亜美「みんなで!」 真美「スイッチ!」

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110 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:45:52.95 ID:q/tAe5UT0

真美「やよいっちスイッチ、か!」

やよい「......歌詞を言うのはむずかしい......」ショボン

春香「しょんぼりしちゃった......」

真美「どうしたのやよいっち?」

やよい「うぅ...... このまえ注意されちゃったから......」

亜美「このまえのは気にしなくていいっしょー!」

春香「注意?」

伊織「この間、私と亜美とやよいでレコーディングに行ったんだけどね」

春香「あぁ、ロリトリオで」

伊織「ぶつわよ」

春香「ごめんなさい」

伊織「ったく...... それでそこのDにやよいが怒られちゃって」

真美「なんで?」

伊織「ほら、やよいって少し舌足らずじゃない?」

真美「あー、むかしはそれでよく注意されてたね......」

春香「いまはもうやよいの個性の一つみたいになってるのに」

亜美「だから気にしなくていいっていったんだよ〜」

伊織「ってかあのDが見る目無いのよ。やよいのイメージは幼くもかわいい! って感じなんだから舌足らずってとこも......」

伊織「そもそも私たちを起用するんだったらやよいの歌声くらいチェックしときなさいって話よ」

伊織「声だけであれだけかわいさを表現できるんだから
やよい「伊織ちゃん......!」

伊織「うぇっ!? やよい......、あなたいつの間に!?」

やよい「ありがとう、伊織ちゃん! うっう〜! なんだか元気でてきたかなーって!!」

春香「......一件落着って感じ?」

亜美「よかったよ...... やよいっちおちこんでたから」

やよい「伊織ちゃ〜ん!」ダキッ

伊織「ちょっとやよい、危ないでしょ!」

真美「やよいっち、いおりんに抱きついっちゃてるよ〜」

春香「伊織はああ言ってるけど顔が緩んでるね♪」

亜美「いおりんはやよいっちに弱いからね〜」

やよい「えっへへ〜♪」

111 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:46:32.33 ID:q/tAe5UT0

亜美「やよいっちスイッチ、つ!」

やよい「...えーっと.......... 通販っていうのやってみたいです!」

真美「通販?」

伊織「やればいいじゃない」

やよい「伊織ちゃんしらないのー!? 『そうりょう』っていうので値段が500円くらい高くなっちゃうんだよ!?」

春香「あぁ〜分かるよ、やよい。送料見ただけで手止まっちゃうよね!」

伊織「500円くらい誤差みたいなもんでしょ」

やよい「う? ..................500円あったらもやしが50袋は買えるよ!!!」

亜美「やよいっちがあまりのことに3秒くらいフリーズしちゃったよ」

真美「ってか500円が誤差って......」

伊織「え!?」

春香「流石に......」

伊織「ええ!?」

やよい「やっぱり私にはりかいできない世界です......」

112 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:47:06.01 ID:q/tAe5UT0

真美「やよいっちスイッチ、き!」

やよい「......」

やよい「む、むずかしいよ〜」

春香「やよい頑張ってー!」

亜美「やよいっち、なんでもいいんだよ!」

やよい「なんでも......なんでも......」

やよい「やっぱりわかんないよー!」

伊織「やよい日本の西はなんて呼ぶ......むぐっ!?」

真美「いおりんヒントはダメだよ〜」

伊織「んううんう!!」

やよい「うう......」

春香「やよい!」

やよい「......」ジワ

春香「あ」

真美「やよいっち!?」

伊織「!!!!???」

やよい「うううぅ...... 私......わから、なくて......」

伊織「やよい! ......まだやんのあんたたち!?」

真美「いや...... まさか泣いちゃうとは」

春香(かわいいけど、かわいそうだしやよい相手だとなんか罪悪感が......)

春香「じゃあ『き』はスキッp
亜美「じゃあじゃあ! いおりんがジェスチャーで教えるってのはどう?」
伊織「え!?」

真美「それでいいよ、がんばっていおりん!」

やよい「伊織......ちゃん......」

伊織「〜〜〜っ!! 分かったわよ! やよい、任しときなさい!」

やよい「おねがい! 伊織ちゃん!」

113 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:47:44.89 ID:q/tAe5UT0

伊織(日本の!)バッバッ

春香「なにあれ?」

亜美「手おもいっきり広げてるけど」

真美「空気?」

伊織(西!)ビッ

真美「右?」

春香「やよいから見て左?」

亜美「うーん」

伊織(九州よ!)ジッ!

亜美「......え?」

春香「やよいの方見てるけど......」

真美「まさかおわり!?」

伊織(やよい......感じるのよ! この伊織ちゃんパワーを!!)

やよい「......」

伊織(やよい......!)

やよい「......」

やよい「おわり?」

伊織「だはー!」ズザー

亜美「うわ、いおりんすべった!」

真美「プロこんじょうまんまんだね!」

春香「私でもやらないよ〜...... 大丈夫、伊織?」

伊織「......終わりよ、やよい」

やよい「ええっ!? ど、どうしよう、わからないかも......」

114 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:48:53.02 ID:q/tAe5UT0

伊織(こうなったら......)

伊織「......」パクパク

伊織(きゅうしゅう!)

やよい「!?」

真美「なにやってんの、いおりん......」

春香「もしかして口パク?」

亜美「あっはっはっは! いおりんが! あっはは!」

伊織(くぅ/// この際恥は捨てるわ!)

伊織(やよい!)ジッ

やよい「」ビクッ

伊織「......」パクパク

伊織(きゅーしゅー!)

真美「すっごい......シュール......」

春香「ちょっと面白いかも」

亜美「でしょ!? ぶふふっ!! だめだ亜美これツボはいっちゃった!!! あはっはっはははは」ヒーヒー

真美「亜美......」

やよい「......」

やよい「......!!」

春香「お?」

伊織「!!」

伊織(きたっ!?)

やよい「......伊織ちゃん......」

春香(ん? なんかやよいの顔赤くない?)

真美「やよいっち! いける?」

やよい「......う、うん」

伊織「やよい...... 分かってくれたのね!」

やよい「伊織ちゃん...... ありがとう、わかったよ......」

亜美「ふっふふふふふふっふふふ」

春香「亜美笑い過ぎでしょ......」

真美「やよいっち、どうぞ!」

115 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:49:41.80 ID:q/tAe5UT0

やよい「......っ!!」


やよい「キ、キス!///」


真美「へ!?」

亜美「え!?」ピタッ

春香「んん!?」

伊織「......ん?」


伊織「なぁ!?///」


伊織「な、な、なにを!!///」

やよい「///」

春香「へぇー伊織ぃ、やるねぇ!」

真美「いおりん......なんと......///」

亜美「ビックリしすぎて笑いとまっちゃった......」

伊織「な、なんで/// や、やよい!?」

やよい「な、なに? 伊織ちゃん......///」

伊織「なんで、ききき......キスなんて!?」

やよい「だって...... 伊織ちゃんが、ちゅーの口して......」

春香「......あれ? 伊織が教えたんじゃないの?」

伊織「違うわよ!!」

やよい「......え? 違うの??」

伊織「わ、私は!!」

春香「待って...... やよい、説明してくれる?」

やよい「は、はい......」

116 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:50:15.39 ID:q/tAe5UT0

(純粋無垢少女せつめいちゅう......)


春香「......これは」

亜美「いおりんがわるいっしょ〜」

伊織「な、なんでよ!?」

真美「だって......」

亜美真美春香(((あのジェスチャーじゃ...... 無理だよ!!!)))

