秋月「Seventeen Girls Swinging」

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3 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/11(金) 21:33:56.63 ID:rpwS4dL7O
opening
Dinner With Friends/Count Basie
https://youtu.be/8rvUUgUjyHE
4 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/11(金) 21:36:17.41 ID:rpwS4dL7O
朧「秋月、別にそんな驚くことでもないでしょ」

秋雲「そーそー」

秋月「え、だってジャズフェスって周りのレベルも相当高いわけだしオーディションとかもあるし何より人いっぱいだし...」

秋雲「それ今更言う?」

朧「ビッグバンドじゃなくてあたし達だけでライブハウスで演奏だなんてやってるし、何より定期演奏会で何百人もの前でやってるでしょ」

秋月「ううでもなんかジャズフェスなんて考えたことなくて...」

秋雲「いけるって! 心配しすぎ! じゃ今度みんな集めてこのこと言うね! ごちそうさまでした!」

秋月「あ! ちょっと! うーん...」

朧「...そんなに心配?」

秋月「だってまだこのバンドできて2年とかだし...」

朧「大丈夫」

秋月「えっ」

朧「アタシたち、結構成長できたと思うよ この2年で」

朧「新しく入った子もめきめき伸びてる、きっとやれるよ」

秋月「心配しすぎたかな...」

朧「今のリズムセクションなんて一番盤石だよ、涼月も来てくれたし」

秋月「着任してすぐビッグバンドやってること教えたらまさかのジャズギター経験者だったからねえ」

朧「心配しすぎはらしくないよ、いつもバンド支えてるんだから 引っ張っていけるよ」

秋月「...うん!」

朧「あ、じゃあごちそうさま 先に演習行ってるね」

秋月「えっ!? あっ! まって!」
5 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/11(金) 21:37:04.36 ID:rpwS4dL7O
午後5時57分
合奏室


ガチャ

朝霜「あ゛ー... 今日の演習大変だったな...」

吹雪「お疲れ、爆雷投げるのってどうも苦手かなー」

朝霜「アタイには砲撃の方が無理さ」

吹雪「ところで急になんでみんな呼ばれたんだろうね?」

朝霜「さあね?」

提督「全員いるかー?」

秋月「集まりましたね」

提督「で? 話ってのは?」

秋雲「はい皆さんちゅうもーく!」

江風「なんだなんだ?」

秋雲「えーおほん、定期演奏会が終わって今みなさんは基礎練だけの時間になってると思います」

夕立「ぽい」

秋雲「てな訳で、新たに演奏する機会を設けたいと思います」

提督「おいそりゃ初耳だぞ」

秋雲「で、何やるかって言うと オーディション受けてジャズフェスに出ようと思います」

秋雲秋月朧以外「ええっーー!?」

朧(昼にもこの反応見た気がする)
6 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/11(金) 21:37:45.94 ID:rpwS4dL7O
照月「じゃ、ジャズフェスに!?」

初月「いいじゃないか、楽しそうだ」

涼月「お初さん乗り気ですね、私も楽しみです」

電「はわわわわ」

山風「...」ブルブル

巻雲(すごく震えてるこの子)

提督「で? いつやるんだ?」

秋雲「今から6ヶ月後の5月3日から5日のどれかに出ます」

提督「ああ、ゴールデンウィーク... やべえ」

初月「どうしたんだ」

提督「横須賀で会議がある...」

白露「えっ」

谷風「こいつぁいかんねぇ...」

提督「まあでも艦娘だけのバンドってのもいいじゃないか、ギターは二人に任せられる 白露もみるみる上達したし涼月はジャズ経験者だし」

白露「ううでもちょっと怖いかも...」

涼月「大丈夫ですよ、やってやりましょう」

白露「ひー! まあでもがんばっちゃお!」
7 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/11(金) 21:38:19.53 ID:rpwS4dL7O
秋雲「あ、でオーディションは2月中ね」

朝霜「げ、思ったよりはやいな」

秋雲「なんでも審査は生で演奏聴きたいから日程ずらして2月中ずっとやるんだと、これが詳細」つ スマホ

初月「どれどれ…」

初月「…!」

初月(これって...!)

