【ミリマス】琴葉「プロデューサーレベルが」紗代子「上がりました!!」

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92 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2018/08/27(月) 21:16:13.77 ID:B1wlEPsT0

P「う、うぅ……朋花ぁ……」

琴葉「…………えっ?」

紗代子「朋花ちゃん……?」

P「腰蓑一丁は流石にマズい……」

紗代子「何言ってるんですプロデューサー。朋花ちゃんなんてどこにもいませんけど?」

琴葉「………………!」

琴葉「…………むう、うぅぅぅ……プロデューサー……!!」


琴葉(どうして、どうして、どうしてどうして!)

琴葉(私と紗代子に挟まれてる、こんな状況で朋花ちゃんの名前が出るんですかっ!)

琴葉(は、恥ずかしいのだって我慢して、こんなにくっついてみせてるのに!)
93 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2018/08/27(月) 21:17:01.32 ID:B1wlEPsT0

琴葉「……腰蓑一丁? 上等じゃない!」

紗代子「こ、琴葉さん?」

琴葉(私だって水着の撮影ぐらいしてるんだもの。今更肌を晒すのを怖がるほど臆病な少女じゃないんだもの!)

琴葉「ふっ!!」

紗代子(なっ、なんでこの人シャツを捲って!?)

琴葉「ていっ!」

紗代子「脱いじゃった!? ど、どうしたんですか琴葉さん!」
94 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2018/08/27(月) 21:17:28.66 ID:B1wlEPsT0

琴葉「どうしたもこうしたもっ!」

琴葉「この方がもっと効率的に肌と肌とを合わせられて、元気になれるからに決まってるじゃない!」

P「そうだなぁ、余生は南の島で……」

琴葉「プロデューサー! アナタの琴葉が傍にいます、どうか正気に戻ってくれませんか!?」

紗代子「何を言って――琴葉さんこそ正気に戻ってください!!」
95 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2018/08/27(月) 21:18:10.28 ID:B1wlEPsT0

P「うっ、ぬぅ……ぐあ、ああ……!?」

琴葉「プロデューサー? プロデューサー!」

琴葉「大変紗代子、プロデューサーが苦しそうに!」

紗代子「それは多分琴葉さんのせいです!」

紗代子「どの辺が首か分かりませんけど、抱き着いたから絞まってるんですよ!」


紗代子「だから一旦腕を離してください! それからシャツも拾って着てください!」

P「…………うぐっ!!」

琴葉「きゃあっ!? ……さ、紗代子。プロデューサーが倒れちゃった……!」

紗代子「見ればわかります! プロデューサー、大丈夫ですか!?」
96 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2018/08/27(月) 21:18:51.83 ID:B1wlEPsT0

紗代子「酷い、顔色が凄く黄色い……!」

画面『余剰元気が少なくなっています』

紗代子「元気が? そっか、二人でずっと分けて貰ってたから」

琴葉「紗代子、紗代子、プロデューサーが……!」

紗代子「琴葉さんも少しは落ち着いてください!」

紗代子「大丈夫です。急に支えが無くなって、倒れちゃっただけだと思いますから」
97 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2018/08/27(月) 21:19:19.43 ID:B1wlEPsT0

琴葉「……うぅ、ホントに? 紗代子、大丈夫なの?」

琴葉「プロデューサー、大丈夫なの?」

紗代子「ええきっと! 息だってちゃんとしてますから」

紗代子(……とはいえ、涙まで流してる琴葉さんには悪いけど)

紗代子(原因の半分ぐらいは彼女の振る舞いにあるような……)

琴葉「……ぐすん、くすん……プロデューサー……」

P「……う、うぅん……」

紗代子「…………」

紗代子(……触らぬ神に祟りなし!)
98 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2018/08/27(月) 21:19:45.91 ID:B1wlEPsT0
===

