【安価】上条「とある禁書とSAOで」キリト「仮面ライダー」

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476 :1 [saga]:2019/11/03(日) 00:32:13.41 ID:YQr3m5b+0
 『アタックライド』

 『ライダーシンドローム』


 ディケイド(オティヌス)「ライダーシンドロームッ!!」


 「「「「「「「「「「「「「「「ライダーシンドローム!!!」」」」」」」」」」


 バース(キリト)「ウォォオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」




 -SAOが存在した空間-

 バース(キリト)「・・・!」


 バース(キリト)「・・・ここが・・・SAOがあった・・・」


 バース(キリト)「・・・サチィーーーッ!!どこだぁーっ!」


 バース(キリト)「迎えに来たぞーっ!一緒に、現実の世界に帰ろうっ!」


 バース(キリト)「どこに・・・どこに居るんだっ!」




 バース(キリト)「・・・?」


 バース(キリト)「(何だ?あの黒い・・・霧・・・?)」


 ―ゴォォォオォォオオオオオッ!!
 ―バチバチバチィッ!!


 バース(キリト)「ぐあぁああっ!?」


 バース(キリト)「(攻撃してきた!?・・・何だ、あれ・・・!)」


 ―ゴォォォオォォオオオオオッ!!


 バース(キリト)「こ、のぉおおっ!」


 [CRANE ARM]

 バース(キリト)「テアァアッ!」


 ―スカッ
 
 バース(キリト)「なっ・・・!?」


 バース(キリト)「実体が無いって言うのかよっ!」


 バース(キリト)「何なんだ、これっ・・・!」
477 :1 [saga]:2019/11/03(日) 00:33:07.63 ID:YQr3m5b+0

 ―ゴォォォオォォオオオオオッ!!

 バース(キリト)「・・・(落ち着け・・・)」


 バース(キリト)「(きっと打開策があるはずだ。・・・)」


 ―ゴォォォオォォオオオオオッ!!
 
 バース(キリト)「(ここは元々ゲームの世界だ。倒せないわけがないっ)
 

 バース(キリト)「・・・!(コアか!)」


 バース(キリト)「ハアアアァアアッ!!」

 ―ズバァアアンッ!!

 ―シュウゥゥゥゥ・・・

 
 バース(キリト)「・・・やったか・・・」


 ―フ・・・


 バース(キリト)「うわぁあっ!?」


―ガシッ

 バース(キリト)「(足場が消えた!?くそっ!真っ暗で何も見えねえ・・・っ!)」


 バース(キリト)「(サチ・・・っ!絶対に・・・助けに行くからな・・・っ!)」



 バース(キリト)「くっ・・・!とにかく登らないとマズイっ・・・!」

 ―・・・♪〜♪、♪〜・・・♪〜・・・♪〜

 バース(キリト)「・・・?(歌声・・・?)」

 OVER(http://youtu.be/FPBK4h53RAU)


 バース(キリト)「アリサと・・・シャットアウラの・・・歌声、かっ・・・!」


 バース(キリト)「・・・せぇーのっ!」ヨジッ


 バース(キリト)「っはぁ・・・はぁ・・・」


 バース(キリト)「・・・危なかった・・・」



 ―・・・、・・・。・・・

 バース(キリト)「・・・!」ガバッ


 バース(キリト)「(光が・・・!誰かの・・・声が聞こえるっ!)」


 ―・・・。・・・!・・・、・・・!


 バース(キリト)「・・・今、行くぞっ・・・!」ダッ!
478 :1 [saga]:2019/11/03(日) 00:34:29.41 ID:YQr3m5b+0
 バース(キリト)「(光が照らしてくれてる・・・!)」


 「・・・と・・・っ!」


 「手を・・・!」


 バース(キリト)「っ〜〜〜!」バッ!


 バース(キリト)「アァアアアアアアアアアッ!!」


 ―ドサァアッ!

 バース(キリト)「っ、痛つつっ・・・」
 

 「和人っ!」


 「大丈夫か、和人っ」


 バース(キリト)「えっ?あ、は、はい・・・だ、大丈夫です・・・」


 「本当に?・・・よかった・・・」


 バース(キリト)「(・・・似てる・・・)」


 バース(キリト)「(母さんに・・・何となく、俺にも・・・?)」


 「・・・わからないだろうな。俺達の事は・・・」


 「そうよ、ね・・・ごめんなさい。いきなりの事で」


 バース(キリト)「・・・」




 バース(和人)「・・・母さん・・・?父さん・・・?」


 葵「・・・ええっ、そうよ」ニコリ


 行人「お前の・・・両親だ」


 バース(和人)「・・・!・・・ちょ、ちょっと、待って・・・」

 ―プシュゥーッ・・・

 和人(バース)「ぷはっ・・・本当に、俺の・・・母さんと父さん、なのか・・・?」


 行人「ああっ・・・俺がお前の父さんだ」


 葵「私が、お母さんよ」ナデナデ


 和人(バース)「・・・」


 和人(バース)「どうして・・・」


 葵「・・・その、何て言えばいいかわからないんだけど・・・」


 行人「随分派手な格好の女の子が案内してくれたんだ・・・」


 和人(バース)「・・・(まさか、舞夏が・・・?)」
479 :1 [saga]:2019/11/03(日) 00:35:40.07 ID:YQr3m5b+0
 和人(バース)「・・・そうなんだ」


 葵「・・・和人、大きくなったわね・・・」ギュウッ


 行人「ああ。・・・母さんに似たな」クスッ


 和人(バース)「みたい、だよな・・・」クスッ


 和人(バース)「会えて・・・」


 和人(バース)「会えて嬉しいよ・・・っ・・・母さんっ・・・父さんっ・・・!」ギュウッ、ポロポロ


 葵「お母さんもよ、また会えて・・・嬉しいわ」ギュウッ


 行人「ああ・・・ごめんな。お前を置いてきぼりにしてしまって・・・」ナデナデ


 葵「翠にお礼言わないとね」クスッ、ギュウッ


 和人(バース)「・・・母さん、父さん。俺、恋人が出来たんだ」


 葵「ええ・・・知ってる。よかったわね」


 和人(バース)「え?・・・もしかして、天国で見てたからとか・・・?」


 行人「まぁ、そんなところだぞ」クスッ
 

 葵「お母さん嬉しいわっ。あんなに美人で可憐な子と恋人同士になれたなんて・・・」ニコリ


 行人「あちらのご両親にちゃんと挨拶しておくんだぞ?」


 和人(バース)「あ、ああ。もちろん・・・」


 葵「・・・和人。貴方はお母さんとお父さんの誇りよ」


 行人「ああ。・・・成長したお前と話が出来て、本当によかった・・・」


 One Would(http://youtu.be/j1fh7u7mJa0)

 和人(バース)「俺もだよ。母さん、父さん」クスッ


 和人(バース)「・・・もっと俺、二人と話がしたいけど・・・迎えに行かないといけない子が
        いるんだ」


 葵「わかっているわ。・・・お母さん達もそろそろ、時間ね」キラキラ

 
 行人「そうみたいだな・・・」キラキラ


 和人(バース)「・・・母さん、父さん。俺、二人のことよくわからないから・・・」

 
 和人(バース)「本当に心から言えてるのか自分でもわからない・・・けど!」


 和人(バース)「ありがとうっ」ポロポロ
480 :1 [saga]:2019/11/03(日) 00:39:25.52 ID:YQr3m5b+0
 和人(バース)「俺を生んでくれて・・・ありがとう。母さん、父さん」ニコリ


 葵「っ、ええ・・・っ」ニコリ、ギュウッ


 行人「ああ・・・っ」コクリ,ナデナデ


 和人(バース)「もっと二人の誇りになれるように生きて行くから・・・見守っててほしいっ」


 和人(バース)「アスナともずっと幸せに生きていく。2人が生きていくはずだった分まで」


 和人(バース)「俺・・・頑張るからさっ」


 葵「うん。・・・頑張ってね!お母さんとお父さん、見守っててあげるから」


 行人「ああ、いつまでもな」


 葵「・・・和人、最後になるから・・・抱きしめていい?」


 和人(バース)「・・・もちろんっ」スッ


 葵「・・・」ギュウッ


 和人(バース)「・・・、(温かいな・・・)」


 行人「・・・」ギュウッ


 和人(バース)「父さん・・・」


 行人「お前には愛情を注げることが出来なかった・・・」


 行人「だが、ここまで成長してくれたお前を本当に嬉しく思う。これからも頑張るんだぞ」ナデナデ

 
 和人(バース)「ああっ。任せてくれよっ」ニコリ


 行人「ん・・・力強く生きろ。生涯まで」スッ


 葵「・・・」スッ


 葵「ほら。これ落としてるわよ」スッ

 
 和人(バース)「あ、ああっ。・・・ありがとう」


 行人「お前が探している子は、多分あっちで見かけた子の事だと思うぞ」


 和人(バース)「!。わかった」


 和人(バース)「・・・変身っ」

 ―カシャンッ キュィィン

 バース(和人)「・・・行ってきます。母さん、父さん」


 葵「行ってらっしゃい、和人。・・・元気でね」


 行人「転んでも、怪我しても・・・和人」


 行人「お前はもう泣かなくても大丈夫だ。男になったんだからな」
481 :1 [saga]:2019/11/03(日) 00:40:01.02 ID:YQr3m5b+0
 バース(和人)「ああっ・・・じゃあ、また会う日まで。あばよっ!」


