【ガルパン】みほ「何これ?数珠?」

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28 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:19:35.61 ID:Bg+UgSUQ0









みほ「ここからだよね....」




ガチャ




みほ「ってお姉ちゃn」

まほ「しっ!!静かに!!」ガバッ

みほ「!!!??」

まほ「......」キョロキョロ

みほ「な、何があったの?」オロオロ

まほ「....一回出よう」

みほ「何で?」

まほ「いいからついてこい!!」

みほ「う、うん」
29 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:20:21.10 ID:Bg+UgSUQ0




〜玄関〜



みほ「お姉ちゃん、何があったの?」

まほ「後で話す。だから今は....」




パアァン!!




しほ「私の許可無しに外に出るとは....」

しほ「少し反省が必要のようですね」チャキ

みほ「!!!??」

まほ「気づかれてしまった....」

まほ「....みほ」ボソボソ

まほ「私が合図をしたら向こうに走るぞ」ボソボソ

みほ「わ、分かった」ボソボソ

しほ「....何を話しているのですか」

しほ「答えなさい」ギロッ

みほ「ひっ....」

まほ「くっ....」

まほ「....特に何もありません」

しほ「....そうですか」カチャン!

まほ「よしっ!!」バッ


ドン!!



しほ「何っ....」バタッ

まほ「今だ!!走るぞ!!」ダッ

みほ「うん!!」ダッ

しほ「なっ....」

しほ「.........」

しほ「....絶対に逃がしませんよ」
30 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:24:32.98 ID:Bg+UgSUQ0






〜路地〜


まほ「ハァハァ....ここまで来たら....」

みほ「ハァハァ....お姉ちゃん....」

みほ「本当に、何があったの?」

まほ「お母様が....殺人を犯すようになった」

みほ「お母さんが....」

まほ「そうだ」

みほ「でも何でお姉ちゃんが焦っていたの?」

まほ「私がお母様に殺されそうになった」

みほ「!!??」

まほ「だからタンスの中に身を隠していたんだ」

みほ「そんなことが....」キラーン..

まほ「....ん?」

まほ「みほ、それはなんだ?」

みほ「これ?」ジャラン

みほ「数珠だけど....」

まほ「数珠?」

みほ「うん、ちょっと道端で拾たんだけど...」

まほ「拾った?.......まさか!!」

みほ「ど、どうしたの?」

まほ「みほ!!今すぐその数珠を外すんだ!!」

みほ「な、何で?」オロオロ

まほ「早くはずさないと、その数珠は....」





パアァン!!  パアァン!!
31 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:25:48.23 ID:Bg+UgSUQ0
まほ「グッ!!....」バタッ

みほ「お、お姉ちゃん!!!」

まほ「みほ....」

しほ「少しは話を聞いたらどうなのですか」

しほ「まほもみほも」

みほ「お母さん....」

しほ「みほ、あなたは
私が殺人を犯した、とまほから聞いたのですね」

みほ「.......」

しほ「どうやら本当のようですね」

しほ「残念です」チャキ

みほ「ッ!!?」

まほ「みほ!!早く逃げるんだ!!」

みほ「......」

みほ「....ニゲルカヨ」

しほ・まほ「!!!?」

みほ「....フッ」ヒュン!!

しほ「ッ!!!!」ドタッ

みほ「....ソンナモノカ」

みほ「コイツノハハダカラスコシハキタイシタガ」

みほ「ゼンゼンダッタナ」

しほ「....どうやらあなたは」

しほ「....みほじゃないようですね」

みほ「.....」

みほ「....オレモシラネェ」

しほ「....そうです....か」バタン

しほ「........」

みほ「....ジャアナ」スタスタ

まほ「待て!!!」

みほ「....ナンダ?」

まほ「お前は....みほ、なのか?」

みほ「......」

みほ「....アァ」ダッ

まほ「待て!!みほ!!」

まほ「........」

まほ(なんだったんだ?あの変わりようは....)

