京子「ごらく部が密室に閉じ込められた」

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150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 00:28:36.89 ID:+iN8oBhB0
「いや、京子じゃなくてもいいよ」

「あかりや、ちなつちゃんでもいい」

「早く、早く京子を殺して欲しい」

「いそいで?」

「その個室にだってカッターナイフとかあるはずだよね?」

「どうしても無理だって言うなら、扉を開けてくれるだけでいい」

「私がやってあげるから」

「そうすれば一件落着」

「何なら、記憶を改竄してあげてもいい」

「姿さえ現してくれれば、私の能力が効果を発揮できるからね」

「ねえ」

「京子」

「ちなつちゃん」

「あかり」

「とびらをあけて」

「はやく」

「はやく」

「はやくはやくはやくはやくはやくはやくはやくはやくはやくはやく」
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 00:29:06.92 ID:+iN8oBhB0
ちなつ「ゆ、結衣先輩、落ち着いてください!」



「ちなつちゃん、早く、早く京子を殺して」

「お願いだよ、何でも言うことを聞いてあげるからさ」



ちなつ「結衣先輩……」

京子「だ、大丈夫、扉さえ開けなければ、大丈夫だから」

ちなつ「は、はい……」

あかり「……京子ちゃん」

京子「あかりも、大丈夫だから、何の心配も……」

あかり「……あかり、判っちゃった」

京子「え?」

ちなつ「あかりちゃん?」

あかり「あかり、判っちゃった!」

ちなつ「な、何がわかったのあかりちゃん」

あかり「うん!」
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 00:29:36.43 ID:+iN8oBhB0
 


「京子ちゃんが死なないと駄目だって判ったの!」




 
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 00:30:13.37 ID:+iN8oBhB0
京子「……え?」

ちなつ「は……?」

あかり「あかり、どうして今まで気づかなかったんだろう」

あかり「急がないといけないのに」

あかり「どうしよう、どうしよう」

あかり「殺す方法がないよぉ」

あかり「あかり、ドジだからカッターナイフとか使っても京子ちゃんをうまく殺せるかわからないし」



「あけてあけて、はやくはやく」



あかり「あ、そうだ、そうだね結衣ちゃん、今開けるね」

ちなつ「あ、あかりちゃん!駄目!」

154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 00:31:08.05 ID:+iN8oBhB0
京子「あかりが、記憶を……改竄されてる?」

京子「けど、けど、結衣は姿を見ないと力を使えないって……」

あかり「待っててね、結衣ちゃん、今開けるから」

ちなつ「京子先輩!バスルームへ!」グイッ

京子「ふえ……」




バタンッ


ガタゴト



「あかり、ありがとう、京子とちなつちゃんは?」

「うん、ごめんね、この扉を開けてる隙に、バスルームに閉じこもっちゃった」

「そっか、仕方ないなあ、京子は」

「仕方ないねえ、京子ちゃんは」
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 00:45:52.66 ID:+iN8oBhB0

「ねえ、京子ちゃん、あかりからもお願い」

「死んで欲しいの」

「今すぐ」

「はやく、はやく、はやく」




「バスルームの扉くらいなら何とか破れるけど」

「随分乱暴にしちゃうと思うからさ」

「京子だって、怪我するのはいやだろ?」

「だから、ほら」

「いそいで、いそいで、いそいで」



「はやくはやく」

「いそいでいそいで」

「すぐにしんで」

「ねえきょうこちゃん」

「ねえきょうこ」


「いそいでしんで」

「いますぐに」
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 00:46:29.23 ID:+iN8oBhB0
 



「でないと」




 
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 00:47:01.26 ID:+iN8oBhB0
〜バスルーム〜


京子「……」

ちなつ「……」

あかり「……」

京子「ちなつちゃん……」

ちなつ「は、はい」

京子「私って、死んだほうがいいのかな」

ちなつ「なに言ってるんですか」

京子「だって……だって……」

京子「こんなに二人から願われてるんだよ……」

京子「ずっと一緒だった結衣とあかりから……」

京子「こんなに、こんなに強く、死ぬことを願われていたなんて……」

ちなつ「……」

京子「わ、私は、私は、本当は」

京子「生きて居ちゃいけない人間なんじゃ……」

京子「だ、だったら」

ちなつ「……」

京子「だったら結衣達の言うとおり……」

ちなつ「……ああ、そうですか」
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 00:47:31.58 ID:+iN8oBhB0
 




