【安価】男「戦闘職使えないけど何でもする」

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202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/15(水) 19:55:18.54 ID:at2gHdUe0
彫刻のような肉体
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/15(水) 19:55:21.87 ID:3thNauj80
平凡。黒髪で顔は中の上くらい
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/15(水) 19:58:06.39 ID:3thNauj80
矛盾するなら>>203の「平凡」は無視していいです
205 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/15(水) 20:57:34.22 ID:gL+FETF20
使用人「肉体的には平凡」

伯爵「ふむ」

使用人「髪は黒髪」

伯爵「ほう」

使用人「顔は中の上です」

伯爵「通せ」

使用人「畏まりました」
206 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/15(水) 21:35:21.50 ID:gL+FETF20
因みに肉体的には平凡と使用人に言われましたが、ハイパー着痩せモードなので実際には>>202です
207 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/15(水) 21:51:32.92 ID:gL+FETF20
伯爵「何用ですかな」

男「近くまで来たものでして。立ち寄ったのです」

男「やはり大きな家をお持ちになられているようで」

伯爵「いえいえ、そんな...」

男「お高いんでしょうね」

伯爵「あ、そうです。魔女さんが今裏庭にいらっしゃいます」

男「見に行っても?」

伯爵「どうぞ」
208 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/16(木) 18:38:27.49 ID:qaXHX2bB0
魔女「良いね。この分だとそろそろ課程修了だよ」

伯爵子「ありがとうございます」

男「魔女さん。久し振りです」

魔女「そんな久し振りでもない気がするけど...」

伯爵子「貴方は一体?」

男「魔女さんの雇用主ですかね。大元の」

伯爵子「へぇ、強そうですね」

男「戦闘はあんま好きじゃないかな」
209 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/16(木) 19:34:40.10 ID:qaXHX2bB0
魔女「戦闘職使えないからね」

伯爵子「えっ」

男「それはちょっと違うね。戦闘専用では無いだけかな」

男「器用には戦えないけどね」

伯爵子「そうですか。何の用で来られたんですか?」

男「様子を見に来ただけさ。じゃあここら辺でお暇させて貰うよ」
210 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/16(木) 19:40:49.57 ID:qaXHX2bB0
〜店〜

男「ふぅ」

男「加圧魔法かけながら動くと良い運動ですよ本当」

男「...ん?」カサッ


ポストに何か紙が入っている


男「何が書いてあるんだコレ」
211 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/16(木) 19:41:31.11 ID:qaXHX2bB0
下2>>書いてある内容
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/16(木) 19:42:23.31 ID:U2xlXYpJ0
とある大会のお知らせ(武道大会ではない)
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/16(木) 19:44:37.91 ID:DW6y8EpO0
隣に同業者ができた
214 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/16(木) 20:01:18.83 ID:qaXHX2bB0
男「ほほーん」


そこには、隣に同業者が出店する旨が記されていた


男「ま、明日にでも挨拶しに行きましょうかね」

男「どんな人だろう」
215 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/16(木) 20:35:25.66 ID:qaXHX2bB0
〜翌日〜

男「ふべっ」ガバ

男「しまった」


どうやら、疲れて寝てしまったようだ


男「体痛いわ...」

男「...ま、挨拶しに行くか」
216 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/16(木) 21:12:47.75 ID:qaXHX2bB0
下1>>隣の同業者の外見
下2>>隣の同業者の性格
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/16(木) 21:13:53.73 ID:U2xlXYpJ0
金髪の三つ編みの美少女
性格の安価だったら「世話好き」
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/16(木) 21:16:01.20 ID:r1Ug8XfQo
熱血の世話焼きさん
219 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/17(金) 19:56:22.74 ID:AgjDgldp0
〜隣店〜

男「こんにちは」

金髪「あ、お客さんですか?」


その少女は金髪であり、なおかつ三つ編みであった


男「いえ、隣でやらせて貰ってる者です」

金髪「へぇ、貴方が...よろしくお願いします」グルグル


金髪の少女は、様々なアングルで男を見回す


金髪「うーん...」ジロジロ
220 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/17(金) 20:01:54.03 ID:AgjDgldp0
男「一体何をされてるんでしょうか?」