やよい「うう///」

真美「とにかく、やよいっちは言えたからオッケーだね!」

亜美「そうだね!」

やよい「い、伊織ちゃん! なんかごめんね。私、へんな勘違いしちゃって......///」

伊織「い、いいのよ...... 私も...... やよいに言われて嫌な気はしなかったし......///」

やよい「伊織ちゃん!」

伊織「///」

春香(......棚ぼたで思いもよらぬお宝が見れた......♡)

春香「伊織、グッジョブ!!」

伊織「......?」

117 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:50:59.32 ID:q/tAe5UT0

亜美「やよいっちスイッチ、や!」

やよい「うーん...... あ!」

やよい「ヤキ肉マンショー楽しかった!」

亜美「あ、ヤキ肉マンおもしろいよね!」

真美「真美たちもよく見るよ!」

春香「なにそれ?」

やよい「アニメの名前なんです! 弟たちが大好きで!」

伊織「前に家に行ったときに響が見ようとしたやつ?」

やよい「うん、それだよ!」

やよい「さいきんまた行ったんですけど、長介はそろそろ飽きてきたみたいで」

真美「そうなんだ......」

やよい「でも長介、浩太郎と浩司のために楽しそうについてきてくれて」

やよい「なんか長介がどんどんたくましくなってきたかも......」

伊織「ふうん」

亜美「よかったね! やよいっち!」

やよい「うん!」

伊織(プライド......うまくやってるみたいね)

伊織「......やるじゃない、にひひ♪」

春香「なにか言った、伊織?」

伊織「いいえ、何でもないわ♪」

118 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:51:55.45 ID:q/tAe5UT0

真美「やよいっちスイッチ、よ!」

やよい「よい子にするってむずかしい」

亜美「わかるよ〜! やよいっち!」

真美「よい子ってなろうとしてなれるもんじゃないよね〜!」

伊織「少なくともあんたたちよりは、やよいのほうが万倍いい子よ」

亜美「うあうあ〜」

真美「そんなこといって! いおりんだってよい子じゃないでしょ!」

伊織「私はいい子に決まってるでしょ!」

真美「ちがうよ!」

伊織「そうよ!」

春香「はいはい、けんかは無しね...... やよい、どういうこと?」

やよい「このまえ...... 雪歩さんにお茶の飲み比べをさせてもらったんですけど」

やよい「しょうじき、私は全然違いがわからなかったんですけど、雪歩さんがあんまりうれしそうな目で見てきたから......」

やよい「うそついちゃって......」

真美「しょうがないよ......それは......」

春香「お茶関係の雪歩はね、人が変わっちゃうから」

伊織「私ならズバッというのに...... やよいはまだまだね!」

亜美「いおりんはぜったいに無理だとおもうなぁ......」

伊織「なんでよ!!」

春香「とにかくやよいは絶対良い子だから大丈夫だよ!」

やよい「そうですか......? よかったですー!」

119 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:53:13.23 ID:q/tAe5UT0

亜美「やよいっちスイッチ、い!」

やよい「......えっとぉ......」

やよい「伊織ちゃん、いつもありがとう!」

伊織「......え?」

やよい「伊織ちゃんはいつも私のことを気にかけてくれてるから...... ありがとう」

やよい「いつも助かってるよ!」

伊織「やよい......」

伊織「いいのよ...... 私もあなたにいつも助けられてるんだから......」

伊織「......///」

伊織「なんか照れ臭いわね///」

やよい「......ふふ、そうだね」

春香「なんか話しかけられる感じじゃないね......」ヒソヒソ

真美「だね。二人でいいかんじの雰囲気になってるよ......」ヒソヒソ

亜美「いおりんはやっぱり顔まっかだね」ヒソヒソ

120 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:54:05.83 ID:q/tAe5UT0

真美「おつおつー! やよいっち!」

亜美「おもしろかったよ!」

やよい「そうかな? ならよかったー!」

春香「やよいのスイッチはほんわかしたよ〜♪」

伊織「なんか...... 私のほうが疲れたわ......」

やよい「うっう〜! 私もたのしかったですー!」

真美「お次はいおりんだねぃ!」

春香「そうだね、あー楽しみ!」

伊織「ふん、まぁ楽しみにしてなさい!」

亜美「次のスイッチは765プロのツンデレ担当! うさぎの人形といっしょに参上! いおりんでーす!」

やよい「いおりちゃーん!」

伊織「亜美じゃなく真美に前口上やってもらえばよかったわ...... もっと言い方あるでしょ......」

真美「え? 真美もあんなかんじになってたと思うけど......」

伊織「ちょっと!?」

やよい「私はよかったと思うけどなぁ」

伊織「そ、そう?」

真美「そいじゃあ!」

亜美真美春香「「「いおりんスイッチ!!! どうぞ!!!」」」ピコーンパチパチパチパチ

やよい「伊織ちゃん、がんばって〜!」

伊織「この伊織ちゃんの語彙力に酔いしれるといいわ!」

伊織「伊織ちゃんスイッチ、いくわよ!!」

121 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:54:45.94 ID:q/tAe5UT0

真美「いおりんスイッチ、み!」

伊織「みんなのアイドル、水瀬伊織でーす!」

亜美「おみごと!」

真美「やりますなあ!」

春香「完璧だね!」

やよい「伊織ちゃんすごーい!」

伊織「ふふん、まあね!」

122 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:55:23.14 ID:q/tAe5UT0

亜美「いおりんスイッチ、な!」

伊織「仲間と一緒に日本一のアイドルになるわ!」

やよい「ええ!? にほんいち!?」

春香「大きく出たね伊織」

伊織「当たり前でしょ。この業界に入ってからずっと目指してるんだから!」

真美「ってか、はるるんの時みたいにいおりんうますぎだよ〜!」

亜美「もうちょっと遊んでくれていいっしょ〜!」

伊織「いやよ。どうせあんたたち、ここぞとばかりに馬鹿にしてくるんでしょ」

亜美「う」

真美「うぐぐ」

伊織「ぜ〜んぶちゃんとした答えで返してあげるわ♪」

亜美「む〜!!」

真美「覚えててね! いおりん!」

伊織「もちろんよ!」

123 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:56:45.43 ID:q/tAe5UT0

真美「いおりんスイッチ、せ!」

伊織「............えぇ〜っとぉ」

亜美「ほら! はやく! いおりん!」

真美「いったばっかじゃん!」

伊織「う、うるさいわね!」

春香「やよいにジェスチャーやってもらう?」

やよい「私はできるよ、伊織ちゃん?」

伊織「え!? い、いや大丈夫よ......」

真美「さっき自分でちゃんと返すっていってたもんね〜? いおりん♪」

伊織「うぐぐ......」

亜美「あ〜ん、いおりん早く〜!」

伊織「ちょっと待ちなさ......あっ!!」

伊織「世界一のアイドルになって見せるわ!」

やよい「せかいいち〜!!?」

春香「ぶはっ...... ずいぶん早く目標変えたね......」フフフ

亜美「あはは! これはちゃんとした答えなのかな〜、いおりん?」

伊織「うぐっ」

真美「目標を大きくしたのはいいけど...... こんなに早いとせつぞう? がないよ、いおりん!」

春香「......節操のこと?」

伊織「......うるさいうるさいうるさーい!」

伊織「もともとこの伊織ちゃんはすでに日本一なんだから今から言い直してもなんの違和感も無いわ!!」

伊織「さっきのはただ、ちょーっと伊織ちゃんの謙虚なところが出ただけなんだからっ!!」

伊織「わかった!?」ハァハァ

春香「う、うん。分かったから伊織...... そんなに涙目になって言わなくても......」

やよい「伊織ちゃん、おちついて......」

真美「あっはっはっはっはっ」

亜美「よっぽどくやしかったんだよ、いおりん...... ぷぷぷ」

真美「いおりん、わかったよ...... わかったから...... んふっ」

亜美「真美まだわらってるじゃーん! ふっふふ......」

真美「しかたないっしょ〜、おもしろかったんだから! そういう亜美だって......」ヒーヒー

亜美「やばやばだったよね〜!」ンフフ

亜美真美「「あははっはっはっはっはっは」」

伊織「うぅぐぅぅぅ............」プルプル

春香「あはは...... 伊織、ちょっと変だっただけだから気にしなくても......」

伊織「わかってるわよ! こんなの! ぜんぜん! 気にしてなんてないんだからっ......!!」ボフッボフッ

やよい「伊織ちゃん...... ソファーこわれちゃうよ......」

春香(涙目伊織......かわいい♡ 眼福だなぁ......)

