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【モバマス安価】凛「いい加減決着をつけようよ」 まゆ「望むところです」

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692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 17:23:17.82 ID:iOsZ6jx2o
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 17:24:53.51 ID:Efva4KFG0
ぬわーっ
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 17:32:37.80 ID:BhJ+Nf5t0

凛:2マス進む+4

【進行状況】

   東京  神奈川 新潟  富山
凛  ○○○ ○○○ ○☆○ ●☆○

   東京  神奈川 新潟  富山
まゆ ○○○ ○○○ ○☆● ×☆○


凛「!?」

凛「くっ……今回はフラグ神に愛されなかったね」

凛「まあいいや。2が出たから、そこに2を足して4」

凛「……え?」

凛「あれ? ちょっと待って、おかしい」

晶葉『おかしくないぞ!』

凛「おかしいよ、だって4マス進んだら1回休みのマスに止まっちゃうよ?」

晶葉『現実を受け入れるんだろ?』

凛「……も」

凛「もうダメだぁ……おしまいだぁ……!」グスッ

美里「隅っこで体育座りしちゃった」

里奈「あれは?」

晶葉『ネガティブになってるんだ。慰めてやってくれ』

晶葉『いや、そんな暇もないな! いくぞ凛!』
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 17:50:50.04 ID:BhJ+Nf5t0
凛「嫌だ、行きたくない」

晶葉『ぐずったって仕方ないぞ?』

里奈「立てー! 立つんだしぶりんちゃんー!」

美里「きっと良いことあるよぉ♪」

里奈「アタシたちも幸運を願ってるぽよ☆」

凛「里奈……美里さん……」

凛「ありがとう、頑張るよ私」

晶葉『切り替えができたな。富山までひとっ飛びだ!』

ビュンッ

――――

ビュンッ

凛「1回休みって何されるの? 縄でがんじがらめ?」

晶葉『そんな酷いことはしない! まあ流れに身を任せればいいさ!』


???「凛さーん!」スタタタッ


晶葉『来たか』

凛「?」
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 17:53:51.42 ID:BhJ+Nf5t0
一旦休憩します、再開は19時過ぎに

>>688
ぜひ行きたいイベントですね
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 17:57:31.65 ID:Zb1aqDLYO
ここでまゆが特技重ねて追い討ちかけたらしぶりんはどんな顔をするのか
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 18:01:21.05 ID:Efva4KFG0
まゆ「とっておきのダメ押しというやつだッ!」
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 20:09:18.86 ID:HRMaHZ5jo
ありすは巴と柚に合わせてくる気がするんだよな。ももぺあべりーもあるし
荒木先生は虹色として関ちゃんは桃華と乙倉ちゃんあたりとCu年少組組んでほしいなあ
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 20:10:16.79 ID:HRMaHZ5jo
誤爆ですすいませんほんとすいません…
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 04:29:30.42 ID:1jqea5380
少し横になるはずがガッツリ眠ってしまった…本当にすみません
今日も昼から始めていきたいと思います

>>700
お気になさらず
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/11(日) 13:37:14.09 ID:1jqea5380
千枝「はぁ……はぁ……このマスに止まったの、凛さんなんですね」

凛「千枝がここの番人なんだ」

晶葉『嫌な言い方はやめろ!』

晶葉『さて、案内は千枝がしてくれるからな! 私はここで失礼するぞ!』

晶葉『ゆっくり堪能してくれ!』

凛「堪能? 何を?」

凛「……返答無し。もう行っちゃったんだ」

千枝「温泉ですよ」

凛「え」

千枝「私たちがこれから行くのは、金太郎温泉っていう旅館です」

千枝「そこでの時間を堪能してってことなんだと思います……」

凛「ふーん、このゲーム温泉にも入れるんだ」

千枝「はい。ここからちょっと歩いたところにあるんです」

凛「……」

凛(もう現実で旅行に行かなくてもいいんじゃない?)

凛(目的地はサイコロの目に委ねられるけど)

千枝「……あの……嫌、ですか?」

凛「!」
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/11(日) 13:54:10.53 ID:1jqea5380
千枝「凛さんのことですから」

千枝「私とじゃなく、どうせならプロデューサーさんと一緒に行きたかったって……」シュン

凛「思ってない思ってない! すごく嬉しいよ!」アセアセ

千枝「本当ですか……?」

凛「うんうん。千枝ともっと話して仲良くなりたいって思ってたし」

凛「ちょうど良い機会だよ」

千枝「でも私、プログラムですし……」

凛「プログラムでも千枝は千枝でしょ? さあ行こう、どこにあるの?」ギュッ

千枝「凛さん……ありがとうございますっ」ニコッ

千枝「向こうです!」

スタスタ

――――

千枝「着きました」

凛「ここかー、ワクワクしてきた。部屋はとってあるの?」

千枝「凛さんの名前で2名予約しておきました」

凛「まさかお金いる? 持ってないんだけど」

千枝「いりませんよ。そういう設定にしたらしいので」

凛(設定次第ではお金払わなきゃいけないんだね)
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/11(日) 14:12:43.60 ID:1jqea5380

――――

ガチャ

凛「うわー、豪華な和室だ」

凛「こんなところで過ごせるなんて……1回休みも悪くないかもね」フフ

千枝「凛さん、部屋も確認しましたし」

千枝「浴衣に着替えてくつろぎましょう!」

凛「そうだね。旅館と言ったら浴衣だよ」

(5分後)

凛「どうかな」クルクル

千枝「すごく似合ってます!」

凛「千枝も可愛いよ」クスッ

凛「……改めてこの部屋を見ると、2人だけじゃ広すぎるね」

千枝「もっと大勢で泊まりたいですね」エヘヘ

凛「そういえば、秋田では怖がらせちゃってごめんね」

凛「なまはげやり過ぎちゃった」

千枝「勝負だったので仕方ないですよ」

千枝「もう絶対に見たくないですけど……」

凛「トラウマになった?」

千枝「寸前でした」
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/11(日) 14:33:42.68 ID:1jqea5380

――――

凛「それで、その時のまゆ震え上がるほど怖がっててさ」

千枝「お化けがいるなら千枝もそうなります……」プルプル

千枝「凛さんはどうだったんですか?」

凛「私? の、ノーコメントで」

千枝「どうして?」

凛「……」

千枝「凛さんも怖かったんですね」フフッ

凛「そりゃね……」

千枝「あ、そろそろご飯を食べに行きますか?」

凛「いいね。どういうわけかお腹も空いてるし」

凛「さっき神奈川でアップルパイ食べたのに」

千枝「神奈川から富山まで移動した時、時間が経ってましたよね?」

凛「うん、昼から夕方になってた」

千枝「ほとんどのマスの設定時間はお昼なんですけど」

千枝「ここのマスみたいに、夕方や夜になるマスもあるんです」

千枝「それで、時間が経てば当然お腹も空きますよね?」

凛「えっと……つまりこの空腹は、ゲームのルールに法ったものってこと?」
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 14:41:46.13 ID:PET+duT1O
ゲームの中なら時間無視の旅行行き放題、温泉入り放題、お酒飲み放題で入り浸りそうなアイドルがいそうだな
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/11(日) 15:13:04.67 ID:1jqea5380
千枝「のっとる?」