 ―タッ タッ タッ タッ

 行人「・・・立派にこれこらも育ってくれるな。アイツなら」
 

 葵「ええ・・・和人。生きて、頑張って・・・」


 ―サァァァァ・・・

 バース(和人)「ハァッ!ハァッ!」タッタッタッ


 バース(和人)「っ!サチっ・・・!」



 サチ「・・・え・・・?」


 バース(和人)「ハァッ・・・ハァッ・・・ここに、居たんだな」


 サチ「キリト・・・」


 バース(和人)「・・・帰ろうぜ。こんなところから」


 サチ「・・・でも・・・いいのかな・・・」


 バース(和人)「いいんだ。・・・お前はまだ生きていける」


 バース(和人)「俺達と一緒にやりたいことやろうぜ?いっぱいあるだろ?」


 バース(和人)「ゲームもそうだし、それから色々・・・」


 サチ「・・・」


 バース(和人)「・・・だから、帰ろう。一緒に」


 サチ「・・・。・・・うん」コクリ


 サチ「キリトと一緒に行けるなら・・・どこにでも」ニコリ


 バース(和人)「サチ・・・ありがとう。・・・行こう」


 サチ「うんっ」


482 :1 [saga]:2019/11/03(日) 00:40:28.30 ID:YQr3m5b+0



 ディケイド(オティヌス)「まだかっ!?何をやってるんだ・・・!?」


 プロトバース(上条)「っ・・・!オティヌス!キリトだ!戻ってきたぞ!」


 ディケイド(オティヌス)「!。よしっ!」


 ―バシュゥゥ・・・

 バース(キリト)「・・・っ」


 サチ「あっ・・・」


 ―チャリンッ シュイーン

 キリト「帰ってこれたな・・・ふぅー・・・」


 上条「キリト、大丈夫か?」


 キリト「ああ。・・・ちょっと寄り道しててさ・・・」クスッ


 サチ「・・・帰って、来れたんだ・・・」


 アスナ「サチっ!」


 サチ「アスナ・・・」


 アスナ「よかったぁ・・・帰ってきてくれて・・・」ポロポロ


 遼太郎「よかったな。これでお前も帰還者だ」


 サチ「・・・」ポロポロ


 サチ「本当に・・・帰って、これたんだね・・・」ポロポロ


 アスナ「ええっ。お帰りなさい、サチ」ニコリ


 サチ「・・・うんっ」ニコリ


 サチ「ありがとう、色々迷惑かけてごめんね」


 アスナ「いいのよ。大丈夫だから」クスッ




 キリト「・・・これでゲームクリアだな・・・」


 上条「ああ。・・・て訳で、上条さんは」バタッ


 上条「」


 キリト「!?。お、おい、上条!?」


 バースドライバー(>>1)『無理が集ったみたいじゃね。救急車呼ばんと』


483 :1 [saga]:2019/11/04(月) 00:15:47.66 ID:U/uU1U0/0
 美琴「アンタはいつもいつも!」ガミガミ


 吹寄「どれだけ心配させれば!」ガミガミ


 五和「ご自身を大切にしてください!」ガミガミ


 上条「はい・・・」


 雲川「前々の前からそう言う奴とはわかってたんだけど」ガミガミ


 サンドリヨン【貴方はね自分の出来る限度が理解できてないわ】ガミガミ


 食蜂「本当にそれよねぇ」


 上条「返す言葉も・・・」


 蜜蟻「本当にい貴方って人はあ」ガミガミ

 
 レッサー「馬っっっっ鹿じゃあないんですか!?」ガミガミ


 バードウェイ「おにぃのばかぁ・・・」


 アリサ「ま、まぁまぁ皆そんなに当麻くんを責めないであげて?ね?」アセアセ


 ―ガラガラッ


 小萌「はーい、皆さーん。あまり大きな声で叱っていると部屋の外まで聞こえてしまいますから
    少し声量を控えてくださいねー」


 神裂「失礼します」


 上条「小萌先生。それに神裂と・・・えっと・・・」


 アルファル「初対面だから、アルファルと呼んでいいよ」


 上条「あ、ああ。アルファルって言うか」

 
 神裂「ええ。今回の事件の被害者となっていました」


 アルファル「・・・ん?もう一人はどこに?」


 上条「もう一人?」


 直葉「・・・」チラッ


 上条「あっ。・・・直葉、のことか」クスッ


 直葉「ど、どうも・・・」ペコリ


 吹寄「この子も当麻のことずっと心配してくれてたのよ」


 上条「そうか・・・ごめんな?心配かけさせて」クスッ


 直葉「い、いえ。ご無事で何よりですっ/」
484 :1 [saga]:2019/11/04(月) 00:28:46.44 ID:U/uU1U0/0
 美琴「当麻?」


 雲川「私達も桐ヶ谷より少し下だけど心配はしてたんだけど?」


 上条「も、もちろん、ありがたいと思ってるでせうよ」アセアセ


 サンドリヨン【どうだか。私達は慣れてると思ってるんじゃないでしょうね?】


 食蜂「えぇ〜、ひっどぉーい」


 アリサ「当麻くんのこと・・・皆、心配してくれてるよ・・・?」ウルウル


 上条「お、おおおっ!もちろん!わかってるぞアリサ!」アセアセ


 レッサー「泣ーかしたー泣ーかしーた。学園都市の歌姫を泣かすなんて・・・」


 バードウェイ「おにぃ。それはおにぃでも許されないぞ」


 上条「だ、だ、だから!」アセアセ


 小萌「はい。いい加減にしないと先生も流石にブチキレちゃいますからねー」


 小萌「とりあえず上条ちゃん、お見舞いのフルーツですよー」コトッ


 上条「あ、ご丁寧に・・・サンキュな、小萌先生」


 美琴「あ、どれか食べる?」


 上条「ああ、そうする」


 美琴「じゃあ食べやすいように美琴せんせーが剥いたげるわ」


 「「「「「「「【!】」」」」」」」


 レッサー・五和「「私も剥きます!」」

 
 美琴「なっ、え?な、何でよ。私1人で十分出来るから!」


 バードウェイ「おにぃのためだけに綺麗に剥こう」


 雲川「私の方が綺麗に剥けるんだけど」


 食蜂「あらぁ〜?愛愉さぁーん?制理さぁーん?リンゴ離してもらえるかしらぁー?」グギギッ


 蜜蟻「何でかしらあ?他の果物があるんだからあ、いいじゃないのお」グギギッ


 吹寄「わ、私はリンゴにクエン酸が含まれてるって聞いた事あるから疲労回復に選んだたけで」メキョッ

 ―ガヤガヤ ガヤガヤ


 直葉「あわわ・・・」オロオロ


 アリサ「直葉ちゃん、どれから剥く?」


 サンドリヨン【あったら放っておいて平気だから】
485 :1 [saga]:2019/11/04(月) 00:55:30.28 ID:U/uU1U0/0
 直葉「お、お2人はその・・・落ち着いてますね・・・」


 アリサ「え?」キョトン


 サンドリヨン【慣れよ。慣れないとやってられないんだから】


 直葉「は、はぁ・・・えっとそれじゃあ桃を・・・」


 アリサ「あ、うん。はい、どうぞ」ニコリ


 直葉「ありがとうございます」


 サンドリヨン【ま、可愛い後輩だから面倒見は良くするつもりよ】


 直葉「え?・・・//」ポッ


 アリサ「・・・あっ、そっか。直葉さんも当麻くんがす気になって」


 直葉「ちょ、直球で言わないでくださいよぅっ//」モジモジ 

 
 直葉「上条さんに聞かれたら恥ずかしい・・・///」


 上条「・・・(いや、既に俺聞いちゃってるんでせうよね)」


 サンドリヨン【何言ってるのよ。これから伝えるのに、恥ずかしがってたらダメ】


 サンドリヨン【幸せはテンポが大事なのっ】


 直葉「は、はい・・・サンドリヨンさん、何だかすごく頼りになりますね」


 アリサ「何となくだけど、サンドリヨンちゃんは一番大人っぽいから」クスッ


 サンドリヨン【これでもお酒は飲めるんだから】


 直葉「(そうなんだ・・・私ぐらい背が少し低いけど・・・)」


 アリサ「はい。当麻くん、あーんして」ニコリ


 上条「あ、あー・・・」パクリッ,シャリシャリッ


 アリサ「美味しい?」


 上条「んっ」コクコクッ


 吹寄「・・・」シャリシャリッ


 レッサー「え?制理さん?それは・・・」


 吹寄「え?」シャリシャリッ


 五和「細過ぎて時間がかかっちゃいますよ」クスッ
486 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:15:59.56 ID:U/uU1U0/0
 上条「そう言うところ几帳面だからな」クスッ


 吹寄「//」


 食蜂「ふ♪ふ♪ふん♪」シャリシャリッ

  
 蜜蟻「♪〜」シャリシャリッ


 美琴「・・・アンタ達は何かコンテストにでも出る気なの?」


 蜜蟻「当麻さんのためよお」


 食蜂「美琴だって、綺麗に剥いてるじゃないかよ。人の事、言えんのか?」クスッ


 美琴「っ//こ、これは!//」


 雲川「やれやれ、こう言うときくらい素直になってもいいと思うんだけど」


 雲川「ツンデレなのはわかってたけど、それだとおこちゃまなんだけど」


 美琴「な、何よそれ//!?」

 
 雲川「まぁ、地味に綺麗に剥けてるな。刃物を使うのは苦手だと思ってたんだけど」


 バードウェイ「根は常盤台の生徒だからな。これくらいは、な?」


 美琴「ま、まぁ・・・」


 バードウェイ「おにぃ、あーん」


 上条「ああ。・・・んっ」モグモグッ

 
 上条「(さて、上条さんそろそろ腹一杯になってきたぞ・・・)」グフッ


 直葉「上条さん。お茶、飲みますか?」


 上条「おっ、サンキュ」ズズッ


 直葉「はいっ・・・//」


 上条「・・・!。そ、そうだ、俺だけじゃなくて皆も食べてくれよ」


 上条「皆で食う方が楽しいだろ(ここで機転を利かせば)」


 食蜂「いいのか?・・・あ、いいのぉ?」


 バードウェイ「じゃあ食べる」モシャモシャ


 レッサー「んわっ!レモン酸゙っ゙ぱい!」


 五和「それは当たり前です・・・」クスッ
487 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:17:10.92 ID:U/uU1U0/0
 上条「レイ、レッサー。慌てて食べるなよ」クスッ


