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【艦これ】吹雪「大変です、司令官!」 キット「パート2突入です」

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953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/30(金) 21:59:24.81 ID:fWrmvDhy0

-翌日 執務室-

キット「天龍さんとの約束の時間の10分前です」フォンフォン

提督「もうそんな時間か。それじゃ、行って来る」

吹雪「行ってらっしゃい」


-グラウンド-

霰「つんつくつん」ニコニコ

朝潮「霰?何してるんですか?」

霰「朝潮ちん、んちゃ!」

朝潮「何だか楽し・・・キャアァァァァーッ!何をしてるんですか!」

霰「電ちんのトイプー(仮名)のピー(自主規制)をツンツンしてる」

朝潮「汚いから止めなさい!」

霰「楽しいよ。朝潮ちんも一緒にしようよ」

朝潮「楽しくありません!帰りますよ!」ズルズル

霰「あーれー」

ヒュゥゥゥゥゥゥ

提督「待たせたな」

天龍「この時を待ちわびたぜ」

提督「では、始めるか。ほら、木刀だ」

天龍「何を言ってやがる!真剣勝負だと言っただろ?」

ブンッ

提督「あっぶねぇ!いきなりシュベルト○ベールで斬りかかってくるとは何を考えてるんだ!」

天龍「だから真剣勝負だと言っただろ?」

提督「真剣勝負だからって本物の対艦刀で斬りかかってくることは無いだろ!」

天龍「だから真剣で勝負だって言っただろ?」

提督「いや、真剣勝負って本気の勝負って意味だろ?」

天龍「何を言ってやがる?真剣を用いた勝負に決まってるだろ!」

提督「ジーマー?」

天龍「マジだ。今更ナシだ何て言わせねぇぞ!構えやがれ!」

龍田「提督、天龍ちゃんにケガさせたら承知しませんよぉ〜」

提督「だったら止めろよ!」

龍田「それは出来ない相談ね〜。これは天龍ちゃんが望んだことなんですもの〜」

提督「どないせいちゅうねん!」

龍田「一方的に斬られたらいいんじゃないですか〜?」

提督「拙者に死ねと申されるか!」

龍田「あはは、面白ぉ〜い」

天龍「オレを無視して龍田とおしゃべりとは随分余裕だな!」

ブンッ

提督「あっぶねぇ・・・。俺は人間だぞ!お前たちと違って斬られたら死ぬからな!」

天龍「提督なら入渠ドックに放り込んで、バケツを使えば即元通りだろ?」

提督「だから俺は人間だつってんだろ!」
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/30(金) 22:01:06.33 ID:fWrmvDhy0

雪風「あれは、しれーと」

磯風「天龍だな。向かい合って何をしているんだ?」

雪風「天龍さんがしれーに斬りかかりました!」

磯風「何が起きているんだ!?」

雪風「止めないと!」ダッ

キンッ

キンッ

雪風「天龍さん!しれーに何をするんですか!」

天龍「あぁ?何だ雪風か。見りゃあ分かるだろ?」

磯風「うむ。司令を殺そうとしているな」

天龍「何言ってんだよ。見ての通り、オレは提督と演習中だ」

雪風「演習って・・・、どうして本物の剣を使ってるんですか!」

天龍「そりゃあ、真剣勝負だからな」

磯風「なるほど」

雪風「なるほど。じゃないです!」

磯風「はぁぁぁーっ!」

提督「!?」

雪風「磯風!?」

ブーン

バチバチ

磯風「我がエクスカリバーの軌道を見切ってセイバーで受け止めるとは・・・流石、司令だ。只者では無いな」

提督「何のマネだ?」

磯風「天龍が戦っているのを見て、私も司令と戦ってみたくなった」

提督「着任した時に、『私が護ってあげる』って言ってたのは何処のどなたですかねぇ?」

磯風「フッ。そんなこともあったな。だが、司令は私なんかが護らなくても充分過ぎる程強いじゃないか」

提督「それと突然斬りかかってくるのは別の話だと思うのですが」

磯風「問答無用!」

天龍「オラオラ、余所見してんじゃねぇぞ!」

提督「クッ!(流石に二人同時はキツイ)」

雪風(助けを呼ばないと!)ダッ

春風「し、司令官様!?」

提督「春風!いい所に来た。助けてくれ!」

春風「私で良ければ助太刀致します」
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/30(金) 22:02:28.94 ID:fWrmvDhy0

-執務室-

吹雪「司令官のことだから怪我をさせたりしないだろうけど、大丈夫かな」

キット「こんなことを言うと天龍さんに失礼ですが、彼女には負けないでしょう」フォンフォン

吹雪「そうだね」

ドアバーン!

吹雪「!?」ビクッ

雪風「吹雪さん、大変です!司令が、しれーが!」

吹雪「どうしたの、雪風ちゃん。落ち着いて」

雪風「しれーが天龍さんと磯風に殺されそうになってます!」

吹雪「へ?」


-グラウンド-

春風「磯風さん、貴女の相手は私が致します」

磯風「神風型の力、とくと見せてもらおうか!」

天龍「邪魔者は春風が引き受けてくれたし、楽しませてくれよ提督!」

キンッ

キンッ

提督「お前、演習と言いながらガチで殺しに来てるだろ?」

天龍「真剣勝負だと言っただろ?殺す気でかからないと提督には勝てねぇ!」

提督「・・・。分かった。そこまで言うなら本気で相手をしてやるよ」

カチャン

天龍「刀を鞘に納めてなんのつもりだ?」

提督「・・・」

天龍「!!! その構え。そうか、やっとその気になったか。いいぜ、かかって来いよ。春風に教わったって言う必殺技、見切ってやるぜ」
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/30(金) 22:04:34.16 ID:fWrmvDhy0

キンッ

キンッ

磯風「流石だな。司令に剣術の指南をしただけのことはある」

春風「司令官様は剣術の基礎はお師匠さんから教わっています。私はほんの少し指導をしただけです」

磯風「なるほど。やはりあの老人も只者では無かったか」

ゴゴゴゴゴゴ

天龍「な、何だ、このプレッシャーは!?」

磯風「姫級の深海棲艦ですらここまでのプレッシャーを感じたことなど無い!」

吹雪「天龍さんに磯風ちゃん」

天龍「・・・」汗ドバー

磯風(今の内に逃げよう。天龍の犠牲は無駄にはしない)

雪風「何処へ行く気ですか?」

磯風「何処って、風呂だ。汗をかいたら風呂に入る。何もおかしなことなど」

吹雪「お二人は向こうで私とお話をしましょうね」

雪風「雪風も一緒にお説教します」

天龍「龍t・・・って居ねぇ!」

龍田(ゴメンネ、天龍ちゃん。流石にキレた吹雪ちゃんの相手をする勇気は無いわ)←物陰から観察中

天龍「放せー!いや、放してください。オレが悪かった!謝るから!」

磯風「私は説教をされる様なことなど」

雪風「司令を殺そうと斬りかかったのは誰ですか?」

磯風「司令は剣の軌道を見切って受け止めた。何の問題もあるまい」

吹雪「はいはい、言い訳は向こうで聞きます」ズルズル

春風「司令官様、お怪我はございませんか?」

提督「大丈夫だ。春風のお陰で助かったよ」

春風「当然のことをしたまでです。お礼を言われるようなことなど」

提督「いや、春風が来てくれなければ危なかった。お礼に間宮さんのところで何かご馳走しよう」

春風「宜しいのですか?」

提督「ああ、ほんの気持ちだ」

春風「では、ありがたく頂戴いたします」
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/30(金) 22:09:16.60 ID:fWrmvDhy0

-夜 居酒屋鳳翔-

天龍「ったくよぉ、何もあそこまで怒るこたぁ無ぇだろ。ヒクッ」

木曽(吹雪がブチ切れるのは当然だろ・・・)

鳳翔(吹雪ちゃんが怒るのも当然です)

天龍「お前だって刀を使うだろ?一度位、提督と戦ってみたいと思わないのか?」

木曽「オレも戦ってみたいとは思うが、真剣で斬りかかろうとは思わないな」

天龍「何いい子ぶってやがるんだ・・・。ガチの勝負だぜ?真剣を使って当然だろ!ヒクッ」

木曽「真剣勝負だとしても真剣は使わないだろ」

天龍「あー、もう空だ。もう一本追加だー」

鳳翔「天龍さん、飲み過ぎは体に良くないすよ」

木曽「もうこの辺にしておけ」

天龍「もう一本らけだってー」

木曽(コイツ、何でコーラで酔ってるんだ?)