まほ「....やっぱりあの数珠が原因なのか?」

まほ「....みほ」
32 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:26:59.07 ID:Bg+UgSUQ0
〜路地〜





みほ「お姉ちゃん大丈夫かなぁ....」

みほ「....お母さんも何で拳銃を持っていたんだろう?」

みほ「私に撃ってきた時にはびっくりしたなぁ....」

みほ「........」

みほ「次は....」
33 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:27:27.37 ID:Bg+UgSUQ0
みほ「....アンツィオ高校にいこうかな?」

みほ「.....」

みほ「もしもの時のアンチョビさん....」

みほ「....嫌な予感しかしないなぁ」

みほ「.....」

みほ「....行ってみよう」スタスタ
34 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:28:18.83 ID:Bg+UgSUQ0

〜アンツィオ高校〜



みほ「ここは何も起きてない....」キョロキョロ

みほ「屋台もやってるし....ん??」

???「今なら鉄板ナポリタンが200リラっすよ!!」

みほ「あのひとは....ペパロニさん?」
35 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:30:14.74 ID:Bg+UgSUQ0
ペパロニ「いらっしゃい....って大洗の隊長さんじゃないっすか!!」

みほ「こんにちは」ペコリ

みほ「ペパロニさんはここで何をしてるのですか?」

ペパロニ「鉄板ナポリタンの売り込みっす!」

みほ「何で売り込みを?」

ペパロニ「最近予算がかつかつなんっすよね」

ペパロニ「なので売り込みで予算を稼いでいるんすよ!!」

みほ「そうなんだ....」

みほ「じゃあ、一つ下さい」

ペパロニ「まいどありっす!!!」

みほ「いくらでしたっけ?」

ペパロニ「200リラっす」

みほ「.....」

みほ「....日本円でいくらですか?」

ペパロニ「うーん....」

ペパロニ「6200円っす」

みほ(高っ....)

みほ「....はい」スッ

ペパロニ「どうぞ」スッ

みほ「......」ジーー

みほ「......」スタスタ

ペパロニ「ありがとうございました!!」

みほ「......」

みほ「......」

みほ「....もうアンツィオの屋台でご飯を買うのやめようかな....」
36 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:32:02.42 ID:Bg+UgSUQ0





みほ「.....」モグモグ

みほ「....味は美味しいんだけど....」

???「鉄板ナポリタンを気に入ってくれたのか?」

みほ「????」フリムキ

みほ「....アンチョビさん?」

アンチョビ「おう....って大洗の隊長じゃないか!!」

アンチョビ「何でここにいるんだ??」

みほ「ちょっと観光をしていたんです」

アンチョビ「そうか、なら思う存分楽しんでくれ!!」

みほ「あの!!」

みほ「最近何か変なことが起きたりしていませんか....?」

アンチョビ「何でいきなり....」

アンチョビ「まぁ特に何も起こってないな....」

みほ「そうですか....」

アンチョビ「....?」

みほ「???どうかしましたか?」

アンチョビ「いや、何か雰囲気が変わったような気がしてな」

アンチョビ「何かあったのか?」

みほ「いや、何もないですけど....」

アンチョビ「???そうか....」

みほ「???」

アンチョビ「いや、私の勘違いだった」

アンチョビ「とにかく、このアンツィオの屋台を楽しんでくれ!!」スタスタ

みほ「はい!!ありがとうございました」ペコリ

みほ「.....」

みほ「結局パスタのことを言えなかった....」
37 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:33:49.14 ID:Bg+UgSUQ0




〜30分後〜



みほ「.....」トボトボ

みほ「本当に何もないな....」

みほ「......」

みほ「....もう戻ろうかな....」ピタッ

みほ「....あれは?」







アンチョビ「どこにいったんだ....?」キョロキョロ

みほ「アンチョビさん?」

アンチョビ「....あぁ、大洗の隊長か」

みほ「何か探しているんですか?」

アンチョビ「ちょっと人を探していているんだが....」

アンチョビ「見つからないんだ」

みほ「誰を探しているんですか?」

アンチョビ「カルパッチョを探しているんだ」

みほ「カルパッチョさんって....あの副隊長ですか?」

アンチョビ「そうだ」

みほ「そうなんですか....」

みほ「わかりました、私も探してみます」

アンチョビ「ありがとう」

アンチョビ「じゃあ何かあったらこれで電話をかけてくれ」スッ

みほ「ありがとうございます」ペコリ

アンチョビ「じゃあ、また」

みほ「はい」スタスタ




アンチョビ「......」

アンチョビ(やっぱり何か雰囲気が変わっているような....)

アンチョビ(......)

アンチョビ(本当に何もなかったのか....?)スタスタ
38 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:35:26.66 ID:Bg+UgSUQ0

〜10分後〜




みほ「カルパッチョさんはどこにいったのかな....」スタスタ


ザクッ....



みほ「でもなんでカルパッチョさんがいなくなったんだろう?」スタスタ



ザクッ....  ザクッ....



みほ「....何か聞こえるよね?」

みほ「どこから聞こえているのかな....?」キョロキョロ







〜路地裏〜



みほ「ここからだよね....」キョロキョロ

みほ「!!!!」

カルパッチョ「......」ザクッ ザクッ


ザシュ!!


