『ブロー上等! 炎陣の爆速レイディオ』第54回 提供: 346プロダクション

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:00:26.52 ID:uZWBZ9NZ0


「みくたちの思いが、みんなにまっすぐ届いたらいいにゃ!」
「"Nothing but you”、5月23日発売!」
「9時です!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1525694426
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:01:06.29 ID:uZWBZ9NZ0


「ブロー上等! 炎陣の、爆速レイディオ」

https://m.youtube.com/watch?t=27s&v=EjPUDwWdSqU
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:01:36.86 ID:uZWBZ9NZ0


『こちら、コーヒーフロート2つでございます』
夏樹『お、ありがとうございます。来たぞリーコ』
涼『やった、ありがとなっちゃん!』
夏樹『また急いで食べて腹壊すなよ』
涼『わかってるもーん』

『こちら、ポテトでございます』
里奈『ありがとうございまーす! 来たぜ来たぜー』
亜季『なんか、多いね』
里奈『ん? 何が?』
亜季『あたしのバイト先より、量…。ポテトの』
里奈『あははは、マジかー』

『こちら、追加のおにぎりでございます』
『どもっす』
『帽子、よくお似合いですよ』
『あ、マジすか?』
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:02:06.11 ID:uZWBZ9NZ0


涼『ねーなっちゃん』
夏樹『んー? なんだリーコ?』
涼『このあと伊勢丹いきたいなー。すぐそこじゃん?』
夏樹『ははは、何だよ。また欲しいものでも見つけたのか?』
涼『違うよー! あのねシャネルのサンダルがね、なっちゃんに超似合うかなって! ほら、また今年もバリ行くでしょ?』
夏樹『今年はバリじゃなくてイタリアにしようって前決めただろ』
涼『えーそうだっけ? バリがいいなーなっちゃん足元そのサンダルでしょー、それでエルメスのビキニにー』
夏樹『おいおい、水着は去年買わなかったか?』
涼『えーせっかくだから新しいのにしよーって』

里奈『うわー聞いた?』
亜季『聞いた聞いた』
里奈『伊勢丹でシャネルにバリだってー。おっかねもちー』
亜季『ねー。この世にあんな絵に描いたようなお金持ちがいるんだねー』
里奈『アタシらはゴールデンウィークも夏もバイト三昧なのになー。マジうらやまーみたいな』
亜季『っていうか、りーアレどーなったの? 夏の短期の』
里奈『あーあれダメんなっちゃった! 募集人数オーバーで選考落ちだってさ』
亜季『マジかー。あそこでガッツリ稼げれば少しは余裕できると思ったんだけどなー』
里奈『そんな甘くないってことよなー世間は。あ、そういえばさ!』
亜季『なになに?』
里奈『美嘉ちゃんのインスタ見た? 新しいやつマジめっちゃ面白くて!』
亜季『えーなになにどんなヤツよ? うわ! あはははこっれはヤバい!』
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:02:32.47 ID:uZWBZ9NZ0


涼『なんか、むこう騒がしいね』
夏樹『客も3組しかいないしいいだろ。それよりさ、明日なんだけど』
涼『あそっか、明日がプールなんだっけ?』
夏樹『そうそう。長引いてもなんとか間に合うと思うから、それから行こう』
涼『楽しみだなー團十郎、なっちゃんと見れたらなお楽しいー!』
夏樹『まったく、よく言うよ…。また寝そうになったらコレだぞ』
涼『えーっ明日と言わず今やってよー?』
夏樹『ダーメだ』

亜季『あ』
里奈『どったどった』
亜季『ほら、タマたちバーベキューやってる』
里奈『うわ真奈さんもいんじゃん! 行く?』
亜季『いやでもこれ神奈川…』
里奈『往復の電車賃…』
亜季『…とりあえずいいねだけつけとく』
里奈『そーしよ…』
亜季『あ待って、今3時!?』
里奈『うわマジ!? やば!!』

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:03:00.62 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹『そういえば! 今日じゃなかったか?』
涼『え? 何が?』
夏樹『向井拓海のライブの抽選!』
涼『あ、待っていま見てみる…!』


