【GANTZ】のび太の黒い玉の部屋【ドラえもん】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 18:35:06.44 ID:PkYjQdWs0
undefined

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517909706
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 18:36:40.88 ID:M5w3pQ560
改行回数か文字数で弾かれてんぞ
書き込みボックスの下に制限表示されてるから参考にしよう
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 18:38:23.35 ID:PkYjQdWs0
坂田「おっ、またなんか出てきたぜ」

桜井「子供4人と…タヌキ1匹?」

坂田「パンダもいるんだ、タヌキがいてもおかしくないだろ」

のび太「…??」

ドラえもん「…!!ここは…?」

スネ夫「僕…今撃たれて…死んじゃったはずなのに…」

ジャイアン「うおっ!なんだここ!!」

しずか「さっきまで私…新宿に…」


ドラえもん達は、スネ夫のパパのパーティに呼ばれ5人で新宿に向かう途中、謎の男による銃撃にあい死亡した…はずだった



ドラえもん「うわっ、誰か倒れてるよ!」

のび太達はいつのまにか大きな黒い球が部屋の中央に置かれている、殺風景の謎の部屋に移動しており、その場に倒れていた男に驚くが

和泉「そいつは寝てるだけだ。放っておけ」

ドラえもん「え…あ…はい…」

ドラえもん「…駄目だ…通り抜けフープやどこでもドアも通じない…」

和泉(あのタヌキ…何だ?言葉を話せるし…腹のポケットみたいなのから明らかにポケットには収まらないサイズのドアが…まさかアイツが今回のターゲット…)

ギャル1「何ここ?何なのここ?」

ギャル2「わけわかんね」

ヤンキー1「さっきからさァ…どーなってんの、人 出てくんの」

ヤンキー2「CGじゃねぇ?」

桜井「なんすかね…これ」

茶髪の少年が興味深そうに黒い球をペタペタ触っていると後ろのサングラスをかけた男が

坂田「透視出来ねぇだろ…何で出来てんだこいつ…」

部屋にはギャルや、ヤンキー、子連れの親子、髪が長い美形の男、パンダなどざっと30人ほどはこの部屋に集められていて

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 18:42:37.72 ID:PkYjQdWs0


男1「あっ…ほらっ!レイカ!!」

男2「レイカ…?ホントだ!!レイカ!!」

ヤンキー2「うっそ、レイカ?」

ジャイアン「ええ!レイカ!?」

スネ夫「あの伊藤翼ちゃんや星野スミレを超える大人気のスーパーアイドルの!!?」

「「あーたーらしーいあーさがきた きーぼーうのあーさーだ よーろこーびにむねをひーらけ おーおぞーらあーおーげー」」

のび太「何…?」

しずか「ラジオ体操?」

ドラえもん「どうやらあの黒い球から流れているみたいだ」

「「それ、1、2、3」」

黒い球が歌を歌い終わると、黒い球の中央から文字が浮かび上がり

「「てめぇ達の命はなくなりました
新しい命をどう使おうと私の勝手です
という理屈なわけだす。」」

のび太「てめぇ…の…は…なくなりました…どういう意味…?」

ドラえもん「…どうやら僕達は本当に死んだみたいだ…」

ジャイアン「何言ってんだ?俺達はこうして今生きてるじゃねぇか」

ドラえもん「どういう原理か分からないけど…助かった…と見ていいのかな」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/06(火) 18:47:44.31 ID:PkYjQdWs0

ギャル1「また何か文字出てきた」

しずか「かっぺ星人…?」

「てめぇ達は今からこの方をヤッつけに行って下ちい」

かっぺ星人

特徴
なまる
汗かき

好きな物
トカゲ 鳥

口ぐせ
おーらの
どーこが
なまっでんだ
いっでみろっづの

と書かれた文字が"かっぺ星人"らしき画像と共に黒い球に浮かび上がり

スネ夫「この方をヤッつけに行ってくだちい?このかっぺ星人…っていうのを倒すって意味なのかな」

ジャイアン「クソッ、球のくせに生意気だ!早くこっからだしやがれ!」

和泉(勘のいいやつもいるみたいだが…この情報は役に立たない…今のうちに笑ってろ…)

のび太「…ねぇ、あの人…」

のび太が指を指した先にはパンダと共に長髪の男の頭部から青白い光が放たれそこからどんどん姿が消えていった。それに続いて周りのギャル達も消えていき、部屋にいるのは先程のアイドル、レイカとキョロキョロと怯えた様子を見せるおっちゃん、先程まで床で気絶していて今は慌てふためく様子を見せる男、そしてのび太達のみであった

おっちゃん「あれ…みんな消えちゃった…」

玄野「やっべえぇっ…スーツ…!!」

玄野「あぁ!!あそこに置いてきた…」

玄野「落ち着け…今回はどこかでやり過ごせば…」

目が覚めたばかりの玄野は何かを探している様子で、ふと黒い球を見ると黒い球には制限時間のようなタイマーとその下に

「玄野は15点以上とらないと死にでち」

と書かれており、それを見た玄野は

玄野「は…はァ!!?15点だァ…ッ?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 21:26:31.48 ID:VkFGkDDx0
レイカ「ここってなんなの…?私達って…死んでるの?」

ドラえもん「15点って…何のことなんですか?」

のび太「0点は得意だけど…15点は自信ないなぁ」

玄野(何だこのタヌキ…星人か?)