-会議室-

天津風「提督を襲撃って何考えてるのよ!」

浦風「うちの提督さんを殺そうとするとは何事じゃ!」

磯風「襲撃などしていないし、殺そうともしていない。ただの演習だ」

浜風「演習と言いながら、レーザー対艦刀で切りかかるバカが居ますか!」

不知火「これは妹の教育が出来ていなかった不知火の落ち度です」

陽炎「それを言い出したら長女の私が一番悪いってことになるんだけど」

黒潮「せや。妹の不始末は姉の責任やで」

親潮「黒潮さん、私たちの責任でもありますよ」

黒潮「何やて!?」

萩風「お詫びとして健康ケーキを持って謝りに行かないと」

秋雲「アキグモサンハ、ユウグモガタデス」

陽炎「アンタはいい加減、元に戻りなさい」

秋雲「アキグモサンハ、ユウグモガタデス」

時津風「ダメっぽい、ダメっぽい」
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/30(金) 22:10:09.32 ID:fWrmvDhy0
何か「カスミール地方のカスミヤ山羊」って謎ワードが頭に浮かんだ。泣き声は「クズー、クズー」だろうな。
その姿はボン・モフ・モフのわがままボデーをした霞の顔の山羊(羊じゃナイヨ)と思われる。
寒くなったらカスミヤ山羊の話を書きたい。

本日はここまで。
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/09/10(火) 22:23:47.65 ID:zU+Ogwgf0
三式弾が欲しいのに徹甲弾ばかり出て、零戦32型が欲しいのに烈風とか紫電が出るのは何なんだろうね?物欲センサーって奴?
特に紫電は掃いて捨てるほど有るから零戦32型とトレードして欲しい・・・。


先日の宣言通り、カミ車、士魂隊 or 陸戦隊、ロケランを装備して集積を燃やしてきました。
ミッチーと霞が毎度1000超えの訳の分からんダメージ連発してた。
集積地棲姫、敵ながら不憫な子(笑)


本日分、始まります。
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/09/10(火) 22:25:10.56 ID:zU+Ogwgf0

-早朝 グラウンド-

アトジュッシュウ!

エェー!

吹雪「はぁ」

加賀「朝からため息なんてどうしたの?」

吹雪「加賀さん」

赤城「私も居ますよ」

吹雪「加賀さん、赤城さん、おはようございます」

赤城「何か悩みでも?」

吹雪「実は・・・、昨日、青葉さんが司令官に愛人が居るって言い出しまして。まぁ、誤報だったんですけど、その誤報で司令官を疑ってしまったんです」

赤城「そんなことがあったんですね。でも、私も吹雪さんの立場なら疑ってしまうと思います」

吹雪「でも、それって司令官を信じて無いってことなんじゃないかと思って」

赤城「難しい問題ですね。船だった頃と違って今の私たちには今は感情がありますからね」

加賀「吹雪さん」

吹雪「はい」

加賀「スキャンダルなら男の勲章よ」

赤城「加賀さん!?」

加賀「ジュディ・オ○グの曲の歌詞です。その位、大きな器を持たないとダメよ」

赤城「あぁ・・・、そういうことですか」

吹雪「あの、それはテ○サ・テンさんだと思います」

加賀「よく分かったわね」

吹雪「何処でそういうの覚えるんですか?」

加賀「歌の勉強をしようと思って、Me Tubeで色々聞いているうちに覚えました」
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/09/10(火) 22:26:55.56 ID:zU+Ogwgf0

-午後 執務室-

提督「吹雪」

吹雪(今朝、加賀さんに言われたことも確かに一理あります)

提督「吹雪」

吹雪(司令官の妻と名乗っておきながら、司令官を疑ってしまった自分が恥ずかしい)

提督「吹雪?」

吹雪「は、はい!」

提督「どうしたんだ?体調が優れないなら」

吹雪「何でもないです、大丈夫です!」

提督「そうか?それならいいが、無理はしないでくれよ」

吹雪「はい。すみません」

コンコン

日向「日向よ」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

日向「今日は提督に相談・・・と言うか頼みがあってきたんだ」

提督「えっと、一つ確認だが、俺と戦いたいとか言わないよな?」

日向「そんな天龍の様なことを言いに来たんじゃないよ」

提督「それならいいんだ。それじゃ、用件を聞かせてもらおうか」

日向「来月くらい、キットを貸してもらえないだろうか?」

提督「俺は構わないが・・・」

キット「アドミラルがいいなら問題ありません」フォンフォン

日向「そうか、ありがとう」

提督「何処に行くんだ?」

日向「京都だ」

提督「京都?まさかな」

吹雪「ええ、流石にねぇ?」

提督「瑞雲院に行きたいとか言わないよな?」

日向「!? 何故分かったんだ!」

提・吹「えぇ・・・」

提督「ところで、どの瑞雲院だ?上京区か、それとも下京区の方か?」

日向「上京区だ」

提督「なるほど。横山崋山のお墓がある方か」

日向「横山崋山?」

吹雪「横山崋山と言うのはですね」

早霜「横山崋山とは江戸時代の活躍した京都の絵師であり、紅花屏風などが有名です」

一同「!?」

キット「一体何処から現れたのですか?」フォンフォン

早霜「フフフ。ずっとクローゼットから司令を見ていました」
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/09/10(火) 22:29:57.38 ID:zU+Ogwgf0

提督(この子、ストーカーっぽいところがあるよな・・・(汗))

早霜「江戸時代の京都には大勢の絵師がいましたね」

提督「ああ、そうだな。伊藤若冲、円山応挙、尾形光琳、俵屋宗達、狩野派の絵師たち、安藤緑山にモネやルノワール」

青葉(いやいやいや、安藤緑山は江戸時代でも京都の人でも絵師でもありませんし、モネやルノワールに至ってははフランス人ですから!)←天井裏で観察中

青葉(あ、でも安藤緑山の作品の一部は確か京都の美術館に収蔵されていましたね)

提督「睡蓮は八坂神社の池で、ムーラン・ド・ラ・ギャレットは南座を描いたんだったな」

青葉(ボケてるんですか?ボケてるんですよね?そうだと言って下さい!)

提督「江戸時代の絵師の作品もいいが、松方これくしょんも素晴らしいぞ」

日向「まぁ、そうなるな」←分かってないけど相槌

早霜「なるほど、そう来ましたか」

吹雪「確か、東京の国立西洋美術館って松方これくしょんを収蔵するための美術館でしたよね?」

提督「ああ、その通りだ。松方幸次郎が集めた絵画の一部はロンドンの倉庫火災で焼けてしまったが、その火災の原因はナチスによる放火だったよな」

吹雪「ええ、信じられません。人間のすることではありませんよ!」

提督「何か腹が立ってきたから、後でビスマルクをしばくとするか(冗談だけど)」

吹雪「そうですね。そうすべきです!」←冗談だと分かってる

早霜「ええ、許せません」←当然分かっている

日向「まぁ、そうなるな」←分かってない

青葉(火災の原因がナチスによる放火だなんて聞いたことありませんし、ビスマルクさんはとんだとばっちりですよ!)

コンコン

隼鷹「隼鷹でーすっ」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

隼鷹「今、松方幸次郎の話をしてなかったかい?」

提督「してたぞ」

隼鷹「やっぱりそうか〜。いや、松方幸次郎って言うと飛鷹の父親みたいなモンだし、ちょっと気になってね〜」

日向「まぁ、そうなるな。伊勢も飛鷹も川崎造船所で建造されたんだ、そこの社長だった人物なら父親と言えなくも無い」

早霜(今まで適当に相槌を打っていた感がありましたが、この話はちゃんと分かっている様ですね)
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/09/10(火) 22:31:50.42 ID:zU+Ogwgf0

隼鷹「ところでさ〜、ウォースパイトから聞いたんだけど、京都に遊びに行くんだろ?」

吹雪「ウォースパイトさんから?」

日向「元々、京都に興味を示していたのはウォースパイトだからな」

吹雪「なるほど、それで日向さんも瑞雲院に行こうと思ったんですね?」

日向「うむ、瑞雲布教の一環として丁度いいと思ってな」

提督(布教って)

隼鷹「迷惑じゃなければあたしも連れてってよ〜」

日向「もちろん構わないよ」

提督「お前さんは伏見の酒を呑みたいだけだろ?」

隼鷹「もちろんそれもあるけど、それだけじゃ無いよ。本当だよ〜」

提督「どうだか。尤も、日向がいいと言っている以上、俺が口出しすべきでは無いが」

隼鷹「よーし、それじゃパーっと打ち合わせしに行こうぜ〜!」

日向「そういうことだから、日程が決まったらまた知らせに来るよ」

早霜「では、私も失礼します」

スタスタ

ガチャ

バタン

提督「何でクローゼットに入って行くんですかね?(汗)」

吹雪「もしかして、秘密の抜け穴でもあるんでしょうか?(汗)」

キット「いえ、その様なものは見当たりません」フォンフォン

提督「もしかしてアレか?」

吹雪「アレ?」

提督「ハリ○タに『行方をくらますキャビネット』って有ったが、あんな感じで別の場所に繋がっているのか?」

吹雪「流石にそんな魔法のアイテムなんて・・・、いえ、明石さんたちならやりかねませんね・・・」

提督「ちょっと調べてみるか」

ガチャ

提督「うん、居ない。とりあえず入ってみるか。よ、っと。悪いが閉めてくれ」

吹雪「はい」

バタン

吹雪「どうですか?」

提督「うん、何も起きないな」
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/09/10(火) 22:34:41.10 ID:zU+Ogwgf0

-数日後 廊下-

山風「♪」

江風「なぁ姉貴、何で山風の姉貴を尾行してンだ?」

海風「最近、山風はよく執務室に入り浸っています」

山風「?」キョロキョロ

海風「!!! 隠れて!」

山風「気のせい・・・?」

コンコン

山風「山風」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

江風「今日も執務室に入ってったな」

海風「以前は寄り付かなかった執務室に今は毎日の様に入り浸って、お姉さん心配です!」

江風「考え過ぎだって。提督が変なことする訳無いだろ」

海風「いい人と思わせておいて実は・・・と言うことはあります」

江風「姉貴は提督を何だと思ってンだよ・・・。もっと提督を信じてやンなよ」

海風「信じています。でも、万が一ってことも」

江風(それで信じてるって言えるのか?)