7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:03:33.67 ID:uZWBZ9NZ0


里奈『あー待ってヤバいヤバいヤバいヤバい…』
亜季『いい? いくよ、いくよ3,2,1ドーン!』
里奈『神よっ…』
亜季『よっっっ…しゃあ全通ゥ!!!』
里奈『あ、アタシもだ!! やったぜーイエーイ!!!』
亜季『いえーい!! 働いてきた甲斐あったよ拓海…』
夏樹『マジかよ!?』
亜季『え?』
里奈『ん?』
夏樹『あぁ、いや、悪い! リーコどうだ!?』
涼『あ、あぁ、あのねなっちゃん…』
夏樹『…あぁ』
涼『…ほ、北海道公演、だけ、取れたみたい』
夏樹『あぁ…。マジか…』

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:04:08.04 ID:uZWBZ9NZ0


里奈『あのー』
涼『…あぁ、え?』
里奈『おねーさんたち、もしかしてアレ? 拓海ちゃんのファン?』
夏樹『あぁ、そうなんです…。ってそれ!!』
亜季『このTシャツ? 一昨年のデビューライブの』
涼『欲しかったけど買えなかったやつ…』
夏樹『並んだけど買えなかったやつ…』
里奈『え? マジ?』
夏樹『リーコ…』
涼『えっ? えっなっちゃん!?』
夏樹『…っく…ひっ…」
涼『…あぁ、なっちゃん』
里奈『なんか…』
亜季『ここまで大人の女がさめざめ泣いてるとこ超ひさびさに見たかもあたし』
里奈『んね』

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:04:34.76 ID:uZWBZ9NZ0


涼『…ん』
涼『…あのー』
里奈『ん、なに?』
涼『写真、一緒に撮ってもらってもいいですか? あたしたち、そのシャツ、すごく会いたかったので…』
亜季『あー、そーゆーことなら、いいよねえ?』
里奈『そんくらいなら! いいよいいよー全然!』
涼『だって、ほらなっちゃん、これでちょっと元気出してよ?』
夏樹『うん…。わざわざ、ありがとうございます』
亜季『いーえいーえー。今やプレミアものだしねーこのシャツ』
里奈『すいませーん、ここで写真撮ってもいいですかー?』
『ええ、構いませんよ』
里奈『あざまーす! じゃ携帯貸して!』
涼『あ、はい…』
里奈『はーいお姉さん笑って笑ってー! 『きみみたいにきれいな女の子がどうして泣いているの?』」
亜季『細川俊之!』
夏樹『あははは…!』
里奈『はいもう一枚!』

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:05:01.11 ID:uZWBZ9NZ0


涼『あ、ありがとうございます』
亜季『それにしても、ごめんね盗み聞きしてて、そんなにお金持ちならチケットご用意されるための手段なんかいくらでも持ってそうだけど』
里奈『んね、このシャツだってオクとかでたまに出てるし』
夏樹『いや、それじゃ意味ないんですよ…! それは拓海に対して不誠実だから』
亜季『おおおっ! 硬派! 硬派な拓海ファン! さっすが!』
涼『あたしたち、拓海ちゃんの駅前ライブからのファンで』
里奈『ええマジで!? じゃあもう最古参じゃん! てかそんときすれ違ったりしてたかもね!』
涼『もしかしたらそーかも?』
里奈『まあまあウチらもマジ向井拓海ラブなんだけどね』
亜季『マジLOVE20000000%みたいなね』
里奈『ガチで愛死天流みたいな!』
亜季『源一郎みたいな!』
涼『なに言ってんのかさっぱりわかんないけど! そうなんだ!』

