君が咲く世界

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130 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/13(木) 19:53:56.32 ID:BwZ3MUF/O


ジョジョの部屋

ジョジョ「ふぅ…、、、今日も何事もなく過ぎたな。」

・・・・・

ジョジョ「いや待て…、ぬ、ぬいぐるみっ!!?あの時生徒会室に人の気配は全く無かったぞ!?!?!?!?!?」

喋った茶色い羊っぽいぬいぐるみの事を突如思い出し、背筋に寒気が走った
131 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/13(木) 20:00:16.76 ID:BwZ3MUF/O
土曜日

翌朝

ジョジョ「一昨日のぬいぐるみについて。」

赤ボウズ「わしゃ何も知らんぞ、それより外出せい!新たな出会いがお主を待っておる!」

ジョジョ「分かったよ〜…。」

といっても、何処に行こうか…

選択肢

1 学校

2 商店街

3 隣家

4 カラオケ店

5 適当にぶらぶら

安価下
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 02:29:49.12 ID:dI8I782J0
4
133 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/14(金) 15:59:20.18 ID:iDP/ndO8O
4 カラオケ店へ

ジョジョ(校則ではカラオケ店には風紀委員にお伺いをたてた上で、3人以上で入ることとしていたが、どうでもいい、俺は歌いたいんだ!)

受付「では、3番の部屋を使用してください。」

ジョジョ「はい。」

・・・2時間後

ジョジョ「うーん、10曲は歌ったけど、やっぱり人がいないといまいち盛り上がらないな。」
134 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/14(金) 16:01:14.43 ID:iDP/ndO8O


ジョジョ(お腹すいたなぁ…)

選択肢

1 学校

2 商店街

3 隣家

4 適当にぶらぶら

安価下
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 17:44:37.48 ID:dI8I782J0
2
136 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/15(土) 14:39:29.47 ID:GHGF26oKO
2 商店街へ

ジョジョ「ケーキ屋なんて洒落たものが出来てる、チョコレートケーキ買おうかな。」

購入後

店員「ありがとうございましたー」

ジョジョ「結構大きな高いの買っちゃった、まぁ、お金には余裕があるから別に大丈夫だけど。」

小松「あら、貴方は…ケーキ好きなの?」

ジョジョ「あ、こんにちは先輩。ケーキというよりチョコが好きなんです。」

小松「私はここの常連でね、よくケーキを買いに来てるんだ。私は君桜学院 3年の小松 ぼたん。」

ジョジョ「よろしくお願いします。」
137 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/15(土) 14:41:21.90 ID:GHGF26oKO
夕方

ジョジョ「制服だったから先輩だと分かったけど、私服だったら分からなかっただろうな。」

選択肢

1 学校

2 商店街

3 隣家

4 適当にぶらぶら

安価下
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 16:29:16.84 ID:LwtZNuiU0
4
139 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/15(土) 19:14:35.62 ID:enDK8R/3O
4 適当にぶらぶら

路地裏

ジョジョ「新しい出会いっていったって、そうそうあるもんかね。」



モブ生徒「ねぇ、あれ転校生じゃね?」

モブ生徒2「本当だ。」

モブ生徒3「………。」

モブ生徒「あれ、貴女もいたんだ。」

モブ生徒2「気づかなかった〜www」

モブ生徒3「………。」
140 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/15(土) 19:22:34.91 ID:enDK8R/3O


ジョジョの部屋

赤ボウズ「新しい出会はあったかのう?」

ジョジョ「小松先輩との出会い以外ありませんでした。」

赤ボウズ「ふむ、しかし、デートに誘う相手もいないとは、寂しいやつじゃのぅ〜…。」

ジョジョ「別いいでしょ。」

赤ボウズ「他に何か気づいたことはないか。」

ジョジョ「ないよ、それより青春って何すればいいのかな。」

赤ボウズ「とにかく楽しい未来を思い浮かべられるようなことじゃ!」

ジョジョ「はぁ、そうですか(分からん)」
141 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/15(土) 19:26:10.64 ID:enDK8R/3O
日曜日

ジョジョ「今日は何処に行こっかな。」

選択肢

1 学校

2 商店街

3 隣家

4 カラオケ店

5 適当にぶらぶら

安価下
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:56:04.46 ID:LwtZNuiU0
2
143 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/16(日) 11:59:09.58 ID:9fSbK0+1O
2 商店街へ

ジョジョ「うん?リスに兎にツバメ、いっぱいいる。」

うさぎ「〜♪」ぴょんっ

ジョジョ「いや、でもここらに野生のうさぎってのは考えられないから、何処かから逃げ出したのかなぁ、にしてもうさぎ多いな?」



選択肢

1 学校

2 商店街散策

3 隣家

4 カラオケ店

5 適当にぶらぶら

安価下
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 23:53:27.76 ID:+MCLJVNs0
2
145 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/17(月) 05:02:46.99 ID:wO4hhZHXO
2 商店街散策

ジョジョ「もしや学校の資料で見た生物部のうさぎさん達じゃ?」

プルルルル…

ジョジョ「はい、もしもし…えっ、そ、そうだったね、え?わ、忘れてる訳ないよ、もうすぐ着く?そうなんだ、あはは、じゃあね…。」

ジョジョ(っべぇーー!!あんず姉さんが来るのすっかり忘れてた!!来てたメッセージ見ると、春の嵐で来るのは一日後にしてたのか)

帰って鍵開けてあげないと
146 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/17(月) 05:11:46.05 ID:wO4hhZHXO


あんず「ただいま。」

ジョジョ「おかえりなさい。」

あんず「どこか他人行儀ね。」

ジョジョ「まだ慣れないもんで。」

あんず「私は弟として貴方と接しているんだから、気を使わなくてもいいんだよ。」

ジョジョ(弟の記憶を持った別人ってことは伝えているらしいんだけどね、あのタコが)

ジョジョ「それよりそっちはどう?楽しくてやれそう?」

あんず「まぁ、普通科だし、大丈夫よ。」

ジョジョ(今回は<vロデューサーじゃないのな)
147 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/17(月) 05:22:54.75 ID:wO4hhZHXO
あんず「それより心配なのは弟くんの方なんだけど。」

ジョジョ「大丈夫、大丈夫、こっちは楽しくやってるからさ。」

あんず「くれぐれもなつみちゃんを泣かさないでね。」

ジョジョ「泣かせないよ、ていうか、泣かせる要素何処にあるの。」

あんず「あなたもいい感じに鈍感そうね。」

ジョジョ「いきなり貶された、訳が分からないよ。」

あんず「本当は一緒に住み続けるつもりだったんだけど、ほら、血の繋がりがないから、問題あるかなって…。」

ジョジョ「血が繋がってなくても家族なんだから何も問題はないでしょう?一体何の問題があるんだか…。」

あんず「まぁ、朴念仁には分からないか。」

ジョジョ「それはあんずさんもでしょ(朴念仁、無口、無愛想って意味だからね)」

あんず「ある意味そうだけど…。」
148 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/17(月) 05:24:14.77 ID:wO4hhZHXO
夕方

選択肢

1 学校

2 商店街

3 隣家

4 カラオケ店

5 適当にぶらぶら

安価下
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 22:51:45.26 ID:rzxdp3gD0
3
150 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/18(火) 19:01:34.65 ID:TtD0XDRXO
3 隣家

あんず「なつみちゃんには話してるの?」

ジョジョ「話してないよ、話したところで上から修正が入る。」

あんず「上って、上司?」

ジョジョ「そんなところ。」

隣家

ピンポーン

ジョジョ「こんにちは、な、なつみ、いる?」

僕は隣家のインターホンを押す

なつみ「て、転校生くん!?ご、ごめん、今ちょっと忙しくて…」

となつみの声

ジョジョ「あぁ、謝らなくて大丈夫だよ、あんず姉さんが帰ってきてることだけ伝えて、帰るつもりだから。」

なつみ「えっ!?あんずさん帰ってきてるの!?早く終わらせないと…」

ジョジョ「じゃ、伝えたから。」
151 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/18(火) 19:10:12.01 ID:TtD0XDRXO


なつみ「あんずさんもう帰っちゃうの?」

あんず「明日は学校だからね。」

ジョジョ「さようなら、あんず姉さん。」

夜、あんず姉さんはなつみと多少お喋りをした後、取りに来た荷物を持って帰って行った

翌朝

朝誰と話すか

選択肢

三波なつみ
堀田さあや
春風なな
星海こよい
夏野ゆり
長居ゆう
冴木もも
鶴海ひまり
四方みつる
悠木ともこ
安条まい
龍泉寺レンレン
小松ぼたん

安価下
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 22:42:28.36 ID:fK6PZugf0
堀田さあや
153 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/19(水) 19:10:11.12 ID:Qn6SEDuBO
安価 堀田さあや

