夏葉『朝、私が起きたらカトレアが女の子になっていたの!』

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 15:17:43.48 ID:1FUmJx+q0


藤原肇「ワンちゃんになってしまいました…」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1535728503/

の続編的な話ですがあまり繋がりはありません。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1562307463
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 15:18:17.00 ID:1FUmJx+q0

P「ーって起きしなに夏葉から電話がかかってきて「カトレアってそもそも女の子じゃなかったっけ?」とか「夏葉、疲れてるのかな」とか思いながらひとまずこの部屋に来たわけだけど…」

夏葉「…」

カトレア(?)「…」

P「…カトレア?」

カトレア(?)「何?」

P「いや、夏葉の飼い犬で、ゴールデンレトリバーの」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 15:19:03.02 ID:1FUmJx+q0

カトレア「私だけど」

P「…君が?」

カトレア「ええ」

P「夏葉?」

夏葉「私も信じられなかったわ。起きたら全裸のこの子が隣で寝てるんだもの。でも、話してみるとカトレアとしか思えないのよ。ふたりだけが知ってること、何でも知ってたしね」

P「…俺の知るカトレアはこんなスタイル抜群のブロンド髪の美女じゃなくて、ああ、髪の毛の色はあの子の毛色と似てたかもだけど…」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 15:19:39.56 ID:1FUmJx+q0

カトレア「私だってわからないわ。どうして人間の姿になったのか。でも、私は正真正銘夏葉の愛犬のカトレアよ。ねえ、夏葉?」

夏葉「ええ、そうなの。プロデューサー」

P「……ドッキリ?」

夏葉「まだわからないの? なら、証拠を見せてあげる。カトレア、お手」

カトレア「わん!」ポフッ

夏葉「カトレアはおりこうさんね…」ナデナデ

カトレア「夏葉〜♪」ギュウウウ

夏葉・カトレア「……ね?」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 15:20:17.01 ID:1FUmJx+q0

P「いや、美女がふたり戯れてるだけにしか…」

夏葉「もう、わからない人ね」

P「ご、ごめん…」

カトレア「ああもう、じれったい……夏葉、本当にこの人でよかったの?」

夏葉「ちょ、カトレア!」

P「いや、俺じゃなくても樹里でも果穂でも凛世でも智代子でも同じ反応だと思うけど…」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 15:20:55.99 ID:1FUmJx+q0

夏葉「え? え、ええ! そうかもしれないわね。だけど、アナタがいいと思ったの! 私のプロデューサーだものね!!」

P「お、おう。そうだな、すぐには信じられないけど…とにかく、一旦信じる方向で進めるよ」

夏葉「それでこそよ! プロデューサー!」

P「…お、おう!」

カトレア「……ふーん」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 15:21:49.92 ID:1FUmJx+q0


ーーーーーーーーーーーーー


P「……で、なんで俺たち公園に来たんだ?」

夏葉「実はね、カトレアがこの姿になった犯人はわかってるのよ」

P「そもそも犯人がいるのか? 犬を人間の姿にするって今の技術で可能なのか?」

夏葉「その全ての答えがわかるらしいわ」

カトレア「ともかく、私たちにできるのはこうして待つことしかできないんだから。じっとしてなさい」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 15:23:19.37 ID:1FUmJx+q0

P「そ、そうだな…」

P(なんだか夏葉がふたりいるみたいだ…何故かツンケンされてる気がするけど…)

P(…しかし、こうして見てみると、カトレア(?)かなりの美人だな…確かに犬の時も美人だったけど)

P(スタイルも良くて夏葉の服もバッチリ着こなしている。プロンド髪もサラサラしていて綺麗だ。夏葉がトリートメントしてたからかな?)ジー

カトレア「…あの」

P「うん?」

カトレア「いやらしい目で見ないでくれる?」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 15:24:01.79 ID:1FUmJx+q0

夏葉「プロデューサー?」ギロ

P「なっ、誤解だって!」

カトレア「いいえ。私、そういうのには敏感なの。私の胸を見てた。元は犬だっていうのに、いやらしい…」

夏葉「プロデューサー…」

P「だから違うって!」

「おーーい! 夏葉さーーん!!」

夏葉「あ、来たようね! 聖來ーー!!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 15:24:53.58 ID:1FUmJx+q0

