海未ちゃんミニ四駆SS

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56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:03:26.74 ID:iJzY/lRUO
真姫「いっけぇええ!! ソニックーーッ!!」



ギュルギュルッ………グググッ……


真姫「あと!少しっ!! 」


真姫「ソニックッ!!!」



その坂を越えれば……!



ギュルギュルギュアアッ……シュバ─────ンッ!



ことり「………う………そ…………っ」



カタ……………カタ…………ピタッ…………。



真姫「ありがとう……ソニック」


真姫「やはりあなたは……最高のパートナーね……」



〈 ソニック……50周目、到達 〉
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:04:44.49 ID:iJzY/lRUO
絵里「これで……」


梨子「二人共、50周目でフィニッシュですか」


真姫「って事は……引き分けね」


ことり「っ………。」


絵里「これ………どうなるの??」


梨子「引き分けですので、約束はナシです」


絵里「ええ!……そんなぁ……」


真姫「しょーがないわ……。」



梨子「……………………」


ことり「梨子ちゃん?」



梨子「ですが……」


梨子「私は次の全国ベスト8の大会に出場します」


真姫「……?」



梨子「ですので、2位のお姉さんに伝えておいて下さい……」




梨子「……全国の舞台で………」


梨子「………待っています……と……」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/28(水) 02:05:50.17 ID:iJzY/lRUO
絵里「あの、それって?」


真姫「ふふ、わかったわ……!」



真姫「エリー………帰るわよ」ガタッ

絵里「ちょ、待ってよ〜!」スタスタ


「行ってらっしゃいませご主人様〜」


カランカラン♪




ことり「あ〜ぁぁ……」


ことり「黙っておけば海未ちゃんも諦めてたかもしれないのに……」


ことり「どうしちゃったの梨子ちゃん??」


梨子「あの素晴らしいバトルを見せてもらったお礼ですよ…。それと……」



梨子「少しだけ……興味が湧いてきました」


梨子「まぁ、それはミナリンスキーさんも一緒ですよね」


ことり「………。」


梨子(アキハバラで無敗を誇ったあの伝説のミナリンスキーが)

梨子(まさかここで引き分けるなんてね……)


梨子(顔には出してないけど……)


ことり「……」 ググッ!




内心は………どうなのかな……♪♪
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:06:46.77 ID:iJzY/lRUO
海未「だからあれ程行くなと言ったでしょうが!」


絵里「だって……」


絵里「絶対に押すなはつまり押せって海未がいってたから……!」

海未「はあ………、絵里ぃぃ…………」


真姫「ったく……エリーのせいでヒヤヒヤしたわ」


海未「何とかなったから良かったものの……」



海未(しかし、あのミナリンスキーに引き分けるとは……)チラッ


真姫「ん……?」


海未(西木野真姫………)


海未(やはり天才は、何をさせても天才……という事でしょうね……)




絵里「ところでなんだけど」


絵里「その全国大会ってどうやったら出られるのかしら?」


海未「ああ、今の所すでに7枠は決まっています」


真姫「じゃあ最後の1枠に入れば良いわけね」


海未「そうですね、そしてその最後の席を決める大会が今度開かれます」


絵里「なるほど、そこで優勝すればいーのね!」



海未「ただ1つ問題がありまして……」



真姫「何よ?」




海未「もう事前エントリーが終わってるんですよ」




絵里「…………はい?」


真姫「いやいや!それじゃ出られないじゃない!」


海未「そうですね 」

絵里「そうですねじゃないわよ!えぇ……」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:07:29.19 ID:iJzY/lRUO
海未「ですから、主催者に直接交渉に行こうと思っています」


真姫「大丈夫なのそれ……」


絵里「オハラカップ……主催者は………えと……」カタカタ




絵里「………小原………鞠莉………」


……………

………




〈 数日後……小原邸 〉


鞠莉(12)「音ノ木soldier kids? 」


使用人「はい、そう名乗る3人組が鞠莉様にお話があるとの事でーー」


鞠莉「お話? 何かしら? 」


使用人「……それが……」

……




鞠莉「今更、オハラカップへのエントリー?」


鞠莉「よくわからないわね 」


使用人「なんでも………」

使用人「全国の舞台で待っている奴がいる……と」



鞠莉「ふーーん、オハラカップはもう優勝した気なのかしら♪」

鞠莉「姿が見てみたいわ!ちょっとモニター回してプリーズ♪♪ 」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:08:14.75 ID:iJzY/lRUO
絵里「ちょっと!聞いてるの!?」バシバシ!



