【デレマス】ライラ「ライラさんがmonkeyをレストアするですよー」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/19(火) 01:33:59.62 ID:V3RKXpmM0

ライラ「ごちそうさまでしたです」

歌鈴「ごちそうさまでした」

ライラ「餡子とお茶の組み合わせは最高ですねー」

歌鈴「ライラさんは日本通ですね」

ライラ「ライラさん日本のお料理大好きですよー」

歌鈴「ではまた今度、和菓子とお茶を事務所に持っていきますね」

ライラ「なんと……!」
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/19(火) 01:34:25.86 ID:V3RKXpmM0

ライラ「ではわたくしは帰りますですよ」

歌鈴「ライラさん、今日はありがとうございました」

歌鈴「気をつけて帰ってくださいね!」

ライラ「はい! ご心配ありがとうございます」

ライラ「また今度、一緒にお掃除しましょうねー」
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/19(火) 01:34:59.60 ID:V3RKXpmM0

-別の日、夕方-
-346プロダクション、女子寮前-

小梅「ライラさん…… こっちこっち……!」

ライラ「おー、コウメさん。お迎えありがとうございます」

小梅「うん…… ライラさん…… いらっしゃい……♪」

ライラ「お邪魔しますですよー」

ライラ「今日は一晩お世話になりますですよー」

小梅「お泊まり会で…… 徹夜でホラー映画鑑賞会…… どきどき…… だね……」

ライラ「お手柔らかに頼みますですよー」
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/19(火) 01:35:29.74 ID:V3RKXpmM0

-346プロダクション、女子寮、小梅の部屋-

小梅「なにもない部屋だけど…… ゆっくりしていってね……?」

ライラ「コウメさんの部屋はなんとも奇抜ですねー」

ライラ「可愛らしい服や、たくさんのDVD、派手なアクセサリーなどライラさんのお部屋にはないものがたくさんですよー」

小梅「えへへ…… かわいい…… でしょ……?」

ライラ「はい、とても可愛らしいですねー」

小梅「じゃあ早速…… 映画…… 見よ……?」

小梅「前に菜々さんとライラさんに怖い話した時…… 全然動じてなかったから…… 趣向をかえてみたよ……?」
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/19(火) 01:35:55.42 ID:V3RKXpmM0

ライラ「すごい映画でしたねー」

ライラ「まさかサメがトルネードに乗って飛んでくるとは思いませんでした……」

小梅「人がバンバン死んでいって…… すごくドキドキだったね……♡」

ライラ「サメだけでこれだけの死因を増やせるのはすごいですねー」

小梅「低予算だけど…… 手は抜かない…… それがB級映画の魅力…… だよ……」

ライラ「まさか、最後にサメのお腹から出てくるとは思いませんでしたねー」

小梅「楽しかった……♪ それじゃゴハン食べよっか……」

ライラ「おー、楽しみです」
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/19(火) 01:36:21.28 ID:V3RKXpmM0

小梅「響子さんのお料理…… すごく美味しかったね……」

ライラ「あいかわらずすごいですねー」

小梅「それじゃあ…… お風呂…… はいろっか……?」

ライラ「裸の付き合いですねー」

小梅「ライラさんとお風呂…… 楽しみ……」

ライラ「大きいお風呂、楽しみですねー」
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/19(火) 01:36:47.43 ID:V3RKXpmM0

ライラ「あんなに大きなお風呂は初めてでしたねー」

小梅「足を伸ばせるお風呂って…… いいよね……」

小梅「ライラさん…… この服着てみて……?」

ライラ「これは…… コウメさんがいつも着てるパーカーですか?」

小梅「うん…… ちゃんと洗ってるからね……」

小梅「ライラさん…… 可愛い服着たら…… 似合いそう……♪」

ライラ「貸していただけるのなら着させてもらいますよー」
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/19(火) 01:37:15.22 ID:V3RKXpmM0