さあや「転校生は委員会何処か入るつもりある?入るか入らないかは個人の自由だけど。」

ジョジョ「ん?そうだねぇ、保健委員会にでも入ろうかな。」

さあや「私、保健委員会のお仕事ってあんまり知らないけど、手伝えることがあったら言ってね、ここで男子はあなた1人なんだから。」

ジョジョ「うん?」

この時はまだ保健委員会の仕事を知らず、なんとなく選んだのだった
154 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/19(水) 19:16:39.19 ID:Qn6SEDuBO


選択肢

1 2-A(自分のクラス)に留まる

2 2-Bへ

3 2-Cへ

4 生徒会室へ

安価下
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 16:42:01.62 ID:UBmzVK660
4
156 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/21(金) 19:26:11.85 ID:WRChleV4O
4 生徒会室へ

ひまり「来たな!ではこれから生徒会長再任選挙における対立候補となるものたちの元へ行く、付いてくるのだ!」

ジョジョ「断る!」

ひまり「なぜだぁあ!?」

ジョジョ「僕個人で誰の影響も受けないで会ってみたいから。」

ひまり「そ、そうなのか…。」

みつる「ひまりによって余計な先入観を持たされることを嫌ったか。」

ジョジョ「うん…(ま、本当は連れまわされるのが面倒臭いだけだけど)」
157 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/21(金) 22:00:16.54 ID:WRChleV4O
放課後

弓道場

ジョジョ「(ひまりから対立候補のリスト貰ったが、まず1人目は、『生き神』神樹はじめ先輩)弓道部だからここかな?おっ。」

いちか「〜〜〜〜〜っ!」

ジョジョ(あれは、妹さんかな?同じ神樹姓は、えっと、いちかちゃんだったかな)

はじめ「……………の。」

いちか「……………っ!」

ジョジョ「(うまく聞き取れないけど、言い合いしてる?盗み聞きするみたいで気分悪いからもうここを去ろう)ジョジョはクールに去るぜ…なんて。」
158 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/25(火) 15:23:58.32 ID:Q9L/i6LqO


ジョジョ「することがない!寝る!」

赤ボウズ「恋愛シミュレーションゲームでも買ってやってみてはどうじゃ?」

ジョジョ「要らないでしょ…。」

赤ボウズ「要らんとは、大した自信じゃのぅ。」

ジョジョ「何か勘違いしてる。」
159 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/25(火) 15:26:09.18 ID:Q9L/i6LqO
翌朝

朝誰と話すか

選択肢

三波なつみ
堀田さあや
春風なな
星海こよい
夏野ゆり
長居ゆう
冴木もも
鶴海ひまり
四方みつる
悠木ともこ
安条まい
龍泉寺レンレン
小松ぼたん
神樹はじめ
神樹いちか

安価下
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/25(火) 16:25:44.58 ID:kkZvIjfJ0
三波なつみ
161 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/26(水) 19:54:52.29 ID:P9bRE2WCO
安価 三波なつみ

校門

なつみ「おはよう、転校生くん。」

ジョジョ「おはよう。」

かえで「あっ!」

ジョジョ「(ん?嫌な予感…〔俺の嫌な予感は必ず当たる〕、ということは…)逃げるっ!」

かえで「そこの男子、待ちなさ〜い!風紀委員会、委員長の瀬川かえで直々に服装チェックをしてあげるから、やましいことがないのならこっちに来なさい!」

ジョジョ ピタッ クルッ「えっと、男子の服装について決まりってありましたっけ?瀬川先輩。」

かえで「え?あ、…そ、そうね、まだそういった決まりは無かったかも、………ふふふ、なら、持ち物検査よ!」がばっ

ジョジョ「あ!ちょっと、ポケットとか弄らないでくださいよ!?」

かえで「ん〜?これは何かしら?短剣?武器の携行には鞘などに収めなければいけない決まりがあるのだけれど、これは鞘に収まってないわね!」

ジョジョ「よく見てください、刃が潰れているでしょう、ただの飾りとしての短剣ですよ。」

かえで「ふ〜ん、なんでそんなものを…、兎に角これは没収ね!」

ジョジョ「んな理不尽な…。」

なつみ「何も問題なければそのうち返されるよ。」

ジョジョ「聖剣ファイが持ってかれちゃった…。」
162 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/26(水) 19:58:14.47 ID:P9bRE2WCO


選択肢

1 2-A(自分のクラス)に留まる

2 2-Bへ

3 2-Cへ

4 生徒会室へ

安価下
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/26(水) 20:03:20.25 ID:EBw28OMy0
3
164 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/26(水) 20:13:57.15 ID:P9bRE2WCO
安価 2-cへ

誰と話すか

1 冴木もも

2 砂賀みどり

3 悠木ともこ

4 夜霧はやて

5 笹芽ひよの

6 榊むつみ

安価下
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/28(金) 18:08:02.92 ID:hYNgEnyL0
2
166 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/29(土) 19:23:34.49 ID:DVMICVRiO
2 砂賀みどり

みどり「う〜ん、どうしよう…」

転校生「何か困ってるのかな。」

みどり「あ、転校生の…」

転校生「あ、聞こえた?何か困ってたら、相談くらいは乗るよ。」

みどり「あ、だ、大丈夫、ありがとね。」
167 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/06/29(土) 20:08:58.65 ID:DVMICVRiO
放課後

ジョジョ「生き神様とやらは今日も何やら妹さんに突っかかられていたんで、遠目に見てたけど、今回の騒ぎに巻き込まれて迷惑してるって感じ。」

飼育場

ジョジョ「動物が少ない、餌を見るに結構いるはずなんだけど…ん?」

あやめ「……………♪」

ジョジョ(居た、せいとかいちょおにとって生徒会長再任選挙対立候補とされる『魔王』久坂あやめ先輩、みつる先輩から貰った新聞部の新聞にある対立候補者リストで顔と名前と、居る場所は勘で適当に…)

あやめ「うふ、うふふふふふふふ♪」

ジョジョ(何?急に笑い出した、もしかしてうさぎとかアヒルを食べちゃいたいとか思ってたりするんだろうか?なんて)

あやめ(あぁ、うさちゃんたち、可愛い…、食べちゃいたいくらい♪)
168 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/07/03(水) 19:26:35.15 ID:8WgaGNIaO
駐輪場

ジョシュア(久坂先輩はこの騒ぎに興味なさそう、続いて黒森すず先輩、何処にいるのやら…ん?)

すず「〜♪♪♪♪ロックンロール!!!!」

ジョシュア「(駐輪場の屋根の上で誰か歌ってる、あれ、黒森先輩?)先輩!そんなところにのぼったら危ないですよー!」

すず「噂の転校生か、ボクのことはクロシェットと、そう呼ぶがいい!」

ジョシュア「あぁ、この雰囲気、だから『堕天使』か…。」

すず「そう、ボクは天国から追放された 翼の折れた堕天使(ルシフェル)、せめて歌声を腐れた天国へ響かせて、無理解な神々に終末のラッパを吹かせてやるのさ。」

ジョシュア「あの…、日本語を喋ってください。」

すず「人間とは憐れだね、己が理解できない高次の言語と相対すると、魂の浅ましさに悲鳴をあげてしまう

愚かとは言わない、それがボクたち原罪を抱え天国を追われた迷える羊たちの因果なのだから…。」

ジョシュア「………つまり天国から追放されて、壊れたままなんだね(居場所を奪われて、中二病を患ったんだね)」

すず「……………お前、何者だ。」

僕はその問いに答えることは無かった
169 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/07/03(水) 19:35:45.33 ID:8WgaGNIaO
校門

ジョシュア「あとは、四方みつる先輩と、何処に居るか分からない、前生徒会長、円城寺れいか先輩…、前生徒会長って言うからには現せいとかいちょおが心配で生徒会室に顔を出すこともあるだろう、今日はもう帰ろう。」



ジョシュア「さてと、もう寝るかな。」
170 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/07/03(水) 19:40:50.93 ID:8WgaGNIaO
翌朝

朝誰と話すか

選択肢

三波なつみ
堀田さあや
春風なな
星海こよい
夏野ゆり
長居ゆう
冴木もも
鶴海ひまり
四方みつる
悠木ともこ
安条まい
龍泉寺レンレン
小松ぼたん
神樹はじめ
神樹いちか
瀬川かえで
砂賀みどり
久坂あやめ
黒森すず

安価下
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/03(水) 19:56:31.37 ID:nJ5yhjeG0
三波なつみ
172 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/08/09(金) 21:22:36.74 ID:ELHpHq+VO
三波なつみ

なつみ「そういえば、保健委員に入るつもりなんだよね?」

ジョジョ「そのつもりだけど?」

なつみ「放課後保健委員について話があるから教室に残っててもらえる?」

ジョジョ「はいよ。」

放課後

さあや「もうじき健康診断があるんだけど、あんた保健委員に入るのよね?ちょっと人手が足りないみたいだから助かるわね。」

ジョジョ(そうなの?)