真姫「エリィ………やめてったら」


絵里「いや、このカメラの向こうで見てるんでしょ!何とか言いなさいよ!」バコッ!


ポロッ………


絵里「あ………!」




真姫「あ〜あ、そのカメラ確か100万はするやつよ」

絵里「………え………、ええっ………!?」




海未「絵里………。」




絵里「あの………、う〜みちゃん/// 」チラッ





海未「……私と真姫は関係ありませんからね……」


真姫「知らないっ」プイッ




絵里「…」


絵里「…………んぐっ………」じわっ



ガラガラガラガラ………


海未「おや、門が開きましたね」


絵里「……!」

使用人「お待たせ致しました……先程から何やらモニターの不具合が……少し確認にーー」


絵里「こ、こっちも色々急いでるのよっ!」


使用人「はい……?」

絵里「いーから! 早く案内をしてちょうだい!」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:09:38.14 ID:iJzY/lRUO
鞠莉「ちゃお〜っ☆」


海未「え……あの、あなたが小原鞠莉さんですか?」

鞠莉「そうよー♪驚いちゃった?」


真姫(まだ子供じゃない……、それに)チラッ



果南(11)「鞠莉、洋梨とって」


鞠莉「んもぉ、今は大切なお話中よ!はいっ!」ポイッ


パシッ………


果南「ありがと〜♪」シャクシャクッ


海未(何故か梨を丸かじりする子がもう1人……お友達か何かでしょうか……)


鞠莉「早速ですが、もう用件は伺いました♪」


絵里「え!それじゃ!」パアァァ


鞠莉「勿論エントリーは……!」




鞠莉「認められないわぁ!!」


絵里「そ、そんな……」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:10:35.67 ID:iJzY/lRUO
海未(……まぁ、簡単にはいきませんよね )


真姫「そこを何とかしてもらえないかしら?」

絵里「私達も、そう簡単には引き下がれない事情ってものがあるんだから!」



鞠莉「これは公式戦でもありますので、そういうイレギュラーを認めるわけにはいきません……」




鞠莉「と………言いたい所だけども………」


鞠莉「お姉さん達は中々強そうね♪ 」


絵里「……?」



鞠莉「だからぁあ……」


鞠莉「面白い事 思いついちゃった」ニタァ…





鞠莉「ねぇ、果南!」


果南「どうしたの? 」


鞠莉「このお姉さん達と遊んであげてくれない?」


海未(は……?)


鞠莉「お姉さん達がもし、うちの用心棒に勝てたら、特例としてエントリーを認めてもいいわ」


果南「ああ………そういう事ね………」


絵里「やったわね、こんなチビッ子楽勝じゃない!」


果南「…………」グググッ……



ブシャアアッー!………ポタ…ポタポタ……


真姫「梨がっ……粉々に……?!」




果南「ふふっ……それはどうかな……」ぺろっ
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:11:38.68 ID:iJzY/lRUO
……………ゾクッ…………



海未(えっ……………)


真姫(……何、この威圧感………ッ )




果南「……丁度さ、退屈してたんだ……」


……………ゾクゾクッ……



海未(はは……震えが、止まりません……)ガクガク


絵里「こっちも退屈してたわ……望むところよ!」



海未(……私の直感が……告げています……)



果南「……久々の獲物かぁ……楽しみだな…… 」ペロッ



こいつは………



………私達の手に負える相手ではないと………


……
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:12:39.33 ID:iJzY/lRUO


真姫「ここは……?」


鞠莉「小原家の特設コースよ」


海未「かなり先迄ありますね、ゴールが見えません……」




鞠莉「そう、全長10kmの超ロングストレートコース……」


鞠莉「そして最後のセクションはダウンヒルになってるわ」


海未(何やら仕掛けがありそうですね)

果南「まずは誰からかな?」


真姫(私のソニックは前回のバトルから修理中だし……)



真姫(ならここは、海未が……)


絵里「私が遊んであげるわ」


海未「絵里?!」


果南「お姉さんか……いいよ、やろ」



絵里「そのスカした態度、気に入らないわね」


絵里「後で吠え面かかせてあげるわ!」


海未(はぁ………)

真姫(これじゃどっちが小物か分からないわ……)


鞠莉「ぷははは!」

果南「やっぱり面白いお姉さんだね」



絵里「くうっ……!!」

絵里「いーから、さっさと始めるわよ!」


66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:14:01.90 ID:iJzY/lRUO
鞠莉「それでは両者スタートポジションに」



