コナミ「ナンバーズハンター?」

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88 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 00:36:35.34 ID:w+5dKWoZ0
「今の反撃凄かったねー」

「この試合はあの赤い人の勝ちで決まりかしら?」


爬村「(しまったしまったしまったべ…キチンとあの時伏せカードをオラが破壊しておけばこんな事にはならんかったのに…!)」

コナミ「そんじゃ俺のターン!ドローだ!」
手札2

爬村「(で、でも相手の場にモンスターはいないからまだ…)」
89 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 00:37:41.87 ID:w+5dKWoZ0
コナミ「俺は手札からチューニングガムを召喚するぜ!」

チューニングガム「ニィイ…」クチャクチャクチャクチャ…


チューニング・ガム
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 400/守1200
「チューニングガム」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その表側表示モンスターをチューナーとして扱う。
この効果を発動するターン、自分はSモンスターでしか攻撃できない。
(2):自分フィールドのSモンスター1体のみを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その発動を無効にする。


コナミ「そして俺は手札から魔法カード、思い出のブランコを発動する!この効果で俺は墓地からビックバイパーを場に戻すぜ!」
手札0

ビックバイパー「『戦線復帰完了!応援を求む!』」攻1200
90 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 00:40:16.24 ID:w+5dKWoZ0
思い出のブランコ 通常魔法
(1):自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。

コナミ「バトルフェイズ!俺はチューニングガムとビックバイパーでダイレクトアタック!」

爬村「うっ…!で、でもそのダメージならまだ…」


コナミ「いいや!俺は更に墓地のビックバイパーt301の効果を発動!コイツは自身の効果で墓地からも特殊召喚できるのさ!」

爬村「さ、さっきのモンスターが墓地から!?って事は…」
91 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 00:41:32.68 ID:w+5dKWoZ0
コナミ「俺は攻撃表示で特殊召喚!そして蘇った事によりこのカードはまたビックバイパーの攻撃力を上げる!」

ビックバイパー「『増援成功!機体の出力向上!』」攻1200→2400


爬村「攻撃力2400…!わ、わぁっ!?」
LP6600→6200→3800


コナミ「更にビックバイパーt301でダイレクトアタック!」

ビックバイパーt301「『援護射撃開始!ターゲット被害大!』」


爬村「うっ、うわあああ!?」LP3800→2600
92 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 00:44:23.45 ID:w+5dKWoZ0
コナミ「いよっし!更にメインフェイズ2!俺はレベル4のビックバイパーとレベル1のチューニングガムの2体でシンクロ召喚!」


コナミ「シンクロ召喚!シンクロモンスター転生竜サンサーラ!」

サンサーラ「…」守2600


転生竜サンサーラ シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/ドラゴン族/攻 100/守2600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「転生竜サンサーラ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードが相手の効果で墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され墓地へ送られた場合、「転生竜サンサーラ」以外の自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。


遊馬「コナミの新しいシンクロモンスターか!シンクロって色んなレベルがあるんだな!」

委員長「ええ、その通りです遊馬君!とどのつまり、シンクロモンスターはその性質上レベルの合計のみで発生する為…レベルは2から11までのシンクロモンスターしかありません!レベル12のシンクロモンスターは今のところどの公式戦でも確認されてませんからね!」
93 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 00:45:20.90 ID:w+5dKWoZ0
右京「おや、今僕が説明しようとした事は委員長に全て取られてしまったみたいだね?」

委員長「はっ!?す、すみませんっ!先生!とどのつまりでしゃばり過ぎました…」


ハハハハ!


右京「いやいや大丈夫だよ、委員長
にしてもあのコナミ君は良くシンクロを使うね…ハートランドではシンクロよりエクシーズが主流だけど…彼はどちらとも使うから非常に参考になる!みんなもよくこのデュエルを観察するように!」


「「「ハーイ!」」」


シャイ(…コナミさんのデュエルが参考に…参考…)ははは…
94 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 00:49:07.59 ID:w+5dKWoZ0
ーーーーーーーーーーーー

コナミ「俺はこれでターンエンド!」

コナミ 手札0 LP8000
場 転生竜サンサーラ
ビックバイパー t301


爬村「オ、オ、オラ…俺の…」


爬村「俺の…!」ガチガチ…



ザワザワ…ザワザワ…
95 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 00:51:32.48 ID:w+5dKWoZ0
「爬村の奴どーして動かないんだ?」

「早くドローしてよー!」

「てかさっきから爬村の奴変じゃねーか?俺とかオラとか…」


爬村「うう…ううう…」ガチガチ…


「どうしたのかしら…あの子動かないわね」

「あの子諦めたのかしら?」


右京「爬村君…?」
96 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 00:53:28.32 ID:w+5dKWoZ0
爬村(だっ、ダメだ…手が…手が動かねぇ…やっぱりオラなんか…オラなんかがやっちゃダメだったんだ…)

爬村(結局かーちゃんもこねぇ、こんなオラなんかよりもよっぽどデュエルしたい人はいただろうに…)


『早く終われよー!』

『引っ込めー!』


爬村(もうこうなったらサレンダーするしか…)スッ…


コナミ「…うーん…デュエル後に返すつもりだったけど…今返しますか!おーい!爬村ー!」

爬村「…?な、なんでーーーーー」
97 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 00:58:21.14 ID:w+5dKWoZ0
コナミ「ほらっ!受け取れーっ!」ヒュン!



キラーン!



爬村「えっ!?あ、あ、ちょっとぉ!?何して…うわっ!」パシッ!


コナミ「わりーな、それ!
さっき拾ったけど返すタイミングが無かったから終わった後返そうかとも思ったけど今返しとくわ!」

爬村「返すって一体何を…!」
98 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:03:38.27 ID:w+5dKWoZ0
なんだなんだ?

今あの人何を投げたのかしら?


コナミ「大切な物なんだろ?それ
サッサと返さなくて悪かったな」

爬村「あ、ありがとうございもすっ!?」


コナミ「…まあ、そんなに焦んなって…そんなに焦ると舌噛んじまうぞー?」

爬村「は、はぁ…」
99 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:10:37.62 ID:w+5dKWoZ0
コナミ「…まあ、焦んなくていいからさ、自由に気ままにやろーぜ?…ほら何だっけあの…あの…」

爬村「…?」

コナミ「あのー…おーい!遊馬ー!遊馬ー!?」

ーーーーーーーーーーーーーーー
ザワザワ…ザワザワ…
何だ…?誰か呼んでるぞ…?

鉄男「…あれ、遊馬の事呼んでないか?」


遊馬「何だよー!コナミー!」
ーーーーーーーーーーーーーーー

コナミ「なぁ遊馬ー!お前がよく言ってるあの言葉!何だっけー?」

爬村「言葉…?」
100 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:19:22.47 ID:w+5dKWoZ0
遊馬「そんなの1つしかねーよ!
かっとビング、だって!」

遊馬「かっとビング!それは勇気をもって一歩踏み出すこと!
かっとビング!それはどんなピンチでも決して諦めないこと!
かっとビング!それはあらゆる困難にチャレンジすること!
俺のとーちゃんが教えてくれた俺のポリシーだ!」

キャット「遊馬のポリシーみたいなものにゃ!」



コナミ「…という言葉らしいぜ?
いやー詳しい意味までは知らんかったけどいい言葉だよな、うん」

爬村「あ、あの…一体何を…?」
101 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:27:27.76 ID:w+5dKWoZ0

コナミ「…いや、なんか息苦しい感じがしたからさ」

爬村「!…お、オラ…俺が?」


コナミ「別にデュエルに勝ちたくない…って言うか勝てなくてもいいってなら別にそれでも構わないと思うんだよな、うん
デュエル自体が楽しいって奴も見たことあるし…でも」


コナミ「さっきのお前さん見てたらなんかすげぇ気迫感じたからさー?諦めんの勿体ないな…って思って」

爬村「…」


コナミ「…後喋り方も多分バレないバレない、意外とデュエルに熱中してると分かんなくなるもんだから、多分」

爬村「…そ、そういうもん…ですかね?」

コナミ「そういうもんそういうもん」
102 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:34:43.36 ID:w+5dKWoZ0
コナミ「…まあ取り敢えず俺が言えることはなー?
『とりあえずドローしてから考える』のもありじゃね?って事!取り敢えずドローしてみてからサレンダーするのもアリだと思う!うん!」


爬村「とりあえず…ドロー…ドロー…」スッ…


…お?ん?
ドローするのか?
漸くかー?