P「聖來?」

カトレア「あ、わんこくんだ! おーーい!」ブンブン

聖來「……ごっめーーーーん!!!!!」

P・夏葉・カトレア「!」ビクッ

聖來「えっと、何から話したらいいのかな、んっとね、えっと……あ、頭おかしくなったと思わないでね!?」

「せ、聖來さん、落ち着いて…」

「ワンだふるな出来事ですから無理はないですけどね。ふふっ♪」

「か、楓さん…」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 15:29:06.32 ID:1FUmJx+q0

夏葉「大丈夫よ聖來、落ち着いて話してちょうだい」

P「えっと、夏葉、この方たちは…」

夏葉「ああ、紹介がまだだったわね。こちら、水木聖來さん。そしてこの子は愛犬のわんこ」

わんこ「ワンっ!」

P「おお、こっちもゴールデンレトリーバーだ」

夏葉「そうなの! 最近あまり見なくなったでしょう? 同じレトリーバー飼い同士仲良くなったの。それに彼女もアイドルなのよ? 昨日も夕方一緒に散歩したわ」

P「……ああ! 確かこの前番組であさひと共演してた!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:08:23.14 ID:1FUmJx+q0

聖來「えっと、はい。この前芹沢さんと共演させていただきました、〇〇プロの水木聖來です。えっと、夏葉さん、この人は……ま、まさか、カレシー」

夏葉「違うわ。私のプロデューサーよ」

P「どうも。283プロの夏葉担当のプロデューサーです。水木さん、そちらのおふたりは…」

「あ、申し遅れましたー」

肇「ー私、聖來さんと同じ事務所の藤原肇と申します」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:09:39.72 ID:1FUmJx+q0

夏葉「……あら? アナタ確か、この前『マツコの知らない世界』に出ていたー」

肇「はいっ! 陶芸の魅力をお伝えさせていただきました! 藤原肇です!」

夏葉「やっぱりそうよね!? 知ってる? プロデューサー! 備前焼ってすごいのよ!」

肇「そうなんです! すごいんです!」

夏葉「割れにくいの」

肇「ちょっとやそっとでは壊れません! すごいんです!」

夏葉「ね」

肇「はいっ」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:10:26.19 ID:1FUmJx+q0

P「あれ、そういえばあなたは…」

「あ、私ですか?」

楓「はじめまして。この前『VS嵐』で新垣結衣さんと共演した高ガッキー楓です♪」

夏葉「アナタも知ってるわ! 知ってる? 楓さん、とっても歌が上手いの! すごいのよ!」

楓「えっへん♪」

P「…ですよね? 水木さんに藤原さんに、高垣さん。3人とカトレアが人間の姿になったことに一体なんの関係が」

聖來「ああ、えっと、それなんですけど……あれ、わんこ?」

楓「あら、あっちに」

夏葉「え?」クルッ
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:11:04.86 ID:1FUmJx+q0

カトレア「ーそう、聖來さんにも気になる人が…」

わんこ「ワンッ!」

カトレア「ふふ、わんこくんも気に入ってるのね。きっと素敵な方なんでしょう。こっちは…」

わんこ「ワン?」

カトレア「ああ、ごめんなさい。何でもないわ」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:12:51.60 ID:1FUmJx+q0

肇「…えっと、世間話をしているみたいですね」

楓「猫ちゃんの言葉なら多少わかりますけど、ワンちゃんのはわかりませんねえ」

P「えっと…?」

聖來「あの、どこから説明したらいいのか……プロデューサーさん、夏葉さん、一ノ瀬志希ちゃんってご存知ですか?」

P「え?」

夏葉「面識はないけれど知っているわ。ケミカルアイドル…だったかしら」

聖來「そう、その子。カトレアちゃんがあの姿になったのは……志希ちゃんが原因なんです」

P「と言うと?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:14:11.57 ID:1FUmJx+q0

聖來「志希ちゃんがわんことカトレアちゃんを間違えて薬を飲ませちゃってこんなことに…」

P「そうじゃなくて。え、化学で犬を人間の姿に変えるとかできるんですか?」

聖來「志希ちゃんなので…」

肇「そうですね…」

楓「志希ちゃんですから」

P「全く説明になってない気が…」

聖來「ああっ、やっぱり他事務所の人に伝えるのは難しい…!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:15:21.17 ID:1FUmJx+q0

