メリー「もしもし私メリーさん」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/30(月) 13:41:08.93 ID:IZSA8hNvO
メリーさんも同人くらい普通にありますよ!
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/30(月) 15:11:58.23 ID:J0ZQ8MLuO
お前らやめろ
メリーさん来なくなったらどうすんだ
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/30(月) 19:50:16.60 ID:oPFyPI8nO
そういえばメリーさん言えば羊であったな
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/01(火) 14:43:27.38 ID:X8VmXQbfO
テケテケとか女性都市伝説もいろいろいるよなぁ
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/01(火) 14:49:37.99 ID:T46VcRI8o
メリーさんは出会うまでの過程を書いているが、出会ったあとの話は書いてないからうんぬんっていうエロ同人を
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 00:32:52.03 ID:dOZlv1L10
女「結局あの後帰るって言って消えたけど…」

prrrrrrr

女「…」

女「もしもし…」

メリー「もしもし私メリーさん」

メリー「今あなたの背後をとっているの…」

女「おわあ!急に来た!」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 00:33:32.99 ID:dOZlv1L10
メリー「おはよう、さあ行きましょう」

女「ええ!ドキドキ収まってないのでちょっと待って!」

メリー「背後とられただけでそんなに驚くものなの?今度から登場統一しようかしら」

女「今まで誰もいなかった空間にいきなり背後に人1人現れたんですからそりゃ驚きますよ…どういう仕組みですか」

メリー「電話をとった相手のすぐ側に現れる、とだけ。仕組みは都市伝説だからってことで」

女「都市伝説言っておけば何でも許されると思わないでよ…あービックリした」

メリー「流石にあなたのプライベートな時間まで邪魔するわけにはいかないから夜は帰ったけれど朝にはこうやって電話して戻ってくるわ」

女「良識ありそうに聞こえるけど実際やることえげつない都市伝説だ…忘れんな私」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 00:34:10.77 ID:dOZlv1L10
メリー「それでここから学校までどれくらい?電車には乗るの?」

女「失礼ですけど電車とか知ってるんですね?」

メリー「以前のターゲットの中に通学に電車を使う子がいて乗ったことがあるわ。正直電話で移動できる私にとってあまり好ましい移動手段では無いけれど」

女「移動手段が電話って…私は電車ではなく歩きですよ」

メリー「あらそうなの。ここからどれくらいかしら」

女「20分くらいですかね」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 00:34:39.13 ID:dOZlv1L10
メリー「まあまあな距離ね。じゃああなた、ケータイ耳に当てなさいな」

女「急にどしたんです」

メリー「あなたは私が見えてるけれど他の人には見えてないのよ。周りからすれば独り言を身振り手振り交えて喋っている頭のおかしい子よ」

女「メリーさんが原因ですけどね!」

メリー「ただ電話をしている風に見せかければ少しは紛れるわ。これまでの経験でそれは確かよ」

女「なんで私こんなことしてるんだろうなあ…」

メリー「私にあなたの好きな人を取られるためよ」

女「メリット何1つない!」

メリー「ちなみに授業中はおとなしくするって決めてるから安心してくれていいわよ」

女「…そうなんですか?」

メリー「たまに有意義な授業もあるからね」

女「都市伝説が高校の授業で何を学ぶというのか」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 00:35:49.59 ID:dOZlv1L10
メリー「…あなたの学校生活を見せてもらったけれど」

女「はあ」

メリー「そうね、質問していいかしら」

女「私に答えられる範囲なら答えますよ」

メリー「では。この学校は女子の比率が高いわね?」

女「元女子校なんですよ、4年前辺りから共学になりました。この学年だと女子3の男子1の比率ですかね」

メリー「なるほど。で、そこそこ社交的な様子は伺えたけど男子とはほとんど喋らなかったわね?」

女「基本女友達と話しますからね、男子は男子で固まってますよ」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 00:36:19.56 ID:dOZlv1L10
メリー「…あなた好きな人は?」