-執務室-

山風「パパあのね・・・、今日の演習でMVP取ったよ」

提督「おぉ!よく頑張ったな!」

海風「パッ、パッ、パパァーッ!?」

江風「姉貴!」

ガチャ

海風「あ・・・」

吹雪「あの、海風ちゃんに江風ちゃん?何してるんですか?」

海風「ち、違うんです!私たちは何も・・・。そう、たまたま通りかかっただけなんです!」

山風「何・・・してるの?」

江風「姉貴、もう正直に話した方がいいんじゃないのか?」
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/09/10(火) 22:37:43.03 ID:zU+Ogwgf0

海風「山風、さっき提督をパパって呼んでたけど、あれはどういうことなの?」

山風「パパはパパだから・・・」

提督(面倒なことになってしまった)

江風「なぁ姉貴、提督がパパってどういうことだ?」

山風「あたし・・・パパの娘になった」

海風「提督、どう言うことですか!そう言うプ、プレイをして楽しんでるんですか?///」

提督「ち、違う!誤解だ!」

キット「アドミラル、この際、正直に話した方がいいのでは?」フォンフォン

吹雪「私もそう思います」

提督「潮時か・・・」

〜事情説明中〜

提督「と、言う訳だ。分かっているとは思うが、他言無用で頼むぞ。時が来れば全員にきちんと話すから」

江風「分かったよ、父ちゃん」

海風「か、江風!?」

江風「姉貴は提督の娘になりたくないのかい?」

海風「うぅ・・・」

提督「本人が望まないなら強要するのは良くないぞ」

海風「不束者ですが、宜しくお願いします。お父さん///」


-白露型私室-

時・夕「!?」

時・夕「誰かが提督(さん)を狙ってる(ぽい)!」

時雨「一体誰が・・・誰がボクの提督を」

夕立「提督さんは時雨のものじゃ無いっぽい。強いて言うなら、吹雪ちゃんのものっぽい」

時雨「吹雪はともかく、ドロボウ猫どもめ!許さないよ!」

夕立「だからー、提督さんは時雨のものじゃ無いっぽい」

時雨「夕立は提督を盗られてもいいのかい?」

夕立「良くは無いけど、時雨のものみたいに言うのは良くないわ」
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/09/10(火) 22:39:19.23 ID:zU+Ogwgf0
今回のイベントでまさかアクィラが役に立つとは夢にも思わなかった。正直、存在を忘れてた(ガチ)。ごめん、アクィラ。
でも、旧5-4で何となくLv99まで育ててた甲斐があった。
何かE2は史上最悪とか、カッチカチやで(by ザブ○グル)とか言われてるけど、そこまでキツイ?おフランス棲姫初登場時(17夏 E4甲)なんて妙高姉さん、プリンツ、時雨の3連続魚雷CIを叩き込んでもまだ沈まなかったんだぞ(血涙)!!!
深海地中海棲姫は許す。超許す。ただし、PT小鬼は許さん。毎度のことながらクッッッッッッソ目障り!

あとはチッ、ナマイキ!なクソガキさえ沈めれば思い残すことは無い。友軍到着が先か、撃沈が先か。

本日はここまで。
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:18:01.18 ID:2E5KzPjb0
結局E3は友軍到着前にあっさり終わったっちゃ。
アンツィオ沖棲姫は四大ザコラスボス(今後、五大、六大と増えるだろうけど)に認定でした。
加賀さんと五航戦が出番無かったのは何気に初めてな気がする。赤城さん?(出番が無いのは)仕様です。
春、夏とぬるいイベント(個人の主観)が続いたけど、秋はヤバイのが来るフラグ?出来れば今回のダイソンくらい温情仕様でお願いしたい。

で、ジャーヴィスって本当に特効あった?
Lv99で五連装魚雷★MAX×3+ボフォース装備だったけど終始カスダメ連発(削り時に魚雷CIの150程度が最大だった。北神様やザラ姉さまも連撃でこの位は出してた)で、最後は吹雪が魚雷CIでジャーヴィスより遥かにいい数字出してで仕留めてくれたし。

結論:やっぱ特型駆逐艦は最高だぜ!!

本日分、始まります。
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/20(日) 22:20:03.11 ID:2E5KzPjb0
今回は前回から数年後、吹雪が成人し、深海棲艦との戦争が一段落ついた後の話になります。


最終回

『復讐の鎮魂歌・さらば吹雪』
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:24:56.09 ID:ETU51pbz0

-朝 刑務所-

刑務官「囚人番号xxxx番、何時まで寝ている気だ?起きろ」

シーン

刑務官「聞こえないのか?」

シーン

刑務官(様子がおかしいな。確認するか)

ガチャ

スタスタ

刑務官「おい、囚人番号xxxx番」

バサッ

刑務官「!? い、居ない!?布団がもぬけの殻だ!」

ジリリリリリリリ

刑務官「大変だ!囚人が脱獄したぞ!」


-某所アジト-

元・陸軍大将「刑務所は今頃騒ぎになっているだろう」←偽まるゆ事件の犯人

男C「アンタのお陰で上手く逃げられたぜ」←卯月誘拐事件の犯人

元・陸軍大将「礼ならコイツに言ってやれ。コイツが居なければ脱獄できなかったからな」

陸軍少尉「陸軍を貶めた海軍の奴等を許しておくことは出来ません。それに無実の罪で投獄された大将を助けるのは当然です!」

元・陸軍大将(深海棲艦と手を組み、海軍を陥れたのは事実だが黙っておこう。こういう純粋な奴ほど使いやすいものは無い)

男C「脱獄したからには当然やるんだろ?」ニヤッ

元・陸軍大将「当然だ。お礼参りをしない理由が無いからな。いや、そのために脱獄したと言うのが正しいか」

陸軍少尉「愚かな海軍に一泡吹かせてやりましょう!」
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:28:20.43 ID:ETU51pbz0

-数日後 夜 鎮守府 提督私室-

提督「吹雪」

吹雪「はい」

提督「吹雪は本当に俺でよかったのか?」

吹雪「急にどうしたんですか?」

提督「分かっていると思うが、俺の方が吹雪よりかなり年上だ。天寿を全うするまで生きられたとしたら、俺の方が先に逝くことになる」

吹雪「それは・・・覚悟しています。でも、少しでも長生きしてください」

提督「善処する」

吹雪「司令官こそ、本当に私でよかったんですか?私は人間ではなく、艦娘です。貴方とは違う存在、私たちを化け物と呼ぶ人も居ます」

提督「今更何を言うんだ。俺がパートナーとして選んだのは吹雪だ。人間か艦娘かなんて些細なことだ」

吹雪「貴方の艦娘でよかった。私は貴方と出会えて幸せです」

提督「明日は早いし、もう寝ようか」

吹雪「はい♡」
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:30:21.69 ID:ETU51pbz0

-翌日 チャペル-

卯月「おめでとうぴょん」

朝潮「お父さん、吹雪さん、おめでとうございます!」

北方棲姫「オメデトー」

一同「おめでとうー」

吹雪「皆、ありがとう!」

山城「今日は艦生、いえ、人生で一番幸せな日なんだから、不幸なんて言っちゃダメよ」

扶桑「普段から不幸、不幸なんて言っているのは貴女だけよ、山城。吹雪ちゃん、おめでとう」

吹雪「ありがとうございます」

牧師「新郎〇〇、あなたはここにいる吹雪を(中略)誓いますか?」

提督「はい、誓います」

牧師「新婦吹雪、あなたはここにいる〇〇を(中略)誓いますか?」

吹雪「はい、誓います」

牧師「誓いのキスを」

チュッ

キャー!

