょっとー!そこさっきから頭悪い会話してないで戦闘に集中してくれないかな!?」

邪ンヌ「緊迫した状況だって言うのに何で緊張感がないのよこのマスター共は!!」

ニトクリス「その通りです!このスフィンクスは謎掛けとかはしないのでその会話は無駄です!」

ヘイヴィア「だってよ、なら逃げるしかなくね?」

ぐだ子「でも黒ひげとエミヤがあの人にやられてダウンしてるから…彼らを置いていくわけにはいかないし…」

クウェンサー「いやその二人ってわざわざ近づいて勝手にダウンしただけじゃ…」

ヘイヴィア「というかサラッと見捨てる発言しやがったなコイツ…」
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2023/07/22(土) 13:08:02.26 ID:Bo3Y0eWiO
ぐだ子「2人をここで失うのは辛い…でも人理修復の為には仕方ない……よね……」

ヘイヴィア「決心しやがったコイツ」

クウェンサー「抱えて逃げる発想はないの…?」

ぐだ子「引きずって逃げればなんとかいけるよ!」

クウェンサー「無いんだ…」

マシュ「お二人の処遇はいいから指示ください!!」

ニトクリス「ええい、もう本当に面倒になりました!!スフィンクスよ、この者たちを下しファラオの威光の前の贄にしなさい!!!」

エウリュアレ「勢いが増した!?これ以上は持たないわよ!?」

宮本武蔵「いい加減倒れてほしいわね!」

マシュ「先輩達!!これ以上は盾が持ちません!ふざけてないで指示ください!」

「いいえ、貴女の盾はたとえ神獣であっても砕けることはありません」

ニトクリス「新手ですか!?」

邪ンヌ「クソ!これ以上相手するの無理なんですけど…!!」

エウリュアレ「いいえ、アレは…味方?」

「ご免ーーー!」

「アガートラム(銀の腕)」

スフィンクス「gaaaaaaaaaaaa!!」

ヘイヴィア「な、何だぁ!?」

ぐだ子「この感じは……宝具!?」

マシュ「スフィンクスの消失を確認しました…霊子復元しません…!」

ニトクリス「…へ?」

ニトクリス「ファラオ、オジマンディアス様から預かった貴い神獣が…完全に消えてしまった………」

「ですからご免と」

ニトクリス「ああ……オジマンディアス様に怒られる……」

ヘイヴィア「そんな無くしたら怒られる様な大事なもん戦闘に出すなよ」
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2023/07/22(土) 13:45:22.58 ID:Bo3Y0eWiO

クウェンサー「にしてもあの人は一体誰だ?なんかアガートラムって叫んでたけど…」

ダヴィンチ「なんとか助かったが、きみは誰だい?」

「失礼、一部始終を横から見ていてどのタイミングで出るか悩んでいましたが、流石にあの2人を置いて逃げるみたいな会話があったのでつい…」

「私はルキウス、主のいないサーヴァントです」

マシュ「ルキウス…確かローマの皇帝ですよね」

ダヴィンチ「それにその右腕、ヌァザのアガートラムかい?」

ルキウス「…それについてはお話しできません。それよりも」

ルキウス「ホルスの化身、ニトクリス殿。この方達は貴女を山の翁の手から助けた方です。一部始終を見ていた私が保証します」

ニトクリス「……」

ニトクリス「そこに転がっている不敬者は私に接吻しようとしましたが?」

ダヴィンチ「それは起こそうと思って」

ニトクリス「あとめんどくさいとかそこの3人が言ってましたが」

ぐだ子「この3人にはちゃんと言っておきます」
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/23(日) 07:20:10.70 ID:ugO3jCYLO

