【ミリマス】琴葉「私とあなたと二人で」

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303 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2018/12/10(月) 02:06:03.21 ID:GdI5zprao
P「琴葉、楽しんでるか?」

琴葉「あ、にいさ…プロデューサー」

歩、美也と話し終えたのを見計らい、琴葉に声をかける

琴葉「はい、楽しいです、歩や美也とも仲良くなれましたし」

P「それなら良かったよ」

琴葉「ここは…暖かくて良い場所ですね」

琴葉「まだ765プロに来てからそんなに経ってませんけど、私ここが好きになりました」

そう言って辺りを見渡す琴葉

琴葉「だから私、これからも頑張りますね」
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/10(月) 02:25:43.93 ID:iMeNZbLOo
アラキタ
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/10(月) 10:42:34.79 ID:TC1ZBBZoO
50人って一人足りないよね
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/12/26(水) 22:33:51.38 ID:DyMzEhOnO
期待
307 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2018/12/27(木) 00:17:17.87 ID:jgsWmL5Po
そう言って微笑んだ琴葉の顔は、小さな頃から俺の後を必死に着いてきた女の子の顔では無く

自分の足で、意志で、新たな一歩踏み出した、それを感じられるとても良い表情をしていた

P「…そうだな、頑張ろうな琴葉、俺も目一杯頑張るからさ」

琴葉「はい、兄さ…プロデューサーが手伝ってくれるなら100人力です!」

胸の前で拳を握り、頑張るポーズをとる琴葉

やる気十分

その後も少し話していると

恵美「こーとはっ!」

恵美が琴葉に声をかけてきた

琴葉「恵美」

恵美「にゃはは、楽しんでる?」

琴葉「おかげさまで」

恵美「それなら良かったよ、もうすぐ出し物があるから一緒に見ようよ!ほら、プロデューサーも」
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/29(土) 15:33:09.14 ID:J5tOISXNo
待ってた
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/30(日) 14:39:24.97 ID:ADVv3bqNo
兄さんで今まで何回致したのか気になる
310 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/01/14(月) 23:13:41.00 ID:tGUjyOCTo
P「お、おい引っ張るなよ」

腕を組んで引っ張る恵美の感触に思わずドキッとする

恵美「えー?良いじゃん減るもんじゃないしさー、ねえ琴葉?」

琴葉「なるほど…確かに減るものでもないし良い考えかも…」

P「琴葉?」

顎に手を当てて何かを呟いてる琴葉に何故か冷や汗が流れる

やがて顔を上げた琴葉はさっと俺の隣、恵美が引っ張っている腕とは別方向に立つと

琴葉「…えいっ!」

P「よっと」

俺の腕に抱き着こうとした琴葉は、腕を回避させた俺に対応できずに空振った

琴葉「…えっ!?」

そしてそのまま勢いを殺しきれず

P「ふぐっ!?」

俺の脇腹に頭突きが入った
311 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/01/14(月) 23:29:50.31 ID:tGUjyOCTo
琴葉「あ、だ、大丈夫ですか、にいさ…プロデューサー?」

P「あ、ああ…大丈夫だ、慣れてる」

俺の身体に抱き着く形になっていた琴葉が顔を上げる

そして俺の顔を見た瞬間

ぼんっと音がしそうなくらい琴葉の顔が一瞬で真っ赤になった

琴葉「あ、あの兄さんこれはその何というか役得ですね!?」

P「落ち着け」

いつものように変なこと口走り始めた琴葉

どうやらかなりテンパっているらしい

恵美「…兄さん?」
312 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/01/14(月) 23:40:38.00 ID:tGUjyOCTo
その後も何故か離れようとしない琴葉をどうしようか悩んでいると

歌織「琴葉ちゃん、向こうに面白い物があるの、一緒に見ましょう?」

と歌織さんが満面の笑みを浮かべてやってきた

…しかし何故だろう、素敵な笑顔なのに肌がピリピリするぞ

琴葉「か、歌織さん、もう少しだけ」

歌織「さ、行きましょう」

琴葉「あ、ああ、兄さん」

俺の方に手を伸ばしながら歌織さんに引き摺られていく琴葉

俺はそんな珍しい光景にただただ呆気にとられていた
313 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/01/14(月) 23:57:55.36 ID:tGUjyOCTo
恵美「ねープロデューサー、さっき琴葉が兄さんって言ってたけどさ、あれ何だったの?」

P「あー、いや、そのだな」

聞かれてたのか

P「…恵美」

他に聞こえないように、恵美に顔を寄せる

恵美「なに…ってプ、プロデューサー、顔近いって!」

P「あんまり他の人には聞かれたくないからな…誰にも言わないって約束してくれるか?」

恵美「す、する、するから!」

恵美の顔が赤くなっている

風邪か?

