学年主席の女子高生「私があなたに告白の仕方を教えてあげる」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/08/28(火) 21:49:17.14 ID:hwnXhZn00
あれは忘れもしない、去年の夏休みの終わり。
遊び呆けていた俺の宿題は、手付かずだった。
新学期まで、あと3日。万事休すだと悟った。
もう無理だと諦めかけていたその時、閃いた。

そう言えば、近所にガリ勉女が暮らしていた。

俺はすぐさまチャリを飛ばし、アポなし訪問。
なにせその女子生徒とは電話番号はおろかメアドもLINEも交換していない。赤の他人だった。
それなのにどうして自宅を知っていたかと言えば、それはひとえに席が隣同士だったからだ。
欠席の際にプリントを届けてくれと担任教師に頼まれた折、近所に住んでることが発覚した。

これも何かの縁だと勝手に解釈をして。
パパッと宿題を写させて貰おうと目論んだ。
ガリ勉女は学年主席。テストはいつも1番。
間違いなく、宿題は片付けている筈である。

そんなわけで、ピンポーンと呼び鈴を押すと。

『……何しに来たの?』

インターフォン越しに、不機嫌な声が届いた。

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