さあや「うちのクラスの保健委員、虚弱体質で、学校を休みがちだからさ、そいつがいなくても、これからは事足りるかな。」

ジョジョ(だといいな)

さあや「春風、保健委員を呼んでくれる?こいつに紹介しとくから。」

なつみ「さあやちゃんはテキパキしてるなあ。」

なな「了解ですよーっ!おおい、つゆりちゃん!いいんちょが呼んでますよーっ!」
173 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/08/09(金) 21:37:01.98 ID:ELHpHq+VO
つゆり「コホ、コホ
話は聞こえてたよ。
ごめんね、転校生くん。
わたし身体弱いから保健委員をやってくれると助かるよ。」

さあや「遠慮しないで、どんどん扱き使ってやりなさいよ。こいつ男だし、体力あんでしょ。」

ジョジョ(いやいや、そんなにはないよ)

つゆり「ありがとう、委員長。気を遣ってくれて」

さあや「べつに、あんたが心配だったわけじゃないわよ
保健委員のあんたがいちばん怪我とか病気とかすんだから、そんなあんたを保健室まで運んでいく人間が必要でしょ。」

ジョジョ(なんとなくツンデレ?)

つゆり「ごめんね。わたしが、もっと体力あればいいんだけど」

なな「無理しちゃだめですよ、つゆりちゃん!足りない元気はわたしがお届けしますからっ!ファイト、ファイトですよーっ!」

つゆり「ななちゃんは、いつも元気で 羨ましいよ」

なな「うわぁいっ、褒められましたーっ☆」

さあや「今のは嫌味で言ったんだと思うわよ」

つゆり「ううん。素直な気持ちだよ。ななちゃんの半分でも、わたしに元気があればな……まぁ、とにかくそういうことだから 転校生くん、保健委員頑張ってね。」

ジョジョ(うん)首肯
174 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/08/09(金) 21:56:59.83 ID:ELHpHq+VO
保健室

ジョジョ(さてと、顔見せといきますか)

ガラッ

あずさ「こんにちはっ☆お疲れ様です、つゆり先輩っ☆」

ジョジョ(なんかやけにキラキラしてる・・・)

つゆり「あずさちゃんもお疲れさま。かくかくしかじかで、この転校生くんたちも同席させるけど いいかな?」

ジョジョ(ん?あれ、なんで付いてきてるんだろう、なつみ)

あずさ「はいっ、あずさはすべてを受けいれちゃいますっ☆他のみんなはもうきてますよ、つゆり先輩を待ってたんですっ☆」

つゆり「ごめんね、遅くなって。わたし、歩くのゆっくりだから」

あずさ「いいえいいえ、どうぞ先輩がたっ 特等席にご案内しますね、キラキラ笑顔でお出迎えしちゃいますっ☆」

まりあ「お疲れさまでございます、つゆり様
今日も無事につゆり様とお会いできた僥倖を、主に感謝を」

つゆり「死んじゃったみたいでびみょうな気分になるから、祈らないでほしいよ」

くるみ「お客さまたちも、貢いでってくださいね〜。お菓子などは如何でしょう?各種のクッキー、ケーキにチョコレート、アイスクリームにポテトチップス、おせんべいにくさやの干物その他もろもろを混ぜあわせたのがこちらです〜♪」

ジョジョ(!?!?!?!?)
175 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/08/09(金) 22:04:38.27 ID:ELHpHq+VO
つゆり「くるみちゃん、お菓子を用意するのはいいけど、混ぜちゃだめだよ」

くるみ「ん〜?間違えましたか?」

つゆり「コホ、コホ。とにかく、紹介するね
そっちの笑顔がすごい子が一年生の小鳩あずさちゃん

そっちでいろいろ間違えてるのが同じく一年生の氷野くるみちゃん、こっちで神に祈ってるのが二年生の夢路まりあちゃん

保健委員は三年生あまり顔をださないから、主にこの面子でやってるよ」

つゆり「これから一緒に保健委員の仕事 活動をするから、顔を覚えておいてね」

あずさ「よろしくお願いします、先輩っ☆」

ジョジョ(まりあ・・・敬虔なクリスチャンの一家かな)
176 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/11/21(木) 15:41:08.37 ID:P9m72IOAO
そして健康診断の手順を教えてもらい…

つゆり「健康診断の手順は、だいたいいま説明したとおりだよ。基本的には養護教諭の先生の補佐だね

データを記録したり、検査器具の操作をしたりするんだ

学校の健康診断だし、本格的な内視鏡検査とかはなくて、そんなに難しくはないから」

あずさ「何か質問はありますか、先輩っ☆疑問点がありましたら、あずさが何でもお答えしちゃいますよっ☆」

つゆり「うん。正直、この面子だとあずさちゃんしか頼りにならないから。困ったことがあったら、わたしかあずさちゃんに聞いてね」

まりあ「主よ、わたくし何か酷く不本意なことを言われた気がいたします」

くるみ「私たちもがんばりますよ〜?不審者が出現でもしたらこっちのメジャーで動きを封じ、ぶっとい注射でブスリと一発!

これぞ保健委員会奥義、『お前の血は何色だァ!』ですよ〜!」

ジョジョ(お前の血は何色だって、どっかで聞いたことあるぞ)

つゆり「いいから、ふたりは大人しくしてて。ほんとに、頼むから」
177 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/11/21(木) 15:56:37.16 ID:P9m72IOAO
なつみ「あれ?ちょっといいかな、気になったんだけどうちの学校の生徒、ほぼ全員が女子だよね

男子に健康診断の様子を見せてもいいのかな、検査によっては下着姿ぐらいにはなっちゃうよね?」

つゆり「・・・あっ」

ジョジョ(流石にそこは配慮するよね?)

あずさ「言われてみればっ、まったく気づきませんでしたっ☆すごいです先輩っ☆」

まりあ「あなたが神でございますか」

くるみ「うわぁっ、盲点でした〜!」

なつみ「えっと、保健委員会は天然ボケの巣窟なのかな」

つゆり「まぁ それについては考えるよ、養護教諭の先生と相談してみる

要は、わたしがちゃんと仕事をできればいいんだから

でも、やっぱり転校生くんがお手伝いできることは限られてくると思うから、あずさちゃん、その場合はしっかりしてね。あずさちゃんが最後の砦だからね」

あずさ「はいっ☆あずさ、お任せされちゃいますよっ☆」

まりあ「つゆり様がわたくしたちを戦力として計上してくださらない……。主よ、これも試練なのでございましょうか……」

くるみ「ご安心を、つゆり先輩!もしものときは私が一肌脱ぎますから〜!」

ジョジョ(なぜか不安しかない、八朔さん、どうか休まないで)
178 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2019/12/15(日) 22:14:30.64 ID:eDwLYTvjO
翌日

校門前

ジョジョ「???、えっと、先輩は?」

れいか「円城寺れいか、前生徒会長よ!」

ジョジョ「ご、ごきげんよう。(あれ?なんか見せ場間違えてるような感じがするようなしないような?)」

れいか「ご、ごきげんよう。あ、あとなんて言えばいいのかしら・・・、え、えっと、そう!んんっ、よろしくてよ☆」

ジョジョ「(挨拶への返事だろうか、にしても情報とは全然違うんだけど、本当にこの人が女王陛下?)えと、すいません、健康診断の手伝いがあるのでこれで。」






れいか「あれが転校生くんかぁ・・・、確かにぱっとしない冴えないイケメンくんって感じね。」
179 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/01/13(月) 15:07:45.08 ID:hYcB6CmeO
保健室に行ってみると八朔さんは昨日の夜の冷え込みで見事に体調を崩したみたいで、保健室のベッドに横になっていた。

ジョシュア(残念。まぁお陰で?みんなの士気は上がってるな・・・)

あずさ「ふふっ、つゆり先輩も覚悟を決めておいてくださいねっ☆

あずさたちの健康診断をするってことは、そちらの男子の先輩の検査もしなくちゃいけないってことですから☆」

ジョシュア(なんかボケッとしてたら話進んでたみたい)

つゆり「えっ、あっ、ひゃっ が、がんばるよ……」

あずさ「その意気です、先輩っ☆さぁ、忙しくなってきましたよ〜☆」

くるみ「保健委員会、えいえいおう〜!全員まとめて健康にしてくれるわ〜!」

まりあ「くるみ様、健康かどうか検査するわけで、健康にするわけではございませんよ。」

くるみ「ん〜?間違えましたか?」

つゆり「……ふふっ♪ほんとに ありがとう、みんな とっても、楽になったよ。」
180 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/01/13(月) 15:10:40.68 ID:hYcB6CmeO
その後健康診断は恙無く終わった



選択肢

1 2-A(自分のクラス)に留まる

2 2-Bへ

3 2-Cへ

4 生徒会室へ

安価下
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/13(月) 15:15:05.73 ID:N1YpEcyu0
1
182 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/01/13(月) 16:14:19.85 ID:hYcB6CmeO
選択肢 1