霧島「さーて、お次は皆さんお待ちかねのブーケトスです!次の花嫁は誰か!?」

加賀「ここは譲れません」

赤城「ライスシャワーはまだですか?」

呂500「ライスシャワーじゃなくって、ブーケトスですって」

赤城「ご飯の時間はまだ先ですか・・・」

グラーフ「ライスシャワーは私たちが新郎新婦に向かって米を振り掛けるんだ。まさか生米を食べる気だったのか?」

赤城「ふふっ、冗談ですよ」

グラーフ(冗談に聞こえない・・・)

由良「キャッチするのは由良ですよね?ね?」

日向「瑞雲を投げるなら命がけで捕まえるが・・・」

熊野「もらってあげても宜しくってよ」

鈴谷「熊野はまず相手を見つけなよー」

新提「ここはやはり長門だろう」

長門「な、何を言うんだ!///」

ザワザワ

吹雪「いきますよ」

キット「アドミラル、隣のビルの屋上にライフルを持った人物が!」フォンフォン

提督「ライフル?」

元・陸軍大将「クックック・・・。これでお終いだ」
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:31:49.74 ID:ETU51pbz0

パン!

吹雪「!!! 危ない!」

吹雪「きゃっ」バタッ

提督「吹雪?しっかりしろ、吹雪!」

金剛「ブッキー!」

比叡「ヒエー!?」

榛名「吹雪さん!」

霧島「一体何処から!?」

吹雪「貴方が無事で・・・良かった」ガクッ

提督「吹雪ぃぃぃぃーッ!」

明石「早く止血しないと!」

大淀「大至急、救急車をお願いします!はい、場所は」

木曾「キット、下手人は何処だ!」

キット「隣のビルの屋上です!」フォンフォン

木曾「天龍、行くぞ!」

天龍「おう!」

師匠「おのれ下衆め!ワシも行k」ゴキッ

師匠「痛たた、腰が」

天龍「犯人は俺たちに任せて爺さんは休んでな」

師匠「スマン。頼んだぞ」

新提「キット、提督を連れて鎮守府へ戻るんだ!」

キット「はい」フォンフォン

ガチャ

長門「提督、早くキットへ!」

提督「死ぬな吹雪!」

長門「貴方にまでもしもこととがあっては艦隊が崩壊する、早く安全な場所へ!」グイッ

提督「放せ!」

長門「後は頼む」

バタン

キット「お任せ下さい」フォンフォン
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:35:03.56 ID:ETU51pbz0

-ビル エントランスホール-

元・陸軍大将「クックック、計画が少し狂ってしまったが、上手く行ったな。後は地下に停めた車で脱出するだけだ」

イッカイデス

元・陸軍大将(一階?押した覚えは無いぞ)

ウイーン

元・陸軍大将「!?」

木曾「お前が吹雪を撃った下手人か?タダで済むと思うなよ」

天龍「提督と吹雪の結婚式を台無しにしたんだ、ツケは払ってもらうぜ」

元・陸軍大将「おー、怖い怖い。だが、ツケを払うのはお前たちの提督の方だ」

天龍「何だと!」

バババババッ

木曾「うおっ!」

天龍「っぶねぇ!」

陸軍少尉「ここは私が引き受けます。大将は逃げてください!」E:マシンガン

木曾(大将?)

元・陸軍大将「うむ、後は任せた」

バババババッ

天龍「チッ!艤装も無ぇし、迂闊には動けねぇな。どうする?」

木曾「弾切れの瞬間を狙うしかない」

天龍「やっぱそうなるか」

陸軍少尉「弾切れの瞬間に飛び掛る。実に理にかなった作戦だ。だが、これでどうなか?」ポイッ

シューッ

モクモク

木曾「煙幕!?」

天龍「ゲホッ、ゲホッ、何にも見えねぇ!」

陸軍少尉「さらばだ!」ダッ
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:36:53.63 ID:ETU51pbz0

-ビル前-

大井「コイツが犯人みたいですね」

北上「随分、甞めたマネしてくれたね〜。木曾を可愛がってくれた分も合わせて責任取ってもらうよ」

球磨「タダで済むとは思わない方がいいクマ」

多摩「とっ捕まえるにゃ」

陸軍少尉「生憎だが、お前たちの相手をしている暇は無い。さっさと終わらせてもらうよ」

北上「艤装を装着していないとは言え、艦娘四人に囲まれて随分余裕だね〜」

陸軍少尉「そんな格好で戦えるのか?」

北上「まー、動きづらいけど」

ゴスッ

大井「うっ・・・」バタッ

北上「大井っち!?」

球磨「やるクマ!」ダッ

多摩「にゃ!」ダッ

陸軍少尉「遅い」

ゴスッ

球磨「クッ!」

陸軍少尉「ほう・・・受け止めたか。少しは出来る様だな」

球磨「球磨はこいつ等の姉ちゃんだクマ。そう簡単にはやられないクマ」

多摩「ニャーッ!」

陸軍少尉「一人が引きつけて、もう一人が攻撃。だが、甘い!」

北上「あたしが居ることもお忘れなく」

陸軍少尉「中々の連携だな」スッ

大井「さっきはよくもやってくれたわね!」

陸軍少尉「流石艦娘、しぶといな。人間ならまだ寝ているぞ」
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:39:12.41 ID:ETU51pbz0

プーーーーーーーッ!

球磨「あの車、真っ直ぐ突っ込んでくるクマ!」

多摩「避けるにゃ!」

キキーッ

木曾「その車を運転している奴が吹雪を撃った下手人だ!姉貴たちが相手をしているのは護衛だ!」

球磨「クマッ!?」

元・陸軍大将「早く乗れ!」

陸軍少尉「ハッ!」

ガチャ

バタン

ブーン

大井「待ちなさい!」

木曾「クソッ!」

瑞雲仮面1号(日向)「私たちに任せろ!」

天龍「ひゅ、じゃなかった、瑞雲仮面!」

瑞雲仮面1号(日向)「行くぞ!」

瑞雲仮面2号(伊勢)「了解!」

瑞雲仮面ズ「W瑞雲波!」

元・陸軍大将「な、何だアレは!」

陸軍少尉「艦娘による攻撃ですが、問題ありません」

ブロロロロ

大井「何の音?」

木曾「鳥だ!」ユビサシ

天龍「飛行機だ!」

多摩「いや、一式陸攻にゃ!」

ドカーン!

モクモク

瑞雲仮面1号(日向)「クッ!爆煙で前が見えない」

陸軍少尉「一式陸攻型ラジコン飛行機を用意しておいて正解でした」
976 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:39:48.32 ID:ETU51pbz0
伊勢は瑞雲院にて『瑞雲の心』に触れたことにより、真の瑞雲ソウルに目覚めて瑞雲仮面2号となりました。
瑞雲ソウルって何だ?とか考えてはいけない(書いてる本人も理解出来ていない)。いいね?
とりあえずB'zのウルトラソウルとは関係ない。
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:41:04.25 ID:ETU51pbz0

元・陸軍大将「フハハハハ、やったぞ!奴等を振り切った!」

陸軍少尉「ええ、やりましたね!」

川内「ドーモ、川内です。ハイクを詠め」

元・陸軍大将「!?」

陸軍少尉「何時の間に!?」

キキーッ

川内「うわっ!」

パリーン

ヒューン

シュタッ

川内「急ブレーキをかけて車外に放り出すなんて危ないじゃない!艦娘と言えども打ち所が・・・って!?」

ブーン

川内「うわっ!」

川内「車外に放り出した次は轢き殺そうとは良い度胸してるね。待てー!」ダッ

元・陸軍大将「フン。海上ならいざ知らず、陸上を走って車に追いつけると思っているのか?」

川内「ダメだ・・・、どんどん放されてく。この格好でバイクに乗るのはちょっとって思って乗ってこなかったのが間違いだった。今から呼んでも間に合わないし、車内に取り付けた発信機だけが頼りだね」

陸軍少尉「まさか車内に潜り込んでいたとは思いませんでした」

元・陸軍大将「ん、今度は何だ?道路のど真ん中に人が。また艦娘か?」

プーッ

陸軍少尉「アレは人ではありません。このままスピードを上げて轢いて下さい。奴はレ級と呼ばれる深海棲艦です(面倒な奴が現れたな)」

元・陸軍大将「何っ!奴があのレ級か!」
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:42:11.77 ID:ETU51pbz0

レ級「このレ級様のダチの結婚式を台無しにするとはいい度、ゴフッ!」ドサッ

レ級「人が名乗りを上げている最中に轢くとは・・・それが人間のすることか!待ちやがれー!」ダッ

陸軍少尉「奴は戦艦でありながら、艦載機や魚雷で仕掛けてきます。スピードを上げて振り切るしかありません」

元・陸軍大将「分かった」

ウイーン

陸軍少尉「これでも喰らえ」ポイッ

レ級「ん?何か投げてきたな」

コロコロ

レ級「手榴弾?いや、ただの手榴弾じゃない!これは・・・」

ドカーン

レ級「うぎゃー!」

レ級「轢き逃げの次は手榴弾とは・・・、重ね重ね無礼な野郎だ・・・」ガクッ

川内「レ級、しっかりしな!これ以上の追跡は無理だし、仕方ない。レ級を連れて一旦帰ろう」

陸軍少尉「ムッ!」

ゴソゴソ

元・陸軍大将「どうした?」

陸軍少尉「車内にこんな物が」

元・陸軍大将「さっきの小娘が仕掛けたのか。小癪な」

プチッ

ボンッ

陸軍少尉「これで追跡の心配はありません」
979 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:44:11.54 ID:ETU51pbz0

-数時間後 鎮守府 執務室-

コンコン

大淀「大淀です」

シーン

大淀「提督?いらっしゃらないのですか?」

シーン

大淀「開けますよ」

ガチャ

大淀「提督」

提督「・・・」

大淀「提督!」

提督「大淀か・・・。どうした?」

大淀「あんなことがあったから落ち込むのは分かりますが、貴方はこの鎮守府の指揮官です。しっかりしてください。艦隊の士気に関わります」

提督「すまない」

大淀「提督宛に差出人不明のお手紙が届いています」つ手紙

提督「手紙?」

提督「・・・」

ガンッ!