ガツンッ





 
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 00:48:02.52 ID:+iN8oBhB0
京子「いっ……」

ちなつ「……」

京子「……ったい……けど、あれ」

京子「血は出てないし……」

ちなつ「……」

京子「ちなつ、ちゃん?」

ちなつ「そりゃあ、血なんて出ないでしょうよ、普通に殴っただけですから」

京子「な、なんで」

ちなつ「あ、貴女は、よくも」

京子「ちなつちゃ……」



ガツンッ



京子「痛っ」

ちなつ「貴女はよくも!私の前で!」

京子「ちなつ……ちゃん……」
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 00:48:39.36 ID:+iN8oBhB0
ちなつ「結衣先輩も!あかりちゃんもです!」

ちなつ「どうしてそんなに簡単に!」

ちなつ「死んだほういいだなんて!」

ちなつ「言葉の意味が判ってます!?」

ちなつ「死んだら!全て!終わりなんです!」

ちなつ「そんなことは子供だって……!」

京子「ちなつちゃん……」

ちなつ「子供だって……判るはずのこと、なんですよ……」

ちなつ「そんなことが判らない子供は、よっぽどの馬鹿で」

ちなつ「本当に、取り返しなんてつかないのに……」

ちなつ「つかないのに……」

京子「……ごめん」
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 01:01:08.03 ID:+iN8oBhB0
ドンドンドンッ



「きょうこ、ねえ、あけて」


ドンドンドン


「きょうこちゃん、はやく」


ドンドンドン


「あけないと、とびらをこわすよ」


ドンドンドン


「いたくしないから、ね?」


ドンドンドン




京子(そうだ、私は生きるんだ)

京子(生きて、3日目の最後を迎えるんだ)

京子(ちなつちゃんと一緒に)

京子(いや、結衣やあかりだって)

京子(この密室を抜けさえすれば)

京子(きっと)

京子(きっと……)

162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 01:01:48.36 ID:+iN8oBhB0
あれからどれくらい経過したのか。

私はちなつちゃんと一緒に、狭いバスルームに蹲り。

時を待つ。

3日目の最後の瞬間が訪れるのを。



外から何かが叩きつけられる音がする。

何かが壊れる音がする。



ガタガタガタ

バキバキバキ



バスルームの扉は既に隙間が開いていて。

その向こうが見えている。



そこには。

結衣とあかりの姿が。



二人は私達の姿を確認し。

ニコリと笑った。



そして隙間から手を入れて。

扉の鍵を。
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 01:02:15.31 ID:+iN8oBhB0
?????????????????


???Z?????????????????????


???k??????????????Z???????
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 01:05:12.66 ID:+iN8oBhB0
≪下校のザザザザザザッになりました≫

≪生徒のザザザザザッは速やかにザザザザッ≫

≪ザザザザザッしますザザザザッの時刻になりザザザザッ≫
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/21(水) 01:05:45.28 ID:+iN8oBhB0
スピーカーからノイズと共に曲が流れる。

七森中学で下校の時間になると流れる曲。

いつもの「ごらく部」が終わる曲。




次の瞬間、全ての照明が消え、密室は闇に包まれた。
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 03:53:51.73 ID:u/2IZJqKO
続き来たー!
ありがとうございます
面白い
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 21:54:00.64 ID:cLwScVtC0
おもしろい
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/24(土) 01:26:49.32 ID:TzuYqhixo
見事だわ 面白い
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 12:17:32.96 ID:Y2XjxSTw0
≪これにて≫

≪密室は終了する≫

≪全ての事柄は決定され≫

≪それが覆されることはない≫
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 12:18:21.28 ID:Y2XjxSTw0
スピーカーからの声が聞こえる。

けれど、周囲はまだ真っ暗だ。

まだ、私たちは密室の中にいるのだろうか

それとも……。


「京子先輩!あそこ!あそこに光が!」


すぐ近くから、ちなつちゃんの声が聞こえた。

その声が示す通り、遠くのほうに光が見える。

あれは……。


「あれは、ごらく部の入口?」


そう、遠くの方に、ごらく部の扉が見える。

光り輝く扉が。
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 12:19:43.67 ID:Y2XjxSTw0
遠くと言っても、ほんの十数メートルだ。

