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レッド(無口とか幽霊とか言われるけどアローラ島巡り) - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 22:51:39.15 ID:DtGFYiIs0
1スレ目
[SS速報VIP]レッド(幽霊とか無口とか言われるけど)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1375803989

2スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどもう関係ない)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1376403924

3スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われてたけどヤンデレから逃げてます)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377171321/

4スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど最近はそうでもない)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377677830/

5スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどカントーに帰ってきたよ)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1378554831/

6スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど旅の目的が変わった)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1380203396/

7スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどホウエン攻略中)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1381737645/

8スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどカロスに観光にきました)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1383311031/

9スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどナナシマ行ってみよう)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386744582/

10スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど色々やるよ!)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388323088/

11スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどポケモンになりました)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390480797/

12スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだポケモンのままです)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392379757/

13スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど犯人はお前だ!)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396673951/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1558965099
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713613334/

ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/

2 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 22:52:05.00 ID:DtGFYiIs0
14スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙来ちゃったよ)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402906771/

15スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙って忘れそう)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406078564/

16スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙で悪の組織倒すよ)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407627222/

17スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙で色々やってます)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409409572/

18スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど天空の花嫁)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411712530/

19スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど闘ったりします)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414760933/

20スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど地方を回ります)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417698382/

21スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど色んな地方を旅します)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421936344/

22スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど新ホウエンを旅します)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439473705/

23スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど……)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478261668/l50

24スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど南国が濃すぎる)
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526651467/

前スレ
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど南国巡ってます)
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1556379693/
3 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 22:57:54.22 ID:DtGFYiIs0
レッド ピカチュウ・カビゴン・ラプラス・エーフィ・ カメックス・リザードン・フシギバナ・ゾロアーク・ ブラッキー・グレイシア・ブースター・ニンフィア・ミュウツー・チラチーノ・シャワーズ・サンダース・リーフィア・ロトム・メガアブソル ・カイリュー・エンテイ・ライコウ・スイクン・ダークライ・プテラ・ラティアス・ラティオス・バシャーモ・金コイキング・サンダー・プリン・キングドラ・イーブイ・ボスゴドラ・シェイミ・フリーザー・レディアン・モココ・ポワルン・サーナイト・ボーマンダ・メタグロス・レックウザ・ファイアロー・ホルード・ルカリオ・アリアドス・ゴーゴート・パッチール・クレベース・ガブリアス・ジガルデ・ヌメルゴン・オノノクス・フライゴン・ファイヤー・ニョロボン・ミュウ・アルセウス・カクレオン・ガチゴラス・セレビィ・チルタリス・デオキシス・ユクシー・アグノム・エムリット・トルネロス・ボルトロス・ランドロス・ジラーチ・ギラティナ・クリムガン・ビクティニ・ディアンシー・マラカッチ・フライゴン・ジュプトル・ムクホーク・テラキオン・ビリジオン・コバルオン・ケルディオ・ギアル・クレセリア・ダークライ(ああああああ)・ネオラント・マナフィ・ロコン・フーパ・マルチスケイルルギア・ロコン・キマワリ・ カプ・コケコ ・アローラコラッタ・メテノ・百合好きユレイドル・中二病アマルルガ・カプ・テテフ・ダグトリオ・カプ・ブルル・オドリドリ(めらめら)・

トウヤ ドレディア・ゴチルゼル・ジャローダ・カイオーガ・シンボラー・ゼクロム・メタモン・ケララッパ

キョウヘイ ジュゴン・エンブオー・エレキブル・ハガネール・メロエッタ・キュレム・ギャラドス(色違い) ・ルカリオ・ランクルス・バニリッチ・ヨノワール・キリキザン・ポケルスポッポ・色ミミッキュ

トウコ ローブシン・ミロカロス・マルノーム・エンペルト・キノガッサ・レシラム

コウキ ゴウカザル・ルカリオ・エルレイド・コジョンド・ニョロボン・ディアルガ

ヒカリ サーナイト・ゴルーグ・ライボルト・マルスケカイリュー・パルキア ・ドダイトス

メイ モココ・ヨノワール・ライコウ・ピッピ・バルキー・シェイミ

ヒビキ オドシシ・ワタッコ・ムチュール・オーダイル・サーナイト・ホウオウ ・ピッピ

シルバー マニューラ・ジバコイル・ゲンガー・フーディン・クロバット・メガニウム・アンノーン

グリーン ナッシー・ウインディ・サイドン・ギャラドス・カイリキー・ピジョット・コラッタ

コトネ キュウコン・アブソル・ロリーパー・トゲキッス・マリルリ・ルギア

ブルー ニョロトノ・ギャラドス・ジュカイン・奇跡イーブイ・トゲキッス・奇跡ラッキー

ユウキ カイオーガ・ラグラージ・バンギラス・グラエナ・ネイティオ・ボーマンダ

ハルカ グラードン・サーナイト・オオタチ・マイナン・ジュカイン・ライボルト

カルム ゼルネアス・マフォクシー・ヤーブイ・ミツハニー♂・ドーブル・色レックウザ

セレナ イベルタル・ゲッコウガ・メタモン(ブイズ父)・マッギョ・ハスボー・ダグトリオ

ファイア エルレイド・ジグザグマ・ピカチュウ♀・ヒトカゲ・色リザードン・イーブイ

リーフ ロズレイド・色イーブイ・色カメックス・色フシギバナ・イシツブテ・オオスバメ

オメガ メガハッサム・ゲッコウガ・ゲノセクト・ソーナノ・ガルーラ・テッカニン

アルファ メガチルタリス・エルレイド・マフォクシー・色エーフィ・ペロッパフ・タブンネ

ミヅキ ルナアーラ・アブリボン・ガオガエン・いいいいい(ミロカロス)・イーブイ・色クワガノン

ヨウ ソルガレオ・ルージュラ・シロナ(ガブリアス)・マッシブーン・アシレーヌ・ヨワシ
4 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 23:05:10.40 ID:DtGFYiIs0
レッド(13) 無表情無口やんちゃ男の娘。マサラ人。特訓に信頼を置きすぎている。

トウヤ(16) ロリコン。目覚めなければいいお兄さん。体力が落ちた。

キョウヘイ(14) 腹黒イケメンリア充俳優(金持ち)。爽やかになりたい。

グリーン(13) 不憫な緑のマサラ人。メイドはミニスカ派。ナッシーお前…どうして…

ユウキ(12) ただの元気っ子。たまに妄想の世界へ。影が薄い。コウキとは友達

コウキ(10) ほけー。すぐ脱ぎます。影が薄いをキャラにしてやる。ユウキとはコント仲間。

シルバー(10) 紳士的フィー。そこそこ苦労人(胃が痛い)。常識人。最近は倒れない。

カルム(15) 唯一リア充なフィー。純粋にツンデレ。おじさんの前だとデレデレ。

ヒビキ(10) ただの純粋系わんこのようだ。キス魔とは一体。コトネとはとても仲良し。

ファイア(10) 無表情煽り系男子。ダウジング命。あっ反応が

ヒカリ(10) 冷静系ケモナー。ミュウツー様命。ヒカろう。面食い(ポケモンに対して)

メイ(14) 媚びてる女装させ魔。好きな人はt……おや誰か来たようだ。兄がアクロマ。

トウコ(16) 影とキャラが薄い。起死回生を狙っているが安価が事故りそうで怖い。

ブルー(16) レッドの姉。姐さん。マサラ人。ブラコン。最近は旅に出てる。

セレナ(15) 方向音痴系元気お嬢。KY。ですわ!ブラってくれ(ブラッキー心の声)

コトネ(10) キョウヘイの熱狂的ファン。ヒビキとは仲良し。マリルリがくさい

ハルカ(12) 放浪癖のある元気クールさん。かも。かもかも。かもかもかもかも。

ひな子(??) 幽霊。ピカチュウを探していた。無事成仏。今は冥界の門番やってます。

リーフ(10) ファイアと双子。ブラコン。ファイアにも発動。最近修業をしている。

ライ(10) 緑の弟。グレ気味。影が薄い。最近は寺に居る。日蓮宗。

イーブイ ゲームでのパートナー。ツンデレ。もう百合でいいや。

ソラ アチャモ。元人間。男前な女の子。

ゴールド(11) ヒビキの兄。結構大人びているが出番が欲しい。特徴:なし

クリスタル(11) コトネの姉。姉御肌という特徴が付いた事を未だに自慢してくる。

オメガ(12) 本物の忍者。ユウキの双子の弟。兄よりは冷静だと自覚している。鈍感との噂。

アルファ(12) モフラー。ハルカの双子の妹。もふもふ戦士巫女レッドのファンらしい。かわいい。

ミヅキ(11) 腐女子。推しカプを前にすると語彙力が1になる。尊い…てぇてぇ…ヨウとはふたご。

ヨウ(11) 年上好き。年上なら男女を問わないらしい。バブみを感じてオギャりたい。ミヅキとはふたご。

ハウ(11) ただのいい人。っていうか常識人。ツッコミ役。まともすぎて少し冷静になってしまった。

女レッド(13) 別世界のレッド。割と色んな世界に行ってる。今はどこにいるのやら。
5 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 23:14:03.23 ID:DtGFYiIs0
サンダース  毛並みフェチ、比較的まとも

ブースター  ドS、でもブイズには優しい

シャワーズ  ホモ、レッドを襲ったことがある

エーフィ  腐男子、超腐男子。夏コミに出る予定。

ブラッキー  百合好き男子。ミヅリエ……くるか!?!?

グレイシア  厨二病、でも可愛いよprpr

リーフィア  百合、グレイシア可愛いよグレイシア

ニンフィア  元ニート、でもおにゃのこ、きょぬー

イーブイ  従兄弟の子、イケメン。エーフィになりたい。

イーブイ  純粋な子。出番がない

ヤーブイ 論者。んんwwwww進化させないのはありえませんぞwwwww

イーブイ ノマカプ厨 レッド×グレイシア最高! エーフィとは相容れない

色イーブイ ドM 早く叩いて下さいご主人さま!
6 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 23:14:44.48 ID:DtGFYiIs0
出世したモブ表

テルミ ロケット団。元ウェイターのイケメン。でもフィーっちゃった可哀想なイケメン。

マドカ ロケット団。元ウェイトレス。キョウヘイファンクラブに入っているヤンデレ。

ソウイチ アクア団。馬鹿。ラノベによくいる鈍感系。馬鹿。

ユミ アクア団。敬語冷静系メガネ。ソウイチの幼馴染ポジ。

ロラン マグマ団。お坊ちゃま。敬語系ショタ。元ライモンジムトレーナー。

コレット アクア団。ロランのお姉さん。ブラる人なのかは不明。お嬢様。

クロード フレア団。ベテラントレーナー。大人。博識っぽい。

ガチムチ フレア団。見た目は男、心は女。結構女子力は高い。

キラン ギンガ団。レズ系勘違いバック転ガール。レッド大好き。
7 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 22:18:50.75 ID:EBiw2XuB0
前スレの続きから
8 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 22:21:02.28 ID:EBiw2XuB0
アローラ生活 10日目

誰が一番最初に起きるか
直下コンマで 10ずつ>>4の順番で アクロマは81〜90 91〜99だったら何かが起こる
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:27:04.81 ID:VH4ejUi8O
へい
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:27:26.33 ID:OXV0URjc0
えい!
11 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 22:32:52.36 ID:EBiw2XuB0
アクロマ「むむむむん……眼鏡眼鏡……ありました!」スチャ

アクロマ「おや、この空気……もしや前スレではシリアスパートだったのでしょうかね?」

アクロマ「しかしご安心ください! 私が目を覚ましたからにはもう安心です、シリアスのシの字すら失くしてみせましょう!」

アクロマ「今日も触角は元気です!!!」ブォン

アクロマ「……そういえば、昨日はキョウヘイくんとトウヤさんと寝たのでしたね」

アクロマ「とりあえずキョウヘイくんの寝顔写真は撮るとして……うーむ可愛い」

アクロマ「さて、問題はどちらから起こすか、ということですよ」

アクロマ「キョウヘイくんを最初に起こし、避難させてから目覚めトウヤさんに備えるか……」

アクロマ「上手い事起こし、トウヤさんを目覚めさせないようにしてからキョウヘイくんを起こすか……」

アクロマ「さて、どうしましょう!」

1、先にキョウヘイを起こす 2、先にトウヤを起こす(コンマ70以下で目覚める)

下1
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:37:18.97 ID:HZL9wfyTO
えい
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:38:20.91 ID:HZL9wfyTO
間違えた
2で
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:39:29.98 ID:ro3ddpxSO
どっちにしても目覚めないからセーフ
15 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 22:44:21.27 ID:EBiw2XuB0
アクロマ「……はっ、気が付いてしまいました」

アクロマ「どうやっても私はショタではないので……私が起こせば目覚めないのでは!?」

アクロマ「善と実験は急げといいますからね!!! おはようございます!!!!」バサア

トウヤ「わあ!? ……お、おはようございます……?」

アクロマ「おや、この様子ですと。普段のトウヤさんみたいですね?」

トウヤ「ああ、えっと、そうですね? 少なくとも、今の僕はロリが好きですよ」

アクロマ「それならば安心です! ……さて、ではキョウヘイくんを起こしましょうか!」

トウヤ「ちょっと待って! ……もらっていいですか?」

アクロマ「はい、どうしました?」

トウヤ「いや、多分、昨日の僕は迷惑をかけたんだろうなと思って……主にキョウヘイに……」

トウヤ「だから、何かお詫びをしたいんですよねぇ。逆寝起きドッキリみたいな……」

アクロマ「なるほど、いい意味で驚かせるということですね! 素晴らしい案だと思います! 私も協力しましょう!」

トウヤ「本当ですか? 助かりますー……じゃあ、何をするか決めないとですねぇ」

逆寝起きドッキリの内容 下1
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:47:55.18 ID:ro3ddpxSO
キョウヘイの好きな料理を二人で作る
17 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 22:53:44.47 ID:EBiw2XuB0
トウヤ「……朝ごはん、作りませんか? キョウヘイの好きな物にしたら、きっと喜んでくれます」

アクロマ「なるほど、素晴らしい考えです! キョウヘイくんもなんだかんだで子供ですしね!」

トウヤ「あはは、そうなんですよねぇ。食べ物には弱かったり、可愛い子ですよ」

アクロマ「……あまりにも母の眼をしていて、このアクロマ、かなり驚いてしまいました!!」

トウヤ「えっ、そんな顔してました!? あはは、そんなつもりはなかったんですけどねぇ……」

トウヤ「と、とにかく! 朝ごはん作りましょう。何がいいかなぁ、朝だからあんまり重くないもの……」

アクロマ「ふむ……私、料理にはあまり詳しくないのですが。オムレツなどはどうでしょう?」

アクロマ「私の記憶では、キョウヘイくんもわりとオムライスが好きだったように思えるのです!」

トウヤ「わぁ、それいいですねぇ。それじゃあオムレツ作りに行きましょー」ガチャ

アクロマ「ええ!」

キョウヘイ「ぐう……えへへ、るりちゃーん……むにゃ……」
18 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 22:58:22.84 ID:EBiw2XuB0


〜キッチン〜

トウヤ「それじゃあ、さっそく作りましょうか。アクロマさん、エプロン使いますか?」

アクロマ「いえ、汚れない為に着けるものですよね? それでしたら、私には既に白衣がありますので!」

トウヤ「いいのかなぁ……まあ、綺麗だしいいかなぁ。ところで、アクロマさんって料理の方は?」

アクロマ「……そうですね、以前サンドイッチを安価で作る事になった記憶はありますが!」

アクロマ「基本、食にはあまり興味がありませんで! 研究者の悪い癖なのですが、栄養補給にも効率を求めてしまいましてね!」

トウヤ「あー……でも、せっかくのご飯ですからねぇ。今回は、見た目にもちょっと気を使ってみましょうか」

トウヤ「その方が、キョウヘイもきっと喜びますからねぇ」

アクロマ「ふむ、そうですね! 出来る限りの努力をしてみましょう! ……では、方法を教えてくださいませんか?」

トウヤ「はい、任せてください。僕はみんなのぶんを作っちゃうので、アクロマさんはキョウヘイの分お願いしますねぇ」

アクロマ「ええ!」

出来栄え コンマが高い程よい
下1トウヤ(得意分野+50) 下2アクロマ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:01:33.40 ID:wTzWXbDAO
がんばえ〜〜〜〜!!!
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:01:43.81 ID:RnF8hU0b0
料理のコンマだとパンケーキの悲劇を思い出す……
21 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 23:07:24.91 ID:EBiw2XuB0
トウヤ「……驚いた。アクロマさん、結構料理上手ですね?」

アクロマ「トウヤさんの教え方が上手だったのはありますとも。実験と同じくチャート式にできるような説明でした」

アクロマ「唯一の不安部分は実技でしたが……なんとか、上手くいきましたね!」

トウヤ「うーん、もったいないなあ……今度から自炊してみたらどうですか? きっと、まだうまくなりますよ」

アクロマ「おや、そう言われますと少し自信を持てますね! しかし、時間が……」

トウヤ「きっと、上手になった料理を披露すればキョウヘイも喜んでくれますからねぇ」

アクロマ「真剣に検討しておきましょう!!」

トウヤ「あはは、それがいいと思いますよー」

トウヤ「それじゃ、僕はみんなを起こしてきます。キョウヘイの方はお願いしていいですか?」

アクロマ「ええ、お任せください!」

トウヤ「ありがとうございます」ニコ

アクロマ(……うーむ、トウヤさんにキョウヘイくんを任されるとは)

アクロマ(信用が広がっていますね。良い事と思っていいんでしょうが……何となく、圧も感じますねぇ……)
22 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 23:08:47.79 ID:EBiw2XuB0
今日はここまで。明日はお休みになります
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:09:50.92 ID:RnF8hU0b0
乙です。
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:12:21.51 ID:qWRVyBIL0
乙で〜〜〜〜す!!!!
ありがとう世界
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:14:12.86 ID:AkOlk20b0
お疲れナス!
いやあいい回でしたねえ……(しみじみ)
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:14:22.80 ID:+QZQQ3Kf0
こんなにしんどいことがあっていいのだろうか世界
センキュー世界、乙です!!!
27 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 22:00:20.64 ID:jKSr8Oa70
はじめます
28 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 22:05:29.32 ID:jKSr8Oa70
トウヤ「前回のあらすじ、僕とアクロマさんで朝ごはん作ったよー」

トウヤ「あれ、そういえば……この前も、あらすじ僕がやっちゃったんだったなぁ」

トウヤ「でも今日はキョウヘイも寝てるし……仕方ないよねぇ」

トウヤ「さて、みんなを起こしに行かないとだね。まずはヨウとハウからかなぁ」


トウヤ「二人ともー、起きてるー?」コンコン

ヨウ「これは朝起こしに来てくれる優しいお兄さんの声ッ!!!!!!! おはようございま〜〜〜〜す!!!!!!!!」

トウヤ「わぁ、おはよう。朝から元気だねぇ」

ハウ「ヨウー、さっきまでー、まだ起きたくないーってごねてたんだよー」

ヨウ「い、言わないでよ〜〜〜〜!!! あっでもこれで手のかかる弟ポイントがアップ……!?」

トウヤ「うぅん、難しいポイントだね……それはともかく、もう朝ごはん出来てるよ。起きておいで」

ヨウ「は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!」

ハウ「くんくん……この匂いは卵を焼いたやつだー」
29 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 22:09:54.93 ID:jKSr8Oa70
トウヤ「……若い子は朝から元気だなぁ……」

トウヤ「さて、ミヅキも起こしにいかないとねぇ」トコトコ


トウヤ「ミヅキ、起きてる? 朝ごはん出来たよー」コンコン

ミヅキ「あわわわっ、お、おはようございま〜〜す!」

トウヤ「うん、おはよう。すごい慌ててるけど……どうしたの?」

ミヅキ「いや、それがちょっと……」

トウヤ「? ……わっ」ポーン

ゴチルゼル「ゴチwwwwwww」

トウヤ「ひ、久しぶりに出てきたねぇゴチルゼル!? 一体どうしたの?」

ミヅキ「あっ、わたしです! なんか、見せたいものがあるって昨日テレパシー飛んできたんですよ〜」

ゴチルゼル「チルゼーwwww」

トウヤ「そうだったの? 朝ごはん食べてからで大丈夫かな?」

ミヅキ「はい! 先に見ちゃうと多分食欲無くなっちゃうんで……」

トウヤ(ゴチルゼルは何を見せる気なのかなぁ……)
30 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 22:11:45.94 ID:jKSr8Oa70
トウヤ「さて、次は……レッドたちかぁ」

トウヤ「レッド、今日も起きるのが遅いみたいだし……疲れてたのかな」

トウヤ「何も起きてないといいけどねぇ……」トコトコ


トウヤ「さて、と」

トウヤ「三人ともー、朝だよー」コンコン

トウヤ「朝ごはんも出来てるよ、起きておいでー」

三人の中で誰が最初に起きるか  下1
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 22:15:20.03 ID:oSguDksSO
レッド
32 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 22:20:57.28 ID:jKSr8Oa70
レッド「……」パチ

レッド「……おはよー……」

トウヤ「あ、レッド? おはよう。もう朝ごはんできたよ」

レッド「……ありがとう……」

トウヤ「どういたしまして。僕はキョウヘイの様子を見てくるから、二人の事起こしてくれるかな?」

レッド「任せて……」

トウヤ「うん、お願いね」

レッド「……」

レッド(……さて、どうしようかな。っていうか、今日も起きるの遅くなっちゃった)

レッド(最近朝の特訓を出来ていない気がする……危機感っ)

レッド(まあそれはそれとして……二人の事、どうやって起こそうかな)

どうするか 1、普通に起こす  2、普通じゃない起こし方(どうするかも)
下1

レッド(……ちなみに、シルバーと手はまだ繋いだままです)
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 22:22:55.64 ID:nYwcEMoj0
2、優しいレッド君はピカチュウの電気玉ボルテッカーで緑を起こしてあげました。
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 22:23:02.72 ID:GnMPnPWoO
2 よしよしして起こそう
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 22:24:52.62 ID:nYwcEMoj0
あ、銀書くの忘れてた。銀は>>34でいいや。
36 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 22:28:08.36 ID:jKSr8Oa70
レッド(そんな昔話みたいな)

レッド「……ピカチュウ!」

ピカチュウ「ぴっかー!」ポーン

レッド「……緑に、目覚まし程度のボルテッカー……」

ピカチュウ「ぴーかぴ!」バチバチバチ ドーーーン

グリーン「うおっっっ!?!?!? ……レッド!!!!!!!!」

レッド(普通に至近距離過ぎて巻き込まれてしまった……シルバーは無事っぽい)

ピカチュウ「ぴっか〜〜! ぴ…ぴか!?」アワワ

レッド「大丈夫だよ……ないすボルテッカー……」グッ

ピカチュウ「ちゅあ〜〜!!」

グリーン「ナイスじゃねえっつうの!!!! ったく、これ食らうと髪のまとまりが悪くなんだよなあ」

レッド(……それくらいで済むんだ……グリーンとこは防御硬くていいなあ……)
37 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 22:33:48.95 ID:jKSr8Oa70
シルバー「っ……い、今の爆風はいったい……? ここは……」

レッド「……目覚まししただけ……シルバー、おはよう」

シルバー「お、おはよう、ござい、ま……っっっ、手、す、すいませんでしたッ!!!!!!!!!!!!!!!」

レッド「!? そ、そんな、謝らないで……」

シルバー「しかし……あれ、というか俺、ベッドで寝た記憶は……」

レッド「運んだ、から……」

シルバー「え、あ、ありがとうございます……」

レッド「……いいんだよ……よしよし……」ナデナデ

シルバー「」バタッ

レッド「!?!?」

グリーン「二度寝させてんじゃねえっつうの」

レッド「そんなつもりは……」

グリーン「いいか、レッド。寝起きにこいつに優しくすると大抵二度寝(気絶)しちまうから気を付けろ?」

レッド「そ、そうなんだ……」
38 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 22:36:26.59 ID:jKSr8Oa70


シルバー「ご迷惑をおかけしました……」

レッド「大丈夫……」

グリーン「いつもの事だからな。よし、行くぞ」

レッド「おー……」

シルバー「はい!」


ヨウ「あ!! みなさんおはよ〜ございまあす!!!!!」

レッド「わ……朝から元気……」

ヨウ「今こそぼくの無邪気年下パワ〜〜〜〜を見せつけておくべきかなって!」

グリーン「どんなパワーだっつの……ん、トウヤはいねえのか?」

シルバー「レッドさんの話によると、こちらにいるとのことでしたが……」

レッド(……まだ、キョウヘイの方にいるのかな……)
39 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 22:40:32.55 ID:jKSr8Oa70


アクロマ「……困りました」

アクロマ「私にはキョウヘイくんを起こすことができないかもしれません……」

トウヤ「遅いから様子見に来ましたよー……あれ、まだ起こしてなかったんですか?」

アクロマ「トウヤさん! いいところに来てくださいました!」

トウヤ「わぁ、びっくりした。どうしたんですか?」

アクロマ「キョウヘイくんの……キョウヘイくんの寝顔が可愛すぎて起こせないのです!!!!!!!!!!」

トウヤ「……あはは……」

アクロマ「苦笑いをされてしまいました! しかし、このままではずっと起こすことができません!」

トウヤ「じゃあ、僕が代わりに起こしましょうか?」

アクロマ「……それもそれで勿体ない気がしてきました。私、今から彼を起こしますので。そこで見ていていただけますか!?」

トウヤ「あはは、よくわからない申し出ですけどいいですよぉ」

アクロマ「ありがとうございます!!!!」

直下コンマ30以下で起こせる 80以下でトウヤが結局起こす 
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 22:45:03.51 ID:gOa3+QsWO
おきろ!
41 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 22:50:06.95 ID:jKSr8Oa70
アクロマ「……」

キョウヘイ「むにゃ……」

アクロマ「…………」

キョウヘイ「んへへ……ぐう……」

アクロマ「………………ああっ無理です!!!!!!!! 可愛すぎます!!!!!!!!!!!」

トウヤ「あはは……キョウヘイも、よくこのうるささで起きないものだねぇ」

トウヤ「ほら、キョウヘイ。起きて? もう朝ごはん出来てるよ」

キョウヘイ「むう……んあ、とうやさん……?」

トウヤ「そうだよ、おはよう。今日の朝ごはんはオムレツだよ」

キョウヘイ「ほえっ マジっすかあ!? やった〜〜〜〜!!」

アクロマ「ヴッ」

キョウヘイ「オムレツ〜〜……あれ、お前いたんすか?」

アクロマ「はい、キョウヘイくんの可愛さにニ十分ほど悶えておりました……」

キョウヘイ「リアルな数字言わないで欲しいんすけど……こわ……」
42 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 22:54:53.14 ID:jKSr8Oa70


トウヤ「はい、やっと全員揃ったねぇ。それじゃ、手を合わせて……いただきます」

全員「いただきます!」

キョウヘイ「むぐぐ……これ、美味しいっすね!」

アクロマ「本当ですか! それは何よりですっ!」ニコニコ

キョウヘイ「へっ……これ、お前が作ったんすかあ!?」

アクロマ「そうなのです! トウヤさんに教わりながらですが!」

アクロマ「キョウヘイくんにこうも喜んでいただけるとは、料理をしてみたかいがありました!」

キョウヘイ「ま、マジっすかあ……くっそ、普通に文句言えないくらい美味いっす……」モグモグ

アクロマ「どんどん召し上がってください!」ニッコニコ
43 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 22:59:34.41 ID:jKSr8Oa70
トウヤ「……よかったよかった」

レッド「?」

トウヤ「それがねぇ、キョウヘイのオムレツだけアクロマさんが作ったんだよ」

レッド「!」

トウヤ「すごい上手だよねぇ。教えててびっくりしたよー……僕より上手かもねぇ」

レッド「……これも、すごい、美味しいよ……」

トウヤ「レッド〜〜! ありがとねぇ……!」ナデナデ

レッド「……」

グリーン「……」ジッ

ミヅキ「えっグリーンさんなんでレッドさん見てるんですか? ちょっと詳しく聞きたいんですけど原稿用紙五枚分くらい……」

グリーン「早口だしなげえ! いやよ、撫でられてるあいつの顔、若干ピカチュウと似てるんだよなあ」

シルバー「レッドさんかわいい……ポケモンとトレーナーは似るといいますからね」

ミヅキ「ウワーーーーーーー!!!!!!! シルレは"生きてる"」

グリーン「もう口に出すほどまでいったか……重症だな」
44 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 23:06:09.13 ID:jKSr8Oa70
ハウ「ミヅキが死んでるからー、おれが言うけどー。今日はー、このあと船に乗るよー」

レッド「……船」

ヨウ「そうですよ! またなんか、すっごい豪華な船が偶然ポニ島まで行くらしいんですよ〜〜!」

レッド「すごい……」

シルバー(おかしい、ポニ島は乗船所がないから大きな船はあまり通らないと聞いたのに……)


アクロマ「キョウヘイくん、おかわりはいかがですか!?」

キョウヘイ「うるせ〜〜っすね〜〜〜ちょっと褒めたからって〜〜〜!!! いるっす!!!!!」


シルバー(……いや、まさかな)

レッド「……シルバー? どうしたの……?」

シルバー「なっ、なんでもありませんっ!」

レッド「そっか……」
45 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 23:13:15.75 ID:jKSr8Oa70


〜マリエ乗船所〜

レッド「……それじゃ、行こう……」

トウヤ「レッド、酔い止めは飲んだ? 大丈夫? 気持ち悪くなったら言ってね」

レッド「大丈夫……」

キョウヘイ「レッドさん、最悪船から出てラプラスに乗れば治っちゃいそうっすよね〜」

レッド「!」ハッ

キョウヘイ「そ、その手があったかみたいな顔をされてしまったっす……! まあ危ないんでやんないでくださいっすよ!?」

レッド「……わかった……」

キョウヘイ「ざ、残念そうな顔してないでくださいっすよぉ〜〜〜〜!!」

グリーン「ほら後ろつっかえてんぞ、さっさと行け行け」

ミヅキ「船で移動している間に見せてくれるの? わかった、覚悟決める……」

ゴチルゼル「wwwwwwwwww」

シルバー「……行かないんですか」

アクロマ「私はここでお見送りです! また安価で出るでしょうからね!」

シルバー(凄い自信だ……)
46 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 23:18:11.65 ID:jKSr8Oa70


〜豪華客船〜

レッド(……今日は酔い止めが効いている……元気!)

レッド(あ、船の中ではしばらく自由行動になりました)

レッド(またもやでっかい船だから、色々探検してみようかな……)

放送『船内の皆さんにお知らせです。ただいまより、第一バトルフィールドにてバトルが行われます』

放送『有名なトレーナーによるバトルとなっておりますので、バトル好きのみなさんは是非ご見学ください』

放送『繰り返します──』

レッド(バトル、やるんだ。ちょっと気になる)

レッド(誰と誰のバトルなんだろ……放送で言うかな)

放送『バトルするトレーナーは……』

下1 と 下3
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 23:19:00.96 ID:oSguDksSO
全裸将軍コウキ
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 23:24:47.03 ID:oSguDksSO
kskst
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 23:27:37.94 ID:nYwcEMoj0
最近シルバーに出番を取られまくりで不憫なライ
50 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 23:33:24.96 ID:jKSr8Oa70
放送『シンオウからのトレーナーコウキ、そしてかのオーキド博士の孫ライです!』

レッド(……コウキとライのバトル)

レッド(予想がつかないぶん面白そう……見に行ってみよう)


〜バトルフィールド〜

レッド(……結構見に来た人がいるみたい)キョロキョロ

ファイア「……あ。おーいにいさーん。弟がここにいますよー」

レッド「……ファイア?」

カルム「あれ、レッドもポニ島に向かうところだったの? 偶然だね……べ、別に嬉しくなんてないけど!」

ファイア「会えてうれしーってさ」

カルム「言ってない!!!!」

レッド(なかよしだ……)

レッド「……バトル、見に来たの?」

ファイア「うん。いやさ、ライが出るっていうじゃないですか。ライバルとしては見逃せなくて」

カルム「ボクはその付き添い。ま、他の地方のトレーナーのレベルも見ておきたいしね」
51 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 23:38:40.72 ID:jKSr8Oa70
ファイア「コウキもね、結構強いってのは宇宙で知りましたよ。でも、ライもそこそこだからな〜」

ヒカリ「貴方のライバルには悪いけれど、コウキは強いわよ」ザッ

ファイア「おや、ヒカリさんじゃないですか。そーいや、お友達だったっけ」

ヒカリ「ええ、友達というには、少し恥ずかしいけれど。あの全裸将軍……」

レッド(全裸将軍)

カルム(登場の仕方が10歳の女の子のそれじゃないんだけど……)

ヒカリ「……まあ、とりあえず。私も一緒に見学していいかしら?」

ファイア「もちろん。いいよね、二人とも」

カルム「ボクは別にいいけど」

レッド「大丈夫だよ……」

ヒカリ「ありがとう、助かったわ。ここ、案外人が多いんだもの。下手な場所に座ると潰されてしまいそうで」

ヒカリ「ここなら安全でしょう?」

レッド「……よくわかんないけど、守る……」

カルム「この辺りはあんまり人もいないしね」

ファイア(顔面偏差値が近寄りがたいからかなー……)

ヒカリ「頼もしいわ、ありがとう」
52 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 23:46:29.70 ID:jKSr8Oa70
ヒカリ「貴方のライバルがどれほどのものか。シンオウ代表としてじっくり見させてもらうわ」

ファイア「どうぞ見てってくださいな。見られて恥ずかしいもんじゃないしね」

レッド(軽く火花が散ってる……)

カルム「全く、本人たちより気合入ってるんじゃない?」

レッド「……二人とも、楽しそう……」

カルム「本当にね……あ、選手が入ってきたみたい」


放送『さ〜〜〜てみなさんお待たせしたっすねぇ!! 今から第一回豪華客船チキチキバトル大会始まるっすよ〜〜!』

放送『本日は東と北のトレーナー対決っす! みなさんバンバン賭けてってくださいっす☆』


カルム「ねえ、この放送ものすっごく聞き覚えあるんだけど」

レッド「僕も……」


放送『それでは選手入場っすよ〜〜! 赤コーナーッ、北からやってきた全裸将軍!! コウキ〜〜〜!!!』

コウキ「わーいがんばりまーーーす!」バッ

放送『早速脱いだ〜〜〜〜!!! しかし辛うじてパンツは履いてるっすね! 偉い!』

コウキ「脱ぎたいけど見られたいわけじゃないからねー、妥協!」


ヒカリ「何が妥協よ、まったく……」

ライ「……大変ですなぁ、そちらさんも」
53 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/01(土) 23:53:54.78 ID:jKSr8Oa70
んっふふ 謎誤字を見つけたのでスルーしてください


放送『続いて緑コーナーッ! オーキド博士の孫にして、最強のジムリーダーグリーンの弟! ライ〜〜〜!!!』

ライ「けっ、なんで俺がこんな見世物みてーなバトルしなきゃいけねーんだっつーの!」

放送『ひゅ〜〜〜っ反抗期っすねぇ! ちなみにこのバトル、レッ……ごほんごほん……さんも見てるっすからね!』


レッド「……?」

カルム(……本人は気付かないんだもんね、この程度の誤魔化しで……)


ライ「……お、俺がそんなんでやる気出すわけねーだろ!!」

放送『てへぺろ☆ まあまあ頑張ってくださいっすよ!』

ライ「あたりめーだっつの! さっさと終わらせてやるよ!」

放送『お、やる気十分っすね! よきっすよきっす〜〜〜』


ファイア「あーあーあー。ライくんってばすーぐ死亡フラグ立てるんだから」

ヒカリ「あらまぁ……見ていて大変そうねぇ、あの子」

ファイア「そうなんだよねー……」

カルム「この四人同い年なんだよね?」

レッド「みんな十歳のはず……」

カルム「……意味わかんない」
54 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/02(日) 00:00:38.34 ID:Dp4dp58w0


放送『さ〜て、そろそろマジでバトル始まっちゃうっすよ? みなさんちゃんと賭けたっすか?』

放送『バトルが開始する直前でベット終了っす! さ、みなさんの見る目は大丈夫っすかね〜〜〜???』


ファイア「煽りよる、この放送……ちなみに、俺はライに賭けたよ」

ヒカリ「あら、お友達思いなのね。意外だわ」

ファイア「そんなヒカリさんの手にも、コウキくんの券が握られてるご様子」

ヒカリ「……意外かしら?」

ファイア「そこまででもなかったりして?」

ヒカリ「あら、そう。そう思われていたなんて、意外だわ」

カルム「この会話何? どういう育ち方したのこの子達?」

レッド「……ファイアは……」

レッド(僕が三年失踪してる間に成長したからよくわからない……)

カルム「……わからないって顔してるけど。こう見ると、レッドたち兄弟ってわりと似てるかもね」

レッド「……そう、かな……あんまり言われない……」

カルム「そうなの? 表情とか似てるよ……別に、そこまで見てるわけじゃないけど」

レッド(似てるんだ……ちょっと嬉しい)
55 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/02(日) 00:07:36.71 ID:Dp4dp58w0


コウキ「よーし、しっかり脱いだし準備万端!」

ライ「いやなんで脱いでんだよ!?!?」

コウキ「わ、勢いの良いツッコミだー! えへへ、こんにちはーコウキでーす」

ライ「この流れは自己紹介じゃねえだろ!? ……チッ、ライだ」

コウキ「ま、子供の日に会ってるんだけどねー」

ライ「言うな言うなそういう事!!!!」

コウキ「はーいお口チャック! それじゃーバトルしよー」

ライ「……ペースを乱そうったってそうはいかねえぞ。行けっ、ギャラドス!」ポーン

ギャラドス「ぐおおおうッ!」

コウキ「おわー、でかい! こっちも頑張らなきゃだ、いけーっエルレイド!」ポーン

エルレイド「……」シャキッ

放送『両者気合十分っすね! どちらもめっちゃくちゃ強いトレーナーっすからね〜〜、見ごたえあるバトルになること請け合いっす!』

放送『それではベットも締め切りっすよ! では改めまして……バトル、スタート!』


ファイア「ライ、やったれー!ボコしたれー!」

ヒカリ「コウキ、ぶちかましてやりなさい!」

カルム「応援の仕方が急に粗暴になるのなに?」

レッド「……年相応?」

カルム「いやそれはわかんない……」

直下コンマが1〜50でコウキ  51〜99でライの勝ち
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 00:09:19.31 ID:skoC4YIP0
どっちもがんばれっ
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 00:10:26.42 ID:5uR4SxtSO
脱いでませ、コウキ!
58 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/02(日) 00:17:11.01 ID:Dp4dp58w0
コウキ「コジョンド、飛び膝蹴り!」

コジョンド「こじょーう!」バッ

ライ「クソっ、避けろサイドン!」

サイドン「ぐお、おうっ……」ザッ


ファイア(あー、もう、こりゃ普通にヤバいなあ。ライは焦りすぎなんだって、ずっと)

ファイア(ま、わからなくもないけどさ。せめてバトル中くらい冷静になってほしいもんですな)

ファイア(……ま、気持ちもわからなくはないけどね)

ヒカリ(不思議な戦い方をするわね、コウキ)

ヒカリ(貴方は……相手のペースを乱しながら勝利を掴むのが得意だったでしょう)

ヒカリ(今日はずいぶんと、力押しをするのね……)

レッド「…………」

売り子「お兄さんホットドッグ買わない?」

カルム「いりません」

売り子「え〜〜〜買ってくださいよぉお兄さん!!!! ねっ美味しいですよ!?!?!?」

カルム「いらないってば!!! 押しが強い!!!!」
59 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/02(日) 00:26:43.28 ID:Dp4dp58w0
コジョンド「じょーう!」ドゴッッ

サイドン「ぐおおう……」バタッ

コウキ「コジョンドーー! ナイスキックーー!」バッ

放送『とうとうパンツが消えた〜〜〜っ!! とうとう消えました!! 鉄壁の鎧!!』

放送『という訳で〜〜っ、勝者はシンオウ地方の全裸将軍、コウキ〜〜〜〜!!!』

コウキ「わーーい! ヒカリ見てる〜〜? 勝ったよーーー! コジョンドもありがとー!」

コジョンド「くおーう!」クルッ

ライ「……クソっ、なんでだよ……!」

コウキ「あれ、わかんなかったー?」

ライ「わかるわけねえだろ! 兄貴と同じポケモンだって揃えた、強くだってした、だから……!」

コウキ「……あは。僕にだってわかるんだけどな」

コウキ「駄目だよー。今のきみじゃー、多分、僕にもユウキにもヒビキにもカルムにもトウヤにもキョウヘイにも……」

コウキ「……レッドにもファイアにも、勝てないんじゃなーい?」ニッコー

ライ「なっ……てめえ!」

コウキ「わーおこったー! ディアルガ、かーえろ!」ポーン

ディアルガ「ぐぎゅばっ!」キュイーン
60 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/02(日) 00:34:59.63 ID:Dp4dp58w0


ファイア「あーははは……惨敗ですなー。俺の財布もすっからかんですわ」

ヒカリ「あの子ったら……ファイア、ごめんなさい。コウキが酷い事言ったわね」

ファイア「いやいや、むしろあれくらい言ってもらっていい薬になりましたよ」

ヒカリ「……そう言ってくれると、助かるわ。あの子、ああ見えて怒りっぽいのよ」

ヒカリ「少し釘を刺しておかないといけないわね。それじゃあ、失礼するわ」スッ

ファイア「はーい、またね」

カルム「あれ、怒ってたんだ……」モグモグ

ファイア「たぶ……んっふ、カルムなに食べてんの……?」

カルム「ホットドッグ」モグモグ

ファイア「あ、そう、買ったんだ……危ない危ない、今はシリアスパート」

ファイア「……そうだ、兄さんから見てどうだった? あのバトル」

レッド「……ライは、本当に……グリーンに、似てるね」

ファイア「ほ……ライが、グリーンさんと? マジで? 俺にはそう、見えないけどなー……」

レッド「緑は……変わった、から……」

レッド「……ライを変えるなら、ファイア。ファイアが動かないと、駄目……」

レッド「……見てるだけじゃ、駄目……」

ファイア「! ……あー、んー、なるほどね。ありがと、兄さん」

レッド「……どういたしまして」
61 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/02(日) 00:44:20.41 ID:Dp4dp58w0


レッド(カルムとファイアは行っちゃった……ああは、言ったけど)

レッド「……ライ、大丈夫かな……」

グリーン「あいつは大丈夫だっつの。俺の弟だぜ?」

レッド「! ……グリーン」

レッド「あの試合……見てたんだ……」

グリーン「そりゃあな。ライが出るってんでビビったぜ……しかも相手がコウキだしよ」

グリーン「はあ……昔の俺を見てるみたいだったな。それこそ、あいつと同じくらいの年の俺だ」

レッド「……そう、だね……」

グリーン「でもま、俺たちが口を出すことじゃねえ。それはお前もわかってんだろ?」

レッド「……」コク

グリーン「あいつらならなんとかなるだろ。俺たちですら、今はこうして過去を笑って話せるくらいになってんだ」

レッド「……うん」

レッド「そうだね……きっと、その内……」

グリーン「……そんときゃ、俺たちがファイアとライの相手でもしてやるか?」

レッド「……手加減できないから、やめておく……」

グリーン「ははっ! そうだな、出鼻を挫くのも可哀想だしなあ」
62 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/02(日) 00:45:03.30 ID:Dp4dp58w0
今日はここまで。明日も同じくらいの時間に更新です。
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 00:47:56.93 ID:AeAoUb1o0
乙です。
エーフィ的にファイア×ライはアリなのか
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 00:50:05.01 ID:skoC4YIP0
おつです、、、てえてえええええ
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 00:50:10.55 ID:mdtA79H60
おつで〜す!!!!!!!!!!!!!!!!ファイカル
66 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/02(日) 21:20:59.10 ID:Dp4dp58w0
今日やりますって言ってたけどやっぱ無理そうですのお知らせ…
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 01:32:01.70 ID:QLms27yh0

レッドとグリーン夫婦過ぎないか
そのままフィーもレッドにょたでブイもいけそう
68 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 21:57:17.83 ID:FZiQOaT70
>>63 エーフィ「まあ描いてみろって言われたら描けるレベルかな〜? 今はファイカルのが美味しいから!!!」

はじめまっす
69 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 22:00:41.29 ID:FZiQOaT70
レッド(前回のあらすじ。ライとコウキのバトルを見てきました)

レッド(もーちょっとでポニ島に到着するらしいけど、微妙に時間あるなあ)

レッド(この船も大きいし、何かしらして時間を潰せそうだけど)

レッド(……むん……)

レッド(今のむんは行を稼ぎました。何しようかな)

1、ゲームコーナーに行く 2、バトルスペースに行く 3、外に出てみる 4、誰かを探す(人指定)

下2
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:10:21.47 ID:LPxDqsW8O
むん…… 3
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:11:31.19 ID:XsEyfqBbO
2
72 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 22:14:28.37 ID:FZiQOaT70
レッド「……」

レッド(バトル見てたら、バトルしたくなっちゃったな)

レッド「バトルスペースいってみよ……」

レッド(もしかしたら、強いひとがいるかもしれないし……)


〜バトルスペース〜

レッド(……結構、色んな人があちこちでバトルしてる)

レッド(みんなも、さっきのバトルにあてられたのかな……)

レッド(……暇そうな人いないかな。バトルをしかけたい……)

ピカチュウ「ぴっか、ぴかぴっか!」

レッド「……やる気いっぱい、だね……」

見つけた人 下2
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:16:38.99 ID:309dXCVF0
アクロマ
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:27:19.25 ID:xHVUvC8pO
ガチムチ
75 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 22:38:16.50 ID:FZiQOaT70
ガチムチ「あら〜〜、レッドちゃん!?」

レッド「! お久しぶり、です……」

ガチムチ「ホントねぇ〜〜〜〜、いつ以来かしらァ? 会えて嬉しいわ〜〜〜〜!!!」バッ

レッド「ぐえ」ムギュ

ガチムチ「あら、ごめんなさァい! ちょっと気持ちがこもりすぎちゃったワ!」

レッド「だ、大丈夫、です……あの」

ガチムチ「バトルね? わかるわぁ〜〜〜ん、あのバトル見てたら血が滾っちゃったのよねぇ」

レッド「……」コクコク

ガチムチ「ウフフ、あたしたちの強さ見せてあげるわァ!!!!」ポーン

カイリキー「」ムキッ

レッド「……つ、強そう……頑張ろう、ピカチュウ!」

ピカチュウ「ぴっかぴ!」

ガチムチ「あらぁ〜〜ん、可愛いポケモンねぇ!」

レッド「……」コク

ピカチュウ「ぴか〜〜〜」テレテレ
76 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 22:42:57.10 ID:FZiQOaT70



ガチムチ「いやぁ〜〜〜〜!!!!!! レッドちゃんったらほぉ〜〜〜んと強いのねぇ!!」

レッド「……」ブイ

ピカチュウ「ぴっぴかちゅう!」

ガチムチ「あたしの格闘ムキムキ軍団がカワイ子ちゃんに負けるとは思わなかったわぁん、すごいのネこの子!」

レッド「……自慢の、仲間……」ドヤ

ピカチュウ「ぴぴかぴ!」ドヤ

ガチムチ「あらァ! そっくりなお顔しちゃってえ、仲良しなのね〜〜ん!」

ガチムチ「……せっかく再会できたんだものねん! あたしに勝ったご褒美もあげちゃうわん」

レッド「!」

ガチムチ「はい、どうぞ! 次会った時もまたバトルしましょうねえ〜〜〜ん!!!」

レッド「あ、ありがとう、ございます……!」

レッド(……包んである袋の女子力が半端ではない……中身、なんだろ)

ガチムチにもらったもの 下2
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:47:11.84 ID:AbyvniX30
加速
安価なら↓
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:48:08.81 ID:dbI/vauSO
忘れえぬ記憶と魔法の国の不思議な扉(カルトエンド)のDVD
79 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 22:54:41.62 ID:FZiQOaT70
レッド「……DVD……?」

レッド(あ、どっちもキョウヘイが写ってる。なんか白衣っぽいの着てるのと……)

レッド(……ナツメ、だ。そういえば、映画に出てるって、キョウヘイ言ってたな……)

レッド(……今日の寝る前あたりに見てみようかな。せっかくだし)

レッド(あとキョウヘイにサインとかねだってみようかな……)

レッド(それにしても、なんでコレだったんだろ……ガチムチさんも、キョウヘイのファンだったのかな?)

レッド(とりあえずしまっておこう……)ゴソゴソ

船内放送『まもなく、ポニ島ー。ポニ島ー』

レッド「あ……降りなきゃ」
80 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 22:58:03.57 ID:FZiQOaT70


〜海の民の村〜

レッド「……到着」

キョウヘイ「なんか、今までのとことはだいぶ雰囲気違うっすね〜?」

トウヤ「ここはなんか……村、って感じだね」

ヨウ「そうで〜す! ここは海の民の村、って場所なんですよ〜〜!」

ミヅキ「うぐっううう……うぼえあ〜〜〜……ふぐぅ〜〜〜……ひっく」

レッド「!? ……ミヅキ、ど、どうしたの……!?」

ミヅキ「れ、れっどざん〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」

ハウ「わはー、めちゃくちゃアホな理由だからー、大丈夫だよー」

ハウ「ただー、悪いけどー、レッドとグリーンはー、ミヅキに近付かないであげてねー」

グリーン「俺もかよ!? なんかしたかあ?」

レッド「……?」

ミヅキ「おあ"〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!」
81 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 23:07:29.85 ID:FZiQOaT70
ヨウ「ここの人は元々船で暮らしてたらしいんですよ〜〜〜」

ハウ「ここで定住するようになったのは最近なんだとかー」

シルバー「なるほど、だから家の代わりに船を浮かせているんですね」

レッド「……酔いそうな、家……」

キョウヘイ「確かに、船とか苦手なタイプの人は住めないっすね〜〜」

トウヤ「あはは、そうだねぇ……足場も結構不安定だけど、大丈夫?」

レッド「……まだ、薬が効いてる……」

トウヤ「それならよかった、気持ち悪くなったら言うんだよ?」

レッド「……」コク

ヨウ「それで、ここのキャプテンは〜〜……多分、そこら辺の船にいるはずです!」

グリーン「ざっくりだな……」

シルバー「早速行きますか?」

レッド「……」コク
82 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 23:15:33.40 ID:FZiQOaT70


〜マツリカの家〜

レッド「……失礼します」ガチャ

ヨウ「マツリカさ〜〜ん! 島巡りの挑戦者ですよ〜〜〜!」

マツリカ「ふんふふーん……ん、挑戦者? おっけー、ちょっと待ってね。もうすぐで描き終わるから」カキカキ

レッド「……絵描き、さん?」

キョウヘイ「いかにも〜〜な芸術家っすね〜」

トウヤ「服とか、絵の具で凄いことになっちゃってるねぇ……」

マツリカ「……よーし、描き終わった。おまたせしました、マツリカでーす。あろーらあろーら」

マツリカ「えーと、挑戦者、は……わかった、そこの赤い帽子の子だ。すっごい絵になるオーラがにじみ出てるよー」

レッド「…………えと」

マツリカ「あ、試練だっけ? ごめんねー。えっと、マツリカの試練に必要なものは〜〜……じゃん、こちら」ズイ

レッド「……キャンバスと、絵の具……?」
83 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 23:19:23.00 ID:FZiQOaT70
マツリカ「そう。ここの村にある、コイキング丸って船があるんだけどね」

マツリカ「そこの船長に言えば、とある島まで連れてってくれるんだー。んで、そこにいる主ポケモンを……」

マツリカ「絵に描いてくること。それがマツリカの試練だよ」

レッド「……お絵描き」

マツリカ「そうそう。まー、主ポケモンは結構元気だからね、一回バトルして落ち着かせないとモデルになってくれないと思うよ」

マツリカ「というわけで、頑張ってらっしゃーい」

レッド「……わかり、ました」

キョウヘイ「なんとなくテンションにデジャヴを感じたっす」

トウヤ「あはは……ちょっとわかるかも」

レッド「……うん……」

レッド「とりあえず、船に……乗って、他のしまに、いく……」
84 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 23:22:05.72 ID:FZiQOaT70


船長「おっ、マツリカの試練にいくのかい?」

レッド「……」コク

船長「わかった、乗っていきな! かっとばすぜ!!」

キョウヘイ「いってらっしゃ〜〜〜っす!」

トウヤ「気を付けてねー」

シルバー「頑張ってください!」

グリーン「下手な絵描くんじゃねえぞ」

レッド「……頑張る」

レッド(ちゃんとした絵を描いて緑に自慢してやろ……)

船長「あそこにいるポケモンはつよ〜〜いポケモンだ、兄ちゃんも頑張りなよ!」

レッド「……」コク


〜試練のしま〜

船長「到着だ!」

レッド「ありがとうございます……えっと、主ポケモンは……」

???「」バッ

出てきた主ポケモン  下2
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 23:25:33.10 ID:XsEyfqBbO
ダダリン
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 23:26:41.82 ID:dbI/vauSO
kskst
安価なら↓
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 23:27:27.61 ID:AbyvniX30
マサラ人並みに強いキテルグマ
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 23:27:43.73 ID:309dXCVF0
もふもふなぬいぐるみみたいなくまのあいつ
89 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 23:31:51.91 ID:FZiQOaT70
キテルグマ「……」ヌッ…

レッド「……!」

キテルグマ「……」スッ

レッド「……ッ!」ザッ

キテルグマ「…………」

レッド「…………」

キテルグマ「クー……」

レッド「尋常に……」

キテルグマ「キークーッ!!」バッ

レッド「勝負ッ!!」バッ

直下コンマ
1〜45でレッドの勝ち  46〜90でキテルグマの勝ち 91〜00で???
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 23:32:53.72 ID:309dXCVF0
かつぞ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 23:33:25.56 ID:EKHe4jV80
がんばれ!
92 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 23:37:15.58 ID:FZiQOaT70
キテルグマ「!」バッ ブンッ

レッド「!?」サッ

キテルグマ「……」ジッ

レッド(何今の……棍棒? 棍棒かなにか? ……腕?)

レッド(やばい)

キテルグマ「クーっ!」ブンッ

レッド「!」サッ

キテルグマ「クーーッ!!」ブンッ ブンッ ブンッ

レッド「っ、わ、あ!」サッ ピョン フラッ

キテルグマ「! キーッ!」ブンッッ

レッド「……!」ゴスッ

レッド「きゅう……」バタッ

船長「は、はわわ……兄ちゃん、戦闘不能! よって勝者、キテルグマ!!」

キテルグマ「キークーッ!!」
93 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 23:43:51.38 ID:FZiQOaT70
船長「ど、どうすっかなあ……キテルグマは危険なポケモンだし、仕方ねえ、一旦連れて帰るか!」タタッ

キテルグマ「……」ジッ

船長「うお!? な、なんだ!?」ピタッ

キテルグマ「……」ヒョイ ダッ

船長「うおっ、き、キテルグマ!? ……兄ちゃんを持っていっちまった。マツリカに報告しとくか……」


〜海の民の村〜

マツリカ「さっすがー、モデルに慣れてるって言うだけはあるね? 筆が進むよー」

キョウヘイ「あったりまえっすよぉ! まさかレッドさんが帰ってくるまでの暇つぶしにされるとは思わなかったっすけど!」

船長「マツリカ、大変だ!」バンッ

キョウヘイ「おわあ!?」ビクッ

マツリカ「動かないで! もー、船長、なに? 今良い所だったんだけど」

船長「島巡りの挑戦者が……」

マツリカ「……ふーむ」
94 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 23:46:46.37 ID:FZiQOaT70


レッド「……う」

レッド(ここは、どこだろう……木陰……?)キョロキョロ

アローラナッシー「なっし〜〜」

レッド「!? ……な、ナッシー、だったんだ……っ」フラ

レッド(頭に直撃したから、まだフラフラする……あれ、なんかあっち、騒がしいな……)ソッ


カプ・コケコ「かぷぅ〜〜〜〜〜こっこ!!!!」プンスカ

キテルグマ「……」

カプ・テテフ「てふ? かぷぅ〜〜」フヨフヨ

キテルグマ「……」

カプ・ブルル「かぷぅぶる……ぶるるぅ!」キッ

キテルグマ「……」

レッド「……どういう状況……?」
95 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 23:52:22.03 ID:FZiQOaT70
カプ・テテフ「! かぷ〜ふふっ!」ピョイ

レッド「! カプ・テテフ……どうしたの……?」

カプ・テテフ「かぷぅふふ、かぷっふ!」

レッド「? ……あ、怪我、治してくれたの……?」

カプ・テテフ「かぷぅ〜ふふ!」ドヤ

レッド「ありがとう……」ナデナデ

カプ・テテフ「てふ〜〜!」

カプ・コケコ「かぷっこ!!」ビュン

レッド「! ど、どうしたの……?」

カプ・コケコ「かぷぅこっこ!」ガシッ

レッド「え、わ、ど、どうしたの……??」

キテルグマ「……」ドシンドシン ガシッ

レッド「!! え、な、なに……??」
96 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/03(月) 23:57:08.97 ID:FZiQOaT70
エーフィ「こんにちは、エーフィでございます」ポーン

レッド「え、エーフィ……? なんか……どうしたの、喋り方……」

エーフィ「反省中なのでございます……えとね、このこたちなんだけどさ」

エーフィ「カプ・コケコとキテルグマが、どっちがレッドと特訓するかで喧嘩してるみたいなんだよね〜」

レッド「……僕と、特訓……?」

エーフィ「そうそう〜」

カプ・コケコ「かぷぅこっこ! かぷぅ〜〜〜〜〜!!」プンスカ

エーフィ「コケコ的には、この中では一番長い付き合いだし一番いいバトルをしたから、自分が特訓するべきだ! って」

キテルグマ「…………クー!」

エーフィ「キテルグマ的には、同じぐらいの実力を持った自分が切磋琢磨したほうがいいだろうって」

カプ・テテフ「かぷ〜ふふ〜〜♪」

エーフィ「テテフはそこらへんどーでもよくて、今回は治療に成功した〜って喜んでるみたい」

カプ・ブルル「かぷぅぶる……」

エーフィ「ブルルは本人の意思に任せるべきだ。ちなみに自分は面倒だから嫌だぞ、みたいなことを言ってるよ!」

レッド「……なるほど……」

レッド(とりあえず、僕が、指名した方が良さそうだよね……とりあえず、ここにいる中の子から特訓相手を決めないと)

エーフィ「ちなみに言っときますが僕は対象外ですので!!!!!!!!!!!!!!!!!」

特訓相手 下2
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 00:00:29.29 ID:y3RN29rSO
じゃあエーフィはシャワーズと特訓ね

安価ならレッドが心配してかけつけた緑野郎で
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 00:03:00.44 ID:f9KAI2vk0
両方と特訓ってのはあり?
ダメならうえ
99 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 00:09:46.13 ID:WJYI6B0B0
レッド「……ね、ちょっと、いい……?」

カプ・コケコ「かぷぅ〜〜……こっこ?」

キテルグマ「……?」

レッド「……せっかくだから、二匹ともと、特訓したい……駄目、かな?」

カプ・コケコ「……かぷぅ〜〜こっこ!」ニッコーーー

キテルグマ「! クー!」ブン

レッド「わ……よかった、どっちも、嬉しそう……」

カプ・コケコ「かぷぅ〜〜〜こっこ!!」ビュンビュン

キテルグマ「クーー!」ブンッ ブンッ

レッド「……嬉しそうなのは、いいけど……どっちも、気合がすごい……」

レッド「エーフィ……僕が死にかけたら、ポケセンまで持ってける……?」

エーフィ「レッドのバッグからフーパ出してあげるくらいはするますよー。がんばれ!」

カプ・テテフ「かぷ〜〜ふふ!」

カプ・ブルル「……かぷぅぶる」

エーフィ「テテフもワンチャン治療するし、いざとなったらブルルが止めてくれるってさ!」

レッド「それなら安心して……いいのかは、わからないけど」

レッド「……いざ、修行……ッ!」

直下コンマが70以下で修行成功 71〜80でブルルが止めてくれる 81〜90でテテフが治療する
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 00:11:56.23 ID:y3RN29rSO
どう
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 00:13:31.15 ID:V/nT2RxV0
ふぁい!!!
102 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 00:20:55.35 ID:WJYI6B0B0
レッド「……ッ」ザッ

カプ・コケコ「かぷぅ〜〜こっこ!」ビュン

キテルグマ「……」ブンッ

レッド(……見えてきた、気がする……この二匹の動きを、使えばいいんだ)

レッド(素早く動く相手には、待ち構えた大きな一撃を……!)ブンッ

カプ・コケコ「かぷぅ!?」ゴンッ

レッド(動きが大きい相手には、ギリギリで避けて、隙をついて攻撃すれば……!)ビュンッ

キテルグマ「クー!?」ズサッ

レッド(……これは、リアルファイトでも、ポケモンバトルでも使えるかも……)

レッド「……ありがとう、きみたちどっちもと、修行してよかった……」

カプ・コケコ「かぷぅ……こけっこ!」ニコー

キテルグマ「……クー!」ドシン

レッド「わ、座って、どうしたの……?」

キテルグマ「……」ジッ

レッド(動かない……あ、もしかして、描けってことかな……)

カプ・テテフ「てふ〜〜!」つお絵描きセット

レッド「あ、ありがとう……よし、描く……!」

直下コンマ 絵のクオリティ 高ければ高い程いい
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 00:33:03.54 ID:axefFMhy0
ゴン太くん
104 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 00:36:09.60 ID:WJYI6B0B0
レッド「…………」カキカキ

レッド「……できた……! どう、かな」

カプ・コケコ「かぷぅ〜〜? かぷっこ?」

カプ・テテフ「てふてふてふ!」ケラケラ

カプ・ブルル「かぷぅぶるる……」

レッド「……ニュアンスで、言ってる事、わかるようになってきた……」

レッド「キテルグマ……これ、どう、かな……」

キテルグマ「……」ジッ

キテルグマ「……クー!」ナデ

レッド「! あ、ありがとう……」

レッド(……キテルグマ、こうやって触るともふもふだ……)
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 00:38:28.34 ID:axefFMhy0
ゴン太くん
106 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 00:39:20.03 ID:WJYI6B0B0
レッド「……それじゃあ、マツリカさんのところ、戻ろ……」

カプ・コケコ「かぷぅこ!」

カプ・テテフ「てふ〜〜!」

カプ・ブルル「かぷぅぶる……」

キテルグマ「……」キュ

レッド「? ど、どうしたの……?」

キテルグマ「……」バッ ゴソゴソゴソ

レッド「わ!? ば、バッグが……って、何、探してるの……?」

キテルグマ「……クー!」パッ

レッド「……モンスターボール……一緒に、来たいの……?」

キテルグマ「……キー!」コク

レッド(主ポケモンだけど、いいのかな……でも、本人が行きたいって言ってるし、いいかな)

レッド「わかった……これから、よろしくね。キテルグマ……」

キテルグマ「クー!」ギュ

レッド「ぐえ」
107 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 00:39:58.75 ID:WJYI6B0B0
今日はここまで。やっともふもふポケモンを捕まえられました。
明日も同じくらいの時間から更新予定です。
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 01:11:05.81 ID:V/nT2RxV0
乙です!もふもふ大正義!
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 01:16:28.94 ID:YkAB80500
おつおつ!
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 17:12:54.47 ID:WQ+AgOSW0
乙です!
111 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 21:51:28.53 ID:WJYI6B0B0
ちょっとはやめですが更新します。
112 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 21:56:27.93 ID:WJYI6B0B0


レッド「……よく、考えたら……帰り方がわからない……」

カプ・コケコ「かぷっこ!?」

レッド「……来るときは、船だったから……でも、僕がいない間に、帰っちゃったみたい……」

キテルグマ「クー……」

レッド「……キテルグマのせいじゃないよ……最悪、高くまで飛べば、帰れる……あ」

船長「おーーい、にいちゃーーーーん!! 無事だったのか!!」

レッド「船長さん……」

トウヤ「レッドーーーーー!! だいじょうぶーーーー!?!?」

シルバー「レッドさん、ご無事でしたか……!」

レッド「! ……大丈夫、だよ……」
113 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 22:00:44.02 ID:WJYI6B0B0
トウヤ「船長さんに、レッドが倒れちゃったって聞いて心配したんだけど……元気そうだねぇ」

カプ・テテフ「かぷ〜ふふ!」

トウヤ「わっ……あ、もしかして治してくれたのかな? ありがとねぇ」

カプ・テテフ「てっふ!」ドヤ

シルバー「それにしても、何がどうなって……キテルグマと直接戦う事になったんですか?」

シルバー「俺が事前に調べた結果ですと、キテルグマはアローラでも一番危険なポケモンだそうですが……」

レッド「そう、なんだ……ちょっと、同じ気配がして、テンションあがっちゃって……」

キテルグマ「……」

シルバー「っ! ……た、確かに、レッドさんと少し似ていますね」

レッド「……ほんと? やったね、キテルグマ……」

キテルグマ「……クー!」

シルバー(可愛らしい見た目をしていながらもとんでもなく強い所とか……)
114 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 22:06:10.91 ID:WJYI6B0B0
トウヤ「本当はキョウヘイも様子を見に来たがってたんだけどねぇ……」

シルバー「絵のモデル、をしているそうで」

レッド「なるほど……」

レッド(確かに、キョウヘイはかっこいいし、絵のモデルにはちょうどよさそう)

トウヤ「絵といえば、レッド。試練は達成できそうかな?」

シルバー「主ポケモンの絵を描いてくるというのが、試練でしたよね」

レッド「……うん。見て……」

トウヤ「わ、キテルグマだねぇ……うんうん、上手に描けてるね!」ナデナデ

レッド「……やった」

シルバー「流石ですレッドさん! これから試練は達成したも同然ですね!」

レッド(……あれ、なんか甘やかしてくれる人しかいない……?)ハッ

レッド(このままでは甘やかされて溶けてしまう……急いで戻らないと……)

船長「お、戻るかい?」

レッド「お願いします……」
115 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 22:08:52.01 ID:WJYI6B0B0


〜海の民の村〜

レッド「……ついた」

グリーン「お、戻ったか」

レッド「……緑」

グリーン「おう。お前、ポケモンと戦って負けたんだってな?」

レッド「む……り、リベンジはした……」

グリーン「したんだな……じゃなくてよ、お前、あんまり一般人の前でそういうことすんなよ」

グリーン「今回みてえに驚かれて大事になるかもしれねえんだからな」

レッド「……」

グリーン「わかりゃいいんだよ。ま、今回はキャプテンが緩かったから助かったな」

レッド「……?」

グリーン「行けばわかるぜ。っつーか、早く行ってキョウヘイ助けてやったほうがいいかもしれねえぞ」
116 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 22:12:23.74 ID:WJYI6B0B0


〜マツリカの家〜

キョウヘイ「ま、まだ動いちゃ駄目なんすか〜〜〜??」

マツリカ「まだ駄目だよ! レッドって子が帰ってくるまでクオリティを上げたいからねー」

マツリカ「上を常に追い求める、トレーナーだけじゃなく芸術家にも言える事なのだよ」カキカキ

キョウヘイ「そもそものポーズがわりとキツイのも問題な気がするんすけどぉ!!」

マツリカ「そこは芸術だからね、諦めて」

キョウヘイ「うぐぐぐう〜〜〜……あ、レッドさん!!!」

レッド「……戻りました……」

キョウヘイ「無事だったんすねえ! よかったよかった……マツリカさんっ、もういいっすか!?」

マツリカ「ん、いーよー。お疲れ様でした! それじゃ、レッドくん。主ポケモンの絵を見せてくれるかな」

レッド「……はい」スッ

キョウヘイ「あ、俺も見たいっす〜〜〜」ヒョコ
117 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 22:16:26.48 ID:WJYI6B0B0
キョウヘイ「……な、なんとも言えな〜い!!!」

キョウヘイ「下手ではないっすけど! 下手ではないっすけど……微妙っすね!?」

キョウヘイ「でもキテルグマってわかるから、うん、良いとは思うっすよ!!」

レッド(最終的にフォローを入れてくれるけどすごいがばがばな本心……流石キョウヘイ)

マツリカ「うんうん……これ、もしかして戦ってるときのキテルグマ?」

レッド「! わ、わかるんですか……」

マツリカ「芸術家だからね。形がぶれてたりするのもー、それが原因かなって思った」

レッド「……!」コクコク

マツリカ「ふふーん……で、この絵の評価。っていうか、試練に対する評価ですけど」

マツリカ「……ごーかく! 試練達成おめでとうございまーす。キテルグマが一番キテルグマらしいところを描いたのは高得点」

マツリカ「技術が追いついていないモチーフ相手でも、食いついていくのが芸術家だからね」

レッド「……な、なるほど……」

キョウヘイ「あっわかってないっすね! 逆にわかってないのにこなせたからすごいんすかね!?」
118 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 22:20:25.43 ID:WJYI6B0B0
マツリカ「それじゃあ、フェアリーZ贈呈! これを使う時のポーズはー……」ピョコッ

マツリカ「こーだからね!」

レッド「……わ、わかりました……」

キョウヘイ「うーむ、微妙に恥ずかしいっすね! 女の子とかがやるぶんにはいいんでしょうけども!」

レッド「……うん……」

マツリカ「……あと、これは個人的なお願いなんだけど」

レッド「?」

キョウヘイ「あっ(察し)」

マツリカ「レッドくん、絵のモデルになってくれないかな。せっかくだしね」

マツリカ「君はすっごいオーラが出てたからさー、キテルグマに襲われたって聞いたときもなんとかなる気がしてほっといちゃった」

マツリカ「そのオーラ、描かせてほしいな。もちろん、ちゃんとお礼はするから」

レッド「……」コク

マツリカ「ありがと、うれしーな。それじゃあテーマは……どうしようかな……」

絵のテーマ  下2
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 22:25:37.26 ID:y3RN29rSO
ブイ
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 22:26:12.45 ID:f5TENUgA0
世界征服
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 22:27:09.45 ID:tc4l16SB0
ロリ
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 22:29:43.65 ID:y3RN29rSO
シンオウ編でのカオス(2スレ目の>>244辺り)が再び……!?
123 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 22:30:24.43 ID:WJYI6B0B0
マツリカ「世界征服で!」

レッド「……」フラッ

キョウヘイ「れ、レッドさ〜〜〜ん!!!!!!!! 古傷が!!!!!!!!!!!」

レッド「……だ、大丈夫、だよ、キョウヘイ……」

レッド「……あんなむかしのことわすれたから……」

キョウヘイ「絶対忘れられてないっすよねぇ!? 書いた方もよく覚えてたっすよぉ!!!」

レッド「い、今なら、乗り越えられる気がする……世界征服を……!」

キョウヘイ「れ、レッドさんッ……!! カンドーしたっす!!! 俺、俺応援してるっすから!!!!!!」

レッド「ありがとう……!」

マツリカ「……もういーい?」

レッド「……はい」

キョウヘイ「っべ、すんませ〜ん」
124 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 22:37:18.71 ID:WJYI6B0B0
マツリカ「……」カキカキカキ

