赤松「キーボ君が粉々になった……」

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51 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/18(木) 21:23:16.24 ID:8A1XBQ2J0
最原「違うよ茶柱さん。蟻一匹どころか片腕程度なら通ることができるんだよ」

茶柱「はあ?何を言っているんですか?蟻だろうが片腕だろうが変わりないでしょうが」

ゴン太「蟻さんを差別するのはよくないよ!」

茶柱「いえ…差別したわけでは…」

最原「いや………全然変わるよ。」

真宮寺「それはどういう意味かナ?」

星「片腕程度の隙間があれば通ることができるのか?」

入間「わかったぞ!ローションを使えばいいんだな!」

王馬「ごめん、入間ちゃんは黙ってて」

東条「それで最原くん、どうやって犯人は通ることができたのかしら?」

最原「いや、犯人は出入りをしてないんだ…」

百田「はあ?出入りしないでどうやってキーボを殺害したんだ?」

最原「百田君、キーボ君は二日前から死んでいるのだから殺害はしていないんだ」

最原「ただ、中に入れたってだけなんだ」

赤松「中に入れただけ?」

入間「中に入れてってお前いくら欲情しているからって…」

真宮寺「なるほど…そういうことだったのか」

東条「私もわかったわ」

アンジー「えー?神様にもわかるように説明してよー」

最原「つまり、犯人は廊下側の扉から死んでいるキーボ君を投げ入れたんだ!」
52 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/18(木) 21:27:02.71 ID:8A1XBQ2J0
茶柱「なーにを言っているんですか。生きている人であれ死人であれ、あのドアを通ることは…」

天海「なるほど…キーボ君ならできますね…」

夢野「キーボならできるのか?変形でもしたのか」

最原「いや、死体発見時と同じままだよ」

春川「なるほど、バラバラの状態のキーボなら」

百田「片腕程度の隙間さえあれば通すことができるのか!」

王馬「キー坊は片腕以下の大きさだったからね!」

真宮寺「ククク…これはスイッチでバラバラになったって考えだと思いつかないネ。」

真宮寺「バラバラになっていることに意味はないって考えちゃうからネ」

王馬「バラバラにしたことを逆に利用したのか。やるじゃん」

赤松「これで密室事件の謎は解けたね」

最原「でもここまでなんだ…」

赤松「え?」

最原「犯人のやったことはわかったけど結局犯人は誰かまではわからないんだ」

東条「確かにさっきのやり方は誰にでもできるやり方ね」

天海「それに犯行可能時刻が長すぎてアリバイで絞るのも難しいっすからね」

白銀「いや、犯人がわかるかもしれない。だって犯人の手がかりになりそうなものを見つけたから…」

最原「え?それは本当?白銀さん」

白銀「キーボ君の遺体にさ、ピンク色の繊維がついていたんだ」

白銀「これってさ、赤松さんのベストのやつじゃないの?」
53 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/18(木) 21:28:53.14 ID:8A1XBQ2J0
赤松「え?」

白銀「キーボ君をバラバラの状態で運ぶのは地味に難しいと思うんだ」

白銀「だからカバンのようなものが必要だけど…」

白銀「赤松さんのリュックでもキーボ君を運ぶことができるよね?」

白銀「もしその中で替えのベストがあったとしたら………」

白銀「キーボ君の遺体に繊維がついてもおかしくないよね?」

百田「おいおい、赤松を疑うっていうのか?」

茶柱「そうですよ!あんなにコロシアイに反対にしていたのに…」

白銀「私だって疑いたくないよ…」

白銀「でも赤松さんならタイムリミットをなくすために殺害する可能性はあるんじゃないかって考えちゃうんだよね」

天海「確かに今回の事件は途中で初回特典がなくなったために起こった事件だろうっすけど…」

百田「赤松が犯人だとしてもそのまま隠すだろ!わざわざ学級裁判が始まるようにするわけがない!」

百田「そうだろ…赤松…」

赤松「……………」

白銀「別にこれを証拠に犯人だって決め付けるわけじゃないよ」

白銀「でもできたら自白して欲しいんだよね」

白銀「私達を助けると思ってさ…………」

最原(大変だ……赤松さんが疑われている…………)
54 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/18(木) 21:33:08.16 ID:8A1XBQ2J0
最原(赤松さんがそんなことをするはずがない!)

最原(何か他に犯人の手がかりはないのか?)

最原(それか赤松さんの疑いが晴れるようなことは……)

最原(クソ!他にピンク色の繊維があるものとかないか?それかピンク色の繊維じゃなくてミミズだったり……)

最原(そんな見間違いするわけないか………間違い?)

