星空みゆき「とうおるるるる……るんるん♪」

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1 : ◆S0pw.EDnyA [sage saga]:2018/11/06(火) 20:14:28.45 ID:VEr1Z/jKO
【警告】
これより先は、読んではいけない

※プリキュアxジョジョ

※キャラ崩壊注意

※狂気5割増し

※髪を下ろしたみゆきちゃんとボスって似てね?(錯乱)


読者は殺された
成長した??に殺された


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1541502868
2 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 20:24:27.25 ID:VEr1Z/jKO

るるるるるる……
るるるるる……ガチャ

やあ、私のかわいいみゆき。元気かな?

突然の電話でびっくりしただろうが、おまえの急な転校に関して少しな……

ああ、ああ、そんなに謝ることはない……何も『怒っている』わけじゃあないんだ……素直に『おめでとう』とだけ言っておこう

ただ、これだけは『理解』してほしい……

私の『幸福』……『永遠の絶頂』を守るために、私の『秘密』は決して知られてはならないということを……わかるな私の言ってることが

『秘密を守る』ためにおまえが何を努力するべきなのか……そして万が一でも『秘密を知ろうと』するものが現れたら……

……ああ、そうか、いいこだみゆき。おまえは本当に『信頼』できる……褒美におまえの『幸福』のためになるアドバイスを授けよう

3 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 20:25:18.87 ID:VEr1Z/jKO
……
…………
………………

……どんな人間だろうと……一生のうちには
「浮き沈み」があるものだ 

『成功したり』『失敗したり』……

だが……未来という目の前に………
ポッカリ開いた「落とし穴」を見つけ!

それに落ちる事がなければ人生は決して『沈む』事がない『絶頂』のままでいられる

……そうじゃあないか? え?

みゆき「うん、そうだねボス! ボスの言う通りだよ」

4 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 20:26:11.24 ID:VEr1Z/jKO

みゆき「落とし穴に落ちるってわかっていれば、落ちずにケガをしなくてウルトラハッピー」ハッピー

みゆき「……うん、うん、そうだね! やっぱり幸福が一番だよ」ハッピー

みゆき「わたし、がんばる! ボスのハッピーはわたしが守ってみせるよ! ……うん、それじゃ、またね!」

みゆき「ガチャ。……ふう、ありがとう! 電話を貸してくれて」

キャンディ「や、やっと放してくれたクル……」

5 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 20:26:56.78 ID:VEr1Z/jKO

みゆき「ごめんね、近くにいい電話がなかったから、あなたから借りちゃった。あなたの電話、モフッとしててとっても気持ちよかったよ」

キャンディ「キャンディは電話じゃないクル! これでもれっきとした妖精クル」

みゆき「……妖精さん?」

キャンディ「そうクル。キャンディは絵本の国、メルヘンランドの妖精クル!」

みゆき「……わぁ〜! ホンモノの妖精さん!? わたしはじめて見たよ!」

キャンディ「キャンディも人間さんと話すのははじめてクル」

みゆき「これってもしかして、絵本が好きなわたしにやってきた素敵な出会い?」ハッピー!

みゆき「今度ボスから電話があったら真っ先に教えてあげよっと!」ハッピー!!

キャンディ「あ、こうしちゃいられないクル!早くいかないと……」ピューン

6 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 20:28:09.54 ID:VEr1Z/jKO

みゆき「ねえねえキャンディちゃん、わたしとおともだちに……ってあれ?」

みゆき「いないや。……夢だったのかなあ? はっぷっぷー……」アンハッピー

みゆき「あれ、これって……? 絵本? もしかして、さっきの子の……」スッ

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

みゆき「……やっぱり、夢じゃなかったんだ! わーい!」ハッピー


キィーン コォーン カァーン コォーン


みゆき「あっ……いけない! 学校に遅刻しちゃう〜!」タタタ


7 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 20:30:38.02 ID:VEr1Z/jKO


みゆき「(なんだろう、これからとびきり)」

『ハッピー』なことが……『始まる』気がする……

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

8 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 20:33:59.98 ID:VEr1Z/jKO



【Di Molto Felice】……イタリア語で『ウルトラハッピー』を意味する


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/06(火) 21:04:13.75 ID:7caGSqUk0
面白そう
期待
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/06(火) 21:05:42.88 ID:AO9SgXjM0
ジョジョ5部アニメ化したからなぁ…僕は>>1のSSに期待を表するッ!
11 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 21:30:41.71 ID:VEr1Z/jKO
わたし、星空みゆき! 絵本大好き中学二年生。
今日は転向初日なんだけど、いきなり遅刻で大ピンチ。

でも、空はとってもいい天気だし、私は元気だし、ウルトラハッピーな事が起こるかも〜!

先生「では、転校生を紹介します。自己紹介してください」

みゆき「はっはいっ!」ビクゥーン

みゆき「(うわあ緊張してきた。自己紹介! あんなに練習したんだからだいじょうぶ……がんばれわたし……うう、やっぱむり!)」ガタガタ

あかね「まだァ〜?」

みゆき「」ビクゥーン

あかね「自己紹介〜!」ブンブン

みゆき「……」

12 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 21:35:47.01 ID:VEr1Z/jKO

みゆき「(そ……そうだ、まずはあいさつだ……落ち着かなくっちゃ……心を平静にして考えるんだ……2……3……5……)」

みゆき「(落ち着くんだ……素数を数えて落ち着くんだ……7……11、13……)」

みゆき「(素数は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字……わたしに勇気を与えてくれる……17……)」

みゆき「じゅうきゅう!!」くわっ

あかね「へ? なんなん?」

みゆき「え……えっとォー、わたし、星空みゆきです!えっと、わたしちょちょ……とにかくよろしくおねがいします!」ペコォーーーーッ

あかね「……それで終わり? あかん、オチないやん!」ガタ

みゆき「」ビクゥーン

13 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 21:37:02.90 ID:VEr1Z/jKO

あかね「うちが代わりに自己紹介したる! そやな〜……」ジロジロ

みゆき「え、えぇ〜?」

あかね「見た感じおっちょこちょいでスットロそうやけど芯はしっかりしとる。ほんで〜星を見るのが大好きな……」

みゆき「……!」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

みゆき「(この人、わたしのことを知っているような口振りをッッ! わたしのことを調べている……?)」

みゆき「(まさか……『秘密』を探っているんじゃあないよね)」ゴクリ

ナマエハソヤナー
ホシゾラ ミタロウ

ワハハハハハ……

みゆき「(秘密に近づく者は誰であろうと『……』しなければならないッ!)」

14 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 21:38:16.31 ID:VEr1Z/jKO

みゆき「(だけどこの人がそうだとは言い切れない……うぅ、どうしよう……)」

ホシゾラサンコマッテルデショ
ソウデスヨ,ソレニアイサツハジブンデシナイト

みゆき「(どうしよう……どうしよう……どうしッッ!?)」ビクゥーン

みゆき「とぅるるるるるるるるるる!!」

全員「!?」

みゆき「とぅるるるるるるるるるる……るるるるるるるる……!」

あかね「な、なに? 自分いきなりどうしたん?」

みゆき「た、たいへん! ボスから電話がとぅるるるるるるるるるる……こんな時にとぅるるるるるるるるるる……」

あかね「電話って」

15 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 21:39:15.53 ID:VEr1Z/jKO

みゆき「聞こえないの!? 近くで鳴ってるじゃない! えーと電話、電話……」キョロキョロ

みゆき「ッッ! あったッッ!! あったよォ〜!」ズサァー

先生「それって……」

あかね「黒板消しやん……」

バフバフッ モクモク……

なお「迷わず顔に当てた」

みゆき「はイィ〜もしもし……はい、みゆきです」

みゆき「ボスゥ〜……学校で電話かけてきちゃダメだよォ〜。学校には電話持ち込んじゃだめなんだよ?」

やよい「話してる……」

16 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 21:41:07.63 ID:VEr1Z/jKO

みゆき「えっ、落ち着けってえっえっ、でも、ボスの正体がバレちゃうかも……え、わたしのかんちがい? ……なーんだそっか〜!」

みゆき「ボス! どこかから見ていてくれたんだね。ほんとうにありがとう!」

みゆき「そしてごめんなさい。ボスに迷惑かけちゃって……え? 気にしてないの? やったあ!」ペコペコォ〜!

れいか「……」

みゆき「それじゃあまた後でね! ガチャ」バフッ

みゆき「先生ありがとうございます。ここの備えつきの電話、軽くて使いやすいですね」

先生「……」

みゆき「どうかしましたか?」キョトン

あかね「(あかん、どこから突っ込んでええんかわからん)」

17 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 21:59:33.54 ID:VEr1Z/jKO

全員「……」

みゆき「たいへんお騒がせしましたッ! もうだいじょうぶです! ……ごほんごほん」

みゆき「改めまして、星空みゆきです。私は絵本が大好きで小さい頃から沢山呼んでいます」

みゆき「絵本のお話って必ずハッピーエンドになるのが素敵だな〜って思ってて私も毎日そんなハッピーを探しています」

あかね「……はっ!」

あかね「(あかんあかん! さっきのはボケや! フリや! ここでつっこまな何時つっこむねん!)」

18 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 22:00:15.09 ID:VEr1Z/jKO

あかね「ハ……ハッピーってどんななん?」

あかね「(とりあえず流れを戻さへんと!)」

みゆき「永遠の絶頂です」キッパリィイーン

あかね「!?」※まさかのカウンター

れいか「絶頂……」ポッ

みゆき「うまくは説明できませんが……『人間が生きる理由』って、幸福の絶頂に立つことなんじゃあないかって思うんです……」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

19 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 22:02:51.92 ID:VEr1Z/jKO
あかね「(なんやこのプレッシャー)」

なお「(普通じゃない)」

やよい「(こわい)」

みゆき「わたしも……『人生』の行く先でそんな幸福の絶頂に辿り着きたいなァ〜。手にいれたいなああああああ。幸せになりたいなああああああ」

みゆき「……って思うんですゥ〜」

あかね「……なんや、ようわからんけど」

れいか「でも、なんだかわかる気がします」

れいか「(この人も己の進むべく道を探して……)」

みゆき「そんなわけでよろしくお願いします」ペコォーーーーッ

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/06(火) 22:18:22.64 ID:AO9SgXjM0
これはウルトラハッピー(薬物)キメてますわ…
21 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 23:12:07.68 ID:VEr1Z/jKO

なお「なんかいい話で終わろうとしてるけど」

やよい「チョークの粉で真っ白だよ〜……」

みゆき「えへへ」ニッコォオオオオリ

先生「そ、それじゃ、星空さんの席は……」

先生「日野さんの隣がちょうど空いてるわね」

あかね「ほへ?」

あかね「う、うちのとなりですか!? この電波ちゃんがァアーーーー!?」ガビン

みゆき「えへへ、よろしくね日野さん♪」ハッピー

あかね「……あ、あははー。こっちこそヨロシクゥ〜……」

22 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 23:13:19.44 ID:VEr1Z/jKO

-ホームルーム-


エー,ポスターノシメキリガチカイノデー

みゆき「(ハァ〜緊張したなァ〜。ボスが電話してくれなかったらどうなってたか)」グッタリ

クルゥウウウ……

みゆき「クルゥウ〜?」ムクゥリィ

みゆき「!」

みゆき「キャンディイーーーーッッ!?」ガタッ

あかね「こ、今度はなんやー!?」ビクゥーン

みゆき「キャンディだよホラァアーーー!! あそこだよォおーーーーッッ!!」

あかね「キャンディって……」

みゆき「妖精さんだよ〜♪」キラリーン

あかね「……」

23 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 23:14:02.07 ID:VEr1Z/jKO

あかね「グレート。このこやっぱ頭の中がグレートにヤバいねん」

あかね「見えたらあかんモンまで見えとるんや……若いのに難儀やなあぁ〜……」ホロリ

みゆき「もう! ほんとにいたんだよ?」はっぷっぷー

先生「星空さん、静かに!」

みゆき「はう、すみません……」

みゆき「絶対間違いないのにな〜」

24 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 23:15:04.17 ID:VEr1Z/jKO

放課後


みゆき「日野さん、今日はありがとね♪ また明日〜!」ヒラヒラ〜

あかね「ああ、ええんよ……転校したてで舞い上がっとるんよな……そういうことにしとくわ。ほな、また明日な」

みゆき「うん、じゃあねー♪」

みゆき「さぁーてキャンディを探しに行こー!」


化学室


みゆき「うーんここにはいないかー」


音楽室


みゆき「わーおっきいピアノ! うーん、でもここにも……」


男子生徒W「……」ドドドドドドドドド
女子生徒?A「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


みゆき「外国人!?」

25 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 23:30:45.87 ID:VEr1Z/jKO

図書室


みゆき「最後はここだけど……誰もいない図書室ってなんだか不思議な感じ……」

みゆき「へぇえ〜この絵本ははじめて見るな〜。だいぶ昔の本みたい……」ゴソゴソ

ピカァー

みゆき「んん?」

みゆき「こっ……これは!? ………!!」

ピカピカァー

みゆき「『本棚』が光っているッ! いや! 本そのものが光っているーーーーッ!」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

26 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 23:31:26.87 ID:VEr1Z/jKO

みゆき「この不思議な光はッ!? まるで暖かさと安らぎを同時に放つ感覚ッ。まさに光のプリフィケーション!!」

ささっ……カチリ

みゆき「触れたら音がなった……?」

ピカカカァーーー

みゆき「ひっ光が強く!? だけど相変わらず不安は感じない……」

みゆき「むしろ安らぎが増していくよッ!」

カチカチカチィッ

みゆき「そっか、この本棚はパズルの台のようなもので、本自体がパズル……鍵の役割をしていると見たよ!」

カチチィイーーーーン

みゆき「こっこれは光の扉がーーーーッ!?」

みゆき「吸い込まれるゥウウ〜〜〜〜!?」

27 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 23:48:54.41 ID:VEr1Z/jKO

プリキュア〜!
プリキュア〜!

キャンディ「プリキュア〜! どこにいるクル〜!?」

キャンディ「はあ、はあ、どこにもいないクル……」ハッ

キャンディ「あ、あいつは……!」

ウルフルン「……」

キャンディ「オオカミがきたクル〜……」

28 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 23:49:41.02 ID:VEr1Z/jKO


不思議図書館


みゆき「な、なにここ〜? 周り全部が本、本、本……本だらけだ〜!」

みゆき「あれ、この本……さっきの……」

みゆき「『ふしぎな扉』……ッ間違いないッ! ここに来た時に光っていた本と同じもの!」

ピカァ

みゆき「また光った!」

クルゥゥゥウウウウ!!

みゆき「この声は……」

キャンディ「オオカミがきたクル〜!」

みゆき「キャンディッッ!!」

29 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/06(火) 23:50:27.61 ID:VEr1Z/jKO

みゆき「この先の景色、見たことがある! 確か商店街の景色!」

みゆき「もしかして、この『ふしぎな扉』の本を横にずらせば……」ズズズ

パァアアーーーーッッ

みゆき「やっぱり! 『向こう側』に繋がったっ!」


商店街


キャンディ「オオカミがきたクル〜!」ピョンピョン


30 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/07(水) 01:35:57.77 ID:Bc06B7nBO

キャンディ「オオカミが、オオカミがぁあ〜!」

ツルゥリィッ

キャンディ「クルゥアアアア!? すべっちゃったクルゥウウ〜!?」

みゆき「キャッチィイイ〜!!」ガシィィ

キャンディ「あっ……! チ、チミは……」

みゆき「よかったぁ〜間に合ったよ!」

みゆき「なにかあったのキャンディちゃん?」

キャンディ「オ、オオカミが……空にでたクル〜!」ユビサシィ

みゆき「オオカミ? 空にオオカミ? やだなあ〜! そんなの来るわけないじゃな〜
い」クルゥリィ


ウルフルン「早速この町からおっぱじめてやる」ウルッフッフッフ


みゆき「ほんとにいたぁーーーーッッ!?」

31 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/07(水) 01:36:48.90 ID:Bc06B7nBO

ウルフルン「世界よ! 最悪の結末、バッドエンドに染まれ!」ベッチャァーーーーン

ウルフルン「『白紙』の『未来』を黒く塗りつぶすのだッ!」ベタァアーーーー

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

みゆき「これはッ!? 空が黒く染まっていくよ!」

キャンディ「ウルフルンが世界をバッドエンドにしようとしてるクル!」

みゆき「バッドエンド!? っって一体なに?」

キャンディ「悪い未来のことクル〜!」

みゆき「悪い未来……! こ、これはッ!?」

みゆき「周りにいた人たちがまるで生気を失った腐りかけの死人のように倒れ伏しているッ!」

キャンディ「バッドエナジーがあふれてるクル〜!」

みゆき「バッドエナジー?」

ウルフルン「人間どもの発したバッドエナジーが悪の皇帝ピエーロ様を蘇らせていくのだ!」ウルッフッフッフ

32 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/07(水) 01:37:30.93 ID:Bc06B7nBO

キャンディ「やめるクル〜!」

ウルフルン「ああん? おまえは……」

キャンディ「世界をバッドエンドにしちゃダメクル〜!」

みゆき「ちょ、ちょっとキャンディ〜?」

ウルフルン「おまえもこっちに来ていたのかぁあ〜〜〜〜?」

ウルフルン「『未来』は全てバッドエンドになる。頑張っても無駄なだけだぜ!」

キャンディ「そんなことないクル! 無駄なんて絶対無い。頑張ったらきっと『ハッピー』になれるクル〜!」

みゆき「……『ハッピー』……!」

ウルフルン「ケッ、ほざいてろ」スタスタ……

みゆき「待って!」

ウルフルン「ああ〜〜〜〜ん? なんだァおめーは〜〜〜〜?」

みゆき「キャンディの言うとおりだよ。私だって今日自己紹介上手くいかなかったけど、めげずに頑張ったらボスが助けてくれて何とかできた」


みゆき「どんな事も最後まで頑張りぬくの。そしたら、何時か絶対『ハッピー』になれるんだから!」

33 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/07(水) 01:38:21.65 ID:Bc06B7nBO

ウルフルン「何だお前? ぐだぐだ言ってないでそいつを寄越せ! 喰ってやる」

みゆき「ぜったいにやだ! わたさない!」ギュッ

キャンディ「チミ……」

ウルフルン「おまえ、おれが怖くないのか?」

みゆき「ぜんぜん怖くないよ」

みゆき「わたしがこわいのはたった一つ」


みゆき「『絶頂』から転げ落ちることッ!」バァアーーーーン


みゆき「だからここは逃げるッ! 戦略的撤退を『選択』するよ!」ガシィィ

キャンディ「クリュッ」キュッ

ウルフルン「……気にいらネェエーーーーなああーーーーッッ!? だったらおまえから食ってやるぅうあああああああ!!」グワァアーーーーッ

みゆき「うわぁあああ来たァああーーーーッッ!?」スタコラ
34 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/07(水) 01:39:39.55 ID:Bc06B7nBO

キャンディ「このままじゃチミまで食べられちゃうクル〜!」

みゆき「でもでも決めたんだもん! あたし頑張る! あたしもキャンディの言った事正しいと思うから〜!」

ウルフルン「ひゃはは逃げろ逃げろォオーーーーッ! 食っちまうぞ!」

みゆき「わたしは『あきらめない』ッ!ボスと約束したから。『やると決めたことはあきらめずに最後までやる』って!」

みゆき「それがわたしの『幸福への道標!』『黄金の未来』への道のりだからーーーーッ!」


ビッカァアアーーーーーーーーーッッッッ!!



みゆき「キャァアアーーーーーッッッ!?」


ウルフルン「な、なんだぁーーーー!?」
35 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/07(水) 01:40:12.34 ID:Bc06B7nBO

みゆき「光が!? 上空からーーーーッッ!?」

キャンディ「こりはまさか……」

キャンディ「スマイルパクトクル〜!」

みゆき「な、何が起こったの?」

キャンディ「チミは『伝説』の戦士『プリキュア』なんだクル〜!」

みゆき「プ、プリキュアァア〜〜〜?」

キャンディ「キュアデコルをスマイルパクトにセットしてプリキュアスマイルチャージって叫ぶクル〜!」

36 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/07(水) 01:41:05.09 ID:Bc06B7nBO

みゆき「な、なんだかよくわかんないけど……」

みゆき「やってみる……ッッ!?」ビクゥーン

キャンディ「クル?」

みゆき「……」ウツムキィー

ウルフルン「なんだぁー?あいつ、急に『静かになりやがった』ぞ……」

みゆき「……るる」

ウルフルン「あん?」



みゆき「……とうおるるるるるるるるるる……」グリン



キャンディ「クル〜!?」

ウルフルン「あ、ああ〜?」

37 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/07(水) 01:41:41.17 ID:Bc06B7nBO

みゆき「とぅるるるるるるるるるる……ちょっ、こんな時に電話るるるるるるるる今忙しるるるるるるるる……」

キャンディ「どうしちゃったクル〜!? はやく変身するクル〜!」

みゆき「ま、まってるるるるるるるるボス!るるるるるるるる!!」

みゆき「とぅるるるるるるるるるる……」

みゆき「」スゥウウーーーー………

キャンディ「クル? パクトを上に持ってどうするクル?」

みゆき「」ドッッグオオオーーーーン!!

キャンディ「耳に叩きつけたァアーーーー!?」


38 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/07(水) 01:43:11.59 ID:Bc06B7nBO


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


みゆき「ザケてんじゃあねーぞッ!!
なんでこんな時に電話してくんだあああああああッ!!
バレちまってもいいのかあああ!!」ウバシャアアアア


キャンディ「」
ウルフルン「」


みゆき「ふ〜ッ、ふ〜ッ! ……え、なんですかボスゥ〜? 『変身しろそれが幸福への道だ』?」

みゆき「やだなぁあ〜〜〜〜それを言ってくださいよォオ〜〜〜〜!」キャルルゥン

キャンディ「」
ウルフルン「」
39 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/07(水) 01:44:12.41 ID:Bc06B7nBO

みゆき「ふむふむん、これがボスの身を守ることにも繋がる? それはすごいよすごい。まさに『ウルトラハッピー』だね♪」

ウルフルン「お、おいおまえ一体誰としゃべって」

みゆき「くそやかましいぞ!! ボスと話してんだよ話しかけてんじゃあねえ─────ッ聞いてどおすんだよ あああ!!
これからおっ死ぬてめ──がよォォォォォ─────ッ」グワァアーーーー

ウルフルン「」
キャンディ「こわいクル〜……」
40 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/07(水) 01:45:32.80 ID:Bc06B7nBO

みゆき「いつも寄ってくる……こんなアホが……」

みゆき「この世はアホだらけなのかァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!! なんで見に寄って来るんだ……? 見なくてもいいものをッ!」ワナワナ

みゆき「わたしとボスの『絶頂』と『輝く未来』ッ!」

みゆき「それを邪魔するやつは……一人残らず『始末』するッ!」

41 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/07(水) 01:48:13.77 ID:Bc06B7nBO

みゆき「プリキュア・スマイルチャージッ!!!」レディ-!!

ゴーゴー!! レッツゴー ハッピー!!

ポンポンッ

キュァァンッ
ボンッ
パンッパンッパンパンパンッ
シュィィィンッシャァン
ポワァァァァッ
ポンポンポンポンポンポンッ

スタッ


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ハッピー「キラキラ輝く未来の光! キュアハッピー!」 ドッッバァアーーーーン!!!!



←TO BE CONTINUED……////
42 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/07(水) 01:49:00.40 ID:Bc06B7nBO
今日はここまでです
こんな狂気の塊みてーなSSでも楽しんでくれたら嬉しいです
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/07(水) 02:44:58.37 ID:K4UHE0gB0
おつ
みゆきの中の人は6部主人公だからなァ〜
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/07(水) 19:31:46.13 ID:F4zfJrRe0
笑いすぎて腹痛いwwww
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/07(水) 20:39:23.18 ID:ZGfcVeIV0
バッチリ荒木絵で脳内再生されて草
46 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/08(木) 21:31:49.06 ID:09HHMKivO
そろそろ投下します
47 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/08(木) 21:35:34.72 ID:09HHMKivO


【PASSIONE】……イタリア語で『情熱』と『受難』を意味する


48 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/08(木) 21:37:47.13 ID:09HHMKivO

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ウルフルン「な、何が起こりやがッたんだあ〜!?」

キャンディ「プリキュア見つけたクル〜……!」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ハッピー「ハッピー……キュアハッピー……それがわたしの名前……って」

キャンディ「やったクル〜! ついにプリキュア見つけたクル〜!」ピョンピョン

ハッピー「……」

キャンディ「クル〜?」

ハッピー「なに!? なにこれェェ─────ッッ!? とってもとってもとってもとってもとってもとってもきゃわィィイイよォォォォォォォォ!!!!」ギャルンッッ

キャンディ「クル!?」ビクゥ

49 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/08(木) 21:39:52.00 ID:09HHMKivO

ハッピー「こんなキラキラでプリチーでキュアアアーンな姿になれるなんてっ」

ハッピー「今、スゴくとってもウルトラハッピィィ─────ッッ!!」ハッピー

ウルフルン「なんだコイツ……さっきまで放っていたドス黒さを感じるほどの『スゴ味』がなくなってやがるッ」

ハッピー「ねえねえキャンディ! これ一体なんなのォォ〜?」ズズイーーッ

キャンディ「クル?」
50 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/08(木) 21:41:01.16 ID:09HHMKivO

キャンディ「チ、チミは伝説の戦士プリキュアになったクル〜」

ハッピー「戦士? 戦士ってことは……伝説のまほう使いや伝説のパティシエみたいな」

ハッピー「スウィートでフレッシュでハートキャッチな存在……って感じじゃあない……よね? 間違いじゃなければ」

キャンディ「吐き気を催す邪悪と戦うクル〜!」

ハッピー「無理無理無理無理無理無理無理ィィ!? わたしただのちゅーがくせーだから!? 戦うなんてゼッタイ無理ィィ─────!!!!」

キャンディ「ただのちゅーがくせーがひとり電話ゴッコやってとつぜんキレたりしないクル〜」

ハッピー「ボスとわたしの会話を『ゴッコ』だとォォ─────ッッ!? フザケたこと言ってンじゃあねェェ────ぞッッ!!」クワッ

キャンディ「やっぱりフツーじゃないクル〜」

ウルフルン「てめーら! さっきから俺を無視してンじゃあねー!」

51 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/08(木) 21:42:00.92 ID:09HHMKivO

ハッピー「!!」

ウルフルン「そっちがやる気ってンなら上等だぜッッ! 出でよアカンベェ!!」ビュンッ

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

アカンベェ「アカンベェ〜!」

ハッピー「あれは!? レンガに赤い玉のようなものがぶつかったと思ったら巨大な怪物にっ!?」

ウルフルン「コイツの名はアカンベェ。ピエーロ様の力でキュアデコルのパワーをバッドエンドに変えて生み出した怪物だ」

ウルフルン「さあ行けアカンベェ!!」

アカンベェ「アカンベェ〜!」ズドドドドド

ハッピー「うわあこっちに来たァ!? どどどどうしよォォ─────ッッ!?」アタフタァ ブンブンッ

52 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/08(木) 21:43:13.17 ID:09HHMKivO


ブンッッドゴォァァ─────ッッ!!