レッド「…………」ピタ

キョウヘイ「……レッドさん、静止するの上手いっすね〜? あとそのポーズなんすか?」

レッド「……サカキの真似……」

キョウヘイ「なーるほど、確かにレッドさんにとっての世界征服っすね」

マツリカ「……うんうん、いいじゃんいいじゃん。いい作品できたよー」

レッド「……わ、ほんとだ」

キョウヘイ「見せてく〜ださい! って……めちゃめちゃガチのやつじゃないっすか」

マツリカ「そーだよ、ガチの芸術家だからね。言ってなかったっけ? 画集とか結構出してんだよ」

レッド(……僕って、人から見たらこうなのかな……)

キョウヘイ「にしても、迫力がすごいっすねぇ……なんつーか、本気出した時のレッドさん思い出すっす」

キョウヘイ「マツリカさんはそれ見たことないはずなんすけどね? 芸術家ってすげーっすね〜」

マツリカ「そりゃねー。世界征服、しそーな感じでしょ」ブイ

マツリカ「それにしても、良い絵描けたなー。これ、画集の表紙にきーめた。それじゃあ表紙を飾るレッドくんに、更にお礼のプレゼント」

レッド「……ありがとう、ございます」

もらったもの 下2
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 22:39:47.44 ID:y3RN29rSO
かそく
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 22:41:03.51 ID:tc4l16SB0
ケチャップ
127 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 22:46:35.73 ID:WJYI6B0B0
レッド「……ケチャップ」

ピカチュウ「ぴか〜〜〜〜〜!!!!!」ポーンッ

レッド「わ……うん、いいよ、あげる……」

ピカチュウ「ぴっか、ぴぴぴか、ちゅ〜〜〜!!」ルンタッタ

レッド「……マツリカさん、ありがとう、だって……」

マツリカ「いーんだよー。っていうか、こんなにケチャップに喜んでくれるポケモンがいるとはね」

キョウヘイ「ほんと、めっちゃくちゃ喜んでるっすね〜……踊ってるっすよ?」

レッド「……よかったね」

ピカチュウ「ぴっか!」ルンルン

レッド(かわいい……)

キョウヘイ「んじゃ、そろそろ出るっすか! トウヤさんたち待たせちゃってるっすからね〜」

レッド「うん……ありがとう、ございました……」

マツリカ「いーえ、こちらこそ。またモデルになりに来てねー」
128 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 22:52:51.95 ID:WJYI6B0B0


〜海の民の村〜

レッド「……終わった」

トウヤ「おかえり、レッド。お疲れ様」

シルバー「お疲れ様です……ええとですね」

レッド「……?」

シルバー「今、ヨウとハウとミヅキが昼食を作っておりまして」

トウヤ「あの子達、ここのレストランの厨房借りて頑張ってるみたいだよ」

レッド「……!」

キョウヘイ「ほ〜〜、すごいっすね!」

グリーン「俺も材料集める係として手伝うことになっちまったしよ……ようお前ら、できたってよ」

トウヤ「あはは、グリーンもお疲れ様だねぇ。それじゃあ、レストランにいってみよっか」

レッド「……」コク
129 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 22:56:10.58 ID:WJYI6B0B0


〜レストラン〜

ミヅキ「あ〜〜〜ちょっとまって、どう考えても推しに手料理振舞うの地獄すぎない??????」

ヨウ「現実に帰っちゃ駄目だよミヅキ!!!!!  ぶっちゃけぼくも同じこと考えてる!!!!!!」

ハウ「わはー、うるさー。でもー、最初に料理作ろーって言ったのー、ミヅキでしょー?」

ミヅキ「まあ……色々作ってもらってるだけっていうのは申し訳なくて〜〜〜……」

ハウ「そう考えるのー、偉いと思うよー。だからー、おれも手伝ったしねー」

ミヅキ「は、ハウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」バッ

ハウ「わはー、うるさっ」ベシ

ヨウ「でもでもでもでも、けっこー上手くできたと思うんだよね〜〜! これならみんな喜んでくれるはず!」

ヨウ「それじゃ、盛り付けしちゃお〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」

ハウ「おー」

ミヅキ「お〜〜〜〜!!!!!!!!」

作った料理 下2(コンマが高い程クオリティが高い)
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 22:58:48.67 ID:LKIKYeLAO
お子さまプレート(プリン付き)
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 22:59:12.26 ID:y3RN29rSO
人参料理のフルコース
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:00:40.96 ID:V/nT2RxV0
みんなかわええのう、ハンバーグ
133 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 23:06:02.90 ID:WJYI6B0B0
ハウ「それにしてもー、まさかポニ島の名産品がー、にんじんだとはねー」

ミヅキ「何とかして他の食材をグリーンさんに集めてもらったけど、やっぱりメインはニンジンになっちゃうな〜」

ヨウ「ニンジンは美味しいからいいじゃ〜〜〜〜ん!! って思ったけどグリーンさんが駄目だ!!」

ミヅキ「そうなんだよね〜〜〜!! まあ……頑張ってもらおう!!!!! ていうか普通にめちゃくちゃ焦げてるけど!!!!!」

ハウ「あはー、投げっぱなしジャーマンってやつだー」


グリーン「……んだこれよぉ!!!!!!!!!!!!!!」

ミヅキ「わ〜〜〜〜〜〜〜やっぱりキレられてしまった!!!!!!!!!」

ヨウ「キレてるグリーンさんの顔好きです!!!! 結婚してください!!!!!!!!!」

グリーン「しねえよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

レッド「……ニンジンの炒め物、きゃろっとすーぷ、ニンジンのサラダ……」

トウヤ「あはは、見事にフルコースだねぇ」

キョウヘイ「このキャロットスープ、微妙に固形物残ってるんすけど???????」
134 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 23:11:24.73 ID:WJYI6B0B0
レッド「……い、いただきます……」

シルバー「いただきます……」

ミヅキ「め、めしあがれめしあがれ!」

ヨウ「見た目はあれですけど……味は……いいと……思う……ので……」

ハウ「わはー、食べてもおれは責任取らないよー」

キョウヘイ「食べるの怖くなること言わないで貰っていいっすか!?!?」

グリーン「くそ、不味かったらもう食わねえからな!!!!!!」



ミヅキ「……ど、どうしよう、ヨウ〜〜〜〜〜!!!!」

ヨウ「どうしようミヅキ!?!?!??!」

ハウ「わはー、これはおれもびっくりー。まさか、食べたらみんな……」

ミヅキ・ヨウ「「倒れちゃうなんて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」」

ハウ「まずいとしてもー、そこまでではなかったはずなんだけどなー」

ハウ「なんか混ぜられたかなー?」
135 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 23:19:29.79 ID:WJYI6B0B0
ヨウ「ま、混ぜられた!? それってなんだか……ミステリー!?」

ハウ「誰にも伝わらないネタ使わないで―。ていうかー、その前にー、人命救助しないとー」

ミヅキ「そーだ!! み、みなさーん、大丈夫ですか〜〜〜〜〜〜!!!!!!」ユサユサユサ

グリーン「ぐえ……まじい……もう金輪際ニンジンは食わねえ……」

ミヅキ「そんなぁ!!! ニンジンは悪くないんですよ〜〜〜〜!!!!!!」

ヨウ「レッドさ〜〜〜〜ん!!!!!!」ユサユサ

レッド「……ぐう……」

ヨウ「……あれ、寝てる?」

ミヅキ「あれっちょっとまって」

ハウ「……ミヅキー、どうしたのー?」

ミヅキ「お、お三方が……息してない!!!!!!!!!!!」

ヨウ「……え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」

ハウ「わー……これ、おれたちだけじゃ解決できないかもー。寝てるだけのレッドは起こすとしてー、他に誰か助っ人がほしいところー」

ヨウ「それじゃあレストランでて最初に会った人に手助けをお願いすることにしよう!!!!!!」バッ

ハウ「なるべく頭のよさそうな人にしてねー」

手助けを求める人  下2
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:21:21.19 ID:GAgjzZZjO
ヒカリ
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:21:33.73 ID:tc4l16SB0
ご存知アクロマさん
138 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 23:26:43.98 ID:WJYI6B0B0
ヨウ「こんにちはっっっっっ助けてください!!!!!!」

アクロマ「はいっ!? おや、ヨウくんではないですか! どうしたんです!?」

ヨウ「あっアクロマさん!!!! こんにちは!!!!! やばいんですよ!!!!!!!!!!」

アクロマ「ふむ? 私も今、やばい現象に立ち会っていたところです。見ましたか、この濃霧を」

ヨウ「へ? ……わ、霧だ〜〜〜〜!!!!! さっきまでめちゃくちゃ晴れてたのに!!!!!!」

アクロマ「何が起きているのかはわかりませんが、この霧と関係があるのではないでしょうか?」

ハウ「ヨウー、まだー?」

ヨウ「わ、今連れてく〜〜〜〜!!! アクロマさん、どーーーしても助けてほしいことがあって!!!」

ヨウ「キョウヘイさんとトウヤさんとシルバーが倒れちゃったんですよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」

アクロマ「……なんですって?」
139 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/04(火) 23:27:11.71 ID:WJYI6B0B0
今日はここまで。明日はちょっと遅めの時間から更新です。
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:31:54.53 ID:y3RN29rSO
乙。
自分のコンマが低いばっかりに……ごめんなさい
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:32:11.26 ID:V/nT2RxV0
きになるき、乙です~
142 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 22:32:51.05 ID:gsl/qQSl0
ポケモンダイレクトめちゃめちゃ面白かったですね……
そのテンションのまま更新します。
143 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 22:39:46.47 ID:gsl/qQSl0
ポケモンダイレクトめちゃめちゃ面白かったですね……
そのテンションのまま更新します。
144 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 22:42:48.70 ID:gsl/qQSl0
はい誤爆です


アクロマ「彼らはどこに!?」

ヨウ「こっちですこっちこっち!!」

ミヅキ「あ、アクロマさん〜〜〜〜!! どうしましょう!!!」

アクロマ「まず落ち着くことが大事ですよ。そして第一に意識の確認です。キョウヘイくん!! 私ですよ!!!!!!!」

キョウヘイ「……」

アクロマ「……ふむ、意識はないようですね。呼吸は……胸も上下していませんが、辛うじて薄く息をしています」

ミヅキ「そ、そうなんですか!」

アクロマ「ええ。しかし、生命維持に必要最低限の呼吸といいますか……このままでは長く持たないでしょう」

ヨウ「あわ……ど、ど〜〜〜しよ〜〜〜〜〜〜!!!!!」

ハウ「落ち着けってー、言われたばっかりだよー。ねー、おれたちになにができるー?」

アクロマ「そうですね、どうしてこうなったかの情報が欲しい所ですが……おや、そちらの二人も気を失っているのですか?」

ハウ「んーん、レッドはなんか寝ててー、グリーンはニンジンのまずさにダウンしてるとこー」
145 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 22:46:38.77 ID:gsl/qQSl0
アクロマ「ふむ、でしたら彼らを起こすのも手かもしれません」

アクロマ「同じものを食べたのでしたら、何か情報が得られるかもしれませんね!」

ヨウ「わ、わかりました、起こします!!!!!」

ミヅキ「グリーンさん……はちょっと無理そうだから、レッドさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!」

ハウ「……じゃー、おれ、ジョーイさん呼んでくるねー」

アクロマ「ええ、お願いします。しかし、皆さん本当に眠るように気絶していますね」

アクロマ「心肺停止状態というわけでもなく……しかし眠っているにしては呼吸が薄すぎる……」ブツブツ

ヨウ「レッドさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!」

ミヅキ「起きてぇ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! フィー本音読しちゃいますよ!!!!!!!」
146 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 22:49:55.87 ID:gsl/qQSl0
レッド「むにゃ……」

ヨウ「レッドさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!」

キョウヘイ『寝てる場合じゃないっすよぉ〜〜〜〜〜〜!!!!! レッドさあん!!!!!!』

シルバー『……とてもぐっすり寝ていらっしゃいますね。少し起こすのも気が引けます』

キョウヘイ『ここで引いたら俺たちエンドっすよ!!!!!』

トウヤ『あはは……そうだね。レッド、おはよう、もう朝だよ?』

レッド「……おはよう……」

ヨウ「あ〜〜〜〜〜!!! 起きた!!!!!! 大変なんですよ!!!!!!」

レッド「? どうしたの……?」

ミヅキ「キョウヘイさんと!! トウヤさんと!! シルバーが!! 倒れちゃったんです〜〜〜〜!!!!!!」

レッド「? でも、三人とも、そこに……」

キョウヘイ『いるっすけど!! いるっすけど違うんすよお!』

トウヤ『あはは、まさか僕も……こうなるとは思わなかったよ』

シルバー『他の人には見えず、レッドさんには見えている……やはり、俺たちは今……』

レッド「……透けてる。幽霊……?」

ヨウ「え!?!?!??!?!?!」

ミヅキ「怖い話ですか!??!?!?!?!??!!?!?」
147 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 22:52:49.08 ID:gsl/qQSl0
レッド「……触れない」スカッ

キョウヘイ『そうなんすよ〜〜〜〜、俺たち幽体離脱ってやつじゃないっすかねえ?』

レッド「そうかも……」

アクロマ「おや……誰と話していらっしゃるんですか?」

レッド「……キョウヘイ」

キョウヘイ『げ、心霊現象信じないマンみて〜〜なやつが来たっすよ』

アクロマ「ふむ? どれどれ……」ビュンビュン

レッド(し、触角が暴れまわっている……! と思ったらキョウヘイがいる方を指した……)

アクロマ「……どうやら本当のようですね! 私のキョウヘイくんレーダーが反応しました」

アクロマ「非科学的すぎますが……ここにキョウヘイくんの魂だけがいるのでしょうねえ」

キョウヘイ『え、なんすか今の……キッモ……』

レッド「……ドン引きされてる」
148 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 22:56:30.14 ID:gsl/qQSl0
ハウ「おーい、ジョーイさん連れてきたー」

ジョーイ「意識不明者が出たというのは本当ですか!? ああ、ここも……」

レッド「……ここも?」

ジョーイ「今、この村を中心に、意識不明者が続出しているんです。このように……」

レッド(あ、あいぱっど的な近代的モニター……島の地図の中に、点々と赤い丸がある……)

ジョーイ「これが、今発生している意識不明者の数です。増えているのがわかるでしょうか」

レッド「……みんな倒れて行ってる……?」

アクロマ「おや? その頒布は……これを見てください。霧が広がっていっている地域と合致するのでは?」

ジョーイ「まあ!」

レッド(また近代的もにたー……! でも、確かに、霧がかかった地域で人が倒れてるってことになるっぽい)

ハウ「霧ー? なんかー、聞いた事ー、あるようなー……あ」

ハウ「カプ・レヒレだー!」
149 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 23:01:00.79 ID:gsl/qQSl0
レッド「……カプ・レヒレ……?」

ハウ「そー、カプ・レヒレはー、霧をかけてー、人に試練を課すんだよー」

ミヅキ「あ、聞いたことある! それをこなした人間には、心と体を癒す水を与えるとか……」

ハウ「それでー、その霧の中ではー、生と死の境界線がー、あやふやになるんだとかー」

レッド「……なるほど、だから……」

キョウヘイ『俺たち、こーなっちゃってるんすねぇ』

トウヤ『ううん、どうにかして元の体に戻らないとだよねぇ』

シルバー『しかし……これは一体、どうすれば……』

レッド「……わりと、詰め込めば、上手くいくときもある……」

キョウヘイ『つ、詰め込むんすか!?』

トウヤ『わりと原始的だねぇ……ん?』

シルバー『どうしましたか?』

トウヤ『今、幼女の気配が……』

レッド「……一人、近付いてくる。これは……」
150 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 23:05:04.95 ID:gsl/qQSl0
ひな子『あれー、おにいちゃんたち! なにやってるのー?』

レッド「……久しぶり……」

ひな子『ひさしぶり! なんか、きづいたら、ここにいたんだけど……』

キョウヘイ『へ? ……あ、その声、もしかしてひなこちゃんっすかぁ!?』

ひな子『そーだよ! そっか、こえならきこえてたんだっけ!』

キョウヘイ『そうっすよ〜〜〜、本当に久しぶりっすねぇ。それにしても……あっ』

トウヤ『えっ うそ ひな子ちゃん……????? この子が?』

ひな子『うん! とうやおにいちゃん、ひさしぶり!』

トウヤ『ひ、久しぶりだねぇ……元気だった……?』

ひな子『あはは、ゆーれーだからいつでもげんき! ね、おにいちゃんあそぼ!』ギュッ

トウヤ『っ!! ……レッド、僕は決めたよ』

レッド「……な、なに……?」

キョウヘイ『嫌な予感しかしないっすよ〜〜〜〜〜』

トウヤ『僕は元の体に戻らない!!!!!!!!!!』

レッド「…………そう言うと思った……」

キョウヘイ『も〜〜〜レッドさんに言われたらおしまいっすよぉ!?!?!?』
151 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 23:09:49.47 ID:gsl/qQSl0
ひな子『?』

トウヤ『こんなに可愛い幼女が今までいたのに……触れ合う事ができなかったのがおかしいんだよね』

トウヤ『僕はこの身体でこの子とずっと一緒にいる!!!!!』

ひな子『え、おにいちゃんいっしょにいてくれるのー? やったー!』

キョウヘイ『こら!!!!! そういうこと言っちゃだめっすよ!!!!!』

シルバー『まさか……トウヤさんがそんなことを言うとは』

レッド「トウヤは、幼女に対してはすごいポンコツ……」

ヨウ「えっえっ何が起きてるんですか今!?」

ミヅキ「幼女とか聞こえたんですけど!?」

レッド「……かくかくしかじか……」

ヨウ「え〜〜〜〜!? と思ったけど逆の立場でお姉さんに誘惑されたら同じこと言う自信がある……」

ミヅキ「い、いやいやいや、流石にやばいですよ!?」

キョウヘイ『そっすよそっすよ!! ……レッドさん、どーするっすか?』

レッド「……どうにかして、元の体に戻さないと……」

レッド(無理矢理詰めるにも、ひな子ちゃんとくっついてる今は危険だし……それか、自ら戻りたくなるようにさせる……?)

作戦 下2
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 23:11:19.29 ID:WPQUX9tJO
ひなこちゃんをトウヤに詰める
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 23:12:00.96 ID:HOEhWI9Z0
目覚めさせる
154 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 23:16:12.37 ID:gsl/qQSl0
レッド「……苦渋の決断……」

キョウヘイ『お、レッドさん何か思いついたんすか!?』

レッド「うん……エーフィ」

エーフィ「えっえっなんでございましょう!?」

レッド「トウヤに……あれ、やって」

エーフィ「え? ……いいの〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?!?!?」

レッド「今回限り……」

エーフィ「やったぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」ミョンミョン

トウヤ『わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!??!?!』

キョウヘイ『え、エーフィビームが……! あれっこれもしかして』

ひな子『お、おにいちゃんどうしたの?』

トウヤ『うーん……あれ、なんで小さい子が……ああ、なるほど』

目覚めトウヤ『どうしたの、レッド? わざわざ僕のこと呼び出すなんて珍しいね』

目覚めトウヤ『……もしかして、遊んでほしくなったとか?』ニコ

レッド「……うん」

目覚めトウヤ『えっ』

レッド「そこの体に詰め込まれてくれたら……いいよ」

目覚めトウヤ『はい詰め込まれます!!!!!!!!! むしろ飛び込む!!!!!!!!!!!』

キョウヘイ『あっトウヤさんだ……ショタかロリかってだけでどっちにしろキモくなるんすねぇ』
155 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 23:20:26.78 ID:gsl/qQSl0
目覚めトウヤ「レッド〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」バッ

レッド「……」ガシッ

目覚めトウヤ「あれっ なんで僕は米俵みたいに担がれてるのかな?」

レッド「……お米ごっこ、っていう遊び……」

目覚めトウヤ「あはは……そっか、監視も兼ねてなのかな……一本取られたよ……」

ヨウ「えっえっえっトウヤさんが起きたと思ったら凄い目覚めてる感ある!!!!!!」

ミヅキ「ありがてぇ〜〜〜〜〜〜〜〜……じゃなくて、何が起きたんですか!?」

レッド「……幽霊を、元の肉体に詰め込めば……いけるっぽい」

目覚めトウヤ「詰め込まれてこうなっちゃったからねぇ」ソーッ

レッド「……」ペシッ

目覚めトウヤ「えぇ、どさくさに紛れて触るのも駄目なの? レッドは厳しいなぁ」

ミヅキ「は〜〜〜……なるほどね……」

ハウ「わはー、この空間キモめの人おおいなー」
156 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 23:24:14.14 ID:gsl/qQSl0
アクロマ「……できましたッ!!!!!!!!!!!!!!」

ハウ「わー、キモめの人一号さん、どうしたのー?」

アクロマ「おっと、一号を頂けるとは光栄です! それはそれとしてですね、発明品が完成したのです」

アクロマ「じゃじゃーん、こちらです!」

レッド「……なに、これ……」

キョウヘイ『どれどれ? ……これアレじゃないっすか!! 掃除機型の!!! 幽霊吸う奴!!!!』

レッド「……幽霊吸う奴……?」

アクロマ「はい! よくご存じですね、こちらここから幽霊を吸い、このパックに詰めることができるのです」

アクロマ「何かに使えるかと思いましたが、自ら体に入ればなんとかなるのでしたら、使わないかもしれませんね?」

キョウヘイ『……それが、なんか入ろうとしても入れないんすよねぇ』

レッド「……勢い、ないと駄目なのかも……これみたいに……」

目覚めトウヤ「これだなんて酷いなぁ……ねえ、ほっぺつつくのも駄目?」

レッド「駄目……」

目覚めトウヤ「えー」
157 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 23:27:25.69 ID:gsl/qQSl0
レッド「……あ、キョウヘイ、握手……」

キョウヘイ『? いいっすよー……あれっ触れる!!』

レッド「……いけるタイプだ……押してみる……?」

キョウヘイ『はい、お願いするっす!』

ひな子『……あ、ちょっとまって、なんかいっぱいくるよ?』

レッド「え? ……何が、来る……?」

ひな子『なんかねー、だれかをよんでる……あ、きょうへいおにいちゃんのことよんでるんだ』

キョウヘイ『へ!? 俺に幽霊の知り合いは……そんないないっすよ!?』

シルバー(少しはいるのか……)

ひな子『でも、なんかみんな、よろこんでる……ひとめみなきゃって……』

レッド「……もしかして、キョウヘイのファン、かな……」

キョウヘイ『幽霊のファンなんていらないんすけど〜〜〜〜〜〜〜〜〜!???!?!??!!?』

来たファンの人数 直下コンマ人
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 23:31:34.24 ID:0L0q0n5OO
がんばれ
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 23:31:36.65 ID:B22Knd4P0
いっぱいくるかな
160 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 23:38:38.74 ID:gsl/qQSl0
キョウヘイ『あ、見えてきたっすね〜……う〜〜ん、映画館の出待ちの人数くらいっすね』

レッド「……そうなんだ……」

キョウヘイ『なんかもーちょっといっぱい来てくれてもよかったんすけどねぇ』

レッド「……24人でも、結構多い気がする……」

目覚めトウヤ「あはは、そうだよキョウヘイ。今から君はその24人に囲まれるんだよ? 君は耐えられるかな」

キョウヘイ『カッコつけてるところ誠に申し訳ないんすけど、担がれてるアンタめちゃめちゃカッコ悪いっすよ』

目覚めトウヤ「それは言わないでくれると嬉しいなぁ!! ねぇレッド、今ので傷ついちゃったからほっぺつつかせてよ」

レッド「しつこ……いいよ、もう……」

シルバー(あのレッドさんがここまで辛辣になるとは……しかしあの目も好 何を考えているんだ俺はッ!!!)

目覚めトウヤ「やったー。っていうか、24人に囲まれたら、それこそ元の体に戻れないんじゃない?」プニプニ

レッド「……………………」

ミヅキ「め、めちゃくちゃ嫌そうな顔をしてらっしゃる〜〜〜!!!」

キョウヘイ『……あ』

アクロマ「ふむ……キョウヘイくんっ、何かに捕まっていてください!」スチャ

キョウヘイ『え、お前それ使う気っすか!?』

アクロマ「キョウヘイくんならここで使う気かと尋ねるでしょう、ええ使いますとも!! キョウヘイくんに近付く霊を全て吸い取ってみせましょう!!」

キョウヘイ『……頑張れ〜!! いや頑張らないと承知しないっすからね!!!!!』

直下コンマ24以上で吸い取り切れる
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 23:39:34.82 ID:WPQUX9tJO
がんばえ〜〜〜〜〜〜!!!
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 23:41:28.86 ID:MFxunKiSO
82て……これキョウヘイも吸われない?
163 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 23:45:55.55 ID:gsl/qQSl0
アクロマ「どうですかレッドさん、この機械の効果は!!!」ギュイイイイン

レッド「わー……すごい……」

ファン1『キョウヘイさーーーーーーん!!!! ってぎゃーーーーす!!』シュウン

ファン2『まさか死んでから会えるなんて! サインくだs』シュウン

ファン3『こんな近くで見られるなんて……死んでよかった〜〜〜〜!!』シュウン

ファン4『死ぬ前からも死んでからもキョウヘイさん一筋でs』シュウン

キョウヘイ『……なんか心苦しくなってきたっす』

レッド「……女の人が、どんどん、吸い込まれてく……」

目覚めトウヤ「やっぱり女性ファンのほうが多いんだねぇ」

シルバー『それにしても、すごい威力ですね……気を抜くと俺たちも吸われそうです』

キョウヘイ『そっすねぇ、ちゃんとしがみつかないと洒落にならんっすよ』

ファン24『キョウヘイさん、どうしてわたしと死んでくれなかっ』シュウン

キョウヘイ『……最後の人には直接会う機会がなくてほんと良かったっす』

レッド「……」

目覚めトウヤ「よしよし、大丈夫だよーレッド」プニプニ

レッド「いつものトウヤに寄せるんなら行動まで寄せて……」
164 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 23:50:26.04 ID:gsl/qQSl0
アクロマ「あとどれほどでしょうか!?!? この機械、まだまだ動きますが!!」

レッド「……もう、大丈夫」

レッド「逆に……これ以上は、キョウヘイも吸われそう……」

アクロマ「おや、それはよくないですね!! ここでストップとしましょう」

キョウヘイ『はー、危なかったっす……それじゃあ、レッドさんお願いっす!』

レッド「まかせて……えい」ギュウ

キョウヘイ『あだだだ! ぐぬぬ、なんかもーちょっとで入れそうっす!!!』

キョウヘイ「……どりゃあっ!!! 生還ッ!!!!!」

レッド「! おかえり……」

目覚めトウヤ「おかえりー。あれ、これで両手に花かな?」

キョウヘイ「今のアンタは米っすけどね」

目覚めトウヤ「言わないでってば〜!」
165 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/05(水) 23:58:21.91 ID:gsl/qQSl0
シルバー『……流石レッドさん。カプ・レヒレが課した試練も簡単に超えようと……』

幽霊『あれ、そこの赤髪のにいちゃんも死んだのかい?』

シルバー『! いや、俺は……幽体離脱というのだろうか、そういう状態になっているだけだ』

幽霊『へえ? ああ本当だ、あんなところに体がある』

シルバー『今、あの人が……レッドさんが、既に同じようになっていたお二人を助けられたところで』

シルバー『……すごいな、レッドさんは……』

幽霊『……なるほど、兄ちゃんはそいつに惚れてるってわけだ』

シルバー『!?』

幽霊『しかも叶う見込みはないし、勝てない恋のライバルもいるんじゃないのか?』

シルバー『な、何故そこまで……』

幽霊『今まで色んな人間に憑りついて、色んな人間の醜い所を見てきた。それくら朝飯前だ』

幽霊『それより、も……あんた、このまま元の体に戻ってもいいのかい? 戻ったって、報われないんだろう』

幽霊『いい方法がある。ここでアンタが元に戻らず、俺の仲間になっちまえば……俺たちがさらっちまえば……』

幽霊『アンタはそいつの記憶にこびりつくことが出来るぜ、一生。力及ばず助けられなかった存在としてな』

シルバー『……お前、何を……』

幽霊『忘れられないってのは、究極の形だ。だから幽霊や妖や伝説ってのは生き続けるんだぜ』

幽霊『さあ、どうする?』

シルバー『……俺は……っ』

直下コンマ60以下で惑わされない
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 00:00:49.00 ID:Bf1Y5LtY0
シルバー!
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 00:01:39.95 ID:4PmfjgFSO
そういやシルバーの兄貴って今なにしてるだろう……
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 00:04:27.12 ID:pVpkkGn40
00とか絶対惑わされないだろww
さすがレッドさん一筋のシルバー
169 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/06(木) 00:07:05.72 ID:dKCqWbGV0
シルバー『……俺は、そんな卑怯な手を使うまでもない』

シルバー『俺は自分の力で、これからずっとあの人を……レッドさんを追いかける』

シルバー『お前の力を借りなくとも、俺はレッドさんと共に生きる』

シルバー『それに、俺はもうレッドさんには忘れられないだろうという自信があるからな』

幽霊『……そうかい、生者ってのは図々しいねぇ』

幽霊『いや、そうでないと生きていけないか。ま、頑張ればいいんじゃねえの』スッ

シルバー『……』

レッド「……シルバー? 次、シルバーの番、だよ……手、出して」

シルバー『は、はいっ!』

レッド(誰かと話してたみたいだから、心配だったけど……大丈夫そう)

レッド「……よかった」
170 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/06(木) 00:12:18.84 ID:dKCqWbGV0


シルバー「……すっかり、元に戻りました」

シルバー「しかし、幽霊になるというのは……不思議な体験ですね」

キョウヘイ「そうっすねぇ、俺も初めての体験っすよ、多分」

ヨウ「あ、ぼくはありま〜〜す! けっこうふわふわしますよね〜〜」

キョウヘイ「してたっすねそういえば……自力で……あっそうだ そぉい!!」ベシッ

トウヤ「あだっ……あれ、ひな子ちゃんは?」

キョウヘイ「ふぅ、危なかったっす」

アクロマ「キョウヘイくん!!!!!!!」ガシッ

キョウヘイ「ぐえっ、おい離せ!!!!!」

アクロマ「すみません、もう少しだけお願いします!!! あなたが倒れているのを見た時、本当に心配したのです!!!!」

アクロマ「無事に戻ってきてくれて何よりです!!!!!!」

キョウヘイ「……あー、わーったっすよ、ちょっとだけっすよ! 心配かけたのはマジっすしね〜」

アクロマ「キョウヘイくん〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」
171 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/06(木) 00:15:33.47 ID:dKCqWbGV0
レッド「……みんな、戻ってよかった……」

ミヅキ「そうですね! でも、どうしてカプ・レヒレはこんな事を……?」

レッド「……もしかして、今も近くにいるのかな……」

ジョーイ「あら、みなさん治ったんですね! すみません、他の地域でも意識不明者が出てそちらの対処をしてました」

レッド「……まだ、増えてるんですか……」

ジョーイ「ええ……霧もまだ広がっているようです。この少し先の海が中心のようですが……」

レッド「……行ってくる」

シルバー「レッドさん、大丈夫ですか? この霧の中海に出るのは、危険では……」

レッド「大丈夫……カプ・レヒレは、来てくれる……ここで、待ってて」

シルバー「……はい!」
172 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/06(木) 00:18:05.23 ID:dKCqWbGV0


〜海の民の村 沖〜

レッド「……この辺り、かな……」

ラプラス「きゅーい」チャプ

レッド「……来たよ……!」

カプ・レヒレ「……かぷぅーれ」チャプ

レッド「! ……その姿……カプ・レヒレ?」

カプ・レヒレ「……」コク

カプ・レヒレ「かぷぅ……れひ……」ウロ

レッド「……?」

カプ・レヒレ「かぷぅれ……」ソッ

レッド「これは……水……? きれい……」

カプ・レヒレ「か、かぷーれ……!」
173 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/06(木) 00:21:19.30 ID:dKCqWbGV0
エーフィ「呼ばれてないけどじゃじゃじゃじゃん! 翻訳エーフィのお時間です」

レッド「……エーフィ、カプ・レヒレはなんて……?」

カプ・レヒレ「か、かぷぅーれ……」

エーフィ「えと……レッド、よく霧の試練を潜り抜けました。だって」

カプ・レヒレ「かぷ……れひ……」

エーフィ「他のカプ達が仲良くしてたから混ざりたかったけど、人間が怖くって。試練を与えるしか人を見極める方法がわかんなかったって」

レッド「……他の子みたいに、バトルじゃないの……?」

カプ・レヒレ「かぷーれ……!」

エーフィ「バトルは苦手なんだってー。でも、これから頑張りたいらしいよ!」

カプ・レヒレ「……か、かぷ、れひ……!」

エーフィ「だから一緒に連れてってくださいって! ……この子、話すの苦手っぽいけどすごい頑張ってるよ!!」

レッド「…………」
174 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/06(木) 00:24:50.65 ID:dKCqWbGV0
レッド「……ありがとう、カプ・レヒレ……」

レッド「一緒に来てくれるなら、嬉しい……それと」

カプ・レヒレ「……?」

レッド「……きみにとって、バトルが楽しくなるよう……頑張るからね……」

カプ・レヒレ「……! かぷーれ!」

エーフィ「頑張ります、だってー!」

カプ・コケコ「かぷーーこっこ!!」ポーン

カプ・テテフ「かぷっふ〜〜〜!!」ポーン

カプ・ブルル「かぷぅぶる……!」ポーン

カプ・レヒレ「か、かぷーれ……! れ、れれ……」アワ

カプ・コケコ「かぷぅ〜〜〜〜〜〜〜〜こっこ!!!!!!」

カプ・テテフ「てふてふ〜〜!」

カプ・ブルル「……」

カプ・レヒレ「か、かぷ〜〜……」アワアワアワ

レッド(……なんとなく、コケコが特訓を楽しみにしているのだけはわかるようになった……)
175 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/06(木) 00:30:59.64 ID:dKCqWbGV0
レッド(それにしても、レヒレに貰ったこの水、どうしよう……)

レッド(体と心を癒すらしいけど……)

レッド「……あ」



〜海の民の村〜

ミヅキ「レッドさん、霧がなくなりましたけど、もしかして!」

レッド「うん……レヒレが仲間になったから、霧をしまってもらった……」

キョウヘイ「収納式なんすねえ」

シルバー「流石レッドさんです……まさか、島の守り神を4匹とも捕まえてしまうとは」

レッド「捕まえたっていうより、仲間になってもらった、だけど……あ、いた」

グリーン「……んだよ」

ハウ「わはー、一人心霊現象に関係ないけどダウンしっぱなしだったんだよねー」

ハウ「寝かせてたけどー、よっぽどまずかったのか全然治らなかったー」

グリーン「るせ、もう俺は二度と食わねえぞ……あんなの……」

レッド「……これ、飲んでみて」

グリーン「あ? んだよこれ」

レッド「……カプ・レヒレ印の、美味しい水……?」

グリーン「……おう、さんきゅな」ゴク

グリーン「って、んだこれ……!? 一口飲んだだけでこう……調子よくなってきたな!?」

レッド「おお……すごいね……」

カプ・レヒレ「かぷーれ……」テレ
176 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/06(木) 00:31:39.61 ID:dKCqWbGV0
今日はここまで。明日はお休みです。
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 00:34:07.81 ID:VbdKbcJtO
乙です。
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 00:34:42.79 ID:S0HF7JNY0
おつです~~!!かわええ
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 01:07:26.44 ID:Bf1Y5LtY0
乙です。
180 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/08(土) 22:02:03.62 ID:8dthCfgd0
更新しますー
181 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/08(土) 22:10:21.01 ID:8dthCfgd0
レッド「……色々、お騒がせしました……」

カプ・レヒレ「かぷぅーれ……」ペコ

キョウヘイ「まぁ確かにお騒がせではあったっすけども……悪気があったわけじゃないっすからね〜」

トウヤ「そうだねぇ。ちゃんと謝れて偉いよ」

ヨウ「ぼくてきにはレヒレちゃんがお姉さんみあるビジュアルですこなので全てを許しました!!!!!」

ハウ「わはー、不純ー。おれも、守り神がやったことならー、許すも許さないもないよー」

グリーン「俺も治してもらったしな、アレからよ……」

ミヅキ「に、ニンジンにたいするヘイトがすごいことに……!!」

シルバー「俺も、特に気にしてはいませんので……」

レッド「……みんな、優しくてよかったね……」

カプ・レヒレ「か、かぷぅーれ……」
182 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/08(土) 22:16:18.59 ID:8dthCfgd0
ミヅキ「それじゃ、この後はポニ島を歩き回ってみましょう!」

ヨウ「この先にはポニの古道があって、ちょっと古めかしい感じのお家とかあるんですよ!」

ハウ「たしかー、しまクイーンのハプウの家だったねー……あ」

トウヤ「えっあののじゃロリちゃんのおうち!?!?!??!」

キョウヘイ「あ〜〜〜〜〜うるさくなっちゃった」

レッド「……」

シルバー「……ど、どうしましょう」

グリーン「しまクイーンってんならすぐ行くわけじゃねえだろ、ほっといていいんじゃねえか」

ミヅキ「た、確かに! しまクイーンって忙しいって噂ですし、いるかわからないですしね!」

レッド「いたら……」スッ

キョウヘイ「お、首をトンッとするやつの構えっすね!」
183 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/08(土) 22:22:56.71 ID:8dthCfgd0


〜ポニの古道〜

レッド「……なるほど、古めかしい……」

シルバー「この住居は古代アローラでよく建てられていたものでしょうね……本で読みました」

グリーン「よく調べてんなあ……」

ミヅキ「ちなみに、ここから先はちょっと分かれ道になってるんですよ〜〜! えっと、あっちが大峡谷への道で……そっちに無人の試練があります!」

ヨウ「こっちが荒磯への道です! 彼岸の遺跡があるんですよ〜〜」

ハウ「そっちはポニの樹林だよー。広野に進んでー、花園とかバトルツリーに続いてる道ー」

トウヤ「ちょっとハプウちゃんがいるか尋ねてみるのもいいんじゃない? ねっレッド」

キョウヘイ「ま、しまクイーンに挨拶しておくのもいいかもっすけど……トウヤさんは不純っすからね〜〜」

レッド「……どうしよう……」

1、ハプウを訪ねる 2、ポニの大峡谷へ 3、ポニの荒磯へ 4、ポニの樹林へ
下2
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 22:30:44.39 ID:PvlZnBGRO
ksksk
安価なら下
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 22:33:11.92 ID:Am9pe34S0

ただしトウヤはお留守番
186 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/08(土) 22:37:56.46 ID:8dthCfgd0
トウヤ「なんで?!?!?!??!?!??!」

キョウヘイ「いやなんでじゃないっすよね? 当然の結果っすよね?」

レッド「……お土産話なら、持ってくるから……」

トウヤ「うん……うん……ありがとね……」グスッ

ミヅキ「わたしも推しカプを目の前にしてステイさせられたらあーなっちゃうだろうな〜〜……」

ヨウ「と、トウヤさん……!! 写真は撮ってきますからね!!!!!」

トウヤ「あ、ありがとうヨウ〜〜! いい子だねぇ」ナデナデ

ヨウ「うっひょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ありがとうございま〜〜〜〜〜〜〜〜す!!!!!!!!!!」

ハウ「わはー、さっさといこー」

レッド「……」コク コンコン
187 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/08(土) 22:48:47.70 ID:8dthCfgd0
ハプウ「うん、どなたか? ……おお、レッド! 久しぶりじゃなあ」

レッド「……お久しぶり、です」

ハプウ「うむ、元気そうでなにより! そして、その風貌……もしや、他の島の大試練を達成してきたのじゃな?」

レッド「……」コク

ヨウ「」カシャッ

キョウヘイ「こらっ」

ハプウ「素晴らしいな、お主なら達成できると思っておった! では、この島の大試練を……」

ハプウ「と、その前に。大峡谷での試練が残っておるだろうし、それからもう一つ頼みがあってな」

レッド「……頼み?」

ハプウ「うむ……他の島でも聞いているかもしれないが、正体不明のポケモンがこの島で暴れている」

ハプウ「それを鎮めてほしいのじゃ。これを小手調べとしよう!」

レッド「……!」
188 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/08(土) 22:58:34.50 ID:8dthCfgd0
ハプウ「それが出ているのはポニの花園の奥、エンドケイヴじゃ」

レッド「……エンドケイヴ……」

ハプウ「うむ! そこでポケモンらしき生物が暴れており、中にいたポケモンが逃げ出しておる」

ハプウ「そこで修行をしていたトレーナーからも、ポケモンをボコボコにされたと報告があった!」

ハプウ「しまクイーンとしては見過ごしてはおけないのでな。しかし、お主がいるのならちょうどいい」

ハプウ「……引き受けてくれるな?」

レッド「……」コク

ハプウ「流石レッドじゃ! ウラウラ島のような活躍、期待しておるぞ」

レッド(……ここまで話が流れてきたんだなあ)
189 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/08(土) 23:02:35.71 ID:8dthCfgd0


ミヅキ「レッドさん、すごいですね〜〜……正体不明のポケモン、ウルトラビーストですね!」

レッド「うるとらびーすと……そういえば、そんな名前だった……」

ヨウ「ぼくたちもエーテル財団のほうで捕獲を頼まれてたんです! でも、とうとうしまキング達を頼るようになってたんだな〜」

レッド「……?」

ミヅキ「今までは、エーテル財団の人と……あと関係者の人達と、国際警察だけでなんとかするって言ってたんですけど」

ヨウ「確か、国際警察のハンサムさん? って人が、現地の人の協力を借りるべきだって言ったんですよ!」

キョウヘイ「あ〜〜、ハンサムさんそういうところあるっすよね」

シルバー「そうなんですか? 俺は数回しか話したことがないんですが……」

グリーン「なんかもう……イメージが固定されちまってんだよな……」

レッド(緑の言いたい事はわかる……)
190 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/08(土) 23:05:55.56 ID:8dthCfgd0


〜外〜

トウヤ「おかえり〜〜! どうだった?」

レッド「……頼まれごと、した……」

トウヤ「そうなの? すごいねぇ。のじゃロリの子のアレなら僕も手伝うよ!!!!!」

レッド「……」

トウヤ「えっ何その顔!?」

キョウヘイ「いや俺でもわかるっすからね……ねぇお二方」

シルバー「そうですね……」

グリーン「そうだな」

ハウ「わはー、無表情理解度選手権だー。おれもがんばんなきゃー」

レッド(なんだろうその選手権……)

ミヅキ「とにかく、向かうのはポニの花園ですね! それじゃあレッツゴーです〜〜!」
191 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/08(土) 23:11:21.90 ID:8dthCfgd0

〜ポニの樹林〜

レッド「……森」

シルバー「樹林、というほどですからね」

キョウヘイ「なーんか……虫とかいそうでヤっすねぇ」

トウヤ「あはは……でも、ここって森らしい森とかなかったよねぇ」

グリーン「確かに、トキワの森みてえなのはなかったな」

ミヅキ「でも、ここの草むら、確かアレでてきたよね〜〜」

ヨウ「アレ? ああ、アレか〜〜!」

キョウヘイ「えっなになになに怖いんすけど!?」

ハウ「でもー、そこまで強い野生のポケモンはいないからー、大丈夫だよー」

レッド「何か出てきたら……僕がやるから……」

キョウヘイ「なんて心強さっすか……頼んだっすよ……!」

???「」バッ

出てきた野生ポケモン 下2
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:19:26.41 ID:Am9pe34S0
加速
安価なら↓
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:22:09.76 ID:JA4df9oSO
大量のアリアドス
194 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/08(土) 23:28:36.10 ID:8dthCfgd0
アリアドス「しゅー!」「しゃっ」「どしゅっ」カサカサ

キョウヘイ「ッ〜〜〜〜〜〜〜〜!? なんすかアレ!?!? 多い!!!!!!!!」シュッ

トウヤ「あわっ お、重いよキョウヘイ……よいしょっと」

ハウ「わはー、飛びついてるー」

グリーン「つか、よくこんなにアリアドスがいたもんだよな……っておい、レッド?」

レッド「?」

リザードン「ぐおう?」

シルバー「……少し離れていたほうがよさそうですね」

ヨウ「あ!! ぼく知ってますよ、これ、あれですよね〜〜! 焼き払え!!! ってやつ!!!」

キョウヘイ「や、やっちゃってくださいっすレッドさ〜〜〜ん!!」

レッド「……うん。ごめんね、アリアドス……ここ、通らせて……」

レッド「リザードン、火炎放射!」

リザードン「ぐおおおっ!」ボオオッ

アリアドス「しゅー!?」「しゃしゃしゃっ」「どひぇー!」サッ

ミヅキ「おお、これが蜘蛛の子を散らすようってアレですね……」

シルバー「散り散りに逃げていきます……」
195 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/08(土) 23:32:57.92 ID:8dthCfgd0
レッド「……ありがとう、リザードン……」

リザードン「ぐおおう! ……ぐおう?」

レッド「? ……あ」

アリアドス「……しゅーっ……」

キョウヘイ「へっ!? ま、まだいるんすかあ!?」

トウヤ「うーん、びっくりだねぇ……結構直撃してるはずの位置にいたアリアドスなんだけど……」

グリーン「なかなか強いアリアドスかもな……」

キョウヘイ「ひえ……れ、レッドさん、今ならゲットするチャンスっすよ! 瀕死だしやけどだし!」

キョウヘイ「レッドさんならあのアリアドスをさらに強くすることだってできるはずっす!!!」

レッド「た、たしかに……!」

シルバー(キョウヘイさん、うっかりあのアリアドスが誰かの手に渡るのが嫌だったんだな……)

トウヤ(まぁ、レッドが連れててくれれば悪用される心配もないしねぇ)

レッド「……ゲットの練習、したかったところ……いけっ、モンスターボール……!」ブンッ

アリアドス「しゅっ!?」ポーン ヴッ ヴッ

直下コンマ70以下でゲット
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:41:01.02 ID:xtESnEA5o
はい
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:42:15.98 ID:Am9pe34S0
これ捕獲クリティカル来ただろ
198 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/08(土) 23:56:44.52 ID:8dthCfgd0
アリアドス「しゅっ……」ヴッ カチッ

レッド「……やった……キョウヘイ、この子出していい……?」

キョウヘイ「い、いいっすよ……俺ちょっと離れてるんで……」

レッド「……出ておいで」ポーン

アリアドス「しゅーっ!」ポンッ スリスリ

レッド「わ……すごい、懐いてくれてる……」

トウヤ「ほんとだねぇ。こう見るとかわいいね?」

キョウヘイ「そうっすかね〜〜〜〜〜……まあ……さっきよりは……」

シルバー「もしかしたら……アリアドスの群れの、ボスだったのかもしれませんね」

グリーン「確かにな。これくらいの規模の群れならあり得る話だ……お前、よく勉強してるな」

シルバー「あ、ありがとうございます……マリエ図書館で読んだ本に、偶然書いてありまして」

レッド「……すごい……けど、ちょっと、たすけて……」

アリアドス「しゅ〜〜っ!」スリスリスリ

ミヅキ「す、すり寄られすぎて糸がすごいことに!?」

ヨウ「ぐるぐる巻きになってますね!?!? レッドさん巻きだ……」
199 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/08(土) 23:59:01.30 ID:8dthCfgd0
今日はここまでです。明日も同じくらいの時間です

今日のダジャレ
レッド「梅雨入り……なので、お誕生日の人も、いっぱい……」

キョウヘイ「なるほど、その心は?」

レッド「……はっぴーばーすでー、つーゆー……」
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:00:18.19 ID:D5kJoXkSO
乙です!
ダジャレ復活ありがたや〜
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:03:50.34 ID:SAY6iAya0
じつにかわいいぞ~~!!乙ですー!
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:33:55.84 ID:HX7I3WUX0
乙です。最近やっと追いつきました(今更感)
203 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 22:05:25.01 ID:OT0VOZKv0
はじめます。
204 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 22:08:27.72 ID:OT0VOZKv0
レッド「……ほどけた」

シルバー「意外と緩かったので助かりましたね……」

レッド「……アリアドス、また後で特訓しようね……」

アリアドス「しゅ〜!」シュウン

キョウヘイ「ふう……やっと安心っすよ。降りま〜す」

トウヤ「うん、気を付けてね……ヴッ腰が」

キョウヘイ「嘘っすよね今の一瞬で!?」

グリーン「ジジイくらい激弱じゃねえか……」

レッド「……大丈夫?」

トウヤ「う、うん……あはは、先進もうか……」
205 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 22:13:44.67 ID:OT0VOZKv0
〜ポニの広野〜

レッド「……広い」

ミヅキ「広い野原ですからね〜〜!」

ヨウ「結構見晴らしがいいんですよね〜〜!」

ハウ「あっちがバトルツリーでー、あっちが花園の方だよー。ここからでも良く見えるんだよねー」

レッド「……バトルツリーって、そういえば、何……?」

グリーン「お前な、船の辺りで一回説明聞いたろ……バトル施設だよ、他の地方にもあったろ?」

レッド「……そういえば……」

キョウヘイ「あそこアレっすよね、確かレベル上限が50でひたすらバトルしまくるっていう……」

ミヅキ「あ、それなんですけど、通常のバトルでしたらレベル上限がなくなったそうなんです〜〜!」

ヨウ「スーパー、ってのからだと全然あるっぽいんですけど!」

シルバー「トレーナーの強さによって選べるんですね……」

レッド「……島巡り終わったら、行ってみたい……」

キョウヘイ「いいじゃないっすか、いきましょいきましょ!」

トウヤ「そうだねぇ、レッドならきっと楽しめる場所だね」
206 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 22:22:20.65 ID:OT0VOZKv0
ミヅキ「この先がポニの花園ですよ〜〜!」

ヨウ「すっごい綺麗なところなんです! はやくはやく〜〜〜!!」

レッド「う、うん……!」

トウヤ「あはは、元気だねぇ」

シルバー(おじいちゃん……?)


〜ポニの花園〜

レッド「……!」

キョウヘイ「おわ〜!? なんか……雅っすね……!」

シルバー「薄紫の花が垂れ下がって……綺麗ですね」

ミヅキ「そうでしょうそうでしょう……あれ?」

トレーナー「くそ、なんなんだアレ……」

レッド「! ……あ、あの……」

シルバー「……何かあったんですか?」

トレーナー「ん? ああ、少しね。エンドケイヴで特訓していたんだけど、よくわからない……ポケモン?に追い出されてしまって」

レッド「……なるほど……」
207 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 22:24:53.22 ID:OT0VOZKv0
レッド「……やっぱり、あそこだ……」

ミヅキ「ハプウさんが言ってた通りですね?」

シルバー「確かに、ちらほらと傷付いたポケモンを抱えているトレーナーがいるようです」

グリーン「……へえ、強いポケモンなんだな」

キョウヘイ「こないだのアレもちょー強かったっすもんね〜……」

レッド「……行かないと……」

ヨウ「そうですね! ……って、一人で行くんですか!?」

ハウ「確かにー、大人数で行くのもー、危ないかもしれないけどー……」

シルバー「……念のため、一人か二人は連れて行った方がよろしいかと」

レッド「……」

誰を連れて行くか 下2
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:30:09.48 ID:cs0NsAV60
加速
安価なら↓
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:30:16.45 ID:Q0OIVg2g0
トウヤとキョウヘイ
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:34:07.19 ID:D5kJoXkSO
キョウヘイを連れて行くって言ったらミヅキがアクロマを呼び始めた。
アクロマ、暇なら一緒に行かない?
211 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 22:36:27.05 ID:OT0VOZKv0
レッド「……」ジッ

キョウヘイ「お、俺らっすか? もっちろんいいっすよ! ねっトウヤさん!」

トウヤ「うん、腰も落ち着いてきたしねぇ。迷子にならないようにゆっくり行こうか」

レッド「……」コク

ミヅキ「それじゃあ、わたしたちはここで待ってますね!」

シルバー「レッドさん、お気をつけて……」

グリーン「ま、さっさと戻って来いよ」

レッド「……行ってくる」


〜エンドケイヴ〜

レッド「……洞窟だ」

キョウヘイ「そうっすねぇ……薄暗いっすし、急にポケモンが飛び出してきてもおかしくないっす」

トウヤ「ちょっと警戒しながら進んだほうがいいかもね。そこの岩陰とか……」

ディグダ「でぃぐぐ!」

レッド「!」

キョウヘイ「わ、ほんとにいたっす!」

トウヤ「あはは、穏やかそうな子でよかったねぇ」
212 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 22:43:26.70 ID:OT0VOZKv0
キョウヘイ「それにしても、俺たちなんだかんだ一緒にいるっすけど。三人だけってのも珍しいっすね〜」

レッド「……確かに」

トウヤ「そうだねぇ? これはこれで楽しいけど、ちょっと静かに感じるね」

レッド「……賑やか、だもんね……普段……」

キョウヘイ「うるさいくらいっすよね! まあ、楽しいから全然いいっすけども」

トウヤ「あはは、僕もそう思うよ。でも、たまにはこうやって三人で話すのもいいかもねぇ」

レッド「…………」

トウヤ「ん、レッド? どうしたの?」

レッド「……ちょっと、同じこと、思った……って、だけ……」

キョウヘイ「んっふっふ〜〜、俺はぜーんぜんウェルカムっすからね! よーしよしよし」ワシャシャ

レッド「のわー……」

トウヤ「あはは、じゃあ僕はキョウヘイを撫でようかな」ナデナデ

キョウヘイ「おわ〜〜〜!!」
213 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 22:47:09.11 ID:OT0VOZKv0


レッド「……結構、奥の方まで、来たね……」

キョウヘイ「下層、って感じっすよね? なんか地下に来たなーって感じあるっす」

トウヤ「そろそろ、本格的に警戒しておいた方がいいかもねぇ……」

トウヤ「……そういえば、前に見た正体不明のポケモンってどんな子だった?」

キョウヘイ「俺が見た限りでは……めっちゃ強くて、ボーーン!! ドーーン!! って感じだったっすね!!!」

レッド「……どーん、ぼーん、あわー……」

トウヤ「うーん、なるほどねぇ。ちょっとよくわからないけど、強いって事はわかったよ」

キョウヘイ「多分、強さはほんと……そこらの幻のポケモンと同じくらいにはヤバいと思うっすよ」

レッド「うん……っ、まって」

トウヤ「ん、どうしたの?」

キョウヘイ「おわ、なんかいたっすか?」

レッド「……うん。一番奥、なにか、いる……」

直下コンマ シークレット判定
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:48:08.99 ID:cs0NsAV60
しかし アクロマ だった
215 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 22:59:07.58 ID:OT0VOZKv0
???「……べべっ、べべに……」フワフワ

レッド「みえた……けど、なんか……」

キョウヘイ「……前見た奴とは、なんか違うっすね?」

トウヤ「ぱっと見た感じ、普通のポケモンに見えるけど……」

レッド「……うん、ちょっと、かわいい……」

ハンサム「しかし騙されていはいけない。我々はアレをSTICKYと呼んでいるが、アレは非常に残酷なポケモンだぞ!」

レッド「そんな……あれ」

キョウヘイ「のわ!? ハンサムさんいつのまもごもご……」

トウヤ「しーっ、気付かれちゃうよ! ……それにしてもハンサムさん、どうして?」

ハンサム「ウルトラビーストの調査を担当しているからな! これは非常に危険な任務だからな」

キョウヘイ「まあ、ハンサムさんもベテランっぽいっすもんね〜」

レッド「……すてぃっきー……」
216 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 23:06:21.40 ID:OT0VOZKv0
レッド「……ちょっと、様子を見てみる……」

キョウヘイ「俺たちもついてくっすからね〜〜?」

トウヤ「そうそう、一人で無茶させないためについてきてるからねぇ」

レッド「……わかった……」

ハンサム「良い仲間を持っているようだな! では、本部にウルトラビースト発見の連絡を入れてこよう。くれぐれも気を付けるように」

レッド「はい……すてぃっきー、何してるの……」

STICKY「! べのっ、べべの……」ウロ

レッド「……大丈夫、大丈夫だよ……怖い事はしない……」

レッド「ちょっと……こっちに来て欲しい、だけ……」

キョウヘイ「……俺、なんかの映画でこれ見たことあるっす」

トウヤ「ああ、アレだね……ほら、怖くない。のやつ」

キョウヘイ「果たしてレッドさんバージョンは上手くいくんすかねぇ……」

トウヤ「うまくいかなかったら、噛まれる以上のことになりそうだから怖いけど……どうだろうねぇ」

レッド「……」ジッ

STICKY「べの〜……」

直下コンマ40以下で警戒を解ける
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 23:07:29.13 ID:3p3cKmp8O
がんばえれっどさ
218 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 23:13:28.45 ID:OT0VOZKv0
STICKY「べ、べべ……」ジッ

レッド「……」ニコ

STICKY「……べの〜!」パッ

レッド「わっ……あ、ありがとう……」

キョウヘイ「おわ、意外とフレンドリーっすね!?」

トウヤ「ほんとだねぇ……まさか、抱き着いてきてくれるなんてね」

レッド「うん……少し、びっくりした……」

STICKY「べべの! べのむ、むむん〜」

レッド「……なにか、喋ってる……? えっとね、僕は……君を、保護、したくて……」

STICKY「べの? べのの、べべのむ?」

レッド「保護……? うん、多分、そう……簡単に言うと……一緒に来て欲しい、ってこと……」

STICKY「……べの! べべのむん!」ニコーッ

レッド「! ……あ、ありがとう……えと」スッ

STICKY「べの、のべむん!」ポン ヴッ ヴッ ヴッ カチッ!

レッド「……すてぃっきー、げっとだぜ……わっ」ポーン

STICKY「べべのっむ!」

キョウヘイ「……いや、そのポケモンめちゃめちゃ喋るっすね!?」
219 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 23:18:13.52 ID:OT0VOZKv0
キョウヘイ「びっくりっすよ、なんか……普通に会話してるじゃないっすか!?」

トウヤ「そうだねぇ、僕も少しびっくりしたよ。この子、レッドが言ってる事を理解してるみたいだよねぇ」

STICKY「べのっむ、べのの〜」

レッド「……頭が良い、子……なのかな」

キョウヘイ「そうなんすかね〜? ていうか、レッドさんもめちゃめちゃ喋ってたっすね」

トウヤ「うんうん、ちゃんと保護について説明できてえらいねぇ」

レッド「……話せばわかりそう、だったから……がんばった」

STICKY「べのの、べのっむ」

レッド「……そりゃわかるよ、みたいな顔してる、この子……」

キョウヘイ「やっぱ頭いいんすねぇ……ていうか、STICKYって多分種族名じゃないっすよね?」

トウヤ「ハンサムさんが使ってたってことは、コードネームの類かもねぇ」

レッド「……確かに。じゃあ、お名前、つけてあげよう……」

STICKY「べべのべ! べのっむ〜〜!」ウロウロ

キョウヘイ「喜んでるっすね〜。レッドさんの命名もああああああ……もといナイトメシア以来っすね!」

STICKYのニックネーム  下2
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 23:19:41.81 ID:3p3cKmp8O
ksk
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 23:23:16.18 ID:D5kJoXkSO
べむ
222 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 23:30:28.57 ID:OT0VOZKv0
STICKY「べのっべ、べののむ、べむ?」

レッド「……べむ」

キョウヘイ「お?」

レッド「べむ、にする……」

トウヤ「うんうん、可愛い名前だねぇ?」

キョウヘイ「ああああああがなんだったのかってくらいまともな名前っすね! いいと思うっすよ〜」

レッド「あの時は怒られたから……シンプルに……どう、かな……べむ……」

STICKY「……べべの……」

べむ「べべのっむ!」ニコ―!

キョウヘイ「おお、喜んでるっすね! よかったすよかったっす」

トウヤ「うんうん、よかったねぇ二人とも」

レッド「……うん……」

べむ「べべの〜!」
223 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 23:38:10.97 ID:OT0VOZKv0
ハンサム「待たせたな! ……ん? おや、まさか、もうSTICKYを手に入れたのか?」

レッド「……すてぃっきーじゃない、です……」

べむ「べののっむ!」

ハンサム「むん?」

レッド「……べむ、です……今、名前、つけました……」

ハンサム「ほう? 速くも捕獲しただけでなく、通常のポケモンのように扱うつもりとは……」

レッド「……」

べむ「べの〜……べのっむ!」ブシャー

ハンサム「うおっ!?」

レッド「!?」

べむ「ののっむ! べの〜〜!」ケラケラ

レッド(毒液……ベノムショック? 溶解液?)

キョウヘイ「ちょっ、ハンサムさん大丈夫っすか?!」

トウヤ「直撃してましたけど……!」

ハンサム「……はっはっは、うむ、大丈夫だとも! この攻撃は予期していたからな!」サッ

レッド「……レインコート……?」

ハンサム「うむ! このSTICKYはどこから逃げ出したのか、人間の言葉がわかるのだな」

ハンサム「しかも、トレーナーの為に戦うという気持ちがもう芽生えているようだ! きっと良い仲間になるだろう!」

レッド「……はい」
224 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 23:42:59.44 ID:OT0VOZKv0
キョウヘイ「とりあえず、ハプウさんに頼まれた依頼はこれでクリアっすね!」

レッド「……凶暴なポケモンには、見えないけど……」

べむ「べべ、ののむ〜?」

トウヤ「もしかしたら、今までべむが出会ったトレーナーやポケモンは、話しかけ方を間違えちゃったのかもね」

レッド「……話しかけ方……」

トウヤ「うん、レッドは不安そうなべむにちゃんと声をかけてたけど、野生ポケモンだと思っていきなり襲い掛かった人もいたんじゃないかなぁ」

キョウヘイ「あ〜〜、そしたら攻撃しちゃうっすよねぇ。でも、大怪我をした人がいなくてよかったっす」

レッド「……べむ……」

べむ「べのの?」コテ

レッド(……かわいい……)

トウヤ「あはは、和んでるねぇ」

キョウヘイ「とりあえず外出るっすか? ここ暗いんすもん、そろそろ目悪くなっちゃうっすよ〜」
225 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 23:48:09.00 ID:OT0VOZKv0


〜ポニの花園〜

レッド「……戻りました……」

べむ「べのののっむむ〜〜!」

キョウヘイ「無事に保護成功っすよ! 今回はラッキーだったかもっすね〜」

ミヅキ「おかえりなさ〜い! わ、その子……ベベノムですね! ここにもいたんだ〜〜」

ヨウ「もう仲良くなってるみたいですね! いいなあ〜〜〜〜〜!」

シルバー「……見たことないポケモンですね……」

レッド「……べべのむ……?」

ミヅキ「あ、この子の種族名です! そう呼んでる人たちがいて……鳴き声が由来ですかね〜?」

ヨウ「でも、三人はベベノムの名前知らなかったですよね? 名前はどうしたんですか?」

レッド「……鳴き声的に、べむ……」

ヨウ「へ〜〜〜、かわいいですね! よかったねべむ〜〜!」

べむ「べののっ!」ドヤ

グリーン「……表情豊かなポケモンだなあ。本当に危険なのか?」

シルバー「どう、なんでしょう……そうは見えませんが……」
226 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/09(日) 23:52:06.49 ID:OT0VOZKv0
レッド「……あ、ヨウ……」

ヨウ「はい、なんですか〜〜?」

レッド「……あのね、お願いがあって……写真、撮ってほしいなって……」

ヨウ「え、いいんですか!? お任せあれ〜〜〜!!」

レッド「やった、ありがとう……この子と、写真、撮りたくて……」

べむ「べのの〜!」

ヨウ「確かにベベノムは紫色ですし、ポニの花園に合うかもしれませんね〜〜!」

ヨウ「それなら……場所はこっちですかね! ここら辺の花は咲いたばっかりで綺麗みたいです!」

ヨウ「それから、衣装は……」

レッド(毎回すごいちゃんと考えてくれるの、すごいなあ……)

ヨウ「……あ、レッドさん、あの服って持ってますか!?」

レッド「メイにもらった箪笥に、大抵入ってる……えっと、どれ……?」

衣装 下2
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 23:53:55.25 ID:D5kJoXkSO
ksk
安価なら下
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 23:55:55.00 ID:cs0NsAV60
紫色の浴衣

ただし超絶ロリ仕様
229 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/10(月) 00:01:12.20 ID:KncHt6G+0
ヨウ「ちょいと失礼します!」ゴソゴソゴソ

ヨウ「……あ、これとか良さそう! これどーでしょう!!」

レッド「あ、浴衣……でも、なんか……」

トウヤ「えっレッドそれ着るの? うんうんうん、すっごくいいと思うよ! ヨウ、写真僕にもちょうだい」

ヨウ「お任せあれあれのあれですよ!」

レッド「……まあ、仕方ない……かな……」

キョウヘイ「ああ、レッドさんが諦めの境地に……」



レッド「……着たよ……」

ヨウ「ひゅ〜〜〜〜っ、想像通りです! これなら良い写真が撮れますよ!!!」

キョウヘイ「わ、ロリ仕様ってそういうことっすか! レースめちゃついてるっすし……何より……丈!!」

グリーン「へえ、いいじゃねえか。確かに、ガキの浴衣ってこういう風にミニ丈になってるのあるよなあ」

グリーン「ガキが着ても面白いもんじゃねえけど……ま、お前ならいいんじゃねえか?」

レッド「緑、僕、男なの……知ってた……?」

グリーン「あ? 何当然のこと言い出してんだお前」
230 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/10(月) 00:06:16.83 ID:KncHt6G+0
トウヤ「あ〜〜〜〜かわいいね……帯のリボンも大きいねぇ」

シルバー「……夏祭りで見かけるタイプの子のやつですね……」

ミヅキ「わかりです……わたし、ちっちゃいころ着てましたよこういうの……」

トウヤ「浴衣の色とべむの色と花の色が……いい感じだね……」

キョウヘイ「トウヤさん!! 語彙!! 語〜〜〜〜彙!!!!!」

レッド「……べむ、色、お揃い……」

べむ「べののべ? べのっむ〜!」クルクル

レッド「……べむが、喜んでるから、いっかな……」

ヨウ「よ〜〜〜し撮りますよ!!! テーマは異世界のポケモンと、それをもてなす子供、そして花……」

ヨウ「異文化交流を見よ!!!!!」カシャ
231 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/10(月) 00:14:41.25 ID:KncHt6G+0
レッド「……着替えた」

べむ「べのの? むむの、のべ……?」クルクル

レッド「……服だよ……」

シルバー「服の概念を知ろうとしているんでしょうか……毛皮がないポケモンには説明しにくいですね」

ハウ「あー、なるほどねー。毛皮があればー、夏毛とか冬毛とかで、まだ説明できたかもー」

ヨウ「見てくださいみてみてみて! 写真です!」

レッド「! ありがとう、ヨウ……わ、よく撮れてる」

トウヤ「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜これは幼女…………ありがとうヨウ〜〜!」

ヨウ「わ……お兄さんが無邪気……無邪気お兄さん……ありがとう……」

キョウヘイ「無邪気とは? なんか普通にめちゃめちゃ邪気っすけども」

トウヤ「えっへへへへへ……これはお気に入りアルバムの方に入れておこうかな〜〜」バサッ

レッド「?」

キョウヘイ「ちょいちょいちょいちょいちょい!!! 多くないっすか!?!?!」

トウヤ「え? あぁ、みんなの写真をまとめてるからねぇ。あっそっちは幼女単体のアルバムだよ。こっちは幼女のレッドだけのやつ」

キョウヘイ「こわいこわいこわいこわい……あれ、こっちは何なんすか?」

トウヤ「こっちは普通にみんなの写真だよ。今までの旅の思い出をたまに振り返ると楽しいからねぇ」

キョウヘイ「その言葉だけを聞きたかったっす」

レッド(なんで幼女の僕だけで一冊あるの?)
232 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/10(月) 00:16:02.03 ID:KncHt6G+0
今日はここまで。明日は今日と同じくらいに更新です。

今日のダジャレ
レッド「……」ゴソゴソ

キョウヘイ「レッドさん、外でしゃがみ込んでなにやってるんすか?」

レッド「採取……これが、最終的に、効いてくる……」
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 00:20:23.40 ID:tIOxOT+QO
乙です!!
みんなかわいいね〜〜トウヤさんこわ…
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 00:32:39.31 ID:qKp+MEMSO
乙です。
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 00:38:41.31 ID:zzWyUWHl0
おつですーーー!
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 00:40:30.66 ID:R1JaQsGd0
乙です。トウヤ……
237 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/11(火) 22:00:56.28 ID:alOlLpT80
はじめます。
238 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/11(火) 22:04:45.91 ID:alOlLpT80
キョウヘイ「〜前回のあらすじ〜」

キョウヘイ「エンドケイヴにて、ウルトラビーストSTICKY……もといべむをゲットっすよ!」

レッド「……ハプウに、報告しに行かないと……」

トウヤ「そうだね!! 今度こそ会いたいな……のじゃロリちゃん……」

ミヅキ「トウヤさん、すっごい目がキラキラしてますね〜〜!」

ハウ「わはー、ヨウとそっくりだー」

ヨウ「いつだって好みの子との出会いは胸をときめかせてしまうものだから……」

ハウ「その少女漫画みたいなポーズやめてー」

シルバー(どんなポーズなんだ……?)

