【ガルパン】みほ「副隊長格付けチェックです!」

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15 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 23:43:35.22 ID:9mJYITMN0


ビデオメッセージ

― 二流のカチューシャ ― (収録風景 プラウダ高校)


カチューシャ(頭頂部)『ノンナ!恥ずかしいとこを見せたらシベリア送りなんだからね!!』

ノンナ「あの…頭しか映ってないのですが」

役人「カメラ位置のミスですね」

カチューシャ(頭頂部)『まー、ノンナなら私がいなくても、ちゃんとやってくれるって信じてるんだけどね!』フフン


理事長「頭だけピョコピョコ動いて微笑ましいですね」ホッコリ

ノンナ「そうですね、可愛らしいですね」ホッコリ


16 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 23:47:24.44 ID:9mJYITMN0


役人「福田様へのメッセージは、知波単学園からの中継でお送りします」


― お察しください(笑)の西絹代 ― (中継 知波単学園)


細見『…ふ、福田ァ…』

玉田『わ、我々の分まで…』

名倉『ち、知波単魂を…』

ガクッ…


福田「せ、先輩殿ぉーーっ!!」

役人「ガチでやりあっていたんですね…」

蝶野「現場を見てみたかったわ」


西(白旗)『福田!突撃精神で行って来い!! お前が散って消えるときはメガネだけは残しておくように頼んでおいたぞ!!』


福田「西隊長…」

役人「散るの前提で話を進めるのはどーかと思いますけどね」


17 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 23:53:02.09 ID:9mJYITMN0


役人「最後は、聖グロリアーナ女学院よりオレンジペコ様、継続高校よりアキ様のチーム『気苦労』でございます!!」


オレンジペコ「よろしくおねがいします」

アキ「よろしくおねがいしまーす!」

理事長「今までのチームと比べると、見た目は普通の女子高生だよね」

役人「こんな控えめそうな、お二人ですが、実際には変わり者の隊長の相手を勤め気苦労の絶えない中々のキャラでございます」

オレンジペコ(否定できない…)

アキ(否定できないよ…)

蝶野「それでは変わり者の方々からのメッセージをご覧になってください」


18 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 23:56:03.99 ID:9mJYITMN0


ビデオメッセージ

― お察しください(笑)のダージリン (収録風景 聖グロリアーナ女学院)


ダージリン(白旗)『ペコ、この誉れ高き、聖グロリアーナの名に恥じないよう頑張りなさい』

オレンジペコ「あ、あの…ダージリン様が白旗になっているのですが…」

役人「撮影時にカメラが不具合を起こしたんで差し替えの画像でってことでお願いします」

オレンジペコ「はぁ…(多分、実際はドヤ顔で話しているんだろうなぁ)」

ダージリン(白旗)『…そうね、この格付けに相応しい、こんな格言を御存…』

 …ブツッ!!

オレンジペコ「途中で切れてしまったみたいですけど…」

役人「あー、フィルムが終わってしまったんですねー」


19 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 23:58:28.23 ID:9mJYITMN0


ビデオメッセージ

― 一流のミカ ― (収録風景 豪華な椅子と屏風のセット)


ミカ『……』モゾモゾ

役人「なんか、落ち着かない様子ですねミカ様」

アキ「たぶん、柔らかい椅子に慣れてないからだと思います」

ミカ『アキ、格付けにはね人生にとって大切な総ての事が詰まっているんだよ』

ミカ『ここからじゃ、私はアキの吹かす風を感じることができないけど検討を祈るよ…』ポロロン

アキ「もう!ミカったら私に勝手に押し付けたくせに!!」

理事長「ミカさんの相手も大変だねぇ」


20 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/17(土) 23:59:22.48 ID:9mJYITMN0


― 一流副隊長へのおもてなしは ― 

 高級な椅子

 高級なスリッパ


桃「おぉ…、会長の椅子より立派だ」

ペパロニ「会長の椅子、座った事あるんスか?」

桃「す、座ってないぞ!!会長がいない時にこっそり会長ごっこなんかしてないぞ!!」

エリカ「黙ってれば良いのに、バレバレじゃないのよ…」

ペコ「アキさんどうかしましたか?」

アキ「あ、なんでもないです…(ミカが落ち着かなかったのわかるよ…)」←慣れない座り心地で落ち着かない


21 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/18(日) 00:00:50.86 ID:WWVhEPgD0

今回はここまでとなります

続きは不定期になりますが投下させてもらいます

よろしくお願いします
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/18(日) 00:02:59.16 ID:hY0Zr5Hyo


楽しみ
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/18(日) 03:50:26.92 ID:pPPUrFek0

継続……お金無いんやな……(涙
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/23(金) 11:29:43.47 ID:AEKZDG06o
>>23
戦車鹵獲しなきゃいけないくらいにお金ないから
25 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/25(日) 12:20:43.58 ID:D4RsgpRi0


役人「第一問は『戦車服』!!」


ノンナ「副隊長だけに『服』というわけでしょうか?」

理事長「洒落ですけど、そんなとこです」


蝶野「今から、皆様には二着の『戦車服』、タンクジャケットを見比べて頂きます、皆様に選んでいただきたいのが、島田千代様の戦車服!!」

蝶野「当番組のスポンサーでもあり、島田流家元としても名高い島田千代様が全日本大会で連覇を成し遂げた時に着用していた、まさに一流にふさわしい一着でございます」

蝶野「もう一方はその大会のメンバーが使われていた同サイズの予備となります」


アリサ「という事は全く同じもので選べという事なの?」

エリカ「いきなり、難しい問題ね…」

役人「一流の皆様方なら一流の匂いを感じ取れると思っての問題でございます!!」



役人「では、お答えいただく代表の方は!!」


役人「チーム『アホの子』より、河嶋桃様!!」

桃「やっぱり、そのチーム名は釈然としないな…」


役人「チーム『ひねくれもの』より、逸見エリカ様!!」

エリカ「そうね、そこには賛同するわ…」


役人「チーム『親子』より、福田様!!」

福田「ノンナ殿!突撃してまいります!!」


役人「チーム『気苦労』より、オレンジペコ様!!」

オレンジペコ「聖グロの為にも私が頑張らなくっちゃ…」



理事長「では、皆様一流キープできるように頑張ってね」


26 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/25(日) 12:28:02.19 ID:D4RsgpRi0


― 一流の回答者への待ち時間のおもてなしは ―

 最高級玉露

 てぃーがー屋の羊羹


桃「お茶と羊羹か」

エリカ「うん?このお茶温くない?」

オレンジペコ「緑茶は紅茶より温度を低めにした方がお茶の香りを楽しめるんですよ」

エリカ「へー、そうなの」ズズズ…

福田「ううう…羊羹…こんな上等なものをいただけるなんて、先輩方に申し訳ないであります!!」モグモグ

桃「ええい!泣きながら食べるな!!」


― スタジオ


役人「さて、いきなり難しい問題かもしれませんが頑張ってもらいたいですねー」

理事長「そうだねぇ、あの明るい娘達の笑顔が曇らないのを祈るばかりだね」

ペパロニ「んー、これ、そんなに難しい問題ッスかねー?」

役人「おや?ペパロニ様、見分ける方法でもあるのですか?」

ペパロニ「匂い嗅げば一発ッスよ!!」

アリサ「犬じゃあるまいし…」

ノンナ「一理あるかもしれませんね、私もカチューシャの匂いならわかりますし」

アキ「食料が腐ってないかどーかくらいの判別かな、私は」


27 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/25(日) 12:39:05.60 ID:D4RsgpRi0


 一流のチーム『アホの子』


桃「見ていろ…私がビシッと決めてやるからな!!」


理事長「意気込み充分だねー」

役人「これは期待していいのではないですか」

ペパロニ「頼むッスよ!桃姐さん!!」


 A の戦車服

桃「ふむ…」


 B の戦車服

桃「ふ、ふむ…」




役人「河嶋様、どーですか?」ニヤニヤ


桃「う、うむ!!どちらも激戦を戦い抜いた戦車服だな!!」


ペパロニ「な、なんか、声上ずってないッスか?桃姐さん」

理事長「きっと最初で緊張してるんだよ(…あっ、これは)」


役人「では、お答えの方、頂戴してもよろしいですかー?」


桃「両方すばらしい一品だろうが、私の目は欺けない!!」

桃「ズバリ!島田流の戦車服は A だ!!」


役人「なるほど、では A の部屋へ移動お願いしまーす」


桃「フッ、楽勝だな」Aガチャ ←余裕


28 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/25(日) 12:48:03.07 ID:D4RsgpRi0


