まどか「夢の泉の物語」

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16 : ◆FB2ec0W94g [saga]:2019/06/20(木) 20:25:50.38 ID:xoUNx+2KO
LEVEL 1 VEGETABLE VALLEY

ほむら「ここは一体何という場所なの?」

キュゥべえ「ここはベジタブルバレー。森林と野原が面積の大多数を占めるエリアさ。野生の小動物が生息しているんだが、まれに原住民がうろついてる時もある」

さやか「原住民って…」

杏子「惑星QBっていうくらいなんだから、お前らインキュベーターじゃねえのかよ?」

まどか「…あっ、皆見て!」

「あーあ…夢が見られなくてつまんないな…」

さやか「か…可愛い…!!なにあの子…!?」

杏子「…魔女の使い魔か?」

キュゥべえ「まさか。この星の原住民だよ」

「…キュゥべえ?珍しいね、君がここに来るなんて」

キュゥべえ「やあワドルディ、ちょっと大事なことがあってね」

ワドルディ「…もしかして、ここ最近夢が見られないことと関係あるの?」

キュゥべえ「…ああ、大有りさ」
17 : ◆FB2ec0W94g [saga]:2019/06/20(木) 20:42:38.96 ID:xoUNx+2KO
まどか「あ、あの…こ、こんにちは」

さやか「こ、こんにちは」

杏子「こ…、こんちは」

ほむら「こんにちは。私達、地球から来た魔法少女です」

ワドルディ「こんにちは、僕ワドルディっていいます。凄いなあ、宇宙人って皆キュゥべえみたいなのばかりだと思ってたよ」ワニャワニャ

ほむら(宇宙中がこいつだらけだったら今頃宇宙はエントロピー云々以前にめちゃくちゃになってるでしょうね)

キュゥべえ「この惑星QBにどれだけの種族が生息していると思ってるんだい。宇宙なんてもっと多くの種族が生きているよ」

ワドルディ「宇宙のセールスマンっていう呼び名は伊達じゃないね」

キュゥべえ「ありがとう。…ほぼ悪徳業者だけど、ね。さて、世間話もこれくらいにして、だ。本題に入ろう」
18 : ◆FB2ec0W94g [saga]:2019/06/20(木) 21:06:34.00 ID:xoUNx+2KO
キュゥべえ「ワドルディ、君も困っているんだろう?夢が見られなくて」

ワドルディ「そうなんだよ。僕だけじゃない、惑星QB中が皆夢を見られなくて困ってるんだ」

ほむら「…?夢を見られない、とはどういうこと?」

キュゥべえ「ああ、この星の住民達は基本夢を、言い換えるなら睡眠中に幻覚を見たりはしないんだ。それこそ、夢の泉がなければね」

まどか「夢の泉って…、魔法少女システムの違う呼び方なんじゃ…」

キュゥべえ「むしろ、夢の泉に魔法少女システムがくっついたといった感じかな。君の願いで、この星の夢と力の源である今の魔法少女システムが生まれたわけだ」

ワドルディ「そういえば、もう魔法少女は魔女にならなくて良いって喜んでたけど…もしかして彼女が…」

キュゥべえ「ああ、そうだよ。彼女が魔法少女に夢と力を与えた、鹿目まどかさ。言うならば魔法少女の英雄と言っても過言ではない」

まどか「え、ええええ!?わ、わたしそんな扱いされているの!?こ、困るよぉ…」

ほむら「私からすれば貴女は女神よ、まどか」キリッ

さやか「親友が英雄とは…うんうん、さやかちゃんも鼻が高い高い!」

杏子「すげーなぁ。良いことするとどこかで必ず良いことが返ってくるって本当なんだな…」

まどか「べ、別に英雄扱いされたくてお願いしたんじゃないもん…」カアアアア
19 : ◆FB2ec0W94g [saga]:2019/06/20(木) 21:18:20.06 ID:xoUNx+2KO
キュゥべえ「そんな彼女とその頼もしい仲間達をわざわざ連れてきた理由を教えよう。夢が見られなくなったことと深く関係してるからだ。この星に、いや全宇宙に危機が迫っている」

ワドルディ「ゆ、夢の泉に、何があったの?」

キュゥべえ「…魔獣が取り憑いた」

ワドルディ「えっ…!?」

キュゥべえ「夢の泉の力を自分のものにしてしまおう、ていう魔獣がどこからともなく現れたんだ。僕たちは必死で戦って、夢の泉の力の源、スターロッドを引き抜いて夢の泉を無力化させた」

ワドルディ「そっか…だから夢が見られなかったんだ…。…あれ、その魔獣は」

キュゥべえ「僕たちインキュベーターでは奴を倒せなかった。だから奴を倒せるほどの力を持った魔法少女を、彼女達を連れてきたのさ」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 12:21:56.58 ID:MGiKg/jGo
ワドルディかわいいよね喋れるか忘れたけど
21 : ◆FB2ec0W94g [saga]:2019/07/01(月) 20:39:27.48 ID:79pI/NvNO
キュゥべえ「これは僕たちだけの、この星だけの問題じゃない。最悪の場合、宇宙中が魔獣の手に落ちて…どうなることか…」

ワドルディ「そ、そんな…」

まどか「…大丈夫。わたし達が、助けるから」

ほむら「私はまどかについていくだけよ」

さやか「このさやかちゃんがいれば、もう魔獣なんか怖くない!」

杏子「へっ、面白そうじゃん」

ワドルディ「皆さん…ありがとうございます!本当にありがとうございます!」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/14(日) 02:31:54.49 ID:G0IqGQRQ0
どんなssも書ける奴が書けなきゃ意味はないんだよな
というわけで誰か乗っ取りはよ
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