 レッサー「ばい゙」モゴモゴ


 バードウェイ「うん。・・・甘い」モグモグッ


 アルファル「・・・あっ」ズボッ


 神裂「剥いてあげましょうか」クスッ


 アルファル「う、うん」スッ


 
 直葉「・・・」


 直葉「(さっきまで修羅場っぽかったのに・・・)」


 直葉「(いつのまにか落ち着いてる・・・上条さんってすごいなぁ・・・)」


 食蜂「直葉さぁん、どうかしたのぉ?」


 直葉「えっ?あ、いや、その・・・か、上条さんってすごいなぁって思って」


 美琴「まぁ、アイツはとんでもないことするのが普通だから」


 蜜蟻「確かにねえ」クスッ


 蜜蟻「・・・ところでぇ、今日で直葉さんは外へ帰るのだったわよねえ?」


 直葉「は、はい、そうです・・・」


 食蜂「今度会うときはいつ頃かしらねぇ」


 直葉「それはちょっと、わからないです・・・」


 美琴「高校受験でここ選べばいいんじゃないの?」


 蜜蟻「あらあ、良いアイデアねえ」クスッ


 直葉「で、でも、偏差値がすごそうで・・・」


 食蜂「大丈夫よぉ。65ぐらいの所だってあるからぁ」


 直葉「あ、そうなんですか?・・・じゃあ、頑張ってみようかな・・・」ウーン


 蜜蟻「来年が受験ならぁ、当麻クンは大学か就職先見つけようとしてるところかしらねえ」


 美琴「アイツ、どっちにするのか決めてるのかしら」


 蜜蟻「さあ、聞いてないわあ」


 美琴「大学に行くなら、私達でガッチリ教えないとね」


 食蜂「もちろんよぉ♪」


 蜜蟻「ええっ」ニコリ
488 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:22:30.88 ID:U/uU1U0/0
 直葉「大学受験かぁ・・・大変そうだなぁ・・・」


 サンドリヨン【学生は皆大変そうね】クスッ

 
 食蜂「ってぇ、サンドリヨンさんも立派な女子高生じゃないのぉ」


 サンドリヨン【ああ、それもそうだったわ】クスッ


 サンドリヨン【つい他人事みたいに言っちゃうのよ】


 雲川「途中から入学してきたから、仕方ないと思うんだけど」


 蜜蟻「そうねえ」クスッ




 アルファル「♪」シャリシャリッ


 神裂「美味しいですか?」クスッ


 アルファル「うん」ニコリ

 
 直葉「(可愛い・・・/)」


 直葉「(ゲームじゃなくても妖精さんってやっぱり可愛いんだ・・・/)」キュンキュン


 アルファル「んぐっ」ゴフッ


 神裂「あ、大丈夫ですか?」アセアセ


 直葉「お、お茶、はいっ」


 アルファル「」ゴクッゴクッ


 アルファル「ぷはっ・・・ありがとう」


 直葉「うん」ニコリ




 小萌「では、先生は学校に戻りますので。上条ちゃん」


 小萌「退院したらちゃーんと学校に来るのですよ?」


 上条「もちろん、わかってるでせうよ。小萌先生」クスッ


 吹寄「そう言ってたら、また事件に巻き込まれて行けなかったりするのよね・・・」


 雲川「当麻の場合、いや上条当麻と言う人物の場合しかないけど」


 上条「上条さんへの信頼は無いんでせうか・・・」
489 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:30:36.17 ID:U/uU1U0/0
 美琴「様式美だもの。仕方ないでしょ」


 食蜂「そうそう」クスッ


 小萌「それでは失礼しまーす」ガラガラ


 直葉「(私もそろそろ・・・)」


 蜜蟻「(ダメよお、直葉さあん。ここで勝負をかけないとお)」


 直葉「!?(な、何!?声が聞こえて・・・!?)」


 蜜蟻「(私よお。落ち着いてえ?)」


 直葉「(・・・あっ、も、もしかして、蜜蟻さん・・・?)」


 蜜蟻「(これが私の能力よお)」


 蜜蟻「(お姉さんとしてえ、何でもカバーしてあげるからあ)」


 直葉「(は、はぁ・・・)」


 蜜蟻「(まずはどんどんアプローチしなさあい)」


 直葉「(アプローチ・・・ですか)」


 蜜蟻「(そうよお。これから皆、部屋から出てもらうからあ頑張ってねえ)」


 直葉「え?」


 美琴「あ、私ちょっと友達に連絡しないといけなかったんだった」


 五和「私も建宮さん達に・・・」


 サンドリヨン【麦野達に連絡しないと】


 雲川「私もちょっと」


 上条「ああ。そうか」

 
 レッサー「あ、インデックスさんと香焼にご報告を」


 バードウェイ「マークとパティーに心配ないこと言っておくか」


 食蜂「帆風さんと他の人に連絡してくるわあ」


 吹寄「私は土御門やクラスの皆に言ってくるわね」


 アリサ「・・・あ、お、お仕事の電話だー」アセアセ


 神裂「上条当麻。お大事に、また事件が起きた時はいつでも助けに来ます」


 上条「ああ。ありがとな、神裂」
490 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:31:26.07 ID:U/uU1U0/0
 直葉「・・・(み、蜜蟻さんと私だけになっちゃった・・・)」


 蜜蟻「・・・当麻クン」


 上条「ん?どうした?」


 蜜蟻「直葉さんがあ、お話があるそうなの。だからあ、聞いてあげてえ?」


 直葉「!」


 上条「・・・あ、ああ。わかった」コクリ


 蜜蟻「それじゃあ・・・(頑張ってねえ、直葉さん)」ニコリ


 直葉「・・・(・・・は、はいっ)」


 直葉「・・・え、えっと、あの、上条さん//」


 上条「・・・うん?」


 直葉「・・・///」


 直葉「(ど、どうしよう//い、いざ、2人だけになっちゃうと・・・///)」アセアセ


 上条「・・・ゆっくりでいいぞ?焦らず話してくれ」クスッ


 直葉「あっ・・・は、はい//・・・あ、あの、お茶、飲みますか?//」


 上条「ああ。頼むな」


 直葉「は、はい・・・/(棚の上に・・・あ、あったあった)」スクッ


 直葉「はい、どう」ツルッ


 直葉「あっとっとっ!?」ツルッツルッ


 ―ポーン ヒュ〜
 
 直葉「わぷっ!?」パシャッ


 上条「す、直葉?大丈・・・ぶあっ?!//」


 直葉「あうぅ・・・す、すみません・・・(びしょびしょだよ〜・・・)」


 上条「ピ、ピンク・・・」


 直葉「?」


 上条「な、何でもないでせうよっ!///」アセアセ


 上条「と、とりあえずこれを・・・っ//」プイッ、スッ


 直葉「あ、は、はい。ありがとうございます」フキフキッ


 上条「(・・・み、見たとおりだけどやっぱデカイな・・・//)」
491 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:32:20.77 ID:U/uU1U0/0
 直葉「あっ・・・/」


 上条「?。ど、どうした?」


 直葉「い、いえ、だ、大丈夫です・・・//(ま、まずい、服の中まで・・・//)」


 直葉「・・・!(そ、そうだ、こうして胸だけ隠す感じに・・・うん、だ、大丈夫だよね?)」ホッ


 上条「・・・大丈夫か?」


 直葉「はい。・・・あの、上条さん」


 直葉「まだ出会ってちょっとしか話したりしか、してないですよね・・・」


 上条「そう、だな。うん・・・」


 直葉「・・・」


 上条「・・・」


 直葉「色々、聞いてもいいですか?」


 直葉「上条さんからも私に聞いていいですから・・・」


 上条「ああ、いいぞ」


 直葉「はい。・・・上条さんは・・・」


 直葉「どんな女性がタイプですか?」


 上条「え?・・・あー・・・うーん・・・」


 上条「・・・既に上条さんの恋人の皆さんは個性豊かなのを見ての通りでせうから・・・」


 直葉「あっ」タラー


 直葉「そ、そうですね・・・ごめんなさい・・・」


 上条「あ、謝らなくてもいいって」アハハ・・・


 直葉「・・・上条さんは、どうしてそんなにも人に優しいんですか?」


 直葉「そのせいで、何度も死にかけたって・・・美琴さんや五和さんから聞きました」


 上条「・・・」


 直葉「それって・・・ほとんど自己犠牲じゃないですか」


 直葉「自分の事も大切にしないと・・・皆さんを心配かけるばっかりになりますよ」


 上条「・・・それでもさ」

 
 直葉「え・・・?」


 上条「困ってる人はほっておけないんだ。俺にとっては・・・」


 上条「それが俺の役目みたいなもんだから」
492 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:33:19.64 ID:U/uU1U0/0
 直葉「・・・その役目が無くても、してそうですけど・・・」


 上条「ああ。してるかもな」クスッ


 上条「皆が幸せなら・・・それでいいと思うし。困ってたら手を差し伸べるのも・・・」


 上条「仮面ライダーなくても、してあげるもんだろ?」ニコリ


 直葉「・・・!」


 上条「だから俺は・・・これからもずっとそんな感じで生きてきくかもしれないでせうよ」


 直葉「・・・あ、あの、上条さん」


 上条「ん?」


 直葉「・・・わ、私・・・」


 直葉「・・・ホントに、まだ上条さんのこと全然わからないんですけど・・・」


 直葉「・・・私、上条さんのことが・・・好き、な、んですっ・・・///」


 上条「・・・」


 直葉「だから、私も役に立てるかわかりませんけど・・・」


 直葉「・・・上条さんの、隣に居てもいいですか・・・?」


 直葉「きっと、役に立てるように・・・」


 上条「・・・直葉」


 直葉「は、はいっ」


 上条「・・・まず聞くけど・・・俺が10人、恋人居るのは知ってるよな?」


 直葉「・・・はい」


 上条「常識的な考えでは・・・あり得ないだろ?」


 直葉「・・・」


 上条「・・・本当にいいのか?それより、大丈夫なのか?」


 直葉「もちろんです!じゃないと・・・告白なんてしません!///」


 直葉「それに、皆さんとは合意の上なんですよね?//」


 上条「と、当然」コクコクッ


 直葉「それなら・・・私も合意していただければ・・・//」


 直葉「・・・お兄ちゃんからきちんと許可もいただいていますし//」


 上条「キリトから!?」


 直葉「アイツなら、大丈夫だろうって」
493 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:33:59.90 ID:U/uU1U0/0
 直葉「上条さんは悪い人じゃないから、認めるって」