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:05:35.53 ID:uZWBZ9NZ0


里奈『てかそーゆーことなら、あたしの知り合いが』
夏樹『ん?』
亜季『おお!』
里奈『チケット多く取っちゃったから定価でお譲りしますって』
夏樹『え、いや、そんな、でも…』
亜季『まあ、ここで会ったのも何かの縁だし! なんたって拓海を応援する、特に金銭面で! 同士っぽいし!』
涼『なっちゃん…』
夏樹『…うん、わかりました、そのお話、ありがたく頂きたいと思います』
里奈『おっけー! じゃあお姉さん連絡先かなんか聞きたいんだけど』
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:06:12.92 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹『ええと…。その』
里奈『んー?』
夏樹『じゃあこのあとウチで少し話しませんか? あたし、周りにファンの人がいなくて、なんか会えたの、嬉しくて…』
亜季『あー、どうする? りー』
里奈『いんじゃね? じゃあ、お邪魔しちゃってもいいっスか?』
涼『なっちゃんちメッチャ広いよ!』
亜季『マジか、くつろげるかな…』
夏樹『いやいやそんな、広くはないですよ』
涼『あと拓海グッズ壁一面の部屋もあるし』
里奈『えーマジで? アレも? あの萌え萌えタペストリーも?』
夏樹『ピンクのフリフリの? ありますよ!』
亜季『あはははアレ持ってるなら本物だ! 本物のファンだ!』
里奈『よしじゃあそうと決まれば2次会だー! 残り片してお会計しよー!』
亜季『おー!』

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:06:39.84 ID:uZWBZ9NZ0


『ありがとうございましたー』
夏樹『いやー、あの、去年の名古屋公演のMCの』
亜季『出た!』
里奈『テメーら、シャチホコになる覚悟はできたかーってやつ?』
夏樹『いやもうホント、あれの意味わかんなさが拓海の天才性だと思うんだ!』
涼『なっちゃんその話すごい好きだよねー』
亜季『でもホントホント、そーゆー恥ずかしいことサラッと言えるのが拓海らしいっていうか!』


14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:07:08.46 ID:uZWBZ9NZ0


『…出ていかれましたね』
拓海『いや、テメーらの隣の席にいたんだけど、アタシ…』
拓海『まあ、でもなんだ…』
拓海『ファンのひとことひとことって、嬉しいもんだな』

拓海「オマエらのもちゃんと聴いてんぞ、いいのも悪いのも。手紙とかアンケートとかいろいろ、いつもありがとよ」


15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:07:35.93 ID:uZWBZ9NZ0


https://m.youtube.com/watch?v=KcV68xo-WEU

拓海「っつーわけで第54回『ブロー上等! 炎陣の爆速レイディオ』メンバー紹介!」
夏樹「好きなジョージはジョージハリスン、木村夏樹!」
涼「あー、好きなジョージ…。はジョージデューク! 松永涼」
夏樹「ジョージデュークって…」
涼「え、いやザッパバンドの…」
里奈「あ、あーゆーオッケー?」
夏樹「あぁ悪い!」
里奈「おけおけー! 好きなジョージはジョージア! 藤本里奈ぽよー!」
亜季「好きなジョージはジョージ・ランチェスター! 大和亜季!」
里奈「たくみん!」
拓海「ん、好きなジョージ…。ジョージ…? おさるの? 向井拓海! おし、今週も気張っていくぞオメーら!!」
4人「おうっ!!!!」


16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:08:03.84 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「おいヘッド…! はははははは」
涼「いやいやいや『おうっ!』じゃないだろ『おうっ!』じゃ!」
拓海「いや、ってもよ、何だよ好きなジョージって」
里奈「ジョージぢゃん!」
拓海「意味わかんねえんだよ毎週毎週」
涼「いやマジで、それにしてもおさるのジョージって…!」
亜季「もう一度! もう一度やりましょう!」
夏樹「あー、どこからだ?」
涼「そうだな、クレジット読みから拓海のスタート! で行こう!」
里奈「オッケーぽよー!」
亜季「やりましょう!」
涼「…というわけで、今シーズンのオープニングテーマは『ねこやま』さん選曲、ピチカートファイブで『きみみたいにきれいな女の子』。そして」
夏樹「今回のオープニングドラマを書いてくれたのは、沖縄県の『飼育シーサー』さん。サンキュー!」
里奈「喫茶店の店員役は、吉田ディレクター!そしてそして?」
亜季「同じく、今回の名乗りを書いてくださったのは東京都の『好きなジョージはロメロ』さんであります!」
拓海「そんじゃあ行くぜ、第54回『爆速レイディオ』、スタートだっ!!!」