アカンベェ「ブゲェ─────ッッ!?」メメシャァァッ

ハッピー「あれ!?」

ウルフルン「なんだと!?」

アカンベェ「オァァ─────……」ズヒューン

ハッピー「す、す、スゴいパワーッ! まるでダンプカーで全力突撃したかのような衝撃!」

キャンディ「プリキュアはちからもちクル〜」

キャンディ「キュアハッピー! つぎはハッピーシャワーで浄化するクル〜!」

ハッピー「ハッピーシャワー?」

キャンディ「プリキュアの必殺技クル〜!」

ハッピー「ひ、必殺技って……っ。それってなんかカッコいいッ!」

ハッピー「わかったよ、やってみる!」ババッ

53 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/08(木) 21:43:58.28 ID:09HHMKivO

ウルフルン「今度は何をするつもりだ!?」

ハッピー「むむぅんいっくよ〜!」


ハッピー「はっぴー、はっぴー、はっぴーしゃわぁぁ〜!」シャワァ


シーン……


ハッピー「……」

ハッピー「ハ、ハッッピィィィシャワワァァ〜!」シャワワァ


シィーン……


ハッピー「てめえェェ─────ッッなにも起こらねーじゃあねーかッッ!? テキトーなことほざいてンじゃねェェ─────!!」ムギュギュゥ

キャンディ「いらひいらひクル〜!」ムギュギュ

54 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/08(木) 21:45:17.93 ID:09HHMKivO

ウルフルン「パワーはそれなりにあるみてーだが戦いかたは素人だなぁあ〜? そんなんじゃ勝てねーぜっ」

アカンベェ「アカンベェ〜!」ズドド

ハッピー「うわあまた来たよォ〜!? いったん逃げ」


……きよ……


ハッピー「はっ!?」ビクゥーン


みゆきよ……わたしのかわいいみゆきよ……聞こえるか……?


ハッピー「ボス! ……まだ電話が切れていないっ! 通話中だったんだね!」ササァッ

ウルフルン「避けやがった! しかも電話をしながらだとォ!?」

キャンディ「またパクトを耳に当ててるクル……」

55 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/08(木) 21:46:08.74 ID:09HHMKivO

ハッピー「ボス! ボォスゥゥ〜! どうしたらいいのっ!? いきなり戦うなんて言われてもわかんないよぉぉ〜!」


みゆき……よく聞け……人間とは誰しも『幸福』のために戦わなければならない時が来るものだ……それは遅かれ早かれな

如何なる試練であろうとも……どんなに辛く、苦しい戦いになろうとも

それを乗り越えた先に『永遠の絶頂』があるならば迷わず戦いを選べッ!
迷いと恐怖は幸福を遠ざける!

人間が真の『幸福』を手に入れるためにはッ!

試練に立ち向かう『情熱』と! 『苦難』を受け入れる『覚悟』が必要なのだ!!

『覚悟』を決めろみゆき! 『覚悟』こそ幸福への近道だ!!


ハッピー「ガチャ。……ボス! ボスゥ!? もしもしボォスゥゥ!?」

56 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/08(木) 21:47:31.99 ID:09HHMKivO

ウルフルン「一人芝居はおしまいか? だったら今度こそもうくたばっちまいなッ!」

アカンベェ「アカンベェ〜!」

ハッピー「うわあもうだめだァァ〜!」

キャンディ「ふぁっ……思い出したクル〜!」

キャンディ「必殺技を使う時は、スマイルパクトに『気合い』を入れればいいクル〜!」

ハッピー「き、気合い……? 気合いって……」

覚悟を決めろみゆき……

ハッピー「気合い……覚悟があれば今度こそ『巧く』いくんだよね……? だったら……!」スゥウウウー

ハッピー「ううぅぅぅ……! 気合いだ気合いだ気合いだァァ〜〜!!!」キュィィィン

ハッピー「!」

キャンディ「こ、これは〜! ハッピーの気合いがパクトに集まってるクル〜」

57 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/08(木) 21:48:47.20 ID:09HHMKivO

ハッピー「これが……わたしの『気合い』。ボスの言っていた『覚悟』の証」

ウルフルン「いい加減茶番はおしまいだ! やっちまえアカンベェ!」

アカンベェ「アカンベェ〜!!!」グォオオオ

キャンディ「ハッピー! あぶないクル〜!」

パシィイイ

キャンディ「クル?」

ウルフルン「な、なにィィ─────!!? 片手で受け止めただとっ!?」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ハッピー「落ち着いて『観』れば……大ぶりな攻撃は対処できる」

アカンベェ「ア、アカッ……!?」

ハッピー「それはわたしが『覚悟』を決めたから……本気で『幸福』になることを魂に誓ったから」

58 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/08(木) 21:50:04.71 ID:09HHMKivO

ハッピー「だから観ることも出来るしこんなこともできる」スッ

パァアンッッ!

アカンベェ「アカベフッ」

ハッピー「そして『もう一度』言うよ……これが私の必殺技、『ハッピーシャワー』」

ハッピー「聞こえる……? 『ハッピーシャワー』だよ」



ハッピー「ウルトラHAPPYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYEAHHHHHHHHHHHHHHHH─────ッッ!!!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ



アカンベェ「ヤッダーバァアァァァァアアアアア!!!!」ズギューン

ポッシュゥゥン……

59 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/08(木) 21:51:40.93 ID:09HHMKivO

ウルフルン「ちっ、やられちまったか……プリキュア、そしてキュアハッピー! てめーの名前はしっかりと『記憶』したぜ!」シュンッ

ハッピー「……」

ハッピー「……っはァ〜! つ、疲れた……なにこれ、スッゴい疲れたよ〜」

キランッ
ヒューーストンッ

ハッピー「あれ? なにこれ」

キャンディ「これはキュアデコルクル〜!」


……
………
パァアアアア─────

みゆき「町が……人がもとに戻ってく。うんうん、みんなのスマイルが戻ってよかった〜」

キャンディ「クル〜」

みゆき「ところでキャンディ、色々説明してほしいんだけど……」

キャンディ「プリキュアになってキュアデコルを集めるクル。そしてキャンディの世界を救ってほしいクル〜!」

みゆき「キュアデコル? キャンディの世界? ……な、なんだかよくわかんないけど、おもしろそう!」

キャンディ「ほんとうクル〜?」

みゆき何だろう・・・とびきりハッピーなことが始まっちゃったかも〜!」ハッピー!!



←TO BE CONTINUED……////
60 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/08(木) 21:53:31.17 ID:09HHMKivO
今日はここまでです

この世界のみゆきちゃんは普段はとても『いい子』です普段は

61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/08(木) 21:55:10.46 ID:P9g3qHWeo
乙乙
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/09(金) 06:32:05.15 ID:8qIN1fgD0
なんて恐ろしいまでの狂気
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/09(金) 15:55:45.10 ID:IA84KN8c0
突然ブチキレるのがヤバい
64 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 03:05:39.47 ID:zvm4E9tuO
ちょっと投下します
65 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 03:06:41.14 ID:zvm4E9tuO


日没 眩い陽の光
わたしの目を通ってくる金色の輝き
だけど内側に目を向ければ見えるものは一つ
星の無い聖なる暗闇

親友からの慈愛
ひどくゆがんだスマイル
そのスマイルはわたしにとっては空虚さを示す
星の無い聖なる暗闇

66 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 03:07:58.05 ID:zvm4E9tuO

【Senza Stelle】……イタリア語で『星の無い……』を意味する

67 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 03:09:31.64 ID:zvm4E9tuO


……
………

みゆき「ただいまー!」ガチャ

みゆき「ねえねえおかあさん見て見て! かわいいでしょ、キャンディって言うんだよー!」

キャンディ「クル?」

みゆき「今日からわたしたちの家に住むんだよ! 素敵でしょ?」

みゆき「キャンディ、ほら、おかあさんにあいさつしてね♪」

キャンディ「クル〜?」

みゆき「もう、『クル〜?』じゃなくて『よろしくお願いします』だよ?」

68 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 03:10:41.62 ID:zvm4E9tuO

みゆき「さ、キャンディごいっしょに……さん……し────」

みゆき「ハッピーうれピーよろピくね────!」ハッピー

キャンディ「ハッピーうれピよろピくね────! クル〜♪」

みゆき「きゃァァ────ッよくできましたッ! 完璧だよキャンディ〜♪」

キャンディ「クル〜♪」

みゆき「じゃあ、おかあさん! わたしたちお部屋でお話があるから」

みゆき「ごはんできたら呼んでね♪ さ、行くよキャンディ〜」

キャンディ「クル〜♪ ごはん楽しみクル〜。でもだれとお話してたクル〜?」

69 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 03:11:53.75 ID:zvm4E9tuO



……
………

みゆき「それじゃ、その5人のプリキュアとキュアデコルっていうのを集めればキャンディの世界は救われるンだね?」

キャンディ「そうクル。デコルを集められるのは選ばれた『5人のプリキュア』だけクル〜!」

みゆき「プリキュアがわたしの他に後『4人』もいるなんて……すごーい!」

キャンディ「ハッピーだけじゃ心配だから、はやくほかのプリキュアも見つけてほしいクル〜!」

みゆき「えー、でもどこにいるかわかんないんでしょ? そううまく見つかるかなあ」

キャンディ「だいじょうぶクル〜! 『プリキュアどうしはひかれ合う』『運命』にあるクル。きっとハッピーの周りに自然とプリキュアが集まってくるはずクル〜」

みゆき「『運命』? なんだかすてきな響き……ッ!?」ビクゥーン

70 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 03:12:28.38 ID:zvm4E9tuO


みゆき「とぅるるるるるるるるるるるるるるる……」


キャンディ「また電話クル?」

みゆき「うん、ゴメンねェェ〜? ちょっと待っててるるるるるるるるるるん……」つパクト

みゆき「ガチャ……はいイィ〜もしもし……はい、みゆきです」

みゆきよ……わたしのかわいいみゆきよ
話は『理解』した……そのプリキュアとやらとキュアデコル、何としてでもわが手中に収めるのだ……
そのパワーはわたしたちの『幸福』につながるだろう……

71 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 03:13:30.35 ID:zvm4E9tuO

まずは……『仲間』を増やせ……この帝王たる『……』の手足になり得る優秀な下ぼ……もとい、『仲間』を増やすのだ……そして奴等に対抗しろ

バッドエンド王国……その組織の力も規模もはかり知れん『なにか』を感じるが……
わが『絶頂』を脅かす者は悉く消し去れ! 『一片の澱みもなく速やかに』……だ。

期待しているぞ……わたしのみゆきよ


みゆき「はい……任せてボス。ボスの『敵』はわたしの『敵』……。『一片の澱みもなく』……遂行するよ……ガチャ」

キャンディ「終わったクル〜? チミはいつも『だれ』とお話してるクル?」

みゆき「ねえキャンディ」

キャンディ「クル?」
72 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 03:14:25.99 ID:zvm4E9tuO

みゆき「キャンディ、キャンディは『ピーターパン』って知ってる?」

キャンディ「クル? もちろんしってるクル〜! キャンディの世界にもピーターパンのお話は大人気クル」

みゆき「そう……わたしもねェ〜……ピーターパン大好きなんだ……あれほど『夢と希望』に溢れてるお話はないと思うよ」

みゆき「でもねーキャンディ。その『夢と希望』の世界にいるピーターパンはなかなか人の前に姿を現してくれないんだよ」

みゆき「会えるとしてもほんとうに、『ほんとうにまれに』。わたしのピーターパンは……」

73 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 03:15:06.38 ID:zvm4E9tuO

みゆき「声だけじゃなくて、見えないところからわたし『だけ』を助けてくれる……」

みゆき「まほうをかけて、わたしを『ウルトラハッピー』にしてくれるんだよ……」

みゆき「すてきでしょ? キャンディ?」

みゆき「キャンディ?」

キャンディ「zzz……クル……」

みゆき「……」

みゆき「おやすみキャンディ」

みゆき「プリキュアがんばろうね♪」ニコ

74 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 03:15:58.79 ID:zvm4E9tuO
幕間的な会話終了
つづきは今日中の予定です
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 08:46:08.10 ID:MB97jL+co
乙乙
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 13:45:04.03 ID:gmaWResSO
乙です。
育代さん……
77 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 15:01:53.43 ID:On2vIMcoO

翌日

ワ-ワー


あかね「よっしゃナイストス!」バッ

あかね「止められるもんなら止めてみ〜! 日野ちゃ〜んスペシャルアターッック!!」ドッグォォン

みゆき「……」ドドドドド

みゆき「(ボスからの指令ッ! 仲間を集めてバッドエンド王国に対抗する……。わたしと同じプリキュアを集めるに至って重要なポイントは)」ドドドドド

みゆき「(より強力な『能力』をもった人間でなければならないッ!)」
78 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 15:02:43.39 ID:On2vIMcoO

みゆき「(日野あかねさん……クラスでも指折りの体育会系……なかなかのパワーとスピードだよ。もしかしたら女子の中じゃNo.1かもしれないね)」


日野あかね

破壊力:A
スピード:B
射程距離:C
持続力:C
精密動作性:B
成長性:B

A…超スゴイ B…スゴイ C…人間並み
D…ニガテ E…超ニガテ

79 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 15:03:32.63 ID:On2vIMcoO

れいか「さすがバレー部のエースアタッカー……ですがッ!」バシッ

なお「れいかナイス!」バッ

なお「やあッッ!」バッシィィン

みゆき「(そしてこのふたり……緑川なおさんと青木れいかさん……緑川さんの有り余るパワーは日野さんに勝るとも劣ってはいない……しかも)」

みゆき「(そのパワーを最大限活かせるように、青木さんが要所要所で動いているッ! まるで小指が赤い糸で結ばれてるかのような一体感ッ!!)」


緑川なお

破壊力:A
スピード:A
射程距離:D
持続力:C
精密動作性:D
成長性:D


青木れいか

破壊力:C
スピード:C
射程距離:B
持続力:A
精密動作性:B
成長性:B

80 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 15:05:01.10 ID:On2vIMcoO

やよい「きゃっ……!?」バシッ

みゆき「(そして最後に……この黄瀬やよいさん)」

やよい「ふぇえ〜……。手がヒリヒリするよ〜……」ナミダメ

みゆき「(一見するとスットロくて頭脳がマヌケそうなあざとさを醸し出すスイーツに見えるけど……)」

みゆき「(動き自体はわるくないね……徹底してサポートに回るタイプ……チームにひとりは必要かな?)」


黄瀬やよい

破壊力:E
スピード:E
射程距離:B
持続力:D
精密動作性:A
成長性:A

81 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 15:06:54.01 ID:On2vIMcoO

みゆき「(だいたいめぼしいとこはこんな感じかな……だったら一番最初に『仲間』に加えるなら……ッ!)」ドドドドド

あかね「星空さーん! そっちいったでー!」

みゆき「日野あかねさんッ! あなたにきめぐぅおえふッッ!?」メメシャアッ

みゆき「アバフゥゥッッ」ズギューンッッ

やよい「ほ、星空さーん!?」

あかね「あー、アカンわ。顔面いったわー……」

82 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 15:07:32.26 ID:On2vIMcoO


……
………

あかね「おーい、生きとるかー?」

みゆき「な、なんとかー……」

あかね「それにしてもなかなかやったでー。顔面トス」ドッコイショ

あかね「やよいの半泣きレシーブもなー」

やよい「な、泣いてないもん!」

みゆき「……運動神経グンバツの日野さんとついでに黄瀬さん」

あかね「ほへ? ウチがどうかしたん?」

やよい「ついで……」

みゆき「わたしの目に狂いはなかったみたい! ぜひとも二人にはプリキュアにッッ!」

あかね「プリ?」

やよい「キュアァ〜?」

83 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 15:08:47.24 ID:On2vIMcoO

休憩所


みゆき「プリキュアとはッ! 正義のヒーローでッ! ボスを守るチーム……『護衛チーム』とでも名付けようかな〜?」

あかね「な〜? っていきなりなんやねん! その、キラプリだかキラークイーンっちゅうの」

やよい「あかねちゃん、プリキュアだよプリキュア」

みゆき「ねェ〜ん怪しいものじゃないからさぁぁ〜……一緒にプリキュアやろうよォ〜」スリスリ

あかね「ええいひっつくな暑苦しい! だぁからなんやねんプリキュアって!」

みゆき「おっとゴメン、ゴメンね……うれしくてついつい我を忘れちゃったよ……」
84 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 15:10:19.37 ID:On2vIMcoO

みゆき「で……プリキュアってのはね……」

キャンディ「しゃべっちゃダメクル〜!」バッシィィン

みゆき「あばっきょ!?」メシャン

あかね「こんどはなんやー!?」

やよい「ひ、ヒツジィィ!?」

85 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 15:11:31.10 ID:On2vIMcoO


……
………

キャンディ「みゆきィ〜、プリキュアのことはみんなにはないしょクル!」

みゆき「なんでェ〜? 『プリキュアどうしはひかれ合う』んでしょ? だったらわたしから会いに行くのも」

みゆき「『運命』だと思うんだけどなぁ〜……」

キャンディ「そう簡単に見つかったら苦労しないクル!」プンスカ

みゆき「……んじゃあどーいう人がなれんのさ?」

キャンディ「そりは……」ドドドドド

みゆき「そりは?」ゴク

86 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 15:12:09.49 ID:On2vIMcoO

キャンディ「そりは……!ドドドドド

みゆき「そりは……!?」ドドドドド

キャンディ「知らないクル〜☆」

みゆき「なーんだそっかー☆ キャンディも知らないクル〜♪」

みゆき「じゃねェェ────ぞこのハナクソがッッ!! なめてンのかコラァァァァ─────ッッ!!!」ムギュギュン

キャンディ「ギュゥゥー……!? ご、ごへんなはいクルゥゥゥ〜!!」ムギュギュ

あかね「な、なんやドえらいセリフが聞こえたと思ったけどどしたん?」

みゆき「はッッッ!?」

キャンディ「ギュゥゥー……」

87 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 15:13:19.65 ID:On2vIMcoO

あかね「今、ヒツジのヌイグルミかくしたやろ〜?」

やよい「それって星空さんの?」

みゆき「日野さんッッ!? 黄瀬さんん〜ッッ!!? これは、そのっこれはねェェェ〜!?」

キャンディ「キャンディはひつじさんじゃないクr」

みゆき「……」ドッグォォ

キャンディ「クルモグォォォォ!?」モガァー

88 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 15:14:46.69 ID:On2vIMcoO

やよい「いま……しゃべって……」

みゆき「なんでもなィィィィ─────!!! なんでもないのよォォォォ─────!!?」

やよい「で、でも」

みゆき「なんでもねぇっっつってんだろォォォォがよォォォォ─────!! 何回も同じこと言わせてんじゃあねッッッ……!?」ギャルン

あかね「」
やよい「」ガタガタガタ

みゆき「ねッッッ……ね、ねェ〜♪ ふたりとも放課後は何してるの? 部活とか? わたしとっても気になるなッ!」キャルルゥン

あかね「へ、は!? ……は、はははっっ。う、ウチはこれからバレー部の試合なんや。えと、やよいはどうするん?」スーーーー

やよい「ぴ!? わ、わたしもあかねちゃんの試合見に行こーかなぁぁ〜? なんて……」ススーーーー

みゆき「わたしもッッッ! わたしも見に行くからッッッ! だから距離をおかないでさっきのあやまるからァ〜!!」

キャンディ「」チーン

89 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 15:15:41.07 ID:On2vIMcoO
少し投下しました
勘の良い方はわかると思うけど育代さんは……
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 19:09:28.51 ID:FP+bwn/00

人間の射程距離とは一体……
91 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:37:58.42 ID:On2vIMcoO
>>90
技の射程とかそういうアレです
投下します
92 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:38:52.76 ID:On2vIMcoO

放課後


みゆき「日野さぁーんがんばれェェ〜!!」

あかね「でやっっ!!……とと」ズサー

みゆき「あれぇ? ……」

あかね「ハァ、ハァ……ま、まだまだっ」ハーハー

みゆき「なんか調子悪そうだなあ。どうしたんだろ?」

女子生徒A「ねぇ、今のエースって日野さん?」

女子生徒B「うーんどうだろう。わたしはユカがエースだと思うなー」

あかね「……」

みゆき「あ……」

93 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:39:34.41 ID:On2vIMcoO


……
………

みゆき「日野さんくやしそうだったなァ。……意外と本番で実力が出ないタイプだったり?」

みゆき「ん?」

バシッ 

みゆき「橋の下に誰か……って日野さんだ」

みゆき「橋脚にあんなに跡が……これは秘密の特訓と見たねっ」

あかね「ハァ、ハァ、……くっ」

あかね「うっ……」キラリ

みゆき「!!」

みゆき「アンハッピーな空気を感じる」

みゆき「日野さんからFUKOのエナジーが溢れてるよッ! これはほっとけない!」

みゆき「おーい日野さぁーん!!」ピョン ピョン

94 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:40:19.02 ID:On2vIMcoO

あかね「あれ、星空さんやん……」

みゆき「日野さん! こっちこっちー!」ピョン ピョン

ピョン グキィッ

みゆき「ペふウッッッ!? あ、足ィィィがッッッ!?」

ズザザザザァァァァ─────……

みゆき「ひょげえええええぇぇぇぇ!?」

あかね「……あ、あ……?」

みゆき「ひ、日野しゃん、だいじょうぶ? 元気出して……」ボロロォ

あかね「いや、自分こそ死にそうやん。そっちこそだいじょぶかいな」

みゆき「ひょえ? よくわかんないけど、スマイル、スマイルだよー! 泣いてるとハッピーが逃げちゃうよォォ〜」ハッピー

あかね「え。……あーそういうことか。ウチ泣いてへんで!」
95 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:41:09.85 ID:On2vIMcoO

みゆき「えぇっ。でも今さっき地面にポタポタァって」

あかね「そ、それはー……汗や!」

みゆき「なァ〜んだ汗かー! てっきり試合のことで落ち込んでるのかと思ったよー」

あかね「ウチは落ち込んだりせぇへん。でも負けっぱなしは悔しいからな。今は特訓あるのみや!」

みゆき「それならわたしも手伝うよー!」

あかね「えっ」

みゆき「えへへェ〜」スマイルー

あかね「うーん……」チラリ

みゆき「えへー」ニコニコ

96 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:41:59.45 ID:On2vIMcoO

あかね「(……ふだんはこんなに無邪気な性格なんやなー。ようわからんもんやな。……でも)」

みゆき「えへへ」ニコニコ

あかね「いい顔で笑うやん」

みゆき「え、ええっ! どしたのいきなり?」

あかね「なんでもない。それより手伝うゆうたんならお願いしよかな?」

みゆき「ほんとう!? ちなみに何球やるの?」

あかね「1000球や!!」ドドドドド

みゆき「!?」ドドドドド

97 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:42:56.92 ID:On2vIMcoO

ソコチャウ ウシャッ

モットタカク ウシャアッ!

モットツヨク!! ウッシャァ!!

キャンディ「みゆきって意外とおせっかい焼きクル。やれやれクル」


……
………

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ウルフルン『太陽が沈み、やがて真っ暗闇のバッドエンドが世界を覆う……!』ウルッフッフッフ

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


98 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:43:51.01 ID:On2vIMcoO


翌日


みゆき「日野さぁーん! 今日こそがんばってェーっッッッ!!」ブンブン

あかね「おーう、まかしときー!」ガッツ

やよい「あのふたり、いつの間になかよくなったんだろ……」

あかね「でりゃあァァッッッ!!!」バッシィィン

みゆき「きゃーっ! また決まったよォォォォ〜!! 日野さんスゴォォォイ!!」

あかね「へへ、まったくちっちゃい子みたいにはしゃいじゃって元気やなあ」

あかね「んじゃもう一発……ッッ!?」

ウルフルン「ふん、人間どもめ。夢や希望に燃えれば燃えるほど、絶望した時のバッドエナジーは大きくなるのだ」

あかね「な、なんやあのオオカミのコスプレは……」

みゆき「この前のオオカミさん!?」

99 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:44:42.25 ID:On2vIMcoO

ウルフルン「世界よ! 最悪の結末、バッドエンドに染まれ!」ベッチャァーーーーン

ウルフルン「『白紙』の『未来』を黒く塗りつぶすのだッ!」ベタァアーーーー

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

みゆき「またッッッ! この前のように謎の黒雲が空を覆ったかと思いきや人々がまるで腐りかけの屍生人のように倒れ伏してしまったよっ!」

キャンディ「わかりやすい解説ありがとうクル〜」

みゆき「ということは日野さんも……ッ!?」

あかね「うぁー……」ドヨォォン

みゆき「なんてことッ!? 太陽のように光り輝いていた彼女の顔から一切の明るさが消えて、代わりにドブネズミにも劣る醜悪でドス黒い闇が溢れかえっているゥゥゥ!!」

キャンディ「みゆきっていろんなことば知ってるクル〜」

みゆき「え? そ、そうかなァ〜? それほどでもないヨ」テレレ

みゆき「って、そんなこと言ってる場合じゃあないよっ! 早くなんとかしないと!」

100 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:46:35.75 ID:On2vIMcoO

ウルッフッフッフ……

みゆき「あ、いたァァ〜!」

ウルフルン「人間の絶望した顔ほど愉快なものは無い」ウルッフッフッフ

ウルフルン「見ろ、あの絶望の顔を。努力など『無駄』なだけなのにバカな奴等だ」ウルッフッフッフ

みゆき「!!!」

みゆき「ちょっと、そこのオオカミさん今『なんて言った』の……?」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ウルフルン「ああん? なんだおまえ、おまえも努力だのがんばるだの『無駄』なことが大好きなクチか〜?」

みゆき「『無駄』だのなんだの……人の頑張りを『侮辱』する言い方は……見過ごせないよ……」ドドドドド

101 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:47:30.13 ID:On2vIMcoO

ウルフルン「けっ! 来るかどうかもわからねぇ『先』に何を期待してがんばるってんだ!? 見返りがあるかどーかもわからねェェーのによォォ〜!」

みゆき「無駄なんかじゃない。『努力』は人間が『幸福になるための手段』……目標に向かって頑張ってる日野さんの『努力』を、『侮辱する』ことは許されない……」ドドドドド

みゆき「できればわたしは戦いなんてしたくないよ。戦いは嫌いだよ。痛いし、苦しいし……でも、『侮辱する』という行為にに対しては命を賭けるッ!」ドドドドド

みゆき「あなたは私の友達を『侮辱した』。……その報いは受けてもらう!」ドドドドド


102 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:48:09.00 ID:On2vIMcoO


みゆき「プリキュア・スマイルチャージッ!!!」レディ-!!