 上条「・・・そ、そうか」


 直葉「はい」コクリ


 上条「・・・」


 直葉「・・・上条さん。・・・も、もう一度、言います//」


 直葉「私、上条さんのことが好きですっ//・・・//」


 直葉「・・・お付き合い・・・願い、ますか・・・?///」


 上条「そこまで言わせて・・・断れるわけないな」


 直葉「!//」


 上条「まだお互いによくわからないところもあるし・・・」


 上条「今日でキリト達と同じく外へ帰るから、電話とか手紙でしか話せなくなるけど・・・」


 上条「俺で良いなら・・・よ、よろしくな、直葉」ニコリ


 直葉「・・・はいっ//」コクリ


 直葉「また、いつか来ますねっ//」


 上条「ああ。わかった」


 直葉「も、もし、上条さんも外へ出かける用事があった時は、連絡していただけますか?/」


 上条「もちろんでせうよ」クスッ


 直葉「ありがとうございます//」


 上条「それくらいならお安いご用だぜ」クスッ


 直葉「それじゃあ・・・そろそろ学校の方に行ってきますね」


 上条「そっか。最後の登校だから友達になった子とかと沢山話しておけよ?」


 直葉「はい、そうします」ニコリ


 直葉「・・・あの、上条さん//」


 上条「なんだ?」


 直葉「こ、これからは・・・当麻さんって呼んでいいですか?//」


 上条「いいぞ。俺も直葉って呼んでるんでせうしな」


 直葉「は、はい//・・・あの・・・//」


 上条「ん?」


 直葉「・・・こ、恋人になった、ことですから・・・えっと・・・//」
494 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:35:19.56 ID:U/uU1U0/0
 上条「・・・あ、あー・・・その、直葉が本当にしたいなら・・・」


 直葉「!//・・・///」コクリ


 直葉「・・・///」ズイッ


 上条「・・・っ/」


 直葉「(当麻さんの顔が、こんな近くにまで・・・///)」ドキドキッ


 上条「(相手はキス、したことないだろうから・・・上条さんは何もしないでおこう)」


 直葉「・・・い、いきます//」


 上条「ど、どうぞ」


 直葉「・・・っ///」


 ―ちゅっ・・・

 直葉「んっ、ふ・・・///」


 直葉「(はわわわっ///キ、キスしちゃ、った・・・///)」


 直葉「(男の人と・・・キス、してる・・・♥///)」


 ―ちゅっ ちゅうっ・・・ ちゅぷ・・・


 直葉「(すごく温かい・・・///)」


 上条「・・・っ///」


 直葉「(キスって、こんなに温かいんだね・・・///)」


 直葉「・・・///(・・・もう、いいかな・・・///)」

 ―ちゅぱ・・・

 直葉「ぷあ・・・っ///はぁ・・・はふ・・・///」


 上条「・・・野暮なこと聞くけど、初めてのキスが俺でよかったのか?」


 直葉「・・・もうっ//」
495 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:35:45.56 ID:U/uU1U0/0
―ちゅっ

 上条「んっ、ぐ・・・//」


 直葉「本当に野暮なこと聞くんですね・・・//」

 
 直葉「すっごく・・・嬉しいですよ//」ニコリ


 上条「・・・それなら、よかったよ/」クスッ


 直葉「ふふっ♪//」ニコリ


 上条「・・・直葉、これからよろしくな」


 直葉「はい//。こちらこそ、どうかよろしくお願いします//」


 直葉「当麻さん♥//」ニコリ 




 -常盤台中学-

 小牧「詩乃さん、一週間ありがとうございました!」


 黒子「あまり長くはお話しできませんでしたけど、楽しく過ごすことが出来まして?」


 詩乃「ええ。もちろんよ」クスッ
 

 湾内「外の方へお帰りになれる際にも気を付けてくださいね」


 詩乃「そうね。ありがとう」ニコリ


 猟虎「あ、あ、ああ、あの、あの、詩乃、さん」モジモジ


 詩乃「ん?なに?」


 猟虎「メ、メアド交換、しました、ね・・・」


 詩乃「ええ。登録は完了してるけど・・・?」


 猟虎「ぜ、是非、ご、ごご、ご連絡してくださいね・・・」

  
 猟虎「せ、せせ、せっかく出来た友達なのに・・・会えないなんて悲しいですから・・・」


 詩乃「・・・そうね。必ず連絡するから」クスッ


 猟虎「!。あ、あ、ああ、ありがとう、ござ、ごご、ございますっ///」


 小牧「もちろん私達にもしてくださいね!」
496 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:36:14.96 ID:U/uU1U0/0
 黒子「出れないこともあるかもそれませんけど、いつでもお願いしますわ」ニコリ


 湾内「もしお時間ができたら外へ会いに行きますわね♪」ニコリ


 詩乃「ええ。その時は連絡して?」


 湾内「はいっ」


 黒子「あ、そう言えば猟虎さん?何かお渡しする物があるのでは?」


 猟虎「は、はは、は、はいっ」


 猟虎「ここっ、こち、こ、こちらに、なります///」スッ


 詩乃「これは・・・ケース?開けてみてもいい?」


 猟虎「ど、ど、どど、どうぞっ/」コクコクッ


 詩乃「・・・」コトッ

 ―ガチャッ パカッ

 詩乃「!。これ・・・」


 猟虎「ぜ、ぜ、ぜぜ、全部レプリカですのでっ。あの、テレスさんに急遽お願いして作って、もらいました//」

 
 詩乃「・・・ありがとう、大切にするね」ニコリ


 猟虎「は、はいっ///」パァァァ


 猟虎「もし、困ったことがあれば呼んでくださいね!」


 詩乃「え?」


 猟虎「飛んで絶対に助けに生行きますからっ」


 詩乃「・・・ええ。ありがとう、猟虎」クスッ


 猟虎「は、はいっ//」

 
 小牧「私も行ってあげますから!」

 
 黒子「当然、私も頼りにしてくださいな」


 詩乃「うん。ありがとう」ニコリ

497 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:36:51.07 ID:U/uU1U0/0



 -幻夢コーポレーション学園都市社-

 黎斗「クライン君。一週間とてもご苦労だったよ」


 遼太郎「いやぁ、どうもありがとうございます」ペコリ


 黎斗「君の頑張りを見てとても感心した。それに・・・」


 黎斗「今回の事件での活躍も聞いている。ボーナスは弾みに弾ませてもらったぁ」ニコリ


 遼太郎「あざっす!」


 黎斗「お相子でいこうじゃないか。礼は無用とする」


 黎斗「こちらもSAOと言う、興味深いゲームを教えてもらったぁ・・・感謝しているよ」


 遼太郎「そ、それはどうも」


 遼太郎「・・・あっ、ところで社長。このガシャットを」


 黎斗「それは君の物だ。受け取りたまえ、遠慮は無用だ」


 遼太郎「そうですか?・・・それじゃあ、まぁ大切にしておきます」


 黎斗「それと、ユウキ君に何か不調があればすぐに連絡するように言っておくように
    頼めるかな」


 遼太郎「え?あ、はい。わかりました」


 黎斗「万が一もあるかもしれないことを私は考えているのでね」


 遼太郎「はいっ」コクリ


 黎斗「・・・では、別れの言葉も好まないが。今までありがとう、クライン君」


 黎斗「元の会社でも励みたまえ」


 遼太郎「はいっ!こちらこそ、色々とありがとうございました!」


 遼太郎「もし外でも幻夢コーポレーションのゲーム見かけたら買って、やりまくりますのでっ」


 黎斗「感激するよ」ニコリ


 遼太郎「では、失礼します。一週間、ありがとうございました」

498 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:37:47.70 ID:U/uU1U0/0

 遼太郎「さてと・・・次は天井社長のとこだな」


 遼太郎「・・・ちなみに給料明細はっと」ペラッ


 遼太郎「」クシャッ


 遼太郎「・・・い、家に帰ってからもう一回見てみよ」フラフラ


 
 ー天井菓子株式会社ー

 天井「壺井さん、一週間お疲れさまでした」ニコリ


 青星「お疲れさまでした」ペコリ
 

 遼太郎「はい。ありがとうございます、社長、青星さん」


 天井「帰ってしまうのが残念だけど、契約だから仕方ないか」


 遼太郎「大丈夫ですよ。青星さんが居るんですから」ハハハッ


 青星「いえ、壺井さんが居てくださったおかげでもありますから。そう言わないでください」


 天井「青星さんの言う通りだよ。壺井さんは素晴らしい人だ」クスッ


 遼太郎「社長・・・ありがとうございます」


 天井「それと・・・せーのっ。よっこいしょ」ドサッ


 遼太郎「な、何ですかそれ」


 天井「新商品のお菓子詰め合わせだ。とりあえず・・・一週間くらいは保つと思うよ」


 天井「キリト君や他の子達に渡してあげてもらえるかな」


 遼太郎「は、はぁ・・・]


 遼太郎「(一週間もずっと食うのはキツいような・・・ま、まぁ、ありがたく受け取ろう)」


 遼太郎「わかりました」コクリ


 天井「うん」ニコリ


 青星「そういえば嬉美がお世話になったようで・・・」


 遼太郎「あ、あぁ、はい。まぁ、こっちの方が嬉美ちゃんに世話になったようなもんですから」


 遼太郎「あの時、不良から助けてもらったお礼ですよ」


 青星「そうですか・・・」
499 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:38:19.20 ID:U/uU1U0/0
 青星「もし、再度こちらに機会があるときは、また遊んであげてくださいね」ニコリ