絵里「見てなさい!いくわよマグナムッ!!」カチッ





果南「…………トライダガー………」カチッ



海未(あの子のマシンはネオトライダガーZMCですか……)

真姫(確か、エリーと同じストレート特化型ね )



鞠莉「レディ……」


ゴーッ☆☆


絵里「いっけぇえーー!!」ヒョイッ



ギュギュギュギュアアアアッ……



真姫「って、いきなりエリーの独走じゃない♪」


海未「ええ………対してトライダガーは………」




シ─────ン………
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:14:44.94 ID:iJzY/lRUO
果南「……」



絵里「あんだけ大物ぶっといてマシントラブル?話にならないわね!」


絵里「今のうちよ!マグナム!」



ギュギュギュギュアアッ……




鞠莉「ふふ……」



68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/28(水) 02:15:07.14 ID:4A5HL7Bw0
なんだこれ
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:16:18.30 ID:iJzY/lRUO
〈 1.5km地点 〉


ギュギャアギャギャギャアアアッ……


絵里「行け行けーー!!」


海未「もうすぐ絵里は2km地点というのに……」


真姫「おかしいわね、マシントラブルならスグに何とかするはずよ……?」



果南「ふぅん♪♪」


海未「まるで焦る様子もありませんね……」



海未(しかし……先程からギヤボックスの擦れるような音が……)



これから、一体何が起こるというのですか………ッ




果南「………そろそろかなぁ………?」



………………………カタ…………




真姫「え………」
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:17:18.81 ID:iJzY/lRUO
…………カタカタ…………………



海未「ト、トライダガーが少しづつ進み始めた!?」



………カタカタカタ……カタカタカタ…………ッ




鞠莉「始まったわね………。」


鞠莉「もう………誰にも止められないわ。」



カタ、カタカタ、カタカタカタカタカタ…………ッ


真姫「なんか……どんどん速くなってきてる……」


海未(まさか………!?)


海未「まずいです……絵里ィ!!逃げてくださーぃ!!」



絵里「えっ?」


果南「……………いくよ……………」





…………カタカタン…………ギュル…………ッ




果南「…………ネオトライダガァアア…………ッ!!」




ギュギュギュガガガアアアア──────ッ!!
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:17:58.01 ID:iJzY/lRUO
海未「なっ……!」

真姫「いきなりスピードがっ!!」





果南「さぁ……どこまで逃げきれるかな……♪」



絵里「ふん!何言ってるのよ!」

絵里「これだけのリードがあるのに、今更何ができるっていうのかしら!」



果南「なら、その余裕がいつまで続くかな?」



真姫(何か知らないけど………)


真姫(凄くマズいんじゃないの……こいつ……)



……普通じゃない……!!
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:19:38.15 ID:iJzY/lRUO
〈 5km地点 〉

ギュギュギュギュア……


絵里「はぁ、はぁ……こっちはもう折り返しよ!」


絵里「ここまで差をつければ……!」





果南「あれ?」



果南「まだそんなとこ走ってるの?」



絵里「え…………」




海未「絵里ッ!!トライダガーはすでに3km地点まで来ています!」


絵里「 はぁあああっ!?」


真姫「これ……マグナム以上のペースじゃない!?」

真姫「あのマシンは何なのっ!?」





海未「あれは恐らく………この超ロングストレート専用に開発した、超速………いや……」



海未「爆速ギアを組み込んでいるんだと……」


鞠莉「正解〜♪ 中々鋭いじゃない」


真姫「何なのよそれ……しかもトライダガーは……」





ギュルギュルギュアアアアアッアアアッ……


果南「まだだよ………もっと速くッ!!」


絵里(更に加速してるってわけ?!)


真姫(このままじゃ…… !)


海未(ええ、マグナムが捕まるのも……)



鞠莉(時間の問題ねっ)



絵里「くっ…………!」
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:21:05.75 ID:iJzY/lRUO


〈マグナム…9km地点〉

ギュギュギュギュアアアアッ……


絵里「はぁ、はぁ…………ッ、よし………!」


絵里「 マグナムッ!!あと1kmよっ!」


果南「ふふ………」


果南「………あと1km………?」


果南「まだ1kmもあるの間違いじゃないかな? 」


絵里「っ………!」


果南「トライダガーーッ!!」


ギュルギュルギュルギュルギュアアッ……!