ゴーゴー!! レッツゴー ハッピー!!

ポンポンッ

キュァァンッ
ボンッ
パンッパンッパンパンパンッ
シュィィィンッシャァン
ポワァァァァッ
ポンポンポンポンポンポンッ

スタッ


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ハッピー「キラキラ輝く未来の光! キュアハッピー!」 ドバァアーーーーン


103 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:49:34.88 ID:On2vIMcoO

ウルフルン「また現れたなプリキュア! この前のよーにはいかねェェーぜっ!」つ赤っ鼻

ウルフルン「出でよアカンベェ!!」ビュンッ

アカンベェ「アカンベェ〜!」

ハッピー「あれはっ!? バレーボールのアカンベェ!!」

キャンディ「ハッピー、きをつけるクル〜!」

ウルフルン「おまえの戦闘スタイルは確認済みだ……! 典型的な近距離パワー型……だったらいくらでも戦りかたがあるぜッ!」

ウルフルン「やれ! アカンベェ〜!」

アカンベェ「ムゥゥン!」バシュッッ

ハッピー「うひゃあっ!? こ、こいつはなんだァァ─────ッッッ!?」

キャンディ「バレーボールを超高速で発射したクル〜!」

ウルフルン「遠くから狙い撃ちすりゃあいいのさッ!! オラオラどんどん行くぜ〜!」

104 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:50:55.76 ID:On2vIMcoO

アカンベェ「ムゥゥン! ムゥゥン!」バシュッッ バシュッッ

ハッピー「わわわっ!?」ササァッ

ウルフルン「いつまで避けられるかな〜!?」

ハッピー「こ、これはぜんぜん近づけないッ! このままじゃ当たるのも時間の問題ってやつだよね〜!!」サササァッ


グキィッ


ハッピー「ウグゥアアアッッ!? き、きのうの足首がッッッ!!」ビキキィーン

キャンディ「ハッピー、あぶないクル〜!」

ハッピー「へ? ッッボゲフッッ!!」ドゴォァァッッ

ウルフルン「っしゃああっ! 当たったぜェェ〜!!」

105 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:52:00.34 ID:On2vIMcoO

ハッピー「あ、あば……」ピクピク

ウルフルン「所詮この程度か。泣き出すのも時間の問題だな〜?」

ハッピー「な、なんのこれしき……これしきのことでェェ〜!」ググ

ウルフルン「まだあきらめないのかよおまえ」

ハッピー「こ……これくらいの事で泣かないもん。ハッピーが逃げちゃう。スマイルスマイル♪」ハッピー

ウルフルン「はぁ?」

あかね「……!」

『泣いてるとハッピーが逃げちゃうよ〜』

あかね「星空さん……!」ムクゥリ

あかね「えっ!? 何やコレ! ってなんやあのでっかいバレーボールは!?」

あかね「てかあのピンク色の人は星空さん? もう一体なにがどうなってんのや!?」

106 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:53:12.10 ID:On2vIMcoO

ハッピー「ひ、日野さんッッ! 目が覚めたんだねッ! 早く逃げてェェ〜!」

あかね「星空さん?」

ウルフルン「さっきコイツを友達とか言ってたな」

あかね「うわっ! な、なんやアンタ!」

ウルフルン「下らん。友達だの、一生懸命だの、バッドエンドの世界にそんな物必要無いんだよ」

ハッピー「とっ……友達は下らなくなんかないよ!」

ウルフルン「ああん?」

ハッピー「楽しい時、嬉しい時、友達が居れば2倍も3倍もハッピーになれるし、悲しい時辛い時は傍に居てくれる。とっても大切な物なの!」

あかね「星空さん……」

ハッピー「友達とは『幸福』の『証』ッ! それを否定することは誰にも許されないッ!」

107 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:54:32.50 ID:On2vIMcoO

ウルフルン「つまりお前は友達が居ないと何もできない弱虫野郎ってことか」

ハッピー「なにを〜ッ!!!」

ウルフルン「アカンベェ! あの弱虫にとどめをさしてやれッ!!」

アカンベェ「ムゥゥンッ! ムッ?」パコーン

ウルフルン「……なんのつもりだおまえ」

あかね「うちの『友達』に何してくれてんねん!」

ハッピー「日野さん!?」

あかね「星空さんはウチを励まして応援してくれたんや。次はウチが助ける番やぁ!」

108 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:55:46.87 ID:On2vIMcoO

ウルフルン「そんな弱っちぃの助けて何になるんだぁ〜?」

あかね「弱っちぃやと〜? ウチの大切なモン馬鹿にするんは絶対許さへんで〜!」ダダダッ

ハッピー「日野さんッッ! ダメ、こっち来ちゃあダメェェ〜!!

ウルフルン「人間ごときがアカンベェに勝てると思ったか?」


あかね「関係……あるかァァ────いッッ!!」


ビガガァァァ─────ッッ!!


あかね「な、なんやァァ────ッッ!?」

ハッピー「こ、この光はわたしの時と『同じ』ッ!」

ハッピー「まさか! 日野さん……ッッ! あなたが『そう』だったの!?」

109 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:56:31.06 ID:On2vIMcoO


あかね「こ、ここどこなん……?」

クル〜!

あかね「クル?」

キャンディ「チミが二人目のプリキュアだったクル〜!」

あかね「ヌイグルミが喋った〜! ってか何や、そのキュアプリって星空さんが言うとったやつか」

キャンディ「プリキュアは世界を悪から守る伝説の戦士クル」

キャンディ「あかね、変身するクル!」

あかね「へ、変身って……!?」

キャンディ「スマイルパクトに(以下略」

あかね「何やよう分からんけど・・・やってみるわ!」


110 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:57:06.21 ID:On2vIMcoO


あかね「プリキュア・スマイルチャージッッ!!」レディ-!!

ゴーゴー!! レッツゴー サニー!!

ポンポンッ

キュァァンッ
ボンッ
パンッパンッパンパンパンッ
シュィィィンッシャァン
ポワァァァァッ
ポンポンポンポンポンポンッ

スタッ


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


サニー「太陽サンサン熱血パワー! キュアサニー!」ドバァァーーーーン


111 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/10(土) 20:57:50.68 ID:On2vIMcoO
ちょっと休憩
専用BGMは5部のメインテーマで
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 21:09:54.76 ID:MB97jL+co
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 21:23:42.11 ID:czueKjoM0
https://youtu.be/IXVJdjwyDh4

ジョジョ5部メインテーマ
114 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 09:51:02.42 ID:rrbg0ZSNO

ハッピー「スッ、スゴイ!! 『変身』しちゃった!」

サニー「変身〜?」チラァリ

サニー「何やこれ、ホンマに変身してもうた。しかも太陽サンサン、キュアサニーってめっちゃ恥ずかしいやん!」

ハッピー「日野さぁーんッッ!」ダキツキィッ

サニー「わぷっ!? ほ、星空さん?」

ハッピー「キュアサニーすっごくカッコイイよ! 太陽サンサンも情熱たっぷりの日野さんにピッタリィィィ!」

サニー「え、ホンマ?」テレレ

サニー「そやな、確かに太陽が似合うんはこのキュアサニーかスーパーヒーローくらいのモンや!」

ウルフルン「次から次へと……なんなんだァ〜てめーらはよォォ〜?」

115 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 09:51:37.25 ID:rrbg0ZSNO

サニー「そや、なんやあのガラのわるいオオカミ!」

キャンディ「世界をバッドエンドにしようとしている、悪いオオカミさんクル」

サニー「悪いオオカミ〜?」

ウルフルン「悪いオオカミでけっこう! 行け、アカンベェ!」

アカンベェ「アカンベェ〜!」ピョォォーン

ハッピー「ひょええこっちに跳んできたァァ────ッッ!?」

サニー「あかん、潰されてまう〜!?」

ドゴォァァッッ

ハッピー「うぅっ……あ、あれぇ〜?」

サニー「なんかようわからんけど受け止めてしもた……!」グググ

ウルフルン「なにィッッ!?」

116 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 09:52:28.26 ID:rrbg0ZSNO

サニー「よーし、このままやったるでェェ─────ッッ!!!」グオオ

サニー「ウッシャァァァ────ッッ!!」ドヒュゥゥーーーーン

アカンベェ「ベェェ〜!?」

ハッピー「サニースッゴい! パァワフルゥゥゥ〜!」

サニー「ゼハァ〜。ど、どや、ウチの力思い知ったか!」

キュィィィン……

サニー「いいっ!? なんや力が吸いとられとるで〜?」

ハッピー「あっ……サニー! そのまま続けて続けて〜!」

117 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 09:53:31.87 ID:rrbg0ZSNO

サニー「ようわからんけど……ウォォォォォ────ッッ!!!」

ボボゥゥウッッ

サニー「なんか火の玉が出たけど、どうせえっちゅうの!?」

ハッピー「サニー! 一緒にやった秘密の特訓だよォォ────ッッッ!!」

サニー「……それやッ!!」ダダダッ

サニー「ハァァッ!!」バッ


サニー「プリキュア! サニーファイヤーッ!!!」バッグォォン!!!!!


アカンベェ「ボゲェ─────ッッッ!!!!!」メメシャアッッ

ウルフルン「ちっくしょー味なマネをしやがって……!?」ハッ

アカンベェ「アカンベェ! 後ろだぁ!!」

アカンベェ「ベッ……!?」
118 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 09:54:22.28 ID:rrbg0ZSNO

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ハッピー「……」ガッシィィ

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

サニー「ハッピー、いつの間にあんなところに……ッ!?」

サニー「(なんや、あのドス黒さを感じるほどの圧倒的なスゴ味はッッッ!?)」

ハッピー「オオカミさん……あなた、さっきわたしのことを『友達が居ないと何もできない弱虫野郎』って言ったよね……」

ウルフルン「なにっ……!?」

ハッピー「それ、『少し』は当たってるかも……確かに『今のわたし』じゃあ一人ではなにもできないかもしれない」

ハッピー「でもッ! そんなわたしの『弱点』
を補う『仲間』がいるからわたしは今ここに立っているッ!」

119 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 09:56:09.48 ID:rrbg0ZSNO

ハッピー「互いの弱点を補い、力を高め合うのが『仲間』、そして『友達』!! その『引かれ合う力』を否定することは誰にもできないッ!」


ハッピー「射程距離内に……入ったよ……!」ドドドドド

ウルフルン「ア、アカンベェ! 避け」



ハッピー「ウゥルトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラ……!!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ


ハッピー「HAPPYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYEAHHHHHHHHHHHHHHHH─────ッッ!!!」ドッッグァオォォーーーーン


アカンベェ「ヤッダーバァアァァァァアアアアア!!!!」ズギューン

ポッシュゥゥン……






ハッピー「……これが……『結束の力』ッッ!!」バァァーン

サニー「……なんや想像してたんとちがう……」サニー……
120 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 09:56:48.49 ID:rrbg0ZSNO

ヒューーストンッ

サニー「あれ? なんやこれ」

キャンディ「それはキュアデコルクル〜!」

サニー「キュアデコル〜?」

ハッピー「サニィィ─────ッッ!」ドッゴォア

サニー「おふうッ!?」

ハッピー「日野さんがプリキュアになれて本当によかったよ〜!」スゥリスゥリ

サニー「自分さっきとぜんぜん空気ちがうやん!? どないなっとんのや〜!」グググ

ウルフルン「くっそー、二人のプリキュアだと〜!? 邪魔しやがって、覚えてやがれッ!」シュンッ

121 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 09:57:30.19 ID:rrbg0ZSNO

パァァァア────……

あかね「空が元に……」

みゆき「うんうん、みんなが元に戻れてよかったよかった」

あかね「ほんでこれが……」つデコル

キャンディ「キュアデコルクル〜」

キャンディ「キュアデコルを集めて(以下略」

あかね「何やよう分からんけど、やってみよかな! 迷える子羊はほっとかれへんからな〜」

キャンディ「キャンディひつじじゃないクル〜!」プンスカ

みゆき「私も、日野さんと一緒にプリキュアやれるなんてウルトラハッピーだよ〜!」ハッピー

みゆき「あかねでええって! もう・・・友達やしな」

みゆき「……?」

122 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 09:59:03.61 ID:rrbg0ZSNO

あかね「これからよろしくな、『みゆき』」ス……


みゆき「……うん! よろしくね! 『あかね』ちゃん!」ウルトラハッピー!

ガシッ

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨




←TO BE CONTINUED……////
123 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 09:59:39.73 ID:rrbg0ZSNO
一旦ここまで
プリキュア全員揃うまでこんな感じ
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 11:16:47.64 ID:PTDxhRJfo
乙乙
125 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 14:25:15.33 ID:ED8+qtznO

みゆきよ……わたしのみゆきよ……

人が人を選ぶにあたって……一番『大切な』事は何だと思うか?……

それは『信頼』だ……

それに比べたら頭がいいとか才能があるなんて事は
クラッカーの歯クソほどの事もない……

『日野あかね』……なるほど素晴らしい『能力』のある人間だがなにより『信頼』できる……あのタイプの人間は人を『裏切らない』

わかるかみゆきよ……『信頼』こそ重要なのだ……
この調子で……『次』も頼むぞ……


みゆき「ガチャ。……『信頼』かァ〜。難しいな〜!」

126 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 14:26:22.11 ID:ED8+qtznO

【Epitaffio】……イタリア語で墓碑銘を意味する

127 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 16:50:41.51 ID:ED8+qtznO

みゆき「あかねちゃんと初登校〜♪ うっれしいな〜♪」ルンルン

みゆき「わたしの家からそう遠くないなら一緒に行くっきゃないよね〜♪」ルンルン

みゆき「えっと……ここであってるかなぁ?」

128 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 16:51:12.05 ID:ED8+qtznO

七色ヶ丘市名所その@
『お好み焼き屋・あかね』
行き方:2次元の世界に転生する

この近辺では珍しいお好み焼き屋
本物の大阪出身の店主が開いている
長女のあかねちゃんが看板娘
オススメは豚玉
最近外国人シェフが居候しているらしい

129 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 16:52:48.85 ID:ED8+qtznO

みゆき「お好み焼き屋さんだ〜! 珍し〜♪」

みゆき「っとと、それよりあかねちゃんだよあかねちゃん。……おはようございまーす!」

「ハイ、いらっしゃいマセー!」ガラガラ

みゆき「えっ!?」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

「すみまセンが、まだ開店前なんデス。お待ちいただけませんカ?」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

みゆき「が、が、外国人!?」

「おや、かわいらしいお嬢さんデスネー。何か御用デスカ?」

130 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 16:53:35.16 ID:ED8+qtznO

みゆき「そそそその、わたし、あかねちゃんに……」

「あ、わかりましタヨ! あかねお嬢さんのお友達デスネ?」

あかね「トニオー、誰か来たん〜?」

トニオ「おやあかねお嬢サン! お友達が迎えに来てマスヨ!」

あかね「あ、みゆきやないか〜! おはよー」

みゆき「お、おはよーあかねちゃん。あの、その人って」

あかね「あーコイツな? 家に居候してるトニオ・トラサルディー。イタリア人シェフや!」

みゆき「イ、イタリア!? お好み焼き屋さんにイタリア人!?」

131 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 16:55:02.00 ID:ED8+qtznO

あかね「期待通りの反応やな〜」

トニオ「はじめは、皆さんそうやって驚いてくれマス。ですがこれには深い事情があるのです」

トニオ「わたし本当はM県S市にある杜王町というところでイタリアンレストランを開くつもりで日本に渡ってきたのですガ」

トニオ「旅費が底を突いてしまったのデス! そして途方にくれているところをお嬢さんのお父様に拾われテ……」

あかね「ここに居候してるっちゅうわけや!」

132 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 16:57:42.88 ID:ED8+qtznO

トニオ「日本のお好み焼き、とっても独創的デス。ピッツァとも違う独特の味と食感……勉強させていただいてマス」

あかね「お好み焼き屋の戸を開いたらなぜかいるイタリア人シェフ……これや! ってかんじやな」

トニオ「ジャポーネオーサカスケルツォってやつデスネー! ハハハハハ!」

あかね「あはははは!」

みゆき「あは、はははー」

あかね「って笑ってる暇ないやん! はよ学校行かんと!」

みゆき「あっそうだった!? もう行かなくちゃ!」

あかね「トニオー、店の手伝い頼んだでー」

トニオ「はい、おまかせくだサーイ! お嬢さん、今度暇があればお店に遊びにきてくださいネ?」

みゆき「は、はい! おねがいします〜」
133 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/11(日) 17:17:04.26 ID:ED8+qtznO
続き鋭意製作中
なお作者の一生に一度は旅行に行きたい国No.1はイタリアでス
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 18:32:25.92 ID:tZVWhnT50

二次元の世界に転生ってそんな無茶な
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 03:28:35.82 ID:beNJalKUo
なんかすげぇ昔にも見たな ジョジョ×スマプリ
136 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:35:02.11 ID:PNvGZ5PwO
投下します
137 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:35:39.08 ID:PNvGZ5PwO

七色ヶ丘中学校ッ!


あかね「わ、この卵焼きようできとる! トニオの作るオムレツにも負けてないわ」

みゆき「えへへェ〜。『お母さん』の作った卵焼きだからね♪ おいしいのはと〜うぜんだよ〜」

みゆき「さ・て・と……楽しいおべんとうタイムを彩るアロマは〜?」

カチッ ゴーゴー! レッツゴーローズ!

ふわァァ〜!

あかね「デコルを入れたら花の香りが!」

キャンディ「デコルはメルヘンランドを救う宝物クル〜!」

138 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:36:12.86 ID:PNvGZ5PwO

みゆき「ふっふ〜んおどろいた? あかねくゥ〜ん。キュアデコルを集めるのがプリキュアの使命なのだよ。Do you understand ?」

あかね「たった1日先輩なだけで、偉そうやな〜」

みゆき「えへへ、プリキュアは全部で『5人』いるんだけど、わたしたちを入れて後『3人』ッ!」

みゆき「早く見つけなくっちゃあね」

あかね「よーし、ウチにまかしとき! 『信頼』できる仲間をさがしたるわ!」

みゆき「えへ♪ ……ってンンン? あのこは……」

やよい「……」サラサラ

139 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:37:19.22 ID:PNvGZ5PwO

やよい「んん〜……いつ見ても『完ぺき』じゃあないかな〜……?」

やよい「この一時だけが孤独なわたしの心を癒してくれる……。『有意義』だ……実に『有意義』だよ……」サラサラ

みゆき「うわーお上手ッ!」

あかね「やよい、絵描くのめっちゃうまいやん!」

やよい「ひゃわわわァァ――――ッッ!!?」ビクゥーン

140 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:38:15.29 ID:PNvGZ5PwO

あかね「それ、自分で考えたん?」チラリ

やよい「み、見ちゃあダメッッ!」ササァッ

みゆき「黄瀬さんにこんな特技があったなんてッ!」

やよい「ほ、星空さんッ……!!」ホワンホワンホワワ〜ン

トウオルルルルルルルルルルン……ハイィィ〜モシモシ……
ナンデモネエッツッテンダロォォォォガヨォォーーーーッッ!!

やよい「ひィィ〜……!」ガタガタ

みゆき「あ、あれェ〜? なんかおびえちゃってるよう」

あかね「この前の『あれ』が効いてんやろな〜。確かにキョーレツやったわ『あれ』は」

みゆき「あれって?」

あかね「自分の胸に聴いてみんか〜い!」ビシ

みゆき「はうッ!!?」

141 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:38:47.81 ID:PNvGZ5PwO

やよい「あ、あかねちゃん、いつの間に星空さんと仲良くなったの……?」

あかね「んん? あー……『ちょっと色々』あってなー」

みゆき「黄瀬さんもわたしと『友達』になろーよッ!」

やよい「ふぇっ?」

みゆき「わたし、絵本大好きだし。こういう絵を描ける黄瀬さんって本当に『スゴイ』って思うんだァ。ね、どうお?」

やよい「と、もだち」

みゆき「うんうん」

142 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:39:31.19 ID:PNvGZ5PwO

やよい「……わ、わたしッ。その、もう行くねッ! その、みんなにはこのことないしょにしてね……」タタタ

みゆき「あっ……」

あかね「あらら〜……」

みゆき「フラれちゃった……はっぷっぷー」


教室ッ! ホームルームッ!


ガヤガヤ……

れいか「みなさん、お静かに。校内美化週間ポスターのコンクールまで、あと僅かです。どなたか描いて下さる方居ませんか?」

エー
ダレデモインジャナイ
ナラテメーガヤレヨ

れいか「推薦でもかまいませんよ?」

みゆき「はいはーい!」ピョン

143 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:40:44.18 ID:PNvGZ5PwO

れいか「はい星空さん。どなたか心当たりでもあるのですか?」

みゆき「黄瀬さんがいいと思いまァーす」

やよい「ふぇっ!?」

あかね「あっ! ウチもそれにさんせーい!」

やよい「えっえっ」

れいか「黄瀬さん、お二人はこう仰っていますが、どうですか? 引き受けてくださいますか?」

やよい「うう……」キョロキョロォ

みゆき「えへ〜♪」

やよい「あ、あの……わたしでよければ……やってみます……」

みゆき「きゃァァ―――――ッッ! やったやった〜♪」

あかね「イシシ♪」

パチパチパチ……

やよい「た、たいへんなことになっちゃったよぉ……」
144 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:41:36.84 ID:PNvGZ5PwO

放課後ッ!



やよい「ふたりとも、どうしてわたしを推薦したの?」

みゆき「だって〜、黄瀬さん絵が上手いじゃない」ハッピー

あかね「やよいならぜったい優勝できるッ!」

やよい「ふたりはなにも知らないからそんなこと言えるんだよ……」ハァ

やよい「この学校にはコンクールで受賞した人や、他にも上手な人がたくさんいるんだよ……?」

やよい「わたしじゃとても『無理』だよう……」

みゆき「そうかなァ〜? わたし、黄瀬さんなら『いける』って確信したんだけどなァ〜」

やよい「……なんで?」

みゆき「黄瀬さんの絵を『観た』とき、新刊の絵本のピカピカの表紙を『観た』あの感覚……」

みゆき「とても新鮮な『素直な感動』ってのを……感じたよ……」

やよい「素直な感動……」

145 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:42:39.31 ID:PNvGZ5PwO

みゆき「わたしの眼は節穴じゃあないよ……。だてに絵本フリークを名乗っちゃいない……良い絵本は『表紙』も良い……口では説明しづらいけど、そういう『オーラ』ってのがでてるの」

やよい「黄瀬さんの絵にはそれがあるッ! もっと自信を持ってもいいんじゃあないかなッ!」ズズイ

やよい「ひゃああっ!?」ビクゥーン

あかね「あーコラコラみゆき、あかんねんて。そんなにゴーインにせまっちゃあかん。やよいビビってるやん」

みゆき「あ……ご、ごめぇーんわたしったらつい……」

やよい「う、ううん。だいじょうぶだよ」

あかね「ふふ、でもなーやよい、みゆきは本気で言ってるんやで? こいつは軽々しくそういうことは言わない。短い付き合いやけどそう言い切れる『確証』があるんや……」

やよい「確証……? なにそれ……?」

あかね「フッフッフ〜……それは〜……秘密や!」

やよい「え、ええェ〜? なにそれズルい!」

146 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:43:18.16 ID:PNvGZ5PwO

あかね「まーそれはともかく、『みゆきが言うんなら間違いない』ってことはわかってほしいってか、すこーしは信じてみても損はあらへんで?」

やよい「……」チラ

みゆき「えへェ〜♪」ハッピー

やよい「(『無邪気』……それ以外の言葉が見つからない……本気で言ってるんだ……さっきのこと……)」

やよい「(本当に……わたしの絵に、星空さんの言うオーラが込められているなら……)」

やよい「……や……」

みゆき「んんん?」

やよい「や、やってみる……! ううん、やってみたい!」

みゆき「……!」パァァー

あかね「ほな、決まりやな〜♪ そんじゃさっそく絵のネタを集めんと……」

キャンディ「はやく3人目のプリキュアをさがすクル〜!」ピョーン

みゆあかやよ「!?」

147 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:44:48.01 ID:PNvGZ5PwO

キャンディ「キャンディ待ちくたびれたクル。はやくプリキュアさがさないとダメクr」

ガァシイッッ

キャンディ「クルォオオッ!?」

みゆき「てめーこら毛玉ァァ――――ッッ学校じゃ出てくンなつっただろォォォォがよォォ―――――ッッ!? 何回言わせんだボゲがァァ――――ッッ!?」ギャァァァァス

キャンディ「クギュゥゥー!?」

やよい「あひひィィ――――ッッ!?」ビクゥーン

あかね「みゆきがキレたァァ―――――ッッ!!? あかん、こーなったら手がつけれへんッ!」

ギャーギャー ウバシャアアアアッッッ

やよい「(わっ……わからないッ……!星空さんがわからないッ! さっきのマシュマロのように柔らかな雰囲気と、今の屍生人のようドブ臭い薄汚さ、一体どっちが本当の星空さんなのっ!?)」ウヒヒィィーーーー

148 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:45:49.17 ID:PNvGZ5PwO


………


そして数日後ッ!