誰と話すか

選択肢

三波なつみ
堀田さあや
春風なな
星海こよい
夏野ゆり
長居ゆう
八朔つゆり

安価下
183 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/01/18(土) 21:15:36.55 ID:bfsDh8wwO
i
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 01:16:12.55 ID:sFj2ElSK0
堀田さあや
185 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/01/20(月) 16:19:26.39 ID:fTnW7HG3O
堀田さあや ゾロ目

もう1人

安価下
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 17:28:25.82 ID:aqatOudA0
春風なな
187 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/01/27(月) 03:06:49.63 ID:GrjBPw81O
安価

堀田 さあや
春風 なな

さあや「あんたもう部活はどこ入るか決めてるの?」

ジョジョ「う、うん。」

なな「あー!なら、私と一緒に応援部に入りましょうー♪?」

ジョジョ(いやなんだよ応援部て)

さあや「そんな部活はないから・・・」

ジョジョ「いや、もう部活決めてるけど?」

なな「それじゃあバレー部ですか!?転校生さんがマネージャー・・・バレー部のみんなは役得ですね!」

ジョジョ(なんでだよ)

さあや「話聞いてないわね・・・で、どこに決めたの?」

ジョジョ「あぁ、でもまだ確定じゃないからそんなはっきりとは言えないや・・・」

さあや「そうなの。」
188 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/02/09(日) 11:58:21.60 ID:B/a5sGOwO
放課後

ひまり「よぉし、さっそく『生徒会長再任選挙』を阻止するため、行動を開始するのだあ!

基本的に校内を巡って、いろんな部活や委員会のお手伝いをする感じにするぞお

他にも困ってる人がいたら、積極的に助けるのだあ!」

ジョジョ「何でそんな(面倒臭い)ことを・・・」

ひまり「ふふ、『何でそんなことをするのか?』って?みなみんも言っていた

敵・・・?おしり・・・?何かそんなようなことを!

『対立候補』のひとりである『生き神』神樹はじめは、生徒たちの悩み相談などをして信頼と人気を集めているらしい

それをパクっ…参考にして、人助けをして、生徒達の好感度を高めるのだあ!」

ジョジョ(ふむ、ここまでで大体読めたぞ)
189 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/02/09(日) 12:42:56.61 ID:B/a5sGOwO
ひまり「私が生徒たちから愛されるようになれば、せえとかいちょおとしての地位も盤石になり、『生徒会長再任選挙』が実際に行われることもなくなるだろう!ということなのだあ!」

ひまり「さぁって、どっかに困ってるひとはいないかなあ〜♪

む!?体育館が何か騒がしいな、行くぞ下僕くん!せえとかいちょおのお仕事開始なのだあ!」

ジョジョ「はいよ〜。」
190 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/02/10(月) 03:11:50.81 ID:Mzniwc7IO
体育館

バレー部活動中

梅園 かな「ちょっと、堀田!どうしたの!?」

さあや「だいじょうぶ、派手に転んで顔面ぶつけただけよ。」

かな「あんまり『だいじょうぶ』じゃないわよねそれ!?

こらーっ、猫塚!あんたまた球拾いサボったでしょっ、ボールがあちこち転がってるじゃない!

何のトラップよ、危ないじゃない!怪我するじゃない!」

みけ「にゃっ!?あたしですか!?」

かな「そうよ、あんたよ!球拾いはあんたの仕事でしょっ、信じらんない!

キーッ!あんた罰として体育館のまわりを三周してきなさいよ!」

さあや「猫塚のせいじゃない、あたしが不注意だったせいでしょ、いいから猫塚このへんにあるボールだけ拾っといてくれる?」

ジョシュア(こっちの方にあるボールは片付けちゃったけど大丈夫だったかな)

みけ「にゃ、にゃいっ!・・・あ、先輩、ありがとうございます。」

ジョシュア「うん。」

かな「あんたは後輩に甘いんだから、もうもうもうっ!

それじゃ先輩として示しがつかないでしょ っていうか、だいじょうぶなの?怪我してない?」

さあや「平気よ、おでこが割れて血が出てるし、ほんのちょっとふらふらするけど。」
191 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/02/10(月) 03:35:37.81 ID:Mzniwc7IO
かな「結構重傷じゃないそれ!?しかもふらふら…ていうか顔の怪我なんだからもうちょっと気にしなさいよ、女の子でしょ!?」

さあや「このぐらいっ、ツバつけとけば治るでしょ。」

ジョジョ(いつの時代の民間療法だよ、今令和1○年だぞ)

かな「ツバって何よ、そんな民間療法ありえないわ!

ていうか、おでこにツバって お、おでこにキスしろというの!?あたしにキスをさせようというの!?」

さあや「落ちついてよ、梅園。身体を動かしてるんだし、怪我するぐらい当たり前でしょ。」

かな「でもっ せめて保健室にっ……あっ!そこの男子!」

ジョジョ(わっ!びっくりした)

ひまり「わっ、きさまをお呼びだぞ下僕くん!」

かな「そうよあんたよ馬鹿みたい、何をぼうっとしてんのよ!

あんた健康診断で見た覚えがあるわ、保健委員でしょ!ちょっとこの馬鹿を保健室につれてってよ!」

ジョジョ(馬鹿みたいって、ちょっとムカつく…が、まぁいいや)

さあや「あら何よ、転校生。生徒会長のパシリになったってのはほんとだったのね?

まぁいいわ、梅園がうるさいから、保健室につれてってくれる?」

かな「おんぶよっ、おんぶして大事に揺らさないようにして運ぶのよ!もうもうっ!」

ジョジョ「うん、はい。(おぶったけど、あんまり密着しないね、上手くおぶさったのね)」
192 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/02/10(月) 03:43:18.89 ID:Mzniwc7IO
ひまり「そうだな、運んでやれ。これも人助けなのだあ。」

さあや「大騒ぎしすぎよ、みんな」

ひまり「頭を打ったのだろう、たしかに丁寧に運ばないといかんな、そっと保健室までつれていくのだぞ?」

さあや「迷惑をかけるわね

まったく、事情はよくわからないけど あんたもお人好しね?」

ジョジョ(早く馴染むためにやってるだけだけどねぇ)

その後堀田さんを丁寧に保健室までおぶっていったあと、ジョジョたちは今度は美術室に向かうのだった
193 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/02/10(月) 04:00:27.63 ID:Mzniwc7IO
美術室

ジョジョ「ん、や、やぁ。」

なつみ「やっほ。どうしたの、美術室に何か用事なのかな?」

ひまり「おっす、みなみん!元気に部活をしているようだな、感心感心!せえとかいちょおウルトラ褒めてやるのだあ!」

なつみ「こんにちは、生徒会長。そっちはそっちで大忙しみたいですね、あちこちで話題になってますよ?生徒会長が人助けしてまわってるって。」

ひまり「うむ!地道にみんなの好感度を高めているのだあ!」

なつみ「応援しますよ、わたし。困ってるひとを助けるって、素晴らしいことですもんね

わたしもお手伝いしたいところですけど、美術部はコンクールに向けての追いこみ期間なんですよね

ご覧のとおり、みんな修羅場ってますので、あんまり邪魔しないようにお願いしますね。」

ひまり「うむ!せえとかいちょお空気読める子!何か必要なものがあるなら買ってくるぞお

陛下が生徒会長だったころは私そういうのが主な仕事だったからな!」

なつみ「パシリだったんですね。どうだろ、わたしはべつに困ってないけど

すみれちゃん?何か足りない画材とかある?」
194 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/02/10(月) 04:16:43.04 ID:Mzniwc7IO
雉子 すみれ「いえ、とくには 絵の具が切れたら、余っている絵の具を応用して仕上げることにしていますので

そのぶん、面白い色がでたりしますから。ですので、結構です。」

ジョジョ(ぼくと同じ眼鏡属性か)

なつみ「ふぅん、すみれちゃんはやっぱり着眼点がいいよね。」

すみれ「絵に関しては素人ですので。そのぶん、自由な発想でやらせていただいております。」

なつみ「ももちゃんは〜?何か困ってることない〜?」

もも「〜♪ ふふん、ふん♪お絵描き、お絵描き〜♪たっのしいな〜♪」

なつみ「ありゃ、聞こえてないや。ももちゃん、絵を描いてるときは周りがまったく見えなくなっちゃうんだよね。」

ひまり「あの隅っこで蹲ってるの、あれも部員なのか?迷いこんだ子供とかではないのか?

おお。冴木 もも、か あらゆる絵画の天才と聞いているのだが、落書きしてる子供にしか見えんぞ?

って、うお!?すごっ!何でだっ、何で地べたに座りこんで画用紙にクレヨンで、こんな精密画が描けるのだ!?