 一流のチーム『ひねくれもの』


エリカ「西住流の私が島田流を当てる問題ねぇ…やれやれだわ」


役人「出題が西住流の戦車服だったなら外すわけにはいかないですよねー」


エリカ「フン、流派は違えど家元である方だから違いくらいは判って当然よ」


 A の戦車服

エリカ「……」ジー


 B の戦車服

エリカ「……」ジー


エリカ「なるほどね…」


役人「おお!逸見様、なにやら自信おありのようで!!」

エリカ「二着供、確かに同じだけど、私には感じる…」


エリカ「正解は A の方よ!」キリッ


理事長「お、河嶋様と被ったね」

アリサ「あっ…」←なんとなく不安


役人「わかりました!では A の部屋へ移動お願いします!!」


エリカ「余裕ね」Aガチャ ←自信あり


桃「おお!黒森峰もこっちか!!」 ←同じで嬉しい

エリカ「えっ…」 ←おとずれる不安


29 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/25(日) 12:56:55.48 ID:D4RsgpRi0



役人「さて、問題の途中ですが、ここでスタジオの皆様には正解をお伝えしておきます!」


ペパロニ「当っているッスかね…」

アリサ「……」 ←不安


蝶野「正解は…」

蝶野「 B が島田千代様の戦車服となります」


ペパロニ「あちゃー!桃姐さんダメじゃないッスかー!!」 ←普通のペパロニ

アリサ「やっぱりだったわ…」 ←普通のアリサ



桃「一目で見て違いがわかったぞ、私は」ドヤッ ←見当外れ

エリカ「ええ、家元の服を間違えるなんてありえないわよね」 ←アリエール


役人「こうやって感想を述べてくれると、我々的にはいいですねー」ニヤニヤ


ペパロニ「うわぁ…これは、恥ずかしいッス…」

アリサ「お願いだから、黙ってて…」


30 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/25(日) 13:05:18.36 ID:D4RsgpRi0


 一流のチーム『親子』


福田「が、頑張ります!!///」


理事長「お顔真っ赤だね」

役人「緊張のあまり倒れるんじゃないかってくらい心配になりますね…」


 A の戦車服

福田「うぅ、わからないであります…」


 B の戦車服

福田「同じなのではないのでしょうか…」


役人「思いっきり自信ない発言ですねー」

ノンナ「……(頑張って、福田さん)」


福田「どうしよう…!!そ、そうだ!!」

福田「あ、あの!!比べるのに直接触れてもよろしいでありますか!?」


役人「理事長、ご判断は?」

理事長「破く等の真似さえしなければオッケーですよ」


福田「ありがとうございます!!…では、いきます!!」ダッ!


 ボフッ!


役人「戦車服に…」

理事長「突撃…走って、顔をうずめてるね…」


福田「よし、次は B の方であります…」


 ボフッ!


理事長「知波単の突撃脳がここまでとは…」

蝶野「あとは、回答の方ですね」


役人「どーですかー?福田様ー?」


31 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/25(日) 13:17:48.59 ID:D4RsgpRi0


福田「は、はい!!…え、えーと…」


ノンナ「……(あわてなくて良いから落ち着いて)」ハラハラ


役人「ノンナ様、固唾を飲んで見ておりますね」

理事長「発表会を見守る親御さんのようにも見えるんだけど」


福田「じ、自分が突撃して!怖かった方の…」

福田「 B を選ぶであります!!」


役人「おー」

理事長「怖かったで選ぶんだ」

ノンナ「よくできました」パチパチ


福田「き、緊張したであります」Bガチャ

福田「だ、誰もいない…」


桃「そんな、選び方じゃ正解にはたどり着けんぞ」←自信あり(不正解)

エリカ「残念だけど、現実はこうなのよ」←現実(笑)(不正解)


福田「ううっ…また、やってしまったかも…」←不安(正解)


32 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/25(日) 13:25:36.78 ID:D4RsgpRi0


 一流のチーム『気苦労』


オレンジペコ「……」


役人「さて、今回の挑戦に一番思い入れが強い聖グロですね」

理事長「前回のダージリンさんが…まぁ…アレだったからね」


 A の戦車服

オレンジペコ「……(なりふり構ってはいられないですよね…)」

オレンジペコ「あの、直接触れてもいいですか?」


役人「オッケーですよ」


オレンジペコ「では…失礼して…えいっ!」


 クンカ…クンカ…


役人「ふ、服を…」

理事長「か、嗅ぎまくってるね…」

アキ「うわぁ…大胆…」


オレンジペコ「…ふぅ」


33 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/25(日) 13:32:51.19 ID:D4RsgpRi0


 B の戦車服

オレンジペコ「つ、次いきます…」


 クンカ…クンカ…


役人「しかし、匂いを嗅いでどんな違いがあるんですかね… 防虫剤? 」

理事長「 加齢臭 かね?」

蝶野「いいえ、染み付いた 炎のにおい かと」


オレンジペコ「うぇっふ!!ゲホ!!ゲホ…」


役人「むせる」

理事長「むせる」

蝶野「むせる」


役人「大丈夫ですかー?オレンジペコ様ー?」


オレンジペコ「ハァハァ…だ、大丈夫です」


34 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/25(日) 13:42:43.67 ID:D4RsgpRi0


オレンジペコ「お恥ずかしい所をお見せしました…でも、これで答えが出せます」


アキ「…頼りしてるよ」ドキドキ


オレンジペコ「島田流の家元が着用していたのは… B で間違いありません」


アキ「やった!!凄い!!」


役人「ほー、優雅さを捨ててまで匂いを直接嗅ぎまくった理由とか、おありなんですか?」


オレンジペコ「え、えーとですね、確か島田千代様が愛用していた香水の匂いがどこかに残っているかを探して…」

オレンジペコ「 B の方には加齢臭の匂いと混ざって残っているのが確認できたので…」


役人「凄いな、この子本気ですよ(加齢臭あるんだ…)」

理事長「島田さんも自分の服をこんな風にされるなんて思わなかっただろうね(加齢臭あるんだね…)」


蝶野「では、B の部屋へ移動お願いします(酒臭い女はセーフよね…)」



オレンジペコ「失礼します」Bガチャ

福田「見ておりました!!お見事としか言いようがないであります!!」

オレンジペコ「あ、ありがとうございます」


桃「おいおい、そんな方法で選んで間違えてたら、恥ずかしいぞ」←この後、赤っ恥

エリカ「……」←自分の間違いに気づく


役人「逸見様の方は何かを気づいたようですね」

アリサ「もう、遅いわよ…」


35 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/25(日) 13:49:34.22 ID:D4RsgpRi0


役人「では!私が正解の部屋にお邪魔させていただきまーす!!」


 A の部屋

桃「ふふん、さぁ来るがいい!!」←自信あり(笑)

エリカ「いや、もしかしたら…でも…」←自信なし


 B の部屋

オレンジペコ「大丈夫なはずです…」←不安

福田「うう…また緊張してきたであります…」←不安



 ――――


役人「ハイ!おめでとうございます!!」Bガチャ


オレンジペコ「やった!!間違ってなかった!!」

福田「やりました!!西隊長!!敵は取ったであります!!」



桃「よ…え!?扉、一瞬開いたのに!!」

エリカ「ああ…やっぱりぃ…」ガックシ


36 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/25(日) 13:55:41.78 ID:D4RsgpRi0


 第一問 結果


一流 → 一流 『親子』『気苦労』

一流 → 普通 『アホの子』『ひねくれもの』


理事長「じゃ、普通の二組にはこちらを使ってもらいますね」

 普通の椅子

 普通のスリッパ


桃「こんなの納得いかないぞ!!」

ペパロニ「まー、しゃーないッスよ」

エリカ「…ごめんなさい」

アリサ「ガチであやまらないでよ…怒れないじゃないの…」


37 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/25(日) 13:56:38.05 ID:D4RsgpRi0