124 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:57:29.59 ID:q/tAe5UT0

亜美「い、いおりんスイッチ、い......」ハーハー

伊織「あんた笑い過ぎでしょ......」

亜美「そうおもうなら、がんばって答えてね。いおりん......」フッフフ

伊織「......わかってるわよ!」

伊織「......いっつも忙しいけどこの仕事、それなりに楽しいわ」

真美「おおぉ......」

春香「きれいにまとめたね」

やよい「うっう〜! 私もたのしいよー!」

亜美「まーアイドルだからね!」

真美「いそがしいのはちかたないよね!」

伊織「......あんたたちのせいでこっちはツッコミで忙しいのよっ!」

125 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:58:11.50 ID:q/tAe5UT0

真美「いおりんスイッチ、お!」

伊織「オレンジジュース持って来なさい」

春香「おお! 有名なファンの人たちに向けての......
伊織「違うわ」

亜美真美「「え?」」

やよい「ちがうの?」

伊織「オレンジジュース、持って来なさい。亜美、真美」

亜美真美「「えぇー!?」」

亜美「な、なんで亜美たちが!?」

真美「そうだよー!? おーぼーだよ!」

伊織「このゲームのルールに則って言ってるだけよ。頭文字合わしたんだからいいでしょ?」

亜美真美「「うぐぐ......」」

伊織「ほーらさっさと行ってきなさい♪」

真美「おぼえてろ、でこりーん!」ダッ

亜美「んふっ............でこりん......」ダッ

伊織「ふん! 今は戯言も気にならないわ! ざまあみろよ、にひひ♪」

やよい「べつに命令できるゲームじゃないと思うんだけど......」

春香(いうこと聞いちゃう辺り、亜美真美は変に素直だなぁ......)

126 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:58:49.01 ID:q/tAe5UT0

亜美「いおりんスイッチ、り!」

伊織「..................」チュー

真美「ん? まだ、いおりん?」

伊織「お、オレンジジュース飲んでるんだから、ちょっと待ちなさい!」

亜美「えー!? ずるいよそれー、時間かせぎじゃん!」

伊織「ぎく」

やよい「伊織ちゃん......ずるしてるの?」

伊織「ち、違うわよ!? す、すぐ言うんだから!!」

亜美真美「「......」」ジー

伊織「うぅ......」

亜美真美やよい春香「「「「......」」」」ジー

伊織「......うぅ」

伊織「......り」

亜美真美「「りぃ〜?」」

伊織「........................りんご飴たべたい」ボソッ

127 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 20:59:55.91 ID:q/tAe5UT0

亜美「え?」

真美「りんご飴?」

伊織「う」カァ...

春香「りんご飴食べたいの、伊織?」

伊織「......そうよ! 今まで一回も食べたことないんだもん! 食べてみたいのよ!」

亜美真美「「......」」

伊織「ふん......笑えばいいでしょ...... この伊織ちゃんがあんな......」

亜美真美「「ぷっふふ......」」

亜美「いおりん」

伊織「......なによ」

真美「真美たち、別にへんだと思わないよ」

伊織「......え?」

亜美「誰にでもはじめてはあるっしょ〜。そりゃいおりんはすこしお嬢様だけどさ〜」

真美「いおりんの年でりんご飴が最初でも...... まあだいじょうぶだって!」

伊織「......うん...」

亜美真美「「だーかーらー!」」

亜美「こんど夏祭り、いっしょにいこーね!」

真美「やくそくだよ! いおりん!」

伊織「あんたたち......」

やよい「うっう〜! 私もいきたーい!」

春香「私も! 絶対行くから誘ってね伊織!」

伊織「......ありがとね、亜美、真美」

真美「えへへ」

亜美「どういたしまして!」

伊織「春香にやよいも......」

やよい「いっしょにりんご飴食べよーね、伊織ちゃん!」

春香「私も久しぶりに食べたくなってきたなぁ......」

亜美「うあうあ〜、亜美もー!」

真美「真美も食べたくなってきちゃった!」


モウコノサイミンナデイッチャオウカ!
イイネー! モチロンッショ!
ミンナデリンゴアメモッテシャシントローヨ!
ウッウー! イマカラタノシミデスー!
オヒメチンニハサイゴニカッテモラワナイトネ...
ソウネ...タカネサンヒトリニリンゴアメヤサンタベツクサレカネナイネ...
フフ、オヒメチンナラヤリカネナイネ サスガニナイッショー! ソレモソウカー! 
アハハ! ウフフ! モウ、アミッテバー! アハハ フフフ......


伊織「......私が食べたいって言っただけなのに、みんなでなんて言い出して......」

伊織「ほんと......バカみたい............ねー、うさちゃん?」

伊織「......えへへ」



128 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:00:56.74 ID:q/tAe5UT0

春香「お疲れ! 伊織!」

伊織「ふん、あんなもの伊織ちゃんにとっては何でもないわ!」

やよい「おつかれ! 伊織ちゃん!」

伊織「ありがとやよい。やよいも応援してくれてありがとね」ナデナデ

春香(なにこの差......)