凛「ごめん、言い方が……とにかくおかしいことじゃないんだよね?」

千枝「はい」

凛(そっか。てっきり晶葉が、私に少しでも温泉旅館を堪能してもらうために)

凛(お腹を空かせたっていう粋な計らいだと思った)

千枝「早く行きましょう! 私もお腹ぺこぺこです!」

凛「ふふ、分かったからそんなに急がないで」

――――

まゆ「1回休みなのに羨ましいと思ってる私がいます」

早苗「ねー、あたしも温泉入りたい」

早苗「菜々ちゃん、一緒に瀬波温泉行かない?」

菜々「zzz……zzz……」

早苗「寝ちゃってるか」ハハ…

晶葉『まゆ、サイコロを振っていいぞ!』

晶葉『まゆの行動が終わる頃には、凛もサイコロを振れるようになってるからな!』

まゆ「はい」スッ

まゆ「1回休みじゃなくて温泉にも入れるマスに止まれるように……お願いっ」ポイッ

コロコロコロ

晶葉(それだとスペシャルマスくらいしかないな)


【進行状況】

   新潟  富山  石川  福井
凛  ○☆○ ●☆○ ○×× ○○○

   新潟  富山  石川  福井
まゆ ○☆● ×☆○ ○×× ○○○


↓1 コンマ一桁 0は10 特技を使う場合は使用のレスを加えてください
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 15:14:15.94 ID:WIvwKs48o
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/11(日) 15:28:25.42 ID:1jqea5380

まゆ:4マス進む+2

【進行状況】

   富山  石川  福井  山梨
凛  ●☆○ ○×× ○○○ ○☆×

   富山  石川  福井  山梨
まゆ ×☆○ ○×● ○○○ ○☆×


まゆ「!!」

早苗「あー……これってもしかして」

まゆ「4に2をプラスして6」

まゆ「6マス進んだら……×の上に止まりますね」

まゆ「こんな……バカなことが……っ」プルプル

晶葉『現実だまゆ!』

まゆ「凛ちゃんが×マスに止まって」

まゆ「これで突き放せると、そう思った次の瞬間ですよ?」

まゆ「何でこんなに1回休みが多いんですか……!」

晶葉『ここら辺は多いんだ! そう設定した!』

まゆ「うう……しょうがないですね」

まゆ「温泉に泊まれるから良しとしましょう!」

晶葉『温泉とは限らないけどな!』

まゆ「っ……!」ガーン
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/11(日) 15:54:57.52 ID:1jqea5380
早苗「じゃあどんなマスなの?」

晶葉『止まってからのお楽しみだな!』

まゆ「ヘトヘトになるのは嫌ですよ……」

早苗「まゆちゃん、何が起きても挫けずにね!」グッ

まゆ「不安を煽らないでくださいよぉ。と、とりあえず行ってみます」

まゆ「それでは」ペコリ

ビュンッ

早苗「菜々ちゃーん、温泉行くわよー。よいしょっと」

菜々「んがっ……おんぶー……えへへ……」

――――

ビュンッ

まゆ「温泉でありますように温泉でありますように」

晶葉『そんなに入りたいのか?』

まゆ「数々の勝負で疲れた体を癒したいので」


???「1、2、3、4! 5、6、7、8!」

まゆ「……!」


いつき「1、2、3、4! 5、6、7、8!」

まゆ(いつきさんが公園でレッスンしてる)
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 15:55:58.70 ID:1jqea5380
一時休憩します
16時半くらいに再開します
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/11(日) 17:05:05.77 ID:1jqea5380
まゆ(嫌な予感が……)

いつき「あ、まゆちゃん!」スタタタッ

いつき「ごめんね? 自主レッスンしてて気づかなくて」

まゆ「今来たところなので」

いつき「そうなの? よかった!」

いつき「ううん、よくないよね。1回休みのマスだし……」

まゆ「どんなことをするんですか……?」

いつき「温泉だよ♪」

まゆ「!!」

いつき「加賀温泉郷って知ってるかな? 粟津温泉、片山津温泉」

いつき「山代温泉、山中温泉の4つの種類の温泉地があるんだけど」

いつき「今からそこを巡ろうって思ってるんだ」

まゆ(よかった、予感が外れてくれました)

まゆ「嬉しいです! 実は入りたいなと思ってたところなので」

いつき「楽しみにしててね☆」

いつき「じゃ、まずは運動しよっか」

まゆ「へ?」
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/11(日) 17:16:08.58 ID:1jqea5380
いつき「体を動かしてから入ると、とっても気持ちいいんだよっ!」

いつき「まずは準備運動から!」

まゆ「い、いえ……私は遠慮します……」

いつき「かるーくでいいから、かるーくで」

まゆ「……」

まゆ(予感的中でしたね)

いつき「いっちに、さんし、ごーろく、しちはち」

――――

まゆ「はぁっ……はぁっ……」

いつき「よし、こんな感じかな」

まゆ「こ、これのどこが……準備運動なんですか……!」

まゆ「筋トレして……ランニングもして……」

いつき「ごめんね。途中から運動に移り変えたの」

いつき「良い汗かいたでしょ?」

まゆ「かきました……お、温泉は……?」

いつき「もう到着してるよっ。ランニングの目的地だったんだ!」

いつき「ここは粟津温泉総湯。肌に優しくてなめらかなお湯が湧き出てるの」

いつき「美人の湯、なんて言われてたりもするんだよ?」
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/11(日) 17:29:59.20 ID:1jqea5380
まゆ「美人の湯……入浴したら美人になれるでしょうか」

いつき「入らなくたって、まゆちゃんはとても可愛いから」

いつき「大人になれば自然と美人になると思うけどな」ニコッ

まゆ「あ、ありがとうございます。でももっともっと自分を磨いていきたいので」

まゆ(プロデューサーさんのために)

――――

カポーン

まゆ「はふぅ……」

まゆ(気持ちいい……体がぽかぽかして)

まゆ(疲れがとれていく……)