あかね「結局キャンディのことはすんなり受け入れたけど……やよいて案外肝がすわってるっていうか……」

みゆき「やっぱりわたしの見こんだとおりだよォ〜♪」

キャンディ「キャンディもいっしょに描いてもらうクル〜♪」

やよい「ふたりとも、ありがとう。おかげでいい絵が描けたよ……」

やよい「こんなに『楽しい』気分で絵を描いたのははじめて……本当にありがとう。星空さんにはチョッピリおどろいちゃったけど」テヘ

みゆき「あ、あは……ごめんね? 急におどろかせちゃって……」

149 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:46:58.96 ID:PNvGZ5PwO

みゆき「わたしって、昔から不測の事態に弱いって言うかァァ〜……隠しきれない感情が表に出ちゃうんだよネ……ボスにもよく注意されるんだけど」タハハ

やよい「……あの、その『ボス』さんって人って……」

みゆき「……」キロリ

やよい「ひ」ビクゥーン

あかね「……ッ!!」ビクゥーン

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

みゆき「……ごめんねェェ〜? わたしから言っておいてなんだけど……ほんとうに申しわけないんだけど」……ミシ

みゆき「今言った言葉は『忘れて』くれないかな……? できれば……『今』すぐに……だけど」……メキッ

やよい「は、は、は……ハイィッ!! 忘れますッ! すぐに忘れます!?」

あかね「(こっ、これや」……!)」

あかね「(普段は決して見せない……たとえキレても表には出さないドス黒いスゴ味ッ! これがあのみゆきなんか……? こんなん……)」

あかね「(まるっきり……『別人』やんか……)」

みゆき「あかねちゃん?」

あかね「はっ!?」ビクゥーン

150 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:48:01.35 ID:PNvGZ5PwO

みゆき「どうか……したのかな……」グルンッ

ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ 

あかね「(こ……)」

あかね「(この……『瞳』に……逆らえへん……。……この……『全てを支配せずにはいられない』金色の『瞳』にはッ……!)」

キャンディ「クル〜? みんなどうしたクル?」

みゆき「……」

みゆき「……なーんてねっ! もう〜ふたりともびっくりしすぎだよ〜♪」ス……

やよい「ふぁっ……!?」

あかね「……ッはっ……!?」

みゆき「もうすぐコンクールだから、ちょっとした冗談で緊張をほぐしてあげようかなって思ったんだけど……」

みゆき「『やり過ぎ』ちゃったかなァ〜? ちょっとね……」

やよい「星空さん……」

151 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:48:46.27 ID:PNvGZ5PwO

みゆき「大丈夫。黄瀬さんは最後まで頑張ったじゃない」

みゆき「そのがんばりは……『無駄』なんかじゃあないよ……決して」

やよい「……」ハッ

やよい「……うん……ありがとう……」ニコ

あかね「ま、これで一件落着ってやつやな〜」



アカオーニ「どこかで友情の匂いがするオニ」

アカオーニ「俺様がバッドエンドに変えてやるオニ!」


コンクール当日ッ!



『2年2組、黄瀬やよい……努力賞』



みゆき「やったやった! 黄瀬さん努力賞だよ〜!」

152 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:49:41.90 ID:PNvGZ5PwO

やよい「ごめんね。せっかくふたりには手伝ってもらったのに……」

あかね「いや〜努力賞でもスゴいやん! それに、ウチにはやよいのポスターが一番輝いて見えるで!」

やよい「そ、そうかな〜?」テヘ


モブA「へ、負け惜しみ言うなよ」

モブB「そんなふざけた絵がうちの部長に敵うわけないだろー?」

やよい「……!!」

あかね「ちょっと、アンタらなんやねん!」

やよい「……ううっ……!」タタタ

あかね「あっ! やよいどこ行くん!?」

みゆき「……」



みゆきよ……



みゆき「……!」ビク

みゆき「ボス……?」

いま、ボスの声が……?


153 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:50:33.65 ID:PNvGZ5PwO

やよい「……ッ!」タタタ

やよい「……」

やよい「けっきょく……わたしの……自己満足……」

やよい「人に……わるく言われるくらいなら……」

やよい「……最初から、描かなきゃよかったッ……!」グス


アカオーニ「泣く子が出たオニ〜。俺様がもっともーっとバッドエンドにしてやるオニ」

やよい「!? だ、だれ……?」

アカオーニ「おまえのような泣き虫が、いくら努力したところで『無駄』オニ!」

やよい「! ……そんなこと……わかってるよ……でも、絵を描くことが……好きだったから……」

アカオーニ「今さら何言っても『無駄』オニ!」

アカオーニ「世界よ! 最悪の結末、バッドエンドに染まれ!」ベッチャァァッ

アカオーニ「「『白紙』の『未来』を黒く塗りつぶすオニッ!!」ベタァアーーーー

154 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:51:46.40 ID:PNvGZ5PwO

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

やよい「うああ……」ドヨン

やよい「わたし……わたしもう……絵を描くのなんて、やめ……」


諦めるのは……少し……早いんじゃあないかな……?


やよい「え……?」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

みゆき「……」

あかね「……」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

やよい「あかねちゃん……星空……さん」

みゆき「そこの……『赤鬼』さん……」

アカオーニ「俺様はアカオーニだオニッ!」

みゆき「どっちでも……いいよ……」

みゆき「さっきあなた……わたしのイチバン嫌いな言葉を……『2回』も言ったね……?」

アカオーニ「ああん? なんのことだオニ?」

みゆき「そう……『無駄』……実に不愉快な響きだよ……」

みゆき「なんでだろうね……誰に言われたわけでもないのに……この言葉を聴くと無性にむかっ腹が立つ……。理屈じゃあないんだろうね……こればっかりはわたしの持っている『性』なんだと思う……」

155 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:53:28.51 ID:PNvGZ5PwO

アカオーニ「おまえの『性』なんか知らないオニ! それに無駄な努力をするなんて人生の無駄そのものオニ! バカのすることオニ!」

アカオーニ「こいつの絵をアカンベェに変えて、それを証明してやるオニッ! 出でよアカンベェ!!」ヒュンッ


アカンベェ「アカンベェ〜!」


あかね「やよいのポスターが!」

みゆき「どうやら……痛い目会わないとわからないみたいだね」

みゆき「黄瀬さんの幸福を壊すあなたは……絶対に許せないッッ!」


156 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:54:21.49 ID:PNvGZ5PwO

みゆき「『始末』させてもらうよッ!……プリキュア! スマイルチャージッ!」レディ-!!

あかね「プリキュア! スマイルチャージッ!」レディ-!!


ゴーゴー!! レッツゴー ハッピー!!(サニー!!)

ポンポンッ

キュァァンッ
ボンッ
パンッパンッパンパンパンッ
シュィィィンッシャァン
ポワァァァァッ
ポンポンポンポンポンポンッ

スタッ


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ハッピー「キラキラ輝く未来の光! キュアハッピー!」 ドバァアーーーーン

サニー「太陽サンサン熱血パワー! キュアサニー!」ドバァァーーーーン


アカオーニ「ふん! プリキュアなんて一捻りだオニ! 行け、アカンベェ!」

アカンベェ「アカンベェ〜!」ブォン

157 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:55:09.34 ID:PNvGZ5PwO


グァキィィンッ!


ハッピー「ぐ……なかなかのパワーとスピードだよッ!」グググ

サニー「やよいのポスターから出ただけはあるってわけやなッ!」グググ

アカンベェ「アカンベェ〜!」ブワッ

サニー「うわっ……!?」ドゴォアアッ

ハッピー「サニー!」

サニー「だいじょうぶやッ! ……これでもくらいやッ!」ゴッォォォッ


サニー「プリキュア! サニーファイヤー!!」バッシィィァ


ハッピー「あっ、ダ、ダメ!」

サニー「へっ!?」

ポッシュウウウウ……

サニー「な、なんでや!? サニーファイヤーが消えてしもうた!?」

キャンディ「ちゃんと力を込めないとダメクル〜!」

サニー「んなアホな〜!」

ハッピー「……」

158 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:56:07.17 ID:PNvGZ5PwO

ハッピー「(どうする……『ハッピーシャワー』の射程距離は1〜2mが限界……ッ! 『外したら』次はない……サニーにちゃんと説明しておくんだった……)」

ハッピー「(燃費の悪い必殺技をどう叩き込むかッ! この勝負はそれが全て……! どう近づッ……!?)」ビクゥーン

アカオーニ「ふははははっ! マヌケオニッ! せっかくの必殺技を『無駄』撃ちするなんてバカオニッ!」

サニー「グググ……! 好き勝手言いおってからにあのオニ……!」

サニー「ハッピー! こうなったらアンタの『ハッピーシャワー』を叩っ込むしかないわ! 頼んだで〜!!」

ハッピー「……」ウツムキィ

サニー「ハッピー?」


ハッピー「……とうおるるるるるるるるるるるん」グリンッ


サニー「!?」

159 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:57:03.60 ID:PNvGZ5PwO

アカオーニ「な、なんだオニ、アイツ……」

キャンディ「『ボス』からの電話クル〜!」

ハッピー「とぅるるるるるるるるるるる……とぅるるるるるるるるるるる……」

サニー「こ、これは転校初日に見せたッ! 電波全開のッ!?」

ハッピー「……電話ッ! ボスからの指令ッ!」

ハッピー「指令は全てにおいて『優先』されるッ! とぅるるるるるるるるるるる……」

ハッピー「電話は! 電話はどこッ!? こんなに近くで鳴っているのに!?」サッサッ

アカオーニ「アイツ、頭おかしーんじゃないかオニ?」

サニー「あかーん!? ハッピーが壊れたら誰がアイツを倒すんやァァ―――――ッッ!?」

160 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:58:08.24 ID:PNvGZ5PwO

ハッピー「……はっ!!!」

ハッピー「信じられないよ……。こういうのを奇跡って言うんだよね、めったにあることじゃないよ……」

ハッピー「こんな学校の隅に『公衆電話』があるなんて……」スッ

ハッピー「がちゃリ……もしもし……ピィイ―――――ッッ!」つカエル

サニー「カッ……カエルゥゥ―――――ッ!? なにやっとんねん自分!?」

ハッピー「はい……はい。……えっ? ボス……まさか……でも……」

ハッピー「……はイィ〜わかったよボス……」

サニー「まさか……」

サニー「カエルが……受話器なんかッ……?」

アカオーニ「わけがわからんオニ……」
161 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 19:59:08.83 ID:PNvGZ5PwO

ハッピー「ボス……『使う』んだね……? 『あれ』をわたしにくれるんだねっ!?」

サニー「ハッピー……?」


……
…………
………………


みゆきよ……わたしのかわいいみゆきよ……
そうだ……おまえにわたしの『能力』……

『         』の一部を与えてやった……

それを『使う』のだ

時間を稼ぎ……『仲間』の覚醒を促すのだ……
わたしの『見立て』に間違いがなければ……

あの小娘……『黄瀬やよい』こそ……新たなプリキュアッ!!

いいか『時間を稼ぐ』のだッ!

『落ち着いて……』『良くみるのだ……!』
『「動き」を!!』


『そして予想するのだッ!』


おまえに与えられた『帝王』の力を使いこなすのだッ!


162 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 20:01:16.34 ID:PNvGZ5PwO


ハッピー「『帝王』」


ハッピー「これが……『ボス』の……『帝王』の力……」ブツブツ

サニー「ハ、ハッピー……?」


ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ ニブ


ハッピー「そう、これが…… これが」













ハッピー「 『エピタフ』 」










┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨





←TO BE CONTINUED……////
163 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/16(金) 20:01:53.91 ID:PNvGZ5PwO
今日はここまで
みゆきちゃんの嫌いな言葉は『無駄』
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 20:28:10.96 ID:G3Sln8Vs0

遂にエピタフきたか
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 20:35:58.17 ID:xkGZxuIQo
乙乙
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 20:36:14.93 ID:ACNHdygP0

『無駄』が嫌いってまさか・・・
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 20:55:49.32 ID:25Dc4YR10
ボスマジであのボスなのか…
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 23:48:56.82 ID:jyrg+XDz0
普通に面白いわ
ジョジョとプリキュア双方への愛を感じた
乙ッ!
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 11:45:16.27 ID:9rYpLuBj0
ジョーカー
170 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:07:49.68 ID:qfCRuEEUO
そろそろ投下します
あまり進んでないすけど……
171 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:08:28.77 ID:qfCRuEEUO


錯乱こそわたしのエピタフ

ひび割れ荒れ果てた道を這い進む

どうにかなるものなら腰を下ろし笑うこともできるのか

でも、わたしは明日が怖い
わたしは叫び続けるだろう

そうだ、わたしは明日を恐れ
わたしは叫び続けるだろう


ああ、わたしは明日が怖い
わたしは叫び続けるだろう


172 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:09:07.63 ID:qfCRuEEUO

【Doppio 】……イタリア語で『二重』を意味する

173 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:10:06.53 ID:qfCRuEEUO

ハッピー「額……わたしの額にッ!」

ハッピー「ボスの『力』を感じるッ……これは現実だ……ファンタジーやメルヘンじゃあないのは理解できる」

サニー「ハッピー! ……さっきから何ワケわからんこというてんのや? カエルなんか顔に押し付けて!」

サニー「アタマがどうかなってもうたんかッ!?」

カエル「……」モゾモゾ

ハッピー「サニー、わたしならだいじょうぶ……だいじょうぶだから……黄瀬さんをお願いできる?……ここはわたしにまかせて」

ハッピー「時間は稼ぐ……今のわたしならできるの。うん、自信を持って断言できるよ」


ハッピー「今のわたしには『エピタフ』がある!! ……それが断言の理由だよ」


174 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:10:45.37 ID:qfCRuEEUO

サニー「エ……エピタフ……? なんや……それ」

アカオーニ「いつまでくっちゃべてるオニ? さっさとつぶれちまえオニ!」

アカオーニ「アカンベェ────ッ!!」

ハッピー「……!!」クワッ


ク ワ ア ア ア ア ア ア ア ア ア


ハッピー「(迫るアカンベェの攻撃を……サニーが受け止めている! いつの間に……? いや、違うッ!)」

サニー「……?」

ハッピー「サニーはここにいる! 黄瀬さんの側に……ならこの画像はっ」

ガッシィィ

サニー「な、なにボケっとしとるんやッ! 敵の攻撃が見えんかったかんか!?」グググ

ハッピー「(これはッッ! ……この画像は……先の……『未来』のビジョン!?)」

ハッピー「『十秒先の未来の画像』が見えているのッ!?」

175 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:11:57.21 ID:qfCRuEEUO


そうだ……みゆきよ……『エピタフ』は未来を覗く力。そしてエピタフで見た画像の通りの未来となる……

その未来を変えることはできない。『あるひとつの例外を除いて』はな

しかし先を知ることの優位に変わりはないッ!
どう動くかは自らの覚悟によって決まる!

考えろみゆき……自らに与えられた優位を活かすのだ!

キャンディ「ハッピー、さっきからどこを見てるクル〜?」


ハッピー「それがエピタフッ! ボスから与えられた未来予知の能力ッ!」

サニー「だからエピタフってなんなんやァァ─────ッッ!?」グググ

176 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:12:32.61 ID:qfCRuEEUO

ク ワ ア ア ア ア ア ア ア ア ア 

ハッピー「見えるぞッ! 十秒先の画像! やつの次の行動の結果がッ!」

ハッピー「『右斜め前方に投げ飛ばされる』……それが結果! サニーによって起きる結果」

ハッピー「ならばわたしの取るべき行動はッ……」

サニー「うだあああああ!! いつまで押し付けてるんや! いい加減しつこいわァァアアア!!」ブォン

アカンベェ「ベェエ〜ッ ……エッ!?」ビュオオン


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ハッピー「画像の通り……この場面まで飛ばされて来る。……まったくのブレもなく正確に」

177 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:13:05.40 ID:qfCRuEEUO

サニー「ハッピー、いつの間にあんな所に……! でも、今がチャンスや! ハッピーシャワーを叩き込むんや─────ッッ!」

ハッピー「確かにここでハッピーシャワーを叩き込めばあなたを『始末』することは簡単だね……だけど」

ハッピー「それでは『指令』がコンプリート出来ないッ! ボスからの指令は全てにおいて優先する……何物にも代えられない絶対の命令!」

ガッシィィ!!

サニー「受け止めた!? な、なんでや! せっかくのチャンスやったのに!?」

ハッピー「『黄瀬やよいをプリキュアに覚醒させる』……この任務は遂行する!」

ポーイッッ

サニー「投げたァア─────ッッ!? ってどこまで投げてんねーん!」

178 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:13:42.59 ID:qfCRuEEUO

ハッピー「『時間は稼ぐ』……そして、あとはわたしが! 覚醒を促すッ!」バッ

ハッピー「この戦いを通して黄瀬さんに伝える! わたしの意志をもってッ! その言葉で心を揺り動かすッ」ズドドドドド

アカンベェ「ベェエ〜ッ!?」ドッグァオ

キャンディ「ハッピーの攻撃がどんどん激しくなってるクル! すごいクル〜!」


この時、キュアハッピーは思い出していた!
それは以前の戦いで日野あかねがプリキュアに覚醒した、あの瞬間!

ハッピーの偽りのない、意志が込められた言葉を受け止め、日野あかねはキュアサニーとして覚醒したのだ!

つまり! この状況で黄瀬やよいをプリキュアに覚醒させるには、日野あかねと同じように強い意志をもった言葉を届ける必要があると理解した!


179 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:14:25.36 ID:qfCRuEEUO

アカオーニ「無駄オニ! 必殺技を使わなければ浄化も出来ないアカンベェにそんな攻撃はいつまでも続かんオニ!」

アカオーニ「弱いプリキュアがいくら頑張ったところで無駄オニ! まだわからないオニ!?」

ハッピー「『無駄』かどうかはあなたが決めることじゃあない……全ては自分自身の強い『意志』しだい」

ハッピー「あなたもオオカミさんも……誰も人の意志を否定することは出来ないッ! 黄瀬さんの意志の力を否定することは許さない!」

やよい「……!」ハッ


180 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:15:02.01 ID:qfCRuEEUO

そして、キュアハッピーには、星空みゆきには言葉を人に届ける『力』が、『才能』があった!

それは物語の主人公が旅の道中で仲間を集めるかのように……

力強い意志と言葉で、人を惹き付ける!
古代中国の劉邦や、戦国時代の豊臣秀吉のように! 人を惹き付けて『動かす』パワーを持つ!

人はそれを『カリスマ』と呼ぶ!
しかし、それがみゆき自身に秘められたモノなのか、はたまた別の『何か』から来るモノなのか、それは知るよしもない

ハッピー「十秒先の未来ッ! 受け止めるにせよ避けるにせよ、『覚悟』が決まれば怖れることはない!」ガッシィィ

ハッピー「エピタフはわたしに『覚悟』を教えてくれる……。それは『幸福』だよ。紛れもない幸福だ……」ブォンッッ

181 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:15:54.01 ID:qfCRuEEUO

アカオーニ「な、なんでだオニ!? おまえの動きからは『迷いがまるでない』オニ!」

アカオーニ「恐怖が、攻撃を受けるというのに、『恐れ』が感じられないオニ! フツーじゃないオニ!」

ハッピー「定められた『運命』は変えられなくても……それを『覚悟』することができれば、人は『勇気』が、『力』が沸いてくるッ!」バゴォン

アカンベェ「ぶべっ!!」ズザァー

ハッピー「そして、恐怖だけじゃなく、『幸福』もまた覚悟によって受け入れることができるの」ザッザッ

ハッピー「早朝の通学路で友達とおはようのあいさつを交わすかのように……」ザッザッ

ハッピー「至極当然のように『受け入れられる』。……このように」クルゥリ

アカオーニ「はっ……!? お、おまえ、なぜ後ろを向くオニ!? 敵が目の前にいるってのに正気かオニ!?」

182 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:16:59.13 ID:qfCRuEEUO

ハッピー「『運命』は定められた。エピタフは告げている……『次のプリキュアの誕生への祝福』を」

アカンベェ「アカンベェ─────ッッ!!」グワァッッ


ドゴォオオアアアアッッ


アカオーニ「や、やったかオニ!?」

アカオーニ「……!?」


183 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:17:29.84 ID:qfCRuEEUO


ニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブ


「ぴかぴかぴかりんッッ……! じゃんけんポンッッ!」グググ

「やああっっ!!」ドォォン

アカンベェ「アバッ!?」

アカオーニ「なに、突き返された!? 一体誰オニ!?」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ハッピー「なるほどね……エピタフの予知通りの場面……」

ハッピー「指令は『達成』されたッッ!!」

サニー「こ、これはッッ!」

キャンディ「3人目のプリキュアクル〜ッ!」



ピース「キュアピース!!」ドッバァァーーーーン



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

184 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:18:42.43 ID:qfCRuEEUO

ハッピー「黄瀬さん……ううん、キュアピース」

ピース「星空さん……キュアハッピー……」

サニー「3人目のプリキュア……! まさかやよいが変身するなんて……」ハッ

サニー「(まさかっ! ハッピーは最初からこれを狙って……!)」

ハッピー「……か」

サニー「ッッッ! ハッピー……」ゴクリ

ピース「か……?」ゴクリ

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ハッピー「かわイィィイ─────ッッ!! ねえねえねえピースってばスッゴクキャワイイィ〜!!」キャルルルゥン


ピース「ふぁっ!?」

サニー「」

アカオーニ「」

アカンベェ「」

キャンディ「あ、いつものハッピーに戻ったクル〜」

185 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:19:27.36 ID:qfCRuEEUO

ハッピー「ねえもーいっかい! もーいっかいさっきのやって! ぴかぴかぴかりん じゃんけんポン!」

ピース「え、あ、ぴ……ぴかぴかぴかりん、じゃんけんポン♪」キャルッ

ハッピー「あああああああああ!! うわぁァアアアアア!! とってもとってもとってもとってもとってもとってもキャワイイヨォォォォォォォ!?」キララァン

ピース「あ、あのぉ〜……」

ハッピー「……ンンン? ああ〜ごめんねェ〜? あんまりにもキュートだったものでつい、取り乱しちゃったよ」ゴホン

ハッピー「オメデトウ、キュアピース。わたしの声が届いたんだね♪」

ピース「あ、うん……。ハッピーの心からの声が、わたしの心に、しっかり響いたよ」

186 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:20:06.37 ID:qfCRuEEUO

ピース「おかげでわたしも『覚悟』ができたよ……ほんとにありがとう……!」

ハッピー「うんうん、これからもよろしくね♪ ピース!」ハッピー

ピース「うん!」ピース

ハッピー「ねえねえピース、それよりもせっかくプリキュアになれたんだからさあ」

ピース「ふぇ?」

ハッピー「『あれ』……いっしょにぶちのめそうよ……?」


ニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブ


アカンベェ「べっ……!?」←あれ

ピース「え、えっ!? ぶ、ぶちのめ……ええっ!?」

187 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:20:48.60 ID:qfCRuEEUO

ハッピー「サニーは必殺技をミスってへばってるし」

ハッピー「ピースの技が『今』もっとも必要なンだよね……わかる?」

ピース「ゴ……ゴクリ……う、うん」

ハッピー「だいじょうぶ……ピースならできるよ……。ほんのチョッピリ『気合い』を入れればいいんだ……このパクトにね。そうすれば力が出現する」

ハッピー「ピースだけの『力』だよ……。わたしは今、それに期待してるんだ……期待を」

ニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブ

ピース「(……プ)」

ピース「(プレッッシャァァ〜……!?)」


188 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:21:55.35 ID:qfCRuEEUO

ハッピー「」ニコニコ

ピース「(これは! ……外せないィイ〜!? だって、だってだってもし、もしもだよ、もしわたしの力がたいしたモノじゃあなかったら)」

ピース「(ハッピーの『期待』を裏切るモノだったらッッ!)」ホワンホワンホワーン

ニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブ

ハッピー『あ? なんだ今のカスみたいな技は? それはどういう意味だ? つまり、え? その行為の意味はよォ?』

ハッピー『ピース? わたしはピースの事完全に信頼して協力してやろうっていうのに、ピースはその心を無視してずる賢こくごまかそうとしてるって事だな?』

ハッピー『この行為はそーゆー事か? そーゆー意味なんだな? おい!』


ハッピー『二人の関係はおしまいなのかァ─────ッ!! 答えろォォォォォォ─────ッ!!』ウバシャアッ


ニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブ


ピース「(ッッッッてなるよねェエ〜ッッ!? なんでだろう、なぜかそーなる予感がするよ〜っていうかそーなる!)」ガタガタガタガタ

ハッピー「どしたの?」ヒョコ

ピース「おっぱアアアア─────ッ!?」ビクゥーン

189 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:23:44.26 ID:qfCRuEEUO

ハッピー「もしかしてピース……怖かったりするゥ? あーだいじょーぶだよーだいじょぶ。わたしも最初はこわかったもん。でも怖がらずに試してやってみれば」

ピース「やりますやります! いえ、ぜひともやらせてくださいィイ〜! だから殺さないで〜!?」

サニー「いや、殺すってアンタ」

ピース「恐怖はァア! 乗り越えるためにあるッ!! この目の前の恐怖を乗り越えて、わたしは生を勝ち取るゥウ〜!」グワッ

ニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブ

キャンディ「パクトに気合いがたまっていくクル〜」

サニー「いや、気合いっていうか生への執念的ななにかやん」

ハッピー「つまり、幸福!」

サニー「なんでやねん!!」ビシ

190 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:30:20.17 ID:qfCRuEEUO

ピース「いっくよ〜! 恐怖よあっちに行きなさい!」カアアッ


ピース「プリキュア! ピィィィスッッサンダー!!」ズバァアアアアアーーーーッッ


アカンベェ「アバァアア─────ッ!?」バリバリバリィィ


サニー「こ、これは雷や!?」

キャンディ「ピースの力はかみなりクル〜!」


ポッシュゥゥゥ


アカオーニ「ちいっ、まさかこうも簡単にやられるとは」

アカオーニ「次はようしゃしないオニ!」シュン

ピース「ハァ、ハァ、や、やった! できたァア〜!」

ピース「ハッピー! ハッピーの言う通りにやったらできたよ! ねえハッピー……!?」


ハッピー「」ブスブスブス


ピース「ハッピィィィイィイイイ!?」

サニー「あかん、黒こげやァァアアア!?」

191 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:31:09.89 ID:qfCRuEEUO

キャンディ「恐怖のもとのハッピーにも電気がとんだクル」

サニー「落ち着いて分析しとる場合かァア─────ッッ!?」

ハッピー「」ムクゥリ

ピース「あ」

ハッピー「……」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ピース「ハ、ハ、ハ、ハッピィイ〜……。ぶ、無事だったんだ! よかったネ……?」

ハッピー「ピース」

ピース「ハピィイイッ!?」

ハッピー「ピースのこと……『やよいちゃん』て呼んでも……いいかな?」

ハッピー「わたしたち……もう『ともだち』だもんね?」

ピース「はいいっともだちっ、ともだちですぅ〜! 『星空さん』のいいい言う通りですゥ〜!?」

ハッピー「『みゆきちゃん』」

ピース「みみみみゆきちゃんッ! みゆきちゃんでしたあっっ!」ビエエ

サニー「なに泣いてんねん」

ピース「泣くよ!? 誰でも泣くよ〜!」

192 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:31:47.96 ID:qfCRuEEUO

ハッピー「ふふ、ふ、やよいちゃん……やよいちゃん……」ブツブツ

ピース「あひぃっ!?」

ハッピー「やよいちゃん……やよい……やよい〜ん……」ブツブツ

サニー「み、みゆき……!?」

ハッピー「やよい〜〜〜〜〜ん、やよい〜〜〜〜〜ん♪」

ハッピー「やよいッ!!」バッ


ハッピー「やッよィヒヒィィ〜〜〜〜〜ン!」クワッ


ピース「あヒヒィィイ〜!? みゆきちゃんッ!?」ダッ

193 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:32:15.30 ID:qfCRuEEUO

ハッピー「やッよィヒヒィィ〜〜〜〜〜ン!!」ズドドドドド

ピース「ごめんなさぁい! だから追ってこないでェエ〜〜〜〜〜ッッ!?」ズドドドドド


キャンディ「やれやれクル」

サニー「こんなんでウチらやってけるんやろか……」



←TO BE CONTINUED……////
194 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/11/23(金) 19:33:18.52 ID:qfCRuEEUO
とりあえずここまで
JOLENEは名曲
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/24(土) 04:28:19.93 ID:Anx/OzaUo
笑った乙
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/25(日) 14:30:06.14 ID:7GH8gWor0
乙ッ!
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/28(水) 11:37:55.28 ID:jxb4qRWMO
原作のセリフの活かし方に覚悟をかんじる
198 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:00:48.57 ID:ecq49QHVO
投下します
199 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:02:05.00 ID:ecq49QHVO

【Brio Solare】……イタリア語で太陽サンサンを意味する

200 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:03:04.94 ID:ecq49QHVO

黄瀬やよいを3人目のプリキュアとして迎い入れ、数日が経過ッ!