https://m.youtube.com/watch?v=KcV68xo-WEU

17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:08:35.55 ID:uZWBZ9NZ0


亜季「いやあやはり生放送、何があるかわかりませんな!」
涼「まさか鬼の特攻隊長が、休日朝の教育テレビの番組名を口走るとは思わなかったな」
里奈「アタシもたまに見てるぽよー。かわいーよね!」
夏樹「いや拓海…っはははは」
拓海「いつまでも笑ってんじゃねーぞテメー夏樹コラ」
夏樹「いや、悪い…! なんかセカンドネームみたいだなと思ってさ…」
涼「『向井・おさるのジョージ・拓海』?」
亜季「おぉアリですな!」
拓海「ねーよ! テメーらアタシのことなんだと思ってんだよ!」
夏樹「え? おさるのジョージ大好きねーちゃん」
里奈「鬼の特攻隊長?」
亜季「ヤンキーでありますか?」
涼「346プロの保母さん、あ、いや保育士」
拓海「…」


18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:09:02.49 ID:uZWBZ9NZ0

里奈「たくみんが黙った!」
夏樹「よし来た! 亜季!」
亜季「えー今回は! 『シンデレラガールズ総選挙締め切り直前! ということで、リスナーやファンの皆さまから炎陣へ寄せられた質問に全速力で答えていきます! 題して!』」
亜季「『炎陣爆速しつもん大会Vo.3』! スリースリースリースリー…」
拓海「セルフエコーやめろ」
夏樹「人力ディレイだな」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:09:29.53 ID:uZWBZ9NZ0


亜季「というわけなのですが」
夏樹「質問コーナーに行く前に、今回のドラマもなかなか面白い役どころだったな、涼」
涼「いや今回コレ…。なんていうか、疲れた…」
夏樹「ははは、そんなこと言わないでくれよ、可愛いりーこ」
涼「わーっやめろやめろ!!!」
里奈「あははは! なっつは通常営業だったけどねー」
夏樹「あれ? そうか?」
涼「マジかよ…」
亜季「自分もあまりこう、違和感はありませんでしたが」
夏樹「ははは、そうかー? まぁ」
涼「んっ…」
拓海「ん、大丈夫か?」
亜季「まさか!? カゼぎみ!?」
涼「あ、違う違う! なんか普段まったく使わない音域で喋ったから、声がさ」
夏樹「ホントか?」
亜季「のど飴ありますよ! 後方支援はお任せください!」
涼「あぁサンキュー、大丈夫だよ。それよりライブ終わりで来てるヤツはどうなんだ?」
拓海「あぁ、アタシか? アタシは別に…。夏樹はどうなんだよ」
夏樹「あぁ、別に何ともないよ。しっかり休足も取ってるし。あ、フェスに来てくれたみんな、ありがとな!」
拓海「おう、アタシも楽しかったぜ」
里奈「いぇいいぇい! いーなー、里奈ぽよもライブしたかったなー」


20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:09:55.04 ID:uZWBZ9NZ0


涼「とか言って、次ももう決まってるんだろ? 里奈」
里奈「へへへへ、実はねー! ありがたいことですマジ感謝…みたいな?」
拓海「ひと月ぶりぐらいか? 5人で生は」
夏樹「そうだな、前回が確か4月の頭で」
拓海「先週はちょうど涼と亜季が抜けてたもんな」
亜季「その節は本当にご迷惑をおかけして…!」
涼「悪かったな」
夏樹「いやいや、別に謝ることじゃないだろ」
里奈「アタシら別に、迷惑とかしてないしー? ねーたくみん?」
拓海「まぁな。ユニットでの活動も重要だが、やっぱひとりひとりが強くねえと話になんねえんだ。各々でやれることやってこうぜ」
夏樹「そういうことだ。さぁさぁ生放送だぞ、のんびりしてるヒマはないぜ」
里奈「大変だ大変だー!」 


