晶葉「できたぞ助手!アイドルがどんな恥ずかしい質問にも答えてくれるスイッチだ!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/09/01(土) 10:56:50.42 ID:BVb833NT0
晶葉「できたぞ助手! アイドルがどんな恥ずかしい質問にも答えてくれるスイッチだ!」

P「さすがあきえもん! プライバシーという現代では当たり前の人権を! 平然と蹂躙するその姿勢! その意欲! 担当プロデューサーとして驚嘆と戦慄を隠せない! やらしい質問攻めにたまらず顔を伏せ! 羞恥に頬を染め! 侮蔑の視線でねめつけてくるアイドルを思うだけで! 俺の心がバトルドォォォ―――ム!」

晶葉「マッドサイエンティストA・Iに不可能はない! 今日はいつにもまして素直だな、助手! 数々の企画を打ち立て成功に導いてきたその頭脳をこねくり回し、いったいどんな質問を考えているのやら! まったくもって興味深い!」

P「アイドルの信頼を損なわないギリギリのラインで、精一杯のえっちな質問をしたいと思っています」キリッ

晶葉「ふははははは! この変態め! しかし助手よ。このスイッチは強制力と引き換えに、質問の方法と内容が限定されてしまったのだ。期待させておいて正直すまないと思っている」

P「ふむ。それは致し方ない。では詳しく」

晶葉「サイコロだ」

P「サイコロ……? 運命をダイスに委ねるのか?」

晶葉「その通り。このスイッチの対象となった人間は、サイコロに書かれた質問に必ず答えなくてはならない。たとえそれがどんな質問であってもだ」

P「さすがマッドサイエンティスト……実験にゲーム性を加えることで、闇のゲームにも匹敵するスリルを演出するとは……脳が震える」

晶葉「では早速、実験室へ向かうとしようか」

P「高まる期待に俺のハートがビートを刻む」


 ――スタジオ


P「晶葉、待って。待って、晶葉」

晶葉「なんだ、助手」

P「実験室に行くんだよね? ここどう見てもスタジオだよね? というかどうしてラボの中にスタジオが? なんでウサちゃんロボがカメラ回してるの?」

晶葉「映像記録を残しておくためだが」

P「なるほど。映像記録。なるほど?」

晶葉「では今日のゲストの登場です!」

P「ゲストって言ってんじゃねえか!」

凛「ごきげんよう、プロデューサー」

加蓮「ごきげんよう、Pさん」

奈緒「……ご、ごきげんよう」

晶葉「三人ともよく来てくれた。大したもてなしはできないが、とりあえず座ってくれたまえ。助手も、ほら。高かったんだぞ、このソファ」

P「あー、うん。座るだけでわかる高品質。で、なにこれ。え? アイドルがどんな質問にも答えてくれるっていう実験なんだよね? テーブルを挟んでこれからどうするの? ウサちゃんロボが麦茶運んできたんだけど」

晶葉「案ずるな、助手よ。今回はトライアドプリムスの三人が対象だ。彼女たちはこのサイコロに書かれた質問に必ず答えなければならない」

P「うん、サイコロだね。大人が両手で抱えるサイズで、蛍光色で色付けされた面と、そこに書かれた愛嬌のあるゴシック体フォントとは裏腹に、ひと目でえげつないとわかる質問。そしてデカデカと書かれた『当』の字……ものすごく見覚えのあるサイコロを前に、脳内に流れ出す懐かしいBGM……郷愁の念が胸に押し寄せてくるというのに、サイコロの質問を前にして俺の胃がすくみあがってるんだが。あれ、もしかして俺、晶葉に騙されてる?」

晶葉「心外な。騙したつもりはないぞ(騙してないとはいってない)」

P「いや、でも。あの」

加蓮「Pさん、男は諦めが肝心っていうでしょ?」

P「アッハイ」

凛「えーっと? それでサイコロの目は……『今日の当たり目』、『自分だけが知ってるP』、『Pとの恥ずかしい思い出』、『Pがしてくれた気持ちいいこと』、『誰にも言えないPとの秘密』、『Pにずっと言いたかったこと』……か」

加蓮「出た目のお題について話さなきゃいけないのかー。当たり目以外は全部爆弾だねっ」

奈緒「なんでちょっと楽しそうなんだよ……地雷つきのサイコロを転がすとか、正気の沙汰じゃないぞ?」

加蓮「でも、ほら。私たちへの質問がこれなら……ねえ、凛」

凛「そうだね。ここまで過激なやつなら、期待ができるよね」

奈緒「くっ、それを出されると後には引けない……よし、やるぞ!」

凛・加蓮「どうぞどうぞ」

奈緒「えっ、あっ、ちょっ」

晶葉「奈緒が最初の犠牲者か……ほら、奈緒。サイコロを構えて。私がスイッチを押したらサイコロを軽く投げるんだぞ」


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