みゆき「わー! ねえねえねえやよいちゃん、これってもしかしてキャンディの『キャラ弁』ってのじゃあないの?」

キャンディ「キャンディの顔クル〜♪」

やよい「えへ……作ってみたくって」テヘヘ

みゆき「自分で作ったの!? スッごぉい!」

あかね「へへ、ほな味見〜!」ヒョイ

キャンディ「あっ、キャンディを食べちゃダメクル〜!」プンスカ

あかね「ん! ……これめっちゃ美味しいやん!」モグゥ

やよい「え、そっ……そうかなァァアアア〜? なんだか照れちゃう……」テヘェ〜

201 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:03:53.76 ID:ecq49QHVO

みゆき「わたしも食べる〜!」キャピ

キャンディ「キャンディも食べるクル〜♪」キャピイ

みゆき「えー、さっき食べちゃダメクル〜て言ってたじゃん!」

キャンディ「それはそれクル!」

みゆき「なにそれェ〜?」キャハハ

やよい「どうそどうぞ〜♪ おすそわけだよ〜♪」

「ねえちょっと、あなたたち」

みゆき「はぃい?」クルゥリ

やよい「ひ……」ビク

202 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:04:36.00 ID:ecq49QHVO

パイセンA「悪いけど移動してくれない?」

パイセンB「ここはわたしたちの場所なんだけど」

やよい「え、え……」ビクビク

みゆき「……あのォ〜……」

パイセンA「ランチなら他でもだいじょうぶでしょ?」

あかね「……なんなんですかいきなり。急に他んとこ行けやなんて」

パイセンA「……ハァ〜……。あのね、わたしたちはいつもここで食べてるの。だから退いてくれって優しく『お願い』してあげてるの」

パイセンB「Do you understand ?」

みゆき「……」イラ

203 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:05:32.12 ID:ecq49QHVO

あかね「そんなん早いもん勝ち違うんですか?」

パイセンA「なに? あなた2年でしょ? 先輩に席を譲るのが礼儀ってものじゃないの?」

あかね「センパイ言うても歳いっこしかかわらんとちゃいますか〜?」ケロッ

パイセンB「……なんですって」ギロォ

やよい「ひィィ〜……」オドオドォ

みゆき「よちよちやよいちゃん……」ナデナデ

「センパイ……それは余りにも『ワガママ』なんじゃあないですか……?」

みゆき「!!」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

なお「たとえセンパイでも……後からやって来て場所を横取りするってのは〜……おかしいと思いますよ?」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

みゆき「緑川……なおさん……ッ」ゴクリ

204 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:07:09.16 ID:ecq49QHVO
なお「ここは『学校』の『中庭』……『学校』の場所ってことは『みんなで仲良く』使うのが」

なお「『筋』だと思うんですが……そこんとこどうですか? 『先輩』」

パイセンAB「……」ムッ

あかね「へェ、なかなか言うやん」ホホゥ

やよい「」ガタガタ

みゆき「(緑川なおさん……クラスで最もパワーとスピードに優れた体育会系女子。特にスピードはあかねちゃんを凌駕する逸材……)」

ソノトオリダヨ
アッ イリエセイトカイチョウ

みゆき「(前から目をつけてたけど……向こうから来てくれるなんて、これは何かの『引力』を感じざるを得ないよッ!)」

205 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:07:58.44 ID:ecq49QHVO

ガッコウハミンナノバショダカラネ ネッ?
ソウネ イイスギタワ ゴメンナサイネ
ア,イエイエ コチラコソ

みゆき「(人の出会いは『引力』ッ! 則ち『運命』ッ! わたしはこの引力に従ってみるよッ!)」

ソレジャアネー
アッ カイチョウモランチデスカー

みゆき「(もし彼女に資格があるとしたら……迷うことはないね……)」

あかね「いやぁ、なおのおかげで助かったわ! ほんまありがとなー」

なお「わたしは当たり前のことを言っただけだよ。それじゃあこれから自主練があるから」

ガシィッ

なお「!?」

みゆき「緑川さん……さっきはどうもありがとう」ニコニコ

なお「星空さん……?」

206 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:08:54.68 ID:ecq49QHVO
みゆき「ぜひお礼がしたいんだけど、いいかな……? 立ち話もなんだからここに座ってさ……。お茶でも飲んで……」カチャ

ジョボジョボジョボ

みゆき「お話でもしようよ……」ニコォ

なお「……!!」ビク

あかね「ああ……こりゃあかんわ……」

やよい「みゆきちゃんに気に入られちゃったー……」


その日の夜ッ!


みゆき「4人目のプリキュアは緑川はん、あんさんや! ……ってしたいとこだけどォ〜」

みゆき「プリキュアのことないしょならどー考えても誘えないよね……。ねえキャンディ、ほんとーにプリキュアの秘密って守らなきゃダメ?」

キャンディ「とーぜんクル! プリキュアは誰にも秘密じゃないとダメクル〜」

207 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:09:29.54 ID:ecq49QHVO

みゆき「……バレてなんか困ることあったっけ?」

キャンディ「それは〜……」

みゆき「……」

キャンディ「……えと、あれ? もしかして」

みゆき「ないね」

みゆき「敵にバレるとあぶない云々もオオカミさんたちにバレてる時点で意味ないしー」

キャンディ「ぐぬぬ」

みゆき「……よーし、明日はお休みだし、直接プリキュアになってって頼んでみよーっと!」

キャンディ「クル〜♪」

208 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:09:58.69 ID:ecq49QHVO
みゆき「あ、そーだ! そろそろごはんにしなきゃ。おかあさんごはんまだかなあ」グキュルル

キャンディ「みゆきのごはんはおいしいからたのしみクル〜♪」

みゆき「あはは、キャンディなに言ってるの? ごはんはいつもおかあさんが作ってるじゃない」

キャンディ「クル??」

209 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:11:06.17 ID:ecq49QHVO

翌日! 土曜日ッ!!


みゆき「今日もお日様ボンジョルノ〜! 緑川さんに会いに行こ〜!」ルンルン

キャンディ「みゆきとおでかけクル〜」

みゆき「緑川さんのようなフィジカルバリバリィィな女の子が入ってくれれば心強いよね♪」スタスタ

みゆき「うまく誘えればいいなあ。……あかねちゃんとキャラがかぶる気がしないでもないけど」スタスタ

みゆき「プリキュアは全部で5人。あと2人……早く集めなくっちゃあね……」スタスタ

キャンディ「みゆきみゆき〜!」ピョン

みゆき「どしたのキャンディ」

キャンディ「そういえばここどこクル〜?」

みゆき「えー? どこってそりゃ……」

みゆき「……あれぇ、ここどこだっけ?」ハッピー


……
…………

みゆき「も、もしかして〜……迷っちゃったァア〜?」
210 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:11:48.26 ID:ecq49QHVO

キャンディ「みゆき、知らないのにおそと出たクル!?」

みゆき「だ、だってだって、引っ越してきたばっかりだったしぃ」オロオロ

みゆき「どうしよ、迷子になっちゃったよう……」オロオロ

なお「あれ? 星空さん?」

みゆき「!!」

なお「やっぱり星空さん! 家この辺なの?」

みゆき「あなたは『引力』を信じるタイプゥウウウウウ!!?」ガバァ

なお「わああああああ何!? なんなの!?」

211 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:12:46.51 ID:ecq49QHVO

……


なお「ここを曲がればすぐに家だから。……あの、平気? やっぱり持とうか?」

みゆき「へ、へっちゃらだよ〜。これくらい手伝わせて♪ ……うう、重い……」グググ

なお「だいじょうぶかな……。あ、ここがわたしの家だよ」

みゆき「ほんと? た、たすかった……。ここで話があって会いに来たんだよー」

なお「話?」

みゆき「うん、実は緑川さんにプリキュアに……」

『なおねーちゃーん!! おかえりー!』

みゆき「ふぁっ!?」

なお「ただいま。ほら、こっち並んで」

ゾロゾロ

みゆき「こ、こ、この子達はッ!?」

なお「こっちからけいた、はる、ひな、ゆうた、こうた。ほら、あいさつ!」

『こんにちは〜!!』

みゆき「ひゃっ! こ、こんにちはァ〜♪」

なお「この人はおねえちゃんの友だちの星空みゆきちゃんだよ」

212 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:13:44.66 ID:ecq49QHVO

ワー ワー
ミユネエチャーン

なお「星空さんここまでありがとう。よかったらお昼食べてく?」

みゆき「え、いーの!? それじゃあお言葉に甘えてェ〜♪」グキュルル


……
………

緑川家ッ!


ジャー
トントントン


みゆき「ふーむ、これは玉子焼きの匂いとみたねッ! ……緑川さんも料理できるんだねぇ、なんだかわかる気がするよ。どことなくおかあさんみたいなふんいき出てるし」フムゥ

チョイチョイ

みゆき「ん?」

ひな「おねえちゃん、あそぼ!」

ゆうた「あそぼあそぼー!」グイグイ

みゆき「わ、わ、わ」ググィィ

213 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:14:25.37 ID:ecq49QHVO

なお「あー、こら! お客さまに迷惑かけないの!」ヒョコ

みゆき「あ、だいじょぶだいじょぶ! こどもと遊ぶのダイスキだから〜!」ハッピー

けいた「みゆねーちゃん、なんかおもしろいことやってよー」

みゆき「えー、おもしろいことォ〜? そうだなあ……」

みゆき「ん〜……あ、じゃあ〜これとかどうかな?」スッ

はる「あーさくらんぼだ〜」

214 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:15:22.37 ID:ecq49QHVO

みゆき「やったことある? 口のなかでさくらんぼ食べるとき、枝からタネを取っちゃあいけないの」ニコォ

みゆき「指を使っちゃダメ……しかも二連のさくらんぼでやるんだよ」パク

けいた「そんなんできんの〜?」

みゆき「あ、ちょっとまってね」モゴモゴ


みゆき「…………」モゴモゴ


みゆき「…………………」モゴモゴモゴォ


みゆき「はいできた。ほら、タネつけたまま……たべた」レロォ

ひな「すごーい!」

ゆうた「うおおッ! ねーちゃんすげェエ〜!」

215 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:16:50.72 ID:ecq49QHVO

みゆき「えへ〜、そう? そうお? わたしったらスゴい?」ゴクン

はる「スゴいスゴいッ!」

みゆき「んフフ〜♪ それじゃーあ次はもっと『スゴいこと』」

みゆき「しちゃおっかなァア〜!!?」ゴソゴソ

ズラァアアッ

みゆき「シガレットココアを5本口の中に立てたままオレンジジュース飲んじゃいます!」ゴクゴク

ウワー
ホントニヤッター スゲー
スゲーケド キモイ
デモスゴーイ

みゆき「みんなもやってみるー? これやるのにはちょっとコツがあってね」

こうた「やるやるー!」

みゆき「まず下顎に一本目を入れ─────ッッ!?」ビクゥーン
216 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:18:11.36 ID:ecq49QHVO

みゆき「……」ウツムキィ

こうた「みゆねーちゃん、どしたの?」

みゆき「とうおるるるるるるるるるる!」グリン

こうた「ひゃっ!?」

みゆき「とうおるるるるるるるるるるん……あれぇ〜? こんな時にボスから電話だよ〜。どっからなってるのかな」

はる「でんわー? なんのこと?」

みゆき「えぇーみんな聞こえないの? こんな近くでなってるじゃないの」

みゆき「とおおるるるるるるるるるるるるる!」

みゆき「ホレ! 鳴ってるよッ聞こえるでしょォォ〜〜〜〜〜〜〜? どっかに電話があるはずだよッ!」ゴソゴソ

みゆき「あー! あったあった! 電話だ電話ァァ〜♪ ガチャリ」つ人形

ひな「あ、それわたしの……」

ゆうた「おねーちゃん、それなんかのギャグ?」

みゆき「はい、もしもしみゆきですぅ。もーボスったらいきなり電話かけてくるんだもん。びっくりしちゃったよォ〜」

217 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 00:23:39.84 ID:ecq49QHVO


みゆきよ……聞こえるかみゆきよ……


みゆき「うんうん、聞こえてるよ〜」


……食事の前に……


みゆき「え〜?」


食事の前に……甘いものを食べてはいけませんと……前にも言っただろう……。仕方のない娘だ……


みゆき「あっ……! そーだよそーだった! ボスとの約束だったねー。ゴメンねボス〜。誉められてつい調子に乗っちゃったよー」


うむ……わかれば良いのだ……かわいいみゆきよ……自分の身は大切に……それが幸福の条件だからな……


218 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 06:49:19.90 ID:ecq49QHVO

みゆき「うん、ありがとねボス! ……はい、それじゃーまたねェエ〜! ガチャ」

みゆき「……電話急に借りちゃったねひなちゃん。はいこれ」つ人形

ひな「……」

みゆき「そろそろごはん出来る頃かなー? おねーちゃん、ちょっと見てくるよ〜」トテテ

はる「……?」

ゆうた「ひなー、それ電話?」

ひな「えー、もちもち?」つ人形


……
………

219 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 06:50:10.64 ID:ecq49QHVO

昼食後、河川敷ッ


けいた「みゆねーちゃんそっち行ったよーオアアッ!」ボムッ

みゆき「こっちこっちオアアア─────ッ」

なお「悪いね、片づけまで手伝わせてしかもみんなと遊んでくれるなんて」

みゆき「いいよいいよー! こっちも楽しいしッ! オアアッ オアッ」

こうた「オアアッ!!」

なお「さっきから思ってたけどそのかけ声は一体……」

みゆき「緑川さんもやろーよ!」

けいた「そうだ、ねーちゃんが入ればおもしろくなるぞオアアッ」

ひな「オアアッ!」

なお「そうだなー。それじゃちょっと揉んでやろっかね」

みゆき「やったやったオアアッ!!」

なお「だからそのかけ声はなに!?」

キャンディ「……」ニンギョウノフリィ


220 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/02(日) 13:22:59.13 ID:ecq49QHVO

十分後ッ


みゆき「い、い、一点どころか、ボールにすら触らせてくれないなんてェェ……」ゼハァゼハァ

ひな「しかも一人だけで……ねーちゃん容赦しなさすぎ……」

なお「フッフフ、この緑川なお容赦せん……たとえ遊びであっても、直球勝負!」

みゆき「うー……今度は負けないもん。わたしたちの絆パワーを見せてやるんだから! みんな、行くよ!」

みんな『YES!!』ビシィッ

キャンディ「(それはちがうとこのプリキュアさんクル〜って、心の奥でクールに言うクル)」

アカオーニ「ふん、なにが絆オニ。そんなもの俺様がバッドエンドに染めてやるオニ!」

みゆき「あ!」

221 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 10:12:09.67 ID:8dUMos0RO

なお「な、なんだあの赤い人」

キャンディ「バッドエンド王国クル!」ピヨーン

なお「タヌキがしゃべった!?」

アカオーニ「世界よ! 最悪の結末(以下略」ベッタァアー


けいた「たのしくない……」ドヨォン

はる「帰る……」ドヨォン

なお「家族……そんなのいつかバラバラになる……」ドヨォン


みゆき「ちょっとみんな!? いくらなんでも変わりすぎじゃないのォ〜!?」

222 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 10:13:00.46 ID:8dUMos0RO
アカオーニ「ふん! それがコイツらの本音オニ。家族だの絆だの、言うだけなら簡単だけどしょせんはこんなもんだオニ!」

みゆき「みんなしっかりしてよォオ〜!」

アカオーニ「よいこはいねーか! 邪魔すんじゃねーオニ!」ズシン

みゆき「わわわっ!?」アタフタ

みゆき「この……!」

アカオーニ「次におまえは『それを言うならわるいこはいねーかだこのスカタン』というオニ」

みゆき「それを言うならわるいこはいねーかだこのスカタン! ……ハッ!」

アカオーニ「わはは、引っかかったオニ!」ゲラゲラ

みゆき「こっ、このォオ〜〜〜〜!!」

アカオーニ「……プリキュア、おまえが今『独りぼっち』なのは理解しているオニ」

みゆき「……!!」

223 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 15:43:53.20 ID:8dUMos0RO

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

アカオーニ「だからこそ『今』を狙ったッ! オニ! 一人の時を狙ってッ! どうだおどろいたかオニ!?」

アカオーニ「一人だけで果たして勝てるかなァア〜!? オニ!」

みゆき「(こッ……この赤鬼さん、単純だけど『マヌケ』じゃあないッ! プリキュアの数が増えてきている今だからこそ、一人の時を狙ってきたッ!)」

アカオーニ「とくにキュアハッピー、おまえ、人には言えないふしぎな力を持っているんじゃあないかオニ? この前の戦いで思い知らされたオニ。だから慎重に、確実に倒すオニ」

みゆき「ううっ」

アカオーニ「さーどーするオニ!? ここにはおまえの自慢の仲間はいないオニ!」

アカオーニ「いでよアカンベェ!」バッ


アカンベェ「アカンベェ〜!」


みゆき「サッカーゴールがアカンベェになったァア〜!?」

224 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 15:44:43.10 ID:8dUMos0RO

キャンディ「みゆき〜! 早くするクル〜!」

みゆき「ってそうだそうだ! 驚いてる場合なんかじゃあないッ! 変身するよ!」サッ


みゆき「プリキュア! スマイルチャージ!」レディー!!


省略ッ!


ハッピー「キラキラ輝く希望の光ッ! キュアハッピィィィィィ!!」ドギャァアアン


ハッピー「いっくよぉおお〜!!」ズドドド

アカンベェ「フゥン!!」バサァッ

ハッピー「あるぇ!? と、と、と」キキーッ

アカンベェ「アカンベェ〜!!」バッサバッサ

ハッピー「飛んだァア〜!? そんな、ズルいよ〜!」

アカオーニ「バカめ、そんなの飛べないのがわるいオニ! やれ、アカンベェ!」

アカンベェ「ンベェッッ!!」ズドドド

ハッピー「うわあボール攻撃ッ! ってバレーのアカンベェの時と同じ〜!?」

アカオーニ「おまえの弱点が射程距離の短さだなんてことはウルフルンから聞いてるオニ! まねっこは気に入らねーがこれが一番オニ!」

アカオーニ「そら、このままなにも出来ずにぶっつぶれろォォォォ!! オニ!」

ズドドドドドドドドド!!!!

ハッピー「うっ……ウワァァァァァァ!!?」ズドドドドドド

225 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 15:45:51.58 ID:8dUMos0RO


シュウウウ……


アカオーニ「よーしッ! これでいっちょうあがりオニ! キュアハッピーはこれで再起不能ッ!! スマイルプリキュア完ッッ!」

ハッピー「ううう……」

アカオーニ「ああーん?」

ハッピー「ま、まだ、まだだよ……」ヨロッ

アカオーニ「なんだァア〜!? まだ再起不能になってなかったオニ? しつっこいやつオニ!」

ハッピー「み、緑川さんたちをバッドエンドになんか、させないんだから……!!」フラフラ

226 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 15:46:27.12 ID:8dUMos0RO

アカオーニ「コイツはけっさくオニ! 自分より他人の心配してるオニ! 今にもくたばっちまいそうなくせに!」

ハッピー「バッドエンドなんて……幸福からもっとも遠ざかった場所にあるカスにも劣る境地なんて、誰も望んでないッ!」

ハッピー「だからわたしは最後まで戦い抜くッ 幸福のためにッ!」バァアーン

アカオーニ「だまれ虫けらにも劣るちっぽけなお子さまがッ!」

アカンベェ「アカンベェ〜!!」シュルルルルル

ハッピー「こ、これは……!?」

ハッピー「ネット! サッカーゴールのネットがまるで獰猛な毒蛇のようにわたしの体に巻きつき、縛り上げてくる!?」グルルルルルゥ

ビタァアーン

ハッピー「ぐわっ! う、動けない……!?」ジタバタ

227 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 15:48:00.24 ID:8dUMos0RO

アカオーニ「なにかされるとうっとおしいオニ。これで今度こそぶっつぶれろオニ!」

アカンベェ「アカンベェ〜!」


ズドドドドドドドドド


ハッピー「ぐうううッ! ダ、ダメ、避けられな」

ハッピー「あ……ッ!?」


ドッギャオオオン!!


アカオーニ「よォォォォしッ! 完全に止めをさしたオニ! これで今度こそ」


「アンタの次のセリフは『スマイルプリキュア完ッ! オニ!』 と言う」


アカオーニ「スマイルプリキュア完ッ! オニ! ……ハッ!」


228 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 15:48:43.48 ID:8dUMos0RO


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


サニー「ハッピー……またせたな」バァアーン

ハッピー「サニィィィィィィッ!!」

ピース「遅れてごめんねっ!」バァアーン

ハッピー「ピィィィィィィスッ!!」


アカオーニ「な……なんでだオニ!? プリキュアが3人じゃない時をわざわざ狙ってやって来たって言うのに」

アカオーニ「なぜプリキュアが揃ってるオニィィィィィ!?」

229 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 15:49:23.32 ID:8dUMos0RO

サニー「教えたるわ……確かにうちらの『絆』はたしかにまだそんな固ないけど」

ピース「1度つながった『絆』はたとえバラバラにほどけても、いずれまたひかれあい絡み合う! まるで『引力』のように……」

ピース「だよね? ハッピー!」ピース

ハッピー「サニー……ピース……! ……うん、そうだよ!」

ハッピー「わたしたちは『引力』によって巡りあった者どうしッそのつながりをどうこうしようなんてできないよッ!」バァアーン

なお「……」ハッ

なお「引、力……!」ググッ

230 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 15:51:13.84 ID:8dUMos0RO

ハッピー「あ、緑川さん! もとに戻ったんだね。よかったー!」ハッピー

なお「あれ、星空……さん?」

ハッピー「またバレたァァァァァ!? なんでみんな正体わかっちゃうの!?」

サニー「その濃すぎるキャラは隠せっちゅうのがムリってもんやで」

ピース「そうだねー」

アカオーニ「くだらないオニ! なにが絆オニ、ほどいても元にひかれあうと言うならッ!」

アカオーニ「2度と惹かれ合わないように、その絆もろとも鳥のはねをむしるように、一センチ四方の塊にしてくれるオニ! いけ、アカンベェ!」

アカンベェ「アカンベェ〜!!」グワッ

231 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 15:52:34.20 ID:8dUMos0RO

ハッピー「しまった!! そっちの方向はァァ〜!!」ジタバタ

サニー「あかん、アイツなおたちを狙っとる!」

ピース「や、やめてェエ〜!」


バッ!!


なお「家族はバラバラにならないッ! わたしは『引力』を信じるッ!!」ドン


ハッピー「緑川さん!?」ハッ

なお「星空さん、あなたたちの言う『引力』、言葉だけでなく『心』で感じられたよ」

なお「たとえ離ればなれになっても、1度つながった絆は再び人を、家族を繋げる! その引力を否定することは誰にもできないんだッ!」

なお「もうわたしの心に一点の曇りもないっ! わたしはわたしの家族を守るために、戦いを選ぶッ!」

232 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 15:54:20.19 ID:8dUMos0RO


ビッカァア──────ッッッ!!