 遼太郎「それはもちろん。連絡先も交換しましたから」


 天井「私も逆に外へ用事があった時は、会いに行っても構わないかな?」


 遼太郎「はい!もちろんですよ」


 天井「ありがとう。外のお菓子や子供達の趣味思考をもっと知りたいと思ってね」


 天井「それと、出来ればオルソラさんとチェレステとも旅行に行こうかと・・・」


 遼太郎「ああ、なるほど」


 天井「はい。日本の美しい観光地へ連れて行こうと思ってるんだ」


 青空「そうなれば社長代行はお任せください」


 天井「ああ、任させてもらうよ」クスッ


 遼太郎「青星さんなら全く心配なさそうですもんね」


 青星「それほどでも」


 天井「私が定年退職してもこの会社は安泰することだろうね」クスッ


 遼太郎「えっ?あ、い、いやいや!そういう意味で言った訳じゃ!」アセアセ


 天井「?。私はまだまだ現役バリバリでいきますよ」


 青星「当たり前です、世界の天井なんですから」


 青星「私たちをこれからも引っ張ってください」


 天井「世界は言い過ぎだと、思うけど・・・まぁ、ありがとう」クスッ


 遼太郎「社長。お互いにがんばりましょうよっ」


 天井「ええ、頑張りましょう」クスッ


 遼太郎「一週間ホントにお世話になりました」ペコリ


 天井「はい」ニコリ


 青星「お元気で」 
500 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:39:37.41 ID:U/uU1U0/0



 -第七学区病院-

 冥土帰し「どこも異常は無いよ?このまま普通に過ごして大丈夫なようだね?」


 アスナ「そうですか・・・」ホッ


 キリト「サチ、よかったな」クスッ


 サチ「うん・・・」ニコリ


 冥土帰し「ただ栄養失調気味だね?」


 冥土帰し「筋肉が細くなってるから適度な運動を欠かさず行うといいよ?」


 サチ「はい」コクリ

 
 冥土帰し「あとはしっかり食べることだよ?」


 サチ「わかりました。ありがとうございます」


 ユイ「サチさん。ご親族の方にご連絡は入れましたか?」


 サチ「・・・あっ」


 ユウキ「家族が居るなら、連絡しなきゃ!」


 サチ「・・・」


 アスナ「ま、待ってユウキ」アセアセ


 ユウキ「え?」


 キリト「落ち着いて考えてみろ。・・・亡くなった人がいきなり現れたら・・・」


 ユウキ「・・・あっ、そ、そっか・・・」


 サチ「ううん。・・・かけてみる」

 
 キリト「サチ・・・」


 アスナ「大丈夫・・・?もし、信用してもらえなかったら・・・」


 サチ「大丈夫。・・・悪い力にも勝ったんだから・・・怖いものないよ」


 サチ「・・・電話、貸してもらえますか?」


 冥土帰し「・・・少し待っててもらうよ?」スタスタ
501 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:40:46.30 ID:U/uU1U0/0
 ユイ「サチさん。本当に大丈夫ですか・・・?」


 サチ「うん。もう怖くないから・・・」


 サチ「また・・・これからまた私の生きていく人生が始るから」ニコリ


 ユイ「・・・そうですか」


 ユウキ「・・・そうだ。ボクもスリーピングナイツの皆に会わないといけないね」


 アスナ「そうね。きっと・・・喜んでくれるわ」ニコリ


 サチ「キリト。この街の人って能力者、なんだよね?」
  

 キリト「ああ。そうだぞ」


 キリト「瞬間移動や電気を操ったり、体の形を変えたり・・・まぁ色々沢山の能力を持ってる奴が
     居るんだ」


 サチ「そう・・・」


 サチ「誰が一番手強そうだった?」


 キリト「・・・どっちかと言えば、吹寄って言う子が強かったな」


 キリト「能力じゃなくてライダーとして」


 アスナ「そうなの?」


 ユウキ「すごかったもんね。二人の対決見てたけど、殺気が凄まじかったよ」


 ユウキ「でもキリトが勝ったんだよね」フフンッ


 キリト「まぁ、この二つがあったから勝てたんだよ」


 ユイ「パパ。・・・銃刀法違反になりませんか?」


 キリト「ここはそういうところあまり厳しくないけど・・・」


 キリト「外なら隠さないとまずいな」


 ユイ「そうですよね」


 ユウキ「あっ、じゃあボクもそうなるよね?」


 アスナ「コ、コスプレって言えば誤魔化せるとは思うよ」


 ユウキ「そう?・・・それならよかった」ホッ


 サチ「・・・ユウキさんも私と同じように蘇生されたんだよね?」


 ユウキ「うん。この街に居る神様社長のおかげで」


 サチ「す、すごい人だね・・・」
502 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:42:15.66 ID:U/uU1U0/0
 ユウキ「うんっ!ホントにすごいよ」


 アスナ「私もこのガシャットを創ってもらったおかげで戦えたから、納得するわね」クスッ


 キリト「このテリシュデータとダークリパルサーもな」


 サチ「へぇ・・・」

  
 サチ「・・・ユウキさんは家族に連絡はしたの?」


 アスナ「あっ・・・」


 ユウキ「・・・ボクの家族は皆、天国に行っちゃってるから・・・連絡はしなくてもいいの」


 サチ「ご、ごめんなさい。私っ・・・」


 ユウキ「ううん。大丈夫だよ、サチ」ニコリ


 ユウキ「サチの言った通り、ボクもこれから新しい未来が始まるから」


 サチ「・・・そ、そっか」


 ユウキ「うん。ボクはこれからアスナのお家でお世話になることになったしね」


 キリト「え?あっ、そうなのか」


 アスナ「うん。最初こそはお母さんに厳しく言われてたけど・・・」


 アスナ「ちゃんと事情を説明してあげて、許してくれたの。お父さんとお兄ちゃんも」ニコリ


 ユウキ「少し緊張しちゃうな」アハハ


 アスナ「きちんと挨拶はしないといけないわよ?」


 ユウキ「うんっ。大丈夫」クスッ


 ユウキ「・・・これからはアスナのこと、お姉ちゃんって呼ぶべきかな?」


 アスナ「え?あー・・・うーん・・・」


 キリト「いいんじゃないか?」クスッ


 アスナ「でも、本当のユウキのお姉さんに悪い気がするなぁ・・・」


 ユイ「大丈夫だと思いますよ。お姉ちゃんと言う言葉には意味合いがいっぱいありますから」


 ユウキ「うん。きっと・・・お姉ちゃんも良いよって言ってくれてるはずだから」


 アスナ「そ、そう・・・?」


 ユウキ「うん!だから、アスナ。いいかな?」
503 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:42:59.52 ID:U/uU1U0/0
 アスナ「・・・ちょ、ちょっと照れるけど慣れていくから、いいよっ」ニコリ


 ユウキ「ホント!?やったぁー♪」ダキッ


 アスナ「わっ・・・もう、危ないでしょ?」クスッ


 ユウキ「えへへ」ニコリ


 ユイ「ママがお姉さんになるとなれば、パパはお義兄さんになるんですね」


 キリト「そ、そうなるのか・・・」


 ユイ「はい。ですから私はユウキさんの姪になります!」


 サチ「ん?・・・それだと、アスナさんがキリトの妹になっちゃうから・・・」


 サチ「義妹じゃないかな」

 
 ユイ「あ、そうでした」


 アスナ「ふふっ。うっかりさん」クスッ


 ユウキ「・・・ってこと、私は伯母さんってこと?」


 キリト「か、家系図的には、うん。そうなるな」


 ユウキ「そっかー・・・」


 冥土帰し「待たせてしまったね?持ってきたよ」


 サチ「あっ・・・はいっ」コクリ


 サチ「・・・」

 ―ピッ ピッピッ ピッ ピッ


 サチ「・・・」


 サチ「(どうしよう・・・怖くなってきちゃった・・・)」ハァハァッ


 ―ポンッ

 サチ「!」


 キリト「・・・」コクリ


 サチ「・・・」コク


 ―・・・ピッ ピッ
 ―トゥルルルルルッ トゥルルルルルッ・・・ガチャッ

 サチ「・・・あっ・・・」
504 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:45:35.64 ID:U/uU1U0/0

 サチ「・・・お、お母さん。・・・私・・・」


 サチ「・・・うん・・・うん・・・っ」


 サチ「わた、しっ、っ・・・私、ね、えぅっ・・・帰って・・・」ポロポロ


 サチ「帰ってこれたの・・・っ、えぐっ・・・」ポロポロ


 サチ「・・・悲しませて、ごめんね、ひぐっ・・・ごめん、ねっ・・・」ポロポロ


 アスナ「・・・」ウルッ

   
 キリト「・・・(よかったな・・・サチ・・・)」


 ユウキ「(生きるって・・・やっぱりいいなぁ)」クスッ


 ユイ「(嬉しそうでよかったです)」ニコリ

 
 サチ「・・・うんっ。帰るよ、だから・・・待っててね」ニコリ

 
 サチ「うん・・・また、後で・・・」プツッ


 サチ「・・・」ホッ


 キリト「よかったな。サチ」ニコリ


 サチ「・・・うんっ」ニコリ


 冥土帰し「電話のついでに着替えも用意しておいからね?」

 
 サチ「あ、ありがとうございます」ペコッ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――
505 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:46:22.12 ID:U/uU1U0/0

 -第二三学区 学園都市空港-

 ―ワイワイ ワイワイ


 キリト「じゃあ・・・皆、元気でな」

 
 アスナ「一週間、色々大変な事ばっかりだったけど・・・楽しかったよ」ニコリ

 
 吹寄「ええ。キリト達も、元気でやるのよ」


 キリト「ああっ」


 パラド「また来る時は連絡してくれよ?・・・って言っても時々俺は仮想世界へ
     遊びに行くけどな」ハハッ


 ポッピー「ユイちゃん。ここを出たら元に戻っちゃうけど・・・」


 ユイ「大丈夫です!パパとママと皆さんと一緒に居られますから」ニコリ

 
 ポッピー「そっか・・・それなら安心だね♪」




 猟虎「」ボロボロ、エグエグッ 


 詩乃「ら、猟虎・・・そんなにまで悲しまないで?」フキフキ


 猟虎「ばい゙」コクコクッ


 猟虎「」チーンッ!


