【まどマギ】杏子「スーパーマミオシスターズ」マミ「イッツミー!マーミオ!」

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121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/09(金) 01:21:01.14 ID:7CFqf/aE0
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翌日 見滝原総合病院


恭介「さやかは僕を虐めているのかい?」

さやか「そんなつもりじゃ……」

恭介「もうこの腕は動かないんだよ!医者にも無理だって言われて……奇跡でも起きない限り……!」プルプル

さやか「……あるよ」

恭介「え……?」

さやか「奇跡も、魔法も、あるんだよ」



マミホーム


さやか「という訳で何とかして下さいマミさん!」ゲザァッ

ほむら「私からもお願いするわ。ここで上条君の腕を何とかしないと、さやかは契約からの100%魔女になって大暴れするもの」ペコッ

さやか「うぐっ……ひゃ、100%ときましたか……」

ほむら(少なくとも今までの時間軸ではそうだったわ。彼女が契約してしまったら後はお決まりのパターンだったもの)

マミ「分かったわ。そういうことなら任せて!やることはなぎさちゃんのお母さんと同じだから簡単よ!」」

さやか「本当ですか!?」パァッ

ほむら「………」

ほむら(肉体の傷だけでなく病気も簡単に治してみせるなんて、マミの魔法は一体どこまで万能なのかしら……)
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/09(金) 01:23:04.31 ID:7CFqf/aE0
見滝原総合病院 恭介の病室


恭介「はぁ……」

さやか「恭介ー!」ドアバタンッ!

恭介「あっ……さやか。さっきはごめん。君に酷いことを……」

さやか「そんなことよりこれ食べて!」スッ

恭介「……草?」

さやか「体に良い薬草だよ!知り合いから貰ったんだけど、これなら恭介の腕も治るから!」

さやか(確かリフレッシュハーブって言うんだっけ。不治の病を治したくらいだし、腕くらいならすぐ治るよね?)

恭介「いや、いくら何でもそれは……」

さやか「良いから食えって!」グイッ!

恭介「むぐっ!?ごほっ!ちょっ、さやか!そんな強引に……」

シュワァァァァァッ……!

恭介「……ん?動く。腕が軽やかに動くよ!?」ワキワキ

さやか「ほら〜!あたしの言った通りでしょ?」

恭介「す、凄いよさやか!草を食べただけで腕が治るなんて!」

さやか「だから言ったじゃない。奇跡も魔法もあるって」ニコッ

恭介「うん……!ありがとう、さやか!君のお陰で……!」

さやか「いや、あたしはさっきの草を持って来ただけ。お礼なら草をくれた知り合いにあたしから伝えておくね?」

恭介「それでも君がこうして来てくれたからだよ。ありがとう……ありがとうさやか……!」

さやか「……てへへ♪」






透明マミ「………」

透明ほむら「………」

透明マミ(念の為に様子を見に来たけど……)

透明ほむら(心配は杞憂だったみたいね。一先ず最悪の事態は回避したわ)
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/09(金) 01:25:19.54 ID:7CFqf/aE0
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アニメで仁美達が集団自殺しようとした場所


スーパーマリオギャラクシーBGM『テレサワルツ』

透明マミ『次に結界が現れる場所はここね?』テレパシー

透明ほむら『えぇ、そのはずよ』テレパシー

透明杏子『にしても魔女の口づけで集団自殺か……魔女もおっそろしいこと考えるよなぁ』テレパシー

透明マミ『あっ、来たみたい……打ち合わせ通り行くわよ?』

透明ほむら・透明杏子『『了解!』』

仁美「あはは……うふふ……」フラフラ

その他一般人達「もう生きてる意味なんて無い……素晴らしい所に旅立ちたい……」フラフラ

透明マミ『全員が部屋に入った!今よ!』ダッ

透明ほむら・透明杏子「「っ!」」ダッ

透明マミ(これを飲んで!)グイッ!

仁美「んぐっ!?」

透明杏子(自殺なんて馬鹿な真似はやめろ!)グイッ!

透明ほむら(命を大事にしなさい!)グイッ!

その他一般人達「んむぅっ!?」

ゴクゴクゴク…… シュパァァァァッ

仁美「ぷはっ!?あ、あら?私はこんな所で一体何を……?」キョロキョロ

その他一般人達「どうして俺達はこんな所に……?」キョロキョロ

透明マミ(これで良し、と!)

透明杏子(後は放置で良いな。皆このまま家に帰るだろうし)

透明ほむら(……本当に飲ませただけで口づけが無くなってる)

※スッキリドリンク 初出:マリオストーリー
「リフレッシュハーブ」と同じ効果のアイテムで、飲むと状態異常を回復することが出来るドリンク。もちろん魔女の口づけも消滅させる。
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/09(金) 01:28:54.78 ID:7CFqf/aE0
スーパーマミ「……さて、残るは魔女だけね」透明帽スッ

杏子「でもここの魔女って弱いんだよな?」透明帽スッ

ほむら「えぇ。その代わり精神攻撃でトラウマを抉ってくるから注意して」透明帽スッ

スーパーマミ「それなら大丈夫!私にトラウマなんて無いもの!」

ほむら「私は何千回も戦ったからとっくに慣れたわ」

杏子「あたしだって魔女の性質さえ知ってりゃ大丈夫だ!」

スーパーマミ「………」ジー

ほむら「………」ジー

杏子「ん?何でこっち見るんだ?早く倒そうよ!また口づけされた人々が現れたら面倒だし!」

スーパーマミ(佐倉さん、私が解決したとはいえお父さんに突き放された経験が……)

ほむら(この魔女は杏子と一緒に戦ったことが無いのよね。大丈夫かしら……)



魔女の結界


エリー「………」テレビブゥーン……

杏子パパ『よくもそんなことを……お前は魔女だ!』

杏子「嫌ああああああっ!そんなこと言わないでええええええっ!」

カエルマミ「………」スィーッ

カエルほむら「………」スィーッ

カエルマミ・カエルほむら((やっぱりこうなったか))スィーッ

※カエルスーツ 初出:スーパーマリオブラザーズ3
取得すると水中を自由自在に泳ぐことが出来るようになり、通常マリオなら押し出されてしまうような強い水流にも逆らって泳げるようになるアイテム。
しかし攻撃性能は皆無に等しく、地上での移動能力も低下する為、水中面以外のコースではほぼ役に立たない。
今回は動きづらいハコの魔女の結界の中で、マミ達がまともに移動する為に使用。

杏子パパ『私の為だと!?これでは私は悪魔ではないか!』

杏子「うぅっ……!やめてよ父さん……!」

カエルマミ「落ち着きなさい!」スッキリドリンクグイッ

杏子「んむっ!?ごくっ……ぷはっ!?あれ?あたしは一体……」

カエルほむら「見事に魔女の罠に引っかかってたわよ、貴女」スィーッ

杏子「え?あっ、しまった!ちっくしょー!よくも人のトラウマを抉るようなことしたなー!」
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/09(金) 01:30:19.03 ID:7CFqf/aE0
杏子「マミさん!あいつを確実にやっつけられるアイテム頂戴!」

カエルマミ「確実にって言われても、正直一杯あり過ぎて……」スィーッ

杏子「だったらあたしが適当に選ぶ!え〜っと……これで!」グイッ

カエルマミ「あっコラ!美樹さんみたいなことしないの!」スィーッ

カエルほむら(あれは……私達が着ているカエルスーツが茶色くなったような物に見えるけど……)スィーッ

タヌキ杏子「えいっ!って何だこの姿は!?タヌキ!?」ボゥンッ!

※タヌキスーツ 初出:スーパーマリオブラザーズ3
取得するとタヌキマリオに変身することが出来るアイテム。しっぽマリオの強化版で、飛行能力やしっぽ攻撃に加えて一定時間だけ「地蔵マリオ」に変身することが出来る。
地蔵になっている間は身動きが取れなくなるが、敵に気づかれなくなり、どんな攻撃も無効化することが出来る。更に通常は踏んで倒せない敵も地蔵状態なら上から押し潰して倒すことが可能。

カエルマミ「タヌキスーツね!しっぽを振り回して攻撃したり空を飛ぶことが出来るけど、その状態なら重くて硬い地蔵に変身出来るわ!」スィーッ

タヌキ杏子「地蔵だって!?ようし!だったらそれで魔女を踏み潰してやる!よっと!」ボゥンッ!

地蔵杏子「」ヒュウウゥゥ……

エリー「……!?」

カエルほむら「地蔵となった杏子が魔女に向かって落ちていってるけど、本当に大丈夫なの?」スィーッ

カエルマミ「えぇ。だって……」スィーッ

地蔵杏子(いっけーーーーーーーーーーーーーっ!)ズドォーンッ!