ルキウス「…とにかく、この者たちは貴女を助けた。それが事実です」

ニトクリス「…確かに、神殿に忍び込めるのは山の民くらいですし。これほど騒々しい者たちでは入れないでしょう」

クウェンサー「騒々しいって言われてるぞ」

ヘイヴィア「確かに血の気が多い連中ばっかだしな。特に女性陣」

邪ンヌ「マジで殺してやろうかしら」

ニトクリス「しかし、なら貴女たちは一体どこの民なのです?山の民ではなければ聖地の民?それかあのハリネズミの手下ですか?」

ぐだ子「ハリネズミ…?いや違うよ」

ダヴィンチ「私たちは旅の一座さ、この地には最近来たばかりでね」

ニトクリス「そうなのですか、でしたらこれは勘違いしたのと助けてもらったお礼です」

ニトクリス「風よ、しばしその任を解くがいい。ニトクリスの名において、天空の見晴らしをここに!」

マシュ「砂嵐が止みました…!」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/23(日) 07:21:52.77 ID:ugO3jCYLO
エウリュアレ「はーー、ようやく砂の中から出れるわね」

ぐだ子「わーすごい青空!」

クウェンサー「すごいな、風すら操れるのか」

ヘイヴィア「でも風が止んだら止んだで日射があつ……」

ヘイヴィア「なんだあの空に浮かんでるの?太陽じゃねぇよな?」

ぐだ子「アレは光帯。どの特異点にもあるんだ」

クウェンサー「…不気味だな、あんなの空に浮かべられるヤツと今まで戦ってきたってことか」

ヘイヴィア「あんなの浮かべるってどんな化け物だよ。よく時代修正してきたな。やっぱすげーわアンタ達」

マシュ「…ありがとうございます」

ニトクリス「空に輝くのは太陽1つで十分だというのに…忌々しい」
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/23(日) 07:22:38.14 ID:ugO3jCYLO
邪ンヌ「ていうか、風を操れるってことは、この辺りってアンタ達の支配地域ってわけ?」

ニトクリス「えぇ、この地のファラオとして、太陽神オジマンディアス様に仕えているので、エジプト領はファラオオジマンディアス様の意のままに出来ます」

宮本武蔵「へーこの辺りってエルサレム?と思ってたけど、エジプト領なんだ」

エウリュアレ「神獣を従えてるファラオ…とんでもない魔力持ってるじゃない」

ダヴィンチ「…どうやらそのファラオに会ってこの世界の話を聞いた方が早そうだね」

マシュ「……?」キョロキョロ

ぐだ子「マシュ?」

マシュ「ルキウスさんが見当たりません…一体どこに…?」

ヘイヴィア「そういや風が止んでから姿見てねぇな。いつの間に消えたんだ?」

邪ンヌ「ったく、見た目細いのに無言で去るとかいけ好かないわね…こっちからも礼ぐらいは言わせなさいよ」

クウェンサー「また会えそうな気がするけど」

ヘイヴィア「オイ、嫌なフラグ立たせるな馬鹿」
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/07/23(日) 07:29:12.01 ID:ugO3jCYLO
ニトクリス「コホン……旅の一座よ、ここでお別れです」

ヘイヴィア「……ん?」

ニトクリス「ここ砂漠の地から2時間東に行くと良いでしょう。ここよりは幾分かマシだとお思います。では」

クウェンサー「ちょいちょい、ホルスのお姉さん。俺たちこのまま黙々と砂漠歩けっていうの?」

ヘイヴィア「助けたのに??」

ぐだ子「負傷者もいるのに?」

ニトクリス「うぐ…ですが…貴女達を光輝の大複合神殿に入れるわけには…」

ダヴィンチ「私は水が飲みたいな〜」

エウリュアレ「涼しいところで果物が食べたいわねー」

宮本武蔵「強い人と手合わせしたいわねー」

黒ひげ「せ…拙者も…何かしらのラッキースケベを…」

邪ンヌ「もう少し寝てなさい」

ゴン

黒ひげ「ぎゃふ!?」

ニトクリス「風を止めてお礼をしたばかりですよ!!不敬です不敬!」

マシュ「ですが女王、私たちもこの地には来たばかりで。いろいろと事情が聞きたいのです」

マシュ「どうか、ファラオオジマンディアス王と話をさせていただけませんか?」

クウェンサー「さっきの山の民も俺たちは何も知らずに戦ってるし、色々と情報が欲しいのは確かだ。それにさ…」

ニトクリス「それに…?」

クウェンサー「…そのオジマンディアスって人から預かったスフィンクス倒された件、減刑できる様に俺たちからもお願いするってのでどうよ?」

ニトクリス「……!」

ニトクリス「いやしかし…元はと言えば貴女達が…」

ぐだ子「駄目なの?」ウルウル

113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/23(日) 14:05:39.74 ID:P1a8UNQgO
ニトクリス「…ック!!」