玄野「いや…まだだ、まだ死んでない。ここに自分の名前が書いてあるケースの中にあるスーツを着れば…生き残れる確率が上がる」

スネ夫「生き残れる?」

玄野「さっき…多分なんたら星人って出たはずだ…俺たちは今からそいつを倒しに行く…」

ドラえもん「たしか…かっぺ星人?」

ジャイアン「かっぺだかかっぱだか知らんがぶっ飛ばしてやるぜ!!」

ドラえもん「じゃあ、早速スーツを着よう!!」

おっちゃん(以後鈴木)「ハゲって…もしかして私の事かなぁ」

のび太「0点って…僕の事??」

ドラえもん「あおだぬき…って…僕はたぬきじゃない!」

ジャイアン「俺様がオンチゴリラだと!!!」

スネ夫「ふふっ…その通りじゃん」

ジャイアン「なんか言ったか!?」

しずか「や…焼き芋って…もしかして私…?」

のび太「なんで焼き芋なの?」

しずか「さ…さぁ、ケース間違えのかしら…ふふふ…」

玄野「転送来たぞ!帰るなよ…!」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 21:41:27.99 ID:VkFGkDDx0
のび太「わあああっ!!消えてる!!」

ドラえもん「どうやらどこかにワープするみたいだね…」

玄野(…!!)

玄野「こんな部屋…あったのか」

玄野は黒い玉の部屋の隣にある扉を開けてみるとそこには刀や妙な形をしたバイクを発見しそれに跨りバイクごと転送され

………

和泉「ここの建物の中か…」

和泉は星人の居場所がわかるレーダーを頼りに、転送先にあった大きな博物館の中に入っていき

「あッ、駅!」

「なんだー帰れんじゃん!」

「まだ死んでない…やッた!帰れる!」

「どこ行くー?」 「渋谷ッしょー!」

のび太達より先に転送された平凡な男や、ガングロギャル、ヤンキー達が転送された途端家に帰ろうと駅に向かっていると

坂田「さっきから変な音しねー?」

桜井「ケータイ…?みたいな音ですね」

ピンポロパンポロ…

ボンッ!!

その場にいた人間全員が変な音を気にしながら帰るために足を進めていくと




一人の男の頭が爆発した





8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 22:03:23.50 ID:VkFGkDDx0
「ぎゃああああッ!!」 「死ぬ!!死」ボンッ!!
「うあああ」ボンッ

男の頭が爆発し、それに続いて周りにいたギャルやヤンキー、他の男の頭も爆発しその場は阿鼻叫喚となる

桜井「なッ…何が…!」

坂田「頭だ!頭を透視しろ!」

桜井と坂田は、ひょんなことから超能力を使うことが可能で
逃げる男の脳内を透視してみるとその中には爆弾が埋め込まれており

坂田「頭に爆弾が埋め込まれてる!!どうやら帰ろうとすると爆発するらしい!!」

坂田が透視していた男が脳内の爆弾により死亡したのを見て疑惑が確信に変わり、混乱する生存者達にそう告げ

坂田「お前ら!!戻れ戻れ!」

「きゃああぁ!」 「戻るぞぉぉッ!」

桜井「携帯の音が止まった…」

坂田「どうやらこの音は帰ろうとする奴に、死ぬぞッて伝えるための警告音らしいな」

西「ちッ…おいおい…もう終わりかよ…折角あいつらがバンバン爆発する所見れると思ッたのによ…」

坂田「アンタ…何言ってんだ…?」

西「お前ら、どうやって見破ったか知らねぇけどスーツも着てねぇし…もうすぐ死ぬぜ…」

白いパーカーを着た男がニヤニヤ笑いながら突然坂田達にそう言ってどこかに行ってしまい


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 22:04:11.18 ID:VkFGkDDx0


玄野「この近くだな…あの建物の中か?おッちゃん、着いてきてくれ」

鈴木「分かったよ」

ジャイアン「よぉし!俺とドラえもんとのび太と兄ちゃんとおっちゃんで行ってみようぜ!」

のび太「えぇ…僕も?」

玄野「お前らはそこで待っててくれ…危ないぞ」

ドラえもん「任せなさい!僕には22世紀の道具があるのです!!」

ドラえもん「試しに…このタケコプターをつけてみてよ」

ドラえもんはそう言いポケットから出したタケコプターを玄野の頭につけ

玄野「わッ、わァァ!!飛んでる…!!」

玄野(何なんだこいつら…やべぇ!こんなことしてるばあいじゃねぇよ! )

ドラえもん「まだまだあるよ!次は〜」

玄野「わ…分かッた!連れてく!だから下ろしてくれ」

ジャイアン「スネ夫はしずかちゃんとレイカさんを守ってくれ!」

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 22:25:15.48 ID:bvLDgAu70
西くん生きてたっけ?
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/07(水) 23:59:13.75 ID:VkFGkDDx0
>>10
もしも生きてたら…って設定にしてます
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/08(木) 00:44:22.96 ID:VaHwNw1yo
良きかな
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 17:23:53.18 ID:PHmdN4Ck0
スネ夫「わ…分かったよ…」