いつき「湯加減はどう?」

まゆ「最高です。運動してよかったです」

まゆ「汗を流した後のお風呂は格別ですね♪」

いつき「だよね♪ 実家に帰ったら、必ず温泉巡りをするんだ」

いつき「たくさん運動するのも好きだけど、運動の後に美味しいもの食べたり」

いつき「お風呂に入ったりする時間も幸せなんだよね」

まゆ「今のまゆにはその気持ちがよく分かります」

いつき「ここを出たら、また走ろうね!」

まゆ「え"」
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/11(日) 18:02:35.37 ID:1jqea5380
まゆ「さ、さすがにそれは……」

いつき「んー、だねっ。ウォーキングと乗り物で向かおうか」

まゆ「ぜひ!」

――――

まゆ「……」

まゆ(走ったせいか歩くのも辛くなってきてる)

いつき「着いたよ! ここが片山津温泉総湯!」

いつき「潟の湯と森の湯に別れてて、それぞれ窓から見る景色が違うの」

いつき「1日ごとに男女で入れ替わって、今日は森が女湯だね!」

まゆ「窓から何が見えるんですか?」

いつき「豊かな自然だよ。季節ごとに彩りが変わってね、見とれちゃうんだ♪」

まゆ「へぇー……」

――――

いつき・まゆ「はぁー……」

まゆ「生き返ります……」

いつき「あはは、お年寄りみたい」

まゆ「つい言っちゃいました」クスクス

まゆ「わぁ、本当! 紅葉がいっぱいです」
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/11(日) 18:16:23.36 ID:1jqea5380
いつき「冬なのに紅葉って、おかしいけどね」フフ

まゆ「ゲームの中だからこそですね」

まゆ(こういうこと実感するたびに、晶葉ちゃんの凄さを思い知ります)

いつき・まゆ「……」ポー

まゆ「……あの」

いつき「?」

まゆ「また温泉に行くんですか? 歩いて」

いつき「ううん、残りの2つは明日にしよう」

いつき「次はマッサージをしに行って、ホテルに泊まろうって予定を立ててる」

まゆ(よし!)グッ

いつき「ひょっとしてまだウォーキングしたかった?」

まゆ「いえいえ! もう充分ですから」

まゆ「明日にとっておきたいです!」

いつき「そう……?」

まゆ(危なかった……)
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/11(日) 18:27:55.71 ID:1jqea5380
まゆ「……」

まゆ(私が1回休みになったことによって、2人の差は変わらないままですね)

まゆ(向こうも同じ状況ですし……少しの休息ということで)


晶葉(気を抜いてのんびりしてるな)

晶葉(ずっとゲーム続きだったから、無理もないか)

晶葉(ゲームの中で休憩というのも変な話だが)

晶葉(……凛の様子を見てみるか……)

――――

凛「ふー、美味しかった」

千枝「豪華なお夕飯でしたね」

凛「ねー」

晶葉(凛の奴、勝負のことをすっかり忘れてるな)

晶葉(このイベントが終わるまで、私が介入するのはやめておこうか)

凛「ねえ、そろそろメインを楽しまない?」

千枝「メイン……温泉ですね!」

凛「ゆっくり浸かって満喫しよう」

凛「どっちが早く入浴セットを準備できるか勝負だよ」スタタタッ

千枝「あっ! ふふっ、ズルいです!」スタタタッ
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 18:28:53.17 ID:1jqea5380
すみません、夜も始めると言ったのですが
今日はここまでにします

明日は22時過ぎから始めます
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 18:39:38.90 ID:38q0eJbk0
乙、ウサミンと温泉行って先に上がって待ってたところにホカホカになって髪まとめた浴衣ウサミンがのれんの向こうから出てきてアー可愛過ぎるとなりたい
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 18:59:29.42 ID:Hwt01RK7o
プロデューサーさんのためにってセリフでプロデューサー争奪戦してるの思い出した
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/13(火) 20:06:33.57 ID:6pCChH0+0
昨日始められずすみませんでした…
22時から始めます
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/13(火) 20:37:23.16 ID:vCJWgErko
待ってる
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/14(水) 05:01:10.41 ID:vaVdNbfT0
また眠ってしまいました…
凛とまゆ、2人とも1回休みでしばらく安価が出ないので
安価を出すところまで書き溜めて、今日の夜に投下して始めていきます
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/14(水) 20:20:32.18 ID:vaVdNbfT0
0時過ぎから始めます
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 00:15:43.94 ID:i/vNDelS0
書き溜めができなかったので、続きから書いていきます…
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 00:25:04.48 ID:i/vNDelS0

カポーン

凛「露天風呂最高」

千枝「リラックスできますね」

凛「戦いの疲れが癒されるよ……」ジャバッ

晶葉(覚えてたか)

凛「まさか、まゆも1回休みになるとは思わなかったな」

凛「ほんのちょっとの休戦だね」

千枝「……」ジー

凛「? どうしたの千枝」

千枝「凛さんの肌、すごく綺麗ですべすべしてそうです」

凛「千枝もね」フフ

千枝「触ってみても……」

凛「いいよ」

千枝「ありがとうございます」ドキドキ

千枝「わー……」サワサワ

凛「私も触っていいかな」

千枝「どうぞ」
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 00:34:37.82 ID:i/vNDelS0
凛「……言っとくけど」

凛「これは事案じゃないから。女同士だし」

晶葉(私に言ってるのか)

凛「ふーん……」プニプニ

千枝「く、くすぐったいです」

凛「ごめんごめん。触り心地がよくってつい」

千枝「……」ジー

凛「何?」

千枝「あの……私……」

千枝「凛さんみたいな、すらっとした体になりたいんです」

千枝「どうすればいいでしょうか!」

凛「どうすればって……特別なことはしてないし、困る質問だよ」

凛「普通に過ごしてればいいんじゃない?」

千枝「普通ですか……」

千枝「分かりました。普通に過ごしますっ」

凛「う、うん。頑張って」
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 00:44:49.49 ID:i/vNDelS0
凛「けど変わってるね。もっとこう、大きくなりたくないの?」

千枝「?」

凛「だから、胸とかお尻とか。セクシーな感じにさ」

千枝「はい……恥ずかしいので」

千枝「あっ、えっと、雫さんや愛梨さんたちを悪く言ってるわけでは!」アセアセ

凛「大丈夫だよ」クスッ

千枝「せくしーな人たちは、とっても素敵だと思うんです」

千枝「でも千枝がそうなるのを想像すると……」カァァ

凛「恥ずかしい?」

千枝「見られるのが……」

凛「今だって見られてるじゃん」

凛(まあ視線は多少なりともいやらしくなるだろうけど)

凛「あのさ」

千枝「はい」
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 00:52:01.22 ID:i/vNDelS0
凛「仮に千枝がセクシースタイルになったとしよう」