亜美「おつかれ! いおりん」

真美「うまかったねー!」

伊織「当たり前でしょ! 私を誰だと思ってるの!」

真美「それは〜」チラ

亜美「もちろん〜」ニヤ

亜美真美「「日本一のアイドル! 水瀬伊織ちゃんだよね!!」」

伊織「......え!? に、日本...」

亜美「だっていおりんいってたもんね〜?」

真美「いおりんはもう日本一だから次は世界をめざすって!!」

伊織「い、言ったけどあれは......」

真美「おやおやー?」

亜美「いおりんともあろうものがいいわけですかな?」

伊織「ぐぅ......こ、こいつら......」

亜美真美「「にっぽんいち! にっぽんいち! でこでこでこりんは、でこっぱち!」」

伊織「っ!! 今度こそ痛い目合わしてやるんだからっ!!」

亜美真美「「にげろー!!」」ダッ

亜美「ありがとね! やよいっち!」ピュー

真美「またね!」ピューン

やよい「いっちゃった......」

伊織「ったく...... 逃げ足は速いんだから......」

春香「あはは...... 二人ともありがとね」

やよい「いえ! たのしかったですぅ!」

伊織「まぁ、そこまで悪くなかっ
やよい「伊織ちゃん! 素直にならなきゃ、メッだよ!」

伊織「う...... 楽しかったわ......」

春香「それならよかった♪」

129 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:01:45.55 ID:q/tAe5UT0

伊織「そろそろいい時間ね......」

やよい「そうだね。伊織ちゃんの家に向かおっか!」ニギ

伊織「そうね」ニギ

春香「ふふ...... 楽しんできてね!」

やよい「春香さんも、次はいっしょにお泊りしましょうね!」

春香「うん! 楽しみだなー!」

伊織「じゃ行きましょうか」スタスタ

やよい「うん! それじゃ春香さん、さようならー!」フリフリ

春香「うん、また明日ね! やよい! 伊織!」フリフリ

伊織「......」ピタッ

伊織「......その、今度はうちに来て遊びましょうね、もちろん違うことして......」

伊織「それと......」

伊織「りんご飴、楽しみにしてるわ///」

春香「!!」

伊織「それじゃあ!///」ダッ

やよい「伊織ちゃん早いよっ!」グイー

春香「ふふ......」

春香「伊織ももっと素直になればもっと人気出るのに......」

春香「あ、でもそれは伊織って感じがしないなぁ...... 難しいかも......」

春香「......私も」

春香「私も夏祭り楽しみだな...... どこの行こう...... 前に千早ちゃんさがしに行った時の......」

春香「っていっけない! 亜美たち追わないと!! ど、どこだろ〜!?」ダッ

130 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:02:33.24 ID:q/tAe5UT0

春香「う〜ん、どこだろう......」

春香「もしかして......もう帰っちゃってたり......」

春香「あれ......? 下から声が聞こえる?」

「はるるぅーん!」

春香「亜美! なんで下にいるの?」

亜美「いおりんからにげてたら......」

真美「千早お姉ちゃんにあったんだよー!」

千早「......春香?」

春香「ち、千早ちゃん!? 待ってて、今そっち行くから!」

千早「ま、待って! 下は少し寒いからそっちに上がろうとしていたところなの」

春香「そ、そうなんだ。じゃあ待ってるね!」

千早「ええ、あとで会いましょう!」

亜美「千早お姉ちゃん、はるるんと会ってから元気になってない?」

真美「千早お姉ちゃん、ほんとにはるるんのこと好きだね〜」

千早「ま、真美!」

亜美「当たり前じゃん! 千早ちゃんははるるん大好き人間だからねー!」

千早「なっ!?///」

真美「ほらほらいこうよ〜!」

亜美「まって真美! 亜美が先だかんね!」

千早「二人とも、気をつけなさい! ......もう......」

131 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:03:16.18 ID:q/tAe5UT0

春香「ちっはやちゃーん!」ダキッ

千早「きゃっ、春香!?」

春香「えへへ、千早ちゃんに会うのは今日初めてだもんね〜!」

千早「......そうね」ナデナデ

春香「あれ...... 今日一回会わなかったっけ?」

千早「......いいえ?」

春香「うーん...... まぁいっか!」

亜美「はるるんも千早お姉ちゃん大好き人間だねー!」

春香「うん! 千早ちゃんかわいいから好きー!」

真美「なんかはるるん性格変わってない?」

春香「そんなことないよ〜」

千早「さて、もう遅いし帰りましょうか」

亜美「うあうあ〜、千早お姉ちゃん亜美たちと遊んでよー!」

千早「さっきも言ったでしょ...... そのゲームはやめておくわ」

真美「なんで?」

千早「私はそういうの向いてないと思うから......」

春香「そんなことないよ!」

千早「春香?」

春香「千早ちゃんスイッチなんて考えただけでも...... と、とにかくやろう、千早ちゃん!」

千早「春香......? なんでスイッチのことを知ってるの?」

真美「はるるんも真美たちといっしょに遊んでたからだよ!」

亜美「今日一日ね!」

千早「そうだったの......」

千早「でも私はこのゲームには合わないと思うわ、仕事でもこういうものは苦手だから......」

春香「千早ちゃん、私はうまいトークが見たいんじゃなくて千早ちゃんのスイッチが見たいんだよ」

春香「だから......お願い!」

亜美「そうだよあm
春香「......だめ......かな?」ウルウル

真美「真美もちはy
千早「は、春香......ずるいわっ......!! 春香に頼まれたら私...... 断れるわけない......///」

春香「千早ちゃん! ありがとう!」ギュー

千早「春香......///」

亜美真美「「......」」

132 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:04:00.60 ID:q/tAe5UT0

亜美「じゃ、じゃあ千早お姉ちゃん、やってくれるんだよね?」

千早「そうね......」

亜美(よかった無視されてたわけじゃないんだ......)

春香「千早ちゃん、歌手の人の名前言うだけとかだめだよ」

千早「............わかってるわよ」

真美「ぜったいやるつもりだったよ」

亜美「はるるんすごいね!」

春香「ふふん、千早ちゃんのことは何でもわかるもんね!」

千早「はぁ...... 文章で身の回りを説明したらいいんでしょ?」

亜美「その通りだよ〜!」

千早「わかったわ...... 早く終わらせましょう」

亜美「おけおけ〜!」

春香「やろやろっ!」

真美「よーっし!」

真美「次のスイッチは! 歌に対してはストイック、お胸も気になるお年頃!? 765プロの歌姫、千早お姉ちゃん!」

春香「いえーい!!」パチパチ

千早「ちょっと言いたいこともあるけど、まあいいわ」

亜美「じゃあ!」

亜美真美春香「「「千早お姉ちゃんスイッチ!!! どうぞ!!!」」」

千早「ち、千早お姉ちゃんスイッチ、いきますよー!//」

133 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:04:37.58 ID:q/tAe5UT0

真美「千早お姉ちゃんスイッチ、き!」

千早「......き、き......金曜日が......好きだわ」

真美「真美もだよ!」

亜美「金曜日のお仕事終わりが......さいっこーだよね!」

千早「そうね...... それもそうなんだけど......」

千早「金曜日は......春香が泊まりに来てくれるかもしれない日だから......」

春香「......千早ちゃん///」

千早「は、春香っ///」

春香「うれしいなぁ/// ......千早ちゃんがそんなに楽しみにしてくれてるなんて......」

千早「......///」

春香「な、なんで何も言わないの......?」

千早「だ、だって......間違ってないし......///」

春香「ち、千早ちゃん......!!」ダキッ

千早「っ! もう、今日の春香は甘えんぼうね......」クスッ

春香「だって......千早ちゃんが......」

千早「ふふ......そうね」ナデナデ

春香「うぅ///」

亜美「なんだこれ......」

真美「真美たちが入れるすきまもないよ......」

134 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:05:37.60 ID:q/tAe5UT0

亜美「千早お姉ちゃんスイッチ、さ!」

千早「さ、さ、さ...... あ、サプリメント! そろそろ買わないと......」

春香「......千早ちゃん? サプリメントで全部すましちゃダメだって言ってるよね?」

千早「ち、違うの春香、サプリメントは偶に飲むくらいだから......」

亜美「千早お姉ちゃん、薬飲んでるの?」

真美「亜美〜、サプリメントっていうのは薬じゃないよ〜」

千早「そうよ、体の栄養をカプセル剤で摂取する、合理的な方法よ」

亜美「なるほど〜」

春香「......でも! 栄養はちゃんとしたご飯から取ったほうがいいんだよ!」

千早「うぅ......ごめんなさい春香。でも、どうしても忙しい時とかあって......」

真美「千早お姉ちゃん一人暮らしだもんね......」

春香「う......そうだね...... ごめん。私千早ちゃんがそういう環境なの知ってるのに......」

千早「いいのよ春香。春香が私のことを考えてくれて言っているのは、知ってるから」

春香「......ふふ......もっといっしょにご飯食べようね、千早ちゃん!」

千早「......ええ!! ありがとう春香......」

春香「今度は私の家にも連れて行って...... 一緒にご飯食べて...... いっそのこと泊まっていってもらえば......」

亜美「はるるん、千早お姉ちゃんとおとまりすんの!? いいないいなー!」

真美「だめだよ亜美ー! 邪魔しちゃわるいよー......」

春香「......なんで? ぜんぜんいいよ〜、私の部屋で寝るのは狭いかもしれないけど......」

真美「えっ!? いいの!?」

千早「私は構わないし、春香がああ言ってるからいいんじゃないかしら?」

春香「えへ、みんなでお泊り...... 楽しみだなぁ!」

亜美「やったー!」

真美「いおりんのところでもお泊りするし、楽しみがいっぱいだね!」

春香「千早ちゃんも伊織のお泊り会行っちゃ......だめかなぁ」

亜美「だいじょうぶっしょ〜」

真美「いおりんはぜったい許してくれるよ、いおりんはやさしいから......」

千早「ふふ......」

真美「なに、千早お姉ちゃん?」

千早「真美が水瀬さんのことを素直に褒めてるのが珍しくて...... ちょっと笑っちゃった」

真美「......」

真美「......!?」カアァ...