レイカ「私も行く…」

玄野「えと…女の子は…ここで…待ってて…危ないし…」

ドラえもん「それじゃあ行ってみよう! 」

……

玄野「ここだ…」

玄野が指さした先には偽物の草や木がありいかにも恐竜が住んでいそうな部屋で

のび太「うわぁ…お化けが出そうな部屋だなぁ」

ドラえもん「もう…あんまりくっつかないでよ歩きにくい」

のび太「だって怖いんだもん!」

玄野(あークソ…スーツがなくたッて…怖くねェ…怖くねェ!!これまで…何とかなッたんだ…)

鈴木「彼女とか…もういるの?」

玄野「…?あ…うん」

鈴木「いいねぇ、大切にしなよ 私なんかカミさん死んじゃってさみしくてさァ」

ドラえもん「しずかに…何か聞こえない?」

ジャイアン「何か…唸り声みたいな…」

玄野「近づいてくる…!」ドキドキ

玄野(落ち着け…スーツが無くても…俺は強い…行ける…行ける…)

「グルォォォォ!!!」

鈴木「うわぁぁっ!」

突然背後から飛びかかってきたラプトルのような恐竜は、鈴木に飛びつき、鈴木の肉を食おうと何度も噛みついて

ジャイアン「あっ…おっちゃん!」

のび太「ドラえもん!!早く道具!!」

ドラえもん「えっと…桃太郎印のきびだんご!!それぇっ!!」

ジャイアン「ダメだ!団子に興味を示さねぇ!」

玄野「どけッ…」ギョーンギョーン

玄野は慌てるジャイアン達を押しのけて
おもちゃのようにも見えるハンドガン型の銃のトリガーを引くと、銃はX型に展開し光を放った。
その数秒後にその光を放った場所で爆発が起きるがラプトルはなにか危険を察したのかその場で大きく跳躍してその爆発を避け

ドラえもん「わぁっ!」

のび太「この爆発…もしかして…あの人が持ってる銃から…!?」

玄野「避けた…っ…くッそォッ!!」ギョーンギョーンギョーン

銃を避け続けるラプトルが突然猛スピードでこちらに突進してきて、尻尾をムチのようにしならせて玄野に攻撃する

玄野「うァッ!!ハァ…ハァ…ッぶねェ…」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 17:24:40.06 ID:PHmdN4Ck0
のび太「お兄さん!銃貸して!!」

玄野「はァッ!?」

のび太「いいから早く!!」

玄野「くッそ…オラァッ…」

玄野はラプトルから距離を取りのび太に銃を渡し

玄野「上トリガーがロックオン!下も引くと撃てるぞォッ!」

のび太「よし…ッ…」

ジャイアン「のび太早くしろ!」

ギョーン

のび太はラプトルが玄野に気を取られているスキに銃から光を放つ

のび太「あれ…?何も起きない…っ」

バァン!!!

のび太は銃を放っても何も起きない事に驚き、撃ち方が間違っているのかと銃を見渡していると突然ラプトルの頭が弾けて

玄野「ハァ…ハァ…その銃には…タイムラグがあるんだ…撃って2〜3秒後くらいに爆発する」

のび太「この銃って…何なんですか…?この恐竜も…」

玄野「こいつらはさっき言った今回倒す星人…だ。んでその銃はXガン…こいつらを殺すための銃だ…。他にも捕獲用の銃もあったんだけど…持ってくるの忘れた」

のび太「Xガン…あっ、あのおじいさんは!?」

ジャイアン「そうだ!おっちゃん!」

のび太はXガンを玄野に返すとすぐさまラプトルに襲われた鈴木の元に駆け寄り

のび太「死んじゃったの…?」

玄野「…」

鈴木「ん…んん」

鈴木「あれ…?どーしたの?」

玄野「どっから覚えてる?」

鈴木「えッ…もしかしてこれ…僕がやったの?」

玄野「あ…そうそう…そのスーツはスーパーマンになれるッて言ったろ」

のび太「あのお兄さん…なんで嘘ついたんだろ…」

ドラえもん「多分あのおじいさんにこのスーツの事信じさせたかったんじゃないのかな」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/08(木) 17:25:12.71 ID:PHmdN4Ck0
………

和泉「…ふっ!!」

一方和泉は二足歩行のトリケラトプスと戦闘中であり、和泉は先程黒い玉の部屋の隣の部屋にあった柄と鍔の部分しか無い刀を持ちスイッチを押すと刃の部分が出現して
、その刀は伸縮自在でありトリケラトプス並みの長さになるとその刀を振り下ろしトリケラトプスを真っ二つにして絶命させる

和泉「ふーッ…ふーッ」

西「カンを取り戻したみたいだな和泉」

息を整えている和泉の背後には、先程坂田に話しかけた中学生くらいの身長の男がいて

和泉「誰だお前…」

西「あー…やっぱ覚えてねぇのか…どうやらほんとに記憶消されるらしいな」

西「俺は西丈一郎…前に何回かお前と戦った事あるんだぜ…」

和泉「やっぱり昔俺は100点取って解放されたらしいな…」

西「あん時は驚いたぜ…まさかお前がな…」

和泉は以前今回のような星人と何度も戦ってきてある条件を満たし記憶を消され解放されるがまた命を落としてしまいまた黒い玉の部屋に招集された

西「そのパンダ…さっきの部屋にいた奴だな…殺すか?」

西は今回のゲームが始まった時から和泉のあとをずっとついてきたパンダを指さし

和泉「いや…別にいい…それより次の星人探しに行く…じゃあな」

西「お…おい!待てよ!」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 00:17:17.16 ID:LLLliP470
ボンッ

鈴木「これ、発泡スチロールだよ」

のび太「ほんとだ、僕でも持てる」

ジャイアン「軽く殴っただけで割れちまうぞ」

玄野「だからそれがスーツの性能だ。まだ信じないのなら思いっきりジャンプでもして見ればいい」

のび太「えいっ」ビュゥン!!!

