まどか「夢の泉の物語」

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1 : ◆FB2ec0W94g [saga]:2019/06/10(月) 02:16:21.53 ID:7bXxJHyVO
朝、通学路

さやか「まどか、仁美、おっはよー!」

まどか「あっ、さやかちゃん!おはよー!」

仁美「おはようございます、さやかさん」

杏子「はあ、はあ…あ、アタシを置いてくなよ…」ゼェゼェ

さやか「…やーっと来たか。ねぼすけ」

まどか「あ、あはは…杏子ちゃんもおはよう」

仁美「うふふ、おはようございます、杏子さん」

杏子「お、おうおはよう…って!なんで起こさなかったんだよさやか!」ギャ-ギャ-

さやか「ふん、起こしたわよ。起こしたのにあんたときたらグースカグースカといつまでも寝てたのが悪いんでしょうが!」ワ-ワ-

ほむら「全く…朝から騒がしいわね、貴女達…」

まどか「ほむらちゃん!おはよう!」

仁美「おはようございます、暁美さん」

ほむら「おはよう、まどか、仁美」ニコッ

さやか杏子「テメ-コノ-ナンダオラ-」ギャ-ギャ-ワ-ワ-

ほむら「さ、バカップルは放っといて、早く行きましょ」スッ…

まどか「あ…う、うん」ギュッ

仁美「キマシタワー」ホクホク



まどか(あれから…、ほむらちゃんが転校してきてから、1ヶ月と1週間。ワルプルギスの夜を倒してから、1週間が経ちました)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1560100581
2 : ◆FB2ec0W94g [saga]:2019/06/10(月) 02:50:55.13 ID:gUSQvods0
まどか(1ヶ月のうちに、色々なことがありました)

まどか(ほむらちゃんがが転校してきて、キュゥべえと出会って、魔法少女の存在を知って、マミさんと出会って、杏子ちゃんと出会って、さやかちゃんが魔法少女になって…)

まどか(皆が皆、最初はとても仲が悪かったのに…誰も死なずに、今じゃこうして、朝は一緒に登校することができるほどの仲良しになりました)

まどか(特に、わたしとほむらちゃんは…)チラ

ほむら「…?どうしたの、まどか?」

まどか「うぇへへ…、幸せだなぁ〜って」

ほむら「ふふ…、そうね」ニコッ

まどか(恋人になっちゃいました。えへへ…)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/10(月) 07:42:07.03 ID:/wk+lDYa0
まるかいておまめがふたつおむすびひとつあっと言う間にまどかと聞いて
期待
4 : ◆FB2ec0W94g [saga]:2019/06/11(火) 00:48:33.69 ID:K+FxYNK30
まどか「♪」ニコニコ

ほむら「…」

ほむら(誰も死なせず、ワルプルギスの夜を倒せた。…でも、まどかは魔法少女になってしまった。…私を、ワルプルギスの夜に殺された私を、生き返らせる為に)

ほむら「…そういえば、まどかは、何を願って魔法少女になったの?」

まどか「あ、そういえば言ってなかったね。わたしはね、ほむらちゃんを始めとした、戦いで死んじゃった魔法少女と、魔女になっちゃった魔法少女を、生き返らせて、って頼んだんだ。もう一つはね、魔法少女が絶望しても、魔女にならないようにして、ってお願いしたの」

ほむら「そう…そうだったの…」

ほむら(まどかのその強大な潜在能力は、あの白い畜生曰く「願いの数を分割しなければ、エネルギーの過剰摂取で宇宙が爆発してしまう」程のものだったらしい。…この時間軸ではインキュベーターも融通の利くところがあったようね)

ほむら(そして、まどかの願いによって魔法少女システムは作り直され、魔女が産まれなくなった代わりに、魔法少女の負の感情が抜け落ちて独立した怪物『魔獣』と戦う日々が始まった)
5 : ◆FB2ec0W94g [saga]:2019/06/11(火) 00:59:13.04 ID:K+FxYNK30
マミ「あら、鹿目さんに暁美さん、それから志筑さん」

なぎさ「おはようなのです!」

ほむら「おはよう、マミさん、なぎさ」

まどか「おはようございます、マミさん、なぎさちゃん!」

仁美「あら、貴女は…おはようございますわ、巴先輩。其方の子は…?」

ほむら(杏子がさやか、もとい美樹家に居候させてもらっているのと同じ様に、マミさんもなぎさという少女と暮らしている。あのお菓子だらけの結界で戦った魔女、自分を食い殺そうとした敵にもかかわらず、生き返ったなぎさをマミさんは受け入れた。…ひとりぼっちは、寂しかったからかしら)