クレヨンも子供握りしてるのにっ、これ写真じゃないよな!?絵だよなあ!?」
195 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/02/10(月) 04:32:41.31 ID:Mzniwc7IO
もも「ん〜?あっ!生徒会のパシリのひとだ〜、クレヨン買ってきて〜?でっへへ♪」

ひまり「も、もうパシリじゃないのだあ!せえとかいちょおなのだあ!それより、何か困ってることはないか?クレヨンを買ってくればいいのか?」

もも「ん〜?でっへへ、あたしは画材はけっこう何でもいいんだけど あれ?そっちにいるのって…?」

なつみ「うちのクラスに男子が転校してきたって、言ったじゃない。」

もも「そうだった〜?でっへへ、うちの学校に男子がいると変な感じだね 何か創作意欲が湧いてきたかも?

ねぇ、きみ絵のモデルになってくんない?石膏像だと身体つきが画一的で面白くないんだよねっ、いいでしょ?」

ジョジョ「まぁ…」

もも「パンツまでしか、脱がなくていいから。」

ひまり「パンツ以外は脱がせるつもりなのかあ!?

で、でも これも人助けなのだあ。よし下僕くん、脱いでやれ!せえとかいちょお見ないふりしといてやるから!」

ジョジョ(ふりって……見るんですね……)

すみれ「な、何言ってるんですか!ハレンチです!」

なつみ「すみれちゃん、顔真っ赤。そういえば、すみれちゃん石膏像にもまず服を着せてあげてからデッサンしてるよね

すみれちゃんは医者志望でしょ、男の身体ぐらい見慣れておかなくちゃいけないと思うけどな

だから、うん仕方ないよね。当然の流れだよね。ここは脱いでもらうしかないよね。ハァ、ハァ」
196 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/02/10(月) 04:43:16.95 ID:Mzniwc7IO
すみれ「何を言ってるんですか三波先輩っ!?何で興奮してるんですか!?

冴木先輩も、初対面の男性にいきなり『脱げ』だなんて非常識ですよ!」

もも「ん〜?そうなの?まぁ、無理に脱がしたら自然体じゃなくなっちゃうかな

じゃあ今日は服着てていいから、そこに立っといてくれる?ちゃちゃっと描いちゃうから

でっへへ、学校のなかのものはたいてい描き尽くしちゃったから、新しいモチーフが見つかって嬉しいなぁ〜♪」

すみれ「そ、そういうことでしたら!私は帰りますから!失礼します!」

なつみ「すみれちゃんは純情だなあ じゃあ、描くから。動かないで。ハァ、ハァ」

ジョジョ(いや、何でそんなに興奮するかな?気合入れすぎでしょ)

もも「お絵描き、お絵描き〜♪楽しいなあ〜♪でぇへへ♪」

ひまり(うちの学校は変なやつが多いなあ)

ひまり(でもまぁ、のびのびと学校生活を楽しんでくれてるってことだし せえとかいちょおとして、嬉しいのだあ♪)
197 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/02/10(月) 05:08:59.43 ID:Mzniwc7IO
夕刻 下駄箱前

ジョジョ「」ゲッソリ

ひまり「うむ!いい調子だな!たくさん人助けをしたからな、だいぶ私の名声も高まってきたような気がするのだあ!

これもきさまのおかげだ 正直、どれだけ感謝しても足りないぐらいだぞお

私だけではバレー部の娘を保健室まで運ぶのは無理だったし、美術部のモデルだって、きさまが男子だったおかげで舞いこんできた依頼だからな!」

ひまり「私はほとんど何もしてないに等しいし、私よりもむしろきさまのほうの名声が高まってるかもしれないなあ!」

ジョジョ(名声より何より早く馴染みたい…)

ひまり「それを、きさま自身が喜んでくれるなら、私も嬉しい!まあ、迷惑をかけて申し訳なくもあるが とくに美術部では酷い目に遭わせてしまったのだあ

まさか、興奮した部員たちがパンツまで脱がそうとするとは……あ、安心しろ!私は見てないから!」

ジョジョ「ふうん?」じとーーーーっ

ひまり「……ごめん、せえとかいちょお嘘ついた!ちょっとだけ見た!ちょっとだけだから、ゆるしてほしいのだあ!」

ジョジョ「別にいいですよ。(見られてたら見られてたでもうどうでもいい)」

ひまり「ほっ。 とにかく、今日はこの程度でいいだろう

迷惑をかけたお詫びに、食堂でスイーツでもおごってやるのだあ。こっち、こっち♪

……ん?何だ、騒がしいな もう今日はあんまり元気が残ってないのだが、そうも言ってられんな?様子を見に行くぞお!」
198 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/02/10(月) 05:23:53.48 ID:Mzniwc7IO
校庭

日滝 ましろ「ファイトぉ!」

なな「い、いっぱ〜っつ!」

ひまり「おわ!?何だあれ!?あれはたしかチアリーディング部の部長 日滝ましろか?何であいつ肩車してるんだ?

上に乗ってる子、涙目だぞ?何だあ?プロレスかあ?」

ましろ「どうしたどうした、団員一号!声が出てないぞッ!魂の奥から元気を振りしぼれ!でないと、他人に元気を分け与えるチアの責務は完遂できないッ!」

なな「ででで、でも先輩!めっちゃ怖いですっ、応援どころじゃないですよーっ!?」

ましろ「部活中は『先輩』ではなく『団長』と呼べ!

どんな状況でも自分のことよりも優先して他人に勇気を与える!それがチア部の魂なのだッ!」

なな「ひ〜ん!言ってることがわからないうえ、団長も足ぷるぷるしてるじゃないですか!

落っことさないでくださいよっ、っていうか何で肩車なんですか!?」

ましろ「意味などない!考えるな、感じるんだ!」

なな「あたしが言うことでもないですが、団長はもうちょっと考えてくださーいっ!」
199 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/02/10(月) 05:34:06.33 ID:Mzniwc7IO
ましろ「泣き言はやめろ!涙を見せるな!倒れるときは前のめりだ!おりゃあ!」

なな「ほんとに倒れないでくださーいっ!?きゃああああ!?」

ひまり「お、おい。だいじょうぶか……?」

なな「あ痛たたた あっ、転校生くん!生徒会長とお散歩ですかーっ?ラブラブですねーっ?」

ひまり「元気だな、きさま。っていうか、ラブラブとかそういうんじゃないし!

デートとかじゃなくて人助けをしてるだけだし!」

ジョジョ(デートにはなりかけましたけどね、さっき)

ましろ「む!おぉ、生徒会長じゃないか!

人助けをしてまわってるんだって?素晴らしいじゃないか、応援するぞ!

ほら団員一号、ふたりで一緒に声援を送るぞッ!フレーッ!フレーッ!」

ひまり「よせっ!もう仕事を終えて軽く一杯やってから帰ろうとしてたとこなのに、無理やりテンションをあげるな!」

ましろ「もう帰る?馬鹿を言うな!太陽はまだ沈んでないぞ!もっと熱くなれよ!」

ジョジョ(あなたはどこの修○さんですか)

ましろ「やめろ〜テンションをあげるな〜ぎゃ〜!?」
200 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/19(日) 23:31:28.56 ID:0WskeTWCO
?「………ぱぁい!」

ジョジョ「ん?おっと?はいはい。」

ひまり「もう…ダメ…ひゃっはー!元気があれば何でもできるー!!」

プレハブ小屋前

くるみ「あっ、せんぱぁいっ♪こっちです、こっちこっち!」

ジョジョ「はいはい。(なんか頼まれてたっけかな)」

くるみ「このへんが、わたしたち園芸部の部室なんです〜。プレハブ小屋が見えるでしょう?」

ジョジョ「うん。」

くるみ「あそこに園芸用の肥料とか農具とか置いてあるんですけど、空いたスペースをわたしたちの部室にしてるんですよ〜?」

ジョジョ「へぇ。」

くるみ「えへへ。よかったぁ、来てくれて。他にこんなこと頼めるひといないから、困ってたんですよ〜?」

ジョジョ(そうなのか。)

くるみ「いつも保健委員会でお世話になってるのも含めて、いつかお礼しますね?手作り料理とか……!」

ジョジョ(ん?)

ジョジョはきけんよちでみぶるいした!
201 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/19(日) 23:48:51.79 ID:0WskeTWCO
みどり「不穏な単語が聞こえた気がしたけど。くるみちゃん?何を騒いでるの?」

くるみ「あっ、部長〜♪ほらほらっ、じゃあ〜んっ♪紹介しますね〜?このひと、わたしの保健委員会の先輩なんです!こっちは園芸部の先輩で、みどり部長です!敬礼!」

みどり「敬礼はしなくていいけど。」

ジョジョ(敬礼はしなくていいとおもうけど。)

みどり「えぇっと、くるみちゃんが誰か呼ぶっていうのは聞いてたけど。え?男のひとなの?」

ジョジョ(なに、なんかまずいことでも?)