21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:10:24.11 ID:uZWBZ9NZ0


亜季「というわけで、頂いたメールおハガキがこう、目の前に積まれているのでありますが」
涼「どれから手をつけていいものか…? 毎度ながら悩むな」
拓海「コレだろ」
里奈「はやっ!? 鬼っぱやっ!?」
拓海「えー神奈川県男性21歳、タメだな、『さるすべり』さんからのメールです」
亜季「ありがとうございます!」
拓海「『いつも番組楽しく聴いております、昨日フェスも行きました』」
夏樹「お、ありがとな!」
拓海「『自分も炎陣を追いかけてかれこれ数年が経過し、日に日に増していく炎陣愛をどこにぶつけるか少し悩んだのですが、拓海さんのようにバイクに乗って風を感じればどうにかなるのでは? という結論に至りました! みなさんからアドバイスいただきたいです!』」


22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:11:02.66 ID:uZWBZ9NZ0


涼「これ質問…いや質問か」
夏樹「そうだな、バイク初心者か! いいなー」
拓海「そうだな、まず教習所通ったほうがいいんじゃねーのか?」
涼「ふっ…!」
里奈「いやたくみんその通り! まぢちょーその通りだと思うんだけど!」
拓海「ん?」
夏樹「まあなんていうか、ギター始めたいヤツに対して『ギター買え!』って言ってるようなもんっていうかな…」
拓海「あぁ? まあ、とにかく安全には気をつけろよ。あと三段シート付けるときは目ぇ付けられないようにな」
夏樹「だっ…はははは」
里奈「たくみーんヤン車乗らせてどーすんの!」
涼「いや、もう次行くぞ次!」
夏樹「あの、いやアタシからも、マジで安全にだけ気をつけてくれ! いろいろと手はかかるけどバイクはホント最高だぜ!」

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:11:34.30 ID:uZWBZ9NZ0


涼「あぁ。ラジオネーム『がまごおり』さん男性の方からいただきました!」
里奈「あざまーす!」
夏樹「ありがとうございます」
涼「えー『木村夏樹さんにどうしても聞きたいことがあってメールいたしました』」
夏樹「ん、なんだ?」
里奈「なんだなんだ?」
涼「『先月、大阪のレコード屋に足を運んだ際、店内には小汚いレコード屋に似つかわしくないキレイな女の子がいました。遠巻きからちょっと様子を伺っていたのですが、よくよく見てみるとその子はなんとテレビでよく見るアイドル木村夏樹ちゃんに瓜二つ!! 
「うわあアイドルなのにこんな汚い店のエサ箱まで漁ってるのか…」とおっさんは感動しきりでした、アレは果たして本人だったのでしょうか?』、目撃証言があがってるぞ夏樹」
夏樹「あー…」
里奈「大阪ってアレぢゃん、時期的にも」
夏樹「ははは、撮影の合間を縫ってちょっと見てたんだけど…。たぶん、ありがたいやら恥ずかしいやらだな」
拓海「じゃあマジだったっつー」
亜季「何か収穫はあったので? 夏樹」
夏樹「もちろん! ボディドリーのベスト盤と、キャロルのファーストの初回プレス盤!」
拓海「おぉマジか!」
夏樹「今度誕生日プレゼントにでもやるよ。拓海が好きそうだなと思って買ってきたんだ」
拓海「うお、んだよ…」
亜季「照れますなぁ拓海!」
里奈「てれますねぇてれますねぇ!」
涼「イチャつくな公共の電波で! じゃあこれは本人で間違いなかったと」
里奈「ゆーことですなぁ」
夏樹「いやー、ホント、ありがとうございます」
涼「じゃあ次行くぞ」
亜季「あ、待ってください! いいでしょうか」
夏樹「…の前に、おしらせだそうです」
里奈「おしらせターイム!」

