『ブロー上等! 炎陣の爆速レイディオ』第54回 提供: 346プロダクション

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:17:20.49 ID:uZWBZ9NZ0


亜季「いえいえ。まず日焼けして肌が赤くなってしまったら、皮膚がヤケドしている状態なのですぐに冷やしてください! 濡らしたタオルや、水風呂…は長く入りすぎると体が冷えすぎるので要注意ですが。シャワーはできればNGですな。シャワーを使って」
里奈「え、なんで?」
亜季「ヤケドして弱った肌に、水圧をかけてさらに攻撃しているようなものなのであります!」
夏樹「あぁー、なるほどな」
里奈「なるへっそー。水圧かー」
亜季「それで火照りがおさまったら、保湿して、水分補給と。そのあたりに関しては、自分より里奈のほうが詳しいのでは?」
里奈「えーでもアタシぜんぜん知らんかったしー! シャワーダメとか!」
拓海「アタシもヤケドしたらシャワーで水ぶっかけてたりしたけどな」
涼「そんな、拓海は特異体質だから…」
夏樹「良い子は真似しちゃダメだぞ」
拓海「あぁ!?」


36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:17:48.01 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「じゃあとりあえず、日焼けしてしまったらどうすればいいかは分かったとして」
涼「あとは普段使いの日焼け止めと、水に濡れても大丈夫な日焼け止めについてだな」
亜季「自分は、顔にビオレの…。あ、これは言ってしまってもいいのでしょうか?」
夏樹「いいってさ」
里奈「言っちゃえ言っちゃえー!」
亜季「ビオレの、パーフェクトブライトミルクという…。日焼け止めってベタベタするものもありますよね?」
拓海「あんなー」
里奈「うんうん」
亜季「自分はそれが少し苦手でありまして…。重要な直面で意識が逸れてしまうと、ミッションを完遂する妨げになってしまいますので」
涼「さすが亜季だな。気が逸れるのもまた同感だが」
亜季「ええ、自分はスタイリストさんに教えていただいたのですが、これは下地としても使えるうえテカらない! ので実に万能!」
里奈「おー! ちょー優秀!」
亜季「混ぜて使う方もたくさんいらっしゃるようですが、自分はまだそこは試しておらずなんとも言えません…。一度ご一緒した方はセザンヌ…? の皮脂崩れ防止下地を混ぜているとおっしゃっていましたよ!」


37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:18:14.29 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「はぁー。いやマジで勉強になるな」
亜季「恐縮であります…! 体には、自分はニベアの、SPF50の」
里奈「それもあんまベタつかない系?」
亜季「です! もちろん、人によって合う合わないはあると思いますが! 自分はこの装備が多いですな」
拓海「はぁー、やっぱ亜季もいろいろやってんだな」
亜季「そうですね、自分の場合事務所に入る前は全くでありましたので…! 少しずつですが勉強しています!」
夏樹「いや、マジでためになっ…いや待て『プールで使えるやつ』!」
亜季「あぁ! 水中でものすごく激しく動く、というのはまだ未体験ですが、これもビオレの『アクアリッチ』!」
拓海「あ、それは聞いたことあんな」
里奈「おお、さっすがグラビアクイーン!」
亜季「今度の休日にでも試してきますね! 屋外のプールで一日泳いでも焼けないかどうか!」
涼「いや、すごいホスピタリティだ…!」
夏樹「アタシも感動してるよ…! 頼んだぜ亜季!」
亜季「はっ! 不肖大和亜季、みのみのさんのため粉骨砕身努力いたします!」


38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:18:40.66 ID:uZWBZ9NZ0


涼「本当にすごいな亜季は」
里奈「ねー」
涼「アタシなんか焼けたら焼けたでいいと思ってるもんなぁ」
拓海「涼はいいだろ、小麦色も似合うぜ」
涼「ははは、それはどーも」
亜季「そういえば」
里奈「うん?」
亜季「最近は飲む日焼け止めもあると聞いたのですが」
涼「あぁそうみたいだな」
里奈「あるある!」
亜季「味は…。どうなんでしょうか?」
涼「え?」
里奈「ん?」
亜季「えーと、なにか変なこと言い」
涼「いや、味って何だ?」
亜季「え? ですからこう、飲む…」
涼「いや、ドリンクじゃないぞ! 錠剤!」
亜季「…え!?」
里奈「あははは、なんかヘンだと思ったー!」
拓海「いや、アタシも『飲む』っつーからてっきりそういう飲み物が出たのかと」
里奈「なわけー! あはははは」
夏樹「吉田さん、これまたビジネスチャンスじゃないですか? 『飲む日焼け止め』」
全員「…」
涼「いや『うんうん』じゃないですよホント」

39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:19:10.50 ID:uZWBZ9NZ0


拓海「何味なんだよそもそも」
里奈「味?」
拓海「その日焼け止めの」
亜季「焼肉味!」
里奈「んー、オムライス味ー?」
拓海「オマエら食いたいもん並べてるだけだろ」
涼「いつかのジンギスカンキャラメル思い出すな…」
里奈「アレそんなにマズかった?」
涼「マズいだろ!! ここまでハッキリ断言するのもどうかと思うが!!」
里奈「まぢー? アタシふつーにおいちーと思ったんだけどなー」
涼「いっやアレは…! とてつもない衝撃を与えた北海道グルメだったな…」
亜季「また行きたいですね、北海道」
夏樹「そうだな…」
拓海「うし、巻いてくれだとよ」