琴葉「……こうして、謎のレベルアップから始まった一連の慌ただしい騒動は」

琴葉「プロデューサーが元気を渡し過ぎたことによって一旦の幕引きとなったのです」

琴葉「それに伴い、私と紗代子の二人も気絶した彼を医務室へと運ぶため」

琴葉「残っていたスタッフさんを部屋へ呼び、プロデューサーの"変身"は劇場全体に知られることとなったのでした」
99 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2018/08/27(月) 21:20:41.28 ID:B1wlEPsT0
===

琴葉「――それでプロデューサーは、こんな姿になっちゃったの」

琴葉「……呆れて物も言えないって感じね、二人とも」


恵美「…………いやー、事情は呑み込めたんだけど」

恵美「琴葉も紗代子も限界までプロデューサーの元気を吸い取っちゃうとかさ」

エレナ「そんなになるまでずーっと"握手"してたなんて」

エレナ「三人とも仲良しなのにおバカさんだネっ♪」
100 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2018/08/27(月) 21:22:05.68 ID:B1wlEPsT0

琴葉「ふふっ、そうね。おバカさんだったわ」

琴葉「……紗代子もそう思うわよね?」

紗代子「えっ!? あ、はい!」

紗代子「そ、そうですね! "握手"も程々にしておかないとって思いました」

紗代子「あは、あはは……はぁ」

紗代子(だけど、根本的な解決は一切なにもされてなくて)


恵美「――ところで、そこのベッドで寝っぱなしのプロデューサー」

恵美「琴葉たちとの騒動も、いい経験になったみたいだね〜……にゃはは」

エレナ「幸せそうな寝息たてて、どんな夢を見てるのカナ〜?」

エレナ「エヘヘ、今から起きてくるのが楽しみだヨ〜♪」
101 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2018/08/27(月) 21:22:46.14 ID:B1wlEPsT0

画面『ようこそプロデューサーレベル3へ!』

紗代子(またレベルアップ表示が出てきてる……)


恵美「だよね〜。特典選びとかメチャクチャ楽しそうじゃん」

エレナ「今度はワタシたちも一緒に選ぶねコトハ!」

琴葉「ええ! それにもっともっとレベルを上げて、立派なプロデューサーになってもらわないと」


琴葉(そして経験を積むためのお手伝いなら)

琴葉(私、恥ずかしいですけど一肌も二肌も脱いじゃいます!)

琴葉(だって見た目はどうあれプロデューサーは、確かに私たちのプロデューサーなんだもの……うふふっ)




……ハッピーエンド?
102 : ◆Xz5sQ/W/66 [saga]:2018/08/27(月) 21:24:41.75 ID:B1wlEPsT0
===
以上おしまい。台本形式ってやっぱり難しいですね。
お読みいただきありがとうございました。
103 : ◆NdBxVzEDf6 [sage]:2018/08/27(月) 21:32:30.73 ID:XN9b1jm/0
琴葉所々怖いよ...
乙です

>>1
田中琴葉(18) Vo/Pr
http://i.imgur.com/6IgGD11.jpg
http://i.imgur.com/nWx3NuB.jpg

>>2
高山紗代子(17) Vo/Pr
http://i.imgur.com/0imR1fe.jpg
http://i.imgur.com/MBSdvST.jpg

>>99
所恵美(16) Vi/Fa
http://i.imgur.com/Jf6k63e.jpg
http://i.imgur.com/qABztJ7.jpg

島原エレナ(17) Da/An
http://i.imgur.com/M7yjl0h.jpg
http://i.imgur.com/AgS4nqE.jpg
104 : ◆Xz5sQ/W/66 [sage]:2018/08/27(月) 21:32:54.97 ID:B1wlEPsT0
>>91訂正
〇P(……あ、ダメだ。扇子持った聖母が踊ってら)
×P(……あ、ダメだ。扇子持った女神が踊ってら)
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/27(月) 22:50:38.01 ID:KY3IgsrV0

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