ライラ「どうでしょうかー」

小梅「うん……! すごく可愛い……」

小梅「じゃあこれも…… つけてみて……」

ライラ「コウメさんはたくさんアクセサリーをもっているのですねー」

小梅「可愛いのを見つけると…… つい買っちゃうの……」

ライラ「つけてみましたー、どうでしょうか?」

小梅「よく似合ってるよ……!」

ライラ「故郷にいた頃はライラさんもたくさん着けていましたねー」
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/19(火) 01:37:46.16 ID:V3RKXpmM0

小梅「じゃあじゃあ…… これも着てみて……」

ライラ「可愛らしい服ですねー、ゴシックホラーナイトメアのときに着ていた服ですねー」

小梅「うん…… ライラさんはこういう服着た事ある……?」

ライラ「初めての体験ですねー」

小梅「でも…… ライラさんとっても可愛い……♡」

小梅「写真とっても…… いい……?」

ライラ「少し恥ずかしいですねー」

小梅「ライラさーん…… 眼線こっちにくださーい……」
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/19(火) 01:38:15.28 ID:V3RKXpmM0

-しばらくして-

小梅「じゃあ次は…… これ着てみよっか……」

ライラ「コウメさんはたくさん服を持ってますねー」

小梅「まだまだ…… これからだよ……♡」

ライラ「ライラさんまるで着せ替え人形ですねー」

小梅「いいよ…… ライラさん…… 可愛いよ……」

ライラ「お仕事以外でこんな服を着たのは初めてでございます」
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/19(火) 01:38:57.91 ID:V3RKXpmM0

蘭子「隻眼の亡霊よ、夜の帳は既に満ちて尚、謙遜の中に身を置くのか! (小梅ちゃん! もう夜も遅いのにうるさいですよ!)」

小梅「あ…… 蘭子ちゃん…… うるさくしてごめんなさい……」

蘭子「一体、如何様な事 (なにをしていたんですか?)」

ライラ「コウメさんに着せ替え人形にされてますですよ」

蘭子「碧眼の家出娘、闇に飲まれよ! (ライラさん! こんばんわー)」

蘭子「我の眼を奪いし可憐! (ライラさんすごく可愛いです!)」

小梅「蘭子ちゃんもやる……?」

蘭子「我の羽衣を持ち馳せ参じる、暫し待たれよ! (私の衣装も持ってくるので待っていてください!)」

ライラ「……長い夜になりそうですねー」
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/19(火) 01:41:15.51 ID:V3RKXpmM0
>>143 訂正  最初の一行が抜けてた



ライラ「おや、部屋の扉がノックされてますね、こんな時間にどなた様でございましょうか?」

蘭子「隻眼の亡霊よ、夜の帳は既に満ちて尚、謙遜の中に身を置くのか! (小梅ちゃん! もう夜も遅いのにうるさいですよ!)」

小梅「あ…… 蘭子ちゃん…… うるさくしてごめんなさい……」

蘭子「一体、如何様な事 (なにをしていたんですか?)」

ライラ「コウメさんに着せ替え人形にされてますですよ」

蘭子「碧眼の家出娘、闇に飲まれよ! (ライラさん! こんばんわー)」

蘭子「我の眼を奪いし可憐! (ライラさんすごく可愛いです!)」

小梅「蘭子ちゃんもやる……?」

蘭子「我の羽衣を持ち馳せ参じる、暫し待たれよ! (私の衣装も持ってくるので待っていてください!)」

ライラ「……長い夜になりそうですねー」
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/19(火) 01:41:55.49 ID:V3RKXpmM0