なぎさ「なぎさはマミの…うぅ…ぎ、義妹なのです!従兄弟なのです!」

まどか「なぎさちゃん、結局義妹で通すことにしたんだね…」ヒソヒソ

ほむら「まあそれが一番無難でしょう」ヒソヒソ
6 : ◆FB2ec0W94g [saga]:2019/06/11(火) 01:06:03.45 ID:K+FxYNK30
さやか「あ、マミさん、なぎさ!おっはよーございまーす!」

杏子「おー、うーっす」

マミ「おはよう、美樹さん、佐倉さん」

なぎさ「杏子お行儀悪いのです!」

杏子「おー?一丁前な口聞くじゃねーかなぎさ」ウリウリ

なぎさ「なっ、ちょ、や、やめるのです!」ジタバタ

杏子「うりうり」ウリウリ

さやか「ほーら、遊んでないで行くよ、二人とも」

杏子「うおっと、いけねーいけねー…もうこんな時間か」

マミ「じゃあなぎさちゃん、放課後迎えに行くから」

なぎさ「はいなのです、マミ!」タッタッタッ

まどか「じゃあ、行こっか」

ほむら「ええ」

まどか(こんな日が、毎日続くと…いいなぁ)
7 : ◆FB2ec0W94g [saga]:2019/06/11(火) 01:13:26.13 ID:K+FxYNK30
放課後

仁美「それでは御機嫌よう、皆さん」

さやか「おー、バイバーイ」

上条「あ、志筑さん、あの…今日、一緒にかえっても良いかな」

仁美「わぁ…はい、喜んで」ニコッ


さやか「…」

杏子「お、おい…大丈夫か…?」

さやか「くぅ〜っ!」ガバ-

杏子「うおぉっ!?な、何だよ!?」

さやか「もー、イチャイチャしちゃってもー!」ワシャワシャ

杏子「ア、アタシに八つ当たりすんなよ!…っておい!」


まどか「うぇひひ、さやかちゃん楽しそう」

ほむら「本当、吹っ切れれて良かったわ」

まどか「じゃあほむらちゃん、わたし達も帰ろ?」スッ

ほむら「あっ…ふふ、ええ」ギュッ
8 : ◆FB2ec0W94g [saga]:2019/06/12(水) 19:12:39.43 ID:hriReTFnO
<助けて…>

ほむら「…」ピクッ

まどか「…ほむらちゃん」

ほむら「まどか、駄目よ。もうあいつの「助けて」には耳を傾けてはならないわ」

まどか「で、でも…」

<お願いだ…この宇宙を揺るがす、大事件なんだ…助けて…!>

まどか「…確かにキュゥべえは人を騙したりすることに何も感じないけど、嘘はつかないよ。それに、助けてって言われたらほっとけないよ…」

ほむら「…はぁ、仕方ないわね。まあ、その優しさあってのまどかだものね」

まどか「わあ、ありがとうほむらちゃん!」

ほむら「でもあいつが何か企んでないかだけは探らせてちょうだい。貴女だけではどうしようもできないことがあるかもしれない」

まどか「うん。その時は、よろしくね」
9 : ◆FB2ec0W94g :2019/06/12(水) 19:42:07.38 ID:hriReTFnO
さやか「…杏子、今の聞いた?」

杏子「ああ、また何かやべーことが起きるらしいな」

さやか「…あたし達も行くわよ」

杏子「ったくしょうがねーなあ…」


なぎさ「マミ、やめるのです。あの白い畜生なんかの話を聞く意味なんて無いのです」

マミ「で、でも…」

なぎさ「それに、マミまで行ってしまったら誰が美滝原を守るのです?」

マミ「!…そ、それは」

なぎさ「なぎさ一人では倒せない魔獣が現れるかもわからないのです。宇宙の危機はまどか達に任せるとして、マミはなぎさと一緒にここに残って、魔獣を倒して、まどか達の帰りを待っているのが一番なのです」