金髪「く、くそぅ...」

金髪「何処からどう見ても悩みの原因ポイントが無い!!」

男「僕の生活は確かに充実していますね」

男「そちらこそ、何かお悩みでもあったら言って下さいね」

男「うちはお悩みというよりお願いの方が多いんですけどね。それでは」
221 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/17(金) 20:07:52.69 ID:AgjDgldp0
〜店〜

男「良い人そうで良かったです」

男「そろそろ僕も職務に取りかからなくては」

男「...と言っても待ちが基本なんですけど」

男「受動的ですねぇ全く」
222 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/17(金) 20:09:08.48 ID:AgjDgldp0
下1>>客
下2>>相談内容
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 20:09:25.66 ID:/htX4sdD0
超イケメン
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 20:10:05.90 ID:x+F1q9LFo
ストーカーをなんとかしてほしい
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 20:10:36.73 ID:vqkkkAMd0
みんな自分の顔ばかりを見て決めて、自分の中身を見ていない気がする。どうすればいい?
226 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/17(金) 20:12:56.15 ID:AgjDgldp0
イケメン「やあ」

男「こんにちは」

イケメン「落ち着いた空間だね」

男「それはどうも」

男「さて、ご相談の方に移りましょうか」

イケメン「はい。実はですね...」

イケメン「ストーカーをなんとかしてほしいんです」
227 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/17(金) 20:21:51.68 ID:AgjDgldp0
男「ほほう、ストーカーですか」

イケメン「ここ最近、誰かにつけられているんです」

男「分かりました」

男「今日の所はこれを身につけて下さい」カチャ


男は小さな服のボタンの様なものを取り出した


イケメン「これは一体?」

男「発信器であり、小型カメラです」

男「ボイスレコーダーもお貸ししましょうか?」

イケメン「ありがたいです。とりあえず今日はこれで十分だと思います」

男「あとこれも」ピラ

男「この番号にかけてくれれば出ますので」

イケメン「はい、ありがとうございました」
228 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/17(金) 20:29:57.74 ID:AgjDgldp0
男「ま、あれ程のイケメンですとストーカーの一人や二人いそうですね」

男「彼は彼で難儀しているのでしょう」

男「少々贅沢な悩みに感じるやも知れませんがね」

男「しかしまともじゃないか。出だしは好調と言った所か」
229 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/17(金) 20:31:24.29 ID:AgjDgldp0
下1>>客
下2>>依頼内容
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 20:32:37.61 ID:PzUKSs280
ゾンビ娘
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 20:32:40.58 ID:vqkkkAMd0
ライバル
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 20:38:13.22 ID:/htX4sdD0
生き返りたい
233 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/17(金) 21:13:40.35 ID:AgjDgldp0
ゾンビ娘「うー...」

男「?」


全身をダークファッションに包んだ『誰か』がそこにいるように見える


男「一体誰なんですかね」

ゾンビ娘「ゾンビです」

男「成る程。だから体を隠したがるんですね」

ゾンビ娘「生き返らせて下さい」

男「...ま、良いでしょう」
234 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/17(金) 21:17:55.30 ID:AgjDgldp0
男「...」ゴリゴリ

ゾンビ娘「何をされてるんですか...?」

男「世界樹の葉をすりつぶしてる」

ゾンビ娘「えっ」

男「そのまま与えたら強すぎる聖素で肉体が溶けるかもしれないからね」

男「んっ、そろそろ良いだろう」コポコポ

男「さ、飲んで下さい」コト


カップに入れて差し出す


ゾンビ娘「いただきます...」ゴクッ

ゾンビ娘「!!!」
235 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/17(金) 21:19:50.23 ID:AgjDgldp0
下2>>蘇生したらゾンビ娘はどうなった?
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 21:26:11.67 ID:4XrJNwFB0
別の人間の魂が憑依していた。
すぐ、それが落ちて元に戻った
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/17(金) 21:28:24.25 ID:oIaMW9kL0
止まっていた年齢分の成長をして、妙齢の女性になった
238 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/18(土) 13:24:10.55 ID:6AA9HtyS0
ゾンビ娘「おおお...」グググ