真美「う、うあうあー......ま、真美......真美......//」

亜美「真美まっか...... たかがいおりんだよ! 真美!」

真美「うぅ......そ、そうだ。たかがいおりん......でこりん......うふふっ」

春香「あ」

亜美「うっふ......で、でこ......りん...... あははははは」

真美「あっははははははは」

千早「?」

春香「......あー、ちょっと待とうか、千早っちゃん」

135 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:06:25.10 ID:q/tAe5UT0

真美「ち、千早お姉ちゃんスイッチ、ら!」フー

千早「亜美......大丈夫?」

真美「うん、だいじょうぶ...... もうでこりんには慣れたから」

亜美「んふっ」

春香「亜美はまだみたいだね......」

亜美「んーんだいじょぶ。千早お姉ちゃん、いっちゃって!」

千早「......ら、よね。ええと......ラップ保存って便利ね」

亜美「うん、便利だね!」

真美「便利だけど...... 千早お姉ちゃんいまさら気づいたの?」

千早「えぇ。今まで惣菜やインスタント食品で済ましてたからラップなんてあまり使わなかったんだけど」

千早「......春香が来てくれてからは、よく使うようになったわ」

春香「千早ちゃんの家、何にもないから最初ビックリしちゃったよ」

千早「今では物が溢れかえってる気がするけど......」

春香「全部いるものだからいいの!」

千早「春香の服とか、持って返っても......」

春香「どうせまた来るからいいじゃん!」

千早「......もう私の服と同じくらいあるのよ?」

春香「千早ちゃんはお洋服持ってなさすぎ! 今度買いに行こ!」

千早「......えぇ、そうね。ありがとう、春香」

春香「えへへ、いっしょにいこーね!」

真美「......いっつもこんな感じのはるるんの家、泊まりにいきたい?」

亜美「......」

136 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:07:07.27 ID:q/tAe5UT0

亜美「千早お姉ちゃんスイッチ、ぎ!」

千早「......牛乳は1ℓも飲んでないから!」

春香「え?」

亜美「あぁ〜...... 寝るまえのはなし、だよね?」

真美「千早お姉ちゃん......」

千早「くっ......」

春香「どういうこと?」

千早「......そ、それは......」

真美「千早お姉ちゃん、寝るまえに牛乳1ℓ飲んでるぽいんだよー」

千早「ち、ちが」

春香「な、なんで?」

亜美「も〜、はるるん! ここにきまってるっしょ〜!」モミ

春香「ひゃ!?///」

真美「おムネが......でしょ? 千早お姉ちゃん?」

千早「くっ......」

亜美「というか...... はるるん育ってますな〜?」

春香「ちょ、ちょっと亜美ぃ///」

真美「亜美ずるーい! 真美も真美もー!」

春香「ちょ、真美!? やめっ///」

亜美真美「「んっふっふ〜」」

春香「きゃ〜!!?」

千早「ちょっと二人とも! ......い、いい加減にしなさーい!」

137 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:08:06.04 ID:q/tAe5UT0



春香「うぅ...... ひどい目にあった......」グス

千早「春香......」ナデナデ

亜美「う...... はるるんごめんね......」

真美「と、とまんなくなっちゃって......」

亜美「でも大きくなってたね、はるるん!」

真美「そーそー! これは次の水着がたのしみ......」

千早「......亜美、真美?」

亜美真美「「ごめんなさい」」

千早「大丈夫? 春香?」

春香「うん...... ありがとうね千早ちゃん」

春香「......もう...... 恥ずかしいんだからやめてね、亜美、真美!」

亜美真美「「はーい......」」

千早「と、とにかく私はそんなに飲んでないから!」

亜美「......そんなにってことはちょっとは飲んでるってこと?」

千早「......え?」

真美「これはバケツをほりましたなあ、千早お姉ちゃん」

春香「墓穴ね」

千早「......ええそうよ、たしかに牛乳は飲んでるわ......」

亜美「どれくらい?」

千早「こ、コップ一杯くらいよ!」

真美「やっぱりムネムネ大きくなりたいじゃーん! 千早お姉ちゃん」

春香「ちょ、ちょっと真美! やめな
亜美「だって亜美たちよりちっちゃいもんねー! あはは」


千早「..................うぅ」ウル


春香「!!!??!?」

亜美「あ」

真美「やばっ......」

千早「......」ウルウル

春香「千早ちゃん! 気にしないで、胸なんて一つの要素だから......」

千早「......でもだって春香も胸、大きいほうがいいって......」

春香「え!?」

千早「さっき......」

春香「えぇ? 言ってないよぉ〜!」

千早「......」

亜美「千早お姉ちゃん、ごめんなさい」

真美「真美たち、つい言いすぎちゃって」

千早「......」ドヨーン

138 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:08:46.59 ID:q/tAe5UT0

亜美「だ、だめだよ! どうしよう、真美!?」ヒソヒソ

真美「うぅ...... は、はるるん......」ヒソ

春香「亜美たちは反省しなきゃダメだよ。まったく......」

亜美「う...... ご、ごめんなさい......」

真美「やりすぎっちゃったよ......」

亜美「もしかしたら...... 千早お姉ちゃん、もう亜美たちをきらいになっちゃったんじゃ......」

真美「え......? そ、そんなこと......」

亜美「ど、どう、しよ......」ウルッ

真美「うぇ......」ウルッ

春香「も、もう...... そんなことないから! 大丈夫だよ!」

139 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:09:34.82 ID:q/tAe5UT0

春香「......千早ちゃん」

千早「......なにかしら、春香」プイッ

春香「私ね、千早ちゃんと仲良くなれて嬉しいんだ」

春香「最初はあんまり近くに寄っても来てくれなかった千早ちゃんが、今は隣にいることがたくさんある」

春香「私、千早ちゃんの一生懸命に自分の目標に頑張って進むところ、大好きなんだ」

千早「......」

春香「もちろんほかにもいっぱいあるよ。褒めると赤くなって恥ずかしがっちゃうところ、料理をおいしそうに食べてくれるところ、歌のことになると突っ走っちゃうところ、みんなのことをちゃんと見てるところ、いっしょに髪洗うのまだ慣れてないところ......

千早「は、春香っ、もう...... 十分だから///」

春香「......分かってくれた?」

千早「......ええ...... ごめんなさい。小さなことで、す、拗ねてしまって......」

春香「いいんだよ千早ちゃん。私は千早ちゃんに分かってもらいたかっただけだから......」

春香「それに......」

亜美真美「「千早おねえちゃーん!」」ダキッ

千早「きゃ! 亜美、真美......」

真美「ご、ごめんね! 真美たちばかだから、や、やりすぎちゃって!」ウルウル

亜美「亜美のこと怒っていいから!」ウルウル

真美「真美でもいいよ、だ、だから!」ウルウル

亜美真美「「嫌いにならないでっ!」」

千早「亜美......真美......」

千早「ふふ...... 大丈夫、嫌いになんてならないわ。だから泣かないで」

千早「亜美たちのことは妹みたいに思ってるんだから...... 大好きよ」

亜美「ううぅううぅ〜」ポロッ

真美「ごべんなさい〜」ボロボロ

千早「......ふふ」ナデナデ

春香「あー! なんか一人ぼっちに感じるなぁ〜!!」チラチラ

千早「......ほら、くればいいでしょ。まったく......」クス

春香「えへへー、やーりぃ〜!」ダキッ

千早「......今日はみんな甘えたね......」ナデナデ

春香「みんないっしょ〜♪ ......みんな千早ちゃんのこと、大好きなんだよ?」

千早「......ちゃんと分かったわ///」

140 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:10:05.74 ID:q/tAe5UT0

真美「......千早お姉ちゃんスイッチ、ち......」

千早「大丈夫? 真美?」

真美「......うん」

春香「目のした赤くなっちゃったね......」クシクシ

真美「......ごめんね、千早お姉ちゃん......」

千早「......もう気にしていないといったでしょ、元気に戻ってくれたほうがありがたいんだけど......」

亜美「......うん......」

亜美真美「「......」」

春香「......これ終わったら、駅前のクレープいっしょに食べにいこっか?」

亜美真美「「......え!?」」

春香「春香さん奢っちゃうぞー!」

亜美「ほ、ほんと!?」

真美「あ、あのちょーおいしいバナナイチゴチョコクレープ!?」

春香「うん、そうだよー!」

亜美「や、やった! はるるん太っ腹〜! ......あ」

亜美「......千早お姉ちゃんも?」

真美「......」

千早「......ええ、みんなで行きましょうか!」

亜美「っ!!」

真美「やったー!!!」

亜美「いくよ! 亜美ぜったいいく!」

真美「真美も真美も!!!」

春香「ふふっ......」

千早「よかったわ...... ありがとう春香」ヒソヒソ

春香「どういたしまして♪」

141 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:11:04.53 ID:q/tAe5UT0

亜美「じゃあじゃあ!」

真美「千早お姉ちゃん! 『ち』だよ!」

千早「はいはい♪」

千早「着信の音を最近変えられるようになったわ、私もようやく携帯をマスターしてきたということね!」

春香「......ん?」

真美「着信?」

亜美「着メロのこと?」

千早「ちゃくめろ......? お、音楽のことよ。着信が来た時の」

亜美「そ、そーなんだ!」

亜美(千早お姉ちゃん......)