エリー「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?」

カエルマミ「地蔵になると無敵状態だもの!」スィーッ

カエルほむら「一体何個無敵になれるアイテムを出せば気が済むの!?」スィーッ
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/09(金) 01:32:20.80 ID:7CFqf/aE0
グリーフシード ペラペラ

タヌキ杏子「ははっ!見事に潰れてるな!他人の心を覗き見るなんて悪趣味なことするからだ!マミさーん!魔女やっつけたよー!」

カエルマミ「やったわね!佐倉さん!」ピョンピョン

カエルほむら「次からは油断してはダメよ」ピョンピョン

タヌキ杏子「……何してんだ二人共」

カエルマミ「カエルスーツは地上だと普通に歩こうとしてもカエル飛びみたいになっちゃうのよ」ピョンピョン

カエルほむら「……二足歩行しようとしても勝手にこんな動きになるのは仕様だったのね」ピョンピョン

タヌキ杏子「面倒な魔法だな」

カエルマミ(次からはペンギンスーツにした方が良いわね……それはともかく、いつも通り魔女を元に戻さないと)1UPキノコスッ

グリーフシード 1UP パラリララリ♪

グリーフシード シュパァァッ

タヌキ杏子「というか移動しづらいなら変身を解除すれば良いだけじゃないか?」

スーパーマミ「あっ、それもそうね!」ポンッ

ほむら「盲点だったわ」ポンッ

タヌキ杏子(マミさんは知ってたけど、ほむらも意外と抜けてるとこあるんだな)

ハコの魔法少女「……痛かった」

タヌキ杏子「言っとくけど謝らないぞ!結構心にキたんだからな!」

ハコの魔法少女「うん。分かってる……悪いのは私だから……」

スーパーマミ・タヌキ杏子「「………」」

ハコの魔法少女「………」

スーパーマミ・タヌキ杏子((何かこの子、幻惑の魔法少女と同じ性格な気が……))
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/09(金) 01:35:13.47 ID:7CFqf/aE0
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数日後 マミホーム


マミ「……そろそろなの?」タンコブモグモグ

ほむら「……えぇ」タンコブモグモグ

まどか「ほむらちゃーん!マミさーん!」ドアバターン!

さやか「………」ウジウジ

ほむら「ほら来た」

マミ「鹿目さんに美樹さん……一応聞くけど、一体どうしたの?」

まどか「さやかちゃんが仁美ちゃんに宣戦布告されちゃったんです!私も上条君のことをお慕いしていますって!」

ほむら「知ってるわ。で、当の本人は?」

さやか「………」ウジウジ

まどか「あたしなんかが仁美に勝てる訳ないじゃん!って言ったきりこんな感じで……」

ほむら「やっぱり……貴女は契約していない正真正銘の人間なんだから、さっさと告白してきなさいよ」

さやか「む、無理だよ!もし断られたらと思うと……」

ほむら「大丈夫よ。貴女が告白さえすれば90%成功するから」

さやか「……残りの10%は?」

ほむら「今はバイオリンしか興味が無いと志筑さん共々振られるか、そもそもさやかを女として見ていないから無理のどちらかね」

さやか「やっぱ無理っ!怖いっ!」

まどか「でもそんなこと言ってたら仁美ちゃんに掻っ攫われちゃうよ?それでも良いの?」

さやか「う、うぐぅ……」ウジウジ
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/09(金) 01:36:51.01 ID:7CFqf/aE0
ほむら「あーもうウジウジ鬱陶しいわね。マミ、やっちゃいなさい」

マミ「本当に良いのかしら……」

ほむら「こうなると説得に半日以上かかるからめんどくさいのよ」

ほむら(それにさやかが契約して無いなら失恋して絶望しても私達には実害無いもの)ファサッ

マミ「……分かったわ。美樹さん、ごめんなさい!えいっ!」帽子ポイッ!クルクルクル……

まどか「おおっ!その技は!?」

さやか「……ん?」帽子カポッ

マミ「」ピュルルンッ!シュパッ!

さやか(マミ憑依)「……よし、キャプチャー成功ね」

さやか(これが美樹さんの体……胸が少しだけ軽くなって動きやすそうだわ)

まどか「やっぱりマリオオデッセイのキャプチャーだ!生で見られるなんて感激だよぉ!」キラキラ

※キャプチャー 初出:スーパーマリオオデッセイ
帽子を投げ付けた敵キャラクターに憑依し、その敵として行動したり固有の特性や技を利用することが出来るようになるスペシャル技。
原作では味方キャラクター、キャッピーの力によって使える技だが、マミは魔力でキャッピーの能力を再現している。

さやか「後は私が美樹さんの代わりに告白して来たら良いのね?」

ほむら「えぇ。お願いね?」

まどか「さやかちゃんの姿と声で話すマミさん!くぅーっ!後で私もキャプチャーしてもらおうかなー!」

さやか「もう。これは遊びでは無いのよ?鹿目さん」

ほむら「」ゾワワッ

ほむら(さやかが落ち着いた声色で鹿目さんだなんて……さやかには悪いけど悪寒が走ったわ)
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/09(金) 01:38:43.39 ID:7CFqf/aE0
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恭ホーム前


恭介「さやか?話って何だい?」

さやか「その……私、貴方のことが好きなの!」

恭介「えっ……」

さやか「………」

さやか(どうか美樹さんを振らないであげて……!)

恭介「……そうだったのか。僕、今までバイオリン一筋で、さやかのことをそんな目で見たことは無かったけど……」

さやか「うぅ……」シュン

さやか(今回は暁美さんが言う残り1割の方なのかしら……)

恭介「……ずっと頻繁にお見舞いに来てくれたのはさやか、君だけだった」

さやか「……え?」

恭介「それどころか、僕の為に体に良く効く草を持って来てくれたのも君だった」

さやか(体に良く効く草……あぁ、美樹さんに渡したリフレッシュハーブのことね)

恭介「……こんな僕で良ければ、こちらこそよろしくお願いします」

さやか「……良いの?本当に?」

恭介「うん。これからはバイオリンばかりじゃなく、さやかのことも沢山考えるよ」ギュッ

さやか「……上条君」

恭介「え?上条君?」

さやか「じゃなくて恭介!あ、ありがとう!私も嬉しい!」アセアセ

さやか(他の人の演技って難しい……!それはともかくおめでとう美樹さん!これで晴れて両想いね!)




透明ほむら「………」

透明ほむら(どうやらこの時間軸では9割の方を引いたみたいね。正直ちょっと不安だったけど安心したわ……)

透明まどか「見て見てほむらちゃん!全身が透き通ってる!完全に透明だよ!凄いよこの帽子!」キャッキャ

透明ほむら「お、落ち着いてまどか……興奮する気持ちは分からなくもないけど……」

透明ほむら(それにしてもこのまどかは本当にマリオが好きなのね。ここまで興奮したまどかを見たのは初めてよ……)
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/09(金) 01:40:56.26 ID:7CFqf/aE0
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魔女の結界


スーパーマリオ3Dワールド地下BGM『地下洞窟』

エルザマリア「………」触手ジュゴゴゴゴゴゴゴッ

ブーメランほむら「それからと言うもののさやかがず〜っと惚気てきてうざいのよ」ブーメランポイッ

触手 ズバババババババッ!

ほむら(しかも寂しげな表情でさやかを応援すると言ってくれた志筑さんの前でも延々と……さやか、浮かれるなとは言わないけどお願いだからもう少し空気を読んで)

※ブーメランフラワー 初出:スーパーマリオ3Dランド
取得するとブーメランマリオとなり、ブーメランを投げ付けて敵を攻撃することが出来るようになるアイテム。
投げたブーメランは敵を貫通し、連続で五体以上の敵を倒すと1UPする。ただしブーメランは一度に一つしか投げられない。

ほうだいボックス(杏子)「あたしも散々自慢されたよ……全く、彼氏ってそこまで良いものなのか?あたしにはイマイチ分かんないなぁ」ボコンッ!ボコンッ!

使い魔達「ギャーーーーーーーーッ!?」ドガァァァァン!

※ほうだいボックス 初出:スーパーマリオ3Dワールド
被ると前方に向かって弾丸を撃ち出し敵を攻撃することが出来るようになる装備アイテム。
上半身全てがボックスで埋まっているが前はちゃんと見えている。明らかに視界が塞がっているが見えているったら見えている。

スーパーマミ「それにしても流石は影の魔女。白と黒だけだから見づらいわね」バシュウウウウウン!

使い魔達「ホギャッ!?」

※スーパークラクション 初出:マリオカート8
使用すると周囲の物や敵を吹き飛ばすことが出来るアイテム。あの厄介なトゲゾーこうらさえ一撃で消滅させてしまう程の威力を持つ。

スーパーマミ「どこか地面でどこが足かも把握しづらいし……よーし!こうなったらとっておきよ!」ゴソゴソ

ブーメランほむら(どのアイテムも「とっておき」な癖に)

ビルダーマミ「ワッフゥー!」デュワデュワデュワ♪

ほうだいボックス(杏子)「あれ?その姿って工事現場で働いてるおっちゃん?」

※スーパーハンマー 初出:スーパーマリオメーカー2
取得するとビルダーマリオとなり、ハンマーで敵を攻撃したりブロックを積み上げて足場にすることで色々な場所に移動出来るようになるアイテム。
ちなみに『ペーパーマリオRPG』や『マリオ&ルイージRPG』等にも同名のアイテムが登場するが、それらとは全く異なるアイテム。
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/09(金) 01:42:27.97 ID:7CFqf/aE0
ビルダーマミ「当たらずとも遠からずね。えいっ!えいっ!」ハンマーガスッ!ガスッ!

使い魔達「ゴブッ!?ゲヘッ!?」ポコッポコッ

ブーメランほむら「ただ単にハンマーで殴ってるだけじゃない。それなら無敵になれるアイテムの方が……」

ビルダーマミ「いえ、このアイテムの真価はこんなものじゃないわ。フッフー!」カッ

WiiUゲームパッド ポンッ!

