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【モバマス安価】凛「いい加減決着をつけようよ」 まゆ「望むところです」

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913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 20:51:25.17 ID:+1lYeR7z0
晶葉『では審査に移る!』

晶葉『時子のは……家か?』

時子「豚小屋よ」

まゆ(やっぱり豚関係)

晶葉『ふむ……よくできているな!』

時子「……」

晶葉『ちゃんと豚もいるし!』

時子「もういいわ」

晶葉『え?』

時子「気を遣われて褒められるのは好きじゃないの」

時子「ハッキリ言いなさい。ヘタクソと」

まゆ(自分で言っちゃった)

晶葉『了解だ! これはヘタクソだな!』

時子「……明るい声で言われると腹が立つわね、煽られてるみたいで」

まゆ(分かる)

晶葉『そしてまゆだが』
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 20:59:02.10 ID:+1lYeR7z0
晶葉『辛口と甘口、どっちがいい?』

まゆ「時子さんに同意です。思ったことをハッキリ言ってください」

晶葉『よし! まゆのは考える人か?』

まゆ「!!」

まゆ「分かるんですか?」

晶葉『さっきも言ったが、特徴は捉えているからな!』

晶葉『だがまるで古い時代のポリゴンゲームみたいに不格好だ!』

晶葉『もっとシャープに形作っていけば、もっと良くなるだろう!』

時子「ちょっと、それ辛口なの? 私とはかなりの違いね」

晶葉『時子がヘタクソと言えと言ったからだぞ!』

晶葉『しっかり評価するなら、せめて小屋として機能させて欲しかった!』

晶葉『屋根は穴が空いてるし、壁もボロボロだし!』

晶葉『時間が無くて慌ててしまったんだろうが』

時子「豚に神経を使ってしまったのよ」

晶葉『だろうな! 豚はよくできている!』
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 21:02:06.29 ID:+1lYeR7z0
晶葉『さて、肝心のどちらが勝者かだが』

時子「……」

まゆ「……」ドキドキ


↓1 時子の評価

↓2 まゆの評価


コンマ二桁 完成度とプラスして高い方が勝利
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 21:03:05.76 ID:y8rsexCLo
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 21:03:30.96 ID:sVc5sqVW0
これで時子様が勝ったらどうすんだよ……
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 21:03:41.58 ID:7aruom3k0
だおりゃああ
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 21:04:15.69 ID:cDDPpmmMo
まゆがポンコツじゃないだと
つか安価取るの速すぎ
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 21:12:57.82 ID:I70v2YP80
まゆはすげぇよ…
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 21:14:18.26 ID:+1lYeR7z0

時子:13+76=89

まゆ:12+96=108


晶葉『2人とも下手だ! しかし情熱は伝わってきた!』

晶葉『それを考慮した結果が……』


晶葉『まゆの勝ちだ!!』

まゆ「え!? やった……!」


時子「ふん。晶葉の評価はさて置き、完成度が致命的だから」

時子「私の中ではどのみち負けよ」

まゆ「そんな……時子さんは豚に時間をかけてたんですし」

まゆ「その集中力を小屋に発揮されていたら、確実に私の負けでしたよ」

まゆ「豚、可愛いですし♪」

時子「……」

まゆ(あ、余計なこと言っちゃった……!?)


時子「見る目あるじゃない」

まゆ「へ……?」
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 21:15:40.07 ID:+1lYeR7z0
>>919
残りのレス数に焦ってしまいました…
凛で終わる予定なので
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 21:24:24.84 ID:+1lYeR7z0
時子「可愛いでしょう。可愛くて惨め」