カルパッチョ「....ふぅ」

カルパッチョ「これを、たかちゃんに....」

みほ「ひっ....」ガタン!

カルパッチョ「!!!誰かいるの!?」

みほ「....はいぃ」ソロリ

カルパッチョ「....なんだ、たかちゃんの隊長さんじゃないですか」
39 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:36:23.39 ID:Bg+UgSUQ0
カルパッチョ「どうしたんですか?」

みほ「いや、何もないです....」

カルパッチョ「......」

みほ「....失礼します!!」ダッ

カルパッチョ「待ってください」

みほ「!!!!」ビクッ

カルパッチョ「何でなにもないのにここに来たんですか?」

みほ「それは....」

カルパッチョ「....やっぱり見てたのですね」

カルパッチョ「私が人を殺した瞬間を」

みほ「......」ダッ

カルパッチョ「.....逃げてしまいましたか」

カルパッチョ「.......」

カルパッチョ「....後片付けをしなくては」
40 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:37:37.12 ID:Bg+UgSUQ0
〜アンツィオ高校前〜




みほ「ハァ....ハァ....」

みほ「....アンチョビさんは....どこにいるの?」キョロキョロ

ペパロニ「どうしたんっすか?」

みほ「ペパロニさん....」

みほ「....アンチョビさんがどこにいるかを知りたいんです」

ペパロニ「姐さんなら....さっき急いで学園の中に入っていったっすけど....」

ペパロニ「それがどうかしたんっすか?」

みほ「....ありがとうございます!!」ダッ

ペパロニ「ちょっと.....」

ペパロニ「.....」

















みほ「早く....アンチョビさんに伝えないと!!」タッタッ
41 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:38:45.34 ID:Bg+UgSUQ0
〜会議室〜


みほ「ここにいるかな....」



ガチャ



みほ「......」キョロキョロ

みほ「....ここにはいないのかなぁ」


ヒュン!!


みほ「ひっ!!」ヒョイ


ドス!



???「本当にいなかったらよかったんですけどね」

みほ「誰?」フリムキ

カルパッチョ「私です」

みほ「何でここにいるんですか....?」

カルパッチョ「もしかしたらここに来るん時じゃないかと思って
あらかじめここに来ておいたんです」

カルパッチョ「そしたら予想が当たりました」ニコッ

みほ「な、何で人を殺しているんですか!?」ガクガクブル

カルパッチョ「....たかちゃんを殺してしまったの」

カルパッチョ「それで思ったの」

カルパッチョ「人を殺すのがこんなにも面白いんだ....って」

みほ「......」

カルパッチョ「だから、今すぐにたかちゃんの所に送ってあげます!!」ガチャ

みほ「....フン」

みほ「ウツンダッタラウテヨ?」



パアァン!



みほ「....マァアタラネェケド」

カルパッチョ「何で!!?あんな近距離で撃ったのに....」

みほ「ツギハコッチノバンダ」スタスタ

カルパッチョ「やめて!!殺さないで!!」ガクブル

みほ「....ココニキテイノチゴイカ?」

みほ「....ヤメルワケナイダロウ」ヒュン



グサ!!



カルパッチョ「たか....ちゃん....」

カルパッチョ「統....帥...」バタッ

カルパッチョ「......」

みほ「....ジブンノヤッタコトヲクヤムンダナ」
42 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:40:06.95 ID:Bg+UgSUQ0
みほ「......」

みほ「....ソコニイルノハダレダ」

アンチョビ「あ....ああぁ....」ガクガクブル

アンチョビ「ひ、人殺し!!」

みほ「....イキナリサワグンジャネェ」

アンチョビ「しかも....カルパッチョを....」

アンチョビ「何で!!何でなんだ!!」

みほ「....ダマラセルヒツヨウガアルヨウダナ」スタスタ

アンチョビ「おい、何で近寄って....」

アンチョビ「ってお前は大洗の....」








グサ!
43 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:42:36.97 ID:Bg+UgSUQ0
アンチョビ「...何で...」バタッ

みほ「........」スタスタ







〜アンツィオ高校前〜





タッタッタッタッ


みほ「....ハァ....ハァ....」

みほ「.......」

みほ「....何で私ここにいるんだっけ?」

みほ「.....」

みほ「何かやったはずなんだけど....」

みほ「....思い出せない」

みほ「....」

みほ「....次はどこにいこうかな」
44 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:43:33.46 ID:Bg+UgSUQ0