グリーン「そういやよ、ここから少し進んだあたりにバトルツリーってあるんだろ?」

グリーン「報告なんていつでもできるんだしよ、そっち先いかねえか?」

レッド「……どうしよう」

1、ハプウのところへ 2、バトルツリーへ 3、他の試練の場所へ

下2
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:05:32.84 ID:FoNzN1EQO
1
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:10:28.59 ID:JjzuAjBSO

ただしトウヤはお留守番byキョウヘイ
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:11:43.72 ID:EKFahOkJ0
トウヤ……可哀想……w
242 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/11(火) 22:19:44.19 ID:alOlLpT80
キョウヘイ「トウヤさん」

トウヤ「うん?」

キョウヘイ「ステイ!!!」

トウヤ「そ、そんなぁ……!」ガーン

キョウヘイ「そんながっかりしても駄目っすよ!! 俺はトウヤさんのロリコン部分に関しては信用まったくしてないっすからね!!」

トウヤ「イエスロリータノータッチだよぉ!!!」

レッド「……トウヤ……」

ヨウ「と、トウヤさん……!!!!!」

ハウ「えー、なんでヨウ泣いてるのー」

ヨウ「だって……同じ立場だったらと思うと……!」

シルバー「……と、とりあえず行きましょう」

レッド「……うん」
243 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/11(火) 22:24:00.19 ID:alOlLpT80


〜ハプウの家〜

ハプウ「おお、戻ったかレッド! して……ん?」

レッド「……この子、です」

べむ「べののっむ!」

ハプウ「ほお、ほお……このポケモンが例の正体不明ポケモンなのか?」

ハプウ「それにしては……ふむ、随分可愛らしいの!」

ヨウ「」カシャ

キョウヘイ「こ〜〜〜ら」

レッド「……ちょっと、怯えてただけで……悪い子じゃ、なかった……」

ハプウ「それがわかったなら何よりじゃ! とりあえず、礼として……」

ハプウ「これを受け取ってほしい。本当に助かったぞ!」

レッド「ありがとう、ございます……」

もらったもの 下2
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:31:11.93 ID:jDKS6dCe0
沢山 ポニでゃ〜こん
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:35:01.70 ID:0HDb9PYn0
しわちゅうぬいぐるみ
246 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/11(火) 22:41:46.09 ID:alOlLpT80
ハプウ「最近若者に流行りだというぬいぐるみじゃ! 可愛らしいじゃろ〜」

レッド「……!!!」

ピカチュウ「ぴ! ぴか〜〜???」

ハプウ「む、そういえばお主ピカチュウを連れていたのか! ならばちょうどいいの!」

レッド「あ、ありがとう、ございます……」モフモフ

ハプウ「うむうむ、試練を終えたらまた来るといい! 待っているぞ〜」

レッド「はい……!」モフモフ

キョウヘイ「よかったっすねぇ」

レッド「うん……」モフモフ
247 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/11(火) 22:46:56.01 ID:alOlLpT80


トウヤ「おかえりー……どうだった?」

レッド「ぬいぐるみ、もらった……」モフモフ

トウヤ「そっかぁ……よかったねぇ……」

ヨウ「トウヤさん、これで元気出してください!!!!!!」

トウヤ「!! あ、ありがとうヨウ……!!!」

シルバー「では……この後、どうしましょうか」

レッド「……えっと」

1、バトルツリーへ 2、大峡谷(試練)へ

下2
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:48:55.67 ID:EKFahOkJ0
1
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 22:51:09.63 ID:0HDb9PYn0
250 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/11(火) 23:04:08.83 ID:alOlLpT80
レッド「……バトルツリー、行ってみたい……」

グリーン「お、そうだよな! さっさと行こうぜ!」

キョウヘイ「おわ、急に元気になったっすねぇ」

グリーン「まあな、ちっと暴れ足りなかったんだよなあ」

シルバー「バトル施設としては新しいものだと聞きました……色々なトレーナーが来ているかもしれません」

ミヅキ「わ〜〜〜〜、楽しみですね!!」

ヨウ「なんだかんだまだ行ったことなかったもんね〜〜」

トウヤ「そうだねぇ、色々思う事はあるけど……バトルでスッキリしたいね」

キョウヘイ「えーと、んじゃあっちの方っすね? ゴーゴゴーっす!」
251 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/11(火) 23:08:19.59 ID:alOlLpT80


〜バトルツリー〜

レッド「……大きい、木……」

キョウヘイ「やばいっすね〜〜〜、どこまで伸びてるか見えないっすよ!」

グリーン「でけえ木の中をそのまんま使ってんだな」

シルバー「噂通り、沢山のトレーナーがいますね……もしかしたら、知り合いがいるかもしれないですね」

レッド「……」

トウヤ「レッド、なんだかんだ友達いっぱいいるもんねぇ」

レッド「うん……懐かしい人とかにも、会えるかな……」

受付「ようこそ、バトルツリーへ! 本日は挑戦者の方が多い為、マルチバトルのみの実施となっております」

レッド「……マルチ……」

レッド(誰と、いこうかな……)

下2
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 23:09:18.97 ID:0HDb9PYn0
ksk
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 23:10:22.45 ID:EKFahOkJ0
トウヤ
254 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/11(火) 23:20:25.62 ID:alOlLpT80
レッド「……ねぇ、トウヤ……」

トウヤ「うん、どうしたの?」

レッド「……一緒に、バトルしてほしい……」

トウヤ「! 僕でいいの? 嬉しいな、ありがとう」

トウヤ「足を引っ張らないように頑張るねぇ」

レッド「……大丈夫、トウヤは強いって、知ってるから……」

トウヤ「レッドにそう言ってもらえると嬉しいな」

キョウヘイ「んじゃ〜〜俺は……ハーウくん、せっかくだから組まないっすか?」

ハウ「おれー? いいよー、まっかせてー」

グリーン「シルバー、俺と組もうぜ。お前がどれくらい強いか、俺に見せてくれよ」

シルバー「わ、わかりました……全力を尽くします」

ヨウ「じゃ、ミヅキ!」

ミヅキ「おっけ〜! 双子パワー見せてこ〜〜〜!!」

ヨウ「いぇ〜〜〜〜〜い!!!」
255 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/11(火) 23:28:55.89 ID:alOlLpT80


レッド「……トウヤ、どの子連れてく……?」

トウヤ「そうだねぇ……ジャローダとゴチルゼルにしようかなぁ」

レッド「……じゃあ、この子達……」ポーン

シャワーズ「しゃわわ!」

ヌメルゴン「ぬめ!」

トウヤ「わぁ、なんだか……ぬめぬめしてるねぇ」

レッド「……硬めに揃えました……」

トウヤ「ジャローダたちもそれなりに防御面が強いし、耐久で頑張る感じかなぁ」

レッド「……普段、やらない戦法……頑張る……」

トウヤ「そうだね、頑張ろっか」

受付「お待たせいたしました、最初の対戦相手の方が決まりました」

レッド「! ……いこ、トウヤ」クイ

トウヤ「あはは、引っ張らなくても大丈夫だよ。転ばないようにね」

最初の対戦相手  下2(二人組)
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 23:30:00.18 ID:EKFahOkJ0
ksk
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 23:31:51.38 ID:YXAX3NptO
ひびこと
258 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/11(火) 23:40:19.36 ID:alOlLpT80
レッド「……」ザッ

トウヤ「さて、最初の対戦相手は誰かな?」

コトネ「こんにちはー! ……あれ?」

ヒビキ「はじめまして! 最初に挨拶のちゅーを……あれ?」

レッド「……ヒビキ、コトネ……」

ヒビキ「わ〜〜〜〜〜っレッドさんだ! こんにちは!! レッドさんも来てたんですね!」

コトネ「やっぱりバトルが大好きってコトネ! えっへっへー、私たちも気になってきちゃったんです!」

レッド「……二人なら、相手にとって不足なし……」

トウヤ「あはは、レベル上限も決まってるし……全力を出さないとねぇ」

ヒビキ「僕もわくわくしてきました! よーっし、頑張ろうねコトネ!」

コトネ「もっちろん! 負けないんですからねー!」

直下コンマ 80以下で勝利
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 23:42:31.14 ID:EKFahOkJ0
頑張れー
260 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/11(火) 23:51:05.36 ID:alOlLpT80
オーダイル「おーだあいる……」バタッ

キュウコン「きゅ〜……」バタッ

ヒビキ「オーダイル〜〜っ!」

コトネ「あーんキュウコン〜〜!」

レッド「……やったね、トウヤ……」

トウヤ「うんうん、いいコンビネーションだったねぇ」

ヒビキ「お二人とも、ありがとうございました! しばらくこの辺りうろうろしてますから、また後でお話しましょー!」

コトネ「待ってますからねー! あ、もしかしたらキョウヘイさんに会えるかも……!?」

レッド「……またね」

トウヤ「相変わらず賑やかだったねぇ」

レッド「……後で、挨拶しに行こう……」

次の対戦相手 下2(二人組)
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 23:53:05.40 ID:fpS7BefG0
ラブラブカップルのユウキとハルカ
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/11(火) 23:53:08.65 ID:JjzuAjBSO
ナツミとナツメ
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/11(火) 23:53:34.32 ID:TRMD80UFO
ksk
264 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 00:00:24.60 ID:r/UVEGwv0
ナツミ「熱いなあ……流石アローラ……」

ナツメ「一人で来たからといって、見知らぬ人と組むべきではなかったわね……」

トウヤ「」

レッド「」

ナツミ「! 少年……久しぶりだなあ……いやあ、熱いなあ……」

ナツメ「れ、レッド! 久しぶりね、元気だった? 最近あんまり電話もかけてくれないんだもの、少し心配していたのよ。あなたのことだから心配ないとはわかっていたけれど、それでも心配してしまうの、ここで会えて本当に嬉しいわ……あっ」

トウヤ「ジャローダ!!! あのトレーナーごとぶっ殺して!!!!!!」ポーン

ジャローダ「しゃーーーーッ!!!!」

レッド「ひっ……ご、ごめんなさ……わっ」ポーン

シャワーズ「しゃわわっ!!」

ナツミ「熱いなあ……君たちのポケモン……」

ナツメ「ち、違うのよレッド、今のは……! ああ、バトルするしかないのね……!」

直下コンマ 50以下で勝利
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 00:08:42.98 ID:as+w+d9HO
ほい
266 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 00:16:00.22 ID:r/UVEGwv0
トウヤ「いけっジャローダ!!」

ジャローダ「しゃーーっ!!」ブンッッッ

ナツミ「振りが大きい……ああ、熱いバトルだ……しかし隙が大きいなあ……」

ハガネール「ねえええる!」サッ

ナツミ「熱いなあ……熱いバトルに汗をかく少年たち……」

トウヤ「こっちを見るな!! ……レッド、下がって」

レッド「……っ」スッ

ナツメ「今のは違うのレッド、話を……! ああ、駄目、今のレッドに話しかけても良い未来が見えないッ!!」

ナツメ「戦うしかないわ、フーディン!!」

フーディン「ふーーーっ!!」ミョンミョン

シャワーズ「しゃわ、しゃわ……しゃーわ!?」

レッド「し、しゃわーず……!」
267 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 00:24:56.17 ID:r/UVEGwv0
トウヤ「ゴチルゼル!」

ゴチルゼル「ご、ごちち……」バタッ

レッド「……ど、どうしよう……」

ヌメルゴン「ぬ、ぬめ〜?」

レッド「え、えっと、えっと……」

ナツメ「レッド!」

レッド「っ」ビクッ

ヌメルゴン「ぬ、ぬめめ!?」

ドサイドン「ぐおおおうっ!!」ドシーン

ヌメルゴン「ぬめ〜〜!?」ズサッ バタッ

ナツミ「熱い戦いだ……しかし少しぬるくなってきたな、少年たち……」

ナツミ「そんなことではいけない……熱くなろうじゃないか……」スッ

トウヤ「このっ……! レッド、行くよ!」グイ

レッド「う、うん……」」
268 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 00:32:02.16 ID:r/UVEGwv0


〜バトルツリー 入口付近〜

トウヤ「……」

レッド「……」

トウヤ「……レッド、ごめんね、引っ張っちゃって。痛くなかった?」

レッド「だ、大丈夫……僕も、その……」

レッド「……ちゃんと戦えなくて、ごめんなさい……」

トウヤ「仕方ないよ、あれは……それに、僕も冷静さを欠いてたからねぇ」

トウヤ「……でも、その辺りの動揺も、ポケモンに伝わっちゃうんだね」

レッド「……だね……」
269 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 00:40:28.37 ID:r/UVEGwv0
ヒビキ「あれ、レッドさんたち!? 二人ならもーちょっと勝ち進めそうだと思ってたんですけど……」

レッド「……あの後、ナツメが対戦相手で……」

コトネ「はわ、それは……大変ですね……」

トウヤ「僕の嫌いな人もちょうど来てたことだしねぇ……あはは、のんびり他の人を待っていようかな」

レッド「……」コク

ヒビキ「それなら、僕達とお話して待ってましょ! それに挨拶のちゅーもまだですよ!」チュー

レッド「……ありがとう、ヒビキ……」

コトネ「ヒビキもほっぺちゅーで済ませられるようになったのも進歩ってコトネ!」

トウヤ「それなら、イッシュでも挨拶としてよくされてるしねぇ」

ヒビキ「はっ、ならトウヤさんにもちゅーしていいですか!?」

トウヤ「いいよー」

コトネ「その理論でいけばキョウヘイさんにも……駄目! 一ファンがしていいことではない!!」

レッド(賑やか……なんか、ヒビキとコトネを見てたら、癒されてきた……)

ヒビキ「えへへー、アローラに来てよかったです! レッドさん達に会えましたから!」

レッド「……僕も、嬉しい……」ナデナデ

ヒビキ「わーい!」
270 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 00:41:00.33 ID:r/UVEGwv0
今日はここまで。明日はちょっと遅めの時間に更新です
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 00:43:10.86 ID:2KNGJsf90
最後めちゃめちゃに癒しやん…
乙ですー
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 07:54:07.02 ID:gbRcrposO
乙です。癒される
273 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 22:11:58.83 ID:r/UVEGwv0
はじめまっす
274 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 22:14:31.16 ID:r/UVEGwv0
レッド「……のんびり」

ヒビキ「そーだ、ジョウトからお菓子持ってきたんですよー!」

コトネ「じゃじゃーん、おせんべいでーす!」

トウヤ「わ、お茶うけにちょうどよさそうだねぇ」

レッド「……ありがとう……」

ヒビキ「えへへー、どういたしまして!」

コトネ「それにしても、今日はいい天気ですねー」

トウヤ「そうだねぇ……のんびり日和だね」

レッド(……しばらく、のんびりしながら、みんなを待ってようかな……)

レッド(……みんなは、今、どうしてるだろう……)

他のメンバーに視点を移す  誰視点にするか(キョウヘイ・ハウ グリーン・シルバー ヨウ・ミヅキ)から
下2
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 22:15:23.96 ID:mgv/w972O
ksk 安価なら下
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 22:20:14.48 ID:rtBwQ54M0
ヨウミヅ
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 22:24:27.75 ID:/EReRElWO
緑銀
278 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 22:27:31.00 ID:r/UVEGwv0
ヨウ「さ〜〜〜て! ミヅキ、準備おっけー?」

アシレーヌ「きゅーう!」

ガブリアス「ぎゃーおう!」

ミヅキ「おっけーおっけー! ガンガン行っちゃお〜〜〜!」

ガオガエン「がうっ!」

色クワガノン「ぎゅいぎゅいっ」

ヨウ「素敵なお姉さまかお兄様に出会わないかな〜〜〜!」

ミヅキ「イケメン二人組が揃って出てこないかな〜〜〜!」

ヨウ「ぼくとミヅキだと、最終的に妥協点は……」

ミヅキ「年上の男のホモってことになるんだよね〜〜〜」

受付「お待たせいたしました、こちらにどうぞ!」

ヨウ「! 来たよミヅキ〜〜〜〜〜!!!!」

ミヅキ「うんっ! もし推しカプでも遠慮なくぶちかましちゃうぞ〜〜〜〜!!!」

対戦相手(二人組)  下2
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 22:36:05.21 ID:rtBwQ54M0
ksk安価なら下
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 22:46:56.09 ID:GUHN4ZpD0
トウベル
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 22:47:02.62 ID:2KNGJsf90
サナセレ
282 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 22:51:45.60 ID:r/UVEGwv0
ミヅキ「ど、どうあがいても百合!!!!!!!」

トウコ「ハーイ! あなたたちが今日のお相手ね! 私はトウコ、全力でお相手するわ!」

ベル「待ってよトウコ〜! えへへ、ベルでーす、よろしくね!」

ヨウ「だ、だ、大勝利ィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」グッッッッ
283 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 22:55:42.36 ID:r/UVEGwv0
ヨウ「興奮ありあまって書き込みボタン押しちゃうくらいにはテンアゲ!!!!!!!!」

ヨウ「だってさ……活発系ポニテ都会のお姉さまと……」

トウコ「あら、お姉さまだなんて! わかってるじゃない!」

ヨウ「ゆるふわ系眼鏡っ子お姉ちゃんァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」

ベル「もーっ、わたしだってしっかりしてるんだからー!」プンスカ

ミヅキ「あっ可愛い……これは百合ですわ……」

ヨウ「わかりみが深い」

トウコ「? よくわからないけど、ここでしっかり勝たせてもらうわよ! そして自撮りをとってアップする!」

ベル「すっかりトウコったら陽キャも板についてきたよね〜、わたしもがんばろっと!」

ミヅキ「い、いくら可愛いひとでも手加減しませんからね〜〜! ねっヨウ!」

ヨウ「'ワ'」

ミヅキ「……ヨウ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」

ヨウ「わ〜〜〜〜っごめんて真面目に頑張りま〜〜〜〜す!!!!」

直下コンマ45以下でヨウミヅ勝利
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 23:00:56.77 ID:/EReRElWO
ブラッキー良かったな
285 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 23:07:29.55 ID:r/UVEGwv0
ベル「ムシャーナ、サイコキネシス!」

ムシャーナ「むしゃ……」ミョンミョン

ガブリアス「ぐおおう……」バタッ

ヨウ「が、ガブリアス〜〜〜〜っ!! ところでベルさんの手持ちがムシャーナっていうのめちゃめちゃわかりみが深くて好きです」

ミヅキ「もう、ヨウ〜〜〜! 早口オタクになってる場合じゃないよ〜!」

トウコ「お嬢さんもよそ見してる場合じゃないわよッ! エンペルト、アクアジェット!」

エンペルト「ぴょーうっ!」バババッ

色クワガノン「ぎゅぎゅぎゅい……」バタッ

ミヅキ「あれっ、く、クワガノン〜〜〜〜!! でもトウコさんのエンペルトも堂々とした感じからめちゃわかりみが深いので好き……」

ヨウ「わ、わかる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!! それ!!!!!!!!」

ベル「えへへ、だいしょーりだよトウコ〜!」

トウコ「ふふ、私とベルが組んだんだもの! そう簡単に負けるわけないじゃない!」

ベル「そうだよねぇ、やっぱりトウコって頼りになるな〜」

トウコ「そうでしょそうでしょ! どんどん頼っていいのよ!」

ミヅキ「ア……」

ヨウ「嘘やん…………尊いが過ぎる……」
286 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 23:11:51.50 ID:r/UVEGwv0
ミヅキ「あ〜〜尊い……でも、わたしたち速攻負けキメちゃったね〜」

ヨウ「うんうん……ど〜しよう? 多分レッドさんたち戻ってきてないよね〜」

トウコ「? あなたたち、レッドのお友達かしら?」

ミヅキ「ひょっ も、もしかしてお姉さんもですか……?」

トウコ「ええ! 一緒に旅をしたことだってあるのよ! ……もしかして、レッドがいるならトウヤも来てるのかしら」

ヨウ「来てます! ……あれ、トウコさんって、もしかして!?」

ミヅキ「……あ! そういえば、トウヤさんも双子のきょうだいがいるって言ってた!」

ベル「ぱんぱかぱーん、大正解だよぉ! それで、わたしは二人の幼馴染なんだぁ」

トウコ「トウヤくらいの強さがあればまだ勝ち進んでるはずよね……行くわよベル! ここで買ってぎゃふんと言わせるんだから!」ダッ

ベル「もう、トウコったら〜。トウヤがレギュラーだからってライバル視しないの〜! まってまって〜!」トコトコ

ミヅキ「……行っちゃった」

ヨウ「ぶっちゃけ、トウコさんよりベルさんの方がトウヤさんに似てるね〜」

ミヅキ「それはわたしも思った!!!」
287 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 23:16:36.74 ID:r/UVEGwv0


キョウヘイ「ヨウミヅが思いのほか早く負けちゃったからって、次俺たちらしいっすよ」

ハウ「わはー、誰に向かって話かけてるのー?」

キョウヘイ「ハウは絶対わかっていってるっすよね???」

ハウ「うんー、ちょっとだけわかってたりしたー」

キョウヘイ「やっぱり……恐ろしい子!!」

ハウ「それでー、キョウヘイはどのポケモン使うのー?」

ハウ「おれはー、この子たちー!」ポーン

ジュナイパー「……」

ライチュウ「らいら〜い!」

キョウヘイ「わ、アローラライチュウ初めて見たっす! ふわふわしてるっすねぇ……んじゃ、俺はこいつらにきーめた!」ポーン

ルカリオ「がうっ!」

ヨノワール「えっ表社会に出ていいんですか!? やった〜〜〜〜!!! 会いたかったです!!!!!」

キョウヘイ「お前はポケモン!!! バトルしろっての!!!!」

ヨノワール「もちろん頑張りますとも!!!! 頑張った暁にはご褒美ください!!!!」

ハウ「えー、なんでこのヨノワール普通に喋ってるのー」

キョウヘイ「俺にもわからんっす……っと、最初の相手が来たみたいっすよ!」

ハウ「さてー、ここで出番を手にするのは誰かなー」

キョウヘイ「そういうこと言わないの!」

対戦相手  下2
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 23:23:09.33 ID:GUHN4ZpD0
加速
安価なら↓
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 23:24:05.16 ID:QzbBCkUSO
別世界のキョウヘイ&アクロマ
290 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 23:31:27.32 ID:r/UVEGwv0
別キョウヘイ「なんか、普通のバトル施設って感じですねー」

別アクロマ「そうですね。一種のサブウェイとそう変わらないでしょう……おや?」

ハウ「……えー、どういうこと?」

キョウヘイ「うおッ……出たっすね、別世界の俺〜〜! なんだかんだ自分を見るのは初めてな気がするっすよ!」

別キョウヘイ「へ……も、もしかして、この世界の俺? アローラにいるとは思わなかったなあ」

別アクロマ「ふむ……別の世界の同じ人間、ですか。実に興味深い現象ですね。しかし、キョウヘイくんが二人ですか……」

キョウヘイ「あ????? なんか文句あるんすか???????」

別アクロマ「い、いえ、そういう訳では……」

ハウ「ちょっとー、いきなりメンチ切らないでよー、この世界の品位が疑われるよー」

キョウヘイ「うわっ年下にめちゃめちゃ正論を言われてしまったっす……凹み……」

別キョウヘイ「ちょ、ちょっと! アクロマさんに酷い事しないでよ!」

キョウヘイ「……アクロマ、"さん"?」

ハウ「なんかー……すっごい違和感だねー、さっきからー……」
291 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 23:35:37.51 ID:r/UVEGwv0
キョウヘイ「……そういや、別世界の人って、たまに自分と正反対の人がいるらしいんすよ」

ハウ「確かにー、あっちのレッドはー、こっちのレッドと結構違ったよねー」

キョウヘイ「……つまり、つまりっすよ。あっちの俺は……」

別アクロマ「キョウヘイくん、あまり気にしなくてもいいのですよ」

別キョウヘイ「嫌ですっ! だって俺……」

別キョウヘイ「アクロマさんのこと、だ〜〜〜いすきですから!」

キョウヘイ「タンマ、ちょっと吐きます」

ハウ「はじっこでやってー」

別アクロマ「……先ほどから、こちらの世界のキョウヘイくんは何に対して動揺しているのですか?」

別アクロマ「私の知っているキョウヘイくんとはかなり態度が違うもので、驚いてしまいましたが……」

別キョウヘイ「ね〜〜あっちばっかり見ないでくださいよぉ!」

別アクロマ「はいはい、すみません」

ハウ「うわー違和感ー……えっとー、こっちだとー、アクロマがむしろキョウヘイに一方的に付きまとってるっていうかー……」

別アクロマ「な、なんと……」

別キョウヘイ「え〜〜〜っ! こっちの俺もったいないことしてるな〜……」
292 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 23:40:45.36 ID:r/UVEGwv0
キョウヘイ「あ〜〜〜〜〜気持ち悪い……同じ俺にはちょっと悪いっすけど、多分見続けてたらまた吐くんで早々に倒すっすよ!」

ハウ「わはー、すごい個人的な理由だー。でもまー、どのみち俺たち頑張るもんねー」

別キョウヘイ「アクロマさんのすごいところがわかんない俺に言われたくないやい! 倒してやる!」

別アクロマ「この世界のキョウヘイくんも、ポケモンの力を引き出すことができるのか……観察させていただきましょう」

キョウヘイ「やってやろ〜〜〜〜〜〜〜じゃないっすか!!!!!! 勝つっすよハウ!!!」

ハウ「おー!」

ハウ(……ただ、心配なのはー、キョウヘイがバトル中耐えられるかってところだけどー……)

別キョウヘイ「それじゃあ俺たちラブラブカップルが相手します!!」

別アクロマ「違いますからね」

キョウヘイ「おえっ」

直下コンマ50以下で勝利
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 23:41:31.21 ID:+2WrH3qJO
がんばえ
294 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 23:48:42.94 ID:r/UVEGwv0
別キョウヘイ「ルカリオ、インファイト!」

別ルカリオ「きゃおうっ!」

キョウヘイ「飛べルカリオっ!」

ルカリオ「ぐるるっ!」バッ

ハウ「わはー、どっちもルカリオだー。ルカリオキッドVSルカリオキッドー?」

キョウヘイ「そういう事になるっすねぇ……こっちは当てるっすよ、はどうだんッ!」

ルカリオ「……きゃおんッ!」バッ

別ルカリオ「ぎゃんっ!」バタッ

別キョウヘイ「ルカリオ!」

ハウ「わはー、おれたちもがんばろー。ジュナイパー、かげぬい!」

ジュナイパー「……」ヒュンッ

オーベム「みょみょみょ……」バタッ

別アクロマ「……ふむ、二人とも中々の強さですね!」
295 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 23:55:12.69 ID:r/UVEGwv0
キョウヘイ「ふっ、途中の精神攻撃にも耐えてやったっすよ……吐きそう」

ハウ「わはー、なんか普通に何を見せられてるんだって感じー」

別キョウヘイ「アクロマさ〜〜んっ、負けちゃいましたぁ!!」バッ

別アクロマ「そうですね、私たちもまだまだ強くならなくては……それと、一々抱き着くのはやめませんか?」

別キョウヘイ「ぜったいやめません!!!」

別アクロマ「それは困りましたね……」

キョウヘイ「……目と耳を塞ぎたくなるのと同時に、こっちのアクロマもアレくらい常識があれば……って思っちゃうっすね」

ハウ「それはすごいわかるよー。ちょうどいいよねー」

別キョウヘイ「む、あげないからね!」

キョウヘイ「いらないっすよ!!!!!!!!!!!! やべっ反射で」

別アクロマ「……参考までに聞きたいのですが。こちらのキョウヘイくんにとって、こちらの私はどのような人間ですか?」

キョウヘイ「あいつは……クソウザいし、変態だし、急に出てくるし、触角がキモいし、変態っすね」

別アクロマ「に、二回も言う程変態なんですかこの世界の私……!」

キョウヘイ「はい(はい)……でも、まぁ……悪い奴じゃあ、ないっすよ? 何だかんだ、嫌いではないっつーか……」
296 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/12(水) 23:59:48.61 ID:r/UVEGwv0
別キョウヘイ「……な〜んだ、こっちの俺もアクロマさんのこと好きなんじゃん」ニッ

キョウヘイ「好きとはひっっっっっっとことも言ってないっすからね!!!!!!!」

別アクロマ「うーむ、私もこれくらいの温度感だったらちょうどいいんですがね……」

別キョウヘイ「え……今の俺のことは嫌いですか……?」ウルッ

別アクロマ「い、いえいえ! まさか、そんなことはありませんよ、だから泣かないでくださいっ」

キョウヘイ「……あれ演技っすよ」コソッ

ハウ「わー、天才俳優の力を悪用してるー……」

アクロマ「かく言うキョウヘイくんも似たようなことをしていますがね?」

キョウヘイ「何言ってんすか、俺はそんな……わ〜〜〜〜〜〜!?!?!?!?!?!?」

アクロマ「お久しぶりですキョウヘイくん!!!!! 先ほどのデレはしっかり録音させていただきました!!!!!!」

別キョウヘイ「こ、こっちの世界のアクロマさんだ!」

別アクロマ「ははぁ、なるほど……これは変態ですね……」
297 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 00:06:01.27 ID:FCO9Ug3z0
別キョウヘイ「こ、こんにちは! はじめまして、キョウヘイです!」

アクロマ「おや、俗にいう別世界のキョウヘイくんでしょうか! はじめまして、アクロマと申します!」

キョウヘイ「やめてくれぇ〜〜〜〜……吐き気と吐き気の共演やめてくれ……」

ハウ「わはー、キョウヘイかわいそー」

キョウヘイ「それ少しも思ってないときの言い方っすよ!!!!!!!」

別キョウヘイ「あ、あの、こっちのアクロマさんはこっちの俺の事好きなんですか?」

アクロマ「はい、もちろんです! 私はキョウヘイくんのことが大好きですし、愛しておりますとも!!!」

キョウヘイ「でけ〜〜〜声で変な事言うんじゃねえ!!!!!!!!」

別キョウヘイ「わ〜〜〜〜っいいなぁいいなぁ! 録音しておけばよかった〜〜〜!!」

キョウヘイ「そっちの俺は俺でこっちの変態と同じような事しないでもらえるっすか!?!??!?!?」

別アクロマ「未成年の男の子に対して、そのようなことをするのは如何なものかと……」

アクロマ「えっ、愛の前では法など関係なのですよ?」

別アクロマ「倫理観的な問題ですね! 自分でも私が言うのはどうなんだとは思いますが」

キョウヘイ「え〜〜〜っめちゃめちゃ常識ある……」
298 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 00:13:59.30 ID:FCO9Ug3z0
別アクロマ「私も、ポケモンを強くすることに関しては夢中になってしまいますが……」

別アクロマ「それ以外では常に冷静を心がけています。そうでないと、見逃してしまうこともありますからね」

キョウヘイ「うわ、めちゃめちゃ普通の大人じゃないっすか……」

キョウヘイ「それなのに大変っすねぇ、変な子供につきまとわれて……迷惑じゃないっすか?」

別アクロマ「いえ、子供のすることですからね。それに、好意を向けてくれているのですから、無下にするわけには……」

別アクロマ「しかし、君くらいにしっかりしたような子なら、もう少し……落ち着いて生活できたかもしれませんね」

キョウヘイ「それは俺も同じっすよ〜……お互い大変っすねぇ」


別キョウヘイ「……」

アクロマ「……」

ハウ「……なんかー、ここー、交換こしたほうが上手くいくんじゃなーい?」ニコー

別キョウヘイ「ッ……あ、アクロマさん〜〜〜!」ダッ ガシッ

別アクロマ「! どうしました、キョウヘイくん? ……って、本当にどうしたんですか、泣かないでください!」

別キョウヘイ「な、泣いてません……!!!!!!!」

アクロマ「……キョウヘイくん」

キョウヘイ「な、なんすか」

アクロマ「いえ、特に何を言おうとも思っていないのですが! ただ……なんでしょうね……」

キョウヘイ「……あ〜〜〜〜もう!!! 今更っすよ今更、お前が静かだったら違和感しかないんすから、お前は今のままでいいっす!!」

アクロマ「! き、キョウヘイくん〜〜〜〜〜!!!!」バッ

キョウヘイ「お前は抱き着きにくるの許されないっすからね!?!?!?」
299 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 00:19:37.16 ID:FCO9Ug3z0
別キョウヘイ「……」ムスッ ギュウウ

別アクロマ「すみませんキョウヘイくん、どうか機嫌を直してください……降りたら、パンケーキの店でも行きましょうか!」

別キョウヘイ「いきますっ」ムスッ

別アクロマ「決まりですね。では、こちらの世界の方々、さようなら。お元気で」

別キョウヘイ「……ばいばーい」

キョウヘイ「はいばいばいっすー」

アクロマ「お元気で!」

ハウ「もうトラブル起こさないでねー」

アクロマ「それでは……レーダーも収まったことですし、私は一度戻ります。現在進行形で不法侵入ですので」

ハウ「わはー、何だこの人ー」

キョウヘイ「もうレーダーでいいんすね……」

アクロマ「実際機能しますからね! それでは名残惜しいですが、さようならキョウヘイくん……」

キョウヘイ「どーせ安価かなんかでまたすぐ出てくるんすから。変なカオしないで欲しいんすけど」

アクロマ「変な顔ですか! そのように言われたのは初めてです! 整っているとは数えきれないほど言われましたが」

キョウヘイ「こいつ……………………」

ハウ「今回ー、一番頑張ったのおれじゃないかなー」
300 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 00:22:06.19 ID:FCO9Ug3z0
今日はここまで。明日も多分今日と同じくらいに更新……その頃にいなかったらお察しという事で。


今日のダジャレ

レッド「……」

トウヤ「レッド、木の上で何してるの?」

レッド「……ツリーで、釣りー……」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 00:25:39.85 ID:fqx4HShGO
おつ!
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 00:28:50.96 ID:bWSOyYsw0
おつおつのおつです!
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 00:30:03.21 ID:6iHhAcop0
乙です。キョウヘイくんまじツンデレ
304 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 22:04:33.26 ID:FCO9Ug3z0
はじめまスティッキー。
305 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 22:08:07.82 ID:FCO9Ug3z0
キョウヘイ「さて、やっとあの変態も帰ったっすね」

ハウ「すごいひと段落した感じだけどー、まだまだバトルは続くんだよねー」

キョウヘイ「そうっすよ! それにしても、アレっすね……一組一組こんくらい時間かけたほうがいいかもっすね」

ハウ「まー、それは出てきた人たちのー、ポテンシャルによるんじゃないー?」

キョウヘイ「ポテンシャルて……まぁ、さっきのやつらは目立つだけのネタがあったっすからねぇ」

ハウ「そーそー、結局本人の努力次第だと思うなー」

キョウヘイ「ハウってわりとリアリストっすよね……」

ハウ「わはー、そうかもー」

キョウヘイ「ま、良い事ではあるんすけどね! それじゃー次のバトルにレッツゴーっすよ!」

ハウ「おー」

次の対戦相手 下2
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 22:17:26.16 ID:2iVtjjYfO
ksk安価なら上
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 22:30:21.65 ID:vLX4SGlpO
タカシとレイ
308 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 22:37:53.41 ID:FCO9Ug3z0
タカシ「こんにちはーっ! ……あ、キョウヘイ!」

レイ「え? ……本当だ、キョウヘイ!」

キョウヘイ「お、タカシにレイ〜〜〜! 久しぶりっすねぇ!」

ハウ「あー、スクールに来てた子だー」

キョウヘイ「久しぶりっすねぇ……っていうか、もうここに来れるくらいに強くなってたんすか!?」

タカシ「えっへっへー、俺もポケモンと駆け回ったからね!」

レイ「ふふん、お父さんに追いつけるよう頑張ってるんです」

キョウヘイ「それはすごいっすにゃ……ごほん、すごいっすね!」

ハウ「…………」

キョウヘイ「違うんすよ!!!! 決して萌えキャラを狙ったわけじゃないんすよ!!! 猫だった時の癖で……」

ハウ「ねこだったときのくせ」

キョウヘイ「墓穴!!!!!!!!!!!!!!!!!」
309 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 22:42:48.50 ID:FCO9Ug3z0
レイ「私たちからしたら、キョウヘイが人間なことにびっくりなんですよ」

タカシ「だってねー、キョウヘイって言ったらキラーパンサーだもんね!」

キョウヘイ「いやあの時もわりと人間的だったっすけどね……」

ハウ「……とりあえずー、バトルするんだよねー」

キョウヘイ「あっそうっすよ!! 見せてくださいっす、二人のポケモン!」

タカシ「おーっ! お父さんに貰ったポケモン、すっごい強くなったんだぞー!」ポーン

サンダース「だーーっす!!」バチバチ

レイ「……頑張りますよっ、ライチュウ!」ポーン

ライチュウ「らいらいっ!」

キョウヘイ「おお、しっかり強くなってるっすね……俺たちも負けてらんないっす」

ハウ「だねー、先輩トレーナーとしてー、いいとこ見せるぞー」

直下コンマ75以下で勝利
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 22:47:24.33 ID:09gUW885O
久しぶりだな!!頑張れ!!
311 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 22:52:54.33 ID:FCO9Ug3z0
キョウヘイ「ヨノワール、シャドーパンチっす!」

ヨノワール「オラァ!!!!!」ズドーーン

ギルガルド「ぎぎぎ……」バタッ

タカシ「うわーんギルガルドーっ!」

レイ「タカシ! くっ、私が頑張らないと……!」

ミロカロス「きゅー……」

タカシ「いっちゃえーライチュウ! 十万ボルト!」

ライチュウ「らいらい〜〜!」バチバチ

ミロカロス「」バタッ

レイ「そんなぁっ!」
312 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 22:59:06.27 ID:FCO9Ug3z0
タカシ「うう、キョウヘイって強いんだねー!」

レイ「私たちの負けです……ありがとうございました」ペコ

ハウ「いえいえこちらこそー」ペコ

キョウヘイ「っていうか、この短期間で二人とも強くなったっすねぇ……」

ハウ「ギルガルドとー、ミロカロスはー、どこで手に入れたのー?」

タカシ「ギルガルドは、あのあと草むらを歩いてたら出てきたんだ!」

タカシ「ばっちり目が合って、一緒に戦いたいって気持ちが伝わってきたから、仲間になってもらった!」

キョウヘイ「うーん、流石勇者というか、レッドさんの血筋というか……」

レイ「ミロカロスは……ヒンバスが浜辺で弱っているのを見つけて」

レイ「ポケモンセンターで治療をしてもらったら、元気になって。そうしたら、一緒に来たいって……」

ハウ「二人ともー、本当にレッドの子供なんだねー……いやちょっと意味はわからないけどー」

タカシ「あ、そーだ! さっき拾った道具があるから、これキョウヘイにあげる!」

キョウヘイ「お、ものひろいの本領発揮っすね〜〜。ありがとっす!」

もらったもの 下2
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 23:00:35.88 ID:09gUW885O
ksk
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 23:04:31.35 ID:fqx4HShGO
キラーパンサー耳と尻尾
315 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 23:08:58.37 ID:FCO9Ug3z0
キョウヘイ「タカシくん?」

タカシ「えへ」

キョウヘイ「タカシ坊っちゃん〜〜〜〜〜??????」グリグリ

タカシ「わ、坊っちゃんはやめてって〜〜〜!!! あ、あんまり痛くない」

キョウヘイ「勇者の防御ォ!!!!!」

ハウ「うわー、キョウヘイそれつけるのー?」

キョウヘイ「つけねえっすよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「……でも、貰ったもんっすから、一応持っとくっすけど……」

タカシ「わーい! なんかで使ってねー!」

レイ「……あの、ところで、お父さんはどこに?」

ハウ「多分ー、この辺りにはいると思うけどー……」

レイ「あ、ありがとうございます! タカシ、行くよ!」

タカシ「わ、わかった! それじゃーキョウヘイ、ハウさん、ばいばーい!」

キョウヘイ「ばいばいっす〜〜」

ハウ「ばいばーい」
316 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 23:15:33.46 ID:FCO9Ug3z0


〜バトルツリー 受付前〜

ミヅキ「あれ、レッドさんたち! 下に来てたんですか〜〜?」

レッド「ミヅキ、ヨウ……おかえり」

ヨウ「あ、知らない子達もいる! ミヅキ、あれやるよ〜〜!」

ミヅキ「お〜〜っ! アローラの最速ゾンビ、ミヅキッ!!!!」

ヨウ「アローラのプロポーズマシンガン、ヨウッ!!! 二人揃って〜〜〜〜」

ミヅキ・ヨウ「「限界オタクジェミニ!!!!! よろしくぅ!!!!!!」」

ヒビキ「ほわっ……よ、よろしくね〜!」

コトネ「うーむ、これが南国のはっちゃけってコトネ……!」

レッド(ここにハウがいたら「ひとくくりにしないでほしいなー」って言ったんだろうな……)

ミヅキ「やばい! ちょっと引かれた! だからプロポーズマシンガンはやめとけって言ったのに〜〜!」

ヨウ「結構自信作だったんだけどな〜〜〜?」
317 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 23:21:07.35 ID:FCO9Ug3z0
レッド「……二人とも、やばいけど、良い子だよ……」

ミヅキ「えっへへへへ……これお近づきのしるしに……あっこれ違うアクキョウ本だ!!!」

コトネ「ちょ、ちょっと待って! そ、その本……持ってる……」

ミヅキ「え!?!?!?!? 同志!?!??!!??!?!」

コトネ「ううん、キョウヘイ様の漫画があるって聞いて気になってて……」スッ

ヨウ「う、うちわとハチマキと法被……! もしかして、限界オタク!?!?」

コトネ「私はキョウヘイ様ファンクラブの幹部!!!!! コトネ!!!!!!!!!!」

ミヅキ「う、ウワァ〜〜〜〜〜〜〜!!!!! ガチのファンの人にナマモノ創作を見られてしまった〜〜〜〜〜〜!!!!!!」

コトネ「結構面白かったよ!」

ミヅキ「えっ優しい……好き……」

ヒビキ「こ、この流れで自己紹介したくないよ……えーと、ヒビキでーす」
318 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 23:24:00.13 ID:FCO9Ug3z0
レッド「……みんな、仲良くね……」

コトネ「はいっ!」

ヒビキ「……あ、肩書あった!!!」

ヨウ「え、なになに? 教えて教えて〜〜!」

ヒビキ「レッドさんの一番弟子、ヒビキです!!!」

レッド(……そういえば……)

ミヅキ「で、弟子……!? めっちゃカッコいいじゃないですか〜〜〜!!!」

ヨウ「いいなぁ弟子! ぼくも弟子になってよしよしされたい……」

ヒビキ「弟子はそういう感じのことしないよ!?!?」

レッド「してないよ……」
319 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 23:27:56.11 ID:FCO9Ug3z0
レイ「ど、どうしましょう、タカシ……お父さんが私たちと同じくらいの年の子を侍らせています」

タカシ「はべ……? よくわかんないけど、俺たちも混ざりにいこ〜〜!」

レイ「た、タカシ!」

レッド「? ……二人とも!」パッ

タカシ「お父さ〜〜〜〜ん!!! 久しぶり〜〜〜!」

レイ「わ、私もっ……! お久しぶりですお父さんっ!」

レッド「うん、久しぶり……!」

ヒビキ「……レッドさんってお子さんいたんですか!?」

コトネ「しょ、衝撃のスクープってコトネ……! けど、似てるような似てないような……」

トウヤ「あはは、混乱するよねぇ」
320 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 23:30:44.80 ID:FCO9Ug3z0


キョウヘイ「……俺たちの知らないところで、なんかめちゃくちゃほのぼのしてる気がするっす」

ハウ「わはー、確かにー、ふわふわしたオーラが飛んできた気がするー」

キョウヘイ「こちとら殺伐とした(?)バトルを繰り広げているというのに……」

キョウヘイ「こうなったら、一番上まで駆け上るっすよ!!」

ハウ「一番あるかはわからないけどー、いいと思うー」

ハウ「……ちょっとだけー、集中力は落ちてきたけどー……」

キョウヘイ「……それなんすよね〜〜」

次の対戦相手 下2
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 23:34:06.61 ID:fqx4HShGO
ksk
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/13(木) 23:34:58.13 ID:6iHhAcop0
チェレンとアクロマ
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 23:34:58.54 ID:S4DfLMp00
メイにゃんとルリちゃん
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 23:35:30.37 ID:6iHhAcop0
sage忘れすみません
325 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 23:45:19.79 ID:FCO9Ug3z0
チェレン「ふむ、ようやっと上り詰めたようだね」エアークイッ

アクロマ「ふう、これでやっと正規の方法で入る事ができました……」

キョウヘイ「うっそやーん? 昨日の今日っすよ?」

ハウ「何なのこの人ー?」

キョウヘイ「俺にもわからんっす」

アクロマ「愛の力……ですかね!!!」

チェレン「ふむ、それに付き合わされたのは僕なんだけどね」エアークイッ

キョウヘイ「付き合わなくってもいいんすよ……」

アクロマ「私も、こうしてキョウヘイくんと一戦交えたかったのです!」

ハウ「他に方法あるんじゃないかなー」

キョウヘイ「まあいっすよ、ここでぶっ飛ばしてやるだけっすからね!」

ハウ「わはー、とりあえずー……倒せばいーんだねー」

アクロマ「ふむ、やる気一杯ですね! 素晴らしいデータがとれそうです!」

チェレン「先輩トレーナーとして……いいところを見せないとね」エアークイッ

直下コンマ60以下で勝利
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 23:46:36.38 ID:ysXMLhDR0
そぉい
327 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 23:51:57.99 ID:FCO9Ug3z0
キョウヘイ「残念っすけど! 対アクロマ戦法はさっき使ったばっかりっすよ〜〜!」

アクロマ「……ふむ。そういえばそうでしたね!」

オーベム「!」

ヨノワール「キャラ被りィ!!!!!!」ゴスッ

キョウヘイ「こらまだ指示だしてないっすよ!! いやシャドーパンチさせようと思ってたっすけど!!」

チェレン「ふむ……褐色ショタ……」

ハウ「わはー……キモい」

チェレン「シンプルな罵倒!!! すばらしい!!!」エアークイッ

ハウ「ライチュウ、十万ボルト」

ライチュウ「らいら〜〜〜いっ!!!」バチッ

ムーランド「ぐるう……」バタッ
328 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/13(木) 23:58:25.75 ID:FCO9Ug3z0
キョウヘイ「よっしゃ! 俺たちの勝ちっすよ〜〜〜!」

ハウ「すっごい勝ち進んでるねー」

アクロマ「……ふむ、やはり、キョウヘイくんは強いですね! ハウくんもお強いです!」

チェレン「すっかりやられてしまったね……本当に強くなったよ」エアークイッ

キョウヘイ「へっへっへー……これで、えーと……三勝目っすね!」

ハウ「もしかしたらー、おれたち息ピッタリかもー?」

キョウヘイ「そうかもしれないっすよ〜〜? だってめちゃくちゃいー感じ! なんすもん!」

ハウ「うんうんー、確か五戦目でボスらしいしー、次も勝ちたいねー」

アクロマ「キョウヘイくんの強さならいけると信じております! それにしても……バトルで元気になったキョウヘイくんは実に可愛らしい」

アクロマ「すぐに負けてしまいましたが、正規の手続きで入ってよかったです!」

チェレン「それは同感だね」エアークイッ

キョウヘイ「キモめの変態と先輩はさておいて、どんどん行くっすよ!」

ハウ「おー」

次の対戦相手  下2
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 00:05:34.58 ID:XgU7QbdLO
ksk
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 00:07:17.68 ID:cV9RzP560
今度こそ!メイルリ!
331 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/14(金) 00:16:44.18 ID:lfokGUHD0
メイ「じゃっじゃ〜〜ん! 強い期待にお応えして〜〜……メイちゃん登場だよっ!」

キョウヘイ「め、メイ!?」

メイ「ふっふ〜ん、メイちゃんを置いてリゾートで遊ぼーったってそうはいかないにょ!」

メイ「それと……ほらほら、こっちこっち!」

ルリ「う、うん……あはは、キョウヘイくん、久しぶり!」

キョウヘイ「る、ルリちゃん……!? 久しぶりっす〜〜〜!!!」

ルリ「あのねっ、私……今日は、トレーナーとしてここに来たの!」

キョウヘイ「と、トレーナー、っすか」

ルリ「うん! あのね……前、キョウヘイくんと交換したポケモン、いたでしょ」

ルリ「その子、頑張って育てたの! だから……バトルしてほしいなって……」

キョウヘイ「うっ……嬉しいっす……バトルします……」

ハウ「わはー、なんだかポンコツの気配ー」

メイ「ふんふん、こっちの子は中々賢そうだにゃー?」

ハウ「あ、ブティックでちょっと見かけた人ー」

メイ「だーかーら、メイちゃんだって! 今度こそ覚えて帰ってほしいにょ!」

ハウ「わはー、わかりましたー。あ、おれはハウでーす」
332 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/14(金) 00:25:51.56 ID:lfokGUHD0
ハウ「っていうかー、キョウヘイのともだちー?」

メイ「ん〜、友達っていうか幼馴染っていうか、腐れ縁っていうか〜?」

メイ「とりあえず、謎の女装させお姉さんMって覚えてほしいにゃ」

ハウ「さっきと言ってる事ちがうよー……」


ルリ「あのね、メイさんにバトルの事教えてもらったりしたの」

キョウヘイ「ていうか、二人が知り合いだったことが驚きなんすけど……」

ルリ「それは……キョウヘイくんの映画を見に行った時に知り合って……」

キョウヘイ「そうだったんすか! えへへ、見に来てくれてうれしーっす」

ルリ「いっつも一番最初に見てるんだよ……あはは、キョウヘイくんの新しい面を見るのはいつだって一番最初がいいから……」

キョウヘイ「う、うれしい……ルリちゃん好き!!!!」

ルリ「わっ、そ、そんな大きな声で……その、私も好きだよ、キョウヘイくん!」


ハウ「……」

メイ「しっ、言っちゃーいけにゃい!」

ハウ「……とりあえずー、バトルしよーよー」

ルリ「う、うん! 待たせてごめんね、二人とも」

メイ「だいじょぶだいじょぶ〜〜。んじゃ、やろっか!」ポーン

バルキー「……」シュッシュッ

ルリ「う、うん!」ポーン

ニンフィア「ふぃあ!」

キョウヘイ「あ〜〜〜〜〜あげたイーブイのたまご、ニンフィアになったんすねえ……好き……」

ハウ「手加減はしないからねー……こっちのポンコツはともかくー、おれはだけどー」

直下コンマ70以下で勝利
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 00:26:47.97 ID:XgU7QbdLO
かわいい空間じゃん
334 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/14(金) 00:33:58.56 ID:lfokGUHD0
ルリ「えっと、えっと……ムーンフォース!」

ニンフィア「ふぃあー!」シュイーン

キョウヘイ「うわっルリちゃんがバトルしてる……かわいい……頑張ってる……かわいい……」グスッ

ハウ「うそでしょなんで泣いてるのー??? バトルに集中してー」

ヨノワール「ぐわーーーーーーーーーーーッッッ正規カプ!!!!!!」バタッ

ハウ「こっちのポケモンは自滅してるしー。こいつらー……」

メイ「にゃはー、残念にゃけど諦めてー! ピッピ、指を振る!」

ピッピ「ぴっぴー!」ブンブン

ライチュウ「!」

ピッピ「ぴっぴっぴ……ぴー!」ジャキンッ

ライチュウ「ぢゅっ!?」バタッ

ハウ「え……いまのー、もしかしてー……ハサミギロチンー……?」

メイ「わ、そーみたい! ……運がよかったのか、ハウくんの運が悪すぎたのどっちかかにゃあ」

ハウ「んー、多分後者だと思うなー」

キョウヘイ「ルリちゃんがまぶしくて前が見えない……」
335 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/14(金) 00:39:11.71 ID:lfokGUHD0
ルリ「か、勝っちゃった……やった、メイさん、勝ったよ!」

メイ「うん! 今回はキョウヘイがちょっとアレだったけど……それも含めての作戦勝ちだにゃ〜〜!」

ルリ「えへへ……ありがとう、キョウヘイくん! バトル、すっごく楽しかった……!」

キョウヘイ「ほんとっすか! それはよかったっす〜〜! 今度は俺がバトル教えるっすからね!」

ルリ「うん、楽しみにしてるね!」

メイ「この施設外だったらもっと手加減してよ〜! ……って、今日のこの調子なら大丈夫かもにゃあ」

メイ「そんじゃ! どんどん先進むよ〜〜〜!」

ルリ「う、うん! それじゃあ、キョウヘイくん、またね……!」

キョウヘイ「またねっす〜〜〜〜!! いや〜〜〜、ルリちゃんたち強かったっすね……」

ハウ「いやー、キョウヘイがポンコツの極みだったからだと思うなー」

ハウ「負けちゃったし、さっさと下戻ろー。やっぱおれたち息は合ってないんじゃないかなー」

キョウヘイ「怒らないでくださいっすよハウ〜〜!! 確かに今のはちょっとアレだったっすけども……!」

キョウヘイ「それまではナイスコンビネーションだったじゃないっすか〜〜〜!」

ハウ「どーだったかなー」
336 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/14(金) 00:41:54.67 ID:lfokGUHD0
今日はここまで。出したい人を出すフェイズですねこれは……
明日はお休みです。明後日はちょっと遅めの時間からグリーン・シルバーペア編です。


今日のダジャレ

タカシ「じゃーんっ、肉まんできたよー!」

レッド「……息子は、蒸す子……」
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 00:44:54.22 ID:adpaN0PvO
タカシとレイ登場大歓喜です……
おつです!
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 00:46:09.85 ID:zB6xkBVD0
おつでーす!!!!!
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 00:48:29.10 ID:H9qE3q3Q0
乙です。昨日の今日、て……キョウヘイメタいw
340 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/14(金) 21:42:24.75 ID:lfokGUHD0
今日はおやすみ…なんですが、 https://twitter.com/boostereve こちらのツイッターにアンケート設置してます
アローラ編終わったらどうしようかなみたいな内容のやつです〜〜 よしなによしなに
341 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/15(土) 22:01:43.04 ID:ueDTbR1x0
始めますー
342 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/15(土) 22:10:33.38 ID:ueDTbR1x0
グリーン「さーて、行くぜシルバー」

シルバー「はいっ! ……頼んだぞ」ポーン

マニューラ「まにゅ!」

クロバット「くろばっ!」

グリーン「……すげえライバル感満載のポケ選だな。俺はこいつらにするか」ポーン

ウインディ「わん!」

ギャラドス「ぎゃおおう!」

グリーン「お前らの強さ、俺に見せてみろ。先輩トレーナーとして、じっくり見てやるよ」

シルバー「……はい。見ていてください」

最初の対戦相手(二人組)  下2
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 22:13:04.14 ID:HTua2UUSO
ライとシルバーのお兄ちゃん
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 22:14:13.76 ID:Md0hkR2Z0
この二人といえばアスナとミカン
345 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/15(土) 22:28:58.90 ID:ueDTbR1x0
アスナ「わーっ、高いね! ミカンちゃん、ほら!」

ミカン「本当ですね……ふう、でも、疲れちゃいました」

アスナ「あ、ごめんごめん……あたし、ちょっと急いじゃった」

ミカン「うふふ、大丈夫ですよ……あら、対戦相手の方たちがもういますね」

アスナ「! 本当だ! はじめましてっ、あたしはホウエンから来たアスナです!」

ミカン「わたしはジョウトのジムリーダー、ミカンです……あら、もしかしてシルバーさん?」

シルバー「……どうも、お久しぶりです……」

ミカン「やっぱり……一度、挑戦しにいらっしゃいましたよね」

シルバー「はい……よく、覚えてましたね」

ミカン「とてもお強かったですし……印象的でしたから」

シルバー「そ、そうでしょうか?」

ミカン「ええ、うふふ」
346 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/15(土) 22:47:41.40 ID:ueDTbR1x0
グリーン「……あー、ども」

アスナ「はいっ! ……あ、もしかして、グリーンさんでは!?」

グリーン「……俺の事知ってんのか?」

アスナ「もちろんっ! カントー最強のジムリーダーだって聞きました!!」

グリーン「へえ? よく知ってんじゃねえか! その通りだぜ」

アスナ「すごーーーいっ!」

グリーン「俺が世界で一番強いってことなんだよ!!」

アスナ「かっこいーーーーーー!!!!」

ミカン「……あちらのお二人も仲良くなられたようですね」

シルバー(仲良く……?)

シルバー「……とりあえず、バトルしませんか」

ミカン「そうですね、では……シャキーンっ! がんばります!」

直下コンマ60以下で勝利
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 22:51:39.34 ID:4V2Djvr1O
シャキーン
348 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/15(土) 23:02:28.30 ID:ueDTbR1x0
グリーン「ウインディ、炎の牙だっ!」

ウインディ「がうっ!!」ガブッ

ハガネール「ねええる……」

シルバー「クロバット、クロスポイズン!」

クロバット「くろばっ!!」ザシュッ

バシャーモ「しゃも……」

グリーン「はっ、楽勝だったな!」

アスナ「むむむ、流石です!!!!!」

ミカン「やっぱり強いですね……また、リベンジさせてもらえますか?」

シルバー「……はい。また、バトルを挑みに行きます」

ミカン「ふふ……待ってますね」
349 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/15(土) 23:05:11.37 ID:ueDTbR1x0
グリーン「なんだかよ、初めて話したような気がしない奴だったな」

シルバー「そうですね……気が合いそうだなとは思いました」

グリーン「……そうだ、お前のバトルも中々よかったぜ。流石だな」

グリーン「っつーか、お前は一回俺にも勝ってるもんな。ジム戦でだけどよ」

シルバー「そうですね……その内、本気のグリーンさんにも勝ちますよ」

グリーン「言うようになったじゃねえか! 楽しみにしてるぜ」

シルバー(……グリーンさんに勝たないと、レッドさんに近付くなんて夢のまた夢だ)

次の対戦相手 下2
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:11:39.26 ID:Md0hkR2Z0
ksk
安価なら下
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:14:11.62 ID:HTua2UUSO
>>343
お兄ちゃんが無理なら相方ファイアで
352 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/15(土) 23:38:15.65 ID:ueDTbR1x0
ライ「……ふん」

ファイア「まーまーま、いつまで拗ねてんの。バトル施設ですよバトル施設」

ファイア「ぱーっと戦っていきましょーよ。ねっ」

ライ「つってもよ……」

シルバー「……お前たちは」

グリーン「よう、ライにファイアじゃねえか」

ファイア「アッ」

ライ「! シルバー、兄貴……」

ファイア「……二人がここにいるってことは、兄さんたちご一行が来てるのかな」

シルバー「ああ、そうだ」

グリーン「お前らも来てるなんてなあ。お前ら二人でいんのか?」

ライ「船降りた後から、俺がついてってんだよ」

ファイア「カルムはなんか……知らん人と行っちゃった」
353 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/15(土) 23:56:57.16 ID:ueDTbR1x0
ファイア「……ま、アレですよね。せっかくだからさ、二人のバトルからなんか盗んじゃおーよ、ライ」

ライ「……盗む、だ?」

ファイア「いやさ、コウキに色々言われてたでしょ。今のままじゃ駄目だって……それならさ」

ファイア「ライくんの尊敬するお兄様と、(恋の)ライバルであるシルバーくんの戦いでなんか掴めたらいいよね、みたいな」

ライ「……」

ファイア「あれー、納得いきません? とりあえずここのシステム的にもね、バトルしないと始まんないから」

シルバー「何の話かは知らないが……俺は手加減しないぞ」

グリーン「ははっ、それでいいっつの。手加減なんてしたら負けちまうぜ」

ライ「いや、よ。ファイアのその言い方だと、俺が兄貴たちに負けることが決まってるみたいじゃねえか」

ファイア「……そう聞こえた? そんならごめんね。そーゆーつもりじゃないんだけどさ」

ファイア「少なくとも、俺は全力出すから……もし俺たち二人で勝てたら、うん……俺たちのチームワークがすごいってことだよ」

グリーン「……ま、バトルしてみようぜ? 戦ってみないとなんにもわかんねえしよ」

ファイア「おー、グリーンさん良い事言うー……よし、いきましょー」ポーン

ピカチュウ「ぴぴか!」

ライ「……おう、やってやろーじゃねーか!」ポーン

ピジョット「ぴじょーっ!」

直下コンマ  70以下で勝利
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 00:07:23.55 ID:09hw1Njo0
どう
355 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/16(日) 00:29:10.19 ID:cqyTShWu0
ファイア「……どうすっかなあ」

色リザードン「ぐあうう?」

グリーン「ギャラドス、滝登りッ!」

ギャラドス「ぎゃおおおう!」バババッ

色リザードン「ぐあうっ」バタッ

ファイア「……あ」

グリーン「考え事は後にしておけ。先輩からのありがたーい教えだぜ」

ファイア「……はぁい」

ライ「やれっナッシー! サイコキネシスだ!」

ナッシー「なっし……!」

シルバー「! 今だクロバット、辻斬り!」

クロバット「くろばっ!!」ザシュ

ナッシー「な、っしい……」バタッ
356 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/16(日) 00:58:39.39 ID:cqyTShWu0
ファイア「あわー……ごめんなリザードン」シュウン

ライ「クソっ……なんでだよっ」シュウン

シルバー「……やったな、クロバット」

クロバット「くろば〜〜!」

グリーン「お前ならいけると思ってたぜ、ギャラドス!」

ギャラドス「ぐおおおう!」

ファイア「……うーん、勝てなかったか。いや、今回は俺も悪いけどさ」

ライ「……お前も、だと? 俺もわりーってのかよ」

ファイア「そりゃそーだよ、マルチバトルなんだから……んー、まあさ、これを次に生かしていけば……」

ライ「これをってどれをだよ!! 俺にはなんもわかんねえよ、何が足りねえのかもお前が何をいってるのかもッ!!」

ファイア「……わかんないか」

ライ「わかんねえよ……だってよ、お前、自分で何を言ってるかもわかってねーだろ?」

ファイア「!」

ライ「俺だって、お前のライバルだぜ。お前が焦ってる事くらいわかってるっつーの……チッ」

ライ「お前が俺のことで焦ってるっつーのが一番嫌なんだよ。焦るほど、お前は、俺をどーしよーもねーと思ってんだろ!」

ファイア「……参ったな、これ」
357 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/16(日) 01:12:25.90 ID:cqyTShWu0
ファイア「……言い訳はさせてもらえる?」

ライ「させるわけねーだろ」

ファイア「……そっか」

シルバー「……」チラッ

グリーン「……行くぞシルバー。後はあいつらの問題だからな」

シルバー「は、はい」

ファイア「あ……んー、木の上で言い争う訳にもいかないしね。とりあえず降りよーか」

ライ「チッ……そうだな、それには賛成してやるよ」


シルバー「……大丈夫でしょうか、二人とも」

グリーン「どうだろうなあ。こればっかりは俺にもわからねえよ」

グリーン「……俺とレッドの時とは、色々事情がちげえからなあ」

シルバー「……なるほど……」
358 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/16(日) 01:40:46.20 ID:cqyTShWu0
ファイア(俺に何ができる?)

ファイア(正面から話し合う?)

ファイア(それが出来たら苦労しないんだよな)

ファイア(そもそも俺はどーしたいんだろう)

ファイア(ライにどうなってもらいたいんだろう)

ファイア(……んー、言われたとおりだな。俺、色々わかんなくなってる)

ファイア「……キツイな」

ライ「……チッ」
359 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/16(日) 01:50:28.03 ID:cqyTShWu0
今日はここまで。なんか起きてますけど明日はグリーン・シルバーペア編の続きです
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Sage]:2019/06/16(日) 01:53:53.84 ID:LXcI8wHU0
乙でーす!!!!!!!!!!!!!!!(死)
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 07:33:12.99 ID:6V4Dixlw0
遅れましてしんど乙ですーーしんど、
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/16(日) 18:26:02.22 ID:WoEUhidf0
遅乙です。しんどい。
1さん、今でもポケスペ読みたかったりしますか?
363 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/17(月) 21:55:18.81 ID:/NzE52qe0
はじめます。
364 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/17(月) 21:56:00.36 ID:/NzE52qe0
>>362 ポケスペ面白そうですけどねーーー、何分読む時間がない……長編名作に取り掛かれない悲しい理由ナンバーワンですね
365 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/17(月) 21:57:58.11 ID:/NzE52qe0


グリーン「うし、次行くぞ」

シルバー「……はい」

グリーン「そう心配しなくても、あいつらなら上手くやるっつーの。今は前向け前!」

グリーン「次の対戦相手もきっと手練れだ。集中しないと負けるぞ」

シルバー「! すみません……もう、大丈夫です」

グリーン「それでこそだ。さ、行くぞ!」

次の対戦相手 下2
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 22:30:31.78 ID:YNDmQieIO
加速
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 22:37:30.02 ID:zfTihY/SO
ラブラブカップルのハンサムとカルム
368 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/17(月) 22:45:15.41 ID:/NzE52qe0
ハンサム「すごいなここは、ポケモンもレンタルすることができるのか!」

カルム「すごいよね、トレーナー以外でもバトルを楽しめるようにしてるんだって」

カルム「そのお陰で、おじさんと戦えるから……ボク、すっごい嬉しい!」

ハンサム「はっはっは、私も嬉しいぞ!」

グリーン「げっ」

シルバー「……」

カルム「……あっ」

ハンサム「む! 君たちは……トキワシティのジムリーダーグリーンクン、それからシルバークンだな」

ハンサム「やはり君たち程手練れのトレーナーが相手になるか……カルムクン、足を引っ張ったらすまない!」

カルム「だ、大丈夫だよ! ボクがサポートするからっ!!」

グリーン「……いいか、シルバー。カルムに気を付けろ。ああいうタイプは自滅するかすげえ力を発揮するかのどっちかだ」コソッ

シルバー「わ、わかりました……」

カルム「何コソコソしてるの! いくら二人相手だからって、手加減なんてしないんだからね!!」ポーン

マフォクシー「まっふぉ!」

ハンサム「久々のバトルだ……上手くいくだろうか」ポーン

ジュカイン「じゅっ」

直下コンマ70以下で勝利
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 22:51:15.41 ID:bsbFeJ3Io
がんばれー
370 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/17(月) 22:57:25.12 ID:/NzE52qe0
グリーン「やれっギャラドス! 滝登りだ!」

ギャラドス「ぐおおう!」バババ

マフォクシー「まふぉ……」バタッ

カルム「マフォクシー!」

ハンサム「これは危ういかもしれん……ランクルス、一旦態勢を立て直すぞ!」

ランクルス「らんくっ!」

シルバー「させるか! マニューラ、回り込んで辻斬りだ!」

マニューラ「まにゅっ!」バッ ザシュ

ランクルス「ら、くくく……」バタッ

ハンサム「ふむ……これは、すっかりしてやられた!」

カルム「お、おじさん、ごめんなさい……」

ハンサム「なに、謝ることはない! 短い間ではあったが、カルムくんと共に戦えて楽しかったとも」

カルム「おじさんっ……!」

ハンサム「できれば、一緒に南の島を観光したいところだったが……次の事件が私を呼んでいる! さらばだ諸君!!」バッ

グリーン「……は!? いやなんでパラグライダーなんだよ!!!」
371 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/17(月) 22:59:41.17 ID:/NzE52qe0
カルム「……空を飛んでるおじさんもかっこいい……」

グリーン「ありゃ盲目になるタイプか……行くぞシルバー」

シルバー「は、はいっ!」

カルム「あっ手振ってくれた!! おじさん大好き〜〜〜!!!」

グリーン「あれ見てるとツンデレって何なんだってなるよな……」

シルバー(そういえば……俺もグリーンさんも最初はツンデレって設定だったな……)


グリーン「次で四戦目だな」

シルバー「ここを勝てば、次がバトルツリーボスでしたね」

グリーン「だな。気ぃ抜かないでいくぞ」

次の対戦相手 下2
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 23:08:19.17 ID:bZqfwL30O
ksk安価なら下
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 23:19:58.28 ID:4DC1nWG70
ブルーとリーフ
374 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/17(月) 23:23:34.44 ID:/NzE52qe0
ブルー「さあ、正念場よ! 気合入れていくわよ〜〜!」

リーフ「お〜〜〜〜っ!!! ここでバトルツリーに勝って、兄さんとファイアにも褒めてもらおーっと!」

ブルー「ふふ、きっと二人とも喜ぶわ! もちろん、私もい〜〜っぱい褒めてあげる!」

リーフ「本当っ!? 嬉しい〜〜〜!」

グリーン「……マジか」

シルバー「お、お二人とも……」

ブルー「あら? グリーンにシルバーじゃない! あなたたちもバトルツリーに来てたのね!」

リーフ「え! って、ことは、もしかしたら兄さんも……!?」

グリーン「おう、レッドならまた別で挑戦してるぜ。今どのあたりにいるかはわかんねえけどな」

リーフ「兄さんは誰と組んでるの??」

シルバー「トウヤさんと組んでおられましたよ」

ブルー「なるほど、彼ね……二人なら、何かトラブルが起きない限り勝ち進めそうね!」
375 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/17(月) 23:26:18.01 ID:/NzE52qe0
グリーン「……ボス前にしては十分すぎるくらいに強い相手だぜ」

シルバー「……ですよね。レッドさんの妹さんにお姉さん……」

グリーン「ま、俺たちもここで負けるわけにはいかねえ! やるぞ」

シルバー「はいっ!」

リーフ「ふふふ、ぜーったい勝っちゃうんだから! やったらぁーーーーーー!!!!!!!!」ポーン

ロズレイド「ろず〜!」

ブルー「二人なら本気でかかっても楽しめそうね! いいバトルにしましょう!」ポーン

ラッキー「らっき!」

直下コンマ50以下で勝利
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 23:34:51.47 ID:V1UhhS9k0
わわわわがんばれ
377 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/17(月) 23:40:02.29 ID:/NzE52qe0
リーフ「カメックス、ハイドロポンプよーっ!!」

シルバー「あと少しだ! クロバット、クロスポイズン!」

色カメックス「がめえ……!!」バババ

クロバット「……くろばっ!!」バッ ザシュ

リーフ「! カメックス、わかるわね!? やっちゃいなさーいっ!」

色カメックス「がめっ! がめええっ!!」グラッ ズシーーン

クロバット「くろばっ……!?」

シルバー「なっ……倒れた拍子にのしかかりだと!? くっ、クロバット!」

クロバット「く、ろば……」キュウ

リーフ「カメックス、ありがとう! ……ただじゃ終わらないぞって気持ち、やっぱりあなたも思ってたのね!」

色カメックス「が、めえ……」グッ キュウ

グリーン(……あいつらは相打ちか)

ウインディ「……ぐるる」

ブルー「どうやら、私たちの一騎打ちのようね!」

トゲキッス「きゅいーん!」
378 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/17(月) 23:43:17.81 ID:/NzE52qe0
グリーン「……ああ、そうみてえだな! 俺たちは負けるつもりもないぜ」

ブルー「言うじゃない! もちろん、私たちだってそうよ」

グリーン(……トゲキッスのエアスラッシュ、アレで怯んだらその時点で負けだ)

グリーン(逆に言えば、アレに怯まずに炎の牙をあてたら俺たちの勝ち)

グリーン「……ウインディ、信じてるぜ!」

ウインディ「がーうっ!」

ブルー「行くわよ行くわよーっ! トゲキッス、エアスラッシュ!」

トゲキッス「きゅい〜〜ん!」バシュッ

グリーン「行けウインディ、炎の牙だ!」

ウインディ「がううっ……ぐるるる、がうっ!」ガブッ

トゲキッス「きゅっ、いー……」ドサッ

ブルー「! ……お疲れ様、トゲキッス。おめでとうグリーン、シルバー。あなたたちの勝ちよ!」
379 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/17(月) 23:47:32.05 ID:/NzE52qe0
グリーン「……よっしゃあ! やったぜウインディ、お前ならいけると思ってたぜ!」

ウインディ「わんわんっ!」

シルバー「……俺たちの、勝ち……」

リーフ「むむむ、悔しいけど……あなたたち、とーっても強かったわ! 次は勝つから、またバトルしましょーね!」

シルバー「は、はいっ!」

ブルー「ふふ、とっても楽しいバトルだったわ。グリーンくん、いつの間にか強くなっていたのね」

ブルー「ジムリーダーだっていうのにも納得だわ」ウンウン

グリーン「ずうっといってるじゃねえかよ……俺はカントー最強のジムリーダーだぜ?」

ブルー「私の中のグリーンは、ずっとあの小さな姿のままだもの! 年月って不思議ねえ」

リーフ「姉さんの中のグリーンさんは小さいの? 私から見たグリーンさんはずっと大きいわよ?」

グリーン「おうおう、そのままでいてくれ。シルバー! 次行くぞ!」

シルバー「は、はいっ!」

グリーン「ここにいると、ずっとブルーとリーフにからかわれちまう」

ブルー「そんなことしないわよ! でも、頑張ってらっしゃいね!」

リーフ「ぜーったい勝ってね! 応援してるわーー!!」
380 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/17(月) 23:50:55.54 ID:/NzE52qe0


グリーン「さて、次が決戦だぜ。気合入れていくぞ」

シルバー「わかりました……それにしても、案外、上手くいくものですね」

グリーン「だな。ま、俺もお前も強い。そういうこったな」

シルバー「そう、ですか……」

シルバー(認めてもらっている……)

グリーン「しかしまあ、この施設も中々すごいぜ……そんな中のボスなんて、一体どんな奴なんだ?」

シルバー「そうですね……勝ち抜いた人なのか、施設から選出された人なのかで、強さも変わりそうです」

グリーン「そうかもなあ……お、もうすぐみてえだ。勝つぞ、シルバー!」

シルバー「はいっ!」

直下コンマ 1〜50ならレスに書いてある人 51〜75で????&????? 76〜00で??????&???????
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 23:57:17.51 ID:6PU++FwK0
ナナミ カスミ 無理なら下
382 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 00:03:06.59 ID:h/D+CbJc0
????「よおっお前らも来たか! 嬉しいぜ!!」

グリーン「なっ」

シルバー「……?」

?????「おい、俺の真似するんじゃねえ! ……って、あ?」

別グリーン「……お前、もしかして俺か?」

グリーン「……マジかよ」

別レッド「うお、マジでそっくりだな!? おかしいな、俺と"俺"はあんま似てなかったってのに」

シルバー「! ……べ、別世界の……レッドさんたち、ということですか」

別レッド「ご名答! ……ところで、ナツメ知らね? 何となく近くにいる気がすんだよなー」

グリーン「知らねえよ。つーか、いたらこっちのレッドは逃げ出してるぜ」

別レッド「……そーいやそーだ。こっちのナツメはやべーんだったっけ?」

別レッド「俺もエリカは怖いもんなー、うんうん仕方ない」
383 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 00:08:07.30 ID:h/D+CbJc0
別グリーン「お前……っつーか、"俺"か。お前、もしかして、アメ公の友人がいたりするか?」

グリーン「アメ公だあ? ……ああ、トウヤにキョウヘイか。そうだな、いるぜ」

別グリーン「へえ、じゃあここは前来たところと同じ世界って事か」

別グリーン「……なるほど、そういえばお前と真反対みたいなやつだったな、こっちのレッドは」

別レッド「だろ? ま、あいつも大変そうだけど、良い奴だぜ。同じ俺が言うのもなんだけど!」

シルバー「……あの、参考までに。そちらの世界の俺について知ってますか?」

別レッド「うん、何度か挑みに来たぜ。ボコボコにしてやったけどな!」

別グリーン「バトルの筋は良い奴だったぜ。たまに特訓しにジムまで来るけど……お前ほどおとなしくはないな」

グリーン「大人しくない? こいつが? ……あんまり、想像つかねえな」

シルバー「なんというか……すみません、ご迷惑をおかけしていたら……」

別グリーン「いや大丈夫だって。生意気だが伸びしろのある後輩だぜ。いつかレッドを倒すんだってうるさいけどな」

グリーン「へえ。お前もいつか、そんくらい図々しくならねえとな」

シルバー「……そうですね」
384 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 00:13:14.23 ID:h/D+CbJc0
グリーン「っつーかよ、こいつらが相手なら中々手強いぜ」

シルバー「……そうですよね。別世界の人とは言えど、レッドさんにグリーンさん……」

グリーン「俺の強さは俺が一番知ってるからな! 少しは差があるかもしれねえけど」

別レッド「にしても、"俺"は来ねーんだもんなー。リベンジしたかったのによ!」

シルバー「……戦ったことがあるんですか?」

別レッド「おう! いつだったかな、忘れちまったけどそこそこ前に。負けちまったんだよー」

別グリーン「俺もレッドにそう聞いて、楽しみにしてたんだけどな。レッドが負けたなんて楽しそうに言うの、久しぶりだったからよ」

別レッド「負けたけど楽しいバトルだったからな! ま、あの"俺"のライバルに後輩だろ?」

別レッド「お前らなら、俺たちのこと楽しませてくれるよな!」ポーン

ピカチュウ「ぴっかーー!!」

別グリーン「同感だぜ……この世界のレベル、見せてもらおうじゃねえか」ポーン

ナッシー「なっしー!!」

グリーン「はっ、望むところだ! 余裕ぶっこいてんじゃねえぞ、すぐ倒れることになるぜ!」ポーン

ウインディ「がうっ!」

シルバー「……貴方たちを超えて、俺はレッドさんに近付くんだ!」ポーン

マニューラ「まにゅ!」

直下コンマ40以下で勝利
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 00:17:42.25 ID:H0pZM9H5O
ぅゎっょぃ
386 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 00:22:23.52 ID:h/D+CbJc0
別グリーン「ピジョット、ブレイブバードだ!」

グリーン「ギャラドス、負けんなよ! ドラゴンテール!」

ピジョット「ぴ、じょーーっ!!」バッ

ギャラドス「ぎゃおおおおっ!!」ブンッ ドッカーーーン

別グリーン「げほっ……やったか?」

グリーン「……! ギャラドス!」

ピジョット「ぴじょ〜……」バタッ

ギャラドス「ぎゃ、おおう!」

別グリーン「! マジか……中々やるじゃねえか」

グリーン「お前もな! でも今回は……俺たちのが少し上手だったみてえだな」

ギャラドス「ぐおおう!」

別グリーン「そうみてえだな……お疲れ、ピジョット。よくやった」シュウン
387 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 00:29:05.93 ID:h/D+CbJc0
別グリーン「さて……あいつらはどうなったんだ?」

グリーン「俺にもどうなるかわかんねえな! ……けど、二人で戦わせてやるか」

別グリーン「うちのレッドは、そんな手加減して勝てるほどヤワじゃないぜ」

グリーン「シルバーだってそこそこつええってことだっての。見てろ」



シルバー「……クロバット、様子を窺え」

クロバット「……くろばっ」

別レッド「そのクロバット、お前と随分似てるな! 愛情持って育ててんだなってわかるぜ!」

別レッド「でも、その点では俺達も負けちゃいない……相性は悪いけど、いけるよな」

フシギバナ「ばぁな……」

シルバー「……クロバット、エアカッターだ!」

クロバット「くろば!」ザシュ

フシギバナ「……ばなっ」

別レッド「中々やるな! でも隙発見だぜ! フシギバナ、蔓の鞭で攻撃しながらくすねとれ!」

フシギバナ「ばなぁ!」シュルシュル

クロバット「ろばっ!?」

別レッド「お、オボンのみか! ゲットー!」

シルバー「な、なんだと……!?」
388 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 00:33:10.80 ID:h/D+CbJc0
別レッド「食っちゃえ食っちゃえ!」

フシギバナ「ばなあ」モグモグ

シルバー(しまった、回復された! オボンのみ込みでの計算だったから、次の攻撃には耐えられない)

シルバー(それに、今のフシギバナの体力では、エアカッターで倒せない……どうすれば……)

クロバット「……くろば!」ビュンビュン

別レッド「! クロバット、やるきじゅーぶんだな」

シルバー(? あの動き……そうか、今なら!)