娘「や...やりましたよ」

男「お、おう?」


ゾンビ娘だった娘はゾンビだった分の年月を成長したように見える


男「けっこう成長しましたね」

娘「これで私も人間です」

男「ゾンビだったから、また人間に戻ったって事です」

娘「?」

男「貴方は人間です。元からそうなんですから、ゾンビの時の事なんて忘れませんか?」

娘「過去を切り捨てるのには時間がかかります」

男「ええ、応援していますよ」

娘「はい!」


娘は去って行った
239 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/18(土) 13:27:50.06 ID:6AA9HtyS0
男「僕も他人の過去に不用意に触れないようにしよう」

男「僕の周りには訳あり人間が多いですけど」

男「それを引き寄せているのは他でもない僕」

男「そんな人間の助けになろうじゃないか」
240 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/18(土) 13:34:32.40 ID:6AA9HtyS0
下1>>客
下2>>依頼内容
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 13:46:42.53 ID:cNfTIDcwo
痣だらけの5歳の女の子
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 13:46:49.39 ID:XnEjhOAco
隣の同業者
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 13:56:00.82 ID:8s6BxiEZ0
家がすっかり荒らされた。現場検証してほしい
244 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/18(土) 14:28:05.70 ID:6AA9HtyS0
女の子「あのー...」

男「えぇ...」

男「なんでしょうか」

女の子「今日は、お願いがあって来ました」ヨロ...

男「フラフラじゃないですか。とりあえず椅子に座って下さい」

女の子「あ、はい...」ポス

男「で、一体何のお願いかな?」

女の子「家を荒らされてしまって...」

男「ふむ、現場検証すれば良いのかな」

女の子「多分そうだと思います」
245 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/18(土) 14:33:07.28 ID:6AA9HtyS0
男「...ん?」

女の子「どうかされましたか...?」


良く見ると、全身に多くの痣が出来ていた


男「痣が出来ているじゃないですか」

男「さっきの余りは...あった!」

男「これを痣に塗って下さい」スッ

男「世界樹の葉のエキスです。余り物ですが効果はあります」

女の子「あ、ありがとうございま...す」

男「じゃあ行こうか」
246 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/18(土) 14:36:05.42 ID:6AA9HtyS0
〜女の子の家〜

男「うへぁー...」


思ったより荒らされている。色々見つかりそうではあるが

恐らくこの女の子一人で暮らしているのだろう


男「じゃあ探すかな」ギュン


男は手袋を着けて物色を始めた
247 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/18(土) 14:37:19.31 ID:6AA9HtyS0
下1、下2>>見つかった物
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/18(土) 14:38:04.20 ID:wBJyIKYI0
娘のブラジャー(Bカップ)
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/18(土) 14:55:48.50 ID:FABrFUNh0
伯爵家の使用人のハンカチ
250 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 19:25:44.62 ID:bbGl1OuF0
男「...ブラジャー?」スッ

男「ふむ、目利きしてみよう」

男(端から見れば只の変態だ)ジーッ

男「!?」

男(娘のか!)

男「なぜ娘が?そして何故ブラジャー?」

男「謎が増えたぞ...」
251 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 19:33:28.64 ID:bbGl1OuF0
男(しかしBカップか...)

男(胸の大きさ等気にはしないけど)

男「ん?これは...」

男「ハンカチか。異様に綺麗だ」

男(はて、何処かで見たような...)