のび太「うああああっっ!!軽くジャンプしただけですごく飛んだ!!これならタケコプター無しでも…」

玄野「でも気をつけろよ。そのスーツには限界がある。敵の攻撃を喰らいすぎたり無茶しすぎたりするとそのスーツは使えなくなる。スーツから高い音が出たらそろそろ限界の合図、ドロっとした液体が出たらもうスーツは使えない」

玄野「でももし生きて帰って来たらスーツは回復する。もし敵の攻撃で腕とかちぎれても敵さえ倒せば五体満足で帰れる」

ドラえもん「なんで僕達はこんなことを…?」

玄野「それは俺にも分からない…」

ジャイアン「そう言えば名前を言ってなかったな!俺は剛田武!ジャイアンと呼んでくれ!!」

のび太「僕は野比のび太、こっちは未来の国から来た」

ドラえもん「ネコ型ロボットのドラえもんです!」

鈴木「ちなみに私は鈴木良一。」

玄野「俺は玄野…玄野計だ」

のび太「生き残ろうね!玄野さん!」

玄野「あぁ、のび太」ガシッ

のび太と玄野は名前を呼び合い握手を交わす

17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 15:46:41.87 ID:LLLliP470
玄野「…うおッ」

ドラえもん「岩かと思ったら…恐竜?」

玄野「ふゥ…俺にやらせてくれ」

のび太「寝てる…この子達は悪いヤツじゃないんじゃ…」

玄野「いやッ…関係ねェ…殺す…!!」

鈴木「でも子供もいるよ?可愛そうじゃない…?」

玄野「……ッ」


……


スネ夫「ジャイアン達遅いなぁ…何かあったのかな…」

しずか「大丈夫よ、ドラちゃんがついてるもの」

稲葉「よう」

レイカ「… 」

稲葉「お前ら変な格好だな」

レイカ「…どッかいってよ!」

稲葉「ハハッ…まっさかレイカがここにいるなんてな」

レイカ「」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/09(金) 15:59:45.42 ID:4x9ECMmP0
恐竜ハンターからピー助を守ったのび太たちだからなあ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 16:08:09.69 ID:LLLliP470
あああミスった

レイカ「…貴方も…やっぱり死んだの…?」

稲葉「おッ…興味あんのか…?」

レイカ「別に…」

稲葉「俺は彼女と新宿でデートしてたら…」

スネ夫「ね…ねぇ!しずかちゃん!!あれ見てよ!」

スネ夫が指を指した先には先程玄野達が戦った4体のラプトルが間一髪頭の爆弾から逃れた女を食べていて

しずか「きゃぁ……!」

レイカ「恐竜…?」

しずか「あの人…恐竜に食べられてる…助けなくちゃっ!」

稲葉「いや…あれはもう…死んでるな」

レイカ「あそこにいるのって…」

そこには黒い玉の部屋で表示された今回倒すべき星人「かっぺ星人」がラプトルが死体を食べている様子を体育座りをして眺めており

するとかっぺ星人は視線を感じたのかレイカ達の方を向き指を指しながらラプトル達になにか命令をしたのか甲高い声を放つ
と、ラプトル達はその命令の内容を理解してレイカ達に襲いかかる


しずか「きゃぁぁぁっ!」

スネ夫「ママーーー!!」

レイカ「あれ…さっきの人は…」

四体のうちの一体がしずかに飛びかかりそのまましずかの腕に噛みつき

スネ夫「しずかちゃん!!」

しずか「痛……くない?」

ラプトルは噛み砕けないしずかの腕を不思議そうに見つめた後今度はラプトルは4体でしずかに襲いかかり
しずかは咄嗟に抵抗しようとラプトルの顔を殴りつける

打撃を食らったラプトルの首は一瞬でちぎれ3〜4m飛んだ後ピクピク痙攣した後絶命する


20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 16:28:09.22 ID:LLLliP470
スネ夫「しずかちゃん…強…」

しずか「え…ええっ!!?」

しずかは自分のパワーに唖然とし、自分のスーツを眺める

しずか「もしかして…あの人が言ってたみたいに…このスーツを着ると…生き残る確率が…上がるのかしら…」

スネ夫「よーし…ぼ…僕も…おりゃっ!」

そう言うとラプトルの腹部を蹴り飛ばす
するとラプトルは天高く舞いその後地面に叩きつけられる
スネ夫が腹部を蹴ったせいかラプトルの口からは内臓が飛び出てピクリとも動かなくなる