シルバー「クロバット、いけっ! アクロバットだ!」

クロバット「くろばーーーっ!!」ビュビュビュン

フシギバナ「!? ば、なあ……」グサ ズシーン…

シルバー(……今、急所に当たったのか……? 運が、良かった……)

クロバット「くろ〜〜〜!」バッ

シルバー「! ああ、クロバット、よくやった」

別レッド「! ……お疲れ、フシギバナ」シュウン
389 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 00:37:16.05 ID:h/D+CbJc0
別レッド「……シルバー、お前……」

シルバー「は、はいっ!!」

別レッド「すっっっっっごい強いな!! それにいいトレーナーだ!!」ガシッ

シルバー「へ、あ、あの」

別レッド「バトル、ちょ〜〜〜〜楽しかったぜ! 本当に! マニューラもクロバットも、よく育ってるな!」ブンブン

シルバー「あ、ありがとうございます……」

シルバー(……あ、よく見ると、顔立ちはこちらのレッドさんと似ている……)

グリーン「シルバー! お前、やるじゃねえか!」

シルバー「! あ、ありがとうございます。そちらも、です」

別グリーン「まさか、レッドがシルバーに負けるとはな……しかし、見たところ、ここのシルバーの方が強そうだ」

別グリーン「世界が違うとはいえ、それなりに差があるんじゃないか? ……お前はどうしてそう強い?」

シルバー「お、俺は……恐らく、追いかけている人が、もっともっと強いから、だと思います……」

別レッド「?」

別グリーン「……なるほどな、納得したぜ。お前なら、いつか追いつけるかもな。頑張れよ!」

シルバー「ありがとうございます!」
390 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 00:40:12.62 ID:h/D+CbJc0
別グリーン「にしても、俺たちはこの後どうすればいいんだろうな」

別レッド「そういえば、だな! 突然足元に穴が開いたかと思ったら、ここに来てたからな」

グリーン「異世界っつってたもんな……でも確かに、あれってどうやったら帰れるんだ?」

シルバー「ウルトラホール、ですよね。あれは、そうですね、再度開くのを待つしか……」

別グリーン「再度って、いつ開くかわからないんだろ? そんなの……うおっ!?」ズルッ ヒューーン

別レッド「わ! お前ら、またなーーーーー!!!」ヒューーーン

グリーン「……嵐のような奴らだったな」

シルバー「しかし……とてもいいバトルができました」

グリーン「そうだな! レッド達も来てねえみてえだし、降りて自慢してやるか」

シルバー「……そうですね」
391 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 00:44:03.23 ID:h/D+CbJc0


〜一方その頃〜

ファイア「……」

ライ「……」

ファイア「……ちょっと、頭冷やしてくる」

ライ「好きにしろよ」



ファイア(いや、ほんと、どうしたもんかな……どう動けばいいかわからない)

ファイア(これは何言っても逆効果、だったりして? いや、でも……)

ファイア(そういったって、他のやり方なんてわかんないし……)ハア

カルム「……あれ、ファイア。なに、どうしたの?」

ファイア「! カルム……あれ、一緒にいた人は?」

カルム「ああ、おじさんのこと? 次の任務があるから行っちゃったよ」

ファイア「そー、だったんだ……楽しかった?」

カルム「うん、すっごく! ……ただ、ファイアの方はそうじゃなさそうだけど。ライくんもいないし……どうしたの?」

ファイア「……あー、それが、さあ……」
392 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 00:47:29.37 ID:h/D+CbJc0


カルム「……ふぅん、そうなんだ。まぁ、あの船でのバトル見た感じでも、ファイアの言いたい事はわからないでもないかな」

ファイア「んー、まあそうだよねー……どうしたもんかなー……」

カルム「……悩んでる本人に言うのもなんだけど、そういうライバル関係って、ちょっと憧れるな」

ファイア「え、そーなの?」

カルム「うん。ボクも、同時期に旅に出た友達はいたけど……そう、友達、って感じだったから」

カルム「そういう風に……切磋琢磨っていうの? お互い強くなっていく感じ。いいなって思う」

ファイア「お互い、強く……」

ファイア(そうだ、俺は、ライにもっと強くなってほしかったんだ)

ファイア(ライは強い。グリーンさんの弟だからとか、そういうの抜きにしても)

ファイア(だから、勿体ないって……俺が兄さんの真似をしても強くならないように、ライもそうだって思って……)
393 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 00:51:38.35 ID:h/D+CbJc0
カルム「……ボクは、二人の間に何が起こってるか、ちゃんとわかってるわけじゃないけど」

カルム「今くらい、思ってる事をぶつけたっていいんじゃない? ライバルなんでしょ、きっとライくんも受け止めるよ」ニコ

ファイア「……」

カルム「……なに黙ってるの?」

ファイア「いや、まさか、カルムをちゃんと年上だなーと思う日が来るとは、って」

カルム「ちょっとなにそれ、どういう意味!?」

ファイア「じょーだんですよじょーだん……うん、そーだよね、ライバルだもんなー俺とライってば」

ファイア「それじゃー、俺はちょっと……所用を思い出しまして、ちょっと行くね」

カルム「行ってらっしゃい。別に待ってなんかないから、好きなだけ話してくれば?」

ファイア「はいはい……あのさ、カルム」

カルム「なに?」

ファイア「……話聞いてくれてありがとね。じゃあ今度こそ、いってきまーす」タタッ

カルム「あ……全く、ああやって言い逃げするんだから」

カルム「そんなの、当たり前でしょ、友達なんだから。でも、お礼は受け取っといてあげる」
394 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 00:54:24.72 ID:h/D+CbJc0


ファイア「……ライ!」

ライ「んだよ」

ファイア「あのさ……、……」

ライ「……? なんだよ、言えよ!」

ファイア「うん、言うよ。でもさ、その前に。俺とバトルしてよ」

ライ「……いいぜ、やってやろーじゃねーか。今、俺は気が立ってんだ」ポーン

ウインディ「がるるるる……」

ファイア「……俺たちはいつも通りいくよ」ポーン

エルレイド「……」サッ
395 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 00:58:12.84 ID:h/D+CbJc0


ファイア「ピカチュウ、ボルテッカー!」

ピカチュウ「ぴ! ぴかぴかぴか……ぴっか!」バチバチ ドーーンッ

ピジョット「ぴ、じょ……」ドサッ

ピカチュウ「ぴっかぴ!」ドヤ

ファイア「よしよしよし、いいねピカチュウ、さいっこー」

ライ「クソッ! またかよ、あいつの言った通りだ……また、お前に勝てなかった……!」

ファイア「……ね、ライ。今回、なんで君が負けたのかわかる?」

ライ「わかんねー……わかんねーよ……っ」

ファイア「それじゃ、ヒントをあげましょう……ごほん」

ファイア「ライの戦い方は間違ってない。あとはポケモンの動きを……いや、ポケモンを、しっかり見てみなよ」

ライ「……ポケモンを……?」
396 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 01:00:54.45 ID:h/D+CbJc0
ピジョット「ぴ……じょ……」ジッ

ピカチュウ「……ぴか」バチバチ

ライ「……ピジョット、お前なんでまだ、相手を見てんだよ。もうそんな体力じゃ戦えねーだろーが……」

ファイア「ピジョットはわかってるんだよ。ライの勝ちたいって気持ち」

ライ「……ピジョット」

ファイア「……ピジョットも、他のポケモンも、本当のライのことわかってるよ」

ファイア「だから……君も、本当の君のことを、ポケモンたちと一緒に、改めて知ってほしい」

ライ「本当の俺……? ってか、ファイア、お前……」

ファイア「……んじゃ、またね。またバトルしよーよ」

ライ「……」
397 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 01:05:09.93 ID:h/D+CbJc0


ファイア「ただいま戻りましたよー」

カルム「……おかえり。どうだった?」

ファイア「んー……ま、ちゃんと言ったよ。どストレートに……ではないけど」

ファイア「俺の言いたい事に、ライが気付いてくれるよう、ちゃんと言った……つもり。って感じ」

カルム「……そっか。まぁ、頑張ったんじゃない? 偉いよ、ファイア」

ファイア「! ……ひゅー、デレ期だ」

カルム「そうやって茶化して……でも、そうかもね?」

ファイア「……そう返されるとは思わなんだ」

カルム「ほら、いつまでもびっくりしてないで。次、行くよ。まだまだ行きたいところは、たくさんあるんだから」

ファイア「はーい……ね、カルム。あとでバトルしよーよ」

カルム「ふふ、いいよ」
398 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 01:06:13.53 ID:h/D+CbJc0
今日はここまで。初代リメイク組も、これにて一段落。
明日も同じ時間あたりに……

今日のダジャレ

レッド「けほっ……」

トウヤ「わ、どうしたの? 何かの発作?」

レッド「……発作の辛さ、ふぉっさまぐな並み……」
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 01:31:48.52 ID:4wOo9wqZ0
えやば………尊…おつです……わあ……
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 02:22:01.65 ID:1mWAV0f50
乙でございま死!!!!!!
401 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 21:58:52.51 ID:h/D+CbJc0
はじめます
402 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 22:02:13.73 ID:h/D+CbJc0


〜バトルツリー 受付前〜

レッド「……もう、行くの?」

タカシ「うんっ、まだまだ色んなところに行ってみたいから!」

レイ「トレーナーとしてはまだまだ経験不足だって、わかりましたし」

タカシ「お父さんに挑戦するのは、もっともっと強くなってからにする!」

レイ「ですから……また、会いに来るね、お父さん!」

レッド「うん、待ってる……またね、二人とも……」

ヨウ「あ、あばば…………こんなの…………こんなの見てて耐えられるわけがない…………」

ミヅキ「お、推しが……パパ…………」

ヨウ「父性? 母性? いやもうわからない……創造主か何か……?」

トウヤ「確かにアルセウスはレッドの仲間にいるよねぇ」
403 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 22:07:34.27 ID:h/D+CbJc0
グリーン「よう、戻ったぜ……ってすげえことになってんな!?」

シルバー「も、ものすごい大所帯ですね……」

レッド「……おかえり。さっきまで、タカシとレイも、いたんだよ……」

グリーン「マジか……元気してたか?」

レッド「うん……」

キョウヘイ(視点が親戚のおじちゃんなんすよねぇ)

ヒビキ「シルバーーーーーっ、久しぶり!!」

コトネ「なんだか元気そう! いいことでもあった?」

シルバー「なっ、お、お前らなんでここに……!」

ヒビキ「僕達もこのバトルツリーってやつ、やってみたくて!」

コトネ「早々に負けちゃったけど……楽しかったし、みんなに会えたからオッケーってコトネ!」

シルバー「……ふん、よかったな」

ヒビキ「うんっ!」
404 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 22:11:32.72 ID:h/D+CbJc0
キョウヘイ「他の人に触れて行きたいのも山々なんすけど、流石に時間が足りなくなるんでカットっすよ!」

ミヅキ「はい!!!! わたし的にはさっきチラッと見えた別世界らしきアクロマさんとキョウヘイさんが気になります!!」

キョウヘイ「それこそめちゃめちゃ時間使うのでカットっす!!!!!!!」



グリーン「つーか、お前らは途中で負けたのか?」

シルバー「お相手は誰だったんですか?」

レッド「………………」

トウヤ「……あはは…………」

グリーン「……まさか、ナツ……」

レッド「言わないで」

トウヤ「名前を聞いただけで発狂しそうだから」

グリーン「お、おう……」

キョウヘイ「そこは運悪く対レッドさん兵器と対トウヤさん兵器がマッチングしたみたいっすねー」
405 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 22:17:47.96 ID:h/D+CbJc0
キョウヘイ「そーいえば、俺たちは一歩手前で負けちゃったんすけど……バトルツリーボスって誰だったんすか?」

ハウ「あー、そういえばー、おれも気になってたー。ここで一番強いひとってー?」

グリーン「それがなぁ……別世界の俺とレッドだったんだよ」

レッド「! 僕が、知ってる"僕"……?」

グリーン「ああ、知り合いっぽかったな。エリカがどうとか言ってたぜ」

レッド「……なるほど……」

キョウヘイ「それにしても、別世界のレッドさんとグリーンさんっすか……めちゃくちゃ手強そうっすねぇ」

グリーン「実際、強かったぜ……でも、俺たちはそいつらにも勝った」

グリーン「なあ、シルバー?」

シルバー「……はい。運の良さや、ポケモンのコンディションなど、色々な要素が重なったからではありますが」

シルバー「勝つことが、できました。あちらのレッドさんには」

レッド「……すごい、ね……びっくりした……」

トウヤ「そういえば、レッドもあのレッドと戦ったことがあるんだっけ?」

レッド「一度だけ……でも、あの"僕"も、それなりに強いのに……すごい、二人とも……」

グリーン(それなりに、ねえ……)
406 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 22:26:09.55 ID:h/D+CbJc0
ミヅキ「それじゃあ、バトルツリーも堪能したことですし……行っちゃいます? 次の試練!」

レッド「……」コク

ヨウ「次の試練は、ポニの大峡谷の奥です! キャプテンはいないんですけど……主ポケモンがそこを守ってるんですよ」

ミヅキ「ただ、厄介なのがその試練の場に行くまでの道で……ほら、アレです」

レッド「……?」

キョウヘイ「でっかい山、ってか谷? とにかく広そうっすね〜」

トウヤ「うん、あれを攻略するのは……中々時間がかかりそうだね」

ハウ「実際ー、すっごい時間かかるよー……ここから移動する時間もあるしー、明日にしたほうがいいかもー」

グリーン「賛成だ。今日はバトルも何回かしたしな、流石に疲れたぜ」

トウヤ「そうだねぇ……神経もすり減らしたし、今日はもう休んだ方がいいかもね?」

レッド「……わかった、そうしよう……」
407 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 22:29:07.40 ID:h/D+CbJc0


〜海の民の村〜

レッド「……到着……」

ミヅキ「すっかり暗くなっちゃいましたね〜」

キョウヘイ「ふあ〜……バトルツリー、楽しかったっすけどめちゃめちゃ……疲れたっすね」

トウヤ「そうだねぇ、戦略が普段より必要になる場所だから……って、もう寝ちゃいそうだね?」

キョウヘイ「途中、色々あったんすよ〜……」

ハウ「あー……うんー、今回ばかりはー、キョウヘイすっごい体力使ってたしー……」

グリーン「なら、もうさっさと寝ちまったほうがいいかもな。おいレッド、部屋はどうすんだ?」

レッド「……うーん……」

部屋割り 下2
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 22:31:46.35 ID:1CPp223A0
加速
安価なら下
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 22:33:57.86 ID:6kRlZk6SO
カロスでもやったあみだくじ〜アクロマを添えて〜
410 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 22:45:11.53 ID:h/D+CbJc0
キョウヘイ「なんかいらないの混じってるっすねぇ〜〜〜???」

アクロマ「果たしてそうでしょうか!?」

キョウヘイ「うわぁ来るの早いっすよ!!!」

レッド「……あみだくじ……」

アクロマ「それでしたら、こちらのあみだくじ作成機をお使いください! このボタンを押してくださいね」

レッド「わかった……えい」ポチ

レッド「……部屋3」

トウヤ「僕は……部屋2、だね」

キョウヘイ「アクロマと同じじゃありませんように!! ……部屋3!!! 来た!!!!!!」

アクロマ「なんと!? では……部屋4ですね」

シルバー「……部屋2、です。トウヤさんとですね」

グリーン「俺は部屋1か」

ヨウ「部屋4!!!! アクロマさんお願いします!!!!」

ハウ「んじゃー、おれはグリーンとだねー」

キョウヘイ「俺大勝利〜〜〜〜!!!」
411 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 22:51:53.19 ID:h/D+CbJc0
レッド「……キョウヘイ、いこ……」

キョウヘイ「は〜〜い、りょかっす!」

トウヤ「シルバー、僕たちも行こうか。確かあっちの部屋だったよ」

シルバー「わかりました」

ヨウ「アクロマさん!!!!!! 写真撮らせてください!!!!!」

アクロマ「おや熱烈ですね!! 構いませんとも!!!」

グリーン「俺たちも行くか。さっさと行ってさっさと寝ようぜ……」

ハウ「さんせー。疲れたねー」


どこの様子を見るか  下2
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 22:54:28.96 ID:wwsjCNUPo
ksk
安価ならトウシル
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 22:55:06.15 ID:2EXfn+iYO
ヨウロマ
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 22:55:13.51 ID:6kRlZk6SO
ksk安価なら↓
415 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 22:58:09.35 ID:h/D+CbJc0
アクロマ「ふむ、二段ベッドですね! 私から見るとかなり手狭です!!!」

ヨウ「え、そ〜なんですか? 旅してるときはあんまり気にならないけどな〜」

アクロマ「まだまだ皆さん小さいですからね! 私的には……ええ、足が、ぶつかるのです」

ヨウ「あ、足が長い〜〜〜〜〜〜!!!!!! ヨッ!!!!! スタイルの鬼!!!!!!!」

アクロマ「おお、中々のテンションですね! 私もキョウヘイくんの限界オタクを名乗れるよう見習いたいものです」

ヨウ「み、見習う!? そこまでたいそうなアレじゃないっていうか……」

ヨウ「……推しに対する気持ちを隠さずに……心のままに叫んでいれば、それはもう限界オタクですよ!!!」

アクロマ「ふ、深い……!!!!!!」
416 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 23:09:10.15 ID:h/D+CbJc0
ヨウ「あとあと、これは個人的興味とミヅキへのお土産話なんですけど」

ヨウ「アクロマさんって〜、キョウヘイさんのどういうところを推してるんですか?」

アクロマ「ふむ……かなり長い話になりますので、多少ピックアップして話しましょうか」スッ

ヨウ「はっ、どこからかホワイトボードが……!」

アクロマ「まず一つ!!!! 喋り方が可愛い!!!!!!!!」バンッ

ヨウ「そしてそのホワイトボードを使わないパターンだ〜〜〜!!!!」

アクロマ「あの……もう、ものすごい、可愛いですよね……何がってもう……」

アクロマ「……全てが……あの感じで話しかけてくれたときの……高揚……」

ヨウ「……なんだ、アクロマさん。もうすっかり、限界オタクじゃないですか……!」
417 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 23:15:23.87 ID:h/D+CbJc0
アクロマ「まあ、限界オタクではあるのですが……」スンッ

ヨウ「わっ急に落ち着くな! って、どうしたんですか?」

アクロマ「限界オタクでもありながら、私、ガチ恋勢ではありますので……」

アクロマ「中々報われないなぁとも考えてしまうのです」

ヨウ「……アクロマさん……」

ヨウ「(ミヅキが喜びそう……)」

アクロマ「ずっとアプローチはしているんですがね……」

アクロマ「若者視点で何かアドバイスを貰えないでしょうか?」

ヨウ「あ、アドバイスですか!!! え〜〜〜〜〜と……」

ヨウからのアドバイス 下2
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 23:20:16.63 ID:2EXfn+iYO
ksk安価なら下
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 23:32:07.44 ID:1CPp223A0
押してダメなら引いてみろ
420 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 23:40:45.31 ID:h/D+CbJc0
ヨウ「……押して駄目なら引いてみろ、とか……?」

アクロマ「ふむ! なるほど……いつか実践した記憶がありますが」

アクロマ「確かにあれは効果的でした! ありがとうございますヨウくん、早速実践してみたいと思います!」ニコッ

ヨウ「ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜っナイス微笑みです!!!!!!!!」

ヨウ「(……ミヅキ、ぼく、わかったよ……アクロマさんは、キョウヘイさんを推してるから輝いてるんだ……)」

ヨウ「(ぼくは、そんなアクロマさんを推していきたい! でも…………)」

アクロマ「……? ヨウくん、どうかしましたか?」

ヨウ「い、いえ! なんでもないです!!」

ヨウ「(その理論でいくと……ぼくは、ルリさんが好きなキョウヘイさんを推していることになる……)」
421 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 23:49:46.80 ID:h/D+CbJc0
ヨウ「……ま、いっか! ぼく、応援してますね!!!!!」

アクロマ「ありがとうございます!!!」



キョウヘイ「……っくしゅん!」

レッド「? ……風邪……?」

キョウヘイ「や、多分、誰かが噂してるんじゃないっすかね〜……」

レッド(キョウヘイレベルになると、噂されすぎて大変そう……)

キョウヘイ「……いや、冗談っすけどね? アローラも南国とはいえ、陽が沈むと寒くなるっすね〜」

レッド「……確かに、ちょっと、涼しい……」
422 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/18(火) 23:56:10.02 ID:h/D+CbJc0
キョウヘイ「……っていうか、レッドさん、何してるんすか?」

レッド「……衣装整理……」

キョウヘイ「だからこんな服が散らかりまくってるんすね!!」

レッド「……色々、あるから……把握しておきたくて……」

キョウヘイ「(多分安価の内容によって自動的に増えていくシステムだとは思うっすけど……黙っておこう)」

レッド「昔着たのとか……一回も着たことないのとか……」

キョウヘイ「なんすかこの褌……いやレッドさんこれ着てたっすね!?」

レッド「コンテストか何かで……公衆の面前で……」

キョウヘイ「ヤバっすね……ってか、マジで数多いっすね、服」

レッド「……タンスの中に、あんまり着てない服をもっと着て、ってメモ入ってることある……」ペラ

キョウヘイ「わ、ほんとっすね……ん? なんかめっちゃ小さい字で書いてあるっすよ」

キョウヘイ「『もしあんまり着てくれなかった場合は、周りの人を巻き込んで自動的に女装させます』……!?」

レッド「……キョウヘイ、ごめんね……」

キョウヘイ「レッドさ〜〜〜〜〜ん!!!!!!! 謀ったなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

レッドの衣装 下2   キョウヘイの衣装 下4
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 23:58:39.31 ID:wOFRT9XVO
ミドリゲスのやつ
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 00:04:11.75 ID:YkJKoCFFO
金髪碧眼なアリス服
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 00:04:17.29 ID:UwM+vXmSO
ORASのオメガのコンテスト衣装
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 00:04:58.26 ID:Vr9QLwhhO
キラーパンサー
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 00:07:06.42 ID:RDAvJsPM0
ニューラくのいちの衣装
428 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/19(水) 00:16:07.29 ID:zjv/X/zR0
レッド「……ウィッグと、カラーコンタクト……」

キョウヘイ「うにゃ〜〜〜〜!?!? これ……またっすか!! どーしてこうも猫にしたがるんすかねぇ!?」

レッド「あ……懐かしい……可愛いね……」

キョウヘイ「にゃつかしくにゃいっすよ〜〜!!! ……って、レッドさんはマジで誰だかわかんにゃいっすね」

レッド「……髪の色も、長さも、目の色も、違うから……」

キョウヘイ「マジでコスプレっすねぇ……ってか、俺も今回はほぼコスプレっすし!」

キョウヘイ「これで知り合いに会ってもバレないんじゃにゃいっすか!?」

レッド「……それは、ある……」

キョウヘイ「ある意味それもドッキリっすよね? ちょっと面白そーっすねぇ」

レッド「……行こ、キョウヘイ」

キョウヘイ「は〜い! ……マジであの頃の、レッドさんのペットだった時を思い出すっすね……」

会いに行く人 下2(仲間内か近くに居そうな人)
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 00:18:11.56 ID:DB3wCFGb0
ksk
安価下
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 00:18:48.35 ID:VGHsawHBO
アクロマ
431 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/19(水) 00:25:48.72 ID:zjv/X/zR0
レッド「……あ」

キョウヘイ「にゃっ、嫌にゃ気配が……」

アクロマ「む? おやキョウヘイくん!!!!!!」

アクロマ「(はっ 推して駄目なので引いてみなければ……!!)」

ヨウ「(頑張れアクロマさ〜〜〜ん!!!!)」コソコソ

アクロマ「……随分と変わった格好をしていますね? それは何のポケモンでしょう」

キョウヘイ「……ポケモンじゃにゃいっすよ、キラーパンサーっす」

アクロマ「にゃっ……!? そ、それは、随分可愛らしい……」

ヨウ「(駄目だ〜〜〜〜アクロマさん溢れ出てる〜〜〜〜〜!!!!)」

アクロマ「……おや? そちらの方は……」

レッド「……」ペコ

直下コンマ30以下で気付く
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 00:29:12.56 ID:RDAvJsPM0
どう
433 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/19(水) 00:39:23.76 ID:zjv/X/zR0
アクロマ「……ええと、新しいお友達でしょうか?」

レッド「……」

キョウヘイ「……ふふん、そうにゃんすよ! ついそこで知り合ったんす」

アクロマ「見た感じカロスの子でしょうか?」

レッド「……」

アクロマ「……無口な子ですね?」

レッド「(喋ったら声でバレそうだしね……)」

キョウヘイ「(そろそろぼろが出そうっすね……レッドさん、一時撤退っす!)」

レッド「(おっけー……)」b

アクロマ「(はっ、この子達今目で会話しましたね!? つまりそうとう仲がいいということでしょうか……)」

レッド「……」クイ

キョウヘイ「はーい、わかったっす! そんじゃあ……戻るっすよー、おじょーさん!」ダッ

レッド「……」タタタ

アクロマ「キョウヘイくん! ……うーむ、あの子は一体誰なのでしょう?」
434 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/19(水) 00:43:45.97 ID:zjv/X/zR0
今日はここまで。明日はちょっと遅めに更新です。
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 00:57:48.36 ID:TQL+gmIW0
おつです〜〜〜〜!!!!キョウヘイくんがとてもかわいい
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 00:58:46.18 ID:kwzwHNPY0
乙です!気になる木!
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 07:59:04.76 ID:42JV+EjaO
遅乙です。
438 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/19(水) 22:29:11.27 ID:zjv/X/zR0
はじめます
439 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/19(水) 22:38:49.69 ID:zjv/X/zR0
レッド「……案外、ばれないね……」

キョウヘイ「そうっすね〜? 確かに……俺も見てにゃかったらわかんにゃかったっすよ」

レッド「んー……次、いってみよ……」

キョウヘイ「了解っす! ……でも、誰んとこ行くっすか?」

レッド「……多分、どうせ全員のところ行くから、一気に行こう……」

キョウヘイ「それもそーっすね! んじゃー……あっちいくっすよ!」

レッド「おー……」



キョウヘイ「こ〜んば〜んは!!」トントントン

グリーン「うるせえ!! って……お前、なんだその恰好」

キョウヘイ「キラーパンサーっすよ! がおー! あ、ハウやっほーっす」

ハウ「寝ようと思ってたんだけどー……急なハロウィンなにー……」

レッド「……」

ハウ「あれー? その子……」

グリーン「あ?」

下1コンマ60以下で気付く(グリーン)  下2コンマ40以下で気付く(ハウ) 
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 22:40:32.33 ID:JXYox2JL0
どう
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 22:44:44.03 ID:RDAvJsPM0
せい
442 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/19(水) 22:51:07.02 ID:zjv/X/zR0
ハウ「レッドだー、何してるのー?」

グリーン「本当に何してんだ……一瞬誰かと思ったぜ」

ハウ「そうー? すぐわかったけどなー」

レッド「むう……」

キョウヘイ「アクロマは気付かにゃかったんすけどねー?」

ハウ「わはー、観察眼の差かなー」

グリーン「流石にわかるっつうの。幼馴染だぞ?」

レッド「んー……おめでとう……」

キョウヘイ「そんにゃお二人には、正解した景品をプレゼントっす〜」

レッド「えーと……」ゴソゴソ

グリーン「今用意すんのかよ!」

ハウ「なんだろー」

プレゼント 下2
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 22:54:17.86 ID:RDAvJsPM0
加速
安価なら下
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 22:55:51.38 ID:UwM+vXmSO
ハウにはアマサダを
緑にはカラサダ(見た目では分からないけど超激辛)を
445 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/19(水) 23:05:05.31 ID:zjv/X/zR0
レッド「……あ、そういえば、前買ったマラサダが……」

ハウ「えー、マラサダー!? やったー!」

グリーン「おお、普通じゃねえか。もらうぜ」

レッド「……どうぞ」ニコ

キョウヘイ「(こ、これはいたずらごころの顔……!)」

レッド「……」

ハウ「いただきまーす! むぐむぐ……おいしーい!」

グリーン「むぐ……っ!? おいレッド!!!!!!!!!!」

レッド「キョウヘイ、行くよ……!」

キョウヘイ「はーい!」ダッ

グリーン「おい!!!! くっそー、んだこれ、超辛いじゃねえか」

ハウ「カラサダもおいしいよねー」モグモグ
446 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/19(水) 23:12:17.51 ID:zjv/X/zR0
レッド「……うまくいった……」

キョウヘイ「楽しそうっすね〜〜」

レッド「……楽しい……」

キョウヘイ「(わりとニコニコしてるからほんとにたのしーんすね……悪戯……でも気持ちはわかるっす!!)」

キョウヘイ「んじゃ、次はトウヤさんとこいくっすよ〜!」

レッド「おーっ……」

キョウヘイ「……ロリ判定されたら逃げるんすよレッドさん!!」

レッド「……考えとく……」



キョウヘイ「とーおーやーさ〜〜〜ん!!!」ドンドン

トウヤ「はーい、どうしたの? ……って、懐かしいの着てるねぇ」

キョウヘイ「そうにゃんすよ〜、すっかり子猫っすよ!」

シルバー「当時、俺はチラッとしか見ませんでしたが……こうなってたんですね」

シルバー「ところで……」

レッド「……」ニコ

下1コンマ50以下で気付く(トウヤ)  下2コンマ50以下で気付く(シルバー)
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 23:14:32.16 ID:KQT11YSy0
どう
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 23:16:13.38 ID:Vr9QLwhhO
せい
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 23:16:40.68 ID:HYOpiNtSO
ほい
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 23:18:44.73 ID:RDAvJsPM0
ほい
451 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/19(水) 23:24:03.95 ID:zjv/X/zR0
シルバー「……レッドさん、とても、可愛らしい恰好をしてらっしゃいますね」

トウヤ「レッド〜〜〜〜!!!! えっどうしたのその恰好!!!! 洋ロリだね!!!!!」パシャパシャパシャ

レッド「……ばれた……」

キョウヘイ「レッドさんだってバレてもロリ判定にゃんすね……」

トウヤ「だって可愛いから……ほら、シルバーもそう思うよね?」

シルバー「そ、そうですね……」

レッド「……」

キョウヘイ「にゃんか違うって顔っすね〜」

レッド「……皆、騙されてくれない……」

キョウヘイ「みんにゃ、レッドさんのことわかってるってことっすよ〜」

レッド「むう……とりあえず、景品……」

下2
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 23:27:31.41 ID:JXYox2JL0
かそく
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 23:30:01.99 ID:RDAvJsPM0
二人を「お兄ちゃん」って呼んであげる
454 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/19(水) 23:38:05.87 ID:zjv/X/zR0
レッド「……それじゃあ、トウヤから……」

キョウヘイ「お、いいっすね! トウヤさん、録音した方がいいかもっすよ〜〜?」

トウヤ「えっなにかな? なにかな?」ピッ

レッド「……お兄ちゃんっ」

トウヤ「わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いおにいちゃんだよ!!!!!!!!!!!!!」バッ

キョウヘイ「ロリコンガ〜〜〜ドっ!!!」ベシッ

トウヤ「いだっ……はっ、ありがとうキョウヘイ……イエスロリータノータッチを破ってしまうところだったよ」

キョウヘイ「いやマジで気を付けてほしいっすね……」

レッド「(しばらく言うの控えたほうがいいかな……)」
455 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/19(水) 23:44:41.62 ID:zjv/X/zR0
レッド「……次、シルバー……」

シルバー「え、お、俺もですか?」

キョウヘイ「そっすよ〜、多分レッドさんに……そう呼んでもらえる機会そうないっすよ」

シルバー「……じゃあ、お、お願いします……」

レッド「……こほん」

レッド「……お兄ちゃん!」

シルバー「ヴッ」

レッド「!?」

キョウヘイ「し、シルバー!? 心臓発作っすか!?」

シルバー「……い、いえ……か、可愛らしくて……つい……」

トウヤ「わかるよ……」
456 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/19(水) 23:48:52.48 ID:zjv/X/zR0
シルバー「あ……ありがとう……ございました……」

レッド「……ど、どういたしまして……」

キョウヘイ「うーむ、これは予想より喜んでるのにびっくりしてるっぽいっすね!」

レッド「……そんな感じ……それじゃ、またね……」

トウヤ「えっまってもう少し写真撮らせて!!!!!!!!」

レッド「キョウヘイ、逃げるよ……!」ダッ

キョウヘイ「了解っす〜!」ダッ

トウヤ「ああ……まだ十枚しか撮ってないのに……」

シルバー「……その写真、俺にも貰えませんか」

トウヤ「もちろんいいよー」
457 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/19(水) 23:54:34.70 ID:zjv/X/zR0


レッド「……あと、ヨウと、ミヅキ……」

キョウヘイ「せっかくっすもんね〜、アローラ組もにゃんとか騙したいところっす」

レッド「うん……どう、しよう……」

キョウヘイ「う〜ん……多分、表情じゃにゃいっすかね? もっとニコニコしてみたら違うかもっす」

レッド「……」

レッド「(*'▽')」

キョウヘイ「うわあ誰!? これは流石にわかんにゃいっす!!!」

レッド「……じゃあ、もう少し、面影残す……」

キョウヘイ「それがいいっす……」


ヨウ「アクロマさんどっかいっちゃった〜……あれ、キョウヘイさん!」

ミヅキ「あっほんとだ! って……えっなんですかそれかわい〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」

キョウヘイ「どやにゃーん! そしてこちらの方が!」

レッド「……」ニコニコ

下1コンマ30以下で気付く(ミヅキ)  下2コンマ30以下で気付く(ヨウ)
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 23:56:30.80 ID:KQT11YSy0
ほっ
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 23:57:35.26 ID:vIB9NmbxO
にゃーん
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 00:04:22.16 ID:vTzTBvjY0
さすがヨウ
461 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 00:06:13.22 ID:3M3YBGx90
ミヅキ「えっえっえっえっえっなんですかその子めちゃかわ……えっ誰?」

ヨウ「へ?」

ミヅキ「え?」

ヨウ「……えっ」ジッ

ミヅキ「えっちょっと待ってヨウこのめちゃマブお嬢さんに何か覚えあるの!?」

レッド「……」ニコニコ

ヨウ「そっか、ミヅキは体格とかから人を見分ける術を持ってないんだっけ!」

キョウヘイ「にゃっ、出たっすよトウヤさんとヨウの持ってるにゃぞスキル……」

ヨウ「その手、腰つき、足、耳の形、笑顔の癖……レッドさんですね!!」

レッド「……よく、わかったね……」

キョウヘイ「にゃんか……探偵感あるっすね……」
462 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 00:10:42.97 ID:3M3YBGx90
ミヅキ「……え〜〜〜〜〜〜〜っ!!!! レッドさん!?!?!?」

ミヅキ「うっそ〜〜〜!!! 髪の色も目の色も違うから気付きませんでした!!!」

レッド「……ミヅキ、いいこ……」ナデナデ

キョウヘイ「レッドさんが求めてた反応っすもんね〜〜」

ミヅキ「あわわ……マブいお嬢さんに撫でられてしもた……」

ヨウ「ミヅキいいな〜〜〜!!! レッドさんレッドさん、ぼくも気付きましたよ!!!!」

レッド「ヨウもすごいね……」ナデナデ

ヨウ「やったァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!」

レッド「……これとは別で、ご褒美もあげる……」

ヨウ「えっマジですか? いえ〜〜〜い!!!! あっ嬉しくてよだれ出てきちゃった」

キョウヘイ「拭いてくださいっす!!!」

ご褒美 下2
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 00:14:29.21 ID:vTzTBvjY0
アクロマ印の年齢変換器
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 00:16:04.29 ID:iRliSaHSO
年上のキョウヘイが大人の演技でフィーしてくれる
465 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 00:22:05.66 ID:3M3YBGx90
レッド「……だって……」

キョウヘイ「ま、マジっすか!? 今……めっちゃねこっすけど……いいっすか!?」

ヨウ「ケモ系お兄さんですね、わかりました!」

キョウヘイ「理解が速いっすねぇ!!!!」

レッド「……ミヅキ、こっちで見てよ……」

ミヅキ「了解です!!!!!!!!! ヨウ〜〜〜、ビデオカメラは用意したからね!!!!!!!」

キョウヘイ「くっ、カメラが回ってるなら集中しにゃいとっすね……」

レッド「……それじゃ、よーい……あくしょん」カンッ
466 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 00:29:12.86 ID:3M3YBGx90
キョウヘイ「ヨウくん、もう真っ暗だけど。この時間にお出かけかい?」

ヨウ「あっあっキョウヘイ先輩!! ちょっと散歩してたんです!!」

レッド「(後輩設定なんだ……)」

キョウヘイ「散歩か、確かに今日は良い星空だけど……早く帰った方がいいかもね」

ヨウ「な、なんでですか……?」

キョウヘイ「今日は月が綺麗だから、人間以外も出歩いてる」グイ

ヨウ「ヒュウ!!!!!!」

ミヅキ「(バカヨウ〜〜〜〜、そこはヒュウじゃないでしょ!!!)」

キョウヘイ「襲われちゃうかもよ? 例えば、俺みたいにゃ……にゃ……」

キョウヘイ「にゃっ……にゃんといいますか……にゃかにゃか……」

ヨウ「あ〜〜〜〜〜〜〜ッ駄目だ照れてるケモお兄さん最高ですおいくらですか!?!?!?!?!?!」
467 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 00:33:41.75 ID:3M3YBGx90
ミヅキ「あ〜〜〜〜もうだめだめ、カットカット! な〜にしてんの二人とも〜〜」

レッド「(カチンコがいつの間にかミヅキの手に……)」

ミヅキ「まずヨウくん! なんでテンション上げちゃうかな〜〜」

ヨウ「だ、だって〜〜〜!! あれはテンアゲでしょ!!!!!」

ミヅキ「でもヒュウは駄目だから!!!!!!!!!」

ミヅキ「そっからキョウヘイくん! なんで照れちゃうかな!!!!!」

キョウヘイ「だ、だってぇ! それまでカッコよくできてたのに〜〜!」

キョウヘイ「この服着てると! にゃが! にゃがにゃににゃっちゃうんすよ〜〜〜!!」

レッド「……にゃんにゃかにゃん……」

キョウヘイ「そうにゃんすよレッドさん!!!!」

ミヅキ「う〜ん可愛い、許した」

ヨウ「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?!?!?」
468 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 00:35:08.99 ID:3M3YBGx90
今日はここまで。明日も同じ時間にはじめます。


今日のダジャレ

レッド「猫が驚いた……なんて言って驚いたと思う……?」

キョウヘイ「きゃーっと! っすね!」
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 00:38:32.12 ID:vTzTBvjY0
乙です。
ヒュウと聞いてキョウヘイのライバルを思い出しました。
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 00:41:45.11 ID:2MPhPMn00
ひひひろし!!!
おつです!
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/20(木) 07:19:08.83 ID:HAIrOJxb0
乙です。
>>447->>450
同性ホイホイw
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 13:08:14.93 ID:iRliSaHSO
>>471
女装レッドのことだな!
まぁ女装しなくてもレッドは同性ホイホイだろうけども
473 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 22:01:40.28 ID:3M3YBGx90
はじめます
474 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 22:10:37.82 ID:3M3YBGx90
レッド「……遊んでたら、眠くなってきた……」

キョウヘイ「そうっすね〜、俺も途中目が覚めたりはしたっすけども……ふああ」

レッド「ここ着いたとき、けっこう眠そうだったもんね……」

キョウヘイ「ちょっとはしゃいだら元気ににゃったんすけどね……あ、これ脱がないと」

レッド「……そうだった」

キョウヘイ「誰おま状態からの脱却っすね!!」



レッド「……着替えた」

キョウヘイ「な!! な!! ……よっし、ちゃんと発音できるっすね!!」

レッド「……よかった」

キョウヘイ「これでにゃんにゃかしなくてすむっす!!!」
475 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 22:27:35.50 ID:3M3YBGx90
レッド「……それじゃ、寝よっか……」

キョウヘイ「はーいっす……明日はアレっすよね、大峡谷っすね!」

レッド「あの山も……多分、トレーナーいっぱいいる……」

キョウヘイ「そうっすよね〜〜……あと何より心配なのは起伏っすよ」

キョウヘイ「うちにはおじいちゃんがいるっすからね……」

レッド(トウヤ……)

レッド「……いざとなったら、サポートできるように……しないとね」

キョウヘイ「そうっすねえ……それこそ早く寝ないとっすね!」

レッド「だね……おやすみなさい」
476 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 22:34:19.01 ID:3M3YBGx90

アローラ生活 11日目

レッド「……」パチ

レッド(おはよう)

レッド(今日も元気にー……やってこー)

レッド(むん)

レッド(行稼ぎも終わったので、何をしようか……)

レッド(決めていこうと思います)

朝の行動 下2
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 22:37:39.18 ID:HAIrOJxb0
加速
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 22:45:09.43 ID:rAWco8myO
音楽をかけてマサラ式ラジオ体操
479 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 22:52:40.35 ID:3M3YBGx90
レッド「……」ガチャ カチッ

ラジオ「てーんてーんててんててて てーんてーんててんててて」

ラジオ「まずはかかとを振り上げてー」

レッド「……」バッ

ラジオ「勢いよく落とす!!!!!!!!!」

レッド「……」ブンッッッ

ラジオ「相手の頭をたたき割るかかと落としの運動〜!!!!!!」

キョウヘイ「いや物騒っすね!?!?」ガバッ

レッド「あ……おはよう……」

キョウヘイ「おはござっす! なんかやべー単語が聞こえたから起きちゃったんすけど……」

キョウヘイ「……体操っすか?」

レッド「……」コク
480 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 23:06:06.96 ID:3M3YBGx90
ラジオ「まずは手を大きく振りかぶって〜〜〜〜」

レッド「……」スッ

キョウヘイ「えっなんすかこの角度」スッ

ラジオ「アンタ! このキャバクラの名刺何よ!! 平手打ちの運動〜〜〜〜!!!!」

レッド「……」ブンッ

キョウヘイ「こんなのもやるんすか!?」ブンッ

レッド「たまに……やってる人いるよ……あんた! の下りから……」

キョウヘイ「セリフ付きィ!?」

レッド「……でも、これ、新しいやつだから……僕も知らないの、入ってる……」

キョウヘイ「怖いっすね〜……難易度的に俺ができないやつとかありそーっすよ」

レッド「(……普通に一緒にやってくれるところ、キョウヘイのいいところだよね……)」

次の運動  下2
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 23:08:10.86 ID:rAWco8myO
なんだこれはたまげたなぁ
ksk安価なら下
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 23:08:11.20 ID:iRliSaHSO
加速
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 23:09:28.32 ID:vTzTBvjY0
幼馴染を全力で地球投げする運動
484 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 23:16:13.73 ID:3M3YBGx90
ラジオ「何かを掴むように両手を広げて〜〜」

レッド「……」スッ

キョウヘイ「なんすかね?」スッ

ラジオ「それを幼馴染だと思ってくださ〜い」

レッド「緑……」

キョウヘイ「ひひひろし……」

ラジオ「それを全力で地球投げする運動〜〜〜〜〜!!!!」

レッド「おらあッ!!!!!!」ブンッ

キョウヘイ「全力ゥ〜〜〜〜〜!!!!!! 俺には地球投げのフォームがわかんないっす」

キョウヘイ「とりあえずえーーーーいっ!!! さよならひひひろし!!!!!」ブンッ
485 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 23:21:01.30 ID:3M3YBGx90
レッド「……いい汗かいたね……」

キョウヘイ「まさかあの後レッドさんに地球投げをレクチャーされるとは思わなかったっす」

レッド「……でも、これで、マスターできた……よね?」

キョウヘイ「できたっすよ……レッドさんが技マシンに見えたっすね俺には!」

キョウヘイ「今度から目覚めトウヤさんを止める時に使うのもありかもっすね〜」

レッド「レベルと同じだけしか、ダメージ入らないから……見た目のわりに、安全……」

キョウヘイ「確かにっす……」

レッド「……準備運動もしたし……」

キョウヘイ「はっ、レッドさんその顔はまさか!!!」

レッド「……寝起きドッキリを、遂行する……!」

キョウヘイ「っしゃ〜〜〜〜〜〜!!!! 俺もお手伝いするっす〜〜〜〜〜!!!!」

レッド「せっかくだから……全員に同じドッキリ、しよう……」

キョウヘイ「何がせっかくなのかは全くわからんっすけど、了解っす! 何するんすか?」

寝起きドッキリの内容 下2
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 23:24:34.66 ID:aqbQs5C+O
加速
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 23:24:58.03 ID:HAIrOJxb0
愛を囁く
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 23:25:06.65 ID:MXO50fdl0
やっぱりここは地球投げ!
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 23:28:44.94 ID:vTzTBvjY0
アクロマはさすがにキョウヘイだよね!?
490 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 23:30:53.65 ID:3M3YBGx90
レッド「……愛を……」

キョウヘイ「不安要素があるっすけど……まあ……安牌からいくっすか」

レッド「……あんぱん」コク

キョウヘイ「うんわかってないっすね、いけそーなところからってことっす! まずはあっち!」

レッド「わー……」


〜ミヅキの部屋〜

キョウヘイ「お嬢さんの部屋に勝手に入るのは申し訳ないっすけど……お邪魔しまーす」

レッド「しまーす……」

ミヅキ「ぐう……締め切り……締め切り……」

レッド「……魘されてる……」

キョウヘイ「可哀想に……んじゃあ、そうっすね。ミヅキは一人っすし、両サイドから行くっすよ! バイノーラルっす」

レッド「ば……わかった」

キョウヘイ「……大好きだよ」
レッド「……好き、だよ……」

ミヅキ「ホア!?!??!?!?!?!?!?!?!」

ミヅキ「…………????????????????????????????」

ミヅキ「ア……………………………」

キョウヘイ「やっべバグったっす」
491 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 23:33:59.03 ID:3M3YBGx90
ミヅキ「ね、寝起きドッキリですか〜〜〜! ほんとにドッキリしましたよ!!」

レッド「ご、ごめんね……」

キョウヘイ「今回に限っては、マジで俺も申し訳ないと思ってるっす」

ミヅキ「へ!? いやいや謝ることじゃないですよ!! むしろお金払いたいくらいで……」

レッド「でもミヅキ……顔が……!」

ミヅキ「へ?」

キョウヘイ「すっげぇアホみたいな……思考がショートしてる顔から戻ってないっすよ!!!!」

ミヅキ「えっマジですか!? ちょっと刺激的だったみたいですね……でもアレは次の本のネタにさせてもらいますんで!」

キョウヘイ「ミヅキがいいならいいっすけど……んじゃ、次いくっすか!」

ミヅキ「えっ次? 次ってもしかして 他の人の部屋にいくんですか!? 私も同行します」

レッド「(腐女院……)」
492 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 23:41:08.74 ID:3M3YBGx90


〜トウヤとシルバーの部屋〜

キョウヘイ「あ〜〜〜〜〜〜不安要素!!!! っていうかこれ」

キョウヘイ「……トウヤさんの相手するのほぼ確実に俺じゃないっすか!!!!!!」

レッド「……シルバーはあげない……」

ミヅキ「はいご飯一杯目ぇ!!!!!!」

キョウヘイ「わっビックリした! そんな定食屋的なカウントでいくんすか」

レッド「……それじゃあ、やるよ……」

キョウヘイ「ウオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜目覚めるな目覚めるな……」


レッド「……シルバー、好きだよ……」

ミヅキ「はい二杯目入りましたぁ!!!!!」

キョウヘイ「トウヤさん、大好きっす!!」

ミヅキ「三杯目入りまぁす!!!!!!」

キョウヘイ「これミヅキの声で起こすことになるっすよね結果的に!?」

下1コンマ60以下でシルバー気絶  下2コンマ50以下でトウヤ目覚める ゾロ目なら地球投げ
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 23:46:00.34 ID:HAIrOJxb0
頑張れシルバー!
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 23:50:59.57 ID:2MPhPMn00
てえてえがおいつきません
495 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/20(木) 23:55:15.28 ID:3M3YBGx90
シルバー「っ……れ、レッド、さん……?」

レッド「……じゃじゃーん、寝起きどっきり……」

シルバー「あ、ああ……なるほど、すごく……驚きました」

レッド「……大成功……?」

シルバー「はい、大成功です」

ミヅキ「ア…………」

トウヤ「うーん……みんな、朝から元気だねぇ……」

キョウヘイ「……」

トウヤ「うん、どうしたのキョウヘイ?」ニコ

キョウヘイ「! いつものトウヤさんだ〜〜!!! 大好きっす!!!」バッ

トウヤ「わぁ、ありがとねぇ。でも本当にどうしたの??」

ミヅキ「エンダーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
496 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/21(金) 00:00:58.64 ID:g3RpTaHn0
ミヅキ「はぁ……はぁ……既に体力を消耗してしまった……」

レッド「……朝から、疲れちゃった……」

ミヅキ「まだまだ!!!! これからですよ!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「……アクロマんとこにも行かなきゃっすからね〜」

ミヅキ「ヴッ」

キョウヘイ「聞いただけで!?」

シルバー「……他の人にも、やるんですか」

レッド「? うん……」

シルバー「そう、ですか……頑張ってください、レッドさん」

レッド「任せて……」

ミヅキ「C:。ミ」

キョウヘイ「ミヅキ!! その顔文字はタコっすよ!!!!」

トウヤ「ちょっとひょっとこみたいだねぇ……」
497 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/21(金) 00:05:02.26 ID:g3RpTaHn0


〜ヨウとアクロマの部屋〜

レッド「……それじゃ、どうぞ……」

キョウヘイ「ぐぬぬ……まぁ、レッドさんが被害に遭うのは嫌なんで行くっすけど……」

ミヅキ「ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」

キョウヘイ「元気っすねぇミヅキ!?」

ミヅキ「体力を死ぬほど使うんですけど死ぬ度回復するのでオッケーです!!!」

レッド「(これがアローラの最速ゾンビ……)」

レッド「……それじゃ、やるよ……」


レッド「……ヨウ、好きだよ……」

ミヅキ「ヨウ喜ぶだろうなぁ」

キョウヘイ「こらアクロマ! す……き、っすよ……」

ミヅキ「('◇')」

下1コンマが高い程ヨウが元気に起きる  下2コンマ50以下でアクロマが現実だと理解する
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 00:10:11.06 ID:HY9B7SVg0
どう
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 00:10:35.91 ID:2RUhv59uO
かんかんかんかん!!起きて!!!!!朝だよ!!!!!かんかんかんかんかん!!!!!!!!!
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 00:11:07.08 ID:CC2XigEQ0
レッヨウ……言いづらいな
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 00:14:45.19 ID:pGsjTdTc0
せい
502 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/21(金) 00:15:16.93 ID:g3RpTaHn0
ヨウ「……」スッ

レッド「(えっ正座何)」

ヨウ「ありがとうございます…………」フカブカ

レッド「えっ……お、面を上げい……」

ヨウ「いやもうほんと 地球に感謝」フカブカブカ

レッド「め、めり込んじゃう……」


キョウヘイ「あ〜〜〜〜〜もうっ、なんで俺がこんなこと言わないといけないんすか!」

アクロマ「……き、キョウヘイくん、今……」ポカーン

キョウヘイ「……うるせえ」

アクロマ「……なるほど、夢ですね! 全く持って私の脳は最高です! 夢ならキョウヘイくんに触れてもいいのでは?」ガシッ

キョウヘイ「おわ!?!? こんにゃろ……全くの現実だっつーの!!!!!」ガシッ ブンッ

アクロマ「地球投げッ!!!!!!!!!!!!!!」
503 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/21(金) 00:18:28.94 ID:g3RpTaHn0
レッド「……ヨウ、瞑想しはじめちゃった……」

ミヅキ「ああ、よくあることなんで大丈夫ですよ!」

レッド「(よくあるの!?)」

キョウヘイ「……こいつに至っては俺が二度寝させてしまったっすからね」

アクロマ「」

キョウヘイ「まさか、あの時の地球投げがここで活きるとは……」

レッド「……役立った、でしょ……」

キョウヘイ「ほんとっすよ。やっててよかった地球投げ」

ミヅキ「言いたい事は色々ありますけど、とりあえず、ありがとうございます」

キョウヘイ「ここの双子絶対感謝から入るっすよね……良い子ではあるんすけど……」
504 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/21(金) 00:19:53.04 ID:g3RpTaHn0
今日はここまで。 明日はお休みです。


今日のダジャレ

レッド「大層な体操……」

キョウヘイ「そりゃもう……なんか凄い感じなんでしょーね……」
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 00:20:51.38 ID:HY9B7SVg0
おつです!!
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 00:23:31.29 ID:pGsjTdTc0
乙です。てえてえ
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 01:47:09.18 ID:FrSSEFNSO

(フィーの日は休み……ブラ勢よ立ち上がれ!)
508 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/21(金) 19:57:12.90 ID:g3RpTaHn0
今日はお休みですが、アローラの次がレンジャー編となりましたので安価を投げておきます

ハジメ(男主人公)の特徴  下2

ヒトミ(女主人公)の特徴  下4
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 22:08:24.40 ID:HY9B7SVg0
レンジャー編たのしみだなー
ksk
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 22:33:09.31 ID:pGsjTdTc0
ドM
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 23:07:39.25 ID:CC2XigEQ0
レンジャーというと絶対に笑ってはいけないを思い出します。
加速。安価なら下
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 23:09:51.29 ID:FrSSEFNSO
緑以上のツッコミヒロイン
513 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/22(土) 22:36:04.06 ID:jJ2T8DtP0
はじめます。
514 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/22(土) 22:42:14.32 ID:jJ2T8DtP0
キョウヘイ「〜前回のあらすじ〜」

キョウヘイ「寝起きドッキリ『愛を囁く』を遂行中っす!」

レッド「……残りは……グリーンとハウ、のところ……」

キョウヘイ「じゃあ俺がハウっすね」

レッド「…………」

キョウヘイ「なんすかその顔ぉ! いやでも見てくださいっすよミヅキを」

ミヅキ「限界オタク準備運動第一〜〜〜〜!!!! 地面に頭をめり込ませ推しに感謝する体操!!!!」

レッド「…………」

キョウヘイ「あれだけ期待してるんすから、やってあげないと可哀想っすよ」

レッド「…………」
515 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/22(土) 22:47:34.54 ID:jJ2T8DtP0


〜グリーンとハウの部屋〜

レッド「……」ガチャ

キョウヘイ「そんじゃ、お互い検討を祈るっすよ☆」

レッド「……わかった……」



キョウヘイ(俺が心配してるのはアレっすね、ハウにめちゃめちゃ呆れられた顔をされないかが心配っすね)

キョウヘイ「……ハウ、好きっすよ!」

キョウヘイ(いっそウケてくれたらいいんすけどねぇ!!!)


レッド「…………」

レッド「……緑、すき」

ミヅキ(吐き捨てていくスタイル、いいと思います!!!!!!!)

直下コンマ40以下でハウにウケる  下2コンマ50以下で緑が起きる
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/22(土) 22:49:31.50 ID:JedNTlfSO
00ならハウも目覚める
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/22(土) 22:49:37.47 ID:DJOXaB55O
へいさ
518 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/22(土) 22:57:41.31 ID:jJ2T8DtP0
ハウ「……」

キョウヘイ「……」

ハウ「……なにしてるのー……」

キョウヘイ「うわーーーーーーっ冷たい視線が痛いっす!!!」

ハウ「当然だと思うけどー……」


レッド「……」

グリーン「……何してんだ、お前」ペシ

レッド「あう……僕だって、やりたくて、やってる訳じゃない……」

グリーン「どういうことだ?」

ミヅキ「限界オタク体操第二〜〜〜〜〜〜〜!!!! 供給に喜び舞い踊る体操〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」

グリーン「なるほどな」
519 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/22(土) 23:04:49.72 ID:jJ2T8DtP0
ミヅキ「良い物みられたのでもうわたしのせいってことでもいいです!!!」

レッド「……だって……」

グリーン「いやこう言ってるってことはちげえじゃねえか!」

レッド「……」

グリーン「目を逸らすな目を!」

キョウヘイ「ほら!!!! ミヅキのせいなんすよ!!!!! ねっハウくん」

ハウ「わはー、そういうことにしてもいいよー」

レッド「……それにしても、小さい声、だったのに……よく、起きたね」

グリーン「そらわかるっての。いつお前に悪戯されるかわからねえからな、お前の気配は他の奴より気にしてんだよ」

レッド(寝起きドッキリが難しくなってしまった……)
520 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/22(土) 23:16:41.13 ID:jJ2T8DtP0
トウヤ「おはよー」

ヨウ「おっはよござ……ミヅキ……!!!!」

ミヅキ「この世に生命が満ちているのは何故か……? そう、尊さが溢れているから」

ハウ「あーあ、悟っちゃったー」

キョウヘイ「悟っちゃった!? やばいっすね」

レッド「……一体、誰が……」

グリーン「お前らだろ!!」

シルバー「……と、とりあえず朝食の用意をしませんか」

ハウ「あー、賛成ー! でもー、誰が作るのー?」

グリーン「人選によってはやべーことになりそうだよな……」

誰が作るか 下2
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/22(土) 23:19:08.59 ID:DJOXaB55O
ksk安価なら下
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/22(土) 23:21:34.42 ID:pVAyIUMe0
Gとシルバー
523 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/22(土) 23:30:43.32 ID:jJ2T8DtP0
グリーン「俺と」

シルバー「俺、ですね……」

レッド「……頑張って、シルバー……」

シルバー「は、はいっ!」

ミヅキ「おっといいのかな? もう腹いっぱいになりそうなミヅキさんがここにいるぜ」パチッ

ハウ「それってウインクしながら言う事ー?」

キョウヘイ「レッドさんのあれ、自分の分大盛りにしてもらおうと思ってやってるすよね」

トウヤ「そうだね、多分本能的に……悪知恵はないけど、体が勝手に動いてるタイプじゃないかな……」
524 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/22(土) 23:36:19.93 ID:jJ2T8DtP0


グリーン「さて、調理場に来たけどよ……何作りてえとかあるか?」

シルバー「そうですね、とりあえずは栄養バランスを考えてみたんですが……」

グリーン「マメだなお前……味噌汁、米、野菜、鮭……俺たちに作れるかあ?」

シルバー「そこが問題なんです……完璧なものを求めると、どうしても難易度が……」

グリーン「そこまで真面目にやらなくていいんじゃねえか? 食いたいもん作ればいいだろ」

シルバー「……そう、かもしれませんね。では、何を作りましょうか」

シルバー「何を作るにしても、俺は全力を尽くします!!」

グリーン「真面目かっての!!」

何を作るか 下2 コンマが高い程クオリティが高い
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/22(土) 23:37:31.06 ID:DJOXaB55O
ksk
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/22(土) 23:42:54.89 ID:JedNTlfSO
パンケーキ
ただし(昨日の仕返しで)レッドのやつだけ激辛
527 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/22(土) 23:50:57.99 ID:jJ2T8DtP0
シルバー「そういえば……以前、パンケーキを作ったと聞きました」

グリーン「へえ、それでいんじゃねえの? それなら俺達でも作れそうだしな」

シルバー「そうですね。フライパンの温度は……焼く時間は……」ブツブツ

グリーン「真面目なやつだな……レシピ通り混ぜて焼けばいいんだろ」ガシャガシャ



グリーン「これなら上手くいきそうだな! 流石俺だぜ」

グリーン「あとは……」ニッ

シルバー(レッドさんにはクオリティの高いものを渡さなければ……試行錯誤が必要だな)

グリーン(あいつはなんだかんだ子供舌だからな、昨日食わされたのと同じくらいにしてやれ)
528 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/22(土) 23:57:25.12 ID:jJ2T8DtP0


シルバー「できましたレッドさんッ!!!!」ドンッ

グリーン「おらよ、俺が作ってやったんだから感謝して食えよな!!」ドンッ

レッド「…………」

キョウヘイ「わ〜〜……レッドさんの前だけ山盛りっすね!」

ミヅキ「こりゃ、朝から参っちまうな……どーしたもんかね、へへっ」

ヨウ「ハードボイルド〜〜〜!!!」

シルバー「皆さんのぶんはこちらです」

トウヤ「わぁ、よくできてるねぇ。とっても美味しそうだよ」

ミヅキ「食うのが勿体ないくらいだぜ……食わなきゃ田舎のおふくろに叱られちまうかな」

キョウヘイ「さっきから一人だけ作画がコブラなんすよねえ」
529 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/23(日) 00:06:37.97 ID:zKGGt7js0
レッド「…………」

グリーン「どうした食えよレッド! お前好きだろこういう甘いのよお!!!」

レッド(いや流石に 流石に幼馴染だから)

レッド(ここまであからさまに悪役ムーブされると何か企んでるのはわかる……)

レッド(グリーン、なんだかんだ人を騙すの下手だよねー。僕を見習ってほしい)

レッド(……まあ、でも、ここまで言われて、いらないなんて言う訳にもいかない)

レッド(万が一すごくまずかったりしても、口直しにシルバーのやつがあるし……)

レッド「……」ダンッ

シルバー(フォークの突き立て方が人を殺すときのそれ)

レッド「……受けて立つ……!!!!」

グリーン「はっ、やれるもんならやってみろ!!」

レッド「……い、いただきます……!!!!」パク

直下コンマ20以下で泣かない
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 00:08:42.12 ID:mg1CR2/pO
悪役ムーブ草
531 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/23(日) 00:17:00.08 ID:zKGGt7js0
レッド「……ッ!?」

レッド「む、ぐ……うう〜〜〜〜っ……!!!」

キョウヘイ「えっめちゃめちゃ苦しんでる!! 何入れたんすか!? 毒っすか!?」

グリーン「いや流石にちげえわ!!! ナゾの実をすりつぶしたもんを入れたんだぜ」

トウヤ「ナゾの実、って確か……すごい辛いやつだったねぇ」

レッド「〜〜〜〜〜っ……!!!」ダンダン

キョウヘイ「あわ〜めちゃめちゃ悶絶していらっしゃる」

ミヅキ「顔を真っ赤にして涙目に……はっ閃いた!」

ハウ「わはー、黙ってて―」

グリーン「はーっはっはっはどうだレッド! 辛いか? 辛いだろ? 泣くか? ん?」

シルバー「せ、セリフがいかにもな悪役ですよグリーンさん……!」

ヨウ「あっぼくこれ映画で見たことある!!! ミドリゲスだ!!!!」
532 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/23(日) 00:22:32.87 ID:zKGGt7js0
レッド「……な、泣かない……!!!」

キョウヘイ「あっほんとだ!! 涙目っすけどギリギリ泣いてないっすよ!!すげーっす!!」

トウヤ「すごいねレッド、頑張ったね〜〜! お水飲もうね〜〜!!!」

ハウ「あー、とうとう甘やかし隊が出動しちゃったー」

グリーン「……勝負はここまでだな。ま、なかなかやるってことは認めてやるよ!」

レッド「別に、認められなくたって……げほっ」

シルバー「れ、レッドさん!! こちらはそれなりに甘くしてあるのですがどうでしょう!!」

キョウヘイ「それさっきからめっちゃ気になってたんすよねぇ……どこのJKのだってくらいホイップがもう」

ヨウ「アローラのおしゃれな店とかで出てくるやつみたいですよねー!」

レッド「……」パク

シルバー「……ど、どうでしょうか」

レッド「! 甘い、美味しい……ありがとう、シルバー……」

シルバー「よ、喜んでもらえて何よりですっ!」
533 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/23(日) 00:23:58.70 ID:zKGGt7js0
今日はここまで。明日は多分おやすみ……


今日のダジャレ

レッド「ホットケーキのことは、ほっとけー……」

グリーン「ほっとくんなら俺が食ってもいいよな?」

レッド「だめ……!!!」
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 00:27:38.82 ID:6C3cZuCSO
乙です。

>>533
レッドさん、そこは緑野郎が作った激辛パンケーキを渡せば良いんじゃ……
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 00:31:55.39 ID:4TD3QpgZ0
おつです!!!!!!あーーかわいい
536 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/27(木) 22:36:58.48 ID:j9UuSGhh0
メイ「ポケモンマスターズ楽しみだにゃ〜〜〜!! なんたって看板娘のメイちゃんがいるんだからね!」

チェレン「顔が良いと若い子に人気をとれるから便利だね」エアークイッ

オメガ「何で俺はこいつらと並んでるんだ? ますたーず? なんだそれ……はっ、新しい忍術か!?」

ジュン「なんだってんだよー! 俺めっちゃ目立ってるじゃん! ヒカリに自慢しにいこーーーっと!」

グリーン「ま、俺が世界観の説明やらいい場所全部もらっちまったけどな!!」

レッド(僕一言も喋ってないんだけどちゃんとCVつくの?????)