女「今日メリーさんを視認できた人いました?」

メリー「なんて予想外の展開ッ!?」

女「驚き過ぎでは?」

メリー「驚くわよ!今までターゲットにしたJKぜーったい色恋沙汰をもっていたもの!」

女「色恋沙汰無しのJkを確認できて良かったですねえ」

メリー「休み時間の間にとりあえず全部の教室見て回ったのに誰も私に気づかないなんて想像もしてなかったことよ」

女「休み時間いないと思ってたらそんなことしてたんですね」

メリー「こんな状況は流石に予測できないわ…どうしましょ」

女「素直に諦めてみては?」

メリー「謎の上から目線ムカつくわね…とりあえず不測の事態になったので一旦ターゲット外すことにするわ」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 00:36:58.33 ID:dOZlv1L10
女「一旦?」

メリー「諦めるのが癪なだけよ、ちょっと解決策都市伝説達と話して見つけてくるから待ってなさい」

女「また来るんだ…」

メリー「私を都市伝説へと押し上げた要因の1つはしつこさよ、それがメリーさんなの。覚えておきなさい」

女「消えた…まあそうだよね、私メリーさんってしつこくかけてきて段々と自分の場所に近づいてくるのが怖い、それがメリーさんの都市伝説だもんね」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 00:37:51.27 ID:dOZlv1L10
先生「おい…ちょっと待て、さっきお前の隣に女の人いなかったか?」

女「あ、先生…女の人見えたんですか?」

先生「見間違いじゃなきゃ…いや見間違いか。いるわけがないもんな」

女「幽霊か何か見えたんですか?先生霊感強い方?」

先生「いやそんな経験ないはずなんだがなあ…すまんな呼び止めて。帰宅か?気をつけて帰れよ」

女「…先生の家に帰宅したい」

先生「ダメです。」

女「また頑なに…冗談ですけど。さよなら先生」

先生「さいなら」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 00:38:26.33 ID:dOZlv1L10
prrrrrrr

女「…」

prrrrrrr

女「無視するという選択肢があったわそうおえば」

prrrrrrr

女「マナーモードにして、と。じゃあ寝ますかなー」

メリー「私メリーさん、あなたに怒り心頭なの」

女「どわあ!布団からメリーさん!?」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 00:38:55.78 ID:dOZlv1L10
メリー「こんばんは、恐怖を届けにきました」

女「いや怖いよ!いつから布団にいたんですか!」

メリー「あなたが電話を無視するからこうなるのよ、覚えておけと言ったでしょう、メリーさんを」

女「本当に逃げ場はないのか…電話に出なかったのにどうやってこの家に来たんですか」

メリー「都市伝説なめないことね」

女「え?解説無し?」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 00:39:22.06 ID:dOZlv1L10
メリー「とりあえず花子さんや口裂け女、テケテケと話してきたわ」

女「傷心中って聞いてる2つの都市伝説に何聞いてきたんですか」

メリー「あなたは人間と関われて羨ましいって賛辞浴びてきたわ」

女「何してんだ」

メリー「あとどうやら花子さんが受けた被害が私にも手が伸びているみたいな脅しを受けたわね」

女「エロい2次創作作られるってやつですか?」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 00:39:56.31 ID:dOZlv1L10
メリー「そうよ。私は…気にしないわよ?」

女「声震えてますよ」

メリー「…もしそんなのが広がって私を視認できる男性が襲ってくるという案件が増えたらどうしましょう」

女「流石に都市伝説に手を出す男の人はいないと思いますよ?」

メリー「世の男性をなめないほうがいいわ。花子さんは襲われたもの」

女「」

メリー「気まぐれに女子トイレではなく男子トイレで驚かそうとしたら驚かす対象が自慰行為をしていて流れで襲われたそうよ」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 00:40:30.48 ID:dOZlv1L10
女「なんて場面に出くわしてんだ…え?花子さんの活動範囲って学校ですよね?」