大淀「あ、あの・・・」

ガラガラガラ

ガチャ

提督「行くぞ」

キット「はい」

バタン

大淀「提督、待ってください!一体何処へ?」

ブーン

大淀「行ってしまいました・・・。手紙には何が書かれていたんでしょうか?」

『久しぶりだな。お前たちから受けた屈辱を今まで(中略)提督の仇を討ちたければ一人でここへ来い』

大淀「!? 吹雪さんを撃った犯人からの手紙!こうしては居られません!川内さん、ヒトミさん!」
980 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:46:02.24 ID:ETU51pbz0

-病院-

吹雪「ん・・・」パチッ

明石「よかった!気が付いたのね」

吹雪「明石さん?ここは?」

明石「ここは病院よ。提督が艦娘が社会に出たときのためにって色々手配してくれていて助かったわ。ここの設備じゃなかったら助けられなかったもの」

吹雪「病院?どうして私、病院なんかに・・・、司令官!司令官は無事ですか!」

明石「安心して。提督は無事よ」

吹雪「良かった・・・」

明石「ちょっと待っててね。鎮守府に連絡を入れてくるわ」

ガラガラ

明石「あ、大淀。吹雪ちゃんが目を覚ましたわ。え・・・、どういうこと!?」

明石「うん、うん、分かった。それじゃ」

ガラガラ

明石「お待たせ。それじゃ、軽く検査しましょうか」

吹雪「何かあったんですか?」

明石「え、な、何も無いわよ」

吹雪「明らかに嘘をついてますよね?」

明石「ソンナコトナイヨ。ホントダヨ」
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:49:31.64 ID:ETU51pbz0

-某所アジト-

キキーッ

ガチャ

元・陸軍大将「クックック・・・。よく来たな。いや、来て当然か。本来ならばお前が死んで、お前の女をここで始末する予定だったが、順番などどうでもいい」

提督「遺言はそれだけか?」

元・陸軍大将「感動の再会なのに随分つれないな。安心しろ、お前も直にあの女の所へ送ってやる」

提督「吹雪の所へ行くのはお前の方だ。あの世で吹雪に詫びろ」

キット「アドミラル、直ぐに車内に戻ってください!」フォンフォン

ドーン!

提督「!?」

元・陸軍大将「おっと、外れたか。いや、外したと言うべきか。一発で殺してしまっては何の面白みも無いからな!」

キュルキュルキュルキュル

提督「戦車だと!何て物を」

キット「アドミラル、早く車内へ!」

提督「ああ!」

バタン

陸軍少尉「大将、乗ってください」

元・陸軍大将「さあ、楽しい狩りの始まりだ!精々逃げ回れ。我々を楽しませてくれよ!」

ドーン!

提督「厄介な物を!」

【D】 ガチャ ⇒【R】

ブーン

元・陸軍大将「ほらほら、どんどん逃げ回れ!」

男C「お前のせいでムショ暮らしだったんだ。恨みは晴らさせてもらうぜ!」

ドーン!

提督「レーザーで反撃だ」

【LASER】ピッ

ビーッ!

元・陸軍大将「無駄だ!」

提督「効いてない!?」

キット「どうやらレーザーに対する対策を施している様です」

提督「こちらの攻撃に対して対策を施していると言うことは、奴等の砲弾もキットの装甲を貫ける特殊な物を使っていると考えられるな」

キット「はい。通常の砲弾であれば直撃しても平気ですが、何かしら対策をしていると考えるのが妥当です」

提督「対処を誤れば一巻の終わりか」

キット「弾切れを起こすまで逃げ回りますか?」

提督「そうだな。とりあえずその作戦で行こう」
982 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:51:00.42 ID:ETU51pbz0

ドーン!

ドーン!

ドーン!

元・陸軍大将「フハハハハ!逃げろ、逃げろぉ!」

男C「アイツの焦った顔が目に浮かぶぜ!」

提督「そろそろ頃合か」

【SMOKE RELEASE】ピッ

シューッ

元・陸軍大将「フン!煙幕で目眩ましとは小癪な。だが、センサーでお前の姿は」

男C「反応が無いぞ!」

元・陸軍大将「何っ!?」

陸軍少尉「どうやらただの煙幕でな無い様ですね」

元・陸軍大将「だが、奴の攻撃は我々には通用しない。こちらが有利であることに違いは無いからな、煙幕が晴れるのを待つまでだ」

【EJECT L】ピッ

ピューン

クルクルクル

スタッ

元・陸軍大将「今の音はまさか・・・。奴を振り落とすんだ!」

男C「分かった!」

提督「遅い」

スパッ

ドカーン!

男C「うわっ!?」

元・陸軍大将「クソッ、砲塔をやられたか!だが、奴を振り落として轢き殺せばいい!」

提督「砲塔の次は足を潰すに決まってるだろ」

スパッ

スパッ

男C「な、何だ!動かないぞ!」

元・陸軍大将「無限軌道までやられたか!だが、まだだ・・・、私が直々にロケットランチャーでぶっ殺してやる!」

陸軍少尉「はぁ・・・、使えない人だなぁ・・・。ここまでお膳立てしてあげたのに」

元・陸軍大将「何だと!」

戦艦棲姫「やはり最初から小細工などせず、私が出るべきだった。まずは提督だ。お前たちは最後にしてやる」

男C「!?」
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:52:43.22 ID:ETU51pbz0

戦艦棲姫「出ろ」パチン

元・陸軍大将「せ、戦艦棲姫!?」

戦艦棲姫「人間に化けて近づいても気付かないとは、海軍を散々コケにしていた割に陸軍もマヌケだな」

ゴゴゴゴゴ

提督「地鳴り?何が起きているんだ?」

キット「アドミラル、下がってください!地面の下から何かがやって来ます!」フォンフォン

ドーン!

提督「アレは・・・戦艦棲姫の艤装!?」

元・陸軍大将「うわぁぁぁぁーっ!」

男C「ぎゃぁぁぁぁーっ!」

ヒューン

ドサッ

提督「二人が投げ飛ばされた!?一体何が・・・」

戦艦棲姫「この時を待ち侘びたぞ」

提督「戦艦棲姫!?」

戦艦棲姫「全ての基地が破壊され、元帥までもが崩御されたが、我々は止まらぬ。貴様を倒し、人間を滅ぼすまではな!」

提督「そうか、今回の事件は全てお前が仕組んだのか」

戦艦棲姫「その通りだ」

提督「向こうで伸びているバカ共は後回しだ。まずは前を仕留める」

戦艦棲姫「フハハハハ!面白い。人間のお前が私に勝てるとでも?」

提督「何時から俺一人だけだと錯覚していた?」

戦艦棲姫「ムッ、そう言えば車が・・・ごばぁ!?」

キット「私をお忘れなく」フォンフォン

戦艦棲姫(どうなっている?衝突の瞬間までわずかな音すらしなかったぞ)

提督「余所を見している暇は無いぞ」

スパッ

戦艦棲姫「ぐっ・・・。たかが人間と思っていたが、数々の深海提督と元帥を破っただけのことはあると言うことか。お前を見くびっていたぞ。だが、この一撃で終わりだ!」

ドン!

戦艦棲姫「ぐはっ!?また車か!二対一とは卑怯な・・・、それが人間のやることか!」

提督「聞こえんなぁ」

戦艦棲姫「いくら強かろうが所詮は人間・・・これで終わりだ!吹き飛べ!」

ドカーン!