今回はここまでとなります

続きは不定期になりますが投下させてもらいます

よろしくお願いします
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 15:01:13.11 ID:pEWlmsDwo
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 15:10:15.47 ID:Xndb/KVDO
むせるような加齢臭と香水のブレンド…
失望しました、西住流に入門します
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 15:55:24.62 ID:HfueWlnLO
乙。ペコはある意味田尻以上にやらかしてないか?ww
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 16:03:26.08 ID:Dxk0bI7p0
乙、再開待ってたで
エリアリがわりと良いコンビしてるな
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 19:49:04.62 ID:hYHALmQzO
ふむ、聖グロは島田流を敵にまわしたな。乙
43 : ◆OBrG.Nd2vU :2017/06/25(日) 22:53:14.38 ID:Nq27nfbX0
脳内再生余裕でした。
期待して待ってる。
44 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/29(木) 23:36:11.38 ID:3kURoJOs0
合いの手、レスといつもありがとうございます

続きにの第二問になります よろしくお願いしマウス
45 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/29(木) 23:37:24.58 ID:3kURoJOs0



役人「第二問は『味覚』でございます!!」


ノンナ「やっぱり戦車とは関係ない、この流れですか」

蝶野「今から、皆様方には二種類の『ハンバーグ』を食べ比べてもらいます」

アキ「お肉だぁ!!」←テンションUP


蝶野「皆様に選んでいただきたいのが ランクA5黒毛和牛を使用した最高級ハンバーグ 」

蝶野「そして、もう一方は スーパーで購入した牛肉を使用したハンバーグ となります」

蝶野「なお、問題中は味覚のみの判断の為、回答者の皆様にはアイマスクを着用して頂き、さらに同校のメンバーの手で味わっていただきます」


役人「よかったですね、ペパロニさん、アリサさん、良い肉ですよ!!お二人じゃ、めったに食べられない良いお肉ですよ!!」

ペパロニ「ほんとッスね!!最高じゃないッスか!!」←純粋に喜ぶ

アリサ「いや、アンタね…ランク落ちたから嫌味で言われてるのよ」

アキ「うわぁ〜牛のお肉なんていつ以来だろう!!」←ガチで嬉しい

ノンナ「牛肉ですか…」


46 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/29(木) 23:39:27.38 ID:3kURoJOs0


役人「では、回答者は!!」


役人「チーム『アホの子』から ペパロニさん!!」

ペパロニ「よっしゃ!!料理なら負けないッスよぉ!!」


役人「チーム『ひねくれもの』からは アリサさん!!」

アリサ「ハンバーガーが主食のサンダースを舐めないでよね!!」


役人「チーム『親子』より ノンナ様!!」

ノンナ「ビーフストロガノフのプラウダもお忘れなく」


役人「チーム『気苦労』より アキ様!!」

アキ「お肉!お肉!おっ!にっ!くっ!」


理事長「お肉だけじゃなく野菜もちゃんと食べてバランスの良い食事を心がけようね」

蝶野「理事長、それは今は関係ないでしょ」


47 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/29(木) 23:42:56.88 ID:3kURoJOs0


― 一流の回答者への待ち時間のおもてなしは ―

 最高級玉露

 和三盆の落雁


ノンナ「まぁ、砲弾や戦車を模った見事なお菓子ですね」

アキ「う、うん…(高そうだなぁ…)」 



― 普通の回答者への待ち時間のおもてなしは ―

 普通のお茶

 どら焼き


ペパロニ「たまにはこういうのも良いもんッスねー」モグモグ ←普段はイタリアン

アリサ「そうね、個人的にはカステラが食べたいとこだけど」モグモグ ←長崎県民


アキ(あっちの方が大きくていいなぁ…なんて言えないし…)


48 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/29(木) 23:47:32.59 ID:3kURoJOs0


 普通のチーム『アホの子』


アンチョビ「フハハ!ペパロニ!!今回はこの私が試食を手伝ってやるぞ!!」

ペパロニ(アイマスク)「アンチョビ姐さん!お願いします!」

アンチョビ「うむ!!」

アンチョビ(フフフ…前回の紅茶の恨み…ここで晴らす!)


 A のハンバーグ

アンチョビ「では行くぞ…」ニヤニヤ

ペパロニ「頼んます!!」(んー…肉の焼ける良い香りがするッスねー)クンクン…

ペパロニ「…ふぇっくしょん!!」


 ペタッ


ペパロニ「んっ?」

アンチョビ「!! んぎゃー!! は、ハンバーグが!!」


桃「何をやっているんだ…あいつらは…」


49 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/29(木) 23:51:20.51 ID:3kURoJOs0


カルパッチョ「どうしました!?ドゥーチェの酷い声が聞こえたんですが…」

アンチョビ「お、おお!!カルパッチョか!!ちょうどいい、ペパロニを抑えてくれ!」

カルパッチョ「わかりました!」

ペパロニ「うおっ」ガシィ!


 B のハンバーグ


アンチョビ「フフフ…さぁ、行くぞ〜」

アンチョビ「いいか!カルパッチョしっかり抑えておけよ!」

カルパッチョ「はい」

アンチョビ「ちゃんと抑えろよ!ちゃんとだぞ!絶対だぞ!!絶対!!」

カルパッチョ「はい」(あら?ペパロニ、トリートメント変えたのかしら?良い香りね…)クンクン…

カルパッチョ「…クシュン!」


 ペタッ


ペパロニ「んっ?」

カルパッチョ「あっ」

アンチョビ「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーっ!!!」


桃「うわぁ…」


アンチョビ「お、お前らーっ!!」

ペパ・カル「「ドゥーチェwwドゥーチェww、落ち着いてwww」」

アンチョビ「すいません、取り乱しました」ペコリ


50 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/29(木) 23:54:25.33 ID:3kURoJOs0


役人「そのネタはいいんで進めてくださーい!」

カルパッチョ「わかりました、私が食べさせますのでドゥーチェはそこでじっとしててください」

アンチョビ「くすん…」


 A のハンバーグ

ペパロニ「美味いッスねー」モグモグ


 B のハンバーグ

ペパロニ「おっ!美味いッスよ!!」モグモグ


役人「さて、持ちネタも終わって実食しているところですが…ここで先に正解をお伝えしておきますね」


蝶野「正解の最高級ハンバーグは B になります」


理事長「さぁ、料理に自信のあるアンツィオですが、答えの方はどうでしょうかね」

桃「頼むぞ…」


ペパロニ「う〜ん…どっちも、ちゃんとした調理がされているッスよね…」

ペパロニ「肉の味なら… うん! B だと思うッス」


役人「お、当てましたね」

桃「おお!!流石、アンツィオ!!」


ペパロニ「昔、もらい物で食べた良い肉がこんな感じだったんスよねー」Bガチャ


51 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/29(木) 23:57:22.95 ID:3kURoJOs0


 普通のチーム『ひねくれもの』


アリサ(アイマスク)「さぁ、いつでも来なさい」


エリカ(ハンバーグかいいなぁ…) ←好物

役人「さて、アリサさんのお手伝いをするのは…」


ナオミ「……」

アリサ(アイマスク)「うん?誰なの?ナオミ?それともケイ隊長?」

ナオミ「……」


役人「無言ですね」


ナオミ「……」スッ…


理事長「何かを置きましたね」


 ラジカセ


ナオミ「……」

アリサ(アイマスク)「ちょっと!!誰なのかくらい言いなさいよ!!」


???(ラジカセ)「…アリサ」

アリサ(アイマスク)「そ、その声は!!」


52 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/30(金) 00:01:44.02 ID:T/hBU/J/0



タカシ(ラジカセ)「オレだよ、アリサ」

アリサ「た、タカシ!!」


役人「タカシぃ?」

蝶野「タカシさんと言うのは、アリサさんが想いを寄せている同級生です」

理事長「ほぉー」

エリカ「ちなみに、アリサさんの片思いのようです、現在の所は」

理事長「甘酸っぱいねー」

エリカ「思いっきり好きな人をバラされてる…」

役人「さぁ、そんなサプライズに動揺せずにアリサさんが正解できるか見ものですねー」


アリサ「た、タカシ…どうしてここへ?」ドキドキ

タカシ(ラジカセ)「アリサが出るって聞いたから“アリサの為”に駆けつけたのさ」

アリサ「わ、私の為!!」ドキドキーン!