みどり「ちょっと、だめだよ!男のひとなんか……!」

くるみ「んん〜?間違えましたか?」

みどり「間違えたっていうか、間違いが起きちゃうから!」

ジョジョ「っっっ!!!(吹き出すのをこらえる)」

みどり「くるみちゃん……。この様子だと、このひとに何にも説明してないね?」

くるみ「えへん」

みどり「なぜ威張るの?『えへん』の意味がわからないよ?」

ジョジョ(なぜ威張る?えへんじゃないでしょ)

みどり「ほんともう、この子は……」

ジョジョ(大変っすね、先輩)
202 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/20(月) 00:06:50.80 ID:xh7qQT9nO
みどり「じゃあ、わたしから説明するけど。あのね。明日の早朝、ここで朝顔の開花を観察するの。」

ジョジョ(おおっ!小学一年生のときにやったなぁ…朝顔の種もらって家で育てて観察日記をつける宿題)

くるみ「園芸部の活動なんだけどね?くるみちゃん、いつも水や肥料をやりすぎちゃってうまく花とか育てられないんだけど。」

ジョジョ「うんうん。(あの子にはちょっと無理かな〜)」

みどり「今回は奇跡的にうまくいって、何とか開花させられそうなの」

ジョジョ「そう。」

みどり「くるみちゃん、張りきっちゃって。このプレハブ小屋に泊まりこんで、絶対に開花の瞬間を目撃するんだ〜っ、って意気込んでるの。わたしは、その付き添い」

ジョジョ(保護者か)

みどり「でもまぁ校内とはいえ、女の子だけで泊まるのはちょっと不安だから、誰か柔道部とか空手部とかの、強そうなひとを呼んでもらえないかな?って頼んだんだけどまさか男のひとだなんて……。」

ジョジョ(あーそういうことね把握)

みどり「いっしょにここで寝るんだよ、くるみちゃん?いいの?間違いが起きてからじゃ遅いんだよ?」

くるみ「大丈夫ですよ〜、部長。先輩は、女の子に酷いことするひとじゃないですから♪」

みどり「くるみちゃんの『大丈夫』はまったく信用できないんだけど。」

ジョジョ(同意したいけどんー…)

みどり「まぁ、仕方ないかな……。たしかにこのひと無害そうだし、見た感じ」

ジョジョ(そりゃ人畜無害紳士神使ですし)

みどり「その、絶対に変なことしないでね?」

くるみ「大丈夫です!先輩がエッチな真似をしようとしたらスコップで殴りますから☆」

みどり「それはそれで大丈夫じゃないよね!?被害者から加害者になるだけだよね!?」

ジョジョ(明らかに過剰防衛だろ!)
203 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/20(月) 00:30:04.05 ID:xh7qQT9nO
くるみ「それより、部長!明日に備えて早めに寝ちゃいましょう!わくわくっ♪ほらっ、安眠できるようにくるみ特製☆熟睡まちがいなしのスペシャル手料理をつくってきたんですよ〜♪」

ジョジョ(!?!?!?)

くるみ「みんなでこれ食べて、あったかくして寝ましょう!」

みどり「く、くるみちゃんの、手料理……?」

くるみ「えへへ〜♪身体を温めるしょうがとか、リラックス効果のある甘いもの……蜂蜜とか、チョコレートとか、果物とか。」

くるみ「あとラベンダーとか、たっぷり入ってるんですよ〜?」

ジョジョ(ラベンダー!?)

みどり「ラベンダーって言った!?ま、まぁ、ハーブティとかでもたまにラベンダーって見かけるしね……?」

くるみ「あと、羊が一匹〜で有名な羊さんの肉とミルク♪おまけに低反発枕とか羽布団とか、ぜんぶ混ぜて煮こんだものがこちらです〜!」

みどり「今あきらかに食べ物じゃないもの混ざってたよね!?」

ジョジョ(食えな……くはないが……)

みどり「こ、これを食べるの……?熟睡どころか、永眠しちゃいそうなんだけど……?」

ジョジョ(一般人には食べられません)

みどり「ていうか、ラベンダーのせいか濃い紫色してるんだけど、このお鍋……?」

ドロォオ………

みどり「うわぁあ、チョコのせいで粘ついてるし、その隙間に大量のお肉が!そして低反発枕が……!くるみちゃん、何でいつも材料ぜんぶ混ぜちゃうの!?」

くるみ「えへんっ♪」

みどり「う、うう……」

ジョジョ(大惨事☆)

みどり「わ、わかったよ。食べるよ。だって、すべての食材はこの地球が生み出した尊い命だもの……。無駄にしちゃいけないんだもの……。」

ジョジョ(みどり先輩……正気か!?)

みどり「い、いただきます!わたしのなかに入っておいで、宇宙船地球号の仲間たち!」
204 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/20(月) 00:48:11.03 ID:xh7qQT9nO
みどり「もぐもぐっ、ごくんっ!」

ジョジョ(食べた…………)

くるみ(えへへ……♪みどり部長、いつもわたしの料理をちゃんと食べてくれるから嬉しいなぁ。)

くるみ(よぉし、これからもいっぱい料理つくっちゃうぞ〜!)

みどり「もぐ、もぐもぐ……もぐ、……ぐ、ぐふぅ!?」

くるみ「ああっ、部長が女の子がだしちゃいけない感じの声をだして倒れましたよ!?」

ジョジョ「先輩〜〜っ!?」

くるみ「どうしたんですか部長っ、口から泡をブクブク吐いたりして!?カニですか?カニの物真似ですか!?ねぇねぇ!」

ジョジョ(んな訳あるかいな!)

みどり「く……くるみちゃんの……ひと……ひとごろし……」

くるみ「部長ーっ!?」

みどり「大丈夫。わたしは死ぬけど、その命は土に還ってこの地球を廻っていくの……。だからお別れじゃないんだ……。泣かないで、くるみちゃん……」

ジョジョ(なんか思ったより余裕あんな)

みどり「わたしの屍体は、あなたの朝顔の根本に埋めて……。」

みどり「肥料に、なるから……。きっと、きれいな花を咲かせてみせ……る、から……ぐ、ぐふぅ!」

ジョジョ(あ、やっぱりダメか…)

くるみ「部長〜!死んじゃヤだぁ〜っ、うぇえ〜ん!」

*ラベンダーには毒があります。少量なら問題ありませんが、ペットボトル一本分ぐらい飲むと死ぬ場合があるので、過剰摂取は絶対にやめましょう
205 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/20(月) 01:08:16.41 ID:xh7qQT9nO
翌朝早朝

プレハブ小屋内

みどり「う、う〜ん……う〜ん……はっ!」

ジョジョ(あ、起きた)

みどり「あ、あれ?わたし、寝てた?何か、恐ろしい夢を見ていた気がする……。『火の鳥(宇宙編)』みたいな夢を……。」

ジョジョ(火の鳥か……懐かしい)

みどり「まさか宇宙船地球号にあんな運命が待ち受けていたなんで……!ていうか、生きてた。生きてたよわたし……!やったぁっ♪奇跡も魔法もあるんだよ!」

ジョジョ「まぁ僕が治療しましたし(この時代の簡易医療キットは凄いな)」

みどり「うひ!?なな、何で男の人が……!どっから入ったのっ、出てって!きゃああ〜!」

ジョジョ「ちょっと、落ち着いてください!寝ぼけてるんですか?」

みどり「あ。ごめん。いろいろ思い出した……、ちょっと寝惚けてたみたい、ごめんね」

ジョジョ「大丈夫です。」

みどり「起こしてくれたの?ありがとう、ちょうどいい時間だよ。これなら朝顔の開花に間にあうかな……?」

ジョジョ(間にあうと思うけど)

みどり「えっと。わたしが寝てる間に、変なことはしなかった……よね?何か、着替えた覚えないのにパジャマなんだけど、わたし……?」

ジョジョ「それはくるみちゃんが着替えさせたんですよ。」

みどり「くるみちゃんが、着替えさせてくれたの?ふぅん、ほんとに?」

ジョジョ(ほんとほんと、……着替えさせるの自分がいるその場でだったけど スコップで殴られないように布団にすぐ潜ったし)

みどり「まぁ、信じるよ。あなた、何だか悪いことできなさそうな顔してるし」

ジョジョ「さいですか。」

みどり「くるみちゃんは?」

ジョジョ「起こそうとしたんですが、起きる気配がなくて……」

みどり「え?起こそうとしたけど、起きないの?」
206 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/21(火) 23:58:52.42 ID:U3nWfrvcO
みどり「くるみちゃんが起きてないとしょうがないじゃん、もう」

くるみ「すぴい♪すやすや♪」

みどり「まったく。気持ちよさそうに寝ちゃって、この子は」

ジョジョ「あっはは…」

みどり「くるみちゃ〜ん?起きて〜?朝顔の開花を見るんでしょ〜?」

くるみ「むにゃむにゃ……。えへへ〜、もう食べられないんですかぁ?」

ジョジョ(ん?)