コナミ「…なぁ遊馬、ドローすんのも…ある意味かっとビング、だよな?」

遊馬「おう!俺なんかいつもドローする時かっとビングだぜ!つまりいま爬村の奴もかっとビングする所だ!」
103 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:37:21.21 ID:w+5dKWoZ0
爬村「かっと…ビング…かっとビング…」


コナミ「…だってさ、爬村」



爬村「…」ふふっ


爬村「今、ちょっと…ちょっとだけ気持ちが落ち着いたべ…」


爬村「俺も…オラもちょっとだけなら!」


104 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:37:59.30 ID:w+5dKWoZ0
爬村「オラの…」

遊馬「オラの!?」


爬村「オラの!」

コナミ「オラのー!?」


爬村「オラの!かっとビングだべー!
オラのターン!ドロー!」手札1


遊馬「よっしゃー!」

コナミ「来た来たー!よっしゃ!デュエル再開だー!」


ワァァァァー!どっちも行けー!頑張れー!


右京(…どうやら授業参観は大成功、みたいだね!)
105 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:39:50.42 ID:w+5dKWoZ0
爬村「(…!!!)…オラはカードを1枚セット!」手札0


爬村「そんで…オラはこれでターンエンドだ!」


爬村 LP2600 手札0
伏せ 1


コナミ(…今明らかに目の色が変わったよなぁ…って事は多分強力なカードを引いたんだろうけど…)

コナミ「だったら乗り越えて攻めていくしかないよな!俺のターン!ドローだ!」手札1
106 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:40:24.64 ID:w+5dKWoZ0
超量妖精アルファン


コナミ「俺は今引いた超量妖精アルファンを召喚する!」

アルファン「アルファ!」攻0


超量妖精アルファン 効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 0/守 0
「超量妖精アルファン」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「超量」モンスター1体を対象として発動できる。自分フィールドの全てのモンスターのレベルは対象のモンスターと同じレベルになる。
(2):このカードをリリースして発動できる。
デッキから「超量」モンスター3種類を相手に見せ、相手はその中からランダムに1体選ぶ。そのモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚し、残りを墓地へ送る。


シャイ「よしっ!アルファンさん来ましたっ!って事は!」
107 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:42:18.44 ID:w+5dKWoZ0
コナミ「アルファンの効果!このカードをリリースして俺はデッキから3種類の超量モンスターを選ぶぜ!俺はレッドレイヤー、グリーンレイヤー、ブルーレイヤーを選択!」

アルファン「ファンファンファーン!」ヒュイン


コナミ「そして相手はこの中から1体を選ぶ!さぁ!俺のは正真正銘の3択!3分の1の確率だ!」


爬村「(オラのLPは少ない…だからここは出来るだけ攻撃力が低いモンスターを…)
…1番左のカードを選ぶべ!」LP2600

コナミ「1番左か…んじゃコイツは…」
108 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:46:22.40 ID:w+5dKWoZ0
ブルー「…あのー…この盤面なら私じゃなくて隊長やグリーン君でも…
はぁ…仕方ないですね…」守2000


超量士ブルーレイヤー 効果モンスター
星3/水属性/サイキック族/攻1200/守2000
「超量士ブルーレイヤー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「超量士ブルーレイヤー」以外の「超量」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「超量」カードを3枚まで対象として発動できる。そのカードをデッキに戻す。


爬村「守備表示…!って事はこのターンは大事だ…べ?…?」ジー
109 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:46:53.39 ID:w+5dKWoZ0
コナミ「まあそう言うなって…俺は更に墓地に送られたレッドレイヤーの効果を発動!」


超量士レッドレイヤー 効果モンスター
星5/炎属性/戦士族/攻2000/守 800
「超量士レッドレイヤー」の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分の墓地の「超量」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、
「超量士レッドレイヤー」以外の自分の墓地の「超量」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは効果を発動できない。


コナミ「この効果で俺は墓地からグリーンレイヤーを復活させる!頼むぜグリーン!」
110 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:47:49.35 ID:w+5dKWoZ0
グリーン「まあまあブルー姉さん!そう悲観せずに行くのが特っすよ!何せもうデュエルも終わりだし自分が決めて終わりっす!」
攻1600


超量士グリーンレイヤー 効果モンスター
星4/風属性/魔法使い族/攻1600/守1400
「超量士グリーンレイヤー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
手札から「超量」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
手札の「超量」カード1枚を捨てて発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。


ブルー「…寧ろグリーン君が来たからちょっと心配なんだけど…」

グリーン「ブルーネーサン!?」


爬村「…?…?…?????」ポカーン
111 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:48:26.42 ID:w+5dKWoZ0
「おおー!昔見ていた超量戦隊だ!懐かしいですね!」

「懐かしいなー超量戦隊!あの30年前の迫力が蘇るね!あの赤い彼は随分レトロな趣味を持ってて…素晴らしい!」


シャイ「…えっ?今30年前って言いました?え?嘘ですよね?超量戦隊30年…30年前…?30…さんじう…???????」



小鳥「コナミさんのモンスターの攻撃力が爬村君のLPを上回ったわ!」

キャット「これはコナミさんがそのまま勝つの!?」
112 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:49:22.89 ID:w+5dKWoZ0
爬村「…!はっ!今はデュエルに集中するべ!さぁ!どっからでもかかってくるべー!」


コナミ「俺は更にブルーレイヤーの効果を発動!デッキから超量カードを1枚…手札に加える!」手札1

コナミ「バトルフェイズ!俺はグリーンレイヤーとビックバイパーt301で攻撃!いっけー!」


グリーンレイヤー「よっしゃ!行くっす!」
攻1600

ビックバイパー「『目標補足!発射ー!』」
攻1200


爬村 LP2600
113 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:50:52.15 ID:w+5dKWoZ0
爬村「…いいや!こっからだべー!オラの場の伏せカードは!オラの切り札だべ!
それを今から見せてやるだー!」


爬村「罠カード発動ー!罠融合カード!
『死魂融合』発動だべー!」

コナミ「んなっ…!?融合だとぉ!?」



死魂融合 通常罠
(1):自分の墓地から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを裏側表示で除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
114 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:53:37.14 ID:w+5dKWoZ0
委員長「罠の融合カード!?存在は知ってましたけど中々貴重なカードです!にしてもまさか爬村君が使うとは…」


爬村「…かーちゃん…」

ーーーーーーーーーーーーーーー

『類!』

爬村「…?なんだー?かーちゃん…」


『…このカード、持っていきんしゃい!』

爬村「…!かーちゃん!これ…」

『あんたが前々から欲しかったカードだけん!…ハートランドに通うお祝い!あんた1人で頑張るから…かーちゃんも頑張るけんね!』

爬村「か、がーちゃん…」ズビッ…
115 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:54:55.10 ID:w+5dKWoZ0

『あーあーもー…類は泣き虫けんね、かーちゃん心配たい…大丈夫たい…1人で大丈夫ね…?』

爬村「だ、だい゛じょう゛ぶ!お゛ら!もう゛ながん゛!かーぢゃ゛んに!心配がげん゛!!!」ズビビビビビッ!


『…類はほんは強い子だけんね、だから大丈夫けんね!』

『絶対ハートランドには行くけん!だから待っててくれー!うちも必ず行くたいー!』

『…元気でなー!!!!!!!!』

ーーーーーーーーーーーーーーーー

爬村「…おら、やるたい!このカードは融合のカード!素材を使用してオラは融合召喚するったい!」

コナミ「だけど素材は手札にも場にもないぜ!そんじゃ…どーやって融合するんだよ!」ニヤッ
116 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:55:26.76 ID:w+5dKWoZ0
爬村「死魂融合の素材はそいだけじゃなか!このカードは墓地のモンスターも融合素材にして融合出来る!」


コナミ「墓地…!って事は割と溜まってるよなぁ!」


爬村「そんとおりだ!オラは墓地に存在する
ワームゼクス!ディノミクス!ミリディス
!ジェートリクプス!ヤガン!テンタクルス!イリダン!そしてワームクイーンの8体で…」


爬村「融合するべー!!!!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!