 詩乃「・・・漫画の連載、頑張ってね。外でも期待してるから


 猟虎「・・・が、がが、がん、がんばりますっ//」コクリ


 小牧「私と黒子さんも風紀委員としての仕事頑張りますよ!」


 黒子「ええ」ニコリ


 湾内「私も・・・アイドルとして皆さんの笑顔のために頑張りますわ」ニコリ


 詩乃「うん。私も・・・頑張っていくから」


 キリト「(一瞬アスナがお嬢様言葉で話したのかと思った・・・)」


 直葉「・・・(当麻さん・・・もう少しお話したかったな・・・)」
506 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:47:14.51 ID:U/uU1U0/0
 初春「直葉さん?どうかしたんですか?」


 直葉「あ、う、ううん!その・・・」


 春上「皆とお別れが悲しいの?」


 直葉「・・・う、うん。そんなところ・・・」


 操歯「名残惜しいのは同じ気持ちだ。一週間楽しかったぞ」ニコリ


 ドッペルゲンガー「ああ。楽しかったな」


 直葉「私も、楽しかったよ」ニコリ


 佐天「あのーっ!皆さん、記念写真を一枚撮ろうと思いますのでーこちらへどうぞー!」


 キリト「おっ、いいな」

 ―ゾロゾロ ゾロゾロ


 五和「もちろん真ん中はキリトさん達ですよ」


 サンドリヨン【今回の事件で活躍したから、当然よ】クスッ


 アスナ「あ、うんっ」


 上条「おっと、じゃあ俺も入れてもらうでせうよ」


 直葉「!///」


 キリト「上条!・・・また病院から抜け出してきたのか?」


 神裂「言っても聞きかないものでして・・・」


 アルファル「間に合ってよかったね」


 上条「ははは・・・」


 レッサー「もー・・・困った人ですね」クスッ


 インデックス「全くなんだよ。・・・でも、それがとうまだからね」ニコリ


 キリト「・・・いつまでもそんな生活してると冗談抜きでマジで死ぬぞ?」


 上条「慣れてるから大丈夫でせうよ」


 雲川「この返しがあるから言っても無駄なんだけど」


 バードウェイ「やれやれ・・・」
507 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:48:09.76 ID:U/uU1U0/0
 詩乃「(ある意味能力よね、これ・・・)」


 直葉「と、当麻さん・・・//」


 上条「よっ、直葉。・・・写真、一緒に写ろうぜ?」ニコリ


 直葉「・・・はいっ//」


 遼太郎「(あれ?・・・何かこの感じは・・・いや、まさかな。うん)」



 佐天「それじゃあ・・・ここを注目ー!」


 佐天「10秒前!9、8、7〜っ」タタタッ



 ―パシャッ



 佐天「・・・よーしっ!最っ高に良い出来になりました!」ヒャッホー!


 初春「よかったですね」ニコリ


 佐天「超1秒ポラロイドカメラなので、要る人はどうぞーっ」


 佐天「一応人数分の枚数に設定しましたのでー」


 ―ワイワイ ワイワイ

 佐天「どうぞ、キリトさんっ」


 キリト「ああ、ありがとう」クスッ


 キリト「・・・うん。良い写真だな」クスッ


 アスナ「一緒の思い出になるね」ニコリ


 キリト「そうだな。・・・最高の思い出になるな」クスッ


 アスナ「うんっ」ニコリ 


 ユイ「はい!」


 ユウキ「ボクもそう思うよ」ニコリ


 
 直葉「当麻さん。・・・あの、体の方は・・・」


 上条「大丈夫だって。あ、それより・・・」


 上条「直葉。これっ」


 直葉「え・・・?」


 直葉「・・・コップ、ですか?」


 上条「ペアのな。絶対に割れないタイプのやつだから心配はないぞ」クスッ


 直葉「あ、ありがとうございます・・・」
508 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:48:55.40 ID:U/uU1U0/0
 上条「それと・・・これもな」スッ


 直葉「ピアス・・・?」


 上条「耳たぶに穴開けなくても付けれるぞ。さらにだ」


 上条「後ろ向いてもらえるか?」


 直葉「は、はい」クルッ


 ―・・・スチャッ チリンッ・・・

 直葉「あっ・・・これ、ネックレスになるんですか」


 上条「不幸を全てぶち殺す、幸運のネックレス。・・・なんてな」クスッ


 上条「(ついさっき会った白垣根に創ってもらったやつだからな・・・)」


 直葉「・・・当麻さんっ//」ヒシッ


 上条「お、おうっ」


 直葉「ありがとうございます//大切に・・・大切にします//」


 上条「・・・おう。そうしてもらえると嬉しいでせうよ」


 直葉「ぜ、絶対にまた・・・会いに来ます・・・//」


 直葉「だから、待っていてくださいね//」ニコリ


 上条「ああ、待ってるぞ」クスッ


 直葉「・・・じゃあ・・・約束として・・・//」


 上条「?」


 直葉「・・・ゆ、指切り・・・//」


 上条「ああ。・・・これでいいか?」クイッ


 直葉「はいっ//」


 蜜蟻「(そこはキスでしょお?)」


 直葉「(えぇ〜?!///)・・・あ、あと・・・///」


 直葉「そ、その・・・///」


 上条「ん?」
509 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:49:34.73 ID:U/uU1U0/0
 直葉「・・・///(む、無理だって〜!///こ、こんな、人が大勢居るのにっ///)」


 蜜蟻「・・・」スタスタッ


 蜜蟻「あー、滑ったあー」トンッ


 直葉「きゃっ!?」


 上条「うおっと!?」ガシッ


 ―ちゅっ

 直葉「んむっ・・・!?///」


 直葉「っぷあ!//ご、ごめんなさいっ///」アセアセ

 
 上条「い、いや、大丈夫か?//」


 直葉「は、はぃ///」


 上条「そ、そか・・・」

 
 蜜蟻「あらあ、大胆♪」


 
 キリト「スグ・・・」


 アスナ「直葉ちゃん、積極的だね・・・すごい・・・//」


 ユウキ「おぉー//」


 ユイ「仲良しさんですね」ニコニコ


 詩乃「・・・え、ええ。そ、そうね」


 遼太郎「え?・・・リーファ殿は上条氏と付き合ってるの?」


 キリト「ん?クラインは知らなかったのか?」


 遼太郎「初耳だぞ!?」


 美琴<当麻ァァァァアッ!! ドゲシッ!
 吹寄<こんのっ・・・バッカモォオオオンッ! ゴチーンッ!
 五和<うわぁぁああんっ! ベチーンッ!
 
 上条<ごぶえっ!?あぐばっ!?

 直葉<きゃあーっ!当麻さぁーん!


 キリト「・・・上条、直葉のこと頼んだぜ。俺の大切な・・・妹なんだからな」クスッ


 サチ「だ、大丈夫なの?今とんでもなく暴行を受けてるような・・・」


 ユウキ「あー、まぁ上条さん丈夫だし、あれでも手加減してあげてるみたいだから」


 ユウキ「・・・多分、大丈夫だよ」ニコリ


 サチ「た、多分なんだ・・・」


 上条<不幸だぁ〜!
510 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:50:25.97 ID:U/uU1U0/0

 キリト「・・・あいつの人生は波瀾万丈だな」クスッ


 アスナ「そ、そうみたいだね」クスッ


 ユイ「大変そうですね・・・」


 『間もなく、羽田空港行き2580便が着陸します』

 小萌「はーい!それでは行きますよー!」


 キリト「おっ。・・・上条!」


 上条「お、おぉ、キリト・・・」ボロボロ

 
 キリト「体、今からでも大事にしろよ?」


 上条「あ、ああ・・・」スクッ


 キリト「直葉のためにも長生きしてくれ、ホントに」


 上条「わかってるよ。・・・そうだっ!キリト、お前にも渡すものがあったんだ」


 キリト「俺に?」


 上条「これだ。>>1が抜けてるから変身は出来ないけど・・・」


 キリト「バースドライバー・・・」


 上条「赤い線は塗装しておいたから、俺が使ってるのと何ら変わらない感じになったぞ」


 上条「俺とお前の・・・友情のシルシって思ってくれ」


 キリト「・・・ああ。ありがとう、上条」クスッ


 キリト「大切にするからな」


 上条「おうっ」クスッ


 キリト「バースに復帰したら、また頑張ってくれよ」


 キリト「俺よりもお前じゃないとダメだからな」


 上条「だろ?」ハハハッ


 キリト「だなっ」ハハハッ
511 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:51:05.36 ID:U/uU1U0/0
 上条「ま、まずは怪我を完全に治さないとな。そうしたらすぐにでも活動再開としますか」


 キリト「そうか。もう病院抜け出したりするなよ?」


 上条「過去こんなにまで病院抜け出したことはないかもな」


 キリト「おいおい・・・」クスッ


 キリト「・・・元気でな。上条」


 上条「ああ。・・・キリトの方こそな」


 キリト「そうだな」クスッ


 『間もなく、羽田空港行き2580便が着陸いたします』


 小萌「はーい!それでは皆さん、飛行機へ乗りますよー!」

 
 キリト「またな。上条、学園都市の自由と平和と笑顔と未来、しっかり守れよ!」


 上条「任せとけ!」



 -2580便ー-

 キリト「・・・楽しかったな。本当に」


 アスナ「うん」ニコリ


 ユイ「また行きましょうね、パパ、ママ」ニコリ


 キリト「ああ。今度はリズとシリカも一緒に来てみるか」


 直葉「///」ポー


 ユウキ「・・・リー、じゃなくて直葉?大丈夫?」


 詩乃「恋する乙女の顔してるわね」クスッ


 直葉「ぴゃっ!?///」
512 :1 [saga]:2019/11/04(月) 01:51:32.38 ID:U/uU1U0/0
 遼太郎「はっははははっ!良いなぁ、青春じゃないか」