戦艦棲姫「やった。やったぞ!ついに我らの悲願が達成された!」

モクモク

提督「何が達成されたって?」

戦艦棲姫「!?」

キット「この程度では私の装甲は抜けません」フォンフォン

戦艦棲姫「またお前かぁぁぁぁ!」
984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:55:11.85 ID:ETU51pbz0

提督「余所見をしてる暇は無いぞ」

戦艦棲姫「後ろだと!?」

提督「これで終わりだ。春風流剣術奥義 海航艦娘舞!」」

戦艦棲姫「ぐわぁぁぁぁーっ!ここまでか・・・だが、これだけは忘れるな。あの御方は必ず・・・必ずや蘇る・・・。それまで精々仮初の平和を楽しむのだな・・・。フハハハハハ、グハッ」撃沈

提督「深海元帥にも言ってやったが、何度蘇ろうともその都度、地獄に送り返してやるさ」

元・陸軍大将「戦艦棲姫がやられた・・・だと」

提督「起きていたのか。そのまま寝ていれば苦しまずにあの世に逝けたのにな」

男C「ひっ!?た、助けてくれ!俺はコイツに唆されただけなんだ!」

元・陸軍大将「何だと!誰のお陰で外に出られたと思っているんだ!この恩知らず!」

提督「お前は卯月を誘拐した一味の一人だったな。あの事件で卯月は心に大きな傷を負った。そして今度は吹雪を殺害した。許すと思っているのか?」

元・陸軍大将「ふはははは!何処を見ている?これで終わりだ!死ねぇ!」

スパッ

元・陸軍大将「じゅ、銃が!」

提督「ご自慢の銃ももう使えない。次はどうする?ナイフか?爆弾か?それとも素手でかかってくるのか?」

元・陸軍大将「うおぉぉぉぉ!」

ゴスッ

元・陸軍大将「ぐばぁ!」

ドサッ

提督「もう終わりか?」

元・陸軍大将「た、頼む!命だけは!」

提督「おいおい、どの口がそんなことを言っているんだ?」

元・陸軍大将「私が悪かった!何卒、命だけは!」

提督「ゴメンで済んだら警察など必要ない。お前の首を刎ねて終わりだ」

元・陸軍大将「ひっ・・・」

キット「止めなさい、アドミラル!貴方まで犯罪者になる気ですか!」フォンフォン

プスッ

元・陸軍大将「ひいぃぃ!刀が、刀がぁ」バタッ

キット「突き刺したのは貴方の体ではなく地面です。元・大将ともあろう者が恐怖の余り失神ですか」フォンフォン

提督「脱獄に加えこれだけの事件を起こしたんだ。もう二度と外には出られまい。死ぬまで刑務所の壁を眺めて楽しむんだな」

男C「アハハ・・・オワッタ、ジンセイオワッタ・・・。アヒャ、アヒャヒャヒャヒャ・・・」

伊13「遅かった・・・みたいです」

川内「うん、そうだね。もう全部終わってるよ」

伊13「引き上げましょうか・・・」
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:57:47.43 ID:ETU51pbz0

-鎮守府 執務室-

吹雪「大淀さん!」

大淀「吹雪さん。良かった、もう大丈夫そうですね」

吹雪「司令官は何処ですか?」

大淀「貴女を撃った犯人の所へ向かいましたが、もう終わったそうです」

吹雪「終わった?」

大淀「ええ、犯人は提督が捕らえたと川内さんから連絡がありました」

吹雪「司令官は無事なんですか?」

大淀「はい。無事だと聞いています」

吹雪「良かった・・・。それで今は何処に?」

明石「ちょっと待ってね。今、GPSでキットの現在地を調べるから」


-海岸-

提督「吹雪・・・」

提督「ギリシャ神話のオルフェウスは彼女、いや妻だったか?どちらでもいいが、亡くなった大切な人を連れ戻す為に冥界に行ったんだったな。俺も朧に頼めばあるいは・・・」

吹雪「○○さん」

提督「ん?」チラッ

提督「・・・。キット、俺はもうダメみだいた。吹雪の幻影が見える」

キット「アドミラル、そこにいらっしゃるは本物の吹雪さんです」フォンフォン

提督「本物・・・だと?」

吹雪「私は艦娘ですよ?あの程度の傷、入渠したらへっちゃらです」

提督「そうか。そうだよな!」

吹雪「それより皆さん貴方の帰りを首を長ーくして待ってますよ。今夜はパーティです!」

提督「よし、帰ろう。皆が待つ我が家へ!」

吹雪「はい!」

キット「帰りましょう」フォンフォン

提督「これからも宜しくな」

吹雪「こちらこそ、不束者ですが、宜しくお願いします♡」


巨大な悪に立ち向かう現代の軍人、提督。明日、彼らを待ち受ける者は果たして誰か。

-艦-
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 22:59:20.68 ID:ETU51pbz0
ナイトライダーの(日本における)最終回風にしましたが、吹雪死亡エンドにする気は無いのでその辺は変えました。
それにしてもナイトライダーのスタッフはマイケルに何か恨みでもあるんだろうか?
前妻は結婚式の最中にマイケルを庇って殺されたし、後妻は息子(二代目マイケル)の目の前で殺されるし、初代へのオマージュのつもりかも知れんけど、マイケルに恨みがあるとしか思えない。


キリがいいので一旦ここで終了としますが、
艦プラバトル(鹿島 vs 秋津洲)、ゴトランド初期艦疑惑の謎、川内=サン バイクを買う、ランゲルハンス島 DE バカンスMode -皐月危機一髪の巻-、一航戦と豚饅、反艦娘団体(深海教団 日本支部)との戦い、
母なる深海棲艦と共に未来から来たナニカとの激闘等々ネタはまだまだあるので、需要があれば続けるぴょん(>>965の続きからになります)。
987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 23:02:13.74 ID:ETU51pbz0
まだちょこっと残っているので小ネタパァ〜ラダイスやります。
どんなんかなー by 桂○枝
988 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/20(日) 23:06:02.98 ID:ETU51pbz0

-ある日の朝-

朝風「朝だー!」


-その日の夜-

川内「夜だー!夜戦だー!」


-また別の日の朝-

朝風「朝だー!」


-その日の夜-

川内「夜だー!夜戦だー!」


-翌朝-

朝風「朝だー!」

提督「あいつ等、ハブとマングースみたいだよな」

吹雪「マングースってハブの天敵ですよね?川内さんと朝風ちゃんが互いに敵同士ってことですか?」

提督「マングースはハブの天敵って思われてるけどな、実際には全くその様なことは無かったんだ」

キット「ええ、その通りです」フォンフォン

吹雪「えぇー!」

提督「マングースは昼行性なのに対して、ハブは夜行性だから基本的に出会わないんだ」

吹雪「それじゃあ」

提督「ああ、ハブを狩るどころか、害獣が繁殖するだけだったそうだ」

吹雪「活動時間が違うから出会わないとなると、確かにあの二人に似ている気がしますね」
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/27(日) 22:16:30.22 ID:/uxh8N7n0

-執務室-

コンコン

足柄「足柄よ」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

足柄「今日はカツサンドを作って来たの♡」

提督「ありがとう」

足柄「吹雪ちゃんも食べてね」

吹雪「ありがとうございます」

提督「では、早速頂こうか」

モグモグ

提督(足柄のカツは美味いんだけどなー、流石に飽きると言うか、たまにはビフがいいな)

足柄「どうかしら?」

提督「うん、美味しいよ」

吹雪「美味しいです」

足柄「それは良かったわ」

提督「でも」

足柄「でも?」

提督「作ってもらっといてこんなこと言うのも失礼だが、たまにはビフカツがいいなーなんて」

足柄「!!!」

提督「すまん!気を悪くしたなら」

足柄「そうよね・・・」プルプル

提督(やってしまった!)