右京「8体融合…!ここまでの素材を要求するモンスター!み、みなさん!ね、念のため下がって下さーい!」
117 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:56:35.21 ID:w+5dKWoZ0
遊馬「さ、さっきのワームキングの時より揺れてるぜ!?」

徳之助「ど、どんだけデカいモンスターウラー!?」

委員長「パパー!ママー!助けて下さーい!!!!!」


コナミ「おおっ…!?揺れる揺れる揺れる揺れる揺れるっ!なぁっ!?あれ大丈夫な奴なんだよなっ!?」


ブルー「…邪悪な気配は感じないですねー…司令官への被害は、分かりませんが」

グリーン「…まあ司令官なら大丈夫っすよ!ヘーキヘーキ!」

コナミ「いやそういう訳にはいかないだろー!?このデカさはー!?」
118 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:57:13.66 ID:w+5dKWoZ0
爬村「融合召喚!ワーム達の母なる星!

『ワーム・ゼロ』!!!!!!!!!!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…



ピシュッ、ピシュッ、ピシュッ、



ピシューッ…遊馬「ウオッ!?」


ベチャア…ベチャアアアア…


コナミ「…じ、地面にひっついた…?」
119 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 01:58:39.81 ID:w+5dKWoZ0
ド…ドド…ドドド…


ドドドドド…

ドドドドドドドドドドドドド…!!!!!




ワーム・ゼロ「…」




爬村「…自分で言うのも、おかしな話だけんど…」

爬村「ちょっと…大きすぎ…けんね…ハハ…」
120 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:00:14.44 ID:w+5dKWoZ0
ワーム・ゼロ 融合・効果モンスター
星10/光属性/爬虫類族/攻 ?/守 0
「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター×2体以上
このカードの攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの種類×500ポイントになる。
また、このカードは融合素材としたモンスターの種類によって以下の効果を得る。
●2種類以上:1ターンに1度、自分の墓地の爬虫類族モンスター1体を選択し、裏側守備表示で特殊召喚できる。
●4種類以上:自分の墓地の爬虫類族モンスター1体をゲームから除外して発動できる。
フィールド上のモンスター1体を選択して墓地へ送る。
●6種類以上:1ターンに1度、デッキからカードを1枚ドローできる。


コナミ「いやー大きすぎってレベルじゃねーだろ…太陽見えなくなってないかー…アレ…」

爬村「と、兎に角!ワームゼロは攻撃力を素材にしたワームの数1体につき500ポイントになるけんね!今回は8種類素材にしたから…」


ワーム・ゼロ 攻4000


爬村「攻撃力は4000ポイントたい!」
121 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:01:11.20 ID:w+5dKWoZ0
コナミ「4000って…攻撃中断中断!並みのモンスターじゃ勝てないっての…」

グリーン「アレはまー…無理っすね
…どうするっす?司令官?」

コナミ「どーにもこーにも…今の俺にはターンエンドするしかないし…」


コナミ LP8000 手札1
場 サンサーラ
ビックバイパー t301
ブルーレイヤー
グリーンレイヤー
122 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:02:34.19 ID:w+5dKWoZ0
爬村「よ、よしっ!取り敢えずターンは返ってきたべ…!オラのターン!ドローだ!」
手札1

ワームゼロ「…」


すげー、でけー…
写真撮っとこ、写真


爬村「早速オラはワームゼロの効果を発動!このカードが6種類以上のモンスターを素材にしてる時デッキからカードを1枚ドロー!」
手札2

スネークレイン
123 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:03:17.69 ID:w+5dKWoZ0
爬村「ナイスドロー…!ついてるだべ!オラは手札から2枚目のスネークレインを発動!手札から毒蛇の供物を捨ててデッキから4枚!再び爬虫類を墓地へ!」手札0

ワーム・プリンス
ワーム・ノーブル
ワーム・ヴィクトリー
ワーム・キング


コナミ「またワームが墓地に溜まってきたな…」

爬村「そんで持ってオラはワームゼロの効果を発動!ワームゼロが4種類以上カードを素材にした場合、墓地のワーム1体を除外してフィールド上のモンスターを墓地に送る事が出来る!」

コナミ「…!除去効果か!」
124 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:03:54.70 ID:w+5dKWoZ0
爬村「オラは墓地からワームプリンスを除外してコナミさんの場のシンクロモンスターを墓地に送るべ!」


ワームゼロ「…」ゴゴゴゴゴ…

ワームゼロ「!」ピカッ!


コナミ「その効果に対して俺は墓地からチューニングガムの効果を発動!俺の場のシンクロモンスターが受ける効果の発動を無効にする!」


チューニング・ガム
(2):自分フィールドのSモンスター1体のみを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その発動を無効にする。


サンサーラ「…!」ファサッ
125 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:04:25.22 ID:w+5dKWoZ0
爬村「んだけどまだまだぁ!ワームゼロの効果は墓地にいるワームの数まで使える!オラはワームノーブルを除外して再び効果を発動!」

コナミ「1ターンの発動制限がないのかよ!?」


ワームゼロ「!」ニュルル…

サンサーラ「…!」

ワームゼロ「!!!!!!」


遊馬「サンサーラが溶かされてるぜ…」

キャット「キャットかーなーりーショッキングにゃ…」
126 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:06:11.07 ID:w+5dKWoZ0
コナミ「くっ…!だけどサンサーラの効果!このカードが相手の効果で墓地に送られた場合墓地からモンスターを1体蘇らせる!」

爬村「だけんどどんなモンスターを蘇らせてもワームゼロの前では無力だ!」


コナミ「俺はーーーお前の墓地のワームキングを蘇生させる!」


ワームキング「KKKKK…」ズズズ…


爬村「オラの墓地からモンスターを!?」

コナミ「サンサーラの効果はお互いの墓地を選べるからな!さぁ!どうする?」
127 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:06:56.44 ID:w+5dKWoZ0
転生竜サンサーラ
(1):フィールドのこのカードが相手の効果で墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され墓地へ送られた場合、「転生竜サンサーラ」以外の自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。


爬村「くっ…オラは墓地からヴィクトリーを除外してキングを墓地に送る!すまねぇだ!キング!」


ワームゼロ「!」ニュルル…

ワームキング「KKKKKK…」ドロォ…


爬村「更にオラは墓地に戻ったキングを除外してグリーンレイヤーを墓地に送る!」


ワームゼロ「!」ニュルルル!!!
128 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:07:55.16 ID:w+5dKWoZ0
シャイ「ああグリーンさんが触手責めに!
このシュチュは本放送でも見ませんでしたよ!?」


グリーン「グッ!…ブルー姉さん!司令官!後は頼むっす!」キラキラ…

ブルー「任せてグリーン君!」

コナミ「おう!俺はグリーンレイヤーの効果!このカードが墓地に送られた時手札から超量カードを1枚墓地に送って…1枚ドロー!!!」手札1


爬村「そんでバトルだー!オラはワームゼロでビックバイパー t301を攻撃ー!!!!」
129 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:08:54.05 ID:w+5dKWoZ0
ワームゼロ「…!!!!!」ゴゴゴゴゴ…!

ビックバイパーt301「『巨大生物攻撃反応!回避不能!回避不能!回避不能!』」


ワームゼロ「!ーーーーー!」ピシューン!

ビックバイパーt301「『戦機致命傷、戦闘をしゅうりーーーー』」ドカーン!!!