時子「ちなみに、モデルはあいつよ」

まゆ「あいつ? ……プロデューサーさんですか?」

時子「ええ。似てるでしょう、この情けない顔も」

時子「徹底的に躾したくなるわ」フフフ

まゆ「そ、そうですね……」

まゆ「……時子さん」

時子「?」

まゆ「もしよければ、一緒に遊びませんか?」

まゆ「良い機会ですし仲良く……と言っても、本人じゃないんですけど」

まゆ「本人とも仲良くなるために、ヒントを掴みたいなって」

時子「……」

まゆ「ダメでしょうか」

時子「来なさい」

まゆ「!」

時子「気になる場所があったの。付き合って」スタスタ

まゆ「はいっ!」スタタタッ
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 21:33:56.24 ID:+1lYeR7z0
晶葉(時子のやつ、プログラムとはいえ)

晶葉(何だかんだここを気に入ってるじゃないか)フフ

まゆ「あとでジェットコースターにも乗りましょう♪」

時子「嫌」

まゆ「え?」

まゆ「……怖いんですか?」

時子「そんなわけないでしょう。あんなの子供騙しよ」

まゆ「じゃあいいじゃないですか」

時子「……」

――――

凛「……ん」パッチリ

凛「ふわぁ……よく寝た。なんか寝覚めが良い」

凛「!」

志乃「すー……すー……」

凛(志乃さん、服がはだけて胸元が……すっごいセクシー)ドキドキ

志乃「んんっ……あら……?」

凛「!!」ドキッ
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 21:43:20.47 ID:+1lYeR7z0
志乃「おはよう」

凛「お、おはようございます……」

志乃「よく眠れた?」

凛「快眠でした」

志乃「よかったわ」

志乃「……見てたでしょ、胸」

凛「うっ……そりゃバレますよね」

志乃「触りたいの?」

凛「昨日充分触らしてもらったので。ただ、この色気を学びたいなって」

志乃「学ばれるほどかしら」

凛「とてつもないです」

志乃「クスッ、ありがとう」

凛「……」

凛(なんか私、思春期の男の子みたい)

凛(大人組は恐ろしい……)
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 21:52:14.75 ID:+1lYeR7z0

――――

凛「朝食もしっかり食べて満腹。腹ごしらえはできた」

凛「特にあのスープが……もう1回食したい」

志乃「また機会があればね」

凛「志乃さんには感謝しかありません。ありがとうございます」

志乃「お礼は、勝負に勝ってから言いにきて」ニコッ

志乃「負けないで。プロデューサーさんの隣にいる座を勝ち取りなさい」

凛「頑張ります!」

凛「ふぅー……精神統一。大きい目を出さなきゃ」スッ

凛「フラグの神様には頼らないよ!」ポイッ

コロコロコロ


【進行状況】

   山梨  長野  岐阜  静岡
凛  ○☆● ○○× ×☆○ ○○○

   岐阜  静岡  愛知  三重
まゆ ×☆○ ○○○ ○×● ○○○


↓1 コンマ一桁 0は10
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 21:54:18.01 ID:IO04znqMo
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 21:55:27.86 ID:7aruom3k0
それゆけ凛ちゃん!
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 21:56:22.21 ID:I70v2YP80
りんちゃんは最小値!
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 21:57:12.45 ID:hMqZIR/Yo
静岡きちくりー
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 22:01:45.95 ID:+1lYeR7z0

凛:1マス進む

【進行状況】

   山梨  長野  岐阜  静岡
凛  ○☆× ●○× ×☆○ ○○○

   岐阜  静岡  愛知  三重
まゆ ×☆○ ○○○ ○×● ○○○


凛「……」

志乃「あら」

凛「……」

凛「……ううっ……」プルプル

晶葉(おっとこれは、凛がまたネガティブに…)


凛「負けない!」キッ

晶葉(!!)