スネ夫「ほんとだ…凄い!!」

残り2体のラプトルは戦力の差に怯えたのかスーツを着ていない坂田や頭の爆弾を免れた人達の所へ逃げるように走り、それに気づいてない一人の男を殺害する

しずか「お…追いかけましょう!」

スネ夫「うんっ!」

坂田「何だこいつらッ…桜井!透視で心臓を探せ!」

坂田の言葉を聞いた桜井はラプトルの体内を透視するがもう一体のラプトルの体当たりにより壁に叩きつけられる
ラプトルはトドメを指しに行こうと桜井の方向に走るが、桜井の前にガタイのいい一件30代くらいに見える背の高い男がラプトルの顔面を3回殴り

桜井「あ…ありがとう…」

風「……」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 18:34:03.88 ID:LLLliP470
……

坂田「これか…!!?」

坂田はラプトルの胸を透視すると心臓らしきものを見つけ、物を握りつぶすような動作をするとラプトルの心臓は超能力によりつぶされ息絶える

風「うおおおッ!!」

坂田「右胸だ!!右胸を狙え!」

ラプトルの死を確認した坂田はラスト1匹のラプトルと戦闘中のガタイのいい男、風に助言するとそれを聞いた風は何かの技なのか片足を前に出し、体を半回転させ肩で敵の右胸にタックルをするとラプトルの右胸は大きく凹み先程の桜井のように壁に叩きつけられる

「おおおっ!!」 「Amazing!!」
「凄ぇぇぇ!!! 」

ラプトルから逃げるため遠くに離れていた男達が坂田と風に賞賛の言葉を言いながら近づいてくる

……


稲葉「やべェ…なんだアレ…無理だろ…」

??「アンタも見たのか!」

稲葉「……?」

レイカやスネ夫を置いて真っ先に逃げた稲葉が突然背後から聞こえた声に少し驚きながらも後ろを向くと3人家族なのか、子供と妻の手を握った父親が話しかけてきて

稲葉「あの恐竜の事か?」

父「そうだ…!」

子「ねぇ、パパ、おっきいワンちゃん」

母「ワンちゃん…?そう言えばさっきから犬みたいな足音が…」

「グルルルル……」

子供が指さす先にはまた、先程玄野達を襲撃したラプトルが稲葉達の後を追ってきており

稲葉「…ッ!!」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 18:35:05.34 ID:LLLliP470
一方、玄野達の前にいた恐竜は2匹のブラキオサウルスで親と子供だろうか小さい方のブラキオサウルスが目覚め、のび太はつぶらな瞳をしたブラキオサウルスを見て、昔飼っていた首長竜同士のフタバスズキリュウのピー助を思い出し

のび太(今頃ピー助…何してるのかな…)
と考えていると

のび太「あっ!」

のび太や鈴木の説得により襲いかかってこないからブラキオサウルスを殺すのをやめた玄野が、誤射してしまいブラキオサウルスの顔を吹き飛ばしてしまって

鈴木「玄野くん!!」

玄野「わ…わざとじゃないんだ…!」

ズンッ

頭が吹き飛んだはずのブラキオサウルスがこちらにノロノロ歩いてきて

鈴木「わ…わ…なんで生きてるの…」

ジャイアン「何かヤベぇんじゃ…」

玄野「やっぱり異常だった…!もっかい殺す!!」

「も…もっかい…殺…す」

のび太「ええっ!!?」

玄野「喋った…」

突然喋り出したブラキオサウルスに一同は驚きを隠せず

「え…え…しゃべ…た」

玄野「んだよ…オウム返しか…」

「無礼な…よくも…頭を…吹き飛ばしてくれたな…愚か者…バラバラに…してやる… 」

ドラえもん「のび太くん危ない!!」

ブラキオサウルスは頭のなくなった首を仰け反らせそのままのび太に振り下ろし
ドラえもんが咄嗟にのび太を押しのけたおかげで何とか攻撃を避け

玄野「やべ…やべェ…」

玄野(タエちゃん…俺…やべェかも)

玄野は狂ったように自分の首を振り回すブラキオサウルスを見て 走馬灯のように玄野の彼女、小島多恵の顔を思い出し
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 18:50:31.95 ID:LLLliP470
自分の首を振り回すブラキオサウルスは今度は何度も地面に首を叩きつける。のび太と鈴木にその攻撃が直撃し二人は高く宙を舞う

ドラえもん「こうなったら…相手ストッパー!」

間一髪攻撃を避けたドラえもんは相手の動きを止める相手ストッパーを使いブラキオサウルスの動きをとめる

玄野「おらぁぁぁッ!!」ギョーンギョーン

玄野はブラキオサウルスの動きが止まっている隙にXガンを放つがブラキオサウルスはまだ生存しており

玄野「くッそ…どうやったら死ぬんだこいつ…」

玄野はXガンの後部に付いている、対象の生物の骨格が表示される画面を覗くと、そこに映ったブラキオサウルスの心臓のような部分を狙い、Xガンを放つとその部分が爆発しブラキオサウルスが今度こそ死亡する

……

稲葉(やべ…ェ…死ぬ…死ぬんだ…俺…)

父「おい、将貴頼む…ここは俺に任せろ」

母「はぁ!?何カッコつけてんの…」

父「いいから行け!!」

二人が逃げたことを確認すると父はラプトルの首に飛びつき

父「うおおおっっ!!! 」

体勢を崩したラプトルは道路に出てしまい父親ごと車に轢かれてしまう。
ラプトルはその衝撃で死亡するが、父親はラプトルがクッションがわりになり一命を取り留める

稲葉(すげェ…この人…1人で…かっけぇ…)