秋雲「でまあ曲とかもぼちぼち決めてくから詳細はまた今度ね」

夕立「なんだか凄いことになってきたぽい...」
8 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/11(金) 21:39:04.90 ID:rpwS4dL7O
午後9時21分
駆逐艦寮 秋月型の部屋

初月「なあ姉さんたち」

秋月「どうしたの初月?」

初月「...これはチャンスかもしれない」

照月「チャンス?」

初月「僕たち前にBlue Noteに立ちたいって言っただろう?」

初月「オーディションの審査員を見てくれ」

涼月「...! これって!」

初月「ああ、大手レコード会社の社長が審査員にいる」

秋月「チャンスってまさか!」

初月「ここで認められて僕たちのCDをそのレコード会社から販売してもらう」

初月「Blue Noteへの第一歩だ...!」



Chapter 1
終わり
9 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/11(金) 21:41:14.54 ID:rpwS4dL7O
第1話終わりです、多分2月ごろか1月終わりに続き書きます

最後初月が言ってたblue noteの話は
秋月型 Blue Noteへ行く
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1508680740/
での話になりますが読んでなくても平気です

ありがとうございました
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/11(金) 21:46:21.46 ID:pV6SuLQAO
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/12(土) 14:00:32.71 ID:vRmDWJAPO
オープンでやるって言ってたのから待ってたわ
新作乙です
12 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/12(土) 21:17:33.17 ID:DPXnBBfD0
Chapter 2
Anxiety 前編


2018年11月4日 午後3時00分
間宮さんの食堂

秋月「じゃあ今後の活動についての連絡と曲はもう決めたので譜割りをしたいと思います!」


※譜割り 誰がどの譜面を担当するかの割り振り


秋雲「割りと攻めたよね今回」

夕立「4曲やるっぽい?」

神風「面白そうね!」

白露「えーっとやるのはCaravan、On a Misty Night、Nuttville、Sixteen Men Swinging... 」

吹雪「えーっと... あ、あの朧ちゃん」

朧「どうしたの」

吹雪「On a Misty Nightなんだけど私だけがずっとテーマ吹いてなおかつ長い尺のソロとってるみたいなんだけど...」

朧「そうだね」

吹雪「そ、そうだねって!」

朧「行けると思ったから、選んだ」

吹雪「この曲選んだのってまさか...」

朧「アタシ」

吹雪「」

秋雲(無茶振りするよなあ...)

島風「この曲おっそーい」

秋月「そしてオーディションは一曲だけとのことなのでCaravanをやろうと思います!」

初月(Caravanなら僕のソロにかかっているな... アピールできるチャンスだ!)

卯月「頑張るぴょん!」

雪風「がんばります!」

秋月「譜読みは2週間くらいあればできると思うのでそれまでにさらっておいてください! ほかの3曲もできれば同時並行で!」

暁「...」ソワソワ

電「暁ちゃんソワソワしてるのです」

暁「なっ!? レディはそんな事しないんだから!」

卯月(めっちゃしてるぴょん)

弥生(してるね)

巻雲「みんな頑張りましょうね〜」

江風「へいよー」

山風「うん...」

秋月「じゃあ各パートごとに譜割りを始めてください!」

「はーい」

「ぴょん!」

「なのです」
13 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/12(土) 21:18:29.12 ID:DPXnBBfD0
2週間後
11月19日 午後6時00分
大合奏室


秋月「はい! おはようございます!」

「「「おはようございまーす」」」


秋月「今日は初回の合奏です! Caravanの全体の流れを確認していきたいと思います!」

秋月「えーっとソリストは... 初月がまずやってトロンボーンは誰がやるの?」

巻雲「はーい」

秋月「了解です! じゃあ頭から! 二人ともソロはもうできてるの?」

初月「僕は大丈夫だ」

巻雲「ほぼできたけどまだ練ってるかも」

秋月「わかった! まだ時間あるしゆっくりでいいよ、じゃあ頭の初月のドラムソロから通します!」

初月「よし」


ドンドツッドド...



========
========




========
========


秋月(うん、一通り通った、あとはここから詰めていく作業...)

秋月「はい! ありがとうございます! とりあえず通ることは通りましたね、初回なのによくできたと思います! 」

秋月「強いて言うなら... まあこれは自分も反省点ですが、ボーンセクションとリズムセクションがもうちょっとお互い寄れたらなって言うのと、あとはイントロのサックスの一人一人入っていく部分のピッチが気になったかな? そんな感じです!」

朧(要練習だねこりゃ)

秋月「じゃあテーマ頭から巻雲のソロ前までもう一回お願いします!」

初月「ワンツースリーフォー」
14 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/12(土) 21:18:59.61 ID:DPXnBBfD0
午後10時01分
早霜のバー「Lazy Bird」


ガチャ カランカラン


早霜「あら、いらっしゃい」

秋雲「うーっす」

秋月「こんばんは」

朧「空いてる?」

早霜「空いてるわよ」

隼鷹「おっ! 来たねえ、 今日は何やってくれんだ?」

秋雲「今日はレコードで我慢して、ヘトヘトなんさ」

隼鷹「ちぇー」

秋月「今日も疲れたね」

早霜「...ここを会員制じゃなくて誰でも入れるようにして正解だったわ」

秋月「提督と照月がここの隠し扉偶然見つけたのがきっかけなんだっけ?」

早霜「そうね、やっぱりその方がプレーヤーも呼べるもの」

(※前作おまけ3参照)
15 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/12(土) 21:19:39.19 ID:DPXnBBfD0
秋月「...オーディションかあ」