40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:19:37.50 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「まあ、こんなところかな。「Sun Show うぉっ』さん、みのみのさん、参考になったか?」
涼「というわけで」
里奈「というわけで、爆速レイディオ特製『飲む日焼け止め』製作決定!」
涼「ウソをつくなウソを!」
亜季「あははは…!!」
拓海「オラ次行くぞ次…。亜季はいつまで笑ってんだ」
涼「いえ…。自分が言い出しっぺなので、『飲む日焼け止め』」
夏樹「ずいぶんよからぬことを考えてそうだな、亜季」
涼「ふっふふ…」
亜季「楽しみだなあと…」
里奈「てなわけで、次の、おたより? 曲? いくぜー!」
夏樹「あ、じゃあとっておきのがあるぞ」


41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:20:13.72 ID:uZWBZ9NZ0


亜季「お、なんでしょう!」
夏樹「あいさんから借りてるCDで、明日返そうと思ってたんだが、今日の朝にメールで『ぜひ今日のラジオでかけてくれ』って言われてな」
涼「へぇー。相当じゃないか? それ」
夏樹「でも確かに、アタシはすごく好きなアルバムだったよ。あいさんがここでかけてくれって言う理由もわかる」
里奈「ヤバい?」
夏樹「ヤバいな。この曲は静かな感じなんだけど、内々で燃えてる感情がめちゃくちゃロック!っていうかさ」
里奈「とりま聴いてみよまず!」
涼「あぁ」
夏樹「そうだな。市川愛さんで『青い涙』、原曲は『涙の粒』です、どうぞ」

https://m.youtube.com/watch?v=o1uXNysNUfs


42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:20:46.55 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「『MVがYouTubeにアップされているので、気になった方はぜひそちらやアルバムをチェックしてみてほしい』…というあいさんの言でした」
涼「…うん、いいなこれ。ギターは」
夏樹「今堀恒雄さんだぜ」
涼「マジか…」
亜季「失礼ながら、どなたでありますか?」
夏樹「そうだな、坂本真綾さんとか、あとメジャーではないんだろうがティポグラフィカとか」
亜季「なるほど…。少しケルトというか」
夏樹「北欧っぽいよな」
亜季「はい」
涼「6/8だからかもな」
里奈「拍子?」
涼「そうそう」
夏樹「原曲は4/4なんだよな」
涼「そうなのか。それじゃあ」
夏樹「ん、ぜひチェックしてみてください、さあメールに戻るぜ!」


43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:21:13.25 ID:uZWBZ9NZ0


里奈「これは? ラジオネーム『唐突な特急列車滑車ガッシャン』さん」
拓海「あぁ?」
涼「ガンを飛ばすなリーダー…!」
里奈「『いままでメンバーからもらって嬉しかったものは? 嬉しくなかったものは?』だってー」
亜季「最近…」
夏樹「最近…ははは」
里奈「たくみん、たくみんだけぢゃないけど、よくアタシらにおソロのいろいろくれんぢゃん?」
涼「アクセサリーとかな」
亜季「今だに重宝してますよー! ほら!」
拓海「へっ…」
夏樹「デビューライブのときにくれたやつだな」
涼「アレはほんとに、ある意味サプライズっていうか」
夏樹「まさか拓海がこんなものを持ってくると思ってなかったからな。驚いたけど」
里奈「ちょーーーーー嬉しかったぽよ!」
拓海「…」


44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:21:40.48 ID:uZWBZ9NZ0


里奈「でもさ、たまに『コレ一体どーすればいいん?』みたいなのもくれるときもあって」
夏樹「そうだな…。最近いちばん困った、困ったというか『これどうすんだ』っていうのは」
涼「アレだろ?」
夏樹「そう、北海道みやげの『木彫りの熊』×5体」
涼「身に着けるものなら亜季みたいにいつも着けてられるけどな…」
夏樹「さすがに木彫りの熊抱えて出歩くわけにもいかないし」
拓海「んだよォ、いらねーのかよォ」
涼「いや、ちゃんと飾ってるぞ!」
亜季「自分もであります!」
拓海「北海道っつったら熊だろうがよォ」
里奈「アタシ玄関に置いてるぽよー。なんかガオー! みたいな?」
拓海「ガオーみたいって何だよ」
里奈「魔除け? 的な? あんぢゃんなんかさー!」
夏樹「アタシもちゃんと、拓海だと思って毎日眺めてるよ」
拓海「それはなんか違くねえか?」
里奈「いーぢゃんたくみん、めっちゃ愛されてんぢゃん!」
拓海「んー、いやなんか納得いかねえ…」
夏樹「『んだよォ』って拗ねてる拓海、可愛かったぜ」
拓海「はぁ!?」
涼「あーあーあー…」


45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:22:06.30 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「次行こうぜ! 次」
里奈「んとねー、ぢゃコレ! 神奈川県『君はバナナより美しい』さん『好きな道路はありますか?』」
涼「好きな道路!?」
夏樹「逆に信号機さんはどんな道路が好きなのか気になるな」
亜季「やはり『眺めが良い』、『なんともこの曲線が美しい』、『永遠に続く直線が未来を予感させる』と、そういうことでありますか?」
涼「そういうことでいいのか?」
夏樹「好きな道路なぁ…」
里奈「アタシあるぽよー! 好きな道路!」
夏樹「お、なんだなんだ」
里奈「江ノ島の海岸ダーーーーッってなってるとこ! あれ何号線だっけ?」
拓海「134だろ? アタシもたまに走るぞ」
亜季「お、耳寄り情報ですな」