なお「うわっ!?」

ピース「こ、これはァア〜!?」

サニー「まさかッ!」

キャンディ「四人目のプリキュアクル〜!」

なお「うわっ、な、なにこの……タヌキ?」

キャンディ「キャンディたぬきさんじゃないクル〜!」プンスカ

キャンディ「なお、このスマイルパクトに(以下略」

なお「よ、よーし、なんだかわからないけど、直球勝負だッ!」

233 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 15:55:04.56 ID:8dUMos0RO

なお「プリキュア! スマイルチャージ!」レディー!



省略ゥウッ!



マーチ「勇気リンリン直球勝負! キュアマーチ!!」ドバァアーーン



ハッピー「キュアマーチッやっぱり緑川さんが、四人目のプリキュアやったんやァア─────ッッ!!」ドギャァアン

サニー「ハッピー、なんで急に関西弁?」

マーチ「これが、これがわたし…!?」モフモフゥ

ピース「わあ、気持ち良さそうなトリプルテール。もふもふだよぅ♪」モフモフゥ

ハッピー「ねえねえわたしにもさわらせてぇーん♪」モフモフゥ

マーチ「ひゃあっ!?」

サニー「あんたら今そんなことやっとる場合かーい!」ビシィッ

234 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 15:55:40.42 ID:8dUMos0RO


アカオーニ「ち、ちっくしょぉ〜! プリキュアが四人になっちまったオニ!」


四プリ「!!」


アカオーニ「こーなったら小細工はいらんオニ! パワーでごり押しだオニ〜!」

アカンベェ「アカンンン〜ベェエイイッッ!!」


ズドドドドドドドドド!!!


ハッピー「ま、またあのボール攻撃ッ! しかもさっきとはけた違いの量だよッ!」

サニー「だいじょうぶや! こっちは四人、みんなで弾けばなんとか」

マーチ「いや、ここはわたしに任せて」

ピース「マーチ!?」

235 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 15:56:27.56 ID:8dUMos0RO

ババッ

マーチ「教えてあげるよッ! ボールの『蹴りかた』を!」コォォォォォォ

アカオーニ「なにっ!?」




マーチ「オォオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!」ドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコ



サニー「な、なんやァアあれはッ!?」

ピース「すさまじい蹴りの連打がボールを次々と弾いていくゥウ────ッッ!」

ハッピー「思った通りのパワーとスピード!! まさに蹴撃の嵐っ! マーチ・シュート・テンペスト・アタックと名付けるよッ!」

サニー「ながっ」

236 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 15:57:16.91 ID:8dUMos0RO



マーチ「オラァッ!!」ドッゴォオーーン



アカンベェ「アカンベェ〜!?」

アカオーニ「な、なんてやつだオニ……全部弾き飛ばしてしまったオニ。ここは」


ハッピー「次にあなたは『いったん空に飛んで体勢を立て直せオニ』と言う」


アカオーニ「いったん空に飛んで体勢を立て直せオニ! ……ハッ」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ハッピー「ここでチャンスを見逃すほどわたしは甘くないよ? Do you understand ? 」

アカオーニ「し、しまっ────」

ハッピー「行くぜダメ押しッッ!!」


237 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 15:57:52.79 ID:8dUMos0RO


ハッピー「ウゥウルトララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララ!!!」ドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコ


ハッピー「HAPPYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYEAHHHHHHHHHHHHHHHH─────ッッ!!!」ドッッグァオォォーーーーン


アカンベェ「ヤッダーバァアァァァァアアアアア!!!!」ズギューン

ポッシュゥゥン……


238 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 15:59:47.26 ID:8dUMos0RO
……
…………


みゆき「あの、緑川さん」

なお「『なお」でいいよ。みゆきちゃん」

みゆき「……!」パァアア

なお「わたしたち、いいチームになりそうだね」

なお「それも『引力』なんだよね? ……だったら、わたしはその引力を大切にしたい」

みゆき「そ、それじゃあ」

なお「わたしはみんなの仲間になるよっ!!」ドン

みゆき「やったァァァァッッ!!!」ピョーン

やよい「これでプリキュアは四人集まったね!」

あかね「よーし、今日はうちの店でお好み焼きパーティやッ!」

キャンディ「クル〜♪」


 バ ァ ア ア ア ア ア ア ア ン


四人目のプリキュア、キュアマーチを加え、ついにあと一人となったスマイルプリキュア! 

次なる『引力』に惹かれるのは果たしてどのような人間なのだろうか?



←TO BE CONTINUED……////
239 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/03(月) 16:05:01.86 ID:8dUMos0RO
投下はいったんここまでです
つづきははもうすぐ出来ます
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 18:14:15.35 ID:JE1jam73O
乙です
次の更新が楽しみ
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 18:46:15.81 ID:9xTWIlrho
乙乙
242 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 01:47:50.54 ID:0jLUWhvzO
投下します。今回はちょっと長めです。
243 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 01:48:23.02 ID:0jLUWhvzO


【Bellezza】……イタリア語で『美しい人』を意味する


244 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 01:49:07.32 ID:0jLUWhvzO

星空家ッ!




みゆき「ふかァアアァアアア……Zzz……」ムニャァ


……ゆき……みゆきよ……


みゆき「くぽォォォォ……とぅるるるるる………るん」ムニャムニャ


起きなさい……みゆきよ……朝だぞ……朝ですよ……


みゆき「るるんッ! るるるんッ!……ぐかー」ムニャ


『遅刻』してしまうぞッ! 早く起きるのだみゆきよォォォォ!!


みゆき「ぱうッ!?」ビクゥーン

みゆき「あきゃあああああ!?」ガバァ

245 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 01:49:35.54 ID:0jLUWhvzO

キャンディ「クル〜? みゆき、どうしたクル」ムニャムニャ

みゆき「ちちちち遅刻ッ! もうこんな時間ッ! 『遅刻』 しちゃうよォオ〜!!」ドタバタ

246 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 01:50:16.66 ID:0jLUWhvzO

七色ヶ丘中学ッ!



みゆき「本日も遅刻ギリギリィイッ! もーわたしってなんで朝起きられないのかなァア〜?」

キャンディ「早く寝ても夜更かししても結局寝坊するクル。みゆきってふしぎクル〜」

みゆき「そ、そんなことないもん! はっぷっぷー。……ん?」プゥ

れいか「……♪」シャワァ

みゆき「花壇にいるあの人は……青木れいかさんッ!」

みゆき「早朝の花壇に水やりッ とても手慣れた様子……毎朝欠かさずに行っていると見て間違いないね」

みゆき「花に囲まれて優雅華麗に水をやるその姿は、さながら絵本の中からこの世界に飛び出してきた『水の妖精さん』ッ!」

れいか「そんな、水の妖精だなどと……恥ずかしいです」

みゆき「あれ!? き、聞こえてたのね〜……」

れいか「 ? あれだけ大きな声で話していれば聞こえるかと。……おはようございます、星空さん」

みゆき「おはよう、青木さん!」

247 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 01:51:07.02 ID:0jLUWhvzO

れいか「わたし、花が好きなのです。花に囲まれていると心が落ち着きますし、なにより綺麗なお花がたくさんあると」

みゆき「『みんなの気持ちもウルトラハッピーになる』と言う」

れいか「みんなの気持ちもウルトラハッピー……ハッ!?」

みゆき「えへへ〜♪」ニコォ

れいか「もう、からかってはいけませんよ?……でも、確かにそうですね♪」

みゆき「うんうん」

キーンコーンカーンコォォォォン

れいか「ああ、いけません! チャイムがなってます。さあ、星空さんも早く」グイ

みゆき「わわわ、そうだったッ! 急がなくっちゃあ!!」ダダダ


みゆき「(『青木れいか』さんか……思った通り、知性に溢れた物言いと行動。やっぱり……)」

れいか「(『星空みゆき』さん……転校初日からふしぎな感性をお持ちの方だと思ってはいましたが、花を愛でる清い心がある方でよかった)」

248 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 01:52:03.98 ID:0jLUWhvzO

昼食タイムッ!


みゆき「みんな……次のプリキュア……『5人目』に関してなんだけどね……」


ニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブ


やよい「ご、ゴクリ……!」

あかね「なんや気合い入ってんなァ……」

なお「それで、なにか心当たりでもあるの?」

みゆき「うん」

みゆき「その前に……みんな、聞きたいことがあるんだけどね」

みゆき「プリキュアになるための『資格』……それはいったいどういうものなのか、考えたことはあるかな?」

あかね「資格ゥウ〜?」

なお「そういえば、あまり深く考えたことなかったな〜」

249 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 01:53:11.44 ID:0jLUWhvzO

やよい「みゆきちゃん、その資格ってなんなの?」

みゆき「うん。これはわたしの考えなんだけど、資格には最低でも『みっつ』あって」

みゆき「まず一つ目はは『強い』こと。……体でも心でもいい、とにかく一本芯の通った『強さを』持つ人間であること」

みゆき「ここにいるみんなはプリキュアになるとき、何かしらの『強さ』を証明した人だと思うの」

あかね「確かに、言われてみればそうかもしれへん」

なお「みんな敵に『立ち向かう勇気』を振り絞ってる感じだもんね」

やよい「えへ……ちょっぴり怖かったけどね」

250 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 01:53:52.52 ID:0jLUWhvzO

みゆき「二つ目は『優しさ』。……これは言うまでもないと思うけど、みんなはわたしの……ううん、誰の目から見ても『優しい』人たちだと思うよ……。これは間違いない」

やよい「そ、そうかなあ? はっきり言われるとなんだか恥ずかしい」

あかね「顔がまっかやで」

なお「『優しさ』か……。わかる気がする」

みゆき「そして『三つ目』……これがある意味でもっとも重要だと思うんだ。前の二つよりもね……」

やよい「ゴクリ」

あかね「なんや、それは……」

みゆき「うん」

251 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 01:54:36.68 ID:0jLUWhvzO

みゆき「三つ目ッ それは『美しさ』ッ! これはあらゆる意味で優先される最重要事項ッ!」バァアーン

なお「へ? う、美しさって」

みゆき「プリキュアはッ! 『美少女』でなければならないッ! 箸にも棒にもかからない『並以下』では通用しない世界ッ!」

あかね「そんな身も蓋もない……。……ま、そうかもしれへんけど」

やよい「否定はしないんだ……」

みゆき「そしてわたしの目で判断したみんなのレベルはどれも『一流』ッ!」ビシー

252 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 01:55:19.88 ID:0jLUWhvzO

みゆき「『関西系ツッコミ美少女』あかねちゃん! 『あざといスイーツ系泣き虫美少女』やよいちゃん! そして『お姉さん系スポーツ美少女』なおちゃんッ! どれも隙のない布陣ッ!」

やよい「そ、そんなぁあ〜♪ 美少女だなんて、照れるよぉお〜」クネクネ

なお「やよいちゃん、微妙に貶められてない?」

あかね「うちだけなんか適当やないか!? なんやねんツッコミて!」

みゆき「『強く優しく美しく』ゥウ!! 花のプリンセスも言ってたプリキュアの資格ッ! これを満たす『逸材』をわたしは見つけました!」

やよい「おお〜!」ワクワク

あかね「なんやこのノリ」

253 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 01:55:55.34 ID:0jLUWhvzO

なお「で、誰なのさ、その『逸材』って」

みゆき「それは……」



弓道場ッ!



みゆき「青木さんッ! いっしょにプリキュアやってくださいィィッ!」ドゲザァッ

れいか「あの、まったく意味がわからないのですが」

なお「誰かとおもったらやっぱりれいかかー」

あかね「たしかに強く優しく美しくーを地で行っとるな」

やよい「ついでにスゴォく頭がいいッ! なんで同じ中学に通ってるのかふしぎだよォ〜」

あかね「それを言うたらあかん……」

254 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 01:56:49.61 ID:0jLUWhvzO

れいか「皆さんが嘘を言うようには見えませんが……」

みゆき「ウソじゃないんですゥウ〜! ほんとのことなんです! ほら、コレェ!!」バッ

キャンディ「クル〜♪」キャピィ

れいか「あら、これはまあ」

みゆき「こんなソーセージマルメターノが頭にくっついてるよーないきもの見たこと無いでしょッ!?」

あかね「みゆきも頭にコロネくっついとるけどな」

みゆき「なんか言ったかな」クルゥリィ

やよい「ひぃいっ!?」

キャンディ「キャンディはソーセージじゃないクル〜!」プンスカ

255 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 01:58:24.59 ID:0jLUWhvzO

れいか「これは……ずいぶんと珍しいカラクリ人形ですね」

みゆき「人形じゃないよ。これは妖精さんなの」

れいか「妖精とは……ふむ。……では、少し失礼します」ズズイ

みゆき「え? なになにそんなに近づいてェェ……?」

なお「あ」

ペロッ

みゆき「あきゃあんっ!?」

なお「あ〜……遅かった」

れいか「ふむ……この味は『ウソをついている』味ではないようですね」キリッ

みゆき「いーいーいー今のーはッ!?」アタフタァ

なお「れいかは汗をなめるとウソかどうかわかるんだよ。あまり使わないけど」

れいか「やだ……なおの前ではしたないことをしてしまいました」ポッ

あかね「ちなみに女の子限定やでー」

やよい「はかどる」シュバババ

256 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 01:59:13.72 ID:0jLUWhvzO

みゆき「な、なにその特技……これは意外な一面を垣間見た気がするよ〜……」

れいか「ウソではなく、どうやらふしぎなことが起こっていると理解はしましたが」

れいか「そのプリキュアの話……折角ですが、今はいそがしくて……」

みゆき「ダ、ダメ……かなァア〜?」

れいか「本当にすみません。今度隣の小学校で、生徒会主催の読み聞かせ会がありまして……」

みゆき「読み聞かせ? それって、もしかして絵本の?」

れいか「はい、童話の……『白雪姫』の話をします」

みゆき「白雪姫ッ! いいね〜! いいよそのチョイス……。王道で行くなんてさすがだねェエ〜♪」ハッピー

れいか「は、はい?」

なお「みゆきちゃん、なんだか火がついたっぽいね」

あかね「これはもしかすると……」

みゆき「わたし『たち』がお手伝いしても……いいかなァ〜? 楽しそうだし」

やよい「なるほど、そういう流れか〜」

257 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:00:18.36 ID:0jLUWhvzO

れいか「お手伝いですか……。実は、少し困ったことがありまして」

みゆき「うん?」



生徒会室ッ!



れいか「そうですか、会長の熱は下がらないようですね……」

みゆき「会長さん風邪引いちゃったの? 大変だね……」

れいか「はい。ですから、星空さんが手伝ってくれると言ってくれた時は本当にうれしく思いました」

みゆき「うんうん、だいじょうぶだよー! わたしたちに任せてくれればへっちゃらだよ〜」ハッピー

258 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:02:52.94 ID:0jLUWhvzO

なお「そうだね、それと朗読だけじゃなくて紙芝居でやればもっと面白いかも」

あかね「お、それええなあ。絵やったらやよいが得意やもんな」

やよい「えへへ♪ それじゃ、裏にも描いてクルクル回せるようにしよっかな」

あかね「ええやん、それ!」

れいか「あの、みなさん本当によろしいのですか?」

みゆき「いーのいーの! こんな楽しいこと中止にしちゃあもったいないよ」

みゆき「みんなで明日来るこどもたちををウルトラハッピーにしなくっちゃあねッ!」ハッピー

れいか「星空さん……ありがとうございます」

れいか「(エキセントリックな人だとは思っていましたが、優しさと行動力に溢れた素晴らしい方ですね。……純粋な人)」

みゆき「それじゃ早速始めちゃおう!」

259 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:03:33.85 ID:0jLUWhvzO

……
…………


バッドエンド王国ッ!



ウルフルン「ケェーッ!! 大口叩いてたわりにはだらしねーじゃねーかアカオーニッ!」

ウルフルン「いつの間にかプリキュアが四人に増えちまってるなんてよォオ〜?」

アカオーニ「ふんッ! 半分はお前のせいオニ。とやかく言われる筋合いはねーオニッ!」

ウルフルン「んんだとゴラッ!? ケンカ売ってんのかアアアッ!?」

アカオーニ「やるかダメ犬ッ!?」

やめなバカどもッ!!

260 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:04:07.89 ID:0jLUWhvzO

ウルフルン「あん!? ……ちっ、誰かと思えばよォォォォ〜。ばあさんじゃねーかよ」

アカオーニ「おまえ、今までどこ行ってたオニ?」

マジョリーナ「ふん、お前らのような脳筋どもと違ってあたしは忙しいんだわさ」

マジョリーナ「四人のプリキュア? ケェーッ!! 聞けば頭脳がマヌケそうな小娘四人になにビビってるんだわさ!」

ウルフルン「誰がビビってるだゴラッ!?」

マジョリーナ「ケケケッ! まあいいさ、今度はあたしがいくよ。プリキュアなんてちょちょいのちょいして、バッドエンドに叩っこんでやるだわさ!」

261 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:05:14.54 ID:0jLUWhvzO

読み聞かせ会当日ッ!!




みゆき「いよいよ本番……! き、緊張してきたァア〜……!」

あかね「言い出しっぺのみゆきがイチバン緊張しとるやん!」

やよい「みゆきちゃん、リラックスリラックス」

みゆき「そ、そォーだねッリラックスしないとね。そうだ、こんなときは素数をかぞえるんだ。素数を。2……3……5……7……」

なお「なんで素数……?」

なお「あ、そろそろ始まるよッ!」

れいか「本日は読み聞かせ会にお越し下さり、ありがとうございます。最後までお楽しみ下さい」

ワーワー
パチパチ

262 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:06:11.67 ID:0jLUWhvzO

みゆき「は、はじまっちゃったね〜? どうしよう、緊張しすぎて動けない」

なお「普段からは考えられないほどカチカチだな。大丈夫?」

みゆき「だだだいじょーぶ、いこ、やよいちゃん」カチカチ

やよい「ほんとに大丈夫なの?」


263 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:07:28.94 ID:0jLUWhvzO

………


れいか『そこでお妃様は言いました』

『鏡よ鏡、この世で一番美しいのはだぁれ?』

『鏡はこう答えました』

『それはお妃様ではありません。白雪姫です』

マジョリーナ「なんて言わせると思ってるだわさ?」ヌゥウ

れいか「えっ……? あ、あの、あなたはいったいどちら様ですか?」

ウワー スゴイ
ホンモノノ マジョダー

みゆき「あんなおばあちゃんいたっけ? ずいぶん気合いの入った衣装着てるけど」

マジョリーナ『さぁお前達、美味しい毒リンゴは如何かな?』ケラケラ

あかね「自分で毒リンゴ言うてるやん……」

264 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:08:05.54 ID:0jLUWhvzO

れいか「保護者の方ですか? どうぞ、こちらの席にいらしてください」スッ

マジョリーナ「ケェーッ! 余計なお世話だわさ!」パッシィア

れいか「きゃっ!?」

なお「ああっ!? れいかッ!」

マジョリーナ「白雪姫が幸せになるなんて嘘だわさ。本当はバッドエンドになるだわさ!」

やよい「バッドエンド? も、もしかしてあのおばあちゃん……」

マジョリーナ「世界よ! 最悪の結末(以下略」ベッタァアー

265 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:08:37.79 ID:0jLUWhvzO

こども「つまんない……」ドヨォン

生徒会「読み聞かせなんてくだらない……」ドヨォン

れいか「こんな事しても何の意味もありません……」ドヨォン


キャンディ「クル〜……れいかたちからバッドエナジーが溢れてるクル……」

なお「れいか!? いくらなんでもネガティブ過ぎるよッ!!」ガーン

あかね「バッドエンドに囚われると一気にこんなんなってまうんや」

やよい「せっかくみんな楽しみにしてたのに……こんなのってひどいよ……」

みゆき「これは……許せない……ねえ? みんなでがんばって準備したのをぶち壊されちゃあ」

みゆき「誰だってむかっ腹が立つッ! 行くよ! みんな!」

『うん!!』

266 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:13:18.25 ID:0jLUWhvzO
四人『プリキュア! スマイルチャージッ!』レディー!


省略ゥゥ!!


ハッピー「キラキラ輝く希望の光ッ! キュアハッピィィィィィッ!!!」ドバァアーーン

サニー「太陽サンサン熱血パワー! キュアサニー!」ドバァアーーン

ピース「ぴかぴかぴかりんじゃんけんポン! キュアピース!」キュァアアン

マーチ「勇気リンリン直球勝負! キュアマーチ!」ズギャァァン

マジョリーナ「ケェーッ! ノコノコ出たなプリキュアどもッ! このマジョリーナ様が一人残らず『始末』してくれるわさ!」

ハッピー「こっちは四人だよッ! そう簡単にいくかな?」

マジョリーナ「たしかに今の数では圧倒的不利ィィッ! だが、あたしゃ今まで通りには行かないだわさ! いでよアカンベェ!」バッ


アカンベェ「アカンベェ〜!!」


267 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:14:23.39 ID:0jLUWhvzO

マーチ「これは、鏡のアカンベェ? 見たところ脆そうだけど……」

マジョリーナ「鏡の力、存分に見せてやるだわさ! やれぇいっ!!」


アカンベェ「ンーむくむむむくむく!!」ゴゴゴゴ


アカンベェ×8「ズラァアアアアアッッ!!」バァアーン


サニー「分身したァア──────ッ!?」

ピース「なにそれ、ずるーい!」

マジョリーナ「本物のアカンベェは1体だけ。お前達に分かるかな?」

ハッピー「1体だけ……それじゃ、あとは全部ニセモノ? どれがホンモノなの?」

268 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:15:16.62 ID:0jLUWhvzO

マーチ「考えててもしょうがないよっとにかく直球勝負ッ!」コォオオオオ

ハッピー「あっ、待ってマーチ!?」

マーチ「プリキュア! マーチ・シューットォォォォォ!!!」ズバァアアンッ

アカンベェ「べェー」パリーン

マーチ「よーしっこれでどうだッ!」ガッツポ

マジョリーナ「ぶっぶーハズレだわさ。ざんねんだっただわさ!」

マーチ「ええっ!……って、なにこれ……スゴく疲れる……」グタ

ハッピー「マーチ! 必殺技は一回使うとものすごく疲れちゃうんだよォォォ!!」

マーチ「そ、そんな……ふぅ、ふぅ。 息があがっちゃって……上手くしゃべれない……」ゼェゼェ

マジョリーナ「まず一人は戦力外になっただわさ。こっちは七体、プリキュアは後三人〜!」

マジョリーナ「倒せるもんなら倒してみろだわさ!」

ハッピー「みんな! 必殺技は温存して、一体ずつパワーで叩き割ろう! それがベストだよッ!」

サニピ「うん!!」

269 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:16:15.16 ID:0jLUWhvzO

ハッピー「サニーはわたしと来て。ピースはマーチの援護をしながら戦って!」

サニー「おっしゃ、まかせとき!」

ピース「マーチ、こっちに!」

マーチ「あ、ありがと……」

マジョリーナ「ケェーッ!! そんな付け焼き刃のチームプレイで倒せるほど甘くはないだわさ! アカンベェ、こっちのチームプレイを見せつけるだわさ!」

アカンベェ×7「アカンベェ〜!!」

ハピサニ「ウォオオオオオッッ!!」ゴォオウアッ


270 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:17:14.25 ID:0jLUWhvzO


ハピサニ「プリキュア! ダブルパーンチッ!!」グオゥウッ


アカンベェ1「べっ」パッシィア

サニー「アホな、弾かれたッ!?」

ハッピー「サニー、あぶない後ろッ!」

サニー「へっ……!? っとぉおお!?」ガッシィイ

アカンベェ2「ベベベベ」グググ

サニー「ぐ……コイツら、パワーもスピードもみんなまったく同じや。それが後七体もおるんかッ!」グググ

アカンベェ3&4「アカンベェ〜!!」グワァアッ

サニー「あかん、二体同時やてッ!?」

ハッピー「プリキュアキーッックッ!!」グワキィイッ

アカンベェ3&4「ベッッッ!?」ズヒュゥウン

ハッピー「サニー! 大丈夫ッ!?」

サニー「お、おーきに。って、言うとる場合やあらへんみたいやな……」

アカンベェ×5「アカンベェ〜……」ジリジリ

271 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:18:08.13 ID:0jLUWhvzO

ハッピー「ご、五体同時はァア〜……ちょっと厳しいね〜……。それにピースたちも……」チラ

アカンベェ×2「アカンベェ〜!」ズドドド

ピース「うわわわわっ」ササッ

マーチ「くっ……上手く動けない……ッ!」

サニー「ぼ、防戦一方やな……。これ、ちょっとまずいんやないか?」


マジョリーナ「わははははッ!! どうだこれが数の力だわさッ! しかもすべてのアカンベェが同じ力を持っているッ!! 昨日今日で結成されたチームじゃ絶対勝てないだわさ!」