秋雲「まだ心配?」

秋月「なんて言うかね、自分たちの演奏が審査されるなんて初めてだから」

早霜「聞いたわ、貴方達ジャズフェスに出るんですってね」

秋雲「そーそー、暇してたしもっと上手くなるチャンスってわけよ」

早霜「無茶はダメよ」

秋雲「無茶? どこが?」

早霜「貴方達はできても、初心者の子は大変よきっと 引っ張るのはいいけど程々にね」

秋雲「大丈夫だって! 今までやれたんだからさ!」

早霜(『貴方達は』、ね)

朧「...」
16 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/12(土) 21:20:17.40 ID:DPXnBBfD0
同時刻
駆逐艦寮 第6駆逐隊の部屋

響「練習の調子はどうなんだい二人とも」

暁「れでぃらしくエレファントにやってるわ!」

電「暁ちゃん、エレガントなのです」

暁「わ、わかってるわよ! ジョークよ!」

雷「二人とも頑張ってるのね! 応援するわ!」

暁「ジャズフェスに向けて猛練習中よ! オーディションだってへっちゃらよ!」

響「すごい自信だね」

雷「応援してるわ!」

暁「期待しててね!」

電「がんばるのです!」
17 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/12(土) 21:20:52.11 ID:DPXnBBfD0
同時刻
駆逐艦寮 吹雪と初雪の部屋

吹雪「...」

吹雪「はあ〜...」

初雪「どうしたの」

吹雪「凄い大役任されちゃった」

初雪「ああ、ジャズのやつ?」

吹雪「そう」

初雪「よくわかんないけどがんばれ」

吹雪「出来るのかなあ...」

初雪「任されたのは出来るって思われたからじゃないの」

吹雪「うーん...」

初雪「勝手なこと言うけど、あんまり気負い過ぎない方がいいよ」

吹雪「気負い過ぎないねえ...」

初雪「前にみんなの前で演奏してた時も上手く行ってたし、なるようになるんじゃない」

吹雪「...」

初雪「まいいや、おやすみ」ゴロン

吹雪「あ... おやすみ」

吹雪(私も寝るか...)


カチッ


吹雪「...」

吹雪(がんばってみよ)
18 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/12(土) 21:21:51.33 ID:DPXnBBfD0
同時刻
大合奏室

ガチャ

照月「忘れ物しちゃってた!... あれ?」



ドンドドコツドンドン
ドコツチチン
チャッチャッ


初月「ふう...」

初月(まだここは変えるべきか?)

照月「おつかれ、まだやってたの?」

初月「ああ姉さん、お疲れ どうしたんだい」

照月「忘れ物しちゃって」

初月「なるほどな」

照月「偉いね、こんな遅くまでやってて」

初月「オーディションは僕のソロにかかってる、だからやってるのさ」

照月「初月、気負いすぎちゃダメよ みんなでちゃんと演奏すればきっとーーー」

初月「僕が足を引っ張るわけにはいかない」

照月「えっ?」

初月「チャンスが巡ってきたんだ、ここで逃すわけにはいかない」

初月「夢を叶えるんだ」

初月「僕はそのために続けてきたんだからな」

初月「だから姉さん、僕に任せてくれ」

照月「初月...」

照月(なんだろう、初月の腕を信頼してないわけじゃないのに...)

照月(この不安感は何...?)

初月「じゃ、僕は続けるから おやすみ姉さん」

照月「え、あ! う、うん! おやすみ」

初月「...」

ドコドンツタタタ カンカンカン
ドッツドドド

照月「...」スタスタスタ

ガチャ

初月「...」

ドコツタンタタン
チンチンチチチ
ドコドコドコドコ

初月「...」




Chapter 2 前編
終わり
19 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/12(土) 21:24:42.47 ID:DPXnBBfD0
2月頭に更新するといったな、すまんありゃ嘘だった...
後編は本当にその頃に更新します、ありがとうございました

選んだ曲に関して音源などはまだ貼らないのでお楽しみにしておいてください
20 : ◆0rjCWOlcd8we [sage]:2019/01/12(土) 22:25:24.71 ID:DPXnBBfD0
>>11
応援ありがとうございます、前回とは少し毛色を変えた感じになると思いますがよろしくお願いします
21 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/13(日) 20:52:00.60 ID:aQAK5/vr0
やっぱり更新します、不定期にします
22 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/13(日) 20:52:26.69 ID:aQAK5/vr0
Chapter 2
Anxiety 後編

12月20日 午後7時23分
大合奏室

秋月「じゃあmisty一曲通します!」

初月「ワン、ツー、ワンツースリーフォー」

ポンポロロン ポンポポポン

吹雪(いつ聴いても照月ちゃんのピアノイントロ素敵だな)

吹雪(でも...)