くるみ「だめですよぉ、もっとくるみの手料理を食べてくださぁい♪」

ジョジョ(ヒェッ)

みどり「恐ろしい寝言つぶやいてないで起きて!くるみちゃん!」

くるみ「……ふぁっ?あれぇ?何でわたしのおうちに、みどり部長がいるんですかぁ〜?」

ジョジョ(寝ぼけてるな…ということは)

くるみ「いま、何時ぃ?ふああ……着替えて学校行かなくちゃ、脱ぎ脱ぎ♪」

ジョジョ(そうくるよね)後ろ向き

みどり「パジャマ脱いじゃだめ!男のひともいるんだよ!?ああもう、寝ぼけてると天然ボケがパワーアップするのかこの子は!?ちゃんと起きて!えいっ、気つけのビンタ!」パシッ

くるみ「痛いっ!?あうう……」

ジョジョ(親父にもぶたれたことないのに!なんて…)

くるみ「あ、おはようございます部長〜。朝顔は?まだ咲いてませんよね?」

みどり「うん。まったく。手間かけさせないでよ、いつも」

くるみ「ていうか部長、生きてたんですか〜?」
207 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/22(水) 00:10:05.95 ID:OoarDfbWO
くるみ「よかったぁ、ぴくりとも動かなくなったから穴掘って埋めるしかないかなぁ、と思ってたんですよ〜?」

みどり「死体遺棄は重罪だよ!?」

ジョジョ(普通に犯罪だわ!)

くるみ「んん〜?間違えましたか?」

みどり「まったくもう……。いいから、ほら。朝顔のとこまで行こう、もう着替えてる余裕ないから、パジャマのままでいいよね?」

ジョジョ(せめて朝ごはんくらいは…)

くるみ「うう。朝ご飯食べないと元気がでないです〜、何か料理つくりますから食べましょうよ〜?」

ジョジョ(うん、いらないね、今すぐ行きたいな!)

みどり「今度こそ致死量になるよ!?いいから、ほら!急いでっ!」

くるみ「あうう、引っぱらないでください〜」

空き地

みどり「よし、まだ咲いてない。つぼみが膨らみきってる、もうすぐ開花するよ?」

くるみ「うわぁい♪まだかな、まだかな?」

みどり「もう、すぐだよ。朝顔さん、くるみちゃんが来るのを待っててくれたみたい」

くるみ「えへへ。みどり部長〜.朝顔さんと会話してるんですか?」

ジョジョ(どこぞの花妖怪かな?)

みどり「何となくわかる、っていうだけだよ。いいから、ほら。見逃さないようにね」
208 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/22(水) 00:19:32.02 ID:OoarDfbWO
くるみ「はいっ♪……ありがとうございます、部長

わたし、いつもドジばっかりで。朝顔って育てるの簡単なはずなのに、ちっとも駄目で。

でも部長のお陰で、わたしもちゃんと育てることができました、ほんとうに、感謝してます」

みどり「何なの、改まっちゃって」

くるみ「えへへ……♪わたしもいつか、部長みたいに、いろんなお花を咲かせられるようになりたいな……」

くるみ「そんな日がくるまで、いっぱい迷惑かけちゃうかもですけど、お付きあいしてくれますか?」

みどり「くるみちゃんの相手ができるのは、わたしぐらいだしね、いいよ。ふたりでいっぱい、この学校に花を咲かせよう?」

くるみ「はい、部長〜♪」

ジョジョ(て、てぇてぇだ!)

朝顔「」パカ

くるみ「あ!咲いた!咲きましたよ、朝顔さん!」

みどり「うん。咲いたね。良かったね、くるみちゃん」

くるみ「はいっ!えへへ〜♪」

ジョジョ(はぁ〜てぇてぇな〜…)
209 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/22(水) 01:15:13.74 ID:OoarDfbWO
みどり(くるみちゃんには、ほんとに、苦労させられてばかりだけど)

みどり(この笑顔を見ると、何でも許してあげたくなっちゃうんだよなぁ……♪)



誰と話すか

選択肢

三波なつみ
堀田さあや
春風なな
星海こよい
夏野ゆり
長居ゆう
冴木もも
鶴海ひまり
四方みつる
悠木ともこ
安条まい
龍泉寺レンレン
小松ぼたん
神樹はじめ
神樹いちか
瀬川かえで
砂賀みどり
久坂あやめ
黒森すず
梅園かな
猫塚みけ
雉子すみれ
日滝ましろ


安価下
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/22(水) 01:19:34.49 ID:ag6FOxnj0
悠木ともこ
211 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/22(水) 02:26:21.14 ID:OoarDfbWO
安価 悠木ともこ

廊下

ジョジョ「おはようございます、悠木先輩。」

ともこ「おはよう、ひまりの下僕。」

ジョジョ「あ、う。否定できませんし、肯定もしにくいです…!」

ともこ「冗談です。それよりあなた…気づいてない?」

ジョジョ「え…?な、何をです?(刀の腕前のことかな)」

ともこ「寝癖…後ろ髪少し跳ねてる…。」

ジョジョ「えっ!?あっ!?ほ、本当だ!?すいません、ありがとうございます。」

ともこ「礼はいいです。」
212 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/22(水) 02:27:48.60 ID:OoarDfbWO


選択肢

1 2-A(自分のクラス)に留まる

2 2-Bへ

3 2-Cへ

4 生徒会室へ

安価下
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 08:37:34.23 ID:k6gE6yTa0
4
214 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/22(水) 21:43:15.63 ID:UyNUwJ+KO
4 生徒会室へ

ひまり「ふはぁっ、やっぱり生徒会室がいちばん落ち着くなあ♪」

ひまり「だが、もし『生徒会長再任選挙』が実施され、私が敗北すれば___2度とこの場所にはこられないのだな

それは嫌だし、褌をしめてかからなくてはな」

みつる「まあ、今のところ順調なんじゃないかな?『人助けをして、生徒の好感度を高める』という作戦はかなり巧くいっている。着実に君の名声は高まってると思うよ?」

みつる「あの転校生くんは、思った以上に有能みたいだね?」

ひまり「うむ、あいつは頼もしいやつだ。知らず知らずのうちに、みんながあいつに助けられている

私もな。みんなを笑顔にする、前向きなパワーをもっているやつだよ」

ジョジョ「失礼します」

ひまり「お!噂をすれば影だな。よくきてくれたのだ、下僕くん!」

みつる「世話になってるんだし、いいかげん『下僕くん』呼ばわりはやめてあげたらどうだい?」

ひまり「むう、可愛くないか、下僕くん。私なりの愛情表現なのに」

ともこ「お茶が入りました」

みつる「おお、ちょうどいいね___転校生くんも、ゆっくり寛いでくれたまえ」

ジョジョ(ならば程々に寛ごう)

みつる「ふふっ、ともこのいれてくれるお茶はやっぱりおいしいなぁ♪」

ともこ「恐縮です」
215 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/22(水) 21:59:39.44 ID:UyNUwJ+KO
ともこ「隠し味に豚の血をいれたのがよかったのでしょうか」

みつる&ジョジョ「ぶばっ!?」

ともこ「冗談ですよ」

みつる「君の冗談はわかりにくいうえに、何か怖いよ?」

ジョジョ「机拭いときますね。」

みつる「すまないね」

ふみ「お邪魔するわよ 相変わらずお気楽そうね、生徒会は」

ひまり「むっ!?き、きさま!新聞部部長、深鳥ふみ!」

ジョジョ(ブン屋か)

ふみ「ふふん、そんな犯罪者みたいに呼ばないでよ

どうやら招かれざる客みたいだけど、生徒会はいつでも生徒に門戸を開いてるんでしょ?あたしも歓迎しなさいよ?」

ひまり「だ、誰がきさまなど!そもそも、きさまら新聞部が騒ぎたてなければ『生徒会長再任選挙』なんて話はなかったのだあ!」

ジョジョ(そうかな、勘だけどどう足掻いても時間の問題だったと思うな)

ひまり「このゴシップ屋ども!ぺっぺっ、不愉快だっ!でていけ!」

ふみ「ふふん、聞いた___ひよの?何て酷い言い草なのかしら、傷ついちゃうわね?」

笹芽ひよの「あ、えと。その」

ふみ「マスコミと仲良くできない権力者は長生きできないわよ?記事にするわよ?」

ジョジョ(ん???マスコミと仲良くできない権力者は云々って………いや、考えすぎか)
216 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/22(水) 22:38:13.71 ID:UyNUwJ+KO
ふみ「ひよの、『生徒会長、新聞部に罵詈雑言を浴びせたうえ、非道にも追っ払う』とでもメモっておきなさい」

