【ガルパン】みほ「副隊長格付けチェックです!」

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1 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 22:40:37.15 ID:9mJYITMN0


前作です


http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476101719/


よろしくお願いしマウス




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1497706836
2 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 22:41:52.79 ID:9mJYITMN0


桃「私が戦車道のPRをですか…?」

杏「そそ、西住ちゃんは来年の編成で忙しそうなんで、代わりに、かーしまに行ってもらいたいんだよね」

柚子「一応、桃ちゃん副隊長だし」

桃「桃ちゃんと呼ぶな!それに一応とはなんだ!!」

杏「まー、向こうには他のメンバーがいるし、PRって言ってもバラエティみたいなもんだからさ」

杏「…それに、私がこんな事を任せられるのは、かーしまだけだしね」

桃「会長、そこまで私を…わかりました!大洗の代表として、しっかりとPRしてまいります!!」

杏「おおー、期待しているよー!」

柚子「私達は行けないんで、独りになっちゃうけどお願いね」

桃「えっ」


3 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 22:44:48.73 ID:9mJYITMN0


― 都内某所スタジオ


桃「ううっ…やっぱり会長や柚子ちゃんがいないと不安だよぉ…」

エリカ「なに、暗い顔をしているのよ」

桃「お、お前は!黒森峰の!」

アリサ「隊長に言われて来てみたら…なんで、アンタ達がここにいるの?」

ノンナ「どうも、選抜戦以来ですね」

ペパロニ「お久しぶりッスね!」

オレンジペコ「御無沙汰しております」

福田「ほ、本日は!よろしくお願いします!!」

アキ「みんなが揃って、なんだか楽しそうだね」

桃「この…メンバーは?」

エリカ「どうやら、各校の副隊長…とそれ以外ってとこね」


蝶野「はーい!皆、元気?」

理事長「どーも」

役人「こんにちは」


桃「!!」


4 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 22:49:07.26 ID:9mJYITMN0


桃「で、出たな!極悪メガネ!!また、大洗を廃校にするつもりなのか!!」

役人「い、いや…今日はですね…」

理事長「嫌われちゃったねー」ニヤニヤ

蝶野「まぁ、今までの行いを見てたらねー」ニヤニヤ

役人「ちょっとー、二人とも、助けて下さいよー」

ノンナ「…これは、私たちの方から助け舟出した方がいいですかね」ヒソヒソ ←何が始まるかわかった

オレンジペコ「このままだと、ややこしいことになるかもしれませんし」ヒソヒソ ←同上

ペパロニ「そっスね」ヒソヒソ ←同上


ペパロニ「あの!役人さん!今日、集められたのって、この前ウチの姐さん達がやった収録の続きなんスか?」


役人「!!…そ、そうです!さすがペパロニ様!!」


5 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 22:54:46.33 ID:9mJYITMN0


蝶野「実は先日、大学選抜戦を戦い抜いた各校の隊長の皆様を集めて、勝利したのは隊長が一流であるからと実証をしてみたのですが…」

理事長「残念ながら、総ての隊長が一流というわけじゃなかったんだよね」

役人「そこで我々は考えました!!隊長を影で補佐をしていた副隊長の皆様方のご尽力があったからではないかと!!」

役人「そして、本当に皆様が一流なのかを!!はっきりさせるべく、本日は一流の!!いや!超一流の!!副隊長がたにお集まりしていただいたという次第なんです!!」


エリカ「一部、副隊長じゃない人もいるけど?」

オレンジペコ「私は、ダージリン様に泣きつかれて出場しました」