夏葉「…とにかく、一ノ瀬さんがカトレアに何をしたのか聞かせてもらおうかしら」

聖來「あ、えっと、アタシが悪いんです。「人間になったわんことお喋りしてみたいな」なんて冗談半分で言ったら志希ちゃん、本当に犬を人間にする薬作っちゃって。で、昨日、アタシを驚かそうと思ってこっそりわんこに飲ませようとしたらカトレアちゃんと間違えちゃったみたいで…」

夏葉「……なるほど。信じられないような話だけど、状況が状況だもの。信じるしかないわね。で、一ノ瀬さんは今どこに?」

聖來「志希ちゃんのプロデューサーさんにマストレさん…えっと、すごいキツい特訓で有名な人のところに連行されました…。その代わりに、アタシがこうして」

夏葉「そう…。で、いくつか聞きたいのだけれど、カトレアはいつまであの姿で、副作用とかはないのかしら」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:16:19.41 ID:1FUmJx+q0

聖來「薬の効き目は飲んでから24時間…だから、今日の夕方18時には元に戻るとのことです。副作用はないと思います。ここにいるふたりもそうだったので」

P「え?」

聖來「あの、この画像を見ていただけますか?」

夏葉「あら。柴犬ね。作務衣なんて着ちゃって可愛いわね」

肇「……えっと、それ、私なんです」

P・夏葉「え?」

聖來「あとこれも…」

P「…オッドアイの猫、ですね。でも、この緑かかった毛色、まさか」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:17:21.96 ID:1FUmJx+q0

楓「はーい、私でーす♪」

P「ということは、つまり…」

肇・楓「私たち、志希さん(ちゃん)の薬で動物にされたアイドルなんです(でーす♪)」

P(なんで『アメトーーク!』風?)

夏葉「そういうことだったのね…ふたりとも、副作用は?」

肇「特にありません。強いて言えば、ワンちゃんの言葉が何となく理解できるようになったような?」

楓「私も、猫ちゃんの言葉が何となく理解できるようになった気が「ニャーン!」あ、今の鳴き声は「お腹が減った!」らしいです」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:18:08.59 ID:1FUmJx+q0

夏葉「それって……すごいわね! ということは、カトレアは今以上に私たちの言葉がわかるようになるのかしら?」

聖來「それはわからないですけど…でも、身体に悪い影響は絶対にないです。志希ちゃん、そういうのはしっかりしてますから」

P「……まあ、犬を人間の姿に変えられるような薬を作れるくらいだし」

夏葉「信じる価値はありそうね」

聖來「今度改めて謝らせに来させますから!」

夏葉「そんな、いいのよ。カトレアも楽しそうだし」

聖來「いえ、それとこれとは別ですから! あの子はホントにもう…」

P(お母さんみたいだ)
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:18:55.69 ID:1FUmJx+q0

夏葉「…そう。それなら、今度会わせてもらおうかしら。そしてお礼を言わせてもらうわ。私も「カトレアと話してみたい」ってずっと思ってたしね♪」

聖來「夏葉さん…そう言ってもらえると、少し気持ちが楽になります〜…」

夏葉「ふふ、いいのよ。それなら、そうね。せっかくだしカトレアと私たちふたりで色々と過ごしてみたいと思うわ。これもいい機会だしね」

聖來「…うん。わかった。アタシたちもお仕事があるからそろそろ行くね」

夏葉「ええ、わかったわ」

聖來「わんこー! 行くよー!」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:19:35.51 ID:1FUmJx+q0

わんこ「ワンっ!」トテトテ

夏葉「カトレアー! 行くわよー!」

カトレア「わんっ! あ……ええ!」トテトテ

肇「わー…近くで見たらものすごい美人さん…」

楓「わんこくんも男の子になったらイケメンさんかもしれませんね」

聖來「まっさかー。もっとこう、少年っぽい感じで…」

カトレア「あ、聖來さん?」

聖來「へ? あ、カトレアちゃん。どうしたの?」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:20:25.08 ID:1FUmJx+q0

カトレア「…」ズイッ

聖來「わ、本当に美人…じゃなくて、な、何かな?」

カトレア「…わんこくん、言ってましたよ。「早くご主人様のご主人様とつがい≠ノなればいいのに」って」

聖來「それって…え、ええ!? いや、あの人のことは、アタシ…!」

肇「聖來さん?」

楓「行きますよ?」

聖來「うぇ!? あ、うん! わ、わんこ、そんなこと! あ、ヤバ、お仕事! ま。待ってぇー!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:21:06.55 ID:1FUmJx+q0