46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:22:33.35 ID:uZWBZ9NZ0


里奈「あれ? つかあれだっけ? 江ノ島ぢゃな…あ、いやなんでもないぽよー」
拓海「あ? んだよ」
夏樹「里奈…。アタシは知ってるぜ」
里奈「げげ」
夏樹「アレだろ? 『ビキニに革ジャンの頭イっちゃったねーちゃんが海岸沿いをブッ飛ばしてた事件』だろ?」
亜季「なんですかその事件は!?」
涼「あはははははは!! なんでそんな、やっぱサイコーだなリーダー!!」
拓海「あんだテメーら!! そんなにおかしいか!?」
里奈「いやまぢおかしいってか…! なっつも言ったげてよー」


47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:23:00.10 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「あの、聞いてる人に説明すると、里奈の地元の友達が『ビキニに革ジャンの頭イっちゃったねーちゃんがバイクで海岸沿いをブッ飛ばしてた』のを見てて、それを聞いた里奈がそのことを事務所で話してたらなんとまさかのご本人が真横にいたっていう…」
亜季「あははは!いやはや世界というのは狭いですなぁ」
夏樹「いや、拓海。やっぱアレだぞ、アイドクッふふふふふ…」
拓海「わかってるっつーの!! 気をつけてるよあれから!!!」
夏樹「ふっふふふふ…。あの、アタシは、茨城の北に『ビーフロード』っていう道があるんだが」
里奈「おなかぺこりんちょな名前ー」
拓海「また終わったら肉食い行こうぜ」
亜季「なに!?」
里奈「いいね! ライク!」
亜季「ライク!」
拓海「夏樹は抜きでな」
夏樹「ははは、信号がほとんどなくて走ってて気持ちいいから好きだな。あと筑波には『頭文字D』の舞台もあるし、茨城はけっこう走りがいありますよ。いい道路多いです」
拓海「へぇ、じゃあ今度行ってやっか。『かわいい』メンバーの地元だしな」
涼「ふっ…」
夏樹「おう、お褒めいただき光栄ですリーダー」
拓海「チッ、かわいげのねーヤツだなホント…」
里奈「たくみんなっつのことホント好きだもんねー?」
涼「なー拓海?」
拓海「あぁもううるせーうるせーうるせー!! ふざけんな次行くぞ次!!」


48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:23:26.38 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「はいはい。アタシも好きだよ拓海」
拓海「ハーーーーァッ!?」
里奈「あっやめるんだたくみん! 台バンはダメぽよー!!」
涼「ったく、いつもながら手がかかるリーダーだ…!」
里奈「でもそーゆーたくみんがー、す、き!」
涼「同感!」
拓海「…」
亜季「うんうん、仲良きことは美しきかな! 今日も炎陣は絶好調であります!」
夏樹「リーダーの魂は抜けたけどな。はーいや拓海はホント毎日面白いな…!」
里奈「よしぢゃあ次いこ!」
夏樹「今は亡きリーダーの遺言だしな!」
拓海「死んでねえよ…」
涼「声小さすぎだろ」
里奈「あ、あっきー宛に来てるぽよーラジオネーム『みどり太郎』さん男性、
『亜季さんが最近見て面白かった映画は?』だってー!」


49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:23:56.23 ID:uZWBZ9NZ0


亜季「最近観た…。あの、ジャンルを問わないということでしたら『スイス・アーミー・マン』!」
涼「へぇ」
夏樹「亜季の好きそうなタイトルだな」
亜季「そうなんです、タイトルに惹かれ、一切の前情報なく妹と2人で観に行ったのですがこれがなんともとてつもない映画でありまして」
里奈「うんうん」
亜季「自分も『スイス陸軍か、あるいはスイスアーミーナイフに焦点を当てた映画か?』と思っていたのですが、蓋を開けてみると一切そんなことはなく」
夏樹「おう」
亜季「無人島に遭難したポールダノが偶然出会った死体、その死体がダニエルラドクリフなのですが」
涼「ブライアンウィルソンとハリーポッターだな」
亜季「そうです、その死体がスイスアーミーナイフ並みに万能で、死体が話し相手になったり、死体をカッターがわりに使ったり、死体でヒゲを剃ってみたり、極め付けはなんと死体で海を渡ると!」
夏樹「おぉ!」
涼「おぉすごいな! いや何が『おぉ』なのか分からないが!」
亜季「いやぁなかなか、本当に一筋縄ではいかない映画でしたね…。『生きる』とは一体何なのだろうという…」
夏樹「え? そんな映画なのか…。系統としてはギャグ、なのか? これは」


50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:24:29.97 ID:uZWBZ9NZ0


亜季「あーギャグ、ですね一応! ただあのひとつ、注意というか、がありまして、はい」
里奈「えっ」
涼「何だ何だここに来て。すごく面白そうだなと思ってたのに」
亜季「いえ、そこまで大層なことではないのですが! あの、いわゆる何でしょう、『下ネタ』がですね、かなり散りばめられているので、あまりデートではおすすめできないかな…とは思いました!」
夏樹「なるほど、そういうアレか」
亜季「ですがただ、すごく刺さる人には刺さる映画だとも思います! あらすじを読んでみて気になった方はぜひ観てみるといいかもしれません! これもちょっとネタバレかもしれませんが、聖書にも少し基づいた、渾身のラブコメディーミステリーラブ映画です!」
里奈「おぉー。ラブラブ!」
亜季「はい! ラブラブです! ただ、やはり100人いれば100人が好きという映画ではないと思いますが!」
涼「なるほど…。間に挟まってるミステリーが気になるところだが」
亜季「むむむ」
涼「亜季がそう言うってことは面白いんだろうな」


