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【鬼滅の刃】貴方の刃【あんこ】
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53 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2018/01/08(月) 23:28:27.96 ID:l30sYEZ/o
>>52
……小細工はむしろ悪手か。
ざっ
剣士「……」くるっ
太陽「……あの」
おれは何も考えず、そして何も企まず、剣士の前に姿を現した。一瞬だけ意外そうな顔をしたが、剣士はすぐさま顔色を戻す。
太陽「貴方は噂に聞いた、鬼斬りの剣士さまなのでしょう?」
剣士「……」
問いかけるが、剣士は黙ったままだった。おれに答えることなど何もない、と言わんばかりだ。気持ちは分かる。分かるよ。
だけどさ、おれの気持ちも分かってくれよ。これが最後の機会かもしれないんだ。
祈るようなおれを放置して歩き出そうとした剣士の手をすれ違いざまに握る。
ぎゅ
剣士「」!
太陽「おれに稽古を付けてくれとは言わない、おれの面倒を見てくれとも言わない」
太陽「ただ教えてくれればいい、おれは鬼を倒したいんだ」
剣士「……離せ」
太陽「離さない……離せない!」
剣士「……」
太陽「おれは家族を……目の前で鬼に殺された……そしてそれを見ておれは何も出来なかったんだ」
太陽「だから力が欲しい。おれだけで戦える力が、おれのように悲しい思いをする者を救える力が」
太陽「もうこんなことを止めさせるために!」
剣士「……」
そこで観念したのか、剣士はようやくおれをまっすぐ見つめる。その目は青く、奥まで澄んでいて、なのにとても奥が深くて吸い込まれそうだ。
剣士「今のは本心だな」
太陽「はい」
剣士「お前、名は」
太陽「東雲 太陽です」
剣士「そうか、いい名だ」
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