みほ「残りはブラウダ高校かお姉ちゃんの学校だよね....」

みほ「......」

みほ「ブラウダ高校にいこうかな」

みほ「カチューシャさんは....大丈夫だと思う、多分だけど....」

みほ「でもお姉ちゃんも心配だなぁ」

みほ「......」

みほ「....行こう」

みほ「....フフ」スタスタ
45 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:44:17.51 ID:Bg+UgSUQ0




〜ブラウダ高校〜



みほ「着いたのはいいけど....」

みほ「....寒い!!」ブルブル

みほ「こんなことならもう一枚羽織っておいたらよかったよぉ....」ブルブル

みほ「....早く様子を見て帰ろうかな....ん?」

???「......!!?」スタスタ

みほ「ち、ちょっと待って!!」

みほ「....ノンナさん....ですよね?」

???「......」

???「......」ダッ

みほ「あ、ちょっと待って!!....行っちゃった」

みほ「でもあの姿は確かにノンナさんだった....」

みほ「....後でカチューシャさんに聞いてみようかな」
46 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:46:35.25 ID:Bg+UgSUQ0


〜10分後〜




みほ「カチューシャさんはどこにいるのかな....」スタスタ

みほ「あ、」ピタッ

みほ「ここって....」

みほ「ブラウダ高校....だよね?」キョロキョロ

みほ「.......」

みほ「カチューシャさんいるかな....」スタスタ

47 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:48:01.93 ID:Bg+UgSUQ0
〜ブラウダ高校内〜



スタスタ




スタスタ



みほ「誰もいないな....」スタスタ

みほ「......ん?」ピタッ

みほ「誰かいる....?」キョロキョロ

みほ「....」

みほ「気のせいなのかなぁ....」スタスタ

???「気のせいではないですよ?」

みほ「わぁっ!?びっくりした!!」

???「いきなり驚かしてすみません」

???「私はクラーラと申します」

みほ「クラーラさん....」

クラーラ「何かあったんですか?」

みほ「ちょっと人を探しているんですけど....」

クラーラ「今、この学校には誰もいませんよ?」

みほ「だ、誰もいないんですか?」

クラーラ「はい、同志カチューシャも出かけております」

みほ「ちなみに、ノンナさんは見ていませんか?」

クラーラ「私は見ていません」

みほ「そうですか....」

みほ「なら外を探してみます」

クラーラ「そのほうがいいでしょう」

みほ「ありがとうございます」スタスタ

クラーラ「そんな礼をするものでもないですよ」

クラーラ「......」

クラーラ「早くノンナを探しますか」

クラーラ「私の計画が崩れる前に」スタスタ
48 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:49:48.04 ID:Bg+UgSUQ0
〜ブラウダ高校外〜






みほ「どこにいるにかな....」スタスタ

みほ「でも何でクラーラさんしかいなかったのかな....」スタスタ

みほ「何で....」スタスタ

みほ「......」スタスタ

みほ「......」ピタッ

???「....」

みほ「....ノンナさん」

???「....」ダッ

みほ「待ってください!!ノンナさん!!!」

???「....」ピタリ

???「....何でそんなに私に気をかけるのですか」

みほ「く、クラーラさん?」

ノンナ?「ッ!!?」ダッ

みほ「待ってください!!」

みほ「....行っちゃった」

みほ「でもあの声はクラーラさんに似ていたような....」

みほ「....気のせいかなぁ」スタスタ



49 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:55:08.31 ID:Bg+UgSUQ0
〜10分後〜



みほ「......」スタスタ

みほ「....やっぱり何かおかしい」

みほ「こんなに歩いているのに誰にもすれ違わない」

みほ「何でなのかなぁ?」

???「私が消しました」




ドガッ!!




みほ「!!!??」バタッ

???「これで計画も無事に進めることができます」

みほ「クラーラ....さん....」

みほ「......」

クラーラ「......」

クラーラ「同志カチューシャ....」

クラーラ「....これですべてを終わらせることができます」

クラーラ「何もかも」スタスタ
50 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:57:04.78 ID:Bg+UgSUQ0
〜???〜


みほ「......」

みほ「う....ん....」ムクリ

みほ「....ここは?」キョロキョロ

みほ「何でこんなところにいるのかな....」

みほ「確か一人で歩いていて....あ」

みほ「クラーラさんに殴られて....」

みほ「それでこの場所に連れてこられたんだ....」




クラーラ「目が覚めましたか?」スタスタ

みほ「....クラーラさんがやったんですね」

クラーラ「はい、私の計画の邪魔でしたので」

みほ「計画?」

クラーラ「ブラウダ高校を私のものにする計画です」

みほ「ブラウダ高校を....」

みほ「....?」

みほ「でもそれなら何で人がいなかったの....?」

クラーラ「この学校の所有権を私が握る時に」

クラーラ「当然私に反対する人が出てくるでしょう」

みほ「......!?」

みほ「まさか!!?そんな!!!」

クラーラ「もう分かりましたか?」













クラーラ「私が全員消しておきました」
51 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:57:47.64 ID:Bg+UgSUQ0
みほ「!!?」