稲葉は逃げることもせずその場にただ呆然と直立しており
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 18:51:00.18 ID:LLLliP470
ドラえもん「のび太くん!!鈴木さん!!」

ドラえもんは吹き飛ばされたのび太と鈴木の安否を確認するためそばに駆け寄ると

のび太「全然痛くない…ほんとにこのスーツ凄いんだね」

ドラえもん「怪我がなくて良かったよ」

ジャイアン「ったく、どんくさいやつだなぁ」

玄野(今のは…ドラえもん…の助けがあったからだ…1人だったら確実に…死んでた…)

ジャイアン「っしゃ!この調子でもう一体も…」

「グオオオオオオオオオ!!!!」

大きな咆哮にその場にいた全員が後ろを向いた先には先程のブラキオサウルスを超える大きさのTレックスが2体出現し

……
和泉「ちッ…くしょう…!!」

西「すッげぇ…!!しっかり受け止めてろよ…ッ!」ギョーン

和泉達もTレックスとの戦闘を繰り広げており

西「くッそ!ちょっとしか効いてねェ!」

和泉「お…らァ!!」

和泉はトリケラトプスを倒した時のように刀の刃を長く伸ばしTレックスを真っ二つにする

西「ッ…点数取られた…」

和泉「……フン」

和泉(昔の感覚を取り戻してきた…生き残ってるのは俺とコイツくらいだろう…ボスを倒してさっさとやってしまうか)
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/09(金) 18:52:15.85 ID:LLLliP470
……

玄野「あんな狭い所で…あれは無理だッ…」

玄野達はTレックスから逃げるために博物館から出ると、Tレックス達も後を追うため外に出てきてしまう

桜井「何だあれ…」

スネ夫「あっ!ジャイアン達だっ!!」

鈴木「あれ何!?」

玄野「おっちゃん!あのバイク運転してくれ!!」

鈴木は玄野が転送される時に持ってきたバイクに跨り、後ろに玄野が乗ったことを確認するとバイクを走らせ

しかしTレックスは玄野達ではなくスネ夫達の方に向かい

「help!!help!!」

坂田「うるせェ!何でも俺たちに頼んな!」

スネ夫「よぅし…僕達でやろう!!」

Tレックスはスネ夫達の目の前まで来ると
レイカの上半身に噛みつき、もう一体はしずかとスネ夫に尻尾を振り回して攻撃する
その攻撃にあたり、何人かの男が死亡してしまい、Tレックスは吹き飛ぶしずかのスネ夫に突進し追撃を加える

しずか「スネ夫さんッ…大丈夫!?」キュゥゥゥンドロッ

スネ夫「しずかちゃんこそ…」ドロッ

しずかとスネ夫のスーツには限界が来てしまい、ドロっとした真っ黒の液体を流す
もう一体のTレックスはなかなかレイカを食べることが出来ず何度も強靭な顎で噛み付き、とうとうレイカのスーツからも真っ黒の液体が流れる

Tレックスがもう一度レイカに噛み付こうとしたその時

玄野「ひょオオオ!!生きてるかァ!!」

バイクに乗った玄野と鈴木がTレックスの足元を走り回り

玄野「喰らえっ…!」ギョーン

玄野はTレックスの顔にXガンを放ち、顔の半分が爆発して

玄野「こッちこいよ!!ぶっ殺してやる!!」

のび太「しずかちゃん、スネ夫、大丈夫!?」

しずか「のび太さん!!」

ドラえもん「のび太くん!ジャイアン!タケコプターつけて!玄野さんの後を追おう!!」

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/10(土) 04:48:27.25 ID:JN9FdQ4K0
つまんね
ゴミss
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 16:38:56.25 ID:ihy0nEto0
玄野「ひょオオアオ!!!やべェやべェやべェ!!」ギョーンギョーン

鈴木「一見…君は弱い人に見える…でも」

鈴木「君に生きる力を感じるよ!とても強い!!どんな環境でも生き抜くような力!!だから君について行けば生きのびることが出来ると思ッた!」

玄野「……そーかよ…」

玄野はそう言うと照れ隠しにこめかみを人差し指で2〜3回掻いた後、気を取り直してXガンを手に持つ

玄野「くッそ…バイクの振動で当たんねェ!!」

鈴木「わァッ!わッわッ」フラフラッ

玄野「危ねェ!!おっちゃん免許持ってんの!?」

鈴木「バイクなんか運転したことないもんッ!」

「グオオオオオオオ!!!」ピカッ

玄野「なんか来るぞ…嘘だろ!」

2体のTレックスは雄叫びをあげると離れていても熱気を感じるほどの大きな火の玉を放つ

ドラえもん「ひらりマント!!えぇい!!」

上空からドラえもんがひらりマントを出し、2つの火の玉を跳ね返すがひらりマントは火の玉の衝撃により破れてしまう

ドラえもん「わわわ…ッ!」

鈴木「あの子達…飛んでる!!あれもスーツを着ると出来るの!?」

玄野「ックソ…!もッかい来るぞ!!」

のび太「何かないの!?」

ジャイアン「早く!!次の玉が来ちまうぞ!」

ドラえもん「しあわせトラ…うわぁあっ!!」

のび太「わァッ!!」

ドラえもんが次のひみつ道具を出そうとした瞬間のび太とドラえもんが火の玉に直撃してしまい

鈴木「わわわ…あの子達死んじゃうよ!!」

玄野(アイツらが戦ッてるあいだに…隙を見て攻撃したいけど…)