-しばらくして-

ライラ「ようやく解放されたのですよ……」

小梅「ライラさんごめんね…… すこし暴走しちゃった……」

ライラ「ライラさんも普段来ない衣装を着られて楽しかったですよー」

小梅「えへへ…… よかった……」

小梅「それじゃあ…… 夜も遅いし…… そろそろ寝よっか……」

小梅「ベッド一つしかないけどいい……?」

ライラ「コウメさんがそれでいいなら、ライラさんは大丈夫ですよー」

ライラ「おー、ふかふかなベッドですねー」

小梅「それじゃあ…… 寝るまで…… お喋りしよっか……」

ライラ「えへへー ライラさんお喋りは大好きですよー」
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/19(火) 01:43:56.10 ID:V3RKXpmM0
以上です。
ライラさんを神社に連れて行ってよかったのか(宗教的な意味で)
あとよく考えると>>1はホラー映画はあまり知らないのでスプラッター方向に(この映画は少し違う気も)、そして熊本弁難しい
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 03:38:02.53 ID:14Suljh8o
乙でした
サメ映画はなんか小梅ちゃんより奏の印象(風評被害
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/19(火) 04:07:19.74 ID:V3RKXpmM0
>>144
今更だけど訂正
蘭子の最初のセリフ謙遜を喧騒に脳内変換しといてください
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/25(月) 17:36:47.71 ID:7ncC9iiP0
>>1です、少し書き溜めができたので投下していきます。
美世さんと亜季殿です。
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/25(月) 17:38:08.23 ID:7ncC9iiP0

-別の日-
-346プロダクション、駐車場-

美世「ライラちゃん、おはよう!」

ライラ「ミヨさん、おはようございますですよー」

美世「今日も元気にmonkeyで出社だね」

ライラ「ミヨさんたちのおかげでございますねー」

美世「そうだライラちゃん、これから少し時間ある?」

ライラ「えーと…… はい、大丈夫でございます」

美世「それじゃあ、少しmonkeyに乗せてくれない?」

美世「乗り初めてしばらく経ってるから、異常がないかも見ておきたいし」

ライラ「それは助かるのですよ」
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/25(月) 17:38:43.94 ID:7ncC9iiP0

美世「それじゃあヘルメット借りるね」

美世「半ヘルなんて被ったのいつ以来だろ、懐かしいなー」

ライラ「スタイルの良いミヨさんが乗るとmonkey殿も小さく見えますねー」

美世「ふふっ、ありがと」

美世「音は異常無し…… それじゃあ発進!」

美世「クラッチも綺麗に切れてるね…… ブレーキもよく効いてる」

ライラ「しっかりメンテナスをしてますからねー」

美世「軽く見た感じ大丈夫そうね、それじゃあ飛ばしてみますか」
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/25(月) 17:39:37.57 ID:7ncC9iiP0

ライラ「monkey殿のマフラーから聞いたことのない音がでているのですよ……」

ライラ「曲がるときにあんなに傾けても倒れないものなのですねー」

ライラ「なんと…… 今度は前輪が浮いております……!」

ライラ「ミヨさんは自由自在に乗りこなしているのですよ」

ライラ「ライラさんは怖いので安全運手でいきましょう」

美世「ライラちゃんありがとう、こういう軽い2stは楽しいね」

ライラ「ミヨさんは運転がお得意なのですね」

美世「まぁ昔からこんな遊びばっかりしてたからね」

ライラ「継続は力なり、ということですねー」
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/25(月) 17:40:36.25 ID:7ncC9iiP0

-別の日-
-郊外のサバゲーフィールド、駐車場-

ライラ「今日はアキ殿との約束でここに来たのですが」

ライラ「ここは何をするところなのでしょうか……?」

亜季「ライラ殿! おはようございます」

ライラ「アキ殿、おはようございます。 アキ殿もバイクに乗られるのですねー」

亜季「はい! こいつはPS250といいまして、このミリタリー感溢れる風貌、最高ですな!」

ライラ「ごつごつとした大きなバイクですねー、たくさん荷物が乗りそうです」

亜季「そこに気がつくとはライラ殿もお目が高い!」

亜季「この大きな積載量のおかげでサバゲーに行くときも楽でありますよ」

ライラ「おー、それでサバゲーとはなんなのでしょうか?」

亜季「ではそこから説明していきましょうか!」
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/25(月) 17:41:41.01 ID:7ncC9iiP0