凛「恥ずかしがることなんてちっともないからね」

凛「ほら、愛梨とか雫とか早苗さんとか、みんな堂々としてるでしょ」

凛「何でだと思う?」

千枝「……?」

凛「見られ慣れてるってのは当然あるだろうけど」

凛「自分に自信を持ってるからだと思うんだ」

凛「これが自分なんだって、隠さずありのままを見せつけてるんだよ」

千枝「見せつけてる……」

凛「そう、見せつればいいんだよ」

凛「胸やお尻が大きくなっても、どうだ! ってさ」

千枝「な、なるほど……」

千枝「少し気持ちが楽になりました! ありがとうございます!」

凛「いいって」フフッ

晶葉(間違った知識を植え付けてしまったような……)

晶葉(千枝本人じゃないからいいんだが)
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 00:53:30.50 ID:i/vNDelS0
すみません、本当に少ないのですが今日はここまでにします

見てくださってありがとうございます
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 01:01:59.74 ID:iL3hDum60
ゆっくりでいいから頑張れ
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 01:51:07.64 ID:cPxAu7YG0
乙、凛はこういうアイドルとして、みたいなの普段から凄く考えてそうだね
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 22:22:59.11 ID:i/vNDelS0

――――

千枝「いいお湯でしたね」ホカホカ

凛「何回も言うけど、本当に最高だったね」ホカホカ

凛「ふわぁ……眠くなってきた。ふかふかベッドにダイブしたい……」

凛「ゲームの中なのに、眠気を感じるんだね」

千枝「凛さんたちは存在ごとゲームに取り込まれましたから」

千枝「現実世界と同じように、お腹が空いたり眠くなったりするのは当たり前ですよ」

凛「どこか恐怖を感じる説明だね」

千枝「ごめんなさい、そんなつもりは……」

千枝「プレイヤー全員がゴールすればちゃんと元に戻るので、安心してください!」

凛「そっか……はぁ、ダメだ眠い。満腹になって体も暖まっちゃったら、次はこうなるよね」

凛「まゆとの戦いに備えて、もう寝よう……」

千枝「え、もうですか?」

凛「何かしたいことあるの?」

千枝「せ……せっかくの温泉ですし」

千枝「もっと遊びたいなって……トランプとか……」モジモジ

凛「別にいいけど、2人でトランプは寂しくない?」

千枝「それもそうですね。じゃあ何かお話しませんか?」

凛「いいよ、お互い眠くなるまでね」ニコッ
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 22:42:06.19 ID:i/vNDelS0

――――

まゆ「うひぅっ! 痛たたたっ」

いつき「ここのマッサージ効くでしょ!」

まゆ「はい、効果抜群です。って痛いっ!」ビクッ

いつき「まゆちゃんだいぶ凝ってるんだねー!」

まゆ「い、いつきさんは平気なんですか」

いつき「痛いには痛いけど、気持ちよくもあるし」

いつき「慣れればそんなにかな♪」

まゆ「……ああ言ってますけど」

先生「もっと強くしてあげますね」ニコッ

いつき「へ? いたっ!? ちょっ、そんなの無しですよっ!」ジタバタ

――――

いつき「もー……まゆちゃん、余計なこと言っちゃダメ!」

まゆ「すみません。けど、すっきりしました! マッサージしてもらってよかったです」

いつき「そう言ってもらえて何よりだよ! あ、見えてきた。あのホテルだよ!」

まゆ「ホテルにも温泉があるんですか?」

いつき「もちろん! お料理も美味しくて絶品なの!」

いつき「予約してあるから、先に行っててくれないかな?」
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 23:07:42.71 ID:i/vNDelS0
まゆ「用事ですか?」

いつき「ううん、走ってくるの! 汗をかいてホテルの温泉も楽しまないと!」

まゆ「そ、そうですか……じゃあこれで……」

スタタタッ

まゆ(ものすごいスタミナですね)

まゆ(誘われなくてよかった……)

――――

まゆ「わぁー、贅沢な和食ですね」キラキラ

いつき「新鮮なお刺身に、ズワイカニ、甘エビ。海の幸だねっ」

いつき「いただこうか!」

パクッ

いつき「モグモグ……ゴクン。うん、美味しい!」

まゆ「茶碗蒸しも、ほっぺたが落ちちゃいます」

まゆ「ゲームの中とは思えませんねぇ……パクッ」モグモグ

まゆ「ゴクン……現実でもこういうとこ行ってみたいなぁ」

いつき「お仕事や学校で忙しいもんねー」

まゆ「はい。アイドルのみんなと一緒に旅行したいです」

まゆ「楽しく観光して……同伴してくださったプロデューサーさんと2人きりになって」

まゆ「ホテルの部屋にこっそり忍び込んで……うふふっ」

晶葉(結局そこに行き着くんだな)
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/15(木) 23:26:49.06 ID:i/vNDelS0
いつき「そうなると、凛ちゃんもその場に来てそうだね」

いつき「それで取り合いになっちゃて」クスクス

まゆ「いえ……凛ちゃんはプロデューサーさんを諦めてると思うので」

まゆ「誰も邪魔はしませんよ♪」

晶葉(すごい自信だ)

――――

いつき「ここのお湯もポカポカ温まって、気持ちよかったね☆」

まゆ「幸せな時間でした。いえ、このマスに止まってからずっと幸せですけど」ニコニコ

いつき「本当!? ならまた体動かそうよ! 現実の私にも話してさ!」

まゆ「あ、えっと……温泉とセットなら……」アハハ…

まゆ「ん……ふあぁ……あくびが出ちゃった」

いつき「そろそろ寝る?」

まゆ「ええ、時間も時間ですし……」

いつき「私はもう一運動……するのはやめとこう。せっかくお風呂入ったし」

まゆ(理由はそれなんですね)
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 23:28:35.47 ID:i/vNDelS0
今日も少なめ、ここまでで…
最近何故かすごく眠たい

明日には安価を出せるところまでいきたいです
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/17(土) 20:17:25.02 ID:VDDsKp3T0

――――

まゆ「お部屋も和の雰囲気を感じられて、素敵ですね」

まゆ「タダでこんな体験ができるなんて夢みたい……いいのかなぁ」

いつき「晶葉ちゃんお金取るらしいよ」

まゆ「え!?」

いつき「冗談だよ♪ でも中毒になりかねないから」

いつき「使用は3ヶ月に1回って定めるんだってー」

まゆ「ビックリしました……」

まゆ「ですよね。自由に遊べる許可なんか出したら、毎日やっちゃいそうですし」

まゆ「特に旅行好きのアイドルだったり、お酒好きのアイドルだったり」

いつき「お料理食べても太らないから、食い意地の張ってる人もね☆」

まゆ「ふふ、そうですね」クスクス

晶葉(欲しているマスに止まれるとは限らないがな)

いつき「あー……私も眠くなってきちゃった……」

まゆ「お話はここまでにしましょうか。電気消しますね」

いつき「ありがとう……」

まゆ「お休みなさい」

いつき「お休みー」

――――
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/17(土) 20:20:58.74 ID:VDDsKp3T0