…とりあえず話を進めよう

P「ありがとう…実は俺と琴葉は幼なじみなんだ」

恵美「幼なじみ?」

P「ああ」

俺は恵美に琴葉との関係を説明する
314 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/01/15(火) 00:06:17.72 ID:mDC8xRSLo
恵美「へー、そうだったんだ」

P「とりあえずこのことは秘密で頼む」

恵美「おっけー任せといてよ」

恵美なら信頼できるし、これなら大丈夫そうだ

P「…ところで恵美」

恵美「なに?」

P「いつまで腕を組んでるんだ?」

恵美「…あー、まあ良いじゃんたまには」

そう言ってより強く抱き締めてくる恵美

…腕に胸が当たってドキドキする

…まあ、減るもんじゃないし良いかな
315 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/01/15(火) 00:07:58.93 ID:mDC8xRSLo
一旦ここまで
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/01/17(木) 04:57:29.24 ID:ui88Fx6UO
期待
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/17(木) 18:16:02.66 ID:28exQPu00
あなたも私もポッキー!
318 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/02/12(火) 23:59:27.83 ID:dZtaGKyUO
その後茜の身体を張った出し物やらが行われ、アシスタントとして壇上に立つ何も知らされていない琴葉を眺めたり、みんなが歌を披露したりして盛り上がったまま歓迎会は終わった

そして今、俺は琴葉と…ついでに何故か着いてきている莉緒と一緒に帰路についていた

P「莉緒は何で着いてきてるんだ?」

莉緒「琴葉ちゃんにお泊まりに誘われたのよ、明日はオフだし、マンションの下見にもなるしちょうど良いかなって思ったの」

P「なるほどね」

確かに行き来する手間も省けるし、なにより居住感を味わえるのは部屋を決めるには持って来いだな

琴葉「昔みたいに今日は三人で寝ましょうね、兄さん、莉緒姉さん」

莉緒「良いわよ琴葉ちゃん」

P「おい待て」
319 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/02/13(水) 00:10:20.37 ID:rWhFLWFFO
莉緒「まあまあたまには良いじゃない、久しぶりなんだし」

P「いや良くは無いだろ、年頃の男女が同じ部屋で寝るなんて」

莉緒「あら〜?もしかしてプロデューサーくん、私達の事意識してるの〜?」

莉緒にすっと顔を近付けられ、不意打ちに思わず顔が赤くなる

莉緒「うふふ、顔が赤いぞプロデューサーくん」

P「う、うるさいぞ莉緒」

莉緒「大丈夫よ、ちゃんとお姉さんがリードしてあげるから」

P「それ、本当に意味分かってて使ってるんだよな…?」

莉緒「もちろんよ、ちゃんと色んな話を用意してあるから話しにくい話題でも話しやすくしてあげるから」

P「ああ、うん」
320 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/02/15(金) 23:48:22.97 ID:EP4H7eY/o
そんなことだろうと思った

無駄に顔を赤くして恥ずかしい

P「まあ、一緒に寝るのはともかく話くらいは付き合うぞ」

莉緒「そう来なくっちゃ、今夜は寝かさないわよ?」

P「へいへい」

これはまた、長い夜になりそうだ
321 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/02/17(日) 23:56:36.14 ID:fN6XKJEUo
琴葉「琴葉です、兄さんが寝ました」

部屋に戻って私と莉緒姉さんが兄さんの部屋に布団を敷き、楽しく話をしていたのはたった15分だけだった

最初は相槌を打ったりしていた兄さんだったけど、すぐに寝息を立て始めて今ではすっかり眠っている

莉緒「あらら、相変わらずPくんは寝付きが良いわね」

琴葉「この辺りは兄さん昔から変わりませんね」

いつも夜更かしせずにさっさと寝てしまう

琴葉「あ、そうだ今のうちに」

私は兄さんの寝顔を写真に納める

莉緒姉さんはやれやれとジェスチャーしながら首を振っていた
322 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/02/18(月) 00:12:58.71 ID:TaQT99o9o
莉緒「Pくん寝ちゃったけど、私達も寝ちゃう?」

