若葉「私たちは讚州華撃団である!」 友奈(高)「酉組!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/07(火) 23:31:32.96 ID:tzXnpC210
大正時代、妖魔たちの脅威から人々を守った戦士達が命を掛けっていた戦い終わった百年後

平和になったこの時代は再び、新たなる脅威が迫ってきた......

讚州歌劇団の乃木園子とその部下の7人に合わせて、彼女たちは帝国を守るための戦士、讚州華撃団華組

そして、讚州映画館の乃木若葉とその五人の仲間たちに合わせて

彼女たちは、讚州華撃団酉組である

少女達はまだ、迫ってきた脅威を挑むことになった

友奈(高)「......というのはどうだ」

若葉「おい、ナレーションはまだ終ってない」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1557239492
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/07(火) 23:37:45.82 ID:tzXnpC210
#ゆゆゆとサクラ大戦のクロスオーバーです

#駄文、およびわけわからない所もあるかもしれないので、是非教えてくれるなら嬉しい

#若葉主役ですか、オリジナル主人公の存在もある

#ただし性別はなし

#鬱展開注意

#うどん、うどん!

#蕎麦派は(ビー)でもらう(官方の検定より(ビー)します)

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 00:14:12.14 ID:nD0JN+WM0
(二年前)

「一閃!」

白き樽のような巨大人型兵器、それは百年前の大戦で活躍した光武という霊子甲冑を量産化した
霊子動力炉を外し、代用の蒸気機関を用いて
一機作るの費用を更に低下させた
でもその代わりに、霊力を使えなくなった

そのために、特殊の敵と遭遇した場合は

生存率、ほぼゼロだった

それでも、量産機乗っていたパイロート−乃木若葉は鬼神如くに迫ってきた敵を倒した

−乃木さん! 道を開いたわ!

同じ白き量産機である光武Zを乗っている若葉のパートナー−郡千景、彼女は若葉の機体の傍に寄せた

−タマけたな! 

−タマっち先輩、落ち着いて

同じく......もう面倒だから

若葉の仲間であり−土居球子ともう一人の仲間−伊予島杏は若葉達と合流してきた

−妙だね、ここにいる敵はまるで指揮を失っているみたい

−う〜ん、タマけだな?

−土居さん、分からないなら黙ってくたざい

−なんの!?

「......確かに、妙だな」

「ここは、なぜ味方の残骸がいる?」

周りは自爆した専用機だった光武の残骸と妖魔みたいな味方機の残骸がいた

「......うん?」

−若葉ちゃん! 園子ちゃんの機体反応!

若葉たちがここに来た目的は

若葉の妹−乃木園子と彼女の仲間を救出すること

しかし、園子以外の機体信号はロストした

彼も......な

「警戒し、中に突入する!」

−了解!

−わかったわ

−はい!

ー気を付けて、若葉ちゃん!

四機の光武は建物の中に突入して
中は妖魔達の死体、そして機体の残骸だった

「誰かに殺されたのか」

−乃木さん、恐らく私達と同じ園子ちゃんを助けるために来たのではないか?

−なに!?

−......ひょっとして、園子ちゃんの仲間ではない?

「......あいつなら、そうするかもしれない」

−若葉、この先光武に入れないぞ?

「わかった、歩行で行く」

−共に行くよ

「ああ、頼む」

郡千景、そして乃木若葉はその先に進んで行く、伊予島杏と土居球子二人はその場で待機していた
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 00:32:11.27 ID:nD0JN+WM0
「この先も同じか」

太刀を抜け出した若葉とピストルを両手に持つ郡千景は奥へ走っていく

周り風景は変わらなく、刀に切られた死体だらけだった

「乃木さん! 聞こえる?