吹雪(私のは... 大丈夫なの...?)

朧「吹雪... 吹雪!」

吹雪「へっ!?」

朧「もうテーマ始まってる!」

吹雪「えっ!? あっ!!」

秋月「ストップストップ!」





吹雪(や、やっちゃった〜...!)

朝潮「大丈夫ですか吹雪さん!」

夕立「朝潮ちゃんめっちゃ心配してるっぽい」

吹雪「ご、ごめんなさい!」

朝霜「まあまあ本番じゃないんだからさ、切り替えてこーぜー!」

江風「なンか緊張の糸切れちまった」

秋雲「あーもうほら、切り替えるよ」

秋月「じゃあもう一回カウント!」

初月「ワン、ツー、ワンツースリーフォー」
23 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/13(日) 20:53:11.18 ID:aQAK5/vr0
12月21日 午前9時24分
鎮守府 埠頭

吹雪「...」

吹雪(今日は非番だしたまには外で吹いてみようかな)

吹雪「えっと練習メニューはっと...」つスマホ

吹雪(ロングトーンやってスケールやってタンギングやって...)

吹雪「...」

吹雪(昨日はミスっちゃったなあ...)

吹雪(本番、本当にやれるのかな)

ビュオーー!

吹雪「さ、寒っ!」

吹雪「12月は冷えるなー...」

朧「外で練習?」

吹雪「うわっ!? なんだ朧ちゃんか〜 驚かさないでよ...」

朧「驚きすぎ、逆に」

吹雪「後ろから声かけられたら誰でも驚くって」
24 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/13(日) 20:54:00.79 ID:aQAK5/vr0
吹雪「ねえ朧ちゃん」

朧「何」

吹雪「最近自分の実力に対してやる事が釣り合わないなって思うの」

朧「...」

吹雪「やればやるほど自信なくしちゃって... 島風ちゃんみたいに連譜が得意とか朧ちゃんみたいに音がいいとかもなくて」

朧「ふうん...」

吹雪「荷が重く感じるよ...」

朧「じゃあ、ちょっとこれ聴いてみて」つ スマホ

吹雪「え? う、うん」

朧「再生っと」ポチ


バーバラララバー


吹雪(サックス? でも誰の音だろ? あんまり上手くはないけど...)


バラララー


吹雪(なんていうか一生懸命)

朧「これ聴いてどう思った?」

吹雪「え? うーん... 初心者の人が頑張って練習してるのかなって思った」

朧「それ、楽器始めて半年のアタシ」

吹雪「えっ!?」

朧「そんなんだったよ、アタシも」

吹雪「そうだったんだ...」



25 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/13(日) 20:54:35.18 ID:aQAK5/vr0
吹雪「朧ちゃんはどうやってここまで上手くなったの?」

朧「上手くはないよ、ただ昔よりは良くなってるはずだけど」

吹雪「そ、それでも!」

朧「どうやったかは...」

朧「自分を信じて基礎練をした」

吹雪「!」

朧「それだけ」

朧「それと、本番の時は自分は世界で一番うまいんだって思って吹いてる」

吹雪「世界で一番...」

朧「自信は音に出てくるよ」

吹雪「音に...」

朧「自分を信じないで吹いたって音はついてこない、基礎をあれだけ積んだんだから自分は上手いんだ そう信じないと」

吹雪「自分を信じる...」

吹雪「...うん!」

吹雪「朧ちゃん! 私頑張ってみるね!」

朧「よし!」

吹雪「あ、じゃあさ これから一緒に練習しない?」

朧「いいよ、じゃあ楽器持ってくるから」

吹雪「うん!」
26 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/13(日) 20:55:04.10 ID:aQAK5/vr0
同時刻
執務室

漣「何話してるんでしょうねあの二人」

提督「さあな、ただ...」チラッ

提督「...」

提督「あの吹雪の顔見りゃ悪いことじゃなさそうだな」

漣「あーなんか吹っ切れてる感じですねー」

提督「ジャズフェス、きっと上手く行くよ」

漣「ご主人様出られなくて残念ですねー」

提督「いいよいいよ、俺どうせメタルの人間だからな フレディグリーンよりデイヴムステインなの」

漣「誰だかわかんねえ」

提督「まあとにかくあいつらはやってくれるさ」

漣「不安は無いんですか?」

提督「無いと言ったら嘘になる でも...」

漣「でも?」

提督「俺はあいつらを信じている」

漣「おおー」

提督「今までも乗り越えてきたんだ、きっとやれるよ」

漣「...楽しみですね!」

提督「ああ!」

27 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/13(日) 20:55:34.97 ID:aQAK5/vr0
1月21日
午後7時45分
トロンボーンセクション合奏室