メリー「学校よ、小中高は問わずね。幸いトイレの排水溝から住処に逃げ帰る術を持っていたから助かったみたいだけどもうその後泣き喚くのなんの」

女「そら泣きますわな…」

メリー「ちなみにその男性のケータイの画面には花子さん風のえろいやつが写ってたらしくそれで花子さんのえろいやつが出回ってるの知ったそうよ」

女「…いやまあ学校でそんなことするくらいだからトイレから出てきた女の子を襲ってしまうような最低な男性だったのでしょうけど花子さんもまた間の悪い…」

メリー「花子さんその時調子に乗って全裸だったし」

女「襲われる原因自分でも作ってる!」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 00:40:56.88 ID:dOZlv1L10
メリー「ま、花子さんも誰かに自分の恐怖を分かって欲しくてあんな脅しをかけたのでしょうけど私はそんなことき…にしない人だから?大丈夫…かなぁ?」

女「お気を確かに」

メリー「ま、まぁメリーさんの都市伝説は血みどろ系のお話だしそんなやましいこと考える人はいないわよね」

女「…ちょっと気になってたんですけどその都市伝説って実際にメリーさん達がやった行いなんですか?それとも噂にすぎない…とか?」

メリー「それは想像にお任せするわ。それに答えたところで誰かが得するわけでもないこと」

女「…僅かにある私のメリーさんへの恐怖心が肥大しそうな返答をどうもありがとうございます」

メリー「僅かって…」

女「少なくともJKの色恋沙汰に首突っ込んで荒らすことを目的として性の対象になりそうになるとちゃんと人並みに怖がるメリーさんにはあまり恐怖心抱くことはなかったです」

メリー「でも今更元祖メリーさんやるのもねえ…」

女「選択肢それしかないのか…」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 00:42:26.58 ID:dOZlv1L10
都市伝説をエロ枠に押し込めた日本人は実は凄いのかもしれない

また気が向いた時に続きを
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 01:28:08.83 ID:upQo5HR40
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/02(水) 01:50:26.63 ID:Tv6knbkco
すぐに気が向いて欲しい
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 05:35:48.78 ID:ecidD40ZO
恐怖への手っ取り早い対策は性欲だしね
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 05:38:32.62 ID:wNDcpwRkO
その男子は中学あたりだろうな、ちょうど性に目覚め始める頃で裸の女の子が現れたら…ねえ?
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 11:46:04.30 ID:A8cujJafO
エロは江戸時代から続く伝統文化やぞ
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/03(木) 10:01:49.99 ID:KJiOJ02E0
そもそもメリーさんも花子さんも幼女って誰が決めたんやろうなぁ・・・あ、乙
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:41:32.15 ID:AKZ46iuFO
女「それで結局解決策とやらは出たんですか?」

メリー「三人寄れば文殊の知恵ってね」

女「メリーさん、花子さん、口裂け女さん、テケテケさん」

女「…」

メリー「なによその目は、三人で案出し合ったのよ?」

女「誰か1人戦力外がいたんだ!」

メリー「テケテケの発案を口裂け女がまとめ花子さんがシュミレートする。完璧な布陣よ」

女「戦力外だ!」

メリー「誰が戦力外よ!私が持ち出した話なんだから私は解決策出す会議に出席する必要なかっただけですー!」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:42:28.76 ID:AKZ46iuFO
女「なんて傲慢な…」

メリー「別に役立たずって言われて会議に参加させてもらえなかったとかいうわけじゃないわよ」

女「自分から言いだすところが怪しすぎる…」

メリー「で、解決策なんだけれど」

女「あ、はい」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:42:57.43 ID:AKZ46iuFO
メリー「数日待つ」

女「待つ?」

メリー「それか私の口先で焚きつける、の2つの案が出たわ」

女「焚きつけるって…」

メリー「ちなみに数日待つ方が穏便に済む可能性があるけれど場合によっては焚きつける方よりキツイことになる」

女「メリーさん?」

メリー「焚きつける方はまあ私にかかれば楽勝だけれど個人的にあまりやりたくないわ、花子さんもオススメしないと助言をくれた」

メリー「けれど決めるのはあなたよ、どちらを選ぶ?」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:43:26.85 ID:AKZ46iuFO
女「ちょ、なんで私が選ぶんですか?私からすれば両方とも嫌ですで回答終わるだけじゃないですか」