真姫「エリー!!」

海未「もう2体の車間距離が100mもありませんっ!」



絵里「ウソ………でしょ………」


果南「捉えたよ……」


果南「ここで………畳み掛ける………」



絵里「くうぅ……!何なの……あの化物はッ!!」


ギュルギュルギュアアッ……


海未「あと10m………絵里っ!」


真姫「あと1m……!! あぁ……………」


果南「じゃあね……」


果南「ノロマなお姉さん」




ズギュアギャギャアッ……シュバ──────ッ!




真姫「…………あ……………ああ…………」


真姫「マグナムが…………」

海未「抜かれた………」
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:22:55.55 ID:iJzY/lRUO
海未「マグナムが……どんどん離されていきます……」


果南「うん、中々楽しませてもらったよ」

鞠莉「だいぶ頑張ってたみたいだけど、それでも果南の敵じゃなかったわね♪ 」


絵里(こんなところで………!何か……!何か……!)


絵里「あ……!」


真姫「どうしたのかしら?」


絵里「ダウンヒルに入る前の所にキッカーが……」



鞠莉「あら……気づいちゃった?」

鞠莉「いつも果南がぶっちぎりでゴールしちゃうから、最後の逆転chanceとして用意してみたんだけど」



絵里「……逆転……?」


海未「話になりません……」

真姫「ええ、あんな位置から飛んでも着地なんて上手くいきっこないわ」


海未「そう、あのキッカーにのったら最後……挑戦者のマシンは自ら地面に激突し……」


鞠莉(……gameover……☆)


海未「分かりやすいトラップです……」


絵里「くっ…………」



絵里(私……どうすれば……)


ギュルギュルギュルギュルアアアッアアアッ……!


絵里「へ………?マ、マグナム………!?」


真姫「なんか、マグナムが更に加速してる……」

海未「あの音……モーターが限界近くまで回っていますね、これは……」


絵里(…………マグナム…………)
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:26:04.45 ID:iJzY/lRUO
ギュルギュルギュギュギュギュア……


絵里(あなた……まさか………キッカーに向けて助走を!?)



ギュギャアギャギャギャアアアアアアッ!!


絵里(そう…………)



絵里(ふふ……本当に私と一緒で……)


絵里「負けず嫌いなんだから……!」


だったら………


絵里(私も信じる……、あなたを……)ギリッ



そして……


………自分自身を………!



絵里「勝ちに………いくわよ………」



ギュルギュルギュアアッ……


真姫「エリー?そっちはキッカーよ!?」


海未「絵里……?あなたまさか……?!」



絵里「…………マグナム…………ッ!!」


鞠莉「あら……何を血迷ったのかしら…」


鞠莉「でも…………」


鞠莉(愛機を自らの手でバラバラにする瞬間が見れるなんて……その時はどんな顔をするのかしら……)


鞠莉「……すごく、面白そう……」


絵里「見せてやるわよ!私とマグナムの最強コンビをっ!」

絵里「かっとべぇえ!!サイクロンマグナムッ!!」


ギュギュギュギュア………シュバアアアッ──────!



果南「マグナムが飛んだ……?」


海未「くっ………絵里………」
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:26:52.28 ID:iJzY/lRUO
絵里「ふふっ……!」ペロッ


真姫「見て!」


海未「え……」


ズヒャアア─────!



真姫「マグナムが……!」

真姫「どんどんトライダガーに迫っていってる!」



海未「まるで……弾丸ですね……」


絵里「あと少しよっ!マグナムッ!」


果南「ふうん……いいねぇ♪♪」


なら……!


果南「地を這う私のトライダガーと……!」

絵里「天をブチ抜く私のマグナム……!」




果南「どちらが速いか……」


絵里「決着つけるわよ……ッ!!」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:28:13.17 ID:iJzY/lRUO
海未(しかし……)


シャアアアアッッ………ヨロッ…………


真姫「マグナムが……!?バランスを崩した!?」



海未「やはりあんなジャンプ……無理があったんです……」


海未「くっ……、こうなってしまったら……」


果南「追い風でも吹かない限り……地面に激突ーー」


絵里「………吹くわよ………」



果南「へ………??」




絵里「1つだけ……教えてあげるわ、チビッ子……」



絵里「勝利の女神はね……いつだってそう……」




絵里「諦めの悪い方に味方してくれるのよ!!!」

果南「………!?」


ブワアアアーーッ!!


