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見滝原に微笑む刹那(まど☆マギ×ネギま!)
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239 :
mita刹
◆JEc8QismHg
[saga]:2017/09/24(日) 02:46:15.88 ID:khg1YZwz0
「私は、スズネちゃんを助けてあげてたんだよ。
ニセモノの記憶で蓋をしてっ!
辛いでしょ? 痛いでしょ?
やっちゃったのはあいつら、あんたのお仲間。
終わるよ、みんな、あんた達が地獄の窯の蓋を開けたせいでね。
アーッ、ハッハッハッハッ!!」
「このっ!」
亜里紗が振り上げた拳を千里が抑えた。
「ソウルジェムが急激にっ、私の手持ちで………」
「あ、ああ、あ………つ、ばき………」
「!?」
「ああ………ツバキ………」
「ツバキ、知ってるのっ!?」
そこに、駆け寄ったのは茉莉だった。
「ねえ、ツバキの事、知ってるの?
うん、知ってるよね、ツバキと一緒にいた娘なんだからっ!」
「………マツリ?」
「ずっと、ずっと探してた、ツバキの事も、スズネちゃんの事も。
ううん、スズネちゃんの事は忘れてたけど、
でも、ずっと、ずっとずっと会いたかった、
ツバキと一緒にいたスズネちゃんにっ!!」
茉莉が鈴音の手を取り、茉莉の前向きな目が、
焦点の合わない鈴音の目をしっかりととらえる。
「………後でいいなら………少し、長い話になる」
鈴音の返答に、茉莉が小さく頷いた。
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