ほうだいボックス(杏子)「何だこりゃ?ゲームのコントローラーか?」

ビルダーマミ「この姿になっている時だけ使える技なんだけど、ここをこうしてこうすれば……!」カチャカチャ

サァーッ!

ビルダーマミ「レッツゴー!」カンッ!

スーパーマリオ3Dワールド地上BGM『スーパーベルの丘』

エルザマリア「!?」

ブーメランほむら「急に辺りが明るくなった!?しかも頭で流れる音楽も変わってる!?」

ほうだいボックス(杏子)「お、おい!魔女の周りが壁で埋め尽くされてるぞ!?」

ビルダーマミ「当然よ。コースを作り変えたんだもの♪」

ブーメランほむら・ほうだいボックス(杏子)「「は?」」

※コースをつくる 初出:スーパーマリオメーカー
WiiUゲームパッドのタッチパネルを使うことで、コースの風景を変えたり仕掛けやアイテム、敵を自由に配置したり編集することが出来る技(?)。
ビルダー状態に変身している時のみ使用出来る魔法で、魔女や使い魔の結界を自由に作り変えたり弄り回すことが出来る。
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/09(金) 01:44:02.07 ID:7CFqf/aE0
ビルダーマミ「コースを地下から地上に変えたから周りが明るくなって見通しが良くなったでしょ?」

ビルダーマミ「そして魔女には身動きが取れないよう壁で覆っちゃった!使い魔達は邪魔だったから編集して消しちゃったわ」

ブーメランほむら「」

ほうだいボックス(杏子)「」

ブーメランほむら・ほうだいボックス(杏子)((どうしようもはや何をしてるのかさえ理解出来ない))

エルザマリア「……!?」アタフタ

ビルダーマミ「後は一部分だけ空けておいた穴に向かってこれを投げるだけ!テェデュラァッ!」ビシュッ!

クッパこうら ゴロゴロゴロゴロッ!

エルザマリア「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!?」ドガァァァァンッ!

ビルダーマミ「ヤッフー!命中〜!」

※クッパこうら 初出:マリオカートダブルダッシュ!!
「ミドリこうら」の巨大版。発射すると敵を攻撃することが出来るアイテムで、巨大故に他の敵をどんどん巻き込んで転がっていく。
壁に当たると跳ね返るのも「ミドリこうら」と同様だが、あまりに大きい為場合によっては自分自身まで巻き込まれる危険性もある。

スーパーマリオ3DワールドBGM『コースクリア』

ビルダーマミ「ワッフー!」ピョンッ!

グリーフシード ボロッボロ

杏子「毎度思うけどマミさん元仲間相手に容赦無いよな」ほうだいボックスカポッ

ブーメランほむら「同感だけど、倒さないと蘇生出来ない以上は……だとしてもやり過ぎだとは思うけど」

ビルダーマミ「そりゃ私だって痛い目に遭うのは嫌だもの」1UPキノコスッ

グリーフシード 1UP パラリララリ♪

グリーフシード シュパァァッ

影の魔法少女「やっと負の連鎖から抜け出せた……でももう少し楽に倒してくれたら良かったのに」

ビルダーマミ「中途半端に手加減したら倒し切れないしお互い返って辛いだけよ?」

影の魔法少女「むぅ……」
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/09(金) 01:45:42.21 ID:7CFqf/aE0
多分次の更新で完結……かも?なぎさの過去については基本マギレコ準拠ですが多少改変しています
一応マギレコでは無くアニメ本編準拠の時間軸という設定。ぶっ壊れマミさんを中心に本編の展開が息してないけど
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/09(金) 02:11:21.68 ID:aHQfa+dUO
マリオの力は偉大だな
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/09(金) 10:34:59.95 ID:TTBjWEhP0
ここでマリオの歴代のラスボス出たらQB的には旨みかもな・・・(倒されるが。)
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/09(金) 17:40:28.23 ID:MNabAAWZO
歴代ラスボス(クッパ、ワリオ、ドンキー)

何人か味方サイド入りしそうなんですがそれは、しかもアイテムで敵対時より強化される
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/09(金) 17:59:47.48 ID:LqzY1RktO
影の女王「ラスボスなら」
ディメーン「僕達の」
マムー「事を」
ゲラゲモーナ「忘れては」
ゲドンコ姫「いませんか?」
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:25:01.80 ID:xHieRB+00
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数日後 ほむホーム


マリオ&ルイージRPG3ラスダンBGM『ディープ・キャッスル』

ほむら「ワルプルギスの夜の出現予測はこの辺りよ。間違いなくね」スッ

スーパーマミ・杏子「「ふむふむ」」

杏子(恐ろしいほど細部まで書かれてるな、これ……)

スーパーマミ(それだけ何度もやり直したということね……)

ほむら「それで作戦なんだけど、ぶっちゃけマミのアイテムと技でゴリ押しが一番ベストだと思うわ」

杏子「というかマミさんの戦法的にそれしか出来ないもんな」

スーパーマミ「あ、あはは……」

ほむら「……で、一つ聞いて良いかしら?」

スーパーマミ「何かしら?」

















魔法少女A「すっごーい!何か絵がフワフワ浮かんでるー!」

魔法少女B「魔法で空間を拡張したのかしら……」

魔法少女C「えっ、ワルプスギルの夜が来るんですか?ここに!?」

幻惑の魔法少女「……怖いから家でネトゲしてたい」

ハコの魔法少女「……同感」

薔薇園の魔法少女「そうは言っても引きこもっていてはいずれ貴女達も死んでしまいますわよ?」

芸術家の魔法少女「折角自力で画家目指そうと思ったところにワルプルギス襲来なんて嘘でしょ!?」

委員長の魔法少女「ようやく元の学校生活に戻れた時にこれって……」

鳥かごの魔法少女「檻や柵で囲えないかしら……」

影の魔法少女「今度こそ悪い奴は私がやっつけてみせる!」

水風船の魔法少女「私達が集まれば無敵だよね!」

その他魔法少女・元魔女達「ワイワイガヤガヤワイワイガヤガヤ」

ほむら「この集まりようは何なのよ!?」

スーパーマミ「私の友人兼仲間よ。そして今まで人間に戻してあげた元魔女達ね」

杏子「人脈広すぎるよな。あたしも未だ完全に把握出来てないし」
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:26:42.27 ID:xHieRB+00
スーパーマミ「連絡したら多くの人が私達と一緒にワルプルギスの夜と戦ってくれると言ってくれたわ」

杏子「これだけいたら流石に勝てるだろ!うん!」

ほむら「………」

ほむら(確かに心強いと言えば心強いけど、それ以上に今まであり得なかった光景に度肝を抜かれちゃって……)

スーパーマミ「後は装備品ね。皆、万が一に備えてこれだけは必ず履いておいて!」スッ

ほむら「靴下?」

スーパーマミ「これさえ履いておけば、ソウルジェムが割られようが肉体ごと消滅させられようが数分で自動的に復活出来るから!」

ほむら・杏子・他の魔法少女達「「「は?」」」

ほむら(自動で復活!?何その命の概念を根底からあっさり覆すような得体の知れないアイテムは!?)

※コンジョウソックス 初出:マリオ&ルイージRPG3!!!
装備品の一種。原作では装備しておけばHPが無くなって倒れてしまっても次のターンでHP半分の状態となって復活することが出来る。
マミ達魔法少女にとっては、死亡しても数分後に肉体の傷や魔力を半分回復して生き返ることが出来る反則アイテム。

スーパーマミ「他にもスターキャンディと、急いで仲間を生き返らせる為の蘇生アイテムをアイテム袋に一杯詰め込んで渡しておくわ!」

スーパーマミ「それだけじゃない。出来る限り私もこれで皆の傷と魔力を回復するから!」スッ

杏子「ただのドリンク剤……じゃないんだよな」

スーパーマミ「えぇ。これを使うと味方全員の体力と魔力を完全回復出来るの!流石に死んでしまった人には効かないけど……」

幻惑の魔法少女・ハコの魔法少女「「……チート過ぎ」」

※ケロケロドリンク 初出:スーパーマリオRPG
使用すると味方全員のHPとFP(所謂MP)を全回復することが出来る最強クラスの回復アイテム。ただしHPが無くなったキャラクターには効果が無い。
マミが使うと自動的にドリンクが分裂し、自分や仲間達の口にドリンクが流し込まれて肉体の傷と魔力(ソウルジェムの穢れ)を完全回復する。

スーパーマミ「後は全員が戦闘開始前に戦闘力強化アイテムを予め使っておいて。当日に渡すから」

ほむら(……私が今まで必死にかき集めてきた武器が霞んで見えるわ)

スーパーマミ「他にもかなりリスクがある代わりに攻撃力が上昇する装備品もあるけど……流石にこれは無しね。危険過ぎるもの」スッ

影の魔法少女「いや、多少危険を冒してでも強くなれるなら使うべきじゃ」

スーパーマミ「だってこれ、パワーアップする代わりに一撃食らったら即死するのよ?」

影の魔法少女「ごめんやっぱりやめとく」

影の魔法少女(いくら生き返ることが出来るとはいえ何度も死ぬのはちょっと……)

※ハラハラブーツ 初出:マリオ&ルイージRPG3!!!
装備すると攻撃力が二倍になるが、敵からの攻撃を一度でも受けると即死してしまうハイリスクハイリターンな装備品。








QB「………」

QB(打倒マミの精神で必死に対策してきたけど、何か今更になって負けそうな気がしてきた……)

QB(って何弱気になっているんだ僕は。宇宙の未来の為、彼女を葬ると決めたじゃないか。いける……彼女ならマミ達を倒せるはずだ……!)
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:27:44.38 ID:xHieRB+00
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ワルプルギスの夜襲来日 避難所


さやか「ほむら達、大丈夫かな……?」

まどか「絶対大丈夫だよ!だってマリオは何度も命懸けの冒険を切り抜けてピーチ姫を救って来たんだよ?」

まどか「ワルプルギスの夜なんて宇宙を支配しようとしたことがあるクッパと比べたら大したことないよ!」

さやか「だと良いんだけど……」

なぎさ「はっきり言って負ける要素が見当たらないのです」

まどか「だよねだよね!何回死んでも残り人数がある限り生き返ることが出来るし、何より他の魔法少女の人達もいるから平気だよね!」

まどか(それに強力なアイテムが沢山あるもん!ただ、マミさんが忘れてそうなのが不安だけど……)

まどか「………」グッ

まどか(いざという時は、コレで私がマミさんに……!)