役人「ラジカセの音声とも気づかずに動揺しまくりですねー」

エリカ「…いや、それもだけどラジカセと会話できてるのおかしくない?」


53 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/30(金) 00:03:51.31 ID:T/hBU/J/0



 A のハンバーグ


タカシ(ラジカセ)「じゃ、アリサ、あーんして」

アリサ「う、うん!!////」(ああ!!タカシが私の為に!!)


役人「うわぁ…アリサさん、顔真っ赤ですよ…」


ナオミ「……」(笑っちゃダメだ…笑っちゃダメだ…)


蝶野「ナオミさん、仲間の痴態を必死に堪えてますね」


タカシ(ラジカセ)「どうだい?アリサ」

アリサ「うん!凄く美味しい!!タカシ(が口に運んでくれたお肉)の汁が溢れてきて…」


役人「おい…なんかヤバくないですか?」

理事長「ひっでぇ表現だなぁ」


タカシ(ラジカセ)「じゃあ、ポーズで現してみてよ?」

アリサ「う、うん!!こうかな!!///」ダブルピース


役人「おい、まて、これ以上だと撮影ができなくなるぞ」

理事長「ひっでぇ表現だなぁ」


54 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/30(金) 00:11:58.94 ID:T/hBU/J/0



 B のハンバーグ


タカシ(ラジカセ)「じゃあ、次いくよ…」

アリサ「あーん…///」ハァハァ…


蝶野「顔をあんなに真っ赤にして…エサをねだる飼い犬みたいですね」

役人「心なしか、涎も垂れているようですね…」

理事長「ひっでぇ表現だなぁ」


ナオミ「……」プルプル…(笑っちゃダメだ!!)


アリサ「た、タカシ?なんだか手が震えているけど…?」


タカシ(ラジカセ)「…あ、アリサの口元に見とれていたからさ」

アリサ「た、タカシぃ…」キュンキュン!


役人「お、上手くリカバリーしましたね」

エリカ「だから、ラジカセで会話が成立してるのおかしいでしょ…」


タカシ(ラジカセ)「どうだい?アリサ」

アリサ「うん!こっちも美味ふぃ…すごく美味ふぃよぉ…///」ダブルピース


蝶野「グルメ漫画も真っ青の恍惚の表情ですね」

役人「本人は顔真っ赤で目隠しされてダブルピースですけどね」

理事長「ほんと、ひっでぇ表現だなぁ」


55 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/30(金) 00:15:04.13 ID:T/hBU/J/0


役人「はい!じゃあ、ナオ…タカシさんは下がって、アリサさん回答おねがいしまーす!!」


アリサ「う〜ん…(ま、マズイ!!ハンバーグは美味かったけど、タカシに夢中で味に集中してなかった…)」


理事長「悩んでるね」

役人「そうですね、色ボケしてて、味を見てなかったとか?」

エリカ「私もそんな気がする…」


アリサ「決まったわ!!(そうね!女の直感よ!ここは)」

アリサ「最初の A にするわ!!(タカシとの初めての方よ!!)」 


エリカ「あぁ…もう…」←二流決定

役人「選んだ要因とかおありですかー?」


アリサ「 A の方が汁がピュピュッと出るくらい美味しかったわ!!」

役人「その表現はやめてください!!では A の部屋へお願いしまーす」


アリサ「フッ…愛の勝利ね」Aガチャ ←不正解

ペパロニ「あ…別々になったッスね…」

アリサ「明るさがウリのアンツィオにしては元気ないじゃない…さては、自信ないのね」ニヤニヤ

ペパロニ「そ、そッスかもッス…」 ←ドン引き


役人「見て下さい、あのペパロニさんが腫れものをさわるような扱いをしてますよ」

理事長「可哀想だから、真実は隠しておいてあげようよ」


56 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/30(金) 00:19:13.67 ID:T/hBU/J/0


 一流のチーム『親子』


カチューシャ「ノンナ!私が食べさせてあげるから光栄に思いなさい!!」

ノンナ(アイマスク)「はい、カチューシャ」


 A のハンバーグ


 ジュワァ〜… ジュワァ〜…


カチューシャ「じゃ、じゃあ切るわよ…」ビクビク


役人「そういえば、今回のハンバーグって大きな肉団子を半分にして熱い鉄板で焼きつけるんですね」

蝶野「さやわか、はんぐりーてぃーがーといったファミリーレストランでも見受けられるタイプです」

エリカ「あの形式だと肉の旨味がしっかり味わえるのよね」

役人「お、師匠、解説ありがとうございます」

エリカ「誰が師匠よ!!」


57 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/30(金) 00:22:19.48 ID:T/hBU/J/0


カチューシャ「よいしょ…よいしょ…」キコキコ…


 ジュワッ!!


カチューシャ「きゃあっ!!」

ノンナ(アイマスク)「カチューシャ!!」ガバッ

カチューシャ「ノンナはじっとしてて!!」

ノンナ(アイマスク)「で、でも…」

カチューシャ「マスク取ったら失格なんでしょ!!座ってなさい!!カチューシャにだってこれくらい出来るんだから!!」


 ジュワッ!! ヘアッ!!


カチューシャ「負けないわよ…」カチャカチャ… ←真剣

ノンナ(アイマスク)「カチューシャ…」 ←心配


福田「カチューシャ殿…がんばってください!!」 ←真剣

役人「いや、ただお肉を切ってるだけですから…」

理事長「がんばれ…がんばれ…」 ←真剣

蝶野「もう孫を見てるおじいちゃんですね、理事長」


58 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/30(金) 00:25:13.31 ID:T/hBU/J/0


 A のハンバーグ


カチューシャ「切れたけど、ボロボロになっちゃった…」ショボーン

ノンナ「構いませんよ、さぁ、食べさせてください」

カチューシャ「う、うん、じゃあ、口を開けて」

ノンナ「はい…うん、美味しいですよ」モグモグ

カチューシャ「そ、そう!!」


理事長「微笑ましいねぇ…」ホッコリ

役人「理事長、楽しそうですねー」



 B のハンバーグ


カチューシャ「もう慣れたから…、今度は上手く切れたわ!!」

ノンナ「カチューシャ、お願いします」

カチューシャ「ふふん、しょうがないわねぇ!カチューシャが食べさせてあげるわ!」エッヘン

ノンナ「…うん、美味しいですよ」モグモグ


理事長「いいなぁ…ワシも食べさせてもらいたい…」

役人「理事長、自重してください」


59 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/30(金) 00:27:21.53 ID:T/hBU/J/0


役人「はい、じゃあノンナ様、お答えいただいてもいいですかー?」


ノンナ「そうですね…、肉の美味しさを味わえたのは… B ですね」


福田「流石であります!!ノンナ殿!!」

理事長「あれもしかして、上手く切り分けられた方で選んでるとかじゃないよね?」


ノンナ「さて、当たっているといいのですが…」Bガチャ

ペパロニ「おお!お疲れ様ッス!」 ←仲間が増えてうれしい

ノンナ「アンツィオがいるのは心強いですね」 ←安心


アリサ「お仲間が増えて喜んでいるようだけど、アンツィオ、さっきまで怯えて自信なさげだったのよ」 ←怯える原因の不正解


ノンナ「そうなんですか?」

ペパロニ「ああ…まぁ…そんなとこッス…」 ←空気が読めるアホの子


60 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/30(金) 00:30:52.39 ID:T/hBU/J/0