アキ「私もミカに言われて」

福田「自分は生き残りだったので来ました…」


6 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 23:00:33.06 ID:9mJYITMN0


アリサ「い、生き残りぃ?」

福田「はい、今回の集まりで副隊長が招集されるにあたって、まだ知波単では副隊長の任命が済んでおらなかったのです…」

エリカ「そういえば、知波単は隊長の西が引き継いで日が浅かったわね」

福田「急遽、この場に来る者を決めるために勝ち残りによる決闘が行われたのでありますが…」

桃「そ、その戦いを勝ち抜いたのがオマエなのか…」

ペパロニ「可愛い顔して、腕っぷし強いんスねー」

福田「ち、違うであります!!自分は下級生の身ですから控えていたのです!!」

福田「…ですが、先輩方全員が同士討ちで倒れてしまった為…残っていた自分が行って来いと命令されて来たのであります!!」

桃「大丈夫か知波単は…」


7 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 23:05:30.41 ID:9mJYITMN0


役人「ではルールを説明させていただきます!!これから、一流の副隊長の皆様には 1チーム2人 の 計4チーム に分かれていただき」

役人「我々が用意した2つの物を比べていただきます。一方は一流の皆様にはわかって当然の一流の物を!、もう一方はその一流を模した物あるいは価値の低い物をご用意いたしました」

役人「一流の皆様には一流の方を選んでいただき、A、Bどちらかの部屋に入ってお待ちいただきます。そして最後に私が入った部屋の方が正解の一流となります」


桃「西住達がやったアレか!!」 ←やっと思い出した


役人「一流の皆様には赤子の手をひねるよりも簡単なゲームですが!!もしも!!万が一にも!!不正解の場合にはそれに応じたご対応をさせていただきます!」



『一流副隊長』→『普通副隊長』→『二流副隊長』→『三流副隊長』→『お荷物』→『乗せる価値なし』



理事長「こんな風になっちゃうからね、頑張ってね」


8 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 23:10:10.85 ID:9mJYITMN0


役人「ではチーム紹介をさせていただきます!!」


役人「まずは、大洗女子学園より河嶋桃様、アンツィオ高校よりペパロニ様のチーム『アホの子』でございます!!」


ペパロニ「よろしくッス!」

桃「おい!アホとはなんだ!!アホとは!!」

役人「まぁまぁ、深い意味はありませんのでwww」

ペパロニ「いいじゃないッスか、アタシがよくアホの子呼ばわりされてるからでってことで」

桃「う、うむ…そこまで言うなら」

役人「ペパロニ様、フォローありがとうございます、今回は副隊長の皆様に向けて前回参加の隊長の方々からビデオメッセージもありますのでご覧になってください」


9 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 23:12:58.86 ID:9mJYITMN0


ビデオメッセージ

― 普通の西住みほ ― (収録風景 大洗女子学園)


みほ『え、えーと…河嶋先輩がいつも学園の為に率先して働いてくれているのは私をはじめ、他の皆はよく知っています』

桃「西住…」ウルウル

みほ『問題も砲弾とちがって2分の1で当たりますんで、頑張ってください!!』

桃「おい!西住!」

みほ『…でも、ボコの問題は絶対に当ててください』ゴゴゴゴ…

桃「に、西住…」

みほ『当ててください』ゴゴゴゴ…

桃「……」 ←絶句


役人「のっけから、とんでもないビデオでしたね」

理事長「ワシ、色々と不安になってきたんだけど…」

桃「お、おい!役人!こ、今回の問題にボコはあるのか!?」

役人「それは、お答えできませんよー」

桃「うう…」 


10 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 23:17:05.65 ID:9mJYITMN0


ビデオメッセージ

― 一流のアンチョビ ― (収録風景 豪華な椅子と屏風のセット)