QB「………」

QB(まだだ。マミ達が劣勢になったタイミングでまどか達に接触するんだ。今はまだ門前払いされるだけ……)

QB(……巴マミ、佐倉杏子、暁美ほむら。そして幾多の魔法少女……君達には宇宙の為の犠牲になってもらう)

QB(特に巴マミ!君だけは絶対にやっつけてやる!君のせいで僕らはとんでもない損害を被ったんだ!その分だけ苦しんでもらうよ……!)
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:29:08.78 ID:xHieRB+00
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

アニメでほむらがワルプルギスの夜と戦っていた場所


スーパーマリオギャラクシーBGM『シッププラント』

飛行船×多数 キュラキュラキュラキュラ

クッパクラウン×多数 フワフワフワフワ

ほむら「貴女まだあんな物騒な物をあれだけ隠し持っていたの!?」

スーパーマミ「使える物は全部使わないとね!」

※飛行船 初出:スーパーマリオブラザーズ3
アイテムや仕掛けというよりはコースと言った方が良いかもしれない乗り物。原作ではクッパ及び彼の軍団が乗っており、マリオはここに乗り込んでボスを倒しに行く。
空はもちろん宇宙空間でも自由自在に移動出来る上、砲台からは無限に隕石のような弾を撃ち出せる。マミの仲間である魔法少女達が乗り込んでスタンバイしている。

※クッパクラウン 初出:スーパーマリオワールド
クッパの愛用品である乗り物。飛行船ほどの攻撃性能は無いものの、空を自由に移動することが出来、色々なギミックで敵を攻撃することも可能。
マミの仲間である魔法少女達が乗り込んでスタンバイしている。

杏子「一般人に見つかったら間違いなく大騒ぎにならないかこれ!?」

スーパーマミ「大丈夫よ。いざという時はアイテムで無理矢理この出来事を忘れてもらうから!」

魔法少女達『マミさーん!こっちは準備万端だよー!』テレパシー

スーパーマミ「……向こうは準備出来たみたい。暁美さん、ワルプルギスの夜は……」

ほむら「……っ!気を付けて!来るわ!」

スーパーマミ「それじゃ皆!レッドヨッシーエキスとツヨツヨドリンクとブルーペッパーを使って!」

杏子・ほむら・他の魔法少女達「「「了解!」」」パクッ!ゴクゴクゴクッ!

※レッドヨッシーエキス 初出:スーパーマリオRPG
原作では使用すると三ターンの間無敵状態になることが出来るアイテム。あらゆる攻撃や技が通じなくなる文字通りチートアイテム。
マミが取り出す無敵アイテムの中では少し特殊で、体当たりで敵を倒せない代わりに無敵時間がかなり長めとなっている。

※ツヨツヨドリンク 初出:スーパーペーパーマリオ
使用すると一定時間だけ敵に与えるダメージが全て二倍になる。物理攻撃はもちろん魔法による攻撃も全て二倍のダメージとなる。

※ブルーペッパー 初出:マリオ&ルイージRPG2×2
使用すると数ターンだけ素早さがアップする。マミ達魔法少女が食べると身体能力及び移動速度や機動力が上昇する。
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:30:35.64 ID:xHieRB+00
ワルプルギスの夜戦BGM『コーッチーノミースドーハ……』

5

4

ほむら(今度こそ……今度こそっ!決着をつけてやる!というかこれでも勝てなかったらもう無理よ絶対!)

2

1

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハハハハハハッ!」

マリオ&ルイージRPG3ラスボス戦BGM『イン・ザ・ファイナル』

幻惑の魔法少女(脳内BGMが上書きされてる……)

スーパーマミ「あいつがワルプルギスの夜……!」

杏子「よし!早速分身だ!」コピーフラワーガシッ!シュパッ!

大勢の杏子「「「「「「「「オキドキー!」」」」」」」」スポポポポポッ!

スーパーマミ『空中にいる皆!早速お願い!』テレパシー

飛行船(魔法少女達)『オッケー!飛行船の破壊力を思い知らせてやるっ!』ズドンズドンズドンッ!

ワルプルギスの夜「キャハッ!?」ドガアアアアァァァァンッ!

クッパクラウン(魔法少女達)「続いてワンダーメテオのシャワーだー!」ポイポイポイッ!

ワルプルギスの夜「ゲヒィッ!?」ガスガスガスガスッ!

※ワンダーメテオ 初出:マリオ&ルイージRPG3!!!
原作ではマリオとルイージの「スペシャルアタック」(リメイク版では「ブラザーアタック」)の一種。落ちてくる隕石をハンマーで吹き飛ばして敵にぶつけてダメージを与える技。
今回はワンダーメテオ自体をアイテムとみなし、クッパクラウンに乗っている魔法少女達が直接投げ落としてぶつけるという戦法を取っている。

クッパクラウン(魔法少女達)「まだまだー!次はこれだよっ!」ミニスターポイポイポイポイッ!

こいこいスター ヒュルルルルルッ!ズドォォォォン!

ワルプルギスの夜「ビャヘェッ!?」

※こいこいスター 初出:マリオ&ルイージRPG3!!!
原作ではマリオとルイージの「スペシャルアタック」(リメイク版では「ブラザーアタック」)の一種。小さいスターを大きいスターに投げつけ、最終的に敵に叩き落してダメージを与える技。
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:32:29.18 ID:xHieRB+00
ほむら「……よしっ!効いてる!」

使い魔達「オオオォォォォォォォッ!」

大勢の杏子「「「「「「「「おーっと!仲間を傷つけさせはしないぞ!」」」」」」」」槍ズバズバズバッ!

使い魔達「ギャーーーーーーーーッ!?」

スーパーマミ「さて、私達もやるわよ!」

魔法少女達「おーっ!」

ほむら「いくら無敵とは言え、あいつにかかれば周囲のビルも攻撃手段の一つよ!くれぐれも気をつけて!」ビシュッ!

竜巻 ゴゴゴゴゴゴッ!

使い魔達「アアアアアァァァァ……ッ!?」ヒュゴォッ!

※竜巻 初出:マリオカートアーケードグランプリ
前方に発射すると敵を空中へ投げ上げながら突き進んでいくアイテム。

影の魔法少女「ふんぬぅ〜っ!でやぁっ!」野菜スポーン!

※野菜引っこ抜き 初出:大乱闘スマッシュブラザーズDX
スマブラシリーズにおけるピーチの下必殺技。地面から野菜を引き抜き、敵に投げつけて攻撃する。
野菜の表情によって攻撃力が変わり、しかめっ面の野菜は一撃でかなりの威力を誇る。

影の魔法少女「いくよ委員長!それぇっ!」ポイッ

委員長の魔法少女「バドミントンの授業だと思えば……えぇいっ!」ハンマードガァッ!

野菜 ズゴゴゴゴォォォォッ!

使い魔達「グギャアアアアアアアアアアアアッ!?」ポコッポコッポコッポコッ

※アイアンハンマーショット 初出:マリオテニスGC
マリオのスペシャルショット。巨大なハンマーでボールを打ち、炎を出しながら相手コートに叩き込む技。
マミの魔力でハンマーが強化されており、打ち出した物体は敵を貫通して飛んでいくようになっている。
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:33:38.35 ID:xHieRB+00
使い魔達「グオオオオオオオオオオオオッ!」

薔薇園の魔法少女「数が多くて厄介ですわね!芸術家さん!」チラッ

芸術家の魔法少女「……そっか!あれね!」コクッ

薔薇園の魔法少女・芸術家の魔法少女「「せーのっ!えいっ!」」ピョンッ!ドスンッ!ズババババッ!