最原「そういえば入間さん。キーボくんのカメラがどうとかいってなかった?」

入間「ああ、言ったがそれがどうかしたか?」

アンジー「なになにー?キーボのカメラー?」

入間「そうだ!オレ様がオレ様の為につけたキーボのカメラだ!」

入間「これで健康管理しようと思ってよ。でもキーボがいなくなっちまって……」

入間「今日キーボの遺体からカメラを見つけて再利用しようとしたんだが見あたらねーんだ」

王馬「うわーケチくさいね!」

夢野「というか死体いじりなんて気色悪すぎるわ」

アンジー「そのうち神様も罰を与えるっていってるよー」

入間「ぴぐぅ!別にいいだろぉ。オレ様が作ったんだからよぉ」

真宮寺「それで……それがどうかしたの?」

最原「つ、つまり!キーボ君にカメラがなかった理由は、あのキーボくんは偽者だったからなんだ!」

最原「だから繊維が付いていても意味がないんだ!」
55 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/18(木) 21:38:08.26 ID:8A1XBQ2J0

「……………」

「……………」

最原「あれ?どうかしたの?みんな」

東条「残念だけどそれはありえないわ」

王馬「そうだよ!超高校級の探偵のくせに考えてものを言ってよ!」

天海「そうっすよ。だったらあのキーボの遺体はなんですか?」

最原「それは………誰かが精巧につくったロボットで……」

入間「誰がそんなもの作れるんだよ!オレ様ぐらいだぜ!そんなもの作れるのはな!」

天海「誰かが赤松さんを陥れるためにロボを作り、繊維も盗んでくっつけた、とでも言いたいんっすか?」

真宮寺「まあ、仮にそれを作れたとしてもサ。死体発見アナウンスはどうなるの?」

星「そうだな。偽者を見つけても死体発見アナウンスはならねーぞ」

王馬「その通り!だからあそこにあったキーボは本物だったんじゃないの?」

王馬「それともアレが偽者でも発見アナウンスがなる方法があるの?」

最原「それは………その………」

最原(なにか……なんでもいいから考えるんだ………)








最原(……………)

最原(………………………)








最原(違う…………考える必要なんてない……だって…………僕は知っているんだ……)

最原(どこかで経験した覚えはないけど……なぜか知っているんだ………)
56 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/18(木) 21:39:05.81 ID:8A1XBQ2J0

コトダマ『散らばった砂』

     ↓

コトダマ『キーボ粉』

*コトダマが変化しました
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:39:34.65 ID:N1ibpWiqo
クソワロタ
58 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/18(木) 21:42:45.82 ID:8A1XBQ2J0
最原「死体発見アナウンスがなった理由…………それは…………」

最原「キーボ粉だよ!」

白銀「え?」

赤松「え?」

百田「キーボ粉だと?なんだそれは…………いや」

百田「なんとなくわかる、なんでだ?俺にはわかるぞ!」

茶柱「転子も初めて聞いたのに……とても心地よい…懐かしい感じがします。」

入間「そうだ。偽キーボにキーボ粉……それで死体発見アナウンスがなる…」

入間「なぜだか納得できる!」

アンジー「神様もキーボ粉のこと知ってるってーいってるよー」

ゴン太「ゴン太もどこかで聞いた覚えがある気がする」

夢野「んあーウチもじゃ」

東条「私も覚えがあるわ……どこで聞いたのかしら?」

天海「なんでなんっすかね?」

春川「デジャヴってやつ?」

真宮寺「僕も薄っすらと覚えがあるヨ」

王馬「オレもオレもー!なんでだろうね?」

星「オレはあんまりないんだが…確かにあるぞ」

最原「とにかく!AVルームには粉がちらばっていた!アレがキーボ粉なんだよ!」

入間「いやダメだ!キーボ粉なわけがねえ!」

最原「え?どうして?」

入間「オマエラにもわかるはずだ!キーボ粉を作るには研究教室にある便利なミキサーを使わないといけないんだ!」

入間「そのミキサーは今はまだ作ってないからキーボ粉は作れないんだ!」

東条「確かにそんなものも必要だった気がするわ」

天海「なんでそんなもの作る予定だったんすか?」

入間「なんとなく作る予定だったんだよ!」
59 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/18(木) 21:44:06.58 ID:8A1XBQ2J0
最原「大丈夫!今回はキーボ君がバラバラになるスイッチがあるからね!」

最原「それを連打すれば粉々になるんじゃない?」

東条「なるほど…それでキーボ粉の完成ね」

百田「なるほど!流石終一だな!」

最原「ありがとう百田くん!」

春川「なんで終一呼び?」

百田「なんとなくだよ!気にすんな、ハルマキ!」

春川「ハルマキ?まあいいけど………」

赤松「なんだかよくわからないけど……そこまでわかったなら仕方ないね……」

最原(そういうと赤松さんは目の前にスイッチを置いた)

