【シャニマスSS】甜花「シンデレラと」夏葉「サンドリヨン」

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40 : ◆/rHuADhITI [saga]:2018/12/05(水) 00:20:59.92 ID:eg1fP+qa0

夏葉「おはよう、プロデューサー」

P「ああ、おはよう。急な連絡だったのに、よく来てくれた」

夏葉「そうね。『いいランニングコースを見つけた。明日の朝から走ろう』……」

夏葉「こんな急なメール、無視されても仕方ないわよ?」

P「そうだな。今後は無いように気をつけるよ。急に悪かったな、夏葉」

夏葉「別に責めているわけじゃ無いのだけど……」

夏葉「その辺りのことは、走りながら聞かせてちょうだい」

P「了解した。じゃあ、行こうか」



P「……ふっ、ふっ、はっ……ふっ、ふっ、はっ……」

夏葉「ランニング、すっかり板についてきたわね」

P「最初に、夏葉と走った時に、比べればな。あれから、たまには、走るようにしてるし……」

夏葉「素晴らしいこと事だと思うわ」

P「おかげさま、でな」

夏葉「……それで、今朝は何のためのランニングなのかしら」

夏葉「何かあるんでしょう? アナタ、急な連絡なんて滅多にしないもの」

P「そう、だな。ええと、昨日の、事なんだが……」

夏葉「ペース、落とすわよ」

P「……助かる」

夏葉「昨日と言うと、甜花のことよね」

P「それも関係ある。あるんだが……まずは、俺の口から夏葉に謝罪がしたい」

夏葉「私に、謝罪?」

P「そうだ。『お試し期間』の事を提案したのは、俺だからな」

P「あの話を聞いて気分を害したなら、俺は夏葉に謝らないといけない」

夏葉「……」

P「甜花に何としても仕事を受けてもらいたくて、俺が言った事だ。その全責任は俺にある」

P「あの発言で、夏葉が怒るのも当たり前だ。だけど、その対象は甜花じゃなくて俺に……」

夏葉「ちょっと待って。私が怒ったって、なんの話かしら?」

P「あれ、違うのか。甜花から、『お試し期間』の話を聞いて、それで………」

夏葉「確かにいい気分がしなかったけど、それで怒ったりはしないわ」

P「……というと?」

夏葉「私は、全ての事情が分かっているわけでは無いもの」

夏葉「物事の一面だけを見て感情的になる事はしないわ。少なくとも、そう心掛けているつもりよ」

P「そう……だよな。夏葉なら、確かにそうか」

P「とすると、甜花は……」
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