 一流のチーム『気苦労』


アキ「お肉楽しみぃ〜」

役人「大丈夫ですかね…もう肉が食べられることしか頭にないように見えるんですけど…」

オレンジペコ「うう…始まれば、ちゃんとしてくれるかと…」 ←不安


 A のハンバーグ


 ジュワァ〜…


アキ(アイマスク)「う〜ん!良い匂いだー!!」クンクン

ミカ「そうだね…とても素敵な匂いだね」

アキ(アイマスク)「あ!ミカ!!どうしてここにいるのよ?」

ミカ「それはね…アキにこのハンバーグを食べて欲しいと思ったからだよ」モグモグ


オレンジペコ「あ、あの…食べさせる方のミカさんがすでに食べていらっしゃるのですが…」


アキ(アイマスク)「ちょっと!ミカ、私のハンバーグを食べないでよ!!」

ミカ「食べるのがアキ…それって重要なことなのかな」モグモグ


オレンジペコ「さっきと言ってる事が間逆なのですが…」

役人「重要です…おい、誰かミカさんをつまみ出せ!!」


ミカ「あ!まって!せめてもう一口だけ!!」


理事長「はい、進行の邪魔をする人はしまっちゃおうねー」


ミカ「あわわ…」


61 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/30(金) 00:37:14.54 ID:T/hBU/J/0


 A のハンバーグ


ミッコ「ミカの代わりに私が食べさせるぞ…」

アキ「うん!!ミッコお願い!」

アキ「…!!美味しーーっ!!」

ミッコ「そっか…(いいなぁ…)」ジュルリ…


役人「なんでしょう…ミッコさんの物欲しそうな表情が、ここからでも見て取れますね…」

理事長「うん、そうだね…」



 B のハンバーグ


ミッコ「次、行くぞ(こっちも美味しそうだなぁ…)」ゴクリ…

アキ「う、うん…」


 ぐぅ〜きゅるる〜


ミッコ「!!」

アキ「み、ミッコ?」

ミッコ「き、気にするな!!///」

アキ「…あ、あの!!役人さん!!」


役人「なんでしょう?アキ様」


アキ「あの…試食の残りをミッコにも食べさせてあげてもいいでしょうか…」


役人「理事長!!ご判断を!!」

理事長「ええよ…回答が出た後なら…いくらでも食べてええよ!!」ウルウル

蝶野「と言う訳です」


アキ「ありがとうございます!!じゃ、先に試食するからミッコは後で食べてね!!」

ミッコ「すまない…」


62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/30(金) 00:39:00.98 ID:47B1Rub9o
ミカ…
63 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/30(金) 00:41:13.80 ID:T/hBU/J/0


 B のハンバーグ


アキ「んー!!こっちも柔らかくておいしー!!」


役人「では、美味しく食べていただいたところで、答えをいただいてもよろしいでしょうか?」


アキ「んー…」

オレンジペコ「アキさんはどっちも喜んでいたけど…」


アキ「うん! B にする!!」

オレンジペコ「やりました!!」


役人「ほうー、 B の方が舌を唸らせましたか」


アキ「あ、逆です B の方が未知の味すぎて良くわからなかったんで…」

アキ「たぶん、こっちの方が高いんじゃないかなーって思いました」


役人「貧しさ故の判断と言う訳ですか…」


アキ「もう二度とこんなお肉食べれないかも」Bガチャ

ペパロニ「継続さん!!今度ウチと試合しようッス!!それで料理ご馳走するッス!!」ウルウル ←憐れみ

ノンナ「ウチも戦車や部品を盗むのはダメですが、食料くらいならお分けしますから…」 ←憐れみ

アキ「…あ、ありがとう」 ←戸惑い


アリサ「…あれ?もしかして、やらかしたの?私…」 ←哀れ


64 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/30(金) 00:44:23.81 ID:T/hBU/J/0


役人「それでは正解の部屋に行きますよー!!」



 A の部屋


アリサ「タカシ…私、間違ってないよね…」オイノリー ←タカシじゃないし正解じゃない


 B の部屋


アキ「どんな料理、ご馳走してくれるの?」 ←余裕

ペパロニ「そりゃ、イタリアンッスよ!!良いトマトが安く手に入るようになったんスよ!!」 ←余裕

ノンナ「まぁ、ボルシチにもトマトは欠かせないですから、後で詳しく聞かせて下さい」 ←余裕



 ――――


役人「もうちょっと緊張感持ってくださいよー、おめでとうございまーす」Bガチャ


ペパロニ「お!やっぱ正解ッスか!!」

アキ「やったぁ!!」

ノンナ「まぁ、余裕です」



アリサ「そんなぁ…」


65 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/30(金) 00:50:37.99 ID:T/hBU/J/0


 第二問 結果


一流 → 一流 『親子』 『気苦労』

普通 → 普通 『アホの子』

普通 → 二流 『ひねくれもの』


理事長「二流の連中にはこれで充分です」

 パイプ椅子

 便所スリッパ


アリサ「きぃ〜っ!!、こんな屈辱!!」

エリカ「こ、ここから、がんばりましょう…」


役人「そうだぞ、ここからはしっかりしろよ!!エリサ!!」


エリカ・アリサ「「まとめないでよ!!」」


66 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/06/30(金) 00:51:44.37 ID:T/hBU/J/0

今回はここまでとなります

続きは不定期になりますが投下させてもらいます

よろしくお願いします
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/30(金) 08:08:48.65 ID:VvCsQkRAO
エリサ頑張れ!
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/30(金) 18:54:26.90 ID:5a+9rIm2O
乙っす。
後でこの収録を見て真実を知ったアリサの顔を見てみたい(笑)
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/30(金) 18:54:51.04 ID:ZE18OAFp0
乙乙
ハンバーグをエリカに担当させなかったのがちょっと新鮮
だがネタの濫用回避という意味では評価する
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/30(金) 23:41:08.61 ID:8AnMmxuDO
アリサくん、タカシ(ラジカセ)と一緒にグルメレポーターになろう!
必ずマニアックな人気が出るから!
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/04(火) 11:01:24.43 ID:xVFNBocro
普段食べ慣れないいいものを食べるとお腹を壊すって言うよね

ラジカセタカシ(ボイスチェンジャーナオミ)
72 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/05(水) 23:16:23.59 ID:NU7sGCcE0
合いの手、レスとありがとうございます

短いですが、続きの第三問の問題紹介までになります よろしくお願いしマウス
73 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/05(水) 23:19:19.76 ID:NU7sGCcE0


役人「第三問は『ダンス』でございます!!」


エリカ「ダンスって…もう何でも有りね…」


蝶野「今回、皆様に見極めて頂きたいダンスというのは…『あんこう踊り』でございます」


桃「え」ビクッ!

アキ「あ、あんこう踊り?」

福田「聞いた事ない踊りであります!」

役人「百聞は一見にしかず、まずはどういう踊りか見て頂きましょう!」

桃「ま、まさか…おい、待て…」 ←何が出てくるかわかった

オレンジペコ「あっ…」 ←察した




 聖グロ練習試合後 大納涼祭り


――アアアン アン♪ アアアン アン♪ アアアン アアアン アン アン アン♪



桃「うわぁ!!見るな!見るなぁーっ!!///」

アリサ「うわぁ…これは…恥ずかしいわね…」

エリカ「み、みほまで…なんて恰好してんのよ…」

ノンナ「大会の時の踊りがこれだったんですか…」

ペパロニ「ひゃぁー!!桃姐さん!攻めてるッスねー!!」

桃「ううっ…もう、お嫁に行けないよぉ…」クスン

オレンジペコ「ご、ご愁傷様です…」


74 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/05(水) 23:34:07.33 ID:NU7sGCcE0


役人「と言う訳で、この『あんこう踊り』を見比べていただきます!!」


蝶野「皆様に選んで頂きたいのは、踊り続けて半世紀以上、あんこう踊りの家元にして第一人者、提内杏子(ちょうちあんこ)様の踊りです」


ペパロニ「へー、凄い人っぽいッスね、桃姐さん知ってるッスか?」

桃「き、聞いた事ないぞ…」

役人「勉強不足ですね、河嶋さん、その界隈では物凄く有名な方ですよ」

理事長「まぁ、仕方ないよね、普通はあまりお目にかかるものじゃないしね」

役人「そうですね理事長…あんこうなだけに…アングラな世界ってわけですかね!!」


役人・理事長「「ハハハハハ!!!」」


蝶野「ゴホン…続けていいですか?」

理事長「あ、ごめんね」

役人「すいません、続けて下さい」


蝶野「また、一流に対して用意したのは…」

蝶野「あんこう踊りの布教を精力的に行っている新進気鋭のダンサー、SHIHO様の踊りとなります」


役人「…なんか、聞いた事ある名前ですね」

理事長「…うん、ワシも顔が思い浮かぶ人がいる」

蝶野「…たまたま同じ名前なのでは?」


役人「そうかな?」

理事長「そうじゃろ」

蝶野「そうですよ」


役人・理事長・蝶野「「「ハハハハハハ!!!」」」


75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/05(水) 23:40:35.86 ID:NobCjb3ho
アカン
76 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/05(水) 23:41:16.56 ID:NU7sGCcE0