赤松「最原くんと白銀さんの言うとおりだよ…今回キーボ君を殺害したのは私……」

赤松「そしてスイッチを連打してキーボ君を粉々にしてしまいました」

赤松「みんな……本当にごめん!」

最原「そんな………」

百田「クソッ!こんなことってあるかよ……」

夢野「残念じゃのう……」

東条「終わってしまったことに関してはとやかく言うつもりはないわ」

東条「ただ、次のことを考えましょう」

東条「赤松さん。あの偽者のキーボ君はあなたが作ったの?」
60 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/18(木) 21:48:13.11 ID:8A1XBQ2J0
赤松「……違うよ。信じてもらえないかもしれないけどキーボ粉は盗まれたんだ」

最原「盗まれた?」

赤松「そう。そしてどこを探しても見つからなくて…」

赤松「今日突然見つけたんだ。死体発見現場でね」

白銀「だ、だれがそんな話を信じ…」

最原「僕は信じるぞ」

百田「もちろん俺もだ!ハルマキも信じるよな?」

春川「別に……ただ…おかしなところがあれば最後まで考えるだけだよ」

夢野「ウチも信じるぞ」

茶柱「さすが夢野さんです!もちろん転子も信じます!」

真宮寺「クク…こんな状況でも信じるなんてやっぱり人間っていいよネ!」

ゴン太「ゴン太も信じるよ」

最原(みんなが信じてくれる。やっぱり赤松さんはすごいや)

東条「となると別の誰かが偽キーボを用意したと思うけど」

アンジー「それは黒幕が用意したって神様も言ってるよー!」

天海「謎の記憶から考えるとそれしか考えられないっす」

星「でもそれをどうやって見つけるんだ?」

白銀「いやーいないと思うけどなー」

茶柱「転子、何か覚えているような気がするんですが……」

百田「俺もだ……なんかこの中に黒幕がいると思うんだが」

春川「誰だっけ?なんかライトもってる人だっけ?」

王馬「すごく怪しい行動をしていた覚えがあるなぁ」

入間「いや……なんか見苦しく抵抗してた覚えもあるぞ!」

最原「クソ!全然思い出せない!」

赤松「黒幕はだれなんだろう……」

赤松「全然わからない……どうしよう……」


1.考える

2.諦める

※注意 安価ではありません。
ただここからルート分岐するだけです。
61 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/18(木) 21:50:53.41 ID:8A1XBQ2J0
1.考える

赤松「いや…黒幕を特定する方法があるかもしれない!」

最原「本当?赤松さん!」

赤松「このスイッチを使うんだよ!」

王馬「そのスイッチを使うって、もうキー坊はいないんだよ」

赤松「いや大丈夫。実はこのスイッチは、押すたびにキーボが破裂するんだ。キーボ粉状態でもね」

赤松「さっきキーボ粉が盗まれたって言ったよね?」

赤松「実は瓶詰めしてあったんだけどビンごと盗まれたんだよね」

赤松「私はその瓶を探したけどどこにもなかった」

赤松「もし、そのビンを犯人がもっていてその中に少しでもキーボ粉が残っていれば」ポチ


パァァァァァァァンンンン!


白銀「痛ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

赤松「犯人はなんらかのリアクションをしめすだろう」

王馬「というかもう結果はでちゃったね」

真宮寺「ククク……まさか白銀さんがね」

白銀「違う……これはたまたま拾った瓶で……」

東条「思い出しかけてきたわ……確か黒幕は白銀さんで間違いがないはずよ」

百田「そうだ!俺も思い出しかけてきたぞ!」

夢野「ウチもじゃ!」
62 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/18(木) 21:52:16.10 ID:8A1XBQ2J0
白銀「くそう!もうダメか!」

春川「そうだよ。黒幕が分かった以上本気で行くよ…」

春川「1対14…さっさと投降しなよ」

ゴン太「そうだよ!はやく謝ったほうがいいよ。そうしないと…」

ゴン太「みんなを守るためゴン太ががんばって白銀さんを捕まえるよ!」

夢野「そうじゃ。おとなしくせい!」

転子「そうです!いくら女子でも転子は手加減しませんよ!」

王馬「こんな形で学園生活が終わっちゃうなんてね!」

東条「私達もできれば手荒な真似はしたくないわ」

真宮寺「僕も争いは好きじゃないヨ。降参してくれるかナ?」

天海「観念するっす」

赤松「まさか白銀さんが…」

星「なんかあっという間に黒幕がわかったな」

百田「油断するな!!白銀にはあれがある!」

白銀「そうだよ…」

白銀「こんなこともあろうかと…………緊急で作った……」

そう言うと白銀さんは隠し持っていた思い出しライトのようなものを取り出した。

白銀「この『最近の記憶改変ライト』でね!」
63 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/18(木) 21:55:46.81 ID:8A1XBQ2J0
最原「あっ!?そのライトは!?」

夢野「『思い出しライト』とは違うやつじゃ!」

転子「そうでした!彼女にはそれがありました!」

白銀「一応説明すると最近の記憶がなくなってまた学園生活に元通りになるライトだよ!」

白銀「実を言うと、この学園生活を見ている人がいてね。その人たちのために仕切りなおすわけ!」

白銀「というわけで!じゃあね!」

百田「!!」

百田「行動が早い!ハルマキ!ゴン太!あいつにライトのボタンを押させるなっ!」

春川「もちろん!あいつにはライトをつけさせないっ!」

ゴン太「わかったよ!ゴン太がんばる!」

白銀「いいや!限界だ押すね!」


















ポチ!