51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:24:55.25 ID:uZWBZ9NZ0


亜季「はい! 自分と妹は『生きるとは…。愛とは…。人生とは…』と言いながら劇場を出てきました…」
夏樹「へぇー。今度見てみるかな…」
亜季「あ、DVDありますよ!」
涼「あ、本当か? なら悪いんだがアタシも見てみたいな」
里奈「えーアタシも見てみたいんですけどー!」
亜季「おおっ、じゃあ今度うちでぜひ鑑賞会&感想戦をやりましょう!」
里奈「やったぜー! またあっきーズハウス行けんぢゃーん!」
拓海「お前ら…。巻け…」
夏樹「おい死体がしゃべったぞ!」
亜季「何ィ!?」
拓海「だから死んでねーっつーの! 吉田さん巻いてんだから見ろよ!」
夏樹「おっと失礼!」
亜季「スイスアーミーマン話で白熱しましたね! これが自分の最近観た映画です!」


52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:25:24.83 ID:uZWBZ9NZ0


涼「えーっとそれじゃあ次のメールは…」
拓海「ん」
涼「ん? あぁ」
拓海「オラ」
涼「ありがとう、三重県の『バンバンジージャンプはじめました』さんからいただきました。
えー『いつも番組バンバンジーを作りながら聞いております』、マジか」
亜季「中華料理店でありますか」
夏樹「三重に行ったら食べに行くか」
里奈「ライク!」

53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:25:50.15 ID:uZWBZ9NZ0


涼「『最近みなさんが聴いた、気になった曲を教えてください(346プロの同僚さんの曲でも全然OKです)。みなさんの好みが私のドンピシャ…。よろしくお願いします』」
拓海「アタシはだいたいいつも同じヤツ聴いてるからよ、誰か」
涼「これはアタシかな。それこそ、おぉそれこそ三越伊勢丹の夏のキャンペーンソングなんだけどさ」
亜季「あ、知ってますよ!」
涼「マジか! いい曲だよなアレ」
里奈「えー何ソレ何ソレ! もうCDとか出てる系?」
拓海「どんな曲なんだ?」
涼「そうだな、ホントにもう『伊勢丹の夏のキャンペーンソング』のイメージそのままかな。爽やかで、かわいくて、おしゃれでっていう。ただ、まだCDが出てないと思うんだが」
夏樹「へぇー」
里奈「これで聞けんじゃね? りょーちゃそれどこで聞いた系? ラジオ?」
涼「いや、ネットでだから…。これ音」
夏樹「うん、出るってさ。吉田さん」
涼「オッケー。じゃあこのパソコンから、えーと、曲名が『夏の天才』。出るかな…?」
里奈「出ましたっ!」
涼「CM版の15秒しか聴けないんだけどさ。いくよ、スパンクハッピーで『夏の天才』」

https://www.youtube.com/watch?v=Gb30VyM2Uxc

54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:26:19.22 ID:uZWBZ9NZ0


里奈「おー!」
涼「おーって感じだろ!?」
里奈「ちょーかわいーぢゃん! 『とぅるとぅっとぅー!』とか!」
拓海「ギターカッケェな」
夏樹「あぁ、あとHotel Moomsideみたいだな最後」
亜季「『キス、キス、キス』ですか?」
夏樹「そうそう。アタシもコーラスの入れ方がポップでいいなと思う、好きだな」
里奈「もっかい聞こーぜー! 『とぅーるとぅーるっ』とか」
涼「よし」

https://www.youtube.com/watch?v=Gb30VyM2Uxc

55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:26:45.88 ID:uZWBZ9NZ0


里奈「うーん…。『とぅーるとぅーるっ』」
夏樹「あ、スパンクハッピーってそれこそアレじゃなかったか?」
拓海「どれなんだよ」
夏樹「あいさんが好きな菊地成孔さんの! さっきの市川愛さんのプロデュースもやってるぞ」
里奈「あ、そーなん? すごーつながったぢゃん!」
涼「そうだったのか、こういうこともあるもんだな…。とにかくこれが最近アタシが気になった曲です」
拓海「んじゃ」
里奈「あっちょい待ちちょい待ち! せっかくだからコレかけよーよ!」
拓海「マジか里奈持ってきてたのかよ!?」
夏樹「よしかけちまえ!」
里奈「ってことできょう5月7日生まれのみんな、まぢハピバー! 大槻唯っちの"Radio Happy"!」

https://m.youtube.com/watch?v=9pY9MrjeLD4

56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:27:18.28 ID:uZWBZ9NZ0


里奈「来年はいっしょにパーティしよーね!」
涼「そのときは、ぜひ全員揃って出席したいよな」
夏樹「だな!」
拓海「忘れんじゃねえぞ唯!!」
亜季「一旦おしらせであります!」
里奈「おたおめ唯っち!」