ペパロニ「んー、この問題楽勝じゃないッスか?」

アリサ「何よ、アンタんとこには大洗の踊った人間がいるからってこと?」

桃「まぁ…たしかに踊りは知っているけどな」

オレンジペコ「たぶんペパロニさんが思っているのは…体格差じゃないですか?」

アキ「体格差?体の大きさってこと?」

ペパロニ「そッス」

エリカ「ああ…なるほどね、踊りなら視覚での判断だから…」

ノンナ「一流の家元が、初老もしくはお年を召した方だとして、そのSHIHOさんというダンサーとでは一目瞭然ということですか」


役人「皆様、ご期待通りの反応ありがとうございます!!」

蝶野「今回の踊りを比べるにあたり、このお二方の踊りを モーションキャプチャー にて再現いたしました」


福田「もうしょんきゃぷちゃぁ?」


77 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/05(水) 23:45:54.62 ID:NU7sGCcE0


役人「こちらをご覧ください!!」


 CGのボコ


桃「ひいっ!ぼ、ボコ!!」 

蝶野「こちらのボコにお二方の踊りをトレースしましたので、体格差関係なく動きのみで回答者の皆様には見極めて頂きたいと思います」

アリサ「随分、手の込んだ事するのね」

理事長「島田流が、この技術を使ってボコのアニメでハリウッドに殴り込みをかけるようでして」(無謀だなぁ)

役人「その実験も兼ねております!!」(でも失敗するんだろうなぁ…)

エリカ「島田流…そんなことまでするのね…」

蝶野「アニメが大失敗して島田流が傾こうが関係ありませんが、皆様は回答がんばってください」


78 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/05(水) 23:48:18.88 ID:NU7sGCcE0


― 一流への待ち時間のおもてなし ―

 お食事  高級料亭の松花堂弁当


福田「こ、これは…まるで宝石箱のようであります!!」←感動

オレンジペコ「料理の盛り付けも見事ですが器も立派ですね」

ノンナ「ええ…味だけでなく目でも楽しめますね」

アキ(うう…高そう…、小分けにされているより量が多いほうがいいんだけどなぁ…)

福田「知波単では銀シャリと味噌汁で十二分なのに…申し訳ないであります!!」ウルウル

アキ「あ、わかる!ウチもパンとスープがあれば御馳走だし」



― 普通への待ち時間のおもてなしは ―

 お食事  助六寿司


ペパロニ「お!アタシ等のはお寿司ですね」

桃「おお!!いなり寿司じゃないか!!」 ←好物

ペパロニ「個人的には握り寿司が良かったって…まー、贅沢は言えないッスか」

桃「そうだぞ…うん?この、いなり寿司具入りじゃないか!!」モグモグ

ペパロニ「美味いッスね」モグモグ

桃「うむ確かに、お揚げは濃い目で好みなんだけど…私は具無しの方が好きなんだ!!」

ペパロニ「桃姐さん、そりゃ贅沢ッスよー」



― 二流への待ち時間のおもてなしは ―

 お食事  おにぎり


エリカ「具も無い、ただの塩にぎりね…」モグモグ

アリサ「形は…すごく綺麗に握れてるだけに高級感はあるわよね…」モグモグ

エリカ「でも具が欲しいとこよね…アリサなら何がいい?」

アリサ「私はスパム」

エリカ「サンダースらしいわねぇ、私は高菜」 

アリサ「高菜入れちゃうんですか?」

エリカ「なんで、そんな口調なのよ…ええ、中じゃなくて全体に混ぜて握ったのが好きね」


79 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/05(水) 23:50:57.22 ID:NU7sGCcE0

今回はここまでとなります

続きは不定期になりますが投下させてもらいます

よろしくお願いします
80 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/05(水) 23:55:34.15 ID:NU7sGCcE0
>>73 の『第三問』〜問題前にこれが入ります 申し訳ありません 



役人「さぁ!これより後半戦となり、チーム戦で挑んでいただきます!!」


役人「そして、ここからの不正解は一気に 二段階ダウン となってしまいます!!」

オレンジペコ「前回は、ここから一気にダージリン様も落ちぶれていったから気を引き締めないと…」


役人「オレンジペコ様のおっしゃるとおりです、一流の皆様は今と変わらずにこの位置をキープして頂きたいと思います!!」

オレンジペコ「もちろんです!!」

アキ「がんばるよ!!」

福田「あわわ…、自分が…自分が頑張らなくては…」

ノンナ「平常心です、落ち着いて臨みましょう」


役人「普通のお二人は、このまま頑張ってください」

桃「なんとしても、踏みとどまるぞ!!」

ペパロニ「まー、やるしかないッスね」


役人「あと、二流は周りに迷惑かけるなよ」

エリカ「きぃ〜っ!!見てなさいよ!!」

アリサ「アンタ達の思い通りになんかならないわよ!!」




81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/06(木) 03:16:38.51 ID:fOsz3LvDO
今度の問題は楽勝なんですね!
動きにキレがなくて無理している感がありありで瑞々しさを感じない方が不正解なんですね!
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/06(木) 07:42:55.30 ID:J4yIv8Uz0
がんばれよエリサ
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/06(木) 14:34:00.64 ID:arl8fL51o
ボコダンス…
桃ちゃんがみぽりんのお仕置き部屋に行く未来しか視えないんですが…
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/06(木) 18:42:27.79 ID:49+ojWAz0
みほの桃ちゃんへのお仕置き予想
桃ちゃんにボコの着ぐるみを着せてロープで縛って&W号に繋いで引きづり廻すとか?
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/07(金) 07:24:16.67 ID:0PspwNYWo
>>84
引き回すならCV33のが速そう
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/07(金) 07:50:39.32 ID:bm25sFiDO
右手は四号、左手はルノー、右足はティーガー、左足はヘッツァーで
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/07(金) 12:39:30.44 ID:eN7sPnHmO
いや、名誉回復の機会を与えるべき。危険な宇宙開発に従事させよう。取り敢えずカールで月を目指す的な
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/07(金) 16:08:25.43 ID:qbn6Gvxy0
お前ら酷すぎ、桃ちゃんが間違えるの確定で話進めるなw
ただ、汚名挽回(誤字にあらず)が得意な桃ちゃん、既にフラグは立ってるんだよなぁ…
不憫な桃ちゃんに明日はあるのか!?
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/07(金) 22:01:41.48 ID:3HeCaJCA0
がんばれよアリカ
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/24(月) 00:10:51.79 ID:kBa+rmEDO
コーヒー牛乳買ってきてよアリカ
91 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 22:38:02.92 ID:TzK7tSvB0
合いの手、レスとありがとうございます

続きの第三問になります よろしくお願いしマウス
92 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 22:40:46.82 ID:TzK7tSvB0


役人「それでは、この問題は 回答順を逆とさせて 頂きますのでよろしくお願いしまーす!!」


 一流のチーム 『気苦労』


オレンジペコ「まさか、こんな踊りまで問題になるとは…」

アキ「楽しそうで私は良いと思うけど」


 A のボコのあんこう踊り


――アアアン アン♪ アアアン アン♪ アアアン アアアン アン アン アン♪


ボコCG『……』バッバッ


オレンジペコ「ぼ、ボコさんもちゃんと、あんこうスーツを着用して踊ってますね…」

アキ「ははっ、動きも可愛らしいね」



 B のボコのあんこう踊り


――あの子 会いたや あの海越えて♪ あたまの灯は 愛の証♪


ボコCG『……』バッバッ


アキ「うわぁ!こっちもよく動いている」

オレンジペコ「さっきとの動きの違い…」ブツブツ


93 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 22:43:35.94 ID:TzK7tSvB0