パァァァァァァァンンンン!


白銀「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

その瞬間、白銀さんに激痛が走ったであろう。
64 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/18(木) 21:56:58.34 ID:8A1XBQ2J0
赤松「私が押すスイッチのほうが早かったようだね」

最原「あ、危なかった」

白銀「あ、あと少し……だったのに」

星「勝ちを急いだな…瓶を手放しておけば勝ってただろうに…」

真宮寺「キーボ粉のおかげで助かったヨ。キーボ君に感謝だネ」

茶柱「それと赤松さんのおかげで助かりました」

王馬「やれやれ、ヒヤヒヤしたよ〜」

モノクマ「勝負は済んだかな?」

白銀「モノクマ!」

そう言うとモノクマはキーボ君の髪の毛の一部っぽいものを装着した。

モノクマ「うぷぷ。キーボ君のアンテナが壊れちゃったからボクが作って着けてみたの。似合うでしょ〜」

最原「そうなんだ……」

最原(似合ってない)
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:59:57.54 ID:cmRrL4xUO
こんなん笑ってしまうわ
66 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/18(木) 22:00:25.35 ID:8A1XBQ2J0
モノクマ「おしかったね白銀さん。でも気にしなくていいよ!内なる声はまあまあ満足しているようだし」

モノクマ「発表しまーす!これが内なる者達の声でーす!」

『白銀ドンマイ!もうちょい赤松さんに罪を擦り付ける努力しような』

『これからどうなるか楽しみだったのに…微妙なラストだった。始まってもなかったか』

『キーボが変形して扉の隙間通るのを見たい』

『キーボがかわいそうだった。あんなスイッチあったら詰みじゃん』

『「絶望の脱出ロード」成功が真ルートなんだろ?』

『デジャヴって怖いな』

『俺たちのダンガンロンパ返せよ』

『いきなり話が急展開したな。バグかと思った』

『シリーズすべてやったけど一章で終わるとは…予算たりないのか?』

『課金ゲーなんだろ』

白銀「び……微妙」

モノクマ「これ以上のゲームは意味がないのでやめさせてもらいます!」

モノクマ「はいはい!というわけでこの学園生活も終わりー」

モノクマ「みんなもこの学園を出てっていいよー僕たちはまた新たな学園生活を作るために忙しいしねー」

モノクマ「それじゃ、ばいば〜い」

そういってモノクマはどこかへ行ってしまった。
67 : ◆14iW9oDzjQ [saga]:2018/01/18(木) 22:06:36.74 ID:8A1XBQ2J0
その後、白銀さんはうずくまったまま動かなかった。

赤松「…白銀さん…………」

白銀「…………」

赤松「白銀さんも行こうよ!外の世界に」

白銀「……私はあなた達を裏切った黒幕なんだよ」

赤松「それを言ったら私だってキーボ君を壊した犯人だよ」

赤松「でも…外で友達になろうっていったじゃん!」

赤松「だから……私達と友達になろうよ」

白銀「……………わかったよ。改めてよろしくね!」

最原(これでめでたし…でいいのかな?)

この後、隠し部屋に行くと使い捨てカメラが大量に置いてあったので超高校級のカメラマンと冗談で言ったら殴られた。





結局、なんでキーボ粉を覚えているのか経験したことのない記憶があるのかいろいろ疑問は残るが

僕たちは夢にまで見た学園脱出を成功させ、友達になったのだ。

ただ、そこにキーボ君はいない。

この結果はキーボ君の犠牲の上で成り立っていることを忘れてはいけない。

あくまできっかけだが、キーボ君の遺体を隠そうとしたおかげで脱出できたのだ。

僕はキーボ粉をビンに詰めて(少量)それをキーボ君の遺体代わりにして大切に持ち歩くことにした。

できればキーボ君と一緒に………全員で卒業したかったな。

ありがとうキーボ君。さよならキーボ君。君は最高の友達だ。

君の事は一生忘れないよ。






『1.考える』ルート

おわり
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 22:10:30.90 ID:QchcBBLx0
キーボ隠蔽シリーズでついに全員生存脱出ルートか…感慨深い…
69 : ◆14iW9oDzjQ [saga]:2018/01/18(木) 22:10:39.60 ID:8A1XBQ2J0
とりあえず、『1.考える』ルートは終わりです。

とりあえず、ここまで読んでくれた人はありがとうございます。

『2.諦める』ルートは近いうちに書きます。



>>28 隠蔽シリーズって言ってるからこれからキーボ粉にするであろう残った奴らは隠す気すら無いのかもしれん...