――――

チュンチュン

千枝「凛さん凛さん」ユサユサ

凛「むにゃ……ぷろでゅーさー、そんなぷれいを……ふふ……」

凛「みんなみてるのに……だめだってば……」

千枝「凛さーん、えっちな夢を見ている最中にすみません」

千枝「もうそろそろ出発ですよー!」

凛「……ん? あれ、プロデューサーは……?」

千枝「やっと起きてくれましたね。おはようございます!」

凛「……なんだ、ここにいたんだ……」ギュッ

千枝「えっ」

凛「続きをしよう……まずはキスを……」チュー

千枝「寝ぼけてる! 千枝はプロデューサーさんじゃないですよぉ!」ジタバタ

――――

凛「ごめんなさい」

千枝「いえ……」

凛「朝ごはんは?」

千枝「ビュッフェですよ! と言いたいところですけど」
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/17(土) 20:24:46.93 ID:VDDsKp3T0
千枝「もうサイコロを振る時間ですから、続きは現実で金太郎温泉へ行って楽しんでください」

凛「そ、そんな……! お腹が空いてるのに……酷いよ……」グスッ

千枝「仕様で減ってないはずですけど」

凛「バレてた……まあしょうがないか。心残りはあるけど、充分楽しめたし」

凛「そろそろ戦闘モードに入らないとね」キリッ

千枝「負けないでくださいねっ。ここからやる気の力を送ってますから!」

凛「ありがとう。絶対無駄にしないから」


晶葉『終わったみたいだな!』

凛「晶葉! 久しぶりに声を聞いた気がする」

晶葉『なるべく邪魔しないよう心掛けてたんだ! ほら、サイコロだ!』

凛「よし……リフレッシュもしたんだから」

凛「良い目を出して、良いスタートを切りたいよね」スッ

千枝「大きいのが出ますように!」

凛「そーれっ、と」ポイッ

コロコロコロ


【進行状況】

   富山  石川  福井  山梨
凛  ●☆○ ○×× ○○○ ○☆×

   富山  石川  福井  山梨
まゆ ×☆○ ○×● ○○○ ○☆×


↓1 コンマ一桁 0は10
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 20:30:51.02 ID:NSeFmqsv0
やあっ
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 20:34:29.96 ID:iy7HlMK/o
何で千枝ちゃんは凛の寝言の内容だけでえっちな夢って分かったんですかね…
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/17(土) 20:43:49.38 ID:VDDsKp3T0

凛:2マス進む

【進行状況】

   富山  石川  福井  山梨
凛  ○☆● ○×× ○○○ ○☆×

   富山  石川  福井  山梨
まゆ ×☆○ ○×● ○○○ ○☆×


凛「2……」

千枝「こ、こういう時もありますよ! 次はきっと良い目が出ます!」

凛「うん……そうだよね。そう思うことにする」

凛「千枝、お世話になったよ。またね」

千枝「はいっ!」

ビュンッ

――――

ビュンッ

凛「同じ富山県に到着……誰が待ち受けてるかは予想つくよ」

凛「だって、富山出身は千枝と裕美しかいないからね」

スタスタ

裕美「出てくる前に当てられちゃいましたね……」

凛「ここは水族館?」

裕美「はい、魚津水族館です。100年の歴史があるんですよ」
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/17(土) 20:57:58.15 ID:VDDsKp3T0
裕美「とにかく色んな海の生き物が見られるんです。親子の休日にぴったりな場所です」

凛「説明が大雑把すぎない?」

裕美「そんなことないですよ。私も小さい頃、家族とよく行ったので」

裕美「この水族館の良さは、実際に見てみないと分かりません」

凛「そ、そう……。それで、ここでどんな勝負をするの?」

裕美「海の生物クイズです。今から晶葉ちゃんにクイズを出題してもらって」

裕美「先に5問正解したら勝ちという単純かつ明快な勝負です」

凛「海の生き物か……あんまり詳しくないな」

凛「始める前に調べちゃダメなの?」

裕美「ダメですよ。けど、水族館を見て回る時間は与えられるので」

裕美「海の生物たちをちゃんと見て、生き様を感じ取ってくださいね」

凛「無茶な」

裕美「クイズは1時間後に開始するので、またこの水族館前に来てくださいね」

凛「分かった……」

――――

凛「生き様を感じ取れってどういうことなの」

凛「魚たちを見ても、綺麗とか凄いとかしか思わないよ……」
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/17(土) 21:04:02.87 ID:uUffM99Ro
美味しそうは思わないのか
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/17(土) 21:15:48.72 ID:VDDsKp3T0
凛「あ、円柱水槽だ。こういうの好きなんだよね」

凛「ウマヅラハギ、っていうんだ。可愛い」クスッ

凛「……うん、やっぱり生き様を感じるなんて無理」

凛「とりあえずグルッと回ってみよう」

――――

裕美(余裕そうな態度を見せちゃったけど)

裕美(私もお魚のことよく知らないし……生き様ってどういうこと?)

裕美(自分で言っておいて、意味が分からない……)

裕美「!」

裕美(メダカ……可愛いなぁ)

裕美「あなたは今までどんな生き方をしてきたの?」ヒソヒソ

裕美(なんて、バカみたい)


「川ニ住ンデタンダヨ」

裕美「!?」


「トッテモイイ場所ナンダ」

裕美「……凛さん」

凛「ふふっ、気づかれちゃった」
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/17(土) 21:30:19.76 ID:VDDsKp3T0
凛「裏声を駆使したんだけど、私もまだまだだね」

裕美「どんなに上手くやっても、私そういうの信じる歳じゃないですから!」

凛「そう? ビックリしてたじゃん」

裕美「……っ」カァァ

裕美「と、ところで調査は順調ですか?」

凛「さっぱり。どう頑張っても生き様なんて感じられないよ」

凛「せいぜい、水槽の近くに書いてある魚の説明を覚えるくらいだね」

凛「裕美はどう?」

裕美「それなり……です」

凛「そっか。じゃあ、私は向こうのサメを見てくるね」スタスタ

裕美「……」

裕美(もう絶対に魚に話しかけたりなんかしない!)

――――

凛(ドチザメか。迫力あるね)

凛(サメに関する知識ならあるんだよね。世界最大はジンベエザメっていう)

凛(まあそれくらいなんだけど)
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/17(土) 22:05:39.45 ID:VDDsKp3T0
凛(こっちは……ウミガメだ)

凛(ウミガメの知識は……産卵の時に目から流すのは涙じゃないんだよ)

凛(涙じゃなくて……何だっけ?)