巻雲「はーい! それじゃおやつタイムにしまーす!」

朝霜「いえー!」

山風「わ、わあーい!」

神風「いただきまーす!」

江風「どれにしよっかなー!」

巻雲「食べたらちゃんと口ゆすいでくださいねー」

江風「わかってるって」

28 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/13(日) 20:56:09.81 ID:aQAK5/vr0
山風「ねえ江風」

江風「ンだよ姉貴」

山風「オーディション...そろそろだね」

江風「あーいつだっけ」

神風「2月9日」

江風「あーそうだった! 近いなー」

山風「気抜けすぎ...もう近いのに」

朝霜「アタイも忘れてた!」

山風「はあ...」

巻雲「なんかいつも通りって感じ」

山風「...上手く行くかな」

江風「ンだよ今更心配?」

山風「みんな...緊張してないの...?」

江風「楽しそうじゃン」

朝霜「うんうん」

神風「わかるわ!」

巻雲「まあ本番は慣れてるし」

山風「あ、あたしだけ...?」ウルッ
29 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/13(日) 20:57:01.70 ID:aQAK5/vr0
神風「あっ」

江風(や、やべえ!)

山風「グスッ... ヒック...」ウルウル

江風「ま、まあ少しは緊張するよな! なあ朝霜!」

朝霜「えっ!? んああそうだな! めっちゃ緊張する!」

神風(芝居が下手くそ)

巻雲「山風ちゃん」

山風「なに...?」グスッ

巻雲「緊張してるのはそれだけ本気ってことなんです」

朝霜「え!? じゃあアタイたちって」

江風「ンなっ!?」

巻雲「いやいや別にそういうことじゃなくて...」

巻雲「緊張しちゃうならいつもの合奏室で演奏してるって思えばいいんです」

山風「ここで...?」

巻雲「そう、いつもやってる事を当たり前にやる、これで大丈夫!」

山風「いつも通り...」

巻雲「いつもできてる事なら、本番でだってきっとできちゃうんです!」

江風「てことよ姉貴!」

山風「わかった...! うん! 怖くない!」

巻雲「はい! じゃあちょうど時間もいいですし練習再開しましょう!」

朝霜「あ、アタイまだ食べ終わってない」

神風「口すすいでないわ」

江風「同じく」

巻雲「...じゃああと5分後で」

30 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/13(日) 20:57:49.13 ID:aQAK5/vr0
1月24日 午後8時39分
大合奏室(リズムセクションの部屋)

秋月「ストップ! 初月! ちょっと走ってる、周りも聴いて」

初月「いや、姉さん達が遅いな 僕はこのテンポで行く」

涼月「お初さん、姉さんの言う通り走り気味ですよ」

初月「なに言ってるんだ、僕は合っている」

秋月「初月! 一回落ち着いて! 明らかに一人だけずれてる!」

初月「ぐっ...!」

初月「ああそうかい、でも間違ってるのは絶対姉さん達だ! 僕になんでついてきてくれないんだ!」

照月「は、初月!」

初月「勝手にやっててくれ!」

スタスタスタ

ガチャ

照月「ま、待って!」

タッタッタッ

ガチャ

谷風「こいつぁ困ったね」

白露「やばくないこれ? もうオーディション近いのに」

秋月「うーん...」

涼月「お初さんどうしたんでしょう」

秋月「オーディションで認められたいんだと思う、そしてCDを出すって」

白露「でもあれじゃCDどころか本番が心配」

谷風「ま、今外ぁ寒いし 頭も冷えるってもんよ」

秋月「はあ...」
31 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/13(日) 20:58:43.46 ID:aQAK5/vr0
午後8時42分
鎮守府 埠頭

初月「クソっ! なんでだ! 僕は合ってるはずなのに...」

初月「...」

初月「はあ...」

照月「初月!」

初月「...姉さんか」

照月「どうしたの初月、この前から変だよ! どうしたの一体」

初月「いつも通りじゃないか」

照月「ううん! 絶対変! いつもならこんなことにならない!」

初月「変か...」

照月「どうしちゃったの一体...」

初月「なあ姉さん達、Blue Noteに立つって夢は忘れてないだろうな」

照月「忘れてはないけど...」

初月「僕はその夢を絶対に叶える、だから僕が引っ張らないといけない」

照月「初月!」

初月「姉さん達も、バンドも僕が引っ張っていく」

照月「ねえ初月」

初月「なんだい」

照月「バンドって、みんなでやるもんじゃないの?」

初月「...」

照月「一人じゃ無理だよみんなでーーー」

初月「オーディションは僕のソロにかかってると思っている」

照月「えっ!?」

初月「イントロ、アウトロどちらも僕がやっている」

初月「だからこそ、僕が引っ張らなくちゃいけないんだ」

照月「うう...」

照月(どうしたらいいの... こうなった初月はもう何が何でも動かない)