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:12:05.69 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「はい、『炎陣の爆速レイディオ』」
亜季「メールの送り先を忘れてたということなので」
涼「向井・おさるのジョージ・拓海のせいだぞ」
拓海「いや関係ねーよ」
亜季「今ここで改めて読ませていただきます! メールの宛先は『バ、ク、ソ、ウ、ブーブーエスシーオードットジェイピー』、ファックスやハガキの宛先はホームページをご覧ください!」
夏樹「じゃあここらで一発、景気付けに音楽でもかけるか!」
里奈「いいぢゃーん! かけよかけよ!」
涼「ゴールデンウィーク明け最初の日だしな、こう弾みがつくような」
夏樹「全員アレだよな、最後に流す用のは持ってるけど」
亜季「持ってはいますが…!」
拓海「アタシはスカだぜ」
里奈「あ、ぢゃあアタシ行きまーす! 里奈ぽよ、いっきまーす!」
夏樹「お、ガンダムか?」
里奈「そー! って言いたいんだけどさ、ここ来る途中で買ってきたやーつ! 激ヤバちゃん、MAMAMOOのエブリデイ!」

https://m.youtube.com/watch?v=LbWt67vVNgc&vl=ko


25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:12:31.89 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「R&Bだなー」
里奈「ね、まぢカッコいいっしょ? ずっと買いたかったCDなんだー」
涼「いやこれホントにレベル高いな…。いやいや聞き入りたいがメールだ」
亜季「こんなのはいかがでしょう? 奈良県女性『みちろー』さんからいただきました」
涼「あ、ありがとうございます」
夏樹「ありがとうございます」
亜季「『炎陣のみなさんこんにちは、いつも楽しく聴いております。
ところで放送の日はゴールデンウィーク明けですが、みなさんはこのゴールデンウィーク、どこかへ出かけたりしましたか? 私は漫画を読みながら過ごしました…。せめてみなさんの楽しい思い出話で週を始めたいです』というお便りでした!」
涼「こっちにももう一通あるぞ、あー、『Rockin' Emotion完コピ勢』さん、奈良県17歳女性の方からいただきました」
夏樹「おぉ! サンキューな!」
涼「すごいよな、リードかな?
『こんばんは、いつもとってもラジオ楽しく聴いてます!
みなさんはゴールデンウィーク、どこか行きましたか!?
私は友達とUSJに行ってきました! ミニオン3回乗りました笑笑』というメールでした」
里奈「いーなーUSJ!」
夏樹「いいけど遠いなー…! 大阪か」
里奈「ツアーやろツアー! ついでにUSJ行ったりしてさ!」
拓海「どう考えてもそっち目的じゃねえか」


26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:13:03.75 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「はは、そうだな…。アタシは休みがなくて、うちで曲書いたりしたけど」
拓海「ライブあったしな」
夏樹「あぁ。休みらしい休みはなかったから、残念ながら出かけられなかったな」
里奈「あ、曲って」
夏樹「めざといな里奈、ユニットのもちょっと考えてたぜ」
里奈「へっへっへー」
拓海「マジか、あとで聴かせろよ」
夏樹「終わったらな」
亜季「涼は? この一週間、どのように過ごされたので?」
涼「うーんそうだな…。アタシも、打ち合わせとレッスンと、コラム書いたりとか作詞とかなんかそんなのばっかりだな」
夏樹「涼の作詞の話、聞きたい人も多いんじゃないのか?」
里奈「はいはーい!」
涼「里奈は前見てただろ。そうだな、作詞の話って…」
夏樹「書いてたのは家か?」
涼「あぁ、今回はそうだな。他の、喫茶店とかで書くこともあるけど、その時その時によって変えてるよ」
亜季「集中できる場所をいくつか作っておく、というのは勉強にも応用できますね!」
涼「そうそう。『ここでできなくても向こうでなら』っていうのがあると気は楽だよな。まあ、それもおいおい話すよ! 他にないのか? パーっと出かけた話」
里奈「ぢゃあはい! アタシ遊び行った系ー!」