57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:27:56.50 ID:uZWBZ9NZ0


http://www.nicovideo.jp/watch/sm28265635

夏樹「『炎神の爆速レイディオ、ただ今お聞きの曲はCHAKAさんの『明日のメロディー』です」
里奈「おーさくらつながりぢゃん!」
夏樹「ははは、というわけでここからはさらに爆速で質問にお答えいたします、ラジオネームを読み上げられなくて申し訳ありません!」
涼「じゃあ行くぜ、『里奈ちゃんの中で最近アツいパンはなんですか?』」
里奈「パン! えーっと焼きしょばパン!」
拓海「焼きしょばパンか」
里奈「焼きしょばパン!」
里奈「『たくみんがバックで踊ってて楽しい曲ってなーに!?』」
拓海「あー、なんだ、クールな曲! ヘンな笑顔とかやんなくていいからな」
夏樹「とか言って、ホントはやりたいんだろ?」
拓海「ちっっげえよ!!」
夏樹「『炎陣の曲って曲が先ですか? 詞が先ですか?』、両方やってるぜ!」
涼「作曲家さん、作詞家さんたちに作ってもらってる曲も含めると詞先の方が多いかもな」


58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:28:28.53 ID:uZWBZ9NZ0


亜季「『たくみんって実は手芸得意ですか?』」
拓海「たくみん言うな! アタシにやってやれねーことなんかねーんだよ」
里奈「たくみんちょー頑張り屋さんだもんね!」
拓海「うっせ!」
亜季「はいはい! 『涼さんが無意識でやってしまうクセってありますか?』」
涼「あー…。って自分じゃわかるはずないよな」
里奈「無意識かはわかんないけど、棒状のものはとりあえずマイクがわりにしてる!」
涼「うっ、ステージング研究の一環ってことで…!」
夏樹「『亜季ちゃん、夏に向けてダイエットします! ランニングの注意点を!』」
亜季「そうですな! 普段運動をしていない方がいきなり走り始めると膝を壊してしまうかもしれないので、まずはウォーキングから始めてみてください! そのあとは様子を見ながらランニングも混ぜつつ…。応援しています!」
拓海「『曲を作るときに心がけていることは何ですか夏樹ちゃん?』」
夏樹「んー、色々あるけど、聴いてくれる人の顔を思い浮かべる! あなたのこともきっと思い出してますよ」
里奈「ヤっバーーー!!」

59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:28:58.02 ID:uZWBZ9NZ0


涼「里奈!! あー『みなさん、実は練習中のモノマネはありますか?』」
亜季「MGS4のスネーク!」
涼「あー、ザッパのシークヤブーティの、ブリューのディランのモノマネ」
夏樹「あー、悪い!!」
里奈「ごめん! 事務所のトレーナーさん!!」
拓海「アタシはねえ!!」
夏樹「『最近買ってよかったものありますか?』」
亜季「大きなテント! みんなで遊べます!」
夏樹「アタシは…。ポケットサイズのレコーダーかな?」
涼「同じく」
里奈「んーとね、アレ、ミキサー? ジュースとか作れるやつ!」
拓海「アタシは…。コイツらの信用」
夏樹「フッ…」
涼「反省会か? 終わったら」
拓海「いや、助けられただろこの前!!」
涼「だとしても拓海…! そういうことじゃないだろ…!!」
亜季「『チャレンジしてみたいスポーツなど』」
里奈「雪合戦!」
拓海「ラグビー」
涼「カーリング」
夏樹「サーフィン! またやりたいな」
亜季「そうですね、野球など!」
涼「『拓海ちゃん、子どもと付き合うコツってなんですか?』」
拓海「なんでアタシにそれを…。体力だろ!!」

60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:29:29.23 ID:uZWBZ9NZ0


里奈「はい次! 『涼さん、ミサンガ好きですか?』」
涼「ミサンガ、まあ人並みだと思うぞ!」
夏樹「『拓海ちゃん、おやつにバナナは入りますか?』」
拓海「知るか!! うまいよなバナナ!!」
里奈「ライブ前よく食べるもんねー?」
拓海「お、おう」
亜季「『夏樹さんが思う、ギターが上手くなるコツとは?』」
夏樹「楽しむこと! とやっぱり基礎練習!」
涼「『私も亜季ちゃんみたいな腹筋にしたいです!』」
亜季「ドラゴンフラッグです! 腰には気をつけて!」
亜季「『夏樹ちゃんと結婚したいです』! 6歳男性!」
夏樹「おうアタシも頑張るぞ、いい男になれよ!」
里奈「『最近オシャレに目覚めたのですが、みなさんが思うオシャレってなんですか?』」
亜季「ネイションの表明であります!」
涼「なるほど…! アタシは、そうだな、あー内面の一番外側ってつかさが…! アタシもそう思う!」
夏樹「自分になるための手段!」
里奈「自分が好きとかいいって思うもの!」
拓海「テメエの好きなもん!!」
夏樹「『中高生のとき、どんな学生でしたか?』、アタシは…」
里奈「モテモテだった?」
夏樹「いや、普通の生徒だったぜ?」
拓海「こんなヤツが普通の生徒なわけねーだろ」
夏樹「ははは、拓海が言うならそうだったのかもな」
涼「『お前に言われたくない』とは言わないんだな…。アタシはマジで普通だったよ」
里奈「アタシも誰も信じてくんないけど、けっこうマジメでした!」
亜季「自分は信じますよ! 『変わってる』とよく言われていました!」
拓海「まあ、言っちゃアタシら全員変なヤツらだしな」
涼「変なヤツらでも団結すればうまくいくってことで!」
夏樹「だな!」
亜季「ええ、次行きましょう!」