役人「さぁ、二つの踊りを見ていただきました!では回答をお願いします!!」


オレンジペコ「 A 」

アキ「 B 」


理事長「お、分かれたね」

役人「お二方の選んだ理由を聞いてもよろしいですか?」


アキ「私は… B の方が力強く見えたかなぁって感じだったからかな?」

役人「なるほど…では、オレンジペコ様が A を選んだ理由は?」

オレンジペコ「えーとですね…私が選んだのは…」


 ガバッ


役人「え?」

アキ「え?」


94 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 22:48:33.08 ID:TzK7tSvB0


オレンジペコ「あ、あの…あんこう踊りでこのポーズの時からですね…////」バッ

アキ「ぺ、ペコさん…?」


役人「見て下さいよ、この娘、とうとう踊りの実演までし始めましたよ」

理事長「オレンジペコ…恐ろしい娘っ!!」


オレンジペコ「この膝を曲げた状態から、次の踊りに移行する時にですね…」

オレンジペコ「 B の方より A の方が若干遅いんです」

アキ「んー、遅い方が良いの?」

オレンジペコ「両者とも踊りの動きに全くブレはないんです、では勢いよく動くのよりはゆっくり動く方が…」

アキ「身体にかかる負担は A の方が大きいよね」

オレンジペコ「そうなんです、B は勢いによる剛とするならば、 A は流れるように動く柔の動きに見えます」


役人「踊り一つに、ここまで解説してくれなんて…」

理事長「何が彼女をここまで駆り立てるのかねぇ」


95 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 22:51:41.91 ID:TzK7tSvB0


役人「それで、お二人のお答えの方はどういたしますか?」


オレンジペコ「……」

アキ「それじゃ、A にします!!」

オレンジペコ「よ、よろしいのですか?」

アキ「ペコさんが、それだけ真剣に考えて出した答えなら私は気にしないよ」

オレンジペコ「あ、ありがとうございます!」


役人「わかりましたー!それでは、A の部屋へ移動をお願いしまーす!!」


アキ「ところでさ、さっきの踊ってる姿…後で皆に見られちゃうんじゃない?」Aガチャ

オレンジペコ「あっ…////」


96 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 22:57:04.97 ID:TzK7tSvB0


 一流のチーム 『親子』


ノンナ「コサックダンスなら自信があるのですが…」

福田「知波単も毎年、夏には盆踊りをしております!!」


理事長「踊りの種類は違うけど見極められるかねぇ」



 A のボコのあんこう踊り


――アアアン アン♪ アアアン アン♪ アアアン アアアン アン アン アン♪


ボコCG『……』バッバッ


福田「おお!!こ、これは不思議な!!く、熊の人形が踊っているであります!!」

ノンナ「小さい熊が踊ってて可愛らしいですね」


97 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:00:50.50 ID:TzK7tSvB0


 B のボコのあんこう踊り


――あの子 会いたや あの海越えて♪ あたまの灯は 愛の証♪


ボコCG『……』バッバッ


ノンナ「ふむ…こちらも、よく動いてますね」

福田「……!?」


役人「どうでしたかー?」


ノンナ「ええ、すばらしい踊りでした、このCGに合わせてカチューシャを踊らせてみたいと思うくらいです」

福田「……」


役人「それでは、お二人の選んだお答えをお願いします!!」


ノンナ「 B 」

福田「…A 」


理事長「おや、また別々だね」


98 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:04:38.51 ID:TzK7tSvB0


役人「理由を聞いてもよろしいですか?」


ノンナ「両者ともすばらしい踊りでしたね、Bの方に躍動感というか力強さを感じましたので、こちらにしました」

役人「なるほど…では、福田様の理由を聞かせていただいてよろしいですか?」

福田「…わい…からであります…」

役人「え、えっと…聞き取りにくかったので、もう一度お願いできますか?」


福田「 B の方が怖かったからであります!!」


理事長「こ、怖い?」


福田「 B の方の踊りからは、とても強くて怖い人の空気を感じました…」

福田「踊りで怖いと思うなんて、ありえないであります!!」

福田「……」ガタガタ


役人「ふ、福田様?」


福田「だから、怖くない方の A を選びました…」ブルブル

福田「……」ウルウル


蝶野「完全に怯えていますね…」

役人「どうします、コレ?」


ノンナ「福田さん…」スッ…


99 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:08:36.16 ID:TzK7tSvB0


 ギュッ…


福田「の、ノンナ殿!?」

ノンナ「大丈夫です…福田さんには私がいますから落ち着いて」ギュウ…

福田「は、はい…ありがとうございます!!すごくあったかくて落ち着くであります…まるで母君みたいです///」

ノンナ「…!!」ドキッ!


役人「あ、あの…親子のスキンシップは後にして、お答え決めてもらいたいのですが…」


ノンナ「す、すいません、答えは A でお願いします」

福田「よ、よろしいのでありますか?自分の答えの方で…」

ノンナ「ええ…貴女を怯えさせるようなら、こちらの方がマシです」


役人「わかりました、では福田様のお答えを採用とういうことで!!」

蝶野「では A の部屋への移動をお願いします」


ノンナ「あら、お二人も一緒でしたか」Aガチャ

アキ「踊ったり、ハグしたり皆がんばりすぎだよー」

ノンナ「踊る?」

オレンジペコ「な、なんでもないです…////」

ノンナ「そ、そうですか?…あ、福田さん、これからは私の事は“マーマ”と呼んで構いませんよ」

福田「まーま?それはどんな意味なのでしょうか?」

オレンジペコ「それはですね…」

ノンナ「私の通称、あだ名です」

オレンジペコ「い、いや…言葉の意味は…」

ノンナ「あだ名です」ゴゴゴゴ…

オレンジペコ「……」

福田「わかりました!!マーマ!!」 ←純真

ノンナ「ええ…良い子ですね…」ニヤニヤ

アキ「うわぁ…えらい事になってきたよ」



役人「なんかおかしな事になってますね」

理事長「でもね、あのノンナ様の大きな胸に抱きしめられば、ワシだって子供になりたいよ」

蝶野「……」

役人「理事長…気持ちはわかりますがそういうのは口に出しちゃだめですよ」


100 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:17:12.41 ID:TzK7tSvB0


 二流のチーム 『ひねくれもの』


エリカ「私達は、勝たなくちゃならない…もう後退はないのよッ!!」

アリサ「そうね…ここで踏ん張らないと」


役人「しっかり頑張れよー、リカリサー」


エリカ・アリサ「「まとめないでよ!!」」



 A のボコのあんこう踊り


――アアアン アン♪ アアアン アン♪ アアアン アアアン アン アン アン♪


ボコCG『……』バッバッ


エリカ「みほが見たら、大はしゃぎしそうね…」

アリサ「しかし、変な踊りよね…見れば見るほど…」


101 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:22:36.47 ID:TzK7tSvB0


 B のボコのあんこう踊り


――あの子 会いたや あの海越えて♪ あたまの灯は 愛の証♪


ボコCG『……』バッバッ


エリカ「……」(…あれ?この動き…)

アリサ「何だか情熱的ね…ね、ねぇ、この踊りを男性の前で見せたらどんな反応するかしら?」

エリカ「タカシの前でするつもりなら止めときなさい、ドン引きされるだけよ…」(どこかで見覚えが…?)