メリー「異例の事態と言ったでしょう、人間社会をちょっと学んだけれどさすがに考えが甘かったようね」

女「考えが甘かったって…なんの話ですか?」

メリー「こっちの話よ。さ、選んで」

女「えぇ…じゃあ穏便に済む可能性がある数日待つ、で」

メリー「いいのね?」

女「焚きつけてどうにかなるのかは分かりませんけど穏便に済むなら越したことはないですよ」

メリー「例え穏便に済まない可能性があっても?」

女「そしたらそういうことでしょう、受け入れますとも」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:43:57.89 ID:AKZ46iuFO
メリー「…わかったわ、今日はこれでさよならね。また明日適当な時間にくるわ」

女「はぁ、おやすみなさい」

メリー「ぐっばーい」

女「今日はちょっとだけシリアスな気分だったのかねえメリーさん」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:44:53.09 ID:AKZ46iuFO
メリー「もしもし私メリーさん」

女「今…あなたの目の前にいるの!」

メリー「…何してるのよ」

女「背後でしたか失敗失敗、先にメリーさんのセリフを盗ることでメリーさんが普通に登場せざるを得ない状況にしようかなって。昨日の背後は本当に驚きましたし」

メリー「アホの子ね」

女「なんてこと言うんだ」

メリー「じゃあ今日も元気に学校頑張りましょう」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:45:24.24 ID:AKZ46iuFO
女「まあ授業中は邪魔とかしてこないしそもそもみんなに見えないから別に一緒に行くのはいいですけど、メリーさんは学校楽しいんですか?」

メリー「楽しそう、ね。私自身都市伝説の身だし実際に通ったことはないけれどいい施設だと思うわ」

女「いい施設…」

メリー「だいたい同じ年代の男女を1つの施設に集めて様々な行事を行う、国が恋愛を推奨してるんじゃないかと考えちゃうくらい恋愛向けの施設よね」

女「なんだその穿った考え方!?」

メリー「さ、行きましょー」
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:45:55.04 ID:AKZ46iuFO
メリー「…あなた今日もまっすぐ家に帰るの?」

女「へ?そうですけど…」

メリー「部活とやらは?前に電話で憑いた子はバスケやってたわよ」

女「憑いたって…というか私部活入ってないですもん」

メリー「そうなの?そんな胸持ってるのに?」

女「胸がなんだってんだ」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:46:32.88 ID:AKZ46iuFO
メリー「そういう人もいるのね、覚えときましょ」

女「…思ったんですけどその色恋沙汰に横槍入れるスタイルって初めて間もないんじゃないですか?」

メリー「あら、どうしてそう思うのかしら」

女「まあ色々ありますけど…」

メリー「理由は言わなくて結構。確かに初めてからそんなに月日は経ってないわ」

女「ほー」

メリー「興味ないと一発でわかる返事ね、都市伝説じゃなきゃ聞き逃してたところよ」

女「都市伝説がなんだってんだ」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:47:06.14 ID:AKZ46iuFO
メリー「というわけで。あなた暇なのね?」

女「話題の振り方下手ですねメリーさん…暇と言えば暇ですけど」

メリー「なら花子さんに会わない?」

女「花子さん…ってあのエロアニメ被害者の花子さん?」

メリー「トイレの花子さんよ」

女「しまったつい」

メリー「昨日解決策相談したって言ったでしょう?その時今どこのトイレにいるか聞いたらここの学校のトイレというから驚いちゃったわ」

女「都市伝説でも集めやすいんかなこの学校…」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:47:33.19 ID:AKZ46iuFO
メリー「どうする?会う?」

女「会えるなら会ってみたいとは思いますけど花子さん側からすれば人間の私がいきなり赴くなんて迷惑な話では?」

メリー「そうでもないわよ?花子さんあなたに興味あるみたいだし」

女「そうなんですか?」

メリー「今までなら私が電話主に取り憑いてから今の時間までにターゲットは落としている場面よ」

女「はええ」

メリー「ところがターゲットがそもそもいないときた。今までにないことだもの、興味湧くわよ」

女「今時のJKはみんな恋愛してんだなあ…」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:48:09.95 ID:AKZ46iuFO
メリー「あなたも現役のJKじゃない…ちなみにこの前言った休み時間に他の教室見て回っていたというのは嘘で実は都市伝説の気配がするから探りに行ってたのよね。その時は見つからなかったけど」