61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:29:55.73 ID:uZWBZ9NZ0


亜季「『里奈ちゃん、ラップってどうやったらうまくなると思いますか?』」
里奈「いっぱい聴いて、好きな人マネするといんぢゃね?」
亜季「『好きな道の駅』」
夏樹「あー、『ごか』!」
拓海「朝霧高原だっけか? 前行ったぜ」
涼「えーと『お城興味ありませんか?』」
夏樹「ある! 番組では行ったよな」
涼「ツアーのときは時間あれば遠巻きからでも見てますよ!」
里奈「『みなさん的には映画デートってどう思いますか?』」
涼「お互い見たい映画なら別に、なぁ?」
拓海「アタシはわかんねえよ」
里奈「なんか見るなら楽しいやつがいいかも!」
亜季「ですな! 『プリンはぷっちんしますか?』」
里奈「アタシそのまま!」
拓海「アタシもだ」
夏樹「いいことがあった日はたまに!」
涼「しない!」
亜季「ごくたまに!」

62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:30:22.53 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「ははは、『拓海ちゃん、靴下どっち足から履きますか?』」
拓海「悪いわかんねえ! あー右足か?」
里奈「そんな気するかもー」
亜季「『ピンク着る男ってダメですか!? 振られました!』」
里奈「えええー!? アタシは別に気になんないぽよー!」
夏樹「アタシも気にならないけどなぁ…」
拓海「人によんだろ」
涼「それ言っちゃ…」
亜季「『涼さん、最近見たゾンビもののおすすめは』」
涼「ちょうどナイトオブザリビングデッドを小梅と『やっぱコレだろ』って話してたトコ!」
夏樹「『拓海さん、ストーンズ興味ありますか?』」
拓海「あー、ロックか」
夏樹「だろうな」
拓海「ある!」


63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:30:50.78 ID:uZWBZ9NZ0


涼「『海外旅行のとき気をつけること、何かありませんか?』」
里奈「フランス帰りあっきー!」
亜季「変圧器はお忘れなく! あとスーツケースはスペースの余裕を! 楽しんで!」
里奈「『バイク乗りたいんですけどすぐ壊れますか?』」
夏樹「モノによるかな…」
拓海「いっちいちめんどくせーとこも含めてバイク! 全部ひっくるめて愛してやれ!」
夏樹「『戦隊もの好きですか?』、グリーンがいるからなここに」
亜季「であります! たまにみんなでご飯に行きますよ!」
涼「『里奈ちゃん、同じ美容室通ってます!』」
里奈「あっまぢ!? もう8年ぐらいやってもらってんだー! へへへ」
拓海「『どうしても夜おなかすくときどうしてますか?』」
夏樹「アタシはどうもしないかな…」
涼「水かガムだな」
里奈「アタシもガマン! でもたまーに食べちゃう!」
亜季「自分も何もしないか、あるいは自分で作った飲み物か何かを飲みます!」
拓海「同じだ!」
里奈「『ライブのとき、一番気にしているのは?』、何も気にする余裕ないかも?」
拓海「まあ、出ちまえばあとはやるだけだからな。でも客の顔はしっかり見えてんぞ」
涼「アタシも、あんまり何を考えてるでもないかな。みんなで一緒に楽しみたい! っていうことくらい」
亜季「自分も同じです!」
夏樹「アタシも同じかな。でもホント、盛り上がってるみんなの顔はしっかり見えてるよ」
拓海「じゃあこれで最後だ! 『炎陣が好きですか!!!!!』」
夏樹「好きだぜ!」
里奈「めっちゃ好き!」
涼「もちろん好きだ!」
亜季「愛してます!」
拓海「死ぬほど愛してるぜ!! 以上!!」
里奈「おしらせ!!」

64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:32:51.51 ID:uZWBZ9NZ0


涼「はー…。というわけで『爆速レイディオ』です、これすごいな」
亜季「山のように積まれたメールが…」
拓海「崩したくなるよな、こういうの」
涼「やめろ!」
夏樹「亜季、頼んだ」
亜季「はい! えー『たくさんのおハガキメール本当にありがとうございました!』」
里奈「ありがとうございます!」
夏樹「ありがとうございます」
涼「ありがとうございます、これは…」
拓海「おう、ありがとな」
亜季「『全てを取り上げることができなくて本当にごめんなさい!! 
最後に5人からリスナーのみなさんファンのみなさんに、日頃の感謝の意を込めた、渾身の1曲をプレゼントさせていただきます。みなさんの明日が少しでも素敵なものになりますように…』ということであります」
涼「これは…。今回ホント難しかったな」
夏樹「誰から行く?」
里奈「あ、はいはい! アタシ最初がいい!」
夏樹「ん、じゃあ里奈からでいいな」
涼「いいよ、異論なしだ」

65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:33:26.08 ID:uZWBZ9NZ0


里奈「あ、コレもういいん?」
夏樹「ん、オーケー」

https://www.youtube.com/watch?v=iZFocDZMbh0

里奈「よっし再生! あのアタシ、なんか、言葉ヘタだからさー。もうひとことでぜんぶ言っちゃうね?」
里奈「リスナーのみなさん、それからファンのみんな、愛してます! ホントにホントに、愛してるよ!」


66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:36:14.89 ID:uZWBZ9NZ0


里奈「フった、のーは! パーンピーのほーさっ!」

67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:36:41.22 ID:uZWBZ9NZ0


里奈「フった、のーは! パーンピーのほーさっ!」

68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:37:35.88 ID:uZWBZ9NZ0


里奈「というわけで、PSGで『愛してます』でしたー! へっへっへ」
拓海「いやー、そうか…」
夏樹「聴いてるこっちが泣きそうになるな」
里奈「みんなもモチ愛してるからね! 友達も家族もみんな!」
涼「うん、それは普段からすごく感じてるぜ」
亜季「えぇ。自分も里奈のこと愛してます!」
里奈「あはは、だったらうれちーかな! これからもまぢよろしくっつーことで! 藤本里奈でした!」
拓海「はぁ…」
夏樹「おいリーダー、しっかりしてくれよ」
拓海「あ、いや悪い! じゃあ次、夏樹!」
夏樹「おう。んー、そうだな」