エリカ「ガチャですか???? レッドさんをお迎えするのにいくらかければいいんです??????」

シロナ「落ち着くのよ……まだガチャと決まったわけではないわ」
537 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/27(木) 22:46:04.06 ID:j9UuSGhh0
ブルー「3Dが用意されていなかった被害者の会を始めるわ!!!!」

ゴールド「……クリスタルがうるせえほどはしゃいでるやつのことか」

ヒビキ「コトネとクリスタルさんどっちも出てるんなら、僕たちも出れるかな?」

ゴールド「うーん、無理だと思うぞお兄ちゃんは」

ファイア「その理論で行ったら俺たちも危ういんだよね」

リーフ「……私はワンチャン姉さんの代わりに出られるわ!!!」

ユウキ「俺は隠居かなあ……はっ、もしかしたらこうしてほぼ同じようなデザインでリメイクされたのもこのトレーナー集結系イベントの時に俺が外に出られないようほどこされたものなのでは? ユウキという名前だけを借りてより世界のデザインは新しい方へと塗り替えられていくのでは?」

ハルカ「……めんどーだからアルファにいってほしいかも。アルファなら上手くやれるかも」

アルファ「わ、私!? でも楽しそうだもんね〜……うん、行ってみたいなっ」

コウキ「ジュン絶対許さな委員会で〜す」バッ

ヒカリ「ジュン……私たち主人公を差し置いて、何アニメに出ているのかしら……?」

キョウヘイ「なんで!!!!!!! トウコさんとメイどころかトウヤさんも出てるのに!!!!!!!!! 俺いないんすか!!!!!!!!!!!!」

セレナ「あら、カルムったら楽しそうですわ! わたくしも立体になりたいものです!」

ヨウ「なんでぼくたちも駄目だったんだろう……あんな お兄さんお姉さんパラダイスに……いけなかったんだろう……」

ミヅキ「え〜〜〜〜〜みなさん顔が良い……えっまって立体ってことは今まで雑に描いてた衣装の粗がバレる???? やばいやばいやばい」
538 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/27(木) 22:53:58.69 ID:j9UuSGhh0


キョウヘイ「前回のあらすじィ!!!!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「ホットケーキ美味しかったっすin海の民の村ァ!!!!!!!!!!!!!!!!」

レッド「……キョウヘイ、どうしたの……?」

キョウヘイ「今日の映像の件、俺にとっては最高に拗ねちゃお案件っすから……いや、すんません切り替えるっす」

キョウヘイ「さーて、今日はこれからどうするんしたっけ?」

レッド(プロだ……)

ミヅキ「はい! えっとですね、大峡谷に向かってみようと思います!」

ヨウ「ガチの山ですからね……険しいタイプの……覚悟していきましょ〜〜!!」

ハウ「ほんとに大変だからー、無理せずゆっくりいこーねー」
539 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/27(木) 23:00:02.97 ID:j9UuSGhh0


〜大峡谷前〜

レッド「……山、大きい……」

グリーン「シロガネ山とはまた違うタイプの山だよなあ」

シルバー「乾燥していそうですね……」

トウヤ「……あはは、これはまた疲れそうだなぁ……」

キョウヘイ「頑張ってくださいっすトウヤさーん」

ミヅキ「ここ、懐かしいな〜……泣き叫びながら通ったのを思い出しますね!」

ヨウ「うんうん、ちょうどゴールドスプレーが切れちゃったんだよね〜」

ハウ「二人が騒ぐからー、そのぶん野生のポケモンが集まってきたんだよねー」

レッド「……野生のポケモン……」

シルバー「噂によると、修行しに来たトレーナーも多数いるようです」

レッド「……楽しみ……」
540 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/27(木) 23:07:39.25 ID:j9UuSGhh0


〜ポニの大峡谷〜

レッド(山だ……なんとなく懐かしさを感じるんだけど、なんか変だな)

キョウヘイ「……なんか、見た感じ結構普通の山っすね?」キョロ

ミヅキ「あ! 足元気を付けてくださいね!!」

キョウヘイ「へ? ……おわあ!?」

ディグダ「でぃぐ??」ニョキ

シルバー「! なるほど、あの動いている影はポケモンだったんですね……」

レッド「…………」

グリーン「……おいレッド、どうした?」

レッド「……何か……変な気が……あっ」

ハウ「! この音ー、もしかしてー……!」

レッド「岩雪崩……! みんな、伏せて!」

レッド(しまった、普段山に居る時なら警戒してたのに……! 分断されちゃった、かな)

どう別れたか 何人ずつでもよい  下2
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/27(木) 23:09:28.56 ID:abhrQd6dO
ksk安価なら下
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/27(木) 23:12:15.29 ID:U6i8E859O
全員ばらばらにちらばる
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/27(木) 23:13:07.17 ID:yoG4USIb0
2人ずつ
544 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/27(木) 23:17:31.59 ID:j9UuSGhh0
レッド(……うーん、一人になっちゃった……)

レッド(まあ、僕は山での単独行動になれているので大丈夫だけど)

レッド(みんな、大丈夫かな……)



キョウヘイ「いっててて……うう、まさかの事故っすよお……あれ」

キョウヘイ「あっれ〜〜〜誰もいない!? 一人ぼっちじゃないっすかぁ……!!」

キョウヘイ「こんだけ叫んでも何のレスポンスが無いのは普通に寂しーっすね……とりあえず進んでみるっすか」



グリーン「ってえな……うおっ、誰もいねえ」

グリーン「分断されちまったってことかよ……どうすっかね」

グリーン「レッドはいいとして、他のやつら大丈夫かあ? 生き埋めになってるやついねえだろうな」

グリーン「……ま、合流できなかった奴がいたらもっかい探すか」



ミヅキ「なんで全員分断なんですか??? なんか……なんかちょうどよく二人っきりになってくれるとこなかったんですか!?」

ミヅキ「くそ〜〜〜っ、こんなんじゃロマンスも起きねえやい!!!!!!」

ミヅキ「はっ、ちょっと待てよ……(ロマンスが)起きぬなら 描いて見せよう ホトトギス」
545 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/27(木) 23:19:44.33 ID:j9UuSGhh0
レッド「……」

レッド「……」

レッド「……」

レッド(どうしよう、僕だけだと間が持たない)

レッド(このままだと僕がひたすら歩き続けるだけの図をお届けすることになってしまう)

レッド(あ、岩とか亀裂とかはわりと飛び越えてショートカットしてます)

レッド(だからわりとサクサク進んでると思う……そろそろ、修行中のトレーナーとかいないかな)

レッド(試練の準備運動に、ちょっとバトルでもしておきたいところ……)

レッド(あ、誰かいる!)

目が合ったトレーナー 下2
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/27(木) 23:21:35.98 ID:abhrQd6dO
クロードさん
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/27(木) 23:23:13.11 ID:AiQ1H+7+O
ナツメ
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/27(木) 23:23:47.21 ID:qf7g1CduO
クロードさんとガチムチ
549 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/27(木) 23:27:34.08 ID:j9UuSGhh0
ナツメ「レッド!!」

レッド「」ダッ

ナツメ「あ、ま、待ってレッド、違うのよ……! 今日は貴方に謝りたくて……」

ナツメ(謝りたくて……探し出すために、久々に力を使ったのよね……)

レッド「…………」

ナツメ「き、昨日はごめんなさい……貴方を怖がらせるつもりはなかったのよ……」

レッド「…………」

ナツメ「だから……その……」

ナツメ(何を言っても心を開いてくれないわ……いったいどうしたら心を許してくれるかしら)

レッド「……」

怖くないよ作戦 下2
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/27(木) 23:28:38.75 ID:AiQ1H+7+O
加速
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/27(木) 23:36:47.02 ID:abhrQd6dO
ピカチュウのポケモンTシャツをあげよう
552 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/27(木) 23:41:19.17 ID:j9UuSGhh0
ナツメ(そうだわ、6月24日に発売開始したユニクロのポケモンTシャツを買っていたのだけど)

ナツメ(その中にまだ開けてないピカチュウのTシャツがあったはず!)ゴソゴソ

ナツメ(……あったわ、アローラナッシーとピカチュウのTシャツ!)

ナツメ「レッド、これをあげるわ!」バッ

レッド「!? ……あ、ピカチュウ……」

ナツメ「え、ええ……レッド、ピカチュウ好きよね。これで仲直りさせてほしいの」

レッド「……」

ナツメ「……」

レッド「……ありがとう……!」

ナツメ(セーフ!!!)

レッド(あとで着よう……)
553 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/27(木) 23:44:46.85 ID:j9UuSGhh0
レッド「……ナツメ、わざわざ、来てくれたの……?」

ナツメ「ええ……どうしても謝りたくて」

レッド「そっか……あ、なら……」

レッド「……バトル、しよう……今度は、負けない」ポーン

ブラッキー「ぶら?」

ナツメ「! ええ、もちろん。今度は本気を引き出してみせるわ」ポーン

フーディン「……」キッ

レッド「やるよ、ブラッキー……!」

ブラッキー「ぶらっき!」
554 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/27(木) 23:48:43.96 ID:j9UuSGhh0


キョウヘイ「なんか爆発音したんすけど!?」

キョウヘイ「……誰かバトルしてるんすかねえ? いいな〜、俺もバトルしたいっす」

キョウヘイ「……その前に目の前の問題をどうにかしないとなんすけど……」

トウヤ「助けてー」

キョウヘイ「ええいっ今その方法を考えてるんすよぉ!」

トウヤ「ごめんねぇ……僕がまさかディグダの群れに気に入られて王にされちゃうなんて……」

ディグダ「ぢぐ」「だ!」「でぃぐぐ」「でぃぐだー」「ぢゅん」

キョウヘイ「ナイス説明っすよ!! いや説明されてもよくわかんないんすけどね???」

キョウヘイ「……いや、マジでどうするっすかね」

どうするか 下2
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/27(木) 23:50:42.60 ID:abhrQd6dO
ksk
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/27(木) 23:58:56.90 ID:AiQ1H+7+O
みんなゲットしちゃおう
557 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/28(金) 00:03:22.04 ID:Y1bQtVpR0
キョウヘイ「……こーなったら! みーんなゲットしちゃえ作戦っすよ!」

トウヤ「あ、それいいねぇ……協力するよ」スッ

キョウヘイ「当たり前っすよあんた助けるためにやってるんすから!! そおれっ!」ブンッ

ディグダ「でぃぐー」カチッ

キョウヘイ「よし、この調子っすね! いでっ」

ディグダ「でぃぐぐー!!」

キョウヘイ「いたたたた、意地悪してるわけじゃないんすよお!」

トウヤ「みんな、僕の本当の仲間になってくれるかい?」

ディグダ「でぃっぐー!」「でぃぐ!」

キョウヘイ「あっトウヤさんずるい!! しかもそれちょっとNさんの真似してるっすよねえ!?」

トウヤ「あ、わかる? 王と言えばだからねぇ」
558 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/06/28(金) 00:07:18.72 ID:Y1bQtVpR0
今日はここまで。ここで今後の方針についての連絡です。
今後、更新は水・木・日+αでやってこうかと思ってます。出来る日はツイッターやらここやらで連絡しまっす

それとレンジャー編について!
1、地方編と同じように、そのタイトルの主人公が地方を案内する
2、ダンジョン編と同じようにストーリーを一緒に進める

どっちの形式が見たいか書いてくれると嬉しいです。
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/28(金) 00:09:31.93 ID:XW4a14uM0
あ〜〜良い〜〜
悩みに悩んで……2かな…
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/28(金) 00:10:40.01 ID:4vUh3Q0kO
乙です!1が好きです
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/28(金) 00:19:53.29 ID:zjs/OBjgO
乙で〜〜〜〜す!!!!個人的には2がいいかな
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/02(火) 16:14:34.18 ID:Ui3emkdzo
2かな
563 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/07/02(火) 21:57:18.79 ID:qIxuhwDZ0
はじめます
564 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/07/02(火) 22:00:40.11 ID:qIxuhwDZ0
グリーン「〜前回のあらすじ〜だぜ」

グリーン「レッドの試練のために大峡谷まで来たのはいいものの、全員分断されちまったみてえだ」

グリーン「ま、レッドに関しては心配してねえけど……他の奴らは大丈夫か?」

グリーン「探しつつ行くか……」

グリーン「……にしても、大峡谷なあ。特に面白いもんも無さそうだけどよ……ん?」

グリーン「何か落ちてるな。写真、か……?」

何の写真が落ちてたか 下2
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/02(火) 22:16:32.32 ID:B5sH9fgKO
ksk
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/02(火) 22:17:58.44 ID:PYvTQi+cO
前世の自分達の写真
567 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/07/02(火) 22:25:24.91 ID:qIxuhwDZ0
グリーン「随分古い写真だな……」ペラ

グリーン「ん? これ……写ってるの、俺か?」

グリーン「いや、俺じゃねえな。めちゃくちゃ似てるけど、写ってるのは成人男性っぽいしな……」

グリーン「……この後ろ姿しか見えない黒髪はレッドか? サイズ感もそれっぽいしよ」

グリーン「にしても、誰だ、これ……まさか、前世の俺だったりしてな……」

ナリヤ「おお、その写真そんなところに落ちておったのか」

グリーン「うおおおおおおおおおおッ!? お、驚かすなよジジイ!!!!!! あっちげえナリヤさんだ」

ナリヤ「ジジイとはひどい言い草じゃの……その写真、グリーンが拾っておったんじゃな」

グリーン「お、おう……で、これ、なんだよ」

ナリヤ「はっはっは、これはな、若い頃のユキナリの写真じゃぞ」

グリーン「……じいさんの?」
568 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/07/02(火) 22:29:13.41 ID:qIxuhwDZ0
グリーン「……マジかよ!? いや絶対嘘だろ……俺知ってんだぞ!? セレビィの映画!!」

ナリヤ「メタいことを言うんじゃない! あの頃から少し成長した姿じゃよ」

グリーン「……それが、今の俺とそっくりっつーことかよ……」

ナリヤ「最近の若者は大人っぽいということじゃな!」

グリーン「……まあ、それでいいけどよ……で、こっちの黒髪は、まさか」

ナリヤ「ああ、ユキナリの幼馴染の子で……今はもう他界しておるんだったかな」

グリーン(……レッドのじいさんか。チビとか言っちまった……血筋なんだな)

ナリヤ「それにしても……グリーンは何故ここに? ジムはどうしたんじゃ」

グリーン「……アローラのトレーナーの様子見っつーところだよ。いいだろ、たまには休暇取ったって」

ナリヤ「ふむ……まあ、ここで鍛錬をするというのも悪くはないからの。ところでグリーン」

グリーン「んだよ」

ナリヤ「出口まで連れて行ってくれんかの」

グリーン「アンタも迷子かよ!!!!!!」
569 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/07/02(火) 22:33:12.28 ID:qIxuhwDZ0




ハウ「ちょっとー、ヨウー。せっかく合流したのにー、何してるのー」

ヨウ「だ、だってぇ〜〜〜〜……お姉さんが……」

ハウ「おれには見えないよー、幻覚じゃないー?」

ヨウ「幻覚じゃないも〜〜〜ん! ぼくにはしっかり見える……27歳独身エリートトレーナーのお姉さんの姿が!!!!」

エリトレ「なんで独身だってわかるのよ!!!!!!!」

ヨウ「ぼくにわからないおねえさん情報はありません!!!!!」

ハウ「あーあー、せっかく幻覚扱いしてたのにー。すみませんー、このアホがー」

エリトレ「べ、別にいいけど……ねえ、一つ聞きたい事があるんだけど」

ヨウ「なんですか!?!?!?  ぼくにわかることならな〜〜〜んでもお答えしますっ!」

ハウ「個人情報以外ならねー」

エリトレ「し、しっかりした子ね……人探しをしてるのよ。こんな人なんだけど……」

どんな人か 下2
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/02(火) 22:44:31.44 ID:9SMg8q5X0
加速
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/02(火) 22:48:33.29 ID:HikoCEjSO
クリスタル
572 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/07/02(火) 22:55:27.62 ID:qIxuhwDZ0
エリトレ「ええとね、バンダナをしてて」

ヨウ「ふむふむ」

エリトレ「出番出番って騒いでて」

ハウ「……へー?」

エリトレ「姉御肌のすっごいカッコいい女の人!」

ヨウ「ええっカッコいい姉御肌のお姉さんだってぇ!!??!?!?!?!?!??!?!」

ハウ「そうは言ってな……あ、でも、そうなのかなー」

ヨウ「そんなお姉さん知ってたらぼくも会いたいです!!!!」

エリトレ「やめてよねっ、クリスさまは私のなんだから!」

ハウ(クリスさんって言うんだー……外人ー……?)

エリトレ「この場所にいるって聞いたんだけどな〜……」

ヨウ「うーん、もしかしたらぼくの仲間が会ってるかもしれないけど……」
573 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/07/02(火) 23:12:11.68 ID:qIxuhwDZ0



クリスタル「あんた!!!!!!!! シルバーよね!??!?!?! 知ってるのよ!!!!!!!!」

シルバー「うわっ!? だ、誰ですか……!?」

クリスタル「あ〜〜〜〜〜〜????? 忘れたとは言わせないわよぉ!!!! この!! クリスタル様の名前を!!!」

シルバー「く、クリスタル……あっ、コトネの姉の……!」

クリスタル「そうよ!!! アンタ、あたしたちとおんなじ世代の癖に出番だらけなんですってね〜〜〜???」

シルバー「で、出番……」

クリスタル「そうよ!!!!!!!! よこしなさいよ!!!!」

シルバー「そ、そんなこと言われても……!」

クリスタル「いいじゃないのよ〜〜〜〜!!!! アンタめちゃめちゃ出てるじゃない!!!!!」

シルバー「え、ええと……アドバイスで勘弁してください!!!!!」

アドバイス 下2
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/02(火) 23:29:07.09 ID:PYvTQi+cO
ksk
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/02(火) 23:41:19.54 ID:9SMg8q5X0
腐女子になってエーフィと絡む
576 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/07/03(水) 00:01:53.94 ID:HTREWu670
シルバー「え、ええと……俺以上に出番のあるキャラがいます」

クリスタル「なんですって!? 誰よ!!!!!!!」

シルバー「エーフィです!!!」

クリスタル「ポケモンじゃないの!!!!!!!」

シルバー「ぽ、ポケモンだからです!!!! ええと……ふ、ふじょし……というものになればいいそうで」

シルバー「同じタイプのミヅキさんはとても出番が多いです!!!」

クリスタル「……なるほどね、わかったわ!!!!! ちょっと待ってなさい」

クリスタル「世の中の商業BLを読みつくしてきてやるわ!!!!!!」ダッッッ

シルバー「……去っていった……」
577 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/07/03(水) 00:03:47.20 ID:HTREWu670
今日はここまで。


今日のダジャレ
レッド「……好物は、なんですか……」

クリスタル「栗っす!!!! ……ふふふ、出番!!!! 出番よーーーーーーッ!!!!!!」
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/03(水) 00:04:47.26 ID:DskE/DQRO
それでいいのかクリスタルさん。
おつです!
579 :358.2 [saga]:2019/07/14(日) 10:57:43.23 ID:kfKT2cft0
まだー
580 : [sage]:2019/07/15(月) 15:13:24.55 ID:hnMWhRAB0
https://mobile.twitter.com/boostereve/status/1149457556932194305
次の更新は八月だぞ
581 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/01(木) 21:00:18.61 ID:n0DbTNwG0
お久しぶりです。はじめます。
582 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/01(木) 21:02:12.56 ID:n0DbTNwG0
レッド(……前回の、あらすじ……)

レッド(えーと……いま、僕たちは……ポニの大峡谷にいます)

レッド(そこにある試練の間に向かってたんだけど……)キョロ

レッド(御覧の通り、僕一人です)

レッド(そう、バラバラになってしまったのだ……)

レッド(これから一体どうなっちゃうの〜!? といったところ)

レッド(僕は、もうちょっとで試練の間に着きそうだけど……他のみんな、大丈夫かな……)
583 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/01(木) 21:07:43.63 ID:n0DbTNwG0


ミヅキ「う〜〜ん、困ったな〜〜〜……」

ミヅキ「あっ、こんにちは! アローラの最速ゾンビ、ミヅキです!」

ミヅキ「今悩んでいることっていうのが……」

ミヅキ「原稿が……間に合わないかもってことなんですけど………………」

ガオガエン「がお〜……」

ミヅキ「そんな憐みの顔を向けないでアシスタント〜〜〜!!!! 猫の手も借りたいのこっちは〜〜〜!!!」

ミヅキ「だから、今から最速で……ネームを切ってコマ割りをしてペン入れをしなければならな ヴッ」

ミヅキ「ミヅキ、腐女子生において最大のピンチ……! でも、こんな渓谷には負けないで原稿を進めてみせる!!!」

ミヅキ「だってわたしはトレーナー……ポケモンと一緒ならなんだって出来る気がするんだ! ねっガオガエン!」

ガオガエン「……」

ミヅキ「ガオガエン〜〜〜〜!!!!!!!! ねっお願い手伝って! まず どのカプの話を書けばいいかってところなんだけど……」

ミヅキ「どうすればいいかな、ガオガエン! あっ地雷言われたら速攻却下するんでよろしく」

ガオガエン「(めんどくさいな俺のトレーナー)」

下1
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/01(木) 22:22:12.37 ID:oQ2FwokUO
ファイカル
585 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/01(木) 22:29:31.85 ID:n0DbTNwG0
ガオガエン「……」ボオッ

ミヅキ「わあ!? 唐突な火炎放射」

ガオガエン「……」スッ

ミヅキ「そして……カロス地方の地図を地面に……はっ」ピキーン

ミヅキ「ファイカルってことだね!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガオガエン「……」コクリ

ミヅキ「さっすがガオガエン、いいところをついてくるね! そしてネタは……」

ミヅキ「なるほど……そしてシチュエーションは……」

ミヅキ「今のわたし……つまり遭難!!!!!!!」

ミヅキ「描ける! 描けるぞォーーーーーーー!!!!!!!」

ガオガエン「がおーーー!!」
586 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/01(木) 22:36:47.19 ID:n0DbTNwG0


カルム『……まったく、どうしてこんなことになっちゃったわけ?』

ファイア『うーん……ダウジング神のお導き、としか』

カルム『はあ!? 何言ってるの、酸欠でおかしくなってない?』

ファイア『大丈夫大丈夫、マサラ人は低酸素式トレーニングになれてるからね』

カルム『それはそれで意味わからないけど……で、どうするの、これから。外に出る道が一向に分からないんだけど』

カルム『はぁ……全く、何時間かけて歩いたと思ってるの……』

ファイア『ん〜……ね、カルム。ちょっと休憩しない? 疲れたんじゃない、流石に』

カルム『べ、別に疲れてなんかないけど……! けど、ファイアが疲れてるっていうなら……』

ファイア『そうそう、俺は流石に疲れちゃったかな〜。急いでるのはわかるけどさ、あの辺りとか休むのにちょうどいいんじゃない』

カルム『……あの辺りって、あのくぼみ……? ふん、まあいいけど。その案に乗ってあげる』
587 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/01(木) 22:41:49.90 ID:n0DbTNwG0


ミヅキ「そしてそこで二人は語り合い……仲を深め……」

ファイア「俺、これ以上カルムと仲良くなれんの? それは光栄ですなー」

カルム「何言ってんの……まぁ、どうやって仲良くなるかは気に……いや、別に気になってはないけど!」

ミヅキ「それはこれから考え…………ウワーーーーーーーーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?!?!?!!?!?」

カルム「うわ!? び、びっくりした……!」

ファイア「まさかここまで驚かれるとは。ガオガエンには許可とったんだけど」

ガオガエン「がおう」

ミヅキ「許可しないでガオガエン!? 流石に本人の前でナマモノを描くのには抵抗があるんだけど!!!」

ファイア「まあわりと最初からいたけど……俺はこれくらいの内容なら大歓迎ですよ。カルムは?」

カルム「え、まぁ……別に、自分が描かれて悪い気はしないけど。抵抗あるような内容になるわけ?」

ミヅキ「いや〜〜〜〜まあわたしもまだ11歳という若輩者の身でありますゆえ……流石に全年齢だけど……」

ファイア「ならいいんじゃない? はい、本人たちのお墨付きですよ。すごい」

ミヅキ「恐れ多い〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
588 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/01(木) 22:47:25.25 ID:n0DbTNwG0
ミヅキ「ハエェ…………人生11年、まさかご本人の横でナマモノのホモを描くことになるとは」

ファイア「ほー……流石、ミヅキって絵上手いね。こことか、カルムだなーって感じ」

カルム「どういうこと……でも、ボクたちのことよくわかってるよね。ファイア、こういう顔するし」

ファイア「……え、これ? 俺こんな顔してます?」

カルム「してるしてる」

ミヅキ「えーーーーーーーーーー生供給…………なに…………あまりに徳を積みすぎて自殺行為になってきた????」

ガオガエン「……がおがおう、がおん」

ミヅキ「え、なに、ガオガエン……もしかして、間に合わなさそう!?」

ミヅキ「どーーーーしよ!!! 夏コミもうすぐなのにーーーー!!!!」

ファイア「(夏コミの原稿だったんだ…… えっ 夏コミに俺たちの本出るの? ウケるな)」

ファイア「……ね、ミヅキ。俺たち手伝おっか? 少なくとも俺は手先の器用さには自信があるし、足は引っ張らないと思うけど」

ミヅキ「エッ い、いいの……?? 思いっきり自分のホモ描かれてるけど!?」

カルム「ねえ、ボクは嫌なんだけど」

ファイア「いいじゃないですか。せっかくここで会ったのも何かの縁だし……あ、そうそう。手伝う代わりに、さ」

ファイア「俺とカルムにも、内容の監修させてよ」

ミヅキ「はいよろこんでーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
589 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/01(木) 22:51:43.11 ID:n0DbTNwG0



ミヅキ「……で、できたーーーー!!! とりあえずコマ割りまで!!!!!」

ガオガエン「がおう(よくこの短時間でそこまでいけたな)」

ミヅキ「だんだん混乱してきてどんな感じになったかは覚えてないけど!!! いける!!!」グルグル

カルム「ちょ、ちょっと……目ヤバくない……? 大丈夫なの、それ」

ミヅキ「はい!!!!!! 徹夜明けのテンションにはなりましたけど大丈夫です!!!!!!」

ファイア「いやー、あっはっは、面白かったー」

カルム「ほんっと……楽しんでたよね。ボクは漫画のこととかあんまりわからないって言ったのに」

ファイア「まあまあ。そういう新鮮な視点からの意見が欲しい時があるってことですよ」

ファイア「それにしても……うん、漫画の内容考えるのって結構楽しいかも」

カルム「好きにすればいいけど。系統は変えてよね」

ファイア「流石にね? もちろん、フィーったものを自ら描くことはないけどね」

本人たちに監修された本のフィー度  直下コンマ
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/01(木) 22:53:41.96 ID:hmXFLMAiO
どう
591 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/01(木) 22:58:58.34 ID:n0DbTNwG0
カルム「……っていうか内容!! わりと わりとそういう雰囲気にさせたよね!?」

ファイア「え、だってそういう目的の漫画でしょ?」

カルム「まあ……まあそうだろうけど……!! 一線は越えてないっていっても……!!」

ファイア「……あれ、カルムさん? あれあれあれー。もしかして恥ずかしーの?」

カルム「なっ……は、恥ずかしいとかじゃなくって!! 流石に抵抗あるでしょって話!!!」

ファイア「そう? 俺はフィクションだって割り切ってたけど……へー……」

カルム「なにその顔!!!!!!! やめてよねもう!!!!!!!」


ガオガエン「……がおう、がお……」

ミヅキ「」

ナレーション(ミヅキ)『燃え尽きたぜ……真っ白にな……』

ガオガエン「がおおーーーーーーーーーー!!!!! がおがおうーーーーーーーーー!!!!」
592 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/01(木) 23:02:30.30 ID:n0DbTNwG0


ミヅキ「ハッ すいませんちょっと死んでました……復活が遅くなっちゃってすみません!」

カルム「そんな言葉聞く機会あるとは思わなかったんだけど……」

ファイア「ま、とにかくお手伝いできてよかったよかった。俺たちはそろそろ先に進むけど、どうする?」

カルム「……ま、いくらポケモンと一緒だって言っても、一人は危ないし……別に、心配してるわけじゃないけど!」

ミヅキ「ヒエ〜〜〜〜〜生ツンデレを拝むことも許されてる……ありがとうございます……」

ミヅキ「……あ、そうだ。わたし、出口がわからなくて漫画を描き始めたんだった!」

ファイア「すごい理由……んじゃ、一緒に行こーよ。いいよね、カルム」

カルム「ま、いいんじゃない? 別にいいけど」

ファイア「大歓迎だってさ」

ミヅキ「エ"ウ"ッッッッッッッ!!!!!!!!!!」

カルム「どういう叫び!?」
593 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/01(木) 23:08:00.66 ID:n0DbTNwG0



エーフィ「はっ……! 素晴らしいフィーが生まれるのと同時に、僕自身に迫る危機を感じた……!」ピキーン

レッド「……みらいよち……?」

エーフィ「これだからエスパータイプって困りものなんだよねえ」

レッド「……そうなんだ……そろそろ、いくよ」

エーフィ「えー、もう!? 今の筆の調子ならコピ本もう一冊出せそうなんだけど」

レッド「? ……そろそろ、行かないと……今なら、終わった辺りに、みんなと合流できる……気がする」

エーフィ「ん〜、なら仕方ないかあ。合流したらミヅキのお手伝いでもしたいなー」

レッド(最近エーフィとミヅキが忙しそう……きっと何かあるんだろうな……)

レッド(……まあ、それは置いといて……僕は先に進まないと……)
594 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/01(木) 23:10:44.16 ID:n0DbTNwG0
〜試練の間〜


レッド「……」スタスタ

レッド「……」チラッ

キバゴ「きば!?」タタター

レッド「……」チラッ

ヨーギラス「ぎゅ〜!」テテテッ

レッド(……かわいい……)

レッド(……でも、赤ちゃんポケモンがいっぱいいるってことは。それを守る役割のポケモンがいるってこと)

レッド(何が出てくるかな……まあ、何が出てきても。僕たちなら負けない)

レッド「……ん、広くなった……っていうことは、そろそろ……」

主ポケモン  下1
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/01(木) 23:21:29.33 ID:lSpZNrcj0
ヌメルゴン
596 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/01(木) 23:30:31.06 ID:n0DbTNwG0
ヌメルゴン「……ぬめぇーーーっ!!!」

レッド「……! ヌメルゴン……!」

ヌメルゴン「……」ジッ

レッド「……」ポーン

ラプラス「きゅーう!」

レッド「……いくよ、ラプラス……!」

ヌメルゴン「ぬめめーッ!!」バッ
597 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/01(木) 23:37:53.88 ID:n0DbTNwG0


レッド「……ラプラス、こおりのつぶて!」

ラプラス「きゅう!」ブンッ

ヌメルゴン「ぬめーっ!」ヌルッ

レッド「! また……」

レッド(ちょっと大っきいだけで普通のポケモン……だと思ってたけど)

レッド(このヌメルゴン……あまりにも……ぬめぬめすぎる……!)

ヌメルゴン「ぬめめ!」ドヤ

レッド(……どんな攻撃をしても、受け流される……)

レッド(……どうしようかな……)

1、特殊特化のポケモンと交代 2、絶対零度を使う 3、その他

下1
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/01(木) 23:46:21.59 ID:ZzRsqTjBO
3 触りに行ってみる
599 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/01(木) 23:57:24.68 ID:n0DbTNwG0
レッド「……こうなったら……」スッ

ヌメルゴン「ぬめ!?」

レッド(直接触って……ぬめぬめ具合を確かめねば……!)バッ ガシッ

ヌメルゴン「ぬめー!?」ヌメッ

レッド「わっ……!? も、もう一回……!」ガシッ ナデ

ヌメルゴン「ぬめ〜〜……」

レッド「! こ、これは……」

レッド(ぬめぬめしている……けど……温かい……)ナデ…ヌメ…

ヌメルゴン「ぬめえ〜〜……」ジッ

レッド「新しい……なでごこち……」

ヌメルゴン「ぬめめめめ〜〜っ……」コロン

レッド「……ふふ……」ナデ…

ラプラス「きゅうー!(ずるい!)」

600 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/01(木) 23:57:53.91 ID:n0DbTNwG0
今日はここまで。明日は22時から更新です。
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/02(金) 00:02:34.34 ID:AbtNe2Hg0
かんわい〜!!!!!!乙です!!!
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/02(金) 00:10:20.18 ID:1j3ZhTB5O
乙です!!楽しみにしてました
603 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/08/02(金) 22:01:18.07 ID:KjsOKyat0
はじめます。
604 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/02(金) 22:06:11.84 ID:KjsOKyat0


トウヤ「うーん、ディグダまみれになったねぇ」

キョウヘイ「苦労して全部捕まえたんすからね〜〜〜全くぅ〜〜〜〜……あ!! なんかそれっぽいところ来たっすよ!!」

トウヤ「ほんとだね、試練の間かな? もしかしたら、ちょうどバトル中だったり……」

ヌメルゴン「ぬめめ〜〜〜っ」ヌルヌル

レッド「よーしよしよし……」ナデナデ

キョウヘイ「どういう状況?」

トウヤ「よくわからないけど、すごいぬめぬめだねぇ……」

キョウヘイ「なんかでかいし ぬめりもすごいし あれが主ポケモン……なんすかね?」

レッド「あ……二人とも、久しぶり……」
605 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/02(金) 22:10:00.61 ID:KjsOKyat0
キョウヘイ「数時間ぶりっす〜〜。これは……なんすか、バトルの流れ終わった感じっすか?」

レッド「んー……バトル中、だったんだけど……こうなった……」

ヌメルゴン「ぬめん……」ダラー

トウヤ「すごくリラックスしてるねぇ……バトルからこうなるものなんだね?」

レッド「なっちゃった……ヌメルゴン、あれ、いい……?」

ヌメルゴン「ぬめ! ぬめめ……」タタタ

ヌメルゴン「ぬめる〜〜!」スッ

レッド「あ……ありがとう、ヌメルゴン……」ナデ

キョウヘイ「おお、あれがドラゴンZっすね!」

トウヤ「手渡ししてくれるなんて、優しいポケモンだねぇ……少しぬめってるけど」

レッド「……ドラゴンZ、げっとだぜ……」

ラプラス「きゅういー!」
606 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/02(金) 22:16:46.64 ID:KjsOKyat0
グリーン「やっと着いたぜ! ……っておい、もう終わってんのかよ」

ナリヤ「ふう、老体にはキツイのお……」

レッド「……ナリヤさん……」

ナリヤ「おお、レッド! お主たちもおったのか。なるほど、試練の間があったの、ここは」

ナリヤ「そうそう、わしはこの先の祭壇を見に来たんじゃった。助かったぞいグリーン! バイビー!」

グリーン「やかましい!!!!!!!!!!」

レッド「ばいびー……」

グリーン「お前……まあいいけどよ。他の奴らはいねえのか?」

キョウヘイ「今のところ、俺たち三人しか来てないっすね」

トウヤ「大丈夫かな……ん?」

ヨウ「あ!!!!!!! 着いたよハウ!!!!!!!! ここだ!!!!!!!!!!」

ハウ「うるさー。ていうかー、道覚えてたのおれだけどねー」

ヨウ「……ぼくたち一心同体じゃん!!!!!! つまりぼくが覚えてたってことになるとおもう!!!!!!!!」

ハウ「わはー、そーだったんだー」
607 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/02(金) 22:21:11.38 ID:KjsOKyat0
キョウヘイ「お、アローラ男子が来たっすね! あとはシルバーとミヅキっすけど……」

レッド「……シルバーは、大丈夫だと思うけど……予想外のことが、起きてなければ……」

ヨウ「ミヅキも……途中で推しカプに遭遇して気絶! とかやらかしてなきゃ大丈夫だと思います!」

シルバー「すいません助けてください!!!!!!!!!!!!!!」ダッ

クリスタル「アンタを追いかけてれば出番が生まれるって事実は変わらないじゃないのよ!!!!!!!!」ダッ

カルム「えっ、なんかヤバい空間に迷い込んだ気がする……帰らない?」

ファイア「まあまあ、とりあえずはミヅキさんをお返ししてからだよ」

ミヅキ「」

グリーン「どっちも駄目じゃねえか!!!!!!!!!!」

ハウ「わはー、なんかー、カオスって感じー」

キョウヘイ「後半はまだ大人しい方だと思うんすけどね〜……」
608 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/02(金) 22:27:27.33 ID:KjsOKyat0
シルバー「あ、れ、レッドさん……!!」

レッド「どうしたの、シルバー……あ、く、クリスタルさん……こんにち、は……」

グリーン「いや語尾ほとんど聞こえねえじゃねえか! どんだけ怖がってんだよ」

クリスタル「あたしはいいわよ? 主人公に怖がられるってだけでも実質キャラ立ちと言えるものねぇ!!!!!!!!」

ヨウ「……ん? クリスタルさん? そちらのお姉さんがクリスタルさん!?」

クリスタル「え、何よ? 知り合い……じゃないわよね。誰?」

ヨウ「はい!!!! アローラのプロポーズマシンガン、ヨウです!!!! 姉御肌のカッコいいお姉さん、結婚してください!!!!!」

クリスタル「えっ、なになになによ急にィ〜〜〜!! まぁあたしは年上がタイプだから結婚はしないけどね!?」

クリスタル「姉御肌のカッコいいお姉さんですって!? 良い目持ってるじゃないの〜〜〜!!! よーしよしよし!!!」ワシャワシャ

ヨウ「うっひょ〜〜〜撫で方がワイルドォ〜〜〜〜〜!!!!!」

レッド(……あのふたり……同い年じゃなかったっけ……)
609 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/02(金) 22:32:20.82 ID:KjsOKyat0
ハウ「それでー、ミヅキはどーしちゃったのー?」

ファイア「お、保護者ポジションの気配を察知! いやね、倒れさせるつもりはなかったんだけど」

カルム「この子、ボクとファイアが何か会話するたびにHP削られていくから……」

ファイア「とうとう『尊さここに極まれりッ』って叫んで倒れちゃいましてなー、よっこいしょ」

ハウ「あーーー……ご迷惑おかけしましたー。わざわざー、運んでもらっちゃってー」

ファイア「いやあ、ゴローニャの半分もない重さだったよ」

カルム「当たり前でしょ……女の子に言うには良くないフォローの仕方だからね、それ」

ファイア「うーむ、難しい……俺もじぇんとるまーんになりたいもんだけどねー」

ハウ(そういえばー、ミヅキが描いてる本に出てた人たちに似てるなー……って、わかっちゃう自分が嫌だなー……)
610 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/02(金) 22:42:13.67 ID:KjsOKyat0
カルム「それじゃ、ボクたちはそろそろ行くから」

ファイア「じゃーね、皆様方ー……あ、そういえば、兄さん」コソコソ

レッド「……なあに、どうしたの?」コソ

ファイア「あのさ……今度、マサラタウンに帰ってきたら、ライとバトルしてみてよ」

ファイア「俺の予想が正しければ、だけど。ライ、絶対強くなってるから」ニッ

レッド「……そっか……わかった」

ファイア「へへ、強くなって調子に乗り始めたであろう頃に兄さんをぶつける……ちょっと悪い気もするけど、今のライになら良い刺激だからね」

ファイア「あ、そうそう。俺ともバトルしよーね。俺も俺で更なる旅を重ね、強くなっているのだ……なんて」

レッド「それじゃ……僕も、負けてられない……」

レッド「ここでも、頂点を取って……強くなって、戻るからね……」

ファイア「……流石兄さん。お待ちしておりますよ」
611 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/02(金) 22:45:51.91 ID:KjsOKyat0
ファイア「お待たせー。んじゃ行きますか」

カルム「そうだね、この先に祭壇があるらしいから──」

ファイア「ほむほむ、それは中々──」



レッド「……」

キョウヘイ「どうしたんすか、レッドさん。そんな遠くを見ちゃって」

レッド「……ちょっと、考え事……してた」

グリーン「へえ、お前も物考えるくらいはできんだな」

レッド「……うーん……」ゲシッ

グリーン「ってえ!! 考えながら蹴るな!!!」

レッド(僕が、今の旅で強くなっていってるように……ファイアも、カルムとの旅で何か掴んでるんだなー)

レッド(兄、頑張らねば。そのためにも、戻って大試練を受けないと)
612 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/02(金) 22:51:11.71 ID:KjsOKyat0
レッド「……それじゃ、戻ろう……」

キョウヘイ「はいっす!」

トウヤ「帰りは、安全な道を通りたいねぇ」

グリーン「流石に帰りも岩雪崩ってのはキツイよなあ……」

シルバー「それでしたら、こちらにマップが……クロバットと協力して作っておきました」

ハウ「超音波でわかるんだねー、すごいなー……ヨウー、行くよー」

ヨウ「は〜〜〜い!!! へっへっへ、クリスタルさんのサインもらっちゃった〜〜!」

ミヅキ「」

ガオガエン「がおう……」ヨイショ

レッド(……賑やかだなぁ……)
613 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/02(金) 22:56:22.09 ID:KjsOKyat0

〜大峡谷〜

レッド「……少し、開けてる」

キョウヘイ「地盤もしっかりしてるっぽいっすね〜!」

トウヤ「これなら安心だねぇ……道も心なしか穏やかなような……」

ハウ(そんなことないと思うけどー、黙っておいてあげよー)

ヨウ「それにしても、この道……もうちょっとトレーナーがいたような気がするんですけどね〜?」

ミヅキ「そうなんですよね〜……すれ違っても、大抵のトレーナーが目を逸らしちゃうっていうか〜……あっさっき起きましたミヅキです!」

グリーン「そりゃあな、こんだけヤバそうなやつらが徒党組んで歩いてたら警戒もするだろ」

シルバー「八人、ですからね……もし声をかけてくる人がいれば、よほど腕に自信のある人か……」

グリーン「あいつらの知り合い、その中でもやべー奴……じゃねえか?」

???「」バッ

レッド「なにやつ……!」


出てきたもの  下1
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/02(金) 23:00:06.56 ID:L0nA8uISO
イッシュの変態眼鏡
615 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/02(金) 23:09:21.15 ID:KjsOKyat0
アクロマ「こんにちは!!!!! イッシュの変態眼鏡その1、アクロマです!!!!!」

チェレン「そしてイッシュの変態眼鏡その2、チェレンだよ」クイッ

レッド「で、でた……!!!」

キョウヘイ「やべー奴を重ねるんじゃないっすよ!!!!!! っていうかチェレンさんはわざわざ眼鏡かけてきたんすか!?」

トウヤ「あはは、チェレンってそういうところあるよねぇ」

チェレン「褒めたって何も出ないよ」クイッ

トウヤ「別に褒めてはいないよ。それで、二人はどうしたのかな?」

キョウヘイ(穏やかに扱い雑なの こえ〜〜〜〜〜〜!!!!!)

アクロマ「いえ、特に何も……あっ いえ 違います用事あります!!!」

チェレン「さっきはうっかりしてやられたからね……手練れのトレーナーが多いここで修行してたんだ」クイッ

チェレン「そうしたら男の娘やらショタやらの気配を感じてね」クイクイッ

アクロマ「まあ私もキョウヘイくんの気配を察知して出てきただけなんですが!」

キョウヘイ「こいつ……」

チェレン「リベンジマッチにはまだ早いけど……バトルを申し込むよ。といっても、相手は誰でもいい」

チェレン「僕も、まだ修行中のつもりだからね」クイッ

アクロマ「私も強いトレーナーのデータを取りたいと思っていたのです!」

シルバー「……どうしますか、レッドさん?」

レッド「それじゃあ……」

下1 と 下2  (この場にいる人の中で)
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/02(金) 23:14:09.73 ID:H8u/VWET0
隠れ眼鏡っ子のキョウヘイ
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/02(金) 23:39:45.13 ID:VUK3wTjh0
ろりこん
618 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/02(金) 23:50:00.95 ID:KjsOKyat0
キョウヘイ「なぬ! 何故俺が仕事中に眼鏡を装着してることを知ってる民がいるんすかあ!?」

トウヤ「僕って名前認知されてる? されてるよね?」

アクロマ「キョウヘイくーーーん!!! 眼鏡姿好きです!!!! いえいつも好きですが!!!!」

チェレン「ふむ、相手はトウヤか……これは難しい戦いになりそうだ」

キョウヘイ「ま、俺とトウヤさんのタッグなら! ますます負ける気はしないっすね〜〜!!」

トウヤ「あはは、そうだねぇ。いいところ、見せちゃおうかな」

レッド「……」ゴソゴソ

グリーン「おい、何してんだ?」

レッド「観戦の準備……」

ヨウ「アイスー、アイスはいらんかねー」

シルバー「二つお願いします」

グリーン「楽しむ気満々だなお前ら……ま、たまには気楽にバトルを見るってのもいいか」

ヨウ「そうですよそうですよ! ところでアイスいかがですか?」

グリーン「おう、一個くれ」

ヨウ「まいどありー!」

キョウヘイ「俺たちのぶんもとっといてくださいっすよ〜〜〜!!!」
619 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/02(金) 23:50:44.92 ID:KjsOKyat0
今日はここまで。明日はお休みで、明後日は22時からです。
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/02(金) 23:59:43.75 ID:AbtNe2Hg0
あ〜〜〜〜〜〜すき。おつです
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/03(土) 00:16:40.02 ID:prMGAvWf0
乙です
BW組最高によき
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/03(土) 01:14:30.90 ID:AoMBddkSO
乙です。
キョウヘイ君の貴重な眼鏡シーンは、15スレ目の番外編(アクキョウ)にあったので覚えてました。
623 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/04(日) 22:02:07.34 ID:HzqXTWqF0
はじめます。今日はゆっくりペース
624 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/04(日) 22:06:22.70 ID:HzqXTWqF0
レッド「前回のあらすじ……」

レッド「トウヤとキョウヘイ、ばーさす……もぐ……チェレンさんとアクロマさん……」

シルバー「おいしいですね、このアイス」

ヨウ「でしょ〜〜〜〜!!! 頑張ってるんですよ!!!!」

グリーン「アイス食いながらバトル観戦……わりといいかもな」

ヨウ「バトルって見てるだけでも楽しいですしね!!」

ミヅキ「トウキョウ……アクキョウ……ウオオ……」

ハウ「また一人でめんどくさいことになってるー」
625 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/04(日) 22:18:07.40 ID:HzqXTWqF0
トウヤ「さて、頑張ろうね」ポーン

ゼクロム「ばりばりばりっしゅ!!!」

キョウヘイ「ええっ!? しょっぱなからガチっすね……!? うお〜〜負けてられねーっすよ!」ポーン

キュレム「きゅららっら!!!」

チェレン「伝説のポケモン二体……相手にとって不足なし、といったところかな」クイッ

アクロマ「なるほど、強力な相手です! しかし、キュレム対策はばっちりですとも!」

トウヤ「言ってくれるねぇ。そう簡単に勝たせないよ」

キョウヘイ「俺とキュレムは日々強くなってるんすからね! 同じ手は効かないっすよ〜〜」

チェレン「……もし、負けそうになったら。あの手を使うまでさ」クイッ コソッ

アクロマ「……そうですね!」コソ

レッド「……? えと じゃあ……もぐ ばとる、すたーと……もぐ」

グリーン「審判やるなら食い終わってからにしろよ!!!!!!」

直下コンマ 70以下でトウヤキョウヘイ勝利
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 22:22:51.09 ID:0qPywVEV0
00ならトウヤさんが目覚めるはず
627 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/04(日) 23:03:52.05 ID:HzqXTWqF0
キョウヘイ「……トウヤさん、多分あっち、よからぬことを考えてるっすよ」

トウヤ「そうかもねぇ。でも、何か策があるなら、それこそ力押しだよ」

トウヤ「その策を使わせる隙すら与えない。それがいいと思うな」

キョウヘイ「おお……!! レッドさんがいつもやってるやつっすね!?」

トウヤ「流石、ちゃんとわかってくれたみたいだねぇ」


レッド「……くしゅっ」

シルバー「れ、レッドさん!? アイスで体が冷えてしまったでしょうか……!」

レッド「う〜ん……なんだろ……」

グリーン「レッドならどっかで噂されててもおかしくねえだろ」

レッド「…………」

シルバー「……確かに……」


キョウヘイ「よ〜し、行ける気がしてきたっす!!」

トウヤ「最初っから手加減なし、だねぇ」
628 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/04(日) 23:07:55.86 ID:HzqXTWqF0
トウヤ「ゼクロム、クロスサンダー!」

ゼクロム「ばりばりばり!!!」バチバチ

ムーランド「わおんっ!? きゅうん……」バタッ

チェレン「……トウヤ、なんだか、やる気がすごくないかい?」

トウヤ「あはは、真剣勝負をしたいだけだよ?」

チェレン(……バレてるな……)


アクロマ「オーベム、サイコキネシスです!」

オーベム「!」ミョンミョン

キョウヘイ「させねーっすよ! キュレム、氷で盾を作って、そのまま凍える世界っす!!」

キュレム「きゅらららら!!!!」カキーン

アクロマ「なんと!?」

キョウヘイ「ふふん、俺は常に進化してるってことっすよ!」ドヤ

アクロマ「あ〜〜〜〜〜〜ッドヤ顔いただきました!!」パシャパシャ
629 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/04(日) 23:23:28.36 ID:HzqXTWqF0


レッド「……勝負あり。勝者、トウヤとキョウヘイ……」

トウヤ「うんうん、いい感じだったねぇ」

キョウヘイ「へっへーん! これが俺たちのチームワークっすよ!!」

チェレン「な、なんてパワーだ……眼鏡も壊れてしまったよ」エアークイッ

アクロマ「どうにか眼鏡は守れました……新しいデータが取れましたし、お二人には感謝ですね!」

トウヤ「あはは、頑張ったのはポケモンたちですよ」

キョウヘイ「でも、その力を引き出したのは俺たちっすからね! 好きなだけ感謝すればいいっすよ!」

レッド(……キョウヘイ、すごい嬉しそう。よかったね)

グリーン(こいつ、一応キョウヘイに対しても先輩だって意識あったんだな……)

チェレン「それじゃあ、せっかくだし……というわけでもないけど」

アクロマ「勝者のお二人にプレゼントです!」

ぷれぜんと 下1
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 23:58:59.68 ID:yWXqMtWSO
トウヤが目覚めなくなる機械パート2
631 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/05(月) 00:09:29.25 ID:XTUx3btp0
アクロマ「こちら、トウヤさんが目覚めなくなる機械パート2です!」

キョウヘイ「お前天才っすか?」

トウヤ「そんなものも作れるんですか! すごいなぁ」

アクロマ「真っ直ぐな賛辞ありがとうございます! ただですね……」

アクロマ「こちらの機械、鞄に入れておくだけで効果を発揮するのですが。少々難点がありまして」

キョウヘイ「ほう?」

アクロマ「ポケモンからの攻撃にも強いのですが、そのぶん効果が薄まっているのです」

アクロマ「ほぼほぼ目覚めさせないとは思いますが、常に5%の例外があることを覚えておいてください」

キョウヘイ「まあ、5%なんてそうそう当たらないから大丈夫っすよ! よくやったっす」

チェレン「……随分と素直に褒めるね」エアークイッ

キョウヘイ「技術者は褒めて伸ばすもんっすよ」

トウヤ「流石経営者だねぇ」
632 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/05(月) 00:09:54.79 ID:XTUx3btp0
今日はここまで。次回はちょっと遠い 8日です。
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/05(月) 00:12:45.42 ID:NwL6uucg0
了解でっす乙です!
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/05(月) 00:15:46.53 ID:9C7PlzGSO
乙です。
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/06(火) 22:34:35.28 ID:0izcLPn50
遅乙です。
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/08(木) 20:55:45.65 ID:HpqTt7rBO
今日更新ですか?
637 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/08(木) 22:19:22.37 ID:ywoF5boF0
今日更新ですよ。はじめます。
638 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/08(木) 22:26:19.82 ID:ywoF5boF0


〜ポニの古道〜

レッド「……下山……」

キョウヘイ「いやー、面白かったっすね〜! 疲れたっすけど!」

トウヤ「いい運動になったねぇ……」

グリーン「顔が死にかけだけどな……大丈夫じゃなさそうだな」

レッド「……休憩、する……?」

トウヤ「うん、そうしようかなぁ……」

ミヅキ「おじいちゃん!!!! お供します!!!!!!!」

トウヤ「ありがとうねぇ……」

キョウヘイ「行ったっすね……んじゃあ、ハプウさんとこ行くっすか!」

シルバー「な、なんという……しかし、ちょうどいいタイミングではありますね!」
639 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/08(木) 22:29:34.60 ID:ywoF5boF0


ハプウ「ふんふふーん……お、レッドか! 久しいの!」

レッド「お久しぶりです……」

シルバー「……何日ぶりだったでしょうか」

ハプウ「ん? そう言われると……二日ほどの気もするの。しかし、何となく久々な気がするんじゃ」

キョウヘイ「まあ……メタ時間の方はそこそこ経ってるっすからねぇ……」

グリーン「……そこわかんのかよ、やべえな」

ハプウ「ともかく! ここに来たという事は、大試練を受けに来たのじゃな?」

レッド「……そう、です……」

ハプウ「ふふん、いいじゃろう! お主の強さ、見せてみるがよい!」
640 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/08(木) 22:35:22.14 ID:ywoF5boF0

シルバー「……外にやってまいりました。これより大試練が始まります」

ハウ「ハプウはー、地面タイプの使い手だよー」

ヨウ「同い年くらいなのに年上みたいな雰囲気がしてすこです……ハプウちゃん……」

グリーン「にしても、島クイーンってのは……ジムリの上位互換みてえなもんだろ? 小せえのによくやるな」

ヨウ「すごいですよね〜〜……なんでも、お祖父さんが島キングだったらしいですよ!」

グリーン「……なるほどなあ」

ハウ「わはー、すごいねー」

キョウヘイ「地面タイプ……てことは、ピカチュウはお留守番っすかね」

グリーン「……サカキをボコボコにしてたポケモンが出てくるかね……」
641 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/08(木) 22:47:41.86 ID:ywoF5boF0
ハプウ「さて! お主としっかりバトルするのは初めてじゃの」

ハプウ「あのうるとらびーすとを仲間にしたほどじゃ、強さはわかっておる」

ハプウ「しかし! 島クイーンとして、しっかりとその力を見極める必要があるのでな!」ポーン

バンバドロ「ひひいいん!!」パカラッ

レッド「……リーフィア!」ポーン

リーフィア「ふぃあ!」

ハプウ「おお! 可愛らしいポケモンじゃな! 後で撫でさせてくれ!」

リーフィア「ふぃあふぃあふぃあ!!!!!」ハアハア

レッド「……リーフィア」

リーフィア「……ふぃあ!」キリッ
642 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/08(木) 23:30:04.86 ID:ywoF5boF0
ハプウ「バンバドロ、ふみつけじゃ!」

バンバドロ「ひひいん!!」バッ

レッド「……迎え撃って。リーフブレード!」

リーフィア「ふぃあ!」ザシュ

バンバドロ「ひひいん!?」ズサッ

ハプウ「なんと!? ふみつけの勢いを利用するとは……」

レッド「……そのままリーフストーム!」

リーフィア「ふぃあーーっ!」バババ

バンバドロ「ひひいん……」バタッ

ハプウ「バンバドロ! よくやったの……」
643 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/09(金) 00:08:41.13 ID:X8KjIUvs0


ハプウ「お主の強さ、よーくわかった!」

ハプウ「これならば、ポケモンリーグでチャンピオンを倒すことも叶いそうじゃの」

レッド「……チャンピオン」

ハプウ「うむ、彼らはとても強い! しかし、お主ならそれを超えることができると信じておるぞ」

レッド「……ありがとう、ございます」

レッド(……彼ら……?)

キョウヘイ「レッドさ〜〜〜ん!!! おめでとうございますっす〜〜〜!!」

シルバー「流石ですレッドさん! 素晴らしい戦いでした……!!」

グリーン「ま、お前なら当然だな」

レッド「! みんな……ありがと……」
644 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/09(金) 00:36:28.20 ID:X8KjIUvs0
今日はここまで。次は明日 です。
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/09(金) 00:42:29.34 ID:lm1J3E4OO
乙です!!!!
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/09(金) 00:47:56.35 ID:OUdzNx290
乙です!!!!!
647 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/09(金) 22:23:19.05 ID:X8KjIUvs0
はじめます
648 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/09(金) 22:28:36.74 ID:X8KjIUvs0
ハプウ「それでは ごほん! レッド、お主にこれをやろう……レポートを出すんじゃ」コソ

レッド「!」サッ

ハプウ「大試練の証スタンプ! ふふん、何回押してもいいものじゃの、これは!」ポン

レッド「おお……」

ハプウ「そしてこれがじめんZじゃ! これはな、これをこうして……ほにゃあ!!」

レッド(ほにゃあ……!!)

ハプウ「きっとこれが役に立つときがくるじゃろう! それではゆくのじゃ、レッド!」

レッド「……はい……!」
649 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/09(金) 22:33:47.89 ID:X8KjIUvs0


キョウヘイ「いや〜〜、これでレッドさん、四つの島フルコンプっすね!」

レッド「うん……あとは、リーグだけ……」

グリーン「アローラの新設リーグな……ジムがない地方のリーグってのはどんなのなんだろうなあ」

トウヤ「やっぱり、ジムリーダーとして気になる?」

グリーン「そりゃあな。噂によりゃあ、四天王はいるらしいが……」

シルバー「新設されたリーグ……四天王や、チャンピオンの選考基準が気になるところですね」

ハウ「……チャンピオンかー、なんかー、暫定チャンピオンはきまってたけどー」

ハウ「今はそれを打ち破ったー、新しいチャンピオンがいるらしいよー」

キョウヘイ「へえ、そうなんすね〜! 俺たちは入れないっすけど、なんか楽しみっす! ……にしても」

キョウヘイ「そこのお二人さ〜ん、なんか静かっすねえ?」

ミヅキ「ヒョエ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヨウ「ホギャピ!!!!!!!!!!!!!!」

グリーン「いやどういう叫びだよ!!!!!」
650 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/09(金) 22:44:03.17 ID:X8KjIUvs0
レッド「……それじゃあ、一度、ウラウラ島に戻ろ……」

キョウヘイ「そうっすね! そんじゃあまた船っすか〜……」

トウヤ「まあ、前回はバトルっていうエンターテイメントがあったからじゃないかなぁ……」

ハウ「すぐつくと思うよー、あっと言う間にねー」

ミヅキ「ピヒャポア」

ヨウ「ビチャピ」

キョウヘイ「なんて!?」

グリーン(……まあ……こいつのどっちかがチャンピオンなんだろうな……)

トウヤ(二人は知らないだろうけど、僕もキョウヘイもレッドもチャンピオン経験あるしねぇ……)

キョウヘイ(なにより、慌て方が独特すぎるんすよねぇ……)
651 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/09(金) 22:47:20.97 ID:X8KjIUvs0


〜ウラウラ島〜

レッド「ついた……」

グリーン「いや早えな!?」

キョウヘイ「そりゃあ、俺の知り合いの中でもいっちばん早い船持ってる奴呼んだっすからねぇ」

シルバー「レッドさん、どうしてそこまでしてこの島に? 急ぐ理由があるのでしょうか」

キョウヘイ「ま、そうっすよねぇ。なんだかんだ、レッドさんが俺のコネ必要とすることって少ないっすし」

レッド「……少しでも……特訓、しておきたかったから……」

グリーン「……特訓、だと?」

レッド「うん……仮にも、チャンピオンに、挑むのに……何もしないのは、失礼だと思って……」

シルバー「……なるほど。しかし、どうしてこの島で?」

レッド「……手助けを、頼みたい人がいる……」

レッド「……あ、みんなは、先に戻ってて……休んでていいよ」
652 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/09(金) 23:01:41.89 ID:X8KjIUvs0

〜ポータウン〜

レッド「……クチナシさん、こんにちは……」

クチナシ「……そりゃあ、おじさんさ、また来いって言ったけど。いくらなんでも速くない?」

クチナシ「まさか……もう、ポニの大試練は終わったってこと言わないよな」

レッド「さっき、終わらせてきた……バトルタワーにも、登った……」

クチナシ「はあ……最近の若い子の行動力ってのはすごいねえ、おじさんびっくりしたよ」

クチナシ「それで、わざわざおじさんに会いに来てくれて、どーしたのよ」

レッド「チャンピオンに挑む前に……特訓、したい」

レッド「もう一回バトルしたい……クチナシさんと……」

クチナシ「おれとかい。そりゃあ、どうして?」
653 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/09(金) 23:07:05.82 ID:X8KjIUvs0
レッド「……多分、クチナシさん……大試練のとき。本気、出してないでしょ……」

クチナシ「へえ、そう見えたかね。おじさん頑張ったつもりだったんだけどなあ」

レッド「…………」

クチナシ「……わかったわかった、認めるよ」

レッド「サカキと知り合い、なら……あれだけの実力じゃ……ううん」

レッド「あれだけの、戦い方じゃ……ないでしょ……」

クチナシ「そりゃあ おじさん、仮にも守り神さんに選ばれたわけだからね」

クチナシ「島巡りする少年少女に、変な戦い方を教える訳にはいかないってこと」

レッド(……やっぱり……)

クチナシ「伊達に悪タイプの使い手やってない、とだけは言っとくよ」
654 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/09(金) 23:16:02.58 ID:X8KjIUvs0
クチナシ「だからこそ、チャンピオンに挑むんなら。相手はおれ以外がいいと思うがね」

レッド「……そう、なの?」

クチナシ「言ったろ、少年少女に教えるようなやりかたじゃないって。チャンピオンと戦うなら、使わない方が……」

レッド「……その事なら、大丈夫……」

クチナシ「なに?」

レッド「きっと、僕は……今までどおりの戦い方でも、チャンピオンに勝つことは、できる……」

クチナシ「……ま、それはおじさんも見てて思ったよ。兄ちゃんは強い。だからこそ、なんでだ?」

レッド「……今は、使わない戦い方だとしても。いつか、使う時があるかもしれない……」

レッド「それを……その技術を得るチャンスは、今しかない……それを知れば、僕はもう少し……強くなれる……だから」

レッド「少しでも、強くなった僕で、チャンピオンに挑みたい。それが、理由」

レッド「……これじゃ、だめ……?」

クチナシ「……いや、駄目なんて言える訳ないでしょ」

クチナシ(そんな目、真正面から見ちゃったらさあ……)
655 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/09(金) 23:26:39.28 ID:X8KjIUvs0
レッド「……よかった……ありがとう、クチナシさん……」

クチナシ「いーって、そういうの……っていうか、悪どい戦い方とか、他に教えられそうな人いないの」

クチナシ「それこそサカキとかさ、そういうの得意でしょ。悪の組織の親玉だしね」

レッド「サカキに教えを乞うのは癪」

クチナシ(急に流暢に そんな嫌われてんのね、サカキの奴……)

レッド「あと……弱いんだもん……クチナシさんの方が、強いから……」

クチナシ「そお? うれしーねえ……さーて、そこまで期待されちゃあ、本気出さないわけにゃあいかないなあ……はあ」

クチナシ「泣くなよ、赤い帽子の兄ちゃん」ポーン

アローラペルシアン「ふっしゃあ!」

レッド「……」ポーン

ブラッキー「ブラ!?!?!?!? ……!」ハッ

ブラッキー「ぶらっきー!」キリッ

レッド(これは、勝つためじゃなく……学ぶための戦い)

レッド(相手の動きをよくみないと……)ジッ
656 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/09(金) 23:39:04.33 ID:X8KjIUvs0


〜一方その頃〜

グリーン「………………」

キョウヘイ「……機嫌悪いっすね〜、グリーンさん……」

トウヤ「そうだねぇ……レッドが特訓に行ってから……」

エーフィ「教えてあげよっか、教えてあげよっか!? グリーンが不機嫌なりゆー!」

シルバー「っ!? れ、レッドさんのエーフィ……なんでここに!?」

エーフィ「そりゃあ僕だからね! テレポくらい余裕なのだよ! 出番もなさそーだしね〜」

エーフィ(タイプ相性的に、相手が悪タイプじゃあね〜)

キョウヘイ「……ま、ぶっちゃけ教えてもらわなくても想像つくっすけどね〜」

トウヤ「まあ、ねえ……僕らですらちょっと思ったんだから、グリーンは猶更だろうね」

キョウヘイ「それなんすよね〜〜〜!! それそれ〜〜〜!!」

シルバー「? どういうことですか?」

トウヤ「……きっと、グリーンはね。修行相手が自分じゃないことに怒って……いや」

トウヤ「『どうして強くなりたいのに自分を頼らないんだ』、って。思ってるんじゃないかな」
657 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/09(金) 23:44:15.78 ID:X8KjIUvs0
エーフィ「エモ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!」

エモンガ「えもも!?」

キョウヘイ「何だ今の」

トウヤ「あんまり揶揄ったら駄目だよ、本人は真剣なんだからねぇ」

エーフィ「揶揄ってるわけじゃないの! 決して! ただエモいんだよね!!!!」

シルバー(なるほど……そういうことか)

シルバー(俺はまだ、レッドさんを追いかけている最中だからか、修行に赴くレッドさんを)

シルバー(ただ、感心しながら……見送る事しか、していなかったな……)

キョウヘイ「……ま、もしかしたら俺たちじゃあ無理なよーな内容なのかもっすから」

キョウヘイ「あんまり深く考えず、ここで待ってるのがいいと思うんすけどねぇ」

ハウ「そーいえばー、言ってたねー。今日は一日修行に使ってー、明日の朝にリーグ行くってー」

ミヅキ「エッそーなの!?!?!?!?!?!?!?」

ヨウ「明日ァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハウ「何時かは聞いてないけどねー。もしかしたらー、レッドの朝だしー、すっごく早いかもー」

ミヅキ「マジで………………………………………………」

ヨウ「ヒエ 目覚ましぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
658 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/09(金) 23:45:57.29 ID:X8KjIUvs0
今日はここまで。次は……13日か14日です。茶番パートを挟んでからラストスパートだ!
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/09(金) 23:50:28.67 ID:tnoDi0fj0
乙です〜〜〜〜!!!グリーンさん……………………かわいい………………
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/09(金) 23:50:30.74 ID:8A67bsXTO
乙乙乙!!!
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/09(金) 23:55:42.99 ID:VFHy6ncIO
乙です。陽月の元気が良くてよろしい。
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 01:17:08.64 ID:knv9pMPx0
遅刻すべりこみ乙です!えもみがえもえもでえもだ……
663 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/14(水) 22:07:31.66 ID:ToFQ8N190
今日は6周年番外編です。はじめます。
664 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/14(水) 22:14:45.14 ID:ToFQ8N190
レッド「……6年、経ってました……」

キョウヘイ「びっくりっすねぇ」

トウヤ「ええと、8月の7日に6年経ってたんだってねぇ」

レッド「……6年……」

キョウヘイ「長い年月っすよねぇ」

トウヤ「2000日以上ってことだからねぇ」

レッド「……なに、しようか……」

キョウヘイ「そろそろネタもなくなってくるっすからね〜」

トウヤ「とりあえず、誰か呼んでみようか?」

下1
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 22:17:02.07 ID:pK0e6t+PO
メイちゃ
666 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/14(水) 22:31:13.56 ID:ToFQ8N190
レッド「……じゃあ……全ての元凶に……」

キョウヘイ「全ての元凶」


メイ「はぁ〜い! 呼ばれて飛び出てにゃにゃにゃにゃ〜〜ん! メイちゃんだにょ!」

トウヤ「なるほどねぇ、確かに元凶ではあるかも」

キョウヘイ「メイが女装癖じゃなければ、色々……違ったんでしょうねぇ」

レッド「……そんなわけで……メイ、なにかやりたいことある……?」

メイ「えー、じゃあ……女装して!!!!!!!!!!!!」

レッド「……だよね……」

キョウヘイ「さーて、問題なのは誰が何を着るかっすよぉ」

下1 誰が  下2 何を
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 22:33:05.86 ID:8djmj2TSO
たまにはキョウヘイ
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 22:34:30.86 ID:aWtgHfgd0
ジュジュベ様
669 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/14(水) 22:47:17.55 ID:ToFQ8N190
キョウヘイ「俺っすか!!!!!!!!!」

メイ「それじゃーキョウたん、これ着て♡」

キョウヘイ「って、これ……ジュジュベ様じゃないっすか!!」

レッド「あ、これ……映画のDVDに……」

トウヤ「ああ、これナツメさんが着てたやつかぁ」

キョウヘイ「……これ、なかなか……ハードな女王様のやつっすね……くそお、着たらぁ!」

レッド「がんばれ……」

トウヤ「いってらっしゃーい」
670 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/14(水) 22:55:17.43 ID:ToFQ8N190
レッド「……あ」

キョウヘイ「おーっほっほ! このジュジュベ様に逆らうつもり?」

トウヤ「ノリノリだねぇ」

キョウヘイ「俳優の血がそうさせるんすよ……」

メイ「うんうん、やっぱりキョウたんはこういうことしてくれるからやりやすいよね!」

レッド「それじゃあ、キョウヘイは……この後、そのままということで……」

キョウヘイ「マジっすか!!!」

トウヤ「あはは……まぁ、似合ってるからいいんじゃない?」

キョウヘイ「そういう問題じゃないんすよね……」
671 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/14(水) 23:02:21.61 ID:ToFQ8N190
レッド「……ここで、お便りが届きました……」