初月「...」

照月「初月...」

初月(僕は...絶対にやってやる)


Chapter 2 後半
おわり
32 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/13(日) 20:59:54.76 ID:aQAK5/vr0
今更ですがメンバー紹介

Band members
Pf 照月 谷風
Gt 白露 涼月 (提督は今回不在)
Drs 初月
B 秋月

As 吹雪
As 島風
Ts 朝潮
Ts 朧
Ts Fl 天津風
Bs 夕立

Tp 秋雲
Tp 雪風
Tp 卯月
Tp 弥生
Tp 電
Tp 暁

Tb 巻雲
Tb 神風
Tb 江風
Tb 山風
Btb 朝霜
33 : ◆0rjCWOlcd8we :2019/01/13(日) 21:01:53.75 ID:aQAK5/vr0
これからは不定期更新にします
初月は私の中では危うさを持ったキャラなんじゃないかなと思ってこんな感じになりました
巻雲の言っていたいつも通り吹くと言うのは私も本番の際常に心がけてることです、逆に練習で出来ないことは本番では絶対に出来ないので練習は本当に大事なんです

ありがとうございました
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/13(日) 21:39:47.37 ID:xPZhlu7NO
乙!
気合いが空回りのお初さん
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/14(月) 17:10:37.82 ID:juSA1qJDO
追い付いた
36 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/18(金) 23:40:53.94 ID:iCTtVIvE0
Chaper 3
All Alone


2月9日 午前8時45分
オーディション会場


秋月「おはようございます!」

「「「おはようございまーす!!」」」 「ぽい!」

秋月「今日はついにきちゃいました! オーディション本番です! この日のためにみんな頑張ってきたと思うので、皆さん ベストを尽くしましょう!」

「「おー!」」 「ぴょん!」 「頑張ります!」「なのです!」

初月「...」ソワソワ

照月「初月」

初月「!! ああ、姉さんか」

照月「...今日は頑張ろうね」

初月「ああ」

照月「...」


——————
——————
37 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/18(金) 23:42:26.80 ID:iCTtVIvE0
——————
——————


2月1日 午前11時41分
間宮さんの食堂

初月「なあ姉さん達」

秋月「どうしたの」

初月「今度のオーディションの審査員にレコード会社の社長が居るだろう? その人に連絡をとってみたんだ」

涼月「ええっ!?」

照月「で、で! どうだったの!?」

初月「そしたら熱意を買われて演奏次第ではCD化を検討するとのことらしい」

照月「す、すごい...!」

初月「これでますますやる気が出てきたな」

秋月「ねえ初月」

初月「なんだ」

秋月「やる気があるのはいいけど... 一人で突っ走らないでね」

初月「突っ走ってる? そんなことはないさ僕は僕なりにベストを尽くしたいんだ」

涼月「お初さん...」

初月「姉さんたち、これは僕たちの夢だろう 今更及び腰になってどうする」

照月「初月、あのね」

秋月「...そうね、及び腰はまずいかもね」

照月「あ、秋月姉!」

秋月(...色々言いたいことはあるけど、今は本番前 ここで崩壊したらジャズフェスどころじゃない)ヒソヒソ

照月(うう...)

涼月(姉さん...)

秋月「ただ初月、本番でずれるのはまずいからそれだけは気をつけて」

初月「大丈夫だ、任せてくれ」



——————
——————
38 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/18(金) 23:42:57.62 ID:iCTtVIvE0
——————
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2月9日 午前9時00分
リハーサルスタジオ内


案内係「では皆さん音出しとリハーサル含めて20分間ですので時間厳守でお願いします!」

「「「はーい」」」

秋月「じゃあ管の人は5分までにチューニングしてください!」

吹雪「サックス集まってー!」

巻雲「やりますよー」

秋雲「はいペット集合ー」

バー パー バー

吹雪「じゃあチューニングしまーす! 私と一人ずつ合わせて!」

バー バー

巻雲「じゃあ山風ちゃんから一緒に」

バー パー パー

秋雲「あー弥生ちょっと高いかな、もう一回行くよ」





吹雪「秋月ちゃん! チューニング終わったよ!」

秋月「了解! じゃあリハーサル始めます! 頭から!」

「「はーい!」」

初月「...」
39 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/18(金) 23:43:26.67 ID:iCTtVIvE0
午前9時20分

秋月「リハーサル終わります! これならきっと大丈夫です! 本番頑張りましょう!」

「おー!」 「よっしゃー! いったろー!」 「頑張るぴょん!」 「エレファントに決めるわ!」

初月(僕が...決めてやる!)