69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:38:15.63 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「正直に言えば、こうして改まって言えることもそんなにないと思ってるんだよな。みんなの気持ちはいつも手紙だったり、ライブだったり、たまの握手会でしっかりアタシにまっすぐ伝わってると思うし、アタシも、みんなに負けないくらい! まっすぐにみんなの気持ちにいつも応えたいと思ってる」

70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:39:07.01 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「だから明日からも、もちろん総選挙が終わってからも、変わらずに応援してくれたら嬉しいな。
よく『アタシみたいにかっこよくなりたい』って、嬉しいことに言ってくれる人が多いんだけどさ。でもみんなにはまだ無限の可能性があって、アタシみたいじゃなくても、アタシみたいでも、輝ける方法はいくらでもあるはずなんだ。年齢が、とか性別が、とかそんなことは関係なく、いつも目と耳を開いて、好きなものでも、そんなでもないものにでも、いつでも何かに全力でいてほしいな。
『目に映る、すべてのことはメッセージ』ってな! 荒井由実さんで『やさしさに包まれたなら』」

71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:42:11.39 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「いつもありがとう!」
涼「そう来たか…」
里奈「あー…。ヤバいねこれ!」
涼「あぁ、ヤバいなー…」
亜季「いい曲ですね、本当に」

72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:42:38.72 ID:uZWBZ9NZ0


拓海「あ、悪い、ちょっと…」
亜季「いえ! では、次は自分ですね!」
拓海「悪いな、頼んだぜ!」
亜季「この曲は、兄と妹が好きな曲でして」
涼「あぁー…。なるほど」
亜季「自分もどんな曲を選ぼうか、いろいろと思案したのですが」
里奈「うんうん」
亜季「最終的にはやはりこの曲しかないなという結論に至りまして!」
夏樹「おう!」
亜季「いつもまだまだ未熟な自分を応援していただき、至極恐縮であると同時に、とても嬉しく思っています! これからも全力でぶつかっていきましょう!
歌の中に『人と人のめぐりあいは 砂のつぶほどの奇蹟さ』という歌詞があるのですが、自分もまったくそう思っています! みなさんに出会えて自分はとても幸せ者です、鈴木蘭々さんの『キミとボク』!」

https://m.youtube.com/watch?v=_at78i1ACsg

73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:46:29.99 ID:uZWBZ9NZ0


涼「いや、なんだろうな…。最終回か? これ」
里奈「いやいやいやまだ続くし!?」
夏樹「いい曲だな…」
亜季「そうですねえ…」
里奈「ね、ずっと聴いてたいなー…」
拓海「あぁ。んじゃ、涼」
涼「オッケー、アタシもいろいろ悩んだんだけどな。ビージーズの」
夏樹「How Deep Is Your Loveか?」
涼「あぁ。ジョニミッチェルとか、ジェームステイラーとか、あとはグリーのチェリッシュとか」
亜季「いろいろ聞いてましたね」
涼「悩んだんだけど、やっぱり最初に手に取ったこれかなと思って。アタシも言いたいことはこれだけだ、マイケルジャクソン、ジャスティンティンバーレイクで"Love Never Felt So Good"」
里奈「おぉっ!」
夏樹「おー」
涼「『愛を心地いいと思ったことがなかった』、あなたに出会うまでは、という曲です。どうぞ」

https://m.youtube.com/watch?v=oG08ukJPtR8

74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:50:30.97 ID:uZWBZ9NZ0


涼「いつも応援してくれてありがとう、少しでも、気持ちをみなさんに返せていたら嬉しいんですが」
夏樹「しっかり伝わってるぜ」
里奈「バリバリっしょ! りょーちゃのファンみんな泣いてるよ! ねえ?」
涼「ははは、そうだといいな。いつもありがとう、至らないアタシをメンバーに置いてくれて。感謝してる」
亜季「いえそんな、むしろ涼がいなければ回らないのでは!?」
里奈「そーそー! つか誰が欠けてももうソレ炎陣ぢゃないし!」
夏樹「あぁ、ほんとにな。それじゃ最後、拓海」
拓海「おう。アタシも夏樹の言うように、ずっと変わらずに応援し続けてくれればそれで充分だ」

75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:50:56.32 ID:uZWBZ9NZ0


拓海「このユニットも2年やって3年やって、最初はそれなりだったソロの仕事も、今はけっこう増えてきててよ、いやそれはそれでありがたいことなんだけどな。これからもっと、最初みたいに全員で揃うのは少しづつ難しくなっていくかもしれねえ」