アンチョビ『フハハハ!ペパロニ!!一流のアンチョビ様を引き継ぐオマエだ!!きっと上手く行くさ!!』

アンチョビ『画面の向こうのオマエに勝利の秘訣を教えて…』

ペパロニ『アンチョビ姐さんー!パスタ、茹で上がったッスよー!!』

アンチョビ『馬鹿者!!今、オマエに向けてのメッセージを撮っている最中なんだぞ!!』

ペパロニ『んなこと、直接言えばいいじゃないッスか、それよりピザもなくなるッスよー』

アンチョビ『あー!わかった行くから、行くから!!残しておけよー!!』


ペパロニ「アンツィオに似合わないセットがあるなーって思ったけど、この前の撮影だったんスね」

役人「それで、ペパロニ様、アンチョビ様から直接聞いた秘訣と言うのは?」

ペパロニ「それが姐さんのぶんのピザ食べちゃったんで怒って言ってくれてないんスよ」

理事長「相変わらず抜けたところあるね、アンチョビさんは」


11 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 23:22:05.44 ID:9mJYITMN0


役人「続きましては、黒森峰女学園より逸見エリカ様、サンダース大学付属高校よりアリサ様のチーム『ひねくれもの』です!!」


エリカ「ちょっと!!」

アリサ「もっと、ましな名前あるでしょ!!」

役人「おっしゃる通りだと思いますが、お二方は『素直ないい子ちゃん』ではありませんよね」

エリカ「そ、それは…」

アリサ「そうだけど…」

役人「根っこは優しいのはおわかりになるのですが、素直になれない天邪鬼なところを考慮してこのチーム名にいたしました」

理事長「ちなみにチーム『天邪鬼』だと暴走族っぽいんで平仮名にさせてもらいましたよ」

蝶野「そんな二人にもビデオが来ております」

12 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 23:29:15.25 ID:9mJYITMN0


ビデオメッセージ

― 普通の西住まほ ― (収録風景 黒森峰女学園)


まほ『エリカ、今回は突然の状況に驚いているかもしれない…だが、この不測の状況に対応できる事が、これからの黒森峰に必要だと思う』

まほ『そして、これをこなす事ができるのが…エリカ、お前ならきっとできる』

エリカ「隊長…」←感動

まほ『エリカ…楽しんでこい! その上で一言伝えておく…』

まほ『我々、黒森峰には…』

まほ(2カメ)『!!』キッ

まほ(3カメ)『!!』キッ

まほ(1カメ)『後退はない!!』キリッ!


エリカ「た、隊長…こんなキャラだっけ?」

役人「前回の収録でわかったんですけど、隊長の中で一番テレビ慣れしてるのって、まほさんですよね」

蝶野「彼女、インタビューよく受けてますので」


13 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 23:31:03.92 ID:9mJYITMN0


ビデオメッセージ

― 二流のケイ ― (収録風景 サンダース格納庫)


 キュイーーーン… ウォン… ウォン…

ケイ『ハーイ!アリサ!驚いた?』


アリサ「周囲のエンジン音がうるさくて聞き取りにくいです…」


ケイ『戦車道も格付けも正々堂々でエンジョイするのよ!!』

 キュイーーン!!

優花里『おお!!あれはC-5Mスーパーギャラクシー!!』

ケイ『あら、オッドボール、潜入しにきたの?』

優花里『はい!お邪魔させてもらっております!!』

ケイ『奥に新しく導入したパーシングもあるから、ゆっくり潜入していってね!!』

優花里『おお!ありがとうございます!!』


アリサ「…隊長、守秘義務、守秘義務」

役人「相変わらず、おケイはマイペースですね」

蝶野「あのオープンさは見習いたいですね」

理事長「蝶野君がそれを言うの?」


14 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 23:32:36.59 ID:9mJYITMN0


役人「さぁ!今度はプラウダ高校よりノンナ様、知波単学園より福田様のチーム『親子』でございます!!」


ノンナ「よろしくお願いします」

福田「よ、よろしくお願い申し上げまふゅ!!」

役人「緊張しまくりですね」

ノンナ「福田さん、大きく深呼吸して、肩の力を抜いてがんばりましょう」

福田「は、はい! …スー、…ハァー」

理事長「ネーミングにはツッコまないんだね」

ノンナ「なんとなく、予想はついてたので」

福田「頂いた名前に異議を唱えるなんて畏れ多いであります」


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