男「分からないな。持ち帰って調べてみよう」
252 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 19:37:01.42 ID:bbGl1OuF0
男「これで大体調べ終わったかな」

女の子「犯人、分かりました?」

男「おおよそは...」

女の子「おおよそ?」

男「多分って事ですよ」

男「帰って調べものをします」

男「どれくらい進んだか知りたければまた来て下さい」

男「それではまた」
253 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 19:41:36.10 ID:bbGl1OuF0
〜店〜

男「参考書物は...」

コンコン


ドアをノックされた


男「はい。こんにちは___おや」

魔女「只今です」

男「お帰り。もう仕事は終わったのかい?」

魔女「無事終了&修了ですね」

男「そうですか」
254 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 19:44:54.14 ID:bbGl1OuF0
男「さて、仕事の続きをしよう」

魔女「あれ?」

男「どうされました」


汚れを付けないようショーケースに入れておいたハンカチを魔女が見ている


魔女「うん。このハンカチ、伯爵家の使用人の物だよ」

男「本当ですか!?」

魔女「間違いない!」
255 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 19:47:48.71 ID:bbGl1OuF0
男「いやぁ...これで安心して眠れます」

魔女「良かったです」

男「...んん?」

魔女「どうしたの?」

男「魔女さん今日どこで寝るの?」

魔女「え、えーっとですね。それは____」

男「秘密は無しだよ」

魔女「ふえっ!?」

男「で、どこで寝るの?」
256 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 19:48:51.32 ID:bbGl1OuF0
下2>>魔女はどこで寝るか
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 19:49:28.66 ID:T+59bweuo
男のベッド
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/19(日) 19:49:47.56 ID:T9+Q7Qoq0
近くのホテル
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 19:49:53.13 ID:wy/HjjhPo
そら男の腕の中よ
260 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 20:12:42.43 ID:bbGl1OuF0
魔女「近くのホテルで寝ますよ」プイッ

男「拗ねてる?」

魔女「煩い!」

男「えぇ...」

魔女「また明日」バタン!


魔女は力強くドアを閉めて去って行った


男「...魔女さん、寝るとこ無いのか?」
261 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 20:36:17.88 ID:bbGl1OuF0
〜翌日・店〜

男「あっ」

魔女「どうしたの?」

男「本日、定休日のようです」

男「そして、王女様が来ます」

魔女「へぇ」

男「折角なので、伯爵家を調べる許可も欲しいのです」

魔女「???」
262 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 20:42:24.73 ID:bbGl1OuF0
男「ど、どうしましたか?」

魔女「なんで許可を取る必要があるの?」

男「隠れて行動すれば良い、と?」

魔女「うん」

男「万一、捕まった時にどうにか出来るようにです」

魔女「それでも、人の心をそうやって...」

男「他人に尽くしてあげれば、その欲求は満たされます」

男「win-winの関係ですよ」

魔女「愛は無償だよ」

男「関係を保てますね」

魔女「...そういうんじゃ無いんだよねぇ...」
263 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 21:11:11.66 ID:bbGl1OuF0
王女「会いたかったよー!」バゴーン

男「うぇ」

王女「さあ、私と結婚を___」

男「ちょっと待って下さい。僕にもお願いがあります」

王女「言ってみてよ」

男「これは僕の願いではないのですが...同性愛を許して欲しいと」

王女「...んー、それ元々私達の結婚競争でズル出来ないように作ったルールなんだよねぇ」

男「...つまり?」

王女「私と結婚すれば良いのです」

男「お付き合いからでよろしいでしょうか」

王女「よっしゃああああ!!!」
264 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 21:22:50.70 ID:bbGl1OuF0
男「そしてもう一つお願いがあるのですが」

王女「はい」

男「伯爵という方をご存じでしょうか」

王女「まぁ、知っているぞ」

男「彼の家の調査をしたいのです」

男「お力添えは要りません。許可だけ欲しいのです」

王女「幾ら何でも無条件に、という訳にもいかん。何か理由はあるのか?」

男「荒らされた女の子の家から彼の家の使用人のハンカチを発見したのです」

王女「ま、どうにかなるかな...でも」

男「でも?」

王女「何かお願い聞いて欲しいなー...って」

男「どうぞ言ってみて下さい」
265 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 21:23:50.93 ID:bbGl1OuF0
下2>>王女のお願い
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 21:25:08.23 ID:kJQlUfGb0
ひっそりと、恋人の
家へ行けますように
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 21:26:08.68 ID:4UZk/QQr0
ちゅーして
268 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 21:35:22.83 ID:bbGl1OuF0
王女「ちゅーして」

