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【安価】女子高生「夢から覚めたら見知らぬ場所にいた」
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◆QfuQVLUstziF
[saga]:2018/08/07(火) 13:11:10.09 ID:7xR1uPQD0
翌朝、私は食堂に呼び出された。
喋るキノコ「おはよう、よく眠れたかい?」
七海「ええ、おかげさまで」
喋るキノコ「この修道院では、色々な味の液体肥料が楽しめる。一本どう? マカダミアナッツ味の肥料だけど」
七海「え、遠慮します……」
喋るキノコ「ふぅん。じゃ、いきなり本題に入るよ。君が持つ異能力についての話だ」
七海「異能力?」
喋るキノコ「うん。といっても夜明け前の話だし、寝ている間に発現したから知らないのも、無理もないよね」
喋るキノコ「実際に見てもらった方が早いかな」
キノコさんがパチンと指を鳴らすとーーー
赤銅色の甲冑を着込んだイケメンが、不機嫌そうな表情で入ってきた。
ゴボウ「……」
喋るキノコ「紹介しよう。彼はゴボウ。昨夜、君が産んだ新たな野菜男子(ベジタブル・ウォーリアー)だよ」
七海「私が産んだ? 野菜男子?」
喋るキノコ「僕も驚いたよ。新たな野菜男子を生み出す能力を持つのは君ひとりだけだ」
七海「どういうことですか?」
喋るキノコ「昨晩、君の全身が眩い光に包まれていてね。そのまま観察していたら、お腹からゴボウ君が出てきたのさ」
七海「え、ええぇ〜!?」
なすび「よう女王蜂。お前の役目、どうやら決まったみたいだぜ」
喋るキノコ「七海、君には後方支援を頼みたい。自分のペースでいいから、質の高い野菜男子を産んでいってほしいんだ」
七海(つ、つまり……ソシャゲでいうガチャってこと!? 私自身がガチャになるなんて、聞いてないよ〜!)
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