亜季「サバゲーの基本はエアガンでの打ち合いですな」

亜季「もちろん怪我がないよう、ルールの設定や防具なんかはしっかりとあります」

亜季「ただ撃ち合うのも楽しいですが、装備を整えて何かになりきって遊ぶのも楽しいですな」

亜季「例えば日本の自衛隊だったり、映画の登場人物だったり……」

ライラ「コスプレのようなものですかねー?」

亜季「そう捉えてもらっても構いません」

亜季「それで今回はライラ殿に、私のコレクションを着ていただくために来ていただいたのですよ!」

亜季「この場所を指定したのはロケーションも凝りたかったからであります」

亜季「それでは早速中に入りましょうか」
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/25(月) 17:42:44.67 ID:7ncC9iiP0

ライラ「広いところですねー、たくさん人がいます」

亜季「ここにいる全員、サバゲーをやりに来ているのツワモノであります」

ライラ「すごい熱気ですねー」

亜季「皆、早くフィールドを駆け回りたくてウズウズしていますな」

亜季「まあ今日私たちは、一区間を貸し切っての撮影なので心配はありませんぞ」

ライラ「安心ですねー」

亜季「では更衣室がありますのでそこで着替えましょう」

ライラ「アキ殿はどのような衣装をもってこられたのですか?」

亜季「よくぞ聞いてくれました! 中東の軍隊といえばやはりサウジアラビア軍!」

亜季「そのサウジアラビア軍の迷彩服をもってまいりました!」

ライラ「おー、初めて着る服ですよー」
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/25(月) 17:43:19.24 ID:7ncC9iiP0

ライラ「着て来ましたよー 丈夫そうな服ですねー」

亜季「おおっ! ライラ殿よくお似合いで!」

ライラ「照れますねー」

亜季「どこかキツイところなどはありませんか?」

ライラ「大丈夫ですねー、少し大きいぐらいです」

ライラ「こんなにしっかりとした服なのにとても動きやすいですねー」

亜季「ミリタリーアイテムは使い勝手が良いように作られておりますゆえ」

亜季「では早速フィールドに出てみましょうか」
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/25(月) 17:43:49.54 ID:7ncC9iiP0

ライラ「外はこんな風になっていたのですねー」

亜季「いわゆる資材置き場風フィールドというやつです」

ライラ「これならこの服を着ても風景によく似合いそうですねー」

亜季「さすがライラ殿よくわかっておりますな!」

亜季「ではまずこれを持ってみてください」

ライラ「これは……? 銃でしょうか?」

亜季「はい、世界で一番使われているアサルトライフル、AK47であります」

亜季「もちろん、サウジアラビア軍でも使われているものであります」
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/25(月) 17:44:39.26 ID:7ncC9iiP0

ライラ「どのように構えればいいのでしょうか?」

亜季「では銃の側面を私に見えるように両手で構えて、銃口を軽く下に向けてみてください」

ライラ「こうでございますか?」

亜季「ライラ殿は筋が良いのでありますな」

亜季「では早速写真に収めていきましょう、ライラ殿キリッとした顔してみてください」

ライラ「キリッ!ですよー」

亜季「なんとも和やかな顔ですなー、まあこれがライラ殿らしいですな」

亜季「では撮りますぞー」

亜季「では次は銃を構えて撃っている最中のような写真にしましょうか」

亜季「ポーズはこのように……」
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/25(月) 17:45:15.56 ID:7ncC9iiP0

-しばらくして-

亜季「ふー たくさん撮れましたな」

ライラ「色々な装備を撮りましたねー」

亜季「では撮影はこの辺りにして、ご飯でも食べるとしますか」

ライラ「おー、ご飯ですか」

亜季「はい! サバゲーフィールドでご飯といえばカレーであります」

ライラ「カレー! ライラさん日本のカレーも大好きですよー」

亜季「そうでありますか! ではまた今度自衛隊式のカレーを作ってくるのでよかったら食べてみてください」

ライラ「それは嬉しい提案ですねー」
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/25(月) 17:45:52.19 ID:7ncC9iiP0