鞠莉「キャッ///スカートがぁ///」

果南「何この突風……!?」


真姫「マグナムが……!」


鞠莉「バランスを立て直した……!?」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:29:14.07 ID:iJzY/lRUO
絵里「よしっ!」グッ



果南「っ……!こんな事ありえない……!」



海未「まさかとは思いますが……これに賭けていたんですか!?」


絵里「そうよ!」


海未「無茶苦茶です!!そんな都合良く追い風がふいてくれる可能性なんて、ゼロに近いのに!」



絵里「でも………ゼロじゃない………。」

絵里「なら………やってみる価値はあるでしょ♪ 」



果南「なっ………!?」

海未(はぁ……絵里……)



海未(全く……あなたという人は………)



絵里「いっけぇえええーーっ!!」


果南「くっ…………」



ギュギュギュギュア……ズシャアア──────ッ!!




鞠莉「ゴーーールッ!!!」


絵里「よっし!!これが私とマグナムの最強コンビの実力よお!」
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:31:13.87 ID:iJzY/lRUO
真姫「エリーーッ!!」


果南「あらら……負けちゃったかぁ」

果南「ごめん、鞠莉 」


鞠莉「いいえ♪最高のバトルだったわ!果南もね!」


果南(……それにしても……)チラッ


果南「………絢瀬………絵里………」




鞠莉「正直、最初はちょっとおバカさんかと思ってたけど…… 」

真姫「ちょっとじゃなくて大馬鹿よ……」

海未「そうですね……、ですが………」



絵里「ん??」

絵里「さっきからあなた達、何コソコソ話してるの?感じ悪いわよ……!」


………誰よりも………


勝利の女神に愛される大馬鹿者の様ですね……


〈 勝者───サイクロンマグナム、絢瀬絵里 〉
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:33:57.66 ID:iJzY/lRUO
ー数日後ー

希「はい、真姫ちゃん」

真姫「ソニックっ!」

希「もう無茶したらダメだよ」

真姫「分かってる、ありがとう希! 」

真姫「ちょっと走らせてくるわ」

タッタッタッ……

希「ふふ、ソニックの修理が終わったのがそんなに嬉しかったんかな♪」

海未「助かりましたよ希」

海未「しかし……本当にあなたは何者なんですか?」

希「何でもないよ♪ただ、ミニ四駆の修理に関しては昔ちょっとね……」

希「あのね……、海未ちゃん……」

海未「ああ、私のは大丈夫ですよ!気を遣わせてしまってすいません」

希「でもまさか、また大会に出る事になるなんてね」

海未「まぁ、色々とありまして///」


希「オハラカップだったかな……えっと」カタカタ…

希「あった……、ふむ………この大会はチーム戦なんやね」

海未「そうです、3人1組のリレー形式でバトンを
繋いでのレースですね」


海未(昔は穂乃果とことりの3人でチーム戦に出場したんでしたっけ……)

海未(懐かしいですね……)


希「3人が出るんならうちも皆と大会見に行ってみようかなぁ」

海未「それは是非、絵里も真姫もきっと喜びますよ」

ガラガラ……

絵里「いたいた!こんなところで何してるの2人共?」

海未「ちょうど大会の話をしていたんです」


希「あ、エリチ 」

希「大会までにはエリチのマグナムも修理しておくからね」

絵里「期待してるわ、希!」


絵里「……それにしても……」

絵里「うう……、手元にマグナムがいないと何か落ち着かないのよねぇ 」

海未(それは凄くわかります……)

希「じゃあ今日はそろそろ帰ろっか」


海未「では真姫も呼んできますね」


絵里「久しぶりにマックでも行きましょ!決まりね!」

希「エリチは本当にマックが好きんやね」

海未「何かある度にマック推しで、正直キツいです」



絵里「いーからいくわよ!」

希「はいはい♪」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:35:17.42 ID:iJzY/lRUO
カタカタカタ………


「ん……?エントリーが増えてる……」


「音ノ木ソルジャーキッズ……?何よコイツら……」


「あ…、確かね、特例でエントリーになったチームだよ…。凄いよねっ…!」


「何でもあの小原家の用心棒を倒したんだって!一体どんな走りをするのかな!」


「ふうん……。にしてもダッサいチーム名ね。」

「おお、珍しく気が合うにゃ」




「まぁ、誰が相手でも優勝すんのはこの私達だけどね。」



「そうだね…。ふふ…、楽しみだよね…」


「ねぇ、とりあえずラーメン食べて帰ろ!」

「はあ!?また!?今日はマックよ!」



「わ、わたしは……白米があればどっちでも……」


……………

………




ーオハラカップ当日ー


ヒュ〜……パンッ…パンッ…!