 直葉「〜〜〜っ!///」ポヒュ〜


 ユウキ「アス、コホンッ。お姉ちゃん、家に帰る前に服を買いに行かない?」


 ユウキ「この格好だと・・・ねぇ?」


 サチ「それもそっか。あっ、じゃあキリトに選んでもらおっかな」


 キリト「お、俺が?」


 アスナ「うん。いいでしょ?」


 キリト「俺、ファッションセンスは・・・」タラー


 ユウキ「キリト〜、ダメ?」
 

 キリト「・・・はぁー、わかった。今回だけだぞ」


 ユウキ・アスナ「「やったー♪」」


 ユイ「あっ、パ」ザザザッ ザ・・・


 キリト「!?。ユ、ユイ!?」


 <ココデスー カバンノナカノプローブノナカニハイッテマスー


 キリト「え?・・・あ、あっ。そっか」ジーッ,ヒョイッ


 ユイ『先程まで自身の体を保てていましたけど、学園都市から離れすぎてしまったので・・・』


 アスナ「そっか・・・」


 ユイ『パパ。また学園都市へ行ける日が来たら・・・』


 ユイ『学園都市の外でも実体化出来るような発明をしてみますか?』
 
 
 キリト「・・・そうだな」クスッ


 ユイ『ありがとうございます♪』


 アスナ「キリトくん、私も協力してあげるから頑張ろ?」ニコリ


 キリト「そうか。じゃあ、頼むぞアスナ」クスッ
513 :1 [saga]:2019/12/05(木) 22:41:21.41 ID:C/NDXiQ70
 ED:Catch the Moment(http://youtu.be/odg6I_2hecE)

 -東京都 世田谷区 結城宅-

 明日奈「ただいま」


 ユウキ@スリーブパーカー+黒トップス+ミニスカニーハイソックス「お、お邪魔します・・・」
 http://s.kota2.net/1575553165.jpg


 明日奈「ユウキ。・・・ただいま、だよ」クスッ


 ユウキ「あ、そっ、そっか」


 京子「お帰りなさい。明日奈」


 ユウキ「」ビクッ!


 明日奈「ただいま。母さん」


 京子「ええ。・・・貴女が、紺野木綿季さんね」


 ユウキ「は、はは、はは、は、はいっ!!」


 ユウキ「ふ、ふちゅちゅかものですが!よろしくお願いしまふ!!」


 京子「・・・」


 ユウキ「(オーウノォー!噛みまくったぁー!)」ダラダラ


 明日奈「・・・ぷっ、あはははっ!ユ、ユウキ、そんなに緊張しなくていいのに」クスクスッ


 京子「ふふっ・・・ホント。大丈夫よ、貴女の事はしっかり聞いているから」クスクスッ


 ユウキ「あ、は、はい・・・」ホッ


 京子「明日奈、荷物を置いてきてリビングに来なさい。お父さんが待ってるわ。浩一郎もね」スタスタ


 明日奈「うん。わかった」


 ユウキ「ボ、ボク荷物はこれだけですから・・・明日奈、お姉ちゃん。持っていってもらえる?」


 ユウキ「先に・・・挨拶しておきたいから」ジッ


 明日奈「・・・うん。じゃあ・・・」


514 :1 [saga]:2019/12/05(木) 22:42:24.88 ID:C/NDXiQ70

 京子「あなた、浩一郎。この子が明日奈の話してた紺野木綿季さんよ」


 彰三「ああ。・・・父の結城彰三だ」


 浩一郎「兄の浩一郎です」


 ユウキ「はい。初めまして、紺野木綿季ですっ」ペコッ


 京子「私は結城京子よ。・・・明日奈から話は聞いたけど・・・」


 京子「・・・もう姉妹みたいになってるわね。明日奈お姉ちゃん、って」クスッ


 ユウキ「あ、え、えと、あの、ウェヒ、その」アセアセ


 京子「焦らないで?・・・ゆっくり話してたくれたらいいから」


 彰三「ああ、その通りだ。・・・君の事を私達はしっかり知りたいのだからね」


 ユウキ「・・・はいっ」




 ユウキ「・・・なので、明日奈に相談して今に至ると言う訳です」


 京子「・・・そうだったのね」


 浩一郎「学園都市でそんなことが・・・」


 彰三「・・・一つ、良いかな」


 ユウキ「は、はいっ?」


 彰三「その、話していた・・・幻夢コーポレーションの社長は信用できるのか?」


 ユウキ「はいっ。もちろんです!」


 ユウキ「何て言うか・・・ある意味、私のお父さんみたいな・・・」


 ユウキ「え、えっと、そ、その、こ、これから、彰三さんをお父さんって呼ぶことに
     なります、から・・・って」


 ユウキ「あぁあー!ご、ごご、ごめんなさい!勝手に決まってるような感じになっちゃって!」アセアセ


 京子「・・・感じになってるじゃなくて、決まってるのよ」

 
 浩一郎「そうだよ、木綿季さん」クスッ


 ユウキ「え?」
515 :1 [saga]:2019/12/05(木) 22:45:18.28 ID:C/NDXiQ70
 明日奈「ユウキがここで一緒に暮らすのは・・・最初から決まってたの」クスッ


 彰三「そう言うことだ」クスッ


 彰三「明日奈に説得されたからな。・・・応えなければならまい」


 ユウキ「・・・。・・・じゃ、じゃあ・・・ボク・・・」


 京子「浩一郎と明日奈の妹、そして私とこの人の娘として迎え入れるわ」ニコリ


 浩一郎「これからお兄ちゃんでも兄さんでも構わないよ」クスッ


 彰三「・・・遠慮は無用でいいぞ。木綿季」クスッ 


 木綿季「・・・〜〜っ//」ブワッ


 木綿季「・・・うんっ//」ニコリ 




 -サチ宅-

 サチ「・・・」


 キリト「・・・サチ」


 遼太郎「なぁ、大丈夫か?」


 ユイ『サチさん・・・』


 サチ「うん。・・・大丈夫」ニコリ

 
 サチ「・・・行ってくるね」


 キリト「・・・ああっ」


 遼太郎「き、気を付けて・・・」
516 :1 [saga]:2019/12/05(木) 22:46:41.02 ID:C/NDXiQ70



 サチ「・・・」


 ―ガチャッ

 サチ「・・・!」


 「・・・ーーー・・・ーーー、ーー?」


 サチ「ーー。ーーーー・・・ーーーーー」ポロポロ


 「ーー・・・ーーーーーっ!」ギュウッ


 サチ「ーーーー・・・ーーーー・・・っ」ポロポロ,ギュウッ





 キリト「・・・」

 
 遼太郎「よかったな。キリト」


 キリト「ああ・・・」コクリ


 キリト「アイツらも・・・空の上で、喜んでくれてるといいな・・・」


 遼太郎「・・・大丈夫だって、キリト」


 ユイ『きっと喜んでくれていますっ!』


 キリト「・・・ああ」

 
 キリト「(今度、墓参りに行ってくるか・・・)」


 キリト「(・・・ついでに茅場のにも)」


 遼太郎「よし!無事に見送れたことだし、帰るとするか」


 キリト「ああっ」


 ユイ『はいっ!』



517 :1 [saga]:2019/12/05(木) 22:53:26.51 ID:C/NDXiQ70


 後日




 翠「それで・・・直葉?」ニコリ


 直葉「んー・・・」モグモグ


 翠「どんな人なの?」


 直葉「・・・え?」キョトン,ズズーッ


 翠「好きになった人のこーとっ♪」


 直葉「」ブファァアッ!


 和人「」ポタポタ


 直葉「ケホッ!ケホッ!な、なな、何言って!?///」


 翠「お母さんの情報網を嘗めちゃダメよ」フフンッ


 翠「(本当は帰ってきてからずーっと頬を染めて、上の空で・・・)」


 翠「(お風呂に入ってるとき誰かの名前を口ずさんで・・・まるで昔の私みたいじゃないの)」クスッ


 直葉「な、何で知ったの!?///ねぇ!?///・・・まさかお兄ちゃん!?///」


 和人「ウェッ!?ち、違うって!?」フキフキ


 翠「イエメン?マッチョ系?今流行ってるジャニーズ系?」


 翠「お母さん的にはゴローちゃんとか大野くんっぽい人が好みだけどー」


 直葉「ふ、普通の学生さんだよ!///お、お兄ちゃんと同じくらいの・・・///」


 翠「そう。・・・それで?」ワクワク


 直葉「・・・ま、まぁ・・・か、かっこいいけど///」プシュー


 翠「ゴローちゃん似?大野くん似?」


 直葉「どっちも違うから!//」
518 :1 [saga]:2019/12/05(木) 22:54:25.09 ID:C/NDXiQ70
 和人「母さん・・・世代が違うだろ」タラー


 翠「あら、そう?・・・あ、キリトはその人の事知ってるの?」


 キリト「あ、ああ。同じクラスで・・・友達になった奴だからな」


 翠「和人から見て、誰に似てるーとかそう言うのはあった?」


 和人「・・・いや、誰にも・・・」


 翠「じゃあどんな人?」


 和人「そうだな・・・」


 直葉「」ジーッ


 和人「(・・・な、何でそんなジト目で見てるんだよ、スグ)」


 直葉「(当麻さんのこと、変な風に言ったら承知しないんだからね!)」


 和人「・・・アイツは良い奴だよ。皆のために・・・頑張って・・・」


 翠「ふんふん・・・(学級委員みたいな事かしら・・・)」


 和人「困ってる人をほっとけない、絶対に助けるヒーローみたいな奴なんだ」


 翠「・・・そう」


 翠「・・・直葉」


 直葉「う、うん・・・?」


 翠「その人の事・・・本当に好きなの?」


 直葉「・・・好き、って言うか・・・///」


 翠「?」


 直葉「・・・もう付き合ってるんですっ!///」バシャアッ


 直葉「」ズゴゴゴーッ!ゴックン!