トウヤ「ええと、『同じ映画の王子様の恰好をしたキョウヘイくんも好きです アクロマより』」

キョウヘイ「アクロマじゃねえか!!!!」

レッド「……ファンがいるのは……良いことだと思います」

キョウヘイ「なんで敬語になっちゃったんすかぁ!」

メイ「さーて、女装させたことだし! メイちゃん満足〜、また来るね!」

メイ「あ、そうだ! なんかさっき面白そうな人がいたから連れてきたよ〜!」

キョウヘイ「リレー形式ってことなんすねえ。おっほっほ」

レッド(雑……)

次の人 下1
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 23:20:29.14 ID:8djmj2TSO
キョウヘイが尊敬しているイッシュの青……………………い髪のハチクさん
673 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/14(水) 23:29:11.67 ID:ToFQ8N190
ハチク「なにやら騒がしいな……む? そこにいるのはキョウヘイか?」

キョウヘイ「っ!?!? は、は、ハチクさん……!!! ち、違うんすよ師匠!! この格好は!!!!」

ハチク「いや! 皆まで言うな」ピッ

レッド(師匠っぽい動き……)コソコソ

トウヤ(ね)コソ

ハチク「一つの映画において、自分の役柄だけを見ず……その身をもって、共演者の役を理解する」

ハチク「素晴らしい心構えだ……! お前を弟子にもったこと、誇りに思おう」

キョウヘイ「お、おっふ……ハチクさんそういうとこあるっすよねぇ……!!」

レッド「……あの、なんか、やりたいことあります……?」

ハチク「ふむ? では……映画のアクションを教えようではないか」
674 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/14(水) 23:35:30.38 ID:ToFQ8N190
レッド「……アクション……」

キョウヘイ「師匠のアクションはすごいんすよ〜! ルカリオキッドでも、ほぼCG無しで撮ってるんすから!」

トウヤ「そういえば、小さいころに映画で見たことがある気がするなぁ……恰好とマスクで気付かなかったよ」

ハチク「そのためのマスクだからな。しかし、アクションといっても難しいことをさせるつもりはない」

ハチク「軽く壁走りでも……」

キョウヘイ「はい! 俺ドレスなんで見学しま〜す」

トウヤ「……僕もちょっと、調子が良くないので見てようかな」

ハチク「む、それはよくない。アクションは万全の調子で挑まねばな。そちらの君は?」

レッド「はい、壁なら走れます……」

ハチク「ほう、その出で立ち……中々やるようだな。それならば、映像に映える殺陣を教えよう」

レッド「やった……」

キョウヘイ「実際に殺らないでくださいっすねー」

直下コンマ 高いほど殺陣を習得
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 23:44:56.01 ID:aWtgHfgd0
ハチク×レッドか。
00でフィー展開
676 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/14(水) 23:49:33.49 ID:ToFQ8N190
エーフィ「チッ……あとちょっとだったのに……」

ハチク「む、悪の気配!」ジャキッ

エーフィ「あぶねえ!!!!!!!!!」シュンッ

ハチク「……気のせいか……」

キョウヘイ(気のせいじゃないんすよねぇ……)

トウヤ(危なかったね、レッド……)

ハチク「それにしても……中々難儀だな、お主は」

レッド「……どうしても……無駄のない倒し方を……しそうになる……」

ハチク「そのような弟子は初めてだ……うーむ、もう一度行くぞ。でやあっ!」バッ

レッド「!」シュッ

ハチク「……それでは映画には出られんな」

レッド「むう……もふもふ巫女しかできない……」
677 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/14(水) 23:54:54.27 ID:ToFQ8N190
ハチク「! そうか、もふもふ戦士巫女レッドとはお主だったか……サインをもらっても?」

レッド「いいよ……」カキカキ

キョウヘイ「えっ師匠!? まさか……」

ハチク「何を考えているかは知らないが……単に、あの映画は面白いと感じただけだ」

ハチク「もふもふ戦士とミドリゲスの戦い……殺陣にしては派手さがないと思っていたが、まさか真剣勝負だったとは」

ハチク「続編、楽しみにしているぞ」

レッド「えへへ……お任せください……」

キョウヘイ「やっぱり、コンマの影響が……」パタパタ

トウヤ「いや、まさか……うーん、どうだろうねぇ……キョウヘイ、その扇気に入ったの?」

キョウヘイ「結構便利ではあるっすよ」
678 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/14(水) 23:55:21.53 ID:ToFQ8N190
今日はここまで。明後日に続きとなります。
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 00:00:57.34 ID:vztDLu9N0
乙です!!!!!!
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 00:20:30.09 ID:z9Up4AdSO
乙&6周年おめでとう。
フィーは本当に惜しかったな。
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 01:41:34.83 ID:YGmPWvs80
乙です!
682 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/16(金) 22:14:27.84 ID:MkSNHfXx0
キョウヘイ「さあ始まるザマスよ!」

トウヤ「行くでがんすー」

レッド「ふんがー……」

キョウヘイ「六年前ならギリギリ通じてたっすよね……」

レッド(ゆかいつーかい……)
683 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/16(金) 22:17:55.33 ID:MkSNHfXx0
レッド「……おーぷにんぐも終わりました……」

キョウヘイ「さーて、次のゲストっすよ〜」

トウヤ「せっかくの6周年だからね、見たい人を呼んでくださいねー」

レッド「……これ、どういう形式なの……?」

キョウヘイ「声しかわからないって点ではラジオとかと同じなんすかねえ」

トウヤ「後でお便り募集とかしてみちゃう?」

レッド「楽しそう……」

キョウヘイ「いいっすね〜〜! じゃ、次来てもらったゲストの人と一緒にお便り募集してみるっすよ!」

トウヤ「……慣れてるねぇ、キョウヘイ」

レッド「コガネシティとかでも……やってたもんね……」

次のゲスト 下1
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/16(金) 22:55:47.43 ID:0+VxHdAw0
アクロマ
685 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/16(金) 23:03:08.36 ID:MkSNHfXx0
アクロマ「私ですよ…………」スッ

キョウヘイ「ぎゃあ!? ……アクロマぁ!!!!!!!!!!!!!」

アクロマ「キレキョウヘイくんありがとうございます!!!」

レッド「……きょーのげすとは……変態の人です……」

トウヤ「しっかり説明できたね、偉いよレッド」

レッド「……」ドヤ

アクロマ「素晴らしいですね!」

キョウヘイ「いやお前は言ったら駄目っすけどね!?」

キョウヘイ「……んじゃあ、この変態とお便り答えていきたいと思いま〜す」

レッド「……何でもいいです……」

トウヤ「あて先はこちらー」

下1

キョウヘイ「わかりやすいっすねぇ……」
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/16(金) 23:03:24.95 ID:qRAVGhiU0

ワセダ「お前、今の自分の立場を自覚しているのか?」 ヤマイ「愚問ですね」フッ
ヤマイ「数々の試験を潜り抜けた選りすぐりの荒くれ者たち……」
ヤマイ「その『闇の選民』共を集めて行なった灼熱の中のサドンデス……」
ヤマイ「血で血を争う闘い……いや、もはや闘いと呼ぶにはあまりにも残酷な生存競争」
ヤマイ「その中を生き抜いた、たった1人の女」
ヤマイ「いや、女なのかどうか定かではない……あるいは、すでに人間ですらないのかもしれない」
ヤマイ「さいじょ『最凶の世代』と名高い第36期生の──そのトップに君臨する存在」
ヤマイ「序列『No.1』:コードネーム【ヤマイ】」
ヤマイ「出自はアルターニャ王国とドラゴニア王国のハーフ、ドラゴニア王国のアーチャーとしてかつて名を馳せたが下界への転生後あえてその能力を封印し──」

ワセダ「山本」

ワセダ「先生の投げたボールで勝手に玉乗りを始めるな」

33 名前:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]:2019/08/16(金) 22:07:49.00 ID:3Eo7N3On0
女子無駄ssもっと増えろ

34 名前:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[]:2019/08/16(金) 23:02:10.88 ID:qRAVGhiU0
VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:36:33.04 ID:RjxVtfqg0

   っ

  ち
                  い
        !
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:38:26.91 ID:RjxVtfqg0
https://youtu.be/9wCtuPy1v3A
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/14(水) 02:01:52.92 ID:3kKgh9i20

   っ

  ち
                  い
        !ぶ
   っ

  ち
                  い
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 07:58:23.30 ID:Q6EP/5ilo
2
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:10:22.51 ID:PsFc2yRA0
2
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:11:41.11 ID:PsFc2yRA0
すみません、4に変えていいでしょうか
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 11:19:21.43 ID:BBoeIOZj0
>>610 大丈夫ですよこれで2と4が1票ずつですね
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 14:07:57.55 ID:UiGaDfEe0
4
613 : ◆jsS2VhSFvXss :2019/08/15(木) 17:21:20.58 ID:BBoeIOZj0
支援 アイク
VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:36:33.04 ID:RjxVtfqg0

   っ

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                  い
        !
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:38:26.91 ID:RjxVtfqg0
https://youtu.be/9wCtuPy1v3A
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/14(水) 02:01:52.92 ID:3kKgh9i20

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608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 07:58:23.30 ID:Q6EP/5ilo
2
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:10:22.51 ID:PsFc2yRA0 2
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:11:41.11 ID:PsFc2yRA0
すみません、4に変えていいでしょうか
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 11:19:21.43 ID:BBoeIOZj0
>>610 大丈夫ですよこれで2と4が1票ずつですね
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 14:07:57.55 ID:UiGaDfEe0 4
613 : ◆jsS2VhSFvXss :2019/08/15(木) 17:21:20.58 ID:BBoeIOZj0
支援 アイク
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
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687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/16(金) 23:06:35.05 ID:qRAVGhiU0

ワセダ「お前、今の自分の立場を自覚しているのか?」 ヤマイ「愚問ですね」フッ
ヤマイ「数々の試験を潜り抜けた選りすぐりの荒くれ者たち……」
ヤマイ「その『闇の選民』共を集めて行なった灼熱の中のサドンデス……」
ヤマイ「血で血を争う闘い……いや、もはや闘いと呼ぶにはあまりにも残酷な生存競争」
ヤマイ「その中を生き抜いた、たった1人の女」
ヤマイ「いや、女なのかどうか定かではない……あるいは、すでに人間ですらないのかもしれない」
ヤマイ「さいじょ『最凶の世代』と名高い第36期生の──そのトップに君臨する存在」
ヤマイ「序列『No.1』:コードネーム【ヤマイ】」
ヤマイ「出自はアルターニャ王国とドラゴニア王国のハーフ、ドラゴニア王国のアーチャーとしてかつて名を馳せたが下界への転生後あえてその能力を封印し──」

ワセダ「山本」

ワセダ「先生の投げたボールで勝手に玉乗りを始めるな」

33 名前:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]:2019/08/16(金) 22:07:49.00 ID:3Eo7N3On0
女子無駄ssもっと増えろ

34 名前:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[]:2019/08/16(金) 23:02:10.88 ID:qRAVGhiU0
VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:36:33.04 ID:RjxVtfqg0

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13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:38:26.91 ID:RjxVtfqg0
https://youtu.be/9wCtuPy1v3A
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/14(水) 02:01:52.92 ID:3kKgh9i20

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608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 07:58:23.30 ID:Q6EP/5ilo
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609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:10:22.51 ID:PsFc2yRA0
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610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:11:41.11 ID:PsFc2yRA0
すみません、4に変えていいでしょうか
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 11:19:21.43 ID:BBoeIOZj0
>>610 大丈夫ですよこれで2と4が1票ずつですね
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 14:07:57.55 ID:UiGaDfEe0
4
613 : ◆jsS2VhSFvXss :2019/08/15(木) 17:21:20.58 ID:BBoeIOZj0
支援 アイク
VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:36:33.04 ID:RjxVtfqg0

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13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:38:26.91 ID:RjxVtfqg0
https://youtu.be/9wCtuPy1v3A
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/14(水) 02:01:52.92 ID:3kKgh9i20

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608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 07:58:23.30 ID:Q6EP/5ilo
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609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:10:22.51 ID:PsFc2yRA0 2
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:11:41.11 ID:PsFc2yRA0
すみません、4に変えていいでしょうか
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 11:19:21.43 ID:BBoeIOZj0
>>610 大丈夫ですよこれで2と4が1票ずつですね
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 14:07:57.55 ID:UiGaDfEe0 4
613 : ◆jsS2VhSFvXss :2019/08/15(木) 17:21:20.58 ID:BBoeIOZj0
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688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 23:41:38.18 ID:an+H0che0
?・・・ 安価下
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 23:43:58.90 ID:tztI1Yk90
レッドさんトウヤさんキョウヘイさん変態さんこんばんは!
いつも陰ながら応援させていただいています!
質問なんですがアローラでの旅の中で1番印象に残ってることは何ですか?
みなさん色々な経験をなされていると思うので気になります!
よろしければ答えてくださると嬉しいです。
P.S.キョウヘイくんの靴下下さい
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 23:48:33.75 ID:6jy72ZYl0
みなさんのキョウヘイさんの一番好きなところは何ですか?教えてくだフィ・・・さい
691 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/16(金) 23:51:44.01 ID:MkSNHfXx0
トウヤ「こんばんはー、なるほどね、アローラかあ」

キョウヘイ「靴下????????」

レッド「……色々あったよね」

アクロマ「私にとっても色々ある地方でした……」

キョウヘイ「靴下ってなんすか、ちょっと」

レッド「……やっぱり、僕は……守り神のポケモンとの、出会いかな……」

トウヤ「なんだかんだで、仲間にしてきたもんね」

キョウヘイ「俺の靴下はあげないっすからね!!!!」
692 :りゅうくん  ◆GaijiYAdxjSs :2019/08/16(金) 23:52:16.75 ID:G3WJsHRf0
ワセダ「お前、今の自分の立場を自覚しているのか?」 ヤマイ「愚問ですね」フッ
ヤマイ「数々の試験を潜り抜けた選りすぐりの荒くれ者たち……」
ヤマイ「その『闇の選民』共を集めて行なった灼熱の中のサドンデス……」
ヤマイ「血で血を争う闘い……いや、もはや闘いと呼ぶにはあまりにも残酷な生存競争」
ヤマイ「その中を生き抜いた、たった1人の女」
ヤマイ「いや、女なのかどうか定かではない……あるいは、すでに人間ですらないのかもしれない」
ヤマイ「さいじょ『最凶の世代』と名高い第36期生の──そのトップに君臨する存在」
ヤマイ「序列『No.1』:コードネーム【ヤマイ】」
ヤマイ「出自はアルターニャ王国とドラゴニア王国のハーフ、ドラゴニア王国のアーチャーとしてかつて名を馳せたが下界への転生後あえてその能力を封印し──」

ワセダ「山本」
ワセダ「先生の投げたボールで勝手に玉乗りを始めるな」
33 名前:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]:2019/08/16(金) 22:07:49.00 ID:3Eo7N3On0
女子無駄ssもっと増えろ

34 名前:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[]:2019/08/16(金) 23:02:10.88 ID:qRAVGhiU0
VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:36:33.04 ID:RjxVtfqg0

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13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:38:26.91 ID:RjxVtfqg0
https://youtu.be/9wCtuPy1v3A
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/14(水) 02:01:52.92 ID:3kKgh9i20

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608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 07:58:23.30 ID:Q6EP/5ilo
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609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:10:22.51 ID:PsFc2yRA0
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610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:11:41.11 ID:PsFc2yRA0
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611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 11:19:21.43 ID:BBoeIOZj0
>>610 大丈夫ですよこれで2と4が1票ずつですね
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613 : ◆jsS2VhSFvXss :2019/08/15(木) 17:21:20.58 ID:BBoeIOZj0
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13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:38:26.91 ID:RjxVtfqg0
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14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/14(水) 02:01:52.92 ID:3kKgh9i20

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608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 07:58:23.30 ID:Q6EP/5ilo
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610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:11:41.11 ID:PsFc2yRA0
すみません、4に変えていいでしょうか
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 11:19:21.43 ID:BBoeIOZj0
>>610 大丈夫ですよこれで2と4が1票ずつですね
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 14:07:57.55 ID:UiGaDfEe0 4
613 : ◆jsS2VhSFvXss :2019/08/15(木) 17:21:20.58 ID:BBoeIOZj0
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693 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/16(金) 23:59:31.93 ID:MkSNHfXx0
キョウヘイ「俺の靴下っつったらちょープレミアもんなんすからね」

レッド「特に……カプ・コケコ……はじめてあったとき、びっくりした……」

トウヤ「ああ……あの時はびっくりしたよ」

キョウヘイ「俺、突然話に入りまーす! ステゴロで守り神と戦ったって、わりとっすよねぇ」

アクロマ「そもそも、ポケモンと人間が戦うという事自体驚きですが……

レッド「それは……故郷で、なれてたから……」

レッド「……今は、みんな……頼りになる、仲間……」

キョウヘイ「たまに、早朝に特訓してるっぽいっすもんね〜……」

トウヤ「あはは……カプ・コケコの声はよく通るからねぇ」

レッド「……今度から、少し遠くで特訓する……」

アクロマ(ポケモンの声による目覚まし効果、種族差による違いとは)ハッ
694 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/17(土) 00:04:41.44 ID:PZveV6oj0
レッド「……トウヤは……?」

トウヤ「僕? そうだねぇ……」

トウヤ「……アセロラちゃん写真集かな……」

キョウヘイ「そんな悟ったような顔しないでほしいすけど!?」

トウヤ「あれは素晴らしい一品だったからねぇ……あとレッドの幼女写真集かな」

レッド「…………」

アクロマ「……私、彼のこのような表情初めて見ました」コソコソ

キョウヘイ「そうなんすか? アレは軽蔑しつつも原因が自分だから何も言えない顔っすよ」

トウヤ「いやあ……いい旅だった……」
695 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/17(土) 00:20:22.21 ID:PZveV6oj0
トウヤ「キョウヘイはどうだった?」

キョウヘイ「え〜……まあ、色々あるっすけど」

キョウヘイ「……トウヤさんとガチでバトルしたことあったじゃないっすか。アレっすかね……」

レッド「……キョウヘイ、照れてる」

キョウヘイ「照れてませ〜〜〜ん」

アクロマ「キョウヘイくん博士の私が言うのですから間違いありませんが、照れておりますよ」

キョウヘイ「るせ〜〜〜〜っ!!!」

トウヤ「キョウヘイ……そんな風に……思ってくれたなんて……ちょっとアホっぽいこと言ってごめんね」

キョウヘイ「ちょっとではないっす」
696 :りゅうくん  ◆GaijiYAdxjSs [りゅうくん  ◆GaijiYAdxjSs]:2019/08/17(土) 00:20:54.11 ID:s3evLXws0
◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSs◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん 
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697 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/17(土) 00:34:47.33 ID:PZveV6oj0
キョウヘイ「……お前は?

アクロマ「キョウヘイくんと出会った人は常に一番ですよ」

キョウヘイ「そういうのいいっすから」

レッド「……キョウヘイ、楽しそうだね……」コソ

トウヤ「なんだかんだ懐いてるからねぇ」コソコソ

アクロマ「ふむ、しかし本当なのです。キョウヘイくんとの思い出はどれも甲乙つけがたく」

アクロマ「ああ……最近の話ですが、別世界のキョウヘイくんを見た時と、その後のキョウヘイくんのデレが最高でした!!!」

キョウヘイ「オラ!!!!!!!!!!」ゴスッ

アクロマ「本望!!!!!!!!!!!!!!!」

レッド「……別世界のキョウヘイ、見たかった……」

トウヤ「どんな子なんだろうね?」
698 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/17(土) 00:42:33.14 ID:PZveV6oj0
レッド「……それじゃあ、今日はこの辺で……」

トウヤ「ちょっとのんびりしすぎちゃったねぇ」

キョウヘイ「終わりっすよオラ」

アクロマ「なんだかんだ最後までいさせてくれるんですね! 好きです!」

レッド「……ええと、明日……はおやすみで……明後日、更新です……」

トウヤ「もうすぐアローラリーグかあ……この旅も、長かったような短かったような……」

キョウヘイ「ま、振り返るとものすごーく濃い旅ではあったっすよねぇ」

アクロマ「私の出番も異様に多かったですからね!」

レッド「安価が…………」

キョウヘイ「なお、次の章からはアクロマが出にくくなってまーす」

アクロマ「はい!?!?!?」

トウヤ「レンジャーだもんね……っと、そろそろ終わろうか」

レッド「それでは、最後に……ごほん」

レッド「……ロックな、六周年……!」

ホミカ「今後もよろしく〜〜ッ!!」ギュイーン

おわり
699 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/17(土) 00:43:29.58 ID:PZveV6oj0
おまけ

キョウヘイ「実際問題、俺の靴下ってどれくらい高く売れるんすかね」

コトネ「ちょっと内臓売ってきます」

ヒビキ「やめて!!!!!!!!!!!!!!!!」
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 00:46:37.51 ID:9X98zu1+0
かわいいなあ、非常に可愛い……乙でござる
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 00:53:29.17 ID:XMRaYsc70
乙です〜〜!!!
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 01:01:44.65 ID:fYQE6FwW0
乙です。

レンジャーってやったこと無いけどアクロマが出る余地はないのか……
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 01:13:42.71 ID:wYb8cxvhO
乙です!キョウヘイかわいいね……へへ……
704 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 22:02:23.34 ID:Bjq/BdU+0
ひさびさの本編です。はじめます。
705 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 22:07:59.07 ID:Bjq/BdU+0
キョウヘイ「前回のあらすじ! レッドさんが修行中っす!」

トウヤ「遅いねぇ、もう暗くなっちゃったのに……」

シルバー「ジョーイさんに頼んでロビーで待たせてもらっていますが……」

グリーン「……」

キョウヘイ「あ! あれレッドさんじゃないっすか?」

レッド「……あれ、みんな、なんで起きてるの……?」

トウヤ「こっちのセリフだよ。こんな遅くまで何処で修行してたの? 心配したよ……帰り道、大丈夫だった?」

レッド「……ごめんなさい……一応、送ってもらってきた……」スッ

キョウヘイ「へ? ……あ、ポケセンの前に白バイが……あ、行っちゃったっす」

シルバー(あれは……確かクチナシさんのバイク?)

レッド「……ふああ……ちょっと、疲れちゃったから……もう、寝る……」
706 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 22:13:42.42 ID:Bjq/BdU+0
キョウヘイ「よく見たらなんかぼろぼろっすもんね……? こりゃー激しい特訓だったみたいっすねぇ」

レッド「ん……すごい……特訓だった……」

レッド(本当に泣きそうになるとは思わなかった……悪タイプってすごい)

シルバー「それでは……明日に、リーグへ向かうんですよね」

レッド「そのつもり……起きて、ちょっと準備運動したら、かな……」

トウヤ「あんまり早く行ってもなんだから、ちょっとゆっくりめに行こうね」

レッド「うん……」

グリーン「……おい、レッド」

レッド「……?」

グリーン「お前、また強くなったのか?」

レッド「……なった、と思う……ううん、なった、よ」

グリーン「へっ、そーかよ。ま、すぐに俺が追いついちまうからな! 精々特訓してろよ」

レッド「ん……」コクリ
707 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 22:17:48.82 ID:Bjq/BdU+0
キョウヘイ「グリーンさん行っちゃったっすね……あれでも一番心配してたんすよ?」

トウヤ「心配っていうか……ずっと待ってくれてたんだよ。ここで」

レッド「……知ってる。緑は、そういうやつ……」

レッド「どう考えてるかも……多分、わかる……」

キョウヘイ「それならなんか言ってあげてもいーんじゃないっすかね? こう……見ててアレなんすよね……」

レッド「……緑の考えてる事、色々ひっくるめて……僕の答えは、ここでも頂点を取る事、だから」

レッド「明日……もう一度、話す」

トウヤ「そっか……二人がそれでいいなら、僕たちも何も言わないよ。ね、キョウヘイ?」

キョウヘイ「はあい、わかったっすよ! なんか二人のコミュニケーション……マジでマサラ人って感じっすね」
708 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 22:21:12.46 ID:Bjq/BdU+0
レッド「マサラ人って感じ、ってなに……?」

キョウヘイ「無骨っていうか武人じみてるっていうか……いや実際そうなんすけど……」

トウヤ「それじゃあ、僕たちも行こうか……シルバー、どうしたの?」

シルバー「! い、いえ。何でもありません。戻った事はジョーイさんに伝えておきますので、先に戻っていてください」

トウヤ「……わかった、ありがとうね。ほら二人とも、おしゃべりもいいけど行くよー」

キョウヘイ「おわ、わかったっすから背中押さないでくださいっすよぉ!」

レッド「……歩きながら寝ていい……?」

トウヤ「転んじゃうから駄目ー」

レッド「そんなあ……」


シルバー(……俺も、あの人に教えを乞えば、レッドさんに近付けるんだろうか)

シルバー(特訓の仕方も色々考えないとな……)
709 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 22:23:16.25 ID:Bjq/BdU+0


アローラ生活 12日目

レッド(……)

レッド(おはようございまあす)

レッド(今の時刻は6時……普段よりはいっぱい寝た、けど)

レッド(リーグに行くにはやっぱり早いよね……)

レッド(それじゃあ、準備体操という名の……寝起きドッキリだ!)

レッド(誰に何をしかけようかな……)

誰に 下1  何を 下3
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 22:27:39.50 ID:Jur2+uBcO
ミヅキとヨウ
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 22:30:26.62 ID:PD5o8+zm0
加速加速ゥ
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 22:41:37.94 ID:ixz80hlSO
緑野郎の恥ずかしい作文を朗読
713 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 22:48:30.93 ID:Bjq/BdU+0
レッド(なるほどね……)ゴソゴソ

レッド(作文は「ナナミおねえちゃんありがとう」のやつにしておこうかな)

レッド(え、なんで持ってるかって? 僕にもわからない)


〜他の部屋〜

レッド(あ、今回ミヅキとヨウとハウ同じ部屋なんだ……ごめんね、ハウ……)

レッド「……フーパ」

フーパ「おまかせおまかせ〜!」つマイク

レッド「……ごほんごほん、あーあー、まいくてす……」キーーーン

レッド「はうりんぐ……まあいいや……『俺のナナミ姉ちゃん』」キーーーン

ミヅキ「うぎゃあ!!!!!!!!」

ヨウ「耳がァ!!!!!!!!」

ハウ「うるさ」
714 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 22:53:10.64 ID:Bjq/BdU+0
レッド「……『ナナミ姉ちゃんは、強くてかっこいい、自慢の姉ちゃんだ』……」

ミヅキ「えっえっレッドさん何? 音読? 朗読?」

ハウ「……なんかー、読んでるみたいだけどー……紙が少し古いねー」

レッド「『よく、隣のブルー姉ちゃんとイシツブテ合戦をしている』」

ヨウ「はっ! 年上センサー発動! こグリーンさんのお姉さまの事では!?」

ハウ「なんでわかるのー? 逆にすごいねー」

ヨウ「あ、ハウに褒められた! レアだ!」

レッド「『いっつもいい戦いをしている。なのになんで俺はレッドに勝てないんだろう』」

ミヅキ「ええっ悲しい……グリーンさん……」

レッド「まあ僕が強いから、なんだけど……『だから、一回イシツブテにゴローンを混ぜたら勝ったけどレッドに殴られた』」

レッド「……あ! そんなこともあった……本気で殴った……」

ハウ「ゴローンって、100キロ超えてたよねー。よく無事だったねー、当時のレッドー」

レッド「避けたから……」
715 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 22:57:28.88 ID:Bjq/BdU+0
レッド「……あ、そうだ……フーパ」

フーパ「れんぞくでおまかせー!」つ看板

レッド「……寝起きドッキリー、大成功ー……」

ミヅキ「えっこれドッキリだったんですか!??!?!?!?」

ヨウ「でも朝からびっくりしたので成功ですね!!!!!」

ハウ「まー、おれは巻き込まれたっぽいからー、複雑だけどー。二人の目覚ましにもなったしねー」

ハウ「せっかく早起きしたしー、おれは散歩でもしてこよーかなー……レッドはー?」

ミヅキ「……」ドキドキ

ヨウ「……」ドキドキ

レッド「……朝ごはん、とりあえず食べて……その後、どうしようかな……」

レッド「すぐ、いってもいいけど……もうちょっと、(寝起きドッキリで)遊んでから、っていうのも……」

1、すぐ行く(今回更新中にリーグへ)  2、寝起きドッキリで遊ぶ(次回更新でリーグへ)

下1
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 23:05:54.59 ID:aJl9e+P30
エーフィが2が良いって言ってた
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 23:06:12.07 ID:u0Yzp+wV0
2
718 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 23:11:22.43 ID:Bjq/BdU+0
エーフィ「2がいい!!!!!!!!!!!!!!」

レッド「わ……びっくりした……」

ミヅキ「エーフィさん! おはようございます! あっす!」

エーフィ「はっはっは、おはようおはよう」

ヨウ「はいはいはーい! 寝起きドッキリするならお供しまーす!」

ミヅキ「わたしもわたしも〜〜!」

ハウ「頑張ってねー」

ヨウ「え、ハウは行かないの〜〜?」

ハウ「めんどくさいことになるのが目に見えてるからねー、おれにはわかるんだー」

ミヅキ「綺麗な笑顔で去っていった……まさか彼の言葉が本当になるなんて 誰が予想していただろうか」

レッド「ドッキリは……バズーカでいっか……」

ヨウ「誰から行きますか〜〜〜??」

下1 バズーカの威力はコンマ
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 23:15:15.40 ID:ixz80hlSO
せっかくエーフィが参戦したんだし、ゾロ目でフィー展開来い!
720 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 23:17:45.31 ID:Bjq/BdU+0
誰かを指定する安価なので安価下で…
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 23:22:06.15 ID:7+mFPep7O
トウヤさん
722 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 23:25:35.16 ID:Bjq/BdU+0
レッド「……トウヤのとこ、いこう……」

ミヅキ「えっ目覚めトウヤさん見られるんですか!!!」

レッド「それが……確か、アクロマさんが、防止する機械作ったっていってたから……」

ヨウ「目覚めトウヤさんも好きだけど普段のトウヤさんも大好きなぼくに死角はなかったァ! 行きましょ〜〜!」

ミヅキ「ちょっと待ってよ〜〜、わたしも普段のトウヤさんだって大好きだもん〜〜!」

レッド「……僕も、行かなきゃ……あれ」

レッド(そういえば このバズーカ……いつのだっけ? まあ いっか……)

〜トウヤの部屋〜

レッド「ぐっどもーにんぐ……!」カチッ パフッ

レッド「……あれ」

ミヅキ「や、やさし〜〜!」

ヨウ「クラッカーですかね!? ……起きるかなあ、トウヤさん」

直下コンマ60以下で起きる  5以下で目覚める
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 23:28:33.73 ID:7+mFPep7O
フィー!
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 23:28:41.99 ID:aJl9e+P30
どう!
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 23:29:49.35 ID:ixz80hlSO
やってしまった……orz
726 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 23:34:21.67 ID:Bjq/BdU+0
トウヤ「……ぐう……」

レッド「……起きない……」

ミヅキ「やっぱクラッカーじゃ駄目でしたか〜〜……」

ヨウ「はっ、これは……ドッキリ大失敗というやつでは……!?」

レッド「…………」ムム

ミヅキ「確かに、驚かせるどころか起こすことすらできてませんもんね……って、レッドさん!?」

レッド「……トウヤ、起きて、トウヤ……!」ユサ

ミヅキ「エーフィさんっ、これはいったいどういう現象ですか!?」

エーフィ「これはね〜、ドッキリ失敗が悔しいから起こすだけ起こしてやるの動きだね!」

レッド「トウヤ……ねえ、起きて……」

トウヤ「むにゃ……ふふ、かわいいこだね……」スヤ…

エーフィ「これは幼女の夢を見てるね、ゆめくいしたから間違いない! 吐いたけど」

ミヅキ「吐けるんですか!? って、レッドさん!?!?」

レッド「…………フーパ」

フーパ「おまかせ〜!」つスピーカー

ヨウ「! 総員耳塞げーーーーーッ!!!」バッ

ミヅキ「サーーッ!!!」バッ

エーフィ「ふぃーーーー!」シュウン

レッド「……」スウッ

レッド「起きて、おにいちゃーーーーーーーーーーーんッ!!!!!!!!!!」キーーーーーーーーーーーーーン
727 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 23:36:49.46 ID:Bjq/BdU+0


トウヤ「」

レッド「……ごめん……」

ミヅキ「いえ、わたしたちは大丈夫なんですけど……」

ヨウ「トウヤさんは殉職なされました……敬礼!」

ミヅキ「」サッ

レッド「……トウヤ、ごめん、ゆっくり休んで……」

トウヤ「」

エーフィ「レッド、いつの間にハイパーボイス覚えてたの!?!? ビビったァ!!!」

ミヅキ「あ、エーフィさんへのドッキリは大成功ですね!」

レッド「あ……確かに……やった……」

次のターゲット 下1
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 23:38:50.90 ID:NDWVDYIhO
シルバー
729 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 23:42:49.78 ID:Bjq/BdU+0
レッド「じゃあ、次は……シルバーのとこ、行こう……」

ミヅキ「っしゃあ!!! 申し訳ありません、ガッツポーズが出てしまいました」

ヨウ「やったねミヅキ! あれっよく考えたら年上のお兄さんが寝起きに来てくれる展開神過ぎない? 味わえばよかった」

ミヅキ「あ、確かに!! だって、レッドさん達との旅も、たぶん、これで……」

ヨウ「……おわり…………待ってすっごく寂しくなってきた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」

ミヅキ「わたしも!!!!!!!!! ど〜〜しよ!?!?!?!?」

ヨウ「わかんない!!!!!! とりあえずドッキリさせよ!!!!!!!」

ミヅキ「応ッ!!!!!!!!!!!」

レッド「……二人とも? どうしたの……?」

ミヅキ「モニョアエアイ!!!!!!!!!!」

ヨウ「なんでもないです!!!!! 行きます!!!!!!!!!!」
730 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 23:46:55.51 ID:Bjq/BdU+0


シルバー「……」スヤ…

ミヅキ「し、姿勢が良い〜〜〜ッ……」

ヨウ「微塵とも動きませんよ……寝相の神か?」

レッド「……大丈夫……この後爆発するから……」スッ

ミヅキ「何が大丈夫なのかはわかりませんけどいけますね!!!!(小声)」

ヨウ「ミヅキ、それどれだけ!つけても小声って着けとけば小さい声になる作戦!? 天才!!!!!!!(小声)」

レッド「……それじゃあ、さん、にー、いち、どーん……!」ドッカアアアン

ミヅキ「威力ゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!」ゴロゴロゴロ

ヨウ「格差が激しウワァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」ゴロゴロゴロ

下1コンマ90以下で目が覚める 小さい程目覚めが良い
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 23:48:38.88 ID:PD5o8+zm0
せい
732 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/18(日) 23:55:43.37 ID:Bjq/BdU+0
シルバー「……?」ムクッ

レッド「!」

ミヅキ「えっ今の爆発でそんなゆっくり目が覚めちゃいます????」

ヨウ「ぼくたち部屋の隅まで転がっていったのに????」

シルバー「……、レッド、さん……?」キョロ

レッド「……ここだよ……おはよう、シルバー……」

ミヅキ「うっそ 眠くて目があんまり開いてないくらいの寝起き???」

ヨウ「この惨状で!? この部屋の惨状で!? シルバー……恐ろしい子!!!!!!」

ミヅキ「とりあえず距離の近さにわたしの心はフィーバータイム 確変です」

シルバー「レッドさん……おは、よう……ございま……」カクッ

レッド「! ……シルバー……眠い……?」

シルバー「……いえ、おき、ます……」

レッド「……ふふ、目、閉じちゃってる……」

ミヅキ「ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヨウ(ミヅキ……この空間を邪魔しないために無音で死ぬなんて……!!!)
733 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 00:00:42.69 ID:7io5SCDN0
レッド「……ごめんね、起こしちゃって……もうちょっと、寝る……?」

シルバー「、いえ、おきます、レッドさん……」

レッド「……大丈夫? まだ、ちょっと早いから、寝てても……」

レッド(起こしたのは僕だけど……)

シルバー「いえ……せっかく、いちにちの初めに……レッドさんの声を聞けたので……」

シルバー「今日は、このまま、起きて……レッドさんと、いっしょにいたい……です」

ミヅキ「」

ヨウ(ミヅキ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!! 殉職)

レッド「……、……」

エーフィ(これはしっかりしてて頼れる後輩が急にザ・後輩みたいな感じの顔を見せたのでびっくりしている顔だよ)テレパシー

ミヅキ「ッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヨウ(ミヅキ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
734 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 00:06:01.84 ID:7io5SCDN0
レッド「……どうしよう……でも、シルバー、眠そうだよ……?」

シルバー「……ねむいです……」

レッド「やっぱり……どうする……?」

シルバー「……れっどさ……」ギュウ

レッド「!」

ミヅキ「(';')」

エーフィ(えーとね 文字だけじゃ伝わらない部分を説明するよ! フィー!)

エーフィ(レッドはシルバーのベッドに腰掛けて起こしてたんだけど 寝てたシルバーが身を起こして抱き着きに行ったので)

エーフィ(次の新刊はこのネタで決まりだなあって僕は思っているところ!!!!!!!!!!!!!!!)

ヨウ(これは……いい雰囲気なのでは!? いつ脱出しよう……)

レッド「……ふふ、カビゴンみたい……いいよ、寝ても……」ポンポン

ヨウ(ま、ママ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!! ……じゃなくて!!!)

ヨウ(そこでポケモンに例えられちゃ駄目じゃ〜〜ん! あれっなんでミヅキじゃなくてぼくがフィーの解説してるんだろ?)

エーフィ(ミヅキが死んでるからじゃない?)

ミヅキ「(@_@)」

ヨウ(納得〜〜〜)
735 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 00:12:01.92 ID:7io5SCDN0
シルバー「……でも、レッド、さん……」

レッド「なあに……どうしたの……?」

ヨウ(ママ………………)

シルバー「……ん、レッドさん……あれ、俺は……っ、レッドさん!?!?」

レッド「わ……びっくりした……起きた?」

シルバー「は、はい、完全に目が覚めました!! すみませんでした寝起きとはいえあのようなことを」フカブカ

ヨウ(綺麗な土下座すぎる……!! 見習わないと……)

レッド「ううん、僕が、起こしちゃったから……あ、シルバー……」

シルバー「はいッ!!!」

レッド「……今、僕がいて……びっくりした……?」

シルバー「え、は、はい。かなり驚きました(自分がしてしまったことも含めて)」

レッド「……なら、ドッキリ大成功……いえーい」スッ

シルバー「い、いえーい……?」パンッ

レッド「……♪」

シルバー(なんだかよくわからないが……朝からレッドさんと話せたし、だき、ついてしまったし)

シルバー(……最終的に、レッドさんが嬉しそうでよかった……)

ミヅキ「」

ヨウ「ミヅキ……オタクパワーを使い果たしてとうとう半角に………………」
736 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 00:13:18.39 ID:7io5SCDN0
今日はここまで。明日も更新です。
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 00:15:37.33 ID:/TbQbfK30
スナオニシンダ オツデス
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 00:17:48.73 ID:OaTbWOtS0
乙です!!
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 15:54:24.69 ID:SNhckjx4O
素晴らしい乙
740 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 22:02:04.84 ID:7io5SCDN0
はじめます。
741 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 22:37:08.09 ID:7io5SCDN0
キョウヘイ「おっはよーございまーっす! 今日の朝ごはん当番は俺っすよ!」

レッド「……やった……」

ハウ「おれがー、散歩中に取ってきたー、きのみもあるよー」

ヨウ「え!! ちょー豪華じゃ〜〜ん!!」

ハウ「レッドがー、リーグに挑む日だしねー。頑張ってもらわないとーーー」ジッ

ミヅキ(こっちへの圧……!!!!!)

シルバー「レッドさん、俺の分もどうぞ…………」

レッド「ありがとう……」

キョウヘイ(シルバー、何かやらかしたんすね……)
742 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 22:42:58.08 ID:7io5SCDN0
キョウヘイ「……ところで、トウヤさんはどうしたんすか?」

レッド「……」ピタッ

ミヅキ「それは……」

ヨウ「……悲しい、事件でした……」

キョウヘイ「……死んだんすね……まあ多分幼女関連でなんかしたんすよね? あとで起こしとくっすよ」

ミヅキ「冊子の良さがはんぱないですね!?」

キョウヘイ「慣れてるっすからね〜。さあレッドさん、ガッツリ食べてガッツリバトルっすよ!」

レッド「うん……!」モグ

シルバー(速い……ッ!)
743 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 22:52:04.28 ID:7io5SCDN0


レッド「……」

キョウヘイ「準備終わったっすか?」

レッド「……うん、もう行ける……」

トウヤ「が、がんばってね……」フラ

レッド「あ……うん……ごめんね、さっき……」

トウヤ「大丈夫だよ……ここで応援してるからね」

レッド「……ありがとう」

シルバー「頑張ってください……!」

レッド「ありがとう……」

ハウ「応援してるねー、がんばれー」

レッド「うん……」

グリーン「おいレッド。今から当然の事言うけど笑うなよ」

レッド「……?」

グリーン「……勝てよ、絶対に」

レッド「……わかった。任せて」
744 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 22:59:08.26 ID:7io5SCDN0
〜ラキナラマウンテン〜

レッド「……山、だ」

レッド(少しだけ、セキエイ高原と似てるかも……)

レッド(でも、それにしては気温が……ん?)

レッド(ここ……何かがいたような跡がある……? 何かが暴れていったような……)キョロキョロ

レッド(……調べても、特に何もわからなさそう。今はいいかな……)

レッド(今はリーグに行かなくちゃ……見た感じ、トレーナーもたくさんいる)

エリートトレーナー「そこのキミ、リーグに行くんだろう? その前にバトルしていかないか?」

エリートトレーナー「そのまま、家に帰る事になるかもしれないけどね!」ポーン

エレキブル「ぶるるぅ……」

レッド「……こっちのセリフ」ポーン

フシギバナ「ばぁな……!」
745 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 23:05:25.72 ID:7io5SCDN0
レッド「……あれが、アローラリーグ……」

レッド「……」クルッ

レッド(この景色、この高さ……この空気。少し、ピリピリしてる)

レッド(でも、気分が高まってくる。同じだ、シロガネ山と……)

レッド(……いける。絶対に)

レッド「……ね、ピカチュウ」

ピカチュウ「ぴか、ぴっかー!」

レッド「行こう……!」

746 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 23:08:29.84 ID:7io5SCDN0
〜ポケモンリーグ〜

レッド(……ここが、リーグ)

レッド(いかにも、山の中に作りましたって感じ……)

レッド(あとなんか新築の臭いがする)

レッド(……ここも、どこから挑むか選べるタイプの場所なんだ)

レッド(どっちから行こうかな……)

レッド「……迷ったら右、って……ジャンプで見た気がする……ごー!」ダッ
747 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 23:16:21.02 ID:7io5SCDN0
カヒリ「……よく来ましたね、あたしは四天王のカヒリです」

レッド「……」

レッド(風が強い……それに、なんだかこの人……ナギさんと雰囲気が似てるような……)

レッド「……飛行タイプ使い?」

カヒリ「! その通りです。どうやら、相当場を踏んだトレーナーのようですね」

レッド「……そのとーりです……」

カヒリ「ふふ……しかし、相性だけで倒されるほど甘いあたしではありません」

カヒリ「ゴルフもバトルも、大事なのは風向き! それを知り尽くしたあたしに勝てるでしょうか?」ポーン

エアームド「きしゃあ!」

レッド「……サンダース!」ポーン

サンダース「だーす!(エアームドって毛無いじゃねえか!!!)」
748 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 23:21:47.32 ID:7io5SCDN0
ドデカバシ「ぎゅー……」バタッ

カヒリ「ドデカバシ! ……よく頑張りましたね」シュウン

レッド「サンダース!」

サンダース「だーっす!」タタッ

レッド「うん……ありがとう、サンダース……」モフ シュウン

レッド(電気タイプのポケモンはもふると髪の毛がすごいことになる)

カヒリ「お見事でした……あなた、名前は?」

レッド「…………レッド、です」

カヒリ「! 聞いた事があります。カントー出身の伝説のトレーナーだと」

レッド(そういえば一部では伝説になっているんだったね)

カヒリ「それならば、まだあたしの力が届かないのも納得です……また、戦わせてください」

カヒリ「トレーニングを積んで、次はあなたを倒します!!」

レッド「……特訓は、大事だもんね……でも、あなたが特訓してる間、僕も強くなっていくから」

レッド「……簡単に倒せると、思わないでね……」

カヒリ「っ……言いますね。それが事実だとしたら、本当に恐ろしいトレーナーです」

カヒリ「いいでしょう! あなたがこの先に進む資格があることは十分に思い知りました」

カヒリ「進んでください。そして、チャンピオンの座を手にしてください……期待しています」
749 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 23:29:33.59 ID:7io5SCDN0


レッド「あと、三人……」

レッド(順番に行こう。ごー!)ダッ



レッド(くらっ)

レッド(そしてなんか鬼火)

レッド(あとなんか幽霊 絶対ゴーストタイプの四天王だ……)

レッド(……あれ、ゴーストタイプ?)

アセロラ「じゃじゃ〜ん……アセロラちゃんだよ!」

レッド「わっ……四天王、だったの……?」

アセロラ「うん、偉い人に頼まれたの! だから、今はしまクイーンと兼業中!」

アセロラ「あのね……知ってたよ、レッドおにいちゃんがここにすぐ来るって。でも、ほんとにあっと言う間だったね!」

レッド「……戦うのが楽しくて、つい、どんどん進んじゃって……」

アセロラ「うんうん、結構わかるかも? でも、四天王としてはこういうしかないかなー」

アセロラ「……おまえのみちはここで途絶えるのだーーーッ!」バッ

ジュペッタ「じゅべべ!」バッ

レッド「! ……ギラティナ!」ポーン

ギラティナ「……ギギギ……」ズシン

アセロラ「わ! アセロラちゃんわかっちゃう、そのすんごいオーラ! えへへ、楽しいねー!」

レッド「……うん」
750 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 23:35:42.81 ID:7io5SCDN0
レッド「……ギラティナ、シャドーダイブ!」

ギラティナ「……ギガッ!」ドシーーン

シロデスナ「しゅ おおお……」サラサラ

アセロラ「あーーっ、シロデスナ! うう、お疲れ様ー……」シュウン

レッド「……ギラティナ、ありがとう」

ギラティナ「……」スリ シュウン

レッド「……」

アセロラ「……ねーねー、レッドおにいちゃん、その子とのバトル楽しかった?」

レッド「、うん……楽しかった、よ」

アセロラ「だよね! 今おにいちゃん、ちょっとにこっとしてたもん……えへへー、うれしいな!」

アセロラ「ゴーストタイプの子って、みんな、寂しがり屋なんだよ。だから、バトル大好きなの」

アセロラ「だから、バトルが強いひともいっぱい戦ってくれる人もだーいすき!」

レッド「……そう、なんだ……」

アセロラ「だからね、アセロラもレッドおにいちゃん大好きだよ! またバトルしてね!」

レッド「もちろん……またね」

アセロラ「残りふたり! がんばってねー!」
751 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 23:45:02.16 ID:7io5SCDN0
レッド(……楽しいバトルだったな)

レッド「三人目……頑張ろう」



レッド「……」

レッド(シンプル、だけどなんか無骨な雰囲気……これは、まさか)

ライチ「久しぶりだねぇ! 元気してたかい?」

レッド「……ライチさん」

ライチ「そう、あたしこそ四天王の一人、ライチさ! 岩タイプ使いの四天王っていうのも珍しいかもね」

レッド「……確かに、初めて見ました……」

ライチ「あたしは、岩タイプこそ四天王にぴったりだと思うんだけどねぇ……」

ライチ「硬く、強く、チャンピオンへ挑むトレーナーへの壁となる! どうだい、それっぽいだろう?」

レッド「……たしかに……挑戦し甲斐がある、気がする……」

ライチ「そうだろうそうだろう! ……さ、あんたも試してみるかい?」

ライチ「あたしたちを超えて! チャンピオンに挑んでみな!」ポーン

ダイノーズ「のーず……」ズシン

レッド「……超える。いくよ、相棒……!」ポーン

金コイキング「ここで俺を出すたァ分かってるじゃねえか! 流石相棒だぜ!」

ライチ「コイキング!? ……でも、ただのコイキングじゃないね! 舐めてかかるなんて真似はしないよ!」

レッド「その方が、嬉しい……です」
752 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 23:45:39.06 ID:7io5SCDN0

753 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/19(月) 23:50:12.64 ID:7io5SCDN0
レッド「……撃って!」

金コイキング「任せろってんだ!! 喰らえ渾身の!! ハイドロカノンだァーーーーー!!!」バババババ

ルガルガン「がうう……!」バタッ

ライチ「ルガルガン! ……よく頑張ったね」シュウン

レッド「やったね……」スッ

金コイキング「あったりまえよ!」パシン

ライチ「それにしても、すごいコイキングだねぇ! こんな強いなんて、本当に驚いたよ」

レッド「……特訓、したから」

金コイキング「ま、俺がもともと強いってのもあったけどな! 昔は各地で大暴れして……」

レッド「自然に話に混ざらないで……」シュウン

ライチ「あっはっは! 面白いポケモンだねぇ……暴れ者だったのかい。それにしては、楽しそうにバトルしてたねぇ」

レッド「……わかり、ますか?」

ライチ「わかるさ! 楽しそうなのは、あんたがあの子の好きそうな戦い方をさせてるから、ってのもね」

レッド「……!」

ライチ「ちゃんと自分のポケモンの事が大好きなんだってわかる、良い戦いだったよ。さ、この後も頑張りな!」

レッド「……はい!」
754 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 00:03:49.55 ID:gi9LebPW0
レッド「次が、最後……」

レッド(がんばろう。ごー!)ダッ


レッド「……」

レッド(よりゴツイ……!! これは、多分……鋼タイプ……)

マーレイン「やあ、こんにちは。鋼タイプの四天王、マーレインです」

レッド「……こんにちは、レッドです……」

マーレイン「ああ、やっぱり。マサキくんに聞いていたとおりだ」

レッド「え……マサキの知り合い……?」

マーレイン「うん、実はアローラでのボックス管理をしていてね。そのよしみで知り合いなんだ」

マーレイン「マーくん……マーマネからも聞いていたよ。とても強いトレーナーが来たって」

レッド「……マーマネくん」

マーレイン「なんだか、その時には巫女さんだったって聞いてたから、女の子かと思っていたけど……」

レッド「……気のせいです! バトルしましょう!!」

マーレイン「わ、わかったよ! そうだね、せっかく四天王の間に来たんだから……よし」

マーレイン「友人に頼まれてなっていた四天王だけど、興味深いトレーナーと戦えるなら悪くないかもな……!」ポーン

クレッフィ「くっふぃふぃ〜!」チャラッ

レッド「……ファイヤー!」ポーン

ファイヤー「……」キッ

マーレイン「ファイヤー! カントーに生息するという幻のポケモン……! うん、流石だね……!」

レッド「……」
755 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 00:11:23.74 ID:gi9LebPW0
レッド「とどめ……ファイヤー、もえつきる!」

ファイヤー「……ギャアーオ!!!」ボオッッッ

ダグトリオ「だ」「ぐ」「と……」バタッ

マーレイン「ダグトリオ……! お疲れ様、ありがとう」シュウン

レッド「……やったね、ファイヤー……」

ファイヤー「ぎゃおう!」バサッ

マーレイン「……きみは、マーくんやマサキくんの話していた通り、素晴らしいトレーナーだね」

マーレイン「強さだけじゃない。幻のポケモンのような、強い生き物を従えて。その強さだけじゃなく、美しさをより引き出す……」

マーレイン「ファイヤーの炎は、今まで戦ってきたポケモンのどの炎よりも綺麗だった」

レッド「……褒められたね、ファイヤー」

ファイヤー「……」キッ

レッド「睨まないの……」

マーレイン「はは、ふざけているわけじゃないんだ……見るものを、対峙するものを圧倒させる何かが君にはある」

マーレイン「だからこそ、沢山の人やポケモンが君の元へ集まるのかもしれない……」

レッド「……あれ、僕がポケモンたくさん持ってるって、なんで……」

マーレイン「マサキくんが話してたよ。たくさん連れてるのにボックスを使ってくれないってね……たまには彼とも遊んであげてくれるかい」

レッド「……善処します……」
756 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 00:15:13.74 ID:gi9LebPW0
レッド「……これで、全員……」

レッド「あとは……チャンピオンだけ……あ、エレベーター」

レッド(アローラで、一番高いところで戦うんだ……楽しそう……)



〜チャンピオンの間〜

レッド「…………」

レッド(空が近い……雲が目下にある……)

レッド(ここで、戦うんだ……ん、足音……が、ふたつ?)

???「ほっほっほ、よく来ましたな」

???2「四天王が敗れてしまったという事か」

???「ならばわれわれも戦うしかありますまい」

???2「なぜならわれわれはちゃにゅ……チャニュピョヌ……」

???「なんて?」
757 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 00:19:06.53 ID:gi9LebPW0
レッド「…………」

???2「あ〜〜〜〜っレッドさんの目が冷たい!!!」

???「わたしたちのハートがピンチ!! 謎の老人作戦やめよ!!!」

???2「了解!!!」バッ

ミヅキ「……こんにちは、レッドさん!!」

ヨウ「ぼくたちが……チャンピオンです!」

レッド「……チャンピオンが、二人?」

ミヅキ「それが、わたしたちほぼ同時に四天王を倒しまして」

ヨウ「当時のチャンピオン……ハウと、チャンピオン代理だったククイ博士を倒したんです」

ミヅキ「そのあとわたしたちで戦ったんですけど、何度戦っても引き分けで!」

ヨウ「決着がつくまで、ぼくたち二人がチャンピオンなんです!」

レッド「なるほど……バトルの、形式は?」

ミヅキ「わたしたちが三匹ずつ出して、挑戦者の方には六匹用意してもらいます」

ヨウ「かーらーの、ダブルバトルです! 新しいチャンピオンですよね〜〜!」
758 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 00:23:44.82 ID:gi9LebPW0
レッド「……うん、確かに、新しい形式……でも」

レッド「三匹ずつ、じゃなくていいよ……六匹全部、使って」

ミヅキ「え ……いいんですか?」

ヨウ「いくらレッドさんがポケモンいっぱい持ってるっていっても、リーグで使えるのは六匹までですよね?」

レッド「うん……それでも、勝つ自信があるから……」

ミヅキ「っ! ……へ、へへへ、面白いじゃァないですか……! 六対十二ィ〜〜!! やってやろォ〜〜じゃないですかァ!!」

ヨウ「ミヅキ!! 顔がジョジョの三下みたいになってる!! それ負けフラグ!!!」

ミヅキ「やっべネタ走り病が! ……ごほん、レッドさんが大丈夫なら、わたしたちはそれでもいいです!」

ヨウ「レッドさん相手だからって、手加減しませんからね!」

レッド「もちろん……二人の本気を……いや」

レッド「ゼンリョクを、見せて……!」 ヒュウウウウ

ミヅキ「あれ、雪……っていうか霰!? ここ雲の上なのに!?」

ヨウ「レッドさんスタンド能力者かなにか!?!?」
759 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 00:30:00.89 ID:gi9LebPW0
ミヅキ「いくよっ、アブリボン!」ポーン

アブリボン「きゅう!」

ヨウ「がんばるぞ〜ッ、ルージュラ!」ポーン

ルージュラ「るっじゅ〜」チュパ

レッド「……いくよ。ファイヤー、ギラティナ……!」ポーン

ファイヤー「ギャアーーーオッ!!」キッ

ギラティナ「ギガガゴ……」ズシーン

ミヅキ「なんてプレッシャー……! ていうかゴツイ!!」

ヨウ「……でも戦わないと! いくぞルージュラ、ふぶき!」

ルージュラ「じゅら〜!」ヒュウウ

ミヅキ「やるじゃんヨウ、霰をうまく利用してる!」

レッド「……ファイヤー、ねっぷう!」

ファイヤー「ギャオーウ!!」バサッッ

ルージュラ「じゅらっ!?」ジュワッ

ヨウ「うっそ、羽ばたきで全部溶かされた!? ルージュラ!」

ルージュラ「じゅ、ら……」バタッ

アブリボン「きゅうう……」バタッ

ミヅキ「へっへっへ範囲技……! どっちも炎タイプ抜群だったなあ……! ありがとうアブリボン!」シュウン

ヨウ「よっくがんばった!」シュウン
760 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 00:36:23.65 ID:gi9LebPW0
ミヅキ「次は……よし、いいいいい! がんばって!!」ポーン

いいいいい(ミロカロス)「きょーーう!」スルッ

ヨウ「ヨワシ、がんばれ〜〜!!」ポーン

ヨワシ「……」ピチッ ゴゴゴゴ

ヨワシ(むれたすがた)「ギュオオ!!」ザバッ

レッド(……水タイプ。交代してもいいけど……)

ギラティナ「……」チラッ

レッド「……うん、わかってるよ……」

ミヅキ「あかん、あっちの強そうなのが動きそう!! その前に数を減らさないと……いいいいい、ハイドロカノン!」

いいいいい「きょーーーっ!」バババババ

ファイヤー「!」キッ

ヨウ「えっへっへ……やっぱ倒れませんよね! ヨワシ、アクアテール!」

レッド「……ファイヤー、引いて!」

ヨウ「逃がしませんよ〜〜〜!! ぶちかましたれ〜〜〜〜!!!!」

ヨワシ「ギュオオオオ!!」ザバアアン

ファイヤー「……!」キッッッ

ヨウ「よし、効いてる!」
761 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 00:42:26.15 ID:gi9LebPW0
レッド「……」

ミヅキ「? ……あ!!!! やばいよヨウ!!!!! ヨワシの上!!!!」

ヨウ「へ? ……あ!!!!!!! うっそぉ!!!!!!」

レッド「……ギラティナ、シャドーダイブ!」

ギラティナ「グオオオッ!!!」ドシーン

ヨワシ「ぎゅ ぎゅお……」ピチピチ バタッ

ヨウ「……ぼくがヨワシを向かわせたのが、ちょーど着地地点だったって……そんなのある!?」

レッド「……ファイヤー、一旦戻って……」シュウン

ファイヤー「…」キッ

ミヅキ「ここで交代……うーむ、ヨウ!」

ヨウ「むむむむむ……おっけー!」
762 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 00:47:50.31 ID:gi9LebPW0
レッド「頑張って、サンダース……!」ポーン

サンダース「だあすッ!!」バチバチッ

ヨウ「いっけ〜! シロナさん!!」ポーン

シロナ(ガブリアス)「がぶがぶぅ!!」

レッド(……シロナさん……なんだか戦いにくい)

ミヅキ「サンダースは任せた!」

ヨウ「おっけー! でも、一番速いのって、多分……」

レッド「……サンダース、十万ボルト!」

サンダース「だあああす!!!(毛並みの良いポケモン一匹もいねえじゃねえか!!!)」ビリビリビリ

いいいいい「きょーーう! ……きゅう」バタッ

ミヅキ「んん、お疲れさま……! 一矢報いた!」シュウン

ヨウ「シロナさんっ、すかさず地震!!」

シロナ「がぶぅ!!!」ゴゴゴ

レッド「サンダース!」

サンダース「だあす!」ピョンッ

ギラティナ「……」フワフワ

ヨウ「あ!!! あっちのポケモン浮いてる!!! しかもそのポケモンを足場代わりにした!?」

サンダース「……だ〜す」ドヤ
763 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 00:56:09.59 ID:gi9LebPW0
ヨウ「ぐぬぬぬ〜〜〜!! なんてドヤ顔!!!」

ミヅキ「直接叩き込むしかないか〜〜! 次のポケモンは……クワガノン! いけっ!」ポーン

色クワガノン「ブブブブブ」

レッド「……ギラティナ、ドラゴンテール」

ギラティナ「ギガ……!」ブンッ

色クワガノン「ブブブ」バシッ ドサッ

ミヅキ「瞬殺ゥ〜〜〜〜〜〜!?!?!?」

ミヅキ(……あれ、でもクワガノンを先に倒したってことは……後続に電気か虫に不利なポケモンが控えてる?)

レッド「サンダース、スピードスター……!」

サンダース「だあすッ!!」シュバババ

シロナ「が がぶぅ……!」フラフラ

レッド「……、きあいのタスキ……」

ヨウ「一撃が重いってわかってましたからね! スピードスターでこれは予想外だけど……」

ヨウ「やったれシロナさん!! げきりん!!」

シロナ「がぶぅぅぅッ!!」ゴオオッ

ギラティナ「……!」
764 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 01:05:35.21 ID:gi9LebPW0
ギラティナ「……ギガガ」

ヨウ「やっぱ倒れないか……!」

シロナ「……がぶ」バタッ

ヨウ「シロナさん!? ……そっか霰か!!!」

レッド「……」ジッ

ミヅキ「……っ、いくよイーブイ!」ポーン

イーブイ「ぶいっ!!」

ヨウ「……いくぞマッシブーン!」ポーン

マッシブーン「」ムキッ

レッド「……ギラティナ」

ギラティナ「……」スッ

ミヅキ「っ、消えた……!?」

ヨウ「なら足場がいないってことだ! 畳みかけるよ!」

レッド「……サンダース、でんじは!」

サンダース「だーすっ!」バチッ

マッシブーン「!」ビリッ

ヨウ「やべ マッシブーン……!」

ミヅキ「まだまだ! イーブイ、すてみタックル!!」

イーブイ「ぶいぶいぶいーー!!」

レッド(あのイーブイ、なにか……あれは、こだわりハチマキ)

レッド(……だとしたら、特性は……)

サンダース「だあすっ!? ……ぐるる」バチバチ フラッ

ミヅキ「適応力のイーブイちゃんです! 威力はすっごい……はずなんですけど……」

イーブイ「ぶ、ぶい〜〜……」フラフラ

ミヅキ「反動で倒れかけてる!!!!」
765 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 01:10:58.98 ID:gi9LebPW0
レッド「……」

サンダース「ぐるる、る……きゅう」バタッ

イーブイ「ぶい〜〜……」バタッ

ヨウ「や、やっと一匹撃破か〜〜!!」

ミヅキ「しかもとどめは霰が持っていくという……」

マッシブーン「……!」ビリビリ

ヨウ「マッシブーン! ……まあ、攻撃する相手がいないし……」

ミヅキ「あれ そういえばあの強そうなポケモン……どこに行ったんだろ?」

レッド「……そこだよ」スッ

ヨウ・ミヅキ「へ?」

ギラティナ「……」ズッ

マッシブーン「!」

ミヅキ「ひえ」

ヨウ「なんだあれ どこに繋がって……?」

レッド「……どこ、だろうね……ギラティナ、シャドーダイブ!」

ギラティナ「ギガガーーッ!!」ドシーーン

ヨウ「! マッシブーン……麻痺して避けられないんだ!」

マッシブーン「……」ムキッ バタッ

ヨウ「マッシブーン! ……ナイスポージング! 肩にマサラ人乗ってんのかい!!」シュウン

レッド「どんな掛け声……ギラティナ、戻って……」シュウン
766 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 01:16:42.65 ID:gi9LebPW0
レッド「……二人の実力、まだまだこんなものじゃないでしょ……」ポーン パシッ

ミヅキ「……っ」

ヨウ「……もちろんですっ!!」

レッド「もっと……もっと、楽しいバトルにしよう……!」ブンッ

エーフィ「ふぃー!」

ミヅキ「エーフィさん!? ……そういえばエーフィさんポケモンだ! 忘れてた!!」

ミヅキ「でも、それなら好都合……! いけっ、ガオガエン!!」

ガオガエン「……がおう!!!」ブンブンッ ボオッ

ヨウ「もう一匹のポケモンがどう来るか……!」

レッド「……いくよ、カプ・コケコ……!」ポーン

カプ・コケコ「……かぷぅーーーこっこ!!!」バチバチッ

ヨウ「! か、カプ・コケコ……!」

レッド「……ね。君たちの強さ……見せてくれるでしょ」

カプ・コケコ「……」ジッ

ヨウ「……! はいっ!! ぼくたち、強くなったんです!! いっけー相棒!」ポーン

アシレーヌ「きゅう……」ザババッ
767 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 01:22:25.55 ID:gi9LebPW0
レッド「……エーフィ!」

エーフィ「ふぃーっ!」パッ

ミヅキ「いま、何か……?」

ヨウ「よくわかんないけど、攻撃してこないならこっちのチャンス! アシレーヌ、やるぞ〜〜〜っ!!」ピカッ

アシレーヌ「きゅう……!」キュイイン

レッド「! あれは……Zワザ……!」

ヨウ「歌えっアシレーヌ!! わだつみのシンフォニア!!!」

レッド(えっ技名かっこいい)

アシレーヌ「きゅう……きゅーーーーッ!!!」ザバアアアッ

ヨウ「ぼくたちの超超必殺技ですよ!! レッドさんのポケモンといえど避けられません!! さらばエーフィさん!」

レッド「……まともに当たってたら……僕の地球投げくらい痛かったかもね、エーフィ……」

エーフィ「ふぃ!?!?!?!?!?!?」

ヨウ「へ!?」

エーフィ「ふぃ! ……ぷるるっ、ふぃーっ!」ピョン

ヨウ「なんだってーーー!?」

ミヅキ「あ、さっきエーフィさんが使ってた技って……光の壁!?」

ヨウ「そ、そっかあ……! ぐうう〜〜、してやられた!!!」
768 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 01:28:47.12 ID:gi9LebPW0
レッド「……」ジッ

ミヅキ「! ……後悔しても知りませんよ! やるよ〜〜ガオガエン!!」ピカッ

ガオガエン「がおおおおおう!!!!」キュイイイン

ミヅキ「ハイパー!!!! ダーク!!!!! クラッシャーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

レッド(技名ゴツっ)

ガオガエン「がおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!」ダダダッ

エーフィ「ちょっ待こっちに来るの!? あっ悪タイプですか〜……レッド! どうしよう!?」

レッド「……自爆しか」

エーフィ「できないよ!!!!!!!!!!!!!!!! ぐわーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」バタッッッ

レッド「……ありがとう、エーフィ……大丈夫、すぐ仇を討つからね……」

ミヅキ「えっ」

ヨウ「あ 地面がパチパチする!!!」
769 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 01:33:04.23 ID:gi9LebPW0
レッド「……お待たせ、カプ・コケコ」

カプ・コケコ「……」バチバチバチッ

ミヅキ「……あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヨウ「ぎゃあ!? どうしたのミヅキ!?」

ミヅキ「……カプ・コケコって、ほんとはすっごい素早いはずなんだよ、でもさっきまで動いてなかった」

ミヅキ「もしかして、今まで、じゅうでんしてたんじゃ……」

ヨウ「……あ」

レッド「……迎え撃つなら、全力で……カプ・コケコ! ほうでんッ!!」

カプ・コケコ「かぷぅーーーーーーーーーーこっこ!!!!!」ビリビリビリビリッ

ガオガエン「がおおおおう!?」

アシレーヌ「きゅうーー!?」

ミヅキ「ぐええっ……!? ま、眩しい!?!?」

ヨウ「これが島の守り神……! つっよ!!!!!」
770 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 01:41:46.01 ID:gi9LebPW0
レッド「……僕の、最後のポケモンは、カプ・コケコと……」ポーン

金コイキング「俺だぜ?」

ミヅキ「キエアアアアアアアアアアアアアシャベッタアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」

ヨウ「なんてオーラだ!?!? ……いやほんとに強いんだろ〜な〜〜!!」

レッド「……うん。君たちの、最後のポケモンは……?」

ミヅキ「……いきます。ルナアーラっ!」ポーン

ルナアーラ「……マヒナペーアっ!」ギラッ

ヨウ「……よっし、いくぞソルガレオっ!」ポーン

ソルガレオ「ラリオーナっ!!」ゴオッ

レッド「……!」スッ

レッド(凄いオーラ……この二匹が、この地方の伝説のポケモン……)

レッド「……」チラッ

金コイキング「おうおうおう中々やりそうなやつらじゃねえかい!! やる気が出るってェもんよ!!」

カプ・コケコ「……かぷ……かぷぅーーーーーーっこ!!!!!」バチバチ

レッド「……だね……楽しくなってきた……!」
771 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 01:50:19.12 ID:gi9LebPW0
レッド(初めて見るポケモンは、タイプの見当がつかない……だから、一番強い技でぶつかる!)