使い魔達「グゲェッ!?」ポコポコポコポコッ

※同時ヒップドロップ 初出:NewスーパーマリオブラザーズWii
二人以上でプレイしている時のみ使用出来る技で、プレイヤー全員が同時にヒップドロップすると画面内にいる全ての敵を一撃で倒すことが出来る。

芸術家の魔法少女「これで周りの使い魔は全部倒したわ!」

薔薇園の魔法少女「ここからはワルプルギスの夜に集中攻撃しましょう!」

スーパーマミ「ありがとう!そろそろ無敵状態が切れるから、ここからは回復と回避を怠らないでね!」

魔法少女達「了解!」

スーパーマミ「それじゃ私も……!」カッ

Pムササビマミ「フッフー!」デュワデュワデュワ♪

※パワードングリ 初出:NewスーパーマリオブラザーズU
使用するとPムササビマリオに変身し、「パタパタの羽根」を取ったしっぽマリオと同じように無限に上昇することが出来る状態となる。

Pムササビマミ『空中の皆は「アレ」の準備をして!私はその間にあいつが逃げられないようにするから!』フワーッ!

魔法少女達『オッケー!』

ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハハハハッ!」

Pムササビマミ「あれだけの攻撃を受けてまだ笑う余裕があるだなんて……でもこれで終わりよ!えーいっ!」ズババババッ!

ミニワルプルギスの夜「アビャビャビャッ!?」シュルシュルシュル……

※サンダー 初出:スーパーマリオカート
使用すると敵に雷を落として小さくすることが出来る。その間はスピードがダウンし、シリーズによっては小さくなった敵を踏み潰すことも可能。

Pムササビマミ「おまけにこれも!」ポイポイポイッ!

ミニワルプルギスの夜「ギャ〜〜〜〜ヒィ〜〜〜〜?」ノロノロ

※スローフラワー 初出:スーパーペーパーマリオ
取得すると一定時間だけ時間の流れが遅くなり、自分や敵、仕掛けの速度が極端に低下する。
原作ではプラスアイテム扱いであり、敵に攻撃を当てやすくなるメリットがあったが、マミが使うアイテムは純粋に相手の時間を遅くして妨害する効果となっている。
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:35:42.30 ID:xHieRB+00
魔法少女達『準備完了!マミさんは一旦離れて!』

Pムササビマミ「っ!」フワーッ!

魔法少女達「いっけぇーーーーーーーーーーっ!」ゴォォォォォッ!

ミニワルプルギスの夜「ギャアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!?」ズドドドドーッ!

※ミックスフラワー 初出:マリオ&ルイージRPG2×2
マリオ達が使う「ブラザーアイテム」の一種で「ファイアフラワー」の強化版。巨大なファイアボールを作り、そのまま敵に落として大ダメージを与える必殺技。

Pムササビマミ「これでとどめよっ!」カッ

スターストーン ズバババババババッ!

ミニワルプルギスの夜「キャハハハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!?」ドガァァァァァンッ!

※ズバットスター 初出:ペーパーマリオRPG
マリオのスペシャル技の一種で、スターストーンを使い空間ごと敵を切り裂いて大ダメージを与える必殺技。

ミニワルプルギスの夜「………」シュウウウウゥゥゥゥ……

Pムササビマミ「はぁはぁ……」フワフワ

魔法少女達「………」

大勢の杏子「「「「「「「「やったか!?」」」」」」」」

ほむら「馬鹿っ!それ死亡フラグっ!!」

ズバァッ!

スーパーマミ「うぐぅっ!?」デュンデュンデュン♪

ほむら「マミ!?」

大勢の杏子「「「「「「「「マミさん!?」」」」」」」」

『LIFE:2』
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:37:19.58 ID:xHieRB+00
スーパーマミ「だ、大丈夫!元の姿に戻っただけだから!」

ミニワルプルギスの夜「………」ゴゴゴッ……!

ほむら「……!?」

ほむら(う、嘘!?ワルプルギスの夜が……向きを変えて……!まさか……!)

真・ワルプルギスの夜「……ア〜ッハッハッハッハッハ!」グリンッ!ズモモモモッ!

マリオ&ルイージRPG2ラスボス戦BGM『もう一人のレクイエム』

大勢の杏子「「「「「「「「っ!?あいつ、元の大きさに戻ったぞ!?」」」」」」」」

ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハハハハッ!」ズバババババァッ!

魔法少女達「きゃああああああああああああっ!?」

飛行船 ドガァァァァンッ!

クッパクラウン ズガァァァァンッ!

ちびマミ「うあぁっ!?」デュンデュンデュン♪

『LIFE:1』ブブッ!ブブッ!ブブッ!

委員長の魔法少女「巴さんっ!」

薔薇園の魔法少女「今の衝撃波で、空にいた皆さんが……!」

魔法少女達「」プスプス……

ほむら「そんな……!今まで、こんなこと無かったのに……!」

QB「残念だったね」ヒョコッ

大勢の杏子「「「「「「「「……っ、そうか、全部お前の仕業か!」」」」」」」」

QB「いや、僕らは『直接的には』何もしていないさ。彼女が本気を見せたのは、巴マミの扱う魔法が彼女にとって脅威であることと……」

QB「余所の地域で多くの魔法少女が絶望し、魔女となり……彼女の糧にされてしまったことで、彼女の力が劇的に上昇したからだよ?」

ちびマミ「っく……!最近見ないと思ったら、裏でそんなことを……!」

QB「これも全て宇宙の存続の為さ。君達にはどうしても犠牲になってもらう必要があったからね」

QB(それに加えて僕らのエネルギー回収を邪魔した報いを受けてもらう為だけど)
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:38:40.36 ID:xHieRB+00
ワルプルギスの夜「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャッ!」

ちびマミ「……それが何よ!私のアイテムにかかれば、あんな奴なんか……!えぇいっ!」カッ

ビュゴォォォォォッ……!

※こおりのいぶき 初出:ペーパーマリオRPG
使用すると周囲に冷気を浴びせ、敵全体を凍らせることが出来るアイテム。

ワルプルギスの夜「キャハ?」

ちびマミ「嘘!?全然効いてない!?」

ほむら「だったらこれはどうよ!?」ゴールドこうらビシュッ!

ズドォォォォォォンッ!!

ワルプルギスの夜「ヒャッハー!」

ほむら「そ、そんな……!」

QB「無駄だよ。あの状態となった彼女には、どんな攻撃も通用しない」

大勢の杏子「「「「「「「「そんなことない!マミさん!ミラクルアタックなら!」」」」」」」」ガシガシガシッ!

ちびマミ「……!えぇ!いくわよ、佐倉さん!それぇっ!」グリンッ!

大勢の杏子「「「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおっ!」」」」」」」」ドガガガガガガガガッ!

ほむら(分身した杏子が宙に舞いながら、ワルプルギスの夜にありったけの槍攻撃を浴びせて……!)

※ミラクルタイフーン 初出:マリオ&ルイージRPG4ドリームアドベンチャー
マリオとユメルイージの必殺技「ミラクルアタック」の一種で、大量のユメルイージが竜巻となって空中を舞い、敵を空に放り上げながらハンマーでひたすら殴り続けて攻撃する技。

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハハハハッ!」

ちびマミ「ダメ……!これも効いてない……!」

大勢の杏子「「「「「「「「嘘……だろ……!?」」」」」」」」
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:39:54.83 ID:xHieRB+00
魔法少女達「」1UP パラリララリ♪

魔法少女達「うぅ……ハッ!?マミさんは!?」ガバッ!

QB「……驚いた。どう見てもソウルジェムが割れてただの焼死体となっていたのに、ものの数分で独りでに蘇生するなんて」

ほむら(そうか、コンジョウソックスの力で……!)

ちびマミ「私の魔法を……馬鹿にしないで……!」

QB(……避難所にいる僕。このままだと巴マミ達は敗北するだろう。そろそろ鹿目まどか達と接触してくれ)テレパシー

大勢の杏子「「「「「「「「……いや、まだだ!まだトリオアタックがある!」」」」」」」」

ちびマミ「……!」

ほむら「あ……!」

ちびマミ「確かに一人や二人なら無理でも、三人なら……!」クラフトハンマーグイッ!

QB「無駄なことを……」

ちびマミ「佐倉さん!暁美さん!」

杏子(分身の内の一人)「あぁ!」

ほむら「えぇ!」

ちびマミ・杏子・ほむら「「「そぉーれっ!」」」ドガーンッ!

ワルプルギスの夜「キャヒ?」ポヒューンッ!

ほむら「よし!ワルプルギスの夜が紙になった!」

杏子「何だこれ?凧か?」

ちびマミ「暁美さんと佐倉さんはその凧を出来るだけ空中に浮かべて!」

ほむら・杏子「「了解!」」ズダダダダダッ!

ちびマミ(遥か上空に浮かび上がったところで私が糸を伝って……ハンマーで思いっきり殴るっ!)ガスッ!

ペーパーワルプルギスの夜「」ヒュウウウウゥゥゥゥ……!

ちびマミ(そしてそのまま地面に叩き付ければ……えぇいっ!)ドガァァァァンッ!! EXCELLENT!!

※トリオカイト 初出:マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX
マリオ達の必殺技「トリオアタック」の一種。敵をペーパーにした後、凧の要領で空中に浮かび上がらせ、そのまま上空からハンマーで殴り地面に叩き落す技。
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:41:33.87 ID:xHieRB+00
ちびマミ「これなら……!」

ワルプルギスの夜「ア〜ッハッハッハッハッハ!」

ちびマミ「そん、な……!」

QB「だから言ったじゃないか。彼女にはどんな攻撃も通用しないと」

ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハハハハハッ!」ゴゴゴ……!