とありますがこの話で完結しようと思っています。残っているメンバーをやる予定はないです。
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 22:30:24.56 ID:6ag+l1OA0
極限脱出シリーズか何か?
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 23:36:31.27 ID:xUEZeZ3E0
めちゃくちゃ熱い展開でワロタ
72 : ◆14iW9oDzjQ [saga]:2018/01/19(金) 19:05:53.83 ID:4yDi6LXt0
>>60の分岐

2.諦める

赤松(ダメだ…白銀さんがキーボ君探しに熱心だったことしかわからない…)

モノクマ「はい!そこまでー!タイムリミットです!」

最原「タイムリミット!?そんなこと聞いてないぞ!」

モノクマ「あれー?言ってなかったっけ?ま、別にいいじゃん!」

モノクマ「今回犯人によってキーボ君が見つかるまで時間稼ぎされたからね。あきちゃったんだもん!」

モノクマ「というわけで皆さん犯人だと思う人を指定してね」

真宮寺「何か不都合なことがあって、結果を急いでるんじゃないの?」

百田「やっぱり、首謀者がいるはずだ!クソ!なんで思い出せないんだ!」

赤松「とりあえずみんな!私に投票して!」

東条「でもそうするとあなたが…」

赤松「いいから!私のことは気にしないで!」

赤松「投票してからも時間があるはずだから!それに賭けよう!」

ゴン太「うう…赤松さんゴメンね!」

……………………

………………

…………

モノクマ「はーい!正解でーす!犯人は超高校級のピアニストの赤松楓さんでした!」

73 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/19(金) 19:07:56.17 ID:4yDi6LXt0
最原「だ、だれか思い出せた?」

白銀「だめ、全然思い出せないよー」

アンジー「神様も寝ちゃって、黒幕がだれか教えてくれないよー」

星「なんでもいいから誰か思い出せないのか!時間がねえ!」

茶柱「転子はダメです!」

王馬「というより、その記憶で首謀者を当てることが無謀だったんだよ」

王馬「赤松ちゃん…残念だけど諦めて…」

最原「そんな…ダメだ!だったら僕がなんとか!」

赤松「やめて!」

最原「あ、赤松さん……」

赤松「そんなことしたら最原くんが死んじゃうじゃん」

赤松「いいんだよ…私の願いは君がかなえてくれるでしょ」

最原「そんなこと言わないでくれよ!その願いだったら一緒に叶えようよ!」

赤松「最原くん、最後に思い出したんだけど、最原君のぼ…」

モノクマ「はいはい、もうお話はお終いね!」

モノクマ「それでは赤松さんにオシオキを実行しまーーす!」

こうして最後の赤松さんの言葉を全て聞くことがなく、赤松さんはオシオキされてしまった。
74 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/19(金) 19:10:50.25 ID:4yDi6LXt0


最原の個室


最原「ダメだ、思い出せるのはキーボ粉のことだけ。」

最原「あと…かろうじてプレス機について思い出せるけど…」

最原「肝心の首謀者について全然思い出せないよ…」

最原「…………………………………………」

最原「そういえば、赤松さんは最後に何を言おうとしたんだろう…」

///////////////////////////

赤松「最原くん、最後に思い出したんだけど、最原君のぼ…」

///////////////////////////

最原「最原君のぼ……」

最原「『ぼ』で始まるもので考えれば…」


赤松『最原くんのボケカス!!』

赤松『最原くんのぼんくら!!』

赤松『最原くんの凡夫!!』


いや…最後に悪口を言う人じゃなかった…


赤松『最原くんのボンド!』


もってない


赤松『最原くんのボードゲーム!!』


遊んでいる時間はない



赤松『最原くんのビデオ』

ビデオなんて持ってないし、『ぼ』で始まってすらいない



赤松『最原くんの防弾チョッキ!!』


そんなもの着ていない



赤松『最原くんの帽子!』
75 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/19(金) 19:15:26.41 ID:4yDi6LXt0
最原「まあ、確かに帽子はつけているけどさ…」

最原「あ、そうだ!思い出したぞ!」

僕はあることを思い出すと自分の帽子を手に取った。



そしてビリビリに引き裂くと帽子からDVDディスクがでてきた。

最原「僕は帽子にDVDを入れることがあったんだ」

最原「でもこのディスクに見覚えはないな。いったいいつ入れられたんだ?」

最原「いや、大事なのは内容だ!すぐに中身を見よう!」

最原「AVルームに行くぞ!」


AVルーム

最原「さて、再生っと…」

僕はDVDレコーダーに帽子に入っていたディスクを入れるとすぐに再生をした。

するとそこには驚きの人物が映っていた。









天海『やあ、最原君!でいいんすかね?このDVDを見ているのは?』
76 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/19(金) 19:22:32.76 ID:4yDi6LXt0