27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:13:30.86 ID:uZWBZ9NZ0


涼「お、いいな。誰と行ったんだ?」
里奈「んとね、地元の友達! ひさびさに会って感動の再開ーみたいな、そんでGUとか行ってきてさー」
夏樹「インスタで見たぜ」
里奈「あ、まぢ!? そんでさそんでさ、カラオケ行ったりー茶碗蒸し作ったりーとかして」
亜季「茶碗蒸しっ!! いいですね茶碗蒸し!!」
拓海「腹減るな…」
里奈「めっちゃ着せ替えまくりまくってさー買ってきたやつ! ちょーまぢ楽しかった! やばたん! あ、やばたんってもう古い? まぢ卍?」
夏樹「それもどうももう古いらしいけどな」
里奈「ねーまぢそれなー! こないだテレビ見てたんだけどさー『ちょりーっす』なんかもう鬼古いらしくてさー! もうまぢでカルチャークラブってか」
夏樹「ボーイジョージだったのか」
涼「はははは、いやどっちかっていうとカルチャーショックよりジェネレーションギャップじゃないか?」
里奈「そーそーソレソレ! だからなんか、アタシももう古い人間なんじゃね? とか一瞬思ったりしたけど」


28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:14:02.20 ID:uZWBZ9NZ0


拓海「んなことねぇよ。なぁ?」
涼「ホントだよ。里奈で古い人間だったら」
亜季「自分はもう化石ですよ!!」
夏樹「ははは『化石』って」
里奈「うわーんまぢ感謝…! ってわけで、こうやってみんなで楽しくやれてるうちはまだいんぢゃね? みたいなん思ってさー。新しくても古くても」
亜季「自分もまったく同感であります!」
涼「特に、ファッションの話で言えばさ」
拓海「あぁ」
涼「去年、今年もか。流行ってるオープンカラーだって、何十年前に一度流行ってるものなわけで」
亜季「そうなんですね」
涼「だから、あんまり古いも新しいもないと思うんだよな」


29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:14:28.05 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「音楽でもそうじゃないか? 80、だんだん90に移行しつつあるが、80年代のリバイバルもその時代に生まれてないアタシらから見ればそれは新鮮なスタイルっていうさ。だからとにかく自分が好きなもの、面白いって思うものを続けていきたいよな」
涼「あぁ。特にアタシらなんて、今時珍しいヤンキーをリーダーに据えてるユニットだしな。時代錯誤上等だ!」
拓海「おう! ん、ちょっと待て珍しいのかヤンキーって?」
里奈「いやソレたくみんがそーゆー環境で育ってきたってだけぢゃね?」
夏樹「ははは」
里奈「あれちょい待ち…」
夏樹「ん?」
里奈「これ何の話だっけ?」
亜季「あぁ、ゴールデンウィーク!」
夏樹「そうだそうだ、ヤバいすっかり忘れてた! 亜季と拓海はどうだ?」


30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:14:56.15 ID:uZWBZ9NZ0


亜季「自分はですね! ヘルシーサバイブで星花殿の知り合いの方のコンサートに行ってきました!」
里奈「うわー『オトナの休日』っぽー!」
涼「おぉいいな、曲目はどんなだったんだ?」
亜季「ええとですね、『オンブラマイフ』と、チャイコフスキーと、あとベートーベン! 以前皆で聞いた第7番であります!」
拓海「そういやあったな、んなことも」
涼「へぇ、またずいぶん楽しそうなコンサートだったんだな」
亜季「えぇ! やはり生の演奏にホールの響きというのが、これがもう本当にたまらないものがありますな!」
夏樹「ははは、楽しかったなら何よりだ。ネネの写真は、あれはどこだったんだ?」
亜季「はて、ネネ殿の写真…。あぁ! 会場近くのレストランです! ここも星花殿のご紹介でしたがいやはや、やはり素敵なところでした…。拓海はどうだったので?」
拓海「ん、アタシか? いや、別に…。あ、いや行った! 美世と富士山見に行ったぜ」
亜季「なんと! それはまた」
夏樹「サイコーの休日だろ?」
涼「なんで忘れてるんだよ」