QB「どうやら彼女は、より多くの絶望を振りまく為に避難所の方へ向かうみたいだね」

大勢の杏子「「「「「「「「くそっ!させるかぁ……っ!」」」」」」」」シュルルルルルッ……!

ちびマミ「!?」

ちびマミ(佐倉さん達が一点に集まってる!?)

巨大杏子「まどか達の所へは……行かせない……!」ズゥーン!ガシィッ!

ワルプルギスの夜「ヒャハッ?」

ほむら「杏子がアイテム無しで巨大化した……!?」

巨大杏子(まさか、こっそり練習していた……分身を集めて巨大化する技が、こんなところで役に立つなんてな……!)グググッ

※巨大化バトル 初出:マリオ&ルイージRPG3!!!
特殊イベント限定の技(?)で、原作では瀕死に陥ったクッパがマリオ達のサポートで巨大化し、同じく巨大な敵と戦う特殊バトルが発生する。
次回作『ドリームアドベンチャー』でもユメルイージが合体して巨大化し、同様に巨大な敵と戦う特殊バトルが発生する。
杏子は後者の方法で密かに練習しており、見事分身を合体させた巨大化を成功させた。

ワルプルギスの夜「ア〜ッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッ!」ゴゴゴ……!

巨大杏子「行かせないって言ってるだろぉ……っ!!」グググッ!

ちびマミ「佐倉さんっ!」

ほむら「杏子っ!」

QB「巨大化したところで結末は変わらないよ。いずれ杏子は彼女の力に押し負けるだろう」

ほむら「うるさいっ!どうして……どうしてここまできて、勝てないの……っ!」

魔法少女達「……っ!」ギリッ
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:42:51.21 ID:xHieRB+00
ちびマミ「………」ガクガク

ちびマミ(ど、どうしよう……!?どのアイテムや技も効かないなんて……!こんなの、どうやって倒せば……!)

テレッテッテレッテッ♪プルルルルルッ……

ちびマミ「……!」

ちびマミ(これは買い物電話の着信音!もしかして鹿目さんか美樹さんが……!)買い物電話ピッ

ちびマミ「もしもしっ!」

まどか『マミさん!大丈夫ですか!?』

ちびマミ「そ、それが……思った以上に苦戦していて……」

まどか『それは知ってます!ただ、電話に出られるということは、少なくとも生きてるんですね!』

ちびマミ「う、うん……」

まどか『あの白い詐欺師から話は聞きました!何やってるんですかマミさん!苦戦するなんて!らしくないですよ!」

ちびマミ「そうは言うけど、アイテムが効かないのよ!佐倉さんや暁美さんと一緒に強力な技を放っても通用しないし……」

まどか『通常の攻撃が効かなかったとしても、他にも強力なアイテムは沢山あるじゃないですか!」

ちびマミ「だから無理なのよ!どんなに強いアイテムを使っても、そもそも通じないんじゃ……」

まどか『あーもう!やっぱり忘れてる!マミさん!思い出して下さいよ!どんな無茶でも実現出来る「アレ」を!』

ちびマミ「どんな無茶でも……」

まどか『クッパに奪われたせいでマリオが窮地にまで追い込まれた「アレ」です!』

ちびマミ「……あぁっ!」
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:44:04.19 ID:xHieRB+00
数十分前 避難所


QB「………」キュッピーン!

QB(なるほど、分かったよ。今こそ鹿目まどかに契約を迫る時……そして僕らの勝利が決まる時だね)

QB「……やぁ」ヒョコッ

まどか「貴方は……」

さやか「ゲッ!あの時のグロかった人形!」

なぎさ「……っ!」

まどか「何しに来たの?私、全部知ってるんだよ?だから絶対に契約しない」

QB「そんなことを言っている場合じゃない。巴マミ達は今、彼女……ワルプルギスの夜を相手に苦戦している」

QB「このままなら、恐らく後数時間もしない内に敗北するだろう。そして君達も彼女に……」

さやか「う、嘘っ!?あのマミさんが!?」

なぎさ「何かの間違いなのです!」

まどか「………」

QB「いや、僕らは嘘は言わない。疑うなら確かめに行ったらどうだい?尤も、命の保証はしないけどね」

さやか「くっ……!」

なぎさ「そ、そんな……!マミ達が……」

まどか「……それって、マミさん達の『攻撃が通用していない』ってこと?」

QB「そうだね。彼女の力の前では、どんな魔法少女の攻撃も無に等しいだろう」

まどか「………」

QB「ただしまどか、君なら話は別だ。君が契約すれば、恐らく彼女を一撃で倒すことが……」

まどか「もうっ!マミさんってばやっぱり忘れてる!急いで連絡しないと!」買い物電話ピッピッ

QB「へ?」

まどか(攻撃が通用しないなら、それを上回る手段で何とかすれば良いんだよ!そう、「アレ」を使えば……!)
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:44:54.10 ID:xHieRB+00








ちびマミ「スターの杖……!」

まどか「そうです!スターの杖を使えば、ワルプルギスの夜なんてけちょんけちょんのカロンカロンですよ!」







153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:47:58.19 ID:xHieRB+00
スーパーマリオギャラクシーラスダンBGM『ギャラクシープラント』

ちびマミ『……佐倉さんっ!もう少しだけ持ちこたえて!』ゴソゴソ

巨大杏子『何か策があるのか!?』グググッ!

ちびマミ『えぇ!これさえあれば、ワルプルギスの夜を何とか出来るはず……!』スッ

ほむら「それは……星形の杖……?」

ちびマミ「……スターの杖、お願い!ワルプルギスの夜を……元に戻して!」ピカァッ!

バシュウウウウウウウウウウッ!

ワルプルギスの夜「キャハァッ!?」

巨大杏子「っ!?ワルプルギスの夜の動きが止まった!?」グググッ!

※スターの杖 初出:マリオストーリー
どんな願いでも叶えることが出来る究極のチートアイテム。原作では星の精が厳重に管理していたがクッパに奪われてしまった。
ただし星の精達による「スターフラッシュ」及び「ピーチフラッシュ」という技を使えば杖の効力を消し去ることが可能。

ちびマミ「そして、今まで魔女となってしまった魔法少女達を……私が助けてあげられなかった魔法少女達を、元の人間に戻してあげて……!」

ちびマミ「それだけじゃない!絶望の底から舞い戻って来た魔法少女達が笑顔で暮らせるように……彼女達が帰るべき場所に帰してあげて!」

ズバババババババババババッ!

ワルプルギスの夜「アヒャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?」

QB「そ、そんな馬鹿な!?彼女が……苦しんでいる……!?」

巨大杏子「今だ!うおおおおおおおおおおおおっ!」グイィッ!

ワルプルギスの夜「ヒャハアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?」ズシャアアアアアン!
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:49:30.06 ID:xHieRB+00
ほむら「マミ!これは一体!?」

ちびマミ「私としたことが、こんな強力なアイテムを忘れていたなんて!鹿目さんにはまた助けられちゃったわね!」

ちびマミ「これはスターの杖と言って、どんな願いでも叶えることが出来るアイテムなの!」

ほむら「ど、どんな願いでも……!?」

QB「まさか!僕らの技術以外に、他者の願いを叶える術なんて無いはずだ!」

ちびマミ「あら?知らないの?夢と希望に満ち溢れ、子供達の冒険心をくすぐってきたマリオに不可能は無いのよ!」

ズバババババババババババッ!

ワルプルギスの夜「キャ……キャハッ……!」プルプル

巨大杏子「もがき苦しんでるけど、全然元の人間に戻らないぞ!」

QB「……当然だ。いくらそのスターの杖とやらが強力だとしても、君程度の魔力なんて絶望の前では無力さ!」

ちびマミ「うるさい!そんなはず……!」

ほむら「マミの魔力……だったら……!」ゴソゴソ

ほむら「えいっ!」ケロケロドリンクビシュッ!

ちびマミ「んむっ!?」ゴクッ

巨大杏子「んくっ!?」ゴクッ

魔法少女達「んんぅ!?」ゴクッ

パシュウウウウウウウウッ!

巨大杏子「おぉっ!何だか力が漲ってきた!」

魔法少女達「暁美さん!今のって……!」

ほむら「えぇ!ケロケロドリンクで貴女達全員の体力と魔力を回復したわ!皆、今すぐスターの杖に自分の魔力をありったけ注いで!」

ちびマミ「……!」

巨大杏子「……!」

魔法少女達「……!」
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:50:15.93 ID:xHieRB+00
QB「そんなことをしたところで気休め程度にしかならないよ?」

ほむら「やってみなければ分からないでしょう?一人では足りなくとも、皆の力を合わせれば……きっと道は開ける!」ソウルジェムカッ!

巨大杏子「ほむらの言う通りだ!最後まで諦めない奴が勝つんだよ!」ソウルジェムカッ!

幻惑の魔法少女「……私達は皆、巴さんに助けられた」ソウルジェムカッ!

水風船の魔法少女「だったら今度は……!」ソウルジェムカッ!

薔薇園の魔法少女「私達が巴さんに……!」ソウルジェムカッ!

鳥かごの魔法少女「助けてもらった時の……!」ソウルジェムカッ!

芸術家の魔法少女「恩を返す時……!」ソウルジェムカッ!

委員長の魔法少女「私達の魔力……!」ソウルジェムカッ!