ニトクリス「……良いでしょう、貴女達一行をファラオオジマンディアス様に会わせてあげます!」

ぐだ子(ちょろい)

クウェンサー(絶対ちょろいとか思ってそう…)

ヘイヴィア(中々腹黒だなコイツ…)
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/23(日) 23:35:48.87 ID:haaL/3CA0
向こうで俺が真に救うアヴァロン・ル・フェってスレ書いてる人?
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/24(月) 02:48:59.62 ID:lmeryq2N0
>>114
違います。
最近になって身辺整理したくて再開しました。
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 13:36:33.70 ID:lmeryq2N0
ダヴィンチ「さてと、道中いろいろと聞きたこともあるから。案内お願いね」

ニトクリス「…良いでしょう、私の護衛として後に続きなさい」

クウェンサー「おーい、エミヤさん移動するってよ」ペシペシ

エミヤ「…イデデ、頬を叩いて起こすな」

ヘイヴィア「黒ひげのオッサンも起きなよ、女共が先行っちまってるぜ」

黒ひげ「邪ンヌ殿に回復後にキツイ一発食らってまともに動けるかどうか分からんでござる…」

ヘイヴィア「しゃーねー、肩貸すぜ…よいしょっと」

黒ひげ「かたじけない…感謝感謝」

ヘイヴィア「にしてもあの黒いねーちゃんがジャンヌ・ダルクなのか、伝説の聖女がまさかあんなキツイ性格とはな」

邪ンヌ「うっさいわね、英霊なんてみんなそんなもんよ。大体アンタが肩貸してるのだって伝説の大海賊だけどね」

ヘイヴィア「うっそだー!映画で見た黒ひげはもっと威圧感があったぜ」

エウリュアレ「役者が演じればそうでしょ。でも、残念だけどそれ本物のエドワード・ティーチよ」

ヘイヴィア「……マジっスか?」

黒ひげ「マジです」

ヘイヴィア「うーーーーーーわ、俺の中の厳ついイメージが崩れるんだけど!!」

黒ひげ「へへへ、なんかすんませんな」

エミヤ「…海賊というのは元から宝や物を奪う事を生業としてたからな。現代に照らし合わせれば、それは自分の好きな物を集める蒐集家みたいな物だ。他の英霊の海賊達も何かしらの癖があると考えても不思議では無い」

クウェンサー「俺たちにとってはオタク口調全振りの黒ひげさんが1番の衝撃かもしれないですけど」

ぐだ子「おーい!置いていくよー!」

エミヤ「っと、衝撃の事実は後にして行こうか」
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 13:38:05.09 ID:lmeryq2N0

ニトクリス「この地の状況についてですか?旅の一座なら多聞に事欠かないのでは?」

ダヴィンチ「そうなんだけど、女王がサーヴァントであるのと、山の民や聖地についての情報が欲しいなーって」

ニトクリス「道中語ることも少ないので語りましょうか」

ニトクリス「私はファラオ・オジマンディアス様に召喚されこの地に現れました。そして、エジプトの神殿と臣下と共にこの地の一勢力を築きました。ここまでは今現在まで続いております」

ヘイヴィア「エジプトの臣下って他にも女王様みたいな格好のやべーのがいるのか?」

ニトクリス「不敬!」

ゴン

ドサ

クウェンサー「話の腰を折るなよ馬鹿…」

エミヤ「抱えてた黒ひげも一緒に倒れたぞ…」

黒ひげ「大丈夫でござるかヘイヴィア殿!今度は拙者が抱えますぞ!!」

マシュ「すみません、彼らは無視して続きをお願いします」
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 13:42:25.83 ID:lmeryq2N0
undefined
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/07/24(月) 14:00:38.96 ID:lmeryq2N0
あれ失敗?