凛「つかさと約束したもん、最後まで諦めるなって」

凛「晶葉も励ましてくれたし、志乃さんも応援してくれてる」

凛「私負けない!」

晶葉『その調子だぞ凛!』

志乃「強い子ね」フフッ
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 22:22:48.06 ID:+1lYeR7z0
凛「行ってきます!」

志乃「いってらっしゃい」ヒラヒラ

ビュンッ

――――

ビュンッ

凛「わっ、リンゴがたくさん生ってる」

凛「長野県だよね……?」


???「リンゴといえば青森……と言われますけど……」

???「長野県の収穫量と出荷量は……青森に次いで2位なんですよ……」


凛「文香!」

文香「こんにちは……ここに現れた、ということは」

文香「私と対峙しなければなりませんね……」

凛「うん、勝負しよう。その前に」

凛「ここってどこなの?」

文香「松井農園という……リンゴ狩りやブルーベリー狩りのできる農園です」

文香「その他、釣り堀やバーベキューも楽しむことができます……」

凛「良いところだね」
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 22:48:03.65 ID:+1lYeR7z0
文香「はい……家族団欒で過ごせるスポットです……」

文香「……私もよく行きました。本にかじりついていることが多かったですけど……」

文香「釣り堀で初めて魚を釣った時の光景は……脳裏に焼きついています」

凛「いいよね、そういうの。思い出として残る場所って」

文香「話が逸れてしまいましたね……始めましょうか」

文香「今から行うのは……リンゴの飾り切り対決です……」

文香「全部で3回戦に別け、それぞれお題が異なります……」

文香「1回戦目はウサギ……2回戦目は木の葉……3回戦目は白鳥……」

文香「晶葉さんに、一つ一つに点数をつけていただき……2勝すれば勝者となります」

凛「木の葉? 白鳥? 聞いたことないんだけど」

文香「私も初体験です……スマホで調べるのを許可します……」

凛「それでも厳しそう。制限時間は?」

文香「ウサギが10分、木の葉が15分……」

文香「白鳥が30分です……」

凛(短いような気が)

文香「納得いくまで作ってください……」

文香「飾り切りしたリンゴは、あとでスタッフが美味しくいただくので……」
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 23:01:08.11 ID:+1lYeR7z0
凛「スタッフって誰?」

心「まかせろ☆」サッ

あずき「リンゴ食べ放題大作戦が始まると聞いて!」ススッ

凛「長野県出身アイドルズ! いつの間に……!?」

文香「説明は以上です……用意されたエプロンを身につけて」

文香「そこのキッチンの前に立ってください……」ジャーン

凛「即席キッチンと包丁&まな板! いつの間に……!?」

――――

文香「いいですか……いきますよ……」

凛「うん」

凛(まずは切り方を調べないと)

晶葉『位置について! よーい……ドン!』

凛(なんてね! リンゴウサギは作ったことあるんだ)シャシャシャ

文香「……!」シャシャシャ

凛「!?」

凛(華麗な手捌き! まあそうだよね、文香もリンゴウサギくらいは……)


↓1 文香

↓2 凛


コンマ二桁がリンゴウサギの完成度
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 23:03:14.86 ID:I7koZNueo
はい
936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 23:04:23.56 ID:I70v2YP80
ほい
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 23:04:51.11 ID:DFzEc8Az0
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 23:11:05.44 ID:+1lYeR7z0
文香「できました……けど、納得いきません……」

文香「もう少しだけ……」シャシャシャ

凛「む、こんなに難しかったっけ」

凛「まだ時間あるし、調整していこう」シャシャシャ


麻理菜「ごめん、遅れちゃった♪」スタスタ

あずき「もう始まってますよ!」

心「どっちもなかなか上手いじゃん☆」

文香「……っ」シャシャシャ

凛「……!」シャシャシャ

――――

晶葉『そこまで!』

凛(くっ、納得いくのは出来なかったな)

文香「……」

凛(文香の、上手くできてる。やるね)

晶葉『続いて第2回戦! スマホは自由に使ってくれ!』

晶葉『よーい……ドン!!』
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 23:18:43.19 ID:+1lYeR7z0
文香(これは調べないと分かりません……)タプタプ

凛(どんなワードを入れよう。リンゴ、飾り切り、かな)

文香(……)タプタプ

凛(……)タプタプ


文香・凛(あった……!)