40 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/18(金) 23:44:01.26 ID:iCTtVIvE0
午前9時25分
本番スタジオ内

案内係「ではこれから5分後に演奏を開始していただきます、事前に説明させていただいた審査員はあちらで生の音で聞く形になるのでPAは通しません」

審査員1「今日はよろしくお願いします」

審査員2「よろしく」

審査員3(レコード会社社長)「皆さん素晴らしい演奏を期待しています」

全員「よろしくお願いします!」

初月(来た...!)

初月「あ、あの!」

社長「ん? ああもしかして君が...」

初月「はい、今日はお時間を頂きありがとうございます」

社長「まあ元々ジャズフェスの審査ですから、CDの件は演奏後にお話ししましょう」

初月「期待していただけたらと思います」

社長「頑張ってくださいね」

朝霜「何話してんだあいつ?」

山風「ほっとこ...」



※PA 音響機器のこと、マイクやスピーカー類を指す
41 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/18(金) 23:44:38.73 ID:iCTtVIvE0
午前9時30分


審査員1「では始めてください」

秋月「はい! 初月!」

初月「...」スッ...



ドンツトントトン ドコツタタタタン
ドンツトントトン ドコツタタタタン


吹雪(え...!?)

暁(な、なんかいつもと違う...!?)

初月「...」

ドコツトントントン

秋月(初月! どうしたの!)

初月「...」

秋月(は、入るタイミングは... ここ!)

バーンボーンババーンボーンバ
バーンボーンババーンボーンバ

社長「...」

初月(!? ね、姉さん! なんで合わせてくれないんだ!)

秋月(照月! 私にあわせて戻して!)チラッ

照月(うん!)

ポンパポンポ ポンポンパポンポン

初月(くっ! 合わせるしかない...!)

秋月(!! 戻った!)

社長(ほう...)

42 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/18(金) 23:45:05.83 ID:iCTtVIvE0
吹雪(よし! ここはみんなで練習したところ! 入るよみんな!)

バー バー バー バー バー

巻雲(行きますよー!)

秋雲(うーし!)

バララララー!!


審査員1(ブラスの練度が高いな...)

審査員2(安定してる...)

秋月(巻雲のソロ!)

バババ バババ バババ バーラーラー!

巻雲(よーし!)

バッバラッバー バーラーラーバーラーラー

社長(ソロもそうだがバッキングがしっかりしている、目立ちすぎずかつ小さすぎない)

審査員2(一発目からすごいの来たな)

審査員1(さ、この後どうなる?)
43 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/18(金) 23:46:21.32 ID:iCTtVIvE0
初月(僕のソロがもうすぐ来る...! 全ての締めなんだ! 出し切る!)

バババ バババ バババ バーラーラー!

バーラーラー バーラーラー バーーーー!

初月(よし! 僕だけの時間だ!)

ドンドンドンドンドコドコドコ
チチチチチン ドンドン

初月(僕にかかってるんだ!)

ドコツドンドン

初月(いける!)

秋月(初月...!)

天津風(このソロ... なんか違和感覚えるわ... どうしてだかわからないけど)

社長(...)

チンチチチチチドンドンドンドン

カンカッカッカ

ドンツトトン!!

吹雪(ソロ終わりだ!)スウ

バーーーー!!!


44 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/18(金) 23:47:02.29 ID:iCTtVIvE0
審査員1「お疲れ様でした、結果は後日メールにてご連絡させていただきます」

審査員2(まあほぼ合格だろこれ)

社長「...」

初月「村田社長」

社長「ああ、お疲れ様でした」

初月「どうでしたか、僕たちの演奏は」

社長「そうですね... 色々話したいのですがこの後も審査がありますので今晩Blue Trainというバーに来てください、そこで話しましょう 住所は...」

初月「ここですね、わかりました ではまた今晩」

秋月「...」
45 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/18(金) 23:47:31.89 ID:iCTtVIvE0
午後3時09分
間宮さんの食堂

朝霜「あ゛ー! 緊張したなー!」

吹雪「疲れたねー」

島風「みんな疲れるのはっやーい」

夕立「緊張しなかったっぽい?」

島風「別に」

電「すごいのです」

島風「そういえば初月のソロなんか変じゃなかった?」

吹雪「というかイントロからなんか変だったよね?」

朝霜「なんか審査員と話してたぜ!」

電「きっと何かあるのです!」

吹雪「なんていうか... 一人歩きしてたよね、初月ちゃんのドラム」

朝霜「ま! でもなんとかなったからいいじゃん!」

吹雪「...だね! 受かってるといいなー!」

夕立「受かってるっぽい!」

電「すごい確信なのです」
46 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/18(金) 23:48:13.17 ID:iCTtVIvE0
午後9時57分
バー Blue Train