ひよの「えと。その、はいっ」

ひまり「あ〜、もうっ。いちいちイライラするっ、いったい何の用なのだあ!?」

ふみ「ふふん。あたしたちは新聞部よ?遊びにきたわけじゃないわ、これも部活動の一環よ 当然取材に決まってるじゃない」

ひまり「しゅ、取材だと?」

ふみ「ええ。あんたたち、近ごろ話題だしね___転校生の男子生徒を引きずり回して、人助けをしてまわってるんだって?今、うちの学校でいちばんホットな話題なのよ?」

ジョジョ(僕自身は話題に含まれないでいてくれないかな…)

ふみ「そうね、記事にするなら『生徒会長、人気低迷に焦って必死のアピール』ってとこ?」

ひまり「たしかにそうだが、何かその言いかたはむかつくぞ!?」

ふみ「事実を客観的に表現しただけよ?それとも

『窮地に立たされた悲劇のヒロイン生徒会長、それでも健気に頑張ってます!みんなも応援してね!』

なんて記事にしろと?」

ジョジョ(それほどせいとかいちょおが窮地に立たされているという実感は僕自身は無いのだけれど)

ふみ「あんたに都合がよすぎる、それこそマスコミ精神に反してるんじゃない?」

ひまり「ぐぬぬ……。何を言ってるかよくわからんが論破された気がする!」

ふみ「とにかく。あくまで新聞部は公平に校内の出来事を記事にするだけよ、そこに悪意を見いだされるのは不本意だわ」
217 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/22(水) 23:09:28.93 ID:UyNUwJ+KO
undefined
218 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/22(水) 23:27:55.29 ID:UyNUwJ+KO
ふみ「だいたい、あんたの生徒会長っぷりがヘボすぎて、みんながそれに不満を抱いていたからこそ、『生徒会長再任選挙』の記事は話題になったのよ?」

ジョジョ(……逆かも?)

ふみ「みんなが漠然と考えていること、知りたいことを文字に凝縮し、表現し、配布する。それこそが、マスメディアの本懐でしょ?」

ふみ「取材を拒否するならいいわ、あることないこと書いてやるわよ?かんたんに、あんたは破滅するでしょうね?」

ふみ「覚えておきなさい、ペンは剣よりも強いのよ!」

ともこ「剣のほうが強いですよ」

みつる「ともこ、君は黙っておいてくれ。ややこしくなる」

ふみ「ともかく、あたしだって、生徒会とは敵対せず、仲良くやっていきたいと思ってるのよ?」

ジョジョ(本心か)

ふみ「古来より、優秀な政治家はマスコミをコントロールすることで基盤を固めたものだわ、あんたにその器量があるかしら?」

ひまり「むう。見た目は清楚な文学少女って感じなのに、きさま何だか生臭いぞ!」

ふみ「文学なんてとっくのむかしに死んだわよ。ノーベル文学賞?直木賞、芥川賞?はっ、老害どもの手慰みだわ!」

ジョジョ(文学に関わる先人たちよ、この小娘個人の意見です)
219 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/22(水) 23:38:42.44 ID:UyNUwJ+KO
ふみ「活版印刷の発明によって聖書と新聞が大量に世界に配布され、人々のなかに信仰と情報がばらまかれていた大昔には、たしかに文学は神聖なものだったわ」

ふみ「けれど、ワールドワイドウェブ___インターネットが当たり前になったこの時代には、出版物では遅すぎるの、鈍すぎるのよ!」

ジョジョ(出版物の有り難さ、失ってから気付いても遅いんだから…なんて)

ふみ「今や、多種多様な情報がネット回線を通じて無限に配布・拡散され、人々は興味を抱いたものに即時に反応する」

ふみ「目の前で起きているかのように、世界のありとあらゆる事物に人々が反応する、この時代において___呑気に出版して印刷するような手順を踏んでいては、マスメディアはマスたりえないのよ!」

ふみ「あたしたちは、どの話題が人々のハートに火を点けるか誰よりも先んじて把握し反応し、それを記事にして配布するの」

ふみ「それこそが、現代の文学___いいえアーティスト気取りの文学者たちが忘れてしまった、本来の文字情報のありかたそのものよ!」

ふみ「あたしたちがばらまいた種火が、人々の心に燃え広がり、炎上する それこそが、この現代の文学!そう___文学は炎上よ!」

ふみ「何してるの、ひよの!拍手、拍手!」

ひよの「え?あ、はいっ!部長かっこいいです!」ぱちぱち
220 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/22(水) 23:47:25.11 ID:UyNUwJ+KO
ふみ「ふふん。まぁ、あたしの崇高なる文学魂が理解できないならそれでもいいわ」

ふみ「取材を受けるか受けないかはあんたたちの自由

ただし、あたしはそんなあんたたちの態度をあまねく記事にして、曲解してばらまいて、炎上させるわよ?」

ジョジョ(やっぱりブン屋だこの先輩)

ひまり「織田信長かきさまは。焼き討ちブン屋め……」

みつる「どうするんだい、ひまり?」

ひまり「受けるしかないだろう、どうせ暗い記事を書かれるのだろうが___私は間違ってない!真心をこめて自分の気持ちを伝えれば、生徒たちはわかってくれるはずだ!」

ひまり「いいだろう、取材とやら___受けてやる」

ひまり「きさまも同じ学校の生徒だ、友達なのだあっ、できれば喧嘩したくはないのだぞお?」

ふみ「いい度胸。ふふん、じゃあ早速だけど始めましょう

ちょうど、話題の転校生の男子もいるみたいだし?ひよの、準備をなさい?」

ひよの「あ、えと。はいっ」
221 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/22(水) 23:52:35.60 ID:UyNUwJ+KO
ふみ(さぁ。あたしの文学魂で火をつけてやるわよ、生け贄の子羊ちゃん)

ふみ(灰も残らず灼きつくしてやるわ。ふふふ、これだから新聞部はやめられない___)

ひよの(あ、部長がまた悪そうな顔してる…。なんまんだぶ、なんまんだぶ)

放課後

選択肢

1 2-A(自分のクラス)に留まる

2 2-Bへ

3 2-Cへ

4 生徒会室へ

安価下
222 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/26(日) 08:32:01.91 ID:9aS70B+vO
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 08:54:19.61 ID:wE7slATs0
2
224 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/26(日) 09:14:24.06 ID:9aS70B+vO
2 2-Bへ

誰と話すか

安条まい

龍泉寺レンレン

夢路まりあ

遠見ちか

梅園かな

柊るな

桐島かいり

安価下
225 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/04/26(日) 19:39:46.53 ID:9aS70B+vO
ank
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 20:14:27.76 ID:wE7slATs0
桐島かいり
227 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/05/03(日) 00:37:31.38 ID:D67gRAVHO
安価 桐島かいり

ジョジョ(ん?メリメロのポスター?)

メリメロ:merry-melodyというアイドルの略称

桐島「あら、初めまして、お噂はかねがね…あっ、もしかしてメリメロをお知りで?」

ジョジョ「あぁ、いや(ここへはちょっと顔見せに来た程度なんだが)」

桐島「そうなんですか、今度お話ししませんこと?(メリメロの魅力を語ってやりたいですわ!)」

ジョジョ「(面倒な…)機会があれば…あは。」
228 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/05/04(月) 23:33:57.07 ID:RQTUDvSrO
イベント

2-A

つゆり「コホ、コホ ケホンっ、ぐじゅ……」

ジョジョ「隣から咳が聞こえたけど、大丈夫?八朔さん。」

つゆり「あ。だいじょうぶ、心配しないで。花粉症なんだ、わたし…ちょっと手伝って。」

ジョジョ「それは辛いね。あ、いいよ。」

つゆり「この季節はあったかいのはいいんだけど。

花粉が、つらいよね。転校生くんは、だいじょうぶ?あ、ここなんて書いてある?」

ジョジョ「花粉?全然平気だよ。ん、そこはみんなの体温だから数値を入れればいい。」

つゆり「そっか。羨ましいな、健康的で。」
229 : ◆eN.duO9AEJGy [saga]:2020/05/04(月) 23:47:16.88 ID:RQTUDvSrO
つゆり「う〜、目がかすんで次の文字がよく読めない……。ごめんね、代わりに読んでくれる?」

ジョジョ「えーと、今回の健康診断での病気(虫歯等含む)の有無、それから……」

つゆり「ありがとう、保健委員会のお仕事を手伝ってもらっちゃって。」

ジョジョ「いや、自分も保健委員会だから当たり前だよ。」

つゆり「『健康だより』の作成、明日が締切だから、目がちくちくして、文字がよく読めなくて、困ってたんだよ。よかった、転校生くんが戻ってきてくれて。」

ジョジョ「(健康だよりのこと忘れてた)どっかいっててごめんね。」

つゆり「この学校、植物が多いからね。園芸部が、やたら植えるから。花粉もすごいんだよね。」

ジョジョ(あれかな、みどりさんが植えまくってるとか?そういえば元が中卒だからどうもみどりさんみたいに先輩と呼んじゃう人がいるなぁ、特につっこまれなかったけど…)
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