凛(動画まである、これは助かるね)

文香(一通り観てから……)


文香(作ります……)シャシャシャ

凛(作る!)シャシャシャ


晶葉『調べてから作業に入るまで、ほとんど同じタイミングだ!』

麻理菜「デッドヒート!」

心「木の葉ってああやるんだ☆ 今度挑戦してみよっと☆」


↓1 文香

↓2 凛


コンマ二桁がリンゴ木の葉の完成度
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 23:20:50.74 ID:I70v2YP80
そぉい!
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 23:21:33.94 ID:7Ah/WVY+o
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/24(土) 23:24:56.28 ID:fmTbMxeWo
レベルたけえな
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 23:34:41.92 ID:+1lYeR7z0
文香(リンゴを4等分に切って、その内の1つを使うんですね……)サクサク

文香(タネを切り、端から中央に向けて切り込みを……あっ)

文香(失敗してしましました……難しい……)

文香「……」チラッ

凛「ふーん、こんな感じなんだ……木の葉っぽいね」

文香「!」

文香(もう手応えを掴んだようですね……すごい)

文香(私も負けていられません……)シャシャシャ


亜里沙「すみません、たった今到着して……!」スタタタッ

聖「ごめんなさい……」スタタタッ

あずき「まだ終わってないよ!」

麻理菜「ここからが見ものよ♪」

――――

文香「はぁ……はぁ……」

文香(何とか綺麗に作れました……)

文香(これなら凛さんの木の葉を上回れ…)チラッ

凛「ふーん、まあまあかな」キラキラ

文香「!!」
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 23:48:40.28 ID:+1lYeR7z0
文香(か、輝いています……凛さんの木の葉……!)

文香(美しい仕上がりですね……これは私の負けでしょうか……)

晶葉『まだまだ終わりじゃないぞ! これが最後、3回戦目の勝負!』

晶葉『リンゴで白鳥を作るんだ! よーい……』

晶葉『ドン!!!』

凛(幸いさっきのページに白鳥の作り方も載ってる)ジー

文香(複雑ですね……よく見てしっかり覚えましょう……)ジー

聖「スマホを見て……何をしてるんですか……?」

あずき「作り方を調べてるんだよ!」

亜里沙「白鳥かー、近所の子供によく作ってあげたなぁー」

心(亜里沙ちゃん結構やり手だな☆)

凛「よし、何となく覚えた」スッ

晶葉『おっと! 凛がテーブルにスマホを置いて作業を始めたぞ!』

晶葉『もう覚えてしまったのか!?』

凛「……」ジー サクサク

亜里沙「見ながら手を動かしてますね」

麻理菜「工程をパッと見で覚えて、曖昧な箇所は調べて補完していくスタイルか」
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/24(土) 23:58:34.30 ID:+1lYeR7z0
晶葉『その一方で、文香はというと!?』

文香「……」ジー

聖「まだ見てる……」

麻理菜「大丈夫なの?」

文香「……ふぅ」


文香「覚えました」

心・あずき・麻理菜・亜里沙・聖「!?!?」


あずき「今、覚えたって……!」

文香「……」サクサク シャシャシャ

晶葉『なんと文香、スマホをしまって作業をしている!』

晶葉『覚えたというのは本当のようだ!』

聖「すごい……!」キラキラ

凛「へぇ、やるじゃん……!」

凛「でも勝つのは私! 絶対に譲らないから!」シャシャシャ

晶葉『凛もペースを上げたぁ! こっちも覚えてしまったのか!?』

心「いいじゃんいいじゃん、燃える戦い☆」

心「スウィーティーではないけど好きだぞ☆」
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/25(日) 00:03:25.18 ID:5caeHMYD0
文香「……」テキパキ