ニトクリス「…えー、我がエジプトと対抗する勢力は三つあります。一つが山の翁率いる山の民、彼らは我らエジプトと敵対する異教の信徒でもあり、この地において古く存在する既存の集団でしょう」

ぐだ子「それが女王を攫った勢力なんだ」

マシュ「第2の勢力は、今は無き聖都に拠点を置く我が太陽王に仇なす獅子王と名乗る王が治める騎士団」

マシュ「!!」

ダヴィンチ「…ふむ、つまりエルサレムは今は無いという事だね」

ニトクリス「旅の一座ならば一度は目にするでしょう?砂漠を哨戒する騎士達を」

ダヴィンチ「ごめんね、私たちはまだ目にしてなくてね、その獅子王の話も半信半疑だったのさ」

ニトクリス「ふむ。この地に旅の途中で寄ったのであればそれも不思議ではないのでしょうね。とにかく、聖都は既にありません」
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 14:03:22.95 ID:lmeryq2N0
ぐだ子(これって…)

ダヴィンチ(…思ったよりも悪いことが起きてそうだね。歴史と違うことが一気に起きてる…というよりも、もはや手遅れっぽいかなこれ)

マシュ「そんな…!」

ニトクリス「どうしました?」

クウェンサー「いや、なんでもないから続けて」

ニトクリス「はぁ…で、我が太陽王ファラオ・オジマンディアス様は、我らエジプトの王としてこの地に君臨し、獅子王一派、ハリネズミ、山の民と対立しています」

ダヴィンチ「…ん?そういえばずっと気になっていたけど、そのハリネズミっていうのは何なんだい?」

ニトクリス「山の様に大きい、針をたくさん持つ怪物です。オジマンディアス様がこの地に現れた際に最初に戦った女の声を放つ魔獣であり、現在では獅子王一派の聖都の近くで連日襲撃を仕掛けている理外の化け物…としか言いようがない存在です」

ダヴィンチ「なんだろう…山の様に大きくて鉄の怪物か…うーん、興味がそそられる!!」
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 14:24:13.87 ID:lmeryq2N0

ニトクリス「ハリのような体毛からの光線でどの勢力も手が出せない、まさに怪物」

ニトクリス「…思い出すだけでゾッとします。あの怪物はあの獅子王の配下の騎士達すら笑いながら全て蹴散らす…我らがファラオ・オジマンディアス様でさえ、拮抗して互いに譲らなかった」

マシュ「何かの伝説の怪物…?もしかしてそれが魔術王が聖杯を渡した相手なのでしょうか…?」

ぐだ子「…要警戒、だね」



クウェンサー「山のように大きなね…」

エミヤ「心当たりでもあるのか?」

クウェンサー「いやぁ、何となくなんだけど、すっごい嫌な予感がするなと」

邪ンヌ「聞いてる限りだと、とんでもない怪物にしか聞こえないけど。敵なら倒すだけよ」

黒ひげ「イヤでもハリネズミの化け物って神話の怪物っぽいし、エウリュアレたん何か知ってる?」

エウリュアレ「話しかけないでちょうだい。あと知らないわよそんなの、蛇とかなら分かるけど、ハリネズミなんて聞いたことないわ」

宮本武蔵「巨大だと格好の良い的になりそうなのにね。どれだけ硬いのか」

クウェンサー「流石にアレじゃないよな…?」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 14:25:10.23 ID:lmeryq2N0