琴葉「そうですね…どうせお話しするなら兄さんが起きているときにしましょう」

琴葉「明日の朝とか」

莉緒「良いわね、それじゃあ電気消すわよ?」

琴葉「はい」

電気が消えたのを確認し、私は布団では無く兄さんのいるベッドに潜り込んだ

莉緒「琴葉ちゃん、相変わらず甘えん坊ね」

琴葉「だって、兄さんの匂いに包まれると落ち着くんだもん…」

莉緒「じゃあ私も、一緒に寝ちゃおっかな」

琴葉「あ、じゃあ私兄さんの胸の方に行くから、莉緒姉さんは背中をどうぞ」

莉緒「ありがと」
323 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/02/18(月) 00:18:34.54 ID:TaQT99o9o
莉緒姉さんと一緒に兄さんを挟んで眠りにつく

まだ私が中学くらいの頃に三人で一緒に寝たのを思い出して、懐かしい気持ちになった

あの時よりも私も兄さんも莉緒姉さんも大きくなったけど…

やっぱり、この気持ちは変わらないなぁ

莉緒姉さんの寝息も聞こえてくる

私は兄さんの背中に手を伸ばし、抱きしめるようにしながら、目を閉じた

P「うう…う〜ん…」

ちなみに、兄さんはこの日押し潰される悪夢を見たらしい
324 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/02/18(月) 00:39:28.16 ID:TaQT99o9o
P「…なんだこの状況」

朝、目が覚めると胸元には琴葉がいた

そして背中に感じるもう1人の気配はおそらく莉緒だろう

おそらく夜中にトイレにでも行ってそのまま寝ぼけて潜り込んだんだろう

しかし重要なのは潜り込まれたことより

P「くっ…」

二人に抱き枕にされていることだ

琴葉からは良い匂いがするし、莉緒は背中に中々の物が当たっている

寝起きで尚且つ健全な男にはかなり辛い状況だ

しかも強く抱き着かれているから地味に苦しい

とにかく、起こさないと…
325 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/02/18(月) 00:46:34.30 ID:TaQT99o9o
P「り、莉緒、琴葉、そろそろ起きてくれ、苦しい」

身体を揺すってどっちかを起こそうと試みる

莉緒「…んー…Pくん…?」

P「莉緒、起きたか」

莉緒から反応があった

琴葉の方は幸せそうなだらしない顔をしており、口の端から涎が垂れている

後でからかってやろう

P「莉緒、一旦離れ」

莉緒「Pくん、んふふ♪」

P「ぐえっ!?」

起きたと思った莉緒は寝惚けているのか俺の首に腕を回して強く絞めてきた

死ぬ

P「り、りお…!?ころすきか…!」

莉緒「んー♪」

しかし莉緒は力を緩めるどころか頭を背中に擦りつけてきて…駄目だ、意識が
326 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/02/18(月) 00:52:56.12 ID:TaQT99o9o
あの後永眠しそうだった俺はすぐに目が覚めた琴葉により救出された

P「全く、死ぬかと思ったわ」

莉緒「だーかーらー、さっきから謝ってるじゃない」

P「まあ良いけど」

時計を見ると午前10時、少し遅めの起床になったな

歌織さんとは確か13時に約束しているから、それまでに色々やっておくか

P「とりあえず朝飯にしよう」
327 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/02/18(月) 00:54:19.82 ID:TaQT99o9o
一旦ここまで
>>178
そしてこのシーンを描いてみた
https://i.imgur.com/g8AFaic.jpg
328 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/03/11(月) 01:33:11.31 ID:iNGkTb8SO
莉緒「うーん久しぶりの琴葉ちゃんのご飯、美味しいわ」

琴葉「ありがとうございます莉緒姉さん」

P「ああ、本当に美味いよ」

琴葉「えへへ…花嫁修業頑張りましたから」

莉緒「まさしく愛ね」

琴葉「はい!愛情たっぷりです」

P「美味い」

三人で和やかに朝食をとる

なんか昔に戻ったみたいだ
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/12(火) 19:38:46.18 ID:bsfRTKano
待ってた
330 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/04/08(月) 09:39:37.02 ID:786yN4ErO
莉緒「あ、Pくんアレ取ってくれる?」