マジョリーナ「これが『戦法』だわさ。あたしゃウルフルンやアカオーニのようなマヌケとは違うと言うことがよくわかっただろう!?」

ハッピー「くう、せめてホンモノさえわかればッ!」

マジョリーナ「今度はこっちのばんだわさ。アカンベェ、包囲網を作って一気に攻撃だわさッ!」

アカンベェ×7「アカンベェ〜!!」グォオン

マーチ「囲まれたッ!! ま、まずいィイッ!?」

272 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:19:05.60 ID:0jLUWhvzO

マジョリーナ「こいつで止めだッ! バッドエナジー・ミラージュ・キャノン─────ッッ!!!」クワッ


アカンベェ×7「アッカンベェェェェェェッッッッ!!!」ドッギャオオオン


4プリ「きゃあああああっっっ!!!」ドッグォオオオ


ドササァアア─────ッッ


4プリ「……」グタァアッッ

キャンディ「プ、プリキュアァァ─────ッッ!!」

マジョリーナ「ケェーッ! 他愛ないだわさ。ウルフルンもアカオーニも、なんでこんなやつらに苦戦したのか理解できないだわさッ!」

ハッピー「う、ううっ……つ、つよい……。技もコンビネーションもあっちの方が上……。どうすればいいの……?」グググ

マジョリーナ「……ん? これはなんだわさ?」

ハッピー「!!」

ハッピー「あ……あれは……白雪姫のキャラ札……」

273 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:20:52.47 ID:0jLUWhvzO

マジョリーナ「くだらない、こんなものなんの意味があるだわさッッ!」グワッ

ハッピー「うあ……や、やめて、それは、それはみんなで作ったッッ!」

マジョリーナ「こんなものこうしてやるだわさ─────ッ!!」グッシャァァーーッ




ハッピー「──────!!!!」




プツゥゥ─────ン




274 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:21:46.00 ID:0jLUWhvzO

れいか「……っ」ゾクッ

れいか「う、うう……わたしは……今まで何を……いえ、それよりも」

れいか「(今、肌で感じた……とてつもなく嫌な空気は……いったい、何だったのでしょうか)」

れいか「(そう……『吐き気を催す』ような、邪悪で、おぞましい感覚は……?)」

れいか「あ……そうです、みなさんは、星空さんたちは無事でしょうか……。……星空さんッ! みなさんッ! 大丈夫ですか!?」

れいか「星空さっ……!?」


ニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブ


ハッピー「……」ユラァァー


れいか「う、あっ」ガクガクガクガク


275 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:23:09.07 ID:0jLUWhvzO

マジョリーナ「なんだおまえ、まだ立つつもりだわさ? たった一人で何ができるだわさッ!」

ハッピー「……」

ハッピー「…………けろ」

マジョリーナ「……ああ〜ん? なんつっただわさ?」



ハッピー「その汚ならしい足をッ! 『退けろ』っつったんだァァァァァッこのボゲがァァァァァァ──────ッッ!!」



マジョリーナ「ひえっ!?」

れいか「あ、あの桃色の方は……もしかして」

れいか「ほ、星空さん……なのですか? そ、それではまさか……プリキュアというのは、あの姿のことなのでは……?」

276 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:24:09.58 ID:0jLUWhvzO



ハッピー「〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」ガバッ



ハッピー「『また』だ……『また』……愚にもつかないクソッタレのアホが……わたしのッ! わたしだけの『世界』を壊そうとするッ!」ガクガクガクガク

ハッピー「わたしの『永遠の絶頂』を脅かすッ! どいつもこいつもッ……この世は……アホだらけなのかァ〜〜〜〜〜〜!?」ミシ……ギギ……

れいか「ほ、星空、さん……」


『いーのいーの! こんな楽しいこと中止にしちゃあもったいないよ』

『みんなで明日来るこどもたちををウルトラハッピーにしなくっちゃあねッ!』ハッピー


れいか「あれが、星空さん……?」

277 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:25:42.82 ID:0jLUWhvzO

マジョリーナ「な、なんだコイツ……さっきと様子が……」

ハッピー「〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!」グリンッ

マジョリーナ「むっ」

マジョリーナ「(コイツ……よく見ると、『目』や『体』が……)」



ハッピー「……」顔を片手で押さえている



ニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブ

ハッピー?「落ち着けみゆき……キレるな……落ち着いて、敵を倒せ……冷静さを失えば、それは敗北に繋がるぞ……」グリンッ



れいか「……!?」



278 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:26:54.44 ID:0jLUWhvzO

ハッピー「ボス? ……でも、でも……アイツが! アイツがみんなのハッピーをッ! 台無しにしたんだよっ! ……許せるはずがないッ!!」クルンッ

れいか「一人言……? 『ボス』とは……」

キャンディ「ハッピーがボスと話してるクル〜。しかも、電話もなしで……」

ハッピー?「だから……頭を冷やせと言っている。……わたしの言うことを聞いて、冷静さを取り戻すのだ。」グリンッ

ハッピー?「冷静になれば……『私たち』は無敵だ。……負けることなどありえない。……な? だから落ち着くのだ」ギギ……

ハッピー「……うっ……うっうっ……ボス……」グス

ハッピー?「ああ、わたしのみゆき……泣いてしまって、可哀想に。ほら、安心しろ。みゆきには『わたしがついている』なにも怖がることはない……」

279 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:28:38.92 ID:0jLUWhvzO

ハッピー「ボス……ごめんなさい……わたし……ちこっとアタマに血が上っちゃったよ……」グスグス

ハッピー?「よしよし……さあ、立ち上がるんだみゆき。『エピタフ』と『右腕』は与えた……そして『5人目』はすぐ近くにいる……」グギギッ

ハッピー?「協力して奴等を『始末』しろ。……速やかに……」ギギィッ

ハッピー「─────一片の澱みもなく」スッ

ハッピー「……」ギンッ

れいか「(星空さんから溢れて出ていたおぞましい空気が、止まった……?)」

ハッピー「青木さん、気がついたんだね」

れいか「あ……星空さん……」

ハッピー「えへ、よかった……元に戻れて……。……もう安心していいよ」


ハッピー「わたしが『戦う』から。戦って……敵を『始末』するから」


ハッピー「『幸福』を奪う者を……わたしは、許さない」


280 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:30:44.58 ID:0jLUWhvzO

れいか「……」

れいか「いいえ、あなただけを戦わせる訳にはいきません」

ハッピー「えっ?」

れいか「詳しい事情はわかりませんが……わたしも『戦い』ます。……自棄になった訳ではありませんよ? ただ、あの方がたの狼藉を見過ごせないと思っただけです」

れいか「この七色ヶ丘中学校生徒会副会長として。……いえ、わたし青木れいか自身として、『許せない』と心が叫んでいる!」

れいか「だからわたしも……『プリキュア』として、星空さん、あなたの戦いに加勢しますッ!」


ビッカァァ─────ッッ!!


れいか「この光は……!」

マジョリーナ「青い閃光ッ! ……ま、まさかあの小娘がッ!?」

キャンディ「5人目のプリキュアクル〜!」

281 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:31:31.32 ID:0jLUWhvzO

ハッピー「……そっか……やっぱり青木さんがそうだったんだね」

れいか「星空さん……」

ハッピー「スマイルパクトに……デコルを入れて、こう叫んで! プリキュア! スマイルチャージって!」

れいか「……わかりましたッ!」

マジョリーナ「そ、そうはさせるかッ! これ以上プリキュアを増やしてなるものかァァァァァッッ!!」

バグォオンッッ!!

アカンベェ「べェフッ!?」メシャアッ

マジョリーナ「なにっ!?」

ハッピー「エピタフの予知に間違いはない……このタイミングで邪魔が入ることも」

ハッピー「予知できた……もう邪魔は入らない。運命は私たちの味方だよッ!」

282 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:32:12.18 ID:0jLUWhvzO



れいか「プリキュア! スマイルチャージッ!」レディー!!


省略ゥゥ!!


ビューティ「しんしんと降り積もる清き心……キュアビューティッ!」シャラァァンッ


キャンディ「や、やったクル……プリキュアが、プリキュアがついに5人揃ったクル〜!」


ハッピー「キュアビューティ……行くよッ!」

ビューティ「ハッピー……ええ、任せて下さい!」コク


283 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:33:27.39 ID:0jLUWhvzO


推奨BGM:King Crimson 『Red』


キャンディ「ビューティ! キュアビューティのちからは『氷』クル〜!」

ビューティ「氷……理解しましたッ!」


『右腕の力は絶大だ……しかも我々以外には絶対に見えない。そのアドバンテージを活かせ』


ハッピー「了解、ボス……ハァアッッッ!!!」グォン

マジョリーナ「ばかめ、必殺技でもないそんなパンチ恐るるに足らないだわさ!」

ドッグァオッッ!!

アカンベェ3「ベッッッ!?」パリン

マジョリーナ「なにィィィィィ!?」

ハッピー「過小評価しすぎだよ……ボスのパワーはプリキュアに匹敵する」

ハッピー「そして問題なく、十秒後を予知する……『わたしの所に残りのアカンベェが来る』」

284 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:34:26.61 ID:0jLUWhvzO

マジョリーナ「キュアハッピーを先に倒せッ! ただのパンチであの威力は無視できないだわさッ!」


アカンベェ×6「アカンベェェェェェェェェ!!!」


ハッピー「だからわたしたちの『勝利』だ」



ピキィィイイイイン……!!



アカンベェ×6「アカッッッッ!?」バッシィイイイ



マジョリーナ「なああっ!? これはッ! ……氷の壁がッ! キュアハッピーの周囲に展開されて、防御しているだわさッ!?」

マジョリーナ「氷……まさかッ!」


285 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:35:43.43 ID:0jLUWhvzO

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ビューティ「しんしんと、静かに泣く(ジェントリー・ウェイブス)……。すでに氷の壁を作りました。ハッピーを攻撃することは『不可能』です」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ハッピー「たった数秒の間にこれほどの技を生み出すなんて……思った通り、キュアビューティは『賢い』ね」

マジョリーナ「アカンベェ! 一旦距離を取るだわさッ!」


ピキキキキキキ……


アカンベェ×6「べ……!!!」ピキキィィン


マジョリーナ「なァァァァァッッ!!?」

ビューティ「そして『逃がしません』。その氷があなた方の『墓標』となり……」

マジョリーナ「こッこッッッ小娘がァァァァァ!!!」

ハッピー「このわたしが『墓碑銘』を刻むッ!」


286 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:37:20.48 ID:0jLUWhvzO

ハッピー「ウルトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラ!!!」ドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコ


ハッピー「トラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラ!!!」ドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコ

287 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:38:17.45 ID:0jLUWhvzO

ハッピー「トラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラ!!!」ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン


ハッピー「HAPPUPPUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUU─────ッッ!!!」ドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコ

288 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:38:52.52 ID:0jLUWhvzO


ハッピー「ウル トラ トラ トラ トラ トラ トラ トラ トラ トラ トラ トラ !!!」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

289 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:39:44.02 ID:0jLUWhvzO


ハッピー「トラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラ!!!」ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

アカンベェ「ヤッダーバァアァァァァアアアアア!!!」

290 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:42:14.99 ID:0jLUWhvzO

ハッピー「HAPPYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYEAHHHHHHHHHHHHHHHH─────ァアアアアアッッッ!!!」ドッッグァオォォーーーーン

ハッピー「……」クルッ


ズヒュゥゥゥゥン……


ゴミ収集車『燃えるゴミは月・水・金』


─────ドグシャァアッ!!!


ハッピー「……しまった」

ビューティ「ハッピー、どうかしましたか?」

ハッピー「『鏡』は『燃えないゴミ』だったよ……」

ビューティ「あら……」



………
……
291 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:44:04.13 ID:0jLUWhvzO

れいか『こうして、白雪姫は王子さまと末長く、幸せに暮らしました……。めでたしめでたし』


ワァアアアアア……!!!


みゆき「よかった、大成功だね♪」

なお「みんな、喜んでくれたみたい」

れいか「みなさーん!!」タタタ

みゆき「あ、青木さん!」

れいか「今日は本当にありがとうございました。……あの、わたし……」

れいか「一度お断りしてしまったんですけど、良かったら……皆さんのお仲間に入れてもらえないでしょうか?」

みゆき「……!!」パァア

292 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:45:26.93 ID:0jLUWhvzO

みゆき「大歓迎だよ! もう青木さんでなきゃありえないって思ってたもん!」

れいか「わたしでいいんですか?」

みゆき「うん! だってわたし、青木さんのこと……れいかちゃんの事、大好きなんだもん!」

あかね「これでプリキュアも5人揃ったってわけやな」

やよい「れいかちゃん、いっしょにがんばろうね♪」

なお「れいか、色々頼みにしてるよ!」

れいか「みゆきさん、……みなさんッ!!」


れいか「……よろしくお願いします♪」ニッコリ


293 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:48:15.85 ID:0jLUWhvzO

れいか「(……みゆきさん、あなたにも複雑な事情があるのでしょうが、今はまだわたしからは聞きません……)」

れいか「(あなた自身から話してくれるまで……わたしは待ちます。もし、その時が来たら……)」

れいか「(わたしは、あなたの力になってあげたい。……そう、友達として)」

れいか「(あなたを、助けてあげたい)」



バ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ン




294 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:52:45.09 ID:0jLUWhvzO

ついにッ5つの光が引力によって集い、輝きはじめることとなったッ!

しかし、その光が進む未来は、本来歩むべく未来とはまったく違うモノとなるッ!

『エピタフ』! 『星空みゆき』!!

『ジョーカー』! 『皇帝ピエーロ』!

暗躍する『深紅の帝王』!!!

そして『幸福』の鍵となる『ミラクルジュエル』!!!

『物語の運命』は複雑に絡み合い、新たなステージへと『進化』するッ!



『第1部 5つの光  完』




←TO BE CONTINUED……////
295 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:54:29.18 ID:0jLUWhvzO



緊 急 特 報




プリキュア15周年ッ! 

新たなる時代の幕開けにッ!

ついにッ!

プリキュア史上最大の『タブー』が破られるッ!




296 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:56:13.43 ID:0jLUWhvzO

なぎさ「ねぇ、ほのか〜」

ほのか「なぎさ、どうしたの?」

なぎさ「前から気になってたことがあったんだけどさ」

ほのか「うん」

なぎさ「わたしたちって、結局……『どっちが強い』のかな?」

ほのか「……!!」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

 All
プリキュア Star
Battle
   『引力のともだち』

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


297 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:57:38.67 ID:0jLUWhvzO

「ハーイ! テレビの前のみんな!元気してる?」

「……あれ、みんな『誰だ』って聞きたそうな表情してるわね。それじゃ、自己紹介してあげるわ!」


「わたしはおせっかい焼きの知念ミユキ! かつてプリキュアにもっとも近い存在と言われた女よ!」バァアーン


ミユキ「プリキュアどうしの戦いに参加するラブたちが心配で着いてきたの!」

ミユキ「……反応が薄いわね」

ミユキ「まあ、『フレッシュプリキュア!』も来年で10周年だし……知らないって人がいてもおかしくないし……時の流れの速さを感じるわ……」

ミユキ「って、そんなことどうでもいいの! 今度のプリキュアのテーマはなんと『みんなの中から一番決めちゃおう』なんだって!」

ミユキ「簡単に言えば『プリキュアvsプリキュア』ッッ! 史上2度目の試みッ!!」バァアーン

ミユキ「正直、誰が一番強いのかって、みんな気になってたんじゃあないの? プリキュアももう50人以上いるんだもの、気にならないっていったら嘘になるわねっ!」

ミユキ「それじゃあ、今回出場するプリキュアを少し紹介するわッ! みんなの知ってるプリキュアは出てくるかな? それじゃあ行くわよ!」


伝説の戦士たちッ!!! 入場ゥゥゥ〜!!


298 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:58:18.19 ID:0jLUWhvzO

わたしの青春はほのかとの青春! 今、その青春に決着をつけるッ!

『キュアブラック/美墨なぎさ』参戦ッ!
おうちに帰りたくなかったら、帰りつかしてやるよッ!



あなたは、今まで食べたパンの数を覚えているナリ?

『キュアブルーム/日向咲』参戦ッ!
わたしはプリキュアをやめるぞーッ! 『先輩(キュアブラック)』! わたしはプリキュアを超越するッ! 先輩、あなたの血でなァー!


299 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:58:53.68 ID:0jLUWhvzO


二人ともぶん殴るつもりだったんだよ。わたし頭わるいからさぁ〜ッ!

『キュアドリーム/夢原のぞみ』参戦ッ!
あなたは、このキュアドリームが仕留めるっ!
とらえたよッ! ダボがァァァァァァ!!


『しあわせゲットだよ!』と心の中で思ったならッ! そのとき既にしあわせは手にいれてるんだよ!

『キュアピーチ/桃園ラブ』参戦ッ!
わたしたち『クローバー』 はそこらで慰めあってる仲良しチームとはちがうッ!


300 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:59:23.39 ID:0jLUWhvzO


あなたの敗因はたったひとつ。たったひとつのシンプルな答え……わたしの『堪忍袋の緒がキレた』です

『キュアブロッサム/花咲つぼみ』参戦ッ!
ぶちかましますッ! おしりパンチッ!


301 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 02:59:52.42 ID:0jLUWhvzO

ミユキ「ま、有名どころを紹介しても知ってて当然って感じよねー」

ミユキ「でも、今回はもっとスゴいわよ! ついに『彼女たち』が『帰ってくる』のっ!」



返り咲く『悪の華』たちッ!



302 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 03:00:25.09 ID:0jLUWhvzO

わたしってさぁ〜〜
やっぱりかっこよくって、美しいよねェエ〜!

『ダークドリーム』参戦ッ!
喜んで『鏡』になるわ。もう一度貴女のために


教祖(メビウス)様復活よォォォォォォォォ!!

『イース/東せつな』 参戦ッ!
毎日の健康の秘訣? そうね、睡眠8時間半と毎朝1杯の(以下略


303 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 03:01:34.54 ID:0jLUWhvzO


万雷の拍手を送れ世の中のボケども!

『セイレーン/黒川エレン』 参戦ッ!
わたしは『反省』すると強いわよ─────ッッッ!!


だがそれが逆にカナタ王子の妹の逆鱗に触れた!

『トワイライト/赤城トワ』 参戦ッ!
当然! 『ヴァイオリン』ですわッ!
祖先から受け継ぐ『ヴァイオリン』ッ! それが流儀ィィッ!


304 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 03:02:03.16 ID:0jLUWhvzO


プリキュアとの戦いで木っ端微塵に爆裂死したはずのルールーがわたしの目の前にいるッ! ウィンウィン

『ルールー・アムール』 参戦ッ!
おのれらッ! プリキュア! このルールーとクライアス社が相手です!


305 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 03:02:53.64 ID:0jLUWhvzO

ミユキ「とまあこんな感じで、総勢50名以上にも及ぶキャラが登場する超豪華な仕上がりになってるわッ! こりゃあ買うっきゃないでしょ!」

ミユキ「え、わたし? わたしはプリキュアに対する永遠の奉仕者。知念ミユキはクールに去るわ……それじゃあまたねッ!」


フォーチュン「お姉ちゃんのぶんだァァァァァァッッ!! これも!これも!これも!これも!これも!」ズドドドドドド

パルフェ「これで今夜もくつろいで『熟睡』できるわね……」

マジカル「ルビースタイルは許さない。『ダメよ』」

マカロン「ええ、もちろんウソよ。でも『マヌケ』は見つかったようね?」

スピードワゴン「アルティミット・プリキュア パルテノンハートの誕生だァァ─────ッッ!!」

フローラ「このヘアースタイルがヒヤシンスみてーだと!?」

フラワー「無用! たかが十数年しか生きていない小娘に労られるほどヤワな人生は送っていない!」

エース「ようこそ……『プリキュアの世界』へ……」

メロディ「リズムッ! 明日って『今』だよッ!」

エコー「愛は『無敵』ですもの……!」


306 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 03:03:38.11 ID:0jLUWhvzO










とうおるるるるるるるるるるるるるるるるる…………ガチャ










コツーン…… コツーン……



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨









これは……『試練』だ…… 

過去に打ち勝てという『試練』と

わたしは受け取った……



307 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 03:05:31.14 ID:0jLUWhvzO




タブーの果てにあるものはッ! ドンッ

引力に惹かれあったッ! ドンッ

永遠のともだちッ!! ドンッ



プリキュア All Star Battle 『引力のともだち』



2019年 発売ィィ─────ッッ!!



そこにしびれるあこがれるゥ!!



308 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/04(火) 03:06:38.08 ID:0jLUWhvzO
今回の投下は以上です。
第1部 完ッ! です
これからもよろしくお願いしますッ!
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/04(火) 07:07:54.78 ID:t/mO2YvJo
クソワロタ
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/04(火) 08:38:12.82 ID:19ozL6AeO

ついに5人そろってここから本格的に始まっていくのか・・・
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/04(火) 20:34:27.56 ID:XUYGyJZY0

ボスちょっぴり過保護すぎじゃ
312 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:00:56.38 ID:IG7f/l2YO
そろそろ投下します
313 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:43:41.71 ID:IG7f/l2YO
チュン…チュン チチチ……


カチッ


ナナ♪ イロ♪ イロ♪ イロ♪
ナナイロ ガオカ レ〜ディオ〜♪

『あなたの隣人、ジョー岡田の七色ヶ丘レディオ。さて、ラジオネームうさぎショートケーキさんから……』

トントントントントントン……

カシッ カチャッ

……ジュゥゥゥゥゥ……

ジャッジャッ…ジュゥゥゥ……

…………

うむ……我ながら今日もいい出来だ……これなら彼女も満足するだろう。

314 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:44:14.07 ID:IG7f/l2YO

……こんな風に……自ら食事を作るようになって、どれだけの時が経過しただろうか。

わたしが毎朝毎晩『そうしている』ことに彼女は気づいてはいない。それはこれからも変わらないだろう。

彼女が知る必要もない。


…………


……人は自分の心の底を他人に隠したまま生活している……。
しかし、永遠に誰にも自分の本性を隠したまま一生を過ごせるものだろうか……

時々その不安に駆られる自分がいる。しかし、それでもわたしは幸福に生きてみせるぞ

わたしの幸福は誰にも邪魔をさせない……誰にも


315 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:44:52.62 ID:IG7f/l2YO


【Cuoco】……イタリア語で料理人を意味する


316 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:45:43.73 ID:IG7f/l2YO

やよい「プリキュアも5人になってこれからーって時だから」

やよい「みんなでお祝いしよ〜って話になったのはわかるよ? で、でも……」

あかね「どしたん? トニオが張り切ってイタリアンのコースをごちそうしてくれるんやで! 本場のイタリアンなんて滅多に食べれんからなー。めっちゃ楽しみや!」

やよい「うう、フルコースなんてはじめてだから緊張してきたよぉ……」

あかね「だいじょうぶや。トニオの専門は家庭料理やからそんなに肩肘張らんでもええって」

やよい「う、うん」

あかね「ほら、それよりもうすぐ着くで……えーと、ここ……か……?」

317 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:47:06.77 ID:IG7f/l2YO


ニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブ

『星空』

ニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブ


318 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:48:06.13 ID:IG7f/l2YO

あかね「……」

やよい「ここがみゆきちゃんち……」

やよい「あ、あかねちゃんっ な、なんだか……その……言いにくいんだけど……」

あかね「お、おお……なんやえらい気合い入っとるっちゅうか……」

あかね「『スゴ味』が半端ないやん……」

やよい「得体の知れないオーラが漂ってるよう……」

あかね「ほんとにここがみゆきんちなん? キャンディも居候しとるって聞いてるけど」

やよい「と、とにかく呼び鈴押してみよ……?」

あかね「せやな……ほんじゃ行くでッ!」スッ


カチャッ……


あかね「ふぁッ!!?」

やよい「ド、ドアが開いて……!?」

319 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:49:48.60 ID:IG7f/l2YO



「…………」



あかね「(女の人……? めっちゃ美人や)あ、あのォ〜……星空みゆきちゃんの家はここで合ってますか?」

やよい「わ、わたしたち、みゆきちゃんのともだちなんです。今日は一緒に遊ぶ約束をしてて……(みゆきちゃんのおかあさんかな。ママより美人かも……)」


「……そうですか……みゆきの……『お友だち』でしたか……」ニコ…

「すぐに……呼んできますね……もう少しここで待っててください……」


ガチャ……



あかね「……び、びっくりしたわァァ〜……」

やよい「あの人、やっぱりみゆきちゃんのおかあさんだよね……。うん、あの『スゴ味』はまちがいないよ」

320 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:51:58.37 ID:IG7f/l2YO

ドタドタドタ

みゆき「おはよー! ふたりとも待たせちゃった?」バァーン

あかね「お、来た来た!」

キャンディ「キャンディもいっしょクル〜♪」ピョーン

やよい「えへへ、おはようキャンディ♪」

あかね「そんじゃ、みんな待ち合わせ場所に行くで〜ッ!」


……
…………
321 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:53:01.58 ID:IG7f/l2YO

みゆき「イタリアン〜♪ イタリアン〜♪ ナポリタン〜は嘘の味〜♪」

あかね「なんやその歌」

みゆき「んふふ〜♪ だってだって、本格的なイタリア料理が食べられるんだよォ? しかもッ! 『タダ』でッ!」

みゆき「もう期待と希望でお腹がムンムンペコペコォォ〜ッだよォ〜♪」

やよい「みゆきちゃん、ほんと楽しみにしてたんだね」

あかね「なおなんてこの日のために朝ごはん我慢したってゆうてたしな……あ、うわさしてれば……」

なお「おーい!」ブンブン

れいか「みなさん、おはようございます」

みゆき「なおちゃん、れいかちゃん! ぃよーしこれで5人そろったね♪ それじゃみんなであかねちゃんちにしゅっぱーつッ!!」ドドド

なお「あ、コラコラそんな急いでると……」

みゆき「あうっ!!」コケッ

322 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:53:47.53 ID:IG7f/l2YO


「プリキュアは……キャンディの気配はこっちから来てるでござる!」

「待っているでござるよキャンディ……兄がすぐに向かうでござる!」


323 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:54:40.46 ID:IG7f/l2YO

日野家ッ!



トニオ「いらっしゃいませ〜! 本日はようこそお出で下さいました」バァアーン

トニオ「今日はワタクシ、トニオ・トラサルディーが、日頃の感謝を込めて皆様に料理を振る舞いたいと思いまス。どうぞ、堪能していってくだサイ」

やよい「おお……本物のイタリア人ッ!」

あかね「へへ〜♪ どや、おどろいたやろ?」

れいか「こちらこそお招きいただきありがとうございます」ペコォ

トニオ「いえいえ、あかねお嬢さんのご友人にならばいくらでも腕をふるって差し上げますよ」

なお「やったッ! ううーん、よだれが出てきたよ……!」

れいか「なお、はしたないですよ?」

トニオ「まずは席にご案内します。それでは……」


324 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:55:30.94 ID:IG7f/l2YO


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

トニオ「料理を始めましょうか」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


325 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:56:20.81 ID:IG7f/l2YO

バッドエンド王国ッ!