ハコの魔法少女「その全てを……!」ソウルジェムカッ!

影の魔法少女「杖に込める……!」ソウルジェムカッ!

魔法少女達「見滝原を……マミさん達を絶対に守ってみせる……っ!」ソウルジェムカッ!

バシュウウウウウウウウウンッ!!

ちびマミ「うっ……!」

ちびマミ(杖に佐倉さん達の魔力が入っていく……!)

QB「……!」

QB(こ、これは……一人一人の魔力は微量なのに、それが合わさると……これほどの魔力に……!?)
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:52:21.16 ID:xHieRB+00
巨大杏子「……分かったよ!仕方ないなぁ!」ガシッ!

ちびマミ「あっ……!」

巨大杏子「宇宙まで飛べば良いんだよな?やったこと無いけど……頑張ってみる!その代わり、絶対にこいつを何とかしてよ!?」

ちびマミ「……もちろん!」

巨大杏子「ようし!せーのっ……でやああああああああああああっ!」バシュウウウウウウウンッ!!

ちびマミ「うっぐ……!」ググッ!

ほむら「マミ!?杏子!?どこに行くの!?」

QB(魔力反応が途絶えた……?まさか彼女達は、今の跳躍で宇宙まで……!?)

巨大杏子「てやぁっ!うっわ、高すぎて目がくらみそう……!」

ちびマミ「でも、これだけの高さなら……いけるっ!」

巨大杏子「よし!じゃあいくぞ!あいつを頼んだよ……マミさあああああああああああああんっ!!」ビシュッ!

ちびマミ「任せてーーーーーーーーーーっ!」シューンッ!

ちびマミ「………」キラキラ……!

ちびマミ(皆の魔力を集めて出来たスターだからかな……温かい気持ちと、暗い気持ちが同時に心の中に流れ込んでくる……)

ちびマミ(特に暁美さんの気持ちは……他の人の数十倍重く圧し掛かってくる。何度も繰り返した絶望が……)

ちびマミ(だけど、それと同時に……希望も見える。鹿目さんや私達と平和な日常を過ごしたいという、彼女がずっと胸に秘めていた希望が……)

ちびマミ(……いや、それだけじゃない。暁美さんと触れ合った私達の気持ちも一緒に……!)

ちびマミ「……っ!」シューンッ!

ちびマミ(これは……絶対に負けられないわね……!)
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:53:32.59 ID:xHieRB+00
ほむら「……あっ!あれ!」スッ

魔法少女達「空から虹色の流れ星が……!」

QB「……っ!?」

QB(そんな、まさか……!あれは、マミ……!?)

ちびマミ「……!」シューンッ!

ワルプルギスの夜「……っ!」ガクガク

ちびマミ(見えたっ!ワルプルギスの夜……もう大丈夫!私が貴女を……!)

ちびマミ「……いっけええええええええええええええええええええっ!!」バシュウウウウウウウンッ!! EXCELLENT!!

ワルプルギスの夜「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」

ちびマミ(深くて真っ暗な絶望から……救い上げてみせるから……っ!)

※ブラザーフィニッシュ 初出:マリオ&ルイージRPG4ドリームアドベンチャー
原作ではマリオと、巨大化したユメルイージの必殺技。ユメルイージがマリオを乗せて宇宙までジャンプし、そのままマリオをスターに乗せて敵に投げつけ、スターに乗ったマリオが敵を貫いてとどめを刺す技。
スターの杖と皆の魔力、そして全員の希望を願う気持ちが合体してスターが出来上がり、それに乗ってワルプルギスの夜を貫けば……絶望に満ちた魂に希望の光を灯せば……!

スーパーマリオ64ラスボス撃破BGM『ドゥルルッ♪テレテッテッテー♪テテテテーン♪テレレッテッテー♪テレレッテッテー……』

ワルプルギスの夜「ア……アァッ……あっ……うぅっ……!」パァッ……!

巨大杏子「よいっしょっとぉっ!結構な無茶だと思ったけど、人間やろうと思えば何でも出来るんだなー!」ズドーンッ!

ほむら「きょ、杏子!一体今のは……」

ちびマミ「佐倉さん!」スィーッ

巨大杏子「マミさん!大丈夫だったか!?」

ちびマミ「えぇ。こんなことでやられるほど柔じゃないもの!それより……」チラッ

巨大杏子「……!」チラッ

ほむら「あ……」チラッ
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:55:02.92 ID:xHieRB+00
ワルプルギスの夜「……うぅっ、うぁっ……!」シュパアアアアッ!

パシュウウウウウウウンッ……!

舞台装置の魔法少女「ぐすっ……」キラキラ……

大勢の魔法少女の魂「「「「………」」」」シュンシュンシュンッ……!

ほむら「ワルプルギスの夜が……人間の姿に……!」

巨大杏子「しかもそいつに纏わりついてた白い塊が……どんどん消えていって……!」

QB「そ、そんな馬鹿な……こんなことって……!」

ちびマミ「……彼女の周りにいるのは、絶望して彼女に取り込まれてしまった魔法少女の魂。スターの杖の力で、元いた時代と場所に戻って行っているのね」

ちびマミ「恐らく彼女達は故郷に辿り着いたら元の人間に戻るはずよ。そして……」スタスタ

舞台装置の魔法少女「うぅっ……」

ちびマミ「もう大丈夫。貴女も早く元の場所に帰りなさい。魔女になったことは忘れて、失った時間を取り戻して……今度こそ幸せに暮らしてね?」ナデナデ

舞台装置の魔法少女「あ……ぐしゅっ……あり、がとう……!」パァッ……!

シュパッ……

ほむら「……消えた」

巨大杏子「ってことは……元の場所に帰ったのか」

QB「………」

ちびマミ「さて、次は……」クルッ

QB「……!」
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:56:15.25 ID:xHieRB+00
ちびマミ「………」スッ

QB「……その杖で僕を葬る気かい?無駄だよ。例え僕らが消滅しても、宇宙の問題は君達では到底解決出来ることでは……」

ちびマミ「誰がそんなことを言ったかしら?」

QB「へ?」

ちびマミ「コホン……まずは宇宙の寿命問題を解決して!」ピカッ!

QB「急に何を……えっ、母星の僕から……何だって!?エントロピー問題が解決した!?」

ちびマミ「続いて……キュゥべえ達全員に感情と倫理観、そして凄まじい罪悪感を与えて!」ピカッ!

QB「僕らに感情を?そんなことをして何に……うわああああああああああっ!?僕らは何てことをしてしまったんだああああああっ!」フルフル

QB「何も知らない無垢な少女達をたぶらかし、挙句絶望させてエネルギーにするなんて……僕は、僕らは何て最低なクズなんだあああああああっ!」フルフル

ちびマミ「そして更に……魔法少女のシステムを変更!絶望からではなく希望から……」

QB「言われなくても今すぐやるよ!いややらせて下さい!これからは今までの罪滅ぼしとしてエネルギー回収無しで皆の願いを叶えます!」

QB「ですが契約した以上は魔法少女となってしまいますが、ソウルジェムなんて物は当然作りませんし、魔女化する仕組みも取り除きます!」

QB「魔法も使い放題に致しますので、どうかそれで勘弁して下さいいいいいいいいいいいいいいいいっ!」ゲザァッ

ちびマミ「よろしい♪」

ほむら「」ポカーン

巨大杏子「」ポカーン

魔法少女達「」ポカーン
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:57:41.00 ID:xHieRB+00
スーパーマリオ64エンディングBGM『テーテテテテテテテーテー♪テテテーテテテーテテテー♪テーテテテーテテテーッテー……』

ちびマミ「あっ、見て!いつの間にか青空が広がってるわ!」スッ

ほむら「………」

巨大杏子「………」

魔法少女達「………」

ちびマミ「どうしたの皆?固まっちゃって」

巨大杏子「いや、その……」

魔法少女達「そんなあっさり宇宙の問題とかを解決しちゃって良いのかな〜って……」

ちびマミ「良いのよ。人類はこれまで散々キュゥべえに騙されてきたみたいだし……」

ちびマミ「彼らに『人間の力だって侮れない』ということを教えるには、ちょうど良い機会かなと思って」クスッ

QB「は、はい。今の出来事で確信しました。人間は時に僕らが想像もつかない奇跡を起こす存在だと……そんな人達を僕らは……うぅ……」ズーン

巨大杏子「というか最初からそれ使っとけば今までの魔女もわざわざボコらずに倒せたんだよな……」

ちびマミ「それについてはごめんなさい。完全に忘れちゃってて……」

ほむら「………」

巨大杏子「で、ほむらはいつまで唖然としてるんだ?」

魔法少女達「ワルプルギスの夜に勝った……とはちょっと違うけど、乗り越えたんだよ?もっとこう……喜ばないの?」

ほむら「………」ツー…

ちびマミ「あっ……!」
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:58:27.02 ID:xHieRB+00
ほむら「うっ……うぅっ……!」ポロポロ

ちびマミ「………」

ほむら「や、やっと……勝てたんだ……まどかや皆を……守れたんだ……!」ポロポロ

ほむら「何度も繰り返して、何度も諦めかけて……それでも、挫けず立ち上がって……!」ポロポロ

ほむら「ようやく、この一ヶ月を……乗り越えられたんだ……!ぐすっ……えぐっ……!」ポロポロ

巨大杏子(……ほむら)