 直葉「ごちそうさま!//学校に行って来ます!//」タタタッ


 翠「・・・。・・・えぇええええ!?///」


 和人「・・・ご、ごちそうさま!」タタッ!


 翠「ちょっと!和人!待ちなさい!ちゃんと話しを聞かせてーーっ!///」


 和人「くそーっ!」



 和人「不幸だーっ!」



 直葉「・・・ごめんね、お兄ちゃん//」テヘッ
519 :1 [saga]:2019/12/05(木) 23:00:49.06 ID:C/NDXiQ70
 ドラゴン・ロード 2014Ver(http://www.youtube.com/watch?v=IIAd3g8bMEA)

 明日奈「♪〜」


 「結城さん、今朝から何だかご機嫌だね」

 
 「何か良いことあったの?」


 明日奈「ふふっ♪もう少ししたら、わかるよ」ニコリ


 「「?」」


 ―ガラガラッ


 「はい、皆。席についてもらえるかな」


 ―ガタッ ゾロゾロ ガタッ

 「えぇ・・・先日結城さんが帰ってきた事を皮切りに・・・」


 「今日から新しく新入生が入ることになりました」

 ―ザワザワ ザワザワ


 <新入生?
 
 <転校生じゃなくて・・・?」

 <ここって帰還者しか入れないんじゃ・・・


 「少し静かに。・・・では、入ってきてどうぞ」


 ―・・・ガラガラッ
 ―スタスタ


 木綿季@制服「・・・」ペコリ
 http://s.kota2.net/1575554387.jpg



 明日奈「・・・」ニコリ


 「自己紹介をしてもらえるかな」


 木綿季「はい。・・・結城、木綿季です」


 木綿季「これからよろしくお願いします!」


 ―ザワザワ ザワザワ

 <結城?・・・で、名前もゆうき・・・」

 <あれ?結城さんと同じ苗字?

 木綿季「うんっ。ボクは・・・明日奈お姉ちゃんの妹の結城 木綿季だよ」ニコリ


 <<<<・・・えぇええええ〜!?

 木綿季「あははっ♪良いリアクション♪」


 明日奈「」スクッ


 明日奈「皆、これから・・・妹の事をよろしくね」


 明日奈「私の・・・大切な妹だから」ニコリ
520 :1 [saga]:2019/12/05(木) 23:04:18.68 ID:C/NDXiQ70



 -仮想世界-
 
 シウネー・ジュン・ノリ・タルケン・テッチ「「「「「ユウキっ!」」」」」


 ユウキ「久しぶりっ!皆!」


 ノリ「こんの〜っ・・・なんで、あの感動はなんだったのよ!?」ギュウッ


 ジュン「何がどうしてどうなってんだ!?」ガシッ


 タルケン・テッチ「「」」ポカーン


 ユウキ「えっと・・・話すと長いから・・・流してもらえる?」


 シウネー「はいはい・・・仕方ないですね・・・」


 シウネー「何て言えるわけありませんっ!」


 アスナ「ま、まぁまぁ皆さん落ち着いて」アセアセ


 シリカ「ジュンさん、落ち着きましょう?ね?」


 ジュン「け、けどさ・・・ホントに何があったんだ?」


 キリト「学園都市に居るゲーム会社、幻夢コーポレーションの社長のおかげだ」


 シウネー「幻夢コーポレーションの社長・・・?」


 リズベッド「いやいや私も会ったけどさ・・・何でゲーム会社の社長がそんなことできるのよ」


 クライン「出来るんだって。あの人・・・マジで神様だから」


 シノン「本当にすごい人だったのよ」


 ―トゥートゥートゥー

 シリカ「え!?な、何!?何のサイレンですか!?」 


 ―テッテレテッテッテー


 黎斗「私がぁああああああぅ神ぃいだぁああははははははっ!!」


 リズベッド・シリカ「「社長(さん)が出てきたーっ!!?」」ガビーン


 
521 :1 [saga]:2019/12/05(木) 23:05:40.45 ID:C/NDXiQ70
 リーファ「・・・///」ポー


 キリト「・・・リーファ」ポンッ


 リーファ「ひゃふわぁ!?///ななななななな何!?///」


 キリト「・・・神様社長が来たぞ?」


 キリト「あとパラドも」


 リーファ「あ、そ、そうなの?//・・・ホントだ・・・」


 キリト「ああ。あと・・・」


 リーファ「・・・はぁ・・・///」


 
 リズベット「・・・ねぇ、リーファどうしたの?ため息ばっかでしかも顔赤いし」


 シリカ「仮想世界でも風邪引くなんてことはないですよね・・・?」


 遼太郎「お前らもいつかは味わう甘ーい青春を今感じてるとこだ。リーファ殿は」


 リズベット「はぁ?」


 シノン「つまり、学園都市で恋人ができたから会えなくて寂しがってるの」


 リズベット・シリカ「「えっ。えぇえええ!?」」


 リズベット「うっそぉおおお!?本当に!?」


 シリカ「あの・・・キリトさん好きの!?」


 リズベット「でもっブラコンのリーファが!?」


 リズベット・シリカ「「恋人ぉおお〜〜!?」」


 リーファ「ブラコンってなんですかぁあーーーっ!///」


 リズベット「うわびっくりしたぁ!?」


 シリカ「い、いつの間に聞いてたんですか」アセアセ


 リーファ「そんな大声出されたら嫌でも聞こえますよっ!///もうっ///」


 シリカ「そ、それで、どんな人ですか?」


 リズベット「あ、私も気になる!」
522 :1 [saga]:2019/12/05(木) 23:07:44.30 ID:C/NDXiQ70
 リーファ「そ、それはっ///」


 キリト「・・・こんな人だよな?リーファ」


 リーファ「え?」クルッ


 カミジョー@アルフ「よっ」


 リーファ「あ、うん。こんな・・・人・・・。・・・え?」


 カミジョー「そっちから来る前に会いにきたぜ、直葉」ニコリ


 リーファ「・・・と、ととと、ととっ、当麻さんっ!?///」カァアア


 アスナ「上条君っ!え?どうやって仮想世界に来たの?」


 ユウキ「学園都市にナーヴギアとか発売されてなかったんじゃ・・・」

 
 カミジョー「まぁ、そうなんだけどさ」


 アスナ「・・・あ、もしかして」


 黎斗「そう、そのもしかしてだぁ・・・!」


 パラド「こいつがVRのノウハウを活かしてナーヴギア擬きを作ったんだ」


 キリト「ナーヴギアを作ったのか!?」


 黎斗「芳川桔梗、そして木山春生や数々の研究者の知恵と技術を借りたのだよ」


 黎斗「そして上条当麻は試験プレイヤーとして選抜したのだぁ」

 
 カミジョー「まぁ、直葉に会いに行きたかったからな」クスッ


 リーファ「と、当麻さん・・・///」キュンキュン


 リズベット「ほっほ〜?・・・なるほどねー」


 シリカ「イケメンさんですね。リーファさんはああ言う感じの男性が好みなんですか・・・」


 シノン「まぁ・・・性格も良い人だから」


 遼太郎「キリトとは親友になった男だしな。すごいぜ?アイツは」

 
 リズベット・シリカ「「へぇ〜・・・」」
523 :1 [saga]:2019/12/05(木) 23:09:56.99 ID:C/NDXiQ70
 カミジョー「しっかし、すごいな。ここがゲームの世界なんて・・・」


 パラド「俺も初めは正直驚いたぜ。今は心が踊りっぱなしだけどな」ハハッ


 リズベット「あの、上条さんでしたっけ?」


 カミジョー「ん?ああ、そうだけど・・・?」


 リズベット「初めまして!私リズベットって言います!本名は篠崎里香です!」


 シリカ「私はシリカです!綾野珪子が本名なんです!」


 カミジョー「あ、ああ・・・ よろしくな」


 リズベット「うんっ。で、いきなりだけどリーファとどんな風に出会ったの!?」

 
 シリア「告白したのはどちらからですか!?」 


 カミジョー「え?」


 リーファ「ちょ、ちょっと!?///」


 リズベット「意外と肉食系的にリーファが責めてきたの!?」


 シリカ「それとも上条さんがリーファさんのハートを鷲掴みに!?///」キャーッ


 カミジョー「え、ええっと・・・」


 リーファ「と、当麻さんっ!///仮想世界を案内しますから!///」


 リーファ「行きますよーーーっ!///」ガシッ!グイッ!


 カミジョー「おぉおおお〜〜〜!?」


 ―ヒュウウゥウウ〜〜・・・



 リズベット「あ!待ちなさいよ!」


 シリカ「絶対に聞くんですからねーっ!」


524 :1 [saga]:2019/12/05(木) 23:14:01.01 ID:C/NDXiQ70
 キリト「・・・やれやれ・・・」クスッ


 ユウキ「ここに居ても上条さんは・・・」クスッ


 クライン「はははっ!ま、アイツらしいんじゃないのか?」


 シノン「そうなのかもしれないわね」


 アスナ「そうそう。きっと、あれが上条君らしさなのよ」クスッ


 キリト「・・・ま、そうだな」


 ユウキ「うん」クスッ


 ユイ「パパ、ママ。これからもっと楽しくなりそうですね!」


 キリト「そうだな。・・・ユウキも戻ってきて・・・」


 
 サチ@ケットシー「キリト〜〜!」


 
 アスナ「あっ、サチだ!おーいっ!」


 ユウキ「こっちだよー!」

 
 

 キリト「サチも戻ってきたんだからな・・・」


 キリト「これから・・・」



 キリト「ずっと楽しくなりそうだ」
 


 http://s.kota2.net/1575555169.png


 http://s.kota2.net/1575555182.png


 

          ― 終 ―
525 :1 [saga]:2019/12/05(木) 23:16:03.68 ID:C/NDXiQ70
ふぃ〜〜〜〜やっと書き終わりました。
4部も書き写すのは、やっぱ疲れましたね。


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