クラーラ「そんなに驚くことでもないですよ?」

クラーラ「ただ人を殺しただけです」

クラーラ「まぁほとんど殺してしまいましたけど」

みほ「じ、じゃあカチューシャさんも....」

クラーラ「....同志カチューシャは生きてますよ?」

クラーラ「ノンナと一緒に」

みほ「じゃあ一体どこにいったの....?」

クラーラ「今頃は地下で生き埋めにでもなっているんじゃないですか?」

クラーラ「まぁやったのは私ですけど」

みほ「......」

クラーラ「これで私の計画が成功します」

クラーラ「でもその前にどうしても排除しなければいけないものがあるんです」

みほ「.....」ガクガクブル

クラーラ「....わかりますよね?」

クラーラ「ご自身のいる立場が」スタスタ

みほ「...いや!!...いや!!」ズルズル

クラーラ「....さようなら」










ヒュン!
52 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 21:59:14.39 ID:Bg+UgSUQ0




クラーラ「ぐっ....」ドタッ

???「今のうちにいきましょう」

みほ「!!ノンナさん!?」

クラーラ「なんで....生きているのですか!」

ノンナ「あなたには私を殺せませんよ」

クラーラ「っ!!!」

ノンナ「....早くいきましょう」スタスタ

みほ「は、はい」スタスタ

クラーラ「なんで....なんで....」

クラーラ「....許さない」
53 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:00:17.02 ID:Bg+UgSUQ0


〜ブラウダ高校〜




ノンナ「こっちです」スタスタ

みほ「ここは....?」

ノンナ「多分クラーラが独自に作った部屋でしょう」

ノンナ「殺戮を行うための」

みほ「じゃあここで殺された人もいるということなんだよね....」

ノンナ「......」

ノンナ「....ここが出口です」ガチャ

みほ「さ、寒い....」ガクブル

ノンナ「この先に空き家があります」

ノンナ「そこにいきましょう」

ノンナ「同志カチューシャもそこに隠れています」

みほ「じゃあ、早く....」









クラーラ「行かせませんよ」
54 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:02:18.64 ID:Bg+UgSUQ0
キュラキュラキュラ....



ノンナ「あれは....IS-2!?」

クラーラ「自分の乗っていた戦車に殺されるのも悪くないでしょう」

ノンナ「でもどうやって一人で操作を....」

クラーラ「一人で操作なんてできるわけないじゃないですか」

クラーラ「このために何人か捨て駒を残しておいたのですよ」

ノンナ「捨て駒....」

みほ「に、逃げないと....」ダッ

クラーラ「撃て」




ドガァン!




クラーラ「逃がしませんよ」

ノンナ「堕ちてしまったのですね....」

ノンナ「....クラーラ」

クラーラ「ノンナには私の気持ちなど分かるわけないじゃないですか」

クラーラ「私が同志カチューシャから受けてきた仕打ちを」

ノンナ「!!!」

クラーラ「でももう今さらですけど」

クラーラ「もう少しで私のものになりますので」

みほ「.....」

クラーラ「....さようなら」





キュラキュラキュラ....





クラーラ「撃て」




ドガァン!!
55 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:05:15.88 ID:Bg+UgSUQ0
クラーラ「.......」

クラーラ「これで計画も成功したも同然」

クラーラ「さすがにノンナも生きて帰ってこないでしょう」

クラーラ「ではカチューシャを探しに....!!」

みほ「アブネエジャネェカ」スタッ

クラーラ「な、なんで生きているの!?」

クラーラ「あんな砲撃をくらって生きている訳が....」
     
みほ「マァ、フツウナラシンデイルダロウナ」

クラーラ「普通なら....?」

みほ「ダガモウソノコトハドウデモイインダガ」

みほ「イマカラオマエハシヌンダカラナ」

クラーラ「!!!」

みほ「デハ....」

クラーラ「あなたまで....」ボソッ

みほ「....ナンダ」

クラーラ「あなたまで私の計画を邪魔するのですかぁ!!」ギロ




ウイィーーン....



クラーラ「殺す!!殺してやる!!」

みほ「カンゼンニジガヲウシナッテイルジャネェカ」

クラーラ「撃て!!」



ドガァン!