真美「す、すごいねー!」

真美(おそすぎるよ......)

春香「千早ちゃん、すごいね!」

千早「ええ! ついにやったわ!」

千早「今では何日かごとに歌を変えているのよ!」フフン

春香「ふふっ、そうなんだぁ」

春香(かわいいなぁ......♡」

亜美「はるるん、出てるよ言葉に」

真美「次はなにをできるようになるんだろーね......」

千早「♪」

142 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:11:40.41 ID:q/tAe5UT0

亜美「千早お姉ちゃんスイッチ、は!」

千早「はちみつは偉大だわ」

春香「ふふっ、千早ちゃんはちみつ大好きだもんね」

亜美「え? はちみつ?」

真美「あんまり食べることないなぁ」

千早「はちみつは喉にとてもいいのよ! 喉の調子が悪い時、舐めてみて。よくなるはずよ」

亜美「へー!」

真美「知らなかったよー! 真美も次ためしてみようっと!」

春香「千早ちゃん、はちみつだけじゃなくて葱とか味噌とか加湿器とか、飴とか...... いっぱい気にしてるよね」

千早「当たり前よ、喉は私にとって命だから......」

亜美「亜美もこんどみたい!」

真美「真美も!」

千早「そうね。こんど私の家に来た時に見せるわ」

143 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:12:21.44 ID:q/tAe5UT0

真美「千早お姉ちゃんスイッチ、や!」

千早「や......や、ね......」

千早「そういえばついにヤフーを使いこなせるようになったわ」

亜美「yahooかぁ...... 亜美は使わないなぁ」

千早「どうして? とっても便利なのよヤフー」

亜美「んー学校の友達とかもグーグル使ってるし、なんとなく......かなぁ」

真美「真美も使わないね」

千早「そ、そうなの...... は、春香は?」

春香「私はあまり決めてないけどyahooは使う時もある......かな......?」

千早「そ、そうよね」ホッ

春香「そういえば千早ちゃん便利って言ってたけど、いつもなにを使ってるの?」

千早「え?」

春香「さっき言ってたけど......」

千早「べ、便利だと思うわよ...... 実際に使ったことはないんだけど......」

春香「な、ないんだ......」

真美「こ、こんど真美もyahoo使ってみるよ!」

亜美「あ、亜美も!」

千早「そう! 是非そうしてみて!」

亜美「千早お姉ちゃんもグーグル使ってみれば?」

千早「ぐーぐるはまだ私には早いわ...... 少なくとも、もっとちゃんとヤフーを使いこなせるようにならないと......」

真美「そ、そっか......」

真美(なんでyahooはよくて、グーグルはだめなのか......)

亜美「ま、また今度だね!」

亜美(違いが分からない......)

千早「だ、だから......」

千早「......今度、教えてくれるかしら......亜美、真美?」

亜美「!! ......も、もちろんだよ! 千早お姉ちゃん!」

真美「真美たち頑張るからね!」

千早「ふふ...... ありがとう」

春香(アクセスして検索エンジンかけるだけだけどね......)