天海『誰かわからないっすけどこのDVDの存在を思い出してくれて良かったっす』

天海『まあ、いろいろ聞きたいことはあると思うっすが』

天海『このDVDを見ているってことはキーボ君が粉になって…』

天海『そしてキーボ粉についての古い記憶が蘇ったはずっす』

天海『なんでキーボ粉についての古い記憶が蘇ったのかをまず説明させてください』

最原「なんなんだこのDVDは?」

天海『その古い記憶は平行世界の最原君が体験した記憶を思い出しているんです』

天海『なぜそんなこと出来るかは記憶ライト…』

天海『その副作用によるものだと考えていいっす』

天海『そして、何故かいろいろな平行世界でキーボ粉が誕生しているんすよ。いろいろなことが原因でね』

天海『まあ…かくいう俺も………』
77 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/19(金) 19:25:45.75 ID:4yDi6LXt0

/////////////////////////////

プップー

最原「お〜い、天海く〜ん」

天海「最原くんじゃないっすか。どうしたんっすか?こんな車」

最原「カジノでブレインドライブ式の車が当たっちゃってさ。早速ドライブしているところなんだ」

天海「そうなんっすか。いいっすね」

最原「良かったら天海くんも乗る?割とこれスピード出るんだ」

………………………………

…………………………

天海「…最原君。俺にも運転させてもらってもいいっすか?」

最原「別にいいよ。これATだから運転しやすいけど、事故だけには気をつけてね」

天海「大丈夫っす。俺の華麗なドライブテクニックを見て欲しいっす。ただ、校舎を回るだけですけど」

最原「わかったよ。じゃあ、隣でじっくり見させてもらうよ」

*登場人物は全員自動車免許を持っております。
無免許運転はやめましょう。

……………………

……………

その後、天海くんはキーボ君を轢いてしまいました。

天海「どうなるっすかね…これ…」

最原「どうなるも何もこれは裁判不可避だよ…天海くんのせいで……」

天海「いや、確かに俺がキーボ君を轢きましたが車は最原くんのじゃないっすか」

最原「関係ないよ!運転していた天海くんがクロだよ!」

……………

………


天海「形はもう決めてあるっす。さっき事故ったときに車に傷がついたボンネットにするっす」

天海「名づけてキーボンネットっす」

最原「あ!ならついでにバンパーの部分も作ってくれない?バンパーの部分のダメージがでかかったんだよね」

天海「最原くんふざけてるんすか?車の修理しているんじゃないんすよ?キーボ君に失礼だと思わないっすか?」

最原「ご、ごめん…」

最原(天海くんが轢いたくせに…)

天海「一応仲間だったこと忘れてないっすよね?修理したい気持ちは捨ててください」

天海「あくまでも隠蔽の為にやってるんっすからね」

最原「そ、そうだったね。気をつけるよ」

天海「それにキーボバンパーなんて名前が合わないじゃないっすか。センスないっすよ」

最原(まさかそれが一番の理由じゃないだろうな…)

僕は車に乗り、天海くんは車を発進させた。

車は校舎内に入り、階段を下りて図書室へと入り、隠し部屋へ特攻した。

/////////////////////////////
78 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/19(金) 19:28:21.05 ID:4yDi6LXt0


天海『とまあ、こんな風にキーボ粉ができる世界が増えていったっす』

天海『その度に平行世界同士で記憶が共有されているっす』

天海『そしてきっかけがあれば思いだせるっす』

最原「なるほど…そういうことだったのか」

最原(校舎内を車で走るなんて見たことないし、今後もないんだろうな)

天海『ま、この話はここまでにして次の話に入るっす』

天海『まず、首謀者については自分で思い出してください。』

天海『大丈夫。君ならできるっす』

天海『そして今君にはやって欲しいことがあるっす』

最原「やってほしいこと?」

79 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/19(金) 19:31:41.27 ID:4yDi6LXt0