――――

裕美(サンゴ……綺麗……)

裕美(見てるだけで癒される……)

裕美(こっちはクラゲ? ふわふわ泳いでる)

裕美(そういえば昔、私が4歳くらいの時)

裕美(家族で海水浴に行って、クラゲに刺されたんだっけ)

裕美(ほとんど覚えてないけど……)


(1時間後)


晶葉『時間通り、今から海の生物クイズを始めるぞ!』

晶葉『両者、今の気持ちは?』

凛「根性でクリアしてみせる」

裕美「返り討ちにします」

晶葉『いい目つきだ! ではいくぞ!』
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 01:14:45.09 ID:ogVsVEMB0
晶葉『第1問! フグは昔から日本で食べられているが』

晶葉『フグの毒がない部分は、次のうちどれでしょう!』

晶葉『A・肝臓 B・胃 C・卵巣』

凛「……ふふ、なるほどね」

凛「どんな問題かと思ったら」ヤレヤレ

晶葉『お、凛は自信ありか?』

裕美「こんなの簡単ですよね」フフ

晶葉『なんと、裕美も自信があるのか!』

裕美「ありますよ」

凛「……」

裕美・凛(全然分からない)

凛(つい調子乗っちゃった、どうしよう)

裕美(またしても余裕を見せるために見栄を……。今更やっぱり分からない、なんて言えないし)

裕美・凛(こうなったらイチかバチか……いや、ダメ!)

裕美(それだとハズレた場合に恥ずかしい思いをすることになる!)

凛(どうする……こうなったらこの問題は裕美の譲るしか……)

裕美(凛さんに譲るしか……)

晶葉(いつまで経っても手を上げないということは)

晶葉(さては2人とも出まかせを言ったな?)
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 01:26:15.88 ID:ogVsVEMB0
凛「こほん……まあ、私が今手を挙げたら100%の確率で正解するんだけど」

凛「ここは裕美に譲ってあげる」ニコッ

裕美「え? いえいえ、遠慮なさらず凛さんどうぞ」

裕美「チャレンジャーなんですから、ハンデとして1ポイントあげます」

凛「そんなのいらない。早く手をあげなよ」

裕美「凛さんこそ、ハンデをあげると言ってるんですよ?」

凛「いらない」

裕美「あげます」

晶葉(やっぱりこいつら分かってないんだな)

裕美(うう、仕方ない)

凛(こうなったら直感で答えるしか……間違えたら間違えたで言い訳を……)


凛・裕美「はい!」スッ

晶葉『ようやく手を挙げたか!』


↓1 裕美

↓2 凛

コンマ二桁 高い方が1ポイント獲得
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 01:35:18.17 ID:0yMS5C2QO
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 01:37:23.89 ID:JwIT9y5eO
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 01:47:18.56 ID:ogVsVEMB0
晶葉『はい凛の方が早かった!』

凛「げっ」

晶葉『ん?』

凛「な、何でもない。えっと……」

凛「……Bの、胃……?」

晶葉『なんだ、今度は自信なさそうに答えたな!』

凛「いや、あはは……」

裕美(この反応、もしかして凛さんも嘘を?)

晶葉『まあいいだろう! 答えは……』

凛「……」ゴクリ


晶葉『Bの胃だ! 正解!』

裕美・凛「!!」

凛「しゃあ! じゃなくて当然だけどね。分かりきったことだから」

凛「別に驚きとかないし、うん」

裕美(くー、私もBって答えようとしてたのに……!)

晶葉『これでまずは凛が1ポイント先取だな! 裕美のハンデだ!』

裕美「へ? ああ、はい、そうですね。潔くハンデを受け取ったようですね」

晶葉(どっちも演技下手か)
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 01:54:48.55 ID:ogVsVEMB0
晶葉『続いていくぞ、第2問だ!』

晶葉『ヒラメの目はどこについているか、次の中から選べ!』

晶葉『A・右側 B・真ん中 C・左側』

裕美・凛「!!」

裕美(待って、これどこかで聞いたような)

裕美(右ヒラメに左カレイ、だっけ……)

凛(右カレイに左ヒラメだっけ)

裕美・凛「……」

晶葉『どっちも悩んでいるな! 心当たりがあるようだ!』

晶葉『制限時間はないから、じっくり考えろ!』

裕美・凛「……」

裕美・凛「…………」

晶葉(そんなに悩むか)


↓1 裕美

↓2 凛

コンマ二桁 高い方が1ポイント獲得
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 02:01:43.25 ID:DX6b+Kvmo
ほい
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 02:02:44.91 ID:0yMS5C2QO
バリバリー
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 02:18:33.94 ID:ogVsVEMB0
凛「はい!」スッ

裕美「!?」

晶葉『先に挙げたのは凛か! 答えをどうぞ!』

凛「日本に古くから言い伝えられてる、こんな言葉があるよね」

凛「左ヒラメに右カレイ」

晶葉『古いのか?』

凛「とにかく!」

凛「答えは左だよ! C!」

晶葉『……』

ピンポーン

晶葉『正解だ! 答えはCの左側!』

凛「ふぅ」

裕美(分かってたのにー……!)グヌヌ

晶葉『これで2ポイント目を獲得! その調子だぞ凛!』

凛「あと3ポイントか。一気にいくよ!」

裕美「喰らいつきます!」
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 02:20:20.37 ID:ogVsVEMB0
ここまでにします
昨日再開できずすみませんでした…
今日は昼、夕方、夜と始めていく予定です
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 05:00:10.33 ID:WzRaEWGZo
おつ!
裕美ちゃんほんまかわええ
今すごく怖い顔してそう
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 07:54:51.85 ID:8ITGiy/c0
七海いたらどうなってたことか・・・
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 17:11:05.08 ID:ogVsVEMB0
晶葉『ジャジャン! 第3問!』

晶葉『ウロコから数える魚の寿命で、1番長生きなのはどれ?』

晶葉『A・金魚 B・鯉 C・タラ』

裕美(そんなの分からない……金魚?)