そしてようやっく、人のことを聞こえた

「園子!!!!」

その奥にいる扉をぶつけていくように扉を開く

......そして若葉は見た

黒色の異型は気絶した園子を攫んでいた

「......貴様!!!!!」

太刀を振りかかっていく若葉のことを見て

異型は後ろへ跳んでいく

そして姿を消した

「......許せない、園子を......こんな目に逢わせて!」

「私は!!! お前たちを許せない!!!」

この日、園子失った物は多かった
仲間、友達、そして彼女の自由を

そして若葉は決めた

あの異型を殺し、妖魔たち一人も残さずに殺すことを
心に決めていた

そして、二年後......
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

若葉「園子!! ......ッ」

若葉「まだ......この夢」

園子を攫んでいたあの異型

そして気絶した園子のことを

今も悪夢のように詠み返ってきた

時には園子は異型に殺された
時には異型に食われた

−若葉ちゃん〜 仕事だよ〜

若葉「......わかった、今行く」

乃木若葉 14歳
かつての部下と共に

今......讚州映画館のモギリ役をやっている......
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 09:50:02.36 ID:1fdejDRz0
若葉「おはようございます、どうぞ」

若葉「......位置が悪いか」

この映画館は軍が前に倒産した映画館を接収して
ある目的に経営を若葉達に任せた
......だが位置が悪過ぎて、営利もうまく働けなく
どこの歌劇団と違う、ここの来客はほぼ近くに暮している老人や子供だった

若葉「とは言え、最新の映画はこっちに回せることもできないな」

若葉「......球子がいれば飴貰えるとか昔話を聞けるだろうな」

ようするに、退屈

来客はほとんどなかったため
規律な生活をしている若葉にとっては退屈しかない

若葉「......白鳥さんのやつ帝都に左遷......昇進したね」

かつて、同じここの映画館に働いていた白鳥歌野という少女がいた
彼女は若葉の親友でも悪友でもある
毎日毎日そばとうどんの戦争を語って、同時に授業のライバルと戦友でもあった

そんな彼女は、帝都の新鋭部隊−帝国華撃団にスカウトされた

......そして、ここから離れる前に

−これで蕎麦は無戦勝というわけね! 蕎麦フォーエーバー〜!

若葉「コロス!」

いつか帝都に押し込んで皮ごと切ってやる!
その願いはこの映画館に少しすず憎恨になっていた

若葉「ソバを、ころす」

「ひィ〜!!!!」

若葉「......うん?」

窓口の前に、いつのまに子供がいた

若葉「......どうした?」

「殺される......うわああああああああんんんんんんんんんんんんんんん〜!!!!!」

若葉「ちょっと!? なんで泣いているの!?」

「泣かせた泣かせたま〜!!!」

若葉「球子!? ちょっと」

「見損ったわ、乃木さん」

若葉「千景!?」

「若葉ちゃん、子供を泣かせる人だったの?」

「あらあら〜」

若葉「事態を悪化するな〜!!!!!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/15(水) 10:09:28.68 ID:2GCqzLuT0
(一時間後)

若葉「だから違うって言った!」

友奈(高)「あははは」

球子「君、何を観たい?」

球子は最近の映画のポスターを指してあの子供に聞いてみた

「ううん、ひなたって人を探しているの」

ひなた「!?」

若葉「ひなた、人の興味はそれそれあるのはわかるが(笑)」

ひなた「!?」

友奈(高)「若葉ちゃん、みともないよ」

若葉「!?」

ひなた「......わたしはひなたよ」

「そうなんですか!? 綺麗なお姉ちゃんばかりだから分からないんだ」

「「「「「!?」」」」」

「その姉ちゃんがこれを渡せって」

ひなた「この子天然なのね」

千景「なんの迷いもない、この目は高嶋さんとそっくりね」

友奈(高)「あは、あはは」

若葉「落ち着けぇ! 子供だ!!!」

「?」

ひなた「あ、あら、手紙......園子ちゃんの!?」

若葉「!?」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/15(水) 12:15:22.80 ID:YRNNTXy40
球子「いくぞ〜!!!」

何故かあの子供とキャッチボールしている球子たちにあの子を任せて
若葉とひなたは手紙をなんども見直した

ひなた「園子ちゃんは、どうしてこの手紙を送ったのでしょうか?」

厳重に見張れていた園子はどうやってその手紙をこの少年(?)に託したのか

しかも、こんな大事な情報まで書けていた

若葉「この子を守れて......前線から降りてきた私たちに?」

守れ......何時もの園子の冗談もなく
若葉の妹としてではなく、華撃団団長として、人々を守るための軍人として若葉達に託したのでしょうか?