レッド「コイキング、かみなり!」

金コイキング「おうおうおう任せろィ!! なんだか電気の調子も普段より良いからなァ!!!!」

カプ・コケコ「かぷっこ!!」

金コイキング「アンタのお陰か! そりゃァありがてえなッ!!!」ピシャーーーンッ

ルナアーラ「ぴいあッ! ……まひな!」

レッド「! ……硬い」

ミヅキ「それがルナアーラの強さです! ファントムガード……最初に受けるダメージが半減されます!」

レッド「……カプ・コケコ」

カプ・コケコ「……かぷっこ!」コクッ バチバチ

ミヅキ「! じゅうでん……ヨウ、当たる前に倒せる!?」

ヨウ「んん、光の壁の効果は続いてるから物理技で……そんでワンチャン倒せるような技……!」

ヨウ「……ソルガレオ、ストーンエッジ!!」

ソルガレオ「りおおおおうっ!」ドスッ

カプ・コケコ「かぷっ……こっこ!!」

ヨウ「当たった! けど……倒れない! 急所じゃなかったか!」
772 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 01:54:28.99 ID:gi9LebPW0
ミヅキ「……カプ・コケコもだけど、コイキングも無視できない!」

ミヅキ「半減でこの威力、まともに喰らったら……う〜〜〜んやばい!! ルナアーラ!」

ルナアーラ「まひぺ!」

ミヅキ「ガスっといこう!! シャドーレイ!!!」

ルナアーラ「……ペーア!!!」バッッッ

金コイキング「ウオーーー!?!?!? な なな なんじゃいその技はァ!?!?!? ビビった!!!!!!」

レッド「……ちょっと静かに……」

金コイキング「できるかーーい!! ってかお前ゴーストなのかよ!!!! 俺ァお化けってのがどーーーしても苦手でなァ!!!!!!」

ミヅキ「……! このコイキング、特性びびりですね!?」

金コイキング「だだだだだだだーーーーれがびびりじゃい!!!!」

レッド「そうだよ……」

金コイキング「相棒!?!??!?!?!?!!?」
773 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 02:03:52.21 ID:gi9LebPW0
ミヅキ(やっっっっばい あのコイキングはどんな技持ってるか予想できない)

ヨウ(ただでさえカプ・コケコは先制取れるってのに、わざわざ素早さを上げたってなると)

レッド「……コイキング、昨日教わったやつ、いけるよね」

金コイキング「まままままま任せろってんだ!!! そーれ守り神さん頑張れ頑張れ! アンタが大将!」ドンドン

金コイキング「土地神さんが、山のてっぺんで負けるって訳にゃあいかねえもんなァ! あーどっこい!」パフパフ

ミヅキ「あっ」

ヨウ「これは」

ミヅキ・ヨウ「……手助けだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!」

レッド「……まだだよ」ピカッ

カプ・コケコ「かぷぅーーこっこ!!!!!!!」キイイン

レッド「……これが、僕達のゼンリョク……!」サッ

レッド「スパーキングギガボルト……!!」

カプ・コケコ「かぷぅーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」バチバチバチバチバチッ

ルナアーラ「まひなぺーっ!?」

ソルガレオ「ら り ぐおおおおおッ!?」

金コイキング「ぎゃあああああああああああああああああああッ!!!!!!!!」
774 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 02:07:09.30 ID:gi9LebPW0
ミヅキ「…………」

ヨウ「…………」

レッド「……大丈夫?」

金コイキング「タスキがなかったら死んでたぜ……」

ミヅキ「はっ い、一瞬気絶してしまった」

ヨウ「ひょっ わ、わかる……」

レッド「……二人とも」

ミヅキ「はいッ!!!」

ヨウ「はいっ!!!」

レッド「……とっても、楽しいバトルだった……ありがとう」ニコッ

カプ・コケコ「かぷぅーこっこ!」クルクル ニコニコ

ミヅキ「あ……うびゃ……レッドさぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!」

ヨウ「レッドしゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!! うお 結婚してください!!!!!!!!!!!!!」

レッド「それはちょっと……」
775 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 02:13:15.16 ID:gi9LebPW0
ミヅキ「……負けたの、とっても悔しいです!! わたしたち、ほんっとーに全力だったので!」

レッド「うん……伝わったよ……」

ヨウ「だけど、やりきったのもあるし、こう、ド正面からレッドさんとバトルできたのが嬉しくて」

レッド「うん……」

ミヅキ「嬉し泣きなんだか悔し泣きなんだか!! 自分でもわかりません〜〜〜!!!」

ヨウ「ぼぐだぢもだのじがっだでず〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」

レッド「よかった……嬉しい……」

ミヅキ「……レッドさん、このリーグ……っていうか、このバトルも含めて」

ヨウ「アローラ、どうでした? 楽しかったですか?」

レッド「うん……すっごく、楽しかったよ……」

レッド「色々、あったけど……新しい人や、ポケモンと出会って……」

レッド「たくさん、バトルして……僕は、また、強くなれた……」

レッド「……とても、いい場所だね……アローラは……」

ミヅキ「よ よ よかったあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! 嬉しいです〜〜〜〜〜!!!!!!」

ヨウ「そうなんです!!! 素敵なところなんです!!! だがらまだぎでぐだざい〜〜〜〜〜!!!!」

レッド「うん……もちろん……」
776 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 02:14:54.25 ID:gi9LebPW0
今日はここまで。遅い時間になってしまい申し訳ないです…次回(明日)、アローラ編エピローグ!
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 02:27:16.57 ID:+PchE5Tk0
乙です〜〜〜!!!!熱いバトルをありがとう……………
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 02:35:32.18 ID:H6Bd+oii0
あ~~~~~~~~~よい、すこだ、、、おつですん
779 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 22:07:14.72 ID:gi9LebPW0
はじめます。
780 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 22:11:53.87 ID:gi9LebPW0
レッド「……それじゃ、戻ろっか……」

ヨウ「え! でも、チャンピオンのぼくたちに勝ったんですよ?」

ミヅキ「次のチャンピオンにはならないんですか???」

レッド(そういえばそうだった 他のとこで全部断ってたから忘れてたけど……)

レッド「……僕は、チャンピオンと……二人と戦いたかっただけだから、別に……」

レッド「アローラは……ずっといたら、溶けちゃいそうだし……辞退、します」

ヨウ「むむ、確かにそのほーがレッドさんっぽさはありますね〜〜〜」

ミヅキ「この展開、薄い本で見ました!!! リアルだったんだなあ……流石フィーさん」

レッド「……だから、戻ろう……ポケモンセンターにも、いかないと……」

ヨウ「あ! たしかに!!!!! 急がなきゃ!!!!」

ミヅキ「そーでした!! ……あ、賞金……」

レッド「大丈夫……ここに来るまで、色んな人からぶんどったから……先に行ってていいよ」

ミヅキ「ありがとーございます!!! うお〜〜〜〜目の前が真っ白になるまで走るんだ!!!!」
781 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 22:19:32.20 ID:gi9LebPW0
レッド(……他のリーグよりも、ここは一番景色も居心地もいいけど)

レッド(目立つのは、やだな)

カプ・コケコ「……かぷぅーこっこ?」

レッド「……アローラは好きだよ。この山も。でも……」

レッド「強くなるには……静かで、邪魔の無い……シロガネ山の方が、いいから」

レッド「あ……そういえば、僕はこれから、カントーに帰るけど……みんなはどうしよう……」

カプ・テテフ「かぷっふ? てふてふ?」

カプ・ブルル「ぶるぅ……」フン

カプ・レヒレ「れひ……」

レッド(一緒に旅してきたのはいいけど、守り神、だし……ここから離れられない、かな)

カプ・コケコ「……かぷぅ〜〜〜こっこ!!! かぷっこ!!」グルグル

カプ・テテフ「かぷぅ〜ふふ!」ピョン

カプ・ブルル「……ぶるぅ!!」フンス

レッド「……一緒に、来てくれるの?」

カプ・コケコ「かぷっこ!」コク
782 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 22:23:36.04 ID:gi9LebPW0
レッド「……ありがとう。カプ・レヒレは、どうする……?」

カプ・レヒレ「れ、れひ……」

レッド「……来てくれたら、嬉しいな……楽しいバトルもあるって、知ってほしい、し……」

レッド「だめ、かな……?」スッ

カプ・レヒレ「!! か、かぷぅーれ!!」キュッ

レッド「! やった……あくしゅ……」

カプ・ブルル「ぶるぅ……」ハァ

カプ・コケコ「かぷっこ?」

カプ・テテフ「てふ〜?」

レッド「……それじゃあ、みんな……これからも、よろしくね」

レッド「とりあえず、戻ろう……みんな、待ってるかも……」
783 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 22:28:14.19 ID:gi9LebPW0


〜カプの村・ポケモンセンター〜

レッド「……戻りました……」

トウヤ「レッド、おかえり」

キョウヘイ「おかえりなさ〜〜〜いっす!!」

シルバー「おかえりなさい……!」

ハウ「はやかったねー」

グリーン「……で、どうだった?」

レッド「もちろん、勝った……楽しいバトルだったよ……」

グリーン「はっ、そうでなくっちゃな」

トウヤ「よかったね、レッド。楽しいなら、何よりだよ」

キョウヘイ「いや〜〜、これでアローラも攻略っすか! レッドさんの勢力もどんどん強くなってくっすねぇ!」

ハウ「勢力ってー……でもー、確かに―、制圧された感じはあるよねー」

シルバー(制圧とは……と思ったが 確かにカントーはそのような気配があるな……)

レッド「……あれ、ミヅキとヨウは……?」

トウヤ「ああ……二人はね、あっちで待ってるよ。いこっか」
784 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 22:33:56.02 ID:gi9LebPW0

レッド「……ねえ、グリーン」

グリーン「んだよ」

レッド「……アローラのチャンピオン、ミヅキとヨウなんだって」

グリーン「は!? どっちかはそうだろうと思ってたけどよ……チャンピオン二人ってマジかよ」

レッド「二人の決着がつくか、誰かが二人を倒すまで……二人がチャンピオンなんだって……」

グリーン「なるほどな……で、戦ってみてどう思った? あいつらを倒す奴は出てくるか?」

レッド「どうだろう……でも、二人とも、強かったから。なかなか、出てこないんじゃないかな……」

グリーン「へえ。お前にそう言わせるってなら中々だな」

レッド「……で、チャンピオンが二人なら、挑戦者が二人って言うのも、ありだと思って……」

グリーン「……」ピタッ

レッド「……二人が、もっと強くなったら……グリーン、僕と組んで、リーグに行こう」

グリーン「……しょうがねえな、いいぜ。ま、お前の全力のバトルに合わせられるのは俺くらいだからな」ニッ

レッド「……うん、そうだよ……だから、誘ったんだもん……」

グリーン「……お前、なんつーか……あれから素直だよな」

レッド「? あれから、って……?」

グリーン「前にエーフィが……いや、なんでもねえ。ほら、あいつらが待ってんだろ。さっさと行こうぜ」

レッド「……うん……」
785 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/20(火) 22:39:50.98 ID:gi9LebPW0

ミヅキ「レッドさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!」パンッ

ヨウ「チャンピオン撃破、おめでとうございま〜〜〜〜〜〜〜〜す!!!!!!!!!!」パパーンッ

ハウ「どんどんぱふぱふー」ドンッ

レッド「…………あ、ありがとう……」

ミヅキ「あれ!? 反応薄い!?」

ヨウ「クラッカーと小太鼓だけじゃ駄目だったか……!」

ハウ「小太鼓担当はおれだけどねー。なんで小太鼓なのー」ドンッ

レッド「いや……びっくりしちゃって……」

キョウヘイ「まあビビるっすよね。ザ・お疲れ様会場っすもん」

トウヤ「三人が頑張って準備してたんだよ。僕たちもちょっと手伝ったけど、主体は三人だ」

ミヅキ「まあ負けるだろうなとは思ってたんで……先だって準備しちゃいました!」

ヨウ「島巡りお疲れ様会でもありますからね〜〜〜!!」

ハウ「ほらー、あれ渡さないのー?」

ミヅキ「あ、渡す渡す! ごほん、わたしたち三人のお小遣いを集結し、大都会ハウオリシティで買ってきた」

ヨウ「レッドさんへのプレゼントっていうか。チャンピオン賞品っていうか。アローラの思い出として持っててほしいものを」

ハウ「はーいこれー。あのふたりー、めちゃめちゃ悩んでたんだよー」スッ

レッド「……ありがとう」

ヨウ「まだ喋ってるのに〜〜〜〜〜!!!! まあいいや、開けてみてください!!!」

レッド「う、うん……」

三人からのプレゼント 下1
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 23:51:31.45 ID:89mWonFa0
ハワイアンジュエリーならぬアローラジュエリーのリング
787 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/21(水) 00:01:33.55 ID:C5U5vnY00
レッド「……指輪? 綺麗……」

ハウ「アローラのー、伝統的なアクセサリーなんだー」

ミヅキ「アローラらしく、花が彫られてあるんですよ! それがすっごく綺麗なんです!」

ヨウ「アローラジュエリーって言って、結構人気のやつなんです! ライチさんとこで買ったんですよ〜〜」

レッド「……ありがとう、すごく嬉しい……」

ハウ「へへー、喜んでもらえてよかったー。おれもうれしいなー」

ミヅキ「指輪なら、身に着けてもらえるので……すぐにアローラでの旅を思い出せるかなって……ヴヴ……」

ヨウ「指輪受け取ってもらえたってことは実質ぼくとレッドさん結婚では????????」

ミヅキ「人が感傷に浸ってるじゃんかよぉ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」

レッド「ふふ……でも、壊したら嫌だから……あ、そうだ」チャラ

レッド「メガリングを通してるチェーンに、一緒に通せば……失くさないし、バトル中でも思い出せるね……」

ミヅキ「ヴ…………ありがとうございます…………」

ヨウ「え!!!! あのメガリングと同列???? うれし…………結婚してください」

レッド「それはちょっと……」
788 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/21(水) 00:05:53.17 ID:C5U5vnY00
レッド「……みてみて……指輪もらった……」

トウヤ「わあ、よかったねぇ。とっても似合ってるよ」

キョウヘイ「お〜〜、いいデザインのリングっすね! ちょー良いっすよ!」

レッド「……でしょ」ドヤ

シルバー「素敵ですレッドさん……!!!!!!」

レッド「ありがとう……」

グリーン「お前が指輪ねぇ。良いもん貰ったんなら、壊すんじゃねえぞ」

レッド「……わかってる……」

ミヅキ「供給 アア センキュウ」

ヨウ「ぼくたちが選んだ指輪をレッドさんがつけてる これはもう」

ハウ「結婚だとしたらだいぶ重婚になるけどねー」
789 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/21(水) 00:09:39.79 ID:C5U5vnY00
レッド「……そうだ、僕からも、三人にお礼をしたい……ので」

レッド「これを進呈します……」スッ

ミヅキ「!!!!!!!!!」

ヨウ「これはッ……!!!!!!!!」

ハウ「どれどれー? わー、これがあの「何でも言うこと聞く券」ー?」

キョウヘイ「出た!! 俺もまだそれ使ってないんすよねぇ」

レッド「……何をすればいいか、難しくて……せっかくだし、今、使う……?」

ミヅキ「これがあれば」

ヨウ「なんでも」

ハウ「まー、内容によってはー、おれがボコすから安心してねー……あ、じゃー最初におれこれ使うー!」

レッド「うん……何が良い……?」

ハウ「どうしようかなー」

キョウヘイ「ハウなら安心っすね! 今から出てくるお願い事を二人は見習うように まだわかんないっすけど」

ハウ「んー、きーめた!」

下1
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/21(水) 00:32:09.73 ID:a1fGNXkR0
料理作って欲しい!
791 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/21(水) 00:40:01.48 ID:C5U5vnY00
ハウ「なにかー、おいしいごはん作ってほしいー!」

レッド「……任せて」

ハウ「やったー、おれー、お腹空いてたんだー」

レッド「ここで失敗するわけにはいかない……自信あるやつを作ります……」

ハウ「なにつくるのー?」

レッド「……完成するまで、秘密……」

ハウ「たのしみー!」


ミヅキ「えっなにあのほのぼの空間……」

ヨウ「グワーーーッ一瞬持った邪悪な考えが浄化されていくーーッ!!」

トウヤ「かわいいね……」●REC

キョウヘイ「空気がふわふわしてんすよね……」
792 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/21(水) 00:49:03.58 ID:C5U5vnY00
レッド「……この、謎の粉に……」

ハウ「わー、急に怪しくなってきたー」

レッド「……謎の液体を混ぜます……」

ハウ「これが牛乳だってのはー、流石にわかるー……」

レッド「……そして、焼くッ!!!」ポーン

エーフィ「ふぃ〜〜!」ミョンミョン

リザードン「ぐおおッ!!」ボオッ

ハウ「わー! サイコキネシスで浮かせて、火炎放射で燃やしたー!」

ハウ「ワイルドってレベルじゃないけどー、なんだか面白そー!」

レッド「でしょ……リザードン、ストップ!」

リザードン「ぐおうっ」フンッ

ハウ「……あ、このにおいー……ホットケーキー?」

レッド「そうです……結構、自信があります……」

ハウ「うんー! すっごい美味しそうー! ねーねー、食べていいー?」

レッド「いいよ……ハウのぶんしか焼いてないから、こっそり……」

ハウ「わかったー……! もぐ……おいしーー!」ニコー

レッド「……よかった……」
793 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/21(水) 00:55:08.58 ID:C5U5vnY00
キョウヘイ「見たっすか、あの二人を」

ミヅキ「はい」

ヨウ「はい」

キョウヘイ「俺は思うんすよね……あれが……南国の少年少女とその先輩のあるべき姿なんじゃないかと」

キョウヘイ「それで? 二人は何をお願いしようとしたんしたっけ?」

ミヅキ「どなたかと……薄い本の資料用に×××××××××××××××」

ヨウ「ぼくは結婚を申し込もうとしました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「駄目っすね」

ミヅキ「はい」

ヨウ「はい」
794 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/21(水) 01:05:21.16 ID:C5U5vnY00
キョウヘイ「まあレッドさんが何でもっつってるのもアレなんすけど」

キョウヘイ「もうちょっとこう……ないんすか!? その 欲望の塊を根こそぎぶつけるのは流石に駄目っす!!!!」

ミヅキ「え〜〜〜!? ……ちょっとならいいですかね……?」

キョウヘイ「……まあ、ちょっとならいいんじゃないんすかね」

ヨウ「……結婚を前提にお付き合いとかは……」

シルバー「だ、駄目です!!」

ヨウ「えっ」

キョウヘイ「えっ」

シルバー「あっ」

ミヅキ(絶命)「」

シルバー「す、すみません、俺が口出ししていい事じゃないのに……」アワ

キョウヘイ「いや……気持ちはわかるっすよ」ポン

ヨウ「ごめんシルバー、ぼくちょっとテン上げしすぎてた……節度を守ったオタクになるよ」
795 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/21(水) 01:06:38.82 ID:C5U5vnY00
今日はここまで。次回は23日です。もうちょっとだけ続くんじゃ
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/21(水) 01:11:04.84 ID:a1fGNXkR0
乙です!!!
797 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/23(金) 22:09:56.24 ID:Ih4yQWCx0
はじめます。
798 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/23(金) 22:13:04.95 ID:Ih4yQWCx0
キョウヘイ「前回のあらすじィ!!」

キョウヘイ「アローラ島巡りお疲れ様会のお礼に、レッドさんから何でもいう事聞く券がアローラ三人組に至急されたっす!」

キョウヘイ「ハウのお願い事はとても純粋だったっす さてどうする二人!!」

ヨウ「どうしようかな〜〜〜……ぼくのキャラ性を失わない程度にヤバめなのがいいな」

ミヅキ「わたしもそのようなところで悩み申しております」

ヨウ「うーん、じゃあ五十音順でミヅキ先いってよ!!!」

ミヅキ「あ!!!! ヨウなんかあると五十音順出すのやめてよ〜〜!! まあいいけども!!!」

レッド「……決まった?」

ミヅキ「はい!!!!!!!!! わたしの欲望、それは…………」

ミヅキのお願い事 下1
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/23(金) 22:31:09.74 ID:WJgrddJSO
緑シルバートウヤキョウヘイによる、レッド総受けが見たい
800 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/23(金) 22:44:04.19 ID:Ih4yQWCx0
ミヅキ「そこの4人とレッドさんのフィーの絡みが……レッドさん総受けがほしいです!!!!!!!」

レッド「…………え、ええと……」

キョウヘイ「自分の力だけじゃどうともできないからこっちを困った顔で見てるっすね……」

トウヤ「グリーンかシルバーは来るかなあと思ってたけど、僕とキョウヘイも呼ばれるとはびっくりだねぇ」

グリーン「なんで俺がそんなことしてやんなきゃなんねえんだよ。何でもするのはあくまでレッドだぜ」

シルバー「お、俺は……思うところがなくもないですが……」

ミヅキ「……お願いしますッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ズサーーー

キョウヘイ「わあ!? なんて綺麗なジャパニーズドゲザ!!!! グリーンさん、ここまでしてるんすよ! 11歳の女の子が!!」

グリーン「その年の子供がするお願いじゃねえだろ!? ……ああもうわかったっての!! 俺が悪いみてえじゃねえか!!」

トウヤ「あはは、よかったねぇミヅキ。大丈夫だって」

キョウヘイ「あ、俺あれ一度言ってみたかったんすよね。面を上げい!」

ミヅキ「ありがたき幸せェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ズボボ

シルバー「埋まった……」
801 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/23(金) 22:47:37.92 ID:Ih4yQWCx0
キョウヘイ「で……俺たちはどーすればいいんすか?」

レッド「僕にも、わからない……ええと、ミヅキ……」

ミヅキ「そうですね〜〜……じゃあ、フィーとか一旦頭から無くして、自然な形でレッドさんを取り合ってもらっていいですか?」

ミヅキ「わたしはそれをミヅキ☆アイでフィーに自動変換して勝手に死にますので……」

レッド「ミヅキ☆アイ……」

グリーン「笑点みてえなフリだな……まあいいぜ、やってやろうじゃねえか」

シルバー「普段通りですね……ふ、普段通りに……」

キョウヘイ「自然体の演技っすか〜、一番難しい注文っすけど……ま、俺なら余裕っすね!」

トウヤ「わかった。ここで演技の精度を高めるためにレッドにロリ服を着てほしいんだけど」

ミヅキ「う〜〜〜ん……許可!」

トウヤ「やったーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」
802 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/23(金) 22:53:30.44 ID:Ih4yQWCx0
ミヅキ「いきます……よ〜〜〜い、アクション!!!」

トウヤ「レッド〜! やっぱりとっても似合ってるね、その服で僕と一緒にお買い物いかない?」

レッド「……お買い物……?」

トウヤ「うん、お買い物! そうだね……好きなお菓子を買ってあげるよ。なんでも……」

レッド「お菓子……!」パッ

トウヤ「喜んでくれて嬉しいな、それじゃあさっそk」

キョウヘイ「ピピーーーーーーーーーー!!!!!!! ロリコン警察っすよ!!!!!!」ゲシッ

キョウヘイ「駄目じゃないっすかレッドさん! 怪しい人にはついていかない!」

レッド「……ご、ごめん……」

キョウヘイ「わかってくれればいーんすよ! それよりレッドさん、いいおもちゃ見つけたんすよ! 一緒に遊びません?」

レッド「……おもちゃ……?」

キョウヘイ「そうっすよ、叩いたら面白い音が鳴るおもちゃを見つけたんす。壊してもいいんで、遊びにいきましょーよ」ニコ

レッド「……なんか面白そう、じゃあ……」
803 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/23(金) 23:00:21.36 ID:Ih4yQWCx0
シルバー「ま、待ってくださいレッドさん!! 危険な香りがします!!」バッ

レッド「!」

キョウヘイ「げ、委員長」

シルバー「委員長……!? と、ともかく……レッドさんを危険な目に遭わせるわけにはいきません!」

レッド「心配してくれて、ありがとう……でも、大丈夫だよ……?」

シルバー「っ……た たしかに レッドさんは強くて可愛らしいですが……」グッッッ

レッド「……?」

シルバー「……い、行ってほしく、ないです……他の人のところに……」

レッド「……」

グリーン「おい、なにぎゃーぎゃー騒いでんだよ。おいレッド、修業行くぞ」

レッド「!」

キョウヘイ(あ!! グリーンさんずっこい)

トウヤ(良いセリフ取っていったねぇ)

グリーン「俺にとって、お前とバトルすんのが一番の修業になる……ってのはお前も知ってんだろ」

グリーン「ま、俺といい勝負できんのはお前くらいしかいねえしな!」
804 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/23(金) 23:04:18.09 ID:Ih4yQWCx0
ミヅキ(カンペ)『ここで一人選んで』

キョウヘイ(乙女ゲームみたいな展開ってことっすね!?)

グリーン(レッドの服が服なだけにそう見えてもおかしくねえな)

トウヤ「ねぇレッド、僕と一緒に来て欲しいな。おんぶでも肩車でも、何でもしてあげる。駄目かな?」

キョウヘイ「ピッピーー!!(略) 自分で言うのもアレっすけど、俺と遊ぶのけっこー楽しいと思うっすよ! 行きましょ〜〜!!」

シルバー「れ、レッドさん! 俺と一緒にいてくれませんか……お願いしますッ!!」

グリーン「ったくよお……ま、お前は俺と行くよな。わかってんだぜ、お前の考えてることくらいよお!」

レッド(アピールタイムだった……一人選ぶのかあ……)

エーフィ(選んだ結果によってミヅキの新刊カプが決まるといっても過言ではない!!)

レッド(……誰のところに行こうかな……)

下1
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/23(金) 23:06:07.42 ID:f+LyoN8O0
シルバー
806 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/23(金) 23:13:06.95 ID:Ih4yQWCx0
レッド(ええと……)キョロ

シルバー「……」ジッ

レッド「……シルバー」スッ

シルバー「! れ、レッドさん……! ありがとうございます!! 俺は、俺は……ッ」

ミヅキ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」バッバッ

キョウヘイ(無言で死にながら花吹雪を……!? 流石っすミヅキ!!)

トウヤ「よかったねぇシルバー……うれし泣きするほどだったんだね……」

グリーン「ま、こいつが一番ガチだったもんな」

レッド「……うん……」

エーフィ「今年の冬はシルレ本が増える!(みらいよち)」

ミヅキ「そしてスペースが拡大され参加サークルも増える!!!(みらいよち)」
807 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/23(金) 23:15:57.01 ID:Ih4yQWCx0
ヨウ「い いいなあミヅキ……そんなにも欲望を満たすなんて……!!」

キョウヘイ「一個前のレスから10分ほど経過したっす」

シルバー「す、すみません、なかなか落ち着けなくて……」

トウヤ「その間ちゃんと待ってて偉かったね、ヨウ」

ヨウ「えっへへへへへへありがとうございます!! 人の萌えの邪魔をしてはいけないので(家訓)」

レッド「……お待たせ。ヨウの番だよ……」

ヨウ「うっひょひょ〜〜〜い!! ありがと〜〜〜ございます!!!」

ヨウ「それじゃあ……えと、ど〜しようかな……あれもこれもそれも……よし、きめた!」

ヨウのお願い事 下1
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/23(金) 23:32:32.07 ID:7NONP+aK0
ここにいる年上全員と総受けがしたい
809 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/23(金) 23:41:04.23 ID:Ih4yQWCx0
ヨウ「最後の思い出に……おにショタしてください!!!!!!!!!!」ドゲザ

レッド「……」チラ

キョウヘイ「めっちゃこっちを見てるっすね!!」

グリーン「わあったよ……」

シルバー「が、頑張ってください!」

トウヤ「レッド、大丈夫? なんか……ね、いける?」

レッド「大丈夫……」

レッド(普段イケメンな人がしてることをすればいいんだもんね)スタスタ

ヨウ「えっトップバッターレッドさん!? うっそ〜〜〜もうときめいてしまう」

レッド「…………」スッ ドンッ

ヨウ「…………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ(あ 足で 壁ドン!?!?!? 足がなげえ!!!!!!!!!!)

トウヤ(いつの間にあんな技を……されて覚えたとかじゃないよね? ちょっと心配だなぁ)

シルバー「う"う"っ……か、かっこいい……」

ミヅキ「わかる、感涙」
810 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/23(金) 23:46:05.72 ID:Ih4yQWCx0
レッド「……これで、いい?」

ヨウ「あ……顔が良い……ありがとう……ございます……」

ミヅキ「ヨウ〜〜〜ッ!! 一発目から瀕死じゃん!!! いけんの!?!?」

キョウヘイ「はいはーい、次は俺っすよ! ヨーウーくんっ」

ヨウ「はい!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「……これから、俺と映画でも見に行かない? チケット、君の為に用意したんだ」キラキラ

ヨウ「あ"〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! ちょっとチャラめの高嶺の花だけど気軽に接してくれる系お兄ちゃんありがとうございます!!」

キョウヘイ「よ よくわかったっすね演技テーマ!」

ヨウ「一応プロなんで……年上好きとして……」

811 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/23(金) 23:50:17.54 ID:Ih4yQWCx0
グリーン「……よし、次俺な。おいヨウ、ちょっとこっち来い」

ヨウ「はい!!!!!!」ビュン

グリーン「いやはええな!! じゃ、じっとしてろよ」ヒョイ

キョウヘイ(で、出た……! マサラ人として鍛えられた腕力が可能にするお姫様抱っこ!!!!!!!!!)

ミヅキ(こんなんヨウ死んじゃうんじゃ……!)

ヨウ「…………」

グリーン「……おい、おい!? 死ぬのもはええな!?」

ミヅキ「燃え尽きた〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!! わかる わかるよヨウ!!!!!!!!!!!!」

トウヤ「えぇ……この後にやるの、ちょっとプレッシャーだなぁ」

レッド「……トウヤなら、大丈夫」

キョウヘイ「こんなかで一番おにいちゃんじゃないっすか! いけるっすよ!」
812 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/23(金) 23:53:41.41 ID:Ih4yQWCx0
トウヤ「ヨウ、色々お疲れ様。どう、この旅は楽しかった?」

ヨウ「ハア……ハア……はい、楽しかったです……」

トウヤ「それはよかった。僕も、アローラはとっても楽しかったよ」

トウヤ「それも、頑張って案内をしてくれた三人のおかげだね。ありがとう」ナデ

ヨウ「…………ヴッ お おにいちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!」バッ

トウヤ「お兄ちゃんだよ。よしよし」

ヨウ「ヒュアペオ…………」

グリーン「いやなんだよその鳴き声」

ミヅキ「では最後にヨウ ヨウにも誰か一人を選んでいただきます!!」

ヨウ「え? 無理くないですか? だってね…………みんな最高じゃん…………」

ミヅキ「頑張って!!! 選んで 選ぶんだヨウ!!!!」

ヨウ「ヴ……ヴヴ…………」

一番年下に刺さったで賞 下1
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 00:10:49.22 ID:OdU874pE0
トウヤさん
814 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/24(土) 00:14:59.14 ID:0MahVC/u0
ヨウ「トウヤさん!!!!!!!!!!!! 結婚してください!!!!!!!!!!!!!!!!」

トウヤ「あはは、結婚はちょっと……いつか出会う合法ロリのためにとっておいてるから」

キョウヘイ「初耳なんすけど」

トウヤ「初めて言ったからね」

ヨウ「ふぅ、トウヤさんはこれで年下好きなのが恐ろしい所ですね……そこらのロリならころりですよ」

レッド(ロリだけに!?)ガタッ

グリーン「お前が考えてる事はわかるが、多分そこ意識して言ってないぜ」

ヨウ「あ そうだレッドさん!!! ちょ〜〜〜楽しかったです!!!! ありがとうございました!!!!」

レッド「……それは、よかった……どういたしまして」
815 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/24(土) 00:19:07.26 ID:0MahVC/u0
ハウ「あー、おわったー? おれもー、ホットケーキ食べ終わったよー」

キョウヘイ「んじゃ、パーティといきますか! 飲めや歌えやの大騒ぎっすよ!」

グリーン「茶かジュースしかねえけどな」

トウヤ「そうそう、レッドがリーグに行ってる間に色々作っておいたんだよ」

レッド「!」

シルバー「俺も微力ながら手伝いをさせていただきました。いい出来、かと」

レッド「偉いね……ありがとう……」

シルバー「あ いえ 勿体ないお言葉!!!!!!!」

キョウヘイ「ノリが従者なんすよねえ……」

ミヅキ「レッドさんを称える宴は遅くまで続いた……」

ヨウ「そして 夜が明けた! って続くやつだね!」
816 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/24(土) 00:21:59.25 ID:0MahVC/u0

アローラ生活 最終日

レッド「……それじゃあ、三人とも……またね」

ミヅキ「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いおいおいおいおいおい!!!!!!!!! また!!!!!!!!!!」

ヨウ「うぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!! またきてくださいね!!!!!!!」

ハウ「今度来た時はー、のんびりするといいよー。あ、おれとはバトルしてねー」

ミヅキ「わたしも!!!!!!!!」

ヨウ「ぼくも!!!!!!!!!!」

レッド「……うん、もちろん……」

キョウヘイ「達者にやるんすよ〜」

トウヤ「また来るよ、元気でねぇ」

シルバー「……ものすごい号泣してますね」

グリーン「めちゃめちゃ別れを惜しまれてんな」
817 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/24(土) 00:25:02.42 ID:0MahVC/u0
キョウヘイ「そんじゃ、帰りはどうするっすか? 俺のパワーで船を呼びます?」

レッド「……僕は、お世話になった人たちに、挨拶してから帰ろうかな……」

シルバー「お世話になった人、というと……しまキングなどですか」

レッド「うん……」

トウヤ「そうだね、それがいいんじゃないかな。チャンピオンを倒したって聞いたらみんな驚くよ」

グリーン「挨拶回り!? お前が!? ……立派になったなあ」シミジミ

レッド「うるさい……それじゃあ、みんなも……またね」

キョウヘイ「はあ〜い、また遊びましょ〜〜!」

トウヤ「うん、またね。風邪とか引かないようにね」

グリーン「おう、じゃーな」

シルバー「はい、また……」
818 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/24(土) 00:26:09.02 ID:0MahVC/u0
今日はここまで。次回更新は明後日。
次回最終回! そして 次章のプロローグを…する時間があればいいな
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 00:29:10.75 ID:EO3FJmmQ0
お別れさびじいね゛……乙です~~~~
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 00:31:02.88 ID:OdU874pE0
乙です〜〜〜!!!!!!!!
アローラ……別れたくないな………
821 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/25(日) 22:15:36.39 ID:RZ5ywWN00
はじめます。
822 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/25(日) 22:20:27.90 ID:RZ5ywWN00
レッド「……まず、メレメレ島……」

レッド(ラティのどっちかが一番速いけど、アローラって勝手に空を飛んだら怒られるんだっけ)

レッド「……リザードン、行こう」ポーン

リザードン「ぐあう!」バサッ


〜メレメレ島〜

レッド「……こんにちは」

ハラ「ふんっ! ……おや、久しぶりですな。と言っても十日ほどでしたか」

レッド「はい……その」

ハラ「はっはっは、何も言わずとも結構! ハウから連絡が来ております。それに……表情を見ればわかりますぞ」

レッド「…………」

ハラ「どうでしたかな、アローラは。楽しかったですかな?」

レッド「はい、もちろん……」
823 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/25(日) 22:25:00.35 ID:RZ5ywWN00
ハラ「それはよかった。ハウも楽しんでいたようで……お世話になりましたな」

レッド「……いえ、ハウには……こちらこそ、お世話になって……」

ハラ「はっはっは……あの子は人を見る目がある子です。その子が、あなたを目標にしたいトレーナーだと言っていました」

ハラ「嬉しいことですな! 憧れを見つけ、子供は成長していくものです」

レッド(ハウが……ちょっと、嬉しいな)

レッド(きっと、「目標にしたいのはー、トレーナーとしての腕前だけだけどねー」とか 言ってそうだけど……)

ハラ「そちらはもう、故郷に帰られるのですかな?」

レッド「はい……挨拶が終わったら、そのつもりです……」

ハラ「そうですか……是非、またこちらに来てください。カプ・コケコを連れて」

カプ・コケコ「かぷっこ!?」

レッド「き、気付いてたんですか……!?」

ハラ「はっはっは、しまキングですからな!」
824 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/25(日) 22:34:31.09 ID:RZ5ywWN00


〜アーカラ島〜

レッド「……ついた」

マオ「あ! ほんとにいた!」

スイレン「ね、言ったでしょ。釣り師の勘、すごいでしょ」

マオ「うんっ! レッド、久しぶり! チャンピオンに勝ったって聞いたよ、すごいじゃん!」

レッド「わ……あ、ありがとう……でも、どうしてその事を……?」

スイレン「釣り師の情報網、です……ふふん」エアークイッ

レッド(何かを思い出すような動き)

カキ「ライチさんから聞いたんだろう。あんまりマオをからかってやるな」

レッド「あ、そっか……ライチさん、四天王だったから……」

カキ「そういうことです。勝利、おめでとうございます」

レッド「ありがとう……」

マオ「スイレン〜〜〜!」

スイレン「もー、ネタバラシしないでよ」
825 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/25(日) 22:40:23.05 ID:RZ5ywWN00
レッド「……三人の試練、楽しかった」

レッド「お礼、言いたくて……ありがとう」

マオ「わ、いいのいいのお礼なんて! 私なんて、試練にかこつけてお手伝いしてもらってたし」

マオ「それに、すごいバトルだって見せてもらったし! こちらこそありがとう!」

レッド「……どういたしまして」

スイレン「わたしは、試練をあんなにさくっと攻略されてビックリもしましたけど、楽しかったです」

スイレン「釣りしましょうって約束、忘れてませんからね。また来てください、じゃないと……わたしから、遊びに行っちゃうかも」

レッド「……」パチ

スイレン「さて、これは釣りなのかそうじゃないのか……ふふ、どっちでしょう」

レッド「……難しい……」

カキ「こら、スイレン……ごほん、レッドさん。貴方の踊り、とても見事でした」

カキ「俺たちの踊りも、もっと進化します! その時は是非、見に来てください」

レッド「うん……マサラ式舞踊大会の時は、呼ぶね……」
826 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/25(日) 22:46:52.00 ID:RZ5ywWN00


〜コニコシティ〜

レッド「……灯台」

カプ・テテフ「……? かぷっふ!」フヨフヨ

レッド「カプ・テテフ……? 待って……」タタッ

カプ・テテフ「! かぷぅーふ!」

「あはは、そんなにじゃれたら絡まっちゃうよ!」

レッド「……!」

女レッド「あ、久しぶり、"私"! もう三か月ぶりかな?」

レッド「ううん……まだ、十日も経ってない……けど、久しぶり」

女レッド「あれ、そうだっけ? ……ところで、私がここにいるってことは。もしかして、チャンピオンに勝ったの?」

レッド「……うん。よく、わかったね……」

女レッド「あはは、女の勘ってやつだったりして! ……まぁ、そうでもないと、ここには来られないと思ってたから」

女レッド「おめでとう、"私"! 次会う時は、本気でバトルしようね!」

レッド「もちろん……負けないからね」

カプ・テテフ「かぷっふ!」ポンッ

レッド「わ、花が……って、もう、いない……カプ・テテフのお見送りだったんだね……」

レッド(……"僕"は、僕より海風が似合うなぁ)
827 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/25(日) 22:57:21.12 ID:RZ5ywWN00


〜ウラウラ島〜

レッド(順番的にここに来たけど、さっきまでいたんだよね)

レッド(ここなら……そうだ、報告しないと)


レッド「……こんにちは」

クチナシ「ん……お早い帰りだこと。昨日の今日でねぇ……」

アローラニャース「にゃご!」

レッド「久しぶり、ニャース……」ナデ

アローラニャース「ごろごろ……」

クチナシ「で? どうだったよ。ポケモンリーグは」

レッド「楽しかった……すっごく」

クチナシ「そーかい、そりゃよかったね。少しはおじさんのお陰だったりする?」

レッド「うん……ありがとう、ございました」ペコ

クチナシ「あー、冗談だって。ま、おじさんが役に立てたってんならよかったよ」

クチナシ「今度サカキに自慢してやるかね、赤い帽子の兄ちゃんに頼られたって」

レッド「……レッド、です」

クチナシ「ん?」

レッド「クチナシさん……僕の名前、ちゃんと呼んでないから……」

クチナシ「……はは、何を言うかと思ったら。はいはい、おじさんが悪かったって」

クチナシ「レッド、島巡りとリーグ挑戦お疲れさん。ま、暇になったらニャースたちに会いに来な。こいつらも喜ぶからさ」

アローラニャース「にゃーう!」

レッド「……うん」
828 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/25(日) 23:04:08.84 ID:RZ5ywWN00

レッド「……どうしたの?」

カプ・ブルル「ぶるる……」スッ

レッド「わ、まって……」タタタッ


レッド「……ここは……スーパーの跡地……?」

カプ・ブルル「……」

アセロラ「あれ、こんなところで何してるの、チャンピオン……じゃないんだっけ」

レッド「わっ……うん、辞退した……」

アセロラ「えー、もったいない! アセロラちゃんは必死に四天王ゲット作戦を練ってるのにー」

レッド「……僕には、人の上に立つのは向いてない……よ」

カプ・ブルル「かぷぅぶるるっ」

レッド「……でしょ」

アセロラ「……確かに! しつれーだけど納得しちゃった! ていうか、カプ・ブルルと一緒にいるのにびっくり!」

レッド「……仲間、だから……でも、カプ・ブルルが、ここに来たいって……」

カプ・ブルル「かぷぅ……ぶるるっ!」

アセロラ「……わかるよ、きっと、この島を頼むぞーって言ってるんだよね! アセロラちゃんに任せて!」

アセロラ「クチナシおじさんはフラフラしてて頼りないし、アセロラちゃんがしっかりサポートするよ!」

レッド「頼りになるね……それじゃあ、またね」

カプ・ブルル「……ぶるるっ」

アセロラ「ばいばーい、また遊びに来てね!」

アセロラ(……レッドお兄ちゃんは、人の上に立つより、ポケモンの横にいるのが似合ってるね)

ミミッキュ「……」コソ
829 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/25(日) 23:10:11.13 ID:RZ5ywWN00


〜ポニ島〜

レッド「……ついた」

マツリカ「へいへい、そこのリザードン使いのお兄さん、絵のモデルになってくれない?」

レッド「……マツリカ、さん」

マツリカ「お久しぶりー……そういえば、キャモメの噂で聞いたけど。チャンピオンになったんだっけ」

レッド「チャンピオンには勝ったけど、なってはない……」

レッド(アローラ、話が広がるのが速い)

マツリカ「あれ、そーだったんだ。ま、気持ちはわからないでもないけどね」

マツリカ「わたしも、どっかの金持ちのところで専属画家やるより、自由に絵を描いてたいもん」

レッド「……けっこう、そんな感じ、かも」

マツリカ「やりたいことをやる自由、ってやつ……よし、描けた。リザードン乗りの少年」

レッド(早っ)

マツリカ「ほら、良い顔してる。これはお土産にしてあげよう。それじゃーまたね」

レッド「……ありがとう、ございます」
830 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/25(日) 23:14:19.25 ID:RZ5ywWN00


レッド「確か、この辺りに……」

ハプウ「ん? おお、レッド! 数日ぶりじゃの。聞いたぞ、チャンピオンに勝ったと!」

レッド「……はい」

ハプウ「流石じゃな、流石カプ・レヒレが見込んだトレーナーだけあるの」

レッド「え……なんで、そのこと……」

ハプウ「遺跡の方にな、書置きが残してあったんじゃ。レッドについていく、とな」

レッド「そうだったんだ……」

カプ・レヒレ「かぷーれ……」

ハプウ「なに、レッドのバトルの腕前を見たら文句は言えん! カプ・レヒレを頼んだぞ」

レッド「もちろん……」

カプ・レヒレ「……か、かぷ! かぷぅーれ!」

ハプウ「ん、どうなされた、カプ・レヒレ?」

レッド「……きっと、この島に何かあったら、飛んでくるって言ってる……」

カプ・レヒレ「れひ!」コクコク

レッド「その時には……僕も、協力するね」

ハプウ「なんと! それは嬉しいのう、この島は安泰じゃな!」
831 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/25(日) 23:23:15.79 ID:RZ5ywWN00

〜ポニの花園〜

レッド「……」

レッド(やっぱり、ここは景色が綺麗だな)

レッド「……? あっち、何か……」

レッド「……穴?」

アローラコラッタ「? ……きゅう!?」ギュン

レッド(! コラッタが吸い込まれて……手を伸ばせばなんとか、)バッ グイッ

レッド「……?」

べむ「……べべのっむ!」ガシッ

レッド「……べむ、どうしたの……?」

べむ「べの、ののべむ、べのむ〜〜」クイクイ

レッド「でも……あ」

レッド(……何も、無くなってる)

べむ「べのの! べのっむ! べべのむ〜〜〜!」

レッド「……うん、そうだね……帰ろうか」
832 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/25(日) 23:38:46.57 ID:RZ5ywWN00

レッド「……荷物よし、お土産よし……」

レッド「それじゃあ……いくよ、ラティアス……!」ポーン

ラティアス「……」コク

レッド「よろしくね……」

ラティアス「!」キインッ ゴオッ



レッド(……上空からだと、四つの島が全部見える……あそこにある小さい島は、行かなかったけど)

レッド(アローラ……楽しかったな。でも、島巡りで結構忙しかった、かも)

レッド「……次、来た時は、いっぱい遊ぼう……」

ラティアス「……」チラ

レッド「もちろん、ラティアスも一緒に……みんなで、遊ぼうね……」

レッド(さようなら、南国……さようなら、アローラ!)


第十二章  多様性の南国! 個性豊かな仲間達! せーのでアローラ!     終わり
833 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/25(日) 23:49:59.42 ID:RZ5ywWN00
くぅ疲! アローラ編、無事剣盾発売前に終わりです。ありがとうございました。
ミヅキとヨウはなんか 濃かったので…今後も出番がありそうですね。

〜今後の予定〜
次章はレンジャー(バトナージ)編です。ポケダンドラクエと同じようにストーリーを追う形になります。
今後ナンバリング以外はこの形式でいこうかなと思いつつある
次回更新は明後日ですが、その日から数日間『納涼!ふんわりホラースペシャル』をする予定です。
アニポケで言う映画軸で 詳しい時間軸は定めない感じです。安価をそこそこ使う予定なのでガンガン取ってくれよな
最後に安価を置いて今日の更新終わりです

ホラー編の登場キャラ レギュラー三人+下1〜3
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 00:02:42.89 ID:Q8tJyXwO0
ジョウトリオってくくりはアリかな?
無理ならコトネ
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 00:13:04.91 ID:qbTTnZQdO
ハルカちゃん!
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 00:35:01.88 ID:K+zboVH20
アクロマ
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 16:49:58.76 ID:fZLZ5DdGO
遅乙です。もしかして1さんダンベルにはまってます?
838 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 22:14:35.41 ID:MAem3gol0
>>837 なんか筋トレ好きな素振り見せたっけ と思ったけどそんな名前のアニメ今やってましたね。未履修です。

はじめます。ホラー編!
839 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 22:18:31.89 ID:MAem3gol0
キョウヘイ「これまでのあらすじ!」

キョウヘイ「思い立ってジョウト旅行をすることになった俺たち三人。暇そうだったジョウトリオに案内をお願いしたっす!」

キョウヘイ「せっかくだからとジョウトの端っこを旅していたところ、なんと!」

ハルカ「あたしが合流したかもー。久しぶりかもかも」

キョウヘイ「ってことっすね!」

コトネ(え??? 今キョウヘイさん私のネタ使ってくれた???? 光栄の極み)

アクロマ「私も途中で合流していますけどね!?!? スルーされてしまいました!!!」

レッド「……ところで、ここ、どこ……?」

ヒビキ「えっとー……それが、タウンマップに表示されてないんですよね」

シルバー「道があるということは、どこかに続いていると思うんですが」

トウヤ「前の町からまだそこまで歩いてないしねぇ」
840 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 22:23:25.21 ID:MAem3gol0
レッド「……あ、何か聞こえる……」

キョウヘイ「マジっすか!? 俺らには……風邪の音しか聞こえないっすけども」

アクロマ「ふむ? ではこのサーモグラフィー付双眼鏡を使えば……おや、向こうに人がいますね」

トウヤ「そうなの? 街があるのかな」

アクロマ「規模的には街というより村ですね!」

ハルカ「へー、タウンマップに乗ってない村……色々旅してきたけど、初めて見たかも」

シルバー「そうですね、現代では滅多にないかと……それに、今歩いている道も整備されていません」

ヒビキ「あ、わかった! それくらい人が滅多に来ない場所ってことだね」

レッド(まあマサラタウン近くも全然整備されてないんだけどね)
841 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 22:27:01.74 ID:MAem3gol0


〜村〜

キョウヘイ「……や、やべえ……映画のセットか? みたいな村っすね!?」

シルバー「ジョウトの伝統的な建築ではありますが……実用されているとは」

コトネ「私もはじめて見ました! ……ここでキョウヘイさんの映画撮られたら、ちょーカッコいいんだろうな〜」

キョウヘイ「何言ってるんすかコトネ、俺はどこでだってカッコいいっすよ?」キラキラ

コトネ「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!! そうです〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」バッ

ヒビキ「わ!? コトネそのうちわ持ってきてたの!?」

トウヤ「あはは、賑やかだねぇ」

ハルカ「小っちゃい子はこれくらいがちょーどいいかも。ユウキもこんなんだったかも」

シルバー(ここまでうるさい子供がそうそういるのだろうか)

レッド「……」キョロ

シルバー「? ……レッドさん、どうしましたか?」

レッド「……ううん、なんでもない」
842 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 22:33:44.41 ID:MAem3gol0
トウヤ「それにしても……見たところ、村の人が住んでいるような家しかなさそうだね」

シルバー「畑などは見えますが……近くに森がありますし、主な産業は林業なのかもしれません」

キョウヘイ「流石シルバーっすね、よく見てるっす……商店もないとか、中々アナログタイプっすねぇ」

キョウヘイ(少し遠いとはいえ、道は整備すればいいし。こんな土地、どっかの企業が買ってショッピングモールとか建てそうっすけど)

キョウヘイ(……ま、ジョウトにも土地は沢山ありそーだし。ここに拘らなくてもいいのかもっすね)

アクロマ「しかし、せっかく来たのにこれですか。味気ないですね!」

コトネ「しーっ!! そういうこと大声で言ったら駄目ですって!!」

ハルカ「そうそう、前にあたしそれで村出禁にされたことあるかも」

シルバー(あるのか……)

レッド「んー……あ」

レッド「それじゃあ……この辺りについて、誰かに聞いてみるとか……」

トウヤ「それは良い考えだねぇ。誰か物知りそうな人は……」キョロ

1、駐在さんらしき人  2、木こりらしき人  3、おじいさん

下1
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 22:36:42.02 ID:524cw0CGO
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 22:38:46.71 ID:s+3gl0beO
3
845 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 22:41:53.77 ID:MAem3gol0
トウヤ「あ、あの人はお巡りさんかな? 話を聞いてみようか」

ヒビキ「はいはい! じゃあ僕行ってきまーす!」タッ

キョウヘイ「ゆけ! 今のパーティ内でそこそこのコミュ力を持っているヒビキ!」

レッド(多分僕の五倍くらいある……)


ヒビキ「こんにちは!」

駐在さん「こんにちは……おや、この村の子じゃないな? 旅のトレーナーかい?」

ヒビキ「はい! 迷子になったらここについたんです! ここって、何か面白い所ありますかー?」

駐在さん「ははは、そうでもしないとここには着かないだろうな……そうだなぁ、森、くらいかな」

ヒビキ「森ですか?」

駐在さん「ああ、樹齢何百年の木がたくさんあって、昔からこの村となじみが深い……らしい」

駐在さん「俺もこの村には三年前に来たばかりでね、そこまで知っている訳じゃないけど」

ヒビキ「へ〜〜……おっきい木があるんですね! なんだか面白そう! 珍しいポケモンもいるかなぁ」

駐在さん「……そういえば。ポケモンといえば、昔から森には子供を攫うポケモンがいると言われているらしいんだ」

駐在さん「夜遅くにしか出ないというから、ただの言い伝えかもしれないけど。暗くなる前に出るんだぞ」

ヒビキ「はーい! でもだいじょーぶ、僕すっごい強いですから!」
846 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 22:45:28.57 ID:MAem3gol0
駐在さん「ははは、それは頼もしいな。だけど、何かあったら俺に言うようにな」

ヒビキ「はーい! ありがとうございました!」


キョウヘイ「コミュ力〜〜〜……」

コトネ「ヒビキから出てるマイナスイオンにあてられて……相手も柔らかくなるってコトネ!!」

シルバー「……まぁ、あいつは力が抜けるような顔してるからな」

アクロマ「駐在さんも全く警戒していませんでしたね!」

ヒビキ「戻りましたー! かくかくしかじからしいです!!」

レッド「……森……」

トウヤ「へぇ、楽しそうだねぇ。森林浴、ってやつかな」

ハルカ「見どころを聞かれて森って答えるのは中々ヤバい村かも。そのうち少子高齢化で滅びるかも」

キョウヘイ「リアルな意見出さないで欲しいんすけど!?」
847 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 22:48:29.51 ID:MAem3gol0
アクロマ「暗くなる前には戻りたいところですが、一応大人がついていますから安心してくださいね」

キョウヘイ「そうっすね、頼りにしてるっすよトウヤさん」

トウヤ「あはは、ありがとね」

アクロマ「おや? ここに頼れる成人男性がいますよ? ほら見てくださいキョウヘイくん! このライトとか変形するんです!!」

キョウヘイ「頼れる成人男性は十四歳の事を追っかけ回したりしないっすからね!?」

シルバー「あまりにも正論ですね」

レッド「……何かあったら、僕がなんとかする」

ハルカ「まだまだ小っちゃい子が何言って……と思いきや、これが一番説得力あったりするかも」

レッド(今はヒビキとコトネがいるから そこまで小さくは見えていないはずなのだ)
848 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 22:52:58.72 ID:MAem3gol0


〜森〜

レッド「……で でかい……」

キョウヘイ「これは予想以上のスケールっすね!? 木の一本一本が でかい!!!」

コトネ「見て見てヒビキー! サイズがトトロだよ!」バッ

ヒビキ「ほんとだー! しがみつける!」バッ

トウヤ「凄いね……驚いたな。確かに、これなら観光名所にできそうだね」

ハルカ「確かにすごいかもー。でも、観光名所にはできないかも」

シルバー「そうなんですか?」

ハルカ「道が無いかも。獣道はあるけど、ほんとに獣と地元の木こりしか使ってない感じかも」

ハルカ「みんなも、迷子にならないよう気を付けるかも。目印もないから、戻れないかも」

レッド「……」スッ

シルバー(一歩だけ近付いてくるレッドさん可愛い……)

アクロマ「大丈夫です、いざという時は科学力でなんとかしましょう!」

ハルカ「あたしが旅知識披露したところだからちょっと静かにしてほしいかも」
849 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 22:56:59.17 ID:MAem3gol0
レッド「……」キョロ

キョウヘイ「……レッドさん? その何もない所を見てるのめっちゃ怖いんすけど??」

レッド「……大丈夫、何もいない……」

キョウヘイ「そうっすか? それならいいっすけど……森だから薄暗いし、ちょっと怖いんすよね〜」

アクロマ「大丈夫ですキョウヘイくん!!!!!!!! 私がいますよ!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「うるせえ!!!!!」

レッド(……本当に、何もいない。小さいのも。なにも……)

レッド(おかしいな、森なら小さいのがうろうろしてるのに……)

シルバー「……レッドさん、どうしましたか?」

レッド「何でもない……あ、見て、大きいヨルノズクがいる」

シルバー「え……あ、本当ですね。あそこが巣なんでしょうか」

ヒビキ(シルバー、よかったね……嬉しそうで僕も嬉しい!!)

コトネ(レッドさん達が来るって聞いたとき、ガイドを申し出た甲斐があったってコトネ)ウンウン
850 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 23:01:51.90 ID:MAem3gol0
ハルカ「それにしても……飽きてきたかも」

シルバー「……早いですね」

ハルカ「最初に見た時は圧倒されるけど、代わり映えがしなさすぎるかも」

キョウヘイ「まあ、歩けど歩けど木っすからね〜。川とかあればいいんすけど」

アクロマ「植物の様子や近くの地形からして、川はこの近辺には無さそうですねぇ」

レッド「……」キョロキョロ

ヒビキ「……あれ、なんだか暗くなってきました?」

コトネ「え? ……あれ、ほんとだ、今何時だっけ?」

シルバー「まだ午後三時のはずだが……」

アクロマ「ここは日光があまり入りませんし、少しの陰りでも暗く見えるのかもしれませんね」

ハルカ「それじゃ、そろそろ戻るかも。ヤバいポケモンとか来たらちょっとめんどくさいかも」

レッド「……」キョロ…

シルバー「……レッドさん? どうしたんですか?」

レッド「……トウヤは、どこ?」
851 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 23:07:15.37 ID:MAem3gol0


トウヤ(おかしいな、確かこの辺りから聞こえてきたはずなんだけど……)

トウヤ「……あ、」

女の子「ぐすっ……うわぁぁぁぁん!!」

トウヤ「やっぱり。お嬢さん、どうしたの? 何かあった?」

女の子「……あのね、死んじゃったの」ジッ

トウヤ(この子の視線の先は……小さな崖にあるほら穴。仲良しのポケモンでもいたのかな)

トウヤ「それは悲しいね……お墓でも作ってあげる? 僕も手伝うよ」

女の子「……いいの?」

トウヤ「うん。一人じゃ大変だろうからね……ああ、そうだ。僕はトウヤって言うんだ。お嬢さんは?」

女の子「……わたしは」

女の子「わたしは、ららって言うの……」

トウヤ「そっか、よろしくね、ららちゃん」
852 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 23:11:28.85 ID:MAem3gol0
トウヤ「ふぅ……こんなものかな」

らら「うん……ありがとう、おにいちゃん」

トウヤ「どういたしまして。 ……ああ、なんだか暗くなってきたね」

トウヤ「もう夕方になっちゃったかな……お家まで送っていくよ」

らら「……おうち」

トウヤ「ん? どうしたの?」

らら「おうち、わからない……」

トウヤ「えっ……それは、困ったねぇ。ここまでどうやって来たかもわからない?」

らら「……うん。 あ でも……行かなきゃいけない場所は、わかる」

らら「多分、お母さんも、そこにいる……」

トウヤ(家族旅行でもしていてはぐれちゃった、ってところかな……次の目的地はわかるとか?)

トウヤ「そっか、それじゃあ、それがどこかはわかる?」

らら「わかる……あっち」

トウヤ「それじゃあ、そこまで一緒に行こうかな。一人だと危ないからね」
853 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 23:14:15.09 ID:MAem3gol0
らら「……一緒に、いってくれるの?」

トウヤ「うん、暗くなってきたし……大きなポケモンが出たりしたら危ないからね」

らら「……うれしい、ありがとう」

トウヤ「どういたしまして。それじゃあ、行こっか」

らら「うん……」スッ

トウヤ「……そうだね、僕ともはぐれちゃったら大変だ」ギュッ

らら「……いっしょ」

トウヤ「そうだね……ん、ちょっと待って、電話みたいだ」

トウヤ「キョウヘイから……そういえば、何も説明しないで来ちゃったな。心配させてるかも」ピッ
854 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 23:18:59.59 ID:MAem3gol0
『あ!!! トウヤさ…………繋がっ……何して……』

トウヤ「もしもし? 電波が悪いみたいだね……ごめんね、ちょっと用事が出来ちゃって」

『え、……いって、き…………用事って…………』

トウヤ「用事っていうか、迷子の子を届けなくちゃいけないって言うか……」

らら「……ね、だれ?」

トウヤ「えっとね、僕のお友達だよ。一緒にここに来たんだ」

『…………』

トウヤ「……キョウヘイ、どうしたの? 切れちゃったかな」

らら「おともだち、いるの? どこ?」

トウヤ「今電話で……ああ、ええとね、少し遠くにいるんだよ。声だけ聞こえるんだ」

らら「?」

トウヤ(電話がわからないって、中々珍しい子だな……だけど、あの村の様子ならあり得るかも)
855 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 23:23:27.68 ID:MAem3gol0


キョウヘイ「ま〜〜〜〜ったく!!!!!! 何が頼れる大人っすか!!!! 迷子になってんじゃないっすか!!!!!!」

アクロマ「彼、自称はしていませんでしたけどね!」

ハルカ「まぁ、トウヤなら大丈夫そうかもだけど。ヤバい時以外はしっかりしてそーかも」

レッド「……ポケモンも、あんまり強くないし……変なのも、いないし」

ヒビキ「たのしー森でしたね!」

コトネ「ねー! さっき綺麗な花咲いてたんだよ!」

シルバー「よかったな」

キョウヘイ「この森って電波届くんすかね。電話したろ」ピッ

キョウヘイ「……あ!!! トウヤさんに繋がったっす。ちょっと、何してたんすか」

キョウヘイ「え、電波悪いって、普通に聞こえるっすよ。用事ってなんすか?」

キョウヘイ「ちょっ……、……」

アクロマ「キョウヘイくん、どうしました? 顔色が悪いですよ」
856 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 23:28:17.93 ID:MAem3gol0
キョウヘイ「……電話の向こうで、何か……」

レッド「……貸して」パッ

レッド「もしもし、トウヤ? 今どこにいるの」

『レッド? さっきいたところから少し離れたあたりにいるよ。そこまで離れていないから大丈夫』

『迷子の子がいたから、お母さんのところまで届けてくるね。大丈夫、すぐ戻るから……わ、ららちゃんちょっと待って』

『……  、      』

レッド「……!」

レッド「トウヤ、その子に優しくしちゃ駄目っ!! 、……」

ヒビキ「……ど、どうでした?」

レッド「切れた……ううん、切られた……」

レッド「……やられた」パタン
857 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 23:31:10.52 ID:MAem3gol0


『トウヤ、その子に』ブツンッ

トウヤ「わっ!? ……切れちゃった」

トウヤ「電波も圏外になっちゃった……後で怒られちゃうなぁ」

らら「……」ジッ

トウヤ「ああ……ごめんね、何でもないよ。今はお母さんのところに行くのが先だね」

らら「……ねぇ、おにいちゃん」

トウヤ「どうしたの?」

らら「なんで、わたしに優しくしてくれるの……?」

トウヤ「なんで、って……」

1、寂しそうだったから  2、知り合いに似てたから  3、小さい子には優しくするのが当然

下1 +隠しコンマ判定
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 23:36:41.85 ID:524cw0CGO
859 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 23:41:02.80 ID:MAem3gol0
トウヤ「うーん……知り合いに似てたからかなぁ」

らら「……知り合い……?」

トウヤ「うん。さっき電話でも少し話した子なんだけどね」

トウヤ「僕の友達にも、少し無口な子がいるんだ。ららちゃんよりは大きい子なんだけど……髪の色とか、そっくりなんだ」

トウヤ「だから放っておけなかった、っていうのは少しあるかもね」

らら「そうなんだ……どんな感じなの?」

トウヤ「ええとね。無口で、その分色々考えてるのかと思えばそうでもない子で……でも、案外しっかりしてるんだ」

トウヤ「それでね、ポケモンがとても好きな子だよ。強いトレーナーなんだ」

らら「……トレーナー?」

トウヤ「トレーナーも知らない? ポケモンを戦わせて、一緒に強くなるのがトレーナーなんだ」

らら「へー……」
860 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 23:47:46.87 ID:MAem3gol0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


キョウヘイ「き、切られたって……どういうことっすか!?」

キョウヘイ「それに、あの声! あれなんなんすか! トウヤさんは何と一緒にいるんすか!?」

アクロマ「少し落ち着きましょう、キョウヘイくん。慌てても良い事はありませんよ」

キョウヘイ「……そう、っすけど」

コトネ「キョウヘイさん……」

キョウヘイ「……ん、そうっすね、もう大丈夫っす! 俺が慌ててちゃ駄目っすね」

ヒビキ「レッドさん、大丈夫ですか……?」

レッド「……ごめん、違和感には気付いてたのに……」

シルバー「い、一体……何が起こっているんですか?」

ハルカ「ただ事じゃないってのは理解できたかも。でも、詳しい情報が必要かも」

ハルカ「レッド、あたしも協力するから、まずはわかってることを教えてほしいかも」

レッド「……うん。でも、分かってたことも、一つだけ……ここには、小さい……いわゆる幽霊、がいなかった……」

レッド「普通、こういった森には……ゴーストタイプのポケモンくらい、いるはずなのに」

レッド「でも、いなかった……つまり、大きいのが一匹いるってことだったんだ……」
861 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/27(火) 23:54:59.01 ID:MAem3gol0
キョウヘイ「……や、やっぱりホラー案件っすかぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」

アクロマ「非科学的ではありますが……続けてください」

レッド「……うん。何でトウヤがって思ったけど……トウヤ、言ってた」

レッド「迷子になった子を、送り届けてくるって……」

シルバー「つまり、その迷子というのが……」

レッド「……」コク

コトネ「ま、迷子……でも、なんで子供だと、トウヤさんを選ぶ理由になるんですか?」

ハルカ「確かにそうかも。逆にロリコンだし、近寄らないかも」

レッド「……トウヤは、優しいから。優しくされたら、嬉しいでしょ……」

レッド「それで、気に入られたら……連れていかれる、かもしれない……」

コトネ「っ……」

キョウヘイ「ど、どこに、っすか」

レッド「……ここじゃない、ところ。向こう側。裏側。やぶれた世界……」

レッド「言い方は、色々あるけど……どれだとしても、良くないところだよ……」
862 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 00:02:25.73 ID:48ITHJD10
ヒビキ「……そんな」

シルバー「何か、俺たちに出来ることは無いんでしょうか」

レッド「え、えっと……ちょっとまって……」

キョウヘイ「あ〜〜〜レッドさんがキャパオーバーした……いっぱい喋ったっすもんね」

ハルカ「……そういえば、ここで子供が連れ去られたって言ってたかも?」

ヒビキ「は、はい! えっと、子供を連れ去るポケモンがいた、って言ってました」

ハルカ「相手が子供なら、同じ子供を連れ去ることもあったのかもしれないかも。それが村に伝わっているなら」

アクロマ「なるほど。村にはこの現象について知っている人がいるかもしれないと?」

ハルカ「……そういうことかも。全部言わせろかも」

シルバー「……では、二手に分かれた方がいいでしょうか。こちらで捜索する班と、村で調べる班に」

コトネ「私も賛成! 人数もそこそこいるし、その方がいい気がする!」

レッド「……あ、それなら……ヒビキは、探す方にいてほしい……僕も、探す方に入る」

ヒビキ「ほえっ 大丈夫です! 僕がんばりまーーす!」

ハルカ「わかったかも。それじゃあ、残りの班分けをどうするか、かも」

シルバー「残り人数的に……捜索班に二人、村調査班に三人を割り振ればいいですかね」

残りメンバーの班分け  下1
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 00:14:12.05 ID:DJBywLHtO
ハルカアクロマキョウヘイ
シルバーコトネ
864 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 00:19:45.57 ID:48ITHJD10
コトネ「捜索班ですね! はいっ、頑張ります!! ねっマリルリ!」

マリルリ「りる〜!」

コトネ(まだくさい!!)