みほ「ソンナネライデアタルワケガナイダロウ」

クラーラ「なんで....なんで!!」

みほ「ソロソロイクカ....」スタスタ

クラーラ「どうしたらどうしたら....」ボソボソ

クラーラ「!!!」

みほ「ジャアサヨナラダ」ポイ


カランカラーーン....


みほ「....フン」スタスタ

クラーラ「これって....!!」





ドカァーーーン!!






みほ「....ジブンノヤッタコトヲクヤムンダナ」スタスタ
56 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:06:54.82 ID:Bg+UgSUQ0











〜ブラウダ高校外〜



みほ「........」

みほ「おかしいな....」

みほ「毎回何か忘れているような気がする....」

みほ「重要なこと....」

みほ「......」

みほ「寒っ....」ブルッ

みほ「....早く行こう」

みほ「最後は....お姉ちゃんの学校だよね....」スタスタ
57 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:08:51.07 ID:Bg+UgSUQ0
〜1時間後〜





〜黒森峰女学園路地〜




みほ「来てみたけど....」キョロキョロ

みほ「....平和だなぁ」

みほ「....普通に歩いている人もいるし」

みほ「ここはなにもないような気がするけど....」

みほ「....町をまわってみようかな」スタスタ





〜30分後〜






みほ「.....」スタスタ

みほ「.....」スタスタ

みほ「やっぱりなにもないな....」

みほ「むしろ懐かしいと思った所があった位だし....」

みほ「......」

みほ「帰ろうかな....」

???「ちょっと待ちなさいよ」
58 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:10:18.16 ID:Bg+UgSUQ0
みほ「その声は....エリカさん?」フリムキ

エリカ「なんですぐに帰るのよ」

エリカ「もう少しここに居なさいよ」

みほ「???なんで少しだけしか居なかったことを知ってるの?」

エリカ「ぐっ....とにかく、お願いしたい事があるのよ 元副隊長」

みほ(今、絶対話を反らしたよね....)

みほ「何があったの?」

エリカ「隊長を一緒に探して欲しいのよ」

みほ「......え!?」
59 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:12:32.86 ID:Bg+UgSUQ0
みほ「お姉ちゃん行方不明なの!?」

エリカ「そういうことになるわね」

みほ「いつからいなくなったの?」

エリカ「三日前から」

みほ「最近じゃん....」

エリカ「とにかく!!探しにいくわよ!!」

みほ「ちょっと待って、まだ行くともいってないんだけど....」

エリカ「いいからいくわよ!!」ダッ

みほ「ち、ちょっとそんなに手を引っ張らないで....」ダッ
60 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:14:25.83 ID:Bg+UgSUQ0


〜移動後〜



みほ「でもどこから探すの?」

エリカ「そんなの決めてないわよ」

みほ「決めてないんだ....」

エリカ「しらみ潰しに探せばそのうち見つかるわよ」

エリカ「隊長だってそんなに遠くにはいないはずだし」

みほ「お姉ちゃんについて何か変わった事とかないの?」

エリカ「いきなり言われても....そういえば」

エリカ「最近隊長の様子がおかしかったのよ」

エリカ「なんか独り言が増えたというか....」

エリカ「何か落ち着きのない感じだったわ」

みほ「エリカさんは何か心当たりはないの?」

エリカ「何かあったらこんな風に探していないわよ....」

みほ「確かに....」

エリカ「....早く探しにいくわよ」スタスタ

みほ「....うん」

みほ(お姉ちゃん何があったのかな....?)スタスタ
61 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:14:54.15 ID:Bg+UgSUQ0
〜黒森峰女学園前〜




みほ「結局ここまで来ちゃったね」

エリカ「そうね....」

みほ「せっかくなんだけど」

みほ「ここから手分けして探さない?」

みほ「その方が効率もよくていいと思うんだけど....どうかな?」

エリカ「........」

みほ「....ダメかな?」

エリカ「....わかったわ」

エリカ「それなら、もし何かあったらこの校門前で集まることにするけど」

エリカ「それでいい?」

みほ「うん、わかった」

エリカ「じゃあ、また」スタスタ

みほ「うん、バイバイ」スタスタ
62 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:15:30.75 ID:Bg+UgSUQ0










みほ「とはいったけど....」

みほ「どこにいるのかな....」キョロキョロ

みほ「......」

みほ「そもそも本当にこの中にどこかにいるのかな....」スタスタ
63 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:16:31.94 ID:Bg+UgSUQ0













エリカ「どこにいるの....?」スタスタ

エリカ「けっこう探したけどこんなに見つからないなんて」

エリカ「隊長はやっぱりここには....」

エリカ「....あ」ピタッ





〜教室前〜





エリカ「けっこう探したけど」

エリカ「ここにいるの....?」




ガラガラ
64 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:17:58.20 ID:Bg+UgSUQ0

エリカ「......」キョロキョロ

エリカ「誰もいないじゃない....」

エリカ「....ん?」




スタスタ




エリカ「....なにこれ?」

エリカ「隊長の....日記?」

エリカ「どうしてこんなところに落ちていr....」





ドガッ!!