天海『それは今から過去に戻って首謀者を捕まえて欲しいっす。』

最原「過去に戻る?そんなことできるのか?」

天海『過去に戻り、首謀者を捕まえれば、今亡くなっている人も生き返るし』

天海『他のすべてのキーボ君を救うことができるっす』

天海『お願いします。すべての世界のキーボ君を救ってください』

天海『まずはやり方を教えるっす。東条さんに協力を仰ぐといいっす。必要なものはキーボ粉で…』




超高校級の発明家の研究教室

東条「ここには色々な加工機器があるから金属の加工にうってつけね」

最原「そうだね。懐かしさも感じるよ」

東条「そうね。とりあえずキーボ粉をこの溶鉱炉に入れて熱し、キーボ粉を液体にする」

東条「その間に3D-CADと加工機で球体の金型を作りましょう」

東条「作った金型に熱したキーボの液体を入れ、急速に冷やす」

東条「これでキーボ君は7個の球体になったわ。名づけてキーボールと呼びましょう」

東条「キーボ君に敬意をこめて、ワックスで拭いておきましょう」

最原「そうだよね。敬意は必要だよね」

東条「ふう…ピカピカになったわ」ピカピカ

最原「よし、必要なものは手に入れたぞ!」
80 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/19(金) 19:34:09.17 ID:4yDi6LXt0

最原「出でよ!何かしら願いを叶えてくれるものよ!」

僕はキーボールにそう言うとキーボールが光だし、その光からウサギのような生き物が現れた。

ウサミ「あなたの願いは何でちゅか?」

最原「時間を元に戻してくれ!」

ウサミ「わかりまちた!それ!時間よ戻れ〜!」

すると辺りが光だし、僕はそこで意識を失った。
81 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/19(金) 19:35:59.88 ID:4yDi6LXt0
バタ!

記憶がぼーーっとする。


ここは何処だ?



手を伸ばしてみる。




するとそれはドアだったようでドアが開き、僕はバランスを崩す。




僕は倒れこんだ。




顔をあげる。



そこには赤松さんがいた。
82 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/19(金) 19:40:02.21 ID:4yDi6LXt0

最原「え?え?」

最原(僕は本当に時間を戻ったのか?)

赤松「まあ、混乱するのはわかるけど落ち着こうよ」

赤松「私もさっぱりわかんなくて…」

最原(ロッカーから出てきたってことは本当に一番最初のところか)

最原「ゴメン。信じられないかもしれないけど、僕と君は別の場所であったことがあるんだ」

赤松「え?何それ?……もしかしてストーカー?それとも誘拐犯?」

最原「違うよ!そうじゃなくて…」

最原(記憶があるのは僕だけなのか…)

最原(でも赤松さんが生きていればそれで…)

最原(いや、キーボ君も助けないと…)

最原「とりあえず、君に聞きたいことがあるんだ」

赤松「え?何?…………怪しいなぁ…」

最原「大丈夫。一つだけだから…」










最原「キーボ粉って知っている?」

赤松「……………………」

赤松「………………………………」

赤松「……………あ……………………………」

赤松「うん!知っているよ!最原くん!」

最原「思い出したんだね!」

赤松「うん!今ならみんな生きているよね?」

最原「多分。とりあえず、白銀さんを捕まえよう!」

赤松「よし!確か龍の像のところにいたよね?」

83 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/19(金) 19:43:43.53 ID:4yDi6LXt0
白銀「うーん。これは良い像だ…」

白銀「あれ?誰かが走ってくる……?」

最原「うおおおおおおおおお!!!!」

赤松「うおおおおおおおおお!!!!」

白銀「何あれ!?なんだか不味い予感がする!」

白銀「逃げないと!」

最原「あ!白銀さんが逃げた!」

赤松「追いかけないと!」

赤松「仕方ない!ブレインドライブで追いかけよう!」

赤松「最原くん!助手席に乗って!」

最原「わかった!!」

最原(まさかまた屋内で車に乗るなんて……)





こうして僕たちは白銀さんを車で追いかけた。

途中、白銀さんに階段を上下されたのですぐに車は廃車になった。

しかし、記憶を元に戻したのは赤松さんだけではなかったらしい。

百田くんや春川さん。他のメンバーも記憶を思い出したようで、みんなで白銀さんを追いかけた。

そして、図書室まで追いつめることに成功した。
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 19:46:27.73 ID:0pd0FhpCO
怒涛の展開過ぎて笑いが止まらん
85 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/19(金) 19:48:52.70 ID:4yDi6LXt0
白銀「タイム!タイム!」