P「ん、ああ」

莉緒からの頼みで醤油を手渡す

莉緒「ありがと」

琴葉「…」

P「っと、莉緒、それ取ってくれ」

莉緒「はい塩コショウ」

P「サンキュー」

琴葉「…」

琴葉「に、兄さん!」

P「どうした?」

琴葉「あ、アレ取ってください!」

P「アレってどれだ?」

琴葉「………」

P「?」
331 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/04/09(火) 21:16:17.91 ID:EyRiIif8O
P「ごちそうさま、あー、美味かった」

琴葉「ふふ、お粗末さまです」

莉緒「はい食後のコーヒー、Pくんは砂糖とミルクは少し、琴葉ちゃんは一つずつで良かったわよね?」

P「ありがとう莉緒」

琴葉「ありがとうございます莉緒姉さん」

莉緒からコーヒーを受け取り、口を付ける

P「お、程よい温さ」

莉緒「Pくん猫舌だし、そっちの分だけ温めにしといたのよ」

P「流石」

…うん、美味い

琴葉「…莉緒姉さんも兄さんも、どうして何も言わなくてもお互いの事が分かるんですか?」

P「お互いの事が分かるなんてそんな大袈裟なもんじゃない、ただ長く一緒にいたから何となく分かるだけだよ」

莉緒「そうそう、お互いの好みは経験として知ってるから出来るだけよ」

琴葉「…良いなぁ」
332 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/04/13(土) 22:44:53.48 ID:B4QsQPHhO
莉緒「あら、でも琴葉ちゃんだって何も言わなくても私達の味の好みを知ってて、それで料理を作るじゃない」

琴葉「え?」

莉緒「私がPくんの言いたいことが何となく分かるのと琴葉ちゃんが私達の味の好みが分かるのは同じ事」

莉緒「相手の事が分かってるから出来るんじゃない?」

琴葉「…」

P「莉緒もたまにはまともな事言うんだな」

莉緒「失礼ね〜」

P「琴葉、大体莉緒の言った通りだと俺も思う」

P「意識してないかもしれないけど、琴葉の細かな気配りには本当に感謝してるんだ」

P「だからありがとうな、琴葉」

琴葉「そ、そんな、私はただ兄さんが喜んでくれるのが嬉しかったから…でも」

P「ん?」

琴葉「私も、兄さんや莉緒姉さんの事が分かってるって思えたから嬉しいです」

琴葉「ありがとうございます兄さん、莉緒姉さん」
333 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/04/13(土) 23:01:22.53 ID:B4QsQPHhO
P「さて、とりあえず俺は部屋を掃除したいんだが」

莉緒「掃除?特に散らかってるようには見えないけど」

P「散らかってなくても埃とかあるかもしれないだろ」

琴葉「兄さん、そんなに綺麗好きでは無かったですよね?何かあるんですか?」

P「ああ、実は歌織さんが家に来るんだ」

琴葉「は?」

莉緒「ああ…そういえば…」

P「だから部屋はなるべく綺麗にしておかないと」
334 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/04/13(土) 23:11:33.67 ID:B4QsQPHhO
P「歌織さんを出迎える以上しっかり掃除しないとな」

P「だらしないところなんて見せられないし」

琴葉「…ちょっとだらしないところも兄さんの魅力なのに」

P「ん?琴葉、何か言った?」

琴葉「いえ…」

莉緒「歌織ちゃんとの約束は13時からだったわよね?」

P「ああ、だから後30分全力で掃除して12時には迎えに行く準備を済ませるつもりだ」
335 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/04/16(火) 00:16:50.09 ID:zG1djvPRO
琴葉「兄さん、随分熱心ですね」

P「そうか?」

莉緒「Pくんは歌織ちゃんのこと大好きだもの」

P「だ、大好きとかそんなんじゃないから!余裕を持って行動するのは大人として当然だから!」

琴葉「それで一時間前に…?歌織さんのためならそこまでするんだ…」

P「ごほん…まあ、大好きかと聞かれたら大好きではあるよ」

琴葉「!」

P「でも俺は765プロのみんなが大好きなんだ、だから歌織さんだからって理由ではないよ」

琴葉「!!に、兄さん、もう一度大好きって言ってください!琴葉が大好きだって!」

P「待て待て待て名指しはしてないぞ」
336 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/04/16(火) 00:29:10.82 ID:zG1djvPRO
その後もきゃいきゃい騒がしくしながら掃除は進んだ