コナミ「ぐうっ…!?うおおっ!?」
LP8000→5200

ブルー「司令官!」


爬村「…はぁはぁ…はぁー…」
130 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:13:55.23 ID:w+5dKWoZ0
「スゲー攻撃だったなー!」

「でも爬村君もやるかも!爬村君も頑張れー!」


コナミ「中々…やってくれんじゃん!
今の攻撃はマジにビビったぜ!」

爬村「…やったべー!オラはこれでターンエンドだ!」


爬村 LP2600 手札0
場 ワームゼロ 攻4000
131 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:14:24.12 ID:w+5dKWoZ0
「ワー!ワー!いけー!」
「大人なんかやっちゃえー!」


「負けるなー!赤い帽子の彼ー!頑張ってくれー!」
「2人とも頑張ってー!」


右京「…皆が一体となって盛り上がって…うん!素晴らしい!爬村君も自信がついたみたいでーーー」



「あのぅ…先生…ですか?」

右京「…ん?貴女はーーーー」
132 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:14:57.54 ID:w+5dKWoZ0
ーーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「さて…俺のターン…
にしても攻撃力4000かぁ…」

ブルー「…ピンチですね、司令官」


コナミ「ん?お、おう、ピンチだな確かに」

ブルー「…どうするおつもりで?」


コナミ「…取り敢えず…俺もドローしてから考えるしかねーなぁ!」

ブルー「…了解しました!行きましょう!司令官!」
133 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:15:36.00 ID:w+5dKWoZ0
コナミ「俺のターン…行くぜ!」

爬村「…!」グッ


コナミ「俺のターン…ドロー!!!」手札2


ジェリービーンズマン


ブルー(レベル3のモンスター…!
取り敢えずグランパルスは発進できますがそれでは…!)
134 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:16:24.36 ID:w+5dKWoZ0
コナミ「…いいや!最高のドローだ!
俺は手札から今引いたカードを捨てて魔法カードを発動する!」

鉄男「手札を1枚捨てて発動する魔法カード…!除去できる魔法カードか!?」


コナミ「俺が発動すんのはーーーー
魔法カード!チューナーズ・ハイだー!」


チューナーズ・ハイ通常魔法
(1):手札からモンスター1体を捨てて発動できる。そのモンスターと同じ種族・属性でレベルが1つ高いチューナー1体をデッキから特殊召喚する。
135 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:17:26.51 ID:w+5dKWoZ0
爬村「チューナーズ・ハイ!?」

コナミ「今捨てたカードはジェリービーンズマン!」


ジェリービーンズマン 通常モンスター
星3/地属性/植物族/攻1750/守 0
ジェリーという名の豆戦士。
自分が世界最強の戦士だと信じ込んでいるが、その実力は定かではない。


コナミ「よってこの効果で同じ種族!属性でレベルの1つ高いモンスターをデッキから呼び出す!俺はレベル4のエンジェルトランペッターを場に呼び出す!」手札0

トランペッター「♪〜♪〜♪〜」攻1900


エンジェル・トランペッター
チューナー・通常モンスター
星4/地属性/植物族/攻1900/守1600
天使の様な美しい花。
絶えず侵入者を惑わす霧を生み出し、聖なる獣たちが住まう森の最深部へ立ち入ることを許さない。
136 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:19:04.71 ID:w+5dKWoZ0
爬村「新しいモンスター…!で、でもそいつじゃワームゼロの攻撃力には届かないべ!
それにレベルも違うからーーーレベルが違う…!?」

コナミ「そしてもう1つ!呼び出せるモンスターの特徴!

ーーーーーこのモンスターはチューナーだー!」


コナミ「俺はレベル3のブルーレイヤーと!レベル4のエンジェル・トランペッターを!」


コナミ「チューニングーーーーーーー!」


ブルーレイヤー「シンクロですか!それならば…お願いします!チューナーさん!」

トランペッター「♪〜♪」フー
137 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:20:03.87 ID:w+5dKWoZ0
☆3 + ☆4 = ☆7


コナミ「シンクロ召喚!もっかい行くぜー!」


『ロック…オンッ!ソイヤッ!!!!』


コナミ「レベル7!シンクロモンスター!デストロイ・サムライ!」


鬼動武者『デストロイ・サムライ!
?花道!オンステージ!』攻2600 ?

シャイ「今日2回目のデストロイサムライキマシター!!!!!!!!!!」
138 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:22:32.23 ID:w+5dKWoZ0
コナミ「行くぜー!バトルフェイズ!

俺はデストロイサムライでワームゼロを攻撃ー!!!!!」


鬼動武者『ロック・オン!!!!』

ワーム・ゼロ「…」


爬村「で、でも!デストロイサムライよりもワームゼロの方が攻撃力は上!返り討ちだべー!!!!」

コナミ「デストロイサムライの効果!コイツがバトルを行う際相手は効果を発動出来ず…!」


鬼動武者『!!!!!!』フンッ!フンッ!

ワーム・ゼロ「…!?!?!?!?」ボッ!
139 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:23:25.47 ID:w+5dKWoZ0
コナミ「『相手モンスターの効果を無効にする』!!!!!」

爬村「んだっ!?そ、それならワームゼロの攻撃力は…!」


ワームゼロ 攻4000→0


コナミ「いっけー!デストロイサムライー!!!!!」


鬼動武者『デストロイ・チャージ!』
攻2600

ワームゼロ「!…!…!…!!!」攻0
140 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:24:02.19 ID:w+5dKWoZ0
コナミ「輪切りにしてやれー!!!!」



鬼動武者『デストロイ・スカッシュ!』
シュバババババババッ!


ワーム・ゼロ「!ーーーーーーー」
141 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:25:38.71 ID:w+5dKWoZ0
鬼動武者『ーーーーー』スタッ

鬼動武者『ーーーーー』スッ


ワーム・ゼロ「ーーーーーーー」ズサッ

ワーム・ゼロ「ーーーーーーー」

ワーム・ゼロ「ーーーーー」

ワーム・ゼロ「ーーー」


ワームゼロ「」ドカーン!


シャイ「…これ…輪切りです…」
142 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:26:04.90 ID:w+5dKWoZ0
爬村「あ…ああ…」


爬村「…負けちまった…べ…」LP2600→0





winner!『コナミ』!!!!!!
143 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/06/15(土) 02:31:12.29 ID:w+5dKWoZ0
取り敢えずここまで…
まで…

長いっ!すいませんっ!
遅くなりました…読んでいただければ幸いです

色々と乱雑して分かりにくくてすいません…
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 08:26:36.02 ID:RYRH0TJy0
おつ
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 11:53:49.55 ID:JH+imutIO
おつ
いいデュエルだった
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 17:15:40.46 ID:Xr1hY76A0
おつ
いつかワームゼロよりでけえ的なセリフが出ると予想

>>141
輪切りにしてやれって言われたから輪切りしたのに「これ輪切りです」ってツッコムのはおかしいような
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/15(月) 01:51:53.79 ID:Ig6vDL0JO
人は希望を与えられ、それを奪われる時、もっとも美しい顔をする……

それが◆EDAxE0.IbAのファンサービスさァ!
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/21(水) 14:33:23.37 ID:tv6oe5RZO
         ∠  ミr="" ̄ゝ
        /   .ミ≡-ミミ  ゝ
       /  / rミv//ヽヽミ  ヽ
.      /    /ヾ   ヽヽミ  ゝ
      |  // メ, | | |vx ヽゝ)        ク・・・・
      |  /ヾ=ェ,,\  /,,-="|/         クククク・・・・・・・
      | / |ヾ.o "ヽu/ro  |          ク・・・・・!
      | (彳 ゞー  :::ヽー"|
      |  | u     ,' ゝ |          カカカッ・・・・・・・!
     /   | ゝコエェェェェエフ|
     フ   ヽ ゝエェェェェr |─,,_       終わり 終わりっ・・・・!
──" ̄  ヽ  ヽ   ≡  //─,,_" ̄"─┐ 失踪っ・・・・・!
     /  | \ \   / /::::   " ̄"─┤ ネタ切れっ・・・・!
    /   |  \  ゝ |vV:::::::        /|
   /⌒)  .|   \/  |:::::::::::::::       / | エターナル決定っ・・・・・・・!
⌒ヽ/|≡|.  .|   /\ |:::::::::::::::::      /  |
|│ ||旦|.  ..| ./ヽ__/\|::::::::::::::::::     /  .|  過去ログっ・・・・!
ヽ.しノム ヽ. .|/ ./ ヽ .|::::::::::::::::     /   |  過去ログ倉庫行きっ・・・!
149 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 22:46:03.07 ID:cohN+L5M0
…帰ってきたよ、おやっさん
みんな…ただいま!


じゃねーんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前どんだけ放置したと思ってんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

本当になんというか…返す言葉もございません…
えー…とりあえず更新を再開します…というか再開させてください。

遅れた理由は…言い訳しません。まとまりませんでした。
よって今回も駄文です。本当に待ってくださった方々には申し訳ない気持ちで一杯です。
本当に待っていてくれてありがとうございます…

そして「待ってねーよ!!!!!!!」という方も…もし読んでいただければ幸いです。
本当に罵倒でもなんでも今の自分には本当に参考になります。

名前欄に関してはおそらくこのパスワードであったと思います。違ってたら申し訳ないですが今後はこのネームでやらせていただきます。

ここまで長々と謝罪しましたが本当に話が鈍足です。でももうさっさと進めたい…申し訳ない…


それでは本日の文章、読んでいただければ、楽しんでいただけることを願って…
150 : ◆EDAxE0.IbA :2019/08/31(土) 22:47:28.94 ID:cohN+L5M0
右京「…そこまで!勝者は…コナミさん!」


ウオオオーッッッ!!!!!



コナミ「いよっしゃあー!俺の勝ちー!」


ブルー「…戦闘終了…
お疲れ様です、司令官。」

グリーン『お疲れっすー司令官!ブルーさん!』

レッド『うむ!私も場には出れなかったが良きデュエルだった、と思うぞ!
このような安全なデュエルは本当に良きものだ!』
151 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 22:48:19.68 ID:cohN+L5M0
ワーワー…


爬村「あいてててて…」

スッ


コナミ「…ガッチャ、楽しいデュエルだったぜ」

爬村「…『がっちゃあ』…?
それってどー言う意味だべ…?」


コナミ「意味?意味…意味…えーと、あいつなんて言ってたっけ…?
ま、まあ兎に角お疲れさん!デュエルしてくれてありがとな!うん!」
152 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 22:49:59.86 ID:cohN+L5M0
爬村「こちらこそ、ありがとうだべ!ほんだらこのデュエルは楽しかったべ!
コナミさん居ながったら諦めちまってただー!ありがとうなー!」ニカッ!

コナミ「やっぱり、それが素の話し方なんだなー」

爬村「んだ!もうこれからはオラ無理矢理都会の言葉使うのもやめるだ!
みーんなデュエルしてたらわかんねぇし!
何よりこんだら喋り方してたら近くにかーちゃんが居るような気もするーーしーー」

ざわざわ…ざわざわ…
誰の母ちゃんだ?あれ?
見たことある?


右京「…爬村君、君に会いに来たお客さんだよ」

コナミ「あー!さっきのあの写真の!」


爬村「あ…な、何でここに…?

母ちゃん…!?」
153 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 22:51:01.05 ID:cohN+L5M0
爬村の母「類…!」バッ

爬村「か…母ちゃーん!」


ギューッ…

爬村の母「類…久しぶりだねぇ…!ごめんねぇ…!母ちゃんお前にいっつも寂しい思いばっかりさせて…!」
爬村「か…母ちゃん…く、苦しいよぉ…!離れて…くんなぁ…!」グズッ


徳之助「久々の親子の再開ウラか…!
ううっ…!ウラ表のない、いい再開ウラ…!」
154 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 22:53:03.53 ID:cohN+L5M0
爬村「グズッ…んでも何で…?何でかーちゃんがここに居るんだべ?今は仕事も忙しい筈なのに…」

爬村の母「んな事気にすっことじゃないんよ…!
…にしても類、あんたさっきのデュエル…」
爬村「あ…母ちゃん見てたべ…?ご、ごめんだ、オラ負けちまっただ…」

爬村の母「そげな事気にせんでいい、いい!
むしろ類は良くやった!あーんなデッガイモンスター使って、カーチャンお前ん事見直したよ!」

爬村「そ、そんなことないべよ…///
こんデュエルだってコナミさんや遊馬君がいながったらおらは諦めちまってただ。
だからおらだけの力じゃないんよ、だがら母ちゃんももう心配しなくても大丈夫!
おらも…まだまだ慣れるのに時間はかかるかもしれないけど,必死に頑張るばい!」
爬村の母「類…」ジワッ


よく言ったぞ爬村!
爬村君も立派でしたよ!
ちょっと赤帽子の人大人げないぞー!

コナミ「いや大人げなくないっての!俺これでもついこないだまで学生だったんだぞ!
つまり君たちと何ら変わりは」
155 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 22:55:53.00 ID:cohN+L5M0
爬村の母「そんであんたがコナミさんだべね?」

コナミ「あー…あの、なんていうかー…息子さんに勝ったのはですね。
あのー、不可抗力といいますか、不運な事故といいますかー…」
レッド(目が泳いでいるぞ、司令官)

爬村の母「…うちの息子の事、ありがとうございます。
貴方の言葉のおかげで類がまた一つ成長できました。
本当に感謝しています。」

コナミ「あーいや…自分なんて彼からの受け売りを話したようなもんですから…
実際はそこの遊馬君がですね!元気づけてくれたようなもんです!
ほら遊馬ー!褒められてんぞー!こっち来いよー!」


遊馬「…え!?俺かよ!?」

鉄男「いいんじゃないか、遊馬!実際お前の言葉で爬村は奮い立ったんだ!
挨拶の一つや二つ、できるよなぁ?」
委員長「おっほん!…こういう時はクラス委員である僕が挨拶してもいいのですが…
今回は遊馬君に譲るとしましょう!」
キャット(今回委員長何もやってニャイじゃない…)

遊馬「な、なんか照れるなー!ま、まぁ、それだけ俺のデュエルの腕も凄いってことかもな!」

全員(それはない(かもニャ…))
156 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 22:57:43.71 ID:cohN+L5M0
ーーーーーーーーーーーーー

爬村の母「あなたが遊馬君ね、今日はうちの類がお世話になりました。」

遊馬「あ、そ、そんなことないぜ…」カチンコチン


爬村「…もしかして遊馬君、緊張してるべ?」
コナミ「というより照れてんだろ、あいつ案外緊張するたちだからなぁ」


爬村の母「…というわけで類をこれからもよろしくお願いします。」

遊馬「…おう、爬村のかーちゃん!爬村も一緒にかっとビングした仲間だ!
かっとビングしたらもうそいつは仲間なんだぜ!爬村のかーちゃん!」


爬村の母「かっとびんぐ?…すまんねぇ、まだ都会の言葉には疎くて…」

爬村「別に都会の言葉ってわけでもねーべ。
この言葉は遊馬君が作った言葉で別に都会の言葉ってわけでもねーべよ
それよりもういいだべ!おらもうそろそろ恥ずかしくなってきただー!」

爬村の母「そげん事言わんでくれよー…
しばらく会ってないんだからもっと甘えてくれていいんよ?」

爬村「別に今じゃなくてもええべ!もーかーちゃんはこっだらだから…」
157 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 22:59:25.52 ID:cohN+L5M0
遊馬「…なんか、爬村の奴も元気になったな!
それに爬村の母ちゃんもいい人そうだったし…かあちゃん…」

コナミ「…元気出せよ。てかもっと自信持ってもいいんだぞ?」
遊馬「コナミ…」

コナミ「お前はお前自身の言葉で爬村と…爬村の母ちゃんを勇気づけたんだ。
ほら、確かかっとビングって勇気を持って一歩踏み出す事…だろ?」

遊馬「−−−−ああ!その通りだぜ!かっとビングは俺の父ちゃんの…俺自身の「生き方」にも関わってる大事な教えだ!
その考え方でもしも爬村達が元気になったなら俺も、父ちゃんが褒められてるみたいで嬉しいぜ!」