ライラ「ごちそうさまでしたー」

亜季「美味しかったでありますな」

亜季「この後私はサバゲーをしようと思っているのですが、ライラ殿はいかがでしょうか?」

ライラ「残念なことにこの後お仕事があるのですよ……」

亜季「そうでありますか…… ではまたの機会に!」

亜季「撮った写真は事務所に持っていきますので、今度一緒に見ましょうぞ!」

ライラ「はい! 楽しみですねー」

亜季「ではライラ殿、また事務所で!」

ライラ「はい。 また事務所で、でございます」
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/25(月) 17:46:49.50 ID:7ncC9iiP0
以上です。
間が空いた割に短い、年末年始で一気に書き終えてしまいたいですね。
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:26:46.88 ID:KD8disBs0
>>1です
書き溜めができたので投下します。
今回で最終回のつもりです。
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:27:32.75 ID:KD8disBs0

-別の日-
-346プロダクション、事務所-

肇「おつかれさまです」

ライラ「おつかれさまです、ハジメさん」

肇「おや、ライラさんだけですか」

ライラ「皆さんお仕事に行ってしまわれました」

肇「そうですか、ライラさんはこの後ご予定は?」

ライラ「とくにないですねー」

肇「これから少し陶芸をしようかと思っていたのですが、ライラさんもいかがですか?」

ライラ「ライラさんもよいのですか?」

肇「はい、陶芸に興味のある人が増えることは嬉しいことです」

ライラ「ではわたくしに陶芸を教えてくださいませんか?」

肇「はい、喜んで」
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:28:06.40 ID:KD8disBs0

肇「では倉庫から道具を取ってきますので少し待っていてください」

ライラ「ライラさんもお手伝いしますよ」

ライラ「二人でやったら、きっと楽チンですね」

肇「ならお言葉に甘えて、一緒に行きましょうか」

ライラ「ご一緒ですねー」

ライラ「陶芸には何を使うのですか?」

肇「そうですね、特別な物ですと、ろくろとヘラ、それと素材の粘土ですね」

肇「あとは水を入れるお皿だったり、タオル、糸なんかも使います」

ライラ「このプロダクションにはなんでもございますね」
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:28:40.31 ID:KD8disBs0

肇「道具も全部持ってこれたので、早速始めましょうか」

肇「ライラさんはなにか作りたい物はありますか?」

ライラ「そうですねー、初めてでも作りやすい物はなんでしょうか?」

肇「そうですね、形が簡単であまり大きくない物ですから……」

肇「湯のみなんてどうでしょうか、実用的なのであって困る物でもないですし」

ライラ「ライラさんもお茶は大好きですよー」

肇「では決まりですね」

ライラ「ではご教示お願い致しますです」
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:29:06.92 ID:KD8disBs0

肇「道具も揃ったので始めていきましょう」

ライラ「よろしくお願いいたします」

肇「まずは粘土を捏ねましょう」

ライラ「よいしょ、よいしょ、結構力がいりますねー」

肇「慣れないと難しいですよね」

肇「全体を同じ硬さにして、うまく空気を抜かないと、焼く際に割れる原因となるので頑張りましょう」

ライラ「割れてしまうのは嫌ですねー」

ライラ「頑張っていきましょー」
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:29:40.65 ID:KD8disBs0

肇「捏ねるのはこれぐらいでいいですよ」

肇「では形を作っていきましょうか」

肇「捏ねた粘土をろくろに乗せて、ろくろを回しながら大体の形を作ります」

ライラ「台が勝手に回ってくださるのですねー」

肇「次にろくろを回しながら、粘土の真ん中に指を入れて穴を開けていきます」

ライラ「ろくろのおかげで、指を当てると穴が空いてきますねー」

肇「穴を開けられたら、今度は粘土を縦に伸ばしていきます」

ライラ「にゅーっと伸びていきますねー、まるで生きているみたいです」

肇「ではライラさんもやってみてください」

ライラ「ではライラさんも…… おや…… 歪んでしまいました……」

肇「大丈夫ですよ、また最初からやり直せますので」
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:30:07.88 ID:KD8disBs0