司会のお姉さん「ついにきちゃったぜーー!!」

司会「3人1チームで過酷なレースを勝ち抜けぇ!!」

司会「その先に待っているのはぁーー??」



司会「全国行きのチケットだあーー!! 」




82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:38:07.90 ID:iJzY/lRUO
真姫「あ、いたわ」

絵里「のぞみぃ〜!ことりぃ〜!」ぶんぶんっ


ことり「あっ、絵里ちゃんだぁ」


希(うわ……指ぬきグローブやん……)


希「それにしても……」


ことり「穂乃果ちゃんは用事でこれないし、にこちゃん達は連絡つかないしぃ……」



希「うん、結局うちらだけしかこれなかったね、応援」


海未「ことり、希、今日はわざわざありがとうございます!」


ことり「うん、3人共頑張って!」

ことり「これなかった皆の分も、い〜っぱい応援するからねっ!」


真姫「ありがと、絶対に優勝してくるわ 」

絵里「私達の走り、楽しみにしててね!」


希「エリチ!」


希「遅くなってごめんね、はいこれ」コトッ


絵里「おかえりマグナムぅぅ」

絵里「会いたかったわぁ?」スリスリ


希「バッチリ仕上げといたからね……あとアレも……」



絵里「流石は希ね、ありがとう」


海未「では、そろそろ行ってきますね」



ザッ………


凛「あれ〜?!海未ちゃん!?」
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:39:05.01 ID:iJzY/lRUO
海未「えっ?凛!?」

にこ「てゆーか皆いるじゃない、何?ひょっとして応援に来てくれたわけ?」


真姫「はい?いや……にこちゃん達が応援に来てくれたんじゃないの?」


花陽「んん?」

絵里「何か噛み合ってないわね……」


………




凛「ええっ!?」

花陽「じゃあ真姫ちゃん達が例の飛び入り参加のチームなのぉ?!」


絵里「あらあら、私達も随分と有名になったものね♪」


真姫「ってゆーか花陽達もエントリーしてたなんて……」


希「まさかの同門対決やね……」

にこ「何か拍子抜けしたわ……」



凛「それにしても、ソルジャーキッズってチーム名さ……」



真姫「あれ、私が考えたのよ♪」


にこ(うげぇぇ……。真姫……あんたなの……!)


海未「初めて聞いた時は……あまりのカッコ良さに震えましたよ」

絵里「流石は真姫ね……!」


凛(ああ……。そう………)

花陽「あの、そろそろ始まっちゃうよ…」



海未「おっとそうでしたね、じゃあ行きますか」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:40:10.55 ID:iJzY/lRUO
司会「それでは各区間のランナーはスタートポジションへ!」


ザッ……………


真姫「にこちゃんが第一走者……」


にこ「……真姫……」



にこ「悪いけど……本気でいかせてもらうわよ」



希「スタートは、にこっちVS真姫ちゃんかぁ」


ことり「んんっ?」


ことり「にこちゃんのマシン……あれは……」


希「ボディどころか、シャーシからローラーまでピンクのオールペンで統一された……」


希「 フルカスタム仕様のアバンテ!」



ことり「へぇ〜、なんかにこちゃんらしいね」


希「物凄いこだわりやね……」

希「マシンスペックは真姫ちゃんのソニックの方が上だろうけど……」


ことり「にこちゃんの事だから、きっと何か仕掛けてくるはずっ」


希(これは……いきなり面白そうやん!)
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:41:32.36 ID:iJzY/lRUO



司会「それじゃあ最初は一斉にスタートするよっ!準備はいいかーい!?」



司会「レディィ!!」




真姫「……ハリケーンソニックッ……!!」カチッ



にこ「頼むわよ、にこちゃん号……」カチッ



ゴーーッ!!