コナミ「その調子その調子…あ、でも我慢はすんなよ?」
遊馬「我慢?」

コナミ「…遊馬の父ちゃんや母ちゃんがいなくなったって苦しみは、正直俺には今一つ分からないけど。
そういう悲しみは意外と何でもなさそうに見えてもそうでもないことも多いんだよな。悪夢に出てきたり」

遊馬「−−−」

コナミ「だからたまには吐き出したって構わないしな。
まあ吐き出す対象は友達とか〜家族とか〜仲間とか〜そういう手近な人に…」
遊馬「コナミとかもか?」
158 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 23:00:28.12 ID:cohN+L5M0
コナミ「…まあ構わんけど、あ、でもアドバイス等は俺に期待すんなよ!?
ぜってーまともなアドバイス出来ねーから!俺に相談するくらいならレッドに…」


キーンコーン…カーンコーン


右京「おや…もういい時間だね。
…保護者の皆さん!本日はお集まり頂いて大変ありがとうございます!
本日の授業参観は以上です!この後は各自ご両親の方々には自由に学校を見学していただきますが…」

右京「…その前に本日授業に協力して頂いたコナミさん!
また素晴らしいデュエルを披露してくれた…爬村君に拍手を!」


パチパチパチパチパチパチ!!!!!!!!!
シャイ「いいデュエルでした!コナミさんにしては非常になんというかこう教育にいいデュエルでした!
普段のデュエルでもこれくらい平和だといいんですけど…」
159 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 23:02:26.84 ID:cohN+L5M0
コナミ「あっ、もうこんな時間か…爬村!」

爬村「なんべ?」


コナミ「−−−また、デュエルしようぜ!
今度は遊馬達も一緒にな!」

遊馬「おう!今度は俺ともデュエルしてくれよ!」


爬村「−−−んだ!またデュエルしてくんな!

今度会う時までに遊馬君もコナミさんも隣の幽霊さんともっと仲良くなってるといいなぁ!」

遊馬「ああ、アストラルとかー?でもあいつ、素直じゃねーしうるさいんだよなー
いちいち隣から話かけてくるしよー」
コナミ「仲良くかー、でもレッド達とかシャイとは今でも仲良くやってるつもりだけど」

レッド(我々としては現状の関係でも問題はないが…シャイニート嬢に関してはちと心配だな。
ああ見えてあの年の少女は意外ともろい。司令官もそうだが我々も一層の事…)

ブルー(…隊長では微妙なあの年頃の女子の心の機微が分かっているとは思えませんが…)

グリーン(まあ、そこは陰ながらサポートしていくしかないんすかねえ…
だからこそシャイニートさんには人との関りをもっと…ん?)


コナミ「…?」
遊馬「……………!?」
160 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 23:03:38.99 ID:cohN+L5M0






コナミ・遊馬「「お前見えてんの!?こいつらの事!?」」
161 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 23:07:59.96 ID:cohN+L5M0
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

『次のニュースです。以前ここハートランドでは複数名が突如意識不明になり病院に搬送される状態が続いております。
この件に関してMr.ハートランド氏は…』


ハートランド「実に悲しいニュースだ…私としても心が張り裂けるようだよ!
しかしながらこのような事態に市民の皆様は決して巻き込まないとこのハートランドは皆様に誓いましょう!
このハートランドが誇る最新鋭のマシーン、オボット!このオボットは単に掃除用ロボットではなく!
常に街中を監視することによって皆様の安全をお守りすることを保証いたします!
つきましては更にオボットの配置の強化を…」


アリト「オボットだか何だか知んねーけどよー、根性入ってない奴が多いだけなんじゃねーか?」むしゃむしゃ

ギラグ「むう…しかし監視の数が増えるというのは実に面倒くさいな。
全くこれではおちおち飯も食えんというものよ。」むしゃむしゃ

アリト「まあそれでお偉いさんが満足するなら別にいいんじゃねーの?
それにデュエルはできるんだろ?なら俺としては全然問題ないっ!
うおー!今度こそ決着をつけてやるぜー!俺の天使よー!」

ギラグ「全く、貴様という奴はどうしてこうも…むっ、もうこのような時間か。
そろそろ戻るぞ。今から午後の現場だ!張り切ってやるぞ!」ズシズシ
162 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 23:12:49.46 ID:cohN+L5M0
アリト「おーう!ちょーど体を動かしたいと思ってたところだ!
思いっきり汗かいて…?」
ガコンッ

オボット「…」ガコンッ

アリト「…なんだ?お前は…さっき映ってたロボットかー?
ん?なんだ?俺になんか用か?」

オボット「…」
ホイッ、ホイッ

アリト「うおっと!…全くあっぶねーな!物投げんなよ!
…あー、行っちまった。全くなんだってんだよ…」


キラキラ…
アリト「なんか知んねーけど綺麗な石だなー
2つあるから1つはギラグに渡してやるか!
さーて、仕事、仕事!」



ーーーーーーーーーーーーーーーー
163 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 23:14:31.06 ID:cohN+L5M0
昼休みーーーーハートランド学園外

ーーーーーーーーーーーーー

遊馬『この後コナミはどーするんだ?』

遊馬『行くところがあんのか!じゃあ夜までは会えない感じか?』

遊馬『今日は多分ねーちゃんもばーちゃんも帰ってこないから
なんか適当に出前取って食べよーぜ!』

ーーーーーーーーーーーーー

シャイ「…居候の癖に出前まで勝手にとろうっのはどうなんですかね…」
コナミ「遊馬の飯、遊馬の飯だからセーフセーフ。それともなんだ?
ピザとか苦手な感じか?確かにちっこいから入らなそうだけど」

シャイ「心配してくれてるのはありがたいですけど…でも!
実際コナミさんは遊馬さんにお世話になりっきりです!少しは遠慮しても…」

コナミ「まーでも実際、遊馬には感謝しかないよなぁ。年下なのにしっかりしてるし
…シャイはコナミ達の世話になるのが嫌なのか?」
164 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 23:16:53.39 ID:cohN+L5M0
シャイ「嫌というより…だって迷惑じゃないですか。
今は遊馬さんや明里さん、それにお春さんにも優しくしてもらってますけど
私もわがまま行って人間の体で行動してますし…」

コナミ「ふーん…んじゃまあ他の家かなんかも探してみるか?」

シャイ「…当てはあるんですか?」

コナミ「当てはないこともない…
具体的にはなー…」


コナミ「今日聞くことのついでに占ってもらおうぜ?
あの「占い師さん」によ」


ジン「はいどうもぉ…今後もよろしくお願いします…

おや…貴方様は…!」
165 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 23:19:35.05 ID:cohN+L5M0
コナミ「よっ、久しぶり…って間柄でもないよなあ」

ジン「いえいえいえ!そんなことはございませんとも!
むしろこの前は実に迷惑をおかけしましたぁ…機会を伺って恩返しの1つでもしなくてはと考えてたのですが…」

シャイ「…あっ!この人確かこの前のナンバーズハンターの…」

ジン「む…?そちらのお嬢さんは…?あったことはないですが…
いえ、しかしながらどこかでお会いしたようなー…」
コナミ「他人の空似だろ!空似!空似!
そんなことより今日は聞きたいことがあってきたんだよ、相談してもいいか?」

ジン「勿論でございますっ!私を暗闇から救って頂いたコナミ様…!
そんなコナミ様のお役に立てるなど恐悦至極…!このジン、全力を尽くさせて頂きましょう!」

レッド(…彼の性格は元からこうだったのか…)

グリーン(悪いことしていなきゃ…これもありなんじゃないすかね?)
166 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 23:22:25.77 ID:cohN+L5M0
ジン「それで相談とはどのような内容でしょうかぁ?」