アリサ「ちょ!なんで私がタカシの前で踊るってわかるのよ!!」

エリカ「な、なんとなくよ」(う、うざい…)


蝶野「アリサさんが何か言っていますが、仮にお二方の奥様が夜にあのスーツで現れたらどう感じます?」

役人「いやいや、普通に引きますって」

理事長「ワシは興奮すると思う…多分」

蝶野・役人「「ええ…」」


102 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:26:46.06 ID:TzK7tSvB0


役人「んじゃ、二人の答えお願いしまーす!!」


エリカ「 A 」

アリサ「 B 」


理事長「今回は、ホント答えがまとまらないねー」


役人「理由聞かせてー、まず…エリサの方から」


エリカ・アリサ「「どっちよ!!」」

エリカ「ったく、じゃあ私からね… B の動きに見覚えがあったから A にしたわ」


役人「おや、あんこう踊りご存じで?」


エリカ「あの踊りは初めてよ…ただ、あの B の体捌きが…私の…師にあたる人に似てたから…」

エリカ「ありえない…だから、A の方にしたわ」


役人「エリカの師匠…ハンバーグの師匠? ステーキか!!」


エリカ「アンタ!ハンバーグ、バカにしてんの!!」


理事長「そりゃ、ステーキは踊らないもんね」


103 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:31:45.36 ID:TzK7tSvB0


役人「で、アサリちゃんはなんで B に?」


アリサ「アリサよ!!私は… B の方が性的に惹きつけるモノがあったからよ」

アリサ「サンダースでもポールダンスが盛んなんだけど、それに似たセックスアピールが感じられたわ」


役人「なるほどねー、では答えをまとめて下さーい」


エリカ「ね、ねぇ、正解の家元って良いお年なんでしょ…それで、せ…セックスアピールってどうなのかしら?///」

アリサ「あ…確かにそうね」

アリサ「ん〜、エリカはこの答えに自信は?」

エリカ「ある…とは言い切れないわ…けど、不確定要素が強いのは B の方ね」

アリサ「わかった、じゃ、今回はアンタの勘に賭けるわ、その代り…」

エリカ「外れたら、私のおススメのハンバーグを御馳走してあげるわよ」

アリサ「そ、そう…」(なんでハンバーグなのよ…)


役人「それじゃ、お答えは?」


エリカ「 A の方を選択させてもらうわ」


役人「はいはいー、ではお部屋へ移動してー」


エリカ「ん?皆こっちなのね」Aガチャ

ノンナ「そのようですね」

アリサ「何よ、これじゃ正解みたいなモンじゃない」←仲間が多くて安心

アキ「このまま、全員こっちの部屋になるんじゃないかな?」

福田「おお!大勢なら結果も平等ですね!!」

オレンジペコ「残りのあの二人が、どんな答えを選ぶんでしょうか…」←なんとなく不安


104 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:35:06.90 ID:TzK7tSvB0


 普通のチーム 『アホの子』


ペパロニ「さぁ!当てるッスよー!!」

桃「ボコが出てる問題…当てないと…西住に…」ガタガタ…


役人「河嶋さん頑張って!、知ってる踊りですから、自分の踊りと比較すれば楽勝ですよーww」


桃「ええい!わかっている!お前に応援されると気持ちが悪いわ!!」



 A のボコのあんこう踊り


――アアアン アン♪ アアアン アン♪ アアアン アアアン アン アン アン♪


ボコCG『……』バッバッ


ペパロニ「うは、面白いッスね」

桃「うう…踊りの違いなんて、わからないよう…」



 B のボコのあんこう踊り


――あの子 会いたや あの海越えて♪ あたまの灯は 愛の証♪


ボコCG『……』バッバッ


ペパロニ「おお!こっちも動き良いッスねー」

桃「…うう〜ん…うん?」


役人「どうでしたか?お二方」


ペパロニ「おもしれーッスね、コレ」

桃「ふふ…そうか!!わかったぞ!!」


役人「河嶋さんが何かに気づいたようですが、お答えの方お願いします!!」


105 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:45:50.67 ID:TzK7tSvB0


桃「 B 」

ペパロニ「 A 」


理事長「完全に二つ別れだねー」

役人「ほー、河嶋さんは B ですか」


桃「ウム!こっちの方が一流の家元のオーラがビシビシと感じたぞ!!」

桃「あのダイナミックな動き…間違いない B だな!!」

ペパロニ「流石ッスね、桃姐さん!アタシなんてわからないから、おもしろい方で選んだだけッスわ」


理事長「ペパロニさんは深く考えないで、ノリと勢いで A にしたんだね」

ペパロニ「そーッス!」

ペパロニ「よっしゃ!なら答えは B で決まりッス!!」

桃「え?…い、いいのか?」

ペパロニ「当たり前じゃないッスか!!踊りの経験者の桃姐さんが言うんスよ、間違いないッスよー!!」

桃「う、うむ…そ、そうだな…」

役人「わかりました!では B の部屋へ移動をお願いしまーす!!」


ペパロニ「楽勝でしたね!!」

桃「ふふん、私がいればざっとこんな物だな」Bガチャ ←余裕


桃「……」

ペパロニ「あれ?」

桃「だ、誰もいない…」 ←一転して不安


106 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:52:44.58 ID:TzK7tSvB0


エリカ「皆、貴女達とは違うこっちなのよね」←一緒じゃなくて正直安心

オレンジペコ「そういうことになってます…」←実は少し安心


桃「え…」(こ、これは…まさか…)

ペパロニ「桃姐さん…これは…」 


アリサ「残念だったわね」←安心

福田「御一緒できなくて残念であります…」←純真


桃「ああ…」(うわぁーん、やっちゃたよー!!)

ペパロニ「やったじゃないッスか!!桃姐さん!!アタシ等の二人勝ちッスよ!!」

桃「え?」(え?)


アキ「二人は答えに自信あるの?」←純真


ペパロニ「アタシは無い!けど、こっちには桃姐さんがいるんスよ!!」←期待

桃「う、うむ…」(ふぇぇ、やめてー、そんなに期待しないでくれー!)

ペパロニ「“あんこうマスター”の桃姐さんが選んだ答えッス!!」

ペパロニ「勝った気になるのは早いんじゃないッスかね!!」←興奮


ノンナ「確かに答えが出るまではわからないですね」←冷静


107 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:58:20.25 ID:TzK7tSvB0


役人「話が白熱しておりますが、正解の部屋へ行きますよー!!」


 A の部屋

オレンジペコ「まちがってはないはずです…」←でも不安

アキ「大半はこっちだし大丈夫だよー」←お気楽

エリカ「頼むわよ…」←切実

アリサ「これ以上落ちぶれたくないのよ…」←同じく

福田「マーマ殿!緊張しますね!!」←楽しんでる

ノンナ「ええ、あと、殿はいらないですからね」←同じく


 B の部屋

ペパロニ「さぁ!来るッスよ!!」

桃「スマン!!やっぱり!!自信ない!!」←不安

ペパロニ「え?ええっ!?」←困惑


108 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/27(木) 00:01:29.40 ID:gP6gNtqm0



――――


役人「おめでとうございます!!」

  A ガチャ!! 


エリカ「いよっし!!」ガッツポ

アリサ「イエッス!!」ガッツポ

オレンジペコ「よ、よかったぁ…」

アキ「やったぁ!!また当った!!」

福田「やりましたね!!マーマ!!」

ノンナ「ええ、貴女のおかげよ」イイコイイコ



桃「あ、ああ…」 ←三流

ペパロニ「外れちゃったッスね…」 ←三流


109 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/27(木) 00:04:19.67 ID:gP6gNtqm0



 第三問 結果


一流 → 一流 『親子』 『気苦労』

二流 → 二流 『ひねくれもの』

普通 → 三流 『アホの子』



理事長「三流のアホどもにはこれじゃよ」

 ビールケース

 軍足



役人・理事長・蝶野「「「 桃ちゃぁん…この問題で外すぅ〜? 」」」


桃「桃ちゃんと呼ぶなぁ!!」ウルウル

ペパロニ「ドンマイッスよ桃姐さん!!」

桃「お前もさっきから桃と呼ぶなぁ〜」ウルウル

ペパロニ「いやいや、今さらじゃないッスか、桃姐さん」

桃「うわぁ〜ん、西住に怒られるぅ〜」メソメソ


110 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/27(木) 00:05:13.00 ID:gP6gNtqm0
今回はここまでとなります

続きは不定期になりますが投下させてもらいます

よろしくお願いします
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 00:08:41.84 ID:rB/FY6/5o
乙!意外と外さなかったな
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 00:19:33.10 ID:kwRPf6tTo
西住さんがアップを開始しました

113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 01:12:17.45 ID:4GrdeR2go
ボコごしでも恐怖とエロスを醸す西住流とはいったい
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 09:06:54.09 ID:LkYgSkDHO
>>57
ジュワッ!! ヘアッ!!

ウルトラマンかと思た
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