凛「……」テキパキ

晶葉『両者、テンポよく白鳥を作っていく!』

晶葉『勝つのはどっちだぁ!?』

あずき「いけいけー!」

聖「がんばってください……!」

文香・凛「……!」シャシャシャ


↓1 文香

↓2 凛


コンマ二桁がリンゴ白鳥の完成度
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 00:04:10.59 ID:0ivtuhFRo
こんま
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 00:04:15.07 ID:HNf2VKkAo
ほい
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/25(日) 00:13:24.40 ID:5caeHMYD0

――――

晶葉『しゅーーりょーー!!』

晶葉『手を止めろ! そうだ、もう手を加えるなよ!』

晶葉『これより審査に入るぞ!』

文香・凛「……」ドキドキ

晶葉『……』

晶葉『よし、決まった!』

晶葉『まずは1回戦の勝負、リンゴウサギ対決は』


晶葉『文香!!』

文香「ふぅ……」

凛「これは私も分かってたよ……綺麗だし丁寧に作られてるし」

晶葉『そして2回戦の勝負、リンゴ木の葉対決』


晶葉『凛の勝利だ!!』

文香「上手く作れたと思ったのですが……参りました……」

凛「奇跡の1個が作れたんだ。あれができてなかったら、文香に軍配が上がってた」

晶葉『ここまで1勝1敗だな! まさしく接戦と言えよう!』

晶葉『心の準備はいいか?』

凛「いつでも」

文香「はい……」
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/25(日) 00:23:14.60 ID:5caeHMYD0
晶葉『発表するぞ! 3回戦、リンゴ白鳥対決は……』


晶葉『文香だ!』

文香「! ……ありがとうございます……」ペコリ

凛「惜しかったね。もうちょっとだったんだけど……!」クッ

晶葉『……』

心・あずき「……」

麻理菜・亜里沙・聖「……」

凛「あれ、なんか冷たい視線を感じる」

心「凛ちゃん凛ちゃん、自分の白鳥見てみ」

凛「綺麗だね」フフ

心「はいダウト! あんなに自信満々だったのに」

心「完成したのがリンゴの塊ってどういうこと!?」

麻理菜「作業中『やるな』みたいな笑顔で文香ちゃんと笑い合ってたのに」

あずき「互角の戦いしてますよー的なね」

凛「……もう誤魔化しようがないね……ごめん」

凛「実はまだ覚えきれてなくてさ。焦っちゃったんだ」

凛「文香のペースに完全に呑まれた」
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/25(日) 00:31:16.94 ID:5caeHMYD0
文香「私も……凛さんが作業し始めたのを見て焦りました……」

文香「おかげでいびつな白鳥になってしまい……」

凛「形になってるだけすごいよ……」

文香「……とても良い勝負でした……」スッ

凛「!」

凛「うん……そうだね」ギュッ

晶葉『私も熱くなってしまったぞ! 最後はあれだったが』

晶葉『さてと、これで決着はついたから』

晶葉『みんなでリンゴパーティーといこうか!』

イエーィ! イタダキマース!

――――

ゴォォォォォ

まゆ「きゃーーー!!」

時子「……っ」

ガタンゴトン ガタンゴトン

まゆ「ふぅー、楽しかったぁ♪」

まゆ「ね、時子さん!」

時子「……」

まゆ「時子さん?」
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/25(日) 00:39:13.46 ID:5caeHMYD0
時子「そうね……」

時子「やっぱり子供騙しだったわ」スッ

スタスタ

まゆ「ふふ」

まゆ(あんなこと言っちゃって、小さい悲鳴がまゆの耳に届きましたよ♪)