カランカラン

初月「お待たせしました」

社長「ああ、いらっしゃい 何か頼みますか」

初月「じゃあハイネケンを」

バーのマスター「はい」

初月「...どうでした、演奏は」

社長「非常に練度が高い、なのに君たちは結成して2年と聞きました」

初月「!!」

社長「特にあのベースの彼女、非常にしっかりしてます」

社長「ピアノと合わせてしっかり土台を作ってる」

初月「それは良かったです(さすが姉さん達だ)」

社長「ブラスもサックスも非常に練習してきたのが伺えます、ジャズフェスには出られるでしょう」

初月「!!(よし!)」

社長「それと君のドラムですが...」

初月(来た!)






社長「まるで面白くなかった」






47 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/18(金) 23:48:58.33 ID:iCTtVIvE0
初月「...」

初月「...はい?」

社長「君は一体何がしたいんです? 君だけなんだ、バンドみんなが作った雰囲気に乗ろうとしてない ドラムなのに独り歩きしてる」

初月「ぼ、僕が... 独り歩き...?」

社長「せっかく作ったバンドの空気を君だけが無視してる」

社長「バンドというのはみんなでやるものじゃないのか?」

社長「みんなで一つの曲を創り出す、それがビッグバンドじゃないのか?」

初月「う...」

社長「CDを出してBlue Noteに立つ? 人を踏み台にしようとするその態度も気にくわないですね」

初月「ち、違う... 僕は...」

社長「とにかく、CDの件は無かったことにしてください マスター、お会計彼女の分も」


カランカラン


初月「...」

48 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/18(金) 23:50:00.11 ID:iCTtVIvE0
午後10時23分
鎮守府近辺

初月「...」


「まるで面白くなかった」



「 君だけなんだ、バンドみんなが作った雰囲気に乗ろうとしてない」



「バンドというのはみんなでやるものじゃないのか?」



「みんなで一つの曲を創り出す、それがビッグバンドじゃないのか?」




初月「独り歩き、か...」

初月「...」

ブーッ ブーッ

初月「...もしもし」

秋月『初月? 今どこ? 帰りが遅いからちょっと心配しちゃって...』

初月「なあ... 姉さん...」

秋月『何?』

初月「う...ひっく... ごめん...なさい...」

秋月『初月!? どうしたの!?』
49 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/18(金) 23:50:51.83 ID:iCTtVIvE0
初月「僕が... グスッ... 間違ってた...」

秋月『初月...』

初月「バンドは... みんなでやるものなのに... 僕は独り善がりで...」

秋月『...うんうん』

初月「みんなが作ってた雰囲気を... 僕だけが無視して突っ走ってたんだ...」

秋月『大丈夫、初月なりに頑張ってたんだもんね... でもちょっと空回りしてただけだから』

初月「ごめんなさい...」

秋月『外も寒いでしょ、早く帰っておいで みんな心配してるよ』

初月「うん...」

秋月『迎えに行こうか?』

初月「いや、大丈夫だ 一人で帰れる...」

秋月『そう...じゃ、気をつけて帰ってね、続きは部屋でゆっくり』

初月「ああ...」

秋月『じゃあね!』

初月「ね、姉さん」

秋月『何?』

初月「...ありがとう」

秋月『どういたしまして! じゃ!』

プー プー プー

初月「...」

初月「いい人達に恵まれてるな... 僕は」



Chapter 3
終わり
50 : ◆0rjCWOlcd8we [saga]:2019/01/18(金) 23:56:02.25 ID:iCTtVIvE0
某ブルージャイアントに似た展開ありますがお許しください!

ビッグバンドって一人じゃできないんですよね
個人の技量の確立と同時にサックス、トロンボーン、トランペット、リズムそれぞれみんなで一つの音を出す意識がないと崩壊します
あんなに真剣に怒ってくれる人と反省して優しく受け入れてくれる人それぞれに出会えた初月は幸せだと思います

ありがとうございました
51 : ◆0rjCWOlcd8we [sage]:2019/01/19(土) 00:12:58.83 ID:qYSfAeyO0
(´-`).。oO(前回は吹雪が主人公っぽくなってて今回は初月くんが主人公っぽくなってる件)
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/19(土) 14:47:13.98 ID:tf1NC3VMO
初月やっぱり空回っちゃったかぁ
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