莉緒「元が綺麗だったからすぐ終わったわね」

P「琴葉が来るようになってから琴葉がまめに掃除してくれてたからな」

琴葉「でも兄さんはあまり物を散らかさないので掃除は楽です」

P「まあ…二日に一回は掃除されてるから散らかしようがないだけなんだけどな」

P「それでも掃除してくれるのはすごく助かってるよ、ありがとうな琴葉」

つい昔の感覚で琴葉の頭に手を置いて、撫でる

琴葉「」

ボンッと音がするくらいの勢いで、琴葉の顔が赤くなった

琴葉「あ、あの、その、こちらこそご馳走様です!」

P「一体何を言っているんだ琴葉」
337 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/04/16(火) 00:34:16.46 ID:zG1djvPRO
P「さて、ちょっと行ってくるわ」

莉緒「いってらっしゃい」

琴葉「兄さんが頭を撫でてくれた昔みたいに優しく撫でてくれたあの大っきな手で撫でてくれたああ兄さん兄さん」

莉緒と最近頻繁にトリップするようになった琴葉に見送られ、俺は歌織さんを迎えるために出掛けるのだった



莉緒「さて、私達も飲み物でも買いに行きましょ琴葉ちゃん?」

琴葉「兄さん兄さ…わかりました、莉緒姉さん」
338 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/04/16(火) 00:50:50.76 ID:zG1djvPRO
約束した場所に向かうと

P「!」

既に歌織さんが来ていた

早めに掃除が終わり、早めに出たのでまだ約束まで一時間以上あるのに

心なしかそわそわしているように見える、急がないと

P「歌織さん!」

歌織さんに声をかける

すると歌織さんは俺の方を向き

歌織「プロデューサーさん!」

嬉しそうな、とても素敵な笑顔を見せてくれた
339 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/04/16(火) 00:58:56.66 ID:zG1djvPRO
P「歌織さん、随分早いですね」

歌織「楽しみでジッとしていられなくなってしまって…そういうプロデューサーさんも、早めに来てくださったんですね」

P「はい、実は俺も楽しみにしていましたから」

歌織「まあ…!うふふ♪」

楽しそうに笑う歌織さん

P「あ、先日の食事の時にも思ったんですけど今はプライベートなので、名前で呼んでくれませんか?」

P「一応パパラッチ対策をしておかないと…どこで誰が聞いているか分かりませんし」

歌織「お、お名前をですか?プロデューサーさんの?」

P「ええ、あ、でも嫌ならプロデューサーのままでも」

歌織「嫌だなんてそんな!そ、それじゃあえ、えっと、その…今日はよろしくお願いしますね?…Pさん」
340 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/04/16(火) 08:34:32.34 ID:zG1djvPRO
顔を赤らめながら俺の名前を呼んでくれた歌織さん

すごく心臓がドキドキする

P「そ、それじゃあ行きましょうか」

歌織「は、はい」

今更ながらすごく緊張してきたぞ

少し歩いて、俺達はマンションに到着した

歌織「ここがプロデューサーさんがお住まいのマンションなんですね」

P「はい」

歌織「どんなお部屋なのか、楽しみです」
341 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/05/01(水) 01:22:48.06 ID:D1AEXGl3o
鍵を開け、扉を開く

P「ただいまー、あ、歌織さんどうぞ」

歌織「た、ただいまじゃなくて、お邪魔します」

歌織さんと一緒に家に入る

琴葉「お帰りなさい兄さん…と、いらっしゃいませ歌織さん」

莉緒「歌織ちゃん、いらっしゃい、適当に寛いでね」

P「おい」

歌織「Pさん、莉緒ちゃん、琴葉ちゃん、今日はお世話になりますね」

琴葉「名前呼び…!?い、いつの間に…!」
342 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/06/18(火) 00:20:54.50 ID:8Uf6uFlK0
莉緒「何も無い部屋でごめんね歌織ちゃん」

P「人の部屋に失礼な奴だな」

歌織「そんなことないわよ莉緒ちゃん…ここが、Pさんの家、部屋なんですね…」

歌織さんが興味深そうに俺の部屋を見渡す

…なんかむずむずするな

歌織「結構広いんですね」

P「名目上は単身用のマンションですけど、夫婦で暮らせるようにもなっているみたいでして」

P「いわゆる1LDKにしては結構広めだと思いますよ」

莉緒「確かリビングは12畳あったわね」

P「ああ」
343 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/06/18(火) 00:27:19.34 ID:8Uf6uFlK0
歌織「この広さなら、ピアノも問題なく置けそう」