コナミ「んー…確かお前ってナンバーズを持ってるやつを倒していったんだよな?
それでナンバーズを手に入れて行った感じか」

ジン「ええ、あの時は私もかなり錯乱していました…」

コナミ「なぁ、その時ナンバーズを奪った相手に対してはどうしてたんだ?」

ジン「えー…はっきりと覚えているわけではありませんが確かそのまま放置していたと思いますねぇ
おそらくはそのままオボットが回収して病院に送ったかと」

コナミ「それがどこの病院に送られたかは分かるか?」

ジン「申し訳ないのですがそこまでは…あ、でも占いか何かで探すことは出来るかもしれないです!」

コナミ「マジで!?ならお願いするわ〜
いくら?」

ジン「命の恩人にお金など要求するわけには参りません!
勿論ただでやらせてもらいますよ!さぁどれにいたしますかっ!
水晶トランプ手相ルーンタロット!他にもありますよっ!」

コナミ「タロットはもう見飽きてるから無難に水晶占いで占ってくれねえか?
場所が知りたいわけだし」

ジン「かしこまりましたぁ!では早速…」


シャイ「いや、おかしいですよね!?」
コナミ・ジン「「?」」
167 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 23:25:58.12 ID:cohN+L5M0
シャイ「そもそも占いって何ですか!?そんなんでどうにかなるもんなんですか!?
てか一応この人コナミさんの魂奪おうとしてましたよね!?」

コナミ「シャイ〜占いって案外当たるもんなんだぞ?
あ、特にこの娘がどこの病院に行ったか分かるか?」

ジン「私、こう見えましても占いの技術には自信があるのですよ…
ああ、出ました…この娘ならここの病院ですね…
他の方々が行った病院とは違い少々遠いですが大丈夫ですか?」

コナミ「お、サンキュー。助かったわ〜!
また何かあったら相談してもいいか?」
ジン「勿論でございます!今後とも御贔屓に…
他には何かありますでしょうか?」

コナミ「あー後、今住処探してて…」


シャイ「…」

ブルー(…あきらめましょう、シャイニートさん。
司令官はよくわからない所もありますから…)
168 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 23:29:09.51 ID:cohN+L5M0
コナミ「…よし!これで一応の情報は分かった!
マジでありがとなー!ほんと助かったぜ!」

ジン「それは何よりで御座います…!それではコナミ様、お早くいかないとお会いできないかもしれませんので…」

コナミ「おう!じゃーな!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

コナミ「…よし!これで目的地は分かったし、後は行くだけ…
ん?どうした?シャイ?」

シャイ「…時折コナミさんが分からなくなります…
あの人は元はナンバーズハンターで…しかも自分の意志じゃないとはいえナンバーズを人から奪ってたのに…
なんでコナミさんは許してるんですか…?」

コナミ「…許してるとか許してないとかはまあ、俺の管轄でもないしなぁ。」

シャイ「?」
169 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 23:35:49.50 ID:cohN+L5M0
コナミ「別に俺は魂を彼に奪われたわけでもないんだし、
そりゃ奪われた人たちが目覚めたらあの人がどうなるかは分かんないけどよ」

コナミ「でもまあ、今俺が彼を責めても何の解決にもならないし
もしかしたらそれが原因でもっと彼が暴走する可能性もあるし」

コナミ「そりゃ安全性を考えるならこの町の警察官かなんかに逮捕してもらえばいいかもしれないけど
もし俺がそれをしたら今この情報は手に入ってないわけだし」

シャイ「それは…そうかも知れませんけど」

コナミ「…それに人間、追い詰めると何すっか分かんないしなぁ…
こういうのはレッド達なら少しは分かるんじゃねーか?」

レッド(君の考えは手放しで褒められたものではないが…
考え方として分からないわけではない。ゆえに我々が関与するわけではないよ。
だが勿論シャイニート嬢の発言も正しいし、それは君を心配しているからというのは…司令官なら理解しているか?)

コナミ「ん…まあ、そうだよな。
そしたら悪いことしないようにたまに見張りに行かなきゃいけねーな?」わしゃわしゃ

シャイ「…コナミさんの言ってることが分かるようで分かりません。」
グリーン(わからなくても大丈夫っす、自分も隊長の言ってることわかんないときあるっすから!)

ブルー(グリーン君…今はなしていることはそういうことではないのよ…)
170 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/08/31(土) 23:38:04.16 ID:cohN+L5M0


コナミ「そのうち分かる…かもしれないしな?
そんじゃまあ、いこーぜ!あんまり遅くなったら遊馬にも叱られちまうからな!」

シャイ「あ、ちょっと…!
長距離行くならせめて人間隊じゃなくてカードに戻してください!コナミさーん!」
171 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/09/01(日) 00:05:09.91 ID:F/vURNk60
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハートランド郊外 病院

コナミ「はい、とうちゃーく」

シャイ「ここは…病院ですか?」

コナミ「そう、確か中央の大病院じゃなくてこっちの方に来てるってジンは行ってたし…

…あー、ビンゴっぽいな。」


黒服「…」

黒服「…」


レッド(普通病院にはこんなに警備はいないな)
シャイ「そもそもコナミさんは誰を探してるんですか?
さっき話してた内容的におそらくナンバーズハンターの犠牲者だとは思うんですけど…」


「あなた達も「蝶野さなぎ」を追っかけてきたファンですかぁ?」
172 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/09/01(日) 00:22:16.81 ID:F/vURNk60
シャイ(…マスクにサングラス…声からして女性なんですけどかなり怪しいですね…)

「…おやぁ?貴方…前にさなぎちゃんのイベントに出てましたねぇ?
もしかして熱烈なファンさんですかぁ?それともストーカーさん?」

コナミ「いやまあ、最近さなぎちゃんがTVに出てないから心配でな
だから自分の姪と一緒にきたんだよ。姪も大ファンだしー」
シャイ(あ、私の役割は姪ですか…)

「ふぅーん…まあ、どんな事情があるかは構いませんけどー
それであれ、どうするんですか?あの黒服さん達、通してくれるとはおもえませんけど?」


コナミ「…赤マーカー持ってる?」ジーッ

「…一応本物の血糊なら持ってますよぉ?」ジーッ


シャイ「…あ、あの」
173 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/09/01(日) 00:34:20.26 ID:F/vURNk60
コナミ「すいませーん!すいませーん!病院さーん!空いてますかー!」

黒服「誰だ!?」

コナミ「うちの姪が今そこで自動車にはねられて…!血もだばだば出て重症なんです!
そこを通してください…!」
シャイ「ううー、いたいですー、たすけてくださいー」

黒服「お、おい…どうする…?」

「お願いしまずっ…この娘がいなくなっだらっ…うぅ…
お願いじま゛すっ!!!!この娘を!!!!助げで!!!!」

黒服「わ、分かりました!兎に角病院の中へ!話は病院内でお願いします!」

コナミ「はい…!本当に申し訳ありません…!
ほら行くぞ、歩けるか?」
シャイ「ううー、いたいー、いたいよー」


「(棒読みすぎですー、いくら何でもひどすぎません?)」ボソッ
シャイ「(仕方ないじゃないですか…!)」

174 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/09/01(日) 00:45:18.71 ID:F/vURNk60
ーーーーーーーー---
先生「…とりあえずお連れの方はここで待機していてください。
けがの具合によっては緊急手術もあり得ますのでそのつもりで」

シャイ「いたいー、いたいー…えっ、手術って」ガコンッ


コナミ「…何号室だと思う?」

「多分上の方じゃないでしょうかー?でもいいんですかー?
あのままだと姪さん大変なことになりますよー?」

コナミ「だいじょぶだいじょぶ、姪じゃないし
それにまあ、何とかするし」

「ならいいですけど、まあとにかく行きましょうか
中は小さいですし、人もそんなにいないのでさっさと行けると思いますよ。」

コナミ「おう…にしてもさっきの演技凄かったな。
お芝居でもやってんのか?」

「…お連れの人が大根すぎるだけではぁ?」
175 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/09/01(日) 00:57:19.40 ID:F/vURNk60
ーーーーーーーーーーーー
病院 蝶野さなぎの部屋

コナミ「…ホントに人いないもんだな」

「何台かのオボットがいればこのくらいの病院なら事足りますからねー
「お掃除ロボット」じゃなくて「お手伝いロボット」って感じです。
…まあ、そんなオボットはオボットには守れない人間様を守ってるんですけどねー」