のび太「ドラえもん!どうしよ!僕のスーツ壊れちゃった!!」

ドラえもん「ええッ!?じゃあ…復元光線!!」

壊れた物を元通りに治す復元光線を壊れたのび太のスーツに当てるとスーツから出てくる液体は止まり、先程の状態に戻る

のび太「よし…行こう!!」

玄野「うォォッ!!まだ来るぞ!!!おっちゃん!ジグザグに走ってくれ!」

鈴木「分かッた!!」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 16:39:28.95 ID:ihy0nEto0
坂田「なんだアイツら…バイク?」

桜井「あの子達…飛んでる」

スネ夫「行けー!!ジャイアン!!」

しずか「頑張って!のび太さん!」

稲葉「アイツら…どうすんだろうな」

スネ夫「さっきの…どこ行ってたんですか?」

稲葉「…え?あァ…親子があッちで襲われてたから…助けてた」

レイカ「あの人…くろの…だっけな…」



玄野「うらァァァ!!!!」ギョーン

「ッグオアアアアアッ!!」バンッ

玄野「ッしゃぁぁッ!一体殺った!」

のび太「凄い!玄野さん1人で倒しちゃったよ!」

ドラえもん「でもまだもう一体いる…援護しなきゃ」

玄野「また来るぞオオッ!!」

鈴木「避けたら!避けたら人が死んじゃうよ!!」

玄野と鈴木が走る先には、部活帰りなのか一般の学生達が屯っており

玄野「関係ねェ!避けろッッ!!」

放たれた火の玉をバイクを直角に曲がらせ回避するが、鈴木の言った通り先程の学生達に当たってしまい

玄野(15点取らねーと俺が死ぬんだ!!)

Tレックスは止まることをやめず、まだ玄野を殺すためまた火の玉を放ち

玄野「あッ…!!」

また回避に成功するが、火の玉が地面に当たった時に発生した衝撃で玄野はバイクから転げ落ちる。鈴木は玄野が落ちた事に気づいていないのかどこかに走り去ってしまい


29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 16:39:58.14 ID:ihy0nEto0
レイカ「あッ!!」

しずか「あの人…!!」

桜井「早く!!」

坂田「おーい!起きろ!」

「Stand Up boy!!」 「早く起きないと!!」

のび太「ドラえもん早く早く早く!!玄野さん死んじゃうッて!!」

ドラえもん「あああもう待ってよ!!今探してるから!!」

玄野「う……!?」

幸い玄野に怪我は無く、フラフラと立つとが玄野の目の前にはTレックスが立ち塞がる

玄野「ふーッ…ふーッ」

玄野「俺はッ!!不死身だッ!!負けない! 不死身だ!!!」

玄野「来やがれ!!てめェは俺に勝てねェ!!」

玄野「勝つのは…俺だ!!」ギョーンギョーン

玄野はそう言ってXガンを放つとTレックスもそれに反応し、相手を食い殺そうと頭を前に出し玄野に噛み付く。だが玄野はそれを回避し、Xガンを連射すると数秒後にTレックスの尻尾、口、足が爆発する。するとTレックスは大きな音を立て地に倒れるが最後の力を振り絞り玄野に火の玉を放つ

ドラえもん「熱線銃!のび太くん!これであの火の玉を撃って!!」

のび太「任せ…てッ!」バンッ

のび太が銃を放つと火の玉と相殺し大きな爆発を起こす

ドラえもん「あとは…取り寄せバック!」

遠くのものを手元に取り寄せることができるバックでドラえもんは取り寄せたい物の名前、この場合だと玄野の名前を呼び、取り寄せバックの中に手を入れ玄野をワープさせる

玄野「うおッ…!助かッた…のか?」

最後の抵抗をよけられたTレックスは力尽き、死亡する
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 16:40:25.64 ID:ihy0nEto0
坂田「うおおおおッ!!」

「Amazing!」 「Excellent!!」

レイカ「玄野くんッ!!」

坂田達は玄野の所へ行き、玄野に賞賛の言葉を発する。中には玄野にハグをする外国人や、助かったことに涙する者もいて

坂田「アンタ何者?何でその銃の使い方知ってんの?」

玄野「俺は…前からこんなことを繰り返してる…俺の知ってる範囲でよければ…話すよ」

……

坂田「なるほど、あと10分生き延びれば一旦帰れるんだな。んでまた近いうちに呼ばれる…か。ミッション中は帰ろうとするとやっぱり死ぬ…」

のび太「ほかの人たちからは僕達の姿…見えないんだね…」

桜井「そうだ…君たちも何者なの?」

のび太「僕達は普通の小学生だけど…こっちは…」

ドラえもん「信じてもらえないと思うけど……実は…僕は未来の国から来た猫型ロボットなんです。」

ジャイアン「ここにあるポケットからは便利な道具がいっぱい出てくるんだぜ!」

桜井「じゃあさっきの空を飛んでたのも?」

のび太「このタケコプターっていうやつをつければ誰でも飛べるんだ。」

坂田「へー…すげェ奴らだな」

稲葉「あッ」

稲葉が向いた方向には、先程ラプトルと戦っていた家族がこちらに向かってきて

鈴木「玄野くんがリーダーでいいよね?」

のび太「そうだよ!玄野さんがリーダーになって皆を家に返してあげようよ!」


31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 16:41:50.02 ID:ihy0nEto0
……
和泉「…死んでる…」