144 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:13:28.26 ID:q/tAe5UT0

亜美「千早お姉ちゃーん!」ダキッ

真美「よかったよー!」ダキッ

千早「そうかしら...... それならよかったわ......」ナデナデ

春香「全然できてるじゃん、千早ちゃん!」

千早「春香......ありがとう」

春香「これで765プロみんなコンプリートだね!」

真美「そうだった!」

亜美「やった......!」

春香「なんだかんだ疲れたよ〜」

千早「あなたたち、全員とこれをやっていたの!?」

真美「そうだよ〜」

亜美「でも楽しかったんだ!」

千早「そ、それは高槻さんもやったのかしら......?」

春香「やよいもやったよ〜」

千早「......なぜ私はその時に事務所にいなかったのかしら」

亜美「やよいっちもよかったよ〜!」

春香「元気もらったって感じだね〜」

真美「おもにいおりんがね......」

千早「あの時......歌で勝っていたら...... くっ」

春香「千早ちゃんも同じくらいうまかったよ!」

千早「ありがとう春香。でも音無さんが上手かったもの...... それは仕方なかったのよ。私がもっと上手くなっていたら......」

千早「でも高槻さんの......」

亜美「千早お姉ちゃん、ゆれてるなぁ」ヒソ

真美「物理的には揺れてないけどね」ヒソ

春香「真美......うまいね......」ヒソ

亜美「うわーん、亜美早くクレープ食べたいよー!」

春香「そうだね、いこっか♪」

千早「......そうね、高槻さんもクレープ食べたいでしょうし......」

亜美「千早お姉ちゃん、いみわかんないよ......」

真美「はるるんなに食べるー?」

春香「うーんと私はプリンアラモードチョコ......」

千早「太るわよ、春香」

春香「うぇ!? ち、千早ちゃーん、そんなこと言わないでよー!」

千早「ふふ...... 亜美と真美はなにを食べるの?」

亜美「亜美はねー......」

真美「真美はねー......」

145 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:14:14.33 ID:q/tAe5UT0




亜美「真美! はるるんから写真きたよ!」

真美「みたみた! けっきょく千早お姉ちゃんのところに泊まるんだね!」

亜美「オムライスおいしそうだったよね!」

真美「うん、千早お姉ちゃんがうらやましいよー!」

亜美「いいなー! 亜美も着替え持ってたらいけたのにー!」

真美「お母さんが許してくれたらね......」

亜美「うん......」

亜美「っとっとっと......」ポチポチ

真美「亜美なにやってんの?」

亜美「んーちょっとピヨちゃんと律っちゃんに......よしっと!」ピッ

真美「ふーん? いやーみんなおもしろかったねー!」

亜美「うん! ピヨちゃんにはMPをあげないとね!」

真美「そういえばピヨちゃんがおしえてくれたんだったね......」

亜美「ピヨちゃん、だいじょうぶかな?」

真美「あのあと一言もしゃべらずに仕事してたもんね」

亜美真美「「......」」

亜美「そういえばさー」

真美「んー?」

亜美「亜美たちだけやってなくない、スイッチ?」

真美「あーそれ真美も思ってた!」

亜美「だからさぁ...... いまからいっしょに作らない?」

真美「いいねー! ............でも真美たち名字がいっしょだし、あみとまみだから一文字しかちがうところないよ〜!」

亜美「あ、それもそうだね...... はあ、いい考えだと思ったんだけどなぁ......」

真美「............あ! じゅんくりにいっていくってのは!?」

亜美「じゅんくり?」

真美「そう! 亜美が『ふ』で作って、そのあとに真美が『た』で作る......みたいな!?」

亜美「真美......天才だよ〜!」

真美「んっふっふ〜」

亜美「じゃあ亜美からいくよ!」

真美「うん! あ、そのまえに!」

亜美「え? あ! あれをいわないとね!」

真美「そうだよ〜!」

亜美「じゃあ!」

真美「せーの!」

亜美真美「「亜美真美スイッチ!! スタート!!」」

146 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:15:30.53 ID:q/tAe5UT0

真美「亜美スイッチ、ふ!」

亜美「......二人でいっしょにスイッチ探し!」

真美「おーいいねー!」

亜美「んっふっふ〜、じゃあ真美スイッチ、た!」

真美「た、たのしかったよ、今日もいっぱい!」

亜美「んふふなにそれ〜、ちょっと変じゃん真美ー!」

真美「しょ、しょうがないじゃん...... けっこうむずかしいんだよ〜! ......亜美スイッチ、み!」

亜美「......みんなおもしろかったよー!」

真美「......さっき真美そんな感じのこと言ったよー」

亜美「う......あ、亜美はじぶんでかんがえたんだかんね!」

真美「む〜」

亜美「次は?」

真美「......亜美スイッチ、あ!」

亜美「うえぇ!? ず、ずる」

真美「はやくはやくー!」

亜美「............あ、あしたが楽しみだなぁ〜」

真美「あはっ、なにそれ今日いちつまんないいんじゃないの、亜美〜!」

亜美「う、うるさい、真美! 真美スイッチ、ま!」

真美「......ま、ま、まマルゲリータ!」

亜美「あはふっ...... 真美だってダメダメじゃーん!」

真美「うぅ....../// みんなけっこううまかったんだね......」

亜美「そうだね〜...... さいごどうしよっか」

真美「さいご......ん〜...... あ! こういうのはどう!?」

亜美「うん、なになに?」

真美「えっとね、みんn
「真美、亜美! お風呂沸いたわよ! 早く入っちゃいなさーい!」

亜美「あ、おふろわいたって」

真美「じゃあ入りながらはなすよー!」

亜美「おけおけー! 一番ぶろは亜美のだかんねー!」ダッ

真美「あ、まてっ! 真美のだよっ!」ダッ


マテマテー! アミノダモンネー!
......ア! キガエワスレター!
ヨッシャー! コノスキニマミノガイチバンブロダモンネー! クッソーマテー!マミー! 

147 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:16:35.12 ID:q/tAe5UT0

小鳥「はぁはぁ、これでようやく大方片付いたわね......」

小鳥「社長に怒られた時にはどうなるかと思ったけど、何とかなったわ」

小鳥「律子さんとあずささんの誘いにも行けなかったし...... 身から出た錆とはいえ......」

小鳥「はぁ...... お茶でも入れようかしら......」ピロン♪

小鳥「ん? これは亜美ちゃんからのメールね」

小鳥「さてなにかなぁーっと......」

小鳥「......」カチッ

小鳥「......」カチッカチッ

小鳥「........................................................................っは!?」

小鳥「これは...... みんなの名前......つまり...... みんなのスイッチ!?」

小鳥「春香ちゃんのはないのね......残念......」

小鳥「えーっとなになに? 『今度から亜美が律っちゃんに怒られそうなとき、助けてねー』......なるほど」

小鳥「おやすいごようよ、それくらい! じゃあまずは響ちゃんから〜」ピッヘッヘ...