に「いっけぇえーーっ!! 」ヒョイッ


ギュルギュルギュアアッ……!
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:42:49.01 ID:iJzY/lRUO
司会「さぁスタートしましたー!まず先頭を走るのはー?」


ギュルギュルギュアアッ……

真姫「ふふっ!」


司会「ソニックだーー!!」


ことり「まきちゃんっ!」

希「初速の伸びはぶっちぎりみたいやね」


真姫「いい調子よ……このまま引き離す!」


司会「ソニックが早くも最初のコーナーに突っ込んでいきましたぁ!いやぁ速いねーっ!」


ー主催者席ー


果南「始まったね」

鞠莉「ええ、楽しみね♪」



果南「まずは第1セクション……」

果南「かなりキツいコーナーが連続する複雑なコーナリングステージか……」


鞠莉「果南はこのステージをどう見る?」


果南「う〜ん……私は苦手かな……」


果南「まず全体を通してトップスピードを出せる所ほぼないし……延々と続くS字やヘアピンとか……見るからにイヤラシイね」


鞠梨「あら、辛口ね♪」


果南「こういう中〜低速セクションは空力よりもまず車体の運動性能がモノをいうからね」



果南「ここからだよ……」




真姫「よし……!」


ギュルギュル…ギュルギュル…


司会「ソニックが逃げる逃げるー!」

司会「これはいきなり独走態勢かーーっ!?」



にこ「 ……なわけないでしょ……ッ」


ギュルギュルギュアアアアアッ……


司会「おっとぉ?そのスグ後ろを走るマシンが1台……これは?」

司会「アバンテだぁ!しかし珍しい車種ですね!」



にこ(まずはお手並み拝見させてもらうわよ、真姫)
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 02:44:21.74 ID:iJzY/lRUO
ことり「あんまり見かけないマシンだよね、あれ」


希「アバンテ……全てのミニ四駆の原点にして1つの完成系……」

希(でも、何でわざわざあんな骨董品…………)



司会「2台のマシンが付かず離れずのドッグファイトだー!しかし後方を走るアバンテは……イマイチ決定力不足!攻めきれないー!」


司会「そして第一セクションも中盤!これは早くも決まったかー!?」


ギュルギュルギュアアッ…


真姫(何よ……大した事ないわねにこちゃんも)


にこ「………」





果南「コーナーがレースの華とは言うけど……地味な対決だね」



鞠莉「あら、そう?だからこそ何か起きそうとは思わない?」



果南「……鞠莉……?」



鞠莉「オハラカップが……何で3人制になったか知ってる?」


果南「……?」


鞠莉「十年前……第1回大会の優勝者があまりにも速すぎて、急遽レギュレーションの調整が入ったの。」


果南「え…………?」


鞠莉「当時8歳だった少女が圧倒的な大差をつけてゴールしちゃったから、それではレースにならないってね……」


鞠莉「だけどその少女は第1回大会を最後に公式戦からは姿を消した」

鞠莉「 『こんなノロマ達と走ってもつまらない』って言い残してね」



果南「ねえ………それ………」



鞠莉「そして……その少女が使用していたマシンが………」




………ピンクの………アバンテ………
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/28(水) 02:47:42.96 ID:iJzY/lRUO
ギュルギュルギュアアッ……

真姫(もうすぐこのセクション唯一の高速コーナーに突入ね……)


真姫(そこで……にこちゃんを)

真姫「一気に引き離す……!」



にこ(真姫……あんたってやっぱり天才ね……)


にこ(教科書のお手本みたいな完璧な走り……思わず後ろで見とれてしまうわ)


……でもね……


コースはあんたが1人で走ってんじゃないのよ


ギュルギュルギュルギュルアアアッ……


司会「ソニックがコーナーの入り口へと突っ走る!」?????


司会「って、あれ………?何か後ろから……」??

?真姫「え………」????


?にこ「いくわよ………!」???ギュルギュルギュアアッ……!


???ことり「アバンテが!?物凄い速さでコーナーに進入してくるっ!?」??


希「あんなオーバースピードじゃ絶対コースアウトやん!?」


???真姫(にこちゃん? 何考えてるの……!?)??
?


??にこ「ねぇ……真姫………」?????

にこ「あんた……お遊戯会でもやってんの……?」????真姫「へ……?」????


にこ「そんな綺麗な走りじゃ……この私には……!」????


にこ「 通用しないってーのぉおッ!!! 」??

?ギャギャギャギャッ……!ゴツッ……!??

?司会「こ……これはーー!?」????


ことり「ソニックの車体でワンクッションして……!」???