ライラ「二回目は上手にできましたー!」

肇「お上手ですね」

肇「では、これをろくろから切り出しましょう」

肇「粘土を切るときはこれを使います」

ライラ「糸…… ですか?」

肇「はい、何の変哲も無い糸です」

肇「ろくろを止めて、この糸で引っ張ると……」

ライラ「おー、綺麗に切れました!」
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:30:37.96 ID:KD8disBs0

肇「これで今日できる作業は終わりですね」

肇「後はこれを乾燥させてから、二回窯で焼いて出来上がりですね」

ライラ「手間がかかっているのですねー」

肇「その分、出来上がった物への愛着がわきますよ」

ライラ「手間がかかる子ほど可愛いというやつですね」

肇「焼きは今度実家に帰ったときにやりますから、出来上がったら持ってきますね」

ライラ「それまでワクワクですねー」

肇「では後片付けをしてお茶にしましょうか」

ライラ「お手手を洗わないと粘土でドロドロですねー」
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:31:21.29 ID:KD8disBs0

-別の日-
-346プロダクション、事務所-

ライラ「おはようございますですよー」

夏樹「おう、おはようライラ」

李衣菜「おはよーライラさん」

ライラ「ナツキ殿に、リイナさんおはようございます」

李衣菜「突然だけど、ライラさんまたバンドやらない?」

ライラ「ライラさんはいいですよー」

夏樹「よっしゃー! ドラマーゲット!」

夏樹「だりーと話しててな、アタシとだりーとでバンドを組んでみたいってな」

李衣菜「私がギターで、なつきちがベースだよ」

ライラ「ナツキ殿はベースもおやりになるのですねー」

夏樹「まあちょっと手を出してるぐらいだけどな」
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:31:57.62 ID:KD8disBs0

李衣菜「私もギターまだあんまり上手じゃ無いし、なつきちのベースもそれなり」

夏樹「だから他のメンバーも初心者にして、みんなで一緒に上達していこう、ってなってな」

ライラ「おー、それはとてもロックでございますねー」

李衣菜「でしょ!」

夏樹「それじゃあ、アタシとだりーとライラでスリーピースバンド結成だな!」

ライラ「おー!」

李衣菜「それじゃあ早速どんな曲やるか決めようよ!」

夏樹「そんなにはしゃぐなって。 始めの曲なんだし、じっくり決めようぜ」
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:32:33.83 ID:KD8disBs0

-別の日-
-346プロダクション、事務所-

ライラ「おはようございますですよー」

P「おう、ライラさん」

ライラ「P殿は何をしておられるのですか?」

P「346プロダクションで新しいネット番組をやることになってな」

P「それ用に提出する企画を考えているんだが、なかなかまとまらなくてな」

P「なんでもいいからアイデアが欲しい。 ライラさん最近はまってることでも教えてくれないか?」

ライラ「そうですねー バイクとロックでしょうか」

ライラ「monkey殿に乗ってお出かけするのも楽しいですし」

ライラ「リイナさんやナツキ殿と一緒にバンドの練習をするのも楽しいですねー」

P「バイクとロックかー、それじゃその二つを組み合わせて企画でも考えてみるか」

ライラ「そんな適当でいいのでございますか?」
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:33:04.06 ID:KD8disBs0

-別の日-
-346プロダクション、事務所-

ライラ「おはようございますですよー」

夏樹「おう、来たかライラ」

李衣菜「この三人に呼び出しなんてなんだろうね?」

ライラ「お二人もP殿からは何も聞いていないのでございます?」

夏樹「特に何も聞いて無いな」

P「すまん待たせたな」

李衣菜「それでPさん、今日は何の話なの?」

P「実はこの三人でやるネット番組の企画が通ってな、今日はそれを伝えようと思ってな」
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:33:32.83 ID:KD8disBs0

夏樹「まじかよ!? 」

李衣菜「この三人で出来るの!? やったぁ!」

ライラ「番組ですか、お賃金がいっぱいもらえそうですねー」

李衣菜「それでどんな内容なの?」

P「まあ少し落ち着け」

P「この三人に共通することが2つある、わかるか?」

李衣菜「一つはバンドを一緒にやってるだよね」

P「正解だ、じゃあもう一つは」

ライラ「むむむ…… なんでございましょうか?」

夏樹「……あ、わかったかも」

夏樹「一緒にバイクの修理をした、だろ?」
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:34:08.76 ID:KD8disBs0