凛(これも当てずっぽうでいくしかないかな)

凛(何となくだけど……)

裕美・凛「はい!」スッ

晶葉『むっ、今のはほぼ同時だったが……』


↓1 裕美

↓2 凛

コンマ二桁 高い方が1ポイント獲得
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 17:14:33.56 ID:ATInpA/Do
チェイサー
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 17:15:24.75 ID:3rhzaepD0
とあっ
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 17:23:55.01 ID:ogVsVEMB0
晶葉『凛だな! 答えを言ってくれ!』

裕美「そんな、今のは絶対に私が早かったですよ!」

晶葉『凛の方がコンマ1秒早く手が伸びきった! 間違いないぞ!』

裕美「うー」

凛「そんなに怒らないでよ……公平な判断なんだから」

裕美「怒ってないです」

凛(怒ってるじゃん)

晶葉『凛なんだから仕方ないぞ! さあ、早く答えを!』

凛「うん、えっと……Bかな?」

ピンポーン

晶葉『正解だ! これで凛は3ポイントゲット、勢いに乗ってるぞ!』

裕美(Cだと思ってた……)

晶葉『このまま凛が突き進むのか! 裕美が待ったをかけるのか!』

晶葉『勝負は盛り上がってきたぞ! 第4問!』
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 17:42:24.86 ID:ogVsVEMB0
晶葉『3月3日、女の子の健やかな成長と幸せを願うひな祭りがイベントとしてあるが』

晶葉『その日にある貝が使われるんだ! 次の中から選んでくれ!』

晶葉『A・ハマグリ B・サザエ C・シジミ』

凛(聞いたことあるかも。何だっけ)

裕美(前にお母さんから教えてもらったような……)

晶葉『ちなみに、この貝はお吸い物に入れて食べるんだぞ!』

晶葉『何故かというと……これを言ったら答えが絞られてしまうから伏せさせてもらう!』

裕美(答えが絞られる……?)

凛(お吸い物で食べる……)

裕美・凛(あっ!)


裕美・凛「はい!」スッ

晶葉『また同時か! 仲がいいな!』


↓1 裕美

↓2 凛

コンマ二桁 高い方が1ポイント獲得
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 17:46:54.37 ID:B1RbG66aO
勝たせてしんぜよう
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 17:47:08.67 ID:7rZU4t3Bo
だめです
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 17:52:31.73 ID:B1RbG66aO
すまない…すまない…
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 17:55:01.15 ID:wb9o34ESo
しぶりんつよ杉内?
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 18:01:42.77 ID:ogVsVEMB0
晶葉『これも凛が早かった!』

裕美「また!? もー……!」

凛「ごめんね、これも勝負だから……」

凛「答えはAのハマグリだよ」

晶葉『…………』

凛「え? まさかハズレ?」

ピンポーン

晶葉『正解だ!』

凛「よかった。ヒヤッとした」

晶葉『何故ハマグリが食べられるかというと…』

裕美「待って! これは説明させて」

裕美「ハマグリの貝殻は対になってないとピッタリ合わないの」

裕美「これを仲の良い夫婦に例えて、一生一人の男の人と添い遂げられるようにって」

裕美「そんな願いが込められてるの。つまり良縁を引き寄せる縁起物だね」

晶葉『見事な説明だな!』

裕美「分かってたのに、答えられなくて悔しかったから……」

裕美「これで凛さんは4ポイント……崖っぷちか……」

凛「裕美には悪いけど、容赦なくストレート勝ちさせてもらう」
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 18:13:29.02 ID:ogVsVEMB0
裕美「そうはさせません。ここから追い上げてみせます」

晶葉『凛、この展開何かに似ていると思わないか?』

晶葉『現実でもそうだったろう! まゆと戦って、一気に3勝し王手がかかっていたのに』

晶葉『お前は負け続け、結局3対3の引き分けに持ち込まれた!』

凛「何で知ってるの」

晶葉『天才に作られた天才だからな! 何でも知ってるぞ!』

晶葉『このまま裕美に喰らいつかれ、負けるようなら』

晶葉『お前はきっとこのボードゲームでも負けるだろう!』

凛「そんなバカな」

凛「と笑い飛ばしたいけど、こういうのって願掛けとしても大事だからね」

凛「私はこのまま裕美に勝つよ。そしてまゆにも勝ってみせる」

凛「必ずね」ゴゴゴゴゴ

裕美「!?」

晶葉『凄まじい闘志だな! 空回りしないことを願って』

晶葉『いくぞ! 第5問だ!』
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 18:24:39.32 ID:ogVsVEMB0
晶葉『黒潮には、様々な魚が回遊しているが』

晶葉『次のうち黒潮の海にいない魚はどれだ?』

晶葉『A・カツオ B・マグロ C・サケ』

凛「はい」スッ

裕美「えっ!?」

晶葉『出題し終わった瞬間だな! 本当に分かったのか?』

凛「たぶん」

晶葉『せっかく良い顔なんだから、そこはハッキリ答えて欲しいぞ!』

晶葉『答えをどうぞ!』

裕美「……」ドキドキ

凛「黒潮の海にいない魚は」


↓1 裕美

↓2 凛

コンマ二桁 高い方が1ポイント獲得
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 18:25:21.94 ID:DX6b+Kvmo
ここからここから
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 18:27:50.75 ID:4fderL7tO
おおう
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 18:35:00.15 ID:ogVsVEMB0
凛「……ごめん、ちょっと待って」

凛「いいんだよねこの答えで。うん、だって黒潮にいなさそうだし」ブツブツ

裕美「……」

晶葉(締まらないな)

晶葉『時間切れだ! 回答権は裕美に移る!』

凛「そんな!」ガーン

裕美「ありがとう! じゃあ言うね?」

裕美「黒潮にいない魚は、Cのサケ!」

晶葉『……』

ピンポーン

晶葉『正解! ようやく1ポイントだな!』

凛「やっぱサケか……素直に言っとけばよかった」

凛「そうだよ、間違ってもまだ余裕はあったんだし……」

晶葉『後悔しても遅いぞ! 反省を活かせ!』

晶葉『1対4で始める、第6問目!』
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 18:41:39.09 ID:ogVsVEMB0
晶葉『マンボウは、1回に何個の卵を生むでしょう!』

晶葉『A・3百万個 B・3千万個 C・3億個』

凛「全部多い」

裕美「お魚ってそういうものじゃないんですか?」

裕美「はい!」スッ

晶葉『お! 今度は裕美が早く挙げたな!』

裕美「当たって砕ける!」

晶葉(分かってはいないのか)

晶葉『これでハズレたら致命的だが、果たしてどうなるのか!』

晶葉『答えをどうぞ!』


↓1 裕美

↓2 凛

コンマ二桁 高い方が1ポイント獲得
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 18:43:49.11 ID:Q1PRwEJI0
せぎぃぃぃぃぃひぎぃぃぃぃ
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 18:44:07.74 ID:IIYeJB2bO
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 18:51:17.32 ID:ogVsVEMB0
裕美「マンボウが1回に産む卵の数は……」


裕美「3千万個!」

晶葉『……』

ブブーッ

晶葉『残念! 違うんだ!』

裕美「くぅ……!」

凛「ということは、回答権は私に?」

晶葉『そうだな! しかし凛も外せば、ノーカウントとなり次の問題へ移る!』

凛「次の問題はない。これで本当に決めるから」

凛「答えは……C! 3億個!」

晶葉『……』

晶葉『……正解だ!!』

凛「!!」

晶葉『正解はCの3億個! マンボウは1回に3億もの卵を産むんだ!』

晶葉『おめでとう凛!』

凛「ふふ……賭けだったんだけどね」
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 19:00:59.79 ID:0mlJYs2Ro
まあ人間も一回に何億って精子出すし
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 19:09:10.11 ID:ogVsVEMB0
裕美「おめでとうございます」