マミ「あっ…。…そう、そうね…皆が戻ってきた時のために、お祝いのケーキを、焼いておかないと、ね」

なぎさ「まどか達はチーズケーキが一番好きだと思うのです」

マミ「もう、それはなぎさちゃんの好きなケーキでしょ」

なぎさ「バレたのです」
10 : ◆FB2ec0W94g [saga]:2019/06/12(水) 20:35:19.41 ID:hriReTFnO
路地裏

キュゥべえ「…やあ、来てくれてありがとう」ボロボロ

一同「…」

まどか「き、キュゥべえ、その怪我は…?」

キュゥべえ「…ああ、大丈夫。怪我の理由も後で話そう」

ほむら「単刀直入に聞くわ。宇宙の危機というのはどういう意味なの?」

キュゥべえ「そのままの意味さ…。僕達インキュベーターは、宇宙のエントロピーを低くさせる為に魔法少女システムを作り上げたことは知っているね?」

さやか「それがどうしたっていうのよ…?」

キュゥべえ「元々の魔法少女システムは、ソウルジェムがグリーフシードに転化する際に発生する力を回収するものだった…。しかし、「魔法少女が絶望しても魔女にならない」というまどかの願いによって、魔法少女システムそのものが大幅に変更されたんだ。今の魔法少女システムは、全宇宙の全生物達の夢と希望が集まり、全宇宙の全生物に夢と力を与えるものとなった」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/13(木) 14:58:36.20 ID:5rjvd4I3o
カービィ出てくる?
12 : ◆FB2ec0W94g [saga]:2019/06/16(日) 19:16:06.33 ID:hwXONhsy0
杏子「つまり、お前らが夢と希望を契約したやつからそのシステムってやつに持ってって、魔法少女としての力をそのシステムからの夢と力として与えてるってことか?…ん?そういえば、アタシらは魔獣と戦うんだ」

キュゥべえ「その魔法少女システム…夢の泉とも呼ばれるそれは、どのような夢であっても性質を区別することなく力を注いでしまうという欠点を持っている。例えば、虐待を受けた少女が親に対する憎悪を抱いたなら、その憎悪に夢と力を与え、魔獣が誕生する…。…救いは少女からその憎悪の感情のみが独立した存在になるという点か。でも、魔法少女だけでなく、一般人の負の感情も無差別なく夢と力を与えるからタチが悪い」

まどか「わ、わたしの願いが原因で魔獣が生まれてたなんて…」

ほむら「気にすることはないわ、まどか。少なくとも魔法少女になった者達は救われたのだから…。…そんな話をするということは、その夢の泉と呼ばれるものが関係しているということね」

キュゥべえ「そう、その通りだ。昨日の晩のことだ。一体の魔獣がどこからともなく惑星QBに現れた。そいつは夢の泉の力を我が物にしようと夢の泉に取り憑いたんだ。僕たちは必死で戦って、夢の泉の力の源、スターロッドを引き抜いて夢の泉を無力化させた」

さやか「そっか…だからそんなにボロボロになってたんだね…」

キュゥべえ「夢の泉を無力化させたまでは良い…だが、僕たちインキュベーターでは奴を倒せなかった。だから奴を倒せるほどの力を持った魔法少女を探し回ってのさ」
13 : ◆FB2ec0W94g [saga]:2019/06/16(日) 19:23:53.69 ID:hwXONhsy0
まどか「…わたし、行く」

ほむら「まどか…貴女が気を負う必要なんて」

まどか「でもわたしの願いで夢の泉が生まれたんでしょう?放っとけないよ…」

ほむら「なら私も行くわ。まどかが魔法少女になったのは、私が原因だもの」

さやか「おーっと、二人だけで行こうだなんて水臭いこと考えてんじゃないよね〜?あたしも行くよ!」

杏子「ま、乗りかかった舟ってやつ?アタシの事も忘れんなよな」

キュゥべえ「皆…」

ほむら「勘違いしないで。私達はお前達ではなく、まどかの助けになりたいだけなの」

まどか「皆、ありがとう!」ニコッ

さやか「で?出発っていつになんの?」

キュゥべえ「今夜0時だ」

杏子「はっや!」

まどか「お泊まりするって言っとかないと…」

さやか「ほむらん家に泊まるって言って良い?」

ほむら「構わないわ。明日が土曜で良かったわね」
14 : ◆FB2ec0W94g :2019/06/16(日) 19:31:17.87 ID:hwXONhsy0
深夜0時前、ほむホーム

ほむら「そろそろね」

まどか「うん…」

さやか「あんた達、いつの間にペアルックなんて買ったのよ…」

杏子「おーあついあつい」ケラケラ

まどか「さ、さやかちゃんと杏子ちゃんに言われたくないよ!」

ほむら「全くね、赤と青のハート柄なんて、見せつけも良いところね」

キュゥべえ「やあ、来てくれてありがとう」

さやか「あ、キュゥべえ」

キュゥべえ「これから僕たちの母星、惑星QBに転送する」

ほむら「貴方達、やはりそうやって地球に来てたのね」

キュゥべえ「僕らの星は科学の進歩が宇宙随一だからね。…覚悟は、良いかい?」

まどか「…うん!いつでも良いよ!」

ほむら「私は、まどかに着いて行くだけ」

さやか「よーしバッチコーイ!!」

杏子「待ってろよー魔獣!!」
15 : ◆FB2ec0W94g :2019/06/16(日) 19:38:48.14 ID:hwXONhsy0
惑星QB

まどか「…ここが、惑星QB」

さやか「思ったのと全然違う!めちゃくちゃ綺麗な星じゃん!!」

https://i.imgur.com/BrsVsJW.jpg

ほむら「本当、意外…もっと無機質で機械的な星だと思ってた」

杏子「あー空気が澄んでてうめーなあ!」

キュゥべえ「君達が僕らにどんなイメージを抱いてるかよく分かったよ」
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