P「正解だ、夏樹」

P「なので番組もこの二つに焦点を当てたものになる」

李衣菜「バイク修理とバンド活動、この二つがどう組み合わさるんだろう……?」

ライラ「見当もつきませんねー」

夏樹「あー、なんかわかったかもしれないな」

夏樹「もしかして、あの日曜にやってる番組と趣旨は同じか?」

P「おっ 夏樹、勘がいいな。 まあそんな感じだよ」

李衣菜「えー? なに? わかんないよ?」

P「じゃあ正解発表といこうか」

P「バンド活動をしているアイドルが、本職並みのスキルでバイクをレストアする番組」

P「つまり鉄腕DASHのバイク版だな」
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:34:48.53 ID:KD8disBs0

李衣菜「……そんなパクリっぽいの大丈夫なの?」

P「パクリ言うなリスペクトだ。 まあ大丈夫だろ、企画も実際通ったわけだし」

夏樹「本当に大丈夫なのかよ、それでどんな番組なんだ?」

P「やることは最近ライラさんがやってことまんまだ」

P「レストアするバイクを見つけて、それをプロダクションのアイドルの手を借りてレストアを完成させる」

P「出来上がったら、その報告とお返しを兼ねてそのアイドルの元にお手伝いにむかう」

ライラ「本当にいっしょのことをするのですねー」

P「まあそれだけライラさんのやってきたことが気持ちのいいことだ、ってことだよ」

夏樹「なんにせよ、この三人でまたバイクいじりができるのは歓迎だぜ!」
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:35:22.41 ID:KD8disBs0

P「それと並行してこの三人でバンド活動もやっていこうと思う」

P「もちろん、バンドの方もガチじゃないと面白くならないからな」

P「気合い入れてレッスンしていくぞ」

ライラ「バイクにバンドに大忙しですねー」

李衣菜「でもバイクとバンド両立できたら、すごくロックじゃん!」

夏樹「面白そうな企画だな、ありがとなPさん」

ライラ「事務所でナツキ殿にバイクの写真をみせてもらってから、こうなるとは思ってもなかったのですよ」

ライラ「バイクにバンドどちらも大変ですねー」

ライラ「でもライラさん頑張りますよー」
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/26(火) 00:39:35.32 ID:KD8disBs0
これにて『ライラ「ライラさんがmonkeyをレストアするですよー」 』は完結です。
レスをくれた方々、本当にありがとうございました、とても励みになりました。
書きたいことはあらかた書くことができましたが、その分行き当たりバッタリな文章になってしまいました。
読み返すと誤字や勘違い、調べ不足が多いですね。まあ緩い目でみてください。
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 04:24:42.20 ID:ECFRQElFo
完結乙でした!
ライラさんの素直な心と、周りのアイドルの優しさにほっこりと癒されるお話でした
ライラさんがツーリングに行ったりとか、後日談的なお話があればまた読んでみたいです
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 23:27:45.54 ID:iqeGdJ9q0
魔改造されたモンキーだな
2st化&クラッチ装備
これをあべななさんが乗り回していたと思うと胸が熱い
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/28(木) 02:07:30.28 ID:cKerMKpYO
>>1です
monkeyが2stになってるのは完全に勘違い、すみません
クラッチは年式によって違うのかな?知り合いの所有してるのがクラッチ付きなんで、全部そうなのかと思い込んでましたね
たぶん探せばいくらでも勘違いが出てくるな
やっぱり持ってないバイクをネタにするなら下調べがもっといるな、反省
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/28(木) 14:49:43.33 ID:uhq/NT6p0
昔モンキーの兄弟車にゴリラってのがいて、モンキーが遠心クラッチ(カブなんかと一緒)に対して
ゴリラは4速リターンのクラッチ付きだった(過去形)。モデルチェンジの際にモンキーも4速リターン化しているみたい
107.75 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)