コナミ「見張り番のオボットもちょっと刺激を与えたら止まったしな。
…これ再起動するんだよな?」

ブルー(そのレベルのアルファンコールの刺激なら大丈夫かと…
…あの、本当に悪用しないで下さいね?悪用すると真面目に没収する羽目になるので…)

コナミ「わかったわかった…取り合えずさっさとお見舞いだけ済まそうぜ?
あんまり時間もないしな」

「…命令しないでくださーい、それくらいわかってまーす。」
176 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/09/01(日) 01:03:08.01 ID:F/vURNk60
ガラッ
コナミ「こんちわー…さなぎさん起きてますかー…
起きてたらホント申し訳ないんだけど危害を加えるつもりは一切ない…」ちらっ


さなぎ「」
ピッ…ピッ…ピッ…


コナミ「…まあ、だよなぁ…」

「…」
177 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/09/01(日) 01:08:49.93 ID:F/vURNk60
とりあえずここまでー
中途半端な感じにはなってしまいましたが続きは明日か明後日には上げますので…

とりあえず次回の更新でデュエルまでは繋げる予定です。
読みにくい駄文とか…進まない展開とか…ほんと申し訳ないです。

一応次のデュエルあたりからかなり展開が進んでいくので読んでいただければ幸いです。
コメントどんなものでも構わないのでビシバシ下さい。
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 08:22:11.03 ID:2kXp/Wy00
おつ
久々に読めて嬉しい嬉しい
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 21:01:38.19 ID:kgk+t3HfO
180 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/09/19(木) 22:55:09.91 ID:CNNGx1e80
投 稿 再 開

明後日(白目)
これは明後日なんだ誰が何と言おうが明後日なんだ…

相変わらずのクオリティをお楽しみくだされば幸いです…
今回はデュエル終わりまで、どぞ
181 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/09/19(木) 22:56:34.44 ID:CNNGx1e80
さなぎ「…」

「…結構深刻な病気っていう噂は聞いてたんですけどね。
まさか寝たきりになって点滴打たれてるとは思いませんでしたよ。」

レッド(この症状…あの時の司令官と同じ状況だな。
司令官が話していた推測通りやはりあのナンバーズハンターにやられていたのか)

コナミ「まあ、今日来たのはこの症状ならどうにか出来るかも…っていうのにかけてみただけなんだけどな。それじゃ呼んでみるか。
てか呼べるよな…?頼むぜ…」
リアルソリットビジョン、リンク完了

「?デュエルディスクなんて構えてどうしたんですかぁ?
まさかここでデュエルなんてしませんよねぇ?」

「シャイニート・マジシャン」

コナミ「…召喚!」
182 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/09/19(木) 22:58:47.20 ID:CNNGx1e80
医者「ウーム…脈等に異常はないんですが…」くるっ

シャイ「いたーい、いたーい
(そりゃ仮病ですからね…てか早く助けてくださいよコナミさん…早くしないと恨みまーーーー)」ひゅいん

医者「念のためとりあえず傷口を拝見します。
その後もし必要があれば手術の方をーーー」


医者「…へ?」
183 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/09/19(木) 23:01:04.85 ID:CNNGx1e80
ーーーーーーーーーー

シャイ「−−−うわっぷ!?」
「!?」

コナミ「お、やっぱり呼べた呼べた。
どうだ、先生なんて言ってた?」

シャイ「…危うく手術されるところでしたよっ!
でもまあ…回収してくれてありがとうございます」
「あのぉ…今どこから出てきたんですかぁ…?今無から出てきたような…」

コナミ「まあ、それは後々。
それよりシャイ、さなぎちゃんなんだけど多分俺と同じ状態なんだ。…何とかできそうか?」

シャイ「コナミさんと同じ状態なら多分何とか出来るとは思います。
ちょっと待ってくださいね?確かこの前コナミさんに飲ませた物があるから…うん、ちょっと補充すれば大丈夫そうです!」

コナミ「オッケー、じゃあえーっと…
悪いけどちょっとレッド達には外、見張ってもらってもいいか?」
グリーン(了解っす!外で先生が来たら呼ぶっすね!)


「(…後、さっきから誰と話してるんですか?)」
184 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/09/19(木) 23:05:13.10 ID:CNNGx1e80
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

シャイ「…よし!とりあえずこれだけ補充すれば大丈夫なはずです!後はこれをさなぎさんに飲ませて…」ごぼごぼ…

「凄い色してるけどあれ飲ませてもホントに大丈夫な物なんですかね。
まさかと思いますけどあれ毒薬の類じゃないんですか?」

コナミ「俺もあれ飲んであの状態から復活したっぽいし
まあ、そこら辺はシャイ任せだな。」

「…ってことは貴方もあの状態から元気になったんですかぁ…
それで自分も復活したから〜じゃあ、さなぎさんも元気にさせてさせたい…と」
コナミ「そういう事。とりあえず俺たちは逃げる準備でもしとこーぜ?一応…というか今俺達不法侵入してる状態だからな。

…俺はともかくあんたは身元が割れると危ないんだろ?そんなマスクまでしてるんだし。」

「別にまいは…私はバレても構いません、余計な気遣いしていただかなくて結構ですから。」

コナミ「ん、そう?悪い悪い
あ、そうだ。なんかさなぎちゃんに伝えたいメッセージとかある?一応紙とペンは持ってきたけどーーーーー」


シャイ「−−−お2人ともー!飲ませられましたよー!」
185 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/09/19(木) 23:07:31.23 ID:CNNGx1e80
ーーーーーーーーーー

さなぎ「…」ごっくん

シャイ「…とりあえずさなぎさんには飲ませました。
後は彼女の自然回復を待つばかりと言うか…うぷっ…やっぱ苦いぃ…」

コナミ「よーし、ありがとなシャイ!
それでどれくらいで良くなるんだ?」

シャイ「この間コナミさんに飲ませたときは一晩くらいでしたけどあの時はあのナンバーズに私が操られてて何か細工してたみたいですから…
今回はもっと早く目を覚ます…はずです」

コナミ「ああ、あの時の…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

76「kisisisisisi…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャイ「…あー、兎も角!今はこのまま寝かせておいた方が賢明だと思います!
だからもう帰った方がいいですよ…私も疲れましたし…
後、今忘れてるかも知れませんけど私たち今無断で…」

ビー!ビー!ビー!

シャイ「…侵入してますし…」
186 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/09/19(木) 23:10:13.24 ID:CNNGx1e80
ーーーーーーーーー

ブルー(司令官!もうそろそろ限界です!
今にも下から黒服の人たちが上がってくるような状態ですよーっ!)

コナミ「あー…もう時間切れか…よし!」ギュッ!

「…何ですかぁ?その紙?」

コナミ「いやー、ほら。いきなり目覚ましても困惑するかもしれないし…
取り合えず事情だけでも知ってもらおうと一応メモを用意しておいたんだけど
置いておくと黒服のお兄さんが持ってっちゃうかもしれないから手に握って貰えばと…」

「目覚めていきなり手に知らない紙が握られてたら正直気持ち悪いですけどねー
ちょっと貸してくださーい。」

コナミ「え、お、おう」ほぃっ

「えー、こーしてこーして…」むすっ

さなぎ「…」


「…はいこうしてればバレないと思いますよぉ?」


コナミ「…え?今、どこに着けたんだ…?」

「そんなことよりもう時間内と思いませーん?
警備の人来ちゃいますよー?」
187 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/09/19(木) 23:13:01.71 ID:CNNGx1e80
>>186すいません
時間内→時間ない でお願いします

グリーン(しれいかーん!早くこっちに来て下さいっすー!
ホントにつかまるっすよー!!!!!!)

コナミ「あー今行く、今行く!
ほらっ!あんたも行くぞっ!」


「…別に捕まってもいいんですけど」ボソッ


コナミ「…?」

「…はぁーい、分かりましたよー」


タッタッタ…


さなぎ「…ん…」
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