P「ピアノですか、いいですね」

琴葉「…ではリビングはこの辺にして…歌織さん、こっちが兄さんの寝室です」

歌織「Pさんの寝室…!」

琴葉に連れられ、歌織さんは気持ち早足になって俺の寝室へと入っていった

…気のせいか、とても興奮していたように見えたけど

莉緒「あらあら、歌織ちゃん楽しそうね」
344 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/06/18(火) 00:37:32.81 ID:8Uf6uFlK0
歌織「寝室もかなり広いですね」

P「ええ、10畳はありますから」

莉緒「昨日私も泊ったんだけど広くてびっくりしたのよ」

歌織「えっ」

琴葉「まあ広い相応の家賃ではありますけどね」

P「まあ家賃なんて実質無いようなもんだけどな」

莉緒「どういうこと?」

P「765プロって家賃補助は出てるんだよ、全額」

莉緒「ああ、そういえば…残業代は出ないのに不思議ね」

P「ああ」

琴葉「えっ」
345 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/06/18(火) 00:55:53.42 ID:8Uf6uFlK0
一旦ここまで
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 07:50:20.11 ID:oH/8EWIfo
おつつ 待ってたよ
水着回まだかな(違)
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 21:22:19.01 ID:1bqM6Fh/o

待ってた
348 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/06/19(水) 00:39:08.54 ID:3W6cEH+s0
歌織「ここがPさんの寝室…スンスン」

突然鼻を鳴らし始める歌織さん

P「ど、どうしました歌織さん?もしかして何か臭いますか?」

歌織「あっ、い、いえ、そういうわけでは…ただ」

P「ただ?」

歌織「この部屋にいると、なんだかPさんに包まれているような気がして、落ち着くなって思って…」

P「え?」

歌織「わ、忘れてください!」
349 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/06/19(水) 00:52:55.36 ID:3W6cEH+s0
琴葉「なるほど、つまり兄さんを私の部屋に招待すれば兄さんは私に包まれているのと同義ということになりそれはすなわちそういった行為のメタファーにもなりえるということででも私はメタファーよりもシミリのほうがいいです兄さんつまりギブミーメタファーよりもギブミーシミリということです兄さん」

P「いったい何を言ってるんだ」

莉緒「昔から唐突に早口スイッチ入るわよね琴葉ちゃん」

顔を赤くした歌織さんと突然早口で語りだす琴葉

いったいなんだというんだ

その後しばらく部屋を見て、一息つく

歌織「いいお部屋でした」

P「気に入っていただけたようで何よりです」

莉緒「Pくん、この後はこの周辺を案内してあげたほうがいいんじゃない?」

P「そうだな、いくら部屋の環境が良くても周辺環境が合わなかったら辛いしな」
350 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/06/19(水) 01:05:35.87 ID:3W6cEH+s0
4人で家を出て、周囲を探索する

P「駅からはそんなに遠くないので、通勤は不便しませんよ」

歌織「それは嬉しいです」

琴葉「駅前と…あと、あそこの角を曲がるとコンビニがあります」

莉緒「コンビニが近いのは良いわね、宅飲みするときとか不便しなさそう」

歌織「あ、パン屋さんや洋菓子店もあるんですね」

P「ええ、入ったことはないですけど」

莉緒「あ、ねえねえPくんあれあれ!」

P「どれだ?」

莉緒「あれよ、ほらほらこっちこっち」

P「こら引っ付くなって」
351 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/06/19(水) 01:15:40.95 ID:3W6cEH+s0
莉緒に腕を抱かれ、その感触にドキッとする

…莉緒のやつ、プロフィールのバストサイズ絶対逆サバ読んでるだろ

明らかに自己申告より大きいぞ

歌織「…ねえ琴葉ちゃん、莉緒ちゃんって実はPさんと付き合ってるとか…?」

琴葉「あー…やっぱり歌織さんにもそう見えますか?」

琴葉「実は、昔からそう言われてるんですけど、本人たちは気づいてなくて」

琴葉「私も時折二人の間に入れないような空気になるんです」

歌織「莉緒ちゃんも、Pさんのことが好きなのかな…」

琴葉「どうなんでしょう、ただ間違いなく言えるのは自覚のある無しに関係なく二人がいちゃいちゃしてるという事実だけですね」
352 : ◆p7PT31uvn8zf [saga]:2019/06/19(水) 01:16:34.15 ID:3W6cEH+s0
一旦ここまで
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