エリカ「っ!!....」ドタッ

???「人の日記を勝手に見るとはいけないな、エリカ」

???「危うく私のしてきたことがバレてしまうところだったじゃないか」

エリカ「....隊....長....?」

???「この日記さえ見なければなにも起こったりしなかったのにな」

???「本当に残念だよ、エリカ」

エリカ「一体....何を....?」

???「まだ分からないのか?」

???「ここで死んでもらうんだよ、エリカ」ヒュン





ドガッ!!
65 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:19:05.86 ID:Bg+UgSUQ0






???「.......」スタスタ







〜1時間後〜


〜黒森峰女学園前〜





みほ「........」

みほ「....エリカさん遅いなぁ」

みほ「........」

みほ「何かあったのかな....」ダッ
66 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:19:47.57 ID:Bg+UgSUQ0








みほ「ハァ....ハァ....」

みほ「かなり探したけど....」

みほ「どこにいるのかなぁ.....」キョロキョロ

みほ「あ」

みほ「ここって....お姉ちゃんの教室?」スタスタ



〜教室前〜




みほ「そういえばここはまだ見ていなかったな....」



ガラガラ



みほ「......」キョロキョロ

みほ「誰もいない....ん?」

みほ「これは?」

みほ「日記のように見えるけど、誰のものなのかな....」ペラッ
67 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:20:43.74 ID:Bg+UgSUQ0


"一体どうしたらいいんだ?  "
妹のあの状態を止めるには....



みほ「妹?」ペラッ


"おそらくあの状態だと前にも何人か殺してしまっているだろう"
そういえば、他の高校にも行方不明が相次いでいるらしい、
まさか、これも....」


みほ「ここから続きが途切れてる....」ペラッ

みほ「続きはないのかな....」ペラッ ペラッ

みほ「....あった」





"そうか、救うのではなく、一緒に殺人鬼になればよかったんだ、"
これこそ私のやることであり唯一の救える方法だったんだ。
これで救うことができる。
待っていてくれ、助けてやるからな..............みほ



みほ「私!!?」

みほ「私が....殺人鬼なんて....嘘だよね....」ガクブル

みほ「ということは....これはお姉ちゃんの....」



ヒュン



ドガッ!!







???「みほも見てしまったのか....」

???「あの日記を」

???「......」
68 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:21:14.18 ID:Bg+UgSUQ0






〜黒森峰女学園地下〜



みほ「......」

???「起きたか?」

みほ「....ここはどこなの?」

???「地下だ」

みほ「なんでここに連れてきたの、お姉ちゃん」

まほ「私が抱えていた秘密を知ってしまったからな」

まほ「できるだけ穏便に済ませたかったのだが....」

みほ「じゃあ本当なんだ....私は本当に殺人鬼なんだ....」

まほ「....あぁ」

みほ「そうなんだ....」

まほ「....悪く思わないでくれ」

まほ「これもみほのためなんだ....」









???「それはやらせないよ」
69 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:23:35.10 ID:Bg+UgSUQ0
まほ「誰だ!!」

???「勝手に殺されたら困るんだよね〜」

みほ「....会長?」

杏「久しぶりだね、西住ちゃん」

まほ「なぜだ!!どうやってここがわかった!!」

杏「よくよく探したら見つかるんだよね、こういう地下は」

まほ「....そうか」

まほ「ならばここから生きて帰れると思うなよ?」スタスタ

杏「まさか殺すのかい?私を」

まほ「あぁ、ここが知られると面倒だからな」

まほ「悪く思うな」

杏「でも私を殺すのなら先に」

杏「西住ちゃんを殺した方がいいよ?」

まほ「....なぜだ」

杏「西住ちゃん本人に聞いてみたらどうかな?」









杏「殺人鬼である西住ちゃんに」
70 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:24:24.11 ID:Bg+UgSUQ0
みほ「!!!」