時子「まゆ、そろそろ時間よ」

まゆ「え?」

時子「サイコロを振りなさい」

まゆ「ああ、そうですね……もっと遊びたかったですけど」

時子「勝負の途中なんでしょう」

まゆ「はい……」

まゆ「……もし。もし現実で私が時子さんを遊びに誘ったら」

まゆ「オーケーしてくれるでしょうか?」

時子「その日の気分次第ね」

まゆ「オーケーしてくれる可能性はあるんですね! よかった」

まゆ「私のワガママに付き合ってもらって、ありがとうございました」ペコリ
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/25(日) 00:47:21.31 ID:5caeHMYD0
時子「いいから早く」

まゆ「急かさなくてもいいじゃないですか」スッ

まゆ「えっと……凛ちゃんとは12マス離れてますね」

まゆ「もっともっと引き離して、余裕ゴールを決めたいですねぇ♪」


凛『そうはさせない』ブンッ

まゆ「!!」


まゆ「り、凛ちゃん? どうしてここに」

凛『晶葉に頼んで、そっちにホログラムとして映してもらってるんだよ。私自身は長野にいる』

凛『今に見ててね。猛スピードで追い上げて』

凛『そのまままゆを追い越すから』

まゆ「……」

凛『先にゴールするのは私。そして』

凛『プロデューサーの正妻になるのも私』ドンッ

まゆ「……ふふ」

まゆ「うふふっ、ふふふふ♪」

凛『何がおかしいの!?』
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/25(日) 00:58:46.35 ID:5caeHMYD0

――――

まゆ『すみません。これを言ってしまうと……いえ』

まゆ『凛ちゃんに絶望感を与えましょう。どうしようもない絶望感を』

まゆ『私と凛ちゃんは12マスも離れてるんです。さらに、私はこれからサイコロを振って』

まゆ『もーっと引き離します』

凛「っ……!」

まゆ『さらに! 凛ちゃんは特技を全て使い終えてしまいましたよね?』

まゆ『ですが私はあと1回残してるんですよ』

まゆ『この意味が分かりますか?』

凛「……」

凛「それでも私は負けない」

凛「絶対にね!」

まゆ『うふ、さすがですね。絶望するどころか』

まゆ『闘志の炎を燃え上がらせるなんて』

まゆ『これだけは伝えておきますね。私も全力ですよ』

まゆ『全力で勝ちにいきます! どんなに引き離していても!』
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/25(日) 01:05:35.79 ID:5caeHMYD0

――――

凛『沖縄まで残り半分の道のりも』

凛『楽しめそうだね』ニヤリ

まゆ「ですね」ニヤリ

凛『それじゃ、通信を切るよ』

凛『今度会う時は、ゴールで直接ね』

ブツン

まゆ「……」

まゆ(今ので私も燃え上がっちゃいました)

まゆ「時子さん!」

時子「!」ビクッ

まゆ「私、頑張ります! 応援していてください!」

時子「……ええ」

まゆ「よぉーし、いきますよ!」

まゆ「それっ!」ポイッ

コロコロコロ


つづく
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 01:06:20.23 ID:HNf2VKkAo
ついに次スレか
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 01:06:53.21 ID:5caeHMYD0
一旦ここで終わります
続きは明日に立てる予定です

ひとまず、ここまでお付き合いありがとうございました
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 01:22:33.94 ID:b8BYgyIyO

しかし本気でまだわからんぞ、くすぐり対決なんか凛がもう負けたなって状況だったのにまさかの逆転だったし
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 03:25:48.73 ID:qxEULLhR0
おっつおっつ
書くのが大変そうだけどものすごく面白いから他のアイドルの勝負も見たくなるね
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/25(日) 18:53:00.52 ID:5caeHMYD0
すみません、今日立てると言ったのですが
沖縄までのマスの設定がまだ終わっていないので、明日に立てることにします
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/25(日) 19:34:57.37 ID:d4Ym/EMto
おけ
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/27(火) 11:46:24.66 ID:z1ivbxD2o
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【モバマス安価】凛「いい加減決着をつけようよ」 まゆ「望むところです」2
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