白銀さんは追い詰められたからなのか降参をした。

百田「お前が何も抵抗しないっていうならこっちからも何もしねぇ」

百田「とにかく、この学園から外に出してくれ!」

白銀「ちょっと待って!みんな勘違いしているよ!私は首謀者なんかじゃないよ!」

春川「はあ?なにその嘘?もっとマシな嘘つきなよ」

白銀「ホント!ホント!私はただ記憶改変ライトで首謀者にされただけなんだよ!」

王馬「へえー。じゃあその証拠がある?」

白銀「もちろん!今ならマザーモノクマに私が声をかけても反応しないはずだから見てみてよ!」

最原「わかった。とりあえず、確かめてみよう」

天海「最原君。油断しちゃダメっすよ」

白銀「いやいやホントなんだって…」




そして、隠し部屋に行きマザーモノクマに白銀さんは声をかけた。

しかし、反応なし。モノクマを作ることはできなかった。

白銀「ね?だから言ったでしょ?」

東条「白銀さんの持ち物をチェックしたけれども、記憶改変ライトのようなものは持ってないわ」

王馬「ってことは本当に抵抗する意思もないんだね」

最原「ってことは今まで真の黒幕とは違う人を僕たちは追い詰めていたのか。」

最原「しかも仲間なのに…………ごめんね白銀さん」

春川「私も…………嘘つきって言ってごめん」

白銀「いいよ、気にしないで…。私だって記憶改変ライトのせいで首謀者の望むような動きをしちゃったんだから」

赤松「でも白銀さんが本当はいい人でよかったよ!」

真宮寺「僕の目に狂いはなかったことに安心したヨ」

真宮寺「彼女の今までの行動が嘘じゃなかったことなんだからネ」

百田「くそ!白銀のことを利用したこのゲームの黒幕は絶対許さねえぞ!」

夢野「それで?その黒幕はどこにいるんじゃ?」
86 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/19(金) 19:52:03.89 ID:4yDi6LXt0

白銀「チームダンガンロンパって組織………どこにいるかわからない。でも外の世界にいるはずだよ!」

茶柱「そうですか。か弱い女子を操るなんてこの転子が成敗します!」

ゴン太「ゴン太だって!紳士は女性を守るものだから!」

アンジー「アンジーも黒幕を見つけるのに協力するよー!」

入間「このオレ様を利用したんだ。ぜってー仕返ししてやるからな。」

白銀「とりあえず、外に出る方法はわかってるけど…」

白銀「あのさ、地味に危険だし外にでて普通に暮らすだけでも…」

白銀「この状況はそこのキーボ君の内臓カメラで見られているわけだし…」

赤松「何言っているの!ここには超高校級が16人もいるんだよ!」

赤松「出来ないことはないって!」

最原「そうだね!それに外にでてやることもあるし」

星「やれやれ…そうだったな」

東条「やっとみんなの依頼……願いが叶うのね」

夢野「ここまで長かったのう…」

キーボ「そうですね」

天海「この世界では全然時間が経ってないっすけどね」

最原「よし!それじゃあ外に向けて出発だ!」
87 : ◆14iW9oDzjQ [saga]:2018/01/19(金) 19:54:58.88 ID:4yDi6LXt0

こうして僕たちは夢にまで見た学園脱出を成功させ、友達になったのだ。

しかも、そこにキーボ君がいるのだ。

色々な世界線でキーボ君の犠牲があったことでこの世界の僕たちがいるのだ。

ただ、僕達のような人たちをなくすためにもチームダンガンロンパを止めないといけない。

僕はキーボ君(本人)と共にこれからも歩いていくだろう。


ありがとう他の世界のキーボ君。さよならキーボ粉。君達の事は一生忘れないよ。

最原「これからもよろしくね!キーボ君!」






『2.諦める』ルート

おわり


隠蔽シリーズ   完結
88 : ◆14iW9oDzjQ [saga]:2018/01/19(金) 19:57:13.26 ID:4yDi6LXt0

これで隠蔽シリーズは完結です。
ダンガンロンパシリーズも最後は超展開だし、最後は超展開にしましたが不満があったらごめんなさい。
いままでのシリーズを読んでくれた人、今回の話を読んでくれた人に感謝します。

またssを書くことがあったらよろしくお願いします。
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 20:13:59.69 ID:0pd0FhpCO

楽しませてもらいました
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 20:16:21.16 ID:b78rBRvIo
とうとうキーボ粉ss終わったか
毎回笑わせてもらったよー
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 20:34:48.98 ID:DMrAA/hgo

最終回に相応しい面白さだった
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 20:51:58.75 ID:mpEWV+gDO
キーボ粉よ永遠なれ
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 21:28:10.33 ID:M9xajgMGO

一番好きなのはキーボールかな
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 22:15:13.79 ID:+18Hx1+qo
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/19(金) 23:34:03.84 ID:2r/om0Rw0
車で追いかけるシーンで変な声が出たわww
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 00:07:49.42 ID:a48tX+MzO
そういや天海って自動車嫌いなはずじゃ・・・
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 20:03:30.55 ID:yGrPhgFE0
ブレインドライブで草生えた
98 : ◆14iW9oDzjQ [sage saga]:2018/01/20(土) 20:16:47.65 ID:7Mhqrm720
>>96
把握していませんでしたが、確かにその通りでした。車に乗りたがるのに違和感ありますね。
天海が運転したい理由は車を破壊するためで、わざと目に付いた硬い物にぶつかろうとした
みたいな脳内変換を自由にしてください。
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 21:21:38.31 ID:h699x3bA0
面白かった
まさかキーボ含めて全員生存するとは…!
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/10/25(木) 06:21:08.61 ID:6lcT1VWy0
あげ
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