まほ「おい!!なんて事を言うんだ!!」

杏「別に事実を伝えただけだよ?」

みほ「....嘘だ....嘘だ....」

杏「西住ちゃん、いつまでも現実逃避はよくないよ。
ちゃんと自分の今までやって来たことを認めないと」

杏「他の隊長も殺したんだよね?」

みほ「.......」

杏「まさか忘れているなんて言わせないからね?」

杏「他の学校の行方不明事件も、全部西住ちゃんがやったことだよね?」

まほ「いい加減にしろ!!
こんなことを言って何になるんだ!!」

杏「西住ちゃんに本当の自分を目覚めさせるんだよ」

まほ「....本当の....自分?」

杏「ほら、もうそろそろだよ」

まほ「え?」フリムキ

みほ「....フフ」

みほ「アーーハッハッハッハッハ!!」

みほ「ハッハッハァ.......」バタン

みほ「......」

まほ「みほ!!」ダッ

まほ「みほ!!大丈夫か!!みほ!!」サスサス

まほ「......」

まほ「..許さない」

杏「大丈夫だって、西住ちゃんは自分に向き合えたんだよ」

まほ「....そうか」

まほ「会長といったな、
悪いが今ここで死んでもらう」ダッ

杏「本当に私を殺すつもりでいるの?」

杏「....無意味なのに」
71 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:26:42.10 ID:Bg+UgSUQ0







パアァン!! パアァン!!






まほ「ぐっ....」バタッ

杏「できれば撃ちたくなかったんだけどね〜〜〜」

杏「でも、仕方ないよね?」

まほ「.....」

杏「じゃあ、またあえたら会おうね〜〜」スタスタ

まほ「待て!!」

まほ「....くそっ」

まほ「!!  そういえば!!」ズルズル

まほ「みほ!!」

みほ「.......ウ」

まほ「みほ!?生きてるのか!?」

みほ「....お姉ちゃん?」

まほ「大丈夫なのか?」

みほ「....うん」

まほ「良かった....じゃあ今すぐ安全な場所に....」

みほ「そ、その必要はないよ?」

まほ「???なぜだ?」

みほ「だって....」














グサッ!!




みほ「お姉ちゃんは今から死ぬんだもん」
72 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:29:34.49 ID:Bg+UgSUQ0
まほ「!?」バタン

みほ「お姉ちゃん、今私とても楽しいよ」

みほ「また人を殺せるから!!」

まほ「なんで....なんで....」

みほ「なんで?....楽しいからだよ!!」

みほ「それ以外に理由なんてないよ!!」

まほ「....本当に....みほなのか?」

みほ「うん、私だよ?」

まほ「........」

みほ「どうしたの?そんなに暗い顔して」

みほ「最期に思い残したいことでもあるの?」

まほ(なんで....)

みほ「私は....」

みほ「お姉ちゃんと過ごして本当に良かったよ!!」

まほ(私がみほを変えるはずだったのに....)

みほ「お姉ちゃんには本当に感謝するね!!」

まほ(一緒に実家で楽しく過ごすはずだったのに....)

みほ「バイバイ!!お姉ちゃん!!」






グサッ!! グサッ!!







まほ(どこで間違えてしまったんだろうか....)バタン
73 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:33:25.52 ID:Bg+UgSUQ0















〜黒森峰女学園前〜




杏「ふぅ」

杏「......」

杏「西住ちゃん....」

杏(あのとき数珠のせいにしたけど)

杏(その時のあの数珠は普通の数珠で)

杏(西住ちゃん自身に問題があった....)

杏「なんて言えないよね....」

杏「......」

杏(もうあのいつもの西住ちゃんには)

杏(会えないんだよね....)スタスタ
74 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:34:02.85 ID:Bg+UgSUQ0



〜黒森峰女学園地下〜




みほ「楽しかったなぁ」

みほ「......」

みほ「なんだろう....」

みほ「心の真ん中になにか引っ掛かっているような....」

みほ「.......」

みほ「まぁ、いっか!」

みほ「よし!!そうと決まれば次の場所に行こう!!」

みほ「次の獲物は誰にしようかなぁ!!!」スタスタ
75 : ◆WpEgOxXb5Y [sage saga]:2017/06/18(日) 22:34:58.97 ID:Bg+UgSUQ0






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ーーー







まほ「という話なんだが、どうだろうか?」

エリカ「長いですね....」

赤星「あとなんか話が重いです....」

まほ「そうか?私にとっては自信作なんだが....」

エリカ「でもなんで元副隊長が最後、殺人鬼になっているんですか?」

まほ「???特に理由はないが?」

エリカ「.......」

まほ「それがどうかしたのか?」

エリカ「いえ、なにもありません....」

まほ「???」

エリカ(元副隊長に対して何を思っているのかが気になるわ....)








終わり
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/20(水) 16:47:37.40 ID:KQgGion5O
プラウダ
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/18(土) 20:36:38.78 ID:4hQaWekF0
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