小鳥「いや〜! 真ちゃん結婚して〜!!! かっこよすg
高木社長「いやー、音無君! 今日一日よく頑張って......   これは......」

小鳥「............へ?」

高木社長「......音無君、アイドル達に入れ込むのはいいけど盗撮は......」

小鳥「ち、違うんです! これは亜美ちゃんがとってきてくれたもので.....」

高木社長「そ、そうなのかい...... まぁ深くは聞かないよ。事件にならないように気を付けてくれたまえ」

小鳥「は、はい」

高木社長「それはそうと、頼んでおいた書類お願いできるかね。頑張ったんだ、帰りにお酒でも奢ろうじゃないか」

小鳥「っは......じ、実は......」

高木社長「うん? どうしたんだい?」

小鳥「ま、ま、まだ終わっていなくて......」

高木社長「......音無君、君はまだ......」

小鳥「す、すいません......」

高木社長「明日、もう一度僕のところに来るように! 僕はもう帰らせてもらうよ!」

小鳥「ピヨォ」

148 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:18:25.93 ID:q/tAe5UT0

律子「ふー、いいお湯だったわ......」ピロン♪

律子「ん? これは亜美から...... ということはアレね!」

律子「......」カチッカチカチ

律子「............でかした、亜美! これを解析して、新しい企画の準備の......」

律子「......」

律子「みんな楽しそうね...... フフッ」

律子「......あ、春香はないのね......」

律子「......」カチカチ

律子「......あれ? 貴音のファイル......」

律子「どうしてこれだけ空なのかしら......?」

149 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:19:05.10 ID:q/tAe5UT0

真美「おっはよー!」ガ

亜美「おはおはー!」チャ

やよい「あ! 亜美、真美、もうお昼だよ!」

伊織「......もうちょっと静かにできないのかしら、まったく」

真美「きょう一回目のツンいただきました〜」

亜美「かいこういちばんだね!」

伊織「んなっ!? ......そんなんじゃないわよっ!」

真美「お泊りどうだった、やよいっち?」

やよい「たのしかったよ! お料理もおいしかったし、お風呂も二人で入ってもすっごく広くて......」

亜美「え!? お風呂いっしょにはいったの〜!?」

真美「むっつりですな〜いおりん!」

伊織「違うわよ! そういう目的で入ってるわけじゃないっての!!」

亜美真美「「んっふっふ〜」」

伊織「ほんと腹立つわ、こいつら......」

やよい「伊織ちゃん、顔こわいよ〜?」

伊織「構わないわよ! 別に収録中じゃないんだから!」

亜美「いおりん、やよいっち、兄ちゃん見なかった?」

真美「いまさがしてるんだけど〜」

やよい「見てないよ〜......」

伊織「私たちも来たばかりなのよ......」

真美「そっか〜......」

亜美「ありがとね! やよいっち、むっつりん!」

伊織「」ピシッ

真美「あははなにそれ!?」

亜美「むっつりいおりんでむっつりん!」

真美「おもしろいけど、ごろ悪いなぁー」

亜美「それなんだよね〜」

伊織「あんたたちぃ......」ゴゴゴゴゴ

亜美「真美、にげるよ!」

真美「」ダッ

亜美「あっいつの間に!? まって真美〜!!」ダッ

伊織「その呼び方、外で言ったらほんっとうに許さないんだからっ〜!!!」

150 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:20:04.66 ID:q/tAe5UT0

あずさ「あら〜元気ね〜、亜美ちゃん真美ちゃん」

亜美「あずさお姉ちゃん!」

真美「昨日、だいじょーぶだった?」

律子「大変だったわよ......」

真美「律っちゃん!」

亜美「どゆこと?」

律子「昨日は小鳥さんも来れなかったから、私一人であずささんの相手を......」

あずさ「ご、ごめんなさい〜...... 私のせいで昨日も......」

律子「あ、いえ! 私も昨日はぶっちゃけトークできたんで楽しかったですし!」

あずさ「そうですか〜?」

真美「ピヨちゃんなんで行けなかったの?」

律子「あぁそれは...... 何があったかは分からないけど、今日も朝早くから仕事してるみたい......」

亜美「げぇ〜!? 朝から〜!?」

律子「向こうでしてるけど...... 表情が、なんというかすごいわよ」

真美「なにがあったんだろう......」

亜美「あ! あずさお姉ちゃん、律っちゃん! 兄ちゃ
律子「あぁ!? もうこんな時間!! ごめん亜美、また今度聞くわ! あずささん、行きますよ!」

あずさ「あらあら、そうですか? ごめんね亜美ちゃん。またあとでね〜、亜美ちゃん、真美ちゃん〜」

亜美「行っちゃった......」

真美「ほかの人にききにいこっか!」

亜美「うん!」

151 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:21:07.56 ID:q/tAe5UT0

亜美「おおっっと! はいさい! ひびきん!」

響「おお! はいさい! 亜美、真美! 今日も仲良しだなー!」

真美「ミキミキも、おはよー!」

美希「おはよ、真美、亜美。ホント真美たち見てるとそれだけで疲れてきて...... あふぅ」

亜美「なにそれ、そんなに亜美たちあぶらぎっしゅなの?」

美希「......ミキ、エネルギッシュだっておもうな」

真美「きょうはなにおにぎりなの?」

貴音「今日はおにぎりではありませんでしたよ、双海亜美、双海真美」

真美「お姫ちん!!」

亜美「どーゆうこと?」

響「自分たち、今日は三人で一緒にラーメン食べたんだ!」

真美「えー! いいなー!! 真美も食べたかったよ〜!」

亜美「亜美もー!」

美希「貴音があんまり長いこと食べてるから、ミキたち先に帰って来ちゃったけどね」

亜美「えぇ!?」

真美「お姫ちんどんだけ食べてたの......」

響「貴音は食べ始めたら時間かかるの知ってるだろー?」

美希「そうだけど...... それにしてもかかりすぎなの」

貴音「すみません...... ですがそれとなく入った初めての店が、あそこまで美味なものだとはつゆとも思わなかったもので.....」

亜美「めっちゃ食べたいよ〜!」

真美「ひびきんとミキミキはおいしかったの!?」

響「美味しかったぞ! まさかソーキそばをアレンジしたラーメンがあるとは思わなかったさ〜」

美希「ミキ的にはいちごババロアをいっしょに頼めるところが、最高だったって感じ!」

亜美「うわぁ〜!!」

真美「なにそれめっちゃたのしそうじゃーん!」

貴音「次回行くときには、是非......」

真美「ぜひぜひ〜!」

亜美「ミキミキたち兄ちゃんどこか知らない?」

美希「ハニー? ハニーなら屋上いったとこさっき見たよ」

亜美「ほんと!? ミキミキありがと!」

真美「ひびきんとお姫ちんも! またねー!」

響「それにしてもなんでプロデューサー探してるんだろーな?」

美希「知らないの、それよりもうミキ眠くて...... いっしょに寝るの響」グイッ

響「ちょっと!? 美希!?」

美希「......くぅくぅ」スピー

貴音「響...... 人には秘密が百や二百
響「それはもうわかったからさ、早く助けて貴音」

貴音「......」

貴音「響はいけずですっ」プイッ

響「た、貴音っ!? いや自分が言ってるのは貴音の言いたいことくらい分かってるってことで...... 貴音? 貴音ぇ〜!!」

152 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:22:00.94 ID:q/tAe5UT0

亜美「兄ちゃん!?」ガ

真美「いるっ!?」チャ

真「あれ? 亜美に真美?」

雪歩「どうしたの? 二人とも慌てて?」

亜美「いま、亜美たち兄ちゃんさがしてるんだけど......」

真美「まこちんたち知らない?」

真「プロデューサーならさっき事務所に戻っていったけど......」

雪歩「なにか用?」

亜美「あ、うんちょっとねー!」

真美「そういえば昨日まこちんたち......」

真「あぁ...... 結局ずっと追ってきた雪歩にボクが根負けして、次の休みにもう一回スイッチすることになったよ......」

真美「そ、そうなんだ」

亜美「なんかごめんねまこちん」

真「もういいよ、逆に雪歩のスイッチからかわいさを学んでプリップリ、ふわっふわになって見せるから!!」

雪歩「そうだね」ニコニコ

真美(あぁ、これは......)

亜美(まこちん、一日イケメンコースだろうなぁ......)

亜美「......じゃあ亜美たちもう行くね!」

真美「二人ともありがと! スイッチたのしんでね〜!」

真「うんまたねー! ......なんで笑ってるの、雪歩?」

雪歩「うん? 何でもないよ真ちゃん♪」

真(な、なんだろう...... なんか悪寒が......)ゾクッ

153 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:23:45.07 ID:q/tAe5UT0

ガチャ

真美「あ、はるるん!」

亜美「千早お姉ちゃんも、おはおはー!」

春香「もうお昼だよ、亜美、真美!」

千早「元気そうね...... 真美、亜美」

亜美「亜美たちはいつも元気いっぱいだよー!」

千早「......そうね、昨日もそうだったものね」

亜美「うあうあ〜なんか今日の千早お姉ちゃんいじわるだよ〜!」

千早「ふふ、ごめんなさい」

真美「千早お姉ちゃん、昨晩はおたのしみだった〜?」

千早「ええ、春香のおかげでね」

春香「!!!」

春香「えへへ、そっか〜///」

真美「そうなんだ。よかったね、はるるん!」

亜美「ほんっとはるるんと千早お姉ちゃんはなかよしだね〜!」

春香「うん!」

春香「亜美と真美、昨日スイッチいっしょに回らしてくれてありがとね!」

亜美「どいたまだよ〜!」

真美「はるるんも説得してくれたり、真美たちも助かったよ〜」

春香「そう? えへへ、ならよかったよ〜」

亜美「千早お姉ちゃん、はるるん、兄ちゃん見なかった?」

春香「プロデューサーさんなら奥で仕事してるよ!」

亜美「ありがと! 行かなきゃ、真美!」

真美「そうだね! はるるん、千早お姉ちゃん、ありがとう!」

亜美「またあとでね!」

春香「またね〜!」

千早「......まるで嵐ね......」

春香「そーだねー...... 私は春風でいいや〜」ギュー

千早「昨日からやけに甘えるわね、春香」

春香「......千早ちゃんだって嬉しいくせに〜、それにさっきおかげって......」

千早「そ、それは///」

春香「ん〜?」ニヤニヤ

千早「も、もう! そういう春香の顔、嫌い!」

春香「ごめんごめんって〜♪......」ナデナデ

千早「......///」

154 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:24:22.90 ID:q/tAe5UT0

亜美「兄ちゃーん!!」

真美「ずいぶん探したよー!!」


「おう、それは光栄だな。なにか用か?」


亜美「うん! それなんだけどね......」

真美「まってまって亜美〜! まずは昨日の真美たちの冒険をきいてよー! 兄ちゃん!!」


「そうだな、今ちょうど休憩しようと思ってたし...... 聞かせてくれるか? 音無さんもどうです?」


小鳥「結構です!」

亜美「ピヨちゃんなにがあったの......?」

真美「なんか目とかまっかだよ......」


「朝からあんな感じで...... なんか社長に怒られてたみたいなんだけど...... それで冒険って?」


亜美「んっふっふ〜」

真美「まずね〜......」


(双子せつめいちゅう......)


「......」


亜美「兄ちゃん?」

真美「どうしたの?」


「いや...... なんでもない、ちょっと長い冒険だったもんでな......」


「でも昨日は楽しかったのはわかったよ。みんなと遊んでもらってよかったな!」


亜美「そうなんだよー!」

真美「それでね......」


「ん?」


155 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:25:10.66 ID:q/tAe5UT0

亜美真美「「せーの!」」

亜美真美「「亜美真美スイッチ、み!」」

亜美真美「「みんなでスイッチ遊んだから!!」」

亜美真美「「兄ちゃんのもおしえてね!!」」




亜美真美「「兄ちゃんスイッチ!! どうぞ!!」」ピコーンパチパチパチ





おわり

156 : ◆pvi4t7el1QeD [saga]:2018/05/22(火) 21:26:36.82 ID:q/tAe5UT0


どうも、作者です

今回は初の長編ということで疲れたけど、とても楽しかったです。
既に二作ネットには投稿しているのですが、実はこのssが自分にとって処女作になります。
亜美と真美は動かすのが楽しいし可愛いですね、それに対してはるるんは本当に難しいです。
いろんなことができる器用なキャラなので..... 貧乏じゃないですよ?w
雪歩には謝りたいですね、話の都合上少しキャラ崩壊させてしまいました。
小鳥さんはオチにしやすいですねー。彼女にもよくしてあげたいんですが......
もしかしたらその他にもキャラブレを感じたかもしれません、その時はごめんなさい。
初心者なので拙いところもあったと思いますが、ここまで見てくださりありがとうございます。
これからもssを書いていきたいので、もしまたお会いしたらよろしくお願いします。

また 
千早「春香のせい」http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526114717/
美希「最高のおにぎりの食べ方」http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526378566/
こちらの作品と部分的につながっていますので、もしよろしければ見てみてください。

最後に。もう一度になってしまうけど......


真美、亜美、お誕生日おめでとう!!!


157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/22(火) 22:26:13.70 ID:fxnj2toGO
蘭子「混沌電波第169幕!(ちゃおラジ第169回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526897877/
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/23(水) 08:49:35.70 ID:j3yNa/bCo
すこすこだいすこらまたかいてくれ
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/23(水) 09:11:59.67 ID:LBvPCMBb0
こういう扱われ方するからゆきまこは嫌いなんだよ。他は良くてもくたばれって感情しか出て来ない
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