凛「!」

裕美「私の負けです……もっとお魚の知識を学んでおけばよかったですね」

凛「私も運で勝ったようなもんだから。良い戦いだったよ」ニコッ

裕美「凛さん……」

ギュッ

晶葉(勝負を終えた後の握手は、何度見てもいいものだ)

――――

カポーン

まゆ(いくらプラス2の恩恵を受けても)

まゆ(出す目が2とかじゃ、進むめるものも進みませんけどね)プイッ

いつき「温泉はどうかな、まゆちゃん?」

まゆ「あ、はい! とっても気持ち良いです」

まゆ「ここが総湯、なんですよね?」

いつき「そうそう! 山代温泉の公衆浴場は、総湯と古総湯の2つがあって」

いつき「総湯は新しいシステムを導入した100%源泉の共同浴場なんだけど」

いつき「古総湯は明治時代の総湯を復元して、外観や内装」

いつき「それに、温泉に浸かって楽しむだけの『湯あみ』っていう入浴方法も再現した」

いつき「雰囲気も楽しめるところなんだ♪」
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 19:17:34.67 ID:ogVsVEMB0
一時中断します
22時から再開します
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 23:22:08.27 ID:ogVsVEMB0
まゆ「すごく楽しみです♪」

いつき「軽く体を動かしてから行こっか☆」

まゆ「は、はい……」

いつき「その後は、山中温泉総湯『菊の湯』って温泉に行こうと思ってるんだけど」

いつき「サイコロを振る時間が迫ってるなぁ……どうする?」

まゆ「体を動かすのは諦めましょう! 直接テレポートみたいな風にできないんですか?」

いつき「できるけど……そうだよね。温泉の良さを分かってもらいたいんだし」

いつき「運動は諦めよっか」

まゆ「残念ですけどねぇ」ニコニコ

晶葉(残念そうに見えないぞまゆ)

――――

カポーン

いつき「ここ、山中温泉総湯『菊の湯』は」

いつき「男湯を女湯の建物が別々に分かれてるんだ!」

いつき「効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、その他色々に効くんだよ!」

まゆ「じゃあ今のまゆにはもってこいですね。ちょっと筋肉痛なので」

まゆ「ここまでリアリティを追求しなくてもいいのに……」

いつき「晶葉ちゃんすごいよねー」
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 23:34:49.98 ID:ogVsVEMB0
いつき「ちなみに、外では温泉卵作り体験をやってるから」

いつき「あがったら食べていこっか☆」

まゆ「いいですね!」

――――

晶葉『満喫したか?』

まゆ「とっても」モグモグ

晶葉『それは何よりだ! ではサイコロを……振るのは、温泉卵を食べ終わってからだな!』

まゆ「ゴクン……ふぅ、ごちそうさまでした」

まゆ「ごめんなさい。もう大丈夫です」スッ

まゆ「2を出した凛ちゃんは大きい目が出てくれるはず……!」

いつき「せめて8くらいは出したいよね!」

まゆ「ええ、それと1回休みのマスに止まらないように」

まゆ「お願い……しますっ」ポイッ

コロコロコロ


【進行状況】

   富山  石川  福井  山梨
凛  ○☆● ○×× ○○○ ○☆×

   富山  石川  福井  山梨
まゆ ×☆○ ○×● ○○○ ○☆×


↓1 コンマ一桁 0は10 特技を使う場合は使用のレスを加えてください
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 23:35:31.18 ID:0+o1Fe1Yo
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 23:39:23.47 ID:XurPnZn0o
有言実行ワロタ
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 23:41:44.19 ID:7rZU4t3Bo
スキルは各1回使用だっけか
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/18(日) 23:49:49.31 ID:ogVsVEMB0
>>787
凛とまゆ、それぞれ2回です
凛はすでに使い終えて、まゆは1回残してます
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/18(日) 23:59:32.21 ID:ogVsVEMB0

まゆ:8マス進む

【進行状況】

   富山  石川  福井  山梨
凛  ○☆● ○×× ○○○ ○☆×

   山梨  長野  岐阜  静岡
まゆ ○☆× ○●× ×☆○ ○○○


まゆ「出ました8! けど止まった長野マスの周りが1回休みばかり!」

まゆ「き、聞くのが怖いんですけど……●の下は×ですか……?」ビクビク

晶葉『いや、○だ! 普通のイベントマスだぞ!』

まゆ「よかったぁ……」ホッ

いつき「まゆちゃん! 一緒に運動して、温泉にも入って」

いつき「すごく楽しかったよ!」

まゆ「私も充実した時間を過ごせました」

まゆ「素敵な場所へ案内してくださって、ありがとうございました」ペコリ

いつき「また行こうね!」

まゆ「はい」ニコッ

ビュンッ

――――

ビュンッ

まゆ「もうすぐで日本を半分渡ったことになりますね」

まゆ「ええっと、この場所は……」

まゆ「郎五礒屋幡八……? あ、八幡屋礒五郎か」
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/19(月) 00:49:40.18 ID:IFTCNnEt0


???「そうそう♪ とってもスウィーティーなお菓子を販売してる、人気のお店なんだぞ☆」

まゆ「この声は、心さんですね」


心「うそ! バレちゃった!? まゆちゃんの後ろに立ってたのに☆」

心「やっぱりオーラが出ちゃってるかー☆ 人気アイドルのオーラが☆」

まゆ「……」

まゆ「このマス、勝負のマスなんですよね? 何で戦うんですか?」

心「おい、スルーすんなよ☆ まあいいけど☆」

心「戦うってほど物騒な勝負じゃないかな♪ 今からやるのは」

心「これだ!! ロシアンマカロン対決!!」スッ

まゆ「カラフルで綺麗! けどロシアンって……嫌な響きですね」

心「察してくれたな☆ これは八幡屋礒五郎さんの商品、七味が入ってるマカロンでね?」

心「もう超スウィーティーで美味しいの! 甘さの中にぴりっとした辛さがあって、はぁとやみつき☆」

心「これを見習って、しゅがーはぁとにもちょっぴりスパイスを入れてみてもいいかな☆ なんて思ったり☆」

まゆ「それでロシアンするんですか?」

心「スルーすんなって☆ そんなに冷たかったっけまゆちゃん☆」

心「予想通り、このマカロンの内の1つははぁとのお腹の中に入ってて☆ 空いたスペースには」

心「はぁと特製鬼辛唐辛子スパイスマカロンをセット済み☆」
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/19(月) 00:51:31.76 ID:IFTCNnEt0
今日はここまでにします
また明日、22時以降に始めていきます
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