足柄「何故、私はトンカツばかり揚げてたのかしら?」

提督「ん?」

足柄「トンカツよりビフカツの方が美味しいに決まってるじゃない!」

提督「あの、足柄さん?」

足柄「神戸牛よ!神戸牛が私を呼んでがるわ!シャトーブリアンのビフカツよ!カツレツよ!カツサンドよ!」

提督「いや、あの、勿体無いんで普通の国産黒毛和牛でいいです」

足柄「そう?国産の黒毛和牛ね」

提督「ああ、国産だ。米国産じゃないからな」

吹雪「ええ、国産ですね」

足柄「でも、どうしてそこまで国産にこだわるの?」

提督「それはな・・・」

足柄「それは?」ゴクッ
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/27(日) 22:19:18.12 ID:/uxh8N7n0

提督「昔、スーパーで買った米国産牛のステーキ肉が臭かったからだ!」

足柄「へ?」

提督「俺はある日、古くて安くなっている訳でもないステーキ肉を買った。その肉が非常に臭かった。あれは完全にマトンの臭いだった!」※実体験です

吹雪「酷すぎますよね」

足柄「うわぁ・・・」ドン引き

提督「別にマトンは嫌いじゃないぞ。だが、牛を買ったのにマトンの臭いがしたんだぞ!勘違いしてマトンを買ったのかと確認したらやはり牛だった!」

足柄「確かにそれは嫌になるわね」

提督「そうだろ?それ以来、米国産牛は嫌いだ」

足柄「ええ。納得だわ」


-2日後 執務室-

コンコン

足柄「足柄よ」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

足柄「約束どおりビフカツサンドを作って来たわ!冷めないうちに食べてね♡」

提督「おお、美味そうだな!早速頂こうか」

吹雪「はい♪」

提・吹「いただきます」

モグモグ

提督「やっぱビフカツは美味いな」

吹雪「美味しいですね〜」

足柄「気に入ってもらえて良かったわ。また作ってくるわね!」


-翌日 執務室-

足柄「今日も用意したわ!」


-翌々日 執務室-

足柄「今日もあるわよ!」


-一週間度 執務室-

足柄「今日も揚げてきたわ!」

提督「美味いんだけど、流石に毎日は・・・」

吹雪「ええ、毎日はちょっと・・・。ところで、何処の部位ですか?ヒレとかですか?」

足柄「神戸牛のシャートーブリアンよ」

提督「へ?」

足柄「だから、神戸牛のシャートーブリアンよ」

提・吹「」

足柄「ちゃんと大淀が経費で処理してくれてるから平気よ」


その月の鎮守府のエンゲル係数はアゲアゲだったそうな。めでたしめでたし。
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/27(日) 22:23:22.96 ID:/uxh8N7n0

-執務室-

卯月「新コーナー『うーちゃんに叱られる』の始まりだぴょん!」

睦・如「イエーイ!」

パフパフ

提督「コーナーって何だよ・・・。それより、俺は仕事中なんですけどねぇ」

如月「司令官ったらノリが悪いんだから〜」

睦月「如月ちゃんの言うとおりにゃしぃ」

キット「休憩だと思って少し付き合ってあげては?」フォンフォン

提督「しゃーないな。付き合ってやるか」

卯月「流石、司令官だぴょん」

提督「で、何が始まるんだ?」

如月「直ぐに分かるわ」

卯月「ねぇ、睦月ちゃん。この中で一番紅茶に詳しい素敵な大人ってだぁれ?」

睦月「それはもう、ね?」

如月「ええ、そうね」

睦月「提督にゃしぃ」

提督(何この、チ○ちゃん的な寸劇は?)

キット「やれ、紅茶があるなら青茶もあるんじゃないかとか、緑茶と烏龍茶と紅茶って何が違うんだ?などと言っている全ての日本人に今こそ問います」フォンフォン

提督「キットも乗らなくていいぞ」

卯月「紅茶の銘柄ってだいたい産地の名前だけど、アールグレイは産地じゃないぴょん。アールグレイってどういう意味?」

提督「グレイとは英語で伯爵の意で(中略)と言う訳だ」

卯月「・・・」プルプル

如月(あぁ・・・やってしまったわ)

卯月「ガチで答えてんじゃないぴょん!」プップクプー!

提督「いや、ちょっと待って。これって不正解の時に『ボーっと生きてんじゃないぴょん!』とか言って叱られるんだろ?」

卯月「当然だぴょん。でも、正解なら正解で面白くないぴょん」

提督「・・・。正解でも、不正解でもダメって理不尽過ぎませんかね?」

睦月「こそは空気を読んで臨機応変に対応しないとダメにゃ」

提督(なんつー無茶振りだ)
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/16(土) 22:14:48.63 ID:nyoECYAk0

艦娘辞典



パワーアップ《Power up》

【戦闘能力向上のため、様々な追加装備をほどこすこと】
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/16(土) 22:16:11.18 ID:nyoECYAk0

-執務室-

コンコン

夕張「夕張です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

夕張「前に造った北上さんの強化装備の改修プランを考えてきました!」

提督「ほう。早速見せてもらおうか」

夕張「はい。こちらが現行の艤装と、以前作ったフルアーマー装備です」

吹雪「フルアーマーは燃費が悪過ぎてダメでしたね」

夕張「ナンノハナシカシラ(汗)」

提督「気を取り直して次行ってみよう」

夕張「はい。では、プランその1 スーパーフルアーマー北上改二」

提督「は?」

夕張「更にウルトラスーパーフルアーマー北上改二」

吹雪「うわぁ・・・」

夕張「更に更にウルトラスーパーフルアーマーヘビー北上改二」

提督「・・・」

夕張「極めつけはウルトラスーパーフルアーマーヘビーデラックス北上改二です!」

提督「」白目

スタスタ

夕張「提督?」

ガチャ

夕張「窓なんて開けてどうしたんですか?」

提督「おーいくもよーどこへいくんかー」

夕張「良かった〜、ちゃんと分かってくれたんですね」

提督「あのさ、コレって本気でやってるのか、ネタでやってるのかどっちだ?」

夕張「本気かネタかと聞かれれば、本気です!」

吹雪「今のフルアーマー改二でも燃費が悪くて、余程の事態で無ければ使えないのに更に酷くなってないですか?」

夕張「そこはまぁ、緊急事態用ってことで」

提督「緊急事態だとしても北上、大井、木曾の雷巡三人だけで何とかさせようってのが無理がある」

吹雪「そうですね」

提督「とりあえず、この件は保留だ」

夕張「あと、白雪ちゃんにこんなの造ってきました。バ○ターライフルです!」


-執務室前-

白雪「バ○ターライフル・・・。何て優美な響でしょう」ウットリ
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/16(土) 22:16:51.12 ID:nyoECYAk0

提督「却下!」

夕張「えぇ〜、せっかく造ったのにー」

提督「えぇ〜じゃねぇよ!どこぞの黒歴史に出てくる白雪姫が持ってる武器じゃねーか!こんな物騒な物を白雪に持たせようとするんじゃない!」

吹雪(白雪姫?私が知ってる白雪姫(グリム童話)とは別の白雪姫が居るんでしょうか?うん、それしか考えられないよね)

夕張「黒歴史(笑)」

提督「だいたい何でビーム兵器をさも当然かの様に造ってるんだよ」

夕張「それを言うなら提督のセイバーもそうですよ」

提督「うっ、それを言われると・・・」

夕張「妖精さんの手に掛かればビーム兵器だろうが、キットだろうが、タイムマシーンだろうが造れてしまうんです。妖精さんの科学力は世界一!」

コンコン

白雪「白雪です」

提督「!? ちょ、ちょっと待ってくれ!」

提督「夕張、早くソレを隠すんだ!」

夕張「隠せと言われましても」

提督「そうだ、クローゼットだ!吹雪!」

吹雪「はい!」

ガチャ

ポイッ

バタン

吹雪「仕舞いました!」

提督「よし!ゴホン、入っていいぞ」

白雪「失礼します」

ガチャ

バタン

白雪「あら、夕張さんもいらしてたんですね」

夕張「ええ、提督と新装備の開発会議をしてたの」

白雪「そうなんですか。司令官、報告書です」

提督「うむ、確かに受け取った。コレで甘い物でも食べておいで」つ間宮券

白雪「ありがとうございます。では、失礼します(いい話を聞かせてもらいました。後で妖精さんに相談してみましょう)」ペコリ

吹雪「・・・」

ガチャ

バタン

吹雪「何だか白雪ちゃんの様子が変じゃなかったですか?」

夕張「そう?」

提督「そうか?」

吹雪「いえ、気のせいならいいんですが」

提督「よし、今から処分しに行くぞ」

夕張「えぇ〜、せっかく造ったのに」

提督「だからそんな物騒な物を使わせようとするんじゃない!」

提督の指示通りバ○ターライフルは廃棄処分されたものの、後日ツインバ○ターライフルを装備して出撃する白雪の姿が目撃されたそうな。めでたしめでたし。
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/16(土) 22:18:21.17 ID:nyoECYAk0
観に行こうと思っていて見逃したスノーホワイトの続編を先日テレビでやってたから観たけどナニアレ?
白雪姫は一瞬しか写らない(しかも後姿だけ)アナ雪のバッタもんって感じだった・・・。続編作って失敗した映画って腐るほどあるけど、ここまで酷いのは久しぶりかも。


鰯の報酬で海防艦もらったし、そこそこ数も溜まってきて邪魔になってきたから改修に使おうと思ったら改二実装済みかつ、HPが4nの駆逐艦って案外居ないことに気付いた。マジかよ・・・。
軽巡を入れても五十鈴と木曾と那珂ちゃんしか居ない。二度目のマジかよ・・・。
対潜を改修したい子は居ないし、運ならまるゆ一選だし、改二では無いけど秋津洲も4n。しかし三ヶ月に一度6-4しか出番ない・・・。
イベント海域の緊急修理次第では出番増えるかも知れないけど、現状「緊急修理?要らないねぇ、そんな物は」って感じ過ぎる。
解体するものなぁってなるし、マジで処遇に困ったな。
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/22(水) 22:33:00.76 ID:oTld91W60

-執務室-

夕立「ドーナツ美味しい〜♪」

摩耶「お前ホント好きだよな」

夕立「あれ?摩耶さん食べないっぽい?」

摩耶「ああ、あたしは飲み物だけでいい」

夕立「じゃあ貰ってもいい?」

摩耶「いいぞ」

夕立「わーい、摩耶さんありがとー」

金剛「ロイヤルミルクティーを用意しましたヨー。提督、どうぞ」

提督「ありがとう」

提督「・・・」クンクン

夕立「どうして匂いを確認してるの?」

卯月「説明しよう。司令官は先日、某有名ドーナツチェーン店でロイヤルミルクティーを頼んだら、カフェオレを出されたぴょん!それ以来、パパは確認してからじゃないと飲めなくなったぴょん!」←実体験です。ちゃんとミルクティー用の白いカップだったのがなおさらタチが悪い(怒)

金剛「ええ、本当に酷い事件デシタ・・・」

提督(おいバカ!皆の前でパパって呼ぶな!)