男「え、いや、その...」

王女「恋仲なのに出来ないと?」

男「まぁ、それもそうですね。では」チュ

王女「っ!!」

男「ふぅ、これで良いですか」

王女「ま、まぁええじゃろ///」

男「じゃあ行こうかな」
269 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/19(日) 21:39:17.47 ID:bbGl1OuF0
そのまま、王女は帰って行った


魔女「そんな簡単に付き合うなんて軽薄すぎます!」

男「だってもしかしたら僕の事を好きかも知れないけど所詮権力の為だからね」

男「愛とかとは違うように思えてきた」

魔女「なっ...」

魔女(気付いてないのかこいつ!?)
270 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 19:06:57.74 ID:xWhhjlOy0
男「そんな事より、今日は休日なんだ」

男「魔女さんは自由に休みを謳歌してね」

コンコン


ノックの音がする


イケメン「どうも」

魔女「...!?」

男「例の機械、返して下さい。データを見ます」

イケメン「これですね」プチッ

男「ええ。では、映像データを閲覧します」ピシュン


男が触れると、服のボタンのようなそれはメモリーカードになった

そして、それをモニタの脇にある穴に差し込む


男「何もないといいんですがね」
271 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 19:09:55.05 ID:xWhhjlOy0
下2>>イケメンのストーカーの招待(誰もいないも可)
272 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 19:11:25.27 ID:xWhhjlOy0
間違えました。再安価します

下2>>イケメンをストーカーしていた者の正体(誰もいないも可)
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 19:12:42.55 ID:DlC/6g2Io
踏み台
安価なら美少女の幽霊
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 19:12:56.09 ID:W60L8W2u0
喋る猫
275 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 19:49:33.82 ID:xWhhjlOy0
その映像には、付かず離れずの距離で着いてくる猫の姿が


魔女「猫?」

イケメン「なんだ猫ですか」ハハハ

男「...音声を拡大」

猫「ガガッ___カレヲ...ジジィッッ___カレヲヲ....」

イケメン「ひっ!?」

魔女「こ、これは...!」

男「言語能力を持っていると考えて問題ないでしょう」

男「これ程の頭脳がある猫。放置しておくと危険かも知れない」
276 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 19:57:46.16 ID:xWhhjlOy0
男「占い師するよ」ゴト


いつもの水晶玉だ


魔女「位置も占えるの?」

男「ええ...むむっ」

イケメン「出ましたか?」

男「...イケメンさんの家の近くの路地裏ですね」

魔女「行ってみましょう」
277 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 20:02:00.90 ID:xWhhjlOy0
〜路地裏〜

猫「...」

男「...只の猫のふりをするのはやめてくれ」

男「君は何故、ストーカーをした?」

男「答えて貰おう。逃がすつもりはないよ」
278 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 20:06:42.80 ID:xWhhjlOy0
下2>>猫は何と言うか
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 20:08:10.37 ID:g55MFUNlO
そうです。私は幽霊です。この子に取り付いたんです
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 20:20:47.22 ID:DlC/6g2Io
お腹の中にはイケメンの子供が居る
認知して飼ってもらいたい
281 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 21:36:14.60 ID:xWhhjlOy0
猫「私のお腹の中には、イケメンさんの子供が居るんです」

男「...え?」

イケメン「なっ...」

男「覚えはありますか?」

イケメン「...あります」

魔女「あるのか...」


魔女が困惑する


男「じゃあ、イケメンさんは猫を飼うという事で」

イケメン「ええ、そうせざるを得ないようです」
282 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 21:38:24.32 ID:xWhhjlOy0
〜店〜