ニトクリス「見えました、あそこに見えますが我らがファラオ・オジマンディアス様が在わす光輝の神殿です」

マシュ「あれが光輝の複合大神殿…とてつもないスケールの神殿ですです…!」

クウェンサー「へー、エジプトってピラミッドのイメージがあるから茶色いイメージがあったけど、こっからでも本当に輝いて見えるな」

エミヤ「ふむ…ここからでも感じる威圧感……なるほど、女王を従える太陽王はどうやら只者ではないようだ」

邪ンヌ「そういうの良いから早く行くわよ、流石に暑すぎるわ」

宮本武蔵「そのマントでも一旦外した方が良いんじゃない?」

邪ンヌ「これ外して持ち歩いても暑いわよ」

エウリュアレ「貴女の場合その甲冑だけでも見ているだけで暑苦しいわよ」

邪ンヌ「熱々の金具を女神の肌に焼き付けるわよ?」

エウリュアレ「あら?なら貴女の心臓を射抜いてあげるわよ?」

宮本武蔵「2人とも暑さで頭に血が昇ってるのならそれ以上はやめなさい、マスターと女王が見ているわ」

黒ひげ「……」

ヘイヴィア「いてて…どうかしたんすか黒ひげさん?」

黒ひげ「うーん、薄い本ならいけるなと思って、百合もいけるかもと」

ヘイヴィア「守備範囲広いな伝説の海賊…!」

エウリュアレ「アイツにやると良いわ」

邪ンヌ「良いタイミングで矛先変えたわね。まぁいいか」

チョマッテカナグッテソレヤリジャン
チョットマテヨ?? オレカンケイネージャン??
グワー ??????
ドサ

エミヤ「おいまた2人が倒れたぞ」

クウェンサー「槍で殴られてヘイヴィア諸共倒されてる…」

ぐだ子「カルデアに帰ったらエウ×邪ンヌの同人誌出来そうだなぁ…」

マシュ「先輩、特異点を解決していって心が荒んでるんですか?それか熱中症ならすぐに水分をとりましょう。潤いならエジプトで摂れますから」

ダヴィンチ「いつもこんな感じだと思うよ?」
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 14:26:31.50 ID:lmeryq2N0
ニトクリス「…オジマンディアス様に会う前というのにこの喧しさ、やはり謁見はやめさせるべきでしたか…?」

エミヤ「私が言うのもなんだが。女王、君はもう少し人を見る目を持つべきだと思うぞ。それに、太陽王と言葉を交わらせなければ、君のスフィンクスの件も有耶無耶には出来なくなる。まぁ…要するに諦めて案内してくれたまえ」

ニトクリス「…貴方の不敬はまだ許していませんが?」

エミヤ「…その件はそこで彼女らを見て妄想を膨らませてる主犯に怒りを向けてほしい。私は被害者だ」

ニトクリス「…ファラオの裁きがそれを証明しますでしょう。さて、では行きましょうか」
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 14:30:06.57 ID:lmeryq2N0




ぐだ子「今なんか変な感じしたけど…?」

ニトクリス「この地を覆う結界です。風がエジプトの姿を惑わし、結界が敵の侵入を阻む。もっとも、それを掻い潜れる者もいるのが腹立たしいのですが」

マシュ「結界を潜れるということは女王のお墨付きという事ですね。そして、ここがファラオ・オジマンディアスの座すエジプトですか……!」

クウェンサー「すごいな、観光地のエジプトなんか比じゃないくらい建造物がしっかりしてる。エジプトって紀元前からあるから風化するから仕方ないだろうけど…ここが本当のエジプトなのか!」

邪ンヌ「ふぅ、オアシスがあるからか、幾分か熱気が和らいだわね」

エウリュアレ「ホント、さっきまでの砂漠よりも温度が低く感じるわ!」

エミヤ「確かにここは避暑地だな。熱気はあるが、先ほどよりも苦ではない」

宮本武蔵「ねーこの子下ろして良い?」

エミヤ「そうだな、この2人はそこの岩場に寝かせて置いていこう」

マシュ「置いていくんですか?」

エミヤ「安心したまえ、ちゃんと日陰に入れておくさ」

マシュ「いえ、それを聞いたわけではないのですが……」



125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/24(月) 14:33:39.58 ID:lmeryq2N0



ニトクリス「では旅の者達よ!今ここで護衛の任を解きます、ここから先に在わす複合大神殿に座す我らが太陽王との謁見を許します」!」

ニトクリス「私は先に行って謁見の事情を説明しますので、貴方達は神殿の奥へと向かいなさい。では!」

シュバ

クウェンサー「行ったな…」

ぐだ子「だね」

マシュ「では、ニトクリスさんの言う通り神殿を…」

クウェンサー「今さっき説明するって行ったんだし多少時間が空いても良いんじゃないか?」

エウリュアレ「同感ね、軽く休憩したいわ」

マシュ「ですが……」

ぐだ子「なら謁見前に >>128 しようか!」

安価
謁見前に何をするか
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/24(月) 20:17:18.71 ID:ZOT0H+Mpo
買い物
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/25(火) 00:24:28.95 ID:r+2FOPlXO
ksk
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/31(月) 22:06:16.15 ID:ogSL5mZb0
食事する
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