【リトバス】理樹「来ヶ谷さんは最高だなぁ!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/10(日) 18:03:48.02 ID:Mg7TEIaj0
注意!!

この話はヤンデレが多数出現します!また、性格が大きく変わってる場合があります。そこを了承の上で読んでください




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1528621427
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 18:11:03.83 ID:Vg6gamBFo
着たい
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/10(日) 18:11:15.73 ID:Mg7TEIaj0
理樹(修学旅行での事故での事故を乗り越え、僕たちはやっと平穏な日常を取り戻した。あのループする世界も良き思い出として残っている)

理樹(そして何よりも嬉しいのは……)

理樹「おーい、来ヶ谷さーん!」

来ヶ谷「やあ、理樹君じゃないか。今から放送室に行くんだが……当然来てくれるだろう?」

理樹「勿論だよ!だって来ヶ谷さんは……僕の彼女なんだから!」

理樹(そう。僕は何と来ヶ谷さんと付き合い始めたのだ!元の世界に帰って来た後に好きだと言われ、そして今に至る)

来ヶ谷「ふふふっ……嬉しいことを言ってくれるじゃないか。今日もまた2人でしっぽりと過ごせるな」ニコニコ

理樹(こんな柔らかな表情を向けてくる来ヶ谷さんはとても可愛らしい。あぁ…僕はいつからここまでこの人の虜になってしまったのだろうか……)
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/10(日) 18:19:18.85 ID:Mg7TEIaj0
放送室

来ヶ谷「ほら、理樹君の大好物の唐翌揚げだ。ぜひ食べて見てくれ」

理樹「おお!これはまた美味しそうな……いただきまーす」パクっ

理樹「おおっ!おいしい!やっぱり来ヶ谷さんの作る料理は最高だよ!」

来ヶ谷「君の好きなあーんもしてあげようか?」

理樹「もちろんお願いするよ」ワクワク

来ヶ谷「はい、あーん」スッ

理樹「///」パクっモグモグ

理樹「エヘヘ……やっぱり何回やってもらっても照れるなぁ…」

来ヶ谷「…っ……もし今が食事中じゃなければ少年に飛びついてしまいそうなぐらい可愛らしかったぞ……」

理樹「も、もう……そんな事言って……///」

こんな風に毎日いろんな所でいちゃついている。今となっては学年公認の仲と言ってもいいぐらいの知名度がある一方、関係が冷え込んでしまった人たちもいる……
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/10(日) 18:29:37.91 ID:Mg7TEIaj0
放課後

理樹「あ、真人と謙吾!今日は野球の練習ある?」

真人「おぅ、理樹か……いや、今日もねぇよ」

理樹「そうか…最近みんなで集まる事が減ってるなぁ……」

真人「お前のせいなんだけどな……」ボソッ

理樹「え?何か言った?」キョトン

真人「いや、何でもないさ。今日も来ヶ谷と遊ぶ予定なんだろ?行かねぇのか?」

理樹「あ、そう言えばそうだね!バイバイっ!」タッタッタ

謙吾「……はぁ……全く、無邪気に過ごして……仕方のない話だ。理樹に悪気なんてない、周りが良くなかったって話なんだ…」

真人「あぁ、アイツはすげぇ奴だ。でもそのせいでこうなっちまうだなんてな……」

理樹は来ヶ谷を選んだ。でも選ばれなかった連中……特に能美と三枝はそれに耐えられなかった。そして集まりに顔を出さなくなっていき、次第に離れていった


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/10(日) 18:35:27.77 ID:Mg7TEIaj0
謙吾「しかし、鈴は強いやつだ……最初こそショックを受けていたが、キチンと割り切ってその後も仲良く接している」