女「気配あるのか…で、昨日聞いてみたら学校にいたのは花子さんだったってことですね」

メリー「そーいうことよ。花子さんは3階の女子トイレにいるらしいわ。行きましょう」

女「3階か、3年生のフロアですね」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:49:05.28 ID:AKZ46iuFO
女「トイレに来たはいいですけどどうやって呼ぶんですか?」

メリー「電話よ?」

女「全都市伝説が今風に染まってるの??」

prrrrrrr

メリー「もしもし私メリーさん」

女「その口上絶対言うのか…」

メリー「そうよ、連れて来たの…もちろん女性よ?」

メリー「3番目のトイレね、わかったわ」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:49:48.93 ID:AKZ46iuFO
メリー「というわけでこのトイレよ」

女「一見普通のトイレですけど」

メリー「ここでもう一度通話」


BON!


女「うゃ!爆発!?」

メリー「派手な登場ね…」

女「え、あ、花子さ…花子さん!?」

花子「…」

女「えっっっっっっっろ!」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:50:37.78 ID:AKZ46iuFO
花子「!!!!??!!」

メリー「ちょ、また花子がビビりそうなことを」

女「いやスタイル良すぎでしょう、出るとこ出てるし服ぱつんぱつんだし見た目JKだし」

女「なんかもうエロすぎでは?」

メリー「見た目JKなのはここが高校だからよ、普段は小学生の見た目。なおスタイルは小学生の頃はつるぺったんで中学生以降はこのスタイルね」

女「ということは前男に襲われたって時も年齢相応の見た目してるのにこんなエロい体を衣服で隠すこともなく晒してたってことですか」

花子「…」

女「そりゃ襲われるわ」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:51:21.98 ID:AKZ46iuFO
花子「あの時は…!テンションが…!」

女「都市伝説ってみんなおっぱいおっきいんですか?」

メリー「私と中学生以上のスタイルの花子さんはおっきいけど口裂け女なんかはおっきいとは言えないサイズよ」

女「ひえー」

花子「…」

メリー「そんな目で私を見たって何も変わりはしないわよ?ほら、自己紹介を」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:51:57.86 ID:AKZ46iuFO
花子「…トイレの花子さん、よろしく」

女「はあ…よろしくお願いします」

メリー「で、どう思う?」

花子「不思議。そろそろ探り入れてもいいんじゃない?」

女「…なんの話です?」

メリー「ちょっとね…まあそうするわ」

花子「うん」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 11:52:28.41 ID:AKZ46iuFO
メリー「あなた、何か花子さんに聞きたいこととかある?」

女「へ?…じゃあ凄い被害受けたって聞いてますけどもう立ち直りました?」

メリー「火の玉ストレートオオオオ??」

花子「…!!!!!!」

メリー「ほらこうなる!」

女「まあエロアニメにされるわ襲われかけるわでそう簡単に立ち直れるわけないですもんね、分かります」

メリー「分かってるならそんな質問しないでくれません!?」

花子「退散!」

女「ああ!?トイレに吸い込まれるように消えた!」

メリー「またケアの必要が…」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/10(木) 11:53:34.87 ID:AKZ46iuFO
べ、別に私は花子さんのえろいやつなんて見てないんだからね!?勘違いしないでよね!?

はいここまで、また気が向いた時に
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/10(木) 12:22:15.75 ID:19U4COIHO
これは都市伝説を紹介されるうちに自分も都市伝説になってしまう普通にホラーな話かな?
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/10(木) 16:00:29.35 ID:l+vtK6nyO
エロい見た目でマッパなら襲われても仕方ないな
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/10(木) 19:35:54.83 ID:s45l88jLO
貞子のエロもある世の中だしなぁ
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/10(木) 23:25:41.32 ID:lGPgH2g7O
中だし?(難聴)
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/10(木) 23:51:31.45 ID:XCt2/wqUo
花子さん、貞子、八尺様、メリーさんは同じシリーズでアニメ化してるからなぁ…
28.18 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)