31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:15:31.38 ID:uZWBZ9NZ0


拓海「いや、『いつからだゴールデンウィーク…』と思ってよ…」
涼「まあ確かに、この仕事してたら多少はな…。あと拓海だし」
里奈「しょーがないか?」
拓海「あぁ!?」
里奈「なんかアイス食べたんだっけ? 」
拓海「あぁ桜のヤツだろ。なかなか美味かったぜ」
里奈「いーなーアイスー。アタシも原チャかっ飛ばそっかなー」
拓海「別に、アイスならいくらでも買ってやるよ」
里奈「えーいや違うぢゃん! アタシはその桜のが食べたいぽよー!」
拓海「あー? あぁそうかよ」
涼「拓海、乙女心をわかってやれ…」
拓海「いや、アタシだって女なんだぜ…?」
里奈「というわけで、以上炎陣のゴールデンウィークでしたー!」
拓海「里奈やっぱオマエ大してこだわりねーんだろ」
里奈「あるし! アタシにもあるしこだわり!」
夏樹「えー、じゃ、あ続いてのお便り、に行く前に」
涼「前に」
夏樹「アタシも持ってきた盤をかけようかな、ジャンル的にはなんだポップス、ソフトロック? ポートレイツで『さようなら日曜日』」

https://m.youtube.com/watch?v=IMyWZYec1WA


32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:15:59.65 ID:uZWBZ9NZ0


涼「さようならゴールデンウィーク…」
亜季「面白い!」
夏樹「お、マジか! どのあたりが?」
亜季「シンセサイザー、ですか?の音が! ミョンミョンしていてすごく惹かれます!」
夏樹「はははは! ミョンミョンか!」
亜季「あとは、コード進行なのでしょうか? ちょっとよく聞くものとは違う気がします」
夏樹「なるほど、確かにちょっと違うかもな。ディミニッシュが挟まったりしてるからか?」
亜季「ほぉ…。やはりプロはそのような『ツボ』がすぐわかるのでありますなあ」
里奈「ねー。ふたりスゴイよね! まぢリスペクト…!」
涼「拝むな拝むな」
夏樹「それじゃ、今度こそメールだな」
涼「あ、アタシいいか?」
夏樹「もちろん」


33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:16:25.99 ID:uZWBZ9NZ0


涼「えー、東京都『Sun Show うぉっ』さん女性、から頂きました」
亜季「ありがとうございます!」
夏樹「ありがとうございます」
涼「『炎陣のみなさんこんばんは、いつも楽しく番組拝聴しております!』」
拓海「ありがたい限りだな」
里奈「んねー」
涼「『ところで先週末なのですが、友達と連れ立って野外でバーベキューをしました! 
バーベキューそのものはつつがなく終わり、みんなで楽しく帰路に着いたのですが、なんとなんとなんと』」
里奈「うんうんうん?」
涼「『春だからとおもいっきり油断して出かけた結果!
熱烈かつ激烈な日差しに当てられ見事に日焼けしてしまい、シャツの跡が見苦しいわシャワーは痛いわで散々なことに…(泣)。
そこで相談なのですが、みなさんが使っている日焼け止めについてぜひ聞かせてくださーーい!!!』とのことです」
亜季「なるほど、日焼けでしたら」
夏樹「あ、ちょっと待ってくれ亜季」
亜季「おっと、失礼いたしました」


34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:16:53.38 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「続いて、えー愛知県の17歳女性『みのみの』さんからもいただきました。
えー炎陣のみなさんこんにちは、『いよいよ夏本番ですね。去年の秋から付き合いはじめた彼と「夏になったらプールに行こうね」という約束をしていてとても楽しみにしているのですが、なんといっても怖いのは日焼け! シミ、ソバカスなどなど色々怖いので、グラビアなどの経験が豊富な炎陣のお姉さま方にぜひご指導いただきたくメールさせていただきました!』というおたよりでした」
亜季「いい舎弟ができましたね、拓海!」
拓海「フッ…」
里奈「鼻で笑った!」
夏樹「なるほど、もう夏だもんなあ」
里奈「なっつスルー!」
涼「確かに、17歳の夏に日焼けっていうのも…。大事な問題だよな」
夏樹「ふふふ…。だな」
里奈「あ、まぢそれなー。特にカレシいたらちょー大事だし! 大事件だよねー日焼けしちゃうとか」
亜季「ええとですね、今度こそいいでしょうか」
夏樹「あぁもちろん! 悪かったなさっきは遮っちまって」


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