真人「確かにそうだが……俺はおかしいと思う」

謙吾「……奇遇だな。俺もそう思う、何がか言ってみろ」

来ヶ谷「おや、二人ともそんな所で何を話しているんだね?おねーさんも混ぜてくれ」

謙吾「来ヶ谷……」

真人「いや、今日もリトルバスターズの集まりは無いって話さ」

来ヶ谷「そうか……最近活動が減ってしまって寂しいものだな……まあ少年と過ごすことにしよう、それではな」スタスタ

真人「……おい、ちょっと場所を変えようぜ」

謙吾「あぁ、その方がいい」
7 :saga :2018/06/10(日) 18:46:39.99 ID:Mg7TEIaj0
謙吾の部屋

謙吾「おい、念のため盗聴器の類が無いか調べろ、ベターだが、背中やポケットだ」

真人「へいへい、確かにアイツは得体の知れない勘の良さがあるからな……忍ばされていても分からねぇかもしれねぇ」

謙吾「どうやらなさそうだな……じゃあ話してみるか」

真人「あぁ、まず第一に……」

真人「恭介がいねぇ、それにさっきまで話してた三枝や能美、二木もいねぇ、そしてなにより……鈴もいねぇ」

謙吾「恐ろしい話だな……こうして考えてみてやっとそんな初歩的な事に気づくとは……」

真人「俺は馬鹿だけどよ……だからこそ無神経にも気づいちまうんだよ、こういう事に」

真人「ちなみにこいつらはクラスが違っていた。全員な」

謙吾「存在ごと消し去られた訳ではなさそうだな……じゃあ恭介は何故来ない」

真人「多分『ゲームマスター』に察知されないよう動いている筈だ。そしてそのゲームマスターは……」

謙吾「あぁ、来ヶ谷だろうな」

真人「ったく……やっと元の世界に戻れたと思ったらまたこれか……まぁ今度は死ぬ予定が無い分いいけどよ……」


謙吾「とりあえず今日はここまでだ。明日こっそり女子達にも聞いてみよう」

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/10(日) 18:51:31.04 ID:Mg7TEIaj0
その頃の理樹

理樹「ムニャムニャ……来ヶ谷さん……」スヤスヤ

来ヶ谷「あぁ、私の膝でここまで無防備にしてくれるだなんて……今すぐにでも襲いたくなってしまうよ……」

来ヶ谷「ふふふっ……でも焦る必要はない、もう何度も繰り返しているんだ。何度も理樹君とキスをしたし身体も重ねた。そしていつ他の連中が気づいて反逆するかも分かっている」

来ヶ谷「まずは明日だ。『小毬君と西園女史』に気をつけなければな……」ニヤァッ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/10(日) 20:13:20.89 ID:Mg7TEIaj0
次の日

気がつけば理樹君と違うクラスになっていた。その違和感に気づかないまま過ごしていた事に寒気がする。

小毬「やっぱり…ここは偽の世界だよ」

西園「えぇ、間違いないでしょう」

二人とも手には鋭利な刃物を握っている。食堂には誰も居なかったため、いとも簡単に手に入った

小毬「多分何度もこの世界は繰り返されてる……そしてそのたびに私たちは『ゲームマスター』に立ち向かって……」

西園「そして負けては時間が来てリセットの繰り返し。って所でしょうね……」

多分いつ私たちが気づいて来ヶ谷さんに反逆するのかはバレているのかもしれない。今回は偽の世界と気づいてから敢えて時間を置いて襲撃する事を2人で決めた。ただこの考えが既に使い古されているのかもしれない……そう思っても確かめる術はない、だからやるしかないのだ

西園「もしも私たちがゲームマスターに成り代わったら……当然為すことはひとつですよね?」

小毬「もちろんだよ、この世界を変えなければいけないよね?」ニコッ

西園「その通りですね……では、決行は2時間目と3時間目の間の教室外。来ヶ谷さんが教室にもどるために廊下を歩いているところを狙いましょう」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/10(日) 20:26:05.63 ID:FiUfnklgO
キーーンコーーンカーーンコーーン

来ヶ谷「さて、2時間目が終わったか……トイレにでも出ようか」スッ

来ヶ谷(当然この時間に2人が狙うのは分かっている、でもこうしてわざわざ外に出る理由はただ一つ。楽しいからだ)

来ヶ谷「知っての通り、私は楽しい事は大好きだ。だからわざわざここに赴く……それは分かるだろう?小毬君に西園女史よ」フッ…

西園「…っ…隠れても無駄みたいですね……」

小毬「今回もダメっぽいね〜」

来ヶ谷「こらこら、何を諦めているのだ?私は丸腰ではないか、君たちの持っているその刃物で一突きにしてしまえば私から世界を動かす権利を持っていけるんだぞ?西園女史にはNYPもある、勝ち目が無いわけではないだろう」

余裕のオーラを放つ来ヶ谷、当然絶対の力の差を知った上での発言。これから何が起こるのかまでも把握してる人の目の前で一体何をできるというのか。

西園「何か今までと違う行動を取るしかないですけど……どうしましょうか?神北さん」

小毬「う〜ん……どうしようか……」
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