希「アバンテが強引に体勢を立て直したっ!?」?
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 03:01:35.82 ID:iJzY/lRUO
88 訂正
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 03:02:45.10 ID:iJzY/lRUO
ギュルギュルギュアアッ……

真姫(もうすぐこのセクション唯一の高速コーナーに突入ね……)


真姫(そこで……にこちゃんを)



真姫「一気に引き離す……!」







にこ(真姫……あんたってやっぱり天才ね……)


にこ(教科書のお手本みたいな完璧な走り……思わず後ろで見とれてしまうわ)



……でもね……



コースはあんたが1人で走ってんじゃないのよ





ギュルギュルギュルギュルアアアッ……


司会「ソニックがコーナーの入り口へと突っ走る!」??
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/28(水) 05:01:04.43 ID:Ubyn5U1N0
レッツ&ゴー好きの俺得SS
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 05:16:36.06 ID:BODRGN6w0
司会「って、あれ………?何か後ろから……」??

?真姫「え………」????



?にこ「いくわよ………!」???


ギュルギュルギュアアッ……!???


ことり「アバンテが!?物凄い速さでコーナーに進入してくるっ!?」??


希「あんなオーバースピードじゃ絶対コースアウトやん!?」???



真姫(にこちゃん? 何考えてるの……!?)??
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 05:18:27.19 ID:BODRGN6w0
にこ「ねぇ……真姫………」?????


にこ「あんた……お遊戯会でもやってんの……?」?


真姫「へ……?」????


にこ「そんな綺麗な走りじゃ……この私には……!」????



にこ「 通用しないってーのぉおッ!!! 」??

?ギャギャギャギャッ……!ゴツッ……!??


?司会「こ……これはーー!?」????


ことり「ソニックの車体でワンクッションして……!」


???希「アバンテが強引に体勢を立て直したっ!?」??
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/28(水) 05:32:07.17 ID:BODRGN6w0
すいません、この???って何でしょうか
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/28(水) 06:11:02.17 ID:u0kjTF59O
したらばでやってればよくね?
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/28(水) 06:21:34.30 ID:2QQoabqt0
前後になにか入れてるか?速報は一部の文字がまともに表示されず?になる場合がある
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/28(水) 09:09:11.76 ID:+yHO3wrSO
まきちゃん
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/28(水) 18:40:48.57 ID:Ubyn5U1N0
半角文字か記号だな、テストスレでまず文字を試してみると良い
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/28(水) 23:51:40.05 ID:kanvbMIRO
ありがとうございますちょっと調べてみます
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/29(木) 00:05:19.08 ID:uLowpACSO
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/29(木) 00:05:27.66 ID:gHnZxJ6YO
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/29(木) 00:05:35.53 ID:7F5ytUQKO
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/29(木) 00:05:46.63 ID:6gdvDIstO
Aqoursの好感度スレまとめ

善子 →http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1482032895/

曜 →http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1487678425/

ルビィ →http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1487668185/

千歌 →http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1487693644/
>>2
ダイヤ →http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1487770928/

花丸 → http://karma.2ch.net//test/read.cgi/lovelive/1487777497/

梨子→ http://karma.2ch.net//test/read.cgi/lovelive/1488373777/

果南→ http://karma.2ch.net//test/read.cgi/lovelive/1488454481/

鞠莉→ http://karma.2ch.net//test/read.cgi/lovelive/1488464531/
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/29(木) 00:05:54.50 ID:fTKrU38aO
スレ汚し失礼します

★★★自治スレより重要なお知らせ★★★
>>2
ラブライブ!板で違反スレの乱立、スクリプトによる保守を目的とした板荒らしに対策するため板設定の変更に関する投票を行います
賛成/反対の投票ですので投票お願いします。


投票日:2017年3月12日


詳しくは
自治スレ、荒らし報告相談 Part.5
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1489154599/
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/29(木) 00:06:01.77 ID:OFUcDSrIO
 包装を破いて、お二人の口に突っ込みます。

「んん〜! 甘い! うまい!」

「なにこれ! あまーいっ! すごーいっ!!!!」

 二人の顔がほころぶのをみると、こちらも差し上げた甲斐があるというものです。

「だいぶ回復されましたね? ではもう一度トロッコを漕いでください」

「え?」

 二人の顔が固まります。

「で、でもこの先って……」

「谷だよねー?」

「ええ、谷です。安心してください、飛びますから」

「はぁ!?」

「え!」

 ジャガーさんは驚愕、カワウソさんは期待の表情を浮かべました。

「と、飛ぶって!? あんた鳥のフレンズなの!?」

「いいえ、違います」

「じゃあ無理だよ!」

「大丈夫です。ここからスピードをつけてれば、谷を飛び越せるかもしれません」

「飛び越せなかったら?」
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