シルバー「捜索班、ですか。わかりました、任せてください」

シルバー(よかった、レッドさんと同じ班だ……何かあった時に、サポート出来る)

ハルカ「調査班、了解かも。余所の人と話すのはまあ慣れてるし、お任せかも」

ハルカ「……流石に、今の状況ではフラフラしないから安心してほしいかも」

アクロマ「村の調査、ですか! 民俗学や考古学は専門外ですが、調べるという事自体には慣れていますよ!」

キョウヘイ「聞き込み班イェーーーーイ!!! ま、お任せあれっすよ! 俺に質問されて答えない奴はいないっす」

レッド「……いい感じの班分け」

ヒビキ「あ、捜索班の方、僕とコトネとシルバーとレッドさんだー! なんか嬉しいです!」
865 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 00:24:56.76 ID:48ITHJD10
キョウヘイ「今確認したら電波はバリ3だったんで、何かわかったら電話するっすよ」

レッド「わかった……」

ハルカ「探すのはいいけど、自分たちが迷子にならないように気を付けるかも」

ヒビキ「はい! 慎重に行かないとですね!」

アクロマ「ところで、霊現象が原因だそうですが。そちらが巻き込まれる心配は無いのですか?」

レッド「大丈夫……そのために、ヒビキにいてもらってるから」

ヒビキ「よくわかりませんけど、多分大丈夫です!」

シルバー(そういえば、以前宇宙でレッドさんが言っていたな……ヒビキの周りは大丈夫だと)

アクロマ「わかりました、ではこちらの班はお任せください。そちらもお気をつけて」

レッド「……」コク

レッド(……そうだ、この四人だと、僕が一番年上なんだ)

レッド(頑張らねば……)
866 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 00:25:32.51 ID:48ITHJD10
今日はここまで。トウヤ視点と他視点を切り替えて進めていきます。
次の更新は明日です。
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 00:32:27.64 ID:l5P7MNYeO
おっつです!
868 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 22:01:42.32 ID:48ITHJD10
はじめます。
869 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 22:11:11.92 ID:48ITHJD10
トウヤ「……どんどん暗くなってきたねぇ」

らら「……森だから?」

トウヤ「そうかもしれないけど、それにしても……」

トウヤ(……少し、おかしいなぁ……こんな景色だったかな)

らら「大丈夫……向こうにいけば、すぐだよ……」

トウヤ「う、うん……」

らら「……ねぇ、おにいちゃん」

トウヤ「どうしたの?」

らら「……何か、お話が聞きたいな……」

トウヤ「お話かぁ……」

1、一人で旅をしていた時の話 2、今一緒に旅をしている仲間の話 3、好きなものの話

下1
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 22:14:56.68 ID:vKpkI0zBO
1
871 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 22:20:13.88 ID:48ITHJD10
トウヤ「……そうだなぁ、これは僕が旅をしていたころの話なんだけど」

らら「旅……」

トウヤ「うん、もう二年も前の話だね。僕はあの時、ジャノビーと旅をしていて……」


らら「……へぇ、楽しそう……」

トウヤ「うん、すごく楽しかったな……そうだ、せっかくだし、僕のポケモン見てみる?」

らら「それじゃあ……外にでたら……見せて?」

トウヤ「わかった。楽しみにしててね」

らら「…………うん」
872 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 22:23:22.24 ID:48ITHJD10
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜捜索班〜

レッド「……それじゃあ、捜索開始……」

シルバー「その前に一ついいでしょうか」

レッド「はい、なんでしょうシルバーくん……」

シルバー(シルバーくん…………)

ヒビキ「ときめいてる場合じゃないよシルバー!!」

シルバー「はっ すまない……ええと、俺は霊的現象についてあまり詳しくないので、説明をしていただきたいんですが」

レッド「……わかった。それhじゃあ……」スッ
873 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 22:33:27.73 ID:48ITHJD10
レッド「……これは、僕が感覚的にわかってる話で……今回は当てはまるけど、絶対こうって話じゃないってのは覚えてて……」

コトネ「はーい!」

レッド「いいお返事……それじゃ、この図を見てください……」カリカリ

レッド「……僕たちが普段、生きてるのが……ここ。トウヤが連れて行かれそうになってるのは……ここ」カリカリ

シルバー「なるほど、この二つは隣り合っているという訳ですか」

レッド「でも……すぐ行ける訳じゃない。どこかに、出入り口があるはず……」

ヒビキ「はいっ、質問です! それじゃあ、今から追いかければ間に合うんですか?」

レッド「それが……そこまで、簡単ではないのです……」

シルバー(敬語のレッドさん……)

ヒビキ「……そうなんですか?」

レッド「うん……今、トウヤは……ここにいるんだけど……僕達とは、少し違う位置にいる」

レッド「何て言えばいいかな……向こう側に、少しだけズレてるんだよ……」

シルバー「……座標がずれている、ということですか。姿すら見られないんですか?」

レッド「……うん。でも……痕跡とかは、見つかると思う……」
874 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 22:38:18.25 ID:48ITHJD10
コトネ「それじゃあ……ここがさっきの位置だとして、トウヤさんがどっちに行ったか探さないとですね!」

レッド「……」コク

シルバー(たくさん喋ったからか疲れていらっしゃる……俺たちが頑張らなければ)

ヒビキ「それじゃ、えっとえっと……僕たちはあっちがわに行ってたから、こっち側ですかね?」

コトネ「そのかのーせいは高いってコトネ!」

シルバー「そうだな。行きましょう、レッドさん」

レッド「……」コク

レッド「……少しの違和感でも、見逃さないようにしないと……」

下1 70以下で情報@ 50以下で情報A
875 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 22:38:44.39 ID:48ITHJD10
あっ コンマ判定です…コンマ下
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 22:40:48.16 ID:o5ogG0bJ0
877 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 22:50:19.33 ID:48ITHJD10
ヒビキ「……あ! 何か落ちてますよ!」

コトネ「ほんとだ! ……あれ、これ、リュックじゃないですか?」

ヒビキ「しかもこれ トウヤさんのやつ、ですよ……」

レッド「……これ、中に……」バッ

モンスターボール「」コロコロコロ

シルバー「モンスターボールまで……つまり、今トウヤさんは何も持たずにいるということですか」

レッド「……はじき飛ばしたんだ……邪魔なものを……」

ヒビキ「そ、そんな……わあ!?」グラッ

レッド「!」パシッ

ヒビキ「あ、ありがとうございます……ここ、小っちゃい崖になってたんですね!」

レッド「危なかった……」
878 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 22:58:51.56 ID:48ITHJD10
シルバー「大丈夫か……ん、ここに何かありますよ」

コトネ「ほんとだ! ……穴?」

レッド「……小さい穴、だね」

シルバー「俺やレッドさんが屈んで、辛うじて入れるくらいですね……」

レッド(……トウヤは、入れなさそう。っていうか、入ろうともしないかな)

コトネ「……私たちなら、頑張れば入れそうですよ!」

シルバー「……どうしますか、レッドさん」

レッド(誰かが中に入って調べてみるかな……)

下1 誰が入ってみるか+シークレットコンマ判定 
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 23:04:11.26 ID:vKpkI0zBO
ヒビキ
880 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 23:10:44.48 ID:48ITHJD10
ヒビキ「……はい! 僕、行きます!」

レッド「……大丈夫?」

コトネ「そ、そーだよ、何がいるかわからないのに……」

ヒビキ「大丈夫! ほら、なんか守られてるって言ってたし……大丈夫だと思います!」

シルバー「……まあ、お前くらい能天気なほうがいいのかもな」

ヒビキ「なんだとー!? シルバーはすーぐそういう事言うんだから! 素直に任せたって言えばいいのに!」

シルバー「なっ お 俺はそこまで言ってないだろう!」

レッド「……それじゃあ、ヒビキ。何かあったら、すぐ出てきてね」

ヒビキ「はーいっ! 任せてくださーい!」

881 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 23:17:47.77 ID:48ITHJD10


ヒビキ「むむむ、結構きついなあ」

ヒビキ「……っと……あれ、なんだか広いところに出た!」

ヒビキ「ここは……っと、何かいる! ポケモンだ!」タタッ

ヒビキ「あれ、このポケモンは、何だろう……? は、はじめて見た……」

ヒビキ「すごい弱ってる……もしかして、もう……う、ううん、まだわかんないよね!」

ヒビキ「……あれ、こっちからは変なにおいがするなぁ」ゴソゴソ

ヒビキ「えっと……うっ、これ、まさか……」
882 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 23:25:55.29 ID:48ITHJD10
ヒビキ「……」ゴソゴソ

レッド「! どう、だった……?」

ヒビキ「えっと……まず、このポケモンがいました」ソッ

レッド「……この子、すごい、弱って……」

コトネ「ちょ、ちょっと待ってください! えっと、傷薬傷薬元気の欠片−っ!!」ゴソゴソ

シルバー「このポケモンの回復は俺たちに任せてください!」

レッド「……う、うん……でも、このポケモンは見たことない……」

シルバー「しかし、体のつくりはカントーにいる一般的なポケモンと同じようです」

レッド「……カントー、そうだ、カントーで見た事ある……」

ヒビキ「あの、レッドさん……」

レッド「……?」 
883 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 23:31:10.91 ID:48ITHJD10
レッド「……ついてきて、って……やっぱり、なにかあったの……?」

ヒビキ「はい……ちょっと、僕には難しいものが……これです」

レッド「……? これは……」

レッド(人……じゃない、この異臭は、死体……)

レッド(しかも、一人じゃない……何人も……それも、新しい死体から、ずっと古い白骨死体まで)

レッド「こんなものが……残っていたなんて」

ヒビキ「……レッドさん……」

レッド「……ありがとう、ヒビキ、教えてくれて……それに、取り乱さなくて、すごいね」ナデ

ヒビキ「えへへ……コトネは女の子だし、シルバーはちょっとアレだし……僕がしっかりしないとですからね!」

レッド(ちょっとアレ)
884 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 23:37:14.36 ID:48ITHJD10
ヒビキ「それにしても、レッドさん……この人達、関係あるんでしょうか」

レッド「……関係ない、ってことはないと思う……」

レッド「トウヤが、いなくなった場所に……いた、わけだから……」

ヒビキ「あの、ポケモンいましたよね! もしかして、あのポケモンが……」

レッド「……どうだろう、それにしては……小さいような……ん?」

レッド「この骨、だけ……形が違う」ヒョイ

ヒビキ(持ち上げた!? すごいなー)

レッド「……人の、骨じゃない。ポケモンの骨だ……」

ヒビキ「ポケモンまで攫ってたってことですかね!?」

レッド「……どうだろう……ん、シルバーが呼んでる……一回、戻ろう」

ヒビキ「はい!」
885 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 23:38:48.46 ID:48ITHJD10



レッド「……シルバー、ポケモンはどう……?」

シルバー「その事なんですが……」

下1コンマ 60以下で手当て成功
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 23:42:39.20 ID:5+5d594I0
どう
887 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 23:49:10.90 ID:48ITHJD10
シルバー「衰弱が激しいですが、なんとか一命はとりとめたようです」

レッド「……よかった……少し、見せて」

シルバー「はい。わかった事と言えば、このポケモンが雑食であり、死因は飢えと老衰だということです」

レッド「……飢え……?」

シルバー「はい。しばらく何も食べていなかったようです」

レッド(……おかしい、つい最近の遺体も残っていたのに……)

ポケモン「……が……」

レッド「!」

ポケモン「……が、らら……」スン

レッド(この骨に反応してる……あれ、この骨の形、小さいけど、まさか)

レッド「……ガラガラだ」

コトネ「え、ガラガラなんですか!? でも、骨を被ってないような……」

レッド「うん……この子は、きっと……親を亡くしたんじゃなくて……子を、亡くしたガラガラなんだ」スッ

ポケモン「がら……」ギュッ

ヒビキ「この骨……小さいカラカラの骨だったんですね!」

シルバー「そ、そんな事が……」
888 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/28(水) 23:56:06.69 ID:48ITHJD10



〜村〜

ハルカ「やっぱり、森から出たら少し明るくなったかも」

アクロマ「単に日を遮るものがあるかどうか……という話ではなさそうですね!」

キョウヘイ「はぁ〜〜、なんだか肩が軽くなったような気すらするっすよ」

ハルカ「それじゃあ、あたし達はここで情報収集かも」

アクロマ「念のため、これ以上バラバラになることはやめておきますか」

キョウヘイ「賛成っす〜〜〜……流石にここで一人にはなりたくないっすからね」

アクロマ「キョウヘイくんのことは私が守りますよ!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「さて、どこを調べに行くっすかね」

ハルカ「聞き出し方も重要かも」

アクロマ「スルーされてしまったのでとりあえずウインクでもしておきますか!」パチッ

キョウヘイ(無駄に上手いの腹立つっすね)

1、駐在さん 2、おじいさん 3、村で一番偉い感じの人 
下1 誰が聞くかも書く
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/28(水) 23:59:25.50 ID:d3c6+/ST0
2でレッド
890 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 00:00:26.38 ID:urYleF3m0
村調査班の中で  再安価下1
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/29(木) 00:01:46.45 ID:gIFo2Cma0
連続いいなら3でキョウヘイ
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 00:01:51.09 ID:gKJ1018EO
3でアクロマ
893 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 00:10:00.71 ID:urYleF3m0
アクロマ「間を取って一緒に行きましょうか!!!!!」

キョウヘイ「俺一人で十分っすよ、相手はお偉いさんっすからね〜」

ハルカ「ま、別に行かせてもいいと思うかも」

アクロマ「……私はここで待っていますね……」

キョウヘイ「はいはい」


キョウヘイ「こんにちは! 初めまして。俺はキョウヘイと言います」

村長「おお、よくいらっしゃいました……して、旅人さんが何用ですかな?」

キョウヘイ「それがですね、この森で起こっていることを知りたいんですよ」

村長「……森、ですか」

キョウヘイ「ええ、何も好奇心のみで聞いているわけじゃありません。こちらにも深い訳が……」

下1コンマ80以下で成功
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/29(木) 00:12:11.19 ID:gIFo2Cma0
パウッ
895 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 00:22:59.17 ID:urYleF3m0
村長「そんなことが……わかりました、お話します」

キョウヘイ(よしよし……話がわかる人で良かったっす。強硬手段を使わなくて済んだっすね)

村長「以前から、この村では子供が行方不明になる事件が多々起きていました」

村長「村人は、それがポケモンによるものだと考え、そう言い伝えられてきたのですが……」

キョウヘイ「……違うんですか?」

村長「……ええ、貴方なら見てわかるでしょうが……この村は貧しい」

キョウヘイ(そりゃそうっすよね、経済が回っている様子も交易をしている様子もない……)

村長「だから、時代遅れではありますが……時々起こるのですよ、その……」

村長「……子捨てが……」
896 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 00:30:51.60 ID:urYleF3m0
キョウヘイ「……ま、まj 本当ですか」

村長「私もこの村の村長として認めたくはありません! しかし、事実なのです」

村長「跡継ぎである子供を残し、次男坊を捨ててしまうような家が、時折出てしまうのです」

キョウヘイ「……捨てる、って……森に、ですよね」

村長「ええ……こちらとしても、出来ることはないかと考えたのですが」

村長「昔から森に残っていた古びた社を建て直し、森で死んだ子供の為に建てたのです」

キョウヘイ「……社、ですか」

村長「はい……これが、地図です」

キョウヘイ(おお、森の地図……大分奥にあるんすね、その社って)
897 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 00:35:47.33 ID:urYleF3m0


キョウヘイ「……っつーことらしいっすよ」

ハルカ「……思ったよりハードかも」

アクロマ「なるほど、アナログな村だとは思っていましたが……まだそんな事が行われていたとは」

キョウヘイ「外との交流が無いって怖いっすねぇ……とりあえず、この地図のデータをレッドさんたちに送るっすよ」

ハルカ「あたしたちも、もう少し調べものをしたら向かったほうがいいかも」

キョウヘイ「これ以上、なんか気になる事あったっすか?」

ハルカ「新たな情報が出てきたから、それを詰めることは大事かも。社について、知ってる人がいるかも」

アクロマ「それはあり得る話ですね……もう少し聞き込みをしてみますか」
898 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 00:44:24.74 ID:urYleF3m0


レッド「……ん、何か届いた……地図?」

シルバー「見せてください……なるほど、この森の地図のようですね」

ヒビキ「……これ、どうやって見るの?」

コトネ「私もわかんない!」

シルバー「……道案内は任せてください。しかし、この奥にある印はなんでしょう?」

レッド「えっと……メールによると、古びた社がある、らしい……」

シルバー「……社、ですか。ええと、現在時点がここなので……」

シルバー「どうやら、入り口と社の中間地点がちょうど現在地のようですよ」

レッド「……」
899 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 00:52:20.49 ID:urYleF3m0
レッド「……急がないと」

シルバー「レッドさん?」

レッド「社がある、ってことは……何かがあるか、何かが起きた、ってことだから……」

シルバー「……お詳しいんですね」

ヒビキ「確かに、なんかレッドさんがすっごい物知りです!」

コトネ(ポケモン以外の事でこんなに喋るのは珍しいってコトネ!!)

レッド「そう……? あ、前、家にあった……お祖父ちゃんの資料とか、少し見てたから、かな……」

レッド(大半は理解できなかったから、今の知識もギラティナとかセレビィから教えてもらったんだけど……)

レッド「……それに、時間も……ほら、もう、夕方……」

ヒビキ「ほんとだ! さっきまで明るかったのに……」

レッド「……この時間は、色々と、曖昧になるから……」

レッド「向こう側とこちら側……ポケモンと人……自分と、それ以外」

レッド「……大丈夫かな」
900 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 00:56:42.21 ID:urYleF3m0


トウヤ「そういえば、ららちゃんって名前は可愛いね。お母さんがつけてくれたの?」

らら「……うん、多分……」

トウヤ「……多分?」

らら「お母さん、わたしたちのこと、みんな、ららって呼んでたから」

らら「らら、らら……って……だから、ららだよ」

トウヤ「たち、って……姉妹がいたの?」

らら「わかんない……、…」

トウヤ「? どうした、の……」

「あはは、何してるの? まさか誘拐? なんてね、こんな薄暗い森でそんな事してたら洒落にならないし」

「……二人とも、面白い顔してるね。驚いた? ま、驚くよね……初めまして、かな?」

トウヤ「……な、なんで……」

らら「……」サッ

「やだな、隠れないでよ。そんなに警戒しなくても、君は僕のタイプからはほど遠いからね。むしろ、そっちのお兄さんのが危険かもよ」

目覚めトウヤ「……ね、そうでしょ?」ニコ
901 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 00:57:13.57 ID:urYleF3m0
今日はここまで。明日も22時更新です。トウヤ視点から開始。
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 01:01:47.51 ID:MpoaCp35O
乙です。なんてこった、トウヤさんが2人(?)だと
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 01:03:07.61 ID:2x5q3NXu0
えっっっ好きです乙です
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 01:03:29.56 ID:njQKTC5H0
乙です!!!!!!!!!!テンション爆上がりの助です
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/29(木) 01:09:57.65 ID:gIFo2Cma0
乙です!!!
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 13:53:43.23 ID:1CVhpKYSO
なおレッドはロリでもありショタでもあるため両方のストライクゾーンだったりする
907 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 22:01:55.87 ID:urYleF3m0
はじめます。
908 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 22:07:29.38 ID:urYleF3m0
目覚めトウヤ「それより、いつまでこんな場所をうろうろしているのかな? もう夕暮だよ」

目覚めトウヤ「もう少し早く戻っていれば、僕なんかと会わずに済んだのかもしれないのにね」

トウヤ「君には関係ないだろ。っていうか……なんで、僕の前に現れたんだ」

らら「……」

目覚めトウヤ「あはは、なんでだろうね? 詳しい原理は僕にもわからないけど。出ようと思ったら出られたって感じかな」

目覚めトウヤ「きっと、この場所でしか出来ないことだろうしね……出来ることはやっておいたほうがいいでしょ?」

トウヤ「何だそれ……ららちゃん、行こう。こんな奴に構っている暇はないからね」

らら「え、う、うん……」

目覚めトウヤ「待ってよ、行くって言ってもどこに? 自分じゃわかってないくせによく言うよ」

トウヤ「この子の母親のところに、だよ。この子が場所を知っているっていうなら、送り届けてあげないと」

らら「……」ギュッ

トウヤ「……大丈夫だよ」ニコ
909 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 22:15:59.26 ID:urYleF3m0


目覚めトウヤ「……へぇ、森の中で迷子に、ね。大変だったね」

らら「う、うん……」

目覚めトウヤ「だからといって、僕を……元の僕を巻き込まないでほしかったけど」

トウヤ「酷いことを言わないでもらえるかな。こんな小さい子を一人に出来る訳ないだろ……それに、なんでついてきてるんだ」

目覚めトウヤ「あはは、酷いのは君じゃないかな? 僕は君なんだから、同じ道を歩いたって何もおかしいことはないでしょ」

トウヤ「はぁ……」

らら「……おにいちゃんが、二人……」

トウヤ「まぁ、こっちも僕ではあるんだけど……別人みたいなものだから、あんまり気にしなくていいよ」

らら「……わたし、お母さんがいなくなってから、ずっと一人だったから……嬉しいよ」

トウヤ「ら、ららちゃん……大丈夫、もう一人じゃないからね」

目覚めトウヤ「……」

らら「……ねぇ、おにいちゃん……何か、お話して……」

トウヤ「そうだなぁ……」

1、森に生えてる植物の話 2、ポケモンの話 3、楽しかった町の話

下1+シークレットコンマ判定
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 22:19:10.96 ID:kmaiCwmXO
1
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 22:19:42.59 ID:km7jWLdZ0
3
912 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 22:26:17.18 ID:urYleF3m0
トウヤ「ららちゃん、あそこに生えている植物は知ってる?」

らら「ん、よく見るけど……あんまり知らない……」

トウヤ「あれはね、今はまだ小さいけど、秋になったら綺麗な花を咲かせるんだ」

らら「へー……見てみたかったな……」

トウヤ「秋に、またここに来たら見られるよ。その時は迷子にならないようにね」

らら「……うん……」

目覚めトウヤ「……君、そんな事言ったって、その子は……」

らら「……」ジッ

目覚めトウヤ「! 何かな、言いたい事があるなら……ッ!?」ズサーッ

トウヤ「わぁ!? ……何してるのかな」

目覚めトウヤ「はは、ちょっと転んじゃったみたいだね……足元が悪いなここは……」キッ

らら「……」ツーン
913 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 22:33:04.97 ID:urYleF3m0
トウヤ「ららちゃんが怖がるから、あんまり僕の姿で怖い顔しないでもらえるかな」

目覚めトウヤ「そんなに怖い顔をしていたつもりはないんだけどね」

トウヤ「自覚が無いなら尚更質が悪いよ」

らら「……わたし、こっちのおにいちゃんのほうが優しいから、すき」ギュ

トウヤ「本当? 嬉しいな」ニコニコ

目覚めトウヤ「あはは、そうやって良い恰好しては好みの子に近付くんだから。僕よりよっぽど卑怯じゃないかな?」

トウヤ「うるさいな、僕は君と違って変な事を考えているわけじゃないんだよ」

目覚めトウヤ「どうだかね」

らら「……?」

トウヤ「あぁ……ごめんね、何でもないよ。それじゃあ、行こうか。あの花はね……」

らら「うん……」

目覚めトウヤ「……どうしたものかな」ボソッ
914 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 22:33:55.68 ID:urYleF3m0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


村と森 どちらに視点を移すか

下1
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/29(木) 22:34:39.24 ID:gIFo2Cma0
916 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 22:43:51.75 ID:urYleF3m0


〜森〜

レッド「……急いだほうがいいかも」

シルバー「そうですね、暗くなったら探索も困難になります」

コトネ「このポケモンは、とりあえず抱っこしていきましょーか……森のポケモンですしね!」

ヒビキ「でも、なんでガラガラの巣に、あんなものが……」

レッド(……最初は、ガラガラが人を襲ったのかと思ったけど。そうだったら、もっと遺体が荒れてるよね)

レッド(それに、子供を亡くしているポケモンなら……人間の子供を、襲ったりなんてしない……)

レッド「……ここから、移動したなら……形跡が残ってるはず」

レッド「追いかけよう……」

下1コンマ 70以下で足跡を見つける 4以下で???
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 22:47:23.12 ID:bGPWZMcg0
よっ
918 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 22:54:29.43 ID:urYleF3m0
レッド「……多分、この辺りに」

コトネ「あ、あったー! これじゃないですか!?」

レッド「! この足跡……トウヤのだ……よく見つけたね」

ヒビキ「うわー、ほんとだ! 僕、全然見つけられなかったよ!」

コトネ「えへへ、これも普段の追っかけの成果ですかね!」

シルバー(足跡から探して追跡しているのか……)

シルバー「……それは置いておいて。レッドさん、足跡が向かっている方向は、社の方角と間違いありません」

レッド「やっぱり……それなら、少し先回りしてみよう」

ヒビキ「はいっ!」

コトネ「わかりました!」
919 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 22:59:53.88 ID:urYleF3m0


らら「……ね、はやく行こう、おにいちゃん……」

トウヤ「あんまり急ぐと転んじゃうよ、さっきの誰かさんみたいに」

目覚めトウヤ「君ってそんなに嫌味なやつだったかな……ま、いいけど。お嬢さん」

らら「……なに」

目覚めトウヤ「そこの彼の言う通りだよ。転んだら大変だからって、優しさから言ってくれてるんだから」

目覚めトウヤ「ちゃんと言う事を聞いたほうがいいんじゃないかな?」ニコ

らら「……」トコトコ

目覚めトウヤ「……どうしたの?」

らら「……こっちのお兄ちゃん、嫌いっ!」ドンッ

目覚めトウヤ「わぁっ!?」ズサッ

トウヤ「! ら、ららちゃん、それは流石に……」

らら「お兄ちゃん、行こう……!」ギュッ ダッ

トウヤ「わ、待って待って!」

目覚めトウヤ「……」ムクッ

目覚めトウヤ「変なところで勘が良い。だから女児は嫌いなんだよね」
920 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 23:09:54.33 ID:urYleF3m0
目覚めトウヤ「参ったな……」ハァ

コトネ「あ、いました! ……って、あれ?」

レッド「……と、トウヤ……?」

目覚めトウヤ「! こんにちは、レッド。久しぶりだね」ニコ

シルバー「……ま、まさか」

レッド「……目覚めてる方の、トウヤ……?」

目覚めトウヤ「嬉しいな、すぐに僕だってわかってくれるようになったんだ? そう、僕だよ」

目覚めトウヤ「君たちと会えたんだから、もうあんなロリコン置いといて……あれ」スカッ

レッド「……触れない……」

ヒビキ「え!! ……ま、まさか、ゆーれーですか!? 僕たちにも見えるのに!」

目覚めトウヤ「不吉だな、まだ僕は死んでないよ……まだ、ね」

レッド「……このトウヤは、思念体、なのかな……力が、強くない」ペタペタ

目覚めトウヤ「そりゃ、こんな事初めてだから……って、あれ、レッドからは触れるんだね?」

レッド「まぁ……慣れてるから……」

目覚めトウヤ「そっか」ニコ…

レッド「だから……変な事したら、こう……」バキッ

目覚めトウヤ「……そっか……」
921 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 23:19:10.29 ID:urYleF3m0
シルバー「……それにしても、どうして貴方がここに? トウヤさんはどこですか?」

目覚めトウヤ「ああ、それならタイミングが悪かったね。ちょうど行っちゃったよ」

レッド「行っちゃったって……どこに?」

目覚めトウヤ「あっち。何があるかまでは知らないけどね。ただ……あの子供が案内してたから、いい場所じゃないと思うけど」

ヒビキ「え、子供がいたんですね! どんな子でしたか!?」

目覚めトウヤ「聞きたい? いいよ、君は可愛くて綺麗な目をしているから教えてあg」

レッド「……」バキッ

目覚めトウヤ「トウヤが手を繋いでいた子供だね、確かほら穴の前で会ったみたいだよ。名前は……らら、とか言ったかな」

コトネ「へー……わ、ど、どうしたの!?」

レッド「、コトネ……?」

コトネ「今、突然ガラガラが動き出して……何かを探してるみたいに……」

ガラガラ「が、らら……がららぁ……」
922 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 23:24:56.90 ID:urYleF3m0
レッド「……このガラガラと、その子供を会わせたら……何か、わかるかな」

シルバー「そう、なんですか?」

ヒビキ(あ、そっか、シルバーはあの穴にあるものを知らないんだっけ)

ヒビキ(……レッドさんは、あそこにいた子供が、トウヤさんと一緒にいる子と同じだって考えてるのかな)

目覚めトウヤ「ただの迷子にはどうしても……僕には見えなかったんだけどね、あの子。なのに……」

目覚めトウヤ「それに気付いているんだかいないんだか。あのロリコンはすぐついていっちゃってね」

レッド「……や、優しい、から、だと……」

シルバー(フォローを入れている……しかしちょっと苦しいです、レッドさん!)

目覚めトウヤ「レッドは優しいね、彼のフォローをするなんて。僕にも優しく接してくれないかな?」

レッド「……」

目覚めトウヤ「あはは、つれないね。ま、今は僕から触れないからつまらないし……あの体を取り返したら、また遊ぼう」

目覚めトウヤ「それまでは、大人しく君たちに協力するとしようかな」

ヒビキ「め、目覚めトウヤさんが仲間になったー!」

コトネ「頼れる保護者、ってコト……なのかなぁ?」
923 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 23:34:01.75 ID:urYleF3m0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

らら「……おにいちゃん、らら、もしかしたら……悪い子、なのかもしれない」

らら「それでも、おにいちゃんは、一緒にいってくれる……?」

トウヤ「……悪い子でも、一人でいたら寂しいのは同じだよ」

トウヤ「だから、僕はららちゃんと一緒に行くよ……君が、一人じゃなくなる場所までね」

らら「約束だよ、おにいちゃん、約束……」グスッ

トウヤ「うん。わかった……だから、泣かないで、ね?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
924 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 23:39:16.93 ID:urYleF3m0


〜村〜

ハルカ「それじゃあ、あたしたちは社について調べるかも」

キョウヘイ「ういっす! 社か〜……どうやって調べたらいいっすかね?」

アクロマ「現地に赴き構造を調べる……というのとはまた別のアプローチですよね」

ハルカ「そうかも。村長の話によると、だいぶ昔のものらしいかも?」

キョウヘイ「たしか、そんな事を言ってた気がするっす」

ハルカ「それなら、昔のことを知っている人か、昔の文献が残っていそうな場所を調べればいいかも」

アクロマ「と言っても、ここに図書館なんてものはありそうにないですし……個人所有の記録を頼るしかないですかね」

キョウヘイ「一軒一軒当たるんすかぁ〜〜? めちゃめちゃ時間かかりそうっすけど……」

ハルカ「多分だけど、大きい蔵があるところに行けば記録くらいあるはずかも。まぁ……」

ハルカ「面倒ってなら、人に聞いた方が早いかも。ただ、正確じゃなくなるかもかも」

アクロマ「ふむ、どうしましょうか?」

キョウヘイ「んん、どっちにもメリットデメリットがあるんすねぇ……」

1、人に聞く(コンマ70以下で成功)  2、文献を探す(コンマ40以下で成功)

下1
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 23:41:14.63 ID:qK5s3AYt0
ぶんけんぶんけん
926 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/29(木) 23:51:43.13 ID:urYleF3m0
キョウヘイ「こんにちはー! 少し蔵の方を見せていただきたいんですが……」

村人「うちの蔵にあるのは斧くらいだよ」

キョウヘイ「……駄目っすね!! ノー・文献っす!!」

ハルカ「運が悪かったかも? これ以上はまた時間がかかるかも」

アクロマ「ここまで探して見つからないのですから、文献が残されていない可能性もありますね」

キョウヘイ「そんなことあるんすか?」

アクロマ「ええ、ありますとも。村が文化的でなければないほどに、記録というのは廃れていくものですからね!」

キョウヘイ「レッドさんから連絡はないっすし……他に気になる事がなければもう少し探してもいいかもっすけど」

ハルカ「そうかも。どうするかも? あたしは文献が気になるかも」

アクロマ「私はキョウヘイくんにどこまでもついていき、そしてアドバイスをするのみです!!!」

キョウヘイ「うーむ、とりあえずアクロマは声がうるせえっす」

アクロマ「ひどい!」

1、文献を探すリベンジ(コンマ40以下) 2、人に聞く(コンマ70以下) 3、他に気になる事。自由(判定はシークレット)

下1
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 23:56:46.48 ID:1CVhpKYSO
2でさっきの斧しか持ってない村人
928 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/30(金) 00:06:14.97 ID:CiAo69yj0
キョウヘイ「斧の人〜〜〜!!」

村人「失礼な。ま、わしは木こりだから間違ってはいないけどなぁ」

キョウヘイ「木こり、ってことはよく森に行くんすか?」

村人「そりゃあな、木こりだからな。森はわしの庭みたいなもんよ」

ハルカ「ふむふむ、それは凄いかも。それじゃあ、森の奥にある社っていうのも知ってるかも?」

村人「あんたたち、よく知ってるな。そういえばそんなものもあったよ、特に何があるってわけでもないけどな」

アクロマ「私たち、民俗学の研究でこちらに来ていまして。少しでもその社について情報を集めているのです」

村人「はー、確かにその恰好は研究者さんだわな。わかった、ちーと待てよ、今思い出すからな」

キョウヘイ(思いっきり理系みたいな恰好しているけどそれはいいんすね……)

村人「たしか、うちの爺さんが子供の頃はまだちゃんとした神社だったらしいんだがな」

村人「しばらくして、森の奥に近付く人もいなくなって……建物が残ってるだけだったんだけど、最近村長が立て直してたな」

村人「ったくよ、そんなことする金があるってんなら他にも出来ることがあんだろってのになあ……」

ハルカ「なるほど……ちなみに、そこは何を祀っている神社かも? 地方的に……ホウオウとかそこらへんかも?」

村人「いや、そういうのは聞いた事無いな……ああ、確か、大きな穴があって……そこは神聖な場所だから近付くなって言われてたな」

キョウヘイ「穴、っすか……」

アクロマ「神社にも穴はあるのですね」

キョウヘイ「オラァ!!!!!!!!!!」ゲシッ

アクロマ「すいません!!!!!!!!!!」バタッ
929 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/30(金) 00:06:45.80 ID:CiAo69yj0
今日はここまで。次の更新は明後日です。
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/30(金) 00:10:16.17 ID:L9F1GyLh0
乙です!!!次回も楽しみにしてますの助
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/30(金) 00:10:42.94 ID:+Y7sEC4/0
うおお乙です
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/30(金) 00:11:43.13 ID:AhaRYxBZ0
乙です〜〜〜〜
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/30(金) 00:12:27.49 ID:A8U2U8L00
おつぴです〜!!
いやあ探索ドキドキして夜しか眠れない……
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/30(金) 00:18:50.26 ID:k8jw9/7h0
ポケマスのグリーンの第一声で吹いた。

乙です。
935 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/31(土) 22:03:21.60 ID:APc7Mvik0
ポケマス楽しいですね。グリーン実装までガチャ禁しているのでつらい
はじめます。
936 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/31(土) 22:14:07.12 ID:APc7Mvik0

〜森〜

レッド「……ん、電話だ……」

シルバー「キョウヘイさんからですか?」

レッド「うん……」ピッ

キョウヘイ『もしもーし、そっちの調子はどうっすか?』

レッド「ん……順調……今、さっき言ってた社に向かってる……それと……」

キョウヘイ『それと?』

目覚めトウヤ「キョウヘイ? 久しぶりだね、君の姿が見えなくて寂しいな……今どこにいるの?」

キョウヘイ『ぎゃあ!!?!?!?!? ……アンタ、目覚めてる方のトウヤさんっすね!?!?』

目覚めトウヤ「へぇ、すぐに僕だってわかってくれたんだ……嬉しいな、キョウヘ いっ!?」

レッド「……………………」

目覚めトウヤ「……あはは、嫉妬させちゃったかな? ごめんねレッド……痛い!?」

キョウヘイ『いやこの人心強いな!?』
937 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/31(土) 22:24:01.60 ID:APc7Mvik0
キョウヘイ『ていうか、なんでそっちのトウヤさんが……!? 本体も見つかったんすか!?』

レッド「そうじゃなくて……なんか、分離してた……」

キョウヘイ『分離……なんていうか、トウヤさんがヤバいことになってるってのはわかったっす』

レッド「うん……それで、そっちは何かわかった……?」

キョウヘイ『あ、そーだったそーだった、聞き込みの成果を報告しよーと思ったんすよ』

キョウヘイ『さっき言った社っすけど、なんか穴があるらしいんすよね。それが神聖なものなんだとか』

目覚めトウヤ「へぇ、社にも穴は」

キョウヘイ『それこないだやったっすから!!!!!!!!!!』

シルバー「穴、ですか……? どこかで聞いた事あるような」

ヒビキ「え!? シルバー何か知ってるの!?」

コトネ「最近、シルバーよく図書館に行ってたし……チームの頭脳担当、ってコトネ!」

シルバー「うるさい、今思い出そうとしてるだろ!」

ヒビキ「」パッ

コトネ「」パッ
938 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/31(土) 22:31:23.06 ID:APc7Mvik0
レッド「……シルバー、どう……?」

シルバー「ええと……そうだ、思い出しました」

シルバー「穴をご神体とする社は、シンオウ地方に多く存在するんです。異界に繋がる穴、として」

シルバー「ギラティナの存在がそのような言い伝えを残したのだと思っていましたが、それが本当なら……」

レッド「ここの社の穴も……異界に繋がっているかもしれない……」

コトネ「そういうコトネ!!」

ヒビキ「それなら……早く止めなきゃ!」

キョウヘイ『おお、いい感じに目途が立った感じっすね! 俺たちはどうすりゃいいっすかね?』

キョウヘイ『ダッシュで行けば、地図もあるんでそっちには追いつけるっすけど。何か調べてほしいことがあれば調べるっすよ……って、わあ!』

ハルカ『よいしょ……そうかも、こっちには調査にぴったりな人材が揃ってるかも。そっちが社につくより早く調べちゃうかも』

キョウヘイ『携帯取らないでくださいっすよもー! で、どーするっすか?』

レッド「んー……」

1、合流してもらう  2、調べものをしてもらう(何を調べるかも)
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 22:34:03.28 ID:ldE3Fsbz0
2
ギラティナを知ってるか
940 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/31(土) 22:51:55.67 ID:APc7Mvik0
レッド「ん……じゃあ……ここの村の人が、ギラティナを知っているか……」

レッド「その穴が、異界に関連するものか……確信が、欲しい……」

キョウヘイ『りょーかいっす! お任せあれっすよ!』

レッド「……お願い……それじゃあ、また……」ピッ

シルバー「とりあえず、トウヤさんをあの社に近付けないようにしないとですね」

目覚めトウヤ「走っていっちゃったとしても、所詮子供の速度だよ。急げば追いつくんじゃないかな」

レッド「……そういえば、見たんだよね、トウヤと一緒にいた子……どんな子だった……?」

目覚めトウヤ「うん? そうだね……レッド、君とよく似た子だったよ。僕にとってはレッドの方が好みだけどね」

レッド「……」

目覚めトウヤ「いや本当だよ、本当だからその手を下ろしてくれないかな……」

シルバー「目覚めているトウヤさんが協力しているのを見ると、こう……複雑ですね……」

目覚めトウヤ「あはは……普段は殴られたらすぐ入れ替わるから、いくらでも殴られていいんだけど。今は痛いからね」
941 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/31(土) 23:03:44.47 ID:APc7Mvik0
レッド「……どういうところが、僕と似てるの……?」

目覚めトウヤ「髪の色と……あと、口数の多さかな。僕も少ししか見てないけど、無口な子に見えたよ。六歳くらいの子だったけどね」

レッド「んん……そうなんだ……僕と……」

ヒビキ「……だから、ですかね? トウヤさんが優しくしたのも」

コトネ「確かに、ともだちと似てる子には優しくしちゃうことあるかも」

レッド「…………」

シルバー「レッドさん……レッドさんが気に病むことでは……」

レッド「……! 閃いた!」

ヒビキ「な なんだってー!?」

レッド「トウヤ達と会った時に、どういう対処をしようか考えてて……」

コトネ「なるほど、ラスボス戦ってコトネ! どんな作戦か教えてください!」
942 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/31(土) 23:14:35.81 ID:APc7Mvik0
レッド「一つ目……霊を殴る」

ヒビキ「し、シンプルーーっ!!」

目覚めトウヤ「なるほど、それはいい案だね。僕も殴られるたびに消えそうになっているよ」

コトネ「でも、相手が子供ならちょっと可哀想ですね……」

シルバー「そうだな……レッドさん、二つ目はなんですか?」

レッド「二つ目……ポケモンで倒す」

ヒビキ「引き続きシンプルーー!!」

目覚めトウヤ「なるほど、ポケモンの強さなら確実に倒せるし罪悪感も少ないね」

コトネ「で、でもやっぱり可哀想です!」

シルバー(やっぱりレッドさん、案外容赦ないところがあるな……好きだ……)
943 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/31(土) 23:25:20.39 ID:APc7Mvik0
レッド「その三……説得」

ヒビキ「おお……ここで穏やかになりましたね!」

目覚めトウヤ「幽霊ということなら、何かしら未練があるということだしね。話し合いの余地はあるよ」

コトネ「さっきから目覚めてるトウヤさん、肯定しかしてませんね!?」

目覚めトウヤ「あはは、この方がいつもの調子が出てやりやすいかなって」

シルバー「いつもの調子、ですか」

目覚めトウヤ「普段の僕ってこんな感じじゃない?」

レッド「……言いたい事はわかるけど。次いきます……」

レッド「……その四、トウヤの方を説得」

シルバー「はっ……それがさっき閃いていた作戦ですね!?」

コトネ「えっえっどういうこと!?」

シルバー「恐らく……レッドさんが女児用の服を着てトウヤさんを説得するということだ」

レッド「……」コク

目覚めトウヤ「ええ……それはやめない? いつものレッドが一番可愛いよ」

ヒビキ「急に否定しはじめた!」
944 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/31(土) 23:36:37.50 ID:APc7Mvik0
レッド「……他に、作戦思い浮かぶ人……」

目覚めトウヤ「うーん、幽霊は倒して元の僕は気絶させて記憶消すとか」

ヒビキ「この人、トウヤさんを乗っ取る気ですよ!!」

目覚めトウヤ「それに気付くなんて賢い子だね、何も考えられないようn 痛い!!」

レッド「……思い浮かぶ人」

シルバー「……先ほど助けたポケモンは利用できないでしょうか」

シルバー「どうやって利用するかは難しいところですが……」

レッド「んむ……」

シルバー(レッドさん……かわい)

目覚めトウヤ「可愛いね、レッド。そんなに口をとがらせて、キスしてほしいのk」

シルバー「滅!!!!!!」ブンッ

目覚めトウヤ「わあ!?!? お、お札!? シルバー、いつの間にそんな危険なものを……」
945 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/31(土) 23:40:37.81 ID:APc7Mvik0
シルバー「以前図書館で文字だけは知っていたんです。そこにレッドさんに力を込めてもらいました」

レッド「……ちょっと、むんってやっただけだけど……」

シルバー「ちなみにこっちはヒビキバージョンです」ペラ

ヒビキ「僕もむんってやったんですよ!」

レッド「すごいね……」ナデ

ヒビキ「えへへー」

コトネ「でも、これはこれで対幽霊の武器になるってわかったってコトネ!」

目覚めトウヤ「はは、そういう言い方もできそうだね……それで、作戦はどうするのかな」

レッド「……どうしよう」

1、倒す 2、ポケモンで倒す 3、説得 4、トウヤを説得 5、その他

下1
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 23:41:25.39 ID:ldE3Fsbz0
逆に幼女を説得(謎)
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 23:42:23.94 ID:Wf2LI/fkO
さっき助けたポケモンで幽霊を説得
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 23:42:28.30 ID:ldE3Fsbz0
あっ別に逆じゃないや3番で
949 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/31(土) 23:49:16.43 ID:APc7Mvik0
レッド「……話し合い、してみよっか……」

ヒビキ「了解です!」

コトネ「わかりましたー!」

シルバー「はいっ!」

目覚めトウヤ「わかったよ……交渉役はどうする?」

レッド「……とりあえず、こういう事に慣れてる僕が担当するけど……」

レッド「みんなも、言いたい事があったり……効きそうな言葉があったら、言ってほしい……」

ヒビキ「わかりました! ……その子と会ってみないと、どんなことを言ってほしいかもわかんないですもんね」

目覚めトウヤ「そうだね。ま、僕は嫌われちゃったみたいだから手出ししないでおくよ」

レッド(……きっと、トウヤに意地悪したんだろうな。それなら、その子には嫌われちゃうよね)
950 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/08/31(土) 23:56:50.84 ID:APc7Mvik0
レッド「……地図を見た限りだと、もうすぐ社についちゃう」

コトネ「え、でもトウヤさん達は見かけなかったですよ! もう行っちゃったんですかね〜」

ヒビキ「そんなー、結構急いで走ったのに!」

目覚めトウヤ「みんな、お疲れ。もしかしたら、すれ違ったりしているかもしれないね」

シルバー「ですが、それらしき姿は見えませんでした……これが、座標がずれてるということか」

目覚めトウヤ「そう言う事だね。僕も本当はその辺りにいたんだけど……弾かれちゃったみたいなんだ」

レッド「弾かれた……どうやって……?」

目覚めトウヤ「どうって……こう、どんっと押されちゃってね、物理的に……そういえば、あの子は僕に触れたな。幽霊だからかな?」

ヒビキ「確かに、ゴーストタイプはゴーストタイプに効果抜群ですもんね!」

目覚めトウヤ「そうだね。そして、ゴーストタイプはノーマルタイプに触れない……悲しいことだね」スカッ

レッド(……やっぱり、力が強い子なんだな……)
951 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/01(日) 00:04:13.20 ID:r7fdUski0
レッド「……、電話だ」ピッ

キョウヘイ『……もしもし! やっとつながったっす……なかなか……苦労したっすよ!』

レッド「……キョウヘイ、少し、繋がりにくいみたい……」

キョウヘイ『え! 大丈夫……聞こえてる、っすか?』

レッド「途切れ途切れだけど、大丈夫……何か、わかった……?」

キョウヘイ『はい! ……伝えられてるのは、穴から神が……』

キョウヘイ『一年の中で……夏の短い間……その穴は開かない、らしいっす』

レッド「……だいたいわかった、ありがとう……」

キョウヘイ『それはよかったっす! それじゃあ……村の方で……戻りを待ってるっすね』

レッド「任せて……」ピッ

ヒビキ「……繋がりにくかったですか?」

レッド「うん……近付いてるから、かな……」

目覚めトウヤ「少し聞こえたけど、その穴っていうのは期間限定で空いてるってことなんだね?」

レッド「そうみたい……」

目覚めトウヤ「へえ。そのタイミングで幽霊に誘われるなんて、僕も中々運が悪いんだね」ハァ
952 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/01(日) 00:04:56.31 ID:r7fdUski0
今日はここまで。次回更新は明後日です。
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 00:09:47.96 ID:YJG7hINA0
乙です。
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 00:26:54.43 ID:0SEPkCBC0
おつでーす!!!
955 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/01(日) 01:13:59.58 ID:r7fdUski0
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1567267735/
こちら次スレです。次回更新ではギリギリまでこっちを使う予定。
956 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/02(月) 21:57:57.77 ID:4W6dSWkc0
はじめます。
957 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/02(月) 22:03:47.33 ID:4W6dSWkc0
ヒビキ「前回のあらすじーっ!」

シルバー「……目覚めトウヤさんを仲間に加えた俺たちは、冥界と繋がっているであろう穴がある社に向かっている」

シルバー「作戦も決定し、あとは当人たちと会うだけだ」

コトネ「ってコトネ!」

シルバー「ほとんど俺が言っているじゃないか! 全部俺に任せるんじゃない!」

ヒビキ「だってシルバーが一番説明上手なんだもーん!」

コトネ「私たち三人の中の代表ってコトネ!!」

シルバー「まったく……」

レッド(仲良しだなぁ)

目覚めトウヤ「レッド、そういえばなんだけど」スカッ

レッド(ほぼ毎回触るチャレンジしてくるのなんなんだろう)

目覚めトウヤ「結局、その穴っていうのはギラティナが関連しているってことでいいのかな? わかった、って言ってたけど」

レッド「うん……中から神様が出てくる、らしいんだけど……中から出るのも、神様っぽいのも……ギラティナくらいだから」

目覚めトウヤ「へぇ、それ以外の生物やポケモンはその……冥界にはいないんだね」

レッド「うん……」
958 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/02(月) 22:14:23.33 ID:4W6dSWkc0
レッド「……きっと、穴に入る時に……姿が、見えるはず」

レッド「さっき決めた作戦……幽霊を説得……で、なんとか、頑張ろう……」

ヒビキ「おーーーっ!」

コトネ「はーーいっ!」

シルバー「わかりましたっ!」

目覚めトウヤ「はーい」

レッド「……それじゃ、ごー!」ダッ

ヒビキ「はやい!!!」ダッ

コトネ「ラストスパートってコトネ!!!」ダッ

シルバー「レッドさんはともかく、お前らは転ばないようにな」

目覚めトウヤ「シルバーはしっかり者で偉いね」

シルバー「滅!!!!!!!!!!」バッ

目覚めトウヤ「まだ普通のことしか言ってないのに!?」サッ
959 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/02(月) 22:23:17.90 ID:4W6dSWkc0


〜古びた社〜

レッド「…………」

ヒビキ「つ、ついたー……うわ、ボロボロですね」

コトネ「ちょ、ちょっと怖いかもです……」

シルバー「見たところ、ゴーストポケモンなどもいないようですが……」

レッド「きっと……穴があるから、だと思う……」

レッド「ゴーストタイプの子は……引っ張られちゃうんじゃないかな……」

目覚めトウヤ「レッド、僕も少し引っ張られそうだから……手を繋いでいてくれないかな?」

レッド「…………」

目覚めトウヤ「あ、信じてないね? こればっかりは本当だよ。触ってもらう口実にできるなとは思ったけどね」

ヒビキ「言っちゃうんですねそれ……!」
960 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/02(月) 22:29:48.52 ID:4W6dSWkc0
レッド「……少し、中に入ってくる……三人は、ここで待ってて……」ガシッ

目覚めトウヤ「レッドのことは僕に任せてね。触れないから何も出来ないけど」

コトネ「は、はい!」

シルバー「……わ、わかりました」

ヒビキ「えっとー……それ、襟伸びちゃうんじゃないですか?」

レッド「霊体だから、大丈夫だよ……」スタスタ

目覚めトウヤ「霊体でも首は絞められるんだけどね……はは」ズルズル

シルバー(引きずられていても目覚めているってわかるからすごいな……)


レッド「……この、紙……」

目覚めトウヤ「こっちの旧い言葉かな? 僕には読めないな……何て書いてあるかわかる?」

レッド「……わからない……」

目覚めトウヤ「はは、古語なんてそんなものだよね……おっと!?」

レッド「!」ガシッ

レッド「……やっぱり、トウヤを連れてきてよかった……」グッ

目覚めトウヤ「はは、僕が穴に引っ張られるから? こんな形でナビになるとはびっくりだね」
961 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/02(月) 22:37:09.55 ID:4W6dSWkc0


レッド「……これが、穴……」

目覚めトウヤ「変わった形の縄で囲われてるね? ……底が見えないな。相当深いんだね」

レッド「…………」

目覚めトウヤ「……レッド? どうかした?」

レッド「! 何でもない……これ、やばそう……戻ろう」

目覚めトウヤ「入口で待ち伏せるってことだね。わかった」

レッド「……鳥居のあたりで、姿が見えるはず……」

レッド(ここまで……穴の近くに来ちゃえば、次元のずれなんて、あってないようなものだから……)

レッド(あの中にトウヤを入れる訳にはいかない……止めないと)
962 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/02(月) 22:40:31.28 ID:4W6dSWkc0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

トウヤ「……あ、何か建物が見えてきたね」

らら「……あそこだよ」

トウヤ「え……でも、ほとんど壊れちゃってるように見えるけど」

らら「あそこだよ……大丈夫……」

らら「わたしには、わかる……あそこだよ……」

トウヤ「そう、なんだね……って、あれ」

ヒビキ「! き、来ましたよレッドさん!」

コトネ「手を繋いでる子……ほんとにまだ小っちゃいってコトネ……」

目覚めトウヤ「はは、さっきぶり。僕の方が早いなんて思わなかったんじゃないかな?」

レッド「…………」

トウヤ「み、みんな……?」
963 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/02(月) 22:47:02.56 ID:4W6dSWkc0
らら「……」ギュウ

トウヤ「え、っと……そっちの僕はともかく、なんで四人がここに?」

ヒビキ「僕達、トウヤさんのことずっと探してたんですよ!」

コトネ「きゅーにいなくなっちゃうし! よくわかんないことになってるし!」

トウヤ「ご、ごめんね……すぐ戻るつもりではあったんだけど」

目覚めトウヤ「あはは、怒られてる。最年長が何をやってるんだか。こんな可愛い子たちほっといてさ」

トウヤ「……君には、その辺りを言われたくはないけど」

シルバー「……俺たちは、トウヤさんを連れ戻すために、ここで待っていたんです」

らら「…………」

トウヤ「連れ戻す、って……僕は、この子を送り届けるだけだよ」

レッド「……嘘。そんなつもりじゃ、ないでしょ……」

らら「……ねぇ、お兄ちゃん」クイ

トウヤ「、なにかな?」

らら「……あの人? ららと、似てるの……」

トウヤ「ああ……うん、そうだよ。やっぱりわかるんだねぇ」

らら「……」
964 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/02(月) 22:54:24.00 ID:4W6dSWkc0
ヒビキ(……警戒されてますね!)コソコソ

コトネ(知らないお兄ちゃんお姉ちゃんがたくさんいるからかなー……)コソコソ

シルバー(それだけじゃないような気がするが……目覚めトウヤさんがいるからか?)コソコソ

目覚めトウヤ(いや、さっきはここまでじゃなかったと思うから……原因は君かな? レッド)コソコソ

レッド(……そうかもしれない。でも、説得する……!)コソコソ

ヒビキ(頑張ってくださーーい!)コソコソ

どんな感じで説得するか
1、「やめるんだ、田舎のお袋さんが泣いてるぞ」系 2、「トウヤは大切な人だから帰してほしい」系 3、「お前がやっていることは全て無駄だ」系 4、自由(具体的な方向性やセリフを添えて)

下1
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 23:18:50.49 ID:+MvIUZ9OO
2
966 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/02(月) 23:33:52.30 ID:4W6dSWkc0
レッド「……トウヤを、連れて行く気、だったんでしょ……向こう側まで……」

らら「……うん」

トウヤ「え……向こう側って、何かな」

らら「……そこ、の、向こう側……」スッ

トウヤ「その建物の……?」

レッド「……穴の向こう。冥界……だよ」

らら「…………」

トウヤ「……えっと、どういうことかな」

らら「……だって、そこに、お母さんがいるから……わたしたちの、お母さんが……」

らら「それに……行かなきゃって、思ったの……いっしょに、いってくれる、よね……」

トウヤ「それって……まさか」

レッド「……駄目。トウヤは、連れて行っちゃだめ」

らら「……なんで……?」

レッド「僕の……僕たちの、大切な友達だから……離れ離れに、なりたくない」

レッド「……君なら、わかるでしょ……?」

らら「……」

トウヤ「レッド……」

直下コンマ70以下で説得成功
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 23:38:40.27 ID:+MvIUZ9OO
しあ
968 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/02(月) 23:58:31.92 ID:4W6dSWkc0
らら「……大切な……」

レッド「……」コク

らら「……わたしたちの、お母さんも……ららの、お母さんも、いなくなっちゃって……」

らら「わたしたち、すっごく、寂しかった……」

レッド「……」

トウヤ「ららちゃん……」

らら「……今度は、ららが……寂しく、させちゃうところだったんだね……」

らら「おにいちゃん……」

トウヤ「……うん、何かな?」

らら「ここまで、一緒に来てくれて、ありがとう……寂しくなかった、よ……」

トウヤ「そっか……それなら、よかった」
969 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/03(火) 00:07:25.98 ID:9DdC+HW50
らら「……ここからは、一人でいける……」

トウヤ「うん……さよなら、ららちゃん」

らら「……ばいばい」パッ スッ

トウヤ(! 浮いて、建物の向こうに……)

レッド「吸い込まれていってる……冥界に……」

ヒビキ「トウヤさーーーん!!!」バッ

トウヤ「わっ! ……ごめんね、心配かけて」

コトネ「ほんとに!! すっごい心配しましたよー!」

トウヤ「ごめんね……変わった子だなとは思ってたけど……あの子は、大丈夫なのかな」

レッド「……心配?」

トウヤ「うん……僕が見た限り、少し寂しがりやな普通の子だったから」

レッド「……じゃあ、お手伝い、してくる……あ、その前に」ガシッ

目覚めトウヤ「えっ」

トウヤ「えっ」

レッド「どりゃあ!!!!!」ブンッッッ

目覚めトウヤ「うわあああああ!!!」

トウヤ「わあああああ!?!?」スポン

シルバー「は、入った……!? こんな軽い効果音で!?」
970 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/03(火) 00:13:42.46 ID:9DdC+HW50
レッド「……今は、普通のトウヤだと思うけど……気を付けて、見てて」

トウヤ「」キュウ

シルバー「わ、わかりました!」

コトネ「はい! ……あれ? あのポケモン……ガラガラがいない」

ヒビキ「え? どっか行っちゃったのかなぁ」


〜社・奥〜

レッド「……ガラガラ、本当に、いいの?」

ガラガラ「……が、らら……がら……」

レッド「……わかった……」スッ

レッド「……二人で、仲良くね」パッ

レッド「…………」

レッド「……戻ろう」
971 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/03(火) 00:25:36.06 ID:9DdC+HW50


〜森〜

シルバー「それにしても……あの子は、一体何だったんでしょうか」

トウヤ「穴の前で泣いているのを見かけて、つい声をかけちゃったんだけど……」

コトネ「穴って、あの崖のあたりにあったやつですよね! 私たち、その辺りも見に行ったんですよ!」

トウヤ「そうだったの? そこにも何かあった?」

ヒビキ「……トウヤさん、ちょっと耳貸してください」 コソコソ

トウヤ「うんうん……えっ、そうだったの!?」

ヒビキ「そうなんです!!」コクコク

レッド(らら……って名前。ガラガラの鳴き声が、名前に聞こえたんだろうな……)

レッド「……急いで、戻ろう……キョウヘイたちが、待ってる……」

トウヤ「そっか、三人は村の方にいるんだね……わかった」
972 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/03(火) 00:32:27.18 ID:9DdC+HW50


〜村〜

キョウヘイ「トウヤさん!!!!!!!!!!!!!!!!!」バッッッ

トウヤ「あいたっ……うん、ごめんね、キョウヘイ。心配させちゃったね」

キョウヘイ「死ぬほどしましたけど!?!?!?!?!?!?!?!?」

ハルカ「……さっきまで『トウヤさんならすぐ戻ってくるっすよ。そういう人っすもん』みたいなこと言ってたかも」

アクロマ「キョウヘイくんはそう言いながらも内心とても心配してしまうような子なのです」

ハルカ「だいぶ高次元で伝わりにくいツンデレかも……」

キョウヘイ「トウヤさんはそういうとこあるっすよ!! お人好しも大概にしてほしいっていうか〜〜〜!!!」

トウヤ「あはは……今回ばかりはキョウヘイの言う通りだねぇ」

キョウヘイ「……そうやって殊勝に聞いててもお人好しは治らないんだって俺知ってるんすからね!!!!!!」

トウヤ「わ〜〜〜泣かないでキョウヘイ! 気を付けるから! ね!!」

キョウヘイ「泣いてないっす!!!!!!!!!!!!!!」

アクロマ(キョウヘイくんの泣き顔ゲットです!)パシャ

ハルカ「ゲスがここにいるかも」
973 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/03(火) 00:43:47.17 ID:9DdC+HW50
レッド「……この村からは、離れた方がいいかも……」

キョウヘイ「まぁ、そうっすねぇ……それに関しては賛成っす。アナログタイプすぎるのも怖いっすからね」

シルバー「そうなんですか? よくわかりませんが……レッドさんたちがそう言うのでしたら」

コトネ「逃げるが勝ちってコトネ!」

ヒビキ「また別の町を案内します! そうだ、コガネシティに新しいカフェができたんですよ!」

アクロマ「ふむ、ではカメラマンに徹するとしましょう!」

ハルカ「あ、あっちに何かあるかも」

キョウヘイ「こらァ!! 単独行動は禁止っすよ!!」

ハルカ「放浪癖に厳しい時代になったかも……ま、今回は言う事を聞いておくかも」

レッド「……」クルッ

レッド(まさか、こんなところに冥界への穴があるなんて)

モンスターボール「」ガタッ

レッド「大丈夫……大丈夫だよ、ギラティナ……」

レッド(今回は、大丈夫だった……誰もいなくならなかった……)

トウヤ「レッド、どうしたの?」

レッド「……なんでもない、すぐ行く……」


〜おわり〜
974 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/03(火) 00:45:57.07 ID:9DdC+HW50
今日はここまで。ホラー編、ノーマルで生還エンドです。おめでとうございます(?)
明日からはレンジャー(バトナージ)編です。レギュラーは新キャラといつもの三人だけになる予定。
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 00:55:02.39 ID:grBC4rgm0
遅くなりましたがおつでしたーー
976 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/03(火) 22:02:02.92 ID:9DdC+HW50
はじめます。
977 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/03(火) 22:06:59.37 ID:9DdC+HW50

〜シロガネ山〜

レッド「…………」

レッド「…………」

レッド(おちつく……)

レッド(アローラから帰ってきてそこそこ経ったけど、やっぱりこの吹雪に慣れちゃったなぁ)

レッド(旅も楽しいんだけど、ここも落ち着く……)

レッド(今日はどうやって修業しようかな……)
978 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/03(火) 22:15:11.53 ID:9DdC+HW50
レッド(む……足音)パッ

キョウヘイ「さっっっっぶ!!! こんちは〜〜〜〜っす」

トウヤ「ぜえ……はあ……ひ、久しぶり……」

レッド「! ふ、二人とも……?」

キョウヘイ「へっへへ〜、俺たちがここに来るのって何だかんだ初めてっすね!」

トウヤ「話には聞いてたけど……ふう、すごいところに住んでるんだねえ……」

レッド「うん……えっと、どうしたの……?」

キョウヘイ「レッドさんに、ちょーっと頼みがあるんすよ」

レッド「……頼み……?」

キョウヘイ「俺たちと一緒に、アルミア地方に行ってほしいんすよ!」
979 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/03(火) 22:22:06.26 ID:9DdC+HW50
レッド「……アルミア地方、って……?」

トウヤ「カントーからはそれなりに遠い地方だね、自然豊かな場所だって聞いた事があるよ」

キョウヘイ「そんで、そこにはポケモントレーナーがいないんすよ。代わりに、アルミア地方独特な……」

キョウヘイ「ポケモンレンジャー、って制度があるんすよ!」

レッド「……レンジャー……?」

キョウヘイ「そうっす! イッシュにいるようなのじゃなくて、もっと独特なアレらしいんすよ……俺も詳しくは知らないんすけど」

レッド「……なるほど……でも、なんでそこに……?」

キョウヘイ「それがっすね〜、俺が番組の企画でポケモンレンジャーの資格取って働く〜、みたいなのすることになって……」

トウヤ「一人だと不安だから、僕たちにも一緒に来て欲しいんだって」

キョウヘイ「うっ……お恥ずかしいけどそのとーりっす! 新天地でもお二人がいてくれたら心強いなーって……」

トウヤ「ポケモンレンジャーについて少し調べたけど、ポケモンと心を通わせて人を助ける職業なんだって」

トウヤ「レッドにもぴったりなんじゃないかなって僕は思うよ。どうかな?」

レッド「……うん、やってみたい……」

キョウヘイ「おっしゃ〜〜〜〜! レッドさんゲットっす!」
980 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/03(火) 22:32:22.15 ID:9DdC+HW50
キョウヘイ「遠いのもあるっすし、出来ればすぐめに出発したいんすけど。大丈夫っすか?」

レッド「うん……あ、少し、待ってて」

トウヤ「大丈夫だけど、何かあったの?」

レッド「……ん、ちょっとね……」



〜トキワシティ・ジム〜

キョウヘイ「ここって……」

レッド「……うん」

グリーン「おし、次の挑戦者は……って、レッド!? どうしたんだよ、お前から来るなんて珍しいじゃねえか」

レッド「……これから、また旅に出るから……言っとこうと、思って……」

グリーン「……は? お前、それを俺に言うために、わざわざここに来たってのか?」

レッド「うん……言わないと、グリーン、心配するでしょ……」

グリーン「お、お前……!!! わ、わかった、気を付けろよ……!!!」

トウヤ(よかったね、グリーン……!)
981 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/03(火) 22:38:21.58 ID:9DdC+HW50
グリーン「……ああ、そうだ、お前、どこに行くんだよ?」

レッド「えっと……アルミア地方、だった気がする……」

グリーン「アルミア地方……聞いた事があるぜ。あそこじゃあ、ポケモンバトルが出来ないらしいな」

レッド「! そ、そうなの……?」

キョウヘイ「そりゃあ、トレーナーがいないっすからね」

トウヤ「指示するトレーナーがいなければ、バトルは出来ないからねぇ」

レッド「……グリーン!」

グリーン「何だ? ……つっても、言いたい事はわかるけどな!」バッ ポーン

ピジョット「ぴじょーーーっ!」

レッド「うん……アルミア前、最後のバトル……!」ポーン

ピカチュウ「ぴっかーーー!」バチバチ
982 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/03(火) 22:43:56.36 ID:9DdC+HW50



レッド「……やったね、ピカチュウ……!」

ピカチュウ「ぴっか!」タタタッ

グリーン「へへ、やっぱ強いな……流石だぜ。ま、お前がアルミア地方に行ってる間、俺は特訓を続けるぜ」

グリーン「お前が帰ってきたら、またバトルしろよ。そんときゃ俺が勝ってやる」

レッド「……」ニッ

キョウヘイ(楽しみにしてる、って顔っすね……)

トウヤ(真っ直ぐなライバル関係だなぁ……良い顔してる)

レッド「……行こう、二人とも……」

キョウヘイ「りょーかいっす! そんじゃーバイビーっす〜」

トウヤ「わかった、行きは飛行機だから酔い止めを買っていこうね……あ、グリーン、バイビー」

グリーン「いやキョウヘイはともかくトウヤも言うのかよ!!!!!」
983 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/03(火) 22:51:19.47 ID:9DdC+HW50


〜飛行機〜

放送『カントー発、アルミア行きの飛行機にお乗りいただきありがとうございます』

放送『カントーから起こしのトレーナーの皆様、アルミアでは空港の方にモンスターボールを預けていただきます』

放送『パソコン預かりシステムを応用した預かりシステムですので、セキュリティ面はご安心ください』

放送『それでは空の旅をお楽しみください』

キョウヘイ「飛行機でも移動も久しぶりっすねぇ」

トウヤ「アローラでは、船での移動が多かったもんね」

レッド「……高い……速い……ラティアスと、ラティオスみたい……」

キョウヘイ「レッドさんのほうは……空の旅楽しんでるみたいっすね、よかったよかった」

トウヤ「そうだねぇ……あれ、搭乗員さんがこっちに来るよ」

レッド「……?」

搭乗員「ただいま、小さいお子様向けにくじ引きのキャンペーンを行っております」

搭乗員「飛行タイプのポケモンのぬいぐるみが当たるチャンスですよ! どうですか?」

キョウヘイ「小さいお子様て! いやレッドさんはそこまで子供扱いされるのも」

レッド「やります……!!!」

キョウヘイ「いや やるんかい!」

当てたぬいぐるみ 下1
984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 02:30:46.44 ID:Hdng6ZscO
等身大メガチルタリス
985 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/04(水) 21:58:58.37 ID:uXNOqEpN0
搭乗員「おめでとうございま〜〜す! こちら1等、メガチルタリスの等身大ぬいぐるみで〜〜す!!」

レッド「や、やった……!」モフ

キョウヘイ「いやでかいっすね!? なんで等身大にしちゃったんすか!」

搭乗員「大きい方が嬉しいじゃないですか!」

キョウヘイ「そうかもしれないっすけども!」

トウヤ「よかったねぇレッド、これで手持ちポケモンがいなくても寂しくないね」

レッド「うん……!」

キョウヘイ(……そういや、レッドさんもチルタリス手持ちに入れてたっすもんね)

レッド「……でも、邪魔だからしまっておこう……」スッ

トウヤ「えっ今どうやったの???」

キョウヘイ「鞄の中にスッと入っていったっすね……」
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 22:06:42.73 ID:XZUHqq3t0
四次元ポケットかな?
987 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/04(水) 22:08:07.75 ID:uXNOqEpN0



〜空港〜

レッド「……」ソワソワ

トウヤ「モンスターボールを預けると、なんだか落ち着かないね」

キョウヘイ「あの微妙な重みに慣れちゃってるっすもんね〜〜……」

レッド「……、誰か、こっち見てる……」

P「いやーよく来てくれたね!」

キョウヘイ「あ、プロデューサー!! 先回りしてたんすね!!」

P「そりゃあプロデューサーだからね。そっちの二人が一緒にレンジャーになるって子かい?」

レッド「……」ペコ

トウヤ「こんにちは、よろしくお願いします」

P「うんうん、画面映えする子達だね〜! いいじゃんいいじゃん、それじゃあこれ」

キョウヘイ「これ……ハンディカメラっすか? あ、でも結構いいやつっすねぇ」

P「君たちには、これからこのカメラで記録を撮ってもらうよ。その映像を編集して放送するからネ」
988 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/04(水) 22:14:22.79 ID:uXNOqEpN0
キョウヘイ「なるほどっすね〜〜。そんじゃあこのカメラは……撮影慣れしてるトウヤさん、お願いしていーっすか?」

トウヤ「うん、任せて。二人をかっこよく撮るからね」

P「それじゃあ君たちには、これからレンジャースクールに向かってもらおう」

レッド「……すくーる」

キョウヘイ「学校があるんすね、まぁ国家資格なら当然っすか」

P「そんなところさ。どうやら、つい先日レンジャースクールに入学した生徒たちがいるらしいんだ」

P「その子達と協力しながらレンジャースクールを卒業できたら……エモいよね」

キョウヘイ(視聴率のためにやれってことっすね……)

P「スクールに着いたら、君たちは他の生徒と同じ扱いとなる。頑張るんだぞ〜」

トウヤ「はーい」

レッド「はぁい……」

キョウヘイ「そんじゃ、局が用意してくれたバスに乗って出発っすよ〜!」

レッド「……なんか、アレ思い出す……」

トウヤ「あ〜、笑っちゃ駄目なやつあったねぇ」
989 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/04(水) 22:20:18.27 ID:uXNOqEpN0


〜レンジャースクール〜

ハジメ「……そろそろ来る頃だね、新入生が」

ハジメ「そして知る事になる……レンジャースクールの実態を!」

ヒトミ「いやアンタもこないだ来たばっかでしょ!! 何言ってんだっての!!!」バシッ

ハジメ「ああッ!! 素晴らしい殴打だよヒトミっ!!! やはり君のハリセンに敵うものはない!」

ヒトミ「気持ち悪い!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「門の前にこれまたやばそーな人達おりますけども」

トウヤ「これ笑っていいやつ?」

レッド(笑ったらあのハリセンでしばかれてしまうのかな……)

ヒトミ「ったく〜〜〜……あ、あのバスもしかして! お〜〜〜い!」

キョウヘイ「めちゃめちゃ無邪気に手を振られてしまったっす。振り返しておくっすよ」

トウヤ「思いっきり撮っちゃったけどいいのかなぁ、さっきのシーン……」
990 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/04(水) 22:27:57.09 ID:uXNOqEpN0
キョウヘイ「こんにちは〜〜! 初めまして、俺はキョウヘイっす! これからお世話になるっすよ〜」

トウヤ「同じくトウヤでーす。よろしくね……ああ、このカメラは気にしなくていいからね」

レッド「……レッド、です……よろしく……」ペコ

ヒトミ「うんうん、よろしく! アタシはヒトミ、アンタたちの少し先輩……って言っても、ほんの少しだけどね」

ヒトミ「これから一緒に頑張って、立派なレンジャーになってやろうっての!」グッ

キョウヘイ「お〜、元気っすねぇ。楽しくやっていけそうっす!」

ハジメ「そしてオレが……ハジメ! 自己紹介っていうのはストレートなのが一番って聞いたことがある」

ハジメ「だから単刀直入に行こう!!! 罵ってくれ!!!!!!!」

レッド「……………………」

キョウヘイ「やっべ 変態っすね」

トウヤ「うわぁ」
991 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/04(水) 22:33:52.59 ID:uXNOqEpN0
レッド「……えっと、なんで、そんな……?」

ハジメ「うん、これまた単刀直入にいこう。快感だからだ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「やべぇ〜〜〜〜!! ガチの人来ちゃったっすよ!」

トウヤ「どうする? 僕はちょっとそういうシュミはないんだけど……」

キョウヘイ「俺もないっすよ!!!」

ヒトミ「こらァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ハジメェ!!!!!!! 困ってるでしょ、やめろってーの!!!!!」

レッド「……だ、誰がやる……?」

キョウヘイ「ええ じゃんけんでいきましょう」

トウヤ「うーん、親睦を深めるためだもんねぇ……」

ハジメ「やってくれるのか!?!?!?!?!? ありがとうわが友!!!!!!!!!!!」

ヒトミ「うるさいってーの!! ていうか、ほんとにこんなことしなくてもいいんだよ!?」

レッド「……仲良く、なりたいし……」

レッド(ああ、ここにブースターがいればなぁ……)

罵る人 下1  上手さはコンマ
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 22:37:09.88 ID:RGM6ZBn2O
レッド
993 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/04(水) 22:45:16.78 ID:uXNOqEpN0
レッド「……負けた」

キョウヘイ「おっ、期待のエースにいったっすね」

トウヤ「レッドもなんだかんだ演技上手だしねぇ、楽しみにしてていいよ」

ハジメ「本当か!?!?!? テンション上がってきたぜ……!!」

レッド「ハードル上げないで……ごほん えーと……」

レッド「……うわ、気持ち悪い……話しかけないで……」

ハジメ「……うおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!」

ヒトミ「うわ うるさいってーの!!!!!!!!」

キョウヘイ「ど、どうしたんすか!?」

ハジメ「なんて素晴らしい罵倒……ここまでの使い手は初めて見たぞ!!! キミとは仲良くなれそうだ!!!!!!!!」

レッド(複雑すぎる)
994 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/04(水) 22:47:40.88 ID:uXNOqEpN0
キョウヘイ「俺的にはもうやんないでほしいっすけどねー」

トウヤ「そうだねぇ……」

レッド「え……なんで……?」

キョウヘイ「俺たちは横で見てただけって言っても……こう、心にくるものがあるんすよ……」

トウヤ「うん……すごい……苦しくなっちゃうんだよね……」

レッド「ご、ごめん……」

ハジメ「不思議だな、ここまで素晴らしい罵倒はそうそう無いっていうのに!」

ヒトミ「罵倒に興奮してるほうがおかしいんだってーの!!!!!!!!」
995 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/04(水) 22:55:18.44 ID:uXNOqEpN0
ハジメ「ふう、満足した……それじゃあ、早速来てくれ!」

ヒトミ「案内に戻るのが急すぎるってーの……ま、レンジャースクールに来たんだから、キャプチャを経験しないとね!」

レッド「……キャプチャ……?」

ハジメ「ふむ その様子だと、レンジャーについての知識もあまり無さそうだな?」

キョウヘイ「まぁ、成り行きで来ちゃったところはあるっすからねぇ」

ヒトミ「大丈夫、先生たちがしっかり教えてくれるから!」

トウヤ「楽しみだねぇ」

レッド「うん……」
996 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/09/04(水) 22:58:19.45 ID:uXNOqEpN0
続きは新スレの方に。ここは埋めといてください
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 23:28:43.91 ID:2GxWRbaPO
1000ならグリレ番外編
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 23:29:10.13 ID:i0d8ZCEno
うめ
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 02:19:13.95 ID:V8j4oxSZ0
め・め・メーテル
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 16:05:55.31 ID:koi4maID0
1000ならグリレ
1001 :1001 :Over 1000 Thread
              わ〜い、>>1001ゲット〜
               __
                    ‖ _~",ー 、,,_
      |           ‖ /  |ノ  ,>
   \ |  /      ‖ /ヽ_,:-−'´
                ‖/~         ヽ | /
                    ‖     ,   ))
       ,、      ,、   /'ll__/ ヽ
      / ヽ__/ ヽ/ _‖   _  ヽ.    ∧___∧
    /       /  ´ ‖ー/  `   l ロ. / _    _
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  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1567571440/

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