摩耶「うわぁ・・・」

夕立「酷いっぽい・・・」

酒匂(許せない!)

提督(気付いてない?セーフか)

提督「あれは恐らく、東〇か、エル〇ビアか、サル〇ィンが俺の命を狙って工作員を送り込んだに違いない」

夕立「エル〇ビア?サル〇ィン?何だか聞き覚えがあるけど、何処の国か分からないっぽい」

吹雪「相〇とか、科〇研に出てくる架空の国だよ」

夕立「あ〜、なるほど。だから聞き覚えがあったのね」

酒匂「司令、ちょっとお出かけしてくるね」

提督「ん?何処へ行くんだ?」

酒匂「司令を苦しめたお店へのカチコミだよ」

提督「は?カチコミ?え?」

摩耶「待て」

提督(ナイス!)

摩耶「お前一人だと不安だ。あたしも着いてくぜ!」

提督(止めたんじゃないんかい!何とかして気を反らさないと)

摩耶「提督、何処の店だ?」

提督「えっと・・・、何処だったかな・・・(卯月、間違っても言うなよ!)」

酒匂「司令に聞くより卯月ちゃんに聞いた方が早いと思うよ」

摩耶「それもそうだな」

提督(おいおいおいおい)

摩耶「おい、卯月」

卯月「うびゃあ!?」
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/22(水) 22:34:02.30 ID:oTld91W60

キット「皆さん、ドーナツと言えばミ〇ドが有名かと思いますが、日本における第一号店は何処にあるかご存じですか?」フォンフォン

提督(今度こそナイス!)

酒匂「一号店?う〜ん」

摩耶「考えたことなかったな。どこだ?」

金剛「東京デスカ?」

キット「西日本です」フォンフォン

吹雪「私は知ってるよ」

卯月「うーちゃんも知ってるぴょん」

キット「皆さん店舗の前を通ったことがあるはずです。ヒントは滝です」フォンフォン

夕立「西日本・・・、滝・・・、分かったわ!那智の滝がある和歌山よ!」

提督「うん、そんな所に連れて行ったこと無いな」

摩耶「滝と言えば布引だ。新神戸だな!」

提督「俺の記憶が正しければその辺りでミ〇ドを見たこと無いぞ」

酒匂「浄蓮の滝!」

提督「最早、西日本ですらない・・・」

キット「何を基準とするかにもよりますが、静岡は西日本に分類されます」フォンフォン

提督「マジか!?」

夕立「うーん、分からないっぽい」

摩耶「さっぱり分からねーぜ」

酒匂「酒匂もー」

金剛「私も分かりまセーン」

キット「では正解発表です。答えは、箕面でした」フォンフォン

夕立「箕面ってあのスパーガーデンのある?」

吹雪「そうだよ」

摩耶「確かに紅葉の時期に箕面大滝を見に行ったことがあったなー。それにしても梅田とかじゃなくて箕面って何か微妙な場所だな」

提督「本当に何であんな場所、いや、あんな場所は失礼か。あそこなのか謎だよな。あの辺は猿が多いって聞いたことがあるが、襲われたりしないんだろうか?」

夕立「提督さんを襲う悪い猿なんて夕立がやっつけてあげる!」

摩耶「おいおい、それは翔んで〇玉なみにディスリ過ぎだろ(笑)」

提督「まぁ、襲われるってのは冗談だ。俺の両親が若い頃に行っても猿は見なかったって言ってたからな」
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/22(水) 22:34:44.14 ID:oTld91W60

-夜 白露型私室-

夕立「あれ?」

白露「ん?どうかしたの?悩み事?悩みならお姉ちゃんを頼っていいんだよ!」

夕立「大丈夫。何でも無いっぽい」

白露「うわぁーん、夕立が冷たいよー(泣)」

村雨「よしよし」

時雨(まったく・・・大げさだなぁ)

卯月(昼間、卯月ちゃんがパパって言ってた気がしたけど何だったのかしら?)
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/22(水) 22:37:43.98 ID:oTld91W60
次回 迷探偵夕立の華麗なる推理 〜パパとは誰だ編〜 始まるかも知れない。

今年は春イベあるのかな?
桃の節句イベントは恐ろしい位資材を消費しなかった(開発資材を除いてイベント中にカンストする体たらく)だったので
一日一回大型建造祭りを実施中だけど、まるゆさん来ない・・・。
うん、まぁ、これまでも二週間に一回、せいぜい月二回程度だったからいつも通りとも言えるけど。

まるゆ出て来いや!
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/22(水) 22:40:02.29 ID:oTld91W60
パート3始めました。

【艦これ】吹雪「パート3始まりました」 キット「最終章です」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1587561379/
1001 :1001 :Over 1000 Thread
               | ///////i!、\ \ ヽ
   、 ,          |/// / ツ/// /i 1!、 \ ヽ ヽ
  エIIエ ふ イ 大. お  |// //// // /.| ||i;゛、   ヽ ヽ  、
  .Eヨ     | .申 , れ  .|/ /リ{ {{{{// / i | ||i .!ヾ   ヽ `、 ヽ
           ̄    |.//{ Y'''''/ /ノ |.|!||! 、i ヽ    `、 、
  、 ァ .つ | 十    |///| { ,,;;;;i :: |.|ii ii、 i  !    i  i
  ┐用 .う  .レ.cト、   |シ从|.|,,,;;;" ̄~"|.|.ii ヾ、、 ヽ    i  i|
  ~ー‐ 、、    、、  |//i、.|| ii!' ,,, -‐.|.| 乂 \  \   i
  ┼ __  -|―|‐    |i i.i|. r| li!く  ゚ |ト /  i;; \  \  i
  ノ 、__   !_    | ii ||/"| l!`ミニ=ニ||'  /;;;;;: \  `、、_
              { |、{{..(| ll! i!;;;;;;; /|  '、:::...:  \  `ー-
   |-    /       | i!|1ト、|lili! !;;;;;;;/ .!  ii|il= il!   .` ー
  .cト、   /⌒し    |!i从/i∧i! i::::    ili!'__iI!--―'' ナ`-ト
          、、   |/いi|l!∧ ::  ー'''''二 ==--一"ヲ/  ||
    O  -|―|‐    .|./i i i|/∧ : :: ヾ-'"        / ;;;::リ'
         !_       | .|/i i!!リi ヽ:: :: ::|li、´ ̄ ̄ ̄ ̄ン ;;;: /
               | .i! i| /i| |、ヾ、.ィi' Tー-―テI|、  ;/:::
        /      |  /リ、| | ||.\i! l! ー‐キil!:::|/::::::::_
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1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 3巡目 @ 2020/04/22(水) 22:39:49.96 ID:jbrBTcge0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1587562789/

【艦これ】吹雪「パート3始まりました」 キット「最終章です」 @ 2020/04/22(水) 22:16:19.87 ID:oTld91W60
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1587561379/

向井拓海「ひざまくら」 @ 2020/04/22(水) 22:05:17.79 ID:CvEezSxo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1587560717/

【異種族レビュアーズ】レギュラーモブDT「ネクロワイフ異聞」【レビュー付】 @ 2020/04/22(水) 07:33:13.08 ID:7XcOdoZk0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1587508392/

【安価&コンマ】オリジナルカードゲーム 「AXZ」 @ 2020/04/21(火) 21:20:57.01 ID:x6CsASiwO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1587471657/

【ガルパン】ドッグズ・オブ・ウォー! @ 2020/04/21(火) 20:18:43.42 ID:bGk/9wcu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1587467923/

ギャルゲー後輩ヒロイン「先輩!会いに来たっスよ♪」 @ 2020/04/21(火) 01:24:37.74 ID:thoNEdUh0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1587399877/

手帳開くともう2年経つなぁ @ 2020/04/21(火) 00:44:04.31 ID:hmxSFirvo
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