P「……なんだか騒がしい子たちだな」

夏葉「いいじゃない。あれくらい元気な方が年相応で」

P「…勘違いしてるんだろうけど、水木さん、今年で23だからな」

夏葉「……え、ええ!?」

カトレア「どうしたの、夏葉?」

夏葉「わ、私としたことが…人を見かけで……って、今はそれよりも…カトレア」

カトレア「何、夏葉?」

夏葉「アナタが人間の姿でいられるのは、今日の夕方18時…つまり、あと8時間ほどってとこらしいわ」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:21:52.79 ID:1FUmJx+q0

カトレア「え……そう、なのね。残念」

夏葉「いいえ。私嬉しいわ。カトレアとこうしてお話しするの、ずっと夢だったんだもの」

カトレア「夏葉…」

夏葉「だから、だからね?……今日は3人で、最後までとことん遊びましょう!」

カトレア「え゛っ……この人も?」

P「夏葉、俺はいない方がいいんじゃ…」

夏葉「ダメよ! アナタも一緒! さ、行くわよふたりとも♪」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:24:48.81 ID:1FUmJx+q0


ーーーーーーーーーーーー


夏葉「ゲームセンターってすごいのよ! いっぱいゲームが遊べるの!」

カトレア「夏葉、ここうるさいわよ…」

夏葉「ふふ、私も最初に来た時はびっくりしたけどじきに慣れるわよ。来て、ふたりとも! 見せたいものがあるの」グイグイ

P「…っと。これは…ぬいぐるみか?」

夏葉「ええ! どう、カトレア。アナタにどことなく似てると思わない?」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:25:26.53 ID:1FUmJx+q0

カトレア「……私の方が綺麗だもん」

夏葉「…ふふ、そうね。でも、これを見つけてからどうしても欲しくなったのよ。何回挑戦しても取れなくて」

P「ああ、UFOキャッチャーって難しいよなあ。俺も結構な額をつぎ込んで痛い目見たことがあるよ」

夏葉「そうなの! でもカトレアが見ていてくれたら取れる気がするわ!」

カトレア「…いらない」

夏葉「私が欲しいのよ、カトレア」

カトレア「…私はいらないもん」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:26:12.03 ID:1FUmJx+q0

夏葉「そんな、どうして…」

P「……夏葉」

夏葉「どうかしたの? プロデューサー」

P(ひょっとして、カトレア…)

夏葉(…!…ああ、なるほどね…)

夏葉「…カトレア」

カトレア「…いらないもん」

夏葉「…私、この子の方を可愛がったりしないわ」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:27:28.39 ID:1FUmJx+q0

カトレア「…!」

夏葉「これはね、アナタに会えない時もアナタのことを思い出したいから欲しいのよ。普段は事務所に置いたり…そうね、ロケや遠出しなくちゃ行けない時、アナタに会いたくても会えないでしょう? その時この子が側にいてくれたらカトレアを思い出して頑張れる気がするの」

カトレア「……私はもっと綺麗よ」

夏葉「ええ、知ってるわ。私が誰よりもね。……ダメ?」

カトレア「…私の代わり、なのよね」

夏葉「ええ。アナタよりぬいぐるみを可愛がったりしないわ。取っても、いいかしら?」

カトレア「……」コクン

夏葉「! ありがとう、カトレア…見ていてね、アナタにいいところを見せるから!」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:28:11.99 ID:1FUmJx+q0


ーーーーーーーーーーーー


夏葉「〜♪」

P「よかったな夏葉、無事にお迎えできて」

夏葉「ええ! 可愛いわ…♪」

カトレア「…」

夏葉「…くすっ、でも、本物のカトレアには敵わないわね!」ナデナデ

カトレア「! …そ、そうよ! ふふっ♪」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2019/07/05(金) 16:28:59.01 ID:1FUmJx+q0

P(なんだか、姉妹みたいで可愛いなあ)

夏葉「プロデューサーもありがとう。アナタが見ていてくれたのも大きかったわ」

P「え、俺? 見てただけだぞ」

夏葉「ふふ、それでもいいの。アナタが見ていてくれるっていうのが私の力になるんだから…」

カトレア「…」ジー

P(視線を感じる…)
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