魔法少女達「………」

ほむら「巴さん、佐倉さん……!それに、皆も……ありがとう……!本当に、ありがとう……!」ポロポロ

ちびマミ「……暁美さん」

ほむら「な、何……?」ポロポロ

ちびマミ「さっきね?ワルプルギスの夜に突っ込む前……貴女の魔力を通して、かつての私達の気持ちが流れ込んで来たの」

ほむら「……?」ポロポロ

ちびマミ「貴女が最後に時間遡行した時、魔女化した私達に襲われそうになっていたでしょ?」

ほむら「……!」ポロポロ

ちびマミ「実はあれ、襲おうとしていたんじゃんくて……貴女の盾に、魔力を注ぎ込んでいたの」

ちびマミ「貴女の本音を聞いた私達が自我を取り戻して……次の世界では、貴女が私達を救えるようにって……」

ほむら「………」ポロポロ

ちびマミ「きっと、貴女がこの世界に辿り着けたのは……一つ前の世界の私達が貴女に託した想いが、奇跡を起こしたからだと思う」

ほむら「奇跡……」ポロポロ

ちびマミ「だから、代わりに言わせて?暁美さん……一つ前の、そして今までの世界の……私達の無念を晴らしてくれて……ありがとう」ギュッ

ほむら「巴、さん……う、うぅっ……うわぁぁぁっ……!」ギュッ

ちびマミ「鹿目さんや私達の為に……本当に、ありがとう……!」ナデナデ

ほむら「ぐすっ……!うわぁぁぁん……!ひっく、ううぅぅぅっ……!」ポロポロ
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 01:59:31.28 ID:xHieRB+00
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

避難所


QB「ごめんなさい!どうか許して下さい!」ゲザァッ

さやか「な、何かいきなり白い詐欺師が謝りだしたんだけど」

なぎさ「気持ち悪いのです……」

まどか「………」

まどか(空も晴れて来たみたいだし、もしかしなくても……!)

土管 シュルルルルッ

まどか「あっ……!」

ちびマミ「ただいま!」デュンデュンデュン♪

杏子「バッチリやっつけてきたぞー!」デュンデュンデュン♪

ほむら「………」デュンデュンデュン♪

さやか「あっ、マミさん!」

なぎさ「無事に戻って来たのです!」

ちびマミ「鹿目さん、ありがとう。貴女のアドバイスのお陰で、何とかワルプルギスの夜を助けてあげられたわ」

まどか「そうですよ〜!マミさんってば、あんな便利なアイテムがあることを忘れちゃうんですから〜!」

ほむら「……まどか」

まどか「……ほむらちゃん、ついにやったんだね。ずっと繰り返してきた一ヶ月を……超えられたんだね!」

ほむら「……うん。私……頑張った。すっごく頑張ったよ……まどかや皆を、助ける為に……!」

まどか「……ありがとう、ほむらちゃんっ!これからは、一緒に楽しい学校生活を送ろうね!」ダキッ

ほむら「あっ……うんっ。えへへ……」ギュッ

さやか「おっ、帰ってそうそう見せつけてくれちゃって〜!あたしも後で恭介とイチャつきに行こうっと!」

杏子「お前またそれか……」

ちびマミ「……ふふっ♪」
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 02:02:26.60 ID:xHieRB+00
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


マミ(ワルプルギスの夜が過ぎ去ってからも、私達魔法少女の仕事は終わりません)

マミ(スターの杖で魔女の存在は無くなりましたが、代わりに魔獣が現れて人々を襲うようになりました)

マミ(キュゥべえは事前に全てを伝えた上で、辛いと思ったらいつでも契約解除出来る条件で少女達の願いを叶えています)

マミ(暁美さんは時間停止の魔法が使えなくなったらしいですが、スターの杖を使って時間停止はもちろん魔力で武器を作れるようにしてあげました)

マミ(今は学校で暁美さんや鹿目さん達とお喋りし、放課後にはダブルチェリーを駆使して同学年の友人と遊びに行ったりしています)

マミ(暁美さんも鹿目さん達と毎日楽しそうに過ごしています。当然よね。だって無限だと思っていたループ地獄から抜け出せたんだもの)

マミ(その一方で佐倉さんや暁美さん、そして私が助けた魔法少女の人達と一緒に魔獣退治も怠っていません)

マミ(え?スターの杖で魔獣を消せば良いって?流石にこれ以上使ったらどこかでしっぺ返しを受けそうなので、この手のアイテムは窮地に陥った時にしか使わないことにしています)

スーパーマリオギャラクシーBGM『パープルコメット』

ゴロ岩杏子「誰が一番魔獣を狩れるか競争しようよ!」ゴロゴロゴロッ!

魔獣達「ウギャアアアアアアアアアアアアッ!?」ズガガガガガッ!

※ゴロ岩キノコ 初出:スーパーマリオギャラクシー2
取得するとゴロ岩マリオに変身し、岩石となって転がることで敵を倒すことが出来るようになる。

ゴールドほむら「油断すると足元をすくわれるわよ!ハッ!ホイッ!ハッ!ホイッ!」ボワッ!ボワッ!

魔獣達「アガッ!?オゴッ!?」バシュンッ!バシュンッ!

※ゴールドフラワー 初出:Newスーパーマリオブラザーズ2
取得すると全身金色のゴールドマリオに変身し、手からゴールドファイアボールを放って敵を攻撃することが出来る。
通常のファイアボールとは違い、ゴールドファイアボールに当たった敵はコインを沢山落とす。更にレンガブロックをコインに変えることが出来る。

スーパーボールマミ「暁美さんの言う通りよ!一応戦闘中ってことを忘れないで!ハッ!」ポウッ!

魔獣達「グヘッ!?ガフッ!?」ポコッポコッ

スーパーボールフラワー 初出:スーパーマリオランド
取得すると全身灰色のスーパーボールマリオに変身し、壁や地面に跳ね返るスーパーボールを手から出して攻撃することが出来る。

マミ(そして今日も佐倉さんや暁美さんと一緒に魔獣退治に勤しんでいます)

マミ(人々の心から魔獣が生まれなくなるまで、私達の仕事が無くなることはありません)

ゴロ岩杏子「マミさーん!そっち行ったよー!」

ゴールドほむら「マミ!本体は任せたわ!」

レインボーマミ「オッケー!アーラホーラヒッフー!」デュワデュワデュワ♪

スーパーマリオギャラクシー無敵BGM『だんだんなんか簡単になったん♪だんだんなんか簡単になったん♪』

レインボーマミ「いっけぇーっ!」ズダダダダッ!

魔獣「グワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?」ズガァッ!

※レインボースター 初出:スーパーマリオギャラクシー
基本的には「スーパースター」と同じ効果のアイテム。取得するとレインボーマリオに変身し、一定時間だけ無敵状態となる。移動速度も上昇する。

ゴロ岩杏子・ゴールドほむら「「やった!」」

レインボーマミ「ざっとこんなものよ!」








マミ(私達の戦いはまだまだ続きます!全ては見滝原の平和と人々を守る為!ヒャウィゴー!)

〜The End〜
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 02:03:20.47 ID:xHieRB+00
Thank you so much for the reading my short story!
本当はマント羽根とかニンジンとかケツワープとかHP5マリオとか他にも色々出したいアイテムや技があったけど、これ以上グダるのはアレなので完結を優先しました
すっごい今更だけどマミ以外の人物が技を使ってるのはマミの場の支配力が強いというかマミの魔法の力を知らない間に受け取って技を行使出来る感じでオナシャス
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/10(土) 02:32:24.21 ID:xHieRB+00
って見直したら>>155>>156の間が一つ抜けてた!?
この間でマミさんが「これだけ魔力をこめてもまだ無理なの!?」と狼狽えてる状況でスターの杖が大きなスターに変化
マミさんがそれを見て「これはそういうことか。最後くらいは自力で奇跡を掴まないといけないのね」と、ブラザーフィニッシュで決着を付けることを察する
そして杏子に「私がスターに乗っかるから、貴女は高くジャンプして私を宇宙から投げ付けて!こうしないとワルプルを倒せないの!」と頼む場面があったはずなのに……申し訳ありませんが脳内補完オナシャス
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 09:59:11.20 ID:nNc6e9uSO
乙でした。
マリオのアイテムがいかにチートか分かりました。
面白かったです。>>1さんの次回作も楽しみにしています。
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/10(土) 23:51:42.14 ID:56m6Cav20
スターのつえを使うのは最初から予想してたけどな
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 00:19:53.14 ID:eUEQYkb9O
終わったスレにわざわざageながら出向いて「俺初期からここに粘着してネタ潰ししてたんすよwwww」とかガイジの極みだな
クソガキは一生ROMってろっつってんだろうがゴミクズ
しかも他スレでも懲りずにageてるしマジで救いようがないしな
批判されたら顔真っ赤にして作者でもないくせにAA貼って逆ギレするのも痛すぎて見てらんねえわ
作者にも読者にも迷惑だから二度と書き込むんじゃねえぞ糞野郎
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 00:29:39.84 ID:2ske1mPK0
クソガキに相手にしている時点でおしまい。
スルー推奨だわ
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 02:52:54.22 ID:rb8hcNfH0
おつおつ
面白かったです
ほむらちゃんや皆が救われて良かった
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