走れば直ぐにたどり着くだろう。


「京子先輩!結衣先輩!あかりちゃん!」

「走りましょう!」

「あそこがきっと出口です!」

「あそこから出れば!」

「きっと元通りに!」


ちなつちゃんは、私達を促すと走り出した。

扉のほうへ。

何時もの日常が待つ、光の指すほうへ。
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 12:20:54.56 ID:Y2XjxSTw0
「そう、そうだよ、きっとあそこへ行けば」

「この密室さえ抜ければ、私たちは」

「きっと元通りに」


ちなつちゃんを追って走り出そうとする私の耳に、声が聞こえた。

結衣の声が。


振り返ると、結衣が蹲っていた。

あかりも、結衣の傍で、ポカンとした様子で座り込んでいる。


「な、何してるの二人とも」

「早く、早くここから出ないと!」


結衣は、何かを呟いている。

何を呟いているのだろう。

私に対する殺意?

憎しみ?

諦観?

いや、けど聞こえてきたのは……。
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 12:22:05.22 ID:Y2XjxSTw0
「おねがいします、おねがいします、おねがいします」

「もう一度、もう一度だけチャンスをください、おねがい」

「今度はうまくやるから、絶対うまくやるからおねがい」

「ああ、なんで、どうしてこんな事に、わたしは」

「わたしはこんな結末、望んでなかったのに、なんで」

「なんで、どうして、ああ、かみさま」

「おねがいします、たすけて、たすけて」

「どうか、どうかたすけてあげてください」

「おねがいします、おねがいします、おねがいします」
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 12:22:36.54 ID:Y2XjxSTw0
聞こえてきたのは、絶望だった。

立てなくなるくらいの絶望だった。

……。

……。

どうして?

私を殺せなかった事で……絶望している?

それくらいショックだった?

……いや、違う。

何かが。

何かがおかしい。

私は。

私はもしかしたら。

何かとんでもないものを見逃しているんじゃ。

何か取り返しのつかないことを。

やってしまったじゃ。

結衣がこんなになってしまうような事を。

だったら。

だったら、今からでも、それを思い出さないと……。
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 12:23:22.95 ID:Y2XjxSTw0

          「君達にささやかながらプレゼントを贈らせてもらった」

   「記憶を改ざん」


       「つまりね、私はこの密室の中で、2回殺されてるの」


                   「このまま生きていても仕方ない」


               「京子先輩はどんな特殊能力貰ったんですか」


  「死んだ人を蘇らせることができるように」


           「きっと犯人はごらく部には居ないんだ」


   「このまま生きていても仕方ない」

                「ちなつちゃんの能力を無力化して」


            「……結衣は犯人じゃない」


   「ここから出れば儚く消えてしまう物だという事を」


             「生き返るはずなのにっ!なんでっ!」


  「あかりが」


            「嘘なんてつかないよ?」


              「このまま生きていても仕方ない」


              「ちなつちゃんが」


         「おい京子、お前何言ってるんだよ」


    「結衣が」


            「うん、おきてるよ、ゆい」


                          「全ての事柄は決定され」


       「覆ることはない」
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 12:24:43.67 ID:Y2XjxSTw0
「……」

「……」

「……」

「……あれ」

「私、どうして」

「……どうして、あんな事を言ったんだろう」

「なんで、どうして」

「……」

「……」

「……あ」

「そうか……」

「……」

「そう」

「だったんだ」
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 12:25:32.64 ID:Y2XjxSTw0
走った。

走った。

走った。

もうこんなのは沢山だ。

こんな密室は、もう嫌だ。

殺すとか殺されたとか、そんなのは嫌なのだ。



けど、ここさえ抜けてしまえば。

きっと。

きっと、何時ものごらく部に戻れるはず。



そう願って、私は走った。

あの扉のもとへ。



その甲斐あって、私は扉に手を伸ばし、開けることに成功した。
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 12:26:08.93 ID:Y2XjxSTw0
やった。

これで。

これで全部終わるんだ。

京子先輩も無事だったし。

結衣先輩やあかりちゃんだって、きっと密室さえ抜けてしまえば。

元に戻ってくれるはず。


「京子先輩!早く!」


振り向くと、京子先輩たちはまだ暗闇の向こうにいた。


「な、何やってるんですか京子先輩!結衣先輩!あかりちゃん!」


結衣先輩やあかりちゃんは反応すらしない。

蹲ったまま、動かない。

京子先輩だけが立ったっている。

暗闇の中で立っている。


「京子先輩!」


私の呼びかけに反応した京子先輩は。

ゆっくりと、振り返った。

その顔は。

ああ、その顔は……。
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 14:40:00.30 ID:Y2XjxSTw0