男「よし、解散です」

魔女「上がりぃ!」

男(さて、何をしようかな)
283 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/20(月) 21:39:28.13 ID:xWhhjlOy0
下1>>魔女の予定
下2>>男の予定
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/20(月) 21:39:46.52 ID:Rbs/BrTY0
銭湯に行く
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 21:40:23.13 ID:JrXp4WZU0
魔女と混浴銭湯に行く
286 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/21(火) 20:37:33.31 ID:hv3dkGXd0
魔女「銭湯銭湯」

男「...おや、銭湯に行かれるのですか?」

魔女「さっぱりしたいのですよ」

男「それならお勧めの銭湯がありますよ。行ってみませんか?」

魔女(き、気になる!)

魔女「じゃあ行きましょう」
287 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/21(火) 21:23:16.37 ID:hv3dkGXd0
〜湯〜

男「どうです?いい景色でしょう?」


そこは海を一望出来る位置にあり、潮風の匂いが心地良い


魔女「え、えぇ...」

魔女(確かに良い光景。でも...)

魔女(混浴だなんて聞いてないッ!)

男「...おや、もうのぼせましたか?」

魔女「いや?そうじゃないけど...」

男「やはり上司が着いてくると居心地の悪い物なんでしょうか?」

魔女「そんな事は...」
288 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/21(火) 21:36:22.12 ID:hv3dkGXd0
〜その後〜

男「ふーっ...もう夜ですね」

魔女「そうですね」

男「今日は何処で寝るんですか?」

魔女「っ...!」

男「正直な所を言って貰って結構です」

男「寝る場所は自由ですからね」

魔女「そう」
289 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/21(火) 21:37:26.42 ID:hv3dkGXd0
下2>>魔女は今日、何処で寝る?
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 21:37:51.01 ID:FTgkdiLK0
そりゃあ、男の腕よ
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 21:38:00.28 ID:TCsVNLM4O
鳥の巣
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/21(火) 21:38:09.25 ID:T+wuY4T90
畳に布団
293 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/22(水) 21:10:44.28 ID:n3kcTd6e0
魔女「鳥の巣」

男「ほほう」

男「しかし、そんな場所で寝れるのでしょうか?」

魔女「怪鳥の巣があるのよ」

男「結構野性的なんですね」

魔女「それは褒めてるの?」

男「ええ、褒めてますよ」

男「それでは、また」

男「...っと、そうだ。明日も休みです」

男「自由にお過ごし下さい」
294 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/22(水) 21:15:18.63 ID:n3kcTd6e0
〜家〜

男「怪鳥の巣というのも気になりますね」

男「今度場所を聞いてみましょう」

男「休みだけど夜更かしせずに寝るかな」

男「安定した生活は宝と等しいからね」
295 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/22(水) 21:16:58.62 ID:n3kcTd6e0
下2>>男が今夜見る夢
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 21:17:47.94 ID:j6DU2Njp0
なぜか魔女と結婚していて仲良く過ごしている夢
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 21:17:51.45 ID:sy+lGgzU0
大金持ちになった夢
298 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 08:54:08.18 ID:tGQCUQdV0
〜夢〜

男「...」

男「ん?ここは...店ですか」

男「まぁ良いでしょう」

男「何だか急に体を動かしたくなってきました」

男「散歩に行きましょう」スック

299 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 08:58:06.61 ID:tGQCUQdV0
男「おや、何かありますね」


男が見ると、郵便受けパンパンに何かが詰まっていた


男「依頼でしょうか?いや、こんなには...」ガコッ


そこには、大量の万札が


男「...?鑑定してみよう」

男「これ全部本物っぽいですね」
300 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 09:03:22.86 ID:tGQCUQdV0
男「奥に何かありますね」ペラッ


手紙が一通だけ入っていた

『全世界からお主はただ一人儂の財産を継ぐことを許された。好きに使えよ』


男「...そうですか。何しましょう」
301 : ◆7M0syXftfg [saga]:2017/11/23(木) 09:04:46.91 ID:tGQCUQdV0
下2>>男は何をしたい?
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