76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:51:47.36 ID:uZWBZ9NZ0


拓海「でも、だからこそ変わらないでいたいと思うんだ。最初にこの5人で集まったときみたいに、ひたすらバカみたいに楽しくやっていきたい。だから、ワガママかもしれねえけど、これからも付いてきてくれたら嬉しい、いやっつーかついて来い!! アタシと一緒にいてゼッッテー退屈とは言わせねえからな!! ヴァンヘイレンの"Can't Stop Loving You"!!!」

https://m.youtube.com/watch?v=dFNdhm3mli0

77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:52:47.78 ID:uZWBZ9NZ0


涼「ははははは…。ヘッド」
拓海「…んだよ」
涼「らしいなぁホント」
夏樹「何も言われなくても、アタシは死ぬまで拓海と張り合うつもりだからな。覚悟してろよ」
拓海「は、望むとこだぜ」
里奈「アタシも! たくみんとステージずっと一緒にやる! 腰すっごい曲がってもライブするし!」
涼「これから堂々とセンター張っててくれよ。拓海がいなきゃ話にならないしな」
亜季「いつも頼りにしてますよ!」
拓海「あーもうテメエら、あー!!」
里奈「あったくみん壊れた!」
涼「キャパオーバーだったんだろうな、ライブから来てまだすぐだし」

78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:53:46.48 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「えーとですね、最後に恒例の、アタシら5人から生歌プレゼントのコーナーがあるんですが」
涼「尺が…。吉田さん」
里奈「あ、いけるって! よし準備じゅんびー!」
夏樹「今日の曲は」
涼「アタシのセレクトだな、なかなか」
里奈「アタシ知らない曲だったんだけどさー、聴いてみたらまぢヤバ!」
涼「な、いい曲だろー?」
夏樹「ただしノーリハ一発本番! っていうな」
涼「それぞれ練習はしてきてるんだ、大丈夫だろ」
亜季「バッチリです!」
拓海「おし、じゃあオラやるぞ、押し気味なんだろ?」
夏樹「おう、よし! 準備いいか?」
里奈「ばっちし!」
亜季「準備よし!」
涼「あぁ。オッいいよ!」
拓海「滑舌大丈夫か、涼」
涼「『オッケー』と『いいよ』を言おうとしただけだ同時に!」
夏樹「ハハハ、じゃあ行くぜ。『だいじょーぶ』」

79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:54:18.86 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「1, 2, 3, 4…」

80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:54:50.65 ID:uZWBZ9NZ0


https://youtu.be/nQg8ZRxzO5E?t=14s


81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:57:17.82 ID:uZWBZ9NZ0


拓海「ギター木村夏樹!!」
夏樹「イェー!!」
拓海「キーボード松永涼!!」
涼「はははは、サンキュー!!」
拓海「タンバリン藤本里奈!!」
里奈「いえーい!!」
拓海「マラカス大和亜季!!」
亜季「また会いましょう!!」
夏樹「そして炎陣リーダー、向井拓海!!!」
拓海「おっマジか、サンキュー!」
亜季「おしらせです!!」

82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:58:15.83 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「というわけで『炎陣の爆速レイディオ』、ついにお別れの時間となってしまいました」
里奈「はやい!」
亜季「早いですなあ…」
夏樹「来週の放送はまた録音なので、金曜昼までにメールをいただけると番組内で扱えると思います」
涼「いや、今週はな…。慣れないことがいろいろあった回だったな」
亜季「ドラマは自分も、なんでしょう、あまり慣れない口調でしたが」
拓海「良かったと思うぜ、聴いてて不自然じゃなかったしよ」
亜季「本当で…」
里奈「あ、総選挙のアレ!」
亜季「あぁ!」
夏樹「あぁそうだ! 現在346プロダクションの特設サイトで開催中、えーアタシたちが所属している346プロの女性アイドル部門のアイドルの人気投票をただいま行っています! 投票しめきりは2日後。346プロの特設サイトから、あぁメールアドレスの登録が必要ですが、登録自体は無料で出来ます」


83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:59:04.36 ID:uZWBZ9NZ0


里奈「詳しくはウェブで! 的な?」
亜季「『シンデレラガールズ』で検索です!」
里奈「たくみん、どう? なんか総選挙の意気込み的な」
拓海「どーもこーもねえ!! 今さら『1位にしろ』とは言うつもりねーけどよ! これ聴いてるヤツは全員アタシらに入れろよ!」
夏樹「入れなかったら?」
拓海「テメーんとこまでブッ飛ばしに行くぞ!!」
里奈「あはは、逆に『歓迎ー!』みたいな人もいるかもぢゃね? それ」
拓海「いーんだよそれでも。ただし、来年はゼッテェ1位にしろよな!!」
夏樹「同じ部門にアタシもいるんだけどな。大丈夫かー?」
拓海「上等だ、それくらいじゃねえと張り合いがねえ!」
涼「あ、そういえば今週早口言葉やってないな」
里奈「うわヤバ! 東京とっきょきょきゃきょくきょきゃきょくきょかきょく!」
亜季「やった! 成功であります!」
拓海「一回だけじゃねえか!!」
夏樹「今日は告知とかないのか? 誰も」
涼「いま取り急ぎ言えそうなものはないな」
亜季「拓海はいかがでありますか?」
拓海「あー、アタシがユニットで出たフェスが明日まで…だな」
里奈「もーすぐゴールぽよ! 見逃すなー!!」

84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/07(月) 21:59:32.53 ID:uZWBZ9NZ0


夏樹「よし! 時間だ」
拓海「マジか、早すぎんだろオイ! ぜんぜんシメられて」
夏樹「というわけで、木村夏樹!」
涼「あっ松永涼!」
亜季「大和亜季!」
里奈「藤本里奈!」
拓海「向井拓海っした! 夏樹ィ!!!」
亜季「おやすみなさい!」
里奈「明日からもがんばろーねー!」
涼「明日もレッスンだー!!」
夏樹「ははは、いい夢を!」
拓海「おう、また会おうぜ!!」

https://m.youtube.com/watch?v=nwdaxlsUPds

67.04 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)