その顔は、笑顔だった。




 
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 14:42:30.27 ID:Y2XjxSTw0
≪ザッ≫

≪ザザザザザザッ≫

≪ザザッ≫

≪吉川ちなつ≫



何処かから、あのスピーカーの声がする。

不意を突かれた私は、思わず普通に返事してしまった。

「あ、はいっ?」



≪吉川さん≫

≪貴女の思いは≫

≪正しかった≫

≪この密室でただ一人≫

≪選択を誤らなかった≫

≪けど≫

≪ここで密室は終わり≫

≪貴女能力は、尽きる≫

≪尽きて果てる≫

≪……終わってしまうの≫
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 14:43:07.22 ID:Y2XjxSTw0
 


≪吉川ちなつの能力が消滅した≫



 
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 14:43:59.39 ID:Y2XjxSTw0
暗闇の中にいた京子先輩が、倒れた。

まるで糸が切れた操り人形のように。

まるで支えがなくなった死体のように。

力なく、床に倒れこんだ。


「京子先輩!?」


じわり、と京子先輩の周りに血のシミが広がる。

なんで、どうして。

……。

……。

もしかして、私の能力が。

能力がなくなったから?

私の「死んだ人を蘇らせる能力」がなくなったから。

既に死んでいた京子先輩は、死体に戻っちゃったって事?

そ、そんな。

せっかく三日目を迎えたのに、京子先輩はまた一日目に……。

……。

……。

あ、あれ。

けど、密室はもう。

終わっているから。

終わって、いるから……。
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 14:44:34.84 ID:Y2XjxSTw0
 



だったら、京子先輩は。

京子先輩は、どうなっちゃうの?



 
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 14:45:26.58 ID:Y2XjxSTw0
「おねがします、たすけてください、おねがいします」

「もういちどだけ、もういちどだけチャンスをください」

「たすけてください、おねがいします、おねがいします」



≪船見結衣≫


「おねがいします、おねがいします、おねがい、おねがい」


≪船見さん≫

≪貴女の願いは純粋だった≫

≪貴女の想いは純粋だった≫

≪けど≫

≪けどね≫

≪人の想いは踏みにじられるの≫

≪例えどんな純粋な思いを抱いていても≫

≪踏みにじられて終わらされてしまうの≫

≪だから≫

≪だからね≫

≪       ≫
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 14:51:29.79 ID:Y2XjxSTw0

 





≪船見結衣の能力が消滅した≫




 
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 14:52:29.80 ID:Y2XjxSTw0
≪赤座あかり≫


「……」


≪赤座さん≫

≪貴女は選択を誤った≫

≪自分の選択を他者に委ねるべきではなかった≫

≪けれど、その過ちもすべて終わる≫

≪ここで、すべて、終わってしまうの≫

≪何もかも≫


「京子ちゃん……ごめんね……」
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/25(日) 14:52:59.97 ID:Y2XjxSTw0

 




≪赤座あかりの能力は消滅した≫




 
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/25(日) 19:36:36.61 ID:Rxe29xLSO
どうなる
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 13:00:42.24 ID:7UcRo8WpO
おぉー面白い!
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 04:00:02.43 ID:5eoIhpJrO
この作品リアル三年くらい?待ってたから最近進んでくれて本当に嬉しいです!
応援してます
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/25(金) 23:23:19.81 ID:rmcz8/wSO
待ってる
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/17(金) 02:33:25.58 ID:Xc/EfoTpO
待ってます〜
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/16(火) 05:58:39.19 ID:oZcgGytDO
頑張ってくれ…
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/11(火) 10:27:21.23 ID:h7GVnlOg0
まだ待ってるぞい
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/12/20(月) 23:25:51.28 ID:Ok7YuCYi0
他のどっかで更新してたりがあったら教えて欲しい
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/23(木) 18:57:22.80 ID:pQm94RwxO
まだ待ってるのか…
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/04/19(水) 19:43:00.87 ID:dxyP8VW10
続き期待
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/08/11(金) 08:23:52.90 ID:cBCBAb260
正直何処まで書いたのか思い出せなかったけどほぼ完結直前までは書いてたのな
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 12:40:56.68 ID:M+GsWYR10
誰かアイディアあれば続き書いても良いのよ
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