若葉「園子に頼まれたのなら、全力で守るしかないな」

ひなた「そうね......」

若葉「......ちょっと行ってくる」

ひなた「うん、いってらしゃい」

若葉は部屋から離れた

ひなた「若葉ちゃんに言えないね」

朝、園子の使い人から貰った書料より
彼の情報は若葉に教えられない物が有った

それは......

ひなた「若葉が憎んでいる人、三ノ輪銀華の部下だったことは言えないわ」

三ノ輪銀華、かつて園子達と共に事件に巻き込まれ、共に戦った人だった

でも彼は、園子を裏切った、しかも部下達も道連れて殺したテロリストだった......
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/15(水) 12:59:51.72 ID:YRNNTXy40
若葉「おい、君......そう言えばまだ自我紹介してなかったな」

「必殺! 火球連弾!!!」

千景「くっ、やるな!」

球子「うおお!? 凄い! 千景の既死コンボを反撃した!?」

若葉「飽きるのは早い!?」

球子「......友奈が暴走したせいでこの子の頭にどかんしちゃってさ」

友奈(高)はいま{わたしはんせいしています}の紙を頭に付けて、反省しているように正座していた

若葉「あ、そうか」

千景「だが!」

広間のテレビを映っているテレビゲームの千景のキャラはあの子の必殺をカウンターして無力化させて
どこのプロゲーマーのような動きで必殺終った隙に必殺技を反撃した

「う、うわああ!?」

千景「ふゥ〜危なかった」

若葉「どこか?」

球子「大人けないぞ! 千景!」

千景「そのコマンドは上手く入力していなければ私の負けたわ」

「姉さん凄い!!!!(キラキラ)」

千景「っ!?」

球子「私を無視!?」

若葉「......千景珍しい照れている!?」

友奈(高)「いいや、この感じは......昔の私が千景にご飯誘ってみたころと同じ」

若葉「何でこんな例えにするだ!?」

球子「......ッ! あんず〜!!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/17(金) 00:25:44.32 ID:jwZIaLX40
若葉「コホン、園子用意した軍籍で入隊しましたが、だが年齢はまだ若いのために外に隠すことになった」

球子「あんず、みんな酷いよ」

杏「もうタマっち先輩たら〜」

若葉「......千景、用意できる訓練場の許可を取れるか?」

千景「秘密のあれ、ですか?」

若葉「そうだ、実力試しとこれからの訓練のためにもな」

ひなた「そう言えば、まだ自我紹介してなかったね」

若葉「ッく、こっちも忘れた」

若葉「私は乃木若葉、この映画館の......モギリ担当です」

千景「なんだそこ怯えるのかしら、私は郡千景」

千景「映写担当よ、先も見た私はこういう仕事上手くできるわ」

ドヤ顔していた千景を見てあの子は更に尊敬してしまったように目がキラキラしていた

友奈(高)「ぐんちゃんテンション高い〜! 私は高嶋友奈!この映画館の宣伝役、興味は武道の修行よ!」

「おっす〜!!」

友奈(高)「おっす〜」

杏「私は伊予島 杏、シナリオ担当をやっています〜」

球子「......タマの名前は土居球子! タマっち先輩に呼んでな!」

「タマ先輩〜」

球子「......ッ、この後輩は調子乗り過ぎないか! タマけた!」

千景「(じー)」

球子「(ぴっく)......若葉と同じ、モギリを......やっています」

「もうちーねえちゃん! タマ先輩を虐めるなよ〜!」

千景「ちー......ねえちゃん」

球子「お前......そうか! タマの方がタマけたか」

球子「......ありがとう」

ひなた(なんだこれ......青春活劇の予感がぴかぴかする〜!!!!)

友奈(高)(ぐんちゃん、更に悪い方向に進んでシマッタ)

若葉「な、なァ君の名前は?」

「名前......か」

「うん〜」

若葉(何考えているんだ?)

「ぴか〜!!三ノ輪夜琉って名前なんだ〜」

若葉(先考えた名前だ、絶対)

若葉(......三ノ輪?)

「私三ノ輪家の養子になったの〜」

「名前も今朝取った物なんだから一時に覚えられなくて」

ひなた「あら〜」

ひなたが持っている園子から貰ったリストに書いた名前を見てあらあら〜に笑っていた

若葉「......乃木徹......」

リストの上に書いたあの子の名前だった

若葉「......そういうことか」
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