西「誰がやったんだ…?どうせ玄野かそこら辺だろ」

和泉「今頃は玄野も死んでるだろ…まぁいい…ラスボスは残ってるみたいだしな」

玄野達が殺したブラキオサウルスの死体を見て、疑問に思う和泉と西を恨めしそうに見つめているのは玄野達がTレックスの襲撃により殺し損ねたもう一体のブラキオサウルスであった。サイズは子供のブラキオサウルスの数倍の大きさであり、頭と顎には刃のように鋭い皮膚が付いている

西「さァて…コイツを殺れば多分俺は100点だな」

和泉「フン…俺が殺る…邪魔するなよ」

……

玄野「とりあえずあと10分…どこかに隠れてるんだ。後は俺とおっちゃん、のび太達でやるから」

レイカ「私も…」

玄野「ダメだ…このスーツはもう使い物にならない」

玄野「このスーツからこんな液体が出たらもう使えない…」

スネ夫「じゃあ僕達のも…」

のび太「ドラえもん!」

ドラえもん「そんな時は…復元光線!」

ドラえもんは先程出した復元光線をしずか、スネ夫、レイカのスーツに浴びせる

玄野「治った…」

坂田「すげえ…チートキャラかよ」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 16:42:26.30 ID:ihy0nEto0
かっぺ星人「キーーーッ!!!キーーーッ!!!」

鈴木「あッ!あれ!」

玄野「よし…アイツを殺せば…」

どこから出てきたのかかっぺ星人が突然現れ、また甲高い音を出すと建物からラプトルが何匹も出現する

玄野「どんだけいんだよコイツ…ッ!」

「どうすんだよッ!」「これッ…助かるわけない…ッ!」

「うわああああっっ!」

ラプトルが三人家族の内の子供に襲いかかり、父親がタックルをするがラプトルは子供を放さず

坂田「おッらッ!!」

桜井「はッ…!」

坂田と桜井はさっき倒した時と同じように右胸を透視し心臓を潰し、子供と父親を助ける

玄野(なんだアイツら…何してるんだ…?)

のび太「凄い!超能力って奴だよね!!」

玄野「そっちの家族は任せたぞ!!」

坂田「!? ああ!分かった!」

玄野「戦えないやつは俺の後ろに来いっ!」

しずか「えいっ!!」ドゴォッ

ジャイアン「おりゃァ!!」バギッ

ドラえもん「空気砲!ドカンッ!」

玄野「っしゃアッ!全員ロックオンした!!一気に殺すぜ!!」ギョーン

玄野はラプトル一体一体をロックオンし、まとめて爆発して殺害する

玄野(やった…1匹1点だと見ても…あと10分生き残れば…)

桜井「あっ!まだアイツが残ってる!」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/02/10(土) 16:42:53.16 ID:ihy0nEto0
のび太「アイツさっきまであんなムキムキだったっけ!?」

かっぺ星人はいつの間にか姿を変え手足に筋肉がつきサイズが大きくなっていた

かっぺ星人「おーれのどこがなまっでるがいッでみろッづの!!」

風「スマン…俺にやらせてくれ…」

そう言うと風はかっぺ星人の前に立ち、かっぺ星人の顔面を思いっきり殴る。かっぺ星人がそれに怯んだ隙に何度も技をかけ、とどめにラプトルに食らわせたタックルを浴びせる

桜井「おおッ…倒した…」

かっぺ星人は死んだと思いきや更にでかくなって風に襲いかかる

その瞬間、かっぺ星人の首が吹き飛んだ

西「くッそだッせェ…まさか逃げることになるなんてな…」

突然姿を現した西がかっぺ星人にXガンを食らわしていたのだ

和泉「なんで…玄野達が生きてんだ…?」

和泉「スーツも着ていないのに…」

建物からパンダを連れて逃げるように出てきた和泉は、生き残っているメンバーに驚愕する

のび太「あの人…透明マントでも使ってたのかな…」

玄野「いや…このスーツは姿を消すことも出来る…それよりも…まだ転送されないッてことはまだ敵がいるってことか…」

坂田「警察とかこっち来てんな…まぁこんなに建物がグチャグチャになってたら来るわな」

和泉「おい西…ッ…来るぞ」

和泉が後ろを振り向くとそこからはブラキオサウルスが扉から出てきて

玄野「アイツッ!!」

のび太「もう一体の方だ!!」

ジャイアン「やべぇんじゃねぇのか…?」

ブラキオサウルスは首を仰け反らせそのまま振り下ろすとそこいた警官が、見えない襲撃に遭遇してしまい全滅する

玄野「アイツを殺せば終わる!!行くぞォ!!」

のび太「スネ夫としずかちゃんも行こう!!」

しずか「分かったわ!」

スネ夫「えぇ…」

ジャイアン「ここで逃げたら男じゃないぜ!行くぞスネ夫!」

スネ夫「分かったよ…」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/02/10(土) 16:52:24.08 ID:fvEkrU+qo
面白いぞ
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