ウルフルン「なんだかよォォ〜……知らない間にプリキュアの数がよ……また『増えて』いる気がするんだけどよォォ〜?」ピッ

ウルフルン「こいつは気のせいじゃあねェェェェよなァァァァ〜? え? マジョリーナのばあさんよォォォォ〜? あ、それダウトな」

アカオーニ「なにィィィィ!? ま、また……。はっ、さてはおまえイカサマしたオニ!?」

マジョリーナ「ぐっ、ぐぬぬぬ……!!」ギリギリ

ウルフルン「はァァァァ!? なんだあそりゃあ!! おめーがよわっちいのがわりーんじゃねーかッ!」

アカオーニ「俺様はよわっちくないオニ!! よーし、今度は『ババ』抜きで勝負オニ!」

ウルフルン「ウルッフッフッフ!! おもしれーなオイ。いいぜ、次は『ババ』抜きでケリつけたらー」

326 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:57:27.08 ID:IG7f/l2YO

マジョリーナ「さっきから『ババ』抜き『ババ』抜きうるっさいんだわさ! このスカタンども!」

アカオーニ「誰がスカタンオニ! おまえも大口叩いといてプリキュアに負けてるオニ!」

ウルフルン「そうだぞー? 負け犬が何吠えてもむなしいだけだぜェ〜?」

マジョリーナ「犬はてめーだろうがこのボケが……」ボソッ

ウルフルン「聞こえてんぞババァァァァ─────ッッ!! 俺は犬じゃねェェェェ!!」

「はーい、みなさんお悩みのようですねェ〜?」

三人「!?」


327 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:57:57.07 ID:IG7f/l2YO


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ジョーカー「はい! みなさんごきげんよう♪」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


三人「ジョーカーッッッ!!!」


328 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:58:57.66 ID:IG7f/l2YO

ジョーカー「水臭いな〜? 私も作戦会議に混ぜてくださいよォォん?」

ウルフルン「ケェーッ!! てめーなんぞ参加しなくたってな……『答え』は出てんだよッ!」

ウルフルン「人間たちの世界をバッドエンドにしッ!」

アカオーニ「人間たちからバッドエナジーを搾り取りッ!」

マジョリーナ「皇帝ピエーロ様を復活させるッ!」

ジョーカー「グッド! みなさんよーくわかってらっしゃる……そんなみなさんに朗報がッ! プリキュアは5人しかいないんですって!」

ウルフルン「ふーん……意外とすくねーじゃねーの。ま、何人来ようが再起不能にしてやるぜっ」

329 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 20:59:42.95 ID:IG7f/l2YO

ジョーカー「うんうんその意気です。……ですから、理解ってるとは思いますが」

ジョーカー「あーんまり時間をかけないでくださいねェん? ピエーロ様が怒っちゃいますからね〜……」

三人「……!」

ジョーカー「早急に『始末』してください。……頼みましたよォォ〜?」ポワワン

ウルフルン「……ケッ」

アカオーニ「どうやらチンタラやってる時間はねーみたいだオニ」

マジョリーナ「早くプリキュアどもを『始末』しなければッ!」

ウルフルン「上ォォォ等だコラァァァァ!! だったら今度は俺が出てってプリキュアを始末してやるぜェ─────ッ!」

330 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:00:16.13 ID:IG7f/l2YO


だが、この瞬間の選択を彼は激しく後悔することになるッ!


331 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:01:55.53 ID:IG7f/l2YO
場所は変わり、再び日野家ッ!


トニオ「まずはアペリティーヴォ(お飲み物)……『無糖炭酸水』です」


【アペリティーヴォ】
『無糖炭酸水』

イタリアでは通常どこのレストランでもガス入りのアクア・ミネラレ(ミネラルウォーター)が置いてある。ガス入りとガス抜きは客の好みで変えることができる。


332 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:03:36.43 ID:IG7f/l2YO

みゆき「おおー……普通のお水じゃなくて、炭酸水なんだ」

トニオ「最近は日本でも無糖の炭酸水の需要が増えていますが、イタリアやフランスでは昔から種類が多く、レストランの飲み物として親しまれています。スッキリしていておいしいですよ?」

トニオ「それでは、ごゆっくりどうぞ……わたしは次の料理を持ってきます」スタスタ

やよい「へぇ〜、しらなかったよ……。そ、それじゃあいただきますッ!」グィィー

やよい「……あっ……。!!………」ピクッ

なお「こ、この水……おいしい!」ゴクゴク

333 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:04:22.66 ID:IG7f/l2YO

みゆき「え……?」ゴクリ

みゆき「!!」ピキィィィン

みゆき「スッキリとした水の味と爽やかなのど越しッ! い、いままで飲んだどのミネラルウォーターよりもおいしいよッ!」ゴクゴク

あかね「炭酸の粒の一つ一つが弾けるたび口の中に訪れる爽快感! こんな……水がこんなうまいなんてッ!」ゴクゴク

れいか「これは……ここまではっきりと『水』の味を感じたのははじめてです」ゴク


5プリ「「「「「〜〜〜〜〜ッ!!!」」」」」グビグビ

タンッッ



5プリ「「「「「ンまあ〜〜いッ!!」」」」」プハァァーーッ



334 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:05:31.39 ID:IG7f/l2YO

やよい「ハア〜……♪ す、すっきりィィ〜♪」ウットリ

なお「あかね……スゴいよ。水だけでもうこんなに『ハッピー』になれるなんて」ウットリ

あかね「そやろ〜? トニオが厳選した水や、旨ないわけがあらへん。……でも、まさかここまでとはな〜……」

やよい「ハア、ハア……あかねちゃん、わたし、まだ水を飲んだだけなのに感動で汗が出てきたよ〜……」ハアハア

あかね「はは、そなおおげさな」

みゆき「いや、ホントだって……それに何だか……身体中が熱く……」ハアハア

キュルルルルルルル……

れいか「あら? この音は……一体なんでしょうか?」

335 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:06:12.24 ID:IG7f/l2YO

みゆき「!!」バッ

やよい「!?」バッ

なお「ふ、二人ともどうしたんだ。急に立ち上がったりなんかしてさ」

やよい「お、音が……」

あかね「ん?」


みゆき「『血液』ッ! かっ……身体中の『血液』がっ! 音をたてて体内を駆け巡っているゥゥゥ─────ッ!!」ギュルルルルルルルル


あかなお「な、何ィィ─────ッッ!!?」

336 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:07:16.52 ID:IG7f/l2YO

やよい「ふええ〜……な、何これェェ〜!? わたしの体どうなっちゃってるの〜!?」ギュルルルルルルルル

れいか「きッ聞こえますッ! 今はハッキリと、みゆきさんとやよいさんの体内を、血液がとてつもない勢いで循環する音が聞こえますッ!!」

ギュウルルルルルルルルルル!

なお「な、なんか音が大きくなってないか……?」

あかね「みゆきィィッ!! やよいィィ〜ッ!! だ、だいじょうぶなんか!?」

みゆき「うわあスゴいッ! スゴいよあかねちゃんッ! 頭のてっぺんから爪先まで血液のビートが刻まれているみたいだよ〜!」ギュルルルルルルルル

やよい「わあああああああ!?」ギュルルルルルルルル

あかね「ふ、二人とも落ち着くんや! しっかりしぃやァァ────ッッ!!」


337 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:07:43.78 ID:IG7f/l2YO


みゆやよ「ウルトラハッピー……」キラキラキラ


あかね「へっ……?」キョトン


338 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:08:44.46 ID:IG7f/l2YO

みゆき「なにこれ……体全体から『凝り』が消え去っちゃって、疲れが遠くに吹き飛んでいくような感覚が……!」キラキラキラ

やよい「昨日ちょっと夜更かししちゃって寝不足だったのが一発でなくなっちゃった……!」キラキラキラ


みゆやよ「まさにウルトラハッピィィィィ────ッ!!!」キュピィィィン


なお「どうなってんだこれ……」

れいか「お二人の顔が生気に満ち溢れています。でも、なぜ急にこれほどの変化が表れたのでしょうか?」


トニオ「それは『デトックス効果』デス」スタスタ


れいか「トニオさん」

339 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:11:07.13 ID:IG7f/l2YO

トニオ「炭酸水に含まれる二酸化炭素が血管内の二酸化炭素濃度を上げ、対抗して酸素を取り入れようと血管を拡張させる現象でス」

トニオ「そのため『血の流れ』が良くなり、体にまんべんなく血液が行き届くため体の凝りが解消されマス」

トニオ「そして、新陳代謝が上昇することによって身体と精神の疲労を緩和させたのデス」

あかね「炭酸水にそんな効果が……! けど、なんでみゆきとやよいだけあないなごっつい効果が表れたん?」

トニオ「そちらの二人のお嬢さんは顔の『むくみ』と首筋の『腫れ』から、寝不足から来る疲労とストレスが溜まっていると判断しました」

トニオ「デスから、その疲労が回復するように料理をお出ししたトイウわけです……。……そろそろですね」

340 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:12:25.49 ID:IG7f/l2YO

みゆき「な、なんだか急にお腹が減ってきたよ……」キュルルル

やよい「わたしも……」キュルルル

なお「……うん、わたしも」キュルルル

あかね「な、なおも? どないなっとんのや……」キュルルル

れいか「わたしもです……やだ……はずかしい////」キュルルル

トニオ「炭酸水を胃に入れたことで、胃腸が刺激され消化機能が促進されます。みなさん、もうお腹がペコペコでしょ?」

なお「た、確かに……!!」グギュー

みゆき「もう待ちきれないよ〜!」ジュルリ


トニオ「ふふ、では料理を続けましょうか……」

341 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:13:42.35 ID:IG7f/l2YO

トニオ「お待たせしました。アンティパスト(前菜)、『タコのトマトソース煮』デス……」ニコ

5プリ「おォ〜〜〜!!」キラキラキラ



【アンティパスト】
『タコのトマトソース煮』

【材料】
・マダコ(足、明石産) ・にんにく
・トマト ・赤ワイン(サルディーニャ産)
・タマネギ ・唐辛子
・塩 ・胡椒
・オリーブオイル ・イタリアンパセリ

(賞味時期 冷めないうち)

イタリア南部を代表する家庭料理
ぶつ切りにして下拵えしたタコをトマトソースで煮込んだシンプルなもの
イタリアにおいてこの料理はタコがトマトソースの海で溺れている様を連想させるため
『ポルポ・アッフォガート(タコの溺れ煮)』の名で呼ばれ親しまれている。
水ダコではなくマダコを使うのがポイント


342 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:15:06.85 ID:IG7f/l2YO

トニオ「本来この料理はセコンド・ピアット(主菜)向けの料理なのですが、今日はアンティパスト向けに調理した特製になってまス」

みゆき「うわあ、とっても美味しそ〜!!」キラキラキラ

なお「へェ〜……タコか〜! イタリアってタコを使った料理があるんだ」

あかね「うちも最近知ったんやけどな、トニオの故郷のナポリじゃわりと普通の食材なんやて。へへ、うちの故郷の大阪もたこ焼きで使ってるしな。大阪とイタリアの意外な共通点ってヤツや」

トニオ「そのとおり。イタリアはヨーロッパでも珍しくタコを食材として扱っています……。そして、トマトはイタリア料理には欠かせない重要な食材の一つでス」

トマト「わたしの故郷の食材とあかねお嬢さんの故郷の食材……この二つの誇りある食材を使用して作った料理ということデス。どうぞ、御召し上がりくだサイ」ニコ

みゆき「いっただっきまーす!」パク

みゆき「……!!」

343 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:17:18.27 ID:IG7f/l2YO

やよい「こッこれは……まさに絶品ッ!!」パクパク

あかね「さっと塩をふってタコ本来の濃厚な味を引き出しつつ、あっさりトマトソースが何倍にも旨さを引き出しとる! アトを引く味や!」モグモグ

なお「トマトの甘味と酸味を楽しむと同時に、微かに香る赤ワインの上品な渋味とまろやかさ! 食欲をくすぐって何個でも食べられるよ!」ガツガツ

れいか「フォークに簡単に刺さるほど柔らかく煮込まれながらもしっかり感じる確かな歯応えと、噛めば噛むほど溢れ出る旨味! 素晴らしい『仕事』です!」パクパク

みゆき「最高だッ! 文句のつけようがないィィッ! まさに味のゴールド・エクスペリエンス(黄金体験)ッ!!」ガツガツ


5プリ「ゥんまあ〜いッ!!!」キラキラキラ


344 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:18:50.44 ID:IG7f/l2YO

なお「あかね〜! 最高だよっ! こんな美味しいタコ料理食べたことないよ〜!」ガツガツ

あかね「そーやろ! これで前菜なんて幸せ過ぎる〜! トニオが家に来てくれてよかったァァァァ!!!」ガツガツ

ピシッ……パキィィッ……

やよい「……? ねえねえみゆきちゃん。なんか、音がしない? こう、なんか……乾いた音が」

みゆき「え、音〜? ……そういえばなんだかこっちから」クルゥリ

みゆき「げぇッ!!?」


345 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:19:18.13 ID:IG7f/l2YO


ニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブ

あかね「旨い! 旨いィィ!!」ピシッパキッ

なお「来てよかったァァ〜!!」ピシシシシ……

ニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブ


みゆき「あかねちゃんッ! なおちゃんッ! か、顔に……『顔にヒビが入ってる』よッ!!?」


346 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:20:20.16 ID:IG7f/l2YO

あかね「へ、何ゆうとるんやみゆき? うちの顔がどうしたって?」ピキパキィッ

なお「ヒビって……なんのこと?」サッ

なお「顔に亀裂がァァァァァァ!?」ピシィ────ッ!

あかね「ほんまやァァァァァァ!? な、なんやコレェェェェェェ!?」パキィィィィン!

トニオ「おォ……効果が表れたようですね……」

あかね「トニオォォォォォォ!! コレは一体どうなっとんのやァァァァ!?」パキキキキ

れいか「あかねさんっ大声を出すと亀裂が、大きくッ!」

347 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:23:28.82 ID:IG7f/l2YO

トニオ「ご心配いりまセン……それは肌の老廃物が自然に剥がれ落ちる前兆です」

トニオ「洗面所に行くことをオススメしまス」ニコ

なお「あかねッ! 洗面所こっちであってる!?」

あかね「せや、早く行かんと!!」ダダダ

やよい「あのォォ〜……トニオさん、あかねちゃんとなおちゃんは大丈夫なんですか?」

トニオ「はい、あの二人は少々肌が荒れぎみでしたので、コラーゲンとビタミンが豊富なタコとトマトを合わせることで、肌の真皮層を刺激して古い皮膚や角質を根こそぎ除去シタのです」



トニオ「ほら、もうすぐ二人が帰ってきますヨ?」

みゆき「あっ、なおちゃんあかねちゃんおかえり〜ッッッ!?」


パァアアアアア─────ッッッ!!!


やよい「光り輝いてるゥゥゥゥ────ッッ!?」

れいか「まっ眩しいッッッ!!」

348 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:26:51.90 ID:IG7f/l2YO

なお「なんだかさぁぁ〜ッッッ! ……スゴい爽やかな気分だよ……」ツヤヤヤァン

あかね「ほんまや……まるで文字通り『脱皮』したかのような清々しい気分や……」キラキラキラァン


あかなお「ウルトラハッピィィィィ────ッ!!!!」キュピィィィン


トニオ「グラッツェ〜♪ 喜んでもらえて光栄でス。それでは私はパスタの茹で加減を見なければいけないので……」クルゥリ

やよい「あ、いっちゃった……ね、ねえ二人とも、ほんとになんともないの?」

あかね「ん〜? すこぶる絶好調やで。ホラ、お肌つるつる〜ん♪」ツルゥン

なお「運動部は肌が荒れやすいからな〜。これは嬉しいッ!」ツルルン

みゆき「うぅ〜む……トニオさんがあそこまでスゴいシェフだったなんて……プリキュアに誘えばよかったかな」ボソリ

あかね「みゆき、なんか今えらいこと言わんかった?」

やよい「でも、あんなスゴい料理を作れる人がなんで日本に来たんだろう……。本場のイタリアでレストランを開いても充分過ぎるほど通用すると思うんだけど」

なお「確かに……この味は何処で出しても三ツ星は確実だよ」

キャンディ「れいか、キャンディもそれ食べたいクルー……」ヒョコリ

れいか「あ、すみませんキャンディ。あまりの美味しさに夢中になっていました……。それでは、トニオさんが来る前にどうぞ」サッ

キャンディ「クル〜♪」パクパク

349 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:28:33.76 ID:IG7f/l2YO

みゆき「うむむ、人にはいろいろな事情があるからねェ〜。なんにしても、トニオさんが日本に来てくれたおかげでこんなに美味しい料理を食べられるんだから」

みゆき「今はそれでウルトラハッピー! ……でいいんじゃない?」

あかね「せやな、考えてもしゃあないし、今は料理をたのしもか!」

なお「うんうん! 次は何がくるのかな〜!?」キュルルル

トニオ「お待たせしました。次はプリモ・ピアット(第一の皿)……パスタ料理デス。その名も……」

みゆき「あ、あれってもしかして……」


350 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:29:19.91 ID:IG7f/l2YO


トニオ「そう、みなさんもご存じ『カルボナーラ』ですッ!!」バァアーン


【プリモ・ピアット】
『カルボナーラ』

【材料】
・タリオリーニ(2〜3o幅の平打ち麺)
・パンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け)
・白ワイン(ピエモンテ産)
・卵黄 ・ペコリーノチーズ
・黒こしょう

(賞味時期 お早めに)

イタリアンパスタの王道中の王道料理。
卵、チーズ、黒胡椒で味付けされたこの料理は日本人にも馴染みが深く、イタリアンレストランで置いていない所は無いと言われるほどである
生クリームは使わず、ペコリーノチーズ(羊のチーズ)を使用して甘さと塩辛さを引き出している


351 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:31:29.11 ID:IG7f/l2YO

みゆき「わたし、コレ大好きなんだよねェ〜!!」

なお「奇をてらわない直球勝負で来たか……。気に入ったァァ〜ッッッ!!」ビシッ

れいか「シンプルな料理ほど料理人の腕がはっきりと解ると言いますが、よほど腕に自信があるようですね」

やよい「いや、トニオさんなら期待『大』だよう!」

トニオ「カルボナーラの歴史はそう古いものではありません。それまで卵とチーズを使用したパスタはあっても、明確に『カルボナーラ』と名付けられたのは第二次世界大戦後と言われてまス」

みゆき「ふむふむ」

トニオ「当時、イタリアに進軍したアメリカ軍の若年兵たちが疲労と空腹でホームシックにかかった際、それをみかねたイタリアのシェフたちが振る舞ったのをキッカケに世界に広まったそうです」

れいか「なるほど、アメリカ人はベーコンと卵が大好きですからね」

あかね「なんか、ええ話やなー。敵さんにこんなご馳走するなんて」

トニオ「イタリア人の『食』に対する誇りと執念から産み出された美談というわけデス。……それでは、ごゆっくり……」スタスタ

352 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:35:23.47 ID:IG7f/l2YO

あかね「これもめっちゃ旨そうやな〜。では、さっそく……」

みゆき「……ッ!!」ズビズバー

なお「ッッッ!!」ズビズバー

あかね「もう食べとる……」

みゆき「だっだってコレ、たまんなくいい匂いがするんだもん!」ズババー

なお「ペコリーノチーズの独特な風味が一気に食欲を開花させてるって感じかな!? とにかく、やめられない止まらないィィ!!」ズババババ

やよい「激ウマシコシコのパスタに絡んだ濃厚チーズとベーコンが奏でる三重奏ッ!!! まさにステアウェイ・トゥ・ヘブン(天国への階段)を一気に駆け上がる気持ちッ!」ズババババ

れいか「濃厚でありながらまったく飽きがこないのは、黒胡椒と隠し味の白ワインから来るピリッとした辛味のおかげですね! 何皿でも頂けますッ!」モクモク

あかね「ゴクリ。……あかん、出遅れた……う、うちもいただきまーすッ!!」ズビズバー


5プリ「ゥんまァァ〜〜いッ!! ボーノ」キュピィィィン


キャンディ「クル〜……みんなばっかりズルいクル。キャンディだっていっぱい食べたいクル!」プンスカ

353 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:39:35.43 ID:IG7f/l2YO


……フワァアアアア……


キャンディ「……クル〜……?」クンクン

キャンディ「向こうからいい匂いがするクル!」トテテテテ


354 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:40:06.85 ID:IG7f/l2YO


ウルフルン「プリキュアめ、どこ行きやがったんだァァ〜? この町に全員揃ってるぐれーしかわからねーからな……」

ウルフルン「こーなったら適当にアカンベェ作って暴れさせて……」

フワァアアアア……

ウルフルン「……」ゴクリ

ウルフルン「な、なんかスゲーいい匂いがするじゃあねーかッ! 腹へってきたぜェェ!!」


355 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:41:26.60 ID:IG7f/l2YO

調理室ッ!


キャンディ「おなかすいたクル〜……。くんくん、こっちから甘酸っぱいいい匂いがするクル!」クンクン


トニオ「……」ユラァア


キャンディ「あ、トニオさんクル! 今度はなに作ってるクル〜?」

トニオ「おや、あなたは……」

キャンディ「あああっ!? いけないクルー! キャンディの正体ばらしちゃダメクル! またみゆきがキレちゃうクル〜!」

トニオ「……フム、しゃべるラム肉とは珍しいデスネ。……ちょっと、あなたコレ、食べてみます?」スッ

キャンディ「クル?」

フワァアアアア……

キャンディ「そ、それ、スゴくおいしそうな匂いクル〜……」ヨダレダバァ

356 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:43:20.21 ID:IG7f/l2YO

トニオ「この『仔牛肉のサルティンボッカ』はシンプルな料理ですが、ソースの調整が難しいので、味見役が欲しかったのですが……」

キャンディ「キャンディ! キャンディがあじみするクル! 食べたいクル〜!」

トニオ「おーそうデスカ! それはちょうどよかったデス。では、どうぞお召し上がりください……」


【セコンド・ピアット】
『仔牛肉のサルティンボッカ』

【材料】
・仔牛フィレ肉 ・生ハム
・マッシュルーム ・塩
・コショウ ・セージ
・小麦粉 ・オリーブオイル
・無塩バター ・白ワイン(ヴェネト産)
・じゃがいも ・インゲン

(賞味時期 約15分)

サルティンボッカとは『口に飛び込んでくる』という意味
あまりにも簡単で、短時間に作れることからこの名前が付いたと言われている
仔牛肉の下味は薄めにし、主に生ハムの塩気とソースの味を同時に楽しむ北イタリア出身の家庭料理である

357 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:48:02.56 ID:IG7f/l2YO

キャンディ「いただきまーすクル〜!」ガブリィィ

フワァアアアア……

キャンディ「クル!? 口にいれたとたんにお花のようないい匂いが広がるクル〜!」キャッキャ

トニオ「ソースに使っているヴェネト産白ワイン、『ソアーヴェ・クラシコ』は、花のような芳醇な香りと共に優しい甘味と酸味を楽しませてくれマス」

キャンディ「クル〜♪ お肉と生ハムだからもっと重いかと思ってたけど、やわらかくっていくらでも食べれるクル〜!」パクパク

トニオ「仔牛と生ハムの間にある『セージ』が両者の脂をサッパリさせ、食べやすくしているのデス。さらに抗菌、消臭効果で肉のわずかな臭みを取り除いてマス」


トニオ「まさに、『肉で肉を食べるための肉料理』と言えるノデス」


358 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:51:26.40 ID:IG7f/l2YO

キャンディ「す、スゴいクル〜……。こんなにガッツリ食べてるのに、ど、どんどん、お腹が減ってくクル。ま、まだまだ食べたいクル!」ガツガツ

トニオ「おや、やはりあなた! 食生活が偏ってマシタか。お菓子ばかり食べてるから体の栄養バランスが崩れてます。もっと野菜やお肉を食べなきゃダメデスよ?」

キャンディ「に、肉の旨みと生ハムの旨みが同時に襲いかかってくるとおもえば、白ワインソースとセージのつややかな香りが優しく包み込んで、喉を通る度にハッピーを感じるクルゥゥ!!」ガツガツ

キャンディ「こ、これはまさに『天国』! キャンディは今、ヘブンズ・ドアー(天国への扉)を開いたクル〜!!」パァアアアアア


キャンディ「ゥゥんまァァ〜いッ!! クルッ!」キュピィィィン


359 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:53:32.53 ID:IG7f/l2YO

トニオ「クックック……いいぞ……いい食べっプリだ……この『仔牛肉のサルティンボッカ』は成功だ……」

ウルフルン「なんだァァ〜? せっかくいい匂いに誘われて来てみりゃあもう食っちまってるじゃあねーか!」

トニオ「!!」

ウルフルン「まあいいか、そこらにあるもんでも漁って食っちまえば……お、こりゃなんだ? レモンの皮か?」ゴソゴソ


トニオ「………………」


ウルフルン「皮なんてゴミみたいなモンを後生大事にビンなんかに入れてよォォ〜? バカじゃねーのかギャハハハハ!」ベタベタ

360 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 21:58:20.75 ID:IG7f/l2YO


────ヒュオンッッ……

ドカァッッッ!!!


ウルフルン「あひゅっ!? な、なんじゃあっっ!?」


ビィィィイン……


ウルフルン「ほ、包丁……? ハッ!?」クルゥリ


361 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 22:00:47.50 ID:IG7f/l2YO


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

トニオ「…………」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ウルフルン「て、テメーいきなりなにしやがんだぁぁっっ!?」

362 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 22:02:15.81 ID:IG7f/l2YO

ニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブ

トニオ「私は……『ギャング』ではありません……。ですから、『ブッ殺す』と心の中で思っても、既に行為は終わってるなんて物騒なことはシマセン……」

ニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブニブ


ウルフルン「お、おまえ……ッッ」


トニオ「だから最初にちゃんと警告シマス」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

トニオ「手を洗いなさい。『ブッ殺しマス』よ?」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



363 : ◆S0pw.EDnyA [saga]:2018/12/15(土) 22:02:45.10 ID:IG7f/l2YO
今日はここまでです
メシテロ万歳
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/16(日) 00:03:54.76 ID:sOQmP5qBo
乙ゥ〜
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/16(日) 00:07:48.59 ID:B9/Qc2mE0

途中途中でネタがちょっとずつ入っててクスッと来てしまうw
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